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2017年2月22日 (水)

北朝鮮、金正恩の兄・金正男氏暗殺 金正恩の刺客による犯行説濃厚・11

中世の亡霊・暗黒残虐国家・北朝鮮の親玉=金正恩の異母兄にあたる金正男(ジョンナム)氏が13日、マレーシアで何者かに殺害された。複数の韓国メディアが14日報じた。

金正男氏はマレーシア・クアラルンプールの空港で北朝鮮の刺客とみられ女2人に何らかの方法で毒殺されたもよう。犯人の女2人は殺害後、タクシーで逃走したとしている。

金正男氏は、北朝鮮の前の親玉=金正日の長男だが、北朝鮮の改革開放を主張、また独裁権力の継承について金一派の世襲にも反対していたとされ、これらの点が金正恩の逆鱗に降れ、金正恩の指令で暗殺されたとの観測が濃厚である。
だとすれば、(すでに明白なことではあるが)金正恩一派の牛耳る北朝鮮という国家は、現世の地獄ともいうべき、中世以前の残虐で野蛮な暗黒国家であり、存在すること自体許されない犯罪国家というしかない。
そもそも21世紀の今日、このような中世以前の残虐な亡霊国家が現存すること自体、人類の恥だ。

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リンク:ドアン・ティ・フォン容疑者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:シティ・アイシャ容疑者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:犯行後、体に「痛み」と供述=実行役の女2人―金正男氏殺害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏殺害>北朝鮮大使館員が主導 警察出頭を要請 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏殺害への関与が疑われる3人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮の孤立深まる=容疑者処遇でマレーシアと対立―金正男氏殺害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮、拘束中の3人の釈放要求 金正男氏殺害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア当局、北朝鮮当局者ら2人の行方追う 金正男氏殺害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害に「北朝鮮大使館員が関与」 マレーシア警察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮とマレーシア、亀裂は決定的 大使館書記官と国営航空職員を「容疑者」認定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮の組織的犯行濃厚=警察、2等書記官の聴取要求―大使館反発・金正男氏殺害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:亡命政権構想、自制を=正男氏殺害の要因に? ―韓国政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏暗殺、北大使館員ら2人関与 マレーシア警察が新たに指名手配 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア警察「容疑者の引き渡し求める」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害、北朝鮮大使館職員ら2人も容疑者に=マレーシア警察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北大使館員ら正男氏殺害に関与…マレーシア警察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏殺害>北朝鮮大使館員関与か…追跡3人の1人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏殺害、女2人は「毒物使った襲撃と認識」 マレーシア警察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:実行犯の女2人、勾留延長へ…正男氏殺害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮大使館員関与か=マレーシア警察、4人引き渡し要求―金正男氏事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏刺客を警戒。立ち寄り先の監視カメラを妨害、入り口付近には見張り役 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男殺害 実行犯の女2人「手に痛みや頭痛で男と口論」と供述 地元紙報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏の「身元、医学的にまだ確認できていない」 マレーシア政府の「説明」後退? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ジャカルタの北料理店、スパイ拠点か…捜査へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:4容疑者、犯行50分後には出国 正男氏息子の動向焦点 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏暗殺 第2攻撃班・見届け班分担 逃走工作員4人、周到に準備 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:正男氏マカオ宅、消えた家族 中朝の特別な接点 隣人「何も話せない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北の“ウソ”崩すカギ マレーシア、正男氏息子のDNA鑑定熱望 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏殺害>インドネシア関係悪化も 容疑者に渡航歴 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<金正男氏殺害>逮捕の女、ジャカルタで予行か 1月訪問 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正恩、兄に政権の座を奪われることを察知か? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏遺体安置の病院騒然…息子が確認に来た!?情報錯綜、特殊部隊出動も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金正男氏の息子・ハンソル氏は平壌生まれ21歳、高校時代は金髪ピアスも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ハンソル氏はどこ? =正男氏息子、情報錯綜―マレーシア - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ドアン・ティ・フォン容疑者
時事通信 2/22(水) 21:41配信

963
金正男氏殺害事件の実行犯とされる、ベトナム人のドアン・ティ・フォン容疑者=マレーシア警察提供


シティ・アイシャ容疑者
時事通信 2/22(水) 21:41配信

962
金正男氏殺害事件の実行犯とされる、インドネシア人のシティ・アイシャ容疑者=マレーシア警察提供


犯行後、体に「痛み」と供述=実行役の女2人―金正男氏殺害
時事通信 2/22(水) 20:50配信

 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件で、マレーシアの中国語紙・中国報は22日、実行犯とされる女2人が警察の調べに対し、犯行後、体に痛みが出たと供述したと伝えた。

 
 一部報道の防犯カメラ映像によると、自動チェックイン機の正男氏を女2人が襲い、その場を立ち去るまでわずか2秒ほど。中国報によれば、2人は男の指示でクリームのようなものを正男氏に塗り付けた。その後、手にヒリヒリした痛みを覚えたため男に問いただすと、男から「すぐにトイレで手を洗うよう」言われ、口論になったという。

 2人のうちベトナム人のドアン・ティ・フォン容疑者は、犯行現場を立ち去った後に乗ったタクシーの中で頭痛を感じ、ホテルに戻ると深い眠りに落ちたとも供述。「私たちは金正男氏のことを知らず、殺害するつもりはなかった。本当にいたずらだと思っていた」と主張しているという。

 ただ、マレーシア警察は、2人がショッピングセンターなどで「繰り返し予行演習をしていた」と指摘し、毒物を扱うことを認識していたと強調。「いたずら番組のため」という供述を一蹴している。


<金正男氏殺害>北朝鮮大使館員が主導 警察出頭を要請
毎日新聞 2/22(水) 20:29配信

 【クアラルンプール平野光芳、林哲平】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が殺害された事件で、マレーシア警察のカリド・アブバカル長官が22日、記者会見し、追跡している3人の重要参考人のうち2人は、在マレーシア北朝鮮大使館のヒョン・グァンソン2等書記官(44)と高麗航空のキム・ウクイル職員(37)だと明らかにした。この2人はマレーシア国内にとどまっており、北朝鮮大使館を通じて出頭を求めているという。現役外交官の関与が浮上したことで、北朝鮮による国家ぐるみの犯行だった疑いが濃くなった。

 警察が別に指名手配している男4人の北朝鮮人容疑者について、カリド長官は「既に北朝鮮に到着している」と明言し、22日に北朝鮮大使館を通じて身柄の引き渡しを求めたことを明らかにした。北朝鮮が国家として事件に関与したかは「コメントしない」とした。

 一方、現地の華字紙・中国報(電子版)は2等書記官について、事件全体を監督し、連絡役も兼ねた主導的人物と警察が見ていると報じた。また、高麗航空職員は、4人の北朝鮮人容疑者の逃亡を手助けした疑いが持たれているという。

 実行犯として逮捕されたインドネシア人の女とベトナム人の女について、カリド長官は、素手で正男氏の顔に液体状の毒物を塗りつけていたと説明した。2人がテレビのいたずら番組の撮影だと思い込んでいたとの見方もあるが、カリド長官は「撮影や遊びではない」と否定。2人に正男氏に危害を加える意図があったとの見方を示した。

 また、遺体の身元確認のため、警察はDNA鑑定が必要として家族との接触を試みているが、現段階では連絡がとれていないという。正男氏の息子の金ハンソル氏が遺体が安置されているクアラルンプールを訪れているとの一部報道については「うわさだ」と否定した。

 一方、マレーシア警察の会見を受け、在マレーシア北朝鮮大使館は22日、「捜査は北朝鮮市民への疑惑だけを標的にしており、北朝鮮の主権を侵害している」とする声明を発表した。


正男氏殺害への関与が疑われる3人
時事通信 2/22(水) 19:48配信

960
金正男氏殺害事件への関与が疑われる(左から)北朝鮮国籍リ・ジウ氏、高麗航空職員キム・ウギル氏、在マレーシア北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官の防犯カメラ映像(上段)と顔写真=マレーシア警察提供


