« 天皇皇后両陛下、国際外科学会ご出席のため京都市をご訪問 | トップページ | 東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2162 »

2016年10月24日 (月)

777・787・A350等、航空機一般の話題・38

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:LCCの概念を破壊し始めたLCC…国際線参入続々で「1万円以下」時代へ、大手を侵食 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小型ビジネスジェット「HondaJet」、米国で最短飛行時間記録を更新 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「HondaJet」、米国2ルートで最短飛行時間レコードを達成 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米ステルス戦闘機>岩国市長が岩国基地への受け入れ表明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ガルーダ・インドネシア航空、羽田に777 ファースト設定、冬ダイヤから本格導入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岩国市長、F35受け入れ表明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スバル、ボーイング「777」「787」「777X」の中央翼を生産する半田工場を公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、減収減益…民間航空機の納入機数減少 2016年7-9月期決算 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カンタス航空、新カンガルーロゴ導入 20年までに刷新 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:先進技術実証機「X-2」、岐阜基地航空祭で初の一般公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:デルタ航空、羽田-ミネアポリス就航 発着枠獲得に意欲 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:半年沈黙の国産ステルス実証機X-2「心神」一般初公開 まもなく飛行再開か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:先進技術実証機X-2、一般初公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:離陸直前に旅客機から出火、乗客が次々脱出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:離陸滑走中に出火、20人けが=米 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:UPS、747-8Fを14機発注 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAの787、就航5周年 初便は香港行きチャーター - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、16年7-9月期の純利益34%増 減収増益 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スイス国際航空、777-300ERを1機追加発注 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ボーイング:利益が予想上回る、税関連利益や787生産コスト減で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MV-22オスプレイ、初めて千葉の空に[写真蔵] - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MV-22オスプレイの騒音測定試験を木更津駐屯地で実施 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ハワイアン航空、A330neoを19年受領開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:旅客数の不一致、12年以降236件 立ち乗りは5件、国交省調査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、国交省に「立ち乗り」再発防止策提出 空港係員を増員 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新工場立ち上げも「777Xへの移行期は歯を食いしばるしかない」(富士重) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:佐賀空港配備に向けて…MV-22オスプレイ 展示飛行 11月8日 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング次世代機「777X」設備投資活発 富士重など日本企業 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本勢、ボーイング次世代機「777X」設備投資活発 富士重は100億円新工場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米アトラスエアー、貨物転用767を9機発注 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:千葉に初のオスプレイ飛来 木更津駐屯地でオスプレイの騒音測定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オスプレイの騒音測定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オスプレイ、木更津に初飛来 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<オスプレイ>木更津に初飛来…定期整備拠点で騒音測定 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

LCCの概念を破壊し始めたLCC…国際線参入続々で「1万円以下」時代へ、大手を侵食
Business Journal 11/7(月) 6:02配信

73sw
サウスウエスト航空の旅客機(「Wikipedia」より)

 1971年6月18日に米国の都市ダラスからサンアントニオ、およびヒューストンのテキサス州内へ向かう路線に就航したサウスウエスト航空が、世界の格安航空会社(LCC)のパイオニアであるといわれている。

 サウスウエストは97年、その2年前に開設した直販サイト「iflyswa.com」を現在の「southwest.com」に名称変更した。LCCの営業にとってのライフラインともいうべきオンライン直販が本格的に始まったのがこのsouthwest.comからだとみなせば、97年が世界におけるLCCの始まりといってよいだろう。97年といえば、今や世界のオンライン旅行会社市場のおよそ60%以上を席巻してしまった、エクスペディアの運営会社AAE Travelやブッキングドットコムの同プライスラインが営業を開始した時期と一致する。

 サウスウエストは1973年以来現在まで、世界の航空会社の経営に甚大な影響を与えた燃油費の異常な高騰が何度かあったにもかかわらず、一度も損失を計上することなく43年間も連続して利益を計上し、世界最大のLCCに成長した。サンアントニオで小規模な航空会社を経営していたロリン・キングと、今や伝説的航空人となった弁護士ハーバート・ケレハーが共同で開発したLCCビジネスモデルは、「低コスト+低運賃」を武器に今まで航空機に乗ったことがない人たちを引き寄せて、瞬く間に世界の航空市場に広がった。そして、LCC市場規模は全世界の航空旅客市場の4分の1(25%)を占めるまでに拡大した。

 しかし、LCC誕生後20年間でそのビジネスモデルは大きく変貌している。元祖のサウスウエストでさえ、今では米メジャーのアメリカン、デルタ、ユナイテッドと肩を並べる四大メジャー、あるいは「ビッグ3+1」などと呼ばれて、フル・サービス・キャリア(FSC)とあまり変わらない航空会社に変身しているくらいだ。

 ケレハーたちが開発した(初期の)LCCビジネスモデルは、航空情報調査機関の世界的大手CAPA(Centre for Aviation)によれば、以下の10カ条から成り立っている。

・高密度客室仕様(ハイデンシティー・キャビン・コンフィギュレーション)
・単一クラス(エコノミー・クラス)編成
・高稼働航空機運用
・単一航空機編成(B737ないしA320に代表される一本通路狭胴機フリート)
・低運賃(含む格安プロモーショナル運賃)とオンライン直販最優先
・二地点間直行路線運航(ポイント・トゥ・ポイント=P2P路線便)
・短・中距離路線運航
・ノーフリル・サービス(手荷物・座席指定・搭乗順位・機内食・機内映画/音楽・機内Wi-Fiなどの付帯サービス有料化)
・二次的空港(セカンダリー・エアーポート)離発着
・最短空港駐機時間(最短空港折り返し時間)

 このLCC10カ条が今、すべて変貌しつつある。その理由は至極単純明快で、一言でいえばLCCが低運賃志向の需要を開発し尽くしてしまったからだ。つまり、フルサービスの航空便を利用していた人たちのうちで、低運賃志向の人たちや、欧州やアジアでは長距離バスを利用していた出稼ぎ労働者たち、それに加えていまだに航空機に乗ったことがない人たちが安い便利なLCCを使い始めたのだ。20年かけて一通りこれらの新規や転移需要の掘り起こしが終わってしまうと、LCCは成長を持続させるために新たな市場の開拓に乗り出さざるを得なくなったのだ。その新たな市場とは、(1)ビジネス旅客と(2)長距離路線の2つである。

(1)ビジネス旅客の獲得

 低運賃志向の需要を開拓し尽くすと、LCCは旅客単価の高いビジネス旅客市場への参入を開始した。そこはFSCの牙城だ。LCCは、ビジネス旅客に乗ってもらうためにハブ空港への乗り入れを開始した。オンライン直販最優先の販売戦略を改めて、旅行会社経由の販売も開始した。旅行会社経由で販売するためには、GDS(グローバル・ディストリビューション・システム)にも参加し始めた。ちなみにGDSとは、世界の航空会社を、乗り継ぎ便の飛行区間を含めて瞬時に予約できるシステムである。高い利用料の支払いを嫌ってGDSに参加していないLCCも多い。

 2015年に年間旅客数1億人を運んだ欧州最大のLCCライアンエアーは、追加料金なしで予約変更ができるビジネス・プラス運賃を導入し、GDSはおろかグーグルの航空便検索である「グーグル・フライト・サーチ」にまで参加した。直販最優先のマーケティングからの決別である。

 その上で、ライアンは客室の快適性の改善にも乗り出し、座席ピッチ32~34インチのプレミアム・エコノミークラスを導入した。他のLCCでも座席ピッチの広いプレミアム・エコノミーやビジネスクラスを導入し、単一クラスから二クラス制に客室仕様を変更している。米LCCのジェットブルーは、フルフラットのビジネスクラスである「ミントクラス」を米大陸横断線に導入した。シンガポールのLCC、スクートは31インチのスタンダードシートに加え34インチのスーパーシートを導入、エアアジアXのビジネスクラスにはフルフラット座席が設置されている。

(2)長距離路線への進出

 法人需要の獲得に加え、長距離路線を開設しているLCCもある。それらのLCCは、A330型機やB787型機などの航続距離が長い中型機を導入している。北大西洋路線ではノルウェーのノルウェージアン・エアーシャトル、アイスランドのWOWエアー、カナダのウエストジェットが欧州と北米を結ぶ路線に就航している。長距離路線でも、LCCの運賃はFSCよりも安い。

 ノルウェージアンは、欧州―米西岸路線の今冬の往復運賃を450ドル(約4万5000円)に設定した。WOWは、11月25日から開設するレイキャビック(アイスランド首都)―ニューヨーク線を、なんと片道最低99ドル(約9900円)で売り出す。そして、この便を使用してWOWの欧州域内路線へ乗継ぐ便を片道149ドル(約1万4900円)で販売する。ノルウェージアンは、オスロ-バンコック直航便も運航している。ジェットブルーは、19年に導入する航続距離の長い航空機(A321LR)を使用して、大西洋路線の乗り入れを計画していると噂されている。
 
 アジアでは、エアアジアXが12年に運航停止した欧州線を復活、10月30日からクアラルンプール-イスタンブール-バルセロナ線を開始する。スクートは、シンガポール-アテネ線を17年6月から開始する。このアテネ線はLCCが運航する世界最長路線(1万km以上)となる。スクートは、アテネ線に投入するB787型機に38インチ座席ピッチ18席のビジネスクラス「スクートビズ」を導入して2クラス編成とする。

 ではなぜ今、コストがかかる長距離路線では成功しないといわれてきたLCCが、次々と誕生しているのか。その背景について次回みていきたい。
(文=牛場春夫/航空経営研究所副所長)


小型ビジネスジェット「HondaJet」、米国で最短飛行時間記録を更新
sorae.jp 11/4(金) 12:02配信

Hj
小型ビジネスジェット「HondaJet」、米国で最短飛行時間記録を更新

本田技研工業とホンダエアクラフトカンパニーが開発し、昨年12月には引き渡しも開始されたビジネスジェット機「HondaJet」。エンジンを主翼上部に配するユニークなレイアウトを採用した同機は、新たにアメリカの2つの飛行ルートの最短飛行時間記録を更新したと発表されました。
 
