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2016年7月15日 (金)

どこまで図に乗る中共支那、南シナ海にミサイル・戦闘機を配備・16

南シナ海の他国領海で横暴な侵略行為を強行している中共支那が、スプラトリー諸島のファイアリークロス礁を勝手に埋め立てて造成した飛行場へ強引な侵略飛行を行なったのに続き、今度はベトナムから強奪したパラセル諸島のウッディー島に地対空ミサイル8基を配備し、さらに対空機関砲の設置に加えて戦闘機まで進出させた。
一方でベトナムと領有権めぐって係争中のスプラトリー諸島にあるクアテロン礁などには、高周波レーダー施設を設置したことも明らかになった。

同諸島はかねてよりベトナムと中共がその領有権めぐって係争中であり、こうした地域を一方的に自国領と断言し軍事施設を建設して、支配権の既成事実化を試みる中共支那の好戦的・冒険的な侵略行為は、ベトナム・フィリピンなど近隣諸国や関係国および公海上の海上交通路(シーレーン)の安全を脅かし、いたずらに紛争の危険性を高める、国際法上認めることの出来ない危険な挑発行為である。

この中共の重大かつ危険な挑発行為に対して、アメリカなどがこうした危険な行為を停止するよう要求しているにもかかわらず、これに対して中共は「最も重要なことは(自国の設置した)レーダーなどではなく、(米軍の)戦略爆撃機や駆逐艦を含む最新兵器が日々、南シナ海に出現していることだ」として居直り、こうした一連の行為が「(自国の)主権の範囲内」と強弁している。

こうした中共の態度は、世界の秩序を完全に愚弄する思い上がり図に乗ったものであり、中共がこうした態度を改めない限り、この地域での紛争・戦争の危険は日に日に増大するものと見なければならず、その結果中共軍は敗走して共産党の威信は失墜し、国内の暴動によって中共は崩壊するだろう。

このような凶暴かつ愚劣な行為を改めなければ、招来する重大な結果について、中共支那はその一切の責任を負わなければならない。

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リンク:南シナ海「判決は最終的」、中国に受け入れ促す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<アジア欧州会議>安倍首相、南シナ海で「平和的解決期待」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相、中国に判決順守促す=ASEM首脳会議で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:平行線の南シナ海議論…政府、国際協調で圧力 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:先着の安倍首相待たせ、中国「ホスト」演出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米、真価問われるアジア戦略=南シナ海問題・仲裁判決〔深層探訪〕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日中首脳会談 南シナ海 首相、裁定受け入れ要求 李首相「介入するな」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ASEM首脳会議 日中、水面下で多数派工作 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ASEM首脳会議 中国、巻き返しに躍起 裁定めぐり訴え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<安倍首相>比・ベトナムと認識一致 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<アジア欧州会議>中比の対立あらわ 判決受諾巡り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<首相会談>南シナ海、中国譲歩せず 国内批判そらす狙い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中国は仲裁判決順守を=日越首脳が一致 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<首相会談>安倍氏「判定受け入れを」 中国は不快感 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仲裁裁判判決の順守を=安倍首相、比外相と一致 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中国の立場支持=南シナ海問題「国際化に反対」―ロシア首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南シナ海「平和的解決を」首相、中国首相と会談 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南シナ海「日本は介入するな」=中国首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:対話へ比特使「歓迎」=判決前提とせず―中国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:決定的対立を回避=南シナ海問題は平行線―中国 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中国の仲裁裁判官人選批判は「的外れ」…岸田氏 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南シナ海 安倍晋三首相「法の支配の下での紛争解決を」 中国の李克強首相に会談で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南シナ海、判決順守迫る=中国・李氏「介入するな」―対テロ、経済で協力・安倍首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:越、李首相との会談内容公表=「中国の立場尊重」言及なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中国、南沙諸島に海上原発の建設計画か 国営紙報じる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:比外相「画期的判決を尊重」=中国に自制呼び掛け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南シナ海問題、連携確認=中国・カンボジア首相会談 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「法の支配への挑戦」と非難=岸田外相―南シナ海仲裁裁判 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日中首脳、午後に会談=仲裁判決めぐり協議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<アジア欧州会議>「対テロ最優先」安倍首相表明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仲裁裁判決「拘束力ある」…日米韓外務次官一致 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「力による現状変更認めず」=安倍首相、対テロへ協調訴え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中国の人工島造成、兆候なし=米国防総省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米海軍トップが17日から訪中 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

南シナ海「判決は最終的」、中国に受け入れ促す
読売新聞 7月16日(土)11時50分配信

 【ウランバートル=蒔田一彦】アジアと欧州の計51か国などが参加してモンゴルで開かれたアジア欧州会議(ASEM)首脳会議は16日、議長声明を採択し閉幕した。

 議長声明には南シナ海問題に絡み、2014年の前回と同じ「国連海洋法条約を含む国際法の原則に従った紛争の解決」などの表現が盛り込まれたが、前回に続き「南シナ海」の文言の明記は見送られた。中国の強い反発を受け、配慮したものとみられる。

 安倍首相は16日午前の討議で南シナ海問題について、「国際社会共通の懸念事項であり、法の支配は普遍的な原則だ」と述べた。そのうえで、中国の南シナ海の主権主張を否定した12日の仲裁裁判の判決は「最終的なものであり、紛争当事国を法的に拘束する」として、改めて中国に受け入れを促した。