北朝鮮の孤立深まる=容疑者処遇でマレーシアと対立―金正男氏殺害
時事通信 2/22(水) 19:28配信

 【ソウル時事】マレーシア警察が22日、金正男氏殺害に北朝鮮大使館員が関与していたなどと発表したことで、容疑者の扱いをめぐって北朝鮮と友好国マレーシアとの対立は決定的となった。

 北朝鮮が国際社会から「テロ国家」と見なされ、孤立をさらに深めるのは必至。米議会では、北朝鮮をテロ支援国に再指定すべきだという声も出ており、韓国政府は再指定に向け、米政府への働き掛けを強めるとみられる。

 マレーシア警察は、関与が疑われる大使館員らとの接触や、北朝鮮に戻ったと考えられている容疑者の引き渡しを求めた。これに対し、北朝鮮大使館は声明で、捜査結果には根拠がないと反論し、拘束中の容疑者の釈放を要求。マレーシア政府は既に北朝鮮駐在大使を召還しており、対立は長期化しそうだ。


北朝鮮、拘束中の3人の釈放要求 金正男氏殺害
CNN.co.jp 2/22(水) 18:58配信

クアラルンプール(CNN) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件で、マレーシアと北朝鮮は事件の捜査をめぐって対立を深めている。

在マレーシア北朝鮮大使館は22日、マレーシア当局の捜査は北朝鮮の主権に対する侮辱だとする声明を出し、拘束中の3人を釈放するよう要求した。

ナジブ首相は21日、「犯罪の真相を明らかにするのは我々の責務で、北朝鮮はそれに協力するべきだ」「マレーシアは現在も今後も、他国の手先にはならない」と強調していたた。

マレーシア警察はこれまでに北朝鮮国籍の男(46)と、実行犯とされるベトナム国籍の女(28)、インドネシア国籍の女(25)を拘束し、拘置期間の延長を求めている。さらに一方の女の交際相手(26)も拘束されたが、22日中に保釈される見通しだ。

インドネシア警察によると、同国籍の女はテレビのお笑い番組の撮影と思い込んで正男氏を襲ったと供述している。

しかしカリド警察長官は防犯カメラの映像などから、女2人が犯行の手口に熟練していたとの見方を示した。また2人が直後にトイレで手を洗いに行ったのは「毒物と知っていたから」だと述べ、供述の内容に疑問を呈した。

マレーシアの警察は、遺体の身元を正式に確定するために近親者のDNAサンプルが必要だと主張している。正男氏の息子のハンソル氏がマレーシア入りしたとの情報も流れたが、カリド長官はこれを改めて否定し、近親者が現れた場合は警察が護衛に当たると述べた。

マレーシア当局によれば、正男氏の遺体安置所に何者かが侵入を図ったことを受けて警備が強化された。


マレーシア当局、北朝鮮当局者ら2人の行方追う 金正男氏殺害
CNN.co.jp 2/22(水) 18:45配信

クアラルンプール(CNN) 北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏が殺害された事件を調べているマレーシア当局は22日、すでに手配、拘束している容疑者らに加え、北朝鮮大使館員ら2人に事情聴取を求めていることを明らかにした。

カリド警察長官が同日の記者会見で語ったところによると、1人は在マレーシア北朝鮮大使館の職員、もう1人は北朝鮮の航空会社、高麗航空の従業員で、2人とも現在マレーシア国内にいるとみられる。同長官は、本人が名乗り出なければ逮捕状を取るとの構えを示した。

マレーシア当局はこのほかにも北朝鮮国籍の5人を追っている。そのうち4人の男は、犯行現場で実行犯に毒物を渡したとされる容疑者だ。当局は4人がすでに平壌に戻っているとみて北朝鮮に身柄の引き渡しを求めたが、北朝鮮側は応じていない。

残る1人は30歳の男で、マレーシア国内にとどまっているとみられる。北朝鮮からは、この人物の捜索についても協力の申し出がないという。

カリド長官はまた、正男氏の遺体安置所に何者かが侵入を図ったことを受け、警備を強化したと述べた。侵入しようとしたグループの身元は分かっていると話す一方で公表は拒否し、北朝鮮出身者かという質問にも答えなかった。

北朝鮮側との共同捜査はあり得るかという質問には、「我々の管轄外だ」と答えた。


金正男氏殺害に「北朝鮮大使館員が関与」 マレーシア警察
BBC News 2/22(水) 17:30配信

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金正男氏殺害に「北朝鮮大使館員が関与」 マレーシア警察

マレーシア警察は22日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)・朝鮮労働党書記長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏が今月13日にクアラルンプール空港で殺害されたことに関連し、北朝鮮大使館員の行方を追っていると明らかにした。

マレーシア警察はまた、金正男氏が空港で2人の女性によって毒物を顔に塗りつけられ死亡したという経緯を確認した。

殺害に北朝鮮政府が関わったという憶測が広がっているものの、北朝鮮の康哲(カン・チョル)駐マレーシア大使は強く否定している。

マレーシア警察のカリド・アブ・バカル長官は記者会見で、3人の北朝鮮国籍の容疑者の行方を追っており、容疑者らは依然としてマレーシア国内にいるとみられると述べた。

警察当局が行方を追っているのは、北朝鮮大使館のヒョン・ガンソン2等書記官と国営高麗航空職員のキム・ウクイル容疑者、リ・ジウ容疑者の3人。

バカル長官は、警察がヒョン書記官ら容疑者たちの事情聴取を求める書簡を康大使に送ったことを明らかにし、大使が協力しなかった場合には、「我々のもとに来なくてはならないようにする」と述べた。

バカル長官はまた、このほかに北朝鮮籍の容疑者4人がすでに帰国していると述べた。もう一人の北朝鮮人、リ・ジョンチョル容疑者は逮捕された。

さらに、インドネシア国籍のシティ・アイシャ容疑者とベトナム国籍のドアン・ティ・フオン容疑者が拘束されている。

金正男氏が襲われる様子をとらえた映像が報道されるなど、殺害状況をめぐる推測が広がるなか、バカル長官は、2人の女性容疑者が素手で毒物を金氏の顔に塗りつけて、現場を去ったと語った。

映像からは、女性1人が金氏とみられる男性に近付いた後、もう一人の女性が後ろから男性の顔をつかむ様子が確認できる。

インドネシア当局は、シティ・アイシャ容疑者はいたずらを仕掛けるテレビ番組に出演していると思っていたと語っている、と明らかにしていたが、バカル長官は、2人の容疑者は扱っているのが毒物だ知らされており、「手を洗うよう」明確な指示を受けていたと述べた。

同長官はさらに、女性たちがクアラルンプール市内のショッピングセンターで何度か練習していたと語った。

当局は依然として遺体の検視の結果を待っている状況で、遺族らにはDNAサンプルの提供を求めている。

北朝鮮は遺体の引き渡しを要求しており、マレーシア当局が司法解剖を行うことにも強く反対していた。

マレーシア政府は、国内で起きた死亡事件のため捜査する必要があるとしている。

北朝鮮とマレーシアはこれまで良好な外交関係を築いていたが、今回の事件を受けて両国関係には摩擦が生まれている。

(英語記事 Kim Jong-nam killing: Malaysia seeks North Korea embassy official)


北朝鮮とマレーシア、亀裂は決定的 大使館書記官と国営航空職員を「容疑者」認定
J-CASTニュース 2/22(水) 17:25配信

 金正男氏(45)の暗殺事件は、これまで友好関係を保ってきたマレーシアと北朝鮮の間に決定的な亀裂を生むことになりそうだ。マレーシアの警察当局が2017年2月22日に開いた会見で、事件に関与した疑いがあるとして、新たに大使館と国営航空会社の職員の行方を追っていることを明らかにしたからだ。

 事件の背後に北朝鮮の工作員が関与しているかについては「捜査中」として言及をさけたが、政府機関関係者を容疑者として名指ししたことは、北朝鮮当局が事件に関与していること示唆しているとも言える。

