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2017年3月18日 (土)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2212

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:<福島原発1号機>溶融燃料は確認できず 内部調査延長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島地裁は10月判決=最多4千人、原状回復求め―原発事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:水中で最高11シーベルト=1号機格納容器の底付近―溶融燃料確認できず・福島第1 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:人口減、災害が下落要因に=地震の熊本は上昇から一転―公示地価 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高浜原発運転差し止め仮処分、28日に抗告審決定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<高浜原発>大阪高裁28日に決定 運転差し止め仮処分巡り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高浜原発差し止め、28日に判断=大阪高裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日仏、原子力分野で協力推進…首脳一致 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:なぜ?台湾から東日本へ250億円の義援金 6年前、何が起きたのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<日仏首脳会談>原子力を推進 安保連携強化も一致 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日仏、核燃料サイクル維持へ協力=自由貿易推進で一致 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大飯原発を視察=「再稼働容認できない」―滋賀県知事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震、犠牲の姉に「卒業証書」、妹が受け取る 東海大農学部 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「早く元気になって」震災復興、観光客が絵馬に励ましの声 熊本県小国町・杖立温泉 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島第1原発1号機 水中で高線量 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島第1溶融燃料の確認できず 格納容器の汚染水内1.5シーベルト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震で被災の東海大、犠牲学生にも卒業証書 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<復興祈念公園>石巻で起工式…20年度完成 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島第1原発>1号機の格納容器内で毎時1.5シーベルト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災の阿蘇キャンパス学生卒業=熊本市で式―犠牲の姉に代わり出席も・東海大 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<雪室リンゴ>地震の被災地を応援…青森から熊本へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:水中で毎時1.5シーベルト=1号機格納容器底1メートル―ロボット投入・福島原発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:1号機 格納容器内の画像公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:格納容器内のロボ調査再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<玄海原発>佐賀知事、再稼働判断は4月以降に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<宮城・気仙沼>「復興屋台村」閉村式 支援感謝の風船空に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高校生が「いのちの教科書」=被災体験、対策伝える―宮城・女川 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島原発事故>介護の広域連携進まず 住民帰還の障害に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:玄海再稼働、2市反対=伊万里など、知事が聴取―佐賀 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東北物産展150回 復興支え 大阪の僧侶、関西で慈善販売 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:1号機に調査ロボ投入=内部の画像公開―福島第1 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>LINEスタンプで支援 三重・志摩の高校生 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>豊肥線復旧工事4月から着手 JR九州 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発避難者訴訟判決 「東電、経済性を優先」 国は対策命令怠る - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<福島原発1号機>溶融燃料は確認できず 内部調査延長
毎日新聞 3/21(火) 20:24配信

 東京電力は21日、福島第1原発1号機で実施中の内部調査で、原子炉格納容器内の汚染水中で撮影した画像を公開した。堆積(たいせき)物に覆われた配管が写っていたが、事故で溶け落ちた核燃料(溶融燃料)は確認できなかった。東電は調査を22日まで延長し、溶融燃料の初確認を目指す。

 東電は18日から、遠隔操作する「ワカサギ釣り型ロボット」を投入し、格納容器内の足場の隙間(すきま)からカメラと線量計を垂らして汚染水中を調査している。配管などが写っていたのは、格納容器の底から約1メートル上の地点で、付近の放射線量は毎時6.3シーベルトだった。底から約30センチ上の別の地点では、毎時11シーベルトを計測した。

 1号機では、大半の溶融燃料が格納容器の下部に落ちて、汚染水中に広がっているとみられる。【柳楽未来】


福島地裁は10月判決=最多4千人、原状回復求め―原発事故
時事通信 3/21(火) 17:58配信

 東京電力福島第1原発事故で居住地や生活を奪われたとして、福島県内外の避難者らが国と東電を相手に原状回復や損害賠償を求めた訴訟が21日、福島地裁(金沢秀樹裁判長)で結審した。

 判決は10月10日。

 原告は事故当時、福島、宮城、栃木、茨城各県に住み、その後避難した人たちなど約4000人。弁護団によると、原発事故で賠償などを求めた全国約30件の集団訴訟では原告が最も多い。昨年12月には第2陣295人が提訴した。

 原告側は裁判で、原発事故によって放射線被ばくの恐怖や不安にさらされ、平穏に生活する権利を侵害されたと主張。国と東電に対し、空間放射線量を自然界で測定される毎時0.04マイクロシーベルトに下げ、実現するまで原告1人当たり月5万円を支払うことなどを求めている。

 この日の口頭弁論では原告4人が意見を陳述。福島県二本松市の服部浩幸さん(47)は「子供が将来、甲状腺がんになるのではないかと不安。子供だけでも避難させるべきだったのではないか」と後悔を打ち明け、「勇気と正義にのっとった判決を切に願う」と訴えた。


水中で最高11シーベルト=1号機格納容器の底付近―溶融燃料確認できず・福島第1
時事通信 3/21(火) 17:23配信

 東京電力は21日、福島第1原発1号機の内部に自走式ロボットを入れて調査した結果、格納容器の底から約30センチの汚染水の中で毎時11シーベルトの放射線量を測定したと発表した。

 これまで水中で測定した線量では最も高い。底には砂のようなものが薄く堆積しているが、東電は溶け落ちた核燃料(デブリ)ではないとみている。

 核燃料は1号機中心部の圧力容器から溶け落ち、格納容器の底にたまった汚染水の中に沈んでいると推定されている。

 毎時11シーベルトの高線量は、東電がデブリはないとみていた場所で19日に測定された。人間が浴びると、約40分で死亡する恐れがある。

 一方、デブリが存在する可能性が高いとみていた場所では、底から約1メートルの水中の配管付近で20日に毎時6.3シーベルトを測定した。配管の上には砂のような堆積物のほか、何かが溶けたようなものも見つかったが、デブリではないとみられる。これまでの調査でデブリは確認されていない。

