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2016年11月23日 (水)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2175

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:<福島原発>3号機もミュー粒子で調査 炉内の燃料位置特定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島沖地震>サケ施設で津波被害 岩手・釜石、大船渡 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:凍る熊本の阿蘇道、「孤立化」懸念する声 地震で主要道寸断 対策急ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島県沖地震>避難指示対象21万人…総務省が修正 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<福島県沖地震>海底活断層が活動か…「高い津波一因」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高層ビルで断続的にきしむ音 都心も長周期地震動、今後も注意必要 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スーパームーンも影響? 月と太陽の引力が最後のひと押しになることは十分にある - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:25日にもんじゅ関連協議会=「地元の考え反映を」―福井知事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:29日に東電社長と初会談=原発慎重姿勢を直接伝達へ―米山新潟知事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発避難いじめ 横浜の生徒の親「苦しいけど死選ばないで」 同じ境遇の子供に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発避難いじめ 加害児童「賠償金を」と言いがかり - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:コストコ崩落事故 東京地検再捜査へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島、茨城で震度4の地震…22日の余震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島、茨城で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>福島、茨城で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕福島県沖でM6.1・最大震度4、津波被害の心配なし(11/24) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「偏見なくして」原発避難いじめで両親が訴え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<津波>世界の高校生が学ぶツアー 福島沖地震後に 宮城 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発避難先いじめ 加害児童「賠償金もらっているだろう」 小2男児、暴力逃れるため現金150万円持ち出す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<横浜・原発避難いじめ>両親「対応すべてが遅い」学校側に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「国民の心配より映画の宣伝ですか?」 菅元首相、地震4時間後の原発事故映画PRで「炎上」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「苦しくても生きて」=生徒のメッセージ公表―原発避難いじめで両親会見・横浜 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:コストコ震災事故、再捜査へ=高裁無罪判決で―東京地検 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原子力規制委員会、国内原発に強度不足の可能性はないと判断 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「すぐにげて!」と津波警報を伝えたNHK 生きた東日本大震災の教訓 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発作業で白血病 元作業員の男性、東電など提訴 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島など3県震度5、早朝の津波警報1・4万人避難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仙台駅構内に旅行客足止め、列車ダイヤ大幅に乱れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島沖M7.4 生きた5年前の教訓 水門遠隔操作、迅速避難… - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島沖M7.4 なぜ第2原発3号機だけ冷却停止 言葉濁す東電 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島沖M7.4 「正断層型」…大震災でプレートずれ増加 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島沖M7.4 海が揺れた!高台へ 「あの日」の恐怖また - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島沖M7・4 交通網・経済活動が混乱 避難車で渋滞、研究施設から出火も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島の復興拠点で減税=企業出店、雇用を支援―政府・与党 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<福島原発>3号機もミュー粒子で調査 炉内の燃料位置特定
毎日新聞 11/25(金) 15:01配信

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福島第1原発2号機でのミュー粒子調査の結果。U字形の部分が原子炉圧力容器で、正方形の部分が核燃料が本来あった場所。その下部の黒い部分が燃料デブリとみられる(東京電力提供)

 東京電力は、福島第1原発で溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の位置を把握するため、物質を透過する性質がある素粒子「ミュー粒子」を使った炉内調査を年明け以降、3号機で始めることを決めた。燃料デブリの場所や量などはほとんど分かっていないため、東電はミュー粒子の調査を基に燃料デブリのデータを集めたうえで、来夏にも取り出し方針を決定する。

 3号機でのミュー粒子調査は初めて。1号機では昨年実施したが、肝心の原子炉圧力容器底部が見えなかったため、改良した機器で再度実施することも決めた。今年3月~7月に行われた2号機の調査では、燃料デブリの大半が圧力容器内に残っていることが分かった。

 東電はミュー粒子調査とともに、遠隔操作ロボットによる炉内調査も計画しており、これらを照らし合わせて燃料デブリの取り出し方針を決める方針だ。

 ミュー粒子は、宇宙から降り注ぐ宇宙線が地球の大気に当たって生じる。コンクリートなどは通過するものの、密度の高い核燃料はほとんど通り抜けることができないため、検出器で原子炉建屋を通り抜けたミュー粒子を観察すれば、核燃料の場所を把握できるとされる。エジプトのピラミッドの内部調査でも利用されている。【柳楽未来】


<福島沖地震>サケ施設で津波被害 岩手・釜石、大船渡
毎日新聞 11/25(金) 10:51配信

 福島県沖を震源とする22日早朝の地震で、津波を観測した沿岸では、岩手県釜石市や大船渡市などのサケの施設で被害が確認された。ふ化のために産卵用の卵を採取する施設で、作業はこの秋から年末年始にかけてが最盛期。関係者は頭を抱えている。

 釜石市によると、市内を流れる鵜住居川、片岸川、熊野川の計3カ所のサケ捕獲施設で、遡上(そじょう)を止めるための「止め網」の網がやぶれるなどした。

 また、県沿岸広域振興局大船渡水産振興センターによると、大船渡市の盛川と陸前高田市の気仙川にある同様の施設でも、くいの一部が破損した。

 一方、陸前高田市の広田湾漁協では、小型の定置網のアンカーがずれたり、カキ養殖施設のロープが切れていた。盛川漁協の佐藤由也組合長(62)は「仮の網でふさいだが、くいが3本曲がり、ふさぎきれない。魚もたくさん逃げている。今がシーズンだが、どうにもならない」と表情を曇らせていた。【野崎勲、中尾卓英】


凍る熊本の阿蘇道、「孤立化」懸念する声 地震で主要道寸断 対策急ぐ
西日本新聞 11/25(金) 10:32配信

 冬本番-。熊本県の阿蘇山で初冠雪が観測された24日、熊本地震で主要道が寸断した阿蘇地域は、路面凍結による「孤立化」を懸念する声が聞かれた。通勤通学に欠かせないマイカーやバス、工事車両が行き交う迂回(うかい)路は山深く、例年、雪に閉ざされることもしばしばだ。国土交通省九州地方整備局と県はチェーン着脱場を増設するなど対策を急いでいる。

 熊本地震で南阿蘇村の阿蘇大橋、阿蘇長陽大橋、俵山トンネルが不通になり、熊本市などへの主要3路線が使えない。迂回路として外輪山を越える県道の「ミルクロード」と「グリーンロード」が生活道路となっているが、冬場はしばしば積雪で通行止めになるため「もともと冬場は通らない道」(村職員)という。

1日の交通量は地震前の4倍
 九地整が年内の仮復旧を目指す「俵山トンネルルート」(南阿蘇村-西原村)も、地震で壊れた橋を迂回して山間部を通らなければならず積雪の恐れが強い。熊本市の会社に通う南阿蘇村の男性(46)は「出勤できない日があるかもしれない」と気をもむ。

 九地整はミルクロードに交通が集中すると見て、チェーン着脱場11カ所を年内に完成させ、凍結防止剤散布などの対策を強化する。ただし、1日の交通量は地震前の4倍の2万台に増えて渋滞が常態化。他の道路が凍結すれば、混雑に拍車が掛かる恐れがある。

 気象庁の予報では、25日の阿蘇市の最低気温は今季最低の氷点下2度。九地整熊本河川国道事務所は「観光や仕事で通る人も冬タイヤやチェーンで備えてほしい」と呼び掛けている。

