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2016年8月27日 (土)

イタリア中部でM6.2の地震 死者多数・4

イタリア中部で24日午前3時36分(日本時間同10時36分)ごろ、イタリア中部を震源とするマグニチュード(M)6.2の地震が発生、震源に近い山間部の町アマトリーチェなどでは石造りの建物が多数倒壊、住民が下敷きになるなど大きな被害が発生した。

これまでの報道では、死者が少なくとも290人に上ると伝え、イタリア当局の担当者は「多くの人が倒壊した建物の下敷きになって行方不明になっている」としており、死者はさらに増える見通しだ。

米地質調査所(USGS)によると、震源はイタリア中部ノルチャから南東に約10キロメートルの地点で、震源の深さは約10キロメートル。

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リンク:町壊滅、マフィア対策も課題=復興の道筋見通せず―伊中部地震から1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:合同葬儀、深い悲しみ…イタリア地震から1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<イタリア地震>最大の被災地で国葬 家族や友人の死を悼む - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イタリア中部地震、最大被災地で国葬 政府首脳らが参列 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<イタリア地震1週間>寒さ襲うテント村「早く仮設住宅に」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イタリア地震、マフィアが復興事業に関与か 当局が警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:レンツィ伊首相、地震対策の強化計画発表へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:倒壊家屋、手抜き工事か=伊中部地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:伊地震の震源近く、死者ゼロの町に注目集まる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:倒壊家屋、手抜き工事か=責任追及へ実態調査―伊中部地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:伊・震源近くの斜面に亀裂…強い揺れを裏付け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ローマ法王>イタリア地震の被災地へ 近く訪問意向 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イタリア中部地震、保険請求は推計1億─2億ユーロ=フィッチ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:瓦礫の町で挙式、妹守って命落とした姉 イタリア地震の明暗 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【イタリア地震】 妹かばい死亡の少女に消防士が手紙 「許して」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【写真特集】避難所で名物パスタ「アマトリーチェ」で振る舞う=イタリア地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イタリア地震 不正建築で被害拡大か 検察、手抜きを捜査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:倒壊建物、耐震偽装の疑い…伊検察当局が捜査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:伊地震被災地の訪問希望=ローマ法王 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:捜索続くイタリア大地震、余震1820回に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ローマ法王、被災地訪問の意向 イタリア地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<イタリア地震>「震災の危険高い」建造物の警告生かされず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<イタリア地震>「来るのが遅くてごめんね」消防士が手紙 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:手抜き工事が被害拡大の一因? 伊中部地震で検察当局者が見解 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イタリア中部地震、犠牲者の国葬 9歳少女のひつぎに「ごめんね」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:伊中部地震 72時間経過、死者290人 生存者救助絶望視も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イタリアに防災文化ない」 地震多発国なのに進まぬ耐震化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イタリア中部地震、大統領ら参列し国葬=犠牲者291人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大統領ら参列し国葬=伊中部地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イタリア中部地震、大統領ら参列し国葬=犠牲者290人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イタリア地震「追悼の日」、死者290人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<イタリア地震>崩落小学校、手抜き工事か 死者294人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震源周辺の地盤、最大20センチ沈む…伊地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:クルーズ船座礁と大地震、「九死に二生」の伊女子学生がミスコン入賞 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

町壊滅、マフィア対策も課題=復興の道筋見通せず―伊中部地震から1週間
時事通信 8月31日(水)14時43分配信

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イタリア中部を襲った大震災は、31日で発生から1週間。がれきの下敷きになった人々の救出作業はなお続き、犠牲者数は292人に増加した。写真は、捜索活動を続ける救助隊員=29日撮影、アマトリーチェ

 【パリ時事】イタリア中部を襲った大震災は、31日で発生から1週間。

 がれきの下敷きになった人々の救出作業はなお続き、犠牲者数は292人に増加した。最大の被害を出した町アマトリーチェなど複数の自治体が壊滅状態に陥る中、手抜き工事による「人災」疑惑が浮上。関連事業へのマフィアの介入防止などの課題も立ちはだかり、復興への道筋は見通せない。

 アマトリーチェでは30日、マッタレッラ大統領やレンツィ首相ら約3000人が参列し、町内で死亡した230人超を追悼する国葬が営まれた。地元メディアによると、首相は「テレビカメラがいなくなっても、被災者を見捨てることはない」と語り、復興を着実に進める決意を改めて表明した。

 被災地は昔から地震の多い地域だが、過疎が進む中で対策は遅れがち。今回の地震では、揺れの激しさから想定される以上に被害が拡大。また、耐震補強を終えたばかりの学校や住宅も崩壊し、手抜き工事ではないかとの指摘も出た。地元の司祭からは「人を殺したのは地震ではなく、人間のずさんな仕事だ」と怒りの声が上がる。

 過去の震災復興事業では、マフィアが介入して不当な利益をむさぼった事例もあった。当局のマフィア対策責任者フランコ・ロベルティ氏は、伊紙レプブリカで「復興事業は犯罪集団にとってうまみが大きい」と強調。予算の無駄を省くには、反社会的組織の排除が欠かせないと指摘した。

 避難を余儀なくされた住民は3000人近くに上り、冬の訪れる前に住宅を確保することが喫緊の課題だ。地元当局は既に、問題が指摘される物件について、施工業者や役所の監督担当者らの捜査を開始。不正があれば厳しく責任を追及し、同様の事例が繰り返されないよう目を光らせる方針だ。


合同葬儀、深い悲しみ…イタリア地震から1週間
読売新聞 8月31日(水)13時16分配信

 イタリア中部の大地震で最大の被害が出たアマトリーチェで30日夜、犠牲者の合同葬儀が営まれ、会場は深い悲しみに包まれた。

 31日で地震発生から1週間。伊政府の集計によると死者数は292人で、多数の住民が避難生活を強いられている。

 合同葬儀は、雨に見舞われる中、地震で倒壊した宗教施設近くの屋外で行われ、レンツィ首相、マッタレッラ大統領が、遺族に哀悼の辞を述べた。並んだひつぎの上には、犠牲者の写真や花束、ぬいぐるみなどが置かれた。遺族からは「離れたくない」「なぜなの」と悲しみの声があがった。

 伊検察は、耐震偽装などが被害を拡大させたとみて捜査を始めている。(イタリア中部アマトリーチェ 佐藤友紀)


