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2016年11月30日 (水)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2177

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:被災した高校、あの日のまま…解体前に一般公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国民は受け入れるのか…核のごみ処分「科学的有望地」マップ公表間近 議論混迷で年越しの可能性も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:3階に車、津波の爪痕今も=震災遺構の校舎初公開―宮城・気仙沼 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岡倉天心が惚れ込んだ断崖絶壁の海岸線 震災で観光客激減も…美しい北茨城の風景 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発避難小4に担任が「菌」 同級生からいじめ「もう学校に行けない」 新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災者いじめ 大人の偏見・差別が子供に影響 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難児童に「菌」、市教委が事実関係認めて謝罪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島から避難した児童に「菌」 新潟の小学校、教師がいじめ助長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原発避難いじめ>群馬でも悪口 県教委が発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:点検記録を無断変更=ふげん、内部ルール守らず―原子力機構 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<新潟原発避難いじめ>市教委が謝罪 担任「親しみ込めた」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発避難先いじめ 「菌」呼ばわり…担任教諭「響きの良さから安易に使った」 新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:美浜1号機で冷却水漏れ=4リットル、環境への影響なし―関電 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本城>大イチョウ色づく 立ち入り禁止で市民は見られず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東電救済「正当化できぬ」=市民団体、経産省方針を批判 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<神戸ルミナリエ>始まる 「光の叙情詩」LED30万個 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:阿蘇市と氷川町、震災関連死に7人を初めて認定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:担任、児童を「菌」=原発避難者、不登校に―新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:阪神大震災へ鎮魂の祈り「神戸ルミナリエ」開幕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発事故後、新潟市避難の男子児童に担任が「菌」発言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:復興待つ大イチョウ 人知れず、黄金色に 熊本城内を報道陣に公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震災避難男児に担任が「菌」…名前につけ呼ぶ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「解体作業中に出てきた」被災家屋から日本刀など続々 熊本県警への届け出が急増、昨年の3倍も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<もんじゅ>廃炉後に研究炉、地元対策で新設…政府検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発避難いじめ、市教委内部検証 両親「校内体制など点検を」 横浜 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「原発いじめ」 両親が横浜市教委と面談「学校の対応検証を」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原発避難いじめ>横浜市教委に「検証を」…両親が面会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本大震災直後に遺体取り違え=外見確認で別の遺族に―宮城県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:帰還後押しへ複合商業施設オープン=福島県富岡町〔地域〕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:平安時代の「貞観地震」は9年後に推定M7・4の大地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東日本大震災から5年8か月を経て「余震」が起きた理由 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:10年で2100億円超=東海再処理施設の廃止作業―原子力機構 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:廃炉・賠償費22兆円=経産省推計、想定から倍増―福島原発事故 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新高速炉「戦略ロードマップ」、2018年をめどに策定の方針 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

被災した高校、あの日のまま…解体前に一般公開
読売新聞 12/3(土) 12:39配信

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震災当時のままとなっている気仙沼向洋高校

 東日本大震災の被災当時の姿をとどめている宮城県立気仙沼向洋高校(気仙沼市)の旧校舎が3日、初めて一般向けに公開された。

 南北2棟ある旧校舎のうち、南校舎は震災遺構として保存されることが決まったが、北校舎は年明けにも解体作業が始まるため、一般公開は最後の機会となる。

 2011年3月11日の震災発生時、同校に残っていた生徒約170人は近くの高台に逃れ、無事だった。職員室がある南校舎にいた教職員ら約50人は、津波が4階まで達したため屋上へ避難。水がひいた後、被害が3階までにとどまっていた北校舎4階に移動し、一夜を明かした。

 同校の生徒たちは現在、約7キロ離れた別の県立高校の第2運動場に建てられたプレハブ校舎で学校生活を送っている。新校舎は18年度、約1・5キロ離れた内陸に完成する予定だ。


国民は受け入れるのか…核のごみ処分「科学的有望地」マップ公表間近 議論混迷で年越しの可能性も
産経新聞 12/3(土) 12:28配信

 原発の運転で出た高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」を地下に埋めて処分する最終処分地の選定をめぐり、政府が年内としていた「科学的有望地」のマップ公表まで1カ月を切ったが、年内公表は微妙な情勢となってきた。国民の理解が十分に進まず、混乱が懸念されることが主な理由だ。しかし、公表には最終処分に対する国民の感心を高めたいとの思惑もある。混乱もある程度は織り込み済みの苦肉の策だが、過剰反応で議論そのものが空中分解するリスクもはらんでいる。(社会部 蕎麦谷里志)

 ■3段階で色分けし公表

 高レベル放射性廃棄物は、原発の使用済み燃料から再利用する燃料を取り出した後の廃液だ。極めて高い放射線を出すため、溶かしたガラスと混ぜて固めた「ガラス固化体」にして、地下300メートルより深い地層に埋める「地層処分」を行うことになる。

 問題はどこに埋めるのかだ。「科学的有望地」は、この最終処分地の候補対象になり得る地域を地図上に色分けして示すというもの。色分けは「適正が高い」「適正あり」「適正が低い」の3段階が予定されている。

 適正は、活断層の有無や火山のリスク、地下に鉱物資源などがあり、掘り起こされてしまう可能性がある場所など複数の条件でみており、1つでも該当すれば「適正が低い」と判断。逆に該当しなければ「適正がある」地域で、そのうち廃棄物の輸送に便利な港湾から20キロの地域は「適正が高い」地域としている。

 こうした大ざっぱなくくりのため、経済産業省資源エネルギー庁の担当者は科学的有望地について「安全性確保の観点から適性の低い地域を除外したもので、候補地ではない」と強調する。ただ、受け取る住民の側に立てば人ごとではない。

 ごみの焼却場など、住民にとっていわゆる“迷惑施設”は多く存在するが、今回議論になっているのは核のごみの処分地だ。マップが公表され、自分や自分の家族が住む地域が「適正が高い」地域に入っていたら、多くの人が冷静ではいられないだろう。

 ■「トイレのないマンション」脱却目指すが…

 ただ、政府としてはある程度の反響は想定内と考えている。科学的有望地のマップ公開は「最終処分問題を理解してもらうきっかけを提供するのがねらい」(エネ庁幹部)でもあるからだ。

