« 島根県が今日22日「竹島の日」記念式典を開催 | トップページ | 皇太子殿下、今日23日、57歳のお誕生日をお迎え »

2017年2月23日 (木)

北朝鮮、金正恩の兄・金正男氏暗殺 金正恩の刺客による犯行説濃厚・12

中世の亡霊・暗黒残虐国家・北朝鮮の親玉=金正恩の異母兄にあたる金正男(ジョンナム)氏が13日、マレーシアで何者かに殺害された。複数の韓国メディアが14日報じた。

金正男氏はマレーシア・クアラルンプールの空港で北朝鮮の刺客とみられ女2人に何らかの方法で毒殺されたもよう。犯人の女2人は殺害後、タクシーで逃走したとしている。

金正男氏は、北朝鮮の前の親玉=金正日の長男だが、北朝鮮の改革開放を主張、また独裁権力の継承について金一派の世襲にも反対していたとされ、これらの点が金正恩の逆鱗に降れ、金正恩の指令で暗殺されたとの観測が濃厚である。
だとすれば、(すでに明白なことではあるが)金正恩一派の牛耳る北朝鮮という国家は、現世の地獄ともいうべき、中世以前の残虐で野蛮な暗黒国家であり、存在すること自体許されない犯罪国家というしかない。
そもそも21世紀の今日、このような中世以前の残虐な亡霊国家が現存すること自体、人類の恥だ。

6番目の記事
7番目の記事
8番目の記事
9番目の記事
10番目の記事
11番目の記事

リンク:<金正男氏殺害>大使館員、空港で送別…北朝鮮4容疑者を - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏殺害>中国避け北朝鮮へ…容疑者、監視を警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア警察「正男氏の親族が一両日中訪問」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏親族、一両日中にマレーシアへ? =身元確認で警察幹部―地元メディア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア政府 在平壌大使館閉鎖検討と報道 金正男氏殺害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:素手は平気で顔なら死ぬ毒などあるのか 北朝鮮が正男氏「死因」に反発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:帰省時、一文無しだった=正男氏殺害フォン容疑者の母―ベトナム - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「対北」宣伝放送で金正男氏殺害伝える - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮 金正男氏事件を初報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:実行犯女は「韓流」で買収された? 正男氏殺害の“凶器”クリームで体調不良に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏暗殺は「愛人の裏切り」か 事実上の第三夫人、殺害を黙認の指摘も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:殺害容疑の女登場? =いたずら動画が話題に―ベトナム - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アングル:歌手志望から留置場へ、正男氏殺害ベトナム人の素顔 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:27日に日米韓協議=正男氏事件も論議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮、金正男氏の名前触れず事件を初報道 「共和国公民が死亡…不幸な出来事」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害の拠点?ジャカルタは - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:書記官聴取、北朝鮮に協力要求=マレーシア警察「隠すことないなら」―金正男氏事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北が事件を初報道…韓国を「陰謀策動」と批判 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏の検視は「違法で非道」 北朝鮮メディアが初報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏殺害>北朝鮮「関与指摘は陰謀」 死者は公民 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害 大使館員ら関与か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北大使館員、4人出国を空港で見送る…TV報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害 北が初めて公式報道、「公民が死亡」と氏名触れず、マレーシアは長男との接触模索 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮市民の死亡はマレーシアに責任=KCNA - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏暗殺のベトナム女が3カ月前韓国に 「ボーイフレンドに会いに来た」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏暗殺 主要拠点マレーシア、北の異様な閉鎖社会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏暗殺 北の組織的犯行強まる マレーシア警察「大使館員ら関与」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北、国外駐在員の亡命警戒…相互監視・密告奨励 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシアの対応非難=北朝鮮、正男氏事件を初報道―「露骨な主権侵害」と主張 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏殺害実行犯女2人、素手で毒襲撃 天然の毒物の可能性も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮工作員の「暗殺武器」に新たな進化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:身元確認のDNA採取難航=正男氏事件でマレーシア警察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮の反発必至=大使館員聴取要請に―正男氏事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:容疑者の女と面会へ=ベトナム当局 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<金正男氏殺害>大使館員、空港で送別…北朝鮮4容疑者を
毎日新聞 2/23(木) 20:47配信

 【クアラルンプール平野光芳、林哲平、北京・西岡省二】金正男(キム・ジョンナム)氏(45)の殺害事件でシンガポールのテレビ局「チャンネル・ニュース・アジア」は23日、マレーシア警察が重要参考人として行方を追っている在マレーシア北朝鮮大使館のヒョン・グァンソン2等書記官と高麗航空のキム・ウクイル職員が13日の事件当日、現場のクアラルンプール国際空港に北朝鮮人4容疑者を見送りに来ていた姿が、防犯カメラに捉えられていたと報じた。地元華字紙「東方日報」によれば、見送った2人は大使館に戻り、現在まで館内にとどまっているとみられるという。

 マレーシア警察のカリド長官は23日、キム職員が同日中に警察の出頭要請に応じない場合、逮捕状を請求する方針を明らかにした。ヒョン2等書記官については外交特権があるため刑事責任を追及するのは困難という。また、既に北朝鮮に逃亡したとみられる4容疑者について、国際刑事警察機構(ICPO)に協力を要請したと明らかにした。

 複数のマレーシアメディアによると、マレーシア警察幹部は同日「一両日中にも遺族が名乗り出ると信じている」と、早期に遺体の身元確認が進む可能性に言及したが、根拠は不明だ。

 一方、北朝鮮は23日、事件について初めて公式報道で言及し、マレーシア当局の対応を「自主権の露骨な侵害」と批判。また、自国の関与を否定し「(韓国の)陰謀」と主張した。今回の報道で北朝鮮はマレーシア側との対決姿勢をさらに強めており、真相究明の妨げになるのは間違いなさそうだ。

 国営朝鮮中央通信が同日、朝鮮法律家委員会報道官の22日付談話を報じた。死亡者を「共和国(北朝鮮)公民」とし、正男氏の名前には言及していない。

 談話によると、北朝鮮大使館はマレーシア側から「死因は心臓発作」と説明を受け、遺体の引き渡しを求めたという。マレーシア側が北朝鮮側との協議や立ち会いなしに、外交旅券所持者の遺体を司法解剖したと訴え「(北)朝鮮の自主権に対する露骨な侵害、人権の乱暴なじゅうりんだ」と非難。さらにマレーシア警察の捜査は「客観性と公正性を欠く」と決めつけた。

 事件の構図については「(韓国が)シナリオまで作っていた」として自国の関与を否定し、韓国側の陰謀説を展開。「わが国のイメージに泥を塗り、朴槿恵(パククネ)(大統領)の息をつなぎ、国際社会の耳目を他にそらすことだ」との主張を示した。


<金正男氏殺害>中国避け北朝鮮へ…容疑者、監視を警戒
毎日新聞 2/23(木) 20:43配信

 【クアラルンプール岸達也】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が殺害された事件で、指名手配された北朝鮮国籍の容疑者たちが遠回りして平壌に帰国したのは、監視が厳しい中国を避けるためだったとみられることが23日、マレーシア警察関係者への取材で分かった。仮に中国の空港で身柄を拘束されるような事態となれば北朝鮮にとって深刻な問題となるため、回避する狙いがあったとみられる。

 北朝鮮の男は、リ・ジヒョン(33)▽ホン・ソンハク(34)▽オ・ジョンギル(55)▽リ・ジェナム(57)--の4容疑者で、実行犯の女2人に指示を出していたとみられている。

