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2017年2月 8日 (水)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2195

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:<原発避難>金銭授受もいじめと認定…横浜市教育長が謝罪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発避難先いじめ 「どうして、放置し続けたのか」被害の男子生徒から横浜市長あての手紙全文 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発避難先いじめ 150万円の金銭授受は「いじめ」 横浜市側、一転認める - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:横浜市教育委、「金銭授受もいじめの一部」と認定し謝罪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<南相馬>中2女子が自殺…同級生からのいじめ訴え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:廃炉、ようやく入り口に=事故6年、福島第1 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震の爪痕触れて学んで 益城町「ツアー」受け入れ 地域交流や備えの大切さ発信 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島第1原発事故6年、今も高い線量/構内リポート - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島第1原発「労務環境改善」作業時防護服が軽装に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:青森、岩手で震度3 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「悲劇繰り返さないで」=津波訴訟原告らが訴え―仙台 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本大震災から6年…大川小学校の遺族らが討論会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:盛岡で東北復幸祭 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本大震災6年 津波の教訓伝承する難しさ…記念碑に込められた思い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東北、北関東で震度3 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕東北・関東地方の広い範囲で震度3、津波の心配なし(2/11) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島特措法>避難の子供いじめ防止策を盛り込む - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:津波動画、地図で検索=1369本データベース化―東北大 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島原発>高線量は「核燃料が揮発、内部に付着」東電見解 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:帰還困難区域復興へ拠点整備…法改正案閣議決定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:帰還困難区域に復興拠点=除染費用は国負担―福島特措法改正案を閣議決定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<山高神代桜>宇宙旅した種から育てた苗木、震災の被災地へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島2号機格納容器内でこれまで最高となる推定650シーベルト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<復興庁発足5年>道半ば、仕上げは五輪 役割未知数 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島2号機>調査計画見直しへ 廃炉作業にも影響 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<津波予測>到達時間短すぎる 北海道日本海沿岸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<津波予測>北海道せたな町26.9m 10年試算上回る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島2号機>650シーベルト観測 除去作業を中断 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:掃除ロボ不具合で断念=2号機投入、推定650シーベルト―福島第1 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<高浜原発>クレーン転倒時、暴風警報把握せず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:関電の原発運営「信頼できず」=高浜クレーン倒壊で福井県 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:折り畳まず、強風で転倒=高浜原発クレーン倒壊―関電 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<規制委>10原子力施設で浸水の恐れ…大雨時、対策を指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:事故対策所、耐震で了承=川内原発、免震から変更―規制委 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<原発避難>金銭授受もいじめと認定…横浜市教育長が謝罪
毎日新聞 2/13(月) 21:44配信

 東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒が転入先でいじめられた問題で、市教育委員会は13日、同級生10人前後に計約150万円を渡したとされる金銭授受もいじめ防止対策推進法が規定するいじめに当たると認めた。岡田優子教育長が記者会見し、「子どもの気持ちをしっかりと受け止められていなかった」と謝罪した。

 岡田教育長が1月に市議会で「金銭授受はいじめと判断できない」と答弁し、男子生徒側が撤回を申し入れていた。岡田教育長は13日の会見で「全体の行為の一部を切り取っていじめではないと解釈してしまった。保護者、代理人を通じて被害者の気持ちを聞き、かじを取り直すことにした」と説明した。

 岡田教育長の会見に先立ち、男子生徒側の代理人は同日、林文子市長への面会を求めた。

 男子生徒は手記で「どうして一部だけを見て、全体を見てくれないのか。お金を取られたことをいじめとしてくれないのか」などと訴えた。

 林市長は「もっと早く気持ちを受け止めていれば、と申し訳なく思っている」との談話を発表。

 男子生徒の保護者は「やっと謝罪してもらえた。『原発いじめ』でなく、どこでも起こりうるいじめだ」とのコメントを出した。【水戸健一】


原発避難先いじめ 「どうして、放置し続けたのか」被害の男子生徒から横浜市長あての手紙全文
産経新聞 2/13(月) 20:50配信

 東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した同市立中学1年の男子生徒(13)のいじめ問題で、生徒が横浜市長あてに書いた手紙の全文は次の通り(原文のまま、かっこ内は弁護士が補足)。

【教育委員会に対する気持ち】

 どうして、横浜市教育委員会は、(いじめを検討する際に)一部だけを見て、全体を見てくれないのか。

 どうして、(報告書のうち)お金を出せと言われたことを黒塗りにしたのか。

 どうして、(重大事態とせずに、また不登校について支援せずに)放置し続けたのか。

 お金をとられたことを、いじめとしてくれないのか。

【学校に対する気持ち】

 どうして、学校は、被害者側の言い分を聞かずに、加害者側の言い分だけを聞いて、(いじめか否かを)決めたのか。

 どうして、副校長は、僕が、お母さんとお父さんを通じて話したことを、きちんと校長先生に伝えなかったのか。

 どうして、副校長は、僕のせいにしたのか。

【市長に伝えたい気持ち】

 (以上のことについて)知りたいし、話を聞いて欲しい(ため、面談を申し入れる)。


原発避難先いじめ 150万円の金銭授受は「いじめ」 横浜市側、一転認める
産経新聞 2/13(月) 20:44配信

 東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した同市立中学1年の男子生徒(13)のいじめ問題で、市教育委員会の岡田優子教育長は13日、記者会見し、これまでの見解を一転させ、男子生徒と同級生との間の金銭授受に関してもいじめの一部と認め、生徒に謝罪した。

 市教委の第三者委員会が昨年11月にまとめた報告書では、男子生徒が、同級生から「(原発事故の)賠償金をもらっているだろう」と言われ、ゲームセンターでの遊興費などを負担。生徒側によると、総額は約150万円に上ったとしているが、金銭授受はいじめから逃れるための「おごり、おごられ行為」だったとし、いじめとは認定していなかった。

 岡田教育長は会見で、弁護士などに相談した結果、法律が定めるいじめの定義に当てはまることなどを踏まえ、市教委として金銭授受の行為を「いじめの一部と認識する」と説明し、謝罪した。

