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2016年7月 5日 (火)

バングラデシュ・ダッカでテロ集団が飲食店襲撃、外国人ら20人以上を人質 日本人1人救出7人死亡 ISが犯行声明・10

バングラデシュの首都ダッカで1日夜(日本時間2日未明)、武装した集団が大使館が集まる地区にある飲食店を襲撃し、店内の日本人を含む外国人ら20人以上を人質に取って立てこもった。

特殊部隊約100人が発生から10時間後の2日朝(同午前)、店内に突入し、人質14人を救出、実行犯6人を射殺した。また警官ら少なくとも2人が死亡、30人以上が負傷した。イスラム過激派テロ組織IS(イスラム国)は犯行声明を出し、この襲撃で20人以上を殺害したと主張。一方、国際テロ組織アルカイダ系の武装勢力も犯行声明を出している。

この事件に巻き込まれた国際協力機構(JICA)に関係する日本人8人のうち1人は救出されたが、政府は2日夜、残る7人は死亡が確認されたと発表した。

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リンク:<バングラテロ>法施行前でも特別弔慰金…国が方針 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<バングラテロ>国内外でボランティア…27歳の情熱散る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下、ダッカテロでお見舞い=犠牲邦人らの家族に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ダッカ襲撃事件、日本人犠牲者7人が無言の帰国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<バングラテロ>犠牲の7人、無言の帰国…殺人容疑で捜査へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:質問に答える木原外務副大臣 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ダッカ人質テロ 7つの白いひつぎに花束手向け黙とう 羽田空港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ダッカ人質テロ 政府、関係閣僚会議で遺族への支援確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<バングラテロ>「あまりにむごい」…インド人女子大生葬儀 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ダッカ人質テロ 人質の中から5人を拘束 容疑者として追及も マレーシア警察がテロ犯2人の留学確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イスラム過激派、日本人もテロの標的 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ひつぎに一礼、犠牲者悼む=遺族は言葉少な―羽田空港・ダッカ襲撃テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:黙とうする安倍首相ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:関係者らを乗せたとみられる車両 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:私たちを許して…テロ現場に花束やメッセージ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:献花する北岡理事長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:犠牲者7人、無言の帰国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本企業、テロ対策急ぐ…海外出張制限も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ダッカ人質テロ 岸田文雄外相「改めて強く深い悲しみ、強い憤り」「遺族への対応に万全期す」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<バングラテロ>犠牲者と遺族、羽田空港に到着 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラ進出企業、出張自粛 自宅待機を指示 他国でも注意喚起 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラ治安悪化 昨年から質変化 丸紅前ダッカ支店長「外国人標的に」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラテロ 凄惨極めた現場 「外国人と異教徒殺す」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラテロ 繊維産業への外国投資、高まる不安 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラテロ 7遺族、悲しみの対面 きょう帰国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラテロ 佐野智哉・丸紅前ダッカ支店長に聞く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:バングラテロ 日本企業が安全対策 出張規制・自宅待機 「特効薬なく」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【バングラテロ】犠牲者の酒井夕子さん、活躍期待される人 茨城 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<バングラテロ>2容疑者マレーシア留学 ISと接点か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:途上国支援に情熱=指導教授「期待の卒業生」―テロ犠牲の下平さん - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:留学など注意喚起へ=全国の大学に通知方針―テロなどの事件受け文科省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ犠牲7人、羽田空港到着…岸田外相ら黙とう - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「全世界に謝罪」=苦悩する実行犯父―ダッカ襲撃テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:犠牲者7人、無言の帰国=弔慰金検討、捜査実施―ダッカ襲撃テロ - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<バングラテロ>法施行前でも特別弔慰金…国が方針
毎日新聞 7月5日(火)11時53分配信

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羽田空港に到着したバングラデシュ人質テロ事件の犠牲者のひつぎ=東京都大田区の羽田空港で2016年7月5日午前6時40分、徳野仁子撮影

 バングラデシュ人質テロ事件で亡くなった日本人7人の遺族に対し、政府は5日、弔慰金を支給する方針を決めた。海外で犯罪に巻き込まれた日本人被害者やその遺族らを支援する「国外犯罪被害弔慰金支給法」は6月に成立したが、まだ施行されておらず、このままでは事件の遺族には支給されないため、法の趣旨を踏まえて特別措置として支給することにした。

 同法は、海外で犯罪に巻き込まれた被害者や遺族に国が給付金を支払うことを定めた唯一の法律。死亡した場合は遺族に弔慰金(死亡者1人当たり200万円)が、全面介護が必要になったり、両足を失ったりした被害者には障害見舞金(1人当たり100万円)が支給される。

 同法は、2013年2月に日本人3人が犠牲になった米領グアムの無差別殺傷事件をきっかけに作られた。国内や日本の船舶・航空機内で起きた犯罪については、国の「犯罪被害給付制度」で遺族や被害者に給付金(最高約4000万円)が支給されるのに、海外での犯罪被害者を支援する制度はなかった。

 事件が起きた場所が国内か海外かで支援の有無が決まることに被害者支援の不備を指摘する声が高まり、グアム事件から3年4カ月後の今年6月1日、同法は参院本会議で全会一致で可決、成立した。同7日に公布され、6カ月以内に施行するとされたが、施行日は決まっていない。

 外務省によると14年に窃盗なども含め、海外で犯罪に遭った日本人は計5383人。うち166人が負傷し、9人が殺人などの事件で亡くなっている。【鈴木一生、松井豊】


<バングラテロ>国内外でボランティア…27歳の情熱散る
毎日新聞 7月5日(火)11時51分配信

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バングラデシュでの人質テロ事件犠牲者のひつぎに献花する人たち=羽田空港で2016年7月5日午前6時58分、森田剛史撮影

 バングラデシュ人質テロ事件の犠牲者の遺体が5日朝、政府専用機で羽田空港に着いた。白い布に包まれた七つのひつぎの中には「人の役に立ちたい」と国際協力に情熱を燃やし現地に赴き、27歳の命を奪われた下平(しもだいら)瑠衣さん=埼玉県富士見市=の亡きがらもあった。学生時代から国内外でボランティアをしていた下平さん。恩師らは「目標としていた仕事に就き、ますます活躍するだろうと期待していた矢先だった」と早すぎる死を惜しんだ。【福島祥、遠藤大志、蒔田備憲】