<アジア欧州会議>安倍首相、南シナ海で「平和的解決期待」
毎日新聞 7月16日(土)11時23分配信

 ◇中国の主張退けた判決に言及、「当事国が判断に従うことで」

 【ウランバートル田所柳子、西岡省二】モンゴルの首都ウランバートルで開かれていたアジア欧州会議(ASEM)首脳会議は16日午前(日本時間同)、2日目の討議を進めた。安倍晋三首相は南シナ海問題で中国の主張を退けた仲裁裁判所の判決に言及し「紛争当事国を法的に拘束する。当事国が判断に従うことで平和的解決につながっていくことを強く期待する」と述べた。午後の閉幕前に採択される議長声明で、南シナ海がどう扱われるかが焦点だ。

 ASEM首脳会議は仲裁裁判所の判決後、初の首脳級国際会議となった。日本などが中国に判決受け入れを求めたが中国は強く反発しており、議長声明の調整を議長国モンゴルが進めている。

 安倍首相は首脳会議での発言で「南シナ海問題は国際社会共通の懸念事項で、『法の支配』は国際社会が検知しなければならない普遍的な原則だ」などとして中国をけん制。核・ミサイル開発を進める北朝鮮に関し「具体的行動を引き出すため、国連安保理決議の厳格な履行を通じ圧力を加えることが必要だ」とも語った。

 首脳会議では、仏南部ニースでのテロを踏まえ、連携してテロと対決する姿勢も確認した。


安倍首相、中国に判決順守促す=ASEM首脳会議で
時事通信 7月16日(土)11時6分配信

 【ウランバートル時事】安倍晋三首相は16日、モンゴル・ウランバートルで開かれているアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で、南シナ海問題をめぐる仲裁裁判の判決について、「最終的なものであり、紛争当事国を法的に拘束する」と述べ、中国に順守を求めた。

 首相は、この問題が「国際社会共通の懸念事項」であると指摘すると同時に、「法の支配は国際社会が堅持していかなければならない普遍的原則だ」と強調。「当事国が(仲裁裁判所の)判断に従うことで、南シナ海での紛争の平和的解決につながることを強く期待する」と述べ、判決の受け入れを拒否している中国に軟化を促した。


平行線の南シナ海議論…政府、国際協調で圧力
読売新聞 7月16日(土)9時22分配信

 【ウランバートル=有泉聡】南シナ海を巡る仲裁裁判の判決直後に行われた15日の日中首相会談では、安倍首相が国際法順守を重ねて求めたのに対し、李克強(リークォーチャン)首相は日本政府の対応に強い不満を表明し、議論は平行線をたどった。

 安倍首相は今後も国際会議の場などを通じ、中国への圧力を強めたい考えだ。

 会談で安倍首相は、南シナ海問題について「法の支配」に基づく平和的解決を改めて訴えた。首相会談に先立つアジア欧州会議(ASEM)首脳会議での演説でも、中国を念頭に「ルールに基づく国際秩序に対する挑戦が見られる」と指摘し、「力による一方的現状変更を認めないとの原則をしっかり貫くべきだ」と強調した。

 安倍首相は15日、南シナ海で中国と領有権を争うベトナムのフック首相やフィリピンのヤサイ外相とも会談し、緊密な連携を確認した。今後も、中国・杭州で9月に開催される主要20か国・地域(G20)首脳会議などの場を通じ、欧州やアジア各国と協調しながら、中国に対して判決尊重や南シナ海の軍事拠点化中止を粘り強く求める方針だ。


先着の安倍首相待たせ、中国「ホスト」演出
読売新聞 7月16日(土)9時15分配信

 【ウランバートル=蒔田一彦】モンゴルで開かれているアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に合わせて中国の李克強(リークォーチャン)首相が安倍首相との会談に応じたのは、南シナ海問題を巡る仲裁裁判の判決を受けて国際社会で孤立する事態に危機感を抱き、「中国包囲網」を主導する日本にくぎを刺す狙いがあったとみられる。

 会談は中国側の要求により、安倍首相が会場に先に到着したのに室外で待たされ、後から来た李氏が先に入室して安倍氏を迎える形式をとった。李氏は「ホスト」で、あくまで日本側の求めに応じて会談を受けたことを演出する狙いだ。李氏は会談冒頭、「安定的な関係に向けた努力をしてほしい」と日中のぎくしゃくした関係の責任は日本側にあるとの主張を展開した。


米、真価問われるアジア戦略=南シナ海問題・仲裁判決〔深層探訪〕
時事通信 7月16日(土)8時29分配信

 米政府は12日の南シナ海問題をめぐる仲裁裁判所の判決を受け、フィリピンと中国の双方に受け入れを求めた。ルールに基づく東アジア域内の秩序づくりは、オバマ政権が掲げるアジア太平洋でのリバランス(再均衡)政策の柱。一方、法の支配確立が拒否されれば「米国の信頼性が問われる」との懸念も出ている。

 ◇「リトマス試験」
 「裁判所から連絡があれば、フィリピンは直ちに日米へ知らせることになっていた」。日米外交筋によれば、両国は判決を受けて多数の関係国から支持を募り、中国に外交圧力をかける方針で調整してきた。中国との軍事的衝突が非現実的である以上、国際法・規範に基づいた秩序に組み入れるしかないためだ。

 オバマ大統領は2月、「地域秩序づくりのビジョン共有」のため、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳をカリフォルニア州に招待。5月にはベトナムに対する武器禁輸を全面解除するなど、入念に布石を打った。

 中国の支配下にある南シナ海の人工島などから12カイリ内に米艦船を送り込む「航行の自由作戦」も3回実施した。ただ、中国側は既に南沙(スプラトリー)諸島で12.14平方キロを埋め立てた。

 アボット前オーストラリア首相の補佐官を務めたアンドリュー・シェアラー氏は、取材に「現在のアジア太平洋の勢力均衡でルールを確立できなければ、今後さらに困難になる。これは米国の地域への一貫性や決意を試すリトマス試験だ」と警告した。