 男子生徒の代理人弁護士は同日、林文子市長との面談を申し入れるとともに、生徒の思いをまとめた手紙を市長あてに提出。これを受けて、岡田教育長が会見を開いた。


横浜市教育委、「金銭授受もいじめの一部」と認定し謝罪
ホウドウキョク 2/13(月) 20:44配信

福島第1原発事故で、神奈川・横浜市に避難した男子生徒がいじめを受けていた問題で、市の教育委員会は、男子生徒が同級生に負担させられていたおよそ150万円についても、いじめの一部と初めて認め、謝罪した。
横浜市教育委員会・岡田優子教育長は「教育委員会として、お子さまの気持ちをしっかりと受け止められなかったことに、あらためておわびをしたいと思います。申し訳ございませんでした」と述べ、これまで認めていなかった、遊び代などでおよそ150万円を同級生に支払わされていたなどの金銭の授受についても、初めていじめの一部と認め、謝罪した。
また、男子生徒に直接謝罪したいとの意向も明らかにした。
これに先立ち、男子生徒は「どうして、放置し続けたのか。お金をとられたことを、いじめとしてくれないのか」などと書いた手紙を、市長宛てに提出していた。


<南相馬>中2女子が自殺…同級生からのいじめ訴え
毎日新聞 2/13(月) 20:42配信

 福島県南相馬市の市立中学2年生の女子生徒(14)が今月、自宅で自殺していたことが13日、市教委などへの取材で分かった。女子生徒は学校のアンケートで同級生からいじめを受けたと訴えていた。遺書は見つかっていない。市教委や学校は、自殺といじめの因果関係を調査する。

 市教委によると、11日夜、女子生徒が自分の部屋で自殺を図っているのを親が見つけた。病院に搬送されたが死亡が確認された。

 女子生徒は昨年7月、アンケートで「いじめられたことがある」と回答。同級生から「汚い」などと言葉や態度によるいじめを受けていたという。学校は、関係する複数の生徒に個別指導し、いじめが収まったと判断。女子生徒の様子などを注視していた。今年に入り、再び女子生徒からいじめを受けているとの訴えがあり対応策を検討していたという。女子生徒は自殺の前日まで登校していたが、直近の数日間は保健室にいたという。【宮崎稔樹、大塚卓也】


廃炉、ようやく入り口に=事故6年、福島第1
時事通信 2/13(月) 18:46配信

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東京電力福島第1原発の1号機(左)と2号機=13日、福島県大熊町

 東京電力福島第1原発事故から来月で6年を迎えるのを前に、廃炉作業が続く現場に13日、入った。

 増え続ける汚染水との闘いは今も続くが、作業環境は改善。炉心溶融(メルトダウン)を起こした1~3号機のうち、2号機内部の様子が少しずつ明らかになるなど、第1原発は本格的な廃炉作業に向け、ようやく入り口に立った。

 構内では放射性物質に汚染された土を除去し、モルタルで舗装する作業がほぼ終了。放射線量は下がり、敷地の9割で防護服や顔全体を覆う全面マスクが不要になった。食堂やコンビニを備えた大型休憩所もあり、作業員の負担は軽減された。

 第1原発では1日6000人が働く。うち半数は、タンクの建設など汚染水関連の作業に従事している。1~3号機は依然強い放射線を放つが、使用済み燃料プールに残る核燃料や、原子炉内で溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しに向け、作業が続く。


地震の爪痕触れて学んで 益城町「ツアー」受け入れ 地域交流や備えの大切さ発信
西日本新聞 2/13(月) 10:29配信

 地震の爪痕に触れ防災意識を育ててもらおうと、熊本地震で大きな被害が出た益城町東無田地区の住民たちが「災害スタディーツアー」を受け入れている。これまで県外の企業や大学教授などから依頼を受け、被災現場を回ったり地震発生時の体験を語ったりした。「どんな人の身にも降りかかる可能性があると知ってほしい」。地震後の集落の歩みを検証し、反省を教訓に変えて発信している。

 10日午後2時すぎ。「東無田復興委員会」代表で商店主の田崎眞一さん(55)は、東京から訪れた若い会社員たち約15人を連れて、道路の地割れや鳥居が崩れ落ちた神宮を見て回った。「何度も余震に揺さぶられ、瓦がぼろぼろ落ちてきて生きた心地がしませんでした」。住民の森永映子さん(70)の証言に参加者たちは聞き入り、熱心にメモを取る姿もあった。

 町西部に位置する東無田地区には、約120世帯(約400人)が暮らす。委員会は、地震直後から炊き出しや夜間の見回り活動など地域のために尽力してきた住民たちでつくる。ツアーは震災後の集落を盛り上げる活動の一環で、昨年11月から3組を受け入れた。

 地区では、ペットの世話やプライバシー確保への懸念などさまざまな事情で、集落の多くの世帯が避難所に身を寄せず軒先避難をした。支援物資が届かなかったとき公民館に食材を持ち寄って炊き出しをしたり、被災家屋の応急修理やテントの設営をしたりと互いに助け合った。「公助が機能しなかったとき、頼れたのは共助でした」。田崎さんは、集落の祭りなど恒例行事や普段からの声掛けで地域のつながりを深めておくことの大切さを強調した。

 この日ツアーに参加した森下知行さん(31)は「更地が広がり人が住めない厳しい状況でも、地域を盛り上げようとするエネルギーに感動しました」。まもなく都内で1人暮らしを始めるという村尾奈緒子さん(30)は「隣の人の顔が分からないことは東京暮らしのデメリット。顔見知りを増やさなきゃと危機感を持ちました」と感想を述べた。

 激震の恐怖や被害の大きさを訴えるだけなく、地震発生直後、集落にリーダーがいなくて混乱が生じたことや、地震保険に加入せず備えが不十分だったことなど反省も伝える。委員会メンバーの三村一誠さん(34)は「自分たちの経験を知り、家族や友人を守るために今できることを考えるきっかけにしてほしい」と願う。


福島第1原発事故6年、今も高い線量/構内リポート
日刊スポーツ 2/13(月) 10:06配信

 高線量は今も続く-。東京電力福島第1原発事故から来月で6年となるのを前に、日本記者クラブ取材団が今月9日、同原発構内を視察した。燃料デブリ(炉心溶融で溶け出した核燃料)が強い放射線を出す1~3号機に近づき、周辺をバスで移動。同日には2号機格納容器内で、過去最大値の650シーベルトが判明した。高線量に阻まれ、廃炉作業は難航を極める。日刊スポーツの柴田寛人記者(49)が福島第1原発の今をリポートする。

 約20人の取材団が高台に上がると、ある記者の線量計から「ピー! ピー!」と警報音が鳴った。同行する東電社員が、業務用の線量計を2号機に向けると、毎時144マイクロシーベルトを計測。都内の平均値(毎時0・03マイクロシーベルト程度)の4800倍、住民なら一時移転などの防護措置が必要になる線量だ。

