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2016年7月 4日 (月)

バングラデシュ・ダッカでテロ集団が飲食店襲撃、外国人ら20人以上を人質 日本人1人救出7人死亡 ISが犯行声明・8

バングラデシュの首都ダッカで1日夜(日本時間2日未明)、武装した集団が大使館が集まる地区にある飲食店を襲撃し、店内の日本人を含む外国人ら20人以上を人質に取って立てこもった。

特殊部隊約100人が発生から10時間後の2日朝(同午前)、店内に突入し、人質14人を救出、実行犯6人を射殺した。また警官ら少なくとも2人が死亡、30人以上が負傷した。イスラム過激派テロ組織IS(イスラム国)は犯行声明を出し、この襲撃で20人以上を殺害したと主張。一方、国際テロ組織アルカイダ系の武装勢力も犯行声明を出している。

この事件に巻き込まれた国際協力機構(JICA)に関係する日本人8人のうち1人は救出されたが、政府は2日夜、残る7人は死亡が確認されたと発表した。

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リンク:「心が痛い」と仕事仲間=ダッカ襲撃テロ追悼式 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米国務省「イスラム国」のネットワーク根絶する - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警備する警官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:与党幹部の息子、富裕層出身者=実行犯、数カ月前から潜伏か―バングラ飲食店テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラテロ、警視庁などが合同捜査本部設置へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:警察、5人を依然拘束か=襲撃犯支援の可能性―バングラ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:犯行時に要求出さず…実行3人、半年間行方不明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラ襲撃、IS関与否定の政府見解に反論 専門家ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ事件追悼式で手向けられた花 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ事件の追悼式 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:4都県警が合同捜査へ=バングラ人質殺害事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ダッカ襲撃事件、バングラデシュ繊維産業は大打撃か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ダッカ人質テロ 犠牲者家族が遺体と面会 萩生田官房副長官が明かす「ご家族の気持ちに寄り添い、迅速な帰国へ全力尽くす」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被害者家族が遺体と面会=「迅速な帰国へ全力」―萩生田官房副長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ダッカ人質テロ 現地到着の遺族は疲労困憊 木原誠二副大臣が明かす 今日にも遺体と対面へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:どう守る海外での安全、邦人殺害で問われるテロへの対処法 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ダッカ襲撃事件、国内の武装勢力が関与か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ダッカで政府主催の追悼式典…遺族ら現地に到着 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<バングラテロ>半年前から準備か 実行犯の一部が姿消す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:伊首相「イスラム国」容赦なく壊滅…法王も祈り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<バングラテロ>突入救出の「サンダーボルト」作戦が公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ダッカ人質テロ カーン内相「テロ犯の要求なし」 ISの関与も否定 存在誇示が目的か? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<バングラテロ>「外国の知人を店に残せず」犠牲の現地男性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラへの支援確認=米国務長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<バングラテロ>ダッカ到着 一部の遺族は遺体と対面 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラ内相「武装集団から要求なかった」、IS無関係の見方 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ犠牲者を追悼するダッカの人々 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラ襲撃テロの現場の当局者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:行方不明の息子を捜すバングラ人女性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ犠牲者を追悼するバングラ人たち - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:遺族ら、ダッカ入り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラデシュのハシナ首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「外交官の街」惨劇で一変…鉄条網で封鎖、厳戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「イスラム国」とアルカーイダ、バングラ舞台に勢力争い 大規模テロで存在誇示 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

「心が痛い」と仕事仲間=ダッカ襲撃テロ追悼式
時事通信 7月4日(月)17時31分配信

 【ダッカ時事】「心が痛い」。

 ダッカの飲食店襲撃テロ事件で重傷を負った建設コンサルタント会社の渡辺玉興さんの仕事仲間で、4日にダッカで開かれた追悼式に参列したバングラデシュ人のIT関連企業社長、シャージャハン・アリさん(50)は「非常に残念」と、無念の思いを繰り返し語った。

 アリさんと渡辺さんは共に、ダッカの鉄道建設プロジェクトに従事。事務所が同じビルにあったことから、2、3年前から面識があった。あいさつを交わしたり、互いの事務所を行き来したりして、「互いに頑張ろう」と話すこともあった。

 渡辺さんについて、アリさんは「一生懸命頑張ってくれた方なので、こういうことになって非常に残念」と思いやった。

 6月26日にダッカでプロジェクトの発表会があり、渡辺さんと犠牲になった日本人7人とも顔を合わせたという。アリさんは「たった1週間前に皆さんとお会いしたのに」と、突然の悲報に肩を落とした。


米国務省「イスラム国」のネットワーク根絶する
読売新聞 7月4日(月)17時29分配信

 【ワシントン=大木聖馬】米国務省のカービー報道官は3日、イラクの首都バグダッドで同日起きた爆弾テロを巡り、「最大限の表現で非難する」との声明を発表した。

 同報道官はバングラデシュとトルコのテロに加え、3月のベルギー、昨年11月のパリの同時テロに言及。「(イスラム過激派組織)『イスラム国』は、(テロリストを)勧誘するために無実の人々を殺害しているが、成功はない」と強調した。

 「(『イスラム国』の)シリアとイラクにおける安息の地を取り除き、彼らの世界中のネットワークを根絶する」と述べ、断固たる姿勢を示した。


警備する警官
時事通信 7月4日(月)16時45分配信

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バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロを受け、公園で開かれた平和集会の警備に当たる警官=3日撮影


与党幹部の息子、富裕層出身者=実行犯、数カ月前から潜伏か―バングラ飲食店テロ
時事通信 7月4日(月)16時17分配信

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バングラデシュの飲食店襲撃テロ事件を受けて開催された追悼式で、犠牲者に手向けられた花=4日、ダッカ