<イタリア地震>最大の被災地で国葬 家族や友人の死を悼む
毎日新聞 8月31日(水)10時46分配信

 ◇リエーティ県アマトリーチェ

 【ローマ福島良典】イタリア中部地震で230人以上の死者を出した最大の被災地リエーティ県アマトリーチェで30日夕(日本時間31日未明)、犠牲者のうち28人の国葬が営まれた。遺族らは壊滅的な被害を受けた故郷で、失った家族や友人の死を悼んだ。

 国葬は雨の中、倒壊した建物の近くに特設された大型鉄筋テントで開かれ、マッタレッラ大統領、レンツィ首相をはじめ、被災者、救助隊員ら計約3000人が参列。ロイター通信によると、震災でルーマニア人11人が犠牲になったため、ルーマニアのチョロシュ首相も出席した。

 ポンピリ司教が葬儀のミサで犠牲者の名前を読み上げると、会場から悲嘆の声が上がった。倒壊建造物の耐震偽装の捜査が進む中、司教は説教で「地震が人を殺すのではない。人間の行為が殺すのだ」と述べた。地震でがれきから救出されたアルバニア人修道女のマリアナさん(35)もミサに参加した。

 アマトリーチェには住民約3000人が暮らしていた。ピロッツィ村長は被災者の気持ちを代弁して「私たちはここに残りたいのだ」と訴え、レンツィ首相は国葬後、「一つ一つ復興していく」と約束した。


イタリア中部地震、最大被災地で国葬 政府首脳らが参列
AFP=時事 8月31日(水)10時22分配信

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イタリア中部アマトリーチェのテントで営まれた地震の犠牲者の国葬に先立ち、ひつぎのそばで抱き合う人たち(2016年8月30日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】イタリア中部地震で最大の被害が出たアマトリーチェ(Amatrice)で30日、犠牲者の国葬が営まれ、セルジョ・マッタレッラ(Sergio Mattarella)大統領やマッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)首相、ローマ法王庁(バチカン)の代表者らが参列した。

 今回の地震では292人の死亡が確認され、このうち231人は風光明媚(めいび)な山間部の町アマトリーチェで死亡した。簡易テントで営まれた国葬には数百人の人々が参列し、犠牲者に悲しい別れを告げた。【翻訳編集】 AFPBB News


<イタリア地震1週間>寒さ襲うテント村「早く仮設住宅に」
毎日新聞 8月30日(火)20時19分配信

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劣悪な生活環境のテントで暮らす被災者たち=イタリア中部ペスカラ・デル・トロントで2016年8月29日、福島良典撮影

 290人以上の死者を出したマグニチュード(M)6.2のイタリア中部地震の発生から31日で1週間を迎える。故郷ががれきの山と化した被災者たちは、将来の復興や帰還が見通せない中、劣悪な生活環境のテント村で不安な日々を送っている。【ペスカラ・デル・トロント(イタリア中部)で福島良典】

 10人が犠牲になった被災地ペスカラ・デル・トロント。地震で崩落した岩が残る道路の脇に青色のテントが並ぶ。入居しているのは3人の子どもを含む被災者62人。ボランティアが交代で食事などの支援をしている。

 夫と息子2人の一家4人で避難したアレッサンドラさん(45)は地震で左足首を骨折し、車椅子の暮らし。地震発生の約16時間後に救出されたジョルジャさん(4)と、妹をかばうようにして亡くなったジュリアさん(8)の姉妹はアレッサンドラさんのめいだ。

 テント村は標高約740メートルの山間のため、朝晩は気温10度前後にまで冷え込む。テントに暖房器具はあるが、アレッサンドラさんは「夜は、川から湿気を帯びた寒気が吹き付けてくる。あと2週間もすれば冬がやって来る」と不安げだ。

 1張りのテントに8人の被災者が入るため、2~3家族が同居状態となり、プライバシーはない。ジュゼッペさん(70)とアンナさん(70)の夫妻は「日本の(震災後の対応の)ように迅速にはいかないだろうが、早く仮設住宅に移りたい」と願っている。

 イタリア紙レプブリカなどによると、政府の震災対策は緊急措置(短期)、被災地復興(中期)、被害防止(長期)の3本柱。各地のテントなどで暮らす被災者計約3000人は1カ月で仮設住宅に移り、4~5カ月で当面の定住先に落ち着く見通しだという。

 レンツィ首相は「土地には魂がある。貴重な過去を持つ地方(被災地)が未来を持てるようにする」と被災地復興を約束している。レプブリカ紙によると、再建工事は来春着手の予定とされる。

 だが、復興は時間がかかり、前途多難だ。2009年4月にM6.3の地震に見舞われたラクイラでは復興汚職が表面化。行政手続きの遅れもあって7年以上たった今も修復工事が続く。中心部の人影はまばらだ。

 中心部で菓子店を営むマニエリ・トゥリオさん(65)は「復興は遅く、わずかしか進んでいない。服飾店、食料品店は閉まったままで、各種事業所も再開していない」と嘆く。今回の被災地の復興も「5年くらいは動かないのではないか」と悲観的だ。


イタリア地震、マフィアが復興事業に関与か 当局が警戒
CNN.co.jp 8月30日(火)19時40分配信

(CNN) 今月24日未明にイタリア中部を襲った大地震を受け、同国当局は被災地域の復興を目指すうえで国内のマフィアの関与を排除する必要があるとの見解を示した。今回の地震では長い歴史を誇る町の建物だけでなく、学校など耐震性能をうたって新設された建物も倒壊しており、当局が捜査を進めている。

これまでのところ今回の地震による犠牲者は少なくとも290人。生存者の発見はほぼ絶望的とみられており、当局者らは現在、がれきの山の撤去や本格的な復興プランの策定といった作業に直面している。

こうした中、イタリア検察当局でマフィアの撲滅に取り組むフランコ・ロベルティ検事はこのほど、伊紙レプブリカの取材に対し「震災後の復旧工事は、歴史的に犯罪組織の理想的な収入源となってきた」と明言。復興事業にマフィアが関与してくるリスクがあるとの懸念を示した。

1980年に発生し2400人以上の死者を出したイタリア南部の大地震についても、ロベルティ検事はマフィアが関わったとみられるずさんな工法による建築物の存在が被害を拡大させたと分析する。今回の地震でも「あまりに多くの建物が倒壊した」として、復興に当たっては過去の事例から「多くを学ぶ必要があるだろう」と語った。

