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2016年10月11日 (火)

フィリピンの「暴言・殺戮・反米」ドゥテルテ大統領が25日来日

去る6月30日にフィリピン大統領に就任した元ダバオ市長のロドリゴ・ドゥテルテが、25日に来日する。

ドゥテルテ大統領はダバオ市長時代も含め、大統領就任後の今日まで、数千名に上る麻薬犯罪者を裁判に掛けることなく殺戮し、その法治主義によらない殺人行為を批判したアメリカのオバマ大統領や国連関係者、ローマ法王などに対して「淫売の息子」「地獄へ堕ちろ」「二度と来るな」など、およそ国家元首の外交場面での言動にふさわしからぬ暴言で罵倒し、反米姿勢を鮮明にして駐留米軍の退去を要求する傍ら、南シナ海問題をかかえる中共支那への露骨な傾斜姿勢をとっていると見られたが、安倍首相との会談では「国際法に基づき平和裏に問題を解決したい。われわれは常に日本の側に立つ」と表明。南シナ海をめぐる仲裁裁判所の裁定について「判決に基づいた話しかできない」と尊重する考えを強調した。

なお、当初予定された天皇陛下との会見は、27日朝に三笠宮殿下がご薨去されたために中止された。

リンク:帰国の機中で「神のお告げでもう暴言はかない」と誓ったドゥテルテ氏 日本は米国のような態度をとらなかった - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドゥテルテ比大統領、ご会見中止の陛下に「いつかお会いする機会ある」 三笠宮さまに「哀悼の意」も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドゥテルテ大統領、暴言乱発終えフィリピン帰国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「大変有意義。日本は最大の支援国だ」ドゥテルテ大統領、海上保安庁の視察で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下、比大統領にメッセージ=三笠宮さま逝去で会見中止 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:親日家ドゥテルテ大統領に中国が「日比連携」警戒 「中比は協力していく流れにある」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フィリピン大統領の陛下会見予定通り=菅長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南シナ海裁定尊重で一致 首相、ドゥテルテ比大統領と会談 海自練習機5機貸与 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドゥテルテ氏「中国、いろいろノイズ出してる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南シナ海問題「法で解決」…日比首脳会談で確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南シナ海で緊密連携=米とも協力維持―日比首脳 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仲裁判決に拘束力=比大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南シナ海問題「日本側に立つ」=比大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相、ドゥテルテ氏攻略の秘策 「中国有利」南シナ海問題ひっくり返せるか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:対中国で「同じ立場」=日米との協力維持―比大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「嫌なら外国企業は出て行け」比大統領が米に反発 日本は絶賛 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南シナ海問題で意見交換=ドゥテルテ大統領と岸田外相の夕食会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:比大統領「日本に感謝」 岸田外相と会食 きょう首脳会談 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドゥテルテ氏「来月も呼んでくれ」 16分遅刻&言いたい放題 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「好物」の和食で比大統領おもてなし…岸田外相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<フィリピン大統領>「米国は本当にいじめっ子だ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドゥテルテ比大統領が来日、26日に首脳会談 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<フィリピン大統領>来日…26日に首脳会談、連携確認へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドゥテルテ比大統領初来日=「日本の支援に感謝」、26日に首脳会談 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:比大統領来日 岸田文雄外相「ドゥテルテ氏の考え、直接聞きたい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドゥテルテ大統領が初来日、日本は官民挙げ迎え入れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米比関係の修復探る 首相、あす比大統領と会談 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<日比首脳>26日会談 南シナ海、法の支配確認へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:比大統領の訪中 予想通りの発言迷走で漁夫の利 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自民・小野寺五典政調会長代理「南シナ海がいかに重要か、ドゥテルテ大統領に安倍首相がしっかり伝える」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<比大統領発言>国内に波紋、閣僚釈明 「米と離別」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<比大統領来日へ>反米姿勢、政府内に困惑も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ドゥテルテ氏、天皇陛下と会見へ…25日初来日 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「暴言」大統領がやって来る…フィリピン・ドゥテルテ氏25日来日  - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:比大統領が25日来日=天皇陛下と会見へ - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

帰国の機中で「神のお告げでもう暴言はかない」と誓ったドゥテルテ氏 日本は米国のような態度をとらなかった
産経新聞 11/3(木) 10:24配信

 オバマ米大統領だろうが、ローマ法王だろうが遠慮しないストレートな発言や、麻薬常習者への容赦ない対応などから国際的な関心を集めているフィリピンのドゥテルテ大統領。10月25~27日の大統領としての初来日を終えたばかりだが、ドゥテルテ氏の親日家ぶりとはどれぐらいのものなのか。

 ■「憂い無しの碑」

 ネット上である動画を見つけた。撮影されたのは2013年10月7日。場所は、ドゥテルテ氏が20年以上市長を務めたダバオ市のミンタル。この地にある日本人墓地の一角に建立された慰霊碑除幕式の動画で、ドゥテルテ氏は記者団にこう語っている。

 「私たちには戦争などの歴史がある。だが、時間の経過とともに、私たちは忘れることを覚え、前だけをみている。日本はフィリピンにとても親切であり続けている。JICA(国際協力機構)はとても多くを与えてくれた」

 ドゥテルテ氏がこの除幕式に参加したのは、市長だからという理由だけではない。「憂い無しの碑」と刻まれた慰霊碑の土台部分には「人類は皆家族 ロドリゴ・R・ドゥテルテ」との文字が刻まれている。この慰霊碑は、ドゥテルテ氏が私費で建立したものだったのだ。

 ダバオ市中心部からやや外れた郊外にあるミンタルは、1900年代前半に日本人町として造られ、主にアバカ(マニラ麻)の生産にかかわる日本人移民が居住した。ミンタルという名前は多くの人が留まるようにという願いを反映し「民多留」と名付けられたとされる。戦前には約2万人が在住し、地元住民との結婚もあり、いまでも日本人の血を引く人は少なくない。しかし、第二次世界大戦中、ダバオ市は米軍と日本軍との激しい戦闘地にもなり、多くの住民が巻き込まれて命を落とした。

 歴史はすべてがバラ色ではない。戦場と化したダバオも例外ではなく、それだけに日本への恨みを持った人はまだいるかもしれない。だが、ダバオ市の地元記者はドゥテルテ氏の日本に関する思いは多くの人に共有されているとして「私たちはJICAの事業に育てられた」とまで言う。また、この記者は水道管の例を挙げて「日本が行ったインフラはいまも利用することができる」として、日本への信頼が健在であることを強調する。

 別の記者によると、ドゥテルテ氏はとりわけ日本人の技術力を高く評価している。インフラ整備支援や海上安全保障分野での機材などの供与はもっぱら相手が日本であることを好むようだ。

 ドゥテルテ氏は歴代の駐ダバオ日本領事とも良好な関係を築いていたといい、自身も何度か訪日経験があるだけでなく、家族の旅行先にも日本を勧めるほどだという。大統領就任前、ドゥテルテ氏の家族が来日した際には日本外務省の人間が滞在をお世話し、家族を喜ばせたという話もある。

 ■中国のゴリ押し

 ドゥテルテ氏といえば、日本より先に中国を訪問し、「軍事的にも経済的にも米国と決別する」と発言して中国を喜ばせ、約240億ドル(約2兆5千億円)の経済支援を手にした。そして、1週間も経たないうちに訪日して日本からの支援も獲得した。

 ドゥテルテ氏の訪中は中国の強い要請で実現したものだ。外交筋によると、ドゥテルテ氏は早い段階からASEAN以外の最初の訪問国を日本と決めていたことから、日本は今回の来日と同じ10月25~27日の訪問を打診し、フィリピン側も受け入れていた。

 ところが、それを知った中国が駐マニラ大使を通じてドゥテルテ氏側に直談判し、訪中を先にねじ込んできた。ドゥテルテ氏が訪中した同月18~21日は予定していたマレーシア訪問の時期に重なっていたが、中国が割り込んできたせいでマレーシアはとばっちりを受け、仕切り直しとなった。

