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2016年8月15日 (月)

777・787・A350等、航空機一般の話題・32

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:ANAの787「本当に大丈夫?」相次ぐトラブル、利用者から不安の声 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<全日空欠陥>乗客「非公表は怖い」 専門家は事故懸念 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<全日空>787欠陥 改修長期化へ 部品納入、17年以降 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空自衛隊の次期戦闘機「F-35A」、米工場にて試験飛行に成功 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空787型、エンジン不具合 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<全日空>5カ月公表せず B787、国際線でトラブル発覚 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAの787、エンジン不具合で一部欠航 離陸直後にブレード破断 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<全日空>主力機エンジン欠陥で痛手 787イメージ悪化も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、ボーイング787機の整備で欠航が発生 9月26日から - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空787型機、部品交換で1日10便欠航へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<全日空>787エンジン欠陥 50機改修、1日10便欠航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空が一部国内便欠航へ、エンジン部品に不具合の恐れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA B787に不具合で当面一部欠航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空787型、エンジン不具合=一部国内便26日から欠航―ブレード破断で改修 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、発着枠配分で羽田~米国線の新規開設などを含む2016年度下期の航空輸送事業計画の変更 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱重工、「777X」胴体部品を神戸で生産 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、羽田-ホノルルに787-9 羽田北米線も開設、16年度下期計画 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<岩国>F35を16機配備 外務政務官ら、市長に説明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本初の777、台風後の羽田から離日 ANA初号機、売却先へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F35、岩国配備は16機=外務・防衛省が地元説明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:最新鋭ステルス機F35、米軍岩国基地に16機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空自衛隊向け F-35A の試験飛行を8月中に実施 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米爆撃機3機種展開 中国・北牽制 アジア太平洋に初 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、50機目の787羽田到着 記念ロゴ入り国際線仕様機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、50機目のボーイング 787型機が羽田空港に到着、8月30日の羽田~ジャカルタ線で就航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:爆撃機3機種が同時展開=中朝けん制か―米太平洋軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:戦略爆撃機の全3機種、米がグアムに同時展開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:B52、B1、B2…米爆撃機3機種を同時展開、アジア太平洋で初 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、ANAに50機目の787 米エバレットで記念式典 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自が最新鋭ステルス機F35初号機の写真公開 ホームページで - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自の次期戦闘機「F-35A」、初号機が組み立て/塗装完了し画像公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本初の777、ANA初号機が運航終える - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自、次期主力戦闘機F-35Aを公開 「グレー日の丸」を初採用 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAの787、成田でエンジントラブル 滑走路1時間超閉鎖 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ANAの787「本当に大丈夫?」相次ぐトラブル、利用者から不安の声
Aviation Wire 8月26日(金)12時51分配信

Ana787
羽田に駐機中のANAの787=16年8月8日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

「ボーイング787型機の一部機材のエンジンについて、安全性確保のため点検・整備作業を実施することといたしました」。8月25日午後6時、全日本空輸(ANA/NH)は787で運航する国内線の一部について、26日から欠航が発生すると発表した。26日は9便が欠航し、27日から9月末まで、1日あたり約10便が欠航する。

 しかし、なぜエンジンの点検や整備が必要になったかについては、冒頭の利用者への案内に説明はなかった。25日夜の一報以来、弊紙にも不安の声が寄せられ、中には「欠航が出るまで隠していたのか」と疑念を抱く人もいるほどだ。

 なぜ787の整備が必要になり、国内線だけ欠航が生じるのだろうか。また、昨日時点での利用客への情報提供は、適切だったと言えるのだろうか。

---記事の概要---
・今年に入り3件発生
・厳しい国内線の機材繰り
・本当に787大丈夫?
・手荷物未登載、システム障害
・与党や国交省「慢心では?」

◆今年に入り3件発生

 問題が起きたのは、787に左右1基ずつ計2基搭載されている英ロールス・ロイス(RR)製エンジン「トレント1000」。エンジン内で、燃焼ガスを発生させるために必要な圧縮空気を送り出す圧縮機を回す「中圧タービン」のニッケル合金製タービンブレードが破断するトラブルが発生した。

 ブレードは、メーカーが定めた一定期間使用後に交換していく部品で、エンジン1基に110数枚ある。このうちの1枚が硫化腐食で生じた亀裂により、エンジンに負荷が掛かる離陸上昇中に破断するトラブルが、今年に入り国際線で2件発生後、国内線でも1件起きた。

 最初に起きたトラブルは2月22日のクアラルンプール発成田行きNH816便で、2件目は3月3日のハノイ発羽田行NH858便で発生。その後、8月20日に国内線の羽田発宮崎行きNH609便でも起きた。いずれもトラブルが発生したエンジンをパイロットが手動で停止し、出発した空港へ引き返して緊急着陸している。787は短時間であれば、使用出来るエンジンが1基だけでも最寄りの空港まで飛行出来る。

 ANAによると、RRからは空気中に汚染物質が浮遊している可能性が高い、東南アジアやインドなどの空域を飛行した場合、想定よりも早期に硫化腐食が起きる可能性があると、説明を受けたという。

 両社は腐食を防止するコーティングに問題があったと見ており、RRは年末までに対策を施したブレードの設計を終え、2017年1-3月期にもANAなど航空会社への供給を開始する見込みだ。

 対策品が完成するまでの間、ANAではメーカーの規定よりも早期に新品のブレードへ交換し、再発を防止する。一定期間ごとに必ず交換が発生する部品であることから、最終的にはANAが使用している全エンジンの中圧タービンブレードが、対策品に交換される。

◆厳しい国内線の機材繰り

 ANAは現在、国際線仕様と国内線仕様を合わせて、世界最多となる50機の787を保有。2月に起きた1件目のトラブル以降、ANAでは3月から対策を開始し、国際線で飛ばす機材で使用するエンジンのうち、17基はメーカーの規定より早い時期にブレード交換を終えた。

 しかし、20日に国内線でもクアラルンプールやハノイと同じトラブルが起きたため、対象エンジンを13機ある国内線仕様機で使用するものまで広げた。

 エンジンは飛行時間や飛行回数などに応じて整備するため、機体受領時のエンジンを使い続けるわけではない。このため、今回のブレード交換作業は機体ごとではなく、エンジンの使用頻度に応じて実施している。

 26日は13機ある国内線仕様機のうち、ブレード交換が必要となった5機の運航を停止。残り8機のエンジンについても、同様の交換作業を順次進める。国内線のみ欠航が生じるのは、予備機を稼働させても機材繰りに余裕がないためだと、ANAは説明している。

◆本当に787大丈夫?

 「今まで頻発してたのに隠していたのか」「26日に飛ばす機体は本当に大丈夫なのか」「客が問い合わせなければ事情を説明しないのか」──。今回のトラブルに関する記事を25日夜に載せて以降、弊紙にはこうした疑問の声が読者から寄せられた。中には「欠航が出るまで隠していたのがANAらしい」と、辛らつな意見もあった。

 冒頭で触れたように、同社のウェブサイトに掲載されている「【お詫び】ボーイング787型機の整備にともなう欠航便の発生について」という利用者向けの案内には、26日に欠航する便の情報や、27日以降の対応については記載があるものの、タービンブレードの破断が2月以降3件起きていたことなど、欠航に至った経緯については触れられていない。

 ANAの幹部は「何かを隠しているという訳ではない」と理解を求めるが、787は3年前の2013年に、バッテリーから煙が出るトラブルが発生。787全機の運航が、5月に臨時便を飛ばすまでの約4カ月半に渡りストップした“前科”がある。十分な説明がなければ、利用者が「本当に787は安全なのか」という疑問を抱くのは当然だ。

 直近では、8月15日に成田発上海(浦東)行きNH959便(787-8、登録番号JA840A)が、成田空港のA滑走路(RWY34L)を離陸時にエンジントラブルが発生。離陸を中止するトラブルがあった。ANAでは、このトラブルと今回のタービンブレード破断は関係ないとしている。