 地元英字紙「スター」などによると、北朝鮮籍の男4人は13日午前9時の犯行後すぐにクアラルンプール国際空港からジャカルタに向かい、中東のドバイとロシア・ウラジオストクを経由して平壌に向かった。インドネシア政府も少なくともうち3人の入出国を確認。マレーシア警察は、4人が既に平壌に到着したと発表しているが、なぜ大きく中東やロシアまで回り道したのかは謎となっていた。

 日本の公安当局などによると、現在、平壌の国際空港との間で直通定期便が飛んでいるのは、中国国内を除くとウラジオストクだけ。中国の情報機関は、要人が多く搭乗する平壌便の乗客を厳しくチェックしているといわれ、北朝鮮側も普段から注意を払っている。核実験や新型ミサイルの発射実験の際にイラン人科学者の北朝鮮への入国が確認されているが、ウラジオストク経由が多かったという。

 正男氏は北京やマカオで家族と暮らし、中国当局の監視・保護下にあった。殺害に刺激された中国当局によって拘束されたりするのを防ぐため、容疑者たちは中国を経由しないルートを事前に綿密に計算したとみられる。またドバイは北朝鮮労働者が多く利用しており、怪しまれることが比較的少ない。マレーシア警察関係者は毎日新聞の取材に「容疑者には中国を避けて逃走する狙いがあった可能性が高い」と話した。


マレーシア警察「正男氏の親族が一両日中訪問」
読売新聞 2/23(木) 20:22配信

 【クアラルンプール=田尾茂樹、田中洋一郎】北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏(45)殺害事件で、マレーシア警察のヌール・ラシード・イブラヒム副長官は23日、正男氏の遺体引き渡しに必要なDNAサンプル提供や身元確認のため、近親者が「一両日中にマレーシアを訪れるだろう」と述べた。地元紙ニュー・ストレーツ・タイムズ(電子版)が伝えた。

 副長官は近親者について「子供か、マレーシアの近くに住む親族」と語り、息子の金ハンソル氏が訪問する可能性も示唆した。

 国営ベルナマ通信によると、スブラマニアム保健相は23日、正男氏の司法解剖の結果が来週までに判明し、死因を特定できるとの見通しを語った。

 マレーシア警察のハリド長官は23日、記者団に対して、重要参考人とする在マレーシア北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官(44)らの事情聴取のため、大使館に正式に協力を要請したと明らかにした。


正男氏親族、一両日中にマレーシアへ? =身元確認で警察幹部―地元メディア
時事通信 2/23(木) 19:24配信

 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件で、マレーシア警察庁のノール・ラシド・イブラヒム副長官は23日、遺体の身元確認のため正男氏の近親者が一両日中にマレーシア入りするとの見方を示した。

 地元紙ニュー・ストレーツ・タイムズ(電子版)などが伝えた。

 それによると、副長官は「この1日か2日以内に(家族の)1人が現れると思う。子供か親類かもしれない」と語った。「マレーシアから遠くない」場所に住む親族だとも述べたという。


マレーシア政府 在平壌大使館閉鎖検討と報道 金正男氏殺害
産経新聞 2/23(木) 19:11配信

 クアラルンプール国際空港で殺害された北朝鮮の金正男氏に関連し、ロイター通信は23日、マレーシア政府筋の話として、北朝鮮がマレーシア当局の対応に対する批判をやめなければ、平壌のマレーシア大使館の閉鎖も辞さない構えだと報じた。

 正男氏殺害で遺体の取り扱いをめぐり、姜哲(カン・チョル)駐マレーシア北朝鮮大使がマレーシア政府の対応に抗議。これに対しマレーシア政府は、「根拠がない」と非難し、マレーシアの駐北朝鮮大使を召還していた。

 ロイターによると、駐マレーシア北朝鮮大使の追放も選択肢として検討しているという。事情に詳しいマレーシア高官の話として伝えた。


素手は平気で顔なら死ぬ毒などあるのか 北朝鮮が正男氏「死因」に反発
J-CASTニュース 2/23(木) 18:43配信

956
実行犯2人は素手で犯行に及んだというが…(写真はフェイスブックと地元メディアより)

 北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏(45)の暗殺事件をめぐり、マレーシア警察は2017年2月22日に開いた会見で、正男氏は実行犯の女から毒物を顔に塗りつけられたことが原因で死亡したとの見方を示した。

 犯行は「素手」で行われたという。では、なぜ猛毒を手につけた実行犯は生き残ることができたのか。この点は北朝鮮も疑問点として指摘しており、大きな謎として残っている。

■実行犯は北朝鮮人容疑者から「毒物を手にぬりつけられる」

 マレーシア警察のカリド・アブ・バカル長官は記者会見で、実行犯の女2人は、すでに北朝鮮に帰国している北朝鮮人の容疑者の男から液状の物体を手に塗りつけられ、その手で正男氏の顔を覆って犯行に及んだと説明した。

 実行犯が手袋をしていたどうかを確認する記者の質問には、

  「素手だった。我々の捜査で、何回か練習を重ねていたことも分かった」
   「計画的犯行で、訓練を受けていたと確信している。単なる撮影や遊びではない」

などと話した。

 実行犯は、防犯カメラの映像から、犯行後すぐにトイレに向かったことが明らかになっている。バカル氏はこの点について、

  「毒物だということはよく理解していたはずだ。だから手を洗いに行かざるを得なかった」

と述べた。

 だが、こうした説明を疑問視する声も出ている。韓国の朝鮮日報によると、国立科学捜査研究院に勤務した経験がある医師は、

  「毒物は酸性でも腐食物でもない」

とみており、

  「手に無害で、顔になすりつけたら死ぬような毒物は聞いたことがない」

と困惑気味だ。

毒物の揮発性が高ければ実行犯も被害受ける
 毒物の揮発性が高ければ、正男氏が吸い込んで死亡する一方で、皮膚にはその痕跡は残りにくい。ただ、これでは実行犯や周辺の人も被害を受ける可能性は高い。

 この医師は、

  「もし完全に新しい化合物が作り出されたり、すでに存在するものを組み合わせて毒物が生成されていたりしたとすれば、警察は痕跡を見つけるのが難しいだろう」

と話したという。

 この点は北朝鮮側も指摘している。朝鮮中央通信はマレーシア側の対応を非難する記事を2月23日に配信。マレーシア側の対応の矛盾点を指摘する中で、

  「さらに、とてつもないのは殺人容疑者が陳述したという『手のひらに搾り落とした油のような液体を頭に塗ってやった』ので死者が毒殺されたというが、手につけた女性は生きており、それを塗られた人は死ぬというそのような毒薬がどこにあるかということである」

と主張している。

 マレーシアの中国紙などによると、マレーシア警察は捜査員をマカオに派遣し、現地の国際刑事警察機構(ICPO)担当官と協力して正男氏の遺族からDNAサンプルを採取する計画だ。仮にサンプルが採取できれば、少なくとも正男氏の医学的な身元確認作業は進展することになる。


帰省時、一文無しだった=正男氏殺害フォン容疑者の母―ベトナム
時事通信 2/23(木) 18:39配信

 【ナムディン(ベトナム)AFP=時事】マレーシアで起きた北朝鮮の金正男氏暗殺で、殺害の実行犯とされるベトナム国籍の女、ドアン・ティ・フォン容疑者(28)の故郷は、ハノイやハイフォンと並ぶ紅河デルタの一角、ナムディン省にある。

 田園が広がるクアンフォン集落で、義母グエン・ティ・ビさん(54)は、今年のテト(旧正月)休暇(1月26日~2月1日)で戻ってきた容疑者の様子について「一文無しだった。帰りのバス代をあげた」と語った。

