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2016年7月29日 (金)

777・787・A350等、航空機一般の話題・31

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:成田で全日空機に不具合…部品散乱で一時閉鎖 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<成田空港>全日空機エンジントラブル 離陸取りやめ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:金属片散乱、滑走路一時閉鎖=全日空機エンジン故障―成田空港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAグループ、2016年度2回目の定例会見。50機目のボーイング 787型機の受領などに言及 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:デルタ航空、成田-ニューヨーク運休 10月に最終便 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:旅客機「ボーイング747」生産中止検討の背景、果たした役割とその皮肉とは - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ジャムコ、エミレーツ航空からB777-200LRの客室改修プログラムを受注 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、50機目となるボーイング787型機を受領へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空、ボーイング787型機の50機目受領へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、50機目の787 特別塗装で18日着 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、世界で初めて50機目のボーイング 787型機を8月16日受領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:“ジャンボ”の政府専用機も飛んだ「千歳基地航空祭」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ジャムコ、エミレーツ航空777-200LRの改修受注 ギャレーなど10機分 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アマゾン、専用貨物機「Amazon One」披露 40機導入へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:成田発ジェットスター機で警告灯が点灯、エンジン1基で飛行 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米空軍、F35機を実戦配備可能に 運用試験に合格 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:キャセイパシフィック航空のジャンボ、羽田発で10月退役 最終出発前に見学会招待 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エミレーツ航空機がドバイ空港で炎上…消防士1人が死亡 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空機が着陸時に炎上・上部焼失-300人全員が無事脱出できた理由 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エミレーツ機がドバイで着陸時に出火。乗客は全員無事も消防士が一人死亡 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エミレーツ機炎上で消防士1人死亡、乗客13人軽傷 ドバイ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F-35A、ついに実戦配備 しかし機関砲、SWなし 空自導入に問題は - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空自次期戦闘機「F35A」、実戦配備可能に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エミレーツ航空機、胴体着陸で炎上 全員無事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:胴体着陸で旅客機炎上=搭乗者避難、消防士1人死亡―ドバイ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エミレーツ航空機がドバイ空港に不時着、乗客乗員は全員無事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エミレーツ機が着陸失敗・炎上 消防士1人死亡、ドバイ国際空港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:KLMオランダ航空、A330ワールドビジネスクラスの改装開始 2018年初めに投入へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:戦闘機「F-35A」が初期作戦能力を獲得 実戦配備が可能に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F35空軍機が配備可能に=自衛隊も導入予定―米軍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F35A戦闘機「実戦配備可能に」 米空軍が発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、ロシアの民間機需要1170機 20年予測 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:苦境のジャンボ、貨物低迷響く ボーイング、747製造中止検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:調整局面に入った富士重の航空機事業。雌伏の時に打つ一手とは - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

成田で全日空機に不具合…部品散乱で一時閉鎖
読売新聞 8月14日(日)21時7分配信

 14日午後2時25分頃、成田空港を離陸滑走中の中国・上海浦東行き全日空959便(ボーイング787―8型機)に左エンジンの不具合を知らせる表示が出たため、同機は離陸を中止した。

 乗員乗客240人にけがはなかった。

 A滑走路にはエンジンの部品とみられる金属片が散乱し、回収と安全確認のため滑走路を約1時間20分閉鎖した。この影響で到着予定の12便が羽田、関西、中部の3空港に着陸地を変更し、1便が燃料不足のためB滑走路に緊急着陸した。


<成田空港>全日空機エンジントラブル 離陸取りやめ
毎日新聞 8月14日(日)20時44分配信

 14日午後2時25分ごろ、成田空港で離陸滑走中の上海行き全日空959便(ボーイング787)が、左翼にある第1エンジンの不具合を示す警告表示が出たため、離陸を取りやめた。乗客乗員240人にけがはなかった。

 国土交通省成田空港事務所によると、滑走路には複数の金属片が散乱しており、エンジンのトラブルとみて原因を調べる。このトラブルの影響で、2本ある滑走路のうち1本が約1時間20分にわたって閉鎖され、国際線、国内線の計12便が羽田など3空港に着陸先を変更した。【北川仁士】


金属片散乱、滑走路一時閉鎖=全日空機エンジン故障―成田空港
時事通信 8月14日(日)18時54分配信

 14日午後2時25分ごろ、成田空港のA滑走路(4000メートル)で、離陸のため滑走を始めた全日空959便中国・上海行きボーイング787型機(乗客乗員240人)の計器に「左エンジン故障」の表示が出た。

 同機は滑走を中止し、左エンジンを停止してスポットに戻った。

 けが人はなかったが、A滑走路には金属片が散乱。清掃と点検のため、A滑走路は約1時間20分にわたって閉鎖された。

 この影響で、成田空港に着陸しようとしていた12機が他の空港に代替着陸したほか、上空で待機させられる着陸機が出るなどしたため遅延便が発生した。

 全日空などによると、同機は南北に延びるA滑走路の南端から離陸滑走を開始。約200メートルほど滑走したところで、計器表示とともに異音が発生したため、離陸を中断したという。同社が原因を調べている。


ANAグループ、2016年度2回目の定例会見。50機目のボーイング 787型機の受領などに言及
Impress Watch 8月12日(金)21時32分配信

 ANA(全日本空輸)は8月9日、東京都港区の本社にて2016年度2回目となる定例会見を開いた。

 冒頭、ANAホールディングスの代表取締役社長 片野坂真哉氏は、8月3日に行なわれたANAグループの2017年3月期 第1四半期の決算について述べた。

 全体としては、国際線旅客やLCC事業で前期を上回る収入を達成したが、厳しい競争環境が続いている貨物事業、平成28年熊本地震、欧州テロの影響を大きく受けた旅行事業、爆買いが落ち着いた商社事業で減収となり、連結ベースとしての営業収入は4044億円で、94億円の減収と概要を説明。

 収益ベースでは地震の影響を受けた国内旅客事業、市況の影響を受けた国際貨物事業に加え、主力の台湾線で競争が激しさを増しているLCC事業(バニラエア)などから、営業利益は141億円で、26億円の営業減益。しかしながら年度計画では、バニラエアを含む航空事業全体で営業利益ベースで計画を上回っており、予期せぬ事象が相次いだなかでは健闘と言えるのではないかと話した。

 第2四半期の見通しは、今夏は国内旅行、日本発の海外旅行は好調、訪日外国人旅客の動きも堅調であり、旅行需要や商社事業を含めて、ANAグループ全体で増収につなげていきたい。コスト構造改革も、年度計画の250億円という目標に対して順調に進捗しており、これからも手を緩めることなく、売上高1兆8100億円、営業利益1450億円の達成を確実なものにするために取り組んでいきたいと語った。

 また、リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開幕したことに触れ、ANAグループからはANA所属の横尾千里選手が女子7人制ラグビーに、ANAウィングフェローズ・ヴイ王子所属の津川拓也選手がパラリンピック大会の水泳に出場。ANAグループとしても応援していると話した。

 日本政府は2020年の訪日外国人4000万人、旅行消費額8兆円などの目標を掲げているが、2020年の東京大会の成功、そして4000万人、その先の6000万人への目標達成に、ANAグループとしても着実な貢献が求められていると認識。2020年に向けては現在、国や関係自治体との間で首都圏空港での発着枠の拡大に向けた検討が進められているが、ANAグループとしては首都圏の国際線の成長を戦略の中核に据えており、その前提となる空港機能の強化については、今後も関係各位の理解と協力が不可欠であるとした。

 ANAとしてもすべての航空機の安全運航に万全を期すことはもちろん、低騒音機材への更新など、グループを挙げて取り組み、ANAの現行の中期経営戦略のゴールでもある2020年に向けて、「引き続き攻めのスピード経営を実践していきたい」と語った。

 2012年当時、再生を図る日本航空(JAL)に国土交通省が示した、いわゆる「8.10ペーパー」の期限が2016年度で終了することについて質問があったが、競争環境が今後も是正されない場合には、格差是正を求めていく基本方針に変わりはないと答えた。