ただ公共事業での汚職が頻繁に起こるイタリアで、復興事業からマフィアを完全に締め出すのは至難の業だ。英エセックス大学で組織犯罪について研究するアンナ・セルジ氏は「イタリアでは大金の動くところに必ずマフィアが絡んでくる。今回も不正な手段で復興事業を受注する公算が極めて大きい」と予測。そのうえで「建設業はマフィアにとって主要な収入源の一つだ。工事を請け負うことは金銭面での利益にとどまらず、縄張りの拡大にもつながる」と述べた。


レンツィ伊首相、地震対策の強化計画発表へ
ロイター 8月30日(火)15時59分配信

[ローマ 29日 ロイター] - イタリアのレンツィ首相は29日、地震対策強化に向けた国家計画を数日以内に発表すると明らかにした。

イタリア国内を地震に対してより安全にするプロジェクトで、政治家や労働組合、建設企業や技術専門家との協力で進める。

首相はイタリア放送協会(RAI)とのインタビューで、耐震補強やエネルギー効率の向上などのために、必要とされればいくらでも予算を充てる考えを示した。

首相は、同国を代表する建築家レンゾ・ピアノ氏から、イタリアが国際的な耐震基準を満たせるようになるには50年近くかかるとの意見があったと明かした上で「長期計画だからといってすぐに取りかからない理由にはならない」と語った。


倒壊家屋、手抜き工事か=伊中部地震
時事通信 8月30日(火)8時38分配信

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290人を超える犠牲者を出したイタリア中部地震をめぐり、建物の手抜き工事が被害拡大の一因となった疑いが浮上している。写真は29日、被災地のアマトリーチェで作業する消防隊員。


伊地震の震源近く、死者ゼロの町に注目集まる
読売新聞 8月29日(月)20時44分配信

 【ノルチャ(伊中部)=笹沢教一】イタリア中部地震で、震源に近かったのに一人も死者を出していないとして、中部の町ノルチャが注目を集めている。

 過去の震災で耐震基準を強化したことが奏功したようだ。

 人口約5000人のノルチャは、今回の震源から北西に12キロ・メートル、一方、200人以上の死者が出たアマトリーチェは震源から南東10キロ・メートルの位置にある。

 ノルチャは1979年にマグニチュード(M)5・9、97年にM6・0の地震に見舞われ、住宅や歴史的建造物が損壊して犠牲者を出した。その後、耐震基準を強化し、古い石造り家屋の壁や土台を鉄筋などで補強、新築の建物にも施工時の鉄筋補強を義務付けた。

 今回の地震では、壁の一部が崩れる被害はあったが、壁面全体が抜け落ちたり家屋が崩れたりするような被害は出なかった。


倒壊家屋、手抜き工事か=責任追及へ実態調査―伊中部地震
時事通信 8月29日(月)18時10分配信

 【パリ時事】290人を超える犠牲者を出したイタリア中部地震をめぐり、建物の手抜き工事が被害拡大の一因となった疑いが浮上している。

 地元当局は再発防止のため、施工業者や監督担当者の責任追及も視野に捜査に乗り出した。

 イタリアのメディアが29日までに報じたところによると、最大の被害を記録した町アマトリーチェの小学校は、2012年に国の補助金を受けて耐震工事を施したにもかかわらず、今回の地震で壁や天井などが崩壊。未明の発生だったため内部に児童はいなかったが、危うく大惨事となるところだった。

 セルジオ・ピロッツィ町長は工事について「柱や壁、土台も含めて全面的な改築を実施した」と証言した。近隣の町アックモーリでも改修されたばかりの塔が倒れ、4人が死亡したとの報道がある。適切な工事が行われなかった可能性に加え、役所の検査が不十分だった疑惑もある。

 政府は地質学の専門家や捜査員らを派遣して調査を開始。悪質なケースは業務上過失致死などの罪で訴追する方針だ。イタリア中部は伝統的に地震が多い地域だが、現地に派遣された専門家の一人は「過去の教訓が全く生かされていない」と嘆いた。

 過去の震災復興ではマフィアが絡む汚職疑惑も取り沙汰された。レンツィ首相は29日、「震災を予防する観点から再建を進める」と述べるとともに「すべての費用をしっかり精査する」と言い切り、不正な支出は許さない考えを強調した。


伊・震源近くの斜面に亀裂…強い揺れを裏付け
読売新聞 8月29日(月)15時0分配信

 【アクーモリ(イタリア中部)=笹沢教一】死者290人以上に上っているイタリア中部地震で、震源から約2・5キロ・メートルと近いアクーモリの丘の斜面上部に深さ約20センチの陥没や道路などの亀裂がみられ、極めて強い揺れによって起きやすい斜面崩壊の兆候を示していることがわかった。

 イタリア政府の市民保護局や治安警察、消防で組織する現地災害対策本部が28日明らかにした。

 この丘一帯の地盤は固い岩石で構成されており、雨などで崩れる可能性は低い。今回の地震は、深さ4キロ・メートルと浅い震源からの激しい揺れがほぼ直下からもたらされたと推定されており、これにより、斜面崩壊の現象が起きたとみられる。

 斜面の頂上付近は崩落防止のため、コンクリートで覆われていたが、数十メートル四方にわたる範囲で深い亀裂を伴ってはがれ、周囲の道路もひび割れていた。


<ローマ法王>イタリア地震の被災地へ 近く訪問意向
毎日新聞 8月29日(月)11時16分配信

 【ローマ福島良典】フランシスコ・ローマ法王は28日、バチカンのサンピエトロ広場で開いた日曜恒例の祈りの集いで、イタリア中部地震の被災地を近日中に訪問したいとの意向を表明した。

 法王は地震の犠牲者を追悼するとともに被災者のために祈りをささげ「私自身もできるだけ早くあなた方に会いに行きたい」と述べた。

 法王は社会的弱者に寄り添う「貧者の教会」を掲げ、イタリア中部地震の被災地にはバチカンの消防隊と憲兵隊を派遣した。


イタリア中部地震、保険請求は推計1億─2億ユーロ=フィッチ
ロイター 8月29日(月)11時5分配信

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 8月26日、格付け会社フィッチ・レーティングスは26日、イタリア中部で24日に発生した地震について、イタリアの保険会社への影響は限定的なものにとどまるとし、保険請求は1億─2億ユーロとの推計を発表した。写真は地震被害を受けたイタリアのアマトリーチェで27日撮影(2016年 ロイター/Ciro De Luca)

