« 東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2155 | トップページ | 靖国神社の秋季例大祭に国会議員90人が参拝 »

2016年10月16日 (日)

東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2156

引き続き、2011年3月11日に発生した東日本大震災および本年4月14・16日に発生した熊本地震、ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:<新潟知事選>安倍首相「大変残念」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島原発事故、新潟県の検証継続…当選の米山氏 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<新潟知事選>「現状で再稼働認めぬ」初当選の米山氏 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:物資支援、被災地届かず山積み 九州各県手探り、人手確保も課題 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「あんたの笑顔がお土産たい」東海大生、住民らと半年ぶり再会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相、新潟敗北を「真摯に受け止める」=菅長官、政局への影響否定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>花火大会延期ツイートがきっかけ 市長一問一答 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新知事の考え聞き対応=柏崎刈羽原発の再稼働―世耕経産相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟県知事選 山本担当相が柏崎刈羽原発の避難計画を見直しも 「県から相談あれば一緒に検討」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>情報発信でツイッター活用 大西市長に聞く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相誤算 原発再稼働慎重派の米山氏が新潟知事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発再稼働、現状で認めず=当選から一夜明け、米山氏―新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟県知事選 原発再稼働に残る亀裂 柏崎市民「共存しないと…」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟知事選与党敗北 首相の解散戦略見直しも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟知事選で与党敗北 野党系・米山氏当選 柏崎刈羽の再稼働困難に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟知事選野党勝利 次期衆院選へ共闘加速 共産存在感も民進ちぐはぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟知事に米山氏=原発慎重派、自公は大敗―柏崎刈羽再稼働に影響必至 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<新潟県知事選>「原発反対、民意だ」支持者、喜びに沸く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「オール新潟の勝利」=米山氏、野党共闘で―新潟知事選 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟県知事選 柏崎刈羽再稼働「認めることできない」 初当選確実の米山氏、支持者らに明言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟知事に原発慎重派…米山氏、与党系候補破る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<新潟県知事選>原発政策に影響 安全優先を米山氏に託す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<新潟県知事選>鹿児島からも歓迎の声 川内原発反対の県民 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震本震半年>好物供え「一緒に食べよう」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<新潟県知事選>米山氏が初当選 原発再稼働反対で与党破る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟県知事選、野党推薦の米山隆一氏が初当選確実に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新潟県知事選 「再稼働の表面的な『マル・バツ』論に終始」地元・柏崎で冷ややかな目 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震、本震から6か月…鎮魂の祈り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「お帰り」「ただいま」=東海大生と大家が再会―熊本・南阿蘇 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宮城県沖で地震、登米市や石巻市などで震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宮城で震度4 M5・3、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>宮城で震度4 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宮城で震度4=気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕宮城県涌谷町・登米市・石巻市・女川町で震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<新潟知事選>安倍首相「大変残念」
毎日新聞 10月17日(月)12時18分配信

 安倍晋三首相は17日午前、新潟県知事選で与党推薦候補が東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な米山隆一氏に敗れたことについて「大変残念だが、新潟県民の選択を真摯(しんし)に受け止めたい」と述べた。衆院環太平洋パートナーシップ協定(TPP)特別委員会で民進党の近藤洋介氏に答えた。

 首相は「結果が示された以上、新しい新潟県政に国として協力していくことは当然だ」と語った。一方、菅義偉官房長官は記者会見で「地元の理解を得ながら再稼働していく考え方に変わりはない」と述べた。【田中裕之】


福島原発事故、新潟県の検証継続…当選の米山氏
読売新聞 10月17日(月)12時7分配信

 新潟県知事選で、東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)の再稼働に慎重な立場を示して初当選した内科医師の米山隆一さん(49)は一夜明けた17日朝、同県魚沼市で報道陣の取材に応じ、東電福島第一原発事故に関する県独自の検証を継続する意向を明らかにした。

 再稼働については「現時点では非常に難しいと思う」と従来の考えを繰り返す一方、「政府とは対決ではなく合理的な議論をしたい。あらゆる可能性を排除するつもりはない」と柔軟な姿勢も示した。

 県独自の検証は、今回立候補を見送った泉田裕彦知事が2012年、柏崎刈羽原発の再稼働の是非を判断するために始めた。米山さんは「東電にぜひ協力をしてもらい、真実を究明する方向で進めていきたい」と述べた。


<新潟知事選>「現状で再稼働認めぬ」初当選の米山氏
毎日新聞 10月17日(月)11時57分配信

 16日投開票された新潟県知事選で、初当選を果たした医師の米山隆一氏(49)は一夜明けた17日朝、同県魚沼市の実家で報道陣の取材に応じ、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題について「県民の命と暮らしが守られない現状で再稼働は認められない」と慎重姿勢を貫いた。一方で、選挙戦で対立した政府・自民党や東電へは「対決でなく対話と議論」を進める考えを示した。

 米山氏は選挙戦で最大の焦点となった柏崎刈羽原発再稼働問題について「福島第1原発事故の検証なしに議論は始められない」と強調していた。福島第1原発事故での炉心溶融隠蔽(いんぺい)問題などを調査する県と東電の合同検証委員会での検証に関し、「東電とは単なる対立関係ではなく、協力関係の中で真実を究明していく」と述べ、必要な態勢が整った場合の再稼働については「(選択肢として)閉ざす必要はないと思う。相互に歩み寄る余地がある前提でないと話し合いはできない」と柔軟な姿勢を見せた。

 米山氏は、共産、自由、社民の野党3党から推薦を受けて当選。県議会では自民党が多数派を占めているが、「対決より議論。『県民のため』ということは一致している」と語った。【柳沢亮】
物資支援、被災地届かず山積み 九州各県手探り、人手確保も課題
西日本新聞 10月17日(月)11時48分配信

185
福岡県直方総合庁舎に山積みされている支援物資の段ボール箱

 熊本地震では、住民の支援物資を広域的に受け付けるかどうか、九州各県の対応が分かれた。福岡では大量の水やトイレットペーパーが使われないまま保管されるなど課題も残った。被災地への「思い」を無駄にしないためには-。“想定外”の大規模災害を教訓に模索が続く。

 福岡県直方市の県直方総合庁舎2階には、段ボール箱が天井に届かんばかりに積まれている。ペットボトル1万本の水や18万枚のマスクなどがあり、県と県内の市町村が受け付けた物資がほぼ半々だという。

 県は震災後の4月19~30日、県庁など計14カ所で物資を受け付け、県の備蓄分と合わせ、計9回にわたって被災地に届けた。最後は6月下旬、熊本県御船町に水8400本。それ以降は被災自治体から要請がない。

同じ物資を一定の量確保するには時間がかかる
 九州ではほかに長崎県が長崎市と合同で同様に物資を受け付け「5月上旬までに全て届けた」と担当者。一方、佐賀と宮崎、鹿児島各県は県庁での受け付けは行わず、大分は「企業から、まとまった量」に限定した。ある県の担当者は「被災地支援にはスピード感が求められるが、同じ物資を一定の量確保するには時間がかかる。刻々と変わる被災地のニーズと合致しない可能性もある」。仕分けや搬送などの人手確保も課題となったという。

 「支援したいのに物資提供ができないということで残念に思われることもあろうかと思います。そのお気持ちは募金や義援金という形でお届けいただければ幸いです」。佐賀県はホームページでこう呼び掛けた。

 山積みの支援物資について、福岡県は熊本県などの意向を確認した上で(1)NPOやボランティア団体を通じて提供(2)福岡県内の市町村で備蓄-などの方針を打ち出した。既に複数のNPOが協力を申し出た。年末まで残った物資は同県の備蓄にいったん組み入れ、全国の被災地支援に活用する考えだ。

 九州地方知事会はプロジェクトチームで、物的、人的支援などの検証作業に取り組む。福岡県の小川洋知事は「支援物資を被災地にうまくつなげられるようにしたい。保管物資が積み上がらないためにはどうすればいいか、いろんな方策を検討したい」と話す。

