« アメリカ大統領選挙、ドナルド・トランプが勝利・8 | トップページ | アメリカ大統領選挙、ドナルド・トランプが勝利・10 »

2016年11月10日 (木)

アメリカ大統領選挙、ドナルド・トランプが勝利・9

8日(日本時間9日)のアメリカ大統領選挙は、大接戦の末、共和党候補・ドナルド・トランプが民主党候補・ヒラリー・クリントンを抑えて勝利した。

3番目の記事
4番目の記事
5番目の記事
6番目の記事
7番目の記事
8番目の記事

リンク:<米大統領選>世界に広がる衝撃…「反移民」を警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ氏に祝辞=24年ロス五輪招致委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ氏勝利に失望するレブロン、少数派と女性に「信念を失うな」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【写真特集】「大惨事」「悲劇」…トランプ氏当選報じる紙面 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東京株、午前終値927円高 一時1000円超高で前日の暴落帳消しに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米大統領選>基地の街、困惑…商売どうなる/従属見直しを - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:クリントン・オバマ両氏、円滑な政権移行呼び掛け トランプ氏勝利で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<東証>一時1000円高 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:為替介入は「控えたい」と麻生財務相 円乱高下で国会答弁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<TPP>午後衆院通過へ…4野党、農相不信任案提出も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米大統領選>過去の差別発言に反発…全米各地でデモ、集会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:メキシコ通貨、一時暴落=トランプ・ショック直撃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:クリントン氏、得票数ではトランプ氏上回る 米大統領選 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米国人、トランプ氏当選で大量に国外脱出? カナダは「難民」歓迎 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アメリカ大統領選、トランプ候補の当選にセレブたちの反応は? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「戦闘機を1,200機に」大統領選勝利のトランプ氏、大幅軍拡に意欲 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:TPP「年内承認ない」=発効困難に-米上院共和トップ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ氏勝利、市場は貿易への影響を分析=NZ中銀総裁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<安倍首相>トランプ氏と17日、NYで会談へ…電話協議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アングル:トランプ大統領で「ドル高」か、対円は別との声も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:NYで大規模デモ「トランプ氏を認めない!」 全米7カ所以上で抗議 一部は暴徒化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米各地で学生らが反トランプデモ、「私たちの大統領ではない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東証急騰で「トランプ銘柄」に熱い視線 注目の防衛、インフラ…本命は三菱重とコマツ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米大統領選>オバマ氏、円滑な政権移行を表明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米大統領選>「国の分断、予想以上」クリントン氏敗北演説 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:衝撃のトランプ勝利、要因は「裏切られた」白人中間層の怒り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ・タワー周辺厳戒…上空の飛行制限も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米TPP採決「年内まずない」…上院共和トップ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東京株、上げ幅1000円超え トランプ氏への期待高まり全面高 前日の下げ幅取り戻す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:木村太郎氏、トランプ的中理由は「順番」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:トランプ氏はワシントン変えるか、主要政策とその実現可能性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:情報BOX:トランプ氏勝利を受けたウォール街アナリストの株式見通し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:クリントン氏が敗北認める演説、次世代の女性に期待寄せる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:石破茂氏、トランプ氏は「変わらなければ合衆国の大統領は務まらない」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<米大統領選>世界に広がる衝撃…「反移民」を警戒
毎日新聞 11/10(木) 11:40配信

 ◇欧州極右、称賛の声も

 米大統領選史上に残る歴史的な「番狂わせ」で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利したことについて、国際社会では9日、衝撃が広がった。米国との新たな関係構築を模索しつつ、反移民などを訴えたトランプ氏のポピュリズム(大衆迎合)を警戒する声も上がる一方、欧州の極右政党などからは称賛の声が上がった。【ロンドン三沢耕平、ウィーン三木幸治、ローマ福島良典、ベルリン中西啓介、パリ賀有勇】

 6月の国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を選択した英国では、トランプ氏勝利を自国の状況とだぶらせる捉え方が目立った。メイ首相は声明を発表し「米国と英国は特別な関係にあり、これからも貿易や安全保障の分野で強いパートナーだ」と強調。「2国間の繁栄に向け、トランプ氏と仕事することを楽しみにしている」とし、巨大な自由貿易圏であるEUからの離脱を見据えて対米貿易の伸展に期待を寄せた。

 国民投票で離脱派を主導した英国独立党(UKIP)のファラージ党首代行は現地メディアのインタビューで「2016年は政治的な革命の年になる。ブレグジット(英国のEU離脱)は大したものだが、トランプ氏の勝利はそれ以上に大きい」と称賛。保守党のナイジェル・ハドルストン議員は「今夜の選挙は米国がブレグジットした瞬間だ」と指摘した。

 一方、ツイッター上には「米国からのひどいニュースだ」(労働党のスティーブ・リード氏)、「なんという悲劇だ」(労働党のオーエン・スミス氏)などと落胆の声もあふれた。

 ドイツのメルケル首相は9日、「独米両国は民主主義や、出身国、宗教、性別を問わない人権尊重という共通の価値観で結ばれている。こうした礎の上で、トランプ氏とも協力したい」と述べ、勝利直後にしては異例と言える警戒感を示した。

 国境にフェンスを設置するなど、難民・移民への強硬姿勢で知られるハンガリーのオルバン首相は9日、「とても大きなニュースだ。民主主義はまだ生きている」とフェイスブックに投稿し、トランプ氏の勝利を祝った。

 12月のオーストリア大統領選でEU初となる極右政党出身の「国家元首」を狙う自由党のシュトラッヘ党首は9日、「左派政党や国民の意思から離れた不真面目な権力者は、有権者に罰せられ、政策決定の場から外された」とフェイスブックでトランプ氏の勝利を称賛した。

 ロイター通信によると、来年4~5月に大統領選を控えるフランスでも、極右政党、国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首が9日、ツイッターで「トランプ氏と自由な米国民を祝福する」とコメントした。

 ユーロ圏からの離脱を主張しているイタリア北部の右翼政党「北部同盟」のサルビーニ書記長は、トランプ氏の勝利を「グローバリゼーションへの一撃だ。人々が権力に圧勝した」と歓迎した。【ウィーン三木幸治、ローマ福島良典、パリ賀有勇】

 ◇「非常に残念」リベリア大統領

 【ヨハネスブルク小泉大士】ノーベル平和賞受賞者で、西アフリカ・リベリアのサーリーフ大統領は英BBC放送に「(女性軽視を)米国民が終わらせる機会を逃したのは非常に残念だ」と語った。同氏は民主選挙で選ばれたアフリカ初の女性大統領。


トランプ氏に祝辞=24年ロス五輪招致委
時事通信 11/10(木) 11:39配信

 【ロサンゼルス時事】2024年ロサンゼルス五輪招致委員会は9日、米大統領選で共和党のトランプ氏が勝利したことを受け、「大統領に選ばれたトランプ氏を祝い、五輪運動への支援に感謝する」との声明を発表した。

 ロサンゼルスにはアジア系やヒスパニック系の移民が多く住み、カリフォルニア州では民主党のクリントン氏が勝利。人種差別的な発言のあったトランプ氏が大統領になることが五輪招致レースに悪影響を及ぼすとの指摘もあるが、招致委は「五輪は政治を超越し、多様性のある社会や世界の結束に寄与すると信じている」とした。


トランプ氏勝利に失望するレブロン、少数派と女性に「信念を失うな」
AFP=時事 11/10(木) 11:35配信

【AFP=時事】米プロバスケットボール(NBA)のスーパースターで、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)に所属するレブロン・ジェームズ(LeBron James)は9日、米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が大番狂わせの当選を果たしたことを受け、マイノリティー(少数派)と女性に対し、写真動画共有サイトのインスタグラム(Instagram)を通じて「これで終わりじゃない」と呼びかけた。

 昨季のNBAファイナルでキャバリアーズにタイトルをもたらしたジェームズは、黒人初の米大統領であるバラク・オバマ(Barack Obama)大統領の政策を引き継ぐにふさわしい人物として、民主党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏を支持していた。

 ジェームズは6日、チームメートのJ・R・スミス(J.R. Smith)とともに選挙戦のカギを握るオハイオ(Ohio)州でクリントン氏の応援演説に登壇したが、同州ではトランプ氏が勝利を収めた。

 選挙戦では不法移民の国外退去やイスラム教徒の入国禁止を公約に掲げ、女性に対する侮辱発言の動画が流出したトランプ氏が、今回の選挙で勝利するという結果になり、明らかに失望しているジェームズは、「親御さんや指導者たちは、子どもたちにまだ世界をより良く変えられることを伝えてほしい! 少しの信念も失うな! 子どもたちは未来であり、僕らははこれまで以上に強くならなければならない。マイノリティーと女性の皆さんは、どうかこれで終わりじゃないことを分かっていてくれ。これは必ず打ち負かせる厳しい試練にすぎない」と訴えた。