 【ダッカ時事】バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロ事件は4日までに、射殺された実行犯6人のうち4人の身元を知人らが指摘するなど、犯行グループの姿が徐々に明らかになってきた。

 与党幹部の息子や海外の大学に留学していた人物など富裕層出身者もいる。いずれも事件の数カ月前から行方が分からなくなっており、人定が確かなら潜伏して襲撃準備を進めていた可能性もある。

 ただ、警察当局はいまだ実行犯の身元を公表しておらず、犯行の動機や背後関係について慎重に捜査を進めている。

 米テロ組織監視団体SITEは2日、過激派組織「イスラム国」(IS)が公開したとする実行犯5人の顔写真をツイッターに掲載した。写真は新聞やテレビ、ネットで拡散し、実行犯の知人やジャーナリストが身元を特定したという。いずれも昨年12月から今年3月にかけて消息が途絶えたとされる。

 英字紙デーリー・スターによれば、実行犯の1人は知人らによって特定された。父親は与党アワミ連盟ダッカ支部の幹部、母親は学校の教師で、「富裕層の学校」として知られるダッカ市内の私立学校を卒業したとされる。

 2人目の容疑者も裕福な家庭の出身で、マレーシアの大学に留学。容疑者のものとされるツイッターには、昨年12月1日付で最後の投稿があり、「神よ感謝します。幸せとは愛する人や会いたいと思う友人と共に過ごすことだ」と記されていた。事件に巻き込まれた飲食店の従業員によれば、他の実行犯に指示を出していたといい、グループのリーダー的存在だった可能性が高い。

 3人目の容疑者とみられる人物は、1人目と同じ私立学校に通っていた。4人目はマドラサ(イスラム神学校)を卒業後、ダッカの学校へ進学するため、昨年12月ごろ家を出たという。

 バングラデシュ政府は実行犯について、いずれも教育水準が高い20代のバングラデシュ人で、大半が裕福な家庭の出身だったと指摘。国内の過激派「ジャマトゥルムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)」の活動に参加しており、「ISとは無関係だ」と主張した。

 だが、IS系メディア「アマク通信」は事件当日、ISの犯行だと報道し、特殊部隊突入前の立てこもり現場とされる写真を配信した。2日には「ISバングラデシュ支部」を名乗る組織が声明を出し、事件はシリアやイラクでイスラム教徒を殺害する欧米諸国への報復で、「入念な準備」に基づいて実行されたと主張した。実行犯がISの直接のメンバーではなくとも、IS関係者と連絡を取り合っていた可能性は高い。

 インターネットなどを通じてISの過激思想に感化され、活動に参加する若者は増加している。今回の事件も、高水準の英語教育を受け、そうしたISの勧誘キャンペーンに触れることのできる環境にある裕福な若者が引き起こしたとの構図が、現実味を帯びつつある。


バングラテロ、警視庁などが合同捜査本部設置へ
読売新聞 7月4日(月)14時38分配信

 バングラデシュのレストラン襲撃テロ事件で、警察庁は4日、警視庁などが合同捜査本部を設置すると発表した。

 刑法の国外犯規定に基づき、殺人容疑などを視野に捜査を進める。

 捜査本部は、犠牲になった邦人7人の居住地を管轄する警視庁と神奈川、千葉、埼玉県警で構成。現地で情報収集を進めている警察庁の専門組織「TRT―2」(国際テロリズム緊急展開班)と連携し、事件に巻き込まれた状況などを調べるという。


警察、5人を依然拘束か=襲撃犯支援の可能性―バングラ
時事通信 7月4日(月)14時27分配信

 バングラデシュのデーリー・スター紙(電子版)は4日、首都ダッカで起きた武装集団の立てこもり事件で、特殊部隊による制圧作戦終了後、現場から救出された人など27人のうち、5人について警察で取り調べを受けていると報じた。

 襲撃犯と関連があるかを調べる目的という。

 当局者によると、5人の中には武装集団を支援した可能性がある者が含まれている。うち1人は、バングラデシュ生まれのカナダ人で、事件の前日にバングラデシュ入りし、2人の女友達とともに現場の飲食店に行った。女性たちは襲撃犯が通っていた私立大学の学生だという。

 また、警察は別の1人について、自宅を家宅捜索し、パソコンやパスポート、書籍を押収した。


犯行時に要求出さず…実行3人、半年間行方不明
読売新聞 7月4日(月)14時21分配信

 【ダッカ=田尾茂樹】バングラデシュのカーン内相は3日、レストラン襲撃テロ事件で、7人の犯行グループは事件当時、同国政府に具体的な要求を何も行っていなかったと明らかにした。

 ロイター通信の取材に答えた。実行犯のイスラム過激派組織「ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)」のメンバーは、異教徒や外国人を標的にしていたとみられるが、動機は明らかになっていない。

 カーン氏によると、治安部隊などによる突入作戦で殺害した6人のうち3人は22歳以下。この3人は、半年間、行方が分からなくなっていたという。カーン氏は、犯行声明を出しているイスラム過激派組織「イスラム国」と実行犯とのつながりは否定している。


バングラ襲撃、IS関与否定の政府見解に反論 専門家ら
AFP=時事 7月4日(月)14時4分配信

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バングラデシュ・ダッカの襲撃事件で標的となった飲食店従業員で、行方が分からなくなっている息子の写真を掲げる女性(2016年7月3日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)で外国人が人質となり殺害された事件によって、同国は世界的なテロとの戦いの最前線に立たされることとなった。バングラデシュ政府はこれまで、一連の襲撃事件が国内の反政府勢力によるものと説明してきたが、専門家らはこの政府の主張には説得力がないと真っ向から反論する。

