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2017年2月25日 (土)

777・787・A350等、航空機一般の話題・47

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:イラン航空、A330-200初号機受領 大量発注分初の双通路機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:欧エアバスとのパートナーシップ、国内航空機産業の飛躍期待高まる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングのコスト削減要求に日本の航空機メーカーが出す答え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<羽田整備工場見学>見上げる巨大機体 一般向けが大人気 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:787ロゴ消え他機種と統一 特集・ANA787初号機JA801Aリペイント(後編) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ユナイテッド航空CEOが語る「ジャンボジェット時代の終焉」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、737 MAX 10Xの開発検討 A321neoに対抗 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、小型ジェット機「737 MAX 9」をロールアウト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ルフトハンザ・カーゴ、貨物増便で旅客運休補完 オーストリア航空撤退でも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<新千歳空港>米貨物機が緊急着陸 「片方のエンジン停止」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米貨物機が緊急着陸=エンジン停止、けが人なし―新千歳 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:A350のパイロット養成拠点ハブ 特集・シンガポールのエアバス訓練施設 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバスの17年2月、受注なし 納入49機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバスに秋波を送る“日の丸航空機”産業の狙い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本がステルス機「三菱X-2」を開発するワケ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ウミガメA380、ANAがホノルル線に投入へ---2019年春 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、2019年にホノルル線に就航するエアバス A380型機の特別塗装機「FLYING HONU」発表、導入3機すべてを特別塗装に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAのA380、デザインは「空飛ぶウミガメ」 成田-ホノルル19年就航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:A380特別塗装デザイン - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空、成田-ホノルル線にA380 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:19年春、A380運航開始=成田―ホノルル線に投入・全日空 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:おめめパッチリ。ANAの「エアバスA380特別塗装機」 ウミガメモチーフの「FLYING HONU」に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、エアバス A380型機の特別塗装機は「FLYING HONU(ホヌ)」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、日本の航空会社で初導入の超大型機エアバスA380、「空飛ぶウミガメ」に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:戦闘機めぐる台湾の本音は? 次世代型ステルス機開発表明、その裏側 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:さよなら”鯖”塗装 特集・ANA787初号機リペイント(前編) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:いつかは…。“防衛の川重”が夢見る完成機メーカーへの挑戦 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、石垣行きでひなまつりフライト 外国人客にもひなあられ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エア・カリブ、A350初号機受領 仏初導入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ウォーレン・バフェットが米航空大手に“1兆円以上”を投資 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、737-800運航から10年 CA、式典で歴代制服 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAの787初号機、通常塗装で登場 初の再塗装機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<エアバス>JAL機長ら最新鋭機シミュレーターを体験 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、英国に欧州初の同社工場開業へ - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

イラン航空、A330-200初号機受領 大量発注分初の双通路機
Aviation Wire 3/13(月) 21:24配信

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イラン航空に引き渡されたA330-200=17年2月 PHOTO: P. Masclet, Master Films/Airbus

 エアバスは現地時間3月10日、国営のイラン航空(IRA/IR)にA330-200型機(登録番号EP-IJA)を仏トゥールーズで引き渡したと発表した。2016年12月に大量発注したエアバス機のうち、初の双通路機となった。

【イラン航空が受領したA330の写真を見る】

 イラン航空は12月22日、エアバス機を100機発注。内訳は、A320従来型(A320ceo)が6機、A320neoが32機、A321ceoが8機で、単通路機はA320ファミリーを計46機発注した。双通路機はA330ファミリーがA330-200とA330-900neoを含む計38機、A350 XWBは長胴型のA350-1000を16機の計54機を発注した。

 両社間の契約は、11月に認可された米国の財務省外国資産管理室(OFAC)の輸出許可を前提としている。米国の技術が10%以上使用された製品は、OFACの認可が必要になる。エアバスは、EU(欧州連合)や米国などの監査機関と調整して、包括的共同作業計画(JCPOA)を遵守し、OFACの認可が履行される条件を保証していくとしている。

 この契約のうち、最初の納入となったのはA321(登録番号EP-IFA)で、1月11日に引き渡された。今回受領したA330-200は、エンジンはロールス・ロイス製トレント700を搭載し、座席数は2クラス238席(ビジネス32席、エコノミー206席)となっている。

 イラン航空は2016年12月、ボーイング機80機の導入でも合意。内訳は737 MAX 8が50機、777-300ERと777-9Xが15機ずつで、2018年から受領を開始する。

 現在は747やA300などを所有しているものの、機材の老朽化が進んでいる。


欧エアバスとのパートナーシップ、国内航空機産業の飛躍期待高まる
日刊工業新聞電子版 3/13(月) 14:50配信

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エアバスの求める技術に日本企業の商機がある(A380、エアバス提供)

機材調達でエアバスの存在感
 欧州とのパートナーシップによって、わが国航空機産業の新たな飛躍を期待したい。

 経済産業省とフランス航空総局が覚書を結び「日エアバス民間航空機産業協力ワークショップ」を立ち上げた。政府支援の下、材料や航空システム、製造技術などの分野で欧エアバスと日本企業の連携を橋渡しする。

 戦後、わが国の航空機産業は米軍機の修理で再開し、防衛航空機のライセンス生産で産業基盤を構築。米ボーイングとの国際共同開発などで民間機事業を広げ、国産小型ジェット旅客機「MRJ」など完成機へと発展させてきた。いずれも米国とのつながりが深い。

 全日本空輸(ANA)、日本航空(JAL)の保有機材もボーイングからの調達を軸としてきたが、近年はエアバスの存在感が高まっており、変化の兆しがみてとれる。

 年率約5%で増加する旅客需要を背景に、世界の民間航空機市場は今後20年間で約5兆ドル規模へと倍増する見通しだ。日本勢もボーイング向けを中心に約1兆8000億円規模へと順調に成長してきたが、生産額は米国の約11分の1にすぎない。

 日本企業とエアバスとの取引規模は年間約10億ユーロ(約1200億円)程度にとどまっており、伸びしろは大きい。エアバス側も「日本企業は品質、納期順守に優れているのが特徴。取引をさらに拡大したい」(エアバス・ジャパンのステファン・ジヌー社長)と期待する。

 ただサプライヤーが米欧の2大航空機メーカーの仕事を両立させるには、新たな生産ラインを含めた長期安定供給のための新規投資が必要となる。

 その点、日仏政府は次世代航空機に焦点を当て、通信やロボット、電動化などの革新的技術を持つ他業界からの参入を促す新しいアプローチをとった。これまで縁のなかったリコーなどが関心を示しているという。

 品質保証をはじめ、航空機部品に求められる国際的な認証取得のハードルは高い。官民一体となり、日欧双方の航空機産業振興につながる橋頭堡(ほ)を築いてもらいたい。


ボーイングのコスト削減要求に日本の航空機メーカーが出す答え
ニュースイッチ 3/12(日) 14:22配信

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米ボーイングの「787」胴体を製造する世界最大級の複合材硬化用オートクレーブ

川重、新工場はIoTで武装。検査工程などを簡略化
 「QCD(品質・コスト・納期)にもっと磨きをかけよう」。2016年4月に航空機部門のトップに就いた常務執行役員の並木祐之は、現場にこう語りかけた。民間航空機向け機体部品を手がける川崎重工業。メーン顧客の米ボーイングは欧エアバスと激しい受注競争を繰り広げ、コストダウン要求は年々厳しさを増している。

 「単なるプライスダウンはできない」(並木)。川重には乾いたぞうきんを絞るような生産改善を進めてきた自負がある。「あとはボーイングと一緒になった取り組みが不可欠になる」と強調する。

 例えば検査工程。一度も不具合が発生していない工程での検査を、簡便化するといった取り組みだ。並木は「ボーイングの決め事だから、当社では判断できない」とした上で、「さらにコストダウンを進めるにはこれしかない」と続ける。

 民間航空機の胴体などを手がける名古屋第一工場(愛知県弥富市)。ボーイングの次世代大型機「777X」向け胴体の量産開始や、中・大型機「787」の増産対応など大イベントを控える。

 17年2月、第一工場内で建設していた「777X」向け胴体の新工場が完成。6月の製造開始に向け、生産設備の設置作業を始めた。新工場の完成は航空機部門に留まらず、川重グループ全体への波及効果が期待できる。

 並木は新工場を「IoT(モノのインターネット)などを活用したスマート工場のとっかかり」と表現する。自動で穿孔(せんこう)位置を認識する自社製ロボット、画像センシング技術や制御技術を駆使した新規開発設備を導入。IoTに必要な通信インフラも整備する。

 技術開発本部とも連携し「ここで得た知見やノウハウを他部門の工場に広げたい」と並木。副社長の井城讓治は「自社で試して形になれば外販できる」とその先を見通す。スマート化の進捗(しんちょく)次第では、ボーイングの高い要求に応えられるかもしれない。生産改善に終わりはなく、これは製造業の宿命でもある。
(敬称略)


<羽田整備工場見学>見上げる巨大機体 一般向けが大人気
毎日新聞 3/12(日) 8:09配信

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間近で機体を見学する参加者ら=東京都大田区羽田空港のJAL格納庫で篠崎真理子撮影

 フェンス越しに、すぐ近くを走行していく巨大な旅客機。ここは羽田空港(東京都大田区)にある、航空各社の格納庫などが並ぶ「新整備場地区」だ。同地区で日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)が、一般を対象に飛行機の機体整備工場見学を実施している。機体を間近に見られるとあって、予約開始後すぐに“満席”になる人気ぶりだ。【篠崎真理子】

【エアバス】JAL機長ら最新鋭機シミュレーターを体験

 ヘルメットを着用して格納庫へ入る。目の前にJALの所有機では最大の「ボーイング777」が定期点検のため駐機していた。ガイド役の元キャビンアテンダント(客室乗務員)の杉原久乃さん(42)が「航空機の定期点検は、人間ドックのようなものです」と解説した。間近で見る旅客機は巨大で、見上げるばかりだ。

 JALでは見学を、空に興味を持ってもらうための「ミュージアム」と見立てて、「JAL工場見学~SKY MUSEUM~」と名付けて開催している。航空教室で航空機の飛ぶ仕組みや羽田空港の概要などを学び、続いて格納庫を見学する流れだ。この日は子どもが参加しており、航空教室では「羽田空港は2~3分に1回発着がある日本一忙しい空港です」「主翼の中に積む燃料は、満タンにするとドラム缶約900本分。水に例えると、2年半の間、毎日お風呂に入れる量です」などと、わかりやすく説明してくれた。

