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2016年7月11日 (月)

参議院議員選挙、改憲勢力が2/3以上を確保 投票率54.70%・2

10日に投票が行なわれた第24回参議院議員選挙は即日開票され、焦点となった憲法改正では、自民、公明両党とおおさか維新の会などの改憲勢力が改正案の国会発議に必要な2/3(非改選と合わせて162議席)に必要な74議席以上を確保した。

総務省の発表した推計投票率は54.70%。

最初の記事

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リンク:改憲容認、参院3分の2の獲得確実 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:改憲勢力3分の2【16参院選】 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:参院選 改憲勢力3分の2超、発議可能に 自公で改選過半数超 近く内閣改造へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:改憲項目、秋から絞り込み=「緊急事態」や「合区解消」浮上―自民【16参院選】 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<参院選>「改憲勢力」3分の2に到達 4党が計74議席 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<参院選>改憲勢力 3分の2超す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:1人区、自民21勝11敗=野党共闘、一定の成果【16参院選】 - 速報:Yahoo!ニュース.
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リンク:投票率54%前後か…前回と同程度の低水準 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:参院選・滋賀 かつての「民主王国」崩壊-自民・小鑓隆史氏、“一騎打ち”制す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自公勝利、改選過半数=経済優先、大型補正編成へ―民進は敗北【16参院選】 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<参院選>女性候補、最多28人当選
毎日新聞 7月11日(月)10時54分配信

 今回の参院選では、女性候補は96人のうち28人が当選し、戦後最多を記録した。改選121議席に占める割合も23.1%だった。

 選挙区では過去最多の17人が当選。東京(改選数6)と大阪(改選数4)ではそれぞれ2人が議席を獲得した。比例代表からは11人が当選した。

 安倍政権は「2020年までに指導的地位に占める女性の比率を3割にする」という目標を掲げている。政党別にみると、自民党は当選者に占める女性の比率が17.9%。各党の中で最も多い10人が当選したが、3割には届かなかった。公明党は女性候補3人全員が当選したが、比率は21.4%だった。

 民進党は11人のうち7人が議席を得た。共産党は、全党で最多の20人を擁立したが、当選者は2人にとどまった。女性の当選者はこのほか、無所属とおおさか維新が2人、社民党と生活の党がそれぞれ1人だった。【樋口淳也】


院当選者名一覧(選挙区)【16参院選】
時事通信 7月11日(月)10時54分配信

   【時事通信社調べ】(選管確定)
   (改選数)            
▽北海道(3) 当 鉢呂 吉雄  民 新(1)
        当 長谷川 岳  自 現(2)
        当 徳永 エリ  民 現(2)
▽青 森(1) 当 田名部匡代  民 新(1)
▽岩 手(1) 当 木戸口英司  無 新(1)
▽宮 城(1) 当 桜井  充  民 現(4)
▽秋 田(1) 当 石井 浩郎  自 現(2)
▽山 形(1) 当 舟山 康江  無 元(2)
▽福 島(1) 当 増子 輝彦  民 現(3)
▽茨 城(2) 当 岡田  広  自 現(4)
        当 郡司  彰  民 現(4)
▽栃 木(1) 当 上野 通子  自 現(2)
▽群 馬(1) 当 中曽根弘文  自 現(6)
▽埼 玉(3) 当 大野 元裕  民 現(2)
        当 西田 実仁  公 現(3)
        当 関口 昌一  自 現(4)
▽千 葉(3) 当 元栄太一郎  自 新(1)
        当 小西 洋之  民 現(2)
        当 猪口 邦子  自 現(2)
▽東 京(6) 当 山添  拓  共 新(1)
        当 竹谷とし子  公 現(2)
        当 中川 雅治  自 現(3)
        当 小川 敏夫  民 現(4)
        当 朝日健太郎  自 新(1)
        当 蓮   舫  民 現(3)
▽神奈川(4) 当 真山 勇一  民 元(2)
        当 三浦 信祐  公 新(1)
        当 三原じゅん子 自 現(2)
        当 中西 健治  無 現(2)
▽新 潟(1) 当 森  裕子  無 元(3)
▽富 山(1) 当 野上浩太郎  自 現(3)
▽石 川(1) 当 岡田 直樹  自 現(3)
▽福 井(1) 当 山崎 正昭  自 現(5)
▽山 梨(1) 当 宮沢 由佳  民 新(1)
▽長 野(1) 当 杉尾 秀哉  民 新(1)
▽岐 阜(1) 当 渡辺 猛之  自 現(2)
▽静 岡(2) 当 平山佐知子  民 新(1)
        当 岩井 茂樹  自 現(2)
▽愛 知(4) 当 里見 隆治  公 新(1)
        当 伊藤 孝恵  民 新(1)
        当 藤川 政人  自 現(2)
        当 斎藤 嘉隆  民 現(2)
▽三 重(1) 当 芝  博一  民 現(3)
▽滋 賀(1) 当 小鑓 隆史  自 新(1)
▽京 都(2) 当 福山 哲郎  民 現(4)
        当 二之湯 智  自 現(3)
▽大 阪(4) 当 浅田  均  お 新(1)
        当 松川 るい  自 新(1)
        当 石川 博崇  公 現(2)
        当 高木佳保里  お 新(1)
▽兵 庫(3) 当 末松 信介  自 現(3)
        当 伊藤 孝江  公 新(1)
        当 片山 大介  お 新(1)
▽奈 良(1) 当 佐藤  啓  自 新(1)
▽和歌山(1) 当 鶴保 庸介  自 現(4)
▽鳥・島(1) 当 青木 一彦  自 現(2)
▽岡 山(1) 当 小野田紀美  自 新(1)
▽広 島(2) 当 柳田  稔  民 現(4)
        当 宮沢 洋一  自 現(2)
▽山 口(1) 当 江島  潔  自 現(2)
▽徳・高(1) 当 中西 祐介  自 現(2)
▽香 川(1) 当 磯崎 仁彦  自 現(2)
▽愛 媛(1) 当 山本 順三  自 現(3)
▽福 岡(3) 当 大家 敏志  自 現(2)
        当 高瀬 弘美  公 新(1)
        当 古賀 之士  民 新(1)
▽佐 賀(1) 当 福岡 資麿  自 現(2)
▽長 崎(1) 当 金子原二郎  自 現(2)
▽熊 本(1) 当 松村 祥史  自 現(3)
▽大 分(1) 当 足立 信也  民 現(3)
▽宮 崎(1) 当 松下 新平  自 現(3)
▽鹿児島(1) 当 野村 哲郎  自 現(3)
▽沖 縄(1) 当 伊波 洋一  無 新(1)


安倍首相、悲願改憲できる 発議必要2/3議席超え
日刊スポーツ 7月11日(月)10時23分配信

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自民党本部の選挙速報会見場で当選した今井絵理子氏(右)と握手をかわす安倍首相

 第24回参院選は10日、投開票された。自公両党は、安倍晋三首相が勝敗ラインとした改選過半数(61議席)を獲得。首相の悲願の憲法改正に賛同する勢力も、改憲の国会発議に必要な3分の2(162議席)を超えることが確実だ。首相は改憲について「この選挙で憲法の是非が問われたのではない」とした上で「自民党の目標だ。落ち着いて取り組む」と述べた。ただ、自民党は野党統一候補と激突した32の1人区で、21勝11敗。野党に想定外の2ケタ勝利を許した。全国の確定投票率は54・70%。

 首相は10日夜、党本部で当確者のボードに赤いバラをつける際、満面の笑みをみせた。経済政策を争点に参院選に臨み、勝敗ラインに設定した「与党で改選過半数(61議席)」をクリア。「ホッとしている。アベノミクスを加速させよという声に、しっかり応えていきたい」と述べた。

