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2016年7月13日 (水)

天皇陛下、「生前退位」のご意向と報道

天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子殿下に譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に伝えられていることが13日、報じられた。
報道によれば、陛下は数年内に退位されるお考えで、宮内庁は、天皇陛下ご自身が国民に向けて考えを伝えられる方向で調整を進めているとされるが、同庁の山本信一郎次長は「報道されたような事実は一切ない」とNH報道を否定している。

天皇陛下は82歳になられる。ご健康面では、平成23年に気管支肺炎のため入院し、翌24年には心臓のバイパス手術を受けられている。

リンク:首相「コメントは控えたい」…生前退位の意向 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<生前退位意向>「お体心配だった」ゆかりの人、共感広がる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「生前退位」ご意向 菅義偉官房長官も「コメント控える」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<生前退位意向>安倍首相「事柄の性格上、コメント控える」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「生前退位」ご意向 安倍首相「事柄の性質上コメント控える」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下「生前退位」のご意向を数年内に 政府、皇室典範改正検討へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:陛下、ご公務の削減を心苦しく - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下「生前退位」のご意向 元号は平成から変更に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:陛下、病乗り越えご公務に強いお気持ち - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:陛下への思い、列島包む「歴史の転換点にいるよう」「ご体調のことを考えると賛成」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下「生前退位」のご意向 政界に驚きと戸惑い「ご健康最優先で考慮を」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:恣意的な退位排除、「称号」など課題 皇室典範改正 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:皇位継承があった場合は新たな元号に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下、生前退位の意向 皇太子さまに数年で譲位…宮内庁は否定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「平成終わっちゃうのかい?」 天皇陛下の生前退位報道で、早くも大騒ぎ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「生前退位」ご意向 慰霊に区切り、影響か 議論には時間も 秋篠宮さま「定年制必要」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<天皇陛下「退位」意向>宮内庁は否定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「生前退位」ご意向 自民・谷垣禎一幹事長「全体の状況をよく聞かなければいけない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:生前退位、皇室典範改正が必要=明治以降は「終身在位」―欧州では退位相次ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「そうした事実一切ない」=宮内庁幹部は報道否定―生前退位 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<天皇陛下「退位」意向>学友「もう十分お務め」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下、生前退位の意向 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:典範改正の是非焦点に=生前退位に慎重論も―政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:公務の負担軽減進む=陛下の体調、年齢配慮―宮内庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:谷垣自民幹事長、政府に説明求める=与野党から皇室典範改正論―生前退位 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<天皇陛下「退位」意向>驚きと共感「ゆっくりされて」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下「生前退位」の意向 “3日に1回”予定が入る生活 1月1日から公務、土日関係なく長期の訪問も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<皇室>天皇陛下「生前退位」意向 数年内に譲位 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「生前退位」ご意向 石原慎太郎元東京都知事「ショック。大きな混乱起こる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大島理森衆院議長「驚いた。真実か知りうる立場ではない」 天皇陛下「生前退位」ご意向に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下が生前退位の意向=数年内、周囲に伝える―宮内庁が近く公表検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下「生前退位」の意向 皇室典範のルールは? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:天皇陛下 「生前退位」のご意向 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「天皇陛下、生前退位の意向」とNHK報道 皇室典範の改正検討か - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

首相「コメントは控えたい」…生前退位の意向
読売新聞 7月14日(木)12時31分配信

 天皇陛下が「生前退位」の意向を持たれていることを受け、政府は、皇室典範改正や新法制定を視野に検討を進める考えだ。

 ただ、生前退位には慎重論もあり、国民的な議論を見極め、慎重に対応する方針だ。

 安倍首相は14日午前、「(生前退位の)報道は承知しているが、事柄の性格上、コメントは控えたい」と羽田空港で記者団に語った。菅官房長官は14日午前の記者会見で、天皇陛下が退位の意向を表明される可能性については、「私の立場で陛下のお気持ちについて申し上げるべきではない」と述べるにとどめた。

 皇室典範には退位に関する規定はない。退位後の役割や尊称なども含めて議論する必要がある。政府は、事務方トップの杉田和博官房副長官の下、水面下で検討を進めている。首相周辺は14日、「憲法上許されるかどうかも、慎重に検討しないといけない」と述べた。


<生前退位意向>「お体心配だった」ゆかりの人、共感広がる
毎日新聞 7月14日(木)12時13分配信

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陸上競技用の車いすの製造現場を視察される天皇、皇后両陛下=千葉市若葉区で2015年12月8日午後0時32分(代表撮影)

 天皇陛下が示された「生前退位」の意向への驚きや共感は、各方面に広がっている。

 群馬県草津町の国立ハンセン病療養所「栗生楽泉園」の入所者自治会長で、天皇、皇后両陛下が皇太子夫妻時代の1987年8月に園内を案内した藤田三四郎さん(90)は「十分お務めされた。長きにわたってお疲れさまでした」と話した。

 両陛下は病棟の廊下に並んだ入所者一人一人に「ご苦労さま」と声をかけ、「いかがですか」と気遣ってくれたという。「ハンセン病への偏見差別はみじんも感じられず、感動した」と振り返る。

 天皇陛下は元患者に心を寄せ、全国14の国立ハンセン病療養所の入所者と懇談している。

 91年3月に多磨全生園(東京都東村山市)を訪れた際、入所者自治会長として園内を案内した平沢保治さん(89)は、陛下の心の優しさが印象に残っている。入所者との懇談では侍従の「時間です」との声に耳を貸さず、予定の時間を1時間オーバーした。「差別や偏見に苦しめられてきた我々を何とか元気づけたいという気持ちの表れだと感じた」と話す。生前退位については「国民や皇室に迷惑をかけたくないという人間的な優しさが出ている。でも私たちには、いつまでも陛下でいてほしいという願望はある」と語った。

 2014年6月に両陛下の視察を受け、案内した新潟県長岡市の障害者支援施設「リハビリセンター王見台」の田宮経夫施設長(59)は「国民には家長的な存在で、ご活躍自体が励みになる」と生前退位の意向を残念がった。「退位されたとしても、お顔を出してもらい声をかけてもらう機会を設けてほしい」と話した。

 昨年12月に両陛下の訪問を受けた千葉市若葉区の車いす開発・製造会社「オーエックスエンジニアリング」の石井勝之社長(36)は「公務のたびにさまざまな組織も動くので、ご高齢の陛下には大きな負荷がかかっているのではないかと思う」と話した。「陛下は包み込むような雰囲気のある方。周囲に気を配り、従業員にお声がけしてくださった。体調で公務が取りやめになれば訪問先や関係者に影響が出るとお考えでは」と思いを巡らせた。

 皇居近くに散歩に来ていた東京都葛飾区の自営業、大久保雅夫さん(65)も「災害現場へのお見舞いなど公務を連日こなし、お体が心配だった。陛下がそのような意向をお持ちなら、きちんと(皇室典範改正などの)法整備をすべきだ」と話した。両陛下が静養中の葉山御用邸に近い神奈川県葉山町下山口の主婦、大西京子さん(79)は「12年の心臓手術の直前、海岸近くをさっそうと歩いたお姿が印象に残っている。位を譲られ、自然に囲まれた葉山でゆったり過ごされるのがいいと思う」と話した。【山本有紀、金森崇之、金沢衛】


「生前退位」ご意向 菅義偉官房長官も「コメント控える」
産経新聞 7月14日(木)11時33分配信

 菅義偉官房長官は14日午前の記者会見で、天皇陛下が天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に伝えられていることに関し「報道は承知しているが、政府としてコメントすることは控えたい」と述べた。

 天皇陛下のご意向を事前に知っていたかについては「全く承知していない」と説明した。


<生前退位意向>安倍首相「事柄の性格上、コメント控える」
毎日新聞 7月14日(木)11時29分配信

 安倍晋三首相は14日午前、天皇陛下が天皇の位を皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に示されていることについて「さまざまな報道があることは承知している。そうした報道に対し、事柄の性格上、コメントすることは差し控えたい」と述べた。モンゴルでのアジア欧州会議(ASEM)へ出発する前に羽田空港で記者団に語った。