 中国の要請に応えて訪中し、その直後に日本を訪問したことについて、“戦略家”のドゥテルテ氏に計算が働いたことは間違いない。最初から訪中を表明するよりも前に訪日を打ち上げて、中国の焦りを引き出せば、支援額をさらにつり上げらることができるからだ。

 狡猾、節操がない、一貫性がないといった批判もあるが、フィリピンのように海外からの投資や経済支援に依存せざるをえない国にとっては、2つの「大国」を秤にかける行動も当然の選択であって、驚くことではない。とにもかくにもフィリピンのことが最優先という「フィリピン・ファースト」を掲げるドゥテルテ氏なら、納得のいく話だ。

 ただ、日本としてはドゥテルテ氏が支援を引き出すために日中を天秤にかけるというのであればある程度容認できる。そんなことをやっているのはフィリピンだけではないからだ。しかし、米国との離反となると話は別だ。日本の安全保障にも直結してくるからだ。

 ■安倍首相も驚く

 日本政府としては、9月にラオスで開かれた日比首脳会談に良い手応えを持っていたことから、ドゥテルテ氏が訪中後に来日することにも動じなかった。むしろ「中国の出方がわかっていい」と余裕さえみせていた。

 その読みはある程度当たった。ドゥテルテ氏は10月26日の官邸での日比首脳会談の冒頭、こう発言して、安倍首相らを驚かせた。

 「われわれは常に日本の側に立つつもりであります」

 通常、首脳会談の冒頭はメディアが同じ部屋にいることもあり、両首脳は発言をあいさつ程度にとどめるのだが、ドゥテルテ氏は違った。さらに自分から南シナ海問題を切り出し、通訳なしで5分近く話し続けたのだ。ドゥテルテ流の懐柔といえばそうかもしれないが、日本側にとっては悪くないエピソードだったといえる。

 首脳会談で日本側が配慮したのは、ドゥテルテ氏が日本から格下に扱われているいう印象を与えないということだった。フィリピン人記者は早い段階から「ドゥテルテ氏は、フィリピンを見下げている米国が鼻持ちならない。日本は米国のような態度で臨んではいけない」と指摘していた。

 安倍首相は9月の会談時にも、ドゥテルテ氏に南シナ海問題に関する日本の考え方を押しつけず、「大統領の考えを聞かせてください」などとあくまでドゥテルテ氏の考えを尊重する姿勢を取った。10月26日の首脳会談(少人数会合)でも安倍首相は、ドゥテルテ氏の中国傾斜を問題視するようなことはせず、戦火を交えた日米が同盟関係にいたるまでの経緯を淡々と話したとされる。ドゥテルテ氏がこれに反発したとの話は伝わってこない。

 日本からフィリピンへの帰途、ドゥテルテ氏は機中で「神のお告げ」を受け、「もう暴言は吐かない」と記者会見で語った。信じるか信じないかはさておき、少なくとも来日中に嫌な経験をしなかったようだ。日本からの帰国後のドゥテルテ氏の態度が何を意味するかは今後の言動から判断するしかない。(政治部 田北真樹子)


ドゥテルテ比大統領、ご会見中止の陛下に「いつかお会いする機会ある」 三笠宮さまに「哀悼の意」も
産経新聞 10/28(金) 10:32配信

 フィリピンのドゥテルテ大統領が、日本滞在中の27日に天皇陛下との会見が中止になったことを宮内庁側から伝えられた際、「いつか陛下とお会いする機会があると確信しています」と話していたことが28日、分かった。三笠宮さまが27日朝に薨去(こうきょ)されたことには哀悼の気持ちを示したという。

 宮内庁によると、陛下とドゥテルテ大統領との会見は27日夕方に予定されていたが、天皇、皇后両陛下が三笠宮さまの弔問に訪れる日程調整のために取りやめとなり、秋元義孝式部官長を大統領の宿泊先ホテルに派遣し、陛下のお気持ちを伝えられた。

 陛下のお気持ちとして「今回お会いできなかったことは残念に思いますが、大統領の日本での滞在が実り多いものであったことを希望します」とのメッセージを英語で伝えたのに対し、大統領は「事情はよく理解しました。陛下の深い悲しみを共有するとともに、心から哀悼の意を表します」と応じたという。


ドゥテルテ大統領、暴言乱発終えフィリピン帰国
日刊スポーツ 10/28(金) 9:57配信

 25日から日本を訪れていたフィリピンのドゥテルテ大統領は27日、3日間の日程を終えて帰国した。この日夕、皇居・御所で天皇陛下と面会する予定だったが、三笠宮さまの逝去に伴い、中止された。

 昼には、横浜市で海上保安庁の訓練を視察。訓練後、「非常に有意義な視察だった」と述べた。暴言の数々から「フィリピンのトランプ」といわれ、来日直後の都内の講演でも、米国や欧州連合(EU)を名指しして「ばかども」と罵倒。日本政府をヒヤヒヤさせたが、安倍晋三首相との会談では「安心してください。私どもは必ず日本の側に立っています」と日本との連携姿勢を強調した。


「大変有意義。日本は最大の支援国だ」ドゥテルテ大統領、海上保安庁の視察で
産経新聞 10/27(木) 19:32配信

 フィリピンのドゥテルテ大統領は27日、海上保安庁の海上防災基地(横浜市)から大型巡視船「いず」(全長110メートル、総トン数3500トン)に乗船し、横浜港内で行われた海上保安官の訓練の様子を視察した。

 白いシャツに黒いスラックス姿のドゥテルテ氏は同日午後1時40分ごろ、いずの左舷側のタラップから乗船。閣僚ら6人とともに甲板上のイスに座り、ゴムボートによる不審船の追跡訓練やヘリコプターによる救助訓練を見守った。第3管区海上保安本部の特殊救難隊がロープを使って遭難者をヘリコプターにつり上げると、笑顔で拍手していた。

 ドゥテルテ氏は視察後、報道陣に「大変有意義だった。日本は(フィリピンにとって)最大の支援国だ」などと話した。

 26日に行われた日比首脳会談では、南シナ海問題の平和的な解決の重要性を確認。日本政府がフィリピン政府に対し、大型巡視船2隻とテロ対策用小型高速艇を供与することで合意している。


天皇陛下、比大統領にメッセージ=三笠宮さま逝去で会見中止
時事通信 10/27(木) 18:28配信

 天皇陛下は27日午後、予定されていたフィリピンのドゥテルテ大統領との会見が三笠宮さま逝去のため中止になったことを受け、宮内庁の秋元義孝式部官長を通じて、大統領に「お会いすることがかなわず残念に思います」などとするメッセージを伝えられた。

 陛下は27日午後5時から、皇居・御所で大統領と会見する予定だった。秋元式部官長によると、メッセージは英文で、「大統領の日本での滞在が実り多いものであったことを希望します」などとする内容。今年1月に皇后さまとフィリピンを訪問した際の対応への感謝にも触れられていた。

 式部官長が午後4時ごろ、滞在先のホテルで直接メッセージを伝えると、大統領は真摯(しんし)な態度で聞き入り、「陛下の深い悲しみを共有するとともに、心から哀悼の意を表します。いつか陛下とお会いする機会があると確信しています」と応じたという。


親日家ドゥテルテ大統領に中国が「日比連携」警戒 「中比は協力していく流れにある」
夕刊フジ 10/27(木) 16:56配信

 安倍晋三首相は26日夕、フィリピンのドゥテルテ大統領と官邸で会談した。過激な発言が注目されるドゥテルテ氏だが、大の「親日家」で、25日夕の来日早々、話題を振りまいた。中国としては「日比連携」が強まり、対中包囲網が構築されることを警戒しているようだ。

 「よかったら来月も日本に呼んでくれ。そうでなければ、あなたをフィリピンに招きたい」

 ドゥテルテ氏は25日夜、岸田文雄外相が都内の日本料理店で開いた歓迎夕食会で上機嫌になり、岸田氏にこう語りかけたという。

 予定よりも16分遅れて到着し、岸田氏を小雨の中で待たせる一幕もあったが、美食と美酒の後押しもあってか2人は意気投合。ドゥテルテ氏は「フィリピン国民は心から日本に感謝している。日本国民に伝えてもらいたい」と語った。

