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2016年12月21日 (水)

ドイツの首都ベルリンでトラック突入テロ、12人死亡 ISが犯行声明・3

ドイツの首都ベルリン中心部で19日午後8時(日本時間20日午前4時)ごろ、トラックがクリスマスマーケットに突っ込み、12人が死亡、48人が負傷した。警察はトラックを使った「襲撃」との見方を示した。

独メディアによれば、トラックはクリスマス市の中を50~80メートル暴走し、人々をはね、多くの屋台をなぎ倒した。現場のそばには、第2次大戦中に連合軍の空爆で尖塔(せんとう)が崩壊したカイザー・ウィルヘルム記念教会や動物園があり、普段から観光客らでにぎわっている。

トラックを運転していたパキスタン出身の男は警官に逮捕されたが、地元警察高官は20日、犯行への関与の有無がはっきりしないことを明らかにした。真の容疑者は現在も武器を所持したまま逃走中の恐れがあると認めた。

トラックはポーランドの運送会社が所有していたが、警察は「盗まれた疑いがある」と指摘した。AFP通信によると、運送会社はこのトラックを使い、ベルリンに鉄骨を運ぶ予定だった。このトラックの運転手は現場から死体で発見され、トラックを奪った犯人によって射殺されたものと見られる。

在ベルリン日本大使館は「今のところ、死傷者に日本人が含まれているとの情報はない」としている。

最初の記事
2番目の記事

リンク:ドイツ・トラックテロ 指名手配男の指紋、トラックから検出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独テロ容疑者に過激派ネットワークの影 武器入手画策の疑いも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ兆候「当局何もせず」=容疑者、計画的犯行か―独 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラック突入、現場のクリスマス市が再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア出身の容疑者追う=ISと接触情報も―独テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独テロ>組織的か 公開捜査の男、ISと交流 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独テロ>クリスマス市が再開 現場に追悼ろうそく - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独テロ>容疑者出身地チュニジア 過激派を多数供給 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラックテロ、容疑者は六つの偽名を使い分け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラック突入テロ 容疑者につながる過激派ネットワークの影 武器調達も画策か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:厳戒のクリスマス、ベルリンテロで難民申請者を公開捜査 開放政策ではテロは防げない - 木村正人 欧州インサイドReport - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大型トラックが無差別テロの武器 --- 長谷川 良 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独テロ 容疑者の男に逮捕歴、強制送還の手続き中 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドイツ・トラックテロ チュニジア出身の男を欧州全土に指名手配 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独テロ チュニジア人の男を指名手配、懸賞金も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラック突入のチュニジア人容疑者、当局が監視下に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:世界は再び過激派のテロに揺れている - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独テロ>極右政党が政権批判材料に「メルケルの犠牲者」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:犠牲者悼むロウソクの火…ベルリンのテロ現場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独テロ>実行犯を公開捜査 殺人容疑で写真公表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:難民施設収容の男、テロ計画容疑…オーストリア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラック突入 チュニジア人を公開捜査 情報提供に最大1200万円 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独テロ容疑者を公開捜査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラック突入 危険人物を独当局監視 チュニジア人、車内に身分証 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独テロ容疑者を公開捜査=チュニジア出身の男、武装の恐れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルリンのテロ、チュニジア人容疑者を公開捜査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルリン襲撃、チュニジア人の男を指名手配 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トラック突入で亡命希望者関与か、ドイツ警察行方追う - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:チュニジア人の男を追跡=過激組織と接触情報―独テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独テロ>チュニジア出身の男か…当局、先月から監視 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:独トラック突入、20代前半のチュニジア人追う - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独テロ>市民ら、犠牲の12人悼む 凶行再発に警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<独テロ>チュニジア出身の男か…23歳の行方追う - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:突入犯追跡に全力=独 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ドイツ・トラックテロ 指名手配男の指紋、トラックから検出
ホウドウキョク 12/23(金) 8:43配信

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(写真:ホウドウキョク)

ドイツ・ベルリンのクリスマスマーケットに、大型トラックが突っ込んだテロ事件で、指名手配したチュニジア出身の男の指紋が、トラックから検出され、捜査当局は、この男が実行犯とみて行方を追っている。
捜査当局は、チュニジア出身のアニス・アムリ容疑者(24)を指名手配して、行方を追っているが、新たにトラックのドアから、アムリ容疑者の指紋が検出された。
当局は、アムリ容疑者が、クリスマスマーケットに突っ込んだ実行犯とみている。
地元メディアによると、アムリ容疑者は、イタリアで放火の罪で、4年間服役したことがあるほか、ドイツでは、強盗を計画したとして、捜査当局の監視対象になっていたが、数カ月で解かれていたという。


独テロ容疑者に過激派ネットワークの影 武器入手画策の疑いも
産経新聞 12/23(金) 7:55配信

 【ベルリン=宮下日出男】ベルリンのトラック突入テロで、ドイツ捜査当局が公開捜査に踏み切ったチュニジア国籍のアニス・アムリ容疑者(24)は、ドイツ国内の主要なイスラム過激派ネットワークとつながりを持ち、武器入手も画策していたとされる。今後の捜査は背後関係を含め、凶行に至る経緯の解明が焦点となる。

 「2週間前、最後に連絡した際にはうまくいっていると話していたのに…」。チュニジアに暮らすアムリ容疑者の兄(30)は21日、独紙にこう漏らした。弟が2011年に出国後も連絡をとっておりドイツ行きは仕事探しのためだったという。

 報道によると、アムリ容疑者は最初に入ったイタリアで収容施設に放火し、刑務所で服役。国外退去となって15年7月にドイツに入国し、西部エメリヒの難民施設が居住先に登録されたが、ベルリンなど各地を転々とした。

 難民申請が却下された容疑者には7月、強制送還のため収容するよう指示が出た。だが、容疑者は6つの氏名、3つの国籍を示す複数の身分証を使い分けていたため、チュニジアが自国民であることを疑問視して送還は実現しなかった。

 アムリ容疑者が関与したドイツ国内の過激派ネットワークは、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の戦闘員も集め、イラク人指導者を中心とする影響力は全土に及んだ。容疑者は、ドイツ西部の主要メンバーの一人と接触し、同居もしていた。2月時点の当局の文書には「ISとの関係が疑われる」と記され、春に危険人物リストに加えられたとされる。

 アムリ容疑者は以前からテロを企図していたもようだ。ベルリンでは武器購入の資金調達のため強盗を計画しているとして、3月から治安当局が監視していた。だが、容疑を立証できず監視は9月に中断されていた。周辺にも武器調達の協力を相談していたほか、一緒にテロを実行する仲間を探していたと伝えられる。

 昨年11月のパリ同時多発テロでは、実行犯の一部が難民を装って欧州に侵入していた。ドイツ当局は今回の突入テロで、協力者がいたかは現時点で不明だとしている。ドイツには送り込まれたのか、それとも新たな土地で将来を描けずに過激思想に染まったのか。全容解明は緒に就いたばかりだ。


テロ兆候「当局何もせず」=容疑者、計画的犯行か―独
時事通信 12/23(金) 6:56配信

 【ベルリン時事】ベルリンのクリスマス市で起きたトラック突入テロのアニス・アムリ容疑者(24)はドイツ入国前から、母国チュニジアやイタリアで逮捕歴があり、ドイツ当局は「危険人物」と見なしていた。

 ドイツではテロの兆候があったことが判明しており、捜査当局も警戒はしていた。「知っていながら何もしなかった」(独紙)と、当局の不手際に対する批判が高まっている。

 複数の欧米メディアによると、アムリ容疑者はチュニジアで、10代の時に既に薬物使用や強盗の容疑で逮捕されている。2011年に渡ったイタリアでは、学校に火を放ったとして、3年以上収監された。家族は容疑者について、もともとは普通の若者同様、信仰心はあつくなかったと指摘した上で、「刑務所内で他の受刑者から影響を受け、過激化したのでは」と語る。

 イタリアではその後、強制送還処分を受けたが、チュニジア当局の受け入れ態勢が整わず、結局、15年7月にドイツへ入国。難民申請時には「エジプトで迫害を受けてきた」などと偽っていた。申請は却下されたが、少なくとも六つの偽名を使って各州を移動し、逮捕や強制送還を逃れていた。今回のテロに関し、計画的犯行との見方も出ている。

 ドイツでは、過激派組織「イスラム国」(IS)のための戦闘員の勧誘役といわれるイラク出身指導者のネットワークと接触。容疑者は通信アプリを使い、ISと直接連絡した疑いも持たれている。自爆テロを志願したとも伝えられるが、独当局は十分な裏付けを得られず、逮捕にこぎ着けられなかった。欧州でテロの懸念が強い中、監視対象者が増え、捜査当局の対応が追い付かない面もあるといわれる。


