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2016年10月21日 (金)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2160

引き続き、2011年3月11日に発生した東日本大震災および本年4月14・16日に発生した熊本地震、ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:<鳥取震度6弱>依然1578人が避難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震で国重文仏像倒れ首折れる…「身代わりに」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<鳥取地震>被災地で続く車中泊 避難所避け愛犬と一緒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:余震172回、295棟損壊…1500人が避難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南北約10キロの断層横ずれ=政府調査委「まだ強い揺れ注意」―鳥取地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:汚染水100万トン突破=建屋とタンクに、今後も増加―福島第1 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボランティアセンター開設=3市町、受け入れ24日から―鳥取地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「台風とダブルパンチ」=特産の梨も被害、農家嘆く―鳥取地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鳥取震度6弱 避難住民、疲労色濃く…夜通し余震「眠れない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災の外国人支援、熊本でも=中越地震の経験生かし―23日発生12年 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鳥取、断続的な揺れ続く…ブルーシート配布に列 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟知事のいす勝ち取った米山隆一氏 数年前はバリバリの「原発再稼働派」だった! - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<鳥取地震>「余震で眠れず」被災者、不安の朝 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<鳥取地震>ブルーシート配布に列 屋根瓦被害多く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<鳥取地震>南北10キロ超の範囲に集中 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震源断層、南北10キロ強=気象庁「地震活発」―2800人避難続く・鳥取地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<鳥取地震>3000人が避難所で一夜 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「余震で眠れず」「帰りたい」=避難所不安の一夜―観光被害落胆も・鳥取地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>大分・佐伯で震度4 M4.4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鳥取震度6弱 政府が官邸対策室設置 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鳥取震度6弱 地鳴り、山がきしむ…「立っていられず」余震におびえ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鳥取震度6弱 広域の地殻変動、ひずみ集中 横ずれ型、活断層か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大分・佐伯で震度4の地震…津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大分で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕大分県佐伯市で震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鳥取で震度6弱=3000人避難、16人重軽傷―気象庁「1週間は注意」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震後の規制速度オーバーして走行…新幹線3本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔鳥取震度6弱〕鳥取県中部を震源とする活発な地震活動続く きのう21日の地震回数80回を超える(10/22) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ツルハ>東電と和解 損害賠償請求訴訟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<鳥取・地震>熊本地震被災者「当時の記憶よみがえり怖い」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<鳥取・地震>発生メカニズムは「横ずれ型」か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「こんなに余震が」不安の夜=避難所の住民―倉吉・鳥取地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<除染作業汚染土>濃度測定が不能か 仮置き場不備の恐れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<鳥取・地震>一瞬の横揺れ、ドーン、バリバリ、ドサッ… - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<鳥取震度6弱>依然1578人が避難
毎日新聞 10月22日(土)23時50分配信

 鳥取県で最大震度6弱を観測した地震は22日も活発な地震活動が続いた。相次ぐ揺れに不安を抱える被災者が多く、同日午後8時現在で依然として1578人が避難を続けている。また同日、湯梨浜(ゆりはま)町で男性が屋根を修理中に転落するなど、県内の重軽傷者は17人に上った。

 県内では建物が安全かどうかを調べる応急危険度判定が始まり、判定士の認定登録を受けた県職員10人が1市3町に派遣された。この日は131棟について▽危険(赤)7棟▽要注意(黄)36棟▽被災程度は小さい(緑)88棟--と判定。2次被害防止のため、県は他の自治体からも応援をもらい、1週間以内をめどに調査を終える方針。

 倉吉市では罹災証明の受け付けが始まり、湯梨浜町も23日から受け付ける。ボランティアの受け入れも22日始まり、倉吉市や湯梨浜町、北栄町で災害ボランティアセンターが設置された。【千脇康平、釣田祐喜、高嶋将之】


地震で国重文仏像倒れ首折れる…「身代わりに」
読売新聞 10月22日(土)22時53分配信

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頭部が折れた銅造観世音菩薩立像(鳥取県大山町の大山寺で)

 鳥取県大山町の大山寺にある宝物館「霊宝閣」で展示されている国重要文化財「銅造観世音菩薩(ぼさつ)立像」(高さ36・9センチ)が地震後、首の部分が折れた状態で倒れているのが見つかった。

 同町では震度4を記録。同館にある他の重文の仏像3体は無事だった。

 破損した仏像は、10~12世紀に中国でつくられたとされる。同館を管理する大山寺の支院・円流院の大館宏雄住職(56)は「倒れているのを見たときは非常にショックだった。観音様が身代わりになって、寺を守ってくれたのかもしれない」と話していた。

 また、震度6弱を観測した同県倉吉市では、国登録有形文化財で、明治期から続く銭湯「大社(たいしゃ)湯」の浴室のタイルが大量に剥がれ落ちた。タイルは明治期の特注品で、破片をつなぎ合わせる以外に修復方法がないという。


<鳥取地震>被災地で続く車中泊 避難所避け愛犬と一緒
毎日新聞 10月22日(土)22時32分配信

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車内で夜を明かす高羅泰一さん、紀恵子さん夫妻。震災で家の中が散乱し、片付けが終わるまで夜は自宅近くの駐車場に止めた軽乗用車内で寝泊まりする=鳥取県倉吉市で2016年10月22日、平川義之撮影

 鳥取県で最大震度6弱を観測した21日の地震で、被災地では車中泊をする人も出ている。倉吉市立図書館などが入る倉吉パークスクエアの駐車場に軽自動車を止める高羅泰一さん(88)と妻の紀恵子さん(81)夫妻は、6歳の愛犬「みみ」とともに地震の初日夜から車中泊を続けている。

 自宅は屋根瓦と壁の一部が壊れたが、住むのには問題のない状態という。しかし、十分に片付いていない屋内で揺れに遭うのは怖いと、夜は駐車場で過ごすことにした。避難所は愛犬と一緒に入れないため、車での避難を選択したという。

 泰一さんは「ここが一番安全。この子(みみ)もいるしね」と説明する。紀恵子さんは「なんの気兼ねもなくいられるからいい」と話すが、夜は揺れ以外にも、他の車のライトが気になって何度も起きてしまったという。【後藤由耶】


余震172回、295棟損壊…1500人が避難
読売新聞 10月22日(土)21時2分配信

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地震で倒壊した建物を協力して撤去する住民ら(22日午後4時15分、鳥取県北栄町で)=菊政哲也撮影

 鳥取県中部で21日に震度6弱を観測した地震で、同県内は22日も断続的な揺れに見舞われ、同日夜現在で約1500人が避難している。

 気象庁によると、同県中部では23日午前0時までに震度1~4の余震を計172回観測。同庁は、今後1週間程度、震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけている。同県はこれまでに295棟の損壊を確認している。

 鳥取県によると、県内では21日から22日にかけ、約2800人が避難所や車の中などで一夜を過ごした。22日午後8時現在では、倉吉市や三朝(みささ)町、湯梨浜(ゆりはま)町、北栄(ほくえい)町などに37か所の避難所が設置され、計1578人が避難。引き続き車中泊する住民もいるという。

 気象庁によると、鳥取県中部では21日午後2時7分頃に震度6弱の地震が発生した後、23日午前0時までに震度4が6回、震度3が20回、震度2が45回、震度1が101回あった。一連の地震は、三朝町中央付近から北栄町と倉吉市の境界付近まで、南北方向に長さ10キロ超にわたって起きている。この領域の地下に震源の断層があるとみられる。

 気象庁の青木元・地震津波監視課長は「近くに活断層はないが、内陸の地震では活断層ではない所でも起きることはある」と説明している。

 地震によって地盤が弱くなり、土砂災害が起こりやすくなったため、気象庁は当面の間、被災地周辺では、大雨警報や注意報、土砂災害警戒情報の発表基準を引き下げて運用することを決めた。対象は、震度5強以上を観測した鳥取県倉吉市や岡山県真庭市など7市町。発表する雨量の基準を通常の7~8割に引き下げる。