 例えANAが事実を隠そうとしていなくても、現時点で利用者の受け取り方はさまざまだ。情報開示が不十分であれば、利用者の不安が広がるだけだろう。

◆手荷物未登載、システム障害

 787のトラブルとは別に、8月12日朝に羽田空港を出発する計48便で、受託手荷物が未登載で出発するトラブルがあった。ANAの運航便だけで、未登載の手荷物は2000個超にのぼる。

 さらに今年前半までさかのぼると、3月22日朝には国内線予約システム「エイブル」で障害が発生。復旧までに約12時間要した。ANAの国内線だけで146便が欠航し、約1万8200人に影響が出た。遅延便も391便にのぼり、約5万3700人に影響が及んだ。

 8月初旬、羽田空港を多頻度で利用する40代の男性客は、目の前で起きた地上旅客係員の応対に唖然としたという。

 「空港で乗継客の行列が出来ていて、30分経ってもほどんど進まなかった。私の前には荷物に(ANAが属する航空連合の)スターアライアンスの多頻度利用者を示すタグを付けた中国人の家族連れがいた。こうした混雑状況であれば彼らに声を掛けて会員種別を確認した上で、上級会員のカウンターに誘導するのが、アライアンスに属している会社のサービスだと思う。しかし、係員は見て見ぬふり。

 係員に“投書用の紙はないか”と尋ねたら、封筒で送る投書用紙ではなくイラスト入りのメモ紙を渡され、“客室乗務員に渡してください”と言われた。ANAは本社にクレームを上げさせないのか」と激しい憤りをあらわにした。トラブルだけではなく、接客についても利用者から厳しい目が向けられている。

◆与党や国交省「慢心では?」

 今年に入り相次ぐトラブルを受け、永田町の与党関係者や航空会社を監督する国土交通省からも、「慢心ではないのか」との声が聞こえてくる。

 利用者が787という機種に対して、過去のトラブルからどのような不安を抱き、手荷物未登載などトラブルが頻発している状況をどう見ているのか、利用者への説明と報道とのかい離をどう感じているのかを真摯に受け止めない限り、熱狂的なファンを除いて、利用者の不安は払拭できないだろう。

 そしてこれらの問題は、ANAに限らずすべての航空会社が我が事と捉え、問題の改善に取り組むべきものだ。


<全日空欠陥>乗客「非公表は怖い」 専門家は事故懸念
毎日新聞 8月26日(金)12時23分配信

 全日空のボーイング787に使われている英ロールスロイス社製エンジンのタービンのブレード(羽根)に欠陥が見つかった問題で、専門家は事故につながる恐れを指摘する。全日空は欠陥を把握しながら5カ月公表しておらず、これから空の旅に向かう人たちからは「公表されないのは怖い」など不安の声が聞かれた。

 全日空は国内線を26日から9月末まで1日10便程度を欠航させ、影響は10月以降も続く見通し。欠航便の乗客にはメールや電話で連絡し、振り替え輸送や払い戻しの案内をしているという。

 羽田空港では26日午前、伊丹行き1便が欠航となった。福岡行きに乗る福岡市南区の会社員、古賀裕さん(40)は「月に1度は飛行機に乗るので、欠陥が公表されないのは怖い。自分が乗った便があったかもしれないと思うと気分が悪い」と話した。知人と沖縄旅行に向かう横浜市瀬谷区の女性会社員(26)は「安全だと信じて乗っているが、不誠実な対応をされると、不安になってしまう。命に関わることなので、しっかりしてほしい」と注文した。

 日本航空元機長で航空評論家の杉江弘さんは「タービンブレードは高速回転しているため、破断した部品がブレード全体を損傷する恐れがある」と指摘している。これまでに破断が確認された全日空の3機は、すぐにエンジンを停止し、もう一つのエンジンで引き返した。杉江さんは「すぐに停止しづらい離陸滑走中や上昇中なら、深刻な事態に発展していた可能性もある」と警告。機体を順番で改修するとする全日空の判断について「通常よりも整備や点検の態勢を強化すべきだ」と述べた。【伊澤拓也、内橋寿明】


<全日空>787欠陥 改修長期化へ 部品納入、17年以降
毎日新聞 8月26日(金)12時2分配信

 全日本空輸(ANA)のボーイング787でエンジン部品に欠陥が見つかった問題で、改修対象50機のエンジン計100台のうち、改修済みは国際線の17台にとどまっている。改修が進まないのは、交換部品の準備や機材繰りの調整などが原因だ。全日空は5機ずつ改修を進める方針だが、腐食しにくい部品への交換完了時期の見通しは立っていない。

 米ボーイング社のウェブサイトによると、787は全世界で445機が納入され、うち欠陥が見つかった英ロールスロイス社製エンジン搭載機は168機。全日空所有の50機は全てロ社製エンジンだ。全日空によると、エンジン内部のタービンのブレード(羽根)の腐食を防ぐコーティングが不十分だった。一定時間以上飛行すると、大気中の汚染物質に触れた部分が腐食し、破断する恐れがある。

 全日空では今年2月と3月に国際線で部品破断が見つかり、飛行距離の長い国際線の37機を対象に改修を進めていたが、8月に国内線でも破断が見つかったため、対象を国内線の13機にも拡大した。

 腐食防止対策が取られた部品の納入は来年以降になる。当面は未対策の現行部品に交換するが、新品であれば問題ないとしている。

 ロ社は25日、「サービス中断の影響を最小化するため、全日空と緊密に協力している」との声明を発表。ボーイング社も「全日空、ロ社とともに問題の解明にあたっている」と表明した。ロールスロイス・ホールディングスの広報担当者は毎日新聞の取材に「問題は、全日空機の少数の一部に限られている」と説明し、他の航空会社への対応は明らかにしなかった。

 25日のロンドン株式市場で、ロ社の株価は前日終値比1.8%下落した。

 一方、ロ社のエンジンを認証した欧州航空安全庁は米メディアに対し、「現在対応を検討している」と説明した。【内橋寿明、ロンドン坂井隆之】


航空自衛隊の次期戦闘機「F-35A」、米工場にて試験飛行に成功
sorae.jp 8月26日(金)9時6分配信

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航空自衛隊の次期戦闘機「F-35A」、米工場にて試験飛行に成功

現在航空自衛隊への引き渡しに向けて、ロッキード・マーティンのフォートワース工場にて地上試験などが行われている戦闘機「F-35A」。そのF-35Aが24日(現地時間)、試験飛行に成功しました。
 
F-35Aは第5世代ジェット戦闘機で、ステルス性能や多彩な兵装、高い情報収集/共有能力によってミッションを行います。もともとF-35は広範囲な戦闘機や攻撃機を置き換える「統合打撃戦闘機計画(JFS)」として計画され、F-35Aはその中でも通常離陸機(CTOL)タイプなのです。その他にも短距離離陸・垂直着陸機(STOVL)となる「F-35B」、艦載機の「F-35C」の3モデルが存在します。
 
F-35Aは8月初頭に初期戦闘能力(IOC)の獲得が宣言されました。航空自衛隊は42機のF-35Aの導入を目指しており、そのうち4機はフォートワース工場にて、そして38機は三菱重工の小牧南工場(愛知県)によってライセンス生産される予定です。また航空自衛隊への最初の4機の引き渡しは2016年末、そして配備は2017年度以降となっています。
 
一方、航空自衛隊がF-35Aを青森県の三沢基地に配備するのに対し、米軍は16機のF-35Bを山口県の岩国基地に来年配備する予定です。


全日空787型、エンジン不具合
時事通信 8月26日(金)6時0分配信

 全日空は25日、同社が保有するボーイング787型機のエンジン部品に不具合があったとして、改修のため26日に国内線9便を欠航すると発表した。9月末まで毎日10便程度の欠航が出る見込み。


<全日空>5カ月公表せず B787、国際線でトラブル発覚
毎日新聞 8月26日(金)1時17分配信

 ボーイング787に使われている英ロールスロイスのエンジン部品に欠陥が見つかり、全日本空輸(ANA)の国内線は改修に伴い、少なくとも9月まで1日10便程度が欠航することになった。欠航は計300便以上になる見通しだ。

