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2016年6月14日 (火)

熊本・震度7の地震に関するニュース・90

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:熊本城の復旧過程を観光資源に…復興有識者会議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔熊本震度4〕高速道路:熊本県内の一部区間通行止めは解除(19日0時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本市などで震度4…M4・5と推定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>熊本で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕熊本市南区などで震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<参院選>施設壊れプレハブ投票所…熊本地震で被災の市町村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本城>天守閣など3施設、修理費210億円…試算発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本城「奇跡の一本石垣」、応急工事を報道陣に公開 飯田丸五階櫓 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「下を向いちゃおれん」南阿蘇もがく観光業者 道路寸断で経営に打撃 熊本「本震」2ヵ月 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震2カ月 梅雨乗り切るため「私設」仮設住宅 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「一本足の櫓」倒壊防止 熊本城飯田丸緊急工事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:復興支援プロジェクト開始=学長「地元での実績生かす」―熊本大 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本城やぐら緊急工事=倒壊防止、鉄骨で支え―地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震2カ月 「南阿蘇へ必ず戻る」東海大生次々と転居 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「やっぱり寂しい」東海大生ら、梅雨空に祈り 故郷に再び花を 熊本地震「本震」から2カ月 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:移住か古里か住民苦悩 孤立状態の南阿蘇村・立野地区 再建への道筋見えず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災者、不満と困惑の声 益城町の家屋解体見通し「2年以内」 生活再建長期化も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:市職員から「自宅に帰ったらどうですか」 余震におびえ心身疲れ…進む道は? 熊本「本震」2カ月 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震2カ月>東海大学生らの冥福祈る 南阿蘇 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>本震から16日で2カ月…苦闘続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>宇土市、来月に庁舎解体へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本県、地震復旧・復興本部を設置…20日付 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<被災地の学校>「しんどい」保健室に来る児童増える 見えない子どもの心どう向き合う? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仮設住宅入居、ようやく一息…熊本地震2か月 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本の集客施設、地震で会場不足深刻 競技場は避難所になっている場合も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震の被災者9・1%に静脈血栓症 エコノミー症候群の原因 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本復興 誓いの祈り 地震発生から2ヵ月 御船町の避難所に120人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「災害がれき」総量81.2万トン 熊本市が試算 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震の復旧に予備費を充当…阿蘇大橋崩壊で別ルートを整備 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震避難者185人の脚に血栓…エコノミークラス症候群の予備軍か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:益城町で仮設住宅に入居始まる…冥福祈る集いも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震2カ月>依然警戒が必要 12日に震度5弱 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震2カ月>避難生活いまだ6211人 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

熊本城の復旧過程を観光資源に…復興有識者会議
読売新聞 6月19日(日)11時34分配信

 熊本地震の復興計画策定に向け、熊本県が設置した「くまもと復旧・復興有識者会議」(座長=五百旗頭(いおきべ)真・熊本県立大理事長、7人)は19日、〈1〉熊本城の復旧過程を観光資源とする〈2〉復興基金の創設〈3〉耐震診断などに対する公的支援の強化――などを盛り込んだ最終提言書を蒲島郁夫知事に提出した。


〔熊本震度4〕高速道路:熊本県内の一部区間通行止めは解除(19日0時現在)
レスキューナウニュース 6月18日(土)21時15分配信

18日20:46頃、熊本県熊本地方を震源とするM4.5の地震があり、熊本市南区などで震度4の揺れを観測しました。この地震の影響で、高速道路では、九州自動車道などが熊本県内の一部区間で通行止めとなっていましたが、19日00:00現在、解除されています。

■通行止め解除(NEXCO西日本)
・九州道  :熊本IC~八代IC(上下線)
・九州中央道:嘉島JCT~益城料金所(上下線)


熊本市などで震度4…M4・5と推定
読売新聞 6月18日(土)21時12分配信

 18日午後8時46分頃、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、熊本市南区や同県宇土市などで震度4を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4・5と推定される。震度4の地域は次の通り。

 ▽震度4 熊本市南区、熊本県宇土市、宇城市、美里町、嘉島町


<地震>熊本で震度4
毎日新聞 6月18日(土)21時4分配信

 18日午後8時46分ごろ、熊本県宇土市などで震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は熊本県熊本地方、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は4.5と推定される。【吉川雄策】

 その他の主な各地の震度は次の通り。

 震度4=熊本県嘉島町、美里町、宇城市、熊本市南区


熊本で震度4
時事通信 6月18日(土)20時53分配信

 18日午後8時46分ごろ、熊本地方を震源とする地震があり、熊本市などで震度4の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ。地震の規模(マグニチュード)は4.5と推定される。

 主な各地の震度は次の通り。

 震度4=熊本市、熊本県宇土市、宇城市、美里町、嘉島町
 震度3=熊本県八代市、西原村、益城町、山都町、宮崎県椎葉村
 震度2=熊本県阿蘇市、宮崎市、山口県下関市、福岡県久留米市、佐賀市、長崎県諫早市、鹿児島県霧島市。


〔地震〕熊本市南区などで震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 6月18日(土)20時50分配信

気象庁によると、18日20:46頃、熊本県熊本地方を震源とするM4.5の地震があり、熊本県宇土市・嘉島町・美里町・宇城市・熊本市南区で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
発生日時 :6月18日20:46頃
震源地  :熊本県熊本地方(北緯32.7度、東経130.7度)
震源の深さ:約10km
地震の規模:M4.5(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
熊本県:宇土市浦田町*、嘉島町上島*、熊本美里町永富*、熊本美里町馬場*、宇城市松橋町、宇城市不知火町*、宇城市豊野町*、熊本南区城南町*、熊本南区富合町*
【震度3】
熊本県:八代市松江城町*、八代市鏡町*、八代市坂本町*、玉名市横島町*、玉名市天水町*、菊池市旭志*、玉東町木葉*、西原村小森*、御船町御船*、益城町宮園*、甲佐町豊内*、宇城市小川町*、山都町下馬尾*、氷川町島地*、合志市竹迫*、熊本東区佐土原*、熊本西区春日、熊本北区植木町*
宮崎県:椎葉村総合運動公園*、椎葉村下福良*


<参院選>施設壊れプレハブ投票所…熊本地震で被災の市町村
毎日新聞 6月17日(金)22時11分配信

 参院選の公示が22日に迫る中、熊本地震で被災した熊本県の市町村が急ピッチで投開票の準備を進めている。被害を受けた開票所の代替施設を確保したり、プレハブの投票所を設置したりして、投開票に支障がないようにするが、多くの職員が被災者支援に当たっており人手の確保などに頭を悩ませている。【石田宗久、中里顕、取違剛】