 菅義偉官房長官も記者会見で「宮内庁で『そうした事実(生前退位の意向)はない』と言っており、政府の立場でコメントすべきではない。私の立場で陛下のお気持ちについて申し上げるべきではない」と語るにとどめた。また、菅氏は退位を可能とする皇室典範改正の検討について「まったく(ない)」と否定した。【梅田啓祐】


「生前退位」ご意向 安倍首相「事柄の性質上コメント控える」
産経新聞 7月14日(木)11時19分配信

 安倍晋三首相は14日午前、天皇陛下が天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に伝えられていることについて「さまざまな報道があることは承知しているが、事柄の性格上、コメントすることは差し控えたい」と述べた。

 羽田空港で記者団の質問に答えた。


天皇陛下「生前退位」のご意向を数年内に 政府、皇室典範改正検討へ
産経新聞 7月14日(木)7時55分配信

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天皇家の系図(写真:産経新聞)

 ■宮内庁「憲法上、言及されぬ」

 天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に伝えられていることが13日、分かった。数年内に退位されたい意向で、政府は今後、皇室典範改正の必要性や皇位継承のあり方などについて検討を進める。

 陛下は82歳になられる。ご健康面では、平成23年に気管支肺炎のため入院、翌24年には心臓のバイパス手術を受けられた。

 陛下のご公務は、内閣総理大臣の任命、閣僚の認証といった国事行為をはじめ、毎年各地で開かれる国民体育大会などへの出席、外国の賓客接遇など多岐にわたる。近年は東日本大震災をはじめ、頻発する自然災害の被災地を精力的に訪れ、困難な状況に置かれた人々を励まされてきた。公務に加えて、11月23日の新嘗祭をはじめとする宮中祭祀(さいし)も執り行われている。

 宮内庁は天皇、皇后両陛下の負担軽減のため地方ご訪問の日程を短縮したほか、一部は皇太子ご夫妻と秋篠宮ご夫妻が引き継がれている。

 陛下は昨年12月の82歳の誕生日を前にした記者会見で、「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」と、年齢を重ねることについての考えを述べられていた。

 宮内庁の山本信一郎次長は、陛下が生前退位の意向を伝えられたことに、「そのような事実は一切ない」としたうえで「陛下は制度的なことについては憲法上の立場から話すことを控えられてきた。今後も一貫して同じご姿勢だ」と述べた。政府首脳は「ノーコメント」と述べた。


陛下、ご公務の削減を心苦しく
産経新聞 7月14日(木)7時55分配信

 天皇陛下が生前退位の意向を示した背景には、高齢となった陛下の公務の負担軽減が大きな課題となる一方で、天皇、皇后両陛下が心から大切にしてきた公務を削減するよりも、若い世代に公務をしっかりと果たしてもらう方がいいはずだとのお考えがあるようだ。

 両陛下のご加齢に伴い宮内庁は平成21年、一部式典での天皇陛下の「お言葉」をなくし、外国賓客との面会も絞り込むなどの負担軽減策を打ち出し、今年5月には両陛下の公務を年10件程度減らすと発表した。昨年1年間で約270回あった皇居で人と会う公務のうち8件を取りやめ、4件を皇太子ご夫妻に譲られた。

 ただ、両陛下は公務の削減が断続的に行われることを心苦しく思われているという。両陛下と会えることを楽しみにしている人たちの期待にお応えになれなくなっていくからだ。天皇の公務は、天皇が行うからこそ重みがあるものばかり。それが徐々に果たせなくなっていくのならば、生前に皇位を譲り、次の天皇に公務を果たしてもらいたいと陛下はお考えなのだろう。

 宮中祭祀もしかりだ。重要な宮中祭祀のひとつである新嘗祭で、昭和天皇は69歳となった昭和45年から「暁の儀」へのお出ましを取りやめた。だが、天皇陛下は「夕の儀」「暁の儀」ともに出席を続けることを希望し、深夜の「暁の儀」への出席を取りやめられたのは平成26年で80歳のときだった。宮中祭祀をとても大切にしている陛下にとって、苦渋のご選択だった。皇后さまも宮中祭祀を大切にしているが、頸椎(けいつい)症性神経根症のため首や肩の痛みが常態化しており、まとめた髪を後ろに長く垂らす髪形「おすべらかし」の負担が重く、昭和天皇例祭の儀など祭祀を絞ってのご出席を余儀なくされている。

 陛下は15年に前立腺がんの手術、24年には心臓のバイパス手術を受けるなど健康面の不安に加え、昨年8月の全国戦没者追悼式では、黙祷(もくとう)をする前に「お言葉」を読み始めるミスをされた。こうした点も、生前に譲位したいとのお考えにつながったとみられる。(大島真生)


天皇陛下「生前退位」のご意向 元号は平成から変更に
産経新聞 7月14日(木)7時55分配信

 天皇陛下が「生前退位」され、皇位が継承された場合、元号はどうなるのか。

 元号について定めた元号法では「元号は、皇位の継承があった場合に限り改める」と表記されている。

 現在の元号「平成」は昭和天皇の崩御により、陛下へ皇位が継承されたことを受け、「昭和」から変更された。仮に陛下が生前退位されても、同じように元号が変わることになるとみられる。


陛下、病乗り越えご公務に強いお気持ち
産経新聞 7月14日(木)7時55分配信

 天皇陛下はこれまで皇后さまとともに、多岐にわたる公務に真摯(しんし)に取り組まれてきた。平成24年には心臓の手術を受けながら、直後に行われた東日本大震災の政府主催の追悼式に出席、苦難に見舞われた国民に寄り添う強いお気持ちを示されてきた。

 陛下に心臓のご不調の兆候がみられたのは22年9月。静養先の葉山御用邸近くで和船をこいだ直後、座り込むほどの胸の苦しさを訴えられ、その後の検査で冠動脈の血管に狭窄(きょうさく)などが見つかった。

 その後、陛下は24年2月18日、東京大学医学部付属病院(東京都文京区)で冠動脈バイパス手術を受けられた。手術は無事終了し、3月4日に退院すると、術後、初の公務として強く希望していた同11日の東日本大震災一周年追悼式に出席された。

 陛下のご体調は万全ではなかった。式の4日前には右胸にたまっていた胸水を抜く治療を受けたものの、左胸には「相当量」の水が残った状態で、悪化すればご出席を取りやめるという「ぎりぎりの判断」(宮内庁関係者)だった。そうした中、陛下は「国民皆が被災者に心を寄せ、被災地の状況が改善されていくようたゆみなく努力を続けていくよう期待しています」と述べられた。

 その後も陛下は「被災者をどうしても見舞いたい」という意向を示し、同年5月には仙台市で仮設住宅を訪問された。10月には東京電力福島第1原発に近い福島県川内村で、かねて希望していた放射能汚染除去の様子をごらんになった。

 79歳を迎えるのを前にした同12月の記者会見では「一周年追悼式に出席したいという希望をお話しし、それに間に合うように手術を行っていただきました」と述べられている。

 陛下は、15年にも前立腺がんの手術を受けられている。術後は投薬の副作用による骨粗鬆(こつそしょう)症の進行を防ぐため、散策などの運動に努められてきた。今も医師らが感心するほどの体調管理で、健康を維持しながら公務に励まれている。宮内庁の幹部は、そのご活動は「80代がされる量ではない」と話している。


陛下への思い、列島包む「歴史の転換点にいるよう」「ご体調のことを考えると賛成」
産経新聞 7月14日(木)7時55分配信

 天皇陛下が生前退位の意向を示されたことが13日、明らかになった。「びっくりした」「年齢やご体調を考えると…」。東京都内や皇室ゆかりの地では、陛下の「ご決断」に驚くとともに、健康面を気遣う声が広がった。