今回の記録は、ニュージャージー州のテターボロからフロリダ州のフォート・ローダーデール間、そしてマサチューセッツ州のボストンからフロリダ州のパームビーチ間で達成されたものです。テターボロからフォート・ローダーデール間では最高時速約767kmにて2時間51分で飛行し、ボストンからパームビーチ間では最高時速約787kmにて2時間58分で飛行に成功しています。
 
HondaJetはエンジンを主翼上部に配置したことにより速度アップや高燃費を実現しただけでなく、機内スペースの拡大にも貢献しています。さらに自然層流翼と自然層流ノーズ、GEとの共同開発によるエンジンなどの採用により、クラス最高の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能、室内サイズを実現したとされています。
 
現在国内ではHondaJetだけでなく、三菱航空機によるリージョナルジェット「MRJ」が2018年の納入を目指しています。今後もさらに、国内の航空産業が発展することを願いたいものです。


「HondaJet」、米国2ルートで最短飛行時間レコードを達成
エコノミックニュース 11/3(木) 7:18配信

Hjtr
米国のふたつの飛行ルートで最短飛行時間記録を更新した写真後方の「HondaJet」。写真は、NAA(米国航空協会)による最短飛行時間記録公式認定証を受け取ったHACI藤野道格社長(左からふたり目)

 ホンダの航空機事業子会社「ホンダ・エアクラフトカンパニー(Honda Aircraft Company/HACI)は、米国・フロリダ州オーランドで11月1日から3日まで開催された世界最大のビジネス航空ショー「ナショナル・ビジネス アビエーション・アソシエーション(NBAA)2016」で、HondaJetが小型ビジネスジェット機カテゴリーで、米国のふたつの飛行航路の最短飛行時間レコード記録を更新したと発表。米国航空協会(The United States National Aeronautic Association/NAA)は公式に、これを認定した。

 この最短飛行時間レコードは、ニュージャージー州テターボロとフロリダ州フォート・ローダーデール間、およびマサチューセッツ州ボストンとフロリダ州パームビーチ間の航空路で達成された記録だ。NBAAの会場で公式認定証がNAAよりHACIに贈られた。

 テターボロとフォート・ローダーデール間の飛行では、現地時間で2016年4月9日の午後2時15分にテターボロ空港を離陸し、午後5時6分にフォート・ローダーデール・エグゼクティブ空港に着陸。この日は平均60ノット(時速約111km)の向かい風にもかかわらず、HondaJetはこの航路を2時間51分で飛行した。この飛行による最高対地速度は414ノット(時速約767km)だった。

 ボストンとパームビーチ間の飛行では、現地時間2016年7月19日午前7時18分にボストンのニュー・ベッドフォード・リージョナル空港を離陸し、午前10時16分にパームビーチ国際空港に着陸した。平均30ノット(時速約56km)の向かい風のなか、この航路を2時間58分で飛行した。この飛行による最高対地速度は422ノット(時速約782km)だったという。

 HACI社長の藤野道格氏は「小型ビジネスジェットの使用頻度が高いこれらの飛行ルートにおいて、高気温や強い向かい風という条件にもかかわらず、最短飛行時間記録を更新したことは、HondaJetが高い巡航速度に加え上昇・降下性能などでも優れた実用性能を備えていることを証明しています」と述べた。

 HondaJetは、主翼上面エンジン配置や自然層流翼、一体成型複合材胴体などHondaの独自開発技術の採用により、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能およびクラス最大の室内サイズを実現した小型ビジネスジェット機。昨年12月に米国で納入が開始され、現在は、カナダとメキシコを含む北米、欧州およびブラジルを含む中南米で12のディーラー拠点を介して販売している。

 加えてホンダは、パナマに本拠を置くSYIアビエーション社と、中南米地域における新たなディーラー契約を締結し、HondaJetの受注を開始したとも発表。SYIアビエーション社は、今後、エクアドル、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、仏領ギアナを含む中南米地域のHondaJetディーラーとして、販売のほか各種のサービスやサポートを行なう。(編集担当:吉田恒)


<米ステルス戦闘機>岩国市長が岩国基地への受け入れ表明
毎日新聞 11/2(水) 19:46配信

 ◇市議会全員協議会で「配備を承認したい」と

 米軍の最新鋭ステルス戦闘機F35Bの岩国基地(山口県岩国市)への配備計画を巡り、岩国市の福田良彦市長は2日、市議会全員協議会で「配備を承認したい」と受け入れを表明した。

 福田市長は先月、ユマ基地(米アリゾナ州)で実機を視察しており「騒音は現行機と差異がないと体感した。機体の安全性についても米軍の説明に説得力があった」と報告。「住民生活への影響が現状より悪化することはない」と語った。

 山口県の村岡嗣政知事は市長の受け入れ表明を受け、取材に「地元の意向を踏まえるのが基本」と述べ、岩国市と周辺自治体と協議した上で最終的な判断を国に伝えるとした。

 F35Bは垂直離着陸が可能な海兵隊仕様のステルス戦闘機。米軍は、岩国基地の現行のAV8Bハリアー垂直離着陸機などと機種更新する形で来年1月に10機、8月に6機の計16機を米国外で初めて配備する予定。今年8月、日本政府が配備計画を岩国市と山口県に伝えていた。【古賀亮至、松田栄二郎】


ガルーダ・インドネシア航空、羽田に777 ファースト設定、冬ダイヤから本格導入
Aviation Wire 11/2(水) 17:46配信

773ga
ジャカルタ-羽田線に777を本格導入するガルーダ・インドネシア航空=16年10月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 ガルーダ・インドネシア航空(GIA/GA)は、10月30日から始まった冬ダイヤで、ジャカルタ-羽田線にボーイング777-300ER型機を本格導入した。ファーストを設定し機材を大型化することで、需要拡大を狙う。

 同社の同路線は777-300ERは314席(ファースト8席、ビジネス38席、エコノミー268席)。これまでは、エアバスA330-200型機(222席:ビジネス36席、エコノミー186席)やA330-300(287席:ビジネス24席、エコノミー263席、251席:ビジネス36席、エコノミー215席)など、A330を中心に運航していた。

 一部日程では777-300ERを導入していたが、冬ダイヤからは777をメイン機材として運航する。冬ダイヤでは週6往復近くを777で運航し、需給により、一部日程ではA330での運航を継続する。

 同社の日本路線はジャカルタ-羽田線を含め、計4路線。デンパサール-成田線と、ジャカルタとデンパサールから関空に乗り入れている。このうちデンパサール-成田線は777-300ERで運航。関西発着路線のうち、週3往復のジャカルタ線にはA330-200を、1日1往復のデンパサール線にはA330-300をそれぞれ投入している。


岩国市長、F35受け入れ表明
時事通信 11/2(水) 17:20配信

 山口県岩国市の福田良彦市長は2日の市議会全員協議会で、最新鋭ステルス戦闘機F35Bの米軍岩国基地(同市)への配備を受け入れる考えを表明した。

 今後、県と協議した上で政府に正式に回答する。

 岩国基地には来年、現行機との機種変更で、垂直離着陸可能な米海兵隊仕様のB型機が1月に10機、8月に6機配備される予定。福田市長は協議会後、記者団の取材に応じ「運用が始まったときに市民の生活に影響があれば、現実的な対応をしていきたい」と述べた。


スバル、ボーイング「777」「787」「777X」の中央翼を生産する半田工場を公開
Impress Watch 11/2(水) 15:02配信

Saschw
写真:Impress Watch

 スバル(富士重工業)は、同社が愛知県半田市に所有している半田工場を報道陣に公開した。同社半田工場は、同社の航空宇宙カンパニーの工場となっており、半田市の臨海部に設置され、航空機の大型部品の生産を行なっている。

【この記事に関する別の画像を見る】

 具体的には、米国ボーイング社の主力機であるボーイング 777型機とボーイング 787型機向けの中央翼を生産中で、今後はボーイング 777の更新版となるボーイング 777X型機での中央翼を生産する予定になっており、今回報道陣にその3つの工場の様子が公開された。なお、半田工場は撮影禁止だったため、工場内観や外観写真は富士重工業から提供されたものであることをお断りしておく。

 取材会のなかで、富士重工業 半田工場 工場長 清水龍平氏は報道陣の質問に対して「完成機をやりたいという夢は持っており、いずれは我々も取り組みたい。しかし、飛行機の完成機のビジネスはそんなに簡単なことではなく、まず現在取り組んでいるヘリコプターでどのようなビジネスができるのかを見ながら、少しずつ近づいていきたい」と述べ、スバルの航空宇宙事業の究極の目標は完成機であり、それに向けて現実的なアプローチで一歩一歩技術の蓄積を行なっていると説明した。

■今後の成長が期待できるスバルの宇宙航空カンパニーの事業

 今回の取材会では、清水氏によるスバルの航空宇宙カンパニーの事業概要の説明から始まった。清水氏は「日本の航空産業は米国の22.1兆円に比べると、小さく1.7兆円。日本の自動車産業が53.3兆円のビジネスになるので、それに比べると3%に過ぎない。しかし、自動車産業がほぼ横ばいであるのに対して、現在航空機産業は伸びており、政府としても日本の第2の柱にしたいと考えて投資を行なっている産業になる」と述べ、日本にとっても、スバルにとっても航空機産業が次の成長の柱となる可能性があるした。

 また、「航空機の技術は他の産業への波及効果が大きい。かつ、世界の旅客の需要予測でも年率5%で成長していくと考えられており、今後代替需要、新規需要などの多くの航空機の需要が発生すると予想されている」と、長期的に渡り成長が望める事業であるとした。

 清水氏によれば、航空宇宙事業は、スバル全体のなかでは5%を占めており、日本全体での3%に比べると高い比率になっているとする。売り上げ高も、営業利益も順調に増えていっているという。自動車事業とのシナジーに関しては、自動車事業の手法を航空機の生産にも応用してコストを削減したり、調達管理をオンタイムで行なうなどがあるという。