 今月2日、2号機の格納容器内で毎時530シーベルトの極めて高い線量が判明。人間なら数十秒で死亡するレベルだ。記者は、この2号機を約80メートル離れた高台から見つめた。水色の建屋カバーに囲まれ、内部の様子は分からない。周囲に人影はなく、不気味な静けさに包まれていた。

 再びバスに乗り込み、3号機を右手に見ながら右折。バスが止まり、3号機の壁が崩れているところに東電の線量計を向けると、毎時335マイクロシーベルトの高線量が測定された。胸部エックス線検査の被ばく量を超える値で、燃料デブリの高い放射線量が想像できた。

 左折して2号機のタービン建屋の横を移動。原子炉建屋から少し離れると線量は低めだが、手元の簡易線量計は毎時30・87マイクロシーベルト。建屋の手前では、防護服姿の作業員数人が会話する様子が見えた。周辺住民を避難させるほどの高線量の発信源は、奇妙に落ち着いた雰囲気だった。

 視察の起終点になった免震重要棟には、原発敷地内のモニタリングポストのデータを一括表示する液晶テレビがある。1、2号機の山側に隣接する排気筒西側で、最高の毎時1507・4マイクロシーベルトを測定していた。東電広報は「なぜこんなに高いのか、原因が分かっていない。作業員が近づけないので、除染も進んでいない」と話した。

 9日早朝には、調査ロボット「サソリ」の投入に備え、進路を掃除するロボットが2号機で稼働。そのカメラ映像の乱れから、過去最大値の毎時650シーベルトの放射線量が推定された。ロボットは5メートル進む予定だったが、映像が暗くなり、1メートル進んだところで後退。高線量などの影響で故障したとみられる。

 廃炉作業の工程を定めた「中長期ロードマップ」では、今年夏ごろに1~3号機の燃料デブリ取り出しの方針を決める。先月30日、2号機でデブリとみられる黒い塊を初めて撮影したが、1、3号機では未確認。2021年開始予定のデブリ取り出しに向け、懸命の調査が続く。【柴田寛人】

 ◆福島第1原発の現状 被災規模が大きかったのは1~4号機。燃料デブリが残る1~3号機は、注水による冷温停止状態だが、内部は極めて高い線量で人が近づけない。震災当時に定期検査中で運転を止めていた4号機では、14年12月までに全ての使用済み燃料の取り出しを完了。内部に燃料がないため、監視不要になっている。1~3号機の注水に加え、1日約150トンの地下水などが流れ込み、これまでにたまった汚染水は約96万トン。高さ約10メートルの貯蔵タンクが約1000基も敷地内に並ぶ。地下水流入を抑えるため、1~4号機の周囲に凍土壁を築く作業が続いている。

 ◆シーベルト 放射線被ばくによる人体への影響の度合いを表す単位。自然界から受ける年間放射線量の世界平均は、2・4ミリシーベルト(0・0024シーベルト、2400マイクロシーベルト)とされる。毎時に換算すると0・27マイクロシーベルト。

 ◆東京電力福島第1原子力発電所 福島県沿岸の大熊町と双葉町で東電初の原発として1971年(昭46)に運転開始。2011年3月11日の東日本大震災に伴う津波で1~4号機が損傷。放射能漏れで周辺住民を避難させる重大事故を起こした。13年までに全6基の廃止が決定。40年かかる廃炉作業のため平日1日あたり約6000人が働く。


福島第1原発「労務環境改善」作業時防護服が軽装に
日刊スポーツ 2/13(月) 10:06配信

 東京電力福島第1原発事故から来月で6年となるのを前に、日本記者クラブ取材団が今月9日、同原発構内を視察した。

 日本記者クラブ取材団は、昨年1月に続いて構内を視察した。前回参加した日刊スポーツ清水優記者は、口と鼻を覆う半面マスクとゴーグル、ヘルメット、白い防護服姿だった。その後、敷地内の線量が低減。今回は使い捨て防じんマスクとヘルメットの軽装で、防護服は不要だった。会見した内田俊志(しゅんじ)所長(55)は「敷地内の9割では通常の作業着やマスクでの作業が可能になった。労務環境が改善されている」と話した。昨年10月には、新事務本館を開所。低線量の室内で社員約1200人が勤務している。


青森、岩手で震度3
時事通信 2/12(日) 22:51配信

 12日午後10時37分ごろ、岩手県沖を震源とする地震があり、青森、岩手両県で震度3の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約40キロ、地震の規模(マグニチュード)は4.8と推定される。


「悲劇繰り返さないで」=津波訴訟原告らが訴え―仙台
時事通信 2/12(日) 21:04配信

 東日本大震災で当時会社や学校などにいた子供や配偶者を失った遺族らが12日、震災から来月で6年となるのを前に、教訓を語り合うフォーラムを仙台市で開いた。

 身内が犠牲になった理由を知りたいとの思いから訴訟を起こした三つの家族会が主催。「悲劇を繰り返さないで」と、組織管理下での防災の在り方や事後検証の必要性を訴えた。

 昨年に続き2回目の開催で、宮城県女川町の七十七銀行女川支店、同県石巻市の私立日和幼稚園、同市立大川小学校をめぐる訴訟の原告遺族らが登壇し、約100人が耳を傾けた。

 女川支店をめぐる訴訟の原告で、行員だった長男を失った田村孝行さん(56)は「企業の上層部の方は、最悪を想定し、最善を尽くしてほしい。命を預かる者の責務は大きい」と力を込めた。

 幼稚園からの送迎バスが津波と火災に巻き込まれ、次女を亡くした西城靖之さん(48)は「なぜ子供が亡くなったのか、裁判で全ては分からなかった。真実を知るための新しい組織づくりが必要かもしれない」と訴えた。

 児童と教職員計84人が犠牲になった大川小で6年の長男を亡くした今野ひとみさん(46)は「どんな場所であれ、命を守ることが最優先。どうして守れなかったのか、もう一歩踏み込んで考えて」と話した。


東日本大震災から6年…大川小学校の遺族らが討論会
日刊スポーツ 2/12(日) 20:27配信

 3月11日、発生から6年となる東日本大震災の津波により児童74人、教職員10人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校の遺族らが12日、仙台市内に集まり公開討論会を行った。七十七銀行女川支店被災者家族や日和幼稚園遺族とともに、風化しつつある失われた命から得た教訓を、あらためて話し合った。