=2016/11/25付 西日本新聞朝刊=


<福島県沖地震>避難指示対象21万人…総務省が修正
毎日新聞 11/24(木) 20:09配信

 福島県沖を震源として22日朝に起きた地震で、総務省消防庁は約37万人としていた宮城県内の避難指示の対象人数を、約20万人に修正した。自治体からの聞き取りの際に誤ったという。この結果、岩手、福島、宮城3県での避難指示の対象者は約21万7000人、避難勧告も含めると約26万人になった。


<福島県沖地震>海底活断層が活動か…「高い津波一因」
毎日新聞 11/24(木) 19:22配信

 22日に起きた福島県沖の地震は、旧磐城沖ガス田付近の海底活断層が動いて発生した可能性が高いとする分析結果を、東北大と広島大の研究チームが明らかにした。断層は長さが少なくとも30キロを超えるとみられ、断層と直交する向きで地盤が大きくずれたことが、延長線上にある仙台港の津波が最大1.4メートルと高くなった一因だと考えられるという。

 研究チームは、海底地形や地質構造と今回の地震の余震分布との関係を調べた。

 その結果、今回の震源域は同県楢葉町の沖合約40キロで2007年まで操業していた同ガス田の近くで、過去の海底掘削調査などから北東-南西方向に延びる断層の存在が報告されている海域と判明。地震前の海底地形データを詳しく判読したところ、この断層に沿うように東側が5~10メートルほど落ちた崖が確認できたほか、今回の地震の余震もこの断層に沿う形で発生していることが分かった。

 研究チームの東北大災害科学国際研究所の遠田晋次教授(地震地質学)は「一度の地震活動で10メートルもの崖ができるとは考えにくく、何度もずれ動いた活断層が今回再び動いたと考えられる」と指摘。海底活断層に関する情報は不十分で、今回のように他の目的で調査した結果が防災に生かされていない例は他にもあるとみられ、「情報を集約し、詳しい調査を進めるべきだ」と話している。【飯田和樹】


高層ビルで断続的にきしむ音 都心も長周期地震動、今後も注意必要
夕刊フジ 11/24(木) 16:56配信

 福島県や茨城県、栃木県で震度5弱を観測した22日早朝の地震では、震源地の福島県沖から遠く離れた首都圏でも、周期の長い大きな揺れに伴って高層ビルなどに被害をもたらす恐れのある「長周期地震動」が確認された。東京都心のオフィス街では、高層ビルのエレベーターがきしんだ音を立てていた。

 長周期地震動は、強さの程度によって1から4までの階級に分かれている。最も強い階級4の場合、「立っていることができず、はわないと動くことができない」レベルとされている。

 気象庁の発表によると、今回の地震では「室内で大きな揺れを感じ、物につかまらないと歩くことが難しい」という階級2を各地で観測した。関東では、茨城県北部、茨城県南部、埼玉県北部、千葉県北東部、千葉県北西部、神奈川県東部が階級2だった。

 東京23区や東京都多摩東部、神奈川県西部、埼玉県南部などでは、階級1が観測された。階級1は「室内にいたほとんどの人が揺れを感じる」というレベルだ。

 東京・大手町のビルでは午前6時ごろ、「ギー、ギー」ときしむような音が断続的に起きた。ビル内のエレベーターからも「ガン、ガン」と異音が発生し、通勤中のサラリーマンらが不安を募らせていた。

 南海トラフで想定される巨大地震に伴う長周期地震動について、内閣府の検討会は昨年12月、揺れや建物への影響を試算した初の想定を公表した。揺れは大阪などの3大都市圏で顕著で、超高層ビルの最上階では最大で毎秒2・5メートル、揺れ幅は両側の合計で6メートルに達すると推計している。今後も注意が必要だ。


スーパームーンも影響? 月と太陽の引力が最後のひと押しになることは十分にある
夕刊フジ 11/24(木) 16:56配信

 不気味な兆候が図らずも的中してしまった。22日早朝、福島を襲った津波を伴う大地震。実は先週の14日、見逃せない2つのサインが出ていた。ニュージーランド地震と、月が地球に最も近づいた状態で満月となる「スーパームーン」だ。この2つの現象、先の震災が発生した前後にも起きており、専門家が「大地震が起きかねない」と警戒を呼びかけていた矢先のことだった。

 地震学者の間では、ニュージーランド南島で14日未明(日本時間13日夜)に起きたM7・8以降、日本への影響を懸念する声は少なくなかった。

 2011年2月にニュージーランドで日本人を含む複数の死者を出したM6・3の地震があり、その17日後に「3・11」が発生。日本とニュージーランドは同じ太平洋プレートの上に乗っているため、当時、影響を受けた可能性が「ゼロではない」(地震学者)とされていたためだ。

 さらに14日にはスーパームーンも出現。いつになく大きい月の引力が地球に良からぬ現象を引き起こすのでは-との観測が浮上していた。

 「私たちが体に感じないだけで、月と太陽の引力によって、地下の固い岩盤は30センチ程度浮き上げられている。月と太陽による引力そのものは、地震を引き起こすほど強いものではないが、地下でひずみが発生し、地震が起こりそうになっている場所では、この引力が最後のひと押しになることは十分に考えられる」(武蔵野学院大学の島村英紀・特任教授)

 奇しくも「3・11」から8日後の11年3月19日、このスーパームーンが夜空に現れていた。

 今後、規模の大きい余震の恐れもある。一瞬たりとも気が抜けない。


25日にもんじゅ関連協議会=「地元の考え反映を」―福井知事
時事通信 11/24(木) 12:25配信

 福井県の西川一誠知事は24日の記者会見で、政府が廃炉を含めた抜本的な見直しを進めている高速増殖炉「もんじゅ」(同県敦賀市)について、知事と文部科学相、経済産業相が話し合う「もんじゅ関連協議会」が25日夜に文科省で開かれると発表した。

 西川知事は協議会で、もんじゅ見直しの経緯や高速炉開発の議論の状況などについて、政府に確認する方針。知事は「敦賀市長とも十分意見交換をし、地元敦賀市の考え方を十分反映させる努力を最大限に行っていきたい」と話した。


29日に東電社長と初会談=原発慎重姿勢を直接伝達へ―米山新潟知事
時事通信 11/24(木) 10:18配信

 東京電力ホールディングスは24日、数土文夫会長や広瀬直己社長と新潟県の米山隆一知事との初会談が、29日に県庁で行われると発表した。

 福島県沖で22日に発生した地震で同日予定されていた会談が中止になり、日程を再調整していた。米山氏は、柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)の再稼働に慎重な姿勢を直接伝える方針で、発言の具体的な内容が注目される。

 米山氏は24日午前の記者会見で、今回の会談で「東電福島第1原発事故の徹底的な検証がなされない限り、再稼働の議論は始められない」との立場を表明することを強調。県の技術委員会で進めている同事故の検証については「東電に情報を出してもらわないと検証のしようがない。協力をお願いしたい」と述べた。 


原発避難いじめ 横浜の生徒の親「苦しいけど死選ばないで」 同じ境遇の子供に
産経新聞 11/24(木) 7:55配信

 東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した横浜市立中1年の男子生徒がいじめを受けていた問題で、40代の両親が23日、同市内で会見し、生徒が全国でいじめに苦しむ子供たちに向け「絶対助けてくれる大人はいる。苦しいけど死を選ばないで、と伝えてほしい」と話したと明らかにした。

 両親によると、生徒が小2で横浜市に転居して以降、いじめはあったとしたものの、母親は「2年生から3年生にかけては、校長をはじめ、皆さんに本当によくしていただけた。ただ、4年生になってから、学校側の対応が何もかも変わってしまった」と指摘し、小学校高学年から、担任や副校長の対応に変化が出たことを明らかにした。