 ◇途上国にブランコ/南三陸で写真洗浄

 下平さんは芝浦工業大建築学科を卒業し、社会工学を専攻した東京工業大大学院の在学中にはタイに留学した経験もある。NPO法人「JHP・学校をつくる会」の活動には芝浦工業大2年の時から参加。2009年3月には同会の約20人でカンボジアの首都プノンペンと北西部のバタンバンを訪れ、小学校で仲間と数日がかりでブランコを作った。

 この活動に一緒に参加した同会事務局長の清国将義さん(45)は、気温40度ほどの炎天下で下平さんが進んで力仕事をしていた姿が目に焼き付いている。「休憩時間に子どもたちに笑顔で接し、周りへの気遣いも忘れない人だった」。帰国後には「現地の人のためにと思い行ったが、与えるというよりも、吸収したことのほうが多かった」などと語っていたという。東日本大震災後の11年4~5月には、宮城県南三陸町に赴き、津波で流された写真を持ち主に返すために洗浄するボランティアにも加わった。

 途上国の発展を支援するため建設コンサルタント会社「アルメックVPI」(東京都新宿区)に就職したと報告を受けた時、清国さんは「これまでの活動も、大学や大学院での研究も両方役に立つ。本人が望んで就いた仕事」と喜んだ。志を注いだ地で事件に巻き込まれ、清国さんは「非常に残念だし、悔しい」と唇をかんだ。

 芝浦工業大で下平さんの卒業研究を指導した志村秀明教授(48)は「物おじせず、行動力のある学生だった。発展途上国で仕事をしたいというはっきりとした意志を持っていた」と振り返る。志村さんは「貴重な人材を失った」と声を落とした。

 下平さんの遺族は5日、「娘との突然の別れがまだ信じられない状況です。なぜこのような事件に巻き込まれたのか、何に対して憤りをぶつけていいのか分かりません。微力ながら志を持って尽力してきた娘に誇りを持っています。志半ばでこのようなことになり、娘も無念でならないと思います」とする直筆のコメントを発表した。


両陛下、ダッカテロでお見舞い=犠牲邦人らの家族に
時事通信 7月5日(火)11時32分配信

 天皇、皇后両陛下は5日、バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロ事件に巻き込まれた邦人8人の家族に対し、河相周夫侍従長や岸田文雄外相を通じて、お悔やみとお見舞いの気持ちを伝えられた。

 宮内庁によると、海外でテロ事件に巻き込まれた邦人の家族に両陛下がメッセージを出すのは異例。両陛下は、国際協力の最前線で尽力してきた人々がテロで死傷したことに、深く心を痛めているという。


ダッカ襲撃事件、日本人犠牲者7人が無言の帰国
AFP=時事 7月5日(火)11時22分配信

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東京・羽田空港で、バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃事件で犠牲になった日本人7人の遺体の前で黙とうする岸田文雄外相(右)ら(2016年7月5日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)で起きた飲食店襲撃事件で犠牲になった日本人7人の遺体を乗せた政府専用機が5日午前、羽田空港(Haneda Airport)に到着した。

 バングラデシュのラバブ・ファティマ(Rabab Fatima)駐日大使、岸田文雄(Fumio Kishida)外相、国際協力機構(JICA)の北岡伸一(Shinichi Kitaoka)理事長らが棺に花束を手向けた。【翻訳編集】 AFPBB News


<バングラテロ>犠牲の7人、無言の帰国…殺人容疑で捜査へ
毎日新聞 7月5日(火)11時11分配信

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政府専用機で帰国したバングラデシュの人質テロ事件犠牲者の棺に献花する政府関係者ら=羽田空港で2016年7月5日午前6時59分、宮武祐希撮影

 バングラデシュの首都ダッカで起きた人質テロ事件で殺害された日本人7人の遺体と遺族を乗せた政府専用機が5日早朝、羽田空港に到着した。岸田文雄外相ら関係者が出迎え、黙とうをささげた。7人の居住地や勤務地のある神奈川、千葉、埼玉3県警と警視庁が設置した合同捜査本部は神奈川県内6カ所の病院で遺体を司法解剖して死因を特定し、刑法の国外犯規定に基づき、殺人容疑などを念頭に捜査する。

 亡くなったのはいずれも建設コンサルタント会社で、東京都新宿区の「アルメックVPI」の岡村誠さん(32)、酒井夕子さん(42)、下平瑠衣さん(27)▽東京都中央区の「片平エンジニアリング・インターナショナル」の小笠原公洋さん(56)▽東京都渋谷区、「オリエンタルコンサルタンツグローバル」の橋本秀樹さん(65)、関連会社の黒崎信博さん(48)、協力会社の田中宏さん(80)。また、事件で負傷して救出されたア社の渡辺玉興さん(46)を乗せたチャーター機は5日午前3時45分ごろ、羽田空港に到着。渡辺さんは品川区内の病院に搬送された。

 3社に現地のインフラ関係の調査事業を発注した国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長によると、事件に巻き込まれた日本人8人は短期滞在者の打ち上げの会として事件現場となったレストランを訪れていたという。

 政府専用機は午前5時50分ごろに羽田空港に着陸。誘導路で遺族らが降機した後、白い布に包まれたひつぎが機外に降ろされた。岸田外相や北岡理事長、ラバブ・ファティマ駐日バングラデシュ大使ら11人が献花し、最後に全員で黙とうをささげた。

 外務省に戻った岸田外相は「改めて深い悲しみと強い憤りを感じた。このような悲劇が繰り返されることがないよう、国際社会と一層連携しなければならない」と記者団に語った。遺族の心労に配慮し、外務省は個別に担当者をつけて支援に万全を期す方針。

 政府は5日午前、首相官邸で関係閣僚会議を開き、安倍晋三首相らがダッカから帰国した木原誠二副外相の報告を受けた。首相は「被害者、家族の支援、事件の捜査、テロ対策の強化などに全力を挙げてほしい」と指示した。会議に出席した北岡理事長は記者団に「亡くなられた方々の遺志を無にしてはならない。ひるまず事業は続けたい」と述べた。

 事件はダッカで1日午後9時(日本時間2日午前0時)ごろ発生。武装集団がレストランを襲撃し、外国人客やスタッフらを人質に立てこもった。人質20人が殺害され、銃撃戦で警察官2人が死亡。負傷者は26人に及んだ。バングラ当局は現場で容疑者6人を射殺し、1人を拘束。別の容疑者1人を逮捕した。容疑者8人は有名私立学校の卒業生が多く、数カ月前から家族や友人らと連絡を絶っていた。【春増翔太、前田洋平、伊澤拓也】