 ◇避難者支援で人手も不足

 市庁舎が大きく損壊した宇土市は、市中心部のホームセンター跡の空き店舗を開票所に利用する。同市は「体育館よりも広く、冷暖房もある」と胸をなで下ろすが、「これまで職員約200人で開票作業にあたっていたが、罹(り)災証明書の発行などで従事できない職員がいる」と非常勤職員らで対応することを検討している。

 八代市は、開票所として使用予定だった市総合体育館が天井ボードの落下で使えなくなり、市内の別の体育館で開票する。しかし、広さは約3分の2で、開票態勢を縮小せざるをえない。開票終了時刻が遅れる可能性もあり、選管職員は「開票所のレイアウトや配置人数を工夫し何とか乗り越えたい」と話す。

 御船町も開票作業に職員70人で臨む予定だったが、45人に減らし、候補者名などを自動分類する機器を導入して、職員不足を補う。

 施設が損壊したり、避難所として使われるなどして投票所も不足している。2014年衆院選で村内に設置した投票所17カ所のうち、天井がはがれるなど4カ所が被災した南阿蘇村は白水、久木野、長陽の3庁舎に西日本で初めてとなる「共通投票所」を設置する。益城(ましき)町は投票所に予定していた28カ所のうち20カ所が損壊や避難所になるなどして使えず、プレハブの投票所を設置した。

 県内の避難者は依然として6160人(17日現在)を数え、投票所の入場券を避難者にどう届けるかも課題だ。最多の2069人が避難している益城町は、選挙人名簿登録者2万7528人(6月2日現在)の登録住所に投票所への入場券を郵送。未達の場合は避難所名簿などと照合し、所在を可能な限り確認して届ける方針だ。

 しかし、車中泊などの避難者の所在地を把握しておらず、町選管の担当者は「全員に届けるのは難しい」と打ち明ける。ただ入場券がなくても選挙人名簿に登録されていれば投票でき、複数の自治体は「避難所での呼びかけや、ホームページなどで広報に力を入れる」と話す。


<熊本城>天守閣など3施設、修理費210億円…試算発表
毎日新聞 6月17日(金)20時29分配信

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屋根瓦が落ち、石垣も崩れた熊本城=熊本市で2016年4月16日、本社機「希望」から梅村直承撮影

 熊本市は17日、熊本地震で被害を受けた国の特別史跡・熊本城の天守閣、本丸御殿、飯田丸五階櫓(やぐら)の三つの復元施設の修理費を計約210億円とする試算を発表した。

 天守閣は1960年、本丸御殿は2008年、飯田丸五階櫓は05年に復元した。天守閣と飯田丸五階櫓は危険で中に立ち入れないため、詳しい内部の被害は不明という。

 市は既に石垣修復費を約354億円と試算しており、今回の3施設と合わせて判明した被害額は約564億円となる。ただ宇土櫓など国重要文化財の13施設と、3施設以外の17の復元施設は被害額が試算できていない。【野呂賢治】


熊本城「奇跡の一本石垣」、応急工事を報道陣に公開 飯田丸五階櫓
西日本新聞 6月17日(金)11時50分配信

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「奇跡の一本石垣」(左端)への負担を減らす応急工事が始まった飯田丸五階櫓=16日午後、熊本市中央区の熊本城

 熊本地震で甚大な被害を受けた熊本市の熊本城で、角部分の石垣のみで崩落を免れている飯田丸五階櫓(やぐら)の応急工事が16日、報道陣に公開された。逆境に耐えて支えている姿は、東日本大震災で津波に耐えた「奇跡の一本松」を思い起こさせ、市民に「奇跡の一本石垣」とも呼ばれている。余震が続く中、市は被害を広げないため13日から作業を進めている。

 市によると、飯田丸五階櫓は2005年に復元された。熊本地震で下部の石垣の大半が崩落し、建物(約35トン)の大半の重みが、八つほどの石が積み重なった「一本石垣」にかかっているという。櫓を下から支える鉄骨を設置する工事で、「一本石垣」の負担を減らす。事業費は約8千万円。

=2016/06/16 西日本新聞=


「下を向いちゃおれん」南阿蘇もがく観光業者 道路寸断で経営に打撃 熊本「本震」2ヵ月
西日本新聞 6月17日(金)11時38分配信

 熊本地震の本震から2カ月。年間700万人の観光客が訪れる熊本県南阿蘇村では今も、飲食店やペンションなどの観光業者が苦境にあえいでいる。店舗の損壊に加え、主要交通網が寸断。人通りが消えた観光地で経営者たちは立ちすくむ。年内にインフラが復旧しなければ、約3割が経営危機に陥ると地元商工会なども危機感を募らせている。

 「当たり前の光景がなくなるって寂しいもんですね」。16日、東海大農学部の学生アパートなどがある黒川地区。崩落した阿蘇大橋の前で増田一正さん(40)はつぶやいた。橋のたもとで営むあか牛料理店は「準備中」の看板がぶら下がったままだ。

 6年前に開業。阿蘇大橋を見渡せる眺望が観光客に人気で経営は順調だったが、地震が一変させた。

 店の壁に亀裂が入り、水道は今も復旧していない。廃業も考えたが「若い自分が踏ん張るしかない」と再建を決意。ただ、現在地での再開は厳しく、移転先も含めてめどは立たない。

アルバイトに汗を流しつつ再開時期を模索する
 増田武蔵さん(43)も経営するペンションが倒壊、4月末に完成予定だった新棟も地盤部分が崩れた。借り入れも考えるが、新棟建設にかかったローンが気掛かりだ。再建資金を稼ぐため、今月から建設現場でのアルバイトに汗を流しつつ再開時期を模索する。

 南阿蘇村商工会によると、村内341業者の8割が営業を再開したが、客足は戻っていない。熊本市と村をつなぐ阿蘇大橋や俵山トンネルなどが被災し通れなくなったことが大きい。担当者は「交通網が整わないと観光客は約8割減り、約100業者が廃業する恐れもある」と声を落とす。

「必ず元気な姿に戻れる」
 一方、地元観光協会が7月に「復興マルシェ」を企画するなど復興に向けた明るい動きも。出店予定の製茶業宮崎健さん(68)は地震で自宅が傾いたが、工場の被害は軽微で5月から新茶摘みを始めた。出荷先は地震前の3割以下だが「下を向いちゃおれん」。

 「紅茶を10パックほしい」。11日、宮崎さんの紅茶のファンだという福岡県の女性から注文が入った。すぐに商品を郵送し、手帳には「感謝」と書いた。「南阿蘇には景色や食など自慢できるものがたくさんある。必ず元気な姿に戻れる」。そう信じている。