 生徒が「賠償金をもらっているだろう」と言われ、150万円近いお金を自宅から持ち出していたことに関し、母親は「(当時の副校長から)『お宅のお子さんが、みなとみらいなどに土地勘があり、娯楽施設などに率先して連れ出していたのではないか』という心ない発言をされ、反論する気も起きなくなった」と打ち明けた。

 また、生徒が小6の時に「ばい菌扱いつらかった」などとつづった手記について、母親は生徒が当時、感情のままに書き殴っていたのを見たと説明。「しんさいでいっぱい死んだからつらいけどぼくはいきるときめた」との部分を「小さな心でいろいろなことを思っていて親としてはすごいと思った。ありがとうと言いたい」と語った。

 両親によると、生徒は現在、手記のことを報じる放送などを見ると恥ずかしがるものの、フリースクールに通い、「『学校(フリースクール)が楽しいし、校外学習への参加もしたい』といったことを話すようになっている。まだ怖い思いもあるようだが、今までとは違う(前向きな)思いになっているのではないか」と状況を説明した。

 両親は「金品の授受が分かった時点で、いじめ防止対策推進法に基づいて重大事案であると学校や市教委に相談したが、全く取り合ってもらえなかった」と市教委などの対応のまずさを強調。

 その上で、「今回の一連の報道の後押しで一歩前進し、家族にとってもようやく光が見えてきた。学校には、人を思いやる気持ちの大切さを教えていただきたい」と話した。


原発避難いじめ 加害児童「賠償金を」と言いがかり
産経新聞 11/24(木) 7:55配信

 平成23年3月11日に発生した東日本大震災と福島第1原発事故の影響で、同年8月に福島県から横浜市に自主避難してきた男子生徒とその家族。当時小学2年生の男子生徒の名前に「菌」をつけるなどの心ないいじめはすぐに始まった。24年には一旦不登校になるも、再び学校へ通うようになったが、いじめが再発。26年5月に、「賠償金をもらっているだろう」と言いがかりをつけられ、加害児童らからの暴力行為から逃れるため自宅から約150万円の現金を持ち出した。

 その後、生徒が再び不登校になった際、両親が現金持ち出しに気付き、学校や警察に相談していたが、市教委は、スクールソーシャルワーカーなどの専門職員を学校に派遣しないなど対応の不備があった。両親による繰り返しの相談に対し、市教委などの対応は具体的に進まず、27年12月に入り、生徒側がいじめ防止対策推進法に基づく調査を申し入れ、市教委の第三者委員会が今年11月に「いじめがあった」とする調査報告書をまとめた。

 27年当時の思いをまとめた生徒の手記を15日に公表したのに続き、23日には両親が会見して思いを打ち明けた。


コストコ崩落事故 東京地検再捜査へ
産経新聞 11/24(木) 7:55配信

 東日本大震災で東京都町田市のスーパー「コストコ多摩境店」の駐車場スロープが崩落し8人が死傷した事故をめぐり、業務上過失致死傷罪に問われた1級建築士(69)を逆転無罪とした東京高裁判決が確定したことを受け東京地検が再捜査に乗り出すことが23日、関係者への取材で分かった。

 1審東京地裁立川支部は建築士を有罪としたが、10月の控訴審判決は「建築士は説明義務は果たしていた。むしろ総括責任者らの側に設計内容を確認すべき義務があった」と言及。東京地検は建築士以外の過失責任について調べる。

 この事故では、警視庁が建築士や総括責任者ら計4人を書類送検。東京地検立川支部は平成25年、建築士を起訴し他の3人は不起訴とした。検察側は公判当初、「建築士の設計ミス」と主張したが、弁護側から反論され、「設計内容を関係者に適切に説明しなかった」と主張を変更していた。


福島、茨城で震度4の地震…22日の余震
読売新聞 11/24(木) 7:47配信

 24日午前6時23分頃、福島県沖を震源とする地震があり、同県などで震度4を観測した。津波の心配はないという。

 気象庁によると、震源はごく浅く、地震の規模を示すマグニチュードは6・1と推定される。22日早朝に震度5弱を観測した地震の余震で、24日午前10時現在、震度4~1の余震は計107回観測されている。

 24日の地震で主な地域の震度は次の通り。

 ▽震度4 福島県いわき市、双葉町、天栄村、泉崎村、玉川村、茨城県高萩市


福島、茨城で震度4
時事通信 11/24(木) 6:36配信

 24日午前6時23分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、同県と茨城県で震度4の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さはごく浅く、地震の規模(マグニチュード)は6.1と推定される。この地震による津波の恐れはないという。

 東京電力によると、福島第1原発と第2原発で異常は確認されていない。

 JR東日本によると、東北新幹線は小山―いわて沼宮内で停電が発生し、上下線で一時運転を見合わせたが、約10分後に再開した。

 主な各地の震度は次の通り。

 震度4=福島県いわき市、茨城県高萩市
 震度3=宮城県石巻市、山形県米沢市、福島市、水戸市、宇都宮市、埼玉県加須市、千葉市、新潟県加茂市。


<地震>福島、茨城で震度4
毎日新聞 11/24(木) 6:34配信

 24日午前6時23分ごろ、福島県などで震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は福島県沖で、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.1と推定される。

 主な各地の震度は以下の通り。

 震度4=福島県中通り、福島県浜通り、茨城県北部

 同庁によると、この地震で、沿岸で若干の海面変動があるかもしれないが、被害の心配はないとしている。【デジタル編集部】


〔地震〕福島県沖でM6.1・最大震度4、津波被害の心配なし(11/24)
レスキューナウニュース 11/24(木) 6:30配信

気象庁によると、24日06:23頃、福島県沖を震源とするM6.1の地震があり、福島県天栄村・泉崎村・玉川村・いわき市・双葉町、茨城県高萩市で震度4の揺れを観測しました。
この地震により、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれませんが、被害の心配はありません。

■発生事象
・発生日時 :11月24日06:23頃
・震源地  :福島県沖(北緯37.1度、東経141.5度)
・震源の深さ:ごく浅い
・地震の規模:M6.1(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
・福島県 :天栄村下松本*、泉崎村泉崎*、玉川村小高*、いわき市小名浜、いわき市錦町*、いわき市平梅本*、双葉町両竹*
・茨城県 :高萩市下手綱*

【震度3】
・福島県 :福島市五老内町*、郡山市朝日、郡山市開成*、郡山市湖南町*、白河市郭内、白河市新白河*、白河市八幡小路*、白河市東*、白河市表郷*、白河市大信*、須賀川市八幡山*、須賀川市岩瀬支所*、須賀川市牛袋町*、二本松市金色*、二本松市油井*、二本松市針道*、桑折町東大隅*、国見町藤田*、川俣町樋ノ口*、大玉村玉井*、鏡石町不時沼*、西郷村熊倉*、中島村滑津*、矢吹町一本木*、棚倉町棚倉中居野、石川町長久保*、平田村永田*、浅川町浅川*、古殿町松川新桑原*、小野町小野新町*、田村市船引町、田村市大越町*、田村市常葉町*、田村市都路町*、田村市滝根町*、福島伊達市前川原*、福島伊達市梁川町*、福島伊達市保原町*、福島伊達市霊山町*、本宮市本宮*、いわき市平四ツ波*、相馬市中村*、福島広野町下北迫大谷地原*、福島広野町下北迫苗代替*、楢葉町北田*、富岡町本岡*、川内村上川内小山平*、川内村上川内早渡*、大熊町野上*、浪江町幾世橋、新地町谷地小屋*、飯舘村伊丹沢*、南相馬市原町区高見町*、南相馬市鹿島区西町*、南相馬市小高区*、会津若松市材木町、会津若松市東栄町*、会津若松市北会津町*、喜多方市塩川町*、喜多方市高郷町*、西会津町野沢、西会津町登世島*、磐梯町磐梯*、猪苗代町城南、猪苗代町千代田*、会津坂下町市中三番甲*、湯川村清水田*、柳津町柳津*、会津美里町高田庁舎*、会津美里町本郷庁舎*、会津美里町新鶴庁舎*

