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2016年12月

2016年12月31日 (土)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2186

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:再稼働、「現状では認めず」=柏崎原発で東電に伝達―米山新潟知事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<昭和三陸地震>津波の教訓刻む巨岩…「東日本」で再び露出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島県>知事「医師確保へ支援」 院長死亡の高野病院巡り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<関東大震災>軍港横須賀の被災空撮写真 旧海軍関係者保管 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<汚染土議事録>「差し障るなら修正」職員、会合で隠蔽発言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<汚染土議事録>環境省、発言削除し開示 再利用誘導隠蔽か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島・茨城で震度4観測 2度の地震による津波の心配なし 気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島、茨城で再び震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>福島・茨城で震度4 午前2時53分 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島、茨城で再び震度4の地震…M5・8 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕福島県・茨城県で再び震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島で震度4 推定マグニチュード5・3 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島県沖震源、いわき市などで震度4…M5・3 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>福島、茨城両県で震度4 津波被害の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島、茨城で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕福島県・茨城県で震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発事故後も唯一診療続けた福島・広野町の高野病院支援へ 県内の医療関係者、全国に医師募る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「故郷を自慢できるよう、必ず復興させる」 南阿蘇村で成人式 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<仕事始め>宮城知事「フェニックス、不死鳥のように…」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<仕事始め>鹿児島知事「県民の安心安全が一番」 川内原発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<仕事始め>もんじゅの原子力機構「新しいスタートライン」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<仕事始め>九州電力社長「当社は一歩一歩着実に前進」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<仕事始め>今年一文字、熊本県知事「興」、益城町長「支」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島復興担当、21年度以降も存続へ…政府検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>フィジー諸島南方M7.2 日本への津波の影響なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発事故で自主避難、住宅支援に今春から格差 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震の爪痕が残る南阿蘇村で、一足早い成人式 熊本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:青森で震度3 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島・葛尾村>成人式、11人が出席 震災後初の地元開催 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震災後初、村内で成人式=「復興に若い世代の力」―大半避難解除の福島・葛尾村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>全壊の木山神宮 仮拝殿に初詣客 益城町 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本・阿蘇神社>「新年は良い年に」臨時参拝所を設置 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<火災>81歳病院長?死亡 福島原発事故直後から診療 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<津波被害>「南三陸さんさん商店街」閉鎖 町民らが卒業式 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

再稼働、「現状では認めず」=柏崎原発で東電に伝達―米山新潟知事
時事通信 1/5(木) 11:24配信

 新潟県の米山隆一知事は5日午前、県庁内で東京電力ホールディングスの数土文夫会長、広瀬直己社長と初めて会談した。

 米山知事は東電柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)の再稼働について「現状では認められない」と述べ、慎重な姿勢を直接伝えた。

 米山知事はまた、「(東電)福島第1原発事故の徹底的な検証がなされない限り、(柏崎刈羽原発の)再稼働の議論はできない」と強調。新潟県は同事故をめぐり、泉田裕彦前知事時代に東電との合同検証委員会を設置しており、米山知事は検証に数年かかるとの見通しを示した。

 さらに知事は福島第1原発事故に関し、「(東電の)体制が原因になったのであれば、生まれ変わるような在り方を模索してもらいたい」と話した。

 これに対し、東電の数土会長は県との合同検証について「誠心誠意対応したい」と表明し、「一番重視すべきステークホルダー(利害関係者)は地元の方々だ」と述べた。広瀬社長は福島第1原発事故で原子炉内の核燃料が溶け落ちる「炉心溶融(メルトダウン)」の公表が遅れた問題で、「近々報告したい」と語った。

 米山知事は昨年10月に就任。知事と東電首脳が直接会談する機会は当初、同年11月に予定されていたが、福島県沖での地震や新潟県内で発生した鳥インフルエンザの影響で2度延期された。


<昭和三陸地震>津波の教訓刻む巨岩…「東日本」で再び露出
毎日新聞 1/5(木) 10:51配信

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1933年の昭和三陸地震の教訓を伝える津波石。市道の斜面下に埋もれていた=岩手県大船渡市三陸町吉浜で2016年12月14日

 1933(昭和8)年の昭和三陸地震の記録が刻まれた「津波石」と呼ばれる巨岩が、東日本大震災の津波をきっかけに岩手県大船渡市三陸町吉浜(よしはま)地区の土中から見つかった。この地区では当時の津波の教訓が伝え守られ、高い場所に人家があったため、震災の被害が比較的少なかったことで知られる。住民たちは改めて先人の教えに感謝し、掘り出して現地に展示している。【野崎勲】

 石は長さ3.65メートル、幅2.75メートル、高さ2.1メートル、重さ36トン。表面には「津波記念石」「昭和八年三月三日ノ津波ニ際シ打上ゲラレタルモノナリ」などと刻まれている。吉浜川の河口から約200メートル上流の市道脇の斜面に埋もれていたが、震災の津波で斜面が削られ、一部が露出した。

 地区住民の木川田準一さん(68)は子どもの頃、この石が昭和三陸地震時に河口から流された津波石だと90歳代の住民から聞いていた。陸に打ち上げられた場所で記念碑として津波の恐ろしさを伝えていたが、高度成長期の70年代、市道建設の際に埋められてしまい、忘れ去られていたという。

 木川田さんは「昭和の津波石が平成の大津波で出てきたのは不思議な感じ。伝えていこうと思った」と話した。ただ、震災直後は大がかりに石を掘り出す雰囲気ではなく、シャベルで掘ってみたこともあるが手に負えなかった。

 震災から5年が過ぎた頃、地元の集まりで「本格的に掘ろう」という話が出た。2016年5月に「保存会」を設立。市の補助金や住民の寄付を得て、11月から掘削工事を始め、半月がかりで掘り出し、説明板も取り付けた。

 昭和三陸地震の津波で地区では17人の犠牲者が出た。地区には「(小高い所を通る)県道より下に住むな」との教訓が伝わり、住民らは実践している。東日本大震災の被害は行方不明者1人、流失建物3軒だった。

 地区の公民館長で、津波石の保存会長も務める新沼秀人さん(64)は「先祖が大きな犠牲を払って学んだ教訓を長く伝えたい」と話している。

…………………………

 ◇昭和三陸地震

 1933(昭和8)年3月3日、岩手県沖約200キロを震源に発生。マグニチュード8.1、同県宮古市などで当時の最大震度5を観測した。三陸海岸に大津波が押し寄せ、高さ23メートルとなった所もあった。岩手、宮城両県を中心に死者・行方不明者3064人、建物被害6067棟に上った。


<福島県>知事「医師確保へ支援」 院長死亡の高野病院巡り
毎日新聞 1/5(木) 9:27配信

 福島県広野町の「高野病院」院長、高野英男さん(81)が火災で死亡し同院の常勤医が不在になった問題で、内堀雅雄知事は4日の定例記者会見で「双葉地域の医療が確保されるよう支援を行っていく」と述べ、今後、医師の確保に向けて具体策を講じる方針を示した。

 双葉郡で唯一診療を続ける病院で、入院患者のほか、住民や原発廃炉に関わる人たちの診療も担っている。高野さんの死去で常勤医がゼロになり、医師の人繰りが難しくなったため、広野町や有志がボランティア医師や常勤医を募っている。

 会見で、内堀知事は高野病院について「地域医療のとりでとしての役目を果たしていただいている」と評価した上で、「地域医療をどう守っていくか、関係者と力を合わせながら一定の方向性を見いだしたい」と支援の意向を表明した。【岸慶太】


<関東大震災>軍港横須賀の被災空撮写真 旧海軍関係者保管
毎日新聞 1/5(木) 8:25配信

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屋根が壊れ、背後で大規模な崖崩れが起きた旧海軍横須賀鎮守府本庁舎(中央上方の白っぽい壁の建物)。震災6日後の1923年9月7日撮影と推定される=写真集「関東大震災-未公開空撮写真」より

 1923年の関東大震災の発生直後に軍港横須賀の被災状況を空から撮影した珍しい写真が見つかった。横須賀市自然・人文博物館(神奈川県)の元主任学芸員、蟹江康光さん(75)が、旧海軍関係者の遺族から譲り受けた。軍施設が集中する「要塞(ようさい)地帯」で、撮影が法律で厳しく制限されていた横須賀中心部の震災直後の空撮写真はほとんど見つかっておらず、大震災の教訓を継承する貴重な資料と言えそうだ。【飯田和樹】

 蟹江さんは、当時の飛行記録などを頼りに写真を探し、「極秘」の印がある旧海軍の震災写真帳「第2集」を見つけたが、軍港周辺の写真を含むとみられる「第1集」は見つかっていないという。

 収集した大震災の写真を各地で展示してきたところ、2014年末、写真展を見に来た同県逗子市の峰松貞子さん(83)から「似たような写真がうちにもある」と聞かされた。写真は義父で当時佐世保海軍航空隊に所属した峰松巌さん(故人)が1冊のアルバムに保管していた。蟹江さんが確認すると、震災直後の東京、神奈川を空撮した写真に交じり、旧海軍横須賀鎮守府の本庁舎裏の崖が大きく崩れた様子や、横須賀海軍航空隊の施設や重油タンクが黒煙を上げて燃える姿などを撮影した未発見の写真があった。

 佐世保から震災応援に来て撮影飛行したとみられ、飛行記録もあったが、自宅で保管された経緯は不明で、家族も話を聞いたことはないという。蟹江さんは長男豁(ひろし)さん(86)から写真の提供を受け、昨年10月に写真集「関東大震災-未公開空撮写真」を自費出版した。

 戦時下の情報統制で被災に関する資料が極秘とされた東南海地震(1944年)や三河地震(45年)は「隠された地震」と言われるが、蟹江さんは「関東大震災も、軍によって被害記録の一部が隠されていた」と指摘。「将来、相模湾を震源とする首都直下地震は確実に起きる。写真集が大震災を継承する手助けになれば」と話す。


<汚染土議事録>「差し障るなら修正」職員、会合で隠蔽発言
毎日新聞 1/5(木) 7:31配信

 東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土の再利用を巡る非公開会合で、環境省が議論を誘導したとみられる発言を議事録から削除していたが、この会合では隠蔽(いんぺい)についてさらに直接的な発言もなされていた。「議事録は請求されれば情報公開の対象になる。障りがありそうなところはチェックのうえ修正して差し替えたい」。その後に同省が公開した議事録に黒塗り部分はなく事務取り扱い上は「全部開示」とされているが、この発言自体も記載されていない。【日野行介】

 ◇情報公開請求後も「指摘を」

 関係者によると、問題の発言があったのは昨年5月17日の第6回会合。冒頭、環境省の担当者が議事録について「チェックのうえ修正、差し替え」などの考えを述べ、一部の配布資料については「席上配布資料」として回収し、「会議次第」から削除する方針も示したという。

 回収されたのは、被ばく線量の基準を議論する放射線審議会の関連資料。本来なら汚染土の再利用基準は同審議会の了承を得るべきものだが、環境省は同審議会に諮らないまま再利用基準を決めている。

 情報公開への対応ぶりも異例だった。毎日新聞が非公開会合の全議事録を6月13日に情報公開請求したのに対し、環境省は7月8日、開示期限延長を通知。同13日に議事録案、同28日には議事録を、非公開会合の委員らにメールで送信し、そこにこんな文言があった。「追加での修正がございましたらご指摘いただければ幸いです」

 「チェックのうえ修正、差し替え」との発言や席上配布資料の回収などの記載は議事録案や議事録になく、それ以前に作成された「素案」には環境省が議論を誘導したと受け取れる発言が記載されていたが、これも既に削除されていた。「追加での修正」との文言は、こうした事情を暗に指すとみられる。その後、議事録案や議事録はさらに微修正の上、8月1日に「全部開示」された。

 環境省の担当者は取材に「非公開会合は我々が専門家に教えてもらう勉強会のようなもの。当初は全面公開を想定していなかった。『チェックのうえ修正、差し替え』というのは議事概要的なものの作成を想定していた」と釈明。席上配布資料の回収は認め、情報公開請求後の委員へのメール送信は「趣旨が不明だったりあいまいだったりする発言を除くため」とした。

 NPO法人・情報公開クリアリングハウスの三木由希子理事長は「開示期限の延長は、公表用に議事録を改ざんするのが目的だったように見える。非公開情報が含まれるなら審査に時間がかかるかもしれないが、『全部開示』なら延長の必要はないはずだ」と指摘。「明らかな言い間違いを直したり話し言葉を読みやすく整理したりすることはあるだろうが、言ったことをなかったことにするのでは議事内容の正確性が確保できなくなる」と批判した。

 ◇汚染土の再利用を協議した非公開会合と議事録の情報公開を巡る経緯(2016年)

5月17日 第6回会合で環境省の職員が議事録について「障りがありそうなところはチェックのうえ修正して差し替えたい」などと発言

6月13日 毎日新聞が会合の議事録を情報公開請求

7月8日 環境省が議事録の開示期限の延長を通知

  13日 同省が議事録案を会合の委員らにメール送信

  28日 同省が議事録を委員らにメール送信。そこに「追加の修正があればご指摘を」などの文言

8月1日 同省が議事録案や議事録を「全部開示」


<汚染土議事録>環境省、発言削除し開示 再利用誘導隠蔽か
毎日新聞 1/5(木) 7:31配信

 東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土の再利用を巡る非公開会合の議事録を環境省が「全部開示」としながら、実際には自らの発言の一部を削除していたことが分かった。削除したのは環境省が議論を誘導したと受け取れる発言。その発言から放射性セシウム1キロ当たり8000ベクレルを上限値とした汚染土再利用の方針決定につながっていた。情報公開の専門家は「意思形成過程の隠蔽(いんぺい)で極めて悪質」と批判している。

 この会合は「放射線影響安全性評価検討ワーキンググループ」。放射線の専門家や環境省、事務局の日本原子力研究開発機構(JAEA)の職員ら約20人が出席し、昨年1~5月に計6回開かれた。当初は会合の存在自体が非公表だったが、情報公開請求が相次ぐなどしたため、環境省は8月に議事録などをホームページで公表。事務取り扱い上は「全部開示」とされた。

 公表分には議事録になる前の「議事録案」も含まれているが、毎日新聞はそれ以前の「素案」を入手した。議事録などと比べると、発言の削除や変更などが複数あった。素案では2月24日の第4回会合で環境省職員が「8000ベクレルの評価で災害時など年間1ミリシーベルトを少し超えるケースが出ているが、これが1ミリシーベルトに収まるとよいのだが」と発言。しかし、公表された議事録からは削除されていた。

 8000ベクレルを超えると特別な処理が必要な「指定廃棄物」となるが、一連の会合では同ベクレルを上限とする汚染土の再利用を協議。この日の会合で、8000ベクレルの汚染土を使った防潮堤が災害で崩れた際の復旧作業では、一般人の年間被ばく線量上限の1ミリシーベルトを超えるとの試算値がJAEAから示された。このままでは再利用の上限値を同ベクレルから下げる可能性もあったが、環境省職員の発言を呼び水に、専門家らが「崩れれば他の土と混ざり合って希釈される(薄まる)」などと試算のやり直しを求めた。

 その後、希釈で年間1ミリシーベルト未満に収まるとの試算結果が公に示され、環境省は6月、8000ベクレルを上限に汚染土を再利用する方針を正式決定した。【日野行介】

 ◇削除覚えがない

 環境省除染・中間貯蔵企画調整チーム担当者の話 強引に我々が議論を誘導したみたいに思われる発言になっているが、削ったかもしれないし、覚えがないというか、よく分からない。希釈を全くしないのは現実的ではないとの発言をした記憶はある。

 ◇結論ありきだ

 NPO法人「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長の話 環境省として誘導したことが不都合なのだろうが、最初から結論ありきで、専門家を使って責任回避しているのは問題だ。意思形成過程の記録は非常に重要なのに、このやり方では検証できず、いくらでも不都合を隠すことが可能。情報公開と公文書管理の制度を根本からゆがめる悪質な行為だ。

 ◇解説 会合、正当性に疑問

 環境省が8000ベクレルにこだわるのは、最大で東京ドーム18個分とされる汚染土の最終処分量を大幅に減らしたいからだとみられる。

 原発事故後に成立した放射性物質汚染対処特別措置法は、8000ベクレル超を特別な処理が必要な「指定廃棄物」とし、同ベクレル以下を「問題なく廃棄できる基準」と規定。一方、従来の原子炉等規制法は、原発解体に伴う金属などの再利用基準を100ベクレル以下と定め、両者に準じれば100ベクレル超~8000ベクレル以下は「特別な処理の必要がない廃棄物」という解釈となる。

 このため環境省の非公開会合では、汚染土を道路の盛り土や防潮堤に使いコンクリートで覆うことなどで8000ベクレルを上限に再利用できないかが検討された。再利用は一般人の年間被ばく線量を下回ることが前提だったが、会合で示されたのは前提を崩す試算。環境省が「結論ありき」で議論を誘導し、その過程を議事録から削除したとなれば、結論の妥当性はもちろん、会合自体の正当性が問われる。【日野行介】


福島・茨城で震度4観測 2度の地震による津波の心配なし 気象庁
ホウドウキョク 1/5(木) 4:45配信

5日未明、福島県と茨城県で、震度4を観測するやや強い地震が2回あった。この地震による津波の心配はない。
5日午前0時44分ごろ、福島・いわき市や茨城・水戸市などで、震度4を観測するやや強い地震があった。
震源地は福島県沖、震源の深さはおよそ60km、地震の規模を示すマグニチュードは、5.3と推定される。
また、午前2時53分ごろにも、福島・郡山市や茨城・日立市などで、震度4を観測するやや強い地震があった。
震源地は福島県沖、震源の深さはおよそ30km、地震の規模を示すマグニチュードは、5.8と推定される。
気象庁によると、2度の地震による津波の心配はない。
福島県と茨城県によると、この地震による被害の情報は、入っていないという。


福島、茨城で再び震度4
時事通信 1/5(木) 3:49配信

 5日午前2時53分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、同県郡山市や茨城県日立市などで震度4の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約30キロ。地震の規模(マグニチュード)は5.8と推定される。


<地震>福島・茨城で震度4 午前2時53分
毎日新聞 1/5(木) 3:10配信

 5日午前2時53分ごろ、福島、茨城両県で震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源は福島県沖で震源の深さは約30キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.8と推定される。この地震による津波の心配はないという。


福島、茨城で再び震度4の地震…M5・8
読売新聞 1/5(木) 3:09配信

 5日午前2時53分頃、福島県沖を震源とする地震があり、福島県と茨城県で震度4を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約30キロ、マグニチュードは5・8と推定される。

 この地震による津波の心配はないという。

 主な地域の震度は次の通り。

 ▽震度4 福島県郡山市、いわき市、茨城県日立市、高萩市


〔地震〕福島県・茨城県で再び震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 1/5(木) 2:55配信

気象庁によると、5日02:53頃、福島県沖を震源とするM5.8の地震があり、福島県郡山市・いわき市、茨城県日立市・高萩市で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。
なお福島県と茨城県では、5日00:44頃にも震度4を観測する地震が発生しています。

■発生事象
・発生日時 :1月5日02:53頃
・震源地  :福島県沖(北緯37.1度、東経141.4度)
・震源の深さ:約30km
・地震の規模:M5.8(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
・福島県 :郡山市開成*、いわき市小名浜、いわき市錦町*
・茨城県 :日立市役所*、高萩市下手綱*
【震度3】
・福島県 :郡山市朝日、郡山市湖南町*、白河市郭内、白河市新白河*、白河市東*、白河市表郷*、白河市大信*、須賀川市八幡山*、須賀川市岩瀬支所*、須賀川市牛袋町*、二本松市針道*、国見町藤田*、大玉村南小屋、鏡石町不時沼*、天栄村下松本*、泉崎村泉崎*、中島村滑津*、矢吹町一本木*、石川町長久保*、玉川村小高*、平田村永田*、浅川町浅川*、古殿町松川新桑原*、田村市船引町、田村市大越町*、田村市常葉町*、田村市都路町*、田村市滝根町*、福島伊達市保原町*、福島伊達市霊山町*、本宮市白岩*、いわき市三和町、いわき市平四ツ波*、いわき市平梅本*、相馬市中村*、福島広野町下北迫大谷地原*、福島広野町下北迫苗代替*、楢葉町北田*、川内村上川内小山平*、川内村上川内早渡*、双葉町両竹*、浪江町幾世橋、南相馬市鹿島区西町*、南相馬市小高区*、喜多方市塩川町*、西会津町登世島*、猪苗代町千代田*、会津坂下町市中三番甲*、湯川村清水田*、会津美里町新鶴庁舎*
・茨城県 :日立市助川小学校*、日立市十王町友部*、常陸太田市金井町*、常陸太田市高柿町*、高萩市安良川*、北茨城市磯原町*、笠間市石井*、笠間市中央*、笠間市笠間*、ひたちなか市東石川*、茨城町小堤*、東海村東海*、那珂市福田*、那珂市瓜連*、小美玉市上玉里*、茨城古河市下大野*、茨城古河市仁連*、石岡市八郷*、下妻市本城町*、下妻市鬼怒*、五霞町小福田*、筑西市舟生、桜川市岩瀬*、桜川市真壁*、常総市新石下*、常総市水海道諏訪町*
・栃木県 :大田原市湯津上*、宇都宮市中岡本町*、鹿沼市晃望台*、市貝町市塙*、高根沢町石末*
・埼玉県 :加須市大利根*、久喜市青葉*、久喜市栗橋*、春日部市谷原新田*、宮代町笠原*
・千葉県 :香取市羽根川*、野田市東宝珠花*、印西市大森*


福島で震度4 推定マグニチュード5・3
産経新聞 1/5(木) 1:23配信

 5日午前0時45分ごろ、福島県などで最大震度4を観測する地震が発生した。気象庁によると、震源地は福島県沖で震源の深さは約60キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・3と推定。地震による津波の心配はない。震度4を観測したのは福島県中通り、同県浜通り、茨城県北部。


福島県沖震源、いわき市などで震度4…M5・3
読売新聞 1/5(木) 1:02配信

 5日午前0時44分頃、福島県沖を震源とする地震があり、同県いわき市、白河市などで震度4を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約60キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5・3と推定される。主な各地の震度は次の通り。

 ▽震度4 福島県田村市、須賀川市、茨城県水戸市、日立市、常陸太田市


<地震>福島、茨城両県で震度4 津波被害の心配なし
毎日新聞 1/5(木) 1:02配信

 5日午前0時44分ごろ福島、茨城両県で震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源は福島県沖の深さ60キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.3と推定される。この地震による津波の心配はないという。

各地の震度は以下の通り。

震度4

福島県白河市、須賀川市、大玉村、天栄村、中島村、玉川村、古殿町松、田村市、いわき市、楢葉町、水戸市、茨城県日立市、常陸太田市、高萩市、常陸大宮市、那珂市、城里町


福島、茨城で震度4
時事通信 1/5(木) 0:51配信

 5日午前0時44分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、同県白河市や水戸市などで震度4の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約60キロ。地震の規模(マグニチュード)は5.3と推定される。


〔地震〕福島県・茨城県で震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 1/5(木) 0:45配信

気象庁によると、5日00:44頃、福島県沖を震源とするM5.3の地震があり、福島県白河市・須賀川市・大玉村・鏡石町・天栄村・中島村・玉川村・古殿町・田村市・いわき市・楢葉町、茨城県水戸市・日立市・常陸太田市・高萩市・常陸大宮市・那珂市・城里町で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
・発生日時 :1月5日00:44頃
・震源地  :福島県沖(北緯36.9度、東経141.0度)
・震源の深さ:約60km
・地震の規模:M5.3(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
・福島県 :白河市新白河*、須賀川市長沼支所*、大玉村南小屋、鏡石町不時沼*、天栄村下松本*、中島村滑津*、玉川村小高*、古殿町松川新桑原*、田村市大越町*、田村市常葉町*、田村市滝根町*、いわき市三和町、いわき市平梅本*、楢葉町北田*
・茨城県 :水戸市内原町*、日立市助川小学校*、常陸太田市高柿町*、高萩市安良川*、高萩市下手綱*、常陸大宮市山方*、那珂市瓜連*、城里町石塚*
【震度3】
・福島県 :福島市松木町、福島市桜木町*、福島市五老内町*、郡山市朝日、郡山市開成*、郡山市湖南町*、白河市郭内、白河市東*、白河市表郷*、白河市大信*、須賀川市八幡山*、須賀川市岩瀬支所*、須賀川市牛袋町*、二本松市金色*、二本松市油井*、二本松市針道*、国見町藤田*、川俣町樋ノ口*、大玉村玉井*、泉崎村泉崎*、矢吹町一本木*、棚倉町棚倉中居野、棚倉町棚倉舘ヶ丘*、矢祭町戸塚*、矢祭町東舘*、塙町塙*、石川町長久保*、平田村永田*、浅川町浅川*、古殿町松川横川、小野町中通*、小野町小野新町*、田村市船引町、田村市都路町*、福島伊達市前川原*、福島伊達市霊山町*、本宮市本宮*、本宮市白岩*、いわき市小名浜、いわき市平四ツ波*、いわき市錦町*、福島広野町下北迫大谷地原*、福島広野町下北迫苗代替*、富岡町本岡*、川内村下川内、川内村上川内小山平*、川内村上川内早渡*、大熊町野上*、双葉町両竹*、浪江町幾世橋、葛尾村落合落合*、飯舘村伊丹沢*、南相馬市小高区*、猪苗代町千代田*
・茨城県 :水戸市金町、水戸市千波町*、日立市役所*、日立市十王町友部*、常陸太田市町屋町、常陸太田市町田町*、常陸太田市大中町*、常陸太田市金井町*、北茨城市磯原町*、笠間市石井*、笠間市中央*、笠間市下郷*、笠間市笠間*、ひたちなか市南神敷台*、ひたちなか市東石川*、茨城町小堤*、東海村東海*、大子町池田*、常陸大宮市中富町、常陸大宮市北町*、常陸大宮市高部*、常陸大宮市上小瀬*、常陸大宮市野口*、城里町徳蔵*、小美玉市小川*、小美玉市堅倉*、小美玉市上玉里*、土浦市常名、石岡市柿岡、石岡市若宮*、石岡市八郷*、茨城鹿嶋市宮中*、稲敷市江戸崎甲*、筑西市舟生、筑西市門井*、行方市麻生*、桜川市岩瀬*、桜川市真壁*、桜川市羽田*、鉾田市汲上*
・宮城県 :岩沼市桜*、丸森町鳥屋*、石巻市桃生町*、塩竈市旭町*
・栃木県 :大田原市湯津上*、那須町寺子*、那須塩原市あたご町*、宇都宮市中岡本町*、真岡市石島*、益子町益子、茂木町茂木*、市貝町市塙*、芳賀町祖母井*、高根沢町石末*、那須烏山市中央、栃木那珂川町馬頭*
・群馬県 :渋川市赤城町*

※このほか、青森県から静岡県にかけての広い範囲で震度2~1の揺れを観測。


原発事故後も唯一診療続けた福島・広野町の高野病院支援へ 県内の医療関係者、全国に医師募る
産経新聞 1/4(水) 17:08配信

 平成23年の東京電力福島第1原発事故で避難指示が出た福島県沿岸部の双葉郡内で、入院機能を備えた唯一の病院として診療を続けてきた広野町の「高野病院」院長、高野英男さん(81)が火災で亡くなり、常勤医が不在となった事態を受け、県内の医療関係者や同町などが全国から応援の医師を募っている。関係者は「双葉郡の医療の危機を乗り越えるために力を貸してほしい」と訴える。

 精神科や内科などがある高野病院は、広野町が原発事故で緊急時避難準備区域に指定された後も、入院患者への負担を考慮して避難せず町内に残って診療を続けてきた。常勤の医師は高野さん1人だったが、先月30日に自宅から出火する火災で亡くなった。4日時点で約100人の入院患者がいるが、医師は不在の状態だ。

 この事態を受け、同じく県沿岸部にある南相馬市立総合病院の医師らが「高野病院を支援する会」を設立し、ボランティアでの医師の募集を始めた。

 これまでに県内のほか、千葉や静岡、長野など各県の医師から協力の申し出があり、1月中の患者への対応は目途がたちつつある。だが、その後は未定で、精神科の医師を中心に協力呼び掛けを続けている。

 南相馬市立総合病院の尾崎章彦医師(31)は「高野病院は住民帰還や地域医療の要。行政のサポートが入るまでは、なんとか急場をしのぎたい」と話している。

 問い合わせは「高野病院を支援する会」(takanohospital.volunteer.dr@gmail.com)へ。

     ◇

 また、広野町も、応援医師の交通費や宿泊費を負担するほか、協力申し出の受け付けを行うと明らかにした。


「故郷を自慢できるよう、必ず復興させる」 南阿蘇村で成人式
西日本新聞 1/4(水) 12:22配信

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震災の痛手に負けない強さ、明るさを印象づけた成人式=3日、熊本県南阿蘇村

 熊本県南阿蘇村で3日、成人式が行われた。関連死を含め23人が犠牲になった熊本地震から8カ月余り。なお1400世帯近くが、自宅以外での不自由な暮らしを余儀なくされている。「地震はたくさんのものを奪い、大きな悲しみをもたらしました」。いつもの年と異なる主催者あいさつで式は始まった。

 村の新成人は114人。式は村内のホテルであり、90人が出席した。「人生には思いもかけない出来事がたくさん起きます」。冒頭、森田輝昭教育委員長が語り掛けると、華やかな晴れ着に身を包んだ新成人の表情が引き締まった。

 大きくえぐれた外輪山、途絶したJR豊肥線、崩落した阿蘇大橋…。誰もが傷ついた古里の景色を思い浮かべた。森田委員長は、復旧・復興に携わる人たちの思いにも触れ、話を結んだ。「皆さんは、未来を切り開いていく大きな力と強い心を手にされたと思う。故郷の村づくりに参加し、共に歩いてもらいたい」

 「思い返せば昨年4月…」。藤岡和流さん、後藤亜優美さんの誓いの言葉も、地震の記憶から始まった。「どこか遠いものであった東日本大震災。その被災者としての苦しみや悲しみを身をもって実感することになった」。自らの経験を他者への共感につなげ、新成人として「社会への貢献」を果たしていくことを誓った。

 式に出席した田中美玖さんは、関西の大学に通っている。家屋被害が甚大だった立野地区に自宅があり、家族は仮設住宅暮らし。地震直後に地元に戻り、ボランティアとして汗を流した。災害が身近になったことで「これからの生き方の道が開けたように思う」。

 「お礼の言葉」を担当した今村剛士郎さんが最後にマイクに向かった。当たり前の生活を突然奪われた衝撃と悲しみ、寄せられた支援への言い尽くせない感謝…。さまざまな感情が頭の中を駆け巡る。決意の言葉に力を込めた。

 「感じたこと、見聞きしたこと、経験したことの全ては一生忘れない。故郷を胸張って自慢できるよう、全力で立ち向かって恩返しをする。必ず復興させる」

=2017/01/04 西日本新聞=


<仕事始め>宮城知事「フェニックス、不死鳥のように…」
毎日新聞 1/4(水) 11:52配信

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県釜石市は、2019年のラグビー・ワールドカップ(W杯)の開催地の一つとして会場整備も本格化する。野田武則市長は4日、職員への訓示で「次世代に誇れる取り組みにより、地域の新たな自立を目指そう。市民が復興の歩みを実感できる年にしたい」と述べた。

 宮城県庁では村井嘉浩知事が幹部職員らを前にあいさつ。酉(とり)年にちなみ「フェニックス、不死鳥のように宮城、東北を元気に再生したい」と誓い、「いまなお多くの方が仮設住宅などで暮らしている。一日も早く恒久住宅で暮らせるよう力を尽くそう」と呼びかけた。

 一方、福島市では、東京電力ホールディングスの広瀬直己社長が福島復興本社幹部らに年頭訓示。大幅に膨らむ見通しとなった福島第1原発事故の処理費用について「大変大きな数字だが、数字にひるむ必要はない。30年、40年にわたり廃炉に取り組む中で、(必要な)資金を毎年確保することが大事だ」と述べた。【中尾卓英、川口裕之、曽根田和久】


<仕事始め>鹿児島知事「県民の安心安全が一番」 川内原発
毎日新聞 1/4(水) 11:44配信

 ◇年頭記者会見、原子力防災訓練を「充実させる必要ある」

 鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事は年頭記者会見で、九州電力川内(せんだい)原発(同県薩摩川内市)について「廃炉にしない限り、ずっとそこにあり続ける。県民の安心安全が一番」と改めて強調。熊本地震で家屋倒壊が相次いだことを踏まえ、今月末に実施する原子力防災訓練を「充実させる必要がある」と述べ、原発事故時の屋内退避が困難な場合を想定した訓練などに取り組む考えを示した。【杣谷健太】


<仕事始め>もんじゅの原子力機構「新しいスタートライン」
毎日新聞 1/4(水) 11:27配信

 廃炉が正式に決まったもんじゅ。日本原子力研究開発機構の敦賀事業本部(福井県敦賀市)では4日、田口康本部長が今後の廃炉作業を念頭に「新しいスタートラインに立った」と職員に呼びかけた。

 もんじゅの青砥紀身(あおと・かずみ)所長は、廃炉決定について改めて「地元の皆様に何度おわびしても足りない」と述べたうえで、「(政府は)もんじゅの機能をできる限り活用し、汎用(はんよう)するよう求めている。使命の本質は変わっていない」と強調した。

 もんじゅを巡っては、保守管理の不備が相次ぎ、国の原子力規制委員会が文部科学相に新たな運営主体を示すよう勧告。政府は先月21日、廃炉を決定した。使用済み核燃料を2022年までに取り出し、47年に解体を終える計画とされる。【高橋一隆】


<仕事始め>九州電力社長「当社は一歩一歩着実に前進」
毎日新聞 1/4(水) 11:07配信

 玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働を目指す九州電力(福岡市)は4日、瓜生(うりう)道明社長が約350人の社員を前に「(再稼働に向けて)玄海原発3、4号機は確実に進展し、皆さんのおかげで当社は一歩一歩着実に前進している」と強調した。

 15年8月以降再稼働した川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)については「安全運転を継続している。日々の運転管理を着実に実施した結果だ」と話し、「『安全は全てに優先する』という認識を全員で新たにしたい」と語った。【尾垣和幸】


<仕事始め>今年一文字、熊本県知事「興」、益城町長「支」
毎日新聞 1/4(水) 11:02配信

 昨年4月の熊本地震で震度7の揺れに2度襲われた熊本県益城(ましき)町の西村博則町長は4日、町役場で職員約100人を前にあいさつ。今年の一文字として「支」を挙げ、「昨年は町民同士で支え合い、全国からたくさんの支援があった。今年は町民の生活再建を第一にやる。新たな仕事もたくさん出てくるが、お互いに支え合い『チーム益城』でやっていきたい」と語った。

 昨年12月に策定した町の復興計画にも触れ「益城町がここまで復旧復興できたのは全国の皆さんのおかげ。恩返しのためにも継承していきたい」と述べ、地震の経験や教訓を伝える取り組みを強化する考えも示した。

 熊本県の蒲島郁夫知事も同日、県庁で復興への思いなどを込め、「興」の一文字で今年の意気込みを表現。「傷ついた熊本で創造的な復興を行うことが最大の責務」と職員に呼びかけた。【出口絢、中里顕】


福島復興担当、21年度以降も存続へ…政府検討
読売新聞 1/4(水) 10:32配信

 政府は、2020年度末に廃止予定の復興庁のうち、福島県の復興を担当する組織を21年度以降も存続させる方向で検討に入った。

 防災と福島復興を担当する「防災・復興庁」新設案や、内閣府に福島復興を担当する部局を置く案などがあり、今後検討を本格化させる。

 政府は、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手、宮城両県の復興事業は20年度までにおおむね終了させる方針で、復興庁設置法の規定に基づき、復興庁も廃止することが決まっている。ただ、福島県は避難指示解除の見通しが立たない地域もあり、「21年度以降も福島復興を担当する組織を置く必要がある」(政府関係者)と判断した。

 具体的には、内閣府に置かれている防災担当組織を内閣府から分離した上で、福島復興も所管する「防災・復興庁」を新設する案のほか、内閣府に福島復興を担当する新たな部局を設ける案などがとりざたされている。


<地震>フィジー諸島南方M7.2 日本への津波の影響なし
毎日新聞 1/4(水) 8:43配信

 4日午前6時53分ごろ、南太平洋で地震があった。気象庁が発表した太平洋津波警報センター(PTWC)の情報によると、震源はフィジー諸島南方。地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.2と推定される。この地震により震源の近傍で津波発生の可能性があるが、日本への津波の影響はないという。


原発事故で自主避難、住宅支援に今春から格差
読売新聞 1/4(水) 6:04配信

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(写真:読売新聞)

 東京電力福島第一原発事故で自主避難した福島県民への住宅支援の内容に今春から、避難先によって格差が生じることが読売新聞の調べでわかった。

 県が一律無条件で続けてきた住宅の無償提供が3月末に打ち切られるのに伴い、24都道府県が独自に無償提供延長などの支援を行う一方、19県は独自支援は見送る。原発事故から間もなく6年。住民の帰還の動きが鈍い中、都道府県の判断にばらつきが出た形だ。

 福島県は事故後、避難指示区域外から避難した自主避難者を、政府の指示を受けた避難者と同等に扱い、災害救助法に基づき、国費などを財源にアパートや公営住宅の家賃を負担してきた。自主避難者に対して無償提供する部屋の家賃は原則、月6万円が上限だ。


地震の爪痕が残る南阿蘇村で、一足早い成人式 熊本
ホウドウキョク 1/3(火) 18:00配信

2016年4月の熊本地震の爪痕が残る、熊本・南阿蘇村で、3日、一足早い、成人式が行われた。
南阿蘇村では、村から離れている若者たちが帰省する正月に、毎年、成人式を行っている。
2017年は、114人の新しい門出を祝い、うち90人の新成人が参加した。
式では、藤岡和流(かずる)さんと、後藤 亜優美(あゆみ)さんが、「災害の経験を受けて、互いに助け合うことを学び、それを教訓にしていきます」と、新成人として、お礼の言葉を述べた。


青森で震度3
時事通信 1/3(火) 6:35配信

 3日午前6時24分ごろ、青森県東方沖を震源とする地震があり、同県八戸市と階上町で震度3の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約60キロ。地震の規模(マグニチュード)は4.3と推定される。


<福島・葛尾村>成人式、11人が出席 震災後初の地元開催
毎日新聞 1/2(月) 19:15配信

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成人式を迎え、原発事故まで一緒に過ごしてきた同級生と記念撮影する新成人たち=福島県葛尾村で2017年1月2日午前11時10分、喜屋武真之介撮影

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が一部を除き昨年6月に解除された福島県葛尾村で2日、震災後初となる地元開催の成人式があった。新成人の13人全員が村外で暮らしているが、式典には11人が出席。鮮やかな着物やスーツ姿で、同級生との久々の再会を喜んでいた。

 同村は原発事故で全村避難が続き、成人式は村役場機能が移っていた同県三春町で開かれてきた。東京都内の大学に進み、教員を目指している松本拓朗さん(20)は「成人式を葛尾村で迎えられうれしい。教員になって福島に戻り貢献したい」と抱負を語った。

 村内は帰還困難区域を除き、9割以上の世帯を対象に避難指示が解除されたが、帰還率は8.0%にとどまっている。【喜屋武真之介】


震災後初、村内で成人式=「復興に若い世代の力」―大半避難解除の福島・葛尾村
時事通信 1/2(月) 15:36配信

 東京電力福島第1原発事故で全域に避難指示が出され、昨年6月にその大半が解除された福島県葛尾村で2日、東日本大震災後初めて村内で成人式が開かれ、当時中学2年生だった男女11人が式に参加。

 震災後、離れ離れになった友人との再会を喜び合った。同村は2016年6月、帰還困難区域を除き避難指示が解除された。

 式に先立ち、震災の犠牲者に対して、黙とうをささげた。篠木弘村長は式辞で、「本格復興はこれからが正念場。どこで暮らしていても、これからの村の動向や復興に関心を持ち続けてほしい」と述べ、新成人に期待を寄せた。

 新成人を代表して、大学生の松本拓朗さん(20)が「震災後、初めて村で成人式をやれたことを大変うれしく思う。復興させていくためには私たち若い世代の力も必要」と語った。避難先で教師が精神的に支えてくれた経験から、将来は県内で生徒の悩みや不安に応える先生になりたいという。

 原発事故後、村では避難先の一つの福島県三春町で、成人式をしていた。村の帰村率は現在8%にとどまる。


<熊本地震>全壊の木山神宮 仮拝殿に初詣客 益城町
毎日新聞 1/1(日) 11:35配信

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熊本地震で神殿が全壊した木山神宮を訪れ手を合わせる人たち=熊本県益城町で2017年1月1日午前0時8分、和田大典撮影

 熊本地震で全壊後、仮復旧した熊本県益城町の木山神宮で1日午前0時から、新年の神事、歳旦祭(さいたんさい)が開かれた。復興を願う竹灯籠(とうろう)が並び、「くまもとに幸あれ」などと新年の願いを記した短冊が添えられた。

 参拝した地元の山本かつ子さん(56)は、地震で自宅が全壊し、町が借り上げた民間住宅で暮らす。短冊に家族の健康祈願をつづり「今年は笑顔で過ごしたい。くつろげる家が早く欲しい」と話した。

 木山神宮は1185年の創建とされる地域の守り神。地震で本殿や拝殿などが全壊し、昨年11月に仮拝殿が完成した。【出口絢】


<熊本・阿蘇神社>「新年は良い年に」臨時参拝所を設置
毎日新聞 12/31(土) 20:45配信

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阿蘇神社に参拝するため参道を歩く人たち。左奥は工事用のシートとフェンスに覆われた楼門=熊本県阿蘇市で2016年12月31日午後2時56分、長谷川直亮撮影

 熊本地震で甚大な被害を受けた阿蘇神社(熊本県阿蘇市)に31日、多くの参拝客が訪れた。

 同神社は地震で国指定重要文化財の楼門などが倒壊。2016年11月1日に復旧工事が始まり、楼門は工事用のシートとフェンスで覆われている。倒壊した拝殿の跡には臨時参拝所が設置された。

 阿蘇市に帰省し、参拝に訪れた井野卓さん(39)は「倒壊した楼門を見た時は言葉にならないほどショックだった。一日も早い復興を祈った。新年は良い年になってほしい」と話した。【長谷川直亮】


<火災>81歳病院長?死亡 福島原発事故直後から診療
毎日新聞 12/31(土) 20:00配信

 30日午後10時半ごろ、福島県広野町下北迫の「高野病院」院長、高野英男さん(81)方から出火、木造平屋建て住宅の一部を焼いた。室内から男性の遺体が見つかり、県警双葉署は連絡が取れない高野さんとみて、身元の確認を急いでいる。東京電力福島第1原発が立地する同県双葉郡で唯一、診療を続けている病院で、高野さんは原発事故直後から避難せずに診療にあたっていた。

 同署によると、自宅は病院の敷地内にあり、高野さんが一人で暮らしていた。警備員の男性が家から煙が出ているのに気づいて119番した。

 高野病院は、福島第1原発の南約22キロに位置。高野さんは広野町が原発事故で緊急時避難準備区域(現在は解除)に指定された後も避難せずに、避難が難しい入院患者らの診療を続けた。その後は住民や原発の廃炉作業員の外来診療にもあたっていた。

 病院によると、現在、常勤医は高野さんだけで、当面は非常勤の医師で診療を続けるという。【岸慶太】


<津波被害>「南三陸さんさん商店街」閉鎖 町民らが卒業式
毎日新聞 12/31(土) 19:56配信

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仮設のさんさん商店街が閉鎖される日を迎え、「卒業式」で万歳する商店主たち=宮城県南三陸町で2016年12月31日午後2時39分、喜屋武真之介撮影

 東日本大震災による津波で大きな被害を受けた宮城県南三陸町で、約5年にわたって仮設商店街として営業を続けてきた「南三陸さんさん商店街」が31日に閉鎖され、町民有志が商店主らをねぎらい「卒業式」を開いた。

 常設の商店街は、かさ上げされた造成地で3月に開設される。「卒業証書」を一人一人手渡しで受け取った商店主らは「次なるステップに向けて努力していく」と新年への意気込みを語った。【喜屋武真之介】

2016年12月30日 (金)

目に余るウソつき蓮舫(レンホウ)を、女性団体がついに刑事告発!

自身の二重国籍と経歴詐称で目に余る悪質な虚偽を続けるウソつき常習の犯罪者・蓮舫(レンホウ)売国民進党代表!ww=の問題について、市民団体「愛国女性のつどい花時計」の岡真樹子代表らが28日午後、国籍を選択する義務を怠り、参院選で虚偽の事実を公表したとする国籍法違反と公職選挙法違反の罪で、ついに蓮舫に対する告発状を東京地検に提出した。

※10月30日の時点までに、産経新聞と夕刊フジが報じた。他の各紙が無視して(しらばくれて)報じていないということは、それらの各紙もまた、蓮舫(レンホウ)の二重国籍と経歴詐称の犯罪行為のグルだということ。

告発状によると、蓮舫は17歳だった昭和60(1985)年1月に日本国籍を取得。国籍法に基づき、22歳になった平成元(1989)年11月28日までに日本国籍か台湾籍のいずれかを選択する義務があったにもかかわらず、選択の宣言をした今月(2016年10月)7日まで怠り、また、2016年7月の参院選(東京選挙区)に立候補する際、国籍選択の義務を果たしていないにもかかわらず、選挙公報に「1985年、台湾籍から帰化」と記載して虚偽の事実を公表したとしている。

岡真樹子代表らは告発状で「本来であればこの事実(蓮舫氏の二重国籍)を知った有権者の投票による当選はなかった可能性が十分あり、当時の選挙管理委員会と有権者を欺いた」と主張している。
また岡代表は、告発を決めた理由を「立法府の人間が平気で違法状態を続け、真実を隠して当選してきたことは、有権者への裏切り行為に他ならない」と語っている。

それにしても、この蓮舫(レンホウ)という人間のこれまでの対応を見れば、こやつはつくづく頭の回転がいいと感じる。それも単に口が達者というだけでなく、その思考・発想がひどく邪悪だということについて、正直、舌を巻かざるを得ない。
こいつはどうしてこれほど邪悪なウソを平然と重ねることが出来るのか、その精神構造を知りたいものだ。あの舛添要一程度のオツムならとっくに破綻してツブれているだろう。鳥越俊太郎なんか、こいつの前では赤ん坊のようなもんだ。こいつは人間の皮をかぶった悪鬼のようなやつだ。
一刻も早く(節分なんか待っていないで)、この悪鬼を国会から退治しなければならない。

♦蓮舫(レンホウ)の悪事の数々
「ウソつき蓮舫(レンホウ)を代表に選出、売国民進党の終焉の始まり」2016年10月26日
「ウソつき蓮舫(レンホウ)、二重国籍問題で経歴詐称の証拠続々」2016年9月15日
「やっぱり二重国籍? 虚言常習者・蓮舫(レンホウ)、あわてて台湾籍を除籍」2016年9月11日
「蓮舫(レンホウ)は日本に対する愛国心や忠誠心はあるのか」2016年9月6日
 
 
 
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リンク:糸魚川大規模火災 民進・蓮舫代表 被災地視察日程「仕事納めのはずなのに…」職員に皮肉 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:民進党代表ならいいが、首相とはダメ? 橋下徹氏、蓮舫氏の「会食」批判に反論 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:個人的に総括してみた民進ブーメランの3類型 --- 足立 康史 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:ネットで嘘ばかりついた蓮舫さんまたもブーメラン --- 八幡 和郎 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:蓮舫氏また告発状…二重国籍は解消されず? 代理人弁護士「虚偽の事実を届け出た犯罪行為」 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:アゴラ読者は蓮舫とともに日本政治史に記憶される --- 八幡 和郎 - 雑誌記事:アゴラ.
リンク:「息をするようにウソをついている」のは蓮舫氏ではないか --- 新田 哲史 - 雑誌記事:アゴラ.
リンク:党首討論 蓮舫氏「息をするようにウソ…」に、橋下徹氏が批判「バリバリの嘘つきだ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:蓮舫代表、トランプ氏にも難クセ 安倍首相批判も二重国籍問題は書類開示せず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:民進・蓮舫代表 戸籍謄本は公開しない考えを再度表明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:蓮舫民進党は中国の傀儡政党か ― 与党は民進党の懲罰動議に賛成を --- 足立 康史 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「二重国籍」問題の蓮舫氏、安倍首相に難癖 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:蓮舫氏の二重国籍を軽視する人達 --- 中村 仁 - 雑誌記事:アゴラ.
リンク:謝蓮舫一家が国会で追及された黒い霧事件 --- 八幡 和郎 - 雑誌記事:アゴラ.
リンク:朝日「二重国籍」社説の違和感 維新・足立氏「他人に厳しく自分に甘い蓮舫氏を擁護」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:朝日新聞、二重国籍社説の致命的誤り --- 八幡 和郎 - 雑誌記事:アゴラ.
リンク:国籍法の改正より蓮舫代表の選挙違反の摘発が先だ --- 池田 信夫 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:蓮舫代表は今年の参院選で選挙違反した - 雑誌記事:アゴラ.
リンク:「二重国籍」問題 蓮舫さん、証拠ないままですが…? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:二重国籍問題 民進・蓮舫代表「詳細把握していない」 市民団体の告発状提出に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スクープ! 蓮舫氏、二重国籍問題で刑事告発 政府・与党も「決定的証拠」握る? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「二重国籍」 市民団体、蓮舫氏を告発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:蓮舫氏を東京地検に告発 二重国籍問題で市民団体代表ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:蓮舫代表はまた嘘をついたことを認めた --- 池田 信夫 - 雑誌記事:アゴラ.
リンク:蓮舫氏を東京地検に告発へ きょう午後、二重国籍問題で市民団体代表ら - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

蓮舫&安倍:国民性を配慮した発言の大切さ --- 八幡 和郎
アゴラ 12/30(金) 16:06配信

安倍首相の真珠湾での演説。アメリカだけでなく世界各国での取り上げ方の大きさと好意的反応に満足している。イギリスのBBCは生中継。スペインの国営放送もトップなどアジアはもちろん欧米での反響が大きい。

内容は、アメリカ人にどういったら受けるか、よく練られたものであることに感銘する。とくに、「昨日、私は、カネオへの海兵隊基地に、一人の日本帝国海軍士官の碑(いしぶみ)を訪れました。その人物とは、真珠湾攻撃中に被弾し、母艦に帰るのをあきらめ、引き返し、戦死した、戦闘機パイロット、飯田房太中佐です。彼の墜落地点に碑を建てたのは、日本人ではありません。攻撃を受けた側にいた、米軍の人々です。死者の、勇気を称え、石碑を建ててくれた。碑には、祖国のため命を捧げた軍人への敬意を込め、『日本帝国海軍大尉』と、当時の階級を刻んであります。The brave respect the brave.『勇者は、勇者を敬う』アンブローズ・ビアスの、詩(うた)は言います。戦い合った敵であっても、敬意を表する。憎しみ合った敵であっても、理解しようとする。そこにあるのは、アメリカ国民の、寛容の心です。・・」といったくだりは、これまでの日本の首相ではなかなかいえなかった。

もちろん、それは、日本人に対して、あの戦争を戦った兵士たちへの敬意を口に出来ない日本人への教育効果もあろう。

一方、 蓮舫さんのブーメランは日常茶飯事ですが本当に懲りない。東京オリンピックでブーメランが種目に採用されたら金メダル間違いないが、どこの国の代表かは知らない。それにしても、安倍首相と橋下氏が食事したのを揶揄して、「おまえとも食ったじゃないか」と切り替えされたのはお粗末な話だ。

“橋下徹 @t_ishin
蓮舫さん、そりゃないよ。僕が安倍首相と会食をしたことについて、違和感があると批判をしたみたいだけど、テレビに出ている人間は政治家と会食をしてはダメなの?蓮舫さんが代表に就任した後、僕は蓮舫さんともご飯食べましたよね?それはOKで首相はダメな基準を教えてよ。
2016年12月24日 23:21”

さらに、仕事納めでは、「明日は糸魚川に視察に行くことになりましたが、素晴らしい仕事ぶりを発揮して、移動だけで1都5府県です。『こんな日程をありがとう』と、最後に役員室の皆さんに愛情を込めてお伝えをしたいと思います」と述べたそうだが、被災地視察を笑いのたねにするのは日本人相手にはやめておいた方がよいと思う。

日本人離れした感覚を野党第一党の党首になって売りにしてどうするのか。育った文化が違うのは別にいいが、蓮舫さんの場合、日本の国民性とか文化を理解しようという姿勢がないことは、二重国籍以前によろしくないと私は言い続けてきた。

「蓮舫『二重国籍』のデタラメ」(飛鳥新社)(http://amzn.asia/1XlmFPI)はおかげさまで順調。蓮舫さんのことだけでなく、アジアの問題を考えるたねとしても有益かと思う。台湾にも一章をあてて、台湾の人々たちへの法務省の理不尽な扱いについても論じてます。


糸魚川大規模火災 民進・蓮舫代表 被災地視察日程「仕事納めのはずなのに…」職員に皮肉
産経新聞 12/28(水) 18:19配信

 民進党の蓮舫代表は28日、党本部の仕事納めであいさつし、党職員の前で「明日は糸魚川に視察に行くことになりましたが、素晴らしい仕事ぶりを発揮して、移動だけで1都5府県です。『こんな日程をありがとう』と、最後に役員室の皆さんに愛情を込めてお伝えをしたいと思います」と述べた。

 「私が愛されているなあと思うのは、今日が仕事納めのはずなのに、今日も明日も地方出張です」と切り出した蓮舫氏。「糸魚川」とは、大規模火災に見舞われた新潟県糸魚川市の被災地を指す。

 蓮舫氏は29日に現地を視察する予定だが、ある民進党議員は発言について「言葉が軽い。視察を嫌々『やっつけ仕事』でこなすような印象を与え、大変な思いをされている被災者に失礼だ」と憤った。


民進党代表ならいいが、首相とはダメ? 橋下徹氏、蓮舫氏の「会食」批判に反論
J-CASTニュース 12/26(月) 16:46配信

 前大阪市長の橋下徹氏が、民進党代表・蓮舫氏にツイッター上で反論している。

 橋下氏が安倍晋三首相と会食したことを蓮舫氏に批判されたことに対し、「蓮舫さんが代表に就任した後、僕は蓮舫さんともご飯食べましたよね?」と指摘し、疑問を投げかけたのだ。

■蓮舫氏「大きな違和感があります」

 会食があったのは2016年12月24日のクリスマスイブ。首相動静によると、菅義偉官房長官と松井一郎大阪府知事も同席し、都内のホテルで約2時間半にわたって会談した。2人の会談は7月以来、約5か月ぶりだ。今回は、先の臨時国会で成立した「カジノ法」などについて意見交換したものとみられている。

 そんな橋下氏の行動に否定的な見方を示したのが、蓮舫氏だった。FNNの報道によれば、同日、

  「テレビで普通の民間放送に出ておられる方が、こうした特定の政党の、まるでトップかのように行動するというのは、私にとっては大きな違和感があります」

と、大阪市内で記者団に語った。

 すると橋下氏は、蓮舫氏のこの発言にツイッターで反応。

  「僕が安倍首相と会食をしたことについて、違和感があると批判をしたみたいだけど、テレビに出ている人間は政治家と会食をしてはダメなの?」

と反論し、

  「蓮舫さんが代表に就任した後、僕は蓮舫さんともご飯食べましたよね?それはOKで首相はダメな基準を教えてよ」

と問いかけた。

「またもやブーメラン!」
 橋下氏は15年12月に「政界引退」。現在は、討論バラエティ番組「橋下×羽鳥の番組」(テレビ朝日系)に出演する一方で、日本維新の会の法律政策顧問を務めている。引退した今でも、維新への影響力を持っていることは確かだ。

  橋下氏が言うように、蓮舫氏が代表就任後に橋下氏と会食していたとすれば、そうしたことも背景にあるとみられる。

 この橋下氏の投稿に対しては、

  「なるほど、これがダブルスタンダードか」
  「蓮舫先生またもやブーメラン!」
  「蓮舫さんの発言には違和感があると言わざるを得ない」

といった橋下氏に賛同する声がいくつも寄せられている。中には、12月7日の参院党首討論で蓮舫氏が首相に向けた

  「総理の答えない力、逃げる力、ごまかす力はまさに、神ってます」
  「息をするようにウソをつく。気持ちいいまでの忘れる力を何とかして下さい」

といったセリフを引用するコメントもみられた。

 橋下氏のツイートは蓮舫氏のアカウントに直接飛ばされたものではないものの、26日16時現在、蓮舫氏のツイッターアカウントでは橋下氏の質問に答えていない。


個人的に総括してみた民進ブーメランの3類型 --- 足立 康史
アゴラ 12/26(月) 16:30配信

昨日24日、大阪市内を遊説中の民進党蓮舫代表が橋下徹前大阪市長の行動を「テレビで、普通の民間放送に出ておられる方が、こうした特定の政党のまるでトップかのように行動するというのは、わたしにとっては、大きな違和感があります」と批判したという。本当にダブスタ(二重基準)にもほどがある!(報道ぶり(http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00345490.html))

蓮舫氏が批判した橋下氏の行動とは、同日昼に安倍首相と会食したことだそうですが、蓮舫氏自身が代表就任後に橋下前市長と会食していたため、完全にブーメランに。その日のうちに橋下氏から「蓮舫さん、そりゃないよ」「それ(蓮舫代表との会食)はOKで首相はダメな基準を教えてよ」と反論され撃沈。(橋下氏ツイート(https://twitter.com/t_ishin/status/812664374452072449))

蓮舫氏が民進党代表に就任した時、私もなんでこんな人が代表に?と訝りましたが、最近は、やることなすこと全てがブーメランになるダブスタ政党民進党には打って付けの象徴的な人物であると、妙に納得しているところです。二重国籍問題で反省しているのかと思いきや、まったく懲りてる節がありません。

蓮舫氏は続けて「通常国会や臨時国会の維新の行動をみていると、ほぼ与党と同じだ。あらためて維新と連携するという道は、相当難しい…」とのたまったという、本当アホじゃないかと思います。公務員給与を引き上げる給与法に反対したのは維新だけ。民進党は共産党と一緒に政府案に賛成したじゃないか!

民進党のダブスタぶりは、蓮舫代表を筆頭に、枚挙にいとまがありません。今年、私が関わった人物だけでも、蓮舫代表のほかに、泉健太議運委筆頭、寺田学外務委筆頭、辻元清美憲法審幹事、小西洋之憲法審幹事、山尾志桜里議運委理事、初鹿明博前青年局長など、その徹底ぶりは憲政史上に残るレベルです。

これら懲りない面々を私なりに類型化してみました。いわゆるブーメランのタイプ分けです。地元活動の合間に軽く考えてみただけですので、フォロアーの皆様のご批判を仰げれば幸いですが、第一は反射型ブーメラン、第二は指令型ブーメラン、第三は信念型ブーメラン。これで網羅できるような気がします。

第一は反射型ブーメラン。深く考えずにその場の都合で言葉を発する民進党らしいブーメラン、ほとんど中身はありません。蓮舫代表が安倍総理に放った「息をするように嘘をつく」(報道ぶり(http://www.j-cast.com/2016/12/09285674.html))、山尾氏の「維新は法案を提出できる数をそろえてから(来なさい)」(YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=glL6v2UTYcU))、初鹿氏の「まさか強行採決なんて考えてませんよね」(YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=Qo1GgMKIc9E))。

第二は指令型ブーメラン。上からの指令でやってるだけだから現場はグダグダ、ブーメランは飛ばずに民進党の足下に落下。私への4度目の懲罰動議はTPP採決の日、安住代行から足立を黙らせろと言われた泉健太議運委筆頭が、国会法の制約(三日ルール)から別件(外務委)で逮捕せざるを得なかった顛末。

第三は信念型ブーメラン。私は今年、辻元清美議員からのこの言葉が忘れられません。「足立さん、ええもん持ってるやん。でも民進党に向けててもアカンで。私みたいにソーリ、ソーリって(政府を追及せな)!」ここまで来ると「この人を相手にしててもアカンわ」と妙に達観してしまったのを思い出します。

まあ辻元さんは信念型といっても所詮、“詐欺師”の信念ですから大したことないですが、今年の年末に、なるほどな、と思ったのが小西洋之参院憲法審幹事です。11月30日に私の事務所に来られ、何かと思ったら、一週間前の衆院憲法審査会での私の発言について、一つだけ訂正したいとやって来られたのです。

私が憲法審で、立憲主義の理解に関連して「違憲立法審査権を有しない憲法学者の一部意見を殊さらに振りかざし」云々と民進党を断じた部分について、「憲法学者が言っているから違憲なんじゃなくて、むしろ逆。」「誰もできなかった憲法違反を証明したのは私なのだ。(私が指導して)憲法学者もようやく(違憲の理由を)言えるようになってきた。」と。

小西議員曰く「民主党が去年、(安保法制の)憲法違反を証明したんです。この世で誰も出来なかった証明を我々がやったんです。それを元最高裁判事や元法制局長官や学者らに私が説明したんです!」。おいおい、そう来るかぁ!と閉口するばかりでしたが、要するに一番“賢い”のは学者らではなく私だ、と。

“賢さ”などトランプ時代には屁の役にも立たないということは往復ツイートをご覧いただければ明らかですが、蓮舫代表や山尾氏に象徴される(第一の)反射型ブーメランや、安住代表代行が繰り出す(第二の)指令型ブーメランに比べると、反面教師くらいにはなりそうです。来年は楽しくなりそうです!(往復ツイートまとめ(http://ishin-info.com/nihonishin/post-773/))

なお、江田憲司代表代行や柿沢未途役員室長への言及がないとお叱りを受けるかもしれませんが、彼らの言動を敢えて名付けるとすれば、残党型ブーメラン。「身を切る改革」と言いつつ文通費領収書の公開を止めてしまう、偽新(偽物維新)の残党に未来はありません。年末に総括する価値もない方々なのです。

編集部より:この記事は、衆議院議員・足立康史氏の公式ブログ 2016年12月25日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は足立氏のブログ(http://adachiyasushi.jp/?cat=5)をご覧ください。


蓮舫氏の奇抜な逃げっぷりに“感謝” --- 八幡 和郎
アゴラ 12/23(金) 17:18配信

『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(飛鳥新社)(http://amzn.to/2grtGFJ)という私の本がいよいよ発売になりました。すでにアゴラの新田哲史編集長が「蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた? - 初の女性首相候補、ネット世論で分かれた明暗- 」(ワニブックスPLUS新書)(http://amzn.to/2fwGB6w)を出されていますが、私のもなんとか年内に間に合いました。

なぜもっと早く出さなかったのかとお叱りを受けていますが、実のところ出版計画は難儀したのです。あれだけ話題になりながら、あちこちの出版社が飛びついてきたわけではありません。

なにしろ法的にありえない二重国籍状態にこともあろうことか首相を狙う政治家が長くあったのも大問題ならば、繰り返し嘘をつき、しかも、二重国籍状態を解消したかすら分からないという無茶苦茶な話です。

しかし、それを批判することは、国籍を問題にするのは人権に反するとか、中国と台湾をめぐるひとつの中国論にまつわるややこしい問題にかかわるから面倒だという出版社もありました。

テレビでは、本問題について話すことは少ししかありませんでした。打診はいろいろありましたが、どこかから邪魔が入って消えることも何度もありましたし、スタジオでふれないようにといわれることもありました。新聞もインタビューだけされてボツになったことも多かったのです。

さらに、出版は緊急といっても決めてから2ヶ月くらい普通にはかかります。そこで、途中で蓮舫さんが辞職するとか、殊勝な態度をとって火が消えてしまうかもしれないから、リスクが多いともいわれました。

そういう意味では、蓮舫さんが脅威の粘り腰で頑張って下さったことに心より感謝します。正直言って、戸籍を出さないということで頑張る禁じ手に出られたのは、ASKAさん顔負けの奇抜で見事な逃げっぷりで、話題になりつつ白旗を揚げないという本のためには理想的な対応をしてくださり感謝してます。

あいかわらず、この問題については、情報強者たるネット住民は精通してますが、多くの国民はなんとなく噂を聞く段階に留まっています。

しかし、こうして単行本として出ることで、活字にこだわりのある国民にも、アピールできることになったのは、嬉しいことです。

ぜひ、この問題に興味を持ってきた方にも、なんのことという人にもこの問題を知ってもらいたいものです。

また、活字を読んだうえで、やっぱりネットでないといまや情報通にはなれないと気がついて、アゴラなどの読者にんっていただけばそれも嬉しいことです。

2016年は、昨年の連続テロに続いて、移民・難民問題が西側世界を揺るがし、それが、イギリスのEU離脱、アメリカでのトランプ大統領の誕生という衝撃的な出来事に結びついた年でした。フランスの駐米大使が「世界が壊れていくのを見ているのだ」と叫んだほどです。

それが日本では、蓮舫さんの二重国籍問題というかたちで、現れました。こういう問題にきちんと対処しておかないと、日本もまた東アジアの政治的混乱から大量の難民が押し寄せてきたようなときにも、混乱を阻止できなくなると心配です。

そのあたりは、扶桑社新書から『世界と日本がわかる最強の世界史』(http://amzn.to/2gCygB9)でも詳しく論じたところです。


蓮舫氏に提言:民進党はこうしたら政権復帰できる(アゴラ向け増補版) --- 八幡 和郎
アゴラ 12/22(木) 16:40配信

「夕刊フジ」の12月20日号で「回顧2016 左傾化進めば民進党は「万年野党」 評論家・八幡和郎氏「過去の発言『ブーメラン蓮舫』などと笑いものにされ…」 というコラムを書いたところたいへん好評をいただいた。内容は電子版に転載されている(こちら(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20161220/dms1612201530009-n1.htm))。ただ、限られたスペースだったので、あらためて、同趣旨だが、大幅に加筆して提供しておきたい。

――

蓮舫氏は、民進党代表となったものの、夕刊フジと、ネット・メディア「アゴラ」を舞台とした「二重国籍」問題追及の結果として、人気は低迷し、民進党は党勢回復のきっかけをつかめていない。

私は、アンチ民進党ではない。二大政党のひとつとして民進党という枠組みは、その一翼を担うに合理的な出発点をもっていたから、その成長を望んでいた。

そのあたりの経緯は、アゴラの新田哲史編集長の「蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた? - 初の女性首相候補、ネット世論で分かれた明暗-」(ワニブックスPLUS新書)(http://amzn.to/2fwGB6w)にも書かれているし、さらに、木曜日には、12月22日には拙著『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(飛鳥新社)(http://amzn.to/2grtGFJ)が発売になります。

ただ、代表候補として、尖閣問題への曖昧な態度など日本国民としての忠誠度や日本文化への愛着のなさに問題がある上に、二重国籍の疑いがある蓮舫氏では問題があると考え、党内で事実関係をしっかり調べて、二重国籍だとかそうだったことがあるなら、少なくとも今回は選出を見送ってほしかったのだ。

だが、同党主流派は、問題を勘違いによる手続きミスと矮小化し、あるいは「何が悪い」と突っ走ってしまった。その結果が、今日の体たらくだ。

8月29日発行の夕刊フジで、私は「“蓮舫代表”は適格か」と問題提起し、6日には、父親が手続きを忘れていた可能性があるとせざるを得ない状況に追い込み、同月13日には二重国籍だったことを認めさせた。

しかし、自民党1年生議員ですら行った戸籍の開示を蓮舫氏は拒否している。果たして、本当に二重国籍が解消されたのかすら、真相は明らかになっていない。

そのあたりは、新著『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(飛鳥新社)にまとめた。

旧民主党は、斬新なビジョンを打ち出して政権をとった。たしかに魅力的なマニフェストだった。だが、旧来型の左翼の軛から自由になれず、財源の裏打ちがなく政策を打ち出し、実務能力も欠如していた。成果を上げられず3年で下野した。細川政権も含めれば、二度にわたって失敗したのだ(さらに自社さ政権には現在の幹部のかなりが参加していたし、小沢一郎氏の旧自由党は小渕政権の与党だった)。

だから自民党に代わって政権をとること自体はなんら清新さはないのであって、今は政権を奪取するよりも、政権についたら成功できるように準備することが大事なのだ。

すでに2009年と2012年の総選挙では、衆議院で3分の2をもつ巨大与党が逆転され逆に3分の2を野党が獲得したから、難しいことではない。ただ、安倍政権がこれまでの政権と違うことは、2度の総選挙と2度の参議院選挙で4連勝したことだ。

民進党はどうすれば、逆転勝利するだけでなく、少なくとも二期、勝利を収められることを目標として欲しい。
ところが、民進党は最近、旧社会党的に左傾化している。これでは批判勢力として一定の勢力を持てるかもしれないが、万年野党として勢力を温存するしかできにような路線に傾いている。特に、自分たちが過去に主張していたこと(原子力や安全保障、TPP、消費税引き上げ、カジノなど…)と、同じことを安倍晋三内閣がすると、絶対に許されないこととして、口汚い言葉で批判している。これでは国民に信用されない。

そんなことをいうなら、まず、最低限、自分たちが自己批判してからにすればいいのだが、党内にいまも、違う意見が存在するのである。

ネット時代は、過去の発言をアッという間に検索される。「ブーメランの女王」などと笑いものにされるだけだ。
共産党との関係では、基本思想が共産党とは違うことを明確化すべきだ。(批判覚悟で)戦術的に候補者調整をすることまで絶対におかしいとはいわないが、左派の死票を減らすためには、共産党が候補者を出したくても出せないところまで追い込むことこそ王道だ。

私は、民進党がまた政権を取るチャンスはあると思う。安倍首相は安泰だが、「ポスト安倍」は小泉退陣後と同じように「安倍ロス状態」となって、後任者は十分な人気を獲得できない可能性がある。

そのときに、民進党が対米関係など国際的な文脈も含めて現実的な路線の政党として有権者の選択肢となっていることは、日本にとって良いことのはずなのだ。

蓮舫問題については、ひとつの現実的な提案としていえば、せめて、第三者委員会を設けて、そこで戸籍などの提出を求め、事実関係の検証をしてはどうか。もちろん、戸籍なども公開しないかぎり、我々も追求の手を緩めることはしない。ただ、現在は、民進党自身が党首の二重国籍問題について責任をもった態度を示していない。

蓮舫さんの個人的問題だから党としては関与しないとしているわけでもなく、党としては問題ないとしているわけでもなく、単に逃げているだけなのである。これでは、公党都として失格だ。

いずれにしても、民進党内の良識派の蜂起を期待したい。

追伸1:蓮舫さんは怖いイメージなので可愛らしいゆるキャラを選定して民進党の顔にするのか(笑)。

“民進党は20日、新たな党公認キャラクターの最終候補4点を発表した。初鹿明博青年局長は「(蓮舫)代表は怖いイメージがあるので、かわいさを重視した」と語った。(出典:読売新聞12月20日(http://www.yomiuri.co.jp/politics/20161220-OYT1T50090.html))”

追伸2:蓮舫さんが、自分の周辺を取材している週刊女性誌があって事実無根の記事を書かれそうだとSNSで発信中。なんだろうか?


民進党と蓮舫氏を糾弾した国会「神った演説」 --- 八幡 和郎
アゴラ 12/20(火) 16:40配信

“自民党・林幹雄「民進党の蓮舫代表は、批判するためだけにテレビ画面に登場し、米国次期大統領との会談にもいちいちケチを付ける。安倍総理に息をするように嘘を吐くと馬鹿げた批判に明け暮れる。人を批判する前に二重国籍問題に関する自らの嘘の上塗りを反省し、国民に一度でも説明しろ」←ド正論w pic.twitter.com/HZHQLzt5E3
― 500円 (@_500yen) 2016年12月14日”
(https://twitter.com/_500yen/status/809047231399460865/video/1)

自民党の林幹雄氏が民進党の蓮舫代表を追及した素晴らしい演説が話題になっています(参照:netgeek(http://netgeek.biz/archives/89292))。

2分だけですので是非聞いて下さい。爽快です。

しかし、こういう声が民進党のなかで上がって欲しい。

民進党の国会議員と話していると、「もうダメだ。選挙になったら惨敗だ」と仰る。党内から声が上がり、蓮舫氏に代表と議員としての辞職と政界引退を勧告したら支持率間違いなく上がるのに。

私のfacebookで紹介したら一日で1000人を超える「いいね」がありましたので紹介します。蓮舫問題については、すでにアゴラの新田哲史編集長の「蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた? - 初の女性首相候補、ネット世論で分かれた明暗- 」(ワニブックスPLUS新書)(http://amzn.to/2fwGB6w)が発売になり、12月22日には拙著『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(飛鳥新社)(http://amzn.to/2grtGFJ)が発売になります。

“「(民進党は)決めべきときに決めず時間だけ稼ぐ。空虚なやり方にもはや国民は飽き飽きしています!プラカードを掲げて審議や採決を妨害しても誰の共感も得ることはありません。そのような時間があったら建設的な対案くりに時間をさこうとするという考え方はないんですか!」

「委員会や本会で欠席ばかりして国民に答えているとは言い難く、大変嘆かわしいものがあります。国会の意味は国民に向けて賛成か反対か分かりやすくお示しすることにあります。欠席ばかりでは結果は残せません」

「蓮舫代表は人を批判するためだけにテレビに登場し、中身も分かっていないくせに、安倍総理のドナルド・トランプ次期大統領との会談にもいちいちケチをつける。安倍総理に対して『息をするように嘘を吐く』と馬鹿げた批判をした。人を批判する前に自らの二重国籍問題について嘘の上塗りを反省し、国民に一度でいいから説明したらどうですか!自分のことを棚にあげて国家、国民のことを全く考えない対応、国会議員としてあるまじき態度です!」”


ネットで嘘ばかりついた蓮舫さんまたもブーメラン --- 八幡 和郎
アゴラ 12/18(日) 16:40配信

“民進党・蓮舫代表定例会見 2016年12月15日 (https://youtu.be/_O1tAkVGS_E)”

民進党の蓮舫代表が記者会見で「私自身は、SNSは可能性のあるメディアだと思っている。そこはある意味、健全なメディアがつくり出される文化、可能性もあると思っているので、ある意味、中傷的なもの、事実に即さないもの、あるいはウソに類するものが流れることに対しては、非常に残念だということは付言する」とご立派な発言。

しかし、ネットを使って一方的に嘘だらけの弁明をしたのは誰だったのか。12月21日発売の拙著『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(飛鳥新社)(http://amzn.to/2grtGFJ)では、時系列でいかに蓮舫さんの対応がその場しのぎでいい加減だったかを明らかにしているし、アゴラの新田哲史編集長の「蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた? - 初の女性首相候補、ネット世論で分かれた明暗- 」(ワニブックスPLUS新書)(http://amzn.to/2fwGB6w)でもそのへんは分析済みだ。

たとえば、アゴラの記事でも私は、「日本旅券、嫌だった 蓮舫氏、朝日新聞で発言の過去」(9月8日)(http://agora-web.jp/archives/2021343.html)でFacebookでの蓮舫さんの弁明、「話題の蓮舫氏Yahooインタビュー完全解説」(9月13日)(http://agora-web.jp/archives/2021358.html)で蓮舫さんがYahooニュースでジャーナリスト・野嶋剛によるロングインタビューで語った内容を、それから「ハフィントンポスト蓮舫氏インタビュー解説」(9月13日)(http://agora-web.jp/archives/2021406.html)で、ネットで蓮舫さんが流した嘘だらけの発言を詳細に分析して追い込んだ。

多数のフォロワーをもつ蓮舫さんのFacebookや、Yahooニュース、ハフィントンポストなどの巨大なネットメディアに対抗するのはたいへんだったが、内容の正確さで勝ったのである。

こういうブーメランが必ず返ってくる弁明をどうしてするのか分からない。

今週は週刊新潮でTPP法案審議中の本会議場で書類入れで隠しながらスマホいじりをしている写真が掲載されていたが、もう少し学習効果を発揮して欲しいものだ。

また、安倍・プーチン会談について「日本側がプーチン大統領というかロシア側に経済援助を約束したようなもので」とかいったが、『経済援助』とかいう表現を野党第一党の党首が使うのは外交的儀礼に反するのではないか。また、安倍首相も蓮舫氏には言わせるだけ言わせてじっくり反撃に出ることが多いので、あまり思い切ったことは言わない方がいいように思う。


蓮舫氏また告発状…二重国籍は解消されず? 代理人弁護士「虚偽の事実を届け出た犯罪行為」
夕刊フジ 12/16(金) 16:56配信

 民進党の蓮舫代表(49)の「二重国籍」問題で、新たな動きが出た。東京都在住の男性が14日、蓮舫氏が二重国籍が解消されていないのに虚偽の申し立てを行い、戸籍簿に不実の記録をさせようとしたという公正証書原本不実記載等未遂の疑いで、東京地検に告発したのだ。一体、蓮舫氏の真実はどこにあるのか。告発人の代理人弁護士が記者会見した。

 衝撃の告発状によると、蓮舫氏は9月23日頃、都内の区役所に対し、台湾籍の喪失事実がないのに、外国籍の喪失証明と誤信される書面を添付して「外国国籍喪失届」を提出。戸籍簿の原本として用いる電磁的記録に不実の記録をさせようとした-としている。

 ただ、日本政府は台湾を正式な政府として認めていない。そのため、届け出は受理されなかったという。

 蓮舫氏はこれまで、役所に提出した台湾籍の離脱証明書が受理されなかったことを明らかにしているが、戸籍法に基づき「(日本国籍の)選択宣言をした」と語っていた。宣言は10月7日付とされている。

 だが、今回の告発は、そもそも二重国籍は当時、解消されていなかったという指摘であり、驚きの可能性をも示唆している。

 告発人の代理人として、14日に東京の司法記者クラブで記者会見した伊東大祐弁護士は「蓮舫氏の行為には、大変な問題があるとの認識でいる」と説明した。

 伊東弁護士によると、蓮舫氏は9月6日か13日、台湾の国籍法に基づく「喪失国籍許可手続き」をとった。同月23日には会見で、役所に「外国国籍喪失届」を行ったと説明したが、この時点で、台湾籍は喪失しておらず、虚偽の申し立てを行った可能性があるという。

 台湾籍を喪失させる許可手続きの進捗(しんちょく)状況は、台湾当局のホームページで確認できるが、検索をかけると「10月17日に内政部で審査が終わり、外交部に文書が送られた」との結果が出るという。

 伊東弁護士は「蓮舫氏は9月23日に外国国籍離脱届を役所に提出したと説明するが、(これは)虚偽の事実について届け出を行った犯罪行為との指摘がある」と説明した。蓮舫氏側に対し、事実関係の説明を求めてきたが、回答はなかったとしている。

 法曹関係者も指摘する疑問に、蓮舫氏はどう答えるのか。

 民進党役員室の担当者は14日夕、「告発内容を確認できていないので、コメントのしようがない」とした。

 カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案の審議をめぐり、蓮舫氏は「立法府の品位」を高く掲げたが、国民は立法府の品位を守るためにも蓮舫氏にまつわる“真実の解明”を求めている。東京地検は動くのか。


蓮舫代表を告発 都内男性 「二重国籍」問題で
産経新聞 12/14(水) 19:10配信

 民進党の蓮舫代表の日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」問題で、外国籍を喪失していないにもかかわらず、虚偽の申し立てをして戸籍簿に不実の記録をさせようとしたなどとし、東京都在住の男性が、公正証書原本不実記載等未遂の罪で、東京地検に告発状を提出したことが分かった。14日に告発人の代理人として記者会見した弁護士が明らかにした。

 告発状によると、蓮舫氏は9月23日ごろ、都内の区役所で、台湾籍を喪失した事実がないにもかかわらず、外国籍の証明と誤信させる書面を添付し「外国国籍喪失届」を提出。戸籍簿に不実の記録をさせようとしたなどとしている。

 会見した伊東大祐弁護士は「蓮舫氏の行為には大変な問題がある」と話した。


民進党と蓮舫の「気持ちがいいまでに忘れる力」 --- 八幡 和郎
アゴラ 12/13(火) 16:40配信

民進党が政治的モラルの上で許しがたいのは、自分たちが過去に主張していたことと同じことを自民党や安倍内閣がすると、口汚くののしることだ。集団的安全保障でも過去に当時の岡田代表を始め多くの幹部がそれを肯定していたのにもかかわらず、戦争に巻き込まれる、徴兵制につながる、憲法違反だなどと言い出した。

今回のカジノ法案でも、自民党以上に民主党は熱心だったはずだ。党首討論にてIR推進法案の問題点について説明を避ける安倍首相に対し、民進党の蓮舫代表が「息をするようにウソをつく。気持ちいいまでの忘れる力を何とかして下さい」と詰め寄ったが、それは蓮舫氏にこそ当てはまる。この蓮舫氏の物忘れの見事さについては先頃発売になったアゴラの新田哲史編集長の『蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた?』 (ワニブックスPLUS新書) (http://amzn.to/2fwGB6w)と、私の近刊『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(http://amzn.to/2grtGFJ)でも紹介されているがともかくひどい

そのことについて木曾崇氏がブログで「蓮舫代表、『息をするようにウソをつく。気持ちいいまでの忘れる力』を発揮する」(http://blogos.com/outline/201555/)で書いているので細かいところは参照して欲しいが、12月8日の蓮舫・民進党代表の記者会見で、「民主党政権下の行政刷新会議における改革事項の中に『民間事業者によるカジノの解禁』が記載されており、当時の行政刷新担当大臣が蓮舫代表であったという事実。『当時と方針が変わったのか?』という記者の問いに対して、蓮舫代表は 「当時の規制改革の数あるアイテムの中のひとつだと認識をしております。ただ、それをもってして議員立法をさらに進めるべきだと私が力を入れた事もありませんし、政府として成長の中にひとつの選択としてあるという程度の認識です。」と回答した。 

しかし、民主党政権の平成22年に国土交通省で策定された「成長戦略」の公示文書には、「カジノに関しては、導入による様々な負の副次的効果(青少年への悪影響、マネーロンダリング等)が懸念されることから、外国人に利用を限定する、クルーズ船上でのカジノに限定して認めるといった条件も検討した上で、カジノを含めた総合リゾート開発(IR)として参入を希望する外資などがあれば、法的措置を講ずることも含め慎重に検討する。また、その制度設計にあたっては、ライセンス供与による特別立法、利益の一部を公益的事業にあてる等公益性確保のための仕組み、導入による負の副次的効果回避の仕組みについてあわせて検討する。地域の特性を活かして2~3年間で観光拠点としての魅力を向上できるポテンシャルのある地域を選定し、省庁横断的に集中して支援を行うプロジェクトの実施を検討する」とある。

また、新田哲史氏が「『息をするようにウソをついている』のは蓮舫氏ではないか」(http://agora-web.jp/archives/2023086.html)で書いているように、「『私は国家の品格に欠くと思う』は蛇足どころか余計な波紋を巻き起こしかねない。安倍総理の経済観を攻撃するフレーズとして決めゼリフを言ったつもりだろうが、すでにネット上から突っ込まれているように、既存のカジノを持つ国に対して失礼極まりない」ということだと思う。

そもそも、それなら民進党は海外のカジノとか、そこを日本人が利用することについて厳しい態度をとってきたのか。それなら、海外でのカジノ利用について国外犯として処罰するとか、いろいろできるのだ。

民進党はパチンコを廃止するとか主張してきたのか。カジノで身を滅ぼすのはいたとしても、どっちかいうと、一握りの富裕層だ。それに対して、女性も含めた多くの庶民をカジノ依存症で身を滅ばさせ,車のなかで放置された子供の死まで招いているパチンコはどうしていいのか。

そうなると、蓮舫代表が初の党首討論のあまりにも大きい部分をカジノ法案に費やしたのも、マカオやウォーカーヒルのカジノの利益を擁護したかったとか、経営者に圧倒的に国籍のあるなしを問わずコリアンが多いパチンコ産業のためかといわれても仕方ない。

消費税とかTPPでも、過去に推進していた政策を良くも反対にまわると思うが、それらについては、屁理屈くらいは付けているし、根本的に否定しているのでなく、細かいやり方がいけないようなことをいうに留まりそもそも反対とはいわない。

ところが、集団的安全保障とか、カジノ、さらには原発についてもそういってよいのだが、かつて検討したり肯定的なことをいっていたのと根本的に相容れないような発言を平気でする。

これはちょっと、恥ずかしい。


自分の嘘もすぐに忘れる蓮舫の記憶力の悪さ。朝日新聞すら擁護できず --- 八幡 和郎
アゴラ 12/11(日) 16:40配信

蓮舫が嘘つきであることはわかりきったことだが、これは政治家にはありがちだ(笑)しかし、それ以上に問題なのは記憶力の悪さだと思う。とくに首脳外交で過去の発言などを忘れで野党議員の感覚でその場しのぎの口から出任せいったらたいへんなことになる。

二重国籍問題でも自分のついた嘘を翌日には何言ったか忘れていた。そのあたりは拙著『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(飛鳥新社近刊)(http://amzn.to/2grtGFJ)では、時系列で詳しく紹介したし、新田哲史編集長の『蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた? - 初の女性首相候補、ネット世論で分かれた明暗 -』 (ワニブックスPLUS新書)(http://amzn.to/2fwGB6w)にも詳しい。

そして、国会での党首討論でのやりとりを朝日新聞が検証したものでも嘘だらけが暴かれた。あらかじめ政調のスタッフが準備しているはずだが,憶えられなかったのだろう。

蓮舫本人については、平気で嘘をついて、しかも、言うことが頻繁に変わるというのがいけないという人が多いようだ。そこについては、私はほんの少し同情しているところがある。

強気一点張りの“華人”気質もあるからだ。習近平でもそうだが、中国の政治家もビジネスマンも、ともかく強気で非を認めない。すぐに謝る日本人とは好対照である。生まれ育った文化が違うから、少し割り引いて考えてあげないといけないと思う。それは中国系の友人と付き合っていても、だいたいそうだ。話が違うと思っても怒らず落ち着いて対処すると、彼ら独特の思い切りの良さもあって、どこかで埋め合わせしてくれる。

しかし、それより問題は、蓮舫の記憶力の悪さだ。政治家、とくに外交に携わる者は、いつどこで何を言ったかを完璧に憶えている必要がある。ところが、今回の騒動の経緯を通じて、昨日言ったことも忘れてその場しのぎで苦し紛れの日替わり発言を繰り返した。

そして、今回の党首討論でもいい加減な記憶でものをいうから、とんでもない破綻の連続だった。以下、朝日新聞の分析の一部だが、さすがの朝日新聞も擁護しようがなかったのだろう。詳しくはリンクにある朝日新聞の記事(http://digital.asahi.com/articles/ASJD842FYJD8UTFK008.html)をご覧にただきたい。

“■キューバでなくパナマの感想
蓮舫氏「公明党の山口(那津男)代表は夏、キューバのカジノ施設をご覧になられた後に言っています。『観光振興の切り札とはならない、むしろ副作用が現実的に見えてきた』と」・・・・【間違いです】パナマ視察の感想だったが、取材に応じた場所はキューバだった。(前公明党担当・南彰))”

“■東京だけでなく全国で求人増
蓮舫氏「(有効求人倍率の改善は)東京一極集中で(地方の人たちが東京に)出てきたからじゃないですか。地方に仕事がないんじゃないですか」・・・・【間違いです】都道府県別の有効求人数(年平均)を安倍氏が首相に就任した2012年と15年で比べると、全ての都道府県で増えており、地方に仕事がないとはいえない。首相はその場で蓮舫氏の主張が「間違っている」と指摘し、応戦した。(厚労省担当・千葉卓朗)”


蓮舫代表、醜悪ブーメラン直撃 首相相手に罵詈雑言連発の党首討論デビュー
夕刊フジ 12/10(土) 16:56配信

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蓮舫氏は“難癖”を連発し、安倍首相を「ウソつき」呼ばわりした(写真:夕刊フジ)

 民進党の蓮舫代表に、あきれ果てるブーメランが直撃した。初めて臨んだ7日の党首討論で、安倍晋三首相への口汚い批判を繰り返したうえ、何と「息をするようにウソをつく」などと言い放ったのだ。「二重国籍」問題で、国民にウソをつき続けたのは、一体誰なのか。ネット上では「おまいう」(=『お前が言うな』の略)という言葉が飛び交った。

