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2016年9月20日 (火)

777・787・A350等、航空機一般の話題・35

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:ベトナム航空、関空便にA350 冬ダイヤから、関空初就航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本貨物航空を厳重注意=エンジンボルト破損で飛行―国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エンジン内ボルト折れたまま運航…日本貨物航空 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本貨物航空に厳重注意 不適切整備で国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本貨物航空を厳重注意=エンジンボルト破損で飛行―国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、A330neo初号機の最終組立を開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、「政府専用機導入準備室」を新設---2019年度に整備受託 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【Good-bye キャセイB747】巨体を支える18輪、2階部分の前方フォルム[フォトアルバム] - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:キャセイパシフィックからボーイング747旅客機が退役…羽田発がラスト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:キャセイパシフィック航空、羽田発CX543便でボーイング 747-400型機“ジャンボ”ラストフライト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:キャセイパシフィック航空、羽田からジャンボ最終便出発 747-400退役 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【国際航空宇宙展16】エアバスグループが出展、新客室コンセプトをVRで体験 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、整備部門に政府専用機導入準備室 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エア・カナダ、モントリオール発着2路線を季節運航 2017年6-10月 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空自衛隊、空中給油機 KC-767 の機内を公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:スカイマーク機、装置トラブルで空港に引き返す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAの767、左エンジン停止で成田へ緊急着陸 25日の台北便 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:飛行中に左エンジン停止=全日空機、緊急着陸―成田空港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<全日空機>成田空港に緊急着陸 エンジントラブルで - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、カーボン模様のA350-1000ロールアウト - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台北行き全日空機、エンジントラブルで緊急着陸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カタール航空、ドーハ=サンパウロ=ブエノスアイレス線に777-300ER投入へ…12月から - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カタール航空、ドーハ=シドニー線にA380を投入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロールス・ロイス、F-2後継エンジンに熱視線 積極的な情報開示も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オーストリア航空、ウィーン=ロサンゼルス線を新規開設 2017年4月10日から - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エイっぽい米次世代ステルス爆撃機「B-21」、愛称は「レイダー」に決定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米次世代爆撃機B21の名称は「レイダー」、日本空襲にちなむ - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ベトナム航空、関空便にA350 冬ダイヤから、関空初就航
Aviation Wire 10月5日(水)17時28分配信

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10月から関空へ就航するベトナム航空のA350-900=15年9月20日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire

 ベトナム航空(HVN/VN)は、冬ダイヤが始まる10月30日からホーチミン-関西線にエアバスA350-900型機を投入する。関西空港へのA350就航は初めて。

 同社のA350は2015年9月20日、機材変更で成田へ初めて乗り入れた。A350の商業運航としては、日本初飛来となった。座席数は305席で、ビジネス29席とエコノミー276席の2クラス構成となっている。同路線は現在、エアバスA330-200型機(280席:ビジネス24席、エコノミー256席)で運航しており、座席数が25席増える。

 ベトナム航空によると、日本路線には現在4機のA350-900を投入しているという。

 運航スケジュールは1日1往復で、関西行きVN320便はホーチミンを午前0時15分に出発し、午前7時関空着。ホーチミン行きVN321便は関空を午前10時30分に出発して、ホーチミンには午後1時45分に到着する。

 また、ハノイ-関西線も機材を変更。現在のA321(178席または184席)からA330-200に大型化を予定している。運航スケジュールは1日1往復で、関西行きVN330便はハノイを午前0時30分に出発し、午前6時40分に関空着。ハノイ行きVN331便は関空を午前10時30分に出発して、ハノイには午後1時40分に到着する。


日本貨物航空を厳重注意=エンジンボルト破損で飛行―国交省
時事通信 10月5日(水)16時17分配信

 日本貨物航空(千葉県成田市)がエンジンボルトが折れたままボーイング747型の貨物機の飛行を続けたとして、国土交通省は5日、同社に対して文書で厳重注意し、原因究明と再発防止を指示した。

 同省などによると、747型機の整備作業中だった2~6月、4基あるエンジンのうち1基で冷却配管を固定するボルトを折った。その後も修理をせずに約2400時間飛行を続け、必要な整備記録の作成も怠っていた。


エンジン内ボルト折れたまま運航…日本貨物航空
読売新聞 10月5日(水)12時47分配信

 国土交通省は5日、エンジン内のボルトが折れたまま貨物機を運航していたとして、日本貨物航空を厳重注意したと発表した。

 同省によると、同社が所有する貨物機(ボーイング747―8F型)の第2エンジン内で、今年2月以降、配管を固定するボルト2本が相次いで折れたが、整備士らは9月に修理が終了するまで安全性を確認せず、整備記録も作成していなかった。この間、同機は計約2400時間飛行していた。担当した整備士らが、独自に問題がないと判断していたといい、同社は「再発防止に全力で取り組む」としている。


日本貨物航空に厳重注意 不適切整備で国交省
産経新聞 10月5日(水)12時46分配信

 国土交通省は5日、航空機の不具合を修理せずに飛行させたとして、国内唯一の貨物専門航空会社「日本貨物航空」(千葉県成田市)に厳重注意した。

 同省によると、同社は今年2~9月、自社の貨物専用航空機ボーイング747型機1機のエンジンの空冷配管のボルトを折ったまま計438回飛行した。同社の整備チームが作業中に折ったもので、技術部門に報告しなかった。ボルトは4本あり、2月に1本、6月に1本折れた。安全上の大きな問題はないが、燃費が悪くなった可能性があるという。

 9月に同社内部で通報があり発覚。報告を受けた同省は今月19日までに、原因と再発防止策を報告するよう指示した。

 同社は5日、「安全運航をより一層徹底し、再発防止に全力をあげて取り組む」と謝罪した。

 航空法では、航空機の不具合などを報告しなかった場合、100万円以下の罰金に科すことができると定めている。


日本貨物航空を厳重注意=エンジンボルト破損で飛行―国交省
時事通信 10月5日(水)12時5分配信

 日本貨物航空(千葉県成田市)がエンジンボルトが折れたままボーイング747型の貨物機の飛行を続けたとして、国土交通省は5日、同社に対して文書で厳重注意し、原因究明と再発防止を指示した。

 同省によると、747型機の整備作業中だった2~6月、4基あるエンジンのうち1基で冷却配管を固定するボルトを折った。その後も修理をせずに飛行を続け、必要な整備記録の作成も怠っていた。


エアバス、A330neo初号機の最終組立を開始
レスポンス 10月3日(月)13時16分配信

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エアバスA330neo初号機の最終組立工場の様子

エアバスは、最新エンジンを搭載するA330neo初号機の最終組立がフランス・仏トゥールーズの最終組立工場で開始した。初号機のA330-900は現在、中央胴体に主翼を結合する作業を行っている。

[関連写真]

ワイドボディA330ファミリーの最新派生型であるA330neoは、A330の高い経済性と柔軟性、信頼性を保持しながら、座席あたりの燃費を14%削減する。A330neoファミリーのA330-800とA330-900はともに最新鋭A350の主翼技術を採用、翼端にシャークレットを備え、高い空力性能を実現する。