 ◇大陸国家vs海洋国家
 中国は、仲裁裁判をめぐる一連の動きを米国による封じ込め策とみて、警戒を強めてきた。判決を受け入れる考えはなく、在韓米軍への地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備の動きを含め「米国の戦略目標は、地域での主導的立場の維持にある」(共産党機関紙・人民日報)と反発する。

 一方で仲裁手続きを拒否する中国の主張を支持するよう各国に働き掛け、国営メディアは「60カ国以上が支持した」と伝えた。しかし、米シンクタンク「AMTI」によると、実際に中国支持を表明したのは10カ国にとどまり、40カ国は判決への支持を明らかにしている。

 中国の習近平国家主席は6月下旬、ロシアのプーチン大統領と会談し、結束を確認した。中国の専門家は「アジアで大陸国家(中ロ)と海洋国家(日米)との対立構図が生まれつつある」と指摘する。中国で開催する20カ国・地域(G20)首脳会議を9月に控え、議長国として外交の巻き返しを図るとみられる。

 ◇ASEANは股裂き状態
 「判決を支持するいかなる共同声明も出さない」。親中派と目されているカンボジアのフン・セン首相は6月の演説で、ASEANが判決を支持する共同声明を発表することに反対の立場を鮮明にした。

 外交筋によると、ASEAN各国は日米と中国からそれぞれ支持と反対を求められ、股裂き状態となった。ASEAN議長国で親中派のラオス高官も最近「ASEANのコンセンサスに従う」と発言。ASEANは全会一致を原則とするが、カンボジアが反対しているので共同声明は出せないとの考えを示したと受け止められている。

 今月下旬にはラオスでASEAN関連の外相会議が開かれる。南シナ海問題で結束が試される場になるが、「ASEANの声は壊れたレコードのようなものだ。中国と戦う能力はない」(関係国の国防筋)と、南シナ海問題をめぐるASEANの「不協和音」に自嘲めいた声も出ている。(ワシントン、北京、バンコク時事)


日中首脳会談 南シナ海 首相、裁定受け入れ要求 李首相「介入するな」
産経新聞 7月16日(土)7時55分配信

 【ウランバートル=小川真由美、西見由章】安倍晋三首相は15日午後(日本時間同)、中国の李克強首相と訪問先のモンゴルの首都ウランバートルで会談した。安倍首相は、中国が南シナ海で強行する海洋進出と軍事拠点化に懸念を示し、法の支配の下で紛争を平和的に解決することが重要だとする日本政府の立場を伝えた。安倍首相は中国側が裁定を受け入れるよう求めた。

 これに関し、中国外務省は、李氏が仲裁裁定を念頭に「中国の立場は国際法と『南シナ海行動宣言』に完全に合致する」と主張。日本は非当事国だとして「言行を慎むべきで、騒ぎ立てたり介入したりしてはならない」と言及したと発表した。尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域に軍艦を侵入させるなど中国が緊張を高めている東シナ海情勢についても意見交換。李氏は「双方が対話と交渉を通じて意思疎通を強め、誤解や判断ミスを防がなければならない」と語ったとした。

 両氏の会談は昨年11月以来で、仲裁裁判所が南シナ海をめぐる中国の主張を全面否定する裁定を出してから初めて。

 安倍首相は会談で「今日は経済とテロ対策の協力強化で一致したい」と表明。李氏は「グローバルなテロの脅威に協力して日中が対応すべきだ」と応じた。両首脳は日中両国の戦略的互恵関係の重要性も確認し、安倍首相は「日中ハイレベル経済対話」の早期開催を求めた。


ASEM首脳会議 日中、水面下で多数派工作
産経新聞 7月16日(土)7時55分配信

 15日に開幕したアジア欧州会議(ASEM)首脳会議の舞台裏で、中国が軍事拠点化を進める南シナ海情勢をめぐり、安倍晋三首相と中国の李克強首相が水面下で多数派工作の「暗闘」を繰り広げた。安倍首相は各国首脳と個別に会談し、国際社会と連携して“対中包囲網”を強め、南シナ海を手中に収めようとする中国に一切妥協しない姿勢を示す狙いだ。

 「最終判断(裁定)は法的拘束力を有し、当事国が仲裁裁判所の判断に従う必要がある」。15日午前、ウランバートルのホテル。安倍首相がオランダ・ハーグの仲裁裁判所の裁定について説明すると、メルケル氏は「欧州連合(EU)加盟国で議論している」と応じた。

 安倍首相はEUのトゥスク大統領らと、南シナ海問題を「国際社会の共通の懸念」(安倍首相)であるとの認識を共有した。

 さらに安倍首相はベトナムのフック首相とも会談。フック氏は仲裁裁判所の裁定について「裁定結果は順守されなければならない。法の支配を守ることは地域の安定につながる」と明言した。両首相は7月末の東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議や9月のASEAN首脳会議に向けた連携強化で一致した。

 日本政府は、安倍首相と李氏との会談の詳細なやり取りを直後に発表することは避けている。アジア・欧州各国に対する働きかけに関する発信に重点を置くことで、中国が自制と裁定を受け入れざるを得ない状況を作り出したい考えだ。

 一方、日本を仲裁裁判所の“黒幕”として批判していた中国があえて安倍首相との首脳会談に応じたのは、南シナ海と同時に東シナ海で日本との緊張が高まり“二正面作戦”に追い込まれるのを避けようとした可能性がある。

 李氏が安倍首相と会った場合、裁定の履行を直接要求されるなど外交的失点を重ねる恐れがあり、中国は会談に応じないとの観測も強かった。それでも踏み切った判断について中国外務省の陸慷報道局長は15日の記者会見で「ハイレベルで日本の誤りを指摘する会談だ」としている。