 「みたままつり」でにぎわう皇居近くの靖国神社(東京都千代田区)。中野区の無職、野沢吉武さん(72)は「本当にびっくりした。あれだけ責任感を持って多くの公務をこなされてきた陛下が退位を口にされるのだから、それだけ体調がよくないのではないか」と健康面を心配する。世田谷区の大学2年生、真藤麻美さん(20)は「自分がこれまで生きてきた20年が『平成時代』と呼ばれるようになって、新しい元号に代わると思うと、歴史の転換点にいるような気がする」と話した。

 JR新橋駅(港区)の前では、豊島区の会社経営、平本光識(みつのり)さん(59)が「両陛下は必死に国民の心を受け止めていらっしゃった。生前退位のご決断を国民は受け入れると思う」と理解を示す一方、「将来を考えると男系男子は、お一人しかいない」と指摘。「退位を機に、宮家の今後のあり方も議論されるべきではないか」と訴えた。

 千葉県市川市のパート従業員、小関節子さん(51)は「どんなご公務にも大きな緊張感があるはず。ご体調のことを考えてのことなら賛成」と話した。

 皇室ゆかりの京都や奈良でも驚きが広がった。京都市下京区の会社員、金子周平さん(29)は「びっくりしたが、日本の将来のことを考えてのご決断だろうと思う」。奈良県生駒市の会社員、山下ゆりこさん(36)も「陛下が退位され、皇太子殿下が活躍されるのも、良いのではないか」と話した。

 在位を望む声もあった。同県田原本町の和菓子店経営、服部誠さん(69)は「どういう形であっても、生きておられる間は天皇陛下として退位されることなく、日本の象徴であってほしい」と述べ、「急に新しい形に変えるのはちょっと…」と戸惑いを見せた。

 また、天皇、皇后両陛下が11日から静養のため滞在されている神奈川県葉山町の葉山御用邸の近所の無職女性(82)は「11日に御用邸前でお迎えした際、車の窓を開けて元気に手を振ってくださったばかり。残念だが年齢や体調のことを考えると仕方がないかもしれない」と寂しがった。


天皇陛下「生前退位」のご意向 政界に驚きと戸惑い「ご健康最優先で考慮を」
産経新聞 7月14日(木)7時55分配信

 天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に伝えられていることが明らかになった13日、政界には驚きと戸惑いが広がった。一方で陛下のご意向を尊重し、生前退位を可能とするために皇室典範の改正に向けた検討などを早急に進めるべきだとの意見も挙がった。

 大島理森衆院議長は東京都内で産経新聞の取材に対し「ニュースを聞き、大変驚いた」と述べた。その上で「ただ、真実かどうかを知りうる立場ではないので、議長としてそれ以上コメントする立場でも時期でもない」と述べるにとどめた。

 閣僚経験者は「もし事実とするならば、ご健康面の不安などから悩まれた末に決断されたのだろう。宮内庁の発表を待ちたい」と語った。政府関係者は、天皇陛下がご高齢ながら精力的に公務に取り組まれていることを踏まえ、「生前退位をされるのは一つの選択肢だろう」と述べた。

 民進党の松原仁・元拉致問題担当相は、皇室典範に生前退位の規定がないことを踏まえ「これは皇室典範を変えなければいけない部分の議論になってくると思う。極めて重要な議論だ」と述べ、今後、国会での議論が必要との認識を示した。国会内で記者団の質問に答えた。

 おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は産経新聞の取材に対し、「陛下のご健康を最優先で考慮すべきだ。そのために政府は最善の努力をすべきだ。わが党も全面的に協力する」と述べた。

 自民党のベテラン議員は、今後の議論について「陛下が退位された場合、皇太子さまはどうなられるのか、秋篠宮さまは皇太弟になられるのか、そうしたことも検討するのではないか」との見通しを示した。


恣意的な退位排除、「称号」など課題 皇室典範改正
産経新聞 7月14日(木)7時55分配信

 現行の皇室典範には「生前退位」についての規定がない。天皇陛下のご意向に沿い、改正に向けた議論が始まる見通しだが、課題は少なくない。

 昭和22年に制定された皇室典範は、皇位の継承を「皇統に属する男系の男子がこれを継承する」と規定。順位を(1)皇長子(2)皇長孫(3)その他の皇長子の子孫-などと定めている。第4条に「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する」とあるだけで、生前退位についての記載はない。生前の退位は江戸時代後期の光格天皇以降、約200年にわたり例がない。

 このため、生前退位を可能とする規定を新たに盛り込まなくてはならないとの指摘がある。さらに、単に規定を設けるだけでなく、どういう場合に生前退位ができるかという要件も定める必要もある。麗沢大の八木秀次教授(憲法学)が「天皇陛下のお気持ちに沿って退位されるということでなければならない。恣意(しい)的に退位させられるようなことがあってはいけない」と警鐘を鳴らすように、天皇の意に反して退位させられる可能性を排除しなくてはならないためだ。

 また、天皇陛下が退位された後の「称号」も検討課題の一つとなる。かつては譲位した天皇は「上皇」と称されたが、現行の皇室典範には記載がない。

 八木氏は皇室典範の改正議論に関し、「政府関係者だけでいいのか、有識者会議のようなものを設けるのか。そこもしっかりと検討していかなければいけない」と指摘している。


皇位継承があった場合は新たな元号に
スポーツ報知 7月14日(木)7時6分配信

 天皇陛下(82)が天皇の位を生前に皇太子さま(56)に譲る「生前退位」の意向を示されていることが13日、政府関係者への取材で明らかになった。「生前退位」についてQ&A形式でまとめた。

 Q 生前退位はできるのか。

 A 天皇陛下の生前退位は現在、皇室典範に規定がなく、改正が必要。以前にも皇室典範改正は議論された経緯がある。ただ天皇が自ら意向を示し、それを踏まえた改正であれば問題になるだろう。1984年、宮内庁次長が生前退位の規定がないことについて「退位を認めると上皇や法皇の存在ができて、弊害を生ずるおそれがある」と指摘。

 Q 退位後の天皇を「上皇」と呼ぶのか。どこに住むのか。

 A 明治時代以降、生前退位は初めてで、付随する課題も想定される。697年8月、持統天皇が文武天皇に譲位し史上初の上皇に。最後の譲位は約200年前、光格天皇(在位1779~1817年)の退位による仁孝天皇の即位。歴代天皇のうち半数近くが退位して上皇となっている。天皇陛下の退位後の住居は不明だが、皇太子ご夫妻の現在の住居(東宮御所)がある赤坂御用地内には秋篠宮邸もあり、新たなお住まいが用意される可能性も考えられる。即位後、皇太子さまはご夫妻で皇居に移られることになる。

 Q 元号はどうなる?