 全日空はこの欠陥を今年3月ごろに把握し、改修を始めていたが、約5カ月間公表していなかった。「運航に影響が出るまで公表する考えはなかった。非常に多くのお客様にご迷惑をおかけし、申し訳ない」としている。

 全日空によると、この欠陥を受け、ロ社は同型のエンジンを使う全航空会社に改修を呼び掛けたという。国交省は25日、ロ社のエンジンを認証した欧州当局に対し、欠陥の原因調査や速やかな対策の実施を要請した。

 全日空によると、欠陥はエンジン内部で高速回転するタービンのブレード(羽根)の腐食を防ぐコーティングが不十分というもの。今年2月にマレーシア、3月にベトナムを離陸した機体はエンジン異常で引き返したが、大気中の汚染物質に含まれる成分に触れてブレードが腐食し、破断していた。

 全日空は飛行距離が長い国際線のみの部品交換を勧めたロ社の見解に従い、国際線で改修を進めていた。ところが8月20日、羽田発宮崎行きでも同じトラブルが起きたため、改修対象を国内線に広げた。

 日本航空の787のエンジンは米ゼネラルエレクトリック製で、影響はない。

 787は全日空と日航でバッテリーからの出火や発煙が相次ぎ、米航空当局が2013年1月に運航停止を指示。日本を含む各国も運航を見合わせた。ボーイングが改修して安全が確認された同4月に運航が認められた経緯がある。【内橋寿明】


ANAの787、エンジン不具合で一部欠航 離陸直後にブレード破断
Aviation Wire 8月25日(木)23時30分配信

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国内線で一部欠航が生じるANAの787(資料写真)=16年8月24日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)は8月25日、ボーイング787型機に搭載されている英ロールス・ロイス(RR)社製エンジン「トレント1000」の不具合により、26日から9月末までを目途に、787で運航する国内線の一部を欠航すると発表した。

 26日は羽田午前8時発の伊丹行きNH15便など、国内線9便が欠航。予約した3110人に対しては他の便への振り替えや、払い戻しに応じる。27日以降は、1日10便程度欠航する見通し。一方、国際線は欠航せずに運航する。

◆離陸直後にブレード破断

 ANAによると、問題が起きたのはエンジン内にある中圧タービンのニッケル合金製タービンブレード。硫化腐食で生じた亀裂により、1本のブレードで全長の7割にあたる部分が離陸上昇中に破断するトラブルが、今年に入り国際線で2件発生後、国内線でも1件起きた。

 エンジンを製造するRRからは当初、国内線では同様のトラブルは起きないと説明を受けていた。しかし、8月20日に国内線でも発生したことから、ブレードの交換対象となる787が、国内線仕様機にも拡大。国内線は予備機を入れても機材繰りがつかず、欠航が発生することになった。

 RRは年末までに対策を施したブレードの設計を終え、2017年1-3月期にもANAなど航空会社への供給を開始する見込み。

 ブレードは一定期間使用後に交換する部品で、対策品が完成するまでの間、ANAではメーカーの規定よりも早期に交換し、再発を防止するという。

◆運航する8機「安全に問題ない」

 ANAは現在、787を50機保有しており、このうち国際線仕様機が37機(787-8が25機、787-9が12機)、国内線仕様機が13機(787-8が11機、787-9が2機)。同社によると、トラブルが起きたブレードは、保有するすべての787で基本的に同じ構造だという。

 26日は787の国内線仕様機13機のうち、ブレード交換が必要となった5機の運航を停止。残り8機のエンジンについても、同様の交換作業を順次進める。

 ANAでは8機を国内線で運航することについて、「飛行時間などの兼ね合いで、安全には問題はない」と説明している。

 ANAがRRから受けた報告によると、同じエンジンを採用したロイヤルブルネイ航空(RBA/BI)の787でも2件発生しており、ANAの3件と合わせて計5件起きている。ロイヤルブルネイは、2013年10月3日に初号機を受領している。

 また、空気中に汚染物質が浮遊している可能性が高い、東南アジアやインドなどの空域を飛行した場合、想定よりも早期に硫化腐食が起きる可能性があると、RRから説明を受けたとしている。

◆クアラルンプール、ハノイ、木更津で発生。

 最初に起きたトラブルは2月22日のクアラルンプール発成田行きNH816便で、2件目は3月3日のハノイ発羽田行NH858便で発生。その後、8月20日に国内線の羽田発宮崎行きNH609便でも起きた。

 787は、エンジン「トレント1000」を左右1基ずつ計2基搭載。トレント1000の構造は大きく分けると、エンジン前部のファン(低圧圧縮機)、中圧圧縮機、高圧圧縮機、燃焼器、タービン、エンジンとエンジンカバーの間の「バイパス」から成る。

 ブレードが破断した中圧タービンは、ファンから送られた約1.5気圧の圧縮空気を、約10気圧に昇圧する中圧圧縮機を回すもので、ここで圧縮された空気は、さらに高圧圧縮機で40気圧以上に昇圧される。この圧縮空気に燃焼器で燃料を混合して燃やし、燃焼ガスを発生させてタービンを回して787を飛ばしている。

 3件のトラブルは、いずれもエンジンに負荷が掛かる離陸上昇中に、中圧タービンの110数本あるブレードの1つが破断。トラブルが起きたエンジンをパイロットが手動で停止して引き返し、1基のエンジンで出発空港へ緊急着陸している。

 20日に起きたNH609便の場合、羽田を午後1時37分に離陸して3分後、千葉県木更津市付近の高度約2000メートル上空で進行方向右側の第2エンジンで振動が発生。トラブルが起きたエンジンを停止し、第1エンジンのみで午後1時51分、羽田へ緊急着陸した。乗客238人と乗員9人にけがはなかった。

 2月に起きた1件目のトラブル以降、ANAでは3月から対策を開始。国際線で飛ばす機材で使用するエンジンのうち、17基はブレード交換を終えたという。

 ANAの787では、8月15日に成田発上海(浦東)行きNH959便(787-8、登録番号JA840A)が、成田空港のA滑走路(RWY34L)を離陸時にエンジントラブルが発生し、離陸を中止するトラブルがあった(関連記事)。ANAによると、このトラブルとの関係性はないという。

 また、3年前の2013年1月16日には、山口宇部空港を出発した羽田行きNH692便(787-8、JA804A)がバッテリーから煙が出たことで、高松空港へ緊急着陸。国土交通省の運輸安全委員会(JTSB)などが調査にあたったが、同委員会は2014年9月25日、原因特定には至らなかったとする調査報告書を公表している(関連記事)。

◆26日は5500万円減収

 ANAは2004年4月26日、ローンチカスタマーとして787を50機購入すると決定。今年7月末時点で標準型の787-8を36機、長胴型の787-9を44機、超長胴型となる787-10を3機の計83機を発注済み。787の発注機数としては世界最多となっている。エンジンは全機でトレント1000を採用した。

 現地時間8月17日に、50機目の787となる787-9の中距離国際線仕様機(登録番号JA882A)を、シアトルで受領したばかり。

 ANAでは、27日以降の欠航便は26日に、9月分は29日に発表。26日は国内線9便の欠航により、運賃収入だけで5500万円の減収になると説明している。

 このほかに自社便や他社便、他の交通機関への振り替えに掛かる費用も発生することから、欠航が長期化した場合、持ち株会社であるANAホールディングス(9202)の業績への影響が懸念される。

 日本国内では日本航空(JAL/JL、9201)も、30機の787を国際線で運航しているが、エンジンは米GE製GEnx-1B。ANAが採用したRR製とは構造が異なり、同じトラブルは起きていない。

 GEnxでは、積乱雲周辺で空気中にある氷の結晶(氷晶)がエンジンへ入った際、推力が一時的に減少する影響を受けやすい構造だったが、昨年2月には解決している。


<全日空>主力機エンジン欠陥で痛手 787イメージ悪化も
毎日新聞 8月25日(木)23時28分配信

 全日本空輸がボーイング787のエンジンを改修するため、26日から国内線を1日10便程度欠航する。787は燃費性能が優れ、全日空は主力機として活用してきた。だが、これまでもトラブルが相次いでおり、さらなるイメージダウンは避けられない。全日空に痛手となるのは必至だ。