 羽田空港の発着枠の傾斜配分があったことなどに対しては一程度の効果があったとし、これに感謝し、評価をしているとしながらも、第1四半期の決算で見ても、営業利益でANAが3%台に対し、JALは7%台と差があり、この差が毎期、毎年度蓄積されていることは、格差の是正が完全ではない表われの1つではないかとの考えを示した。今後も是正は必要と考えており、8.10ペーパーの期限終了後も当局に働きかけていきたいと述べた。

 続いてANAの代表取締役社長 篠辺修氏から航空事業について説明があった。

 第1四半期の売上高は3508億円で63億円ほど減収、営業利益は126億円で26億円ほどの減収となった。国内旅客事業については、業務渡航は全般に堅調だったが、一般旅客渡航は不調。割り引きのプロモーション運賃を積極的に展開したが、地震の影響、羽田空港での他社のエンジントラブルによる閉鎖等々のマイナスを取り返しきれなかったという印象だとした。

 第2四半期の見通しは、地震の影響はおそらく10億円程度の減収要素として残るものの、6月から始まった「九州ふっこう割」等々による需要喚起が順調のため、地震のマイナス影響は第2四半期中に一区切りつき、旅客事業は夏頃には前年並みに回復できるのではと期待を寄せた。

 国際線旅客事業も業務渡航は全般に堅調だったが、一般旅客渡航はテロの影響が日本発路線には見られ、ブリュッセル線では60%に届くかどうかというところで、まだ回復したとは言い切れないとした。

 一方の訪日需要については、2015年度の伸びと比べるとだいぶ低くなっているが、増加基調に変わりはないので、このまましばらくは推移すると見ている。2015年夏以降、エアライン各社とも中国線の供給を増やしたことで競争が激化、供給がやや過多になり、人民元安もあり、日本から見て単価が落ち、全体としては収入減となったと見ている。ただ、好調な推移に変わりはなく、第2四半期では予約状況からも需要の伸びが見られ、よい状況が続くのではと説明した。

 貨物事業については市況そのものがよくなく、日本発着は前年並み。単価が低い状況のため、サーチャージの影響もあり、円高もありと、国際貨物の収入は目減りしている。第2四半期も需給バランスに大きな変化はないことが見込まれ、需給の調整計画を立てているが、供給を絞っていく方向で、7月5日からはユナイテッド航空とのジョイントベンチャーもスタートしているので、そこも含めて収入の下支えをしていきたいとした。

 ボーイング 787型機の50機目の受領を8月16日に予定していることにも言及。特別塗装も施される50機目は787-9型機の受領であり、これで787-8型機が36機、787-9型機が14機で50機。ボーイングからもシアトルでのセレモニーの提案を受けているとのこと。2017年の2月には成田~メキシコシティ線の就航を予定しているが、機材は航続距離が長い787-8型機で検討を進めていると話した。

 最後にオリンピック・パラリンピックにも触れ、リオデジャネイロ大会にもANAスタッフを派遣しており、状況を調査し、2020年の東京大会に向けてグローバルカスタマー化を進め、障がい者が安心して利用できるよう、空港設備、機内とも、ユニバーサルデザインの導入を進めていきたいとした。


デルタ航空、成田-ニューヨーク運休 10月に最終便
Aviation Wire 8月11日(木)14時55分配信

 デルタ航空(DAL/DL)は現地時間8月10日(日本時間11日)、成田-ニューヨーク(JFK)線など成田発着3路線の運休を発表した。ニューヨーク発は10月2日(現地時間)、折り返しの成田発は3日が最終便となる予定。再開時期が明示されていないことから、事実上の路線撤退となる見通し。

◆ユナイテッドとアメリカン「圧倒的有利」

 運休するのは、成田-ニューヨーク線と成田-バンコク線、国際線乗継専用の成田-関西線の3路線。7月に米国運輸省(DOT)が、羽田空港の昼間時間帯発着枠を米航空各社に仮配分したことで、日系航空会社と組む競合のユナイテッド航空(UAL/UA)とアメリカン航空(AAL/AA)が「圧倒的に有利になる」(デルタ航空幹部)として、路線の見直しを決めた。

 ユナイテッド航空は全日本空輸(ANA/NH)と、アメリカン航空は日本航空(JAL/JL、9201)と提携。羽田の昼便は日米双方に5便(往復)ずつ割り当てられ、ニューヨークについては、ANAが10月30日から羽田便を新設する。機材はボーイング777-300ER型機で、212席仕様(ファースト8席、ビジネス68席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー112席)を投入する。

 デルタ航空には現在、日本国内で提携する航空会社が存在せず、コードシェアや日本の国内線との接続など、利便性を高めることが難しい状況だ。こうした動向から、デルタ航空ではニューヨーク路線の需要は羽田発着便に移ると分析した。

◆成田発着13路線に

 デルタ航空は、成田-ニューヨーク線を1日1往復(DL172/473)運航。機材はボーイング777-200ER型機で、座席数は291席(ビジネス37席、コンフォートプラス36席、エコノミー218席)となっている。同社以外では、JALが1日2往復(JL6/5:777-300ER、JL4/3:787-8)、ANAが1日2往復(NH10/9:777-300ER、NH104/103:777-300ER)運航している。

 同時に運休となる成田-バンコク線(DL283/284:767-300ER)の最終便は、成田発が10月3日。成田-関西線(DL172/473)は成田経由のニューヨーク-関西線の一部として運航していることから、成田-ニューヨーク線と同時に運休する。

 3路線の運休に伴い、デルタ航空の成田発着路線は現在の17路線から14路線に減少。DOTの羽田昼便の配分が確定し、羽田-ロサンゼルス線が現在の深夜便から昼便へ移ると、成田-ロサンゼルス線は運休することから、最終的に13路線となる。今回の再編により、デルタ航空の首都圏発着路線は成田が13路線、羽田がミネアポリス線新設で2路線となる見通し。

 デルタ航空では、今回の運休決定は日米航空交渉の合意による影響を軽減するためのものとし、今後は米国とアジアを結ぶ直行便を強化していくとしている。


旅客機「ボーイング747」生産中止検討の背景、果たした役割とその皮肉とは
THE PAGE 8月11日(木)12時0分配信

 米ボーイング社が「ジャンボ」の愛称で知られる大型旅客機「ボーイング747」の生産中止を検討しています。半世紀近くにわたって世界の空を飛び続けてきた名機ですが、いよいよ引退の時が近づいているようです。

ボーイング747型機が全機退役 ── どんな航空機だった?

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[写真]退役したANAのボーイング747型機(2014年3月31日、羽田空港第二旅客ターミナルから小山英之氏撮影)

どんな飛行機だった?
 報道によると、現在ボーイング社はジャンボを月産1機のペースで生産していますが、9月以降についてはこれを半減する見通しです。今後、受注がさらに減少する場合には生産を中止する可能性も示唆しています。すでに大型旅客機は後継機種であるボーイング777へのシフトが進んでいますから、生産中止になるのは時間の問題でしょう。

 ジャンボは1969年に初飛行し、現在までに1500機以上が生産されました。ジャンボの特徴は何といってもその機体の大きさでしょう。エコノミー席で横10列(間に通路が2本)という配置ができる機体(ワイドボディ機)は当時存在しておらず、最大で500人以上の乗客を運べるという圧倒的な輸送能力によって大量航空輸送時代を切り拓きました。安価に海外旅行が実現できるようになったのも、1人あたりのコストが安いジャンボのような機体が登場したおかげです。

 また機内が広く、圧倒的な快適性があることもジャンボの人気が高まった理由の一つです。飛行機は機体が大きければ大きいほど、機内の騒音も少なくなりますし、閉塞感や圧迫感も減少します。乗客にとっては大型機に乗るメリットが大きかったわけです。