 そうしたスバルの航空宇宙事業だが、今後は新しいプロジェクトも控えているという。現在ボーイングが開発を進めているボーイング 777X、さらには防衛省が計画している次期国産ヘリコプター「UH-X」などの開発が行なわれており、今後生産が開始される機種などのプロジェクトに関しても、準備が進んでいるとのこと。

 清水氏は「航空宇宙事業では、長期間の投資が必要になる。2005年にP-1/C-1/787などの投資をして、しばらくは収益が低下した。その後に回復し拡大した。現在は2015年から777XやUH-Xへの投資を始めており、やはり収益は数年間低下する見通しで、2018年頃から回復・拡大していく」と航空宇宙産業のビジネスを説明した。

■ボーイング 777X用の建屋は建設完了し、2017年11月の初号出荷に向けた準備を進めている

 スバルの半田工場は、半田工場のほかに、半田西工場と呼ばれる別の工場の2つから構成されている。半田西工場では、後述するボーイング 787型機の炭素繊維複合材(CFRP)製外板パネルを製造している。

 清水氏によれば、半田工場ではボーイング 777、ボーイング 787、そして今後生産が開始されるボーイング 777X、そして自衛隊向けの「P-1」「C-2」の中央翼と呼ばれる部分を製造しているという。中央翼とは、飛行機の機体の中央に位置しており、左右の主翼がつながり主翼の一部として動作し、揚力による翼の変形や、胴体にかかる加重にも耐えるという非常に重要な部位。上部は客室の床面、下部は胴体中央の下面、内部は燃料タンクになっているという。また、ボーイング 777型機、787型機、777X型機に関しては川崎重工業が製造する主脚格納部を統合して出荷するという仕組みになっている。

 清水氏は「中央翼は燃料を入れることになるため、与圧やシール技術などは高度で、かつ大きな加重もある。また、787に関しては炭素複合素材の主翼になっているため、炭素複合素材と相性がよいチタンも利用する」と述べ、中央翼の製造が非常に複雑で簡単に作れるようなものではないことを強調した。

 また、製造上の要点としては、絶対にエラーがあってはならない航空機向けとして品質保証、そして各工程ごとに記録・検査・確認という完全なトレーサビリティが求められているとのこと。実際、これまでボーイング 777型機、787型機向けの中央翼の製造においては歩留まり100%、つまりは不具合品は1度も出荷したことがないと清水氏は説明した。

 また、半田工場の歴史についても説明し、1988年2月に土地を取得し、まず1991年から工場の建設が開始され、1992年に最初の51棟が完成しボーイング 777用中央翼の組み立てが開始、1993年に最初の製品が出荷されたという。その後2006年にボーイング 787用の中央翼を製造する52棟が建設され、翌2007年にボーイング 787用の中央翼の生産が開始されたという。

 現在はボーイング 777X用の53棟が建設済みで、機器などのインストールが行なわれ、2017年11月に予定されているボーイング 777X用初号出荷に向けて準備が進められている段階だという。

■アルミ素材のボーイング 777用の中央翼を製造している、半田工場の51棟

 半田工場の51棟で生産されているのが、アルミ素材のボーイング 777の中央翼だ。ただし、胴体のフェアリングのさらに内側にあるので、飛行機の外装からは直接確認することはできないという。10月24日現在の時点で1472号機分が半田工場から出荷済みで、現在受注残は151機だと清水氏は説明した。

 なお、ボーイング 777はすでに新型機のボーイング 777Xにシフトすることが決まっており、旅客機はそちらに移行する見通しだが、777Xには貨物機が現在のところ計画がないということで、貨物機としてはボーイング 777の生産は続行される見通しとのこと。

 清水氏によればこのボーイング 777は、ボーイングが初めて国際共同開発を初めたモデルで、例えば胴体を川崎重工業と三菱重工業が、そして中央翼をスバルの半田工場が、そして主脚扉と前方翼胴フェアリングをスバルの宇都宮工場が担当しているという。

 中央翼は、ボックスのような形状になっており、左右に主翼との接合部がある。上部はシートの台座を固定する金具になっており、ボーイング 777の中央翼あたりのシート下のカーペットをはがすとちょうどこの中央翼になっているシートの取り付け金具になっているのだという。

 製造過程に関しては、まず下部面に横のパネルを取り付け、内部の仕切り板を取り付け、上面を接合していってボックスの形状にする。いずれの作業も手作業の部分が多く、ロボットによる作業はかなり少ないのだという。

■ボーイング 787の中央翼を製造しているのが52棟、-10の初号機向けは出荷済み

 そして、炭素繊維複合材で製造されるボーイング 787の中央翼を製造しているのが52棟になる。10月24日時点でボーイング 787用の中央翼は537機分が出荷済みだが、現在までに受注機数が1161機(オプション契約分も含めると1453機)で、現在694機が受注残となっているという。つまり、世界中で売れ筋の飛行機だという。

 このため、ボーイングも製造を急いでおり、半田工場も中央翼の生産ラインを3つにして、2日に1度出荷をしているという。ボーイング 787にはバリエーションとして最初のモデルとなったボーイング「787-8」、-8の胴体を延長したボーイング「787-9」があるが、さらにボーイング「787-10」と呼ばれる胴体をさらに延長したモデルが今年の6月に発表されており、既にその初号機用の中央翼が半田工場から出荷済みだという。

 筆者が工場を訪れたときには、そのボーイング 787-10の2号機用の中央翼が製造中で、実際ラインで組み立てられていた。

 ボーイング 787も国際共同開発になっており、三菱重工業が主翼ボックスを、川崎重工業が前胴部位、主脚格納部、主翼固定後縁などを担当しており、スバルは中央翼、そして川崎重工業から納品されてくる主脚格納部と中央翼の結合、さらには中央翼と主脚格納部への艤装品取り付けを行なっているという。

■777用は船で海上輸送、787用はセントレアからドリームリフターを使った航空輸送

 完成した中央翼は梱包されてコンテナに入れて出荷される。ボーイング 777用と、ボーイング 787用では出荷方法が異なっている。ボーイング 777用は隣接する亀崎港まで、コンテナごとトレーラーで陸送される。その後、コンテナごと船に積み込まれて、ボーイングの工場がある米国ワシントン州のエバレットまで船で海上輸送される。

 ボーイング 787用は、亀崎港までコンテナごと陸送されるまでは同じだが、行き先はエバレットではなく、まずセントレア(中部国際空港)へと運ばれる。そこで、ボーイングがボーイング 787用の部材を航空貨物として輸送するために飛ばしている「ドリームリフター(Dream Lifter)」に積み込まれて、1度ボーイング 787用の工場兼部材置き場となっているサウスカロライナ州チャールストンへと輸送される。そこから必要があればエバレットへ送られる、そうした仕組みになっていると清水氏は説明した。

 なお、取材の前に筆者がセントレアの展望デッキで飛行機の写真を撮っていたところ、そのドリームリフターがちょうど飛来してきたので、その着陸時の写真を添付しておく。ドリームリフターはボーイング 747を改造したもので、ボーイング 747の中央部の高さ方向を膨らませた形になっており、三菱重工業が製造した主翼なども格納できるようになっている。後部が折れ曲がるような形で開くようになっており、大型の部品も楽々入れられるようになっているのが最大の特徴となる。

 清水氏によれば、三菱重工業が製造する主翼と、川崎重工業とスバルが製造する部分は交互に運ばれるということで、ある日は三菱分が、翌日は川崎+スバル分がと輸送されるとのこと。実質的には毎日ドリームリフターが何らかの部品を米国に運んでいるということになる。それだけボーイングとしてもボーイング 787の製造を急いでいるということだろう。


ボーイング、減収減益…民間航空機の納入機数減少 2016年7-9月期決算
レスポンス 11/2(水) 8:00配信

738m
ボーイング737MAX8

ボーイングが発表した2016年7~9月期の連結決算は、売上高が民間航空機の納入機数の減少、「C-17」の納入機数と「F-15」の生産数減少の影響から前年同期比8%減の239億ドルと減収となった。

収益は全般的に堅実だった生産プログラムとサービスの業績や税制優遇の影響で営業利益は同12%減の23億ドルと減益だった。営業利益率は、納入機数の減少と機種ミックスの悪化で0.5ポイントダウンの9.5%だった。純利益は同34%増の23億ドルだった。

通期の売上高見通しは民間航空機の納入機数増により5億ドル増の935億ドルから955億ドルに上方修正した。

7~9月期の純受注額は150億ドルと堅調だった。期末時点での受注算は、民間航空機5600機以上だが、期初の4720億ドルから4620億ドルに減少した。

一方、7~9月期に500機目となる「787ドリームライナー」の生産を開始した。また、「737MAX8」の検証プログラムを完了し、「737MAX9」の生産を開始した。737MAXプログラムでは、ローンチ以来の受注数が3300機以上に達し、2017年第3四半期に生産レートを月産47機に引き上げる計画に向けて順調に推移している。

《レスポンス レスポンス編集部》


カンタス航空、新カンガルーロゴ導入 20年までに刷新
Aviation Wire 10/31(月) 21:48配信

789qa
新塗装となるカンタス航空の787-9(同社提供)

 カンタス航空(QFA/QF)は、新デザインのカンガルーロゴを発表した。2014年の客室乗務員の新制服導入から始めたブランド刷新の一環で、機体の塗装は2020年までに完了させる。

 垂直尾翼に赤と白によるカンガルーを描いたロゴは、1944年に導入。カンガルーロゴとしては5度目となった。変更前のロゴは、2007年のエアバスA380型機の導入発表時に登場した。

 新デザインは、カンタスのデザイナー・コンサルタントのマーク・ニューソン氏とオーストラリアのデザイン会社ヒューストン・グループが共同で制作。垂直尾翼のカンガルーはシンプルにしつつ、影で躍動感と奥行きを与えた。また、尾翼から機体後部にはシルバーのラインが入る。

 機体側面にある「Qantas」の書体は、よりスリムになり、文字色は少し明るくした。機体底部にも描かれ、上空を飛んでいる機体がカンタス機だとわかるようにした。

 カンガルーはウイングレットの内側にも描き、機内からも見えるようにしている。また、1960年代から80年代まで尾翼を飾った「翼のあるカンガルー」を、コクピットの窓下にあしらった。