 まさに、「恥ずかしく」「哀れ」というしかない党首討論デビューだった。いつもの白いスーツで登壇した蓮舫氏は、カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)整備推進法案などをめぐり、感情むき出しの攻撃的な口調で安倍首相に噛み付いた。

 「議論の前提となる質問は間違いだらけ」と指摘した新聞もあるが、蓮舫氏は国民の反感を買いそうな、次のような暴言を放った。

 安倍首相が10月の国会答弁で「強行採決をしようと考えたことはない」と述べたことを、「息をするようにウソをつく。昨年、安全保障法制を強行採決したじゃないですか!」と絶叫したのだ。

 蓮舫氏は「二重国籍」問題で、説明を二転三転させた。疑惑が指摘された直後、テレビ番組で「(台湾)籍は抜いている」「私は生まれたときから日本人です」と公言したが、新聞や雑誌のインタビューで「父は台湾で、私は二重国籍なんです」「在日の中国国籍の者としてアジアからの視点にこだわりたい」などと発言していたことが次々と発覚した。

 その後、「二重国籍」状態をやっと認め、台湾籍を抜いて日本国籍選択の宣言をしたというが、それを証明するための戸籍謄本の開示はかたくなに拒否している。

 蓮舫氏は党首討論で「総理のその答えない力、逃げる力、ごまかす力、まさに“神って”います」と流行語大賞を持ち出して安倍首相を批判した。だが、国民にウソをつき、疑惑に「答えない力」、疑惑から「逃げる力」を発揮しているのは蓮舫氏ではないのか。

 そもそも、約3年3カ月の民主党政権は、衆参の委員会で24回も「強行採決」を行っている。

 これほど愚かな政党トップは見たことがない。

 「二重国籍」問題を追及してきた徳島文理大学の八幡和郎教授は「蓮舫氏は言葉こそ激しいが、完全に空回りしている」といい、続けた。

 「蓮舫氏は、記者会見で証拠開示を求められても『子供に影響がある』などと拒んでいる。一方で、テレビのバラエティー番組には子供を平気で出演させている。こうした対応は明らかにおかしい。安倍首相は、蓮舫氏が次の党首討論でも一方的に責め立ててくるなら、『国籍問題について証拠を開示して説明すべきだ』と逆襲してはどうか。国民もそれを望んでいるはずだ」


蓮舫氏、失脚必至 2月総選挙に民進党支持率低迷で危機感か
夕刊フジ 12/10(土) 16:56配信

 安倍晋三首相が「1月衆院解散、2月投開票」を画策しているとの憶測が広まっている。内閣支持率が6割以上と高いうえ、年末に米ハワイを訪れて、オバマ大統領とともに真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊するなど、世界の注目を集める外交日程が続くからだ。「二重国籍」問題で国民にウソをついた民進党の蓮舫代表も身構えている。

 「解散風は、かなり強い吹き方をしているという認識だ」

 蓮舫氏は8日の定例会見で、記者から「1月解散との見方もある」と聞かれ、こう答えた。

 強気な姿勢は崩さなかったが、安倍首相に「息をするようにウソをつく」と言い放った7日の党首討論は、「お前が言うな!」と評判最悪で、党勢回復にはつながりそうにない。選挙敗北は「代表辞任=失脚」に直結するため、内心はおびえているのではないか。

 共同通信が11月末に実施した世論調査では、安倍内閣の支持率は60・7%で、自民党の支持率も44・9%。これに対し、民進党は消費税と同じ8%しかなかった。

 蓮舫氏は8日、「解散総選挙」について何度も言及した。

 同日夜に開かれた民進党の玉木雄一郎幹事長代理のパーティーでは、解散総選挙について「近くあるといわれている」と発言。その後、自身が所属する野田佳彦幹事長グループ会合でも「1月解散、2月中旬投開票になる」(出席者)との見通しを示したという。

 永田町では、具体的日程もささやかれ始めた。

 通常国会を1月上旬に召集し、2016年度第3次補正予算案を早期成立させ、11日ごろ衆院解散という見立てだ。その場合、(1)「24日公示-2月5日投開票」(2)「31日公示-2月12日投票」-が有力とされる。

 安倍首相に近い自民党の古屋圭司選対委員長も7日、「16年度第3次補正予算を組み、通常国会で切れ目のない予算対応をすれば、解散もあるかもしれない」と語った。


アゴラ読者は蓮舫とともに日本政治史に記憶される --- 八幡 和郎
アゴラ 12/9(金) 18:17配信

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蓮舫「二重国籍」のデタラメ [単行本(ソフトカバー)]

12月21日に発売予定の『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(飛鳥新社)(http://amzn.to/2grtGFJ)の前書きの一部です。飛鳥新社は月刊hanadaを刊行している会社で、私が9月に書いた蓮舫問題についての記事をもとに膨らませているので、花田紀凱編集長にご指導を戴きタイトルも付けてもらいました。その前書きの書き出しの一部を紹介すると以下のようになっています。

“「蓮舫の二重国籍をめぐる疑惑と驚くべき事実の発覚は、二つの意味で、日本の政治史上でも画期的なものだ。

第一は、「国籍」という、島国の住人にとって切実に意識することのなかった問題を意識させたことである。(中略)そして、第二は、この問題の指摘がインターネット上で行われ、一般紙もテレビも、週刊誌すらほとんど報道しないまま、夕刊紙の『夕刊フジ』とネットメディアの「アゴラ」が一般読者の協力を得ながら追い詰めて、ついには本人に二重国籍だったことやその内容が悪質であることを告白させたことだ。

当然に、インターネットを通じてニュースを読む習慣のない国民は置いてきぼりをくらった。すでに、その1か月あまり前の東京都知事選挙では、鳥越俊太郎氏の淫行疑惑が『週刊文春』によって暴露され、これも新聞・テレビは置き去りにされたのだが、今回は週刊誌すら追いつけなかった。なぜなら、事態が数時間単位で変化するので、締め切りと発売日に3日ほどのタイムラグがある週刊誌では、記事が発売時点で陳腐化せざるを得なかったからだ。」”

この本は、二重国籍が主で、メディア論も事件の展開の背景として書いてあるのですが、それに対して、アゴラの新田編集長が、「蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた? - 初の女性首相候補、ネット世論で分かれた明暗 -」 (ワニブックスPLUS新書)(http://amzn.to/2fwGB6w)は、メディア論を主にして、二重国籍問題も扱っています。

本の宣伝としていえば、両方を購入して読んで頂いて、重複していると後悔されるような事はないと思います。

8月から9月にかけてのアゴラを主たる舞台にして起きた出来事についても、私のほうは時系列で書いてますし、新田氏のほうはメディア論として整理して書いているのが違いです。

しかし、いずれにせよ、新聞・雑誌・テレビといった在来メディアと違って、ネットメディアの特徴は、読者が一緒に流れをつくっていくことだと思います。

そして、今回の流れで言うと、新田編集長がネットメディアの特質を理解され、それをフルに利用されたことが決め手でした。私自身の手法は、やはり通産官僚としての立場に加え、また、留学先のENA(フランス行政学院)でフランスの官僚として鍛えられたものです。

展開を読みながら、さまざまなルートで情報を集め、裏も含めて情報集めだけでなく交渉をしながら相手を絡め取っていくのが霞ヶ関流、あるいはヨーロッパ官界の交渉術です。

一方、アゴラ主宰者の池田信夫氏はNHK出身でありながらその枠からはみ出した異色のジャーナリストです。後ろを気にしながらの官僚的交渉術ではなく、攻め込めるところがあればどんどん弾を打ちこんできます。

そうした二人の個性を活かし、使い分け、また、そこに読者からの情報をフィードバックしていくという交通整理を見事にされていったことが、新田氏の著書をみるとよく分かるわけです。

新田氏の本では蓮舫の最悪のメディア対応と、それと対を成す、小池百合子のライバルとは一頭地抜いた見事なメディア戦術との比較もされています。

アメリカでは、トランプがヒラリー陣営より明らかに少額の資金で大統領を勝ち抜きました。ネット選挙はともかく資金が要りません。それもあって番狂わせの原動力となっていきそうです。

そういう意味では、政治家を志す人々にとっても、何かのテーマで世の中を動かそうとする人にとってもそれぞれ必読の書だと思います。


「息をするようにウソをついている」のは蓮舫氏ではないか --- 新田 哲史
アゴラ 12/9(金) 18:10配信

はっきり言おう。見ているこちらが恥ずかしさを覚えるような、これほど酷い党首討論になるとは思わなかった。当初は拙著「蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた?」(ワニブックス)(http://amzn.to/2fwGB6w)の発売前日となる奇遇で、関心を深めて見ていた。安倍総理の方から、蓮舫氏の二重国籍問題に言及されなかったことは残念ではあるものの、それは想定内のこと。いや、次のような暴言・誹謗を、いやしくも党首討論の場でしてしまうような未熟な政治家と、一国の総理が同じ土俵に乗らない方がむしろ良かったと思えるほどだ。

“蓮舫代表、安倍首相に「息をするようにウソをつく」党首討論で(スポーツ報知)(http://www.hochi.co.jp/topics/20161207-OHT1T50195.html)”

討論自体はきのうも書いた通り(http://agora-web.jp/archives/2023047.html)、蓮舫氏は、IR法案等を争点に仕掛ける展開となった。経済政策に関しては、安倍総理に毎度のごとく、民主党政権時代の経済データとの比較をもち出され、あえなく不発。せっかくの政策論議がかみ合わなかったこともさることながら、度し難いのは、あまりに短慮に過ぎる蓮舫氏の発言が繰り返されてしまったことだ。特に耳を疑ってしまったのが次の2つ(引用は産経新聞の書き起こしより)。1つめはカジノ解禁が経済成長に結びつくか疑義を呈したくだりのこれ。

“「だからカジノがどうしたら成長産業に資するのかと何度も伺っても、総理のその答えない力、逃げる力、ごまかす力、まさに神っています。ちゃんと真っ正面から答えて下さいよ」”

流行語大賞の「神ってる」にあやかって、報道で話題になることを意識した語彙選択であるとしたら、大いなる失策だ。野党第1党党首でありながら、なんというチャラさだろう。

しかも、深刻なのはこのような言葉選びをすれば、自分が「ブーメラン」をまた食らうことを考えてないように見えることだ。二重国籍問題を追及してきた我々から見れば、発言を二転三転させてきた蓮舫氏の「答えない力、逃げる力、ごまかす力」こそ、まさに神っている。

もう一つは、いま大問題になりつつあるこれだ。法案採決に至るプロセスへの見解がかみ合わないまま、論戦が終盤になり、しめくくりに入って飛び出した。

“「強行採決をしたことがない?よく、息をするように嘘をつく。TPP、年金カット法案、カジノ、全部強行採決じゃないですか」”

これとて同じブーメランが飛んでくる。歯切れの良さと舌鋒の鋭さで鳴らしてきた蓮舫氏だが、「瞬発力」頼みでやってきたために、自分の発言が与える影響を十分に計算しているようには見えず、浅はかな判断が目立つ。私だけが怒っているのもバカらしいので、先日、ツイッター上で池田信夫と激論し、蓮舫氏を擁護していた橋下徹氏ですら、見離すようなツイートをしていたことを紹介しよう。

“橋下徹 @t_ishin
これが事実なら民進党蓮舫さん、人格攻撃はよくないよ。人を嘘つき呼ばわりしたら、蓮舫さんなんか二重国籍問題ではバリバリの嘘つきだ。国民はしっかり見ている。詐欺罪で有罪判決を受けながら僕を詐欺師呼ばわりした辻本清美とやはり同類か!政策論争に徹すべき。 https://twitter.com/SatoMasahisa/status/806392955728707584 …
2016年12月7日 17:33”

この日は前半で、「カジノが成長産業ではない」という持論をぶったまではいい。しかし「私は国家の品格に欠くと思う」は蛇足どころか余計な波紋を巻き起こしかねない。安倍総理の経済観を攻撃するフレーズとして決めゼリフを言ったつもりだろうが、すでにネット上から突っ込まれているように、既存のカジノを持つ国に対して失礼極まりない。

攻め所の稚拙さも目立つ。中盤、話題を転じようと「高橋まつりさんという24歳の女性の名前を総理は覚えていますか」と切り出し、電通過労死問題を引き合いに働き方改革の議論に持ち込もうとした。しかし、電通に厚生労働省が強制捜査に入ったのは安倍政権肝いりと言われているだけに、むしろ総理が力を入れている政策。テレビのニュースで総理が高橋さんの名前を上げている場面もあったが、見逃していたのだろうか。

与党の看板政策を攻撃してハマればいいが、綿密な攻撃準備が相応に求められる。ロジックとファクトを緻密にくみ上げているのかと思いきや、時間外労働の上限規制という肝の部分で、民進党側の法案が省令に「丸投げしている」と、総理に言い返されてしまい、その後、再反論ができずにやりこめられたような印象が残った。法案の中身の妥当性について、私は専門ではないなので評価しないが、メディア・PR視点から言うと、「大坂城を攻めるのに、わざわざ真田丸から突撃しに行って反撃された」ように感じた。

いずれにせよ、この日の党首討論を見て感じたのは、二重国籍問題への対応どころか、蓮舫氏が代表を続ければ続けるほど、底の浅さが目立つばかりで、このまま党の信頼性が地に堕ちることが自明ということだ。代表選の間、蓮舫氏以外の候補者を推していたある議員が私の取材に対して「ガラスのような彼女の人気に乗っかってしまって大丈夫なのか」と懸念していたことが現実になりつつある。

民進党のために敢えて言っておく。特に非主流派の先生たち。今からでも遅くない。年内に「蓮舫おろし」をするべきだ。それでも埒があかないようなら、1月1日の政党交付金支給決定日までに飛び出して新党を作るべきではないか。民進党に残っていたところで、最大の支援団体だったはずの連合は、共産党との共闘路線を嫌気し、むしろ自分たちの望み通りに賃上げから働き方改革までやってくれる政府・自民党との距離を急速に縮めている。

総理の真珠湾訪問決定、自民都連の「7人の侍」除名で、ここ数日になって、年明けの政局シナリオは急速に不透明感が増している。

そろそろ行動を起こしてもいいのではないですか。


党首討論 蓮舫氏「息をするようにウソ…」に、橋下徹氏が批判「バリバリの嘘つきだ」
産経新聞 12/8(木) 12:23配信

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橋下徹氏(写真:産経新聞)

 7日に行われた今国会初の党首討論で、民進党の蓮舫代表が安倍晋三首相に対し「息をするようにウソをつく」などと発言したことについて、前大阪市長の橋下徹氏は自身の短文投稿サイト「ツイッター」を更新した。

 同日付の投稿で、「これが事実なら民進党蓮舫さん、人格攻撃はよくないよ。人を嘘つき呼ばわりしたら、蓮舫さんなんか二重国籍問題ではバリバリの嘘つきだ。国民はしっかり見ている。詐欺罪で有罪判決を受けながら僕を詐欺師呼ばわりした辻本清美とやはり同類か!政策論争に徹すべき」などと批判した。

(WEB編集チーム)


蓮舫代表、トランプ氏にも難クセ 安倍首相批判も二重国籍問題は書類開示せず
夕刊フジ 11/26(土) 16:56配信

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安倍首相に「不誠実」と迫る蓮舫氏だが、その前に自身の言動を顧みては…(写真:夕刊フジ)

 民進党の蓮舫代表が、ドナルド・トランプ次期米国大統領を猛烈に批判した。24日に開かれたTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)を審議する参院特別委員会で、世界が注目した安倍晋三首相との会談について質問するなかで、トランプ氏の選挙中の発言を「明らかな差別」などと指摘したのだ。民進党は今後4年間は続く、次期米政権とうまく付き合えるのか?

 蓮舫氏といえば、舌鋒鋭い質問で知られるが、この日は安倍首相を追及する勢いのまま、トランプ氏の発言についても以下のように語った。

 「大きな懸念を抱いた」「自由、民主主義、基本的人権の尊重、法の下の平等、日米関係の基本理念が揺らぐのではないか」「宗教、民族、性差、明らかな差別の発言」「特定の国を挙げて、レッテル張りする非難と批判の応酬」「非常に心配したんです」

 同盟国の次期リーダーへの痛烈な批判といえる。そのうえで、蓮舫氏は「どうして信頼関係を築けると確信したのか」と迫った。

 安倍首相は「次期大統領の選挙中の発言について、批判的コメントを述べるのは生産的ではない」とたしなめながら、「(トランプ氏は)現職のオバマ大統領に対する敬意をしっかり持っている。こういう姿勢を私は高く評価して信頼できると考えた」と答弁した。

 蓮舫氏は「何を言っているのか、サッパリ分かりません」「聞きたいことに何も答えない」「不誠実な答弁」などと、難癖を付けるように安倍首相を批判した。

 国会審議後、蓮舫氏は定例会見に臨み、国民にウソをついた自身の「二重国籍」問題について、記者から「(国民の疑惑を解消するために)戸籍謄本など証拠書類を開示する気はないのか」と問われた。

 他人には「誠実な答弁」を求めた蓮舫氏だが、「(開示しない)考えは変わっていません」とだけ答えた。


民進・蓮舫代表 戸籍謄本は公開しない考えを再度表明
産経新聞 11/24(木) 18:34配信

 民進党の蓮舫代表は24日の記者会見で、日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」問題に関して、自身の戸籍謄本は公開しない考えを改めて示した。蓮舫氏は日本維新の会などから「戸籍謄本を公開すべきだ」と求められていた。

 蓮舫氏は会見で、記者から「先日のテレビ番組では寝室まで公開していたが、戸籍の公開は考えているのか」と問われ、「考えは変わっていない」と述べた。

 蓮舫氏は10月6日の記者会見で、自らの戸籍について「極めて私の個人的な戸籍の件に関しては、みなさまの前で話をしようとは思っていない」と発言していた。


蓮舫民進党は中国の傀儡政党か ― 与党は民進党の懲罰動議に賛成を --- 足立 康史
アゴラ 11/21(月) 15:56配信

安倍総理がトランプ次期大統領との早期の会談を実現したことを私は高く評価していますが、予想通り、中国外務省は「第三国の利益を損なわないことを望む」とけん制、人民日報系の国際情報紙も「安倍の『朝貢』でトランプが感動」と揶揄しています。それにしても看過できないのは民進党の首相批判です。

民進党の蓮舫代表は来週の参院TPP特別委でトランプ氏との会談内容を総理に問い質すというし、安住代表代行は「当選して1週間後に飛んでいくのは、朝貢外交ではないか」と首相を批判し「世界で最初に会うことが本当に正しい外交姿勢なのか極めて疑問」と指摘したという。アホじゃないかと思いますね。

国籍のことを言うのはポリコレに反するので本当は控えたいのですが、ストレスたまると午後の地元活動に影響するので書いてしまいます。普通、帰化した政治家は国への忠誠をオーバーなほど表現するものですが、民進党議員は反対で、蓮舫代表の言動は中国の、憲法審の白眞勲委員は朝鮮の代弁者のようです。

先日、民進党が私に対して4度目の懲罰動議を突き付けてきましたが、いま私は、日本維新の会の執行部に、当該動議に賛成するよう自公両党に働きかけるよう要請しています。動議は単なる動議ですが、自公の理解を得て懲罰委員会に付託いただければ、公式の場で民進党と正面から争うことができるからです。

民進党が共産党と手をつないで議席を減らせば、日本は必ずよくなります。トランプ氏もドゥテルテ大統領も、直接話すと極めて論理的で聡明と聞きます。日本も、真っ当な保守系二大政党が国益を巡って切磋琢磨する、当たり前の政治体制を作るチャンス、私も懲りずに言うべきことを言い続けてまいります。

編集部より:この記事は、衆議院議員・足立康史氏の公式ブログ 2016年11月19日の記事を転載させていただきました(アイキャッチ画像は民進党サイトより引用)。オリジナル原稿をお読みになりたい方は足立氏のブログ(http://adachiyasushi.jp/?cat=5)をご覧ください。


「二重国籍」問題の蓮舫氏、安倍首相に難癖
夕刊フジ 11/19(土) 16:56配信

 民進党の蓮舫代表は18日午前、米次期大統領のドナルド・トランプ氏と世界で初めて会談した安倍晋三首相を早速、批判した。蓮舫氏は国会内で「『安倍首相は(トランプ氏を)信頼できる相手だと確信した』と発言した。何を持って信頼できるのか」と述べ、難癖をつけた。

 自身の「二重国籍」でウソをつき、今もその証拠開示に応じない蓮舫氏こそ信頼できない。


蓮舫氏の二重国籍を軽視する人達 --- 中村 仁
アゴラ 11/15(火) 16:30配信

民進党代表の蓮舫氏が二重国籍という違法状態を20年以上、続けていたようですね。政権交代を目指す野党の党首が日本国籍と台湾国籍を持ったまま首相に就任したら、どちらの国益を尊重するか。この国籍法違反は四方八方から批判を浴びるだろうを思っていたら、意外に静かなのです。なぜなのだろうか。一つの手がかりを得ました。

最近、友人が集り、政治、社会問題を議論したとき、蓮舫氏の二重国籍もテーマになりました。日本の国籍法では、「22歳までに国籍の選択をし、日本国籍を選択した場合、外国籍からの離脱を求める」努力義務を課しています。この数人は国際機関、シンクタンク、大手商社、銀行に勤めた職歴があり、豊富な知識、常識を持っているはずの人たちばかりです。蓮舫氏を問題視するのは私一人で、他は「お前は何をいうか」と、すさまじい勢いです。それを聞くうちに、多くの国民もそういう考えなのだろうなと、思いました。

「国際機関、シンクタンクは異なる国籍の職員、社員の集団だ。一般企業も社員を多国籍化しないと、やっていけない。グローバル化した時代に国籍にいちいち、こだわるのはおかしい」と、一人はいいます。「国際化が進み、海外で生まれる日本人、日本で生まれる外国人が増えている。国籍選択の手続きをきちんとしないでいる二重国籍者が80万人もいる。蓮舫氏だけをなぜ問題にするのか」とは、別の一人です。

政治家と一般人の国籍を同列に扱うな
私は反論します。「蓮舫問題は政治家、さらに首相なった場合の二重国籍がもたらす問題であり、国家間に紛争や対立が生じた場合、どちらの国、国益を代表することになるのかな」。私の友人たちのように、政治的公職者と一般人を同列に論じる人が多いですね。

外交官の場合、「外国籍を有する者は、外務公務員(外交官)になれない」(外務公務員法)のです。企業では、国際化が進み、外国人を積極的に採用するようになったのと訳が違います。外交官の場合、国益が絡む案件の処理が仕事であり、原則として、日本国籍者だけを採用します。首相や閣僚も国益絡みの交渉に当たることが多く、二重国籍者はまずいですね。

「そんなに問題ならば、なぜきちんと取り締まりをしてこなかったのか」と、これは鋭い指摘です。国籍に絡む関係法律の規定があいまいだったり、罰則がなかったり、義務が努力義務であったり、ですね。法令に違反しても、厳しく追及できないか、しない背景があります。友人たちの指摘はもっともで、法律改正をする必要があります。

「国会議員の場合、衆院は日本国民で満25歳以上、参院は満30歳以上」(公職選挙法)だけとあり、外国籍者(二重国籍者)を排除すると明記していません。さらに「首相は国会議員の中から指名する」(同)とし、首相の国籍規定には直接、触れていません。ただし、日本の国籍法は一定の年齢(満22歳)までに、国籍の選択をするよう求めていますから、つまり国会議員になろうとするなら、それまでに日本国籍だけを持つ。さらに首相はその中から選ぶのですから、日本国籍者だけがその資格を持っていることになります。

政府にはうやむやにしてきた責任
国籍問題はきちんとした説明、解釈を聞かないと、理解しにくいのですね。それで蓮舫問題にはモヤかかっているような感じなのですね。戦前に朝鮮半島から連れてこられた人たちも日本に多く、国籍離脱の手続きは面倒なので放置している人は相当数にのぼるでしょう。実際問題として、国籍規定を厳格にできない理由の一つでしょう。

私は「首相を目指す公党代表が虚偽の釈明を続けてきたことにも、問題がある」といいますと、友人たちは「それを黙認してきた政府がおかしい。そんな人物を代表に選んだ政党がおかしい」と反論します。そうでしょうね。法相は「蓮舫氏は国籍法上の義務には違反していたことになる」と、国会で発言しています。なぜこれまで放置してきたのか。本音は、この問題をうやむやにしておきたかったのでしょう。

蓮舫氏は二重国籍問題が発覚し、当初は「私は生まれながらの日本国民」とか、説明していました。認識が甘かったのか、国籍に対する意識が薄かったのでしょう。言い訳が通らなくなると、やっと日本国籍の取得(選択宣言)、および台湾国籍の喪失の手続きをこの9月か10月にしました。現在は少なくとも日本国籍は持っており、その間、蓮舫氏は違法状態だったのです。民進党幹事長の野田氏も「説明ぶりに一貫性がなかった」と、述べています。蓮舫氏もうやむやにしておいて逃げ切るつもりだったのでしょう。

民進党に厳しい安倍政権にも、積極性が感じられません。やっかいな問題が連鎖的に浮上しかねませんからね。新聞も消極的ですね。欧米ではテロ、移民、難民問題に頭を抱えています。そのためにも、国籍の厳格な管理が必要になってきていますね。国籍管理なしにテロ、不法移民対策はできません。まず首相の芽はない蓮舫氏の問題よりも、本当はこちらのほう重大だと思います。

編集部より:このブログは「新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁のブログ」2016年11月13日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、中村氏のブログ(http://blog.goo.ne.jp/jinn-news)をご覧ください。


謝蓮舫一家が国会で追及された黒い霧事件 --- 八幡 和郎
アゴラ 11/14(月) 16:32配信

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蓮舫氏と祖母の陳杏村氏(蓮舫氏の画像は民進党サイトより:アゴラ編集部)

私たちはたとえば岸元首相の金脈とか外国との関係についてかなりの情報を持っており、その人脈が現代にまで影響を残しているとして注視している。ならば、蓮舫が安倍首相の対抗馬になりたければ同等の情報開示が必要だろうし、まして、17年間外国人で32年間二重国籍者であったなら必要性は格段に高い。

しかも、戦前の上海での怪しげなビジネスでのし上がって、戦後は祖母と実父は政商として活動していたのである。政商とは蓮舫の母親がそういっているのである。

“「お父さんが生きていたら、蓮 (蓮舫)は政治家になっていないでしようね。『政治家にだけは絶対になるな』が、謝の遺言でしたから。謝は政治家を使って仕事をする政商で、政治の表も裏も知っていた。だから、蓮が『政治家になりたい』と言ったとき、私は腰を抜かしましたよ」(週刊文春2010年4月29日)”

ならば、本人についても情報開示が必要だし、マスコミももっと情報発掘に力を入れるべきだろう。 

戦前のことは現代の中国と台湾の権力者とのつながりにつながるし、戦争直後に蒋介石の台湾から共産党の大陸にいちど逃げたとか言う動きも気になるが、蓮舫が生まれる前後からの動きだって十分に怪しげだ。

とくに、昭和41(1966)年に参議院農水委員会で公明党黒柳明議員から追求された件は以下のようなことだ。

戦後、陳杏村が狙いを定めて政商ぶりを発揮したのは、日台間のバナナ貿易だった。バナナが国内のほかのフルーツを圧迫することなどを理由に輸入制限されていたが、昭和38(1963)年になって輸入自由化が発表された。自由化で業者が乱立し、輸入競争が激化した。

そこで、カルテルを結んで安定させようとして、 昭和40(1965)年に設立されたのが「日本バナナ輸入組合」だ。この組合の初代理事長には砂田産業の砂田勝次郎氏が就任したが、これは神戸市を地元とする自民党の代議士で文部大臣などを務めた砂田重民氏の兄弟だ。

この一連の動きに台湾側の窓口として暗躍したのが、台湾で日本への輸出枠の50%を握っていた陳杏村であり、その息子の謝哲信らだった。そして、これは「黒い霧・台湾バナナ事件」が参議院農林水産委員会で昭和41年11月1日 に取り上げられているので、そのなかに以下のような注目すべき言葉がある。

質問したのは公明党の黒柳明参議院議員、答弁は主として三木武夫通産大臣だ。

“「かつて日本が台湾バナナ輸入を自由化した当時から、国民政府によって輸出総量の50%の割り当てを与えられて、わが国の国内バナナ輸入業者に対して絶大な支配力を持っておる、こういう人が陳杏村」”

“「陳杏村氏の令息に当たる人で謝哲義と謝哲信、こういう人がおります。今度はむすこさんのことですが、それぞれ砂田という日本人商社名をつけた多数のバナナ輸入会社を実質的に支配し、まかされております」”

“「この駐日弁事処は、日本の業者がかつて輸入バナナ一かごに何百円というリベートを持参しなければ台湾バナナを輸入しない、そういうようなことでリベートを取って、外為法違反容疑で警察から取り調べを受けた事件がある」”

つまり、黒い霧として警察が調べたり国会で追及されたが立件されなかったのであるが、陳杏村がかかわる台湾側の組織が、日本の輸入業者からりべートをとったり、政治家にペーパーカンパニーをつくらせてそれを実質的に支配することで莫大な利益を上げていたと疑われたという事件だ。

そして輸入業者に本人や家族が関連している政治家としては、小泉純也、河野洋平、吉武恵市、砂田重民、大竹平八郎、蓮見進がいると名前が挙がっていた(すべてが陳杏村と関連していると言うことではない)。

謝哲信氏は、彼は同志社大学に留学し卒業したあと、母親である陳杏村のビジネスを、東京を拠点に手伝っていた。ホテルニュージャパンに住んで、毎晩、200~300万円の札束をポケットに銀座で豪遊していたと蓮舫へのインタビューで構成された「婦人画報」の記事にはある。

こうして築いた財産は、どうなったのだろうか。蓮舫は父親は台湾でいっさいの財産を残さなかった、国籍もどこか分からないと9月のYahoo!インタビューで話しているが、どういうことか。蓮舫の自宅は母親が経営する会社の名義になっているので資産公開でも出てこない。

野党の党首にして総理を狙おうとするなら国民はもう少し知って良いし、とくに、海外での部分は本人の協力がないと解明は難しい。それならそれでよいのでなく、謝家一族の現状、事業と資産について知らないで首相候補にして良いとは思えない。

また、蓮舫氏が戸籍など情報公開に応じないことと、関連があるのではないかと、疑ってみることくらいは誹謗ではあるまい。


朝日「二重国籍」社説の違和感 維新・足立氏「他人に厳しく自分に甘い蓮舫氏を擁護」
夕刊フジ 11/9(水) 16:56配信

 朝日新聞が6日朝刊に「二重国籍 多様な社会へ議論を」と題する社説を掲載した。国民にウソをついた民進党の蓮舫代表の「二重国籍」問題を受けたものだが、「強い違和感」を指摘する関係者もいる。ネットでも批判的な書き込みが相次ぎ、すでに“炎上”している。蓮舫氏の問題を追及してきた徳島文理大学の八幡和郎教授と、国会議員の二重国籍を禁止する法案などを提出した日本維新の会の足立康史政調副会長に聞いた。

 注目の社説は、《1人でふたつの国籍を持つ、「二重国籍」の論議が最近、国会などで続いている。国際化が進む今、二重国籍はもはや珍しくはない》との書き出しで始まり、日本や欧州などの現状を紹介したうえで、以下のように主張・指摘している。

 《そろそろ「国籍唯一の原則」を再考すべき時ではないだろうか》

 《外国籍があるのを理由に参政権などを奪うのは、憲法が定める法の下の平等に反する可能性もある》

 八幡氏は「日本では二重国籍は違法だ。『国籍唯一の原則』も世界各国で認められている。欧米でも、テロや脱税、難民・移民の増加に伴って二重国籍に厳しくなっているのが流れだ。二重国籍の人は『権利は2カ国分だが、義務は1カ国分』。いいとこ取りを許すような主張はおかしい。蓮舫氏は大体、国籍離脱や選択の証拠である戸籍謄本も開示せず、説明責任を果たしていない」と語る。

 朝日は社説で、《二重国籍と公職とのあり方については、慎重に時間をかけて論議を重ねる必要があろう》とも記している。維新が国会に提出した、国会議員や国家公務員の二重国籍を禁止する法案を意識しているのか。

 足立氏は「朝日らしい社説だ。他人には厳しく、自分には甘い蓮舫氏を擁護しているように感じる」といい、続けた。

 「最近では、外務省以外の国家公務員も外交を担う場面があり、(二重国籍が禁止されている)外務公務員並みの資格要件が必要だ。その公務員を指揮する閣僚や国会議員は言うまでもない。グローバル化で多国籍の人が増えたからこそ、国籍法などの規定に従った人が不利にならないよう、公職者については厳しく規制すべきだ。蓮舫氏については、憲法55条の『資格争訟裁判』で国会議員としての資格を問うべきではないか」


朝日新聞、二重国籍社説の致命的誤り --- 八幡 和郎
アゴラ 11/8(火) 16:30配信

朝日新聞の二重国籍問題についての社説(http://www.asahi.com/articles/DA3S12644761.html)についてです(以下、*が私のコメント)。

“1人でふたつの国籍を持つ、「二重国籍」の論議が最近、国会などで続いている。
国際化が進む今、二重国籍はもはや珍しくはない。
父母のどちらかが外国人である場合のほか、米国など出生地によって、ほぼ自動的に外国籍が与えられるケースもある。
そうした日本人が80万人以上いるとされている。”

*22歳になっていない合法的二重国籍者がほとんどでは?

“論議の中には、その現実とは無関係に、過度に問題視するような意見もある。しかし、ここは未来の日本をしっかり見据えて、どんな国籍の扱いが望ましいか冷静に考えたい。日本の国籍法は22歳までに日本か外国の国籍を選ぶよう求めている。日本国籍を選択した場合、外国籍については「離脱に努める」のが決まりだ。だが、罰則はなく、日本国籍を選んでも外国籍は離脱しないケースが大半だ。”

*そんなことはないでしょう

“自分に外国籍があることに気付かない人もいる。国籍の離脱手続きが難しい国もあり、強制はできない。
国籍を剥奪(はくだつ)されると思い込んで他方の国籍を放棄してしまい、後悔する人も少なくない。”

*まじめに離脱した人に損をさせるような政策はとるべきでありません。

“「国籍選択は、父母のどちらかを選ぶようなもの」「二重国籍であるだけで悪いことをしているように思われる」。そんな切実な声にも耳を傾けたい。”

*人生には父母のどちらかを取らざるをえないことはいくらでもある。二重国籍はもともと好ましくない上に違法なのだから悪いことです。

“国境を越えた人の往来や経済活動が盛んになり、90年代以降は多くの国が二重国籍を認める立場にかじを切っている。欧州では97年、出生などで得た外国籍の保持を認める条約が採択された。主要7カ国で認めていないのは日本だけだ。”

*欧米では二重国籍は当たり前だったのが制限されてきたのが流れだ。また、ヨーロッパ市民権への移行過程ともいえます。テロ、脱税、難民、移民の増加に伴って厳しくなっている傾向もある。男女同権、国際結婚、移住の増加に伴う過渡期的措置です。

“幅広い人材を呼び込めるだけではない。国籍を柔軟に認めた方が社会参加を促し、国を安定させるとの考えが基盤にある。”

*それは割り切りすぎです。また、多国籍企業の自由と同じで反省期。

“日本政府も、二重国籍が原因での具体的な弊害は起きていないことは認めている。そろそろ「国籍唯一の原則」を再考すべき時ではないだろうか。”

*誰がそんなことをいっているのでしょうか。国籍唯一の原則は世界で認められています。

“一方、政治の場での論議の発端は、蓮舫・民進党代表の「国籍」をめぐる問題だった。
台湾籍を放棄したかどうかで説明が揺れたことは、公党のリーダーとして不適切な対応だったといわざるをえない。ただ、日本は外交官など外務公務員を除き、二重国籍者の公職就任を禁じていない。外国籍があるのを理由に参政権などを奪うのは、憲法が定める法の下の平等に反する可能性もある。”

*そういう配慮は必要ですが、一人で二人分の権利を行使するのはおかしい。それなら、義務も二人分はたすのでしょうか。

“二重国籍と公職とのあり方については、慎重に時間をかけて論議を重ねる必要があろう。
多様な背景を持つ日本人が胸を張って共に暮らす。目指すべきはそんな社会である。”

*時間をかけて検討するのは結構ですが、結論が出るまで野放しは困ります。暫定的に原則を決めて、あとで柔軟化しても良いでしょう。また、隠すのが論外なのはいうまでもありません。

*いずれにしても、権利は二人分、義務は一人分とか、さらには、いいとこ取りはおかしいのではないでしょうか。

なお、この問題については、朝日新聞ですが、元レバノン大使の天木直人さんのすばらしいインタビュー(http://www.asahi.com/articles/DA3S12629803.html)があります。

とくに、後半のところ。

“「大使として赴任したレバノンでは重国籍の人は珍しくありませんでした。内戦が激しく、欧米などに脱出し別の国籍も得て、複数のパスポートを使い分けてビジネスをする人たちがいました。いちいちビザをとる必要はなく、国を自由に移動でき、便利です。それだけにスパイとして利用されやすい一面もあります。政府も国民も、誰を信じていいのか分からなくなる」”

“「欧州は、テロが頻繁に起き、移民規制が厳しくなりつつあるようですが、これまでは重国籍の政府幹部や政治家もいて寛容でした。欧州連合(EU)は、国家の権限の制約に合意した国々の集まりという背景もあったでしょう。しかしアジアではどうでしょうか。日本と韓国、中国との関係をみても、領土問題などで、しばしば深刻な対立が起き、主権国家の枠組みはむしろ強まっています。」”

“「自分が国籍をもつ国どうしの利益がぶつかったとき、どちらの側に立つのか。安全保障の観点からは、今や公務員だけでなく、民間人にも問われるようになってきたと感じています」”

といったあたりは含蓄があります。


国籍法の改正より蓮舫代表の選挙違反の摘発が先だ --- 池田 信夫
アゴラ 11/7(月) 16:43配信

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画像のように、蓮舫氏が「念のため台湾国籍離脱の手続きをした」9月6日から2ヶ月たっても、彼女の「1S00124784」という除籍番号が同じなので台湾IDは存在しており、国籍を喪失していない

朝日新聞の社説(http://digital.asahi.com/articles/DA3S12644761.html)が、ようやく蓮舫代表の態度が「公党のリーダーとして不適切な対応だった」と認め、国籍法の改正を論じている。これは酔っぱらい運転でつかまったドライバーが「道交法を改正すべきだ」というのと同じ問題のすりかえだ。

上の画像のように、蓮舫氏が「念のため台湾国籍離脱の手続きをした」9月6日から2ヶ月たっても、彼女の「1S00124784」という除籍番号が同じなので台湾IDは存在しており、国籍を喪失していない。これは公然たる違法行為であり、山本農相の失言よりはるかに重い。

1985年に改正された現在の国籍法は、「国籍唯一の原則」を守りながら、実質的に二重国籍を容認するものだ。二重国籍にも実害はないので、法務省も見て見ぬふりをしてきた。だからわれわれも最初から「国籍法違反そのものは大した問題ではないので、蓮舫氏は誤りを認めて正式の手続きをせよ」と警告したが、彼女は嘘をついて逃げ回ってきた。

朝日はそれを擁護し、9月8日の記事(http://digital.asahi.com/articles/ASJ975FTQJ97UTFK00D.html)では「中国法に基づけば、蓮舫氏が日本国籍を取得した85年の時点で、中国籍を喪失したという解釈が成り立つ余地がある」という誤った「法務省見解」を書いた。これについては法務省が「台湾出身者に中国の法律を適用していない」(http://digital.asahi.com/articles/ASJ9H7V0ZJ9HUTFK01B.html)と訂正し、朝日も誤報を事実上認めた。

本質的な問題は、国籍ではなく永住権である。一般人に二重国籍を認める法改正は必要だが、それは日本国籍の申請をすべて認めることを意味しない。たとえば北朝鮮から10万人の難民が押し寄せたとき、彼ら全員を不法滞在として国外追放することはできないが、全員に永住権を与えることも不可能だ。

大量に難民が入国してきたとき、今の入管当局のやっているような複雑な審査では、とても対応できない。なるべく裁量の余地の少ないルールで、永住権を認めるか否かを決める必要がある。最低でもやるべきなのは、蓮舫氏のような意図的な国籍詐称は厳罰に処すことだ。特に彼女が国籍詐称したまま参院選に3回当選したことは、重大な違法行為である。

もう一つの問題は、就労ビザである。これは外国籍のままでも国内で労働することを認めるもので、「技能実習生」の大部分はこれを利用した不法就労だ。地方大学には学生の半分以上が「中国人留学生」というケースも多く、入管の抜け穴になっている。国籍法だけでなく入管法も見直し、法務省が実際的な入国管理をすべきだ。

国籍法で重国籍を認める場合も、制限は必要だ。国家公務員については、現在の外交官のような制限を少なくとも全閣僚について明示する必要があろう。国会議員は重国籍でもいいが、公選法で国籍の開示義務を定めて有権者の選択にゆだねるべきだ。この点でも、「生まれながらの日本人」と嘘をついて当選した蓮舫氏の当選は無効だ。

いずれにせよ蓮舫氏は今も違法状態で、選挙違反(http://agora-web.jp/archives/2022456.html)の疑いも強い。日ごろ「立憲主義」やら「コンプライアンス」にうるさく、田中直紀氏を41通の文書の選挙違反で公民権停止に追い込んだ朝日新聞が、蓮舫氏だけに甘いのはダブル・スタンダードである。国籍法の改正より前に、彼女の選挙違反を追及すべきだ。


蓮舫代表は今年の参院選で選挙違反した
2016年11月04日 08:55

池田 信夫

一方的なメール、ブログで謝罪したから終わりと自民党の菅原一秀代議士。生まれ育ち愛する日本を国籍とする私への侮辱に値するSNSで拡散の出所不明デマを都連会合で公言したことについて訂正と謝罪要請したら、これが公式回答。到底納得できない。 pic.twitter.com/YZvPDGHq7m
— 蓮舫・れんほう@民進党 (@renho_sha) 2016年6月27日

これは自民党の菅原一秀衆院議員が今年6月17日、東京都知事選をめぐる自民党の会合で、蓮舫代表代行(当時)について「『日本人に帰化をしたことが悔しくて悲しくて泣いた』と自らのブログに書いている。そのような方を選ぶ都民はいない」と発言した問題で、彼女が菅原氏に抗議した6月28日のツイートだ(証拠は保全した)。

蓮舫氏は朝日新聞の取材に「(帰化して泣いたというのは)SNSで拡散されているデマだ」とコメントし、「生まれ育ち愛する日本を国籍とする私」と書いている。これは2004年の選挙公報に書いた「台湾国籍から帰化」という経歴を否定して「生まれたときから日本国籍だった」と有権者にアピールするものだ。

彼女が日本国籍を取得したのは1985年だから、「生まれ育ち」は経歴詐称である。9月3日の読売テレビでも、彼女は「生まれたときから日本人です」と答えており、最近は一貫して自分のアイデンティティが日本人だと強調している。これは2004年の「帰化」とは異なる説明だが、どっちも嘘である。

このツイートは6月22日に参院選が公示されてから7月10日までの選挙期間中なので、公職選挙法235条違反(虚偽事項公表罪)の証拠である。彼女は生まれたときは台湾国籍だった経歴を隠しているが、17歳まで日本国籍をもっていなかったことは自分で知っているはずだから、これは「故意」の虚偽事項公表である。

今年の選挙では、彼女は国籍についての記述を選挙公報から削除しているが、他の宣伝文書で「生まれも育ちも日本国籍だ」と書いていた疑いが強い。検察が家宅捜索する前に、民進党が第三者委員会をつくって調査すべきだ。

追記:「泣いた」というソースは見当たらないが、1992年6月25日の朝日新聞夕刊に次のような記事がある。

父が台湾人、母が日本人。19歳のとき、兄弟の就職もあって日本に帰化した。東京で生まれ育った身にとって暮らしに変化はなかったけれど、「赤いパスポートになるのがいやで、寂しかった」。
「赤いパスポート」というのは日本の旅券である。彼女は「在日台湾人で日本人になりたくなかった」という個性を売り物にしていたので、菅原氏の話は「泣いた」部分以外は正しい。少なくとも蓮舫氏のツイートより事実に近い。


「二重国籍」問題 蓮舫さん、証拠ないままですが…?
産経新聞 10/31(月) 7:55配信

 ■日本籍選択を宣言×台湾籍離脱証明は受理されず

 民進党の蓮舫代表をめぐる「二重国籍」問題が収まる気配をみせない。28日には市民団体が国籍法と公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の罪で東京地検に告発状を提出した。蓮舫氏は国籍法に基づく日本国籍選択の宣言を7日付で行ったことを明らかにしたが、戸籍謄本など証拠書類は公表せず、客観的に確認できない状態が続く。ぶれ続けた蓮舫氏の過去の発言も踏まえれば、疑惑は深まる一方だ。(清宮真一)

 ◆都合のいい解釈

 「詳細把握していないのでわかりません」

 蓮舫氏は30日、都内で告発状の提出について記者団に問われたが、そっけなくこう答えただけだった。

 国籍問題に関する蓮舫氏の説明は、日を追うごとに消極的になっている。27日の記者会見では、7日に日本国籍の選択を宣言したと説明しながら、13日の会見で明らかにしなかった理由を問われ「聞かれた通りに答えただけだ。(国籍法)14条2の前段の部分で届け出をしていると(説明した)」とだけ説明した。

 だが、この「聞かれた通り」との発言は、自らに都合のいい解釈と言わざるを得ない。

 国籍法によると、20歳未満の人が日本国籍と外国籍の二重国籍になった場合、22歳までにどちらかの国籍を選ぶ義務がある。14条2項では、日本国籍を選択する場合、(1)外国籍を離脱(蓮舫氏のいう「前段」部分)(2)日本国籍の選択と同時に外国籍の放棄を宣言(届け出)する-のいずれかで行うと定めている。

 13日の記者会見では、蓮舫氏が9月13日まで台湾籍を離脱していなかったことを踏まえ、日本国籍の「選択宣言」の有無とその時期について質問が集中。日本国籍の選択宣言をした場合には、戸籍に年月日が記載されることから、証拠として戸籍謄本を公開するかどうかも問われていた。

 だが蓮舫氏は「戸籍法106条にのっとって(台湾籍の離脱に伴う)手続きを行っている。区役所を通じて届け出て対応を待っている」と述べるだけで、宣言の有無や時期への言及を避け続けた。肝心の台湾籍の離脱証明書は今月7日付で不受理となっており、一連の時系列からみると「対応を待っている」というのは事実に反するのでないか。

 ◆二転三転する発言

 そもそも蓮舫氏は問題発覚後、「私は日本人だ」と強調する一方、25年以上にわたって日本国籍と台湾籍の「二重国籍」状態を続けてきたことには、明確な説明をしてこなかった。

 当初は「台湾籍を抜いた」と述べていたが、9月12日になって台湾籍が残っていたことが判明。「父が手続きを終えたと思い込んでいた」と釈明したが、事実を明瞭に語らない姿勢は今月13日の時点でも続いていたことになる。

 問題が幕引きを迎えないのは、蓮舫氏が事実関係を証明する手段として、客観的な証拠を用意しないからだ。蓮舫氏は台湾籍の離脱証明書が日本側に受理されなかったため、今月7日付で日本国籍の選択宣言をしたと説明するが、戸籍謄本の公開を「家族に影響が及ぶ」などとして拒否。結果的に、この選択宣言の真偽も不透明なままだ。

 日本と米国の「二重国籍」問題を指摘された自民党の小野田紀美参院議員は、昨年10月に日本国籍の選択宣言をした証拠として、戸籍謄本を写した写真を公開した。写真には、小野田氏のプライバシーに関わる部分を塗りつぶしているが、選択宣言の時期は明確に分かる。蓮舫氏はプライバシーに配慮し、こうした手段も取れるはずだ。

 「今回、いろんな意味で学習している。間違ったことは間違ったし、それに対して真摯(しんし)に説明していく」

 蓮舫氏は今月24日に放送された橋下徹前大阪市長のテレビ朝日系番組でこう強調した。だが27日の記者会見の受け答えを見る限り、自らの言葉に責任を持つ姿勢はみじんも感じられない。蓮舫さん、本当にこのまま首相を目指すのですか。


二重国籍問題 民進・蓮舫代表「詳細把握していない」 市民団体の告発状提出に
産経新聞 10/30(日) 15:18配信

Ktbrenho
民進党の蓮舫代表(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)

 民進党の蓮舫代表は30日、日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」問題に絡み、市民団体が公職選挙法違反の罪などで東京地検に蓮舫氏に対する告発状を提出したことについて「詳細を把握していないのでわからない」と述べた。視察先の東京都足立区内で記者団に語った。


スクープ! 蓮舫氏、二重国籍問題で刑事告発 政府・与党も「決定的証拠」握る?
夕刊フジ 10/29(土) 16:56配信

Ktbrenho
蓮舫氏の「二重国籍」問題に、女性団体から怒りの声が上がった(写真:夕刊フジ)

 民進党の蓮舫代表(48)の「二重国籍」問題が、新たな局面に突入しそうだ。女性団体が28日、蓮舫氏が国籍選択を25年以上放置してきた「違法性」に絡み、公職選挙法違反などの疑いがあるとして、東京地検に告発状を提出した。蓮舫氏が戸籍謄本などの証拠を開示しないため、司直の手に委ねるという。蓮舫氏については、民進党内で距離を置くグループの動きが活発化しているうえ、他の野党内にも「蓮舫外し」の言動が浮上している。東京地検の動き次第では、政治生命にも直結しそうだ。

 「立法府の人間が平気で違法状態を続け、真実を隠して当選してきたことは、有権者への裏切り行為に他ならない」

 女性団体「愛国女性のつどい花時計」の岡真樹子代表は、告発を決めた理由をこう語る。

 蓮舫氏は17歳当時の1985年、法律改正によって日本国籍を取得した。同時期、父親と台北駐日経済文化代表処(東京都港区)で台湾籍を抜く手続きをしたと説明してきた。

 だが、夕刊フジやインターネットの言論プラットフォーム「アゴラ」などで「二重国籍疑惑」が報じられ、関係者が代表処に確認したところ、台湾籍が残っていることが判明した。

 岡氏ら同団体は、この状況を問題視している。

 国籍法では20歳未満の人が二重国籍になった場合、22歳までの国籍選択を定めている。だが、今月7日付で日本国籍の選択を宣言したとする蓮舫氏は25年以上にわたって違反状態にあったと考えられ、岡氏らは「この状況は国籍法第14条(国籍の選択)に違反している」と主張する。

 さらに、二重国籍の状態にありながら、公式ホームページ(HP)などに、有権者を誤信させる記載があったことも重くみる。

 告発事実によれば、蓮舫氏は2004年7月11日投開票の参院選の選挙公報のほか、2013年まで公式HPに「1985年、台湾籍から帰化」と記載していたという。

 岡氏らは、こうした文言は「あたかも日本国籍を選択して台湾の国籍を放棄する旨の宣言を行い、日本国民の要件を満たした者であるかのように有権者を誤信させる虚偽事項」などと主張。「公選法第235条第1項(虚偽事項の公表罪)」に抵触する疑いがあるとしている。

 同団体は子育て中の主婦ら20~40代の女性を中心に2010年に設立された。特定の政党と関わりは持たず、夫婦別姓に反対する活動や被災地にオムツを送るなどの慈善活動にも力を入れている。現在の会員数は1200人ほどだという。

 時効や法解釈の問題などもあり、東京地検が告発状を受理するかどうかは不明だ。ただ、蓮舫氏と同じ女性が、今回の「二重国籍」問題への対応に疑問を持ち、真実を明確にしてほしいと考えているのは事実だ。

 岡氏は「今回の問題は『法律を知らなかった』では済まされない。『二重国籍の状態にある』との事実を知っていれば、投票しなかった人は多くいたと考えられる。真実を隠して当選するという違法行為は許されるべきではない」と語っている。

 今回の告発状提出の動きについて、蓮舫氏の「二重国籍」問題を徹底追及してきた徳島文理大学の八幡和郎教授は「蓮舫氏の二重国籍が解消されたという証拠書類を開示しないことが、混乱を生む要因になっている。今回の動きは、旅券法や税法なども含めた違法行為の有無を解明する突破口になる可能性もある」としている。

 永田町でも“蓮舫パージ”の動きが目立ってきた。

 蓮舫氏は衆院選を見据えて「選挙の顔」として代表に選出されたが、23日投開票の衆院東京10区、福岡6区補選で惨敗した。前原誠司元外相を中心に反執行部グループが結集しつつある。

 共産党や自由党、社民党なども、蓮舫氏の下では次期衆院選での「野党共闘は難しい」として攻勢を強めている。

 自由党の小沢一郎代表は18日の記者会見で、新潟県知事選(16日投開票)の対応について、「勝ちそうになったから応援に行くのは、野党第1党(の党首)として主体性がなさすぎる」と蓮舫氏を批判し、民進党についても「政権を取る気がないなら、解散した方がいい」と痛罵した。

 共産党の志位和夫委員長は27日の記者会見で、民進党の支持団体・連合が「(野党共闘は)共産党と一線を画すべきだ」と要求していることに対し、「民進党がどういう対応をするか。指導部が問われる」といい、蓮舫氏に“踏み絵”を迫った。

 野党内の混乱に目を付けたのか、自民党の二階俊博幹事長は26日夜、連合の神津里季生会長と都内のホテルで会食した。自民党幹部は「民進党と連合の間にくさびを打とうとした動きだ」と語る。

 永田町では「政府・与党は、蓮舫氏の決定的証拠を握っている」との仰天情報も流れている。蓮舫氏は、代表のまま新年を迎えられるのか。

 ◇

 民進党役員室の報道担当者は28日朝、「告発状を東京地検に届けていない現段階では、コメントのしようがない」としている。


「二重国籍」 市民団体、蓮舫氏を告発
産経新聞 10/29(土) 7:55配信

 民進党の蓮舫代表の日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」問題で、市民団体「愛国女性のつどい花時計」の岡真樹子代表らが28日、国籍を選択する義務を怠り、参院選で虚偽の事実を公表したとして、国籍法違反と公職選挙法違反の罪で蓮舫氏に対する告発状を東京地検に提出した。

 民進党役員室は「事実関係が分からないのでコメントは控えたい」とした。

 告発状によると、蓮舫氏は17歳だった昭和60年1月に日本国籍を取得。国籍法に基づき22歳になった平成元年11月28日までに日本国籍か台湾籍を選択する義務があったにもかかわらず、今月7日に選択の宣言をするまで義務を怠った。また、16年7月の参院選(東京選挙区)に立候補する際、国籍選択の義務を果たしていないにもかかわらず、選挙公報に「1985年、台湾籍から帰化」と記載し虚偽の事実を公表したとしている。

 岡氏らは告発状で「本来であればこの事実(蓮舫氏の二重国籍)を知った有権者の投票による当選はなかった可能性が十分あり当時の選挙管理委員会と有権者を欺いた」と主張している。


蓮舫氏を東京地検に告発 二重国籍問題で市民団体代表ら
産経新聞 10/28(金) 18:57配信

 民進党の蓮舫代表の日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」問題で、市民団体「愛国女性のつどい花時計」の岡真樹子代表らが28日、国籍を選択する義務を怠り、参院選で虚偽の事実を公表したとして、国籍法違反と公職選挙法違反の罪で蓮舫氏に対する告発状を東京地検に提出した。

 民進党役員室は「事実関係がわからないのでコメントは控えたい」とした。

 告発状によると、蓮舫氏は17歳だった昭和60年1月に日本国籍を取得。国籍法に基づき、22歳になった平成元年11月28日までに日本国籍か台湾籍のいずれかを選択する義務があったにもかかわらず、今月7日に選択の宣言をするまで義務を怠った。また、16年7月の参院選(東京選挙区)に立候補する際、国籍選択の義務を果たしていないにもかかわらず、選挙公報に「1985年、台湾籍から帰化」と記載して虚偽の事実を公表したとしている。

 岡氏らは告発状で「本来であればこの事実(蓮舫氏の二重国籍)を知った有権者の投票による当選はなかった可能性が十分あり、当時の選挙管理委員会と有権者を欺いた」と主張している。


蓮舫代表はまた嘘をついたことを認めた --- 池田 信夫
アゴラ 10/28(金) 16:32配信

“https://twitter.com/i/web/status/791576683031564289”

蓮舫氏が27日の定例会見で、また嘘をついたことを認めた。

“(記者)日本国籍の選択宣言を行ったのは10月7日だが、同月13日の会見では、選択宣言について答えていない。理由は。
(蓮舫)いや、聞かれたとおりに答えただけであって、14条にのっとって手続きを行っていると。立法趣旨にのっとって、(国籍法の)14条2の前段の部分で届け出をしている。最終的にその前段の部分は完遂はしていない。”

わざとまぎらわしく答えているが、国籍法の第14条第2項(「14条2」という条文はない)にはこう書かれている。

“日本の国籍の選択は、外国の国籍を離脱することによるほかは、戸籍法 の定めるところにより、日本の国籍を選択し、かつ、外国の国籍を放棄する旨の宣言(以下「選択の宣言」という。)をすることによつてする。”

したがって「前段の部分は完遂はしていない」というのは、まだ台湾国籍を離脱していないという意味だ。これは「9月12日に台湾政府から国籍離脱の連絡を受けた」という13日の記者会見とは矛盾する。

手続きを始めたのが9月6日だから、普通2ヶ月以上かかる台湾の国籍喪失がまだ終わっていないのは私の予想(http://agora-web.jp/archives/2022291-2.html)どおりだ。彼女はまた嘘をついたわけで、最終的に離脱できるかどうかもわからない。台湾政府が国籍喪失を拒否したら、彼女は「義務に反する状態」が死ぬまで続く(これが努力義務)。

これは台湾政府に問い合わせればすぐわかることで、官邸も把握しているはずだ。ここまで見えすいた嘘を重ねるのは病的である。まだ他にも嘘があるので、国会は政治倫理審査会で矛盾をただし、彼女はすべて説明すべきだ。

追記:Facebookで指摘されたが、「14条2の前段の部分」は「後段の部分」の誤りではないか。以前の記者会見の説明は「戸籍法104条で日本国籍を宣言し、台湾政府に離脱届けを出した」ということだったが、これは後段だ。いずれにせよ、まだ台湾籍を離脱していないことには変わりない。中身を説明しないで、法律の名前もいわないのは誤解のもとである。


蓮舫氏を東京地検に告発へ きょう午後、二重国籍問題で市民団体代表ら
産経新聞 10/28(金) 13:45配信

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民進党の蓮舫代表(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)

 民進党の蓮舫代表の日本国籍と台湾籍のいわゆる「二重国籍」問題で、市民団体「愛国女性のつどい花時計」の岡真樹子代表らが28日午後、国籍を選択する義務を怠り、参院選で虚偽の事実を公表したとする国籍法違反と公職選挙法違反の罪で、蓮舫氏に対する告発状を東京地検に提出することが分かった。この問題で蓮舫氏に対する告発が明らかになるのは初めて。

 告発状によると、蓮舫氏は17歳だった昭和60年1月に日本国籍を取得。国籍法に基づき、22歳になった平成元年11月28日までに日本国籍か台湾籍のいずれかを選択する義務があったにもかかわらず、選択の宣言をした今月7日まで怠った。

 また、16年7月の参院選(東京選挙区)に立候補する際、国籍選択の義務を果たしていないにもかかわらず、選挙公報に「1985年、台湾籍から帰化」と記載して虚偽の事実を公表したとしている。

 岡代表らは告発状で「本来であればこの事実(蓮舫氏の二重国籍)を知った有権者の投票による当選はなかった可能性が十分あり、当時の選挙管理委員会と有権者を欺いた」と主張している。

2016年12月29日 (木)

元俳優の根津甚八氏が死去

俳優として活躍した根津甚八(ねづ・じんぱち、本名・根津透=ねづ・とおる)氏が29日昼、深部静脈血栓症および肺塞栓症による肺炎のため都内の病院で死去した。69歳。山梨県出身。葬儀については故人の遺志により近親者のみの密葬を行う。同日、所属事務所が発表した。

根津氏は1969年に劇団「状況劇場」に入団、78年のNHK大河ドラマ「黄金の日日」で石川五右衛門役を演じ、黒澤明監督の映画「影武者」「乱」のほか、舞台など幅広く活躍した。2001年ごろから「右眼下直筋肥大」という目の病気を発症、芸能活動を縮小。04年に死亡交通事故を起こし、活動を自粛。以降、ブログなどでの活動以外、表舞台から姿を消していた。09年に鬱病を患い、持病の椎間板ヘルニアも悪化したため療養生活を送っていた。

10年に引退を発表し、その後は、演出家、脚本家として活動。15年に映画館監督の石井隆氏の要望に応じ、映画『GONIN サーガ』に出演。一度限りの銀幕復帰を果たしていた。

リンク:【訃報】根津甚八さん=俳優 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:根津さん 14日にアルバム発売したばかり…「完成楽しみ」と思い - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:根津甚八さん略歴 黒澤映画で脚光浴びる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:根津甚八さん死去 69歳 大河「黄金の日日」、黒澤作品など出演 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:元俳優の根津甚八さん死去 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:根津甚八さん死去 昨年1度限りの俳優復帰「未練捨てて終止符を打てた」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:根津甚八さん妻、闘病の苦悩語っていた TBSビビットで - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:根津甚八さん死去 目、腰、うつで闘病…10年に俳優引退 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:元俳優の根津甚八氏が死去 69歳 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:元俳優・根津甚八さん、69歳で死去 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「影武者」など故黒沢明作品出演/根津甚八さん略歴 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:根津甚八さん死去、69歳 10年に俳優引退 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:元俳優の根津甚八さん死去 69歳…事務所が発表 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

【訃報】根津甚八さん=俳優
読売新聞 12/30(金) 9:48配信

 俳優の根津甚八(ねづ・じんぱち、本名・透=とおる)さんが、29日に肺炎で死去した。

 69歳だった。所属事務所によると、告別式は近親者で済ませる。

 山梨県出身。1969年に唐十郎さんが率いる劇団「状況劇場」に入り、看板役者となった。78年のNHK大河ドラマ「黄金の日日」で石川五右衛門役を演じて人気を博し、テレビドラマや映画などで広く活躍。80年には黒沢明監督の映画「影武者」に出演、同監督による85年の「乱」でも鮮烈な演技を見せた。代表作に、映画「さらば愛しき大地」「吉原炎上」などがある。

 近年は療養などで俳優活動から遠ざかっていたが、出演した映画「GONIN」(95年)の続編である「GONIN サーガ」(2015年公開)に登場。これが最後の出演作となった。


根津さん 14日にアルバム発売したばかり…「完成楽しみ」と思い
スポニチアネックス 12/30(金) 8:34配信

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アルバム「やすらぎ 根津甚八・男の哀歌」

 ◇根津甚八さん死去

 NHK大河ドラマ「黄金の日日」や黒澤明監督の映画「影武者」などに出演した元俳優の根津甚八(ねづ・じんぱち、本名透=とおる)さんが29日、肺炎のため都内の病院で死去した。69歳。うつ病や目の病気などで2010年に俳優業引退を表明していた根津さんだったが、14日にアルバム「やすらぎ 根津甚八・男の哀歌」を発売したばかりだった。

 1976年の初アルバム「―ゆきずり―根津甚八・男の哀歌」に収録した12曲とカバー曲5曲の計17曲を収めている。新たに録音し直した歌はないが、根津さんは所属事務所を通じて発売元のディレクターに「完成を楽しみにしています」と思いを伝えていたという。


無言の4時間ドライブ そして笑う/根津さんを悼む
日刊スポーツ 12/30(金) 7:54配信

 NHK大河ドラマ「黄金の日日」や映画「影武者」などで知られ、10年に俳優を引退していた根津甚八さん(本名・透=とおる)が29日昼、肺炎のため、都内の病院で死去した。69歳だった。

 とにかく、黙って、笑っている。そんな人だった。

 釣りが趣味と聞き、エッセーの連載記事「根津甚八のフィッシュ・オン」を企画、担当した。当時、新人の釣り記者だった私は、寡黙な彼に、とにかく毎日のように会いに行っていた。秋晴れのある日、都内の自宅にうかがうと、新車のポルシェが止まっていた。上機嫌そうにこう言って笑った。

 「秋田の渓流を見に行けば、慣らし運転は大丈夫だろ」

 私は黙って助手席に乗った。4時間ほどのドライブをほぼ無言で終え、自宅に戻った。秋田へは行かなかった。

 毛バリを巻くのが好きだと聞いていたので、巻く姿を見たいと伝えると、自宅に招き入れてくれた。1時間ほど無言。そして大きな目を輝かせ、完成品を手に満面の笑みで「どう?」。

 何て楽しそうな人生を生きている人なんだろう、そう思った。その後は、お目にかかるたびに「ロシアでベニザケを釣ろうぜ」「カナダに行こう」などと話しかけてくれた。同行取材はかなわなかったが、黙ってお供したかった。【元日刊スポーツ記者・荒牧公哉】


根津甚八さん訃報に名付け親の唐十郎さんは絶句
日刊スポーツ 12/30(金) 7:54配信

 俳優根津甚八さんの訃報が伝わった29日、芸能界から悲しみの声が上がった。

 根津さんが若き日に所属した劇団「状況劇場」主宰の劇作家唐十郎さん(76)は訃報を聞いて絶句したという。病気療養中だが、家族によると「亡くなったことを知らせると一瞬、言葉を失って驚いた表情を見せました」という。

 根津さんは69年から79年まで、アングラ演劇といわれた「状況劇場」に在籍。紅テントを拠点に、看板俳優として劇団の全盛期を支えた。芸名も、本名「根津」には真田十勇士の1人である「根津甚八」が合うと唐さんが命名。唐さんの家族は「遠くを見つめているようなまなざしで、根津さんとの思い出を懐かしんでいるようでした」と話した。


根津甚八さん死去 闘病15年 波乱の人生静かに幕
日刊スポーツ 12/30(金) 7:54配信

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80年4月 映画「影武者」公開で、劇場前に長蛇の列ができて顔もほころぶ根津甚八さん(右)。左は仲代達矢

 NHK大河ドラマ「黄金の日日」や映画「影武者」などで知られ、10年に俳優を引退していた根津甚八さん(本名・透=とおる)が29日昼、肺炎のため、都内の病院で死去した。69歳だった。体調悪化や人身事故などが重なり、うつ病に悩まされた。憂いのある演技と独特の存在感で多くの観客や視聴者を魅了した。葬儀・告別式は近親者で行う。

 関係者によると、根津さんは数カ月前から体調を崩して入院していた。所属事務所に先月、仁香(じんか)夫人から「体調が芳しくない」と連絡があった。容体はかなり悪かった。今月1日に69歳の誕生日を迎えたばかりだった。

 15年ほど前から闘病を続けていた。02年、右目下直筋肥大で、ものが二重に見えてしまう複視など症状に悩まされ、手術を繰り返した。04年に都内の交差点で車を運転中、自転車に乗った男性をはねて死亡させる事故を起こした。その後、体調が悪化して芸能活動をしばらく休止した。復帰後もヘルニア手術の後遺症でつえを手放せなくなり、満足な仕事ができなかった。

 俳優業に強い執着と愛着を持っていた根津さんは09年、度重なる闘病などから、うつ病を患った。夫人は後に当時を「笑えないし、眠れない。体温調節もできなかった」と出演番組で明かした。投薬治療も始めたが好転しなかった。医師の薦めで日記もつけた。その中で復帰への強い意欲も示したが、「なぜ次々と試練が降り掛かる」「ほんの少しでも希望が欲しい」とつづり、「もう自分の力ではどうにもできない」など無力感や「ろくなことを考えない」と自己嫌悪も記していた。俳優生活40周年を迎えた10年、満足な演技ができないとして、夫人を通じて俳優引退を発表した。その後、自宅で療養を続けていた。

 69年に唐十郎氏の劇団「状況劇場」に入って俳優業をスタート。78年NHK大河ドラマ「黄金の日日」で松本幸四郎(当時市川染五郎)演じる主人公・助佐の友人、石川五右衛門を演じてお茶の間にその名が知れ渡った。ワイルドな風貌やニヒルで憂いのある演技、独特の存在感などが高く評価され、映画「影武者」「乱」など黒沢明監督作品にも出演し、日本を代表する名脇役として活躍した。

 昨年は、多くの作品に出演した石井隆監督の熱意に応える形で、映画「GONIN サーガ」に出演したが、あくまでも1度きりの復帰だった。4日間の撮影を終えると「天が再び機会を与えてくれるものなら、仕事を続けたかった思いももちろんある。でも今回やり遂げたことで、未練を捨てて、終止符を打てたと思う」とコメント。俳優復帰は、かなわないと自覚していた。

 ◆根津甚八(ねづ・じんぱち)1947年(昭22)12月1日、山梨県生まれ。独協大中退後の69年に唐十郎主宰の状況劇場に入り、70年に舞台「ジョン・シルバー 愛の乞食編」でデビュー。78年NHK大河ドラマ「黄金の日日」の石川五右衛門役で注目された。その後、「影武者」「乱」など黒沢明監督作品や、高倉健主演「駅 STATION」などの映画に出演。82年映画「さらば愛しき大地」で日本アカデミー賞主演男優賞。右目下直筋肥大の発症や、うつ病などもあって10年に俳優を引退。172センチ。


根津甚八さん死去 2000年以降は病との闘い…10年引退
スポニチアネックス 12/30(金) 7:01配信

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映画「GONIN サーガ」で1作限りの俳優活動を行った根津甚八

 NHK大河ドラマ「黄金の日日」や黒澤明監督の映画「影武者」などに出演した元俳優の根津甚八(ねづ・じんぱち、本名透=とおる)さんが29日、肺炎のため都内の病院で死去した。69歳。山梨県出身。故人の遺志で近親者のみで密葬を行う。うつ病や目の病気などで2010年に俳優業引退を表明。15年公開の映画「GONIN サーガ」に1作限定で復活し、ファンを感激させたが、これが最後の晴れ舞台となった。

 舞台、映画、ドラマに歌と幅広く活躍した根津さんが、29日の昼すぎに静かに息を引き取った。数カ月前に体調を崩して入院。関係者によると、近しい人と面会することも避け、最期は仁香夫人(54)との水入らずの時間を過ごしたようだ。

 15年ほど前から病との格闘の日々を送った。2001年ごろ、右目下直筋肥大という顔面の病気を発症。後遺症に悩まされ、次第に活動を縮小させた。さらに04年7月には被害者が死亡する交通事故を起こし、謹慎生活に入った。06年5月に立ち上げた自身のブログで活動休止中の様子をうかがわせたが、08年2月から更新していなかった。

 翌09年には仁香夫人が雑誌に手記を発表。根津さんがうつ病を患っていることと、持病の椎間板ヘルニアが悪化していることを明かした。療養生活は続いたが、10年9月に俳優業からの引退を表明。同時に闘病の様子と俳優時代を回顧した夫人著の「根津甚八」(講談社)が出版された。献身的に看病した仁香夫人はテレビのインタビューで「つらいことばかり降りかかってきた。なぜこの人と結婚したのかと思ったこともあった」と胸中を明かしていた。

 そんな根津さんを再び表舞台に引っ張り出したのが石井隆監督(70)だった。それが15年公開の「GONIN サーガ」。根津さんが扮した元刑事の氷頭要は、95年公開の前作のラストで銃に撃たれて誰もが死んだものと思ったが、生きていたという設定にして続編を計画。何度も自宅に足を運んで説得する監督に根津さんも「本をじっくり読んで、これなら今の自分にできるという気持ちが湧いてきた」と心動かし復帰を決めた。

 関係者によれば、根津さんの撮影が終わると、すさまじい役者魂に東出昌大(28)や桐谷健太(36)ら共演者やスタッフが感涙。根津さんも「やり遂げたことで、未練を捨てて終止符を打てたと思う」と笑みを浮かべたという。

 突然の悲報に石井監督は「凄い役者で大好きでした。色悪というか、何をやっても格好がいいものだから、アクションスターと呼ばれましたが、とても繊細で、でもカチンコが鳴ると捨て身で演じるから腰を痛めたり、いつも満身創痍(そうい)でした。もう一度だけスクリーンでカッコイイ根津さんを見たくて、根津さんのために書いたシナリオを、一昨年、10年がかりで成立させたのですが、ただただ残念です」とコメントを寄せた。

 唐十郎主宰の「状況劇場」の出身。芸名は唐が真田十勇士の根津甚八に絡めて命名。勇士の甚八は大坂夏の陣で幸村の影武者となって討ち死にしたが、大河ドラマが「真田丸」だった年の根津さんの死。運命的なものを感じさせる。

 ◆根津 甚八(ねづ・じんぱち)本名・根津透。1947年(昭22)12月1日、山梨県生まれ。独協大中退後の69年に状況劇場に入団し、翌年の舞台「ジョン・シルバー 愛の乞食篇」でデビュー。75年にフジテレビ「娘たちの四季」でドラマ初出演。78年のNHK大河ドラマ「黄金の日日」で人気俳優となった。79年に状況劇場を退団。82年の「さらば愛しき大地」「この子の七つのお祝いに」の演技で日本アカデミー賞優秀主演男優賞などを受賞。黒澤明監督の「影武者」(80年)や「乱」(85年)、降旗康男監督の「駅 STATION」(81年)など多数の作品で活躍した。


根津甚八さん死す 晩年は病魔と闘い…俳優業引退から6年で帰らぬ人に
サンケイスポーツ 12/30(金) 7:00配信

 NHK大河ドラマ「黄金の日日」や映画「影武者」などで知られ、2010年に病気を理由に俳優を引退した根津甚八(ねづ・じんぱち、本名・根津透=ねづ・とおる)さんが29日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなった。69歳だった。所属事務所によると、数カ月前に体調を崩して入院。一度限りの役者復帰を果たした昨年9月公開の映画「GONIN サーガ」が遺作となった。

 数々の作品で、圧倒的な存在感を見せてきた根津さん。引退から6年で静かに逝った。

 所属事務所によると、数カ月前から体調を崩し、都内の病院に入院していたが、この日昼、深部静脈血栓症および肺塞栓症による肺炎のため帰らぬ人に。最後は1994年に結婚した夫人の仁香さんに見守られながら息を引き取った。

 2人の間には今年20歳になった長男がいるが、息子が看取ったかは不明。葬儀は故人の遺志により、近親者のみの密葬になるという。

 1969年に唐十郎(76)主宰の状況劇場に入団し、看板俳優として活躍。78年のNHK大河「黄金の日日」で石川五右衛門役を演じ、一躍脚光を浴びた。

 他にも黒澤明監督の映画「影武者」や「乱」、降旗康男監督(82)の「駅 STATION」など多数の話題作に出演。しかし2001年に「右目下直筋肥大」の手術をして以降は後遺症に悩み、徐々に活動を縮小。04年に自動車を運転中に死亡事故を起こしてからは、活動を自粛していた。

 その後は病との闘いが続いた。09年に鬱病を患い、持病の椎間板ヘルニアも悪化。満足する演技が困難になったとして10年に俳優業引退を発表。だが昨年、親交の深い石井隆監督(70)の熱烈オファーを受け、ほとんど体を動かせない状態ながら映画「GONIN サーガ」で一度限りの復帰を果たした。

 ちょうど50本目の映画出演作。根津さんは当時「久しぶりの撮影現場に気持ちが高揚し、自分はこの仕事が心底好きなんだと改めて感じた」としつつ、「やり遂げたことで、未練を捨てて終止符を打てた」と改めて俳優業との決別を宣言した。

 復帰作で主演の東出昌大(28)ら若手をうならせた渾身の役者魂は、確実に後輩たちに引き継がれるはずだ。


根津さん 1回限りの役者復帰 昨年「GONIN サーガ」が遺作に
スポニチアネックス 12/30(金) 6:30配信

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映画「GONIN」の製作発表が行われ、主役5人が初顔合わせ(前列左から佐藤浩市、本木雅弘、後列左から椎名桔平、根津甚八、竹中直人)

 ◇根津甚八さん死去

 根津さんは昨年9月、遺作となった映画「GONIN サーガ」の初日舞台あいさつに手紙を寄せた。

 手紙では「演じることは自分にとって生きることそのものでした。それができなくなり、引退は諦めでもありました。諦めていた自分に、再び演じることの楽しさを味わわせてくれた監督に心からのお礼を申し上げます」と感謝。同作に主演し、事務所の後輩でもある東出昌大に対し「たすきを受け取ったと言ってくれた東出くん。その言葉で、演じたいのに演じることのできない無念を断ち切ることができました」とつづり、「若い俳優たちの姿を見て、自分の思いを次の世代が背負ってくれる、自分は精いっぱいのことをしたんだという気持ちで俳優人生を締めくくることができました」と万感の思いを明かした。手紙を代読した東出は目を潤ませた。

 ▼東出昌大 はっきりと、畏敬の念を抱いております。どれだけの孤独を抱え続け、どれほどの努力を積み重ねてこられたのかは想像に及びませんが、ずっと闘ってこられたのだろうと思います。今はゆっくり休んでください。心よりご冥福をお祈りいたします。ありがとうございました。


根津甚八さん死去 視覚障がい、ヘルニア、うつ…病に苦しみ10年俳優引退
スポーツ報知 12/30(金) 6:05配信

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根津甚八さん

 2010年に芸能界を引退した元俳優の根津甚八(ねづ・じんぱち、本名・根津透=ねづ・とおる)さんが29日昼、都内の病院で深部静脈血栓症及び肺塞栓症による肺炎のため死去した。69歳だった。根津さんは視力に障害が出る右目下直筋肥大や体のまひなどを発症。04年に人身事故を起こしたことから、うつにも悩まされ、引退後は療養していた。15年夏には1作限りのスクリーン復帰を果たした。根津さんの遺志により近親者のみで密葬を行う。

 味のある渋い演技で、数々の名作を残した名俳優が天国に旅立った。関係者によると、根津さんはかねて療養中だったが、2、3か月前に体調を崩し入院。この日の昼過ぎに家族にみとられ息を引き取った。

 根津さんは、2002年ごろから物が二重に見えるなどの視覚障害が出る右目下直筋肥大、さらにヘルニア、体のまひに悩まされていた。04年には自動車を運転中に自転車の男性をはね、相手が死亡する人身事故を起こし、自身も足を負傷。08年ごろから車いすで過ごすようになり、うつ状態でリハビリ生活を送ったこともあった。10年には妻の仁香(じんか)さんが著書「根津甚八」で「思うような演技ができない」ことを理由に、俳優引退を公表していた。

 1作限りの復活がかなったのは昨年9月に公開された映画「GONIN サーガ」。根津さんが95年に主演した「GONIN」の続編にあたり、盟友でもある石井隆監督(70)が自宅に何度も出向き、口説き落とした。根津さんは前作と同じ元刑事役で出演。14年夏の撮影では、まひが残る体をさらけ出し、石井監督の激しい演出に応えた。過去の因縁に決着をつけるシーンは鬼気迫るものだった。

 劇作家・演出家の唐十郎さん(76)が主宰していた状況劇場出身。芸名は唐さんが、名字の「根津」に合うものとして真田十勇士の名から名付けたと言われている。在団中の78年、NHK大河ドラマ「黄金の日日」の石川五右衛門役で一躍ブレイク。翌年に劇団を退団後は80年の「影武者」、85年の「乱」など黒澤明監督の映画で存在感を発揮していた。

 ◆根津 甚八(ねづ・じんぱち)本名・根津透。1947年12月1日、山梨・都留市生まれ。69年に唐十郎の状況劇場に入団し、翌年の舞台「ジョン・シルバー 愛の乞食篇」でデビュー。75年にフジテレビ系「娘たちの四季」でテレビドラマ初出演。77年のTBSドラマ「冬の運動会」、78年のNHK大河ドラマ「黄金の日日」で人気に。79年に劇団を退団後は、映画俳優や歌手など多岐に活躍した。その他の出演作に「吉原炎上」(87年)など。家族は妻と長男。


根津甚八さん、唐十郎氏の演劇論「特権的肉体論」に感銘
スポーツ報知 12/30(金) 6:03配信

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根津甚八さん

 2010年に芸能界を引退した元俳優の根津甚八(ねづ・じんぱち、本名・根津透=ねづ・とおる)さんが29日昼、都内の病院で深部静脈血栓症及び肺塞栓症による肺炎のため死去した。69歳だった。

 根津さんは視力に障害が出る右目下直筋肥大や体のまひなどを発症。04年に人身事故を起こしたことから、うつにも悩まされ、引退後は療養していた。15年夏には1作限りのスクリーン復帰を果たした。根津さんの遺志により近親者のみで密葬を行う。

 父親が歯科医だった根津さんは全共闘運動盛んなころ、唐十郎氏の演劇論「特権的肉体論」に感銘を受け、大学を中退して「状況劇場」へ。“赤テントのプリンス”と23歳で注目される存在となった。「黄金の日日」で人気はさらに全国区に。放送が終了し、舞台に戻ると劇団にはファンが殺到するようになる。本人は残るつもりだったが、驚異的な人気は劇団のヒエラルキーやアングラの世界からずれていく。居づらくなり、悩んだ末、去るしかなかった。その後の活躍を見れば、この選択は間違っていなかった。


根津甚八さん逝く 波乱万丈の二枚目俳優 大河「黄金の日日」黒澤映画など出演
デイリースポーツ 12/30(金) 5:59配信

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 亡くなった根津甚八さん

 大河ドラマ「黄金の日日」や映画「影武者」などに出演し、俳優として活躍した根津甚八(ねづ・じんぱち、本名透=とおる)さんが29日昼、肺炎のため、東京都内の病院で死去した。69歳。山梨県出身。01年に右眼下直筋肥大を発症するなど体調を崩し、近年は入退院を繰り返していた。2010年に俳優を引退。盟友・石井隆監督(70)のために1作限りで復帰した15年公開の映画「GONIN サーガ」が遺作となった。故人の遺志により、葬儀は近親者のみの密葬を執り行う。

 壮絶な人生を歩んだ実力派が旅立った。所属事務所によると、肺炎のため、かねて病気療養していた都内の病院で昼ごろに亡くなったという。

 96年に長男が誕生するなど順風満帆に思われた根津さんの家庭生活だったが、01年に右眼下直筋肥大という病気を患った。手術を受けたことで顔のバランスが崩れてしまい、耳の軟骨を注入するなど何度も目の周辺にメスを入れた。表情の演技に支障をきたし、理想とする芝居とのギャップに苦しんだ。

 04年には自動車を運転中に自宅近くで事故を起こし、被害者が死亡。活動はほぼ休止状態となり、05年に持病のヘルニアを手術してからは、つえでの生活を余儀なくされた。15歳年下の妻・仁香さんによると、心身の不調からうつ病にも悩まされていたという。

 自身の目指す演技ができなくなったことで、2010年に俳優引退を発表。近年はマヒが残ることから車いすでの生活を送っていた。引退後は公の場に姿を見せていなかったが、事務所の後輩でもある俳優の東出昌大(28)が主演した映画「GONIN サーガ」で11年ぶりに1作限りの復帰を果たした。

 メーンキャストだった「GONIN」(95年公開)の19年後を描いた続編で、映画50作目の節目。自身最多8作品でタッグを組む石井監督からの熱烈なオファーを受け、最後の演技を決意。2014年6月の撮影時には、植物状態から意識を取り戻した人物を、這(は)いながら演じるなど鬼気迫る姿を披露した。往年の面影よりも体重が増え、髪は白くなっていたが、存在感は健在だった。役者魂を振り絞り「未練を捨てて、終止符を打てた」と自身が語る遺作となった。

 私生活でも3度の結婚を経験。公私ともに浮き沈みの大きい生涯を送り、多くの人に愛された二枚目だった。


<根津甚八さん>69歳で死去
まんたんウェブ 12/29(木) 20:50配信

 2010年に俳優を引退した根津甚八(本名・根津透)さんが29日、肺炎のため死去したことが分かった。69歳だった。所属事務所がファクスで発表した。

 所属事務所は「かねてより病気療養中のところ深部静脈血栓症および肺塞栓症による肺炎のため本日12月29日昼、都内病院にて逝去いたしました」とし、葬儀は「故人の遺志により近親者のみの密葬を執り行います」とした。

 根津さんは1947年12月1日生まれ。山梨県出身。黒澤明監督の「影武者」(80年)、「乱」(85年)などに出演し、82年の「さらば愛しき大地」(柳町光男監督)で、日本アカデミー賞優秀主演男優賞、キネマ旬報主演男優賞などを受賞した。2010年に俳優業を引退。15年の映画「GONIN サーガ」(石井隆監督)で一作限りの俳優復帰をした。


根津甚八さん死去 “生みの親”唐十郎は絶句
デイリースポーツ 12/29(木) 20:43配信

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 亡くなった根津甚八さん

 元俳優の根津甚八さんが、29日に亡くなった。根津さんが俳優としての第一歩を踏み出した劇団の「状況劇場」を主宰していた劇作家・俳優の唐十郎(76)は訃報に絶句していたという。劇団唐組の関係者が明かした。

【写真】根津甚八さん“最初で最後”の俳優復帰

 唐は2012年5月26日に自宅前で転倒した際に頭部を強打。外傷性脳内血腫と脳挫傷と診断され、その後リハビリを続けている。追悼コメントは発表しなかったが、“俳優・根津甚八”の生みの親とも言える立場なだけに、訃報には驚きを隠せない様子だったという。

 根津さんは1969年から79年まで唐が主宰する「状況劇場」に所属。唐とは後にたもとを分かったが、アングラ劇団で芝居への情熱を燃やした“同志”でもあった。


根津甚八さん死去 うつ病、死亡事故、目の病気で手術…孤独とも闘った晩年
デイリースポーツ 12/29(木) 20:37配信

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 亡くなった根津甚八さん

 2010年に俳優を引退した根津甚八=本名・根津透=さんが29日、都内の病院で亡くなった。69歳。かねて病気療養中だった。所属事務所は報道各社にあてたFAXで、死因が深部静脈血栓症及び肺塞栓症による肺炎のためと説明した。葬儀については、故人の遺志により近親者のみの密葬を執り行うという。

【写真】死亡事故を起こし、憔悴し被害者の通夜に出席した根津甚八さん

 根津さんは1978年、大河ドラマ「黄金の日日」で脚光を浴び、82年の映画「さらば愛しき大地」で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞。ほかに「吉原炎上」などでも存在感が光った。黒澤明監督の映画「影武者」や「乱」などにも出演。憂いのある色気は男女問わず、多くのファンを魅了した。演技同様に寡黙な人柄だった。

 根津さんは01年秋ごろからうつ病を患っていた。04年7月には、自宅近くの交差点で交通事故を起こし、被害者が死亡。心に深い傷を負い、俳優活動をしばらく休止した。晩年は持病のヘルニアや目の病気など、けがや病気との闘いの連続だった。

 94年3月に15歳年下の仁香さん(54)と結婚。96年には長男が誕生。順風満帆に思われた家庭生活だったが、01年に右目下直筋肥大という病気を患った。右目の下まぶたが垂れ下がり、物が二重に見える「複視」という症状が出て、日常生活が不自由となったため、下まぶたを整形する手術を受けた。

 視界は改善されたが、顔の左右のバランスが崩れてしまい、その後何度も整形手術を受けた。しかし、元の顔に戻らず、「これではテレビには出られない」と大きなショックを受けたという。

 妻・仁香さんによると、同じころに最愛の母をなくし、金銭トラブルにも見舞われ、心身ともにダメージを負った。10年9月。俳優引退を発表した。


根津甚八さん死去「生前のご厚誼を深謝」所属事務所がコメント
スポーツ報知 12/29(木) 19:48配信

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根津甚八さん

 元俳優の根津甚八さんが29日午後に死去していたことが、関係者の話で明らかになった。69歳だった。

 所属事務所が報道各社へファクスでコメントを寄せた。

 「弊社所属の根津甚八(本名・根津透)がかねてより病気療養中のところ、深部静脈血栓症及び肺塞栓症による肺炎のため、本日12月29日昼、都内病院にて逝去いたしました。ここに生前のご厚誼を深謝するとともに、謹んでお知らせ申し上げます。尚、葬儀につきましては、故人の遺志により、近親者のみの密葬を執り行います」