=西日本新聞朝刊=


「あんたの笑顔がお土産たい」東海大生、住民らと半年ぶり再会
西日本新聞 10月17日(月)11時19分配信

184
再会を果たし、互いに抱き合って喜ぶ東海大の学生と住民の女性(中央)=16日午後4時13分、熊本県南阿蘇村

 キャンパスライフを一変させた熊本地震から半年。甚大な被害に見舞われた熊本県南阿蘇村の「学生村」から、熊本市に転居した東海大農学部の学生たちが16日、慣れ親しんだ地を訪れ、世話になった黒川地区の住民らと再会した。学生村の一帯では壊れたアパートの解体が進むが、学生たちの胸には変わらぬ思いがあった。「いつか阿蘇に帰りたい」

 学生たち約140人は大型バス4台に分乗し、地震直後に住民たちと身を寄せた旧長陽西部小に到着した。アパートの大家たちが、避難先から出迎えた。「おばちゃん、元気にしとった?」「あんた、彼氏できたと?」。手を取り抱き合う学生と地域住民たち。半年ぶりの再会にもぎこちなさはない。手ぶらをわびる学生に、大家の中野ミチ子さん(67)は「あんたの笑顔がお土産たい」と背中をたたいた。

学生3人と地域住民1人が命を落とした
 8時間にわたりアパートの下敷きになって救出された2年の田尻佳槻さん(20)は、ヘリで搬送されて以来初めて阿蘇に戻った。アパートは数日前に解体されたばかり。「景色が変わっても、人は変わってないから大丈夫」と、大家の女性に笑顔を向けた。

 学生村にあった約70軒のアパートのほとんどが倒壊し、学生3人と地域住民1人が命を落とした。学生たちは、がれきをかき分け大家を助け出し、生き埋めの住民が救出されるまで外で声を掛け続けた。地域住民も、学生も、互いに被災し、助け合った。

 当時の様子は繰り返しメディアに取り上げられた。「でも、地震の前の黒川地区には楽しい思い出が詰まっていたことを忘れたくないんです」。イベントを企画した3年の橋村さくらさん(21)は語った。

 すれ違う誰もがあいさつを交わし、「1人になりたくてもなれなかった」と香川県出身の松本和真さん(21)が笑うほど、人間関係は濃密だった。熊本市のマンションに移った東京都出身の関口瑠梨賀さん(20)は「下宿のご飯のありがたさが身に染みた」。地震は当たり前の日常を奪った。

 午後6時半すぎ、参加者は数百の灯籠の前で黙とうをささげた。阿蘇キャンパスを存続するか廃止するかは、結論が出ていない。帰り際、学生たちは「やっぱり阿蘇がいいなあ」と夜空を見上げた。背中に大家の一人が声を掛けた。「戻っておいで」

=2016/10/17付 西日本新聞朝刊=


安倍首相、新潟敗北を「真摯に受け止める」=菅長官、政局への影響否定
時事通信 10月17日(月)11時12分配信

 安倍晋三首相は17日午前の衆院TPP特別委員会で、新潟県知事選で与党推薦候補が敗北したことについて、「大変残念だ。真摯(しんし)に受け止めたい。結果が示された以上、米山隆一新知事、新しい新潟県政に国として協力していくことは当然だ」と述べた。

 民進党の近藤洋介氏への答弁。

 菅義偉官房長官は記者会見で、米山新知事が慎重姿勢を示している東京電力柏崎刈羽原発の再稼働問題について、「何よりも安全が最優先だ。原子力規制委員会で新規制基準に適合すると認められた場合のみ、地元の理解をいただきながら、再稼働をしていく考え方に変わりはない」と述べ、政府の従来方針を堅持する考えを示した。

 首相の衆院解散戦略に与える影響については、「ない」と否定した。


<熊本地震>花火大会延期ツイートがきっかけ 市長一問一答
毎日新聞 10月17日(月)11時6分配信

 熊本地震でツイッターを使って市民らに情報発信した大西一史・熊本市長がインタビューに応じた。詳細は以下の通り。【吉川雄策】

 --ツイッターを始めたきっかけは。

 ◆「ツイッターっていうのがあるよ」との話を聞いて、「面白そう」と思って2009年7月に始めました。熊本県議になって「今日のひとりごと」というブログを開いたこともあり、比較的簡単にツイッターを使うことができました。ただ、議論を持ちかけられると(制限文字数の)140文字での返信は言葉足らずになることもあって、しばらくは自らつぶやかず見るだけの時期が続きました。

 --ツイッターの利点をどう考えますか。

 ◆フォロワーなどから「本音」が出る部分があります。功罪両面があると思いますが、世の中の状態を感じられるツールとして良さを感じています。

 --具体的に良さを感じたことは。

 ◆私が市長になった昨年、11年ぶりに江津湖(熊本市)で花火大会を復活させましたが、開催前夜から雨が続きました。中止か延期か、それとも開催か。悩んだ末、雨が強くなるなどしたため、被害防止のために翌日への延期を決めました。そして広報課に「市のホームページで延期について早く知らせて」と促しましたが、開催の可否を知りたい市民などからアクセスが殺到して、サーバーがダウンしていました。そこで少しでも早く若い人など多くの人々に知らせるために何がいいかと考えたところ、「ツイッターだ」と思い、「明日に順延します」とツイートしました。ものすごいリツイート数になり、拡散力のすごさを感じました。

 --反響は大きかったのですね。

 ◆「市長の判断が遅い」などの声もありましたが、これも本音なのだと思い受け止めました。一方で「順延しても翌日も雨が心配」との声もあったので、てるてる坊主を作って写真付きでツイートしたところ、「かわいいぞ」などの好意的な反応が相次ぎました。ツイッターの面白さを知り、「また気が向いたらつぶやこう」と思うようになりました。

 --花火大会以降、フォロワーが増えました。

 ◆ちょうどその頃、邦楽のロックを聴いていたので、朝に聴いた「目覚めの1曲」のつぶやきを始めました。すると「市長がこの曲を聴くの?」と驚く声が増えて、意外性から違う方向に話題が転がりました。サカナクションのミニアルバムを聴いた時には、「こういう小気味よいノリはいいよね」とつぶやいたところ、ボーカルの山口一郎さんが見てくれて「ありがとうございます」との反応を頂いて驚きました。それを契機に今までつながりがなかった人と急につながるようになりました。

 --橋下徹・前大阪市長などツイッターを活用する首長は増えてきました。

 ◆橋下さんのツイートは、アグレッシブ(積極的)ですよね。そういう使い方もあるんでしょうけど、私の場合は橋下さんのような使い方はできないし、ゆるくやりたいと思いました。議論や討論の道具ではなく、自分の日常の息遣いを知ってもらう方が良いのではないかと。だから普段は気分が乗る時にしかつぶやきません。

 --他の首長のつぶやきは、行政や政治活動が中心である場合が多いですが。

 ◆私のつぶやきには「ふざけすぎだ」との反応もありましたが、めげずに何気ない日常をつぶやこうと続けているうちに、批判は減っていきました。特に音楽はずっと好きだったので。その中でたまに行政情報もつぶやくと、「こういうこともあるのか」と知ってもらう機会になれたと思います。

 --ツイッターがなければつながりがなかった層もありましたか。

 ◆普段は市の広報紙の「市政だより」などを読まない中学生や高校生には、ツイッターに市のホームページのアドレスを張ってつぶやくだけでも接触の機会が生まれます。情報につながりがなかった人が触れられる使い方もあると感じています。

 --好意的でない反応もありますよね。

 ◆批判的な声も聞かないと独善的になってしまうので、きちんと聞くことが大切ですね。私のつぶやきへの反応についても「このように捉えているのか」と気づけます。そうした批判の声を収集していくのは大切で、ある意味では批判を恐れないことは大切かと思います。

 --多くの人が発信するツイッターには真実でないつぶやきもあります。

 ◆ネットの向こう側にいる人は情報を敏感に感じ取っています。そのためツイッターではどんなウソもバレます。デマも流れますが、真相は必ず誰かの善意で突き止められています。そういう意味ではウソも多いですが、本当のことも多い。その中に真実があって、つながりがうまれる。ツイッターにはそうした面白さがありますね。