 岸田氏も「実直な人柄、祖国を愛する気持ち、国を発展させたい強い意欲がよく分かった。個人的な信頼関係も感じた」と絶賛した。

 夕食会に先立ち、ドゥテルテ氏は都内のホテルで開かれた在日フィリピン人との集会に出席した。会場内には1000人以上が詰め掛け、入りきれない人々が外で国旗や手製のプラカードを振って歓迎した。

 ドゥテルテ氏は演説で「日本は最大の支援者。悪く言うところは何もない」と強調する一方、「米国やEU(欧州連合)は私を攻撃する。(麻薬撲滅戦争で)3000人が死んだと言うが、このバカどもは何も分かっていない」と語気を強めた。参加者からは歓声が上がった。

 中国は先週、公式訪問したドゥテルテ氏を大歓迎した。習近平国家主席との会談で、ドゥテルテ氏は手をポケットに突っ込み、ガムを噛むように口をモゴモゴさせていたが、総額240億ドル(約2兆5000億円)もの経済協力をバラ巻いた。

 南シナ海での対中包囲網にクサビを打ち込む思惑だろうが、「親日家」で「戦略家」「策士」というドゥテルテ氏は一筋縄でいかなそうだ。

 ドゥテルテ氏の日本接近を警戒したのか、中国外務省の陸慷報道局長は25日、「中国とフィリピンは関係を回復し、積極的に協力していく流れにある。他国はこれに逆行すべきではない」と、厳しい表情で牽制した。


フィリピン大統領の陛下会見予定通り=菅長官
時事通信 10月27日(木)10時51分配信

 菅義偉官房長官は27日午前の記者会見で、午後に予定されているドゥテルテ・フィリピン大統領の天皇陛下との会見に関し「現時点において、予定が変更されたということは承知はしていない」と述べた。

 三笠宮さまの逝去に関連して答えた。


南シナ海裁定尊重で一致 首相、ドゥテルテ比大統領と会談 海自練習機5機貸与
産経新聞 10/27(木) 7:55配信

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共同記者発表を終え、フィリピンのドゥテルテ大統領(左)と握手を交わす安倍晋三首相=26日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)(写真:産経新聞)

 安倍晋三首相は26日夜、フィリピンのドゥテルテ大統領と官邸で会談し、中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題を念頭に、日米同盟と米比同盟のネットワークが地域の海洋安全保障を促進することを期待する共同声明を発表した。ドゥテルテ氏は米国を敵視する姿勢を強めていたが、アジア太平洋地域の平和と安定には米国の存在が重要との認識を共有する形となった。

 両首脳は共同声明で、南シナ海問題の平和的解決に向け、自制と非軍事化の重要性も確認した。ドゥテルテ氏は会談で「国際法に基づき平和裏に問題を解決したい。われわれは常に日本の側に立つ」と表明。南シナ海をめぐる仲裁裁判所の裁定について「判決に基づいた話しかできない」と尊重する考えを強調した。首相は共同記者発表で「紛争は武力に訴えず、平和的に解決する重要性を確認した」と述べた。

 両政府はフィリピン海軍の警戒監視能力向上のため、日本政府が海上自衛隊のTC90練習機5機を比海軍に有償貸与する取り決めに署名した。日本政府が防衛装備を国外に移転するのは初めて。比海軍はTC90を南シナ海での警戒監視活動のほか、人道支援・災害救援などに活用する。比海軍パイロットの教育・訓練でも協力。大型巡視船2隻と、テロ対策のための小型高速艇の供与でも合意した。

 首相は会談で、ドゥテルテ政権の麻薬撲滅対策を支援するため、麻薬中毒者の更生支援策などを年内に具体化したい考えも伝えた。


ドゥテルテ氏「中国、いろいろノイズ出してる」
産経新聞 10/27(木) 7:55配信

 反米的で中国寄りの姿勢を見せるフィリピンのドゥテルテ大統領との首脳会談は、安倍晋三首相にとって慎重さを求められる会談だった。ドゥテルテ氏の対応を誤れば反日にも転じかねず、そうなれば中国を喜ばせるだけだからだ。日本政府は“暴言大統領”の異名をとるドゥテルテ氏の言動を警戒しつつも、日米陣営への引き寄せを狙った。

 首脳会談の冒頭発言は短いのが通例だが、この日は違った。安倍首相は「大統領の初来日を心から歓迎する。日比関係を飛躍的に発展させたい」などと1分足らずだったが、ドゥテルテ氏が通訳を交えず約5分にわたってぶっ続けで話し始めたからだ。

 ドゥテルテ氏は南シナ海問題を切り出し、「日本とフィリピンは同じような状況にある」「われわれは常に日本側に立つ」とそれぞれ2度も繰り返した。中国に関して「プレーヤーではないにもかかわらず、いろいろなノイズを出したりしている」とも言及した。

 安倍首相は今回、首脳会談後に少人数会合をセットした。参加したのは両首脳を含め計6人のみ。安倍首相が日米同盟の重要性などを伝えるとともに、ドゥテルテ氏の本音を聞き出すのが目的だったとされる。会合は首脳会談の2倍に当たる約70分に及んだ。この後の夕食会で、ドゥテルテ氏は「日本は真の友人で、しかも兄弟よりももっと近しい関係にある」とあいさつした。

 ドゥテルテ氏の反米・親中的な発言を懸念する声もあったが、日本政府は「何の心配もしていない」(菅義偉(すが・よしひで)官房長官)との態度で会談に臨んだ。ドゥテルテ氏が訪中した際、南シナ海問題の仲裁裁判所裁定の棚上げをめぐり、今後議論する考えを示すなど「ぶれていない」からだ。

 共同声明には「両国の種々の友好関係および同盟関係のネットワークが、地域の平和と安定、海洋安全保障を促進する」との文言が入った。政府関係者は「日本が比米間をつなぐことで南シナ海の平和と安定に寄与するということだ」と解説し、こう言い切った。

 「首脳会談は成功だ」

 (田北真樹子)


南シナ海問題「法で解決」…日比首脳会談で確認
読売新聞 10月26日(水)19時13分配信

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日比首脳会談に臨むフィリピンのドゥテルテ大統領(左)と安倍首相(26日午後、首相官邸で)=青山謙太郎撮影

 安倍首相は26日、来日中のフィリピンのドゥテルテ大統領と首相官邸で会談し、フィリピンが中国と領有権を争う南シナ海の問題を巡り、法の支配や平和的な解決の重要性を確認した。

 海洋安全保障分野で日比両国がさらなる関係強化を図ることでも合意した。

 会談の冒頭、安倍首相が両国関係の一層の発展への意欲を述べると、ドゥテルテ氏は「私どもは忠誠なる日本のパートナーであり続ける」と応じた。

 同氏は、南シナ海問題について「法の支配に基づいて平和裏に解決したい」と強調。その上で、中国の南シナ海での主権主張を否定した7月の仲裁裁判所判決を踏まえ、「(判決の)範囲外の立場を取ることはできない」と述べた。「常に日本の側に立つつもりだ」とも語り、平和的な解決に向けて日本と連携していく方針を示した。


南シナ海で緊密連携=米とも協力維持―日比首脳
時事通信 10月26日(水)19時6分配信

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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領(左から2人目)と会談する安倍晋三首相(右から3人目)。中国がフィリピンと領有権を争う南シナ海問題について、緊密に連携して対応することで一致した=26日

 安倍晋三首相は26日夕、フィリピンのドゥテルテ大統領と首相官邸で会談した。

 中国がフィリピンと領有権を争う南シナ海問題について、緊密に連携して対応することで一致した。両首脳は、「法の支配」に基づき、紛争を平和的に解決する重要性を確認した。