元俳優の根津甚八氏、死因は肺炎
サンケイスポーツ 12/29(木) 19:24配信

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根津甚八氏(写真:サンケイスポーツ)

 元俳優の根津甚八(ねづ・じんぱち、本名・根津透=ねづ・とおる)氏が29日昼、肺炎のため東京都内の病院で死去した。69歳。山梨県出身。所属事務所が明らかにした。葬儀は根津氏の遺志により、近親者のみで執り行う。

 根津氏は1978年、NHK大河ドラマ「黄金の日日」に石川五右衛門役で出演、80年に映画「影武者」に出演するなど俳優として活躍。2002年頃から右目下直筋肥大という顔面の病気を患い、芸能活動を縮小。04年7月に死亡交通事故を起こし、しばらくの間、活動を停止。09年に鬱病を患い、持病の椎間板ヘルニアも悪化したため療養生活を送っていた。

 10年に引退を発表し、その後は、演出家、脚本家として活動。表舞台からは遠ざかっていた。15年に映画館監督の石井隆氏(70)の要望に応じ、映画『GONIN サーガ』に出演。一度限りの銀幕復帰を果たしていた。

 芸名は、真田十勇士の根津甚八に由来し、劇団「状況劇場」所属時に、主宰の唐十郎が苗字の「根津」に合う芸名として命名した。


根津甚八さん死去 死因は肺炎…哀愁のある演技、寡黙な人柄で魅了
デイリースポーツ 12/29(木) 19:22配信

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 亡くなった根津甚八さん

 2010年に俳優を引退した根津甚八=本名・根津透=さんが29日、都内の病院で亡くなった。69歳。かねて病気療養中だった。所属事務所が報道各社にFAXで死因を公表。「深部静脈血栓症及び肺塞栓症による肺炎のため本日12月29日昼、都内病院にて逝去いたしました」と記されている。

【写真】根津甚八さん“最初で最後”の俳優復帰

 なお、葬儀については、故人の遺志により近親者のみの密葬を執り行うという。

 根津さんは1978年、大河ドラマ「黄金の日日」で脚光を浴び、82年の映画「さらば愛しき大地」で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞。ほかに「吉原炎上」などでも存在感が光った。黒澤明監督の映画「影武者」や「乱」などにも出演。哀愁のある色気は男女問わず、多くのファンを魅了した。演技同様に寡黙な人柄だった。

 根津さんは1993年に撮影で落馬し腰椎(ようつい)を損傷。2001年ごろ右目下直筋肥大という目の病気を発症。物が二重に見える「複視」に苦しみ、右目下まぶたが垂れ下がってきたことから、俳優の“顔”を取り戻すため、何度も整形手術を繰り返した。

 04年7月に人身事故を起こし、被害者が亡くなってからは、公の場に出ることがなくなっていた。

 01年秋ごろからうつ病も患っており、持病の椎間板ヘルニアも悪化したことなどで、10年9月に俳優を引退した。

 2015年9月に公開された東出昌大主演の映画「GONIN サーガ」で、石井隆監督との男の友情から、一度限りの俳優復帰を果たしており、これが遺作となった。


元俳優・根津甚八さんが死去 6年前に俳優業を引退
J-CASTニュース 12/29(木) 18:45配信

 元俳優の根津甚八さんが2016年12月29日午後に亡くなった。69歳だった。所属事務所が同日、発表した。

 かつての名優も近年は病気に悩まされ、目立った活動を行っていなかった。

■「BOØWY」高橋まことも「安らかに」と追悼

 1947年、山梨県都留市生まれ。黒澤明監督の「影武者」、五社英雄監督の「吉原炎上」、原田真人監督の「金融腐蝕列島 呪縛」、降旗康男監督の「駅 STATION」などの人気映画に出演し、82年に日本アカデミー賞主演男優賞を受賞した。プライベートでは病気に悩まされていた。02年ごろ右目下直筋肥大を発症。09年にはうつ病の発症や持病の椎間板ヘルニアの悪化も報じられ、10年に俳優業を引退した。

 発表をうけ、ツイッターでは

  「びっくりしました。」
  「俳優を引退されてたのね」
  「最近お見かけしないと思ったら」

とファンから驚きの声が上がった。

 また、東京芸術劇場の公式アカウントは同日、「ご冥福をお祈りいたします」と追悼。ロックバンド「BOØWY」の元ドラマー、高橋まことさんも「ボウイのベルリンでの録音の裏話、佐久間(正英)さんが根津さんのアルバムをベルリンでやった事からの繋がりでした。安らかに」とツイートした。


根津甚八さん 14日にCD発売したばかり…歌手としても哀愁の魅力放つ
デイリースポーツ 12/29(木) 18:42配信

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14日に発売された根津甚八さんのアルバム

 2010年に俳優を引退した根津甚八=本名・根津透=さんが29日、亡くなった。69歳。1978年、大河ドラマ「黄金の日日」で脚光を浴び、82年の映画「さらば愛しき大地」で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞。ほかに「吉原炎上」などでも存在感が光った。黒澤明監督の映画「影武者」や「乱」などにも出演。演技同様に寡黙な人柄だった。

 根津さんは、今月14日にCDアルバム「やすらぎ 根津甚八・男の哀歌」を発売していた。発売元のテイチクエンタテイメントによると、同アルバムは、1976年に発表したアルバム「ゆきずり」の12曲に加え、カバー曲などテイチク在籍時に収録した音源のすべてとなる17曲を収録したもの。

 根津さんが新たにレコーディングした楽曲はなかったが、男の生き様や哀愁、優しさ、強さ、もろさなど、自身の個性が豊かに表現された味わい深い歌が収録された作品の完成に、テイチクの関係者は「ずっと完成を楽しみにされていたようです」と語った。


根津甚八さん死去、69歳…「影武者」など出演
読売新聞 12/29(木) 18:37配信

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根津甚八さん

 俳優の根津甚八(ねづ・じんぱち、本名・透=とおる)さんが、29日に肺炎で死去した。69歳だった。

 所属事務所によると、告別式は近親者で済ませる。

 山梨県出身。1969年に唐十郎さんが率いる劇団「状況劇場」に入り、看板役者となった。78年のNHK大河ドラマ「黄金の日日」で石川五右衛門役を演じて人気を博し、テレビドラマや映画などで広く活躍。80年には黒沢明監督の映画「影武者」に出演、同監督による85年の「乱」でも鮮烈な演技を見せた。代表作に、映画「さらば愛しき大地」「吉原炎上」などがある。

 近年は療養などで俳優活動から遠ざかっていたが、出演した映画「GONIN」(95年)の続編である「GONIN サーガ」(2015年公開)に登場。これが最後の出演作となった。


根津甚八さん 04年に交通死亡事故で心に深い傷…うつ病も悪化
デイリースポーツ 12/29(木) 18:34配信

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 亡くなった根津甚八さん

 2010年に俳優を引退した根津甚八=本名・根津透=さんが29日、亡くなった。69歳。1978年、大河ドラマ「黄金の日日」で脚光を浴び、82年の映画「さらば愛しき大地」で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞。ほかに「吉原炎上」などでも存在感が光った。黒澤明監督の映画「影武者」や「乱」などにも出演。演技同様に寡黙な人柄だった。

【写真】死亡事故を起こし、憔悴し被害者の通夜に出席した根津甚八さん

 根津さんは1993年に撮影で落馬し腰椎(ようつい)を損傷。2001年ごろ右目下直筋肥大という目の病気を発症。物が二重に見える「複視」に苦しみ、その後、右目の下まぶたが垂れ下がる症状が出て、何度も整形手術を繰り返した。

 04年7月に自身が運転する車で交通死亡事故を起こし、被害者が亡くなってからは、公の場に出ることがなくなっていた。01年からはうつ病も患い、事故をきっかけに心に深い傷を負い、症状は悪化した。持病の椎間板ヘルニアも悪化したことなどで、10年9月に俳優を引退した。

 根津さんは交通死亡事故をきっかけに、心身ともに不調が続いた。04年7月6日、東京都目黒区内の交差点で、自身が運転する乗用車で、自転車で交差点を横切ろうとした男性(当時67歳)をはね、男性は頭を強く打ち、同日死亡した。

 都内で営まれた通夜には根津さんも参列したが、顔は青白く、妻らに両脇を抱えられ、片足を引きずるようにフラフラしながら斎場に入った。とても取材に対応できる状態ではなく、マスコミ各社には直筆署名入りのファクスで「○○(被害者)さん、もう私の声など届きようもなく、どんな言葉を並べようが、許されないことは重々承知しておりますが、言わせて下さい。本当に申し訳ありませんでした」などと記してあった。


<訃報>根津甚八さん69歳=元俳優
毎日新聞 12/29(木) 17:58配信

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根津甚八さん

 ニヒルな風貌で映画やテレビに幅広く活躍した元俳優の根津甚八(ねづ・じんぱち<本名・透=とおる>)さんが29日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。69歳。葬儀は近親者で営む。

 1969年に唐十郎さんの状況劇場に入団し、70年に初舞台を踏む。「唐版・風の又三郎」などに主演し、同劇場を代表する二枚目俳優となった。78年にNHK大河ドラマ「黄金の日日」の石川五右衛門役で人気に。79年に退団した後、黒沢明監督の「影武者」「乱」をはじめとする映画やテレビドラマに数多く出演した。2010年、目の病気の後遺症に悩まされ俳優引退を表明。15年には映画「GONIN サーガ」で一度限りのスクリーン復活を果たした。


元俳優の根津甚八さん死去 69歳
オリコン 12/29(木) 17:45配信

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根津甚八さん

 元俳優の根津甚八(本名・根津透)さんが29日昼、「深部静脈血栓症」及び「肺塞栓症」による肺炎のため亡くなった。69歳だった。同日、所属事務所が発表した。

■根津甚八さんのプロフィール&出演作

 根津さんは、2001年に右眼下直筋肥大の病気で複視を患いながらも俳優業を続けていたが、映画『るにん』(04年)の出演を最後に役者としての活動を休止。復帰のためのリハビリとトレーニングを続けるも、10年に発行された書籍『根津甚八』のなかで事実上の俳優業の引退を表明。15年9月に公開された東出昌大主演の映画『GONIN サーガ』(石井隆監督)に1作限りの“復帰”を果たしたが、再び療養生活を送っていた。


根津甚八さん最後のブログで「一回り大きくなってお目にかかりたい」
デイリースポーツ 12/29(木) 17:43配信

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 亡くなった根津甚八さん

 2010年9月に俳優引退を発表した根津甚八=本名・根津透さん=さんが29日、亡くなったことがわかった。69歳だった。所属事務所が発表した。事務所への取材では、この日昼過ぎに亡くなったと連絡が入ったという。根津さんは目の病気や持病の腰痛、うつで闘病し、10年9月に引退を発表した。

【写真】根津甚八さん“最初で最後”の俳優復帰

 最後のブログ更新は08年2月8日。根津さんの看病を続けてきた15歳年下の妻・仁香さんが07年に転倒して、左膝を陥没骨折。今後について考えるきっかけになったことを伝えていた。【以下、08年2月8日のブログ全文】

 「永らくご無沙汰しておりました2008年02月08日」

 皆さん、いかがお過ごしですか? 根津甚八です。

 永らくご無沙汰しておりました。ブログを休んでいたことで、皆様にはご心配をかけてしまいました。申し訳ありません。

 その間、たくさんのメッセージをありがとうございました。コメントのひとつひとつに、心から感謝しています。

 妻の怪我を機に、あれこれ自分を振り返り、考えていました。

 去年の12月に還暦を迎えました。60歳になった今、思うところあって、これからの生き方を模索しています。

 今しばらく、じっくり考える時間、充電する時間をいただきたいと考えています。

 というわけで、このブログも一旦お休みさせてください。

 今より一回り大きくなって、皆様にお目にかかりたいと思います。

 それまで、どうぞお元気で。感謝をこめて。


根津甚八さん死去
時事通信 12/29(木) 17:39配信

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渋くニヒルな演技で知られた俳優の根津甚八(ねづ・じんぱち、本名透=とおる)さんが29日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。69歳だった。


根津甚八さん死去=大河ドラマや黒沢映画に出演
時事通信 12/29(木) 17:28配信

 渋くニヒルな演技で知られた俳優の根津甚八(ねづ・じんぱち、本名透=とおる)さんが29日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。

 69歳。山梨県出身。葬儀は近親者のみで行う。

 強い意志を秘めた寡黙な役柄などで存在感を発揮した。唐十郎さん主宰の劇団「状況劇場」を経て映画やドラマで活躍。NHK大河ドラマ「黄金の日日」の石川五右衛門役などで人気を集め、1982年の映画「さらば愛(いと)しき大地」などに主演。黒沢明監督の映画「影武者」「乱」にも主要な役で出演した。

 所属事務所によると、目の病気などを患い、近年は活動を休止していたが、昨年、9年ぶりに映画「GONINサーガ」に出演。同作が俳優として最後の仕事になった。数カ月前から体調が悪化し、入院していたという。


元俳優・根津甚八さん死去 昨年「GONIN サーガ」で1作限りの“復帰”
東スポWeb 12/29(木) 17:24配信

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元俳優・根津甚八さん

 黒澤明監督の映画「影武者」の出演などで知られる元俳優・根津甚八(本名・根津透)さんが29日、死去したことがわかった。69歳だった。

 根津さんは1993年に撮影で落馬して腰椎を損傷。2001年ごろに右眼下直筋肥大を発症し、04年に起こした交通事故以後、表舞台に出ることはなかった。その後うつ状態になり、リハビリを続けていたが、10年に俳優引退を発表。それでも15年9月に公開された東出昌大主演の映画「GONIN サーガ」(石井隆監督)に1作限りの“復帰”を果たしファンを喜ばせたが、再び療養生活を送っていた。

 69年に唐十郎が主宰する状況劇場に入団した根津さんは、78年にNHK大河ドラマ「黄金の日日」に石川五右衛門役で出演し、注目された。79年に状況劇場を退団し、80年に「影武者」、85年に「乱」と黒沢作品に出演したほか、多くの映画やテレビドラマに出演。82年には映画「さらば愛しき大地」で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞した。


根津甚八が69歳で逝去、黒澤明や石井隆の作品で活躍
映画ナタリー 12/29(木) 17:18配信

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根津甚八

根津甚八が本日12月29日昼に逝去したことを所属事務所が発表した。69歳だった。

かねてより病気療養中だった根津は、深部静脈血栓症および肺塞栓症による肺炎のため、東京都内の病院にて息を引き取った。本人の遺志により葬儀は近親者のみの密葬となる。

唐十郎が主宰する状況劇場からキャリアをスタートさせた根津は、その後大河ドラマ「黄金の日日」、黒澤明の「影武者」、柳町光男の「さらば愛しき大地」などに出演。2010年に俳優業を引退するも、多数の作品でタッグを組んできた石井隆の要望に応え、2015年公開の「GONIN サーガ」に出演。遺作となった。


根津甚八さん略歴 黒澤映画で脚光浴びる
デイリースポーツ 12/29(木) 17:12配信

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 亡くなった根津甚八さん

 2010年に俳優を引退した根津甚八さんが29日、亡くなったことがわかった。69歳だった。所属事務所が発表した。事務所への取材では、この日昼過ぎに亡くなったと連絡が入ったという。根津さんは目や腰、うつで闘病し、10年9月に引退を発表した。

【写真】1976年撮影 若き日の根津甚八さん

 根津さんは1947年山梨県出身。1969年に劇団・状況劇場に入団、1975年「娘たちの四季」でエランドール賞を受賞。同年、「濡れた賽の目」で映画デビュー。1978年NHK大河ドラマ「黄金の日日」に出演。1980年に黒澤明監督の「影武者」で脚光を浴びる。

 1982年「さらば愛しき大地」でキネマ旬報主演男優賞、日本アカデミー賞主演男優賞受賞。1985年に再び黒澤明監督「乱」に出演し評価を高めた。

 1993年に撮影で落馬し腰椎を損傷。その後も目の病気やうつ病、椎間板ヘルニアなどを患い、2010年9月に俳優を引退し、表舞台から遠ざかったが、2015年に「GONINサーガ」で1作限定で復帰したのが遺作となった。


根津甚八さん死去 69歳 大河「黄金の日日」、黒澤作品など出演
スポニチアネックス 12/29(木) 16:58配信

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根津甚八さん(97年撮影)

 俳優として活躍した根津甚八(ねづ・じんぱち、本名透=とおる)さんが29日昼、深部静脈血栓症および肺塞栓症による肺炎のため都内の病院で死去した。69歳。山梨県出身。葬儀については故人の遺志により近親者のみの密葬を行う。同日、所属事務所が発表した。

 1969年に劇団「状況劇場」入り。78年のNHK大河ドラマ「黄金の日日」で石川五右衛門役を演じ、黒澤明監督の映画「影武者」「乱」のほか、舞台など幅広く活躍した。2001年ごろから「右眼下直筋肥大」という目の病気を発症。04年には東京都目黒区内で被害者が亡くなる人身事故を起こし活動を自粛。以降、ブログなどでの活動以外、表舞台から姿を消していた。10年に自身が万全の状態で演技をするのが困難となり、引退していたが、昨年のバイオレンスアクション作「GONIN サーガ」に1作限定で出演した。


元俳優の根津甚八さん死去
産経新聞 12/29(木) 16:45配信

 映画やテレビドラマ、舞台で活躍した元俳優の根津甚八さんが29日、死去したことが分かった。所属事務所に同日昼ごろ、連絡が入ったという。69歳だった。

 根津さんは平成13年ごろに目の病気を発症、治療を続けていたが後遺症などに悩まされ、22年9月、所属事務所が俳優活動の引退を発表、演出家や脚本家として活動するとしていた。

 所属事務所のホームページなどによると、根津さんは昭和22年12月1日生まれ。57年には日本アカデミー賞主演男優賞を受賞した。

 映画では黒澤明監督の「影武者」、降旗康男監督の「駅 STATION」、五社英雄監督の「吉原炎上」、原田真人監督の「金融腐蝕列島 呪縛」 などに出演。平成27年には石井隆監督の代表作「GONIN」(7年)の続編「サーガ」に一作限りで復活した。

 テレビドラマではNHKの連続テレビ小説「ほんまもん」(13年)などに出演した。


根津甚八さん死去 昨年1度限りの俳優復帰「未練捨てて終止符を打てた」
デイリースポーツ 12/29(木) 16:44配信

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 亡くなった根津甚八さん

 2010年に俳優業からの引退を発表していた根津甚八=本名・根津透=さんが29日、亡くなったことがわかった。69歳だった。所属事務所が発表した。事務所への取材では、この日昼過ぎに亡くなったと連絡が入ったという。根津さんは俳優引退後、ヘルニアなどの後遺症でマヒが残るため車イス生活を送り、公の場に姿を見せていなかったが、2015年9月に公開された東出昌大主演の映画「GONIN サーガ」で“最初で最後”の俳優復帰を果たしており、これが遺作となった。

【写真】ピストルを構え、熱演する根津甚八さん

 俳優業を引退していた根津さんは過去7作出演していた盟友・石井隆監督のために最初で最後の俳優復帰。ちょうど映画出演50作目で、「やり遂げたことで、未練を捨てて、終止符を打てた」と俳優人生に区切りを付けるコメントを発表していた。

 根津さんは一度限りの俳優復帰にあたり「自分自身が志すような演技者であることが困難になったため、引退を決めた。石井監督でなければ、この仕事は受けなかった」と明かしていた。


根津甚八さん妻、闘病の苦悩語っていた TBSビビットで
デイリースポーツ 12/29(木) 16:44配信

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 亡くなった根津甚八さん

 2010年に俳優を引退した根津甚八さんが29日に69歳で亡くなった。所属事務所が発表した。事務所への取材では、この日の昼過ぎに亡くなったと連絡が入ったという。

 根津さんの妻・仁香さんは2015年9月、TBS系情報番組「白熱ライブ ビビット」のインタビューに答え、「うつ」「椎間板症」など、さまざまな病に襲われ車いす生活となった夫に「本当に辛いことばかり降りかかってくるような…。なんでこんな人と結婚したんだろうって思ったこともたくさんあった」と苦悩を告白。

 また引退を宣言した後、2015年に東出昌大主演の「GONIN サーガ」で1作限りの出演を決意したことにも、根津は仁香さんに「できるか、できないか…でもできるものであればやりたい」と思いを語っていたことも明かしている。

 結婚して以来、「最初で最後」の撮影現場に立ち会った仁香さんは「根津の映画への愛を感じました」と語り、完成作は「2人で見ました。何かを話したわけではないけど、多分、同じ気持ち」と、“遺作”となってしまった作品を夫婦で鑑賞したことも明かした。

 あまりにも多くの苦難に見舞われた仁香さんだが、インタビュー最後には「愛しています」と夫への愛を語っていた。


根津甚八さん死去 目、腰、うつで闘病…10年に俳優引退
デイリースポーツ 12/29(木) 16:27配信

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 亡くなった根津甚八さん

 2010年に俳優を引退した根津甚八さんが29日、亡くなったことがわかった。69歳だった。所属事務所が発表した。事務所への取材では、この日昼過ぎに亡くなったと連絡が入ったという。根津さんの晩年は、ケガや病気との闘いの連続だった。

【写真】根津甚八さん“最初で最後”の俳優復帰

 根津さんは引退に際し、「役者という自分の肉体を使って表現することをやるつもりはない(中略)これからもまっすぐ前を見て、自分のできることを精いっぱいしていきたい」などとパソコンで書いた手紙をメディアに発表していた。

 2001年に右目下直筋肥大という病気を患った。右目の下まぶたが垂れ下がり、物が二重に見える「複視」という症状が出て、日常生活が不自由となったため、下まぶたを整形する手術を受けた。しかし、左右の顔のバランスが変わってしまい、耳の軟骨を右目の下まぶたに注入。今度は目の周りが垂れ下がってくるなどしたため、手術…と目の整形手術を繰り返した。しかし、顔が元通りになることはなく、根津さんは落ち込んだという。

 05年に持病だったヘルニアの手術もし、後遺症で杖で生活するようになったことなどから、うつ病を患った。復帰を目指して治療をしていたが、万全の状態で仕事をするのが困難となり、引退を決意していた。


元俳優の根津甚八氏が死去 69歳
サンケイスポーツ 12/29(木) 16:22配信

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根津甚八氏(写真:サンケイスポーツ)

 元俳優の根津甚八(ねづ・じんぱち、本名・根津透=ねづ・とおる)氏が亡くなったことが29日、分かった。69歳だった。所属事務所が明らかにした。

 根津氏は1978年、NHK大河ドラマ「黄金の日日」に石川五右衛門役で出演、80年に映画「影武者」に出演するなど俳優として活躍。2002年頃から右目下直筋肥大という顔面の病気を患い、芸能活動を縮小。04年7月に死亡交通事故を起こし、しばらくの間、活動を停止。09年に鬱病を患い、持病の椎間板ヘルニアも悪化したため療養生活を送っていた。

 10年に引退を発表し、その後は、演出家、脚本家として活動。表舞台からは遠ざかっていた。15年に映画館監督の石井隆氏(70)の要望に応じ、映画『GONIN サーガ』に出演。一度限りの銀幕復帰を果たしていた。

 芸名は、真田十勇士の根津甚八に由来し、劇団「状況劇場」所属時に、主宰の唐十郎が苗字の「根津」に合う芸名として命名した。


元俳優・根津甚八さん、69歳で死去
スポーツ報知 12/29(木) 16:19配信

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根津甚八さん

 元俳優の根津甚八さんが29日午後に死去していたことが、関係者の話で明らかになった。69歳だった。

【写真】根津甚八さん

 ドラマ「男たちの旅路」、映画「影武者」などに出演した。02年ごろから根津さんは右目下直筋肥大という病気を患い、俳優業を縮小。09年、うつ病であることが明らかになった上に、椎間板ヘルニアが悪化。10年、俳優業を引退することを発表した。

 04年7月には被害者が亡くなる交通事故を起こしている。


「影武者」など故黒沢明作品出演/根津甚八さん略歴
日刊スポーツ 12/29(木) 16:14配信

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根津甚八さん

 元俳優の根津甚八さんが29日、死去したことが分かった。所属事務所が発表した。69歳だった。主な略歴は以下の通り。

【写真】根津甚八ラスト出演映画、石井隆監督「GONINサーガ」の印象的シーン

 ◆根津甚八(ねづ・じんぱち)本名・根津透。1947年(昭22)12月1日、山梨県生まれ。独協大中退後の69年に状況劇場入り。70年「ジョン・シルバー」で初舞台。76年フジテレビ「娘たちの四季」でドラマ初出演、同年「任侠外伝・玄界灘」で映画デビュー。78年NHK大河ドラマ「黄金の日々」で注目される。79年に状況劇場退団。80年「影武者」85年「乱」と故黒沢明監督作品に出演。82年の映画「さらば愛しき大地」で日本アカデミー賞主演男優賞。171センチ。血液型B。


根津甚八さん死去、69歳 10年に俳優引退
日刊スポーツ 12/29(木) 16:14配信

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根津甚八さん

 NHKのドラマ「男たちの旅路」「黄金の日日」などで知られる元俳優の根津甚八さんが29日、死去した。69歳だった。所属事務所に死去したという連絡があったという。

【写真】根津甚八さんラストの出演映画、石井隆監督「GONINサーガ」の印象的なシーン

 根津さんは右眼下直筋肥大の発症や、うつ病などもあって、10年に俳優引退を発表。車いす生活を余儀なくされたが、15年に映画「GONIN サーガ」(石井隆監督)に出演して一時的な復帰を果たしていた。その後は、再び療養生活を送っていた。

 69年に唐十郎が主宰する状況劇場に入団。79年まで在籍した。78年にNHK大河ドラマ「黄金の日日」に石川五右衛門役で出演して注目された。また黒沢明監督の映画「影武者」「乱」にもメインキャストとして出演するなど、抜群の存在感と演技力で名脇役として活躍した。


元俳優の根津甚八さん死去 69歳…事務所が発表
デイリースポーツ 12/29(木) 16:02配信

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 亡くなった根津甚八さん

 2010年に俳優を引退した根津甚八=本名・根津透=さんが29日、亡くなったことがわかった。69歳だった。所属事務所が発表した。事務所への取材では、この日昼過ぎに亡くなったと連絡が入ったという。

 1978年、大河ドラマ「黄金の日日」で脚光を浴び、82年の映画「さらば愛しき大地」で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞。ほかに「吉原炎上」などでも存在感が光った。黒澤明監督の映画「影武者」や「乱」などにも出演。演技同様に寡黙な人柄だった。2010年9月に俳優業を引退している。

 根津さんは1993年に撮影で落馬し腰椎(ようつい)を損傷。2001年ごろ右目下直筋肥大という目の病気を発症。物が二重に見える「複視」に苦しみ、右目下まぶたが垂れ下がってきたことから、俳優の“顔”を取り戻すため、何度も整形手術を繰り返した。04年7月に人身事故を起こし、被害者が亡くなってからは、公の場に出ることがなくなっていた。

 01年秋ごろからうつ病も患っており、持病の椎間板ヘルニアも悪化したことなどで、10年に俳優を引退した。

2016年12月28日 (水)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2185

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:<迎春準備>徹夜でかまぼこ作り 仮設住宅にしめ縄 熊本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:玄海1号機に「廃炉税」=全国2例目、九電と協議―佐賀県 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発事故後も避難せず診療、医師宅焼け男性遺体 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<火災>原発事故でも避難せず診療の院長、死亡か 福島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「九州の大動脈」4月に完全復旧 熊本地震に伴う規制解除へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島県で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>福島で震度4 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島県沖を震源、いわき市で震度4…M5・6 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕福島県いわき市で震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:建設凍結でも料金転嫁=東通原発、年22億円―稼働見通し立たず・東電 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城・高萩市3・11教訓、震度6もケガ人ほぼなし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震調査委「引き続き注意して」…震度6弱 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<茨城震度6弱>長さ15キロ程度の地下断層動く 調査委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<茨城震度6弱>東日本大震災の余震 2人が軽傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:体育館の窓外れ、住宅の壁にはひび…茨城の地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本大震災の余震、依然活発=「今後も強い揺れや津波」―政府調査委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城北部震度6弱から一夜、被害明らかに 各地で復旧作業 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「さんさん商店街」閉鎖へ=仮設店舗で復興―ふるさと再生移転先でも―宮城・南三陸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:契約者負担2.4兆円超=東電の原発関連費用―料金値上げ4年、一層増加へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城で震度3 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島産限定「ポイント制」の評判 「逆効果になるのでは...」との声も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城北部で震度6弱 地震発生直後の映像には大きな揺れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城で震度6弱 「食器棚倒れてきた」 1週間は警戒必要 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震度6弱の茨城県高萩市で今季一番の冷え込み 日中は晴れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<震災避難>みちのく会解散へ 北海道に一時1700人超 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕茨城県高萩市で震度6弱、余震も相次ぐ(29日5時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔茨城北部震度6弱〕揺れの大きかった市で大雨警報・注意報、土砂災害警戒情報の発表基準引き下げ(12/29) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔常磐道〕茨城・福島県内で地震安全確認 一部通行止めは解除(29日1時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:山形新幹線 運転再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城北部で震度6弱 今後1週間程度は同規模の地震に注意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城県で震度6弱は東日本大震災の余震、気象庁「同程度の地震に注意を」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城北部で震度6弱 東日本大震災の余震か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城県北部震源、高萩市で震度6弱…2人けが - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城県で震度6弱 菅義偉官房長官緊急会見詳報「被害報告はない」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<迎春準備>徹夜でかまぼこ作り 仮設住宅にしめ縄 熊本
毎日新聞 12/31(土) 15:42配信

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店頭に並べた正月用かまぼこを販売する和田さん親子

 ◇徹夜でかまぼこ作り 熊本市中央区

 おせちや雑煮など正月の食卓を彩るかまぼこ作りが、熊本市中央区新町2の「和田かまぼこ店」で最盛期を迎えた。気温の低い日が続いて「身が引き締まり上出来」という一品を求めて、飲食店関係者や常連客でにぎわっている。

 同店は原料に卵や保存料を使わない手作りで知られ、家族5人で切り盛りしている。スケトウダラのすり身を使って年に1度しか作らない正月用の仕込みを25日に始めた。夕方の営業後、製造担当の店主、和田則憲さん(61)と長男康宏さん(33)が仮眠をとりながら徹夜で作業。30日朝までに紅白のかまぼこや、ゆで卵を巻き込んだ熊本特有の「旭(あさひ)巻」などを作り終えた。

 熊本地震では水道が止まり、揚げ物用油も散乱して前震翌日の4月15日から営業を休止した。和田さん一家も近くの中学校や車中で避難生活を送った。先の見えない不安の中、和田さんは「商売人が商売せんと町に活気が出らん」と同25日に営業を再開した。妻由美さん(60)も「お客さんに商品を届けたい一心だった」と被災当時を振り返った。

 年内の営業は大みそかまでだが、在庫が底をつくほど売れ行きは好調だ。「地震から今日までこの1年は必死だった。お客のみなさんには家族や友人と自慢のかまぼこを食べて年を越してほしい」。寝不足のまま寒空の店先に立つ康宏さんはこう話した。【柿崎誠】

 ◇仮設住宅にしめ縄 大津町

 熊本地震の被災者が暮らす仮設住宅でも新春準備が整った。熊本県南阿蘇村の阿蘇大橋が崩落して村中心部と分断した立野地区の住民らが暮らす大津町岩坂の岩坂仮設団地では、集会所「みんなの家」などにしめ縄が取り付けられ、住民が笑顔で見つめた。

 仮設住宅に住む中村義生さん(75)は木造2階建ての自宅が全壊した。酪農と稲作を営んでいたが、畜舎も全壊してあか牛を手放し、農業用水が使えないため稲作の再開のめども立たない。中村さんは妻と住む仮設住宅にしめ縄を飾り、「来年は立野に自宅を再建したい」と願っていた。【中里顕】


玄海1号機に「廃炉税」=全国2例目、九電と協議―佐賀県
時事通信 12/31(土) 15:35配信

 老朽化に伴い廃止される九州電力玄海原発1号機(佐賀県玄海町)をめぐり、佐賀県が法定外税として「廃炉税」を導入する方向で九電と協議していることが31日、分かった。

 合意できれば関係条例の改正を経て、総務相に同意を求める方針。廃炉が決まった原発への課税は、福井県に次いで全国2例目という。併せて使用済み核燃料にも、2019年度から課税する方向で調整している。

 玄海原発に関し、佐賀県は既に核燃料税を導入。同税は、(1)原子炉に搬入された核燃料に課税する「価額割」(2)原子炉の熱出力に応じて課税する「出力割」―から成る。

 ただ、玄海1号機は15年4月に廃炉が決定。原子力規制委員会が廃止措置計画を認可すると、出力割が年間約3億円減ってしまうが、「避難道路の整備や周辺の安全対策などは続く」(税政課)ことから、減収分を補う新たな仕組みが必要と判断した。


原発事故後も避難せず診療、医師宅焼け男性遺体
読売新聞 12/31(土) 14:49配信

 30日午後10時25分頃、福島県広野町下北迫、高野病院院長の医師高野英男さん(81)方から出火、木造平屋住宅の一部を焼き、焼け跡から男性の遺体が見つかった。

 この家で一人暮らしをしている高野さんと連絡がとれなくなっており、県警双葉署は、遺体は高野さんとみて身元や出火原因を調べている。

 高野さん宅と隣接する病院は、東京電力福島第一原発から約22キロ南にある。原発事故後、同町は一時、旧緊急時避難準備区域となり、ほぼ全ての町民が町外へ避難したが、高野さんは避難せず、同病院は双葉郡で唯一、内科と精神科の入院患者の受け入れや外来診療を続けてきた。現在は、除染や廃炉に携わる作業員らの診療も行っている。


<火災>原発事故でも避難せず診療の院長、死亡か 福島
毎日新聞 12/31(土) 14:12配信

 30日午後10時半ごろ、福島県広野町下北迫の高野病院の院長、高野英男さん(81)方から出火、木造平屋建て住宅の一部を焼いた。室内から男性の遺体が見つかり、県警双葉署は連絡が取れない高野さんとみて、身元の確認を急いでいる。東京電力福島第1原発が立地する同県双葉郡で唯一、診療を続けている病院で、高野さんは事故直後から避難せずに診療にあたっていた。

 双葉署によると、出火した自宅は病院の敷地内にあり、警備員の男性が家から煙が出ているのに気づいて119番した。高野さんは1人暮らしだった。病院の担当者は取材に対し「最近も変わった様子はなく、診察に当たっていた」と話した。

 高野病院は、第1原発の南約22キロに位置。高野さんらは、広野町が緊急時避難準備区域(現在は解除)に指定された後も、避難せずに、入院患者の診療を続けた。地元住民や原発の廃炉作業員の外来診療にもあたっていた。【岸慶太】


「九州の大動脈」4月に完全復旧 熊本地震に伴う規制解除へ
西日本新聞 12/31(土) 11:23配信

 九州の高速道路で唯一、熊本地震に伴う通行規制が残っていた九州自動車道の益城熊本空港インターチェンジ(IC)-松橋IC間(約19キロ)が、2017年4月をめどに規制解除される見通しになった。地震直後、九州道と大分自動車道を中心に507キロの高速道が通行止めとなり、特に被害が甚大だった同区間は片側1車線通行と速度規制が続いていた。今年4月の地震発生から1年で、九州の高速道が全面復旧する。

 九州の高速道は地震で20カ所以上の橋が損壊し、道路のひび割れや陥没は約400カ所に上った。発生から25日後には全ての通行止めが解除されたが、盛り土が崩壊するなどした区間は、車線を減らすなどして復旧工事を続けてきた。

 9月には湯布院IC-日出ジャンクション(JCT)が片側2車線に戻り、大分道が全面復旧。現在は益城熊本空港IC-松橋ICで一部区間を除いて片側1車線に規制、通常時速100キロの最高速度を50~80キロに制限している。交通量や天候によっては渋滞も発生している。

 高速道の復旧には、国が16年度第2次補正予算で総額342億円を投入。管理する西日本高速道路が復旧工事を急いでおり、17年4月中にも片側2車線、最高速度100キロに戻る。「九州の大動脈」の完全復旧は、復興加速に向けて大きな弾みとなりそうだ。

=2016/12/31付 西日本新聞朝刊=


福島県で震度4
時事通信 12/31(土) 5:34配信

 31日午前5時8分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、同県いわき市で震度4の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約20キロ。地震の規模(マグニチュード)は5.6と推定される。


<地震>福島で震度4 津波の心配なし
毎日新聞 12/31(土) 5:26配信

 31日午前5時8分ごろ、福島県いわき市で震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は福島県沖で、震源の深さは約20キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.6と推定される。この地震による津波の心配はないという。【デジタル編集部】


福島県沖を震源、いわき市で震度4…M5・6
読売新聞 12/31(土) 5:24配信

 31日午前5時8分頃、福島県沖を震源とする地震があり、同県いわき市で震度4を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約20キロ、マグニチュードは5・6と推定される。

 この地震による津波の心配はないという。


〔地震〕福島県いわき市で震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 12/31(土) 5:15配信

気象庁によると、31日05:08頃、福島県沖を震源とするM5.6の地震があり、福島県いわき市で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
・発生日時 :12月31日05:08頃
・震源地  :福島県沖(北緯37.4度、東経141.4度)
・震源の深さ:約20km
・地震の規模:M5.6(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
<福島県>
・いわき市三和町

【震度3】
<宮城県>
・宮城加美町中新田*、宮城加美町小野田*、宮城加美町宮崎*、色麻町四竈*、栗原市高清水*、登米市迫町*、宮城美里町木間塚*、大崎市古川三日町、大崎市古川北町*、大崎市松山*、大崎市三本木*、大崎市田尻*、仙台空港、名取市増田*、角田市角田*、岩沼市桜*、蔵王町円田*、大河原町新南*、宮城川崎町前川*、丸森町鳥屋*、山元町浅生原*、仙台青葉区大倉、仙台青葉区作並*、仙台青葉区落合*、石巻市桃生町*、塩竈市旭町*、東松島市矢本*、松島町高城、利府町利府*、大衡村大衡*
<山形県>
・天童市老野森*、東根市中央*、中山町長崎*、河北町谷地、白鷹町荒砥*
<福島県>
・郡山市朝日、郡山市開成*、白河市東*、須賀川市八幡山*、須賀川市岩瀬支所*、二本松市金色*、二本松市油井*、桑折町東大隅*、国見町藤田*、川俣町樋ノ口*、鏡石町不時沼*、天栄村下松本*、泉崎村泉崎*、中島村滑津*、玉川村小高*、浅川町浅川*、古殿町松川新桑原*、小野町小野新町*、田村市大越町*、田村市都路町*、田村市滝根町*、本宮市本宮*、いわき市平四ツ波*、いわき市平梅本*、相馬市中村*、福島広野町下北迫大谷地原*、楢葉町北田*、富岡町本岡*、川内村下川内、川内村上川内小山平*、川内村上川内早渡*、大熊町野上*、双葉町両竹*、浪江町幾世橋、新地町谷地小屋*、南相馬市原町区三島町、南相馬市鹿島区栃窪、南相馬市原町区高見町*、南相馬市鹿島区西町*、南相馬市小高区*、猪苗代町千代田*、会津美里町新鶴庁舎*


建設凍結でも料金転嫁=東通原発、年22億円―稼働見通し立たず・東電
時事通信 12/30(金) 16:03配信

 東京電力が建設を事実上凍結している東通原発1号機(青森県)を資産として扱い、株式配当などに充てる「事業報酬」として年22億円を電気料金に含めていることが30日、東電への取材で分かった。

 
 建設中の施設を資産に含めて計算し、電気料金に算入することは認められているが、東電は完成や稼働の見通しが全く立たない原発の分も含めて契約者に転嫁していたことになる。

 福島第1原発事故を受け、東電は業績が大幅に悪化。2012年5月、電気料金の値上げを経済産業省に申請した。家庭向けは平均で8.46%増と決まり、同年9月に値上げを実施した。

 東電によると、この時の値上げ審査で、建設途中の東通原発を資産として料金原価を計算し、認められた。事業報酬率2.9%を掛けた年22億円が電気料金に含まれている。

 値上げから4年が経過し、契約者の負担は88億円を超える計算だ。東電は16年3月期まで3期連続で黒字決算となっているが、料金原価から東通原発の事業報酬を除外する予定はないという。

 東電の東通原発1号機は、11年1月に本体工事を開始。2カ月後に福島第1原発事故が発生し、進捗(しんちょく)率9.7%のまま建設はストップした。隣接する東北電力東通原発を現地調査した原子力規制委員会の調査団からは、東電の敷地内に活断層が延びているとの指摘も出た。

 東電は取材に対し、東通原発の事業報酬について「事業に必要なコストとして料金に含めることを認められている」としている。建設工事に関しては「立地地域をはじめ、社会の皆さまのご意見、当社の経営状況を踏まえ決定する」と説明した上で、「(10年の)設置許可時点で考慮すべき活断層はないと認められた」と主張している。


茨城・高萩市3・11教訓、震度6もケガ人ほぼなし
日刊スポーツ 12/30(金) 10:02配信

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松岩寺住職の大徳崇順さんは位牌棚に手製の柵を設置し、地震で落下するのを防いだ(撮影・三須一紀)

 茨城県高萩市で震度6弱を記録した地震から一夜明けた29日、被害状況が明らかになった。体育館の窓ガラスが割れる中学校、墓石が倒れた寺院もあった。

 29日午後も、下から突き上げるような余震が続いた。JR高萩駅から北西に約15キロの場所にある山間の下君田地区は高萩市中心部よりも被害は大きかった。

 1574年から続く松岩寺では墓石、灯籠、鳥居などが倒れた。しかし、11年の震災でほとんどのガラス戸が割れた本堂は、ほぼ被害はなかった。住職の大徳崇順さん(72)は「3・11の教訓でガラス戸がレールから外れても倒れないように工夫した」と話す。サッシ上に取り付けた木片でガードされ、戸が倒れるのを防いだ。檀家(だんか)の位牌(いはい)が置かれたお堂にも工夫があった。位牌棚に手作りで手製の柵を設置し、落下を防いだ。

 同地区の、来年3月に閉校となる君田小・中学校の体育館は、窓ガラス12枚がサッシごと外れ落ち、割れた。岡田晃美教頭(55)は「東日本大震災がフラッシュバックした」と振り返ったが、3・11の経験から防災対策が生きたと語る。定期的に防災士を招き、児童生徒と地域住民を集め「防災講習」を実施。住民の防災意識は高いという。

 市街地にある玖台(きゅうだい)寺も「3・11」の教訓を生かした。瓦屋根にはフックを付け、墓石はボルトで固定し、いずれも落下を防いだ。住職の吉川道隆さん(49)は「さらに防災を意識しないといけない」と語った。【三須一紀】


地震調査委「引き続き注意して」…震度6弱
読売新聞 12/29(木) 23:04配信

 茨城県北部で28日夜に発生した地震を受け、政府の地震調査委員会(委員長=平田直・東京大地震研究所教授)は29日、臨時会を開き、「今回の地震は、2011年3月に起きた東日本大震災の余震」との見解を示した。

 平田委員長は「5年前の地震の影響はまだ続いている」としたうえで、「28日夜の地震より強い揺れが起こることは十分考えられる。引き続き注意してほしい」と警戒を呼びかけた。

 国土地理院の解析によると、茨城県常陸太田市では西南西に、北茨城市では東北東方向にそれぞれ約2センチ動いた観測地点があり、地盤が両側から引っ張られて断層がずれる正断層型の地震と確認された。


<茨城震度6弱>長さ15キロ程度の地下断層動く 調査委
毎日新聞 12/29(木) 22:10配信

 政府の地震調査委員会は29日、臨時会を開き、茨城県北部で起きた地震は、北北西-南南東方向に延びる長さ15キロ程度の地下断層が動いたとみられるとの見解を示した。委員長の平田直・東京大地震研究所教授は「主要な活断層がある地域ではないが、東日本大震災の影響で地震が起きやすくなっている」とし、注意を呼びかけた。

 調査委によると、震源断層は西南西に傾斜し、断層の西側がずり下がる「正断層型」と推定される。国土地理院による観測では、西側エリアで最大約27センチの沈降か西向きの地殻変動が確認された。今後1週間ほど、同程度かより強い揺れに注意が必要という。【飯田和樹】


<茨城震度6弱>東日本大震災の余震 2人が軽傷
毎日新聞 12/29(木) 21:59配信

 茨城県高萩市で震度6弱を観測した28日夜の地震で、県は29日、2人が軽傷を負い、住宅5棟が一部損壊したと発表した。気象庁によると、2011年3月の東日本大震災の余震とみられる。

 県によると、北茨城市の40代女性と高萩市の60代男性が階段から転落するなどして軽傷を負った。高萩市で住宅5棟の壁にひびが入ったり、瓦の一部が落ちたりしたほか、同市立君田中学校の体育館窓ガラスが破損した。【松本尚也】


体育館の窓外れ、住宅の壁にはひび…茨城の地震
読売新聞 12/29(木) 21:27配信

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粉々に砕けた君田中学校の体育館の窓ガラス

 茨城県北部で28日夜に発生した地震で、一夜明けた29日、県などが防災ヘリなどで確認した結果、震度6弱を観測した同県高萩市に被害が集中していた。

 総務省消防庁や同県によると、この地震のけが人は2人で、北茨城市の40歳代女性が腕と額を打撲、高萩市の60歳代男性がすり傷だった。

 建物被害は、高萩市内の住宅5棟で、屋根瓦が崩れ落ちたり、壁にひびが入ったりしていたことが確認された。市立君田中学校では、体育館の窓ガラス約10枚が落ち、破片が床に散乱。市教委が、ガラスが外れた部分をシートで覆うなどの処置を取った。市内の一部地域で断水していたが、29日に復旧した。

 同市で旅館を経営する泉和彦さん(59)は「津波を心配したが、大丈夫で安心した。食器が落ちて何枚か割れた程度で済んだので良かった」と話していた。


東日本大震災の余震、依然活発=「今後も強い揺れや津波」―政府調査委
時事通信 12/29(木) 19:07配信

 茨城県北部で28日起きたマグニチュード(M)6.3、最大震度6弱の地震について、政府の地震調査委員会は29日、東日本大震災の余震とした上で、「余震は沿岸部を中心に依然活発で、今後も長期間にわたり大きな地震が発生し、強い揺れや高い津波に見舞われる可能性がある」との評価をまとめた。

 東日本大震災の本震(M9.0)後、福島・茨城両県付近では東西方向に引っ張られて断層がずれる正断層型の地震が多発しており、今回の地震や11月22日に福島県沖で津波を引き起こした地震(M7.4、最大震度5弱)も含まれる。

 調査委によると、今回の地震では、ほぼ南北に延びる長さ15キロ程度の断層がずれたとみられる。内陸側が沈み、海側が隆起する形でずれたため、海側で揺れが大きくなった。海岸に近い茨城県高萩市で最大震度6弱を観測したのは、地盤の軟らかさの影響もあったと考えられるという。


茨城北部震度6弱から一夜、被害明らかに 各地で復旧作業
ホウドウキョク 12/29(木) 18:02配信

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(写真:ホウドウキョク)

茨城県北部で、震度6弱を観測した地震から一夜が明け、各地では、復旧作業や被害の確認が行われている。
体育館の中は、割れた窓ガラスが床一面に散乱していた。
最大震度6弱を観測した茨城・高萩市にある君田中学校では、体育館の窓ガラスが割れる被害があった。
高萩市の若栗地区では、屋根の瓦がはがれたり、落下したりする建物が多く見られた。
この家では、2階の瓦が落下し、壁の一部がはがれ落ちたほか、室内では、棚から落ちて割れた食器などが散乱し、住人は、屋内でも土足で生活していると話す。
28日夜の地震で、茨城県内で2人が転倒などで軽傷を負ったほか、落石が6カ所あり、一部で道路が通行止めになった。


「さんさん商店街」閉鎖へ=仮設店舗で復興―ふるさと再生移転先でも―宮城・南三陸
時事通信 12/29(木) 14:45配信

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東日本大震災で被災した宮城県南三陸町にある、仮設の「南三陸さんさん商店街」。今年いっぱいで営業を終え、来年3月に常設の商店街で再出発する=26日撮影

 東日本大震災で甚大な被害を受けた宮城県南三陸町。

 震災約1年後にオープンした仮設商店街「南三陸さんさん商店街」が、常設の商店街への移転準備のため、31日で営業を終える。開業以来、町の内外から訪れる客でにぎわいを見せ、復興をけん引してきた。移転を控え、店舗の経営者からは「ふるさと再生」へのさらなる期待とともに、不安の声も上がる。

 32店舗からなる同商店街は海岸から約2キロ離れた場所にある。震災前は市街地だったが、津波被害のため、計画当初は「がれきに囲まれてのスタートだった」と運営組合長の阿部忠彦さん(54)。2012年2月に開業し、「こんなところにお客さんが来るのか」と不安を抱えながらも、店主らが結束して活性化に取り組んだ。

 評判を呼んだのは、地元で水揚げされた海産物で作る、商店街の飲食店共通の看板メニュー「キラキラ丼」。季節ごとに変わる中身が人気を得た。中心に設置した交流スペースではイベントを開催。週末は、大型バスも止められる約300台収容の駐車場が満車となり、毎年20万人以上が訪れる被災地で最も活気のある仮設商店街の一つとなった。そば店を営む京極雅弘さん(50)は「マイナスから、一緒に頑張ろうという気持ちでやってきた」と話す。

 移転先の常設商店街は来年3月、海岸から約500メートルのかさ上げされた場所でオープンする。「ふるさと再生への一歩だ」と期待を寄せる声が上がる一方、仮設では取られなかった家賃の問題に加え、これまで通り客が来てくれるのかといった心配もある。100年以上続く菓子店の阿部雄一さん(52)は「不安しかない」と本音を漏らす。それでも、「今までも不安の中やってきた。後を継ぐ息子やお客さんのため、新商店街でも店を守っていけたら」と意気込んだ。


契約者負担2.4兆円超=東電の原発関連費用―料金値上げ4年、一層増加へ
時事通信 12/29(木) 14:38配信

 東京電力が2012年9月に実施した電気料金の値上げで、契約者が負担した原発関連費用の総額がこれまでに2兆4000億円を超えたことが29日、東電の資料で分かった。

 福島第1原発事故に伴う賠償や廃炉の費用が膨らむ中、経済産業省は20年度以降、東電から新電力に切り替えた契約者にも一部を負担させる方針を示している。

 原発関連費用には、東電が保有する原発の維持費や原発事故でかかる費用の一部が含まれる。東電は柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働を目指すが、先行きは不透明。東北電力東通原発(青森県)と日本原子力発電東海第2原発(茨城県)からの電力購入契約では4年余り稼働していないのに費用を支払っており、原発関連費用は今後も膨らみ続ける。

 東電の資料によると、12年9月からの値上げで、料金原価に盛り込まれた原発関連費用は年間6014億円。原発事故の対応では、放射線管理業務の委託費や放射能汚染水対策に使われる装置の点検・保守に関わる費用などが472億円、賠償対応の受け付け業務として259億円が含まれる。

 また、政府が立て替えた賠償費用への返済原資となる一般負担金分として、567億円を原価に計上。廃炉になった福島第1原発5、6号機と、地元の福島県などが廃炉を求めている第2原発1~4号機の減価償却費計414億円も算入している。


茨城で震度3
時事通信 12/29(木) 14:19配信

 29日午後1時41分ごろ、茨城県北部を震源とする地震があり、同県常陸太田市で震度3の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模(マグニチュード)は4.1と推定される。主な各地の震度は次の通り。

 震度3=茨城県常陸太田市
 震度2=茨城県土浦市、福島県矢祭町。


福島産限定「ポイント制」の評判 「逆効果になるのでは...」との声も
J-CASTニュース 12/29(木) 12:00配信

 原発事故による「風評被害」が続く福島県産の農水産物の販売促進のため、農林水産省は2017年度の予算案に、福島産食品を対象にした「ポイントキャンペーン」事業などを実施するための予算47億円を計上した。

 消費者に福島産食品を購入してもらうための施策なのだが、現地の一部の生産者のなかには、「県産食品だけを差別化するようなポイント制度の導入が、逆に『イメージダウン』に繋がるのではないか」といった不安の声をもらす人もいる。ネットでも同様の指摘が投稿されている。

■「福島県産」の特設販売コーナーを設置

 2011年の東日本大震災による原発事故の発生以降、福島県が力を入れ続けているのが「食の安全確保」に関する取り組みだ。県公式サイトによれば、出荷・流通する農水産物や加工食品の放射性物質検査は16年度の4月から11月末までについては、全478品目で1万5884件を実施。その上で、検査で国の基準値を超過した品目は「市場流通していません」としている。

 一方、消費者庁が16年10月に結果を発表した意識調査によれば、「福島県産の食品購入をためらう」と答えた人は16.6%(1047人中)。2月の前回調査よりも0.9ポイント増加した。大震災から5年が経った今もなお、福島産の農水産物への風評被害は消えていない。

 こうした状況を改善するため、農水省は17年度の予算案で、福島産食品への風評被害対策を行う事業費として47億円を計上した。地元農家の支援や流通状況の実態調査など、総生産から販売まで総合的な支援を行う予定だ。

 この風評対策事業の1つとして注目を集めているのが、福島産食品限定の「ポイントキャンペーン」だ。農水省食品流通課の担当者は16年12月22日、現時点で想定している事業内容について、

  「首都圏などの量販店やオンラインストアに福島産の食品だけを取り扱う特設販売コーナーを設置し、そこで商品を購入した際に、何らかの『ポイント』を利用者に付与します。そのポイントで別の商品を購入できたり、プレゼントに応募できたりするようにして、販売促進を狙うものです」

とJ-CASTニュースの取材に説明する。具体的な事業内容については「まだ検討段階」だが、今回のキャンペーンについては「福島県からの要望を踏まえたもの」とも話した。

「販売促進に繋がるように、福島県と協議していきたい」
 だが、福島県産食品の販売促進を目的としたこのポイント制度に、インターネット上では「逆効果になってしまうのでは?」と不安視する声も多く出た。ツイッターやネット掲示板には、

  「福島産食品のイメージダウンになるだけじゃない?」
  「いや福島県産の農産物美味しいし売りたいのはわかるけど、こういう形だと裏目に出そうな」
  「あれだけ厳密な検査をして、それでも未だに福島産が不安だなんて言ってる人たちには逆効果な気も」

といった指摘が数多く見つかる。

 では、ポイント制度の導入を「当事者」である福島県内の生産者はどう考えるのか。J-CASTニュースの取材に応じた農場関係者の60代女性は26日、

  「県産食品だけを特別扱いするようなことは、イメージがよくないように感じます。しっかりと検査を行っていて安全が保障されている食品なのに、こうした制度を見て『何か問題があるのかな』と考える人も出てしまいそうで。かえって、逆効果になるのではないでしょうか」

と不安気に話す。また、二本松農園(二本松市)の担当者は26日のJ-CASTニュースの取材に、

  「ポイント制度自体は悪いことじゃないと思います。ただ、農家のメリットになるかどうかが不安です。過去に国や県が行った風評被害対策の中には、中間業者だけが得をして、現場の利益に全く繋がらなかったものもありましたから」

と指摘する。その上で、今回のポイント制度についても「できるだけ農家の声を聞いて、現場の利益になるキャンペーンになって欲しいと思います」としていた。

 こうした意見が現場から出ていることについて、農水省食品流通課の担当者は、

  「販売促進に繋がるキャンペーンになるように、具体的な仕組みを福島県と協議していきたい」

と話していた。ツイッターなどには「ポイント目当ての購入は増えそう」と、ポイントキャンペーンに期待する声もみられる。


茨城北部で震度6弱 地震発生直後の映像には大きな揺れ
ホウドウキョク 12/29(木) 9:21配信

28日午後9時38分ごろ、茨城県北部で震度6弱の地震があった。この地震による津波はなかった。
震度4を観測した、地震発生直後の茨城・東海村の映像には、画面が左右に大きく揺れている様子が映っていた。
気象庁によると、28日午後9時38分ごろ、茨城県北部で震度6弱の地震があった。
震源地は、茨城県北部で、震源の深さはおよそ11km、地震の規模を示すマグニチュードは6.3と推定され、高萩市で震度6弱、日立市で震度5強、常陸太田市で震度5弱、福島県や宮城県、千葉県、埼玉県などで震度4を観測した。
この地震による津波はなかった。


茨城で震度6弱 「食器棚倒れてきた」 1週間は警戒必要
産経新聞 12/29(木) 7:55配信

 28日夜、茨城県北部を震源とするマグニチュード(M)6・3の地震が発生し、同県高萩市で震度6弱を観測した。「部屋があっという間にめちゃくちゃ」「地鳴りが聞こえた」。年の瀬の街を襲った激しい揺れ。余震も続く中、住民は不安な夜を過ごした。

 「ズドンと腹に響くような大きな揺れを感じた」と話すのは、高萩市役所総務課の矢代修史さん(44)。同市安良川の自宅から、すぐに徒歩で市役所に向かったが、停電や火事は確認できなかったという。

 市役所の庁舎内は、棚から書類が崩れ落ちていた。矢代さんは「建物が倒壊したり崖崩れなどがおきているかもしれない。市民に注意を呼びかけ、迅速に情報を提供したい」と話した。

 同市は午後10時過ぎ、市総合福祉センターに自主避難所を開設。県防災・危機管理課によると、地震により同市石滝の190世帯で断水が発生したという。

 同市赤浜の「ファミリーマート高萩赤浜店」では、棚から焼酎などの瓶が落ちて割れたほか、商品が床に落ちて散乱。片付けに追われた。大須賀宏之店長は「店が海から近いので、津波が来たらどうしようと思った」と振り返る。

 同市の団体職員の男性(37)は「窓や壁がガタガタと外れ、部屋の中に本棚や食器棚が倒れてきて、あっという間にめちゃくちゃになった」。同市安良川の主婦、亀山桂子さん(66)は、「地鳴りがゴゴゴと聞こえて怖かった。東日本大震災を思い出した」と声を震わせた。

 東北地方や茨城県では、東日本大震災の巨大地震の影響で陸地が東側へ引っ張られる力が働いており、今回の地震も東北東-西南西方向に引っ張られて起きた正断層型だった。

 東大地震研究所の古村孝志教授は「高萩市周辺はそもそも地震が多い場所だ。その上、大震災の影響で正断層型が起きやすくなっており、これらが重なって地震が非常に起きやすい状況だった」とし、「震源が浅い内陸の地震は余震が多いことが知られているので、今後1週間程度は警戒が必要だ」と指摘した。


震度6弱の茨城県高萩市で今季一番の冷え込み 日中は晴れ
ウェザーマップ 12/29(木) 7:35配信

 けさは全国的に冷え込みが強く、昨夜の地震で震度6弱の揺れを観測した茨城県高萩市では、午前3時過ぎに今季最低となる氷点下2.0℃まで気温が下がった。また、香川県高松市や三重県津市では初氷を観測している。

 きょう(29日)は、前線を伴った低気圧が発達しながらオホーツク海を進み、昼過ぎにかけて北日本や東日本を前線が通過する。東北や北陸を中心に大気の状態が不安定になるため、雷を伴って雪や雨の降る時間がありそうだ。そのほか日本海側では雪や雨が降ったり止んだりの天気となるが、太平洋側は広く晴れ間が出る見込み。ただ、西日本ではやや雲が広がりやすく、一部でにわか雨の可能性がある。

 茨城県北部は一日を通して晴れるが、次第に北西の風が強まる予想。空気も乾燥するため、火の取り扱いには注意が必要だ。日中の気温はきのうより高く、東日本や西日本の太平洋側では、10℃を超える所が多い見込み。

 ■茨城県北部の29日の天気
 天気:晴れ時々曇り
 予想最高気温:11℃(水戸)
 風:北西の風 後 やや強く
 波:2.5メートル 後 2メートル うねりを伴う


<震災避難>みちのく会解散へ 北海道に一時1700人超
毎日新聞 12/29(木) 7:00配信

 2011年の東日本大震災後に東北地方などから北海道に避難した人たちの互助団体「みちのく会」(事務局・札幌市豊平区)が、来春に解散することになった。会員数は11月末現在で約1300人と全国最大規模だが、古里への帰還に加えて道内への定住が進んで会員の間で「避難者」という意識が薄れ、活動に終止符を打つことになった。

 同会は震災1カ月後の11年4月、東北3県から札幌市と江別市に避難した約60人で発足。縁のない地にわずかな荷物だけで来た人や母子だけで移り住んだ人も多く、メーリングリストや会報を通じた支援情報の発信、交流の場づくりなどに取り組んできた。東京電力福島第1原発事故への懸念から会員数は急増し、ピークの14年には1700人を超えて複数の支部もできた。

 12年に発行した被災者の手記には「外で遊べる、何も考えず水を飲めるという当たり前のことができて幸せ」といった思いや、「まだまだ手探りの生活」と将来への不安が記されている。

 しかしこの1、2年は地元に戻る人や北海道で暮らし続けることを決めて退会する人が増え、活動も縮小していた。

 宮城県川崎町から避難した本間紀伊子会長(55)は「支援が必要なくなったとは言えないが、いつまでも『避難者』というわけにもいかない。会の解散を、それぞれが前に進むきっかけにしてもらいたい」と話す。

 来年3月に避難者と支援者による最後の交流会を開き、同月末で事務所を閉鎖する。4冊目となる手記を編集中で、ホームページやメーリングリストの管理も17年度末で終了する予定。

 各地の被災者自助団体や支援団体でつくる「東日本大震災支援全国ネットワーク」によると、参加610団体のうち会員数が1000人を超すのはみちのく会だけで、「規模の大きな会が解散するのは初めて」という。【今井美津子】


〔地震〕茨城県高萩市で震度6弱、余震も相次ぐ(29日5時現在)
レスキューナウニュース 12/29(木) 5:00配信

気象庁によると、28日21:38頃、茨城県北部を震源とするM6.3の地震があり、茨城県高萩市で震度6弱の揺れを観測しました。この地震による津波の心配はありません。
なお、この地震の後も余震とみられる地震が相次いでおり、28日21:53には最大震度4の地震が発生しています。気象庁では、今後1週間程度は、最大で震度6弱程度の揺れを伴う余震が発生するおそれがあるとして注意を呼びかけています。

■発生事象
・発生日時 :12月28日21:38頃
・震源地  :茨城県北部(北緯36.7度、東経140.6度)
・震源の深さ:11km
・地震の規模:M6.3

■震度4以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度6弱】
<茨城県>
・高萩市下手綱*
【震度5強】
<茨城県>
・日立市十王町友部*
【震度5弱】
<茨城県>
・日立市助川小学校*、日立市役所*、常陸太田市大中町*、常陸太田市金井町*、高萩市安良川*
【震度4】
<宮城県>
・岩沼市桜*、大河原町新南*、丸森町鳥屋*
<福島県>
・郡山市湖南町*、白河市郭内、白河市新白河*、白河市東*、白河市表郷*、須賀川市八幡山*、国見町藤田*、鏡石町不時沼*、泉崎村泉崎*、棚倉町棚倉中居野、矢祭町戸塚*、矢祭町東舘*、玉川村小高*、浅川町浅川*、古殿町松川新桑原*、いわき市小名浜、いわき市錦町*、いわき市平梅本*、浪江町幾世橋
<茨城県>
・水戸市金町、水戸市千波町*、水戸市内原町*、常陸太田市町屋町、常陸太田市町田町*、常陸太田市高柿町*、北茨城市磯原町*、笠間市石井*、笠間市中央*、笠間市下郷*、笠間市笠間*、ひたちなか市南神敷台*、ひたちなか市東石川*、東海村東海*、大子町池田*、常陸大宮市中富町、常陸大宮市北町*、常陸大宮市山方*、常陸大宮市上小瀬*、常陸大宮市野口*、那珂市福田*、那珂市瓜連*、城里町石塚*、小美玉市小川*、小美玉市上玉里*、土浦市常名、土浦市藤沢*、土浦市田中*、石岡市若宮*、下妻市本城町*、下妻市鬼怒*、取手市寺田*、つくば市天王台*、つくば市研究学園*、つくば市小茎*、五霞町小福田*、境町旭町*、坂東市岩井、坂東市馬立*、坂東市山*、筑西市舟生、かすみがうら市上土田*、桜川市真壁*、常総市新石下*、常総市水海道諏訪町*、つくばみらい市加藤*、つくばみらい市福田*
<栃木県>
・大田原市湯津上*、那須町寺子*、鹿沼市晃望台*、市貝町市塙*、芳賀町祖母井*、高根沢町石末*、那須烏山市中央、栃木那珂川町馬頭*、栃木那珂川町小川*
<埼玉県>
・加須市大利根*、久喜市青葉*、春日部市粕壁*、春日部市金崎*、春日部市谷原新田*、幸手市東*、宮代町笠原*、さいたま大宮区天沼町*、さいたま中央区下落合*
<千葉県>
・野田市鶴奉*、野田市東宝珠花*

■余震発生状況(震度1以上)
<29日>
・02:37 M3.4 北緯36.7度、東経140.7度 約10km 茨城県北部 最大震度2
・01:35 M2.7 北緯36.7度、東経140.7度 ごく浅い 茨城県北部 最大震度1
・01:28 M2.8 北緯36.7度、東経140.6度 約10km 茨城県北部 最大震度1
・00:38 M2.8 北緯36.7度、東経140.6度 約10km 茨城県北部 最大震度1
<28日>
・23:51 M2.9 北緯36.8度、東経140.6度 約10km 茨城県北部 最大震度1
・23:48 M3.5 北緯36.9度、東経140.7度 約10km 福島県浜通り 最大震度1
・23:27 M3.3 北緯36.7度、東経140.6度 約10km 茨城県北部 最大震度2
・22:44 M3.5 北緯36.7度、東経140.6度 約10km 茨城県北部 最大震度1
・22:12 M3.2 北緯36.7度、東経140.7度 ごく浅い 茨城県北部 最大震度1
・22:03 M2.9 北緯36.8度、東経140.6度 約10km 茨城県北部 最大震度1
・21:57 M3.5 北緯36.8度、東経140.6度 約10km 茨城県北部 最大震度2
・21:53 M4.7 北緯36.7度、東経140.7度 約10km 茨城県北部 最大震度4
・21:46 M3.6 北緯36.7度、東経140.6度 約10km 茨城県北部 最大震度2
・21:42 M3.4 北緯36.8度、東経140.5度 ごく浅い 茨城県北部 最大震度2


〔茨城北部震度6弱〕揺れの大きかった市で大雨警報・注意報、土砂災害警戒情報の発表基準引き下げ(12/29)
レスキューナウニュース 12/29(木) 1:30配信

気象庁は、きのう28日21:38頃に発生した茨城県北部を震源とする地震で揺れの大きかった市を対象に、大雨警報・注意報と土砂災害警戒情報について、発表基準の引き下げを行うと発表しました。
今回の地震により揺れの大きかった地域では、地盤が緩んでいる可能性が高いため、降雨時には崖崩れなどの土砂災害に警戒してください。

■大雨警報・注意報および土砂災害警戒情報の発表基準が変更される地域
【通常基準の7割で運用する市】
・茨城県 :高萩市

【通常基準の8割で運用する市】
・茨城県 :日立市

◆用語解説「土砂災害警戒情報」
・大雨警報が発表されている状況で、土砂災害発生の危険度がさらに高まったときに、対象となる市町村を特定して警戒を呼びかける情報。周囲の状況や雨の降り方にも注意し、危険を感じたら躊躇することなく早期避難を。


〔常磐道〕茨城・福島県内で地震安全確認 一部通行止めは解除(29日1時現在)
レスキューナウニュース 12/29(木) 1:00配信

28日21:38頃、茨城県北部を震源とするM6.3の地震があり、茨城県高萩市で震度6弱の揺れを観測しました。この地震による津波の心配はありません。
この地震による安全確認のため、NEXCO東日本は常磐自動車道日立南太田IC~いわき勿来IC間で21:43から、上下線を通行止めとしていましたが、29日00:45までに解除しています。


山形新幹線 運転再開
レスキューナウニュース 12/29(木) 0:50配信

21:38頃に発生した茨城県北部を震源とする地震の影響で、山形新幹線は福島~米沢駅間の運転を見合わせていましたが、00:41頃、運転を再開しました。


茨城北部で震度6弱 今後1週間程度は同規模の地震に注意
ホウドウキョク 12/29(木) 0:38配信

12月28日午後9時38分、茨城北部で震度6弱の地震を観測した。この地震について、気象庁は、午後11時45分から記者会見を行った。
茨城県内で震度6弱の揺れを観測する地震が起きたのは、2011年4月12日以来、5年ぶりとなる。
今回の地震は、2011年の東日本大震災の余震と考えられるということで、地震のメカニズムについては、正断層型だという。
そして、気象庁によると、今後、1週間程度は同じぐらいの揺れの地震が起きる可能性があるということで、注意を呼びかけている。
さらには、2~3日以内の期間では、大きな地震が発生しやすいということで、注意を呼びかけている。
気象庁によると、午後9時38分の震度6弱の地震の以降に、震度4の地震が1回、震度2の地震が3回、震度1の地震が4回、これまで観測されているということで、地震活動が活発であるという。
気象庁は、夜間のため、まず身の回りの状況を確認してほしい、そして、危ない場所には近づかないでほしいという注意喚起をしている。


茨城県で震度6弱は東日本大震災の余震、気象庁「同程度の地震に注意を」
THE PAGE 12/29(木) 0:19配信

 28日午後9時38分ごろ、茨城県北部を震源とする地震が発生し、茨城県高萩市で震度6弱を観測した。震源の深さは約11キロ、マグニチュードは6.3だった。この地震による津波の心配はないという。気象庁は「東日本大震災の余震と考えられる」としている。

 同庁地震津波監視課の青木元(げん)課長は「今後1週間程度は同程度の地震発生の可能性がある。特に発生から2~3日程度は規模の大きな地震が発生することが多い」と指摘。「揺れが強かった地域では、家屋倒壊や土砂災害の危険性が高まっている」として、今後の地震活動や降雨に十分注意するよう訴えた。

 同庁によると、茨城県日立市で震度5強、同県常陸太田市などで震度5弱を観測したほか、東北地方から中部・北陸地方の一部にかけて震度1~4を観測した。


茨城北部で震度6弱 東日本大震災の余震か
ホウドウキョク 12/29(木) 0:14配信

12月28日午後9時38分、茨城北部で震度6弱の地震を観測した。
震源地は茨城県北部で、震源の深さは10km、地震の規模を示すマグニチュードは6.3と推定される。
今回の地震については、東日本大震災の余震とみられている。
この地震のメカニズム等については午後11時45分から、気象庁が会見を行った。
茨城県や福島県には、原子力の関連施設が集中している。
原子力規制庁ならびに日本原子力発電によると、茨城・東海村の東海第2原発に異常はないという。
東京電力によると、福島第1、第2原発とも異常は確認されていないという。
交通機関は、一部影響が出ている。
JR東日本によると、山形新幹線は安全確認のため、一部区間で運転を見合わせているという。
また、東北新幹線は地震によって、一時、運転を見合わせていたが、午後9時47分に運転を再開しているという。
在来線については、一部で遅れが出ているという。
一方、高速道路は、常磐道の日立南太田ICといわき勿来ICの間で、安全点検のため、通行止めとなっているという。


茨城県北部震源、高萩市で震度6弱…2人けが
読売新聞 12/28(水) 23:30配信

 28日午後9時38分頃、茨城県北部を震源とする地震があり、同県高萩市で震度6弱、同県日立市で震度5強を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは11キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6・3と推定される。2011年3月の東日本大震災の余震とみられる。

 警察庁は災害警備本部を設置し、情報収集を進めている。高萩市の県北医療センター高萩協同病院などによると、同県北茨城市の40歳代女性が自宅の階段で転倒して打撲を負い、60歳代男性も切り傷を負って手当てを受けている。

 原子力規制庁によると、日本原子力発電の東海第二原子力発電所(停止中)や東京電力の福島第一原発(廃炉)、同第二原発(停止中)など、周辺の原子力施設で地震による異常は確認されていない。

 気象庁はこの日夜、記者会見を開き、青木元・地震津波監視課長は「揺れの強かった地域では1週間程度、同規模の地震や土砂災害に注意してほしい」と呼びかけた。

 各地の主な震度は次の通り。

 ▽震度6弱 茨城県高萩市▽震度5強 茨城県日立市▽震度5弱 茨城県常陸太田市▽震度4 水戸市、宮城県岩沼市、福島県郡山市、栃木県大田原市、さいたま市、千葉県野田市


茨城県で震度6弱 菅義偉官房長官緊急会見詳報「被害報告はない」
産経新聞 12/28(水) 23:07配信

 菅義偉官房長官は28日夜、茨城県北部を震源とする震度6弱の地震の発生を受け、首相官邸で緊急の会見を開いた。詳細は以下の通り。

 「茨城県北部を震源とする地震についてご報告します。本日21時38分ごろ、茨城県北部を震源とする最大震度6弱の地震が発生しました。この地震による津波の心配はありません。現在、被害状況の把握に全力で取り組んでおりますが、110番、119番通報など現時点で被害の報告はありません。なお原子力施設については、原子力規制庁から異常なしとの報告を受けています」

 「総理からは本日21時43分に早急に被害状況を把握すること、地方自治体とも緊密に連携し、政府一体となって災害応急対策に全力で取り組むこと、国民に対し避難や被害等に関する情報提供を適時的確に行うこと、この指示がありました」

 「政府としましては発生直後、ただちに官邸危機管理センターに官邸対策室を設置するとともに、関係省庁の局長級による緊急参集チームを招集し、対応に万全を期すことを指示したところであります。今後も引き続き被害情報の把握を進め、被災自治体と緊密に連携を図りながら、被災者の救命救助を最優先に災害応急対策に全力を尽くしてまいります」

 「揺れの大きかった地域の皆さまにおかれましては、自治体などからの避難情報のほか、テレビ、ラジオなどの情報にも注意し、お互いに助け合い落ち着いて行動していただきますようお願いします」

今村雅弘復興相、稲田朋美防衛相が靖国神社を参拝

今村雅弘復興相は28日午後、稲田朋美防衛相は29日午前、それぞれ東京・九段北の靖国神社を参拝した。今村氏は昇殿や記帳はせず、一般の参拝者と同様に拝殿で賽銭を私費で奉納した。また稲田氏は「防衛大臣 稲田朋美」と記帳し、玉串料は私費で納めた。

今村氏は記者団に「わが国の安寧と繁栄を祈念した」、また稲田氏は「未来志向に立ってしっかりと日本と世界の平和を築いていきたいという思いで参拝した」と語った。

稲田氏は平成17年の初当選以降、毎年靖国神社を参拝してきたが、今年8月の防衛相就任後は初めてとなった。

リンク:<稲田防衛相>靖国神社を参拝「防衛大臣 稲田朋美」と記帳 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:稲田防衛相、靖国神社を参拝 防衛相に就任してから初 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:稲田防衛相が靖国参拝「どの国でも理解していただける」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国参拝 稲田朋美防衛相ぶら下がり詳報 「忘恩の徒にはなりたくない」「防衛大臣である稲田朋美が一国民として参拝した」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:稲田氏が靖国参拝 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:稲田氏が靖国参拝=防衛相初、対中韓で影響も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:稲田朋美防衛相が就任後初の靖国参拝「日本と世界の平和を築いていきたい思いで」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<稲田防衛相>靖国神社を参拝 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<稲田防衛相>靖国神社を参拝 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<稲田防衛相>靖国神社を参拝 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<稲田防衛相>靖国神社を参拝 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:稲田防衛相が靖国神社を参拝…防衛相就任後で初 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:真珠湾慰霊 靖国参拝者も歓迎「平和たたえ合う時代に」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:今村復興相、靖国神社を参拝「わが国の安寧と繁栄を祈念」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<今村復興相>靖国神社を参拝 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:今村復興相が靖国参拝=「被災地の再生祈念」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:今村雅弘復興相が靖国神社参拝 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<稲田防衛相>靖国神社を参拝「防衛大臣 稲田朋美」と記帳
毎日新聞 12/29(木) 15:55配信

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靖国神社での参拝を終えて報道陣の取材に応じる稲田朋美防衛相(右端)=東京都千代田区の靖国神社で2016年12月29日午前8時19分、宮間俊樹撮影

 稲田朋美防衛相が29日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。参拝は8月の防衛相への就任後初めて。「防衛大臣 稲田朋美」と記帳し、私費で玉串料を支払った。稲田氏は27日の安倍晋三首相の米ハワイ・真珠湾訪問と戦没者慰霊に同行したばかりで、波紋を広げそうだ。

 稲田氏は参拝後に記者団に対し「今の平和な日本は、祖国のために命をささげた方々の尊い命の積み重ねの上にある」と説明。「そうした方々に感謝と敬意と追悼の意を表するのはどの国でも理解される。忘恩の徒にはなりたくない」と語った。【村尾哲】


稲田防衛相、靖国神社を参拝 防衛相に就任してから初
ホウドウキョク 12/29(木) 15:28配信

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(写真:ホウドウキョク)

大臣就任後、初めて靖国神社を参拝した。
稲田防衛相は「家族と、ふるさとと、国を守るために出撃した人々の命の積み重ねの上に、今の平和な日本があることを忘れてはならないし、忘恩の徒にはなりたくない」と述べた。
稲田防衛相は29日朝、東京・千代田区の靖国神社を参拝した。
「防衛大臣 稲田朋美」と記帳し、玉串料は私費で納めた。
稲田防衛相は参拝後、アメリカのオバマ大統領の広島訪問や、安倍首相の真珠湾訪問などを挙げ、「未来志向に立って、日本と世界の平和を築いていきたいという思いで参拝した」と説明した。


稲田防衛相が靖国参拝「どの国でも理解していただける」
スポーツ報知 12/29(木) 11:17配信

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靖国神社を参拝した稲田朋美防衛相

 稲田朋美防衛相(57)が29日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。8月に防衛相に就任してから初めて。記帳は「防衛大臣 稲田朋美」と記し、玉串料は、私費で支払った。

 稲田氏は参拝について「戦後70年に総理が談話を発表され、今年は原爆を投下した国の大統領が広島を訪問され、昨日は真珠湾に総理が行かれ慰霊の言葉を述べられました。私も同行しましたが、最も熾烈に戦った日本と米国が、今や未来志向で最も強い同盟関係にある」とし、「防衛大臣の稲田朋美が、一国民として参拝した。公私共々にいろいろあったことも報告した」と説明した。

 中国や韓国の反発が予想されるが、「私はいかなる歴史観に立とうとも、いかなる敵味方であろうとも、祖国のために命を捧げた方に対して、感謝と敬意と追悼の意を表すのは、どの国でも理解していただけるのではと考えております」と述べた。


靖国参拝 稲田朋美防衛相ぶら下がり詳報 「忘恩の徒にはなりたくない」「防衛大臣である稲田朋美が一国民として参拝した」
産経新聞 12/29(木) 10:59配信

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参拝を終え、報道陣の質問に答える稲田朋美防衛相=29日午前、東京都千代田区(福島範和撮影)(写真:産経新聞)

 稲田朋美防衛相は29日の靖国神社参拝後、記者団の取材に応じた。詳報は次の通り。

 --記帳は

 「『平成28年12月29日 防衛大臣 稲田朋美』と記帳いたしました」

 --玉串料は

 「玉串料は私費です」

 --公人としての参拝か

 「防衛大臣である稲田朋美が一国民として参拝したということです」

 --このタイミングとなった理由は

 「いつも申し上げていることですけども、今の平和な日本は、国のために、祖国のために命をささげられた方々の、その貴い命の積み重ねの上にあるということを私は忘れたことはありません。戦後70年に安倍晋三首相が談話を発表され、また今年は原爆を投下した国の大統領が広島を訪問され、また、真珠湾に首相が行かれ、慰霊の言葉を述べられました。私も同行したわけですけども、最も熾烈(しれつ)に戦った日本と米国が、いまや最も強い同盟関係にある。どのような国であったとしても、敵方として分かれた方々、国であっても、例えばミズーリ号には私は行きましたけれども、たくさんの特攻の青年たちの遺書と写真が飾ってあります。また、飯田房太中佐の慰霊碑は米国方が建てたものであります。その飯田さんは真珠湾攻撃で引き返して、基地に撃墜した方ですけれども、米国方でしっかり慰霊をしております。そういったことなども報告をし、未来志向に立ってしっかりと日本と世界の平和を築いていきたいという思いで参拝をしました」

 --中国や韓国の反発が予想される

 「私は、いかなる歴史観に立とうとも、いかなる敵味方であろうとも、祖国のために命をささげた方々に対して感謝と敬意と追悼の意を表するのは、どの国でも理解をしていただけるものだと考えております」

 --参拝について首相と真珠湾で話をしたか

 「しておりません」

 --真珠湾での慰霊と靖国神社参拝は意味合いが異なる

 「私自身は、さきほども申し上げました通り、いかなる歴史観に立とうとも、また敵味方として熾烈に戦った国同士であったとしても、祖国のために命をささげられた方々のその命の積み重ねの上に今の平和な日本がある、そして、そういった方々に感謝と敬意と追悼の意を表するということは理解いただけると思います」

 --心の中には特攻隊員で訓練中に亡くなったおじへの思いもあるのか

 「そうですね。おじは21歳で、しかも、終戦直前の5月25日に特攻隊員として訓練中に亡くなり、そして靖国神社に合祀(ごうし)されております。そういった将来ある青年たちが、決して日本は勝つと思っていたわけではないけれども、自分たちの出撃したことによって、日本の未来を、平和な日本というものを描いていたと思います。そういった青年たち、また戦争で家族とふるさとと国を守るために出撃した人々の命の積み重ねのうえに今の平和な日本があるということを忘れてはならないし、忘恩の徒にはなりたくないと思っています」

 --8月15日に参拝できなかったことへの後悔もあるのか

 「それはありません。私は今までも海外視察を優先して8月15日に参拝しなかったのは、今までも、8月15日にこだわっていたわけではありません。そして、このタイミングでというのも、真珠湾の訪問のことや、また、さまざま公私ともにあったことなども報告をしてきたところです」

 --真珠湾訪問が今回の訪問のきっかけになったのか

 「いえ、そういうことではないです。ただ、真珠湾や飯田房太さんの慰霊であったり、またミズーリ号にも行ってきましたが、そういったことなども報告をしたということです」

 --大臣になって初めての参拝か

 「そうです」


稲田氏が靖国参拝
時事通信 12/29(木) 10:17配信

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稲田朋美防衛相は29日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。防衛省によると、2007年1月の省昇格後、防衛相の靖国参拝は初めて。


稲田氏が靖国参拝=防衛相初、対中韓で影響も
時事通信 12/29(木) 9:48配信

413
稲田朋美防衛相は29日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。防衛省によると、2007年1月の省昇格後、防衛相の靖国参拝は初めて。

 稲田朋美防衛相は29日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。

 防衛省によると、2007年1月の省昇格後、防衛相の靖国参拝は初めてで、担当閣僚としては02年8月15日の中谷元・防衛庁長官以来とみられる。中国、韓国両政府は稲田氏の対応を批判。北朝鮮の核・ミサイル開発をにらんだ韓国との防衛協力や、中国との防衛交流にも影響しそうだ。

 参拝後、稲田氏は記者団に「今の平和な日本は祖国のために命をささげられた方々の尊い命の積み重ねの上にある。未来志向に立ってしっかりと日本と世界の平和を築いていきたいという思いで参拝した」と説明した。「防衛大臣 稲田朋美」と記帳し、玉串料は私費で支払ったという。

 稲田氏は安倍晋三首相の米ハワイ・真珠湾訪問に同行し、28日に帰国したばかり。稲田氏はこのことに触れ、「最もし烈に戦った日本と米国が今や最も強い同盟関係にある。真珠湾訪問も報告してきた」と語った。

 自衛隊の統率を含む防衛政策の担当閣僚が靖国神社を参拝したことで、安倍政権の右傾化を警戒する中韓両国を刺激したのは間違いない。特に、北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射など挑発行為を繰り返す中、急務となっている韓国との連携強化に支障を来す恐れもある。

 これに関し、稲田氏は「いかなる歴史観に立とうとも、祖国のために命をささげた方々に対し、感謝と敬意と追悼の意を表するのはどの国でも理解していただけるものだ」と主張した。稲田氏の靖国参拝について、首相は神奈川県茅ケ崎市で「ノーコメントだ」と記者団に述べた。

 弁護士出身の稲田氏は保守的な政治信条で知られ、例年8月15日の終戦記念日などに合わせて靖国神社を参拝してきた。就任直後の今年は、アフリカ北東部のジブチでの自衛隊部隊視察を理由に参拝を見送っていた。


稲田朋美防衛相が就任後初の靖国参拝「日本と世界の平和を築いていきたい思いで」
産経新聞 12/29(木) 9:08配信

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参拝を終え、報道陣の質問に答える稲田朋美防衛相=29日午前、東京都千代田区(福島範和撮影)(写真:産経新聞)

 稲田朋美防衛相は29日午前、東京・九段北の靖国神社に参拝した。稲田氏の靖国参拝は今年8月の防衛相就任後初めて。「防衛大臣 稲田朋美」と記帳し、玉串料は私費で納めた。

 稲田氏は平成17年の初当選以降、毎年参拝してきたが、今年は、アフリカ東部ジブチでの自衛隊の活動視察のため終戦の日の8月15日の参拝を見送っていた。

 稲田氏は記者団に、安倍晋三首相の米ハワイ・真珠湾への訪問に同行したことに触れた上で「最も熾烈(しれつ)に戦った日本と米国が、いまや最も強い同盟関係にある。未来志向に立ってしっかりと日本と世界の平和を築いていきたいという思いで参拝した」と語った。


<稲田防衛相>靖国神社を参拝
毎日新聞 12/29(木) 9:03配信

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靖国神社での参拝を終えて報道陣の取材に応じる稲田朋美防衛相(右端)=東京都千代田区の靖国神社で2016年12月29日午前8時19分、宮間俊樹撮影


<稲田防衛相>靖国神社を参拝
毎日新聞 12/29(木) 9:02配信

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靖国神社での参拝を終えて報道陣の取材に応じる稲田朋美防衛相(右端から2人目)=東京都千代田区の靖国神社で2016年12月29日午前8時16分、宮間俊樹撮影


<稲田防衛相>靖国神社を参拝
毎日新聞 12/29(木) 8:53配信

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靖国神社での参拝を終えた稲田朋美防衛相=東京都千代田区の靖国神社で2016年12月29日午前8時17分、宮間俊樹撮影


<稲田防衛相>靖国神社を参拝
毎日新聞 12/29(木) 8:52配信

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靖国神社での参拝を終えた稲田朋美防衛相=東京都千代田区の靖国神社で2016年12月29日午前8時17分、宮間俊樹撮影


稲田防衛相が靖国神社を参拝…防衛相就任後で初
読売新聞 12/29(木) 8:50配信

 稲田防衛相は29日朝、東京・九段北の靖国神社を参拝した。

 稲田氏の参拝は8月の防衛相就任後、初めて。「防衛大臣 稲田朋美」と記帳し、私費で玉串料を納めたという。

 稲田氏は参拝後、記者団に対し「未来志向に立って、しっかりと日本と世界の平和を築いていきたいという思いで参拝をした」と話した。


真珠湾慰霊 靖国参拝者も歓迎「平和たたえ合う時代に」
産経新聞 12/29(木) 7:55配信

 安倍晋三首相が真珠湾を訪れた28日、東京・九段の靖国神社には多くの従軍経験者や遺族らが参拝に訪れ、戦没者に思いをはせた。

 「4年にわたった両国の戦争よりも、その後70年以上続く平和をたたえ合う時代になったということだ」。千葉市美浜区の無職、高橋八千代さん(88)の長兄は南方戦線で死亡した。「鬼畜米英と教えこまれていた兄に報告をしたくて来た。和解の言葉には特に違和感がない」と話す。

 中国・北京に従軍していた東京都文京区の山田邦一さん(95)は「戦わずして滅びるか、戦って滅びるかという時代だった。今を生きる安倍晋三首相が謝罪する必要はなく、演説は的確だった」と語る。