 中国は裁定を無視し南シナ海で実効支配を強化する構えを崩していないが、東シナ海に危機的な状況が生まれれば中国の孤立は一層深まる。

 陸氏は「両国の首相は意見の食い違いを適切に処理して実務的な協力を進め、関係改善の勢いを保つために意見交換した」とも強調している。

 中国としては9月に浙江省杭州で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議を議長国として目前に控え、周辺国との緊張を極力抑えたいのも本音だ。 (ウランバートル 小川真由美、西見由章)


ASEM首脳会議 中国、巻き返しに躍起 裁定めぐり訴え
産経新聞 7月16日(土)7時55分配信

 ■個別協議でASEAN、EU分断策

 【ウランバートル=西見由章】15日にモンゴルの首都ウランバートルで開幕したアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で、中国の李克強首相は「国際法の曲解と二重基準に反対する。地域で合意された規則を順守すべきだ」と訴えた。オランダ・ハーグの仲裁裁判所による仲裁手続きが、2002年に東南アジア諸国連合(ASEAN)と調印した「南シナ海行動宣言」に違反するとの中国の主張を念頭においた発言だ。

 仲裁裁定が示されて以降初の大型国際会議となったASEMで、李氏は「中国は国際秩序と国際法の守護者であり、地域の平和安定の推進者だ」と強調した。当初、中国は「南シナ海の問題を扱うべき場ではない」と訴えていたが、中国の主張が完全に退けられた裁定の履行圧力を警戒。会議と並行の二国間協議を利用し、一枚岩になれないASEANや欧州連合(EU)の切り崩しを露骨に図っている。

 フィリピンのヤサイ外相は15日、同会議で「裁定の尊重を強く宣言し、関係国に自制を求める」と述べ、中国に裁定の受け入れを迫った。対抗するように李氏は14~15日、ASEANの中でも中国に傾斜するラオス、カンボジアの両首相と相次いで会談。中国外務省によると、ラオスのトンルン首相は「中国の立場を支持する」とし、カンボジアのフン・セン首相も「当事国同士の対話による解決を支持する」と応じた。

 南シナ海の領有権をめぐって争うベトナムのグエン・スアン・フック首相との会談では「中国が裁定を承認せず、受け入れないという立場は明確だ」と強調。中国外務省によると、グエン首相は「仲裁裁定に対する中国の立場を尊重する」と語ったという。

 中国は裁定をめぐって共同声明の発表を検討しているEUにも、くさびを打ち込んでいる。そのターゲットは近年、中国が重要な外交パートナーとして積極的な経済投資に乗り出している中東欧諸国だ。王毅外相は15日、ハンガリーのシーヤルトー外務貿易相と会談し、同氏から「外部圧力は問題解決には役立たない」との言葉を引き出した。

 中国の習近平国家主席は6月に中東欧最大の貿易相手国ポーランドを訪問し、多項目の経済協定を締結した。こうした中国マネーを求める一部の欧州諸国への働きかけが功を奏し、共同声明案は「ここ数日で内容が顕著に薄められている」(ロイター通信)という。


<安倍首相>比・ベトナムと認識一致
毎日新聞 7月16日(土)1時33分配信

 【ウランバートル田所柳子】安倍晋三首相は15日、フィリピンのヤサイ外相、ベトナムのグエン・スアン・フック首相とウランバートルで個別に会談した。中国が主張する南シナ海の管轄権を否定した12日の仲裁裁判所判決について、中国は受け入れるべきだとの認識で一致した。

 ヤサイ外相との会談では、当事国は判決に従うべきだとの考えで一致。平和的に問題を解決するため、月内に東南アジア諸国連合(ASEAN)がラオスで開く外相会議などで緊密に連携することを確認した。

 また、フック首相はベトナム海上警察の能力向上支援など、日本の協力に感謝を表明。中国を念頭に「判決は順守されなければならない。この問題で日本と連携したい」と述べ、安倍首相は「認識が完全に一致した」と応じた。比ベトナム両国は南シナ海問題で中国と激しく対立している。


<アジア欧州会議>中比の対立あらわ 判決受諾巡り
毎日新聞 7月16日(土)0時48分配信

 【ウランバートル西岡省二】アジアと欧州の51カ国が参加するアジア欧州会議(ASEM)首脳会議が15日午前(日本時間同)、モンゴル・ウランバートルで開幕した。南シナ海問題で仲裁裁判所が中国の主張を認めない判決を出してから初めての首脳級国際会議となり、中国に判決受け入れを求める声が出る一方、中国は拒否する立場を鮮明にし、深刻な対立が浮き彫りになった。

 フィリピン外務省によると、ドゥテルテ大統領の代理で出席したヤサイ外相が全体会合で判決について「南シナ海での紛争解決に向けた努力に強く寄与する画期的判決を尊重する」「すべての関係国に自制と冷静な対処を求める」などと述べ、名指しは避けつつ、判決を受け入れるよう中国に求めた。

 一方、中国国営新華社通信によると、李克強首相は「地域で達成したルールを守り、平和な方法かつ、政治的手段で、紛争を解決しなければならない」と、南シナ海問題に米国などの域外国が介入しないよう求めた。

 李首相は13日にウランバートル入りして以来、安倍晋三首相のほか、ベトナムのグエン・スアン・フック首相▽モンゴルのエルデネバト首相▽ラオスのトンルン首相▽ロシアのメドベージェフ首相▽カンボジアのフン・セン首相--らとの2国間協議を進めた。その都度、仲裁裁判所の判決を「承認しない」「当事者間での解決が妥当」と繰り返し、中国の立場に同調するよう求めたとみられる。

 中国では2013年3月の習近平国家主席の就任以来、「中華民族の偉大な復興」を掲げ、明や清の時代の大国・中国への回帰を志向する声が高まっている。中国版ツイッター「微博」などでは「領土は一歩たりとも譲るな」などと強硬論があふれている。


