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2016年7月 4日 (月)

熊本・震度7の地震に関するニュース・94

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:熊本地震で財政支援継続=菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宮大工の卵、倒壊神社の再建に汗 熊本の球磨工高生、東日本大震災でも支援経験 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「残念だが、もう熊本には戻れない」熊本地震3ヵ月 900人超が県外避難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本城石垣から400年前の人物画 地震による崩落で発見 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震3カ月>自宅再建めどなし7割 4割なお避難生活 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>福島のフラガールが訪問へ 14、15日 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本城>石垣に人の線刻「ほほ笑んでいるよう」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>宮大工の卵、解体お手伝い 益城の木山神宮本殿 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:5強以上は可能性低く=熊本地震の余震―調査委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本市西区と南区で震度4観測 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>熊本で震度4=午後6時5分 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕熊本市西区・南区で震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:阿蘇地方に3か月ぶり鉄道…不通の豊肥線再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>阿蘇地方の交通一部復旧 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全世帯が避難していた南阿蘇・立野の住民、仮設入居開始に安堵 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:幼児の半数が心身に異変、夜泣き増え音に過敏…熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>6割以上が帰還希望 南阿蘇・立野 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国道57号北側復旧ルート、正式決定…アンケートで97%が必要性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:阿蘇大橋の架け替え位置、下流に設定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震で断たれた国道57号の新ルート決まる 阿蘇―大津町13キロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:本震で崩落の阿蘇大橋、600m下流で架け替え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国道57号、北側で復旧へ=熊本地震で寸断の地区―国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震関連死の申請・相談81件 11市町村 過去の震災、直接死数上回る例も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新阿蘇大橋600メートル下流に 全長3倍の600メートル超 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>阿蘇大橋の架け替え 600メートル南西に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本市が6人「震災関連死」認定…死者55人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:阿蘇大橋、下流で架け替え=長さ約3倍に―国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震で授業遅れ、熊本市に応援教諭を派遣 全国8県から、心のケアにも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本市職員2000人が不眠経験…「心の病」の恐れ1割超 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震で減便の九州新幹線、通常の本数に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>菓子やラーメン…被災地企業が復興商品 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州新幹線、運行本数が回復 熊本駅で歓迎イベント - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<九州新幹線>地震前の通常本数に 博多駅-鹿児島中央駅間 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

熊本地震で財政支援継続=菅官房長官
時事通信 7月13日(水)12時12分配信

 菅義偉官房長官は13日午前の記者会見で、熊本地震の発生から14日で3カ月になることを受け、「全力で支援していくから、被災自治体にとって財政面の心配は全くない」と述べ、政府の財政支援継続を約束した。


宮大工の卵、倒壊神社の再建に汗 熊本の球磨工高生、東日本大震災でも支援経験
西日本新聞 7月13日(水)11時25分配信

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倒壊した木山神宮本殿から部材を取り出す球磨工業高の生徒(白色のヘルメット)たち=12日午前、熊本県益城町

 全国で唯一、宮大工の養成課程がある球磨工業高(熊本県人吉市)の生徒たちが、熊本地震で倒壊した同県益城町の木山神宮の再建支援に乗り出した。「住民の心のよりどころを取り戻したい」。そんな思いから、地震から3カ月となるのを前に、12日、装飾品の取り出しなどの文化財保護作業に取り組んだ。東日本大震災でも支援経験がある同校の生徒たちは培った知識や技能を活用して、地元の人々を勇気づける。

 木山神宮は町内最古の1752(宝暦2)年建築。4月の地震で本殿や拝殿、楼門、鳥居など境内の全建築物が全壊した。復旧への公的な補助金が出ない未指定文化財のため、自力で再建しなければならず、苦境を知った同校は「解体時の装飾品の損失を防ぐ」などとして保護作業を申し出た。

 作業は12、13日に行い、建築科3年の3人と伝統建築専攻科2年の3人、職員4人が取り組む。12日は現状を写真に収め、部材の名称と位置を記録。工具を使い、つぶれた本殿内から長さ約3メートルの柱を引き抜いたり、一刀彫の装飾品を取り出したりした。

 同校は東日本大震災で被災した神宮に社殿(高さ2・6メートル、幅2メートル)を贈呈したことがある。ただ、今回のような大型の本殿の再建協力は難しく、今後は、破損した仏具「厨子(ずし)」の修復などに加勢できないか検討していくという。

 伝統建築専攻科2年の蓑田崇馬(はりま)さん(19)は「墨や手彫りの跡など歴史を感じた。神社が前に進めるように役立ちたい」。作業を見守った矢田吉定宮司(66)は「復興への長い道のりの一歩が始まった。生徒たちの支援に感謝したい」と語った。

=2016/07/13付 西日本新聞朝刊=


「残念だが、もう熊本には戻れない」熊本地震3ヵ月 900人超が県外避難
西日本新聞 7月13日(水)11時15分配信

 熊本地震で被災し、熊本県外に避難している住民が、大きな被害があった県内16市町村で900人以上いることが12日、西日本新聞の調べで分かった。避難先を把握していない益城町などを加えると、県外避難者は千人を超えるとみられる。14日で前震発生から3カ月。県外避難の長期化やそのまま移住する事態が現実化しつつある実態が浮き彫りとなった。

県外避難者は千人超か
 西日本新聞が地震で被害を受けた16市町村に問い合わせたところ、判明している県外避難者数は11日現在、916人。内訳は熊本市773人▽南阿蘇村41人▽西原村38人▽宇城市24人▽御船町23人▽宇土市9人▽阿蘇市8人。甲佐町、氷川町、産山村はゼロだった。

 このほか、町外避難者が298人いる益城町は、避難先を把握できておらず、県内外は不明。「町内で全半壊した住宅が約5千棟あるのに対し、仮設住宅とみなし仮設の申し込みは2千件弱。全体として県外避難者が多いとみられる」としている。