 意図的に反響を喚起して、国民的議論を巻き起こそうという、見方によってはかなり乱暴なやり方だが、ここまで追い詰められたのには理由がある。

 日本はこれまで40年以上、原発を使い続けているが、最終処分地については受け入れる自治体すら見つかっていないからだ。

 原発を使えば使用済み燃料が出るのに、それを処分する場所がない。反原発団体などから、原発は「トイレのないマンション」と揶揄(やゆ)されてきたゆえんだ。

 こうした問題に対し、国や関係者も何もしてこなかったわけではない。平成12年には最終処分法が制定され、処分の実施主体として「原子力発電環境整備機構」(NUMO、ニューモ)が誕生した。さらに、最終処分地の適正調査を受け入れる自治体を公募したが、応募したのは19年の高知県東洋町の1件だけで、同町の調査も住民の反対運動などで頓挫してしまう。

 このままでは一向に処分地が決まらないため、27年5月の閣議で大きな方針転換が示される。ただ待つのではなく、国が科学的有望地を示し、国民的議論を巻き起こす今のやり方に大きく舵を切ったのだ。

 そして、同年12月の関係閣僚会議で、菅義偉官房長官が「この問題を先送りせずに、国民や地域のご理解をいただきながら一歩ずつ進めていかなければならない」とし、28年中に科学的有望地のマップを公表することを決定した。 

 核のごみの最終処分は、原発を使い続けるならもちろん、使わないとしても既にある核のごみを処分する必要があり、避けては通れない重要な問題なのだ。

 ■自然の力で10万年超封じ込め

 とはいえ、最終処分について周知が行われないと、マップを公開しても混乱を招くだけになってしまう。

 核のごみを地下に埋めるのは、地下が最も自然環境の影響を受けにくく、放射性物質を外に漏らす可能性が極めて低いと考えられているためだ。

 核のごみが出す放射線が自然界のレベルまで小さくなるには、1万~10万年程度かかるといわれている。1万~10万年というとイメージしにくいが、ネアンデルタール人やクロマニョン人などがいたとされる時代だ。逆に10万年後となれば、人類が存在しているかどうかも分からない。地上で管理し続けることは不可能で、自然の力を利用して放射線を封じ込めようというのが、地層処分の基本的な考え方だ。

 NUMOによると、国内でも数千万年にわたって安定した状態を保っている地層が確認されているといい、担当者は「そういった地層を見極めて埋めることで、リスクを最小化することができる」としている。

 政府やNUMOは昨春から、全国を回って住民説明会などを計53回開催。延べ約6000人が参加した。ただ、地層処分についても、科学的有望地のマップを公開することについても、十分に知れ渡っていないのが実情だ。

 ■マップ公表に寄せられた意見はわずか68件

 科学的有望地のマップ公表については、エネ庁の作業部会が8月9日に、有望地の要件や基準をとりまとめ、広く国民に意見を求めるパブリックコメント(パブコメ)を行ったが、集まった意見はわずか68件。まだ国民の関心事になっていないことは明らかだ。

 原子力委員会の放射性廃棄物専門部会も9月に、《(科学的有望地の)提示が国民にどのように受け止められるのかという視点は極めて重要。正確かつ適切に情報が伝わるよう、慎重な検討を行うことが必要》とする報告書をまとめ、エネ庁にマップ公表のあり方について再考を求めた。

 これを受けてエネ庁は専門家を集めた作業部会を開催。マップ公表に向けた議論を進めているが、議論は「科学的有望地」という名称の是非にまで及んでおり、振り出しに戻った印象もぬぐえない。年内の公表についても、専門家によって早期開示派と慎重派に分かれており、混迷を極めている。

 11月29日の閣議後会見で世耕弘成経産相は、「(提示の前提は)国民や地域が冷静に受け止められる環境を整えること」と指摘。さらに「スケジュールありきとか、拙速であってはならない。国民や自治体など受け手側の目線に立って、必要な精査を尽くすことが何よりも重要なことだ」と述べ、年越しの可能性を示唆している。


3階に車、津波の爪痕今も=震災遺構の校舎初公開―宮城・気仙沼
時事通信 12/3(土) 12:00配信

 東日本大震災の記憶を伝える「震災遺構」として一部の保存が決まっている気仙沼向洋高校(宮城県気仙沼市)の旧校舎が3日、初めて一般公開された。

 校舎3階には津波で流されてきた乗用車が当時の状態のままで置かれるなど、生々しい津波の爪痕が今も残されていた。

 震災による津波で、4階建ての校舎は最上階まで浸水。校内にいた生徒らは、屋上や校外に避難し無事だったが、あおむけになった車が津波の威力を示していた。校舎は国の復興交付金で保存される一部を除き、大部分が解体される予定で、工事が始まるのを前に、市などが一般公開を企画。約120人が参加した。


岡倉天心が惚れ込んだ断崖絶壁の海岸線 震災で観光客激減も…美しい北茨城の風景
産経新聞 12/3(土) 10:15配信

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津波被害に遭い、その後再建された六角堂。海を前に凛として存在している=茨城県北茨城市大津町五浦(写真:産経新聞)

 東日本大震災の発生から5年8カ月余。茨城県沿岸部の最北端に位置する北茨城市は最大6・7メートルの津波に襲われ、その後、復興に向けて着実に歩みを進めている。だが、市商工観光課によると、震災前は年間約120万人もの観光客が訪れていたにもかかわらず、その後激減し、昨年は約78万人。地域ブランド調査の都道府県魅力度ランキングでは4年連続最下位の茨城県だが、今、改めてこの地の魅力に触れてみた。

 太平洋にせり出した断崖絶壁に白波が砕け散り、その波に削られてできた巨大な岩が点在している。北茨城市の魅力は、風光明媚(めいび)な海岸線だ。

 中でも五浦海岸は、日本美術の礎を築いた明治時代の思想家、岡倉天心(1863~1913年)が崖に打ち寄せる波の音と風景に惚(ほ)れ込み、居を構えた地として知られる。天心ゆかりの六角堂(同市大津町五浦)はあまりにも有名だ。県天心記念五浦美術館(同市大津町)で芸術に触れ、六角堂の辺りから海を眺めながら、思索にふけるのも悪くない。

 ■観光客でにぎわう港

 大津漁港を訪れると、一部で復旧工事は続いているものの、漁や水揚げは再開され、大津漁協直営の食堂や隣接する物産館は新鮮な魚介類を求める観光客でにぎわっていた。

 市内の大津、平潟両漁港にはさまざまな地魚が水揚げされる。名物はアンコウ。冬が旬のイメージが強いが、実は禁漁の7、8月を除いて取れ、1年を通してアンコウ料理を提供する旅館もある。鍋は店舗によって味付けが異なり、刺し身や唐揚げ、とも酢あえなど料理のバリエーションも多いので、食べ歩きも楽しめる。

 宿泊した民宿「暁園(あかつきえん)」(同市平潟町)で食したアンコウ鍋は、丁寧にこした肝がたっぷり使われたみそ仕立て。濃厚な味が身に染みる一品だった。夏はアワビや岩ガキなどが人気だという。

