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2016年9月30日 (金)

台風10号で豪雨 岩手県・北海道で川が氾濫、22人死亡・8

30日午後6時ごろに岩手県大船渡市付近に上陸した大型で強い台風10号の影響で、岩手県・北海道などで激しい降雨となり、岩手県岩泉町の小本川や北海道南富良野町の空知川などが氾濫、これまでに岩手県で浸水した高齢者グループホームの入居者など20人が死亡、北海道で2人の計22人の死亡が確認された。行方不明者は、北海道の2人と合わせ計6人となった。

岩泉町には陸上自衛隊が出動し、孤立した住民らの救助にあたっている。

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リンク:<JR北海道>台風被害80億円 維持困難線区公表を延期 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:施設管理者に災害準備訴え=台風10号受け初説明会―国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相、岩泉町で犠牲者に祈り「仮設建設に全力」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍晋三首相が岩手県視察 台風10号被災地 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相、岩手の台風被害視察=生活・産業復興に全力 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相、岩手県を8日に視察…台風10号で被害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風被害の7市町に支援法=北海道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔台風10号災害〕北海道の7市町に被災者生活再建支援法を適用 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風10号豪雨被害、岩手県岩泉町が罹災証明書 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岩手・岩泉水害1カ月 「一日も早く見つかって」不明者待ち続ける家族 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岩手・岩泉水害1カ月 町民ら黙祷で犠牲者追悼 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風10号>不明2人で本部が捜索打ち切り 北海道清水町 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風10号>岩手3人、北海道2人が依然行方不明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風1カ月>生活道復旧できず 私道扱い補助対象外 岩手 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「避難準備情報」の名称見直し検討へ 出し方の問題もあり有識者「仕組み議論を」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風豪雨で入所者死亡、グループホームで黙とう - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:犠牲者の冥福祈る=「町を復活させる」―岩手・岩泉町 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「なぜ避難できず」疑問今も=母亡くした男性―岩泉の高齢者施設、水害1カ月・岩手 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:不明者2人捜索打ち切りへ=台風10号被害から1カ月―北海道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「避難準備情報」名称変更も=台風被害で来週調査へ―政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風10号>「楽ん楽ん」前で犠牲者悼む 豪雨被害1カ月 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:岩手・岩泉町水害1カ月 道路寸断、停電続く集落 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<JR北海道>台風被害80億円 維持困難線区公表を延期
毎日新聞 10月14日(金)10時23分配信

 ◇社長「今回の被災で経営は逼迫」

 JR北海道は13日、8月に上陸、接近した台風で路線の橋りょうなどが被害を受け、復旧費用が40億円以上に達すると発表した。運休による減収40億円を合わせた被害総額は80億円を上回る見通し。島田修社長は被害復旧を優先し、初秋をめどとしていた同社単独の維持困難線区の公表を延期すると表明した。

 現在の不通区間で石勝線・根室線のトマム-芽室間は年内復旧を目指す。合わせて札幌と帯広、釧路を結ぶ特急も運行を再開する。根室線富良野-東鹿越間(40.2キロ)は今月17日に復旧する予定。

 一方、同線の東鹿越-新得間(41.5キロ)はようやく被害が把握できた状況で、復旧工事着手は来春以降になるという。復旧費用に東鹿越-新得間や、台風の前から被害があった日高線分は含まれず、額は増える見込み。

 一方、同社の9月の鉄道運輸収入は56億8900万円で、前年同月比6億2100万円減。大半は特急運休に伴う中長距離収入の落ち込みだった。札幌と道東を結ぶ特急が運休している石勝線の南千歳-トマム間の輸送人員は、前年の8%にとどまった。

 単独の維持困難線区について、島田社長はこれまでの記者会見で「秋口をめどに公表する」と述べ、明らかにした後は沿線自治体と協議会を設置、経費削減や自治体負担、バス路線への転換など交通網維持の手法を話し合う考えを示していた。