 --そんな中で熊本地震が起きました。

 ◆4月14日の地震発生直後に市役所の災害対策指揮室に着いてすぐに、余震への警戒を呼びかけることと、私が市役所で指揮がとれる状況にあることをつぶやきました。市役所でもなかなか情報が入らない中で、ツイッターで「熊本地震」と検索すればあちこちで「トイレが足りない」などの情報が出てきました。中には何十人も公園のトイレに並んでいる写真もあり、市の担当者に現場を確認するように求めて、必要であれば仮設トイレの設置も指示しました。ツイッターは情報発信のツールと思っていましたが、情報を収集するツールとしてもある程度、現場の声が見えると感じました。

 --市民などのつぶやきはかなり参考になったのですね。

 ◆災害対策指揮室ではスマートフォンを握ったまま指揮をしていました。もちろんすべてをツイッターに依存するのではなく、一つのきっかけとして市の職員などが裏付けを取り、実際に困っている人を把握する手段になりました。匿名のつぶやきに対して市長としてつぶやくことはその時点では困難でしたが、参考にしながら反映させてもらいました。

 --復旧過程でも情報収集に活用したのですか。

 ◆「水道の漏水箇所を教えてください」とつぶやいたところ、現場の写真と住所の返信がありました。最初はつぶやきへの返信で知らせてもらったのですが、返信が増えると古い書き込みは消えてしまうことに気付き、水道局のメールアドレスに情報を送ってほしいとつぶやきました。漏水箇所は約3700カ所もありましたが、おかげで比較的早く特定ができました。また、多くの災害ごみが出ながらも収集が進まない地域もあったため、「ゴミステーションでひどい場所があれば、住所と現場写真を添付して該当箇所を送ってください」とつぶやきました。5月8日の午後6時47分につぶやいたのですが、7分後には第一報があり、5月末までに132件の情報が寄せられました。

 --このような活用方法は、何かを参考にしたのですか。

 ◆特にありません。ただ、長野県佐久市の柳田清二市長が雪害発生時に除雪が必要な場所を写真付きでツイートするように市民に訴えていました。アメリカでアプリケーションを使って、住民が身近な道路の陥没情報や壁への落書きの情報を自治体に知らせて修理などに対応する仕組みがあることも知識としてありました。しかしそうした制度を熊本市は持っていないので、ツイッターが最も広がると思って使ってみました。

 --市長は個人のツイッターを使っていますが、一方で市としての広報もあります。使い分けはどう意識していますか。

 ◆市の広報課にはすべての情報が集まるわけではありません。また広報課が情報発信する際には、役所としての内部手続きなどが必要で、時間がかかります。一方で市長には情報が最も集まり、私のツイッターは市長としての責任で迅速に発信ができます。こうした災害時には市長が素早くつぶやくことで効果があることは多いと感じました。

 --市の広報や災害専門のアカウントをフォローしてもらう方法も考えられますが。

 ◆それも一つの方法ですね。でも平時は面白くないと見なくなります。特に若い方はそうなるでしょう。そうであれば、普段はゆるくつながり、災害時など非常事態の時はプッシュ型で情報を出す使い方がいいかと思います。

 --災害時のデマへの対応も求められます。

 ◆災害時のデマはとても困るので、デマを打ち消すために市長が公式に発表することが大切だと思いました。今回は「動物園からライオンが逃げた」などのデマが流されたため、熊本市が発信する情報は、市のホームページ以外はないと訴えました。そうした対応が今後も必要になると思います。

 --市長として意図しなくても間違ったつぶやきをすることもありますね。

 ◆誤りに気付けばすぐに訂正することが重要だと感じています。誤りに気付けばすぐに反応することは、かなり重視していますね。まずは誤りがないように、書いてもすぐにつぶやかず、一度書いた後に読み返して、時には時間を置くこともあります。一度出た情報は削除しても何らかの形で残ってしまうので、特に気をつけています。

 --他の首長は災害時にツイッターをどう使えばよいでしょうか。

 ◆普段、ツイッターを使っていない市長などが、災害直後に急に始めても難しい面があります。普段から情報の取捨選択や言葉の選び方に慣れることが大切ですね。自分でできない場合は、周囲につぶやいてもらうよう頼むことや、ツイッターに慣れた職員と一緒につぶやくことも一つの方法かもしれません。またつぶやく場合は、市のホームページのリンク先を書き込んだ方が良いでしょうね。

 --今年の参院選の投開票日直前には、若者に向けて「選挙に行けと言われ何かひいてしまったり、自分の一票じゃ変わらないという若者の気持ちもわかります。しかし震災で一人の募金が被災地を変えていくように、意思ある一票は間違いなく社会を大きく変える力があると思います」とのつぶやきが反響を呼びました。

 ◆学生時代の自分を振り返った時に「投票に行け、行け」と押しつけるように言われたら嫌だろうとの思いがありました。だから「こう考えてはどうか」と思ってのつぶやきでした。募金活動にしても、「この10円だけで熊本城は復興しない」と思うかもしれませんが、「でもとりあえず入れようか」との思いが積み重なって、変えていくんですよね。

 --若者に届いても高齢者でツイッターを使う人は限られますよね。情報格差が生まれる心配はありませんか。

 ◆ツイッター内だけの世界で完結してはいけないと思います。従来からの市政だよりなど紙媒体の活用は必要ですが、例えば市電が止まった時にツイッターで市が状況を伝えれば、つぶやきを見た高校生が隣にいるおばあちゃんに「何か事故があったみたいですよ」と教えてあげれば情報は素早く共有できます。ツイッターを使っていない人にも、必要な情報は教えてあげてほしいと思いますね。

 --つぶやく際に心掛けていることは。

 ◆当事者の気持ちになって、暗い気持ちから明るくなってほしい。苦しい時だからこそ希望を持ってほしいとの思いを込めています。また市民目線を大切にして、同じ目線で市民と一緒に前に進もうと心掛けています。

 --復旧から復興への過程で、ツイッターの使い方は違ってくるように思います。どう取り組みますか。

 ◆復興のスピードは人によって違います。まだ家に帰れず避難生活を余儀なくされている人もいれば、比較的早く元に戻ることができる人もいます。行政としてはそれぞれのスピードに合わせた対応をしたいです。困ったことがあれば、相談窓口に来てもらえるように働きかけるなど、ツイッターには市民をつないでいく役割があると思います。

 --ツイッター社に求めたい改善点などはありますか。

 ◆市長や自治体の担当者が、ツイッター社から災害時の情報発信のあり方などで研修を受ける機会があってもいいかもしれません。海外の自治体などの活用例も知りたいですね。今はつぶやきに対する書き込みが多いと、古いものは見られなくなってしまうので、その点も改善してほしいですね。


新知事の考え聞き対応=柏崎刈羽原発の再稼働―世耕経産相
時事通信 10月17日(月)10時49分配信

 世耕弘成経済産業相は17日、新潟県知事選で東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な米山隆一氏が当選したことに関連し、「新知事の考えを伺いながら(政府として同原発の再稼働への)対応を考えていきたい」と述べた。

 東京都内で記者団に語った。

 原発事故への安全対策に関しては、「少し(県民などへの)浸透が足りなかったかもしれない」との見方も表明。政府などの取り組みについて、引き続き地元の理解を得ていく考えを示した。


新潟県知事選 山本担当相が柏崎刈羽原発の避難計画を見直しも 「県から相談あれば一緒に検討」
産経新聞 10月17日(月)10時41分配信

 山本公一原子力防災担当相は17日、新潟県知事選で初当選した米山隆一氏が東京電力ホールディングスの柏崎刈羽原発で重大事故が起きた際の避難計画の整備が不十分だとして見直しを求めたことついて、「新潟県もしくは地元から相談があれば一緒に検討していくことは十分ある」と述べ、検討する考えを示唆した。

 東京都内で経団連の榊原定征会長と会談後、記者団に答えた。ただ、米山氏があわせて見直しを求めた政府の原子力災害対策指針については、山本氏は「問題ないと思う」と指摘した。

 一方、経団連の榊原会長は「知事には冷静な判断をしていただき、安全性が本当に確信できるなら、稼働の方向にむけて進めていただきたい」と強調。米山氏に対し、東電が柏崎刈羽原発の安全性を確保し、原子力規制委員会の安全審査に合格した場合には再稼働を認めてほしいと求めた。