 ただ、安倍首相が元米兵らと抱き合う姿を見た際は、生きて日本に帰れなかった戦友の顔が浮かんだ。「真珠湾訪問と靖国参拝は一体だと思う。魂は靖国にあると信じた戦友たちに、自らの言葉で今回の報告をしてほしい」と訴えた。


今村復興相、靖国神社を参拝「わが国の安寧と繁栄を祈念」
ホウドウキョク 12/28(水) 20:35配信

今村復興相が、東京・九段の靖国神社を参拝した。
今村復興相は「わが国の安寧(あんねい)と繁栄を祈念してまいりました」と述べた。
今村復興相は、28日午後、靖国神社を参拝したことを明らかにし、被災地の1日も早い復興と再生を願ったと述べた。
参拝について、「安倍首相の真珠湾の訪問について報告をした」と述べたが、安倍首相の真珠湾訪問と重なったことについては、「御用納めの日の参拝だ」と述べ、関連がないとの立場を示した。


<今村復興相>靖国神社を参拝
毎日新聞 12/28(水) 20:20配信

 今村雅弘復興相は28日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。今村氏は参拝後、記者団に対し「1年間の仕事の報告と感謝、わが国の安寧と繁栄を祈念した」と話した。

 安倍晋三首相がハワイの真珠湾で戦没者を慰霊した直後の参拝だったが、今村氏は「仕事納めの日に来ようと思った。たまたま重なっただけだ」と述べて真珠湾訪問に合わせたわけではないとした。ただ、参拝の際には「首相の真珠湾訪問のことも報告した」(今村氏)という。今村氏は今年8月11日にも靖国神社を参拝している。【真野敏幸】


今村復興相が靖国参拝=「被災地の再生祈念」
時事通信 12/28(水) 13:56配信

 今村雅弘復興相は28日、東京・九段北の靖国神社を参拝した。

 今村氏は参拝の趣旨について、「1年間の仕事の報告と感謝、被災地の一日も早い復興再生、わが国の安寧と繁栄を祈念してきた」と記者団に説明した。

 今村氏は本殿には入らず、一般の参拝客と同様に拝殿前で礼をし、さい銭を納めた。時期が重なった安倍晋三首相の米ハワイ・真珠湾での慰霊に関し「(み霊に)報告しておいた」と語った。

 今村氏は終戦記念日に先立つ8月11日にも同神社を参拝している。


今村雅弘復興相が靖国神社参拝
産経新聞 12/28(水) 13:29配信

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今村雅弘復興相(写真:産経新聞)

 今村雅弘復興相は28日午後、東京・九段北の靖国神社を参拝した。昇殿や記帳はせず、一般の参拝者と同様に拝殿で賽銭(さいせん)を私費で奉納した。今村氏は記者団に「1年間の仕事の報告、感謝と、わが国の安寧と繁栄を祈念した」と述べた。

2016年12月27日 (火)

糸魚川市で大規模火災、150棟延焼 744人に避難勧告・4

22日午前10時30分頃、新潟県糸魚川市大町の中華料理店から出火した。

火は火は強い南風にあおられて燃え広がり、少なくとも約150棟に延焼し、計約4万平方メートルを焼失した。同市消防本部によると、住民や消防団員ら5人が煙を吸うなどして軽傷を負った。市は現場周辺の363世帯・744人に避難勧告を出し、避難所を開設、23日午前7時半現在、なお住民48人が避難している。県は自衛隊に災害派遣を要請し、近隣県などの消防も応援に入った。しかし、火の勢いは夜まで続き、出火から10時間以上たった22日午後8時50分になってやっとほぼ鎮火した。

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リンク:糸魚川大規模火災 「教育で町を盛り上げる」学習塾再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川大火>老舗和菓子店が営業再開 帰省客のために - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火、がれき処理個人負担ゼロに…二階氏 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:メッセージが掲示された商店街の店舗 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「来年は自分の家で」=被災地で大みそか―糸魚川大火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火、激甚災害指定を=がれき処理の自己負担ゼロに―二階自民幹事長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大規模火災 二階俊博幹事長「がれき処理は個人負担ゼロ」と明言 激甚災害指定の見通しも示す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟・糸魚川市大規模火災 糸魚川市、被災者訪問し見舞金を給付 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「思い出の品、捜して」焼け跡でボランティアに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大規模火災 防災無線と「絆」が命救う 住民連携で死者ゼロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災世帯に最大400万円=糸魚川市に支援法適用―新潟県 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大規模火災 政府、大火の被災者に最大300万円支給 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火1週間 防災特注、奇跡の木造住宅 周辺焼失「復旧に協力」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川大火>ボランティアら80人が「思い出品」捜し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川大火>見舞金、生活用品購入資金の給付始める - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「思い出品」探しに支援の手=被災者「心の整理ついた」―糸魚川大火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地域の絆で死者ゼロ=介護施設、勧告前に避難―近所同士、声掛け合う・糸魚川大火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:がれき撤去、街の再生課題=被災者支援、制度の壁も―糸魚川大火1週間・新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【糸魚川大火】がれき処理費など不満相次ぐ 市が住民説明会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川大火1週間>生活再建急ぐ 住民、再開発に不安も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大火で政府調査団視察、新潟県・市が支援要望 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川大火>火元の店主、新聞折り込みに謝罪文 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:要望書を手渡す新潟県知事ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府に財政支援要請=調査団が火災現場視察―新潟・糸魚川 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地元中学生「できることから」=支援物資配布でボランティア―糸魚川大火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<仕事納め>糸魚川、益城、岩泉…課題山積の自治体も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大火の糸魚川市役所「御用納めせず、継続対応」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:出火元「深くおわび」=住民に謝罪文配布―糸魚川大火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「応援力に前向く」=老舗料理店、プレハブで再開へ―糸魚川大火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火で被災者「市長の責任問題」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本酒「加賀の井」、県内も入手困難に 新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川の基金に県出資 知事表明「相応分負担する」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火 高齢世帯多く、のしかかるがれき撤去や住宅再建 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川大火>がれき撤去、市が負担…費用8割、条例案可決 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

糸魚川大規模火災 「教育で町を盛り上げる」学習塾再開
産経新聞 12/31(土) 20:36配信

 大火に見舞われた新潟県糸魚川市の中心部で、ほぼ全焼した学習塾「秋山塾」が、すぐ近くのビルの一角を借り授業を再開した。大みそかの31日、受験を控えた中高生ら18人が「正月特訓」に参加した。

 塾長の秋山泰宏さん(27)は同市出身で、新潟大を卒業し1年後に地元で塾の経営に乗り出した。5年目の今年、塾生が120人近くに増えて手狭となり、2校目の糸魚川校を2カ月半前に開校。大火が起きたのは「生徒と打ち解け、これからというときだった」。

 火災から4日後の26日、ビルの2階フロアを借りる契約を結んだ。臨時教室として以前から下見をしていたため素早く確保できた。

 糸魚川校に通っていたのは小中学生と高校生の計23人で、うち10人は受験生。授業は30日に再開し、大みそかも午前9時すぎから午後10時まで、小学6年から高校3年までの塾生が長机に2人掛けで座り、英語や数学の勉強に励んだ。正月特訓は1月2日まで続き、3日から冬期講習に入る。

 秋山さんは「塾生の受験が近づき、落ち込んでいる暇はない。教育で町を盛り上げていきたい」と意欲をみせる。


<糸魚川大火>老舗和菓子店が営業再開 帰省客のために
毎日新聞 12/31(土) 20:11配信

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再開した紅久(左手前)。駐車場を挟んで建つ事務所兼自宅は半焼し、屋根が焼け落ちている=新潟県糸魚川市で2016年12月31日午後3時52分、堀祐馬撮影

 144棟を焼いた新潟県糸魚川市の大火の現場では31日、閉店していた老舗和菓子店が新年を目前に9日ぶりに営業再開にこぎ着けた一方、被災者は焼け跡のがれきから思い出の品を探し続け、帰省した人々はすっかり変わってしまった風景に言葉を失うなど、つらい年越しとなった。

 1825年創業の和菓子店「紅久(べにきゅう)」は、近くにある店主の安田貴志さん(48)宅が半焼し、営業を取りやめていた。しかし、安田さんは「店舗は難を逃れた。帰省客のためにも年内に再開したい」と再開を決断した。店頭に並んだ品数は普段の6割ほどだが、店には甘い香りが立ちこめ、午前10時の開店と同時に常連客らが訪れた。

 焼き菓子を購入した近くの玩具店経営、青木玄成さん(55)は「店の人が元気に働いていて安心した」とほっとした様子。安田さんは「励ましの声をたくさんもらった。一家だんらんでお菓子を食べて笑顔になってほしい」と話した。

 千葉県から市内に帰省した公務員、金子裕一さん(41)は家族4人で被災地を訪れ、「火元のラーメン店や全焼したそば店には帰省の度に来ていた。なじみの味が食べられなくなり残念だ」と嘆いた。

 この日は自民党の二階俊博幹事長が現地を訪れ、民有地のがれき処理費用について、被災者の自己負担をゼロにする方向で調整を進める考えを明らかにした。また今回の大火が激甚災害に指定されるとの見通しも示した。【堀祐馬】


糸魚川大火、がれき処理個人負担ゼロに…二階氏
読売新聞 12/31(土) 19:42配信

 自民党の二階幹事長は31日、大火が発生した新潟県糸魚川(いといがわ)市を視察した。

 市役所で米山隆一知事や米田徹市長と会談した際、「今回の大規模火災は類を見ない自然災害。災害廃棄物(がれき)の処理分については、個人負担はゼロにしよう」と述べ、がれき処理の自己負担をなくす政府の方針を伝えた。

 がれき処理について、市は被災者から同意を取り付けて一体的に進め、撤去費用の8割以上を補助する方針だ。しかし、27、28日の説明会では、被災者らから市などに全額負担を求める意見も出ていた。米田市長は31日午後の記者会見で、「力強い言葉をいただいた。国が費用を何割負担するかなど、詳細は年明けに協議したい」と歓迎した。

 また、二階氏は激甚災害の指定について、記者団に「災害復旧に有利に働くよう地元に寄り添って結論を出したい」と述べ、政府に求めていく考えを示した。


メッセージが掲示された商店街の店舗
時事通信 2016/12/31(土) 19:12配信

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新潟県糸魚川市の大規模火災で、商店街の店舗に掲示された「がんばろう糸魚川!」のメッセージ=31日午後、同市


「来年は自分の家で」=被災地で大みそか―糸魚川大火
時事通信 12/31(土) 18:32配信

 新潟県糸魚川市の大規模火災の被災地では大みそかの31日、商店街中心部など一部で交通規制が継続する中、被害を免れた店舗は新年の復興を誓いながら、年内最後の営業を行った。

 市役所の窓口や被災者支援も、無休での対応が続いた。

 松沢未佳さん(37)は、電気工事会社の事務所兼自宅が全焼。失った税関係の書類を市役所で受け取った。「年末に開いているのはありがたい」と松沢さん。「次の年末年始は絶対に自分の家で過ごし、普通におせちなどを食べたい」と前を向いた。

 パート従業員の斎藤富美夫さん(54)は、何も持たずに避難したため、支援物資を配布している市民会館へ。無休での対応に、「助かります」と物資を受け取った。自宅近くで毎年、年越しそばを食べていた店も焼けてしまったといい、「残念ですね」と寂しそうに話した。

 営業を再開した玩具店には、孫へのプレゼントのおもちゃを買いに来た客らの姿が見られた。経営する青木玄成さん(55)は、店先に自筆で「がんばろう糸魚川!」と書いたメッセージを掲示し、「商店街の灯を消さないようにしたい」と再興を誓った。


糸魚川大火、激甚災害指定を=がれき処理の自己負担ゼロに―二階自民幹事長
時事通信 12/31(土) 15:40配信

 自民党の二階俊博幹事長は31日、新潟県糸魚川市の大規模火災の現場を視察した。

 二階氏は視察後、記者団に対し、「予想をはるかに超えた大災害だ」として、激甚災害への指定を政府に求める意向を明らかにした。また、二階氏は米山隆一知事や米田徹市長と同市役所で面会し、がれき処理の被災者の自己負担をゼロにする方針を伝達した。

 激甚災害は通常、自然災害に適用されるが、二階氏は今回の大火の被害が強風で広域に及んだ点を重視。指定されれば、被災した中小企業向けの貸し付け特例措置などが行われる見込みだ。これに関し、二階氏は「現行法制で復旧に有利に働くように、地元に寄り添って結論を出していきたい。おそらくそういう(指定の)方向へいくだろう」と述べた。


糸魚川大規模火災 二階俊博幹事長「がれき処理は個人負担ゼロ」と明言 激甚災害指定の見通しも示す
産経新聞 2016/12/31(土) 13:18配信


新潟県糸魚川市の火災現場を視察する自民党の二階俊博幹事長(左)=31日午前(村山雅弥撮影)(写真:産経新聞)
 自民党の二階俊博幹事長は31日午前、144棟が燃えた新潟県糸魚川市中心部の大規模火災現場を視察し、私有地のがれき処理にかかる費用に関し、被災者の負担をゼロにする考えを明らかにした。火災で発生した私有地のがれき撤去費用は個人負担が一般的で、異例の対応となる。また、今回の大火が激甚災害に指定されるとの見通しを示した。

 糸魚川市役所で米山隆一知事、米田徹市長らと意見交換に臨んだ二階幹事長は会合の冒頭、がれき処理費に関し「個人の負担はゼロにする」と明言した上で「被災されたみなさんが『これで安心』と思えるようにしたい」と述べた。

 二階幹事長は火災現場を約30分にわたり視察。記者団に対し「予想をはるかに上回る大災害と改めて認識した」とした上で、処理費の全額を公費負担とすることに関し「その方針で現場に来た」と述べ、政府・自民党が復旧に全力を挙げて取り組む姿勢を強調。激甚災害指定に関しては「恐らくその方向でいく」と説明した。

 激甚災害に指定されると災害復旧事業に関する国の補助金が上積みされる。これまで平成7年の阪神大震災、16年の新潟県中越地震、23年の東日本大震災などが指定されている。

 がれきの処理費をめぐって同市は20%を上限に被災者に負担を求め、残る大半は市が支出する方針を打ち出していた。自民党によると個人負担をゼロとするのは、木造だけでなくコンクリートなど非木造も含めて全ての建物を対象とし、国が約9割、市が約1割を負担する方向という。


新潟・糸魚川市大規模火災 糸魚川市、被災者訪問し見舞金を給付
ホウドウキョク 12/31(土) 11:49配信

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(写真:ホウドウキョク)

新潟・糸魚川市の大規模な火災を受けて、糸魚川市は被災者に見舞金の給付などを行っている。
被災者への支援の一環として、糸魚川市は、12月29日から被災者のもとを訪ねていて、見舞金を手渡すほか、がれき撤去の同意書などを配っている。
見舞金は、被災したおよそ100世帯が対象で、1世帯あたり、10万円以上を給付。
また、同意書の提出期限は2017年1月20日で、要望がまとまった地域から、順次作業を始める。


「思い出の品、捜して」焼け跡でボランティアに
読売新聞 12/31(土) 10:04配信

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全焼した店舗跡で思い出の品をさがす住民とボランティアら(30日午後1時29分、新潟県糸魚川市で)=片岡航希撮影

 新潟県糸魚川市では、焼け跡で家財道具を捜したり、届いた支援物資を仕分けしたりする作業が30日も続き、年末年始で帰省した人やボランティアら約160人が参加した。

 新潟県上越市から帰省した小学校教師の男性(23)は友人と参加。実家は難を逃れたが、なじみの商店街が焼け野原になったのを見て、「言葉にならなかった。何か手伝いたい」と話した。

 実家が全焼した同県南魚沼市の女性(46)は、焼け跡で仏具やアルバムなどを捜してほしいとボランティアに頼んだ。入院中の父親が孫にあげたいと話していた記念硬貨が出てくると、「思い出の品なので父に見せてあげたい。自分たちだけでは見つけられなかったので、助かった」と喜んでいた。

 年内のボランティア活動は30日で終了し、新年の4日から再開するという。


糸魚川大規模火災 防災無線と「絆」が命救う 住民連携で死者ゼロ
産経新聞 12/30(金) 23:16配信

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防災無線の個別受信機(上)と大町区長の齋藤伸一さん=新潟県糸魚川市(松崎翼撮影)(写真:産経新聞)

 144棟が燃えた新潟県糸魚川市中心部の大火の死者はゼロで、住民のけが人も避難中に転倒したり、煙を吸ったりした女性2人が軽いけがを負っただけにとどまった。人的被害が少なかったのは、屋内に設置された防災行政無線の受信機が威力を発揮したことが大きい。普段から顔の見える付き合いをしている住民同士のつながりの強さも非常時に生きた。

 「ピンポンパンポン」。22日午前10時半ごろ、ラーメン店での出火から間もなく、防災行政無線からチャイムが3回鳴った。3回鳴れば火事だと普段から住民に浸透しており、避難のきっかけとなった。市は避難勧告を発令した午後0時半までに、計4回の火災広報を流した。

 ただ、防災無線を流す屋外のスピーカーは、風が強い冬だと音声が家の中まで伝わりにくい。強風が吹き荒れていた出火当時、役に立ったのは住民らの自宅にあった戸別受信機だった。希望する世帯が5千円を負担し、設置していた。

 被害が甚大だった大町地区の区長、斎藤伸一さん(66)は22日、自宅の受信機で避難勧告の防災無線を聞き、地区の14組長に避難を伝える電話をすぐにかけた。「屋外で流された防災無線は強風で聞き取りづらく、戸別受信機があったからこそすぐに連絡することができた」と振り返る。

 住民の強い絆も素早い避難に役立った。地区の中に「組」があり、大町地区の場合だと1組当たり4~15世帯で構成されている。普段から近所付き合いがあり「どこの家に高齢者がいるかも知っていて、住民が家の中をのぞき込み、声を掛け合って避難した」(斎藤さん)。実際、電話がつながらず斎藤さんが直接足を運んだ1~8組の地域は、既に大半が避難した後だった。

 また、同市は過去にも大火に見舞われ、強風への危機意識も住民の間で高かった。公民館職員の斎藤友紀雄さん(60)は「風が強い日は大火になると知っていた」と話した。


被災世帯に最大400万円=糸魚川市に支援法適用―新潟県
時事通信 12/30(金) 15:01配信

 新潟県は30日、大規模火災に見舞われた糸魚川市に被災者生活再建支援法を適用すると発表した。

 住宅が全半焼した世帯に対し、県と市の独自加算分を含む最大400万円を支給する。火災で同法を適用するのは今回が初めて。

 同日までに判明した被害は、全焼が96世帯以上、半焼が2世帯以上だった。支援法を適用すると、都道府県が拠出する基金から被害程度や住宅の再建方法に応じて最大300万円が支給される。県と市はこれに合計で、全焼の場合は100万円、半焼は50万円を加算する。

 支援法は自然災害による被害を対象としており、失火には適用されない。ただ、糸魚川市では、強風によって火災が広がったため、延焼した世帯に支援金を支給することになった。

 松本純防災担当相は同日の自民党の会合で「強風により広範囲に延焼したものとみられ、通常の火災とは異なる」と指摘し、支援法の適用対象であるとの見解を示していた。これを受け、米山隆一知事は県庁内で「大変ありがたい。復旧に向けて弾みがつくことを感謝したい」と述べた。


糸魚川大規模火災 政府、大火の被災者に最大300万円支給
産経新聞 12/30(金) 14:18配信

 松本純防災担当相は30日、自民党本部で開かれた会議で、新潟県糸魚川市中心部の大火で住宅を焼失した人などに、最大300万円の支援金を支給すると表明した。被災者生活再建支援法に基づく措置で、火災で支給するのは初めて。

 松本氏は「強風により広範囲に延焼した。通常の火災とは異なる。安倍晋三首相から、風害として捉えることを検討するよう指示を受け、被災者生活再建支援法の適用要件である自然災害と位置付けた」と理由を説明した。政府はがれき撤去に向けた支援なども行う方針。

 自民党の二階俊博幹事長は同じ会合で「災害を受けられた方々は、不安のうちに過ごしている。私どもも、どれだけ役に立つか分からないが、政府と一体となって対応したい」と述べた。二階氏は31日には現地を視察し、地元市長らから改めて要望を聞く予定だ。


糸魚川大火1週間 防災特注、奇跡の木造住宅 周辺焼失「復旧に協力」
産経新聞 12/30(金) 7:55配信

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周囲の店舗や住宅が焼失する中、ほぼ無事だった金沢隆夫さん宅 =28日、新潟県糸魚川市(市川雄二撮影)(写真:産経新聞)

 新潟県糸魚川市中心部の大火発生から1週間を迎えた29日、市は生活再建に向けた支援金などの配布を開始。市役所近くに置かれたボランティアセンターを前線基地に、地元の工場に勤める会社員らによるボランティア活動も本格化した。一方、同所では、焼け野原の中にほぼ無傷で残った2階建ての一軒家が「奇跡の木造住宅」として注目を集めている。家主が「丈夫な家をつくってほしい」と地元工務店に頼んで建てた特別仕様だったことが効果を発揮したという。

 ◆設計に工夫

 この住宅の家主は、会社員の金沢隆夫さん(35)。瀟洒(しょうしゃ)な外観の洋風住宅の被害は、窓ガラスのひびと、エアコンの室外機やインターホンが高熱で変形するといった程度にとどまった。金沢さんは既に自宅に戻り、家族らとともに暮らしている。

 燃えなかった理由は、普通の住宅とは異なり、火に強いステンレスのトタン板を外壁に使い、一部は耐火レンガだったことが大きいとみられる。屋根の洋瓦も一部はステンレス製だった。さらに、暴風に備えて窓はワイヤ入りの二重ガラス。屋根の軒先は火の粉が入りづらいように設計されていた。

 ◆1.5倍の費用

 県内で平成19年に発生した中越沖地震を目の当たりにしたことから、住宅を造る際、金沢さんは頑強にするよう工務店に注文。それ以外は全て「お任せ」で、翌20年に完成した。2LDKで延べ250平方メートル。費用は一般の住宅と比べ1・5倍ほどかかったという。今回の大火では、延焼は避けられないと覚悟して避難したといい、「火にも強いことを初めて知った」と自身も驚いている。

 金沢さん宅を手掛けた工務店「ミタキハウス」は「今後も災害に強い家づくりの提案をしたい」としている。

 ただ、金沢さんの心境は複雑だ。向かいにある妻、薫さん(39)の実家は全焼。近所にある地域の財産だった老舗の建物も焼失した。金沢さんは「家が残ったのはいいことだが、家をなくされた方も大勢いて喜べない」と話す。現在、金沢さん宅に身を寄せる薫さんの母、恵美子さん(66)は「焼け野原に1軒」という状況のため、自らも被災者ながら、「町の復旧に少しでも役に立ちたい」という気持ちが強いという。

 被災者に対する市の見舞金は1世帯当たり10万円で、被災家屋の居住者や賃貸家屋などの所有者に支給する。支援金も1世帯当たり10万円。市内の住宅に新たに入居した被災者が対象で、日用品購入に充ててもらう。年内に配布を終える予定。


<糸魚川大火>ボランティアら80人が「思い出品」捜し
毎日新聞 12/29(木) 20:28配信

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大火の焼け跡から掘り出した家族写真のすすを払うボランティアの大学生ら=新潟県糸魚川市で2016年12月29日午前11時31分、南茂芽育撮影

 144棟を焼いた新潟県糸魚川市の大火の現場で29日、各地からボランティアに集まった大学生や県建設業協会糸魚川支部の会員ら約80人が被災者の「思い出の品」捜しを始めた。被災者の立ち会いのもと、焼け跡のがれきを重機で持ち上げ、丁寧に掘り出した。

 「写真が見つかりました」。中尾千鶴子さん(76)が経営するスナック兼住宅の跡地で、ボランティアが声を上げた。数十枚が焼け焦げてくっついていたが、外側の写真をそっとはがすと、幼い子供たちの写真が現れた。「息子の幼稚園の卒園式だね」。中尾さんの声が少し明るくなった。「これは戦死した義父の出征前の写真」などと話しながら、指でゆっくりと拭って一枚一枚見入った。店は全焼したが、中尾さんは「写真を見たら少し元気が出た。ぼーっとしていられない。また店をやりたい」と気丈に語った。

 ボランティアに参加した敬和学園大学(新潟県新発田市)4年、佐藤葵さん(22)=同県村上市=は「何か役に立てばと思って来た。ちょっと触ったら崩れそうな写真が多いので、大切に扱いたい」と真剣な表情ですすを払った。

 ボランティアによる「思い出の品」捜しは30日も続ける。【南茂芽育】


<糸魚川大火>見舞金、生活用品購入資金の給付始める
毎日新聞 12/29(木) 20:08配信

 新潟県糸魚川市は29日、大火の被災者に対し、見舞金と生活用品購入資金の給付を始めた。それぞれ1世帯10万円を基本に世帯人数に合わせて一定の加算がある。同日午後3時現在、見舞金は51世帯に計770万円を、生活用品購入資金は32世帯に計400万円を手渡した。

 市によると、29日正午現在で全国から1537件、約8191万円の義援金が集まった。ふるさと納税は「応募が多く、集計が追いつかない」という。【浅見茂晴】


「思い出品」探しに支援の手=被災者「心の整理ついた」―糸魚川大火
時事通信 12/29(木) 18:34配信

 新潟県糸魚川市で起きた大規模火災から1週間となった29日、地元企業を中心とした被災者支援の人たちが、焼け跡の現場で本格的な活動を始めた。

 家屋を失った被災者は支援者の手を借り、焼け残った「思い出の品」がないか、がれきの中を探していた。

 同市社会福祉協議会によると、NPO法人や重機を持つ地元企業の社員ら約50人が、品物を探す支援に駆け付けた。

 全焼したそば店「泉家」店主の山下晶弘さん(61)と妻典子さん(62)は店舗の焼け跡に入った。支援に来た建設作業員の男性が、探しやすいよう重機で大きながれきを横に寄せた。

 山下さんらは軍手でがれきを払いのけ、店を守っていた七福神の布袋像を見つけた。典子さんは「これが見つかっただけでもよかった」と両手でなでるようにすすを払った。

 製麺機の刃は壊れ、毎年振る舞う年越しそばを今年は作れない。山下さんは「心の整理がついた気がする」。典子さんは続々と励ましに訪れる常連客を相手に「小さくてもいいから、またこの場所で再開します」と誓った。

 支援に参加した同市の菱川知春さん(74)は「年の瀬に被災して心が沈む方に、少しでも笑顔になってもらえたら」と話した。


地域の絆で死者ゼロ=介護施設、勧告前に避難―近所同士、声掛け合う・糸魚川大火
時事通信 12/29(木) 17:23配信

 商店街約4万平方メートルを焼いた新潟県糸魚川市の大規模火災は死者ゼロだった。

 近くの介護施設は延焼が広がる中、避難勧告の前に入所者全員が施設を離れた。住民が地域の絆で互いに声を掛け、助け合った実態が浮かび上がった。

 火災が発生した22日午前、介護施設の職員土田陽子さん(43)は休日で、自宅から駆け付けた。16人の入所者は70~90歳代で全員が車いす。「(施設の)社長の奥さんに連絡したら、避難のタクシーを用意してくれた」と話す。タクシーは消防車が消火中で近づけず、約100メートル先に止まった。職員とタクシーまで車いすを押していると、周囲の住民が手を貸してくれた。

 「どこに誰がいて、お年寄りがいるか、近所同士が分かる関係。取引業者も来てくれた」。市の避難勧告は午後0時20分に出たが、午前11時半ごろには全員が避難先に向かった。土田さんは「寝たきりの入所者もいる。判断が遅かったらと思うとぞっとする」と振り返った。

 自宅アパートが全焼した金子洋子さん(72)は足が不自由でヘルパーを利用。当日は訪問日でなかったが、「急いで逃げて」とヘルパーから電話を受けた。金子さんは「そういう付き合いがあったから、何とか逃げられた」と感謝した。

 地区の区長を務める白沢賢二さん(75)によると、この地域は昭和に経験した大火の経験から、「南風が吹いたら気を付けろ」という言い伝えがあるという。今回の火災では声を掛け合って避難する姿があり、「ここは狭い地域だから、親戚や友人を皆心配する。福祉施設の対応も適切だった」と話した。


がれき撤去、街の再生課題=被災者支援、制度の壁も―糸魚川大火1週間・新潟
時事通信 12/29(木) 15:01配信

 新潟県糸魚川市の中心街で起きた大規模火災は29日、発生から1週間を迎えた。

 被害家屋144棟、被災者は224人で、自然災害を除けば過去20年で最悪の火災被害となった。市と新潟県は、焼け跡に残るがれき撤去や被災者の生活支援、街の再生といった課題と向き合う。

 市災害対策本部によると、火災は22日午前10時20分ごろ、JR糸魚川駅近くの中華料理店で発生。強い南風の影響で商店街に延焼し、計約4万平方メートルを焼失、16人が軽傷を負った。同店の鍋の空だきが原因とみられる。

 民有地のがれき撤去は、費用の自己負担が原則で手つかずのまま。市は自己負担を撤去費用の最大2割とし、残りは市が補助することを決めた。被災者ごとに同意書を取り、一定範囲をまとめて撤去する方針だ。

 店舗兼住宅が全焼した建設業木島嵩善さん(34)は「思い出の品がないか掘って探している。安易に進めないよう配慮を」と話す。市はアンケートの結果、被災者の7割の同意を取れたとみるが、負担割合が重いという声もあり、合意は時間がかかると見込む。

 生活再建支援では制度の壁も。自然災害の場合は被災者生活再建支援法が適用され、住宅の被害程度で最大100万円、建設や補修といった再建方法に応じて同200万円が、各世帯に支援金として支給される。

 しかし、今回の火災は失火で同法の適用対象外だ。市と新潟県は国に対し、自然災害と同様の制度創設を求めた。

 新たな街づくりも被災者の理解が不可欠だ。延焼が広がったのは、道路の狭さや木造家屋の密集が一因とされる。道路拡幅など一帯の再開発に向け協議を始めれば、結論が出るまで被災者は自宅再建を待つことになる。


【糸魚川大火】がれき処理費など不満相次ぐ 市が住民説明会 
産経新聞 12/29(木) 7:55配信

 糸魚川市の中心部で起きた大火をめぐり同市は27、28の両日、米田徹市長も出席して市内で被災者向けの説明会を開いた。がれき処理の費用負担や処理の進め方に関心が集まったほか、復旧を今後のまちづくりにどう結びつけ復興につなげるかも課題として浮上した。

 JR糸魚川駅前の観光施設「ヒスイ王国館」で開かれた説明会には2日間で合わせて約250人が参加。

 民有地のがれき処理は所有者負担が原則とされる中、市は27日の市議会定例会で関連予算を盛り込んだ補正予算案などを可決し、市が費用の8割を補助する異例の措置を決めた。

 だが説明会では「処理費用は市が全額負担してほしい」(女性)、「財産をなくしたので個人の負担をゼロにしてほしい」(同市大町の男性)と不満が相次いだ。市は「それぞれの事情に応じて負担分を圧縮したい」と柔軟な姿勢をみせたものの、公平性をいかに保つかが課題となりそうだ。

 また、市が行う処理は木造家屋に限られる。このため、鉄筋コンクリートの建物を所有する事業者は「負担が大きすぎる。何とかならないか」と、対象に含めるよう訴えた。市は木造以外の建物は解体が必要で時間を要することから除外したと理解を求めた上で、補助率を上げられるかどうかを今後検討するとした。

 隣家の屋根などが自宅の敷地内に入り込んでいた場合に「勝手に撤去できないのではないか」(女性)と懸念する声も上がった。市は個別に対応するとしたが、悩ましいケースも出てきそうだ。

 米田市長が「火災に強いまちづくりを目指す」と再開発に関する方針を示したことに対し、同市大町の無職、荒木一貞さん(76)が「根本的な火災対策のプランづくりをしてほしい」と要望したほか、「どういう方法を取るつもりか」(男性)といった質問も飛びだした。具体的なプランはまだ手つかずとあってか、米田市長は「意見を聞きながら取り組む」と答えるのが精いっぱいだった。


<糸魚川大火1週間>生活再建急ぐ 住民、再開発に不安も
毎日新聞 12/29(木) 7:30配信

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全国から届いた支援物資を整理する市職員ら=新潟県糸魚川市で2016年12月28日午前10時5分、南茂芽育撮影

 144棟を焼いた新潟県糸魚川市の大火は、29日で発生から1週間を迎える。がれきの撤去が進むほか、全国から支援物資が届くなど、被災者の生活再建へ向けて動き出している。しかし、被災者からは再開発への不安の声も出ている。【浅見茂晴、南茂芽育】

 市は被災地の復旧・復興に向け、27、28日に住民説明会を開催。被災した住宅や店舗などのがれき撤去について、市が代わりに処理し、費用の8割を負担することなどの生活支援策を説明した。

 2日間で延べ133世帯245人が参加。同居する祖父(92)の代わりに出席した小竹聡さん(40)は「長年、住み慣れた場所なので、元の場所に自宅を建てたい」と話した。

 ただ、住民からは、がれき処理や再開発などへの懸念が出た。米田徹市長は「所有者と話し合いながら進める。同意したからといって、一方的に進めるようなことはしない」と説明し、理解を求めた。木造2階建て住宅が一部焦げたが、大きな被害を免れたという米田富蔵さん(68)は「再開発による道路拡幅などで、住めなくなるのでは」と不安を口にした。

 一方、全国各地から食料や衣類などの支援物資が届き、29日からは一部でボランティア活動も始まる。

 市民会館には、27日に市社会福祉協議会がボランティアセンターを設置した。29日には県建設業協会糸魚川支部の会員ら約30人が、住宅や店舗など19棟で、がれきを撤去しながら「思い出の品」を捜すボランティア活動を実施する。参加予定の男性(33)は「全てを失い、現実を受け止められない人もいると思う。大切な物を一つ見つけ出すだけでも、復興の一歩になるのでは」と期待した。

 全国から届いた支援物資は市民会館で保管。水やパン、缶詰、毛布、衣類などさまざまで、既に半分ほどが避難所や立ち寄った被災者らに配られたという。

 ◇谷間の地形、強い南風生む

 新潟地方気象台によると、大火当日の22日は未明から夜まで南風が吹いていた。出火時刻とされる午前10時20分には平均風速13.9メートル、最大瞬間風速20.5メートル。午後0時9分には最大瞬間風速24.2メートルを記録した。

 強い南風の原因は何か。同気象台の担当者は「地形の影響」と説明する。火災現場から2キロ弱西に、日本海に注ぐ姫川の河口があり、この川の渓谷が風の通り道になっている。南風は渓谷上流の日本アルプスに阻まれるようにして狭い谷に集まり、さらに、山の斜面沿いに、海まで吹き下ろすことで強い風になるという。川筋や河口付近では各地で同じ原理で局地的に強い風が吹き、「だし風」(船を出すのに適した風)と呼ばれている。

 気象台は糸魚川で湿度を観測していないが、市消防本部の記録では、22日の実効湿度(木材の乾燥の程度を表す指数)は終日80%前後で推移。火災の危険性が高まるとされる数値(50~60%以下)を上回る。空気が乾燥していたとは言えず、山越えの風が吹き下ろしながら乾燥し気温が高くなる「フェーン現象」が起きていたか定かでないが、この強風で炎や火の粉が屋根から屋根へ飛び、大火となったとみられる。

 「糸魚川で最も多いのは南風、最も強いのは西北の風。どちらかの風で江戸時代から10回以上も大火災が起きた」。糸魚川市で旅行客を相手に自然や歴史のガイドを務める久保雄さん(84)は話す。西北の風は冬の季節風。一方の南風は、地元で「姫川おろし」や「じもん(地元のもの)風」などとも呼ばれている。【高木昭午】


大火で政府調査団視察、新潟県・市が支援要望
読売新聞 12/28(水) 22:59配信

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大量のがれきが残された現場を視察する政府調査団(28日午後1時15分、新潟県糸魚川市で)

 新潟県糸魚川(いといがわ)市で22日に発生した大火で、松本洋平・内閣府副大臣ら政府調査団の16人が28日、火災現場を視察した。

 米山隆一知事と米田徹市長も同行し、視察後の会談では、がれき処理費用の支援などを政府に求めた。

 一行は、老舗酒造会社「加賀の井酒造」の焼け落ちた酒蔵や出火元の中華料理店などを視察。避難所となっている旅館で被災者と面談したほか、糸魚川商工会議所では、事業者から事業再開に向けた要望などを聞き取った。

 県と市は会談で、火災の規模の大きさや強風で被害が拡大した点を踏まえ、「自然災害」と見なして財政支援を行うよう政府に要望。米山知事と米田市長から要望書を受け取った松本副大臣は「火災のすさまじさと、町の再建に対する強い思いが印象に残った。要望を受け止め、早期に対応をまとめたい」と応えた。


<糸魚川大火>火元の店主、新聞折り込みに謝罪文
毎日新聞 12/28(水) 20:46配信

 新潟県糸魚川市の大火で、火元となったラーメン店の男性店主(72)が27日朝刊の新聞折り込みで、市内に謝罪文を配布した。

 謝罪文は26日付で、店名と住所、店主の名前入り。「出火のお詫(わ)び」と題し、「何ともお詫びの申し上げようも御座いません。不注意により皆様方に多大の御迷惑と御心配をお掛けいたしました事を深くお詫び申し上げます」などと記されていた。

 県警などによると、火災は22日午前10時20分ごろに発生。経営者は任意の事情聴取に「開店前、火を付けたコンロに鍋をかけたまま失念して、近くの自宅に帰った。戻ったら炎が上がっていた」と話しており、鍋の空だきが原因とみられている。【南茂芽育】


要望書を手渡す新潟県知事ら
時事通信 12/28(水) 19:26配信

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新潟県糸魚川市の大規模火災で、政府に対する要望書を手渡す米山隆一新潟県知事(手前左)と米田徹糸魚川市長(手前中央)=28日午後、同市役所


政府に財政支援要請=調査団が火災現場視察―新潟・糸魚川
時事通信 12/28(水) 18:58配信

 新潟県糸魚川市の大規模火災で、松本洋平内閣府副大臣を団長とする政府調査団は28日午後、火災現場などを視察し、米山隆一知事や米田徹市長らと会談した。

 
 米田市長は会談で、「二度と大火が発生しないまちづくりをしたい。お力添えをいただきたい」と強調。県とともに政府に対し、大規模火災による被災者の支援制度創設や、焼け跡のがれき処理への財政支援などを求めた。

 松本副大臣は会談後、報道陣に「火災のすさまじさが印象に残っている。要望をしっかりと受け止め、対応を検討して早期にまとめたい」と述べた。

 政府調査団は、江戸時代から続く県内最古の酒蔵「加賀の井酒造」などの焼け跡を視察。被災者が避難生活を送る旅館を訪れたほか、地元商工会議所の関係者と意見交換した。


地元中学生「できることから」=支援物資配布でボランティア―糸魚川大火
時事通信 12/28(水) 18:45配信

 大規模火災が発生した新潟県糸魚川市では、市などが用意した食料品や衣類などの支援物資が到着し、被災者への配布が始まっている。

 28日に市民会館で行われた支援物資の仕分け作業には、市立糸魚川中学校の生徒が参加。同中学校によると、発生後に生徒からボランティアへの参加希望が相次いでいた。2年の恩田さくらさん(14)は鎮火後、同じ中学の生徒の家が焼けた現場を目の当たりにした。「できることから始めようと思った。早く街の復興が進んでほしい」と話した。

 支援物資のタオルを市から配布された女性(85)は、火災で家が焼けたため民間のアパートに避難している。「お風呂に使おうと思う。ありがたい」と笑顔を見せた。

 一般のボランティア受け入れに向けた準備も進む。活動拠点となる市民会館には、福島県南相馬市から東日本大震災時に使用した防じんマスク5箱が届く予定だ。市ボランティアセンターの担当者は「現場のがれきからはまだすすやほこりが出ている。ぜひ身に着けてもらいたい」と話している。


<仕事納め>糸魚川、益城、岩泉…課題山積の自治体も
毎日新聞 12/28(水) 11:46配信

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市職員とともにボランティアの受け入れ準備を進める地元の中学生ら=新潟県糸魚川市で2016年12月28日午前10時17分、南茂芽育撮影

 大災害や事件に揺れた2016年も残りわずかとなり、官公庁などは28日に「仕事納め」を迎えた。課題が山積している自治体もあり、職員やボランティアは年末年始に向けて気を引き締めていた。【南茂芽育、柿崎誠、藤井朋子、福永方人】

 22日に大火に見舞われたばかりの新潟県糸魚川市では、28日も職員らが支援物資の受け入れや被災者対応などに追われた。本来はこの日が仕事納めだが、市では被災証明書を発行する相談窓口や福祉事務所などは、年末年始も休まず対応を続ける。

 市民会館では同日午前、NPO法人の職員や地元の中学生らが慌ただしくボランティア受け入れの準備を進めた。市立糸魚川中学2年、恩田さくらさん(14)は「地元で大変な思いをしている人たちの役に少しでも立ちたい」と真剣な表情で作業していた。

 熊本地震で震度7の激震に2度見舞われた熊本県益城(ましき)町では、町職員がプレハブの臨時役場庁舎で被災した住民への対応に追われた。被災住民の生活再建など長期的な課題は山積しており、町総務課防災係長の岩本武継(たけつぐ)さん(50)は「年末を迎えてホッとした気持ちは職員にはまったくない。住民と町が一体となって復興を進めたい」と気を引き締めていた。

 同県では復旧・復興についての会議があり、冒頭に犠牲者への黙とうがささげられた。蒲島郁夫知事は「本格的な復興にはまだまだ頑張りが必要だ」などと呼びかけた。

 8月の台風10号の豪雨で、高齢者グループホームの入所者9人が全員死亡するなど大きな被害が出た岩手県岩泉町も、この日が仕事納めとなった。

 26日午前には、町内で最後の避難所となっていたホテルから6世帯6人が退去し、すべての避難所が閉鎖された。仮設住宅は21日までに231戸が整備され、被災者の入居が進んでいる。

 町総務文書室の佐々木久幸室長は「この4カ月間は、災害対応であっという間だった。在宅避難者や、親類の所に身を寄せて自宅に戻れない人の心のケアにもしっかり対応していきたい」と語った。

 神奈川県は7月に県立障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市)で19人が犠牲になった殺傷事件の対応に追われた。この日、黒岩祐治知事は各課を回り、園を所管する障害福祉課で「独善的な凶行が突然起きたが、再発防止への強い決意を持ってしっかり対応できた。来年は『共に生きる社会』の精神を発信していきましょう」と職員をねぎらった。

 同課の男性職員(33)は「終電で帰宅する日が続き、入庁9年目で精神的に一番きつかった。来年も園の建て替えや入所者の移住など課題が山積しているので頑張りたい」と話した。


大火の糸魚川市役所「御用納めせず、継続対応」
読売新聞 12/28(水) 11:23配信

 28日は多くの企業や官公庁の「仕事納め」。

 だが、市街地で大火に見舞われた新潟県糸魚川市や、2020年の東京五輪・パラリンピックの費用負担問題を抱える東京都庁などは、慌ただしい年の瀬となっている。

 144棟が焼けた糸魚川市。市役所1階に住宅や保険などに関する相談窓口が設けられ、この日も職員らが訪れる住民らの訴えに耳を傾けた。窓口は年末年始も休まず開設され、焼け跡のがれき処理や見舞金の給付などの作業も山積み。米田徹市長は「御用納め(仕事納め)はしない。継続して対応に当たりたい」と話した。

 7月に小池百合子知事が「東京大改革」を訴えて初当選した東京都。五輪・パラリンピックに向けては、最大1兆8000億円に上る開催経費の負担を巡り、年明けから国や大会組織委員会、ほかの自治体を巻き込んだ協議が本格化する。都庁幹部は「休みを返上して準備したい」と語った。


出火元「深くおわび」=住民に謝罪文配布―糸魚川大火
時事通信 12/28(水) 9:57配信

 新潟県糸魚川市の大規模火災で、出火元の中華料理店が28日までに、新聞各紙の折り込みで市内の住民に「出火のお詫び」と題した謝罪文を配布した。

 経営者の名前で「大変御迷惑をお掛け致し何ともお詫びの申し上げようも御座いません」などとしている。

 謝罪文は26日付。「不注意により皆様方に多大の御迷惑と御心配をお掛けいたしました事を深くお詫び申し上げます。混雑に取りまぎれ失礼ながら紙面を以ってお詫び申し上げます」などと謝罪の言葉を繰り返している。


「応援力に前向く」=老舗料理店、プレハブで再開へ―糸魚川大火
時事通信 12/28(水) 8:04配信

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新潟県糸魚川市で発生した大規模火災で、店舗が全焼した江戸時代末期創業の老舗日本料理店「鶴来家」が28日、仮設のプレハブ小屋で営業再開に向けた準備を始めた。写真は、全焼した店舗=26日撮影

 新潟県糸魚川市で発生した大規模火災で、店舗が全焼した江戸時代末期創業の老舗日本料理店「鶴来家」が28日、仮設のプレハブ小屋で営業再開に向けた準備を始めた。

 5代目店主の青木孝夫さん(67)は「全国からもらった応援を力に、前を向くだけだ」と、一日も早い再開へ意気込む。

 雪が舞う中、店から1キロほど離れた青木さんの自宅の庭に重機でプレハブ小屋が運び込まれ、電気配線や水道管の工事が始まった。作業を見守った青木さんは「鶴来家らしい心のこもったおいしい料理を作りたい」と言葉に力を込めた。

 青木さんによると、火災現場周辺は過去にも大火に見舞われ、多くの家屋が焼失した。それでも鶴来家は延焼を免れ、古くからの木造建築を維持しながら営業していた。

 出火当時、店は休業日。青木さんは年末の料理を準備するため、東京へ買い出しに行っていた。近所の人からの連絡で延焼を知り、急いで店に戻ったが、既に大量の煙が立ち込めた状態。立ち入り規制のため近づくことができなかったという。調理器具や食材を何一つ持ち出せないまま、「燃える様子を見ることしかできなかった」と無念さをにじませる。

 営業再開を望む声は地元だけではなく、県外にも広がっている。鶴来家は、えちごトキめき鉄道の糸魚川―上越妙高を結ぶリゾート列車「雪月花」で提供される弁当を担当。鉄道会社によると、地元産の食材を使った三段重で、首都圏の客を中心に根強い人気があるという。

 次の列車運行は来年1月8日。青木さんは「それまでに、弁当は何としても再開させたい」と話す。鉄道の担当者は「火災は非常に残念だが、お客さまに食事を提供していただけるよう応援していきたい」とエールを送った。


糸魚川大火で被災者「市長の責任問題」
産経新聞 12/28(水) 7:55配信

 新潟県糸魚川市の中心部で起きた大火をめぐり、同市は27日夜、米田徹市長も出席して市内で被災者向け説明会を開いた。約160人が参加し、がれき処理費用の負担軽減や早期復旧を求める声が相次いだ。「火元のラーメン店主は謝罪してほしい」「市長の責任問題だ」との声が上がり、一時紛糾する場面もあった。


日本酒「加賀の井」、県内も入手困難に 新潟
産経新聞 12/28(水) 7:55配信

 糸魚川市の大火で全焼した創業360年余りの老舗酒蔵、加賀の井酒造の日本酒は東京都渋谷区にある県のアンテナショップで完売しただけでなく、県内でも入手困難な状況となっている。

 県内約90の酒蔵の日本酒を取り扱っている「越後のお酒ミュージアム ぽんしゅ館新潟店」(新潟市中央区)では、火災が発生した22日時点では、720ミリリットル入りの純米酒が5、6本は店頭に用意されていたが、翌23日には全て売り切れた。

 同店の担当者は「23日から『加賀の井酒造の日本酒がほしい。取り扱っているか』と問い合わせが集中している」と話す。

 セブンイレブン糸魚川大野店(糸魚川市大野)では1・8リットル入り「上撰 加賀の井」と180ミリリットル入り「加賀の井 精撰 ワンカップ」が25日までに売り切れた。同市横町の猪又商店も25日に品切れとなった。


糸魚川の基金に県出資 知事表明「相応分負担する」
産経新聞 12/28(水) 7:55配信

 米山隆一知事は27日、今年最後の定例記者会見で、糸魚川市が大火で被災した市民らの生活や事業の再建を支援するため創設する基金に、県が出資する考えを示した。

 米山知事は「市からの要望を聞いた上で相応分を負担し、市が計画したスキームに乗りたい」とした。今回の火災の検証結果を、県内の他の密集地での防火対策に生かす考えも示した。

 また、数土文夫会長ら東京電力ホールディングスの首脳と来年1月5日に行う初会談をめぐり、柏崎刈羽原発の再稼働を前提にした東電改革には否定的な考えを示した上で「立地自治体の住民の意思を尊重してほしいと伝える」と話した。


糸魚川大火 高齢世帯多く、のしかかるがれき撤去や住宅再建
THE PAGE 12/28(水) 0:15配信

 新潟県糸魚川市(人口約4万5000人)で12月22日発生した大火は、市の「駅北大火対策本部」の26日までの調べで焼失面積約4万平方メートル、被害家屋約150棟などが明らかになりました。焼け跡が広がる市街地は戦災を思わせるような光景。全国からふるさと納税などの支援も始まっているものの、がれきの撤去や住宅の再建などのしかかる重い負担に被災者は戸惑うばかりです。

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[写真]がれきに覆われた市街地

「信じられない」つぶやく
 冷たい雨になった27日、被災地ではがれきの撤去のための調査や下準備が続き、市民の姿もまばら。交通が確保された幹線に車が行き交い、警察のパトカーが巡回していました。がれきの山となった市街地を歩いていた中年女性は「こんなこと信じられない」と自らに言い聞かせるように何度もつぶやいていました。

 JR糸魚川駅のすぐ北側の大町1丁目の飲食店から出火した火の手は南風にあおられて市街地の北側と東側に拡大。対策本部によると、22日午前10時20分の出火を同28分覚知、同日午後8時50分にまだ煙は出ているものの延焼の恐れがなくなったとして「鎮圧」を宣言。翌23日午後4時30分になってやっと「鎮火」となりました。

 27日午後、焼け跡を見守っていた駅前に住む木浦稔則(としのり)さん(62)は、「火元の飲食店の2軒南側の自宅にいて出火に遭遇した」と説明。「警察、消防に家から出るようにと避難を促され、近くの駐車場で様子を見守った」。

 木浦さんによると、火の手は渦巻くように東の方向に延びたかと思うと北側にも広がり「火勢を強めていった」。自宅は焼けなかったが、市街地の建物がなくなってしまったため「海から吹き付ける強い北風が私の古い住宅にもろに当たるので、その寒さがつらい」と表情を曇らせました。

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[写真]焼けた自宅で探し物をする人も

「家を借りて」言葉少な
 同市東部の寺町に住んでいて被災を免れたという主婦(70)は「最初は近所の皆で火災と消火活動を見守っていたが、そのうち強風のため火の手がどんどん広がった。犠牲者が出なかったことは不幸中の幸い。これから皆で支え合って復興していかないと」と話していました。

 目の前に日本海が見える延焼地域では、自宅の焼け跡に無事な品物を探しに来た女性が、焼け残った小さな物置から袋を取り出し、さらにがれきの山によじ登って探し物をしていました。「家を借りて住んでいるんです」と言葉少なに今の境遇を話しました。

 家や財産を失った市民の多くは、家の再建の前にまずがれきの処理が問題。その費用負担も大きいと見られ、負担の方法などが論議になっています。高齢世帯も多く、地域の再生に向けて市民と市の取り組みは苦難を伴うことになりそうです。

 対策本部によると、火災を大きくした原因の一つとされる強風は市消防本部の観測で22日午前10時から午後9時にかけて最初は南南東、午後から南の風となって最大瞬間風速27・2メートルを記録。火勢の強まりで、避難勧告の対象は363世帯、744人に上りました。

 ライフラインのうち都市ガスは22日に420件の断ガスがあり、25日夜に復旧。電気は23日早朝に500戸が停電。24日午後4時過ぎに復旧しました。被災者が住むための応急住宅は公営と民間で合わせて210戸を確保し、26日までに125件の入居相談がありました。

 大火によるけが人は消防団員10人を含む12人で、ほとんどは軽傷。25日から始めた被災証明書の発行は26日までに122件です。

 一方、全国からの支援は22日の火災発生以降27日までに同市に寄せられたふるさと納税が7972件、1億7192万円余に上りました。ボランティアについて同市社会福祉協議会は災害ボランティアセンターを設置(025-552-7700)、午前9時から午後5時まで問い合わせに応じています。

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■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説


<糸魚川大火>がれき撤去、市が負担…費用8割、条例案可決
毎日新聞 12/27(火) 22:01配信

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火災から一夜明けた現場=新潟県糸魚川市で2016年12月23日午前11時9分、本社ヘリから西本勝撮影

 新潟県糸魚川市で22日起きた大火で、市は27日、被災した住宅や店舗など民有地のがれき撤去について、市が所有者に代わって処理を進め、費用の8割を負担することを決めた。関連する条例案と処理費や災害救助費などを盛り込んだ4億7700万円の2016年度一般会計補正予算案を市議会に提出し、同日の本会議でいずれも全会一致で可決された。

 処理の対象となるのは、木造の住宅や店舗、事務所など。処理費用は1平方メートル当たり6000円、1棟当たり約100万円と見込んでいる。火災の場合、がれき撤去は個人負担が原則だが、市が所有者の同意を得た上で撤去し、所有者の負担は2割を上限とする。非木造の建物は処理工程が異なるため、処理は所有者自身が行う必要があるが、その際も市は8割を補助する。

 また、市は被災者に対し、見舞金(1人世帯の場合10万円)や生活用品購入資金(1世帯当たり10万円)を支給する。【浅見茂晴】

2016年12月26日 (月)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2184

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:茨城県北部で震度6弱 東日本大震災の余震 気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<茨城震度6弱>安倍首相が3点指示 官邸対策室を設置 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城県で震度6弱 菅義偉官房長官が緊急記者会見 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:年の瀬の夜、突き上げる揺れ=「立ってられない」市民動揺―震度6弱の高萩市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城県で震度6弱 自民党が対策室を設置 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城県で震度6弱 安倍晋三首相が早急な被害状況把握など指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城県で震度6弱が来た 津波なし、新幹線一時運転見合わせ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相、地震で被害状況の早期把握など指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相、早急な被害把握指示=政府が官邸対策室設置―茨城地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城県北部で震度6弱 福島第1と第2、東海第2の各原発に異常なし 政府、官邸対策室を設置 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<茨城震度6弱>東北新幹線など一時運行見合わせ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔鉄道〕茨城県北部でM6.3 東日本の一部路線に影響(28日22時50分現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城県高萩市で震度6弱、その後に震度4も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城県北部で震度6弱 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>茨城・高萩で震度6弱 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城北部で震度6弱=津波恐れなし―気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕茨城県高萩市で震度6弱、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九電、特別点検「異常なし」=川内原発で県専門委初会合―鹿児島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:前任者の印鑑で記録変更=ふげん課長を懲戒処分―原子力機構 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:水抜き確認せず飛散=敦賀2号機のトラブル―日本原電 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原子力規制委員会、「もんじゅ」勧告への回答は「妥当」と評価 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:再処理工場の防災指針改定=出力に応じ対策区域―規制委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:もんじゅ廃炉、規制委に報告=文科省が勧告に回答 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<東京地裁>原発調書提出求めず…東電株主側申し立て却下 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:文科相「4月めどに計画示す」…もんじゅ廃炉で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島県民健康調査>甲状腺がん、新たに10人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:一斉焼却は先送り=基準以下の汚染廃棄物―宮城県 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:甲状腺がん44人に増加=事故時18歳以下―福島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:知事「極めて不安」=廃炉作業の安全性懸念―文科相、もんじゅ説明で・福井 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発事故調の調書、開示認めず=株主らの申し立て却下―東京地裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東電社長、新潟知事と1月5日会談へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<帰還困難区域>ふるさとにしめ飾り 一時帰宅の大熊町 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<核ごみ「マップ」>年内の公表断念 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<伊方原発>1号機の廃炉計画 規制委に提出 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

茨城県北部で震度6弱 東日本大震災の余震 気象庁
産経新聞 12/28(水) 23:05配信

 茨城県北部で28日夜に震度6弱を観測した地震について気象庁は、平成23年3月に発生した東日本大震災の余震活動との見解を明らかにした。今後1週間は同規模の地震に警戒するよう呼びかけている。

 気象庁によると、地震は28日午後9時38分ごろに発生。震源地は茨城県北部で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・3と推定される。

 気象庁は同日午後11時45分から記者会見して発生メカニズムなどを説明する。


<茨城震度6弱>安倍首相が3点指示 官邸対策室を設置
毎日新聞 12/28(水) 23:05配信

 安倍晋三首相は28日、同日夜に茨城県で発生した震度6弱の地震を受け、(1)早急に被害状況を把握する(2)地方自治体と緊密に連携し、政府一体となって災害応急対策に全力で取り組む(3)国民に対し、情報提供を適時的確に行う--の3点を指示した。

 政府は同日、首相官邸内の危機管理センターに官邸対策室を設置。菅義偉官房長官は首相官邸で緊急記者会見を開き、「被災者の救命救助を最優先に災害応急対策に全力を尽くす」と述べた。【野原大輔】


茨城県で震度6弱 菅義偉官房長官が緊急記者会見
産経新聞 12/28(水) 22:53配信

 菅義偉官房長官は28日夜、茨城県北部を震源とする震度6弱の地震の発生を受け、首相官邸で緊急の記者会見を開いた。菅氏は「この地震による津波の心配はない。原子力施設については原子力規制庁から『異常なし』との報告を受けている」と説明した。

 その上で「揺れの大きかった地域の皆さまは、自治体などからの避難情報のほか、テレビ、ラジオなどの情報にも注意し、お互いに助け合い落ち着いて行動していただきたい」と呼びかけた。

 菅氏によると、会見が行われた午後10時過ぎの時点で、110番や119番の通報はないという。


年の瀬の夜、突き上げる揺れ=「立ってられない」市民動揺―震度6弱の高萩市
時事通信 12/28(水) 22:45配信

 年の瀬の夜、突然の激しい揺れが街を襲った。

茨城県高萩市で28日夜、震度6弱を観測した地震。「立っているのがやっと」「いきなり激しく揺れた」。市民は動揺した口調で話した。

 高萩市内の自宅にいた市職員の秋元徹也さん(54)は地震を受け、慌てて職場の中央公民館に被害の確認に向かった。「前触れもなく『ガーン』と揺れた。台所にいた妻は慌てて流し台につかまったが、立っているのがやっとだった」と説明。「本当に驚いた」と話した。

 高萩消防署の男性職員(25)は「最初に突き上げるような縦揺れがあり、すぐに横揺れが1分近く続いた」。今のところ被害情報はないが、消防車はすべて警戒のため出動しているという。

 県北医療センター高萩協同病院では激しい揺れに職員らが緊急で集まった。勝村裕施設課長(46)は「自宅にいたが、最初からガタガタと大きい揺れがきた」と驚いた様子。戸棚から落ちた食器が散乱したが、家族にけがはなかったという。

 病院に駆けつける途中、信号機などはいつも通り点灯していた。防災行政無線を聞こうと、住民が不安そうに窓から顔を出していた。病院にも大きな被害は確認されていないが、勝村課長は「これから見て回らねば」と慌ただしく話した。


茨城県で震度6弱 自民党が対策室を設置
産経新聞 12/28(水) 22:35配信

 自民党は28日夜、茨城県北部を震源とする震度6弱の地震の発生を受け、対策室を設置した。


茨城県で震度6弱 安倍晋三首相が早急な被害状況把握など指示
産経新聞 12/28(水) 22:35配信

 安倍晋三首相は28日夜、茨城県北部を震源とする震度6弱の地震の発生を受け、(1)早急に被害状況を把握する(2)地方自治体とも緊密に連携し、政府一丸となって、災害応急対策に全力で取り組む(3)国民に対し、避難や被害等に関する情報提供を適時的確に行う-の3点の指示を関係省庁に出した。


茨城県で震度6弱が来た 津波なし、新幹線一時運転見合わせ
J-CASTニュース 12/28(水) 22:23配信

 2016年12月29日21時38分ごろ、茨城県北部を震源とする地震が起きた。気象庁の発表によると、高萩市下手綱で最大震度6弱、日立市で震度5強、水戸市で震度4を観測した。東京23区では震度3を観測した。震度10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.3と観測されている。気象庁は津波の心配はないとしている。

 地震を受けて、ツイッターには驚きの声が相次いだ。

  「地震でエレベーター、すごく揺れた!!!!!!!!!! 」

 とつぶやいたのをはじめ、

  「最近地震多いよやめてよー」

 といった声が多発。また、東海道新幹線などは運転を見合わせ、一時的に停電したこともあり、真っ暗になった新幹線車内の写真を投稿する人も複数あった。東海道新幹線は21時47分、東海道新幹線は21時55分に運転を再開した。


首相、地震で被害状況の早期把握など指示
読売新聞 12/28(水) 22:23配信

 安倍首相は28日夜、茨城県北部を震源とする地震の発生を受け、〈1〉被害状況の早期把握〈2〉地方自治体と緊密に連携し、政府一体での災害応急対策〈3〉国民への適時的確な情報提供――を関係省庁に指示した。

 政府は28日午後9時38分、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。菅官房長官や松本防災相らが官邸に駆けつけ、情報収集などにあたった。


安倍首相、早急な被害把握指示=政府が官邸対策室設置―茨城地震
時事通信 12/28(水) 22:19配信

 安倍晋三首相は28日夜、茨城県北部を震源とする地震を受け、(1)早急な被害状況把握(2)地方自治体と連携しての災害応急対策(3)避難や被害等に関する国民への情報提供―の3点を指示した。

 政府は首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。関係省庁の局長級幹部が緊急参集し、対応に万全を期すことを確認した。

 この後、菅義偉官房長官が記者会見し、落ち着いて行動するよう呼び掛けた。


茨城県北部で震度6弱 福島第1と第2、東海第2の各原発に異常なし 政府、官邸対策室を設置
産経新聞 12/28(水) 22:14配信

 政府は28日夜、茨城県北部を震源とする震度6弱の地震の発生を受け、首相官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置した。官邸には菅義偉官房長官らが参集し、情報収集にあたった。東京電力によると、茨城県の地震で、廃炉作業中の福島第1原発と、運転停止中の福島第2原発に新たな異常があったとの報告は入っていない。

 また、日本原子力発電によると、運転を停止している東海第2原発に異常はないという。


<茨城震度6弱>東北新幹線など一時運行見合わせ
毎日新聞 12/28(水) 22:13配信

 28日午後9時38分ごろ、茨城県で強い地震が発生し、同県高萩市で震度6弱を観測した。また、同県日立市で震度5強、常陸太田市で5弱を観測するなど東北から東海・北陸地方の広い範囲で揺れを観測した。

 気象庁によると、地震による津波の恐れはない。震源は茨城県北部で、震源の深さは約10キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.3と推定される。

 JR東海、JR東日本によると、東海道、東北新幹線は安全確認のため一部区間で一時運行を見合わせたが、間もなく再開した。

 茨城県東海村によると、東海第2原発から異常の報告は寄せられていない。


〔鉄道〕茨城県北部でM6.3 東日本の一部路線に影響(28日22時50分現在)
レスキューナウニュース 12/28(水) 22:10配信

28日21:38頃、茨城県北部を震源とするM6.3の地震があり、茨城県高萩市で震度6弱の揺れを観測しました。この地震による津波の心配はありません。
この影響で、山形新幹線で運転を見合わせているほか、東北・関東地方の一部路線でダイヤが乱れています。最新の運行情報に注意してください。

≪運転見合わせ≫
[新幹線]
・山形新幹線(福島~米沢)

<ダイヤ乱れ>
[新幹線]
・東海道新幹線
・東北新幹線

[東北]
・JR東日本:東北本線(黒磯~仙台)、磐越東線、磐越西線(郡山~喜多方)
・阿武隈急行線

[関東]
・JR東日本:常磐線(上野~いわき)
・東武:スカイツリーライン、アーバンパークライン
・関東鉄道常総線(水海道~下館)
・ひたちなか海浜鉄道湊線
・ニューシャトル

[中部]
・JR東海:東海道本線(熱海~豊橋)


茨城県高萩市で震度6弱、その後に震度4も
読売新聞 12/28(水) 21:52配信

 28日午後9時38分頃、茨城県北部を震源とする地震があり、同県高萩市で震度6弱を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、マグニチュードは6・3と推定される。

 また同日午後9時53分頃にも、茨城県北部を震源とする地震があり、高萩市、同県日立市で震度4を観測した。震源の深さは約10キロ、マグニチュードは4・7と推定される。

 これらの地震による津波の心配はないという。

 9時38分頃の地震での主な震度は次の通り。

 ▽震度6弱 高萩市 

 ▽震度5強 日立市

 ▽震度5弱 茨城県常陸太田市


茨城県北部で震度6弱
産経新聞 12/28(水) 21:51配信

 28日午後9時38分ごろ、茨城県北部で震度6弱の地震が発生。気象庁によると、震源の深さは約10キロメートル。地震の強さを示すマグニチュード(M)は6・3とみられる。津波の心配はないとしている。


<地震>茨城・高萩で震度6弱 津波の心配なし
毎日新聞 12/28(水) 21:44配信

 28日午後9時38分ごろ、茨城県高萩市で震度6弱の地震があった。気象庁によると、震源地は茨城県北部で、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.3と推定される。この地震による津波の心配はないという。

 震度5強=茨城県日立市▽震度5弱=茨城県常陸太田市▽震度4=宮城県南部、福島県中通り、福島県浜通り、茨城県南部、栃木県北部、栃木県南部、埼玉県北部、埼玉県南部、千葉県北西部▽震度3=宮城県北部、宮城県中部、山形県村山、山形県置賜、福島県会津、群馬県北部、群馬県南部、千葉県北東部、東京都23区、東京都多摩東部、神奈川県東部、新潟県中越、新潟県下越


茨城北部で震度6弱=津波恐れなし―気象庁
時事通信 12/28(水) 21:43配信

 28日午後9時38分ごろ、茨城県北部を震源とする地震があり、同県高萩市で震度6弱の揺れを観測した。

 気象庁によると、東日本大震災の余震とみられ、震源の深さは約10キロ。地震の規模(マグニチュード)は6.3と推定される。この地震で津波の心配はない。

 茨城県や県警、高萩市によると、これまでのところ、けが人や家屋の損壊などの情報は確認されていない。

 原子力規制庁によると、日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)、日本原子力研究開発機構の東海再処理施設(同)など茨城県内の主な原発、原子力施設に地震による影響はない。東京電力によると、福島第1、第2原発で異常は確認されていない。

 高萩市と茨城県日立市では、同53分ごろにも震度4の揺れを観測した。

 同38分ごろの地震の主な各地の震度は次の通り。

 震度6弱=茨城県高萩市
 震度5強=茨城県日立市
 震度5弱=茨城県常陸太田市
 震度4=水戸市、茨城県つくば市、宮城県岩沼市、福島県郡山市、栃木県大田原市、さいたま市、千葉県野田市。


〔地震〕茨城県高萩市で震度6弱、津波の心配なし
レスキューナウニュース 12/28(水) 21:40配信

気象庁によると、28日21:38頃、茨城県北部を震源とするM6.3の地震があり、茨城県高萩市で震度6弱の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
・発生日時 :12月28日21:38頃
・震源地  :茨城県北部(北緯36.7度、東経140.6度)
・震源の深さ:約10km
・地震の規模:M6.3(推定)

■震度4以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度6弱】
・茨城県 :高萩市下手綱*
【震度5強】
・茨城県 :日立市十王町友部*
【震度5弱】
・茨城県 :日立市助川小学校*、日立市役所*、常陸太田市大中町*、常陸太田市金井町*、高萩市安良川*
【震度4】
・茨城県 :水戸市金町、水戸市千波町*、水戸市内原町*、常陸太田市町屋町、常陸太田市町田町*、常陸太田市高柿町*、北茨城市磯原町*、笠間市石井*、笠間市中央*、笠間市下郷*、笠間市笠間*、ひたちなか市南神敷台*、ひたちなか市東石川*、東海村東海*、大子町池田*、常陸大宮市中富町、常陸大宮市北町*、常陸大宮市山方*、常陸大宮市上小瀬*、常陸大宮市野口*、那珂市福田*、那珂市瓜連*、城里町石塚*、小美玉市小川*、小美玉市上玉里*、土浦市常名、土浦市藤沢*、土浦市田中*、石岡市若宮*、下妻市本城町*、下妻市鬼怒*、取手市寺田*、つくば市天王台*、つくば市研究学園*、つくば市小茎*、五霞町小福田*、境町旭町*、坂東市岩井、坂東市馬立*、坂東市山*、筑西市舟生、かすみがうら市上土田*、桜川市真壁*、常総市新石下*、常総市水海道諏訪町*、つくばみらい市加藤*、つくばみらい市福田*
・宮城県 :岩沼市桜*、大河原町新南*、丸森町鳥屋*
・福島県 :郡山市湖南町*、白河市郭内、白河市新白河*、白河市東*、白河市表郷*、須賀川市八幡山*、国見町藤田*、鏡石町不時沼*、泉崎村泉崎*、棚倉町棚倉中居野、矢祭町戸塚*、矢祭町東舘*、玉川村小高*、浅川町浅川*、古殿町松川新桑原*、いわき市小名浜、いわき市錦町*、いわき市平梅本*、浪江町幾世橋
・栃木県 :大田原市湯津上*、那須町寺子*、鹿沼市晃望台*、市貝町市塙*、芳賀町祖母井*、高根沢町石末*、那須烏山市中央、栃木那珂川町馬頭*、栃木那珂川町小川*
・埼玉県 :加須市大利根*、久喜市青葉*、春日部市粕壁*、春日部市金崎*、春日部市谷原新田*、幸手市東*、宮代町笠原*、さいたま大宮区天沼町*、さいたま中央区下落合*
・千葉県 :野田市鶴奉*、野田市東宝珠花*


九電、特別点検「異常なし」=川内原発で県専門委初会合―鹿児島
時事通信 12/28(水) 21:34配信

 鹿児島県は28日、三反園訓知事が設置した九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の安全性や避難計画を議論する「原子力安全・避難計画等防災専門委員会」の初会合を鹿児島市内で開いた。

 九電は知事の要請で実施した川内1号機の特別点検で「異常はなかった」と報告した。


前任者の印鑑で記録変更=ふげん課長を懲戒処分―原子力機構
時事通信 12/28(水) 19:21配信

 日本原子力研究開発機構は28日、廃炉作業中の新型転換炉「ふげん」(福井県敦賀市)の保守点検記録が内部のルールに反して変更されていた問題で、環境管理課長の50代男性が前任者の印鑑を使って記録を変更していたとして、同日付で減給(賃金1日分の半額)の懲戒処分にしたと発表した。

 
 原子力機構のルールでは、点検記録を変更する場合は二重線を引いて訂正印を押し、変更した日付や理由などを記載する。環境管理課長はルールを守らずに点検項目を増やしたり、必要のない項目を外したりしていた。その際、今年3月に定年退職した前任者が職場に残した印鑑を使い、記録を変更していた。


水抜き確認せず飛散=敦賀2号機のトラブル―日本原電
時事通信 12/28(水) 19:07配信

 日本原子力発電は28日、敦賀原発2号機(福井県敦賀市)で放射性物質を含んだ水が作業員に掛かったトラブルについて、配管にたまった水を抜かないまま作業したことが原因と発表した。

 トラブルは11月30日に発生。原子炉補助建屋の地下2階で、作業員が高さ約1メートルの所にある配管の弁のボルトを緩めたところ、1次冷却水約160リットルが飛散した。作業員10人の体や顔などに掛かったが、健康に影響はないという。


原子力規制委員会、「もんじゅ」勧告への回答は「妥当」と評価
ホウドウキョク 12/28(水) 18:21配信

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(写真:ホウドウキョク)

勧告への回答は「妥当」と評価した。
福井・敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」をめぐっては、原子力規制委員会が、2015年11月、文部科学相に対し、運営主体の見直しを求める勧告を出していた。
これを受けて、文科省は、もんじゅを廃炉にし、廃炉を行う日本原子力研究開発機構に対し、必要な指導、監督をしていくと回答した。
規制委員会は、回答は妥当と評価したうえで、廃炉作業を、原子力機構任せにはせず、期限など、数値目標を設けて、着実に進めていくことを求めた。
規制委員会は、核燃料の取り出しから監視できるよう、規則を改正する方針。


再処理工場の防災指針改定=出力に応じ対策区域―規制委
時事通信 12/28(水) 17:46配信

 原子力規制委員会は28日、試験研究炉や核燃料再処理工場などの事故に備え、住民避難の在り方などを定めた原子力災害対策指針(防災指針)の改定案を決定した。

 通常の原発で自治体などが避難計画を準備する区域(UPZ)は半径30キロ圏内だが、研究炉や再処理工場などは出力や扱う放射性物質の量に応じて定めることにした。30日間の意見公募を経て正式決定する。

 改定案では、研究炉のUPZの目安を熱出力100メガワット(メガは100万)~10メガワット超で半径5キロ、10メガワット~2メガワット超で同500メートルとした。再処理施設は同5キロ、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料加工施設は同1キロ。

 改定案を当てはめると、日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)や日本原子力研究開発機構の東海再処理施設(茨城県東海村)は半径5キロがUPZとなる。同機構の高速増殖実験炉「常陽」(同県大洗町)のUPZも半径5キロとなる。


もんじゅ廃炉、規制委に報告=文科省が勧告に回答
時事通信 12/28(水) 10:45配信

 廃炉が決まった高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)について、原子力規制委員会は28日の定例会合で、政府が示した廃炉工程や今後の対応などの報告を文部科学省から受けた。

 規制委は昨年11月、運営主体の日本原子力研究開発機構を交代させるか、廃炉などで安全上のリスクを減少させるよう文科相に勧告していた。田中俊一委員長は「誠実なお答えをいただいた」と述べ、勧告への回答として妥当と判断した。

 会合には文科省の田中正朗研究開発局長が出席した。松野博一文科相名の回答として、来年4月までに詳細な廃炉工程を策定することや、5年半後に核燃料をすべて取り出し、30年後に廃炉を終えるなどの計画を説明。「文科省としても廃炉が安全に行えるよう、原子力機構を指導監督していく」と述べた。

 委員からは「燃料取り出し予定は精密な検討を経たものか」「商用原発でも40年かかるのに、30年で廃炉を終えられるのか」などの質問が出た。田中局長は「必要な工程を検討した。原子力機構には研究炉などの廃炉経験もある」と強調した。

 田中委員長は「これまでの原子力機構の取り組みを見ていると、機構任せでは一概に信用できない。文科省の責任できちんと指導してほしい。これで終わりではなく、これからが始まりだ」と注文を付けた。


<東京地裁>原発調書提出求めず…東電株主側申し立て却下
毎日新聞 12/27(火) 23:17配信

 東京電力福島第1原発事故を巡る株主代表訴訟で、東京地裁は27日、政府の事故調査・検証委員会(政府事故調)が東電元幹部らから聞き取った未公開の調書について、提出を命令するように株主側が求めた申し立てを却下した。大竹昭彦裁判長は「聴取対象者は公開に同意しておらず、提出を命じることで政府の公務遂行に著しい支障が生じる恐れがある」としている。株主側は即時抗告する方針。

 株主側は裁判で「経営陣が津波対策を怠った」と主張。争点に関連する内容が含まれているとして、勝俣恒久元会長、清水正孝元社長ら14人分の調書提出を政府に命令するよう地裁に求めていた。

 大竹裁判長は「事故の責任追及に使わない前提で聞き取りが行われた。提出を命じると、政府が将来、事故調査をする際に関係者の協力を得ることが困難になる」と指摘。一部公開されている報告書の黒塗り部分の開示も「東電関係者の個人名が明らかになることで差別や中傷を受ける恐れがある」と判断した。

 株主側の海渡雄一弁護士は「国の言い分をそのまま認めており大変残念」と話した。【伊藤直孝】


文科相「4月めどに計画示す」…もんじゅ廃炉で
読売新聞 12/27(火) 21:28配信

 松野文部科学相は27日、福井県を訪れて西川一誠知事や渕上隆信・敦賀市長らとそれぞれ会談し、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の廃炉について改めて理解を求めた。

 西川知事との会談では、もんじゅ敷地内に設置を検討している新たな試験研究炉について、来年1月にも有識者会議を開いて具体化を進める考えを伝えた。

 松野氏はそれぞれの会談で「来年4月をめどに(もんじゅ廃炉の)体制の詳細な計画を示す。地元の十分な理解を得るべく、今後とも取り組む」と説明した。西川知事は「立地地域の安全安心、今後の発展を第一に考え、政府一体となった責任ある対応をすべきだ」と指摘した。


<福島県民健康調査>甲状腺がん、新たに10人
毎日新聞 12/27(火) 21:21配信

 東京電力福島第1原発事故の影響を調べる福島県の「県民健康調査」検討委員会は27日、2014年4月から実施中の2巡目の甲状腺検査で、今年9月末までに新たに10人ががんと診断されたことを明らかにした。2巡目のがん確定は44人で、1巡目の結果を含めると計145人となる。

 甲状腺検査は原発事故時、県内に住んでいた18歳以下の人を対象に11年から1巡目を実施。2巡目からは事故後1年間に生まれた子どもを加えた約38万人を対象にしている。今年5月からは3巡目も実施されている。

 甲状腺検査を巡っては手術が不要ながんを見つけ、心身に負担をかける「過剰診断」との指摘があり、県に対し規模縮小を求める要望も寄せられている。福島市で同日開かれた検討委の会合で、星北斗座長(同県医師会副会長)は「科学的議論は独立して行われるべきだ」と述べ、甲状腺がんについて科学的な知見を集める第三者的な組織の設置を県に求めた。【曽根田和久】


一斉焼却は先送り=基準以下の汚染廃棄物―宮城県
時事通信 12/27(火) 21:06配信

 東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む稲わらなどのうち、国の基準以下の汚染廃棄物をめぐり、宮城県は27日夜、仙台市で市町村長会議を開き、各ごみ処理場での一斉焼却について実施の先送りを決めた。

 全会一致の合意が得られなかったため。

 会議では、県が提案していた一斉焼却について多くの自治体が賛同。一方で「住民の理解が得られていない」との反対意見も出た。県は、汚染廃棄物の量を減らす減容化を優先させ、半年以内に再び一斉焼却の是非を諮る市町村長会議を開く。

 一斉焼却は、県が11月、国の指定廃棄物の基準(1キロ当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物3万6000トンの処理方法として、来月にも試行する案を各市町村に示していた。


甲状腺がん44人に増加=事故時18歳以下―福島
時事通信 12/27(火) 17:56配信

 福島県は27日、東京電力福島第1原発事故の影響に関する有識者会議を開いた。

 事故発生時に18歳以下(胎児を含む)だった県民を対象とする2巡目の甲状腺がん検査では、9月末時点で68人が「悪性または悪性の疑い」と診断され、6月末比9人増えた。このうち手術により甲状腺がんと確認されたのは、同10人増の44人だった。

 星北斗座長(県医師会副会長)は会議後の記者会見で、「原発事故による放射線の影響とは考えにくい」とする従来の見解について、「変更する議論はしていない」と述べた。


知事「極めて不安」=廃炉作業の安全性懸念―文科相、もんじゅ説明で・福井
時事通信 12/27(火) 17:16配信

 松野博一文部科学相は27日、福井県を訪れ、西川一誠知事と同県敦賀市の渕上隆信市長に政府が廃炉を決めた高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の廃炉決定の経緯や今後の対応について直接説明した。

 西川知事は、日本原子力研究開発機構が廃炉作業を担うことに「十分な運営ができるか極めて不安な状況だ」と強い懸念を表明。「間違いのないような方法を早く示してもらえなければ地元としては安心できない」と語った。機構は、原子力規制委員会から運営主体の交代を求められている。

 松野文科相は西川知事との会談の中で、来年1月にも新たな試験研究炉設置に関する有識者会議を設けることを明らかにした。


原発事故調の調書、開示認めず=株主らの申し立て却下―東京地裁
時事通信 12/27(火) 15:52配信

 東京電力福島第1原発事故の政府事故調査・検証委員会が勝俣恒久元会長ら旧経営陣を聴取した記録について、東京地裁(大竹昭彦裁判長)は27日、株主代表訴訟の原告側が申し立てていた開示請求を却下した。

 政府事故調の聴取記録は、同原発の吉田昌郎元所長(故人)ら一部の公開にとどまっており、株主側は旧経営陣ら東電側11人と原子力安全・保安院元幹部3人の計14人について開示を求めていた。


東電社長、新潟知事と1月5日会談へ
時事通信 12/27(火) 12:04配信

 東京電力ホールディングス(HD)は27日、広瀬直己社長が2017年1月5日、数土文夫会長とともに新潟県を訪れ、米山隆一知事と会談すると正式発表した。

 東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)の再稼働に向け理解を求める。米山氏は慎重な姿勢を示すとみられる。

 会談は当初、今年11月に予定されていたが、福島県沖の地震や新潟県内での高病原性鳥インフルエンザの発生で2度延期された。

 広瀬、数土両氏は1月6日には福島県を訪問し、内堀雅雄知事とも会談する。


<帰還困難区域>ふるさとにしめ飾り 一時帰宅の大熊町
毎日新聞 12/27(火) 11:50配信

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イノシシなどが荒らした自宅の軒先にしめ飾りを掛ける鈴木久友さん。「普通ならミカンとか餅とか付けるけど、食べられちゃうから」と話した=福島県大熊町で2016年12月26日、森田剛史撮影

 東京電力福島第1原発事故に伴い全住民が避難する福島県大熊町で、一時帰宅した住民が玄関先にしめ飾りを掛けるなど正月の準備をしている。

 第1原発の敷地から約300メートルと隣接する夫沢地区に自宅がある鈴木久友さん(64)が26日、避難先の郡山市から一時帰宅すると、庭先で咲くロウバイの香りが出迎えた。しかし、足元にはイノシシのふんがあちこちに転がり、離れの家の中は荒らされ家財が散乱する。「普通はミカンや餅を供えるんだけど、食べられちゃうから」と、質素なしめ飾りを家の各所に掛けて回った。

 自宅は帰還困難区域内で、原発事故後の除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設予定地でもある。妻の喜久子さん(60)は「毎年『これが最後かな』と思って年末に来ています。どうしても心が大熊に向かうので、郡山の新居にしめ飾りはしていません」と話した。

 鈴木さんは「先祖から受け継いだ土地を自分の代で手放すのは大変な決断。一人でも多くの町民が帰れるよう、国には、その他の帰還困難区域の具体的な除染計画を示してほしい」と話し、自宅を後にした。【森田剛史】


<核ごみ「マップ」>年内の公表断念
毎日新聞 12/27(火) 7:30配信

 経済産業省は26日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定で、適性がある地域を全国地図で示す「科学的有望地マップ」の公表を、年明け以降に延期することを明らかにした。政府は年内公表を目指していたが、同省の担当者は「国民に分かりやすく伝えるにはもう少し精査が必要」と説明している。

 有望地マップは選定基準に基づき、最終処分場の科学的有望地を適性に応じて3色で示す。しかし、国民の誤解を招く可能性があるとして、基準の正式決定は見送り、表現のあり方などについて引き続き検討する。【岡田英】


<伊方原発>1号機の廃炉計画 規制委に提出
毎日新聞 12/26(月) 22:35配信

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四国電力伊方原発1号機(手前)。奥は右から2号機、3号機=愛媛県伊方町で、本社ヘリから梅田麻衣子撮影

 四国電力は26日、伊方原発1号機(愛媛県伊方町)の廃炉作業の工程をまとめた「廃止措置計画」を原子力規制委員会に提出した。県と伊方町にも同計画を示し、理解を求めた。廃炉作業は約40年かかり、費用を約407億円と見込んでいる。

 計画によると、使用済み核燃料の搬出など解体準備に約10年▽原子炉周辺設備の解体に約15年▽原子炉本体の解体に約8年▽建物の解体撤去に約7年--をかける。

 伊方1号機の使用済み燃料237体は、伊方3号機の燃料プールに移して保管するが、8年程度で満杯になる可能性があり、四電は今後、専用容器で密封して保管する「乾式貯蔵施設」の設置を検討する。

 佐伯勇人社長はこの日、県庁で中村時広知事に同計画を提示。安全協定に基づく廃炉に関する協議を申し入れ、「安全確保を第一に廃止措置を進める」と話した。

 また、佐伯社長は伊方町役場で高門清彦町長とも会談。高門町長は、使用済み核燃料税の導入を検討していることを佐伯社長に伝えた。同税は原子炉から取り出した使用済み核燃料を原発内に貯蔵する間、課税するもので、九州電力川内(せんだい)原発が立地する鹿児島県薩摩川内市などが導入している。【橘建吾、山崎太郎】

キチガイ支那人、大雪で欠航の新千歳空港で大暴れ

記録的な豪雪で欠航が続いていた北海道の新千歳空港で24日、航空機が欠航したことにハラを立てた支那人どもが暴れ出し、警察官らともみ合う騒ぎになっていた。

この知能の足りない野蛮な支那人どもは、騒いで暴れれば豪雪の中で飛行機が飛ぶとでも思っているのか? それとも気に食わなければ何でもすぐにあばれるキチガイなのか? 溢れ返る凶暴な支那人は、いまや社会秩序の脅威となっている。抑制と制限を真剣に考慮すべき時期だ。

大雪で欠航するのが気に食わないなら日本に来るな! キチガイ支那人どもめ!