 専門家らの分析によると、米オーランド(Orlando)や仏パリ(Paris)での攻撃でも、実行犯らは、世論の怒りの感情をも考慮に入れて行動を起こしているという。宣伝効果を最大限に高めることを目的に、標的の場所や時間帯、攻撃の方法を決めているというのだ。

 今回、ダッカで標的となった飲食店「ホリー・アーティサン・ベーカリー(Holey Artisan Bakery)」で殺害された20人のうち、18人は外国人だった。実行犯らは銃器を所持していたにもかかわらず、人質の大半を刃物で殺害した。

 犯行は、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」最後の週末に行われた。標的を非イスラム教徒に絞っていたことが解放された人質らの証言で判明しており、その衝撃はさらに広がった。

 人口約1億6000万人のバングラデシュでは、その約90%がイスラム教徒だが、表向きには世俗主義を掲げている。

 米テロ組織監視団体「SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)」によると、今回の事件でもイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出しており、攻撃については「十字軍に参加する国々の市民」を標的にしたと述べている。

 しかし、シェイク・ハシナ・ワゼド(Sheikh Hasina Wajed)首相率いるバングラ政府は、これまでに同国で発生した多数の事件について、ISや国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)が国内に拠点を築けていないとして、その関連を一貫して否定している。たとえ、これらの組織が犯行への関与を明確に表明しているにも関わらずだ。

 事実、アサドゥザマン・カーン(Asaduzzaman Khan)内相はAFPに対し、当局の包囲下で殺害された6人を含む実行犯らが、バングラデシュで約10年前から非合法とされている国内のイスラム過激派組織「ジャマートゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)」のメンバーであるとし、ISとの関連を否定している。専門家らはこれに真っ向から反論する。

 米オースティン・ピー州立大学(Austin Peay State University)で安全保障が専門のバングラデシュ人、タジ・ハシミ(Taj Hashmi)氏は、こうした攻撃がISの仕業であることに「曖昧な点はない」と指摘する。そして、これらの事件に国際的なイスラム過激派組織が積極的に関与しており、まだ何も解決していないことを政府は認めるべきだと述べた。

 こうした一連の事件の背景にあるものについて、専門家らは、主要なイスラム政党の活動を政府が制限していることもその一因になっていると考えている。1971年のパキスタンからの独立戦争での役割をめぐり、党の幹部らは近年の裁判で有罪判決を受けている。

 専門家の一人は、「機能不全に陥った国家、そして民主主義の欠如が、テロ行為を助長している」と指摘した。【翻訳編集】 AFPBB News


テロ事件追悼式で手向けられた花
時事通信 7月4日(月)14時1分配信

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バングラデシュの飲食店襲撃テロ事件を受けて開催された追悼式で、犠牲者に手向けられた花=4日、ダッカ


テロ事件の追悼式
時事通信 7月4日(月)14時1分配信

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バングラデシュの飲食店襲撃テロ事件を受けて開催された追悼式=4日、ダッカ


4都県警が合同捜査へ=バングラ人質殺害事件
時事通信 7月4日(月)13時40分配信

 バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロ事件で、殺害された日本人7人と重傷を負った渡辺玉興さんの居住地などを管轄する神奈川県警や警視庁など4都県警は4日、刑法の国外犯規定を適用し、殺人や殺人未遂、逮捕監禁容疑で合同捜査本部を設置する方針を固めた。

 
 他の警察は、埼玉、千葉両県警。7人の遺体を司法解剖するほか、現地捜査当局と連携して事件当時の足取りなどを解明する。

 警察庁によると、金高雅仁同庁長官が同日午後、警察法に基づき、全国の警察にテロ関連の情報収集を命じるとともに、合同捜査を指示した。


ダッカ襲撃事件、バングラデシュ繊維産業は大打撃か
ロイター 7月4日(月)13時39分配信

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 7月3日、バングラデシュの首都ダッカで武装勢力が飲食店を襲撃し、外国人ら20人が死亡する事件が発生したことで、同国の主要産業である繊維業界の幹部からは欧米の主要顧客が関係の見直しに動くと懸念する声が上がっている。写真はバングラディシュの首都ダッカで2014年1月撮影(2016年 ロイター/Andrew Biraj)

[ダッカ/ムンバイ 3日 ロイター] - バングラデシュの首都ダッカで武装勢力が飲食店を襲撃し、外国人ら20人が死亡する事件が発生したことで、同国の主要産業である繊維業界の幹部からは欧米の主要顧客が関係の見直しに動くと懸念する声が上がっている。

繊維産業はバングラデシュの輸出の約8割を占め、雇用者数は約400万人に上る。同国は先進諸国市場向けの衣料品の供給で中国に次ぎ世界第2位。

一方、武装勢力による襲撃事件はこの1年半で大幅に増えており、自由なライフスタイルを謳歌する市民が主な標的となっている。

アナンタ・ガーメンツのマネジングディレクター、シャヒドゥル・ハクエ・ムクル氏は「このような事件は間違いなく影響を及ぼすだろう。米国や中国のなどの輸入業者はセキュリティー面の懸念からバングラデシュ訪問に慎重になる」と話した。

バングラデシュでは3年前に工場などの入ったビルが崩落し、1100人以上が死亡する事故が発生。その後の安全点検強化に伴う大量の工場閉鎖などを経て、繊維産業は回復の途上にある。

しかし今回の襲撃事件で外国人の警戒感は高まった。

バングラデシュ衣料製造業・輸出業者協会のモハンマド・シディクル・ラーマン会長は「これほどひどい事件は初めてだ。バングラデシュのイメージは大きく傷ついた。繊維産業には影響があるだろうが、どの程度かは現時点では言えない」とした。