 新デザインは、シドニーで発表した現地時間10月27日から使用開始。当初は広告などから使い始め、パジャマなどは在庫が払底次第、順次導入していく。機体は再塗装時に新デザインへ変更し、同社創立100周年を迎える2020年までに終える。

 2017年に初号機を受領するボーイング787-9型機も、新デザインで登場。カンタスは787-9を8機確定発注しており、2017年に1機、2018年に3機、2019年に4機受領する見込み。8機のほかにオプションが15機あり、30機の購入権も有している。


先進技術実証機「X-2」、岐阜基地航空祭で初の一般公開
レスポンス 10/31(月) 11:41配信

X24
先進技術実証機「X-2」、岐阜基地航空祭で初の一般展示が実現。

航空自衛隊・岐阜基地は30日、毎年秋の恒例行事となっている「岐阜基地航空祭」を開催した。注目の的だったのは、一般向けとしては初めて公開となった先進技術実証機「X-2」。国産のステルス実証機を一目見ようと多くの観客が集った。

[関連写真]

先進技術実証機「X-2」は、今年4月下旬の初飛行まで「ATD-X(Advanced Technological Demonstrator-X)」と呼称されていた機体。ステルス技術や国産初のアフターバーナー付きジェットエンジン、これによる高運動飛行制御などをテストする目的で開発された。2回の試験飛行を実施した後に防衛装備庁が受領し、現在は岐阜基地で地上試験をメインに行っている。

11月以降に飛行試験が再開される予定となっているが、それを前にして航空祭の場で初めて披露されることとなった。

X-2は格納庫内に置かれた状態で展示。機体を見られる角度は限定されており、高運動飛行制御の肝である推力偏向パドルの設置されたエンジン排気口などは見ることができなかった。開門直後だけは人も少なかったものの、その後は待機列が徐々に伸びはじめ、一時的には「見学まで3-4時間待ち」に達するほどの人気ぶりだった。

《レスポンス 石田真一》


デルタ航空、羽田-ミネアポリス就航 発着枠獲得に意欲
Aviation Wire 10/30(日) 22:37配信

77dlt
羽田を離陸するデルタ航空のミネアポリス行き初便=16年10月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 デルタ航空(DAL/DL)は10月30日、羽田-ミネアポリス線を開設した。この日に始まった冬ダイヤから、米国路線の昼間時間帯発着枠が配分されたことによるもので、初便のミネアポリス行きDL120便は、午後4時36分に羽田を出発した。

 米国路線の昼間発着枠は、日米両国の航空会社に昼間5便(往復)ずつ、深夜早朝1枠ずつの計6枠配分された。羽田に乗り入れる米系航空会社4社には、デルタに2枠、アメリカン航空(AAL/AA)とユナイテッド航空(UAL/UA)に1枠ずつ、ハワイアン航空(HAL/HA)に昼と深夜の1枠ずつ配分。日本にアライアンスのパートナー航空会社がないデルタとハワイアンに、2枠ずつ配分された。

 デルタは2枠を活用し、ミネアポリス線を1日1往復で新設。もう1枠は、既存のロサンゼルス線を深夜便から移行した。

 デルタはミネソタ州の州都であるミネアポリスを、日本から直行便が飛んでいない中規模都市への乗り継ぎ拠点と位置づけ、日本語での案内などサービス向上を図った。ボルティモアやオーランド、コロンバス、トロント、モントリオールなどへの乗り継ぎ需要が見込む。日本からの乗り継ぎを意識し、米国内線への接続時間も改善した。

 運航スケジュールは、羽田行きDL121便はミネアポリスを午前11時31分に出発し、翌日午後2時20分に羽田着。ミネアポリス行きDL120便は羽田を午後4時35分に出発して、同日午後1時30分に到着する。

 機材はボーイング777-200ER型機で、座席数は291席(で、ビジネス37席、デルタ・コンフォートプラス36席、エコノミー218席)。ミネアポリスから羽田に着くDL121便の機材をロサンゼルス行きDL006便が、ロサンゼルス発DL007便の機材をミネアポリス行きDL120便が使用する。

 羽田到着初便のDL121便(登録番号N864DA)は、午後2時3分に到着。出発初便のDL120便(N863DA)は午後4時36分に出発した。ミネアポリスには、現地時間30日午後0時47分の到着を予定している。

 デルタの森本大・日本支社長は、「羽田は北米路線の就航で、本格的な国際化がスタートした。2020年までにより早く、より多くの発着枠を配分していただき、他社に先駆けて羽田から北米の主要都市へ就航できるよう、努力していく」と述べ、さらなる発着枠獲得を目指す姿勢を示した。


半年沈黙の国産ステルス実証機X-2「心神」一般初公開 まもなく飛行再開か
乗りものニュース 10/30(日) 9:41配信

X23
「岐阜基地航空祭2016」にて、一般初公開された「心神」こと先進技術実証機X-2(大西優人撮影)。
国産技術の粋を集めたX-2「心神」、一般初公開
 2016年10月30日(日)、航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)で開催された「岐阜基地航空祭2016」にて、先進技術実証機X-2、いわゆる「心神」が初めて一般公開されました。例年、同航空祭に参加していた人気アクロバットチーム「ブルーインパルス」の飛行展示はありませんでしたが、日本初のステルス機を見学できる最初の機会とあってか、多くの見学客が岐阜基地を訪れました。

 X-2は、防衛装備庁/防衛省技術研究本部と三菱重工が主体となって研究・開発した、次世代戦闘機に必要な技術を開発・実証するための試験機です。今年4月22日、小牧基地(愛知県小牧市)にて初飛行を成功裏に実施し、上昇、下降、旋回など基本特性の確認を行い、岐阜基地へ着陸しています。続く5月18日には、降着装置(車輪)を機内に格納しての最初の飛行試験を実施しました。

 しかしながらこの5月18日の飛行を最後に、2016年10月現在に至るおよそ半年弱にわたり、X-2は空を飛んでいません。さらにこの期間中、X-2に関する公式発表はまったくなかったため、飛行試験が実施できない重大なトラブルがあったのではないかという観測もありました。

「飛べない」のではなく「飛ばなかった」、そのワケ
 なぜ、X-2の飛行試験を実施しないのでしょうか。三菱重工にてX-2開発を担当した「チームATLAS(先進技術実証機航空システム)」の技術者に筆者(関 賢太郎:航空軍事評論家)が直接、聞いてみたところ、「トラブルではなく、もともと予定されていた地上試験を岐阜基地内部で行っているため」とのことでした。

 また、「今後、X-2の飛行試験に必要となる、空中でデータを収集するための機器の搭載、およびこれらの計測機器が正常に動作することを試験、確認していたのであって、これによってスケジュール上の遅延は生じていない」といい、それらの試験は10月中には完了、飛行試験は、防衛装備庁/防衛省ら「官」側次第としながらも、早ければ11月初頭には再開する見込みであることを明らかにしました。

 この先、2030年代に実用化を見込む、航空自衛隊F-2戦闘機の後継機に必要とされる各種技術が、X-2によって試験される予定です。具体的には、高いステルス性と機動性を両立させるための「機体設計」や「飛行制御システム」、推力変更装置を備えたIHI製「国産アフターバーナー付きターボファンエンジン」、新しい非金属製の「炭素繊維複合材」、そして全球を監視可能にするレーダーを機体各部へ埋め込む「スマートスキン」のための構造(スマートスキン自体は搭載せず)などです。

不要な技術も開発中? X-2最大の目的とは…?
 それらX-2で試験される技術は、あくまでも「必要となる可能性のある技術」であって、すべてが将来型戦闘機開発に適用されるわけではありません。また実のところ、本当に先進的な部分は、構造材を除くとそれほど多くありません。「ステルス」や「推力偏向装置」は、すでに海外で実用化済みの既存技術であり、特に「推力偏向装置」は、戦闘機における高機動性が重視されなくなっていることから、あえて搭載しない機体が少なくないのです。

 X-2開発の最大意義は、各種技術の実証ではなく、それらをひとつにまとめ実際の機体として完成させる「インテグレーション」の実証にあるといえます。

 日本政府はX-2の試験結果を待って、2018年にはF-2後継機開発に関する将来の方針を決定するとしています。恐らくそれは、コストなどの面から完全な純国産化とはならず、他国の企業などが参画する国際共同開発になるでしょう。

 いずれにしても、X-2に残された時間はあまり多くありません。そのため短期間で集中して飛行試験が行われる可能性が高く、予定通りならばいよいよ11月にも、X-2を開発した意義が本格的に試されることになります。


先進技術実証機X-2、一般初公開
dragoner | 軍事ブロガー/見習い猟師
2016年10月30日 9時13分配信

X2
10月30日、航空自衛隊の岐阜航空基地にて航空祭が開催され、防衛装備庁が試験中の先進技術実証機X-2が初めて一般に公開されました。

X22
公開されたX-2(筆者撮影)

これまで、メディア公開などは行われていましたが、一般向けに公開されるのは初めてのことで、X-2をひと目見ようと、会場の岐阜航空基地には多くの人が訪れていました。

F2
F-2戦闘機のコックピット公開と見学者

X-2は航空自衛隊がF-2戦闘機の後継として将来配備する「将来戦闘機」に関連した各種技術を、飛行可能な実機で検証するために試作された技術実証機で、今年4月22日の初飛行しました。X-2では主にレーダーに捉えられにくいステルス機体形状や、推力偏向装置による高機動性、実証エンジンなどの技術実証を行っており、X-2を始めとした各種技術の検証結果を元に、2018年度(平成30年度)をメドに現用のF-2戦闘機の後継機の方針を定める予定で、それにより国産機を開発するか、多国間共同開発とするか、外国機を導入するかが決まります。