 維持困難線区は道内の各地域に及ぶとみられ、各市町村は対象になった場合、負担が可能かなどについて検討を迫られる。対象になることが予想される石勝線新夕張-夕張間がある夕張市は8月、交通施策へのJR北の協力などを条件に自ら廃止を申し入れ、19年3月末にも廃線となる見通し。

 発表された台風の被害総額は、昨年度の同社の鉄道運輸収入685億円の1割以上に当たる。島田社長は「今回の被災により当社の経営は逼迫(ひっぱく)度を増している」と説明した。【野原寛史】


施設管理者に災害準備訴え=台風10号受け初説明会―国交省
時事通信 10月12日(水)19時46分配信

 国土交通省は12日、台風10号により岩手県岩泉町の高齢者施設で9人が死亡したのを受け、高齢者らが利用する施設管理者向けの初の説明会を、宮崎県日向市で開催した。

 防災情報への理解を深め、迅速な避難行動につなげるのが狙い。できる限り早急に利用者らの避難計画を策定するなど、日頃から準備を進めておくよう訴えた。

 市によると、説明会には、高齢者や障害者ら災害時に配慮が必要な人が利用する施設の関係者など約260人が参加した。国交省の担当者は、これらの施設では自力での避難が難しい人が多いため、避難に時間がかかると指摘。避難準備情報が発令されたら、すぐに避難を開始するよう求めた。


首相、岩泉町で犠牲者に祈り「仮設建設に全力」
読売新聞 10月8日(土)22時51分配信

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9人が犠牲となったグループホームの献花台で線香を上げる安倍首相(10月8日午後、岩手県岩泉町で)

 安倍首相は8日、台風10号で大きな被害を受けた岩手県岩泉町を訪問し、入所者9人が死亡した認知症グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」を視察した。

 首相は小雨が降る中、グループホーム前に設置された献花台に線香を上げ、手を合わせた。

 首相はヨーグルト製造工場や避難所も訪問。首相は視察後、記者団に「改めて被害の甚大さを実感した。応急仮設(住宅)の建設に全力を傾け、住まいを確保していく」と語った。


安倍晋三首相が岩手県視察 台風10号被災地
産経新聞 10月8日(土)11時14分配信

 安倍晋三首相は8日、台風10号による豪雨被害の状況を確認するため、大きな被害を受けた岩手県岩泉町を訪れる。9人の入所者が犠牲となった同町の高齢者グループホーム「楽ん楽ん」などを視察し、早期復旧への施策に反映させる考えだ。

 被災した同町の岩泉乳業の工場や、避難所となっている町民会館も訪問。町役場で達増拓也県知事らと意見交換する。

 首相は9月14日に岩泉町を訪れる予定だったが、悪天候のため中止していた。

 政府は9月16日、8月に北海道や東北地方に相次いで上陸した台風7、9、10、11号による被害を一括して激甚災害に指定することを閣議決定した。


安倍首相、岩手の台風被害視察=生活・産業復興に全力
時事通信 10月8日(土)10時26分配信

 安倍晋三首相は8日、台風10号で大規模な被害を受けた岩手県東部の岩泉町を視察した。

 首相は町内の避難所や乳製品工場、高齢者福祉施設などを訪れるとともに、被災者らと懇談。生活支援や地場産業の復興に全力で取り組む方針を伝えた。

 首相は視察後、記者団に対し「改めて被害の甚大さを実感した。安心して暮らせる生活を取り戻せるよう全力を挙げなければならない」と述べ、仮設を含め住宅確保を急ぐ考えを強調。産業復興に関しては「柔軟に、できることは全て行う」と語った。