質問に答える木原外務副大臣
時事通信 7月5日(火)11時10分配信

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バングラデシュでのテロ事件に関する関係閣僚会議を終え、記者団の質問に答える木原誠二外務副大臣(中央)=5日午前、首相官邸


ダッカ人質テロ 7つの白いひつぎに花束手向け黙とう 羽田空港
産経新聞 7月5日(火)11時2分配信

 強い風が吹く曇り空の下、政府専用機のそばに並べられた7つの白いひつぎ。バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロ事件で犠牲となった日本人7人の遺体と遺族が5日、帰国した。出迎えた関係者らは悲しみと悔しさを表情ににじませ、花束を手向けた。

 遺体と遺族を乗せた政府専用機は午前5時50分ごろ、羽田空港に到着した。タラップを降りる遺族らは一様にうつむき加減で、足早にバスに乗り込むと、空港内に用意された部屋に向かった。

 その後、7人の遺体を納めたひつぎが駐機場に静かに降ろされた。白い布を掛けられた台車の上のひつぎの前に、岸田文雄外相や国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長ら喪服を着た関係者が花束を手向けた。バングラデシュのラバブ・ファティマ駐日大使の姿もあった。全員で約1分間、黙とうをささげた。

 ひつぎはその後、ゆっくりと遺族らが控える部屋まで運ばれた。駐機場を去るひつぎに向かい、空港職員らが深々と一礼した。

 テロで負傷した渡辺玉興さんを乗せた別の航空機も同日、羽田空港に到着した。渡辺さんは都内の病院へ搬送された。


ダッカ人質テロ 政府、関係閣僚会議で遺族への支援確認
産経新聞 7月5日(火)10時46分配信

 政府は5日午前、バングラデシュの飲食店襲撃テロで亡くなった7人の遺体と遺族を乗せた政府専用機が同日朝に羽田空港に到着したことを受け、関係閣僚会議を首相官邸で開き、遺族への支援を行っていくことを確認した。

 政府は、6月に成立した海外の犯罪に巻き込まれた日本人の遺族らを支援する国外犯罪被害弔慰金支給法がまだ施行されていないことから、別の形での支給の検討を進める。

 関係閣僚会議では、3日に現地入りした木原誠二外務副大臣から現地の情報や遺族への対応などについて報告を受けた。

 安倍晋三首相は「日本人の安全を確保するため情報の収集・分析、水際対策など国内のテロ対策を強力に推し進めていく」と述べ、「テロの根絶に向けて国際社会との連携を一層深める」と強調した。

 木原氏は会議後、記者団に「遺族一人ひとりに担当者をつけて相談、悩みに対応していく」と説明した。


<バングラテロ>「あまりにむごい」…インド人女子大生葬儀
毎日新聞 7月5日(火)10時39分配信

 【ダッカ金子淳】バングラデシュの首都ダッカで人質20人が殺害されたテロ事件で、犠牲となったインド人女子大生、タラシ・ジェインさん(19)の葬儀が4日、インドの首都ニューデリー近郊のグルガオンで営まれた。「どうして罪のない子を殺すのか」「あまりにもむごい」。毎日新聞助手の取材に応じた親族や友人は悲しみや怒りを口にし早すぎる死を悼んだ。

 親族らによると、ジェインさんはダッカで服飾関係の仕事に就く両親の下で育ち、米国の大学に留学したが、両親の実家があるインド北部フィロザバードをたびたび訪れていた。事件当時は休暇で米国からダッカの両親の元に帰省中で、友人と事件があったレストランに出かけ襲撃に巻き込まれた。葬儀に参列した親戚のアジット・ジェインさんは泣きながら「あの子はあまりにもひどい苦痛を受けた」と話した。

 ジェインさん一家と親しいフィロザバードのM・C・シャルマさんによると、事件を受け、ジェインさんの父親はレストランの前に駆けつけ救出の様子を見守った。武装集団の立てこもりが続く中、ジェインさんはトイレに隠れ、父親に泣きながら「パパ、助けて」と電話で訴えたという。だが、救出作戦が終わったときには、変わり果てた姿となっていた。シャルマさんは「とても賢い子だった。今も彼女の笑顔が浮かぶ」と嘆いた。


ダッカ人質テロ 人質の中から5人を拘束 容疑者として追及も マレーシア警察がテロ犯2人の留学確認
産経新聞 7月5日(火)10時38分配信

 【ダッカ=岩田智雄】バングラデシュの首都ダッカで起きたテロ事件で、ハク警察長官は5日までに、現場の飲食店に突入した際に救出した人質とみられる人物13人のうち、5人の身柄を当局が拘束したことを明らかにした。1人は負傷して入院中の元大学教員の男で、すでに拘束したイスラム過激派の構成員とみられる男とともに、回復を待って容疑者として追及する方針という。複数のメディアが伝えた。

 別の当局者は、人質の中から拘束された5人には、バングラデシュ出身でカナダ国籍と英国国籍の保持者が含まれていると明らかにした。具体的な5人の拘束理由は不明。

 地元メディアは、裕福な家庭の子弟が多かったテロ犯らが、客として現場の店を何度も訪れていたと報じた。また、1人がこの店でピザを作る従業員だったとの証言も伝えられている。

 ロイター通信によると、殺害されたテロ犯で、マレーシア留学が伝えられた3人のうち、現地警察は2人の滞在歴を確認した。

 2人はオーストラリア・モナシュ大学クアラルンプール校に在籍した。このうちニブラス・イスラム容疑者は、女友達と2014年に別れ、昨年消息不明になったという。

 同容疑者は、短文投稿サイト「ツイッター」で、インドで逮捕されたイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の宣伝者をフォローし、2カ月前に「これで最後、さようなら」と書き込んだ。

 別のアンダリーブ・アーメド容疑者について、マレーシア警察は、12~15年まで同国におり、その後トルコのイスタンブールに行ったとしている。

 別の殺害されたテロ犯、ロハン・イムティアズ容疑者はバングラデシュの与党アワミ連盟の中堅幹部の息子だった。


イスラム過激派、日本人もテロの標的
読売新聞 7月5日(火)10時14分配信

 「イスラム国」や「アル・カーイダ」などのイスラム過激派組織はこれまで、主に中東や欧州でテロや人質事件を起こしてきた。

 だが、外国人を狙った犯行では、欧米人ばかりでなく、日本人も標的にされるケースが増えている。

 「イスラム国」のインターネット上の機関誌「ダービク」は昨年2月、誘拐した日本人男性2人を殺害した人質事件に触れ、「日本は世界各地で戦闘員の標的になった」と脅迫した。