 首相は、南シナ海問題について「地域の平和と安定に直結する国際社会全体の関心事項だ」と指摘。先に大統領が訪中したことに触れ、「中国との関係の改善に尽力していることを歓迎する」と伝えた。

 大統領は「南シナ海で紛争があれば、平和裏に解決する価値観を基に、(日本と)緊密に協力する」と表明。「私は日本側に立つつもりだ。法の支配に向かって努力することが大切だ」と強調した。

 先に訪中した際、大統領は中国の主張を退けた仲裁裁判所判決を事実上、棚上げする姿勢を示していた。26日は「判決の範囲外の立場を取ることはできない」と述べ、当事者に対して拘束力を持つとの認識を示した。

 首相は、大統領が先に「決別した」と言及した対米関係について説明を求めた。これに対し、大統領は「米国と外交関係を断ち切るわけではない」と釈明した。

 両首脳は、南シナ海問題の平和的解決や日米、米比同盟の重要性を確認する共同声明に署名した。

 首相は会談で、大統領が力を入れる国内の違法薬物対策について、中毒者の更生を日本政府として支援していく考えを伝えた。

 安全保障分野では、フィリピンの海上対処能力を向上させるため、大型巡視船2隻の供与や、海上自衛隊練習機「TC90」の貸与で合意。大統領の地元ミンダナオ地域の開発計画に関する資金提供も決めた。

 大統領は首相のフィリピン訪問を招請し、首相も快諾した。


仲裁判決に拘束力=比大統領
時事通信 10月26日(水)18時29分配信

 フィリピンのドゥテルテ大統領は26日の安倍晋三首相との会談で、南シナ海での中国の主張を退けた仲裁裁判所の判決について「範囲外の立場を取ることはできない」と述べ、当事者に対して拘束力を持つとの認識を示した。


南シナ海問題「日本側に立つ」=比大統領
時事通信 10月26日(水)18時18分配信

 フィリピンのドゥテルテ大統領は26日の安倍晋三首相との会談の冒頭、南シナ海の領有権問題について「平和裏に問題を解決したい。(中国と)いずれ話をしなければならない。私は日本側に立つつもりだ」と述べた。


安倍首相、ドゥテルテ氏攻略の秘策 「中国有利」南シナ海問題ひっくり返せるか
夕刊フジ 10月26日(水)16時56分配信

 フィリピンのドゥテルテ大統領は25日午後、来日した。「暴言王」として警戒される一方、「戦略家」「策士」という分析もある。東アジアの平和と安定を守るため、ドゥテルテ氏を自由主義陣営に引き留める、安倍晋三首相の秘策とは。

 「南シナ海の問題は、地域の平和と安定に直結し、わが国を含む国際社会の関心事項だ。わが国は一貫して『法の支配の貫徹』を支持しており、フィリピンを含めた関係国の協力に努めていく」

 菅義偉官房長官は24日の記者会見で、こう語った。

 反米色が強いドゥテルテ氏だが、実は「大の親日家」である。戦後日本の経済協力やイスラム武装勢力との和平協議支援などを高く評価し、東日本大震災発生後、ダバオ市長として、いち早く被災者受け入れを表明した。大統領就任前から何度も訪日し、日本財界とのパイプも太い。

 米国も注視する今回の訪日で、「中国有利」に傾いたように見える南シナ海問題を、ひっくり返せるのか。

 国際政治アナリストの菅原出(いずる)氏は「これまでの『日米同盟の強化』と『米比同盟の深化』で、(南シナ海)地域の課題を解決するアプローチは難しいだろう」と語る。

 違う見方もある。

 ジャーナリストの有本香氏は「ドゥテルテ氏は相手によって極端に態度を変えるが、『自国が最大の果実を得られるよう行動する』という原理原則は一切ブレていない」と分析する。

 ドゥテルテ氏の最大の関心事は「国力増大」で、(1)インフラの整備(2)国内制度改革(3)外資企業の誘致-が不可欠と考え、「戦略的に動いている」という。先週の訪中で多額の経済協力を引き出したが、「中国寄り」ではないという。

 有本氏は「フィリピン軍に対し、『中国とは、いずれ決着をつける』と演説しており、中国の言いなりにはならないはずだ」と語った。

 「親日家」で「戦略家」「策士」というドゥテルテ氏に、安倍首相はどう対峙すべきか。

 国際政治学者の藤井厳喜氏は「安倍首相は『イザというときは、日本が米国の窓口になる』と伝えるべきだ」といい、続けた。

 「ドゥテルテ氏を喜ばせるには、日本企業のフィリピン進出や、労働者の受け入れ拡大などが有効だろう。そのうえで、安倍首相は『中国と米国双方から利益を得られるよう(もう少し巧みに)バランスを取る方がいい。米国とのパイプを切ってはダメだ』と真摯にアドバイスすべきだ。日本に求められるのは、仲介役ではないか」


対中国で「同じ立場」=日米との協力維持―比大統領
時事通信 10月26日(水)15時38分配信

 来日中のフィリピンのドゥテルテ大統領は26日午後、東京都内のホテルで「日本・フィリピン友好議員連盟」の石原伸晃会長(経済財政担当相)らと会談し、対中国で日米両国との協力関係を維持する考えを示した。

 日本側出席者によると、ドゥテルテ氏は中国の軍拡や東・南シナ海進出などの動きに関し、「中国が大きくなってくれば、米国と衝突が起きる可能性はある。われわれは中国に対して同じ立場にあるのだから、力を合わせなければいけない」と述べた。


「嫌なら外国企業は出て行け」比大統領が米に反発 日本は絶賛
AFP=時事 10月26日(水)11時28分配信

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都内の日本食店で、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領(右)を出迎えた岸田文雄外相(2016年10月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は25日、自身の強硬な麻薬犯罪対策などがフィリピンで活動する外国企業の間でも懸念を招いているとした米高官の発言に反発し、心配ならこうした企業は「荷物をまとめて出て行け」と突き放した。米国をまたしても激しく非難したドゥテルテ大統領は、同日その後公式訪問を開始した日本については手放しで称賛した。

 ドゥテルテ大統領がやり玉に挙げたのは、米国のダニエル・ラッセル(Daniel Russel)国務次官補(東アジア・太平洋担当)。ラッセル氏は23日、ドゥテルテ大統領の度重なる暴言や、この4か月でおよそ3700人の死者が出ている「麻薬撲滅戦争」は企業にも悪影響をもたらしていると苦言を呈した。

 ドゥテルテ大統領は、ラッセル氏が非難したことを報じた新聞を掲げて、「米国人は実にクレイジーだ」と反論。「ラッセルによれば、『ドゥテルテの発言は経済界で懸念を呼んでいる』そうだ。それなら荷物をまとめて(フィリピンから)出て行け。その埋め合わせくらいすぐにできる」と述べた。

 その後、来日したドゥテルテ大統領は都内のホテルに向かい、日本在住のフィリピン人らとの懇談会に出席。ここでも米政府に対する非難は止まらず、「私は戦いを望んでいるわけではない。だが、あいつらばかな米国人は弱い者いじめをする。いじめっ子で、厄介な害虫だ」と毒づいた。

 一方で日本については、フィリピンの空港や道路建設に関する援助を例に挙げながら「わが国にとって最大の支援者だ」と謝意を表明。「日本人は非常に親切だ」とも述べ、称賛を惜しまなかった。

 しかし、日本が安全保障条約を結んでいる米国に対するドゥテルテ大統領の痛烈な批判は、日本でも困惑を招きそうだ。

 ドゥテルテ大統領は26日、安倍晋三(Shinzo Abe)首相との首脳会談に臨む。滞在中には天皇陛下(Emperor Akihito)との会見も予定されている。

 ドゥテルテ大統領は先週、公式訪問した中国でもさまざまな話題を呼んだ。【翻訳編集】 AFPBB News


南シナ海問題で意見交換=ドゥテルテ大統領と岸田外相の夕食会
時事通信 10月26日(水)11時11分配信

 外務省幹部は26日、来日したフィリピンのドゥテルテ大統領と岸田文雄外相との25日夜の夕食会で、中国が実効支配を強める南シナ海問題について意見を交わしたことを明らかにした。