 鳥取県によると、同県内の重軽傷者は17人。住宅被害の内訳は全壊3棟、半壊2棟、一部損壊290棟。


南北約10キロの断層横ずれ=政府調査委「まだ強い揺れ注意」―鳥取地震
時事通信 10月22日(土)20時38分配信

 鳥取県中部で起きた最大震度6弱の地震について、政府の地震調査委員会は22日、臨時会合を開いた。

 震源断層は北北西―南南東方向に約10キロ延び、東側が北へ、西側が南へずれた横ずれ型と推定。続発する地震活動は熊本地震ほど活発ではないが、鳥取県周辺では大地震後に規模の近い地震が起きた例が多いと指摘した。

 平田直委員長(東京大教授)は記者会見し、「まだ強い揺れに見舞われる可能性を考慮し、後片付けなどで損傷した場所に近づく際は十分注意してほしい」と呼び掛けた。

 今回の震源断層付近では、これまで知られた活断層はなかった。鳥取県東部には1943年の鳥取地震(マグニチュード=M7.2)を引き起こした鹿野―吉岡断層や岩坪断層があるが、平田委員長は、今回の地震のM6.6という規模や距離から「直接の影響があるとは思っていない」と話した。


汚染水100万トン突破=建屋とタンクに、今後も増加―福島第1
時事通信 10月22日(土)17時59分配信

 東京電力福島第1原発事故で、建屋や保管用タンクなどにたまった放射能汚染水の総量が100万トンを超えたことが22日、東電の資料で分かった。

 汚染水は今後も増え続けるのは確実で、タンクの不足も続いている。

 東電の公表資料によると、20日時点で1~4号機の建屋やその南側にある建屋にたまっている汚染水は計約8万3400トン。放射性物質濃度が極めて高く、漏えいの危険もある。これらの建屋には地下水が流入。海側の汚染地域でくみ上げられた汚染地下水の一部も建屋に移送する作業が行われている。

 東電は2018年8月には建屋内の汚染水を全てくみ上げられるようにタンクを増設するとの計画を示しているが、実現性は不透明だ。


ボランティアセンター開設=3市町、受け入れ24日から―鳥取地震
時事通信 10月22日(土)17時43分配信

 鳥取県中部で最大震度6弱を観測した地震で、地元の社会福祉協議会などは22日、被害の大きい倉吉市、北栄町、湯梨浜町にボランティアセンターを開設し、被災者へのニーズ調査を始めた。

 ボランティアの受け入れなど本格運用は週明けの24日から始める。

 倉吉市社協は22日午後、上灘公民館にセンターを開設。塚根智子事務局長(61)は「住民が一日も早く普通の生活に戻れるよう支援したい」と抱負を述べた。落ちた瓦などのがれき撤去や、室内の片付けといった作業を想定しているという。


「台風とダブルパンチ」=特産の梨も被害、農家嘆く―鳥取地震
時事通信 10月22日(土)16時56分配信

 鳥取県中部を襲った地震では、特産品の梨も大きな被害を受けた。

 落ちた梨は出荷できず、収穫を目前に控えた農家は22日、「最悪のタイミング」「台風とダブルパンチだ」と頭を抱えた。

 震度6弱を観測した倉吉市。8軒の栽培農家が集まる「沢山梨団地」では、果樹園の至る所に地震で落下した実が転がっていた。収穫が遅い品種「新興」の出荷時期に当たり、農家の西谷美智雄さん(70)は「収穫を控えた最悪のタイミングだ。出荷予定の3~4割が売り物にならなくなった」と肩を落とした。

 隣の湯梨浜町にある観光梨園「波関園」でも、職員らが落ちた梨の回収作業に追われた。職員の鈴木里佐さん(43)は「今月初めの台風18号でも大きな被害が出たのでダブルパンチだ。自然が相手なので仕方がないとはいえ、本当に悲しい」と、ため息。梨狩りには11月末まで370人分の予約が入っているといい、「まだ木に梨は残っているし、道路も壊れていない。どうか不安がらずに来てほしい」と訴えた。

 同町の宮脇正道町長は、22日の県の災害対策会議で、同日までに判明した被害額を約3400万円と報告。平井伸治知事は会議終了後、「『訳あり梨』のような形での販売も考えていきたい」と述べ、支援に前向きな姿勢を示した。


鳥取震度6弱 避難住民、疲労色濃く…夜通し余震「眠れない」
産経新聞 10月22日(土)14時39分配信

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地震で倒壊した小屋を片付ける住民の男性ら=22日午前、鳥取県北栄町(松本健吾撮影)(写真:産経新聞)

 鳥取県中部で最大震度6弱を観測した地震から一夜明けた22日、夜通し続いた断続的な余震の中、避難所や車中で夜を明かした住民らの表情には疲労と不安がにじんだ。一方で、食糧や毛布、ブルーシートなどの支援物資の支給が本格化。物資を求めて長蛇の列ができ、家の片付けなどに追われる人々の姿も目立った。

 「余震で施設が揺れるたびに神経がすり減り、午前3時過ぎまで眠れなかった」

 避難所となった湯梨浜(ゆりはま)町はわい長瀬の「ハワイアロハホール」で一夜を過ごした近くのサロン経営、若原エリカさん(40)は、疲れた表情を浮かべた。

 同ホールには最大で約130人が集まり、畳敷きの集会室で一夜を過ごした。朝からパック詰めの炊き込みご飯約400人分が用意され、避難者らが受け取っていた。町職員によると、避難者の数は午前8時ごろには約20人に減少。大半が「自宅で片付けをする」「風呂に入りに帰る」と言って出ていったという。

 北栄町由良宿の大栄中体育館でも、朝から「家の様子を見てくる」と一時帰宅する避難者が目立った。家族6人で一夜を明かした近くの主婦、岩間幸子さん(63)は「毛布はあったが寒く、余震もあり1時間も続けて寝ていられなかった」ともらした。

 ■車中泊「体痛い」

 余震を恐れて車中泊をした人々も、不安な朝を迎えた。

 多目的施設「倉吉未来中心」(倉吉市駄経寺町(だきょうじちょう))の駐車場で過ごした同市住吉町の建設会社役員、若原麻記さん(37)は、「気持ちが張っていて、あまり寝た気がしないし、疲れもとれなかった」。同市内のコンビニの駐車場で祖母や長女らと車中泊した看護師、渡辺みや子さん(57)も「車内は窮屈で足が伸ばせず、余震のたびに目が覚めた」とこぼした。

 湯梨浜町赤池のトラック運転手、熊田節男さん(68)は、「避難所では人の足音もあるし、子供もいるので気を使う」と、妻や長女夫婦ら計8人で車3台に分乗、車内で一夜を明かした。「1泊だけなら何とかなるだろうと思ったが、体が痛い。妻や娘たちはあまり眠れなかったようです」と打ち明けた。

 ■片付け追われ…

 倉吉市役所では、午前8時ごろから破損した住宅の屋根などにかけるブルーシートの配布が始まり、住民らが殺到し、役場内には長蛇の列ができた。

 用意した分はすぐになくなり、市は整理券を配布する方式に変更。しかし、整理券の印刷が間に合わないなど混乱し、「これだけ並んだのにないのか」と、職員に詰め寄る市民もいた。

 1時間半並んだという同市福吉町の左官業、奥野繁さん(69)は、「ようやく自分の番だと思ったら整理券だった。近所の人の分ももらいたかったが、これでは無理そう」。同市上福田の自営業、杉本友子さん(48)は「熊本地震と比べたら命があるだけありがたいが、こんなに並んでいるなんて」と驚いた表情を浮かべた。

 また、後片付けに追われる姿も目立った。

 同市鍛冶町の酒店で清掃作業をしていた店主の稲嶋正彦さん(60)は、「日本酒や焼酎、ウイスキーの瓶が約50本ほど割れた。熊本のようなケースもあるし、再開は様子を見ながらになると思う」と話した。