■2人はまだマレーシアにいる

 新たに容疑者として浮上したのは、在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官、ヒョン・グァンソン容疑者(44)、国営高麗航空の職員、キム・ウクイル容疑者(37)。会見したマレーシア警察のカリド・アブ・バカル長官によると、2人はまだマレーシアに滞在しているといい、北朝鮮大使館に対して、速やかに2人の事情聴取を認めるように要請していることを明らかにした。もし北朝鮮大使館の協力が得られなければ

  「強制的にやらざるを得ない」

とも話した。

実行犯は「計画的犯行で、訓練を受けていたと確信」
 すでに拘束されている実行犯の2人の女については、犯行時に正男氏の顔に塗りつけた物質が毒物だと認識していたかどうかについて、犯行後に急いでトイレに手を洗いに行ったことなどを理由に

  「もちろん知っていた」

と断言。

  「計画的犯行で、訓練を受けていたと確信している」

と話した。記者の

  「北朝鮮は共同捜査を提案している。受け入れるか」

との質問には

  「ノー。これは我々の責務だ」

と即答した。

 北朝鮮側は、正男氏の遺体がマレーシア側から引き渡されないことに不満を募らせており、駐マレーシアのカン・チョル北朝鮮大使は、マレーシア側の対応を「不公正」で、調査には「政治的狙いがある」などと非難。これに対してナジブ・ラザク首相は2月21日の会見で、

  「大使の発言は、外交的に失礼だとみなされる」

と強い不快感を示し、北朝鮮も

  「事実関係の究明に協力すべき」

だとしていた。


北朝鮮の組織的犯行濃厚=警察、2等書記官の聴取要求―大使館反発・金正男氏殺害
時事通信 2/22(水) 17:14配信

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金正男氏殺害事件への関与が疑われる(左から)北朝鮮国籍リ・ジウ氏、高麗航空職員キム・ウギル氏、在マレーシア北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官の防犯カメラ映像(上段)と顔写真=マレーシア警察提供

 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件は、北朝鮮大使館員が関与した疑いが浮上したことで、北朝鮮による組織的犯行である可能性が一段と高まってきた。

 マレーシア警察は22日、事件に関連して行方を追っていた身元不明の男2人を特定し、うち1人が在マレーシア北朝鮮大使館のヒョン・クァンソン2等書記官(44)と公表。2人からの事情聴取を大使館に求めていることを明らかにした。

 警察によると、身元が判明したもう1人は、北朝鮮の高麗航空職員キム・ウギル氏(37)。2人ともマレーシア国内にいるとみられるという。現地の中国語紙・東方日報(電子版)は消息筋の話として、警察が監視カメラの映像を使って追跡した結果、2人が大使館に入ったまま出てきていないことを確認したと伝えた。

 記者会見したカリド警察庁長官は「大使館がわれわれに協力し、速やかに事情聴取できることを期待している。でなければ、強制的にわれわれのところに来てもらうことになる」と述べ、強制捜査も辞さない姿勢を示した。

 長官は今回身元を特定した2人と事件との具体的なつながりを明らかにしなかったが、中国語紙・中国報(電子版)は、警察は2等書記官を事件の「黒幕」とみていると報道。高麗航空職員については、既に出国した北朝鮮国籍の4人の容疑者の逃亡を手助けした疑いが持たれているという。


亡命政権構想、自制を=正男氏殺害の要因に? ―韓国政府
時事通信 2/22(水) 15:04配信

 【ソウル時事】韓国統一省報道官は22日の記者会見で、北朝鮮脱出住民の団体が亡命政権樹立構想を推進していることについて「望ましくない」と批判、自制を求めた。

 ロンドンを拠点とする団体「国際脱北民連帯」の幹部は韓国メディアとのインタビューで、故金正日総書記の長男、金正男氏を亡命政権の指導者として迎え入れるため、接触していたことを明らかにしていた。これが殺害の要因になったのではないかという見方も出ている。

 この団体は、金総書記の異母弟、金平一・駐チェコ大使とも接触を図り、亡命政権参加を求めている。このため、大使の身に危険が及ぶ恐れがあると憂慮する声もある。


金正男氏暗殺、北大使館員ら2人関与 マレーシア警察が新たに指名手配
産経新聞 2/22(水) 15:00配信

 【クアラルンプール=岩田智雄】北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件で、マレーシア警察のカリド・アブバカル長官は22日の記者会見で、在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官と北朝鮮国営「高麗航空」の職員の2人が新たに関与した疑いがあるとして、指名手配したことを明らかにした。警察当局は2人がマレーシア国内にとどまっているとして、大使館に2人の聴取を要求した。北朝鮮による組織的犯行の疑いが強まった形だ。

 マレーシア警察によると、新たに容疑者として発表されたのは北朝鮮大使館2等書記官、ヒョン・グァンソン容疑者と、高麗航空職員、キム・ウクイル容疑者の2人。

 この事件では実行犯とされる女2人と北朝鮮籍の男1人が逮捕され、別の男4人が逃亡しているが、この7人以外にも殺害に関与していたことが明らかになり、北朝鮮側が大規模な犯行グループを組織していた可能性が高い。

 海外に逃亡した4人について、長官はすでに北朝鮮に帰国したと確信していると強調し、北朝鮮側に身柄の引き渡しを要求すると述べた。その上で、北朝鮮大使館が「まったく捜査に協力しない」と強く批判した。

 また、実行犯のインドネシア国籍とベトナム国籍の女2人については、事前に何度か練習し、毒物と認識した上で犯行に及んだと指摘した。マレーシアの中国語紙、中国報の報道によれば、女2人は警察の調べに対し「いたずらビデオの撮影だと思っていた」「毒とは知らなかった」などと供述。「いたずらをした後、熱くてヒリヒリする刺すような痛みを感じた」「男が私たちに『トイレに行って手を洗え』と言った」とも語り、口論になっていたと説明したとされていた。

 長官は、正男氏の息子のハンソル氏が入国したとの報道については「噂にすぎない」と否定した。


マレーシア警察「容疑者の引き渡し求める」
ホウドウキョク 2/22(水) 14:43配信

マレーシア警察のカリド・アブバカル長官は22日、記者会見を行い、金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件の北朝鮮国籍の容疑者らが、すでに帰国したとみられるとして、北朝鮮側に身柄の引き渡しを求めた。


金正男氏殺害、北朝鮮大使館職員ら2人も容疑者に=マレーシア警察
ロイター 2/22(水) 13:31配信

[クアラルンプール 22日 ロイター] - マレーシア警察は22日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が13日にクアラルンプールで殺害された事件について、北朝鮮大使館の職員と高麗航空の関係者を容疑者として特定したと発表した。

カリド・アブバカル長官は会見で、容疑者は2人とも国内にいると話した。大使館職員は2等書記官だという。

長官は「2人は拘留されておらず、事情聴取のため協力を求めている」ことを明らかにし、事件当日に出国した他の4人の容疑者については、すでに平壌に到着したと「確信している」と述べた。

警察は前週、北朝鮮国籍の男1人と、実行犯のインドネシア国籍およびベトナム国籍の女2人を逮捕している。

長官は、実行犯の女2人は毒物の入った液体で金正男氏の顔をふいたと説明。「2人は毒物だと認識していた。何の毒物かは特定できていない」と述べた。「犯行は素手で行われた」といい、その後で手を洗うよう指示されていたという。


北大使館員ら正男氏殺害に関与…マレーシア警察
読売新聞 2/22(水) 13:30配信

 【クアラルンプール=田中洋一郎、児玉浩太郎】マレーシア警察のハリド長官は22日午前、クアラルンプールの警察本部で北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏(45)の殺害事件について記者会見した。

 国外逃亡した男4人とは別に追跡中の北朝鮮国籍の男3人のうち、2人は在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官と高麗航空職員だと発表した。大使館職員の関与が明らかになり、北朝鮮の国ぐるみの犯罪であることが浮き彫りになった。事件当日に国外逃亡した北朝鮮国籍の男4人についてはすでに帰国したとみて、北朝鮮側に身柄の引き渡しを要求すると明らかにした。