 当時大川小6年だった長男大輔くんを亡くした今野ひとみさんは「どんな場所でも命を守ることが最優先。学校、幼稚園と安心して子どもを預けられる世の中にしてほしい」と語った。

 大川小遺族の一部は、石巻市と宮城県を相手に23億円の損害賠償を求めた訴訟を行い昨年10月、仙台地裁(高宮健二裁判長)は学校側の責任を認め、市と県に計約14億2660万円を支払うように命じた。しかし、判決を不服として市と県は同11月7日、仙台高裁に控訴。それを受け、遺族側も同9日に控訴した。

 1審で原告側は、生存者の聞き取りメモを廃棄するなどした行政側に対し「事実を隠してきた」と責任を追及してきたが、主張は認められなかった。それらについて納得はしていなかったが、控訴審では1審で認められなかった責任についても追及するとみられる。

 討論会には85年に起きた日航ジャンボ機墜落事故の遺族で「8・12連絡会」の事務局長、美谷島邦子さんも登壇した。当時小学3年生だった健くんを失った。1人で搭乗した飛行機が墜落した。空港で見送った際の握手。「今もあの時の、健の手のぬくもりが残っています」と語った。

 「つらいとき、人と人がつながっていることは心強いこと」と話し、裁判などで戦う震災遺族へ、自らの裁判経験などから「相手を責める事へのむなしさも感じた。それでも遺族の言葉が社会を変えます」と励ました。


盛岡で東北復幸祭
産経新聞 2/12(日) 7:55配信

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盛岡で東北復幸祭(写真:産経新聞)

 産経新聞社による東日本大震災復興支援キャンペーン「心をつなごう日本」のイベント「東北復幸祭2017」(産経新聞社主催、フォーデイズ特別協賛)が11日、盛岡市の盛岡市民文化ホールで開かれた。

 イベントでは、「三陸花ホテルはまぎく」(岩手県大槌町)の千代川茂社長が、津波で施設が壊滅的被害に遭いながら2年後に再建した道のりを紹介。平成9年の天皇、皇后両陛下の来訪後に送った施設周辺のハマギクの種が皇居で大切に育てられていることを被災後に知り、「『何としても再建しよう』と決意した」と振り返った。

 このほか、不安感が和らぐとして被災地を中心に普及が進む「呼吸筋ストレッチ体操」が実演されたほか、「モーニング娘。」元メンバーによるコンサートも行われた。


東日本大震災6年 津波の教訓伝承する難しさ…記念碑に込められた思い
産経新聞 2/11(土) 14:00配信

 東日本大震災の被災地、宮城県南三陸町で1月29、30の両日、「語り部フォーラム」が開かれた。震災の教訓を語り継ぎ、風化を防ぐ意義を高める目的で催された会合だったが、図らずもその難しさを印象づける場となった。

 分科会では、津波記念碑が取り上げられた。南三陸町は震災前も明治三陸津波(明治29年)、昭和三陸津波(昭和8年)に襲われている。それを機に町内の津波到達点の至る所に津波の警句を刻む石碑が建てられた。同じ惨事を繰り返さないという先人のメッセージだ。

 だが、明治津波の碑は時代的に全て漢字で書かれ、現代人には読めず、結果として無用の長物になっていたという。昭和津波の碑もその後の開発で撤去された例が少なくなく、先人の好意が無為になっている。

 「天災は忘れた頃にやって来る」の名言で知られる寺田寅彦は随筆「津波と人間」(昭和8年)でこう述べている。

 〈災害記念碑を立てて永久的警告を残してはどうかという説もある。しかし、始めは人目につきやすい所に立ててあるのが、道路改修、市区改正の行われる度にあちらこちらと移されて、おしまいには山陰の竹やぶの中に埋もれないとも限らない〉

 昭和津波の碑の末路は戦前の物理学者の懸念を裏付けている。

 フォーラムには全国から約300人が集まった。こういう催しに参加する人たちだから、言うまでもなく全員が災害の教訓を残す重要性を認識している。めいめいが自分のスタイルで風化を防ぐ取り組みに励むのだろう。

 この人たちが生きている間はいい。問題はその先だ。災害は人間の寿命をはるかに超える間隔で襲来する。人はその間に代替わりが進み、その度に記憶と教訓が薄れる。しかも加速度的に。

 漁で生計を立てる三陸地方の住民は津波被災を受ける都度、住まいを高台に移す。それだと「仕事場の海から遠ざかって不便」と次第に生活拠点を下に戻す。海岸線に再び家並みが整う頃、次の津波に襲われる。その歴史の繰り返しが世代を超えて教訓を残す難しさを実証している。

 災害の教訓を将来世代に残すことを「タテの伝承」と定義づければ、被災経験のない人に伝えることは「ヨコの伝承」と言える。

 フォーラムでは、ヨコの伝承の困難さも浮き彫りになった。参加者の1人は「震災も被災地以外の人にとっては結局人ごと。『日本は地震大国。あなたの地域で起きても不思議はない』と口を酸っぱく言っても『わが事』と受け止めてもらえない」と嘆いた。

 熊本地震がいい例だ。東日本大震災の惨状や教訓があれほど伝えられても、熊本県の家屋の耐震化率は上がらなかったし、地震保険の加入率もアップしなかった。「熊本は地震が起きない」という根拠のない「常識」を覆すことができず、悲劇を食い止められなかった。

 フォーラムを通じ、伝承の必要性は再認識できた。だが、世代を超えて語り継ぐ「タテの伝承」と被災体験のない人に伝える「ヨコの伝承」の実効性を上げる方策については、明確な答えが見いだせなかった。(東北総局 伊藤寿行)


東北、北関東で震度3
時事通信 2/11(土) 7:16配信

 11日午前6時5分ごろと同39分ごろ、福島県沖を震源とする地震が相次ぎ、仙台市と福島県楢葉町などで震度3の揺れを観測した。

 気象庁によると、6時5分の地震の震源の深さは約40キロ、地震の規模(マグニチュード)は5.2、同39分の地震の震源の深さは約30キロ、マグニチュードは4.4と推定される。6時5分の地震の主な各地の震度は次の通り。