 787は「ドリームライナー」の愛称でも知られる。燃費効率が高いため、中型機としては航続距離が長い。全日空は2011年に世界の航空会社で初めて運航を開始。国内線だけでなく、国際線も含めた路線網を拡大する切り札と位置付け、現在は世界の航空業界で最も多い50機を保有している。今月17日にはボーイングから50機目の機体を受けとったばかりだ。

 ただ、787は13年1月、米ボストン空港で日航機の補助バッテリーから出火。日本でも全日空機のメインバッテリーから発煙し、高松空港に緊急着陸したため、全世界で運航停止となった。ボーイングの改修を経て、全日空が運航を再開したのは13年5月だった。

 全日空は国内線で1日約800便を運航し、10便前後の欠航は全体から見ると少ない。ただ、欠航は少なくとも9月末まで続く。初日の26日は対象便に3110人の予約があり、全日空は払い戻しや他社便への振り替えなどで対応した。26日だけで約5500万円の減収になるという。

 全日空の持ち株会社ANAホールディングスは17年3月期連結決算の売上高を前期比1.1%増の1兆8100億円、最終(当期)利益を2.3%増の800億円と想定している。だが、欠航が長引けば、業績の足かせになりかねない。【川口雅浩】


ANA、ボーイング787機の整備で欠航が発生 9月26日から
レスポンス 8月25日(木)22時0分配信

ANAは25日、同社が使用するボーイング787型機の整備のために、明日の26日から欠航便が発生すると発表した。26日は9便が欠航、27日以降の欠航便は決定次第発表する予定。

[関連写真]

ボーイング787型機の一部機材のエンジンについて、安全性確保のため点検・整備作業を実施するという。

《レスポンス 高木啓》


全日空787型機、部品交換で1日10便欠航へ
読売新聞 8月25日(木)21時19分配信

 全日空は25日、所有するボーイング787型機のエンジン内の部品に不具合が見つかったとして、交換作業のため9月末まで、国内線で1日10便程度の欠航が生じると発表した。

 26日の欠航は羽田空港と大阪や広島、福岡を結ぶ計9便(予約は3110人)。予約済みの乗客については、メールなどで振り替え輸送や払い戻しを案内している。

 同社によると、今年2月と3月に国際線でエンジン内のタービンブレード(羽根)の一部が破断する不具合が発生。製造元のロールス・ロイス社(英国)に調査を依頼したところ、ブレードの腐食防止の加工が不十分だったことが判明したという。

 このため、同型機を50機所有する全日空は3月以降、国際線37機で使用しているエンジン74台のうち、17台のエンジンの部品交換を終えたが、国内線については、ロールス・ロイス社側から「劣化の程度は低く、交換の必要性がない」と指摘を受け、交換は見送っていた。


<全日空>787エンジン欠陥 50機改修、1日10便欠航
毎日新聞 8月25日(木)21時6分配信

 全日本空輸は25日、ボーイング787に使われている英ロールスロイス社製のエンジンに見つかった欠陥を改修するため、所有する全50機のエンジン部品を順次交換すると発表した。今年2月以降、エンジン部品の一部が破断するトラブルが3件続いていた。

 全日空によると、国際線が37機、国内線が13機。既に改修に着手していた国際線は改修に伴う欠航はないが、国内線は26日から9月末まで1日10便程度が欠航し、影響は10月以降も続く見通し。改修は5機ずつで、国土交通省によると改修に伴う長期の欠航は異例。

 全日空によると、今年2月にマレーシア、3月にベトナムを離陸した機体がエンジン異常で引き返した。エンジン内部で高速回転するタービンのブレード(羽根)が大気中の汚染物質に含まれる成分に触れて腐食し、破断していた。腐食を防ぐ措置が不十分だったという。【内橋寿明】


全日空が一部国内便欠航へ、エンジン部品に不具合の恐れ
ロイター 8月25日(木)20時5分配信

[東京 25日 ロイター] - ANAホールディングス<9202.T>傘下の全日本空輸は25日、米ボーイング<BA.N>787型機の一部機材でエンジン部品に不具合が発生する恐れがあるため、26日から国内線を一部欠航すると発表した。

エンジンは英ロールスロイス<RR.L>製。所有する全50機のエンジン部品を改修品と順次交換するが、改修品が届くのが来年1月以降になるため、年末まで欠航が出る可能性がある。

不具合は2月にマレーシア・クアラルンプールで初めて起き、3月にベトナム・ハノイでも発生。飛行中にエンジンの異常振動を示す表示が出て引き返す事態となり、全日空とロールスロイスが調査。エンジンに取り込む空気を圧縮する中圧タービンのブレード(羽根)部分が腐食、破断していた。

ある一定の飛行時間や作動回数などを重ねることに加えて、汚染した大気中を飛行することにより、腐食や破断などにつながるとみて、運航に支障をきたさないようエンジン交換を国際線で進めてきた。だが、8月20日に国内線で初めてトラブルが発生したため、国内線でも交換することを決めた。改修されていなくても新品であれば問題はないといい、当面は新品で対応する。

この影響により、26日から9月末までに1日あたり10便前後が欠航する見通し。26日に欠航が決まったのは国内線9便で、同日は5500万円程度の減収になるという。9月末までの具体的な欠航対象便を来週に公表する予定。

ロールスロイスによると、ブルネイの航空会社でも同様の不具合が2件発生しているという。日本航空<9201.T>も787型機を所有しているが、エンジンはゼネラル・エレクトリック<GE.N>製のため影響は及んでいない。

(白木真紀 編集:内田慎一)


ANA B787に不具合で当面一部欠航
レスキューナウニュース 8月25日(木)19時30分配信

ANA(全日本空輸)は25日、ボーイング787型機の一部のエンジンに不具合があり、点検・整備が完了するまで、国内線に欠航が発生すると発表しました。明日26日は9便が欠航となり、明後日27日以降の影響については追って発表するとしています。

■欠航(26日)
東京(羽田)→大阪(伊丹)・広島・福岡
・ANA 15便 東京(羽田)08:00発 大阪(伊丹)行
・ANA 39便 東京(羽田)19:00発 大阪(伊丹)行
・ANA683便 東京(羽田)16:55発 広島行
・ANA255便 東京(羽田)13:25発 福岡行
・ANA265便 東京(羽田)17:00発 福岡行
大阪(伊丹)・広島・福岡→東京(羽田)
・ANA 20便 大阪(伊丹)10:00発 東京(羽田)行
・ANA686便 広島19:00発 東京(羽田)行
・ANA260便 福岡16:10発 東京(羽田)行
・ANA270便 福岡19:40発 東京(羽田)行


全日空787型、エンジン不具合=一部国内便26日から欠航―ブレード破断で改修
時事通信 8月25日(木)19時27分配信

 全日空は25日、同社が保有するボーイング787型機のエンジン部品に不具合があったとして、改修のため26日に国内線9便を欠航すると発表した。

 9月末まで毎日10便程度の欠航が出る見込み。

 全日空によると2~3月、マレーシアとベトナムを出発した787型機のエンジン内部にある羽根状のブレードが、離陸直後に破断した。今月20日にも、エンジン異常を知らせるランプが点灯して緊急着陸した羽田発宮崎行きの便で、ブレードが折れているのが確認された。

 エンジンは英ロールスロイス社製で、高速回転するブレードの加工不良により、腐食が起きやすくなり破断したという。改良した部品が年末に納入されるが、それまでは現行品に順次交換して対応する。


ANA、発着枠配分で羽田~米国線の新規開設などを含む2016年度下期の航空輸送事業計画の変更
Impress Watch 8月25日(木)19時12分配信

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写真:Impress Watch

 ANA(全日本空輸)は8月24日、2016年度下期の航空輸送事業計画の変更を発表した。すでに発表済みの羽田~ニューヨーク/シカゴ線の新規開設とそれに伴う成田の減便のほか、国内線では沖縄路線の増便、中部と北海道を結ぶ便の期間運休などが発表された。

