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2017年3月 2日 (木)

北朝鮮、金正恩の兄・金正男氏暗殺 金正恩の刺客による犯行説濃厚・19

中世の亡霊・暗黒残虐国家・北朝鮮の親玉=金正恩の異母兄にあたる金正男(ジョンナム)氏が13日、マレーシアで何者かに殺害された。複数の韓国メディアが14日報じた。

金正男氏はマレーシア・クアラルンプールの空港で北朝鮮の刺客とみられ女2人に何らかの方法で毒殺されたもよう。犯人の女2人は殺害後、タクシーで逃走したとしている。

金正男氏は、北朝鮮の前の親玉=金正日の長男だが、北朝鮮の改革開放を主張、また独裁権力の継承について金一派の世襲にも反対していたとされ、これらの点が金正恩の逆鱗に降れ、金正恩の指令で暗殺されたとの観測が濃厚である。
だとすれば、(すでに明白なことではあるが)金正恩一派の牛耳る北朝鮮という国家は、現世の地獄ともいうべき、中世以前の残虐で野蛮な暗黒国家であり、存在すること自体許されない犯罪国家というしかない。
そもそも21世紀の今日、このような中世以前の残虐な亡霊国家が現存すること自体、人類の恥だ。

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リンク:米国務長官、17日訪日=北朝鮮情勢めぐり協議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏事件 「北」男性がマレーシア出国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:釈放された北朝鮮籍の男、強制送還…正男氏殺害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏殺害>高麗航空職員に逮捕状 釈放のリ氏は出国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏事件、高麗航空職員に逮捕状 マレーシア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害 高麗航空職員に逮捕状 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:遺体の入れ墨で「正男氏本人」と主張 マレーシア紙 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正恩氏逆ギレ!米韓軍事演習に対抗「超強硬措置」宣言 4・25に大規模軍事パレードの兆候 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮籍の男が出国=高麗航空職員に逮捕状―正男氏事件でマレーシア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア、北朝鮮国籍の男を釈放 国外退去へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮籍の男性釈放 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害、唯一の北朝鮮国籍の逮捕者を釈放 国外退去へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害 北朝鮮容疑者、国外退去へ 証拠不十分で釈放 マレーシア警察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮国籍の容疑者、証拠不十分で釈放 金正男氏殺害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア、金正男氏殺害事件の北朝鮮籍容疑者を釈放 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア外務省、猛毒VXの使用を「強く非難」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「VX使用、大いに懸念」マレーシア外務省声明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮国籍の男、証拠不十分で釈放…正男氏殺害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害 北朝鮮容疑者、国外退去処分開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害 北のテロ支援国家再指定に「日本も関心」 佐々江駐米大使 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮籍容疑者、国外退去へ=正男氏事件で釈放―マレーシア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏殺害>北朝鮮の男、国外退去へ…証拠不十分で釈放 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ支援国再指定に「関心」=対北朝鮮、米の対応注視―佐々江大使 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害 北朝鮮容疑者、国外退去処分へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏毒殺 注目集めるマレーシア男性 リ容疑者のビザ取得を支援 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害 北朝鮮籍の男釈放へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男の死は韓国大統領選の「北風」になるか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男の死で闇に封印される「横田めぐみさん」生存情報 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東京新聞編集委員の「独白本」に正男が抱いた「恨」の念 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏殺害>北朝鮮人釈放へ 3日、証拠不十分 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<マレーシア>措置中止は安保上の理由 北朝鮮国民ビザなし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空港で亡くなった男性の死因は「心臓発作」=北朝鮮当局者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米国が再び北朝鮮を指定?「テロ支援国家」とは何か--金正男氏殺害事件、ミサイル発射で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮男性容疑者を釈放へ 金正男氏殺害、証拠不十分で - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

米国務長官、17日訪日=北朝鮮情勢めぐり協議
時事通信 3/4(土) 5:39配信

 【ワシントン時事】ティラーソン米国務長官は17、18両日に訪日する方針を固めた。

 複数の当局者が3日、明らかにした。安倍晋三首相や岸田文雄外相と会談し、北朝鮮の核・ミサイル開発問題と金正男氏殺害事件を含む地域情勢やトランプ大統領の訪日時期などについて協議する。

 ティラーソン長官のアジア訪問は初めて。訪日後に中国や韓国を訪れることも検討しており、トランプ政権のアジア外交が本格化する。米当局者は「長官は東アジア訪問に強い関心を持っている」と語った。

 トランプ政権の閣僚訪日は2月のマティス国防長官に続いて2人目。4月中旬にはペンス副大統領が日本で開かれる日米経済対話の初会合への出席を調整している。日米両政府はさまざまなレベルで関係の強化を進め、年内のトランプ氏訪日を成功させたい考えだ。

 ティラーソン氏は訪中が実現すれば、習近平国家主席と面会し、早ければ4月を念頭に訪米を招請する見通し。北朝鮮問題をめぐっては、トランプ政権の対処方針の検討状況を伝え、北朝鮮への影響力が強い中国の協力を求めるとみられる。

 ティラーソン氏は2月28日にワシントン市内の国務省で中国外交を統括する楊潔※(※竹カンムリに褫のツクリ)国務委員と会談。早期の訪中に意欲を示していた。


正男氏事件 「北」男性がマレーシア出国
ホウドウキョク 3/3(金) 23:49配信

北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件で、マレーシア当局は、唯一の北朝鮮籍の容疑者だった男性を釈放し、国外退去処分とした。男性を乗せた飛行機は3日夜、マレーシアを出発した。
国外退去処分となったリ・ジョンチョル氏は、中国・北京行きの便に、警察官に囲まれながら、ほかの乗客とは別の入り口から乗り込んだ。
機内で、北朝鮮大使館の職員に両側を挟まれる形で座ったリ氏は、FNNの取材に対して終始無言だった。
リ氏は、北京に4日未明に到着したあと、午後にも北朝鮮の平壌(ピョンヤン)に送られる見通し。
一方、マレーシア警察は、まだ国内にとどまっている重要参考人として聴取を要請していた、高麗航空の職員、キム・ウクイル容疑者(37)の逮捕状を取った。
マレーシア当局としては、新たな容疑者の逮捕状を取ることで、全容解明への望みを何とかつなげたい考えだとみられる。


釈放された北朝鮮籍の男、強制送還…正男氏殺害
読売新聞 3/3(金) 21:15配信

 【クアラルンプール=児玉浩太郎、大重真弓】北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏(45)殺害事件の容疑者として逮捕された北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル氏(46)が3日、証拠不十分で釈放された。

 リ氏は不法滞在のため、入国管理施設に移送された後、国外退去処分を受け、クアラルンプール国際空港から北朝鮮に強制送還された。

 マレーシア警察のハリド長官は3日、「(リ氏が事件で)何らかの役割を果たしたとみているが、証拠が足りず残念だ」と述べた。リ氏は事件に絡んで逮捕された唯一の北朝鮮国籍の容疑者だった。

 マレーシア紙・中国報などによると、事件直後に国外逃亡した北朝鮮国籍の4容疑者の後方支援役とされたが、実行犯として殺人罪で起訴された女の2被告や4容疑者との接点を裏付ける証拠がなく、起訴できなかったとみられる。