 自宅の片付けをしていた同市仲ノ町の無職、長谷川勇さん(75)は「隣家の瓦が自宅の屋根に落ちてきて、部屋の中は割れた食器類の破片で足の踏み場もない。当分は息子の家に泊めてもらうつもり」と、ため息をついた。


被災の外国人支援、熊本でも=中越地震の経験生かし―23日発生12年
時事通信 10月22日(土)14時33分配信

 新潟県中越地震は23日で発生から12年。

 当時、外国人被災者の救援活動に当たった同県長岡市国際交流センター長の羽賀友信さん(66)は、今年4月の熊本地震でも中越地震の経験を生かし、外国人向けに支援情報を翻訳して提供した。「心身ともに不安定な災害時、誰にでも居場所があると示すことが大切だった」と話す。

 中越地震が起こった2004年、最大震度6弱を記録した長岡市内には約2500人の外国人が居住。発生後、大勢の人が身を寄せる避難所には、不安げに立ち尽くす外国人の姿があった。羽賀さんは「彼らのほとんどは母国で地震を経験したことがなく、避難所という概念も分からない。『ここは無料なのか』と聞かれたこともあった」と振り返る。

 地震の情報や避難所についての説明を英語や中国語など5カ国語に翻訳し避難所に掲示。一つ一つの支援作業を手書きでマニュアル化した。羽賀さんが作成したマニュアルは全国に広がり、07年の新潟県中越沖地震、11年の東日本大震災でも活用された。

 熊本地震では発生後間もなく現地入り。外国人の避難所になった熊本市国際交流会館内で「災害多言語支援センター」を開設し、市の災害情報を翻訳、発信するに当たり、指導的役割を担った。しばらくすると、被災したイスラム教徒の外国人が炊き出しを行い、地域の日本人被災者らを励ますようになった。羽賀さんは「被災者が支援者となり、地域との交流が広がった」と話す。


鳥取、断続的な揺れ続く…ブルーシート配布に列
読売新聞 10月22日(土)12時25分配信

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市役所でブルーシートの配布を受けるため、長い列を作る住民ら(22日午前8時50分、鳥取県倉吉市で)=笹井利恵子撮影

 鳥取県中部で21日に震度6弱を観測した地震で、同県内は22日も断続的な揺れに見舞われ、約2800人が避難所や車中などで一夜を明かした。

 気象庁によると、同県中部では22日午後1時までに震度1~4の余震を計147回観測。同庁は、今後1週間程度、震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけている。

 同県はこれまでに全壊3棟を含む165棟の損壊を確認。同県倉吉市では約1万6000戸で断水、減水が続いている。同市は22日朝から屋根が破損した市民らを対象にブルーシートを配布し、市役所前には長蛇の列ができた。

 読売新聞のまとめでは、鳥取県内で15人、岡山、兵庫両県で各3人、大阪府、和歌山県で各1人の計23人が重軽傷を負った。行方不明になっていた鳥取県三朝(みささ)町の無職男性(86)は22日朝、自宅近くで見つかり、無事だという。


新潟知事のいす勝ち取った米山隆一氏 数年前はバリバリの「原発再稼働派」だった!
産経新聞 10月22日(土)12時15分配信

 東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働が最大の争点となった16日投開票の新潟県知事選。再稼働に慎重な姿勢をみせた無所属新人の医師、米山隆一氏(49)=共産、自由、社民推薦=が接戦を制したが、米山氏の過去の発言やブログなどの記述をたどると、「原則すべての原発を、再稼働すべきだ」などとしており、推進派だったことが伺える。何が米山氏を変えたのか-。

 ■一時は楽観的な空気漂った東電

 「泉田氏以上に、再稼働に厳しい姿勢で臨む可能性がある」

 選挙結果を受け、ある東電社員は、落胆した様子でそう語った。東電に厳しい姿勢で臨んでいた泉田裕彦知事(24日で任期満了)が、地元紙・新潟日報の報道を理由に出馬を見送ったことで、東電の中には一時、楽観的な空気も漂っていた。

 それだけに、「命と暮らしが守れない現状で原発再稼働を認めることはできない」と明言した米山氏の当選に落胆の色が隠せない。泉田氏ですら「福島第1原発事故を検証しない限り、再稼働については議論しない」と述べるにとどめ、再稼働の是非は明言していない。米山氏は「泉田路線の継承」を掲げて選挙戦を戦ったが、実際は泉田氏よりも一歩踏み込んだ発言をしているのだ。

 ■「すべて再稼働すべき」と主張も

 しかし、米山氏はもともと、原発を推進する発言を繰り返していた。

 米山氏は新潟県魚沼市出身。高校は名門・灘高校(神戸市)で、東京大医学部卒。医師で弁護士という異色の経歴を持つ。

 米山氏の過去のブログをさかのぼって主張を見ると、いかにも医師や弁護士らしい、論理的で冷静な視点で原発事故を捉え、持論を展開している。

 福島第1原発事故から1年ほど後の平成24年6月。消費増税を8%に引き上げる法案が衆院を通過すると、自身のブログで「次の課題は『原発再稼働』であり、ぜひ、原則すべての原発を、再稼働すべきと考えます」としている。

 その上で、福島第1原発については「あの地震で、津波で、原発は壊れたでしょうか?(中略)答えは『NO』です」と説明し「原発の安全性を高めるために早急に行うべきことは(中略)日本の英知を結集して地震でも津波でも喪失しない副電源を、全原発に設置することであると思われます」と課題を指摘している。

 ■極めつけは安倍首相への要請

 泉田路線の継承を掲げ、「福島第1原発事故の検証」を公約に掲げたが、4年前に自身で既に事故の総括をしているのだ。

 さらに、24年7月のブログでは、エネルギー問題に触れ「石油を使い続ける限り、石油がこの世から消滅する日は、必ず来ます。その時、資源のない日本で、安定して一定量のエネルギーを供給する手段は、現時点では原子力しかありません」とした上で、原発を手放すことは「日本の自殺行為に他ならない」と警鐘を鳴らしている。

 反原発デモに対しても厳しく、「デモ隊で非常に多く叫ばれていた『子供たちの未来に、原発はいない!』という言葉に、強い違和感を覚えます」(原文ママ)と切り捨てている。

 極めつけは同年12月に行った安倍晋三首相に対する要請だ。

 「僭越(せんえつ)ながら私のように、『日本こそが世界で最も安全な原発を作って、世界のエネルギー事情をリードするんだ!』という夢を抱いているのなら、『本当は原発ゼロが望ましいのだが。』などというおためごかしを言わずに、正々堂々その夢を語り、実行の道筋をつけ、実現に邁進(まいしん)していただきたい」

 ■出馬表明後は突然の翻意

 しかし、今回の知事選への出馬表明後は言動が180度転換する。9月28日のブログでは「全く事故収束の目途がつかない現状を見て、私は意見を変えました」と宣言。出馬会見で意見を変えた理由を問われると「(福島第1原発事故後)たくさんの問題点が次々と出てきた。収束への努力は全力ですべきだが、そうとう技術的にも難しいと明らかになってきた」などとしたが、問題点の具体的な言及などはほとんどなく、考えが変わった時期も「分からない。次々といろんなことが起こってくる中で…」と曖昧な発言に終始した。

 選挙期間中の演説では原発事故の話の中で「この5年間に、福島では175人のお子さんに甲状腺がんが見つかりました」と繰り返し、あたかも全員が原発事故の影響で甲状腺がんになったかのような非科学的な主張を展開した。

 立候補の前後で発言を比べると、とても同一人物とは思えない。変わったのは発言だけではない。

 ■国政と知事の両選挙に5度挑戦

 米山氏は平成17年から計4回の国政選挙に出馬しているが、1、2回目の衆院選は自民党から、3回目の衆院選と4回目の参院選は日本維新の会からそれぞれ出馬。そして、今回の知事選は共産、自由、社民3党の推薦を受けた。所属・推薦政党も、自身の発言と同様にめまぐるしく変わっているのだ。