 27年ぶりの自民党単独過半数(57議席)は困難な見通しだが、首相の政権基盤は今後、一層強まり、「安倍1強」は今後も続く。そこで注目されるのが、首相の悲願、憲法改正の行方だ。衆院は自公両党で既に3分の2を占め、今回参院でも3分の2超の勢力を確保した。自民党は、今秋の臨時国会から改憲項目の絞り込みへ議論に入る意向だ。

 首相は参院選遊説で、憲法改正を「封印」。この日、「憲法改正を国民に問うべきなのは、国民投票の際だ」と理解を求めた。「今後、国会の憲法審査会で議論される。国民の理解が深まる中で、どの条文の改正に収斂(しゅうれん)するかが期待される」と述べ、議論進展に意欲を示した。

 祖父岸信介元首相の「宿願」だった憲法改正。尊敬する祖父から受け継いだ思いを、自身の手で形にするのが首相の悲願とされる。

 今回の選挙結果が、衆参両院の憲法審査会の議論に影響するのは必至。首相も「しっかり、橋がかかった。これから憲法審査会で、与野党の合意をつくりたい」と強調した。野党は首相が9条改正に踏み切ると警戒するが、首相は「憲法審査会の議論で、どの条文をどう変えるか決まる。(国民の)理解がなければ、国民投票で過半数(の支持)は得られない」と述べた。

 参院選直前、自公が推した舛添要一前都知事が、政治とカネの問題で辞任。公示後は、ポスト舛添をめぐり、小池百合子元防衛相と東京都連の対立も表面化した。首相は党内のケンカが選挙戦に影響しないよう、投開票まで都連側の動きを封じた。都連が推す増田寛也氏の出馬表明は、10日夜の開票開始直後だった。

 バングラデシュの飲食店テロでは、遊説を中止して陣頭指揮。国民に見える姿と、見せない姿を選別した首相。周到な「作戦勝ち」でもあった。【中山知子】

 ◆憲法改正の手続き

(1)憲法改正原案の提案 衆院100人以上、参院50人以上の賛成が必要

(2)衆参両院の憲法審査会で審議 出席議員の過半数で可決

(3)改憲の国会発議 衆参両院でともに総議員の3分の2以上の賛成が必要

(4)国民投票 発議から60~180日の間に実施。有効投票総数の過半数で承認


三原じゅん子、神奈川ぶっちぎり「総合力の勝利」
日刊スポーツ 7月11日(月)10時23分配信

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当選を確実にし、バンザイする三原じゅん子氏と母三原一姫さん(右)

 第24回参院選は10日、投開票された。

 自民党の三原じゅん子氏(51)は10日、開票開始直後に当確の一報を受け、横浜市の事務所で支援者らに笑顔をみせた。三原氏は「神奈川自民党の総合力の勝利だと思っている。複雑な選挙区だったと思いますが、1つになって戦えたことが何よりの勝因」と話した。

 10年参院選で初当選した際は比例代表だったが、今回、神奈川県選挙区に鞍替え。しかし、三原氏1人を公認として戦いたい自民党神奈川県連と、公認を2人擁立して、攻めの選挙をしたい安倍首相や党サイドの思惑が対立。自民党は、麻生太郎副総理兼財務相が白羽の矢を立てた無所属の中西健治氏を推薦、菅義偉官房長官が、公明党候補の推薦にも動いた。

 それでも終わってみれば、応援に入った小泉進次郎農林部会長が「勝つだけではない。ぶっちぎり、ぶっちぎり、ぶっちぎりで勝たなければならない」と言った通りの圧勝となった。


2016参院選 改憲3分の2、発議可能に 自民、1人区21勝11敗
産経新聞 7月11日(月)7時55分配信

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獲得議席数(写真:産経新聞)

 ■来月に内閣改造

 ■現職閣僚の岩城・島尻氏落選、社民・吉田党首も

 安倍晋三政権への評価が争点となった第24回参院選は10日、投票が行われ、即日開票された。焦点の憲法改正では、自民、公明両党とおおさか維新の会などの改憲勢力が、国会発議の要件となる3分の2(非改選と合わせて162議席)に必要な74議席以上を確保した。

 自民、公明両党は改選121議席の過半数を得て政権基盤は強化される見通し。野党側は民進、共産、社民、生活の4党が32の「1人区」で候補者を一本化して臨み一定の効果を示したが、民進党が改選数を大きく下回るなど伸び悩んだ。

 自民党は1人区で21勝11敗となったが、複数区の東京、千葉で2人が当選するなど、比例代表を含め改選数を上回った。岩城光英法相(福島)と島尻安伊子沖縄北方担当相(沖縄)の現職閣僚2人は落選した。

 これを受け、首相は10日夜、岩城、島尻両氏を当面留任させたうえで、8月に本格的な内閣改造を実施すると周囲に明らかにした。

 公明党は候補者を擁立した7選挙区すべてで当選を果たし、比例を合わせて議席を伸ばした。

 民進党は岡田克也代表の地元の三重など7の1人区で議席を確保したが、大幅に勢力を減らした。共産党は選挙区での議席獲得が東京の1にとどまり、議席は伸び悩んだ。野党が一本化した無所属候補は岩手、山形、新潟、沖縄で当選した。おおさか維新の会は大阪で2、兵庫で1議席を確保するなど、比例を加え改選数を上回った。社民党は比例で福島瑞穂副党首が当選、吉田忠智党首は落選した。

 投票率(選挙区)は、共同通信社の集計によると54・70%で、前回平成25年参院選の52・61%を2・09ポイント上回った。


2016参院選 首相、総裁「3期目」も視野
産経新聞 7月11日(月)7時55分配信

 「(憲法改正の国会発議に向けて)しっかりと橋はかかったんだろう。私の(自民党総裁)任期はあと2年だが、憲法改正は自民党としての目標だから落ち着いて取り組みたい」

 安倍晋三首相は10日夜、TBS番組でこう述べた。「選挙で改憲の是非が問われていたものではない」とも指摘したが、11日未明には周囲にこうも語った。

 「まあ、よかった。接戦区を落としたのは残念だったけど、改憲勢力で3分の2はとれた」

 選挙戦を通じ、安倍首相は「3年前の前回参院選より聴衆の反応ははるかにいい」と手応えを感じ、一定の勝利を確信していたのだろう。接戦区での競り負けが目立ち課題は残したものの、「最初はもっと引き離されていた選挙区」(政府高官)であり、改憲勢力で3分の2の議席確保を実現できたのは大きい。

 平成24年の衆院選、25年の参院選、26年の衆院選と安倍首相率いる自民党は大勝を重ねてきた。そして民進、共産など4野党のなりふり構わない共闘を突き破っての今回の結果である。首相はこう自負ものぞかせている。

 「国政選挙で4連勝した首相は、戦後初めてじゃないかな」

 今後は、より強固となった政権基盤をもとに何に取り組むかが問われる。アベノミクスの加速をはじめとする景気回復への諸施策はもちろん、拉致問題や北方領土問題の解決など重要課題は山積だ。何より、今回得た議席を直接的に生かせるのは憲法改正である。

 「今回の参院選勝利による任期延長というより、自民党の党則を改正して総裁選の立候補制限(2期まで)をやめることならありえるだろう。それなら総裁選も開かれるから公正だ」

 安倍首相の周辺からは、こんな観測も漏れている。中曽根康弘元首相は昭和61年7月に衆参同日選で圧勝した際には、党両院議員総会が任期1年延長を認めた。だが、そんな不規則な形ではなく、堂々と党則改正で3期目を目指すべきではないかとの見解だ。