■機材変更を積極的に進める国際線

 国際線のダイヤの変更は10月30日から実施、すでに発表している日米航空当局間協議で配分された昼間時間帯の発着枠を使った羽田~ニューヨーク線、羽田~シカゴ線の新規開設をはじめ、羽田~クアラルンプール線(7往復/週)の開設、羽田~ホーチミンシティ線の14往復/週への増便、羽田~香港線の10往復/週への増便が行なわれる。

 国際線の機材変更は10月30日から順次実施、アジアにおいても飛行時間の長い東南アジアやインドを運航する便を中心にビジネスクラスのフルフラットシート化とプレミアムエコノミーサービスの導入を推進、2017年1月末までに7路線10便まで拡大する。

 具体的には成田~上海(浦東)線、成田~ムンバイ線。羽田~マニラ線、羽田~バンコク線にボーイング 787-9型機を導入する。また、それ以外の地域への機材の大型化として、成田~シアトル線、羽田ホノルル線でボーイング 787-8型機から787-9型機に変更する。反対に羽田~パリ線ではボーイング 787-9型機から787-8型機に変更、需要に対応したと見られる。

■沖縄発着路線に増便継続や、年末年始に中部/伊丹/福岡発着路線を増便

 国内線では、10月30日~2017年3月25日に沖縄発着路線において期間増便を継続、羽田~那覇線、羽田~石垣線、福岡~那覇線、那覇~宮古線が対象となる。また、年末年始に中部/伊丹/福岡発着路線の増便を計画している。

 一方、減便では10月30日から羽田~札幌線、羽田~米子線、仙台~札幌線で減便するほか、関西~札幌線、仙台~札幌線、沖縄~石垣線で10月30日~2017年3月25日に期間限定減便する。さらに、期間運休として11月10日~12月21日に中部~旭川線、11月28日~12月21日と2017年1月10日~3月25日で中部~女満別線を運休する。


三菱重工、「777X」胴体部品を神戸で生産
ニュースイッチ 8月25日(木)7時39分配信

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ボーイング「777X」

サプライチェーンの高度化に取り組む
 三菱重工業は2017年度から神戸造船所(神戸市兵庫区)で、米ボーイングの次世代大型旅客機「777X」向け胴体部品を生産する。三菱重工は777X向け後部と尾部胴体を担当。神戸造船所でスキンパネル(外板)を成形し、広島製作所・江波工場(広島市中区)で表面処理や補強材の組み付け、最終組み立てを行う。777Xは17年の量産開始を予定する。三菱重工はこれに合わせ生産拠点の再編や能力増強を実施しており、今回もその一環となる。

 神戸造船所内の既存建屋を活用し、スキンパネルを生産する。アルミニウム合金板を型に押しつけて板を伸ばしながら加工する成形機や、各種加工機を16年度にも設置する。民間航空機事業が属する交通・輸送ドメインは、16年度に689億円の設備投資を計画しており、その一部を充てる。

 現行機種「777」のスキン成形は大江工場(名古屋市港区)が担当している。777Xでは神戸造船所に最新設備を導入し、コストダウンを図る。当面は777と777X向けを並行して生産する。

富士重は140億円投資し自動化推進
 一方、富士重工業は2017年3月期に航空機事業の設備投資で前期比約2・3倍の140億円を計画する。米ボーイングの次世代大型旅客機「777X」の機体部品向け自動化投資が中心。

 富士重は777X向けに、胴体と主翼をつなぐ中央翼などを担当する。新設備を導入するのは宇都宮製作所(宇都宮市)と、半田工場(愛知県半田市)。

 中央翼部材の加工などを担う宇都宮製作所では、錆の発生を防ぐプライマーの吹きつけや航空機用のシーラント剤の塗布に、アーム型ロボットを導入。鋼板に補強材を打ち付ける工程には、オートリベッター(自動打鋲機)を追加する。

 777X向け機体部品は三菱重工や川崎重工業なども参画し、新工場建設や自動組み立てラインを整備中。17年の量産開始をにらみ、各社の設備投資はピークに達している。

 ボーイングは生産能力の増強とコスト低減の両立をサプライヤーに求めている。各社は777X向けで、現状比15―20%のコストダウンが必要とみる。

 川重は名古屋第一工場(愛知県弥富市)にロボットなどを導入した新工場を建設、17年春に稼働する。三菱重工も広島製作所・江波工場(広島市中区)に、自動組み立てラインを構築している。

<解説>
 ボーイングとエアバスの受注競争の激化を受け、機体部品を供給するサプライヤーへの値下げ要求も厳しいものになっている。このため各社は生産性向上によるコストダウンにまい進。三菱重工業も拠点集約やサプライチェーンの高度化に取り組んでいる。日本のモノづくりの底力を世界にアピールする絶好の機会だ。


ANA、羽田-ホノルルに787-9 羽田北米線も開設、16年度下期計画
Aviation Wire 8月24日(水)19時19分配信

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冬ダイヤで羽田昼間帯の北米線を開設するANA=16年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)などANAグループは8月24日、2016年度下期の路線計画を発表した。10月30日からの冬ダイヤでは、羽田を昼間帯に発着する北米路線の運航を開始。ホノルルやバンコク、ムンバイなどの各便にボーイング787-9型機を投入し、フルフラットのビジネスクラスやプレミアムエコノミーを設定する。

◆国際線

 国際線は、昼間時間帯に羽田からの米国路線の運航が可能となったことを受け、10月30日から羽田-ニューヨークとシカゴの各線の運航を1日1往復ずつで開始する。これに伴い、現在1日2往復運航している成田-ニューヨークとシカゴの各線を、1日1往復に減便する。

 また、同日から羽田-クアラルンプール線を1日1往復で運航を開始する。また、週9往復運航の羽田-香港線のうち、深夜早朝帯に運航するNH839/840便を増便。10月30日以降は月曜と土曜、日曜に運航し、週10往復を運航する。

 成田発着では、現在1日1往復を運航しているホーチミン便を1日2往復に増便する一方、成都便は1日1往復から週4往復に減便する。

 運航機材は、現在787-8で運航している羽田-ホノルル線を、787-9に変更。ビジネスクラスにフルフラットシートを導入し、プレミアムエコノミーも設定する。羽田・成田-バンコク線や成田-ムンバイ線など、東南アジアやインド路線を中心に787-9を投入。フルフラットのビジネスやプレミアムエコノミーを設定する。

◆国内線

 国内線は、羽田発着の那覇便と石垣便で、期間増便を継続。福岡-那覇線と那覇-宮古線でも継続する。

 一方、1日1往復ずつ運航している中部-旭川と女満別の各線を、期間限定で運休。旭川便は11月10日から12月21日まで、女満別便は11月28日から12月21日と、2017年1月10日から2月2日まで運休する。

 また10月30日から、1日18往復の羽田-札幌線と1日6往復の羽田-米子線を、それぞれ1往復ずつ減便する。このほか、関西-札幌線は3月25日まで、1日最大4往復を最大3往復に期間減便。最大4往復を運航する仙台-札幌線は、3往復に減便する。

◆貨物

 貨物は10月30日から、成田発広州行きと、広州発那覇行き、関西発中部行きをそれぞれ週6便で新設。これまでANAが日本貨物航空(NCA/KZ)のチャーター便で運航していた成田-那覇線を自社運航に変更し、那覇発成田行きを週6便から7便に増便する。成田発関西行きと関西発上海行き、上海発成田行きもそれぞれ週3便から4便に増便する。

 週1便のシンガポール発成田行き、週6便の成田発中部行きは、それぞれ運休する。成田-広州線は週7往復から1往復に減便し、週12便の関西発那覇行きを6便に、那覇発シンガポール行きを週6便から5便に減便する。