 過去の選挙は全て敗れており、国政から地方に戦いの場を移した5度目の挑戦でようやく勝利をつかみ取ったのが今回の選挙だった。「灘高→東大→医師→弁護士」と誰もがうらやむエリート街道を歩んできた米山氏だが、当選を勝ち取るまでは苦労の連続だったのだ。 

 こうした姿を見てきた県民からは「政治家としての信念が感じられない」という声も上がっている。

 新潟大の田村秀(しげる)教授(地方自治)もその一人で、「ああいうタイプは東大に時々いる。頭はいいが競争することが目的で、何をしたいというのがないので、医師や弁護士などの資格を次々と取る。今回も政治家になるのが目的なのだろう。だから、平気で政党をころころ変えたり、発言も180度変えられる」と指摘する。

 原発以外の政策についても、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)や消費増税にも以前は、積極的な発言が散見される。いずれも、今回の選挙で推薦を受けた共産党や社民党などの政策とは食い違う。

 過去の発言との矛盾や、言葉の軽さは政治家にとって命取りとなる。知事就任後は、その政治信念と手腕が問われることになる。


<鳥取地震>「余震で眠れず」被災者、不安の朝
毎日新聞 10月22日(土)11時38分配信

 鳥取県で最大震度6弱を観測した21日の地震で、被災地では余震を恐れる多くの人たちが自宅を離れて一夜を明かした。「何度も揺れて、ほとんど眠れなかった」。慣れない避難生活がいつまで続くのか。被災者の表情に疲れがにじんだ。【小野まなみ、森野俊、園部仁史、釣田祐喜、井上卓也】

 ■車で一夜

 最大震度5強を観測した三朝(みささ)町。役場に隣接する町総合文化ホールでは約150人が朝を迎えたが、駐車場にとめた自家用車で一晩を過ごした人もいた。

 同町三朝の森下正美さん(77)は「人が大勢いるところで寝られないし、車のほうが安全だと思って……」と軽乗用車で夜を明かした。シートを倒して横になったが落ち着かず、「何泊もできないので、今晩は家に帰ろうと思う」と語った。

 地震発生時は鳥取市内にいて、ホールに着いたのが21日午後7時過ぎだったという地元の主婦(71)も、毛布などを家から持って来て乗用車の中で休んだ。「一度離れたら駐車場が埋まってしまうかもしれないので、離れられない。これからどうしたらいいのか」と声を落とした。

 ■ビニールハウスで

 「なるべく広くて安全な道を通って広場に集まってください」。北栄町国坂では地震発生の約15分後に、国坂浜自治会会長の山信幸朝(ゆきとも)さん(73)が有線放送で住民に呼びかけた。

 広場は普段、グラウンドゴルフ大会などで利用。卓球台などが置かれたビニールハウスもあり、避難訓練でも使っている。放送を聞いた住民約30人がすぐに毛布や飲料水などを持ち寄り、ビニールハウスでストーブを囲んだ。結局約15人が自宅に帰らず朝を迎えた。

 自宅が築60年以上という岡本祐子さん(65)は「家がミシミシ鳴って怖かったので逃げてきた。顔なじみがたくさんいるので安心でした」。山信さんは「ビニールハウスは軽くて崩れず、熱を逃がさないので避難所に適している。余震が落ち着くまでどれくらいかかるか分からないが、ここにいれば大丈夫だ」と話した。

 ■避難所で

 「眠れそうになると余震で目が覚めて、周囲から『またか』という声が出ていた」。倉吉市立成徳小学校に家族で泊まった主婦、岩瀬敦子さん(44)はこう振り返った。同居する母(72)と同小に避難している介護士、近衛藍子さん(32)もほとんど眠れなかったといい、「家の安全性を確かめて今夜にも帰りたい」と話した。

 倉吉市立河北小学校で子供5人と朝を迎えたパート従業員の女性(38)は「毛布があったが寒く、子供たちもたびたび目を覚ましていた。一番下の3歳の息子は余震のたびに抱きついてきて、とても怖がっている」と語った。22日はいったん自宅に戻り、棚から落ちた物などを片付ける予定だが、「余震が続くようだとまた避難所に来るかもしれない」と表情を曇らせた。

 ■炊き出しも

 最大約200人が避難していた湯梨浜町のハワイアロハホールでは22日朝、赤十字のボランティアらによる炊き出しがあった。町が備蓄していたアルファ米の五目ご飯を使い、400食が避難者に配られた。

 近くの自宅から避難した本田百合子さん(90)は「温かくておいしい。ほっとしました」と喜んだ。長男夫婦と暮らすが、「広い場所の方が安心」と避難所に身を寄せた。1943年の鳥取地震の際は「揺れが収まらずに外で1週間寝た」といい、「余震が続かないか不安だ」とつぶやいた。


<鳥取地震>ブルーシート配布に列 屋根瓦被害多く
毎日新聞 10月22日(土)11時37分配信

 最大震度6弱を観測した鳥取県倉吉市は22日、屋根瓦が落ちるなどの被害を受けた住宅が多いとみられるため、屋根などを覆うブルーシートの配布を市役所の車庫で始めた。午前8時ごろには大勢の市民が集まり、順番を待つ列は外の駐車場にまで延びた。

 市によると、ブルーシート4600枚を準備し、当初は1人に3枚を配布していたが、希望者が多かったため、途中から2枚に制限。午前10時までに約2000人に計4500枚を配った。さらに約1100人が希望しているといい、県が用意する4000枚が届き次第、配布を再開する予定だ。

 気象庁によると、鳥取県中部では23日昼過ぎから夕方にかけて雨が降る可能性がある。自宅の屋根が傾いたという同市新田の北窓実さん(73)は「業者に頼んで屋根を覆いたいが、明日の雨に間に合うのか不安だ」と心配そうに話した。

 県は震度6弱を観測した湯梨浜町と北栄町にもブルーシートを500枚ずつ提供する。【園部仁史、高嶋将之】


<鳥取地震>南北10キロ超の範囲に集中
毎日新聞 10月22日(土)11時35分配信

 気象庁によると、21日以降の地震活動は、震度6弱を観測した鳥取県倉吉市から三朝町にかけての南北10キロ超の範囲に集中している。深さは約5~15キロという。鳥取県中部ではマグニチュード(M)6.6の地震後、22日午前10時までに震度1以上の地震が138回観測された。【山崎征克】


震源断層、南北10キロ強=気象庁「地震活発」―2800人避難続く・鳥取地震
時事通信 10月22日(土)11時34分配信

 鳥取県中部で発生した最大震度6弱の地震で、気象庁は22日、21日午後2時7分ごろにマグニチュード(M)6.6の地震が発生してから、最大震度1~4の地震が22日正午までに計144回起きたと発表した。

 一連の地震は同県の北栄町と倉吉市の境界付近から三朝町中央付近まで、北北西―南南東方向に長さ10キロ強にわたって起きており、これが震源断層とみられる。

 鳥取県によると、同県内で確認された地震による重軽傷者は15人で、全壊3棟、半壊1棟など住宅計165棟に被害が出た。22日午前7時現在、約2800人が避難を続けている。

 気象庁の青木元・地震津波監視課長は「揺れの強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっている恐れがある。活発な地震活動が続いており、身の安全を図ってほしい」と話した。1週間程度は最大6弱程度の地震に注意が必要な状況は変わらないという。

 震源断層は東側が北方へ、西側が南方へずれた「横ずれ型」。M6.6の地震が起きて以来、南北10キロ強、深さ5~15キロ程度の範囲で小さめの地震がまんべんなく発生している。この地域ではこれまで知られた活断層はなかった。