もっとも一部の業界関係者は、セキュリティー面の不安は対処可能で、製造業者はシンガポールや香港など海外で西側顧客と打ち合わせをするケースが増えると予想している。

輸出会社ブラザーズ・ファッションのアブドゥラ・ヒル・ラキブ氏は、外国人がバングラデシュでの打ち合わせに懸念を抱くのは数カ月程度で、半年もすれば状況は元に戻るとの見方を示した。

アパレル小売り大手のへネス・アンド・マウリッツ(H&M)<HMb.ST>と英小売り大手マークス・アンド・スペンサー(M&S) <MKS.L>はいずれもバングラデシュでの操業にすぐに影響がでることはないとしている。


ダッカ人質テロ 犠牲者家族が遺体と面会 萩生田官房副長官が明かす「ご家族の気持ちに寄り添い、迅速な帰国へ全力尽くす」
産経新聞 7月4日(月)12時27分配信

 萩生田光一官房副長官は4日午前の記者会見で、バングラデシュの首都ダッカで起きたテロ事件に関し、政府専用機で現地に到着した犠牲者の家族の一部が現地時間4日朝、遺体と面会したことを明らかにした。

 家族らは、長旅の疲れもあって心身共に疲れ切った様子だといい、萩生田氏は「ご家族にとっては非常に辛い時期。政府としてご家族の気持ちに寄り添い、迅速なご帰国に向けて全力を尽くす」と述べた。帰国の時期については未定という。


被害者家族が遺体と面会=「迅速な帰国へ全力」―萩生田官房副長官
時事通信 7月4日(月)12時21分配信

 萩生田光一官房副長官は4日午前の記者会見で、バングラデシュの首都ダッカで邦人8人が巻き込まれて死傷したテロ事件をめぐり、現地入りした遺族が同日、遺体が安置されている施設を訪問したことを明らかにした。

 萩生田氏は「(犠牲者の)迅速な帰国へ全力を尽くす」と強調した。

 萩生田氏は「家族にとっては非常につらい時期だ。政府として、家族の気持ちにより添って、なし得る全ての支援を行う」と語った。


ダッカ人質テロ 現地到着の遺族は疲労困憊 木原誠二副大臣が明かす 今日にも遺体と対面へ
産経新聞 7月4日(月)12時17分配信

 【ダッカ=吉村英輝】バングラデシュの飲食店襲撃テロで、日本人犠牲者7人の遺族や生存者の家族が、3日午後10時(日本時間翌午前1時)過ぎ、政府専用機で、事件が起きた首都ダッカに到着した。家族を空港で出迎えた木原誠二外務副大臣は、遺族らは早ければ4日中にも遺体と対面するとの見通しを記者団に明らかにした。

 到着したのは、犠牲者7人の遺族と、負傷した渡辺玉興さんの家族の計18人。木原氏によると、到着した家族らは「疲労困憊している様子だった」という。バングラデシュ当局から寄せられた情報も含め、事件の経緯や現状を説明したが、「質問はでなかった」と述べた。

 現地では、家族ごとに、外務省や犠牲者がプロジェクトに従事した国際協力機構(JICA)の職員が付き添い、遺族らは早ければ4日中にも遺体と対面する見通し。ただ、地元当局の行政や司法手続きを経る必要があり調整中。

 木原氏は、犠牲者7人の遺体の日本への搬送について「一両日中にもご帰国できるよう努力したい」と話した。遺族らから要望があれば、事件現場の訪問にも応じる。


どう守る海外での安全、邦人殺害で問われるテロへの対処法
Wedge 7月4日(月)12時10分配信

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ダッカの人質事件現場(AP/Aflo)

 トルコのイスタンブール空港テロに続いて、今度は1日、南アジアのバングラデシュの首都ダッカのレストランが武装グループに襲撃され、国際協力機構(JICA)関係の邦人7人(男5人、女2人)を含め外国人20人が殺害された。過激派組織「イスラム国」(IS)の関与が濃厚。海外での邦人の身の安全の守り方があらためて問われそうだ。

“赤信号”はすでに点っていた
 襲撃犯は6人が治安部隊に射殺され、1人が拘束された。バングラデシュ当局は犯行組織や背後関係を断定していないが、IS系のアマク通信が犯行声明を出し、店内から送られたとみられる遺体のもようなど現場写真を公表。加えて犯人らが襲撃の際、「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでいることや、無差別銃撃や爆弾を爆発させる手口などから地元のIS連携組織の犯行の可能性が高い。

 ISがアジアでテロを起こしたのは今回が初めてではない。1月14日、世界最大のイスラム教国であるインドネシアの首都ジャカルタの中心部でIS分派によるテロが起きている。IS絡みの大規模なテロとしては、アジアで2件目ということになる。

 バングラデシュの人口1億6100万人の90%以上がイスラム教徒で、同国でも過激主義の思想が高まりを見せていた。地元メディアなどによると、2013年以降、約40人が過激派に殺害されているが、これらのテロ事件のうち18件はISの地元組織が犯行声明を出している。

 18件の中には、過激思想への反対を説いていた有名なブロガーがダッカで殺害された事件をはじめ、2015年10月、北部ランプル近郊で発生した日本人、星邦男さんが銃撃されて死亡した事件も含まれている。星さんは農業関係のプロジェクトに携わっていた。これに先立つ9月にもイタリア人がダッカで殺害される事件が起きている。

 このようにバングラデシュではISのテロが頻発するようになっており、今回のレストラン襲撃のようなテロがいつ起きても不思議ではなかった。つまり「テロの赤信号は早くから点っていた」(テロ専門家)ということだ。