<金正男氏殺害>高麗航空職員に逮捕状 釈放のリ氏は出国
毎日新聞 3/3(金) 20:57配信

 【クアラルンプール林哲平、岸達也】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が殺害された事件で、マレーシア警察は3日、北朝鮮国営の高麗航空職員のキム・ウクイル容疑者(37)の逮捕状を取った。一方、検察は3日、北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル氏(46)を証拠不十分で不起訴とし、釈放。逮捕者で唯一の北朝鮮国籍を持ち、重要な手がかりだったリ氏を失った警察はキム容疑者を逮捕して全容解明を目指す構えだ。しかし、逮捕できる可能性は低く、捜査は難航の度合いを深めている。

 マレーシア検察は実行役とされるインドネシア人のドアン・ティ・フオン(28)とインドネシア人のシティ・アイシャ(25)の両被告を殺人罪で起訴。2人に指示を与えたとみられる北朝鮮人の男4人を指名手配して行方を追っている。地元華字紙「中国報」によると、キム容疑者は事件直後にクアラルンプール国際空港から空路で出国した4人の容疑者の逃走を手助けしたとみられている。

 警察はキム容疑者と大使館のヒョン・グァンソン2等書記官を事件の重要参考人として在マレーシア北朝鮮大使館に文書で出頭を求めていた。だが2人は応じておらず、「聴取すべき根拠がある」(カリド・アブバカル長官)とするマレーシア警察が逮捕状請求に踏み切った。

 警察はキム容疑者ら2人が国内にとどまっていることを確認しており、「大使館に潜伏している可能性が高い」(マレーシア政府高官)とみられている。大使館内にいる場合、キム容疑者の逮捕には北朝鮮側の同意が必要となる。北朝鮮はマレーシアの捜査方針に強く反発しており、逮捕できる見込みは極めて小さい。

 警察は17日に逮捕したリ氏について、4人の北朝鮮国籍の男らとの関係などを調べていたが、勾留期限の3日までに関与を裏付ける証拠を得られなかった。入管当局はリ氏を不法滞在として国外退去処分を決定。リ氏は3日夜、クアラルンプール国際空港から北京行きの航空機で出国した。北京経由で平壌に向かうとみられる。北朝鮮大使館の職員2人が同行している。


金正男氏事件、高麗航空職員に逮捕状 マレーシア
AFP=時事 3/3(金) 19:44配信

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金正男氏殺害事件に絡み逮捕状が発行された高麗航空の職員キム・ウギル容疑者(左)と、捜査への協力を要請されている北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官(2017年2月22日、マレーシア警察公開)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏がマレーシアで殺害された事件で、同国当局は3日、高麗航空の職員キム・ウギル(Kim Uk Il)容疑者の逮捕状を発行した。

 マレーシアの警察当局はまた、北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン(Hyon Kwang Song)2等書記官に対して捜査への協力を求めている。

 一方、容疑者として逮捕された後、証拠不十分で不起訴となった北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル(Ri Jong Chol)氏は同日、釈放された。国外退去処分となる見込み。【翻訳編集】 AFPBB News


金正男氏殺害 高麗航空職員に逮捕状
産経新聞 3/3(金) 19:07配信

 【クアラルンプール=吉村英輝】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏殺害事件で、マレーシア警察のカリド長官は3日、事件に関与したとして氏名を公開した北朝鮮国籍の男8人のうち、北朝鮮国営の高麗航空職員の男の逮捕状を新たに取ったことを明らかにした。国営ベルナマ通信が伝えた。

 男はキム・ウクイル容疑者。在マレーシア北朝鮮大使館2等書記官とともに、大使館内に潜伏しているとみられている。カリド氏は、外交官のため不逮捕特権を持つ2等書記官についても、外務省を通じ大使館側に捜査への協力を求める書簡を渡したとした。

 マレーシア当局は3日、同じく事件に関与した疑いで逮捕していた北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル氏を証拠不十分で釈放した。

 北朝鮮国籍の容疑者のうち、犯行現場にいた男4人は本国に帰還したとみられる。警察は唯一の北朝鮮国籍者で逮捕に至ったリ氏への追及を断念。大使館内にいるとみられる2人の逮捕に全力を挙げる。

 残る1人の北朝鮮国籍のリ・ジウ容疑者は逃走中で、所在情報はほとんど出ていない。

 釈放されたリ氏は3日朝、勾留先の警察署から首都近郊プトラジャヤにある入国管理当局の施設に移動され、同日午後にマレーシア国際空港に。同日夜のクアラルンプール発の航空機で中継地の北京に移動し、4日昼の平壌行きの定期便で本国に帰国するとの情報もあるが、具体的な便名などは確認されていない。


遺体の入れ墨で「正男氏本人」と主張 マレーシア紙
産経新聞 3/3(金) 19:05配信

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金正男氏(清水満撮影)(写真:産経新聞)

 【プトラジャヤ(マレーシア)=吉村英輝】マレーシア紙ニュー・ストレーツ・タイムズは3日、殺害された金正男氏の遺体にあったとする入れ墨を一面で報じた。北朝鮮は、自国民の「キム・チョル」で正男氏とは認めていないが、同紙は「強力な証拠」を示した格好だ。

 同紙は、病院の安置所にある遺体の映像を修復して再現したと説明。入れ墨は、2匹の魚にまたがる人の姿が青色の線で、胸から腹部にまで描かれている。正男氏がシンガポールで2013年に半裸で撮影し、知人に送付した写真と矛盾しないとしている。


正恩氏逆ギレ!米韓軍事演習に対抗「超強硬措置」宣言 4・25に大規模軍事パレードの兆候
夕刊フジ 3/3(金) 16:56配信

 金正男(キム・ジョンナム)氏殺害への関与が指摘される北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、米韓軍のプレッシャーに逆ギレしたようだ。朝鮮人民軍総参謀部が2日、米韓両軍の合同野外機動訓練「フォールイーグル」に対し、報道官談話で「超強硬対応措置」を取ると宣言したのだ。

 朝鮮中央通信によると、談話では「米帝(米国)と南朝鮮(韓国)傀儡(かいらい)が危険極まりない北侵核戦争演習を強行した以上、わが軍隊は超強硬対応措置で立ち向かうであろう」「朝鮮人民軍は正義の核の霊剣で侵略者の核戦争騒動を無慈悲に粉砕する」と反発した。

 米韓軍事演習が始まった1日には、同通信は正恩氏の朝鮮人民軍部隊の視察を伝えた。正恩氏は、米韓軍事演習に対して部隊の将兵たちの戦闘準備が進んでいることに満足し、さらなる戦力強化に向けた課題を提示したという。

 また、韓国の聯合ニュースは、複数の韓国政府筋の話として、朝鮮人民軍創建85周年に当たる4月25日に北朝鮮が大規模な軍事パレードを準備している兆候があると報じた。記事では、正恩氏が米韓演習に対し、今年の軍事パレードを過去最大規模で実施するよう指示したと指摘。さらに、北朝鮮が2月に発射した新型中距離弾道ミサイルなどの公開が予想されるとしている。