航空需要を拡大させたジャンボ
 ジャンボは世界の航空需要を拡大させる役割を果たしましたが、皮肉にもこれがジャンボにとって逆風となります。途上国も含めて、飛行機に乗ることが当たり前の社会となり、世界各地にLCC(格安航空会社)が普及し始めたのです。ここまで航空輸送需要が拡大すると、大型機を用いなくても採算が取れるようになります。

 路線が限定される大型機よりも、小回りが利き、途上国も含めどのような路線にも転用できる中型機への需要が拡大していきました。ボーイングやエアバスといった航空機メーカーは、こうした中型機へのシフトを進めるようになり、大型機は相対的に不利な状況です。ボーイングのライバル社であるエアバスは、ジャンボを上回る総2階建ての超大型機A380を2005年に投入しましたが、販売不振に苦しんでおり、同社は生産量の大幅削減を決定しました。

 ちなみにジャンボは米国の大統領専用機エアフォースワンや日本の政府専用機などにも使われています。米国はエアフォースワンの後継機として引き続きジャンボを指定しましたので、この分の生産は行われることになります。日本の政府専用機については、後継機としてボーイング777の採用が決まっています。

(The Capital Tribune Japan)


ジャムコ、エミレーツ航空からB777-200LRの客室改修プログラムを受注
レスポンス 8月11日(木)9時30分配信

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エミレーツ航空のB777-200LR

ジャムコは、アラブ首長国連邦のエミレーツ航空からボーイング『777-200LR』型機向けギャレー(厨房設備)、クローゼット(収納荷物入れ)、ラバトリー(化粧室)などの客室改修プログラムを10機分受注したと発表した。

プログラムでは、ジャムコがギャレー、ラバトリーなどを製造し、連結子会社であるジャムコアメリカが客室改修に伴うその他の部品供給、FAA(アメリカ連邦航空局)から改修後の認証を取得する。プログラムに伴う製品の初出荷は2017年9月頃の予定。

ジャムコは、既存のボーイング777-300ER型機14機の客室改修プログラムを2015年に完了した。プログラムでの品質や納期などに対する高い評価から今回のエミレーツ航空からの受注に結びついたとしている。

ジャムコグループでは2011年2月から、エミレーツ航空の全てのボーイング777-300ER型機98機にギャレー、クローゼットを供給している。

《レスポンス レスポンス編集部》


ANA、50機目となるボーイング787型機を受領へ
レスポンス 8月11日(木)8時0分配信

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50機目となるANAの787型機

全日本空輸(ANA)は、8月16日に50機目のボーイング『787』を受領すると発表した。

[関連写真]

ANAはボーイング787型機のローンチカスタマーで、世界の航空会社で787型機を最多保有している。ANA50機目の787型機は一部で特別な塗装が施されている。

2004年に787型機を50機発注、2011年に初号機を受領した。現在ANAは、世界中で就航しているボーイング787型機の約11%を運航している。

ANAのボーイング787型機発注数は83機で、世界の航空会社で発注数も最多。現在ボーイング787型機は、ANAの国際線60路線のうち、4割にあたる26路線に就航している。

ボーイング787型機による運航は定時出発率が高く、ANAのボーイング787型機による運航の定時出発率はすべてのボーイング787型機による運航と比較しても非常に良い定時出発率となっている。加えて、従来機よりも高い湿度、大きな窓、広いキャビンなどを備えた機内は、乗客からも好評。

7月にイギリスで行われた第50回ファンボロー国際航空ショーでは、ANAの塗装のボーイング787型機が、日本の航空会社の塗装機としては初めてデモンストレーション飛行を実施した。

《レスポンス レスポンス編集部》


全日空、ボーイング787型機の50機目受領へ
時事通信 8月9日(火)20時0分配信

 全日本空輸は9日、米ボーイングからローンチカスタマーとして初号機を導入した787型機について、50機目の納入を16日に受けると発表した。2004年にまず50機を発注し、11年に初号機を受領していた。国際線60路線のうち4割に当たる26路線に導入済みで、世界中で飛行している787型機の約11%を全日空が運航している。現在の発注数は83機という。


ANA、50機目の787 特別塗装で18日着
Aviation Wire 8月9日(火)18時40分配信

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特別塗装を施したANA50機目の787=16年8月 PHOTO: Tim Stake/Boeing

 全日本空輸(ANA/NH)は8月9日、同社50機目となるボーイング787型機を受領すると発表した。787を50機導入するのはANAが初めて。機体には50機目を記念した特別塗装を施す。

 受領するのは国際線仕様の787-9(登録番号JA882A)で、座席数は計246席で、ビジネス40席、プレミアムエコノミー14席、エコノミー192席。米シアトルのエバレット工場製で、現地時間8月16日に受領し、日本には18日夜に到着する予定。

 ANAは2004年4月26日、ローンチカスタマーとして787を50機購入すると決定。7月末時点で標準型の787-8を36機、長胴型の787-9を44機、超長胴型となる787-10を3機の計83機を発注している。787の発注機数としては世界最大で、これまでに787-8を36機、787-9を13機受領している。

 ボーイングは7月末現在、787を計1161機受注している。内訳は787-8が431機、787-9が577機、787-10が153機。納入は計445機で、787-8を309機、787-9を136機引き渡し済み。787-10は2018年の引き渡しを予定し、ANAは2019年度から2020年度にかけて導入する。

 全世界で導入している787のうち、ANA機は11.0%を占める。


ANA、世界で初めて50機目のボーイング 787型機を8月16日受領
Impress Watch 8月9日(火)15時46分配信

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写真:Impress Watch

 ANA(全日本空輸)は8月9日、50機目のボーイング 787型機を8月16日に受領すると発表した。50機目の受領は世界の航空会社で初。

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 ANAによれば、ボーイング 787型機による運行は定時出発率が高く、従来機よりも高い湿度、大きな窓、広いキャビンなどにより乗客からも好評だという。

 ANAはボーイング 787型機のローンチカスタマーとして2004年に50機発注、開発に関わりながら2011年に初号機を受領、同機はANAの事業規模拡大に貢献しているという。現在、発注数は83機となり、世界の航空会社では最大の発注数。ANAの国際線60路線のうちおよそ4割にあたる26路線に就航している。

 なお、50機目については特別塗装を実施、50機を記念したロゴマークが入って受領するという。


“ジャンボ”の政府専用機も飛んだ「千歳基地航空祭」
Impress Watch 8月8日(月)18時56分配信

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写真:Impress Watch

 8月7日、航空自衛隊 千歳基地で「千歳基地航空祭」が開催された。千歳基地は、以前は自衛隊と民間の共用空港として運用されており、新千歳空港の開港に伴い、自衛隊用の千歳空港と民間利用の新千歳空港に明確に分離。但し、管制業務はいずれの空港も自衛隊が担っている。

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 その千歳基地だが、“ジャンボ”の愛称で親しまれるボーイング 747-400型機をベースとした政府専用機の運用を行なっている。現在の政府専用機は2018年度で退役する(2019年度より、ボーイング 777-300ER型機を使用)ことが発表されており、年に1度開催される千歳基地航空祭では、政府専用機がデモフライトをするほか、間近で政府専用機を見られる貴重な機会となっている。

 もちろん、首相外遊時などは政府専用機は海外に行ってしまうため航空祭で見ることはできなくなってしまうのだが、2016年は公開とデモフライトが行なわれた。

 この政府専用機以外にも、千歳基地祭では基地所属のF-15J戦闘機などがデモフライトを、アクロバットチーム「ブルーインパルス」がアクロバット飛行を行なっていた。

 千歳基地航空祭の入場者数は、広報発表によると約5万2000名。2015年の約4万3000名から9000名ほど増加した。これは主に天候要因としており、午前中は晴れ、午後は若干の曇りという天気が、5万人以上という人出につながった。

 なお、高い人気を誇るブルーインパルスの次回の展示飛行は、徳島県の阿波おどりに合わせて8月12日17時10分~20分に徳島市藍場浜公園上空周辺で行なわれる。阿波おどり会館(徳島市観光協会)のTwitter(@AwaodoriK)によると、その前日となる、8月11日14時10分~14時20分(予備:17時~17時10分)に予行が行なわれる。