 「ダービク」は、その後も少なくとも計3回、日本は標的だとする記事を掲載。バングラデシュ北部で昨年10月、農業指導に関わっていた日本人男性(当時66歳)が銃撃され死亡した事件を取り上げた記事もあった。この事件では「イスラム国」の同国支部を名乗る組織が犯行声明を出している。


ひつぎに一礼、犠牲者悼む=遺族は言葉少な―羽田空港・ダッカ襲撃テロ
時事通信 7月5日(火)10時2分配信

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政府専用機で無言の帰国をした犠牲者のひつぎ(右下)=5日午前、東京・羽田空港

 バングラデシュ襲撃テロ事件で犠牲となった7人を乗せた政府専用機が到着した5日早朝の羽田空港。

 岸田文雄外相、ファティマ駐日バングラデシュ大使らが駐機場で出迎え、犠牲者を悼んだ。

 専用機は午前5時50分ごろ到着。機体に付けられた覆い付きのタラップから遺族らが降り、用意されたバスに乗り込んだ。続いて後方から7人のひつぎが降ろされ、4台の台車に乗せられて近くに並べられた。

 強い風がひつぎに掛けられた白い布を揺らす中、岸田氏、萩生田光一官房副長官、北岡伸一国際協力機構(JICA)理事長らが台車の周りに整列。順番に花束をささげて一礼し、哀悼の意を表した。岸田氏は終始硬い表情で、口を真一文字に結んだままだった。最後に一列に並んで全員で黙とうした。

 遺族は3日夜に日本を出発したばかりで、1日半の強行軍となった。空港内の貴賓室で面会した岸田氏は記者団に対し、「疲労の色が濃く出ている方も大勢いて、言葉少なだった。心身共に大変なご負担の中にある様子だった」と気遣った。


黙とうする安倍首相ら
時事通信 7月5日(火)9時34分配信

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バングラデシュでのテロ事件に関する関係閣僚会議の冒頭、犠牲者を悼み黙とうする安倍晋三首相(左から2人目)ら=5日午前、首相官邸


関係者らを乗せたとみられる車両
時事通信 7月5日(火)9時22分配信

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バングラデシュの飲食店襲撃テロ事件現場で、規制区域内に到着した車両。事件の日本側関係者らを乗せているとみられる=4日、ダッカ


私たちを許して…テロ現場に花束やメッセージ
読売新聞 7月5日(火)9時18分配信

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犠牲者の冥福を祈って献花する女性(4日午前11時31分、ダッカで)=川崎公太撮影

 【ダッカ=石崎伸生】7人の日本人の命を奪ったテロの現場には4日夕、遺族とみられる人たちを乗せたバスが到着した。

 警察車両に続く3台のバスからは、黒い服に身を包んだ人たちが姿をみせ、白い花を手向けた。15分ほどとどまり、現場を後にした。

 今回のテロ事件後、現場のレストランに続く道を封鎖するフェンスの前には、犠牲となったバングラデシュ人や日本人、イタリア人らを哀悼する花束の山ができている。

 「フォーギブ アス(私たちを許して)」。ファテー・チョーダリーさん(68)は、白い花と共に、こう書いた白い紙をそなえた。「あなたたちを守ってあげられなかった私たちを許してほしい」とチョーダリーさんは涙声で語った。


献花する北岡理事長
時事通信 7月5日(火)8時57分配信

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バングラデシュのテロ事件で犠牲になった被害者の遺体が納められたひつぎに献花する国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長=5日午前、東京・羽田空港


犠牲者7人、無言の帰国
時事通信 7月5日(火)8時57分配信

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バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロ事件で、邦人の犠牲者7人の遺体とその遺族を乗せた政府専用機が5日早朝、羽田空港に到着した。写真は犠牲者のひつぎに献花する岸田文雄外相(左端)


日本企業、テロ対策急ぐ…海外出張制限も
読売新聞 7月5日(火)8時57分配信

 バングラデシュやイラクなど世界各地でテロが相次いでいることを受け、海外展開する日本企業は社員らの安全を守る対策を強めている。

 発生の予測が困難なテロは、企業にとって事業のリスクになりつつある。

 衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、バングラデシュを重要な生産拠点としている。4日朝、日本の本社で担当役員らを集めた対策会議を開き、7月中は不要不急の出張をしないよう社員に指示した。ダッカから衣類を輸出している中堅商社の蝶理も4日から当面の間、不要不急の出張を禁止した。他にもバングラデシュへの渡航禁止などを決める企業が相次いでいる。

 日系企業のテロ被害では、2013年にアルジェリアの天然ガス施設が襲撃を受け、プラント大手の日揮の社員らが犠牲になった。


ダッカ人質テロ 岸田文雄外相「改めて強く深い悲しみ、強い憤り」「遺族への対応に万全期す」
産経新聞 7月5日(火)8時50分配信

 岸田文雄外相は5日朝、バングラデシュの飲食店襲撃テロで日本人7人が犠牲になったことについて「対応に万全を尽くしてきたが、このような結果に終わったことは痛恨の極み」との認識を改めて示し、「悲劇が繰り返されることのないよう国際社会と一層連携し、邦人の安全確保に万全を期していかなければならないと感じている」と強調した。

 政府専用機で帰国した遺体と遺族らを羽田空港で出迎え、献花した後、外務省で記者団の取材に応じた。

 岸田氏は、献花するにあたって「(犠牲になった人々の)バングラデシュの発展にかけた強い思い、そして高い志に心から敬意を表させていただいた」と述べた。また、遺族らの様子について「大変、疲労の色が濃く出ている方も大勢おられた。言葉少なく、それぞれ心身共に負担の中にあるのではないかと感じた。こうした姿を見て改めて強く深い悲しみ、強い憤りを感じた」と語った。

 今後の遺族対応については各遺族に担当者をつけて「万全を期していきたい」と述べた。


<バングラテロ>犠牲者と遺族、羽田空港に到着
毎日新聞 7月5日(火)8時28分配信

941
バングラデシュでの人質テロ事件で亡くなった被害者のひつぎに献花するラバブ・ファティマ在日バングラデシュ大使=羽田空港で2016年7月5日午前6時58分、森田剛史撮影