 大津、菊陽、嘉島、山都、美里の5町も「把握していない」と答えており、この6自治体を含めると、県外避難者は千人を超えるとみられる。

入居状況の最多は福岡県の597人
 国土交通省によると、県外避難者は九州を中心に26都道府県の公営住宅などで受け入れている。西日本新聞が熊本を除く九州6県に入居状況を問い合わせたところ、最も多かったのが福岡県の597人。次いで大分県145人▽長崎県80人▽佐賀県66人▽宮崎県60人▽鹿児島県51人-の順だった。

 御船町の自宅が半壊し、5月から福岡県久留米市の市営住宅に入居する岩永一恵さん(49)は「御船町に戻りたい思いもあったが、仕事が決まった上、避難所や仮設住宅に比べて住み心地もいい。残念だが、もう熊本には戻れない」と話している。

=2016/07/13付 西日本新聞朝刊=


熊本城石垣から400年前の人物画 地震による崩落で発見
西日本新聞 7月13日(水)11時0分配信

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熊本地震で崩落した石垣から見つかった人物像の線刻。円形の顔と胴体が確認できる=12日午後、熊本市中央区

 熊本市は12日、熊本地震で崩落した熊本城の石垣から、「人形(ひとがた)」と呼ばれる人物の線刻画が描かれた石を発見したと発表した。築城した加藤清正など加藤家が肥後国を治めた約400年前の1600年代前半のものとみられる。市の熊本城総合事務所は「石垣を建設する際に『崩れず、無事であるように』との祈念や地鎮のために、建設に当たった石工が描いたのではないか」としている。

 石は縦46センチ、横64センチ、幅58センチの安山岩。同市西部にある金峰山付近のものとみられる。ノミなどで描かれたとみられる線刻画は、円形の顔部分が直径7センチ、胴体が15センチ。シンプルな線で目や鼻、口が確認できる顔は、ほほ笑んでいるようにも見える。

 4月16日の本震で、同市中央区の宮内橋近くにある高さ約9メートル、幅約19メートルの石垣の大部分が崩落。人形は、撤去した約400個の石の中から見つかった。人形は、石垣の表面からは見えない側面に描かれていたという。熊本城では木製「人形」が櫓(やぐら)の下部で見つかっていたが、石垣では初めて。同事務所は石の展示を検討している。

 同事務所によると、熊本地震により、熊本城の石垣全体(7万9千平方メートル)の約3割が崩落などにより積み直しが必要で、修復費は推定約354億円。

=2016/07/13付 西日本新聞朝刊=


<熊本地震3カ月>自宅再建めどなし7割 4割なお避難生活
毎日新聞 7月13日(水)7時45分配信

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熊本市の避難所となっている雁回館(がんかいかん)では、今なお60~70人の人が避難生活を送っている=熊本市南区で2016年7月12日午後6時27分、須賀川理撮影

 熊本地震の発生から14日で3カ月になるのを前に、毎日新聞が追跡アンケートを実施している熊本県内の被災者100人を対象に現在の状況などを聞いた。回答を得られた73人の7割にあたる51人が修繕も含めた自宅再建のめどが立っていないことが分かった。また、4割弱にあたる28人がいまだ避難所など自宅外での避難生活を送っていた。1カ月前の4割から大きな変化はなく、避難生活のさらなる長期化が懸念される。

 追跡アンケートは、地震で自宅が損壊し、避難生活を強いられた100人に実施。地震から2週間(回答者100人)▽1カ月(同86人)▽2カ月(同74人)--と過去3回調査した。今回は5~8日、電話で聞き取りをして23~84歳の男女73人から回答を得た。

 地震から3カ月がたつ現在でも、修繕も含めて自宅再建のめどが立っていないのは、73人中51人に上った。そのうち、自治体から交付された罹災(りさい)証明書で判定された自宅の損壊程度は、判明しているだけで、全壊が16人▽大規模半壊が5人▽半壊が6人▽一部損壊が7人--だった。

 全壊や大規模半壊の被災者の中には、自宅の解体が進まない現状を懸念する声があった。自治体に申請すれば半壊以上は公費で解体できるが、自宅が全壊と判定され、トレーラーハウスで避難生活を送る益城町のパートの女性(52)は「(希望者の順番待ちで)公費解体が終わるまで2年かかると聞いた」と途方に暮れる。同町の仮設住宅で暮らす調理師の内尾久美子さん(53)も「県外の業者が『解体しますよ』と家に来るが、知らない業者に頼むのは不安。やはり公費解体したいが、手続きが進まない」と戸惑う。

 解体ではなく一部修繕では被災地の業者不足の実態などが浮かび上がった。大津町の斎藤恵さん(30)は「地震で雨漏りするようになった屋根の修復費用を大工さんに見積もってもらったが『忙しくていつ取りかかれるかは見通せない』と言われた」と話した。

 また、罹災証明書の2次調査の判定がまだ出ないために身動きがとれないという被災者もいた。

 自宅再建のめどが立たない被災者が多くいる中、依然として避難所や親族宅など自宅外で避難生活を送っているのは28人に上った。被災者には6月下旬に熊本県内を襲った大雨も追い打ちとなった。今回、唯一の車中泊だった西原村の男性会社員(50)は家族で一度自宅に戻ったが、大雨で床下浸水の被害に遭った。「自宅に流れ込んだ土砂はかき出したが、エアコンなど電気機器が使えない」。家族は親族宅に身を寄せ、男性のみが車で寝泊まりしているという。【まとめ・松本光央】


<熊本地震>福島のフラガールが訪問へ 14、15日
毎日新聞 7月12日(火)20時32分配信

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熊本に届ける義援金を手にするフラガールのモアナ梨江さん=福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズで2016年7月12日午後2時40分、乾達撮影

 東日本大震災で被災した福島県いわき市の温泉レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」のフラガールが今月14、15日に熊本県を訪れ、中学や高校でフラダンスを披露して熊本地震の被災者らを励ます。