 北朝鮮と米韓両軍の衝突は必至なのか。


北朝鮮籍の男が出国=高麗航空職員に逮捕状―正男氏事件でマレーシア
時事通信 3/3(金) 16:46配信

 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件で、マレーシア警察に容疑者として逮捕された後、証拠不十分で3日釈放された北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル氏(46)は、不法滞在を理由に国外退去処分となった。

 同日夜、北朝鮮に向けて出国した。

 マレーシア警察が事件に関係した疑いがあるとみている北朝鮮国籍の男8人のうち、リ氏は唯一拘束されていた。既に帰国したとされる4人に続いてマレーシアを離れたことになる。

 ザヒド副首相兼内相によると、リ氏は北朝鮮大使館当局者2人に伴われ、北京経由の航空便で北朝鮮に送還された。

 事件に関連して国営ベルナマ通信がカリド警察長官の話として伝えたところでは、警察は、高麗航空職員キム・ウギル容疑者(37)の逮捕状を取った。キム容疑者は、警察が行方を追っている残る北朝鮮国籍の男3人のうちの1人。

 警察はキム容疑者や北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官(44)の事情聴取に向けて北朝鮮に協力を求めていた。しかし、進展がないため逮捕状取得に踏み切ったとみられる。

 一方、マレーシア外務省は3日、今回の事件で猛毒の神経剤VXが使用されたことに関し声明を出し「強く非難する」と表明。「マレーシア政府は犯人を裁きにかけるため、化学兵器禁止機関(OPCW)やその他の国際機関と全面的に協力する」と強調した。

 北朝鮮は正男氏の死因を「心臓発作」と主張し、遺体からVXが検出されたと発表したマレーシアを批判している。マレーシア外務省の声明は北朝鮮に反論する狙いがあるとみられる。


マレーシア、北朝鮮国籍の男を釈放 国外退去へ
BBC News 3/3(金) 15:54配信

北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件に関連して、マレーシア当局が逮捕した唯一の北朝鮮国籍の男が3日、証拠不十分で釈放された。

マレーシア当局によると、釈放されたリ・ジョンチョル氏は、労働許可証の期限が切れているため、国外退去させられる。

金正男氏は先月13日にクアラルンプール国際空港でマカオ行きの飛行機への搭乗を待っていた際、猛毒の神経剤VXを顔に塗られ、間もなく死亡した。マレーシア外務省は、VXの使用が公衆の安全を脅かしたとして「深い懸念」を表明した。

1日には、実行犯として逮捕された女2人が殺人罪で起訴された。両容疑者は、いたずらを仕掛けるテレビ番組のためだと思っていたと語っている。2人の正式な罪状認否はまだ行われていない。

マレーシア警察はこのほか、北朝鮮国籍の7人の行方を追っている。その中にはクアラルンプールの北朝鮮大使館に勤務する2等書記官が含まれている。

金正男氏殺害の責任をめぐっては、マレーシアが北朝鮮政府を直接名指ししたことはないが、北朝鮮政府が関与していたとの見方が一般的だ。

北朝鮮政府は関与を強く否定している。遺体の司法解剖の結果についても、解剖そのものに反対していたこともあり、受け入れていない。また、遺体の回収を要求している。

北朝鮮政府は死亡したのは北朝鮮国民の男性だと認めているものの、金正男氏だとは確認していない。金正男氏は偽名のパスポートを所持していた。

今回釈放となったリ・ジョンチョル氏は、マレーシアに3年間滞在していたが、ロイター通信によると、同氏の労働許可証は先月6日に期限が切れていたという。

マレーシアは2日、安全への懸念を理由に、北朝鮮との査証(ビザ)なし渡航の制度を6日から廃止すると発表した。

(英語記事 Kim Jong-nam death: Malaysia releases North Korean detainee)


北朝鮮籍の男性釈放
ホウドウキョク 3/3(金) 15:30配信

北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件で、マレーシア当局は、唯一の北朝鮮籍の容疑者だった男性を、3日午前に釈放した。男性は、国外追放処分になる見通し。
現地時間午前8時50分ごろ、警察署を出たリ・ジョンチョル氏は、防弾チョッキを着せられ、特殊部隊の車両などが出動する厳重な警備の中で、入管本部に移送された。
リ氏は、それほどやつれてはいなかったが、目を左右に泳がせ、少し落ち着かない様子だった。
捜査当局は、証拠不十分として起訴を断念。
リ氏が、マレーシアに不法滞在していたとして、国外退去処分にする見通し。
韓国メディアは、リ氏が中国を経由して、平壌(ピョンヤン)に向かうと報じている。
マレーシア側とすれば、リ氏を国外追放することで一矢を報いた形だが、唯一の北朝鮮籍の容疑者というキーマンを失い、真相究明は難航するとみられる。


金正男氏殺害、唯一の北朝鮮国籍の逮捕者を釈放 国外退去へ
AFP=時事 3/3(金) 13:55配信

【AFP=時事】マレーシア司法当局は3日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏が殺害された事件で勾留していた北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル(Ri Jong Chol)容疑者(47)を釈放した。

 リ氏は今回の事件で今のところ唯一の北朝鮮国籍の逮捕者だったが、マレーシアのモハメド・アパンディ・アリ(Mohamed Apandi Ali)司法長官は2日、証拠不十分でリ氏の起訴を断念し、3日に国外退去させると述べていた。

 リ氏は防弾チョッキを着用し、警察車両6台に護衛された車でバイクの先導を受け、警察署を出た。車列の出発にあたり、周辺の道路は封鎖された。

 匿名でAFPの取材に応じた警察高官によると、リ氏は行政首都プトラジャヤ(Putrajaya)の移民当局に引き渡された。渡航手続きが終わり次第、国外退去となるとみられる。【翻訳編集】 AFPBB News


金正男氏殺害 北朝鮮容疑者、国外退去へ 証拠不十分で釈放 マレーシア警察
産経新聞 3/3(金) 13:26配信

 【クアラルンプール=吉村英輝】北朝鮮の金(キム)正(ジョン)恩(ウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正(ジョン)男(ナム)氏殺害事件で、マレーシア当局は3日、事件に関与した疑いで逮捕した北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル容疑者(46)を証拠不十分で釈放した。リ氏は、勾留先の警察署から当局の車で入国管理当局の施設に移動。不法滞在のため国外退去処分となった後、北朝鮮に送還される。

 リ氏は、所有する車で、手配中の北朝鮮国籍の容疑者を現場の空港に送った疑いなどが持たれ、2月17日、首都クアラルンプールの自宅マンションに家族でいるところを拘束された。しかし、一貫して無罪を主張し、「車は紛失した」などと供述。実行犯の女2被告からも関連を裏付ける供述を得られなかったもようだ。

 事件をめぐっては、実行犯とされるベトナム人とインドネシア人の女2被告が起訴された。事件に関わった疑いのある北朝鮮国籍の男8人のうち唯一逮捕されたリ氏が国外退去となることで、北朝鮮の国家としての関与の立証に向けた捜査は難航する見通しだ。

 一方、ロイター通信によると、マレーシア外務省は3日の声明で、殺害に猛毒の神経剤VXが使われたことに「一般市民を危険にさらす行為だ」と非難した。

 捜査当局は、在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官と北朝鮮国営の高麗航空職員の事情聴取を北朝鮮側に要請しているが、実現していない。