[ミラノ 26日 ロイター] - 格付け会社フィッチ・レーティングスは26日、イタリア中部で24日に発生した地震について、イタリアの保険会社への影響は限定的なものにとどまるとし、保険請求は1億─2億ユーロとの推計を発表した。

イタリア政府は被害の推計を発表していないが、デルリオ・インフラ運輸相は26日、被害額は2009年に中部ラクイラでの地震発生以降に復興費用として確保された140億ユーロ(約160億ドル)には達しないとの見方を示した。

イタリアでは地震が多発しているにもかかわらず災害保険加入率は低く、政府が損害や復興費用の大半を負担することになる。

リスクモデリング会社RMSの調査部門責任者、ロバート・ミュア・ウッド氏は「住宅用不動産は一般的に地震保険に加入していない」とし、「被災地では資産価値の高い不動産はほとんどなく、保険損失は限定的になる」との見方を示した。

業界団体ANIAの推計によると、住宅3300万戸のうち民間の地震保険でカバーされているのは1%未満だという。

関係筋によると、イタリア保険大手ゼネラリ<GASI.MI>への保険金請求額は2000万ユーロ程度となる可能性がある。競合するウニポルサイ<US.MI>は影響は限定的だとしている。


瓦礫の町で挙式、妹守って命落とした姉 イタリア地震の明暗
CNN.co.jp 8月29日(月)10時43分配信

イタリア・アクアサンタ・テルメ(CNN) 大地震で壊滅的な被害が出たイタリア中部の震源地に近いアクアサンタ・テルメの町で、1年以上前から結婚式の準備をしていたカップルが28日、予定通りに挙式した。今回の地震では多くの町が瓦礫と化し、これまでに291人の死亡が確認されている。

結婚式を挙げたのはラモン・アダッツィさんと妻になったマルティナさん。この日のための準備は完璧だった。1年以上も前から入念に計画を立て、ウェディングドレスもスーツも会場もすべて手配済みだった。

ところが式の4日前になって大地震が発生。会場になるはずだった教会は祭壇ががれきに覆われれ壁にはひびが入り、16世紀のフラスコ画も粉々になった。建物を使うことは不可能だった。

それでも式は中止しなかった。

最初はショックを受けたという2人だが、「それでも結婚を祝いたかった。私たちにはほかのことを考える瞬間が必要だから」とラモンさん。インスタグラムに投稿した写真には、「悲しみの中にあっても喜びの瞬間を持つことが大切。自分たちの幸福を分かち合わなければ」と書き添えた。

まだ余震が続く中、町の広場に会場を移して、山の緑と崩れかけた建物をバックに行われた挙式では、ブラジルやカナダなど遠方からの列席者も含めて数十人が2人の門出を祝福した。

一方、同地から約20キロ南西のアマトリーチェではこの日、今年で50回目となるスパゲティー祭りが開かれているはずだった。

アマトリーチェの普段の人口は2000人。しかし祭りが開かれる週末を中心に、夏の間の人口は1万5000人に膨れ上がる。このため安否不明者の確認も難しい状況が続く。

地震発生から4日がたち、生存者の発見はほぼ絶望的となった。余震による倒壊を防ぐため、作業の重点は半壊した建物の取り壊しに移っている。

28日の作業は平年を大きく上回る34度の猛暑の中で行われた。数日後には暴風雨も予想され、堆積(たいせき)した土埃(つちぼこり)が泥沼と化す恐れもある。

アスコリ・ピチェーノの町では体育館が葬儀場となり、アルクアータ・デル・トロントで死亡した35人の棺(ひつぎ)が安置された。

司祭によると、そのうちの1人、ジュリア・リナルディさんという幼い少女は、妹のジョージアさんに覆いかぶさるようにして死亡しているのが見つかった。ジョージアさんは助かったが、ジュリアさんは妹を守って命を落としたとみられる。2人は互いに抱き合った状態で発見されたという。


【イタリア地震】 妹かばい死亡の少女に消防士が手紙 「許して」
BBC News 8月29日(月)9時50分配信

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【イタリア地震】 妹かばい死亡の少女に消防士が手紙 「許して」

イタリア中部地震で甚大な被害の出たアルカータ村とペスカーラ・デル・トロント村の犠牲者35人の合同葬儀が27日、マルケ州の州都アスコーリ・ピチェーノで行われた。幼い妹をかばい死亡した10歳少女の棺には、消防士が「着くのが遅すぎたなら許して」と思いをつづった手紙を添えていた。さらに同日、イタリア各地で犠牲者を弔う半旗が掲げられた。

地震による死者は290人に上り、少なくとも約390人が病院で手当てを受けた。2000人以上が住む場所を失った。

政府主催の合同葬儀には、レンツィ首相やマッタレッラ大統領も参列。司式したデルコーレ司教は、「私たちは共に地域社会の命を再生しましょう」と呼びかけた。

葬儀には、大人の棺と共に、子供の遺体を収めた白い棺が2つ並んだ。ひとつは、ペスカーラ・デル・トロント村で、ジュリア・リナルドさん(10)の棺で、「アンドレア」とだけ署名された消防士の手紙が添えられていた。

地震発生から16時間後に発見されたジュリアさんは、4歳の妹ジョルジアちゃんに覆いかぶさった姿でがれきの中から発見された。ジュリアさんはすでに息絶えていたが、ジョルジアちゃんは助かった。

ジュリアさんの棺の上の手紙には、「こんにちは、可愛い人。がれきに閉じ込められていたあなたを助けるのに、僕は手伝うしかできなかった。着くのが遅すぎたなら、許してください」と書かれていた。

「でもその頃には君はもう息をするのを止めてしまっていて。でも君を引っ張り出すためにできるだけのことはしたんです。それは知っておいてもらいたい」、「ラクイラの自宅に戻るときには、空から見守ってくれる天使がいるはず。君は夜空に光る星になるんですね。ジュリア、さようなら。知り合えなかったけど、愛してます」と「アンドレア」さんは書き、ハートマークを添えている。

余震さらに

27日早朝にも余震が続いた。

大きな被害に遭ったアックモーリの地面が、地震によって20センチ地盤沈下していたことも明らかになった。日本の衛星データをもとにした分析結果を、イタリアの国立地球物理学・火山学研究所(INGV)が発表した。