ジャムコ、エミレーツ航空777-200LRの改修受注 ギャレーなど10機分
Aviation Wire 8月8日(月)18時31分配信

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ジャムコが改修を受注したエミレーツ航空の777-200LR=13年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 航空機内装品大手のジャムコ(7408)は8月8日、エミレーツ航空(UAE/EK)からボーイング777-200LR型機用のラバトリー(化粧室)とギャレー(厨房設備)、クローゼットなどの改修プログラムを10機分受注したと発表した。

 米国子会社ジャムコ・アメリカが部品を供給し、ジャムコが製造する。FAA(米国連邦航空局)からの認証はジャムコ・アメリカが取得する。納入は2017年9月ごろを予定している。

 ジャムコグループは2011年2月から、エミレーツ航空の777-300ER用ギャレーとラバトリーを98機分供給。また、777-300ER 14機分の客室改修プログラムを2015年に完了している。


アマゾン、専用貨物機「Amazon One」披露 40機導入へ
Aviation Wire 8月7日(日)21時9分配信

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アマゾンの専用貨物機「Amazon One」(同社提供)

 オンラインショップ「Amazon(アマゾン)」は、自社の物流用に運航する専用貨物機「Amazon One(アマゾンワン)」がロールアウトしたと、現地時間8月5日に発表した。

 ボーイング767-300型機の旅客型から改修した貨物機で、初号機(登録番号N1997A)は4日にシアトルでロールアウト。5日からシアトルで開催されたシーフェア航空ショーで展示飛行を実施し、住民やアマゾンの従業員らにお披露目された。

 アマゾンは、会費を払うことで速配サービスなどが受けられる「Amazonプライム」を提供しており、自社で空輸できる体制を整えることでサービスを強化する。白地の胴体前部には「Prime Air」と水色でロゴが入り、ダークグレーの垂直尾翼には同社のロゴが描かれている。

 また、YouTubeでアマゾンワンの塗装作業の様子を記録した動画を公開している。

 アマゾンは40機の貨物機のリースについて、貨物航空会社の米アトラスエアー(GTI/5Y)と米ATSG(Air Transport Services Group)の2社と合意しており、今後数年掛けて導入していく。アトラスは、ボーイング787型機の大型部位輸送に使用している747-400LCF「ドリームリフター」の運航も受託している。


成田発ジェットスター機で警告灯が点灯、エンジン1基で飛行
AFP=時事 8月7日(日)17時31分配信

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シンガポールのチャンギ国際空港で着陸態勢に入る豪格安航空、ジェットスター航空の旅客機(2014年5月4日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】成田国際空港(Narita International Airport)からオーストラリアのゴールドコースト(Gold Coast)に向かっていた格安航空会社「ジェットスター(Jetstar Group)」の旅客機が7日、警告灯が点灯したためエンジン1基を停止して飛行を続け、米領グアム(Guam)に緊急着陸した。

 ジェットスターによると、成田発ゴールドコースト着のジェットスター航空12便(JQ12)で油圧警告灯が点灯し、点灯メッセージを確認した機長が予防措置として片方のエンジンを停止。行き先を変更して7日朝に米領グアムに着陸した。

 オーストラリア放送協会(ABC)が報じたところによると、約320人の乗客は8日に到着する便でオーストラリアに向かう。

 緊急着陸した便はボーイング(Boeing)の双発旅客機「787ドリームライナー(787 Dreamliner)」で運航していたが、ジェットスターは「エンジン1基でも安全な飛行が可能」と説明している。【翻訳編集】 AFPBB News


米空軍、F35機を実戦配備可能に 運用試験に合格
CNN.co.jp 8月6日(土)19時14分配信

(CNN) 米空軍は6日までに、次期主力戦闘機として位置付けるF35A型機が実戦配備が可能になる初期段階の運用能力試験に合格したと発表した。

米国防総省は製造元の米ロッキード・マーチン社に計2443機のF35を発注。このうち空軍仕様のF35A型機は1763機となっている。

米空軍航空戦闘軍団のカーライル司令官(大将)はF35について、高評価を得ていた過去の航空機が果たせなかった機能を発揮でき、米軍司令官が近代の戦場で求める性能を保持していると評価。空軍の同機調達担当幹部は声明で、同機は今後数十年間、空中戦闘能力で優位性を維持し得る主力機になると強調した。

空軍は先月下旬、同機を使った初の空中戦闘試験を実施し、無人小型航空機(ドローン)をミサイルで撃墜する成果を示していた。

F35の開発機種は、空軍、海軍、海兵隊の各仕様に分かれ、日本を含む海外10カ国も調達を決めている。英国ファンボローで今年7月に催された航空ショーでも国際的に初めて披露されていた。

F35機は敵レーダー網を回避出来るステルス性能を有し、最先端の電子戦能力などを備える第5世代の新鋭機とされる。国防総省が同機開発に投じた費用は4000億ドル(約40兆8000億円)。開発の構想は2001年に始まっていた。

ただ、同戦闘機の開発ではこれまでハードウエア、ソフトウエア両面での修正課題などが露呈して納入時期が再三遅れ、開発予算も当初想定から約2000億ドル膨れてもいた。

問題の多い同機開発を疑問視する声も米連邦議会で強まり、より厳しい精査を求める意見も出ていた。2014年には試験中にエンジン火災が発生し、全機の飛行が中止となる事態ともなっていた。

この中で米政府監査院(GAO)は今年4月、F35出動に伴う地上支援の飛行情報提供システムの構築に問題があり、全機が飛行停止に陥る可能性があるとの調査報告書を発表。この問題点は依然、解消されていないとの指摘もある。

政府事業の監視団体関係者は空軍がF35Aを実戦投入可能とした今回の発表について、あくまでPR効果を狙った措置と指摘。この時期に発表したことについては予算確保などをにらんだ便宜的な配慮が絡んでいると述べた。

海兵隊仕様のF35Bについては昨年7月に実戦投入が可能と宣言されていた。海兵隊は来年の配備を計画している。海軍仕様機については2018年中の実戦配備の宣言が予想されている。


キャセイパシフィック航空のジャンボ、羽田発で10月退役 最終出発前に見学会招待
Aviation Wire 8月5日(金)21時55分配信

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10月1日の羽田発香港行きCX543便で退役するキャセイパシフィック航空の747-400=14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 キャセイパシフィック航空(CPA/CX)は、「ジャンボ」の愛称で親しまれてきたボーイング747-400型機による最後の商業運航を、10月1日の羽田発香港行きCX543便で実施する。当日朝には、抽選と審査で選ばれた10人を機体見学会に招待する。

◆残り3機、747-8Fは受領中

 同社は747-400の旅客型を2015年に4機退役させ、現在は3機を保有。羽田、成田、台北と香港を結ぶ路線を中心に投入している。貨物型の747-400Fついてはボーイングとの包括契約により、2015年に2機をボーイングに売却済みで、残りの4機も年内に売却する。

 ボーイングの発注リストによると、キャセイパシフィック航空は58機の747を導入。1979年7月20日に747-200Bが初めて引き渡された。747-400は旅客型を17機、貨物型を12機受領。

 747-400の後継機して開発された747-8は、貨物型の747-8Fを14機発注済み。7月末時点で13機を受領しており、747-400Fからの置き換えが進んだ。

◆FBでキャンペーン

 キャセイパシフィック航空によると、同社は747シリーズで約1億6000万人の乗客を世界各地に運び、総飛行距離は月までの往復2700回に相当するという。香港の啓徳(カイタック)空港を最後に離陸し、現在の香港国際空港に最初に着陸したことから、同社では「747は香港の航空業界の歴史にとって重要な役割を果たし、乗客にも思い出深い機種」としている。

 ラストフライトを記念し、キャセイパシフィック航空のFacebook(フェイスブック)公式ページを利用したキャンペーンを実施。747に関わる思い出を文章や写真、動画を使ってFacebookでシェアしてもらい、応募者の中から抽選と審査で選ばれた10人を、10月1日朝に開かれる機体見学会に招待する。詳細は8月中旬に、キャセイパシフィック航空の公式Facebookで案内するという。最終便となるCX543便が羽田を出発する時刻は、午前10時35分が定刻となっている。