Kc767
空中給油デモを行うKC-767空中給油機とF-15戦闘機

岐阜基地航空祭は10月30日の15時まで実施予定で、X-2は岐阜基地北会場の第六格納庫で公開されております。


離陸直前に旅客機から出火、乗客が次々脱出
読売新聞 10/29(土) 10:49配信

 【ニューヨーク=水野哲也】米中西部イリノイ州シカゴのオヘア国際空港で28日、離陸直前のアメリカン航空の旅客機から出火した。

 乗客らは脱出用シュートで機外に逃れた。米メディアによると、約20人が軽傷を負った。米国家運輸安全委員会(NTSB)などが原因を調査する。

 出火したのは南部フロリダ州マイアミに向かう予定だったボーイング767型機で、乗員と乗客合わせて170人が乗っていた。米メディアは、右主翼付近から炎が上がり、黒煙に包まれる中、乗客が次々と脱出する映像を伝えた。タイヤのパンクやエンジン関連の異常が出火につながったとみられる。


離陸滑走中に出火、20人けが=米
時事通信 10/29(土) 8:34配信

 【シカゴ時事】米シカゴのオヘア国際空港で28日午後(日本時間29日未明)、離陸のため滑走中のアメリカン航空機から出火する事故があった。

 米メディアなどによると、脱出用シューターを使って避難した際に足首を痛めるなどした乗客ら約20人が病院で手当てを受けたが、いずれも軽傷という。米連邦航空局(FAA)は、タイヤの破裂が原因とみて詳しく調べている。

 同機はボーイング767型機で、乗客161人、乗員9人でマイアミに向かう予定だった。滑走中に右翼付近から出火して黒煙が上がったが、火は間もなく消し止められた。事故のあった滑走路は一時、離着陸が停止された。


UPS、747-8Fを14機発注
Aviation Wire 10/28(金) 16:31配信

748up
UPSの747-8F(ボーイング提供)

 ボーイングは現地時間10月27日、米UPS航空(UPS/5X)から747-8F型機を14機を受注したと発表した。UPSは2017年から2020年にかけて受領する。

 UPSの747-8Fは、コンテナをアッパーデッキに34個、ロワーデッキに14個の計48個を搭載できる。

 同社が747-8Fを発注するのは初めて。現在は767-300Fと747-400F、エアバスA300-600F貨物機を保有している。

 ボーイングが747-8Fを受注するのは、ロシアのヴォルガ・ドニエプルグループから計20機を受注した2016年7月以来3カ月ぶり。ボーイングが公表しているオーダー表では、同年3月にヴォルガ・ドニエプルグループ傘下のエアブリッジ・カーゴ航空(ABW/RU)から4機受注して以来7カ月ぶりとなる。

 ボーイングは2016年1月、需要鈍化により747-8の減産を決定。これまでの月産1.3機から、3月に月産1機に、9月には0.5機と段階的に減らすと発表している。


ANAの787、就航5周年 初便は香港行きチャーター
Aviation Wire 10/27(木) 22:55配信

7881an
東日本大震災の復興支援フライトで仙台空港に着陸するANAの787=11年10月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)のボーイング787型機が、10月26日で商業運航5周年を迎えた。

 ANAは2004年4月26日、ローンチカスタマーとして787を50機購入すると決定。初号機となる787-8の中距離国際線仕様機(登録番号JA801A)を、2011年9月25日に受領した。今年9月末時点で標準型の787-8を36機、長胴型の787-9を44機、超長胴型となる787-10を3機の計83機を発注済みで、787の発注数としては世界最多となる。

 当初は2008年の北京五輪前の納入が予定されていたが、開発遅延やトラブルにより大幅に遅れた。787-8の飛行試験初号機(ZA001、登録番号N787BA)が初飛行に成功したのは、2009年12月15日。日本の型式証明を国土交通省航空局(JCAB)から取得したのが2011年8月29日で、9月25日に量産初号機(JA801A)がANAへ引き渡された。

◆5周年で50機到達

 世界初の787の商業フライトは、2011年10月26日の成田発香港行きチャーター便のNH7871便。定期便は国内線が2011年11月1日の羽田発岡山行きNH651便、国際線は2012年1月14日の羽田発北京行きNH1255便だった。

 当時は3月11日に発生した、東日本大震災の影響が至る所で見られた。ANAは就航したばかりの787を使い、仙台や福島で子供たちを招待した復興支援フライトを行っていた。

 商業運航開始から5周年の今年は、ANAの787にとって節目の年になった。ボーイングは現地時間1月11日、ANAの787による商業運航が10万フライトに達したと発表。シアトル・タコマ空港では記念式典が開かれた。

 量産初号機と同じ787-8は、発注済みの36機が5月12日にシアトルで受領した機体(JA878A)で全機揃った。この機体は、ANAの787としては通算47機目。そして8月17日には、50機目となる787-9の中距離国際線仕様機(JA882A)を、シアトルで受領している。

 ANAの787のエンジンは、すべて英ロールス・ロイス製。787-8と787-9ともに、国内線用と中距離国際線用、長距離国際線用でエンジンの推力が異なる。

 787-8は国内線用がトレント1000-H(推力2万6300kg)、中距離国際線用がトレント1000-A(2万8940kg)、長距離国際線用がトレント1000-C(3万1660kg)を採用。787-9は国内線用がトレント1000-A(2万8940kg)、中距離国際線用がトレント1000-D2(3万1660kg)、長距離国際線用がトレント1000-K(3万3480kg)を搭載している。

◆787ロゴ消える

 4年7カ月で発注済みの36機がすべて揃った787-8。初号機を導入した当時を振り返ると、中距離国際線仕様の状態で、暫定的に国内線へ投入していた。

 初の国内線仕様機はJA809Aで、2012年6月20日に引き渡された。プレミアムクラスのシートは、JA817Aまでは国際線ビジネスクラスの「ANAビジネス・クレードル」で、2013年5月14日に受領したJA818Aからは、ゾディアック・シート・UK(旧・英コンター・エアロスペース)製のシートを搭載。座席数は335席(プレミアム12席、普通席323席)となっている。

 国際線の機材は、ビジネスクラスにスタッガード配列のシートを採用した長距離仕様は、2011年12月30日受領のJA805Aが最初。2013年9月1日からは、プレミアムエコノミークラスのサービスをスタートさせ、座席数は169席(ビジネス46席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー102席)となった。

 現在787は、シアトルのエバレット工場と、サウスカロライナ州ノースチャールストン工場の2カ所で最終組立が行われている。ANA初のノースチャールストン製は、2014年1月7日に引き渡された国内線仕様のJA824Aだった。

 そして、ANAの787と言えば、前部胴体に大きく描かれた「787」が特徴。新型機であることをアピールしていた。ところが、2014年2月6日に引き渡された通算25号機(JA827A、長距離国際線仕様)と26号機(JA825A、国内線仕様)からは、機体前部に描かれていた「787」ロゴが、ブランド管理の観点からなくなった。

 787-8とひと言でいっても、これだけの変化があった。

◆6メートル長い787-9

 長胴型の787-9は、胴体が前方と後方でそれぞれ3.05メートル、計6.1メートル長くなった機体で、座席数と貨物搭載量が787-8の約1.2倍に増加。ANA向けの最初の機体は2014年7月27日に引き渡された国内線仕様のJA830Aで、座席数は395席(プレミアム18席、普通席377席)となり、787-8よりも60席(プレミアム6席、普通席54席)増えた。

 初の国際線仕様機は、2015年4月23日に羽田へ到着したJA836A。座席数は215席(ビジネス48席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー146席)で、同じく長距離国際線仕様の787-8よりも46席増えた。

 今年8月に受領した50機目の787となる787-9(JA882A)は、中距離国際線仕様。ANAでは14機目の787-9で、座席数は3クラス246席(ビジネス40席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー192席)となった。長距離国際線仕様の215席と比べ、ビジネスが8席、プレミアムエコノミーが7席減るのに対し、エコノミーは46席増えた。

 JA882Aの機体前方には、ボーイングとANAが共同でデザインした記念ロゴが描かれた。客室の主な仕様は従来機と同じだが、エコノミークラスのシートのみ、座面の高さを約5センチ低くした。女性や子供でも足が着くようにし、座り心地を改善した。

 ANAにとっては今後、787-9が国内・国際線ともに主力となる。そして、3機発注した787-10は2019年度から2020年度にかけて受領し、すべて国内線に投入する。

◆トラブルつきまとった6年

 787導入から6年間の歴史を振り返ると、トラブルがどうしてもつきまとう。そもそもの就航が3年遅れとなり、2013年1月16日には、山口宇部発羽田行きNH692便でバッテリートラブルが発生。高松空港へ緊急着陸した。新しいバッテリーシステムに換装後、同年5月26日の臨時便、札幌発羽田行きNH1404便で運航を再開し、同年6月1日からは定期便に再投入した。

 バッテリートラブルは沈静化したものの、今年に入るとエンジンの不具合が発覚した。エンジン内にある中圧タービンのニッケル合金製タービンブレードの1本が、離陸上昇中に破断するもので、2月から8月までに国際線で2件、国内線で1件起きた。

 最初に起きたトラブルは、2月22日のクアラルンプール発成田行きNH816便(787-8、JA804Aの右エンジン)で、2件目は3月3日のハノイ発羽田行NH858便(787-8、JA807Aの右エンジン)と国際線が続いた。そして、8月20日には国内線の羽田発宮崎行きNH609便(787-8、JA825Aの右エンジン)でも起きた。

 この影響で8月26日から31日まで、787で運航する国内線の計18便が欠航。ANAはエンジン不具合を公表した8月25日時点では、1日10便程度欠航するとの見方を示していたが、9月と10月は欠航に至っていない。

 エンジンを製造するロールス・ロイスでは、不具合が起きた中圧タービンブレードの改良型を、早ければ2017年1月にも供給を開始する。

 バッテリーやエンジンではトラブルが見られたが、炭素繊維を使った胴体などでは、大幅な欠航につながるトラブルは起きていない。

 787は、主翼や胴体といった機体の主要構造部位のうち、35%を日本が分担。ボーイングは「Made with Japan」と表現しているほどで、試験機としての役目を終えた飛行試験初号機(ZA001)は2015年6月、中部空港(セントレア)へ寄贈された。