(英語記事 Italy earthquake: Mass funeral for 35 victims)


【写真特集】避難所で名物パスタ「アマトリーチェ」で振る舞う=イタリア地震
アフロ 8月29日(月)9時46分配信

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8月28日、イタリア中部で発生したM6.2の地震から4日が経過した。(Photo by ロイター/アフロ)


イタリア地震 不正建築で被害拡大か 検察、手抜きを捜査
産経新聞 8月29日(月)7時55分配信

 【ローマ=宮下日出男】イタリア中部地震で倒壊・損壊した建物の一部が手抜き工事によって建築されていた疑いがあるとして、地元検察当局が捜査に乗り出した。地震では古い建物が多いことが被害の大きさの背景に指摘されているが、当局は不正建築が多くの犠牲者を生む一因になった可能性もあるとみている。

 27日付の伊紙レプブリカなどによると、捜査対象は115棟の建物に上る。検察当局はとりわけ、最近改修などが行われた、最大の被災地アマトリーチェの学校とアックモリの教会の鐘楼について着目しているという。

 学校は2012年に補助を受け、耐震強化工事が施されたばかりだったにもかかわらず崩壊。地元では疑問の声も上がった。一方、アックモリでは鐘楼が隣家に向かって倒れ、一家4人が死亡した。

 地元検察のサイエバ検事はレプブリカに対し、現場調査の結果、倒壊建物の一部は「節約のためにセメントより砂を多く使っていたとしか考えられない」と指摘した上、「これは事故ではない」と強調。関係者の法的責任追及を視野に捜査を進める考えを示した。

 一方、ANSA通信によると、地震による死者は290人に達している。一部の被災地ではまだ行方不明者がいるとされ、死者はさらに増える可能性がある。同国で近年起きた地震としては、09年に309人が死亡した中部ラクイラ地震に次いで最悪規模となった。


倒壊建物、耐震偽装の疑い…伊検察当局が捜査
読売新聞 8月28日(日)22時19分配信

 【ローマ=佐藤友紀】イタリア中部で24日に発生した大地震を受け、検察当局は、耐震偽装などの疑いがあるとして倒壊した建物の捜査に乗り出した。

 AP通信などが28日、報じた。

 同日付伊紙レプブリカによると、地震で倒壊・損壊した建物115棟について、耐震基準を満たしていたかどうかや手抜き工事の有無について調べるという。セメントに砂を大量に混ぜて工費を浮かせたり、金属補強を怠ったりするなどの手抜き工事が原因との見方もあるという。

 AP通信によると、捜査対象は2012年に70万ユーロ(約8000万円)をかけて改築したばかりのアマトリーチェの小学校のほか、生後8か月と7歳の子どもを含む家族4人が亡くなったアクーモリの鐘楼も含まれる。鐘楼は、09年のラクイラ震災で創設された基金を活用して修復されたばかりだった。


伊地震被災地の訪問希望=ローマ法王
時事通信 8月28日(日)22時17分配信

 【ベルリン時事】AFP通信によると、フランシスコ・ローマ法王は28日、バチカンのサンピエトロ広場に集まった信徒らを前に、イタリア中部で24日未明に起きた地震の被災地をできるだけ早く訪れたいと表明した。

 法王は「(被災地の)親愛なる人々に対し、教会が苦しみと不安を共有していることを改めて伝えたい」と述べた。地震では290人以上の死亡が確認され、多くの住民らが避難所生活を余儀なくされている。


捜索続くイタリア大地震、余震1820回に
読売新聞 8月28日(日)21時3分配信

 イタリア大地震は28日、発生から4日が経過したが、中部アマトリーチェ、アクーモリなどの被災地では捜索・救助活動が続けられている。

 死者数は、ラクイラ地震に匹敵する290人以上(政府集計)となっている。

 イタリア国立地球物理学・火山学研究所(INGV)によると、無感地震を含む余震は28日午前8時現在で1820回に達し、このうちマグニチュード(M)3・0以上は127回だった。


ローマ法王、被災地訪問の意向 イタリア地震
朝日新聞デジタル 8月28日(日)20時38分配信

 ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は28日、日曜恒例の「正午の祈り」の中で、イタリア中部を24日未明に襲った大地震の被災者に向けて、「できるだけ早くあなた方に会いに行きたい」と述べ、近く被災地を訪問する意向を示した。

 法王は「親愛なる人々に改めて、教会は苦しみと不安を分かち合うと伝えたい」と語り、地震で亡くなった人たちのために祈りを捧げた。(ローマ=山尾有紀恵)


<イタリア地震>「震災の危険高い」建造物の警告生かされず
毎日新聞 8月28日(日)20時6分配信

 【ローマ福島良典】イタリア紙は28日、イタリア中部地震で200人以上の死者を出したアマトリーチェ村の担当者が4年前、「震災の危険が高い」との警告を発していたが、有効な対策が取られなかったと報じた。

 イタリア紙レプブリカによると、村の担当者は2012年、「村には19世紀に建てられ、20世紀に改築された建造物が多い。だが、強化セメントが使用され始めたのは1960年以降と最近であり、震災の危険が高い」とラツィオ州当局に警告していたという。

 コリエレ・デラ・セラ紙は、検察当局が被災地の建造物に使用された建材と行政手続きに焦点をあてて捜査していると報道。石や砂で造られた弱い壁が重い天井を支えきれなかった可能性が高いと指摘し、(1)学校など公共施設の手抜き工事(2)無許可の民家違法建築--について、捜査が進められると伝えた。

 27日に被災地を視察したグラッソ上院議長は「建築基準は守られなければ何の役にも立たない」「学校や病院などが真っ先に倒壊するなら、イタリアはルールに従えない国だ」と苦言を呈した。

 地震では被災地の教会など293カ所の文化遺産も倒壊などの被害を受けた。フランチェスキーニ文化・観光相の呼びかけで、国内の美術館や博物館、遺跡の28日の入場料収入が、被災地の文化遺産修復などのために寄付されることになった。


<イタリア地震>「来るのが遅くてごめんね」消防士が手紙
毎日新聞 8月28日(日)19時35分配信

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イタリア中部地震の犠牲者の国葬で、会場の外に運び出されるジュリア・リナルドさんのひつぎと遺影=アスコリ・ピチェーノで27日、AP