 昨季王者のキャバリアーズは、ワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)戦が行われる10日に合わせて、首都ワシントン(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)へ赴き、オバマ大統領を表敬訪問することになっている。

 オバマ大統領はこの日、10日にトランプ氏を招き、政権移譲に向けて会談を行うと発表した。【翻訳編集】 AFPBB News


【写真特集】「大惨事」「悲劇」…トランプ氏当選報じる紙面
AFP=時事 11/10(木) 11:35配信

【AFP=時事】大惨事、悲劇、屈辱――。米大統領選における共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の思いがけない勝利に世界各国のメディアは衝撃を受け、数々の強い見出しが紙面を飾った。トランプ次期大統領を「最も危険な指導者」、「予測不可能」などと評するメディアも見られた。【翻訳編集】 AFPBB News


東京株、午前終値927円高 一時1000円超高で前日の暴落帳消しに
産経新聞 11/10(木) 11:34配信

 10日の東京株式市場は大幅反発している。日経平均株価の午前終値は、前日比927円33銭高の1万7178円87銭。全面高のなか、上げ幅は一時1000円を突破、前日の終値919円安を1日で取り戻した。

 寄り付きは、前日比311円高の1万6562円で、そこから急上昇。序盤に900円超高としたあと、上げ渋っていたが、午前10時すぎに再び上昇が始まり、上げ幅が1000円を超えた。

 米大統領選に勝ったトランプ氏への不安感が後退して、その一方で期待感が上昇。10日の東京市場は1日でV字回復を見せている。前日午後に101円台前半まで急騰した対ドル円相場もドル買いが加速し、午前9時すぎには105円90銭まで円安ドル高が進んだ。その後は下げ渋り、午前11時すぎは105円台前半となっている。

 東証株価指数(TOPIX)の午前終値は、前日比67.40ポイント高の1368.56。


<米大統領選>基地の街、困惑…商売どうなる/従属見直しを
毎日新聞 11/10(木) 11:33配信

 米大統領選で民主党のヒラリー・クリントン氏(69)を破った共和党のドナルド・トランプ氏(70)は米国の同盟国について「駐留米軍のすべての経費を支払うべきだ」と繰り返し、在日米軍の撤退にも言及してきた。基地と共存してきた各地の「基地の街」には不安や困惑が渦巻いている。【田中義宏、熊谷泰、宮城裕也】

 米第7艦隊の拠点、神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地。基地内外に米海軍将兵や軍属、家族ら約1万3000人(2011年3月末現在)が暮らし、日本人従業員約5000人が働く。軍人や軍属らが飲食する同市本町の通称「どぶ板通り」で商店をまとめる「ドブ板通り商店街振興組合」の理事長、越川昌光さん(69)は「長年かけて良好な関係を築いてきた。せっかく築いたものをご破算にして撤退されたら商店街はやっていけない」と危惧する。

 「原子力空母母港化の是非を問う住民投票を成功させる会」の共同代表、呉東正彦弁護士(57)は「思いやり予算が増えた上で基地が強化される最悪の事態になりかねない。日本政府の姿勢が問われる」と警戒する。

 一方、40年間、毎月市内で反基地のデモを続けてきた「非核市民宣言運動・ヨコスカ」のメンバー、新倉裕史さん(68)は「駐留経費負担増などをふっかけてくるだろうが、対米従属だった安全保障・外交を見直すチャンス。沖縄の基地縮小につながるかもしれない」と話した。

 在日米軍司令部がある米軍横田基地(東京都福生市など)。市面積の3分の1を基地が占める福生市の加藤育男市長は「基地は戦後70年にわたって市民生活に密接に関係し、大きな影響を与えている。在日米軍や日米同盟への対応と、日本政府の対応を十分、注視していきたい」とコメントした。

 横田基地には航空自衛隊の航空総隊司令部があり、日本の防空を担う拠点でもある。空自関係者は「日本の防空体制は日米同盟を前提に構築されており、横田はその象徴のひとつ。一方的な撤退がアメリカにとっても利益にならないことは、新大統領もおのずと理解するのではないか」と急激な変化はないと推測した。

 米軍三沢基地を抱える青森県三沢市。今年度の市当初予算238億円のうち2割を基地関連交付金・補助金が占める。仮に撤退や縮小の動きが現実になれば、予算を直撃する可能性もある。山本剛志・市政策部長は「あくまで選挙戦での発言。就任時にどう話すか」とトランプ氏の今後の発言に注視する。


クリントン・オバマ両氏、円滑な政権移行呼び掛け トランプ氏勝利で
ウォール・ストリート・ジャーナル 11/10(木) 11:32配信

 米共和党大統領候補ドナルド・トランプ氏が劣勢を跳ね返して勝利して一夜明けた9日、民主党候補だったヒラリー・クリントン氏とオバマ大統領は、それぞれ個別にメッセージを出し、トランプ氏を新しいリーダーとして受け入れ、円滑な政権移行に向けて取り組むよう訴えた。

 クリントン氏は9日正午ごろにニューヨークで敗北宣言を行った。同氏はこの中で、トランプ氏に祝意を表し、協力を申し出た。また、自身の支持者らに感謝した上で、「われわれはこの結果を受け入れなければならない」と述べ、大統領になるトランプ氏をオープンな心で受け入れるよう求めた。クリントン氏は「これ(敗北という結果)はつらいことだ。このつらさは長く残るだろう」と付け加えた。

 一方、オバマ大統領は、トランプ氏の成功に向けて応援すると述べた。また、9日午前にトランプ氏と電話で話したが、その際には融和的な口調だったと語った。同大統領は「わたしは彼が政権移行中、このスピリットを持ち続けることを望む。彼がこのように(融和的なムードで)大統領としての職務を開始できるようになることを希望する」と述べた。

 ウィスコンシン州でトランプ氏の確保した選挙人の数が270人を超え、同氏が勝利したとAP通信が報じたのは9日午前2時30分(日本時間午後4時30分)だった。クリントン氏はこの直後、トランプ氏に敗北を認める電話をかけた。

 トランプ氏は選挙活動中、ひどく対決的で党派性の際立つ態度をとっていたが、9日にニューヨークのホテルで支持者に向けて行ったスピーチでは、これとは対照的に融和的なトーンをみせた。同氏は対立候補のクリントン氏が国に尽くしてきたことをたたえ、この国は彼女に大いに感謝しなければならないと述べた。

 同氏は「米国人は今こそ、対立による傷をふさぎ、団結した国民として1つに結束すべきだ」と述べた。また、米国で取り残されてきた人々の生活を向上させると誓い、「わが国で忘れ去られていた人々は、今後決して忘れ去られることはないだろう」と述べた。

 ポール・ライアン下院議長(共和、ウィスコンシン州)は、トランプ氏の選挙運動に対して、せいぜい生ぬるい支持にとどまっていた。しかし、同氏の当選が確定的になった9日午前、ウィスコンシン州ジェーンズビルで記者会見し、トランプ氏は米国民からのメッセージに耳を傾けたのだと称賛した。そして共和党が連邦議会の過半数議席を維持した事実に言及し、「トランプ氏は統一した共和党政権をリードするだろう」と述べた。

 世論調査や政治評論家たちは、投票当日の8日になるまでトランプ氏勝利の公算はほとんどないと述べていた。だが、トランプ氏は幾つかの重要州で接戦を制した。それはフロリダ州やオハイオ州など、共和党指名候補が2004年以来勝利したことのない州だった。

 トランプ氏の勝利は米国株式市場を動揺させる恐れがあり、前夜の取引でメキシコ・ペソは急落した。それは「トランプ大統領」という現実を受け入れようとするなかで、ウォール街やその他の国際金融市場が向こう数日間動揺する可能性があることを予兆するものだった。

 トランプ氏は、極めて予測不可能な統治スタイルと一連の政策処方せんをワシントンに持ち込むだろう。それは不法移民の強制送還の構えから、既存の貿易協定の破棄ないし離脱方針に至るまでさまざまで、共和党内部の多くの議員らにとってすら避けたい処方せんだ。

 実業家兼リアリティーテレビ司会者であるトランプ氏は、政治的な経験または兵役の経験が全くないままホワイトハウス入りする初めての人物だ。同氏は主として白人層からの怒りの波に乗って、クリントン氏を退けた。両者の選挙戦は、現代米国政治において最も醜く、最も個人攻撃の多い泥仕合と化した。