 バングラデシュの首都ダッカで起きた人質テロ事件で、日本人犠牲者の遺体と遺族らを乗せた政府専用機が5日午前5時50分ごろ、羽田空港に到着した。


バングラ進出企業、出張自粛 自宅待機を指示 他国でも注意喚起
SankeiBiz 7月5日(火)8時15分配信

 バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロ事件を受けて、現地に進出する日本企業が、現地社員の自宅待機指示や同国への出張規制など、安全対策に乗り出した。さらにバングラデシュだけでなく、各国でも、テロに巻き込まれないよう注意喚起も進めている。

 ダッカに9店舗と生産委託工場の管理事務所を置くファーストリテイリング、現地企業にスポーツ用多目的車(SUV)「パジェロスポーツ」を生産委託する三菱自動車は4日それぞれ、バングラデシュへの不要不急の出張を控えるように指示を出した。清水建設は現地の駐在社員17人に対し、当面は自宅で待機するように指示。日本通運は現地法人に出向中の社員に対し、毎朝出社時に東京の本社と地域統括拠点に安否確認の連絡を徹底するよう伝えたという。味の素やホンダは「状況を注視する」とし、現時点では出張規制などは設定していないが、事態の変化によっては追加の措置を検討している。

 今回のテロを契機に、海外での安全対策を改めて徹底する動きも出ている。

 東レは「テロ巻き添え防止策」を確認するように全社員に指示。イントラネット上で確認でき、テロ対象となりやすい警察署などには長居しないことなどの注意事項が盛り込まれている。貧困層を対象にした「BOPビジネス」を支援する経済産業省は、世界でテロが頻発しているため、「各国の状況も分析した上で、支援態勢のあり方を検討」(通商金融・経済協力課)する。また、テロが発生した都市の空港は乗り換えでも使わないなどの措置を徹底するメーカーも増えているという。

 経済同友会の小林喜光代表幹事は4日の会見で、テロに対する企業の取り組みは「永年の課題」としたうえで、外務省の情報を的確に伝えるほか、「イスラム系が多い国では、外国人が集まるところを避けるなどの細かいことをマニュアル化するなどの対応策しかない」と、不断の対策が重要だと語った。


バングラ治安悪化 昨年から質変化 丸紅前ダッカ支店長「外国人標的に」
SankeiBiz 7月5日(火)8時15分配信

 日本人7人が襲撃テロの犠牲となったバングラデシュについて、前ダッカ日本商工会会頭の佐野智哉・丸紅市場業務部部長代理(前丸紅ダッカ支店長)は、現地では治安の質が変わってきていたと指摘した。

 「同国は大半がイスラム教徒だが、民族は『ベンガル』で、イスラム教スンニ派過激組織『イスラム国』(IS)の概念を受け入れない国だ。一方でフランスやトルコなどでのISのテロの動きを背景に1億6000万人の人口のうち本当にわずかだが、ISに影響される人が増え、2015年2月頃から治安悪化の質が変わってきたと感じている。昨年9月のイタリア人殺害で外国人が初めてターゲットにされ、続いて邦人殺害も起きた。高性能の武器が押収される事件も起きている」

 「安全対策では▽外出の際は必ず車で移動▽駐在員や出張者も緊急時に必ず携帯電話で連絡できる▽夜の不要不急の会食を減らす-などリスク軽減の対応策をとり、ラマダン(断食月)の最終金曜日にも注意を払ってきた。事件が起きる前の治安情報も重要だ。日本貿易振興機構(ジェトロ)やダッカ日本商工会は、会員企業以外の問い合わせにも応じ、情報提供している」

 「同国は『チャイナ・プラスワン』で縫製業の輸出拠点として成長し、今後も安価な労働集約型生産拠点として発展が見込まれる。加えて人口1人当たりGNI(国民総所得)が早晩2000ドルを超え、所得向上による消費市場の魅力も大きい。日本政府は今後も支援する方針で、先月末に約1735億円の大型の円借款供与も決まり、発電所や鉄道などインフラ需要も大きい。親日国だけに、事件によるイメージ低下で日本からの投資が冷え込むことはないと思う。期待も込めて、そういう事態は避けたい」


バングラテロ 凄惨極めた現場 「外国人と異教徒殺す」
産経新聞 7月5日(火)7時55分配信

 ■犯人要求なし 過激派の存在誇示か

 【ニューデリー支局】バングラデシュの首都ダッカの飲食店襲撃テロで、イスラム過激派の犯行グループが、イスラム教徒を除いた主に外国人の「異教徒」を選別し、躊躇(ちゅうちょ)なく殺傷する犯行の様子が目撃者の証言で明らかになってきた。実行犯が店内で発砲を始め、治安部隊に制圧されるまでの動きを追った。

 1日夜、閑静な住宅街にある店舗は、いつも通り外国人や地元住民らの50人近い客でにぎわっていた。ラマダン(断食月)明けの祝祭を控えた華やいだ空気を「パン、パン」と乾いた銃声が切り裂いたのは、午後9時半前だった。

 地元紙デーリー・スターによると、戦闘用の銃や刃物、手榴弾(しゅりゅうだん)で武装した犯人グループが、目抜き通りに面した門から敷地に侵入。はじめに店舗から離れたピザを焼く小屋を襲い、店に向かった。実行犯が「神は偉大なり」と叫ぶのとほぼ同時に、大きな爆発音が響いた。数人が前後して客らに無差別に銃撃を加えた。

 「外国人と異教徒を殺すためにきた」。そう現地語で話し、店内に押し入ってきた実行犯は、店にいた人をイスラム教徒とそれ以外にグループ分けした。家族で店を訪れた男性は、「1人ずつに(イスラム教の聖典)コーランを暗唱できるか聞き、できた人質は逃がされた」と証言。「(犯人は)バングラデシュ人には親切だった」と語った。

 数分後、警察官が現場に駆けつけたが、実行犯は銃や手榴弾で応戦。多数の警官が負傷し、2人が死亡した。カーン内相は3日、ロイター通信に対し、犯人から、何の要求もなかったことを明らかにした。事件は、身代金や当局による逮捕者の身柄釈放が目的ではなく、イスラム過激主義の存在を誇示する狙いだった可能性が浮上している。

 当局者は、テロ犯は25歳以下の若者だったと明らかにしているが、カーン内相はこのうち3人は22歳未満で半年間、行方不明になっていたと明らかにした。

 現場は凄惨(せいさん)を極めた。治安関係者は、犠牲者の多くが鋭利な刃物で殺害されたとの見方を示している。銃ではなく、故意に刃物を使った可能性がある。

 4時間が過ぎた2日午前1時半前後、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)系の通信社がISの犯行関与を報じた。店内で撮影されたとして掲載された写真には、血だらけの床に遺体が横たわる様子が写されていた。