 格納庫では、点検中の航空機の周りに足場が組まれ、作業員が上部で作業できるようになっている。客室や操縦席の点検や整備のほか、タイヤやエンジンの交換作業も行われるという。

 格納庫からは、ごう音とともに滑走路を離着陸する航空機を見ることができ、迫力満点。庫内には1960年代の主力機で、美しい姿から「空の貴婦人」と呼ばれた「DC8」機の機首部分が保存されている。「ビートルズが来日した際に使われた機種です」。杉原さんはそう説明した。

 子どもにもわかりやすい説明が中心だったが、航空機ファンだという相模原市緑区の横溝彰広さん(65)は「ファンでも十分満足できた」と笑顔だった。

 別の日に、山口県立岩国工業高校の生徒たちと一緒に、ANAの機体工場見学にも参加した。格納庫には、ボーイング社製では最新鋭の「787」機も駐機。787は従来の航空機とは違い、先進的な炭素繊維複合素材が多用されていることなどが説明されると、熱心にメモを取る生徒も。

 「乗り物の部品を作る仕事に就きたい」という同校2年の岡崎健太朗さん(17)は、「機種によって、いろいろなエンジンが使われていることがわかった。将来の参考になりました」と話していた。

 ◇メモ【工場見学】

 工場見学参加はJAL、ANAとも無料だが、事前予約が必要。両社とも対象は小学生以上で、小学生の場合、成人の同行が必要。JALは年末年始を除く毎日4回開催。1回につき100人まで見学可能。所要時間は約1時間40分。予約は見学希望日の6カ月前の午前9時半からウェブサイト(https://www.jal.co.jp/kengaku/)で受け付ける。ANAは月~金曜(祝日などは除く)に1日4回開催。1回につき80人まで見学可能。所要時間は約1時間半。予約は見学希望日の6カ月前の午前9時半からサイト(http://www.ana.co.jp/group/kengaku/)で。両社とも東京モノレール「新整備場」駅下車徒歩。


787ロゴ消え他機種と統一 特集・ANA787初号機JA801Aリペイント(後編)
Aviation Wire 3/10(金) 19:10配信

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特別塗装から通常デザインに塗り直されたANAの787-8初号機=17年2月28日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

 白いボディーに濃紺のアクセントが入ることから、航空ファンからは“鯖”(サバ)塗装とも呼ばれ、親しまれてきた全日本空輸(ANA/NH)のボーイング787-8型機の初号機(登録番号JA801A)。2011年の就航以来まとってきた特別塗装から、同社の通常デザインに塗り替えられた。リペイント(再塗装)後の初便は、3月1日夜の羽田発上海(浦東)行きNH967便となった。

【787初号機の写真を見る】

 ANAの787のデザインは、大きく分けて3つ。初号機と2号機(JA802A)の特別塗装と、ANAの通常デザインに加えて前部胴体に「787」と大きく描いた787ロゴ塗装、他機種と同じ通常デザイン塗装だ。

 特別塗装機は、ANAの通常デザインで用いられているブルーよりも濃い色が後部胴体に配され、前部胴体には「787」と描いて最新鋭機をアピール。その後、登録番号JA803AからJA824Aまでの機体は、ANAの通常デザインに加えて前部胴体に「787」と大きく描いた787ロゴ塗装機となった、

 通常塗装機は、2014年2月6日に引き渡されたJA825Aから。ANA機の通常塗装は、2013年8月からプロダクトサービスブランド「インスピレーション・オブ・ジャパン(Inspiration of Japan)」のロゴを取り入れている。

 JA825A以降の塗装も「IoJロゴ」が入っており、787ロゴ塗装機は機体中央に「IoJ」ロゴを加えている。

 初号機の塗装作業は、15日からANAホールディングス(9202)が出資する整備会社MROジャパンの格納庫で実施。胴体と垂直尾翼、エンジンカバーをリペイントした。

 本写真特集の後編では、商業運航復帰前日の2月28日に公開された、通常塗装の外観を取り上げる。


ユナイテッド航空CEOが語る「ジャンボジェット時代の終焉」
BUSINESS INSIDER JAPAN 3/9(木) 20:10配信

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「ボーイング747-400」。ジャンボジェットの愛称で親しまれた。

2017年1月、ユナイテッド航空は「ボーイング747-400」の“引退”を発表した。

【ジャンボジェットの愛称で親しまれた「ボーイング747-400」】

同社はアメリカの大手航空会社の中で、「ジャンボ」の愛称で知られる同機をまだ運行している数少ない会社。当初の予定より1年早い2017年末で運行をやめる。

747の後継機として「ボーイング777-300ER」を導入。「787ドリームライナー」「エアバスA350」同様、同社の長距離路線に投入する。

先日、ユナイテッド航空のCEOオスカー・ミュノツ(Oscar Munoz )氏はBusiness Insiderとの単独インタビューに応じた。

インタビューの中で、ミュノツ氏は「『空の女王』の愛称で親しまれた747型機の引退は、実務上の観点から決定したこと」と話す。

インタビューからの抜粋は以下の通り。

BI:「747-400」の“引退”を早めると発表されました。その背景を教えていただけますか?

ミュノツ氏:747はもう時代遅れのものになりつつあります。長い間、当社にとっては主力機でしたが、いよいよメンテナンスが難しくなってきました。特に部品問題。必要な部品がなかなか入手できないのです。現在は世界中にある古い機体から(部品を取り外して)調達している状況です」

BI:747の後継機は?

ミュノツ氏:その話題になるたびに、「ドリームライナーを見ましたか?」と答えています。2階建ての大きな機体ではないかもしれませんが、わたしたちが提供する新しいタイプのビジネスクラスにぴったりの機体です。サービスはさらに向上し、座席も快適になります。当社は新型機を導入し、次世代へ飛び立ちます」

[原文:United Airlines CEO explains why the Boeing 747 jumbo jet will soon go away(UAL, BA)]

(翻訳:十河亜矢子)


ボーイング、737 MAX 10Xの開発検討 A321neoに対抗
Aviation Wire 3/8(水) 21:55配信

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737 MAX 10Xのイメージイラスト(ボーイングのサイトから)

 ボーイングは現地時間3月6日、単通路機737型機では胴体長が最長となる737 MAX 10Xの開発を検討していることを明らかにした。すでに一部の航空会社には、導入を働きかけている。次世代小型機市場で、エアバスのリードを許しているボーイングは、ラインナップの見直しで巻き返しを図る。

【737 MAXの写真を見る】

 737 MAXは737の発展型で、新型エンジンを採用した4機種で構成。標準型は2016年1月29日に初飛行した737 MAX 8(1クラス189席)で、日本の航空会社も多数導入している737-800の後継となる。737 MAX 8をLCC向けに座席数を増やした737 MAX 200(同200席)、もっとも胴体が短い機体で737-700の後継となる737 MAX 7(同172席)、胴体がもっとも長い737-900ERの後継機737 MAX 9(同220席)がある。

 開発を検討している5機種目の737 MAX 10Xは、7日にロールアウトした737 MAX 9の胴体を延長し、1列で6席ある座席を2列増やすことで12席上積みする。

 ボーイングは2016年7月、737 MAX 7の設計を一部見直した。737-700と同じだった胴体長を、前部胴体を約0.8メートル(30インチ)、後部を約1.2メートル(46インチ)の合わせて約1.9メートル(76インチ)延長。1列6席の座席を2列増やして12席上積みした。737 MAX 10Xも12席増となることから、全長は同程度長くなるとみられる。

 737 MAX 9や737 MAX 10Xと競合するのは、エアバスのA321neoで、メーカー標準の座席数は1クラス236席、2クラス185席。1クラス232席程度を計画している737 MAX 10Xであれば、A321neoと同程度の乗客を運べるようになる。

 ボーイングは、737 MAX 10XはA321neoと比較し、運航コストを座席または輸送距離あたりで5%削減するとしており、「これまでの中で、もっとも収益性の高い単通路機」と表現している。

 一方、エアバスはギャレー(厨房設備)やラバトリー(化粧室)の配置を最適化することで、LCCで採用されている高密度シート配列であれば、240席程度まで増やせるとアピールしている。

 ボーイングは、737 MAX 8の量産初号機引き渡しは、今年4-6月期(第2四半期)を計画。737 MAX 9は2018年、737 MAX 7と737 MAX 200は、2019年の商業運航開始を目指す。737 MAX 10Xは、開発が今年スタートした場合、2020年に就航できる見通し。

 1月末時点で、737 MAXファミリーは世界の83顧客から3612機の受注を獲得。一方のA320neoファミリーは、5063機を2月末時点で受注しており、次世代小型機の受注はエアバスがリードしている。

 また、737 MAXと787の間に位置する「MOM(ミドル・オブ・ザ・マーケット)」の機体である757の後継機については、737 MAX 10Xとは市場が異なるとの見方を、ボーイングは示している。

 757は中型の双通路機767と同時開発された中型単通路機。座席数は、標準型の757-200が2クラス仕様で約200席、胴体を延長した757-300が約250席となっている。エアバスは、A321neoの最大離陸重量を引き上げた「A321LR」で、757の置き換え需要を取り込み始めている。


ボーイング、小型ジェット機「737 MAX 9」をロールアウト
sorae.jp 3/8(水) 20:39配信

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ボーイング、小型ジェット機「787 MAX 9」をロールアウト

ボーイングは3月7日(現地時間)、最新ジェット機の「737 MAX 9」をロールアウトしました。初飛行は今年の5月を予定しています。
 
ボーイング 737 MAXはナローボディの小型ジェット機で、そのなかでも737 MAX 9は長胴型となるバリエーションです。最大220人の旅客が搭乗可能で、最大航続距離は3,515マイル。ニューヨークからロンドンなどの航路が設定可能となっています。また、より小さな737 MAX 8は2015年12年にロールアウトをはたしています。
 
737 MAXはこれまで約3,600機の受注を受けていますが、そのうちで737 MAX 9が占めるのは220機ほどです。一方、エアバスのA321neoはより受注を伸ばしています。
 
ボーイング 737 MAX 9は2018年から運行予定。また、今後は737 MAX 7や737 MAX 8の200人バージョンとなる737 MAX-200の登場も控えています。