 これは、安倍首相の改憲戦略とも密接に関係する。首相の党総裁任期は平成30年9月までで、それまでに憲法審査会での論議を経て各党の意見をまとめ、国会発議に持ち込み、さらに国民投票を実施するというのはスケジュール的に困難だ。

 だが、仮にもう3年の任期があれば、状況は一変する。問題は、30年12月までが任期の衆院をいつ解散し、総選挙に打ってでるかだ。安倍首相は、積み重ねた選挙実績と、手に握る「解散カード」で党内での求心力を維持しつつ、衆院での与党3分の2議席再確保をにらんでベストのタイミングを探ることになる。(阿比留瑠比)


2016参院選 改憲論争、国会の場へ 首相「どの条文かに収斂期待」
産経新聞 7月11日(月)7時55分配信

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当選確実となった候補者のボードに花をつけ、笑顔の安倍晋三首相と自民党幹部ら =10日、東京・永田町の自民党本部(納冨康撮影)(写真:産経新聞)

 憲法改正の発議に必要な3分の2の勢力が衆院に続き参院でも確保された。自民党は、秋の臨時国会から衆参両院の憲法審査会で議論を進めたい考えだが、参院選で「改憲阻止」を強く主張してきた民進、共産両党は警戒を強める。公明党は拙速な改正には慎重で、参院選後も各党の思惑が交錯することになりそうだ。

                ■   ■

 「今後、憲法審査会できっちり議論し、国民的理解が高まる中で、どの条文(の改正)かということに収斂(しゅうれん)していくことが期待される」

 安倍晋三首相(自民党総裁)は10日夜のTBS番組で、衆参両院の憲法審査会で改憲議論が深まることに期待感を示した。憲法改正は首相の悲願。平成30年9月までの党総裁任期中の憲法改正を目指す考えを表明してもいる。

 自民党の谷垣禎一幹事長は同日夜のTBSラジオ番組で「憲法審査会で野党第一党と十分議論してやっていくことが一番大事だ」と述べ、民進党にも理解を求めていく考えを示した。

 谷垣氏はこの後のNHK番組では、具体的な改憲項目に関して「与野党で対立するものが出てくるかもしれない。野党第一党と話のできるものから、まずはやっていく」と述べた。自民党は、大規模災害時の国会議員の任期延長を含む緊急事態条項創設などを改憲項目の候補とするが、民進党など野党はそもそも安倍政権下での憲法議論には応じない方針を崩していない。

 民進党の枝野幸男幹事長は10日夜の日本テレビ番組で「護憲ではない」と述べ、必要な改正は容認する考えを強調した。しかし、首相らが改憲議論のたたき台とする自民党の憲法改正草案に関しては「立憲主義を否定するもので、こうしたものを進めていくことには協力できない」とし、あくまで議論には応じない考えを示している。

 岡田克也代表も10日夜、「憲法審査会を動かすことには異論はない」としながらも、「今の自民党憲法改正草案をベースにする限り問題がある。首相の立憲主義の考え方が間違っている」と述べた。

 共産党も「改憲阻止」で民進党と足並みをそろえる。志位和夫委員長は10日夜の文化放送番組で「今度の結果で改憲に信任状が与えられたとはいえない。安倍政権下の憲法改定は認められない。安全保障関連法の廃止は引き続き主張していく」と語気を強めた。

                ■   ■

 一方、おおさか維新の会は公約に掲げる教育の無償化に向け、私学助成を禁止した条項の改正には積極的だ。10日夜の記者会見で松井一郎代表(大阪府知事)は「条文案を作っているので提出し、憲法審査会で議論していきたい」と述べた。しかし、憲法9条の改正や緊急事態条項創設には否定的な見解を示した。

 自民党と連立を組む公明党は憲法改正に慎重姿勢を崩していない。山口那津男代表は10日夜の記者会見で「憲法改正がにわかに進むとは思っていない。各党のアプローチの仕方、(取り上げる)テーマも考え方が分かれている」と指摘。

 公明党が慎重なのは現行憲法を評価した上で、必要に応じて条文を加える「加憲」の立場だからだ。山口氏は同日夜のフジテレビ番組では憲法9条に関しても「(改正は)当面必要ない。9条は大切にしていくべきだ」と強調し、早急な改憲論にクギを刺した。


首相、大型補正指示へ 9月中旬にも秋の臨時国会
産経新聞 7月11日(月)7時55分配信

 安倍晋三首相は参院選によって自らの政権の経済政策「アベノミクス」が信任されたとして、大型景気対策となる平成28年度第2次補正予算案の編成をただちに指示する考えだ。政府は9月中旬にも秋の臨時国会を召集し、2次補正と消費税再増税の延期法案、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案などを成立させる構え。これに先立ち、首相は8月に内閣改造に踏み切る。

 与党の勝利を受け、首相は10日夜、党本部の開票センターに満面の笑みであらわれた。「力強く今の経済政策を前に進めよとの国民の声だったと思う。包括的かつ大胆な経済政策を策定していきたい」。首相はNHK番組でこう強調した。

 政府が最優先に取り組むのは経済対策だ。2次補正の編成と29年度予算の概算要求取りまとめを同時並行で行い、8月末にも閣議決定する。英国による欧州連合(EU)離脱決定などの影響で日本経済の先行きに不安感が広がっていることから、早くも2次補正は「最低でも10兆円超」(自民党幹部)などと、大規模なものを求める声があがる。

 同時に首相が頭を悩ませるのが、内閣改造と自民党役員人事のタイミングだ。参院選では、島尻安伊子沖縄北方担当相と岩城光英法相の落選が確実となった。

 政府高官は11日未明、島尻、岩城両氏を当面、続投させる考えを示した。その上で、首相は早ければお盆前までに2人の交代を含む内閣改造を断行する。

 首相は10日夜のテレビ番組で、人事の時期について「参院議員の任期は7月いっぱいある」と前置きをしつつ、「力強く経済政策を進めていくうえにおいて、新たに強力な布陣をつくっていきたいと思う」と述べた。

 一方、秋の臨時国会で大きな焦点は、TPP承認案と関連法案の審議だ。TPPをめぐっては、11月の米大統領選が課題。米共和党の候補指名を確定している不動産王のドナルド・トランプ氏は「TPP脱退」、民主党の候補指名を確実にするヒラリー・クリントン氏は「反対」を表明した。自民党国対幹部は「大統領選までに日本がTPPを承認し、後戻りできないと印象づけたい」と語る。

 政府は秋の国会で、消費税率10%への引き上げを31年10月まで延期する再増税延期法案も成立を目指す。ただし、再増税と同時導入を予定していた社会保障充実策について、首相は「必ずしもすべてできない」としている。政府の対応次第では、国会は大きく荒れそうだ。(水内茂幸)


2016参院選 与党、衰えぬ勢い 改憲への足固め着々と
産経新聞 7月11日(月)7時55分配信

 第24回参院選は10日、投開票が行われ、憲法改正の国会発議に必要な3分の2以上の議席を改憲勢力が衆参両院で確保、自民、公明の与党も改選121議席の過半数を確保したことで、安倍晋三政権は有権者から信任を得た形となった。一方で、最大の目標だった「改憲勢力の3分の2阻止」に失敗した野党は、民進が改選数を大きく下回るなど、明暗分かれる結果に。初めて国政選挙で投票権を得た18歳と19歳は、自分たちの将来を見据え、さまざまな思いを託して一票を投じた。