 午前8時前、治安部隊が店内へ突入した。作戦は約100人が参加。人質13人が救出されたが、20人の死亡が確認された。テロ制圧まで事件発生からほぼ12時間。脱出した店員の一人はテレビ取材にこう答えた。

 「こんな恐ろしいことが起きたとは、いまだに信じられない」


バングラテロ 繊維産業への外国投資、高まる不安
産経新聞 7月5日(火)7時55分配信

 ■「IS関与」認めれば影響拡大

 【ダッカ=岩田智雄】バングラデシュの首都ダッカで起きたテロは、南アジアの開発途上国であるこの国への外国投資に大きな不安を投げかけた。特に、主要産業である衣料・繊維部門で懸念が高まっている。政府は、「イスラム国」(IS)の関与を否定しているが、背景には、国際的なテロ組織の存在を認めれば外国からの投資に影響しかねないとの事情がある。

 テロ現場の飲食店で殺害された繊維関連会社経営のイタリア人女性、ナディア・ベネディティさん(52)は、出国を控えて仲間と食事中だった。

 「彼女は繊維買い付けと投資のため長年、頻繁に訪れていて、今回は4日に出国予定だった。私の取引先の多くは欧州企業だ。今後をとても心配している」。繊維購入企業協会のカジ・イフタクル・ホサイン会長は声を落とした。

 日本貿易振興機構(JETRO)によれば、バングラデシュには昨年、米、英、韓国が多額の投資を行い、日本は10番目だった。ロイター通信によると、繊維製品が輸出の約8割を占め、400万人の雇用を生み出している。繊維製品の輸出国としては中国に次いで2位だ。

 3年前には縫製工場のビルが崩壊し、約1100人が死亡する事故が発生し、多くの工場が閉鎖に追い込まれた。

 繊維産業はその後、回復していただけに、今回のテロは痛手となる。

 政府はこれまで一貫して、ISだけでなく国際テロ組織アルカーイダも国内には存在しないとの立場を繰り返してきた。

 繊維製造輸出業協会のシディクル・ラフマン会長も4日、「投資への影響について発言するのは時期尚早だ」と述べ、不安払拭に努めたが、海外からの投資維持には、テロを未然に防ぐ実効的な対策が求められているといえそうだ。


バングラテロ 7遺族、悲しみの対面 きょう帰国
産経新聞 7月5日(火)7時55分配信

 【ダッカ=吉村英輝】バングラデシュの飲食店襲撃テロで日本人犠牲者7人の遺族は4日、事件が起きた首都ダッカの収容先の病院で遺体と対面した。遺族らと7人の遺体を乗せた政府専用機は同日夜にダッカ国際空港を離陸、日本時間の5日朝に羽田空港に到着する見通しだ。テロで負傷した渡辺玉興さんを乗せた医療専用機も4日夜に現地を出発、帰国の途に就いた。

 木原誠二外務副大臣は4日、現地入りした犠牲者7人の遺族はこの日早朝から順次遺体と対面し、午前中に全てが対面を終えたと発表し、詳細な説明は避けた。

 遺族らは4日夕、事件が起きた飲食店「ホーリー・アーティザン・ベーカリー」を訪れて献花した。

 犯行グループは刃物などで犠牲者を傷つけたとの情報もあり、日本でも司法解剖が行われる予定だ。

 犠牲者7人の遺族と、負傷した渡辺さんの家族の計18人は3日夜、政府専用機でダッカに到着、同11時過ぎにホテルに入った。一様に疲れた様子で、木原氏によると事件の経緯や現状についての説明にも「質問は出なかった」という。渡辺さんの容体は安定しているもよう。

                   ◇

 安倍晋三首相は4日夜、イタリアのレンツィ首相と電話で会談した。今回のテロでは9人のイタリア人も犠牲になっており、両首脳は15日に開幕するアジア欧州会議(ASEM)でテロ対策を主要議題として取り上げ、テロを絶対に許さないという国際社会の明確なメッセージを出していくことを確認した。

 首相は会談後、官邸で記者団に「イタリア人もたくさん犠牲となった。レンツィ氏にお悔やみを申し上げた。今後、国際社会と連携を取り、テロの根絶に向けてより一層協力を深めていきたい」と述べた。


バングラテロ 佐野智哉・丸紅前ダッカ支店長に聞く
産経新聞 7月5日(火)7時55分配信

 ■1年前から治安悪化 「安全対策と情報収集欠かさず」

 今年4月までバングラデシュで活動し、ダッカ日本商工会会頭も務めた丸紅の佐野智哉前ダッカ支店長(現市場業務部部長代理)は、現地では1年ほど前から治安悪化の質が変わってきたと指摘し、情報収集などの重要性を訴えた。

 バングラデシュは、縫製業で中国以外に生産拠点を持つ「チャイナ・プラスワン」として成長した。1人当たりの国民総所得(GNI)は早晩2千ドル(約20万5千円)を超え、所得向上による消費市場の魅力も大きい。日本とは6月末に約1735億円の大型の円借款供与も決まり、発電所や鉄道などインフラ需要も大きくなってきた。

 バングラデシュは親日国であり、大半がイスラム教徒だが、大部分を占めるベンガル人はイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の概念を受け入れない。一方で、本当にわずかだがISに影響される人が増え、2015年2月頃から治安悪化の質が変わってきたと感じた。

 現地では(1)外出の際は必ず車で移動する(2)駐在員や出張者も緊急時に必ず携帯電話で連絡できる(3)夜の不要不急の会食を減らす-などの安全対策をとり、ラマダン(断食月)の最終金曜日にも注意を払ってきた。治安情報も重要で、日本貿易振興機構(ジェトロ)やダッカ日本商工会は会員企業以外の問い合わせにも応じ、情報提供している。

 事件によって日本からの投資が冷え込むことはないと思うが、期待も含めそういう事態は避けたい。(上原すみ子)


バングラテロ 日本企業が安全対策 出張規制・自宅待機 「特効薬なく」
産経新聞 7月5日(火)7時55分配信

 バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロを受け、日本から現地に進出する企業が社員の安全対策に乗り出した。ダッカに9店舗を出店するファーストリテイリングや、現地企業に生産委託する三菱自動車は4日、バングラデシュへの不要不急の出張を控えるように指示を出した。