 マレーシア警察の記者会見は2回目。

 ハリド長官が新たに身元を特定したのは、いずれも北朝鮮国籍で、北朝鮮大使館2等書記官ヒョン・クァンソン(44)、高麗航空職員のキム・ウキル(37)の両容疑者。既に名前を公表していたリ・ジウ容疑者(30)も含め、3人ともマレーシア国内にいるとみられるという。


<金正男氏殺害>北朝鮮大使館員関与か…追跡3人の1人
毎日新聞 2/22(水) 13:19配信

 【クアラルンプール平野光芳】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が殺害された事件で、マレーシアの警察長官が22日記者会見し、追跡中の3人の重要参考人のうち1人が、在マレーシア北朝鮮大使館2等書記官のヒョン・グァンソン(44)という人物だと明らかにした。1人は高麗航空職員のキム・ウクイル(37)という人物という。2人はマレーシア国内にとどまっており、警察は大使館などを通じ出頭を求めている。北朝鮮の組織的犯行の可能性が一層強まった。

 ◇容疑者4人の引き渡し要求

 警察によると、平壌に到着しているとみられる4人の北朝鮮国籍の容疑者について、22日に身柄引き渡しを要求した。警察は北朝鮮が国家として事件に関与したかは「コメントしない」とした。

 逮捕された2人の実行犯の女については、テレビ番組の収録と思い込んでいたとは考えられず、毒物と分かり所持していたとの見方を示した。

 また、遺体の身元確認のため、警察はDNA鑑定などが必要として家族との接触を試みているが、現段階では連絡がとれていないという。

 インドネシア人の女の容疑者の友人で逮捕されたマレーシア人の男は釈放したという。

 3人の重要参考人のうち1人は北朝鮮籍と発表されていた。


金正男氏殺害、女2人は「毒物使った襲撃と認識」 マレーシア警察
AFP=時事 2/22(水) 13:17配信

960
マレーシア警察が公開した、北朝鮮籍の容疑者らの写真のコンボ画像。上段は監視カメラなどの映像、下段はパスポート仕様の写真。(左から)リ・ジウ容疑者、国営高麗航空職員のキム・ウギル容疑者、在マレーシア北朝鮮大使館2等書記官のヒョン・クァンソン容疑者(2017年2月22日公開)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新、写真追加)北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キム・ジョンナム、Kim Jong-Nam)氏が殺害された事件で、マレーシア警察のハリド・アブ・バカル(Khalid Abu Bakar)長官は22日、マレーシアのクアラルンプール(Kuala Lumpur)で記者会見し、北朝鮮の外交官に対する聴取を要求していることを明らかにした。また、今回の事件に関連して逮捕された女2人は毒物を使った襲撃だと認識していたと述べた。

 今回の事件に関連し、マレーシア警察は既に北朝鮮国籍の容疑者5人の身元を確認しているが、さらに3人の聴取を求めている。バカル長官は記者団に対し、この3人の中には在マレーシア北朝鮮大使館の2等書記官と、北朝鮮の航空会社の職員が含まれていると述べた。

 バカル長官は「われわれは書面で駐マレーシア大使にこの2人に対する聴取を要求した。北朝鮮大使館がわれわれに協力し、早期の聴取を許可してくれることを期待する。そうでなければ、強制的に出頭させる」と述べた。

 マレーシア警察は身元を確認した5人は犯行に深く関与したと考えているとバカル長官は述べた。4人は事件当日に出国したが、残る1人のリ・ジョンチョル(Ri Jong Chol)容疑者はマレーシアで拘束されている。

 また、逮捕された女2人は自分たちが持っているのは毒物だと知っていたのかと記者から質問されたバカル長官は「動画を見ただろ?女は(金正男氏を襲った後で)すぐに手を洗いにトイレに行った。毒が使われたことをはっきりを認識し、手を洗う必要があったからだ」と述べた。

 バカル長官は、いずれも女性のベトナム人のドアン・ティ・フオン(Doan Thi Huong)容疑者(28)と、インドネシア人のシティ・アイシャ(Siti Aishah)容疑者(25)は、事前にクアラルンプールで犯行の練習をしていたと述べた。

 バカル長官はその一方で、捜査初日に逮捕された、アイシャ容疑者のボーイフレンドとされるマレーシア国籍の男を釈放したことを明らかにしている。

 インドネシアの警察は、アイシャ容疑者は人々にいたずらを仕掛けるテレビ番組に出演していると思い込まされていたとの見方を示していた。

 一方、マレーシアの北朝鮮大使館は同日、マレーシア当局に逮捕された容疑者の女2人とリ・ジョンチョル容疑者を釈放するよう求める声明を発表。

 カン・チョル(Kang Chol)駐マレーシア北朝鮮大使は声明で、「DPRK(朝鮮民主主義人民共和国)の市民1人と同様、ベトナムおよびインドネシア出身の無実の女性たちもすぐに釈放すべき」と述べ、さらに韓国が捜査に影響を及ぼしているとの主張を繰り返した。

 またカン大使は容疑者の女らが素手で毒物を扱っていたのであれば死亡していたはずであるゆえに、女らが犯人に仕立て上げられたとも主張したが、マレーシア当局が北朝鮮の外交官に対するに聴取を要求したとの報道には触れなかった。【翻訳編集】 AFPBB News


実行犯の女2人、勾留延長へ…正男氏殺害
読売新聞 2/22(水) 12:44配信

 【クアラルンプール=田尾茂樹、児玉浩太郎】北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(キムジョンナム)氏(45)が殺害された事件で、マレーシア警察は実行犯として逮捕した女2人について、22日で期限を迎える勾留を延長する方針を固めた。

 マレーシア紙スター(電子版)が伝えた。

 事件では、ベトナム旅券を持つドアン・ティ・フオン容疑者(28)が15日午前、インドネシア人のシティ・アイシャー容疑者(25)が16日未明にそれぞれ逮捕された。マレーシアでの勾留期限は1週間だが、延長可能で、警察は2人の殺意の有無や逃亡している北朝鮮国籍の容疑者の男4人らとの関わりなどについて、引き続き追及する必要がある、と判断したとみられる。


北朝鮮大使館員関与か=マレーシア警察、4人引き渡し要求―金正男氏事件
時事通信 2/22(水) 12:34配信

 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏が殺害された事件で、マレーシア警察は22日、事件発生以来2回目の記者会見を行い、追跡中の3人のうち1人が北朝鮮大使館勤務の2等書記官だと発表した。

 また、もう1人は北朝鮮の高麗航空職員だと明かし、北朝鮮側に対し、両者との面会を求めた。両国関係は極度に緊張する可能性がある。

 警察は19日の記者会見で、犯行直後に出国した4人に加え「北朝鮮の男リ・ジユ氏と身元確認中の男2人の計3人の行方も追っている」と発表。計7人のうち身元不明だった男2人が大使館員や航空会社職員だったことになる。

 警察はまた、出国した4容疑者は既に平壌に戻っていると「強く確信している」と断言。北朝鮮側に対し引き渡しを求めた。

 北朝鮮大使館員が事件に関わった疑いが浮上したことで、北朝鮮政府による組織的関与の見方が強まった。しかし、北朝鮮はこれまでもマレーシア当局の対応を非難してきており、マレーシア側の要求に素直に応じる可能性は低い。事件は今後、容疑者や遺体の引き渡しをめぐり、マレーシアと北朝鮮の両政府間で対立が深刻化する恐れがある。

 一方、逮捕されたベトナム、インドネシア国籍の容疑者の女2人について警察は「そろって毒物を扱うと認識していた」と説明。供述したような「いたずら番組」のためではなかったと指摘し、事前に緻密に計画された犯行だったと強調した。記者会見した警察幹部は、2人が「素手で(毒物を)扱っていた」と語り、犯行直後すぐに手を洗うよう指示されていたと述べた。