リンク:新千歳空港 中国人乗客ら大騒ぎ 大雪で搭乗便の欠航に怒り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<北海道大雪>新千歳空港 中国人100人と警官もみ合い - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

新千歳空港 中国人乗客ら大騒ぎ 大雪で搭乗便の欠航に怒り
産経新聞 12/26(月) 19:39配信

 大雪で欠航が相次いだ北海道・新千歳空港で24日夜、国際線搭乗待合室で待つなどしていた中国人乗客らが腹を立て、大声で抗議するなど騒ぎになった。テレビや地元紙など複数のメディアが報じた。

 報道などによると、24日午後8時ごろ、国際線の搭乗口前で乗る予定だった便が欠航し、中国人乗客ら100人余りが口々に大声で抗議。制止しようとして駆けつけた警察官に詰め寄った。トラブルで空港スタッフが押し倒されるなどしたという。

 テレビのニュースでは、投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」にアップされた警察官らともみ合う小競り合いの様子を収めた動画も紹介された。

(WEB編集チーム)


<北海道大雪>新千歳空港 中国人100人と警官もみ合い
毎日新聞 12/26(月) 19:08配信

 北海道千歳市の新千歳空港で24日夜、大雪による欠航に中国人乗客約100人が抗議し、うち数人が警察官らともみ合う騒ぎになっていたことが道警への取材で分かった。

 道警千歳署などによると、乗客は同日午後8時ごろ、搭乗手続きを経た国際線制限区域内で欠航を知り、航空会社スタッフらに強く抗議。4、5人が搭乗口のゲートを勝手に乗り越え、制止した同署員にも激しく詰め寄りもみ合いになった。騒ぎは25日午前8時ごろまで続き、中国人客の女性2人が気分が悪くなったとして救急車で病院に運ばれた。

 国土交通省新千歳空港事務所によると、24日は滑走路の除雪が終わり運航は通常通りだったが、前日までのダイヤの混乱で機材繰りがつかず欠航が相次いだ。【袴田貴行】

天皇陛下、新年の「ご感想」お取りやめ  宮内庁「ご負担大きい」

宮内庁は26日、天皇陛下が毎年、同庁を通じて元日にご発表されている年頭に当たってのご感想を、来年から取りやめられると発表した。

宮内庁の西村泰彦次長は同日の定例記者会見で、年末年始は天皇誕生日新年の祝賀など恒例の行事が多く、新年のご感想以外に記者会見や一般参賀のあいさつの原稿なども準備する必要があり、23日に83歳の御誕生日を迎えられた天皇陛下のご負担が大きいと判断、陛下のご了解を得た上で取りやめを決めたという

陛下のご公務をめぐっては、政府の有識者会議で「軽減する余地がある」との意見が出ている。

リンク:天皇陛下の「新年のご感想」取りやめ 宮内庁、負担に配慮 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<天皇陛下>年頭所感を取りやめ 高齢に伴い負担軽減 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新年の陛下「ご感想」お取りやめ  宮内庁「ご負担大きい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下、「新年の感想」取りやめ…負担に配慮 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下、新年の感想取りやめ=年末年始の負担軽減で―宮内庁 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

天皇陛下の「新年のご感想」取りやめ 宮内庁、負担に配慮
ホウドウキョク 12/26(月) 23:25配信

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(写真:ホウドウキョク)

宮内庁は、天皇陛下が毎年公表されてきた、新年にあたっての感想について、負担軽減のため、今回から取りやめると発表した。
陛下は、即位した1990年から、新年にあたり、感想を寄せられてきたが、宮内庁は、年末年始にかけて行事が続き、陛下の負担となっていたため、今回から、この感想について取りやめると発表した。
取りやめは、政府の有識者会議での議論をふまえたものではなく、2016年11月中旬から、宮内庁が陛下の高齢などを考慮し、検討してきたという。
毎年恒例で行われる新年の一般参賀など、その他の行事については、通常通り行われるという。


<天皇陛下>年頭所感を取りやめ 高齢に伴い負担軽減 
毎日新聞 12/26(月) 21:39配信

 宮内庁は26日、天皇陛下が毎年元日に公表してこられた、新年にあたっての「ご感想」(年頭所感)を取りやめると発表した。83歳と高齢になった陛下の負担軽減が目的という。

 年頭所感は、前年を振り返り、人々の幸せを祈ることば。元日に公表することが1990年から公務として続いていた。だが、年末年始は祝賀行事や宮中祭祀(さいし)などで多忙になるため、この時期の公務の軽減が検討課題だった。

 陛下は例年、12月23日の誕生日にあわせて記者会見を行い、その年にあった出来事の感想などを語る。また1月2日の新年一般参賀でも、おことばを述べる。年頭所感はこれらと日程が近接し、内容が類似する。このため宮内庁は、年頭所感の取りやめは比較的影響が小さいと判断した。

 新年にあわせた天皇、皇后両陛下の歌や、天皇ご一家の写真や映像は、これまで通り元日に公表される予定。一般参賀や歌会始も例年通り行われる。

 宮内庁の西村泰彦次長は26日の定例記者会見で「ご年齢を考えた結果。ご理解をお願いしたい」と話した。【山田奈緒、高島博之】

 ◇天皇陛下の公務の削減、段階的に

 宮内庁は、天皇陛下が70歳を過ぎたころから年齢や健康状態を踏まえた負担の軽減を図ってきた。恒例だった各界功労者らとの面会や、式典でのおことばを廃止するなど、公務の削減を段階的に進めている。

 前立腺がんの手術を受けた翌年の2004年、陛下は面会5件を取りやめ、2件を皇太子ご夫妻に譲った。胃腸炎などを患った翌年の09年には国体開会式などの式典で述べる「おことば」を原則廃止した。今年も面会8件を取りやめ、4件を皇太子ご夫妻に譲っている。

 ただ陛下は「象徴としての地位と活動は一体不離」との考えがあり、退位の意向がにじむおことばを公表した後も、公務に対する考えに変わりはないという。宮内庁幹部は「公務の大幅削減は検討していない」と繰り返し述べており、今回の年頭所感の取りやめも「陛下の考えの枠内の調整」との位置づけだ。 陛下は12年の誕生日にあわせた記者会見で「負担の軽減は、公的行事の場合、公平の原則を踏まえてしなければならないので、十分に考えてしなくてはいけません。今のところしばらくはこのままでいきたいと考えています」と語った。翌年も「今のところしばらくはこのままで」と述べている。【山田奈緒、高島博之】


新年の陛下「ご感想」お取りやめ  宮内庁「ご負担大きい」
産経新聞 12/26(月) 16:07配信

 宮内庁は26日、天皇陛下が毎年、同庁を通じて元日に発表している年頭に当たっての感想を、来年から取りやめられると発表した。

 宮内庁の西村泰彦次長は同日の定例会見で、12月23日の誕生日に際しての記者会見や一般参賀、1月2日の新年一般参賀と、陛下が年末年始にお言葉を述べられる機会が続く点を考慮したと説明。「陛下はお言葉の作成に力を入れて取り組まれており、ご負担が大きい。ご年齢を考え、見直すこととした」と述べた。11月中旬から検討し、陛下のご了解も得たとしている。

 陛下のご公務をめぐっては、政府の有識者会議で「軽減する余地がある」との意見が出ている。西村次長は、ご感想の取りやめについて、公務負担軽減の一環とする一方、「今後もケース・バイ・ケースで考えていくが、陛下のお気持ちやご公務の客観的な状況からして、大幅に削減するのは難しい」という認識を改めて示した。現時点では、ほかのご公務の取りやめなどについて、具体的な検討はしていないという。


天皇陛下、「新年の感想」取りやめ…負担に配慮
読売新聞 12/26(月) 15:48配信

 宮内庁は26日、天皇陛下の負担軽減の一環として、「新年にあたっての感想」の公表を来年から取りやめると発表した。

 年末年始にかけて数多くの皇室行事が続くなか、天皇誕生日の記者会見や新年一般参賀などのお言葉もあり、83歳になられた陛下への負担が大きいと判断した。

 新年の感想は元日付で報道機関や同庁ホームページ(HP)を通じて公表。即位翌年の1990年から欠かさず続いてきた。

 だが、陛下は12月23日の誕生日や新年の宮中行事に加え、誕生日を前にした記者会見、誕生日当日と1月2日の一般参賀で、それぞれお言葉を述べられる。

 いずれも1年の回顧や新年への願いに触れた内容で、同庁の西村泰彦次長は26日の定例記者会見で「年末年始に行事が続くなか、お言葉をいくつも作成することは大きな負担だ。陛下の了解をいただいたうえで、新年の感想を見直した」と説明した。

 同庁は元日、新年の感想と合わせて天皇、皇后両陛下が詠まれた歌も発表しているが、天皇陛下の歌は、2013年までの8首が、14年に6首、昨年からは5首に減っている。


天皇陛下、新年の感想取りやめ=年末年始の負担軽減で―宮内庁
時事通信 12/26(月) 14:38配信

 宮内庁の西村泰彦次長は26日の定例記者会見で、23日に83歳の誕生日を迎えられた天皇陛下の負担軽減のため、新年に当たっての感想の発表を、来年から取りやめると発表した。

 陛下は即位以降毎年、年頭に当たっての感想を宮内庁を通じて文書で発表していた。西村次長によると、年末年始は天皇誕生日や新年の祝賀など恒例の行事が多く、新年の感想以外に記者会見や一般参賀のあいさつの原稿なども準備する必要があるため、高齢の陛下には負担が大きいと判断。陛下の了解を得た上で取りやめを決めたという。

 天皇、皇后両陛下が昨年詠んだ和歌の発表や、1月2日の一般参賀など恒例の行事は例年通り行う。西村次長は「宮内庁としては陛下のご年齢に応じた公務のあり方を常に検討しており、今回もその一環」としている。

2016年12月25日 (日)

糸魚川市で大規模火災、150棟延焼 744人に避難勧告・3

22日午前10時30分頃、新潟県糸魚川市大町の中華料理店から出火した。

火は火は強い南風にあおられて燃え広がり、少なくとも約150棟に延焼し、計約4万平方メートルを焼失した。同市消防本部によると、住民や消防団員ら5人が煙を吸うなどして軽傷を負った。市は現場周辺の363世帯・744人に避難勧告を出し、避難所を開設、23日午前7時半現在、なお住民48人が避難している。県は自衛隊に災害派遣を要請し、近隣県などの消防も応援に入った。しかし、火の勢いは夜まで続き、出火から10時間以上たった22日午後8時50分になってやっとほぼ鎮火した。

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リンク:糸魚川大火、がれき撤去費8割以上を市が補助 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:生活再建向け住民説明会=ボランティア受け入れ準備も―糸魚川大規模火災・新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大規模火災 復興に向けて歩みを進めた人たちがいます。 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川>被災地で仏具盗難 「火事場泥棒」注意呼びかけ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:私有地がれき撤去費含む補正予算可決…糸魚川市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ふるさと納税、4日間で1億2400万円=昨年度の3倍超-糸魚川大火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大火災でリセットされた街並み、自然との共生願う - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大規模火災、中華料理店「鍋の空焚き」が原因の可能性…損害賠償はどうなる? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:損保ジャパン、ドローンで糸魚川調査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火 県の支援チーム活動本格化 被災者の住宅確保、がれき処理 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火 銀行・商店再開、復旧に動き 市長「一丸で取り組む」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<安倍首相>糸魚川火災現場「17年早い時期に訪問」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火の片付け中、男性が仏具2点盗まれる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川市の大火、主要道路の通行止めが解除 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火の被災者に特別措置=貯金引き出しなど―日本郵政グループ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本郵政グループ、糸魚川大火の被災者に特別措置 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火で視察検討=安倍首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:私有地がれき、一斉撤去へ=早期復旧に全額公費で―糸魚川大火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相、大火の新潟県糸魚川市「早期に訪問検討したい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火で調査団派遣へ=政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川に支援チーム派遣=知事「まず住居とがれき」―新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:災害復興融資の受け付け開始=住宅機構―糸魚川大火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟・糸魚川市大規模火災から5日目 中心部の通行止めを解除 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火の被災者、保険証なしで受診可能-厚労省が都道府県などに事務連絡 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大規模火災 被災者支援の募金続々 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大規模火災 暮らし支える支援物資 応急住宅は年内めど - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川火災、携帯キャリア各社が支援措置 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:生活再建、動き始まる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川大火>防災無線、避難促す…「警告音で跳び起きた」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:生活再建、動き始まる=銀行再開、帰宅する住民も―糸魚川大火の商店街・新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川大火>焼け跡に再起誓う 被災証明書発行始まる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟・糸魚川市大規模火災 生活再建支援へ被災証明書の発行開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川市>「ふるさと納税」急増 3日間で2950件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災証明の発行始まる=被害144棟、8割全焼―糸魚川大火 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

糸魚川大火、がれき撤去費8割以上を市が補助
読売新聞 12/27(火) 21:55配信

 新潟県糸魚川(いといがわ)市の大火で、糸魚川市は27日夜、生活再建に向けた支援策について、被災者向けの説明会を開いた。

 火災で発生したがれきの撤去費用の8割以上を市が補助し、1世帯あたり10万円の見舞金を支給する。

 市によると、144棟が焼けた今回の大火の被災者は120世帯224人で、説明会には被災者ら約160人が参加した。市の担当者は、仮設住宅への入居方法や、がれきの撤去費用などについて説明した。

 市は土地所有者の同意を得て撤去を進める方針で、費用が一部自己負担となることについて理解を求めたが、被災者からは全額負担を求める意見も出た。火災が複数箇所に飛び火し、消防が十分に放水できずに被害が拡大したことへの批判の声も上がった。


生活再建向け住民説明会=ボランティア受け入れ準備も―糸魚川大規模火災・新潟
時事通信 12/27(火) 19:44配信

 新潟県糸魚川市の大規模火災で、市は27日、生活再建に向けて、被災者支援策などに関する説明会を開き、住民からニーズなどについて意見を聞いた。

 県内外からボランティア活動に関する問い合わせもあり、市は受け入れ準備も始めた。

 大規模火災では、被害を受けた住民は約200人に上る。市内2カ所の避難所には27日午前現在で17人が避難していたが、いずれも市が準備した市営住宅やホテル、民宿などの宿泊施設に移動。避難所は閉鎖された。

 市はがれき撤去の費用について、自己負担を軽減させるなどの被災者支援策を決定。火災で生じた民間の土地のがれき撤去は原則、所有者の自己負担だが、市が処理を代行し、所有者に費用の2割を上限に負担してもらう。撤去は住民の同意が得られ次第、着手する。

 説明会が開かれたJR糸魚川駅近くの会場には、約150人が参加。がれき撤去に関し、「思い出の品物がいろいろある。探す手段が今のところないので、撤去時に現場で確認したい」などの要望が出された。


糸魚川大規模火災 復興に向けて歩みを進めた人たちがいます。
ホウドウキョク 12/27(火) 18:28配信

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(写真:ホウドウキョク)

新潟・糸魚川市の大規模火災では、商店街や住宅およそ150棟が焼けました。こうした中、被害を受けながらも、復興に向けて歩みを進めた人たちがいます。そこに込められた思いとは。

25日午後7時ごろ、火元となったラーメン店の並びにある建物で、明かりがともされた。
強風にあおられ、街をのみ込んだ火は、住宅や建物など114棟を焼いた。
青木孝夫さんは、「全焼。全然何も出せなかった」と話した。
糸魚川市を代表する割烹(かっぽう)、鶴来家も例外ではなかった。
燃えていく店舗を眺めることしかできなかった店主の青木孝夫さん。
青木さんは、「まさか、こんなに飛び火でなるとは思わなかった。残念」と語った。
関係者への立ち入り規制が解除されると、がれきの中を寂しそうに歩く青木さんの姿があった。
青木さんは、「大事な物というのかな、そういう物があるかなと思って。食器と着物と、そういうのは、ちょっと残っていたけど」と語った。
多くの人たちが、変わり果てた自宅や店舗に言葉を失った。
猪又晃一さんは、「手伝える状態なら、やらなければいけないと思ってきたけど」と話した。
火元となったラーメン店の並びで、被害を免れた飲食店「Dish Dash」を経営する猪又さん。
近くの店舗の状況を確認して、ある悩みが生まれていた。
猪又さんは、「ほかの知り合いの店や家などが、みんなやられているから。その中で仕事を再開していいのか」と語った。
さまざまな葛藤を生んだ今回の火災。
1650年創業の加賀の井酒造も、一部を残し、ほとんどの建物が姿を消した。
加賀の井酒造・小林大祐さんは、「お酒にかかわるものは、全然。ほぼ使い物にならない状況」と語った。
それでも、建物を焼き尽くした炎にも耐え、タンクの中に残っていたお酒。
小林さんは、この場所での再起を誓った。
小林さんは、「復興というか、ここでもう一度、何ができるのか」と語った。
未来を信じて動き始めた人たち。
鶴来家の青木さんも、仮店舗の設置に向け、糸魚川市との相談に訪れていた。
青木孝夫さんは、「加賀の井さんも頑張ってるし」と話し、青木 資甫子さんは「一緒になって、糸魚川を盛り上げていきたい」と語った。
25日、悩みながらも飲食店の営業再開を決めた猪又さん。
そして、午後7時に迎えたオープン。
様子を心配した常連客がお店に訪れた。
大きく変わった街の姿、
その中で、変わらない場所がある。
常連客は、「1つでも通わせてもらっている店があって。また寄らせてもらったということが、あしたから、またつながる一歩になる」と語った。
猪又さんは、「ちょっとだけでも前に進んでいかないと始まらない。前に、とにかく進んでいくしかない。それしかないんですよね」と語った。
変わり果てた街は、復興に向けて歩み始めている。


<糸魚川>被災地で仏具盗難 「火事場泥棒」注意呼びかけ
毎日新聞 12/27(火) 14:20配信

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火災から一夜明けた現場付近(中央右)。左下は自衛隊の車両=新潟県糸魚川市で2016年12月23日、本社ヘリから西本勝撮影

 新潟県糸魚川署は26日、糸魚川市で22日に起きた大火の被災地で、仏具の盗難被害があったと発表した。今回の被災地で、盗難の被害届が出されたのは初めて。

 同署によると、24日午前10時10分ごろ、焼け跡の後片付けのため自宅を訪れた60代男性が、焼け残っていた真ちゅう製のおりんとしょく台(時価計2000円相当)を発見。敷地内に置いておいたが、一度その場を離れ、約20分後に戻ると、なくなっていたという。

 男性は25日に被害届を提出。同署では、被災地の巡回を強化するとともに、市災害対策本部と連携して、被災住民に「火事場泥棒」への注意を呼びかけている。【柳沢亮】


私有地がれき撤去費含む補正予算可決…糸魚川市
読売新聞 12/27(火) 13:53配信

 新潟県糸魚川(いといがわ)市の大火で、糸魚川市議会は27日、本会議を開き、被災した私有地のがれき撤去費1億5000万円などを含む一般会計補正予算案を可決した。

 中心市街地で被害が広範囲に及んでいることなどを踏まえ、市が費用を補助し、早期の復興を目指す。


ふるさと納税、4日間で1億2400万円=昨年度の3倍超-糸魚川大火
時事通信 12/27(火) 13:35配信

 大規模火災で被災した新潟県糸魚川市へのふるさと納税が、火災発生直後の22日正午から26日午後5時までに6240件、計約1億24327万円に上った。

 昨年度の同納税寄付金額の合計は1096件、計約4100万円だったことから、4日間だけでその3倍の寄付金が集まったことになる。寄付金のほとんどは、被災者の支援や街の復旧・復興に充てられる予定。

 同市担当者によると、寄付金の申し込みは通常インターネットで行われてるが、火災後は電話やファクスでの問い合わせも相次いでいるという。こうした事実を受け、市では返礼品を辞退する人向けに緊急寄付としての申し込みも受け付けている。 (了)


大火災でリセットされた街並み、自然との共生願う
日刊スポーツ 12/27(火) 13:08配信

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火事から一夜明け、消防職員らは残る火に放水を続けた(撮影・松尾幸之介)

<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム>

 自然の猛威を感じた。12月22日のこと。その日は午前中からNGT48の取材で新潟市に向かっていた。取材内容の最終確認などをしながら新幹線に乗っていると、突然携帯が鳴った。

 画面に「糸魚川で大火事発生」のテロップが表示された。状況を確認すると、けたたましい炎と煙が街を包んでいた。デスクと話し、NGT48の取材後、すぐに糸魚川へと向かった。

 糸魚川駅に着くと、消火活動用の光や、パトカーらの赤いランプで照らされた煙が、日本海をバックにうごめいている景色が飛び込んできた。火の手がまわったエリアを囲うように規制線が張られていたため、現場には近づくことができない。それは避難者も同じ。「自宅が燃えているのかどうかわからないから、逃げようにも気になってなかなか遠くに避難できない。避難所にも詳しい情報をまわしてほしい」と訴える近隣住民もいた。

 夜が明けると、火の手がまわったエリアがはっきりし、幸い、当初発表していた範囲よりも被害は狭いことがわかった。それでも商店街の大部分が消失したことに変わりはない。家を失った男性は「燃えている自宅を見ている時は何も考えられないんだよ。風に飛ばされる火の粉がすごかった。一晩寝て、実感してきたよ」と話した。

 糸魚川では、昭和3年と7年にも大規模な火災が起きた。近所に住む80代の女性は「私たちの世代は母親たちから昔の火事のことを聞いていた。『火の元には用心して、火事が起きたらすぐに逃げること』と教えられた。今回も初めて家の土蔵の扉を閉めました。非常用袋も用意していたから、すぐにそれを持って家を出た。若い世代にも伝えていかないとね」と話した。

 今回、火の元となったのは地元では有名な中華料理屋だった。その店に通っていたと話す被災者は多く、元糸魚川市長も食べに来ていたと話す住民もいた。中華料理屋近辺の住宅は密集しており、近所の結び付きも強かったという。中華料理屋の近くに住んでいた男性は「このへんの数十軒はみんな仲間だから、葬式があると絶対1人は出席するんだ。それぐらい付き合いがあった」。中華料理屋を経営していた夫婦は、火災後に近所の住民宅を訪れ、泣いて謝っていたという。

 火災発生から鎮火までは23日の午後まで約30時間かかり、被災者が自宅付近に立ち入れるようになったのは24日の午前から。これまで何度も火事の歴史がありながら、建物が密集する街並みを変えなかったことについて、米田徹・糸魚川市長は「歴史的なものもあり、住民の愛着もあるので、なかなか変えられなかった」と話した。今回の火事で、1650年から続いていた加賀の井酒造の新潟県最古の酒蔵など、街のシンボルも失った。リセットされた街並みを今後どう再生していくのか。自然とうまく付き合っていける形での復興を何よりも願っている。


糸魚川大規模火災、中華料理店「鍋の空焚き」が原因の可能性…損害賠償はどうなる?
弁護士ドットコム 12/27(火) 9:28配信

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大規模火災の現場で立ち入り規制が一時解除され、焼け残った物を探す住民とみられる人たち=12月24日、新潟県糸魚川市[代表撮影](時事)

新潟県糸魚川市で12月22日に発生した大規模火災で、144棟の建物が焼け、83%が全焼した。被災した人たちにとっては、今後の生活再建や事業の再開などが大きな課題になる。

報道によると、この火災の出火原因は、中華料理店の鍋の空焚きによるものとみられる。店主は「開店前の料理の準備の際、鍋に火をつけたものの、いったん店を離れ、戻ってきたら火が出ていた」と話しているという。

大規模火災による損害額は巨額にのぼる可能性が高いが、実際に鍋の空焚きが原因だった場合、店主は損害賠償の責任を負うのだろうか。好川久治弁護士に聞いた。

●「重大な過失」があったかどうか…過去の裁判例は?

店主が損害賠償責任を負うかどうかは、火元となった店主に重大な過失があったかどうかによります。

失火による延焼被害は、木造家屋が多く、住宅が密集する日本の住宅事情を考慮した失火の責任に関する法律により、火元に重大な過失がなければ、損害賠償責任を問えないことになっています。

「重大な過失」とは、注意義務を著しく怠った場合、すなわち、わずかな注意を払えば被害の発生を防げたのに、その注意すら怠った場合を言います。例えば、寝たばこ、ガスコンロやストーブの火の放置、ガソリン等の揮発性の高い物質の近くでの火の取扱いなどがこれにあたります。

過去に「重大な過失」が認められた事例としては、

(1)天ぷら油を入れた鍋を台所のガスコンロにかけて加熱したまま、2階物干場で洗濯物を干していた間に天ぷら油の温度が上昇して火が油に引火して出火した事例(東京地裁昭和51年4月15日判決)、

(2)鋳物工場において、周囲に可燃物があるにもかかわらず、高温の鋳型を放置して作業場所を離れたところ、段ボールが鋳型に接触して引火した事例(東京地裁平成27年1月15日判決)

などがあります。

●特殊な事情でもない限り、店主は損害賠償責任を免れない

今回の糸魚川の火災は、中華料理店の店主が、鍋に火をつけたまま店を離れて空焚きを招いたということですから、「重大な過失」が認められる典型的な事例です。常時そばにいて火を監視していても火災の発生は避けられなかったというような特殊な事情でもない限り、店主は、損害賠償責任を免れないでしょう。また、刑事事件としても、業務上失火等の罪に問われる可能性があります。

もっとも、今回の火災による損害は数十億円にのぼるとも言われていますので、個人で全ての責任を負いきれるものではありません。店主が破産をしてしまえばなおさらです。

店主が加入する火災保険の特約で、類焼損害を補償する保険や個人賠償責任保険があれば、それによる補償は受けられますが、支払限度額が定められているのが普通ですから到底全額を賄えません。

やはり、最後は被害者が自助努力で加入する火災保険で損害の補償を受けるしかないように思います。

【取材協力弁護士】
好川 久治(よしかわ・ひさじ)弁護士
1969年、奈良県生まれ。2000年に弁護士登録(東京弁護士会)。大手保険会社勤務を経て弁護士に。東京を拠点に活動。家事事件から倒産事件、交通事故、労働問題、企業法務まで幅広く業務をこなす。趣味はモータースポーツ、ギター。
事務所名:ヒューマンネットワーク中村総合法律事務所
事務所URL:http://www.yoshikawa-lawyer.jp/


損保ジャパン、ドローンで糸魚川調査
SankeiBiz 12/27(火) 8:15配信

 新潟県糸魚川市中心部で約150棟が燃えた大火で、損害保険ジャパン日本興亜は26日、小型無人機「ドローン」を使用した損害調査を行うことを決めた。損保大手が大規模火災の損害調査にドローンを使用するのは初めてとみられる。糸魚川市から許可を得ており、天候を考慮して28日にもドローン2台で調査を実施する。

 損保ジャパンは火災発生翌日から職員を派遣し、現地で情報収集や事故対応に着手。地上での事故調査と並行して、ドローンを使用した調査も行い、火災保険を契約している被災者への保険金の早期支払いにつなげる。


糸魚川大火 県の支援チーム活動本格化 被災者の住宅確保、がれき処理
産経新聞 12/27(火) 7:55配信

 災害対応の経験が豊富な職員をメンバーとする県の「被災者生活再建支援チーム」が26日、糸魚川市に入り、本格的な活動を始めた。市の災害対策本部と連携し、被災者の住宅の確保やがれき処理などを今年末までサポートする。

 24日に現地入りした先遣隊に寄せられた市側の要望を踏まえ、県は災害救助事務や応急仮設住宅、生活再建支援、廃棄物処理業務の担当者でチームを編成した。職員らは4月の熊本地震に派遣されるなど災害対応の経験や知識が豊富だ。

 この日朝、このうち担当者3人が県庁を出発。県防災局の山田治之局長は3人に「被災された皆さんに希望を持って新年を迎えていただけるよう、糸魚川市と力を合わせて全力で頑張っていこう」と激励した。3人は現地で、チームを統括する糸魚川地域振興局の高橋清副部長らと合流した。

 一方、県庁で同日開かれた災害対策本部会議では、がれきの最終処分場の受け入れ先への働きかけなど県に対する市側の要望を確認した。同市は新たな仮設住宅は設けず、既存の公営、民間の住宅を活用する方針で、県も全面的に協力する。米山隆一知事は「住宅とがれき処理は迅速に進めたい」と記者団に語った。


糸魚川大火 銀行・商店再開、復旧に動き 市長「一丸で取り組む」
産経新聞 12/27(火) 7:55配信

 大規模火災で約4万平方メートルを焼失した糸魚川市の中心市街地が26日、復旧に向けて動き出した。市の中心部を通る「本町通り」の通行止めが解除され、銀行の支店や商店も営業を再開。同日朝、同市役所で訓示した米田徹市長は「糸魚川にとって大切なエリアの町並みが一気に失われた。何としても早期に復旧し、復興に向かわなければならない」と市職員ら約300人を鼓舞した。

 本町通りに面する北越銀行糸魚川支店はこの日、4日ぶりとなる通常営業の再開にこぎ着け、支店内は多くの顧客でにぎわった。

 3階建ての同支店は、応接室や会議室などが入る2階と3階部分は黒く焦げ付き、1階もすすだらけになったが、コンクリート造りのため焼け落ちることはなかった。鎮火後に建設業者や職員らが一丸となり、がれき撤去や清掃に取り組み、早期の営業再開を果たすことができたという。

 吉川英典支店長(51)は「建物が残っていること自体が奇跡だった」と振り返った上で「金融機関はライフラインの一つ。通常営業を再開することで地域の皆さんの力になりたかった」と話した。

 本町通り沿いにあるパン屋「いのや商店」も同日、営業を再開した。経営者の猪又健之さん(62)は「同じ商店街で一緒に頑張ってきた仲間の店が焼けたのはショックだったけれども、お客さんから励ましの言葉をもらい頑張るしかないと思った」と話した。

 書き入れ時のクリスマスに営業ができず、猪又さんは「経営はすごく厳しくなった」と漏らしながらも「これからも営業を続け、少しずつでも火災前の町の活気を取り戻していきたい」と前を向いた。

 道路上のがれきの処理は順調なものの、今後の課題は市が勝手に処分できない私有地のがれきの撤去。市は所有者に一定程度の費用負担を求める方針で、27、28の両日に開く説明会で被災者と話し合う。

 米田市長は市職員らへの訓示で「多くの人が家をなくし、本当に大変な状況だ」とした上で「職員の役割が重要となる。横の連携を強くし、一丸となって取り組もう」と呼び掛けた。


<安倍首相>糸魚川火災現場「17年早い時期に訪問」
毎日新聞 12/27(火) 1:21配信

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大火から一夜明けた現場付近=新潟県糸魚川市で2016年12月23日、本社ヘリから西本勝撮影

 安倍晋三首相は26日、大火のあった新潟県糸魚川市の米田徹市長と官邸で会い、「来年の早い時期に訪問することを検討している」と伝えた。米田氏らが面会後に記者団に明らかにした。米田氏は生活再建に向けた支援の要望に訪れており、首相は「あらゆる制度、仕組みを駆使して応援する」と全面支援の姿勢を示した。【真野敏幸】


糸魚川大火の片付け中、男性が仏具2点盗まれる
読売新聞 12/26(月) 21:08配信

 新潟県糸魚川(いといがわ)市の大火で、糸魚川署は26日、自宅などが焼失した市内の60歳代男性が仏具2点(計2000円相当)を盗まれる被害に遭ったと発表した。

 同署は窃盗事件として捜査。24時間態勢でパトロールを行うなど警戒を強めている。

 発表によると、片付けをしていた男性の家族が24日午前、トイレのため20分ほど離れたところ、焼け跡から見つけた仏具が、載せていた台車からなくなっていた。周辺は当時、交通が規制され、被災者や関係者以外は立ち入り禁止だった。


糸魚川市の大火、主要道路の通行止めが解除
読売新聞 12/26(月) 21:06配信

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通行止めの看板を撤去する市職員ら(26日午前、新潟県糸魚川市で)

 新潟県糸魚川(いといがわ)市の大火で、被災した市街地を東西に走る主要道路「本町通り」(市道横町大町線)の通行止めが26日、解除された。

 これに伴い、通り沿いの銀行や一部の商店が営業を再開し、住民や車が行き交い始めた。

 現場周辺の道路は火災で交通が規制されたが、がれきの処理が進み、市は「本町通り」の規制を解除した。糸魚川信用組合本町支店は同日朝から営業を再開。火は近隣まで迫ったもののガラスが割れる被害にとどまり、「がんばろう!糸魚川!」の看板を掲げて客を迎え入れた。被災者専用の相談スペースを設けた。


糸魚川大火の被災者に特別措置=貯金引き出しなど―日本郵政グループ
時事通信 12/26(月) 21:00配信

 日本郵政グループは26日、新潟県糸魚川市での大規模火災に絡み災害救助法の適用を受けた地域の被災者に対し、通帳や印鑑が消失した場合でも貯金の引き出しなどに応じる特別措置の適用を同日から始めたと発表した。

 全国の郵便局とゆうちょ銀行では、通帳や印鑑がなくても、本人確認ができれば20万円を上限に通常貯金や定額貯金、定期貯金の払い戻しに応じる。各郵便局とかんぽ生命保険の支店では、保険料の払い込みを最大6カ月猶予するほか、必要書類がなくても解約や貸し付けの手続きが取れるようにした。


日本郵政グループ、糸魚川大火の被災者に特別措置
時事通信 12/26(月) 20:00配信

 日本郵政 <6178> グループは26日、新潟県糸魚川市での大規模火災に絡み災害救助法の適用を受けた地域の被災者に対し、通帳や印鑑が消失した場合でも貯金の引き出しなどに応じる特別措置の適用を同日から始めたと発表した。


糸魚川大火で視察検討=安倍首相
時事通信 12/26(月) 19:58配信

 安倍晋三首相は26日、大規模火災があった新潟県糸魚川市の米田徹市長と首相官邸で会談した。

 首相は「被災者に対して万全の対応をしていく」と述べた上で、年明けにも火災現場の視察を検討する考えを伝えた。


私有地がれき、一斉撤去へ=早期復旧に全額公費で―糸魚川大火
時事通信 12/26(月) 18:58配信

 新潟県糸魚川市の大規模火災で、市は26日、私有地の焼け跡に残るがれきを全額公費で撤去する方向で検討を始めた。

 所有者の同意を得た上で、被災全域で一体的にがれきを処理する方針。

 市は道路上のがれき撤去を25日に終えたが、私有地に焼け残った建物などの処理費は現行制度上、原則所有者負担となる。市は早期復旧には公費による一斉撤去が必要と判断し、新たな制度を検討。27日に関連議案を市議会へ提出する。処理費とは別に、被災者への支援金の給付も検討する。


安倍首相、大火の新潟県糸魚川市「早期に訪問検討したい」
産経新聞 12/26(月) 18:52配信

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安倍晋三首相との面会後、記者団の質問に答える新潟県の米田徹糸魚川市長=26日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影)(写真:産経新聞)

 安倍晋三首相は26日、市中心部が大火に見舞われた新潟県糸魚川市の米田徹市長と官邸で面会し、「来年の早い時期にできれば訪問することを検討したい」と述べた。米田市長が面会後、記者団に明らかにした。

 米田氏は面会で、火災の影響で人口減少や過疎化に拍車がかかることがないよう被災地支援を求めた。これに対し、首相は「あらゆる制度、仕組みを駆使して対応する」と約束し「将来に向けた街づくりにつなげていければいい」と語った。


糸魚川大火で調査団派遣へ=政府
時事通信 12/26(月) 18:52配信

 政府は26日、大規模火災に見舞われた新潟県糸魚川市に、松本洋平内閣府副大臣を団長とする政府調査団を28日に派遣すると発表した。

 同市役所で米山隆一知事、米田徹市長と意見交換する。火災現場や避難所も訪問する予定。


糸魚川に支援チーム派遣=知事「まず住居とがれき」―新潟
時事通信 12/26(月) 18:46配信

 新潟県糸魚川市の大規模火災で、県は26日、被災者の住居確保や焼け跡のがれき処理を支援するため、生活再建支援チームを同市に派遣した。

 メンバーの県職員は熊本地震などで災害派遣の経験があり、31日まで滞在する。

 一方、県は26日、災害対策本部会議を開き、糸魚川市が検討している被災者への支援金について、災害救助法を活用して支援の枠組みを調整することを決めた。


災害復興融資の受け付け開始=住宅機構―糸魚川大火
時事通信 12/26(月) 18:11配信

 住宅金融支援機構は26日、新潟県糸魚川市で起きた大規模火災の被災者に対し、住宅の建設や補修資金を低金利で貸し出す災害復興住宅融資の受け付けを始めた。

 建設資金の融資は、市町村から「全壊」や「半壊」といった住宅の被災に関する証明書を交付された世帯が対象で、融資限度額は1650万円を基本とし、足りない場合は510万円まで加算する。


新潟・糸魚川市大規模火災から5日目 中心部の通行止めを解除
ホウドウキョク 12/26(月) 16:26配信

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(写真:ホウドウキョク)

大規模火災から5日目、糸魚川市の中心部を走る道路の通行止めが解除された。
新潟・糸魚川市で、22日に発生した大規模火災では、144棟の住宅や店舗が焼けた。
糸魚川市は、がれきの撤去作業を進め、26日午前8時に、市の中心部を走る市道の通行止めを4日ぶりに解除した。
26日は、火災で被害を受けた北越銀行糸魚川支店などが、通常営業を再開している。
利用者は、「やっぱり銀行がないと、金融が動かないから、被災しても頑張って、開店してもらうのは、本当にありがたい」と述べた。


糸魚川大火の被災者、保険証なしで受診可能-厚労省が都道府県などに事務連絡
医療介護CBニュース 12/26(月) 14:04配信

 新潟県糸魚川市で発生した大規模な火災に伴い、厚生労働省は、被災者が被保険者証を紛失して保険医療機関に提示できない場合、氏名や生年月日などの申告があれば、保険診療の取り扱いで受診できるように、各都道府県などに通知した。【ただ正芳】

 22日に発生した大規模火災により、糸魚川市では11人が負傷。焼失したり、一部が焼けたりした家屋は144棟となった。このうち、全焼した家屋は120棟に達し、焼失した面積は約4万平方メートルに及んだ。同日、新潟県は糸魚川市に災害救助法の適用を決定した。

 こうした状況を踏まえ、厚労省は、被保険者証の紛失や自宅に残したまま避難した場合などを想定した事務連絡を発出した。事務連絡では、▽氏名▽生年月日▽連絡先(電話番号など)▽国民健康保険組合の場合は組合名-などを医療機関に伝えれば、保険適用で受診できるとしている。


糸魚川大規模火災 被災者支援の募金続々
産経新聞 12/26(月) 14:01配信

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インフラ工事が進む糸魚川市街=24日午後、新潟県糸魚川市(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 〈新潟〉インターネット検索大手のヤフーは25日までに、同社が設立した「Yahoo!基金」を通じて糸魚川市の大火の被災者を支援する募金活動を始めた。200万円を上限に募金総額と同額を同社も寄付する。募金への寄付は26日午後1時45分時点で3700人以上にのぼり、総額は270万円を超えている。

 県内のスーパーマーケットなどでも被災者を支援する募金箱を置く動きが広がっている。「原信」や「ナルス」を展開するアクシアルリテイリング(長岡市)は県内外の全128店舗に来年1月8日までの予定で設置。流通大手のイオンも県内の系列96店舗に順次設置している。

 アクシアルは24日、義援金300万円を同市に寄付し、原和彦社長が市役所を訪れて米田徹市長に目録を手渡した。同市も義援金の口座を開設し、26日から受け付けを始める予定だ。


糸魚川大規模火災 暮らし支える支援物資 応急住宅は年内めど
産経新聞 12/26(月) 13:52配信

 新潟県糸魚川市の中心市街地で発生した大火から26日で5日目となる中、次々と届く支援物資が被災者の暮らしを支えている。企業や個人、同市を含む自治体などから毎日届く食料や衣類、毛布などを市は市役所横の市民会館に集め、訪れた被災者らに無償で提供している。また、住まいを失った被災者は年内をめどに「応急住宅」に入居できる見通しだ。

 会社員の金子剛さん(27)の夫婦は25日、被災証明書について相談するため市役所を訪れ、同会館で支援物資も受け取った。6歳の子供と一緒に3人で住んでいた賃貸アパートの部屋は全焼し、妻の親族の家に身を寄せているという。

 焼けた部屋に引っ越してきたのは、つい最近の11月。家財も燃え、金子さんは「支援はありがたいと感じている」と、しみじみと語った。既に3人で暮らせるアパートを自力で確保したものの「市の補助対象になるかどうか気になる」と心配していた。

 一方、市役所で被災証明書を手にした小坂喜美枝さん(73)は「明日からのことは正直考えることができない」と呆然(ぼうぜん)としていた。36年間経営してきた飲食店は屋根が落ち、全焼した。「店舗の保険金などを受け取るため証明書をもらったけど、本当に残念で悔しい」と声を振るわせた。

 市は、住まいを失った人たちが入居する応急住宅206戸の準備を急いでいる。内訳は公営45戸、借り上げの民間161戸で、米田徹市長は「正月にゆっくりとくつろげるように、年内に住めるようにめどをつけたい」としている。

 また、駅に近いメーン通りで中心部の東西を結ぶ「本町通り」と呼ばれる約210メートルの市道の交通規制を、市は26日午前8時に解除した。このほかの道路の上に散乱したがれきの処理も急ピッチで進んでいる。


糸魚川火災、携帯キャリア各社が支援措置
Impress Watch 12/26(月) 12:13配信

 新潟県糸魚川市にて12月22日に発生した大規模な火災を受けて、大手キャリアは被災地域のユーザーに対する支援措置を発表している。災害救助法指定地域のユーザーが支援の対象となる。

 また、KDDIは避難所となっている糸魚川市民会館にて、誰でも使える災害時無料公衆Wi-Fi「00000JAPAN」の提供を22日21時より開始した。

□NTTドコモ

 NTTドコモは、電池パックやACアダプターなどの付属品を無料で提供し、故障した携帯電話の修理代金を一部減額する。請求書払いのユーザーに対しては、12月請求分の料金支払い期限を1月31日まで延長する。

 新たに電話機を購入する場合に特別割引を提供し、契約事務手数料を無料化する。本人確認書類が不足している場合も後日、本人確認をすることを条件に、契約手続きを受け付ける。

 ドコモ光のユーザーが申し出た場合、避難などで利用できなかった期間のドコモ光の基本料金を無料とする。ドコモ光にて利用しているルーターなどのレンタル機器を破損した場合は、申出により無料で交換する。また、仮住所に移転する際のドコモ光の移転費用を無料とする。

 支援措置の期限は1月31日まで。付属品の無償提供や携帯電話を割引購入、修理代金や手数料の減免は、対象地域のドコモショップにて受け付ける。

□au(KDDI)

 KDDIは、新潟県の修理受付拠点にて、火災で故障した携帯電話の修理費用をの一部を軽減する。また、1月31日まで、機種変更やSIMカード再発行などの手数料を減額する。被災地域のauショップにて、本人確認書類に不備がある場合でも、後日の本人確認を条件に受付する。請求書払いのユーザーに対しては、12月請求分の料金支払い期限を1月31日まで延長する。

 au one netの固定通信サービスでは、ユーザーの申告により、避難していた期間の利用料を減額し、レンタル機器の無料交換を実施。引っ越し後に利用する場合は、移転元の初期費用を還元し、移転元の初期費用相当を割引する。auでんきでは、避難期間の基本料金を減額する。

□ソフトバンク(SoftBank、Y!mobile)

 ソフトバンクでは、火災で故障した端末の交換や修理時に、加入サービスや機種に応じて、費用を減免する。固定通信サービスでは、申出によって避難中の月額料金を減免し、機器に破損がある場合は無料で交換する。

 また、請求書払いのユーザーに対し、支払い期限を1カ月延長する。

□UQコミュニケーションズ(UQ WiMAX、UQ mobile)

 UQコミュニケーションズは、UQ WiMAXとUQ mobileにて、請求書支払いを利用しているユーザーに対し支払期限を1月31日まで延長する。また、被災地域のユーザーに対し、通信料金などの支援措置を実施する。


生活再建、動き始まる
時事通信 12/26(月) 11:41配信

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新潟県糸魚川市の大規模火災で、140棟余りが焼けた商店街が、生活再建に向けて動き始めた。写真は営業を再開し、火災に遭った建物で客を迎える北越銀行糸魚川支店の行員ら=26日午前


<糸魚川大火>防災無線、避難促す…「警告音で跳び起きた」
毎日新聞 12/26(月) 11:08配信

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家屋内に取り付けられた防災行政無線の受信機を指し示す男性。男性の自宅は被害を免れた=新潟県糸魚川市で2016年12月25日午前11時21分、堀祐馬撮影

 200人以上が焼け出された22日発生の新潟県糸魚川市の大火で、被災者の多くが取材に対し、自宅内や事務所内にあった防災行政無線の受信機が発する警告音で火災発生を察知したと証言した。火災を知った人々は、隣近所に声をかけ、助け合いながら避難していた。住民2人、消防団員ら9人が軽傷を負う一方で、一人の死者も出さなかった真相が、また一つ明らかになった。

 理容業を営む白石慶子さん(66)が22日、朝食を終えてこたつに入り、うとうとしていたときだった。「ピロリンピロリン……」。突然の大きな警告音に跳び起きた。自宅に併設の店舗内に設置している受信機が発したもので、火災を知らせる放送が続いた。火災発生直後の午前10時半ごろのことだ。

 自宅兼店舗から火元のラーメン店までわずか70メートル。「屋内に受信機がなければ、そのまま寝込んでしまい、火災に気づくのが遅れていた」と白石さんは振り返る。

 近くの阿部祥一さん(74)も、火事の一報は自宅の居間に置いていた受信機からだった。避難後に自宅は全焼したが、難を逃れることができた。同じように受信機が屋内にあった人々は、「受信機がなければ火災に気づくのが遅れていた」と口をそろえた。

 被害に遭った地区には、防災無線を流す屋外スピーカーもあった。しかし、場所によって聞こえにくかったり、音声が重なり合ったりして聞き取れないケースが相次いだ。

 このため市は2005年、これらを解消しようと、停電しても作動するバッテリー式の受信機を各戸に貸与する条例を制定した。火事などの緊急情報は自動的に音量が大きくなる仕組みで、市消防本部によると、今回も119番の通報があった直後の22日午前10時半ごろに火災発生の一報を放送。避難勧告が発令された午後0時20分ごろには「火事が燃え広がる恐れがあるので市民会館に避難してください」などと呼びかけた。

 糸魚川市消防本部などによると、市内の受信機の設置率は約5割だが、今回の大火で住人がいち早く避難行動に移れた要因の一つと分析する。火災を知った住民たちはその後、近隣に避難を呼びかけたり、市の避難所まで歩けない高齢者らを保護したりするなど助け合いで人的被害を抑えた。

 総務省消防庁も死者が出なかった点に注目しており、「(糸魚川大火の)教訓を全国各地の木造密集地域でも生かせるようしっかり検証したい」(消防・救急課)としている。【堀祐馬】


生活再建、動き始まる=銀行再開、帰宅する住民も―糸魚川大火の商店街・新潟
時事通信 12/26(月) 9:38配信

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新潟県糸魚川市の大規模火災で、140棟余りが焼けた商店街が、生活再建に向けて動き始めた。写真は営業を再開し、火災に遭った建物で客を迎える北越銀行糸魚川支店の行員ら=26日午前

 新潟県糸魚川市の大規模火災で、140棟余りが焼けた商店街が、生活再建に向けて動き始めた。

 焼失を免れた自宅に戻る住民もいる。目抜き通りの通行規制は26日に解除され、銀行が店舗営業を再開した。

 北越銀行糸魚川支店は26日午前、1階窓口で開店。鉄筋3階建ての支店は外壁が黒くすすけ、ガラスが割れた窓を板でふさいだ。窓口には現金自動預払機(ATM)1台を増設。周囲は猛火の爪痕が生々しく残ったままだ。

 吉川英典支店長(51)は「インフラの一つとして、どうしても月曜日から通常営業をしなければいけないという気持ちだけで頑張ってきた。地域の方に少しでも力になれば。できる限り復旧に協力していきたい」と力を込めた。

 商店街近くに住む渡辺幸一さん(69)と妻美和子さん(67)は25日、避難先の親類宅から自宅に戻った。「とりあえずほっとしている。やっぱりわが家がいい」。28年間住んだわが家は外壁や玄関が黒くすすけた。焼け焦げた臭いはするが室内は無事だった。

 地区の副区長を務める渡辺さんは「昔からの家が多く、みんな仲がいい。早く帰ってこられるよう、市は力を尽くしてほしい」と訴えた。

 塾経営の秋山泰広さん(27)は2カ月前、商店街に2カ所目の教室を開いたばかり。2階建ての建物は屋根が焼け落ちた。25日に生徒や友人と教室から使える机や椅子を運び出した。

 小、中、高校生で生徒は約20人。秋山さんは「まさに受験シーズン。これから冬期講習の追い込みがあり、なるべく近い場所で再開したい」と前を見据えた。


<糸魚川大火>焼け跡に再起誓う 被災証明書発行始まる
毎日新聞 12/25(日) 20:55配信

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全焼した自宅のがれきを見つめる磯谷正行さん夫妻=新潟県糸魚川市本町で2016年12月25日午前11時5分、南茂芽育撮影

 新潟県糸魚川市は25日、22日に発生した大火で家屋を失った住民らに、火災保険を請求する際などに必要な被災証明書の発行を始めた。被災者たちは証明書を受け取ると、焼け落ちた自宅の後片付けを始め、黒いがれきの山に埋もれた思い出の品々を捜しながら、再起への思いを語った。市は25日、被害を受けた建物は144棟で全焼が8割超の120棟だったことを明らかにした。半焼4棟、部分焼20棟で、被災した人は200人余に上る。

 「結婚指輪はどこにあるのか……」。全焼の被災証明書を受け取った後、自宅を訪れた磯谷(いそがい)正行さん(73)は、がれきの山となった自宅をぼうぜんと見つめた。大切な品々はすべて、1階の居間に置いていた。孫の写真、磯谷さんが自宅近くの日本海を撮影するために購入した8台の一眼レフカメラ、そして婚約指輪と結婚指輪。指輪は孫が誕生した6年前、抱いた時に危ないからと指から外し、戸棚にしまっていた。

 22日は家に備え付けの防災無線の受信機が3度鳴り、火災を知った。預かっていた孫をせきたて、飼い猫5匹をケージやかばんに入れて車で逃げた。物を持ち出すことを考える余裕はなかった。

 変わり果てた我が家の前で妻(69)もうなだれた。磯谷さんは言った。「燃えてしまったものは仕方ない。結婚した時の若くなった気持ちで、やり直そう」

 経営している学習塾が焼けた秋山泰宏さん(27)も、建物から備品を運び出す作業を続けていた。出火当時、塾は休みだったが、塾生の中には受験を控える小学生から高校生計10人がいる。「今は受験前の本当に大事な時期。生徒らがスムーズに勉強できるようにしたい」と市内に持つもう一つの塾で授業を再開するつもりだ。

 江戸時代から続く造り酒屋「加賀の井酒造」の18代目蔵元、小林大祐さん(34)も全焼の被災証明書を受け取る一方、酒蔵へ向かった。すべてが焼け落ちた光景を前に覚悟を固めた表情を見せて語った。「これまでの人のつながりがある。移転はちょっと違う。この地で再開しよう」

 一方、糸魚川市は25日、火災の発生時刻を22日午前10時20分ごろだったと発表した。市は家を失った住民に、公営と民間の住宅206戸を家賃無料であっせんしている。【南茂芽育、堀祐馬、川辺和将】


新潟・糸魚川市大規模火災 生活再建支援へ被災証明書の発行開始
ホウドウキョク 12/25(日) 19:56配信

被災証明書の発行が始まった。
新潟・糸魚川市で発生した、大規模火災から4日目。
糸魚川市役所では、生活再建支援に向けて、午前9時半から、被災証明書の発行が始まり、住宅や商店などが被害に遭った人たちが、次々に証明書を受け取っていた。
会場では、避難生活を続ける住民の、公営住宅への入居に関する相談も受けつけている。
被災者は、「お金のかかる話ですので。仮に家を建てるにしても、どうなるのか不安」、「まだ、頭が真っ白なので、行政と相談しながら」などと話した。


<糸魚川市>「ふるさと納税」急増 3日間で2950件
毎日新聞 12/25(日) 18:44配信

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跡形もなく焼けた事務所内=新潟県糸魚川市で2016年12月25日午後1時25分、小出洋平撮影

 大火が起きた新潟県糸魚川市への「ふるさと納税」(ふるさと糸魚川応援寄付金)が急増している。発生した22日から25日までの3日間で5000万円を超え、2015年度1年間の総額を超えた。

 市によると、15年度の寄付件数は1096件で計約4100万円。大火の後は、22日正午から25日正午までで2950件、計約5500万円となった。

 多くが2万~3万円の小口で「復興がんばれ」などの応援メッセージも添えられている。市の担当者は「全国のたくさんの方々が心から糸魚川を思ってくれている」と感激する。

 ふるさと納税は、故郷や応援したい自治体に寄付すると居住地の税が軽減される制度。寄付の返礼品は、市博物館など無料招待券2枚に加え、寄付額に応じて約50品から選ぶ仕組み。【浅見茂晴】


被災証明の発行始まる=被害144棟、8割全焼―糸魚川大火
時事通信 12/25(日) 16:33配信

 新潟県糸魚川市の大規模火災で、同市は25日、火災で被害を受けた住民や事業者を対象に被災証明書の発行を始めた。

 また、火災による被害家屋は144棟、うち8割に当たる120棟が全焼と発表した。

 被災証明の受け付けは午前9時半から、糸魚川市役所で始まった。多くの被災者が訪れ、被害が確認された住民らは早速、証明書の発行を受けた。市によると、午後5時までに96件の申請に対し証明書が発行された。

 無職磯谷正行さん(73)は妻と次男と住んでいた家が全焼した。「新しい家を建てることで、子どもたちの代にも家が残ると前向きに捉えたい。一日も早く再建したくて来た」と話した。

 創業80年の精肉店を経営する高山順一さん(67)は店舗が全焼し、仕入れた250万円分の牛肉が被害に遭った。「年末はいつも徹夜で肉の準備をする時期。本当に残念で、お客さんには『廃業する』と伝えた」と悔しさをにじませた。証明書は保険の申請に使うという。

 被災証明は、被災者が火災保険や融資、公営住宅への入居など生活再建に向けたさまざまな支援を受ける際の前提となる。同市は自然災害時に発行する「罹災(りさい)証明書」と区別している。

 一方、道路上のがれき撤去は25日に終了。家屋敷地内のがれき撤去は、費用が原則自己負担だが、市は支援策を検討しており、27、28両日に住民向け説明会を開催する。

ロシア軍用旅客機が黒海に墜落

25日午前5時25分(日本時間同11時25分)ごろ、ロシア南部ソチの空港を離陸した92人乗りのロシアの軍用旅客機ツポレフTu154が黒海に墜落した。生存者がいる可能性は絶望的だという。

リンク:ロシア軍、墜落機調査で機器の異常を確認 「爆発はなし」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:機内爆発の形跡なし=軍用機墜落で調査委―ロシア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:露墜落機のフライトレコーダーを回収…タス通信 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア軍機墜落、ブラックボックス回収 国防省発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア、ツポレフ154型機を飛行禁止に 黒海への墜落で=通信社 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア軍機「Tu-154」墜落 テロの可能性は低いと露当局 犠牲者の捜索続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア軍機墜落、機体の一部見つかる 当局はテロの可能性否定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロの可能性低い=ロシア軍用機墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア軍機、黒海に墜落 92人の捜索続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア軍用機墜落、生存者なし 楽団員ら92人搭乗 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア・ソチからシリアに出発した92人乗りの軍用機、黒海に墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:黒海沿岸のロシアの救助・捜索活動 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:露軍機、黒海で墜落 92人絶望的 シリア行き、故障か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:シリアに向かうロシア軍機が黒海に墜落、92人全員死亡の公算 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パフォーマーを乗せたロシア軍機、ソチ離陸後に墜落 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:92人搭乗のロシア軍機、黒海に墜落 国防省が発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシアのTu154機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:露の軍用機、黒海に墜落…「テロ可能性は排除」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<露軍機>墜落92人絶望 黒海、シリア行きの慰問団ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア軍用機が黒海に墜落、92人搭乗 4人の遺体を収容 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:92人乗り軍用機墜落=シリアへ離陸直後、全員死亡か―ロシア - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ロシア軍、墜落機調査で機器の異常を確認 「爆発はなし」
AFP=時事 12/29(木) 22:32配信

【AFP=時事】ロシア南西部の黒海(Black Sea)起きた同国軍用機の墜落について調査を進めている当局は29日、墜落の際に爆発は生じなかったものの、機器が正常に機能していなかったと発表した。

 空軍の航空安全部門に所属するセルゲイ・バイネトフ(Sergei Bainetov)氏は、「機内で爆発はなかった、それは確実に言える」としながらも、「テロ行為は必ずしも爆破とは限らない。その見解も排除はしていない」と述べた。

 一方マクシム・ソコロフ(Maxim Sokolov)運輸相は、調査により同機に不具合が発生していたことが立証されたとはいえ、年内に結論を出すつもりはないと述べ、報道陣に対して、いかなる説にも性急に飛び付くべきではないとくぎを刺した。

 ソコロフ氏は共同記者会見で、「機器が正常に機能していなかったことは明らかだ。なぜ墜落したのかは、専門家の分析にかかっている」という見方を示した。

 ソ連時代のTu154型機は25日、シリアに向かう途中、ソチ(Sochi)の空港で燃料補給後に再離陸した直後に墜落。乗客乗員92人が犠牲になり、その中には世界的に有名なロシア軍の公式楽団「アレクサンドロフ・アンサンブル(Alexandrov Ensemble)」の団員も多数含まれていた。【翻訳編集】 AFPBB News


機内爆発の形跡なし=軍用機墜落で調査委―ロシア
時事通信 12/29(木) 20:32配信

 【モスクワ時事】ロシア南部ソチ沖の黒海で起きたロシア軍用機墜落で、政府の調査委員会が29日に記者会見し、出席した軍幹部は、回収したフライトレコーダーの初期の分析結果を踏まえ「機内で爆発は起きていなかった」とした。


露墜落機のフライトレコーダーを回収…タス通信
読売新聞 12/28(水) 11:02配信

 【モスクワ=花田吉雄】ロシア国防省は27日、露南部ソチ沖の黒海に墜落した露国防省の「ツポレフ154型」軍用機のフライトレコーダーを発見したと発表した。

 タス通信が伝えた。

 沿岸から約1・6キロ離れた水深17メートルの海底で見つかったという。すでに回収され、モスクワ郊外の空軍の研究所で、専門家が解析にあたる。

 同機には露軍の合唱団員ら計92人が乗っていた。ソチで給油後、シリア北西部ラタキア近郊の露空軍基地に向かう予定だったが、離陸後まもなく墜落した。墜落現場周辺では捜索活動が続けられているが、生存者は見つかっていない。


ロシア軍機墜落、ブラックボックス回収 国防省発表
AFP=時事 12/27(火) 17:47配信

【AFP=時事】ロシア南西部の黒海(Black Sea)で起きた同国軍用機の墜落で、国防省は27日、ブラックボックスを発見したことを地元メディアに対して明らかにした。

【関連写真】犠牲者を追悼するために設けられた献花台

 地元メディアは、国防省の話として「モスクワ(Moscow)時間の午前5時42分(日本時間同日午前11時42分)、沿岸から1600メートル離れた水深17メートルの地点で、メインのブラックボックスが発見された」と報じた。

 国防省はまた、これまでに水中から12人の遺体および犠牲者の遺体の一部156点を収容したと明らかにしている。

 墜落したTu154型機は25日、乗客乗員92人を乗せて、シリアにあるロシア軍基地に向けて離陸した直後に、リゾート地であるソチ(Sochi)沖合の黒海に墜落した。乗客には世界的に有名なロシア軍の公式楽団「アレクサンドロフ・アンサンブル(Alexandrov Ensemble)」の団員60人余りも含まれていた。

 今回の墜落について、当局はテロの可能性を否定している。 【翻訳編集】 AFPBB News


ロシア、ツポレフ154型機を飛行禁止に 黒海への墜落で=通信社
ロイター 12/27(火) 17:14配信

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 12月27日、ロシア南部ソチ沖の黒海にロシア軍のツポレフ154型機が墜落したことを受け、ロシア当局は、墜落原因が特定されるまで、全てのツポレフ154型機の飛行を禁止した。写真は堤防に手向けられた花々。ソチで26日撮影(2016年 ロイター/Maxim Shemetov)

[モスクワ 27日 ロイター] - ロシア南部ソチ沖の黒海にロシア軍のツポレフ154型機が墜落したことを受け、ロシア当局は、墜落原因が特定されるまで、全てのツポレフ154型機の飛行を禁止した。インターファクス通信が27日、匿名の情報筋の話として伝えた。

ロシアメディアは同日、国防省の話として、墜落機の残骸からフライトレコーダーが発見されたと報じた。


ロシア軍機「Tu-154」墜落 テロの可能性は低いと露当局 犠牲者の捜索続く
sorae.jp 12/27(火) 8:00配信

Tu154
ロシア軍機「Tu-154」墜落 テロの可能性は低いと露当局 犠牲者の捜索続く

12月25日に発生した、ロシア軍機「Tu-154」の墜落事故。同事故では搭乗していた8人の乗員を含む92人全員が亡くなるという痛ましい結果に終わってしまいましたが、現時点ではロシア当局は「テロの可能性は低い」との見方を取っています。
 
この事故では、ロシアのソチを離陸したTu-154がシリアに向かう途中で黒海に墜落しました。搭乗者の中には著名な合唱団のアレクサンドロフ・アンサンブルのメンバーも含まれており、音楽界にも大きな衝撃を与えています。また現在はブラックボックスと遺体の捜索が行われていますが、墜落場所が海だったこともありまだ多くの遺体が発見されていません。
 
なお現時点では、ロシアの調査団はこの事故を「テロ活動によるもの」とはみなしていません。ロシア政府のスポークスマンのDmitry Peskov氏は、「調査はすべての可能性に対して行われていますが、何かを断定するには早すぎます。しかし、テロ活動が主要な可能性の1つとは考えていません」としています。
 
ロシア政府は現在45隻の船に5機のヘリコプター、ドローン、それに135人のダイバーを含む3,500人の捜索人員を投入し、墜落地域やその沿岸を捜索しています。さらに2隻の深海捜索船も追加され、夜を徹した捜索が行われているのです。しかし未だにブラックボックスは発見されず、また水流によって遺留品が外洋に流されてしまう危険も指摘されています。
 
今回の事故が機体の故障だったのか、あるいは操作ミスだったのか……今後も調査が続けられることでしょう。


ロシア軍機墜落、機体の一部見つかる 当局はテロの可能性否定
AFP=時事 12/27(火) 7:46配信

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ロシア南部ソチに近い黒海沿岸に集まった救急隊員ら(2016年12月26日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ロシア南西部の黒海(Black Sea)で起きた同国軍用機の墜落で、救助チームは26日、機体の一部を発見して回収した。乗客乗員92人全員が死亡したこの墜落について、当局はテロの可能性を否定している。

 墜落したTu154型機は25日、シリアにあるロシア軍基地に向けて離陸した直後に、リゾート地ソチ(Sochi)沖合の黒海に墜落した。乗客には世界的に有名なロシア軍の公式楽団「アレクサンドロフ・アンサンブル(Alexandrov Ensemble)」の団員60人余りも含まれていた。

 国防省によると、26日夜に長さ3.5メートル、幅4.5メートルの機体の一部が見つかり、陸上に引き揚げられた。

 捜査当局は墜落原因を特定できておらず、ブラックボックスも水中に沈んだまま依然回収されていないが、当局はテロ行為が原因だったという見方を排除している。

 国営メディアが伝えたロシア連邦保安局(FSB)の声明では、操縦ミス、機器の不具合、燃料のトラブル、エンジンへの異物付着という4つの可能性を中心に調査を進めていると説明。「現時点ではテロ行為の可能性を示す兆候や事実は把握していない」としている。【翻訳編集】 AFPBB News


テロの可能性低い=ロシア軍用機墜落
時事通信 12/26(月) 20:39配信

 【モスクワ時事】インタファクス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は26日、黒海で起きた軍用機墜落について、テロの可能性は低いとの見方を示した。

 報道官は、あらゆる可能性を調査しており、「自信を持って何かを言うには早過ぎる」と述べながらも、「テロとの見方は(可能性の)一番目ではない」と説明した。連邦保安局(FSB)当局者も「テロ行為の可能性を示す証拠や事実は得ていない」と語った。


ロシア軍機、黒海に墜落 92人の捜索続く 
BBC News 12/26(月) 12:26配信

乗客乗員92人を乗せてロシアからシリアへ向かっていたロシア軍のTu-154機が25日、黒海に墜落した。92人全員の生存が絶望視されるなか、ロシア当局はソチ近くで潜水士109人を含む3000人体制で「昼夜を問わず」捜索を続けている。事故機には兵士やジャーナリストのほか、ロシア軍所属の楽団「アレクサンドロフ・アンサンブル」のメンバー64人も搭乗していた。ロシア政府は26日を、全国的な服喪の日とすると発表した。

25日夜に記者会見したロシア国防省報道官のイゴール・コナシェンコフ少将は、「日没を過ぎても墜落現場の捜索は不断で続いている」と話した。強力な投光器を複数使っているという。

国防省はこれに先立ち、黒海のソチ沖約1.5キロの水深50~70メートルの場所で、機体の一部を発見したと発表。当局者によると、ソチ沖10.5平方キロの海域を集中的に捜索しており、これまでに11人の遺体が回収された。

有名な「アレクサンドロフ・アンサンブル」楽団は、シリア・ラタキア近くのフメイミム空軍基地で、駐留ロシア軍部隊慰問の新年コンサートで演奏する予定だった。

ロシア軍は昨年秋以来、シリアで反政府勢力を空爆し、アサド政権を支援してきた。

報道陣にテロ攻撃の可能性を質問された、マクシム・ソコロフ運輸相は、墜落原因の「あらゆる可能性」を検討していると述べつつ、何かを断定するには時期尚早だと慎重姿勢を示した。

国防省によると、墜落機はモスクワを出発し、ソチのアドラー空港で給油した後、25日午前5時25分(日本時間同11時25分)にシリア・ラタキアへ向かって離陸した。

ロシア・メディアは、事故機と管制官の最後の交信とされる音声を放送。それによると、レーダーから機影が消えるまで操縦士の声は平静で、何か問題を察知していた様子はうかがえない。

国防省が公表した乗客リストによると、「アレクサンドロフ・アンサンブル」楽団の指揮者ワレリー・ハリロフ指揮者も搭乗していた。

楽団のほか、ジャーナリスト9人、兵士8人、公務員2人、乗務員8人が乗っていたほか、人権活動家としてロシア政府に表彰されているエリザベタ・グリンカ氏も乗っていた。

アレクサンドロフ・アンサンブルとは

1928年創設のアレクサンドロフ・アンサンブルは、ロシア軍の正式な合唱団。オーケストラと舞踊団も含まれる。

名称は、ソ連国歌を作曲した初代団長、アレクサンドル・ワシリェビッチ・アレクサンドロフにちなんでいる。

アレクサンドロフ・アンサンブルの音楽のサンプルはこちらで。

ロシアの空を支えたツポレフ154機

60年代半ばに設計され、1972年に初就役したTu-154(ツポレフ154)型旅客機は3発ジェット旅客機で、1986年の設計刷新を経て、長年にわたりソ連とロシアの航空業を支えてきた。アエロフロートは2010年に引退させたが、現在でも各国で約50機が現役を続けている。

2010年4月にはロシア西部スモレンスクでTu-154機が墜落し、ポーランドのレフ・カチンスキ大統領を含む96人が死亡した。

2001年10月には、シベリア航空のイスラエル・テルアビブ発ノボシビリスク行きTu-154機が黒海上空で撃墜され、78人が死亡。乗客の大半はイスラエル人だった。

ウクライナ軍は関与を否定したが、演習の流れ弾が誤って当たった可能性があると後に関係者は認めている。

(英語記事 Russia plane crash: Huge search for bodies in Black Sea)


ロシア軍用機墜落、生存者なし 楽団員ら92人搭乗
CNN.co.jp 12/26(月) 12:20配信

(CNN) ロシア南西部ソチ市近くのアドレル空港を離陸した軍用機が近くの黒海に墜落した件で、ロシア国防省は26日までに、生存者はいない模様だと明らかにした。同機には有名なロシア軍の楽団「アレクサンドロフ・アンサンブル」のメンバーや、ジャーナリストなど乗客84人と乗員8人が乗っていた。

軍用機はシリア・ラタキアに向かっており、楽団は同地のロシア軍基地で新年を祝う公演を行う予定だった。

国防省の広報担当によれば、現場付近で捜索と救助活動を行っているチームによって10人の遺体が収容された。墜落の犠牲者とみられている遺体のひとつは、ソチの沿岸から約4.8キロ離れた場所で見つかった。

遺体は26日午前に事故現場からモスクワに移送される見通し。

プーチン大統領は、26日を服喪の日とすると明らかにした。


ロシア・ソチからシリアに出発した92人乗りの軍用機、黒海に墜落
ホウドウキョク 12/26(月) 11:18配信

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(写真:ホウドウキョク)

92人乗りの軍用機が25日、黒海に墜落した。
墜落したのは、ロシア国防省の航空機で、25日、ソチからシリア西部ラタキアの空軍基地に向かう予定だったが、ソチの空港を離陸した直後、黒海に墜落した。
事故機には、シリアでの新年を祝うため、軍の音楽隊や記者など、92人が乗っていた。
捜索隊が、ソチ沿岸から1.5km、深さ50~70メートルの場所で、機体の一部とみられる破片を発見。
海上では、搭乗者とみられる遺体も見つかった。
これまでに生存者は見つかっていない。
事故原因について、インタファクス通信は、当局の話として、「上昇中に、技術的な不具合が発生した可能性がある。救難信号は発していなかった」と報じている。


黒海沿岸のロシアの救助・捜索活動
時事通信 12/26(月) 8:39配信

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25日、ロシア南部ソチに近い黒海沿岸で、慌ただしい動きを見せるロシアの救助・捜索隊。


露軍機、黒海で墜落 92人絶望的 シリア行き、故障か
産経新聞 12/26(月) 7:55配信

 【モスクワ=黒川信雄】ロシアメディアによると、露南部ソチ近郊の飛行場からシリアに向けて飛び立ったロシア軍の航空機ツポレフ154が25日、黒海に墜落した。インタファクス通信によると、ツポレフには乗員のほかロシア軍の音楽隊、ロシア人記者ら92人が搭乗していた。露国防省は墜落現場を特定したとし、「生存者は発見されていない」と表明した。

 国防省によると、航空機は離陸から2分後に監視レーダーから姿を消した。ソチの沿岸から約1・5キロ、深さ50~70メートルの黒海海中で残骸が発見されたという。すでに複数の遺体が収容された。墜落の原因について救助関係者はインタファクスに、航空機の機器の故障の可能性が高いとの見方を示した。事故当時の現地の天候は良好だった。

 露国防省によると、ツポレフの搭乗者のうち65人はロシア軍の著名な音楽隊の隊員だったという。隊員らは、ロシア軍が駐留するシリア北西部ラタキア近郊のヘメイミーム空軍基地で開催される新年祝賀行事に参加する予定だった。ほかにもテレビ局「NTV」の記者ら、メディア関係者9人が搭乗していたという。

 露大統領府によると、プーチン大統領は犠牲者の遺族に「最も深い哀悼の意」を表明した。プーチン氏はメドベージェフ首相に対し、首相を委員長とする事故原因究明のための委員会設置を命じた。

 ヘメイミーム空軍基地をめぐっては、ロシアが8月、露軍が無期限・無償で使用できる協定をシリアと結んでいた。同基地はシリアのほか地中海、中東一帯を行動範囲に収め、ロシアの中東戦略における要衝と位置づけられている。


シリアに向かうロシア軍機が黒海に墜落、92人全員死亡の公算
ロイター 12/26(月) 7:34配信

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 12月25日、シリアに向かっていたロシアの軍機が黒海に墜落。ロシア当局は、乗員含む92人全員が死亡したもようと発表した。現場付近を捜索するロシア非常事態省のボート、ソチ近郊で撮影(2016年 ロイター/Maxim Shemetov)

[モスクワ 25日 ロイター] - シリアに向かっていたロシアの軍機が25日、黒海に墜落。ロシア当局は、乗員含む92人全員が死亡したもようと発表した。ロシア国防省によると、複数の軍機(ツポレフTU─154)の1機が、給油のため立ち寄ったソチを飛び立った2分後にレーダーから消えた。

軍のスポークスマンは会見で、黒海の深さ約70メートルの所で機体の残骸を発見したとし、生存者はいないと述べた。

ロシアの通信社インタファクスは、軍関係者の話として、墜落した軍機はSOSを発信していなかった、と伝えた。

プーチン大統領は、12月26日を服喪の日とすると発表した。

この軍機には、軍関係者など84人、乗員8人が搭乗していた。うち少なくとも60人は、軍の音楽団のメンバーで、シリアにあるロシア空軍基地を慰問する予定だった。また、9人のロシア人記者も搭乗していた。


パフォーマーを乗せたロシア軍機、ソチ離陸後に墜落
Bloomberg 12/25(日) 17:38配信

国防省によると、92人を乗せたロシア軍機がソチを離陸後、シリアに向かう途中で墜落した。

Tu-154型機には乗客84人、乗員8人が搭乗していたと、同省はウェブサイトで発表した。搭乗者リストには著名なロシア軍の音楽団、アレクサンドロフ・アンサンブルのミュージシャンとパフォーマー64人、慈善家、軍関係者、報道関係者が含まれていた。音楽団は新年の祝日の前にラタキア近郊の空軍基地で兵士のためのコンサートを行う予定だった、とタス通信が報じた。

ロシアの調査委員会は声明で、飛行安全規則に対する違反の可能性を調査していると発表した。インタファックス通信は防衛省の話として、黒海の沿岸から約1.5キロの地点でTu-154型機の残骸が発見されたと報道。最初の遺体が収容されたと報じた。

ペスコフ大統領報道官によると、ロシアのプーチン大統領は事故について報告を受けている。ロシア軍はシリア内戦で同国のアサド大統領の軍を支援している。

原題:Russian Military Plane Carrying Performers Crashes Off Sochi (2)(抜粋)


92人搭乗のロシア軍機、黒海に墜落 国防省が発表
CNN.co.jp 12/25(日) 16:56配信

(CNN) ロシア国防省は、25日に同国南西部ソチ市近くのアドレル空港を離陸した後にレーダーから機影が消えたロシア軍機について、ソチから約1.6キロ離れた黒海で機体の残骸が発見されたと明らかにした。

消息不明となったのはツポレフ社製のTU154型機で、乗客84人、乗員8人が搭乗していた。

ロシアのインタファクス通信は消息筋の情報として、乗客には伝統的な歌舞を披露するロシア軍の有名な公式楽団「アレクサンドロフ・アンサンブル」のメンバーやジャーナリストらが含まれると伝えていた。

国防省によれば、軍用機はシリア・ラタキアに向かう前にソチに着陸し燃料の補給を行ったという。


ロシアのTu154機
時事通信 12/25(日) 16:00配信

Tu154
黒海に墜落したロシアのTu154機の同型機=撮影日不明、フランクフルト


露の軍用機、黒海に墜落…「テロ可能性は排除」
読売新聞 12/25(日) 15:26配信

 【モスクワ=畑武尊】インターファクス通信によると、ロシア南部・ソチ沖の黒海に25日朝、露国防省の「ツポレフ154型」軍用機が墜落した。

 露軍の合唱団のほか報道関係者ら乗客84人、乗員8人の計92人が乗っていた。ソチの沿岸部から約1・5キロ・メートル、深さ50~70メートルの海で、機体の一部とみられる破片が見つかり、遺体も収容された。

 露上院国防委員会のオゼロフ委員長はロシア通信に対し「テロの可能性は完全に排除する」と述べ、技術的なトラブルか操縦ミスだとの見方を示した。

 同機はモスクワ郊外を出発した後、経由地のソチで給油し、シリア北西部ラタキア近郊の露空軍基地に向けて午前5時20分頃に再び飛び立った。空港から数キロ離れた黒海上空で消息を絶っており、離陸して間もなく墜落した模様だ。


<露軍機>墜落92人絶望 黒海、シリア行きの慰問団ら
毎日新聞 12/25(日) 15:25配信

 【モスクワ杉尾直哉】ロシア国防省によると、中東シリアに向かっていた露軍所属のツポレフ154旅客機(搭乗者92人)が25日早朝、露南部ソチを離陸した直後に黒海に墜落した。国防省は「生存者がいる兆候はない」と述べており、搭乗者全員の生存が絶望視されている。AP通信によると、少なくとも10遺体が収容された。ロシアメディアは「技術的問題」が原因との見方を伝えた。プーチン大統領はメドベージェフ首相に原因調査を命じた。

 墜落機は、シリア空爆を実施する露空軍が駐屯しているシリア西部のフメイミム空軍基地に向かっていた。搭乗者には、現地で慰問公演を予定していた軍所属の音楽舞踊団や、露主要テレビ局の記者も含まれていた。報道によると、黒海では墜落機の破片が見つかった。国防省などで搭乗者を捜索している。

 墜落機は33年前に配備され、2014年12月に改修整備が行われた。モスクワを出発し、ソチで給油した後、シリアに向かった。ソチの空港から離陸後約2分で消息を絶った。天気は良好だったという。


ロシア軍用機が黒海に墜落、92人搭乗 4人の遺体を収容
AFP=時事 12/25(日) 15:10配信

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ロシア南西部ソチ郊外の黒海に延びた桟橋で、墜落した軍用機に乗っていたとみられる人物の遺体を担架で運ぶ救助隊員(2016年12月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新、写真追加)ロシア南西部の黒海(Black Sea)で25日、92人を乗せ沿岸のアドレル(Adler)からシリア・ラタキア(Latakia)近郊の空軍基地に向かっていたロシアの軍用機が離陸直後に墜落した。墜落現場は特定されこれまでに4人の遺体が収容されたが生存者がいる可能性は絶望的だという。地元メディアが25日、国防省の話として報じた。

【資料写真】Tu154型機

 国防省は先に、機体の一部がアドレルに近いソチ(Sochi)の黒海沿岸から1.5キロ沖合の水深50~70メートルで発見され、収容された遺体が見つかったのは沿岸から6キロ沖合だと述べていたい。

 国防省によると墜落したのはTu154型機で、シリア・ラタキア近郊のフメイミム(Hmeimim)空軍基地に向かう通常の飛行のため、乗客84人と乗員8人の計92人を乗せて25日午前5時40分(日本時間同11時40分)ごろ離陸した。

 乗客にはロシア軍の兵士のほか、フメイミム基地での新年の祝祭行事に参加する予定だったロシア軍の公式楽団「アレクサンドロフ・アンサンブル(Alexandrov Ensemble)」のメンバー64人と、メディア関係者9人も含まれているという。

 ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は記者団に対し、同国のウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が状況についての連絡を受け、捜索活動について逐一報告を受けているとした上で、「ここで何かを伝えるには時期尚早だ」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News


92人乗り軍用機墜落=シリアへ離陸直後、全員死亡か―ロシア
時事通信 12/25(日) 14:30配信

Tu154
黒海に墜落したロシアのTu154機の同型機=撮影日不明、フランクフルト

 【モスクワ時事】ロシア国防省によると、南部ソチの空港を離陸した92人乗りの軍用機が25日、黒海に墜落した。

 捜索隊はソチ沿岸から1.5キロ、深さ50~70メートルの沖で機体の一部とみられる破片を発見。海上では搭乗者とみられる複数の遺体が収容された。

 インタファクス通信によると、国防省報道官は墜落現場付近に「生存者がいる兆候はない」と述べた。国防省によれば、墜落したのはツポレフ154型機で乗客84人と乗員8人が搭乗。25日午前5時25分(日本時間同11時25分)ごろ離陸し、シリア西部ラタキアの空軍基地に向かおうとしていた。ロシアがシリアでの空爆の拠点としている基地で、新年を祝うため、軍の合唱団ら60人以上やテレビ局の記者らが乗っていた。モスクワを出発し、ソチの空港で給油を行っていた。

 ロシアのシリア空爆に対してはトルコの首都アンカラで19日に「アレッポを忘れるな。シリアを忘れるな」と叫ぶ警官にロシア大使が射殺されたばかり。テロの恐れも消えない中、オゼロフ上院国防委員長はロシア通信に対し「テロの可能性を完全に排除する」と述べ、技術的不具合か操縦ミスの可能性を事故原因と主張した。

 ロシア救助当局筋もインタファクス通信に対し「上昇中に技術的な不具合が発生した」と推測。軍用機は救難信号は発していなかった。

 一方で、ペスコフ大統領報道官は「何かを言うには早過ぎる」と述べ、詳しい調査を待つ構え。プーチン大統領はメドベージェフ首相に対し、墜落原因を調査する委員会を設置するよう指示した。連邦捜査委員会は安全基準に違反していなかったか捜査を始めた。

 ロシアはシリアのアサド政権を支援するため、2015年9月から反体制派への空爆を行っている。

ドイツの首都ベルリンでトラック突入テロ、12人死亡 ISが犯行声明・5

ドイツの首都ベルリン中心部で19日午後8時(日本時間20日午前4時)ごろ、トラックがクリスマスマーケットに突っ込み、12人が死亡、48人が負傷した。警察はトラックを使った「襲撃」との見方を示した。

独メディアによれば、トラックはクリスマス市の中を50~80メートル暴走し、人々をはね、多くの屋台をなぎ倒した。現場のそばには、第2次大戦中に連合軍の空爆で尖塔(せんとう)が崩壊したカイザー・ウィルヘルム記念教会や動物園があり、普段から観光客らでにぎわっている。

トラックを運転していたパキスタン出身の男は警官に逮捕されたが、地元警察高官は20日、犯行への関与の有無がはっきりしないことを明らかにした。真の容疑者は現在も武器を所持したまま逃走中の恐れがあると認めた。

トラックはポーランドの運送会社が所有していたが、警察は「盗まれた疑いがある」と指摘した。AFP通信によると、運送会社はこのトラックを使い、ベルリンに鉄骨を運ぶ予定だった。このトラックの運転手は現場から死体で発見され、トラックを奪った犯人によって射殺されたものと見られる。

在ベルリン日本大使館は「今のところ、死傷者に日本人が含まれているとの情報はない」としている。

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リンク:運転手、英雄行為は不可能か=テロ3時間前に頭撃たれる―独紙 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロリストとトラック運転手 --- 長谷川 良 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仏リヨンで容疑者の姿確認=独テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トラック運転手に勲章を=独テロ阻止試みた「英雄」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独テロ 容疑者おい含む3人逮捕 「暗号化アプリで連絡」供述 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:街は厳戒態勢、誰も心が休まらないパリの年末 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「トラック乱入テロ」容疑者を射殺 --- 長谷川 良 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独ショッピングセンター襲撃計画容疑の兄弟を証拠不十分で釈放 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルリンテロ受け、独が送還手続き迅速化へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独テロ 「息子はテロリストではない」、母親が情報求める - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独テロ容疑者のおい含む3人を逮捕 チュニジア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独テロ 支援網の解明本格化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独テロ 消えぬ脅威、阻止に限界 常時監視・移民送還難しく - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラック突入容疑者のおい含む3人逮捕 チュニジア - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

運転手、英雄行為は不可能か=テロ3時間前に頭撃たれる―独紙
時事通信 12/28(水) 5:53配信

 ドイツ大衆紙ビルト(電子版)は27日までに、ベルリンのクリスマス市にトラックが突入したテロで、車内から射殺体で見つかったポーランド人運転手(37)について、襲撃の3時間ほど前に頭部を撃たれていたとする検視結果を伝えた。

 運転手はテロを阻止しようとして、運転席の実行犯と格闘したとの情報もあった。

 同紙によると、運転手は19日午後4時半~5時半に頭部を撃たれ、大量に出血した。同8時ごろの襲撃時に生存していたとしても、ハンドルを奪うような抵抗をするのは不可能だったという。

 運転手は英雄視され、遺族向けの募金活動も行われている。


テロリストとトラック運転手 --- 長谷川 良
アゴラ 12/27(火) 16:30配信

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ベルリンのクリスマス市場に突入した大型トラック(2016年12月20日、ドイツ民間放送「N24」の中継放送から)

両者は人生で会合するとは考えていなかっただろうが、クリスマス6日前の今月19日、ベルリンで偶然出会い、一人は19日、もう一人は23日、それぞれ射殺された。前者はポーランド人の大型トラック運転手 Lukasz U (37)、後者はチュニジア人でイスラム過激テロ組織「イスラム国」(IS)を信奉するテロリストのアニス・アムリ容疑者(24)だ。

アムリ容疑者がUに最初に出会ったのは、19日午前、Uがトラックの鉄鋼材の荷下ろしが遅れたので近くの軽食堂で食事を取っていた時とみられる。GPSの位置情報から、Uは19日朝、イタリアからベルリンに到着していることが判明している。

アムリ容疑者は抵抗するUをナイフで脅し、そして最後はピストルで射殺した。事件発生前、運転手は既に殺されていた、という情報が流れたが、司法解剖の結果、アムリ容疑者がクリスマス市場にトラックで乱入し、無差別殺人を行おうとしていた時もUは生きており、アムリ容疑者の蛮行を懸命に防ぐために抵抗していたという。アムリ容疑者もその際、返り傷を受けている。

アムリ容疑者はクリスマス市場に乱入して、60メートルから80メートル走った後、左側に切って、トラックを止めて逃げている。ポーランドのメディアによれば、Uは体重120キロで頑強な体力を持っていたという。アムリ容疑者は抵抗するUと格闘した後、最後はピストルを取り出さざるを得なくなったのだろう。

アムリ容疑者は12人を殺害し、53人を重軽傷を負わせた後、トラックから降りて逃げたが、Uが抵抗しなかったならば、さらに多くの犠牲者が出た可能性は十分考えられる。

フランス革命記念日の日(7月14日)、フランス南部ニースの市中心部のプロムナード・デ・ザングレの遊歩道付近でチュニジア出身の31歳のテロリストがトラックで群衆に向かって暴走し、85人が犠牲となった事件が発生したばかりだ。ベルリンのクリスマス市場でのトラック突入事件はそれと酷似している。Uはベルリンのテロ事件を“第2のニース事件”となるのを防いだというわけだ。

トラック運転手の命がけの抵抗があったことが明らかになると、ドイツ国民の中にはトラック運転手に報奨金とドイツ連邦功労勲章を与えるべきだという声が高まっている。オンラインで署名運動が始まっている。独週刊誌シュピーゲル電子版によると、24日現在、1万3500人の署名が集まったという。

一方、アムリ容疑者は23日早朝、逃避先のイタリアのミラノ近郊でパトロール中の2人のイタリア警察官から職務質問を受け、抵抗したために射殺された。なぜアムリ容疑者がイタリア・ミラノに逃げ、地下鉄MI線で終点のセスト・サン・ジョヴァンニで下車したのか、共犯者と会う予定だったのかは不明だ。今後の捜査を待たなければならない

両者の人間ドラマはイタリアから始まっている。Uはトリノで鉄鋼材を積み、ベルリンに運び、そこでアムリ容疑者に襲撃された。そしてテロリストはベルリンから列車でフランス東部シャンベリ経由でイタリアのトリノ、そしてミラノに逃げ、そこでイタリア警察官に射殺されたわけだ。ちなみに、イタリア警察官は射殺した人物がベルリンのトラック乱入テロ事件のアムリ容疑者とは知らなかったという。

ベルリンの「トラック乱入テロ事件」は偶然にもイタリア(トリノ)で始まり、イタリア(ミラノ)で幕を閉じたわけだ。

編集部より:この記事は長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2016年12月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』(http://blog.livedoor.jp/wien2006/)をご覧ください。


仏リヨンで容疑者の姿確認=独テロ
時事通信 12/27(火) 9:50配信

 【ベルリン時事】ベルリンで19日に起きたクリスマス市へのトラック突入テロで、AFP通信は26日、フランス捜査関係者の話として、イタリアで射殺された容疑者(24)の姿が22日午後に仏南東部リヨンの駅の監視カメラに映っていたことが確認されたと報じた。

 容疑者はドイツからフランスを経由してイタリアに入ったとみられており、逃走ルートの一部が裏付けられた形。監視カメラの映像によると、容疑者は1人で行動していたもようだ。

 容疑者は23日に伊北部ミラノで警官に射殺された。当局は現在、共犯者や支援者の有無を中心に捜査を続けている。


トラック運転手に勲章を=独テロ阻止試みた「英雄」
時事通信 12/27(火) 6:01配信

 【ベルリン時事】ベルリンのクリスマス市にトラックが突っ込み、12人が犠牲になったテロで、車内から遺体で見つかったポーランド人男性運転手ウカシュ・ウルバンさん(37)にドイツの勲章授与を求める呼び掛けがインターネット上で始まった。

 26日現在で3万6000人超の署名が集まっている。

 19日の事件では、チュニジア人の容疑者が男性のトラックを奪って犯行に及んだとみられている。報道によると、男性は容疑者に射殺される前、テロ阻止を試み、人の少ない方向に進路を変えさせた可能性があると捜査当局は考えている。

 ネット署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」上の請願は、男性が「英雄的行動」を取ったと強調。「すべてのドイツ人には彼をしのび、遺族に感謝する理由がある」と訴えている。

 一方、英国の男性トラック運転手デイブ・ダンカンさんは遺族を支援しようと、ネット上で募金を開始。26日までに1万人以上から計約16万7000ポンド(約2400万円)が集まった。


独テロ 容疑者おい含む3人逮捕 「暗号化アプリで連絡」供述
産経新聞 12/26(月) 7:55配信

 【ベルリン支局】ドイツ・ベルリンのトラック突入テロに関連し、チュニジア内務省は24日、イタリアで射殺されたチュニジア国籍のアニス・アムリ容疑者(24)のおいなど3人を逮捕したと発表した。同内務省によると、3人は「テロ細胞に所属しており、アムリ容疑者と連絡をとっていた」といい、ベルリンのテロへの関与などを調べる方針。AP通信が報じた。

 チュニジア内務省の発表では、同国内で逮捕されたのはアムリ容疑者のおい(18)など27歳までの3人。おいは調べに対し、「おじであるアムリ容疑者と、通信内容が暗号化されるアプリを使って連絡をとっていた」と自白したという。

 チュニジア当局の調べでは、アムリ容疑者は自身の活動に参加させようと、ドイツへの渡航費用をおいに送金。おいに対し、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)へ忠誠を誓うように促していた。