 清水建設は現地駐在の社員に対し、当面は自宅で待機するように指示。日本通運は現地法人に勤める社員に対して毎朝の出社時に本社などへ安否連絡することを指示した。バングラデシュに拠点を持つ味の素やホンダは、現時点では「状況を注視する」としているが、事態の変化によっては出張規制なども検討する。

 海外での安全対策を再確認する動きも出ている。東レは「テロ巻き添え防止策」を再確認するよう全社員に指示した。

 テロ対象となりやすい警察署などに長居しないなどの注意事項が盛り込まれている。貧困層を対象にした「BOPビジネス」を支援する経済産業省は「各国の状況も分析した上で、支援体制のあり方を検討」(通商金融・経済協力課)する。

 経済同友会の小林喜光代表幹事は4日の記者会見で、今回のテロに関し「非常に残念だ」と述べた。

 また「テロの危険度はかつてより上がっている。(企業のテロ対策は)長年の課題だ。特効薬はない」と語った。

 一方で「企業活動がグローバル化する中で、海外進出をやめるわけにはいかない」とも強調した。


【バングラテロ】犠牲者の酒井夕子さん、活躍期待される人 茨城
産経新聞 7月5日(火)7時55分配信

 ■恩師の藤川昌樹・筑波大教授が心境語る

 バングラデシュの飲食店襲撃テロで犠牲となった酒井夕子さん(42)が筑波大(つくば市天王台)に在学中、卒業論文などの指導にあたった藤川昌樹教授(53)が4日、同大で記者団の取材に応じた。かつての教え子の訃報に「巻き込まれたとは想像していなかった。今後ますます活躍が期待される人物だった。本当に残念だ」と肩を落とした。

 酒井さんは平成5年4月に入学して都市計画を学んだ。卒論は旧真壁町を事例として「歴史的町並みの変容過程と保全の方向性に関する研究」。藤川教授によると、優しく、おっとりした性格で、当時から「海外で仕事をしたい」と話していた。サークルでハンググライダーをしていると聞いたことがあるという。

 卒業後も、何度か藤川教授のもとを訪ねており、最後に会ったのは昨年3月に開かれた藤川教授の研究室設立20周年のパーティー。藤川教授はそのときの酒井さんを「大人っぽくなったと思ったし、元気にやってそうだなと思った」と振り返った。

 「本人には全く責任のないこと。このような事件で命を落とすのはあってはならない」とテロに対する怒りをあらわにした。


<バングラテロ>2容疑者マレーシア留学 ISと接点か
毎日新聞 7月5日(火)7時5分配信

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バングラデシュ人質テロ事件容疑者相関図

 【ダッカ金子淳、岩佐淳士】バングラデシュの首都ダッカで起きた人質テロ事件で、容疑者グループのうち2人がマレーシアの同じ大学に留学していたことが分かった。地元警察幹部が毎日新聞の取材に明かした。うち1人はリーダー格とみられ、2014年から過激派組織「イスラム国」(IS)のリクルーター(勧誘役)に興味を示していた。マレーシアは東南アジアのIS拠点の一つとして知られており、ISが人質テロ事件に関与していた疑いが強まった。

 バングラ当局は現場のレストランで容疑者6人を射殺し、1人を拘束していた。警察当局は4日、拘束した1人と別の容疑者1人を逮捕し、容疑者は計8人になった。警察幹部によると、このうち5人は過激派組織との関連が疑われ、監視対象になっていた。

 一方、ISバングラ支部は事件後に犯行声明を出した際、5人の「殉教者」の写真も公開していた。地元紙デーリー・スターによると、5人はニブラス・イスラム容疑者▽ロハン・イムティアズ容疑者▽ミア・サミフ・ムバシール容疑者ら。ダッカの警察当局者は地元メディアに対し、少なくともこの3人が容疑者であることを確認した。

 リーダー格とみられるのはイスラム容疑者。ダッカのインターナショナルスクールを卒業し、有名私立大を経て、マレーシアの大学に留学。友人によると、留学後に信仰心を深めていた。デーリー・スターによると、14年に短文投稿サイト「ツイッター」でISリクルーターをフォローしていた。イムティアズ容疑者も同じマレーシアの大学に留学していた。

 マレーシアでは先月末、クアラルンプール郊外でISが関与したとされる爆発事件が起きている。また、ISには最大で150人程度のマレーシア人が参加しているとの報告もある。警察幹部は取材に「5人のうち2人は同じマレーシアの大学に留学していた」と明かした。

 イムティアズ容疑者はバングラ与党「アワミ連盟」ダッカ市幹部の息子。母親は私立の名門進学校「スコラスティカ」の教師で、本人も卒業生だった。ムバシール容疑者もこの学校を「優秀な成績」で卒業し、国内の私立大学に進学していた。3人は10~20代とみられ、数カ月前に家族や友人らとの連絡を絶っていた。

 デーリー・スターが当局者の話として伝えたところによると、バングラ警察当局は現場から救出された27人のうち5人を、犯行を手助けした疑いで取り調べている。うち1人はバングラ生まれのカナダ人男性で、現場レストランに2人の女友達と訪れていた。2人は実行役の容疑者が通う私立大学の学生だったという。

 バングラ当局は国内のイスラム過激派組織「ジャマトル・ムジャヒディン・バングラデシュ」(JMB)による犯行の可能性を主張しているが、JMBはIS系とも言われる。海外からの投資や非政府組織(NGO)などの援助活動の影響を懸念し、ISの関与を否定している可能性がある。

 ISは人口の9割をイスラム教徒が占めるバングラでの影響力拡大を図っており、国内ではISが犯行を主張する爆発事件や殺人事件が相次いでいる。


途上国支援に情熱=指導教授「期待の卒業生」―テロ犠牲の下平さん
時事通信 7月5日(火)6時54分配信

 バングラデシュのテロ事件で犠牲となった建設コンサルタント会社「アルメックVPI」社員の下平瑠衣さん(27)は、学生時代から国際NGOのボランティアなどを経験し、途上国の街づくりに情熱を傾けていた。

 指導教授は「期待の卒業生だった」と振り返り、早過ぎる死を悼んだ。

 知人らによると、下平さんは芝浦工業大建築学科を卒業し、東京工業大の大学院で都市計画を専攻。在学中にタイに留学し、修士論文ではバンコクのスラムの居住環境について調査した。