 同市の魅力は海辺だけではない。海岸から西に向かうと、標高881・6メートルを誇る栄蔵室(えいぞうむろ)がある花園地区にたどり着く。八溝山(やみぞさん)など県境の山を除くと、栄蔵室は県内最高峰で、山頂からは天気が良ければ富士山を目にすることもできる。

 ■巨木立ち並ぶ神社

 同地区の観光の目玉は、延暦14(795)年に時の征夷大将軍、坂上田村麻呂が創建したとも、慈覚大師が開基したとも言い伝えられている花園神社(同市華川町花園)だ。

 境内には樹齢500年を超えるとされるコウヤマキやスギなどの巨木が立ち並び、荘厳な雰囲気が漂う。近くを流れる花園川も多くの木々に囲まれている。観光ボランティアの男性は「秋にはモミジが色付き、冬になれば茨城では珍しく雪が積もる。きれいな風景ですよ」と話す。

 花園地区から戻り、海沿いを歩き、潮騒に耳を澄ませているうちに、心が落ち着いてくる。市観光協会が使用しているキャッチフレーズ「天心が想い、大観が描き、雨情が詠んだ感動のふるさと」の通り、ゆかりの偉人、そして多くの人に愛される市というのが分かる気がする。

 暁園の主人、仁井田康昌さん(42)は「嫌なことがあっても、海でぼーっとしていると気持ちが落ち着くんですよ。よく缶ビールを片手に海に行きます」と笑みを浮かべ、こう続けた。

 「たくさんの人においしい魚を食べてのんびりしに来てほしいな」(水戸支局 鴨川一也、写真も)


原発避難小4に担任が「菌」 同級生からいじめ「もう学校に行けない」 新潟
産経新聞 12/3(土) 7:55配信

 東京電力福島第1原発事故で福島県から新潟市に家族と自主避難している小学4年の男子児童が同級生からいじめられて「○○菌」と言われた上、担任の40代男性教諭からも名前に「菌」を付けて呼ばれたことにショックを受け、1週間以上も学校を休んでいることが2日、分かった。

 同市教育委員会によると、男児は11月22日、担任から連絡ノートを手渡される際に「はい、○○菌さん」と声を掛けられた。同日、男児の保護者が学校に電話し「もう学校に行けない。担任とも会いたくない」と男児が話したと相談。男児は祝日の23日をはさみ、24日から欠席を続けている。

 男児は今年6月に「黴菌(ばいきん)扱いされていて、嫌だ」と担任に相談。11月17日に再び担任に、同級生からボールを投げつけられたほか、「近くを通るな」というそぶりをされ、いじめを受けていると相談していた。

 学校や同市教委の聞き取りに、担任は11月中旬から「○○菌」と呼んでいたと認めた。「黴菌のつもりではなく、映画やインターネットで有名な『アナキン』『ヒカキン』のキンを響きの良さから使った」と釈明。「本人や両親に謝罪したい」と反省しているという。6月に受けた相談は学校に報告していなかった。

 会見した同市教委の高島徹教育次長は「児童が学級内のいじめや、担任の不適切な発言で登校できなくなった事態を重く受け止めている。深くおわびする」と謝罪。複数の同級生が男児をいじめたことも認めた。

 11月には横浜市に自主避難した中学生が同様のいじめを受けたことが発覚しているが、新潟市教委は「震災に特化した形でのいじめだとは認識していない」と関連性を否定した。

 男児が通う小学校の校長は取材に応じ「担任の不用意な発言で児童がいじめに苦しむ事態となった。申し訳ない」と謝罪した。


被災者いじめ 大人の偏見・差別が子供に影響
産経新聞 12/3(土) 7:55配信

 被災者の苦難に追い打ちをかける悪質ないじめが、横浜市に続いて新潟市でも明らかになった。

 「過剰に福島県産品を排除したり、原発事故の賠償金を受け取る避難者を陰で批判したりする大人の姿を目にすることがあったからこそ、同級生を菌扱いするなどの言動につながったのではないか」。相次ぐ原発避難先でのいじめ問題の背景をこう分析するのは、避難者支援を続けてきた新潟県柏崎市のボランティア団体代表、吉田建夫さん(70)だ。

 平成23年3月の東日本大震災発生直後から柏崎市内で福島県からの避難者を支援する活動を続け、偏見や差別を恐れて出身地を明かそうとしない避難者の姿も見てきた。

 吉田さんは「子供の第一の情報源は家庭での会話。風評被害もいじめと変わらない」と指摘。同じ原発を抱える土地だからこそ、「苦労を分かち合うことができるのではないか。思いやりの心を教えない教師や周りの大人たちは許し難い」と訴える。

 「かながわ東北ふるさと・つなぐ会」会長で、福島県富岡町から横浜市内に避難している今里雅之さん(69)は「表面化していないだけで、全国で起きているはずだ」とみる。

 避難者同士で交流を持つ中で、「いわきナンバー」の車が傷つけられたり、子供が不登校になったりするトラブルを少しずつ耳にするようになった。今里さんは「避難者を孤立させないように、もっとコミュニケーションを充実させる方策を取るべきだ」と強調する。

 いじめ問題に詳しい中川明弁護士は、小学3、4年であれば、言葉の持つ意味や善悪の判断はつくとした上で、「今回使われた『菌』に悪いイメージがあるのは、大人から注意されなくても分かること。大人の姿勢がこの問題のきっかけになっている。一方的に傷つけられる子供がいる空間を放置していた学校と教育委員会の責任は言うまでもなく重いが、周囲の大人も含めて今回のようないじめが起きない土壌づくりをする必要がある」と話した。


避難児童に「菌」、市教委が事実関係認めて謝罪
読売新聞 12/3(土) 7:50配信

 東日本大震災で福島県から新潟市内に避難し、同市立小学校に通う4年生の男子児童が、担任教諭から名前に「菌」をつけて呼ばれていたことが分かり、新潟市教育委員会は2日、記者会見で事実関係を認めて謝罪した。

 この児童が同級生からいじめを受けていたことも認めた。児童は学校を休んでいる。同市教委は「児童や保護者を傷つけ、不信感を与えてしまった」と謝罪した。また、群馬県教委も同日、被災地から群馬県内に避難している子供1人が震災のことでいじめを受けたと発表した。

 新潟市教委によると、男子児童は東京電力福島第一原発事故の影響で新潟市に自主避難。2013年に小学校に入学し、4年生になった今春以降、同級生から言葉によるからかいを受けたほか、傘を壊されたり、文房具を捨てられたりしたため、担任の40歳代の男性教諭に相談した。