<首相会談>南シナ海、中国譲歩せず 国内批判そらす狙い
毎日新聞 7月16日(土)0時28分配信

 【ウランバートル西岡省二、田所柳子】南シナ海問題を巡る仲裁裁判所の判決でほぼ全面敗訴した中国が15日、安倍晋三首相との会談に踏み切った。だが、中国は判決の背後に日本や米国の存在があると不信感を募らせている。日本側に直接、主権問題では一歩も譲歩しない立場を示すことが内政、外交の両面から得策と判断したとみられる。

 「今回の会談はハイレベルにおいて、日本側の(南シナ海を巡る)誤った行動を指摘する場になる」。中国外務省の陸慷(りく・こう)報道局長は同日、定例記者会見でそう述べた。中国指導部がこの会談を日本側の「誤った行動」をただす場と位置づけていることを示唆した。

 判決が12日に出て以降、中国政府、メディアは連日、判決を非難して自国を正当化する政治宣伝を展開している。特に、日本を「(判決を)背後で操作した」などと名指しで批判。判決当日に在中国大使館の公使を呼び出して抗議した。陸氏は15日の会見でも「日本側は判決に対し南シナ海の周辺国よりも感情的に反応している」と不快感を表明した。批判の矛先を日本に向け、指導部への不満をそらす思惑もうかがえる。

 中国側が強い対応を取るのは、9月に中国・杭州市である主要20カ国・地域(G20)首脳会議が控えていることも一因とみられている。習近平国家主席が議長国のトップとして臨む会議が南シナ海問題で台無しになることは許されない。そこで、中国にとっては安倍首相との直接対話の場を設け、李克強首相を露払い役とする狙いもあったと言えそうだ。

 15日の会談では、李首相は日本との関係改善の必要性にも言及した。日本との経済連携は、習指導部にとっても必要であり、会談実現には南シナ海問題と他の実務的な関係の切り分けを図る意図もあるとみられる。

 一方、日本はアジア欧州会議(ASEM)首脳会議を、「法の支配」の重要性を訴える好機と判断。安倍首相は全体会合の演説で、北朝鮮の核・ミサイル開発、拉致問題と並び、南シナ海問題を解決すべきアジアの課題と訴えた。

 ただ、日本政府内には日中の緊張感が急速に高まっていることへの懸念も強く、関係改善の場として李首相との会談を事前に働きかけてきた。会談では両首相がバングラデシュ・ダッカの人質テロ事件の日本人犠牲者と南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)の中国派遣部隊隊員の犠牲にそれぞれ弔意を示し、双方が率直な意見交換で理解が進んだと総括したという。

 日本は当初、欧州連合(EU)のトゥスク欧州理事会常任議長(EU大統領)らとの会談などを通じ、16日に出される議長声明に南シナ海問題を盛り込むよう働きかける方針だったが、李首相との会談実現を受け、トゥスク氏との会談では明確には提起しなかった。安倍首相は15日、中国と南シナ海で争うフィリピンの外相やベトナムの首相とも相次いで会談。日本としては中国をけん制しつつ、対話の継続も模索している。


中国は仲裁判決順守を=日越首脳が一致
時事通信 7月15日(金)23時9分配信

 【ウランバートル時事】安倍晋三首相は15日午後、訪問先のモンゴル・ウランバートルでベトナムのグエン・スアン・フック首相と会談した。

 両首脳は、南シナ海問題で中国の主張を退けた仲裁裁判の判決を支持するとともに、中国が判決に従う必要があるとの認識で一致した。日越両国がこの問題で緊密に連携していくことも確認した。

 フック首相は席上、「判決を完全に支持する。仲裁の結果は順守されなければならない」と強調。その上で「地域の安全、安定や航行、飛行の自由確保のため、法の支配は守られるべきだ」と述べた。安倍首相は「認識が完全に一致した」と応じた。


<首相会談>安倍氏「判定受け入れを」 中国は不快感
毎日新聞 7月15日(金)21時43分配信

 【ウランバートル田所柳子、西岡省二】安倍晋三首相は15日、中国の李克強首相とモンゴルの首都ウランバートルで会談した。南シナ海問題を巡る仲裁裁判所の判決を受け、安倍首相は「法の支配と紛争の平和的解決が重要だ」とする日本の立場を伝えるとともに、判決を受け入れるよう求めた。中国外務省によると、李首相は南シナ海問題について「中国側の立場は完全に国際法に符合している。日本は当事国ではなく、言行を慎み、問題を騒ぎ立てたり、干渉したりすべきでない」と強い不快感を表明した。

 両首相の会談は昨年11月にソウルで行われて以来。約30分の会談で安倍首相は、南シナ海問題のほか、先月に中国海軍の艦船が尖閣諸島周辺の接続水域に入ったことなどを念頭に東シナ海問題でも日本の立場と懸念を伝えた。日本政府高官は南シナ海と東シナ海の問題を巡る両首相の発言の詳細を明らかにしていないが、双方は原則論の応酬に終始したとみられる。

 中国外務省によると、李首相は東シナ海問題を巡り、「対話と協議を通じて意思疎通を深め、誤った判断を防がねばならない」と述べた。また、関係改善を確かなものにするため、「両国が高度な責任感を持つべきだ」とも呼びかけた。

 日本側の説明では、会談は両国の希望で実現した。両首相は英国の欧州連合(EU)離脱問題で不透明感が漂う経済面で協力し、9月に中国で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議に向けた連携を確認。バングラデシュの人質テロ事件などを受け、テロ対策での協力を強化することでも一致した。安倍首相は「戦略的互恵関係の原点に立ち、協力・交流に力を注ぎたい」と関係改善に意欲を表明。李首相は「中日両国が協力して金融危機が再来しないように対応したい」と述べ、G20首脳会議に出席する安倍首相の訪中を歓迎する意向を示した。