 鳥取地方気象台によると、同県内では23日午後から天気が崩れると予想されている。倉吉市では屋根瓦が崩れた家屋が多く、市役所は雨を防ぐブルーシートを配布。準備した4800枚がなくなったため、調達を急いでいる。


<鳥取地震>3000人が避難所で一夜
毎日新聞 10月22日(土)11時33分配信

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地震の被害を受けた住宅街では、雨に備えて崩れた瓦の応急処置やビニールシート張りが行われている=鳥取県倉吉市で2016年10月22日午前9時55分、本社ヘリから貝塚太一撮影

 鳥取県で最大震度6弱を観測した地震から一夜明けた22日、各地で避難した住民らへの支援や損壊家屋の補修作業などが慌ただしく進められた。県などによると約3000人が避難所で一夜を過ごしたほか、車中泊をした人もおり、健康状態の確認を進めている。また県は、同日午前7時までの人的被害を再集計し、重軽傷者は15人と発表した。

 気象庁によると、21日以降の地震活動は、震度6弱を観測した鳥取県倉吉市から三朝町にかけての南北10キロ超の範囲に集中している。深さは約5~15キロという。鳥取県中部ではM(マグニチュード)6.6の地震後、22日正午までに震度1以上の地震が145回観測された。

 県によると22日朝、湯梨浜(ゆりはま)町の避難所で30代女性が体調不良を訴えて病院に搬送された。軽症とみられる。建物被害は北栄町で住宅など4棟が全半壊。一部損壊を含めた住宅被害は165棟に上った。余震による倒壊の危険性などを判定する応急危険度判定士の派遣が各地で始まっている。

 また、複数の市町で断水や漏水が発生。倉吉市では約1万6000戸で断水したり、水が出にくくなったりしている。同市立上小鴨小では自衛隊による給水活動があったが、午前8時半に用意した1トンの水は約30分で空に。その後もトレーラーで繰り返し水を届けた。北栄町や湯梨浜町でも水道管の破裂や漏水が確認されており、役場職員らが対応を急いでいる。農作物被害は、湯梨浜町や倉吉市で名産のナシ約5割が地震で落果した畑もあった。

 気象庁によると鳥取県中部では23日昼過ぎから雨が降る見込みで、各地では雨漏りを防ぐためのブルーシートの配布も始まった。

 一方、同県三朝町で行方が分からなくなっていた男性(86)は22日早朝、自宅近くの山の斜面で横たわっているのを近所の住民が発見。頭にけがをしており病院に搬送されたが、命に別条はないという。

 鳥取県庁の災害対策本部にはこの日、熊本県の職員2人も支援に入った。【千脇康平、長宗拓弥、釣田祐喜、山崎征克】


「余震で眠れず」「帰りたい」=避難所不安の一夜―観光被害落胆も・鳥取地震
時事通信 10月22日(土)11時22分配信

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鳥取県中部で最大震度6弱を観測した地震で、県内では22日も断続的に余震が起きた。避難所で眠れぬ一夜を過ごした住民らは不安を口にしながら壊れた家の片付けなどに追われた。写真は避難所で過ごす人たち=倉吉市

 鳥取県中部で最大震度6弱を観測した地震で、県内では22日も断続的に余震が起きた。

 避難所で眠れぬ一夜を過ごした住民らは、不安を口にしながら壊れた家の片付けなどに追われた。

 約300人が体育館に身を寄せた倉吉市の上灘小学校。妻と避難する谷口正美さん(74)は「余震が収まらず、一睡もできなかった」と疲れた表情。23日に法事の予定があったが、早朝から寺に電話を入れ延期した。「熊本地震ではもう一度大きな揺れがきた。それを思うと怖くて家に戻れない」と、不安そうに話した。

 4~7歳の子ども3人と避難した同市の主婦河本真梨子さん(32)は、「元気にはしているが、相当怖かったようだ。早く地震が落ち着いて、家に帰りたい」と子どもたちを思いやった。自宅は屋根瓦が崩落。現地は朝から時折小雨が降っており、補修のブルーシートをもらうため市役所へ向かった。

 赤瓦にしっくい壁の街並みが名所になっている同市の「白壁土蔵群」も被害が出た。大きく壊れた土蔵を所有する会社社長倉都祥行さん(67)は「修復には相当時間がかかる。11月の観光シーズンに間に合わない」と落胆。土産物店経営林裕行さん(66)は「約10年前にも何棟も燃える火事があったが、きれいに修復して前より来訪者が増えた。ふさいでばかりいられない」と前を向いた。

 壊れた空き家の前で路上に散乱する窓ガラスの片付けをしていた近所の女性(85)は「道も狭いので、早くみんなが安心して通れるようにしないと」と話し、忙しそうに手を動かした。


<地震>大分・佐伯で震度4 M4.4
毎日新聞 10月22日(土)9時56分配信

 22日午前3時33分ごろ、大分県佐伯市で震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源は日向灘、震源の深さは約60キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は4.4と推定される。【平川昌範】

 その他の主な各地の震度は次の通り。

 震度3=大分県臼杵市、津久見市、熊本県産山村、宮崎県延岡市、美郷町


鳥取震度6弱 政府が官邸対策室設置
産経新聞 10月22日(土)7時55分配信

 安倍晋三首相は21日、鳥取県中部を震源とする震度6弱の地震を受け、関係省庁に対し、(1)早急な被害状況の把握(2)自治体と連携した救命・救助などの災害応急対策(3)国民への的確な情報提供-に取り組むよう指示した。政府は官邸の危機管理センターに官邸対策室を設置。各省庁の局長らによる緊急参集チームの会合で、被災地への広域応援を行うことなどを確認した。

 防衛省は被害状況を把握するため、航空自衛隊美保基地(鳥取県)のT400輸送機など、陸海空自衛隊の航空機やヘリコプターを被災地に自主派遣した。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は21日の記者会見で、最初の地震から2日後に「本震」が起きた4月の熊本地震の例を挙げ、「本震が後に来ることもあったので厳重警戒をしている」と述べた。また、自治体からの避難情報に注意し、冷静に行動するよう被災地域の住民らに呼び掛けた。


鳥取震度6弱 地鳴り、山がきしむ…「立っていられず」余震におびえ
産経新聞 10月22日(土)7時55分配信

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住宅の屋根が崩れ落ちるなどの被害が出た=21日午後、鳥取県倉吉市(本社ヘリから、宮沢宗士郎撮影)(写真:産経新聞)

 「横にも縦にも揺れた」「立っていられない」。21日に鳥取県や島根県などを襲った最大震度6弱の地震は、激しい揺れが数十秒続いた。両県は平成12年に最大震度6強の鳥取県西部地震を経験しているが、住民らは「こんな強い揺れは初めて」と絶句。その後も余震は相次ぎ、多くの人が不安な一夜を避難所で過ごした。

                   ◇

 震度6弱を観測した鳥取県中部の倉吉市。白壁土蔵の街並みが有名な観光地を強い揺れが襲った。

 「地鳴りのような音がしてドンッと揺れた。山がギシギシいっているようだった」。倉吉市役所近くにある長谷寺の奥野秀應副住職(44)は、地震発生時の様子をそう語った。

 境内の墓石や灯籠がほとんど横倒しになり、その後も余震のたびに灯籠などが「ゴロン、ゴロン」と音を立てて倒れた。「こんなのは初めての経験。明日、明るくなったら片付ける」とため息をついた。

 同市に隣接する湯梨浜町の農業、加藤ノブエさん(71)も「自宅近くの畑にいたらすごい横揺れで、立っていられず四つんばいになって耐えた」と振り返る。自宅の目の前は日本海が広がる。「やはり一瞬、『津波があるかも』と頭をよぎった」