北朝鮮国籍の容疑者、証拠不十分で釈放 金正男氏殺害
CNN.co.jp 3/3(金) 13:19配信

クアラルンプール(CNN) マレーシア警察は3日、北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏が殺害された事件に関連して逮捕した北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル氏を釈放した。

リ氏は警察の厳重なガードに守られて警察本部を出た。国家警察幹部によれば、同氏は入国管理当局に引き渡されてクアラルンプール国際空港に移送。北朝鮮に強制送還される。

今回の事件で容疑者として逮捕された北朝鮮国籍の人物はリ氏のみだった。数人の警官に守られて警察本部から出て来たリ氏は、防弾チョッキを身に着けている様子で、警官のうち数人は目出し帽をかぶり、自動小銃を持っていた。

マレーシア司法長官は2日、証拠不十分でリ氏を不起訴とする方針を明らかにしていた。

正男氏は2月13日、クアラルンプール国際空港でマカオ行きの便に搭乗しようとしていたところを襲撃され、殺害された。警察は、猛毒のVXが使われたと断定し、女2人を殺人罪で起訴。リ氏のほかに北朝鮮国籍の容疑者4人の氏名を公表しているが、いずれも既に北朝鮮に帰国したと見られている。

警察は、マレーシア国内にいると思われる北朝鮮国籍の別の3人についても事情を聴きたい意向だが、北朝鮮側の協力が得られず、捜査は滞っている。


マレーシア、金正男氏殺害事件の北朝鮮籍容疑者を釈放
ロイター 3/3(金) 12:08配信

[クアラルンプール 3日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアの空港で殺害された事件で、殺害に関与したとして逮捕された北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル容疑者が釈放され、警察車両で移送された。ロイターの目撃者が明らかにした。

マレーシア当局者が2日、ロイターに語ったところによると、同容疑者は入国管理局で北朝鮮への送還手続きを受ける見込み。

マレーシアのアパンディ法務長官は2日、ロイターに対し、リ容疑者は起訴の証拠不十分で釈放されると述べていた。


マレーシア外務省、猛毒VXの使用を「強く非難」
ロイター 3/3(金) 11:28配信

[クアラルンプール 3日 ロイター] - マレーシア外務省は3日、クアラルンプール国際空港で先月起きた殺害事件に関連し、猛毒の神経剤VXの使用を「強く非難する」と表明した。

マレーシア当局は事件について、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がVXを使って殺害されたとしている。

外務省は「こうした化学兵器の使用は、誰がどこでどのような状況で行おうとも、強く非難する」との声明を発表し、「公共の場での使用は一般市民を危険にさらす恐れがあった」と非難した。

また、事件について化学兵器禁止機関(OPCW)と緊密に連絡を取っていることを明らかにした。


「VX使用、大いに懸念」マレーシア外務省声明
読売新聞 3/3(金) 11:19配信

 【クアラルンプール=田尾茂樹】北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏(45)殺害事件に絡み、マレーシア外務省は3日、「化学兵器禁止条約で使用、製造、保有が禁じられた(猛毒の神経剤)VXの使用を大いに懸念する」との声明を発表した。

 声明では「いかなる場所、状況下でも、こうした化学兵器の使用を強く非難する」とした上で、「マレーシアは化学兵器禁止機関(OPCW)と綿密に協力している」と強調した。

 事件では、正男氏の遺体から猛毒の神経剤「VX」が検出されたとのマレーシア警察の発表に対して、マレーシアを訪問中の北朝鮮代表団が2日、「真実なら、サンプルをOPCWに送るべきだ」と訴え、発表に異議を唱えていたことから、声明は北朝鮮側をけん制する狙いとみられる。


北朝鮮国籍の男、証拠不十分で釈放…正男氏殺害
読売新聞 3/3(金) 11:16配信

 【クアラルンプール=向井ゆう子、児玉浩太郎】北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏(45)殺害事件で逮捕された北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル氏(46)が3日、証拠不十分で釈放された。

 マレーシア警察が読売新聞の取材に明らかにした。リ氏は不法滞在のため、入国管理施設での手続き後、北朝鮮に強制送還される。

 防弾チョッキ姿のリ氏を乗せた警察車両はパトカーに先導されて3日午前、クアラルンプール近郊の地元警察署から入管施設に向かった。リ氏は手続きが完了した後、クアラルンプール国際空港から出国する見通しだ。

 リ氏は事件に絡んで逮捕された唯一の北朝鮮国籍の容疑者だった。マレーシア紙・中国報などによると、国外逃亡した北朝鮮国籍の容疑者4人の送迎役などを担っていたとされたが、実行犯として1日に殺人罪で起訴されたベトナム人のドアン・ティ・フオン(28)、インドネシア人のシティ・アイシャー(25)両被告や、4容疑者との接点を裏付ける証拠が見つからず、起訴されなかったとみられる。


金正男氏殺害 北朝鮮容疑者、国外退去処分開始
産経新聞 3/3(金) 11:11配信

 【クアラルンプール=吉村英輝】北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏殺害事件で、マレーシア当局は3日、事件に関与した疑いで逮捕した北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル容疑者(46)を国外退去処分とする手続きを開始した。

 同日午前、リ容疑者は拘留先の警察署から当局の車で入国管理当局の施設に移動。北朝鮮に送還される。北朝鮮はリ容疑者の釈放を求めていた。

 事件をめぐっては、実行犯とされるベトナム人とインドネシア人の女2被告が起訴されたが、事件に関わった疑いのある北朝鮮国籍の男8人のうち、逮捕されたのはリ容疑者だけ。国外退去となることで、北朝鮮の国家としての関与の立証に向けた捜査は難航する見通しだ。

 リ容疑者は、所有する車で、手配中の北朝鮮国籍の容疑者を現場の空港に送った疑いなどが持たれ、2月17日、首都クアラルンプールの自宅マンションに家族でいるところを拘束された。しかし、一貫して無罪を主張し、「車は紛失した」などと供述。実行犯の女2被告からも関連を裏付ける供述を得られなかったもようだ。

 マレーシアのアパンディ法務長官は2日、証拠不十分でリ容疑者を3日に釈放するとともに、不法滞在のため国外退去にすると述べていた。3日は拘留期限だった。

 捜査当局は、在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官と北朝鮮国営の高麗航空職員の事情聴取を北朝鮮側に要請しているが、実現していない。


金正男氏殺害 北のテロ支援国家再指定に「日本も関心」 佐々江駐米大使
産経新聞 3/3(金) 10:44配信

 【ワシントン=加納宏幸】佐々江賢一郎駐米大使は2日の記者会見で、北朝鮮の金正男氏殺害事件を受けて米政府が検討中とされる北朝鮮のテロ支援国家再指定に関し、「米側が決める問題だが、われわれ(日本政府)に強い関心があることは米側も理解している」と述べ、米政府の判断を見守る考えを示した。

 佐々江氏は殺害事件について、「北朝鮮が海外でそのような行動を行っていることは、テロ的な行為に引き続き従事していることの証左ではないか」との認識を示した。

 また、北朝鮮核・ミサイル開発に対し、米側でも「問題の深刻性についての認識が高まっている」と指摘。米朝対話に関しては「北朝鮮の最近の挑発的な動きに対応することの優先度が高く、対話の開始を議論する状況にはない」と否定的な考えを表明した。