                   ◇

 ≪東京≫

 ■朝日健太郎氏 199センチの大型新人、未来へアタック

 改選数が1増で6となった東京選挙区。自民新人の朝日健太郎氏(40)の渋谷区内の選挙事務所では午後9時半すぎ、「当選確実」の報が入ると、集まった支援者から「来た!」「やったぞー!」と声援が上がった。「ア・サ・ヒ」コールが起こる中、支援者とハイタッチをしながら姿を現した朝日氏。深々と頭を下げた後、花束を高く掲げ、「本当にこれまでありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

 バレーボール選手として活躍後、ビーチバレーに転向。北京、ロンドン五輪に出場した。

 初めての選挙戦は、身長199センチの“超大型新人”として自民党幹部らの応援を受けて戦い、事務所には安倍晋三首相の「必勝」の文字が入ったバレーボールも飾られた。

 選挙戦では「日常生活にスポーツを取り入れ、健康寿命世界一、誰もが輝ける社会を実現させたい」と訴えてきた。

 「知名度もない状態でのスタート。全速力で走ってきた」と選挙戦を振り返った朝日氏。「今日がスタートだと思います。未来をしっかりとした輝くものにするために、頑張りたいと思います」と政治家としての一歩を誓った。

                   ◇

 ≪神奈川≫

 ■三原じゅん子氏 「身内」同士の激戦制す

 改選数が3から4に増えた神奈川選挙区では、自民現職の三原じゅん子氏(51)が早々に当選確実を決めた。三原氏を含め与党系候補3氏が立候補する激戦となったが、与党優勢が伝えられる中、三原氏が勢いを示した。

 午後8時すぎに「当選確実」の一報が入り、支持者から歓声が上がる中、横浜市中区の事務所に三原氏が登場。「みなさんのおかげで、神奈川県の一人一人の力を託していただくことができた」と感謝の言葉を述べた。

 平成22年の参院選では比例代表で出馬し、初当選した三原氏。今回の参院選では、自民党神奈川県連が三原氏のみを公認申請し、唯一の同党公認候補となった。ところが、自民は公明新人の三浦信祐氏(41)に加え、党本部が主導する形で無所属現職の中西健治氏(52)も推薦。“身内”同士による激しい選挙戦が展開された。

 6月27日に神奈川入りした安倍晋三首相も、三原氏だけでなく、三浦氏、中西氏の応援にも駆けつけた。元女優という高い知名度があるとはいえ、三原氏を擁立した県連の危機感は強かった。三原氏に加え、三浦氏、中西氏とも当選を確実にしたが、小此木八郎県連会長が「選挙の難しさを改めて感じる戦いだった」と振り返る選挙戦だった。

 三原氏は「2期目なのでその分責任は大きくなると思う。今日からしっかりと神奈川のため、日本のため、精いっぱい活動していく」と抱負を語った。

                   ◇

 ≪福島・沖縄≫

 ■現職の閣僚ガックリ…

 沖縄選挙区(改選数1)で3選を目指した自民現職の沖縄北方担当相、島尻安伊子氏(51)の落選が確実となった。島尻氏は「米軍普天間飛行場の辺野古移設問題のことで落選したのであれば真摯(しんし)に受け止めなければならない」と答え、今後については「安倍首相が判断すること。白紙です」と肩を落とした。

 一方、福島選挙区(改選数1)でも落選が確実となった法相で自民現職の岩城光英氏(66)が「自分自身の力を発揮できなかった。ご期待に沿うことができず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と語った。

                   ◇

 ≪鳥取・島根/徳島・高知≫

 ■青木氏「合区は無理あった」/中西氏「解消へ頑張りたい」

 人口の少ない選挙区を統合する合区が初めて導入された「鳥取・島根」「徳島・高知」の両選挙区では、ともに自民現職が当選した。なじみの薄い土地での支持浸透を図るため、各候補は2県を駆け回った。有権者の民意は反映できるのか、候補者からは不安の声も漏れた。

 「合区には無理があった。今回限りにすべきだ」。鳥取・島根選挙区で再選を果たした島根県出身の自民現職、青木一彦氏(55)は強調。「広い選挙区で有権者の民意を伝えきれない」と不安をのぞかせた。落選した野党統一候補の無所属新人、福島浩彦氏(59)は「合区でなければもっと訴えを届けられた」と悔しがった。

 一方の徳島・高知選挙区。当選を確実にした自民現職、中西祐介氏(36)は、地元・徳島市の事務所で「合区解消に向けて頑張りたい」と語った。

 合区への反発から有権者の関心の低下が懸念される中、中西氏は「合区解消」を掲げ両県を回った。本人不在時の高知県をカバーした妻の紗希さん(35)も高知市の事務所で「中西は故郷が2つになった。温かく見守ってほしい」と感極まった様子で話した。

                   ◇

 ≪比例≫

 ■長男と一緒、今井氏笑顔

 女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバーで自民党比例代表の今井絵理子氏(32)。東京都中央区の選挙事務所に午後8時10分ごろ、当選確実の一報が入ると、支持者から「よおし!」という歓声が上がった。

 大喝采の中、今井氏が赤いブラウスに黒いスカート姿で、長男の礼夢(らいむ)さんとともに姿を見せた。

 シングルマザーとして聴覚障害がある礼夢さんを育てる今井氏は「スタートラインに立たせていただきました。多くの方々に希望を持ってもらえるよう、頑張ってまいりたいと思います」と抱負を述べた。

 ■「己捨てて」 青山氏意欲

 民間シンクタンク「独立総合研究所」社長で、自民党比例代表の青山繁晴氏(63)は10日夜、当選が確実となり、大阪市北区の事務所で「6年間腰を据えて、己を捨てて仕事に取り組む」と意欲を語った。

 青山氏は1期しか議員を務めないとの方針を示し、「どんな仕事にも納期や締め切りがある中、議員だけがないのはおかしい。問題提起としたい」などと強調した。

 青山氏は元共同通信記者で、退社後に同研究所を設立。テレビ番組では、政治や外交、安全保障など幅広い分野で発言してきた。


2016参院選 共産失速 「人殺す発言」が打撃
産経新聞 7月11日(月)7時55分配信

 共産党は選挙戦序盤、2桁台の議席獲得も予想されたが、大きく失速した。改選3を上回るのは確実だが、3年前に獲得した8議席には届かず、ここ数年続いた躍進の流れに水を差した形となった。

 “失言”が伸び悩みの原因となったとみられる。公示後の6月26日、藤野保史政策委員長(当時)がNHK番組で防衛費を「人を殺すための予算」と発言したことが大きく影響したのは間違いない。「共産党の本性が現れた」との世論の反発を受け、党執行部は2日後に藤野氏を更迭した。

 だが、党綱領に自衛隊の解消を明記しておきながら、「自衛隊は違憲だが活用する」「今問われているのは自衛隊をなくすかどうかじゃない」などと強弁する志位和夫委員長らの発言とあわせ、与党の格好の攻撃材料となった。

 志位氏は10日夜の記者会見で、藤野氏の発言について「党としてきちんとしたけじめをつけた。大きな影響はなかったと考えている」と強調し、謝罪の言葉はなかった。

 こうした強気の姿勢が裏目に出た可能性もある。改選3から8議席に伸ばした平成25年の参院選、同8から21議席に増やした26年の衆院選と続いた躍進の動きも止まった。


2016参院選 小政党に埋没の危機 維新健闘も社民崖っぷち
産経新聞 7月11日(月)7時55分配信

 おおさか維新の会は参院選で改選2からの大幅議席増となった。圧倒的な存在感を発揮した橋下徹前代表の政界引退を受けた初の国政選挙だったが、健闘した形だ。一方、社民党は吉田忠智党首が落選し、党存続が危うい崖っぷちの状態となった。