 ◆コンサート中止に

 鳥取市内で同日夜に開催予定だった歌手、安室奈美恵さんのコンサートは、交通機関のマヒや観客の安全を理由に中止となった。影響は広範囲に及び、日本シリーズを控えたプロ野球広島の本拠地「マツダスタジアム」(広島市)でもポールや照明塔が揺れ、選手たちの打撃練習が一時中断。来日5年目の広島のエルドレッド選手は「揺れる前にゴゴゴと音がした」と話した。

 瀬戸大橋ではJRの列車が立ち往生し、約430人が一時閉じ込められたほか、大阪市阿倍野区にある日本一高いビル「あべのハルカス」でもエレベーター17基が停止、一部では2時間近くにわたり止まった。

 ◆「訓練通りできた」

 湯梨浜町立羽合小学校では体育館で、児童や保護者を集めての学習発表会が行われていた。電気は消え、騒然としたが、教員らの指示通りに混乱なく全員がグラウンドに避難した。藤原彰二校長(54)は「けが人が出なくて良かった。普段の避難訓練通りにできた」と胸をなで下ろした。

 夕方以降、避難所となった北栄町の「北条ふれあい会館」には約100人が集合。多くは高齢者で、畳のようなマットを敷いたスペースに寄り添いながら、不安そうな表情を浮かべた。木造家屋に1人暮らしの石田千代子さん(81)は「余震のたびにがたがた音がして、1人で家にいるのが怖くなった。着の身着のままでここに来た」と話した。


鳥取震度6弱 広域の地殻変動、ひずみ集中 横ずれ型、活断層か
産経新聞 10月22日(土)7時55分配信

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鳥取地方の地震の仕組み(模式図)(写真:産経新聞)

 鳥取県は四国沖の南海トラフ(浅い海溝)からフィリピン海プレート(岩板)が沈み込む影響などで地殻にひずみが集中しており、活断層による直下型地震が起きやすい。今回の地震も活断層が動いた可能性が高いと専門家はみている。

 鳥取県では昭和18年にマグニチュード(M)7・2の活断層による鳥取地震が発生し、約1080人の死者が出た。ほかにも平成12年の鳥取県西部地震など活断層によるとみられるM7前後の地震が起きている。

 ただ、地表に現れた明瞭な活断層は少なく、今回の震源付近でも知られていなかった。M6級の活断層地震はどこでも起きる可能性があり、東京大地震研究所の古村孝志教授(地震学)は「今回は地下に隠れている断層が動いた」とみる。

 政府の地震調査委員会が今年7月に公表した中国地方の活断層地震の評価によると、鳥取県などでM6・8以上の地震が30年以内に起きる確率は40%と高い。

 背景にあるのは広域に及ぶ地殻変動の影響だ。京都大防災研究所の西村卓也准教授(地震学)によると、鳥取県ではフィリピン海プレートによって地殻が北西に押され、ひずみが蓄積する。断層が水平方向に動く横ずれ型の地震が多く、今回もこのタイプだった。

 西日本では南海トラフの大地震が発生する数十年前から内陸直下型が活発化する傾向がある。

 西村氏は「今回の地震は南海トラフ地震に影響を与えることはないが、その発生過程の一つだろう」と話している。


大分・佐伯で震度4の地震…津波の心配なし
読売新聞 10月22日(土)3時56分配信

 22日午前3時33分頃、日向灘を震源とする地震があり、大分県佐伯市で震度4を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約60キロ、マグニチュードは4・4と推定される。

 この地震による津波の心配はないという。

 主な地域の震度は次の通り。

 ▽震度4 【大分県】佐伯市上浦

 ▽震度3 【大分県】佐伯市蒲江、同市春日町、同市直川、同市鶴見、同市宇目、同市弥生、同市米水津、臼杵市臼杵、津久見市立花町、同市宮本町、【熊本県】産山村山鹿、【宮崎県】延岡市北川町、同市北浦町、美郷町


大分で震度4
時事通信 10月22日(土)3時46分配信

 22日午前3時33分ごろ、日向灘を震源とする地震があり、大分県佐伯市で震度4の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約60キロ。地震の規模(マグニチュード)は4.4と推定される。


〔地震〕大分県佐伯市で震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 10月22日(土)3時40分配信

気象庁によると、22日03:33頃、日向灘を震源とするM4.4の地震があり、大分県佐伯市で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
発生日時 :10月22日03:33頃
震源地  :日向灘(北緯32.8度、東経132.0度)
震源の深さ:約60km
地震の規模:M4.4(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
大分県:佐伯市上浦*
【震度3】
大分県:臼杵市臼杵*、津久見市立花町*、津久見市宮本町*、佐伯市蒲江蒲江浦、佐伯市春日町*、佐伯市直川*、佐伯市鶴見*、佐伯市宇目*、佐伯市弥生*、佐伯市米水津*、佐伯市役所*
熊本県:産山村山鹿*
宮崎県:延岡市北川町川内名白石*、延岡市北浦町古江*、宮崎美郷町田代*


鳥取で震度6弱=3000人避難、16人重軽傷―気象庁「1週間は注意」
時事通信 10月22日(土)1時41分配信

 21日午後2時7分ごろ、鳥取県中部を震源とする地震があり、同県倉吉市と湯梨浜町などで震度6弱、岡山県真庭市などで震度5強の揺れを観測した。

 鳥取、岡山両県で子どもを含む計16人が重軽傷を負い、建物などに被害が出た。気象庁によると、震源の深さは11キロ。地震の規模(マグニチュード)は6.6と推定される。気象庁は今後1週間、最大で震度6弱程度の地震に注意するよう呼び掛けた。

 倉吉市では市役所の窓ガラスが割れて散乱し、庁舎が使用できなくなった。市は県の施設に機能を移し、対策本部を設置した。県によると、約3000人が避難している。

 平井伸治鳥取県知事の災害派遣要請を受け、防衛省は給水支援のため自衛隊を派遣した。

 県内では境港市で小学3年の男児が避難中に転倒し右手親指を骨折したほか、倉吉市で7人がけがをするなど計15人が重軽傷を負った。住宅の瓦が落ちたり、学校の窓ガラスが割れたりするなど被害が相次いだ。

 岡山市でも74歳の女性が転倒して骨折し、重傷を負った。

 気象庁の青木元・地震津波監視課長は記者会見で「活発な地震活動となっている。この地域では大きな規模の地震発生後、規模の近い地震が続発した例もある」と述べた。鳥取県中部で午後9時までに起きた最大震度1~4の地震は84回に上り、このうち震度4は6回だった。

 山陽新幹線は新大阪―博多間で一時運転を見合わせたが、約20分後に再開した。鳥取、岡山空港などの滑走路に異常はなかった。

 中国電力によると、鳥取県では倉吉市を中心に一時約4万戸が停電した。

 電力各社によると、停止中の島根原発(松江市)や福井県内の各原発、運転中の伊方原発3号機(愛媛県)に異常はないという。主な各地の震度は次の通り。

 震度6弱=鳥取県倉吉市、湯梨浜町、北栄町
 震度5強=鳥取市、岡山県真庭市、鏡野町
 震度5弱=島根県隠岐の島町
 震度4=鳥取県米子市、岡山県倉敷市、松江市、京都府与謝野町、大阪府四條畷市、兵庫県豊岡市、広島市、山口県岩国市、高松市、愛媛県今治市。


地震後の規制速度オーバーして走行…新幹線3本
読売新聞 10月22日(土)1時39分配信

 JR西日本は21日、鳥取県中部を震源とする地震発生後、東広島―広島駅間で3本の新幹線を規制速度(時速30キロ)を超えて走行させていたと発表した。

 同社によると、山陽新幹線は停電で全線が20分間運行を見合わせた。その後、運行を再開する際、新広島地震計(広島市)が工事中で使用を停止しており、内規では気象庁発表の震度を基に同区間の走行を30キロ以下とすべきだったが、博多発東京行きなど3本に速度規制を指示していなかった。最大245キロ超過で走行したという。異常はなかったとしている。


〔鳥取震度6弱〕鳥取県中部を震源とする活発な地震活動続く きのう21日の地震回数80回を超える(10/22)
レスキューナウニュース 10月22日(土)0時30分配信