ルフトハンザ・カーゴ、貨物増便で旅客運休補完 オーストリア航空撤退でも
Aviation Wire 3/8(水) 20:07配信

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1月から増便し旅客便運休分を補完したルフトハンザ・カーゴ=16年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ルフトハンザ・カーゴ(GEC/LH)のミヒャエル・フォアヴェルク東・中部日本地区シニアダイレクター日本代表は3月8日、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)の旅客便・フランクフルト-成田線の運休について、貨物線用便を増便して補完していると述べた。

 ルフトハンザ・カーゴは貨物便として、フランクフルト-成田-仁川-フランクフルト線を週6便運航しているが、1月23日から週1便を増便。現在は週7便をボーイング777F貨物機で運航している。

 一方で、旅客便を運航するルフトハンザ ドイツ航空は、成田への唯一の自社運航路線だったフランクフルト線を、需給調整により1月10日の成田発便から暫定運休。3月26日から始まる2017年夏ダイヤでも運休を決定し、冬ダイヤ以降の運航再開は未定となっている。同路線は旅客機の床下(ベリー)スペースで貨物を運んでいた。

 フォアヴェルク・シニアダイレクターは「1月23日から週7便に引き上げ、輸送力を増強した」とし、運休による輸送力の減少を補っていると説明。3月26日からの夏ダイヤでは、旅客便のミュンヘン-羽田線を週5往復から1日1往復に増便することから、同路線でも補完する考えを示した。

 1月に就任したフォアヴェルク・シニアダイレクター以前に、日本市場を管轄していたミヒャエル・シュトルマー前日本・韓国支社長は、「(16年9月に撤退したグループの)オーストリア航空(AUA/OS)のウィーン-成田線も貨物を運んでいた。撤退により週100トンの輸送力を失った」とし、貨物便の増便は、フランクフルト-成田線の旅客便運休前に決定していたと説明した。

 ルフトハンザ ドイツ航空はフランクフルト-成田線を週3往復、エアバスA340-300型機(251-298席)で運航していた。一方の羽田路線は、フランクフルトから1日1往復をボーイング747-8型機(340-364席)で、ミュンヘンからはA340-600(281-297席)で運航し、それぞれ航空貨物を輸送している。


<新千歳空港>米貨物機が緊急着陸 「片方のエンジン停止」
毎日新聞 3/8(水) 18:22配信

 8日午前10時40分ごろ、北海道・新千歳空港で、米アラスカ州アンカレジ空港発関西国際空港行きの米国貨物機がエンジントラブルのため緊急着陸した。乗員3人にけがはなく、ほかの便の欠航や遅延もなかった。国土交通省新千歳空港事務所によると、トラブルのあった機体は運輸会社「ユナイテッド・パーセル・サービス」のボーイング767-300型機。同7時半ごろ、同機から「(二つあるエンジンのうち)片方のエンジンが止まった」と空港に連絡があったという。【日下部元美】


米貨物機が緊急着陸=エンジン停止、けが人なし―新千歳
時事通信 3/8(水) 12:38配信

 8日午前10時40分ごろ、米国アンカレジから関西空港に向かっていた米ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)の貨物機(ボーイング767型機、乗員3人)が、北海道・新千歳空港に緊急着陸した。

 右側のエンジンが停止したという。けが人はいなかった。

 国土交通省新千歳空港事務所によると、貨物機は太平洋上を飛行中の午前7時15分ごろ、右の翼にあるエンジンが停止。緊急事態を宣言し、新千歳空港のB滑走路に着陸した。このトラブルによるダイヤの乱れはない。UPSが詳しい原因を調べている。


A350のパイロット養成拠点ハブ 特集・シンガポールのエアバス訓練施設
Aviation Wire 3/7(火) 22:14配信

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シンガポールのエアバス・アジア・トレーニング・センターに設置したA350シミュレーター内部=17年2月10日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 エアバスが2016年4月にオープンした、運航乗務員の訓練施設「エアバス・アジア・トレーニング・センター(AATC)」。A350 XWB用など6基のフルフライト・シミュレーター(FFS)を設置し、年間1万人程度の訓練を見込む。エアバス機全機種のタイプ・レーティング訓練(機種ごとの資格取得訓練)やリカレント訓練(再飛行訓練)ができる。

【高度や速度などを表示するヘッドアップディスプレイ】

 AATCはエアバスが55%、シンガポール航空(SIA/SQ)が45%出資しており、投資額は1億米ドル(約113億8900万円)。広さは9250平方メートルで、シンガポール北東部のセレター空港そばにあるセレター・エアロスペース・パークに位置する。

 FFSは現在6基で、A330とA350用が2基ずつ、A380とA320用が1基ずつ。2019年までにA350とA320用を1基ずつ増やし、合わせて8基で運用する。将来の需要増に備え、10基まで設置できるようにした。

 移行訓練用の固定訓練機器「APT(エアバス・パイロット・トランジション)」は、2019年までに6基設置。計器類をタッチパネルで再現した訓練用コックピットで、現在はA380用やA350用など、各機材向けのAPTを稼働させている。

 2035年までの20年間で、アジア太平洋地域の航空需要は著しく成長し、世界の需要をけん引する。今後、A350の訓練拠点のハブを目指すAATCを、写真特集で取り上げる。


エアバスの17年2月、受注なし 納入49機
Aviation Wire 3/7(火) 16:01配信

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エア・カリブのA350-900=17年2月 PHOTO: P. Pigeyre, Master Films/Airbus

 エアバスの2017年2月の引き渡しは49機(前年同月46機)となった。受注は0機(2機)だった。

 引き渡しの内訳は、A320シリーズが39機(前年同月39機)、A330シリーズが4機(4機)、A350シリーズが5機(1機)、A380が1機(2機)だった。

 A350はキャセイパシフィック航空(CPA/CX)とルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)、シンガポール航空(SIA/SQ)、カタール航空(QTR/QR)に1機ずつ引き渡した。リース会社エアキャップにも1機引き渡し、仏エア・カリブ(FWI/TX)がリース導入した。

 受注はなかった。前年同月はA320シリーズが2機だった。


エアバスに秋波を送る“日の丸航空機”産業の狙い
ニュースイッチ 3/7(火) 12:10配信

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エアバスの求める技術に日本企業の商機がある(A380、エアバス提供)

ボーイング減産。次世代機開発に使える技術で思惑一致
 今月1日、経済産業省とフランス航空総局(DGAC)は、都内で欧エアバスと日本企業の協力強化を支援する覚書に署名した。フランス政府を代表してシュバイツァー日仏特別代表は「民間航空機分野での産業交流促進を目的とし、2013年に始めた年に1度の対話が定着した。協力強化の新たなステージに入る」と話す。

 日系サプライヤーによるエアバス向けの部品供給は増加しているが、年間約10億ユーロ(約1190億円)にとどまり、ボーイング向けの5分の1程度とみられる。経産省は自動車やITなど他業界からの参画を促し、取引拡大を目指す狙いだ。

 今回の覚書に基づき「日エアバス民間航空機産業協力ワークショップ」が設立される。経産省は「広範な日本企業が、優れた技術を搭載した魅力ある航空機の実現に貢献できる。経産省としても全面的に支援する」(井原巧経産大臣政務官)ととにかく前向きだ。

 エアバス・ジャパンのジヌー社長は「日本は次世代機開発に向けた技術や研究開発、デジタル革新のような分野で協業を促進する主要な拠点」とエールを送る。

 民間企業でも動きが広がっている。リコーや関西ペイント、住友ベークライトも今回の日仏接近を契機にエアバスとの取引を目指している。

 エアバスは通信などを駆使した客室技術、ロボットによる自動組み立て、光ファイバーによる損傷検知技術、3次元(3D)プリンターの活用、環境対応塗装、油圧を代替する電動化技術などを求めている。

 リコーは飛行安定性を高める画像解析技術を、関西ペイントは環境性・耐久性の高い塗装技術を、住友ベークライトは軽量内装パネルなどを提示する見通しだ。また、産業技術総合研究所(産総研)はロボット技術での連携を目指す。

<ボーイング中心の産業構造に変化の兆し>

 現状、日本の民間航空機産業はボーイングとの取引が中心となっている。特に機体構造については、三菱重工業や川崎重工業、富士重工業などが参画するなど実績は多い。

 エアバスと日本企業の取引は、ジャムコが炭素繊維強化プラスチック(CFRP)製フロアアビームを、横河電機がコックピットディスプレーモジュールを、パナソニックが機内エンターテインメントシステムを納入するなど複数の企業が実績を重ねており、納入は増加傾向にあるが、まだまだ取引拡大の余地はあるとみている。

 経産省はエアバスの要望に応じる形で、機体構造、ジェットエンジン以外への日本企業の参画を促すため、今後、自動車やITなど他業界にも呼びかけていく。

<解説>
 日本の航空機産業のボーイング依存は長年の課題。過去、エアバスの新機種の開発時に日本側は参画を求められたが、ボーイングの仕事を気にして断った経緯がある。

 今の時期にエアバスと日本の航空機産業が近づく理由はただひとつ、エアバスの次世代機開発に使える技術であるはずだ。現在、日本もボーイングの減産で苦しい時期にある。

 エアバスも機体開発のコストを分担して欲しいという気持ちを持っている。「日本好き」で知られるエアバスのブレジエCEOの在任中に何とか一つでも契約に結びつくことを願う。
(日刊工業新聞名古屋支社・杉本要)


日本がステルス機「三菱X-2」を開発するワケ
Book Bang 3/7(火) 9:00配信

2016年の航空自衛隊による緊急発進(スクランブル)は1189回でした。中でも中国機に対する緊急発進の回数は842回と圧倒的で、前年比で81%増と1991年の統計後では最多を記録しています。緊急発進で用いられるのが戦闘機ですが、航空自衛隊はF-4EJ改の後継としてF-35の装備を決めています。そんな中、防衛装備庁は2016年4月、「三菱X-2」を先進技術実証機として初飛行させました。このX-2は将来的に国産戦闘機の開発につながる可能性のある機体として注目されています。そこでここでは、このステルス機・三菱X-2とはどんな機体なのか、その開発にはどんな意味があるのかを、『知られざるステルスの技術』の著者で、航空評論家の青木謙知氏に語っていただきました。