 1号機の内部調査は18日に開始。格納容器に投入されたロボットは、作業用足場からカメラと線量計をつり下げて汚染水の中に入れ、デブリを探した。同日測定した底から1メートルの水中は毎時1.5シーベルトだった。


人口減、災害が下落要因に=地震の熊本は上昇から一転―公示地価
時事通信 3/21(火) 16:54配信

 国土交通省が21日公表した公示地価では、交通インフラの整備が進む仙台など地方4市で上昇幅の拡大が見られた一方、少子高齢化や人口流出が止まらない地域、災害リスクが高い地点での下落が目立った。

 昨年4月に地震に見舞われた熊本県では、住宅地が上昇から下落に転じた。

 住宅地の下落率が最大だったのは千葉県柏市の地点。高齢化の進展と、最寄りの鉄道駅から遠いことが影響した。下落率上位10地点中、7地点は高齢化や人口流出に直面する地域だった。残り3地点のうち、静岡県焼津、磐田両市は海に近く、津波の心配から敬遠された。千葉県野田市は地盤の弱さが下落要因となった。

 商業地も人口流出に伴う地域経済の低迷が地価の下落につながっている。下落率の最大は鳥取県米子市の10.1%で、大型店の破綻が影響した。

 住宅地が下落に転じた熊本県で、最大の下落率は地震被害が大きかった益城町の6.9%。ただ、昨年7月1日時点の基準地価で、下落率が全国トップの9.8%だったことを踏まえると、回復の兆しが見えたとも言える。

 地価調査課は「地震前、益城町は熊本市のベッドタウンとして人口が増えていた。昨年12月に町の復興計画が策定され、将来に対する不安感が薄らいだのではないか」と分析する。仮設住宅の入居期間終了後、町の人口が回復するかどうかが今後の地価を左右するポイントとなりそうだ。


高浜原発運転差し止め仮処分、28日に抗告審決定
産経新聞 3/21(火) 15:51配信

 大阪高裁は21日、関西電力高浜原発3、4号機の運転差し止めを命じた昨年3月の大津地裁の仮処分決定に対し、関電が申し立てた抗告審の決定を今月28日に出すことを決め、関係者に通知した。


<高浜原発>大阪高裁28日に決定 運転差し止め仮処分巡り
毎日新聞 3/21(火) 15:27配信

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転を差し止めた大津地裁の仮処分決定を巡り、大阪高裁は21日、決定の取り消しを求めた関電の申し立てについて、今月28日に決定を出すと関係者に通知した。関電は保全抗告に加え、仮処分の効力を一時的に止める執行停止の申し立てもしている。高裁はこれらに対する判断を同日に示すとみられる。【向畑泰司】


高浜原発差し止め、28日に判断=大阪高裁
時事通信 3/21(火) 14:14配信

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転を差し止めた大津地裁の仮処分決定に対する保全抗告審で、大阪高裁(山下郁夫裁判長)が28日に決定を出すことが分かった。

 住民側の弁護士事務所が21日明らかにした。


日仏、原子力分野で協力推進…首脳一致
読売新聞 3/21(火) 13:09配信

 【パリ=塩見尚之】安倍首相は20日夜(日本時間21日未明)、フランスのオランド大統領とパリで会談し、原子力分野での両国の協力推進を確認した。

 約45分間の会談後、両政府は高速炉開発のため、フランスで進められている実証炉「ASTRID(アストリッド)」実用化を見据えた共同研究の推進などを柱とする合意文書を交わした。日本政府は、核燃料サイクル政策維持のためフランスとの連携を強化する。

 両首脳は会談後の共同記者発表で、4月にフランス練習艦隊が来日し、米英軍を交えた4か国の共同訓練を行うことを明らかにした。首相は中国の海洋進出などを念頭に「自由で開かれた海洋秩序を確保し、地域の安定と繁栄のため緊密に連携する」と強調。オランド氏は「日本が平和維持の役割をさらに果たすことを支援する」と述べた。


なぜ?台湾から東日本へ250億円の義援金 6年前、何が起きたのか
西日本新聞 3/21(火) 12:00配信

 なぜ、台湾から200億円を超える義援金が東日本大震災の被災地に届けられたのか-。悲しみに暮れる被災者を励ました台湾の人々の物語「アリガト謝謝(シエシエ)」(講談社)を台北市在住の作家、木下諄一さん(56)が出版した。「6年前、台湾で何が起き、どんな思いで募金活動が行われたのか、日本人に知ってほしい」と実話を基に小説化。日本と台湾の歴史、人助けが好きな台湾人気質、普段の生活などを織り交ぜ、台湾そのものを伝える作品に仕上げている。

 台湾では2011年3月の震災翌日から各地で募金活動が展開された。外交部によると、集まった義援金は250億円余り。日本の5分の1に満たない人口約2350万人の台湾から寄せられた大きな支援は、被災地の住宅や病院の再建、生活支援に充てられた。

台湾大地震の当日に救助隊を派遣した日本への恩返し
 木下さんは震災から約2年半後、被災者が台湾について知りたがっていると聞き、募金活動を通して日台のつながりや台湾人の考え方、暮らしぶりを伝えようと構想を練り始めた。

 小遣いから毎日1元(3・7円)ずつ募金した小中学生、被災者に毛布を手渡したボランティア…。30人以上に募金の理由を尋ねて回った。目立ったのが、2400人余りの犠牲者が出た1999年の台湾大地震の当日に救助隊を派遣した日本への恩返しとして募金活動した人たち。東日本大震災の翌朝、台北市の日本人事務所の玄関口に見舞いの花が置かれ、職員が見知らぬ台湾人女性から励ましのおにぎりを手渡された話には胸が熱くなった。

 1895~1945年に日本が台湾を統治し、72年の日中国交正常化に伴う断交後も民間交流が続く日本と台湾。「日本統治時代を懐かしむお年寄り、アニメ好きの若者、質の高い日本製品や勤勉さ、礼儀正しさに憧れる人など日本を好きな人がとにかく多い。日本相手でなかったらこれほどの寄付金は集まらなかった」と木下さんは言う。