 おいが捜査当局に話したところでは、アムリ容疑者は、イスラム過激派ネットワークの名前を挙げた上で、自身がその組織の幹部だと打ち明けたという。

 一方、スペインの警察も同国内の過激派メンバーである可能性のある人物が、アムリ容疑者と連絡をとった疑いがあると明らかにした。内務省によると、ドイツ当局からの情報提供を受け、「1人の特定の人物」の捜査を始めたという。

 アムリ容疑者はベルリンでのテロ後、イタリアまで逃走。欧州内の各国当局が支援網の有無などの捜査に乗り出している。


街は厳戒態勢、誰も心が休まらないパリの年末
JBpress 12/26(月) 6:15配信

 「我々は全員がベルリンっ子だ」

 12人が死亡し48人が重軽傷を負ったドイツ・ベルリンでのクリスマス市へのトラック突入テロを受けて、フランスのブルノ・ルルー内相は12月19日、ベルリンの犠牲者への連帯をこう表明した。

 国民に向けて「年の瀬を迎えて全警官隊が動員されている」と安全を保障するとともに、「用心」することも呼びかけた。

 (参考・関連記事)「もうどこにも安全な場所がないフランス人の生活」

■ 人手の多い場所を避けるパリ市民

 ルルー内相は同日、フランス東部ストラスブールで開かれるフランスで最も古いクリスマス市を視察した。

 フランスではクリスマスの季節、パリの中心街シャンゼリゼ大通りをはじめ、各地でクリスマス市が開かれ、大勢の地元民や観光客でにぎわう。シャンゼリゼ大通りのクリスマス市には毎年、約130万人が訪れる。

 今年は7月14日の南仏ニースでのトラック突入テロ(死者86人、重軽傷者400人以上)の教訓から、人出の多いクリスマス市は重点的に厳戒態勢が敷かれた。シャンゼリゼ大通りでは、周辺の道路に重さ1.5トンのコンクリ―ト製の台座60個を設置してトラックの突入を防ぐと同時に、軍隊や警官約1000人が常時パトロールしていた。

 フランソワ・オランド大統領は12月21日、内相、国防相などと国防諮問委員会を開き、フランスでテロの脅威が高いことを警告した。同時に、警戒計画の水準は「極めて高い」と述べ、万全の警戒態勢をアピールした。

 ベルリンでのトラックを使ったテロは、フランス国民にニースでのテロの悪夢を蘇らせている。

 「家族全員でクリスマス市に行こうと思っていたが、行くのが怖くなった」「クリスマスイブには必ず教会のミサに行っていたが、今年は中止して家で過ごす」など、パリ市民からは人出の多い場所を避ける声が聞かれる。

 来春のフランス大統領選を半年後に控え、「治安」が失業と同様に争点の1つになることは間違いない。

■ 即座に反応した極右政党の党首

 ベルリンの犯人は当初「パキスタンからの難民」と報じられた。それに即座に反応したのが、大統領選に出馬している極右政党「国民戦線」(FN)のマリーヌ・ルペン党首だ。

 ルペン氏は早速「国境線を今すぐ再構築せよ」と主張し、従来から提案している「シェンゲン協定」(加盟国の間でヒトやモノの往来を自由にする協定。EUの大半の加盟国とスイスなどが加盟している)の廃止や、EUからの離脱を訴えた。そして、メルケル独首相の大量の難民受け入れ政策も暗に批判した 。

 ベルリンの犯人が実はパキスタンからの難民ではなく、ニース・テロの犯人と同様にチュニジア人である可能性が高いことも、移民排斥を唱えるFNを勢いづかしている。

 こうしたFNの反応には、「死体を食い物にして生きるハゲタカ」(映像作家ラファエル・グリュックスマンのツイート)など非難が殺到している。

 だが、テロリストが大量の難民とともに欧州に潜入していることは事実だ。また、EUの決定は欧州委員会や欧州議会の承認などが必要なため、遅れ気味なことも否めない。

 7月のニースのテロは単独犯による犯行とみられていたが、その後の捜査で共犯がいたことが判明している。12月16日に拳銃などを供給したとの共犯容疑でアラブ系の移民3人(31、24、36歳)が収監され、本格的な取り調べが開始された。

 3人のほかに、すでに6人が共犯容疑で本格的取り調べを受けており、「IS」のテロ組織の網の目がフランス中に張り巡らされていることが確認された。この中には若いアルバニア人夫婦やフランスとチュニジアの二重国籍者などが含まれている。捜査筋によると、「いずれも、イスラム教に急激に感化されると同時に、超暴力的な行為であるテロに魅了された」のだという。

 実行犯のチュニジア人の携帯電話には、4月4日にイラク、シリア周辺から発信された「トラックを用意し、2000トンの鉄を積み、ブレーキ装置を切断して突っ込め。見ているぞ」というISからの指令も記録されていた。

■ 厳戒態勢の中で迎える年末年始

 「ドイツ、ベルギー、フランスは、テロが発生する可能性が高い三大国だ」(ストラスブールの政治研究所のテロ専門家ジャン=シャルル・ブリサール氏)と指摘されている。

 シリアに渡ったドイツ人は今年だけで約800人に上る。そして、その中の何人かはテロ実施のためにヨーロッパに戻ってきている。2013年以来、ドイツでは17件のテロ未遂事件が発生している。

 12月15日には、2015年11月のパリ同時多発テロの犯人の1人で、パリ郊外の競技場スタド・ド・フランスで自爆したテロリスト(20歳)の母親がラジオに登場した。その母親が語ったところによると、ブリュッセルで学生生活を送っていた移民2世の息子は、2014年2月のある日、シリアに出発し、再会したのはパリの死体置き場での身元確認だったという。

 クリスマスはキリスト教の最も大切な行事の日であり、テロリストにとっては「攻撃するのに最も効果的な標的」(同)となる。クリスマスから年末年始にかけての時期を、欧州の人々は厳戒態勢の中で迎えている。


「トラック乱入テロ」容疑者を射殺 --- 長谷川 良
アゴラ 12/25(日) 16:53配信

ドイツの首都ベルリンで19日午後8時過ぎ、大型トラックが市中央部のクリスマス市場に突入し、12人が死亡、48人が重軽傷を負った「トラック乱入テロ事件」の重要容疑者、チュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)は23日午前3時頃、イタリアのミラノ近郊で警察官の職務質問を受けた際、銃撃戦となり、イタリア警察官に射殺されたことが明らかになった。

イタリア側の発表によれば、射殺された男の指紋が公開捜査中のアムリ容疑者のものと一致したという。同テロ事件は発生から4日後、重要容疑者の射殺で幕を閉じたが、多くの疑問も浮かび上がってきた。

ドイツ連邦検察庁は21日、アニス・アムリ容疑者をベルリンの大型トラック乱入テロ事件の実行犯と見なし、その行方を追うと共に、公開捜査に踏み出し、実行犯逮捕に繋がる情報を提供した人に10万ユーロの報奨金を与えると発表した。

検察庁によれば、トラックの中にアムリ容疑者の身分証明書(独・Duldungsbescheunigung)が見つかったこと、トラック内にポーランド出身のトラック運転手と格闘した形跡があるとともに、容疑者の指紋が見つかったことから、ドイツ側は公開捜査に踏み切った。

公開された容疑者のプロファイルによると、アムリは178センチ、75キロ、髪は黒く、目は茶色。2011年、チュニジアからイタリアに入り、放火と窃盗などの罪状で4年間余り、刑務所生活。昨年7月、ドイツに入り、国内を転々としながら、今年2月からベルリンに住んでいた。今年6月、難民申請したが、却下されている。

アムリ容疑者の名前が浮上する前は、事件発生2時間後、トラックを運転していたと思われた男(23歳でパキスタン人)が一時拘束された。男は2015年12月31日、独国境都市パッサウから難民としてドイツに入国。今年2月以降、ベルリンに住んでいた。ただし、DNA検査などでトラックの運転をしていた可能性がないことから、「証拠不十分」として20日夜、釈放されている。

ドイツのメディアによると、アムリ容疑者はベルリンから列車でフランスンに入り、同国東部シャンベリからローカル列車でイタリアのトリノに移った後、23日早朝にミラノに入り、イタリア警察官の職務質問を受けた。アムリ容疑者はリュックサックからピストルを出して警察官に発砲したが、警察官が素早く射殺したという(イタリア警察官の一人は肩を負傷する)。

これまで判明した事実から、2、3の疑問点を指摘したい。ドイツ連邦検察局はトラック内にアムリ容疑者の身分証明書が発見されたという。無差別殺人テロを画策していたテロリストが犯行時に自身の身分証明書を持参してくるだろうか。なぜ21日になって身分証明書が発見されたのか。トラック内にあったとすれば、事件直後の検証段階で見つかったはずだ。実際は、犯行後から身分証明書発見まで2日間弱の時間が経過している。

もう一つは、公開捜査後もアムリ容疑者は列車で自由に3カ国内を移動している。非常事態宣言下のフランスにも自由に移動し、列車で移動している。容疑者はフランスから列車でイタリアのトリノ市に入り、そこからミラノに移っている。そしてイタリア警察官に職務質問を受けたわけだ。アムリ容疑者は発見されることなく、ベルリンからシャンベリ、トリノ、ミラノの3カ国の都市を移動していた、という事実は何を物語っているか。

上記の疑問点について。

男は犯行後直ぐに国外逃亡する考えだったので国境を通過するためにも身分証明書(暫定的滞在許可書)が必要となる。だからズボンのポケットにいれていたが、ポーランド人運転手(37歳、体重120キロの強靭な体形だった)が抵抗し、格闘となった。最初はナイフで戦ったが、最後はピストルで射殺した。その格闘の際、男のポケットから身分証明書が落ちた。男は現場から逃げることに没頭し、身分証明書を落としたことに気がつかなかったことが考えられる。また、容疑者は偽造証明書を使い、監視が緩い列車で移動したのではないか、一応説明は可能だが、十分ではない。

いずれにしても、ドイツ警察側はアムリ容疑者を久しく「危険人物」としてマークしていた。彼がイスラム過激テロ組織「イスラム国」(IS)と接触していた事実も掴んでいた。にもかかわらず、ベルリンの「トラック乱入テロ事件」を防止できなかった。ベルリンのテロ事件では依然、アムリ容疑者の単独犯行か、共犯者がいたかも分かっていない。

「トラック乱入テロ事件」は重要容疑者が射殺されたことから疑問点が未回答のままになってしまう危険性がある。ドイツ当局の今後の捜査を待ちたい。

編集部より:この記事は長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2016年12月24日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』(http://blog.livedoor.jp/wien2006/)をご覧ください。


独ショッピングセンター襲撃計画容疑の兄弟を証拠不十分で釈放
AFP=時事 12/25(日) 14:50配信

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ドイツ西部オーバーハウゼンのショッピングセンター「セントロモール」の外で武装してパトロールを行う警官(2016年12月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドイツの警察当局は24日、同国西部オーバーハウゼン(Oberhausen)にある国内最大級のショッピングセンター襲撃を企てた疑いで逮捕した兄弟2人を証拠不十分で釈放したことを明らかにした。

【関連写真】襲撃計画があるとされたドイツのショッピングセンター

 首都ベルリン(Berlin)で19日に観光客らでにぎわうクリスマス市にトラックが突っ込み、12人が死亡、多数の負傷者が出る襲撃事件が発生し、国内が厳戒態勢にある中、西部エッセン(Essen)の警察は23日、コソボ出身の28歳と31歳の兄弟2人が近郊の都市オーバーハウゼンにあるショッピングセンター「セントロ(CentrO )モール」襲撃を計画しているという報告を情報機関から受けて逮捕に踏み切っていた。

 しかしエッセン警察は声明で、「慎重に捜査を進めたにもかかわらず」2人の容疑を立証できなかったと発表。「犯罪に関係した証拠が発見されず、明確な危険性がないことがはっきりしたため、本日(24日)午後に釈放した」と明らかにした。

 ベルリンの襲撃事件から4日後に兄弟2人が別の襲撃事件の容疑者として逮捕されたというニュースは、世界中で大きく報道されていた。【翻訳編集】 AFPBB News


ベルリンテロ受け、独が送還手続き迅速化へ
読売新聞 12/25(日) 14:37配信

 【ベルリン=井口馨】ドイツのベルリンで起きたトラックによるテロ事件で、メルケル首相は23日、難民申請を却下されたチュニジア人の送還を急ぐ考えを示した。

 同国出身のアニス・アムリ容疑者(24)の送還手続きが停滞している間に事件が起きたことへの批判に対応し、国民の不安や不満を抑え込みたい考えだ。一方、検察当局は、イタリアで射殺された同容疑者に共犯者がいる可能性も視野に捜査を進めている。

 メルケル氏は同日、チュニジアのセブシ大統領と電話で会談し、「送還をスピードアップし、人数を増やす」と伝達、同国に受け入れ態勢の整備を求めた。

 アムリ容疑者は今夏、難民申請を却下され、強制送還される予定だったが、チュニジア国籍を証明する書類を持っておらず、同国からの証明書類の発行や受け入れ同意を待つため、送還が遅れていた。


独テロ 「息子はテロリストではない」、母親が情報求める
CNN.co.jp 12/25(日) 14:08配信

(CNN) ドイツの首都ベルリンのクリスマスマーケットにトラックが突入し12人が死亡した事件のアニス・アムリ容疑者がイタリア・ミラノで射殺された件で、容疑者の母親は25日までに、チュニジア・ウエスラティアでCNNの取材に応じ、「息子はテロリストではない」「真実を知りたい」と訴えた。

チュニジアにいるアムリ容疑者の母はCNNとの単独インタビューで、1週間前に本人から近況を知らせる電話があったと話した。特に変わった様子はなく、いつも通りの明るい口調だったと強調。「息子はテロリストではなかった」と繰り返した。

また、チュニジア政府やドイツ政府に対しては、「息子に何が起こったのか教えてほしい」「真実が知りたい」と訴えた。


独テロ容疑者のおい含む3人を逮捕 チュニジア
CNN.co.jp 12/25(日) 13:20配信

ミラン(CNN) チュニジア内務省は24日、ドイツの首都ベルリンで起きたトラック突入事件の実行犯とされるチュニジア人、アニス・アムリ容疑者のおいら3人が同国で逮捕されたと発表した。

3人は18~27歳の男で、テロ組織に所属し、テロ行為とつながりを持っていた疑い。

アムリ容疑者とおいは暗号化メッセージのアプリを通して連絡を取っていたとされる。おいは調べに対し、アムリ容疑者から過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に忠誠を誓うよう求められていたと供述している。

同容疑者はまた、第三者を通しておいに送金し、ドイツのISIS系組織に加わるよう促していたとされる。

アムリ容疑者は事件から4日後の23日、イタリア北部ミラノで警官との銃撃戦の末に死亡した。ドイツ当局は、逃走を手助けした組織があったかどうかなどについて調べている。

アムリ容疑者はチュニジアからイタリアへ大量の難民が押し寄せた2011年、未成年者として同国に入国した。放火などの罪で4年間収監され、15年5月に釈放。イタリア当局は同容疑者を送還しようとしたが、チュニジア当局は書類の不備を理由に受け入れを拒否した。同容疑者はイタリア当局の命令で出国したまま、足取りが途絶えた。

ドイツ情報当局によると、今年3月にはイスラム過激派の危険人物として同国治安当局のリストに加えられていた。


独テロ 支援網の解明本格化
産経新聞 12/25(日) 7:55配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツの首都ベルリンで起きたトラック突入テロのアニス・アムリ容疑者(24)がイタリア北部で射殺されたことを受け、ドイツ捜査当局は24日、テロの背景など全容解明を本格化させた。

 デメジエール独内相は23日、「容疑者追跡の結果で捜査が終わることはない」と強調。容疑者が独国内の過激派とかかわっていたことから、こうしたネットワークについて解明する考えを示した。

 独誌シュピーゲルは、トラック内から容疑者の携帯電話も発見されたと報道。独捜査当局はデータの解析を進める。犯行声明を出したイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)と事件の関係解明も重要になる。

 捜査当局は、容疑者が伊ミラノ郊外での銃撃戦で使った拳銃が犯行車両のトラック内で射殺体で見つかったポーランド人男性の殺害に使われたのと同一かを確認し入手経路も調べる方針。報道によると、警官がミラノ郊外の路上で容疑者に身分証の提示を求めた際、外国人なまりのイタリア語などを不審に思い、所持していたリュックの中身をすべて出すよう要求。容疑者は突然、上着から拳銃を取り出し、発砲したという。


独テロ 消えぬ脅威、阻止に限界 常時監視・移民送還難しく
産経新聞 12/25(日) 7:55配信

 ベルリンのトラック突入テロはアムリ容疑者の射殺で一定の節目を迎えたが、一連の経緯では危険人物の監視や不法移民の送還などの課題が浮き彫りになった。テロの脅威は消えず、ドイツを含む欧州は再発阻止への対処を改めて迫られている。

 「事件は多くの問題を投げかけた。国として対処法をどれだけ変革せねばならないのか懸命に検証する」。メルケル首相は23日、容疑者射殺後にこう語り、対策を急ぐ考えを示した。

 アムリ容疑者は昨年7月のドイツ入国後、「イスラム国」(IS)につながる過激派ネットワークに関与。当局は容疑者がテロなどを起こす恐れのある「危険人物」に指定し、監視対象にしたが、証拠を詰め切れず解除。テロ時には所在が把握できていなかった。

 メディアによると、危険人物の指定は現在、イスラム過激派だけで549人。2011年は約130人だったが、難民・移民が大量流入した15年前後から急増した。24時間の監視には1人につき要員40人が必要ともされ、現体制での対応は「限界」(独紙)との声も上がる。同様の課題はフランスでも指摘される。

 今回のテロでは難民・移民の送還にも焦点があたった。難民申請を却下された容疑者は強制送還されるはずだったが、複数の身分証を使っていたため、チュニジアが自国出身と証明しきれていないと疑義を唱え、送還できなかった。

 メルケル氏は難民への寛容姿勢を維持する一方、申請が却下された者の送還を強化。今月にはアフガニスタン出身者約30人を送還した。だが、チュニジアなど北西アフリカ諸国は送還への協力に慎重で、出身者が正規の身分証を破棄する事例も少なくないとされる。送還実現の割合も低い。

 メルケル氏は23日、「送還手続きの加速」をチュニジア側に要請したことも明らかにしたが、実効性が伴うかは不透明だ。

 アムリ容疑者はベルリンからフランス経由でイタリアに逃走していたともみられている。パリ同時多発テロの際と同様、欧州の「自由往来」がテロリストに利用されている実態が改めて示された形で、犯罪者の行動把握のため情報共有などのテロ対策で各国が連携する必要は一段と高まった。

 IS系メディアは23日、アムリ容疑者とする人物が「遺言」として欧州のイスラム教徒に報復を呼びかける映像を報じた。一方、メルケル氏も「テロリズムの危険は続く」と述べ、警戒感を強めた。(ベルリン 宮下日出男)


独トラック突入容疑者のおい含む3人逮捕 チュニジア
AFP=時事 12/25(日) 7:46配信

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ドイツの首都ベルリンで起きたクリスマス市襲撃事件で指名手配されたアニス・アムリ容疑者のコンボ写真(2016年12月22日ドイツ連邦警察提供、同月23日コンボ写真作成)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】チュニジア当局は24日、ドイツ・ベルリン(Berlin)でクリスマス市にトラックが突っ込み12人が死亡した事件の容疑者で、イタリアの警察に射殺されたチュニジア人アニス・アムリ(Anis Amri)容疑者のおいなど3人を逮捕したと公表した。

【関連写真】容疑者の射殺現場

 チュニジア内務省は、同国出身のアムリ容疑者とつながりのある「テロ細胞」に属していたとして、同容疑者のおいと他2人の容疑者ら18~27歳の3人の身柄を23日に拘束したと述べた。しかし同国政府は、独ベルリンで今月19日にアムリ容疑者がトラックを奪いクリスマス市に突っ込んだとみられている事件と、今回逮捕された3人の直接的関連については言及していない。

 事件後に逃走したアムリ容疑者を追い、欧州では4日間にわたる捜索が行われていた。同容疑者は23日、イタリアのミラノ(Milan)で警察に向かって先に発砲したため射殺された。

 ベルリンの事件では、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。ISは23日、アムリ容疑者がISの最高指導者アブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)容疑者に忠誠を誓う様子を映した動画を公開していた。

 チュニジア内務省は声明で、アムリ容疑者はおいをドイツに渡航させるため送金していたと明らかにし、おいに対して「ダーイシュ(Daesh、ISのアラビア語名の略称)に忠誠を誓うよう」促していたと述べた。

 同省の声明によると、名前が公表されていないこのおいは、アムリ容疑者がドイツで「『アブ・ワラア(Abu al-Walaa)旅団』というイスラム過激派組織のリーダーを務めていた」と話していたという。【翻訳編集】 AFPBB News

2016年12月23日 (金)

糸魚川市で大規模火災、150棟延焼 744人に避難勧告・2

22日午前10時30分頃、新潟県糸魚川市大町の中華料理店から出火した。

火は火は強い南風にあおられて燃え広がり、少なくとも約150棟に延焼し、計約4万平方メートルを焼失した。同市消防本部によると、住民や消防団員ら5人が煙を吸うなどして軽傷を負った。市は現場周辺の363世帯・744人に避難勧告を出し、避難所を開設、23日午前7時半現在、なお住民48人が避難している。県は自衛隊に災害派遣を要請し、近隣県などの消防も応援に入った。しかし、火の勢いは夜まで続き、出火から10時間以上たった22日午後8時50分になってやっとほぼ鎮火した。

最初の記事

リンク:糸魚川市、大火で「ふるさと納税」急増 2日で1100万円超す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火 「心崩れそう」「復興させたい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「糸魚川がんばれ」…火災後、ふるさと納税急増 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火、避難勧告を解除…生活再建へ始動 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川大火>避難勧告を解除 公営住宅など提供へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火、被害200人規模=避難勧告と立ち入り規制解除―新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川大火>「互いを気遣う関係」死者ゼロに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ふるさと納税が急増=新潟県糸魚川市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大規模火災 363世帯への避難勧告を解除 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:がれき撤去開始へ=糸魚川大火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火、住民らが規制区域で被災状況を確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川大火>思い出なくなった…嘆く住民ら 規制一時解除 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火で全焼366年新潟最古の酒蔵絶やさない - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東京の「新潟館」加賀の井酒造商品1日で売上80本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火 「住宅確保、支援に全力」 新潟知事、市長らと現場視察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火 密集市街地、全国に点在 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火 「信じられない」涙浮かべ 老舗の酒蔵・料亭も全焼 新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火 「何もかもなくなった」 焼け跡見つめる被災者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:Xマスケーキ予約も店舗焼け「悲しい」糸魚川の大火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「糸魚川うまいもん会」が被災者ら避難所で炊き出し - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:「鍋を火にかけ、店離れた」=出火元の料理店経営者―新潟県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川火災>57人が避難所などに避難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川火災>推定150棟焼く大火 延焼のなぜ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川火災>新潟県の金融機関は24~25日は臨時営業 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川郵便局、週末も営業=貯金払い戻しなど - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川火災>70年続く精肉店「本当に着の身、着のまま」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川火災>「コンロに鍋かけたまま自宅に」と火元男性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川火災>366年続く県内最古・造り酒屋も焼き尽くす - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川火災>原因はラーメン店鍋空だきの可能性 県警発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「これからどうしたら」=焼け落ちた建物、焦げた臭い―糸魚川大火 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本海側でなぜ「大火」多いのか 糸魚川は「フェーン現象」で炎広がる? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鍋の空だき原因か、40年ぶり「大火」…糸魚川 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大規模火災 1日と6時間ぶりに鎮火、自宅焼けた男性「何もかもが燃えて…」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

糸魚川市、大火で「ふるさと納税」急増 2日で1100万円超す
J-CASTニュース 12/25(日) 15:17配信

 大規模火災に見舞われた新潟県糸魚川市への「ふるさと納税」が急増している。

 2016年12月22日10時30分ごろに糸魚川市大町1丁目の、1軒の中華料理店で発生した火災は同日21時ごろに「鎮圧」、翌23日16時30分に、糸魚川市がようやく「鎮火」を発表。住宅など約150棟、約4万平方メートルを焼損する、大きな被害を出した。急増する「ふるさと納税」は、災害義援金として活用されることになる。

■対策本部「復旧・復興に役立たせていただきます」

 「糸魚川市駅北大火」は、住宅など156棟、約4万平方メートルに燃え広がり、過去20年で最悪の火災被害になった。強風の影響で、火が飛び火して被害が拡大した。

 この大火で、糸魚川市は市内3か所の避難所を設け、周辺の363世帯744人に避難勧告を出していたが、避難した住民が自宅の様子を確認できるようになったのは、2016年12月24日9時のこと(正午までの一時的な規制解除)。ほぼ2日間にわたり、住民らは不安な時間を過ごした。

 24日午後、ようやく避難勧告をすべて解除し、被災者らに限り自由な立ち入りを認めたほか、25日午前には、糸魚川市が「被災証明書」の発行申請の受け付けを開始した。同時に公営住宅や借り上げ民間アパートなどへの入居相談も始めた。

 そうしたなか、糸魚川市への「ふるさと納税」が急増している。米田徹市長が24日16時の記者会見で明らかにしたところによると、火災が発生した22日の正午から24日16時までに、572件で合計約1100万円に上る申し出があった。

 米田市長は記者会見で、「『頑張れ』という応援だと感じている」と、謝意を表した。糸魚川市対策本部は12月25日のJ‐CASTニュースの取材に、「皆さまからの寄附金(ふるさと納税)は、大火で被災された方々の支援と、復旧・復興に役立たせていただきます」と話した。

 ■休日返上の復旧作業

 糸魚川市のふるさと納税は、「ふるさと糸魚川応援寄附金(ふるさと納税)のご案内」としてホームページなどで呼びかけてきたが、22日の大火で、現在はふるさと納税を活用した、いわば「義援金」として受け付けている。市によると、2015年度の「ふるさと納税」では1096件、約4100万円を集めた。

 また、すでに一部で現金などによって集まりつつある災害義援金についても、12月26日から、銀行振込による災害義援金の受け付けを開始できるよう、銀行口座の開設などの準備を進めている。

 25日から受け付けを始めた被災証明書は火災保険などの請求時に必要となる。糸魚川市は建物被害の調査をほぼ終えており、身分証などで被災者であることが確認できれば、その場で「全焼」「半焼」など焼損程度が記載された被災証明書を発行する。

 火災により市内の約250戸で停電したが、24日夜には焼損した住宅などを除き、送電を再開。ガスも職員が開栓を始めるなど、ライフラインも復旧。また、糸魚川信用組合や第四銀行などの地元金融機関は休日返上で、書類消失や融資などに関する相談窓口の開設や、電話相談に応じている。


糸魚川大火 「心崩れそう」「復興させたい」
産経新聞 12/25(日) 7:55配信

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祖母の自宅跡で祖父が大事にしていたという灰皿の破片を掘り起こす高校2年の林皓大さん(写真:産経新聞)

 新潟県糸魚川市の大火から約2日ぶりに被災地に入った住民らは24日、自宅や店舗の状況を確認した。「心が崩れそうだ」。悲痛な声が漏れる一方で「復興させたい」と前を向く姿もあった。

 市内の別の場所に住む吉岡幸子さん(81)の実家は火元のラーメン店に近いものの、鉄筋コンクリートのためほぼ無事だった。

 「周囲の小さい家はめちゃめちゃ。昭和20年の東京大空襲はこうだったのかと、泣けた」。3階にあった両親や祖父母の位牌(いはい)、仏壇は残った。「それが一番うれしい」。吉岡さんは、被災者を気遣う23日の天皇陛下のお言葉に「こんな片田舎の火事にお言葉をいただき思い残すことはない」。

 慶安3(1650)年創業の老舗、加賀の井酒造は建物がほぼ崩れ、酒蔵は屋根が全て焼け落ちた。倉庫には焼けた日本酒の瓶が山のように転がっていた。

 第17代蔵元の小林幹男さん(64)は「ショックや悲しみを完全に通り越している」。それでも「街とともに加賀の井もよみがえらせたい」と前を向いた。

 避難所に身を寄せている水島舜互さん(76)は区域内に自宅があり「よく眠れなかった。心が崩れそうだ」と疲れ切っていた。


「糸魚川がんばれ」…火災後、ふるさと納税急増
読売新聞 12/24(土) 23:30配信

 火災発生後、新潟県糸魚川市に対するふるさと納税の申し込み件数が急増している。

 米田徹市長は24日に開かれた市災害対策本部の定例会議で、「糸魚川がんばれという全国からの声だと感じている」と感謝の気持ちを表明した。

 市によると、22日正午から24日午後4時までに全国から572件、約1100万円の申し込みがあった。2015年度の実績は1096件、約4100万円で、わずか3日足らずの間に、年間申し込み件数の半数を超えた。


糸魚川大火、避難勧告を解除…生活再建へ始動
読売新聞 12/24(土) 22:11配信

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火災現場で行われるがれきの撤去作業(24日午後、新潟県糸魚川市で)=片岡航希撮影

 新潟県糸魚川(いといがわ)市で22日に発生した大火で、市災害対策本部は24日午後4時、周辺の363世帯744人に出していた避難勧告をすべて解除した。

 安全確保のために実施している焼け跡への立ち入り規制も、住民に限って解除した。この日は、道路のがれきを撤去する作業が始まり、住民たちは生活再建に向けて動きだしたが、無残に焼け落ちた自宅や店舗を目の当たりにし、ぼう然と立ち尽くす人の姿もあった。

 道路のがれき撤去作業は25日中に終了する見込み。費用は市が負担する。民有地のがれき撤去は所有者が行うのが原則だが、市は支援する意向だ。


<糸魚川大火>避難勧告を解除 公営住宅など提供へ
毎日新聞 12/24(土) 20:53配信

 新潟県糸魚川市災害対策本部は24日午後4時、被災した区域に出していた避難勧告を2日ぶりに解除するとともに、被災住民らに規制区域への自由な立ち入りを認めた。同日午前には3時間の一時的な帰宅も認められており、相次いで自宅に戻った人々は、黒く焼け落ち、変わり果てた我が家や店舗を前に息をのんだ。

 「60年近く頑張ってきた店が一瞬でなくなった。本当に悔しい」。すし店を営む女性(76)は、焼失した自分の店を目にし、ぼうぜんとした様子で語った。10月に夫が亡くなり、3代目の息子たちと新たな店づくりに取り組み始めたばかりだった。「年末年始に向けたおせちやおすしの予約がたくさん入っていた。お客さんにごちそうを食べてほしかった」

 家具店従業員の木島善生さん(43)は、勤務先の店は無事だったものの実家を失い、「(規制されていた区域内は)焼け野原。空襲を受けたみたいだった」と振り返った。

 糸魚川市災害対策本部はこの日午後から、被災地域の路上にあるがれきの撤去を開始。家を焼失したのは200人余とみており、市は、公営住宅などを提供する方針だ。【山本有紀、南茂芽育】


糸魚川大火、被害200人規模=避難勧告と立ち入り規制解除―新潟
時事通信 12/24(土) 20:00配信

 新潟県糸魚川市の大規模火災で、市災害対策本部は24日、被害を受けた住民が200人規模になるとの見通しを示した。

 また、現場周辺の住民に対する避難勧告と立ち入り規制を全面解除し、がれきの撤去作業を始めた。

 県警と市消防本部は同日、合同で実施していた火災現場の実況見分を終了。市対策本部は25日にも、家屋の被害状況を公表する。

 市対策本部は被害者数について、延焼した範囲の住民票などから推計した。

 同本部は24日午前、住民らを対象に現場への一時立ち入りを認めた後、避難勧告の解除とともに、午後に立ち入り規制を全面解除した。住民や事業者など関係者以外の規制は継続する。

 避難勧告は火災が発生した22日、363世帯744人を対象に出していた。


<糸魚川大火>「互いを気遣う関係」死者ゼロに
毎日新聞 12/24(土) 19:43配信

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火災現場付近で知人と再会し、喜び合う女性=新潟県糸魚川市で2016年12月24日午前9時8分、小川昌宏撮影

 新潟県糸魚川市で22日朝に発生した大規模火災は、多くの高齢者が暮らす木造密集地帯約4万平方メートルを焼き、住民2人、消防団員9人が軽いけがをしたものの、死者は出なかった。長年にわたって地域で培われた「互いを気遣う関係」が、人的被害を抑えたのではないか--。難を逃れた人たちは口をそろえた。【川辺和将】

 JR糸魚川駅前のラーメン店から出た火は、強い南風によって北側に100メートル以上離れた二つの建物に飛び火した後、次々と燃え広がっていった。延焼が続く22日夕。火元の東側にある1937年創業の老舗「小竹(おたけ)海産物店」に足の不自由な60代の女性がやって来た。

 「火が迫ってきたので、逃げてきたけれど、市役所の避難所は遠すぎる。自宅を近くで見守っていたいから、しばらくここにいさせてくれませんか?」

 家族の思い出が詰まった家を見捨てることができない。そんな女性の願いを、同店を営む小竹慎太郎さん(46)は即座に理解した。市による避難勧告は知っていたが、店は風上だ。事務所を「避難所」として開放し、いざとなれば自分が安全な場所に誘導しようと小竹さんは考えた。

 同じような思いを抱え、他にもお年寄り3人が事務所に訪れた。夜になっても消火活動は終わらず家に帰れないと判断した女性らは避難所に移ったが、事務所で石油ストーブを囲み不安を慰め合う時間を共にした。小竹さんは「ここで生まれ育った人間にとって町の人は大切な存在だから、困った時はお互い様です」と語った。

 市の避難所に身を寄せた荒木一貞さん(76)は、最初に火事の知らせを受けた時「すぐ鎮火するだろう」と考えた。しかし、近くに住む女性から「役所が避難勧告を出したから、一緒に逃げよう」と言われ、家を出た。

 自宅は被害を免れたものの周囲はほぼ焼け野原になった。「もう少し逃げるのが遅かったら、命を落としていたかもしれない。誰も死ななかったのは、ご近所同士の気遣いのおかげです」。荒木さんは振り返った。

 延焼した地区の近くに店を持ち、両親と子供のころに暮らした生家を焼失した旅行会社経営の片山良博さん(40)も言う。「高齢化が進んでいる地域だけど、顔が分かる古くて小さな町だからこそ助け合うことができたと思う。大火で失われたものは多いけれど、災害で深まった人と人との絆が新たな街づくりにいかされることを願っています」


ふるさと納税が急増=新潟県糸魚川市
時事通信 12/24(土) 18:45配信

 大規模火災が発生した新潟県糸魚川市の米田徹市長は24日、同市へのふるさと納税が急増していると明らかにした。

 記者会見で「『糸魚川頑張れ』という応援だろうと感じている」と謝意を表し、被災者の生活支援などに全力で取り組む姿勢を示した。

 ふるさと納税を活用して糸魚川市に寄せられた寄付金は、火災が発生した22日の正午から24日午後4時までに572件、計約1100万円に上った。市によると、昨年度の寄付金は1096件、約4100万円だった。


糸魚川大規模火災 363世帯への避難勧告を解除
産経新聞 12/24(土) 17:07配信

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インフラ工事が進む糸魚川市街=24日午後、新潟県糸魚川市(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 新潟県糸魚川市の災害対策本部は24日、JR糸魚川駅前の中心市街地で住宅や店舗約150棟が焼けた22日の大規模火災を受け、363世帯・744人に出していた避難勧告を午後4時に解除した。

 同市によると、火災が鎮火したことに加え、県警による立ち入り規制も全面的に解除され、ガスなどライフラインの復旧、がれきの処理も進んできたことから判断したという。


がれき撤去開始へ=糸魚川大火
時事通信 12/24(土) 12:39配信

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新潟県糸魚川市の大規模火災で、県警は24日午前、現場周辺の立ち入り規制を解除した。同市は道路上に散乱するがれきの撤去作業を午後から始め、生活再建に向けた取り組みを本格化させる。写真は火災現場=同日午前


糸魚川大火、住民らが規制区域で被災状況を確認
読売新聞 12/24(土) 11:59配信

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焼け野原のようになった火災現場に立つ男性(24日午前11時11分、新潟県糸魚川市で)=片岡航希撮影

 新潟県糸魚川(いといがわ)市で22日に発生した大火で、現場となった市中心部の住民らが24日午前、立ち入り規制が続く区域に一時的に入り、自宅などの被災状況を確認した。

 火災現場では、住宅など156棟、約4万平方メートルが焼損し、県警と消防が火元とみられる中華料理店を中心に実況見分を続けている。市は周辺の363世帯744人に避難勧告を出しているが、避難した住民が自宅の様子を確認できるように、午前9時から正午まで一時的に規制を解除した。住民らは雨の中、焼け落ちた建物の前に立ち尽くし、焦げた柱などを見つめていた。

 市はがれきの撤去などを進め、安全が確認された地域から順次、避難勧告を解除する方針。米田徹市長は「現地を確認して危険のないところから解除したい。住民ができるだけ早く帰れるようにしたいが、まだ時期を言える段階ではない」と述べた。


<糸魚川大火>思い出なくなった…嘆く住民ら 規制一時解除
毎日新聞 12/24(土) 11:30配信

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規制が一時解除され、焼け落ちた自宅や店舗を見て回る住民ら=新潟県糸魚川市で2016年12月24日午前9時35分、小川昌宏撮影

 新潟県糸魚川市の大規模火災が23日に鎮火したことを受け、県警は24日、被災住民らを対象に、一帯の立ち入り規制を3時間にわたって解除した。自宅の被災状況を確認したり、焼け残った生活用品を取りに戻ったりする人々の姿があった。また、県内の金融機関は同日、預金通帳を焼失した住民のための臨時営業や融資などの相談窓口を開設。がれきの撤去も午後から始まる予定で、年の瀬を前に復旧と生活再建の緒についた。【川辺和将、堀祐馬、山本有紀】

 焼け焦げたにおいが漂う規制ロープの前には、解除される前から傘を手にした住民たちが次々と集まった。

 姉の自宅が被災地内にある同市の河崎文雄さん(72)は、「姉は私の自宅に避難して無事だが、家のことをとても心配している。早く見たい」と解除と同時にロープをくぐった。

 焼け落ちた実家を見てきた東京在住の女性(43)は、「海のそばにある家なのに、なぜ消せなかったのだろう。子供のころの思い出の品々もすべてなくなり、ぼうぜんとしました」と悲しげな瞳を向けた。立ち入り規制の解除は午前9時~正午、県警などの実況見分があった出火元のラーメン店とその付近を除いて行われた。

 一方、大きな被害が出た大町地区の近くにある糸魚川郵便局(同市寺町1)は、休業日にあたる24、25の両日の午前9時~午後4時まで臨時営業を実施。クリスマスや年末年始の生活に支障がないよう、通帳や印鑑がなくても最大20万円の貯金返還に応じた。

 同局を訪れた際、郵便物の転送届を出した女性(66)は、「焼けてなくなった自宅に年賀状が届いたら大変だから」と語った。同局によると、26日以降は全国各地の郵便局でも同じように貯金を引き出せるようになる。

 第四銀行と北越銀行は、同市大町1のヒスイ王国館で午前11時~午後3時まで生活再建のための融資などの相談窓口を設置。富山第一銀行、県労働金庫は糸魚川支店で、ひすい農協は大和川支店で、糸魚川信用組合は本店で、いずれも日中に相談窓口を開設した。

 県弁護士会も26~29日の午前9時~午後4時、ヒスイ王国館で無料の弁護士相談会を開く。被災証明や焼失した自宅の取り壊し、固定資産税などについて相談に応じる。


糸魚川大火で全焼366年新潟最古の酒蔵絶やさない
日刊スポーツ 12/24(土) 10:05配信

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加賀の井酒造の18代目蔵元の小林大祐さん

 新潟県糸魚川市の大火は、発生から約30時間後の23日午後4時半に鎮火した。市は延焼が約150棟、約4万平方メートルに及んだとみられると明らかにした。火災では、1650年(慶安3)から続く、新潟県最古の造り酒屋「加賀の井酒造」も全焼したとみられる。18代目蔵元の小林大祐さん(34)は「下を向いても未来は来ない。この場所で、また酒を造りたい」と誓った。

 迫る火の手をはっきり確認したのは、火災発生から1時間後の22日午前11時半ごろだった。小林さんは「隣のブロックの建物が燃えるのが見えた。火の勢いが強かった」と振り返る。当時、7人いた従業員とともに避難した。「1時間もしたら戻れるかもしれないと、仕込み中だった米やこうじに布をかけて出た」。だが戻れなかった。燃えていく町をただ、テレビの画面で見守るしかなかった。

 大火から一夜明け。まだ煙と焦げたにおいが残る中、小林さんは建物の様子を見ようと、立ち入り規制のテープぎりぎりまで近寄った。長い歴史を刻んできた建物が、あるべき場所になかった。「寂しいですね」と漏らしたが、「この大惨事の中で、人の被害がほとんどなかったということに安堵(あんど)しています」と、自分に言い聞かせるように話した。

 加賀の井酒造は、今年で創業366年。酒どころ新潟県最古の酒蔵は、糸魚川市のシンボル的存在だった。規制のため正確な被害状況は分からないが、「(22日は)1000本分の用意をしていた。すでに酒をつめていたのはその2、3倍ほどあった」。大事な酒と建物が失われたとはいえ、このまま終わるわけにはいかない。小林さんは「(酒蔵は)加賀藩の本陣があった場所。だからまた、同じ場所で新しくやりたいんです」と強い決意を語った。

 酒造のホームページによると、「加賀の井」は加賀藩前田家3代藩主、利常が命名したもの。蔵の中には前田家ゆかりの品も展示されていたという。糸魚川は日本海に面し、もともと風の強い土地。過去の火災では、区画整理など街の大改造が行われた。小林さんは「街のデザインが変わるかもしれないが、自分たちにはやらなければいけないことがある」。変わり果てたこの場所で、歴史と伝統を守り続けていく。【小松正明】

 ◆加賀の井酒造 1650年創業。加賀藩主前田利常が、1652年に本陣を置いたことから、酒銘「加賀の井」が命名された。醸造された酒は、その後藩主、家老の献立にも用いられた。敷地は2800平方メートルで、酒蔵を含む6棟の建物があった。前田家からの寄贈文など、歴史的価値のあるものも収蔵されていた。


東京の「新潟館」加賀の井酒造商品1日で売上80本
日刊スポーツ 12/24(土) 10:05配信

 新潟県糸魚川市の大火は、発生から約30時間後の23日午後4時半に鎮火した。市は延焼が約150棟、約4万平方メートルに及んだとみられると明らかにした。火災では、1650年(慶安3)から続く、新潟県最古の造り酒屋「加賀の井酒造」も全焼したとみられる。18代目蔵元の小林大祐さん(34)は「下を向いても未来は来ない。この場所で、また酒を造りたい」と誓った。

 東京・表参道の「新潟館ネスパス」1階の物産コーナー「新潟食楽園」では、加賀の井酒造の商品を買う人が相次いだ。夕方までに80本以上が売れ、「糸魚川生まれなので」と涙ぐみながら商品を手にする女性がいたという。「火災前の在庫は300本ほどありましたが、24日から試飲会を予定していますので、年内にはなくなるかも」と担当者。楽天市場の最新の日本酒デーリーランキングでは、加賀の井の一升瓶が1位と3位に入った。


糸魚川大火 「住宅確保、支援に全力」 新潟知事、市長らと現場視察
産経新聞 12/24(土) 7:55配信

 米山隆一知事は23日、糸魚川市大町の火災現場を同市の米田徹市長らと視察し、住宅の確保など生活面の支援に全力を尽くす考えを示すとともに、県などの支援チームが同市内に入って2カ月ほど支援活動に当たる方針を示した。

 視察後、米山知事は「現場を見て、悲惨さを思い知った。まずは被災された皆さんの住宅を確保し、がれきの処理や店舗の営業再開などを全力で支援したい」と記者団に説明した。

 特に、住む場所を失った人が多いことから「県営住宅の提供や民間住宅の借り上げなどで、一日でも早く日常生活を取り戻せるようにしたい」と強調した。その上で「必要な物資は何でも支援する。人的にも支援の協力チームが24日にでも市内に入り、当面は1~2カ月間活動する態勢をとりたい」と話した。

 また、国に対しても「制度的な支援を要請する」と言及。具体的には、約4万平方メートルにも及んだ延焼地域の再開発にあたり、国の補助金を活用することなどを念頭に置いているという。

 視察に先立ち、米山知事は糸魚川市役所で米田市長から被害状況などの説明を受けた。この際、米田市長はがれきの処理や中小企業の経営再建などで国や県への支援を要請した。


糸魚川大火 密集市街地、全国に点在
産経新聞 12/24(土) 7:55配信

 約4万平方メートルもの広範囲にわたって延焼した新潟県糸魚川市の火災は、全国に点在する人口過密地域にとっても「対岸の火事」ではない。首都直下地震でも延焼防止は大きな課題で、事前の対策が必要だが、地域の備えは万全だろうか。

 ◆特区で改善促す

 国土交通省は平成24年、耐火建築物の状況などを基準に「地震時等に著しく危険な密集市街地」を指定。対象地域は大都市圏を中心に計17都府県、計約5745ヘクタールに及んだ。同年には東京都防災会議で、東京湾北部で冬の午後6時、マグニチュード(M)7・3の地震が発生した場合、約18万8千棟の家屋が焼失するとの予測も示されている。

 こうした懸念から、東京都は首都直下地震が起きた際に建物の倒壊と火災で大きな被害が想定される木造密集地域を「不燃化特区」とし、改善を促す取り組みを始めた。

 足立区の環状7号線の南に広がる「中南部一帯地区」は昨年4月に特区に指定され、木造住宅を耐火建築物に建て替えたり、建物を解体したりした場合は固定資産税などが一定期間減免される。

 火災が起きた際に消防車や救急車が入れない幅員4メートル未満の「狭隘(きょうあい)道路」の解消も課題だ。区内道路の約3割が狭隘道路という杉並区では、道路の拡幅に向け、重点整備路線を選定するなど積極的な取り組みを進める。

 助成金や税の減免などを活用し、道路に面した敷地で建物の建て替えを行う際には、建物や門、塀などを後退してもらう。

 防災システム研究所所長の山村武彦氏は「どの木造密集地でも道路の拡張などの対応をすることが望ましいが、住民の説得には時間がかかる。一朝一夕に密集地を解消するのは難しい」と指摘する。

 ◆消防力の限界も

 地域の消防力不足も課題だ。糸魚川市によると、今回の火災で最初に出動したのは消防車6台。同市消防本部の大滝正史消防長は23日、記者会見で「うちの体制では最大規模で対応した」と強調しながらも、木造建物の密集や強風といった悪条件に、対応が追いつかなかったことを認めた。

 現場周辺は「雁木(がんぎ)」と呼ばれる雪よけのひさしが軒先でつながっていることも、延焼拡大の要因となった可能性がある。同市の米田徹市長は、観光の“売り”になっている古い街並みについて「防火のために変えることが、なかなかできなかった」と語った。

 神戸大の室崎益輝名誉教授(防災計画)は「初動が最も大切だが、地方都市の消防力の限界が露呈した。糸魚川市は国基準の危険な密集市街地に指定されていなかった。国は未指定の場所でも大規模な火災が起こりうる地域を洗い出していくべきだ」と話す。


糸魚川大火 「信じられない」涙浮かべ 老舗の酒蔵・料亭も全焼 新潟
産経新聞 12/24(土) 7:55配信

 糸魚川市大町の大火から一夜明けた23日、火災現場の所々で火がくすぶり続け、規制線の外でも焦げ臭いにおいが鼻をついた。早朝から多くの被災者らが自宅などを確認するため現場を訪れたものの、規制線の中に入れず、警察官や消防士に話し掛けて情報を得ようとする姿があちこちで見られた。まちの財産ともいえる老舗の酒蔵、料亭も全焼。空襲にでも遭ったような一面の焼け野原を目の前にして「信じられない」と目に涙を浮かべる人も少なくなかった。

                   ◇

 創業から約200年の歴史を誇り、地元の人たちから愛されていた料亭「鶴来家」は、過去に2度あった大火の際には延焼を免れたものの、今回は全焼してしまった。

 5代目の店主、青木孝夫さん(67)は23日午前9時ごろ、現場で被害状況を確認。「家族は無事だったが、大事な物が全てなくなった」と肩を落とした。同市出身の詩人で佳人の相馬御風(ぎょふう)の作品なども灰になってしまったという。

 鶴来家の隣にある金沢光教さん(67)の自宅も全焼。金沢さんは「影も形もなくなり、どうしようもない。来年1月の新年会も鶴来家で開こうしていたのだが…」とうなだれた。

 午前7時過ぎ、雨脚が強まり、傘も開けない強風が吹き荒れる中、様子を見に来た同市横町の配管工の男性(73)は「鶴来家とは先代の頃からの付き合い。魚の料理がおいしかった」と残念がった。

 県内で最も古い酒蔵の一つ、加賀の井酒造も全焼した。敷地は延焼した地域では最大で2800平方メートル、焼失した建物は6棟に及ぶ。18代蔵元の小林大祐取締役(34)は23日朝、現場がどうなっているかを見た。「うちが(ここに)あったね、という感じでさみしい」

 慶安3(1650)年創業の老舗。原形はとどめていない。小林さんは22日、従業員の安全のことだけを考えたという。

 酒の仕込みに重要な麹(こうじ)づくりの作業中で、温度が下がると取り返しがつかなくなるので布をかけた。出荷の最盛期でもあり、22日は720ミリリットル瓶で1千本以上を瓶詰めする予定だった。出火当時は7人が作業にあたっていた。

 当初は、火が移っても消せる範囲だと思っていた。ところが事態は想像を超えた。「海の方まで火が来るとは思わなかった。従業員を安全に避難させる。それが第一だった」と小林さん。従業員らと糸魚川駅前にある観光施設の「ヒスイ王国館」に一時避難し、無事を確認し合った。

 今後についてはめどがついていない。「だが、やめる気はない。現実をしっかりと受け止め、やれることを一つずつやっていくしかない」。小林さんは規制線の外から、がれきとなった酒蔵の方向を見据えた。


糸魚川大火 「何もかもなくなった」 焼け跡見つめる被災者
産経新聞 12/24(土) 7:55配信

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火災発生から一夜明けた町では、インフラ関連の作業も行われていた =23日午後、糸魚川市(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 新潟県糸魚川市の大火から一夜明けた23日、火災現場では消防と警察による実況見分が行われた。焼損面積は、サッカー場のピッチ6面分に相当する4万平方メートル。「何もかもなくなった」「先が見えない」。時折冷たい雨が激しく降る中で、長年住んだ自宅を年末に突然失った被災者らは、やるせない表情で焼け跡を見つめていた。また、避難所では着の身着のまま逃げてきた人たちが、生活の先行きが見えない不安を口にした。

 延焼した地域に住む金沢光教(みつのり)さん(67)は不安な夜を過ごし、午前9時ごろに現地を訪れた。築60年の家は全焼してがれきと化しており、マイカー2台も無残な姿をさらしていた。

 22日は火が回り始めた午後1時ごろに避難を決意。家族2人とともに親戚の家に身を寄せた。「何もかもが燃えてなくなった。残ったのはこれだけです」。こう言って、貴重品を入れて持ち出したかばんをさすった。自宅の向かいにある娘の家は延焼を免れた。金沢さんは「修理すればすぐに住めると思う。ゆくゆくは一緒に生活するつもりだ」と前を向いた。

 市内の集会所では、避難してきた住民が眠れぬ夜を過ごした。自宅が焼け落ちたという斎藤友紀雄さん(60)は、避難所の生活相談窓口に住宅の手配を頼んだといい、「免許証や保険証も焼けてしまった。先が見えない」。親戚の家に避難しているという会社員男性(61)も「家の屋根に穴が開いているのをニュースで見てショックだった。気持ちの整理がつかず、現場にはまだ行く気になれない」と吐露した。

 一方、消火活動に当たったという糸魚川市消防団糸魚川方面隊の吉田哲也さん(48)は、「想像以上に風が強く、どこに類焼するか予測できない状況で、火の走りが速く燃え広がってしまった。風にあおられ放水もそれた」と話した。

 昭和7年に糸魚川で起きた大火も経験したという電気製品修理業、西原正さん(88)は「この地域は火災が起これば広がりやすい。市の防災対策に、過去の教訓が生かされていないのではないか」と語気を強めた。


Xマスケーキ予約も店舗焼け「悲しい」糸魚川の大火
日刊スポーツ 12/23(金) 23:08配信

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糸魚川市の大火発生から一夜明け、消火活動を見守る自衛隊員(撮影・松尾幸之介)

 新潟県糸魚川市の大火発生から一夜明けた23日、現場には被害状況を確認しようと多くの住民らが訪れた。

 現場近くに住む小林昇さん(75)は、火元とみられる中国料理店の3軒隣に兄の家があったという。「火の手が早く、兄は風呂敷2つだけ持って逃げてきたと言っていた。私も25年住んでいた。仏壇も燃えてしまった。父がよく拾っていた翡翠(ひすい)の石がテレビ台の下に入っているのだが、それだけでも運び出したい」と話した。中国料理店については「私の父と創業者の中国人店主は仲が良かった。煮干しでだしをとっていて、大阪にいる私の孫も『あの店のラーメンが食べたい』と言うぐらい、うまいんだ」。

 会社員の清水映子さん(24)は「たまたま大阪からおばあちゃんに会いに来たら街が大変なことになっていた。燃えた酒蔵のある通りはメーン通りで、おもちゃ屋さんとか、お菓子屋さんとか何でもあった。糸魚川の銘菓『山のほまれ』の本店が無事なのか気になっています」と変わり果てた街の姿に驚いていた。

 その「山のほまれ」を販売する「御菓子司 紅久」の店主、安田貴志さん(48)は「店の近くにあった自宅は燃えてしまった。火事が起きてから1時間半ぐらいは普通に店を営業していたけど、火の手がすごくなったので家に戻ってホースで水を撒いていたがダメだった。店はなんとか大丈夫そうだと聞いているけど、見てみないとわからない」と話した。

 市内の高校に通う小川満宇さん(16)は、火災当時は高校の授業中だった。「昨日は高校の4階から火事の様子をみんな見ていた。よく行っていたケーキ屋さんも燃えてなくなってしまった。クリスマスのケーキも予約していたので悲しい」と話した。火元とされる中国料理店にも行ったことがあるといい、「友達に連れて行ってもらった。近くに先輩が住んでいて、火事のあとお店の夫婦が泣いて謝りに来たと聞いた」。

 火災は発生から約30時間後の23日午後4時半に鎮火された。現場近くに住む女性(80)は「鎮火してよかったけど、まだ気は抜けない。私たちの世代はこの街に火事がよく起こることを母たちから聞いている。この経験を、孫とか若い世代に伝えていかないといけない」と話していた。


「糸魚川うまいもん会」が被災者ら避難所で炊き出し
日刊スポーツ 12/23(金) 23:08配信

 新潟県糸魚川市中心部の大火を受け、同市の食をPRする「糸魚川うまいもん会」は24日に、被災者らの避難所となっている上刈会館で、B級グルメ「糸魚川ブラック焼きそば」の炊き出しを行う。

 同会は市内の飲食店や旅館などの有志で結成。23日から25日まで東京・表参道の「新潟館ネスパス」での物産イベントで焼きそばなどを提供する予定だったが、22日の火災により急きょイベント参加を取りやめ、その食材で炊き出しを行うことを決めた。

 15年に新潟で開催された「国際ご当地グルメグランプリ」でグランプリを獲得した、イカ墨を使用した「ブラック焼きそば」のほか、地元のエビを使ったエビ汁も振る舞う。昼ごろから計150食用意するといい、同会の男性スタッフは「避難者のほか、(市などの)職員さんたちにもぜひ食べていただきたい」と話した。


災害経験の職員チーム派遣へ=糸魚川大火で生活再建支援―新潟県
時事通信 12/23(金) 21:59配信

 新潟県糸魚川市の大規模火災を受け、同県は23日、住宅や会社を焼失した住民の生活再建を支援するため、同市への職員派遣を決めた。

 2004年の中越地震や07年の中越沖地震の際、住民支援に当たった職員を中心にチームを編成。災害経験を生かし、市と協力してがれき処理や住宅支援業務に当たる予定だ。

 米山隆一知事は「それぞれの(支援の)ステップをしっかりと実行し、元よりも良い町にするために全力を尽くす」と述べた。

 24日には先遣隊として防災局の職員らが入り、チーム編成のために必要な支援分野を確認する。準備が整い次第、支援チームを派遣し、約1カ月間現地に常駐する予定。


「鍋を火にかけ、店離れた」=出火元の料理店経営者―新潟県警
時事通信 12/23(金) 21:57配信

 新潟県糸魚川市の大規模火災で、県警糸魚川署は23日、消防と合同で実施した実況見分の結果、火元となった中華料理店の焼け跡から焦げた中華鍋を見つけたと発表した。

 店の男性経営者(72)は、県警の任意の事情聴取に対し「鍋を火にかけたまま店を離れた」などと話しているという。

 県警によると、男性は22日午前、店舗の1階で鍋をコンロの火にかけたまま、数十メートル離れた自宅に帰った。店舗に戻ると鍋から火が上がっており、消火しようとしたが失敗し、隣の家に119番を依頼したという。

 男性は聴取に「料理を作ろうと思い、中華鍋に食材を入れて火にかけ、そのまま店を出た」と説明。憔悴(しょうすい)した表情で「大変申し訳ないことをした」と謝罪したという。


<糸魚川火災>57人が避難所などに避難
毎日新聞 12/23(金) 21:39配信

 新潟県糸魚川市で発生した大規模火災は23日午後4時半ごろ、約30時間ぶりに鎮火した。糸魚川市によると、被災者の多くは親類宅などに身を寄せており、23日午後2時半現在、57人が市内3カ所の避難所や市の用意した宿泊施設に避難している。

 市災害対策本部によると、火災によるけが人は、住民女性2人と消防団員9人でいずれも軽傷。


<糸魚川火災>推定150棟焼く大火 延焼のなぜ 
毎日新聞 12/23(金) 21:36配信

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焼け落ちた火災現場で、解体作業を見つめる消防団員ら=新潟県糸魚川市で2016年12月23日午後3時9分、小川昌宏撮影

 新潟県糸魚川市で発生した大規模火災は23日午後4時半ごろ、約30時間ぶりに鎮火した。同市災害対策本部によると、全半焼や部分焼を含め推定で約150棟を焼き、被害が及んだ地域は約4万平方メートルに上った。総務省消防庁によると、震災を除き、市街地火災の焼損棟数としては過去20年で最多で、面積では1976年の山形県酒田市の大火(建物焼損約15万平方メートル)以来の規模になる可能性がある。延焼は、なぜ食い止められなかったのだろうか。

 ◇木造密集地

 被害が出た地域は、JR糸魚川駅前の木造建物が密集している地域。雪よけのための「雁木(がんぎ)」と呼ばれる木製のひさしがつらなっている。場所によっては、建物と建物の間に人が通る隙間(すきま)もなかった。

 「火元のラーメン店の西側には広めの道があり放水できたが、北側と南側は少し離れて狭い通路があるだけ。東側はほぼ放水不能だった」。消防士は当時の状況を振り返る。

 糸魚川市史によると、今回火災があった同市大町周辺では1928年にも105棟を焼く火災が発生。火は、今回と同様に南風にあおられて広がっていったという。また、西側にある横町では32年に380棟を全半焼する火災が起きている。

 23日に記者会見した米田徹市長によると、被災地区には大正から昭和初期に建築された建物が多いという。「古さが観光の売りにもなっており、住民に愛着もあって、防火のために街並みを変えるというのはなかなかできなかった」。市長は防災対策が後手に回っていたことをにじませた。【高木昭午、山本有紀】

 ◇消防体制

 消防の体制はどうだったのか。糸魚川市消防本部は当初、保有する消防車9台のうち6台を現場に送った。大滝正史消防長は「当日の勤務態勢からみて最大規模だった」と話す。だが火勢は拡大。22日正午には上越市などに、午後1時過ぎには新潟県全域に応援を求めた。長野県の消防も駆けつけ、地元消防団も合わせ最終的に消防車126台、約1000人の態勢になった。

 しかし応援が着くには時間がかかった。例えば新潟市から現場までは約3時間。火が140棟ほどに広がった午後3時半には未着だった。応援組は断続的に到着し、夜を徹しての消火となった。

 「消火用水が不足したのではないか」との指摘もあったが、大滝消防長は「水利は十分に確保できていた」と否定する。国の基準では、約2万平方メートルに一つの消火栓があればよいとされるが、当初延焼が懸念された区域約7万5000平方メートルの中には10カ所以上あったという。農業用水も使え、海岸近くのため海水も活用。だが広がる火の手には、現状の消防力では及ばなかったという。

 ◇風で飛び火

 新潟地方気象台によると、糸魚川の22日の最大瞬間風速は南風で24.2メートル。記録の残る2009年以降、12月では4番目に強い風だった。同日の最高気温は20.5度で平年より約11度高かった。「糸魚川では、近くの谷を強い南風が吹き下ろし、空気が圧縮されて気温が上がる。22日もこうなったのでは」と同気象台は推測。糸魚川では午後に雨が降っており、気流が山を吹き下りて乾燥し暖かくなる「フェーン現象」とは異なるとみられる。

 現場で消火活動に当たった消防士によると、出火後約1時間して、ラーメン店から100メートル以上離れた北東側と北西側の建物で、ほぼ同時に煙が上がったという。風で飛んだ火が屋根に移ったようだ。「強風で複数の飛び火が起きた。飛び火した先から、さらに飛び火が生じた」。糸魚川市消防本部の大滝正史消防長は23日の記者会見で語った。


<糸魚川火災>新潟県の金融機関は24~25日は臨時営業
毎日新聞 12/23(金) 21:07配信

 新潟県糸魚川市の大規模火災を受け、県内の各金融機関は24~25日の臨時営業を決めた。

 糸魚川郵便局(同市寺町1)は、午前9時~午後4時まで開店し、通帳や印章を紛失した被災者に最大20万円までの預金返金などに応じる。

 第四銀行と北越銀行は、ヒスイ王国館(同市大町1)で午前11時~午後3時まで相談窓口を設ける。富山第一銀行、県労働金庫は糸魚川支店で、ひすい農協は大和川支店で、糸魚川信用組合は本店で、いずれも日中に相談窓口を開設する。

 また県弁護士会は26~29日、ヒスイ王国館で無料の弁護士相談会を開く。被災証明や焼失した自宅の取り壊し、固定資産税などについて相談に応じるという。午前9時~午後4時(昼休憩を除く)。【堀祐馬】


糸魚川郵便局、週末も営業=貯金払い戻しなど
時事通信 12/23(金) 21:00配信

 日本郵便とゆうちょ銀行は23日、新潟県糸魚川市の大規模火災の被災者を支援するため、同市内にある糸魚川郵便局を24、25日の両日、臨時営業すると発表した。

 通帳や印鑑が焼失した場合でも通常貯金や定期貯金の払い戻しに応じるほか、民営化前に預け入れた定額貯金を担保にした貸し付けなども行う。いずれも上限は20万円。臨時営業は両日とも午前9時から午後4時まで。


<糸魚川火災>70年続く精肉店「本当に着の身、着のまま」
毎日新聞 12/23(金) 20:53配信

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火災発生から一夜明け、焼け落ちた民家や商店を見つめる人たち=新潟県糸魚川市で2016年12月23日午前8時53分、小川昌宏撮影

 「これからどうすればいいのか」。小雨が続いた23日、新潟県糸魚川市で発生した大規模火災で焼け出された人々は、年の瀬を目の前に不安を募らせた。

 火元のラーメン店と棟続きの建物で精肉店を営んできた平沢惣一郎さん(75)は、疲れた表情で「本当に着の身、着のままでした」と振り返った。自宅を兼ねていたため、知人が無償で用意してくれたアパートに妻照代さん(63)と身を寄せた。

 22日午前10時半ごろ、ラーメン店の店主が「おーい、火事だ」と店に飛び込んできたという。元消防団員であり、すぐに水道の蛇口にホースをつなぎ、ラーメン店に駆け込んだ。だが、1階は黒煙が渦を巻き、炎は2階に駆け上っていた。「強風にもあおられ、火の回りが早すぎた」。70年近く前に父が開業した精肉店も、あっけなく焼け落ちた。

 「これで商売は終わりだ。この年だし」と話す平沢さんも、「孫の希望で年越しはしゃぶしゃぶと約束してたけど、人生分からないものね」という照代さんも自らを鼓舞するように笑顔をつくる。「新婚時代を思い出し、一からやり直します」。2人の言葉が、がらんとしたアパートの部屋に切なく響いた。【浅見茂晴、南茂芽育、川辺和将】


<糸魚川火災>「コンロに鍋かけたまま自宅に」と火元男性
毎日新聞 12/23(金) 20:50配信

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火元となったラーメン店から、焼け焦げた机を運び出す新潟県警の捜査員や消防隊員ら=新潟県糸魚川市で2016年12月23日午前10時35分、小川昌宏撮影

 新潟県糸魚川市の大規模火災で、県警は23日、同市大町1のラーメン店が火元と断定したと発表した。男性店主(72)が鍋を空だきしたことが原因とみられる。

 県警糸魚川署によると、店主は任意の事情聴取に「開店前、火をつけたコンロに鍋をかけたまま失念して近くの自宅に帰った。戻ってきたら炎が換気扇の高さまで上がっていた。大変なことをして申し訳ない」と憔悴(しょうすい)しきった様子で話したという。店主は水をかけて消そうとしたが、炎の勢いは止まらず、隣の精肉店に通報を求めた。

 同署は実況見分で、店主の証言通り厨房(ちゅうぼう)のコンロ付近に中華鍋があることを確認した。【堀祐馬】


<糸魚川火災>366年続く県内最古・造り酒屋も焼き尽くす
毎日新聞 12/23(金) 20:49配信

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火災から一夜明けた加賀の井酒造付近=新潟県糸魚川市で2016年12月23日午前11時10分、本社ヘリから西本勝撮影

 ◇その時、18代蔵元はこうじ仕込み中だった

 新潟県糸魚川市で発生した大規模火災。大火は、江戸時代から366年続き県内最古とされる造り酒屋「加賀の井酒造」も容赦なく焼いた。

 18代蔵元の小林大祐さん(34)は出火当時、店の奥でこうじを仕込んでいた。出荷が最盛期となる年末年始の直前。店には瓶詰めが終わった約3000本の日本酒があった。「火が前の建物まで来ています」との声に、後ろ髪を引かれながら、従業員6人と避難した。

 経営難に直面していた家業を継ぐため、勤めていた会社をやめて2005年に入社。同じ条件で造っても同じ味にはならない酒造りのおもしろさに魅了された。

 火災後、全国のファンから応援の電話が続く。「いつの日かもう一度お客さんにお酒を届けたい」と再起を誓う。【浅見茂晴、南茂芽育、川辺和将】


<糸魚川火災>原因はラーメン店鍋空だきの可能性 県警発表
毎日新聞 12/23(金) 19:38配信

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火元となったラーメン店から、焼け焦げた机を運び出す新潟県警の捜査員や消防隊員ら=新潟県糸魚川市で2016年12月23日午前10時35分、小川昌宏撮影

 新潟県糸魚川市の大規模火災で、県警は23日、同市大町1のラーメン店で男性店主(72)が鍋を空だきしたことが火災の原因だった可能性があると発表した。


「これからどうしたら」=焼け落ちた建物、焦げた臭い―糸魚川大火
時事通信 12/23(金) 18:48配信

 新潟県糸魚川市の大規模火災は23日午後、約30時間ぶりにようやく鎮火した。

 市中心部の現場は家屋やビルが黒く焼け焦げ、残骸が溶け落ちた建物も。周囲は焦げた臭いが立ち込めていた。「一体どうしたらいいのか」。変わり果てた街に住民は肩を落とした。

 両側から崩れた建物のがれきで、人が通れなくなった路地も。火元となった中華料理店では同日朝から、現場を実況見分する警察官や消防隊員らが慌ただしく出入りしていた。

 「ぼうぜんとするしかない」。避難所から戻ったパート従業員の小竹恵美子さん(65)は、全焼したわが家を目の当たりにした。「何もなくなってしまった。これからの生活をどうしたらよいのか」と不安を隠さなかった。

 JR糸魚川駅前の施設に市が設置した相談窓口には多くの避難者が訪れた。

 現場に自宅がある倉又さかえさん(71)は、立ち入り規制がかかったままで、状況を確認できなかったという。「隣に火が迫って逃げた。携帯電話も置いてきた」と言葉少な。「早く家に住みたい。戻りたい」と訴えた。

 ケーキ店を営む女性(67)は店舗兼自宅が全焼した。「今一番忙しい時期。クリスマスの注文があったのに」と伏し目がちに。「まず住まい。住める場所を探す」と語った。


日本海側でなぜ「大火」多いのか 糸魚川は「フェーン現象」で炎広がる?
J-CASTニュース 12/23(金) 18:05配信

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延焼する糸魚川市街地(写真:毎日新聞社/アフロ)

 新潟県糸魚川市を襲った大火は、出火から1日半たった2016年12月23日16時30分ごろ、鎮火した。約150棟、4万平方メートルを焼いた糸魚川大火。その原因は「フェーン現象」にあるのではないか、と推測されている。

 12月22日の糸魚川市は、最大瞬間風速24.2メートル(12時10分ごろ)。その強風をおこし、より延焼させたのが、フェーン現象だというのだ。

■気象予報士「台風並みの乾いた熱風」

 フェーン現象は、風が山を越えるときに起きる。山越えで空気中の水分が減るため、乾いた風が抜けるのが特徴だ。今回の糸魚川でも、日本海に抜けた乾いた南風が、火災を広げる原因になったのではないかと考えられている。

 これまでも日本海側では、たびたびフェーン現象が原因とみられる大火が起きている。1952年の鳥取大火(鳥取県)や、56年の魚津大火(富山県)が、その代表例だ。新潟市でも55年の新潟大火をはじめ、大規模火災が複数回起きている。

 大火鎮圧から1夜あけた23日は、朝からテレビ各局のワイドショーが、この話題を取り上げた。各局とも被害拡大の要因として、強風による「飛び火」、木造家屋の密集、消火用水の不足を挙げていた。

 強風とフェーン現象の関連も伝えられ、「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)では、気象予報士の蓬莱大介さんが、「台風並みの、しかも乾いた熱風が、南から北へ吹いた」と説明した。

40年前の「酒田大火」は...
 都市大火が起きるのは、1976年10月以来40年ぶり。その際の酒田大火(山形県)も強風が原因だったが、フェーン現象とは少し違ったようだ。元気象庁天気相談所長の宮澤清治氏は、「季刊 消防科学と情報」(2005年秋号)のコラムで、酒田大火を振り返っている。消防防災科学センターの情報サイト「消防防災博物館」に転載された、その一節を引く。

  「今回の酒田大火は、発達した低気圧が通過したあとで吹く、いわゆる吹き返しの強い北西風が火災を拡大させた。当夜、東京の気象庁には取材の電話が殺到し、予報官はフェーン現象による大火でないことを説明するのに一苦労した」

 いずれにしても、乾燥する冬は、火事が起きやすい。糸魚川と同じ12月22日には、東海道新幹線の沿線火災の影響で最大約2時間の遅れが出た。23日も新潟市中心部の住宅が火災に見舞われている。


鍋の空だき原因か、40年ぶり「大火」…糸魚川
読売新聞 12/23(金) 17:33配信

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約4万平方メートルが焼けた火災現場。上はJR北陸新幹線糸魚川駅(23日午後1時42分、新潟県糸魚川市で、読売ヘリから)=板山康成撮影

 新潟県糸魚川(いといがわ)市中心部で起きた大規模火災は23日午後4時30分、出火から約30時間を経て鎮火した。

 県は同日、建物の焼失は部分焼を含めて156棟の計約4万平方メートルで、負傷者は11人に上ったと発表した。周辺の363世帯・744人に出た避難勧告は継続し、23日も50人以上が避難所に身を寄せた。県警糸魚川署は、火元となった中華料理店の鍋の空だきが出火原因とみられると発表した。

 総務省消防庁は、建物の焼失面積が3万3000平方メートル(1万坪)以上の火災を「大火」と定義しており、過去40年の住宅火災(阪神大震災、東日本大震災時を除く)では、1976年の「酒田大火」(山形県酒田市、焼失面積約15万平方メートル)以来の規模となる。


糸魚川大規模火災 1日と6時間ぶりに鎮火、自宅焼けた男性「何もかもが燃えて…」
産経新聞 12/23(金) 17:22配信

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火災発生から一夜明け、焼け跡の中を歩く住民ら=23日午前、新潟県糸魚川市(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 新潟県糸魚川市のJR糸魚川駅前に近い市街地の大火から一夜明けた23日、同市は午後4時半に鎮火したと発表した。既に22日午後9時前には延焼の恐れがない「鎮圧」状態に収っていたが、鎮火までには22日午前10時半ごろの発生から丸1日と6時間かかった。

 延焼は約150棟、約4万平方メートルに及び、けが人は消防団員8人、住民2人の計10人になった。鎮火を受けて糸魚川市は約360世帯、約740人に出していた避難勧告を解除する方針。

 新潟県の米山隆一知事は同日、現場を視察。「現場を見て悲惨さを思い知った。まずは被災された皆さんの住宅を確保し全力で支援したい」と記者団に語った。県警と地元の消防は、火元となった同市大町1の中華料理店などを実況見分した。

 市内3カ所の避難所には、23日朝の時点で計40人以上が身を寄せた。市は23日午前、糸魚川駅に隣接するヒスイ王国館と同駅から少し離れた上刈会館の計2カ所に、被災者向けの相談窓口を設けた。

 窓口を訪れた金沢光教(みつのり)さん(67)は「当面の住む場所を探しに来た」。不安な夜を過ごし、午前9時ごろに自宅を見に行くと、築60年の家は跡形もなく。がれきと化していた。マイカー2台も無残な姿をさらしていた。

 「何もかもが燃えてなくなってしまった。残ったのはこれだけです」。逃げるときに貴重品を入れて持ち出したという手持ちかばんをさすった。

 自宅の向かいにある娘の家は燃えずに残った。金沢さんは「修理すればすぐに住めると思う。ゆくゆくは一緒に生活を送りたい」と話した。

天皇陛下、「生前退位」のご意向と報道・13

天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子殿下に譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に伝えられていることが13日、報じられた。
報道によれば、陛下は数年内に退位されるお考えで、宮内庁は、天皇陛下ご自身が国民に向けて考えを伝えられる方向で調整を進めているとされるが、同庁の山本信一郎次長は「報道されたような事実は一切ない」とNH報道を否定している。

天皇陛下は83歳になられた。ご健康面では、平成23年に気管支肺炎のため入院し、翌24年には心臓のバイパス手術を受けられている。

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リンク:19年元日に新天皇即位、元号は半年前までに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<退位関連法案>「平成」30年で区切り…皇太子さま即位へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下の退位めぐる衆参両院の正副議長協議、16日に決定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下譲位 衆参の正副議長、譲位めぐり16日協議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:16日協議を正式決定=天皇退位の法整備で―衆参議長ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<退位関連法案>19年元日に新元号、今春以降提出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新元号、平成31年元日から 皇室会議経て閣議決定へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:光格天皇、あるべき姿模索 天皇陛下、似通ったご研鑽 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<退位有識者会議>典範付則に特別法根拠 論点整理に併記 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下の退位めぐり、16日にも衆参両院の議長と副議長が協議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宮内庁長官、次官会議に初出席=天皇退位で意思統一―政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「退位」国会へ複数案…政府が提示の方向で調整 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:退位、衆参議長ら16日に協議=国会論議の進め方検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<衆参両院>退位、合同の会議…正副議長ら16日に開催へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:退位めぐる法整備、衆参各会派からの意見聴取へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:朝日新聞と久米宏の天皇発言政治利用 その4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:朝日新聞と久米宏の天皇発言政治利用 その3 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:特例法に「陛下特有の事情」=天皇退位で明記検討―「意思」は盛り込まず・政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:皇室典範特例法の形が見えてきた --- 早川 忠孝 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:朝日新聞と久米宏の天皇発言政治利用 その2 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【2017予想】天皇陛下退位問題 「1代限り」の特別措置が最多 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:朝日新聞と久米宏の天皇発言政治利用 その1 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:秋篠宮さまを「皇太子」待遇…「退位」特例法案 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宮内庁長官を次官会議に招致=首相官邸、退位で主導権狙う - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<退位要件>天皇の意思明記せず 特別立法で政府方針 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:どうなる天皇退位問題=有識者会議、1月にも方向性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:退位の論点、来月23日公表…法制化理由が焦点 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:退位制度化、否定的意見が大勢…会議議事概要 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:退位制度化、技術的に困難=14日の有識者会議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<有識者会議>退位、特別立法に反対なく…議事概要公表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下譲位 有識者会議の議事概要公表 「今上陛下についてのみ決めるべき」恒久制度化への慎重論相次ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:退位で合意見通せず=民進「典範改正」、与党は反発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下の退位、特例法制定で可能…政府答弁書 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:退位は特措法か、皇室典範改正か 天皇陛下、誕生日会見で議論に「深く感謝」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

19年元日に新天皇即位、元号は半年前までに
読売新聞 1/11(水) 6:13配信

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(写真:読売新聞)

 政府は、2019年1月1日に皇太子さまが新天皇に即位し、同時に元号を改める検討に入った。

 新元号は改元の半年以上前に公表する方向だ。

 平成30年(2018年)の区切りで天皇陛下の退位を実現するとともに、国民生活への影響を最小限に抑えるため、新元号は元日から始め、事前に公表することが望ましいと判断した。

 政府は一代限りの退位を可能にする特例法案を20日召集の通常国会に提出する方針で、陛下の退位日は政令で定めることを法案に明記する。

 陛下の退位日を定める政令は、閣議決定前に、皇族や首相、衆参両院の正副議長、最高裁長官らがメンバーを務める皇室会議に諮ることも検討している。


<退位関連法案>「平成」30年で区切り…皇太子さま即位へ
毎日新聞 1/10(火) 22:41配信

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「象徴としてのお務め」についておことばを表明される天皇陛下=皇居・御所の応接室で2016年8月7日、宮内庁提供

 ◇2019年元日に新元号

 政府は2019年1月1日に皇太子さまが天皇に即位し、同日から「平成」に代わる新しい元号とする検討に入った。平成は30年までとなる。政府は現在の天皇陛下に限った特例として退位を認める特別立法とする方針。政府は退位を実現する関連法案を今春以降、国会に提出する。

 陛下は昨年8月のおことばで「戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には平成30年を迎えます」と述べ、「平成30年」に言及していた。政府関係者によると、安倍晋三首相は今月に入って菅義偉官房長官、杉田和博官房副長官と退位に関する法整備などについて協議したという。

 「平成」の元号を決定した際は、政府が学者に元号案を委嘱。有識者懇談会の議論を経て、閣議で決定し、昭和天皇が逝去した翌日に改元した。ただ、天皇の逝去に伴い新天皇が即位した過去の例と今回の退位は事情が異なる。元号制定についても異なった手続きを経ることになりそうだ。

 政府が元日からの新元号を検討しているのは国民生活への影響を最小限に抑えるためだ。このため政府が元号を公表した後、19年の元日までに一定の周知期間を置く可能性もある。

 退位の時期については、関連法案には明記せず、政令で定めるとの方針を記載するにとどめる案が有力。退位が「国民の総意」であることを示すため、退位時期を閣議決定する前に、首相や衆参両院議長、最高裁長官、皇族らからなる皇室会議を開き、審議を求める案もある。ただ、政府関係者は「国権の最高機関である国会が関連法案を成立させ退位を認めることになれば、皇室会議の審議は必要ない」と指摘している。

 退位に関する安倍首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」は今月23日に退位容認の方向性を示す「論点整理」を公表する予定。また、衆参両院の正副議長は16日に退位に関する協議を始め、その後、各会派から意見を聴取する。【田中裕之】


天皇陛下の退位めぐる衆参両院の正副議長協議、16日に決定
ホウドウキョク 1/10(火) 18:50配信

衆参両院の正副議長の協議は、16日に決まった。
天皇陛下の退位をめぐっては、政府による有識者会議が1月下旬にも論点整理を行って公表することにしており、今後は、法整備のあり方など、国会の対応も焦点となる。
衆議院の大島議長は10日、佐藤議院運営委員長と会談し、衆参両院の議長と副議長が、16日に国会での議論の進め方などについて協議することを伝えた。
このあと、佐藤委員長は、議院運営委員会の理事会で、与野党に対し、これを報告した。
政府は、20日から始まる通常国会に、今の陛下に限り退位を認める特例法での法案を提出する方針だが、民進党などは、恒久法による制度化を主張している。


天皇陛下譲位 衆参の正副議長、譲位めぐり16日協議
産経新聞 1/10(火) 12:17配信

 佐藤勉衆院議院運営委員長は10日の議運委理事会で、天皇陛下の譲位をめぐる法整備に向けた与野党の意見集約のあり方について、衆参両院の正副議長が16日に協議を行うと報告した。理事会に先立って大島理森衆院議長が佐藤氏に伝えた。


16日協議を正式決定=天皇退位の法整備で―衆参議長ら
時事通信 1/10(火) 11:40配信

 衆参両院の正副議長が16日午後2時から、天皇陛下の退位に関する法整備をめぐり意見交換することが10日、正式に決まった。

 衆院の大島理森議長が同日午前、佐藤勉議院運営委員長と会い、日程を伝えた。大島議長は「(政府の)有識者会議の論点整理が大詰めを迎えている。立法府としてどのように取り扱うか、今後の進め方について協議する」と語った。

 佐藤委員長は、この後の議運委理事会で、与野党に報告した。

 16日の会合では、各党の代表者で構成する協議機関の設置などを念頭に、国会での具体的な運びを検討する。


<退位関連法案>19年元日に新元号、今春以降提出
毎日新聞 1/10(火) 11:28配信

 政府は2019(平成31)年1月1日に皇太子さまが天皇に即位し、同日から新元号とする検討に入った。国民生活への影響を避けるため、新元号は元日から始まるのが望ましいと判断した。天皇陛下が昨年8月に退位の意向がにじむおことばを表明した際に「平成30年」に言及したことや、即位に伴う儀式などの準備に要する期間も考慮した。政府は退位に関する関連法案を今春以降、国会に提出する。

 菅義偉官房長官は10日午前の記者会見で「現在、有識者会議で予断を持つことなく静かに議論してもらっている」とだけ語った。

 陛下は昨年8月のおことばで「戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には平成30年を迎えます」と自ら言及していた。政府の退位に関する有識者会議のなかにも「おことばから類推すると平成30年は一つのメルクマール(道しるべ)」(御厨貴座長代理)との受け止めがあり、有識者会議での議論もふまえた。

 安倍晋三首相は今月になり、菅官房長官や杉田和博官房副長官らと退位時期や関連法案の内容などについて協議した。具体的な退位の日程については今月20日召集の通常国会に提出する関連法案には明記せず、政令で定める案が有力視されている。

 政府は今の天皇陛下に限り退位を認める特別立法で対応する方針だ。政府の有識者会議はこれまでの議論を踏まえ、今月23日に「論点整理」を公表する。陛下に限り退位を認める特別立法と、特別立法で例外的な退位を認める根拠規定を皇室典範の付則に書き込む案を併記する方針だ。

 国会では16日に予定されている衆参両院の正副議長による合同会議で、退位に関する議論がスタートする。その後、正副議長を中心に各会派の意見聴取が行われ、両院で退位に関する議論が本格化する。【田中裕之】

 【ことば】元号法

 「元号は、政令で定める」「元号は、皇位の継承があった場合に限り改める」の2項からなる法律。1979年に成立した。元号は紀元前に中国・前漢で始まり、日本では645年に「大化」の元号を初めて使用した。天皇一代に元号一つと定める一世一元制は明治時代から始まり、旧皇室典範と旧登極令に元号の規定が記されていた。しかし敗戦による連合国軍総司令部(GHQ)の占領下で失効。現在の皇室典範は元号について規定がないため、保守勢力が働きかけて元号法が制定され、「昭和」から「平成」への改元で適用された。


新元号、平成31年元日から 皇室会議経て閣議決定へ
産経新聞 1/10(火) 7:55配信

 ■譲位関連法案、5月上旬にも提出 大嘗祭は秋以降に

 天皇陛下が在位30年を節目として譲位を希望されていることを受け、政府は、平成31(2019)年1月1日(元日)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入った。国民生活への影響を最小限とするには元日の譲位が望ましいと判断した。譲位に伴う関連法案は、有識者会議の報告と衆参両院の論議を踏まえ、5月上旬にも国会に提出する見通し。譲位は「一代限り」として皇室典範改正は最小限にとどめる方向で検討を進める。

 複数の政府関係者が明らかにした。譲位の日時に関しては「○年以内に政令で定める」として法案に明記せず、皇室会議を経て閣議決定する方針。

 具体的には、平成31年元日、国事行為である「剣璽(けんじ)等承継の儀」(三種の神器等引き継ぎ)と「即位後朝見の儀」(三権の長らの初拝謁)を宮中で行い、官房長官が速やかに新元号を発表する方向で検討している。

 皇位継承に伴う重要儀礼である大嘗祭(だいじょうさい)は、準備に半年以上を要するため、平成31年11月にずれ込む見通し。皇位継承を内外に示す国事行為「即位礼正殿の儀」は大嘗祭の前に行われるという。

 天皇陛下の譲位に関する有識者会議(座長・今井敬経団連名誉会長)は1月23日に論点整理をまとめる。「一代限り」で譲位を可能にする法整備を求める内容になるとみられる。

 これを受け、衆参両院は譲位に関する議論を始める方針。国会での議論を受け、有識者会議は3月中に最終報告をまとめる。政府が国会に法案提出するのは、5月の連休明けになる見通しだという。

 安倍晋三首相は6日、菅義偉官房長官、杉田和博官房副長官らと譲位に関する法整備をめぐり協議した。皇室典範に関しては、付則の一部だけを改正して特例法で対応するか、本則一部も改正するか、政府内で意見が分かれている。

 皇室典範は終身在位を基本とし、譲位を想定しておらず、譲位後の称号や住居、葬儀なども定める必要がある。このため、政府は、皇室経済法や宮内庁法などの一部改正も視野に入れており、譲位関連法案としてパッケージで国会に提出することになりそうだ。

 憲法4条は「天皇は国政に関する権能を有しない」と定めており、「天皇陛下のご意向」を憲法違反にならぬ形でどのように反映させるかも焦点となる。


光格天皇、あるべき姿模索 天皇陛下、似通ったご研鑽
産経新聞 1/10(火) 7:55配信

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江戸時代初期から明治時代の天皇系譜(写真:産経新聞)

 江戸時代後期に在位した光格天皇(第119代 1771~1840年)は、幕府との対立を辞さず、天皇と朝廷の権威復活を図り、現皇室の礎を築いたことで知られる。光格天皇をはじめとした近世皇室史を研究し、『幕末の天皇』(講談社学術文庫)などを著した東大名誉教授の藤田覚氏(70)は、譲位を希望される天皇陛下と光格天皇の共通点を指摘した。(松本学、広池慶一)

                   ◇

 □東大名誉教授・藤田覚氏

 光格天皇と現在の天皇陛下には似通った部分があるように思います。それは「あるべき天皇像」を自らの手で描かざるをえなかったという特別な境遇です。

 天皇陛下の直系のご先祖である光格天皇は、傍系の閑院宮家から即位しました。天皇に即位する皇族は普通、幼少時代から「天皇になるための教育」を受けます。周囲からさまざまな教えを受ける中で「天皇かくあるべし」ということが自然と身につく。

 しかし、光格天皇はそうした経験が全くなかった。「天皇はどうあるべきか」「どうあるべきでないか」を試行錯誤を繰り返しながら、模索せざるをえなかったわけです。

 光格天皇は、江戸幕府と激しく対立しながら、簡素化されていた新嘗祭(にいなめさい)を古来の形式に戻すなど、朝廷の儀式や儀礼を再興させ、天皇の権威の強化を図りました。天皇の政治的発言はあってはならないとされた江戸時代にあって、飢饉(ききん)に苦しむ民への米の放出を幕府に申し入れ、実現させたこともあります。