金正男氏刺客を警戒。立ち寄り先の監視カメラを妨害、入り口付近には見張り役
ホウドウキョク 2/22(水) 11:38配信

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(画像:ホウドウキョク1)

襲撃を避けるためか、棚の陰になる隅の席に座る
突然の襲撃で命を奪われた、金正男氏。刺客の影に警戒していたとみられることが、新たにわかった。

正男氏が、数年前まで、たびたび通っていたという、クアラルンプール中心部の韓国料理店。
襲撃を避けるためなのか、棚の陰になる、隅の席に座っていたという。
そして、店の監視カメラには、奇妙な現象が起きていた。
正男氏が通っていた韓国料理店のオーナーは「金正男氏が店に来ると、監視カメラが見られなくなるの。カメラが消えるの。でも、帰るとカメラがつきます」と話した。正男氏がいる時だけ、なぜか映像が消えたという。

正男氏は、自分が店にいたことを記録されないよう、監視カメラを妨害する装置を使っていたとみられている。
さらに、警戒役とみられる女性2人を入り口付近に待たせるなど、周囲の目を気にしていたという。
こうした警戒の隙をついた、今回の大胆な犯行。

30代の若手2人は偵察総局の特殊工作員。襲撃が失敗した場合の2次攻撃要員
現場から逃走した北朝鮮籍の男4人について、韓国の国家情報院は、北朝鮮軍の偵察総局などの機関が関わった可能性が強いとの見方を示した。

また、北朝鮮の工作活動にくわしい専門家は、4人のうち30代の若手2人は、襲撃が失敗した場合の2次攻撃要員だと指摘する。
韓国・自由民主研究院のユ・ドンイル院長は「30代の容疑者2人は、偵察総局の特殊工作員だ。(女による)1次攻撃が失敗した場合の2次攻撃用に動員されたが、作戦が成功したので、すぐに国外に逃亡した」と話した。

そして、事件の首謀者である可能性があるのが、逃亡した4人のうち、最年長57歳のリ・ジェナム容疑者。

【画像参照】

マレーシアのメディアは、リ・ジェナム容疑者が、以前から朝鮮ニンジンなどを扱う貿易関係者として入国していて、ほかの容疑者を労働者として呼び寄せていたとの警察の見方を伝えている。

2014年ごろから“工作員による暗殺から、請負殺人による要人暗殺戦略”へと変更
徐々に輪郭が浮かび上がってきた、容疑者たちの役割。
この犯行グループについて、興味深い分析を、韓国の国会議員が示した。
「正しい政党」のハ・テギョン議員は、「今回の金正男暗殺グループは、自爆暗殺組まで含まれた、綿密な計画だった」と述べた。
北朝鮮の要人暗殺に関して、偵察総局出身の脱北者から聞いた話として、「2014年ごろから、海外請負殺人業者を通した要人暗殺戦略に変えた」との独自の情報を公表した。
工作員などによる暗殺から、請負殺人による暗殺へと戦略を変えたとされる、北朝鮮。
金正男氏殺害も、この暗殺戦略のもとで実行されたのか。事件は依然として、多くの謎に包まれている。


金正男殺害 実行犯の女2人「手に痛みや頭痛で男と口論」と供述 地元紙報道
産経新聞 2/22(水) 10:33配信

 【クアラルンプール=岩田智雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏が殺害された事件で、マレーシア警察に逮捕された実行犯の女2人が、殺害現場の空港で毒物とみられる「クリーム」を扱ったせいで、自分たちも体調を崩し、北朝鮮籍の男の容疑者と口論になっていたことが地元紙の報道で明らかになった。

 中国語紙、中国報によれば、女2人は男たちにいたずらビデオ出演のため雇われたと証言し、殺意を否認しているとされる。警察の調べに「いたずらをした後、熱くてヒリヒリする刺すような痛みを感じた」「男が私たちにトイレに行って手を洗えと言った」と供述した。2人は指示通り手を洗ったものの、頭痛や、手の上に熱くて刺激のある痛みがあり、男に「一体、何のクリームを渡したのか。なぜ、痛い感覚が出るのか」と問い詰め、口論になったという。

 2人のうちベトナム国籍のドアン・ティ・フオン容疑者はタクシーに乗って空港を離れた際、「頭がふらふらして脳が膨張する感じがし、ホテルに帰るとすぐに横になってぐっすりと寝た」と話した。

 2人は「事前に何度か、他の人たちに空港でいたずらをしたが、男が私たちに渡した道具はおそらく普通の水だった。気分は悪くなることはなかったし、いたずらをされた人も何もなかった」と述べたという。


金正男氏の「身元、医学的にまだ確認できていない」 マレーシア政府の「説明」後退?
J-CASTニュース 2/22(水) 10:28配信

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2人の女が暗殺したのは金正男氏だったのか(写真はフェイスブックと地元メディアより)

 北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏(45)の暗殺をめぐり、マレーシア当局の説明が「後退」している。

 暗殺から3日後の2017年2月16日に副首相が開いた会見では、死亡した男性が正男氏だと断定していたが、解剖後の2月21日に開いた会見では、保健省高官が「親族の協力が得られていない」などとして身元は特定されていないと説明を一転させた。副首相は16日の段階では、「DNAから(身元を)確認したのか」という記者の質問には直接答えずに、「書類」が身元確認の根拠だと説明していた。

■「本物」の「覆面用」パスポート?

 暗殺から3日後の2月16日の記者会見で、マレーシアのアフマド・ザヒド・ハミディ副首相は、記者が

  「彼(死亡した北朝鮮人)の身元が金正男氏だと確認したということか」

と念を押したのに対して、

  「そうだ(Certainly)」

と明言。

  「DNAから?解剖から?」

と根拠を問う質問には、

  「パスポートからだ。北朝鮮大使館から提供された書類と比較した」

と応じていた。正男氏は、死亡時には「キム・チョル」名義のパスポートを持っていた。ハハミディ氏によると、偽造パスポートの可能性も調べたといい、

  「彼は2つの違う身分を持っているのだろう。おそらく、これは覆面用(undercover document)だが、本物のパスポートだ」
  「現時点では一つの身元を確認済みだ。なお調査中だ」

などと説明。北朝鮮が正男氏に対して、「キム・チョル」の名義でも「本物」の「覆面用」パスポートを発給していた可能性を指摘した。死因については

  「警察が確認し、声明を出すだろう」

とのみ述べ、踏み込まなかった。

 菅義偉官房長官は2月16日午後の記者会見で、

  「政府としては、マレーシア政府の発表をそのまま受け止めている」

と述べ、日本政府としても、正男氏が殺害されたとの認識を示していた。

死因の特定もできていない
 ところが、マレーシア保健省のヌール・ヒシャム・アブドラ事務次官が2月21日に開いた記者会見で、親族の協力が得られていないため、身元の特定には至っていないと説明。これまでのマレーシア政府の説明が後退した形だ。

 アブドラ氏によると、解剖は2月15日に6時間にわたって行われたが、アブドラ氏は

  「法医学的なサンプルは、解剖終了後すぐに警察の捜査担当者に引き渡されており、分析のために、認定された研究所に送られるだろう」
  「この分析は遺体の身元特定のために行われるもので、死因は現時点では分からない」

などと述べ、死因解明には至っていないと説明。さらに、「DNA標本、指紋、歯型はある」が、遺族からの連絡や大使館からの記録の提供がないため、

  「これら(特定作業)はすべて進んでおらず、分析もまだだ」

と話した。これに加えて、刺し傷や、針で刺したようなあとも確認できない、とした。北朝鮮のカン・チョル大使が

  「マレーシア側が死因は心臓発作だと伝えてきた」

などと主張していることについても、「証拠がない」と述べ、現時点では死因は特定できないとの立場を繰り返した。

 カン大使は、死亡したのは金正男氏ではなく、あくまで北朝鮮の外交旅券を持つ「キム・チョル」氏だと主張し、遺体の引き渡しを求めている。


ジャカルタの北料理店、スパイ拠点か…捜査へ
読売新聞 2/22(水) 9:19配信

 【クアラルンプール=池田慶太】「オーケーゾーン」などインドネシアの複数のメディアは21日、同国警察当局が、ジャカルタにある北朝鮮レストランが北朝鮮軍の対外工作機関・偵察総局のスパイ活動の拠点だった可能性があるとして捜査に乗り出すと報じた。