 震災後、フラガールは施設再開まで全国を巡業。熊本でも2回公演し、温かい声援を受けたという。熊本地震後、ショーの前に観客に呼びかけ義援金を集めた。熊本県の蒲島郁夫知事に直接手渡す予定だ。

 訪問するのは、福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町出身でリーダーのモアナ梨江さんら3人。モアナさんは「今度は私たちが元気を届け、恩返ししたい」。【乾達】


<熊本城>石垣に人の線刻「ほほ笑んでいるよう」
毎日新聞 7月12日(火)19時54分配信

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石垣の石に描かれた人形=熊本市中央区の熊本城で2016年7月12日午後2時23分、柿崎誠撮影

 熊本地震で壊れた熊本城(熊本市中央区)の石垣の石の一つに人形(ひとがた)の線刻が見つかり、熊本市が12日、報道陣に公開した。市熊本城調査研究センターによると、1607年の築城時に石垣建設に携わった石工が、石垣の無事を祈ってノミなどで彫ったとみられる。センターは「図形などが刻まれたものはあったが、人形を確認したのは初めて」としており、一般公開を検討している。

 熊本城内の二の丸広場の近くにある宮内(みやうち)橋そばの石垣から見つかった。付近は現在立ち入り禁止となっている。4月16日の本震で幅17メートル、高さ9メートルにわたって崩れた石垣の石(縦46センチ、横64センチ)の側面にこけしに似た人形が刻まれていた。目、鼻、口を入れた顔と長方形の胴体が描かれており全体で長さ約22センチ。

 市熊本城調査研究センターの山下宗親・文化財保護参事は「表情は石垣の安全を願って穏やかでほほ笑んでいるよう」と話している。【柿崎誠】


<熊本地震>宮大工の卵、解体お手伝い 益城の木山神宮本殿
毎日新聞 7月12日(火)12時55分配信

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1本だけ斜めになって残った本殿の柱を解体する球磨工業高校の生徒ら=熊本県益城町で2016年7月12日午前10時21分、福岡賢正撮影

 熊本県人吉市の県立球磨工業高校で伝統建築を学ぶ学生や生徒と教師らが12日、熊本地震で倒壊した同県益城(ましき)町の木山神宮本殿の解体作業を始めた。本殿などは国や自治体から指定されていない文化財のため、修復に行政の補助を受けられず、国内で唯一、宮大工を目指す若者が高校卒業後2年間学ぶ伝統建築専攻科のある同校の力を借りた。

 解体、保存作業は文化財的価値を損なわないように柱や梁(はり)などの形や組み方などを記録しながら行う必要がある。この日は同校専攻科の2年生、河津耕弥さん(20)ら3人と高校の建築科伝統建築コースの3年生3人、教師3人が部材の名称と番号を記した札を張りながら各部材を解体し、運び出した。

 河津さんは「昔の職人の技に直接触れることができ、学校では学べない貴重な体験。神宮の復興に役立てばうれしいし、自分の将来の糧にもなる」と話した。同校は13日まで作業を続け、その後は業者に引き継ぐ。

 木山神宮は1185年の創建とされ、益城町内に19の末社を持つ町の「守り神」的存在。熊本地震で築264年の本殿や拝殿、楼門、社務所などが全壊した。【福岡賢正】


5強以上は可能性低く=熊本地震の余震―調査委
時事通信 7月11日(月)18時39分配信

 政府の地震調査委員会は11日、震度7を記録した熊本地震の余震活動について、「現状程度の余震は当分続くが、M(マグニチュード)5程度、最大震度5強程度の余震が発生する可能性は低下した」とする評価をまとめた。

 
 調査委によると、熊本地方で6月12日に最大震度5弱を記録したが、熊本・阿蘇両地方で6月に震度4を観測した地震は4回(5月は8回)、震度3が14回(同43回)に減少。4月19日以降、震度5強以上の地震は発生していない。

 平田直委員長(東京大教授)は記者会見で「震度3や4の地震は今後も起きるが、非常に大きな余震が起きる可能性は少なくなった」と述べた。一方、隣接地域で別の地震が起きることもあると指摘し、「大雨や台風などで地盤が緩んでいる所もあり、十分注意した上で復旧を進めてほしい」と呼び掛けた。


熊本市西区と南区で震度4観測
読売新聞 7月9日(土)18時19分配信

 9日午後6時5分頃、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、熊本市西区と南区で震度4を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は4・4と推定される。


<地震>熊本で震度4=午後6時5分
毎日新聞 7月9日(土)18時15分配信

 9日午後6時5分ごろ、熊本県熊本で震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は同地方で震源の深さは約10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは4.4と推定される。この地震による津波の心配はない。

 各地の震度は以下の通り

震度4=熊本県熊本

震度3=長崎県島原半島


熊本で震度4
時事通信 7月9日(土)18時12分配信

 9日午後6時5分ごろ、熊本地方を震源とする地震があり、熊本市で震度4の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ。地震の規模(マグニチュード)は4.4と推定される。熊本県では午後5時52分ごろにも震度3の揺れを観測した。

 主な各地の震度は次の通り。

 震度4=熊本市
 震度3=熊本県益城町、長崎県島原市
 震度2=福岡県大牟田市、佐賀市、宮崎市、鹿児島県長島町。


〔地震〕熊本市西区・南区で震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 7月9日(土)18時10分配信

気象庁によると、9日18:05頃、熊本県熊本地方を震源とするM4.4の地震があり、熊本県熊本市西区・熊本市南区で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
発生日時 :7月9日18:05頃
震源地  :熊本県熊本地方(北緯32.7度、東経130.6度)
震源の深さ:約10km
地震の規模:M4.4(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
熊本県:熊本西区春日、熊本南区富合町*
【震度3】
熊本県:玉名市中尾*、玉名市岱明町*、玉名市横島町*、玉名市天水町*、山鹿市鹿央町*、菊池市旭志*、宇土市浦田町*、長洲町長洲*、嘉島町上島*、益城町宮園*、熊本美里町永富*、宇城市松橋町、宇城市三角町*、宇城市不知火町*、宇城市小川町*、宇城市豊野町*、山都町下馬尾*、氷川町島地*、合志市竹迫*、合志市御代志*、熊本中央区大江*、熊本東区佐土原*、熊本北区植木町*、上天草市大矢野町、天草市五和町*
長崎県:島原市有明町*