 A 元号法によれば、元号は皇位継承があった場合に適用され新たな元号に変わる。生前退位の場合も同様とみられる。皇太子さまが新たな天皇として即位されるタイミングで「平成」から新たな元号に変わる。新年を迎える1月1日に合わせる可能性も。大正、昭和の天皇が崩御された時は同日に新元号が決定。


天皇陛下、生前退位の意向 皇太子さまに数年で譲位…宮内庁は否定
スポーツ報知 7月14日(木)7時5分配信

 天皇陛下(82)が天皇の位を生前に皇太子さま(56)に譲る「生前退位」の意向を示されていることが13日、政府関係者への取材で明らかになった。陛下は82歳になった今も、国事行為をはじめ、皇后さま(81)とともに大規模災害の被災地を見舞うなど、公務を精力的に続けている。政府関係者は、生前退位の意向を踏まえ、皇室典範の改正が必要になると指摘した。

 政府関係者によると、陛下は少なくとも1年前から生前退位の意向を周囲に示していたという。ただ、今すぐ退位しなければならない健康上の問題があるわけではないとしている。13日夜に取材に応じた宮内庁の山本信一郎次長は「そのような事実は一切ない」と否定した。

 昨年12月で82歳になった陛下は各種の国事行為のほか、今年5月に皇后さまとともに熊本地震の被災地を見舞うなど、精力的に公務を継続している。太平洋戦争の戦没者を追悼する「慰霊の旅」も続け、国交正常化60周年に際して1月に訪れたフィリピンでも慰霊碑を訪れるなど、国内外の各地に足を運んでいる。

 一方、宮内庁は2009年以降、陛下の年齢を考慮して負担の軽減策を随時実施。皇后さまも81歳を迎えられ、ともに80歳を超えられたことから、今年5月には昨年1年間に外国賓客との面会などの公務が約270回に上ったことを指摘した上で、皇居で行政機関の長らと会う機会を減らすことなどを新たに発表していた。

 陛下自身は常に、憲法が定める象徴天皇としての公務を誠実に務めたいとの姿勢を強く示しており、10年の誕生日会見では「これ以上、大きな負担軽減をするつもりはありません」と発言。生前退位の意向を示した背景には、天皇として行うべき公務が、高齢化という要因によって制限されてしまうことへの考慮もあったとみられる。

 第一報は、NHKが午後7時前に流した速報テロップ。その後の「ニュース7」はトップで「数年以内に退位する意向」と報じた。同局は、陛下が大きく公務を減らしたり代役を立てたりして天皇の位にとどまることを望まれていないとし、こうした意向は皇后さまをはじめ、皇太子さまや秋篠宮さまも受け入れられているとした。また、今後、陛下自身が広く内外にお気持ちを表す方向で調整が進められている、とも報じた。

 陛下は03年に前立腺がんの摘出手術を受け、その後はホルモン治療と運動療法を継続。12年にも狭心症と診断され、心臓の冠動脈バイパス手術を受けた。東日本大震災が発生した11年には被災地にお見舞いを重ねるなどした影響で疲労が蓄積し、気管支肺炎で、約3週間にわたって入院が続いたこともある。

 陛下は1989年1月7日に昭和天皇の崩御に伴って即位した。歴代天皇においては、生前に皇位を譲ることが多く行われていたが、最後は今から199年前の江戸時代後期。1817年に光格天皇から仁孝天皇に譲位された。皇位継承について規定する皇室典範は、第4条で「天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する」と明記。生前退位については定めがなく、実現するためには法改正が必要になる。


「平成終わっちゃうのかい?」 天皇陛下の生前退位報道で、早くも大騒ぎ
J-CASTニュース 7月14日(木)0時13分配信

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宮内庁は公式にはNHKの報道を全面否定している

 天皇陛下が天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に示したとする2016年7月13日夜のNHK報道を、宮内庁次長は同日、「そうした事実は一切ない」と全面否定した。

 しかし、NHK報道を受けて、報道各社は宮内庁の見解を報じつつ、天皇陛下の退位の意向を、「政府関係者」「宮内庁関係者」の話として相次いで報じており、数年以内の退位を既定路線として報じている。これを受けて、ネット上では「平成が終わるのか」「平成の次は?」などの話題で持ちきりになっている。

■宮内庁「報道されたような事実は一切ない」

 「生前退位」は2016年7月13日夜、NHKが報じた。それによると、天皇陛下は公務を減らしたり摂政を置いたりして天皇の位にとどまることは望んでいないという。

 これを追う形で、報道各社は

  「生前譲位、皇室典範は想定せず 最後の譲位は1817年」(朝日新聞)

  「天皇陛下『退位』意向 驚きと共感『ゆっくりされて』」(毎日新聞)

といった、退位の意向を前提とした関連記事を続々とウェブサイトで展開している。

 一方、宮内庁の山本信一郎次長は報道陣の取材に応じて「報道されたような事実は一切ない」と報道内容を全面的に否定している。だが、メディアはこの報道をほとんど無視する形で、「生前退位」を報じ続けている。

 J-CASTニュースがNHKの報道を報じた記事のコメント欄では

  「なりたくて天皇になったわけではない。人生の一時だけでも普通の人として生きる選択と時間があってもいいのでは」「天皇陛下と皇后陛下の御体調を拝察すれば、生前退位も宜しいかと思います」

と、退位に理解を示す声も相次いでいる。

「元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める」
 今回の報道に関連して、ネット上では、早くも「平成」という年号が変わるのか、に関心が集まっている。1979年成立・施行の原稿の元号法では「元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める」と定められており、退位にともなって元号も変更されることになっている。

 ツイッター上では、早くも

  「年号が変わるのかな」

  「平成終わっちゃうのかい」

といったつぶやきがあふれているほか、ヤフーに配信された産経新聞記事にも、

  「『平成』を改めて意識したのはひさしぶりやな」

  「昭和が64年もあっただけに、平成が短く感じちゃう」

といった元号への関心が続々と寄せられている。


「生前退位」ご意向 慰霊に区切り、影響か 議論には時間も 秋篠宮さま「定年制必要」
産経新聞 7月13日(水)23時57分配信

 天皇陛下が生前退位の意向を示されている事実が13日、明らかになる一方、宮内庁の山本信一郎次長は同日夜、「(陛下が生前退位の意向を示されたとする)報道があったことは承知しているが、そのような事実は一切ない」と記者団に対して完全否定した。その背景には、皇室典範を改正するためには国民的な議論が必要で、ある程度時間がかかることも予想されることから、宮内庁サイドが拙速な議論を忌避している実態があるとみられる。

 午後8時40分ごろから約1時間にわたり、宮内庁3階の次長応接室で行われたレクチャーでは、山本次長は「陛下は制度的なことについては憲法上の立場から話すことを控えられてきた」と説明。ある政府関係者は「天皇陛下のご意向が、法律の改正という政治的な判断に影響を及ぼすことにナーバスになっている部分はある」と明かす。

 陛下は少なくとも1年以上前から生前退位の意向を示されていたといい、宮内庁関係者は「戦後70年を前に両陛下は沖縄、長崎、広島の地を再訪し、昨年4月には慰霊を熱望していたパラオ共和国の訪問が実現したことで一区切りがつき、生前退位の意向を強められたのでは」と推察する。

 別の宮内庁関係者も「先の大戦で、国外最多の51万8千人に上る日本人が亡くなったフィリピンの地で今年1月、ご慰霊が実現したことも、陛下にとって大きかったのでは」と語る。陛下は生前退位の意向を皇后さまだけでなく、皇太子さま、秋篠宮さまにも伝えられているという。

 陛下は平成23年ごろから、皇太子さま、秋篠宮さまを御所に招き、宮内庁長官を交えて懇談されてきた。24年7月以降は月1回のペースで行われ、この際には、長官が外した後に皇后さまを交えて4人で昼食をともにされている。陛下はこうした機会に考えを伝えられたとみられる。

 秋篠宮さまは23年11月、誕生日を前にした記者会見で「(天皇の)定年制というのは、やはり必要になってくると思います」と述べられている。こうした秋篠宮さまのお考えも、陛下には伝わっているとみられ、政府関係者は「秋篠宮さまのお考えが、生前退位のご意向に影響を与えた可能性も否定できない」と指摘する。ただ、皇室典範の改正は皇室制度の根幹に関わることから、議論が進むには、ある程度時間がかかるとの見方は根強い。


<天皇陛下「退位」意向>宮内庁は否定
毎日新聞 7月13日(水)23時39分配信

 宮内庁の山本信一郎次長は13日、天皇陛下が生前退位の意向を示されたことについて「そのような事実は一切ない」と否定した。皇室典範の改正に陛下が何らかの言及をしたことがあるかどうかについては「お立場上、陛下は制度について話されることは差し控えてこられた。これからもそれは変わらない」と述べた。【山田奈緒】