 おおさか維新は6議席以上が確実となり、非改選とあわせ11議席以上を確保。参院で予算を伴わない法案を単独で提出することが可能になった。

 松井一郎代表(大阪府知事)は10日夜のNHK番組で「政治資金規正法改正案をやりたい。納税者が納得するお金の使い方をやっていきたい」とさっそく意欲を表明。「おおさか」を冠した党名の変更の可能性にも言及した。

 おおさか維新は「自公VS民共」の構図の中で埋没ぎみだったが、教育無償化などの憲法改正や、「身を切る改革」などの独自政策を打ち出し、無党派層を中心に一定の支持を得た。

 所属議員5人の社民党は吉田氏の落選が打撃となった。吉田氏は11日未明の記者会見で、1議席にとどまることに「党首として責任はある」と肩を落とした。

 今回の参院選で、政党要件の一つである「国会議員5人以上」を欠く見通しとなったが、前回の参院選で「得票率2%以上」を満たしており、政党としては当面、存続する。だが、党首落選により、前身の社会党結党から70年余りの歴史を誇る「護憲政党」は、空中分解の危機に直面する。吉田氏は当面党首を続け、今後の対応は9月の全国幹事長会議で協議する。

 所属議員5人の生活の党と山本太郎となかまたちは現職2人が出馬せず、政党要件「国会議員5人以上」を割り込む危機だった。ただ、岩手、新潟両選挙区で生活所属の無所属候補が当選。小沢一郎代表は10日深夜からの記者会見で「互いに力を合わせて政治活動するのは自然な成り行きだ」と述べ、2人に生活入りを求めて政党を存続させる方向だ。荒井広幸代表率いる新党改革は議席が獲得できず政党要件を喪失。日本のこころを大切にする党も伸び悩んだ。


参院選の全議席数が確定…自民55、民進は32
読売新聞 7月11日(月)7時15分配信

 第24回参院選は11日、改選定数121の全議席数が確定した。

 各党の獲得議席は、自民党55、民進党32、公明党14、共産党6、おおさか維新の会7、社民党1、生活の党1、日本のこころを大切にする党0、新党改革0、無所属5。


自公70、改憲勢力3分の2=民進敗北32―参院選全議席確定【16参院選】
時事通信 7月11日(月)7時6分配信

 10日に投開票された第24回参院選は11日朝、全議席が確定した。自民、公明両党は、安倍晋三首相が勝敗ラインとした改選過半数の61を上回る計70議席を獲得。おおさか維新の会は7議席で、これら3党と日本のこころを大切にする党、諸派・無所属の非改選議員を合わせ、憲法改正に前向きな勢力が改憲発議に必要な参院の3分の2超の165議席を占めた。改選45議席の民進党は32議席に後退した。
 首相は改憲を発議する項目の絞り込みに向け、衆参両院の憲法審査会で議論を具体化し、慎重に与野党の合意形成を図る考えだ。菅義偉官房長官は11日午前の記者会見で「憲法のどこをどう改正するかは憲法審査会でしっかりと精緻に議論が行われるべきだ」と指摘。「最終的には国民にご判断いただきたいと繰り返し首相は述べている」と語り、発議に向けた議論の進展に期待を示した。
 一方、首相は争点となった経済政策「アベノミクス」が信任されたと捉え、従来の政策を加速。当面の経済対策として、2016年度第2次補正予算案の編成を急ぐ。 
 自民党は追加公認の無所属1人を含め56に、公明党は14に改選議席をそれぞれ上積みした。おおさか維新も改選議席を2から7に増やした。これら3党で計77議席となり、こころも含めた4党の非改選計84議席と改憲に賛成する無所属議員ら4人で3分の2を超えた。衆院は自公だけで既に3分の2を占めている。
 自民党と野党統一候補の事実上の一騎打ちとなった全国32の「1人区」は、自民党21勝、野党11勝となった。ただ、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相がそれぞれ落選した。12年12月の第2次安倍政権発足以降、国政選挙で現職閣僚の落選は初めて。
 民進党は1人区で7議席を獲得。全体で前回の17議席は上回った。改選3議席の共産党は6議席に倍増。社民党は吉田忠智党首が落選、改選議席を2から1に減らした。無所属の野党統一候補は4議席で、このうち岩手と新潟の計2人は生活の党に入る見通し。生活は比例で1議席を得た。こころと新党改革は議席を確保できなかった。


<参院選>全121議席が確定 自民56、公明14
毎日新聞 7月11日(月)6時14分配信

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当選確実となった候補者名ボードに花を付け、笑顔を見せる安倍晋三首相=東京都千代田区の自民党本部で2016年7月10日午後9時44分、長谷川直亮撮影

 参院選は11日早朝、改選121議席が確定した。自民党は56議席、公明党は14議席、おおさか維新の会は7議席で、3党の獲得議席は計77だった。3党など改憲に前向きな非改選議員88人と合わせ、改憲勢力は憲法改正案の発議に必要な参院(定数242)の3分の2(162議席)を上回る165議席となることが確定した。

 与党は2014年衆院選で3分の2超の議席を得ており、衆参両院で改憲発議が可能となった。

 自民党は比例代表で13年参院選を1上回る19議席を獲得。無所属で神奈川選挙区で当選した中西健治氏を追加公認したが、獲得議席は56で、27年ぶりに単独過半数を回復する57議席に1議席及ばなかった。公明党は改選9議席を上回る14議席を獲得した。

 民進党は比例代表で13年参院選(当時は民主党)の7議席を上回る11議席を獲得。全体でも13年の2倍近い32議席を獲得したが、改選46議席は下回った。

 おおさか維新の会は改選2議席を大きく超える7議席を獲得。共産党を上回って「改選第4党」になった。共産党は改選数から倍増の6議席を獲得。社民党と生活の党は比例代表で1議席を獲得した。


<参院選>自民が参院単独過半数に届かず
毎日新聞 7月11日(月)6時13分配信

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自民党本部で笑顔を見せる(右から)谷垣禎一幹事長、安倍晋三首相、高村正彦副総裁=東京都千代田区の同党本部で2016年7月10日午後9時57分、長谷川直亮撮影

 参院選は11日早朝に議席が確定し、自民党の獲得議席は56議席だった。非改選の65議席と合わせても121議席で、27年ぶりの単独過半数(122議席)の回復には届かなかった。


自民の山田宏氏が当選…比例選
読売新聞 7月11日(月)6時7分配信

 比例選で、自民党の山田宏・元衆院議員が当選を果たした。

 山田氏は1993年衆院選で初当選し2期務め、杉並区長に転じた。2012年衆院選に日本維新の会から出馬し、比例東京ブロックで復活当選を果たした。14年の「次世代の党」結党に加わり、党幹事長に就任。同年の衆院選では東京19区から立候補したが落選した。今回の参院選では、東京を地盤とする山田氏への期待などから自民党が公認を決めた。


参院の過半数、自民党単独では獲得できず
読売新聞 7月11日(月)4時59分配信

 第24回参院選は11日、開票作業が進み、自民、公明の与党が大勝したものの、自民党単独で参院の過半数(122)を獲得することはできなかった。


参院選投票率54.7%=過去4番目の低さ―総務省発表【16参院選】
時事通信 7月11日(月)3時55分配信

 総務省は11日午前、第24回参院選の投票率(選挙区)を発表した。全国平均は54.70%で、前回2013年の52.61%を2.09ポイント上回ったものの、過去4番目の低さとなった。男性は55.13%、女性は54.30%だった。
 公示が通例より1日前倒しされて期日前投票を行った有権者が過去最多の1598万人に上ったことや、国政選挙では初めて選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことなどが投票率微増の要因とみられる。 
 初めて合区された4県のうち、鳥取、徳島、高知の3県では投票率が過去最低となった。地元出身の候補者がいなかった高知では前回比で4.37ポイントも低下するなど、有権者の関心が高まらなかったことが反映された。