・茨城県 :水戸市金町、水戸市千波町*、日立市助川小学校*、日立市役所*、日立市十王町友部*、常陸太田市金井町*、常陸太田市高柿町*、高萩市安良川*、北茨城市磯原町*、笠間市石井*、笠間市中央*、笠間市笠間*、ひたちなか市南神敷台*、ひたちなか市東石川*、茨城町小堤*、東海村東海*、大子町池田*、那珂市福田*、那珂市瓜連*、小美玉市上玉里*、土浦市藤沢*、石岡市柿岡、石岡市八郷*、下妻市鬼怒*、取手市藤代*、つくば市天王台*、茨城鹿嶋市鉢形、潮来市堀之内、潮来市辻*、河内町源清田*、稲敷市結佐*、筑西市舟生、かすみがうら市大和田*、神栖市溝口*、神栖市波崎*、行方市山田*、行方市玉造*、行方市麻生*、桜川市真壁*、鉾田市汲上*、常総市新石下*、常総市水海道諏訪町*、つくばみらい市加藤*、つくばみらい市福田*

・宮城県 :宮城加美町中新田*、色麻町四竈*、涌谷町新町裏、登米市登米町*、登米市南方町*、登米市迫町*、宮城美里町木間塚*、大崎市古川三日町、大崎市古川北町*、大崎市松山*、大崎市田尻*、白石市亘理町*、名取市増田*、角田市角田*、岩沼市桜*、蔵王町円田*、大河原町新南*、宮城川崎町前川*、丸森町鳥屋*、山元町浅生原*、石巻市大街道南*、石巻市桃生町*、松島町高城

・山形県 :上山市河崎*、中山町長崎*、西川町大井沢*、米沢市駅前、米沢市アルカディア、米沢市林泉寺*、米沢市金池*、南陽市三間通*、高畠町高畠*、山形川西町上小松*、白鷹町荒砥*

・栃木県 :大田原市湯津上*、那須町寺子*、宇都宮市中岡本町*、真岡市石島*、市貝町市塙*、高根沢町石末*、栃木那珂川町小川*

・埼玉県 :加須市大利根*、春日部市谷原新田*、宮代町笠原*

・千葉県 :香取市佐原平田、香取市役所*、香取市羽根川*、香取市岩部*、千葉中央区都町*、千葉花見川区花島町*、千葉美浜区ひび野、八千代市大和田新田*、印西市大森*、印西市笠神*、栄町安食台*

・新潟県 :加茂市幸町*、阿賀町鹿瀬中学校*


「偏見なくして」原発避難いじめで両親が訴え
読売新聞 11/23(水) 22:17配信

 2011年の東京電力福島第一原発事故後に福島県から横浜市に避難した中学1年の男子生徒(13)が、転校先の市立小学校でいじめを受けた問題で、生徒の両親が23日、市内で報道陣の取材に応じ、「福島への偏見をなくしてほしい」などと訴えた。

 父親は東日本大震災で職を失った後、横浜で仕事を見つけ、11年8月に一家で自主避難。生徒は当時、小学2年生だったが、転校直後からいじめが始まった。両親から相談を受けた学校や市教委の反応は鈍く、父親は「訴えても訴えても、とにかく動いてくれなかった。八方ふさがりだった」と振り返った。

 両親らによると、小学5年生だった14年5月には、同級生らに「賠償金をもらっているだろう」と言われ、現金計約150万円を自宅から持ち出し、ゲームセンターや飲食の費用として負担。その際も、市教委は「児童同士の金銭トラブル」として調査を進めなかった。


<津波>世界の高校生が学ぶツアー 福島沖地震後に 宮城
毎日新聞 11/23(水) 21:55配信

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東日本大震災や福島沖地震で住民が避難した宮城県石巻市の日和山を視察する海外の高校生ら=同市で2016年11月23日午後1時41分、川口裕之撮影

 福島県沖を震源とする地震から一夜明けた23日、宮城県の沿岸市町で、世界の高校生が津波の脅威や防災を学ぶツアーが行われた。参加者らは地元高校生の案内を受けながら、いつ起こるとも知れぬ自然災害への意識を新たにした。

 世界津波の日(11月5日)に合わせて25、26日に高知県で開かれる高校生サミットの一環。宮城県と県教委が主催し、再び警報や注意報が発令されれば中止する方針で実施され、石巻市や女川町などを訪れた。

 ツアーには東南アジアや南米、太平洋の島々など津波や地震の脅威にさらされる16カ国の約120人が参加。22日の地震後に多くの住民が避難した石巻市中心部の日和山から東日本大震災の津波で被災した住宅地跡などを見渡し、地元の高校生が当時の避難の様子を説明した。

 2004年のインド洋大津波で被災したインドネシア・アチェ州の高校1年、オクタニア・ディヤ・ウルハックさん(15)は「日本が津波の再来にどう備えているか学びたくて参加した。ツアーを通して、津波への理解や知識を深められた。日本はしっかり準備ができている」と話した。案内した県立石巻高2年、杉山慧さん(17)は「地震はいつ起こるか分からない。命は何よりも大切。いつでも準備万端でいることが大切と伝えたい」と話した。【川口裕之】


原発避難先いじめ 加害児童「賠償金もらっているだろう」 小2男児、暴力逃れるため現金150万円持ち出す
産経新聞 11/23(水) 21:52配信

 平成23年3月11日に発生した東日本大震災と福島第1原発事故の影響で、同年8月に福島県から横浜市に自主避難してきた男子生徒とその家族。当時小学2年生の男子生徒の名前に「菌」をつけるなどの心ないいじめはすぐに始まった。24年には一旦不登校になるも、再び学校へ通うようになったが、いじめが再発。26年5月に、「賠償金をもらっているだろう」と言いがかりをつけられ、加害児童らからの暴力行為から逃れるため自宅から約150万円の現金を持ち出した。

 その後、生徒が再び不登校になった際、両親が現金持ち出しに気付き、学校や警察に相談していたが、市教委は、スクールソーシャルワーカーなどの専門職員を学校に派遣しないなど対応の不備があった。両親による繰り返しの相談に対し、市教委などの対応は具体的に進まず、27年12月に入り、生徒側がいじめ防止対策推進法に基づく調査を申し入れ、市教委の第三者委員会が今年11月に「いじめがあった」とする調査報告書をまとめた。

 27年当時の思いをまとめた生徒の手記を15日に公表したのに続き、23日には両親が会見して思いを打ち明けた。


<横浜・原発避難いじめ>両親「対応すべてが遅い」学校側に
毎日新聞 11/23(水) 21:50配信

 原発事故で福島県から横浜市に自主避難した中学1年男子生徒がいじめを受け不登校になった問題で、生徒の40代の両親が23日、報道陣の取材に初めて応じた。事態を1年以上も放置した小学校や市教育委員会の対応に「すべてが遅い。訴えを聞いてもらえず、不信感ばかりが募った」と怒りをぶつけた。【水戸健一】