「生前退位」ご意向 自民・谷垣禎一幹事長「全体の状況をよく聞かなければいけない」
産経新聞 7月13日(水)23時14分配信

 天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」のご意向を示されていることについて、自民党の谷垣禎一幹事長は13日夜、「全体の事情をよく聞かなければならない」と述べ、政府に説明を求めたうえで対応を検討する考えを示した。都内で記者団に語った。

 谷垣氏は、宮内庁からは事情を聞いていないとしたうえで、今後の党の対応について「どういうことなのかよく検討し、きちんと考え方がまとまってから申し上げる方がいい」と述べるにとどめた。


生前退位、皇室典範改正が必要=明治以降は「終身在位」―欧州では退位相次ぐ
時事通信 7月13日(水)23時5分配信

 皇室のあり方を定めた皇室典範には「天皇が崩じたときは、皇嗣(こうし)が、直ちに即位する」とあるだけで、退位に関する規定はない。

 このため、天皇が生前に退位するためには、皇室典範を改正して退位に関する規定を設ける必要がある。現行のままでも摂政を置くことはできるが、あくまで病気や事故により国事行為が行えない場合に限られる。

 欧州では近年、オランダ、ベルギー、スペインで高齢などを理由に国王や女王が相次いで退位した。日本でも江戸時代まで生前退位は普通のことだったが、皇位継承争いにつながる恐れがあることなどから、明治以降は終身在位と定められた。

 天皇、皇后両陛下は2012年、自らの葬儀について「国民生活への影響を極力少なくしたい」との意向を示された。宮内庁は13年11月、江戸時代以来の土葬に代わって火葬を導入し、墓に当たる陵を縮小することを決めた。所功・京都産業大名誉教授(日本法制史)は「非常に柔軟なお考えで、今回の決断も唐突感はない」と受け止める。「長寿高齢化社会において象徴天皇がどうあるべきかを考えたのだろう。健康なうちに問題提起し、政府、国会にきちんと対応してほしいという意向なのでは」と推測する。

 小堀桂一郎・東京大名誉教授(日本思想史)は「生前退位は光格天皇以来約200年間なかったことで、昭和天皇も占領期に退位の意向を示したが思いとどまった。皇室内の合意や元号などクリアしないといけない問題が多く、簡単には成立しないだろう」とみる。理由については「ご高齢で宮中祭祀(さいし)が行き届かないことを心苦しく思われている面もあるのではないか」と話した。


「そうした事実一切ない」=宮内庁幹部は報道否定―生前退位
時事通信 7月13日(水)23時0分配信

 天皇陛下が天皇の地位を生前に皇太子さまに譲る意向を宮内庁関係者に伝えられたとの報道を受け、同庁の山本信一郎次長は13日夜、報道各社の取材に応じ、「そうした事実は一切ない。陛下は憲法上のお立場から、皇室典範や皇室の制度に関する発言は差し控えてこられた」と否定した。

 午後8時半ごろ庁内で各社の取材に応じた山本次長は、「陛下が生前退位の意向を宮内庁関係者に示されたという報道があったが、そうした事実は一切ない」と繰り返し強調。「長官や侍従長を含め、宮内庁全体でそのようなお話はこれまでなかった」と話した。

 記者からは皇室典範改正の可能性についても質問が飛んだが、「皇室典範や制度にわたる問題については内閣や国会で対応するものだ」とコメントを避けた。静養のため葉山御用邸(神奈川県葉山町)に滞在中の陛下の体調については「お変わりなくお過ごしだ」と説明した。

 深夜に取材に応じた同庁の風岡典之長官も、同様に報道内容を否定。「(皇室の)制度については国会の判断にゆだねられている。陛下がどうすべきだとおっしゃったことは一度もなく、あり得ない話だ」と述べた。


<天皇陛下「退位」意向>学友「もう十分お務め」
毎日新聞 7月13日(水)22時56分配信

 天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまへ譲る「生前退位」のご意向を示されていることが明らかになり、陛下のご学友からは、陛下のご心情を察する声が聞かれた。

 天皇陛下は学習院で初等科から一貫して学ばれた。

 初等科から大学まで陛下と一緒だった田實(たじつ)英一さん(83)=東京都目黒区=によると、最近は学生時代の友人と会うたび、陛下の多忙さが話題になっていた。「なんとか(公務について)考えてさしあげないとだめなんじゃないの」と話し合っていたという。年間を通じて陛下のスケジュールが詰まっている印象だったといい、「本当に大変で、お気の毒だと思う。同い年の自分の状態を考えると、私ならとても務まらない」と陛下の体調をおもんぱかった。

 今年3月に開かれた初等科の同窓会で陛下と言葉を交わす機会があったという。「陛下はまじめな性格で、責任感がすごく強い方。このままでは周りにも迷惑がかかるかもしれないということまでお考えになったのではないか」と話した。

 同様に初等科から一緒だった関根友彦さん(82)=東京都杉並区=は「私を含め同窓生はみな、仕事を辞めて引退しているのに、陛下だけ忙しく公務を続けているので、心苦しく思っていた。(生前退位の意向の)ニュースを聞き、一安心という気持ちです。がんばっていただいた分、少しでも楽に生活なさるのであれば、うれしい。他の人も同じように感じているのではないか。もう十分、お務めいただいたでしょう」とねぎらった。

 初等科の同窓会では、陛下から「元気でやっていますか」と声をかけられたという。「皆で『陛下が一番お元気なのではないか』と話す一方で、地震があればすぐに被災地に飛んで行かれるし、大変だろうと心配していた。ゆっくり体を休めてほしいと思う」と気づかった。

 高等科から共に学んだ安保日出男さん(86)=横浜市神奈川区=は「陛下の生真面目なお人柄は、誰もが知るところだ。最近では大きな手術をされ、若く見えても年齢には勝てない。(生前退位の意向には)驚いたが、皇太子さまが立派になられたこともあり、体調を崩される前に、自ら決断されたのだろう」と推し量った。

 中等科から高等科にかけて同窓生で、国立歴史民俗博物館名誉教授の岡田茂弘さん(82)=千葉県八千代市=は「皇室典範には退位してはいけないとは書かれていない。私は陛下(のご意向)に賛成するし、尊重すべきだと思う」と話した。また「在位のまま公務を軽減する案もある中で、公務をしないということではお気持ちが収まらず、『ならば退こう』と決断されたのでは」と推測した。

 岡田さんが同博物館の教授を務めていた時には、古代の城郭の専門家として陛下に講義したことがある。一方で5年ほど前までは皇居に招かれ、陛下が研究を続けるハゼについて聞く機会もあった。「かつてのクラスメートの立場から『よかったら遊びに来て』と言っていただけることが、うれしかった」と話した。【福島祥、蒔田備憲、五十嵐和大】

 ◇各地訪問、体力的に限界

 伊藤之雄・京大教授(日本近現代史)の話 近代以降の明治天皇、大正天皇とも体調が悪いときには、自然災害などの被災地に勅使を派遣され、国民もそれで満足していた。一方で天皇陛下は、戦争に関しては自ら慰霊に努められてきた。また東日本大震災などの被災地をしばしば訪れられ、国民もそれを期待している。しかし、ご高齢で、そうした公務には体力的に限界がある。この先、現実的には、天皇陛下の公務を皇太子殿下がどの程度まで引き継がれるのか、議論が必要だ。

 ◇自由にしてあげていい

 古代の女性天皇をテーマにした著書のある作家、玉岡かおるさんの話 80代を迎え、公務のさまざまな場面でストレスや限界を感じておられることは非常に理解できる。ご自身の意思を示すことができる段階で、一人の人間として誰もが直面するエイジング(老い)という問題から等しく自由にしてさしあげるべきだ。歴史上、天皇が余力のある段階で譲位することは数多くあった。かつては上皇として権威を振るう人物もいたが、象徴として権力からきっぱりと線を引いた今の天皇制の下では公務の委譲もすんなり進むはずで、何ら問題はないと思う。