北朝鮮籍容疑者、国外退去へ=正男氏事件で釈放―マレーシア
時事通信 3/3(金) 10:43配信

 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件で、マレーシア警察は3日、事件に関与した疑いで逮捕した北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル容疑者(46)を釈放した。

 検察当局が「証拠不十分」と判断、不起訴とした。リ氏は身柄を警察から入管当局に引き渡された後、国外退去となり、北朝鮮に送還される。

 アパンディ司法長官は国外退去の理由について、「適切な(渡航)文書を持っていないため」と説明している。リ氏の就労許可証は既に期限切れになっているもようだ。

 リ氏は事件発生から4日後の2月17日、クアラルンプール市内の自宅マンションで逮捕された。事件当日に出国し北朝鮮に既に帰国したとされる指名手配中の4人の北朝鮮国籍容疑者のうち1人の運転手役を務めたなどと一部で報じられていた。

 事件をめぐって警察は、手配中の4人の容疑者のほかに、北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官(44)ら北朝鮮国籍の3人の行方を追っている。


<金正男氏殺害>北朝鮮の男、国外退去へ…証拠不十分で釈放
毎日新聞 3/3(金) 10:31配信

 【クアラルンプール林哲平、岸達也】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏(45)が殺害された事件で、マレーシア司法当局は3日、逮捕していたマレーシア在住北朝鮮人のリ・ジョンチョル容疑者(46)を証拠不十分で不起訴処分とし釈放した。身柄は入管当局の施設に移されており、不法滞在で国外退去処分となる。

 リ容疑者は、これまでに逮捕された4人の容疑者(1人は既に釈放)のうち、唯一の北朝鮮国籍の人物。警察が行方を追う北朝鮮国籍の容疑者4人は帰国し、在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官ら3人の重要参考人はマレーシア国内に潜伏中で聴取が難しい。

 マレーシア外務省は3日、正男氏殺害に猛毒の神経剤VXが使われたことについて、マレーシア当局が化学兵器禁止機関(OPCW、オランダ・ハーグ)と密接に連携し、捜査に必要な技術的な支援を受けていると発表した。「使用者、場所、状況を問わず、化学兵器の使用を強く非難する。公共空間での使用は一般公衆を危険にさらすものだ」としている。


テロ支援国再指定に「関心」=対北朝鮮、米の対応注視―佐々江大使
時事通信 3/3(金) 9:20配信

 【ワシントン時事】佐々江賢一郎駐米大使は2日の記者会見で、金正男氏殺害事件に関連し、米国が北朝鮮のテロ支援国再指定を行うかどうかについて、日本政府が「強い関心」を持っていることを「米側は理解している」と述べ、米政府の対応を注視する姿勢を示した。

 
 米政府は核協議の進展などを理由に、2008年に北朝鮮のテロ支援国指定を解除した。だが、正男氏殺害事件を受けて、米議会やメディアから再指定を求める声が上がっている。


金正男氏殺害 北朝鮮容疑者、国外退去処分へ
産経新聞 3/3(金) 9:18配信

 【クアラルンプール=吉村英輝】北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏殺害事件で、マレーシア当局は3日、事件に関与した疑いで逮捕した北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル容疑者(46)を国外退去処分とする。身柄は拘留先の警察署内から入国管理当局に引き渡され、北朝鮮に送還される見通し。北朝鮮は釈放を求めていた。

 マレーシアのアパンディ法務長官が2日、証拠不十分で3日に釈放するとともに、有効な旅券不保持のため国外退去にすると述べていた。3日は拘留期限。

 リ容疑者は所有する車で、手配中の北朝鮮国籍の容疑者を現場の空港に送った疑いなどが持たれ、2月17日、首都クアラルンプールの自宅マンションに家族でいるところを拘束された。

 しかし、地元メディアによると、一貫して無罪を主張し、「車は紛失した」などと供述。殺人罪で起訴された実行犯のベトナム人とインドネシア人の女2人からも関連を裏付ける供述を得られなかったもようだ。

 警察が事件に関わったとして公表した北朝鮮国籍の男8人のうち、逮捕できたのはリ容疑者だけ。在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官と北朝鮮国営の高麗航空職員の事情聴取を北朝鮮側に要請しているが、実現していない。

 事件をめぐっては、実行犯の女2被告は「いたずらビデオ」に勧誘されただけなどと主張。事件の全容を解明し、北朝鮮の国家としての関与の立証に向けた捜査は、難航している。


金正男氏毒殺 注目集めるマレーシア男性 リ容疑者のビザ取得を支援
産経新聞 3/3(金) 7:55配信

 ■訪朝10回以上/金日成氏を称賛?

 【クアラルンプール=吉村英輝】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏の殺害事件で、北朝鮮との関係が深いマレーシアの男性に注目が集まっている。男性は、事件への関与が指摘され、逮捕された北朝鮮国籍のリ・ジョンチョル容疑者=3日に釈放の見通し=の就労ビザ取得も支援したとされる。

 この男性は、健康食品会社「東保(トンボ)」(Dombo)を経営。産経新聞の取材に対し、1992年以来、10回以上の訪朝歴があると明かした。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は2014年6月28日、「金日成(イルソン)主席がマレーシア要人に称賛された」との記事を配信。「Dombo」社の支配人が金日成氏の追悼委員会の委員長に選出され、同月24日の記念日に同氏について「偉大な功績を残した」と述べたと伝えた。

 記事の「支配人」がこの男性かどうかは不明。同社側は取材に対し、男性が事件に関与したとの報道について、「全くそんなことはない」と否定した。

 国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルは、北朝鮮の工作機関である偵察総局が、マレーシアでフロント企業を運営し、非合法活動を展開していると指摘。正男氏殺害事件でも、マレーシアに構築してきた拠点やネットワークが活用されたとみられる。


金正男氏殺害 北朝鮮籍の男釈放へ
ホウドウキョク 3/3(金) 7:55配信

北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件で、北朝鮮籍の容疑者の中で唯一逮捕されたリ・ジョンチョル容疑者(46)が3日、釈放される。
マレーシアのアパンディ司法長官は2日、北朝鮮籍のリ・ジョンチョル容疑者について、事件に関与した「十分な証拠が得られなかった」として、拘留期限の3日、釈放することを明らかにした。
リ容疑者は、釈放後、直ちに国外退去となる。
一方、マレーシアを訪れている北朝鮮の李東日(リ・ドンイル)前国連次席大使は2日、死亡した正男氏について、「男性は心臓疾患や高血圧、糖尿病の薬を所持していた」と述べ、死因は「心臓発作」だと主張し、猛毒「VX」が犯行に使われたとするマレーシア警察の見方を否定した。


金正男の死は韓国大統領選の「北風」になるか
文春オンライン 3/3(金) 7:00配信

 金正男が殺された翌日、第一報が韓国を駆け巡ると、後はメディア各社の報道合戦となった。

 時々刻々とマレーシアからの現地報道が流れるのと並行して、複数のメディアが、金正男の暗殺は「5年前の金正恩執権以降スタンディングオーダー(中止されるまで有効な指令)だった」と国家情報院の話を引き、そして「政権交代の危機から暗殺された」、「脅威を感じた金正男は2月初めに韓国に亡命しようと試みた」といった報道が次々と流れた。