 両親は「子どもは教育を受ける権利を侵害された。友達と楽しい時間を過ごすこともできず悔しい」と訴えた。いじめを受けていた当時の様子について「自殺しても仕方のない内容で、子どもはボロボロになった」と明かした。一方で「『死んだら何も言えない。助けてくれる大人が必ずいる』との子どもの言葉を伝えたい」と子の思いを代弁した。

 同級生から「(原発事故の)賠償金があるだろ」と金銭を要求され始めたのは2014年5月。父親はいじめ防止対策推進法の条文を調べ、約150万円に上る金銭授受は「重大事態」にあたるとして「法律に基づいて対応してほしい」と学校に訴えた。しかし、学校は重大とは受け止めなかった。逆に「生徒が率先して金を払っている」という前提で話をされたこともあるといい、父親は「八方ふさがり。無力感しかなかった」と悔しさをにじませた。

 「いままでなんかいも死のうとおもった。でも、しんさいでいっぱい死んだから、つらいけど、ぼくはいきるときめた」。公表された生徒の手記は小学6年だった15年7月、母親の目の前で書いたという。当時すでに不登校となっており、母親は「(ショックで)言葉が出なかった。最悪の事態を考え、常に一緒にいるようにした」と振り返った。机にあったノートをちぎり、気持ちをぶつけたため文字が乱れたという。

 両親によると生徒は原発事故後に性格や考え方に変化が表れた。「親に甘える普通の子だったのに、耐えるようになった。転入後もいろいろなことを言えなかったのだろう」と推し量る。自主避難した子どもたちへの学校の配慮は転入直後こそあったが、4年生以降はなくなったという。母親は「災害に遭った子どもの心理を調べたことがないのか、と担任に尋ねたら『全くしていない』と答えた」と肩を落とす。

 市教委は今もいじめの詳細を公表していない。母親は「被害者、加害者側の子の特定を避ける配慮でなく、問題を隠匿しようとする学校、市教委の自己保身にしか見えない」と言った。生徒は現在フリースクールに通い、休日には「自転車に乗りたい」などと話すようになったという。

 両親は我が子の言葉を紹介した。「自分と同じようにいじめを受けている人たちには、苦しくても生きてほしい、と話している」

 ジャーナリストの安田浩一さんの話 子供は大人社会に敏感に反応する。最近でも福島県内で保守系の団体が原発事故に伴う自主避難者を「プロ避難民」などと糾弾する街頭宣伝をした。行政から正当な補償を受けている弱者や公害の被害者が攻撃の対象となる事例は珍しくない。それが子供の社会にも影を落としているとすれば、由々しき事態だ。

 ◇いじめを巡る経過

2011年 3月 東日本大震災が発生

      8月 生徒が横浜市の市立小に転校、名前に菌をつけて呼ばれるいじめが始まる

2012年 6月 10月まで不登校に

2014年 5月 「(原発事故の)賠償金があるだろ」と遊興費に金銭を要求される。再び不登校に

      6月 校長が金銭のやり取りを市教委に報告

      7月 保護者が神奈川県警に相談

2015年12月 保護者が市教委にいじめ防止対策推進法に基づいた調査を申し入れ

2016年11月 市教委の第三者委員会が報告書をまとめる

※第三者委員会報告書などに基づく

 ◇避難者「社会の無理解を感じる」

 原発事故の自主避難者は全国に数万人いるとされるが、国も福島県も定義せず正確な人数は不明だ。各地の避難者たちは今回のいじめ問題を我が事と受け止めている。「大人社会に存在する弱者への攻撃」が影響しているとの指摘もある。

 「子どもの命を守るために避難したのに、いじめで自殺なんかされたら救われない」

 福島県の中通り地域から東京都内に自主避難している女性(43)はこぼした。

 原発事故の2日前に妊娠が分かり、関東地方を転々と避難する中で長男を出産。福島への帰還を巡って夫と対立が深まり、2014年夏に離婚した。現在は都営住宅に住む。自主避難の場合、東電による賠償は1世帯あたり最高でも150万円程度。17年3月には住宅提供が打ち切られるため、生活への不安は強まるばかりだ。

 女性は「原発避難に対する社会の無理解を感じる。特に自主避難は明かしても良いことがないので、周囲に言えない人が多い。5年半が過ぎても事故は終わっていないし、避難を続けざるを得ないことをもっと知ってほしい」と訴えた。

 2人の娘を連れ福島県郡山市から新潟市に母子避難している磯貝潤子さん(42)も「ショックだった。自分だけが我慢すればいいと思っていたのに、子どもまで嫌な思いをするようでは、何のために避難したか考えてしまう」と、今回の問題に心を痛めている。「子どもが嫌なことを言われたら、間違ったことはしていないと相手に言うしかない。腹は決まっているけど、全て自己責任にされることに抵抗がある」と複雑な心境を明かした。【日野行介】


「国民の心配より映画の宣伝ですか?」 菅元首相、地震4時間後の原発事故映画PRで「炎上」
J-CASTニュース 11/23(水) 18:54配信

 菅直人元首相(70)が2016年11月22日朝、ブログやツイッターに書き込んだ内容が「何言ってんだこの緊急時に」などと「炎上状態」だ。この日は早朝5時59分頃に福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7.4の地震が発生し、福島県などに4年ぶりに津波警報が出されていた。

 菅氏はその4時間後に、自らが首相として直面した原発事故をテーマにした映画の上映会をPR。書き込み時点では津波警報は解除されて注意報になっていたといえ、緊張感のない書き込みに、あきれる声が相次いだ。

■「ご覧になりたい方は、まだ席に余裕がありますので」

 菅氏がブログを更新したのは、地震発生からおよそ4時間後の朝9時50分ごろ。その内容は、ドキュメンタリー映画『太陽の蓋』の自主上映会を宣伝するものだった。

 ブログのタイトルは「『太陽の蓋』都心での自主上映」。福島県沖での地震について「今のところ大きな被害は伝わってきていない」とした上で、

  「しかし、福島第二原発3号機の使用済み燃料プールの冷却が停止したという発表があり、5年半前の福島原発事故の時に(略)メルトダウンが起きる瀬戸際であったことを思い出した」

と振り返った。その上で、自身が首相として直面した東京電力福島第1原発事故での状況を説明しつつ、

  「こうした福島原発事故発生からの5日間を事実に基づいて描いた映画、『太陽の蓋』の都心での上映会を11月29日(火)、国会の隣の憲政記念館で開催します。(略)ご覧になりたい方は、まだ席に余裕がありますのでぜひお越しください」

と映画の上映会をPRした。さらに、こうしたブログを投稿した約10分後には、ツイッターでも同様の書き込みをした。ツイッター、ブログともに、地震が起きた地域に向けて避難や注意を呼びかける言葉はなかった。

 菅氏が宣伝した『太陽の蓋』という映画は、東日本大震災と原発事故を描いたドキュメンタリー作品。当時の首相だった菅氏も実名で登場しており、俳優の三田村邦彦さん(63)が演じている。

 菅氏は映画製作にあたって取材協力したほか、菅氏のブログによると、菅氏の事務所は11月29日の上映会の開催に協力している。

「国民の心配より映画の宣伝ですか?」
 菅氏がブログやツイッターを更新した時点では、津波警報は解除されていたといえ、注意報は解除されておらず、テレビなどでは引き続き警戒を呼び掛けていた。