 首相は同町内で達増拓也知事と会談。達増氏は財政、人材両面での支援や、農林水産業基盤の早期復旧などを要請した。


首相、岩手県を8日に視察…台風10号で被害
読売新聞 10月7日(金)18時22分配信

 菅官房長官は7日の記者会見で、安倍首相が台風10号で大きな被害を受けた岩手県を8日に視察すると発表した。

 農林水産関連施設や避難所を訪れるほか、被災自治体との意見交換も予定している。当初は9月14日に予定していたが、天候不良のため中止していた。


台風被害の7市町に支援法=北海道
時事通信 10月5日(水)15時55分配信

 北海道は5日、台風10号で被害を受けた道内の室蘭市など7市町について、被災者生活再建支援法を適用すると発表した。

 住宅が全半壊した世帯に対し、被害程度や住宅の再建方法に応じて最大300万円を支給する。

 適用対象は室蘭市と南富良野、白老、洞爺湖、新得、清水、幕別の各町。5日までに判明した住宅被害は、全壊が7市町で計30世帯だった。


〔台風10号災害〕北海道の7市町に被災者生活再建支援法を適用
レスキューナウニュース 10月5日(水)15時30分配信

北海道・内閣府は、今年8月末の台風10号災害により被害を受けた市町村に対し、被災者生活再建支援法を適用することを発表しました。この適用により、全壊(長期避難・みなし全壊)・大規模半壊の被害を受けた世帯に支援金(被害程度に応じた基礎支援金及び再建方法に応じた加算支援金)が、公益財団法人都道府県会館から支給されることとなります。

■適用地域
北海道:室蘭市・南富良野町・白老町・洞爺湖町・新得町・清水町・幕別町(いずれも適用日は08/30~)


台風10号豪雨被害、岩手県岩泉町が罹災証明書
読売新聞 10月1日(土)19時25分配信

 台風10号による豪雨被害を受けた岩手県岩泉町で1日、被災者向けの「罹災(りさい)証明書」の発行が始まった。

 罹災証明書は自治体が発行し、「全壊」「大規模半壊」など家屋の損壊程度が記されている。程度に応じて自宅再建に向けた支援内容や支援金の額などが決まる。

 1日時点の町の調査では、町内で全壊したのは399戸、大規模半壊が226戸、半壊は194戸に上っている。

 被災者らは町役場を訪れ、担当職員の説明を受けながら証明書の発行に必要な申請書を提出した。自宅が全壊した佐藤登志子さん(63)は「仮設住宅に入居した後は自宅を再建したいので、証明書がもらえて少し安心した」と話した。


岩手・岩泉水害1カ月 「一日も早く見つかって」不明者待ち続ける家族
産経新聞 10月1日(土)7時55分配信

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台風10号によって大きな被害を受けた岩手県岩泉町の安家地区では、今も住民らが後片付けを続けていた=30日午後(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 統計史上初めて東北の太平洋側に上陸した台風10号が、死者・行方不明者計27人の被害を出してから30日で1カ月を迎えた。岩手県岩泉町では、今も住民2人が行方不明になっている。川沿いに多数の住宅が浸水した同町安家(あっか)地区では、小上八重子さん(73)が自宅ごと流された。帰りを待ち続ける家族の疲労はピークに達している。(市岡豊大)

                  ◇

 「1カ月たって精神的にもかなり疲れが出てきた。一日でも早く見つかってくれればいいけど…」

 八重子さんの長男、智成さん(45)はため息をつく。30日は親族数人が集まり、あふれた水に押し流された自宅跡地周辺で手がかりを捜した。

 台風10号が襲った8月30日、八重子さんと夫、吉美さん(75)はいったん親戚宅に避難したものの、午後5時ごろ、智成さんを伴い、3人で荷物を取りに自宅へ戻った。既に周辺では膝の高さまで川の水があふれ、歩くのもやっとの状態だった。

 八重子さんが自宅に入っていた午後6時半ごろ、濁流が押し寄せてきた。「助けて」。バリバリと音をたて始めた自宅の2階から八重子さんの叫び声が聞こえたが、外にいた2人は「もうちょっとがんばれ」と大声で呼びかけるのが精いっぱい。八重子さんは目の前であっという間に流されてしまったという。

 この1カ月、智成さん宅へ避難している吉美さんは自宅跡へ毎日のように足を運び、発見の一報を待った。自分たちでも川沿いを歩いて手がかりを捜したが、河口までは十数キロもある。重機が入れないような狭い場所も多い。