 フロリダ州やその他の州で、トランプ氏は共和党地盤の郡の大半で得票を伸ばして勝利した。例えばスティーブ・シェーリー氏(フロリダ州民主党の選挙運動員で、オバマ大統領の2008年と12年の選挙陣営の州幹部だった)によれば、トランプ氏はフロリダ州にある67郡のうち41郡で過去4回の大統領選挙での共和党の高水位線(最高得票数)を超えたという。ウィスコンシン州では、ブラウン郡で22ポイント・リードした。ここは郡庁所在地グリーンベイを含んでおり、89%が白人で占める郡だ。オバマ氏は2008年にブラウン郡で勝利し、12年にはミット・ロムニー候補が勝利した。リード差は今回の選挙とは対照的に2ポイント未満だった。

 オハイオ州では、クリントン氏が選挙戦の集会で大勢のセレブ(有名人)を登場させて、都市部の支持票を集めしようとしたにもかかわらず、トランプ氏が勝利を収めた。同州では、白人有権者の間でトランプ氏が人気を集め、黒人のクリントン支持票が少なかった。この結果、オバマ大統領が2回の大統領選挙で勝利した同州で、共和党候補トランプ氏の勝利につながった。

 クリントン氏はバージニア州で勝利した。長い間勝利が予想されていた州だが、開票結果は予想以上に接戦だった。いずれの候補も選挙戦の残り数日間、同州を訪問しなかった。クリントン氏は同州では電波(テレビやラジオなど)の選挙広告を何カ月間も止めており、最後の数週間になってこの広告を再開した。

 一つ確実な選挙の影響は、トランプ氏が深く分裂した米国の状況に直面するだろうということで、それを癒すには長い間が必要かもしれない。


<東証>一時1000円高
毎日新聞 11/10(木) 11:29配信

 10日の東京金融市場は、米大統領選を巡る投資家の過度な警戒感が和らぎ、日経平均株価は一時、前日終値比1000円超値上がりし1万7200円台を回復した。外国為替市場の円相場も一時、1ドル=106円近くまで円安・ドル高が進み、いずれも開票前の水準に戻した。

 9日の東京市場は日経平均の下げ幅が一時1000円を超え、円相場も1ドル=101円台前半まで円が買われた。だが、過激な政策を掲げた共和党のトランプ氏が勝利演説で融和や経済優先の姿勢を示したことをきっかけに、欧米市場では投資家の不安心理が後退。ニューヨーク株式市場ではダウ工業株30種平均が256.95ドル高の1万8589.69ドルと2カ月半ぶりの高値で取引を終えた。この流れを引き継ぎ、日経平均は取引開始直後から大幅反発、輸出関連銘柄を中心に買い戻され、ほぼ全面高となった。午前の終値は前日終値比927円33銭高の1万7178円87銭。

 円相場も、円が買い進められた前日の動きが反転し、9日午後5時比2円程度の円安・ドル高水準となる1ドル=105円台後半を中心に推移した。午前11時半時点は1円78銭円安・ドル高の1ドル=105円10~11銭。【和田憲二】


為替介入は「控えたい」と麻生財務相 円乱高下で国会答弁
産経新聞 11/10(木) 11:28配信

 麻生太郎財務相は10日午前の参院財政金融委員会で、米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利し、円相場が急変動していることにからみ、為替介入の可能性について、「よほどのことがなければ控えたい」と述べた。自民党の中西健治氏への答弁。

 9日の東京外国為替市場では、トランプ氏優勢が報じられると円相場は一時1ドル=101円台まで円高ドル安が進む場面もあった。一方、10日午前の東京市場では、前日比2円超の円安ドル高となる105円台で取引された。

 米大統領選が決着して過度な不透明感が後退。投資家がリスクを取る姿勢を強め、相対的に安全な通貨とされる円を売りドルを買ったとみられる。

 財務省幹部は「市場が共和党の政策がきわめて無難だということに気づいたのではないか。市場はもう落ち着いている」と話した。


<TPP>午後衆院通過へ…4野党、農相不信任案提出も
毎日新聞 11/10(木) 11:26配信

 環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の承認案と関連法案は10日午後の衆院本会議で採決され、自民、公明、日本維新の会などの賛成多数で可決、参院に送付される見通しだ。民進、共産、自由、社民の野党4党は、失言を重ねた山本有二農相の辞任がないままの採決に反発。同日午前の4党国対委員長会談で、与党が本会議開催に踏み切れば、山本氏に対する不信任決議案を提出する方針で合意した。

 民進党の山井和則国対委員長は10日午前、記者団に「本会議阻止に頑張りたい。政府・与党が(採決という)前代未聞の暴挙に出るなら、山本氏への不信任決議案を4党で提出する」と明言した。党会合では「まだ審議は尽くされていない。トランプ氏の勝利でTPP発効は極めて困難になっている。最後の最後まで強行採決阻止に取り組む」と述べて抵抗する構えを強調した。

 これに対し自民党の小此木八郎国対委員長代理は「TPPは経済成長、アベノミクスの重要な柱。しっかりと採決していく」と語った。政府・与党は、11月30日までの国会会期を延長して承認・成立に万全を期す方針だ。

 TPPは、日米など太平洋周辺の12カ国が参加し、貿易自由化や投資などのルールを決めた協定。安倍晋三首相は国会審議で「世界の4割を占める経済圏でモノや人が自由に飛び交う。日本の将来に必要だ」と意義を語っていた。【樋口淳也、高橋恵子】


<米大統領選>過去の差別発言に反発…全米各地でデモ、集会
毎日新聞 11/10(木) 11:23配信

 【ニューヨーク國枝すみれ】米大統領選で勝利した共和党候補のトランプ氏が過去に行った差別発言に反発するデモや集会が9日、全米各地で行われた。同氏の地元ニューヨーク市などでは女性やマイノリティー(人種的少数派)への差別発言も相次いで報告された。

 選挙中、トランプ氏は「メキシコ人は薬物や犯罪を持ち込む。彼らはレイプ魔だ」「有名人なら女は何でもさせてくれる」などの差別発言を行った。批判も受けたが一部国民は支持を続けた。

 トランプ氏の勝利を受け、ニューヨークで同氏が住む「トランプタワー」前には数千人が集結し「私の大統領ではない」と怒りの声を上げた。AP通信によると、西部カリフォルニア州オークランドでは一部の抗議者が複数のビルの窓ガラスを割るなどした。西部オレゴン州ポートランドの中心部ではデモ隊が星条旗を燃やして抗議した。西部コロラドやアリゾナ、中西部イリノイなどの諸州でもデモが報じられている。

 ニューヨーク市内の大学の関係者によると、9日午前に男子学生が女子学生に「トランプの米国になったから女を殴っても罰されずに済む」と話したという。同大の職員(30)は毎日新聞の取材に「学生はおびえ、泣いている者もいる」と話した。レズビアンの女子学生が同性婚制度が覆される不安を訴え、マイノリティーの学生からは、人種に基づく犯罪捜査の横行を心配する声もあるという。ニューヨーク市在住のエリス・ラクソさん(31)は「同性愛の友人が強制収容所に行けと言われた。私も怖い。米国を出ることを考えている」と話した。


メキシコ通貨、一時暴落=トランプ・ショック直撃
時事通信 11/10(木) 11:22配信

 【サンパウロ時事】9日の外国為替市場では、米大統領選で共和党のトランプ氏が勝利し、隣国メキシコの通貨ペソ相場が一時暴落した。

 同氏が対メキシコ政策で厳しい姿勢を示していることに警戒感が広がり、対ドルで過去最安値を付けた。

 貿易保護主義的な立場を取るトランプ氏は、メキシコが加盟する北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しを公約に掲げている。メキシコの輸出全体の約8割が米国向けで、影響は不可避との懸念からペソ売りが殺到。対ドル相場は一時、前日比で13%余り暴落した。 

 メキシコ中央銀行はペソ暴落時の対策を検討している。だが、トランプ新政権の経済政策が明らかになるまでは時間がかかるとみられ、「ペソ相場は不安定な状態が続く」(外交筋)との見方が大勢だ。(了)


クリントン氏、得票数ではトランプ氏上回る 米大統領選
CNN.co.jp 11/10(木) 11:21配信

(CNN) 米大統領選挙でより多くの選挙人を獲得して勝利を収めたのは共和党のドナルド・トランプ氏だったが、一般投票の得票数では民主党のヒラリー・クリントン候補がやや上回っていたことが明らかになった。