韓国大統領選を左右する「北風」
 韓国メディアの騒ぎを見ながら、前日の2月13日には、北朝鮮が新型中長距離弾道ミサイル発射成功を発表していたこともあり、「これは“北風”が吹くかもしれない」、そんな思いがよぎった。

「北風」とは、韓国の大統領選挙の流れを変えてきた、北朝鮮関連の事件のこと。「北風」が吹くと、北朝鮮の脅威論が持ち上がり、北朝鮮との宥和路線を図る進歩派ではなく、安全保障を重視する保守派が勝利する。

 北風の代表的な例は、1987年に起きた北朝鮮の金賢姫元工作員によるKAL(大韓航空)爆破事件だ。この年の6月、韓国では民主化宣言が実現し、大統領選挙が間接から直接選挙へと移行した歴史的な年だった。民主化宣言を成し遂げた当時野党の金泳三、金大中候補が勢いをつけていたが、選挙日の1日前に金賢姫元工作員が韓国に連行された。野党の分裂もあったが、国家安全企画部(現国家情報院)の職員に脇を抱えられて金賢姫元工作員が飛行機のタラップを降りる衝撃的な映像は「北風」となり、結局は与党の保守派の勝利に終わった。

街の人はどう受け止めたのか
 その後も大統領選挙時に「北風」が吹いたが、97年に保守派の北風工作が発覚した後はその威力は衰え、今や死語になったともいわれていた。しかし、今回ばかりは韓国の人々も、兄をも殺した金正恩朝鮮労働党委員長の北朝鮮への感情は並々ならぬものがあるに違いない、そう思った。

 折しも、韓国では朴槿恵大統領の弾劾判断が間近に迫っていて、保守派と進歩派の攻防戦は熾烈を極めている。この流れに、金正男の暗殺事件が影響を及ぼすのではないか――。

 金正男の暗殺に国連で使用が禁止されている猛毒神経剤VXが使われたことも発覚し、その衝撃は相当なものだろう、そんなことを思いながら、街で人々にそんな質問をぶつけてみた。

「弾劾が認められてこのまま北寄りの進歩派の大統領なんかになったら、あんな北朝鮮みたいな国になってしまう。だから、弾劾はだめなんです」(保守派、50代後半主婦)

「残忍だとは思いますよ。でも、だからこそ北朝鮮とは対話が必要なんです。それに北の暗殺事件と弾劾や選挙とはもう別の話」(進歩派、40代後半会社員)

「怖ろしい。でも、北朝鮮にはまったく関心がない。ただ、金正男の事件は影響はあると思う。保守の結束がもっと固まると思いますし、弾劾も棄却されると思う」(30代主婦)

「今は弾劾が認められるか、棄却されるかについてしか関心がない。金正男の事件についてはあの国は相変わらずだと思うし、そもそも私たち20代のほとんどは彼らを同胞とは思っていませんから。統一なんてもってのほか。このままだと弾劾が認められると思いますが、大統領選挙への影響はどうだろう、あってもわずかだと思います」(進歩派寄り、20代後半会社員)

 ほとんどが弾劾に絡めた答えだった。紹介したのははっきり答えてくれた人たちの言葉で、たいていは、「残忍だ」としながらも、短く「影響はない」と一蹴し、目の前の「弾劾」がどうなるかにしか関心がないようだった。なかには、北風という言葉自体を知らない20代もいた。

 それもむべなるかな、韓国の若い世代の北朝鮮への関心は薄まっている。昨年6月に統一研究院が行った意識調査では、20代の55.1%は今のままの分断体制を支持し、30代ではそれが42.2%、40代31.4%、50代は25.3%、60代以降は18.7%という結果がでていた。

ままならぬ生への哀しさを語っていた金正男
 韓国紙の記者がいう。

「金正男事件も騒いでいるのはメディアばかり。日本では『金正男ロス』の人がいると知り驚いた。日本では2001年に拘束された姿がテレビで流れ、インタビューした本も出版されていて身近に感じる人が多かったのだろう。韓国は、北朝鮮という枠組みから捉えるからイメージも異なるのかもしれない」

「振る舞いは紳士的でマナーがとてもよかった」(マカオのホテルで接した従業員)といわれた金正男。マカオのニューヤオハンデパート8階のコーヒーショップで息子ハンソル氏との仲むつまじい姿が目撃されたり、ハンソル氏の妹である娘をとてもかわいがっていたことでも知られた(マカオ在住の韓国人)。マカオの知人には「ほかの誰かから借りた時間を生きている感じだ」(ハンギョレ新聞2月17日)とままならぬ生への哀しさを語っていたという。

 殺害された人物について北朝鮮はまだ金正男と認めていないが、韓国の李炳浩(イ・ビョンホ)・国家情報院長は、「金正恩委員長によって組織的に展開された国家テロであることが明白だ」(2月27日)と断定した。

 マレーシア当局が事件の全容を明らかにしていない段階でのこの発言には、朝鮮半島の複雑な状況が垣間見える。だが、またその一方では、こうした大事件が韓国で「北風」にもならず人々の関心の外にあるのは、それだけ韓国の人々の北朝鮮を見る視線が変化している証左であり、弾劾を巡る韓国の混乱ぶりをも表しているといえる。


金正男の死で闇に封印される「横田めぐみさん」生存情報
デイリー新潮 3/3(金) 5:57配信

「裸の大将」を彷彿とさせる、どこか憎めない彼が暗殺されたとて、日本には何の影響もなかろう。そう考えている方が多いかもしれないが、それは間違い。何しろ金正男氏は、横田めぐみさんの生存情報を得るためには必要不可欠なキーマンだったというのだから。 

 ***

 めぐみさんは死亡した、とする北朝鮮側の説明が嘘に嘘を重ねたものであったことはご承知の通り。当初、北朝鮮は、めぐみさんは93年3月に病院で自殺した、と説明していた。が、その後、地村富貴恵さんが「94年に入り、横田さんが隣に引っ越してきた」と証言すると、慌てて死亡時期を94年4月に訂正。さらに、めぐみさんのものとされた遺骨を日本の施設でDNA鑑定したところ、偽物であることが判明した。

■「国家安全保衛部」
「めぐみさんの生存情報は、脱北者の証言でも補強されました。朝鮮労働党作戦部幹部の息子と友人だったというある脱北者は、07年1月前後にその友人が“(めぐみさんは)今もまだ生きている”と話していた、と証言しています」(北朝鮮ウォッチャー)

 そして、今回暗殺された正男氏については、

「98年、彼は北朝鮮のIT戦略を事実上統括する『コンピューター委員会』の委員長に就任。それにより、金正日直轄の秘密警察『国家安全保衛部』から諸々の報告を受けるようになり、その中に、めぐみさんを含む拉致被害者の情報も含まれていたのです」

 と、関係者が明かす。

「『国家安全保衛部』から正男氏への報告は、まだ彼と正恩氏の水面下の権力闘争が続いていた06年頃までは密に行われ、めぐみさんに関しては、“今も生きている”という報告内容だった。権力争いの趨勢が決してからも、正男氏は、国家安全保衛部内の正男シンパから細々と情報を得ていたといい、日本政府関係者も折に触れて正男氏周辺に接触していた」