 智成さんは「捜すにも範囲が広すぎる」と途方に暮れる。「普通の母ちゃんだったが、いなくなって初めて、ありがたかったというか、思うことがいっぱいある」と声を振り絞る。

 今年で結婚から50年。妻はいつも得意の料理で林業を営む吉美さんの仕事を支えてくれた。吉美さんは「ばばの料理は最高だった。どうにか見つかってほしい」と沈痛な面持ちで話した。


岩手・岩泉水害1カ月 町民ら黙祷で犠牲者追悼
産経新聞 10月1日(土)7時55分配信

 台風10号による大雨で19人が犠牲になった岩手県岩泉町では30日正午、黙祷(もくとう)を呼びかけるサイレンが鳴り、町民らが避難所や役場などで追悼の祈りをささげた。県警岩泉署と地元消防の計約15人は棒で流木や石をどけながら、見つかっていない町民2人の手掛かりを捜した。

 川の氾濫で入所者9人が逃げ遅れて死亡した高齢者グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」には喪服姿の職員ら約70人が集合。献花台に向かって全員で目を閉じ、静かに手を合わせた。運営法人の佐藤弘明常務理事(53)は「一人一人の顔が頭に浮かんだ。施設でもっと思い出をつくってもらいたかった。何カ月たっても謝罪の気持ちは変わらない」とうつむいた。

 2人が行方不明になっている北海道清水町でも消防が捜索を行った。捜索は道警と交代で続けられていたが、30日でいったん打ち切られる。


<台風10号>不明2人で本部が捜索打ち切り 北海道清水町
毎日新聞 9月30日(金)23時38分配信

 北海道清水町の災害対策本部は30日、台風10号による大雨で行方不明になっている同町の無職、椿勝彦さん(75)と同、長山誠教さん(63)の捜索を打ち切った。

 この日は清水町消防署の隊員7人が、2人が行方不明になった付近を捜索。大量の土砂などが長山さん宅を押しつぶした旭山地区の現場では、重機を使って土砂を掘り起こすなどした。捜索を見守った長山さんの長男亮さん(42)は「見つかってほしかった」と声を落とした。【鈴木斉】


<台風10号>岩手3人、北海道2人が依然行方不明
毎日新聞 9月30日(金)22時56分配信

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行方不明者の捜索をする地元の警察官ら=岩手県岩泉町で2016年9月30日午前9時50分、宮武祐希撮影

 台風10号による豪雨被害から1カ月となった岩手県は30日、県内避難者は岩泉町と田野畑村で計357人に上ると発表した。一方、男性2人が行方不明となっている北海道清水町の災害対策本部は30日、2人の捜索を打ち切った。何らかの手がかりが見つかれば再開するとしている。

 岩手県では20人が死亡、3人が依然行方不明。住宅被害は全壊379棟、半壊2120棟、床上浸水147棟など計4045棟で、被害額は計1411億5658万円で、記録が残る1940(昭和15)年以降、東日本大震災を除く自然災害による被害では過去最悪となった。調査の進捗(しんちょく)率は6割程度で、被害額は膨らむ見通し。

 この日の記者会見で、岩泉町の伊達勝身町長は「(仮設住宅の入居を)雪が降る前に全員終えたい」と述べた。

 町内には震災で建設した仮設住宅約60戸の再利用が可能で、新たに約300戸を建設して10月中旬からの入居を目指している。【近藤綾加、佐藤裕太、鈴木斉】


<台風1カ月>生活道復旧できず 私道扱い補助対象外 岩手
毎日新聞 9月30日(金)22時54分配信

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バランスを保つために木の棒を片手に持ち、自ら作った仮の橋を渡る大谷ミヤさん=岩手県岩泉町鼠入甲地で2016年9月27日午後3時47分、小鍜冶孝志撮影