 取材では、台湾人に感謝する日本人の話も聞いた。3日間の売上金を全て被災地に寄付した台湾のパン店では、来店した初老の日本人男性が店主に深々と頭を下げ続けた。インターネットの交流サイトで資金を募り、台湾の大手紙に義援金に対するお礼の広告を出した日本人女性は、台湾訪問時に関係者から「アリガト」と声を掛けられ「謝謝」と感謝の気持ちを伝えた。

 30年近く台北市内で暮らし「半分は台湾人」という木下さん。「いつか中国語版を出版し、多くの台湾人に日本人の感謝の気持ちを伝えたい」

=2017/03/21 西日本新聞=


<日仏首脳会談>原子力を推進 安保連携強化も一致
毎日新聞 3/21(火) 11:00配信

 【パリ古本陽荘】欧州歴訪中の安倍晋三首相は20日午後(日本時間21日未明)、フランスのオランド大統領と大統領府で約45分間、会談した。両首脳は安全保障協力を強化する方針で一致。民生用原子力に関する協力を推進することでも合意した。

 両首脳は「インド・太平洋地域の自由で開かれた海洋秩序を確保することで、地域の安定と繁栄を支えていくことが重要」との認識で一致した。これに関連し4月末、仏海軍の練習艦隊が日本を訪れ、米領グアム周辺海域で英米軍とともに4カ国共同訓練を実施することを歓迎。インド・太平洋の沿岸国に対し、テロ対策などの能力構築支援を日仏で連携して行う検討に入ることも決まった。

 首脳会談に先立ち、世耕弘成経済産業相とロワイヤル・エネルギー相は民生用の原子力の研究開発を推進する合意文書に署名。フランスの実証炉「ASTRID」に関する協力を進めることを盛り込んだ。

 また、保護主義的な動きが強まる中、自由貿易の推進のため日本と欧州連合(EU)との間の経済連携協定(EPA)の早期の大筋合意実現を目指すことでも一致した。

 首相は共同記者発表で「強い欧州を支持する」と強調し、「困難を乗り越え欧州統合が進められてきたことに敬意を表する」と語った。また、首相は「気候変動に関するパリ協定発効という歴史的偉業を成し遂げたことに敬意を表したい」とオランド氏をたたえた。


日仏、核燃料サイクル維持へ協力=自由貿易推進で一致
時事通信 3/21(火) 4:32配信

 【パリ時事】安倍晋三首相は20日夜(日本時間21日未明)、フランスのオランド大統領とパリで会談し、核燃料サイクル政策を維持するため両国が協力していくことで一致した。

 高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県)の廃炉決定を受けた措置。引き続き自由貿易を推進することも確認した。

 両首脳は会談に先立ち、民生用原子力協力に関する合意文書の署名式に立ち会った。フランスが開発する実証炉「ASTRID」についての協力を強化することで、実用化に向けた知見を獲得していく。東京電力福島第1原発の廃炉に関しても協力を促進する。仏原子力大手アレバが設立する新会社に対する三菱重工業と日本原燃の出資についての署名式も行われた。

 米国のトランプ大統領が保護主義を掲げ、英国の欧州連合(EU)離脱を称賛したことで、EUには懸念が広がっている。会談後の共同記者発表で、首相は「欧州統合が着実に力強く推進されることを支持する」と表明。日米欧が協力して自由貿易体制を堅持すべきだとの考えを強調した。

 オランド氏は「多国間主義を支持し、保護主義を否定する」と述べた。両首脳は、日本とEUの経済連携協定(EPA)の早期大枠合意が重要との認識を共有した。

 安全保障分野では、4月末に仏海軍の練習艦隊が来日し、米国、英国を加えた4カ国共同による初の訓練を実施することで合意。中国の海洋進出を念頭に、インド洋沿岸国の対処能力構築を協調して支援することでも一致した。


大飯原発を視察=「再稼働容認できない」―滋賀県知事
時事通信 3/20(月) 16:38配信

 滋賀県の三日月大造知事は20日、福井県おおい町にある関西電力大飯原発を初めて視察した。

 大飯原発3、4号機は2月、原子力規制委員会の再稼働の前提となる審査に事実上合格。三日月知事は視察後、記者団に滋賀県が求める実効性ある多重防護体制の構築が道半ばなどとして、「再稼働を容認できる環境にはない」と述べた。

 視察には関電の豊松秀己副社長が同行。事故が起きた際の対策拠点となる緊急時対策所の建設現場や、重大事故時に原子炉を冷却する海水ポンプが壊れた場合の代替機器などについて確認した。


熊本地震、犠牲の姉に「卒業証書」、妹が受け取る 東海大農学部
西日本新聞 3/20(月) 11:55配信

 熊本地震で大きな被害を受け、3人が犠牲になった東海大農学部(熊本県南阿蘇村)の学生たちが19日、卒業式を迎えた。移転先の熊本キャンパス(熊本市東区)であった式には、亡くなった4年脇志朋弥(しほみ)さん=当時(21)=の遺族も出席し、特別学位記を受け取った。学び、親しんだ阿蘇の地で学生生活最後の1年を過ごせなかった234人。「いつか戻る場所ができるはず」と第二の故郷の復興を願い巣立った。

 化学の教員を目指していた脇さんは教育実習を目前にして、倒壊した「学生村」のアパートの下敷きになった。鹿児島県から訪れた遺族は最前列で式に臨んだ。志朋弥さんに代わり、妹の高校1年麻奈好(まなみ)さん(16)が山田清志学長から特別学位記を受け取ると、遺影を抱えた母千鶴子さん(54)と父忠行さん(59)はハンカチで涙を拭った。

 両親は大学を通じ「まだ写真を見たり、テレビで地震のニュースを見ると娘のことを思い出す。(特別学位を授与されて)本当にありがたい。帰ったら、真っ先に娘の墓前に報告します」とコメントを出した。