阿蘇地方に3か月ぶり鉄道…不通の豊肥線再開
読売新聞 7月9日(土)12時51分配信

 熊本地震の影響で不通となっていたJR豊肥線阿蘇(熊本県阿蘇市)―豊後荻(ぶんごおぎ)(大分県竹田市)間(25・3キロ)の運行が9日、再開された。

 阿蘇地方に鉄道が乗り入れるのは約3か月ぶり。運休区間は肥後大津(熊本県大津町)―阿蘇間(27・3キロ)だけとなる。同区間は復旧の見通しがたっていない。

 豊肥線は阿蘇地方を経由して熊本、大分両県を結ぶ在来線。4月16日の「本震」後、土砂崩れによる線路の流失や落石の影響により、熊本―大分の全線で一時運休した。肥後大津―豊後荻間は特に被害が大きく、運休が続いていた。

 阿蘇駅では式典があり、約200人が別府に向かう九州横断特急を拍手で見送った。


<熊本地震>阿蘇地方の交通一部復旧
毎日新聞 7月9日(土)11時40分配信

 熊本地震発生から3カ月近くがたち、南阿蘇村の土砂崩れなどで大きく損壊した熊本県阿蘇地方の鉄道や道路など交通インフラの一部がようやく部分再開にこぎつけたり、復旧の見通しがたったりしてきている。JR豊肥線では9日、阿蘇駅(同県阿蘇市)と大分方面を結ぶ列車が運行再開。国土交通省も通行止めとなった国道や崩落した橋の復旧計画を決めている。地域住民らからは被災地復興に弾みがつくことを願う声が上がっている。

 地震でJR豊肥線は、JR肥後大津駅(熊本県大津町)と豊後荻駅間(大分県竹田市)が不通となり、阿蘇地域は大分県、熊本市両方面への鉄路を失った状態になった。9日午前9時45分、阿蘇駅のホーム。佐藤義興・阿蘇市長が出発の合図を送り、地震後初めてとなる列車(別府行き)が動き出すと、ホームから歓声や拍手が沸き上がった。

 列車を見送った阿蘇プラザホテル女将の稲吉由紀さん(47)は「列車の汽笛の音に胸が詰まった。少しずつ日常に戻っていくのがうれしいです」と目を潤ませた。

 地震の影響で阿蘇地方はホテルなどの宿泊キャンセルが5月末までで14万7000件にのぼるなど、観光が大打撃を受けた。阿蘇市観光協会の松永辰博事務局長(52)は「まだ内牧温泉の一部で温泉が出ず、阿蘇山頂への登山道も通行止めだが、復興への一歩だ」と期待する。

 道路や橋などのインフラも復旧に向けた青写真が描かれている。阿蘇地域と熊本都市圏を結ぶルートの一つ、県道28号について国交省は先月29日に、天井などが崩落して不通になっている俵山トンネル(約2キロ)の復旧工事に着手。年内の完了を見込む。周辺の大切畑大橋(西原村)などの橋は復旧のめどが立っていないが、トンネル復旧に合わせて旧道を利用した迂回(うかい)ルートの年内開通を目指している。

 また、阿蘇地域と熊本市を結ぶ大動脈の国道57号についても、土砂崩れで通行不能となった部分を迂回する復旧ルートの整備計画を策定。現在地の北側に、約13キロの新たな道を造る。崩壊した阿蘇大橋(南阿蘇村)も元の場所より約600メートル南西に新たな橋を架け替える方針が決まった。

 観光ルートとして利用される県道28号や国道57号は地域の生活道路でもあり、国交省九州地方整備局は「道路整備計画が住民の生活を支え、地域の復旧の促進につながれば」としている。

 しかし交通インフラの全面的な復旧にはまだ時間を要しそうだ。JR豊肥線は阿蘇駅から熊本市方面については具体的な計画がまだ立っていない。高森町と南阿蘇村を結ぶ南阿蘇鉄道も6月の大雨で再び大きな被害を受け、「再開時期は未定」(同鉄道)という。【浅野翔太郎】


全世帯が避難していた南阿蘇・立野の住民、仮設入居開始に安堵
西日本新聞 7月8日(金)14時49分配信

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入居が始まった岩坂仮設団地。雨の中、住民らが荷物を運び込んだ=8日正午ごろ、熊本県大津町

 熊本地震で阿蘇大橋が崩落し、さらに6月下旬の豪雨による土砂崩れで全世帯が避難している熊本県南阿蘇村立野地区の住民向けに、隣接する同県大津町に整備された「岩坂仮設団地」(43戸)への入居が8日、始まった。地震発生から3カ月近くたってようやく仮設住宅に入ることができる被災者たちは、生活再建の一歩を踏みだせることに安堵(あんど)の表情を見せる一方、自宅に戻る見通しが立たない現状に不安ものぞかせた。

 立野地区は阿蘇大橋崩落で村中心部から孤立状態だったが、同団地は地区から直線距離で西に約8キロ離れた場所に整備され、村中心部からはさらに遠くなった。入居は37世帯で、住民たちは同日午前、近くの公民館で鍵を受け取ると早速、荷物を運び込んだり、部屋の広さを確認したりした。

 地震後、母親(66)と避難所で暮らしていた会社員後藤栄太さん(37)は2DKに入居。「避難所生活はプライベートもなく、とても長く感じた。安心して過ごせる場所ができて良かった」とほっとした様子。車中泊を続けてきたという男性(60)は「仮設では、避難のため離れて暮らしていた高齢の両親とも一緒に暮らせる」と笑顔を見せた。