 帰省は暗殺の2週間ほど前の話になる。数日間の滞在だった。家族が最後に容疑者と会ったのもその時だ。兄ドアン・バン・ビンさん(41)は「家族はみんな、妹は良い暮らしをしていると思っていた。とても残念だ」と語った。妹には「勉強をしなさい。お金を稼ぎなさい。そうすれば未来はきっと良くなる」と励ましたという。

 義母は「最初に『LOL』のシャツを着た女の写真を見た時は、本当に娘なのか疑っていたが、もっと鮮明な写真を見せられて、はっきり分かった。私たちの娘だ」と語った。「罪を犯したなら償わなければならない。私たちは何もしてやれない。でも、誰かにだまされたに違いないと私は思っている」と訴えた。


「対北」宣伝放送で金正男氏殺害伝える
ホウドウキョク 2/23(木) 17:58配信

金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件で、韓国軍は、北朝鮮に向けて、拡声器を使って情報を知らせる「宣伝放送」を始めた。
北朝鮮向け宣伝放送は「金正日(キム・ジョンイル)の長男で、金正恩(キム・ジョンウン)の腹違いの兄・金正男が、マレーシアのクアラルンプール空港で、身元不詳の女2人の攻撃を受け、亡くなった」と伝えた。
韓国軍の宣伝放送は、軍事境界線近くで、2月21日から本格的に始まり、金正男氏が、金正日総書記の長男であることなど、北朝鮮の人たちには知られていない家族構成を説明したうえで、殺害された事実を伝えている。
韓国政府は、「北朝鮮政権が事件に関与した」と断定しているが、放送では、北朝鮮籍の男らが、逮捕や手配されているという事実にとどめ、北朝鮮内で、まず、うわさが広がることを狙いとしている。


北朝鮮 金正男氏事件を初報道
ホウドウキョク 2/23(木) 17:55配信

北朝鮮のメディアが、事件について初めて報じた。
北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件で、朝鮮中央通信は23日、初めて事件について報道し、「マレーシアで、外交官のパスポートを持つ公民が、突然、ショック状態に陥って死亡した」と伝えたものの、正男氏の名前には触れなかった。
そのうえで、マレーシアが、遺体を司法解剖したことは、「自主権に対する露骨な侵害」だとし、「事件は、朴槿恵(パク・クネ)政権を、窮地から救うための陰謀だ」と非難した。
一方、マレーシアの現地メディアによると、22日にマレーシア警察が関与を特定した大使館職員のヒョン・グァンソン2等書記官は、「事件の計画を指導し、大使に報告する役割」で、高麗航空のキム・ウクイル職員は、「逃走ルート策定担当」だったと伝えている。
マレーシア警察は、捜査員を中国・マカオに派遣して、正男氏の息子のハンソル氏ら家族のDNAサンプルを採取し、遺体の身元確認と引き渡し手続きを進める方針。


実行犯女は「韓流」で買収された? 正男氏殺害の“凶器”クリームで体調不良に
夕刊フジ 2/23(木) 16:56配信

 金正男氏殺害の実行犯としてマレーシア警察に逮捕されたベトナム国籍のドアン・ティ・フオン容疑者(28)が事件前の昨年11月、韓国に入国していたことが分かった。韓国紙、文化日報(電子版)が21日に報じた。「韓流」でフオン容疑者を釣ろうとしたとの観測もあると伝えている。

 記事によると、フオン容疑者は昨年11月2日、韓国に入国した。身元保証をしたのは、韓国籍の26歳の人物。この人物は今月1日にフランスに出国するという謎の行動も見られ、捜査当局が経緯や背景を調べているという。

 フオン容疑者が韓国滞在中に別の関係者に会った可能性についても、捜査当局が調べているという。同紙は「『韓流文化』などで韓国が東南アジア女性に人気があることを利用して、北朝鮮側がフオン容疑者を韓国に連れて行って歓心を買おうとしていたと考えられる」とも指摘した。

 一方、正男氏の殺害を実行したフオン容疑者とインドネシア国籍のシティ・アイシャ容疑者が、クアラルンプール国際空港で正男氏に毒物とみられる「クリーム」を付けた後、自らも体調が悪くなったと供述しているとマレーシアの中国紙「中国報」が伝えた。

 フオン容疑者とアイシャ容疑者は空港にいた容疑者の男の指示で手を洗った後も、手に痛みが残って頭痛がしたという。体調不良になったことについて2人は男に問い詰め、口論になったとも説明しており、フオン容疑者はタクシーで逃走中も頭がくらくらし、ホテルに到着した後、ベッドに倒れ込んだと話しているというのだ。

 女2人もある意味、北朝鮮の被害者なのか。


正男氏暗殺は「愛人の裏切り」か 事実上の第三夫人、殺害を黙認の指摘も
夕刊フジ 2/23(木) 16:56配信

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件で、正男氏の愛人とされる美人女性スパイの存在がクローズアップされている。複数の韓国メディアが「事実上の第三夫人」として紹介し、北朝鮮の対韓国工作員だったと報じた。この女性が正男氏殺害を黙認したとの説もある。正男氏は愛人に裏切られ、無残な最期を迎えたのか。

 「事実上の第三夫人」とされる女性は2001年、正男氏が別人名義の旅券で日本に入国しようとして成田空港で拘束された際にその姿が確認された。当時の写真を見ると、黒のシャツにベージュのズボンといういで立ちで、サングラスに隠れて表情までは分からないものの、スタイルの良さは十分うかがえる。

 韓国メディアの記事によると、韓国の情報機関は女性の名前を「ソ・ヨンラン」氏と確認。1976年に平壌で生まれ、88年に朝鮮労働党第126連絡所の職員となった。血液型はA型とされている。

 ソ氏は当初、正男氏の警護をしながら動向を北朝鮮に報告する役割だったが、その後、恋愛関係に発展したといい、情報当局者の話として「事実上、正男氏の第三夫人で、マカオに居住する第二夫人や子供たちの世話をする役割も担っていた」と紹介した。

 朝鮮日報(日本語版)は20日、ソ氏について報じた記事で、「一部では、『ソ・ヨンラン氏は以前から平壌(ピョンヤン)と連絡が取れなくなっていた』あるいは『正男氏暗殺計画を知りながら黙認・幇助(ほうじょ)した』という可能性も取り沙汰されている」と指摘している。

 たしかに、愛人として正男氏の近くにいたソ氏なら、正男氏の動きに詳しいはずで、その協力があれば、北朝鮮も正男氏の行動を補足しやすかっただろう。現に正男氏は以前、マレーシアを頻繁に訪れていたが、その後は一時、マレーシアを訪問しなくなっていた。

 聯合ニュースによれば、正男氏は叔父で2013年に粛清された張成沢(チャン・ソンテク)氏のおい、張勇哲(チャン・ヨンチョル)氏が駐マレーシア北朝鮮大使を務めていたころ、マレーシアを定期的に訪れていたという。

 だが、勇哲氏が13年に北朝鮮に呼び戻され、処刑された後は、1年以上マレーシアを訪れず、15年から16年にかけて再び姿を見せたというのだ。正男氏の行動の変化について、北朝鮮がどのように把握したかは、事件の謎を解く一つの鍵となり得る。

 果たして、ソ氏は正男氏の味方だったのか、それとも…。


殺害容疑の女登場? =いたずら動画が話題に―ベトナム
時事通信 2/23(木) 16:47配信

 【ハノイ時事】北朝鮮の金正男氏殺害事件で、実行犯としてマレーシア警察に逮捕されたベトナム旅券を持つドアン・ティ・フォン容疑者(28)に酷似した女性が登場する「いたずら動画」がベトナムで話題になっている。