自民、単独過半数届かず=民進は大阪、兵庫で敗北【16参院選】
時事通信 7月11日(月)3時54分配信

 参院選で自民党は、13ある改選数2~6の複数区全てで議席を獲得した。このうち、東京、千葉ではそれぞれ2議席を獲得した。11日午前3時45分現在、比例代表と合わせて54議席を固め、改選50議席を上回った。ただ、東北の1人区などで苦戦し、参院単独過半数に必要な57議席には届かなかった。
 自民党は、神奈川では、公認候補が勝利したほか、無所属で勝ち上がった中西健治氏を追加公認した。今回選挙で初めて合区された鳥取・島根、徳島・高知も制し、比例代表では18議席を固め前回と並んだ。しかし、福島と沖縄で現職閣僚が敗北した。
 公明党は、複数区に擁立した7人全員が当選。兵庫と福岡で24年ぶり、愛知で15年ぶりに議席を確保したほか、埼玉、東京、神奈川、大阪も勝利した。比例代表の7議席と合わせ、改選9議席を上回る過去最多の14議席を獲得した。
 民進党は、複数区のうち、北海道、東京、愛知で2議席を確保したほか、茨城、埼玉、千葉、神奈川、静岡、京都、広島、福岡でそれぞれ1議席を獲得。しかし、大阪と兵庫で議席を失った。同党は比例と合わせて31議席を固めたが、改選議席45からは大幅に後退した。
 共産党は東京で議席を確保したほか、比例代表でも5議席を固め、改選議席3を上回った。しかし、13年の前回選挙で議席を獲得した京都と大阪では敗れた。
 おおさか維新の会は、本拠地大阪で2議席、兵庫で1議席を獲得。比例代表でも4議席を固め、改選議席2から伸ばした。
 社民党は比例で1議席を確保した。


改憲勢力3分の2超=首相、合意形成に意欲―自公大勝、改選過半数【16参院選】
時事通信 7月11日(月)3時51分配信

 第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票の結果、自民、公明両党と憲法改正に前向きな勢力が、改憲発議に必要な参院議席の3分の2(162)を超えた。これにより、発議に向けた議論が進展する可能性が出てきた。自公両党は安倍晋三首相が勝敗ラインに設定した改選過半数の61を上回り、民進党は改選45議席から大幅に後退した。首相は改憲について与野党の合意形成に意欲を表明するとともに、経済政策「アベノミクス」を加速させるため、2016年度第2次補正予算案を編成する方針を示した。
 首相は10日夜のテレビ番組で、改憲への取り組みについて「いよいよ憲法審査会に議論の場が移り、どの条文をどう変えていくか集約されていく」と説明。「たくさんの方々の合意形成の中でなし得る」と述べ、丁寧に議論を進めていく考えを示した。アベノミクスに関しては「力強く今の経済政策を前に進めよとの国民の声だ。包括的で大胆な予算を組んでいく」と明言した。
 「改憲勢力」と位置付けられる自公両党とおおさか維新の会は計75議席を獲得。これら3党と日本のこころを大切にする党の非改選議席計84に加え、改憲に賛成する非改選の諸派・無所属の4人と、自民党が追加公認した無所属1人で3分の2を上回った。衆院は自公が既に3分の2を占めている。
 選挙戦の焦点となった全国32の「1人区」は自民党が21勝、野党統一候補が11勝となった。自民党は改選数2~6の「複数区」でも順調に議席を伸ばし、比例代表も前回の18に並んだ。ただ、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相がそれぞれ落選した。公明党は改選議席を上回る14議席を確保した。
 民進党は選挙区と比例を合わせて31議席にとどまっている。岡田克也代表は記者会見で、首相が選挙戦で改憲に言及しなかったことについて「争点から逃げてしまい、かみ合わないまま終わった」と総括した。
 一方、共産党は6議席、おおさか維新は7議席に伸ばした。社民党は比例で1議席を確保したが、吉田忠智党首は落選が確実となった。無所属の野党統一候補は4議席となった。生活の党、こころ、新党改革は議席確保の見通しが立っていない。 
 参院選は、アベノミクスや改憲の是非を主な争点に、選挙区73、比例代表48の計121議席をめぐって争われた。11日朝には比例代表も含め全ての改選議席が決まる見通し。


改憲を警戒=外交日程に影響も―中国【16参院選】
時事通信 7月11日(月)2時19分配信

 【北京時事】10日投開票の参院選の結果について、中国では、自民党を中心とする「改憲勢力」が憲法改正発議に必要な議席の3分の2を押さえたことに警戒が広がった。改憲の動きが具体化すれば、首脳会談をはじめとする日中間の外交日程に影響を与えかねないとみられている。
 国営新華社通信は10日、日本メディアの報道を引用し、「改憲勢力が3分の2を超える議席の見通し」と速報した。一方、同日付の中国紙・新京報は「改憲勢力が3分の2の議席を得れば、安倍首相は今秋の国会会期中に改憲を進める可能性がある」との専門家の分析を伝えた。
 沖縄県・尖閣諸島周辺海域での中国艦艇の航行や南シナ海問題をめぐる対立などがあり、日中関係はぎくしゃくした状況が続いている。日本の外交当局は、9月に浙江省杭州市で開催される20カ国・地域(G20)首脳会議や、年内に日本で開かれる見通しの日中韓首脳会談に合わせた日中首脳会談を模索している。
 しかし、実際に改憲の動きが具体化すれば、中国側が態度を硬化させることも考えられる。北京大学国際関係学院の梁雲祥教授は「改憲の動きが進めば、両国関係にマイナスの影響が出る。習近平主席と安倍首相の会談は当面、難しくなるだろう」と語った。


参院選32の「1人区」、自民は21勝11敗
読売新聞 7月11日(月)2時14分配信

 第24回参院選で、選挙区選のうち、全国に32ある改選定数1の「1人区」のうち、自民党は21選挙区で勝利を収めた。

 対する民進党や共産党など4野党は、全ての1人区に野党統一候補を擁立し、現職閣僚を落選に追い込むなどしたが、11選挙区を制するにとどまった。

 前回2013年参院選では、自民党が1人区(当時は全31選挙区)で29勝と圧倒した。


改憲容認、参院3分の2の獲得確実
読売新聞 7月11日(月)2時11分配信

 第24回参院選は11日、開票作業が進み、憲法改正に前向きな自民党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党などと、「加憲」を掲げる公明党の合計が、参院での改正発議に必要な「3分の2」(162)に達することが確実になった。


改憲勢力3分の2【16参院選】
時事通信 7月11日(月)2時5分配信

 第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票の結果、自民党を中心とする憲法改正に前向きな勢力が発議に必要な参院議席の3分の2(162)を確保した。


<参院選>改憲勢力3分の2超す 自公、改選過半数
毎日新聞 7月11日(月)1時53分配信

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当選確実となった候補者名ボードに花を付け、笑顔を見せる安倍晋三首相(右)と自民党の高村正彦副総裁=東京都千代田区の同党本部で2016年7月10日午後9時47分、長谷川直亮撮影