 震度3=仙台市、山形県中山町、福島県楢葉町、栃木県大田原市
 震度2=岩手県一関市、山形市、福島市、宇都宮市、水戸市、新潟県見附市。


〔地震〕東北・関東地方の広い範囲で震度3、津波の心配なし(2/11)
レスキューナウニュース 2/11(土) 6:10配信

気象庁によると、11日06:05頃、福島県沖を震源とするM5.2の地震があり、宮城県北部、宮城県南部、宮城県中部、山形県村山、福島県中通り、福島県浜通り、福島県会津、栃木県北部で震度3の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
・発生日時 :2月11日06:05頃
・震源地  :福島県沖(北緯37.2度、東経141.8度)
・震源の深さ:約40km
・地震の規模:M5.2(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度3】
・宮城県 :宮城加美町中新田*、色麻町四竈*、大崎市古川三日町、仙台空港、名取市増田*、角田市角田*、岩沼市桜*、蔵王町円田*、宮城川崎町前川*、亘理町下小路*、山元町浅生原*、仙台青葉区大倉、仙台青葉区作並*、石巻市桃生町*、利府町利府*
・山形県 :中山町長崎*
・福島県 :郡山市湖南町*、白河市郭内、白河市新白河*、須賀川市岩瀬支所*、桑折町東大隅*、国見町藤田*、大玉村南小屋、天栄村下松本*、泉崎村泉崎*、玉川村小高*、田村市船引町、田村市都路町*、福島伊達市前川原*、福島伊達市保原町*、相馬市中村*、楢葉町北田*、大熊町野上*、双葉町両竹*、浪江町幾世橋、新地町谷地小屋*、会津美里町新鶴庁舎*
・栃木県 :大田原市湯津上*、那須町寺子*


<福島特措法>避難の子供いじめ防止策を盛り込む
毎日新聞 2/10(金) 19:22配信

 ◇改正案を閣議決定

 政府は10日、東京電力福島第1原発周辺で立ち入りが禁止されている帰還困難区域に人が住めるように拠点を整備することなどを柱とする福島復興再生特別措置法の改正案を閣議決定した。福島から避難した子どもへのいじめが各地で相次いでいることから、国が防止策を講じることも明記した。今国会での成立を目指す。

 改正案によると、5年後に帰還困難区域に人が住めるようにする「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)を整備。同区域の範囲や土地利用は市町村長が計画を作成し、政府が放射線量の低減や住民の帰還の見込み--などの観点から認定する。また、除染費用については、東電負担の原則を転換し、国費投入が明記された。

 改正案には他に、被災事業者を支援する国や福島県の官民合同チームの体制強化▽新産業を創出するイノベーション・コースト構想の推進▽農林水産物の風評被害対策--が盛り込まれた。【関谷俊介】


津波動画、地図で検索=1369本データベース化―東北大
時事通信 2/10(金) 19:16配信

 東北大は10日、東日本大震災で発生した津波の様子などが撮影された動画1369本をデータベース化し、地図上で検索できるウェブサイト「動画でふりかえる3.11―東日本大震災公開動画ファインダー―」を開設した。

 動画投稿サイト「YouTube」で公開されている動画の撮影場所を特定し、地震発生、津波襲来、津波直後に3分類。それぞれマーカーを地図上に配置し、クリックすると動画が見られる。市町村別やキーワードでの検索も可能だ。

 開発した東北大災害科学国際研究所は「どこでどのような被害があったのかイメージし、正しい津波の知識を持って避難行動につなげるツールとして活用してもらいたい」としている。


<福島原発>高線量は「核燃料が揮発、内部に付着」東電見解
毎日新聞 2/10(金) 18:45配信

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福島第1原発2号機の原子炉格納容器内で、堆積(たいせき)物を除去する掃除ロボット(下)=東京電力提供

 ◇2号機の原子炉格納容器内で確認の毎時650シーベルト

 東京電力の姉川尚史原子力・立地本部長は10日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内で確認された毎時650シーベルト(推定)の強い放射線について、事故で溶けた核燃料の一部が揮発して内部に付着したことが原因との見方を示した。同日開かれた記者会見で明らかにした。

 東電は9日の内部調査で、格納容器内のレール上で撮影した画像のノイズを解析し、付近の空間線量を事故後で最大となる毎時650シーベルトと推定した。姉川氏は「事故で炉心が溶融して、(核燃料の成分のうち)揮発しやすいセシウムが拡散し、格納容器内に付着して強い放射線の原因になっていると思う」と語った。

 また調査では、原子炉圧力容器の真下にあるグレーチング(格子状足場)に穴が2カ所開いていることも分かっており、姉川氏は「上部から溶けた燃料が落下してできた可能性が高い」と述べた。【柳楽未来】


帰還困難区域復興へ拠点整備…法改正案閣議決定
読売新聞 2/10(金) 13:21配信

 政府は10日午前の閣議で、東京電力福島第一原子力発電所事故の影響で立ち入りが制限されている帰還困難区域の復興を柱とした福島復興再生特別措置法改正案を閣議決定した。

 今国会の成立を目指す。

 帰還困難区域を抱える市町村が住民の帰還を目指す「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)を定めて整備計画を作成し、国が認定する制度の創設を盛り込んだ。政府はおおむね5年以内の避難指示解除を目標に、復興拠点の除染を今秋以降に開始する。費用は国の負担とし、インフラ整備と一体的に進める。

 帰還困難区域は福島県の大熊、双葉、富岡各町など7市町村にまたがり、今も約2万4000人が避難している。


帰還困難区域に復興拠点=除染費用は国負担―福島特措法改正案を閣議決定
時事通信 2/10(金) 11:40配信

 政府は10日、東京電力福島第1原発事故で立ち入りが制限されている帰還困難区域の復興を柱とする、福島復興再生特別措置法改正案を閣議決定した。

 国の負担でインフラ整備と除染を集中的に実施する「特定復興再生拠点区域」(復興拠点)を、新たに設定。おおむね5年以内で復興拠点への帰還を目指す。

 除染費用は従来、東電の負担としてきたが、復興拠点に限って方針を転換した。国が復興の前面に立つ姿勢を示す必要があると判断したためだが、事実上の東電救済措置だとして野党の反発も予想される。


<山高神代桜>宇宙旅した種から育てた苗木、震災の被災地へ
毎日新聞 2/10(金) 9:33配信

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推定樹齢2000年の「山高神代桜」=山梨県北杜市武川町山高の実相寺で、2009年4月2日午前11時17分、北杜市役所提供

 宇宙を旅した山梨の桜を東日本大震災の被災地へ--。山梨県北杜市武川町の実相寺の敷地にある国指定の天然記念物「山高神代桜」が、震災から6年となる3月に福島県楢葉町と岩手県洋野町に植樹される。2008年にスペースシャトル・エンデバー号で宇宙に打ち上げられて帰還した桜の種を、北杜市の元市職員の三枝基治さん(67)が育ててきた。宇宙に行った桜が被災地に植えられるのは初めて。