エンジンは、ロールス・ロイス製新世代エンジンのトレント7000を搭載し、エアバスの革新的客室「エアスペース・バイ・エアバス」によって乗客に快適性を提供する。

燃費性能の高いA330neoは、航続距離を740.8キロ延長し、A330-900が1万2130キロ、A330-800が1万3890キロ飛行でき、運航会社は新たな市場を開拓することが可能となる。

A330neoはこれまでに10社から186機の受注を獲得している。

A330-800とA330-900は99%の共通性を持つ。A330ファミリー全体で95%の高い共通性を保持するため、コストを抑え高い柔軟性を提供する。また、A330ファミリーの高い信頼性と低い整備コストの利点も備える。

A330はこれまでに1600機以上の受注を獲得している中型ワイドボディ機。現在、世界中の120社以上によって1250機以上が、地域路線や大陸間の長距離国際路線で運航されている。

新世代のA330neoは同クラスの航空機の中で最も低い運航コストを提供する。また、最新技術を取り入れるために継続的に投資し、同クラスの中で最も高い収益性と性能を備えるとしている。

《レスポンス レスポンス編集部》


ANA、「政府専用機導入準備室」を新設---2019年度に整備受託
レスポンス 10月3日(月)9時21分配信

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2019年度から導入されるボーイング777-300ER型をベースとした新しい政府専用機の外観デザインが決定。

ANAホールディングスは、整備センター直下に「政府専用機導入準備室」を新設するなど、10月1日付けで組織改正を実施すると発表した。

[関連写真]

同社では、2019年度に次期政府専用機の整備を受託することが決まっており、これまでプロジェクトチームを設置し準備を進めてきた。今後、実務的な作業を進める段階となるのに伴い、責任と権限を明確にし計画的に導入準備を進めていくため、「政府専用機導入準備室」を新設する。

このほか今回の組織改編では、空港運営の責任者を明確化し、オペレーション体制を強化するため、成都、厦門、シアトル、ホノルル、バンクーバー、ヤンゴン各支店に空港所を新設する。

また、メキシコシティ便就航に伴い、営業と空港オペレーション体制を構築するため、ヒューストン支店管下の「メキシコシティ営業支店」を、米州室管下の「メキシコシティ支店」へ再編するとともに、空港所を新設する。

さらに、「ANA CSR推進会議」で取り扱う議題は、ANAグループ全体にかかわるものが多く、グループ全体で検討する必要があることから、グループのCSR推進に関わる会議体を整理し、ANAホールディングス「グループCSR推進会議」に一元化する。

《レスポンス レスポンス編集部》


【Good-bye キャセイB747】巨体を支える18輪、2階部分の前方フォルム[フォトアルバム]
レスポンス 10月3日(月)9時15分配信

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キャセイパシフィック航空B747旅客機の最終運航(羽田→香港、10月1日)を担ったB-HUJ機

キャセイパシフィック航空(CX)のボーイング「747-400」型機が、10月1日の羽田発香港行きCX543便で営業運航を終了。その巨体を、スターボード側からぐるっと眺めると、あらためてそのデカさに圧倒される(写真24枚)。

[関連写真]

ポートサイド側のタラップを伝って地上へと降り、キャセイ最後のB747旅客機、登録記号「B-HUJ」を見上げると、その特徴的な機首のフォルムがよくわかる。機体前方、2階部分があるふくらみと、そのアッパーデッキと同一フロアに構えたコックピットが、B747だけにある“フェイス”。1階部分は、機首先端まで客室空間(ファーストクラス)として使われ、操縦席の直下から先端まで客室窓が連なる。操縦席の窓を“鳥の目”に見立てると、その頬からくちばしにかけて、点線の模様があるという感じ。

ウィングレットがついた羽の下には2発のエンジン。「RR」というロゴが横腹につくロールスロイス製で、ファンが風になびきながらゆらゆらとまわっていた。地上から太さの違うダクトが複数伸び、機体とつながっている。「駐機しているときは、地上から電源や空調済みエアを送り込んでいる」とスタッフが押してくれた。客室ドアの数も多く、スターボード側だけ数えても、前方に2つ、2階部分に1つ、翼上に1つ、後方に2つと、片側で6つある。

1度に360人前後を運べる巨体を支えるタイヤは、ブリヂストン製。“使用感”がにじみ出ているタイヤの側面には、「BRIDGESTONE AIRPLAN H49×19.0-22」という文字。B777が前2+右6+左6の14輪に対し、B747は前2+右4×2+左4×2の18輪の、5本の足で巨体が支えられている。

機体の後方には、「SWIRE」の文字。キャセイパシフィックは、oneworld アライアンスのメンバーだが、ロンドン拠点のスワイヤー・グループの一員であることを大きく表示していた。この垂直尾翼などに塗られた赤いラインは、今後のキャセイ機からは消えていく。昨年発表された新デザインは、赤いペイントが消滅し、よりシンプルなカラーリングになるから、“2階建ての特徴的なクチバシ”にささる赤い帯も、これで見納め。

(付記)ポートサイド前方客室ドア外枠にリベット止めされたプレートの情報

BOEING 747-467
SERIAL NO. 27595
A/C REGISTRATION NO. B-HUJ
OWNER Cathay Pacific Airways Limited
ADDRESS 33rd Floor, One Pacific Place, 88 Queensway, Hong Kong

《レスポンス 大野雅人》


キャセイパシフィックからボーイング747旅客機が退役…羽田発がラスト
レスポンス 10月1日(土)18時15分配信

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CX543便(2016年10月1日、羽田)

キャセイパシフィック航空は1日、同社が保有するボーイング「747」型旅客機による最後の商用飛行を、東京羽田発香港行きのCX543便で運航した。キャセイパシフィック航空が最初の“ジャンボ”機を受領したのは37年前の1979年。今日の日本発のフライトが同社「さよならフライト」となった。

[関連写真]

羽田空港のCX543便の出発ゲートでは、搭乗客へのドリンクサービス、747型旅客機が運航した時代の歴代ユニフォームを着た客室乗務員との記念撮影などが行なわれた。

キャセイパシフィック航空日本支社ライオネル・クオック支社長から、CX543便機長のジョン・グラハムさんとインフライト・サービス・マネージャーのシャイワリー・ジットラコーンさんへ花束が贈呈され、その後、CX543便に搭乗するクルー全員での記念撮影も行なわれた。

また、日本支社長からの挨拶の最後には、長年ボーイング「747-400」型旅客機の整備に携わってきた、キャセイパシフィック航空整備部の東一万人(ひがし・いほと)さんが紹介された。東さんは1989年に、ボーイング747-400型キャセイパシフィック航空初号機を、ボーイングの工場があるシアトルで受領し、本日の退役フライトにあたっては同機種を整備し見送った。そして東さん自身も明日、退職する。

羽田空港のキャセイパシフィック航空スタッフが見送るなか、合計354名の乗客を乗せた最終フライトは、香港へ向けて旅立った。

《レスポンス 高木啓》


キャセイパシフィック航空、羽田発CX543便でボーイング 747-400型機“ジャンボ”ラストフライト
Impress Watch 10月1日(土)16時56分配信