 
 動画は約5分で、昨年5月にインターネットに公開された。若い男が街頭や公園で女性に声を掛け、おもちゃを使って驚かせる様子が収められている。この中に登場する赤いワンピースを着た女性がフォン容疑者そっくりで、「本人では?」と話題を呼んだ。これまでに再生回数は10万回近くに達した。

 フォン容疑者は「いたずら動画を撮影する」と誘われたと供述。このため、ネット上にあふれるさまざまないたずら動画を北朝鮮側が実行役を誘う際の参考にしたとの見方も浮上している。

 北朝鮮事情に詳しい消息筋は「無関係の外国人を引き込んだとすれば、不審に思われない口実を考えたはずだ」と指摘し、若者を勧誘する手口としていたずら動画も研究した可能性があるとの見方を示した。


アングル:歌手志望から留置場へ、正男氏殺害ベトナム人の素顔
ロイター 2/23(木) 15:50配信

964
 2月22日、北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで殺害された事件で実行犯の1人として逮捕されたベトナム国籍のドアン・ティ・フオン容疑者(写真)は、歌手を志し、同国でオーディション番組にも出演していた。マレーシア警察提供(2017年 ロイター)

[22日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで殺害された事件で実行犯の1人として逮捕されたベトナム国籍の女は、歌手を志し、同国でオーディション番組にも出演していた。

現在28歳のドアン・ティ・フオン容疑者はフェイスブックで、投げキスをする自分の写真やパーティーに出席する様子を写した画像を数多く投稿していた。

正男氏がマレーシアの空港で殺害される4日前には、爆笑を意味する「LOL」の文字がプリントされたシャツを着た写真も投稿していた。これはCCTVのカメラが捉えた逃走する容疑者が着用していたものと似ている。

マレーシア警察によると、フオン容疑者は娯楽施設で働いていたという。

ベトナム北部ナムディン省でコメ農家をしている家族は、マレーシア警察の発表と詳細が一致するという娘について、彼女が18歳だった10年前に家を出てからは、ほとんど行方が分からなかったと語る。

フオン容疑者のアカウントの1つだと家族が確認した「ルビー・ルビー」名義のフェイスブックページでは、11日にマレーシアのKampong Besutから最新の投稿が行われている。

両目をつむり、ベッドのなかでくるまった同容疑者の写真の上には「もっと眠りたい、だけど、あなたのそばで」と書き込まれていた。

マレーシア警察の発表によると、フオン容疑者とインドネシア国籍の女は13日、クアラルンプールの空港で金正男氏の顔に毒物とみられる液体を塗りつけた。

その後まもなくして正男氏は死亡した。

警察はフオン容疑者について「娯楽施設の従業員」だとしているが、勤め先や同容疑者の在留資格に関する詳細は明らかにしていない。

<オーディション番組>

家族がフオン容疑者の写真が掲載されていると語る別のフェイスブックアカウントにあるリンク先には、ベトナムのオーディション番組のページが含まれていた。「ぽっちゃりベラ」というアカウント名のページには昨年11月以降、何も投稿されていない。

2016年6月3日、フオン容疑者によく似た女性がオーディション番組で歌っている。

顔認識ツールで、この女性とマレーシア警察が公開したフオン容疑者の写真は一致した。

女性は番組のなかで出身地をナムディン省としている。マレーシア警察が明らかにしたフオン容疑者のパスポートに掲載されているものと同じだが、女性はディン・チ・クエンと名乗っている。

この女性は1回戦で敗退した。

同番組のキャスティングチームの1人はコメントを差し控えた。広報担当へもコメントを要請したが、返事はなかった。

「今夜、歌いましょうか」と、フオン容疑者は昨年3月24日に投稿している。「すぐに返事をください。コメント欄に電話番号を書いてくれれば、電話してあなたのために歌います」

フオン容疑者の家族の多くは、ナムディン省の自宅周辺の水田で働いている。同容疑者はたまにしか帰省せず、どこにいたのか具体的には語らなかったという。

ベトナム戦争で北ベトナムのために戦い、片足の一部を失ったという父親のドアン・バン・タンさん(63)は、娘が逮捕されてからベトナム当局が接触してきたと語る。「ベトナム人なのでフオンをサポートするとしか告げなかった。彼女が本当に容疑者なのか、私には言わなかった」とロイターに語った。

「私は彼女の父親だが、彼女が家を出ているときに起きたことまでコントロールできない。私には知り得ない」と、地元の市場で警備員として働くタンさんは言う。

フオン容疑者が海外にいたことはメディアの報道で初めて知ったと家族は口をそろえる。ベトナムの首都ハノイで働いているものだと思っていたという。

これまでのところ、ベトナム当局はメディアに対し、捜査中であり、マレーシアと連絡を取っているとしか確認していない。

<韓国とのつながり>

韓国の警察当局者は、フオン容疑者が昨年11月に4日間、同国観光地の済州島を訪れており、そこで何をしていたのか捜査していることを明らかにしたが、詳細は語らなかった。

「ルビー・ルビー」というアカウント名のフェイスブックページでは、65人の友達がいるが、そのうち27人は朝鮮系の名前だ。また、56人が男性である。

昨年3月23日付の投稿は韓国語で「あなたを愛しています。あなたに会いたい」と書かれているが、韓国語に慣れた人が使うであろう表現は使われていなかった。

投稿された写真の大半は、フオン容疑者がホテルで開かれたパーティーに出席した様子や自身のポートレートである。カメラに向かって投げキスをしている写真が多い。

フェイスブックで同容疑者が「いいね」を押しているのは、化粧品や衣服、ファストフード店など。学歴はハーバード大学となっているが、家族はそれが本当だとは信じなかった。

1月3日、フオン容疑者はハノイ発クアラルンプール行き航空機の搭乗券を写した写真を投稿。家族は、同容疑者が最後にナムディン省の自宅に戻ってきたのは1月25─29日だったと話す。

フオン容疑者とみられる女性は昨年4月、動画サイト「ユーチューブ」にベトナム人男性が公開した動画にも出演している。

動画に登場するこの女性と、マレーシア警察が公開した最新の写真に写る同容疑者は一致する。

動画のなかで、フオン容疑者は公園のベンチで男性とキスする前に笑っている。一方、マレーシア警察が公開した写真では、ノーメークでおぼつかない様子でカメラの方を向いている。

(Matthew Tostevin記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)


27日に日米韓協議=正男氏事件も論議
時事通信 2/23(木) 15:30配信

 【ソウル時事】韓国外務省報道官は23日、北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の日米韓3カ国首席代表会合が27日、ワシントンで開かれると発表した。

 同会合はトランプ政権発足後初めて。

 報道官は「北朝鮮の新型弾道ミサイル試射や金正男氏殺害事件などが相次ぐ中での開催は極めて適切だ」と述べた。北朝鮮の核・ミサイル開発や正男氏殺害事件への対応が協議されるとみられる。


北朝鮮、金正男氏の名前触れず事件を初報道 「共和国公民が死亡…不幸な出来事」
産経新聞 2/23(木) 15:01配信

 【ソウル=桜井紀雄、クアラルンプール=岩田智雄】北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件で、北朝鮮の朝鮮法律家委員会は22日付で、韓国当局が筋書きを描いた「陰謀策動」だとして、韓国とマレーシアを批判し、北朝鮮の関与を否定する報道官談話を発表した。朝鮮中央通信が23日報じた。

 北朝鮮メディアが事件を伝えたのは初めて。談話は「外交旅券を所持した共和国(北朝鮮)公民」が、ショック状態に陥り死亡した「不幸な出来事」だとして、正男氏の名前には触れなかった。