独トラック突入、現場のクリスマス市が再開
AFP=時事 12/23(金) 6:19配信

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ドイツ首都ベルリンのカイザー・ウィルヘルム記念教会近くで再開したクリスマス市(2016年12月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ドイツ首都ベルリン(Berlin)で、多数の死傷者を出したトラックによる襲撃事件から3日となる22日、現場となったクリスマス市が再開した。会場には、重い心を持ちながらも、恐怖に屈しないとの決意を抱いた来場者らが次々と訪れた。

 イスラム過激派とみられる容疑者が12人の命を奪った広場で、多くの山小屋風の露店が再び営業を始めた。周囲には新たにコンクリートのバリアーが設置され、自動小銃を抱えた警官らが警備に当たった。

 来場者の男性(24)は、「あのような襲撃事件の後だが、人々が心を強く持って前進している姿を見られてうれしい」と語った。

 当日は曇り空となったが、日没を迎えても人出は絶えず、数千人が会場に立ち寄った。悲劇の後、初めて仕事に戻った売り手側のスタッフが、涙を浮かべながら抱擁を交わす様子も見られた。

 ただし、犠牲者へ哀悼の意を表するとともに、負傷者への配慮もあり、BGMはなく、ライトアップも控えめにとどめられた。

 事件への関与が疑われるチュニジア人のアニス・アムリ(Anis Amri)容疑者(24)は現在も逃走中だ。同容疑者は同国で難民登録申請をしていたが、却下されていた。

 露店で働く男性はAFPの取材に対し、「音楽をかけていないのは、音楽は本来、喜びを表現するためのものだから」と語った。「われわれは怒り、何とか折り合いを付けようと頑張っている。あんなことが起こってしまった以上、常に脳裏にある」 【翻訳編集】 AFPBB News


チュニジア出身の容疑者追う=ISと接触情報も―独テロ
時事通信 12/23(金) 0:45配信

 【ベルリン時事】ベルリンのクリスマス市にトラックが突入し、12人が犠牲となった19日のテロ事件で、ドイツ当局は22日、チュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)の追跡に全力を挙げた。

 デメジエール内相は「トラック運転席から指紋が検出された」と述べ、容疑者が実行犯との見方を指摘。容疑者が過激派組織「イスラム国」(IS)と直接接触していたとの情報もあり、複雑な国際テロ捜査に発展する可能性もある。

 捜査当局は22日、容疑者が住んでいたベルリンと西部ノルトライン・ウェストファーレン州の複数箇所で、大規模な捜索を実施。地元メディアによると、拘束者が出ているもよう。当局はフランスやポーランドとの国境管理を強化。欧州各国にも手配し、速やかな容疑者逮捕を目指している。

 米紙ニューヨーク・タイムズは米当局者の話として、容疑者がインターネットで爆発物の製造法を検索し、ISと少なくとも1回、通信アプリ「テレグラム」を使って連絡を取っていたと報道。米当局が容疑者を渡航禁止リストに入れていたことも伝えた。また、容疑者が自爆テロを志願していたとの情報もある。

 チュニジアはISへの戦闘員供給源として知られる。IS系メディア「アマク通信」は「IS戦士が実行した」と主張しており、ISが事件にどう関与したかも捜査の焦点となる。

 事件後、トラックから身分証が見つかり、容疑が浮上した。容疑者は2011年のチュニジア政変後、イタリアに渡航し、昨年7月にドイツに入った。同国で難民申請したが、今年6月に却下されていた。

 報道によると、容疑者はチュニジアで薬物使用容疑で複数の逮捕歴がある。また、ドイツではイスラム過激派とのつながりを疑われ、「危険人物」として当局の監視対象になっていた。

 独当局は、容疑者について「凶暴で武装している可能性がある」と市民に注意喚起。拘束につながる情報の提供者に対し、最大10万ユーロ(約1200万円)の報奨金を用意している。


<独テロ>組織的か 公開捜査の男、ISと交流
毎日新聞 12/22(木) 22:01配信

 【ベルリン中西啓介】ベルリンのクリスマス市(いち)に大型トラックが突入し60人が死傷したテロ事件で、独捜査当局は22日、実行犯とみて公開手配したチュニジア人の男の行方を追っている。男は独国内にいる過激派組織「イスラム国」(IS)の支持者と交流があったとみられ、連邦検察はIS支持者による組織的犯行も視野に捜査を進めている。

 独連邦刑事局は21日夜、アニス・アムリ容疑者(24)の写真を公表し、公開捜査を開始した。事件に使われたトラックの運転席からアムリ容疑者の滞在許可証が見つかった。デメジエール内相は22日夕、「運転席から容疑者の指紋が見つかった。高い確率で実行犯とみられる」と説明した。アムリ容疑者は、IS戦闘員勧誘容疑で先月逮捕された「独国内のIS組織トップ」とされる男ら複数の過激派と交流があったとみられている。

 独西部ノルトライン・ウェストファーレン州によると、アムリ容疑者は昨年7月に入国後、州内で難民申請したが、今年6月に却下された。だが、有効な身分証がないため身分確認ができず、強制送還できなかった。アムリ容疑者は入国直後から、ベルリンなど複数の拠点を転々としていた。

 今年になってIS支持者とみられる人物と州内で接触したことで「危険人物」とされ、情報機関の監視対象になった。ベルリンでは違法薬物の販売などで得た金で武器を購入しようとしたとの情報があり、7月には傷害容疑で警察の捜査対象になっていた。

 独紙ビルトによると、事件後の21日午前11時ごろ、ノルトライン・ウェストファーレン州エメリッヒの喫茶店で、容疑者のフェイスブックアカウントが操作された痕跡が見つかった。また、その4時間後にはアカウントが消去された。公開手配後、容疑者の足取りはつかめていない。テロへの不安が広がる中、22日夕に連邦刑事局を訪れ捜査状況の説明を受けたメルケル首相は「多くの人が冷静に対応していることを誇りに思う。我々はこの試練を乗り越えられる」と話した。


<独テロ>クリスマス市が再開 現場に追悼ろうそく
毎日新聞 12/22(木) 21:51配信

 【ベルリン中西啓介】トラックによる無差別襲撃事件の現場になったベルリン中心部のクリスマス市(いち)が22日、一部再開した。キリスト教徒にとってクリスマス市は平和な一年を締めくくる憩いの場だ。ベルリン市民はテロに動じず市場を訪れることで奪われた日常を取り戻そうとしている。

 カイザー・ウィルヘルム記念教会前の広場には22日早朝から、建設業者や露店関係者が出入りし、再開に向けた準備を進めた。トラックが突っ込んだ市場の東端は、建物が完全に崩壊したため、更地になっていた。クリスマスツリーの下には、追悼のろうそくが並ぶ。

 事件当時、衝撃音を聞き逃げ惑う人々を目の当たりにしたという、露天商のエンリコ・シュルンさん(30)は「今日何があっても店を開けようと思った。テロにおじけづいて店を閉めることはできない。店を開けることが暴力に反対するとのメッセージになるはずだ」と話した。

 多くの市場関係者が凄惨(せいさん)な事件を目撃していた。クリスマス市の飾り付けを担当する女性(57)は「事件が起きた時はたまたま食事に出ていて無事で済んだ」と険しい表情。「早速今日から働きます。それがテロに屈しないメッセージになるから」と話した。

 ガウク大統領は「我々の誰もが被害者になる可能性があった」と暴力を非難。事件翌日に現場を訪れているメルケル首相は「悪への恐怖に震え上がり、閉じこもるわけにはいかない」と話し、冷静に日常生活を送るよう呼びかけた。

 現場では依然として警察車両が出入りするなど物々しい雰囲気は残る。南仏ニースのテロが頭に浮かんだというフランス人の自営業、ローマン・バントロッティーさん(24)は「クリスマス市が戻ってきた。ベルリンはまた立ち上がる」と力強く話した。


<独テロ>容疑者出身地チュニジア 過激派を多数供給
毎日新聞 12/22(木) 21:49配信

 【カイロ秋山信一、ローマ福島良典】ベルリンのクリスマス市にトラックが突入し60人が死傷したテロ事件で、実行犯として指名手配されたのはチュニジア出身の男だった。事件への関与を主張する過激派組織「イスラム国」(IS)には推定約6000人のチュニジア人が参加し、イラクとシリア以外では最大の戦闘員供給国だ。旧宗主国のフランスや地中海対岸のイタリアと関係が深く、今年7月の仏ニースでのテロ事件にもチュニジア人が関与していた。