<熊本地震>情報発信でツイッター活用 大西市長に聞く
毎日新聞 10月17日(月)10時8分配信

 4月の熊本地震で、短文投稿サイト「ツイッター」を使った熊本市の大西一史市長の情報発信が注目されている。市民に被災現場の情報を送るよう積極的に求め、その後の市の対応に役立てた。首長による災害時のツイッター活用について、大西氏は「速達性や拡散性があり、意義は大きい」と話す。地震発生から半年になるのに合わせて毎日新聞がインタビューした。

 大西氏は熊本県議時代の2009年にツイッターを始めたが、その「発信力」に気付いたのは昨年8月の花火大会。雨で開催の可否を知りたい市民らによるアクセスが市のホームページに殺到し、サーバーがダウンしてしまった。そこで自らのツイッターで延期を告知したところ、爆発的にリツイート(拡散)された。

 熊本地震が発生すると、大西氏は積極的にツイッターを活用した。水道の漏水について現場写真や住所の提供を求めたところ、多くの情報が寄せられ、漏水箇所の早急な特定につなげた。災害ごみ収集についてもこのやり方で、作業が遅れている地域を把握して対応していった。

 デマ情報の打ち消しにも利用。地震発生後に「(熊本の)動物園からライオンが放たれた」とデマが流された際は、動物園の管理者として「市が発信する情報は市のホームページ以外にはない」とツイートした。

 ツイッターを使った情報発信について、大西氏は「地震発生直後は、スマートフォンを握りしめながら災害指揮をしていた。市の広報課は役所としての手続きなどで時間がかかる。急ぐ場合は私の責任でつぶやける」と有効性を強調する。長野県佐久市の柳田清二市長も14年2月、雪害で除雪が必要な場所の情報提供をツイッターを使って市民に求めた。

 全国の首長に対し、大西氏はふだんからの情報発信を勧める。「災害直後に突然、ツイッターをやろうと思っても難しい。使い方に慣れた職員と一緒に始めることも一つの手だと思う」と語る。

 大西氏のつぶやきを継続的によむフォロワーは若者を中心に約8万人。この数の多さが発信力の強さにつながる。ふだんは政治や行政などの堅い話題でなく、朝に目覚めて最初に聴いた音楽の話など身の回りのことをつぶやく。この「ゆるさ」が人気を呼んでいる。大西氏は「何気ない日常を伝え続けることで、いろんな人とのつながりができるようになる」とアドバイスする。【吉川雄策】


安倍首相誤算 原発再稼働慎重派の米山氏が新潟知事
日刊スポーツ 10月17日(月)10時0分配信

 安倍政権に大誤算-。東電柏崎刈羽原発の再稼働が争点になった新潟県知事選は16日、投開票され、再稼働に慎重な野党3党推薦の米山隆一氏(49)が、自民、公明推薦の森民夫・前長岡市長(67)らを破り初当選した。今夏の参院選に続き、野党が与党に勝つ「新潟ショック」。森氏の無投票当選が見込まれた時期もあり、「勝てる選挙」を落とした自民党には大打撃だ。23日投開票の衆院2補選は与党が優勢だが、新潟の結果が、首相の解散戦略に影を落とす可能性もある。投票率は53・05%。

 告示6日前の出馬表明で、下馬評は「苦戦」だった米山氏が、どんでん返しで勝利した。原発再稼働に慎重な泉田裕彦知事の路線継承を主張し、共産、自由、社民の野党3党、市民団体など幅広い支持を得た。当確の一報を受け、「オール新潟の勝利だ」と喜んだ。

 新潟は今夏の参院選で、野党統一候補が自民党を大接戦で破った「新潟ショック」の地。今回は約6万票もの差がつき、森氏は「私の実力不足」と語った。

 当初、野党の候補者調整が難航。米山氏の出馬表明まで候補予定者は森氏だけで、無投票当選の可能性もゼロではなかった。民進党の支持母体、連合は森氏を支援。米山氏は自主投票の民進党を離党し、出馬に踏み切った。終盤、米山氏の追い上げが分かると、「初白星」を意識した民進党の蓮舫代表が、急きょ応援に入る「ハプニング」を招くほど、最後は与野党対決の総力戦が展開された。

 当初は楽勝ムードだった自民党は、衝撃を隠せない。終盤に大接戦が判明。危機感を強めた二階俊博幹事長が現地を回り組織を引き締めたが、届かなかった。

 自民党が深刻に受け止めるのは、新たな脱原発知事の誕生に加え、今日17日に本格化するTPP承認案の審議など、首相の政権運営を左右する可能性があるためだ。本来は保守地盤の新潟で黒星が続く現実も、党は深刻に受け止めている。

 現状では、首相の衆院解散戦略への影響も避けられない。首相は、与党が優勢の衆院東京10区&福岡6区補選、新潟県知事選を3連勝し、野党の選挙体制が整わないタイミングで、衆院解散に踏み切る意向とみられてきた。有力日程の「1月20日衆院解散→2月19日投開票」を前倒しし、年内解散の臆測まで出ていた。

 しかし、閣僚経験者の1人は「衆院解散どころではない」と指摘。「高い支持率に慢心した、安倍政権の緩み、おごりの表れだ」(幹部)の声や、解散戦略が「白紙に戻った」と懸念する声も出ている。


原発再稼働、現状で認めず=当選から一夜明け、米山氏―新潟
時事通信 10月17日(月)9時43分配信

 16日投開票の新潟県知事選で初当選した米山隆一氏(49)は一夜明けた17日朝、同県魚沼市内の自宅前で記者団の取材に応じ「重大な責任を負うことになり、身の引き締まる思いだ」と語った。

【特集】「原発ゼロ、生きているうちに」~小泉純一郎元首相講演~

 最大の争点となった東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)の再稼働問題については「県民の命と暮らしを守ることができない現状においては認められない」と述べ、現時点で反対する考えを改めて示した。

 米山氏は「東電福島第1原発事故の検証と総括なしには再稼働の議論は始められない」とする泉田裕彦知事の路線継承を掲げる。泉田氏の不出馬で中断された、福島原発事故の炉心溶融(メルトダウン)隠しを調査する新潟県と東電の合同検証委員会について米山氏は「再開し、継続する」とした上で「東電にきちんと協力してもらい真実を究明したい」と述べた。


新潟県知事選 原発再稼働に残る亀裂 柏崎市民「共存しないと…」
産経新聞 10月17日(月)7時55分配信

 東京電力柏崎刈羽原発再稼働への対応が最大の争点となった16日投開票の新潟県知事選で、国や東電に厳しい姿勢で臨んだ泉田裕彦知事の路線継承を訴えた医師、米山隆一氏(49)=共産、自由、社民推薦=は、「ここからがスタート」と決意を語り、支援者らは喜びに沸いた。激戦を繰り広げた前長岡市長、森民夫氏(67)=自民、公明推薦=の陣営からは、再稼働の是非に争点が絞られた選挙戦への恨み節も聞かれた。

 同日夜、米山氏は新潟市の選挙事務所で「すばらしい結果で、自分でも信じられない。これからみなさんの思いを形にするため、力添えを」と訴えた。一方、森氏は同市のホテルで、支援者ら約200人を前に「実力不足だった」とうなだれた。自民党の県議は「脱原発のワンフレーズに負けた」と分析した。

 鹿児島県の三反園訓知事に続き、再稼働に厳しい姿勢の立地自治体首長が誕生することになる。同原発を抱える柏崎市では、泉田知事時代からの「現状打開」に期待していた森氏の支持者らが先行きに懸念を示した。

 米山氏は、選挙戦序盤から再稼働を「最大の争点」と位置付けていた。終盤には、原発事故時の安全な避難方法が確立されていないとして「皆さんの命を守る手段がないのに原発の再稼働を認めることはできない」と発言していた。

 世界最大級の規模である同原発は、維持管理や安全対策工事などを通じ、雇用や活気を生み出してきた。原発関連会社の女性(42)は福島第1原発事故後、給与が削減され、家族旅行を控えるようになったといい、「子供もいるので、原発が動かないと生活費が減り大変」と再稼働への期待を語った。男性会社員(33)は「(平成24年に)原発が止まってから繁華街に外から来る人が減ったと感じる。街が潤うには原発が必要だ」。