 ボーイングは、2015年に月産10機だった生産レートを、東京オリンピック・パラリンピックが開かれる2020年までに、14機へ引き上げる。商業運航10周年を迎えるころには、どのような評価が787に定着しているのだろうか。


ボーイング、16年7-9月期の純利益34%増 減収増益
Aviation Wire 10/27(木) 19:48配信

 ボーイングの2016年7-9月期(第3四半期)決算は、純利益は前年同期比34%増の22億7900万ドル(約2386億1100万円)だった。売上高は8%減の238億9800万ドル、営業利益は12%減の22億8200万ドル、年金や退職金給付の経費を除外した中核営業利益は17%減の21億9400万ドルだった。

 民間航空機部門は、売上高が4%減の169億7300万ドル、営業利益率は0.6ポイント低下し9.4%だった。キャンセル分を差し引いた純受注機数は107機、受注残は約5600機で、金額ベースでは4090億ドルとなった。

 ボーイングは民間航空機部門の売上減について、計画済み納入機数の減少によるものと説明している。

 7-9月期中は500機目となる787の製造を開始した。また、737 MAX 8の検証プログラムを完了させ、737 MAX 9の製造を開始した。737 MAXはこれまで3300機以上を受注。2017年7-9月期には737の生産レートを月産47機体制とする。

 2016年度の業績見通しは、売上高と1株当たりGAAP利益、予想中核利益を上方修正。売上高は930億-950億ドルを935億-955億ドルに、GAAP利益は6.40-6.60ドルを7.10-7.30ドルに、中核利益は6.10-6.30ドルを6.80-7.00ドルにそれぞれ変更した。

 民間航空機部門の納入機数と売上高も上方修正した。納入機数は740-745機を745-750機に、売上高は640億-650億ドルを645億-655億ドルに、それぞれ引き上げた。

 そのほかの業績見通しとついては、変更なし。民間航空機部門の営業利益率は4.5-5.0%となっている。


スイス国際航空、777-300ERを1機追加発注
Aviation Wire 10/27(木) 13:01配信

773sw
スイス インターナショナル エアラインズの777-300ER(ボーイング提供)

 ボーイングは現地時間10月26日、スイス インターナショナル エアラインズ(SWR/LX)から777-300ER型機を1機追加受注したと発表した。カタログ価格で3億3960万ドル(約354億6100万円)。

 スイス インターナショナル エアラインズはこれまで、同型機を9機発注済み。今回の発注で計10機を発注することになる。初号機(登録番号HB-JNA)は1月29日に受領。社員2500人以上の顔写真を使った特別塗装を施し、3月27日からの夏ダイヤで運航を開始した。7月までに計6機を受領し、エアバスA340-300型機からの機材更新を進めている。

 777-300ERの座席数は340席(ファースト8席、ビジネス62席、エコノミー270席)。機内無線LANを導入した。現行のA340-300は219席(ファースト8席、ビジネス47席、エコノミー164席)で、777-300ERの導入により、1便あたりの提供座席数はA340-300よりも約100席増える。1座席あたりの運航コストは25%減、1座席あたりの燃費は23%減となる。また、ペイロードは12%、貨物搭載量は18%増える。

 同社の長距離用機材は、A340-300が12機とA330-300が14機。近距離用機材は、A319とA320、A321、ボンバルディアCS100型機、アブロRJ100型機を保有している。

 ボーイングの受注リストによると、2016年9月末現在、777-300ERを2社から計10機受注している。1月に中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)から6機、3月にユナイテッド航空(UAL/UA)から4機を受注し、直近では10月にカタール航空(QTR/QR)から10機を受注している。


米ボーイング:利益が予想上回る、税関連利益や787生産コスト減で
Bloomberg 10/26(水) 23:51配信

米航空機メーカー、ボーイングの7-9月(第3四半期)決算は利益がアナリスト予想を上回った。税関連の一時利益や787ドリームライナーの生産コスト減少が寄与した。

26日の同社発表によると、一時的な会計費用や一部の年金費用を除いた1株当たり利益は3.51ドル。ブルームバーグがまとめたアナリスト予想平均の2.67ドルを上回った。フリーキャッシュフローは26億1000万ドル(約2720億円)。アナリスト予想は20億2000万ドルだった。

ボーイングは7月、2011年と12年の連邦所得税の監査を起因とした1株28セントの利益を受け取ると示唆。これとは別に1株70セントの税関連利益も業績の押し上げにつながった。アナリストらはこれを予想に含んでいなかった。

787ドリームライナーの繰り延べ生産コストの残高は前期比1億5000万ドル減の275億ドル。

同社は2016年の売上高見通しを5億ドル引き上げ、935億-955億ドルのレンジとした。商用機の納入好調を見込んでいる。7-9月の売上高は前年同期比7.5%減の239億ドル、ジェット機の納入が11機少なかった。

原題:Boeing Profit Tops Estimates on Tax Gains, Lower 787 Costs (1)(抜粋)


MV-22オスプレイ、初めて千葉の空に[写真蔵]
レスポンス 10/26(水) 10:15配信

Mv222
今回の騒音測定試験では、普天間基地に所属する「VMM-265 ドラゴンズ」の機体が使用された。

防衛省と防衛装備庁は24日、陸上自衛隊に配備される予定の「MV-22オスプレイ」を使用した騒音測定試験を木更津駐屯地(千葉県木更津市)やその周辺部で実施した。アメリカ海兵隊に飛行を依頼し、離着陸に使用する場周経路を実際に飛ばしている。

[関連写真]

同駐屯地内にはアジア太平洋地域で使用されるオスプレイの整備拠点が設置される予定となっており、自衛隊向けの機体だけではなく、アメリカ軍の機体も整備することになる。このため木更津市が防衛省に対し、既存ヘリコプターとの騒音レベル比較を目的とした試験の実施を要請。一度は米軍側の都合で中止されたが、今回は実現した。

《レスポンス 石田真一》


MV-22オスプレイの騒音測定試験を木更津駐屯地で実施
レスポンス 10/26(水) 10:00配信

Mv22
木更津駐屯地の滑走路に向けて進入していくアメリカ海兵隊のMV-22オスプレイ。

防衛省と防衛装備庁は24日、陸上自衛隊に配備される予定の「MV-22オスプレイ」を使用し、同機の騒音測定を目的とした試験飛行を木更津駐屯地(千葉県木更津市)で実施した。アメリカ海兵隊に飛行を依頼し、約5時間に渡って周辺での飛行を繰り返している。

[関連写真]

オスプレイについては日本も17機を導入する予定であり、アジア・太平地域における同機の整備拠点を木更津駐屯地内に設置することが計画されている。この整備拠点が開設されると自衛隊向けの機体だけではなく、アメリカ軍向け(海兵隊、空軍)の機体も一括して整備を行うことになる。

このため、同駐屯地が所在する木更津市は「騒音問題に敏感な市民もいる。実際にオスプレイを飛ばし、自衛隊が現状で使用している大型ヘリコプターとの騒音レベルを比較したい」と防衛省に要請。これを受けた防衛装備庁が測定試験の主催者となり、今年4月に実施される予定だったが、この際は米軍側の都合によって中止となっていた。

24日は普天間に所属する部隊(VMM-265 ドラゴンズ)の機体が午前8時30分ごろに飛来。木更津駐屯地への離着陸に使用する「場周経路」を実際に飛んだり、整備時に実施されるホバリング試験を模した飛行を駐屯地内で実施。同駐屯地に所属する大型ヘリコプター「CH-47JA チヌーク」も比較のために飛ばし、騒音レベルの測定を行っている。

また、当日はキャロライン・ケネディ駐日大使も同駐屯地を訪れ、木更津市長や市議会の議長に整備拠点の必要性を説明。議員も含めた市や県の関係者を対象としたオスプレイの体験搭乗も実施した。

測定値の速報は約10日後に発表されるという。

《レスポンス 石田真一》


ハワイアン航空、A330neoを19年受領開始
Aviation Wire 10月25日(火)23時48分配信

A33hwi
ハワイアン航空のA330-800neoのイメージイラスト(エアバス提供)

 ハワイアン航空(HAL/HA)のマーク・ダンカリー社長兼CEOは10月25日、エアバスA330型機のエンジン換装型となるA330-800neoについて、2019年初めに初号機を受領する見通しであると、Aviation Wireに語った。

◆アジア長距離便検討

 ハワイアン航空は現在、国際線の主力機材としてA330-200を23機運航中。A330-800neoは、英ロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000を採用し、燃費や航続距離を改良した発展型で、6機発注済み。当初はA350 XWBの短胴型であるA350-800を同数発注していたが、A330neoに変更した。エアバスはA350-800の開発をキャンセルする(関連記事)。

 A330neoは、A330-200と同サイズのA330-800neo(メーカー標準3クラス257席、最大406席)と、A330-300とサイズが同じA330-900neo(3クラス287席、最大440席)の2機種で構成。ともにA350の主翼技術を取り入れ、新エンジンと空力特性の改善で、1座席あたりの燃費を14%改善する。航続距離は400海里(740.8キロ)延び、A330-800は7500海里(1万3890キロ)、A330-900は6550海里(1万2130キロ)飛行できる。

 客室もA350をベースとし、大型化した手荷物収納棚やLED照明などを採用した新内装「エアスペース」を取り入れる。

 A330-800neoの投入路線は、香港や上海など、ホノルルから就航を計画しているアジアの長距離路線を軸に検討していく。

◆A330-200は全機新仕様に

 一方、ハワイアン航空は2017年までに、現在の主力である全23機のA330-200を新仕様(278席:ビジネス18席、プレミアムエコノミー68席、エコノミー192席)に改修。ビジネスクラスには、フルフラットになる新シートを採用した。

 改修初号機(登録番号N385HA)は今年5月23日に受領済みで、現在2機運航中。年内に最大6機体制となる見通し。日本路線には、12月5日の成田発便から正式投入する。

 日本への正式投入を前にした10月25日、成田空港で新シートを報道関係者に公開した。2017年夏までには、羽田発着便などA330で運航するすべての日本路線に、新仕様機を投入する。