=2016/06/17付 西日本新聞朝刊=


熊本地震2カ月 梅雨乗り切るため「私設」仮設住宅
日刊スポーツ 6月17日(金)10時5分配信

 最大震度7の熊本地震の本震から16日で2カ月を迎えた。2度、震度7の激震に見舞われ、4800棟以上の家屋が全半壊した益城町では、今も2000人以上が避難所で生活し、避難所以外の庭先や車中、小屋などで生活する被災者も多数に上っている。

 益城町内で最も阿蘇山に近い、布田川沿いの急傾斜地に広がる杉堂地区は、ボランティアらの力でがれき撤去が進む町中心部に比べて、復旧が遅れている。この地区の矢島スヤ子さん(85)は、自宅裏の急傾斜地を登り切った高台の畑に設置した私設の仮設住宅で暮らしている。

 設置したのは建設業の長男国利さん(61)。今では近隣の7世帯が集まり、8世帯の「私設仮設住宅街」になった。国利さんは「杉堂は梅雨明けまで、土砂崩れの危険もあり、どうなるか分からないです。梅雨の後に、家があれば再建も考えますが、今は梅雨を乗り切ることだけです」と話した。

 ◆熊本地震での震度6弱以上 気象庁の震度データベースによると、4月14~16日の熊本地震で、震度6弱以上が7度発生。内訳は6弱が3度、6強と7が2度ずつ。震央は熊本県熊本地方と阿蘇地方。


<熊本地震>「一本足の櫓」倒壊防止 熊本城飯田丸緊急工事
毎日新聞 6月17日(金)9時59分配信

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緊急工事が進む熊本城の飯田丸五階櫓=熊本市中央区の熊本城内で2016年6月16日午後2時2分、野呂賢治撮影

 熊本市は、熊本地震で被害を受けた国の特別史跡、熊本城で、崩落した石垣の角部分が残って“一本足”で支えているように見える「飯田丸五階櫓(いいだまるごかいやぐら)」の緊急工事を進めている。建物の底を包み込むようにして鉄骨で支え、残った石垣の負担を軽減させて櫓自体の倒壊を防ぐ工法を採用している。事業費は約8000万円で、7月中の完成を見込んでいる。

 市などによると、倒壊の危険性が高い建物部分は重さ約35トン(推定)。これを支えるために橋の建設工事で用いる工法などを応用し、今月10日から工事を始めている。工事担当者は「前例のない困難な工事だが、何としても成功させて本格的な熊本城の復興に弾みをつけたい」と話した。

 天守閣の南西側にある飯田丸五階櫓は、4月16日未明の本震で石垣が大きく崩落して建物の床面が露出し、一筋の石垣が支えている。【野呂賢治】


復興支援プロジェクト開始=学長「地元での実績生かす」―熊本大
時事通信 6月16日(木)18時41分配信

 熊本大は16日、学長をトップとする「熊本復興支援プロジェクト」を始めたと発表した。

 熊本大が持つ知的資源を生かして早期復興を推進する計画で、国や自治体、国内外の大学などと連携して活動する。

 原田信志学長は同日の記者会見で、「熊本大が地元の大学として地域に取り組んできた実績を生かさないといけない」と話した。


熊本城やぐら緊急工事=倒壊防止、鉄骨で支え―地震
時事通信 6月16日(木)18時27分配信

 熊本地震で甚大な被害を受けた熊本城で16日、崩落後のわずかな石垣だけで支えられている「飯田丸五階櫓(やぐら)」の倒壊を防ぐための緊急工事が始まった。

 やぐらを包み込むように鉄骨を配置して支え、石垣への荷重を減らす。

 飯田丸五階櫓は城の南側にあり、4月16日の本震で石垣の大部分が崩れた。施工する大林組によると、やぐらは30~35トンと推計される。工事中の崩落を避け安全性を保つため、真下からでなく北側に造る土台から鉄骨をやぐらの下に回り込ませ、空中で支える「難しい工法」(同社)を採る。

 市によると、工費は約8000万円で、7月末までに完了予定。


熊本地震2カ月 「南阿蘇へ必ず戻る」東海大生次々と転居
産経新聞 6月16日(木)14時26分配信

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声をかけながら牛に水を与える服部法文さん=熊本県南阿蘇村の東海大学阿蘇キャンパス(写真:産経新聞)

 熊本地震で校舎に亀裂が入るなどした東海大学阿蘇キャンパス(熊本県南阿蘇村河陽)は授業が再開できないまま16日で本震発生から2カ月を迎えた。農学部の学生千人が消え、地区からは活気が失われた。職員は再建に向け実習で飼育する家畜の世話などを懸命に続けているが、7月から学部の拠点が熊本市内のキャンパスに移る。(小泉一敏)

 発生から2カ月を迎えた河陽地区。学生向けアパートが目立つが人気はない。1階がつぶれたアパートや建物が危険なことを示す赤い紙がはられた民家も点在し、震災直後のまま取り残されたようだ。

 昭和48年開設の阿蘇キャンパス。約75万平方メートルの敷地では千人の学生が学び、8割が近くで下宿するなどしていた。学生は農家や住民と交流を重ねてきたが、近くに住む農業の男性(72)は「すっかり活気が失われた」と声を落とす。

 キャンパスも道路や校舎が損傷し立ち入りが規制されているが、農場では家畜部門の技術職員、服部法文さん(62)がエサやりを続けていた。農場の建物は一部被害にとどまり、牛や豚など約80頭は無事だった。ただ、水道管は大半が被害を受け、今も近くの湧き水をタンクに詰めてトラクターで運ぶ日々が続き、服部さんは「かなりの重労働を強いられている」と話す。それでも震災後に2頭の子牛が生まれた。「時間はかかるが学生が戻ってこられるように努力したい」

 大学は平成28、29年度の2年間、キャンパスの使用中止を発表。7月からは熊本市内のキャンパスで授業を行う。転居する学生も多いとみられ、地区のにぎわいが戻る日は見通せない。

 農学部2年の男子学生(19)は、下宿先のアパートの片付けで2カ月ぶりに村を訪れた。どうしても気になり、実習で植えた小松菜の畑も見に行った。「大きく成長していた。本当は自分で収穫したかった…」と肩を落とす。

 学生は7月からは福岡県久留米市の実家から熊本に通う。「必ず戻ってきたいですね」と悲しげな笑みを浮かべた。


「やっぱり寂しい」東海大生ら、梅雨空に祈り 故郷に再び花を 熊本地震「本震」から2カ月
西日本新聞 6月16日(木)12時34分配信

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脇志朋弥さんが亡くなったアパートの前で、手を合わせる東海大の学生たち=16日午前7時18分、熊本県南阿蘇村