 こうした予断を許さない状況での宣伝ツイート・ブログをめぐっては、インターネット上で批判が殺到。ツイッターやネット掲示板には、

  「国民の心配より映画の宣伝ですか?」
  「何言ってんだこの緊急時に 今言う話じゃないだろ 状況考えろ」
  「福島に津波警報が出て、被害が出ないように皆が固唾を飲んでいた午前中によく映画の宣伝ができるよね」

といった投稿が数多く寄せられた。


「苦しくても生きて」=生徒のメッセージ公表―原発避難いじめで両親会見・横浜
時事通信 11/23(水) 18:49配信

 東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒(13)のいじめ問題で、両親らが23日、初めて記者会見を開き、いじめを受けている他の子供たちに対し、「苦しくても絶対生きてほしい」と呼び掛ける生徒のメッセージを公表した。

 生徒は2011年8月に横浜市の学校に転校して以降、名前をもじって「○○菌」と呼ばれたり、同級生らに要求され多額の現金を渡したりするなどし、不登校になった。両親によると、現在はフリースクールに通い、少しずつだが、外出するようになってきたという。

 横浜市内で会見した40代の両親は、「もっと教育委員会の対応が早ければ、(問題解決に向け)こんなに時間はかからなかった。自己保身なのではないか」と不満を示した。

 学校側は面談で、生徒が自発的に金品のやりとりを行っていたかのように話していたといい、教育委員会が「学校側に指導はするが、介入はできない」などと説明していたことも明らかにした。

 両親は「やっと光が見えてきたところだ。今いじめられている子がいるとしても死を選ばないでほしい」と訴えた。


コストコ震災事故、再捜査へ=高裁無罪判決で―東京地検
時事通信 11/23(水) 18:32配信

 東日本大震災で東京都町田市の大型量販店「コストコ多摩境店」の駐車場スロープが崩落し、8人が死傷した事故で、業務上過失致死傷罪に問われた1級建築士(69)を逆転無罪とした東京高裁判決が確定したのを受け、東京地検が再捜査する方針を固めたことが23日、関係者への取材で分かった。

 検察が無罪判決を受けて再捜査を行うのは異例で、地検は不起訴とした関係者らの過失の有無などを調べ直すとみられる。

 2011年3月11日、東日本大震災の揺れで同店の駐車場スロープが崩落して2人が死亡し、6人がけがをした。警視庁が設計に関わった4人を書類送検、東京地検立川支部が13年12月に同罪で1級建築士を在宅起訴したが、設計の総括責任者ら3人は嫌疑不十分で不起訴処分としていた。


原子力規制委員会、国内原発に強度不足の可能性はないと判断
ホウドウキョク 11/23(水) 12:56配信

国内の原発に強度不足の可能性はないと判断した。
この問題は、フランスの原発で原子炉など重要施設に使われている鋼材に、炭素濃度のばらつきがあり、強度不足のおそれが指摘されているもの。
規制委員会は、22日の会合で、フランス向けの製品とは違い、国内11社の原発の重要施設については、強度不足につながる炭素濃度が高い部分を十分に切り落としていて、強度不足のおそれはないと判断した。
今後、規制庁は、問題となった鍛造製品などの品質保証のあり方について検討していくという。


「すぐにげて!」と津波警報を伝えたNHK 生きた東日本大震災の教訓
BuzzFeed Japan 11/23(水) 11:00配信

11月22日朝に福島県沖であった地震。気象庁は福島県と宮城県の沿岸に津波警報を出し、一時、緊迫した空気が列島を包んだ。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

午前8時すぎには仙台港で1.4mの、岩手県から伊豆諸島まで各地で津波を観測している。

そんなさなか、NHKが避難を呼びかけるテロップに「工夫がある」と、にわかに注目が集まっている。

切迫感を伝えるために
テロップは、津波警報を報じる画面に常に出ていたものだ。

「津波!避難!」「つなみ!にげて!」「すぐ避難を!」「すぐにげて!」などと様々な文言で、視聴者に危険を訴えている。

NHKの津波報道に関しては、2012年12月に宮城県沖に警報が出たときから、避難を呼びかけるアナウンサーの口調が変わっている。「東日本大震災を思い出してください」などと強く語りかけたこともあり、注目を集めた。

これは東日本大震災を受けたもので、11月22日にも同様の呼びかけがなされた。

テロップを変えた理由
では、テロップはいつからこのような表示になったのか。

NHK広報部によると、2013年3月、気象庁が津波警報に使う表現を変えたのに合わせて方針を転換。新しい伝え方に変わったという。実際に使われたのは、今回が初めてだ。

気象庁のこの方針転換では「大津波警報」などの区分を見直し、波の大きさを「巨大」「高い」と表現するようになった。

NHK広報部の担当者はBuzzFeed Newsの取材に対し、「これまで抑制的で、冷静な表現を使っていました。方針転換を受け、局内で改善を検討し、切迫感を出すものにしました」と語る。

命を守るために
直接的に危険を訴える表現を増やし、テレビを見ている子どもでもわかるように、ひらがなを活用したのが特徴だ。赤地に白文字にしたのも、情報が見やすいような工夫という。

「見て聞いて、すぐにわかるということを大切にしています」

テロップの変更点を紹介した公式サイトには、こんなことが書かれている。

“東日本大震災を教訓に、津波への危機感を伝え、避難に結びつけるため、伝え方を見直しています“

“呼びかけにはふだんの放送にはない、強い口調や強いことばも使います。迷わず避難し、命を守って頂くためです。警報が出たら命を守るため、すぐに、より高く、より遠くへ“

担当者は言う。「一人でも多くの命を救う放送を実現することが目的です」と。

NHKは11月22日にも、すべての津波注意報が解除されるまで、警戒を訴え続けていた。決して、津波を過小評価しない。命を守るために。それが東日本大震災の教訓だ。


原発作業で白血病 元作業員の男性、東電など提訴
ホウドウキョク 11/23(水) 10:49配信

東京電力福島第1原子力発電所で作業をしたあと、白血病を発症し、労災認定された元作業員の男性が東京電力などに対し、およそ5,900万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。
北九州市の40代の男性は、2011年10月から2年余り、福島第1原発事故後に溶接作業や点検作業に携わり、2014年に急性骨髄性白血病と、うつ病と診断され、厚労省に労災認定された。
事故をめぐって初めて労災が認められたケースで、男性は、東電などに対し、およそ5,900万円の損害賠償支払いを求めた。
東京電力は、「適宜適切に対処する」とコメントしている。


福島など3県震度5、早朝の津波警報1・4万人避難
日刊スポーツ 11/23(水) 10:05配信

 早朝の東北を大きな揺れが襲った。沿岸被災地の人々は、再び津波警報に身構えた。22日午前5時59分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7・4の地震があり、福島、茨城、栃木の3県で震度5弱を観測した。

 東日本大震災から5年8カ月が経過した沿岸被災地に、サイレンが鳴り響いた。「直ちに高台などに避難を」。津波警報が出た福島県いわき市では、防災無線が避難を呼び掛けた。

 いわき市内は車での避難が相次ぎ、大きな渋滞が発生。高台の宿泊施設には約300人が身を寄せた。震災で自宅が全壊した同市の会社員新妻広志さん(46)は「こんなに早く再び大きな地震があるとは思わなかった」と驚いていた。

 震災後最大の140センチの津波を観測した仙台港。仙台市宮城野区の東北電力新仙台火力発電所では、職員を3階以上に避難させた。総務部の高橋和夫さん(53)は「津波が押し寄せているのが窓から見て分かった」と振り返った。