 同幹部は「いい話し合いができた。日本の立場が変わるものではなかった」と述べ、日比間の協調を維持できるとの見通しを示した。


比大統領「日本に感謝」 岸田外相と会食 きょう首脳会談
産経新聞 10月26日(水)7時55分配信

 フィリピンのドゥテルテ大統領が25日夕、羽田空港に到着し、岸田文雄外相と夕食を交えて会談した。26日には安倍晋三首相との会談に臨み、中国が軍事拠点化を図る南シナ海の問題や米軍のプレゼンス(存在)などについて協議する。反米的ながら親日家であるドゥテルテ氏が、日比両国の同盟国である米国との関係をめぐり、安倍首相と認識を近づけることができるかが会談の焦点になる。

 岸田氏とドゥテルテ氏は都内の日本料理店で会談し、同氏が今月訪問した中国をはじめとした地域情勢や日本の対比支援策などについて意見を交わした。岸田氏は会談後、記者団に対し「実直な人柄、祖国を愛する気持ち、国を発展させたい強い意欲がよく分かった。個人的な信頼関係も感じた。首脳会談で率直な意見交換がされることを期待したい」と語った。ドゥテルテ氏は中国に対する印象を伝えたが、岸田氏は詳細を明らかにすることは控えた。ドゥテルテ氏は会談で「フィリピン国民は心から日本に感謝している。日本国民に伝えてもらいたい」とも語った。

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官はこれに先立つ25日の記者会見で、首脳会談について「何も心配していない」と述べ、ドゥテルテ氏の反米的な姿勢が日本外交にとって障壁にならないとの考えを強調した。

 26日の首脳会談ではインフラ整備や海洋安全保障、ミンダナオ支援などについて協議し、日本としてフィリピンの発展を積極的に支援する考えを伝える見通し。政府関係者は「今回の首脳会談は、(フィリピンを日米の陣営に引き留めるための)安倍外交の真骨頂になる」と話している。

 ドゥテルテ氏は羽田に到着後、都内のホテルで日本在住のフィリピン人らの団体との懇談会に参加した。


ドゥテルテ氏「来月も呼んでくれ」 16分遅刻&言いたい放題
産経新聞 10月26日(水)7時55分配信

 来日したフィリピンのドゥテルテ大統領は25日夜、東京都中央区の日本料理店で岸田文雄外相主催の夕食会に臨んだが、予定時間よりも16分遅れて到着。岸田氏が小雨の降りしきる中、傘をさして待つ一幕もあった。

 外務省関係者は分刻みで動く要人日程だけに「普通はあり得ない」と驚いている。フィリピン側からドゥテルテ氏の詳細な日程が伝えられるのも遅れがちになっており、迎える外務省側は気をもんでいる。

 パトカーに先導された車で店に到着したドゥテルテ氏は、岸田氏に笑顔で招き寄せられると、ややこわばった表情で会釈し、握手しながら報道陣の撮影に応じた。会食では、岸田氏と意気投合し、上機嫌で「よかったら来月も日本に呼んでくれ。そうでなければ(岸田氏を)招きたい」と語ったという。

 これに先立ち、ドゥテルテ氏は東京駅近くのホテルで開かれた在日フィリピン人との集会に出席。会場内には1000人以上が詰め掛け、中に入りきれないフィリピン人らが外で国旗や手製のプラカードを振るなどして熱烈に歓迎した。

 ドゥテルテ氏を乗せた車がホテルに到着すると、あたりからは大きな歓声が湧き起こった。ドゥテルテ氏は集会で、米国や欧州連合(EU)を指して「このばかどもは何も分かっていない」と語り、日本に到着早々、ドゥテルテ節を炸裂(さくれつ)させた。この後、ドゥテルテ氏は支持者らとの握手や写真撮影に応じたが、その間「ドゥテルテ・コール」も起きるなどの熱狂ぶりだった。


「好物」の和食で比大統領おもてなし…岸田外相
読売新聞 10月26日(水)6時31分配信

 岸田外相は25日夜、フィリピンのドゥテルテ大統領を歓迎する夕食会を東京・銀座の日本料理店「東京吉兆本店」で開き、ドゥテルテ氏の「好物」(外務省幹部)という和食でもてなした。

 ドゥテルテ氏は「フィリピン国民は日本の支援に感謝している。自分の世代で十分にお返しできるかどうか分からないが、次の世代では必ずお返しをさせてほしい」と述べたという。岸田氏は今年8月にフィリピンを訪問した際、ドゥテルテ氏の地元のダバオ市で歓迎を受けており、夕食会はその返礼として主催した。


<フィリピン大統領>「米国は本当にいじめっ子だ」
毎日新聞 10月26日(水)0時12分配信

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羽田空港に到着したフィリピンのドゥテルテ大統領=2016年10月25日、AP

 訪日したフィリピンのドゥテルテ大統領は25日夜、東京都内で在日フィリピン人の集会に出席し「米国は本当にいじめっ子だ」と発言した。フィリピン・メディアが伝えた。また、過激な麻薬取り締まり作戦で多数の容疑者が殺害されており、欧米諸国などから懸念が強まっていることに改めて反発。「『ドゥテルテはギャング』と言う人たちがいるが、その通りだ。いま気づいたのか?」と放言した。一方、共同通信によると、日本については「最大の支援者。悪く言うところは何もない」と語った。【岩佐淳士】


ドゥテルテ比大統領が来日、26日に首脳会談
読売新聞 10月25日(火)22時3分配信

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来日し、出迎えの人たちと笑顔で握手をするフィリピンのドゥテルテ大統領(25日午後、羽田空港で)=鈴木毅彦撮影

 フィリピンのドゥテルテ大統領は25日、就任後初めて来日した。

 安倍首相は26日の首脳会談で、中国の軍事拠点化が進む南シナ海問題など安全保障での連携に加え、経済関係の強化も確認したい考えだ。ただ、中国もフィリピンへの経済関与を強めようとしており、フィリピンを巡る日中のせめぎ合いが続きそうだ。

 ドゥテルテ氏は来日に先立つマニラ空港での記者会見で「フィリピンの発展に比類のない役割を果たした日本に謝意を示す機会だ」と述べ、経済関係の強化に意欲を示した。

 ドゥテルテ氏には財務相や貿易相ら経済閣僚のほか、民間企業関係者ら約200人が同行した。フィリピンは年平均6%の高い経済成長を果たしており、日本からの投資や支援を通じ、更なる成長を図りたい考えだ。


<フィリピン大統領>来日…26日に首脳会談、連携確認へ
毎日新聞 10月25日(火)21時38分配信

 フィリピンのドゥテルテ大統領が25日、羽田空港に専用機で到着した。来日は6月の就任以来初めて。同日夜に岸田文雄外相主催の夕食会に出席し、「フィリピン国民は心から日本に感謝している」と述べて日本への親近感を示した。日本はドゥテルテ氏が反米発言を繰り返す一方、中国に接近する姿勢を鮮明にしていることから、26日夕に予定する安倍晋三首相との首脳会談で真意を確認し、南シナ海問題での連携維持で一致したい考え。

 岸田氏によると、ドゥテルテ氏は両国の歴史や友好関係について語り、日本の経済協力などを念頭に「自分の世代で十分お返しができるか分からないが、次世代で必ず日本国民にお返しさせていただきたい」と発言。「来月も日本に呼んでほしい」と冗談も飛ばし、対日重視姿勢を示した。

 日本はこれまで米比両国と連携して中国をけん制してきただけに、フィリピンの中国接近に伴う日比関係悪化は避けたい考えで、首脳間の信頼関係構築を目指す。25日夜は和食好きというドゥテルテ氏を東京・銀座の日本料理店「吉兆」に招き、岸田氏の地元広島の日本酒を出すなど歓迎ムードを演出した。【小田中大】