 チュニジアのラジオ局「モザイク」などによると、男は中部の山あいの町ウエスラティア出身のアニス・アムリ容疑者(24)。中東民主化要求運動「アラブの春」の先駆けとなった「ジャスミン革命」が起きた直後の2011年2月、難民船で渡航中に地中海上で救助され、イタリア最南端のランペドゥーサ島に上陸した。既に18歳だったが、未成年の17歳と名乗り、未成年者用の受け入れセンターに移送された。

 当初は学校に通ったが、教師の手に負えない生徒だったとされ、11年10月に放火、傷害、恐喝などで逮捕され、禁錮4年の判決を受けた。シチリア島の刑務所では「反キリスト教徒的な態度」(伊衛星テレビ・スカイ)が監視対象になっており、アムリ容疑者の家族は「イタリアの刑務所で過激化したのではないか」と話しているという。

 イタリア当局はアムリ容疑者をチュニジアに送還するため、刑期満了を待たずに15年5月に出所させたが、チュニジア当局から送還に必要な書類が届かなかったため、国外追放を命じた。ドイツに入ったのは2カ月後の7月だった。

 容疑者の父親も「約7年前にイタリアに渡ったが、学校への放火事件で4年間収監されていた。1年以上前にドイツに移った」と確認している。イタリア渡航前にも強盗事件を起こし、欠席裁判で禁錮5年の有罪判決を受けていたという。

 チュニジアでは「アラブの春」で独裁政権が倒れると、それまで弾圧されてきたイスラム過激派の影響力が強まった。アムリ容疑者の出身地ウエスラティアでも、モスク(イスラム礼拝所)で「シリアでスンニ派を弾圧するアサド政権と戦え」と扇動された複数の若者がISなど過激派に参加。アムリ容疑者は革命前後に町を離れたとみられるが、出国後も親族とは定期的に連絡をとっており、故郷の変化に影響された可能性はある。

 またチュニジア国内では過激派の勧誘網も確立されている。勧誘後に隣国リビアの軍事基地で訓練を施し、トルコ経由でシリアに渡航させるのがパターン化。米国の情報企業「ソウファン・グループ」の昨年12月の推計では、ISに推定約6000人のチュニジア人が参加した。最近はトルコ経由の渡航は難しくなっているが、リビアにはISや国際テロ組織アルカイダに属する多数の戦闘員が滞留しているとみられる。

 一方、ISの実効支配地域外で活動する例もあり、今年7月に仏南部ニースで86人が死亡したトラック暴走テロの実行犯もチュニジア人だった。チュニジアでも昨年、日本人3人を含む22人が死亡した国立博物館襲撃事件などテロが続発。隣国リビアの混乱など過激派を利する状況は今も続いている。


独トラックテロ、容疑者は六つの偽名を使い分け
読売新聞 12/22(木) 20:38配信

 【ベルリン=井口馨】ドイツのベルリンで起きたトラックテロ事件で、独検察当局は21日、チュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)を実行犯とみて公開捜査に乗り出した。

 独DPA通信などによると、同容疑者は少なくとも六つの偽名を使い分け、エジプトやレバノン国籍も名乗っていた。周到に計画された犯行だった可能性もある。

 当局は同容疑者の写真を公開し、拘束につながる情報に10万ユーロ(約1200万円)の懸賞金をかけた。武装して逃走している可能性があり、当局は市民に警戒を呼びかけている。

 デメジエール独内相は22日、クリスマス市に突入したトラックの扉から、同容疑者の指紋が検出されたと語った。同容疑者が実行犯である可能性が一段と濃くなった。独有力誌シュピーゲル(電子版)によると、同容疑者は数か月前から自爆攻撃を計画していたという。公開捜査を受け、メルケル首相は22日、「逮捕が近いことを望んでいる」と述べた。


独トラック突入テロ 容疑者につながる過激派ネットワークの影 武器調達も画策か
産経新聞 12/22(木) 19:15配信

 【ベルリン=宮下日出男】ベルリンのトラック突入テロで、ドイツ捜査当局が公開捜査に踏み切ったチュニジア国籍のアニス・アムリ容疑者(24)は、ドイツ国内の主要なイスラム過激派ネットワークとつながりを持ち、武器入手も画策していたとされる。今後の捜査は背後関係を含め、凶行に至る経緯の解明が焦点となる。

 「2週間前、最後の連絡した際にはうまくいっていると話していたのに…」。チュニジアに暮らすアムリ容疑者の兄(30)は21日、独紙のインタビューにこう漏らした。弟が2011年に出国した後もフェイスブックでつながっていた。ドイツ行きは仕事探しのためだったという。

 報道によると、アムリ容疑者は最初に入ったイタリアで収容施設に放火し、刑務所で服役。国外退去となって15年7月にドイツに入国し、西部エメリヒの難民施設が居住先に登録されたが、ベルリンなど各地を転々とした。

 アムリ容疑者が関与したドイツ国内の過激派ネットワークは、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の戦闘員も集めていた。イラク人指導者を中心とする組織の影響力は全土に及び、容疑者はドイツ西部の主要メンバーの1人と接触。2月時点の当局の文書には「ISとの関係が疑われる」と記され、春に危険人物リストに加えられたとされる。

 アムリ容疑者の難民申請は却下され、7月には強制的な国外退去のため、収容するよう指示が出た。だが、チュニジア以外の出身だとする複数の身分証を所持しており、チュニジア側は自国民であることを疑問視したため、送還は実現しなかった。

 アムリ容疑者が武器の入手を試みた疑いも出ている。周辺者に相談していたほか、ベルリンでは購入資金の調達のため強盗を計画しているとして、3月から治安当局が監視を行っていた。だが、容疑を立証できず、監視は9月に中断されていた。テロの準備だった可能性もある。

 昨年11月のパリ同時多発テロでは、実行犯の一部が難民を装って欧州に侵入していた。ドイツ当局は今回の突入テロで、協力者がいたかは現時点で不明だとしている。ドイツへと送り込まれたのか、それとも新たな土地で将来を描けずに過激思想に染まったのか。全容解明は緒に就いたばかりだ。


厳戒のクリスマス、ベルリンテロで難民申請者を公開捜査 開放政策ではテロは防げない - 木村正人 欧州インサイドReport
ニューズウィーク日本版 12/22(木) 18:00配信

 19日、ベルリンのクリスマスマーケットにトラックが突っ込み、12人が犠牲になるテロがあり、ドイツ警察当局は21日、難民認定を申請したものの却下されたチュニジア出身のアニス・アムリ容疑者(24)の公開捜査に踏み切った。アムリ容疑者が短銃を所持している恐れがあることから、最大10万ユーロ(約1200万円)の報奨金を出し情報提供を呼びかけている。

 トラックの助手席でポーランド人男性が刺され、短銃で撃たれて死んでいたが、アムリ容疑者がトラックをハイジャックしようとした際、抵抗したため刺されたようだ。男性はまだ息があったが、アムリ容疑者は逃走する直前、短銃でとどめをさしていた。運転席からアムリ容疑者の身分証明書が見つかった。男性ともみ合いになり、落としたとみられている。

 これまでの報道によると、アムリ容疑者は6つの名前と3つの国籍を持っており、今年3~9月の間、ドイツ治安・情報当局の監視対象になっていた。8月にはイタリアの偽造パスポートを所持していた容疑で逮捕されているが、イスラム過激派組織とのつながりが分からなかったため監視対象から外されていた。

 アムリ容疑者は2010年にチュニジアを出国。強盗罪で欠席裁判にかけられ、5年の有期刑が言い渡されている。12年にイタリアに渡ったものの学校に放火したとして4年間服役し、15年にドイツに入国。今年4月、難民認定を申請したが却下された。身分証明証がなかったため、チュニジアへの即時、強制送還を免れ、一時的に滞在が許可されていた。

相次いだ難民による犯罪被害

 昨年の難民危機でメルケル独首相が「門戸開放」を表明し、100万人を超える難民がドイツに押し寄せた。大晦日に西部ケルンで560人以上の女性が大勢の男に取り囲まれ、性的暴行や窃盗など650件以上の被害が報告される事件が起きた。容疑者の半数以上がアルジェリアやモロッコなどの難民だった。

 ドイツでは今年7月にパキスタン人難民申請者が斧とナイフで列車の乗客を襲撃▽イラン難民の息子が9人を射殺▽シリア難民がナタで妊婦らを殺傷▽難民申請を却下された27 歳のシリア難民が自爆テロを起こしている。そして今回のトラック突入テロ。ドイツの寛容とリベラルな精神が改めて試されている。

 メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)の姉妹政党であるキリスト教社会同盟(CSU)のゼーホーファー党首は「私たちは犠牲になられた方々と遺族、そして国民のために移民と安全保障に関するすべての政策を再考し、見直す責任を負っている」とメルケル首相を突き上げた。

 メルケル首相は「試練の日だ。ドイツは一つになって悲しんでいる。私たちは自由で一つの、開かれたドイツに生きることを望んでいる」と追悼の意を捧げたものの、善意で受け入れた難民からテロ攻撃を受けることについて「私たち全員にとって寛容であるのは難しい」と苦衷をのぞかせた。

 トラック突入テロで犯行声明を出した過激派組織ISにとって最高のシナリオは、難民受け入れを表明したドイツで反難民感情が強まり、ドイツだけでなく欧州連合(EU)加盟国全体で難民支援策が後退、欧州に流入した難民がますます絶望の淵に追い込まれることだ。絶望は過激化の温床となり、大量のテロリスト予備軍を作り出す。

 そして極右勢力が騒ぎ出せば、ホスト国VS難民、西洋VSイスラムの対立はさらに深まる。英国でEU離脱を主導し、反難民・反移民感情をまき散らす英国独立党(UKIP)のファラージ元党首は「ベルリンから恐ろしいニュースが飛び込んできたが、驚きはしない。こうした事件はメルケルのレガシー(政治的遺産)になるだろう」とツイートした。

 EU国民投票の最中に極右思想にとりつかれた男に惨殺されたEU残留派の故ジョー・コックス労働党下院議員の夫ブレンダンさんはツイッターで「ファラージは過激派の犯行を政治家のせいにした。こじつけもいいところだ」と反論した。

 これに対し、ファラージ氏はラジオ番組で「ブレンダン氏は(人種差別・ファシズムと戦う)市民団体『嫌悪ではなく希望を』を支援している。その団体は素晴らしくて平和という仮面をかぶっている。がしかし、実際は暴力と非民主化を追求している」と毒舌を吐いた。

 ベルリンはテロの恐怖に屈することなく、22日、クリスマスマーケットを再開する。テロリストはもとより、反EU・反移民・反難民を声高に唱える極右勢力の攻勢に、「EUの女帝」と呼ばれるメルケル首相はどこまで持ちこたえられるのだろう。

 ナチスのユダヤ人虐殺、ゲシュタポ(秘密国家警察)の生々しい記憶が残るドイツにとって、反移民・反難民はユダヤ人排斥の引き金になった歴史的な事件「水晶の夜」を思い起こさせる。また共産主義体制下の旧東ドイツ・シュタージ(秘密警察)の反省から治安・情報当局の権限は厳しい制約を受け、オープンであることや個人情報などのプライバシーが最大限に重視されている。

 国境を開いたまま、手足を縛られた治安・情報当局がテロを防ぐのは実際のところ非常に難しい。ロンドンでは観光名所・バッキンガム宮殿で衛兵交代が行われる際、道路が閉鎖され、非常事態宣言下のパリは7500人の厳戒態勢が敷かれた。モスクワではフェスティバルで人が頻繁に集まる公共スペースは突入テロを防止できるようトラックを駐車しバリケードを築くという。オランダ総選挙、フランス大統領選、ドイツ総選挙と選挙が続く新年の欧州は一波乱も二波乱もありそうだ。


大型トラックが無差別テロの武器 --- 長谷川 良
アゴラ 12/22(木) 16:41配信

ドイツの首都ベルリン市中央部にある記念教会前のクリスマス市場で19日午後8時ごろ(現地時間)、1台の大型トラックがライトを消して乱入し、市場にいた人々の中に突入しながら60メートルから80メートル走行。これまで判明しているだけで12人が死亡、45人が重軽傷を負う事件が発生した。

ベルリン警察の情報によれば、トラックを運転していたと思われる男は現場近くで逮捕されたが、同乗者の男は射殺されていた。拘束された男は23歳でパキスタン人。2015年12月31日、独国境都市パッサウから難民としてドイツに入国。今年2月以降、ベルリンに住んでいた。

ベルリン警察のクラウス・カント長官は、「パキスタンの男が犯人ではない可能性も排除できない」と述べ、本当のテロリストがまだ逃亡している可能性があることを示唆した。拘束されたパキスタンの男は犯行を否定しているという。犯行が単独か複数の犯人がいたのかも目下、不明という。

一方、トラックの所有会社、ポーランドの運送会社によると、イタリアから鉄鋼材をベルリンに運ぶ途上だったが、運転手と連絡が取れないという。射殺されていた男がトラックの運転手の可能性が高い。ただし、犯行に使用されたピストルはまだ見つかっていないという。

メルケル首相は同日、「明らかにテロ事件だ」と強調し、深いショックを表明している。
欧州ではフランス革命記念日の日(7月14日)、フランス南部ニースの市中心部のプロムナード・デ・ザングレの遊歩道付近でチュニジア出身の31歳のテロリストがトラックで群衆に向かって暴走し、86人が犠牲となった事件が発生した。ベルリンのクリスマス市場でのトラック突入事件はそれと酷似している。

欧州のテロ専門家は、「われわれはクリスマ市場がテロのターゲットになる危険性があると警告してきた。ニースのトラック突入テロ事件後、イスラム過激派の間では、『トラックをテロの武器に利用し、可能な限り多くの人間を殺害せよ』という檄が発せられたという情報を受け取っている」という。

イスラム過激派テロ事件と無縁だったドイツで今夏(7月18日~24日)、銃乱射事件、難民(申請者)によるテロ、殺人事件が続けざまに起きたばかりだ。南部バイエルン州のビュルツブルクで18日、アフガニスタン出身の17歳の難民申請中の少年が電車内で斧とナイフで旅客に襲い掛かり、5人に重軽傷を負わせるという事件が起きた。ドイツ南部バイエルン州の州都ミュンヘンでは22日、135店舗が入ったミュンヘン最大のオリンピア・ショッピングセンター周辺で、9人が射殺され、27人が負傷するという銃乱射事件が発生。そして同月24日、バイエルン州のアンスバッハでシリア難民の男(27)が現地で開催されていた野外音楽祭の会場入り口で持参した爆弾を爆発させた。男は死亡、少なくとも12人が重軽傷を負った。

昨年から今年にかけてシリア、イラク、アフガニスタンなどから100万人を超える難民・移民がドイツに殺到したが、テロ容疑者や犯人が難民や移民出身者であったことから、寛容な難民政策を実施してきたメルケル首相ヘ批判の声が高まり、同首相もその難民受け入れ政策の修正を余儀なくされてきた経緯がある。

多数の死傷者を出したベルリンのクリスマス市場トラック突入テロ事件は来秋に実施予定の連邦議会選で4選出馬を表明したメルケル首相にとって大きな政治的痛手となることは避けられない。同時に、外国人排斥を標榜してきた新党「ドイツのための選択肢」(AfD)が勢いを得ることが予想される。

編集部より:この記事は長谷川良氏のブログ「ウィーン発『コンフィデンシャル』」2016年12月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はウィーン発『コンフィデンシャル』(http://blog.livedoor.jp/wien2006/)をご覧ください。


独テロ 容疑者の男に逮捕歴、強制送還の手続き中
CNN.co.jp 12/22(木) 13:35配信

ベルリン(CNN) ドイツの首都ベルリンでクリスマスマーケットにトラックが突っ込み12人が死亡した事件に関連して指名手配されたチュニジア出身のアニス・アムリ容疑者(24)が治安当局からマークされていたことが分かった。

アムリ容疑者が滞在していたノルトラインウェストファーレン州の内相は指名手配に先立ち、同容疑者はイスラム過激派組織と接触があり、治安当局がマークしていたと語った。ドイツ警察は21日、同州で捜索を行っている。

同容疑者は8月にイタリアへ向かう途中、ドイツ南部のフリードリヒスハーフェンで文書偽造の容疑で逮捕されたが、裁判所の判断で釈放されていた。アムリ容疑者は銃を探していたとされ、警察も目を付けていたという。

当局によると、アムリ容疑者は2015年にドイツに入国して難民認定を申請していたが、今年6月に申請が却下され、強制送還の手続きが進められていた。


ドイツ・トラックテロ チュニジア出身の男を欧州全土に指名手配
ホウドウキョク 12/22(木) 12:50配信

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(写真:ホウドウキョク)

チュニジア出身の男を指名手配した。
ドイツ・ベルリンのクリスマスマーケットに大型トラックが突っ込み、60人が死傷したテロ事件で、ドイツ検察は、21日、トラックの運転席の下から身分証明書が見つかったチュニジア出身のアニス・アムリ容疑者(24)を指名手配した。
また、逮捕につながる情報には最高10万ユーロ(およそ1,200万円)の懸賞金を出すとして、情報提供を呼びかけた。
アムリ容疑者は、2015年7月、ドイツに入国し、2016年6月に難民申請を却下されて、強制送還が決まっていたが、書類の不備で送還されず、2016年初めには、テロを準備していた疑いで捜査対象になっていた。