福島から避難した児童に「菌」 新潟の小学校、教師がいじめ助長
スポニチアネックス 12/3(土) 7:02配信

 東京電力福島第1原発事故の影響で、福島県から新潟市に家族と自主避難している小学4年の男子児童が、担任の40代男性教諭から名前に「菌」を付けて呼ばれたとして、「ばい菌扱いされている」と受け止め、1週間以上学校を休んでいることが2日、分かった。

 新潟市教育委員会は同日、記者会見し、同級生からいじめも受けていたことを明らかにし、謝罪した。小学校の校長も取材に応じ「担任の不用意な発言で児童がいじめに苦しむ事態となった。申し訳ない」と述べた。

 市教委や学校によると、男子児童は6月、「(同級生から)ばい菌扱いされている」などと担任に相談。11月17日にも、他の児童からボールを投げつけられたり「近くを通るな」というそぶりをされたりすると再度、担任に打ち明けた。担任は、いじめた同級生数人に「嫌がるようなことはするな」などと指導した。22日には、担任がこの児童に連絡帳を渡す際「○○キンさん」と呼んだ。

 横浜市へ避難した中学1年の男子生徒が「菌」を付けて呼ばれるなどのいじめを受けていたことが明らかになっており、児童は報道を見て母親に相談。母親が学校に連絡した。児童は24日から学校を欠席している。

 学校や市教委の聞き取りに、担任はこの児童も含め名前の末尾が「キ」と付く3人だけ「キン」と呼んだとし「ゲームのキャラクター名などで使われる“キング”やインターネットの動画サイトで人気の“ヒカキン”を名前の後に加えた愛称のつもりだった。ばい菌を指す意図はなかった」と説明しているという。

 校長は「児童は担任に裏切られたとショックを受けており、学校に来たい気持ちはあるが、担任と顔を合わせたくないという状態だ」と語った。


<原発避難いじめ>群馬でも悪口 県教委が発表
毎日新聞 12/2(金) 22:53配信

 群馬県教委は2日、県内の公立学校で今年度、東日本大震災の被災地から避難してきた子供が同級生から震災にかかわる悪口を言われていたと発表した。横浜市でのいじめ不登校事案を受けた県教委の緊急調査で明らかになった。

 県教委によると、別の同級生が注意し、その後は同様の悪口はなく、子供は登校しているという。県教委は、小学校か中学校かを明らかにしていない。悪口の内容や子供が住んでいた被災地も「子供の心情に配慮し公表できない」としている。【尾崎修二】


点検記録を無断変更=ふげん、内部ルール守らず―原子力機構
時事通信 12/2(金) 22:12配信

 日本原子力研究開発機構は2日、廃炉中の新型転換炉「ふげん」(福井県敦賀市)で、機器の保守点検記録が内部のルールを守らずに変更されていたと発表した。

 原子力機構は内部の監査部門による特別監査を月内に実施し、同様の不備が他にないか確認する。


<新潟原発避難いじめ>市教委が謝罪 担任「親しみ込めた」
毎日新聞 12/2(金) 21:42配信

 新潟市教育委員会は2日、福島県から自主避難してきた同市立小4年の男子児童が、同級生や40代男性の担任教諭から名前に「菌」をつけて呼ばれるなどのいじめを受け、1週間以上学校を休んでいると発表した。男児は先月、担任に相談していたが、直後に担任からも「菌」づけで呼ばれ、強いショックを受けたという。

 市教委の高島徹教育次長は記者会見で「他の児童も同様に『キン』をつけて呼ばれており、原発事故と直接結びついていないが、いじめと捉えている。担任の言動は児童の心を傷付ける不適切なもので、児童と保護者に深くおわびする」と陳謝した。

 市教委によると、男児は東京電力福島第1原発事故を受けて家族と避難し、新入生として入学した。3年の時から仲間はずれにされたり、からかわれたりし、今年になっても持ち物を捨てられるなどのいじめがあったという。

 男児は今年6月、「ばい菌扱いされている」と担任に相談。担任は、いじめた児童らを指導し、落ち着いたとみていたという。横浜市立中学で福島県から避難してきた生徒が「菌」をつけて呼ばれた問題が報道されるようになり、11月17日、児童は再びいじめについて担任に相談した。だが、同22日の昼休み、教室で担任から連絡帳を受け取る際、同級生の前で名前に「菌」をつけて呼ばれた。保護者に「もう学校に行けない。担任と会いたくない」と話したという。

 保護者の指摘を受け、同校は同29日、児童らに聞き取り調査。複数の児童が担任による「菌」づけ発言があったと話し、担任も認めた。市教委によると、このクラスでは映画などの登場人物にかけて名前の後に「キン」をつけて呼ぶことが流行していたといい、担任は「菌の意味ではなく親しみを込めた発言だった」と釈明。「児童に謝罪したい」と話しているという。2日の授業は別の教諭に担当させた。【柳沢亮】


原発避難先いじめ 「菌」呼ばわり…担任教諭「響きの良さから安易に使った」 新潟
産経新聞 12/2(金) 21:11配信

 東京電力福島第1原発事故で福島県から新潟市に家族と自主避難している小学4年の男子児童がクラス内でいじめを受け、担任の40代男性教諭からも名前に「菌」を付けて呼ばれ、1週間以上も学校を休んでいることが2日、分かった。 同市教育委員会によると、男児は11月22日、担任から連絡ノートを手渡される際、「はい、○○菌さん」と声を掛けられたという。同日、男児の保護者が学校に電話し「もう学校に行けない。担任とも会いたくない」と児童が話したと相談。児童は祝日の23日をはさみ、24日から欠席を続けている。

 児童は17日、同級生からドッジボールを投げつけられたり、近くを通るなというそぶりをされるいじめを受けたりしていると、担任に相談。6月にも「黴菌(ばいきん)扱いをされて嫌だ」と担任に相談していた。

 学校や同市教委の聞き取りに担任は、11月中旬から「○○菌」と発言していたことを認めた。「黴菌のつもりで言ったわけではない。響きの良さから安易に使った」と釈明。「本人や両親に謝罪したい」と反省しているという。いじめの相談を6月に受けた際、学校に報告していなかった。