ドゥテルテ比大統領初来日=「日本の支援に感謝」、26日に首脳会談
時事通信 10月25日(火)20時12分配信

 フィリピンのドゥテルテ大統領が25日、羽田空港着のチャーター機で就任後初来日した。

 26日に安倍晋三首相との首脳会談に臨み、27日に天皇陛下と会見する。ドゥテルテ氏は南シナ海問題で対立してきた中国との対話姿勢に転じた。中国の海洋進出をけん制したい首相としては、日米比3カ国の連携維持を首脳会談で確認したい考えだ。

 ドゥテルテ氏は25日夜、東京都内の日本料理店で岸田文雄外相主催の夕食会に出席。この後、岸田氏は記者団に「中国訪問の率直な印象を聞かせてもらった。さまざまな地域情勢に話題は及んだ」と説明。ドゥテルテ氏から日本国民に向け「フィリピン国民は心から日本の支援に感謝している。自分の世代が十分にお返しできるか分からないが、次の世代では必ず返したい」とのメッセージを託されたことも紹介した。

 今年6月に大統領に就任したドゥテルテ氏と首相が会談するのは、9月のラオスに続き2回目。南シナ海問題では、中国の主張を否定した仲裁裁判所判決を重視する日米の立場を説明。ドゥテルテ氏の発言でぎくしゃくしている米国との関係改善も促す。

 日比2国間関係では、首都マニラの地下鉄整備、ドゥテルテ氏の地元ダバオやセブの開発計画について協議。フィリピンの海洋安全保障能力向上のため、巡視船供与でも正式合意する見通しだ。


比大統領来日 岸田文雄外相「ドゥテルテ氏の考え、直接聞きたい」
産経新聞 10月25日(火)10時53分配信

 岸田文雄外相は25日午前の記者会見で、同日から来日するフィリピンのドゥテルテ大統領が米国を敵視する発言を繰り返していることについて「しっかり意思疎通を図り、ドゥテルテ氏の考えを直接聞くことが大切だ」と指摘した。「日本とフィリピンの関係を安定化させることは地域や国際社会の平和や安定、繁栄に直結する」とも語った。岸田氏は同日夜にドゥテルテ氏を夕食会に招待し、中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題などについて意見交換する見通し。

 ドゥテルテ氏は27日まで滞在。26日午後に安倍晋三首相との首脳会談が開かれる方向で、27日午後には天皇陛下も会見される。


ドゥテルテ大統領が初来日、日本は官民挙げ迎え入れ
ロイター 10月25日(火)10時24分配信

[東京 25日 ロイター] - 米国への批判を繰り返すフィリピンのドゥテルテ大統領が25日午後、今年6月末の就任後初めて来日する。南シナ海を軍事拠点化する中国をけん制するため、米国と共にフィリピンを支持してきた日本は、中国寄りの姿勢を取る同大統領を官民挙げて迎える。岸田文雄外相は同日朝、記者団に対し、「しっかり意思疎通を図り、大統領の考えを直接聞かせてもらうことが大切と考えている」と語った。

ドゥテルテ大統領は27日までの滞在中に安倍晋三首相と会談。日本はフィリピンの海洋安全保障能力の向上支援をあらためて表明する。複数の関係者によると、両首脳は日本が9月に公表した大型巡視船2隻の供与について署名するほか、海上自衛隊が貸与する航空機のリース価格など詳細な条件を決定する見通しだ。

米国から麻薬犯罪者の取り締まりを人権侵害として批判されたドゥテルテ大統領は、オバマ政権をたびたび非難。日本に先立って訪問した中国では「軍事的にも経済的にも、米国と決別する」と発言した。その後に「関係を断絶するつもりはない」と修正し、訪日前日に応じた日本のメディアとのインタビューでも米国への態度を軟化させたものの、日本の外務省ではこの発言に激震が走ったという。

フィリピンやベトナムなど、南シナ海の領有権をめぐって中国と対立する東南アジア諸国との関係強化を図ってきた日本にとって、外交戦略を大きく狂わせかねない。

「フィリピンが中国と対話を進めるのは地域の安全保障にとって良いことだが、中国に取り込まれてしまうのは困る」と、日本の政府関係者は言う。

南シナ海問題について国際仲裁裁判所が7月に下した判決を念頭に、法の支配の順守をフィリピン側と共有したい考えだ。

日本はフィリピンに90億ドルの融資を約束した中国の動きをにらみ、官民挙げて大統領を迎える。安倍首相は26日の公式会談に加え、少人数に絞った私的な会合も開いてドゥテルテ大統領と個人的な関係を築きたい考え。25日には岸田文雄外相が大統領を夕食会に招待、27日には天皇陛下とも会見する。

また同大統領は日本貿易振興会(JETRO)などが主催する経済フォーラムにも出席し、日本企業にフィリピンへの誘致や投資を呼びかける。フィリピンにはトヨタ自動車 <7203.T>や三菱自動車工業 <7211.T>、中堅造船の常石造船(広島県福山市)などが進出している。

(久保信博、取材協力:竹中清 編集:田巻一彦)


米比関係の修復探る 首相、あす比大統領と会談
産経新聞 10月25日(火)7時55分配信

 同盟国の米国を敵視する発言を繰り返し、中国傾斜を鮮明にしているフィリピンのドゥテルテ大統領が25日午後、来日する。安倍晋三首相はドゥテルテ氏との会談で、中国が軍事拠点化を図る南シナ海をめぐり、法の支配の重要性や米軍のプレゼンスの必要性を強調し、米比の関係改善につなげたい考えだ。

 首脳会談は26日午後に東京で行う方向。南シナ海の航行の自由を守るには日米比の連携が不可欠で、フィリピンの対中傾斜に歯止めをかけなければ、日米の南シナ海戦略は多大な影響を受けかねない。首相は、反米的ながら親日家でもあるドゥテルテ氏と直接、意見交換することで日米の陣営に引きつけたい考えだ。

 両首脳は9月にラオスで会談した際にも「法の支配」の重要性で認識を一致している。ただ、ドゥテルテ氏は今月の訪中時に「米国と決別」と発言したり、南シナ海での中国の主権主張を完全否定した仲裁裁判所裁定も事実上の「棚上げ」に応じたりしている。中国をめぐる認識をどこまで一致させるかが会談の焦点となりそうだ。

 ドゥテルテ氏は27日まで日本に滞在し、天皇陛下も同日午後に会見される。


<日比首脳>26日会談 南シナ海、法の支配確認へ
毎日新聞 10月24日(月)21時40分配信

 安倍晋三首相は26日、フィリピンのドゥテルテ大統領と会談する。中国が拠点建設を進める南シナ海問題について、首相は「法の支配の重要性」を改めて提起し、ドゥテルテ氏の同意を得たい考えだ。ただ、ドゥテルテ氏は習近平国家主席と20日に北京で会談した際、中国の権益主張を退けた7月の仲裁裁判所判決を事実上、棚上げすることで合意しており、フィリピンを巡って日中が綱引きする構図になっている。

 ドゥテルテ氏は25日に来日する。菅義偉官房長官は24日の記者会見で首脳会談について「戦略的パートナーシップの一層の進展に向け取り組む」と説明し、両国の関係強化を図る考えを示した。南シナ海問題に関しては「地域の平和と安定に直結し、わが国を含む国際社会の関心事項だ」と述べた。

 首相は9月、ドゥテルテ氏とラオスで初めて会談し、フィリピン沿岸警備隊の能力を高めるため、全長約90メートルの大型巡視船2隻を供与すると表明した。今回の会談で正式決定する見通しだ。

 日本はこれまで、南シナ海問題で米国やフィリピンと連携し、日中間で懸案になっている東シナ海問題とリンクさせて「中国の一方的な現状変更」への懸念を国際的にアピールする戦術をとってきた。しかし、ドゥテルテ氏は習国家主席との会談で対中関係改善を明確にし、同時に対米批判を強めている。

 このため首相は首脳会談で、「親日家」(政府関係者)とされるドゥテルテ氏との信頼関係を築き、安全保障や経済分野での協力継続を確認する。海洋問題でドゥテルテ氏とどこまで認識を一致させることができるかが焦点になる。