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写真:Impress Watch

 キャセイパシフィック航空は、かねてから案内していたとおり、2016年10月1日の羽田~香港線で同社の“ジャンボ”ことボーイング 747-400型機の商用ラストフライトを行なった。

 同社のボーイング 747-400型機のラストフライトを担ったのは、登録記号「B-HUJの機体。香港発のラストフライトは、9月30日のCX542便(香港16時25分発~羽田21時35分着)で行なわれ、羽田空港に1晩ステイしたのち、10月1日のCX543便(羽田10時35分発~香港14時10分着)を最後に退役する。

 10月2日以降のCX542/543便は、夏スケジュール期間の10月29日までは、ボーイング 777-300ER型機も併用されるが、ボーイング 777-300型機を基本に運航。このボーイング 777-300型機はビジネスクラス42席、エコノミークラス356席の計398席仕様の客室となり、エコノミークラスの座席数が多く、総座席数でもラストフライトとなるボーイング 747-400型機を上まわる。ただし、CX542/543便ではファーストクラスとプレミアムエコノミークラスがなくなるということになる。。

 9月19日付けで日本支社長に就任したばかりのライオネル・クオック氏は、この点について「機材繰りは常に考えており、そのルートにふさわしい機材を導入することが基本。今はこのような(客室仕様の機材を使用する)形を採るが、常に路線に最適な機材を見極めながら考慮していく」とした。

 また、羽田と成田を合わせて10社が運航する東京~香港路線については、「プレミアムなサービス、プロダクトがあるので特にビジネスマンなどに差別化を図れる。香港から先に広がるネットワークもある」といった点で差別化を図る意向だ。

■搭乗口では最終便を盛り上げるセレモニーを実施

 キャセイパシフィック航空では、1979年8月に最初のボーイング 747-200型機が商用飛行を開始し、1989年にはボーイング 747-400型機を導入。日本路線では1980年3月にボーイング 747-200型機を、香港~台北~ソウル~東京~台北~香港線へ導入した。

 その商用運航最終便となったCX543便の搭乗口では、多くのファンが集まり、盛大な写真撮影大会の様相。また、この日は事前に告知のあったFacebookキャンペーンで選ばれた10名も、機内見学会や、最終便のセレモニーに参加。特に、ボーイング 747型機が運航した時代に着用された歴代のCA(客室乗務員)制服を着たスタッフとの記念撮影会では、多くの人がカメラを向けて盛り上がった。

 セレモニーでは、ライオネル・クオック氏が挨拶。「ボーイング 747型機はキャセイパシフィック航空の歴史のなかで、大変重要な役割を果たした。この機種で欧州や北米へ急速にネットワークを拡大し、香港がアジアを代表する国際都市へ発展する礎を作った。キャセイパシフィック航空にご搭乗いただいたお客さまは、最初のボーイング 747型機が導入された1979年は年間およそ250万人だったが、2015年は3400万人を数えるまでに成長を遂げた」と、同社の成長を支えた存在であることを紹介。社長個人としても、海外赴任時のフライトで思い出深い機材だと言う。

 一方で、「愛すべきボーイング 747型機に感謝と別れを告げるとともに、キャセイパシフィック航空は“LIFE WELL TRAVELLED”、充実した旅を皆さまにお約束すべく邁進していく。アジア14カ国出身のCAは、心からのもてなしのサービスを提供し、新型機エアバス A350型機や空港ラウンジをはじめ、最上のプロダクトとサービスへの投資を続けていく」と先を見据えた。

 セレモニーでは、CX543便の機長を務めるジョン・グラハム機長と、シャイワリー・ジットラコーンISM(インフライト・サービス・マネージャ)への花束贈呈が行なわれたほか、クオック氏により1989年に最初のボーイング 747-400型機が香港に納入される際にシアトルへ受領しに行ったエンジニアであり、ボーイング 747-400型機の最終便である10月1日のCX543便を香港へ送り出すための担当エンジニアも務めた、東氏が招かれた。クオック氏は「すでにレジェンドとなっている、明日退職する東の最後のミッションに立ち会うことができた」と感慨を示し、多くのキャセイパシフィック航空スタッフも、東氏との記念撮影に立ち会おうとセレモニーに集まっていた。

■キャセイパシフィック航空・ボーイング 747-400型機の最終仕様機

 そのキャセイパシフィック航空のボーイング 747-400型機の最終仕様機は、ファーストクラス9席、ビジネスクラス46席、プレミアムエコノミークラス26席、エコノミークラス278席の計359席を装備。アッパーデッキ(2階)はすべてビジネスクラスで占められ、通路側に足を向けるヘリンボーン配置で22席を備えている。ちなみに、同社機材でもボーイング 777-300ER型機以降は頭を通路側に向けるヘリンボーン配置となっており、この点でも同機はユニークな客室となっている。

 メインデッキ(1階)は前方から、ファーストクラス9席、1-2-1の4アブレストが6列のビジネスクラス24席、2-4-2の8アブレストが3列+2席のプレミアムエコノミークラス26席、3-4-3の10アブレストのエコノミークラス278席というレイアウト。

 エコノミークラスを含めて全席にシートモニターを備えるなど、客室こそ昨今のトレンドに沿っているが、ギャレーの上部にアッパーデッキへ上がるための階段のせり出しがあるなど、ジャンボらしい特徴も。機内を案内してくれたCAも何度か頭をぶつけたことがあるそうだ。

 セレモニーや機内でのCAの説明からも、この最終便はキャセイパシフィック航空スタッフにとっても感慨深いもののようで、その出発に際しては地上スタッフもランプエリアへ集まり、思い思いの記念撮影をする場面も見られた。そして、354名の乗客を乗せたCX543便は、定刻どおり10時35分にプッシュバックを開始。地上のスタッフが手を振って見送るなか、滑走路へ向かってタキシング。11時02分に05滑走路から香港へ向けてのラストフライトに飛び立っていった。


キャセイパシフィック航空、羽田からジャンボ最終便出発 747-400退役
Aviation Wire 10月1日(土)13時12分配信

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トーイングカーに押されて羽田を出発するキャセイパシフィック航空の747-400最終便を見送る社員ら=16年10月1日10時35分 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
 キャセイパシフィック航空のボーイング747-400型機(登録番号B-HUJ)による商業運航の最終便が10月1日、羽田空港から香港へ出発した。1979年8月に最初の747が就航して以来、およそ37年で旅客型の運航を終える。

◆出発前に機体見学会

 ジャンボの愛称で親しまれた747-400の最終便となったのは、羽田発香港行きCX543便。乗客354人(うち幼児3人)とパイロット2人、客室乗務員17人を乗せ、定刻の午前10時35分に羽田を出発した。国際線ターミナル屋上の展望デッキには多くのファンがカメラを手に集まり、747-400によるラストフライトを見送った。