きのう21日14:07頃、鳥取県中部を震源とするM6.6・最大震度6弱の地震が発生しました。鳥取県中部では、今年9月26日~29日にかけて規模の小さい地震が相次いで発生していたほか、きのう21日も14:07頃発生の最大震度6弱の地震の前の12:12頃にM4.2の地震があり、北栄町で最大震度4を観測していました。
なお、この14:07頃発生の最大震度6弱の地震の後も、鳥取県中部を震源とする地震が相次いで発生しており、きのう21日だけで震度1以上の地震の回数は80回を超えています。気象庁では、揺れの強かった地域では今後1週間程度は最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。

■鳥取県中部を震源とする地震の発生状況〔気象庁〕
【最大震度別地震回数】(21日)
・震度6弱: 1回(14:07頃)
・震度4 : 6回(12:12頃、14:33頃、14:46頃、14:53頃、16:52頃、17:59頃)
・震度3 :13回
・震度2 :25回
・震度1 :42回

【最大震度3以上の地震】(21日)
・22:41 北緯35.4度、東経133.8度 約10km  M3.7 最大震度3(湯梨浜町)
・22:03 北緯35.4度、東経133.8度 約10km  M4.0 最大震度3(湯梨浜町、北栄町)
・20:50 北緯35.4度、東経133.8度 約10km  M3.2 最大震度3(倉吉市)
・19:20 北緯35.4度、東経133.8度 約10km  M3.7 最大震度3(倉吉市、湯梨浜町、北栄町)
・18:59 北緯35.4度、東経133.9度 約10km  M2.4 最大震度3(倉吉市)
・18:35 北緯35.4度、東経133.9度 約10km  M3.9 最大震度3(倉吉市)
・17:59 北緯35.4度、東経133.8度 約10km  M4.3 最大震度4(湯梨浜町、北栄町)
・17:51 北緯35.4度、東経133.8度 約10km  M3.5 最大震度3(倉吉市)
・16:52 北緯35.4度、東経133.9度 ごく浅い M4.2 最大震度4(倉吉市)
・16:21 北緯35.4度、東経133.8度 約10km  M4.2 最大震度3(倉吉市、湯梨浜町、北栄町)
・15:56 北緯35.4度、東経133.9度 約10km  M3.3 最大震度3(倉吉市)
・15:27 北緯35.4度、東経133.8度 約10km  M3.7 最大震度3(倉吉市、湯梨浜町、北栄町)
・15:02 北緯35.4度、東経133.9度 約10km  M4.2 最大震度3(岡山県鏡野町)
・14:53 北緯35.4度、東経133.9度 約10km  M5.0 最大震度4(鳥取市、湯梨浜町、北栄町、岡山県鏡野町)
・14:46 北緯35.4度、東経133.8度 約10km  M4.3 最大震度4(北栄町)
・14:33 北緯35.4度、東経133.9度 ごく浅い M4.3 最大震度4(倉吉市、北栄町)
・14:30 北緯35.4度、東経133.8度 約10km  M4.6 最大震度3(倉吉市、湯梨浜町、北栄町、岡山県鏡野町、真庭市)
・14:15 北緯35.4度、東経133.8度 約10km  M3.8 最大震度3(倉吉市、湯梨浜町)
・14:07 北緯35.4度、東経133.9度  11km  M6.6 最大震度6弱(倉吉市、湯梨浜町、北栄町)
・12:12 北緯35.4度、東経133.9度 約10km  M4.2 最大震度4(北栄町)


<ツルハ>東電と和解 損害賠償請求訴訟
毎日新聞 10月22日(土)0時7分配信

 東京電力福島第1原発事故のため福島県内の5店舗の営業ができなくなったとして、全国でドラッグストアを展開する「ツルハ」(札幌市)が東電に約7億円の支払いを求めた損害賠償請求訴訟は21日、札幌高裁(佐藤道明裁判長)で和解が成立した。ツルハ側の代理人弁護士によると、東電がツルハに和解金2億8000万円を支払う内容。店舗のリース契約の違約金損害7195万円が新たに認定された。

 ツルハは2011年3月の第1原発事故により、旧警戒区域となった20キロ圏4市町の5店を閉鎖。13年11月に東電に対し、10年分の逸失利益など約12億4600万円の損害賠償を求めて札幌地裁に提訴した。同地裁は今年3月、東電に約2億円の支払いを命じる判決を言い渡し、双方が控訴。ツルハは1審判決を踏まえて請求を減額し、高裁は和解勧告をしていた。

 東電広報は「和解は事実だが、訴訟の内容に関する回答は差し控える。他の訴訟においても引き続き真摯(しんし)に対応する」とコメントした。【日下部元美】


<鳥取・地震>熊本地震被災者「当時の記憶よみがえり怖い」
毎日新聞 10月21日(金)23時59分配信

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地震で落ちた神社の鳥居=鳥取県倉吉市で2016年10月21日午後7時半、三浦博之撮影

 鳥取県中部の直下で21日午後2時過ぎに発生したマグニチュード(M)6.6の地震。鳥取県で建物被害が相次ぎ、熊本地震の被災者からも心配の声があがった。

 「当時の記憶がよみがえってとても怖い。人ごとではない」。9月まで熊本市の避難所にいた同市東区、東本春美さん(68)は自宅で被災地の様子をテレビで見守った。「日本列島のどこで次の地震が起きるかわからない。日ごろから災害への備えが大切」と不安そうに話した。

 熊本地震で自宅が半壊した熊本市中央区の渡辺幸枝さん(68)は「鳥取の人たちも余震に気をつけ、自宅の高い位置に物を置かないなど対策をしてほしい」。仮設住宅に入居する熊本県南阿蘇村の橋本綾さん(40)も「前震と本震が起きた熊本地震のように時間をおいて大きな揺れがくることも考えられる。安心せずに用心してほしい」と呼び掛けた。

 一方、中国地方を中心に、交通機関は広範囲で乱れた。東海道・山陽新幹線は豊橋-博多南間で15~20分間運行を見合わせ、延べ5万人以上に影響した。

 福岡市のJR博多駅に到着した京都府向日(むこう)市の無職女性(32)は、旅行で京都駅から新幹線に乗車。約1時間後にトンネル内で突然車内の電気が消え、徐々に停車した。あちこちで緊急地震速報の携帯電話のアラームが鳴り、約19分後に運転は再開した。「特に車内も混乱はなくよかった」と安堵(あんど)していた。【柿崎誠、野呂賢治、遠山和宏】


<鳥取・地震>発生メカニズムは「横ずれ型」か
毎日新聞 10月21日(金)22時56分配信

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地震で倒壊した建物=鳥取県北栄町で2016年10月21日午後6時56分、山崎一輝撮影

 鳥取県中部の直下で21日午後2時過ぎに発生したマグニチュード(M)6.6の地震。大阪管区気象台などによると、地震の発生メカニズムは、押し合う圧力で断層が水平方向にずれる「横ずれ型」とみられるという。この地域では一般的なタイプで、鳥取県西部地震(2000年)や1083人が死亡した鳥取地震(1943年)も同様のメカニズムだった。今回は長周期の地震動も観測され、高層ビルなどに影響が出た。

 また、この地域では大きな規模の地震前後によく似た規模の地震が連続発生したケースがある。鳥取地震の半年前の43年3月4、5日にはM6クラスの地震が連続して起こった。89年10月27日、11月2日には鳥取県の西部でM5.3、M5.5の地震が起き、90年11月21日~12月1日にもM4.8~M5.2の地震が4回発生している。こうしたことから気象台は「今後1週間程度は最大震度6弱程度の地震に注意を」と呼びかけている。