ラマダン期間中の行動に注意
 イスラム世界は現在、7月5日ごろのラマダン(断食月)明けに向け、日中の飲食を一切断つという苦行に最後の追い込みを掛けている時だ。しかも事件が起きた1日は集団礼拝などが求められる金曜日であり、過激派の宗教心が高まる日でもあった。外国人や富裕層ら“不信心者”が利用することで有名だったレストランは過激派にとって格好の標的だったろう。

 バングラデシュのハシナ政権はこれまで、ISの存在を否定するなど過激派の取り締まりには熱心ではなかった。先月初め、全国一斉の取り締まりを行い、約1万2000人を拘束したが、捕まったのはほとんどがチンピラのような犯罪者か政敵の野党関係者だった。

 ISは対外戦略の責任者である公式スポークスマンのモハメド・アドナニが海外の支持者らに地元でテロを起こすよう呼び掛け、これに刺激されたかのように、米フロリダ州オーランドでの史上最悪の銃撃事件(49人死亡)やフランスでの警官夫妻殺害事件などが続き、世界各地で、とりわけイスラム教国でのテロが懸念されていた。

 テロ専門家によると、今回の事件はシリアの本部からの具体的な命令に基づいた犯行というよりも、アドナニの呼び掛けに応じて地元のIS連携組織が一匹オオカミ的にテロを起こした可能性が強いのではないか、という。

 海外での安全をどう確保するか、あらためて問われることになりそうだが、普通の民間人がどこで、いつテロが起きるかを正確に知ることは不可能だ。しかしテロに遭遇する危険性をできる限り小さくすることは可能だろう。第1にテロ発生の蓋然性が高い国や地域には、不要不急の場合、少なくともラマダン期間中は近づかないことだ。

 イスタンブール空港のテロが起きた時、日本人観光グループがトルコ国内にもいた。幸い安全上、何も問題はなかったが、トルコの観光地が過激派に狙われていることは分かっており、旅行の日程を別の時期にずらすべきではなかったか。昨年3月、チュニスの博物館が襲撃され、日本女性3人が殺害されたことを忘れてはならない。

 イスラム教国では、ラマダン期間中は特に、外国人などが利用する飲食店への出入りは慎んだ方がいい。バングラデシュのように、過激派の取り締まりが比較的緩い国では特にそうだ。「自分の身は自分で守るように行動することが危険を小さくする」(テロ専門家)ということだろう。まず自衛の意識を持つこと、それこそがテロに遭わないための対処法だ。

ここ数日で新たなテロの懸念
 テロは戦場で起きるのではない。平和な通りや街角、団らんのレストラン、イベント会場や駅、空港などの交通の拠点。こういったところが一瞬にして恐怖に満ちた殺りくの現場に変わってしまう。日本ではたとえ深夜であっても、歩いている通りが安全かどうかなどと考える人はほとんどいない。日本があまりにも平和であるためだ。

 だが、トルコ、バングラデシュと相次いだテロがこれで終息と思っている人はいない。とりわけラマダンが明ける今週いっぱいは新たなテロが起こる懸念が強い。だから海外に居住している、また海外を訪れる日本人は、滞在先の治安情報にことのほか敏感でなければいけない。

 欧州各国や中東・アフリカ、アジアのイスラム教国では、「駅や繁華街など人の多く集まる場所での滞在時間を短くするよう心がける」(同)といった安全のポイントをあらためて確認したいものだ。


ダッカ襲撃事件、国内の武装勢力が関与か
CNN.co.jp 7月4日(月)12時3分配信

バングラデシュ・ダッカ(CNN) バングラデシュの首都ダッカでレストランが襲撃され人質20人と警官2人が死亡したテロ事件で、ハシナ首相は全土で3日から2日間の服喪を宣言した。

この事件では過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が犯行声明を出している。しかしバングラデシュ当局は、実行犯は国内の武装勢力だったとの見方を示し、「ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ」(JMB)と呼ばれる組織が関与したと見ていることを明らかにした。

事件はラマダン(断食月)中の1日から2日にかけ、各国の大使館が並ぶ地域のレストランで発生。銃や爆弾を持った集団が1日夕に同店を襲撃し、店内にいた約30人を人質に取った。2日未明に治安部隊が突入し、11時間にわたった立てこもりを終息させたが、店内から人質20人が遺体で見つかった。

当局の発表によると、死亡したのはイタリア人、日本人、インド人、バングラデシュ人、米国人だった。

実行犯は6人が死亡、1人が拘束された。全員がバングラデシュ国籍を持ち、5人は警察が過去に逮捕を試みていた。生き残った1人は3日の時点で入院中で、治安部隊の突入で負ったけがのため、まだ取り調べはできていないという。

店内にいた一部の客や従業員は脱出して無事だった。従業員の男性は、銃を持った男6~8人が店に入って来たのを見て逃げたと証言。地元テレビの取材に対し、「客は全員が椅子やテーブルの下に伏せていた。私たち(従業員)はできる限り安全な逃げ道を探し、屋上や安全な場所に避難した」と語った。

間もなく襲撃犯が爆弾を投げ始めたため、この男性らは屋上から飛び降りたという。


ダッカで政府主催の追悼式典…遺族ら現地に到着
読売新聞 7月4日(月)11時46分配信

 【ダッカ=児玉浩太郎、丸山修】レストラン襲撃テロ事件の日本人犠牲者の遺族らは3日深夜(日本時間4日未明)、政府専用機でダッカに到着し、一部の遺族らは、遺体が安置されている場所を訪れた。