 インドネシアは、自国民が実行犯となった北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏(45)殺害事件を機に、伝統的友好国の北朝鮮と距離を置き始めたとみられる。

 「オーケーゾーン」は、インドネシア民放最大手「グローバル・メディアコム」が運営するインターネットニュースサイト。オーケーゾーンによると、ジャカルタ州警察の報道官は、北朝鮮レストランが「何のビジネスで、経営者は誰なのか知る必要がある」と述べた。インドネシアでは外国人の就労は規制で厳しく管理されている。同報道官はまず、許認可を調べる意向を示した。


4容疑者、犯行50分後には出国 正男氏息子の動向焦点
産経新聞 2/22(水) 7:55配信

 【クアラルンプール=岩田智雄】マレーシアで起きた金正男氏殺害事件を受け、息子のハンソル氏が検視などのため同国入りしたとの一部報道について、マレーシアの中国語紙、中国報(電子版)は21日、警察の長官が「事実でない」と話したと報じた。保健当局者も21日の記者会見で「遺族が来るのを待っている」と述べ、報道を間接的に否定した。ハンソル氏の動向が焦点となってきた。

 保健当局は会見で、遺体の検視は終えたが身元や死因は特定できておらず、近親者からの検体の提供も受けていないとした。遺体には目立った外傷は見当たらず、心臓発作で死亡したとの見方も否定した。

 マレーシア国営ベルナマ通信は、北朝鮮国籍の容疑者4人が、13日の犯行直後にインドネシアのジャカルタに出国したと報じた。

 4人は13日午前9時50分に出発。金氏殺害は午前9時ごろとされ、周到に計画された犯行の疑いが強まった。

 ロイター通信や中国報などによると、4人のうち3人は13日夜、ジャカルタからドバイ行きの便に搭乗。ドバイからロシアのウラジオストクに到着し、事件発生4日後に平壌に到着したもよう。残る容疑者1人はインドネシアからの出国記録がないという。


正男氏暗殺 第2攻撃班・見届け班分担 逃走工作員4人、周到に準備
産経新聞 2/22(水) 7:55配信

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想定される犯行グループの役割(写真:産経新聞)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏殺害事件で、マレーシア警察が行方を追っている北朝鮮国籍の4人は工作員で、役割分担していたとみられることが韓国メディアなどの報道で明らかになってきた。確実に犯行を遂行するため周到な準備をしていた可能性が浮かび上がっている。

 クアラルンプール国際空港のチェックインカウンター付近を見渡せるカフェに13日朝、4人の男の姿があった。リ・ジェナム容疑者ら指名手配された4人だ。いずれもトイレで着替え、犯行から1時間もしないうちにジャカルタ行きの便に乗り込んだ。

 犯行を見届ける役割はリ容疑者とオ・ジョンギル容疑者が担当。リ容疑者はマレーシアに駐在する「現地責任者」とみられ、オ容疑者は平壌から派遣された「統括責任者」の可能性があるという。

 韓国紙、朝鮮日報は30歳代のリ・ジヒョン、ホン・ソンハク両容疑者は、ベトナム国籍のドアン・ティ・フオン容疑者らによる襲撃が失敗した場合の「第2攻撃班」として待機していたとの見方を伝えた。

 外国人を抱き込むのは北朝鮮工作員の手口の一つだ。2008年に韓国で摘発された元正花(ウォン・ジョンファ)元工作員は今回の事件発生後、中央日報に「北から派遣される工作員の数は限られ、現地の人を雇う」と証言した。

 中国吉林省で00年、韓国人牧師が北朝鮮に拉致された事件でも、実行犯は北朝鮮の秘密警察が雇った中国人4人だったことが明らかになっている。

 消息筋は「都合に合わせ、実行犯らを使い捨てにしてきたのが北朝鮮工作機関の歴史だ」と指摘する。

 では、北朝鮮国籍で犯行に関与したとみられるリ・ジョンチョル容疑者は、なぜマレーシア国内で逮捕されたのか。

 地元報道によると、ジョンチョル容疑者は約3カ月前からフオン容疑者らに近づき、長期間、行動をともにしてきた可能性がある。

 犯行前日、「いたずらビデオの撮影」と称して犯行のリハーサルまでしていたフオン容疑者らが逮捕されれば、供述などからジョンチョル容疑者との接点は容易に判明する。このため、韓国では「当初から逮捕は覚悟していたのでは」との見方も出ている。


正男氏マカオ宅、消えた家族 中朝の特別な接点 隣人「何も話せない」
産経新聞 2/22(水) 7:55配信

 ■現地ルポ

 マレーシアで殺害された北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏が暮らしていたマカオ。かつては北朝鮮が軍事関連物資や情報を獲得する前線拠点だったといわれ、中国にとっても「外国からの隠れみの」に役立つ特殊な場所だとされる。中朝両国の間で、正男氏はどんな役割を果たしてきたのか。人々の口は堅く、闇の深さを思わせた。

 「ノー、ノー、ノー、本当に何も話せない。帰ってくれ」。マカオ南部のコロアネ地区。海岸に面した静かな通りで、香港紙が正男氏の別荘だと報じた4階建ての建物の隣に住む男性は、ガレージで洗車しながら追い払うように言った。

 正男氏は2000年代前半から、2人の内縁の妻や2人の子供とマカオで暮らしてきたとされる。2番目の妻とされる女性と息子のハンソル氏(21)、娘(18)と4人で暮らしていたというマンションは、コロアネ地区とマカオ市内中心部の2カ所にあった。

 北朝鮮が正男氏監視のために派遣したが、その後、3番目の妻になったとの情報がある女性がいるとされるタイパ地区のマンション「海洋花園・李苑」では、警察車両とともに警官数人が出入りする人物に目を光らせていた。

 地元テレビ局、澳亜衛視(電子版)は、正男氏をよく知る人物が「気さくな人で、最近はいつも1人で行動していた」と証言したと伝えた。当局は家族を18日から保護下に置いていると報じられたが、マカオ治安警察局は問い合わせに、「今は何も話せない」と回答を避けた。

 正男氏は北朝鮮が海外送金や貿易決済に使ってきた銀行、バンコ・デルタ・アジア(BDA)など、マカオ経由の対外資金ルートに関わったとの情報もある。

 BDAをめぐっては05年に米国が、北朝鮮による紙幣偽造や麻薬などの取引の資金洗浄に関係したと指摘。北朝鮮の朝鮮労働党に連なるとされる口座が凍結された経緯がある。

 正男氏がどこまで関与していたか不明だが、マカオは父親の金正日(ジョンイル)氏が存命だった時期に水面下の資金や情報収集、武器にも応用可能な電子機器などの経由地として、北朝鮮が利用していた気配がある。当時の正男氏は事実上、駐マカオの北の代表者だったようだ。

 実はマカオそのものが「中国であって中国でないグレーな特別地区」(日中関係筋)という面がある。香港と同じく中国の主権下にありながら、民主主義社会を維持する「一国二制度」の特別行政区。面積はわずか30平方キロ、人口は65万人。ポルトガルの植民地だったが、1999年12月に中国に返還された。

 香港のような民主派や独立派勢力もほとんどなく、治安警察を含むマカオ当局は北京の意のままだ。本土と異なる法律体系で金融や貿易ができる一方、情報統制や人物の管理が本土並みに行えるため、「対外的な隠れみのとして使いやすい地域」(同)との見方だ。

 北朝鮮と歴史的結びつきが深い中国。金日成(イルソン)氏の血をひく正男氏やハンソル氏をマカオで保護することで金正恩体制を牽制(けんせい)する狙いがあったと考えられる。(マカオ 河崎真澄)