 柏崎市では、11月に控える市長選でも再稼働に容認・反対の立場の候補がすでに立候補表明。知事選で生じたひびがさらなる亀裂を広げ、「まちが二分しかねない」と懸念する声も広がっている。

 「再稼働の表面的な『マル・バツ』論に終始し、両陣営とも主張がぼやけていた」。市内で老舗の呉服店を営む吉田直一郎社長(70)は、冷ややかな目で知事選を振り返り、「原発が動くにしても止まったままにしても、まちは共存しないといけない」と呼びかけた。


新潟知事選与党敗北 首相の解散戦略見直しも
産経新聞 10月17日(月)7時55分配信

 与野党の全面対決となった新潟県知事選は、安倍晋三首相(自民党総裁)と二階俊博幹事長が直々のテコ入れを図ったにもかかわらず、与党が手痛い敗北を喫した。共産党も推薦した野党共闘の候補勝利で“成功体験”も与えた形で、首相の衆院解散戦略にも影響しかねない。

 自民党の古屋圭司選対委員長は16日夜、「誠に残念だ。県民の審判を厳粛に受け止める」との談話を発表したが、与党にとっては「残念」では済まされない痛恨の敗北だ。7月の参院選新潟選挙区でも自民党候補が野党統一候補に敗北。“連敗”を回避しようとしたが、県連や党幹部はことごとく状況を読み誤った。

 自民党では、3期12年務めた現職の泉田裕彦知事が出馬を撤回した8月末の時点で、全国市長会会長も務めた与党候補、森民夫氏の楽勝ムードが漂っていた。その慢心が悪夢を招いた。

 告示直前に出馬表明した米山隆一氏に想定外の接戦に持ち込まれると、二階氏ら党幹部が入れ替わりで新潟入り。首相自らも泉田氏と官邸で面会して“懐柔”に乗り出したが、流れは変わらなかった。党幹部は「準備が全然できておらず、現場がフル回転しなかった」と振り返った。

 公明党の斉藤鉄夫選対委員長は16日夜、「国政への影響はない」とコメントしたが、額面通り受け止める向きは少ない。

 与党幹部は、高い内閣支持率を背景に首相が来年1月にも衆院解散を断行するとの「解散風」を盛んに吹かす。だが、自民党幹部は「与党系候補が連合新潟の支援も得て、相手は共産党が主体。あらゆる手を打ち、負ける理由がないのに負けた」と分析。23日投開票の衆院東京10区、福岡6区のダブル補選で勝利したとしても、「選挙基盤が弱い若手を中心に態勢を立て直す必要がある。解散風は弱まるのでは」と語る。

 新潟県は全国1位のコメ産地で、知事選では環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)も争点となった。それだけに17日から首相が出席して衆院特別委員会で行われる審議にも暗雲が立ちこめてきた。(沢田大典)


新潟知事選で与党敗北 野党系・米山氏当選 柏崎刈羽の再稼働困難に
産経新聞 10月17日(月)7時55分配信

 任期満了に伴う新潟県知事選は16日投開票され、無所属新人の医師、米山隆一氏(49)=共産、自由、社民推薦=が、前長岡市長の森民夫氏(67)=自民、公明推薦=ら無所属新人3人を破り、初当選を果たした。東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市など)の再稼働に反対する共産党など野党の後押しを受けた米山氏の当選で、政府や東電が推進する再稼働が困難になる可能性がある。投票率は53・05%で、過去最低だった前回の43・95%を9・10ポイント上回った。

 九州電力川内原発の一時停止を公約とした新人が現職を破った7月の鹿児島県知事選に続く選挙結果で、国の原発政策や安倍晋三首相の政権運営に打撃となりそうだ。米山氏は16日夜、新潟市内で支持者らを前に、柏崎刈羽原発の再稼働について「命と暮らしを守れない現状で、再稼働を認めることはできない」と明言し、反対の姿勢を鮮明にした。

 選挙戦は、米山、森両氏による事実上の一騎打ちの構図。柏崎刈羽原発は原子力規制委員会の審査が終盤を迎えており、再稼働問題が最大の争点となった。米山氏は再稼働に慎重な姿勢を取り続けた泉田裕彦知事の後継の立場を強調し、再稼働反対を前面に掲げて選挙戦を展開した。推薦した共産、自由、社民各党幹部のほか、自主投票を決めた民進党も選挙戦終盤の14日に蓮舫代表が新潟入りし、与野党対決の様相となった。

 一方、森氏を推す自民、公明の与党は幹部らを投入し総力戦を展開。各種業界団体や連合新潟の支持も得たが苦戦を強いられた。知事選は、4選に向け出馬を表明していた泉田氏が8月30日、地元紙・新潟日報の報道に対する不満から不出馬を表明。新人4人が立候補し、激戦となった。


新潟知事選野党勝利 次期衆院選へ共闘加速 共産存在感も民進ちぐはぐ
産経新聞 10月17日(月)7時55分配信

 野党は16日投開票の新潟県知事選で、事実上の野党統一候補の米山隆一氏=共産、自由、社民推薦=が自民、公明両党の推薦候補を破ったことで、次期衆院選に向けた野党共闘路線を加速させる構えだ。ただ民進党にとって、支持母体の連合との足並みの乱れが露呈し、共闘路線が共産党主導で進むことへの懸念も広がりそうだ。

 前面に立って米山氏を支援した共産党は16日夜、志位和夫委員長が党本部で記者会見し、「全国で野党と市民の新たな共闘を促す歴史的勝利だ」と強調。次期衆院選に向け野党間の候補者調整を急ぐ考えを示した。

 自由党の小沢一郎代表も「安倍晋三政権打倒の一点で野党共闘を積極的に進める」との談話を出した。

 民進党は今回、米山氏を推薦せず、「自主投票」で臨んだ。米山氏は民進党の衆院新潟5区の公認予定候補だったが、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働の是非をめぐり、共産党とともに「再稼働反対」を明言したため、電力関係の労働組合を傘下に持つ連合新潟が反発。蓮舫代表は介入を避け、自主投票とした。

 選挙戦では、共産党は志位氏ら幹部が新潟入りしたほか、地元党員が先頭になって米山氏のポスター貼りを実施するなど、前面に立って支援した。

 民進党も自主投票とはいえ、前原誠司元外相が新潟県長岡市で共産党の小池晃書記局長と街頭演説を行うなど、新潟入りする国会議員も増加。蓮舫氏も投票日直前の14日になって急遽(きゅうきょ)支援に駆けつけ、共闘路線に近づいた。

 米山氏は劣勢だった序盤情勢からの逆転勝利。野党共闘が功を奏した結果となった。新潟では7月の参院選も野党統一候補が自民党の現職に約2300票差で競り勝っており、今回も共産党票の“上積み効果”が確認された形となった。

 野党は、ささやかれる来年1月の衆院解散・総選挙をにらんで、安倍晋三政権への攻撃を強める構えだ。ただ、民進党には蓮舫氏のちぐはぐな対応に「自主投票にしたのが間違い」(増子輝彦参院議員)などの不満がくすぶる。党幹部はバツが悪いのか、16日夜に選挙結果が明らかになった後も、表立ったコメント発表を避けた。このまま共闘路線が進めば共産党に主導権を握られかねない。(清宮真一)


新潟知事に米山氏=原発慎重派、自公は大敗―柏崎刈羽再稼働に影響必至
時事通信 10月17日(月)0時12分配信

 任期満了に伴う新潟県知事選は16日投開票され、無所属新人で共産、自由、社民3党推薦の医師米山隆一氏(49)が、前同県長岡市長の森民夫氏(67)=自民、公明推薦=ら無所属新人3人を破り、初当選を果たした。

 米山氏は東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)の再稼働に反対しており、影響は必至だ。投票率は53.05%で前回を9.1ポイント上回った。

 米山氏と森氏の得票差は6万票余り。自公両党は鹿児島県知事選に続き、原発立地県で手痛い敗北を喫した。安倍政権は再稼働の方針は堅持するものの難しいかじ取りを迫られそうだ。

 新人知事の誕生は、泉田裕彦知事が初当選した2004年以来、12年ぶり。選挙戦は米山氏と森氏の事実上の一騎打ちとなり、柏崎刈羽原発の再稼働問題が最大の争点だった。

 同原発は6、7号機が、原子力規制委員会の安全審査中だ。来年には結論が出るとみられており、再稼働には地元知事の同意が必須。米山氏は「東電福島第1原発事故の検証と総括なしに再稼働の議論はできない」とする泉田県政の路線継承をアピールし、現状での再稼働反対を訴えた。