 警察庁は、宮城、福島、千葉各県と東京都で計17人がけがをし、うち3人が重傷と発表した。沿岸各地で約1万4000人が避難。各自治体は震災の教訓を生かし、人的被害を最小限に食い止めた。

 いわき市は震災後、住民に災害情報を素早く知らせる防災メールを導入。22日は約1万5000人の登録者に高台への避難を促した。仙台市では震災後、沿岸3カ所に鉄骨2階建て、高さ約10メートルの「津波避難タワー」を設置し、22日は計約100人が一時身を寄せた。

 今回のM7・4は、M7・3の阪神大震災や熊本地震を上回った。震源地は福島県いわき市の東北東約60キロ沖で、震源の深さは約25キロ。気象庁は福島、宮城両県に津波警報、青森、岩手、茨城、千葉各県に津波注意報を出した。


仙台駅構内に旅行客足止め、列車ダイヤ大幅に乱れ
日刊スポーツ 11/23(水) 10:05配信

 早朝の東北を大きな揺れが襲った。沿岸被災地の人々は、再び津波警報に身構えた。22日午前5時59分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード(M)7・4の地震があり、福島、茨城、栃木の3県で震度5弱を観測した。

 地震の影響により東北地方の列車ダイヤは大幅に乱れ、仙台駅には多くの人が足止めされた。沿岸部に津波警報が発令されたことを受け、東北本線、常磐線などがしばらく運転を見合わせ、鉄道は一日中混乱した。仙台市の泉館山高はこの日が修学旅行の出発日。22日早朝、駅構内には300人の生徒が集合し、遅れが出ている東北新幹線の出発をドキドキしながら待った。幸い、同校が乗車する新幹線は予定通りに運行。目的地の関西方面へ無事向かうことができた。


福島沖M7.4 生きた5年前の教訓 水門遠隔操作、迅速避難…
産経新聞 11/23(水) 7:55配信

 ■高台へ大渋滞、課題残る

 東日本大震災から5年8カ月。東北地方の太平洋岸を中心に津波をもたらした22日の福島県沖の地震では、かつての教訓を防災に生かした場面が随所に見られた。

 気象庁が宮城県の津波注意報を津波警報に切り替えてから3分後の午前8時12分。東日本大震災で津波が遡上(そじょう)した名取川の河口そばにある貞山運河の貞山運河水門(仙台市)が、甲高い金属音を立てて動き始めた。水門は約25分後に全てが閉鎖されたが、周囲に操作する作業員の姿は見えない。

 国土交通省では、大震災で水門を閉めに行った人々が被災した教訓を生かし、直轄河川の水門の遠隔操作化を全国的に進めている。今回の地震では大震災後に完成した貞山運河水門に加え、青森、宮城両県の河川にある6つの水門で遠隔操作が行われた。大震災時は死者を出した作業だけに国交省水管理・国土保全局の担当者は「安全、確実にできた」と胸を張る。

 大震災の津波が直撃し、大きな被害を受けた仙台空港では、津波に特化した避難訓練の成果が見えた。

 22日の地震発生後は通常午前6時半の開場を急遽(きゅうきょ)繰り上げ、建物外にいた乗客らを中へ誘導。館内放送で後から来た乗客とともに上層階へ移動させ、津波警報が注意報に切り替わった同9時46分まで、1階に降りずに避難を続けた。

 大震災時は同空港の滑走路や1階に津波が押し寄せた。担当者は「(防災訓練では)大震災前は消防訓練などだけだったが、大震災の教訓を踏まえ、津波に特化した訓練を定期的に行ってきた」という。

 大震災時に津波襲来直前まで防災無線で避難を呼びかけた結果、多くの町職員が犠牲になった宮城県南三陸町は、職員の安全確保を徹底しつつ多様な手段で津波への警戒を呼びかけた。

 津波注意報を受け、防災無線に加え、ツイッターやフェイスブックといったSNS、登録制メールを駆使し、沿岸に近づかないよう注意喚起。警報に切り替わると、浸水地域の水産加工会社などへ個別に電話をかけ、避難を促した。危機管理課の後藤芳文係長(43)は「大震災当時は登録制メールの利用者が少なく、防災無線に頼らざるを得なかったが、直後から登録者が急増し、重要な広報ツールになった」という。警報に切り替わった際には広報車4台が出動したが、「職員の犠牲を出さないように、海辺近くを走らないことを徹底した」と後藤さん。年1回の避難訓練を11月6日に終えたばかりで「職員も町民も冷静に対応できた」と話した。

 一方で課題も見えた。

 大震災では車で逃げる途中に渋滞で動けなくなり、津波にのみ込まれた被害も多かったが、今回、福島県いわき市の沿岸部では高台を目指す車両で大渋滞が発生。宮城県石巻市でも石巻港に近い高台の日和山公園周辺で渋滞が起きた。宮城県警が小型ヘリで撮影した映像にも、津波が遡上する多賀城市の川沿いの道路に連なる車列が映っていた。

 避難行動に詳しい群馬大大学院の片田敏孝教授(災害社会工学)は「避難行動がとれたという意味では評価できる面もあるが、渋滞のリスクを考えずに車に飛び乗るなど、ただ恐怖に駆られての行動であれば引き継いでいけるものにならない。いかに避難を社会の仕組みとして組み込めるかが問われている」と話した。


福島沖M7.4 なぜ第2原発3号機だけ冷却停止 言葉濁す東電
産経新聞 11/23(水) 7:55配信

 福島沖を震源とする22日の地震の影響で福島第2原発3号機(福島県楢葉町、富岡町)の燃料貯蔵プールの冷却が一時的に停止したことを受け、東電は福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者が記者会見を開き「みなさんにご心配をお掛けし申し訳ありません」と陳謝した。

 東電は冷却停止について「地震でプールの水位が変動し、ポンプが自動停止した可能性がある」と説明した。同プールには未使用も含めて2544体の燃料が保管されている。

 使用済み燃料は今も熱を出し続けており、プールに入れて冷却を続ける必要があるが、冷却が停止した場合、東電は1時間で約0・2度、水温が上昇すると試算。冷却停止時の水温は29・3度で冷却再開時は29・5度だった。プールの温度は65度以下に管理することになっており、約7日間の余裕があったという。

 ただし疑問も残った。冷却停止はポンプを故障させないための機能だというが、同原発1~4号機のうち、3号機だけなぜ冷却が停止したのかという点だ。

 増田氏はこの疑問について、「難しい。地震の揺れと(建屋の揺れに)共振が起きると揺れが大きくなるが…」と言葉を濁した。


福島沖M7.4 「正断層型」…大震災でプレートずれ増加
産経新聞 11/23(水) 7:55配信

 今回の地震は岩盤が圧縮されて生じる東日本大震災のような逆断層型ではなく、引っ張られてずれる正断層型だった。気象庁は東北地方を乗せた陸側プレート(岩板)が大震災の影響で東西方向に引っ張られて発生したとみている。

 大震災の巨大地震は日本海溝から沈み込む太平洋プレートと、陸側プレートの境界で発生した。これに対し今回の地震は陸側プレートの内部で起きた。

 陸側プレートは大震災で海側に跳ね上がった影響で東に引っ張られ、東西に伸びる力がかかるようになり正断層型の地震が増加。震災1カ月後と平成26年7月にマグニチュード(M)7・0の余震が発生しており、今回も同じ仕組みとみられる。東北大の遠田晋次教授(地震地質学)は「この地域は大震災以降、体に感じないものも含めて誘発地震がまだ続いている」と指摘する。