 萩生田光一官房副長官は4日午前の記者会見で、「一部のご家族は現地時間の4日朝、ご遺体が安置されている施設を訪問していると報告を受けた」と述べた。

 バングラデシュ政府主催の追悼式典は4日午前、ダッカ中心部の陸上競技場で行われ、ハシナ首相が献花した。壇上には犠牲者が出た日本やイタリアなどの国旗が掲げられた。バングラデシュの被害者遺族らも参列した。

 当地に派遣されている木原誠二外務副大臣は4日未明、遺族らの様子について「心身ともに疲れておられ、疲労困憊(こんぱい)の様子。言葉をかけられないような雰囲気だった」と記者団に語った。


<バングラテロ>半年前から準備か 実行犯の一部が姿消す
毎日新聞 7月4日(月)11時39分配信

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封鎖する地区入り口に供えられた花束と武装した警察官(左)=ダッカで2016年7月4日午前6時45分、小出洋平撮影

 ◇ISバングラ支部が犯行声明も、政府は関与を否定

 【ダッカ岩佐淳士、金子淳】バングラデシュの首都ダッカで発生した人質テロ事件で、武装集団メンバーとみられる若者らは、数カ月前から家族や知人の前から姿を消していたと地元メディアが報じた。カーン内相も実行犯の一部が半年前から行方不明だったと明らかにしており、メンバーの若者らはイスラム過激派組織に加わって潜伏し、犯行の準備を進めていた可能性がある。

 バングラ当局などによると、現場のレストランを襲撃した実行犯は7人。治安部隊の突入で6人が殺害され、1人が拘束された。いずれも20代の若者とみられる。過激派組織「イスラム国」(IS)のバングラ支部が犯行声明を出し、5人の「殉教者」とされる写真もインターネット上に掲載された。

 地元紙デーリー・スターによると、写真の人物のうち1人は与党「アワミ連盟」ダッカ市幹部の息子。昨年末から行方不明となり、家族が警察に届けを出していた。母親はダッカの名門中学校の教師で、本人もその学校を優秀な成績で卒業していたという。

 別の1人は、ネット上に残された画像などから22歳の男子学生とみられる。この学生も今年初めから行方不明になっていた。直前にマレーシアに留学しており、友人らは「マレーシアに渡航後(イスラム教への)信仰心を高めた」と話しているという。

 カーン内相もロイター通信の取材に「殺害された6人のうち3人は22歳以下で、半年前から行方不明になっていた」と語った。実行犯はいずれも比較的裕福で高等教育を受けていたとされ、こうした若者がなぜ過激化したのかが真相解明のカギになりそうだ。

 事件ではIS支部が犯行声明を出したものの、バングラ政府は武装集団とISの関与を否定している。カーン内相は国内のイスラム過激派組織「ジャマトル・ムジャヒディン・バングラデシュ」(JMB)による犯行だと強調した。バングラ当局によると、実行犯のうち5人はJMBメンバーとして捜査・監視リストに載っていたという。

 カーン内相は「(主要産業である)服飾産業やバングラ経済に影響は出ない」と強調しており、バングラ政府が事件とISとの関わりを強く否定する背景には、海外からの投資やNGOなどの援助活動に悪影響が出ることへの懸念もあるとみられる。

 一方、ISはイスラム教徒が9割を占めるバングラに影響力を強めようとしている。ISのウェブ版英字機関誌「ダビク」は昨秋、JMBに関する特集記事を掲載。「欧州やヒンズー教文化の侵略で義務を果たさずにいたベンガル(バングラデシュなど)のイスラム教徒にとって新しい希望の光だ」と称賛した。

 JMBは2005年8月に国内各地で起きた同時多発爆弾テロ事件に関わったとされ、イスラム主義政党「イスラム協会」とも関係が深いとされる。バングラ国内ではIS支部が犯行を主張する爆発事件や殺人事件が相次いでいるが、バングラ政府は国内でのISの活動を否定。JMBなどの国内の過激派組織が関与しているとしている。


伊首相「イスラム国」容赦なく壊滅…法王も祈り
読売新聞 7月4日(月)11時37分配信

 【ローマ=青木佐知子】バングラデシュの首都ダッカで起きたレストラン襲撃テロ事件を受け、イタリアのレンツィ首相は3日、イスラム過激派組織「イスラム国」について、「容赦なく壊滅しなければならない」と厳しく非難した。

 若者が過激思想に走らないように対策をとる必要性も指摘した。伊民放のインタビューで述べた。

 事件では、イタリア人の男性4人、女性5人の計9人が犠牲になった。犠牲者は30~50歳代で、大半が繊維や服飾関連の仕事に従事し、この中には、妊娠5か月で、近くイタリアに戻る予定だった女性(33)もいた。

 ローマ法王フランシスコも3日、バチカンで開かれた日曜恒例の祈りの集会で、ダッカと、イラクの首都バグダッドで起きたテロ事件に触れ、「全ての犠牲者や負傷者の家族に寄り添いたい。憎悪で分別をなくした者たちの改心を神に請おう」と信徒らに祈りを呼びかけた。


<バングラテロ>突入救出の「サンダーボルト」作戦が公開
毎日新聞 7月4日(月)11時26分配信

 ◇装甲車2両が突っ込み、無数の銃声や爆発音が激しく鳴り響く

 【ダッカ岩佐淳士】バングラデシュのテロ人質事件で、隣家の住人が撮影した映像がインターネット上で公開された。当局の人質救出作戦「サンダーボルト」で装甲車2両が現場のレストランに突っ込み、治安部隊員が突入する様子が映っている。

 映像は、窓越しに部隊が突入する前後を撮影したものとみられ、5本に分かれている。1階テラスの出入り口付近と、テラスから続くレストランの庭が映り、青々とした芝生の奥には湖が見える。レストランの中では、銃を肩からかけた男が出入り口付近に立っていた。