仲裁裁判判決の順守を=安倍首相、比外相と一致
時事通信 7月15日(金)21時39分配信

 【ウランバートル時事】安倍晋三首相は15日、フィリピンのヤサイ外相とモンゴル・ウランバートルで会談した。

 南シナ海問題をめぐる仲裁裁判に関し、中国を含む当事国による判決の順守が紛争の平和的解決に重要との認識で一致した。

 両氏は中国に軟化を促すため、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合などを通じて緊密に連携していくことも確認した。南シナ海情勢に関し、フィリピンのドゥテルテ大統領は同国の主張を認めた判決を「誇示しない」などとして、中国を刺激しない姿勢を示していた。


中国の立場支持=南シナ海問題「国際化に反対」―ロシア首相
時事通信 7月15日(金)21時35分配信

 【ウランバートル時事】中国国営新華社通信によると、李克強首相は15日、訪問先のモンゴル・ウランバートルで、ロシアのメドベージェフ首相と会談した。

 南シナ海問題に関して、メドベージェフ首相は「中国の原則的立場を尊重する。直接の当事国が交渉を通じて解決することを支持する」と述べた。

 メドベージェフ首相は「域外勢力が関与し、南シナ海問題が国際化することに反対する」とも語った。両首相は、互いに投資を拡大するなど経済分野での協力を密にしていくことも確認した。


南シナ海「平和的解決を」首相、中国首相と会談
読売新聞 7月15日(金)21時2分配信

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会談を行う安倍首相(左端)と中国の李克強首相(右端)(15日午後、モンゴル・ウランバートルで)=安川純撮影

 【ウランバートル=有泉聡】安倍首相は15日、モンゴルの首都ウランバートルで、中国の李克強(リークォーチャン)首相と会談し、南シナ海の中国の主権主張を否定した仲裁裁判の判決を踏まえ、法の支配に基づいて、紛争を平和的に解決するよう求めた。

 中国側によると、李首相は南シナ海に関する日本の対応を批判した。

 両首相の会談は、昨年11月、ソウルで行われて以来8か月ぶりで、約30分間行われた。

 会談の冒頭、李首相は「歴史をかがみとし、未来に向かう精神で安定的な関係に向けた努力をしてほしい」と話した。安倍首相は「日中間には依然として難しい問題があるが、前向きに取り組みたい」と語った。


南シナ海「日本は介入するな」=中国首相
時事通信 7月15日(金)20時21分配信

 【ウランバートル時事】中国メディアによると、同国の李克強首相は15日の安倍晋三首相との会談で、南シナ海問題について「中国の立場は国際法に合致している。日本が介入しないよう求める」と述べた。


対話へ比特使「歓迎」=判決前提とせず―中国
時事通信 7月15日(金)19時51分配信

 【北京時事】南シナ海問題をめぐる仲裁裁判所の判決を受け、フィリピンのドゥテルテ大統領が中国との対話のため特使を派遣したい意向を示したことについて、中国外務省の陸慷報道局長は15日の記者会見で「歓迎」を表明した。

 また、「対話と協議を通じて問題を適切に処理し、両国関係改善と発展のため、ともに努力したい」と語った。

 一方で、陸局長は「判決に基づくいかなる主張や行動も認めない」と述べ、中国の「全面敗訴」となった判決を対話の前提とすることはできないとの考えを強調した。

 ドゥテルテ大統領は14日、ラモス元大統領に特使として訪中するよう依頼したことを明らかにした。中国はフィリピンの提訴を激しく非難し、当事国同士の交渉による問題解決を訴えてきた。

 判決受け入れを求める日本について、陸局長は「(判決に対する反応は)南シナ海の周辺国より激しい」と指摘。「日本は敗戦後、南シナ海諸島を含め、盗んだ中国領土を中国に返還した」との認識を示し、過去の歴史も持ち出して、「法の支配」などに関する日本の訴えは筋違いだとの主張を展開した。


決定的対立を回避=南シナ海問題は平行線―中国
時事通信 7月15日(金)19時46分配信

 【ウランバートル時事】中国の李克強首相は15日、安倍晋三首相との会談に応じたが、南シナ海問題をめぐる双方の主張は平行線をたどった。

 しかし、テロや混迷を深める世界経済への対応では連携することで一致し、決定的な対立回避に努めた。

 中国は12日の仲裁裁判所の判決について、「域外国の日本が不当に介入している」と不満の矛先を日本に向けてきた。ただ、「さらに対立を深め、偶発的に軍事的な衝突を招く危険は中国としても回避したい」(日中関係専門家)のが本音。欧州の主要国も国際法順守の立場から判決の受け入れを促す国が多く、アジア欧州会議(ASEM)首脳会議で批判の集中砲火を浴びる恐れを感じていたもようだ。

 今回のASEMは2日目の16日に地域情勢を討論する日程が組まれており、南シナ海問題が具体的に議論される見通しだ。中国としては、初日に日本と直接対話し、緊張を緩和することが得策と判断したとみられる。一方で、李首相はロシア、カンボジア、ラオスといった中国の立場に理解を示す国の首相とも個別に会談し、結束を確認した。


中国の仲裁裁判官人選批判は「的外れ」…岸田氏
読売新聞 7月15日(金)19時46分配信

 岸田外相は15日の記者会見で、南シナ海の仲裁裁判を担当した裁判官の人選を中国が批判していることについて、「指摘は的外れだ」と反論した。

 中国側は、中国と海洋問題で争いがある日本の柳井俊二・国際海洋法裁判所長(当時)が任命した裁判官が審理を進めたのは「公正でない」と主張している。同裁判では、裁判官5人のうち3人を所長が、残り2人を当事国のフィリピンと中国が1人ずつ選ぶ仕組みだったが、中国は権利を行使せず、柳井氏が4人を選んだ。岸田氏は「異論を唱えることこそ、国際社会の法の支配に対する挑戦だ」と指摘した。