 大学4年時に指導した芝浦工業大の志村秀明教授(48)は、「行動力があり、周囲の人を引きつける天性の素質があった」と振り返った。当時から途上国の街づくりを支援したいと語っており、夢を実現したばかりだった。昨年秋に会ったといい、「最も期待していた卒業生で、後輩の目標だった。とにかく残念です」と悔しそうに語った。

 卒業研究では、福島県南会津町の山深い集落に通い、住民の暮らしを調査した。協力した農業・星広政さん(66)は「何日も泊まり込み、1軒ずつ訪ね歩いた。粘り強い学生だった」と話した。

 埼玉県富士見市の実家近くの住民によると、下平さんは両親と姉の4人家族で、子供のころは地元のバレーボールチームに姉とともに所属していた。コーチとして指導していた女性は「ニュースを見て、まさかと思ったが…」と言葉を失った。

 近所の男性(56)は家族ぐるみの付き合いだった。かつては毎年一緒にスキー旅行を楽しんだといい、「一生懸命で、自分から滑り出すような子だった。バングラデシュに行っているとは聞いていたが…ショックです」と肩を落とした。


留学など注意喚起へ=全国の大学に通知方針―テロなどの事件受け文科省
時事通信 7月5日(火)6時52分配信

 バングラデシュの飲食店襲撃事件で日本人が巻き込まれ、世界各国でテロなどの事件が相次いでいることを受け、文部科学省は4日までに、全国の国公私立大などに対し、夏休みに短期留学や海外旅行などをする学生らへの注意喚起を促す通知を今月中に出す方針を固めた。

 通知では、留学予定の学生らに、海外の治安情報などを電子メールで知らせ、緊急事態の発生時には安否確認にも利用される外務省のシステム「たびレジ」への登録を求める。大学などには、留学生が現地で事件に巻き込まれた場合に備え、危機管理体制を整えることを改めて要請する。


テロ犠牲7人、羽田空港到着…岸田外相ら黙とう
読売新聞 7月5日(火)6時8分配信

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バングラデシュのテロで亡くなった日本人のひつぎに献花する岸田外相(左)ら(5日午前6時55分、羽田空港で)=関口寛人撮影

 バングラデシュの首都ダッカのテロ事件で犠牲になった日本人7人の遺体と遺族を乗せた政府専用機は5日午前5時50分頃、羽田空港に到着した。

 政府を代表して、岸田外相や萩生田光一官房副長官らが空港で出迎えた。負傷したコンサルタント会社員の渡辺玉興(たまおき)さん(46)は5日未明、医療用器材を備えた特別機で、政府専用機に先立って羽田空港に着いた。

 7人の遺体は白い布に包まれたひつぎに納められ、機体から降ろされた。その後、岸田氏や萩生田氏、現地から帰国した木原誠二外務副大臣、国際協力機構(JICA)の北岡伸一理事長ら関係者11人が7人のひつぎに献花し、1分間の黙とうをささげた。

 岸田氏は外務省で記者団に対し「国際協力の最前線で尽力した方々が残虐非道なテロで命を奪われ、改めて深い悲しみ、強い憤りを感じた。バングラデシュの発展にかけた強い思い、高い志に心から敬意を表した」と語った。


「全世界に謝罪」=苦悩する実行犯父―ダッカ襲撃テロ
時事通信 7月5日(火)6時6分配信

 「息子に代わって全世界に謝罪しなければならない」。

 バングラデシュのダッカで起きた飲食店襲撃テロ事件で、射殺された実行犯6人のうちの1人の父親が米紙ニューヨーク・タイムズに対し、苦悩する胸の内を明かした。

 外資系企業幹部を務める父親に警察から電話があったのは、実行犯が射殺された翌日の3日。軍病院に収容された遺体が18歳の息子かどうか確認するよう要請する内容だった。

 「この状況でどうやって息子の葬式を行うことができようか。一体誰が来るというのか」と父親。ダッカでも有数の私立学校に通っていた息子は、個別授業に出席すると言い残して外出したまま、2月29日から行方不明になった。父親はダッカの警察などを回り、写真を配って息子を捜したが、見つからなかった。

 息子は物静かで敬けんだったと振り返る父親は「イスラム過激主義の組織に勧誘されたのだと思う」と語る。家族は息子の変化に気が付かなかったが、一つあるとすれば、行方不明になる約3カ月前に息子は好きだったギターの演奏をやめた。理由を聞くと「音楽は良くない」と答えた。

 過激派組織「イスラム国」(IS)が公開したとされる実行犯の写真を見つめながら、父親はこの中に息子がいるはずはないと言い聞かせようとしていた。「息子はとても博愛精神に満ちていた。その息子がこんな残酷なことをできるわけがない」。


犠牲者7人、無言の帰国=弔慰金検討、捜査実施―ダッカ襲撃テロ
時事通信 7月5日(火)6時2分配信

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バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロ事件で、邦人の犠牲者7人の遺体とその遺族を乗せた政府専用機が5日早朝、羽田空港に到着した。写真は犠牲者のひつぎに献花する岸田文雄外相(左端)

 バングラデシュの首都ダッカで起きた飲食店襲撃テロ事件で、邦人の犠牲者7人の遺体とその遺族を乗せた政府専用機が5日早朝、羽田空港に到着した。

〔写真特集〕ダッカで飲食店襲撃~犠牲者、無言の帰国~

 これに先立ち、事件で負傷し、現場から救出された渡辺玉興さんも、医療設備の整った別の航空機で同空港に帰国した。

 空港では岸田文雄外相と萩生田光一官房副長官らが出迎え、機体から降ろされたひつぎに献花し、黙とうをささげた。

 萩生田氏はこの後の記者会見で、犠牲者への弔慰金と渡辺さんへの見舞金の支給を検討すると表明。先の通常国会で成立した「国外犯罪被害弔慰金等支給法」は死亡の場合に200万円の支給を定めているが、まだ施行されておらず、安倍晋三首相は前倒しで準用する形での支給を検討するよう指示した。

 政府は首相官邸で、首相や岸田氏、菅義偉官房長官らが出席して関係閣僚会議を開催。冒頭、出席者全員で黙とうした。

 会議では現地に派遣していた木原誠二外務副大臣から報告を受けた。首相は「非道かつ卑劣極まりない許し難いテロに対し、強い憤りを覚えるとともに、断固として非難する」と強調。各閣僚に対し、被害者家族への支援と、事件の捜査、テロ対策強化などを改めて指示した。

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