旅客数の不一致、12年以降236件 立ち乗りは5件、国交省調査
Aviation Wire 10/25(火) 22:56配信

77aj
国交省調査で旅客数の不一致が22社で236件判明=13年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国土交通省航空局(JCAB)は10月25日、搭乗手続き済みの旅客と実際に搭乗した旅客数の不一致が、2012年度以降236件発生していたと発表した。9月に福岡空港で発生した、全日本空輸(ANA/NH)の定員超過に関連し調査したもので、国交省は航空各社に対し、同日付で旅客数照合の厳格な運用を指示した。

 国交省がANAや日本航空(JAL/JL、9201)をはじめとする、国内の航空会社22社を対象に調査したところ、今年9月までに旅客数の不一致が計236件発生していた。

 このうち、定員を超過し「立ち乗り」状態となったケースは5件発生。ANAが4件、JALが1件で、いずれも自走前に気づき、駐機場に戻っている。

 これを受けて国交省は航空各社に対し、搭乗手続き済みの旅客数と搭乗者数の照合方法の見直しを、10月25日付で指示した。

 また、機内での着席確認がドアクローズ前や駐機場からの移動開始前、自走開始前など、各社に違いがあったため、航空会社への通達を一部改正して統一する。改正案では、機体が駐機場から移動を開始する前までに着席し、シートベルトの着用を徹底する。

 通達の一部改正に向け、パブリックコメント(意見公募)を実施。11月下旬に改正し、12月中旬からの適用を目指す。

 福岡空港で搭乗手続きが済んでいない旅客が搭乗し、一時「立ち乗り」になったトラブルは、9月30日に発生した。満席だったANAの羽田行きNH256便(ボーイング777-200型機、登録番号JA742A)に、搭乗手続きが済んでいない旅客1人が搭乗。一時的に立ち乗り状態となった。同便は駐機場へ引き返し、約50分遅れで再出発した。

 国交省は10月11日、ANAを厳重注意とし、25日までに原因究明と再発防止策の文書での提出を求めた。ANAは25日に再発防止策を提出した(関連記事)。


ANA、国交省に「立ち乗り」再発防止策提出 空港係員を増員
Aviation Wire 10月25日(火)18時50分配信

77ana
国交省に再発防止策を提出したANA=16年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は10月25日、福岡空港で9月30日に起きた搭乗手続きが済んでいない乗客が搭乗し、一時「立ち乗り」になったトラブルについて、再発防止策を国土交通省航空局(JCAB)に提出した。10月11日に国交省がANAを厳重注意したことによるもので、空港の地上係員を増員し、確認体制を強化するなど、7つの再発防止策を報告した。

◆搭乗券二度かざしと誤判断

 トラブルは9月30日午後2時20分ごろ、ANAの福岡発羽田行きNH256便(ボーイング777-200型機、登録番号JA742A)で発生。満席だった同便に、搭乗手続きが済んでいない乗客が搭乗し、一時的にその乗客が「立ち乗り」状態となった。同便は駐機場へ引き返し、約50分遅れで再出発した。

 搭乗手続きを終えずに搭乗した乗客は、男性の親子連れ2人のうち、40歳代の父親。保安検査場で父親が先に、息子が後からほぼ同時刻に通過したところ、同一搭乗券での通過を示すエラーが発生し、ANAの地上係員を呼び出す旨の用紙が出力された。

 親子は空港での手続きなしで搭乗できる「スキップサービス」を利用。それぞれのスマートフォンにQRコード付きの搭乗券を保存した際、息子が父親の搭乗券を誤って保存した。父親は自身の搭乗券を保存していたため、同じ搭乗券が2台のスマートフォンに保存された状態になった。

 保安検査場の係員はエラーが発生した際、搭乗手続き済みの搭乗券を二度かざしたと誤判断。保安検査をそのまま実施し、息子を通過させた。

 その後、搭乗ゲートでは息子が先に、父親が後から通過しようとしたところ、父親の搭乗券を持つ息子は通過できたが、後から搭乗券をかざした父親本人には「座席重複エラー」が発生。地上係員は「携帯端末の二度かざし」と誤判断し、本人確認後に機内へ案内した。

 一方、NH256便には空席待ちが発生。保安検査を未通過扱いだった息子の席は「空席」となり、空席待ちをしていた利用客に割り振られた。割り振られた利用客と親子は、それぞれ機内に乗り込み、空席待ち客は元・息子の席に、息子は父親の席に座り、父親は離れた場所で手荷物を収納していた。

 同便は、父親が立ったままの状態で出発。気づいた客室乗務員が声を掛けたところ、父親の席がないことが発覚し、駐機場へ引き返した。

◆地上係員を増員

 ANAは国交省に対し、保安検査場と搭乗口での手順や体制の変更、機内の着席確認などの再発防止策を提出。保安検査場では、すでにレイアウトの見直しと二次元バーコードなどをかざす端末にカバーを付ける対策を実施した。

 レイアウトの見直しは、搭乗手続完了の確認と金属探知機の通過を確実に実施するため、検査前の待機スペースを設けた。端末のカバー新設は、検査場の係員が乗客に背を向ける際は端末をカバーで覆い、搭乗券の二次元バーコードなどをかざせないようにした。係員が見ていない間に、乗客が搭乗券をかざしてしまうトラブルを防ぐ。

 搭乗口では、地上係員の増員を実施済み。12月1日からは、搭乗口を通過する際に「搭乗案内用紙」を係員が乗客1人に1枚ずつ手渡しする。すでに10月21日からは、羽田空港などの一部便で試験的に用紙の手渡しを実施している。

 11月1日からは、機内で客室乗務員が乗客の着席状態を確認後、飛行機をトーイングカー(牽引車)でプッシュバック(押し出し)させ、出発させる。

 ANAでは、全国の主要空港や地区で、経営層とグループ社員との直接対話による安全啓発活動を11月末までに実施。再発を防止する。


新工場立ち上げも「777Xへの移行期は歯を食いしばるしかない」(富士重)
ニュースイッチ 10月25日(火)12時26分配信

Fhihs
半田工場の新棟

自動車で培ったノウハウ活用し生産性向上
 富士重工業は米ボーイングの次世代大型旅客機「777X」の中央翼を組み立てる半田工場(愛知県半田市)新棟を公開した。2017年2月に組み立てを始め、同年11月に初出荷する予定。自動打鋲機や自動搬送装置の導入により、ボーイングが777Xの生産に参画する企業に求めるコスト削減に対応する。

 中央翼は航空機の主翼と胴体をつなぐ部位。半田工場では大型機「777」と中大型機「787」の中央翼を組み立てており、新棟で777X向けを手がける。永野尚専務執行役員は「777X向けの投資負担で営業利益は数年間下がるが、777からの切り替えが進めば回復する」との見通しを示した。

 777Xは17年に量産が始まり、20年に初号機を引き渡し予定。日本企業は富士重など5社が参画し、主要構造部位の21%を担当する。

<航空機事業トップに聞く>

 次の一手をどう打つのか。永野尚専務執行役員航空宇宙カンパニープレジデントに聞いた。

 ―中央翼は米ボーイング向けが多く、航空宇宙事業の為替感応度は非常に高いと言えます。
 「足元は若干円高に振れているが、これまでの取り組みもあるので冷静にやっていける水準だ。かつての超円高で相当鍛えられた。ただ、為替変動はいかんともしがたいので、自動車で培ったノウハウも活用し生産性向上をさらに加速する」

 ―生産性改善に向けた取り組みは。
 「当社が受け持つ中央翼は箱型の構造物で、ロボットの適用は難しい。内部の鋲打ちなどは人の作業になる。ただできることはたくさんある。例えばリベットやボルトを打つ工具の自動化。任意の場所に工具をセットすれば、自動で打ち込めるツールなどを導入した」

 ―ボーイング「787」の増産対応は。
 「787は現在、月産10機体制だが、1年以内で12機に上がる。さらに1年から1年半くらいで14機に達すると見ているが、ボーイングから具体的な指示を待っている状態だ。787向けの投資は完了しており、14機になっても対応できる」

 ―ボーイングのベストセラー機「777」の次世代機「777X」の量産も控えていますが課題をどう見ていますか。
 「777から777Xに移行するところで踊り場となるが、これが航空機のビジネスモデルだ。生産レートが緩やかに上がる過程で777が下がり、どうしても需要の谷間となる。この期間は歯を食いしばるしかない。ここを787で埋められるのが理想だ」

 ―国産小型ジェット旅客機「MRJ」開発の意義をどう考えますか。
 「完成機をやり遂げるという志を持った三菱重工業グループには、本当にがんばってもらいたい。MRJの後も完成機を国家的事業でやることは、工業先進国として必要だ。当社単独での旅客機開発は無理だが、オールジャパンで開発する可能性もあるので、技術レベルの向上など準備はしていきたい」

【解説】
 ボーイングは生産能力の増強とコスト低減の両立をサプライヤーに求めている。各社は777X向けで、現状比15―20%のコストダウンが必要とみている。富士重は今期に航空機事業の設備投資で前期比約2・3倍の140億円を計画、「777X」の機体部品向け自動化投資が中心。

 新設備を導入するのは宇都宮工場と半田工場。中央翼を組み立てる半田新工場では、宇都宮で加工した部材を7メートル四方の1枚板に仕上げる。大物部品の搬送を現在主流のクレーンから自動搬送装置に切り替える。連続搬送が可能になり生産性が高まるという。

 堅調に見えた民間航空機市場にも変化、ボーイングとエアバスが相次いで大型機の減産を打ち出している。777の受注は14年の283機をピークに15年は58機で着地。受注残も15年に524機となり、09年以来6年ぶりに純減した。ボーイング首脳は「必要に応じてさらに減産する可能性もある」と示唆している。


佐賀空港配備に向けて…MV-22オスプレイ 展示飛行 11月8日
レスポンス 10月25日(火)8時10分配信

Mv22
オスプレイ(参考画像)