 出発前には、Facebookから応募した人の中から抽選と審査で選ばれた10人を、機内見学会に招待。客室乗務員や空港スタッフによる機体の説明を受け、ビジネスクラスがある2階席や、ファーストクラスのある機体前方部を撮影し、駐機場から機体外観を撮った。

 また、搭乗口前では、747就航から現在までの歴代制服を着用した客室乗務員との記念撮影会が開かれ、乗客や見学会の参加者が記念写真に収まっていた。最終便のクルーも搭乗口前に並ぶと多くの乗客が近くに押し寄せた。

 機体が142番駐機場から離れると地上係員や社員が手を振って見送り、別れを惜しんだ。

 キャセイパシフィック航空が運航する747-400最終便の座席数は359席。メインデッキ(1階席)がファーストクラス9席、ビジネスクラス24席、プレミアムエコノミークラス26席、エコノミークラス278席、アッパーデッキ(2階席)がビジネスクラス22席だった。

◆747-8Fは全機受領

 キャセイパシフィック航空は、1978年に2月に747-200をボーイングへ発注。1979年8月に初号機(VR-HKG)が就航した。その後、1985年に2階部分を延長した747-300が就航し、コックピットの電子化で機長と副操縦士による2人乗務が可能となった747-400は、1989年に初号機を受領した。

 ボーイングの発注リストによると、キャセイパシフィック航空は58機の747を導入。747-400は旅客型を17機、貨物型を12機受領した。

 キャセイパシフィック航空は747-400の旅客型を現時点で3機保有。羽田、成田、台北と香港を結ぶ路線を中心に投入していた。貨物型の747-400Fは、年内に売却する。

 747-400の後継機して開発された747-8は、貨物型の747-8Fを14機発注し、全機を受領済み。747-400Fからの置き換えが進んだ。

 キャセイパシフィック航空によると、同社は747シリーズで約1億6000万人の乗客を世界各地に運び、総飛行距離は月までの往復2700回に相当するという。香港の啓徳(カイタック)空港を最後に離陸し、現在の香港国際空港に最初に着陸したことから、同社では「747は香港の航空業界の歴史にとって重要な役割を果たし、乗客にも思い出深い機種」としている。

 キャセイパシフィック航空は、747の退役計画を1年前倒しして実施。今後の国際線用機材として、エアバスA350 XWBを46機発注済みで、標準型のA350-900を20機、長胴型のA350-1000を26機導入する。A350-900の初号機(B-LRA)は5月30日に受領し、年内にA350-900を12機受領予定で、A350-1000は2018年以降の導入となる見通し。

◆退役進むジャンボ

 747は燃油費の高騰や飛行機の技術的な進歩により、世界的に退役が進んでいる。日本では、全日本空輸(ANA/NH)が2014年3月31日に運航した那覇発羽田行きNH126便を最後に、旅客型が全機退役。現在日本国内で運航されている747は、政府専用機と日本貨物航空(NCA/KZ)の貨物型のみとなった。

 国内に乗り入れる海外の航空会社が運航する747も、KLMオランダ航空(KLM/KL)が9月3日の成田発アムステルダム行きKL862便を最後に日本路線から姿を消すなど、世代交代が進んでいる。


【国際航空宇宙展16】エアバスグループが出展、新客室コンセプトをVRで体験
レスポンス 9月30日(金)13時12分配信

エアバス・グループは、10月12日から15日まで東京ビッグサイトで開催される「2016年国際航空宇宙展」に出展すると発表した。

[関連写真]

ブースでは、エアバスの最新民間旅客機からヘリコプター、防衛、宇宙関連製品まで、エアバス・グループが提供する幅広い製品ラインナップと革新技術を紹介する。

エアバスは、高い効率性を備えたワイドボディ機「A350XWB」と、総2階建て大型機「A380」の20分の1サイズの模型を展示するのに加え、エアバスのワイドボディ機が提供する客室コンセプト、「Airspace by Airbus」の快適な機内空間をバーチャルリアリティ(VR)で体験できる。

エアバス・ヘリコプターズは、最新ヘリコプター製品を展示する。昨年にローンチしてからアジアでは初公開となる新世代の「H160」を展示する予定。防災など、様々な用途で使用されているドーファンの模型展示や、エアバス・ヘリコプターズがすべて設計するアビオニクスシステムである「Helionix」、運航に関するすべての活動をサポートするHCareカスタマーサービスを紹介する。

また、エアバス・ディフェンス・アンド・スペースは高い汎用性を備えた海上哨戒機「C295」を展示するほか、静止観測宇宙監視システム「GO3S」も展示。GO3Sは宇宙から特定のエリアを継続的に監視することができ、ビデオによる記録やリアルタイムで動く目標物の検知が可能。

エアバス・グループ・イノベーションとデジタルトランスフォーメーション部門が提供する製品や最新技術も紹介する。パイロット訓練用の完全電気飛行機「Eファン2.0」の模型展示や未来製品への活用に向けたヒューマノイド、人工知能などのロボティクスに関する最先端の研究を紹介する。

《レスポンス レスポンス編集部》


ANA、整備部門に政府専用機導入準備室
Aviation Wire 9月30日(金)9時22分配信

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整備センターに政府専用機導入準備室を設けるANA=16年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は10月1日付で組織を改編し、整備センター直下に「政府専用機導入準備室」を新設する。整備センターの菊池武夫副センター長が室長を兼務する。

 次期政府専用機は2019年度に導入予定。機体は現在のボーイング747-400型機から同社の777-300ERになり、整備の委託先も現在の日本航空(JAL/JL、9201)からANAを傘下に持つANAホールディングス(9202)に変わる。ANAでは、導入前の2018年度から整備委託を始める。

 ANAでは、今後実務作業を進めていくため、責任と権限を明確にして導入準備を進めるという。

 また、「ANA CSR推進会議」をANAホールディングスの「グループCSR推進会議」に一元化して廃止。海外では、成都と厦門(アモイ)、シアトル、ホノルル、バンクーバー、ヤンゴン各支店に空港所を新設し、空港運営の責任者を明確にする。

 2017年2月就航を目指すメキシコシティについては、ヒューストン支店管下の「メキシコシティ営業支店」を、米州室管下の「メキシコシティ支店」へ再編。空港所を新設する。


エア・カナダ、モントリオール発着2路線を季節運航 2017年6-10月
レスポンス 9月30日(金)8時0分配信

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エア・カナダ・ルージュのボーイング767型機

エア・カナダの子会社で、レジャー路線を運航する航空会社「エア・カナダ・ルージュ」は2017年6月からモントリオールと仏南部の大都市マルセイユ、アルジェリアの首都アルジェを結ぶ路線を開設し、10月まで季節運航を実施する。

エア・カナダにとって、モントリオールはカナダ東部・米国北東部の拠点。カナダのフラッグキャリアは17年2月からモントリオール=上海線を新規開設すると発表したばかり。4月からはモントリオールとモロッコのカサブランカを結ぶ路線を再開し、通年運航する。

モントリオール=マルセイユ線は6月9日~10月13日の期間、週3往復で運航。モントリオール=アルジェ線は6月26日~10月27日の期間、週4往復で運航。使用機材はボーイング「767-300ER」型機(282席)。