9日夕方の時点で、クリントン氏の得票率は47.7%だったのに対し、トランプ氏は47.5%だった。

CNNの集計(開票率92%)によれば、クリントン氏の得票数は5975万5284票で、トランプ氏は5953万5522票だった。開票数が1億2000万票近いことを思えば約22万票は僅差と言っていい。不在者投票なども加わるため、全体の数字はこの後変動する。

ただ、これまでの集計では、獲得した選挙人の数はトランプ氏が290人、クリントン氏が232人となっている。

このまま行けば、クリントン氏は2000年大統領選のアル・ゴア氏以来の、得票数では勝ったが大統領にはなれなかった候補となる。

ゴア氏以前を見ると、米大統領選で得票数では勝ったのに落選した候補はアンドルー・ジャクソン、サミュエル・ティルデン、グローバー・クリーブランドの3人の例がある。いずれも19世紀の話だ。


米国人、トランプ氏当選で大量に国外脱出? カナダは「難民」歓迎
AFP=時事 11/10(木) 11:19配信

【AFP=時事】米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が当選すれば、国民は大挙して国外に逃げ出すだろう──。選挙戦中にはおおむねジョークとして受け止められていた予言だが、トランプ氏のまさかの勝利を受けて単なる空想とも片付けられない話になっている。カナダ移民省のウェブサイトに米国人からとみられるアクセスが殺到するなど、実際に脱出を探る人が続出しているからだ。これまでも一部の自治体が移住促進キャンペーンを打ってきたカナダ側では、新たに売り込みを図る動きも出ている。

 カナダ人はこれまで、お得意のひねりの利いたユーモアで米国人の「難民」流入を歓迎し、カナダに来れば、優れた医療制度や名物料理のプーティン(フライドポテトにチーズカードをのせ、グレービーソースをかけたもの)、メープルシロップ、さらには「眺めの良い方のナイアガラの滝」という特典を享受できると熱心にアピールしてきた。

 しかし8日遅くにかけてトランプ氏の勝利が確実になるにつれ、カナダ移民省のウェブサイトには移住方法を調べようとする人のアクセスが殺到。一時ダウンする騒ぎになった。

 この現象について、トランプ氏が勝利宣言を行った数時間後にAFPの取材に応じたオタワ(Ottawa)在住の移民問題専門の弁護士、ジュリー・タウブ(Julie Taub)氏は「感情的な反応にすぎないと思う。実際にカナダに移住する米国人が増えるかどうかは分からない」と指摘。その一方で、タウブ氏を含む移民専門の弁護士たちは、同日午前中に何人かの米国人から実際に問い合わせがあったことを認めている。

 この1年、カナダの不動産業者や過疎地域の自治体は、米国の大統領選を利用して顧客獲得や人口増加を当て込んだマーケティングキャンペーンを行ってきた。

 ツイッター(Twitter)には9日、「美しいヌナブット(Nunavut)準州に引っ越しませんか」と呼び掛け、北極圏(Arctic territory)の自然環境や「1年のうち10か月は冬」であることを売り込むメッセージが投稿された。

 東岸部のノバスコシア(Nova Scotia)半島先端の沖合に浮かぶケープブレトン島(Cape Breton Island)は「もしドナルド・トランプ氏が勝利すれば、ぜひケープブレトンへ」というスローガンの下、米国人に移住を促してきた。米国との国境から400キロ離れた同島は、雇用と安価な住宅の提供も約束している。

 トランプ氏の勝利を受けてカナダのソーシャルメディア上には、米国人を締め出すために米国との国境に壁を築こうとジョークを飛ばす投稿もあふれた。もちろんこれは、トランプ氏が米国とメキシコの間に壁を建設する案を公約に掲げてきたことをネタにしたものだ。

 モントリオール(Montreal)のデニス・コデール(Denis Coderre)市長は、トランプ氏が壁の建設費用はメキシコ側に負担させると主張していることを踏まえ、カナダと米国の壁についても費用の請求書はトランプ氏に送り付けると冗談めかして語っている。【翻訳編集】 AFPBB News


アメリカ大統領選、トランプ候補の当選にセレブたちの反応は?
cinemacafe.net 11/10(木) 11:19配信

9日(現地時間)、アメリカの第45代大統領に共和党のドナルド・トランプ候補が当選。民主党のヒラリー・クリントン候補を応援してきた多くのセレブたちはツイッターなどSNSで失望と怒りを表明している。

未明の午前2時半頃(現地時間)、ニューヨークにあるトランプタワーの前で「愛は憎しみに勝つ(Love trumps hate)」と書かれたボードを無言で掲げたのはレディー・ガガ。その写真に「私は愛が憎しみに勝つ、優しさのある国に住みたい」とツイートした。

ガガと同じように、選挙期間中はライブ・パフォーマンスでクリントン候補を応援してきたケイティ・ペリーは「愛は憎しみに勝つ」をハッシュタグにしてツイート、「じっと座っていないで。めそめそしないで。動くのよ。私たちは、憎しみにリードされるような国家じゃないわ」とツイート。

クリントン氏への投票を若い世代に呼びかけてきたクロエ・グレース・モレッツは「これが私の言うべきこと。一緒に立ち上がりましょう。力強く」というツイートに「いまこそ共に立ち上げるとき、私たちの声を聞かせるときです。もし私たちが声を上げず、黙らされてしまったら、彼らが勝ってしまう」という一文から始まる長文の画像をアップし、今後も主張し続ける姿勢を示した。

『アベンジャーズ』シリーズでキャプテン・アメリカを演じているクリス・エヴァンズは「アメリカにとって恥ずべき夜だ。僕たちは、ヘイトモンガー(マーベル・コミックに登場する、憎悪を煽るキャラクター)に素晴らしい国家のリードを託してしまった。いじめっ子に僕たちの針路を任せてしまった。僕は打ちのめされている」と落胆を隠さない。

ジョン・レジェンドは「まるでアメリカが僕たちの授業料をトランプ大学に送ってしまったように感じる」、 ジェシカ・チャステインは「私たちはもはや、人種差別や性差別とは無関係なふりはできないということ。問題は、これからどうするのか?」とツイートした。

一方、民主党支持者が多いセレブの中でトランプ支持を表明し続けていたスティーヴン・ボールドウィンは「神が動いた…そしてアメリカが声を上げている!!」「こんな素晴らしい歴史を体験できて誇りに思う!!」と大喜びのツイートを連発していた。


「戦闘機を1,200機に」大統領選勝利のトランプ氏、大幅軍拡に意欲
sorae.jp 11/10(木) 11:19配信

この軍拡は世界に平和をもたらすのでしょうか? それとも……。大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏ですが、同氏は以前より軍備の大幅拡張を主張しています。その内容は以下のとおり。
 
陸軍兵士を49万人から54万人に
空軍の戦闘機を1,113機から少なくとも1,200機に
海兵隊の大隊を23部隊から36部隊に
海軍の水上艦や潜水艦を276隻から350隻に
 
トランプ氏は以前よりイスラム国(ISIL)の掃討と、同盟国などからの安全保障に対する正当な見返りを求めています。その対象国とは、ドイツ/日本/サウジアラビア/韓国。これらの国から米軍駐留(あるいは保護)の経費負担を徴収し、その財源で軍備の増強を図ろうというわけです。
 
このように軍備を増強し紛争地域に重点的に投入するというアイディアは、あながち的を外したものともいえません。ただし経費の負担増を求められる国からは当然反発も出るでしょうし、実現の可能性は未知数といったところでしょうか。
 
アメリカを経済的に立ち直らせたオバマ大統領ですが、シリア地域を含めた弱腰とも思える外交手腕には多くの疑問符がつけられてきました。一方次期大統領となるトランプ氏はより自国の利益を重視する姿勢を見せながら、同時に紛争地域の問題解決に意欲を見せています。はたしてトランプ氏が大統領に就任する4年間で、世界はどのようにその姿を変えることになるのでしょうか。


TPP「年内承認ない」=発効困難に-米上院共和トップ
時事通信 11/10(木) 11:17配信

 【ワシントン時事】米議会上院共和党トップのマコネル院内総務は9日の記者会見で、年内に環太平洋連携協定(TPP)法案が議会に提出されることは「確実にない」と表明した。

 現状の協定発効は極めて困難になる。

 オバマ大統領は14日からの議会でTPP承認を得て、大統領選で勝利したトランプ氏が就任する来年1月前に批准したい考え。しかし、「TPP離脱」を掲げたトランプ氏が圧倒的勝利を収めたことで、次期大統領の政策方針を無視して審議はできないと判断した。

 ただ、マコネル氏は「次期政権がより良い合意を得るため交渉することはできる」と指摘。来年以降、合意内容を見直したTPPや他の自由貿易協定に関する法案が提出されれば、審議する意向を見せた。 