 49人が犠牲になった一連の熊本地震は16日、本震発生から2カ月がたった。本震で死者15人、行方不明者1人が出た熊本県南阿蘇村は、梅雨空の朝を迎え、犠牲者の友人や住民が祈りをささげた。震度1以上の有感地震は計1700回を超え、終息は見えない。同県西原村では住民らが花の種を植え、傷ついた故郷に再び花を咲かせると誓った。

 本震で学生3人を含む4人が死亡した東海大農学部の「学生村」(南阿蘇村黒川)。震災がれきの片付けに汗を流してきた同大の学生6人が早朝から、学友たちを失ったアパートや民家を回り、花を供え、手を合わせた。下宿の下敷きになり、命を落とした同大2年の大野睦さん(20)の同級生(20)は「飲み会や買い物。睦との約束がいっぱいあった。もうかなわないと考えると、やっぱり寂しい」と声を震わせた。

 267人が通う同村河陽の南阿蘇中では、自習時間の前に、全校放送に合わせて黙とうした。震災後、転校や隣町の大津中への区域外通学で生徒は14人減った。家族で避難生活を送る3年生の女生徒(14)は「離れ離れになった同級生が早く戻って来られればうれしい」と話した。

 西原村布田では、住民とボランティアの計約30人が空き地にヒャクニチソウの苗100株を植えた。参加した住民の女性(78)は「家は少しひびが入った程度で、自宅で暮らしているが、余震のたびに怖い。村を花でいっぱいにして、西原村はきれいな所だと思ってほしい」と植えたばかりの苗に願いを込めた。

=2016/06/16 西日本新聞=


移住か古里か住民苦悩 孤立状態の南阿蘇村・立野地区 再建への道筋見えず
西日本新聞 6月16日(木)12時0分配信

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土砂崩れの爪痕が生々しい南阿蘇村立野地区の被災現場

 熊本地震で南阿蘇村の阿蘇大橋が崩落し、村中心部から孤立状態となった立野地区では、生活再建の場所を巡って住民たちの思いが揺れている。土砂災害の危険は去っておらず、水道復旧の見通しも立たないことから、移住を検討する人もいる一方で、住み慣れた古里へ帰る日を待つ人もいる。最大震度7の「本震」から16日で2カ月。県内各地で仮設住宅への入居が始まる中、立野地区では、その先の住宅再建への道筋はまだ見えない。

 立野地区では約350世帯のほぼ全てが避難生活を送っている。ただ、時間がたつにつれて住民たちは散り散りになりつつある。隣町・大津町の企業の体育館に村が設置した避難所には、ピーク時は約150人が身を寄せていたが15日朝には77人になった。親族などの家で生活する人のほか、自治体が民間賃貸住宅を借り上げて無償提供する「みなし仮設住宅」に入る人もいるという。

 大津町には地区住民のための仮設住宅も建設中だが、その後に立野に戻り、再建を果たすのかどうか-。

「育んできた絆はなくしたくない」
 地区内の新所区の区長(62)は「立野に残るかどうか、まだ答えが出る時期ではない。ただ少なくとも、今の家には住めない」。あの日、自宅に土砂が流入し、泥だらけで避難した。自宅裏山の中腹には、崩落寸前の岩も見つかった。「安全対策を施しても完全ではない。子や孫は住まわせられない」と声を落とす。

 大津町の体育館で避難者代表として避難所運営に携わる男性(72)は、住民が一時避難した旧立野小用地に公営住宅を造るのを希望する。「仮に地区全体が(別の場所に)集団移転となるとしても、決めるまでに時間がかかる。私たちが生きるのはそんなに長くないから、(合意がしやすい)旧立野小に決められんだろうか」と提案する。12日には、地震前に毎月続けていた1人暮らしのお年寄りを対象にしたゲーム大会を避難所で再開した。参加者の顔を見てあらためて感じた。「育んできた絆はなくしたくない」

 この避難所で暮らす女性(73)は梅雨が明けて、水道が復旧すれば自宅に戻るつもりだという。近所には県外に移住した人もいると聞くが「立ち退きを迫られる訳じゃない。私はここがいい」と話す。

 年齢や家族構成などによって地区内の意見はさまざまで、山内区長は新所区の将来の在り方を話し合う場を近く設けたい考えだ。離れ離れになった住民間の連絡を取り合うのも難しい状況だが、「まずは、今思っていることをはき出してもらうことが大切」と話している。

=2016/06/16付 西日本新聞朝刊=


被災者、不満と困惑の声 益城町の家屋解体見通し「2年以内」 生活再建長期化も
西日本新聞 6月16日(木)11時44分配信

 熊本地震で2度の震度7を記録した熊本県益城町で15日、倒壊家屋の解体撤去の受け付けが始まった。町は解体完了について「2年以内」との見通しを明らかにし、訪れた被災者から「早くしてくれないと生活再建が進まない」と不満と困惑の声が上がった。

 4月16日の本震から2カ月。町は倒壊の危険性が高い家屋から7月中旬にも着手する計画だが、解体撤去の長期化は避けられず、被災者の生活再建に深刻な影響を及ぼす恐れがある。

 県内の全半壊の建物は約3万500棟(6月15日現在)に達する。県は5月に開いた国や市町村との協議で、災害廃棄物が最大130万トンになると推計。一般廃棄物の年間処理量の2倍程度に当たるため、解体完了には2年程度かかると市町村に説明していた。

 益城町の全半壊は約4800棟。解体撤去は町が業者と契約して実施し、罹災(りさい)証明書で「半壊」以上の場合は全額を国と町で負担する。町は事前に約2千人に申請書を配布。この日は330件分を受け付け、窓口には早朝から多くの人が列を作った。

 自宅が全壊した同町平田の島田康貴さん(43)は「時期の見通しだけでも早く示してほしい」と漏らした。同じ敷地に建て直すつもりだが、窓口では「2年近く先になる可能性もある」と説明されたという。「撤去が進まないと何もできない。1年たってもできないなら自費での解体も考えなくては」とため息をつく。

 同町赤井の森崎康広さん(45)は民間賃貸住宅を県が借り上げる「みなし仮設」を探しているが、入居期間は最長2年間。「仮設にいる間に建て替えできないと困る」と話した。

 県によると、現在18市町村で申請を受け付けており、熊本市と菊陽町は22日から受け付けを始める。県は解体業者の不足も懸念されるとして、業界団体を通じて作業員の確保など協力を求める。

=2016/06/16付 西日本新聞朝刊=


市職員から「自宅に帰ったらどうですか」 余震におびえ心身疲れ…進む道は? 熊本「本震」2カ月
西日本新聞 6月16日(木)11時33分配信

 熊本地震の本震発生から16日で2カ月。熊本県内ではなお6241人が避難生活を送る。余震の恐怖から避難所暮らしや車中泊を続ける人、土砂被害で故郷を追われた人など、さまざまな境遇の被災者がいる。だれもが疲れ、これから進む道を悩んでいる。