 一方、地区内への帰宅を望む世帯は多いものの、水道など生活インフラが復旧する見通しは立っていない。田中順子さん(75)は「ライフラインが復旧していなくても立野に戻りたい。仮設は2年しか住めないと聞いていて、その後どうしたらいいのか分からないので不安だ」と表情を曇らせた。

 立野地区の住民は地震発生以降、大津町の企業の体育館などに避難している。県は大津町内の別の場所にも、地区住民向けの仮設住宅(57戸)の整備を進めている。

=2016/07/08 西日本新聞=


幼児の半数が心身に異変、夜泣き増え音に過敏…熊本地震
読売新聞(ヨミドクター) 7月8日(金)12時10分配信

 熊本市は、幼児健診(1歳半、3歳児対象)に訪れた保護者を対象に熊本地震の幼児の心身への影響を調べるアンケートを行った。

 中間集計では、夜泣きや物音へのおびえなど何らかの変化があったとの回答が1歳半で約5割、3歳児で約6割に上った。保護者も、半数以上が心身の不調を訴えた。市は今後もアンケートを続け、保健師派遣など「心のケア対策」に役立てる。

 アンケートは、市が5月10日以降の幼児健診から導入。夜泣きや不眠、おびえなど心身の異変を複数回答で聞き、6月10日までに得られた1歳半662人、3歳566人の保護者の回答を分析した。

 市によると、1歳半の幼児323人(49%)、3歳児357人(63%)が、いずれかの項目に該当すると回答。1歳半では「夜泣きが増えた」(24%)が最も多く、「必要以上におびえたり、小さな物音に驚いたりする」(20%)、「すぐ泣いたり、興奮しやすくなった」(13%)が続いた。

 3歳児では「親にしがみつき離れない」(40%)が最多。次いで「必要以上におびえたり、小さな物音に驚いたりする」(30%)、「暗い所や特定の場所を怖がる」(27%)だった。

 保護者(1228人)にも心身への影響を尋ねたところ、57%が不調を訴えた。「物音や揺れに驚く」「いろいろと不安だ」「あまり眠れない」といった回答も目立ったという。

 市健康づくり推進課によると、親子の9割以上が保健師への相談で不安が解消されたが、保健師による継続訪問や臨床心理士への紹介などが必要と判断された親子も46人いた。同課の担当者は「保護者が安心して相談できる体制を整え、親子のケアに取り組んでいきたい」と話している。


<熊本地震>6割以上が帰還希望 南阿蘇・立野
毎日新聞 7月7日(木)13時24分配信

 ◇アンケート調査に「インフラの復旧が必要」

 熊本県と同県南阿蘇村は7日、熊本地震による阿蘇大橋の崩落で、村中心部と分断された同村立野(たての)地区の住民を対象にしたアンケート調査の結果を発表した。6割以上が同地区に戻りたいと回答したが、多くの住民は戻るためにはインフラの復旧が必要とした。

 調査は県と村が6月の住民避難説明会で行い、347世帯のうち158世帯が回答。安全が確認された場合の今後の生活拠点について、56%(90世帯)が「元の場所」、5%(9世帯)が「地区内の新しい場所」と、6割以上が同地区だった。一方で「分からない」との答えも25%(41世帯)に上った。戻る条件を複数回答で尋ねたところ、水道の復旧(77%)が最も多く、砂防・治山施設の整備(58%)、道路や橋の復旧(54%)と続いた。

 同地区は全域で避難指示が出ており、水道も未復旧。6月の大雨で地区に通じる国道57号が土砂で埋まった。県と村は今後、要望が多いインフラ整備などの時期や具体策を検討していく。【中里顕】


国道57号北側復旧ルート、正式決定…アンケートで97%が必要性
レスポンス 7月7日(木)11時54分配信

国土交通省は、熊本地震で被災した国道57号北側復旧ルートを決定したと発表した。

熊本地震による大規模な斜面崩壊で通行不能となっている国道57号阿蘇大橋地区(熊本県阿蘇郡南阿蘇村)の災害復旧事業として整備する北側復旧ルートについて、道路が通るルートを提示し、地域住民の意見を聴いたところ合計475件の意見があった。

北側復旧ルートの必要性は「必要」「どちらかと言えば必要」が合計97%を占めた。今回、地域住民の意見を踏まえ、ルートを決定した。

また、住民からの意見では、「圃場整備地域の斜め横断・分断を極力避けてほしい」や「黒川の洪水浸水想定区域を極力避けてほしい」、「トンネル部はなるべく短くしてほしい」、「中核工業団地とのアクセスを確保してほしい」などの要望があった。

国交省では、早期復旧に向けて関係自治体と一体となって、全力で取り組むとしている。

《レスポンス レスポンス編集部》


阿蘇大橋の架け替え位置、下流に設定
レスポンス 7月7日(木)11時50分配信

国土交通省は、熊本地震による大規模な斜面崩壊で、通行不能となっている熊本県南阿蘇村の国道325号阿蘇大橋の架け替え位置を現在の位置から下流側に設定したと発表した。

[関連写真]

国道325号阿蘇大橋については、国が直轄事業として災害復旧事業を進めている。これまで、専門家による技術検討会を設置し、被災状況から現位置での復旧が困難なため、架け替え位置の検討を進めてきた。今回、専門家の意見を踏まえ、架け替え位置を、現位置の下流側に決定した。

《レスポンス レスポンス編集部》


熊本地震で断たれた国道57号の新ルート決まる 阿蘇―大津町13キロ
西日本新聞 7月7日(木)11時25分配信

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地図

 国土交通省は6日、熊本地震による土砂崩落で断たれている国道57号の代替ルートを正式に決めた。熊本県南阿蘇村の崩落地を北側に迂回(うかい)し、大津町引水と阿蘇市赤水をつなぐ延長約13キロで、山間部を貫く約4キロのトンネル区間を含む。熊本市から阿蘇市、大分県方面へ抜ける新たな主要道となる。