独テロ チュニジア人の男を指名手配、懸賞金も
CNN.co.jp 12/22(木) 12:30配信

ベルリン(CNN) ドイツの首都ベルリンでクリスマスマーケットにトラックが突っ込み12人が死亡した事件に関連して、ドイツ連邦検察は21日、チュニジア出身の24歳の男を指名手配した。

19日の事件では12人が死亡、48人が負傷した。指名手配されたのはチュニジア人のアニス・アムリ容疑者。治安当局によると、犯行に使われたトラックの中からアムリ容疑者の身分証明書が見つかった。イスラム過激派とも接触していたとされ、当局が危険人物としてマークしていたという。

警察は10万ユーロ(約1200万円)の賞金をかけ、アムリ容疑者の居所に関する情報の提供を呼びかけている。ただし「この人物は凶暴で武器を持っている可能性もある。自らを危険にさらさないでほしい」と促した。

デメジエール内相は記者団に対し、欧州全土で容疑者の行方を追っていると語った。

一方、現地のメディアの報道によると、犯行に使われたトラックの車内から、もともとこの車を運転していたと思われるポーランド人の男性が射殺体で見つかった。

警察は、この男性は犯行にはかかわっていないと見ている。男性の殺害に使われた銃は回収されていない。

テロに詳しい専門家は、トラックの車内で男性が容疑者ともみ合って射殺され、この時に容疑者の身分証明書が落ちたのではないかと推測している。


独トラック突入のチュニジア人容疑者、当局が監視下に
BBC News 12/22(木) 12:12配信

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独トラック突入のチュニジア人容疑者、当局が監視下に

19日夜にドイツ・ベルリン中心部で開かれていたクリスマス市にトラックが突入し、12人が死亡し49人が負傷した事件で、当局が追跡中のチュニジア国籍のアニス・アムリ容疑者(23)が、今年に入って監視下に置かれていたことが21日、明らかになった。またトラックを襲われたポーランド人の運転手は、容疑者に刺されても抵抗し続けていた様子だという。

アムリ容疑者が銃購入の資金を得るため強盗を計画していたとの容疑で、当局が監視を始めたが、証拠不十分で中止された。

ドイツ入国前のアムリ容疑者は、イタリアで放火の罪で4年間服役していたほか、チュニジアでは被告不在のまま有罪となり、量刑を言い渡されていた。ドイツでは、難民申請をしていたが、却下されていた。

アムリ容疑者の在住許可書が事件で使われたトラックの運転席で見つかったことを受け、同容疑者の逮捕状が出された。

独当局者は、アムリ容疑者が武装している可能性があり危険だと警告している。逮捕につながる情報の提供者には最大10万ユーロ(約1230万円)の報奨金を支払う。

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アムリ容疑者がトラックを奪う際に、運転手と取っ組み合い負傷したかもしれないとの見方がある。運転手はトラックの中で遺体で発見された。

アンゲラ・メルケル首相は21日に安全保障の担当閣僚らと会合を開き、事件の捜査について協議した。

ドイツ政府は先月、公衆が集まる場所での防犯カメラの設置をより容易にする法案を閣議決定している。

6つの偽名

ドイツの司法当局は、昨年ドイツに入国したとされるアムリ容疑者がベルリンで、今年3月から9月にかけ監視下にあったと明らかにした。アムリ容疑者には、自動小銃の購入資金を得ようと強盗を計画しているとの疑いがかけられていた。

監視下のアムリ容疑者はベルリンの公園で麻薬の取引に関わったり、バーで騒ぎを起こすなどしていたものの、強盗を計画しているわけではないと判断され、監視は中止された。その後のアムリ容疑者は、よく出入りする場所に姿を見せなくなっていた。

独西部ノルトライン・ヴェストファーレン州のラルフ・イェガー内相は、対テロ警察がアムリ容疑者への捜査を始めていたと明らかにした。

イェガー内相は、「治安を担当する各機関はこの人物に関する情報を今年11月に統合テロ対策センターで共有していた」と語った。

南ドイツ新聞はアムリ容疑者が、今年11月に逮捕されたイスラム教説教者でアブ・ワラアと呼ばれていたアハマド・アブデラジズ容疑者と親しかったと報じた。

警察はアムリ容疑者が使っていた6つの偽名を公表した。同容疑者はエジプト人やレバノン人を装った時もあるという。

アムリ容疑者が今年6月に国外退去させられる予定だったが、チュニジアでの受け入れ手続きが遅れていた。

容疑者の兄弟でチュニジアに住むアブデルカデル・アムリさんはAFP通信に対し、アムリ容疑者の顔を報道で見た時は信じられない思いだったと語った。「ショックだ。こんな犯罪を犯したのが彼だとは信じられない。もし本当なら、どんな非難も当然だ」。

アムリ容疑者には犯罪歴があった。父親や治安関係者がチュニジアのラジオ局に語ったところによると、同容疑者はチュニジアを7年前に出た後、イタリアの学校で起きた火災をめぐり4年間服役していた。またチュニジアでは、暴力を使った悪質な窃盗の罪で、被告不在のまま5年間の禁固刑の判決を受けたという。

事件直後に拘束された、パキスタン国籍の難民申請者の男性は、20日に嫌疑不十分として釈放されている。

トラック運転手は刺されても抵抗

トラック突入による攻撃をめぐっては、過激派組織のいわゆる「イスラム国」(IS)が犯行声明を出している。ISは戦闘員の1人が攻撃を実施したとしたが、証拠は示されていない。

攻撃に使われたトラック内には、ポーランド人の運転手ルカシュ・ウルバンさんの遺体があった。

大衆紙ビルトによると、捜査当局は、トラックが19日午後にベルイン北西部の工業地帯で襲われ奪われたとみている。

ウルバンさんは、運送していたイタリア製鉄骨の納入が20日に延期されたことを受けて、停車していた。

全地球測位システム(GPS)記録では、市中心部に向かう前の午後7時40分にトラックの動きが、「誰かが運転の仕方を覚えようとするような」小刻みの動きを見せていたという。

現場検証からは、ウルバンさんは刃物で刺された後も、ハンドルを渡さず襲撃者と取っ組み合いをしていたことが示されている。

遺体の検視の結果、ウルバンさんはクリスマス市の攻撃時まで存命で、トラックが停止した後に銃で撃たれて死亡したとみられている。犯行に使われた銃は見つかっていない。

警察は、数百件に及ぶ市民からの情報提供を受けているほか、トラックの中で採取したDNAの痕跡も調べていると述べた。

傘下のメディアを通じた犯行声明でISは、攻撃は「有志連合に参加する国の人々への攻撃の呼びかけに答えて」実行されたと述べた。

連邦検察のペーター・フランク氏は記者団に対し、攻撃の手口や標的の選び方からはイスラム過激主義との関連がうかがえると話した。

(英語記事 Berlin truck attack: Tunisian fugitive 'had been under surveillance')


世界は再び過激派のテロに揺れている
Wedge 12/22(木) 11:20配信

 欧州で懸念が高まっていたテロが19日ドイツで起きた。首都ベルリン中心部の「クリスマス市」にトラックが突っ込み、12人が死亡、約50人が重軽傷を負った。86人の犠牲者を出した7月の仏ニースでの事件と同様、「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。トルコではロシア大使が暗殺される事件も起き、世界は再び過激派のテロに揺れている。

ISへの呼応テロか
 ドイツではクリスマス時期になると、ツリーの飾りや菓子、名物のホットワインなどを販売する屋台が並ぶクリスマス市が盛んで、ベルリンには数十カ所もある。今回、トラックが突っ込んだのは、第2次大戦の記念碑としても有名なカイザー・ウイルヘルム教会の近くのクリスマス市だった。
 
 目撃者らによると、トラックはライトを消したままでクリスマス市を楽しんでいた群衆に突っ込み、大きなツリーも引き倒した。トラックに乗っていたのは2人の男で、1人は警察に拘束され、もう1人はテロ現場で死亡しているのが見つかった。メルケル首相は「テロ攻撃」と断定した。

 警察当局は一時、パキスタン国籍を容疑者として拘束したが、嫌疑不十分で釈放した。この事件で、IS系のアマク通信が「われわれの戦士が実行した」との犯行声明を出した。治安関係者は、ISの直接指揮下の犯行というよりも、同組織の過激な呼び掛けに刺激された“一匹オオカミ”型のテロの可能性が高いと見て、犯人の行方を追っている。