 【ローマ福島良典】イタリア中部地震で、がれきに埋まった少女を助けられなかった男性が27日の国葬で、「来るのが遅くてごめんね」と手書きの手紙をひつぎに寄せた。男性は消防士とみられ、心情を素直に吐露した内容が話題を呼んでいる。

 被災地の一つ、ペスカラ・デル・トロントで、倒壊した建物の下敷きになったジョルジャ・リナルドさん(4)は地震発生から16時間後、救助隊員に救出された。だが、がれきからジョルジャさんをかばうようにしていた状態で見つかった姉ジュリアさん(8)は助からなかった。

 ジュリアさんにあてた手紙の差出人は、2009年4月に大地震のあった中部ラクイラから救助に駆けつけた「アンドレア」さん。手紙で「がれきから君を引っ張り出そうとしたけれど、来るのが遅くて、もう息をしていなかった。でも、天上で、私たちが全力を尽くしたことは知っていてほしい」と記し、署名の後ろにハートマークが描かれていた。

 28日付イタリア紙コリエレ・デラ・セラによると、両親は謝意を伝えるため、消防署を通じて「アンドレア」さんを探したが、見つからなかったという。 国葬は被災地から約20キロ離れたアスコリ・ピチェーノで営まれ、デルコレ司教は「ジュリアさんは亡くなったが、ジョルジャさんという命を救った」と追悼。マッタレッラ大統領は国葬参列後、入院中のジョルジャさんを見舞い、人形を贈った。

 ◇手紙全文の日本語訳

 消防士とみられる「アンドレア」さんがジュリアさんのひつぎに寄せた手書きの手紙(イタリア語)の全文の日本語訳は以下の通り。

 こんにちは、お嬢さん。僕は、がれきの牢獄(ろうごく)の中から君を引っ張り出そうと手を貸しただけなんだ。僕たちが来るのが遅くなったとしたら、ごめんね。残念だけど、(来た時には)もう君は息をしなくなっていたんだ。でも、天国にいる君には、僕たちが君をそこから引っ張り出そうとできる限りのことをしたのを知っていてほしい。(被災地近くのイタリア中部)ラクイラの自宅に僕が戻ったら、空から僕を見ている天使がいるのを知るだろう。夜には、君は光り輝く星になっているだろう。じゃあね、ジュリア。君は僕と知り合うことはなかったけれど、大好きだよ。

アンドレア (ハートマーク)


手抜き工事が被害拡大の一因? 伊中部地震で検察当局者が見解
AFP=時事 8月28日(日)17時16分配信

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イタリア中部アルクアータ・デル・トロントで、捜索活動を行う救助隊員たち(2016年8月24日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】イタリアの検察当局は、24日に同国中部で発生した地震により多数の死者が出たことについて、コスト削減のために手抜きした増改築工事が一因となった可能性があるとの見解を示した。

 300人に近い死者を出した今回の地震について疑問の声が高まる中、検事のジュゼッペ・サイエバ(Giuseppe Saieva)氏は、基準を満たしていないと疑われる工事が致命的な被害を招いた疑いがあり、工事を発注した建物の所有者の責任が問われる可能性があると示唆した。

 首都ローマ(Rome)と震源地の中間に位置するリエティ(Rieti)の検事であるサイエバ氏は、今回の地震の被害を、単純に避けようのない自然災害として扱うことはできないとの認識を明らかにした。全国紙レプブリカ(La Repubblica)に対して同氏は、「もし日本で建てられるような建物だったら、倒壊することはなかっただろう」と語った。

 24日の地震発生から数時間後、サイエバ氏は被害が最も深刻だった山間部の小さな集落アマトリーチェ(Amatrice)へ向かい、被害状況を視察した。また同氏は、3階建て住宅の崩れた隔壁に注目。「セメントより砂を多くしてコストを下げていたとしか思えない」と述べ、過失致死の疑いもあるとして予備調査に着手した。

 工学や建築の専門家らは、住宅の増改築に比較的安価なセメント製の梁(はり)が広く使用されていることが、多数の建物が倒壊した理由の説明としてあり得るとしている。【翻訳編集】 AFPBB News


イタリア中部地震、犠牲者の国葬 9歳少女のひつぎに「ごめんね」
AFP=時事 8月28日(日)12時4分配信

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イタリア中部アスコリ・ピチェーノの体育館で営まれた、地震の犠牲者の国葬の参列者ら(2016年8月27日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】イタリア中部地震の被災地に近いマルケ(Marche)州の州都アスコリ・ピチェーノ(Ascoli-Piceno)で27日、犠牲者の国葬が営まれ、セルジョ・マッタレッラ(Sergio Mattarella)大統領やマッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)首相らが参列した。

 会場となった体育館は、山間部のアルクアータ・デル・トロント(Arquata del Tronto)やペスカーラ・デル・トロント(Pescara del Tronto)で犠牲になった人々の葬儀場として一時的に使用されている。この日はしめやかな国葬の模様がスピーカーを通じて、外に立っていた大勢の人々に伝えられた。

 地震発生から3日目を迎え、確認された死者は291人に上った。

 白い小さなひつぎは9歳のジュリア(Giulia)ちゃんのもので、がれきの中から遺体が発見された時、その下にいた5歳の妹のジョルジャ(Giorgia)はほぼ無傷で救出された。ジョルジャちゃんは無事救助された最後の生存者の一人で、24日遅く以降、生存者発見の報告はない。

 ジュリアちゃんのひつぎの上には、「お嬢ちゃんさようなら。間に合わなくてごめんね」と書かれた小さなメモが置かれていた。書いたのは、捜索救助活動に当たっていた消防隊員だったようだ。【翻訳編集】 AFPBB News


伊中部地震 72時間経過、死者290人 生存者救助絶望視も
産経新聞 8月28日(日)7時55分配信

 【ローマ=宮下日出男】イタリア中部地震は27日未明(日本時間同日午前)、がれきの下敷きなどになった被災者の生存率が急速に低下するとされる「発生から72時間」が経過した。さらなる生存者の救助は絶望視されているものの、残る行方不明者の発見に向け、捜索は27日も続いた。

 被災地に近いマルケ州アスコリピチェノでは27日、マッタレッラ大統領とレンツィ首相が出席し、同州アルカタデルトロントの犠牲者らの国葬が営まれた。礼拝堂に仕立てられた会場の体育館には35のひつぎが並び、神父は遺族らに「勇気を失ってはならない。ともにわが家を再建しよう」と語りかけた。