 男児が、複数の同級生から「○○菌」と言われていたことも確認された。

 会見した同市教委の高島徹教育次長は「児童が学級内のいじめや、担任の不適切な発言で登校できなくなった事態を重く受け止めている。深くおわびする」と謝罪した。

 11月には横浜市に自主避難した中学生が同様のいじめを受けたことが発覚しているが、新潟市教委は「震災に特化した形でのいじめだとは認識していない」と関連を否定した。

 男児が通う小学校の校長は取材に応じ「担任の不用意な発言で児童がいじめに苦しむ事態となった。申し訳ない」と謝罪した。


美浜1号機で冷却水漏れ=4リットル、環境への影響なし―関電
時事通信 12/2(金) 20:43配信

 関西電力は2日、廃炉が決まった美浜原発1号機(福井県美浜町)の原子炉補助建屋内で1次冷却水が約4リットル漏れたと発表した。

 放射能は11万9000ベクレルと国への報告基準の約30分の1で、環境への影響はないという。

 関電によると、11月8日午後1時半ごろ、建屋内のポンプ室で運転員が水たまりを発見。確認したところ、3台あるポンプのうち部品を取り換えた1台で、配管との接合部から水が漏れていた。


<熊本城>大イチョウ色づく 立ち入り禁止で市民は見られず
毎日新聞 12/2(金) 20:28配信

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銀杏城(ぎんなんじょう)の由来となった大イチョウ=熊本市中央区の熊本城で2016年12月2日、野呂賢治撮影

 熊本地震で被災した熊本城(熊本市中央区)の大イチョウが色づき、2日、熊本市が報道陣に公開した。

 熊本藩主、加藤清正が植えたとされ、西南戦争(1877年)で焼失した天守閣などの熱によっていったん枯れたものの、その後再び芽吹き、現在は高さ約21メートルある。

 見事な枝ぶりから熊本城は「銀杏(ぎんなん)城」の別名も持つ。地震でイチョウのある天守閣前広場は立ち入り禁止になり、市民は見学できない。熊本城調査研究センターの担当者は「例年多くの方に楽しんでいただいているのに、公開できず残念です」と話した。【野呂賢治】


東電救済「正当化できぬ」=市民団体、経産省方針を批判
時事通信 12/2(金) 20:13配信

 東京電力福島第1原発事故の賠償費用や他の原発の廃炉費用を経済産業省が電気料金に転嫁させようとしていることについて、市民や学者らでつくる原子力市民委員会は2日、「新たな救済策で、正当化できない」と批判する声明を発表した。

 
 経産省は大手電力が保有する送配電網を利用する消費者に負担させることを検討している。その場合、電力自由化で原発を保有していない新電力を選んだ消費者も負担を迫られる可能性が高い。

 原子力市民委は、経産省の方針を「原発事故のコストと原発固有のコストを簡単に国民に転嫁するメカニズムが完成する」と指摘。東電を破綻処理し、原発事業が誤りだったと謝罪するよう求めた。廃炉費用についても原発を保有する事業者が負担するべきだと訴えた。


<神戸ルミナリエ>始まる 「光の叙情詩」LED30万個
毎日新聞 12/2(金) 20:04配信

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神戸ルミナリエが開幕し、輝く光の回廊=神戸市中央区で2016年12月2日、貝塚太一撮影

 1995年の阪神大震災の犠牲者を鎮魂する光の祭典「神戸ルミナリエ」が2日、神戸市中央区の旧外国人居留地や東遊園地で始まった。今年で22回目で、「光の叙情詩」をテーマにした作品が11日まで師走の街を彩る。

 午後5時45分からの点灯式で一同が黙とうをささげ、神戸市立西灘小の6年生約60人が復興への願いを込めた歌「しあわせ運べるように」を合唱した。午後6時に約30万個の発光ダイオード(LED)電球が一斉にともると、大勢の見物客から歓声が上がった。

 昨年から集客重視で始まった東遊園地での「踊る!KOBE光のファウンテン」は今年も開催され、音楽に合わせて電飾が点滅する演出や、神戸にゆかりの深いジャズの演奏もある。地元13社が出店し、洋菓子や日本酒、洋風おでんなども販売される。【栗田亨】


阿蘇市と氷川町、震災関連死に7人を初めて認定
読売新聞 12/2(金) 19:40配信

 熊本県阿蘇市と氷川町は2日、70~90歳代の7人(男性3人、女性4人)を熊本地震の影響による「震災関連死」に認定したと発表した。

 両市町の認定は初めて。関連死は計95人となり、直接死50人、6月の豪雨による「二次災害死」5人と合わせ、熊本地震の犠牲者は計150人となった。

 阿蘇市が11月30日付で認定したのは70~90歳代の6人(男性3人、女性3人)。避難所や車中泊などで体調を崩して亡くなった。死因は明らかにしていない。

 氷川町は70歳代の女性を同25日付で認定。町は「遺族の意向で概要は公表できない」としている。


担任、児童を「菌」=原発避難者、不登校に―新潟
時事通信 12/2(金) 18:46配信

 新潟市の小学校で、東京電力福島第1原発事故で福島県から避難した4年生男児に対し、担任の40代男性教諭が名前に「菌」を付けて呼んでいたことが2日、分かった。

 市教育委員会が明らかにした。男児は担任の言葉を受け不登校となっており、市教委は「児童、保護者らに深くおわびする」と陳謝した。

 市教委によると、男児は家族と共に新潟県へ避難。今年6月、担任に「他の児童にばい菌扱いされていて嫌だ」などと訴え、11月にもいじめを受けていると相談した。担任は同月22日、教室で連絡帳を渡す際、男児の名前に「菌」を付けて呼んだという。

 男児は「学校に行けない。担任とも会いたくない」と話し、同24日から不登校が続いている。保護者からの訴えで発覚した。

 原発事故の避難者をめぐっては11月、福島県から横浜市に避難した中学生が、小学生時に転校先で「菌」付けで呼ばれ、不登校となったことが判明している。新潟の男児の保護者は市教委に、横浜の事例を知って男児が担任に相談したのではないかと話しているという。

 新潟市教委の高島徹教育次長は「非常に不適切で、再発防止に努めたい」と述べた。男児へのいじめについては「あったと捉えているが、現時点では、福島からの避難者ということに直接結び付いていないと考えている」と話した。


阪神大震災へ鎮魂の祈り「神戸ルミナリエ」開幕
読売新聞 12/2(金) 18:19配信

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開幕した神戸ルミナリエ(2日、神戸市中央区で)=長沖真未撮影

 阪神大震災の犠牲者を悼む光の祭典「神戸ルミナリエ」が2日、神戸市中央区の旧外国人居留地などで開幕した。

 震災が起きた1995年に始まり、22回目。今年のテーマは「光の叙情詩」で、鎮魂の祈りや復興の喜びを表現した。午後6時に約30万個のLED電球が一斉に点灯されると、アーチの連なった「光の回廊」(190メートル)が浮かび上がった。