防衛省九州防衛局は、11月8日の佐賀空港周辺で在沖縄米軍MV-22オスプレイによる展示飛行を実施すると発表した。

今回、V-22オスプレイ展示飛行するのは、陸上自衛隊が導入するV-22オスプレイなどの佐賀空港への配備について、実際にオスプレイの音を体感してもらうことが目的。

実施時間帯や飛行ルートなどの詳細は調整してから公表する。

《レスポンス レスポンス編集部》


ボーイング次世代機「777X」設備投資活発 富士重など日本企業
産経新聞 10月25日(火)7時55分配信

77xiif
777X向け設備投資(写真:産経新聞)

 富士重工業は24日、米航空機大手ボーイングの次世代旅客機「777X」の胴体と主翼をつなぐ主要部品「中央翼」をつくる半田工場(愛知県)の新工場棟を報道陣に初公開した。最新鋭の生産設備などを導入し、今年度内に稼働を始める予定。777X向け部材には東レや川崎重工業など日本メーカーが参画しており、平成32年の初号機納入を見据え、設備投資が活発になっている。(会田聡)

 富士重が約100億円を投じる新工場棟は、4月に建屋が完工。建築面積1万1600平方メートルに部材を接合する「自動打鋲機」や「自動搬送機」を備えた2ラインをつくり、来年3月までに稼働する。生産能力は最大年120機分。

 胴体内で左右の主翼をつなぎ、燃料タンクにもなる中央翼は大型機で全長が10メートル以上と巨大だが、寸法の誤差を1千分の1インチ単位で測る精度が要求される。永野尚専務執行役員は「寸法や角度の精度をすり合わせながら開発する。付加価値が高く、新興国メーカーには難しい」と胸を張る。

 半田工場はこれまで現行大型機「777」の中央翼を生産し、9月末までに累計1472機を出荷した。777Xでは部材の追加で価格上昇が見込めるうえ、「20年以上にわたり累計1千機以上(の受注)が期待できる」(永野氏)。

 大規模受注をにらみ、他の日本メーカーも設備投資に踏み切っている。東レは昨年11月に主翼材の炭素繊維複合材を10年間供給する契約を正式に締結。米サウスカロライナ州に新工場を建設し、中型機「787」向けも含めた受注総額は110億ドル(約1兆1千億円)に上る見通しだ。

 前部胴体や格納部などを供給する川崎重工業は、名古屋第一工場(愛知県)内の新工場が年内に完工し、来夏から稼働する見込み。米ネブラスカ州の工場内にも貨物扉の生産ラインを新設し、ボーイング向けの供給態勢を充実させている。

 777Xは350~425席で、最長航続距離は東京-米ニューヨーク間の約1・5倍の1万6110キロ。昨年8月時点で航空6社から計320機を受注している。


日本勢、ボーイング次世代機「777X」設備投資活発 富士重は100億円新工場
SankeiBiz 10月25日(火)6時53分配信

Fhih
富士重工業が半田工場で生産している大型機「777」の中央翼=愛知県半田市(写真:フジサンケイビジネスアイ)

 富士重工業は24日、米航空機大手ボーイングの次世代旅客機「777X」の中央翼を製造する半田工場(愛知県半田市)の新工場棟を報道陣に初公開した。最新鋭の生産設備などを導入し、今年度内に稼働を始める予定。777X向け部材には東レや川崎重工業など日本メーカーが参画しており、2020年の初号機納入を見据え、設備投資が活発になっている。

 富士重が約100億円を投じる新工場棟は、4月に建屋が完工。建築面積1万1600平方メートルに部材を接合する自動打鋲(びょう)機や自動搬送機を備えた2ラインをつくり、来年3月までに稼働する。生産能力は最大年120機を計画する。

 胴体内で左右の主翼をつなぎ、燃料タンクにもなる中央翼は大型機で全長が10メートル以上と巨大だが、寸法の誤差を1000分の1インチ単位で測る精度が要求される。永野尚専務執行役員は「寸法や角度の精度をすり合わせながら開発する。付加価値が高く、新興国メーカーには難しい」と胸を張る。

 半田工場はこれまで現行大型機「777」の中央翼を生産し、9月末までに累計1472機を出荷した。777Xでは部材の追加で価格上昇が見込めるうえ、「20年以上にわたり累計1000機以上(の受注)が期待できる」(永野氏)

 大規模受注をにらみ、ほかの日本メーカーも設備投資に踏み切っている。東レは昨年11月に主翼材の炭素繊維複合材を10年間供給する契約を正式に締結。米サウスカロライナ州に新工場を建設し、中型機「787」向けも含めた受注総額は110億ドル(約1兆1440億円)に上る見通しだ。

 前部胴体や格納庫などを供給する川崎重工業は、名古屋第一工場(愛知県弥富市)内の新工場が年内に完工し、来夏から稼働する見込み。米ネブラスカ州の工場内にも貨物扉の生産ラインを新設し、ボーイング向けの供給態勢を充実させている。

 777Xは350~425席で、最長航続距離は、東京-米ニューヨーク間の約1.5倍に相当する1万6110キロメートル。ボーイングは競合機に比べ燃費を12%、運航費用を10%減らすとアピールし、昨年8月時点で航空6社から計320機を受注している。


米アトラスエアー、貨物転用767を9機発注
Aviation Wire 10月24日(月)18時16分配信

76bcfat
アトラスエアーの767イメージイラスト(ボーイング提供)

 ボーイングはこのほど、貨物航空会社の米アトラスエアー(GTI/5Y)を傘下に持つアトラスエアー・ワールドワイド・ホールディングスから、767型機の旅客機を貨物機への改修を計9機受注した。このうち4機については、7月に英国で開催されたファンボロー航空ショーで匿名顧客からの受注として発表していた。

 アトラスエアーは米国内外で運航する貨物航空会社で、機材は747-400Fや747-8Fなど、すべてボーイング機で運航している。

 航空貨物の運航のほか、リース事業も展開。オンラインショップ「Amazon(アマゾン)」と、767-300旅客機から貨物機に改修した貨物機「Amazon One(アマゾンワン)」のリース20機で合意している。このほか、787の大型部位輸送に使用している747-400LCF「ドリームリフター」の運航も受託している。

 ボーイングでは、旅客機から貨物機へ改修する「ボーイング・コンバーテッド・フレーター(BCF)」プログラムを、767のほか、747や737で提供している。


千葉に初のオスプレイ飛来 木更津駐屯地でオスプレイの騒音測定
産経新聞 10月24日(月)14時4分配信

 米海兵隊が運用する米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の新型輸送機MV22オスプレイの定期整備拠点に選定された陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)で24日、オスプレイと陸自輸送機CH-47JAの騒音比較測定が実施された。測定には2機のオスプレイが飛来。同駐屯地は来年1月に整備拠点として運用される見通しで、同県にオスプレイが飛来するのは初めて。

 測定は同市や同市議会から要望があり、防衛装備庁が実施した。同庁はオスプレイが高さ約9~45メートル上空でホバリングした際や、同駐屯地周辺の上空を航行した際の騒音を測定。その後、同様の条件で同駐屯地で通常運用されているCH-47JAの騒音を調べた。収集したデータの比較測定の結果は、早ければ来月中にも木更津市に伝達し、ホームページでも公表するという。

 また、キャロライン・ケネディ駐日米大使もこの日、同駐屯地を訪れ渡辺芳邦木更津市長と会談。ケネディ氏は「こちらで整備をしていただくことに感謝します。オスプレイは人道支援任務で飛行することになるが、こうした施設があってこそそれが可能になる」と述べ、渡辺市長は「安全性を市民に理解してもらわねばならない。最大限の配慮をお願いしたい」と要望した。

 一方、オスプレイの千葉県内への飛来が初めとなり、同基地に近い公園には市民団体が集まって抗議し、「オスプレイはいらない」などとシュプレヒコールを上げたが、目立った混乱はなかった。


オスプレイの騒音測定
時事通信 10月24日(月)11時36分配信

Ostlm
陸上自衛隊木更津駐屯地に初めて飛来した米海兵隊オスプレイの騒音値を計測する防衛省職員=24日午前、千葉県木更津市


オスプレイ、木更津に初飛来
時事通信 10月24日(月)11時36分配信

Mv22
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている米海兵隊の新型輸送機オスプレイが24日、陸上自衛隊木更津駐屯地に初めて飛来し、騒音測定が実施された=千葉県木更津市


<オスプレイ>木更津に初飛来…定期整備拠点で騒音測定
毎日新聞 10月24日(月)11時6分配信

Mv22_2
整備拠点となる陸上自衛隊・木更津駐屯地に初飛来し、騒音測定のため飛行するオスプレイ=千葉県木更津市で2016年午前8時59分、北山夏帆撮影

 防衛装備庁は24日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に配備されている新型輸送機オスプレイの国内初の定期整備拠点となる陸上自衛隊木更津駐屯地(千葉県木更津市)で、オスプレイの騒音測定を実施した。オスプレイが木更津へ飛来したのは初めて。

 同駐屯地では2017年1月に定期整備を開始し、年間5~10機が飛来する見込みという。現在は格納庫などの改修中で、陸自が導入予定のオスプレイ17機の整備も担う。

 オスプレイ2機が24日朝に到着し、午前8時50分ごろから予定の経路を周回。駐屯地内外の3カ所で騒音を測定した。木更津市の渡辺芳邦市長や滝口敏夫市議会議長らが立ち会い、キャロライン・ケネディ駐日米大使も訪れた。

 駐屯地近くでは、整備拠点化に反対する住民団体のメンバーらが抗議の声を上げた。

 騒音測定は木更津市議会の要請に基づき4月25日に実施される予定だったが、「米軍の運用上の都合」で延期されていた。【阿部義正、渡辺暢】

« 天皇皇后両陛下、国際外科学会ご出席のため京都市をご訪問 | トップページ | 東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2162 »

システム・技術・産業」カテゴリの記事

ニュース」カテゴリの記事

事故・トラブル・インシデント」カテゴリの記事

船舶・鉄道・航空」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/64398116

この記事へのトラックバック一覧です: 777・787・A350等、航空機一般の話題・38:

« 天皇皇后両陛下、国際外科学会ご出席のため京都市をご訪問 | トップページ | 東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2162 »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31