 謎多き金正男氏暗殺事件。それは、拉致問題という重大事案にも大いに影響を及ぼしていたのだ。

特集「『金正男』暗殺は『金正恩の指令』に疑義あり」

「週刊新潮」2017年3月2日号 掲載


東京新聞編集委員の「独白本」に正男が抱いた「恨」の念
デイリー新潮 3/3(金) 5:56配信

〈私と家族に対する懲罰の命令を撤回してほしい。私たちは行く場所も逃げる場所もない。逃げ道は自殺だけだ〉。金正男氏が金正恩にそんな内容の手紙を出して許しを請わざるを得なくなったきっかけの1つとなったのが、2012年に東京新聞の五味洋治編集委員が上梓した『父・金正日と私 金正男独占告白』だ。正男氏が五味氏に抱いた「恨(ハン)」の念は相当なものだったようで……。

 ***

 2月17日、金正男氏が暗殺されたことを受けて会見した五味氏はこう述べた。

「金正男氏には、私がこれまで積み重ねてきた取材、Eメールについて、本にしてもいいかということについては許可を受けています。ただし、『タイミングが、今は悪い、ちょっと待ってほしい』と言われたのは事実です」

 が、五味氏は本の出版を強行。正男氏はそれをどう捉えていたのか。

■「仕方がない」
「本当に怒っていましたよ。“待ってくれ”と頼んだのに出版を強行してしまったこともそうですが、何より本の中身がまずい。何しろ、あの本では、“権力世襲は、もの笑いの対象になる”などと北朝鮮の体制を批判する正男氏のメールや発言がそのまま紹介されていますからね。あの本を出したせいで正男氏と五味氏の交流が途絶えたのは当然のことです」(正男氏の知人)

 もっとも、正男氏と連絡が取れなくなったのは五味氏だけではなく、

「それまで正男氏とやり取りをしていた他社の複数の記者も彼と連絡が取れなくなって困っていた」

 と、さるジャーナリストは明かすし、14年にマレーシアで在日韓国人ジャーナリストと共に正男氏に直撃取材したことのある、報道プロダクションCWV代表の細谷淳氏もこう話す。

「正男さんは“メディアとは一切、関係を絶った”と言い、こちらサイドが、記事にしないことを条件に話してもらえないか、と提案しても“記者はそう言いながら結局は書くじゃないか”と譲らなかった」

 当の五味氏に聞くと、

「金正男の死と私の本を関連付けて批判する声が多くあるのは知っていますし、それは仕方がないと思っています。私は、もう少し時間がたったら、今回の件がなぜ発生したのかを取材したいと考えています」

 それは、正男氏が抱いていた「恨」の念と向き合う取材になるのだろうか。

特集「『金正男』暗殺は『金正恩の指令』に疑義あり」

「週刊新潮」2017年3月2日号 掲載


<金正男氏殺害>北朝鮮人釈放へ 3日、証拠不十分
毎日新聞 3/2(木) 23:02配信

 【クアラルンプール林哲平、岸達也】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が殺害された事件で、マレーシアのアパンディ法務長官は2日、毎日新聞の取材に、マレーシア在住北朝鮮人のリ・ジョンチョル容疑者を勾留期限の3日に証拠不十分で釈放し、国外退去処分にすると明らかにした。

 地元華字紙「中国報」によると、警察は事件当日の2月13日、指名手配を受けた北朝鮮人らを乗せた車のナンバーが空港の監視カメラに映っており、車の持ち主であるリ容疑者が事件に関わっているとして、逮捕。だが、リ容疑者は「車はなくなった」とし、他の容疑者らとの面識もないと主張。捜査でも他の容疑者らとの関係を裏付ける証拠は見つからなかったという。

 検察は1日、実行役とされるインドネシア人とベトナム人の女を殺人罪で起訴したが、2人は殺意を否定。事件で中心的役割を果たしたとされる在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官ら7人の北朝鮮人に対する聴取は北朝鮮側の協力が得られる見通しは低く、捜査は難航している。

 一方、マレーシア側との交渉を担当する北朝鮮のリ・ドンイル元国連次席大使は2日、「(猛毒の神経剤)VXが使われたとする主張の根拠はない」と鑑定結果を批判し、心臓発作が死因だと改めて主張した。


<マレーシア>措置中止は安保上の理由 北朝鮮国民ビザなし
毎日新聞 3/2(木) 21:45配信

 ◇ザヒド副首相兼内相が記者会見で発表

 【クアラルンプール林哲平】金正男氏殺害事件を受け、マレーシアのザヒド副首相兼内相は2日に記者会見し、北朝鮮国民に認めてきたビザなし渡航の措置を6日から中止すると発表した。措置中止は、北朝鮮国民が関与した一連の動きを受けた安全保障上の理由からだと説明した。地元英字紙「スター」が伝えた。

 北朝鮮と数少ない友好国だったマレーシアとの関係は、正男氏殺害事件をきっかけに急速に悪化。今回の措置はマレーシア政府の外交関係見直しの一環で、北朝鮮は国際社会で一層、孤立を深めそうだ。

 正男氏殺害事件でマレーシア警察は、事件に関与したとする北朝鮮国籍の7人の聴取や引き渡しを北朝鮮に要請。北朝鮮側は協力を拒んでいるほか、捜査方針を強く批判している。また、北朝鮮はリ・ドンイル元国連次席大使ら使節団を派遣して遺体の引き渡しを要求。マレーシア側は「身元確認後に正当な親族に返す」(スブラマニアム保健相)とつっぱねている。

 マレーシアと北朝鮮は1973年に外交関係を樹立。2009年には両国民がビザなしで相手国を往来できるようになった。


空港で亡くなった男性の死因は「心臓発作」=北朝鮮当局者
ロイター 3/2(木) 21:06配信

[クアラルンプール 2日 ロイター] - マレーシア滞在中の北朝鮮当局者は2日、クアラルンプール国際空港で死亡した北朝鮮国籍の男性は、心臓発作が原因で亡くなった可能性が強いと述べた。

マレーシア政府は死亡したのが北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄の金正男氏で、猛毒の神経剤であるVXガスを使って殺害されたと発表しているが、北朝鮮は死亡したのが金正男氏だと認めていない。

北朝鮮のリ・ドンイル前国連次席大使は記者団に、VXガスが使われたとの分析に疑問を呈し、検視でみつかった毒物のサンプルを化学兵器禁止機関(OPCW)に送るべきだと述べた。


米国が再び北朝鮮を指定?「テロ支援国家」とは何か--金正男氏殺害事件、ミサイル発射で
ZUU online 3/2(木) 18:40配信

北朝鮮のミサイル発射や金正男氏殺害事件を受け、北朝鮮をテロ支援国家に再指定するよう求める声が高まっている。

米国では2008年に「テロ支援国家」として北朝鮮を解除したが再び指定国家にするべきかの検討に入ったようだ。その事は2月27日、日米韓3カ国はワシントンで会合を開いた席で日韓両国に説明したと韓国政府高官が明らかにした。検討の過程でも米国は日韓と緊密に連携していくとも語ったようだ。