 選挙戦は野党3党の推薦に加え、接戦が伝えられると、自主投票を決めた民進党も蓮舫代表が新潟入りするなど、同党国会議員や県議の多くが応援に加わった。

 米山氏は16日夜、新潟市の事務所で「原発再稼働の話がきっとすぐに来るが、約束通り現状で認めることはできない」と語った。

 一方、森氏は豊富な行政経験や政府とのパイプの太さを強調。再稼働について、選挙戦中盤になって「問題があれば国、東電に反対と言う覚悟がある」と訴えた。自公両党は組織戦を展開して自民党の二階俊博幹事長らを応援に投入し、県内自治体の多くの首長も支援に入ったが、及ばなかった。


<新潟県知事選>「原発反対、民意だ」支持者、喜びに沸く
毎日新聞 10月17日(月)0時9分配信

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働が争点になった16日の新潟県知事選で、脱原発を掲げた野党候補の医師、米山隆一氏(49)が自民、公明推薦の前長岡市長、森民夫氏(67)らを破り、初当選した。同原発6、7号機では原子力規制委員会が安全審査中で、新知事は審査合格が出た後に再稼働を認めるか否かの判断を求められる。新潟市中央区の事務所で支持者は「再稼働にノーと言える知事の誕生だ」と喜びに沸いた。

 初当選が決まり、支持者らと万歳三唱した米山氏は「原発反対の民意が示された。(原発容認派も)同じ県民なので真摯(しんし)に話して、一つの方向を目指していく」と訴えた。

 森陣営の自民党県連幹部は「脱原発のワンフレーズに負けた」と述べ、悔しさをにじませた。

 原発が立地する柏崎市と刈羽村の両議会では早期の再稼働を求める請願を採択する一方、事故時の避難・防災対策の拡充を求める意見は強く、「すぐに再稼働はできない」という点は容認派、反対派とも一致する。

 地元の反原発団体「刈羽村生命を守る女性の会」で活動する高桑千恵さん(70)は「事故が起きれば渋滞や大雪などで逃げ遅れ、被ばくの心配がある。地元に戻れる見通しも補償の約束もない」と主張。容認派も「大雪の夜の事故対策を国に求める」とし、柏崎市議会・斎木裕司議長は「規制委のOKで、議会もOKとは思っていない」と述べた。

 柏崎市では任期満了に伴う市長選が11月20日にあり、条件付きで再稼働を認める元市議、反対する元市職員の2人が出馬表明しており、再び原発が争点になる見通しだ。【高木昭午、南茂芽育】


「オール新潟の勝利」=米山氏、野党共闘で―新潟知事選
時事通信 10月16日(日)23時19分配信

 「オール新潟の勝利だ。皆さんの力で素晴らしい結果を得ることができた」。

 野党の支援を受け、新潟県知事選で初当選した米山隆一氏(49)は午後9時15分ごろ、当選確実の報が流れると、新潟市内の事務所に姿を見せ、集まった支持者に感謝の言葉を述べた。

 米山氏は、記者団に対し「うれしいと同時に身の引き締まる思い。たくさんの願いをかなえる立場になった。全力で取り組んでいく」と決意を表明。原発再稼働を望む声への対応を聞かれると、「真摯(しんし)に話をしていく。そして一つの方向を目指していくことになると思う」と語った。


新潟県知事選 柏崎刈羽再稼働「認めることできない」 初当選確実の米山氏、支持者らに明言
産経新聞 10月16日(日)22時41分配信

 16日投開票が行われた新潟県知事選で、初当選が確実となった医師の米山隆一氏(49)=共産、自由、社民推薦=は同日夜、東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市など)の再稼働について「約束した通り、命と暮らしを守れない現状で、再稼働を認めることはできないと、きっちりと言わせていただく」と明言し、反対姿勢を明確にした。新潟市内で支持者らを前に語った。

 米山氏は同時に「この勝利は第一歩だ。これからがスタートだ。皆さんからいただいた思いを、一つ一つ真摯(しんし)に丁寧に全力で形にしていく。それがこれから始まる」と強調した。

 新潟県知事選には新人4人が立候補したが、米山氏と、前長岡市長の森民夫氏(67)=自民、公明推薦=による事実上の一騎打ちの構図で選挙戦が繰り広げられた。現職の泉田裕彦知事が慎重な姿勢を取り続けた柏崎刈羽原発の再稼働問題が最大の争点となった。


新潟知事に原発慎重派…米山氏、与党系候補破る
読売新聞 10月16日(日)22時25分配信

 新潟県知事選は16日、投開票され、共産、自由、社民3党が推薦する新人で内科医師の米山隆一氏(49)が、自民、公明両党から推薦を受けた前長岡市長の森民夫氏(67)ら無所属の新人3人を破って初当選した。

 選挙戦では、東京電力柏崎刈羽原子力発電所(柏崎市、刈羽村)の再稼働問題が争点となった。再稼働に慎重な米山氏が当選したことで、国のエネルギー政策にも影響を与えるのは確実だ。

 米山氏は16日夜、新潟市内の事務所で、「命と暮らしが守れない現状で原発再稼働を認めることはできない、とはっきり言わせてもらう」と支持者に述べた。

 知事は原発の運転に直接関与する法的権限を持たないが、政府は地元の同意を得た上で再稼働を進めたい考えだ。ただ、米山氏が当選したことで、同意の取り付けは難航が予想される。

 原発の立地県では、7月の鹿児島県知事選でも、川内原発の停止・再点検を求めた三反園訓(みたぞのさとし)知事が当選した。

 柏崎刈羽原発の再稼働を巡っては、今回立候補を見送った泉田裕彦知事が「東電福島第一原発事故の検証なくして再稼働の議論はできない」と慎重な姿勢を示してきた。

 米山氏は、泉田氏の路線継承を掲げ、再稼働に関しても「原発事故の原因、健康・生活への影響、事故時の安全な避難方法などが検証されない限り、議論は始められない」との考えを強調してきた。

 与野党は党首・幹事長クラスを投入し、国政選挙並みの態勢で両候補を支援した。与党推薦候補が敗れたことは、来年1月の衆院解散が取り沙汰される中、安倍首相の解散戦略にも影響を与えそうだ。

 野党各党は、共産党の志位委員長ら推薦した3党の党首クラスが米山氏の応援に入ったほか、自主投票を決めた民進党の蓮舫代表も最終盤に新潟入りし、米山氏支持を表明した。

 一方、森氏は泉田県政を批判する立場を取ったが、再稼働については、県独自に安全を確認した上で是非を判断する考えを訴えていた。

 読売新聞が16日に行った出口調査では、投票の際に重視した政策課題で最も多かったのが「原発再稼働」(36%)で、原発再稼働を重視した人の81%は米山氏に投票し、森氏に投票した人はわずか16%だった。

 投票率は53・05%(前回43・95%)。

         ◇

 新潟知事選確定得票

当  528,455米山 隆一 無新〈共〉〈由〉〈社〉

    465,044森  民夫 無新〈自〉〈公〉

     11,086後藤 浩昌 無新

      8,704三村 誉一 無新

 (〈 〉は推薦政党)


<新潟県知事選>原発政策に影響 安全優先を米山氏に託す
毎日新聞 10月16日(日)22時14分配信

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に反対姿勢を掲げた米山隆一氏が与党候補を降したことで、政府・与党が描く再稼働による原発推進、東電の経営再建のシナリオは見直しを迫られる。

【落選が確実となり頭を下げる森民夫氏】

 米山氏は、福島第1原発事故の検証が必要と主張し、支援する共産、自由、社民3党は再稼働に明確に反対している。原子力規制委員会の審査をクリアしても、強い反対姿勢を続ける可能性は高く、政府・与党の新たな課題となるのは確実だ。

 柏崎刈羽原発は福島第1原発と同じ沸騰水型で、事故に対する不安は根強い。原発施設の集中する日本海側の住民の不満も積もる。

 それでも、東電にとって再稼働が現実的に期待できる唯一の原発で、地元経済界や自民側の働きかけも容易に想像される。安全を最優先にした判断を貫けるか、民意を託された新知事が問われる番となる。【米江貴史】