 ドゥテルテ氏は25日に岸田文雄外相との夕食会に出席するほか、27日には天皇陛下と会見する。【小田中大】


比大統領の訪中 予想通りの発言迷走で漁夫の利
Japan In-depth 10月24日(月)10時49分配信

フィリピンのドゥテルテ大統領が10月18日から21日までの4日間に渡る中国公式訪問を終えて帰国した。
20日に北京で習近平主席との首脳会談に臨んだほか、同行した閣僚、経済界代表らも中国側から「熱烈歓迎」を受け、総額240億米ドル(約2兆5000億円)にも上る巨額の経済援助という「手土産」を携えての帰国となった。

20日午後のビジネスフォーラムの席でドゥテルテ大統領は「軍事的にも経済的にも米国と決別する」と発言。アーネスト米大統領報道官が「(米国とフィリピンの)両国関係に不必要な不確実さをつくり出している」と素早く不快感を示した。25日からの訪日で日本政府も日米同盟関係の重要性から「米国との決別を表明した」ドゥテルテ大統領にどう対応するべきか頭を悩ませる事態となっている。

ところが(というか十分に予想されたことだが)、フィリピンに帰国後の21日深夜に行った記者会見でドゥテルテ大統領は「自分の言いたかったことは、外交政策を(米国から)離すこと」であり「米国と関係を断ち切ることではない」と前言を修正、釈明した。そのうえで「(米国との)関係を維持することは我が国最大の利益である」とまで言い切り、対米関係が基本的に大きく変化することがないことを強調したのだった。この「豹変」に「親米のフィリピンを親中に変えられそうだ」と思い込んだ中国側が苦虫を噛み潰していることは十分考えられる。

◯中国国内でも中国批判の声

その中国国内では、懸案の南シナ海問題でフィリピン側の大幅な譲歩を引き出せず、「中国の権益を退けた仲裁裁判所の裁定の棚上げ」で合意するにとどまったにもかかわらず巨額の経済援助を約束したことに批判が噴出している。親米のアキノ前政権時代から続けてきたフィリピンへの経済制裁という政策の転換に対し「税金をまた大盤振る舞いした」などと中国政府の姿勢に批判的とみられる声がネットに相次いであがっているのだ。

これは24日から予定される中国共産党の党中央委員会第6回全体会議(6中全会)で、自らの政権基盤を盤石にして反習勢力を完全に封じ込めることを企図しているとされる習主席にとっては喜ばしい事態でない。しかし国内問題が最優先であり、フィリピン問題は当面は静観するしかないだろう。中国側がそれなりに評価しているとされる南シナ海問題の「棚上げ」だが、今後どこでどうドゥテルテ大統領が「修正、釈明、翻意」するかも不透明である。

今回のドゥテルテ大統領の訪中は、当初東南アジア諸国連合(ASEAN)域外国として日本を初訪問する予定だったところを、「日本より先に中国を」と中国側がフィリピン政府に強力にプッシュした結果実現したものといわれ、「6中全会直前という前例のない時期の訪中受け入れ」(中国ウォッチャー)でもあった。

それだけに中国側は異例の歓待で迎えることで「初の訪問国」という中国の面子を勝ち取り、国際社会を敵に回している南シナ海領有権問題で「当事国との2国間協議に解決を委ねる」という成果を得る目算だった。そのために、大盤振る舞いの経済支援を準備し、それに応じるようにフィリピン側も大統領に同行する経済界代表の派遣規模を当初の約20人から200人以上に拡大したのだった。

◯巨額の経済支援にしてやったり

ドゥテルテ大統領はこうした中国の「腹の中」をある程度読んでいた節があり、訪中前には「南シナ海問題には触れない」と発言して中国側に期待を持たせた。ところが中国へ出発する直前の10月16日には「我々の主張を通し、取引はしない」との発言で姿勢を軌道修正させた。この背景にはフィリピン最高裁が「領土問題で譲歩することは弾劾に問われる可能性がある」とドゥテルテ大統領が中国側に完全に取り込まれることに釘を刺したことも影響していたとされている。

この時点でも中国側は「巨額の経済援助を餌にすれば何とかなる」と思い込んでいたことだろう。「最善は2国間協議で解決を目指すことへの同意を取り付けること」として水面下での交渉と調整が首脳会談直前まで行われた。しかし、首脳会談の結果は南シナ海問題の「棚上げ」で、中国側には不満の残る、フィリピン側には「してやったり」の合意と言える結果だった。なにせフィリピン側は貿易、投資、農業、観光、麻薬対策、海上警備など計13件の文書の署名に漕ぎつけ、多額の経済支援、援助の獲得に「成功」したのだ。

そして中国滞在中の「米国との決別発言」と帰国後のその修正という一連の流れだが、これもシナリオ通りなのか行き当たりばったりなのかは不明だが、これまでのドゥテルテ大統領の発言の経緯をみれば十分に予想できることでもあった。これを「外交上の勝利」と見るか、「中国側に首根っこを押さえられた」と解釈するか、今後の成り行きを見守る必要があるだろう。

◯試される日本外交の力

ドゥテルテ大統領の対米路線がどこまで強硬で、フィリピンと米国との同盟関係は今度どうなるのか、という難しい「瀬踏みと真意の所在」が実は25日から訪日するドゥテルテ大統領を迎える日本に米国などからは期待されている。

習主席との握手の際に「ガムを噛んでいるのではないか」とその外交的非礼を指摘し、訪日中に予定される天皇陛下との会見に「よもやガムを噛んで臨まないだろうか」などとマスコミや外務省、宮内庁の心配と関心はドゥテルテ大統領の心中ではなく口中に集中している。「もしガムを噛んでいたら、会見直前にお願いして捨ててもらえば済むことではないか」とフィリピン人記者はなんでそんなことが話題になるのかといぶかる。

重要なことは安倍首相との首脳会談で協議されることが確実な南シナ海問題である。ドゥテルテ大統領は首脳会談で「(南シナ海問題を)平和的に話をして、課題を解決して、良い方策を考え出すことで合意できる」とすでに日本に牽制球を投げてきている。これを額面通りに受け取って「合意」に達すれば、「フィリピンとの間で(南シナ海問題で)課題を抱える中国」の立場を微妙にする結果ともなりかねず、果たしてフィリピンがそこまで本当に踏み切るだろうか。

日本側としては同海域での法秩序の重要性を強調して国際社会の一員としてフィリピンが行動することを求め、そのうえで日米同盟と同様に米国との同盟関係の重要性も強調するだろう。

しかし首脳会談での成果が表明的な外交辞令の範囲内にとどまれば、中国は胸をなでおろし、米国は日本の「突っ込み不足」に不満を抱くことは確実だ。さらにドゥテルテ大統領が安倍首相との首脳会談などの場での発言を、今回の訪中と同様にフィリピン帰国後に得意の「修正、訂正、釈明、場合によっては前言撤回」する可能性も否定はできない。

中国での対米発言を事実上軌道修正したように、日本での対中発言を軌道修正することで米国、中国という大国の狭間でしたたかに、融通無碍に、そしてある意味無節操に立ち回り、漁夫の利を得るのがドゥテルテ流の真骨頂なのだから。

これまで人権無視や差別意識をむき出しにした暴言などから「フィリピンのトランプ」と称されてきたドゥテルテ大統領。しかし本家本元の米共和党の大統領候補であるトランプ氏の支持率はこのところ常に対抗馬の民主党のクリントン候補の後塵を拝し、国民全体の過半数には届いていない。これに対し、「フィリピンのトランプ」は国民の80%以上の強力な支持を得ている。それがドゥテルテ大統領の強みであり、原動力でもあるのだ。