「学生村」も更地が目立つ
 卒業生を代表し、農学部の学生会長を務めた成木翔太さん(22)は答辞で震災後の歩みをたどった。「何にも代え難い仲間を失い、計り知れない恐怖と悲しみを経験した。それらを一身に背負って乗り越え、日々を過ごしてきた」

 友人、下宿先、ありふれた日常…。地震が奪ったものは数え切れない。思い出の詰まった阿蘇の地もその一つ。大学は農学部のあった阿蘇キャンパスの農場などは存続させるが、校舎の再建は困難な見通し。約800人が下宿した周辺の「学生村」も更地が目立つ。

 卒業生の山森佑亮さん(22)は「学生も教員も地域の人も、一つの家族みたいだった」と振り返る。阿蘇を離れても地域住民との交流を続けてきた原田健汰さん(23)は「牧場も農場も近い阿蘇でしか体験できない学生生活があった。いつか大学が戻るよう後輩に思いを引き継いでほしい」。

 会場の外では、大家たちも学生たちの晴れ姿を見守った。経営するアパートを失った男性(54)は「いつもなら退室後に見送るだけだけど、今年が最後だから」と涙を浮かべた。

 卒業後は多くの学生が熊本を離れる。故郷の仙台市で就職する熊谷麻里さん(24)はこう話した。「大変な目に遭っただけではない。つらい経験をした分、これからは逃げずに頑張れると思う」

=2017/03/20付 西日本新聞朝刊=


「早く元気になって」震災復興、観光客が絵馬に励ましの声 熊本県小国町・杖立温泉
西日本新聞 3/20(月) 11:10配信

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杖立川の紅葉橋に下げられた絵馬の数々。熊本地震からの早期復興を願う言葉であふれている=2月28日午後、熊本県小国町

 熊本県小国町の杖立川の橋で、観光客が下げた絵馬に「熊本地震からの早期復興!」「頑張れ熊本!」の言葉があふれている。絵馬は通常、進学や結婚など自身の願い事の成就を託す言葉がつづられるが、地震に耐え、復興へ歩む被災地の姿が観光客の胸に迫り、共鳴の思いを絵馬に託したとみられる。

 絵馬が下がるのは杖立温泉郷の杖立川をまたぐ紅葉(もみじ)橋。観光客が橋の脇で工芸品を作る「ふるや工房」からヒノキ材の絵馬を求め、願い事を書いて橋の手すりや支柱に下げている。1年間で数千枚にもなることから、橋は別名「願い橋」と呼ばれているという。

 地震後、絵馬には「早く地震が収まり、みんなに笑顔が戻りますように」「大好きな熊本が早く元気になりますように」などの気遣う言葉が続々登場。最近は「地震があっても阿蘇はそのまま阿蘇なんだなあ…。自然と共存!」というような励ましの声もある。

 被災地支援のほか、自身にまつわる切実な願い事では「就職内定がもらえますよう」「好きな人と結ばれますよう」「お母さんの病気が良くなりますよう」が目につく。ふるや工房には願いがかなった人の感謝の声が届くという。地震からの復興もそうありたい。


福島第1原発1号機 水中で高線量
ホウドウキョク 3/20(月) 9:14配信

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(写真:ホウドウキョク)

東京電力は、福島第1原発1号機の汚染水の中で、高い放射線量を測定したと発表した。
1号機では、溶けた核燃料の状況を確認するため、格納容器の内部にロボットを入れて調査を行っている。
18日、地下にたまっている汚染水の中に線量計がついたカメラを下ろしたところ、底から1メートルの高さで、放射線量が1時間あたり1.5シーベルト(Sv)だったという。
画像では、バルブなどが映っていて、東京電力は、比較的透明度が高かったとしている。
一方で、東京電力は、今回の場所に溶けた核燃料があるかは、ほかの場所と比較しないとわからないとしている。
調査は21日までで、溶けた核燃料があるとみられる場所など、別の4カ所でも行われている。

福島テレビ/FNN


福島第1溶融燃料の確認できず 格納容器の汚染水内1.5シーベルト
産経新聞 3/20(月) 7:55配信

 東京電力は19日、福島第1原発1号機の格納容器内調査で、18日に投入した自走式ロボットが格納容器にたまった汚染水の中で毎時1・5シーベルトの高い放射線量を測定したと発表した。約5時間で致死量に達するレベルで、測定した場所で撮影した画像も公開した。底部付近の線量測定や鮮明な画像の撮影は初めてという。

 東電によると、水中の放射線量は線源から1メートル離れると100分の1に減るといい、周囲に高い線源があるとみられるが、溶融した燃料(燃料デブリ)の可能性については「別の場所のデータと比較しないと分からない」としている。

 画像からはさびたような配管やバルブなどが確認できたが、燃料デブリにつながる情報は得られなかった。汚染水は濁っていることも予想されたが、東電は「比較的見通すことができた」と、今後の調査への手応えを語った。一連の調査は21日まで行われる予定。

 1号機ではほとんどの核燃料が格納容器の底に溶け落ち、一部は圧力容器の土台の開口部などから外側に広がっていると推定されている。

 調査は格納容器1階部分の格子状の足場に投入したロボットから、地下にたまった汚染水の中にカメラと線量計をつり下げる手法で実施した。ロボットが動く足場付近の放射線量は毎時7・8シーベルトだった。

 格納容器内調査は1、2月に2号機でも実施。燃料デブリは確認できなかったが、気中で毎時650シーベルトが推計される場所が見つかっている。


熊本地震で被災の東海大、犠牲学生にも卒業証書
産経新聞 3/20(月) 7:55配信

 熊本地震で阿蘇キャンパスが大きな被害を受け、学生3人が亡くなった東海大は19日、熊本市の熊本キャンパスで卒業式を開き、冒頭に全員が起立し犠牲者に黙祷(もくとう)をささげた。亡くなった農学部4年、脇志朋弥(しほみ)さん=当時(21)=にも卒業証書が贈られた。