 同社によると、747退役記念の香港へのパッケージツアーが、旅行会社で販売中だという。

 キャセイパシフィック航空は、747の退役計画を1年前倒しして実施。同社は今後の国際線用機材として、エアバスA350 XWBを46機発注済み。内訳は標準型のA350-900が20機、長胴型のA350-1000を26機で、A350-900の初号機(登録番号B-LRA)は、5月30日に受領した。同社では、A350-900を年内に12機受領する予定で、A350-1000は2018年以降の導入となる見通し。

◆苦境続くジャンボ、BAは客室更新

 ジャンボの愛称で親しまれた747は、燃油費の高騰や飛行機の技術的な進歩により、世界的に退役が進んでいる。日本では、全日本空輸(ANA/NH)が2014年3月31日に運航した那覇発羽田行きNH126便を最後に、旅客型が全機退役。現在日本国内で運航されている747は、政府専用機と日本貨物航空(NCA/KZ)の貨物型のみとなった。

 また、ボーイングは7月27日にSEC(米国証券取引委員会)へ提出した書類で、747-8の受注が今後見込めない場合、製造中止を検討する方針を明らかにした。航空貨物需要の世界的な低迷が、現在の主力である貨物型747-8Fの受注苦戦につながっているほか、燃費が良く運航コストが抑えられるA350などの双発大型機の台頭が、エンジンが4基あるジャンボを苦境に立たせている。

 こうした中、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)は、18機の747-400の客室を刷新。8月3日に最後の改修を終えたと発表した。改修後の座席数は4クラス275席で、ファースト14席とビジネス86席、プレミアムエコノミー30席、エコノミー145席とした。改修前との比較でビジネスを16席増やし、エコノミーを40席減らしている。


エミレーツ航空機がドバイ空港で炎上…消防士1人が死亡
レスポンス 8月5日(金)18時58分配信

インド・ティルヴァナンタプラム発ドバイ行きのエミレーツ航空521便は8月3日12時45分ごろ、ドバイ空港への着陸に失敗し、機体が炎上した。乗客282人と乗員18人は全員避難したが、消火活動にあたっていた消防士1人が死亡した。

事故原因は4日時点では分かっていない。521便の運航機材はボーイング『777-300』型機で、2003年3月にエミレーツ航空に引き渡された。エンジンはロールスロイス製の「トレント800」。機長と副操縦士の総飛行時間はそれぞれ7000時間を超えていた。

乗客の半数以上は3日午後にはドバイ空港を去った。一方、ドバイ経由で最終目的地に向かう予定だった乗客には食事と休憩所が提供され、航空会社がドバイ発のフライトを手配。軽傷を負った乗客5人は現地の病院で治療を受けた。客室乗務員1人も入院したが、大事には至らなかった。

ドバイ政府の公式ツイッターアカウントは3日、犠牲になった消防士の家族と友人に哀悼の意を表明した。

《レスポンス 日下部みずき》


航空機が着陸時に炎上・上部焼失-300人全員が無事脱出できた理由
Bloomberg 8月4日(木)13時13分配信

アラブ首長国連合(UAE)のドバイで3日、エミレーツ航空の大型ジェット機が着陸に失敗して炎上、機体上部の大半が炎に包まれた。にもかかわらず、乗員・乗客300人全員が無事脱出し、命を取り留めた。一体、どのようにしたのだろう。

短く言えば、エンジニアリング(技術工学)と訓練のおかげだ。インド発のエミレーツ航空521便(ボーイング777-300型機)の今回の事故は、2013年7月にアシアナ航空がサンフランシスコで起こしたボーイング777-200型機の着陸失敗・炎上時の状況と似ている。乗客291人中、死亡したのは3人にとどまり、生存率は99%だった。

3日の事故はエミレーツ航空31年の歴史の中で最悪。乗客は全員無事だったが、消火作業中に消防士1人が死亡した。

乗客282人、乗員18人が助かった理由の中でも、主に挙がるのはエンジニアリングの「奇跡」と、よく訓練された乗員だ。航空機からの避難は90秒で行う必要があり、乗員はこれを達成する訓練を受ける。90秒でできれば、機体が炎に包まれ煙に覆われる前に脱出するチャンスが得られる。

機体に目を向けると、プラスチックや素材の耐火性が優れているだけではなく、燃えても有毒ガスが出ない構造になっている。さらに、1990年よりも後に製造された航空機は、火災時に機体の材料が発する熱や煙の度合いに関する基準をクリアしなければならない。また、777型機のような現代の航空機の全ての座席は、地球の重力の最大16倍という強力な荷重に耐えられる仕組みになっているほか、墜落の際に外れないように床への取り付け強度もアップしている。

航空機メーカーのボーイングをはじめ、エミレーツ航空、航空安全当局が行う事故原因の解明作業は数カ月かかるだろうが、一つだけはっきりしていることが既にある。業界はこの事故から学べる教訓を生かし、航空機の飛行を一層安全にしようと取り組むだろう。

原題:This Is How 300 People Escaped a Fiery Crash Landing in Dubai(抜粋)


エミレーツ機がドバイで着陸時に出火。乗客は全員無事も消防士が一人死亡
sorae.jp 8月4日(木)12時36分配信

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エミレーツ機がドバイで着陸時に火災。乗客は全員無事も消防士が一人死亡

8月3日(現地時間)、ティルバナンタプラム発ドバイ着の「エミレーツ EK521便」がドバイ国際空港で着陸時に出火を起こしました。報道によれば282人の乗客は全員無事に脱出しましたが、1人の消防士が消火活動中に死亡したとのことです。またこれにより、ドバイ国際空港発の便全てに遅延が発生しました。
 
今回火災を起こしたのはEK521便として利用されていたボーイング777型機です。インド南部のトリヴァンドラム国際空港を出発した同便は着陸時に滑走路にハードランディングし、火災を起こしました。なお、着陸前にハードランディングの警告はなかったそうです。
 
報道によれば、パイロットは管制官に対して着陸を中止し「ゴーアラウンド(着陸復行)」を行うと伝えています。しかし機体が再度浮上することはなく、滑走路にハードランディングし右エンジンが破損。その後火災が機体を包み、キャビン内に煙が充満しました。
 
この事故により多くのフライトがキャンセルされましたが、6時間以内に航空機の運行が再開されたとのことです。なお乗客の多くはインド人でその他にイギリス人やアメリカ人が含まれており、日本人の乗客の搭乗は伝えられていません。
 
今後、アラブ首長国連邦の航空局によって着陸の失敗の原因が調査され、また機体の製造メーカーのボーイングも調査に協力します。なおエミレーツ社はその運行実績に定評があり、このような大きな事故は1985年の創業以来からわずか3度目となっています。


エミレーツ機炎上で消防士1人死亡、乗客13人軽傷 ドバイ
CNN.co.jp 8月4日(木)10時8分配信

(CNN) エミレーツ航空の旅客機が3日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ国際空港に着陸した直後に炎上した事故で、現場に出動した消防士1人が死亡した。乗客乗員300人は全員が脱出し、13人が軽傷を負ったが死者は出なかった。

ドバイ政府は、死亡した消防士が何人もの命を救ったと功績をたたえ、「自分の身を犠牲にして人命を守る若者を誇りに思う」と追悼した。

インドから到着したエミレーツ航空EK521便(ボーイング777型機)は、ドバイ空港に着陸して滑走路で停止した直後に炎上した。乗客のほとんどはインド人だった。

火が消し止められた同機の残骸は、胴体の上半分が完全に焼け落ち、機体下部は滑走路に接触した状態だった。

事故原因については調査中だが、エミレーツ航空のマクトゥーム会長は、出火したのは着陸後だったと説明、治安にかかわる問題が起きた形跡はないとの見方を示した。

事故の影響でドバイ空港を出発する全便に数時間の遅れが出たが、同日夕刻までに運航を再開。到着便は行き先を変更して別の空港に向かった。

エミレーツ航空は1985年の創業以来、死亡事故は起こしていない。


F-35A、ついに実戦配備 しかし機関砲、SWなし 空自導入に問題は
乗りものニュース 8月4日(木)10時0分配信

遠くないうちに対イスラム国などで初陣か
 2016年8月2日(火)、アメリカ空軍は開発中であったステルス戦闘機、ロッキード・マーチンF-35A「ライトニングII」について、「初期作戦能力(IOC)」の獲得を宣言。ヒル空軍基地(ユタ州)に駐留する第34戦闘飛行隊において、最初の実戦配備を完了したことを明らかにしました。