そんなドゥテルテ大統領に対し、安倍首相の力量と度量が試される首脳会談になりそうだ。


自民・小野寺五典政調会長代理「南シナ海がいかに重要か、ドゥテルテ大統領に安倍首相がしっかり伝える」
産経新聞 10月24日(月)8時5分配信

 自民党の小野寺五典政調会長代理が、25日に来日するフィリピンのドゥテルテ大統領や南シナ海問題について語った。

 --ドゥテルテ大統領が中国を訪問した際に「米国と決別する」と宣言した

 「あの場の雰囲気で発言したのではないか。すぐに本国に戻って訂正している。まだ外交にあまり慣れていない。ダバオ市長の時はいろんなことを言っても許されたが、国のトップになると発言一つ一つが大きな波紋を及ぼす。そこは理解して来日するだろう」

 --中国の習近平国家主席と会ったときにガムをかむしぐさをしていた

 「(来日の際に)天皇陛下との謁見もある。その時のしぐさで大きな影響も出る。まさか、そういうことはしないと思うが、しっかりフィリピン側も伝えてほしい。皇室に対しての畏敬の念は持っていると思う。親日家だ。そのような振る舞いは決してないと思う」

 --フィリピンが親中国になれば南シナ海の法の支配の足並みが崩される。安倍晋三首相はどのように接すべきか

 「政策的には冷静に話せばいい。日本は巡視船を10隻供与している。さらに2隻の大型巡視船も供与する。冷静に自国をしっかり守ってほしい。日本も後押しをする。いかにフィリピンにとって南シナ海問題が重要か、安倍首相からしっかりと伝える」

 --米国で新大統領が就任したら、中国は南シナ海で挑発に出るとの見方も

 「南シナ海だけではなく、東シナ海での中国の動きに米国がどのようなメッセージを出すかも試してくる。米大統領選で最も影響を受けるのは日本の安全保障だ。日本も対応するが、(新大統領には)しっかり日本への政策を打ち出してもらわなければ、東アジアのバランスが崩れる」


<比大統領発言>国内に波紋、閣僚釈明 「米と離別」
毎日新聞 10月21日(金)21時4分配信

 【バンコク西脇真一、ワシントン会川晴之】フィリピンのドゥテルテ大統領が訪問先の中国で「米国と離別する」と発言したことが、波紋を広げている。フィリピンと軍事同盟を結ぶ米国は20日、「両国が築いてきた非常に密接な関係と合致しない」(カービー国務省報道官)などと、強い不快感を表明。フィリピンでは21日、閣僚らが「米国との関係は維持される」と釈明に追われた。

 ドゥテルテ氏は18~21日に中国を訪問し、滞在中「離別」発言を繰り返した。フィリピンメディアによると、ドゥテルテ氏は19日の投資フォーラムで「軍時的にも経済的にも米国と離別する」と強調。中国の次はロシアとの関係を深める考えも示した。

 また、中国はドゥテルテ氏が進める「麻薬撲滅戦争」を支持し、AP通信によると常習者の更生プログラムに1500万ドル(15億6000万円)を融資する方針だ。一方、米国などは人権面から強い懸念を示しており、大統領は「もう米国へは行かない。そこへ行けば侮辱されるだけだ」「友にさよならを言うときだ」と述べた。20日も別の会合で同様の発言をした。

 これに対し、米国のカービー国務省報道官は記者会見で不快感を示し「発言の真意についてフィリピン側に説明を求める」と述べた。国務省は「前から決まっていた」として、22~25日にラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)がマニラを訪れると発表した。

 一方、フィリピン政府側もドゥテルテ氏の発言に振り回されている。ロイター通信によると、ドゥテルテ氏の訪中に同行しているヤサイ外相は19日夜、記者団に「中国との関係を新たにすることが、残りの国との関係を弱めることにはならない」と釈明した。

 フィリピンにとっては日本、米国、中国が3大貿易相手国。21日にドゥテルテ氏の発言が改めて伝えられると、ロペス貿易産業相は「我々は米国との貿易、投資をやめることはない」と強調した。

 ディオクノ予算管理相も改めて他の国との関係が冷却化することはないと釈明。南シナ海問題を巡り中国と対立したアキノ前政権の外相、デルロサリオ氏は「これは国家的悲劇だ」との声明を出した。ドゥテルテ氏は25~27日に来日し安倍晋三首相と会談、天皇陛下とも会見する。


<比大統領来日へ>反米姿勢、政府内に困惑も
毎日新聞 10月11日(火)22時49分配信

 政府は11日、フィリピンのドゥテルテ大統領が25~27日に来日すると発表した。6月の就任後初めてで、安倍晋三首相と会談するほか、天皇陛下と会見する。日本は中国の海洋進出もにらみ両国の安全保障協力を強化したい考えだが、大統領の暴言が相次ぎ、反米姿勢を強めるなか、日本政府内には困惑も広がっている。

 日本は東シナ海問題を抱えるだけに、これまではフィリピンや米国と連携して南シナ海問題で中国をけん制してきた。しかし、ドゥテルテ氏は大統領就任後、アキノ前政権下で2014年に締結された対米新軍事協定の履行延期を示唆し、オバマ米大統領に「地獄に落ちろ」と発言するなどし米比関係は急速に悪化。日本は「南シナ海で中国への圧力が弱まりかねない」(政府関係者)と懸念している。

 さらに日本が頭を抱えるのが、大統領が麻薬中毒者らの殺害をナチス・ドイツのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)になぞらえるなど暴言が続き、肝いりの麻薬撲滅対策にも人権侵害との国際社会の批判が出ている点だ。一方で、大統領は知日家とされ、9月の安倍首相との会談では「非常に礼儀正しかった」(外務省幹部)との声もある。日本政府としては、米国との安全保障協力の重要性を指摘し、米比間の関係悪化を食い止める役割を果たしたい考えだ。

 今回は国賓などに準ずる公式実務訪問賓客として招待する。【小田中大】


ドゥテルテ氏、天皇陛下と会見へ…25日初来日
読売新聞 10月11日(火)18時57分配信

 政府は11日、フィリピンのドゥテルテ大統領が今月25~27日の日程で来日すると発表した。

 ドゥテルテ氏の来日は、6月の就任後初めて。天皇陛下との会見や、安倍首相との首脳会談を行う予定だ。

 ドゥテルテ氏を巡っては、大統領就任後の3か月で、警察と自警団が麻薬密売などの容疑者ら3000人以上を殺害したとされ、米国など国際社会から強い批判が上がっている。政府内には、天皇陛下との会見を不安視する声も上がっていたが、日比両国の友好関係を維持するため、首脳会談と合わせて実現に踏み切ることにした。

 首脳会談は9月にラオスで開かれて以来、2回目。ドゥテルテ氏は、比当局の麻薬取り締まりに懸念を示す米国を繰り返し批判し、中国に接近する構えを示している。日本政府としては中国の南シナ海への強引な進出に歯止めをかけるため、日米比の連携強化を首脳会談で働きかける考えだ。


「暴言」大統領がやって来る…フィリピン・ドゥテルテ氏25日来日 
産経新聞 10月11日(火)12時47分配信

 政府は11日、ブラジルのテメル大統領とフィリピンのドゥテルテ大統領、ヨルダンのアブドラ国王が月内に公賓として相次いで来日すると発表した。いずれも天皇陛下が会見されるほか、安倍晋三首相との会談が予定されている。

 訪問時期は、ブラジルのテメル大統領が18~20日、フィリピンのドゥテルテ大統領が25~27日、ヨルダンのアブドラ国王は26~28日となっている。


比大統領が25日来日=天皇陛下と会見へ
時事通信 10月11日(火)11時49分配信

 政府は11日午前の閣議で、フィリピンのドゥテルテ大統領を公式実務訪問賓客として25~27日の日程で招待することを決めた。

 滞在中、大統領は安倍晋三首相と会談するほか、天皇陛下と会見する。

 菅義偉官房長官は11日の記者会見で、「両国の絆とパートナーシップを一層深める大変有意義な機会になる」と述べ、日・フィリピン関係の深化に期待を示した。

 閣議では、ブラジルのテメル大統領を18~20日、ヨルダンのアブドラ国王を26~28日の日程で、公式実務訪問賓客としてそれぞれ招待することも決定した。

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