 TPPは域内の経済規模が大きい米国と日本が国内承認手続きを終えなければ発効しない。日本は10日にも衆院本会議で承認案・関連法案を採決する予定だが、米国のTPP承認が困難になり、戦略見直しが避けられない。(了)


トランプ氏勝利、市場は貿易への影響を分析=NZ中銀総裁
ロイター 11/10(木) 11:12配信

[ウェリントン 10日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)のウィーラー総裁は10日、米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏が勝利したことについて、市場はトランプ氏勝利が貿易に与える影響を分析しているとの見解を示した。

議員らに対して述べた。

総裁はまた、米国はアジア太平洋地域での貿易面のリーダーシップについて非常に真剣に考える必要があると指摘した。

NZ中銀はこの日、政策金利を2.0%から過去最低の1.75%に引き下げた。


<安倍首相>トランプ氏と17日、NYで会談へ…電話協議
毎日新聞 11/10(木) 11:11配信

 安倍晋三首相は10日朝、米大統領選で勝利した共和党のドナルド・トランプ氏と電話で協議し、ニューヨークで17日(現地時間)に会談する方向で合意した。トランプ氏は日米関係について「卓越したパートナーシップで、特別な関係をさらに強化していきたい」と述べて重視する姿勢を示した。トランプ氏が反対する環太平洋パートナーシップ協定(TPP)や、日本の負担増を求めている在日米軍駐留経費の話は出なかった。大統領選の勝利者と日本の首相が選挙直後に直接会うのは異例という。

 電話協議は日本側から申し入れ、約20分間行った。首相は「類いまれなリーダーシップにより、米国がより一層偉大な国になると確信する」と祝意を伝え、トランプ氏は「安倍首相の今日までの業績を高く評価している。今後数年間、共に働くことを楽しみにしている」と応じた。

 首相は日米同盟に言及し、「経済成長の中心のアジア太平洋の平和と安定は米国の力の源泉で、強固な日米同盟はこの地域の平和と安定を下支えする不可欠な存在だ」と意義を強調した。首相が「できるだけ早くお会いしたい」と持ちかけると、トランプ氏は「素晴らしい提案だ。ぜひお会いし日米両国にとって前向きな議論をしたい」と答えた。官邸関係者によると、トランプ氏は「アベノミクス」という語句を何度も言い、安倍政権の経済政策を評価したという。

 首相はペルーで20日に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するのに先立ち、ニューヨークを訪れる。トランプ氏との会食も調整する。大統領就任前からトランプ氏と接触し、早期に信頼関係を築く狙いがある。【田中裕之】


アングル:トランプ大統領で「ドル高」か、対円は別との声も
ロイター 11/10(木) 11:10配信

[ロンドン 9日 ロイター] - 米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏の勝利が決まると、外国為替市場では当初急落したドルが短時間で上昇に転じ、事前のコンセンサスは覆された。

米連邦準備理事会(FRB)の12月利上げ観測がなお強いことや、トランプ氏が米企業の海外留保資金還流策を打ち出すとの期待などが背景にある。

9日のアジアの取引時間には多くの専門家の予想通りドル安が進み、日本の当局が投機的な動きには介入を含めて対応すると警告する場面もあった。しかしニューヨーク市場に入ると、ドルは対円で切り返し、ユーロとスイスフランに対しても値上がりした。

こうした値動きを受けても多くの銀行は長期的な為替予測を変更するまでには至っていない。ただクレディ・アグリコルはドル/円<JPY=>の目標を110円に置き、103円での買いを推奨した。

これまでトランプ氏の当選はドル安要因との見方が大勢だったのは、世界的に金融市場が混乱してFRBが12月に利上げできなくなるというのが主な理由だった。しかし欧米株は持ち直し、そうした理屈は消えてなくなった。市場が織り込む12月利上げ確率は70%超に回復している。

ロンドンのシティ・インデックスの調査責任者キャスリーン・ブルックス氏は「トランプ氏が勝ってもFRBの利上げ観測が戻ってきた。恐らくトランプ氏の勝利演説が融和的な姿勢だったことが(市場の)不安を和らげたのだろう」と話した。

一貫してドル強気派のドイツ銀行のストラテジスト、ジョージ・サラベロス氏は、予想を修正する理由はないとみている。

同氏が指摘するのは、トランプ氏が米企業の海外利益を還流させるための新たな税制を導入する可能性や、財政支出拡大が表明された点だ。「財政面でプラス要素がある一方、法人税制の改革で大規模な資金還流につながるかもしれない。(これは)ドルにとって好ましいというかなり整合的なメッセージだ」という。

トランプ氏は米企業が海外に滞留させたままで課税されていない2兆1000億ドルの利益を積極的に米国に戻す方針を示している。議会選で共和党が上下両院の過半数を維持したため、ジョージ・W・ブッシュ政権の本国投資法成立が再現される公算は大きい。

ただドル/円だけは事情が違うとドイツ銀のサラベロス氏は警告する。トランプ氏が中国などアジアに対する貿易障壁を設けた場合、同地域の市場にある資金は伝統的に安全な避難先とされる日本に向かうと予想するからだ。

サラベロス氏は、この種の動きがアジアにもたらす混乱を受けて最も堅調になるのは円で、ドル/円は年末までに94円になるとの見方を示した。

(Patrick Graham記者)


NYで大規模デモ「トランプ氏を認めない!」 全米7カ所以上で抗議 一部は暴徒化
産経新聞 11/10(木) 11:05配信

 【ニューヨーク=上塚真由】米大統領選から一夜明けた9日、共和党のドナルド・トランプ氏(70)の当選に反発する大規模デモが全米7カ所以上で行われ、参加者の一部は星条旗を燃やしたり、建物のガラスを割るなど暴徒化した。

 トランプ氏の地元、ニューヨーク・マンハッタンの公園「ユニオンスクエア」では、同日午後6時ごろから抗議デモが始まった。

 参加者は当初、数百人程度だったが、数千人規模へと膨れ上がった。大半が20~30代の若者。「トランプ氏は私の大統領ではない!」「人種差別主義者を許してはいけない!」「希望を失わない!」などとスローガンをそれぞれ口にした。その後、デモ隊は、トランプ氏の自宅がある五番街の「トランプ・タワー」へと向かった。

 デモに参加したエンジニアのニック・ピットマンさん(24)は「これからトランプ大統領の4年間が来ると思うと憂鬱だ。移民政策など恐ろしいとしかいいようがない」と話した。

 米メディアによると、同日未明には、人気歌手のレディ・ガガさんもトランプ・タワーの前で抗議を行ったという。


米各地で学生らが反トランプデモ、「私たちの大統領ではない」
ロイター 11/10(木) 10:54配信

[バークレー(米カリフォルニア州) 9日 ロイター] - 8日の米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が当選したことに抗議して9日、カリフォルニア州などで学生ら数百人が授業をボイコットし、デモ行進を行った。多くは「(トランプ氏は)私たちの大統領ではない」などと連呼しているという。

最大級の抗議活動としては、カリフォルニア州のバークレー高校で、生徒と教員ら1500人が校庭からカリフォルニア大学バークレー校に向けてデモ行進を行った。

ある女子生徒は「この愚か者を選んだことにより、われわれは時計を1950年代に戻してしまった。トランプは、どれほどの憎悪と無知が残されているかをわれわれに気づかせただけだ」と語った。

カリフォルニア大学バークレー校やテキサス大学でも、学生らが学内でデモを展開した。

ロサンゼルスのダウンタウンでは、ヒスパニック系を中心とする高校生ら300人が市役所まで行進し、集会を行った。学生らはスペイン語で「われわれは団結し、決して屈しない」と連呼し、「人種差別主義反対、私の大統領ではない」「移民がアメリカを偉大にする」などと書かれたプラカードを掲げた。

このほか、シアトル、フェニックス、サンフランシスコ・ベイ・エリア、エルチェリート、リッチモンドなどでもデモが行われた。

交流サイト(SNS)によると、9日にはニューヨーク、ボストン、シカゴなどでも反トランプデモが予定されている。


東証急騰で「トランプ銘柄」に熱い視線 注目の防衛、インフラ…本命は三菱重とコマツ
SankeiBiz 11/10(木) 10:54配信

 米大統領選に勝利したドナルド・トランプ氏への不安が期待に変わって大幅反発している10日の東京株式市場では、全面高のなか「トランプ銘柄」が脚光を浴びている。トランプ氏が重視するインフラ投資の関連株が物色される一方、同盟国へ軍事費負担増を求める同氏の方針から、防衛関連にも関心が集まる。