「初期作戦能力の獲得」とは、「実用戦闘機」として実戦への投入が可能な最低限の能力を有したことを意味します。F-35Aは恐らくそう遠くないうちに、ISIS(イスラム国)に対する攻撃などにおいて初陣することになるでしょう。

 F-35にはいくつかのタイプがあり、そのうち初めて、アメリカ海兵隊向けの短距離離陸・垂直着陸型F-35Bが昨年、2015年7月に初期作戦能力を獲得。今回のF-35Aは、それに次ぐ実用化になります。F-35Aは、アメリカ空軍向けの通常離着陸型タイプです。

 このF-35Aについて、アメリカ空軍は1763機の生産を計画。航空自衛隊も42機を導入し、今年9月にも日本向け初号機が引き渡される予定になっています。

 ただ実はこのF-35A、初期作戦能力の獲得が宣言されましたが、AIM-9X「サイドワインダー」短射程空対空ミサイルや、機関砲を射撃する機能を持ちません。つまり、目視距離内で航空機同士が交戦するのに必要な兵装がないのです。

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空対地能力に偏った形で実戦配備されたアメリカ空軍のF-35A(写真出典:アメリカ空軍)。

対地攻撃能力に偏っているF-35A、空自導入に懸念の声も
 現在、F-35Aが使用可能な兵装はAIM-120「アムラーム」視程距離外空対空ミサイル、「JDAM」GPS/慣性誘導爆弾、「ペイブウェイII」レーザー誘導爆弾のみであり、空対地戦闘能力にかなり偏っています。

 空対空戦闘能力が限定的で、空対地戦闘能力に偏っているF-35A。そのため、おもに戦闘機としてF-35Aを使用したい航空自衛隊への導入は、問題があるのではないかと一部で指摘されているようです。

 しかしながらこうした懸念は、「無用な心配」といえるでしょう。

 戦闘機の開発には非常に長い時間が必要なため、優先順位をつけて順次機能を実装してゆくやり方がとられます。そのためF-35Aは実用化されたとはいえ、まだ“本領を発揮できない状態”です。

 今回のF-35A実用化は、「ミッション(戦闘)システム」のソフトウエア「ブロック3i」の完成により、達成されました。

 この「ブロック3i」において使用可能な兵装は先述の通り、空対地戦闘能力に偏っていますが、目視距離内の交戦に必要なAIM-9X「サイドワインダー」短射程空対空ミサイルや機関砲を射撃する機能も、「完全作戦能力」を得る「ブロック3F」ソフトウェアにおいて実装される見込みです。

日本の実戦配備は「完全作戦能力」獲得後、2020年ごろか 戦闘機の「質的優勢」確保へ
 本年中に航空自衛隊へ引き渡されるF-35Aは、ロッキード・マーチン社(アメリカ)のフォートワース工場(テキサス州)で組み立てられた合計4機のみであり、この機体は当分のあいだ、アメリカでの訓練に使用され、来日しません。

 航空自衛隊が導入するF-35A合計42機のうち、残りの38機は三菱重工の小牧南工場(愛知県)に設置されたF-35A最終組み立て検査工場(FACO)で生産され、2017年には“日本産初号機”(累計5号機)が完成する予定です。ただ、航空自衛隊において1個飛行隊を実戦配備するのに必要な約20機が揃うのは、2019年から2020年頃になると見込まれています。

「完全作戦能力」を得る「ブロック3F」ソフトウェアの実用化は2017年が予定されており、2019年には「ブロック4」も完成します。それ以前に製造された機体も、新しいソフトウェアへアップグレードが可能です。したがって、航空自衛隊のF-35Aがスクランブル(緊急発進)のためアラート待機を開始するころには、「完全作戦能力」を得た状態になっているでしょう。

 F-35Aは機動性にやや欠けるため、すばやく不明機を迎撃する能力はそれほど優れているとはいえません。しかしながら卓越した情報収集処理能力、ネットワークによる情報共有能力によって、敵機を早期発見する能力は“世界最強”ともされるアメリカ空軍のF-22戦闘機さえはるかにしのぎます。またそのステルス性は、演習において既存の戦闘機ではほとんど探知できないことが確認されています。

 戦闘機による現代の空中戦は、先に発見してミサイルによる先制攻撃を加えたほうが“勝利者”となります。こうした能力が抜群に優れるF-35Aの実戦配備は、近年活発化する中国空軍の戦闘機に対し、質的な優勢を当面、維持し続けることを可能にするでしょう。


空自次期戦闘機「F35A」、実戦配備可能に
読売新聞 8月4日(木)7時33分配信

 【ワシントン=黒見周平】米空軍は2日、航空自衛隊が次期戦闘機として導入を決めている最新鋭ステルス機「F35A」が、実戦配備可能になったと発表した。

 日米両政府は9月に最初の4機の引き渡しを行う方向で調整している。

 F35は、米英など9か国が開発している最新鋭機で、空自が42機の導入を決めている空軍用のA型機に加え、垂直離着陸が可能な海兵隊用のB型機、空母艦載機となる海軍用のC型機がある。空自が現在採用しているF15戦闘機などと異なり、機体が電波を反射しにくい形状になっており、敵のレーダーから捕捉されにくい「ステルス性能」を持つ。

 日本領空への接近を活発化させている中国やロシアもステルス機の開発を進めており、F35は専守防衛の抑止力として活用される見通しだ。自衛隊は敵基地攻撃能力を持たず、F35を敵国に潜入させることは想定していない。

 空自は2017年中の配備を目指し、パイロットの訓練を行う方針。


エミレーツ航空機、胴体着陸で炎上 全員無事
Aviation Wire 8月3日(水)21時8分配信

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ドバイ空港で炎上するエミレーツ航空のEK521便(Al Arabiyaのサイトから)

 現地時間8月3日午後0時45分ごろ(日本時間同日午後5時45分ごろ)、エミレーツ航空(UAE/EK)のインド南部トリバンドラム発ドバイ行きEK521便がドバイ空港で着陸時に炎上した。同社によると、事故に巻き込まれたとしており、胴体着陸した。

 運航機材はボーイング777-300型機(登録番号A6-EMW)で、乗客282人と乗員18人の計300人。エミレーツ航空によると死者はなく、仏AFP通信によると全員が無事だったという。

 EK521便は現地時間午前10時19分(日本時間午後1時19分)にトリバンドラムを出発。ドバイには午後0時50分に到着する予定だった。

 乗客乗員の国籍は、インド226人、イギリス24人、アラブ首長国連邦11人、米国とサウジアラビアが6人ずつ、トルコ5人、アイルランド4人、豪州とブラジル、ドイツ、マレーシア、タイがそれぞれ2人ずつ、クロアチアとエジプト、ボスニア・ヘルツェゴビナ、レバノン、フィリピン、南アフリカ、スイス、チュニジアがそれぞれ1人ずつ。


胴体着陸で旅客機炎上=搭乗者避難、消防士1人死亡―ドバイ
時事通信 8月3日(水)19時38分配信

 【カイロ時事】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ国際空港で3日、エミレーツ航空521便のボーイング777―300型機(乗客乗員300人)が緊急着陸して炎上し、大きな煙が上がった。