 マッタレッラ大統領は国葬前に先だってアマトリーチェなど被災地も訪問。避難所にも足を運び、「心配しないでほしい。できるだけのことをする」と被災者を激励した。

 アマトリーチェでは26日から27日にかけての徹夜の捜索で、新たな遺体が次々と発見された。

 伊政府当局によると、死者は290人に増加。内訳はアマトリーチェが230人、アルカタデルトロントが49人、アックモリが11人。負傷者は388人で、避難者は2千人以上に上っている。

 政府当局者は27日、「まだ捜索は続ける」と記者団に強調。アマトリーチェの首長も26日、「奇跡でもなければ、友人らは生きて戻らない」と悲観的な見方を示す一方、行方不明者の発見に全力を尽くすとした。

 地震は24日午前3時36分に発生。余震は1500回以上起きている。

 これまでに238人が救助されたが、24日夜を最後に生存者は見つかっていない。


「イタリアに防災文化ない」 地震多発国なのに進まぬ耐震化
産経新聞 8月28日(日)7時55分配信

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26日、イタリア中部アックモリの被災現場では、建物の壁が崩れ、がれきが路上をふさいでいた(宮下日出男撮影)(写真:産経新聞)

 ■低い意識…歴史保全との両立も

 イタリア中部地震は同国の地震対策に重い課題を突きつけた。地震多発国でありながら、被災地では建物の耐震化が進んでいない実態が浮き彫りになり、地震に備える国民意識の不十分さも指摘される。歴史的な建築物の保全との両立の問題もあり、対応は容易でない。(伊中部アックモリ 宮下日出男)

 「その建物とは反対側(の道ばた)を歩いて」

 中部アックモリの壁が崩落した建物前で、被災者のジュセッペ・ファラリヤさん(54)は記者たちに促した。まだ崩れ落ちてくる恐れがあるためだ。ひびの入った知人の建物を指すと、こう振り返った。

 「(24日の)地震の2日前、壁と床に隙があるのを見つけ、『地震が起きたら大変』と話したばかりだ」

 アックモリは被害が大きい町の一つで、少なくとも11人が死亡した。中心地区では路上ががれきでふさがれている。「14世紀」など建築時期を示すプレートをつけた建物も目立ち、歴史をうかがわせた。

 イタリアは日本同様の地震国だ。中部ラクイラでは2009年、300人以上が犠牲となる地震が起きている。伊地質学者評議会のペドゥト代表は相次ぐ惨事の裏には対策の遅れがあると指摘。「イタリアに防災文化がない」と嘆く。

 同国では1970年代から耐震に関する法整備が始まり、2000年以降には本格的な耐震基準などが定められた。だが、その適用は新築の建物のみで、古い建物の耐震化が大きな課題となっていた。

 政府はラクイラ地震後、地震の多い地域の建物の耐震化のため10億ユーロ(約1140億円)を用意したが、活用は進まなかった。理由には行政手続きの煩雑さが指摘されるが、それだけでもないという。

 「住民の意識の問題だ。高齢者らに必要性を説明するのは難しい」。ファラリヤさんはこう解説し、アックモリの中心地区で耐震改修を行った家屋は「4軒だけ」と明かす。

 イタリアに数多い歴史的建築物の保全を図る制度も耐震化などの対策を躊躇(ちゅうちょ)させる側面もある。

 「壁の塗り替え一つにも担当当局の許可が必要なほどだ」

 アックモリのペトルッチ町長は産経新聞の取材にこう語り、規定が細かいなどといった制度上の問題を指摘。町の再建に向けては「適用の除外など特別な取り扱いを求めていきたい」と語った。


イタリア中部地震、大統領ら参列し国葬=犠牲者291人に
時事通信 8月28日(日)1時26分配信

 【パリ時事】イタリア中部で起きた大地震で、現場近くの都市アスコリ・ピチェーノでは27日、マッタレッラ大統領やレンツィ首相らが参列し、犠牲者の国葬が営まれた。

 がれきに生き埋めになった人々の救出活動はこの日も続けられ、地元メディアによると291人の死亡が確認された。

 国葬はアルクアータデルトロントなどで死亡した35人が対象。花で飾られたひつぎが並べられ、遺族らがすすり泣きながら祈りをささげた。地元の司祭は「涙を流しても勇気を失ってはならない。協力して町を再建し、(地震で)多くの命が失われてきた過去と決別しよう」と訴えた。

 ひつぎには、救出された妹をかばうような姿勢で死亡していた子供の遺体も納められている。救急隊員の一人は「助けに来るのが遅れてすまない。天国で、われわれが最善を尽くしたことを分かってくれればうれしい」とメッセージを記した。

 首相は式典の終わりに遺族らとあいさつを交わしたが、公式な発言は控えた。伊政府は27日を「哀悼の日」とし、全国の公共施設で半旗を掲揚。最大の被害が出た町アマトリーチェの犠牲者らの国葬も今後行われる予定だ。


大統領ら参列し国葬=伊中部地震
時事通信 8月27日(土)22時11分配信

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イタリア中部で起きた大地震で、現場近くの都市アスコリ・ピチェーノでは27日、マッタレッラ大統領(写真左端)やレンツィ首相(同右から2人目)らが参列し、犠牲者の国葬が営まれた。


イタリア中部地震、大統領ら参列し国葬=犠牲者290人に
時事通信 8月27日(土)22時6分配信

 【パリ時事】イタリア中部で起きた大地震で、現場近くの都市アスコリ・ピチェーノでは27日、マッタレッラ大統領やレンツィ首相らが参列し、犠牲者の国葬が営まれた。

 がれきに生き埋めになった人々の救出活動はこの日も続けられ、地元メディアによると290人の死亡が確認された。

 国葬はアルクアータデルトロントなどで死亡した35人が対象。花で飾られたひつぎが並べられ、遺族らがすすり泣きながら祈りをささげた。地元の司祭は「涙を流しても勇気を失ってはならない。協力して町を再建し、(地震で)多くの命が失われてきた過去と決別しよう」と訴えた。

 ひつぎには、救出された妹をかばうような姿勢で死亡していた子供の遺体も納められている。救急隊員の一人は「助けに来るのが遅れてすまない。天国で、われわれが最善を尽くしたことを分かってくれればうれしい」とメッセージを記した。