 ◇衆参で憲法改正案の発議が可能 1人区、野党11勝21敗

 第24回参院選が10日、投開票された。自民党は改選50議席を上回り、公明党も選挙区候補が全員当選。安倍晋三首相が勝敗ラインとした自公両党で改選過半数の61議席を大きく超えた。憲法改正に前向きなおおさか維新の会などを加えた改憲勢力で参院(定数242)の3分の2(162議席)も確保。衆院はすでに自公だけで3分の2を超えており、衆参両院で憲法改正案の発議が可能な改憲勢力が形成された。民進党は改選46議席から大きく減らしたものの、改選数1の選挙区(1人区)では野党統一候補が11勝21敗となり、現職2閣僚を落選に追い込んだ。

 11日未明の段階で自民党と公明党、おおさか維新の会の3党で計74議席以上を確保する見通しとなった。与党とおおさか維新の3党に改憲に前向きな日本のこころを大切にする党を加えた4党の非改選議席は計84議席。非改選の無所属議員ら4人も改憲に前向きで、非改選の改憲勢力は88議席となる。これに74議席を加えれば162議席で、参院で3分の2に到達した。

 与党は2014年衆院選で3分の2を獲得しており、衆参ともに改憲発議が可能となった。秋の臨時国会以降に想定される改憲項目の絞り込みは難航が予想されるが、改憲発議に向けた環境が整った。

 安倍首相(自民党総裁)は10日夜、TBS番組で「改選過半数を獲得し、ほっとしている」と語った。選挙中は憲法改正に言及しておらず、同番組でも踏み込んだ発言を避け、「国民投票で問うべきものだ」と述べるにとどめた。

 一方、岩城光英法相(福島選挙区)と島尻安伊子沖縄・北方担当相(沖縄選挙区)の現職2閣僚の落選が決まった。第2次安倍内閣の発足後、現職閣僚が衆院の小選挙区で敗れて比例復活した例はあるが、議席を失うのは初めて。

 自民党は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の実績を強調し、政策の継続か否かを争点に掲げた。全体の結果を左右する32の1人区では21選挙区で勝利し、序盤からの堅調さを維持した。改選数2以上の複数区でも東京、千葉、神奈川で2議席を獲得。比例代表は18議席を得た13年参院選並みの議席となりそうだ。

 公明党は、複数区に過去最多となる7人を擁立して臨んだ。埼玉や兵庫は接戦となったが、7議席すべてを獲得。比例代表でも13年参院選並みの7議席獲得をうかがっている。

 一方、民進、共産など野党4党は全ての1人区で候補者を一本化し、安全保障関連法の廃止や改憲勢力による3分の2の議席獲得の阻止を訴えた。ただ、1人区で野党統一候補が勝利したのは11選挙区にとどまり、「与党優勢」を崩す流れは作れなかった。

 民進党は、民主党として臨んだ13年参院選の17議席を上回ったものの、改選46議席には届いていない。岡田克也代表は地元の三重で敗北すれば代表を辞任する考えを示していたが、三重は民進現職が辛勝。岡田氏はNHK番組で「任期の9月までしっかり務める」と語り、選挙結果を受けた引責辞任を否定した。

 共産党は、13年参院選に続いて東京で議席を獲得し、改選3議席を倍増させる勢いだ。おおさか維新は大阪で2議席、兵庫でも議席を獲得し、改選2議席を上回った。社民党は比例代表で1議席を獲得。こころと新党改革は議席獲得に届いていない。

 今回の参院選では国政選挙では初めて選挙権年齢が18歳以上に引き下げられた。【古本陽荘】


参院選 改憲勢力3分の2超、発議可能に 自公で改選過半数超 近く内閣改造へ
産経新聞 7月11日(月)1時30分配信

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当選確実となった候補者にバラをつける自民党総裁の安倍晋三首相(右)と高村正彦副総裁=10日午後、東京・永田町の自民党本部(桐原正道撮影)(写真:産経新聞)

 安倍晋三政権への評価が争点となった第24回参院選は10日、投票が行われ、即日開票された。焦点の憲法改正では、自民、公明両党とおおさか維新の会などの改憲勢力が改正案の国会発議に必要な3分の2(非改選と合わせて162議席)に必要な74議席以上を確保した。

 自民、公明両党は改選121議席の過半数を得て政権基盤は強化される見通し。野党側は民進、共産、社民、生活の4党が32の「1人区」で候補者を一本化して臨み一定の効果を示したが、民進党が改選数を大きく下回るなど伸び悩んだ。

 自民党は1人区で21勝11敗となったが、複数区の東京、千葉で2人の当選を確実にするなど、比例代表を含め改選数を上回った。岩城光英法相(福島)と島尻安伊子沖縄北方担当相(沖縄)の現職閣僚2人は落選が確実になった。

 これを受け、首相は10日夜、岩城、島尻両氏を当面留任させたうえで、近く本格的な内閣改造を実施すると周囲に明らかにした。

 公明党は候補者を擁立した7選挙区すべてで当選を確実にし、比例を合わせて議席を伸ばした。

 民進党は岡田克也代表の地元の三重など6の1人区で議席を確保したが、大幅に勢力を減らした。共産党は選挙区での議席獲得が東京の1にとどまり、議席は伸び悩んだ。野党が一本化した無所属候補は岩手、山形、新潟、沖縄で当選を確実にした。おおさか維新の会は大阪で2、兵庫で1議席を確保するなど、比例を加え改選数を上回った。

 投票率(選挙区)は共同通信社の午後11時現在の推計で53・66%。前回の平成25年参院選は52・61%。


改憲項目、秋から絞り込み=「緊急事態」や「合区解消」浮上―自民【16参院選】
時事通信 7月11日(月)1時29分配信

 10日投開票の参院選を受け、自民、公明両党とおおさか維新の会など憲法改正に前向きな勢力が衆参両院で議席の3分の2を確保すれば、数の上で改憲を発議できる土台が整う。自民党は9条改正を含む包括的な改憲草案を作成しているが、国民投票で賛同を得られやすいテーマを優先する方針で、緊急事態条項の創設や参院の合区解消などが浮上。今秋の臨時国会から衆参の憲法審査会で改憲項目の絞り込みを進めたい考えで、各党の合意形成が課題となる。
 憲法96条と国民投票法は改憲の手続きについて、衆参それぞれの総議員の3分の2以上の賛成により国会が発議し、60~180日以内に実施する国民投票で過半数の賛成を必要とすると定めている。
 安倍晋三首相(自民党総裁)は10日夜のNHK番組で、改憲は結党以来の党是と位置付けた上で、「いよいよ憲法審査会に議論の場が移る。どの条文をどのように変えていくのかに(議論が)集約されていくだろう」と述べ、改憲実現へ強い意欲を示した。自民党は野党第1党の民進党にも協調を促していく考えだ。
 これに対し、参院選で共闘した民進、共産など4野党は「最大の目的は9条改正」と強い警戒感を示し、安倍政権下での改憲に反対している。
 自民党は2015年5月の衆院憲法審で、優先的に取り組むべき改憲項目として、(1)有事や大規模災害に対応する緊急事態条項(2)環境権など新しい人権(3)財政規律条項―を提案。また、今回参院選の公約には、改憲を通じた参院合区の解消を盛り込んだ。秋からの議論でこれらの条項について公明党や野党と合意を図りたい考えだ。 
 9条改正に関し、自民党は野党時代の12年にまとめた改憲草案で「国防軍」創設などを打ち出している。ただ、公明党が9条見直しに極めて慎重な上、国民投票で過半数を得られる確証もないとみて、首相も「現状では難しい」と認める。他の項目で改憲の前例をつくり、国民の抵抗感を小さくしてから踏み込む意向とみられる。
 公明党は「加憲」を提唱し、環境権の追加などには柔軟な姿勢を示しており、憲法審で熟議を求めていく方針。おおさか維新は、統治機構改革を最優先のテーマに掲げるが、党内には9条改正の容認論も出ている。日本のこころを大切にする党は「自主憲法制定」を唱え、9条を含む全面的な改正を追求している。