原発事故後、新潟市避難の男子児童に担任が「菌」発言
ホウドウキョク 12/2(金) 15:57配信

福島県から自主避難している男子児童が、担任から「菌」呼ばわりされ、不登校になっている。
11月22日、新潟市の小学校に通う4年生の男子児童が、担任の40代の男性教師から、名前に「菌」をつけて呼ばれ、24日から学校を休んでいることがわかった。
児童は、東日本大震災のあと、福島県から新潟市に自主避難していて、11月24日に両親が学校に訴えて、事実が発覚した。
男性教師は、22日より前に、「菌」をつけて呼んだことは認めているものの、「愛称の意味で言った」と話している。


復興待つ大イチョウ 人知れず、黄金色に 熊本城内を報道陣に公開
西日本新聞 12/2(金) 15:35配信

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黄色く色づいた熊本城天守閣前広場の大イチョウ=2日午前、熊本市中央区

 熊本市は2日、熊本地震で立ち入り禁止になっている熊本城の天守閣前広場を報道陣に公開した。震災で被災した天守閣を背に、熊本城の別名「銀杏(ぎんなん)城」の由来にもなった大イチョウは、今年も変わることなく黄金色に輝いていた。

 大イチョウは加藤清正が築城の際に植えたものと伝えられる。1877年に西南戦争で天守閣が焼失した際、熱で枯れたが、焼け残った根元から脇芽が成長。今では高さ約21メートルになり、名所の一つになっている。

 このほか、加藤神社境内に崩れ落ちた石垣の撤去作業と、石垣が崩れて復旧工事が進む頬当(ほほあて)御門も公開。頬当御門は道に崩れ落ちた約1900個の石が全て撤去された。

=2016/12/02 西日本新聞=


震災避難男児に担任が「菌」…名前につけ呼ぶ
読売新聞 12/2(金) 12:24配信

 東日本大震災で福島県から新潟市内に避難し、同市立小学校に通う4年生の男子児童が、40歳代の男性担任教諭から同級生の前で名前に「菌」をつけて呼ばれ、11月24日から学校を休んでいることが2日、同市教育委員会への取材でわかった。

 男児は同級生から、嫌がらせ行為を受けており、この担任教諭に相談していた。

 同市教委によると、男児は震災後の2013年に同校に入学。4年生になった今春以降、同級生から言葉によるからかいに加え、傘を壊されたり、文房具を捨てられたりするようになった。このため6月に担任教諭に相談。担任教諭が複数の児童を指導し、一時は収まった。

 しかし、東京電力福島第一原発事故後に福島県から横浜市に避難した男児がいじめを受けた問題が11月に報じられ、男児は同17日、「自分も同様にからかわれ、名前に『菌』をつけて呼ばれている」と担任教諭に再び相談した。男児は親に対し、「先生に相談してよかった」と話したが、同22日、昼休みの教室で連絡帳を返却する際、担任教諭はクラスの児童がいる前で、男児の名前の最後に「菌」をつけて呼んだという。


「解体作業中に出てきた」被災家屋から日本刀など続々 熊本県警への届け出が急増、昨年の3倍も
西日本新聞 12/2(金) 10:18配信

 熊本地震で被災した家屋から日本刀などの刀剣類や古式銃砲が見つかり、熊本県警への届け出が急増している。被害が甚大だった地域を中心に、損壊した家屋の片付けや解体作業中に屋根裏や納屋などから発見されるケースが目立つ。昨年の3倍以上の届けを受理した警察署もあり、県警は「県全域で公費解体が進めば、件数はさらに増える」とみている。

 県警によると、10月末時点の届け出は県内全23署で150件(昨年123件)に上った。とくに、熊本市内で被害が大きかった熊本東署28件(同18件)と熊本南署21件(同12件)、西原村や大津町を管轄する大津署は19件(同10件)、全半壊の家屋数が5700棟を超す益城町を管内に持つ御船署は17件(同5件)と、いずれも昨年1年間の合計を大きく上回る。

「発見したら速やかに警察に届けを」
 各署によると「震災で荒れた自宅の片付けをしているときに見つけた」「家の解体作業中に出てきた。先祖が持っていたことを知らなかった」などの届け出が相次いでいる。太刀や脇差しなどの日本刀のほか、火縄銃も。第2次世界大戦中の製造とみられる軍刀が見つかり、処分を求める申し出も複数あった。

 銃砲刀剣類を所持するために必要な県教育委員会への登録申請件数も増加。県教委によると、新規の届け出と登録書の再交付は4~10月末で316件(昨年同期比59件増)に上った。

 東日本大震災の被災地、宮城県では津波による銃砲の流失が相次いだという。宮城県警は2011年に散弾銃と空気銃計94丁の遺失届を受理している。

 銃刀法は、日本刀などの刀剣類や古式銃砲を発見した場合、警察署へ届け出るよう定めている。熊本県警生活環境課の江藤真吾次席は「発見したら速やかに警察に届けを出してほしい」と呼び掛けている。

=2016/12/02付 西日本新聞朝刊=


<もんじゅ>廃炉後に研究炉、地元対策で新設…政府検討
毎日新聞 12/2(金) 8:40配信

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高速増殖原型炉「もんじゅ」=福井県敦賀市で2016年9月15日、本社ヘリから梅田麻衣子撮影

 政府は、高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の廃炉に向け、同県内に研究用原子炉を新設する方向で調整に入った。もんじゅのある同市内を念頭に、設置場所を今後選定する。同県が周辺地域を原子力の研究拠点とするよう、政府に求めていた。もんじゅ廃炉後の地域振興を図るとともに、原子力技術の人材を確保する狙いがある。月内に開く関係閣僚会議で計画の概要を提示し、もんじゅの廃炉も最終決定する。

 研究炉の新設は、茨城県大洗町にある日本原子力研究開発機構の高温工学試験研究炉(1998年に初臨界)以来。国内の研究炉は、同機構や大学などに14基あるが、福井県内にはない。東京電力福島第1原発事故後に施行された新規制基準に適合したのは京都大や近畿大の3基にとどまる。今後、第1原発の廃炉作業が本格化し、老朽原発の廃炉も相次ぐ中、研究炉の運転再開が進まなければ原子力技術者の実習機会が減り人材育成に支障があるとの懸念も出ていた。

 政府が検討しているのは大学の試験用研究炉のような小規模のタイプで、事業主体などを今後検討する。もんじゅについては、廃炉に向けた作業と並行し、安全技術の研究に活用する方針。新設する研究炉とセットで研究や人材育成の地域拠点化を目指す。福井県の西川一誠知事は11月25日、松野博一文部科学相と世耕弘成経済産業相に、原子力の人材育成に向けた具体策を示すよう要求していた。