 北杜市によると、山高神代桜は推定樹齢約2000年のエドヒガンザクラ。高さは約10メートル、幹の回りは約12メートルあり、日本三大桜の一つに数えられている。

 2008年、国際宇宙ステーションにある日本実験棟「きぼう」を運用する会社の事業で、神代桜は全国各地から選ばれた13種の桜の種と共に宇宙に打ち上げられた。種は8カ月半、無重力状態の「きぼう」で保管された。地球を4100周した後、種は宇宙飛行士の若田光一さんと共に帰還。それぞれの自治体へと戻った。

 その後、事業に関わった関係者が茨城県龍ケ崎市にある一般財団法人「ワンアース」を設立し、東日本大震災で津波被害に遭った岩手、宮城、福島の各県の自治体に桜を植える「きぼうの桜計画」を始めた。桜を津波が発生した際の避難の目印にすると共に復興のシンボルとなるよう思いが込められている。

 北杜市では、神代桜を育てていた三枝さんが中心になって参加した。118粒まいた種は約2年後に2粒だけ発芽。12年に花を咲かせた。さらに、この花の種から苗木を育て、これまでに39本まで増やした。三枝さんによると、神代桜は、種を取る時期や土の成分、水分管理に敏感とされる。通常、500~1000粒の種のうち、発芽するのは一つ程度という。

 三枝さんは、3月11日に楢葉町、同19日に洋野町を訪れ、植樹式にも参加する。約1メートル70センチに育った桜は、津波の到達地点よりも高台に1本ずつ植樹される。三枝さんは、「神代桜は1000年以上生きる。津波被害を忘れない、また亡くなった人を忘れない、そんな語り部になってくれれば」と話す。【田中理知】


福島2号機格納容器内でこれまで最高となる推定650シーベルト
ホウドウキョク 2/10(金) 9:30配信

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(写真:ホウドウキョク)

東京電力は、福島第1原発2号機の格納容器内部の一部で、画像を分析したところ、放射線量が、これまで最高となる1時間あたり650シーベルト(Sv)と推定されたと発表した。
東京電力は9日、2号機の格納容器内部で、原子炉の真下につながるレールの上の堆積物を水圧などで除去する装置を入れた。
その際に撮影した画像を分析したところ、1時間あたり650シーベルトと、非常に高い線量が推定されたという。
堆積物を除去する装置は、2時間ほど作業した段階で、カメラが見えづらくなり、作業を中止していて、東京電力は、「非常に高い線量が原因とみられる」としている。
レールの上で高い線量が推定されたことで、原子炉の真下以外にも、高い線量を出す原因がある可能性が高くなった。


<復興庁発足5年>道半ば、仕上げは五輪 役割未知数
毎日新聞 2/10(金) 7:30配信

 東日本大震災からの復興のために政府の司令塔として設置された復興庁が10日、発足から5年を迎えた。設置期限の2021年3月まで残り4年あまりとなり、総仕上げとして東京五輪・パラリンピックの「復興五輪」実現に向け昨年9月には庁内にプロジェクトチームを発足させた。だが、五輪関連事業に復興予算を投じることは予定されておらず、どこまでけん引役を果たせるか未知数だ。

 政府は20年度までの10年間を「復興期間」と位置づけ、総額32兆円の復興予算を使う。同庁は住まいのインフラ整備は峠を越えたとしているが、今も約13万人が避難を続け、復興の進み具合に地域差も出ている。岩手と宮城は20年度までにおおむね復興事業が完了するとみるが、原発事故による避難指示区域が残る福島については、復興庁の設置期限後も「内閣府の下に専門部局を置くなどして機能を存続させる必要性がある」(幹部)という。

 今村雅弘復興相は昨年12月の会見で、福島の復興とともに「復興五輪」実現を今後の課題の一つに掲げた。事務次官以下13人のプロジェクトチームは、大会組織委員会や東京都に被災地の状況を伝え、聖火リレーや事前キャンプの誘致につなげようとしている。

 だが、被災地での競技開催については、ボート、カヌー・スプリント会場の長沼ボート場(宮城県登米市)への移転が一時浮上しながら見送られ、宮城県内でのサッカー1次リーグ実施だけが決まっている。五輪関連事業に復興予算は直接投じられず、誘致を後押ししようにも難しい。担当者は「世界の注目が集まる機会なので、復興した被災地の姿を発信したい」と話している。【関谷俊介】


<福島2号機>調査計画見直しへ 廃炉作業にも影響
毎日新聞 2/10(金) 1:10配信

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福島第1原発2号機の原子炉格納容器内で、堆積物を除去する掃除ロボット(下)=東京電力提供

 東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器で9日、過去最高となる毎時650シーベルト(推定)の放射線が観測され、今月投入予定の「サソリ型ロボット」(自走式)の通り道には厚さ1センチ程度の堆積(たいせき)物がこびりついていることが確認された。調査計画の大幅な見直しは不可避で、今後の廃炉作業に影響が出そうだ。

 東電は格納容器の貫通部から、サソリ型の通り道となるレール(長さ7.2メートル)上の堆積物を除去するため、自走式の「掃除ロボット」を投入。先月観測された毎時530シーベルト(推定)の付近で、同650シーベルトを観測した。数十秒浴びれば人が死亡する高いレベルだ。掃除ロボには測定器はないが、カメラ映像のノイズで推定した。

 作業では、堆積物のある約5メートルの範囲のうち、手前約1メートルは高圧水を噴射して除去できたが、奥側ではこびりつきが激しく取り除けなかった。焼け焦げたケーブルのカバーなどとみられる。ロボットが乗り上げて走行できなくなる恐れもある。

 掃除ロボのカメラは積算1000シーベルトまで放射線に耐えられる設計だったが、約2時間で映像が暗くなり、作業を中断した。東電の担当者は同日の記者会見で「サソリ型の投入が可能か検討したい」と述べた。【柳楽未来】


<津波予測>到達時間短すぎる 北海道日本海沿岸
毎日新聞 2/9(木) 22:25配信

 北海道防災会議地震専門委員会が9日に発表した日本海沿岸の津波浸水予測図では、最大津波高や津波浸水面積が多くの自治体で2010年の道予測の2倍以上となり、自治体の担当者から戸惑いの声が上がった。同委ワーキンググループ座長の笠原稔・北海道大名誉教授は「今回の結果は机上の空論ではない。市町村は参考にして対策に取り組んでほしい」と呼びかけた。【金子栄次、遠藤修平】