 地元説明の後、トンネルのほか、必要に応じて建設する高架橋の設置場所の地質調査や測量に着手する。

 片側1車線で整備し、国道57号の迂回路となっているミルクロードと数カ所で交差。完成には数年を要する見通しで、代替ルートが57号となる。路肩が大きく崩れた従来の57号は、道幅を縮小するなどして通れるようにする方針だ。

 主要道が寸断されている阿蘇地域では、県道熊本高森線の年内復旧のめどが示されたほか、崩落した阿蘇大橋も掛け替え場所が決まっている。


本震で崩落の阿蘇大橋、600m下流で架け替え
読売新聞 7月6日(水)18時7分配信

 熊本地震で崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)について、国土交通省九州地方整備局は5日、元の場所から約600メートル下流に架け替えると発表した。

 今後、橋の構造などを決め、今年度中に設計を終える方針。

 同局によると、元の橋は全長約200メートル。熊本市方面と南阿蘇村の中心部を結ぶルートにあったが、4月16日の「本震」で崩落し、住民生活や観光に大きな影響が出ている。

 橋の架け替えは、5日に開かれた有識者による検討会で決まった。橋は県の管理だが、高度な技術が必要なため国が工事を代行する。新たに建設する場所の両岸の距離は約1キロで、橋の部分は600~700メートルと見込まれている。着工や完成の時期は未定。


国道57号、北側で復旧へ=熊本地震で寸断の地区―国交省
時事通信 7月6日(水)17時36分配信

 国土交通省は6日、熊本地震で寸断された国道57号の阿蘇大橋地区(熊本県南阿蘇村)について、現在の位置よりも北側で復旧ルートを整備することを決めた。

 同県の阿蘇市と大津町を通る約13キロメートルの区間で、途中に長さ約4キロメートルのトンネルを建設する。今後、地元説明会を開催し、早急に道路の詳細設計を行う方針。


熊本地震関連死の申請・相談81件 11市町村 過去の震災、直接死数上回る例も
西日本新聞 7月6日(水)15時9分配信

 熊本地震の直接的な被害ではなく、その後の避難生活などで間接的に死亡した「震災関連死」について、熊本県が「関連死の疑い」と公表している20人とは別に、同県内の11市町村で少なくとも81人の遺族が災害弔慰金の申請や相談を寄せていることが5日、西日本新聞の取材で分かった。まだ関連死の認定業務を行っていない自治体が多く、地震による犠牲者がさらに増える可能性が出ている。

 現在、熊本地震の犠牲者数は家屋の下敷きなどで亡くなった「直接死」の49人と、熊本市が関連死と認定した6人を合わせた計55人。関連死の疑いがある20人の内訳は、熊本市10人、阿蘇市と宇土市が各2人、益城町、南阿蘇村、御船町、氷川町、高森町、嘉島町が各1人だった。

関連死は自治体ごとに認定基準を定めて判断
 西日本新聞が5日までに地震で死者が出た11市町村に問い合わせたところ、県の公表分とは別に、熊本市で54人の遺族が関連死認定を求めて災害弔慰金を申請。このほか相談があった市町村の内訳は、益城町7人▽南阿蘇村4人▽宇土市5人▽阿蘇市3人▽御船町3人▽八代市3人▽西原村1人▽嘉島町1人。

 災害弔慰金支給法などによると、関連死は自治体ごとに認定基準を定めて判断する。具体的には医師や弁護士などでつくる審査会が審査し、認められれば、直接死と同じく最大500万円の弔慰金が支給される。

 熊本地震の関連死認定を巡っては、熊本市が6月中旬に審査会を設置し、地震後に体調悪化などで死亡した30~90代の6人を初めて関連死と認定。同市以外の市町村は委員のなり手不足などを理由に複数自治体による審査会の共同開催などを検討している。

 阪神大震災で関連死の判定業務に携わった関西学院大非常勤講師の桜井誠一氏は「死因が少しでも地震と関係していれば、関連死として幅広く認めるべきだ。災害弔慰金は遺族の生活再建にも役立つので、各市町村は柔軟に対応してほしい」と話している。

「ここまで増えることは想定できていなかった」直接死数上回る例も
 過去の大規模地震でも、震災後の避難生活などで亡くなる震災関連死がたびたび問題視されてきた。

 震災関連死が最初に注目されたのは1995年の阪神大震災。仮設住宅が整備されて以降も関連死が後を絶たず、最終的に921人が認定された。2004年の新潟県中越地震では直接死が16人だったのに対し、車中泊が原因のエコノミークラス症候群などでの関連死が52人に上った。

 11年の東日本大震災の被災地・福島県では、今でも認定者数が増え続け、福島県によると、今年7月4日時点で直接死1604人を上回る2059人に上っている。同県災害対策課の鈴木秀明課長は「避難生活や仮設住宅での暮らしが長引けば、高齢者や持病がある人がストレスで体調を崩し、関連死が増えてくる。過去の地震からも明らかだったが、ここまで増えることは想定できていなかった」と話す。

 防災研究施設「人と防災未来センター」(神戸市)の荒木裕子主任研究員は「住環境の変化や失業などで体調を崩して亡くなるケースもある。被災者が前向きに健康的に生きられるよう支援していくことが何よりも重要だ」と指摘する。

=2016/07/06付 西日本新聞朝刊=


新阿蘇大橋600メートル下流に 全長3倍の600メートル超
西日本新聞 7月6日(水)11時59分配信

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地図

 熊本地震による山崩れで崩落した国道325号の阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)について、国土交通省は5日、元の位置より約600メートル下流側に架け替えることを正式に決めた。新「阿蘇大橋」の長さは、崩落した橋(約200メートル)の3倍以上の600~700メートル。川底からの高さは約100メートルとなり、元の橋より約20メートル高くなる。同省は、阿蘇観光再建のシンボルとして整備を急ぐ。