 政府は同30日に開いた「高速炉開発会議」で、フランスが建設予定の高速実証炉「ASTRID(アストリッド)」での共同研究や高速実験炉「常陽」(茨城県大洗町)の活用などにより、原型炉(もんじゅ)の次の段階に当たる実証炉を国内で建設することで一致している。【岡田英、阿部周一】


原発避難いじめ、市教委内部検証 両親「校内体制など点検を」 横浜
産経新聞 12/2(金) 7:55配信

 東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した同市立中1年の男子生徒がいじめを受けていたのに、学校や市教育委員会が適切に対応していなかった問題で1日、男子生徒の両親らが市教委の担当者と面談した。両親は、今後予定されている市教委の内部検証時に「重大事案に対する管理職の対応と校内体制」が適正だったかなど4つの視点を盛り込むよう申し入れた。

 両親が内部検証の視点として申し入れたのは、校内体制のほか、「子供たちの不安やいじめなどを見逃さないために求められる教員の姿勢」「学校教育事務所の対応」「学校、教育委員会の『いじめ』の定義への理解」の4点。市教委によると、両親からは「市教委の組織連携も必要だが、教員が子供たちと上手にコミュニケーションをとれるかを重要視してほしいと要望があった」と説明した。

 また、子供がつらい思いをしたことに関し、市教委担当者は「申し訳なかった」と謝罪したと述べた。面談後に両親は「なぜ適切な対応がされなかったのか、不明瞭な点が多すぎます。いじめ被害に苦しむ全ての児童のために徹底的な検証を強く求めます」とコメントした。

 一方、市教委は年内に終えたいとしていた内部検証が、年度内の完了にずれこむ可能性を示唆した。


「原発いじめ」 両親が横浜市教委と面談「学校の対応検証を」
ホウドウキョク 12/2(金) 7:26配信

東京電力福島第1原発事故で、福島県から、神奈川・横浜市へ避難した男子生徒が、小学校でいじめを受けていた問題で、生徒の両親は、横浜市の教育委員会と面談し、学校の対応を検証するよう求めた。
この問題は、現在、中学1年の男子生徒が、東京電力福島第1原発事故で、横浜市に避難した際、転校先の小学校でいじめを受けたもの。
横浜市の教育委員会と、1日に面談した生徒の両親は、「なぜ適切な対応がされなかったのか、不明瞭な点が多すぎます。徹底的な検証を強く求めます」とのコメントを出している。
教育委員会は、「つらい思いをさせてしまって申し訳なかった」と謝罪し、「要望を受け、しっかりと検証をしていきたい」と話している。


<原発避難いじめ>横浜市教委に「検証を」…両親が面会
毎日新聞 12/1(木) 21:35配信

 東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒がいじめを受けて不登校になった問題で、市教育委員会の伊東裕子・健康教育人権教育担当部長は1日、生徒の両親と面会した。伊東担当部長は「生徒、両親につらい思いをさせた」と謝罪。両親は「同じようにつらい思いをする人をなくしてほしい」と訴え当時の対応への検証を求めたという。

 市教委は両親の代理人の弁護士を通じて第三者委員会の報告書を渡していたが、幹部が直接説明したのは初めて。記者会見した伊東担当部長は「『どこへ行っても解決の道が見えなかった』という思いを聞き申し訳ない気持ちだった」と話した。

 市教委は近く学校や市教委の当時の対応について検証作業を始める。両親は、いじめなどを見逃さないために求められる教員の姿勢▽重大事案に対する管理職の対応と校内の体制--などの視点を検証に盛り込むことを求めた。【水戸健一、福永方人】


東日本大震災直後に遺体取り違え=外見確認で別の遺族に―宮城県警
時事通信 12/1(木) 17:18配信

 宮城県警は1日、東日本大震災で死亡した同県女川町の男性=当時(75)=の遺体を取り違え、誤って別の遺族に引き渡していたと発表した。

 DNA型鑑定ではなく、遺族による外見の確認だけで身元を特定したことが原因という。県警による震災遺体の取り違えは7件目。

 県警によると、75歳の男性の遺体は震災直後の2011年3月27日、女川町に住む別の男性=当時(94)=の娘たちの申し出で引き取られた。白髪や入れ歯などの特徴が一致したという。94歳の男性の遺体は身元不明のまま安置されていた。

 県警は遺体の取り違えが相次いで発覚した2年ほど前から、身元不明遺体の再捜査を実施。11月中旬にDNA型鑑定で取り違えを確認した。遺体はそれぞれの遺族に引き取られた。


帰還後押しへ複合商業施設オープン=福島県富岡町〔地域〕
時事通信 12/1(木) 10:17配信

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東京電力福島第1原発事故で全域に避難指示が出された福島県富岡町で、複合商業施設の一部が先行して営業をスタートさせた。宮本皓一町長は「(町民の)帰還の後押しになる」と語った=11月25日

 東京電力福島第1原発事故で全域に避難指示が出された福島県富岡町で、複合商業施設の一部が先行して営業をスタートさせた。宮本皓一町長は「(町民の)帰還の後押しになる」と語った。

 複合商業施設の立地場所では除染が一巡し、空間放射線量が下がった。総事業費約31億円を掛けた公設民営の施設で、11月25日にホームセンター「ダイユーエイト」や地元飲食店3店が営業を開始した。来春以降には、食料品スーパーやドラッグストアが営業を始める予定だ。

 ダイユーエイトの浅倉俊一社長は避難指示が出された区域での開店に「売り上げや採算性の見通しがほとんど立っていない」としながらも、「地元企業として復興支援という強い思いがあった」と話す。

 町は複合商業施設をPRするため、愛称を募集。全国から集まった452の応募作品の中から「さくらモールとみおか」に。子どもから大人まで幅広く親しみやすいことなどを選定理由に挙げた。

 町は9月から、帰還に向けた長期の宿泊を実施しているが、登録者は110世帯224人(11月27日時点)と町民全体のわずか1.6%にとどまる。来年4月の帰還開始を目指し、国と共に帰還支援策を進める。


平安時代の「貞観地震」は9年後に推定M7・4の大地震
スポーツ報知 12/1(木) 10:08配信

 11月22日早朝に発生し、東北地方の太平洋岸を中心に津波をもたらした福島県沖のマグニチュード(M)7・4の地震について気象庁は、2011年3月の東日本大震災の「余震」との見方を示した。震災から5年8か月を経た今も、こうして大きな余震があることに驚きと不安を感じた方もいるのではないだろうか。余震とは何か、今後は見通しはどうか、専門家に聞いた。(芝野 栄一)