 トランプ銘柄の中でも「本命中の本命」(大手証券)と市場で熱い視線が注がれるのが三菱重工業だ。国内唯一の戦闘機メーカーで、ミサイルシステムの開発・生産など、「高度な防衛事業基盤を維持してわが国の安全保障に積極的に貢献」(同社)している自負がある。防衛予算の拡大論が台頭するのも見越してか、10日の東京市場では前日比37円高の450円と9.0%上げて始まった。

 三菱重工とともに防衛省との取引額上位を占める川崎重工、NECはそれぞれ潜水艦、通信システムなどを手がけている。航空計器大手の東京計器や、潜水艦ソナーのOKIも、これまでの選挙戦でトランプ氏の優位が伝えられるたびに買いが集まった。医療機器のほか防衛機器を扱う石川製作所も「トランプ銘柄」の一角として人気が高い。

 インフラ関連も有望視される。トランプ氏は「インフラ投資が米国の競争力を高める」とたびたび発言している。市場でとくに関心を集めるのがコマツ。公共投資などで実績があり、米国売上高比率が3割を超える。10日午前は9%超高で推移し、年初来高値を更新した。

 道路や鉄道の整備に関連するショーボンドホールディングスや太平洋セメントもインフラ銘柄の定番で、パナソニックなどのIT関連企業も物色されやすくなるとの声が聞かれる。

 9日のニューヨーク外国為替市場ではトランプ氏への期待からドル買いが進んだが、中長期的には米製造業の競争力を高めるためにトランプ政権がドル安政策を志向するとの見方から、円高メリットを享受できる銘柄も妙味が増す可能性がある。原材料や輸入品が調達しやすくなるため、日本ハムや味の素など食品関連や、東京電力や東京ガスなどの資源株も注目されそう。(柿内公輔)


<米大統領選>オバマ氏、円滑な政権移行を表明
毎日新聞 11/10(木) 10:51配信

 【ワシントン西田進一郎】米大統領選で共和党候補のトランプ氏が勝利したことを受け、オバマ大統領は9日、ホワイトハウスで声明を発表した。トランプ氏とは「(政策や見解で)著しい相違があることは知られている」としながら、「今は、トランプ氏がこの国を団結させ率いることに成功するよう応援する」と述べ、円滑な政権移行に努める考えを示した。

 オバマ氏は、トランプ氏に同日午前3時半ごろ電話で祝意を伝え、政権移行を話し合うため10日にホワイトハウスに招いたと明らかにした。

 これまで「トランプ氏には大統領の資質がない」などと批判してきたオバマ氏は、「選挙で自分の支持する側が負ければ誰でも悲しい」と述べた。その上で「しかし、我々は一つのチームだ。まず民主党員、共和党員ではなく、まず米国人だ」と結束を呼びかけた。

 一方、選挙戦終盤では連日のように応援演説に立ち、自らの後継者として支援した民主党のクリントン前国務長官については「誇りに思う」とし、「ビル・クリントン元大統領と共に引き続き米国と世界の人々のために素晴らしい仕事をしてくれると確信している」と賛辞を贈った。

 米メディアによると、トランプ陣営は9日、政権移行に関する協議を始めた。


<米大統領選>「国の分断、予想以上」クリントン氏敗北演説
毎日新聞 11/10(木) 10:48配信

 【ニューヨーク長野宏美】米大統領選を戦った民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)は9日、東部ニューヨークのホテルで支持者らを前に演説し、敗北を認めた。勝利確実の共和党候補で実業家、ドナルド・トランプ氏(70)については「全米国人の大統領として成功することを望んでいる」と述べた。

 登壇したクリントン氏のシャツとジャケットの襟には紫色が使われ、並んだ夫のビル・クリントン元大統領のネクタイも紫だった。紫は民主党の青と共和党の赤のシンボル色が混ざった超党派の姿勢を象徴する。

 クリントン氏は選挙結果に関し「私たちが思ったよりも深く国が分断されていた」と発言した。その上で「未来に目を向けなければならない。広い心を持ち、トランプ氏に指導者としての機会を与える義務がある」と結束を呼びかけた。

 クリントン氏は女性初の大統領を目指したが及ばなかった。演説では「私たちはいまだに最も高く硬い(女性の昇進を阻む)ガラスの天井を砕くことができなかったが、私たちが思うより早く誰かが達成するだろう」と語り、将来の女性候補の活躍に期待を示した。敗北は「つらい」と無念をにじませたが、涙をこらえて笑顔で語り続けた。

 クリントン氏は勝利を期待し「ガラスの天井」を打ち破ることを示すような、天井までガラス張りの建物で演説を予定。だが、選挙の大勢が判明した9日未明には公の場に姿を見せず、トランプ氏に電話し、敗北を認めた。

 大統領選の開票作業は続いており、米メディアによると、9日午後(日本時間10日午前)の段階で、勝利に必要な選挙人270人を超える290人をトランプ氏が獲得、クリントン氏は228人。総得票数はクリントン氏がわずかに多い。


衝撃のトランプ勝利、要因は「裏切られた」白人中間層の怒り
Forbes JAPAN 11/10(木) 10:38配信

非常に醜い戦いであり、厳しい接戦でもあった米大統領選に決着がついた。

今回の大統領選では、有権者の支持が大きく割れた。投票の結果、共和党のドナルド・トランプ、民主党のヒラリー・クリントンどちらか一方の候補が相手にかなりの大差を付けた州も多かった。

白人有権者の減少

選挙戦ではその大半を通じて、白人有権者の減少が大きく取り上げられた。東部に集中する主要メディアのコメンテーターらを中心に、各社は「新しい米国」に注目。それは、「少数派の住民と高い教育を受けた労働者、ミレニアル世代の連合」を示していた。

確かに、米国の有権者に少数派が占める割合は大きくなり続けている。現在は30%以下だが、2032年には40%を超える見通しだ。一方、白人層は少産多死の傾向が続くと見込まれる。

2012~16年だけをみても、ヒスパニック系とアジア系の有権者はそれぞれ17%、16%の増加をみせたが、白人有権者はわずか2%の増加にとどまっている。

「階級」間の違い

今回の戦いでは、ニューディール政策の時代以降に行われたどの大統領選よりも、社会の「階級」が大きな要因となった。トランプの反乱は主に、グローバリゼーションや移民、(進歩主義の)文化的エリート層の傲慢さに対する中流層、労働者層の恐怖心に乗じたものだった。

そして、トランプの選挙戦はボストンの地元紙ボストン・グローブに掲載された記事の筆者が指摘した「取り残された人たち」に負うところが大きい。この層は、評論家たちが言う「嘆かわしい人たち」かもしれない。そして、彼らは本当に怒っている──収入は減り、平均寿命も短くなっている。

こうした有権者層は、多くが「裏切られた」と感じているかつての民主党支持者だ。中流層の大半を占める人たちでもあり、投票日に起きたことの大半を説明するのは、彼らの怒りだ。

米国民はどうすべきか?
一方で、共和党は富裕層の支持を大きく失った。年収10万ドル(約1,013万円)以上の人たちの多くは、今回は民主党支持に回ったとみられる。富裕層が共和党候補を支持しなかったのは、1964年の大統領選で同党候補となったバリー・ゴールドウォーター上院議員以来、初めてだ。

2012年の選挙で、バラク・オバマ大統領は国内の富豪上位10人のうち、8人の支持を取り付けた。そして、ヒラリー・クリントンはその支持を受け継ぎ、さらに拡大した。億万長者だけで行う予備選があれば、20対1くらいでクリントンが勝利していただろう。

こうした一連の変化は、世代と共に縮小してきた伝統的な中流層にとって、何を意味するのだろうか。世論調査機関ピュー・リサーチ・センターによれば、中流層の人口は減少し、上・下流層を合わせた数を下回っている。もはや米国の多数派ではないのだ。

トランプと米国民の今後

予測がつかないトランプの気性を考えると、彼がこれから何をするのか、予見するのは難しい。

ビジネスマンであるトランプと同じ「階級」の人たちは、圧倒的にクリントンを支持した。トランプ大統領(この言葉を書くことになるとは信じ難いが)にとっての明らかな課題は、こうした「敵」を罰することではなく、郊外や小さな街に住む白人中流層、トランプとは異なる世界の住人でありながら、彼を大統領の座に押し上げた人たちを大切にすることだ。

急進的な改革主義者の役割を果たそうとするならば、トランプは米国に多くの利益をもたらすことができるだろう。例えば、税制改革や連邦主義の再強化、エネルギー革命から得られる利益の確保、軍備の見直しなどだ。