北の“ウソ”崩すカギ マレーシア、正男氏息子のDNA鑑定熱望
スポニチアネックス 2/22(水) 7:01配信

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏殺害事件で21日、息子のキム・ハンソル氏(21)の行方について騒動が起きた。マレーシアに入国し遺体を確認したとの報道があり、正男氏の遺体が安置されているクアラルンプールの病院の前には世界各国のメディア数百人が集まり、一時騒然となった。遺体の即時引き渡しを求める北朝鮮と、「優先されるのは家族」とするマレーシアのバトルは激化。ハンソル氏の動向が、北朝鮮をさらなる孤立に追い込む可能性もある。

 現地では20日夜からハンソル氏が現地入りするとの情報が広がった。21日午前2時ごろ、病院施設前で警察の特殊部隊が姿を見せ、特殊部隊の覆面をしてハンソル氏がいたと伝える韓国メディアもあった。

 ハンソル氏は遺体の行方だけでなく、北朝鮮の今後や世界情勢についても大きな鍵を握る存在。この人物の登場情報に、この日午後には数百人もの報道陣が駆け付けた。

 緊迫した空気の中、病院内で行われた会見で、マレーシアの保健当局者は正男氏と確定するにはさらなる確認が必要とし、DNA鑑定をするため「遺族を待っている」とコメント。ただし、遺族から遺体引き取りの申し出はないとし、ハンソル氏がマレーシア入りしたとの報道を事実上否定した。ただ、かつてインタビューで、ハンソル氏は金正恩氏を「独裁者」と呼び、北朝鮮の現体制に批判的な姿勢を示しており、次の標的はハンソル氏との臆測も浮上している。各国のメディアはマレーシア政府の発表を受けても、真実をあえて発表していない可能性もあるとみて、ハンソル氏の行方の取材を続けた。

 正男氏の遺体を巡り、北朝鮮側は即時の引き渡しを要求。一方、マレーシア警察は「優先されるのは(正男氏に)最も近い家族」と強く主張している。北朝鮮には遺体を引き取り、暗殺の舞台裏を世界に発表されることを避けようとの思惑があり、マレーシアは死因を特定し、国際社会に政府の責任を果たした姿を示したいとの考えがある。

 ハンソル氏がマレーシア入りすれば、遺体は遺族に渡り、暗殺の舞台裏が明かされ、北朝鮮はますます孤立化を強めることにつながる。両国は40年来の国交があり、ビザなしで行き来できる友好国だが、今回の事件を巡って深い亀裂が入り、バトルは激化するばかり。

 中国当局がハンソル氏のクアラルンプール入りを支持しているとの情報もあり、事態は北朝鮮側と中国側の対立につながる可能性もある。一方で、ハンソル氏が遺体を受け取っても無事に家族の元へ戻れるのかとの懸念の声も上がっている。

 ◆キム・ハンソル氏 正男氏の長男で2番目の夫人イ・ヘギョン氏との間に生まれた。幼い頃はマカオで過ごし、2011年にボスニア・ヘルツェゴビナのインターナショナルスクールに留学。13年にフランスのパリ政治学院に入学、昨年卒業した。昨年9月に英オックスフォード大学の大学院に合格、今年9月から英国に住む予定だったが、正男氏が殺害された後、暗殺を警戒し、同大学院への進学を断念したことが報じられている。12年、フィンランドのテレビ局のインタビューに「世界平和を願っている。北朝鮮でできればいいですね」などと語っていた。


<金正男氏殺害>インドネシア関係悪化も 容疑者に渡航歴
毎日新聞 2/22(水) 6:45配信

 【クアラルンプール西脇真一、林哲平】北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏(45)殺害事件で、実行役の女2人と北朝鮮国籍の男たちが「いたずら」動画をインドネシアでも撮影していた可能性が浮上した。マレーシア警察に指名手配された4容疑者にはいずれもインドネシアに渡航歴があり、捜査の進展次第では、両国の伝統的な友好関係に影響を与える可能性がある。

 両国は1964年に国交を樹立。両国間の貿易額は韓国政府の推計で2015年に364万ドル(約4億1000万円)と経済的な結びつきは浅いが、政治的な関係は深い。

 ラヂオプレスが聞いた北朝鮮の公式報道の中で、インドネシアの国名が登場したのは昨年約50回。貿易量が段違いに多いインドと肩を並べる。ジャカルタと平壌は友好都市提携もしている。

 日本人拉致被害者の曽我ひとみさんが平壌に残した家族と04年に再会したのもジャカルタだった。

 今回の事件では、インドネシアを殺害計画の中継基地にしていた可能性もある。外交筋は「物価が安く友好的な雰囲気もあり、彼らには暮らしやすい場所だろう」と指摘する。

 事件を巡って、マレーシアと北朝鮮は、非難合戦を展開している。マレーシアは駐北朝鮮大使を召還し、北朝鮮側は遺体の返還を要求するなど外交問題に発展。インドネシアも北朝鮮の工作に自国民や首都の空港などが利用されたと判断すれば、北朝鮮側に厳しい姿勢で臨むことも考えられる。

 また、ベトナム旅券を持つ女もマレーシア警察に実行犯として逮捕されている。ベトナムは女の身元を確認中と伝えられるが、インドネシアと同様に自国民を工作に利用されたと判断すれば、北朝鮮と関係が冷却化する可能性がある。

 北朝鮮が83年に今のミャンマーのヤンゴンで韓国閣僚らを爆殺したラングーン事件では、ミャンマーと北朝鮮が断交。回復には07年までかかっている。


<金正男氏殺害>逮捕の女、ジャカルタで予行か 1月訪問
毎日新聞 2/22(水) 6:30配信

 【クアラルンプール平野光芳】マレーシア・クアラルンプール国際空港で13日に起きた金正男(キム・ジョンナム)氏の殺害事件で、実行犯として逮捕されたインドネシア人のシティ・アイシャ容疑者(25)が事件前の1月下旬、「いたずら番組の撮影がある」と家族に話し、インドネシアの首都ジャカルタを訪れていたことが分かった。シティ容疑者はテレビ番組の収録と信じて金正男氏を襲った疑いがあり、犯行グループがジャカルタで予行演習をしていた可能性が浮上した。

 殺害時の監視カメラの映像から、実行犯の女2人は数秒の間に金正男氏を襲って毒物を与えており、訓練されていたとの見方が出ていた。ジャカルタで予行演習をしたとすれば、こうした見方を裏付けるものだ。

 シティ容疑者の義理の姉マラさん(25)によると、容疑者は1月22日、ジャカルタの西約80キロにある実家を訪れ、「ジャカルタでいたずら番組の撮影がある。上司から宿泊費をもらったがホテル代が高いので実家に泊まることにした」と説明。シティ容疑者は家族に、シンガポール対岸にあるインドネシア領のバタム島で女性用下着の販売店員をする一方、副業として、日本で放送するいたずら番組に出演するためマレーシアに度々行っていると話していた。

 事件で指名手配された指示役の4人の北朝鮮国籍の男も、うち3人が事件当日にジャカルタ経由で逃走したほか、残りの1人についても1月19日にジャカルタからバンコクに出国した記録が残っている。

 インドネシアは、初代大統領のスカルノ氏が北朝鮮の金日成主席と親交があったため、国民の北朝鮮に対するイメージは比較的悪くない。北朝鮮側は伝統的な友好国を利用し、計画を準備した可能性もある。


金正恩、兄に政権の座を奪われることを察知か?
JBpress 2/22(水) 6:15配信

 2月12日、北朝鮮の金正男氏がマレーシアの空港で暗殺された。

 この事件の裏には米国の新たな作戦の影響があったという観測がワシントンで広がっている。つまり、米国が同氏を北朝鮮の次期指導者として擁立し、金正恩政権を打倒しようとする計画が今回の暗殺につながったというのだ。この作戦は、米国の著名な軍事専門記者、ビル・ガーツ氏によって提示された。