 現地からの報道によると、同機は着陸時に車輪が出ずに胴体着陸を余儀なくされたとみられる。搭乗者は全員が無事脱出したが、救出活動に当たった消防士1人が死亡した。

 同便はインド南部ティルバナンタプラムを出発し、ドバイに到着した。事故原因は不明。空港当局は事故を受け、全便の離陸を一時停止した。

 エミレーツ航空は中東最大級の航空会社で、拠点とするドバイ国際空港は、世界で最も利用客の多い空港の一つとして知られる。


エミレーツ航空機がドバイ空港に不時着、乗客乗員は全員無事
ロイター 8月3日(水)19時30分配信

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 8月3日、インド発のエミレーツ航空機がドバイ国際空港に不時着し炎上した。空港管理会社によると、乗客乗員は避難して全員無事という。提供写真(2016年 ロイター/Handout via REUTERS TV)

[ドバイ 3日 ロイター] - インド発のエミレーツ航空機が3日、ドバイ国際空港に不時着し炎上した。空港管理会社によると、乗客乗員は避難して全員無事という。エミレーツ航空によると、不時着したのはインドのティルヴァナンタプラム発のEK521便(ボーイング777─300)。

現在、同空港からの離陸は中止されており、再開の時期は未定。

ボーイング<BA.N>は声明で、ドバイで状況をモニターしており、エミレーツ航空と協力して情報収集にあたると表明した。


エミレーツ機が着陸失敗・炎上 消防士1人死亡、ドバイ国際空港
AFP=時事 8月3日(水)19時28分配信

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アラブ首長国連邦のドバイ国際空港で、着陸に失敗し炎上したエミレーツ航空機(2016年8月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】(更新、写真追加)アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ国際空港(Dubai International Airport)で3日、乗客乗員300人が搭乗するエミレーツ航空(Emirates Airline)機が着陸に失敗、炎上し、当局によると消防士1人が死亡した。

 事故を起こしたのは、インド・ティルバナンタプラム(Thiruvananthapuram)発ドバイ行きのEK521便。エミレーツ航空によると、乗客乗員は全員無事に避難した。

 機体はボーイング(Boeing)777型機で、乗客は282人、乗員18人。うちインド国籍は226人、英国籍は24人、UAE国籍が11人だった。同航空によると13人が病院に搬送されたが、大半は軽傷という。

 事故原因は今のところ不明。事故を受けドバイ国際空港は4時間にわたり全便の運航を停止し、再開後も一部の運航に支障が出ている。【翻訳編集】 AFPBB News


KLMオランダ航空、A330ワールドビジネスクラスの改装開始 2018年初めに投入へ
レスポンス 8月3日(水)11時45分配信

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KLMオランダ航空のエアバスA330型機

KLMオランダ航空は8月1日、エアバス『A330』型機全機のワールドビジネスクラスの改装を開始したと発表した。

KLMの新しいワールドビジネスクラスの特長は、フルフラットシート、12言語対応の機内エンターテインメント、3Dフライト追跡システムなど。新しい機内インテリアのデザインを手がけたのは、オランダ人デザイナーのヘラ・ヨンゲリウス氏。新ワールドビジネスクラスを装備したA330型機は2018年初めに大陸間路線に投入される見込み。

KLMは18年末までに大陸間路線機材全機のワールドビジネスクラスの機内インテリアを新しくする方針。最新機材のボーイング『787』型機は新ワールドビジネスクラスを装備し、『B777-200』型機と『B747-400』型機は機内インテリアの改装を終えた。「B777-300」型機のリニューアル作業は始まったばかりで、17年6月に完了するとみられる。

《レスポンス 日下部みずき》


戦闘機「F-35A」が初期作戦能力を獲得 実戦配備が可能に
sorae.jp 8月3日(水)11時0分配信

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戦闘機「F-35A」が初期作戦能力を獲得 実戦配備が可能に

ロッキード・マーティンが中心となって開発した戦闘機「F-35A」が初期戦闘能力(IOC)を獲得し、実戦配備が可能になったことを米空軍が発表しました。
 
F-35Aは第5世代のジェット戦闘機で、ステルス性能を保有しています。またほぼ同一の機体構造で通常離着陸機のF-35A、短距離離陸・垂直着陸(STOVL)機のF-35B、艦載機のF-35Cを展開する興味深い試みが取り入れられています。しかし一方では、40兆円ともいわれるプロジェクト費用の高騰が問題となっています。なお、F-35Aは航空自衛隊へも導入される予定です。
 
「F-35Aは(米空軍にとって)最も有力な航空機となる予定です。なぜなら、同機は従来機では到達できない地点まで航行し、近代戦にて必要な能力を提供可能だからです」と、米空軍のHerbert “Hawk” Carlisle氏は語っています。また、ユタ州のヒル空軍基地には15機のF-35Aと21人の訓練を受けたパイロットが所属しています。
 
なお、F-35Aは来年から実戦配備が始まる可能性があります。一方F-35Bは昨年に初期作戦能力を宣言しており、F-35Cは2019年2月に初期作戦能力を獲得する予定です。


F35空軍機が配備可能に=自衛隊も導入予定―米軍
時事通信 8月3日(水)7時42分配信

 【ワシントン時事】米空軍は2日、空軍仕様のステルス戦闘機F35Aが初期運用能力(IOC)を獲得し、配備可能になったと発表した。

 実戦投入の計画や時期は明らかにしなかった。自衛隊も次期主力戦闘機にF35Aの導入を決めており、2017年3月末までに4機の引き渡しを受ける予定。


F35A戦闘機「実戦配備可能に」 米空軍が発表
AFP=時事 8月3日(水)5時13分配信

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米テキサス州フォートワースのロッキード・マーチン社製造施設で公開された次世代ステルス戦闘機「F35A」(2015年9月22日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米空軍は2日、次世代ステルス戦闘機「F35A」の最初の飛行隊を実戦配備する準備が整ったと発表した。遅延と予算超過に悩まされてきた同機開発プロジェクトにとって大きな節目となった。

【特集】ステルス戦闘機F35ライトニングII

 12機からなるこの飛行隊は、ユタ(Utah)州のヒル空軍基地(Hill Air Force Base)に所属。数多くの試験と訓練演習を完了し、実戦配備が可能であることを示す「初期作戦能力」を獲得したと判断された。

 空軍関係者らは、具体的な実戦配備時期については明かしていないが、海外配備は来年の早い段階になる可能性が高いとしている。

 昨年には、米海兵隊のF35B戦闘機も初期作戦能力の獲得が発表されたが、実戦にはまだ投入されていない。F35戦闘機にはこのほか、海軍仕様のF35Cもある。

 米航空防衛機器大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)が製造するF35は、戦闘機としては史上最高の約4000億ドル(約40兆円)が投入され開発された。全2443機のうち大半が空軍用とされる。【翻訳編集】 AFPBB News


ボーイング、ロシアの民間機需要1170機 20年予測
Aviation Wire 8月2日(火)18時50分配信

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今後20年間のCIS諸国での新造機需要を1170機と予測(アエロフロート提供)

 ボーイングは2016年から2035年までの20年間で、ロシアなどCIS(独立国家共同体)諸国での民間機の新造機需要を1170機、市場規模を1400億ドル(約14兆2156億円)と予測した。現地時間8月1日にモスクワで発表した。

 内訳は90席以下のリージョナル機が190機、737 MAXなど90席から230席の単通路機は810機、787など200席以上のワイドボディー機は170機。

 ボーイングは今後20年間で、世界全体で3万9620機の新造機需要を生むと予測している。

 CISはロシアをはじめとする旧ソビエト連邦の構成国からなる共同体で、ロシアのほかアゼルバイジャン、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、モルドバ、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、ウクライナの計11カ国が加盟している。

---新造機のデリバリー機数内訳---
・リージョナル機(90席以下) 190機
・単通路機(90から230席) 810機
・ワイドボディー(200席以上) 170機