 この強靱(きょうじん)な意志は「あるべき天皇像」を強烈に意識せざるをえなかった境遇と無縁ではないはずです。

 「象徴天皇」として即位した初めての天皇である天皇陛下も、同様の模索を重ねられてきたのではないでしょうか。光格天皇がそうであったように、「あるべき象徴天皇像」を手探りで作り上げてこられたのだと思います。

 東日本大震災直後の避難所への慰問で、天皇陛下が膝をつき、住民と同じ目線で声をかけられる場面がありました。それまでの天皇像からすれば考えられないことでしょうか。国民が苦難に直面しているときは、なるべく近くで寄り添い、苦しみをやわらげる-。これが新しい天皇像であるというのが天皇陛下のお考えなのだと思います。

 天皇陛下は、昨年8月に表明した「お気持ち」の中で「天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合」の社会の停滞や国民生活への影響に懸念を示されました。

 これも、ご自身で作り上げられた「あるべき天皇像」にそぐわないというお気持ちの表れなのだと理解しています。

 昭和天皇の崩御の前には、幼稚園の運動会まで延期や中止になるような「自粛ムード」が日本列島を覆いました。国民に寄り添う象徴天皇として、こうした状況を再び招いてはならないとお考えなのではないでしょうか。

 天皇陛下が譲位の制度化をお望みなのであれば、そのご意向に沿うほかないと思います。象徴天皇という新しい天皇像をお一人で作り上げられた陛下がおっしゃっているわけですから。

 幕末に光格天皇が主導した神事や儀礼の復古は、天皇の政治的・思想的な権威強化につながり、明治以降の近代天皇制へと引き継がれていきました。

 天皇陛下の「お気持ち」表明も、将来は歴史上のエポックメーキングな出来事として振り返られるはずです。


<退位有識者会議>典範付則に特別法根拠 論点整理に併記
毎日新聞 1/10(火) 7:00配信

 安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」は23日に公表する論点整理で、天皇陛下に限り退位を認める特別立法と並び、特別立法での例外的な退位を認める根拠規定を皇室典範の付則に書き込む案も併記する方針を固めた。野党などに典範改正による退位の制度化を求める声があることを踏まえ、特別立法に慎重な意見にも配慮する。

 憲法2条は皇位継承について「国会の議決した皇室典範の定めるところにより」継承すると記している。このため特別立法での対応は憲法違反の疑いがあるとの指摘もある。典範の付則に「天皇は特別法の定めるところにより退位できる」などの規定を明記すれば、憲法違反との指摘を払拭(ふっしょく)できるという考えだ。

 有識者会議の専門家ヒアリングでは、保守派の学者らが制度の安定性の観点から退位反対論を主張した。特別立法での対応は、今回限りの特例として退位を認めることで反対論に配慮する。一方で、典範の付則に退位の根拠規定を設ければ、典範改正に一部着手したことになり野党など制度化を求める声にも配慮できる。

 政府は、単独の特別立法で対応しても憲法違反には当たらないとの考えを示している。横畠裕介内閣法制局長官は2016年9月の国会答弁で、憲法2条の趣旨について「国会の議決した皇室典範、すなわち法律で適切に定めるべきだと規定している」と述べた。現在の典範が一般の法律と同じ位置づけとなっていることを踏まえた解釈をすべきだとした。このため典範の付則に根拠規定を置く対応は、法律論ではなく保守派と野党の顔を立てる政治的な妥協案の側面が強い。

 論点整理は退位容認の方針を示し、対応策として(1)特別立法(2)典範の付則に根拠規定を置く特別立法(3)典範改正--の3案のメリットやデメリットを記述する。16年12月14日の有識者会議で、退位の恒久制度化は困難との考えで大筋一致している。【野口武則】


天皇陛下の退位めぐり、16日にも衆参両院の議長と副議長が協議
ホウドウキョク 1/6(金) 17:17配信

16日にも、国会での議論の進め方を協議する。
天皇陛下の退位をめぐっては、政府による有識者会議が、1月下旬にも論点整理を行って、公表することにしている。
今後は、法整備のあり方など、国会での対応も焦点となるが、こうした国会での議論の進め方などを協議するため、16日にも、衆参両院の議長と副議長が、協議することがわかった。
議論は、衆参両議長が主導して、各会派の代表者から、意見を聞く形で進められる見通し。
政府は、20日から始まる通常国会に、特例法での法案を提出する方針だが、民進党などは恒久法による制度化を主張している。


宮内庁長官、次官会議に初出席=天皇退位で意思統一―政府
時事通信 1/6(金) 14:40配信

 政府は6日、新年初の次官連絡会議を首相官邸で開き、宮内庁の山本信一郎長官が初めて出席した。

 天皇陛下の退位をめぐり、政府は一代限りの特例法での対応を検討しているが、宮内庁には皇室典範の改正による恒久制度化を求める意見もあるとされる。山本氏の招致には、宮内庁を含め政府内の意思統一を図る狙いがある。

 山本氏は会議後、記者団に「年頭の会議なので、情報共有ということで出席した。当面は出る予定はない」と語った。

 菅義偉官房長官は会議の冒頭、「今年1年、常に緊張感を持って、これまでの概念にこだわることなく、想定外のことが起こっても柔軟に対応してもらいたい」と訓示し、各府省に政権運営への協力を求めた。

 次官連絡会議は各府省の事務方トップが出席し、毎週金曜日に官邸で開催。宮内庁からは昨年11月以降、西村泰彦次長が出席している。


「退位」国会へ複数案…政府が提示の方向で調整
読売新聞 1/6(金) 6:34配信

 政府は、天皇陛下の退位実現に向けて国会に議論を求める際、特例法で一代に限って認める案のほか、皇室典範改正による恒久制度化案などの複数案を提示する方向で調整に入った。

 政府は特例法案を通常国会に提出する方針だが、国会の議論を尊重する狙いがある。

 政府は23日に開く「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の会合で、論点整理をまとめた上で、国会に提示する。論点整理には各案の利点や欠点が列挙される見通しだ。

 これに先立ち、衆参両院正副議長は16日、法整備の進め方を巡り協議する予定だ。衆参議長が主導する形で、各会派の意見聴取を進める方法が浮上している。政府は論点整理に民進党などが主張する恒久制度化案も加えることで、配慮する考えだ。一代限りで退位を認める方法を巡っては特例法のほか、同法制定にあわせ皇室典範を一部改正し、退位を可能とする根拠規定を置く案も示すとみられる。


退位、衆参議長ら16日に協議=国会論議の進め方検討
時事通信 1/5(木) 16:13配信

 衆参両院の正副議長が16日、天皇陛下の退位に関する法整備をめぐって意見交換する。

 政府の有識者会議は23日に論点整理を公表する予定。政府は与野党に論点を提示し、議論を促すことにしており、議長らはこれに先立ち、国会での具体的な論議の進め方を検討する考えだ。複数の関係者が5日、明らかにした。

 16日の会合には、衆院の大島理森、川端達夫正副議長、参院の伊達忠一、郡司彰正副議長が出席する予定。退位をどのような法制度で実現するかでは与野党間に溝があるものの、事柄の性格上、静かな環境で議論すべきだとの認識では一致している。こうしたことから、会合では与野党の合意形成に向け、各会派代表者で構成する協議機関設置や、代表者からの個別の意見聴取などを念頭に、議論の進め方が話し合われる見通しだ。


<衆参両院>退位、合同の会議…正副議長ら16日に開催へ
毎日新聞 1/5(木) 15:00配信

 衆参両院は、天皇陛下の退位について議論するため、両院の正副議長による合同の会議を16日に開催する。5日、与党関係者への取材でわかった。政府は今の陛下に限って退位を認める法案を春以降に国会に提出する方針で、その前に国会として議論を始める狙いがある。

 16日の会議には、衆院の大島理森議長、川端達夫副議長、参院の伊達忠一議長、郡司彰副議長らが出席する予定。退位に関する国会の議論の進め方や政府提出法案の取り扱いについて協議するほか、与野党各会派の代表を集めて協議する場の設置についても検討するとみられる。

 安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」が23日にも論点整理をまとめる予定で、国会としても、その前に議論に着手する姿勢を示す。

 退位を巡っては、大島議長が昨年11月、国会での議論のあり方に関し、与野党の幹事長らから意見聴取した。安倍首相は4日の記者会見で退位について「決して政争の具にしてはならないと考えている。静かな環境で議論を深めていくべきだ」と求めていた。【飼手勇介】


退位めぐる法整備、衆参各会派からの意見聴取へ
読売新聞 1/5(木) 14:23配信

 天皇の退位をめぐる法整備について協議するため、衆参両院議長は月内にも、各会派からの意見聴取を始める方針を固めた。

 衆参両院の正副議長が16日にも記者会見し、今後の議論の進め方について表明する方向だ。

 政府は天皇陛下の退位を実現するため、一代限りの特例法案を20日召集の通常国会に提出する方針だ。それに先立ち、両議長が主導して各会派に法整備に関する意見を求めることで、国会での議論の土壌を整える狙いがある。

 具体的な議論を行う方法については、両議長が各会派から個別に意見聴取を進める案や、各会派合同の会議を開く案が浮上している。


朝日新聞と久米宏の天皇発言政治利用 その4
Japan In-depth 1/4(水) 18:00配信

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二重三重の政治利用

■プロパガンダのピエロ
しかも久米宏氏はこの同じラジオ番組で自分が天皇制には反対だと明言していた。反対だと否定する存在の「発言」を憲法改正への反対という自分自身の政治主張の補強に利用するところにも久米氏の久米氏らしい特徴がある。

同じ8月27日の番組では同氏は以下の趣旨の発言をしていた。

「僕は天皇制にはやや疑問を持っています。天皇制には賛成ではないのです。ですがいまの天皇、皇后は大好きです。ファンなのです」

天皇制に反対であるならば、その反対の対象の言動など、無視するのが自然だろう。だが自分たちの政治主張には格好の武器だということから、「大好き」などという情緒的な表現でまぶして、利用するということだろう。天皇陛下のお立場を思うと、ご自身の存在を否定する側にご自身の言葉を都合よく利用されるというのは、なんともお気の毒な事態である。

興味あることに、久米氏は自分の放送のなかで天皇陛下の立場について次のようなことも語っていた。

「天皇には言論の自由も参政権もないのです。その意味では基本的人権が与えられていないのです」

だから当然、政治的な言動も一切、とってはならない、という意味である。久米氏はそのことを実はよく知っているのではないか。そのうえで現在の日本国憲法の改正に対して賛成か反対かという最も政治的な判断について天皇は実は反対であり、その反対の意を8月のテレビ発言で国民や政府に微妙に伝えたのだ、というきわめて政治的なメッセージを投げたのだといえよう。

他者の発言のこの種のゆがんだ解釈はアメリカのジャーナリズムではよく「spin(加工、紡ぎ出し)」などと評される。「天皇発言は実は改憲への反対という政治意見の表明だったのだ」というスピンである。

久米氏の主張やレトリックは以上のようにいかにも論理や客観性に欠けるナイーブな内容だった。だが朝日新聞はそんな久米氏の脇の甘い言葉を文字どおりの“よいとこどり”で切り取って、二重三重の政治利用をしているのだった。

朝日新聞のこの久米氏インタビューは前述のように合計10回もの連載だった。だから内容は多岐多様にわたっていた。久米氏は放送人なのだから当然、テレビやラジオ自体がテーマとなる部分が多くなるはずである。

しかし朝日新聞の連載では冒頭でまず第一に「天皇」そして「憲法」を持ち出していた。その両テーマだけを拡大して、久米氏のラジオ放送の内容をかけ橋にして結びつけ、憲法改正にはなにがなんでも反対という朝日新聞自身の政治的主張を都合よく支えさせているのだった。

結果として久米氏は朝日新聞の手の平で“改憲反対踊り”を演じさせられるプロパガンダ・ピエロとなったといえよう。朝日新聞からすれば、自分自身による天皇発言の政治利用という露骨な演出は巧妙に避けて、久米氏にその役割を演じさせたというわけである。

朝日新聞の菅沼記者は同じ連載インタビュー第1回の後半部分で久米氏の言葉として以下の内容をも紹介していた。

「フィリピンなど、かつての戦地にご夫妻で何度もいらっしゃる。あれは明らかに昭和天皇の贖罪の旅だ、と、ずっと思いながら見ていました。皇太子時代の家庭教師だったバイニング夫人は徹底したリベラルな人でしたから。全ての日本人のなかで一番リベラルなのは、いまの天皇だと思っています。国旗国歌問題の時に、『やはり、強制になるということではないことが望ましい』とおっしゃったことがあります」

戦争への贖罪、徹底したリベラル、国旗国歌問題などなど、朝日新聞の政治主張を「皇太子時代からのいまの天皇」のお考えと重ねあわせて正当化しようとする政治言語を久米氏に語らせているのだといえよう。自分たちの政治的見解に都合のよい久米氏の言葉を天皇にまでさかのぼらせて提示するという巧妙な手法である。だが不当な政治宣伝である。久米氏は朝日新聞のそんな政治宣伝にみごとに乗って、操り人形の役割を演じたように映る。

天皇の譲位に関する論議は今後もさらに続くことは確実である。その議論の熱気も具体性もさらに高まることだろう。そうした論議の前進の過程では天皇発言の政治的な利用だけは避けねばならない。そのための自戒は健全な民主主義国家の重要課題の決定では決して欠かせない要素であろう。(了)

(このシリーズ、全4回。その1、その2、その3も合わせてお読みください。この記事は月刊雑誌「WILL」「久米宏の『妄言』ダシに 朝日の姑息な『天皇利用』」2017年1月号掲載からの転載です。)

古森義久(ジャーナリスト・麗澤大学特別教授)


朝日新聞と久米宏の天皇発言政治利用 その3
Japan In-depth 1/3(火) 18:00配信

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久米氏のレトリック

■久米氏の幼児めいた独善
久米宏氏は「日本国憲法がいまの日本が世界に誇れる唯一のものだ」と語る。「日本という国があってよかったな、と世界の人が思ってくれる要素」が日本の憲法なのだという。「ウォークマンは作ったりしたけれど、こういう憲法が世界への自慢のタネの宝もの」なのだという。

久米氏の言に従えば、いまの日本国憲法はいかにも日本が独自の叡智により、ウォークマンを作ったように、自分たちで作りあげたかのような印象になる。だが現実には日本国憲法は日本を占領していた米軍司令部の将校たちにより10日間ほどで作られたのである。しかも当時のその最大目的は日本を永遠に非武装として、半国家の状態につなぎとめておくことだった。

久米氏はさらに全世界が日本の憲法を礼賛するかのような言葉を連ねているが、現実には自国の防衛の権利や義務を曖昧にしたままの日本憲法を模範にしたいと願っている国など世界のどこにも存在しない。たとえばイスラエルが日本国憲法が意図するのと同じ事実上の非武装という選択肢を選んだとき、その前途は周辺のアラブ諸国に滅ぼされての亡国であろう。

もちろん久米氏でも誰でも、自分の政治主張を述べることは自由である。だが天皇陛下のご発言が自分の持つのと同じ政治主張なのだと断じればプロパガンダとなる。いや証拠もなく、理屈もなく天皇の発言を自分の政治主張の拡散に利用するという点ではデマゴギーとさえいえるだろう。

久米宏氏はいま自分の持つ民放ラジオの番組で天皇のご発言を憲法改正への反対表明がその本当の意図だったのだという「解説」をしたようである。

そう推測して久米氏のそのラジオ番組を検索してみたらすぐに判明した。

久米氏がTBSラジオで毎週土曜日に放送している「久米宏ラジオなんですけど」というトーク番組だった。その8月27日分の「改めて天皇陛下のお言葉について」というコメント部分で前記の趣旨を確かに語っていた。久米氏自身の言葉として以下のような内容があった。

「僕の勝手な解釈ではあるが、天皇はこの発言で『いまの憲法を守って欲しい』『憲法改正には反対だ』『戦争には反対だからいまの新しい憲法を守って欲しい』ということを(国民に)伝えたかったのだと思います」

「このご発言で天皇は『象徴』という言葉を八回も使われた。『象徴』というのは明治憲法にはなく、いまの憲法で初めて出てきた言葉だから、その言葉を何度も使ったことはいまの憲法を守って欲しいという意味でしょう」

久米氏は明白に天皇の発言を「憲法改正に反対」という意思表示だと断定しているのである。つまり天皇は安倍晋三政権や自民党の憲法改正への動きには反対だと断じるのである。

久米氏本人もその断定の根拠は前記の推測ゲームのような思いこみしかないことを認めてはいた。それにしても天皇が「象徴」という言葉を何度も使われたから憲法改正には反対だ、という理屈はあまりに幼児めいて響く。

同時に「戦争に反対」だから「いまの憲法を守れ」という結びつけも、日本共産党もどきの虚構の政治プロパガンダを思わせる。日本の自衛の必要は一切、無視しているからだ。防衛力の強化が戦争の抑止につながるという国際安全保障の現実を無視しているといえる。 

久米氏のレトリックはそのうえで憲法改正は日本がしなくてもよい侵略戦争を始めることがその動機であるかのように断じるのである。

久米氏はこうしたいかにも偏向した憲法への独善的な自分の意見を天皇の発言がそれと同じなのだ、と事実をねじ曲げているのだった。

ラジオはいうまでもなく公共の電波としての国民共有の公共財である。特定の機関が政府からの認可を得て独占使用するわけだ。だから、その使用には当然、公共性を守ることの義務がともなう。放送法の規定がその一端だろう。そんな公共のコミュニケーションの手段をこんな政治的プロパガンダの拡散に利用してよいはずがない。

久米氏の場合、公共財のラジオと、天皇陛下のお言葉と、その両方の政治利用ということになる。自分の政治的な主張の宣伝に利用していることが明らかだからだ。

(その4に続く。毎日18時配信。全4回。この記事は月刊雑誌「WILL」「久米宏の『妄言』ダシに 朝日の姑息な『天皇利用』」2017年1月号掲載からの転載です)

古森義久(ジャーナリスト・麗澤大学特別教授)


特例法に「陛下特有の事情」=天皇退位で明記検討―「意思」は盛り込まず・政府
時事通信 1/3(火) 17:10配信

 天皇陛下の退位に関する特例法案について、政府が退位を認めるに至る一連の状況を条文に盛り込む方向で検討していることが分かった。

 「今の陛下特有の事情」を明記することで、退位が一代限りであることを明確にし、先例化するのを避ける狙いがある。政府関係者が3日までに明らかにした。

 具体的には、特例法案の目的を規定する第1条か前文に、陛下が高齢により公務を行うことが難しくなり、国民も退位に理解を示していることなどを明記する。

 政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長・今井敬経団連名誉会長)では、退位の先例ができれば、将来、強制的な退位や恣意(しい)的な退位を誘発しかねないとの意見が出されていた。政府は、「陛下に特有の事情」を法案に書き込むことで、こうした懸念の払拭(ふっしょく)に努める考え。

 また、退位の要件に関し、「天皇の意思」は盛り込まない方向。専門家の中には、強制退位を防ぐため、意思の要件化を求める意見もあるが、政府は恣意(しい)的な退位につながりかねないと判断。年齢に関しても、一律に区切るのは現実的でないとの理由から要件としない。

 特例法案では、皇室典範と宮内庁法、皇室経済法など関連法の改正を併せて行う。退位した陛下の呼称は「上皇」とし、お世話をする宮内庁組織の新設や皇位継承順位が1位となる秋篠宮さまの待遇なども決める。秋篠宮さまは予算支出で現在の皇太子と同等の待遇とする方向だ。

 退位時期については、陛下が昨年8月のお言葉で言及した「平成30(2018)年」末の実現を目指す。


皇室典範特例法の形が見えてきた --- 早川 忠孝
アゴラ 1/3(火) 16:20配信

元旦の新聞に載るように、周到に計算してきたのだと思う。

複数の新聞が同じような論調で天皇の譲位(生前退位)問題を取り上げていたから、宮内庁や内閣官房からの示唆ないし組織的リークがあったということだろう。

今月の20日頃に公表される予定となっている有識者会議の結論の骨格みたいなものが今朝の主要紙に載っていた。

皇室典範の改正で進むべきだと言うのが民進党の論点整理で示された民進党の意見のようだが、民進党の論点整理は女性天皇や女系天皇に道を拓こうとしているだけのように見えて、今上天皇が退位された後の今上天皇の身分や処遇、皇太子をどうするのか、という大事な問題についての答えを回避するようなところがあったが、今日の新聞報道では現皇太子が天皇になられたら現皇太子の弟君の秋篠宮が皇太子としての職務を受け継ぐ、という仕組みを考えているようだ。

特例法にすることで、特例法の第一条に今上天皇限りの譲位であることを明記しようというのだから、天皇の譲位(生前退位)制度の濫用ないし恣意的運用の虞は相当減殺できるような印象である。
まあ、これでも皇室典範の全面改正という難しい議論に持ち込もうとする人が出てくるのは抑えられないだろうが、こういう考えを叩き台にして衆参両院議長の下で丁寧に議論を尽くせばそれなりの合意に達することが出来そうである。

おう、結構、知恵があるな。
いいんじゃない?というところだ。

大筋でよければ、結構、結構、と声を上げておくのがいいだろう。

私は、こういうことは当面はアバウトでもいい、という立場に立っているので、とりあえず、結構です、と申し上げておく。

編集部より:この記事は、弁護士・元衆議院議員、早川忠孝氏のブログ 2017年1月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は早川氏の公式ブログ「早川忠孝の一念発起・日々新たに」(http://ameblo.jp/gusya-h/)をご覧ください。


朝日新聞と久米宏の天皇発言政治利用 その2
Japan In-depth 1/2(月) 18:01配信

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朝日新聞と久米宏の天皇発言政治利用

■露骨な政治主張
しかしこの生前退位に関連しての日本政府の対応も奇妙だった。

政府は天皇陛下の生前退位に関して「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」という諮問機関をまず設けた。天皇や皇室のあり方について知識や意見のある民間人から見解を聞いて、政府の決定の参考にするという意図だろうと思った。

ところがこれらの「有識者」がとくに知識や意見を持っているわけでもないようだと判明した。それぞれが「あくまで陛下のご意思を」とか「国民の総意を基礎として」というような、だれでも述べることができる意見のようにみえて意見でも提言でもなんでもない一般論を語るだけのようだった。

そのうえでこれらの「有識者」がまた別にかなりの人数の「専門家」を招いてその見解を聞くというのだから、びっくりした。なんのための「諮問機関」「有識者会議」なのか。これならば政府が直接に「専門家」たちから意見を聴取すればよいではないか。こうした儀式のような手続きのプロセスで浮かんだのは、天皇陛下の生前退位について明確で具体的な意見を表明しようとする人がきわめて少ないという構図だった。

専門家を招くヒアリングは11月7日から始まり、この場で初めて具体的な意見が出たようだった。だがその意見を聞いた「有識者」がどう対応するのか、自分自身の意見はどう反映させるのか。このへんは不透明のままである。

このような議論の過程で国民も政治家も絶対に避けるべきは天皇陛下発言の政治的利用である。ご発言の「真意」なるものを自己の政治的な主張に都合のよいように勝手に曲解し、「天皇陛下は実はこう思われているのだ」と断じる政治操作である。

天皇陛下としては今回の「生前退位」発言も単に自らの退位を求められただけで、その背後にも背景にも政治的な意図や意思があるはずがない。あってはいけないのだ。であるのに朝日新聞はその「ご発言」に政治的な意図があると勝手に断じる記事を堂々と載せているのである。

繰り返すが、天皇陛下ご自身が日本の政治には直接には関与せず、あくまで中立の立場を保たれることは基本の鉄則である。

日本国憲法第一章「天皇」の第四条は天皇陛下は「国政に関する機能を有しない」と明記している。天皇は憲法の公布や国会の召集などの国事行為を委ねられていても、それらの行為はすべて「内閣の助言と承認」に基づき、「国民の総意」が大前提とされる。天皇はあくまでも内閣や国民が決めたことの儀礼的な手続きの実施にあたるだけである。つまりは政治の実権にはかかわらない「象徴」なのである。

しかしながら朝日新聞10月17日夕刊の記事に以下のような記述が載った。天皇の8月のご発言には政治的な意図があると勝手に断じる記事を堂々と載せているのだった。

「天皇陛下の『お言葉』は『今の新しい憲法を守ってください』との意味を含んでいる、と」

以上は朝日新聞の菅沼栄一郎記者がテレビ朝日の「報道ステーション」のキャスターを長年、務めた久米宏氏に向かって述べた言葉だった。この日から合計十回の連載として始まったインタビュー記事「人生の贈りもの わたしの半生」の第一回だった。インタビューされる主役は「放送人 久米宏(72)」とされていた。質問役が朝日新聞記者で「報道ステーション」にも出ていた菅沼氏なのである。

このインタビュ―記事は普通に考えれば、そのタイトルどおり、インタビューされる人物の半生をいろいろな角度から紹介することが企図だろう。なにしろ夕刊の第六面の文化面の記事なのだ。取り上げる人物の生き方に文化や芸術という視点から光を当てる人間ドラマの記事であるはずだ。

ところがその冒頭から極端な政治主張が展開されるのだ。このへんは朝日新聞ならではの巧妙らしくみえて実は子供のような独善の素地まるだしの稚拙な手法として映る。

ではその肝要な部分を紹介しよう。

以下は10回にわたるインタビューのほぼ冒頭、最初から2つ目の質問とその答えから始まる。

――(菅沼記者の質問)やはり、戦後、新憲法世代ですね。

久米宏氏「日本国憲法はたぶん、日本が世界に誇れる唯一のものだと思うんです。日本という国があってよかったな、と世界の人が思ってくれる要素は何があるかな、と考えると、ウォークマンは作ったりしたけれど。こういう憲法が先進国の中にあるんだ、っていうのは自慢のタネですよ。せっかくの宝ものをなくすことはないと思う」

――(菅沼記者の質問)先日のラジオで、「生前退位」会見を取り上げました。天皇陛下の「お言葉」は「今の新しい憲法を守ってください」との意味を含んでいる、と。

久米宏氏「『象徴』という言葉を8回も使っていた。天皇が象徴だというのは現憲法で初めて使われた言葉ですから、国民の総意に基づいた象徴であると、なぜ、これほど繰り返したのか。現憲法を尊重しているからだと思う。

『お言葉』が発表されたのが8月8日でした。広島に原爆が落とされた6日と長崎の9日に挟まれた日を選んだのは、平和を守って欲しい、というメッセージではないか。ぼくの勝手な解釈ですよ。私は、天皇制にはやや疑問を持っていますが、天皇と皇后の大ファンであることは間違いない」

まあ以上を読んだだけでも、朝日新聞の記者の側がいかに自己の特定の政治的主張に基づき、久米氏を誘導し、久米氏がそれに乗って、なんの事実の裏づけも論理の一貫性も示さないままに、これまた独善的な政治主張を述べていることがわかる。

(その3に続く。毎日18時配信。全4回。この記事は月刊雑誌「WILL」 「久米宏の『妄言』ダシに 朝日の姑息な『天皇利用』」2017年1月号掲載からの転載です)

古森義久(ジャーナリスト・麗澤大学特別教授)


【2017予想】天皇陛下退位問題 「1代限り」の特別措置が最多
J-CASTニュース 1/2(月) 9:00配信

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全国戦没者追悼式での天皇陛下(2016年8月15日撮影)

 天皇陛下が2016年8月に退位の意向を強くにじませた「お気持ち」を表明し、その後、退位のあり方をめぐる議論が進んでいることについて、12月の誕生日の記者会見で「各々の立場で親身に考えてくれていることに、深く感謝しています」と述べた。

 政府の有識者会議は17年1月下旬にも特別措置法(特措法)で1代限りでの退位を認める方向性の「論定整理」を公表し、それを受ける形で政府は特措法を法案として国会に提出する見通しだ。「1代に限って退位を認める」のか「恒久的な制度として退位を認める」のか、J-CCASTニュースでも改めてワンクリック投票で読者の声を聞いた。

■7割以上が退位には肯定的

 J-CASTニュースのワンクリック投票では、陛下の退位のあり方について

  「2017年中に天皇陛下の退位は実現(または決定)すると思いますか?するとすれば、どんな方法になると思いますか?」

と12月16日から聞いたところ、最も多い46.8%が「新たに成立する特措法の定めに従って退位する」と回答。およそ半数が有識者会議と同様の方向性を考えているようだ。「皇室典範の改正を経て退位する」と回答したのは29.8%にとどまり、将来の天皇についても退位の道を開くという考え方は少数派だった。

 一方、「摂政を置いて実務は任せるが、退位はしない」は15.0%、「摂政は置かず、退位もしない」という人も10.8%いたが、全体の7割近くが、いまの天皇陛下の退位には肯定的なようだ。

 ただ、退位をめぐる世論は流動的だ。朝日新聞社が16年12月17、18日に行った世論調査では、

  「天皇陛下の退位をめぐり、政府がもうけた有識者会議は、今後のすべての天皇が退位できるようにするのではなく、今の天皇陛下に限って退位できるようにしたほうがよいという提言をする方針です。この方針に賛成ですか。反対ですか」

という質問に対して52%が賛成、36%が反対と答えた。特措法に肯定的な人が多いように読める。ところが、日経新聞とテレビ東京が12月28、29日に行った世論調査の

  「天皇陛下の退位について、政府はどう対応すべきだと思いますか」

という質問に対しては、「今の天皇に限って、退位を認める制度をつくるべきだ」が22%だったのに対して、それを大きく上回る65%が「今後の天皇すべてに、退位を認める制度をつくるべきだ」と回答。特措法ではなく皇室典範を改正して恒久的な制度として退位を求めるべきだという声の方が多い。

元日から特措法の法案の中身が報じられる
 現実には特措法の国会提出に向けて着々と準備が進んでいるようだ。17年1月1日の朝刊各紙では、すでに法案の具体的内容まで指摘されている。朝日新聞は「今上天皇固有の事情」を法案に書き込む方向で検討に入ったと報じ、読売新聞は、退位した天皇の呼称を「上皇」(太上天皇)とする方向だと報じた。

 また、天皇陛下は退位後、京都訪問時に宿泊先として利用している京都大宮御所(京都市上京区)に住居を移すという期待混じりの憶測も出ている。京都大宮御所は1867年に建設され、東日本大震災後の調査で震度6強以上で倒壊の恐れがあると判定されたが、15年3月には耐震補強工事が完了したばかりだ。

 J-CASTニュースの年末年始企画では、この他にも読者アンケートを実施。結果は順次、記事化して公開する。


朝日新聞と久米宏の天皇発言政治利用 その1
Japan In-depth 1/1(日) 18:01配信

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朝日新聞と久米宏の天皇発言政治利用

■奇異だったNHK報道
天皇陛下の「生前退位」をめぐる議論がますます輪を広げ始めた。

いうまでもなく契機は天皇陛下ご自身による2016年8月8日のNHKテレビでの発言である。ごく簡単にまとめれば、その趣旨は、ご自分はもう高齢なので退位、ただし摂政は設けてほしくない、ということだろう。国民の側からすれば、その内容への共感はともかく、まったく唐突なご発言だった。

天皇陛下への最大限の敬意を強調したうえで、あえて申せば一般国民の視点からみて、この突然のテレビ放映でのご発言には奇異な点が多々ある。

天皇陛下の地位は周知のように、憲法第一章の第一条【天皇の地位・国民主権】で以下のように定義づけられている。

「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」

この定義に従えば、当然ながら天皇は公人中の公人として、「象徴」という特別な立場にある一方、日本国民の「総意」や「主権」の範囲内に存在する。一個人、一私人からはおよそほど遠い公的な制度の頂点に立つ存在ともいえよう。あくまで日本という国家、そして日本国民、その国民を代表する日本政府という枠があっての天皇なのである。

その天皇陛下がご本人の意思でテレビに登場されて、自分自身のお言葉で見解を表明される。その表面の動きだけをみれば、一般の日本国民がテレビに出て、述べたいことを述べるという言動と変わりはない。陛下ご自身が「私が個人としてこれまでに考えてきたことを話したい」と述べられているのだ。

だが天皇陛下の場合、公人中の公人として、どのような手続きを踏んで、この前例のないテレビでの出演にのぞまれたのだろうか。天皇陛下が「私が個人として」と語られる場合、そのお言葉は「個人」のものなのか、「公人」なのか。いまの憲法で規定された天皇に「個人で考えたことを話す」という自由があるのだろうか。

もし今回のような事態が頻繁に続く場合はどうなるのか。国民や政府という枠組みがあってこそ存在する天皇陛下がご自分の意思だけで国民全体への重要事項の伝達をテレビという特殊な手段を通して随時、されるようになった場合、その結果はどうなるのか。このような一連の疑問が自然と提起されてしまうところが奇異なのである。

さらに奇異なのは「生前退位」という言葉だった。陛下ご自身はこんな言葉は使われていない。だとすれば、その報道にあたった側、つまりまずはNHKが最初に考えついた用語とみるのが妥当だろう。他のメディアがそれに追随したのであろう。今回の天皇陛下のビデオメッセージの以前は出てこなかった用語でもある。

しかしこの「生前退位」という言葉は皇后陛下が指摘されたように、一種の不快感を招く奇妙な表現である。そもそも天皇が退位されるのは「生前」だからこそできることだ。 

だから「生前退位」というのは「馬から落ちて落馬する」というに等しい重複の表現である。単に「退位」とすれば、十分に意味が通じるではないか。NHKの軽率な造語なのではないか。皇后陛下が「生前退位」という言葉をはっきりと忌避されたのも当然だろう。

実際には「譲位」という言葉が最も適切に思える。天皇の座を譲られること、そしてもちろん生前でなければできない手続きを指すわけである。だが本稿では便宜上、いまのメディアの多くが使っている「生前退位」という用語もそのままの引用として使用することとする。

(その2に続く。毎日18時配信。全4回。この記事は月刊雑誌「WILL」 「久米宏の『妄言』ダシに 朝日の姑息な『天皇利用』」2017年1月号掲載からの転載です)

古森義久(ジャーナリスト・麗澤大学特別教授)


秋篠宮さまを「皇太子」待遇…「退位」特例法案
読売新聞 1/1(日) 12:04配信

 政府は天皇陛下の退位を実現するため、一代限りの特例法案を1月召集の通常国会に提出する方針を固めた。

 特例法案は皇室典範と皇室経済法や宮内庁法など関連法の特例を一括したものとする。皇位継承順位が1位となる秋篠宮さまを「皇太子」待遇とし、退位した天皇の呼称は「上皇」(太上天皇)とする方向だ。

 皇室典範には退位の規定がなく、特例法案に退位の手続きや、退位した天皇の呼称などを書き込む。

 皇室経済法に関しては、上皇を置くことに伴う支出を規定するほか、秋篠宮家への支出を皇位継承順位1位に見合う額に引き上げる特例を設ける方向だ。

 現在、生計を一にされている天皇、皇后両陛下と皇太子ご一家に支出される内廷費(2016年度)は3億2400万円。これに対し、秋篠宮家への皇族費(同)は6710万円にとどまる。


宮内庁長官を次官会議に招致=首相官邸、退位で主導権狙う
時事通信 1/1(日) 8:36配信

 政府が1月6日に首相官邸で開催する新年の次官連絡会議に、宮内庁の山本信一郎長官を出席させることが分かった。

 山本氏は同会議の定例メンバーではなく、招致は初めて。官邸側には、天皇陛下の退位問題で主導権を確保したいとの思惑があるとみられる。政府関係者が31日明らかにした。

 政府は1月召集の通常国会に、今の天皇陛下一代に限り退位を認める特例法案を提出する方向で調整を進めている。ただ、宮内庁内には皇室典範の改正により退位を制度化するよう求める意見もあるとされる。官邸としては、今後の法案作成や国会答弁などを見据え、宮内庁と意思統一を図る必要があると判断した。

 2017年最初となる6日の次官連絡会議では、菅義偉官房長官が訓示。各政策分野で政府一体となった取り組みを求める見通しだ。当面、山本氏の出席は6日の1回だけ。同日は定例メンバーではない横畠裕介内閣法制局長官も出席する。宮内庁だけを狙い撃ちにする印象を薄めるためだという。

 宮内庁は当初、次官連絡会議に呼ばれていなかった。しかし、退位問題が政治課題となったことを受け、官邸は16年11月から同庁の西村泰彦次長を定例メンバーとして出席させている。

 次官連絡会議は各府省の事務次官や警察庁長官、消費者庁長官らがメンバーで、事務担当の官房副長官が議事を進行。情報共有などを目的に毎週金曜日に官邸で開かれている。


<退位要件>天皇の意思明記せず 特別立法で政府方針
毎日新聞 1/1(日) 7:00配信

 政府は、天皇陛下に限り退位を認める特別立法に関し、退位の要件として「天皇の意思」は書き込まない方針を固めた。退位の時期は、法案に明記する方法と皇室会議の議論を経て決定する方法の両案を検討する。退位後の前天皇の名称や住居、世話をする職員などの宮内庁組織の改編についても明記する。政府は陛下がおことばで言及した「平成30(2018)年」をめどに退位実現を目指す。

 有識者会議のヒアリングでは、強制的な退位を防ぐために「天皇の意思」を退位要件とすべきだとの意見が出た。しかし、内閣法制局は天皇の意思を退位の要件とすることは「憲法改正事項になる」との見解を示しているという。

 天皇の行為は、憲法が定める国事行為▽象徴としての地位に基づく公的行為▽宮中祭祀(さいし)や私的行為などその他の行為--に3分類される。法制局は、天皇の意思による退位を法律で明記すると3分類に当てはまらず、天皇が政治に影響を及ぼす可能性が残るとする。

 このため強制退位を防ぎ客観性を担保するために、皇室会議による議決を経る案が出ている。有識者会議関係者は「天皇の意思を実際は聞いているが、憲法上は聞いていない形にしなければいけない。天皇の意思を聞くと法律に書かず、皇室会議で実質的に確認すればいい」と話す。政府は、例外的な退位を認める根拠規定を典範に書き加えた上で特別立法で対応する案も検討している。【野口武則】

 【ことば】皇室会議

 皇室典範に定められ、皇位継承順位の変更、皇族の結婚、摂政の設置などの重要事項を審議する。委員は首相、衆参両院正副議長、宮内庁長官、最高裁長官、皇族ら計10人。現在の皇族議員は秋篠宮さまと常陸宮妃華子さまが務める。


どうなる天皇退位問題=有識者会議、1月にも方向性
時事通信 12/30(金) 7:30配信

 天皇陛下が退位の意向をにじませたビデオメッセージを公表されてから5カ月近くが経過した。政府は「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」を設置、専門家から意見を聞くなどして同会議で議論が進められている。

 ―陛下の退位問題はその後どうなっているの。

 ビデオメッセージが公表されたのが8月8日。今井敬経団連名誉会長を座長とする有識者会議は10月に設置され、これまでに7回会議を開いた。来年1月中には論点を整理し、方向性を示すことになっている。

 ―論点整理の公表はどういう感じになりそうなの。

 座長を含めメンバー6人は、今の陛下に限り退位を認める方向では意見が一致しているらしい。

 ―陛下のメッセージはどんなものだっけ。

 「2年後には平成30(2018)年を迎えます」という言葉で始まり、同年に85歳になることを示唆しながら、高齢のため今までのように公務ができなくなる恐れがあると訴えている。そして、これは次の代にも当てはまる問題だとして、事実上、退位に関する恒久的な制度を望んでいる。

 ―そうすると、ずれがあるってことなの。

 政府も基本的に特例法を設けて一代限りという方針だとされているから、ずれがあることになる。

 ―それでいいの。

 憲法の規定で天皇は国政に関与してはならないため、政府は陛下の意向とは関係なく、大所高所からどうするのか決めていく必要がある。ただ、民進党や複数の専門家は、皇室典範を改正する必要があると主張している。

 ―論点整理の公表以降の流れは。

 野党とも協議し、来年5月の連休明けぐらいには通常国会で法的な枠組みをつくり、2年後の18年末には「代替わり」が実現するのではないかと言われている。

 ―そうなれば、退位問題は解決したことになるの。

 制度化されなければ、高齢化社会という現実を踏まえて再考する必要も出てくるだろう。皇室全体をめぐっても、皇族が減少する中で女性宮家の創設を認めるかなど、まだまだ課題は多い。


退位の論点、来月23日公表…法制化理由が焦点
読売新聞 12/28(水) 15:02配信

 政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長=今井敬・経団連名誉会長)は、来年1月23日の会合で論点整理を取りまとめ、公表する方向で調整に入った。

 特例法を制定し、現在の天皇陛下に限った退位の実現を求める方向性を打ち出す方針だが、退位理由をどう説明するかが焦点となっている。

 有識者会議は10月から7回の会合を重ね、皇室や憲法の専門家16人からヒアリングを行うなど議論を進めている。1月11日の次回会合での議論を踏まえ、同23日の会合で論点整理を取りまとめ、公表したい考えだ。

 論点整理では、退位を実現するための法整備として、〈1〉皇室典範改正による制度化〈2〉特例法制定〈3〉皇室典範の付則に根拠規定を置いた特例法制定――の3案に言及。その上で、「将来にわたる退位の要件を現時点で定めることは困難」などの理由から典範改正による制度化は難しいとし、特例法による一代限りの退位が望ましいとの認識を示す方向だ。


退位制度化、否定的意見が大勢…会議議事概要
読売新聞 12/26(月) 18:28配信

 政府が26日公表した「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長=今井敬・経団連名誉会長)の第7回会合(12月14日)の議事概要で、天皇の退位を恒久的な制度とすることについて、否定的な意見が大勢を占めていたことが明らかになった。

 首相官邸ホームページで公開された議事概要によると、皇室典範改正による退位の制度化については「終身天皇の否定につながりかねない」「将来、強制的な退位や恣意(しい)的な退位の根拠として利用される恐れがある」「状況が不確定な将来まで規定するような法律にしない方がいい」といった慎重意見が続出した。

 特に、将来を見越して退位の要件を定めることに「具体的に書くのは難しい」「今の状況で全部決め切れない」といった指摘が相次いだ。高齢のみを要件とする案については、法律上の「高齢者」の年齢に幅があることから、「高齢者の概念は非常に曖昧だ」として適当でないとの意見が出た。


退位制度化、技術的に困難=14日の有識者会議
時事通信 12/26(月) 12:21配信

 政府は26日、天皇陛下の退位をめぐる「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の第7回会合(14日開催)の議事概要を公表した。

 それによると、皇室典範改正による退位の制度化について、現時点で全ての要素を勘案して要件を定めることは困難などとして反対意見が相次いだ。

 会合で有識者の1人は「その都度、考えなければならないことが多く、要件を具体的に書くのは難しい」と指摘。「要件化が難しいのは、検討に時間を要するからではなく、今の状況で全部決めきれないからだ」との認識を示した。

 このほか、「その時代の判断は、その時代の人、社会、文化、風土が決めることを前提にする必要がある」「全てを吸収して具体的な文言で退位の要件を制度化するのは実際には大変大きな困難を伴う」といった意見も出された。


<有識者会議>退位、特別立法に反対なく…議事概要公表
毎日新聞 12/26(月) 12:18配信

 政府は26日午前、天皇陛下の退位に関する安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」の第7回会合の議事概要を首相官邸のホームページで公表した。自由討議は退位容認を前提に進み、今回に限り退位を認める特別立法に反対する意見はなかった。

 会合は14日に開かれた。有識者からは「将来の天皇については、その代と次世代の年齢的な間柄や、そのときの政治・経済状況が不確定なので、将来まで規定するような法律にはしない方がよい」「年齢を退位の要件として書き込むことはできない」など、退位の恒久制度化に否定的な見解が相次いだ。

 一方で「今の陛下についてのみ決めていくべきではないか」「今の状況に鑑みて、特例としての退位はあり得るのではないか」と特別立法による対応を求める意見が出た。【田中裕之】


天皇陛下譲位 有識者会議の議事概要公表 「今上陛下についてのみ決めるべき」恒久制度化への慎重論相次ぐ
産経新聞 12/26(月) 11:53配信

 政府は26日、安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長・今井敬経団連名誉会長)の第7回会合(14日開催)の議事概要を首相官邸ホームページで公表した。

 議事概要によると、譲位の恒久制度化への慎重論が多く挙がり、「40年ほど前に制定された法律で55歳を高齢者としているが、非常に違和感がある。その時代時代の波を受け止めて、今の時点での判断をすることが必要ではないか。『全ての天皇』や『将来にわたって』ではなくて、今上陛下についてのみ決めていくべきではないか」などの意見が出た。

 一方で「明治の皇室典範で退位は認めないということになったが、未来永劫これが続くという決意で決めたわけではない。皇室典範も不磨の大典ではない」との指摘もあった。


退位で合意見通せず=民進「典範改正」、与党は反発
時事通信 12/24(土) 16:19配信

 天皇陛下の退位を可能にする法整備をめぐり、与野党は年明けから協議に入る。

 政府の有識者会議は、現在の天皇一代限りを対象とした特例法で対応する方向性を示しており、与党は特例法を容認するとみられる。これに対し、民進党は将来にわたって退位を認めるよう皇室典範の改正を主張。与党側は強く反発しており、合意形成は見通せない状況だ。

 政府は有識者会議の検討を踏まえ、来年春ごろに法案を提出したい考え。安倍晋三首相(自民党総裁)は「政争の具にしてはならない」として、与野党で意見集約を図り、全会一致による円満な成立を思い描いている。その実現に向け、衆参両院議長の下に与野党幹部が参加する協議の枠組みをつくる案が浮上。大島理森衆院議長も「この問題で与野党を対立させたくない」との意向だ。

 有識者会議は来年1月に論点整理を公表予定だが、既に「将来にわたる退位の制度化は困難」との認識で一致。特例法による対応を事実上打ち出した。ところが、民進党は21日、皇室典範改正を求める見解を発表。特例法による退位は「違憲の疑いを生じさせる」として真正面から異論を唱えた。共産、社民両党も典範改正を主張し、足並みをそろえている。

 民進党の動きに対し、自民党の保守系議員は「政治問題化させないことこそ重要だ」と批判。同党幹部は「論争するのではなく、政府が決めたことに従うべきだ」と訴える。公明党幹部も「典範改正は何年もかかる。いろいろな論点が出てきて収拾がつかなくなる」と難色を示している。


天皇陛下の退位、特例法制定で可能…政府答弁書
読売新聞 12/23(金) 18:01配信

 政府は22日の閣議で、皇位の継承方法を「国会が議決した皇室典範で定める」とする憲法2条について「法律で適切に定めるべきであるということを規定している」とする答弁書を決定した。

 天皇陛下の退位には典範改正は必要ではなく、特例法の制定で実現できるとの考えを示したものだ。民進党の小西洋之参院議員の質問主意書に答えた。政府は現在の天皇陛下に限って退位を可能にする皇室典範の特例法を検討しているが、民進党は典範改正を求めている。


退位は特措法か、皇室典範改正か 天皇陛下、誕生日会見で議論に「深く感謝」
J-CASTニュース 12/23(金) 12:57配信

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全国戦没者追悼式での天皇陛下(2016年8月15日撮影)

 天皇陛下が2016年12月23日、83歳の誕生日を迎えた。これに先立つ20日には、8月に退位の意向を強くにじませた「お気持ち」で表明後、初となる記者会見が行われた。

 退位をめぐっては、一代に限って退位を認める特別措置法制定と、皇室典範を改正して恒久的な制度として退位を認める方針の両面から、議論が進んでいる。両者を念頭に置いたのか、会見では「各々の立場で親身に考えてくれていることに、深く感謝しています」と述べた。

■有識者会議「皇室典範改正は困難」

 誕生日の記者会見は、記者の代表質問に答える形式。この1年を振り返るなかで、天皇陛下は以下のように「お気持ち」に触れた。

  「8月には、天皇としての自らの歩みを振り返り、この先の在り方、務めについて、ここ数年考えてきたことを内閣とも相談しながら表明しました。多くの人々が耳を傾け、各々の立場で親身に考えてくれていることに、深く感謝しています」

 政府の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」は、特措法を念頭に置く立場だ。12月23日の読売新聞朝刊は、有識者会議の御厨貴座長代理(東京大学名誉教授)へのインタビューを掲載。17年1月に公表する「論点整理」で、現在の天皇陛下に限って、退位を実現する特措法を制定する方針を打ち出すとした。

 御厨氏は記事中で、皇室典範改正で退位を恒久制度化するのは困難としつつ、今後同じ事態が起きても、今回の特措法が「先例」となる見解を示している。

民進党、特措法なら「退位に違憲の疑い」
 一方で、皇室典範改正を訴えるのは民進党だ。憲法2条に「国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する」とあることを根拠に、特措法での退位は、

  「憲法の要請に反し、退位に違憲の疑いを生じさせるとの指摘もある」

としている。

 民進党の皇位検討委員会は12月21日、「皇位継承等に関する論点整理」を発表。皇室典範第4条の2として、「天皇は、皇嗣が成年に達しているときは、その意思に基き、皇室会議の議により、退位することができる」との規定を新設する案を示した。

 時事通信が12月9~12日に行った世論調査では、皇室典範改正を求める声が61.0%にのぼる一方で、特措法制定への賛同は21.6%にとどまった。政府は、次の通常国会で法整備を目指すが、与野党の調整がスムーズに進むかは不透明だ。

ドイツの首都ベルリンでトラック突入テロ、12人死亡 ISが犯行声明・4

ドイツの首都ベルリン中心部で19日午後8時(日本時間20日午前4時)ごろ、トラックがクリスマスマーケットに突っ込み、12人が死亡、48人が負傷した。警察はトラックを使った「襲撃」との見方を示した。

独メディアによれば、トラックはクリスマス市の中を50~80メートル暴走し、人々をはね、多くの屋台をなぎ倒した。現場のそばには、第2次大戦中に連合軍の空爆で尖塔(せんとう)が崩壊したカイザー・ウィルヘルム記念教会や動物園があり、普段から観光客らでにぎわっている。

トラックを運転していたパキスタン出身の男は警官に逮捕されたが、地元警察高官は20日、犯行への関与の有無がはっきりしないことを明らかにした。真の容疑者は現在も武器を所持したまま逃走中の恐れがあると認めた。

トラックはポーランドの運送会社が所有していたが、警察は「盗まれた疑いがある」と指摘した。AFP通信によると、運送会社はこのトラックを使い、ベルリンに鉄骨を運ぶ予定だった。このトラックの運転手は現場から死体で発見され、トラックを奪った犯人によって射殺されたものと見られる。

在ベルリン日本大使館は「今のところ、死傷者に日本人が含まれているとの情報はない」としている。

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リンク:<独テロ>容疑者おいら3人拘束 チュニジア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独テロ>政府が失態検証へ 法改正も視野 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルリンのトラック突入容疑者、ミラノで射殺 首相は法改正必要と - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:難民対応の不満解消へ=「IS大規模テロ」に衝撃―独 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロよりトランプ氏を危険視する朝日新聞 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルリンテロ容疑者、ミラノで射殺 ISIS忠誠動画も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独テロ>容疑者、仏経由で伊入国…欧州国境管理に課題 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルリンテロ、共犯者の可能性も…独検察当局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラック突入 支援ネットワーク解明本格化「捜査終わりでない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルリンテロ容疑者、伊で過激思想に傾斜か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独テロ容疑者、ミラノ入りの理由不明 共犯者の有無捜査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「テロの危険続く」=独首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:逃走中の容疑者、イタリアで射殺=ISに忠誠、「十字軍に報復」―独テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:欧州での報復呼び掛け=IS指導者に忠誠―独テロ容疑者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラックテロ事件はメルケル首相に向かい風となるか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ・テロ容疑者射殺現場の検証 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:銃撃戦現場を調べる捜査当局 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独テロ>身分証の代わりに出した銃 ミラノで容疑者射殺 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルリン・テロ容疑者射殺現場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラック突入の容疑者、ミラノ郊外で銃撃戦の末死亡=治安筋 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラック突入の容疑者、伊ミラノで警察が射殺 現地報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独テロ容疑者、伊警察が射殺…ミラノ近郊で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラック突入 ベルリンのテロの容疑者、イタリアで射殺 イタリア政府発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:逃走中の容疑者、イタリアで射殺=ISに忠誠、「十字軍に報復」―独テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独テロ>手配のチュニジア人、ミラノで射殺 伊内相発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ警察、巨大モールが標的のテロ計画阻止 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロの脅威がドイツにも..欧州は今後どうなるか --- 神谷 匠蔵 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ・トラックテロ 発生の瞬間とらえた映像公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ、テロ容疑で2人逮捕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ西部で新たな攻撃計画か、コソボ出身の兄弟逮捕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ西部でショッピングセンター襲撃計画か、兄弟2人を逮捕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:犯行後、IS系モスクに=独テロ容疑者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルリン「トラック突入」テロの衝撃!政治を揺さぶるクリスマス 犯人はやっぱり難民なのか? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:犯行後、IS系モスクに=監視カメラに独テロ容疑者―公共放送 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<独テロ>容疑者おいら3人拘束 チュニジア
毎日新聞 12/24(土) 23:33配信

 【カイロ秋山信一】ベルリンのクリスマス市へのトラック突入テロで、チュニジア内務省は24日、実行犯とみられるアニス・アムリ容疑者(24)=イタリア警察当局が射殺=のおいを含む18~27歳の3人をテロ組織に関与した疑いで拘束した。おいは「通信アプリで(アムリ容疑者と)常時連絡を取っていた」と供述しているという。

 国営TAP通信によると、アムリ容疑者はおいを過激派組織「イスラム国」(IS)に勧誘していた。また、ドイツ国内で過激派グループを独自に組織し、メンバーをドイツに呼び寄せるためチュニジアに活動資金を送っていたという。


<独テロ>政府が失態検証へ 法改正も視野
毎日新聞 12/24(土) 20:04配信

 【ベルリン中西啓介】ベルリンのテロで独捜査当局の捜査網をすり抜け、イタリアで射殺されたアニス・アムリ容疑者(24)は、以前から「危険人物」とされていた。独当局による監視や追跡での失態は、政府への信頼を揺るがしている。メルケル首相は「事件のあらゆる点を検証する」とし、法改正も視野に対応に乗り出す方針だ。

 当初、別人を誤認逮捕するなど初動捜査は混乱。独メディアによると、アムリ容疑者は事件直後、ベルリン市内のモスク(イスラム礼拝所)に立ち寄ったとみられているが、警察がモスクを捜索したのは3日後だった。

 イタリアで4年間服役していた容疑者は「反キリスト教的」として刑務所で監視対象になっていた。2015年7月にドイツに入国したが、当局が過激派組織「イスラム国」(IS)支持者と連絡を取ったとして監視を始めたのは今年に入ってからだ。

 国と地方など行政機関同士の連携にも問題があった。難民申請を却下されたアムリ容疑者は今年7月、強制送還のために司法施設に収容された。だが、既に監視対象だった容疑者を、州政府は出身地チュニジアから書類が届かないとしてすぐに釈放。その後も傷害事件を起こしたが、ベルリン警察は容疑者が行方をくらましたため、捜査を中止していた。

 メルケル氏は23日の記者会見で「事件は多くの問題を投げかけた。政治的・法的改善が必要な点は、素早く実行する」と述べた。


ベルリンのトラック突入容疑者、ミラノで射殺 首相は法改正必要と
BBC News 12/24(土) 16:30配信

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ベルリンのトラック突入容疑者、ミラノで射殺 首相は法改正必要と

19日に12人が死亡し49人が負傷したベルリンのトラック突入事件の容疑者が、イタリア・ミラノ郊外で23日午前3時ごろ、巡回中の警察に発見され、射殺された。

イタリアのマルコ・ミニッティ内務相によると、ミラノのセスト・サン・ジョバンニ地区を通常巡回していた警官2人が、駅前で不審な男性を見かけて身分証の提示を求めたところ、男が「ただちに銃を取り出し」発砲してきたため、射殺した。警官の1人が肩を負傷したが、命に別状はないという。

ドイツ当局によると、射殺された男の指紋と、ベルリンのクリスマス市突入に使われたトラック車内で採取したアニス・アムリ容疑者(24)の指紋が一致。共犯や支援者ネットワークの有無を捜査中という。

また、クリスマス市に突入したトラックのポーランド人運転手の遺体に、銃創と刺し傷があったことから、アムリ容疑者がミラノで所持していた銃で運転手を殺害したのかどうかも、確認する方針という。

イタリアのアンサ通信によると、容疑者は電車でフランスからイタリア・トリノに移動した後、列車を乗り換えてミラノに入り、中央駅から労働者の多いセスト・サン・ジョバンニ地区へ移動したものとみられる。

アンゲラ・メルケル独首相は、実行犯殺害の知らせに「安堵した」と述べつつ、イスラム過激主義のテロは「繰り返し我々に襲いかかる脅威だ」と述べた。

記者会見した首相は、政府の最優先課題はドイツ市民の安全保護で、今回の事件は「様々な疑問」を浮き彫りにしたと指摘。

「この国の法律や規則を今後さらに変更していかなくてはならない」と首相は表明した。

過激派勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)は、アブ・バクル・アル・バグダディ指導者に忠誠を誓う容疑者のビデオを公表した。ビデオにベルリン攻撃についての言及はない。ISは、ベルリン攻撃は自分たちの指示によるものと主張している。ビデオの撮影時期や場所については、明らかにされていない。

チュニジア出身のアムリ容疑者は2011年、器物破損や脅迫、窃盗などの罪で有罪となりイタリアで服役。収監中も粗暴な行動を繰り返したことで、当局に注目されていた。

釈放後には出国を命じられ、今年4月にドイツで難民認定を申請した。ドイツ当局は申請を却下したが、有効な身分証を持たない容疑者を、チュニジアに強制送還することができなかった。

メルケル首相はチュニジアのベジ・カイド・エセブシ大統領と事件について協議。首相は報道陣に、「強制送還プロセスの迅速化を図る必要があると(大統領に)述べた」と明らかにした。

(英語記事 Berlin truck attacker Anis Amri killed in Milan)


難民対応の不満解消へ=「IS大規模テロ」に衝撃―独
時事通信 12/24(土) 14:26配信

 【ベルリン時事】ベルリンのクリスマス市にトラックが突入し、12人が死亡したテロは23日、チュニジア人の容疑者がイタリアで警官に射殺され、一応の区切りが付いた。

 容疑者はドイツで難民申請を却下され、チュニジアに送り返されるはずだったが、手続きが滞っていた。メルケル政権は難民対応への国民の不満を解消するとともに、テロ再発を防ぐため、送還を加速させる決意だ。

 今回の事件では、容疑者と思われる男が過激派組織「イスラム国」(IS)指導者に忠誠を誓っていたことが判明。IS支持者がドイツで多くの命を奪った初のテロとみられ、同国内に衝撃が広がった。政府による従来のテロ対策が不十分だったという事実を突き付けられ、メルケル首相は23日、記者団に対し「問題のあらゆる側面を分析し、いち早く(対応改善の)結論を提示する」よう関係当局に求めたことを明らかにした。

 射殺されたアニス・アムリ容疑者(24)は、昨年7月にドイツへ入国し、難民申請が却下された後も少なくとも六つの偽名を使って送還を免れていた。ドイツはこれまで、難民の流入抑制や犯罪対策のため、難民として認められなかった人々の送還を重視。対象者は16万人を超えるが、身元証明ができないとして出身国側が引き受けを拒む例も目立つ。チュニジア政府も、容疑者について「国籍保有者ではない」と主張してきた。

 メルケル首相は23日、チュニジアのカイドセブシ大統領と電話で会談し、国民保護の一義的責任はその政府にあるとくぎを刺した。今後の送還については「ペースを格段に加速し、数も大幅に増やす」と伝えた。

 独政府は来月、送還手続き改善に向けた本格的な検討を始める。国内のテロ対策では、当局が今回の容疑者を「危険人物」と認識しながら凶行を許した反省から、500人以上もの「危険人物」の監視態勢見直しにも着手する構えだ。


テロよりトランプ氏を危険視する朝日新聞
Japan In-depth 12/24(土) 14:12配信

この認識はあまりにも病んでいる

ドイツの首都ベルリンでの12月19日の大量殺傷事件はまたイスラム過激派によるテロ攻撃だった。
イスラム・テロ組織のIS(イスラム国家)系が犯行声明を出したのだ。だがこの事件を報じる朝日新聞は奇妙にも、むしろ非難の矛先をテロ組織よりもアメリカのドナルド・トランプ次期大統領に向けるのだ。

ベルリンでは大型トラックがクリスマス行事でにぎわう群衆のなかに突入した。第一報では男女の市民ら19人が死に、48人が負傷した。明らかに故意の突入だった。ドイツのメルケル首相らもテロ事件だと断じて対抗措置を取り始めた。

ところが朝日新聞は12月20日夕刊では、テロ自体よりもアメリカの大統領選挙で当選したトランプ次期大統領が事実関係のまだ不明の段階でこの事件の犯行はイスラム派テロリストだと断じたのはけしからんとする記事を掲載した。この記事は次のような見出しだった。

「独の突入『イスラムのテロリスト』」「トランプ氏 根拠なく非難」

記事の前文と冒頭は以下のようだった。

「ベルリンのクリスマス市のトラック突入事件について、トランプ次期米大統領は、運転手の素性などが分かっていない段階にもかかわらず、過激派組織『イスラム国』(IS)と関連付けて非難した」

「トランプ氏は声明で、『ISや他のイスラム主義テロリストは、絶えずキリスト教徒を虐殺している』などと根拠なく断定した。さらに『これらのテロリストや世界のネットワークは、地球上から根絶されなければならない。自由を愛するパートナー国と我々は、この任務を遂行していく』と主張した」

朝日新聞はトランプ氏がベルリンでの事件をイスラムのテロだと断定しても、推定しても、けしからんと主張しているのだ。決定的な証拠がなければ、そんな決めつけをするなとして、非難の矛先はテロリストよりも、もっぱらトランプ氏に向けているのである。

だがこの大型トラックを人間の集まる場所に突入させるというテロ方式は今年7月にフランスのニースで起きた事件と同じだった。ニースでの犯行はイスラム過激派のテロ集団だった。トランプ氏の発言も犯人を100パーセント、ISだと決めつけているわけではなかった。この種のテロはこれまではイスラム過激派のキリスト教徒への犯行だと述べているだけの範囲だったといえる。だがそれでも朝日新聞はトランプ氏が今回のテロをイスラム過激派と結びつけることはけしからんと批判するのだった。

ところがその朝日新聞報道から24時間も経たないうちに、そのIS系のイスラム過激派組織「アマク通信」がベルリンでのテロに対する犯行声明を出した。被害の当事国のドイツ政府もその犯行声明を受け入れ、ISへの非難を表明した。トランプ氏の言はまさに正しかったわけだ。朝日新聞はトランプ氏の発言に対して、このテロはイスラム過激派の犯行ではないという立場をとったに等しかった。だがその立場はまったく間違っていたのである。

トランプ氏ももうアメリカの次期大統領と決まり、国際情勢のインテリジェンス・ブリーフィングをCIA(中央情報局)代表らから受ける立場にある。ベルリンでのテロについてもそうした情報機関からの秘密の情報をすでに得ていた可能性もある。いずれにしてもトランプ氏の言が正しく、それを非難した朝日新聞の主張は的外れだったことが判明したのだ。

だがそれでも朝日新聞はトランプ非難を止めない。翌12月21日夕刊の「素粒子」というコラムには以下のような記述が載っていた。

「ドイツで市民がトルコで大使が。『文明世界は考えを変えねば』とトランプ氏。テロは怖いが反目の旗振りも怖い」

つまりはこのコラムはテロと同じように、あるいはそれ以上にトランプ氏の言葉が怖い

と断じているのである。その「怖い」という表現がテロとトランプ氏と、同程度にぶつけられていることは歴然としている。暴力を行使し、実際に多数の人間を殺してしまうテロと、内容はどうあれ、単なる発言だけにすぎない「トランプ氏の言葉」と、その怖さが同じだというのだから、朝日新聞のこの認識はあまりにも病んでいると断じざるをえない。

古森義久(ジャーナリスト・国際教養大学 客員教授)


ベルリンテロ容疑者、ミラノで射殺 ISIS忠誠動画も
CNN.co.jp 12/24(土) 12:32配信

(CNN) ドイツの首都ベルリンのクリスマスマーケットにトラックが突入し12人が死亡した事件で、イタリア警察は23日、実行犯とみられるアニス・アムリ容疑者を同国北部ミラノで銃撃戦の末射殺したと発表した。

イタリア警察によると、アムリ容疑者はミラノ北東部セスト・サン・ジョバンニで現地時間同日午前3時過ぎ、警官に呼び止められた。警官が書類の提示を求めたところ、アムリ容疑者はバックパックの中から22口径の銃を取り出して発砲。警察車両の運転手がこれに応戦し、同容疑者を射殺した。

この場に居合わせた警官のうち1人は銃撃を受け病院で治療中。もう1人の警官にけがはなかった。

ミラノ警察署長によると、警官らはアムリ容疑者の捜索任務に当たっていたわけではなく、通常のパトロール業務の中で遭遇したという。

イタリアにミンニーティ内相は23日、記者会見を開き、射殺された男は「一切の疑いの余地なく」アムリ容疑者だと指摘した。同容疑者は以前、イタリアに住んでいた。

イタリアのANSA通信によると、アムリ容疑者はフランス南東部のサボワから電車でミラノに到着したという。フランスの対テロ検察当局の報道官はCNNの取材に、捜査中でありこの報道を確認できないとした。ミラノ警察によると、アムリ容疑者は23日午前1時ごろにミラノの中央駅に着いたという。

射殺の数時間後には、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」系のアマク通信がアムリ容疑者が過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」に忠誠を誓う様子を収めた動画を公開した。

動画にはアムリ容疑者がISISの最高指導者アブバクル・バグダディ容疑者に忠誠を誓い、「イスラム教徒を連日砲撃している十字軍を殺害する」と述べる様子がとらえられている。19日の攻撃には言及しておらず、撮影の日時や場所も不明。


<独テロ>容疑者、仏経由で伊入国…欧州国境管理に課題
毎日新聞 12/24(土) 11:37配信

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容疑者射殺の報道後に、現場になったクリスマス市に集まり、犠牲者を追悼する人たち=ベルリンで2016年12月23日午後1時38分、中西啓介撮影

 【ローマ福島良典】ベルリンのクリスマス市(いち)へのトラック突入テロの実行犯とされるチュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)は23日、イタリア北部ミラノ郊外に潜伏中に警察官に射殺された。ドイツからフランス経由でイタリアに入国した逃走経路も明らかになっており、人の移動が自由な欧州における国境管理の課題を浮き彫りにした。イタリア当局は過激派組織「イスラム国」(IS)による「報復テロ」を警戒している。

 容疑者がイタリア北部ミラノ郊外のセスト・サン・ジョバンニ(人口約8万人)で23日、警察官に射殺された際、フランス南東部シャンベリーからイタリア北部トリノ経由でミラノに向かう電車の切符が見つかった。ベルリンでのテロ後、いったんフランスに逃れ、土地勘のあるイタリアに戻ったとみられている。

 ミラノ警察当局者によると、容疑者は身分証の提示を求める警察官に北アフリカなまりのイタリア語で受け答えしていた。だが、警察官がリュックの中身を見せるよう命じたところ、中に隠していた拳銃を抜いて発砲したという。

 ANSA通信によると、警察当局者は「報復攻撃の可能性を排除することはできない」として関係者に「最大限の注意」を呼びかけた。伊メディアによると、セスト・サン・ジョバンニに容疑者の隠れ家があったか、支援者がいた可能性があるという。

 容疑者はチュニジアからイタリアに難民船で渡航後、放火などで約4年間収監されていたが、昨年、出所し、ドイツに入国した。テロに使用されたトラックは16日にトリノからオーストリア経由でドイツに入ったことが分かっている。


ベルリンテロ、共犯者の可能性も…独検察当局
読売新聞 12/24(土) 11:26配信

 【ベルリン=井口馨】ドイツのメルケル首相は23日、ベルリンで起きたトラックによるテロ事件について「誰が犯行を手助けできたのか突き止める」と述べ、共犯者の存在も視野に捜査していることを示唆した。

 チュニジア出身のアニス・アムリ容疑者(24)は逃亡先のイタリア北部で射殺されたが、独検察当局は、犯行や逃亡を手助けした人物がいる可能性もあるとみている。

 アムリ容疑者は19日の事件後、フランスに入国し、さらに列車を乗り継いで伊北部ミラノに入ったとされる。23日にミラノ近郊のセスト・サン・ジョバンニで発見された。国境警備をかいくぐり独力で逃げるのは難しいことから、検察当局は他者の関与がなかったか調べている模様だ。


独トラック突入 支援ネットワーク解明本格化「捜査終わりでない」
産経新聞 12/24(土) 9:13配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツの首都ベルリンで起きたトラック突入テロのアニス・アムリ容疑者(24)がイタリア北部で射殺されたことを受け、ドイツ捜査当局はテロの背景など全容解明を本格化させる。テロの計画・実行のほか、アムリ容疑者の逃走を手助けするなどした支援者の有無などが焦点だ。

 デメジエール独内相は23日、「容疑者追跡の結果で捜査が終わることはない」と強調。容疑者が国内の過激派とかかわっていたことから、こうしたネットワークについて解明する考えを示した。

 独誌シュピーゲルは、トラック内からアムリ容疑者の携帯電話も発見されたと報道。独捜査当局はデータの解析を進める。犯行声明を出したイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」と事件の具体的な関係の解明も重要になる。

 アムリ容疑者が伊北部ミラノ郊外での銃撃戦で使った拳銃にも捜査当局は重大な関心を示している。犯行車両のトラック内で射殺体が見つかったポーランド人男性の殺害に使われた拳銃と同一のものか確認し、その入手経路も調べる方針。

 イタリアからの報道によると、警官2人はミラノ郊外の路上で容疑者に身分証の提示を求めた際、外国人なまりのイタリア語などを不審に思い、所持していたリュックの中身をすべて出すよう要求。容疑者は突然、上着から拳銃を取り出し、発砲したという。


ベルリンテロ容疑者、伊で過激思想に傾斜か
読売新聞 12/24(土) 9:00配信

 【カイロ=本間圭一】ベルリンで起きたテロ事件の実行犯とされるチュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)が、ドイツ入国前に服役していたイタリアで、イスラム過激思想に傾斜した可能性があることが明らかになった。

 チュニジアに住む同容疑者の友人(28)が23日、本紙の取材に応じた。同国中部の貧しい家庭で生まれ育ったアムリ容疑者が、欧州に渡り、欧米への敵意を強めていたとの見方が出ている。

 友人はアムリ容疑者について「家はとても貧しかった。いつの間にか麻薬や盗みに手を染め地元にいられなくなった。でもチュニジアで過激派との関係はなかった」と語った。アムリ容疑者は2011年にイタリアに渡ったが放火などの罪で服役。友人は「刑務所で過激派に採用され、15年に出所した後、ドイツに住むイスラム原理主義者に会いに行った」と話した。友人は電話やソーシャルメディアなどで連絡を取り合っていたという。

 チュニジアのメディアによると、アムリ容疑者はテロを起こす3日前の今月16日、母親に電話し家族の近況などを尋ねていたという。


独テロ容疑者、ミラノ入りの理由不明 共犯者の有無捜査
産経新聞 12/24(土) 7:55配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツの首都ベルリンで起きたトラック突入テロは23日、アニス・アムリ容疑者(24)がイタリア北部ミラノ郊外で射殺されるという急展開を見せた。容疑者が新たな犯行に及ぶ恐れもあっただけに安堵(あんど)の声も上がる。独捜査当局は今後、伊当局と協力しながら、全容解明を進める。

 メルケル首相は23日、容疑者射殺を受け、イタリア側に謝意を示した上、「喫緊の危険が去ったことにはほっとできる」と語った。容疑者が凶悪であり、銃を所持して逃走中とみられていたためだ。

 伊メディアによると、アムリ容疑者が射殺されたのは23日午前4時ごろ。容疑者は、身分証提示を求めた警官2人に対し、「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」と突然叫んで発砲。警官の1人は命に別条はないが、肩を負傷した。

 記者会見したミンニーティ伊内相は銃を取り出した容疑者の様子について「躊躇(ちゅうちょ)はなかった」と語った。

 伊警察筋によると、アムリ容疑者が所持していたリュックからは仏語で記載された電車の乗車券が見つかった。仏東部から高速列車に乗り、伊北部トリノで乗り換え、ミラノに到着。ロイター通信によると、ミラノ入りについて事前に情報があり、警官が追加的に巡回したという。

 ただ、ミラノに入った理由は不明だ。アムリ容疑者はドイツ入国前の4年間、イタリアに滞在。複数の犯罪で収監されるなどしていたが、ミラノとの関わりは明らかになっていない。

 アムリ容疑者は昨年7月にドイツに入国後、テロの犯行声明を出したイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)につながる過激派ネットワークに関わっている。独連邦検察庁は23日、テロの実行や逃走を手助けした共犯者がいる可能性もあるとして「今後はその解明が重要だ」と強調した。


「テロの危険続く」=独首相
時事通信 12/24(土) 1:18配信

 【ベルリン時事】ドイツのメルケル首相は23日、ベルリンでのトラック突入テロの容疑者がイタリアで警官に射殺されたことを受けて声明を出し、「今後もテロの危険は続く」と述べ、対策強化に取り組む考えを示した。


逃走中の容疑者、イタリアで射殺=ISに忠誠、「十字軍に報復」―独テロ
時事通信 12/24(土) 0:40配信

 【ベルリン時事】ドイツの首都ベルリンのクリスマス市にトラックが突入し、12人が死亡、約50人が負傷したテロ事件で、イタリアのミンニーティ内相は23日、記者会見し、同国北部ミラノで、実行犯とみられるチュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)が警官に射殺されたと発表した。

 事件は19日の発生から5日目で大きな節目を迎えた。

 過激派組織「イスラム国」(IS)系メディアは、容疑者とみられる男がIS指導者に忠誠を誓い、「十字軍(キリスト教徒ら)への報復」を呼び掛けるビデオ映像を公開。IS系メディアは同時に、容疑者が殺害されたことを認めた。容疑者が死亡したことで、ISとの具体的なつながりや動機の解明は困難になり、今後の対策にも影響しそうだ。

 内相の説明や報道によると、23日午前3時(日本時間同11時)ごろ、警察がミラノ郊外の駅近くで職務質問し、身分証の提示を求めたところ、男が警官2人に向かって発砲。警官が応戦し、射殺した。容疑者と指紋が一致したといい、内相は死亡した男が容疑者であることについて「全く疑いない」と強調した。独当局も容疑者の死亡を確認した。

 容疑者はベルリンからフランスに移動し、そこから列車でイタリアに逃れていたもよう。持っていた切符から判明した。警官1人が肩を撃たれたが、命に別条はない。容疑者は発砲の際に「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んだという。

 事件では容疑者がポーランドの運送会社のトラックを奪い、犯行に及んだ疑いが持たれていた。トラック運転手は射殺されており、独当局は容疑者が「凶暴で武装している可能性がある」と指摘。21日に公開捜査に乗り出し、欧州各国に協力を要請していた。

 テロ後、ISは事実上の犯行声明を出した。容疑者はISと直接連絡を取り、テロの準備を行っていたとも報じられている。フランス南部ニースでは7月にトラックが花火見物客に突っ込み、86人が死亡する事件が起きており、独治安当局者は地元紙に対し、容疑者がこの事件を参考にしたとの見方を示した。

 容疑者は昨年7月にドイツに入り、難民申請したが、却下されていた。母国のチュニジアやイタリアで多くの逮捕歴があり、独捜査当局は「危険人物」として警戒していた。


欧州での報復呼び掛け=IS指導者に忠誠―独テロ容疑者
時事通信 12/24(土) 0:17配信

 【カイロ時事】過激派組織「イスラム国」(IS)系メディアの「アマク通信」は23日、ドイツ・ベルリンでのテロ事件のアニス・アムリ容疑者(24)=チュニジア人=とみられる男が映ったビデオ映像を公開した。

 男はこの中で、IS指導者への忠誠を誓った上で、十字軍(キリスト教徒ら)への復讐(ふくしゅう)を呼び掛けた。

 ビデオは2分40秒超。川に架かった橋の上に立つジャージー姿の男が、アラビア語で「ISのバグダディ指導者に服従と忠誠を誓う」と表明している。

 男はその上で、イラクやシリアでの対IS軍事作戦を念頭に「十字軍は毎日イスラム教徒に空爆を加えている」と指摘し、特に欧州で暮らすイスラム教徒に対して「十字軍の豚どもを殺害せよ」と訴えた。


独トラックテロ事件はメルケル首相に向かい風となるか
THE PAGE 12/23(金) 22:40配信

 ドイツのベルリンで19日に発生した大型トラックを使ったテロ事件は、これまでに12人の死亡が確認され、50人近くが重軽傷を負う惨事となった。容疑者とされるチュニジア人男性は逃走を続けていたが、イタリアのミラノで警察との銃撃戦の末に死亡した模様だ。ベルリン中心部で行われていた恒例のクリスマス市は多くの人でにぎわいを見せていたが、人ごみの中に大型トラックが突入するというテロに対して、「国全体が悲しみに包まれている」と事件後、報道陣に語ったメルケル首相もショックを隠し切れない様子だ。来年9月に総選挙が行われるドイツ。ベルリンの事件を含む最近の凶悪事件の続発を受けて、難民の受け入れやEU加盟に反対する政党の影響力がさらに増すとの見方もある。

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[写真]ベルリンのクリスマス市にトラックが突入したテロ事件現場(ロイター/アフロ)

チュニジア人容疑者を射殺
 事件は現地時間の19日午後8時過ぎに発生した。ベルリン中心部のカイザー・ヴィルヘルム記念教会周辺で行われていた恒例のクリスマス市に突然大型トラックが突入し、クリスマス市に訪れていた市民や観光客らを次々にはねた。トラックはそのまま走行を続け、教会の外にあるクリスマスツリーの前で止まった。

 カイザー・ヴィルヘルム記念教会とベルリン動物園の間にあるブダペスター通りを走行していたトラックは、突然車線を越えてクリスマス市の中に入って行った。クリスマス市が行われていたエリアは連邦首相府や日本大使館からもそれほど離れていない場所にあり、市民だけではなく、観光客も訪れるスポットとして知られていた。

 死亡した12人の中には、ドイツ人だけではなく、ベルリンで働くイタリア人女性や、観光で教会を訪れていたイスラエル人男性も含まれている。身元が特定できていない犠牲者もいる。そのうちの2名はウクライナ人だった可能性もあり、現地のウクライナ大使館が遺体のDNA鑑定の結果を待っている状態だ。また、ポーランド人男性の死亡も確認されている。犯行に使われたトラックの運転手で、カージャックの被害に遭い、銃で殺害されていたことが分かっている。

 犯行に使用されたトラックはドイツとの国境に近いポーランドの小さな町に拠点を置く運送会社のもので、イタリア北部のトリノで25トンの鉄骨を積み、ベルリンにある鉄鋼メーカーの倉庫に鉄骨を届け、ポーランドに戻る予定だった。トラックの運転手は運送会社社長のいとこで、英ガーディアン紙によると、当初予定していた20日よりも早い19日の午後にベルリンに到着したものの、倉庫の担当者は荷物のおろし作業は予定通り20日にしてほしいと運転手に伝えたのだという。現地時間の14時ごろには市内のレストランで食事をする運転手の写真が、いとこである運送会社社長の携帯電話に送られており、それ以降にカージャックに遭った可能性が高いことを考えると、トラックの強奪からクリスマス市への突入までは、わずか6時間弱だったことになる。

 事件発生から間もなくして、過激派組織「イスラム国」(IS)は関連するウェブサイト上で、ベルリンの事件は「我々の戦士の1人が実行した攻撃である」と主張した。組織として実行犯に直接指示を出したのか、ISの活動に共鳴した個人が独断で行った犯行なのかについては依然として不明だが、捜査当局はチュニジア人のアニス・アムリ容疑者が事件に関与した疑いがあるとして、範囲をヨーロッパ全域に拡大して捜査を行った。

 容疑者の捜索にはしばらく時間がかかるとの声もあったが、事態は急展開を迎えた。現地時間23日午前3時ごろ、イタリアのミラノ郊外で警察官の職務質問を受けた男性がいきなり発砲を開始。警察官も発砲し、男性はその場で射殺された。数時間後、射殺された男性がアムリ容疑者であったとイタリア当局は断定。ドイツ政府の公式見解は現時点ではまだ発表されていないが、イタリアメディアは死亡した男性が所持していた銃がポーランド人のトラック運転手殺害で使われたものと同型であったと伝えている。アムリ容疑者とみられる男性はフランス経由でミラノに入っていた。

 アムリ容疑者らしき男性が射殺された現場から車で10分ほどの場所に住む30代の女性は、筆者の取材に対し、「ついさっき事件のことをニュースで知ってショックを受けています。鉄道駅周辺は深夜は治安が悪いものの、普段んそれほど事件が頻繁に発生する場所でもないので」と驚きを隠せいない様子だった。

「難民」によるテロが相次ぐ
 事件の衝撃は世界中に伝えられたが、ドイツ国内では多くの市民やメディアが冷静さを保つように努めている。ドイツ周辺で頻発するテロ事件を受けて、移民や難民の受け入れ廃止を声高に叫ぶ市民も少なくないが、ベルリンの事件後にタブロイド紙以外のメディアが読者や視聴者に冷静さを呼びかけるような報道にシフトしたのが特徴的だと、デュッセルドルフ在住のジャーナリストで日本滞在の経験もあるフロリアン・マイスナーさんは語る。

「メディアの大部分は、今回の事件でパニックや不安にならないようにと市民に訴えています。ベルリンの事件発生後に難民に対する厳しい規制を設けるべきだと発言した政治家に対しても、厳しい論調で批判しているくらいです。1970年代に西ドイツでは赤軍派によるテロが頻発し、市民は恐怖感の中での生活を強いられました。我々は似たような事例を過去に経験しているのです。テロによる不安やパニックで得をするのはポピュリストの政治家だけだと私は思いますが、来年の選挙でポピュリスト政党が大勝利を収めるとは思いません」

 2016年はドイツで発生した大量殺人事件やテロ事件が、世界中に大きく報道された年であった。ドイツでの大量殺人では今年の4月に南部ミュンヘンのショッピングセンターで発生した無差別銃撃事件が記憶に新しい。この事件ではうつ病に苦しんでいたイラン系ドイツ人の少年によって行われた銃撃によって9人が死亡し、容疑者の少年も自殺している。この事件は「テロ」ではなく「大量殺人」として扱われた。

 ドイツ国内で「テロ」に認定された事件は、今回のベルリンの事件を含めると、今年に入って4件目となる。2月にはハノーバーでISを支持する15歳の少女が、パトロール中の警察官の首を突然刃物で刺す事件が発生。7月にはドイツ南部のヴュルツブルグで、電車の車内で斧を振り回し5人の乗客にけがを負わせた17歳のアフガニスタン人少年が警察官によって射殺されている。この少年は2015年に、難民としての保護を求めてドイツに入国したばかりであった。この事件から5日後には、同じくドイツ南部のアンスバッハで行われていた音楽フェスの会場近くで自爆テロが発生し、15人が負傷している。自爆テロを行ったのはシリアのアレッポから難民としてドイツに入国した男性であった。今年ではないものの、昨年9月には41歳のイラク人男性が、パトロール中の女性警官を刃物で襲い、別の警察官によって射殺されている。

 ベルリンのクリスマス市で発生した今回のテロ事件で、アムリ容疑者が実際にテロを起こしていたとすれば、4件のうちの3件で、実行犯が難民としてドイツに入国した人物だったことになる。ドイツのEU離脱を目標に掲げて結成された右派政党「ドイツのための選択肢(AfD)」は、昨年11月の党大会でドイツが受け入れる難民の数に上限を設けるべきとの指針を発表し、難民受け入れの制限をドイツ政府に要求している。Afdは今年9月に行われた世論調査で、過去最高となる16パーセントの支持率を得た。これによりAfDは政権与党のキリスト教民主同盟(CDU)、社会民主党(SPD)に次いで、支持率では第3位に躍進した。

ドイツでも「トランプ現象」か
 イタリア出身で、現在はドイツ人の夫とベルリンで暮らすサラ・マメッリさんは、「事件そのものにも大きなショックを受けていますが、一連のテロ事件によって国内で移民排斥を主張する政党がより大きな力を持つ可能性を懸念しています」と語る。

 来年9月に予定されているドイツの総選挙で、難民の受け入れが大きな争点なるのは必至だ。ベルリンの事件発生から1時間も経たないうちに、AfDに所属する欧州議会議員のマルクス・プレッツェル氏は、ツイッターで「犠牲者はメルケルによって殺されたようなもの」と、難民受け入れに寛容なメルケル首相の姿勢を激しく批判している。

 AfDの支持率がさらに上昇する可能性は非常に高い。多くの市民やメディアが冷静さを保とうとする一方で、難民受け入れに不安を感じる市民も少なくない。EU諸国の政治的な動きを分析するドルトムント工科大学ジャーナリズム研究所のユリア・ローネンドンカーさんは「トランプ現象」がドイツ人有権者に与える影響は実際には大きいのではないかと推測する。

「国が二つに分断しているという点では、ドイツもアメリカに似た部分があります。移民や難民との共生はドイツ社会にとって必要だと考えるリベラルな市民が多い一方で、将来に不安を抱え、国から見放されたと考えている市民が増えているのも事実です。現政権の政策に反対する市民には、難民よりもまず自国民のケアをしてほしいという感情があります。これまでは大きな声で主張するのがはばかられるような空気が社会にありましたが、アメリカでトランプが勝利したように、来年の選挙までに右派政党がさらに大化けする可能性は否めません」

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■仲野博文(なかの・ひろふみ) ジャーナリスト。1975年生まれ。アメリカの大学院でジャーナリズムを学んでいた2001年に同時多発テロを経験し、卒業後そのまま現地で報道の仕事に就く。10年近い海外滞在経験を活かして、欧米を中心とする海外ニュースの取材や解説を行う。ウェブサイト


ドイツ・テロ容疑者射殺現場の検証
時事通信 12/23(金) 20:54配信

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23日、イタリア北部ミラノで、ドイツのトラック突入テロ容疑者射殺現場を検証する捜査当局。

(AFP=時事)


銃撃戦現場を調べる捜査当局
時事通信 12/23(金) 20:54配信

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23日、イタリア北部ミラノで、ドイツのテロ容疑者と警察の銃撃戦現場を調べる捜査当局。


<独テロ>身分証の代わりに出した銃 ミラノで容疑者射殺 
毎日新聞 12/23(金) 20:39配信

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アニス・アムリ容疑者=AP

 ◇イタリア内相が発表

 【ローマ福島良典、ベルリン中西啓介】ベルリンのクリスマス市(いち)にトラックが突っ込み、多数の死傷者を出したテロでイタリアのミンニーティ内相は23日、ドイツ当局が行方を追っていたチュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)をイタリア北部ミラノ郊外で警察官が発見し、射殺したと発表した。

 ミラノ郊外のセスト・サン・ジョバンニ市の駅前で23日午前3時(日本時間同11時)ごろ、1人で道路を歩いていたアムリ容疑者を警察官2人が発見。身分証の提示を求められた容疑者がリュックから拳銃を取り出して発砲したため、警察官に射殺された。警察官1人が肩を撃たれたが、命に別条はないという。

 容疑者は19日の事件後に行方をくらました。拳銃が襲撃に用いたトラックの運転手を殺害したものと同一と確認され、指紋も一致した。テロ後、フランスから電車でイタリアに入国し、23日未明にミラノ中央駅にいたのが確認された。

 容疑者は2011年2月にチュニジアから地中海を難民船で渡ってイタリアに上陸後、放火などの罪で約4年間収監された。出所後、チュニジアから送還に必要な書類が届かなかったため国外追放になり昨年7月、ドイツに入国した。

 メルケル独首相は23日、記者会見し、チュニジアのカイドセブシ大統領と電話協議して難民非認定者の強制送還を促進する意向を伝えたと明かし「喫緊の危機は終わったが、テロの相対的な危険は以前と変わらない」と国民に呼びかけた。

 容疑者はイタリアで収監中に過激化した可能性があり、今年に入り、過激派組織「イスラム国」(IS)支持者と接触したとして情報機関の監視対象になっていた。ISの自爆テロ要員を志願していたという。ISの影響下にあるニュースサイト「アーマク通信」は23日、アムリ容疑者がISのバグダディ指導者に忠誠を誓っていたと伝えた。