一方、金杉憲治アジア大洋州局長も3カ国の独自措置を協力することにより相乗効果を高め国際的圧力が必要との認識を示した。

■大韓航空機爆破事件で1988年からテロ支援国家リスト入り

1988年11月29日、大韓航空機がインド洋上空で爆破されている。乗客乗員115人全員が死亡したこの事件は北朝鮮の工作員によるものだが、当初は空中分解が原因ではと言う事であったが、しかし実際には航空機テロであったことが後に判明し、北朝鮮はテロ支援国家リストに入る事となったのだ。

取り押さえられたは金賢姫工作員。もう一人の男の工作員はカプセル入り薬物を飲んで自殺。その後、金賢姫は韓国に引き渡され特赦で自由の身となって韓国で暮らしている模様だ。その後、当時のブッシュ政権は北朝鮮を2008年10月に核開発計画の検証方法をめぐって合意した事からロ支援国家を解除している。

その後、2010年には韓国の哨戒艦沈没事件や2014年のソニーの子会社がサイバー攻撃を受けているが、北朝鮮をテロ支援国家に再指定を見送った経緯があるだけにトランプ政権の対応が注目されるところだ。

■米国ではテロ支援国家を指定する制度がある

テロ支援国家は1979年に米国国務省によって指定されたものであり、テロ組織を支援していると見なす国に対して適用している概念および呼称の事だ。当初はリビア、イラク、南イエメン、シリアが指定国だったが、北朝鮮、イラン、キューバ、スーダンが追加されている。

指定された国に対しては武器輸出の禁止の他に、たとえ汎用品であっても軍事力またはテロリスト支援能力を強化する物として輸出管理や経済援助の提供などが禁止される。あるいは金融面での諸規制の制裁措置が課される事になる。現在はリビア、南イエメン、イラク、北朝鮮、キューバがテロ支援国家の指定が解除されている。

■イラン、シリア、スーダンの3カ国をテロ支援国家と指定している

シリアは1979年12月29日に指定。イランは1984年1月19日に指定。スーダンは1993年8月12日に指定されている。過去に指定された国を見ると、南イエメンは1979年に指定されたが北イエメンとの統合で解除されているし、イラクは1979年に指定されたが1982年に指定が解除されている。

しかし国交正常化となるも1990年のクウェート侵攻を受け再指定となった経緯があり、その後イラク戦争の影響から2004年に指定解除れている。リビアは1979年に指定されその後2006年に指定が解除されている。キューバは2015年にテロ支援国家指定を正式に解除されたばかりだ。問題の北朝鮮は1988年に指定されたが2007年2月13日の六者会合の合意で2008年10月11日に指定を解除されている。

■再指定を求める議会やメディアからの声が出ている

トランプ政権の対応が注目されているが米議会下院では2月にロ支援国家に再指定するよう求める法案を提出しているし、議会上院からも議員6人が、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した事から再指定を検討するよう書簡をトランプ政権に送っている。さらに米ウォール・ストリート・ジャーナル紙の社説では、マレーシアで殺害されたキム・ジョンナム氏の事件でテロ支援国家に再指定をすべきと記すなど求める声が強まっている。

追い詰められた金正恩だが、中国でも今年いっぱいは石炭の輸入停止を発表している。中国向けの石炭輸出は年間1000億円を超えるとの事なので相当な痛手となる。マレーシアとも今回の事件で断交を検討しているようだし、昨年に匹敵する史上最大規模の米韓合同軍事演習も3月に始まる予定とか。

このように経済制裁や外交圧力、軍事的圧迫という三重苦に直面する事にななる北朝鮮だが、米国ではテロを支援している国家を「テロ支援国家」として指定・明確化した場合は経済制裁を実施する手法を取っているのだ。

これはあくまでも「テロ支援国家」とは国務長官(外務大臣に該当)が認定して議会に報告するのだが、あくまでアメリカの最終判断ですることだ。これにより武器をはじめとする輸出入規制が行われ、国際金融機関の融資にしても米政府が反対する事でその活用も行えなくなると言うわけだ。

■北朝鮮の核・弾道ミサイルは日米韓の安全保障で見解一致

日米韓政府は共同声明で、北朝鮮の核・弾道ミサイルは安全保障を脅かすとの認識で一致している。北朝鮮は複数の国連安全保障理事会決議を無視しているだけに、今後は強い国際的圧力が必要と指摘している。軍事ジャーナリストの世良光弘氏も、テロ支援国家に再指定し海上封鎖を含むなどの全面制裁をした場合は金正恩政権は持たないだろうと見る。

そうなれば再度の核実験や弾道ミサイル発射をする可能性もあるのではと予想しているようだ。米軍の偵察衛星からの報告では数日前から核施設周辺での頻繁な車両の出入りが確認されている。トランプ大統領がこの兆候を見て米朝の軍事衝突が現実のものとなる決断次第では日本としても穏やかではいられなくなる。(ZUU online 編集部)


北朝鮮男性容疑者を釈放へ 金正男氏殺害、証拠不十分で
BBC News 3/2(木) 18:38配信

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北朝鮮男性容疑者を釈放へ 金正男氏殺害、証拠不十分で

北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件に関連して、マレーシア当局に拘束されている北朝鮮籍の男性容疑者が2日に釈放され、国外退去させられることが明らかになった。

マレーシアのアパンディ・アリ司法長官は、リ・ジョンチョル容疑者について、「証拠不十分」のため「自由の身」になると語った。

金正恩氏と疎遠になっていた金正男氏は、先月13日に神経剤VXを塗られて殺害された。1日には2人の女性容疑者が殺人罪で起訴されている。

マレーシア当局は現在、殺人に関与した容疑で大使館職員を含む北朝鮮籍の数人の行方を追っている。

マレーシア国営のベルナマ通信によると、アフマド・ザヒド・ハミディ副首相は2日、安全上の理由から、3月6日付で北朝鮮への査証(ビザ)なし渡航を終了することを明らかした。

北朝鮮人は現在、マレーシアとのビザ相互免除措置により、ビザを取得せずにマレーシアに最長30日間滞在できる。

実行犯として逮捕・起訴された2人の女、ベトナム国籍のドアン・ティ・フォン被告とインドネシア国籍のシティ・アイシャ被告 は、マレーシアの首都クアラルンプールの空港にある格安便ターミナルで搭乗を待っていた金氏の顔面に、神経剤VXを塗りつけた容疑がかけられている。

リ・ジョンチョル容疑者は、事件の4日後に逮捕された。マレーシア警察は身柄拘束の詳細について明らかにしていない。

当局は2日、リ容疑者が国外退去となる理由は、有効な渡航書類を所持していなかったためと説明した。リ容疑者はマレーシアにこれまで3年間滞在していた。

ロイター通信によると、リ容疑者は、2017年2月6日まで有効の労働許可証を持っていたという。

北朝鮮とマレーシアは、パーム油や鉄鋼など資源貿易が増加するなか、1970年代に国交を結んだ。2003年には、北朝鮮がクアラルンプールに大使館を設立した。

しかし、金正男氏の殺害事件を受け、マレーシアが平壌から大使を呼び戻すなど、両国の関係には大きな亀裂が生じている。

(英語記事 Kim Jong-nam death: North Korean detainee to be released)

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