 クアラルンプールでの遺体の解剖は「共和国の自主権に対する露骨な侵害だ」として、マレーシア当局を非難。さらに、この事態が韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権を延命させ、社会の関心を他に向けさせる謀略だと主張した。

 一方、シンガポールのニュース専門テレビ、チャンネル・ニューズ・アジアは23日、事件の指導役とされる在クアラルンプール北朝鮮大使館のヒョン・グァンソン2等書記官(44)が事件当日、国外へ逃れる4容疑者を見送る様子が空港の監視カメラに写っていたと報じた。マレーシア警察が同じく重要参考人とした北朝鮮国営「高麗航空」のキム・ウクイル職員(37)とともに空港にいたとみられるという。

 英紙テレグラフ(電子版)は、ヒョン2等書記官について「役割はすべての計画を指揮し、大使に報告することだった」とする治安関係者の話を伝えた。

 また、マレーシアの地元紙中国報は、捜査員3人がマカオを訪れ、正男氏の息子ハンソル氏のDNA検体を2日以内に採取、鑑定すると伝えた。ハンソル氏はクアラルンプールを訪問しなかったとしている。


金正男氏殺害の拠点?ジャカルタは
ホウドウキョク 2/23(木) 14:56配信

北朝鮮の容疑者らが、マレーシアを脱出する際に経由したインドネシアが、「工作員の拠点」として使われていた疑いが強まっている。
北朝鮮の容疑者4人は、犯行後、すぐにマレーシアを出国し、インドネシアなどを経由して、平壌(ピョンヤン)に戻ったとされている。
現地メディアは、首都ジャカルタの北朝鮮レストランが男4人の密会場所で、工作員としての拠点だったと報じている。
従業員のほとんどは北朝鮮出身で、店内では、ドレスを着た女性がダンスする映像が流れているのが確認された。
店の隣で働く人は「従業員は、会っても手で応えるだけで、何もしゃべろうとしない。彼らは、誰とも交流しないんだ。全てにおいて」と話した。
現地メディアは、現地警察が、レストランの2階の一部が男らの事務所として使われていた疑いもあるとして、捜査に乗り出すと伝えている。


書記官聴取、北朝鮮に協力要求=マレーシア警察「隠すことないなら」―金正男氏事件
時事通信 2/23(木) 14:39配信

 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件で、マレーシアのカリド警察庁長官は23日、記者団に対し、警察が事情聴取を求めている北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官(44)について、「何も隠すことがなければ協力すべきだ」と述べ、聴取に応じるよう重ねて訴えた。

 ただ、北朝鮮側が聴取要請に応じなかった場合の対応について長官は、「外交特権」があるため逮捕状は出ないと述べ、実現は困難だと認めた。

 外交官は「外交関係に関するウィーン条約」で治外法権などの特権が保障されており、同条約は「外交官はいかなる方法によっても抑留したり拘禁したりできない」と規定。駐在国が外交官を刑事裁判にかけるには派遣国の同意が必要になる。

 事件の「黒幕」と疑う見方も一部で伝えられているヒョン2等書記官は、マレーシア国内にいるとされる。地元紙スターによれば、外交筋は、北朝鮮がマレーシア側に協力する可能性は低いと指摘。マレーシア側の選択肢は限られており「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」として国外追放することは可能だ。ただ「それでは捜査の役に立たない」(同筋)ことになる。


北が事件を初報道…韓国を「陰謀策動」と批判
読売新聞 2/23(木) 11:34配信

 【ソウル=宮崎健雄】北朝鮮国営の朝鮮中央通信は23日、金正男氏の殺害事件について、朝鮮法律家委員会の報道官談話を伝え、北朝鮮の国家ぐるみの犯行との疑いを否定した。

 北朝鮮の国営メディアが事件を報じるのは初めて。韓国に対しても「毒殺を広める陰謀策動を行っている」と批判した。

 談話は、「毒殺はなんの手がかりもない」と事件性を否定。マレーシア警察の捜査は「公正・客観性がなく、私たちに容疑をかぶせようとしている」と反論した。

 同通信は、殺害された人物について「外交旅券を所持する国民」とし、正男氏の名前に言及していない。

 韓国政府関係者によると、朝鮮法律家委員会は、最高人民会議(国会に相当)常任委員会傘下の非常設組織という。


金正男氏の検視は「違法で非道」 北朝鮮メディアが初報道
AFP=時事 2/23(木) 11:07配信

【AFP=時事】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏が渡航先のマレーシアで殺害された事件で、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は23日、マレーシアが「違法で非道な」検視を行ったと批判する朝鮮法律家委員会(Korean Jurists Commitee)の談話を伝えた。

 談話では正男氏の名前には触れていないが、北朝鮮の国営メディアがこの事件について伝えたのは初めて。

 談話は「マレーシアは彼(正男氏)の遺体をDPRK(北朝鮮)に引き渡す義務がある。マレーシアは遺体に対して違法で非道な検視を行った」と主張している。

 マレーシアについて、遺族のDNAサンプルが必要という「ばかげた理屈で」遺体の引き渡しを拒んでいると非難。「マレーシア側は国際法と道徳を完全に無視して遺体の引き渡しを政治化し、よこしまな目的を達成しようとしている」と反発している。

 談話では北朝鮮が加わる共同捜査を重ねて要求し、北朝鮮から法律専門家を派遣する意向があると強調している。【翻訳編集】 AFPBB News


<金正男氏殺害>北朝鮮「関与指摘は陰謀」 死者は公民
毎日新聞 2/23(木) 10:58配信

 【北京・西岡省二】北朝鮮は23日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件について、マレーシア当局の対応を「自主権の露骨な侵害」と批判し、北朝鮮の関与が指摘されていることを韓国の「陰謀」だと主張した。死亡者を「共和国(北朝鮮)公民」とし、正男氏の名前には触れていない。

 朝鮮中央通信が朝鮮法律家委員会報道官の22日付談話として伝えた。北朝鮮国営メディアが正男氏殺害を伝えるのは初めて。談話は「マレーシアで外交旅券所持者であるわが共和国公民が飛行機搭乗を前に、突然ショック状態に陥り、病院に搬送中に死亡したのは不祥事以外の何物でもない」と強調した。また、北朝鮮大使館がマレーシア側から「死因は心臓発作」と説明を受けて遺体の引き渡しを求めたのに、北朝鮮側との協議や立ち会いなしに遺体を司法解剖したと非難。「(北)朝鮮の自主権に対する露骨な侵害、人権の乱暴なじゅうりんだ」と断じた。

 一方、事件への北朝鮮の関与の指摘には「南(韓国)当局が今回の事件を以前から予見し、そのシナリオまで作っていたことを示す」とし、「このような陰謀の目的はわが国のイメージに泥を塗り、朴槿恵(パク・クネ)(大統領)の息をつなぎ、国際社会の耳目を他にそらすことだ」との主張を展開した。

 事件では北朝鮮国籍の男1人が逮捕、4人が容疑者として指名手配され、在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官らが重要参考人としてマレーシア警察から出頭を求められている。