 地震による土砂崩れがあった南阿蘇村立野地区の約350世帯は、ほぼ全てが隣接する大津町などで避難生活を送る。73歳の女性は本震後から避難所を転々とし、今月初めから同町にある企業の体育館に身を寄せる。

 地震前は息子夫婦と同居していた。息子夫婦はペットの犬と同町の別の避難所で車中泊をする。今の避難先が一番過ごしやすいが、地震から2カ月がたち、先の見えない避難所生活にくたびれてきた。

 自宅は一部損壊。当初はすぐに戻れると思っていた。だが立野地区は水道復旧のめどが立たず、最近では仮設住宅への入居も考える。「自宅に帰ることができたら、息子夫婦のために食事を作って食卓を囲みたい」と言う。

「もう少し避難者のことを考えてほしい」
 同じく立野地区から阿蘇市に避難し、仮設住宅への入居を希望する男性(61)はいらだちを隠せない。「新たな仮設住宅がどこに、何戸できるのかなど必要な情報が届かない」

 2度にわたり震度7を記録した益城町の「グランメッセ熊本」には今も、車中泊やテント泊をする人たちがいる。娘2人、小学生の孫5人とテント泊をする大工男性(54)は「昼間は暑くてとてもテントにいられない。娘の1人が妊娠しており、早く安心できる住まいを見つけたい」。

 2度の地震で自宅が全壊した40代の会社員男性は犬を飼っているため、避難所暮らしを避け、車中泊を続ける。「夜も暑くなり熟睡できなくてつらい。1人暮らしなので仮設住宅は難しく、民間の賃貸住宅もなかなか良い物件が見つからない」と途方に暮れる。

 ピーク時に約800人が身を寄せた熊本市総合体育館。13日時点で避難者は158人まで減った。5月上旬から同体育館で暮らす男性(59)は「自宅アパートは住むことはできるが、余震が怖くて帰れない」と打ち明ける。数日前、市職員から「自宅に帰ったらどうですか」と言われたという。「市は避難所を縮小させようとしているが、もう少し避難者のことを考えてほしい」

=2016/06/15 西日本新聞=


<熊本地震2カ月>東海大学生らの冥福祈る 南阿蘇
毎日新聞 6月16日(木)11時24分配信

 最大震度7を観測した熊本地震の本震から16日で2カ月となった。東海大阿蘇キャンパスの学生3人を含む15人が死亡した南阿蘇村では、犠牲になった学生の友人が雨空の下、倒壊したアパートに花を供えて冥福を祈った。

 亡くなった東海大2年の大野睦(りく)さん(当時20歳)と同じフットサル部の3年の松村知毅(ともき)さん(20)は「時が止まったような2カ月。家族を失ったのと同じような気持ちです」と語った。

 犠牲になった1年の清田啓介さん(同18歳)と親しかった3年の石田仁星(じんせ)さん(20)は「清田さんもつらかったよな。僕も亡くなった仲間の分まで勉強して、お世話になった人たちのために頑張るよ」と語りかけ、両手を合わせた。

 熊本県内では4月14日の前震と16日の本震により、直接死だけで49人が死亡し、今も6241人が避難生活を送っている。【柿崎誠、出口絢】


<熊本地震>本震から16日で2カ月…苦闘続く
毎日新聞 6月15日(水)22時43分配信

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自宅を片付ける佐野徳正さん。「2カ月たって道路が通れるようになった以外は何も変わらない。これから先のことはまだ考えられない」と話した。右奥は阿蘇大橋付近の大規模土砂崩れ現場=熊本県南阿蘇村で2016年6月15日午前10時50分、矢頭智剛撮影

 最大震度7を観測した熊本地震の本震から16日で2カ月になる。熊本県では、4月14日の前震と同16日の本震によって直接死だけで49人が死亡、1736人が重軽傷を負い、本震で崩落した阿蘇大橋(南阿蘇村)付近で消息が分からなくなった熊本学園大4年の大和晃(ひかる)さん(22)の安否は不明のままだ。県内では今も6241人が避難生活を送る。

 同県では約160カ所で土砂災害が発生。大規模な土砂崩れが多発し15人が犠牲になった南阿蘇村では、梅雨入りした今も、多くの住民が倒壊した建物の片付けなどに追われている。

 半壊した自宅から出たがれきなどを片付けていた同村河陽のアパート経営、佐野徳正さん(73)は「全壊したアパートはもう取り壊すしかない。収入源が無くなり気持ちが沈むこともあるが、やれることを一つ一つやるしかない」と語った。【出口絢、野田樹】


<熊本地震>宇土市、来月に庁舎解体へ
毎日新聞 6月15日(水)19時46分配信

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熊本地震で被災した宇土市役所=熊本県宇土市で2016年4月16日午前9時59分、本社機「希望」から梅村直承撮影

 熊本地震で被災した熊本県宇土(うと)市は15日、4階部分が押しつぶされ、倒壊の恐れがある市役所庁舎(5階建て)の解体を7月初旬に始める方針を明らかにした。工事費3億7900万円は既に専決処分しており、20日開会の市議会で承認を受ける。来年3月までに工事を完了させる予定。新庁舎建設計画は「未定」としている。

 庁舎が使えないため、宇土市は市民体育館などに機能を分散して業務をしている。【樋口岳大】


熊本県、地震復旧・復興本部を設置…20日付
読売新聞 6月15日(水)18時4分配信

 熊本県は15日、熊本地震復旧・復興本部を20日付で設置すると発表した。

 被災者の生活再建、地域経済の再生といった課題を全庁的に共有し、復旧・復興計画の早期策定を目指す。また、県が設置した「くまもと復旧・復興有識者会議」(座長=五百旗頭(いおきべ)真・熊本県立大理事長、7人)の最終提言が19日に提出されることも明らかにした。

 復旧・復興本部は、蒲島郁夫知事を本部長に、副知事や各部長、県教育長、県警本部長らで構成。総合調整役の「復興監」は知事公室長が務める。

 また20日付で組織改編を実施。仮設住宅整備や民間賃貸物件を借り上げる「みなし仮設」の確保などを進める「すまい対策室」(13人)、がれきの広域処理などを担う「災害廃棄物処理支援室」(11人)などを新設する。


<被災地の学校>「しんどい」保健室に来る児童増える 見えない子どもの心どう向き合う?
西日本新聞 6月15日(水)14時29分配信

 熊本地震の被災地では、多くの学校が5月の連休明け、授業を再開した。だが、教室、授業、グラウンド、給食…。どれもまだ、以前のような姿ではない。教員や子ども、父母たちは、課題や悩みにどう向き合っているのか。熊本県内の学校現場をルポしていく。