<新潟県知事選>鹿児島からも歓迎の声 川内原発反対の県民
毎日新聞 10月16日(日)22時10分配信

 7月の知事選で脱原発を掲げた三反園訓(みたぞの・さとし)氏が初当選した鹿児島県で、九州電力川内(せんだい)原発(同県薩摩川内市)の運転に反対する県民からも、新潟県知事選の結果を歓迎する声が上がった。

 鹿児島県労連議長で、脱原発候補を三反園氏に一本化するため、知事選への立候補を取りやめた平良(たいら)行雄さん(56)は「脱原発を求める流れが全国的に広がっていることを示した。国は原発に頼った今の政策を根本的に見直すべきだ」と語った。

 三反園知事は就任後、川内原発の即時一時停止を九電に申し入れたが、九電は拒否。現在は1号機が定期検査のため停止中で、12月上旬には運転再開の是非が焦点となる。平良さんは「選挙結果を重く受けとめ、知事は安易に再開を認めないでほしい」と話した。

 薩摩川内市で脱原発を求める市民団体のメンバー、上原正利さん(69)も「選挙結果は国に歯止めをかける意味で大きい。反対運動に勢いがつく」と喜んだ。ただ、16日に告示された同市長選(23日投開票)では立候補した2人がいずれも原発稼働を主張している。それでも、上原さんは「今や多くの市民が原発に頼ったまちづくりに疑問を持っている。活動を続けたい」と話した。【杣谷健太】


<熊本地震本震半年>好物供え「一緒に食べよう」
毎日新聞 10月16日(日)21時42分配信

183
新米のコシヒカリのおにぎりが仏前に供えられ、大和晃さんの母忍さんは「みんなで一緒に食べましょう」と言葉を掛けた=熊本県阿蘇市の大和さんの自宅で2016年10月16日午後0時21分、野呂賢治撮影

 一連の熊本地震は16日、直接死で最大の犠牲者41人を出した本震から半年を迎えた。「みんなで一緒に食べましょうね」。残された家族らは霊前に好物を供えて遺影に語り掛け終日、静かに冥福を祈り続けた。【野呂賢治、遠山和宏】

 亡くなった大学生、大和晃(ひかる)さん(当時22歳)の熊本県阿蘇市の自宅では16日昼、3月に家族総出で、もみまきをした新米コシヒカリのおにぎりが仏前に供えられた。母忍さん(49)は「一緒に食べましょう」と遺影に声を掛け、地震から半年を迎えたことを報告した。横に添えられた郷土料理「のっぺ汁」には好物だった地鶏やサトイモ、コンニャク、ゴボウがたっぷり入り、苦手なシイタケは入れなかった。父卓也さん(58)は「地震がなければ、何も変わらず息子も一緒にご飯を食べていたんだろうと思う」と寂しそうだった。

 大和さんは毎年4月まで続くもみまきに合わせ、熊本市から阿蘇市に帰宅途中の4月16日未明から行方不明になった。最大震度7の本震だった。崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)付近で土砂崩れに巻き込まれたとみられ、8月11日に川底から遺体が収容された。忍さんは「これから川の水が冷たい季節になる。晃を8月に連れて帰って本当に良かった」と話した。

 南阿蘇村河陽では16日夜、同村の東海大阿蘇キャンパス(一時閉鎖)で学んでいた学生や住民ら約200人が参加して、竹灯籠(とうろう)のろうそくに火をともし、犠牲者をしのぶ行事があった。熊本城(熊本市)近くで毎年秋に開くイベント「みずあかり」で使われている竹灯籠が、復興への願いを込めて一帯を照らした。

 同村のアパートが倒壊し、学生3人が亡くなった。企画した農学部3年の橋村さくらさん(21)は「地震が起きて、当たり前だった日常が当たり前でないと気付いた」と語った。

 熊本地震の直接死は4月14日午後9時26分の前震で9人、同16日午前1時25分の本震で41人に上った。


<新潟県知事選>米山氏が初当選 原発再稼働反対で与党破る
毎日新聞 10月16日(日)21時55分配信

 任期満了に伴う新潟県知事選は16日投開票され、無所属新人で医師の米山隆一氏(49)=共産、自由、社民推薦=が、前同県長岡市長、森民夫氏(67)=自民、公明推薦▽海事代理士の後藤浩昌氏(55)▽元団体職員の三村誉一氏(70)の3新人を破り、初当選した。米山氏は現状での東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に反対している。7月の鹿児島県知事選でも九州電力川内(せんだい)原発の一時停止を求める三反園訓(みたぞのさとし)氏が当選しており、政府の原発政策に影響を与える可能性が出てきた。投票率は53.05%(前回43.95%)。

 米山氏は出馬表明が告示6日前と出遅れたものの、再稼働に慎重だった泉田裕彦知事(54)の路線を継承すると明言し、争点を絞って脱原発派を取り込んだ。与党が全面支援した森氏の敗北は安倍政権の痛手になる。

 与野党対決ながら、民進党が自主投票を決め、支援は野党間でばらつきがあった。しかし森氏との接戦が伝わると、民進党から脱原発を主張する国会議員らが有志で支援するようになり、終盤には蓮舫代表も応援のため新潟入りした。野党統一候補が自民現職を降した7月の参院選新潟選挙区に続く勝利となった。初当選を決めた米山氏は新潟市内の事務所で、「原発再稼働に関しては、皆さんの命と暮らしを守れない現状で認めることはできないとはっきりと約束します」と述べた。

 森氏は県内の幅広い首長から支持され、連合新潟の支援も受けた。告示直後は再稼働に積極的には触れなかったが、原発が争点化するにつれて「再稼働ノーも辞さない」と踏み込んだ。閣僚経験者らも応援に入り、自公は組織の引き締めを図ったものの、再稼働を進める自民には不信感があったとみられ、与党支持層を固めきれなかった。

 知事選は当初、4選を目指す泉田知事と森氏の事実上の一騎打ちとなる見通しだったが、泉田知事は8月末、県出資企業のトラブルを巡る地元紙の報道を理由に出馬を取りやめた。自公は森氏を支援し、民進の次期衆院選候補予定者だった米山氏が離党し出馬した。【米江貴史、南茂芽育】


新潟県知事選、野党推薦の米山隆一氏が初当選確実に
産経新聞 10月16日(日)21時48分配信

 任期満了に伴う新潟県知事選は16日投開票が行われ、無所属新人の医師、米山隆一氏(49)=共産、自由、社民推薦=が、前長岡市長の森民夫氏(67)=自民、公明推薦=ら無所属新人3人を破り、初当選を確実にした。

 選挙戦は、森、米山両氏による事実上の一騎打ちの構図。原子力規制委員会の審査が終盤を迎えている東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市など)の再稼働問題が最大の争点となった。


新潟県知事選 「再稼働の表面的な『マル・バツ』論に終始」地元・柏崎で冷ややかな目
産経新聞 10月16日(日)21時18分配信

 16日に投開票された新潟県知事選では、現職の泉田裕彦知事(54)が慎重な姿勢を取り続けた、東京電力柏崎刈羽原発再稼働への対応が最大の争点となった。同原発の6、7号機の再稼働に関する原子力規制委員会の審査結果が来春までに出されるとする観測の中、原発を抱える柏崎市では、11月に控える市長選でも再稼働に容認・反対の立場の候補がすでに立候補表明。知事選で生じたひびがさらなる亀裂を広げ、「まちが二分しかねない」と懸念する声も広がっている。

 「再稼働の表面的な『マル・バツ』論に終始し、両陣営とも主張がぼやけていた」。市内で老舗の呉服店「花田屋」を営む吉田直一郎社長(70)は、冷ややかな目で知事選を振り返った。

 世界最大級の規模である同原発は、維持管理や安全対策工事などを通じ、雇用や活気を生み出してきた。吉田氏は原発への考え方をめぐってまちが割れる懸念を示した上で、「原発が動くにしても止まったままでも、まちは共存しないといけない」。