南シナ海 安倍晋三首相「法の支配の下での紛争解決を」 中国の李克強首相に会談で
産経新聞 7月15日(金)19時9分配信

 【ウランバートル=小川真由美】安倍晋三首相は15日午後(日本時間同)、中国の李克強首相とモンゴルの首都ウランバートルで会談し、南シナ海問題について「法の支配の下で紛争を平和的に解決することが重要だ」と伝えた。

 安倍首相は日中の重要閣僚による「ハイレベル経済対話」の早期再開を要請した。また、両氏は日中両国の戦略的互恵関係の重要性を確認した。


南シナ海、判決順守迫る=中国・李氏「介入するな」―対テロ、経済で協力・安倍首相
時事通信 7月15日(金)17時31分配信

 【ウランバートル時事】安倍晋三首相は15日午後、中国の李克強首相とモンゴルの首都ウランバートルで約30分会談した。

 南シナ海問題をめぐり、安倍首相は「法の支配の下で紛争を平和的に解決することが重要だ」と述べ、中国の主権を認めなかった先の仲裁裁判所の判決を順守するよう迫った。これに対し李氏は「日本は介入をやめるべきだ」などと反論。議論は平行線をたどった。

 日本は仲裁判決について「法的拘束力があり、当事国は従う必要がある」との立場。会談後、世耕弘成官房副長官は「懸念と日本の立場を伝達した」と説明したが、両首脳の詳しいやりとりは明らかにしなかった。


越、李首相との会談内容公表=「中国の立場尊重」言及なし
時事通信 7月15日(金)16時24分配信

 【ハノイ時事】ベトナム政府は15日までに、グエン・スアン・フック首相と中国の李克強首相が14日にモンゴルのウランバートルで行った会談の内容を公表した。

 それによると、フック首相は南シナ海問題に関し「両国首脳の合意に沿って、状況の複雑化を避けるために交渉を進めるべきだ」と述べ、平和的手段による解決が重要と強調した。

 この会談について、中国国営通信社の新華社は14日、南シナ海問題で中国の主張を退けた仲裁裁判所の判決を認めないと語った李首相に対し、フック首相が「中国の立場を尊重する」と応じたと伝えた。しかし、これに対応する部分はベトナム側の発表にはない。ベトナム政府は新華社の報道についてコメントしていない。


中国、南沙諸島に海上原発の建設計画か 国営紙報じる
AFP=時事 7月15日(金)16時13分配信

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軍用機から撮影した、南シナ海・南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島)のミスチーフ礁(2015年5月11日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】中国が南シナ海(South China Sea)に移動式の原子力発電所を建設する計画があると、国営英字紙・環球時報(Global Times)が15日、報じた。

【図解】南シナ海で各国が領有権を主張する海域

 環球時報によると、国有企業の中国核工業集団(CNNC)がメッセージアプリ「微信(ウェイシン、WeChat)」上で、「海上浮揚式原発を建設し、南シナ海における中国の効率的な支配を後押しする」と発表した。

 環球時報は発表を引用し、海上浮揚式原発は係争水域となっている南シナ海の南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島、Spratly Islands)で「淡水を確保するため」に使用される予定だと伝えるとともに、「南シナ海の電力・発電システムが強化され、将来的に中国は同海域における産業の発展を加速させるだろう」と報じている。

 一方、微信のCNNC公式アカウント上に掲載された発表は、15日に削除された。CNNCの職員はAFPの取材に対し、情報の「正確さを確認する必要がある」と答えた。【翻訳編集】 AFPBB News


比外相「画期的判決を尊重」=中国に自制呼び掛け
時事通信 7月15日(金)15時26分配信

 【ウランバートル時事】フィリピンのヤサイ外相は15日、モンゴルの首都ウランバートルで開かれたアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で南シナ海問題の仲裁裁判所判決に言及し、「画期的な判断を強く尊重する」と述べた。

 その上で「各国に自制と冷静な対処を求める」と表明した。フィリピン政府が発表した。

 名指しを避けながらも、「全面敗訴」で反発を強める中国に対して、判決の受け入れを促した形だ。ヤサイ外相は「平和的な解決を目指す」と強調。「緊張を和らげ、信頼を構築する方法の模索」を各国に働き掛けていくと訴えた。


南シナ海問題、連携確認=中国・カンボジア首相会談
時事通信 7月15日(金)15時22分配信

 【ウランバートル時事】中国の李克強首相は15日、訪問先のモンゴルの首都ウランバートルで、カンボジアのフンセン首相と会談した。

 フンセン首相は、南シナ海をめぐる領有権問題で、当事国の話し合いによる解決を求める中国の主張に改めて支持を表明し、両国の連携を確認した。中国国営新華社通信が伝えた。

 先の仲裁裁判所判決では、南シナ海領有権をめぐる中国の主張が全面的に退けられたが、李首相は「(南シナ海問題で)カンボジアは公正な立場で発言し、掛け替えのない役割を果たした」とたたえた。フンセン首相は「カンボジアは立場を堅持する。直接の当事国による対話を通じた争いの解決を支持する」と応じた。


「法の支配への挑戦」と非難=岸田外相―南シナ海仲裁裁判
時事通信 7月15日(金)12時49分配信

 岸田文雄外相は15日午前の記者会見で、南シナ海問題をめぐる仲裁裁判で、国際海洋法裁判所の柳井俊二前所長が仲裁人選定に関わったことを中国が「意図的」と批判していることについて、「的外れだ。仲裁人の任命を中国が行わなかったから、手続きに従い柳井氏が任命した。異論を唱えることこそ、国際社会の法の支配への挑戦だ」と非難した。