金正男氏殺害 大使館員ら関与か
ホウドウキョク 2/23(木) 10:50配信

北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏が殺害された事件で、マレーシア警察は、北朝鮮の大使館員と航空会社職員が関与した疑いがあることを明らかにした。組織ぐるみの犯行だったのか、捜査を進めている。
マレーシア警察の長官が22日、新たに公開したのは、北朝鮮大使館のヒョン・グァンソン2等書記官と、北朝鮮当局が運営する高麗航空のキム・ウクイル職員。
ヒョン2等書記官について、イギリスの新聞・テレグラフは、「事件の計画を指導し、大使に報告する役割だった」と伝えている。
FNNのカメラは、22日午後、高麗航空の事務所に捜査員らが入る様子をとらえた。
事務所は無人だったため、捜査員は管理人に、職員の居場所などを尋ねていた。
マレーシア警察は、書記官と職員が事情聴取に応じるよう、北朝鮮大使館に協力を要請した。
一方、北朝鮮大使館は、マレーシア警察を批判する声明を新たに発表し、これまでに逮捕された北朝鮮籍の容疑者ら3人を、速やかに釈放するよう求めた。
しかし、この声明は、マレーシア警察が求める書記官らへの事情聴取には触れておらず、双方が互いを批判し合う状況が続いている。


北大使館員、4人出国を空港で見送る…TV報道
読売新聞 2/23(木) 10:43配信

 【クアラルンプール=田尾茂樹、児玉浩太郎】北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏(45)が殺害された事件で、シンガポールのテレビ局「チャンネル・ニュース・アジア」は23日、マレーシア警察が重要参考人とする在マレーシア北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官(44)が、事件当日、北朝鮮国籍の容疑者4人の出国を、クアラルンプール国際空港で見送っていた様子が監視カメラに映っていたと報じた。

 重要参考人の北朝鮮国営・高麗航空のキム・ウキル職員(37)もヒョン書記官と一緒だったという。

 英紙テレグラフ(電子版)は22日、捜査関係者の話として、書記官が「事件全体の監督役」だったと報じている。計画すべてを監督し、大使に報告する主導的な役割を担っていたという。


金正男氏殺害 北が初めて公式報道、「公民が死亡」と氏名触れず、マレーシアは長男との接触模索
産経新聞 2/23(木) 8:17配信

 【ソウル=桜井紀雄、クアラルンプール=岩田智雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件で、北朝鮮の朝鮮法律家委員会は22日付で、韓国当局が筋書きを描いた「陰謀策動」だとして、韓国とマレーシアを批判し、北朝鮮の関与を否定する報道官談話を発表した。朝鮮中央通信が23日報じた。

 北朝鮮メディアが事件を伝えたのは初めて。談話は「外交旅券を所持した共和国(北朝鮮)公民」が、ショック状態に陥り死亡した「不幸な出来事」だとして、正男氏の名前には触れなかった。

 クアラルンプールでの遺体解剖は「共和国の自主権に対する露骨な侵害だ」として、マレーシア当局を非難。さらに、この事態が朴槿恵(パク・クネ)政権を延命させ、社会の関心を他に向けさせる謀略だと主張した。

 談話は、「法律家代表団を派遣する準備ができている」と述べ、北朝鮮とマレーシア警察との共同捜査を改めて提案した。共同捜査は、姜哲(カンチョル)駐マレーシア大使が提案したが、マレーシア側は拒否した。

 一方、マレーシア警察は、遺体の身元確認に必要な親族からのDNA検体採取のため、正男氏の息子ハンソル氏との接触を急いでいるもようだ。

 地元紙、中国報は、捜査員3人がマカオを訪れ、国際刑事警察機構(ICPO)の支援で、2日以内にハンソル氏のDNA検体を採取、鑑定すると伝えた。ハンソル氏は一時クアラルンプール入りが伝えられたが、安全上の懸念から訪問しなかったとしている。

 一方、英紙テレグラフ(電子版)は、事件の指導役とされる在クアラルンプール北朝鮮大使館のヒョン・グァンソン2等書記官(44)について、「役割はすべての計画を指揮し、大使に報告することだった」とする治安関係者の話を伝えた。


北朝鮮市民の死亡はマレーシアに責任=KCNA
ロイター 2/23(木) 8:08配信

[ソウル 23日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで殺害された事件を巡り、北朝鮮は23日、北朝鮮市民が死亡した責任はマレーシアにあると指摘し、韓国が作った筋書きに沿ってマレーシア政府が「非友好的な態度」を取っていると非難した。

国営の朝鮮中央通信社(KCNA)によると、マレーシアは当初、北朝鮮の外交パスポートを所持した人物が今月13日にクアラルンプール空港で心臓発作で亡くなったと伝えていた。

韓国と米国の当局者は正男氏が北朝鮮の工作員によって殺害されたとみている。


正男氏暗殺のベトナム女が3カ月前韓国に 「ボーイフレンドに会いに来た」
産経新聞 2/23(木) 7:55配信

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件でマレーシア警察に逮捕されたベトナム国籍のドアン・ティ・フオン容疑者(28)が事件の約3カ月前に韓国に入国していたことが判明し、当局が経緯を捜査していると複数の韓国メディアが22日までに報じた。

 東亜日報によると、フオン容疑者は昨年11月2日に南部、済州島(チェジュド)に到着し、5日に出国した。入国審査で、20代の韓国人男性の名前を挙げ、「ボーイフレンドに会いに来た」と説明したという。マレーシアメディアは、この時期、北朝鮮工作員とみられる男がフオン容疑者に接近し、韓国などで観光させたと伝えていた。韓国国内での行動は明らかになっていない。

 「韓流」は東南アジア女性に人気があり、北朝鮮側が計画に先立ち、フオン容疑者を韓国に連れ出すことで歓心を買おうとしたとの見方も出ている。


正男氏暗殺 主要拠点マレーシア、北の異様な閉鎖社会
産経新聞 2/23(木) 7:55配信

 ■相互監視買い物も2家族で

 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏の殺害場所となったマレーシアは、北朝鮮国民がビザ(査証)なしで入国できるため、北朝鮮にとって東南アジアの主要な活動拠点になっていたとみられる。多数の北朝鮮人が在留しているとみられているが、その生活の実態は謎に包まれている。(クアラルンプール 岩田智雄)

                   ◇

 クアラルンプール郊外にあるアンパン地区は、韓国人らが飲食店や商店を営む「コリアタウン」だ。その一角にある焼き肉店を経営する韓国人男性は「北朝鮮人は、仲間内だけで生活しているから、外食にもまず出かけない。たまに買い物に来ることがあるが、1家族が単独では行動せず、2家族以上で連れ立ってくる。互いに監視しているそうだ」と語った。また、「向こうから話しかけてくることはないし、こちらからも怖いから声をかけることはない」と話す。

 ▼話をしたら叱られる

 北朝鮮人は7、8年前に特定のアパートに集団で住んでいたというが、現在の所在は判然としない。男性は「20家族、50人前後がクアラルンプールに住んでいると思う」と語った。

 会社事務所で働いていた韓国の男性ビジネスマンは「北の人と話をしたら韓国大使館に叱られ、もし接触したら大使館に報告しなければならないと聞かされている」と説明。商店で買い物をしていた韓国人男性は「ここに住んで2年になるが、北朝鮮人には会ったことがない。どこで働いているかもさっぱりわからない」と首をかしげた。

 ▼ビザのため名目社員

 今回の事件で逮捕された北朝鮮国籍の男、リ・ジョンチョル容疑者の自宅はクアラルンプールのアパートにあるが、その生活を知る人はほとんどいないようだ。

 ロイター通信によれば、リ容疑者が借りていた部屋の相場は1500~2千リンギット(約3万7500~5万円)程度とみられ、中間層向けという。

 リ容疑者と3年以上前に知り合い、会社で雇用した形にしていた現地薬品企業の男性によれば、リ容疑者は同社情報技術(IT)部門の「製品開発責任者」。月給5千リンギット(約12万5千円)との文書を作成して、就労ビザが取得できるよう手配した。ビザは2016年6月に一度更新されたが、同社で実際に働いたことも給与を受け取ったこともないという。