 古文献史料に基づいた津波・地震の研究で知られる都司(つじ)嘉宣さん(69)=深田地質研究所客員研究員=は「本震から5年後に今回のような余震が起きるのは、全くおかしなことではない。平安時代に起きた『貞観(じょうがん)地震』は9年後に規模の大きな余震があった。そのことから、あと5年くらいは(東日本大震災の)余震が起きる可能性が十分にある」と指摘し、引き続きの警戒を呼び掛ける。

 貞観11年(869年)の三陸沖を震源とする地震はM8・3以上とされ、地震と津波の被害が東北地方から関東の千葉にまで及んでいることから、東日本大震災に酷似しているとされる。東日本大震災では内陸4キロまで津波が到達したとされるが、東北大・菅原大助教授らの調査によると同地域の水田地下1メートルに、貞観地震で海から運ばれたとみられる地層が発見されている。

 貞観地震の9年後、元慶2年(878年)に関東地方を震度7の揺れが襲ったとされる推定M7・4の相模・武蔵地震が発生。当時の歴史書には「家屋がすべて倒壊し、多数の死者が出た」という記録が残っている。

 都司さんは、今回の地震のメカニズムを「海側の太平洋プレートが潜り込み、その上に乗っかっている陸側の北米プレート内で地下岩盤がタテに引っ張られ、断層がずれて起こった」と解説。東日本大震災後に起きたM7級の余震の中でも「例のないタイプ」だという。

 「1854年の安政東海地震では11か月後、1983年の日本海中部地震(M7・7)は1か月後に大きな余震が起きた例がある」と都司さん。「人もけがをすると、その周囲はしばらくチクチク痛むでしょう。地球も同じ。けがが大きかった分、痛みが長く続くかもしれない」とたとえて、備えを呼びかけた。


東日本大震災から5年8か月を経て「余震」が起きた理由
スポーツ報知 12/1(木) 10:02配信

 11月22日早朝に発生し、東北地方の太平洋岸を中心に津波をもたらした福島県沖のマグニチュード(M)7・4の地震について気象庁は、2011年3月の東日本大震災の「余震」との見方を示した。震災から5年8か月を経た今も、こうして大きな余震があることに驚きと不安を感じた方もいるのではないだろうか。余震とは何か、今後は見通しはどうか、専門家に聞いた。(芝野 栄一)

 「大規模な地震が発生し、ずれた断層にはひずみ(岩盤の変形)が残っていたり、新たに生じたりする。地層の中で、そのひずみを解消しようとすることから余震が起こります」

 日本防災士会の研修講師で、気象庁元職員の矢野良明さん(67)は、あくまで「簡単で分かりやすい説明ですが」と前置きした上で余震のメカニズムについて、こう解説した。

 ▼「余震」かどうかは、どう判断する? 

 矢野さんは「気象庁は震源を中心とした、ある範囲を定めて、その中で起きた地震を余震としているのです」と明かす。「大規模な地震によって生じたひずみが、どこにあるかは分からない。地球の内側を見て確認することはできませんからね」。東日本大震災の場合、余震は宮城県沖の震源を中心とした縦約750キロ、横約350キロの四角い領域内で発生している。

 ▼今後は? 

 気象庁は「大きな地震の発生後、その近くで引き続き起こる最初の地震(本震)より小さな地震」を余震としているが、ではその「引き続き」とはいつまでか。矢野さんは「誰にも分からないだろう」という。

 「4月の熊本地震の特徴は、過去のデータでは最初の大きな地震から時間がたつほど減少すると考えられていた余震が、1日後から再び増加したこと。前震の余震(M3・5以上)が73回目(本震)を境に増えています」と矢野さん。14日の前震から一連の地震(震度1以上)回数は、これまでに4000回を超えている。こうした例もある。

 ▼警戒を

 「『●●地震の発生確率は、●年以内に●%』という研究発表がされる例がありますが、データの期間やどう解析するかで結果は違ってくる。振り回されないこと」と矢野さんは話し、「余震というより地震そのものがいつどこで起こるか分からない。常に防災の意識を持って生活しないといけない」と警戒の必要性を強調した。


10年で2100億円超=東海再処理施設の廃止作業―原子力機構
時事通信 11/30(水) 22:18配信

 日本原子力研究開発機構は30日、極めて強い放射線を出す使用済み核燃料や高レベル放射性廃棄物を扱う東海再処理施設(茨城県)の廃止作業について、今後10年間で2173億円掛かるとの見通しを明らかにした。

 
 費用は文部科学省の交付金や補助金によって賄うことになるといい、その原資は国民の税金。廃止完了まで約70年とされ、国民負担の総額はさらに大きく膨らむのは確実だ。

 原子力機構によると、今年から約400立方メートルの高レベル放射性廃液をガラスと混ぜて固める作業を始めたが、トラブルで停止している。液体だと漏えいや拡散の恐れがあるとして、原子力規制委員会は固体にすることを優先し、安全対策などについて新規制基準へ適合しない状態での作業を認めていた。

 原子力機構は施設の老朽化対策や要員を増やすことで12年半で固化作業を終えると説明。来年度以降、新規制基準への対応も進めるとの計画を示した。


廃炉・賠償費22兆円=経産省推計、想定から倍増―福島原発事故
時事通信 11/30(水) 19:03配信

 経済産業省が、東京電力福島第1原発事故で生じる廃炉費用や賠償などの合計額について、22兆円程度と推計していることが30日、分かった。

 従来想定していた11兆円から倍増する。電力料金の値上げなどを通じた国民負担の増加は必至だ。

 内訳は、廃炉費用が8兆円、賠償が8兆円、除染・中間貯蔵施設の整備が6兆円。

 廃炉費用は従来、東京電力ホールディングス(HD)が自力で捻出し、2兆円を確保する予定だった。だが、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の取り出しが難工事となるため、今回の推計では計画を大きく上回った。

 経産省は廃炉費用に関し、引き続き東電HD1社に捻出させる方針。具体的には、他電力との事業再編など東電改革で得られた資金から、廃炉費用を第三者機関に積み立てる。


新高速炉「戦略ロードマップ」、2018年をめどに策定の方針
ホウドウキョク 11/30(水) 18:17配信

2018年をめどに、「戦略ロードマップ」を策定する方針。
経済産業省は、高速増殖炉「もんじゅ」に代わる高速炉について議論する「高速炉開発会議」で、高い「安全性」と「経済性」を同時に達成することを目標とする骨子案を示した。
骨子案は、国際ネットワークを利用して、世界最先端の知見を得ていくほか、メーカーや電力会社、研究機関の責任を一元化した体制を構築するなど、4原則を定めている。
その開発方針を具体化する「戦略ロードマップ」策定を年明けに始め、2018年をめどに、今後10年程度の作業をとりまとめる方針。

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