天皇陛下、生前退位の意向
読売新聞 7月13日(水)22時36分配信

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チャリティーコンサートの会場に到着された天皇、皇后両陛下(6日、東京都渋谷区で)

 天皇陛下が生前に天皇の地位を皇太子さまに譲る「退位」の意向を持たれていることが宮内庁関係者の話でわかった。

 陛下は昨年12月に82歳になられた。前立腺がんや心臓の病気で2回の手術を受けた後も多くの公務に当たられており、宮内庁は負担を考慮して公務の見直しを続けている。

 天皇陛下は1989年1月7日の即位後、憲法に従い、象徴として、国民に寄り添い、皇后さまと公務に当たられてきた。

 戦没者慰霊に尽くし、戦後50年、60年、70年の節目には「慰霊の旅」として、沖縄や広島、長崎、さらに、海外でもサイパンやパラオなどを訪れ、黙とうをささげられてきた。

 陛下は2003年1月、前立腺がんの手術で前立腺を全摘出。その後のホルモン療法の影響による骨粗しょう症を予防するため、運動療法を続けられている。心臓の冠動脈の狭窄(きょうさく)が見つかり、12年2月にバイパス手術も受けられた。


典範改正の是非焦点に=生前退位に慎重論も―政府
時事通信 7月13日(水)22時26分配信

 天皇陛下が生前退位の意向を示されたことを受け、政府内では今後、皇室制度を定めた皇室典範改正の是非が焦点となりそうだ。

 現行制度には、天皇の退位に関する規定がないためだが、改正には慎重論も多いという。政府は、国民的な議論の高まりなどを見極めつつ、丁寧に対応する考えだ。

 皇室典範は、皇位継承について「天皇が崩じたときは、皇嗣(こうし)が、直ちに即位する」などと規定しているが、退位に関する規定はない。政府関係者は13日、「生前退位というのは現行制度に規定されていない。皇室典範の改正が必要になる」と指摘した。

 実際に皇室典範を改正する場合は、通常の法改正と同様に、政府が改正案を作成し、国会で審議することになる。陛下の意向を踏まえ、政府は既に、内閣官房を中心に水面下で検討に着手。同時に、公務の負担軽減の在り方についても研究し、安倍晋三首相に報告されているという。

 制度改正をめぐっては、他にも検討すべき課題が多い。内閣法制局OBは「退位後の役割や尊称、時期などを議論する必要がある。元号も変わることになる」などと説明。「国民世論がどう動いていくかが重要だろう」とも語った。

 一方、別の政府関係者は「皇位の安定性という観点から、改正の是非は慎重に検討しないといけない」と指摘している。皇室典範には、天皇が「身体の重患」などで公務を続けられない場合、「摂政を置く」としており、この仕組みを活用すれば改正は不要との見方を示した。


公務の負担軽減進む=陛下の体調、年齢配慮―宮内庁
時事通信 7月13日(水)22時18分配信

 宮内庁は近年、天皇陛下の体調や年齢に配慮し、公務を見直す負担軽減を進めてきた。

 2009年には式典でのお言葉を原則なくすなどの基本方針を発表。今年5月からは、皇居で人と会われる公務の一部を皇太子ご夫妻に譲った。

 陛下は03年に前立腺がんを摘出。08年にはストレスによるとみられる胃や十二指腸の炎症が確認され、医師団が負担軽減を提言した。宮内庁は09年、公務や宮中祭祀(さいし)での負担軽減を決定。全国戦没者追悼式や宮中晩さん会などを除き式典でのお言葉を原則なくし、外国賓客の面会人数も絞った。

 陛下は11年、気管支肺炎で入院し、翌年には心臓バイパス手術を受けた。同庁は陛下が80歳の傘寿を迎えた後の14年、宮中祭祀(さいし)の新嘗祭で深夜の拝礼を取りやめた。今年5月にも、改めて公務見直しを発表し、皇居での面会を年間10件程度減らしたほか、外国元首の来日に合わせた皇居での昼食会をやめ、天皇、皇后両陛下との会見だけにした。

 両陛下が昨年1年間に皇居で人に会ったのは約270回、東京都内や地方への訪問は75回に上った。


谷垣自民幹事長、政府に説明求める=与野党から皇室典範改正論―生前退位
時事通信 7月13日(水)22時12分配信

 天皇陛下が生前退位の意向を示されていることが明らかとなり、与野党から13日、発言が相次いだ。

 自民党の谷垣禎一幹事長は記者団に、宮内庁から報告は受けていないとして「全体の状況をよく聞かなければいけない」と表明。政府に説明を求めた上で対応を検討する考えを示した。

 公明党幹部は「どういう形で皇室典範を変えるのか議論があるだろう。『女性宮家』創設や女性天皇容認をめぐる議論も出てくるかもしれない」と述べ、皇室典範を包括的に見直す議論につながる可能性を指摘した。

 民進党の松原仁元国家公安委員長も記者団に、「皇室典範を変えないといけない部分の議論になってくる。極めて重要な議論だ」と強調した。

 おおさか維新の会の馬場伸幸幹事長は「もし本当にそういうご意向があるのであれば、政府に皇室典範改正(の検討)を求めたい。改正に全面的に協力していきたい」と表明した。

 共産党の小池晃書記局長は取材に対し、「ご本人の意向が正式に表明されたわけではないので、今の段階でコメントするのは差し控えたい」と述べ、社民党幹部は「ご本人の意思は尊重しなければいけない」と語った。


<天皇陛下「退位」意向>驚きと共感「ゆっくりされて」
毎日新聞 7月13日(水)21時36分配信

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東日本大震災で被災した宮城県南三陸町を視察される天皇、皇后両陛下=同町歌津で2011年4月27日(代表撮影)

 天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまへ譲る「生前退位」のご意向を示されていることが明らかになり、親交のある人、陛下が被災地を訪問した際にお言葉をかけられた人たちなどからは驚きとともに、82歳の陛下の心情を察する声が聞かれた。

 ◇被災者「何度も足を運んでいただいた」

 天皇陛下は、東日本大震災や熊本地震の被災地を皇后陛下とともに訪問し、住民を励ましてきた。

 「もっと続けてほしい」。両陛下が2012年10月に福島県川内村の除染活動を視察された際、声をかけられた同村の建設業、大和田利則さん(54)は「生前退位」の報道を受けてそう語り、「除染についてもよく勉強されていて驚いた」と振り返った。

 大和田さんの会社は当時、除染を請け負っていた。作業服姿で現れた両陛下は、ダンプの上で作業を指揮していた大和田さんに近づき、「除染の水はどこから持ってきているのですか」と尋ねた。大和田さんが「近くの中学校のプールからです」と答えると、天皇陛下は「ご苦労さまです」と頭を下げたという。大和田さんは「私はヘルメットにマスク姿だったが、両陛下はマスクもせず、真剣に話を聞いてくれた」と語る。

 今年3月16日には、福島県三春町を訪れ、東京電力福島第1原発事故で全村避難が続き、同町に臨時役場を置いていた葛尾村の村民らと懇談した。建設会社社長の松本里美さん(48)は、牛を処分するための穴を重機で掘り進めた経験を話した。「さぞおつらかったでしょうと言葉をかけていただきました。ご高齢にもかかわらず、福島に何度も足を運んでいただき、うれしい気持ちでいっぱいです。ゆっくりお体を休ませていただけたら」と話した。

 宮城県南三陸町の写真店主、佐藤信一さん(50)は、14年7月、同町の「南三陸さんさん商店街」を視察された際、被災したまちや住民らの姿を撮影した写真を見せた。宮内庁の職員に「被災状況より復興状況を話して」と依頼されていたが、天皇陛下は震災当時の様子を細かく質問され、「相手の気持ちになって物事を考えることのできる方と分かった。我々の目線に合わせて会話を進めてくださった」と感謝する。