 同大によると卒業・修了したのは計535人。このうち農学部生など245人が同県南阿蘇村の阿蘇キャンパスで学んだ。

 式には脇さんの遺族も鹿児島県南大隅町から出席。母親の千鶴子さん(54)が遺影を持ち、妹の麻奈好(まなみ)さん(16)が証書を受け取った。脇さんの両親は大学を通じ「地震速報が流れるたびに今でも娘を思い出す。卒業学位をいただけて本当にうれしくありがたい。さっそく墓前に行き、卒業証書のことを報告したい」とコメントした。

 農学部を卒業する成木翔太さん(22)は答辞で「地震の恐怖を忘れることはできないが、前を向き歩いていく」と決意を述べた。山田清志学長は「一緒に卒業を迎えるはずだった脇さんらの尊い命が犠牲になった。誠に残念だが、これらの歴史を忘れず、未来へ羽ばたいてほしい」と語った。


<復興祈念公園>石巻で起工式…20年度完成
毎日新聞 3/19(日) 20:52配信

 東日本大震災の犠牲者を追悼し、被災の記憶を後世に伝える「石巻南浜津波復興祈念公園」の起工式が19日、宮城県石巻市南浜町であった。国と県、市が整備し、完成は2020年度の予定。

 建設地は石巻市中心部に近い門脇(かどのわき)・南浜地区の約40ヘクタール。両地区では、住民4253人のうち505人が津波と火災で死亡・不明となった。公園の中心部に、3000人規模の式典が開ける「追悼の広場」、周囲に住民が集える複数の広場を整備。地震、津波、火災すべての被災の痕跡を残し、震災遺構として部分保存される旧門脇小校舎を北側に望む。

 この日は、建設地近くの「新門脇地区」で「まちびらき」もあった。津波で南浜地区にいた妹(当時67歳)と別の場所にいた長男(同51歳)を亡くした女性(81)は「何もなくなったここに来ると胸がいっぱいになる。公園が完成し、昔のようにみんなで集える場所になってもらえたら」と話した。【百武信幸】


<福島第1原発>1号機の格納容器内で毎時1.5シーベルト
毎日新聞 3/19(日) 20:09配信

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原子炉格納容器内の汚染水の水中写真。さび付いたバルブや配管が写っていた=福島第1原発1号機で、東電提供

 東京電力は19日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器内にロボットを投入した結果、容器底部の汚染水中で毎時1.5シーベルトの放射線量を観測したと発表した。これまでに建屋内で採取された汚染水の線量より10倍以上高く、東電は溶け落ちた核燃料(溶融燃料)との関連を調べている。21日まで調査し、溶融燃料の初確認を目指す。

 東電は18日に、走行用ベルトで動く「ワカサギ釣り型ロボット」を投入。格子状の作業用足場の隙間(すきま)からカメラや線量計がついたワイヤを垂らして、容器底部から約1メートル上の水中の様子を調べた。

 公開された写真には、さび付いたバルブや配管などが写っていたが、溶融燃料を確認できたかどうかについて、東電は「現時点では判断できない」としている。1号機では、大半の溶融燃料が容器底部の水中にあるとみられている。【柳楽未来】


被災の阿蘇キャンパス学生卒業=熊本市で式―犠牲の姉に代わり出席も・東海大
時事通信 3/19(日) 19:17配信

 昨年4月の熊本地震で被災した東海大阿蘇キャンパス(熊本県南阿蘇村)の学生約250人が19日、熊本キャンパス(熊本市)で、卒業式に当たる学位授与式に臨んだ。

 阿蘇キャンパスに戻れないまま卒業した学生たちは「復興には時間がかかるが、つらい経験を人生の糧として、前を向いて歩いていく」と話し、将来への決意を新たにした。

 地震では、阿蘇キャンパスの学生3人がアパートの倒壊に巻き込まれ、亡くなった。

 式には犠牲者の一人で、農学部バイオサイエンス学科4年生だった脇志朋弥さん=当時(21)=の家族が出席。妹の麻奈好さん(16)が、山田清志学長から志朋弥さんの特別学位記を受け取った。志朋弥さんの同級生、成木翔太さん(22)が答辞を読み上げ、「仲間を失い、恐怖と悲しみを経験し一身に背負い、そして乗り越えてきた」などと学生最後の1年間を振り返った。

 農学部などがあった阿蘇キャンパスは地震で校舎が損壊。敷地内に地割れが発生するなどして閉鎖された。農学部の授業は昨年7月以降、熊本キャンパスで実施しており、南阿蘇村に下宿していた学生ら約800人は熊本市内などへ転居した。


<雪室リンゴ>地震の被災地を応援…青森から熊本へ
毎日新聞 3/19(日) 19:07配信

 昨年4月の熊本地震から1年がたつのを前に、雪国ならではの復興応援をしようと、青森市の「青森ロータリークラブ」などは19日、雪中で熟成させた「雪室リンゴ」を取り出した。被災地に送る。

 青森県産「サンふじ」約1500個で、高さ2.5メートルほどの雪山に約2カ月間、埋めていた。温度変化のない雪の中では、リンゴが低温でじっくり熟成するため、糖度が増すという。

 熊本に届くのは4月2日の予定。同クラブの森内忠良会長(63)は「おいしくできた。手間ひまかけたリンゴとともに『熊本地震を忘れていません』というメッセージを送りたい」。【一宮俊介】


水中で毎時1.5シーベルト=1号機格納容器底1メートル―ロボット投入・福島原発
時事通信 3/19(日) 17:59配信

 東京電力は19日、福島第1原発で溶け落ちた核燃料(デブリ)がたまっているとみられる1号機格納容器底部の水中で、毎時1.5シーベルトの放射線量を測定したと発表した。