 「面積の広さもさることながら、到達時間が短すぎるのがショックだ」。浸水面積2410ヘクタールと1.9倍に広がった稚内市の総務部防災担当、吉田竜浩主幹はため息をつく。

 水位が20センチ程度変動する「津波影響開始時間」が、市西部の多くの地点で地震発生から1分以内とされた。

 東日本大震災を受けて14年までに防災ラジオを全戸に配備したが「Jアラート(全国瞬時警報システム)受信から3分以内に情報提供できるが、それでも間に合わない。地震を感じたらすぐ避難、と呼びかけるしかない」と話す。浸水エリアに入った避難所を見直し、新たな防災ガイドマップを新年度に全戸配布する。

 1993年の北海道南西沖地震で甚大な津波被害を受けた離島の奥尻町では、島南西部を中心に総延長14キロの防潮堤(高さ最大11メートル)が建設されるなど対策に取り組んできた。

 ただ今回、島北部にも20メートル以上の津波が予想されるなど、より広範囲で巨大津波の可能性が指摘された。

 新たな防潮堤建設などは難しく、町担当者は「訓練などで住民の防災意識を高めたい。住民や観光客の不安を取り除くためにも、国や道は防災への支援を手厚くしてほしい」と訴えた。

 ◇泊原発付近は想定以下

 今回の津波浸水想定で、北海道泊村の最大津波高は19.3メートルと2010年の道想定の3.2倍になった。一方で北海道電力泊原子力発電所付近は7.6メートルで、北電が15年に引き上げた最大想定(基準津波)の12.63メートルを下回った。

 再稼働に向け原子力規制委員会の安全審査が進む泊原発の主要施設は、海抜約10メートルの位置にある。北電は東日本大震災後の2014年12月に防潮堤(高さ6.5メートル)を整備し、防潮堤の頂点は海抜16.5メートル。同社は福島第1原発を襲った高さ15メートルの津波が到達しても、敷地内への浸水を防ぐことができるとしている。【野原寛史】


<津波予測>北海道せたな町26.9m 10年試算上回る
毎日新聞 2/9(木) 22:21配信

 北海道の防災会議地震専門委員会(委員長=笹谷努.元北海道大教授)は9日、日本海沿岸など36市町村の津波浸水予測図を公表した。東日本大震災を踏まえて、2010年に発表した道の試算を見直した結果、せたな町で最大津波高が2.4倍の26.9メートルとされるなど、津波の高さと浸水想定面積はほぼすべての市町村で前回を大きく上回った。

 今回は、稚内市沖から秋田県沖にかけての約700キロに分布する15の断層のいずれか、または複数で最大マグニチュード(M)7.9の地震が発生したとの想定で試算した。

 せたな町以外の最大津波高は、神恵内村26.6メートル▽松前町26.3メートル▽奥尻町25.2メートル--など。10年の試算に比べ神恵内村は5.2倍、松前町も4.3倍で、せたな町は14年に示された国の試算(23.4メートル)も超えた。浸水想定面積は、最大の稚内市が2410ヘクタール(10年比1.9倍)。稚内市など13市町では、地震発生後1分以内に人命に関わる20センチ程度の水位変動が起きる恐れがあるとした。

 一方、北海道電力が再稼働を目指す泊原発(泊村)付近の最大津波高は7.6メートルで、地盤の高さや防潮堤などから浸水被害はほとんどないと予測した。

 道内の日本海側では1993年7月12日に北海道南西沖地震(M7.8)が発生して奥尻島などが津波に襲われ、死者・行方不明者は計230人に上った。

 道総合研究機構の地質研究所(札幌市)の12、13年度の調査で、奥尻島と日本海沿岸南部(上ノ国町-せたな町)では11~13世紀ごろの津波堆積(たいせき)物が確認され、北海道南西沖地震を超える高さの津波が発生した可能性があると判明。専門委が道に想定見直しを提言していた。【酒井祥宏、藤渕志保】


<福島2号機>650シーベルト観測 除去作業を中断
毎日新聞 2/9(木) 21:01配信

 東京電力は9日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器の内部調査に向け、自走式の「掃除ロボット」による堆積(たいせき)物の除去作業を再開した。搭載したカメラ画像を分析した結果、格納容器内の空間線量は毎時650シーベルト(推定)だったと発表した。先月に観測した毎時530シーベルト(同)を上回り、過去最高を更新した。

 東電は同日午前、格納容器の貫通部から、圧力容器真下につながるレール(長さ7.2メートル)上の堆積物を除去するため、掃除ロボを投入。貫通部から約3メートル地点の画像を解析したところ、毎時650シーベルトが観測された。

 作業では、堆積物のある約5メートルの範囲のうち、手前約1メートルは高圧水を噴射して除去できたが、それより奥側ではこびりつきが激しく取り除けなかった。焼け焦げたケーブルのカバーなどとみられ、厚さ1センチ程度ある。

 作業開始から約2時間後、カメラ映像が暗くなったため作業を中断した。カメラは積算1000シーベルトまで放射線に耐えられる設計で、強い放射線が影響したとみられる。東電は月内にも「サソリ型ロボット」を投入する計画だったが、堆積物が走行の支障になる恐れがあり、東電は投入計画実施の可否も含め判断する。【柳楽未来】


掃除ロボ不具合で断念=2号機投入、推定650シーベルト―福島第1
時事通信 2/9(木) 12:01配信

 東京電力は9日、炉心溶融(メルトダウン)を起こした福島第1原発2号機の本格的な調査に向け、内部の堆積物を除去する掃除用ロボットを投入した。

 約2時間でカメラの映像が暗くなったため作業を断念し、掃除ロボを回収した。映像から推定した空間放射線量は毎時650シーベルトに上り、強い放射線でカメラに不具合が生じたとみられる。

 2号機では、原子炉中央の圧力容器の下に通じるレールなどで堆積物が見つかった。東電は掃除ロボで堆積物を除去し、別の調査用ロボの進路を確保する計画だったが、予定の長さ5メートルのうち1メートルしか除去できなかった。

 掃除ロボが堆積物に乗り上げ、走行ベルトが空転して立ち往生することもあった。調査ロボの移動にも障害となる恐れがある。掃除ロボは汚染されたため修理できず、東電は代わりの除去方法を検討する。