 首相は式典の終わりに遺族らとあいさつを交わしたが、公式な発言は控えた。伊政府は27日を「哀悼の日」とし、全国の公共施設で半旗を掲揚。最大の被害が出た町アマトリーチェの犠牲者らの国葬も今後行われる予定だ。


イタリア地震「追悼の日」、死者290人
読売新聞 8月27日(土)21時47分配信

 【アスコリ・ピチェーノ(伊中部)=井口馨】イタリア大地震の被災地に近いアスコリ・ピチェーノで27日、犠牲者の国葬があり、遺族やレンツィ伊首相が祈りをささげた。

 死者は政府集計で290人に達した。政府は27日を「追悼の日」とし、全国で半旗が掲げられた。

 27日午前3時半過ぎ(日本時間27日午前10時半過ぎ)に、生存率が急速に下がるとされる「地震発生から72時間」が経過した。被災地では行方不明者の捜索が続くが、現場の救急隊員らには焦りと疲労の色が濃くなっている。


<イタリア地震>崩落小学校、手抜き工事か 死者294人に
毎日新聞 8月27日(土)21時8分配信

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地震犠牲者のひつぎのそばで死を悼む家族=イタリアのアスコリ・ピチェーノ県で2016年8月27日、AP

 【ローマ福島良典】イタリア中部で24日未明に起きたマグニチュード(M)6.2の地震で、倒壊・崩落した建物が手抜き工事で建築されていた疑いが浮上し、検察当局が捜査に乗り出した。伊メディアが27日伝えた。建設業者がマフィアとつながりがあったとの報道もある。地震による死者は294人となった。

 大きな被害が出た中部アマトリーチェで崩落した小学校の校舎は補助金を得て、2012年に耐震基準に沿って改築されたばかりだった。地震後、住民からも「なぜ崩れたのか」との声が上がっていた。

 検察当局は地震後、過失致死の疑いなどで捜査を開始。27日付イタリア紙レプブリカによると、小学校を含め倒壊・損壊した建物115棟について、01年に定められた耐震基準を満たしていたかどうかを調べているという。

 捜査を指揮する中部リエーティ地検のジュゼッペ・サイエバ検事はレプブリカ紙に「現場を見たが、節約するために、セメントよりも砂を多用したとみられる建物が倒壊していた。もし日本でのような(耐震)手法で建てられていれば崩落しなかっただろう」と指摘した。

 27日付イタリア紙イル・ファット・コティディアーノは崩落した小学校に関して「工事を担当した業者を巡っては(シチリア・マフィアの)コーザ・ノストラとつながりがある疑いが濃厚だ」と報じた。業者の弁護士はレプブリカ紙に「工事は適切だったと確信している」と述べたという。

 カントーネ全国汚職対策局長はレプブリカ紙のインタビューで「マフィアが復興事業にもぐり込み、利益を上げる危険がある」と警鐘を鳴らした。09年4月に中部ラクイラで309人の死者を出した地震では震災後、マフィアの復興事業への参入が明るみに出た。

 一方、被災地から約20キロ東のアスコリ・ピチェーノで27日、マッタレッラ大統領、レンツィ首相らが参列して犠牲者のうち35人の国葬が営まれた。葬儀に先立ち、大統領は余震の続くアマトリーチェを訪れ、救助隊員らの労をねぎらった。


震源周辺の地盤、最大20センチ沈む…伊地震
読売新聞 8月27日(土)18時56分配信

 イタリア中部で24日に発生したマグニチュード(M)6・2の地震で、国土地理院は26日、震源周辺で地盤が最大で約20センチ沈んだと発表した。

 同院は、25日(日本時間)に被災地周辺を撮影した地球観測衛星「だいち2号」の観測データを分析。その結果、多数の死者が出たアマトリーチェ付近から北西方向に約20キロ・メートルにわたり地盤が5センチ以上沈んだのを確認。特に、震源から約6キロ・メートル東のアクーモリでは約20センチも沈んでいた。イタリア半島を縦断するアペニン山脈に沿って走る断層がずれ動いたとみられる。


クルーズ船座礁と大地震、「九死に二生」の伊女子学生がミスコン入賞
AFP=時事 8月27日(土)18時10分配信

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イタリア中部アマトリーチェで、地震により損壊した教会と倒壊した建物のがれきの近くに集まる消防士ら(2016年8月26日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】2012年にイタリア中部トスカーナ(Tuscany)州ジリオ(Giglio)島沖で座礁し32人が死亡したクルーズ船、コスタ・コンコルディア(Costa Concordia)号に乗り合わせ、その4年後の今週、少なくとも281人の死亡が確認されているイタリア中部地震の震源地付近で難を逃れた女子学生が25日、美人コンテストで入賞を果たした。

 24日未明の地震発生時、ニコーレ・ディマリオ(Nicole di Mario)さん(20)は、壊滅的被害を受けたアマトリーチェ(Amatrice)村から18キロ離れたボルボーネ(Borbone)にある自宅で就寝中だった。

 地元紙コッリエーレ・ディ・リエティ(Corriere di Rieti)の取材に応じたディマリオさんは「あらゆるものが揺れていて、すごく怖かった。うちを飛び出て、中にはもう戻らなかった。その夜は家族で、まずサッカー場のグラウンドで、それから野原で過ごした」と答えている。

 教育学部の学生であるディマリオさんは、祖母の葬儀に参列するためボルボーネにある実家に帰省中だった。葬儀が行われるはずだった教会は安全性に不安が生じたため、式は地震が起きた翌日に村の広場で執り行われたという。

 今回の地震でディマリオさんの記憶によみがえったのは、2012年1月にジリオ島沖で座礁、転覆したコスタ・コンコルディア号に乗船していたときの記憶だ。「ドラマを見ているような恐ろしい出来事だった。船が横倒しになってしまい、私は船内の寝室に閉じ込められた」「救命胴衣をもらうために並ばなければならなかったけれど、飛び上がって最後の1枚を手に入れた」

 しかし、今回の地震で「あの晩、起きていることを目の前にしたときの無力感の方が大きかった」という。

 ディマリオさんは25日夜にミス・ウンブリア(Umbria)州コンテストに参加。優勝は逃したものの、ミス・エレガンス賞に選ばれた。【翻訳編集】 AFPBB News

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