 水中で比較的高い線量が確認されたが、東電はデブリの有無について「今回のデータでは明らかになっていない」と説明している。

 東電によると、毎時1.5シーベルトの放射線量は18日に投入したロボットが作業用足場からつり下げた線量計によって測定。測定場所は格納容器底部から1メートルの高さの水中で、同じ線量を人間が浴び続ければ、5時間弱で死亡するほどの値だった。水は放射線を遮る性質があり、近くに高い線量を出す物が存在している可能性もあるが、原因は分かっていない。

 東電が公表した写真では、水中にポンプのバルブとみられる物も写っていた。格納容器底部に堆積物があるかどうかは不明で、今後周辺の放射線量などを測定し、デブリの有無を調べる。


1号機 格納容器内の画像公開
ホウドウキョク 3/19(日) 13:32配信

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(写真:ホウドウキョク)

福島第1原発1号機の格納容器内部にロボットを入れて、溶けた核燃料の調査が始まった。
東京電力は、ロボットがヘビのような形をして、1号機の格納容器内部に入った画像と、その後、格子状の足場を進むため、コの字型に変形している画像を公開した。
作業は、18日午前9時50分から、およそ10時間かけて行われた。
調査は、溶けた核燃料が配管を通じて漏れ出ている可能性がある地下の部分に、カメラを釣り糸のように垂らして行ったという。
東京電力は、調査結果を分析したうえで、19日午後の会見で明らかにする予定。
調査は、21日まで別の4カ所でも行われる。


格納容器内のロボ調査再開
産経新聞 3/19(日) 7:55配信

 東京電力は18日、福島第1原発1号機の格納容器内に“ワカサギ釣り型”の自走式ロボットを投入する内部調査を再開した。調査は21日までの計4日間行う予定で、格納容器の底に溶け落ちたとみられる溶融した燃料(燃料デブリ)の初確認を目指す。

 18日は作業員が格納容器にロボットを投入。格納容器1階部分の格子状の足場から地下階に向けてカメラをつり下げ、底にたまった汚染水の中で燃料デブリの撮影と放射線量の測定などを試みる。


<玄海原発>佐賀知事、再稼働判断は4月以降に
毎日新聞 3/18(土) 21:04配信

 九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働について、佐賀県の山口祥義(よしのり)知事は18日、県内市町長を集め意見を聴いた。県内全20市町のうち伊万里市など従来から反対している3市長が改めて異議を唱え、他は容認や賛否不明だった。山口知事は近く原発事故が起きた福島県を視察し、4月以降に同意するかどうか判断を示す見通し。

 佐賀市で会合があり16市町長が出席し、欠席の4人も文書で意見を寄せた。伊万里市の塚部芳和市長は「伊万里市と原発からの位置や人口が近い福島県南相馬市に行った。立地自治体だけの問題ではない。ゴーストタウンになる恐ろしさを感じた」と改めて反対を表明。嬉野市の谷口太一郎市長も「福島原発事故も6年前に起きたばかり。国は避難の問題は自治体任せ」と述べ、神埼市長も反対した。

 一方、小城市の江里口秀次市長は「再稼働してもしなくても原発はなくならない」と容認。有田町の山口隆敏町長も「専門性が高く素人が議論することではない」と述べた。

 山口知事は会議後「私自身も(再稼働の)方針は示しているが絶対という意識はない」と話し、意見を踏まえて判断する考えを示した。【関東晋慈】


<宮城・気仙沼>「復興屋台村」閉村式 支援感謝の風船空に
毎日新聞 3/18(土) 20:19配信

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「閉村式」で風船を飛ばす店主ら=宮城県気仙沼市の「復興屋台村 気仙沼横丁」で2017年3月18日午前11時39分、三浦研吾撮影

 東日本大震災で被災した店舗などでつくる宮城県気仙沼市の仮設商店街「復興屋台村 気仙沼横丁」で18日、閉村式があった。店主らは全国からの支援への感謝を込め、300個の風船を空に放った。

 かさ上げ工事のため20日で閉鎖となる。2011年11月に居酒屋など19店でオープンし「被災地ツアー」の客らでにぎわった。現在の15店舗は、近くにできる複合ビルに移るなど新たな一歩を模索する。

 4代目村長の蛯原健さん(48)によると、地元客が中心となった今の客足は以前の半分以下。それでも「この場所で営業できて幸せだった。再建に向け頑張ることが恩返し」と晴れやかだった。【三浦研吾】


高校生が「いのちの教科書」=被災体験、対策伝える―宮城・女川
時事通信 3/18(土) 20:05配信

 東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県女川町の高校生らが、教訓を後世に残すため「女川いのちの教科書」を自費出版した。

 「1000年後の命を守りたい」と自らの被災体験や津波対策をまとめ、完成した教科書が18日、同町内で披露された。

 執筆したのは町立女川中学校に震災直後に入学した同窓生15人。「絆を深める」「記録に残す」など、中学の社会科の授業で話し合った津波対策案を基に、町内の津波到達点に石碑を建てる活動を続けてきた。「自分の命を守る手だてを学べる教科書が必要だ」との思いから、高校進学後も107回の会合を重ね、中学生向けの教科書を書き上げた。

 教科書はB5判で63ページ。震災当日の体験や津波発生の仕組み、身を守る対策案やまちづくりの提案を6章にまとめた。約40万円の出版費用は、これまでの活動が評価され東京の財団から贈られた賞金で賄った。300部を作製し、町内の中学校などに配布する。


<福島原発事故>介護の広域連携進まず 住民帰還の障害に
毎日新聞 3/18(土) 19:01配信

 東京電力福島第1原発事故の避難指示が今月末から相次ぎ解除される福島県の浪江、富岡両町と飯舘村で、住民帰還の大きな障害になっているのが高齢者介護施設の不足だ。3町村は住民の需要に応じるため、周辺市町村の施設に受け入れを求めている。しかし、各施設とも介護士や看護師の確保に苦しみ、新たな入所者を迎えられる状態ではない。介護の「広域連携」も人手不足に阻まれているのが実情だ。