《レスポンス 日下部みずき》


航空自衛隊、空中給油機 KC-767 の機内を公開
レスポンス 9月29日(木)22時59分配信

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拠点とする小牧基地の滑走路に進入してくる航空自衛隊の空中給油機「KC-767」。現在4機が配備されている。

アメリカ空軍の横田基地で開催された「横田基地 日米友好祭」の会場で、航空自衛隊は空中給油機『KC-767』の機内を公開した。貨物室に座席を搭載した人員輸送仕様となっていたが、公開されるのは非常に珍しいという。

[写真28点]

航空自衛隊のKC-767は小牧基地(愛知県)が拠点となっており、4機が配備されている。戦闘機などへの空中給油が主任務となっているが、ボーイング「767-200ER」の貨物型をベースとしており、貨物や人員を搭載しての輸送任務も可能としている。

横田基地で展示された機体は人員輸送仕様となっており、19枚のパレットに200人分の座席が搭載されていた。座席が載ったパレットを減らせば、その分だけ貨物も搭載できるようになる。

これまで小牧基地の航空祭で機内が公開されたことはあったが、他の基地での公開は極めて珍しく、首都圏では貴重な機会となった。

《レスポンス 石田真一》


【国際航空宇宙展16】富士重工、412EPI 発展型ヘリを展示…SUBARUへの変更を訴求
レスポンス 9月29日(木)15時19分配信

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UH-X」プラットフォームとなる最新型ヘリコプター「412EPI発展型機」の模型

富士重工業は、10月12~15日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「2016年国際航空宇宙展」に出展すると発表した。

[「UH-X」の完成イメージ]

今回、「新たな価値を創造し続けるグローバルキープレーヤー」をテーマに、米国のベル・ヘリコプター・テキストロンと共同開発している、防衛省向け「UH-X」と、UH-Xのプラットフォームとなる「412EPI発展型機」の40%スケールの大型模型を展示する。412EPI 発展型機は「SUBARU」を想起させるブルーをベースとしたカラーリングの特別仕様とする。

ブースでは、ゾーンごとに航空宇宙カンパニーの手掛ける完成機や旅客機の大型構造物などについても紹介する。

180インチのマルチディスプレイを背景に、「RPH-X」をはじめとする無人機3種類の20%スケール模型を展示する。全天候型で長時間飛行可能な無人機を紹介する。戦闘ヘリ「AH-64D」、初等練習機「T-7」など、航空宇宙カンパニーが手掛けている完成機を模型やグラフィックで紹介する。

旅客機ゾーンでは、ボーイングと共同開発した「B787」中央翼の大型グラッフィックを壁面に提示し、その大きさを体感してもらう。中央翼の複雑なインタフェースをわかりやすく説明する10%スケルトンモデルを展示し、中央翼の位置や構造とその重要性を解説する。787中央翼の製造の流れと各工程にちりばめられたものづくりの工夫を動画で紹介する。

革新技術ゾーンは、航空部門として取り組んでいるアクティブセイフティ、パッシブセイフティ、フェールセーフ・コントロールといった飛行安全に関する革新技術を展示、プレゼンなどで紹介する。

富士重は、2017年4月に「SUBARU」へ社名変更する予定だが、航空宇宙カンパニーで最も反対する声が多かった。このため、会場では「SUBARU」をアピールし、今後も技術をさらに磨き、世界の航空機産業に確固たる地位を築くことを示すとしている。

《レスポンス レスポンス編集部》


エア・カナダ、中部-バンクーバー就航へ 17年6月から
Aviation Wire 9月29日(木)10時37分配信

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セントレアへ就航するエア・カナダ ルージュ=15年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エア・カナダ(ACA/AC)は、バンクーバー-中部(セントレア)線を2017年6月に開設し、最大週4往復運航する。

 系列の航空会社で観光路線を主体とするエア・カナダ ルージュ(ROU/RV)が運航。機材はボーイング767-300ER型機で、座席数は280席(プレミアム24席、エコノミー256席)となる。

 バンクーバー発中部行きAC1955便は現地時間6月1日から、折り返しの中部発バンクーバー行きAC1956便は日本時間6月2日から運航する。

 運航スケジュールは、AC1955便が月曜と火曜、木曜、土曜の運航で、バンクーバーを午後0時45分に出発して翌日午後3時15分に中部へ到着。AC1956便は火曜と水曜、金曜、日曜に運航し、中部を午後4時45分に出発して午前10時にバンクーバーへ到着する。

 AC1955便の月曜発は2017年7月31日から9月25日まで、折り返しとなるAC1956便の火曜発は8月1日から9月26日までの運航予定となっている。


エアバス、国際航空宇宙展に出展 10月12日から東京ビッグサイト
Aviation Wire 9月29日(木)9時59分配信

 エアバス・グループは、10月に東京ビッグサイト(東京・有明)で開催される2016年国際航空宇宙展(JA2016)に出展する。A350 XWBやA380などの民間機のほか、ヘリコプター、防衛、宇宙関連製品などを展示する。

 民間機では、A350とA380の20分の1サイズの模型や、双通路機に導入する機内インテリアの新ブランド「エアスペース(Airspace by Airbus)」のバーチャルリアリティーなどを出展する。

 ヘリコプター製品では、2015年6月に初飛行したH160を展示。エアバス・ヘリコプターズが設計するアビオニクス「Helionix」なども出展する。軍用機関連では、海上哨戒機「C295」や、静止観測宇宙監視システム「GO3S」を出展する。

 また、人工知能などのロボット工学や人型ロボット、パイロット訓練用の完全電気飛行機などの技術や製品も紹介する。

 JA2016は、10月12日から15日まで開催する。エアバス・グループは、西2ホール・W2-071で出展する。

 JA2016は一般社団法人・日本航空宇宙工業会(SJAC)と東京ビッグサイトが主催する展覧会。9月9日現在、重工各社など31カ国・地域から792社の参加が決定している。12日は招待者向けプレビュー、15日はパブリックデーで、一般客が入場できる。また、12日から15日の期間中はすべてトレードデーとなっている。目標入場者数はトレードデー3万人、パブリックデー1万人の計4万人を見込む。


<成田空港>飛行3時間拡大…第3滑走路も提案
毎日新聞 9月27日(火)22時41分配信

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成田空港の新滑走路案と騒音域

 国と成田国際空港会社(NAA)は27日、千葉県、空港周辺9市町と4者協議会を開き、騒音対策で設けられている成田空港の深夜・早朝の飛行制限時間を現在の午後11時~午前6時から午前1~5時として3時間短縮する案を提示した。空港の機能強化の一環で、第3滑走路3500メートルの整備方針も伝え、騒音の影響範囲も示した。

 成田空港では2013年3月、航空機が天候や他社のトラブルなどやむを得ない事情で遅れた場合、騒音の小さい機種に限り、例外的に午後11時台に離着陸を認める運用を始めた。追い風の影響で午前6時前に空港周辺に着いた航空機も、午前5時台の着陸が特別に認められている。だが、悪天候などで到着が間に合わず目的地を変更する便や、早朝に着陸を待つ航空機が頻繁に出ており、格安航空会社(LCC)などが制限緩和を求めていた。