 8月の台風10号の直撃を受けた岩手県岩泉町で損壊した生活道路や橋が、少なくとも70カ所を超えていることがわかった。復旧費は億単位と見込まれるが、政府の激甚災害指定で補助率がかさ上げされる公道とは異なる「私道」のため補助の対象にならない。台風上陸から30日で1カ月。集落の孤立は解消しても復旧の道のりは遠く、町は財源確保に頭を痛めている。【小鍜冶孝志】

 岩泉町は山あいを流れる河川に沿って集落が点在するため、多くの公道は川に並行して延びている。対岸にある自宅や畑に行くには、個人や地域で整備した生活道・橋が欠かせない。町幹部は「公道と同じように住民負担なしで復旧させたい」と話すが、今回は制度の盲点を突く形で被害が発生。町地域整備課は「財源の見通しは立っていない」という。

 町によると、生活道・橋の独自制度は1995年、高齢・過疎化で1人暮らしのお年寄りが多くなった地域の生活支援策として導入。災害に関係なく、1000万円を上限に9割を補助する。昨年度は約3000万円(11カ所)が助成された。

 激甚災害に指定されると、公道や農地の復旧事業に対する国の補助率が最大9割程度にまで引き上げられる。台風10号は先月16日に指定されたが、政府は私有財産の形成に公金を使えないとして、生活道・橋は補助できないとの立場だ。

 これについて県は「町から相談があれば支援ができるか検討する」とするが、内閣府は「家が全壊するなど状況によっては被災者生活再建支援法で補助できる場合もある」と、あくまで既存の制度の枠組みでの救済案を示す。町は冬を迎える前に仮復旧を終えたい考えだが、道のりは平たんではない。

 ◇急場しのぎ 丸太橋

 「こんなことになるとは思ってもみなかった」。岩手県岩泉町の中心部から南西に約20キロ離れた鼠入(そいり)地区。大谷ミヤさん(77)は、鼠入川の対岸にある自宅を見てつぶやいた。町道(公道)と自宅を結ぶ生活橋が濁流に流され、今は跡形もない。平穏な日常はいつ戻ってくるのか--。

 台風が集落を襲った8月30日夜、長男と2人で暮らす自宅に土砂が流れ込んだ。手作りで整備した木製の生活橋も流失した。川幅は約5メートル。大谷さんは山のふもとから丸太を1本ずつ引きずって3本を川に架けた後、ロープでつなぎ合わせ、半日がかりで仮の橋を完成させた。

 同町では川沿いの町道が河川の氾濫で寸断され、最大約430世帯が孤立した。公道の復旧が進み、先月19日に孤立は解消されたが、生活道・橋は至る所で損壊。孤立ゼロになった今も不自由さは変わらない。

 町中心部にある避難所生活を続ける大谷さんは、家の後片付けや自宅裏の畑で育てる大根や小豆の面倒を見るため、長男の車で通う。木の棒をつえ代わりに仮の橋を渡るが、前後左右に大きく揺れるため危なくて荷物を持つこともできない。

 先月27日には電気が復旧した。間もなく畑の収穫時期を迎える。被災前の暮らしに戻るには、車が通れる生活橋の再建は不可欠。「避難所にも迷惑をかけるし、そろそろ帰らないと……。自分で橋を架けないといけないのかな」。自宅での生活はまだ想像できない。


「避難準備情報」の名称見直し検討へ 出し方の問題もあり有識者「仕組み議論を」
産経新聞 9月30日(金)21時46分配信

 岩手県岩泉町で高齢者施設で入所者9人が死亡した台風10号被害で、町が出していた「避難準備情報」の意味が適切に理解されていなかった問題で、内閣府が避難準備情報の名称変更を含めた改善策を検討する見通しとなった。

 ガイドラインでは避難準備情報は「一般住民に準備を呼びかけるとともに、高齢者など避難行動に時間を要する人が避難を始めなければならない」とされるが、施設の管理者はこうした認識がなく、入居者9人を避難させていなかった。