 浪江町幾世橋の介護老人保健施設「貴布祢(きふね)」は、震災前は町内に2カ所あった入所型施設の一つだ。運営する医療法人伸裕会(新地町)の担当者は「今後も再開はしない方針を町に伝えた」と話す。

 町は同じ伸裕会が運営する南相馬市原町区の老健施設「長生院」に町専用の入所枠を確保できないか打診しているが、協議は中断したままだ。施設側では空いているベッドを動かすための新たな職員確保は難しい。仮に浪江町民を優先的に受け入れるとすれば、今も約150人いる他の待機者の順番を繰り下げざるを得なくなる。

 浪江町は、長生院にベッドを確保するため、一定の手数料を支払い、国の復興交付金を財源に充てる目算だったが「国からは難しいと連絡があった」(担当者)という。

 4月1日に避難指示が解除される富岡町も状況は同じだ。町は同月下旬に「高齢者サポートセンター」を役場近くに開設。震災前に町で特別養護老人ホーム「舘山荘」などを運営していた社会福祉法人伸生双葉会(富岡町)に事業を委託するが、提供するのは通所型サービスだけだ。

 町の担当者は「(隣接する)川内村や楢葉町の特養ホームも数十人単位の『入所待ち』がいる状態。日常的に生活支援が必要な要介護者は、当面、郡山市やいわき市など今の避難先にとどまらざるを得ない」と表情を曇らせる。

 伸生双葉会は震災後、町が避難先の郡山市に開設した養護老人ホーム「東風荘」を運営している。町は富岡に戻って施設を再開するよう求めているが、今の施設から通勤できる職員の確保は簡単ではない。県の補助金が支給された現施設をどうするかなどの難題が山積している。

 全村避難後も飯舘村で特別養護老人ホーム「いいたてホーム」の運営を続けてきた社会福祉法人いいたて福祉会(飯舘村)も、要員難からデイサービスや訪問介護事業を再開するめどは立っていない。三瓶政美施設長は「通所型のデイサービスなどについては、南相馬市や川俣町などの施設に受け入れてもらう方向で協議している。ただし、送迎の運転手の確保などはまだできておらず、いつから利用できるかはまだ分からない」と話している。【大塚卓也】


玄海再稼働、2市反対=伊万里など、知事が聴取―佐賀
時事通信 3/18(土) 18:37配信

 佐賀県の山口祥義知事は18日、九州電力玄海原発3、4号機(同県玄海町)の再稼働について、佐賀市内で県内全20市町の首長から意見を聴いた。

 住民の避難計画改善などの条件付きも含め、再稼働を容認する意見がほぼ半数を占める一方、同原発30キロ圏の伊万里市など2市は明確に反対を表明した。残りは賛否を明確にしなかった。

 知事に対し、秀島敏行佐賀市長らは「反対したいのはやまやまだが、現実的には再生可能エネルギーを確保するまでは安全に原発を運転するべきだ」と述べた。

 一方、塚部芳和伊万里市長と谷口太一郎嬉野市長はそれぞれ、「首長は住民の不安に寄り添うことが責務」「原発は即刻廃止するべきだ」などと反対の立場を示した。


東北物産展150回 復興支え 大阪の僧侶、関西で慈善販売
産経新聞 3/18(土) 14:19配信

 東日本大震災で被災した岩手県大船渡市の復興に役立ててもらおうと、大阪府泉大津市の浄土宗生福寺住職、石原成昭さん(50)が関西で物産展を開いている。開催回数は約150回を数え、売上金を現地に直接届け、住民と交流を続けている。25日には泉大津市内の小学校で復興支援イベントを開き、被災地からの「忘れないで」という思いに応える。

 物産展を始めたきっかけは、平成23年6月に岩手県釜石市で参加したボランティア。津波に襲われた民家の泥出し作業を手伝ったが、少ししか片付けることができなかった。「自分にできることをすべきではないのか」。そんな思いを強く抱いた。

 住職でありながら、石原さんは泉大津青年会議所(JC)で事業のノウハウを学び、理事長を務めたこともある。そうした経験を生かしつつ、自ら立ち上げた地域おこしのNPO法人「泉州てらこや」のメンバーらと協力し、関西から被災地を応援する物産展を始めた。

 被災3県の大阪事務所に連絡して現地の業者を紹介してもらい、府内各所のイベントで名産品をチャリティー販売。銘菓「かもめの玉子」の製造元、さいとう製菓(大船渡市)を通じた交流の輪が広がり、24年からは大船渡産のサンマを焼いて振る舞う「泉大津さんま祭り」も開くようになった。

 震災の発生月にあたる3月には毎年、「坊さんらしいことをしたい」と、大船渡湾で「船上回向」を営む。今年は1日に実施。津波の犠牲者を悼むとともに行方不明者の早期発見を願い、「七回忌追善 南無阿弥陀佛」と書いた約20センチ四方の念仏石を、菊花とともに海へ手向けた。

 「人間は忘れないと前に進めないという一面はあるが、被災した方々に共通するのは『忘れないで』という思い。震災は6年やそこらでは終わらない。体力があるうちは物産展も船上回向も続けたい」

 25日に泉大津市立穴師小学校で開く震災復興支援イベントは「泉大津から東北へ想いを…」と題し、物産展とともに、大船渡市の地域紙の記者を招いた講演会を開く。

 問い合わせは泉州てらこや((電)090・8385・2686)。


1号機に調査ロボ投入=内部の画像公開―福島第1
時事通信 3/18(土) 12:27配信

 東京電力は18日、福島第1原発1号機の格納容器内部に、カメラや線量計を付けた調査用の自走式ロボットを投入したと発表した。

 調査中のロボットの画像も公開した。放射線量など内部の状況については、19日に暫定の調査結果を公表する。

 東電はロボットを使い、炉心溶融(メルトダウン)で中心部の圧力容器から溶け落ちた核燃料(デブリ)の分布状況を調べ、取り出し方法を探る。

 2号機で1~2月に行った調査では、圧力容器下の作業用足場などでデブリの可能性がある堆積物が見つかった。東電が18日公開した1号機格納容器内部の画像では、堆積物などは確認できない。