 機能強化の背景には、20年代半ばに需要が現在の空港の処理能力(現在年間30万回)を超えるという予測や、韓国・仁川など海外の空港との路線獲得競争の激化がある。国とNAAは、制限の3時間短縮で貨物便も合わせ1日当たり162便の増便が可能と試算。早期の実現を目指す。この日の協議では、騒音の影響を受ける地域の住宅の寝室に内窓を設置するなどの防音対策や、周辺対策交付金の引き上げなど地元振興策も同時に提案した。NAAは今後、9市町の議会や住民に説明するが、反発も予想される。成田市の小泉一成市長は「安眠などに重要な影響がある。住民に寄り添った対策をお願いしたい」と述べた。

 この日に示された第3滑走路の案は、1000メートル延長し3500メートルにするB滑走路を妨害せず、独立運用でき、住民の立ち退きも約200軒と、他の案に比べて少ないとしている。今後、騒音の程度に基づき移転・補償対象となる住民と交渉する。【北川仁士、渡辺暢】


南東に3500メートル新滑走路=運用3時間延長も―地元と協議へ・国、成田空港
時事通信 9月27日(火)15時1分配信

 国と成田国際空港会社、千葉県、地元自治体で構成する「四者協議会」(会長・森田健作千葉県知事)が27日午後、千葉市内で開かれ、国と空港会社から、空港の南東側に長さ3500メートルの新滑走路(第3滑走路)を建設するなど成田の機能強化案が示された。

 また、騒音緩和のため設定されている航空機の夜間離着陸制限時間を、現在の午後11時~翌午前6時から午前1時~同5時に3時間短縮する、運用時間延長案も提示された。

 機能強化案を基に今後、国、空港会社は県、地元自治体と本格的な協議に入り、合意後、具体化に向けた手続きに着手する。

 新滑走路整備が予定通り進めば、発着容量は年間約30万回から同約50万回となり、欧州やアジアの主要空港と肩を並べる。空港会社は、容量を確保することで、アジア路線を中心に今後も増加が予想される航空需要を取り込み、空港間競争で生き残りを図る。

 空港拡張の柱は(1)第3滑走路の建設(2)現存のB滑走路(2500メートル)を北側に延伸し、大型機の離着陸にも無理がない3500メートルとする―の2点。芝山町を中心とした地域に建設する第3滑走路と、成田市北部側に延伸するB滑走路は一体で運用し、合わせて年約34万回程度の発着容量を確保する。

 運用時間の延長は深夜、早朝便を運航する格安航空会社(LCC)や、当日中に目的地に到着できるかどうかが重要な貨物便運航会社の要請に基づき提案。24時間運用をしているアジアの主要空港や、国際線の発着枠拡大が進む羽田空港などのライバルと競争できる基盤づくりを目指す。


全日空機、飛行中に左エンジン停止
時事通信 9月26日(月)20時1分配信

 25日午後6時15分ごろ、成田空港を約10分前に離陸し、台北へ向かっていた全日空823便ボーイング767型機(乗客乗員191人)で、2基あるエンジンのうち左側の1基が停止した。同機は成田に引き返し、同6時42分に緊急着陸した。けが人はいなかった。


気圧装置にトラブル、スカイマーク機引き返す
読売新聞 9月26日(月)19時32分配信

 26日午前6時20分頃、中部国際空港発那覇空港行きスカイマーク951便(ボーイング737―800型)が、三重県志摩市の南西海上付近を飛行中、客室の気圧の自動制御装置にトラブルが発生したとして、中部空港に引き返した。

 乗客乗員168人にけがや体調不良はなかった。同便は欠航となった。


スカイマーク機、装置トラブルで空港に引き返す
読売新聞 9月26日(月)11時40分配信

 26日午前6時20分頃、中部国際空港発那覇空港行きスカイマーク951便(ボーイング737―800型)が、三重県志摩市の南西海上付近を飛行中、客室の気圧の自動制御装置にトラブルが発生したとして、中部空港に引き返した。

 乗客乗員168人にけがや体調不良はなかった。同便は欠航となった。


ANAの767、左エンジン停止で成田へ緊急着陸 25日の台北便
Aviation Wire 9月26日(月)11時35分配信

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ANAの767(同型機)=13年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 9月25日午後6時42分ごろ、全日本空輸(ANA/NH)の成田発台北(桃園)行きNH823便(ボーイング767-300ER型機、登録番号JA616A)が、左エンジンを停止した状態で成田へ緊急着陸した。乗客180人と乗員11人にけがはなかった。

 ANAによると、NH823便は午後5時36分に出発。離陸から10分後、2基ある米GE製CF6エンジンのうち左エンジンで異常が発生した。同便は着陸の優先権を行使して午後6時42分に緊急着陸し、同50分に到着した。煙や臭いは出ていなかったが、原因は調査中だという。

 乗客はその後、別の機材(767-300ER、JA618A)に乗り換え、3時間49分遅れとなる午後9時29分に出発した。

 ANAでは、ボーイング787型機でエンジンの不具合が発生。8月に国内線の一部で欠航が発生した。


飛行中に左エンジン停止=全日空機、緊急着陸―成田空港
時事通信 9月25日(日)21時13分配信

 25日午後6時15分ごろ、成田空港を約10分前に離陸し、台北へ向かっていた全日空823便ボーイング767型機(乗客乗員191人)で、2基あるエンジンのうち左側の1基が停止した。

 同機は成田に引き返し、同6時42分に緊急着陸した。けが人はいなかった。

 国土交通省成田空港事務所などによると、同機は午後6時3分に成田を離陸。同空港の南西約56キロ、高度約6400メートルまで上昇した付近で、左エンジンが停止したことを示す計器表示があった。パイロットがエンジンをかけ直す操作をしたが回復せず、右エンジンだけで着陸したという。

 全日空が詳しい状況や原因を調べている。


<全日空機>成田空港に緊急着陸 エンジントラブルで
毎日新聞 9月25日(日)20時55分配信

 25日午後6時15分ごろ、成田発台北行きの全日空823便ボーイング767(乗客乗員191人)が成田空港を離陸した直後、第1エンジンが止まり、管制塔に連絡して引き返し、緊急着陸した。けが人はなかった。

 国土交通省成田空港事務所によると、離陸して約10分後に同機の主翼左側第1エンジンの停止を示す表示が出て、再始動を試みたが復旧しなかった。同事務所と全日空は、トラブルの原因を調べている。【北川仁士】


エアバス、カーボン模様のA350-1000ロールアウト
Aviation Wire 9月25日(日)20時53分配信

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カーボン模様を採り入れたエアバスA350-1000の飛行試験2号機=16年9月 PHOTO: A. Doumenjou, Master Films/Airbus

 エアバスは現地時間9月23日、開発を進めているA350-1000型機の飛行試験2号機(MSN065、登録番号F-WLXV)をロールアウトした。胴体後部に大きく「1000」と描き、垂直尾翼はカーボン模様をあしらった。