 熊本市内で同日開かれた有識者による技術検討会で、上流側や元の位置での復旧、さらに下流側を含む計4案を国交省が提示。協議の結果、斜面崩壊箇所などの通過を回避でき、安全性が高く、早期復旧が可能▽阿蘇大橋を利用した車の7割以上が通過した325号の熊本市寄りの位置で、阿蘇の玄関口としての機能を維持できる▽分断された南阿蘇村の地域コミュニティーを確保できる-といった理由で、約600メートル下流側への架け替えが最適と了承された。国交省は今後、橋の形状や構造の検討に入る。本年度中に測量、設計に着手する方針だが、着工や完成時期は未定。

 この日の検討会では、同省の地質調査の結果、崩落した阿蘇大橋の上流と下流側いずれにも活断層と推定される断層帯があることが新たに判明したことも報告された。これについて、同省担当者は「推定活断層を回避する形で橋の位置を決めた」と説明した。

=2016/07/06付 西日本新聞朝刊=


<熊本地震>阿蘇大橋の架け替え 600メートル南西に 
毎日新聞 7月5日(火)20時52分配信

 熊本地震で崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)の復旧を検討する有識者会議(委員長・日野伸一九州大副学長)が5日、国土交通省熊本河川国道事務所(熊本市)であり、阿蘇大橋があった場所より約600メートル南西に離れた場所に橋を架け替えることを決めた。

 同事務所によると、崩落した橋の長さが約200メートルだったのに対し、元の場所より下流に設置される新たな橋の全長は約600~700メートルになる予定。取りつけ道路を含めた総区間は約1キロになる見通しで、工法や工期は今後検討していく。

 同会議は5月の第1回会合では、阿蘇大橋の架け替え場所について▽安全性▽早期復旧▽阿蘇の玄関口の景観性▽地域コミュニティーの維持--の観点から、元の阿蘇大橋の周辺4カ所を検討。地盤調査や断層の位置から「最もリスクが少ない」として、今回の場所を選定した。

 新たな橋は国が直轄事業として復旧を進めており、政府が5月に予備費で調査設計費約6億円を計上。今年度中に測量や設計に着手する。【浅野翔太郎】


熊本市が6人「震災関連死」認定…死者55人に
読売新聞 7月5日(火)20時46分配信

 熊本県は5日、熊本地震の災害対策本部会議で、熊本市が被災後に死亡した同市の男女6人(30~90歳代)を「震災関連死」に認定した、と報告した。

 関連死を含めた地震の死者数は計55人になった。


阿蘇大橋、下流で架け替え=長さ約3倍に―国交省
時事通信 7月5日(火)17時55分配信

 国土交通省の「国道325号ルート・構造に関する技術検討会」は5日、熊本地震で崩落した阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)の復旧について、現在の位置より約600メートル下流で架け替える方針を決定した。

 橋の長さは600~700メートルとなる予定。現在の約200メートルから約3倍になり、川底からの高さも約20メートル高くなる。

 検討会は、橋の架け替え位置について4案を議論した。現在の場所は大規模な土砂崩れが起きており危険性が高く、上流は熊本市方面と南阿蘇村方面を接続する交通路としては回り道となり利便性が低い点などを考慮し、下流での架け替えを決めた。橋の構造や着工時期は今後検討する。


地震で授業遅れ、熊本市に応援教諭を派遣 全国8県から、心のケアにも
西日本新聞 7月5日(火)11時52分配信

 熊本地震で被災した子どもたちの授業の遅れを取り戻そうと、長崎や鹿児島など全国8県の教諭や養護教諭が熊本市内の14小中学校に派遣されることになり、4日、市内で辞令交付式があった。来年3月末まで、授業のほか、児童生徒の心のケアにも当たる。

 熊本市教育委員会によると、市立小中学校は前震翌日の4月15日から1カ月弱休校しており「学習の遅れを取り戻すのには2学期いっぱいはかかる」(市教委)状況になっている。

 辞令が交付されたのは、東日本大震災で被災した仙台市の教諭を含む20~50代の14人。授業の進行を支援するとともに、避難所生活で十分な家庭学習ができない子どもの少人数指導も担う。養護教諭はスクールカウンセラーなどと連携し、地震による心身の異変でカウンセリングが必要な子どものケアに当たる。

 市教委は「子どもたちが地震を乗り越えられるよう、きめ細やかな対応に期待している」としている。

 熊本県教委によると、熊本県内には、21都道府県から延べ47人(熊本市を含む)の教諭や養護教諭の派遣が決まっているという。

=2016/07/04 西日本新聞=


熊本市職員2000人が不眠経験…「心の病」の恐れ1割超
読売新聞(ヨミドクター) 7月5日(火)10時12分配信

 熊本市が熊本地震の対応にあたる市職員を対象に、心身の異変などをアンケート形式で調査したところ、回答した約4000人の半数が寝付けないなどの不眠を経験し、余震に不安を感じていることがわかった。

 回答者の1割超は、うつ状態や心的外傷後ストレス障害(PTSD)などに陥る恐れが高いと判定された。専門家は「職員も被災者であり、心身の健康が悪化すれば復旧復興のブレーキにもなりかねない」と指摘している。(緒方裕明)

 調査は、避難所の運営や被災した住民から寄せられた相談への対応、罹災(りさい)証明書の発行などにあたる行政職員8982人を対象とした。地震後の体調や精神状態などを12項目に分けて質問し、当てはまるかどうかを答えてもらう方法で実施。6月上旬までの約1か月間に、4134人(46%)が応じた。

 その結果、「ささいな音や揺れに、過敏に反応してしまうことがあるか」との質問には、半数を超える職員が「はい」と答えた。「いつも疲れやすく、体がだるい」「寝付けなかったり、途中で目が覚めたりすることが多いか」といった質問でも、該当すると答えた職員が半数近くに上った。