 線量が毎時650シーベルトと推定されたのは、格納容器の壁の内側からレール上を約3メートル進んだ地点。前回2号機で推定された同530シーベルトを超える最高値だが、堆積物に溶け落ちた核燃料(デブリ)が含まれるかは分かっていない。

 東電によると、作業は9日午前5時に始まり、掃除ロボに搭載したカメラの映像が次第に暗くなった。東電は、このまま動けなくなれば調査ロボの支障になるため、作業を断念した。


<高浜原発>クレーン転倒時、暴風警報把握せず
毎日新聞 2/8(水) 22:32配信

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関西電力高浜原発2号機の燃料取扱建屋(右)と原子炉補助建屋に倒れたクレーン=福井県高浜町で2017年1月21日、本社ヘリから小関勉撮影

 関西電力高浜原発2号機(福井県高浜町)で先月20日に起きた大型クレーン倒壊事故で、関電は8日、新規制基準対応工事でクレーンを使用した元請けの大成建設(東京)が暴風警報に気づかず、同社とクレーンメーカーが定める強風対策マニュアルを守らなかったことなどが原因だったと発表した。関電は大成建設に建屋修復費用などの賠償を求める。

 関電は、事故当時の最大瞬間風速を40~48メートルと推定。事故30分前に風が強まってクレーンのアームが揺れ、アームと台車をつなぐ支柱が変形して倒壊したとの見方を示した。事故後、関電は風速42メートルまで耐えられるようワイヤと重りで固定していたと説明したが、当日の方法では支柱自体が風速38.6メートルまでしか耐えられなかったことが判明したという。

 福井地方気象台は事故当日、暴風警報を発令し、最大瞬間風速を35メートルと予報。大成建設のマニュアルでは風速30メートル超と予想される場合はアームを地上に下ろすよう定めていたが、大成建設は警報を把握していなかった。関電は事故4時間前に警報を把握していたが、社内で対応を協議せず、大成建設にも連絡していなかった。大成建設は「天気予報に注意を払わず、重大事故を起こした。深くおわびします」とコメントした。【高橋一隆】


関電の原発運営「信頼できず」=高浜クレーン倒壊で福井県
時事通信 2/8(水) 21:36配信

 福井県の藤田穣副知事は8日、関西電力の豊松秀己副社長から高浜原発(同県高浜町)で起きた大型クレーン倒壊事故の原因と対策の報告を受け、「安全管理の意識が徹底されていない現状では、関西電力の今後の原発運営に十分な信頼を置くことは難しい」と語った。

 豊松副社長は「2度と同様の事故を発生させないという固い決意の下、取り組んでいきたい」と強調。これに対し、藤田副知事は「最も安全が求められる原子炉建屋周辺で大規模な工事を行っているという当然の認識や自覚が欠如していた」と批判した。

 その上で、関電美浜原発(同県美浜町)と関電大飯原発(同県おおい町)の工事について、安全管理の観点から早急に総点検を実施し、結果を報告するよう求めた。


折り畳まず、強風で転倒=高浜原発クレーン倒壊―関電
時事通信 2/8(水) 20:41配信

 関西電力は8日、高浜原発(福井県高浜町)の工事用の大型クレーン(総重量230トン)が倒壊し、2号機の燃料取り扱い建屋などの一部が損傷した事故の原因と対策を公表した。

 倒壊時、福井県内には暴風警報が出ており、全長約113メートルのクレーンアームを折り畳まなかったため、強風で転倒したと考えられるとした。当日の最大瞬間風速は毎秒49メートルだった可能性があるという。

 アームは2段構造で、下側が「ブーム」、上側が「ジブ」と呼ばれており、くの字型に折り畳むことが可能。今後は作業終了時、風速に関係なくアームを畳み、瞬間風速30メートル超と予想される場合は畳んだ状態でアームを地面に降ろす対応に改める。

 関電によると、事故は作業終了後の1月20日午後9時50分ごろに発生。当時、アームの先端からワイヤを伸ばし、地面に置いた重り(約5トン)につないで固定していた。

 関電は作業前、この対応で瞬間風速約42メートルまで耐えられると元請け会社から聞いていた。しかし、同社の社内ルールでは、30メートル超の風が予想される際はアームを畳む運用をしており、関電側に伝わっていなかった。


<規制委>10原子力施設で浸水の恐れ…大雨時、対策を指示
毎日新聞 2/8(水) 20:11配信

 北陸電力志賀原発2号機(石川県)で昨年9月に起きた原子炉建屋内への雨水流入トラブルで、原子力規制委員会は8日、全国の原発や再処理工場など10施設の少なくとも655カ所でトラブルを防ぐ建屋の止水対策が未実施だったとする調査結果を公表した。規制委は今後1年以内に対策を完了するよう、電力各社に指示する。

 10施設は、志賀1、2号機▽東北電力女川2号機(宮城県)▽東京電力福島第2の1~4号機(福島県)▽同柏崎刈羽1~7号機(新潟県)▽中部電力浜岡3~5号機(静岡県)▽中国電力島根1、2号機(島根県)=1号機は廃炉中▽日本原子力発電敦賀1号機(福井県)=廃炉中▽高速増殖原型炉もんじゅ(同)=廃炉決定▽東海再処理工場(茨城県)=廃止決定▽六ケ所再処理工場(青森県)。

 志賀2号機では昨年9月末、大雨で雨水約6.6トンが配管の通る貫通部の隙間(すきま)やひびから原子炉建屋内に流れ込み、照明用の分電盤がショートした。降雨が排水用の仮設ポンプの容量を超えたといい、非常時に原子炉を冷やすための電源となる蓄電池など、安全上重要な設備も水没して使えなくなる恐れがあった。

 新規制基準は、建屋に津波や雨水が流入しても重要設備への影響がないことを求めているが、貫通部の隙間を埋めるなどの対策は義務付けていない。しかし、規制委は今回のトラブルを重く見て、全施設で止水対策を事実上義務付けることにした。【酒造唯】


事故対策所、耐震で了承=川内原発、免震から変更―規制委
時事通信 2/8(水) 18:56配信

 九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の事故時の拠点となる緊急時対策所について、原子力規制委員会は8日、当初の免震構造から耐震構造への変更を了承する審査書を正式決定した。

 同原発では現在、緊急時対策所は代替施設を使っている。九電は将来、対策所を免震施設にすると説明し、再稼働の前提となる規制委の審査に合格していた。

 ところが、九電はその後、対策所を耐震構造とする変更を申請。規制委は審査で変更を認めた。川内1号機は現在運転中。2号機は定期検査で停止している。

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