学校再開後、保健室に来る児童は40~50人に
 保健室には午前9時すぎ、1年生がおずおずと入ってきた。「どうしましたか?」。養護担当の江崎賀子(のりこ)教諭(43)が問い掛けると、小声で「しんどい」。体温計で測るが、熱はない。同じような低学年児童がさらに2人訪れ、しばらくすると教室に戻っていった。「こんな子が多いんですよ」

 震度7の直撃を2度受けた益城町にある広安西小学校。児童17人が県内外に転校し、児童数は758人。体育館と視聴覚室は避難所となり、住民約220人も暮らす。放課後、ランドセル姿の児童数人は体育館に「下校」していく。

 地震後、子どもの心のケアが課題になっているが、子どもの心はなかなか見えない。保健室の養護教諭にはどう映っているのか。5月27日、同校の保健室を訪ねた。

 地震前、保健室に来る児童は1日10~20人だった。だが、学校再開後は40~50人に。毎年5、6月は、新学期の疲れや熱中症などで、保健室は忙しい。「それにしても気掛かりなんですよ、この数字」と江崎教諭。授業が進むに連れ、休み時間に訪れる児童は増えた。正午には三つのベッドは埋まり、長いすにも1人が横になった。

学校アンケート「目や皮膚がかゆい」がトップ
 子どもたちの心身の実情を探るため、同校では学校再開直後の4日間、学校独自でアンケートを連日実施した。

 親子で話し合いながら22項目に回答する形式で(1)目や皮膚がかゆい(2)落ち着かない(3)おなかが痛くなる-の順に多かった。自由記述欄には「夜が怖い」「トイレに行けない」「音に敏感になった」「甘えん坊になった」なども。担任による面談でも、約2割の児童ついて、担任は「気になる」とした。

 江崎教諭は「『かゆい』が多かったのはちょっと意外でした。断水解除後も、夜が怖く、落ち着いてお風呂に入れない子どもが多いんじゃないかな」。

 同校には多くのボランティアが駆け付け、避難所運営ばかりでなく、学校運営もサポートしている。この保健室にも、熊本、徳島県教委からの支援教諭が配置され、3人態勢になった。それでも4月に終わっているはずの身長、体重、視力、聴力検査がこの日、やっと完了した。

保健室はかけがえのない空間
 校内で出会った高学年児童の母親はこんな話もした。

 「私たち一家3人はアパート2階で被災。約2週間、軽乗用車で車中泊を続けた。アパートに戻ると、子どもはしばらく、おねしょをした。家の風呂には入らず、自衛隊の仮設風呂に行く。就寝時も枕元に避難用のリュックサックを置いてからでないと、寝ないんです」

 よほど、怖い夢を見たのだろう。そんな子どもたちの心に、江崎教諭はどう向き合おうとしているのか。「きついとか、痛いとか、その子どもの気持ちをまず受け止める。そして、いつも通りの対応が、何よりなんじゃないかな」

 その日の給食は、コッペパンに魚肉ソーセージとケチャップ、ヨーグルトと牛乳。「給食、食べられる?」と江崎教諭たちが児童を送り出すと、午後の保健室は穏やかさを取り戻した。

 子どもの心のケアに向け、学校現場では専門のスクールカウンセラーとも連携した取り組みも本格化している。そんな中、「心のオアシス」とも呼ばれる保健室は、被災地でも子どもたちにとって、かけがえのない空間であるようだった。

怖がる姿は回復への一歩
 阪神大震災や東日本大震災でも被災者の心のケアに当たり、支援のため広安西小を訪れていた兵庫教育大大学院・冨永良喜教授(臨床心理学)の話 「落ち着かない」「サイレン音にドキッとする」といった子どもたちの反応は「過覚醒」。つらい体験をしたことで、心身をこわばらせ、緊張、格闘状態にある。「怖い夢を見て、おねしょをする」などは「再体験」。凍り付いていた記憶のふたが開き、体験を思い出している状態で、むしろ心の回復への一歩と捉えるべきだ。

 子どもたちには「地震を怖いと感じることは正常なことで、すごいことなんだよ」と言ってあげてほしい。そして、防災に向けた取り組みや避難行動をほめてあげながら「きっと乗り越えられるから」といったメッセージを伝えることが大切だ。

 子どもの心のケアでは、長期計画に立ち、子どもたちがやがて「語り継ぐ防災教育」の担い手、語り手になっていくような心の復興も求められる。つらい体験や記憶を受容し、安全・安心を育んでいくためにも、ゆっくりでいいから。楽しいイメージづくりや、心身をほぐすリラックス運動なども有効だ。


仮設住宅入居、ようやく一息…熊本地震2か月
読売新聞 6月15日(水)13時14分配信

 「生活がやっと落ち着いてきた」――。

 熊本地震の「前震」から14日で2か月。被災地では、仮設住宅への入居が徐々に進む。将来への不安が消えたわけではないが、被災者らは復興へ歩み出している。

 今月5日、被災地で初めて入居が始まった熊本県甲佐(こうさ)町の仮設住宅。夕暮れ時、男児らが元気に走り回っていた。

 「当たり前の暮らしがやっと戻ってきました」。清掃業の男性(26)はそう言うと、子どもたちに優しいまなざしを向けた。

 妻(25)と長男(4)、長女(2)、次男(生後9か月)の5人家族。2階建てアパートの2階の部屋に住んでいたが、階段が崩れ、傾いた。


熊本の集客施設、地震で会場不足深刻 競技場は避難所になっている場合も
西日本新聞 6月15日(水)12時28分配信

 熊本地震発生から2カ月。県内の集客施設は県立美術館(熊本市中央区)や熊本市現代美術館(同)など発生後に休館していた施設が再開され、徐々に平常な状態に戻りつつあるが、現在も被災して復旧のめどが立たなかったり、避難所として使用されたりしている施設も多くある。地元の愛好家などの利用が多い、200~500人規模のホールを備えた会場の不足も深刻となっている。

 熊本市の熊本ユースシンフォニーオーケストラは、8月14日の定期公演会場に予定していた県立劇場(熊本市中央区)の再開が同25日予定のため急きょ、同12日に市内の民間ホテルに併設されたホールでの開催に変更した。収容人数は約1800人から約500人まで減ったが、同オーケストラの山口邦子さん(57)は「同規模の市民会館シアーズホーム夢ホールも長期利用中止が決まっている。変更した会場は演奏会の利用実績がほとんどないが、選択肢がなかった」という。