問題は、トランプがこれらを実行するか、その能力があるか、という点だ。米国に自信を取り戻させるという約束を果たせるかどうかは、トランプ次第なのだ。米国民はそれらを憲法と基本的な良識に基づいた形で確実に、トランプに実行させる必要がある。


トランプ・タワー周辺厳戒…上空の飛行制限も
読売新聞 11/10(木) 10:36配信

 【ニューヨーク=水野哲也】米大統領選でドナルド・トランプ氏(70)の当選が決まったことを受け、ニューヨークの警察などが9日、同氏の自宅があるニューヨーク中心部マンハッタンの「トランプ・タワー」周辺で厳重な警備を始めた。

 米連邦航空局(FAA)は、来年1月にトランプ氏が大統領に就任しホワイトハウスに入るまで、マンハッタンの上空などで、民間のヘリコプターや航空機の飛行を制限する。テロなど不測の事態を防ぐための措置とみられる。


米TPP採決「年内まずない」…上院共和トップ
読売新聞 11/10(木) 10:34配信

 【ワシントン=山本貴徳】米上院共和党トップのマコネル院内総務は9日の記者会見で、日米など12か国が発効を目指している環太平洋経済連携協定(TPP)について、「年末の議会で採決することは、まずない」と述べた。

 オバマ大統領が来年1月までの任期中に、TPPの発効に必要な議会の承認を得るのは非常に難しくなった。

 マコネル氏は「次の大統領になるトランプ氏が貿易協定の再交渉を望むなら、彼にはその機会がある」とも述べ、協定を見直すかどうかはトランプ氏に委ねられるとの見方を示した。

 トランプ氏は選挙戦で、TPPについて「米国の雇用が奪われる」として離脱する方針を示している。


東京株、上げ幅1000円超え トランプ氏への期待高まり全面高 前日の下げ幅取り戻す
産経新聞 11/10(木) 10:21配信

 10日午前の東京株式市場は、全面高のなか大幅反発が続き、日経平均株価の前日比上げ幅は午前10時すぎ、1000円を超えた。前日の終値919円安をわずか1日で取り戻した。

 この日の日経平均株価の寄り付きは、前日比311円高の1万6562円で、そこから上昇した。序盤に900円超高としたあと、上げ渋っていたが、午前10時すぎに再び上昇が始まった。午前10時10分現在は、1014円高の1万7265円。

 米大統領選に勝ったトランプ氏への期待が徐々に高まり、10日の東京市場は1日でV字回復を見せている。前日午後に101円台前半まで急騰した対ドル円相場もドル買いが加速し、午前9時すぎには105円90銭まで円安ドル高が進んだ。午前10時すぎは105円70銭前後となっている。


木村太郎氏、トランプ的中理由は「順番」
デイリースポーツ 11/10(木) 10:17配信

 ジャーナリストの木村太郎氏が10日、フジテレビ系「とくダネ!」に生出演し、1年前からトランプ氏勝利を予想していた一番の理由について「順番」という、シンプルな法則を挙げた。

 番組オープニングから、前日同様トランプカラーの赤いネクタイを締め、トランプ氏の人形を持って登場した木村氏。番組では、昨年から一貫して「トランプ氏勝利」を言い続けていた証拠のVTRが流れ満面の笑み。小倉智昭キャスターからも、予想できた理由を聞かれたが、「昨日からそのことばっかり聞かれて、答えようないからいろんなこと考えてたんだけど…」と苦笑いしながら「結局はこういうことでしょう」と、「順番」と書かれたフリップを掲げた。

 木村氏は、米国大統領の政党について「共和党が続いたら、次は民主党。民主党続いたら共和党。ただ一つの例外が1988年レーガン政権の後、ブッシュパパで、共和党共和党と続いたが、それ以外は全部変わっている。これは2大政党のいいところ。それが今回もでたということ」と、2大政党が「順番」に大統領を生み出しているという法則があったことを指摘。「他の理由はそれに付随するものだと。今はそう思っています」と振り返った。

 小倉キャスターからはトランプ氏の政治家としての経験のなさを心配する声も上がったが「素人というが、ホワイトハウスに入る政治家は、大統領としてはみんな素人」と、心配はしていない様子だった。


トランプ氏はワシントン変えるか、主要政策とその実現可能性
ロイター 11/10(木) 10:15配信

[ワシントン 9日 ロイター] - 「ワシントンを変える」を旗印に米大統領選を制した共和党のドナルド・トランプ氏は移民や通商政策の改革に向け強い意欲を示している。

ただ実現には議会の協力が必要だ。トランプ氏はそもそも議会指導部との関係が良いとは言えず、共和党主流派と思想的な食い違いも指摘されており、「蜜月」後の議会共和党との関係には不透明感が残る。

以下、トランプ氏が掲げる政策と、その実現可能性をまとめた。

<通商>

トランプ氏は選挙戦では、国際的な通商協定は米国の労働者並びに競争力を損ねた、との主張を展開した。中国に対しては「強い姿勢で」臨むと約束したほか、環太平洋連携協定(TPP)からの離脱、および北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉、もしくは撤廃を表明した。

トランプ氏は米大統領として、中国など外国からの輸入品への関税について、税率を引き上げる一定の権限を持つことになる。また議会が批准したとしても、トランプ氏はTPPを先延ばしすることも可能だ。

エコノミストは、こうした措置がとられた場合、米消費者にとって物価が大幅に上昇、経済にマイナスになりかねないと警告。米国の輸出にも打撃になる可能性があると見ている。

<移民>

トランプ氏は、メキシコとの国境沿いに壁を建設すると約束。不法移民を送還し、「テロに屈した」国からの移民を禁止すると表明した。

こうした政策の実行には、多額の資金が必要と見られる。トランプ氏は、壁建設のコストは80億─120億ドル、との試算を示しているが、コストが同氏の推定を大幅に上回る可能性を指摘する向きも多い。

政界では、不法移民を全員送還し、国境に壁を築くのに、少なくとも1660億ドルが必要と試算されている。議会共和党の多くは、こうした政策を支持しているが、多額のコストにはたじろぐ可能性がある。

トランプ氏は、メキシコに壁建設費用を負担させるとしているが、米大統領といえども外国に無理やり費用を出させる権限はない。

より広範囲な移民政策としては、全体の移民の数を減らし、海外からの熟練労働者の受け入れを抑制する方向に動く可能性がある。そうなれば、移民法緩和を求めてきた経済界やヒスパニックには打撃となる。

<ヘルスケア>

医療保険制度改革法(オバマケア)を撤回し、代わりにメディケイド(低所得者・障害者向け公的医療保険)の運営で各州の裁量を拡大することを主張している。州をまたいだ保険販売も容認するとしている。

トランプ氏は議会の協力を得る必要があるが、上院で法案廃止に必要な60票の賛成票を共和党が確保するのは困難とみられる。また仮に数百万人に保険を提供した法律を廃止すれば、共和党は厳しい批判を受けかねない。

ただ、オバマケアの成功を目指さない人物を担当者に起用するなど、トランプ氏には制度を弱める方法がいくつもある。

<税と歳出>

大幅な減税を約束する一方で、歳出の3分の1以上を占める医療・年金プログラムは維持する方針を示している。この組み合わせは財政赤字の急増につながる恐れがある。

インフラと国防予算を増やすが、医療と年金以外の支出は毎年1%削減することを提唱している。

これまでに税率を引き下げることや税制の抜け穴をふさぐことを目指してきた議会共和党から大きな支援が期待できる。だが、現在税制の優遇措置を受けている住宅保有者や企業などから強い抵抗を受けるだろう。

国民の支持が厚い給付プログラムを維持すると約束しているが、財政悪化を懸念する保守派議員が反発する公算が大きい。

<金融規制>

金融危機後の2010年に成立した米金融規制改革法(ドッド・フランク法)を「解体する」と約束しているが、詳細は明らかにしていない。

共和党は公約で金融機関の商業銀行業務と証券業務の兼営を禁じた1930年代のグラス・スティーガル法の復活を掲げている。トランプ氏の選挙対策本部長を務めていたポール・マナフォート氏はこれを支持する考えを示していた。

ただ、共和党議員の多くはグラス・スティーガル法の復活に反対している。

<イスラム国>

トランプ氏は過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いに関する計画の詳細を明らかにしていないが、これまでにISを「打ち負かす」と述べている。

敵に戦略が露呈しないよう詳細は機密にする構え。

トランプ氏は大統領選に勝利した場合、来年1月20日の就任から30日以内に軍司令官に独自の計画を示すよう求めると述べていた。

シリアからの難民受け入れは拒否。代わりにシリア国内に難民のための「安全地帯」を設置し、資金は湾岸諸国に拠出させる方針。

ただオバマ大統領は、シリアでの安全地帯設置には米軍の大きな関与が必要となると指摘。長期化したイラク・アフガニスタン戦争にうんざりした国民には不人気な政策となる可能性がある。