 運休する成田発中部行きの最終目的地は那覇で、今回の運休に伴い、関西から那覇へ向かう便を中部経由にする。

 9月1日からは、成田発バンコク・ジャカルタ経由成田行きを、週3便から週2便に減便する。


<岩国>F35を16機配備 外務政務官ら、市長に説明
毎日新聞 8月23日(火)13時15分配信

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最新鋭ステルス戦闘機F35=AP

 米軍の最新鋭ステルス戦闘機F35の岩国基地(山口県岩国市)への配備計画を巡り、武井俊輔外務政務官と宮沢博行防衛政務官が22日、山口県を訪れ、村岡嗣政知事、岩国市の福田良彦市長に、来年1月と8月に計16機配備するスケジュールを伝えた。米国本土以外でのF35配備は初めて。

 16機は垂直離着陸ができる米海兵隊仕様のF35B。岩国基地に現在配備している戦闘攻撃機FA18ホーネット12機と攻撃機AV8Bハリアー8機を更新する形で、来年1月に10機、8月に6機のF35を配備する。

 福田市長は「米側から配備が明らかになっても、日本政府からの情報がなく、市民には不満がある」と話した。村岡知事は基地周辺での騒音の予測図の提示を求めた。【古賀亮至、祝部幹雄】


日本初の777、台風後の羽田から離日 ANA初号機、売却先へ
Aviation Wire 8月23日(火)0時5分配信

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社員に見送られて羽田を出発するANAの777初号機JA8197=16年8月22日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 東京から台風9号が去った8月22日夜、日本初のボーイング777となった全日本空輸(ANA/NH)の777-200初号機(登録番号JA8197)が、羽田空港から売却先の米国へ飛び立った。ANAの777退役は2機目。

 米国へ向かったのは、国内初導入の777となった777-200初号機。製造は1995年8月13日で、同年10月4日にANAへ引き渡された。

 初便は受領から約2カ月後の同年12月23日の羽田発伊丹行きNH15便。商業運航最終日となった8月15日は、羽田着が札幌発NH70便、羽田発は伊丹行きNH41便がラストフライトとなった。

 15日で商業運航を終了後は、伊丹空港に隣接するANA系整備会社MROジャパンで売却整備を実施。21日に伊丹午後1時24分発のNH9006便として羽田へフェリー(空輸)された。

 ANAの777が退役するのは、5月5日に商業運航を終えて同月24日に離日した777-200の3号機(JA8199)に続いて2機目。JA8197はJA8199と同じく国内線仕様機で、座席数はともに2クラス405席(プレミアムクラス21席、普通席384席)だった。

 米国へ向かうフェリーフライトのNH9434便は、羽田を定刻より5分早い22日午後8時55分に出発。C滑走路(RWY16L)から午後9時22分に離陸した。アラスカ州アンカレッジを経由し、現地時間23日午前9時にカリフォルニア州モハーヴェ空港へ到着を予定している。

 今回の初号機退役に伴い、16機あった777-200は14機になった。ANAが運航している777は、このほかに777-200の航続距離延長型777-200ERが12機、長胴型777-300が7機、777-300の航続距離延長型777-300ERが22機の計55機。また、納入待ちの777-300ERが6機あり、次世代機777-9Xは20機発注している。


F35、岩国配備は16機=外務・防衛省が地元説明
時事通信 8月22日(月)18時32分配信

 外務省の武井俊輔、防衛省の宮沢博行両政務官は22日、山口県岩国市役所で福田良彦市長と会談し、ステルス戦闘機F35Bが同市の米軍岩国基地に来年1月に10機、8月に6機、配備されると伝えた。

 同機の日本への配備は初めて。

 F35は高度なステルス機能を備えた「第5世代」の最新鋭機で、米海兵隊仕様のB型機は垂直離着陸が可能。米国はアジア太平洋地域を重視する「リバランス」(再均衡)政策を進めており、岩国へのF35配備は北朝鮮や中国による軍事活動の活発化をにらんだものとみられる。

 福田市長は会談で「初めて国内に配備される機種で不安な要素がある」と述べ、騒音データの提示を政府側に要請した。この後、山口県庁で説明を受けた村岡嗣政知事も「基地周辺住民の生活環境への影響を客観的に把握する必要がある」との考えを伝えた。


最新鋭ステルス機F35、米軍岩国基地に16機
読売新聞 8月20日(土)12時58分配信

 米海兵隊による米軍岩国基地(山口県岩国市)への最新鋭ステルス戦闘機F35の配備計画が19日、分かった。

 配備されるのは海兵隊仕様のB型機計16機で、2017年1月に10機、8月に6機を順次配備する。日本政府関係者が明らかにした。

 F35は米英などが開発しており、航空自衛隊が空軍仕様のA型機の導入を決めている。B型機は垂直離着陸が可能で、米国外への配備は岩国基地が初めて。米軍には、核・ミサイル開発を進める北朝鮮や海洋進出を強める中国を念頭に、F35の配備でアジア太平洋地域における抑止力を高める狙いがある。

 計画によると、1月はFA18ホーネット戦闘攻撃機12機と、8月はAV8Bハリアー攻撃機8機とそれぞれ交代する形で配備される。配備に伴い、岩国基地に所属する米軍人と家族は、約130人増となる。


航空自衛隊向け F-35A の試験飛行を8月中に実施
レスポンス 8月19日(金)9時45分配信

F35aj
航空自衛隊向けF-35A初号機

航空自衛隊は、ロッキード・マーティンのフォートワース工場で製造している『F-35A』の航空自衛隊向け初号機が8月中に試験飛行が開始される予定と発表した。

[関連写真]

初号機は、2012年度に契約した4機の1機。初号機は、組立て作業と塗装が完了、現在、地上試験などを実施している。8月中にはロッキード・マーティンによる試験飛行が開始される予定。

《レスポンス レスポンス編集部》


米爆撃機3機種展開 中国・北牽制 アジア太平洋に初
産経新聞 8月19日(金)7時55分配信

 【ワシントン=加納宏幸】米太平洋軍は17日、米空軍が保有する戦略爆撃機のB52、B1、B2の全3機種を同時にアジア太平洋地域に展開したと発表した。米領グアムのアンダーセン空軍基地を離陸し、南シナ海と北東アジアの上空で活動した。中国の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発を牽制(けんせい)し、米軍の抑止力の有効性を強調する狙いがあるとみられる。

 3機種は核兵器の管理・運用を管轄する米空軍地球規模攻撃軍団の主要戦力。個別に北朝鮮による核実験やミサイル発射や、南シナ海で中国が領有権を主張する人工島開発を牽制したことはあるが、全機種が同じ空域で活動をするのは史上初めてとなる。

 米太平洋軍は17日、アンダーセン空軍基地を離陸して、グアム上空を編隊飛行する3機種の写真をホームページに掲載するとともに、今回の任務について「地球規模での安全保障への米国の関与と、信頼性のある戦略防衛能力を示した」と説明した。

 アンダーセン空軍基地にはB52が従来、配備されている。太平洋軍によると、今月6日にはB52に代わって、数機のB1が同基地に到着した。B1はB52よりも高速で近接航空支援が可能だ。また、9日からは敵のレーダーで探知されにくいステルス性能を持つB2が3機、アジア太平洋地域に展開している。


ANA、50機目の787羽田到着 記念ロゴ入り国際線仕様機
Aviation Wire 8月18日(木)22時52分配信

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羽田に到着する50機目の787となったANAの787-9=16年8月18日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 全日本空輸(ANA/NH)の50機目となるボーイング787型機が8月18日夜、羽田空港へ到着した。787を50機受領したのはANAが世界初で、機体前方にはボーイングとANAが共同でデザインした記念ロゴが描かれた。

 ANAを傘下に持つANAホールディングス(9202)は現地時間8月17日(日本時間18日)、50機目の787となる787-9の中距離国際線仕様機(登録番号JA882A)をシアトルで受領。記念式典が開かれた。

 座席数は3クラス246席(ビジネス40席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー192席)。長距離国際線仕様の215席(ビジネス48席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー146席)と比べ、ビジネスが8席、プレミアムエコノミーが7席減るのに対し、エコノミーは46席増えた。