 男性はリ容疑者について「どのように生活し、カネを得ていたかは知らない」と話している。

                 ◇

 ■北外交官、特権隠れみのに暗躍 麻薬・高級たばこ密輸…

 北朝鮮の金正男氏殺害事件をめぐるマレーシア警察の捜査で北朝鮮外交官の関与が浮上した。同国外交官は、駐在国での通関検査や刑事裁判を免れるという「外交特権」を隠れみのに、麻薬密輸をはじめ数々の違法行為に手を染めてきたのが実情だ。

 今年1月、駐ドイツ北朝鮮大使にパク・ナムヨン氏が就任した。米自由アジア放送(RFA)によると、昨春交代予定だったが、大使後任案を独政府が2度も拒否。「情報機関出身」であることが理由とされた。

 バングラデシュでも昨年8月、北朝鮮の1等書記官が高級たばこ約160万本などの密輸を図ったとして、国外退去処分となった。スイスでは今月、北朝鮮の新任大使がサイの角の密輸に関与していた疑惑が報じられた。

 国連安全保障理事会が昨年11月に採択した対北制裁決議では、過去の不正行為発覚を受け、北朝鮮外交官の金融取引などに対する制限が盛り込まれている。

 一方、脱北した幹部らによると、北朝鮮は外交官を亡命予備軍とみて、家族を人質として平壌に留め置き、外交官が持つ情報を制限。しかし昨年は、駐英公使らが相次ぎ亡命した。今回、事情聴取を求められている2等書記官が正男氏殺害計画をどの程度把握していたかは不明だ。

 北朝鮮にとって東南アジア各国は外貨稼ぎの重要な拠点でもある。今回の事件で、各国が北朝鮮に対する態度を硬化させることも予想され、北朝鮮に打撃となる可能性もある。(ソウル 桜井紀雄)

                 ◇

 ■正恩氏は“兄殺し”韓国が宣伝放送 北住民は正男氏知らず

 【ソウル=桜井紀雄】韓国軍が南北軍事境界線付近に設置した大型拡声器を使って「金正男氏暗殺」について北朝鮮に向けた放送を始めたことが分かった。聯合ニュースが政府消息筋の話として22日までに報じた。対北放送は金正恩政権が最も神経をとがらせる存在で、さらなる南北摩擦を生みそうだ。

 放送は、正男氏が工作機関、偵察総局の要員と推定される北朝鮮人らの指揮下で暗殺されたとし、金正恩朝鮮労働党委員長の指示があったとみられるという内容。先週末から放送が始まったという。

 正男氏が金日成(イルソン)主席の直系である「白頭(ペクトゥ)血統」を引く、金委員長の異母兄である点にも触れている。金委員長の3代世襲は白頭血統を正統性の根拠としており、“兄殺し”の内容が北朝鮮国内に知れ渡れば、金委員長の「最高尊厳」を揺るがすことになる。

 対北放送は2015年8月、非武装地帯(DMZ)の地雷爆発事件をきっかけに11年ぶりに再開。一時停止を挟み、16年1月から続いている。今回の放送を妨害するように北朝鮮側も対南宣伝放送の一部の出力を上げたという。

 脱北者らによると、北朝鮮住民の間で正男氏の存在はほとんど知られてこなかった。だが、幹部や住民らはラジオなどを通じてひそかに韓国などのニュースをチェックしているといい、正男氏殺害事件が起きたことで、皮肉にも金委員長の威信を傷付ける内容が広まる可能性が高い。


正男氏暗殺 北の組織的犯行強まる マレーシア警察「大使館員ら関与」
産経新聞 2/23(木) 7:55配信

 ■逃亡4容疑者の引き渡し要求

 【クアラルンプール=岩田智雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件で、北朝鮮側が大規模な犯行グループを組織していた可能性が強まっている。マレーシア警察幹部は22日の記者会見で、在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官と、北朝鮮国営「高麗航空」職員の男2人を重要参考人として出頭を求めたと発表した。平壌に逃亡したとみられる容疑者4人の身柄引き渡しも北朝鮮政府に求めている。

 マレーシア警察が発表した2人は、ヒョン・グァンソン2等書記官(44)と高麗航空のキム・ウクイル職員(37)。北朝鮮大使館に対し、国内にいるとみられる2人を事情聴取に協力させるよう求め、応じなければ強制的に来させるとしている。

 英紙テレグラフは、治安筋の話として、2人は大使館内におり、書記官が事件の指導役だったと伝えた。警察は、北朝鮮国籍の男でマレーシアに潜伏中のリ・ジウ容疑者(30)も手配した。

 警察幹部の会見では、正男氏殺害の具体的な犯行手口についても説明。逃亡した4容疑者は実行犯の女2人の手に液体を付け、女たちは被害者の顔に塗りつけようとしたという。最初はインドネシア人で次にベトナム人が実行した。警察は数回の練習も行ったとみている。

 女2人は素手で犯行に及んだといい、すぐに洗い流すよう指導され、実際、犯行後にトイレに直行した。警察は女2人が毒について認識があったとみており、2人が供述している「いたずら」などではなく、計画的犯行だと断定した。また、正男氏の息子ハンソル氏がマレーシア入りしたとの報道を否定した。

 一方、在マレーシア北朝鮮大使館は22日、警察を批判する声明を発表した。「(マレーシアは)韓国の主張に味方している」「妄想に基づき捜査している」などと主張し、逮捕されたインドネシア人とベトナム国籍の女2人、北朝鮮国籍の男1人の計3人の即時釈放を求めた。


北、国外駐在員の亡命警戒…相互監視・密告奨励
読売新聞 2/23(木) 7:25配信

 【ハノイ=吉田健一】マレーシアのクアラルンプール国際空港で起きた北朝鮮の金正男氏殺害事件で、北朝鮮当局が13日の事件発生後、国外にいる外交官や駐在員らの亡命を警戒し、相互監視の強化を求めるなど締め付けを強めている。

 複数の北朝鮮関係者が22日、本紙の取材に明らかにした。

 関係者によると、北朝鮮で事件は報道されていないが、当局は、外交官や駐在員が「北朝鮮の関与」を指摘する報道に触れて動揺することを警戒。「同僚や友人に不審な動きがあれば、ただちに報告せよ」と密告を奨励している。

 東アジアにある北朝鮮の在外公館の中には、「亡命をそそのかす接触に注意せよ」と公館長が通達したところもあった。北朝鮮の外交官は海外赴任にあたり、基本的に子供の1人を「人質」として国内に残さなければならない。ただ一部の外交官は家族全員での赴任を認められており、そうした外交官への監視は特に厳しいとみられる。


マレーシアの対応非難=北朝鮮、正男氏事件を初報道―「露骨な主権侵害」と主張
時事通信 2/23(木) 7:12配信

 【ソウル、クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件で、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は23日、身元の特定を避けながらも事件を初めて報道し、検視を行ったマレーシア当局の対応を「主権の露骨な侵害」と非難した。

 同通信によると、朝鮮法律家委員会スポークスマンは22日付の談話で「マレーシアで2月13日、外交旅券を持つわが国民が航空機搭乗前に突然、ショック状態に陥り、病院搬送中に死亡した」と発表。マレーシア外務省や病院側が当初、「心臓まひによる死亡」と北朝鮮大使館に伝えたと説明した。しかし、韓国メディアが「毒殺」と報じたことを受け、マレーシア側が「引き渡し要求や国際法を無視し、われわれとの何の合意も立ち会いもないまま」検視を行ったと批判した。

 スポークスマンはさらに、「マレーシア警察は客観性、公正性を欠き、何者かの操縦に従って捜査の方向を定め、われわれに嫌疑を掛けている」と主張。「南朝鮮(韓国)当局は、事件を以前から予見し、脚本まで作っていた」と決め付けた。