 東大地震研究所の古村孝志教授(地震学)によると、福島県沖では昭和13年にM7・5の地震が起きた翌日、陸側プレートでM7・4が発生し、一連の地震で107センチの津波が観測された。古村氏は「福島県沖では大震災にかかわらず、このクラスの地震はよく起きる。国の長期評価でも、この地域で今後30年にM7・4前後の地震が起きる確率は10%程度と高かった」と話している。


福島沖M7.4 海が揺れた!高台へ 「あの日」の恐怖また
産経新聞 11/23(水) 7:55配信

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津波警報で高台の介護老人福祉施設に避難し、海を見つめる沿岸部の住民=22日、福島県いわき市(桐山弘太撮影)(写真:産経新聞)

 5年前の恐怖がよみがえった。22日早朝、福島県などを襲った地震と津波。サイレンと防災無線が鳴り響く中、甚大な被害が出た平成23年3月の東日本大震災をいや応なく思い起こし、住民らは避難や安全確認を急いだ。

 午前5時59分。福島県いわき市の自宅寝室で長女(6)や次女(3)と眠っていた市職員の鈴木浩貴さん(45)は、ゆっくりした横揺れに気づき、目を覚ました。体を起こしたところで突然激しい揺れが始まった。すぐに娘2人に寄り添った。

 立てかけていた高さ1・5メートルの鏡が倒れたが、大きな被害はなし。ほっとしたところで食料備蓄の不足に気づいた。「震災直後はいろいろと準備していたけれど…」。自戒しながら、慌ただしく市役所へ向かった。

 「布団の中で体が揺さぶられている感じ。あのときのことをすぐ思いだした」と顔をこわばらせたのは、東京電力福島第1原発に近い同県広野町の主婦、遠藤政子さん(80)。同町の農産物直売所組合長を務める塩史子さん(71)は「(原発事故の)風評被害がようやく落ち着いてきたのに…」とうめいた。

 ◆潮引き「まずい」

 50センチの津波を観測した茨城県大洗町。海岸近くで釣具店を営む高松久雄さん(48)は地震発生時、客数人と店内にいた。「釣り人を注意しに行ったら、潮が引き始めていた。『まずい』と思い、高台の自宅まで急いで車で戻った」

 大洗港からは、津波を避けようと大半の漁船が出港して沖に出た。漁師の飛田宏光さん(38)は「潮の流れが変わり、1メートルくらい潮位が上がったのを目撃した」。

 宮城県七ケ浜町の寺院「養松院」は仙台湾を望む約10メートルの高台に位置する。指定避難所だが、震災では参道の階段まで津波が押し寄せた。今回も沿岸部の防災無線から避難を呼びかけるアナウンスが鳴り響いた。

 「海が小刻みに揺れ、波立っていた」。楡木(たもき)泰教住職(39)の脳裏にも悪夢がよぎった。

 ◆山の方へ逃げて

 津波を警戒して避難所に身を寄せた住民らは不安を募らせた。福島県いわき市の介護老人福祉施設「望洋荘」の駐車場は避難者の車であふれた。

 「早く(高台に)上がっぺ」。住民の三浦春男さん(81)は地震が収まると、隣人らに声を掛け避難を急いだ。「自分の身は自分で守る」という大震災の教訓を生かした。

 岩手、宮城、福島3県の沿岸部では防潮堤の復旧を進めてきたが、国土交通省のまとめでは9月末時点で、整備予定の計591カ所のうち完成は21%。三浦さんは「いくら高くしても、どんな津波が来るかは分からない」と警戒を怠らない。

 宮城県山元町の町中央公民館には同町立山下小5年の佐々木日南(ひな)さん(11)が、弟で同小4年の斗麻(とうま)君(9)とともに町役場の車で公民館にやってきた。斗麻君は「両親は仕事で出掛けていた。学校に電話したら『山の方へ逃げて』と言われた。(姉と)一緒だから大丈夫」と気丈に話した。

 津波警報や注意報がすべて解除されたのは午後0時50分。避難した住民は帰途に就いた。福島県南相馬市の避難所に身を寄せた同市原町区の無職男性(76)は「それほど大きな被害はなかったようなので良かった」と胸をなで下ろした。


福島沖M7・4 交通網・経済活動が混乱 避難車で渋滞、研究施設から出火も
産経新聞 11/23(水) 7:55配信

 22日に福島県沖で発生した地震により、一部地域で避難の車が渋滞するなど、交通網や経済活動に大きな混乱が生じた。東北新幹線は午前中一時運転を見合わせ、約2万4千人に影響。上越、山形、北陸、東海道の各新幹線も一時ストップした。仙台空港は運用を一時停止し、利用客も建物の上層階に避難した。

 太平洋沿岸部では在来線が運休。首都圏の在来線や私鉄、地下鉄もダイヤが乱れ、朝のラッシュと重なり通勤、通学客に影響が出た。

 被災地の周辺に事業所や工場を置く企業は早朝から安全確認や情報収集などの対応に追われた。スーパーやコンビニエンスストア、外食、銀行などでは一部店舗の営業を見合わせる動きもあった。

 化学メーカー「クレハ」のいわき事業所(福島県いわき市)では研究施設から出火する被害が出たものの、すぐに鎮火した。けが人はいないという。

 日産自動車はいわき市のエンジン生産工場の稼働を止め、従業員らが避難した。

 半導体大手ルネサスエレクトロニクスは、東日本大震災で大きな被害を受けた那珂工場(茨城県ひたちなか市)の装置を一時停止したが、再開作業を進めた。アサヒビールの福島工場(福島県本宮市)、キリンビールの仙台工場(仙台市)の設備にはともに影響がなかった。

 流通大手では、イオンが太平洋沿岸部の3店舗の営業を一時休み、セブン&アイ・ホールディングスも福島、宮城、茨城3県のセブン-イレブンなどの営業を一時休止した。

 宮城県を地盤とする七十七銀行も一時22店舗を臨時休業したが、麻生太郎財務相は22日の記者会見で、金融機関への影響について「大きな被害はない」と説明した。

 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯大手3社は22日、地震を受け携帯電話やスマートフォンで安否情報の登録と確認ができる「災害用伝言板」の提供を始めた。音声が使える「災害用音声お届けサービス」も開始した。


福島の復興拠点で減税=企業出店、雇用を支援―政府・与党
時事通信 11/23(水) 7:09配信

 政府・与党は22日、東京電力福島第1原発事故を受け2017年度から福島県内に新設される「復興拠点」で、企業向け減税を実施する方向で調整に入った。

 被災企業や新規立地企業が、設備投資をしたり被災者を雇ったりした場合、法人税からの即時償却や税額控除を認めるなどして、産業復興を後押しする。12月8日の取りまとめを目指す17年度与党税制改正大綱へ盛り込む。

 政府は、立ち入りが制限されている福島原発周辺の「帰還困難区域」の中に復興拠点を新設し、優先的に除染とインフラ整備を進め、5年後の21年度末をめどに避難指示を解除する方針だ。

 企業向け減税は、帰還困難区域を除く避難指示区域で行われているが、復興拠点でも実施することで住民の生活を支えるコンビニやガソリンスタンドなどの出店と雇用創出にもつなげる考えだ。

 具体的には(1)企業の設備投資額の15%を法人税額から差し引くか、投資額全額の即時償却のいずれかを実施する(2)企業が雇用した原発事故被災者の給与支給額の20%を法人税額から差し引く―などの措置を復興拠点でも講ずる。

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