 A350-1000は、3機種あるA350 XWBファミリーで胴体が最長となる長胴型の機体。全長は73.78メートルで、標準型で66.8メートルのA350-900より6.98メートル長い。座席数はメーカー標準仕様で3クラス366席と、A350-900の325席より41席多く、航続距離は7950海里(1万4350キロ)、最大離陸重量は268トンとなる。エンジンは英ロールス・ロイス製トレントXWB-97を搭載する。

 飛行試験初号機(MSN059、F-WMIL)は、7月29日にロールアウト。機体にカーボンファイバー(炭素繊維)の複合材を使用していることから、飛行試験2号機の塗装にはカーボン模様が採用された。カーボン模様は、A350-900の飛行試験機でも垂直尾翼などに採り入れた機体がある。

 8月末現在、A350 XWBは43顧客から810機を受注。このうち、A350-1000は11顧客が195機を確定発注している。

 日本の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)がボーイング777型機の後継機として、A350-900とA350-1000を合わせて最大56機導入。確定発注はA350-900が18機、A350-1000が13機の31機で、オプションの残り25機の機種は今後決定する。運航開始は2019年の予定で、777を6年程度で置き換える。A350-1000は長距離国際線用777-300ERの後継となる見通し。

 A350 XWBはA350-900とA350-1000のほかに、短胴型のA350-800(3クラス280席)が計画されていたが、見直しにより事実上キャンセルとなっている。


台北行き全日空機、エンジントラブルで緊急着陸
読売新聞 9月25日(日)20時28分配信

 25日午後6時40分頃、成田発台北行きの全日空823便(ボーイング767―300型機)が、左エンジンが停止した状態で、成田空港に緊急着陸した。

 乗客乗員191人にけがはなかった。

 同機は午後6時3分に成田空港を離陸。同15分頃、同空港の南西約56キロ、高度約6400メートル付近でエンジントラブルが発生し、引き返した。全日空が原因を調べている。


カタール航空、ドーハ=サンパウロ=ブエノスアイレス線に777-300ER投入へ…12月から
レスポンス 9月23日(金)7時32分配信

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カタール航空、ドーハ=サンパウロ=ブエノスアイレス線に777-300ER投入へ

カタール航空は12月1日からカタールのドーハ、ブラジルのサンパウロ、アルゼンチンのブエノスアイレスを結ぶ路線の使用機材をボーイング「777-300ER」型機に変更し、輸送力を強化する。

カタール航空は9月現在、ドーハ=サンパウロ=ブエノスアイレス線を1日1往復、「777-200LR」型機(259席)で運航。777-300ER型機(358席)への機材変更により、座席数は99席増える。輸送力強化の背景にはカタールと南米を結ぶ航空需要の一貫した伸びがある。

フライトスケジュールは次の通り。773便はドーハを8時15分に出発し、サンパウロに18時に到着。サンパウロを19時15分に出発し、ブエノスアイレスに21時10分に到着。774便はブエノスアイレスを23時20分に出発し、サンパウロに翌日3時に到着。サンパウロを4時15分に出発し、ドーハに22時40分に到着する。

《レスポンス 日下部みずき》


カタール航空、ドーハ=シドニー線にA380を投入
レスポンス 9月21日(水)9時0分配信

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カタール航空、ドーハ=シドニー線にA380を投入

カタール航空は9月18日、ドーハとシドニーを結ぶ航空需要の高まりを受け、ドーハ=シドニー線の機材をボーイング「777-300」型機からエアバス「A380」型機に変更したと発表した。

カタール航空は初めてオーストラリア路線にA380型機を投入した。シドニー線を3月1日に開設してからわずか6カ月での機材変更で、1日当たりの輸送力は44%増えた。A380型機の座席数はファーストクラス8席、ビジネスクラス48席、エコノミークラス461席の計517席。

フライトスケジュールは次の通り。908便はドーハを21時40分に出発し、シドニーに翌日19時35分に到着。所要時間は13時間55分。909便はシドニーを22時25分に出発し、ドーハに翌日5時5分に到着。所要時間は14時間40分。

《レスポンス 日下部みずき》


ロールス・ロイス、F-2後継エンジンに熱視線 積極的な情報開示も
Aviation Wire 9月21日(水)8時59分配信

 4年に一度、一般社団法人・日本航空宇宙工業会(SJAC)が開催する国際航空宇宙展(JA)が、10月12日から15日まで東京ビッグサイト(東京・有明)で開かれる。国内では数少ない航空宇宙関連のトレードショーで、重工各社など26カ国・地域から747社(8月31日時点)が出展する。

 一方、業界内からは隔年で開催されるフランスのパリ航空ショーや英国のファンボロー航空ショー、シンガポール航空ショーなどと比べ、JAは国が航空宇宙産業を成長産業と位置づけている割に、日本からの発信力の低さを指摘する声が聞かれる。

 では、海外メーカーはJAをどのように捉え、日本の航空宇宙産業や防衛分野に対し、どのような関心を持っているのだろうか。民間機や軍用機といった分野を問わず、日本市場でビジネスを進める側にとっては、JAは大きな商機とも言える。特に、これから本格化する航空自衛隊の戦闘機F-2の後継機プロジェクトには、海外からも強い関心が寄せられている。

 来日した英ロールス・ロイス(RR)の防衛航空部門アジア太平洋地区担当シニア・ヴァイス・プレジデントのリー・ドハーティ氏に、これらを聞いた。

◆JA「防衛分野で良い機会」

 ドハーティ氏は英国空軍出身。これまでにサプライチェーン改善や、ユーロファイターの戦闘機タイフーン向けEJ200エンジンのサウジアラビアへの納入、エアバスの輸送機A400Mの初飛行などに携わってきた。現在は日本を含むアジア太平洋地区で、各国向けの防衛航空ビジネスを率いている。

 RRが各国向けに提供しているサービスの特徴を、「運用を最大限可能にする効果的かつ効率的な保守サービスを提供している。どの国でも出来るだけコストダウンしたいので、投資から最大限の効果を得られるようにしている」と説明する。

 自衛隊機用ターボプロップエンジンでは、哨戒機P-3Cと輸送機C-130、早期警戒機E-2Cが搭載するT56(旧アリソンが開発)、救難飛行艇US-2が採用したAE2100J(同)、練習機T-5とT-7が搭載するM250などがある。また、陸上自衛隊が導入する垂直離着陸輸送機V-22「オスプレイ」も、RR製AE1107C(T406)を採用している。

 空自が導入する戦闘機F-35についても「リフトファンをRRが供給している」と話すドハーティ氏は、「日本ではIHIや三菱重工業、川崎重工業、富士重工業と共同作業を行っており、技術改善を図っている」と、自衛隊や日本企業との関係の深さを強調する。

 ドハーティ氏は「V-22は非常に重要なプログラム。輸出先として日本が最初に選ばれた。MRO(整備・改修・オーバーホール)とサポートのソリューション提供は川重と協力していく」と、最近の事例を挙げた。