<ロシア>

「非常に良好な」関係を築くと表明し、IS対策でロシアと協力する可能性にも言及している。

2014年にウクライナから編入されたクリミアをロシアの領土と認め、西側諸国が科した制裁の解除を検討する方針も示した。

米国の一部同盟国が防衛の義務を果たしていないとして北大西洋条約機構(NATO)を批判。7月には、ロシアがNATO加盟国を攻撃した場合、その国が義務を果たしている場合のみ防衛すると述べている。

一方NATOは、対ロシア制裁が、ウクライナで親ロシア派を支援するロシアに行動を改めさせる鍵になるとしている。またNATOは長年にわたって国際テロ対策に注力してきたと強調している。

<最高裁判所>

最高裁判事のポストは現在1つ空席となっており、トランプ氏の任期4年の間にさらに空席が出る見通し。同氏は保守派の判事を指名し、リベラル派と保守派が4人ずつできっ抗する現在の最高裁を保守派に傾けるチャンスを得る。

トランプ氏の候補者リストは、一部の保守系活動家や共和党上院議員らから評価されている。


情報BOX:トランプ氏勝利を受けたウォール街アナリストの株式見通し
ロイター 11/10(木) 10:12配信

[9日 ロイター] - 米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が勝利したことを受けて、ウォール街のアナリストらは同氏の公約を踏まえて複数の業種について見通しを変更し、不透明感の高まりから少なくとも2社の株式ストラテジストがS&P総合500種の年末目標を引き下げた。

アナリストによる予想を以下にまとめた。

<S&P500種>

*BMOは2016年末目標を2250から2100に引き下げ。

*ファンドストラット・グローバル・アドバイザーズは年末目標を2325から2225に引き下げ。

*バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは年末目標を2000で維持。ゴールドマン・サックスとUBSも2100、2150でそれぞれ維持。

<投資判断引き下げ>

─自動車部品メーカー

*マグナ・インターナショナル <MGA.N> <MG.TO>など6社について、バンカメメリルは米国の貿易や北米自由貿易協定(NAFTA)が見直されるリスクが高まったとして、投資判断を「アンダーパフォーム」に引き下げ。

─ヘルスケア

*バンカメメリルはライフポイント・ヘルス<LPNT.O>の投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に引き下げ。ユニバーサル・ヘルス・サービシズ<UHS.N>とテネット・ヘルスケア<THC.N>の判断は「買い」から「中立」に変更した。

*みずほはオバマケア(米医療保険制度改革)が無効になったり新しい制度に代わるリスクが極めて高いとして、ユナイテッドヘルス・グループ<UHS.N>など4社の判断を「買い」から「中立」に引き下げた。

─再生可能エネルギー

*バンカメメリルはサンパワー<SPWR.O>について、トランプ氏が気候変動関連の支出を削減する方針を示しているため、太陽光発電株に対する投資家の見方が引き続き悪くなる見込みとして、投資判断を「買い」から「中立」に引き下げた。

─メキシコ関連企業

*バンカメメリルはコンステレーション・ブランズ<STZ.N>について、メキシコ製ビールが売上高の5割以上を占めているため、トランプ氏の勝利による不透明感があるとして、判断を「買い」から「アンダーパフォーム」に引き下げた。

*鉄道大手カンザスシティー・サザンについてバンカメメリルは、収入の4割以上をメキシコ事業が占めるため、判断を「買い」から「中立」に引き下げた。

<投資判断引き上げ>

─公益事業

*バンカメメリルはアメリカン・ウォーター・ワークス<AWK.N>について、事業規模が大きいことから政府によるインフラ関連支出の増加と民営化の恩恵が最も大きいとして、判断を「買い」に引き上げた。

─鉄鋼

*ユナイテッド・ステーツ・スチール(USスチール)<X.N>など2社についてジェフェリーズは、トランプ氏が掲げる保護主義的な通商政策を理由に投資判断を「買い」に引き上げた。

*バンカメメリルはコマーシャル・メタルズ<CMC.N>を「アンダーパフォーム」から「買い」に引き上げた。

─防衛

*ドイツ銀行はロッキード・マーチン<LMT.N>の投資判断を「ホールド」から「買い」に引き上げ。

*ドレクセル・ハミルトンはBWXテクノロジーズ<BWTX.N>の判断を「買い」に引き上げた。トランプ氏が公表した海軍増強計画によって中期的に売り上げの押し上げ効果が期待できるとした。


クリントン氏が敗北認める演説、次世代の女性に期待寄せる
CNN.co.jp 11/10(木) 10:11配信

ニューヨーク(CNN) 「申し訳ない」――。米国初の女性大統領に選出されると確信しながら、共和党のドナルド・トランプ氏に予想外の敗北を喫した民主党のヒラリー・クリントン氏は9日、ニューヨークで支持者や陣営スタッフを前に演説し、この一言で選挙戦を締めくくった。同氏の政治家としてのキャリアもこれで終わりになる公算が大きい。

選挙結果が判明して以来、初めて公の場に姿を見せたクリントン氏は敗北をはっきりと認め、米国憲法では政権の円滑な移行を定めていると指摘。「昨夜ドナルド・トランプ氏に祝意を伝え、我が国のために協力すると申し出た。同氏がすべての米国民のための大統領として成功することを願う」と述べ、「ドナルド・トランプ氏は我々の大統領になる。広い心と指導者になる機会を同氏に託す」と語った。

演説では、敗北がどれほどの痛手だったかを認めながらも冷静さを崩さず、「これは我々が望んでいた結果ではない。この選挙で勝利できなかったことを残念に思う」と淡々と語った。

同氏が大統領選挙に挑んで破れたのはこれで2度目となる。クリントン氏は「最も高い所にある最も固いガラスの天井はまだ破られていない。だがいつか誰かが、私たちが今考えているよりもずっと早く破ってくれるだろう」と期待をつなぎ、「これを見ている少女たちに伝えたい。あなたは有望でパワーにあふれ、世界中で自分自身の夢を追い、かなえるチャンスと機会に値する」と力を込めた。

一方で、トランプ氏が選挙戦でイスラム教徒の入国禁止を打ち出したり女性ジャーナリストをののしったりしたことにも触れ、米国の価値観を忘れてはならないと強調。

「憲法に定められた民主主義では平和的な政権の移行を規定している。われわれはそれを尊重するだけでなく、心に留める。憲法にはほかにも法の支配という規定がある。これは権利と尊厳、信教と表現の自由において我々が平等であることを原則とする。そうした価値観もまた、尊重して心に留め、守らなければならない」と訴えた。

演説に耳を傾ける陣営スタッフは涙を流し、静まり返った会場にすすり泣きの声が響いた。前列に座った直属の側近はほぼ全員が泣いていた。

「この陣営と私を信じてくれたすべての女性、特に若い女性には、私にとって、あなたのチャンピオンであることがこの上ない誇りだったと知ってほしい」

クリントン氏がそう語って声を詰まらせると、会場いっぱいにすすり泣きの声が広がった。

演説を終えたクリントン氏は陣営スタッフと涙ながらに言葉を交わし、1人ひとりを抱き締めていた。


石破茂氏、トランプ氏は「変わらなければ合衆国の大統領は務まらない」
スポーツ報知 11/10(木) 10:09配信

 10日放送の日本テレビ系「スッキリ!」(月曜~金曜・前8時)では、米大統領選でのドナルド・トランプ氏(70)の勝利を特集。選挙結果について、スタジオ出演した自民党の石破茂前地方創生相(59)は「選挙は何があっても驚いてはいけない。一種のごまかしで進んできた日米同盟について今後、国益を踏まえて、本音で話ができる。選挙期間は候補者としてのトランプを演じていたが、大統領としてのトランプをどう演じるか。変わらなければ合衆国の大統領は務まらない」とトランプ氏の今後の“変身ぶり”を予想した。

« アメリカ大統領選挙、ドナルド・トランプが勝利・8 | トップページ | アメリカ大統領選挙、ドナルド・トランプが勝利・10 »

ニュース」カテゴリの記事

国防・軍事・安全保障」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

資源・環境」カテゴリの記事

領土・外交」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/64475193

この記事へのトラックバック一覧です: アメリカ大統領選挙、ドナルド・トランプが勝利・9:

« アメリカ大統領選挙、ドナルド・トランプが勝利・8 | トップページ | アメリカ大統領選挙、ドナルド・トランプが勝利・10 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31