苦境のジャンボ、貨物低迷響く ボーイング、747製造中止検討
Aviation Wire 7月29日(金)13時45分配信

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日本の航空会社で唯一747-8を運航するNCA=14年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングは、747-8型機の受注が今後見込めない場合、製造中止を検討することを明らかにした。現地時間7月27日にSEC(米国証券取引委員会)へ提出した書類で言及した。航空貨物需要の世界的な低迷が、主力である貨物型の受注の苦戦につながっているほか、燃費が良く運航コストが抑えられる双発の大型機の台頭が、エンジンが4基あるジャンボを苦境に立たせている。

---記事の概要---
・主力は貨物型
・9月から月産0.5機
・新政府専用機は777

◆主力は貨物型

 747-8は「ジャンボ」の愛称で親しまれている747の最新型。旅客型の747-8「インターコンチネンタル」と貨物型の747-8Fがある。米GE製新型エンジンのGEnx-2Bを4基搭載しており、ボーイングでは新設計の主翼などと合わせて、従来の747-400と比較して燃費を改善し、騒音は30%軽減、二酸化炭素排出量は15%削減出来るとしている。初号機納入は2011年10月12日で、747-8Fがカーゴルックス航空(CLX/CV)へ引き渡された。

 今年6月末現在、計125機を受注。内訳は747-8が51機、747-8Fが74機と貨物型が上回っており、引き渡し済みの機体は747-8が41機、747-8Fは63機の計104機で、受注残はそれぞれ10機、11機の計21機となっている。

 英国で開かれたファンボロー航空ショー期間中の7月12日、ロシアのヴォルガ・ドニエプルグループが747-8Fを20機追加受注する意向を表明し、3カ月ぶりの受注を獲得できる見通しが立った。また、米空軍が2015年1月28日に、次期大統領専用機として747-8をベースにした機体を導入すると発表している。

◆9月から月産0.5機

 ボーイングは今年1月21日、航空貨物市場の需要鈍化より、747-8の減産を発表。生産レートを3月に月産1.3機を同1機に落とし、9月には同0.5機と段階的に減らしていく。

 7月27日にSECへ提出した書類で、ボーイングは「追加受注の獲得とコスト削減に向けて努力するが、受注できない場合は損失が増える可能性があり、747の製造を終了することは合理的」として、製造中止を検討する可能性を示唆した。

 ボーイングは7月12日に、民間航空機の需要について2016年から2035年までの20年間予測を発表。2015年6月発表の予測と比べて、4.1%(1570機)多い3万9620機を超える新造機の需要があるとした。このうち、747など大型ワイドボディー(400席以上)機の需要は、530機あるとの見方を示している。

 同じく20年間予測を発表した競合のエアバスは、3万3070機の新造機需要のうち、超大型機(450席以上)であるA380や747は、1480機の需要があると予測している。しかし、エアバスは7月12日にA380の減産を発表。現在の月産3機を2018年からは同1機に落とし、製造ラインを維持する方針だ。

◆新政府専用機は777

 世界の航空会社は、燃費の良い双発大型機を747の後継機として導入する傾向が強い。日本の航空会社で747-8を運航しているのは、747-8Fを10機発注済みの日本貨物航空(NCA/KZ)のみ。2012年7月25日に747-8Fの初号機(登録番号JA13KZ)を受領し、現在は8機運航している。

 NCAは2005年11月15日、ローンチカスタマーとして747-8Fを14機発注。このうち8機が確定発注で、6機をオプションとしていた。2007年3月にオプションの6機を確定発注に切り替えたが、2015年9月には6機のうち4機をキャンセルしている。事業環境が発注当時から変化したことにより、最終的な確定発注は10機となった。

 かつては100機以上の747を保有していた日本航空(JAL/JL、9201)も、2014年3月に国内最後の旅客型747を退役させた全日本空輸(ANA/NH)も、ともに777を後継機として導入している。この777の後継機としては、JALがエアバスの最新鋭機A350-1000、ANAが777の次世代機となる777Xを選定しており、747-8の旅客型を導入する日本の航空会社は現れていない。

 一方、日本へ乗り入れる航空会社では、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)が2014年10月28日に、747-8を羽田-フランクフルト線に投入。日本初の旅客型747-8の就航となった。

 また、日本の政府専用機である747-400も、2019年度に2機の777-300ERに置き換えられ、747-8は当初から選に漏れていた。そして、ANAを傘下に持つANAホールディングス(9202)は3機のA380を発注したが、超大型機の市場への影響は限定的だ。

 燃費性能や運航コストが優れた双発の大型機により747の置き換えが進み、747-8やA380といったエンジンが4発の超大型機は、苦戦が続きそうだ。


調整局面に入った富士重の航空機事業。雌伏の時に打つ一手とは
ニュースイッチ 7月29日(金)8時29分配信

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ボーイング「777X」のイメージ

「777Xへの移行期は歯を食いしばるしかない。787で埋められるのが理想」
 富士重工業の航空宇宙事業が調整局面に入った。円高基調の為替や主力の民間航空機向け中央翼が新シリーズに移行することなどを受け、今期の営業利益が前期の182億円から半減する見通しだ。苦境からの脱出に向けて、次の一手をどう打つのか。永野尚専務執行役員航空宇宙カンパニープレジデントに聞いた。

 ―中央翼は米ボーイング向けが多く、航空宇宙事業の為替感応度は非常に高いと言えます。
 「足元は若干円高に振れているが、これまでの取り組みもあるので冷静にやっていける水準だ。かつての超円高で相当鍛えられた。ただ、為替変動はいかんともしがたいので、自動車で培ったノウハウも活用し生産性向上をさらに加速する」

 ―生産性改善に向けた取り組みは。
 「当社が受け持つ中央翼は箱型の構造物で、ロボットの適用は難しい。内部の鋲打ちなどは人の作業になる。ただできることはたくさんある。例えばリベットやボルトを打つ工具の自動化。任意の場所に工具をセットすれば、自動で打ち込めるツールなどを導入した」

 ―ボーイング「787」の増産対応は。
 「787は現在、月産10機体制だが、1年以内で12機に上がる。さらに1年から1年半くらいで14機に達すると見ているが、ボーイングから具体的な指示を待っている状態だ。787向けの投資は完了しており、14機になっても対応できる」

 ―ボーイングのベストセラー機「777」の次世代機「777X」の量産も控えていますが課題をどう見ていますか。
 「777から777Xに移行するところで踊り場となるが、これが航空機のビジネスモデルだ。生産レートが緩やかに上がる過程で777が下がり、どうしても需要の谷間となる。この期間は歯を食いしばるしかない。ここを787で埋められるのが理想だ」

 ―研究開発の状況は。
 「宇宙航空研究開発機構(JAXA)と、『落ちない飛行機』というコンセプトで共同開発を行っている。鳥の衝突などで主翼の一部が破損しても、人工知能(AI)搭載のフライトコンピューターが状況を瞬時に把握し、自動制御する技術だ。当社の無人機のノウハウを有人機に融合し、安全性のさらなる向上に貢献したい」

 ―国産小型ジェット旅客機「MRJ」開発の意義をどう考えますか。
 「完成機をやり遂げるという志を持った三菱重工業グループには、本当にがんばってもらいたい。MRJの後も完成機を国家的事業でやることは、工業先進国として必要だ。当社単独での旅客機開発は無理だが、オールジャパンで開発する可能性もあるので、技術レベルの向上など準備はしていきたい」

【記者の目・日本の航空機産業に貢献を】
 業績の停滞期に次代を見据えた投資や開発をいかに進められるかが、反転攻勢のカギを握る。今期は777X向け機体部品製造の投資ピークに達するが、人工知能(AI)を活用したフライトシステムなど技術開発にも力を入れる。円高や新機種の切り替え時期を迎える今期は前期比で営業利益の半減を予想する。端境期は航空機ビジネスで避けて通れない道。生産性向上による。利益率改善で難局を打開する。自動車を主力とする富士重においてコスト削減はお家芸だ。永野専務も「自動車と航空機は共通する部分も多い」と話す。自動車で培ったコストミニマムの手法は大きな武器となるに違いない。次代に向けた技術開発への手綱を緩めず、日本の航空機産業に貢献してほしい。
(聞き手=長塚崇寛)

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