三菱X-2とは何か
 2016年4月22日に初飛行した三菱X-2は、国産初の自衛隊向け技術実証機です。この技術実証機の目的は、将来の戦闘機に必要になると思われる各種の新技術を、実際の飛行評価試験を通じて見きわめ、また「必要なものを日本で開発できるか」などを確認することにあります。

 このため、X-2は一見すると戦闘機に見えますが、実用戦闘機よりはかなり小さく、今の機体規模ではレーダーなどの電子機器や、各種の兵器を搭載するスペースはありません。これらも実際の航空機を使っての開発作業は必要ですが、地上だけでできるもののありますし、他の戦闘機などを活用することも可能です。

 しかし、X-2で重要なテーマに挙げられているステルス性(レーダーに探知されにくい技術)や新世代の戦闘機用エンジン、推力変向式排気口による高運動性などは、既存機を改造・改修して試せるものではありませんから、X-2のような技術実証機が必要になったのです。

高度な機密は同盟国にも教えない
 これまで、日本にこのような航空機がなかった大きな理由は、それぞれの時代における戦闘機用の新技術が、それほど複雑ではなかったからです。航空力学にしても電子機器技術にしても、これまでの理論や技術の積み重ねの延長上にあり、比較的簡単に理解ができました。また、日本は、アメリカの各世代の主力戦闘機をライセンス生産できたので、そこから学び取れることは多かったのです。

 しかし、今日の最新世代である第5世代戦闘機や、それに続く将来の戦闘機では、あらゆる技術が大きく飛躍すると考えられていて、単に経験と実績だけでたどり着けるものではなくなると考えられています。加えて、これらの新しい高度技術は、各国が厳しい管理態勢を敷くようになり、公式・非公式を問わず、入手が困難になっています。

 アメリカの高レベルの同盟国である日本が、ロッキード・マーチンF-22ラプターの導入を熱望し、販売を求めたものの、アメリカが最後まで首を縦に振らなかったのは、その好例です。日本は、F-15まではごく一部の電子戦装置以外は技術供与が認められ、レーダーやエンジンも含めて全体をライセンス生産できました。しかし今、新戦闘機技術に関する状況は、その時代とは様変わりしました。

 このような機密管理の厳しい高度技術の1つが、ステルス性です。基本的には、自身に照射されたレーダー電波を発信源に戻さない技術であり、戻らないレベルが高ければ、レーダー反射断面積(RCS)が小さく、ステルス性高いということになります。これは、機体形状の工夫や機体工作上の処理、特殊な内部構造や素材、さらには機体コーティングなどで達成できることは知られています。

 しかし、何をどのように取り入れて、それらをどう組み合わせていけばRCSを極小化できるのかは、各国で高レベルの機密扱いになっています。ですから、そのデータを取得し、将来開発することになるかもしれない新戦闘機に適用するには、独自に技術開発と研究、そして試験を行わなければならないのです。

技術・ノウハウの伝承を途絶えさせてはいけない
 さらに、実用機ではないものの、X-2のような高レベルの試験機を開発・製造することは、日本の航空技術界にシステム・インテグレーションを行う機会をもたらすことにもなります。

 戦闘機に限らず、近年の航空機は高度技術を活用した複雑なシステムで構成されています。これらをうまく機能し合うようにしながら、1つの航空機にまとめ上げるのがシステム・インテグレーションです。各種技術の開発力とともに、一体化させて機能するようにさせられる能力の習得が必要であり、X-2の開発はそのチャンスをもたらしています。システム・インテグレーションについては、一世代前の戦闘機になりますが、三菱F-2の開発においても重要なテーマとされ、当時の開発陣はその技術などを習得しました。

 ただ、こうしたノウハウを伝え続けていくことは難しく、常に伝承が可能になる機会を設けるのが最も効果的です。X-2は、この伝承を可能にする存在であり、ハード面だけでなく、知識・経験などといったソフト面でも、日本の航空産業界にとって重要な役割を果たすものです。

 防衛省や航空自衛隊は、独自に将来の戦闘機像を描いています。またアメリカやヨーロッパなどでも、F-22やF-35などに続く第6世代戦闘機に関する研究が当然進められていますが、現時点ではそれがどのようなものになるのか、まったく予測が付きません。ただ、使われる技術が逆戻りすることはありませんから、第5世代戦闘機の重要な要素である高いステルス性やセンサー融合、ネットワークへの接続性は、間違いなくより高いレベルのものとなって導入されます。

 今日、パイロットに各種の情報をもたらすセンサーは、レーダーと電子光学装置(赤外線、レーザー、TV)が用いられています。これらに代わるものが登場する可能性はきわめて低いのですが、それらの能力向上は当然あり得ます。攻撃用センサーの情報と防御用センサーの情報を、今以上に融合できるようになれば、パイロットの状況認識力はさらに高まり、より効果的な作戦行動と、高い生存性を同時に得られるようにもなるでしょう。こうしたセンサー関連の研究や試験は、X-2では行われず、X-2の作業と並行して別途進められています。

 防衛省ではX-2について、約2年間の飛行試験を行って、使われている各種技術について評価し、今後の方向を決めていくことにしています。

SBCrOnline 2017年3月7日 掲載


ウミガメA380、ANAがホノルル線に投入へ---2019年春
レスポンス 3/6(月) 20:32配信

Kame38
ANA、ウミガメA380をホノルル線に投入へ

ANAグループは3月6日、2019年春から東京=ホノルル線に投入する、総2階建ての超大型機エアバスA380の特別塗装デザインと愛称を発表した。

[入賞作品]

ANAは昨年秋、ホノルル線に投入するA380(合計3機)の特別塗装デザインを公募。応募総数2197作品の中から大賞に選ばれたのは、機体に「ハワイの青い海でゆったりとくつろぐホヌ(ウミガメ)の親子」を描いた東京都の増岡千啓(ちひろ)さんの作品。増岡さんには東京=ハワイ線ビジネスクラス・ペアチケットがプレゼントされる。

ウミガメの親子が描かれる特別塗装機の愛称は、「空飛ぶウミガメ」という意味を持つ「FLYING HONU」に決定。ウミガメはハワイでは非常に神聖な生き物とされ、見つけると幸福や繁栄がもたらされると言われている。

《レスポンス 日下部みずき》


ANA、2019年にホノルル線に就航するエアバス A380型機の特別塗装機「FLYING HONU」発表、導入3機すべてを特別塗装に
Impress Watch 3/6(月) 19:44配信

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写真:Impress Watch

 ANA(全日本空輸)は3月6日、2019年に成田~ホノルル線に就航を予定しているエアバス A380型機の特別塗装デザインを発表した。ウミガメの親子をモチーフとしたデザインで、「空飛ぶウミガメ」を意味する「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」の愛称が付けられた。

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 この機体デザインは、2016年10月7日~11月30日に行なわれた「A380ホノルル線導入記念 機体デザインコンテスト」から選ばれたもの。期間中に2197作品の応募があり、うち4割は海外からの応募だったという。そのなかから大賞に選ばれたのが、東京都の増岡千啓さんがデザインしたもので、「ウミガメの家族」をコンセプトに、「ハワイの青い海でゆったりとくつろぐホヌ(ウミガメ)の親子」を描いた。

 ハワイで「ホヌ」と呼ばれるウミガメは、ハワイでは神聖な生き物で、ウミガメを見ることができると幸福や繁栄が訪れるということで愛されているという。ANAの機体も、乗客に幸福が訪れるよう願いを込めて「空飛ぶウミガメ」を意味する「FLYING HONU」と名付けられた。

FLYING HONUのデザイン

 6日に行なわれたデザイン発表会で挨拶したANA代表取締役社長の篠辺修氏は、「最後には私も加わって審査をしたが、レジャー、ハワイ、海、青……みたいなイメージだったので、『あ、カメか』という感じで、万年生きるからよいかと。あとから聞くとカメはハワイでは神聖なもので、日本でも同様なので、とてもよいのではないか」と選考の理由を紹介。

 エアバス A380型機に特別塗装を施すことについては、「少し変わったことをやりたい。機体に従来のANAペイントじゃつまらないのではないか」とのことで一般公募したという。導入される3機すべてが、今回のウミガメをモチーフにした特別塗装機になる予定とのことだが、同一のデザインとなるかは未定という。

 デザインした増岡千啓さんは、ハワイに「青い空、青い海、毎日が楽しくて、言ってみれば竜宮城のようなところのイメージ」を抱き、「実際に行ったときの一番の思い出はシュノーケリングをして、ウミガメを見たときのことが一番頭のなかに残っていた」という。そこで、「竜宮城はカメに乗って行ったので、カメをモチーフにした」と、ウミガメをモチーフにした理由を紹介。

 さらに、「モチーフをウミガメに決めてからは、イメージが続々湧いてきて、浦島太郎も1人で行ったから話せる人がいなくて、最後は寂しくなって玉手箱を開けてしまったのでは。もし家族で行ったら、楽しい思い出ばかりが残って、玉手箱も開けることはなかったのでは。カメ1匹ではなくて、3匹の親子を描こうと思ってこのデザインができあがった」と説明した。

 ちなみに、篠辺氏は「機内などもいま国際線で飛ばしているものとは違う雰囲気を出せればと思っているので、これらもできあがり次第、紹介していきたい。今日は機体の塗装だけになるが、今後もご期待いただきたい」とし、機内のコンセプトは詳細は話せないとしつつ「ファミリーを意識しようと思っている」とコメント。この点でもウミガメのファミリーのデザインはマッチしている。

 発表会にはハワイ州観光局(Hawaii Tourism Athority) COOのランディ・バルデモア(Randy Baldemor)氏とミスハワイ2016のアリソン・チュー(Allison Chu)さんも来場。バルデモア氏は「ハワイ路線に初めてエアバス A380型機が就航し、ホノルル国際空港にお迎えできることに興奮している」とし、ハワイの観光業におけるANAの重要性に言及。1月のハワイ渡航者数で日本市場がもっともよい数字であったことへの貢献などに感謝を述べた。