 東電は14日にもロボットの投入を試みたが、外部からロボットの動きを監視する映像が途切れたため中止していた。

 ロボットは21日まで4日間にわたり格納容器内を走行する。格子状の足場からケーブルを伸ばし、計測機器を下ろして格納容器の底部にたまった水の中で放射線量を測定。デブリの広がり方を調べる計画だ。


<熊本地震>LINEスタンプで支援 三重・志摩の高校生
毎日新聞 3/18(土) 9:11配信

 ◇真珠貝モチーフのキャラ 全額を寄付

 三重県志摩市阿児町の通信制代々木高校・志摩賢島本校のフリースクールに通う生徒3人が、昨年4月に起きた熊本地震の被災地支援のため、真珠貝をモチーフにしたLINE(ライン)用スタンプを作製し、17日、販売を始めた。手数料を除いた売り上げの全額を寄付する。3人は「1年かけて考案したスタンプ。皆さんが使ってくれればうれしい」と呼び掛けていた。

 2年の中井巧さん(19)、三橋あすかさん(17)、1年の福永耕平さん(16)が、熊本地震直後に「自分たちにできる支援」について話し合い、スタンプ作製を思い立った。志摩市と同様に、熊本県でも真珠養殖が行われていると知り、アコヤガイをモチーフにしたキャラクターの考案に取りかかった。

 3人は毎週2時間の授業をスタンプの作製に充て、できあがったキャラクターに「真珠の妖精パールちゃん」と名付けた。頭と胴体を貝殻、顔は真珠でデザイン。ラインに提出したものの、不備を2度指摘され、今月9日に承認にこぎつけた。「ありがとう」「負けるな」など40種類のスタンプがある。

 プロジェクトリーダーを務めた中井さんは「承認された時は、とてもうれしかった。3人で喜び合った」と笑顔を見せた。ラインのスタンプショップで、1セット120円。【林一茂】


<熊本地震>豊肥線復旧工事4月から着手 JR九州
毎日新聞 3/18(土) 9:04配信

 ◇肥後大津-立野間の9.7キロ 立野-阿蘇間はメド立たず

 JR九州(福岡市)は17日、熊本地震の影響で不通となっている豊肥線の肥後大津(熊本県大津町)-阿蘇(阿蘇市)間(27.3キロ)のうち、肥後大津-立野(南阿蘇村)間(9.7キロ)について、4月から復旧工事に着手する方針を明らかにした。

 JR九州は、現行のルートで豊肥線の不通区間の復旧を目指している。肥後大津-立野間では、約50カ所で線路の損傷などが被害が確認されたが、熊本県が実施している線路周辺の土砂崩落防止対策の見通しが立ったことから、他の不通区間に先行して復旧工事に着手できると判断した。

 4月上旬に肥後大津駅近くに現地事務所を設置し、測量や設計など復旧に向けた調査に入る。残る立野-阿蘇間は大規模な斜面崩壊が起きており、復旧のメドはたっていない。【神崎修一】


原発避難者訴訟判決 「東電、経済性を優先」 国は対策命令怠る
産経新聞 3/18(土) 7:55配信

 東京電力福島第1原発事故の影響で福島県から群馬県に避難した137人が国と東電に損害賠償を求めた訴訟で、前橋地裁は17日、国と東電の双方が巨大津波の到来を予見可能だったと判断。「経済的合理性を優先させた」「主張は不合理」と、両者の責任を指弾した。前橋訴訟も含め、全国で起こされている28の同種訴訟の原告数は1万2千人を超える。責任追及の争点はほぼ共通しているだけに、国と東電にとっては厳しい判決となった。

 ◆20年に津波予見

 訴訟の最大の争点は、東電と国は巨大津波を予見し、事故を回避することができたのか-だった。

 判決が着目したのが、平成14年7月31日に公表された政府の地震調査研究推進本部の長期評価だ。太平洋の三陸沖北部から房総沖の日本海溝でマグニチュード8クラスの津波地震が発生する確率を「30年以内に20%程度、50年以内に30%」と推定していた。

 「具体的根拠はない」とする東電に対し、判決は「長期評価は地震学者の見解を最大公約数的にまとめた合理的なもの」で、公表の数カ月後には「津波が来ることを予見可能だった」と判断。東電が15・7メートルの津波が到来するとの試算結果を得た20年5月には「津波の到来を実際に予見していた」と踏み込んだ。

 その上で、非常用電源の高所設置などの対策で事故は防げたのに、「経済的合理性を安全性に優先させたと評されてもやむを得ない対応を取ってきた」「約1年間でできる暫定的対策すらしなかった」と東電の対応の不備を列挙した。

 ◆「不合理な主張」

 厳しい目を向けられたのは、国も同様だ。

 国が津波を予見可能だった時期は、東電と同時期の「長期評価公表から数カ月後」だったと認定。東電による自発的対応が「およそ期待困難な状況」と認識していたのに、事故を回避するための対策を取るよう東電に命令する権限を行使しなかった、と指摘した。

 国は「当時は規制権限がなかった」とも主張したが「裏付けに欠ける」「不合理で採用できない」と退け、国の責任は「東電と比べて補充的なものとはいえない」と、東電と同額の賠償責任があるとした。

 ◆全国で同種訴訟

 一方、計約15億円の請求総額に対し、認容されたのは3855万円にとどまった。原告は避難指示区域の内外にかかわらず、国の指針に基づく賠償を「不十分」と主張。これについて判決は「指針はあくまでも自主的解決のための指針で、最終的な当否は訴訟で判断されるべきもの」とした。

 判決の認容額は、区域内の原告が1人当たり75万~350万円、区域外からの自主避難者が7万~73万円。1人当たり1100万円という原告側の請求とは大きな開きがある。

 同種訴訟の弁護団は証拠を共有するなど連携しており、東電と国の責任についての主張の主要部分はほぼ同じ。判決は重い前例といえる。

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