■ 金正男氏を最高指導者に

 今年1月はじめ、ビル・ガーツ氏は『情報技術戦争=情報時代の戦争と平和』(サイモン・アンド・シュースター社刊)という書籍を刊行した。ガーツ氏はワシントンで長年、軍事、安全保障の専門記者として活動し、とくにトランプ政権を含む共和党歴代政権との距離が近い人物である。

 同書の中でガーツ氏は、北朝鮮の核兵器や弾道ミサイルの開発、人権弾圧などの諸問題を解決するには「レジームチェンジ(政権変更)」しかないとして、米国がそれを実現するための作戦の骨子を以下のように述べていた。

 ・米国にとって最も望ましい対北朝鮮政策は、金政権の崩壊、あるいは打倒によってレジームチェンジを実現することである。その方法としては、できるだけ数多くのパソコンやスマホなどの電子通信機器を外部から北朝鮮国民に与えて情報ネットワークを作り、金正恩政権の非道な弾圧の実態を広め、政権打倒の動きを団結させ強化させることが求められる。

 ・政権変更の形としては、まず金正男氏を正恩氏に替わる最高指導者とすることを目標に掲げ、金一族壊滅という過激な事態は当面避ける。この方法ならば、中国にとっても「金政権打倒」のシナリオより受け入れやすい。

 ・ただし、正男氏は「北朝鮮は、改革と開放の政策を目指し、政権の世襲もやめなければ生存の道はない」と言明してきた。共産主義政体への反対も表明している。よって、たとえ正男氏が最高指導者の地位についても暫定的であり、従来の金独裁政権の体質は有しない。

■ 本の出版と暗殺の関係は? 

 以上の大胆な作戦は、あくまでガーツ氏が提案する米国政府の新作戦という形で記されている。だが、作戦を実行する米国政府や軍の作戦立案の考え方や行動の内容がきわめて詳細に記されているため、米国当局が実際に検討していたとみる向きは多い。

 米軍の国防情報局(DIA)の元北朝鮮担当官のブルース・ベクトル氏は、「元々、金正恩委員長は金正男氏が自分を非難したことを怒り、暗殺することを決めていた。だが、今回の『米国の新作戦』が直接的な契機となった可能性が高い」と論評した。

 またワシントンを拠点とし、トランプ政権にも近い政治・外交の専門インターネット誌「ワシントン・フリービーコン」(2月17日付)も、「金正恩の兄の暗殺は、レジームチェンジに兄を利用する米国の計画が明らかにされた本が出た後に起きた」という記事を掲載した。

 本の著者であるガーツ氏自身は、「あくまで推測だが、金正恩氏の残酷さと被害妄想が強い性格を考えると、私の本の出版とその6週間後に起きた暗殺との因果関係は否定はできない」と述べている。


金正男氏遺体安置の病院騒然…息子が確認に来た!?情報錯綜、特殊部隊出動も
スポーツ報知 2/22(水) 6:04配信

 北朝鮮の金正男氏がマレーシアで殺害された事件で、韓国のMBCテレビは21日、正男氏の息子のハンソル氏(21)がクアラルンプールの病院を訪れ、正男氏の遺体を確認したと報じた。ただ、その後、保険当局は会見で「親族からの連絡を待っている」と情報を否定した。マレーシアの捜査当局が北朝鮮への遺体引き渡しを拒否するなか、病院周辺には特殊部隊が一時出動するなど、病院周辺は騒然となった。

 正男氏の遺体が安置されている病院施設前が緊張感に包まれた。21日午前1時40分(日本時間同2時40分)ごろ、銃を肩からさげた覆面姿の特殊部隊の隊員ら約50人が施設警備を始めた。

 クアラルンプールでは20日夜から、ハンソル氏が現地入りするとの情報が拡散。各国メディアは市内の病院施設前で、夜を徹して待機していた。マレーシア捜査当局が遺体引き渡しには親族による確認やDNAサンプルが必要としているため、「ハンソル氏が来たのでは」「誰かが遺体奪回にきたのか」などと臆測を呼んだ。同日午後の警察の発表によると、特殊部隊は不審者がいるとの病院側からの通報を受け出動。後に韓国のテレビ局の記者が不審な動きをしていたことが判明したという。警備態勢は徐々に縮小され、午前10時すぎには特殊部隊が撤収した。

 MBCテレビは21日に、ハンソル氏が特殊部隊と同じ服装で顔を隠しながら病院に入ったと報じた。約1時間にわたって正男氏の遺体を確認後、病院を立ち去ったとした。

 マレーシアの保険当局幹部はこの日午後、初めて会見。遺族から遺体引き取りの申し出はないと説明、ハンソル氏の現地入り情報を実質的に否定した。

 また、正男氏の遺体には針で刺されたような痕や目立った外傷はなく、北朝鮮が死因として主張している心臓発作についても「証拠は1つもない」と否定した。毒殺された疑いが一層強まったが、司法解剖の結果は出ていないとしている。

 香港紙によると、マカオ警察は正男氏の家族を、安全を確保する必要があるため保護したと報じた。ただ、保健当局はDNA鑑定のために遺族がマレーシアを訪問することを望んでおり、ハンソル氏が今後クアラルンプールを訪れる可能性はある。現場のヒートアップは当分収まりそうにない。


金正男氏の息子・ハンソル氏は平壌生まれ21歳、高校時代は金髪ピアスも
スポーツ報知 2/22(水) 6:02配信

 北朝鮮の金正男氏がマレーシアで殺害された事件で、韓国のMBCテレビは21日、正男氏の息子のハンソル氏(21)がクアラルンプールの病院を訪れ、正男氏の遺体を確認したと報じた。ただ、その後、保険当局は会見で「親族からの連絡を待っている」と情報を否定した。マレーシアの捜査当局が北朝鮮への遺体引き渡しを拒否するなか、病院周辺には特殊部隊が一時出動するなど、病院周辺は騒然となった。

 キム・ハンソル氏は、韓国紙などによると1995年、平壌生まれの21歳。正男氏の2番目の妻で、マカオに住むイ・ヘギョン氏との間に生まれた息子で、妹がいる。

 2011年にボスニア・ヘルツェゴビナのインターナショナルスクールに入学。当時は金髪に染め、ピアスを左耳に付けているとされていた。金正日総書記の死去後には、フランスのパリ政治学院ルアーブル校へ。同校を卒業し、昨年9月には英オックスフォード大学大学院に合格したが入学を取りやめた。暗殺を恐れたともいわれている。

 正男氏は01年に来日し、強制退去処分となった。その際に同行していたのは現在北京滞在の最初の妻シン・ジョンヒ氏と息子のキム・グムソル氏とされている。


ハンソル氏はどこ? =正男氏息子、情報錯綜―マレーシア
時事通信 2/22(水) 5:52配信

 【クアラルンプール時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄で、殺害された金正男氏の息子ハンソル氏(21)が、遺体引き取りのためマレーシアに入国したかどうかをめぐって、情報が錯綜(さくそう)している。

 20日夜、クアラルンプール国際空港の到着ロビーには大勢の報道陣が詰め掛けた。ハンソル氏がマカオから到着するとの情報をマレーシアの中国語紙・中国報などが伝えたためだったが、空港では同氏の姿は確認されなかった。

 中国報は21日、正男氏の遺体が安置されているクアラルンプール市内の病院に同日未明に突如現れた数十人の警察特殊部隊のメンバーを装って病院に入ったと報道。遺体の身元確認のためDNAサンプルの採取を終えたとも伝えた。

 ところが、同日午後に記者会見した保健省幹部は「近親者が来てくれることを期待している」などと述べ、近親者からまだDNAサンプルを得られていないと説明した。

 地元紙サン(電子版)も21日夜、空港の関連当局に確認したが、ハンソル氏が20日に到着した記録はないと報じた。同紙によると、地元警察幹部はハンソル氏の入国について「多くの問い合わせを受けたが、承知していない。おそらく単なるデマだ」と打ち消したという。

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