ベルリン・テロ容疑者射殺現場
時事通信 12/23(金) 20:37配信

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23日、イタリア北部ミラノで、ドイツのトラック突入テロ容疑者の遺体周辺を調べる警官ら。


独トラック突入の容疑者、ミラノ郊外で銃撃戦の末死亡=治安筋
ロイター 12/23(金) 19:44配信

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 12月23日、ドイツの首都ベルリンで19日発生したクリスマスマーケットへのトラック突入事件の容疑者とみられる男がイタリアのミラノ郊外で銃撃戦の末、殺害された。写真はドイツ当局が公開したアニス・アムリ容疑者の手配写真。提供写真(2016年 ロイター)

[ローマ 23日 ロイター] - ドイツの首都ベルリンで19日発生したクリスマスマーケットへのトラック突入事件の容疑者とみられる男が23日、イタリアのミラノ郊外で銃撃戦の末、殺害された。治安関係者がロイターに明らかにした。

イタリア内務省によると、内相が会見する予定。


独トラック突入の容疑者、伊ミラノで警察が射殺 現地報道
AFP=時事 12/23(金) 19:38配信

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ドイツの首都ベルリンで起きたクリスマス市襲撃事件で指名手配されたアニス・アムリ容疑者。ドイツ連邦警察が提供(2016年12月21日公開)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドイツの首都ベルリン(Berlin)でクリスマス市にトラックが突っ込み12人が死亡した事件で、容疑者として指名手配された24歳のチュニジア人の男がイタリアのミラノ(Milan)で23日、警察に射殺された。伊メディアが報じた。

 治安筋の話として伊メディアが報じたところによると、独当局によって指名手配されていたチュニジア国籍のアニス・アムリ(Anis Amri)容疑者は同日午前3時ごろ、通常の身分証確認のために車両の停止を命じられた。そこで同容疑者が銃を取り出したため銃撃戦となった末、容疑者は射殺された。

 アムリ容疑者は19日にベルリンで起きたクリスマス市へのトラック突入事件以来、行方をくらましていた。

 アムリ容疑者はイタリアと関連があった。祖国のチュニジアから2011年にイタリアに到着。直後に難民施設で火災を起こして有罪となり、刑務所で服役した。2015年に釈放された後、ドイツに入ったが、今年、難民申請を却下されていた。【翻訳編集】 AFPBB News


独テロ容疑者、伊警察が射殺…ミラノ近郊で
読売新聞 12/23(金) 19:21配信

 【ロンドン=森太】ドイツのベルリンで19日に発生したトラックによるテロ事件で、イタリア警察は23日、事件後に逃走し、独検察当局が実行犯とみて行方を追っていたチュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)をイタリア北部ミラノ近郊のセスト・サン・ジョバンニで射殺した。

 イタリア政府が発表した。同容疑者はイタリアで約4年間服役していたことがあり、ドイツからイタリアに戻り身を潜めようとしていた可能性がある。

 記者会見したミンニーティ伊内相らによると、23日午前3時(日本時間23日午前11時)頃、巡回中の警察官2人が駅に近い広場で、不審な男を発見し、身分証の提示を求めたところ、男はリュックサックから銃を取り出し警察官に発砲。警察官が応戦して射殺した。銃撃戦で警察官1人が肩を負傷した。


独トラック突入 ベルリンのテロの容疑者、イタリアで射殺 イタリア政府発表
産経新聞 12/23(金) 19:19配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツの首都ベルリンで発生したトラック突入テロで、イタリア政府は23日、独捜査当局が行方を追っていたチュニジア国籍のアニス・アムリ容疑者(24)をイタリア北部ミラノで射殺したと発表した。

 ロイター通信によると、23日に記者会見したイタリア内務相は、射殺した男がアムリ容疑者であることに「まったく疑いの余地はない」と述べた。伊警察当局者は、指紋を照合してアムリ容疑者であることを確認したとしている。

 内務相は会見で、23日早朝にミラノ郊外で通常のパトロールをしていた警官が、不審な男を発見し制止しようとしたところ、男が拳銃を取り出して発砲した。この結果、警官1人が負傷し、手当を受けた。

 テロは19日夜、ベルリン中心部のクリスマス市で発生。12人が死亡、48人が負傷した。


逃走中の容疑者、イタリアで射殺=ISに忠誠、「十字軍に報復」―独テロ
時事通信 12/23(金) 19:07配信

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23日、イタリア北部ミラノで、ドイツのトラック突入テロ容疑者の遺体周辺を調べる警官ら。

 【ベルリン時事】ドイツの首都ベルリンのクリスマス市にトラックが突入し、12人が死亡、約50人が負傷したテロ事件で、イタリアのミンニーティ内相は23日、記者会見し、同国北部ミラノで、実行犯とみられるチュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)が警官に射殺されたと発表した。

 事件は19日の発生から5日目で大きな節目を迎えた。

 過激派組織「イスラム国」(IS)系メディアは、容疑者がIS指導者に忠誠を誓い、「十字軍(キリスト教徒ら)への報復」を呼び掛けるビデオ映像を公開。IS系メディアは同時に、容疑者が殺害されたことを認めた。容疑者が死亡したことで、ISとの具体的なつながりや動機の解明は困難になり、今後の対策にも影響しそうだ。

 内相の説明や報道によると、23日午前3時(日本時間同11時)ごろ、警察がミラノ郊外の駅近くで職務質問し、身分証の提示を求めたところ、男が警官2人に向かって発砲。警官が応戦し、射殺した。容疑者と指紋が一致したといい、内相は死亡した男が容疑者であることについて「全く疑いない」と強調した。独当局も容疑者の死亡を確認した。

 容疑者はベルリンからフランスに移動し、そこから列車でイタリアに逃れていたもよう。持っていた切符から判明した。警官1人が肩を撃たれたが、命に別条はない。容疑者は発砲の際に「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んだという。

 事件では容疑者がポーランドの運送会社のトラックを奪い、犯行に及んだ疑いが持たれていた。トラック運転手は射殺されており、独当局は容疑者が「凶暴で武装している可能性がある」と指摘。21日に公開捜査に乗り出し、欧州各国に協力を要請していた。

 テロ後、ISは事実上の犯行声明を出した。容疑者はISと直接連絡を取り、テロの準備を行っていたとも報じられている。フランス南部ニースでは7月にトラックが花火見物客に突っ込み、86人が死亡する事件が起きており、独治安当局者は地元紙に対し、容疑者がこの事件を参考にしたとの見方を示した。

 容疑者は昨年7月にドイツに入り、難民申請したが、却下されていた。母国のチュニジアやイタリアで多くの逮捕歴があり、独捜査当局は「危険人物」として警戒していた。


<独テロ>手配のチュニジア人、ミラノで射殺 伊内相発表
毎日新聞 12/23(金) 19:03配信

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アニス・アムリ容疑者=AP

 【ローマ福島良典、ベルリン中西啓介】ベルリン中心部のクリスマス市(いち)にトラックが突っ込み60人が死傷したテロで、イタリア内相は23日、記者会見し、公開手配されているチュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)をイタリア・ミラノで警察の職務質問で発見し、銃撃戦の末、射殺したと発表した。

 伊警察は23日午前3時、ミラノで、アムリ容疑者を発見。アムリ容疑者は銃を取り出し抵抗したため、射殺された。会見した内相は「射殺されたのは疑いがなくアムリ容疑者本人であると確認された」と明らかにした。伊メディアは指紋により本人確認されたと伝えた。

 アムリ容疑者は2011年にイタリアから欧州に上陸。国内の施設で放火事件を起こすなどして有罪判決を受けて服役し、釈放後の昨年7月、ドイツに入国していた。


ドイツ警察、巨大モールが標的のテロ計画阻止
CNN.co.jp 12/23(金) 18:04配信

(CNN) ドイツ警察は23日、同国西部ノルトラインウェストファーレン州オーバーハウゼンにある欧州最大級のショッピングモールやクリスマスマーケットを攻撃する計画を立てたとして、コソボ出身の男2人を逮捕したと発表した。テロ攻撃の可能性を未然に防いだとしている。

同州エッセンの警察が出した声明によれば、逮捕されたのはコソボ出身の28歳と31歳の兄弟。オーバーハウゼンから約15キロ離れたデュイスブルクで身柄を確保した。警官らが治安関係者から情報提供を受け、その数時間後に逮捕に至ったという。犯行計画の進展度合いや共犯者の有無については捜査中としている。

ドイツの首都ベルリンでは19日、クリスマスマーケットにトラックが突入する攻撃があり、12人が死亡、48人が負傷していた。実行犯とみられるアニス・アムリ容疑者(24)の捜索が続いている。

両事件を関連付ける公式の見解は発表されていない。


テロの脅威がドイツにも..欧州は今後どうなるか --- 神谷 匠蔵
アゴラ 12/23(金) 16:46配信

今週月曜日に、ドイツの首都ベルリンでイスラム過激派系による犯行と思われるテロ事件が発生した。犯行の手口はトラック運転手を殺害してトラックを盗み、クリスマスで賑わう市場にそのまま突っ込むという、テロ計画としてはあまりに不確定要素を含んだ場当たり的なものだ。犯人は自爆も自殺もせず逃走中であり、未だに逮捕されていない。

これまで容疑者とされていたパキスタン系の「asylum-seeker/難民申請者」Naved Baluch氏(http://www.telegraph.co.uk/news/2016/12/20/berlin-christmas-market-attack-everything-know-far/)23歳が特に何の懲罰も受けることなく解放され、現在はトラックに残っていた物証などからたどり着いたチュニジア国籍の真犯人(http://www.telegraph.co.uk/news/2016/12/20/berlin-market-attack-suspect-named-23-year-old-asylum-seeker/)と思われる人物を指名手配しているとのことだ。

銃の入手が比較的容易な欧州や米国では、この手の犯行はやろうと思えば誰でも出来るし、それほど時間をかけて準備する必要もない。テロ事件の犯行手口の複雑性は明らかに低下してきているとはいえ、この手の単純な犯行が今後も散発的に繰り返される可能性は決して低くない。

今回に関しては「イスラム国」側が犯行声明を出しているようだが、本当にイスラム国の関与があったか否かは定かではない。というのも、この手の事件なら個人でも起こせる。ニースのBastille Day攻撃に関しても、本当にイスラム国が関与していたのか疑問視する声(http://www.20minutes.fr/societe/1891527-20160716-attentat-nice-etat-islamique-encore-jamais-fait-revendication-opportuniste)は上がっている。

パリやニースなどフランスの都市、及びベルギーなど近年はフランス語圏がテロの標的となる傾向が続いていたが、さすがにフランスの警備も強化されつつあり、ここにきてドイツに軸足を移してきたことは、何を示唆するだろうか。

まず、ドイツ世論の硬化は予想される。これから迎えるクリスマスや新年にあたって警備強化を求める声は少なくとも一時的に急上昇するだろう。また、最初に殺害されたトラック運転手がポーランド系移民であったことによって、リベラル派の常套手段である「レイシストレッテル貼り」による懲罰感情の抑制が困難になっている。被害者に同情し怒りを表明するポーランド系住民をドイツ人の権力層が「レイシスト」呼ばわりすることはそれ自体が「人種差別」だとして逆にドイツ系とポーランド系の溝を深めてしまうからだ。従ってドイツに多数居住する特に東欧出身の非ドイツ系白人層の中で反イスラム・反有色人種感情が高まる可能性は高い。実際ドイツでは今年中国系留学生の女性がドイツ人(東欧系白人と思われる)のカップルに強姦殺害されるという事件(http://www.thelocal.de/20161125/german-couple-in-dock-for-rape-murder-of-chinese-student)が発生している。

次に、フランス、ドイツとくれば次はイギリスのロンドンが標的にされる可能性は非常に高い。英国ではそうした懸念が微妙に広がりつつある。ロンドンはパリやベルリンに比べて監視カメラの配備が進んでおり、イスラム系住民が非常に多いとはいえその大半はインド・パキスタン系の非中東系であることから比較的安全と考えられているが、それでも不良化した移民系の若者による犯罪は多発しており、先日も日本人が比較的に多く住むWest Hampstead駅近くのKilburn High Road上で銃殺による殺人事件(http://www.bbc.co.uk/news/uk-england-london-38257886)が生じるなど、暴力事件は常態化している。

無論白人の英国人による犯罪が無いというわけでもなく、特に薬物関連の犯罪には英国籍の者も関わっている場合が少なくないとはいえ、殺人のような凶悪犯罪ともなると圧倒的に移民系の不良集団間の暴力事件が多い。またテロ事件も圧倒的にイスラム移民系の過激化によるものが多く、犯罪と移民貧困層の繋がりは決して単純な偏見と片付けられない程度に強い。

欧州は確かにリベラリズムの基礎の上に成り立つ「政治的正しさ」に支配されており、必ずしも厳格な反動政策を取ることができるような状況ではないどころか、日本と同程度に厳しい移民政策や国籍政策を取ることさえ困難なのは事実だ。

とはいえ、最近の欧州は変わりつつある。オバマ政権下のアメリカはある種の政治的正しさを代表する面をも象徴的に兼ね備えていたが、世界全体に対し最大の影響力を持つアメリカがトランプ政権によって運営されることになるという事実そのものが、欧州にとっての「正しさ」の定義を根底から変えつつある。

「政治的正しさ」のイデオロギーは流動性の高い雇用形態を特徴とする西欧社会において「政治的に正しくない」見解を持つことが個人の収入に様々な形で影響することで維持され、再強化されてきていた。実際、例えば日本でも「外資系企業」としてよく知られている西欧の有名企業のインターンシップや本採用枠にアプリケーションを提出する際、その中に含められているエントリーシートのアンケート等では「あなたは文化の異なる人々と上手くコミュニケーションをとることができますか?」などといった「政治的正しさ」に関連する質問が必ずといってもいいほど含まれている。

無論「政治的に正しい」見解を持つことで有利な立場に立てるわけでもないし、政治的に正しくない見解の持ち主が成功する場合もあるのだろうが、一般的には職務と直接関係のない部分ではなるべくリスクを避けるのは当然のことなので、より若い世代の、より就職難に苦しむ者ほど「政治的に正しく」あらねばならないという圧力を感じやすい状況にある、というのがこれまでの欧州における暗黙の了解であった。

ところがトランプ氏が米次期大統領として君臨していることで、資本と「政治的正しさ」の癒着状態が今後も続くとは限らないという可能性が出てきた。元来人に白い眼で見られることを極度に嫌うが故に政治的に正しく振舞っていたに過ぎない「普通の」英国人は、その必要がなくなれば強いてPCを積極的に維持していこうとはしない。彼らはただ周りの様子を伺い、沈黙を守りながらその沈黙によって静かに状況を変えていく。もしこの雰囲気の中英国でテロ事件が発生しようものなら、これまでとは逆の方向の「政治的正しさ」が力を増していくかもしれない。既にフランスやドイツでは、この種の思想的地殻変動が徐々に進行している。今回の一件は、特にドイツにおけるこの傾向に拍車をかけることになっただろう。


ドイツ・トラックテロ 発生の瞬間とらえた映像公開
ホウドウキョク 12/23(金) 15:58配信

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(写真:ホウドウキョク)

事件の瞬間をとらえていた映像が公開された。
マーケットへ突進していくトラックの黒い影、そのあと、大勢の市民が走って逃げ出した。
映像は、19日の事件当時、現場近くを走っていたタクシーの車載カメラによって撮影されたもの。
ドイツ当局は、現場から逃走しているチュニジア出身のアニス・アムリ容疑者(24)を、懸賞金をつけて指名手配しているが、22日、新たにトラックのドアから、アムリ容疑者の指紋が検出された。
アムリ容疑者をめぐっては、イタリアで放火の罪で服役したほか、ドイツでは強盗を計画した疑いで、一時、捜査対象になったことなどが明らかになっている。


ドイツ、テロ容疑で2人逮捕
BBC News 12/23(金) 15:36配信

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ドイツ、テロ容疑で2人逮捕

ドイツの警察は23日未明、オランダ国境に近いオーベルハウゼンのショッピングセンターで攻撃を計画していた疑いで、男2人を逮捕したと発表した。19日に12人が死亡したベルリンのトラック突入事件を受けて、ドイツでは厳重警戒が続いている。

警察によると、31歳と28歳はコソボ出身の兄弟で、デュッセルドルフの北にあるデュースベルクで拘束。オーベルハウゼン市内の「セントロ」ショッピングセンター攻撃計画があるという情報提供をもとに、容疑者を特定したという。ベルリンのクリスマス市攻撃との関連は不明。

ベルリンの事件については、連邦検察がアニス・アムリ容疑者(23)の指紋が犯行に使用されたトラックの車内から見つかったと発表。クリスマス市に突入したトラックを運転していたのは、アムリ容疑者だと判断していると検察報道官は話した。また、容疑者が一時期滞在していたベルリンやノルトライン=ヴェストファーレン州の複数の箇所で家宅捜索を実施したという。

アンゲラ・メルケル首相は、「素早い逮捕」を期待していると述べ、国内で「ほとんどの人がきわめて落ち着いて反応したことをとても誇らしく思う」とコメントした。

容疑者は2015年のドイツ入国以来、当局の監視下にあり、過激派勢力のいわゆる「イスラム国」(IS)支持者ともつながりがあったとされる。それだけに、ベルリンの事件発生について捜査当局の対応への批判も高まっていると、BBCのデミアン・マクギネス記者は指摘する。

ブライトシャイト広場のクリスマス市は22日、灯りを暗くして再開した。音楽の演奏は控えられている。死亡した12人のうち少なくとも6人はドイツ人で、ほかにイスラエル人とイタリア人、トラックのポーランド人運転手が死亡した。

欧州全域で国際指名手配された容疑者の家族は、出頭を呼び掛けている。

兄弟のアブデルカデル・アムリさんはチュニジアの自宅で報道陣に対して、「もし聞いているなら、家族のためにも出頭しろと言いたい。そうすればホッとする。容疑がかけられていることを本当にやったなら、罰を受けるべきだ」と述べた上で、「弟は絶対に無実だと確信している。家を出て行ったのは、経済的理由からだ。働いて家族を助けるためだ。(テロ)実行のために出かけて行ったわけじゃない」と強調した。

アブデルカデルさんのほか、もうひとりの兄弟ワリドさんも、容疑者が欧州でたびたび問題を起こしたと認め、イタリアで3年半の刑期を終えて出所したときには「考え方が以前とまるで変っていた」と話した。

ワリドさんは容疑者と10日前に話したばかりで、1月には帰省したいと話していたと明らかにした。「ここに戻って車を買って、事業を始めるための資金をためようとしていた。それが夢だった」。

(英語記事 Germany arrests two on terror charges)


ドイツ西部で新たな攻撃計画か、コソボ出身の兄弟逮捕
ロイター 12/23(金) 15:26配信

[ベルリン 23日 ロイター] - ドイツの特殊警察部隊は、西部ノルトライン・ウェストファーレン州でショッピングモールへの攻撃を計画していた疑いでコソボ出身の兄弟2人を逮捕した。

同州警察が23日発表した声明によると、複数の治安関係者の情報に基づき、兄弟をデュイスブルクで逮捕した。

19日に起きたベルリンのクリスマス・マーケットへのトラック突入事件との関連があるかどうかは不明。


ドイツ西部でショッピングセンター襲撃計画か、兄弟2人を逮捕
AFP=時事 12/23(金) 12:16配信

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ドイツの首都ベルリンで、トラックによる襲撃事件が起きた後で再開したクリスマス市を警備する警官(2016年12月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新)ドイツの警察当局は23日、西部オーバーハウゼン(Oberhausen)にある国内有数の大型ショッピングセンター襲撃を企てていた疑いで、兄弟2人を逮捕したと発表した。

 警察によると、この兄弟はコソボ出身で、28歳と31歳。現在、他に関与した者がいないか捜査しているという。

 情報機関から連絡を受け、標的だったとみられるショッピングセンターと近くで開催中のクリスマス市には、22日夜に警官が配備された。このショッピングセンターには250店舗が入居し、クリスマス前には混み合うことで知られている。

 ドイツでは19日、首都ベルリン(Berlin)のクリスマス市にイスラム過激派とみられる容疑者の運転するトラックが突っ込み、12人が死亡する事件が起きたばかり。【翻訳編集】 AFPBB News


犯行後、IS系モスクに=独テロ容疑者
時事通信 12/23(金) 10:28配信

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ベルリンのクリスマス市にトラックが突入したテロ事件で、ドイツ公共放送は22日、アニス・アムリ容疑者(写真=独警察提供)が事件後、市内の過激派組織「イスラム国」支持者が集まるモスクを訪れていたと報じた。


ベルリン「トラック突入」テロの衝撃!政治を揺さぶるクリスマス 犯人はやっぱり難民なのか?
現代ビジネス 12/23(金) 10:01配信

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写真:現代ビジネス

40トントラックによる凶行
 12月19日は、なんという日だっただろう!  夜8時の全国ニュースが、駐トルコロシア大使暗殺のニュースを伝えていたちょうどその時、首都ベルリンでは、クリスマス市に集う人々の真ん中にトラックが突っ込んでいた。

 旧西ベルリンの一番の繁華街に、カイザー・ヴィルヘルム記念教会がある。1895年に建てられた鐘楼の美しい教会だったが、第二次世界大戦の空襲で尖塔はすべて破壊された。戦後、教会はそのままの姿で残され、平和を祈る象徴となった。

 クリスマス前、ヨーロッパではあちこちにクリスマスの市が立つが、このカイザー・ヴィルヘルム記念教会の周りで開かれるそれは、ベルリンで一番規模が大きい。実は、テロの起こる9日前の夜、私は日本から来た友人たちとともに、ちょうどこの場所にいた。

 美しいイルミネーションの下に、食べ物やその他のものを売る屋台が所狭しと並び、大勢の人が温かいワインを飲んだり、ソーセージを食べたりしながら歓談していた。

 ベルリンという土地柄、地元の人と観光客が渾然としている。屋台を冷やかして歩く人々。砂糖がけのアーモンドを炒る甘い匂い。今や商業化したクリスマスだが、それでもヨーロッパのクリスマスには、まだ宗教的行事としての残り香のようなものもある。

 19日の夜も、間違いなくそこは、和やかなクリスマスのムードに包まれていたはずだ。8時2分、そこに40トントラックが突っ込んだのである。死者12人、負傷者48人、うち14人がまだ生死の境をさまよっている。

 トラックはポーランドの運送会社のもので、運転していたのは事業主の従兄弟だった。イタリアから鉄骨を運んできて、19日の午前中にベルリンに到着。ただし、荷下ろしの作業が遅れ、午後3時、まだベルリンにいたことはわかっている。運転手と妻が電話で話をしているからだ。

 3時44分、トラックにエンジンがかかったが、トラックは出発していない(GPSによる情報)。それが2度続いた。後の調べで、このときすでにトラックはジャックされており、犯人がトラックを試しに動かしたのだろうと推測されている。4時に運転手の妻が電話をした時、すでに連絡が取れなかったという。

 トラックが発車したのは7時45分。犯人はクリスマス市の周りを一周した後、凶行に及んだ。犯行後、運転席には頭をピストルで撃ち抜かれたポーランド人の遺体が残されていた。解剖の結果、彼は犯行時にはまだ生きており、運転席には、二人が激しく戦った形跡が残されていたという。なお、武器は市販のものではなく、自家製だと推測されている。

 その1時間後、1キロほど離れたところで、パキスタン難民(23歳)が拘束された。彼がトラックから飛び降りて逃走したのを追いかけたという目撃者の通報があったらしいが、証言は曖昧で、翌日の昼には、容疑は消え、釈放となった。トラックの運転席には血だらけの洋服が残されていたが、そのパキスタン難民からは、血痕も、火薬反応も何も出なかったばかりか、アリバイまであったという。

 つまり、犯人はまだ逃走中で、自家製の武器を持っている可能性が高い。クリスマス市にはビデオカメラが設置されていないため、犯人の性別も、人数も、また協力者がいるかどうかもわからないと言われた。

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指名手配中の容疑者 Anis A 〔PHOTO〕gettyimages

「イスラム国」が犯行声明
 ところが21日の午後になって事態が急変した。トラックの中で身分証明書が見つかったと発表されたからだ。

 身分証明書の持ち主は24歳のチュニジア人Aで、ノートライン–ヴェストファーレン州で難民申請がなされていた。ドイツへは去年の7月に入った。指名手配の写真が公表された。10万ユーロ(約1300万円)の懸賞金も掛けられた。その少し後で、「イスラム国」が、今回の事件は自分たちの犯行であるとの声明を出した。

 驚くべきことにAはイスラム過激派の危険人物として、以前より警察や憲法擁護庁の監視対象であったという。少なくとも8つの偽名を使い分け、所在地を転々と変え、前科もあった。それどころか当局は、Aとイスラム国との関係も、また、Aが武器調達に動いていることも把握していたというからただ事ではない。

 しかもAは一度、バーデン–ヴュルテンブルク州で捕まっていたのに、書類の不備で釈放されている。母国チュニジアから必要な書類が来ない限り、送還もできないという(不思議なことに、21日、その書類がチュニジアから届いた)。いずれにしても、なぜ、そんな危険人物がドイツ中を自由に動き回っていたのかが謎である。

 実は、外国人の多いノートライン–ヴェストファーレン州には、危険人物に指定されている難民が数百人もおり、とても全員をくまなくは監視できない状態らしい。国民は、そんな様子を一切知らされていないのである。

 ちなみにAのドイツ滞在のステータスは「容認」だ。「容認」とは、難民申請が却下され、本来ならドイツに滞在する資格はないが、何らかの理由で母国への強制送還が見送られている状態を指す。今、ドイツには、「容認」というステータスを持つ外国人が16万人いるという。

 さて、そろそろこの原稿を締めようと思っていた矢先、新しい情報が飛び込んだので、それも書き足しておく。

 シュピーゲル・オンラインによると、事件の起こった2時間後(つまり19日の夜)に、ペギーダの創設者であるバッハマン氏が、「犯人はチュニジア人」とツィートしていたらしい。しかも驚いたことに、情報源はベルリン警察だと書いている。ペギーダ(ヨーロッパのイスラム化に反対する愛国ヨーロッパ人)は政治グループで、理念はほぼ極右。

 バッハマン氏の言った「チュニジア人」がAのことだとすると、警察がAの身分証明書を21日になって見つけたというのは、嘘になる。強硬な反難民を主張するペギーダが、ベルリン警察から特別な情報を入手していたとすれば、それはいったい何を意味するのだろう。

 なお、事件後、犯行声明を出した「イスラム国」だが、Aについては触れていない。そこで、ひょっとすると、イスラム国と犯行を企てたのは、A以外の人間ではなかったかとも言われ始めた。共犯がいるかもしれない。

ドイツ国民が冷静な理由
 メルケル首相は20日の記者会見で、犠牲者やその遺族に対しての同情を示したのち、ドイツ人は団結し、ドイツ人らしく、自由を失わずに生活していくだろうと国民を鼓舞した。

 ただ、「もしこの犯行が難民としてドイツに入った人間によるものだったとしたら、その事実は我々にとって、とりわけ受け入れ難いものになるだろう」とも言っている。多くのドイツ人が、気の毒な難民を助けようと、去年の秋、力を尽くしたことを思えば、当然ではある。

 メルケル氏の「難民ようこそ政策」への支持が、ここ1年ほどで確実に減ってきていることも事実で、今回のテロ事件で彼女の立ち位置がさらに微妙になることは確実だ。

 これまでもメルケル首相の難民政策を批判してきたCSU(キリスト教社会同盟)は、さっそく難民政策の全面的修正を言い出したし、右派のAfD(ドイツのための選択)にいたっては、今回の事件の原因がメルケル氏だと言い切っている。

 一方、緑の党や左派党はそれに対し、「犠牲者を政治利用するな」と対抗。難民政策を大連立で進めたCDUとSPD(社民党)はというと、「犯人がわかってもいないのに難民政策を論じるのは時期尚早」という見解だ。

 いずれにしても、ドイツは来年、総選挙があるので、今回の事件が政治問題化することは間違いない。既成の政党が皆、反難民を唱えるAfDの伸長をとても恐れているという裏事情もある。

 そんなわけで現在、政府は犠牲者や遺族との団結を強調し、国民感情を平静に保とうと懸命だ。

 そのせいかどうか、国民の間にヒステリックな動きは起こっていない。フランスのように戒厳令を敷くという話も出ない。それどころか、国民は意識的にパニックを避けようとしており、事件の翌日も他のクリスマス市を閉鎖することがなかった。

 テロ現場のクリスマス市も22日から再開する予定だ。その冷静さは、福島第一原発の事故の後、ガイガーカウンターやヨードを買いに走ったのと同じ国民だとは思えないほどだ。

日本も「明日は我が身」
 おそらくドイツ人は、テロ防止に限界があることがわかっているのではないか。

 先日、ベルリンで旅行者として行動したときに気づいたが、すでに今、美術館やテレビ塔、帝国議会などでは、入り口で厳重なチェックが行われている。また、町のめぼしいところには、機関銃を携行した警官がたくさん立っている。しかし一方で、空港や駅、ショッピングモールなどに入るときに検査はない。

 ドレスデンでは、クリスマス市にトラックが突っ込めないよう、あわててコンクリートの障壁が並べられたが、クリスマス市はドイツで大小合わせると現在2500ヵ所で立っている。そもそも、何もかもすべてチェックすることなど不可能だ。そんなことをすれば、普通の生活が成り立たなくなる。

 無差別テロは、数年前まではイラクやアフガニスタンで起こるものだった。それが去年フランスを襲い、今年の夏からはドイツにも及んだ。

 ただ、つい最近までドイツ人も、まさかこんなことになるとは思っていなかったのだ。つまり、この波が突然、日本にやってきても不思議はない。

 だからこそ日本人も、「明日は我が身」と思って、テロ対策だけはしっかり立てておいたほうが良いと、今、私は強く感じている。

 最後に読者の皆様へ:今年も一年ありがとうございました。本稿が今年最後となりますが、暗い話で恐縮です。来年はもう少し平和な年になりますように。そして皆様、良いお年を! 

川口 マーン 惠美


犯行後、IS系モスクに=監視カメラに独テロ容疑者―公共放送
時事通信 12/23(金) 10:00配信

 【ベルリン時事】ベルリンのクリスマス市にトラックが突入し、12人が犠牲になったテロ事件で、ドイツ公共放送は22日、実行犯とみられるチュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)が事件後、市内の過激派組織「イスラム国」(IS)支持者が集まるモスク(イスラム礼拝所)を訪れていたと報じた。

 当局はIS支持者の潜伏場所を含む関係先を捜索し、容疑者逮捕を急いでいる。

 公共放送は、監視カメラの映像を基に報道。19日夜の事件後、20日未明にモスクの前で姿が捉えられていた。このモスクはISを支持する過激派の拠点とみなされており、容疑者は14、15の両日にも来ていた。警察は22日に家宅捜索したが、逮捕者は出なかった。

 ISはこのテロ事件で、事実上の犯行声明を出している。

 事件に使われたトラックの運転席からは容疑者の指紋が検出され、デメジエール内相は22日、「実行犯である可能性が高い」と指摘した。容疑者がポーランドの運送会社のトラックを奪い、犯行に及んだ疑いが強まった。

天皇陛下83歳の御誕生日お祝い申し上げます。

天皇陛下が今日12月23日、83歳の御誕生日を迎えられた。

天皇陛下の83歳の御誕生日にあたり、日本国民の一員として、衷心よりお祝いを申し上げ奉ります。

伝統と誇りある我が日本国の元首として御在位くださいますことを深く感謝申し上げ、これからもますます御健康にお過ごしくださいますよう、衷心より希望いたします。

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リンク:天皇陛下、誕生日の会見全文 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:<天皇陛下83歳>活動、前年と同規模 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<天皇陛下>83歳 退位「親身に考えてくれ、深く感謝」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

天皇陛下誕生日祝い3万8588人 一般参賀者、平成で最多
SankeiBiz 12/24(土) 8:15配信

 天皇陛下の83歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われた。陛下は午前中に3回、皇后さま、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女の眞子さま、次女の佳子さまとともに、宮殿・長和殿のベランダに並んで立ち、参賀者に笑顔で手を振って応えられた。

 参賀者は午後の記帳者を含め、平成に入って最多の3万8588人。陛下が8月に譲位の意向を示されたことで、国民の関心が高まったとみられる。

 陛下はあいさつで、22日の新潟県糸魚川市の大火に触れ、「多くの人が寒さの中、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っています」と気遣われた。さらに、「来年が明るく、また、穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります」と語りかけられた。

 この日は朝から宮殿や御所で祝賀行事が続き、陛下は皇族方、安倍晋三首相ら三権の長、各国の駐日大使らの祝意を受けられた。

 夕方には孫の敬宮(としのみや)愛子さま、悠仁さまが御所を訪れ、お祝いのあいさつをされた。夜には皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、黒田清子さん夫妻が御所に集まり、天皇、皇后両陛下と夕食を囲まれた。


ご訪問「大いに勇気づけられた」熊本・益城町で天皇誕生日奉祝式典
産経新聞 12/24(土) 7:55配信

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熊本県益城町で開かれた天皇誕生日奉祝式典(写真:産経新聞)

 熊本県益城町の町文化会館で23日、「天皇誕生日奉祝式典」が行われた。天皇、皇后両陛下は今年5月、一連の熊本地震の被災者を見舞おうと、益城町を訪問された。式典に参加した町民らは、天皇陛下のご健勝を祈った。

 天皇、皇后両陛下は5月19日、特に被害が大きかった南阿蘇村と益城町の避難所を訪問された。被災地の負担にならぬようにと、日帰りでのご訪問だった。後に、「被害の大きさに胸を痛めるとともに、皆が協力し合って困難を乗り越えようと取り組んでいる姿に、心を打たれました」と述べられた。

 奉祝式典では、両陛下のご訪問の記録ビデオが上映された。式典を主催した「主要祝日等熊本県奉祝会」の木村仁会長が「激励のお言葉に県民は大いに勇気づけられた。天皇陛下のますますの健勝と皇室の弥栄(いやさか)を祈念します」とあいさつ。天皇陛下に、折り紙で作ったユリの花束をプレゼントした同町の小3女児も紹介され、万歳三唱で盛大に祝った。

 益城町の西村博則町長は「国民に寄り添われるお姿に心打たれた。復興は険しい道のりとなるだろうが、町民一丸で、住みよく災害に強いまちづくりに努める」と述べた。


天皇誕生日一般参賀に平成最多3万8000人超 糸魚川大火、気遣われ
産経新聞 12/24(土) 7:55配信

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一般参賀に集まった人たちから祝福を受けられる天皇、皇后両陛下と皇族方 =23日午前、皇居(桐原正道撮影)(写真:産経新聞)

 天皇陛下の83歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われた。陛下は午前中に3回、皇后さま、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女の眞子さま、次女の佳子さまとともに、宮殿・長和殿のベランダに並んで立ち、参賀者に笑顔で手を振って応えられた。

 参賀者は午後の記帳者を含め、平成に入って最多の3万8588人。陛下が8月に譲位の意向を示されたことで、国民の関心が高まったとみられる。

 陛下はあいさつで、22日の新潟県糸魚川市の大火に触れ、「多くの人が寒さの中、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っています」と気遣われた。さらに、「来年が明るく、また、穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります」と語りかけられた。

 この日は朝から宮殿や御所で祝賀行事が続き、陛下は皇族方、安倍晋三首相ら三権の長、各国の駐日大使らの祝意を受けられた。

 夕方には孫の敬宮(としのみや)愛子さま、悠仁さまが御所を訪れ、お祝いのあいさつをされた。夜には皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、黒田清子さん夫妻が御所に集まり、天皇、皇后両陛下と夕食を囲まれた。


「変わらぬお姿、安心」 譲位ご意向 初の参賀者目立つ
産経新聞 12/24(土) 7:55配信

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天皇誕生日の一般参賀で、訪れた人たちを前にお言葉を述べられる天皇陛下=23日、皇居(写真:産経新聞)

 天皇陛下の誕生日を祝う一般参賀があった23日、平成で最多の3万8588人が皇居を訪れた。陛下の譲位のご意向を受けて初めて来た参賀者も目立ち、宮内庁関係者は「皇室に関心が寄せられ、陛下も喜ばれていると思う」と話した。

 小学4年の孫を連れて訪れた東京都練馬区のパート、善財(ぜんざい)田鶴さん(82)は「昨日の出来事(新潟・糸魚川の大火)をあいさつに取り入れていて、国民をよく見てくださっている」と感激した様子。

 同世代である陛下の日々のご公務の多さに驚きを隠さず、「ご自身でやらないと、というお気持ちが強いのでしょう。これからは皇太子さまの助けも借りながら長生きしていただきたい」とおもんぱかった。

 先の大戦で海軍だった父親を亡くした神奈川県綾瀬市の無職、稲垣雅英さん(75)は妻とともに初めて参賀に。「陛下が慰霊を大切にされているのは分かっていた。譲位のご意向を知り、お元気なうちに見ておきたかった」という。

 家族連れや若い世代の姿も多かった。「皇室に関心はなかった」という千葉県船橋市の会社員、小林由美さん(25)は、譲位のニュースを見て友人と2人で初めて足を運び、「陛下の穏やかな顔にほっとした」と笑顔を見せた。

 幼稚園児の長男(5)と一緒だった東京都渋谷区の会社役員、福住尚将(なおゆき)さん(38)はいつも来ているといい、「変わらぬお姿に安心したが、お体のことを考えれば無理をしていただきたくない」と願った。


<天皇陛下>誕生日一般参賀のあいさつ
毎日新聞 12/23(金) 17:51配信

 天皇陛下が23日、誕生日の一般参賀で述べられたあいさつは次の通り。

 誕生日にあたり、寄せられた祝意に対し、深く感謝いたします。

 ニュースで伝えられたように、昨日は新潟で強風の中、大きな火災がありました。多くの人が寒さの中、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っています。

 冬至が過ぎ、今年もあとわずかとなりましたが、来年が明るく、また穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります。


乾杯される天皇陛下
時事通信 12/23(金) 17:24配信

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83歳の誕生日を祝う「宴会の儀」で乾杯される天皇陛下=23日午後、東京・皇居「豊明殿」(代表撮影)


天皇陛下、83歳の誕生日を迎えられる
ホウドウキョク 12/23(金) 16:55配信

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(写真:ホウドウキョク)

天皇陛下は23日、83歳の誕生日を迎えられた。
天皇陛下は「誕生日にあたり、寄せられた祝意に対し、深く感謝いたします。ニュースで伝えられたように、昨日は、新潟で強風の中、大きな火災がありました。多くの人が寒さの中、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っています。冬至が過ぎ、ことしも、あとわずかとなりましたが、来年が明るく、また、穏やかな年となるよう、皆さんの健康と幸せを祈ります」と述べられた。


<皇室>天皇誕生日の一般参賀 皇居訪問者数が平成最多
毎日新聞 12/23(金) 14:32配信

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天皇誕生日の一般参賀で手を振られる天皇陛下と皇后さま=皇居で2016年12月23日午前11時、丸山博撮影


<皇室>天皇誕生日の一般参賀 皇居訪問者数が平成最多
毎日新聞 12/23(金) 14:19配信

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天皇誕生日の一般参賀で手を振られる天皇陛下と皇族方=皇居で2016年12月23日午前10時23分、丸山博撮影

 天皇陛下は23日、83歳の誕生日を迎えられた。皇居では一般参賀があり、陛下は午前中に3回、宮殿のベランダに立ち、集まった人々に手を振って応えた。宮内庁によると、記帳を含めて3万8588人が皇居を訪れ、即位20年を迎えた2009年の3万560人を上回り、平成では最多となった。宮内庁幹部は「陛下が8月に象徴としてのお務めについておことばを公表されたため、関心が高まったのではないか」とみている。

 陛下は、皇后さまや皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女眞子さま、次女佳子さまとベランダに立ち、「来年が明るく、また穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります」とあいさつした。

 また、陛下は22日に新潟県糸魚川市で起きた大規模火災にも触れ「多くの人が寒さの中、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っています」と気遣った。

 陛下は8月8日に退位の意向がにじむおことばを公表し、安倍晋三首相の私的諮問機関の有識者会議で、退位を巡る議論が続いている。

 一般参賀に訪れた埼玉県新座市の主婦、丸山タキ子さん(70)は「おことばを聞き、改めて国民のために尽くされていると感じ、お礼をしたいと思ってやって来た」と話していた。【高島博之】

 ◇天皇陛下、誕生日一般参賀のあいさつ

 天皇陛下が23日、誕生日の一般参賀で述べられたあいさつは次の通り。

 誕生日にあたり、寄せられた祝意に対し、深く感謝いたします。

 ニュースで伝えられたように、昨日は新潟で強風の中、大きな火災がありました。多くの人が寒さの中、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っています。

 冬至が過ぎ、今年もあとわずかとなりましたが、来年が明るく、また穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります。


天皇誕生日 陛下、83歳に
AFP=時事 12/23(金) 12:01配信

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皇居内の庭園で写真撮影に臨まれる天皇陛下と皇后さま。宮内庁の提供写真(2016年12月5日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】天皇陛下(Emperor Akihito)は23日、83歳の誕生日を迎えられた。【翻訳編集】 AFPBB News

【関連写真】皇后陛下と仲むつまじいご様子を披露


一般参賀であいさつされる天皇陛下
時事通信 12/23(金) 12:01配信

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天皇誕生日の一般参賀で、あいさつされる天皇陛下=23日午前、東京・皇居


手を振られる両陛下
時事通信 12/23(金) 11:44配信

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天皇誕生日の一般参賀で、手を振られる天皇、皇后両陛下=23日午前、東京・皇居


手を振られる両陛下と皇族方
時事通信 12/23(金) 11:21配信

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天皇誕生日の一般参賀で、手を振られる天皇、皇后両陛下と皇族方=23日午前、東京・皇居


一般参賀、平成最多3万8500人
読売新聞 12/23(金) 11:09配信

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天皇誕生日の一般参賀で、手を振られる天皇、皇后両陛下と皇太子さま(23日午前10時23分、皇居で)=佐々木紀明撮影

 天皇陛下が83歳の誕生日を迎えられた23日、皇居で一般参賀が行われた。

 陛下が今年8月に退位の意向を示唆する「お言葉」を表明されたこともあり、この日の参賀者数は、平成で最多の3万8588人に上った。即位20年と結婚50年が重なり、それまで最多だった2009年の3万560人を大きく上回った。

 陛下は午前中に3回、皇后さまや皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女眞子さま、次女佳子さまとともに、宮殿・長和殿のベランダに立ち、誕生日恒例のお言葉を述べられた。

 冒頭、新潟県糸魚川(いといがわ)市で22日に発生した「糸魚川大火」に触れ、「多くの人が寒さのなか、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っています」と被災者らを気遣われた。

 終わりに「来年が明るく、また穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります」と結ぶと、笑顔で集まった人々に手を振られた。


あいさつされる天皇陛下
時事通信 12/23(金) 11:05配信

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一般参賀であいさつされる天皇陛下=23日午前、東京・皇居


手を振られる両陛下
時事通信 12/23(金) 11:05配信

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天皇誕生日の一般参賀で、手を振られる天皇、皇后両陛下=23日午前、東京・皇居


陛下83歳に 天皇陛下、一般参賀でのお言葉 来年が明るく、また、穏やかな年に
産経新聞 12/23(金) 10:52配信

 天皇陛下は23日の誕生日の一般参賀で、参賀者に向かってお言葉を述べられた。全文は以下の通り。

 誕生日に当たり、寄せられた祝意に対し、深く感謝致します。

 ニュースで伝えられたように、昨日は新潟で強風の中、大きな火災がありました。多くの人が寒さの中、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っています。

 冬至が過ぎ、今年もあとわずかとなりましたが、来年が明るく、また、穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります。


陛下83歳に 天皇陛下の誕生日祝い、一般参賀 糸魚川の大火「健康に障りのないことを願っています」
産経新聞 12/23(金) 10:52配信

 天皇陛下の83歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われた。陛下は午前10時20分ごろから、皇后さま、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女の眞子さま、次女の佳子さまとともに、宮殿・長和殿のベランダに立ち、参賀者に笑顔で手を振って応えられた。

 続いて、陛下は22日の新潟県糸魚川市の大火に触れ、「多くの人が寒さの中、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っています」と気遣われた。さらに、「来年が明るく、また、穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります」と語りかけられた。

 宮内庁によると、午前10時までの参賀者は9610人に上った。一般参賀はこの後、午前11時、同11時40分の計3回行われ、午後には記帳のみ受け付ける。


天皇陛下、83歳に
時事通信 12/23(金) 10:45配信

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天皇陛下は23日、83歳の誕生日を迎えられた。写真は記者会見に臨む天皇陛下=20日午後、皇居・宮殿「石橋の間」


陛下「明るく穏やかな年に」=誕生日一般参賀、平成最多―皇居
時事通信 12/23(金) 10:39配信

 天皇陛下の83歳の誕生日を祝う一般参賀が23日、皇居で行われ、陛下は「来年が明るく穏やかな年となることを念じ、皆さんの健康と幸せを祈ります」と述べられた。


 退位の意向を示唆した陛下のビデオメッセージ公表後、皇居での一般参賀は初めて。宮内庁によると、陛下が結婚50年と即位20年を迎えた2009年の3万560人を上回る3万8588人が訪れ、天皇誕生日の参賀者としては即位後最多となった。

 陛下はあいさつで、22日に起きた新潟県糸魚川市の大規模火災に触れ、「多くの人が寒さの中、避難を余儀なくされており、健康に障りのないことを願っています」と被災者を気遣った。

 陛下は午前中に計3回、皇后さま、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻と長女眞子さま、次女佳子さまと一緒に、宮殿・長和殿のベランダに姿を見せ、手を振って祝意に応えた。


「象徴の務め」胸に…戦没者慰霊や被災地訪問
読売新聞 12/23(金) 9:25配信

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記者会見される天皇陛下(皇居で)=代表撮影

 83歳の誕生日を迎えられた天皇陛下。

 20日に記者会見に臨み、8月の「お言葉」をきっかけに、高齢の天皇の公務のあり方を巡り、議論が広がっていることへの謝意を示された。戦没者の慰霊や被災地への訪問に尽くされた1年を振り返るなかでは、活動を通じて築き上げられてきた「象徴としての務め」に対する強い思いが伝わってきた。

 「54年の間に、両国関係が大きく進展してきたことを、うれしく感じました」

 会見で最初に言及されたのは、1月のフィリピン訪問だった。第2次大戦の激戦地となり、戦後の対日感情が厳しかった1962年、昭和天皇の名代として訪れて以来の再訪だった。「アキノ前大統領の心のこもった接遇を受け、各地でフィリピン国民から温かく迎えられました」と述べられた。

 「戦没者の霊の鎮まるそれぞれの場を訪ね、冥福を祈る機会を得たことは、有り難いことでした」と同国と日本の戦没者の慰霊を振り返られた。戦後の苦難を耐え忍んできた日系人との面会を果たされたことも、非常に感慨深かったという。

 日本留学の経験者や、日本語習得に励む看護師の候補者らと交流したことにも触れ、両国の現在の関係は、「先の大戦で命を落とした多くのフィリピン人、日本人の犠牲の上に、長い年月を経て築かれてきました」との思いを明かされた。

 9月には、岩手県大槌町で、東日本大震災の復興状況を視察された。19年前に訪れた当時、散策したハマギクの咲く海岸は、大震災で海面下に沈み、消えていたといい、「自然の力の大きさ、怖さをしみじみと思いました」と語られた。

 福島、宮城両県の被災地も視察した陛下は、「未(いま)だ困難な状況が残されている実情を見ました」と被災者らを気遣われた。2度の大きな地震で被害が拡大した熊本地震の被災地も、5月に訪問された。人々が協力し合い、困難を乗り越えようとしている姿に心を打たれたという。

 10月には、親交の厚かったタイのプミポン国王、叔父の三笠宮さまが亡くなられた。三笠宮さまについて陛下は「戦争を経験された皇族であり、そのお話を伺えたことは意義深いことでした」と惜しまれた。

     ◇

 天皇誕生日の23日、皇居で一般参賀が行われる。陛下は午前10時20分頃、同11時頃、同11時40分頃の計3回、皇后さまや皇太子ご夫妻らと宮殿・長和殿のベランダに立ち、お祝いを受けられる予定。参賀者は同9時半~11時20分に皇居正門から入場する。


陛下83歳に 震災復興に「皆が寄り添うこと必要」 比での慰霊ご実現「ありがたい」
産経新聞 12/23(金) 8:33配信

 天皇陛下は記者会見で、発生から5年が過ぎた東日本大震災の被災地復興に向け「1日も早く日常を取り戻せるよう、国民皆が寄り添い、協力していくことが必要」と語りかけられた。

 陛下は今年、福島、宮城、岩手の被災3県をご再訪。会見では、5年間で「皆が協力して復興の努力を積み重ね、多くの成果がもたらされて」きたと受け止める一方、「なお多くの人が困難をしのんで」いると気遣われた。4月の熊本地震や8月の台風10号による豪雨被害にも「胸を痛め」られたという。

 また、1月には国交正常化60周年を迎えたフィリピンで、日比両国の戦没者を慰霊された。陛下は「多くのフィリピン人、日本人の犠牲の上に」両国間の友好関係が築かれたとして、慰霊の実現を、「有り難いこと」と謝意を示された。


陛下83歳に 譲位と向き合われた1年 公務軽減は「困難」変わらず 
産経新聞 12/23(金) 8:33配信

 天皇陛下が23日の誕生日を前にした記者会見で、8月のお言葉表明以降初めて、譲位の問題に言及された。昨年の誕生日会見に前後して宮内庁、政府との間でお言葉の調整を続け、表明後は政府の有識者会議の議論を見守るなど譲位に向き合われた1年だった。譲位の意向の端緒となった象徴としての公務は以前とほぼ同じ活動量で、宮内庁は「公務の削減は困難」との見解を崩していない。

 陛下は昨年8月15日の全国戦没者追悼式で段取りを誤り、同12月の誕生日会見では「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」と述べられた。

 陛下は遅くとも平成22年7月には周囲に譲位の意向を伝えられ、宮内庁側は公表の時期を模索。今年に入り、フィリピンでの慰霊、熊本地震の被災地慰問などを経た陛下がさらに思いを深められ、8月のお言葉表明に至った。

 公表方法については、陛下が最後まで国民に直接語りかける生中継での会見にこだわられた。ただ、やり直しがきかない生中継のリスクは大きく、東日本大震災後と同じビデオメッセージで落ち着いたという。

 陛下はお言葉の中で「全身全霊をもって象徴の務めを果たしていくことが、難しくなる」と述べる一方、「国事行為や、その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには、無理があろう」と強調された。

 宮内庁によると、この1年も法律の公布など内閣からの書類に目を通し、署名と押印をされたのは1031件。新任の外国大使36人への信任状捧呈式に臨まれた。公務を伴う地方ご訪問は10府県に上った。

 宮内庁は21年、式典でのお言葉を原則取りやめるなどのご負担軽減策を公表。今年5月にも10件程度の公務を取りやめるか、皇太子ご夫妻に譲られたが、数字上、目に見える大幅な削減は実現していない。

 宮内庁関係者は「現在の議論とは別」と前置きした上で「世界的に交流する国の数が増え、国内でも災害が頻発するなどした結果、陛下の意向に関わらず公務が増えている背景も理解してほしい」と訴えた。


陛下83歳に 短い言葉に2つのご配慮
産経新聞 12/23(金) 8:32配信

 譲位の意向が示された8月以降、お気持ちやご感想に接する初の機会となる記者会見で、天皇陛下は譲位に関する短い言葉の中に、2つの配慮をにじませられた。

 政府の有識者会議で提言される見通しの、譲位を一代限りとする特別措置法は、陛下に近い知人の証言などから、必ずしもご意向とは一致していないとみられる。だが陛下は「各々の立場で親身に考えてくれていること」に謝意を示し、具体化する議論に影響を与えないよう慎重に言葉を選ばれた。議論自体が「多くの人々が耳を傾け」たことを受けたもので、陛下の率直な思いでもある。

 一方、8月の意向表明に際しては、宮内庁と官邸が事前にお言葉の内容を調整。冒頭で陛下は「天皇という立場上、現行の皇室制度に具体的に触れることは控えながら」と前置きされた。これに対し、有識者会議のヒアリング対象者から、陛下のお言葉で始まった議論や法制定に対し、憲法を逸脱しているとの指摘がなされている。

 陛下が今回、意向表明を振り返るにあたり「内閣とも相談しながら」と加えたのは、こうした懸念を払拭するため内閣の“お墨付き”があったことを改めて示すとともに、関係者に心を配られた結果といえる。

 宮内庁関係者は「お気持ちは8月のビデオメッセージがすべて。ボールは政府側に預けられており、今、新たに譲位に関する考えを示されることはありえない」と話している。


陛下83歳に ご会見全文「来年が人々にとって良い年となるよう願う」
産経新聞 12/23(金) 8:31配信

 --今年は五輪・パラリンピックが開催され、天皇陛下にはフィリピンや東日本大震災、熊本地震の被災地などを訪問される一方、三笠宮さまやタイのプミポン国王とのお別れもあり、8月には「象徴としての務め」についてお気持ちを表明されました。

 この1年を振り返って感じられたことをお聞かせください。

 「今年1年を振り返ると、まず挙げられるのが、1月末、国交正常化60周年に当たり、皇后と共にフィリピンを訪問したことです。アキノ大統領の心のこもった接遇を受け、また、訪れた各地でフィリピン国民から温かく迎えられました。私が昭和天皇の名代として、初めてフィリピンを訪問してから、54年近くの歳月が経(た)っていました。この前回の訪問の折には、まだ、対日感情が厳しい状況にあると聞いていましたが、空港に到着した私どもを、タラップの下で当時のマカパガル大統領夫妻が笑顔で迎えてくださったことが、懐かしく思い出されました。

 今回の滞在中に、近年訪日したフィリピン人留学生や研修生と会う機会を持ち、また、やがて日本で看護師・介護福祉士になることを目指して、日本語研修に取り組んでいるフィリピンの人たちの様子に触れながら、この54年の間に、両国関係が大きく進展してきたことを、うれしく感じました。

 両国の今日の友好関係は、先の大戦で命を落とした多くのフィリピン人、日本人の犠牲の上に、長い年月を経て築かれてきました。この度の訪問において、こうした戦没者の霊の鎮まるそれぞれの場を訪ね、冥福を祈る機会を得たことは、有り難いことでした。また、戦後長く苦難の日々を送ってきた日系2世の人たちに会う機会を得たことも、私どもにとり非常に感慨深いことでした。

 今後とも両国の友好関係が更に深まることを祈っています。

 東日本大震災が発生してから5年を超えました。3月には、福島県、宮城県の被災地、そして9月には岩手県の被災地を訪問し、復興へ向けた努力の歩みとともに、未(いま)だ困難な状況が残されている実情を見ました。その中で岩手県大槌町では、19年前に滞在した宿に泊まりましたが、当時、はまぎくの花を見ながら歩いたすぐ前の海岸が、地震で海面下に沈んで消えてしまっていることを知り、自然の力の大きさ、怖さをしみじみと思いました。

 この5年間、皆が協力して復興の努力を積み重ね、多くの成果がもたらされてきました。しかし同時に、今なお多くの人が困難をしのんでおり、この人々が、1日も早く日常を取り戻せるよう、国民皆が寄り添い、協力していくことが必要と感じます。

 4月には熊本地震が発生しました。14日夜の地震で、多くの被害が出ましたが、16日未明に本震が発生し、更に大きな被害が出ました。その後も長く余震が続き、人々の不安はいかばかりであったかと思います。

 5月に現地を訪れましたが、被害の大きさに胸を痛めるとともに、皆が協力し合って困難を乗り越えようと取り組んでいる姿に、心を打たれました。

 今年はさらに8月末に台風10号による大雨が岩手県と北海道を襲い、その中で高齢者グループホームの人たちを含め、多くの人が犠牲になったことも痛ましいことでした。

 このような災害に当たり、近年、個人や様々な団体と共に、各地の県や市町村などの自治体が、被災地への支援の手を差し伸べ、さらにそれを契機として、全国で様々な地域間の交流が行われるようになってきていることを、うれしく思っています。

 8月には、天皇としての自らの歩みを振り返り、この先の在り方、務めについて、ここ数年考えてきたことを内閣とも相談しながら表明しました。多くの人々が耳を傾け、各々の立場で親身に考えてくれていることに、深く感謝しています。

 8月から9月にかけて、リオデジャネイロでオリンピックとパラリンピックが開催されました。時差があったこともあり、毎朝テレビで、日本人選手の活躍する姿が見られたことは、楽しいことでした。オリンピックと同様に、パラリンピックにも多くの人々の関心が寄せられていることをうれしく思いました。

 10月中旬にタイのプミポン国王陛下が崩御になりました。昭和38年に国賓として訪日された時に初めてお目に掛かり、その翌年に、昭和天皇の名代として、皇后と共にタイを訪問し、国王王妃両陛下に温かく迎えていただき、チェンマイなど、タイの地方にも御案内いただきました。即位60周年のお祝いに参列したことを始め、親しく交流を重ねてきた日々のことが、懐かしく思い出されます。

 10月下旬には、三笠宮崇仁親王が薨去(こうきょ)になりました。今年の一般参賀の時には、手を振って人々に応えていらしたことが思い起こされます。戦争を経験された皇族であり、そのお話を伺えたことは意義深いことでした。

 11月中旬には、私的旅行として長野県阿智村に行き、満蒙開拓平和記念館を訪れました。記念館では、旧満州から引き揚げてきた人たちから話を聞き、満蒙開拓に携わった人々の、厳しい経験への理解を深めることができました。

 また、その際訪れた飯田市では、昭和22年の大火で、市の中心部のほぼ3分の2が焼失しています。その復興に当たり、延焼を防ぐよう区画整理をし、広い防火帯道路を造り、その道路には復興のシンボルとして、当時の中学生がりんごの木を植えた話を聞きました。昭和20年代という戦後間もないその時期に、災害復興を機に、前より更に良いものを作るという、近年で言う『ビルド・バック・ベター』が既に実行されていたことを知りました。

 12月には、長年にわたるオートファジーの研究で、大隅博士がノーベル賞を受賞されました。冬のスウェーデンで、忙しい1週間を過ごされた博士が、今は十分な休養をとられ、再び自らが望まれているような、静かな研究生活に戻ることができることを願っています。

 年の瀬が近づき、この1年を振り返るとともに、来年が人々にとって良い年となるよう願っています」


天皇陛下83歳 譲位「親身に考えてくれ、深く感謝」
SankeiBiz 12/23(金) 8:15配信

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皇居・東御苑の二の丸庭園を散策される天皇、皇后両陛下(宮内庁提供)(写真:フジサンケイビジネスアイ)

 天皇陛下は23日、83歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち皇居・宮殿で宮内記者会との記者会見に臨み、譲位の意向を示した8月のビデオメッセージについて触れ、「親身に考えてくれていることに、深く感謝しています」と述べられた。陛下ご自身が、譲位に関する問題に言及されたのは8月のお気持ち表明以降、初めて。

 陛下はこの中で、ビデオメッセージの内容について「天皇としての自らの歩みを振り返り、この先の在り方、務めについて、ここ数年考えてきたこと」と語られた。陛下は平成22年7月、相談役を務める宮内庁参与らが集まる参与会議の場で、譲位への決意を述べたことが明らかになっているが、長期間にわたり、熟慮を重ねてきたことを吐露された。

 また、お気持ち表明にあたっては「内閣とも相談しながら」と述べ、憲法上の立場を考慮したことを強調された。

 政府はお気持ち表明後の10月、譲位への対応などを検討する有識者会議の初会合を開き、専門家のヒアリングを実施。これまでの有識者会議では譲位の恒久制度化への慎重論が相次ぎ、譲位を一代限りとする特別措置法の提言が有力となっている。

 一方、報道各社の世論調査では、譲位を容認する意見が高い割合を占めるなど、国民も大きな関心を示している。

 こうした現状について、陛下は「多くの人々が耳を傾け、各々の立場で親身に考えてくれていることに、深く感謝しています」と謝意を述べられた。

 陛下の譲位の意向をめぐっては、秋篠宮さまが11月の誕生日を前にした会見で「長い間考えてこられたことをきちんとした形で示すことができた、これは大変良かった」と述べ、理解を示されている。


天皇陛下、誕生日の会見全文
読売新聞 12/23(金) 5:25配信

 宮内記者会の代表質問に対する天皇陛下の回答は次のとおり。

(質問)今年は五輪・パラリンピックが開催され、天皇陛下にはフィリピンや東日本大震災、熊本地震の被災地などを訪問される一方、三笠宮さまやタイのプミポン国王とのお別れもあり、8月には「象徴としての務め」についてお気持ちを表明されました。この1年を振り返って感じられたことをお聞かせください。

 陛下 今年1年を振り返ると、まず挙げられるのが、1月末、国交正常化60周年に当たり、皇后と共にフィリピンを訪問したことです。アキノ大統領の心のこもった接遇を受け、また、訪れた各地でフィリピン国民から温かく迎えられました。私が昭和天皇の名代として、初めてフィリピンを訪問してから、54年近くの歳月が経(た)っていました。この前回の訪問の折には、まだ、対日感情が厳しい状況にあると聞いていましたが、空港に到着した私どもを、タラップの下で当時のマカパガル大統領夫妻が笑顔で迎えてくださったことが、懐かしく思い出されました。

 今回の滞在中に、近年訪日したフィリピン人留学生や研修生と会う機会を持ち、また、やがて日本で看護師・介護福祉士になることを目指して、日本語研修に取り組んでいるフィリピンの人たちの様子に触れながら、この54年の間に、両国関係が大きく進展してきたことを、うれしく感じました。

 両国の今日の友好関係は、先の大戦で命を落とした多くのフィリピン人、日本人の犠牲の上に、長い年月を経て築かれてきました。この度の訪問において、こうした戦没者の霊の鎮まるそれぞれの場を訪ね、冥福を祈る機会を得たことは、有り難いことでした。また、戦後長く苦難の日々を送ってきた日系2世の人たちに会う機会を得たことも、私どもにとり非常に感慨深いことでした。今後とも両国の友好関係が更に深まることを祈っています。

 東日本大震災が発生してから5年を超えました。3月には、福島県、宮城県の被災地、そして9月には岩手県の被災地を訪問し、復興へ向けた努力の歩みとともに、未(いま)だ困難な状況が残されている実情を見ました。その中で岩手県大槌町では、19年前に滞在した宿に泊まりましたが、当時、はまぎくの花を見ながら歩いたすぐ前の海岸が、地震で海面下に沈んで消えてしまっていることを知り、自然の力の大きさ、怖さをしみじみと思いました。この5年間、皆が協力して復興の努力を積み重ね、多くの成果がもたらされてきました。しかし同時に、今なお多くの人が困難をしのんでおり、この人々が、1日も早く日常を取り戻せるよう、国民皆が寄り添い、協力していくことが必要と感じます。

 4月には熊本地震が発生しました。14日夜の地震で、多くの被害が出ましたが、16日未明に本震が発生し、更に大きな被害が出ました。その後も長く余震が続き、人々の不安はいかばかりであったかと思います。5月に現地を訪れましたが、被害の大きさに胸を痛めるとともに、皆が協力し合って困難を乗り越えようと取り組んでいる姿に、心を打たれました。

 今年はさらに8月末に台風10号による大雨が岩手県と北海道を襲い、その中で高齢者グループホームの人たちを含め、多くの人が犠牲になったことも痛ましいことでした。

 このような災害に当たり、近年、個人や様々な団体と共に、各地の県や市町村などの自治体が、被災地への支援の手を差し伸べ、さらにそれを契機として、全国で様々な地域間の交流が行われるようになってきていることを、うれしく思っています。

 8月には、天皇としての自らの歩みを振り返り、この先の在り方、務めについて、ここ数年考えてきたことを内閣とも相談しながら表明しました。多くの人々が耳を傾け、各々の立場で親身に考えてくれていることに、深く感謝しています。

 8月から9月にかけて、リオデジャネイロでオリンピックとパラリンピックが開催されました。時差があったこともあり、毎朝テレビで、日本人選手の活躍する姿が見られたことは、楽しいことでした。オリンピックと同様に、パラリンピックにも多くの人々の関心が寄せられていることをうれしく思いました。

 10月中旬にタイのプミポン国王陛下が崩御になりました。昭和38年に国賓として訪日された時に初めてお目に掛かり、その翌年に、昭和天皇の名代として、皇后と共にタイを訪問し、国王王妃両陛下に温かく迎えていただき、チェンマイなど、タイの地方にも御(ご)案内いただきました。即位60周年のお祝いに参列したことを始め、親しく交流を重ねてきた日々のことが、懐かしく思い出されます。

 10月下旬には、三笠宮崇仁親王が薨去(こうきょ)になりました。今年の一般参賀の時には、手を振って人々に応えていらしたことが思い起こされます。戦争を経験された皇族であり、そのお話を伺えたことは意義深いことでした。

 11月中旬には、私的旅行として長野県阿智村に行き、満蒙開拓平和記念館を訪れました。記念館では、旧満州から引き揚げてきた人たちから話を聞き、満蒙開拓に携わった人々の、厳しい経験への理解を深めることができました。また、その際訪れた飯田市では、昭和22年の大火で、市の中心部のほぼ3分の2が焼失しています。その復興に当たり、延焼を防ぐよう区画整理をし、広い防火帯道路を造り、その道路には復興のシンボルとして、当時の中学生がりんごの木を植えた話を聞きました。昭和20年代という戦後間もないその時期に、災害復興を機に、前より更に良いものを作るという、近年で言う「ビルド・バック・ベター」が既に実行されていたことを知りました。

 12月には、長年にわたるオートファジーの研究で、大隅博士がノーベル賞を受賞されました。冬のスウェーデンで、忙しい1週間を過ごされた博士が、今は十分な休養をとられ、再び自らが望まれているような、静かな研究生活に戻ることができることを願っています。

 年の瀬が近づき、この1年を振り返るとともに、来年が人々にとって良い年となるよう願っています。


天皇陛下、83歳に…退位の議論「深く感謝」
読売新聞 12/23(金) 5:23配信

 天皇陛下は23日、83歳の誕生日を迎えられた。

 これに先立ち、皇居・宮殿で記者会見し、退位の意向を示唆した8月のお言葉について「多くの人々が耳を傾け、各々(おのおの)の立場で親身に考えてくれていることに深く感謝しています」と述べられた。陛下が公の場でお言葉に言及されたのは初めて。

 陛下はこの1年を振り返るなかで、8月のお言葉は「天皇としての自らの歩みを振り返り、この先の在り方、務めについて、ここ数年考えてきたこと」と明かされた。このお言葉が退位規定がない現行の皇室制度の改正につながり、憲法が禁じた天皇の政治的関与に当たるのではないかという議論もあるが、「内閣とも相談しながら表明しました」と、憲法上の立場に配慮した点を強調された。

 東日本大震災から5年が過ぎたが、被災地では今なお多くの人が困難をしのんでいるとして、「国民皆が寄り添い、協力していくことが必要」との思いも示された。


穏やかな表情で1年総括=天皇陛下、被災者に思い―「来年も良い年に」・誕生日会見
時事通信 12/23(金) 5:06配信

 皇居・宮殿「石橋の間」で20日午後に行われた天皇陛下の誕生日記者会見。

 陛下は普段と変わらない穏やかな表情で、時折手元の原稿に目を落としながら、ゆっくりと今年1年間の出来事を振り返られた。

 陛下は、1月のフィリピン訪問から順に今年を回想。8月8日のビデオメッセージ公表にも触れたが、退位については直接言及せず、東日本大震災や熊本地震などの災害や被災者に対する思いを語る場面が多く見られた。

 9月に訪れた岩手県大槌町では、19年前に歩いた海岸が震災で海面下に沈んだ光景を目の当たりに。「自然の力の大きさ、怖さをしみじみと思いました」と振り返った。11月に訪れた長野県飯田市が、戦後の大火の教訓を基に災害に強い街に生まれ変わったことに触れ、「ビルド・バック・ベター」(より良い復興)という言葉も紹介した。

 ノーベル賞の授賞式を終え帰国した大隅良典・東京工業大栄誉教授に対し、「十分な休養をとられ、再び自らが望まれているような、静かな研究生活に戻ることができることを願っています」と気遣う場面も。最後に「来年が人々にとって良い年となるよう願っています」と述べ、約15分間の会見を締めくくった。

 陛下は16日から発熱など風邪の症状があり、一部予定を取りやめた。宮内庁によると、会見当日も全快はしていなかったが、4日間の静養で熱はほぼ平常に近い状態まで回復したという。

 陛下は会見終了後、記者からのお見舞いの言葉に「体のことを心配していただいて、どうもありがとう。今このようにこの会見にも出られるわけで、心配しないでいただきたいと思います」と笑顔で応じていた。


退位議論に「深く感謝」=天皇陛下、83歳に―ビデオメッセージ後初会見
時事通信 12/23(金) 5:05配信

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天皇陛下は23日、83歳の誕生日を迎えられた。写真は記者会見に臨む天皇陛下=20日午後、皇居・宮殿「石橋の間」

 天皇陛下は23日、83歳の誕生日を迎えられた。

 これに先立ち、皇居・宮殿「石橋の間」で記者会見。退位の意向を強くにじませた8月のビデオメッセージについて「ここ数年考えてきたことを内閣とも相談しながら表明しました。多くの人々が耳を傾け、各々(おのおの)の立場で親身に考えてくれていることに、深く感謝しています」と述べた。

 陛下の会見はメッセージ公表後初めて。この1年を、1月のフィリピン公式訪問から振り返り、「戦没者の霊の鎮まる場を訪ね、冥福を祈る機会を得たことは、有り難いことでした」と話した。

 続いて発生から5年となった東日本大震災に言及。3月に福島、宮城、9月に岩手と、3県の被災地訪問を踏まえ、「今なお多くの人が困難をしのんでおり、1日も早く日常を取り戻せるよう、国民皆が寄り添い、協力していくことが必要と感じます」と訴えた。

 5月に熊本地震の被災地を訪問。「被害の大きさに胸を痛め、皆が協力し合って困難を乗り越えようと取り組んでいる姿に、心を打たれました」と感想を述べた。8月に台風10号による大雨が北海道や岩手県を襲い、高齢者施設などで多くの犠牲者が出たことも「痛ましいこと」として挙げた。

 10月、叔父の三笠宮さまが100歳で逝去。「戦争を経験された皇族であり、そのお話を伺えたことは意義深いことでした」としのんだ。

 日本人選手が活躍したリオデジャネイロ五輪・パラリンピックにも触れ、「オリンピックと同様に、パラリンピックにも多くの人々の関心が寄せられていることをうれしく思いました」と述べた。


<天皇陛下83歳>国民と苦楽共に 被災地寄り添った1年
毎日新聞 12/23(金) 5:01配信

 83歳の誕生日を迎えられた天皇陛下は、今年も皇居・宮殿で行われた記者会見でこの1年を振り返り、訪問先で出会った人々への思いを語った。8月8日に公表したおことばで示した「常に国民と共にある」という信念。それは、今回の会見の発言の中にも表れている。【山田奈緒、高島博之】

 陛下が会見で発言した時間は約13分。退位の意向がにじむ8月のおことばへの言及は30秒ほどだったが、「多くの人々が耳を傾け、各々(おのおの)の立場で親身に考えてくれていることに、深く感謝しています」と述べた際は正面を見据え、口調に力がこもっていた。

 東日本大震災から5年の今年も、陛下は福島、宮城、岩手の3県の被災地を訪問。復興状況を視察し、住民の声に耳を傾けた。会見でこの訪問に触れた陛下は、「今なお多くの人が困難をしのんでおり、一日も早く日常を取り戻せるよう、国民皆が寄り添い、協力していくことが必要と感じます」と話した。

 熊本地震の被災地に赴いた印象は、「被害の大きさに胸を痛めるとともに、皆が協力し合って困難を乗り越えようと取り組んでいる姿に、心を打たれました」と述べた。また近年、個人や自治体による被災地支援が、さまざまな地域間の交流につながっていることを「うれしく思っています」と語った。

 長野県阿智村の満蒙(まんもう)開拓平和記念館での引き揚げ者との交流にも触れ、「満蒙開拓に携わった人々の、厳しい経験への理解を深めることができました」と話した。

 被災地や記念館への訪問は、陛下の希望で実現した。8月のおことばで陛下は、象徴としての務めについて「時として人々の傍らに立ち、その声に耳を傾け、思いに寄り添うことも大切」と述べている。今回の記者会見でも、象徴としての活動を通して国民と苦楽を共にする思いが表された。

 陛下は16日から風邪の症状があり、19日まで公務などを取りやめた。会見後、体調を尋ねられ、「心配していただいてどうもありがとう。今このようにこの会見にも出られるわけで、心配しないでいただきたいと思います」と答えた。


<天皇陛下83歳>活動、前年と同規模
毎日新聞 12/23(金) 5:01配信

 宮内庁は天皇陛下の83歳の誕生日にあわせ、この1年の陛下の活動状況を発表した。国事行為として行われる内閣から届く書類の決裁は1031件(前年は1060件)。恒例行事への出席や被災地への見舞いなど静養を除く訪問先は1府10県(同15県)。新嘗祭(にいなめさい)など宮中祭祀(さいし)は19回で前年と同じだった。

 国賓として来日したベルギー国王夫妻、シンガポール大統領夫妻を歓迎する宮中晩さん会などを主催。日本に赴任して間もない15カ国の外国大使夫妻を皇居に招くなど、諸外国との交流も例年通り行った。

 陛下は、大幅な公務の削減を望まれていない。この1年の活動の件数は前年とほぼ同規模だった。

 また、公務の合間にライフワークであるハゼの研究に取り組み、共同研究者と論文を学術誌に発表。さらに、5年間にわたって続けた皇居に生息するタヌキの生態調査をまとめ、専門誌に論文を発表した。


<天皇陛下>83歳 退位「親身に考えてくれ、深く感謝」
毎日新聞 12/23(金) 5:00配信

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誕生日にあたっての記者会見をされる天皇陛下=皇居・宮殿で(代表撮影)

 天皇陛下は23日、83歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち皇居・宮殿で記者会見し、8月8日に公表した退位の意向がにじむおことばに関して「内閣とも相談しながら表明」したと述べたうえで、「多くの人々が耳を傾け、親身に考えてくれていることに、深く感謝しています」と語った。陛下がおことばについて公の場で言及するのは公表後、初めて。

 陛下は会見で、おことばについて「天皇としての自らの歩みを振り返り、この先の在り方、務めについて、ここ数年考えてきたことを内閣とも相談しながら表明しました」と述べた。

 憲法は、天皇は国政に関する権能を有しないと規定している。一方、現行制度は退位を想定しておらず、実現には法的措置が必要となる。陛下はおことばの中で憲法を尊重する姿勢を示し、制度変更を促す表現は避けた。今回の会見でも、内閣と相談したことに言及し、憲法尊重の立場を改めて示した。

 そのうえで陛下は、「多くの人々が耳を傾け、各々(おのおの)の立場で親身に考えてくれていることに、深く感謝しています」と述べた。

 8月の陛下のおことばは、用意した原稿を読み上げる姿を収録したビデオメッセージの形で公表された。高齢になるのに伴い、象徴として取り組んできた公務を「全身全霊」で果たすことが難しくなるとの懸念を示すなど、退位の意向がにじむ内容。各メディアで報じられ、世論調査では退位に賛成する意見が高い割合を占めた。政府は安倍晋三首相の私的諮問機関として有識者会議を設置。専門家のヒアリングを経て論点整理をするなど退位の実現に向けた議論を進めている。

 会見での「深く感謝しています」との発言は、こうしたことへの思いを表したものとみられる。【高島博之、山田奈緒】

2016年12月22日 (木)

糸魚川市で大規模火災、150棟延焼 744人に避難勧告

22日午前10時30分頃、新潟県糸魚川市大町の中華料理店から出火した。

火は火は強い南風にあおられて燃え広がり、少なくとも約150棟に延焼し、計約4万平方メートルを焼失した。同市消防本部によると、住民や消防団員ら5人が煙を吸うなどして軽傷を負った。市は現場周辺の363世帯・744人に避難勧告を出し、避難所を開設、23日午前7時半現在、なお住民48人が避難している。県は自衛隊に災害派遣を要請し、近隣県などの消防も応援に入った。しかし、火の勢いは夜まで続き、出火から10時間以上たった22日午後8時50分になってやっとほぼ鎮火した。

リンク:全焼した加賀の井酒造の再建願い日本酒購入者相次ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川火災で新潟最古の酒蔵・加賀の井酒造が全焼 営業再開は「状況を確認の上、判断」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川火災、いまだにくすぶる…実況見分開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火「はうように炎が迫った」住民必死の避難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川大火 「みんなの無事祈るだけ」 住民らに広がる不安 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:延焼150棟、4万平方メートル=警察、消防が実況見分―新潟・糸魚川 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:煙が上がる糸魚川市街地 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:<糸魚川火災>100m先に飛び火、強い南風で…消防士証言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大火災の糸魚川市内、「フェーン現象」の可能性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:街覆う煙と炎=住民避難、不安な夜―糸魚川火災・新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川火災、新潟県が災害救助法の適用を決定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川駅前で140棟延焼 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川商店街火災 米山知事、自衛隊に災害派遣要請 50棟以上に延焼 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川火災>南風にあおられ次々に延焼 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川火災>強い南風にあおられ延焼 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【動画】新潟の大規模火災「目も開けられない熱風。鎮火の気配はない」 混乱する現場からの証言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、情報連絡室を設置=新潟・糸魚川の火災で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<糸魚川火災>市街地140棟延焼、363世帯に避難勧告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:住宅や商店街などで大規模火災 約270世帯に避難勧告 新潟・糸魚川市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟県糸魚川市で大規模火災 273世帯に避難勧告 女性2人が軽傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川駅近くの商店街で火災、強風で50棟以上に延焼 市が避難勧告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟・糸魚川駅近くの商店街で火災 市が避難勧告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<大規模火災>商店や住宅など延焼 新潟・糸魚川で避難勧告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川市で火災 広い範囲に延焼(12/22) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:糸魚川火災、140棟延焼…ほぼ鎮圧状態に - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

全焼した加賀の井酒造の再建願い日本酒購入者相次ぐ
日刊スポーツ 12/23(金) 15:08配信

 新潟県糸魚川市の大火で全焼した「加賀の井酒造」の日本酒が、人気商品になっている。前日22日の大規模火災から一夜明けた23日、東京・表参道の「新潟館ネスパス」1階の物産コーナー「新潟食楽園」では、同酒造の商品を買い求める人が相次いだ。午前中だけで50本以上が売れ、中には「糸魚川生まれなので」と涙ぐみながら商品を手にする女性がいたという。

 同ショップの担当者は「火災前の在庫は300本ほどありますが、24日から試飲会を予定していますので、年内にはなくなるかも。来年も皆さんに『加賀の井』さんのお酒を味わってもらいたいので、酒造の再建を願っています」と話した。

 23~25日に予定していた物産展イベント「うまさぎっしり冬フェスタ」(糸魚川市観光協会など主催)は、糸魚川市の大火を受けて中止されたが、純米吟醸酒「加賀の井」の試飲会は24日から開催。年内いっぱい、在庫がなくなるまで行うという。


糸魚川火災で新潟最古の酒蔵・加賀の井酒造が全焼 営業再開は「状況を確認の上、判断」
ねとらぼ 12/23(金) 12:24配信

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火災前の加賀の井酒造(2014年9月ごろ、Googleストリートビューより)

 22日午前に新潟県糸魚川市で発生した大規模な火災を受けて、新潟県内最古の酒蔵となる加賀の井酒造の社屋が酒蔵含め全焼しました。死傷者など人的被害はなく、営業再開は鎮火後に状況を確認してあらためて判断するとしています。

 加賀の井酒造は1650年創業。加賀藩の参勤交代の宿場として本陣が置かれた際に前田利常公から酒銘「加賀の井」が命名されました。「加賀の井」「焼山の里」などを製造販売し、関東信越国税局の清酒鑑鑑評会では10回以上優秀賞に輝いています。

 糸魚川市では22日10時28分に大町一丁目の飲食店で出火、強風にあおられ燃え広がり、約140棟が被害に遭いました。加賀の井酒造の業績への影響については、調査の上必要に応じて報告される予定です。


糸魚川火災、いまだにくすぶる…実況見分開始
読売新聞 12/23(金) 10:33配信

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実況見分のため出火元とみられる中華料理店に入る警察官ら(23日午前9時37分、新潟県糸魚川市で)=浜田喜将撮影

 新潟県糸魚川(いといがわ)市で22日に起きた大規模火災で、市は23日、焼けた建物が約150棟、延焼面積が広さ約4万平方メートルに達し、負傷者が8人になったと発表した。

 現場周辺の363世帯・744人出ている避難勧告は継続しており、午前7時半現在、市民会館など3か所の避難所に住民48人が避難している。

 警察と消防は午前10時頃から合同で実況見分を開始し、出火原因などを調べている。火はほぼ鎮火したが、まだ一部でくすぶっており、消防による消火も続けられている。


糸魚川大火「はうように炎が迫った」住民必死の避難
日刊スポーツ 12/23(金) 10:02配信

 新潟県糸魚川市の中心部で22日、大規模火災が発生した。強風にあおられて火の勢いが衰えず、商店や住宅など約140棟に延焼。午前10時半ごろに中華料理店で火災が起き、ほぼ消し止める鎮圧状態までおよそ10時間半を要した。40代の女性2人が煙を吸うなどして軽症。市は付近の約360世帯(約740人)に避難勧告を出した。県は災害対策本部を設置し、自衛隊に災害派遣要請した。

 体を揺さぶられるほどの強風が吹き付ける。火災発生から8時間が経過した午後6時半ごろも火は勢いを増していた。大量に流れる煙の先には、真っ赤な炎が見えた。目の前で燃えていたのは、創業195年の老舗料亭「鶴来家」。火元となった中華料理店からは約300メートル離れていたが、炎にくるまれた。

 料亭の経営者、青木孝夫さん(67)は、避難した高台から火の手を見つめながらぽつりと話した。「ここまできれいに燃えちゃうと言葉もない。この辺りは昔から飲み屋街。歴史ある酒蔵も燃えてしまった」。

 ヤクルトレディの20代女性は、火事が起きた10時半ごろに近くを通り掛かった。「最初はやじ馬が多かった。だんだん黒い煙が大きくなって…」。一気に燃え広がると、現場から500メートルほど離れた糸魚川市役所からも火の柱が見えたという。「近隣は道幅も車1台通るのがやっと。最初は小さい消防車が1台来たが、後で何台も中に入っていけない」と振り返った。

 中華料理店の8軒隣に住む90歳男性と84歳妻は、火災直後の自宅前の様子を「地をはうように炎が迫ってきた」と証言。着の身着のまま避難した状況を振り返った。70代の男性は「黒煙が空に大きく広がった。あんなに強い風も吹いて。人間の力で消し止めようなんて無理な話だよ」と嘆いた。「この辺は風が強いから、よく大火があるんだよ」。男性は目の前に広がる惨状をにらみながら、声を絞り出した。【小松正明】

 ◆糸魚川市(いといがわし)新潟県南西端、姫川下流の市。糸魚(いとよ)が市内の河川に多かったなど、地名の由来には諸説ある。1954年(昭29)に1町8村が合併して市制施行。ヒスイなどの鉱物資源、南蛮エビなどの水産物、景勝地の親不知などが有名。人口4万4510人(今月1日現在)。


糸魚川大火 「みんなの無事祈るだけ」 住民らに広がる不安
産経新聞 12/23(金) 7:55配信

 糸魚川市のJR糸魚川駅前で22日午前に起きた火事が140棟以上に延焼する大規模火災になったことを受け、県は同日午後、災害対策本部を立ち上げて対応を急いだ。米山隆一知事は「被災者、避難者への支援や復旧への準備を整えるよう指示を出した」と記者団に述べ、万全の態勢で支援に臨む考えを強調した。避難先となった同市の市民会館には約60人の住民が身を寄せ、できるだけ早い鎮火を願っていた。

 辺り一帯に煙が立ちこめる中、近くで飲食店を営む50代の男性は「この辺りは風がいつも強いが、今日はさらに強い」と話した上で「あっという間に火が広がった。みんなの無事を祈るだけだ」と延焼が続く大災害を呆然(ぼうぜん)と見つめた。

 約60人の住民が一時避難した市民会館。午後2時すぎに避難したという1人暮らしの女性(80)は「ここに来れば火事の情報が得られると思ったが、全然状況がわからない」と困惑していた。

 銀行に行く途中で火災に気付き、夫と2人で避難した60代の女性は「自宅も延焼しそうで心配。火がどうなっているか分からず家に戻ることができない」と不安げに話した。その後、避難した人たちの多くは親類の家などに向かった。

 県は、今回の火災に対し災害救助法の適用を決定。対策本部の会合後、米山知事は「鎮火に万全を尽くす」とした上で、被災者の当面の生活を支援するため「住宅復興融資」なども検討するとした。米山知事は23日、現地を視察する。


糸魚川大火 煙と火柱が町を覆う 「こんな恐ろしい経験初めて」
産経新聞 12/23(金) 7:55配信

 山側から日本海に向けて吹き荒れる強風にあおられ、炎は商店や住宅に広がっていった。新潟県糸魚川市で22日に発生した大規模火災。日没後も火の勢いはなかなか衰えず、午後9時前にようやく鎮圧状態になった。「こんな火事は今まで起きたことがない」。避難を余儀なくされた住民らは呆然(ぼうん)と立ち尽くした。

 ◆あちこちに火の手

 「煙はすごかったが、炎はほとんど見えなかった。すぐ消えると思って心配しなかったのだが…」

 火元とみられる中華料理店のすぐそばに住む吉見幸雄さん(85)が有線放送で火事に気づいたのは、同日午前10時半過ぎ。火の勢いは収まるかに見えたが、風が吹くたびに火の粉が飛び、次第にあちこちから火の手が上がった。

 「火が来るぞ。もう家にはいられない」。妻(82)と一緒に飛び出した。家は燃えずに無事だったが、水浸しで住める状態ではないという。「長く生きてきたが、こんな恐ろしい経験は初めて」と憔悴(しょうすい)しきっていた。

 「午前中は大した火事でもないと思ったが、みるみるうちに広がって驚いた」。近くの園芸店で働く斎藤玲子さん(64)は商品の花を軽トラックに積み、急いで近くの農協に運び込んだという。「年末の忙しいときに、まさかこんなことが起きるなんて。停電でテレビも見られなくなり、状況が分からない」

 ◆海水くみ上げ消火

 糸魚川市消防本部は消防車6台で消火に当たったが、建物が密集する糸魚川市の市街地に強い風が吹き続け、延焼をくい止められない。現場に駆け付けた市消防団の吉田哲也さん(48)は「あちらこちらから火の手が上がって消火が追いつかなかった。ほんの数分。気がついたらそこら中が火の海になっていた」と話す。

 まもなく新潟市や近隣自治体から次々と応援部隊が駆け付け、現場には計約100台の消防車と約500人の消防隊員が集合。水が不足したため、ポンプを使って海から海水を直接くみ上げたり、ミキサー車で水を運んだりして消火活動を続けた。「家屋が密集している地域なので、日頃の訓練もそれを踏まえてやっているが、今回は想定外」。炎に包まれる街を前に、吉田さんは唇をかんだ。

 ◆「立ち直れるのか」

 日が落ちると、夜空を照らす炎が一層目立つようになった。見慣れた街並みの変わり果てた姿に、避難所でテレビ画面を見つめていた高齢の女性は「残念だね…」。別の女性も「焼け跡を見るのがつらいので、消し止められても戻るのは気が重い」とつぶやいた。

 自宅が全焼したという公民館の職員、斎藤友紀雄さん(60)は「自分の家が燃えるのを近くから眺めていた。明日からどうしようか」。火元近くで居酒屋を経営していた歌川万里子さん(73)は「見ているうちに火が出てきて、何も持ち出せなかった。仕方ないが、年齢も考えると店は閉めることになる。糸魚川は立ち直れるだろうか」と話し、目を伏せた。


延焼150棟、4万平方メートル=警察、消防が実況見分―新潟・糸魚川
時事通信 12/23(金) 5:34配信