 佐藤さんは「お体の不調もあり、思う存分公務をこなせないことにもどかしさを感じられていたのでは。今までの慣例にとらわれない勇気のあるご決断と思う」と気遣った。

 岩手県釜石市両石町から同県遠野市穀町の仮設住宅で避難生活を送る冨沢静子さん(73)は13年7月、訪れた両陛下に、「昭和8(1933)年の大津波でも家が流されました。行方不明のままだった主人(寅喜さん、当時75歳)の思い出を大事に生きています」と伝えた。天皇陛下から「私が生まれた年ですね。本当に2度も(津波に遭われて)ねえ」と慰められた。「温かく立派な人柄そのままに言葉をかけていただいた」と話した。

 一方、熊本地震で自宅が土砂にのまれた熊本県南阿蘇村の農業、藤原三男さん(69)は今年5月19日、両陛下が訪問した南阿蘇中の体育館で、天皇陛下から「お体は大丈夫でしたか」と声をかけられた。藤原さんは「床に膝をつき、とても優しいお顔だった。私たちは感激し、大変励まされた」と振り返り、「震災が起きる度に被災地に足を運ばれ、国民に目線を合わせて励まされる様子にはとても親しみを覚えたが、ご疲労やご心痛もあったと思う。変化の激しい時代にご苦労されたと思う」と語った。【宮崎稔樹、本橋敦子、平川昌範】

 ◇戦争犠牲者慰霊に感謝

 ●沖縄

 天皇、皇后両陛下は2014年6月、戦時中の1944年に米潜水艦の魚雷に撃沈されて児童ら1400人以上が亡くなった学童疎開船「対馬丸」の犠牲者を慰霊するため、那覇市の対馬丸記念館を初めて訪れ、遺族や生存者と懇談された。

 4歳の時に家族で対馬丸に乗り、両親と7人のきょうだいを亡くした対馬丸記念会理事長の高良政勝さん(76)は「両陛下は犠牲になった子供たちと同世代で、対馬丸にとても思い入れが深かった。両陛下がいらしたことで遺族や生存者も一つのけじめがつき、ほっとした」と振り返った。その上で「沖縄だけでなく、海外にも何度も慰霊の旅に出かけられるなど両陛下は大変な苦労を重ねてこられた。ゆっくり体を休めてほしい」と話した。【佐藤敬一】

 ●長崎

 天皇陛下は被爆50年の1995年7月、長崎市内にあった原爆資料センター(現・長崎原爆資料館)を訪問され、被爆者5団体の代表らに原爆投下直後の惨禍について尋ねながら、展示品に見入った。長崎原爆遺族会の会長(当時)として同席した下平作江さん(81)は「もう80歳を過ぎていらっしゃるので、皇太子さまに譲ろうという気持ちでいらっしゃるのは理解できる」と話し、これまで被爆地や国内外の激戦地を「慰霊の旅」として回られたことに「感謝し、尊敬している」と語った。【加藤小夜】


天皇陛下「生前退位」の意向 “3日に1回”予定が入る生活 1月1日から公務、土日関係なく長期の訪問も
withnews 7月13日(水)21時36分配信

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新年の一般参賀で、集まった人たちに手を振る天皇、皇后両陛下=2016年1月2日

 天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を示していることが、宮内庁関係者への取材でわかりました。2015年12月、82歳の誕生日に合わせて開いた記者会見では「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」と語っていました。2016年1月からこれまでの、宮内庁が発表している予定を調べると、その日数は64日にものぼり、3日に1日の割合で公務など何らかの予定が入っていました。

宮内庁が予定を公表
 宮内庁は公式サイトで、皇族の予定を公表しています。7月1日には「ご会釈(勤労奉仕団)」「お茶(退職認証官)」などが御所での予定として記載されています。

 公式サイトには、即位してからの予定が載っており、年齢を考えるとたくさんの予定が入っていることがわかります。

1月1日から公務
 2016年1月1日から2016年7月13日までの予定を調べてみました。

 何らかの日程が入っている日は64日あり、公表されているものでも3日に1回、予定が入っていたことになります。

 公務は1月1日から始まります。「新年祝賀の儀」が1月1日、「新年一般参賀」が1月2日に入っています。

土日、長期の予定も
 土日も関係ありません。

 4月2日の土曜日から4月4日の月曜日にかけては奈良を訪問。「神武天皇陵」などを参拝しています。

 長期の予定もあります。

 1月26日から30日の5日間はフィリピンを訪問。3月16日から18日の3日間は福島と宮城を訪問しています。

宮内庁、負担軽減を模索
 宮内庁は5月に、天皇、皇后両陛下の公務について、皇居であいさつを受ける「拝謁(はいえつ)」など一部を取りやめると発表していました。

 両陛下ともに80歳を超えたことから「ご年齢にふさわしいご公務のあり方」(宮内庁の山本信一郎次長)を検討した結果だと説明。両陛下の了承も得られたとしていました。


<皇室>天皇陛下「生前退位」意向 数年内に譲位
毎日新聞 7月13日(水)21時31分配信

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2016年2月撮影

 天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に示されていることが、政府関係者への取材で分かった。数年以内の譲位を望まれているといい、宮内庁は陛下自らがお気持ちを表明する方向で調整を進めている。皇室制度を定めた「皇室典範」に天皇の退位に関する規定はなく、皇室典範の改正を含めた議論につながる可能性がある。

 陛下は現在82歳。2012年2月に心臓の冠動脈バイパス手術を受けた後は宮中祭祀(さいし)を減らす一方、憲法に規定された国事行為や震災などの被災地のお見舞い、外国元首との会見など多くの公務を続けている。

 関係者によると、陛下には現在健康上の問題はないが、公務を大幅に削減したり摂政などの代役を立てたりする形で天皇の位にとどまることは望まれていない。「憲法に定められた象徴としての務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだ」との考えを持ち、ご意向は、皇后さまや皇太子さま、秋篠宮さまに示されているという。

 宮内庁はこれまで、生前退位に否定的な考えを示している。01年11月の参議院の調査会では、当時の宮内庁次長が、現行法が天皇の地位を安定させる観点などから退位を認めていないと説明し「現在の段階で退位制度を設けることは考えていない」と答弁している。

 陛下は、天皇が象徴と位置づけられた現憲法下で初めて1989年に125代天皇として55歳で即位。皇后さまと臨んだ即位の会見で「憲法に定められた天皇の在り方を念頭に置き、天皇の務めを果たしていきたい」と述べた。「象徴天皇」の在り方を探り、皇太子時代からの障害者施設への訪問のほか、震災などの被災地訪問も続け、即位10年の会見で「障害者や高齢者、災害を受けた人々、あるいは社会や人々のために尽くしている人々に心を寄せていくことは、私どもの大切な務めである」と述べ、平成時代の天皇像を築いてきた。

 一方、宮内庁は陛下の負担軽減策を探ってきた。08年12月に心労が原因とみられる不整脈などで体調を崩したことを受け、09年1月には式典での「おことば」の多くを取りやめるなどの軽減方針を発表。11年11月には秋篠宮さまが会見で「定年制は、やはり必要になってくると思う。ある一定の年齢を過ぎれば、人間はだんだんいろんなことをすることが難しくなっていく」と述べたこともあった。

 陛下は12年2月に心臓の冠動脈バイパス手術を受けたが、直後の東日本大震災の追悼式に出席。同年の79歳の誕生日を前にした会見で「今のところしばらくはこのままでいきたい」と述べていたが、両陛下が始めた「こどもの日」や「敬老の日」にちなんだ施設訪問は14年を最後にし、皇太子さまらに引き継がれた。宮内庁は今年5月、国や地方の行政機関などの長との面会を減らすことを発表したばかりだった。

 宮内庁によると、昭和天皇まで124代の天皇のうち、生前に皇位を譲った例は何度もあるが、明治以降にはない。欧州の王室では生前退位は珍しくなく、13年には日本の皇室とも親交が深いオランダのベアトリックス女王やローマ法王ベネディクト16世が退位し、注目を集めた。