 主な仕様は従来機と同じだが、エコノミークラスのシートのみ、座面の高さを約5センチ低くした。女性や子供でも足が着くようにし、座り心地を改善したという。

 機体は米シアトルのエバレット工場製で、エンジンは英ロールス・ロイス製トレント1000-D2を採用。14機目の787-9となった。

 ANAは2004年4月26日、ローンチカスタマーとして787を50機購入すると決定。今年7月末時点で標準型の787-8を36機、長胴型の787-9を44機、超長胴型となる787-10を3機の計83機を発注済み。787の発注機数としては世界最多となっている。

 これまでに787-9を14機のほか、787-8を全36機受領。787-8はエバレット工場製が32機、サウスカロライナ州のチャールストン工場製が4機、787-9はエバレット製が10機、チャールストン製が4機となっている。

 18日に羽田へ到着した787-9は、NH9397便としてエバレットを現地時間17日午後4時40分に出発し、午後5時7分に離陸。18日午後6時28分に羽田のC滑走路(RWY34R)へ着陸し、同40分に202番スポットへ到着した。操縦は森日出夫機長と、泉陽介副操縦士が担当した。

 運航開始は8月30日で、初便は羽田午前10時15分発のジャカルタ行きNH855便。その後はしばらく予備機として運用し、9月6日から羽田-シンガポール線と、羽田-香港線に投入する。

 ボーイングは7月末現在、787を1161機受注している。内訳は787-8が431機、787-9が577機、787-10が153機。納入は445機で、787-8を309機、787-9を136機引き渡し済み。787-10は2018年の引き渡しを予定しており、ANAは2019年度から2020年度にかけて導入する。

 全世界で導入している787のうち、ANA機は11.0%を占める。


ANA、50機目のボーイング 787型機が羽田空港に到着、8月30日の羽田~ジャカルタ線で就航
Impress Watch 8月18日(木)21時40分配信

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写真:Impress Watch

 ANA(全日本空輸)は50機目となるボーイング 787型機を米シアトルで8月16日(現地時間)に受領。その機体となるボーイング 787-9型機(登録記号:JA882A)が8月18日の18時28分、羽田空港に着陸した。

【この記事に関する別の画像を見る】

 ANAはボーイング 787型機のローンチカスタマーとして2004年に50機を発注。現在は世界最多のボーイング 787型機を運用しており、50機目の受領も世界初のこと。ANAの事業規模の拡大で現在の発注数は83機となっているが、これも航空会社別では世界最多の発注数となる。

 その50機目となるボーイング 787-9型機は、ANAとしては14機目のボーイング 787-9型機となり、現地時間8月16日に納入、同8月17日の16時40分にボーイングの工場がある米シアトルのエバレットを出発。日本時間の18時28分に羽田空港のC滑走路に着陸。同18時40分にANA整備場前の202番スポットに到着した。

 到着したボーイング 787-9型機には、機体前方のANAロゴの下に50機目を記念した「ANA's 50th 787」のマーキングが施されるのも特徴。機内は中距離国際線用の246席仕様(ビジネス40席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー192席)となっており、従来のエコノミークラスより座面を約5cm低くすることで、女性や子供も足が着いて座りやすいシートへと変更している。

 同機は8月30日の羽田~ジャカルタ線(NH855便)で就航。その後、9月6日からは羽田~シンガポール線、羽田~香港線など、中距離の東南アジア路線へ投入される予定となっている。


爆撃機3機種が同時展開=中朝けん制か―米太平洋軍
時事通信 8月18日(木)20時20分配信

 【ソウル時事】米太平洋軍は17日、空軍の戦略爆撃機B52、B1、B2を同時にアジア太平洋地域に投入したと発表した。

 3機種が太平洋軍の管轄地域に同時展開したのは初めてで、北朝鮮や中国をけん制する狙いがあるとみられる。

 3機種の爆撃機は編隊を組んで、グアムのアンダーセン空軍基地上空を飛行。南シナ海や北東アジアの上空で作戦を遂行したという。


戦略爆撃機の全3機種、米がグアムに同時展開
読売新聞 8月18日(木)19時38分配信

 【ワシントン=黒見周平】米太平洋軍は17日、米領グアムのアンダーセン空軍基地にB52、B1、B2の戦略爆撃機3機種全てを初めて同時展開し、南シナ海、北東アジア上空での作戦活動に参加させたと発表した。

 3機種はこれまで同基地に個別に展開したことはあったが、同時にそろうことはなかった。アジア太平洋地域での空軍力を強化することで、核ミサイルの実戦配備を急ぐ北朝鮮や強引な海洋進出を行っている中国をけん制する狙いとみられる。

 戦略爆撃機は航続距離が長く、核爆弾や巡航ミサイルなど大量の武器を搭載することができる。機体の防御能力も高く、米空軍の抑止力の要となっている。特にB2はレーダーに捉えられにくいステルス性能を持ち、敵地奥深くに侵入することが可能だ。


B52、B1、B2…米爆撃機3機種を同時展開、アジア太平洋で初
産経新聞 8月18日(木)16時38分配信

 【ワシントン=加納宏幸】米太平洋軍は17日、米空軍が保有する戦略爆撃機のB52、B1、B2の全3機種を同時にアジア太平洋地域に展開したと発表した。米領グアムのアンダーセン空軍基地を離陸し、南シナ海と北東アジアの上空で活動した。中国の海洋進出や北朝鮮の核・ミサイル開発を牽制し、米軍の抑止力の有効性を強調する狙いがあるとみられる。

 3機種は核兵器の管理・運用を管轄する米空軍地球規模攻撃軍団の主要戦力。個別に北朝鮮による核実験やミサイル発射や、南シナ海で中国が領有権を主張する人工島開発を牽制したことはあるが、全機種が同じ空域で活動をするのは史上初めてとなる。

 米太平洋軍は17日、アンダーセン空軍基地を離陸して、グアム上空を編隊飛行する3機種の写真をホームページに掲載するとともに今回の任務について、「地球規模での安全保障への米国の関与と、信頼性のある戦略防衛能力を示した」と説明した。

 アンダーセン空軍基地にはB52が従来、配備されている。太平洋軍によると、今月6日にはB52に代わって、数機のB1が同基地に到着した。B1はB52よりも高速で近接航空支援が可能だ。また、9日からは敵のレーダーで探知されにくいステルス性能を持つB2が3機、アジア太平洋地域に展開している。


ボーイング、ANAに50機目の787 米エバレットで記念式典
Aviation Wire 8月18日(木)11時48分配信

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特別塗装を施したANA50機目の787=16年8月 PHOTO: Tim Stake/Boeing

 ボーイングは現地時間8月17日(日本時間18日)、全日本空輸(ANA/NH)に787-9型機(登録番号JA882A)を米シアトルのエバレット工場で引き渡し、記念式典を開催した。同機はANA向け50機目の787で、記念の特別塗装を施した。同機は18日夜、日本に到着する。787を50機導入するのはANAが初めて。

 ANAが受領したのは国際線仕様の787-9で、座席数は計246席(ビジネス40席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー192席)。14機目の787-9となる。同機はNH9397便として、現地時間17日午後5時7分(日本時間18日午前9時7分)にエバレットを出発。18日午後6時すぎに羽田に到着する見込み。

 ANAは2004年4月26日、ローンチカスタマーとして787を50機購入すると決定。7月末時点で標準型の787-8を36機、長胴型の787-9を44機、超長胴型となる787-10を3機の計83機を発注している。787の発注機数としては世界最大で、これまでに787-9を14機のほか、787-8を36機受領している。

 ボーイングは7月末現在、787を計1161機受注している。内訳は787-8が431機、787-9が577機、787-10が153機。納入は計445機で、787-8を309機、787-9を136機引き渡し済み。787-10は2018年の引き渡しを予定し、ANAは2019年度から2020年度にかけて導入する。

 全世界で導入している787のうち、ANA機は11.0%を占める。


空自が最新鋭ステルス機F35初号機の写真公開 ホームページで
産経新聞 8月16日(火)18時29分配信

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航空自衛隊が公開した最新鋭ステルス戦闘機F35の日本向け初号機(空自提供)(写真:産経新聞)