 公演情報を毎月紹介している無料情報誌「ドコサ?」の坂口美由紀さん(42)によると、熊本市内では県立劇場の再開まで千人以上の集客が想定される人気アーティストのコンサート会場の選択肢がなくなっているという。さらに、地域で活動する音楽やダンスなどさまざまなジャンルの愛好家が発表する場となる200~500人規模のくまもと森都心プラザホール(中央区、7月末まで利用休止で再開は未定)、市健軍文化ホール(東区、再開未定)などが利用できない。

 「発表の場が確保できていない団体が多数いる。加えて練習場になる施設もまだ避難所に使用されていることが多く、不足している」と坂口さんは指摘する。

スポーツ施設も全面復旧へ道は遠く
 スポーツ施設も全面復旧へ道は遠い。本震後、レフトスタンドやバックスクリーン、照明灯などが損壊した熊本市中央区の藤崎台県営野球場は、夏の全国高校野球選手権熊本大会の開幕が迫る中、復旧を急ぐ。県体育保健課では「20日をめどに、今後の利用を判断したい。一部立ち入り禁止にしても使用できればよいが…」と説明する。

 サッカーJ2ロアッソ熊本は、7月からホームの「うまかな・よかなスタジアム」(県民総合運動公園陸上競技場、熊本市東区)での試合開催を望んでいるが現在、利用できる状況にない。3階の観客入場ゲートのコンクリートの床が大きく損傷。場内にも亀裂が無数に入り、安全点検を急ぐ。支援物資置き場や被災者の避難所にもなっている。管理する県スポーツ振興事業団は「6月末までには支援物資の運び出しは済む見込み。後は安全かどうかだ。月内には結論を出したい」という。

 熊本武道館(熊本市中央区)も臨時休館が続くほか、今月上旬の県高校総体では、会場として予定された熊本市や益城町の各施設は利用できず、荒尾、天草など他地域へ会場変更を余儀なくされた。

 映画館もDenkikan(熊本市中央区)とTOHOシネマズ宇城(宇城市)は再開されたが、その他熊本市近郊の映画館は再開のめどが立っていない。

=2016/06/15付 西日本新聞朝刊=


熊本地震の被災者9・1%に静脈血栓症 エコノミー症候群の原因
西日本新聞 6月15日(水)11時46分配信

 熊本県内の医師や行政関係者でつくるプロジェクトチーム(PT)は14日、熊本地震の被災者2023人を検査した結果、9・1%に当たる185人からエコノミークラス症候群の原因となる深部静脈血栓症が見つかったと発表した。185人のうち1割は医療機関の受診が必要で、緊急性が高いとして熊本市の病院に搬送された患者も1人いた。

 検査は4月19日~5月5日、被害が大きかった熊本市や同県益城町、御船町、西原村で、避難所や車中泊が多い延べ65カ所で実施。13~100歳の2023人のふくらはぎをエコー検査した。

 エコノミークラス症候群は、長時間同じ姿勢で座り続けるなどして静脈にできた血栓が、肺などで詰まって死亡することもある。

 PTによると、高齢になるほど血栓が見つかる確率が高まった。20代以下はゼロ、30代は1・4%だったが、70代は10・0%、80代以上は15・2%に上った。血栓が見つかった185人の平均年齢は74・9歳。車中泊と避難所で、同症候群を発症する確率に大きな差はなかったという。

 熊本市民病院の橋本洋一郎首席診療部長は「車中泊の避難者だけでなく、避難所で寝たきりの高齢者のリスクも高まっている。同じ姿勢をとり続けることなく、積極的に筋肉を動かすように努めてほしい」と話した。

=西日本新聞=


熊本復興 誓いの祈り 地震発生から2ヵ月 御船町の避難所に120人
西日本新聞 6月15日(水)11時40分配信

288
地震発生から2カ月となり、集会で黙とうする人たち=14日午後8時半、熊本県御船町

 熊本地震は14日、発生から2カ月を迎えた。熊本県ではなお6211人が避難生活を送る。県は仮設住宅建設を急ぎ、建設予定戸数は3千戸を超えたが完成済みは232戸にとどまる。蒲島郁夫知事は「7月中には仮設への移転のめどをつけたい」と述べた。同県御船町の避難所には同日夜、約120人が集まり、犠牲者に黙とうをささげた。

 御船町スポーツセンターであった集いで、避難者の高校1年生、上田美由紀さん(15)は「2カ月は長いようであっという間だった。家が全壊して失ったものも多いけど、人のつながりや優しさなど気付いたこともたくさんある」と振り返った。参加者は全員で唱歌「ふるさと」を合唱。故郷の復興を誓い合った。

 4月14日の前震で犠牲になった同県益城町木山の村上ハナエさん(94)、正孝さん(61)親子の自宅では、正孝さんの義兄、三浦治美さん(73)が花を手向け、「優しい親子だった。一度に亡くなり、まだ悲しみの中にいる」と涙ぐんだ。

 一連の熊本地震の死者は49人、行方不明者1人。他に20人が関連死の疑いがある。熊本県によると建物被害は14万3318棟。南阿蘇村の一部など県内の700戸で断水が続いている。

 家屋の被害程度を認定する罹災(りさい)証明書の交付件数は10万4745件で、申請の7割。1次調査の結果を不服として、より詳細な2次調査を申請した件数は2万4602件に達する(いずれも13日現在)。一連の地震による有感地震の回数は1700回を超えている。

=2016/06/15付 西日本新聞朝刊=


「災害がれき」総量81.2万トン 熊本市が試算
西日本新聞 6月15日(水)11時36分配信

 熊本市は14日、熊本地震で被災した家屋などから生じる災害がれきの総量が81万2千トンに上るとの見通しを示した。市は同日、「災害廃棄物処理実行計画」を策定し、2018年6月までに災害がれき処理の完了を目指すことを明記した。

 災害がれきの総量は被災後の片付けで生じたがれきに加え、家屋の被害状況から予想される解体撤去で生じる量を、1日時点で試算した。内訳はコンクリート類50万1千トン、木くず17万3千トン、かわらくず1万3千トン、金属くず3万トン-。今後、事業所や集合住宅を含めればさらに膨らむ見通しという。

 計画ではがれきの大部分を占めるコンクリートは仮置き場を通さず破砕施設に直接搬入することや、金属くずや木くずの再利用など具体的な作業工程を明記した。アスベストなど有害物質の取り扱い法なども記し、処理の迅速性や安全性、経済性、環境への配慮などを求めている。