 篠辺氏はこのハワイ路線について、「搭乗率が9割を超えており、2017年度からはボーイング 787型機を投入するなど競争力を高めていく」とコメント。この搭乗率の高さから、「マイレージの特典航空券でもハワイは人気があるが、座席数が足りず『とれない』という意見もいただいている」とするほか、「(身近な例として)JALさんと比べると座席数は3分の1。A380型機を3機入れても、まだ今のJALさんの座席数に届かないはず」とし、エアバス A380型機導入により一挙の増席を図ることで、これまで乗りたいと思っていた人が乗れなかった人に対する搭乗機会創出の重要性を強調した。


ANAのA380、デザインは「空飛ぶウミガメ」 成田-ホノルル19年就航
Aviation Wire 3/6(月) 17:57配信

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増岡さん(左)がデザインしたANAのA380特別塗装機「FLYING HONU」の模型=17年3月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)をはじめとするANAグループは3月6日、2019年春に就航予定の超大型機エアバスA380型機の特別塗装デザインを発表した。2016年10月の弊紙既報の通り、成田-ホノルル線に投入する。

【A380特別塗装の写真を見る】

◆ファースト付きA380をハワイへ

 ANAを傘下に持つ持株会社のANAホールディングス(ANAHD、9202)は、A380の新造機を3機導入。エンジンはロールス・ロイス製トレント900を選定した。座席数は500席から600席の間で検討を進めている。

 ファーストクラスを設定すると共に、家族連れを意識した内装を取り入れ、成田を夜出発してホノルルへ昼前に到着する便に投入する。ANAグループは、日本で初めてA380を運航する航空会社となる。

 特別塗装は全機に施す。今回公開されたのは初号機のもので、デザインを2016年10月7日から11月30日まで募集。世界各国から2197作品の応募があり、東京都の自営業・増岡千啓(ちひろ)さんのデザインが大賞に選ばれた。

 増岡さんは「ウミガメの家族」をコンセプトに、ハワイの青い海で、ゆったりとくつろぐウミガメの親子を描いた。「妻が応募していたのを見て、別々に応募した。妻も喜んでくれた」と話す増岡さんには、東京-ハワイ線ビジネスクラスのペア航空券がプレゼントされた。

 ウミガメはハワイ語で「ホヌ」の愛称で親しまれ、ハワイでは神聖な生き物とされている。ウミガメを見ることが出来ると、幸福や繁栄が訪れると言われていることから、ANAでは特別塗装機の愛称を「空飛ぶウミガメ」の意味を持つ「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」と名付けた。

 ANAの篠辺修社長は「2000を超える応募のうち、4割が海外からだった。カメは万年生きるので、いいかなと思った。ハワイでは神聖なものとされており、日本もそうなので良いのではないか」と、選定理由を説明した。

◆ファミリー層を意識

 世界最大のA380運航会社である中東のエミレーツ航空(UAE/EK)では、3クラス489席(ファースト14席、ビジネス76席、エコノミー399席)、2クラス615席(ビジネス58席、エコノミー557席)の機材を運航している。

 シートなど、A380の内装について篠辺社長は、「まだ固まっていないので、(発表は)早くても年末か1年後くらいになるのでは」と述べ、「コンセプトはファミリーを意識し、既存の飛行機では用意できなかったものをご用意したい」と語り、家族向けのシートを投入する考えを示した。

 ファーストクラスについては、「入れる。(以前の計画と比べて)どのくらい変化しているかは、お待ちいただきたい」(篠辺社長)と述べるに留めた。

 特別塗装は、3機すべてに施すという。「3つとも同じかどうかは、若干幅を持たせた」と篠辺社長は語り、初号機のデザインを基に、3機が異なる塗装になる可能性もあるという。

 ANAのハワイ路線は、成田-ホノルル線が1日2往復と、羽田-ホノルル線が1日1往復の計3往復。一方、競合の日本航空(JAL/JL、9201)は、東京-ホノルル線を1日4往復、関西と中部からホノルル線を1日1往復ずつと、2倍の便数を運航している。JALの牙城であるハワイに500席以上の機材を導入することで、勝負に出る。

 篠辺社長は「ロードファクター(座席利用率)は、どれも9割とよく乗っていただいている。提供座席数のシェアは小さいので、A380を3機入れても十分乗っていただける」と語った。

 一方、ハワイ路線の特典航空券が取りにくい、という声がマイルを貯めている利用者から寄せられていることについて、「増便しても200席くらいでは全然足らないので、こういう飛行機を入れることにした」(篠辺社長)と話し、マイル会員へのサービス改善につなげる姿勢を示した。

 また、提供座席数が大幅に増えることで客単価の下落につながるのではとの見方については、「一番身近な例でJALさんと比べると、3分の1にも達してない。A380が全機入っても、JALさんには届かないはずで、供給過多の手前だと思う」と語った。

 投入路線について、篠辺社長は「成田-ホノルル線から。羽田は滑走路など制約がある」と述べた。


A380特別塗装デザイン
時事通信 3/6(月) 17:07配信

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全日本空輸が成田―ホノルル線に投入する超大型旅客機A380にあしらう特別塗装のデザイン。中央は考案者の男性=6日午後、東京都港区


全日空、成田-ホノルル線にA380
時事通信 3/6(月) 17:07配信

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全日本空輸は6日、欧州航空機大手エアバス製の超大型旅客機「A380」を2019年春から成田-ホノルル線に就航させると発表した。写真は、機体に描かれた「ウミガメの家族」の特別塗装デザイン=東京都港区


19年春、A380運航開始=成田―ホノルル線に投入・全日空
時事通信 3/6(月) 17:00配信

 全日本空輸は6日、2019年春に欧州航空機大手エアバスの超大型旅客機「A380」を成田―ホノルル(米ハワイ州)線に投入すると発表した。羽田―ホノルル線での運航も検討する。

 A380は、500前後の座席数を持つ世界最大の旅客機。全日空は昨年、3機の購入を発表していた。6日記者会見した篠辺修社長は「ホノルル線は成田、羽田発着便とも搭乗率は9割と好調だ」と話し、「(A380を投入しても)座席数が供給過多になることはない」と自信を示した。


おめめパッチリ。ANAの「エアバスA380特別塗装機」 ウミガメモチーフの「FLYING HONU」に
sorae.jp 3/6(月) 15:10配信

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おめめパッチリ。ANAの「エアバスA380特別塗装機」 ウミガメモチーフの「FLYING HONU」に

ANA(全日本空輸)が2019年春から導入する、世界最大の旅客機となる「エアバスA380」。本機は東京ーホノルル線へと導入されるのですが、その特別塗装デザインと愛称「FLYING HONU」が決定されました。
 
ANAは昨年にA380のデザインコンコンテストを開催しており、世界中から2,197点の応募がありました。そしてそのトップに輝いたのは、東京都の増岡千啓さんがデザインした「ウミガメの家族」をコンセプトにしたデザイン。ハワイ語のウミガメを意味する「ホヌ」と、A380の巨体を爽やかに綾取るデザインがうまくマッチしていますね。
 
エアバスA380は総2階建てが特徴のワイドボディ/4発機で、ANAは3機を発注しています。また大型機らしい快適な乗り心地が評判で「A380に乗れる路線を選べるウェブサイト」なども用意されたことがあります。
 
今回のデザイン決定にあわせ、ANAセールスから「ANA旅行積立ハワイ限定プラン」も4月13日に登場予定。こちらは積立プランの最大年利を3.8%に設定したオトクなプランとなっています。

上のイラストは入賞作品の4点。どれもハワイをイメージした、色鮮やかなものに仕上がっています。


ANA、エアバス A380型機の特別塗装機は「FLYING HONU(ホヌ)」
Impress Watch 3/6(月) 14:20配信

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写真:Impress Watch

 ANA(全日本空輸)グループは3月6日、2019年春に東京~ホノルル線に導入予定のエアバス A380型機特別塗装機のデザインを発表した。2016年10月~11月に公募していたもので、2197作品の中から「ハワイの青い海でゆったりとくつろぐホヌ(ウミガメ)の親子」を描いたデザインを採用、愛称を「FLYING HONU(ホヌ)」と決定した。

【この記事に関する別の画像を見る】

 機体に描く大賞に決定した「ハワイの青い海でゆったりとくつろぐホヌ(ウミガメ)の親子」は東京都の増岡千啓(ちひろ)さんがウミガメの家族をコンセプトとして描いたもの。増岡さんには東京~ハワイ線のビジネスクラスペアチケットがプレゼントされる。

 ANAによれば、ハワイ語で「ホヌ」となるウミガメは神聖な生き物とされ、ウミガメを見ると幸福や繁栄が訪れると言われている。特別塗装機に乗ってハワイへ旅する人にも幸福が訪れるよう願い、愛称を“空飛ぶウミガメ”の意味の「FLYING HONU」としたという。

 今回のデザイン決定により、ANAセールスでは「ANA旅行積立ハワイ限定プラン」を4月13日に発売予定。年利をA380にちなんで3.8%とし、通常の積立プランの最大3%より好条件とした。ハワイを目的地としたANAセールス海外旅行商品、ANA国際航空券、ANA DUTY FREE SHOPで利用できる。


ANA、日本の航空会社で初導入の超大型機エアバスA380、「空飛ぶウミガメ」に
乗りものニュース 3/6(月) 14:16配信

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A380の特別塗装機「FLYNG HONU」のモデルプレーンを手に持つ増岡さん(右から3人目)。右から2人目がANAの篠辺社長(2017年3月6日、恵 知仁撮影)。

ハワイのイメージは「竜宮城」
 ANA(全日空)が日本の航空会社として初めて導入し、2019年春に東京~ホノルル線で運航を開始する予定の超大型旅客機エアバスA380型機。それを記念した機体デザインコンテストの大賞が2017年3月6日(月)、発表されました。

【写真】A380型機「空飛ぶウミガメ」モデルプレーンのアップ

 世界中から寄せられた2197作品より大賞に選ばれたのは、「ウミガメの家族」をコンセプトに「ハワイの青い海でゆったりとくつろぐホヌ(ウミガメ)の親子」を描いた、東京都の増岡千啓(ますおかちひろ)さんの作品。この特別塗装が施されたA380型機、愛称「FLYNG HONU」が2019年春より東京~ホノルル線で運航される予定です。

「早く実際にペイントされた機体を見て、『でっかいカメ』を実感できたらと思います」(大賞の増岡千啓さん)

 大賞に選ばれた増岡さんにとって、ハワイのイメージは青い空、青い海、まるで「竜宮城」のようなところといい、シュノーケリングでウミガメを見たことが一番大きなハワイの思い出とのこと。そこから今回、「竜宮城」へ連れて行ってくれる「カメ」を、ホノルル線へ就航するA380型機にデザインしたといいます。