 航空自衛隊は16日までに、米ロッキード・マーチン社がフォートワース工場(テキサス州)で製造中の日本向け最新鋭ステルス戦闘機F35初号機の写真をホームページ上で公開した。空自は計42機を調達する計画で、初号機は10月に引き渡される予定となっている。

 写真は工場内の格納庫で前方と後方から撮影した計2枚。引き渡しを受けた後、空自は米アリゾナ州のルーク空軍基地で空自パイロットの操縦訓練を行う。今年度は4機の引き渡しが予定されており、来年度から空自三沢基地(青森県)に実戦配備される。 

 F35をめぐっては、米空軍が今月2日に米空軍が空軍仕様機が初めて実戦配備が可能になる「初期運用能力」を獲得したと発表したばかり。


空自の次期戦闘機「F-35A」、初号機が組み立て/塗装完了し画像公開
sorae.jp 8月16日(火)16時5分配信

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空自の次期戦闘機「F-35A」、初号機が組み立て/塗装完了し画像公開

航空自衛隊は8月15日、2017年中の配備が予定されている第5世代ジェット戦闘機「F-35A」の初号機が組立作業と塗装を完了したとして、画像を公開しました。この機体は現在ロッキード・マーティンのフォートワース工場で地上試験などが行われており、8月には試験飛行が行われる予定です。
 
F-35Aは統合打撃戦闘機計画(JFS)にもとづいて開発された戦闘機「F-35」のバリエーションの一つです。F-35はアメリカやイギリスなどが資金を提供し、ロッキード・マーティンが中心となって開発を進めています。
 
F-35ではそのバリエーションとして通常離陸機(CTOL)となるF-35Aのほかにも、短距離離陸・垂直着陸機(STOVL)となる「F-35B」、艦載機の「F-35C」の3モデルが存在します。どのモデルもステルス性能を有し、F-35Aは今月に初期作戦能力(IOC)の獲得が発表されていました。

航空自衛隊はF-35Aを42機導入する予定となっており、年内には4機が引き渡される予定です。また残りの38機は三菱重工によって愛知県の小牧南工場にてライセンス生産されます。また引き渡されたF-35Aは青森県の三沢基地に配備される予定です。
 
F-35は米空軍が運用するステルス戦闘機「F-22」に比べて若干機動性では劣りますが、その代わり多様な兵装を搭載したり、高い情報収集能力/共有能力によってミッションを行います。対する中国もステルス戦闘機「J-20(殲-20)」の開発を進めており、今後の動向が注目されます。


日本初の777、ANA初号機が運航終える
Aviation Wire 8月16日(火)0時7分配信

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日本初の777であるANAの777初号機JA8197の羽田着最終便となったNH70便=16年8月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本初のボーイング777となった全日本空輸(ANA/NH)の777-200初号機(登録番号JA8197)が8月15日、最後の商業運航を終えた。

 最終運航を迎えた初号機は、1995年10月4日にANAへ引き渡され、同年12月23日の羽田-伊丹線が初便となった。就航当時は垂直尾翼に「777」と大きく描かれ、最新鋭機であることをアピールしていた。

 ANAが運航する777は、777-200が14機(初号機除く)、777-200の航続距離延長型となる777-200ERが12機、長胴型の777-300が7機、777-300の航続距離延長型777-300ERが22機の計57機。次世代機777Xは20機を発注している。

 777-200は16機運航していたが、5月24日に初の退役機となる3号機(登録番号JA8199)が、羽田空港から売却先の米国へ旅立った。最終フライトを迎えた初号機は、ANAの777では2機目の退役。機材変更が生じない限り、15日の羽田発伊丹行きNH41便が最終便となる見通し。

 初号機の羽田着最終便は、札幌午後4時46分発の羽田行きNH70便で、午後6時21分に59番スポットへ到着。羽田発最終となったNH41便は、乗客355人(幼児3人含む)と乗員11人を乗せて羽田を午後7時21分に出発し、伊丹には午後8時31分に到着した。


空自、次期主力戦闘機F-35Aを公開 「グレー日の丸」を初採用
乗りものニュース 8月15日(月)14時46分配信

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公開された日本向けF-35Aの初号機。「日の丸」がグレーの「ロービジ(低視認性)迷彩」になっている(写真出典:航空自衛隊)。

2016年10月までに4機を出荷
 航空自衛隊が2016年8月15日(月)、その次期主力戦闘機であるロッキード・マーチンF-35A「ライトニングII」日本向け初号機「#701」の写真を初めて公開。その組み立てが完了したことを明らかにしました。

 公開されたF-35A初号機「#701」は、ロッキード・マーチン社(アメリカ)のフォートワース工場(テキサス州)において飛行試験を行ったのち、航空自衛隊へ引き渡しが行われる見込み。2016年10月までに4機が出荷され、合計42機が航空自衛隊へ導入される予定です。

 航空自衛隊で最初のF-35A実戦部隊は三沢基地(青森県三沢市)での編成が決まっていますが、まず出荷される4機はルーク・アメリカ空軍基地(アリゾナ州)へ移され、同基地に所在する「F-35Aアカデミックトレーニングセンター」において、航空自衛隊パイロットらの訓練機材として用いられる予定です。

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F-35Aは、航空自衛隊のF-4EJ改「ファントムII」戦闘機の後継として導入される(写真出典:航空自衛隊)。

航空自衛隊で初の「ロービジ日の丸」
 また現在、三菱重工の小牧南工場(愛知県豊山町)に設置されたF-35A最終組み立て検査工場(FACO)においても、国内生産型F-35Aの組み立てが始まっており、2017年中に2機の引き渡しが予定されています。ただこの三菱重工製の機体も、当面はルーク空軍基地で訓練に用いられる見込みです。

 F-35Aは2016年8月2日(火)、アメリカ空軍において「初期作戦能力」の獲得(実用化)に至ったばかりの新鋭機。非常に高いステルス性を有するだけでなく、情報収集能力やネットワーク交戦能力に優れ、“次世代戦闘機の標準型”といえる機種です。

 また、ステルス性の観点から使用可能な塗料に大きな制限があるため、航空自衛隊機としては初めて国籍を示す「日の丸」がグレー1色の「ロービジ(低視認性)迷彩」になっているなど、これまでの空自戦闘機にない特徴を持っているのもポイントです。


ANAの787、成田でエンジントラブル 滑走路1時間超閉鎖
Aviation Wire 8月15日(月)11時55分配信

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成田でエンジントラブルが起きたANAの787-8同型機=15年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 8月14日午後2時25分ごろ、全日本空輸(ANA/NH)の成田発上海(浦東)行きNH959便(ボーイング787-8型機、登録番号JA840A)が、成田空港のA滑走路(RWY34L)を離陸時にエンジントラブルが発生し、離陸を中止した。乗客228人と乗員12人にけがはなかったが、A滑走路には金属片が散乱したため、1時間15分閉鎖された。

 トラブルが発生したのは、2基あるエンジンのうち、進行方向左側の第1エンジン。離陸滑走中にコックピットの計器に左エンジンの故障を示す警告が出たため、離陸を中止して駐機場へ戻った。同便は別の機材に変更し、2時間49分遅れとなる午後4時54分に再出発し、上海には午後6時54分(定刻午後4時5分)に到着した。

 A滑走路は散乱した金属片の清掃や点検のため、午後2時26分から午後3時41分までの1時間15分閉鎖された。この影響で、ANA便では中部発成田行きNH340便と伊丹発成田行きNH2178便が羽田へダイバート(代替着陸)するなど、他社便を含めて出発や到着の遅延など影響が出た。

 NH340便とNH2178便は羽田で給油後成田へ向かい、いずれも約2時間遅れで到着した。

 ANAは7月末時点で標準型の787-8を36機、長胴型の787-9を44機、超長胴型となる787-10を3機の計83機を発注済み。787の発注機数としては世界最大で、これまでに787-8を36機、787-9を13機受領している。エンジンは全機が英ロールス・ロイス製「トレント1000」を採用している。

 ANAによると、原因究明にはエンジン内部を調査する必要があることから、時間が掛かる可能性があるという。

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