 安倍晋三首相が27日の衆院本会議で「名称変更も含め改善を検討する」と答弁たが、「名称は浸透しつつある」と変更に慎重な意見もある。

 群馬大大学院の片田敏孝教授(災害社会工学)は「伝わりやすい言葉を考えることは必要」としつつ、「住民が主体的に避難できる枠組みに変えることが重要」と話している。


台風豪雨で入所者死亡、グループホームで黙とう
読売新聞 9月30日(金)21時22分配信

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台風10号の水害から1か月、入所者9人が犠牲になった認知症グループホーム「楽ん楽ん」の前で黙とうする職員ら(30日正午、岩手県岩泉町で)=飯島啓太撮影

 台風10号の豪雨災害で入所者9人全員が死亡した岩手県岩泉町の認知症グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」前で30日正午頃、職員ら約70人がホームに向かって黙とうした。

 その後、取材に応じたホーム運営法人の佐藤弘明常務理事は「遺族には何年たっても謝罪し続けなければいけない」と声を詰まらせた。

 岩泉町内では2人が行方不明のままで、警察と消防は30日、氾濫した小本(おもと)川で集中捜索を行った。集中捜索は2日にも行う予定。北海道清水町でも行方不明者2人の捜索が行われたが新たな手がかりは得られず、捜索の打ち切りが決まった。


犠牲者の冥福祈る=「町を復活させる」―岩手・岩泉町
時事通信 9月30日(金)13時15分配信

 台風10号による被害から1カ月となった30日、多くの犠牲者が出た岩手県岩泉町では伊達勝身町長らが犠牲者の冥福を祈り、復興を誓った。

 役場では町長や職員ら約30人が正午のサイレンに合わせ、黙とうをささげた。

 伊達町長は記者団に「必ず力を合わせて岩泉町は復活すると被災した方々に伝えたい」と述べた。

 町民会館で避難生活を送る佐々木とき子さん(64)は「早く家で暮らしたいが道路が壊れて、冬になると除雪が難しい。しかたがないが冬は仮設で過ごす」と寂しそうに話した。


「なぜ避難できず」疑問今も=母亡くした男性―岩泉の高齢者施設、水害1カ月・岩手
時事通信 9月30日(金)13時14分配信

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台風10号による水害で9人が死亡した高齢者グループホーム「楽ん楽ん」=30日午前、岩手県岩泉町

 東北や北海道に大きな被害をもたらした台風10号が、岩手県に上陸して30日で1カ月。

 同県岩泉町の高齢者グループホーム「楽ん楽ん」は、近くを流れる小本川が急激に増水して濁流に襲われ、入所者9人が亡くなった。「なぜ避難できなかったのか」。遺族の男性は今も、母親の突然の死を受け入れられずにいる。

 八重樫信之さん(72)は岩泉町で生まれ、埼玉県所沢市で暮らす。母チヤさん(95)が楽ん楽んに入所したのは5年ほど前。隣接する老人介護施設に通っていたが、楽ん楽んの完成と同時に入った。「職員の対応は丁寧で、建物も清潔。安心して母を預けた」と振り返る。8月に面会し、「また来るよ」と声を掛けたのが最後になった。

 浸水から1週間余りたった9月8日、現場を訪れた。流木が窓を突き破って押し寄せ、内部の壁は泥で汚れていた。「こんな所で死んだのか」とショックを受けた。中学まで岩泉町で暮らした八重樫さんに小本川の氾濫は想像できなかった。

 町中心部の高台にある実家は無事だったが、盛岡市内で入院していた妹(69)は台風直後に亡くなった。2人の葬儀に追われ、母の死を振り返る余裕はなかった。

 認知症のチヤさんは、付き添いがなければトイレにも行けなかった。他の入所者も介護が必要で、車いすの人もいた。「認知症の入所者を、すぐ移動させることはできないと分かっていたはずだ」。施設の対応に疑問が残った。

 納骨が終わり、盛岡から運営法人の理事が線香を上げに実家を訪れた。「もっと早く避難させるべきだったのでは」。八重樫さんは率直な思いをぶつけ、説明の機会を設けるよう求めた。返事は「検討する」だった。