ANAがウミガメを選んだ理由は? A380型機にちなんだ年利3.8%のプランも
 ANAによると、ハワイ語で「ホヌ」の愛称で親しまれるウミガメは、同地では大変神聖な生き物で、ウミガメを見られると幸福や繁栄が訪れるといわれ、広くハワイの人々に愛されているとのこと。そこでこの特別塗装機に乗ってハワイへ旅をする人にも幸福が訪れるよう願いを込め、特別塗装機の愛称を「空飛ぶウミガメ」という意味を持つ「FLYING HONU」にしたといいます。

「従来のANAのペイントではつまらないというところから、公募を行いました。万年生きるカメは日本でも神聖な存在です。またひとつ違った雰囲気を出せればと思います」(ANA 篠辺 修社長)

 なお特別塗装機のデザイン公募にあたって、そのデザインはホノルル線に就航することから「レジャー」の方向で考えていたとのこと。またこのデザイン決定を記念し、ANAセールスは通常の積立プランの最大年利3%(サービス額率)をA380型機にちなみ3.8%にした「ANA旅行積立ハワイ限定プラン」を、4月13日(木)に発売する予定です。また大賞の増岡さんには、東京~ハワイ線のビジネスクラスペアチケットが贈られました。


戦闘機めぐる台湾の本音は? 次世代型ステルス機開発表明、その裏側
乗りものニュース 3/5(日) 11:00配信

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漢翔航空工業 IDF「経国」はアメリカがF-16を売ってくれないため仕方なく独自開発した戦闘機である。台湾製ミサイル「天剣二型」「天剣一型」を搭載する(関 賢太郎撮影)。

台湾、次世代ステルス戦闘機の独自開発を示唆
 2017年1月24日(火)、台湾の馮世寛(※寛は正しくは旧字体)国防部長(防衛大臣に相当)が、次世代型ステルス戦闘機の開発について、独自に行う方針を明らかにしました。

【写真】アクロバットチーム機はメイドイン台湾

 台湾はかねてより、ロッキード・マーチン社(アメリカ)製ステルス戦闘機F-35「ライトニングII」の通常離着陸型F-35A、垂直離着陸型F-35Bを導入したいものと見られていましたが、アメリカの前オバマ政権は中国への配慮から、台湾へのF-35の輸出に慎重な姿勢を堅持し続け、現在に至っています。

 それどころかアメリカはこれまで、F-16「ファイティング・ファルコン」の最も高性能なタイプである「F-16C ブロック50/52」仕様機の輸出さえ許可しませんでした。ただ、その代替としてすでに台湾空軍に配備されている145機の「F-16A ブロック20」を「F-16V」仕様に性能向上させることで両者は合意に達しています。

 一方、2017年1月に誕生したアメリカのトランプ新大統領は、就任以前より台湾に好意的な態度を見せており、台湾へのF-35売却がありうるのではないかという見方も根強くあります。台湾があらためてF-35の導入を求めアメリカ側へ働きかけているという報道もたびたび行われていますが、現在のところ売却に向けた公式のアナウンスはないので、今後どうなるかは不明です。

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台湾空軍の主力F-16Aは、新型のF-16Cを売ってもらえなかったため仕方なく導入した。写真翼端に装備するAIM-120高性能ミサイルも当初は使えなかった(関 賢太郎撮影)。

「かつての最強空軍のひとつ」が直面する問題
 馮国防部長によるステルス戦闘機開発方針の示唆は、中国の軍拡に対抗可能な高性能戦闘機を欲していながらも、台湾の特殊な政治事情からこれを入手できない現実が大きく影響しているものと推測されます。

 台湾空軍はかつて、「世界で最も空中戦に強い空軍」のひとつでした。1950年代から60年代のあいだは、台湾海峡において中国空軍とのドッグファイトを何度も経験し、その都度勝利しており、台湾空軍の公式記録によると撃墜・損失比43:2で圧勝しています。また昨今においても、実弾射撃には至らない、追い返すだけのドッグファイトが何度も生じていることが知られています。

 しかし近年は中国の著しい追い上げもあって、戦闘機の性能における質的優勢を保てなくなりつつあり、数で劣る台湾空軍にとって非常に苦しい状況に追い込まれようとしています。

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アメリカがF-16Cを売ってくれなかったため、台湾空軍は仕方なく「幻象2000-5」を導入したが、慣れないフランス製で整備コストが高く稼働率も低いことが問題に(関 賢太郎撮影)。

戦闘機の独自開発は経験済みだが…
 台湾にとってアメリカが新鋭戦闘機を売ってくれないという事例は、実はこれが初めてではありません。1980年代にF-16の導入を希望した際もアメリカが中国を刺激することを恐れ、売ってくれないという問題に直面していました。

 そのため台湾は90年代に入ってから仕方なく独自にIDF「経国」を開発、実用化し、130機を生産しました。その後ようやくF-16が手に入ることになりましたが、アメリカは当時最新鋭の「F-16C ブロック30/32」ではなく、性能に劣る現在の「F-16A ブロック20」しか許可しなかったので、フランスから高性能なダッソー社製「幻象2000-5(ミラージュ2000-5)」を60機購入しなければなりませんでした。

 台湾による次世代戦闘機開発は、「経国」や「幻象2000-5」を導入せざるを得なかった20年から30年前の経緯を彷彿とさせます。とはいえ次世代戦闘機の開発難易度は「経国」のころに比べて格段に高くなっており、特に開発費として数兆円を要することなどから、一国での単独開発は極めて困難になっています。仮に本気で台湾が次世代戦闘機開発を目指すならば、ある程度の性能で妥協したとしても、それは果てしなく厳しい道のりとなるでしょう。

 当面のあいだは既存のF-16AをF-16V仕様へ改修することによって、中国側に対抗可能な性能を得ることができますが、やはり圧倒的に強く今後20年から30年は「生き残る」ことを保証できるF-35がほしくて仕方がないというのが、台湾国防部の本心なのではないでしょうか。


さよなら”鯖”塗装 特集・ANA787初号機リペイント(前編)
Aviation Wire 3/4(土) 21:34配信

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再塗装するため特別塗装をはがす作業が進むANAの787-8初号機=17年2月20日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

 白いボディーに濃紺のアクセントが入ることから、航空ファンからは“鯖”(サバ)塗装とも呼ばれ、親しまれてきた全日本空輸(ANA/NH)のボーイング787-8型機の初号機(登録番号JA801A)。世界で初めて商業運航を行った787であるこの機体は、2号機(JA802A)とともに、特別塗装が施された。

【再塗装中の787の写真を見る】

◆3種類の787デザイン

 ANAの787のデザインは、大きく分けて3つ。初号機と2号機の特別塗装と、ANAの通常デザインに加えて前部胴体に「787」と大きく描いた787ロゴ塗装、他機種と同じ通常デザイン塗装だ。

 特別塗装機は、ANAの通常デザインで用いられているブルーよりも濃い色が後部胴体に配され、前部胴体には「787」と描いて最新鋭機をアピール。その後、登録番号JA803AからJA824Aまでの機体は、ANAの通常デザインに加えて前部胴体に「787」と大きく描いた787ロゴ塗装機となり、2014年2月6日に引き渡されたJA825A以降が、通常デザイン塗装機となっている。

 初号機は2011年8月6日製造。エンジンはロールス・ロイス製トレント1000-A2を2基搭載し、同年9月25日に受領した。中距離国際線仕様機で、座席数は就航当初は2クラス264席(ビジネス12席、エコノミー252席)だったが、2013年10月の改修で2クラス222席(ビジネス42席、エコノミー180席)に変わり、2015年11月の改修で現在の2クラス240席(ビジネス42席、エコノミー198席)になった。

 最初の商業フライトは、世界初の787による運航便となった、2011年10月26日の成田発香港行きチャーター便のNH7871便。特別塗装での最後の商業フライトは、プノンペンを2月12日夜に出発した成田行きNH818便で、14日に成田空港から整備工場のある伊丹空港へフェリー(回送)された。

◆伊丹でリペイント

 初号機の塗装作業は、15日からANAホールディングス(9202)が出資する整備会社MROジャパンの格納庫で実施。同社では、ANAのさまざまな特別塗装機も手掛けている。今回の787初号機は、胴体と垂直尾翼、エンジンカバーをリペイント(再塗装)した。

 787は胴体が炭素繊維複合材で出来ていることから、ペイント層が777や767など従来機と異なる。従来機は、下地塗装の上に表面塗装を施していたのに対し、787は下地と表面塗装の間に、溶剤で塗装を除去できるようにする「中間塗装」が用いられている。

 今回の作業では、ANAにとって初めての787の再塗装となることから、表面塗装を削って再塗装を実施。中間塗装の状態や、作業手法などを検証した。特別塗装はサンダー(研磨機)を使い、塗装の厚みを確認しながら削っていった。

 機体表面に施された特別塗装を削って除去後、機体を洗浄して削った粉や脂分を落とし、塗装する下地を準備した。今回は従来型塗料に変えて、次世代塗装システム「BC/CC(ベースコート/クリアコート)」を採用。洗浄後の機体に色が付いている「ベースコート」を塗り、その上からクリアコートを施して塗装を保護している。

 ANAによると従来型塗料と比べて耐候性に優れ、長期間の退色防止とつやを長持ちさせられるという。ANAの787では、機体の登録番号がJA801AからJA874Aまでが従来型塗料で、JA875A以降はBC/CCで塗装されて引き渡されている。

 本写真特集の前編では、特別塗装をサンダーで削る作業を中心に取り上げる。


いつかは…。“防衛の川重”が夢見る完成機メーカーへの挑戦
ニュースイッチ 3/4(土) 9:42配信

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昨年防衛省に納入した輸送機「C2」量産型初号機

「てがけるのはいくら大きくても、構造部品にすぎない」
 常務執行役員の並木祐之は、これまでとは違う心境で米国シカゴの地に降り立った。2016年11月。米ボーイングの本社に米ゼネラル・エレクトリックや三菱重工業など、世界の重工メーカーが一堂に会した。年1回ほど開催されるサプライヤーミーティングの一幕。並木が川崎重工業の航空機部門である航空宇宙カンパニーのトップとして臨む、初めてのミーティングだった。