 突入時、装甲車2両が敷地内の芝生に乗り上げて建物に突っ込み、破壊。その後は無数の銃声や爆発音が激しく鳴り響いた。

 銃声が収まると、迷彩服にヘルメットをかぶり銃を手にした治安部隊員が、テラスの出入り口付近に向けて爆発物を投げ入れた。大きな爆発音がしたあと、中の様子を確認し、5人の隊員が建物内に入っていった。

 作戦終了後の映像では、破壊された木材などが散乱し、治安部隊員らが大きな声で話している様子が映っている。

 治安部隊の突入直前、頭にヘジャブを着けた女性4人、子供1人、成人男性3人の計8人の人質が、手をつないで庭の芝生の上を歩いて敷地の外へ向かう様子も映っていた。武装集団の男は、テラスの出入り口を開け、8人が去るのを見届けた。その後、この男は別の男2人と一緒に店の奥に姿を消した。

 米ニューヨーク・タイムズは、生存者が「突入直前に犯人が女性ら数人を解放した」と証言したと報じている。


ダッカ人質テロ カーン内相「テロ犯の要求なし」 ISの関与も否定 存在誇示が目的か?
産経新聞 7月4日(月)10時55分配信

 【ダッカ=岩田智雄】バングラデシュの首都ダッカで起きたテロ事件で、カーン内相は3日、ロイター通信のインタビューに対し、人質を取って飲食店に立てこもった犯人グループから、何の要求もなかったことを明らかにした。事件は、身代金や当局による逮捕者の身柄釈放ではなく、イスラム過激主義の存在を誇示することが目的だった可能性が浮上している。

 当局者は、テロ犯は25歳以下の若者であることを明らかにしているが、カーン内相は、3人は22歳未満で、半年間、行方不明になっていたと明らかにした。

 この事件では、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出し、テロ犯5人とされる人物がISの旗の前で銃を構えている写真がインターネット上に出回っているものの、カーン内相は改めてISの関与を否定し、「私がここにISのポスターを張り、自動小銃を持ってその前に立てば、ISがここにいるということになるのか」と述べた。

 当局者は、犯行は地元イスラム過激組織、ジャマートゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)の構成員によるものだとしている。


<バングラテロ>「外国の知人を店に残せず」犠牲の現地男性
毎日新聞 7月4日(月)10時53分配信

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日本人を含む外国人らが殺害される事件があったレストラン=ダッカで2016年7月3日午後1時39分、小出洋平撮影

 ◇バングラ国籍理由に「店からの立ち去り」許されたが……

 【ダッカ岩佐淳士】バングラデシュ人質テロ事件では、日本人7人をはじめとする外国人が標的とされたが、3人のバングラデシュ人も犠牲となった。そのうちの1人の男性は、武装集団からバングラ国籍であることを理由に立ち去ることを許されたが、同行の知人を見捨てられないと一緒に店に残り、命を落としたという。

 1日に起きた人質テロ事件の犠牲者20人の内訳は、イタリア人9人▽日本人7人▽バングラ人3人(1人は米国との二重国籍)▽インド人1人--だった。

 米紙ニューヨーク・タイムズによると、バングラ人の男子学生ファラズ・ホサインさん(20)は、現場となったダッカのレストランで女性2人と夕食をとっていた。武装集団は、ホサインさんや頭部を隠すヘジャブを着けていたイスラム教徒の女性客に対し、現場を去っていいと話したという。

 一方でホサインさんと同席していた女性客2人が洋服を着ていたうえに、それぞれが「インドと米国から来た」と答えたことから、その場に残るように命じられた。そのためホサインさんも店を離れず、犠牲者の一人になったという。

 地元紙デーリー・スターによると、ホサインさんはバングラ国内有数の複合企業グループ「トランスコム・グループ」の経営者の孫だった。米国の大学で学んでいたが、5月からバングラに一時帰国中、凶行に遭った。


バングラへの支援確認=米国務長官
時事通信 7月4日(月)10時43分配信

 【ワシントン時事】ケリー米国務長官は3日、バングラデシュのハシナ首相と電話で会談し、日本人7人を含む20人が死亡したテロ事件に関与した容疑者の裁きや、将来の攻撃を防ぐために支援することを確認した。

 国務省が発表した。


<バングラテロ>ダッカ到着 一部の遺族は遺体と対面
毎日新聞 7月4日(月)10時14分配信

 ◇現場近くの軍競技場で事件の追悼式 ハシナ首相ら献花

 【ダッカ金子淳、岩佐淳士】バングラデシュの首都ダッカでレストランが襲撃された人質テロ事件で、死傷した日本人8人の家族18人が3日夜(日本時間4日未明)、政府専用機でダッカに到着した。既に一部の遺族は遺体と対面した。家族側からの要望があれば、現場を訪ねることも検討される。

 空港で出迎えた木原誠二副外相によると、18人はいずれも疲れ切った様子で、状況について説明を受けた際も質問などはなかったという。木原副外相は「ご家族の様子に接して、今回の事件に対して改めて憤りを感じた」と話した。

 一方、木原副外相は3日午後、事件で負傷し市内の病院に入院している渡辺玉興さんを見舞った。麻酔が効いている状態だったが、医師の説明によると、容体は安定しており、快方に向かっているという。

 4日、現場近くの軍競技場で事件の追悼式が営まれた。日本やイタリアなどの国旗が飾られた会場で、バングラデシュのハシナ首相らが献花した。


バングラ内相「武装集団から要求なかった」、IS無関係の見方
ロイター 7月4日(月)10時12分配信

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 7月3日、バングラデシュの首都ダッカにあるレストランで日本人7人を含む外国人ら20人が武装集団に殺害された事件で、同国のカーン内相は3日、武装集団からの要求はなかったと明らかにした。写真は犠牲者にたむけられた花やろうそく。ダッカで撮影(2015年 ロイター/Adnan Abidi)