日中首脳、午後に会談=仲裁判決めぐり協議
時事通信 7月15日(金)11時53分配信

 【ウランバートル時事】安倍晋三首相は15日午後(日本時間同)、アジア欧州会議(ASEM)出席のため訪れたウランバートルで中国の李克強首相と会談する。

 安倍首相は、南シナ海での中国の主権主張の根拠を全面的に退けた12日の仲裁判決について、「法的拘束力を持つ」との認識を伝え、これに従うよう求める見通しだ。

 両首脳の会談は昨年11月にソウルで行って以来。仲裁判決について中国は「受け入れない」と拒否する考えを示しており、李首相は日本の主張に反論するとみられる。


<アジア欧州会議>「対テロ最優先」安倍首相表明
毎日新聞 7月15日(金)11時24分配信

 【ウランバートル田所柳子】アジアと欧州の51カ国が参加するアジア欧州会議(ASEM)首脳会議が15日午前(日本時間同)、モンゴルの首都ウランバートルで開幕した。安倍晋三首相は、仏ニースでのトラック突入テロとバングラデシュの首都ダッカで発生した人質テロ事件に言及し、「アジアと欧州が協力してテロと対峙(たいじ)していく明確なメッセージを発出することが重要だ」と表明。主要7カ国(G7)首脳会議の議長国としてテロ対策に最優先で取り組む考えを表明した。

 首相はまた、中国が軍事拠点化を進める南シナ海の問題を念頭に「法の支配を重視し、力による一方的現状変更を認めないという原則をしっかり貫くべきだ」と主張。中国の主張を否定した仲裁裁判所の判決を同国が尊重するよう促した。「南シナ海情勢の平和的解決が必要だ」とも述べた。

 会議に先立ち首相はエロー仏外相に哀悼の意を伝えた。その後、「フランスが困難の中にあるとき、強い連帯を表明する。卑劣なテロは決して許されない。断固非難する」と記者団に語った。


仲裁裁判決「拘束力ある」…日米韓外務次官一致
読売新聞 7月15日(金)11時9分配信

 【ホノルル=池田慶太】日米韓3か国の外務次官協議が14日(日本時間15日)、ハワイで開かれた。

 南シナ海問題をめぐり中国の主権を否定した仲裁裁判所の判決について、国連海洋法条約に基づく法的拘束力があるとの認識で一致し、判決を無視する中国をけん制した。

 協議は、日本外務省の杉山晋輔次官、米国務省のブリンケン副長官、韓国外交省の林聖男(イムソンナム)第1次官が出席した。

 協議に同席したバイデン米副大統領は、中国の拡張主義に懸念を示した上で「『法の支配』の相互支持を表明し、すべての国がルールに従って関与していくことが不可欠だ」と述べ、国際社会が一致して中国に判決受け入れを求める必要性を強調した。

 協議では、北朝鮮の核・ミサイル開発問題も議論され、3か国が連携して北朝鮮により強いメッセージを発していくことで一致した。ブリンケン氏は終了後の共同記者会見で、「脅威がある限り、あらゆる必要な手段を講じる」と述べた。


「力による現状変更認めず」=安倍首相、対テロへ協調訴え
時事通信 7月15日(金)10時44分配信

 【ウランバートル時事】安倍晋三首相は15日午前、モンゴル・ウランバートルで開幕したアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で演説し、中国による軍事拠点化を念頭に「南シナ海をめぐる情勢の平和的解決」を訴え、「法の支配を重視し、力による一方的現状変更を認めないとの原則をしっかり貫くべきだ」と表明した。

 対テロでの国際協調も呼び掛けた。

 首相は「ASEMが発足して20年、欧州とアジアで自由、法の支配といった基本的価値が広く共有された」と評価。一方で、中国への名指しを避けながらも「国際秩序に対する挑戦が見られる」と警鐘を鳴らし、南シナ海問題で仲裁裁判の判決受け入れを求めた。

 演説の冒頭、フランス・ニースで発生したトラック突入事件に関し、犠牲者への哀悼の意を表した上で、「日本はフランス国民とともにある」と連帯を呼び掛けた。その上で「仮にテロによるものだとすれば決して許されない」と力説した。

 首相は、バングラデシュで邦人7人が犠牲となったテロ事件にも言及し、「断固非難する」と強調。「アジアと欧州が協力してテロと対峙(たいじ)していくとの明確なメッセージを出すことが重要だ」と述べ、対テロ能力の向上支援や穏健主義の促進に取り組む考えを示した。


中国の人工島造成、兆候なし=米国防総省
時事通信 7月15日(金)10時32分配信

 【ワシントン時事】米国防総省のクック報道官は14日の記者会見で、南シナ海の領有に関する中国の主張を退けた仲裁裁判所の判決が出て以降、中国が人工島の造成や埋め立てなどの活動を行っている「兆候はない」と述べた。

 南シナ海での中国海軍の動きについても「異常なものはない」と述べ、軍事的な緊張を高めるような行為は見られないとの認識を示した。


米海軍トップが17日から訪中
時事通信 7月15日(金)10時26分配信

 【ワシントン時事】米海軍は14日、制服組トップのリチャードソン作戦部長が17日から20日にかけて中国を訪問すると発表した。

 中国海軍の呉勝利司令官と会談する。両氏はこれまでテレビ会談を行っているが、直接会談するのは初めて。

 南シナ海情勢や米海軍主催で実施中の多国間海上演習「環太平洋合同演習(リムパック)」などが議題になる見通し。リムパックには中国軍も参加している。

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