 八重樫さんは「あの日何が起きたのか。真実を知れば、母のことを振り返ることができる。今は一つひとつ前に進んでいくことで精いっぱい」と話した。


不明者2人捜索打ち切りへ=台風10号被害から1カ月―北海道
時事通信 9月30日(金)12時7分配信

 台風10号による豪雨で行方不明となっている北海道清水町の男性2人について、警察と消防が被害発生から1カ月となる30日を最後に捜索を打ち切ることが同日、町への取材で分かった。

 同町によると、2人の家族からは了承を得ており、今後新たな手掛かりが見つかれば捜索を再開するという。

 行方不明となっているのは、いずれも清水町居住で無職の長山誠教さん(63)と椿勝彦さん(75)。

 長山さんは自宅が流され、8月30日から連絡が取れなくなっている。椿さんは同月31日、橋をワゴン車で走行中、車ごと川に転落。9月1日に乗っていたとみられる車が見つかったが、車内は無人だった。警察と消防が交代で2人の行方を捜していた。


「避難準備情報」名称変更も=台風被害で来週調査へ―政府
時事通信 9月30日(金)11時35分配信

 政府は30日、台風10号による豪雨災害で、岩手県の高齢者施設の入所者9人が犠牲になったことを受け、意味が十分浸透していなかった「避難準備情報」の名称変更も視野に対策を検討することを決めた。

 松本純防災担当相は同日の閣議後の記者会見で、「的確な避難行動を取れるよう、名称変更も含め情報提供の改善策を年内をめどに検討する」と述べた。

 これに関連し、安倍晋三首相は同日の衆院予算委員会で「(被災自治体が)避難準備情報を発令した際、住民にどのような注意喚起を行っていたかの調査を週明けにも開始する。調査結果を基に有識者検討会で議論する」と述べた。

 避難準備情報は、高齢者や障害者らが避難行動を始める合図。今回の災害では、施設側が意味を正しく理解しておらず、入所者の避難に生かされなかった。


<台風10号>「楽ん楽ん」前で犠牲者悼む 豪雨被害1カ月
毎日新聞 9月30日(金)11時4分配信

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入所者9人が死亡した高齢者グループホーム「楽ん楽ん」の前で手を合わせる職員ら=岩手県岩泉町で2016年9月30日午前8時59分、宮武祐希撮影

 台風10号による豪雨被害から、30日で1カ月を迎えた。9人が死亡した岩手県岩泉町の高齢者グループホーム「楽(ら)ん楽(ら)ん」の入り口に設けられている献花台では、この日の朝も施設関係者が手を合わせ、犠牲者を悼んだ。

 施設を運営する社団医療法人の佐藤弘明・常務理事は「9人には本当に申し訳ないことをした。職員は皆、入所者の方々を家族と思っている。四十九日まで毎日欠かさず手を合わせて供養したい」と話した。

 町は正午、防災無線で1カ月の節目として黙とうを呼びかけた。【佐藤裕太】


岩手・岩泉町水害1カ月 道路寸断、停電続く集落
産経新聞 9月30日(金)7時55分配信

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岩手・岩泉町水害1カ月 道路寸断、停電続く集落(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 統計史上初めて東北の太平洋側に上陸した台風10号が岩手県などに大きな被害をもたらしてから30日で1カ月。川の氾濫で多数の住宅が倒壊した同県岩泉町では、山間の集落で停電や断水が続き、28日現在、322人が避難所で生活している。

 東北電力によると、同町内では計約400本の電柱が倒壊。今も3集落で計約210戸が停電状態だという。大雪などによる断線なら通常3、4日で復旧できるが、今回は道路が寸断されている中、電柱も立て直さなければならないため時間がかかっている。29日も各地で電気の復旧工事が行われていた。

 町内の死者は19人に上り、いまだ2人が行方不明。岩手県警は30日に集中捜索を行う。不明者の氏名公表が求められるが、依然、非公表のままだ。

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