 民間航空機分野で川重は、胴体などを手がけるティア1(1次サプライヤー)としての顔を持つ。メーン顧客であるボーイング向けは、78年から国際共同開発に参画。「767」「777」「787」向けなど、約40年にわたり実績を積み重ねてきた。

 ボーイングの主力工場を訪ねた並木は、スケールの大きさに言葉を失った。1日2機程度を組み上げる能力を持つ同工場。並木の頭にある思いがよぎる。「驚きとともにうらやましかった。航空機メーカーの目指す世界がそこにあった」。

 機体メーカーとして不動の地位を獲得した川重。ただ、あくまでサプライヤーの範ちゅうに留まる。並木は「当社が手がけるのはいくら大きくても、構造部品にすぎない」と真情を吐露する。

 それは機体部品だけでなく、機体全体をまとめる事業に近づけたい意思の表れでもある。「そうしないと我々の未来も限られてしまう」と並木。将来は「開発初期段階からの参画を目指す」と力を込める。

 実際、川重にはそのポテンシャルがある。防衛省向けでは、固定翼哨戒機「P1」や輸送機「C2」といった完成機を製造。並木は「年間数機とはいえ、これだけのことをやっているのは日本で当社だけ」と胸を張る。

 防衛省向けで培ったシステムインテグレーションの能力を生かし「ボーイングにもっと食い込んで一緒にやっていきたい」(並木)。防需の誇りは民需へと受け継がれていく。サプライヤーから完成機の領域へ―。飛躍の時を誓う。
(敬称略)


ANA、石垣行きでひなまつりフライト 外国人客にもひなあられ
Aviation Wire 3/3(金) 15:40配信

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石垣へ向け出発するNH91便=17年3月3日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は3月3日、運航業務のほとんどを女性スタッフが担当する「ひなまつりフライト」を実施した。対象便となったのは羽田発石垣行きNH91便で、これまでの伊丹行きNH33便から変更した。出発前に、女性スタッフが利用客にひなあられなどを配った。

【トーイングカーにも装飾】

 NH91便(ボーイング787-8型機、登録番号JA816A)は乗客324人(幼児7人含む)を乗せ、羽田を午前11時34分に離陸した。運航乗務員は2人、客室乗務員は7人。男性機長を除く8人が女性で、副操縦士は後藤瑞希(ごとう・みずき)さんが務めた。

 羽田空港第2ターミナル61番搭乗口付近では、客室乗務員や地上係員、整備士ら女性スタッフ11人が、利用客にひなあられやステッカーなどを配った。女の子のほか、大きな男性客などにも手渡した。

 出発時に機体を押し出すトーイングカーや、荷物を運搬するコンテナを、花のイラストなどで装飾。駐機場ではスタッフが横断幕を掲出し、利用客を見送った。スタッフは桃色の手袋を着用し、記念フライトに彩りを添えた。

 ANAのひなまつりフライトは、部門横断型での実施としては、今回は2014年以降4回目となった。過去3回は3月3日にちなみ、羽田発伊丹行きNH33便での実施していた。同便は夕方に出発し、ビジネス客の利用が多いことから、今回は午前に出発し、観光客の多い石垣行きを対象便とした。

 NH91便は幼児を含む家族連れや、外国人観光客らが多く利用。スタッフが外国人客にひなあられを渡すと、同行者が日本の風習を説明する姿も見られた。


エア・カリブ、A350初号機受領 仏初導入
Aviation Wire 3/3(金) 12:19配信

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エア・カリブのA350-900=17年2月 PHOTO: P. Pigeyre, Master Films/Airbus

 エアバスは現地時間2月28日、仏エア・カリブ(FWI/TX)がA350-900型機を受領したと発表した。エア・カリブはリース導入し、3月2日から運航を開始する。フランスの航空会社がA350を受領するのは初めて。

【特徴的なA350の翼端】

 エア・カリブのA350-900は3クラス389席(ビジネス18席、プレミアムエコノミー45席、エコノミー326席)を設定。リース会社エアキャップからのリースで導入する。

 3月2日から、カリブ海にあるフランス海外県への路線に投入。パリ・オルリー発着のポワント・ア・ピートル(グアドループ)線とフォール=ド=フランス(マルティニーク)線で運航を開始し、現在投入しているA330と併用する。

 エア・カリブは2013年12月、標準型のA350-900と長胴型のA350-1000を3機ずつ導入すると発表。A350-900は米国の航空機リース会社ILFC(インターナショナル・リース・ファイナンス・コーポレーション、当時)からのリースで導入し、A350-1000は自社購入で導入する。

 現在は長距離路線用にA330-200を1機、A330-300を4機を導入。A350-900は4月までに計2機を受領する。

 エア・カリブはオルリーを拠点とし、フランス海外県を中心としたカリブ海への路線を運航している。仏領ギアナのカイエンヌのほか、キューバのハバナなどにも乗り入れている。

 フランスの航空会社では、エールフランス航空(AFR/AF)がA350-900を21機発注している。

 エアキャップは2014年、ILFCを買収した。


ウォーレン・バフェットが米航空大手に“1兆円以上”を投資
BUSINESS INSIDER JAPAN 3/2(木) 21:10配信

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アメリカン航空のボーイング777

この半年で2回、ウォーレン・バフェット率いるバークシャー・ハサウェイは米航空業界へ数十億ドル(数1000億円)を投資した。

【画像付の詳しい記事はコチラからご覧いただけます】

アメリカン航空、 デルタ航空、ユナイテッド航空、そして サウスウエスト航空 への投資額は、合計で100億ドル(約1兆円以上)近くになる。

この動きは、つい2013年まで米航空業界 を「投資家の底なし沼」と呼んでいたバフェットにとっては、驚くべき方針転換である。

しかし、バフェットの米航空大手4 社への投資姿勢は一貫しており、注目に値する。これまでの投資額は、アメリカン航空に21億ドル(約2400億円)、ユナイテッド航空に22億(約2500億円)、サウスウエスト航空に24億ドル(約2700億円)、そしてデルタ航空には30億ドル(約3400億円)だ。

数ある航空各社の中から1社を選んでいるのではなく、彼は航空大手4社に投資を分散させている。この行動は、米航空業界全体が強くなっていることを表しているが、逆に利用者の立場では、会社間の違いがほとんどないことを浮き彫りにしている。

過去10年で、米航空業界の動向は大きく様変わりした。米航空大手4社は、金融危機後の輸送能力調整、人件費抑制および燃料価格の低下に支えられ、この2年は過去最高益を記録した。

また、米国内線では市場を争う競争相手が減少した。

2000年には、アメリカウエスト航空、USエアウェイズ、TWA、エアトラン航空、コンチネンタル航空、ATA、ノースウエスト航空などで米国の空は“混雑していた”が、2016年までには航空大手4社と合併もしくは買収され、これらの会社は消えてしまった。

結果として、独自路線(ヴァージン・アメリカ、ジェットブルー)、ローカル・ブランド(アラスカ航空、ハワイアン航空)、そして超格安LCC(スピリット航空、フロンティア航空)を除き、航空大手はたった4社間での競争となった。

これは国内・海外、両方の路線を持つフルサービスの航空会社である、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空の3社に特に顕著だ。例えば2015年初め、デルタ航空はマイレージ・プログラムを飛行距離ベースから、フライトの運賃ベースへと変更した。

すると、ユナイテッド航空とアメリカン航空もすぐに後に続き、デルタ航空と同じ変更を発表した。

エコノミークラスの料金や荷物手数料に関しても、足並みを揃えた。

その結果、 大手4社の国内線はほぼ同じになった。どの航空会社に搭乗しても、機内サービス、アメニティ、座席の広さは同じだ。

一般的に、こうした同一性はマーケットの働きによるものだ。航空業界は非常に資本集約型の産業であり、ビジネスサイクル、為替変動、世界経済の動向や地政学リスクに敏感だ。

その中で、サウスウエスト航空はどちらかと言うと我が道を行くタイプ。他の3社とは違い、同社はボーイング737、1機種のみを運行させて低コストビジネスモデルを追求している。さらに同社は海外路線に参入せず、手荷物手数料やビジネスクラスの導入を見送ることで差別化を図っている。

今のところ航空大手4社は世界でもっとも収益性の高い航空会社だが、40年以上、利益を出し続けているサウスウエスト航空以外は、経営破綻から再生してまだ間もないのだ。

幸いにも最近の業界再編の流れは、現状の航空会社各社をいっそう強くした。2008年のデルタ航空とノースウェスト航空の合併は大成功だった。合併後の新会社は高業績をあげただけでなく、運行の優秀さでも業界のトップだ。現在、米大手航空4社の中で最強と見なされている。

2010年のユナイテッド航空の合併は、財政面、労使問題そして経営陣の度重なる交代が伴い、極めて困難な案件だった。幸運にもCEOのオスカー・ムノズ(Oscar Munoz)のもと、この1年で、労使問題およびパフォーマンスの問題解決に向けて大きな前進を遂げている。

サウスウエスト航空による2010年のエアトラン航空の買収は、ダラスを拠点とする同社のミシシッピ以東への進出努力が実ったものだ。

アメリカン航空とUSエアウェイズの合併手続きの完了により、世界最大の新航空会社が誕生した。新会社は社風やオペレーションの違いに取り組まなければならないが、アメリカン航空の効率的な国内線ネットワークはライバル会社にとっては手ごわい。

全体としてみると、米航空大手4社は、ほぼ世界航空大手4社でもあり、投資対象として好条件にある。4社がバフェットから投資を受けるのは当然の流れだ。

(敬称略)

source:Delta、United Airlines

[原文:Warren Buffett's $10 billion airline investment reveals everything you need to know about the industry]

(翻訳:Conyac)


JAL、737-800運航から10年 CA、式典で歴代制服
Aviation Wire 3/1(水) 15:36配信

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利用客の搭乗を待つ羽田発宮崎行きJL689便=17年3月1日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は3月1日、ボーイング737-800型機の運航開始から10周年を迎えた。導入10周年を記念して羽田空港などで記念イベントを開催し、導入当時の制服を着用した客室乗務員らが登場した。

【歴代制服着用の客室乗務員】

◆737機長「操縦しやすい」

 JALは2007年3月1日、737-800の運航を羽田発着の2路線で開始。山口宇部と宮崎の各線で、導入10周年イベントは、午前10時羽田発宮崎行きJL689便(737-800、登録番号JA338J)で実施した。