 昨年100万人が超える難民が流入したドイツでは7月、南部のアンスバッハの野外コンサート会場でシリア人難民が自爆テロを起こしたほか、アフガニスタン人による襲撃事件も起きていた。治安当局は11月、全国的に活動していたイスラム団体「真実の宗教」をISテロに関与したとして非合法化した。

 治安当局はクリスマス市を狙ったテロが起きる可能性があるとしてドイツ全土で警戒を強め、12月はじめには、南部の都市のクリスマス市を狙ったテロ容疑でイラク系の12歳の少年を拘束した。ISの指令を受けた犯行だったとされる。

 しかしドイツを含め、フランスなど欧州の治安当局は今回のテロが爆弾や重火器ではなく、いつどこでも入手できる車が使われたことにあらためて衝撃を受けている。8月に米軍の空爆で殺害されたIS公式スポークスマンのムハマド・アドナニは「車や石、棒切れ、毒」などあらゆる手段を使ってテロを起こすよう呼び掛け、これに呼応する形でニースの車暴走テロが起きた。

 今回もニース同様、車を凶器にしたテロであれば、重火器や爆薬などの購買や流通をいくら警戒しても防げなかったことになり、治安当局の苦悩は深い。フランスでもこのほど、ディズニーランドやパリのシャンゼリゼなどを狙ったテロが摘発され、昨年11月のパリ同時多発テロ以降続けている非常事態宣言を来年7月まで延長した。

 特に治安機関が懸念しているのは、パリの同時多発テロなど欧州テロの立案などに深く関与しているIS幹部、アブ・ソレイマネ、アブ・アハマドの2人が地下に潜って行方が分からないままになっている点だ。シリアやイラクでISが追い詰められる中、欧州のテロの脅威は逆に高まっているといえる。

ロシア大使殺害はアルカイダか
 同じ19日、トルコのアンカラで開かれていた写真展「トルコ人の目を通したロシア」の開幕式でロシアのアンドレイ・カルロフ駐トルコ大使が非番のトルコ警察機動隊員に銃撃され死亡する事件が発生した。男は「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」「アレッポを忘れるな、シリアを忘れるな」と叫んだ。男は現場で警察に射殺された。

 事件後、トルコのエルドアン大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談し、テロとの戦いを強化していくことで一致したが、男が殺害されていることもあり、背後関係などはまだ不明だ。しかし男が「アレッポ」に言及していることから、アレッポに猛爆撃を加えて反体制地区を制圧したロシアへの報復テロと見られている。

 その中で浮上してくるのが反体制派の一翼として戦っているアルカイダ系過激派組織「シリア征服戦線」(旧ヌスラ戦線)だ。アレッポで最後まで戦った反体制派戦闘員は約8000人。うち1000人程度が同組織の戦闘員といわれ、ロシアの空爆で多大な死傷者を出した。ロシアやシリア政府軍に対する憎悪は相当強く、同組織が背後で事件に関わっていた可能性が高いようだ。

 ISは12月6日の声明で、米欧やロシア、トルコを攻撃するよう呼び掛けたが、アレッポでの戦闘には加わっておらず、ISが大使暗殺に関与している可能性は低いと見られている。

 この日はスイスのチューリヒでもイスラムの祈りの施設で銃撃テロが発生しており、欧州全体にテロの脅威が暗い影を落としている。


<独テロ>極右政党が政権批判材料に「メルケルの犠牲者」
毎日新聞 12/22(木) 11:05配信

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独首相府前で、メルケル政権の即時退陣を訴えるプラカード(左)やドイツ国旗を掲げ政府の難民政策に抗議する「ドイツのための選択肢」(AfD)支持者たち=ベルリンで2016年12月21日午後6時21分、中西啓介撮影

 【ベルリン中西啓介】ベルリン中心部で起きたトラック突入テロ事件は21日、難民申請していたチュニジア人の男が殺人容疑で公開捜査の対象となった。反難民政策で支持を広げる新興右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)は事件を政権批判の材料としており、来年秋に連邦議会(下院)総選挙を控える独政界の先行きに大きく影響しそうだ。

 「こうした犯罪が起きる環境は、ここ1年半で作られた」。事件直後にペトリAfD党首はこう述べ、メルケル独首相による難民受け入れ政策を批判した。ドイツでは差別助長につながるとして、容疑者判明前に遺留物をDNA鑑定し「人種」を特定することは禁止されているが、ペトリ氏は「犯人絞り込みに役立つ」と法改正を目指す考えも示した。

 21日夜にはベルリンの首相府前で反イスラム運動支持者らが参加した「ドイツの安全」を求めるデモがあり、AfD幹部も加わった。ツイッターで事件について「メルケルによる犠牲者」と発言した地方議員もおり、事件で広がる怒りや不安を、党の支持につなげようというAfDの姿勢が鮮明化している。

 メルケル氏は「事件はテロ攻撃と見るべきだ」とし、徹底した捜査と犯人を厳罰に処す考えを示している。一方で、与党保守派が求める難民受け入れ上限の設定などは「現実的ではない」と拒否し続けている。ドイツでは難民の権利が憲法に規定されており、数値の設定が違憲になる可能性もあるためだ。

 だが事件は首相を支える連立与党内の亀裂も深めている。連立の一角を占めるキリスト教社会同盟(CSU)のゼーホーファー党首は「我々は移民政策や安全保障を再考する責務がある」とし、首相に政策転換を求めた。総選挙に向け保守層の支持をどう取り戻すかがメルケル氏の長年の課題だが、事件によってより困難になったといえそうだ。


犠牲者悼むロウソクの火…ベルリンのテロ現場
読売新聞 12/22(木) 11:04配信

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犠牲者を追悼してともされたロウソク(21日、独ベルリンで)=井口馨撮影

 【ベルリン=井口馨】ベルリン中心部のクリスマス市の会場で、トラックが突入し12人が死亡するテロ事件が起きた19日以降、多くの市民や観光客が犠牲者を追悼している。

 突入したトラックに屋台がなぎ倒されるなどした現場は警察が封鎖する。被害を免れた屋台は21日も休業し、装飾のネオンだけが輝く。現場では人々がロウソクに火をともしたり、花束を供えたりしている。

 涙を流しながら現場を見つめていたフランチスカ・ラッツさん(23)は「何が起こったのかを自分の目で見たかった。市民の憩いの場を狙うなんて許せない」と声を震わせた。


<独テロ>実行犯を公開捜査 殺人容疑で写真公表
毎日新聞 12/22(木) 10:14配信

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アニス・アムリ容疑者=AP

 【ベルリン中西啓介、ローマ福島良典】ベルリンのクリスマス市(いち)に大型トラックが突入し60人が死傷したテロ事件で、独連邦刑事局は21日夜、実行犯とみられるチュニジア人の男の写真を公表し、殺人容疑で公開捜査に乗り出した。男はイスラム過激派に接触したとして以前から、情報機関の監視対象だった。また伊メディアは21日、男が2011年にチュニジアから地中海を難民船で渡ってイタリアに入国したと報じた。

 独連邦刑事局によると、男はアニス・アムリ容疑者(24)で、19日午後8時ごろ、運転手を殺害し奪ったトラックでクリスマス市に突っ込み、来場者らを殺害した疑いがある。現場ではアムリ容疑者の滞在許可証が見つかった。

 イタリア紙イル・ファット・コティディアーノ(電子版)などによると、アムリ容疑者は中東の民主化運動「アラブの春」の激動の中でチュニジアを脱出して11年2月にイタリアに上陸。未成年者受け入れセンターに移送されたが、施設への放火などを起こし、禁錮4年の判決を受けた。15年春に出所し、チュニジアに送還される予定だったが、チュニジア当局から送還に必要な確認書類が届かず、その間にドイツに向かった模様だという。

 独西部ノルトライン・ウェストファーレン州によると、アムリ容疑者は昨年7月に入国。州内で難民申請したが、今年6月に却下された。有効な身分証がなく、強制送還できなかった。8月にはベルリンで偽造身分証所持と傷害容疑で逮捕されたが、釈放された。

 事件を巡っては過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出している。南ドイツ新聞(電子版)などは「独国内のIS組織トップ」とされ、先月、IS戦闘員勧誘容疑で逮捕された男が、アムリ容疑者と交流があったと報じている。


難民施設収容の男、テロ計画容疑…オーストリア
読売新聞 12/22(木) 10:00配信

 【ジュネーブ=笹沢教一】オーストリアの検察当局は20日、モロッコ人の男(25)をテロを計画した疑いで逮捕したと発表した。

 検察当局によると逮捕は19日で、男はドイツ国境に近い中部ザルツブルク近郊の難民収容施設に暮らしていた。男はテロ組織に属している疑いがあるという。「年末年始の休暇シーズンにオーストリア国内でテロの計画がある」との情報が数か月前に寄せられ、警察が捜査を進めていた。