[ダッカ 3日 ロイター] - バングラデシュの首都ダッカにあるレストランで日本人7人を含む外国人ら20人が武装集団に殺害された事件で、同国のカーン内相は3日、武装集団からの要求はなかったと明らかにした。また、過激派組織「イスラム国」(IS)は事件に関与していないとの見方を示した。

カーン内相は自宅でロイターの取材に応じた。事件をめぐってはISが犯行声明を出したが、内相は襲撃を行ったのが国内の過激派グループで、ISは無関係との政府見解をあらためて示した。

また死亡した実行犯6人のうち3人は22歳未満で、半年間行方が分からなくなっていたと明らかにした。

専門家らは、重傷を負って病院に搬送された容疑者が捜査に極めて重要な存在だとみている。ただ、カーン内相はこの人物の襲撃への関与ははっきりしないと述べた。

捜査に当たる警察関係者は3日、武装集団がISやアルカイダなど国際武装組織と関連があったかどうか調べていると明らかにした。この関係者によると、武装集団のメンバーの大半は高学歴で裕福な家庭の出身だったという。

バングラデシュ警察のトップは、メンバーが全員バングラデシュ人だったとし、「このうち5人は過激派としてリストアップされ、当局が複数回にわたり逮捕を試みていた」と述べた。


テロ犠牲者を追悼するダッカの人々
時事通信 7月4日(月)9時56分配信

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3日、ダッカで、テロ犠牲者を追悼するバングラデシュの人々


バングラ襲撃テロの現場の当局者
時事通信 7月4日(月)9時33分配信

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バングラデシュで起きた飲食店襲撃テロの現場で、制圧後の作業に当たる当局者=2日、ダッカ


行方不明の息子を捜すバングラ人女性
時事通信 7月4日(月)9時33分配信

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3日、ダッカで、人気カフェ「ホーリー・アルチザン・ベーカリー」の従業員だった息子が行方不明だと写真を手に訴えるバングラデシュ人女性


テロ犠牲者を追悼するバングラ人たち
時事通信 7月4日(月)9時17分配信

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3日、ダッカで、テロの犠牲者を追悼するバングラデシュ人の女性たち


遺族ら、ダッカ入り
時事通信 7月4日(月)9時17分配信

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バングラデシュの飲食店襲撃テロ事件で死傷した日本人8人の遺族や家族が3日深夜(日本時間4日未明)、政府専用機で首都ダッカに到着した。総勢で18人。写真は関係者を乗せて空港を後にするバス


バングラデシュのハシナ首相
時事通信 7月4日(月)9時17分配信

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国民向けのテレビ演説を行うバングラデシュのハシナ首相=2日、ダッカ(首相府提供)


「外交官の街」惨劇で一変…鉄条網で封鎖、厳戒
読売新聞 7月4日(月)8時7分配信

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厳戒態勢が敷かれるテロ現場周辺(3日午前、ダッカで)=川崎公太撮影

 【ダッカ=石崎伸生】街路樹が連なる道沿いに、欧米風のマンションや飲食店が立ち並ぶ。

 バングラデシュの首都ダッカのグルシャン地区。地元住民から憧憬の意味も込め「外交官ゾーン」と呼ばれていた高級住宅地の日常は、惨劇で一変した。

 現場のレストラン周辺は襲撃テロ事件後、道路が鉄条網のフェンスで封鎖された。ライフル銃と防弾チョッキで武装した警察官が鋭い視線を四方に送り、警察の車両が激しく出入りしていた。

 物々しい雰囲気の中、フェンスの前には、犠牲者を悼み、地元住民らが手向けた白い花束が並んでいた。事件でバングラデシュ人の友人を亡くしたモニカ・チョードリーさん(43)は3日午後、花を携えて訪れた。チョードリーさんは「バングラデシュ人は陽気で、おもてなしの心も持っている。どうか、バングラデシュを嫌いにならないで」と涙ながらに訴えた。


「イスラム国」とアルカーイダ、バングラ舞台に勢力争い 大規模テロで存在誇示
産経新聞 7月4日(月)7時55分配信

 【カイロ=大内清】日本人を含む20人がテロで殺害されたバングラデシュは、犯行声明を出したイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)と国際テロ組織アルカーイダ系が、ジハード(聖戦)の“元締め”の座をめぐって争う舞台となっている。両組織が今後、競って同様の事件を起こす事態も考えられる。

 2日から3日にかけ、IS系サイトには、襲撃の実行犯5人だとする写真などが出回った。信憑(しんぴょう)性は不明だが、IS側には、同国内でISの存在は確認されていないとする当局側の主張を覆し、大規模なテロの実行能力があると誇示する狙いがあるとみられる。

 同国ではこれまでも、外国人やシーア派を標的としたテロがたびたび発生し、ISはそれらにも犯行声明を出してきた。

 一方で、イスラム過激派に批判的なブロガーや性的少数者の殺害事件なども起きており、「インド亜大陸のアルカーイダ」が犯行への関与を主張している。

 ともに欧米やその友好国を「敵」とみなすIS系とアルカーイダ系が“戦果”を競うのは、ISが台頭した2014年以降、イエメンなど中東各地でもみられる構図だ。そこには、ライバル組織より存在感を示すことで求心力を高め、構成員の勧誘や、資金集めを容易にしようとの思惑がある。

 人口の約9割がスンニ派で外国への出稼ぎ者も多いバングラデシュは両組織にとって格好の浸透対象だけに、今後もテロや活発な徴募活動を試みる可能性は高い。

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