<参院選>「改憲勢力」3分の2に到達 4党が計74議席
毎日新聞 7月11日(月)1時26分配信

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当選確実となった候補者名ボードに花を付け、笑顔を見せる安倍晋三首相(中央左)、自民党の谷垣禎一幹事長(中央右)ら=東京都千代田区の同党本部で2016年7月10日午後9時52分、長谷川直亮撮影

 10日投票の参院選(定数242)で、自民、公明両党と憲法改正に前向きなおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党の獲得議席が計74議席に達し、「改憲勢力」が改憲発議に必要な3分の2(162議席)に到達した。4党の非改選議席は84で、他に非改選の無所属ら4人が改憲に賛同する意向を示している。


<参院選>改憲勢力 3分の2超す
毎日新聞 7月11日(月)1時19分配信

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順調に議席を獲得し、テレビ中継のやりとりで顔をほころばす安倍晋三首相=東京都千代田区で2016年7月10日午後10時5分、藤井太郎撮影

 参院選で、憲法改正に前向きな自民、公明、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党などが74議席を確保。非改選を含めて改憲発議に必要な3分の2に達した。4党の非改選84議席と、憲法改正に賛成の意向を示している無所属などの非改選議員4人を加え、162議席となった。

 衆院では自民、公明両党で3分の2を超す議席を有しており、衆参それぞれで改憲発議を行う環境が整うことになった。安倍晋三首相は憲法改正について、秋の臨時国会から議論を進める意向を明らかにしている。


1人区、自民21勝11敗=野党共闘、一定の成果【16参院選】
時事通信 7月11日(月)1時12分配信

 10日の参院選では、全国で32ある改選数1の「1人区」のうち、自民が21選挙区を制し、大きく勝ち越した。ただ、3年前の前回参院選では自民が29勝2敗と圧勝したのに対し、今回は野党側も11選挙区で議席を確保。野党共闘が一定の成果を上げたと言えそうだ。
 共産の候補取り下げなどにより、全ての1人区が自民と野党統一候補による事実上の一騎打ちとなった。自民は滋賀、奈良、岡山で議席を奪還。初めて導入された「鳥取・島根」「徳島・高知」の2合区でも勝利を収めた。
 一方、野党側は、今回から改選数が2から1に削減された宮城、新潟、長野の全てで自民に競り勝った。福島、沖縄では、自民の現職閣僚を破った。1人区で勝利した野党候補の内訳は民進7、無所属4だった。


推定投票率は53.5%前後=参院選、期日前1598万人【16参院選】
時事通信 7月11日(月)1時0分配信

 第24回参院選の投票率は、時事通信の集計で53.5%前後となり、前回2013年参院選(52.61%)を上回る見通しとなった。国政選挙として初めて選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられたことなどが影響したとみられる。
 公示翌日の6月23日から7月9日まで行われた期日前投票者数(速報値)は、1598万6898人だった。選挙期間が通例よりも1日長かったこともあり、前回を23.46%上回り、参院選の過去最多を更新した。選挙人名簿登録者の15%が事前に投票を済ませたことになる。


投票率54%前後か…前回と同程度の低水準
読売新聞 7月11日(月)0時23分配信

 第24回参院選は10日午後8時に投票が締め切られ、投票率(選挙区選)は、読売新聞社の推計で54%前後だった。

 前回2013年参院選の52・61%と同程度の低水準だった。


参院選・滋賀 かつての「民主王国」崩壊-自民・小鑓隆史氏、“一騎打ち”制す
産経新聞 7月11日(月)0時19分配信

 滋賀選挙区(改選数1)では、自民新人の小鑓(こやり)隆史氏(49)が、民進現職の林久美子氏(43)との事実上の一騎打ちを制した。かつて「民主王国」と呼ばれた滋賀県だが、これで民進は県選出国会議員の全議席を失った。

 「アベノミクスはまだ途上。地域が元気になるために地域の方々と力を合わせてやっていきたい」。10日夜、当選確実の一報を受けると、小鑓氏は大津市内の事務所で目を潤ませながら語った。

 自民はてこ入れを強化し、選挙期間中は知名度のある小泉進次郎衆院議員が3回来援。終盤の5日には、安倍首相が自民県議1人ずつに直接電話をした。自民県連幹部は「こんな選挙は初めてだ」と驚く。

 念頭には、2年前の小鑓氏の雪辱がある。平成26年の知事選で民主(現・民進)などが支援する三日月大造知事に惜敗。序盤から優勢を伝えられる中で、まさかの敗北だった。

 知事選の教訓を踏まえ、公明との連携を強化した。初めて自公の3連ポスターを作ったり合同講演会を開いたりするなど、盤石の組織戦を展開した。

 一方の林氏。「党派を超えた応援がありがたかった」。同市内で、民進のほか共産や社民の関係者らが集まる中、気丈に笑顔を浮かべた。

 「打倒安倍政権」を旗印に3党の共闘をアピールしたが、選挙戦では支持団体の連合滋賀幹部が「一緒にやる気はない」と明言。3党の選対がばらばらに設置され、無党派層への浸透は伸び悩んだ。


自公勝利、改選過半数=経済優先、大型補正編成へ―民進は敗北【16参院選】
時事通信 7月11日(月)0時12分配信

 第24回参院選は10日投票が行われ、即日開票された。自民、公明両党は、安倍晋三首相が勝敗ラインと設定した改選過半数(61)を確保し、上積みした。民進党は改選45議席から大幅に後退。こうした結果を受け、首相は経済政策「アベノミクス」を加速させるため、2016年度第2次補正予算案を編成する方針を表明。憲法改正発議に向け、与野党の合意形成に意欲を示した。自民党を中心とする改憲に前向きな勢力が、発議に必要な参院議席の3分の2(162)に迫っている。
 首相は10日夜のテレビ番組で、改憲への取り組みについて「これからいよいよ憲法審査会に議論の場が移り、どの条文をどう変えていくか集約されていく」と表明。「たくさんの方々の合意形成の中でなし得る。短兵急にいくものではない」と述べ、丁寧に議論を進めていく考えを示した。アベノミクスに関しては「力強く今の経済政策を前に進めよとの国民の声だ。包括的で大胆な予算を組んでいく」と明言した。
 「改憲勢力」と位置付けられる自公両党とおおさか維新、日本のこころを大切にする党は非改選議席が計84のため、今回78議席で3分の2に届く。改憲に賛成する非改選の諸派・無所属の4人と、自民党が追加公認した無所属1人を加えると、4党が必要な議席数は73となる。
 選挙戦の焦点となった全国32の「1人区」は自民党が21勝、野党統一候補が11勝となった。自民党は改選数2~6の「複数区」でも順調に議席を伸ばし、比例代表も前回の18に迫る勢い。ただ、福島で岩城光英法相、沖縄で島尻安伊子沖縄担当相がそれぞれ落選した。公明党は改選議席を上回る12議席を確保した。
 民進党は選挙区と比例を合わせて28議席にとどまっている。一方、共産党は5議席、おおさか維新は6議席を固めた。社民党は改選2議席の確保は困難な情勢。無所属の野党統一候補は4議席となった。生活の党、こころ、新党改革は議席確保の見通しが立っていない。 
 参院選は、アベノミクスや改憲の是非を主な争点に、選挙区73、比例代表48の計121議席をめぐって争われた。11日未明には選挙区の全議席が確定し、同日朝には比例代表も含め改選議席が決まる見通し。

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