独トラック突入 チュニジア人を公開捜査 情報提供に最大1200万円
産経新聞 12/22(木) 9:02配信

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツの首都ベルリンで12人が死亡したトラック突入事件で、独連邦検察庁は21日、事件の容疑者として行方を追っているチュニジア国籍の男を公開捜査に切り替え、氏名や写真を公表した。目撃情報などの提供を呼びかけ、逮捕につながった情報の提供者には、最大10万ユーロ(約1200万円)の報奨金を支払うとしている。

 発表によると、男はアニス・アムリ容疑者(24)。捜査当局はホームページに写真を掲載し、容姿や身体の特徴を説明。19日の事件発生時には暗い色の着衣に白いマフラーなどを着用していたとした。

 凶暴で武装している可能性があるとして、注意を呼びかけた。

 アムリ容疑者をめぐっては、犯行車両内で見つかった身分証から事件関与の疑いが浮上。独メディアによると、イスラム過激派ネットワークに関与し、犯行声明を出したイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の関係者とも接触。危険人物として当局の警戒対象だった。

 一時滞在していた西部ノルトライン・ウェストファーレン州当局は21日、アムリ容疑者が昨年7月のドイツ入国後、今年6月に難民申請を却下され、国外退去の指示が出ていたと明らかにした。2月以降はベルリンが主な滞在先だったという。


独テロ容疑者を公開捜査
時事通信 12/22(木) 8:40配信

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ドイツ捜査当局は21日、ベルリン中心部で19日に12人が犠牲になったトラック突入事件の容疑者でチュニジア出身の男の公開捜査に着手した。男はアニス・アムリ容疑者(24)。外見の異なる写真2枚を公開した。


独トラック突入 危険人物を独当局監視 チュニジア人、車内に身分証
産経新聞 12/22(木) 7:55配信

 ■テロ、IS犯行声明

 【ベルリン=宮下日出男】ドイツの首都ベルリンで12人が死亡したトラック突入事件で、チュニジア国籍の男が関与した疑いが浮上したのはトラックの運転席の足元から身分証が見つかったためだ。デメジエール内相は21日、「新たな容疑者」の行方を追っていると強調した。

 報道によると、男は20代前半、複数の身元を使い分けていたという。当局者は21日、男が昨年7月にドイツに入国後、今年6月に難民申請を拒否され国外退去の指示が出ていたとした。独メディアは男が危険人物として当局に監視されていたと報道。イスラム原理主義を唱える「サラフ主義者」のネットワークに関わり、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓った人物にも接触していたとの情報もある。

 IS系メディアは20日、実行犯がIS掃討作戦の参加国を標的とするよう求めた組織の呼びかけに応じ、「ベルリンで作戦を実行した」と伝えた。一方、捜査当局は20日、逮捕していたパキスタン人の男性(23)を嫌疑不十分で釈放した。


独テロ容疑者を公開捜査=チュニジア出身の男、武装の恐れ
時事通信 12/22(木) 6:16配信

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ドイツ捜査当局は21日、ベルリン中心部で19日に12人が犠牲になったトラック突入事件の容疑者でチュニジア出身の男の公開捜査に着手した。男はアニス・アムリ容疑者(24)。外見の異なる写真2枚を公開した。

 【ベルリン時事】ドイツ捜査当局は21日、ベルリン中心部で19日に12人が犠牲になったトラック突入事件の容疑者でチュニジア出身の男の公開捜査に着手した。

 容疑者が「凶暴で武装している可能性がある」と注意を呼び掛けつつ、情報提供を広く要請。いち早い身柄の拘束を目指す。

 男はアニス・アムリ容疑者(24)。身長178センチ、黒髪などの情報とともに、外見の異なる写真2枚を公開した。当局は拘束につながる情報の提供者に対し、最大10万ユーロ(約1200万円)を報奨金として支払う。

 トラックの中から容疑者の身分証が見つかり、捜査当局が行方を追っていた。容疑者は昨年7月にドイツに入り、難民申請したが、今年6月に却下された。国内のイスラム過激派団体とのつながりが疑われ、「危険人物」として当局の監視対象になっていた。これまで複数の偽名を使ってきたことが分かっている。

 チュニジアはシリアやイラクを拠点とする過激派組織「イスラム国」(IS)への最大規模の戦闘員供給源として知られる。IS系メディアの「アマク通信」は20日、ベルリンの事件について、「IS戦士が実行した」とする事実上の犯行声明を出した。


ベルリンのテロ、チュニジア人容疑者を公開捜査
読売新聞 12/22(木) 3:48配信

 【ベルリン=井口馨】ドイツのベルリンで開かれていたクリスマス市にトラックが突っ込み、12人が死亡したテロ事件で、独検察当局は21日、実行犯とみられるチュニジア人の男(24)の写真を公表し公開捜査に乗り出した。

 当局は男が「武装している可能性がある」として新たな攻撃への警戒を呼びかけ行方を追っている。

 独公共放送ZDFなどによると、男はアニス・アムリ容疑者で、当局は拘束につながる情報に10万ユーロ(約1200万円)の懸賞金をかけた。


ベルリン襲撃、チュニジア人の男を指名手配
AFP=時事 12/22(木) 2:20配信

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ドイツの首都ベルリンで起きたクリスマス市襲撃事件で指名手配されたアニス・アムリ容疑者(2016年12月19日取得)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新、写真追加)ドイツの首都ベルリン(Berlin)でクリスマス市にトラックが突っ込み12人が死亡した事件で、検察当局は21日、関与が疑われる24歳のチュニジア人の男を指名手配した。男は同国で難民登録を申請していたが、却下されていた。

 指名手配されたのはアニス・アムリ(Anis Amri)容疑者。事件で使用された40トンの大型トラックの運転席から、同容疑者のものとみられる難民申請関係の書類が見つかっていた。

 連邦検察当局は、同容疑者が「暴力的で武装している恐れがある」としており、身柄の拘束につながる情報に10万ユーロ(約1200万円)の懸賞金をかけて行方を追っている。

 同容疑者はイスラム過激派とつながりがあるとされ、事件前に襲撃計画の疑いで捜査対象になっていたことが明らかになっており、事件をめぐり国民の怒りがさらに高まることは必至だ。

 ノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州のラルフ・イエーガー(Ralf Jaeger)州内相によると、テロ対策当局は直近で今年11月にもアムリ容疑者に関する情報を交換しており、同容疑者が「同州で重大な暴力行為」を計画している疑いで捜査が開始されていた。

 アムリ容疑者は2015年7月にドイツに入国したが、今年6月に難民申請を却下されていた。だが本国送還に向けた手続きは、同容疑者のチュニジア国籍保有の事実を長い間否定していた同国側の役所仕事によって滞り、必要書類がドイツ側に送られてきたのは今月21日、襲撃事件発生の2日後だった。【翻訳編集】 AFPBB News


トラック突入で亡命希望者関与か、ドイツ警察行方追う
ロイター 12/22(木) 1:56配信

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 12月21日、ドイツ・ベルリンのクリスマス市にトラックが突っ込み12人が死亡した件で、地元警察はチュニジアから入国し、亡命を希望していた男の行方を追っている。写真は同日、ドイツ連邦刑事局が公開した男の写真(2016年 ロイター)

[ベルリン/デュッセルドルフ 21日 ロイター] - ドイツ・ベルリンのクリスマス市にトラックが突っ込み12人が死亡した件で、地元警察はチュニジアから入国し、亡命を希望していた男の行方を追っている。

トラック運転席の下から身分証明書が見つかったという。当局者や安全保障関係筋が21日、明らかにした。

安全保障関係筋は、ベルリンの捜査当局が発見した身分証明書に、1992年にチュニジアで生まれた、アニス・Aという人物の名前が記されていたと明かした。

男について、ノルトライン・ウエストファーレン(NRW)州内相は、昨年7月ドイツに入国したもようで、亡命を申請したが拒否されたとの認識を示した。

内相によると、男は異なる名前を使っていたとみられ、イスラム教主義関係のネットワークと接触したと、治安当局が特定していた。2月からベルリンなどに居住、最近はNRWに滞在していた。

治安当局は11月以降、男が脅威を与える恐れがあると認識。亡命申請拒否後、国外追放されるはずだったが、書類不備でできなかったという。

チュニジア外務省の報道官は、情報を確認すると説明した。


チュニジア人の男を追跡=過激組織と接触情報―独テロ
時事通信 12/22(木) 0:54配信

 【ベルリン時事】ドイツのベルリン中心部で12人が死亡した19日のトラック突入事件で、独西部ノルトライン・ウェストファーレン州のイェーガー内相は21日、容疑者としてチュニジア人の男を追っていることを明らかにした。