 政府の地震調査委員会は今年7月、中国地方でM6・8以上の規模の地震を引き起こす可能性のある活断層を公表。鳥取県内では「鹿野-吉岡断層」「岩坪断層」など四つの活断層を挙げた。いずれも今回の震源からは離れており、「隠れ断層」が引き起こした可能性もある。調査委は22日に臨時会合を開き、今回のメカニズムについて検討する。

 一方、防災科学技術研究所は21日、震度6弱が観測された鳥取県倉吉市で、瞬間的な揺れの強さを示す加速度が1494ガルだったと発表した。熊本地震では4月14日に熊本県益城町で1580ガルが観測されており、それに迫る強さだった。【畠山哲郎、鳥井真平、山下貴史】


「こんなに余震が」不安の夜=避難所の住民―倉吉・鳥取地震
時事通信 10月21日(金)22時33分配信

 震度6弱を観測した鳥取県倉吉市では、小学校の体育館などが避難所になり、毛布や食料を手にした住民が不安な夜を過ごした。

 
 市役所近くの成徳小学校には約150人が避難した。市内に住む事務職の深田真紀さん(41)は職場で激しい横揺れに見舞われた。自宅に戻ると食器などが散乱し、足の踏み場がなくなっていた。その後も続く余震に恐怖を感じ、避難所で一夜を明かすことを決めた。「この辺りは普段は地震が少ない場所。こんなに余震が続くのも初めて」と不安そうな表情で話した。

 娘に避難所まで連れてきてもらったという女性(86)は「長年住んでいるが、こんな揺れは初めて」と振り返る。自宅に大きな被害はなかったが、毛布と貴重品を持って避難した。

 夜になっても、ほぼ30分おきに余震が続いた。高齢者や小さな子ども連れも多く、「ミシミシ」という音が体育館に響き渡るたび、緊張が走った。


<除染作業汚染土>濃度測定が不能か 仮置き場不備の恐れ
毎日新聞 10月21日(金)22時12分配信

 ◇会計検査院が指摘

 東京電力福島第1原発事故の除染作業で出た汚染土などを一時保管している福島県内の仮置き場について会計検査院が調査したところ、31カ所で土からしみ出た汚染水を集める設備が地盤沈下のために機能せず、放射性物質の濃度の測定ができない恐れがあることが分かった。検査院は仮置き場を整備した環境省に必要な対策を講じるよう求めた。

 仮置き場には汚染土が入った袋が積み上げられ、遮水シートで覆われている。土台は中央部を頂点に緩い勾配ができるよう造成され、しみ出た水が外側のタンクに入って放射性物質の濃度を測定できる仕組みになっている。農地など軟弱な地盤に整備されていることが多いが、地盤沈下を考慮した設計にはなっていないという。

 検査院が福島県内106カ所の仮置き場のうち、2015年度までの4年間に袋が5~6段(高さ約5メートル)にまで積み上げられた5市町村の34カ所を選んで影響を試算したところ、うち31カ所は中央部が沈下して勾配が逆になるため汚染水がタンクに流れず、遮水シートの中にたまる可能性があることが分かった。こうした仮置き場は川俣町に15カ所、浪江町に5カ所、田村市と飯舘村がそれぞれ4カ所、楢葉町に3カ所あった。

 地盤沈下は確認されていないが、検査院は今後シートに水がたまると、中間貯蔵施設への除染廃棄物の搬出作業に影響が出る可能性があるとしている。

 環境省は取材に対し「地盤沈下しても汚染水が外に出ない構造になっており、水の処理に支障をきたしたこともない。土を入れる袋も防水型に切り替えているが、中央に砂を盛るなど地盤強化の方法を検討したい」と回答した。【松浦吉剛、高木香奈】


<鳥取・地震>一瞬の横揺れ、ドーン、バリバリ、ドサッ…
毎日新聞 10月21日(金)21時42分配信

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階段の一部が崩壊した倉吉市役所=鳥取県倉吉市で2016年10月21日午後6時29分、小関勉撮影

 鳥取県中部の直下で21日午後2時過ぎに発生したマグニチュード(M)6.6の地震。揺れが大きかった地域では建物が壊れ、行方不明者やけが人も出た。震度6弱を観測した倉吉市では市役所の窓ガラスが激しく割れて使えなくなったほか、観光名所の白壁土蔵群も壁が崩れるなどの被害を受けた。余震が続く中、約3000人の住民が避難所で不安を抱えながら一夜を過ごした。【藤田愛夏、釣田祐喜、黄在龍、李英浩、長宗拓弥】

 ■「余震が怖くて家に帰れない」

 震度6弱を記録した湯梨浜町では11カ所の避難所が設置された。地震発生から約1時間後に開設された「ハワイアロハホール」(同町はわい長瀬)には午後10時15分までに延べ約200人が避難し、夜には炊き出しも行われた。

 古い自宅が不安で避難したという近所の山田裕美さん(39)は地震発生当時、近くの羽合小体育館で児童の学習発表会を見ていた。「今まで感じたことのない横揺れ」に襲われ、会は中断。先生の指示で校庭に避難し、ランドセルを教室に置いたまま児童は保護者らに引き渡されたという。「小さい子どもがいるので家に帰りたいけど、余震が心配」と困惑していた。

 避難所になった倉吉市立河北小体育館には、近所の人たちが次々と集まり、午後6時40分には約160人が身を寄せた。建物をギシギシときしませる余震がたびたび発生し、避難者は不安げな表情を浮かべた。アパートで長男(3)と暮らす女性会社員(32)は自宅で被災。冷蔵庫が開いて食品が散乱し、棚の荷物が落ちた。幼稚園にいた長男とともにけがはなかったが、断水でトイレの水も出なくなり、避難所に来た。「コンビニに行けば大行列。余震が怖くて家には帰れない」と話した。

 6~23歳の7人の子供と暮らす倉吉市小田東の女性(43)は「暗くなった後に余震があっても逃げられない」と市立上北条小学校に避難した。地震の時は「保育園や学校にいる子供たちの顔が思い浮かんだ」。夢中で家を飛び出して保育園と小学校に子供らを迎えに行ったという。

 ■行方不明者も

 震度5強だった三朝町吉田では、地震発生前に「竹を取りに行く」と自宅を出た山本信義さん(86)の行方が分からなくなった。午後6時ごろに通報を受けた地元の消防団や倉吉署が自宅近くの山などを捜索したが、見つからなかった。22日も捜索する。町によると山本さん方は町役場から約8キロの山あいの集落で、半径約1.5キロでは落石や道路のひび割れが相次いでいるという。

 ■倉吉市役所、一時使えず

 倉吉市によると、4階建ての同市役所庁舎は広範囲にわたって窓ガラスが割れた。けが人はなかったが、職員約200人は建物内にいられなくなり業務が不能に。北東約2キロにある県中部総合事務所に移動して、災害対策本部を設置せざるを得なかった。

 2階にいた保険年金課の福田祐史さん(32)は「一瞬の横揺れを感じた後、ドーンという音とともに、ガラスがバリバリと割れ、ドサッという(ガラスが落ちる)音もした。安全を確認して利用者を避難させ、私たちはそれから避難した」と証言した。

 庁舎は21日夕の危険度判定で「安全」と判断され、電気も復旧。ガラスなどの片づけが済めば、使用を再開する方針だ。

 ■建物に被害

 北栄町下神では、築50年以上の木造2階建ての蔵が倒壊した。蔵に隣接する住宅には女性(63)が1人でいたが、けがはなかった。女性は「テレビを見ていたらすごい揺れが来た。目の前で蔵がドサッという音を立てて横倒しになり、砂煙が起きた」と振り返り、「余震が怖いので夜は娘の家に行く」と不安げに話した。同町では空き家や小屋など複数の建物が倒壊した。

 倉吉市の白壁土蔵群では、「赤瓦三号館」の壁が崩れ、入り口になっている小さな橋が木材や土で塞がれた。余震が続いており、通行人が館内にいる店の関係者に「危ない」と注意を呼び掛けるなど緊迫した場面もあった。

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