 イベントには737機長のほか、歴代制服を着用した客室乗務員も参加。運航開始当時の9代目のほか、737を多く運航していたジャルエクスプレス(JEX/JC、当時)の制服姿でも登場し、JL689便の利用客にステッカーやストラップなどの記念品を配った。

 これまで747や767などに乗務し、現在は737-800を操縦し10年目を迎える川村求(かわむら・もとむ)機長(49)は、「これまでの機材と比較し、737-800はもっとも操縦しやすい機種」と話した。

 導入記念イベントは羽田のほか、山口宇部と宮崎の計3空港でも開催した。

◆50機導入、すべて現役

 JALは2005年2月4日、737-800を含む737NG(次世代型737)の導入を決定。737-400やマクドネル・ダグラス(現ボーイング)MD-80型機、MD-90などからの機材更新で、当時30機を確定発注し、10機をオプションとしていた。

 2006年11月14日に初号機(JA301J)を受領し、翌年3月1日から国内2路線で運航を開始した。現在は国内線各地のほか、近距離国際線にも投入している。座席数は国内線用が2クラス計165席(クラスJ20席、普通席145席)、国際線用が2クラス計144席(ビジネス12席、エコノミー132席)。

 1月末現在、JALグループで計53機の737-800を保有し、このうちJALは50機を運航している。これまで、737-800の退役機はない。後継機も未定で、JALによると「しばらくは飛び続ける」という。

 残り3機は、グループの日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)が運航。2016年1月に初号機(JA01RK)が那覇に到着し、同年2月から運航を開始した。2020年3月末までに計12機を導入し、737-400からの機材更新を図る。


ANAの787初号機、通常塗装で登場 初の再塗装機
Aviation Wire 2/28(火) 22:52配信

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特別塗装から通常デザインに塗り直されたANAの787-8初号機=17年2月28日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は2月28日、通常デザインに再塗装したボーイング787-8型機の初号機(登録番号JA801A)を、報道関係者に公開した。ANAが787の機体を塗り直すのは今回が初めて。2011年の就航以来まとってきた特別塗装から、同社の通常デザインに塗り替えられた。

【機体の写真を見る】

◆伊丹で再塗装

 ANAは2004年4月26日、ローンチカスタマーとして787を50機購入すると決定。標準型の787-8を36機、長胴型の787-9を44機、超長胴型となる787-10を3機の計83機を発注済みで、787の発注数としては世界最多となっている。

 ANAの787は、初号機と2号機(登録番号JA802A)の2機が特別塗装機で、JA803AからJA824Aまでが前部胴体に「787」と大きく描いた787ロゴ塗装機。2014年2月6日に引き渡されたJA825A以降が、通常デザイン塗装機となっている。

 初号機は2011年8月6日製造。製造番号は34488、ライン番号は0008で、エンジンはロールス・ロイス製トレント1000-A2を2基搭載し、同年9月25日に受領した。中距離国際線仕様機で、座席数は就航当初は2クラス264席(ビジネス12席、エコノミー252席)だったが、2013年10月の改修で2クラス222席(ビジネス42席、エコノミー180席)に変わり、2015年11月の改修で現在の2クラス240席(ビジネス42席、エコノミー198席)になった。

 最初の商業フライトは、世界初の787による運航便である、2011年10月26日の成田発香港行きチャーター便のNH7871便。2014年6月には、世界初となる787の重整備(Cチェック)を羽田の格納庫で実施した。

 特別塗装での最後の商業フライトは、プノンペンを2月12日夜に出発した成田行きNH818便。14日に、成田空港から整備工場のある伊丹空港へフェリー(回送)された。

◆表面削り再塗装

 初号機の塗装作業は、15日からANAホールディングス(9202)が出資する整備会社MROジャパンの格納庫で実施。全日空整備を前身とする同社は、映画『スター・ウォーズ』に登場する新キャラクター「BB-8」をデザインした「BB-8 ANA JET」(777-300ER、JA789A)など、ANAの特別塗装機を手掛けている。今回の787初号機は、胴体と垂直尾翼、エンジンカバーを再塗装した。

 787は胴体が炭素繊維複合材で出来ていることから、ペイント層が777や767など従来機と異なる。従来機は、下地塗装の上に表面塗装を施していたのに対し、787は下地と表面塗装の間に、溶剤で塗装を除去できるようにする「中間塗装」が用いられている。

 今回の作業では、ANAにとって初めての787の再塗装となることから、表面塗装を削って再塗装を実施。中間塗装の状態や、作業手法などを検証した。

 機体表面に施された特別塗装を削って除去後、機体を洗浄して削った粉や脂分を落とし、塗装する下地を準備した。今回は従来型塗料に変えて、次世代塗装システム「BC/CC(ベースコート/クリアコート)」を採用。洗浄後の機体に色が付いている「ベースコート」を塗り、その上からクリアコートを施して塗装を保護している。

 ANAによると従来型塗料と比べて耐候性に優れ、長期間の退色防止とつやを長持ちさせられるという。ANAの787では、機体の登録番号がJA801AからJA874Aまでが従来型塗料で、JA875A以降はBC/CCで塗装されて引き渡された。


<エアバス>JAL機長ら最新鋭機シミュレーターを体験
毎日新聞 2/26(日) 10:00配信

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A350XWBのフル・フライト・シミュレーター(FFS)=シンガポールのエアバス・アジア・トレーニング・センターで2017年2月、大村基嘉氏撮影

 エアバス社(本社・フランス)はこのほど、シンガポールの「エアバス・アジア・トレーニング・センター(AATC)」を報道陣に公開した。同社の新型旅客機「エアバスA350XWB」を導入する日本航空(JAL)の機長らも招待され、A350XWBのフル・フライト・シミュレーター(FFS)を体験した。【米田堅持】

 ◇777後継のA350

 エアバスA350XWBは長距離路線も飛行可能な大型双発旅客機で、3クラス装備の標準的な客室仕様は、基本型のA350-900が315席、長胴型のA350-1000が369席。日本の航空会社では、2013年にJALが確定31機(A350-900を18機、A350-1000を13機)と、オプション25機を発注している。JALはボーイング777の後継機と位置づけており、19年の導入を予定している。

 ◇正面に操縦かんなし

 体験では、元フランス大統領専用機のパイロットでAATCのセンター長を務めるヤン・ラルデ氏が教官役となり、普段はボーイング767を操縦しているJALの山岡孝史機長(57)にレクチャーした。エアバス機のコックピットは、座席正面に操縦かんがなく、サイドスティックと呼ばれる姿勢入力装置で操縦する。

 エアバス機独特の操作を体感した山岡機長は「(エンジン出力を自動でコントロールする)オートスロットルもシステムにうまく入っていて、着陸前の最終進入で速度コントロールが楽だった」と語った。

 ◇独特のヘッドアップディスプレー

 また、HUD(ヘッドアップディスプレー)と呼ばれる装置もエアバス独特だ。計器の主要情報を目の前の透明なディスプレーに投影して表示させ、パイロットが外の景色に視線を残したまま操縦できる。しかし山岡機長は「はじめは長年のくせで下の計器パネルを見てしまいがちで、飛行機の姿勢や出力を適切に合わせるのが難しかったが、HUDを見るように言われて従うと、姿勢を飛行機が指示してくるポインターにあわせるだけで飛びやすくなった」と違いを感じ取っていた。

 ◇アジア・太平洋地域の需要急増に対応

 エアバスによると、メーカーの異なるボーイング767などから機種移行する場合は25日以上の訓練が必要だが、エアバス機同士の移行では機種間の共通性を高く持たせているため、最短8日間の訓練で済むようになっているという。16年4月にオープンしたシンガポールのトレーニングセンターには、現在6基のシミュレーターが設置されており、A330とA320用が2基ずつ、A380用が1基、A350用が3基と、A350用が最も多い。

 今後、19年までにA350とA320用を1基ずつ増設予定で、将来的にはさらに2機増設して10機体制にすることが可能だ。訓練は英語で行うが、サポートスタッフは多言語に対応しており、3月には日本語のサポートスタッフを採用することにしている。訓練受託している航空会社は、現在28社だ。

 航空機需要はアジア・太平洋地域で特に急増すると予測されていて、エアバス機だけで現在運航中の5700機が今後20年で1マン4700機規模に拡大するとしている。同地域に必要なパイロット総数は現在の6万8000人から17万6000人規模になり、機体数の増大と退職者により、今後20年間に必要な新規パイロットは23万2000人と試算されている。

 パイロット養成の需要の高まりを受けて、エアバスは14年度のシンガポール・エアショーでAATCの建設を発表。アジア・太平洋地域のハブとなっているシンガポールに施設を置き、シンガポール航空との合弁会社にすることで、エアラインでの運航知識を生かしたコスト効果の高い訓練を航空会社に提供することにしている。


ボーイング、英国に欧州初の同社工場開業へ
AFP=時事 2/25(土) 15:19配信

【AFP=時事】米航空宇宙機器大手ボーイング(Boeing)は24日、同社の欧州初となる工場を英国で開業する計画を発表した。ブレグジット(Brexit、英国のEU離脱)を控えた同国の製造業にとって後押しとなる。

 2000万ポンド(約28億3000万円)を投じ、30人を雇用するこの工場はイングランド(England)北部シェフィールド(Sheffield)に建設される予定。来年から従業員の募集を開始するという。

 声明によると、シェフィールドの工場は、同社の短距離機737型機や広胴機777型機の翼の部品を供給することになる。

 ボーイング・ヨーロッパ(Boeing Europe)のマイケル・アーサー(Michael Arthur)社長は声明の中で「英国で高付加価値の部品の製造を開始するというわが社の決定は、われわれの仕事の変革であり、この地でボーイングが成長し、英国の長期的繁栄を支援するためのボーイングの献身を示すさらなる実例でもある」と述べた。

 この声明が出される前、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は米国企業に対し、生産拠点を海外に移転した場合、商品を再輸入する際にかなりの税を課すと警告していた。

 ボーイングは24日、英国での工場計画について「生産効率を高め、サプライチェーンのコストを引き下げるために、主要な駆動部品やシステムを米国や英国の自社工場で製造開始するためのより広範な計画の一環」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

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