 欧州各都市がクリスマス前の人出でにぎわう中、捜査当局は第2のテロ発生を警戒しており、追跡と警備に全力を挙げている。

 報道によると、男は20代前半で、昨年7月にドイツに入った。難民申請を行い、却下されたが、書類の不備で送還されていなかった。イスラム過激組織と接触があったと指摘されており、当局は「危険人物」として警戒していたという。武器を持って逃走している恐れもある。

 当局は21日、事件に関連しているとみられる人物を拘束したが、実行犯ではないもよう。実行犯は負傷しているとの情報もあり、当局は医療機関への照会も進めている。

 警察にはこれまで事件に関し、500件以上の情報が寄せられ、トラックからDNAサンプルや指紋も採取した。捜査関係者は地元テレビに「近く容疑者が判明することをある程度確信している」と述べた。捜査当局は容疑者が複数いる可能性も排除していない。

 過激派組織「イスラム国」(IS)系メディアの「アマク通信」は20日、「IS戦士が実行した」と主張する事実上の犯行声明を出した。ドイツでは7月に南部バイエルン州で起きた少年による列車乗客襲撃事件でもISが犯行声明を出したが、今回、事件との関連が確認されれば、ドイツで死者を出した初の事例となる。

 19日の事件では、パキスタン出身とみられる男性が拘束されたが、トラックを運転した証拠がないとして釈放された。

 トラックはポーランドの運送会社の所有で、容疑者に奪われたと考えられている。事件後、車内からトラック運転手の男性が遺体で見つかったが、犯行への関与は疑われていない。独メディアによると、男性は小口径の武器で射殺されていた。捜査当局は容疑者がこの武器を今も所持している可能性があるとみている。


<独テロ>チュニジア出身の男か…当局、先月から監視
毎日新聞 12/22(木) 0:40配信

 【ベルリン中西啓介、カイロ秋山信一】ベルリン中心部のクリスマス市場に大型トラックが突入し60人が死傷した事件で、独西部ノルトライン・ウェストファーレン州のイエーガー州内相は21日、容疑者としてチュニジア出身の男の行方を追っていることを明らかにした。男は先月から、イスラム過激派と接触した疑いで情報機関の監視下にあったという。

 独捜査当局は20日夜(日本時間21日未明)、現場近くで拘束したパキスタン出身の男性を「明白な証拠がない」(連邦検察)として釈放。トラックの運転席に落ちていた滞在許可証から、23歳とみられるこの男の存在が浮上したという。

 イエーガー内相によると、男は昨年7月に入国。同州内で難民申請し、今年6月に申請が却下されたが、有効な身分証がなく強制送還できなかった。8月にベルリンで、偽造身分証所持と傷害の容疑で拘束されたが、釈放されていた。

 過激派組織「イスラム国」(IS)は20日、影響下にあるニュースサイト「アーマク通信」を通じ、事実上の犯行声明を出した。南ドイツ新聞(電子版)は、男が、独国内でIS戦闘員を募集したとして11月に逮捕されたセルビア系の人物と同居していたと伝えている。男がISから具体的指示を受けていたかなどは不明。フランス南部ニースでは7月、チュニジア出身の男が花火大会で同様の手口で、86人を殺害した。この際は、ISに共鳴した「ローンウルフ」(一匹オオカミ)型の犯行だったとみられている。


独トラック突入、20代前半のチュニジア人追う
読売新聞 12/21(水) 23:36配信

 【ベルリン=三好益史】ベルリン中心部のクリスマス市に大型トラックが突入し、12人が死亡した事件で、地元メディアは21日、犯行に使われたトラックの運転席の下から、ノルトライン・ウェストファーレン州政府が発行した難民申請に関する書類が発見されたとして、捜査当局が20代前半のチュニジア人の男を追っていると一斉に報じた。

 男は現在も逃走しているとみられ、武器を所持している可能性もあることから、ドイツ当局は厳戒態勢を敷いている。男が住んでいたとみられる同州の内相は21日、男はイスラム過激派組織と接触があったと明らかにした。治安当局は先月、この男を捜索しようとしたという。

 男はドイツに入国し、難民申請を行ったが、今年7月に申請を却下されたという。チュニジアに強制送還される予定だったが、身分証明書がなかったことから先送りになっていた。


<独テロ>市民ら、犠牲の12人悼む 凶行再発に警戒
毎日新聞 12/21(水) 21:24配信

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トラックによる襲撃事件の犠牲者を追悼し、独国旗の色にライトアップされたブランデンブルク門=ベルリンで2016年12月20日、中西啓介撮影

 【ベルリン中西啓介】ベルリンで起きたトラックによる無差別襲撃事件で21日、容疑者としてチュニジア人の男が急浮上した。犠牲となった12人を悼む思いがドイツ国内を覆っているが、テロ再発の懸念はぬぐえず、市民の間では不安も広がっている。

 犠牲者を追悼するため、ベルリンの象徴ブランデンブルク門が20日夜、黒赤金のドイツ国旗の色にライトアップされた。訪れた人たちはろうそくをともすなどして、哀悼の気持ちを表していた。

 ブランデンブルク門は「ベルリンの壁」のすぐそばにあったことから東西ドイツの分断と、統一ドイツの団結の象徴とされる。独北西部ローネから訪れた会社員、ニクラス・ヒルカーさん(23)は「犯人が逃げているという話もあって怖いが、今はドイツ人が連帯する時だ」と話し、三色に輝く門を見つめた。

 警察は事件直後に難民として入国した男性を拘束したが、その後に釈放。新たに容疑者として浮上した男も難民申請していたとの情報もあり反難民感情の高まりが懸念される。

 門の下では難民がドイツ人と並びジョン・レノンの「イマジン」などを歌い融和を訴えた。シリアの激戦地アレッポから2年前に来たという銀行員、アナス・アルバシャさん(24)は「こんな残忍なことをして誰が得をするのか考えるべきだ。亡くなった人のことを思うと悲しく、怒りが消えない」と話した。

 ガウク独大統領は20日、「国が一貫して治安を守ることを、国民は信じられるはずだ。自由で団結した平和国家であることを意識しよう」と、さらなるテロの発生に不安を感じる国民に呼びかけた。


<独テロ>チュニジア出身の男か…23歳の行方追う
毎日新聞 12/21(水) 21:17配信

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トラックによる襲撃事件の犠牲者を追悼し、独国旗の色にライトアップされたブランデンブルク門=ベルリンで2016年12月20日午後6時37分、中西啓介撮影

  【ベルリン中西啓介、カイロ秋山信一】ベルリン中心部のクリスマス市場に大型トラックが突入し60人が死傷した事件で、独主要メディアは21日、チュニジア出身の男(23)が事件に関与した疑いが強まったとして、警察が行方を追っていると報じた。独DPA通信によると、独情報機関は以前から、男がテロに関与する恐れがあるとして監視していたという。

 独捜査当局は20日夜(日本時間21日未明)、直後に現場近くで拘束したパキスタン出身の男性(23)を「明白な証拠がない」(連邦検察)として釈放。ベルリン警察は実行犯の特定を進めていた。トラックの運転席に落ちていた滞在許可証から、この男の存在が浮上したという。男は負傷し、武器を持ったまま逃走している可能性がある。

 過激派組織「イスラム国」(IS)は20日、影響下にあるニュースサイト「アーマク通信」を通じ「(対IS)国際連合の国の市民を標的にせよとの呼び掛けに応じて、イスラム国の戦士が作戦を実行した」と、事実上の犯行声明を出した。南ドイツ新聞(電子版)は独自情報として、男が、独国内でIS戦闘員を募集した容疑で11月に逮捕されたセルビア系の人物と同居していたと伝えている。男は今年4月に入国し、難民申請していた。ただ、男がISから具体的な指示を受けていたかなどは不明だ。

 フランス南部ニースでは今年7月、チュニジア出身の男が花火大会の観客にトラックで突っ込む同様の手口で、86人を殺害した。この際もISが犯行声明を出したが組織的犯行だった可能性は低く、ISに共鳴した「ローンウルフ」(一匹オオカミ)型の犯行だったとみられている。


突入犯追跡に全力=独
時事通信 12/21(水) 20:33配信

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ベルリンで12人が死亡したトラック突入事件は、21日で発生から3日目を迎えたが、実行犯の容疑者は依然、逃走中とみられる。当局は第2のテロ発生を警戒しており、追跡と警備に全力を挙げている。写真は事件現場

(AFP=時事)

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