【高島博之、長谷川豊】

 【ことば】皇位の継承

 明治時代に皇室制度が整えられた時に、天皇になると生涯務める「終身制」となり、退位に関する制度は定められていない。二重権力が生まれることや退位が強制される可能性が踏まえられたとされる。戦後の1947年に制定された皇室典範は、皇位は男系の男子が継承すると規定。小泉純一郎政権時代の2005年には首相の私的諮問機関が女性天皇を容認する提言を打ち出したが、秋篠宮ご夫妻の長男悠仁さまの誕生で議論は立ち消えになった。現在の継承順位は(1)皇太子さま(2)秋篠宮さま(3)悠仁さま(4)常陸宮さま(5)三笠宮さま。


「生前退位」ご意向 石原慎太郎元東京都知事「ショック。大きな混乱起こる」
産経新聞 7月13日(水)21時29分配信

 石原慎太郎元東京都知事は13日夜のBSフジ番組「プライムニュース」で、天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」のご意向を示されていることについて「ショックだ。災害地への慰問、太平洋戦争の犠牲者への慰霊で、相当、お疲れになったのはわかる。私は陛下より一つ年上だが、それでも頑張っている。本当に陛下には、もうちょっと頑張っていただきたい」と述べた。

 その上で「摂政という形など、歴史の事例がたくさんある。陛下に日本の象徴として、天皇でいていただきたい」と求めた。

 陛下が生前に退位された場合には「憲法問題になってくる。予測はつかないが、日本の社会に大きな混乱が起こる」とも指摘した。


大島理森衆院議長「驚いた。真実か知りうる立場ではない」 天皇陛下「生前退位」ご意向に
産経新聞 7月13日(水)20時59分配信

 自民党の大島理森議長は13日、天皇陛下が天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に伝えられたことについて、「ニュースを聞き、大変驚いた。ただ、真実かどうかを知りうる立場ではないので、議長としてそれ以上コメントする立場でも時期でもない」と述べた。産経新聞の取材に答えた。


天皇陛下が生前退位の意向=数年内、周囲に伝える―宮内庁が近く公表検討
時事通信 7月13日(水)20時43分配信

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天皇陛下が、天皇の地位を生前に皇太子さまに譲る意向を示されていることが13日、宮内庁関係者の話で分かった。

 天皇陛下が、天皇の地位を生前に皇太子さまに譲る意向を宮内庁関係者に示されていることが13日、分かった。

 同庁が近く陛下の意向を公表することを検討しているという。

 82歳の陛下は、憲法上の国事行為のほか、被災地訪問など公務を精力的にこなしている。関係者によると、現在、健康上大きな問題はないが、高齢となる中で、今後数年以内に譲位をしたいとの意向を周囲に示したという。

 現在の皇室典範は皇位継承について「天皇が崩じたときは、皇嗣(こうし)が、直ちに即位する」などと規定。天皇の生前退位を定めた規定はなく、今後国会などで典範改正を含めた議論が必要となる。

 陛下は1989年の即位後、皇后さまと公務で国内外を訪問。天皇としての外国訪問は91年の東南アジア3カ国が最初で、92年には歴代で初めて中国を訪れた。戦後60年の2005年にはサイパン、戦後70年の15年にはパラオ、今年はフィリピンを訪れ、戦没者を慰霊した。

 91年の雲仙・普賢岳噴火をはじめ、95年の阪神大震災、11年の東日本大震災など、被災地を慰問。今年も3月に復興状況視察のため福島、宮城両県を、5月に熊本地震の被災地を訪れた。

 心臓バイパス手術を受けた12年、79歳の誕生日会見で、公務について「今のところしばらくはこのままでいきたい」と話し、15年の82歳の誕生日会見では、「年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました」と老いについて率直に話していた。

 宮内庁は今年5月、皇居で人と会う公務を減らす見直しを発表。両陛下は11日から14日まで、神奈川県葉山町の葉山御用邸で静養している。


天皇陛下「生前退位」の意向 皇室典範のルールは?
BuzzFeed Japan 7月13日(水)20時22分配信

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Kazuhiro Nogi / AFP / Getty Images

天皇陛下が、天皇の位を生前に譲る意向を示されていることがわかった。NHKが7月13日、独自ニュースとして報じた。【BuzzFeed Japan / 渡辺一樹】

天皇陛下は、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を、宮内庁の関係者に示されている。譲位は数年内で、天皇陛下自身が会見に近い形で、国内外に「お気持ちを表す」という。

天皇陛下は「憲法に定められた象徴としての務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだ」とお考えで、皇后さまや皇太子さま、秋篠宮さまも、陛下のご意向を受け入れられているという。

皇位継承を決めるのは「皇室典範」
生前譲位は、江戸時代以前は珍しくなかったが、明治以降は行われていない。

日本国憲法下では、天皇の皇位継承は「皇室典範」という法律で定められている。

その皇室典範は「皇位継承」という章から始まる。皇位継承のタイミングについては「第四条  天皇が崩じたときは、皇嗣が、直ちに即位する。」と書かれている。

そこに生前退位についての定めはない。

生前退位のためには、法改正が必要だと考えられている。今後、国会などで議論が行われるとみられる。

宮内庁の山本信一郎次長は13日夜、「報道されたような事実は一切ない」とNHKの報道を否定した。


天皇陛下 「生前退位」のご意向
産経新聞 7月13日(水)20時7分配信

 天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に伝えられていることが13日、分かった。数年内に退位する考えで、宮内庁は、天皇陛下ご自身が国民に向けて考えを伝えられる方向で調整を進めている。

 天皇陛下は82歳になられる。ご健康面では、平成23年に気管支肺炎のため入院し、翌24年には心臓のバイパス手術を受けられている。


「天皇陛下、生前退位の意向」とNHK報道 皇室典範の改正検討か
J-CASTニュース 7月13日(水)20時5分配信

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天皇陛下の公務負担軽減が課題だとされてきた(2014年8月撮影)

 天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁関係者に示したと2016年7月13日夜、NHKが報じた。天皇陛下は82歳という高齢で、心臓の手術も経験している。だが、憲法に規定された国事行為など数多くの公務を続けており、負担軽減が課題になっていた。

 NHKによると、天皇陛下は「憲法に定められた象徴としての務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだ」と考えており、公務を減らしたり摂政を置いたりして天皇の位にとどまることは望んでいないという。皇位継承や摂政に関して定めた法律「皇室典範」には退位に関する規定はなく、改正に向けた動きが出てきそうだ。

■2013年の週刊誌報道には「事実無根」と抗議

 天皇陛下は数年内の譲位を望んでおり、「天皇陛下自身が広く内外にお気持ちを表わす方向」で調整が進んでいるという。NHKでは、

  「天皇陛下は、象徴としての立場から直接的な表現は避けられるかも知れないが、ご自身のお気持ちがにじみ出たものになるだろう」

とする「関係者の1人」の話を報じている。

 海外の事例では、オランダのベアトリックス女王が在位33周年を迎えた13年4月30日に退位し、皇太子に王位を譲ったほか、ローマ法王のベネディクト16世は13年2月に退位し「名誉法王」として隠居生活を送っていることが知られている。

 皇室典範をめぐっては、05年に小泉純一郎首相(当時)の私的諮問機関が、女性・女系皇族にも皇位継承権を認めるべきだとする報告書をまとめたが、具体的に改正に向けた動きは進んでいない。

 また、天皇陛下の「生前退位」をめぐっては、週刊新潮が13年6月、宮内庁の風岡典之長官(当時)が安倍晋三首相らに、生前退位や皇位継承の辞退が可能になるように皇室典範を改正するように提案したと報じていたが、記事は「事実無根」だとして宮内庁と内閣官房が連名で抗議文を送っていた。

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