 ある市議は「誰が知事になっても曲折があるだろう」と予想。再稼働の遅れが地域の地盤沈下につながることを不安視する。

 一方、再稼働に反対するグループの開業医、本間保氏(65)は「原発事故のリスクがあるから、町には医師も来ない。再稼働問題の決着を抜きには、産業も市の将来も語れないままだ」と指摘する。


熊本地震、本震から6か月…鎮魂の祈り
読売新聞 10月16日(日)20時44分配信

182
黙とうをささげる学生や地域住民ら(16日午後6時39分、熊本県南阿蘇村で)=大原一郎撮影

 熊本地震は16日、本震の発生から6か月となった。

 2度目の震度7を観測した本震では、家屋の下敷きになるなどして41人が亡くなり、直接の死者は前震と合わせて50人に達した。被災地では住民らが犠牲者に黙とうをささげ、復興への決意を新たにした。

 熊本県南阿蘇村では、本震で阿蘇大橋が崩落するなど大規模な土砂崩れが相次ぎ、直接の死者は16人に上った。このうち3人は東海大阿蘇キャンパスに通う学生。キャンパスの近くにある小学校跡地では、灯籠などに明かりをともす集いが開かれ、学生や住民ら約200人が犠牲者を悼んだ。


「お帰り」「ただいま」=東海大生と大家が再会―熊本・南阿蘇
時事通信 10月16日(日)20時15分配信

 熊本地震の本震発生から半年となった16日、熊本県南阿蘇村で、地震で損壊し閉鎖されている東海大阿蘇キャンパスの学生と、学生アパートの大家ら地元住民の再会イベントが行われた。

 約200人が参加し、「お帰りなさい」「就職決まったよ」などとあいさつを交わして抱き合い、再会を喜んだ。

 イベントは「南阿蘇村との絆を薄めたくない」と同大3年、橋村さくらさん(21)ら学生たちが企画。同村の小学校跡地のグラウンドで開催され、大家たちが学生に炊き出しをふるまった。

 大家の1人、渡辺ヒロ子さん(82)はアパートに住んでいた4人の女子学生と再会。「自分の子どもが帰ってきたよう。ゴーストタウンのようだった地区が明るくなった」と涙ぐみながら歓迎した。渡辺さんのアパートに住んでいた同大4年の小川瑞穂さん(22)は「在学中にキャンパスは再開しないが、村に帰って来たいといつも思ってる。大家さんの作った炊き込みご飯が食べたい」と話した。

 グラウンドには熊本市で毎年10月に開催される竹灯籠で彩る祭り「みずあかり」を模して、約500個の灯籠が並べられた。参加者は火をともし、震災の犠牲者に黙とうをささげるとともに、復興を祈った。

 南阿蘇村では同キャンパスの学生3人を含む17人が犠牲になった。同村には東海大生約900人が居住していたが、地震後は熊本市などに転居し、熊本キャンパス(熊本市)に通学している。


宮城県沖で地震、登米市や石巻市などで震度4
読売新聞 10月16日(日)16時56分配信

 16日夕、宮城県沖を震源とする地震があり、午後4時37分頃には同県登米市や石巻市、涌谷町、女川町で震度4を観測した。

 同58分頃にも同町で震度3を観測した。気象庁によると、震源の深さはいずれも約20キロ、地震の規模を示すマグニチュードはそれぞれ5・3、4・1と推定される。


宮城で震度4 M5・3、津波の心配なし
産経新聞 10月16日(日)16時52分配信

 16日午後4時37分ごろ、宮城県で震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は宮城県沖で震源の深さは約20キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5・3と推定される。この地震による津波の心配はない。

 主な震度は次の通り。

 震度4 宮城県涌谷町、登米市、石巻市、女川町

 震度3 岩手県宮古市、山田町、野田村、大船渡市、釜石市、盛岡市、矢巾町、花巻市、北上市、一関市、金ケ崎町、奥州市、気仙沼市、宮城県加美町、色麻町、栗原市、南三陸町、美里町、大崎市、塩竈市、東松島市、松島町、大和町、大郷町、大衡村、山形県三川町、福島県双葉町


<地震>宮城で震度4 津波の心配なし
毎日新聞 10月16日(日)16時51分配信

 16日午後4時37分ごろ、宮城県登米市や石巻市などで震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源は宮城県沖で、震源の深さは約20キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.3と推定される。

 JR東日本によると、この地震の影響で東北新幹線一ノ関-盛岡駅間で一時運転を見合わせた。原子力規制委員会によると、東北電力女川原発1~3号機は定期検査で停止しており、異常の情報はないという。

 その他の主な各地の震度は次の通り。

 震度4=宮城県涌谷町、女川町▽震度3=宮城県気仙沼市、栗原市、大崎市、東松島市、岩手県宮古市、大船渡市、釜石市、盛岡市、花巻市、北上市、一関市、奥州市


宮城で震度4=気象庁
時事通信 10月16日(日)16時42分配信

 16日午後4時37分ごろ、宮城県沖を震源とする地震があり、同県石巻市などで震度4の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約20キロ、地震の規模(マグニチュード)は5.3と推定される。この地震による津波の心配はないという。

 東北電力女川原発1~3号機(宮城県女川町、石巻市)は停止中で、原子力規制庁によると異常はない。JR東日本によると、東北新幹線の一ノ関―盛岡間で一時運転を見合わせたが、安全が確認できたとして運転を再開した。

 主な各地の震度は次の通り。

 震度4=石巻市、女川町
 震度3=盛岡市、宮城県栗原市、山形県三川町、福島県双葉町
 震度2=青森県八戸市、岩手県久慈市、秋田市、仙台市、山形県鶴岡市、福島市、茨城県つくば市、栃木県大田原市
 また、同日午後4時58分ごろにも宮城県沖を震源とする地震があり、女川町で震度3の揺れを観測するなどした。


〔地震〕宮城県涌谷町・登米市・石巻市・女川町で震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 10月16日(日)16時40分配信

気象庁によると、16日16:37頃、宮城県沖を震源とするM5.3の地震があり、宮城県涌谷町・登米市・石巻市・女川町で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
発生日時 :10月16日16:37頃
震源地  :宮城県沖(北緯38.3度、東経141.6度)
震源の深さ:約20km
地震の規模:M5.3(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
宮城県:涌谷町新町裏、登米市米山町*、登米市南方町*、登米市迫町*、石巻市桃生町*、女川町女川浜*
【震度3】
宮城県:気仙沼市赤岩、気仙沼市笹が陣*、気仙沼市唐桑町*、宮城加美町中新田*、色麻町四竈*、栗原市栗駒、栗原市築館*、栗原市花山*、栗原市一迫*、栗原市瀬峰*、栗原市志波姫*、栗原市高清水*、栗原市金成*、栗原市若柳*、登米市中田町、登米市東和町*、登米市豊里町*、登米市登米町*、登米市津山町*、南三陸町志津川、宮城美里町北浦*、宮城美里町木間塚*、大崎市古川三日町、大崎市古川大崎、大崎市古川北町*、大崎市鳴子*、大崎市松山*、大崎市三本木*、大崎市鹿島台*、大崎市田尻*、石巻市鮎川浜*、石巻市大街道南*、石巻市北上町*、石巻市相野谷*、石巻市前谷地*、石巻市雄勝町*、塩竈市旭町*、東松島市矢本*、松島町高城、大和町吉岡*、大郷町粕川*、大衡村大衡*
岩手県:宮古市田老*、山田町大沢*、野田村野田*、大船渡市大船渡町、釜石市中妻町*、盛岡市薮川*、矢巾町南矢幅*、花巻市石鳥谷町*、花巻市東和町*、北上市相去町*、一関市千厩町*、一関市室根町*、一関市藤沢町*、金ケ崎町西根*、奥州市前沢区*、奥州市胆沢区*、奥州市衣川区*
山形県:三川町横山*
福島県:双葉町両竹*

« 東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2155 | トップページ | 靖国神社の秋季例大祭に国会議員90人が参拝 »

ニュース」カテゴリの記事

災害」カテゴリの記事

社会・事件」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/64358686

この記事へのトラックバック一覧です: 東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2156:

« 東日本大震災等および原発事故関連のニュース・2155 | トップページ | 靖国神社の秋季例大祭に国会議員90人が参拝 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31