=2016/06/15付 西日本新聞朝刊=


熊本地震の復旧に予備費を充当…阿蘇大橋崩壊で別ルートを整備
レスポンス 6月15日(水)10時45分配信

政府は、熊本地震による被災地を復旧するための予備費の使途を閣議決定した。

2016年度の予備費は熊本地震で被害を受けた施設に経費を計上する。国土交通省関係は公共土木施設などの災害復旧などの事業に合計111億円充当する。

[関連写真]

内訳は、道路災害復旧事業では、国道57号阿蘇大橋地区で、現位置の北側に位置する別ルート整備による災害復旧事業を実施するため、国費で66億9500万円を計上した。

災害関連緊急砂防事業は、高野台地区、火の鳥温泉地区、立野川1地区と深耶馬地区など8箇所に42億5800万円を計上。基盤地図情報の整備では、効率的・効果的な災害復旧事業に必要な地理空間情報として写真図と現況を正確に表した基盤地図情報を整備・提供するため、1億4500万円を計上した。

《レスポンス レスポンス編集部》


熊本地震避難者185人の脚に血栓…エコノミークラス症候群の予備軍か
読売新聞(ヨミドクター) 6月15日(水)10時38分配信

 熊本地震で、肺塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)の予防に取り組む医師らのプロジェクトチームは14日、避難者2023人に対する検診の結果、185人(9%)の脚に血栓が見つかったと発表した。同症候群の予備軍とみられ、高齢者や女性が多かった。

 同チームは熊本大の医師や、国、県の職員らで構成。調査は4月19日~5月5日、熊本市内や熊本県益城(ましき)町など延べ65か所で実施した。

 血栓が見つかった185人のうち、70歳以上が120人で65%を占めた。また、女性が139人で75%に上った。過去には、災害発生から4~5か月後に発症するケースもあったといい、同チームは「体を動かすなど、継続的な予防に取り組んでほしい」と呼びかけている。

 熊本地震では、入院が必要と診断された重症患者は51人。このうち42人は車中泊をしていて発症したといい、1人は死亡した。重症患者は5月15日以降、確認されていない。


益城町で仮設住宅に入居始まる…冥福祈る集いも
読売新聞 6月14日(火)21時41分配信

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被災者の入居が始まった仮設住宅(14日午前11時25分、熊本県益城町で)=浦上太介撮影

 熊本地震の発生から14日で2か月を迎えた。

 最大震度7を2回観測した熊本県内では、49人が死亡し、1人が安否不明のまま。全半壊した家屋は3万棟を超えるが、完成した仮設住宅は232戸にとどまり、6211人が避難生活を送る。読売新聞の調べでは、テントや車で寝泊まりする被災者はなお400人を超える。

 同県益城(ましき)町では14日、仮設住宅88戸への入居がスタート。町内では約4800棟が全半壊しており、町は「1200戸以上の仮設住宅が必要」と見積もっている。下見に訪れた事務職員の女性(55)は、町内の避難所で2か月間を過ごしてきたといい、「ゆっくり眠りたい」と話した。

 同県御船(みふね)町で避難所となっている町のスポーツセンターでは14日夜、犠牲者の冥福を祈る集いが開かれた。被災者ら約120人がキャンドルを並べて黙とうをささげた後、唱歌「故郷(ふるさと)」を合唱し、復興への誓いを新たにした。


<熊本地震2カ月>依然警戒が必要 12日に震度5弱
毎日新聞 6月14日(火)20時48分配信

 最大震度7を記録した熊本地震から2カ月がたち、当初頻発した地震はやや落ち着きを見せている。しかし、12日夜には熊本県内で4月19日以来となる最大震度5弱を観測する地震が起きるなど、被災者は依然として不安と隣り合わせの状態を余儀なくされている。

 政府の地震調査委員会は9日の会合で「地震活動は全体として減衰傾向が見られ、マグニチュード(M)6程度の余震が発生する可能性は低下した」とする見解を示した。M3以上の地震の間隔も、4月下旬~5月中旬は1日を置かずに起きていたが、5月中旬~6月上旬は最大で3日に1度になった。

 ただ、大きな地震には依然として警戒が必要だ。12日に同県八代市で震度5弱を観測した地震の震源について、気象庁の中村浩二地震情報企画官は「横ずれ成分を持った逆断層」と説明した。産業技術総合研究所の石川有三招聘(しょうへい)研究員(地震学)は「これまで発生してきた地震と異なり、九州の南部や南西沖のタイプに近い。隣接する地域の地震を引き起こしたのかもしれない」と分析する。

 地震調査委の平田直委員長(東京大地震研究所教授)は「大きな地震の起きる可能性は全国的にみてまだ高い。当面その傾向は続くとみられる」と説明した。【飯田和樹】


<熊本地震2カ月>避難生活いまだ6211人
毎日新聞 6月14日(火)20時46分配信

 熊本地震の発生から14日で2カ月となった。最大震度7の揺れに2度襲われた熊本県内では、住宅被害は14万1970棟に上り、いまだに6211人が避難生活をしている。県と熊本市は仮設住宅2951戸の建設に着手したが、入居が始まったのはうち217戸にとどまり、梅雨入りしてもなお避難所での生活に終わりが見えていない。

 直接死だけで20人が死亡した益城(ましき)町では、建設に着手した仮設住宅1110戸のうち88戸が完成し、14日に入居が始まった。自宅が全壊し、テントや避難所で暮らしてきた林田勇さん(72)と妻初実さん(73)は入居日が偶然、初実さんの誕生日と重なった。2人は「入居できてほっとした」と胸をなで下ろす一方で「多くの人が入れない現実があり、素直には喜べない」と語った。

 約190人が避難する御船(みふね)町スポーツセンターでは同日夜、被災者らの集いがあり、約120人が復興を祈ってキャンドルに灯をともした。同センターに避難する県立甲佐(こうさ)高1年の上田美由紀さん(15)と避難所の運営を手伝う御船小6年の田上翔平さん(12)が「復興に向けたメッセージ」を読み上げた。自宅が全壊し3人の妹弟の世話をしながら避難生活を続けている上田さんは「地震で失ったものもあるが、その分、人の優しさや日常生活のありがたさに気づかされた。助けてもらった恩を返せるよう、自分にできることを精いっぱいしていきたい」と話した。

 一方、仮設住宅の建設が進む16市町村が交付した住宅被害の罹災(りさい)証明書について、「全壊」「大規模半壊」「半壊」の認定が計2万8467件(12日現在)に上ることが毎日新聞の調べで分かった。

 県は既に着工したものを含め仮設住宅4600戸、民間賃貸住宅を借り上げて家賃を肩代わりする「みなし仮設」3600戸について予算上措置しているが、「半壊以上」の件数を大きく下回っている。県は「必要があれば、追加の補正予算を組んで住宅確保を進めたい」と説明している。【柿崎誠、南茂芽育、河村諒】

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