 4人に1人は「以前は楽しんでいたことが楽しめなくなった」「イライラしたり、怒りっぽくなったりした」と回答。「気分が沈みがち」とした職員も約2割いた。

 うつ状態やPTSDなどに陥るリスクが高いとして、産業医の面談が必要と判定された職員は1割を超えていた。50歳代の職員に目立つといい、面談した産業医は、職責の重さや深夜勤務などが心身の大きな負担になっていると分析する。

 熊本市はリスクの高い職員に、休みの取得を促し、専門医療機関の受診を勧めている。市労務厚生課は「市職員の多くが被災し、不安に耐えながら被災者への対応を続けている。職員の心のケアにも十分配慮していきたい」としている。


熊本地震で減便の九州新幹線、通常の本数に
読売新聞 7月4日(月)19時32分配信

 熊本地震の影響で減便されていた九州新幹線について、JR九州は4日、通常ダイヤと同じ本数に戻して運行を始めた。

 同社によると、九州新幹線は4月14日の「前震」で回送車両が脱線し、全線で運転を見合わせた。同27日に全線復旧したが、破損した高架橋の修復などのため複数の区間で徐行運転が必要となり、通常の9割に運行本数を減らしていた。

 運行本数は4日から地震前と同じ125本に回復。博多―鹿児島中央間の所要時間は、通常ダイヤより約6分遅いものの、減便時の1時間42分から20分程度、短縮されるという。


<熊本地震>菓子やラーメン…被災地企業が復興商品
毎日新聞 7月4日(月)14時14分配信

 ◇商品が売れるごとに、売り上げ一部を寄付

 熊本地震で被災した熊本県の企業が商品の売り上げの一部を古里の復興支援に寄付する取り組みを始めている。消費者が菓子やラーメン、ペンなど商品を購入すると、復興支援につながる仕組みだ。

 「復興へ向け『頑張る』という気持ちを、被災地から発信したい」。菓子製造のフジバンビ(熊本市北区)の吉田高成社長は、沖縄県産黒糖を使った主力商品「黒糖ドーナツ棒」に込めた思いをこう語る。4月の熊本地震で生産ラインや倉庫の一部が損壊。約1週間で生産再開にこぎつけた後の5月、県のPRキャラクター「くまモン」の避難所慰問に県菓子工業組合の一員として同行し、被災者に約3万本を配った。

 その後、復興を願う社員の発案で、熊本城の写真とくまモンのイラストをあしらい、「がんばる熊本!」と書いた寄付金付きの新たな商品(16本入り、756円)を発売。1箱売れるごとに5円を日本赤十字社へ寄付している。

 麺製造の五木食品(同市南区)は4日から、1960年発売の歴史ある主力商品「アベックラーメン」(2食分入り)など棒ラーメン4種類を、「がんばろう熊本!」というメッセージ入り特別パッケージにして販売を始めた。1袋当たり1円を県への義援金にあてる。

 同社も生産ラインの一部が被災したが、6月中旬に出荷を再開。新商品は全国のスーパーなどに並ぶ予定で、担当者は「おいしいラーメンを楽しみながら、熊本を応援してください」と語る。

 文具販売の明河洋行(同)は、パイロット製のボールペンとシャープペンシルのクリップに、くまモンのイラストと「がんばるばい!KUMAMOTO」のフレーズを自社で印刷し、発売している。

 1本324円のうち、100円を日本赤十字社へ寄付する。文具店や通信販売を通じて約2000本を既に出荷。遠くは札幌市内の小学校PTAから500本超の注文もあった。同社も本社の一部が損壊したりしたが、「復興に貢献したい」と力を込める。【石田宗久】


九州新幹線、運行本数が回復 熊本駅で歓迎イベント
西日本新聞 7月4日(月)13時25分配信

 JR九州は4日、九州新幹線の運行本数を熊本地震発生前のダイヤに戻した。4月27日の全線再開以降、一部施設の補修工事を続けていた影響で、本数を減らして運行していた。

 九州新幹線は運行本数を約1割減らして全線再開、段階的に本数を増やしていた。4日からは通常ダイヤと同じ1日計125本を運転。博多-鹿児島中央の所要時間は地震前より約25分長くなっていたが、遅延は約5~6分に短縮する。大半が熊本止まりだった大阪方面との直通列車も、鹿児島中央への運行が戻る。

 熊本駅のホームではこの日午前10時半すぎ、県のPRキャラクター「くまモン」などゆるキャラ6体が、近くの保育園の園児たち約20人と、新大阪発の乗客を出迎えた。県内自治体などは観光パンフレットを配って、熊本観光復活をアピールした。JR九州は今後、脱線防止ガード設置工事を済ませ、来年春までに通常ダイヤへ完全に戻す方針。

=2016/07/04 西日本新聞=


<九州新幹線>地震前の通常本数に 博多駅-鹿児島中央駅間
毎日新聞 7月4日(月)11時52分配信

 JR九州は4日、熊本地震の影響で減らした九州新幹線の博多駅(福岡市)-鹿児島中央駅(鹿児島市)間の運行本数を、2カ月半ぶりに地震前の通常本数(1日あたり上下125本)に戻した。

 4日午前、JR熊本駅(熊本市)の新幹線ホームでは、通常の運行本数に戻ったことを記念して熊本県のPRキャラクター「くまモン」や園児約20人が乗客を出迎えた。福岡県の久留米大への通学で新幹線を使っている熊本市南区の同大3年、吉本愛梨さん(21)は「授業に間に合う本数が限られていたので、通常運行はうれしいです」と笑顔で話した。

 九州新幹線は4月14日の前震で回送列車が脱線し、全線で運休となった。同27日に本数を上下114本に制限して全線で復旧。6月6日に120本に回復させた。

 JR九州によると、4日以降も熊本駅-新八代駅(熊本県八代市)間は脱線防止の工事が続くため徐行運転となり、この区間は通常の所要時間より約6分間長くなる。今年度内に工事を完了させ、通常ダイヤに戻す予定。【青木絵美、杉山雄飛】

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