 10月に開かれるJAには、RRも出展する。「我々には大変良い機会だと考えている。特に防衛分野では良い機会になるだろう。確かにファンボローやパリ、シンガポールの航空ショーは重要人物が集まるが、JAではより広範囲な防衛分野の方が集まる。また、JAを訪れる日本企業では海外に出張する機会がない方もいるだろう。JAは詳しい話をする機会になるのではないか」と、ドハーティ氏は強い関心を寄せた。

 ドハーティ氏によると、会場にはファンを展示するほか、映像などで技術を紹介するという。

 日本の中小企業に関しては、「我々はコスト効果と信頼性が高いものを納入できるようにしていきたい。日本の中小企業は、先端部材やエレクトロニクス、コンピュテーションの分野で技術を有しており、関心を持っている。輸出規制などの課題を乗り越えなければならないと思うが、大手と同じく大変エキサイティングな可能性を持っており、協業出来る分野があるのではないか」と、期待感を示した。

◆F-2後継機「ツールセット開示できる」

 では、RRが今回のJAに関心を寄せる理由は何だろうか。前述のように、防衛省関係者や航空機産業に携わる企業との交流ももちろんだが、国産戦闘機F-2の後継機開発が視野に入る。

 F-2は2000年から部隊配備が始まり、2030年代には退役が始まる見通し。エンジンはベースとなったF-16と同じ米GE製F110をIHIがライセンス生産したものを採用している。後継機は先進技術実証機X-2などを用いて開発するステルス技術を採り入れて開発される見込みで、RRはこの後継機のエンジンに関心を寄せている。

 「国際的な入札になり、RRにもさまざまな機会があると考えている。我々は入札に参加するに値する資格やスキルセット、能力を有しており、日本でも長い歴史がある。日本の重工各社とも活動してきた」と語るドハーティ氏は、「我々のツールセットを開示できる。エンジン開発にあたり、どうやって設計しているかも示せる」と、情報開示に積極的な姿勢を示した。

 一方で、日米同盟を背景に自衛隊の装備品は、米国製が優位な状況が続いている。ドハーティ氏は、「日米の同盟関係は承知しているが、日英関係も良好だ。障害は特にないと感じている」と語った。

 自衛隊発足後、日本の戦闘機は米国製エンジンが代々採用されてきた。機体が米国製やそのライセンス生産であるなどに加え、日米同盟や貿易摩擦によるところも大きかった。企業のグローバル化が進んだ今、国産となるF-2後継機のプロジェクトに、RRをはじめとする欧州勢は、これまで以上に熱視線を送っている。


オーストリア航空、ウィーン=ロサンゼルス線を新規開設 2017年4月10日から
レスポンス 9月21日(水)7時45分配信

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オーストリア航空のボーイング777

オーストリア航空は2017年4月10日からウィーン=ロサンゼルス線を新規開設し、週最大6往復(月・火・水・木・金・土)で運航する。

[関連写真]

オーストリア航空がアメリカ西海岸の都市に就航するのは初めて。オーストリア航空の北米ネットワークは17年夏期スケジュールからトロント、シカゴ、ニューヨーク、ワシントン、マイアミ、ロサンゼルスの計6都市に拡大する。ロサンゼルス線が17年冬期スケジュール以降も運航されるかはまだ決まっていない。

フライトスケジュールは次の通り。81便はウィーンを10時に出発し、ロサンゼルスに13時30分に到着。所要時間は12時間30分。82便はロサンゼルスを15時5分に出発し、ウィーンに翌日12時に到着する。所要時間は11時間55分。使用機材はボーイング777型機。

《レスポンス 日下部みずき》


エイっぽい米次世代ステルス爆撃機「B-21」、愛称は「レイダー」に決定
sorae.jp 9月20日(火)15時1分配信

B21
米次世代ステルス爆撃機「B-21」、愛称は「レイダー」に決定

アメリカ空軍が2月のそのビジュアルを公開した、次世代ステルス爆撃機「B-21」。現行機となるB-1ステルス爆撃機そっくりな同機はこれまで、米空軍によって愛称が募集されていました。そしてとうとう、その愛称が「Raider(レイダー)」に決定されたのです。
 
ちなみにRaider(レイダー)とは、第二次世界大戦で日本本土の初空襲に成功した作戦名にちなみます。当時、16機のB-25が米空母を飛び立ち、東京や神奈川、愛知、三重、兵庫県を空爆。そして作戦の指揮官だったジミー・ドーリットル中佐からこの作戦は「Doolittle Raid」と名づけられたのです。なお、この名前は2,100通もの応募から選ばれました。
 
B-21は長距離打撃爆撃機「LRS-B」として、B-52爆撃機の後継機として開発されました。またB-21の「21」は21世紀最初の爆撃機から取られたものです。機体の製造はノースロップ・グラマンが担当。現在平均27年と老朽化が進むB-1、B-2、B-52を長期的に置き換えるべく、2020年台に運用が開始される予定です。
 
B-21の作戦範囲は地球のあらゆる場所を想定しており、核兵器と通常兵器の両方の積載が可能。また次世代の防空システムを突破するべく開発されています。2040年代までに80~100機の製造が予定されており、1機当たりのコストは5億1100万ドル(約520億円)と、1機20億ドル以上とされるB-2に比べれば格安。これは、B-21が既存の技術を流用しているからです。
 
とはいえ、B-21の詳細についてはまだまだわからないことだらけです。大まかにいえば、同機は戦略/戦術爆撃、監視、偵察、電子攻撃を視野に入れています。アメリカ合衆国は現在、世界の平和維持への関わり方を自問自答していますが、このB-21はどのように利用されることになるのでしょうか。


米次世代爆撃機B21の名称は「レイダー」、日本空襲にちなむ
AFP=時事 9月20日(火)11時25分配信

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米空軍が公開した、B52爆撃機の後継となる次世代爆撃機B21の完成予想図(2016年2月26日公開)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米空軍は19日、次世代戦略爆撃機B21の名称を、第2次世界大戦(World War II)中に日本を攻撃した爆撃機部隊にちなんで「レイダー(Raider)」とすると発表した。

 米国防総省は2015年、ノースロップ・グラマン(Northrop Grumman)にこの新型ステルス爆撃機の製造を発注した。2020年代半ばの実戦配備を目指している。

 1機5億ドル(約510億円)のB21レイダーは米国本土から離陸して世界中どこでも爆撃できるほか、ロシアや中国が開発中の最新の防空システムを回避できる設計になっている。

 1942年4月18日、太平洋(Pacific Ocean)上の米空母から発進したジェームズ・ドゥーリトル(James Dolittle)中佐が指揮するB25爆撃機16機が日本への奇襲攻撃を実施し、東京やその他の都市を空襲した。

 この空襲で日本は米軍の攻撃に弱いことが示され米軍の士気が上がった一方、日本は防空のため戦闘機を本土に呼び戻さざるを得なくなった。作戦に参加した80人の兵士らは「ドゥーリトル・レイダーズ(Dolittle Raiders)」と呼ばれるようになった。

 次世代戦略爆撃機の名称には2100を超える提案が寄せられ、米空軍が内部で検討して選定した。【翻訳編集】 AFPBB News

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