 マレーシア警察は北朝鮮に対し、事件に関与した疑いのある在マレーシア大使館のヒョン・クァンソン2等書記官らの事情聴取や、既に本国に戻ったとみられている北朝鮮国籍の4人の容疑者の身柄引き渡しを求めているが、北朝鮮が拒否するのは確実だ。


正男氏殺害実行犯女2人、素手で毒襲撃 天然の毒物の可能性も
スポニチアネックス 2/23(木) 7:01配信

 マレーシア警察のカリド・アブバカル長官は22日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件を巡り記者会見し、「被害者の顔につけるため、素手に液体をつけた」と実行犯の女2人が素手で正男氏を襲撃したとし、従来の黒い手袋をはめていたという見方を覆した。

 両手の手のひらを広げて揺らし、実行犯が逃げた様子も再現。女らが毒物と認識していたため、周囲に手が触れないようにしていたと指摘し、「手をこんな感じにしながら立ち去った」と強調した。ほかにも犯行後、手を洗っていた行動などにも言及。「それが毒物と知っていたからだ」とした。液体の正体については「分からない」と言うにとどめた。

 マレーシアの中国語紙「中国報」によると、2人は北朝鮮国籍の男たちの指示で犯行に及んだ後、手や頭に痛みが残るなど体調不良を訴えており、「体が熱くなり痛みを感じた」と供述している。

 致死性の高い毒物を素手で扱ったことについて、元陸上自衛隊化学学校副校長の浜田昌彦氏は「一般的には、じかに毒物に触ることはあり得ない」と疑問を呈した。これまで使用が有力視されていた猛毒の神経ガスVXには「考えにくい。皮膚から吸収されるVXを素手で扱えば死に至る恐れもある。ただ即時に効果が表れないような濃度の低いものが使われた可能性は否定できない」と分析した。専門家の間では事前に解毒のため薬を服用していた可能性を指摘する声もある。

 ただ今回、正男氏以外の周囲の客や容疑者本人に被害が広がっていないことと、顔に液体を塗りつけるという犯行の特性から「神経ガスではなく、口、鼻、目の粘膜などから体内に入り込む特徴があるフグ毒など天然の毒物を使った」との見方も浮上。衆人環視で、大胆に行われた暗殺は毒物の特性を熟知した計画的犯行だった。


北朝鮮工作員の「暗殺武器」に新たな進化
NEWS ポストセブン 2/23(木) 7:00配信

 2月13日に起こった金正男の暗殺。事件が起きたクアラルンプール空港の監視カメラ映像を実際に見たという公安関係者が明かす。

「一人の女が彼の後ろから近づき、顔に布をかぶせて、走って逃げたところがはっきり映っていた。女は手が他のものに触れないようにしていたようだった。北朝鮮の工作員は暗殺を行なう場合、通常ならもっと人目に付かないように行なう。今回はわざと映像に残るようにしたのではないか。金正恩体制に楯突こうとする者に恐怖心を植えつけるためだ」

 現地警察の説明では、別の女が顔に毒物とみられるスプレーを吹きかけたあとに、映像に残る女が近づき毒物を含ませた布で顔を覆ったとされている。猛毒に金正男は泡を吹き倒れたという。

 北朝鮮の暗殺といえば、スタンダードな拳銃や、ふたを押すと毒針が発射されるボールペン型毒針などが知られてきた。

 そんななか2012年、北朝鮮の工作員がソウル市内の路上で失敗に終わった暗殺計画にからみ、米CNNの記者が捜査当局者から3種類の暗殺用の道具を見せられたことで、新たな進化が発見された。

 一つは欧米の高級ブランド製ボールペンのような「ペン型の毒針」、先端から毒が入った弾丸を発射できる「ペン型の銃」、そして3発の弾丸を装填できる「懐中電灯型の銃」の3種だった。捜査当局者が、弾丸を発射する道具を試射したところ、「非常に正確だった」という。

 2011年8月には、中国・丹東で脱北者を支援していた牧師が、ブロム化ネオスチグミン中毒という症状で死亡し、「毒針で暗殺されたのではないか」と推測された。牧師はタクシーを待っていたところ突然倒れ、亡くなったという。

 北朝鮮にとっては、今回のように“目に見える暗殺”のほうが稀なのだ。

※週刊ポスト2017年3月3日号


身元確認のDNA採取難航=正男氏事件でマレーシア警察
時事通信 2/23(木) 6:20配信

 【クアラルンプール時事】殺害された北朝鮮の金正男氏の身元を最終確認し、遺体の引き渡しを可能にするため、マレーシア警察が求めている近親者からのDNAサンプル採取が難航している。

 DNAサンプルをめぐっては、正男氏の息子ハンソル氏(21)がマレーシア入りしたかどうかでさまざまな情報が飛び交った。結局、マレーシアのカリド警察庁長官は22日の記者会見で、入国を完全否定。その上で「(遺体の)男性が金正男氏であることを立証するにはDNAが必要」として、近親者にDNAサンプル提供を引き続き求めていく考えを示した。

 マレーシアの中国語紙・星洲日報(電子版)によると、マレーシア警察の国際刑事警察機構(ICPO)担当官が22日午後、正男氏の妻とハンソル氏の居住先とされるマカオ入り。現地のICPO担当官にDNAサンプル採取に向けた協力を要請した。

 同紙は消息筋の話として、家族は「特殊かつ敏感な身分」のため外国へのサンプル提供は容易でないと指摘。マレーシア警察も採取の可能性は極めて低いと認識しているという。


北朝鮮の反発必至=大使館員聴取要請に―正男氏事件
時事通信 2/23(木) 6:18配信

 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件で、捜査に当たっているマレーシア警察が北朝鮮に、在マレーシア大使館のヒョン・クァンソン2等書記官(44)らの事情聴取や、既に本国に戻ったとみられている北朝鮮国籍の4人の容疑者の身柄引き渡しを求めたことに対し、北朝鮮が反発して拒否するのは必至だ。

 
 今回の事件をめぐって北朝鮮は、遺体の引き渡しなど北朝鮮側の要求に応じないマレーシアを「外国政府と結託している」と批判。22日に発表した大使館声明は聴取や身柄引き渡し要請には直接言及しなかったものの、「最初から(北朝鮮)市民を攻撃対象にし、疑いをかけた」とマレーシア警察の捜査に対する非難を繰り返した。

 一部のメディアは、マレーシアが事情聴取を求めているヒョン2等書記官と高麗航空職員の2人は北朝鮮大使館にいると伝えている。


容疑者の女と面会へ=ベトナム当局
時事通信 2/23(木) 0:22配信

 【ハノイ時事】ベトナムのメディアは22日、同国当局者が近く、北朝鮮の金正男氏殺害の実行犯として逮捕されたベトナム国籍のドアン・ティ・フォン容疑者(28)と面会する見通しと報じた。

 マレーシア側が領事面会を認める意向を示したとしている。

« 島根県が今日22日「竹島の日」記念式典を開催 | トップページ | 皇太子殿下、今日23日、57歳のお誕生日をお迎え »

ニュース」カテゴリの記事

侵略・支配・抑圧」カテゴリの記事

国防・軍事・安全保障」カテゴリの記事

破廉恥」カテゴリの記事

社会・事件」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/64930815

この記事へのトラックバック一覧です: 北朝鮮、金正恩の兄・金正男氏暗殺 金正恩の刺客による犯行説濃厚・12:

« 島根県が今日22日「竹島の日」記念式典を開催 | トップページ | 皇太子殿下、今日23日、57歳のお誕生日をお迎え »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30