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2016年5月 4日 (水)

熊本・震度7の地震に関するニュース・65

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:熊本で震度4続く=発生から3週間―気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>避難で留守宅から窃盗容疑 34歳無職男逮捕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本県、復興策定へ有識者会議…五百旗頭氏ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難所の子ども、心に変調、花の絵描けず ボランティアに暴力振るう例も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震のボランティアに破傷風予防呼びかけ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本・阿蘇などで震度4相次ぐ…津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕熊本県・大分県で震度4の地震続く 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>働く母 不安と疲労 休園「体も心も持たない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>22保育所なお休園 2150人通園できず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本の医療センター機能不全 妊婦・新生児150人県外搬送へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 営農再開阻む土砂 インフラ復旧急務 南阿蘇村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:1万8千人超なお避難生活…熊本地震発生3週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>新緑の役場、奔走する医師 派遣記者が見た現場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地方を震源、宇城市で震度4を観測 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕熊本県宇城市で震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報…ボランティア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:刑務所防災拠点に有効 熊本で全国初の避難所に 水や食料常備、宿泊は武道場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本、災害緊急調査始まる…国交省査定官が視察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>阿蘇大橋の西側でも崩壊 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:住民疲弊、「帰れない」 予測難しい地震対策に苦慮 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災地にはためくこいのぼり=宮城・石巻から届く―熊本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地方を震源、大津町で震度4…津波心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕熊本県大津町で震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:看護師ら「こころのケア班」=避難長期化受け、専門チーム化―熊本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:創作の思い揺るがず=阿蘇移住の画家ら―秋には芸術祭も・熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高校生500人通学困難=交通寸断、バス運行検討―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 罹災証明「5月中には発行終える」 河野防災相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本で震度4が2回=地震は1200回超―気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔熊本地震〕有感地震1200回超 なお活発な活動続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本市、被災者対象に市営住宅抽選…倍率15倍 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔九州道〕御船IC~八代IC間で一時通行止め、3時間ぶり解除 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔九州道〕御船IC~八代IC間で通行止め続く(4日10時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本・宇城で震度4の地震、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

熊本で震度4続く=発生から3週間―気象庁
時事通信 5月5日(木)17時33分配信

 気象庁は5日、熊本県阿蘇地方を震源とする最大震度4の地震が3回発生したと発表した。

 4月14日に発生した最大震度7の地震から3週間となったが、依然として活発な活動が続いている。

 熊本県熊本地方では4日にも最大震度4の地震が3回発生している。気象庁は「地震は全体として消長を繰り返しながら減少傾向にあるものの、引き続き注意してほしい」と話している。

 気象庁によると、4月14日夜~今月5日午後8時まで、熊本県熊本・阿蘇と大分県中・西部の各地方を震源とする震度1以上の地震は計1254回となっている。


<熊本地震>避難で留守宅から窃盗容疑 34歳無職男逮捕
毎日新聞 5月5日(木)16時1分配信

 ◇テレビなど3点 防犯カメラなどから浮上

 熊本県警は5日、熊本地震の被災地の民家に空き巣に入ったとして、熊本市南区島町1、無職、岩本達也容疑者(34)を窃盗と住居侵入の容疑で逮捕した。「盗みはしていない」と容疑を否認しているという。県警によると、被災地で空き巣をした容疑での逮捕者は未遂を含めて4人目。

 容疑は4月27日午前2時半ごろ、同市西区新土河原1の女性(63)方で、42型テレビとブルーレイレコーダー、掃除機の3点(時価計約8万円相当)を盗んだなどとしている。

 県警によると、女性は当時、夜間は近くの親族宅に避難して留守だったが、同日午後3時ごろに帰宅して被害に気づいた。周辺の防犯カメラの映像などから岩本容疑者が浮上し、自宅からは盗んだとみられるテレビなど3点が見つかった。女性宅には窓ガラスを割って侵入したとみられ、周辺で同様の手口の空き巣被害が数件あるため、関連を調べている。

 県警によると、4月14日の地震後、被災地の留守宅や避難所での窃盗被害は未遂を含めて39件が確認されている。【柿崎誠】


熊本県、復興策定へ有識者会議…五百旗頭氏ら
読売新聞 5月5日(木)13時42分配信

 熊本県は4日、熊本地震の災害復興計画策定のため、東日本大震災復興構想会議の議長を務めた五百旗頭(いおきべ)真・同県立大理事長ら5人を招いた有識者会議を設置すると発表した。

 同会議は10、11日に会合を開き、緊急提言をまとめる予定。

 メンバーは五百旗頭氏のほか、東日本大震災復興構想会議の議長代理だった御厨(みくりや)貴・東大名誉教授、「人と防災未来センター」(神戸市)の河田恵昭センター長、経済政策に詳しい金本良嗣・政策研究大学院大特別教授、政治学者の谷口将紀・東大教授。

 会議では、被災者の住宅対策や交通網の復旧といった緊急の課題に加え、経済復興など中長期的なテーマも協議する。県は提言を受け、復興の基本方針やスケジュールなどを盛り込んだ計画を策定する。


避難所の子ども、心に変調、花の絵描けず ボランティアに暴力振るう例も
西日本新聞 5月5日(木)13時31分配信

 多くの人命や建物に被害を及ぼした熊本地震は、避難生活を続ける子どもの心にも影を落としている。被災者のケアに当たる医師らによると、絵で花をうまく描けなかったり、けんかが増えたりしているという。なお続く余震や長期避難のストレスが原因とみられ、支援する精神科医は「避難所で子どもは自由に遊べず、親も周囲を気にする。住宅の手当てなど早期支援が必要だ」と指摘する。

 熊本県南阿蘇村では、東日本大震災などで子どものケアをしてきたNPO法人「地球のステージ」(宮城県)が4月20日から、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の予防に努める。子どもたちは、地震の体験などをうまく言葉で表現できずにストレスを募らせることが多く、同法人は絵を描くことなどで気持ちを整理させる手助けをしている。

ボランティアに暴力を振るう例も
 ただ、避難所の約10人の小学生に山、川、花などの風景画を描かせると、全体的に花の絵が少なかった。楽しいことを考える心の余裕がなくなっていることを示しているという。別の日に粘土細工をさせると、完成できない子や粘土を投げつける子も。心療内科医の桑山紀彦代表理事は「地震で日常が崩れ、不安が高まっている」と言う。

 熊本県益城町では非政府組織(NGO)「ワールド・ビジョン・ジャパン」(東京)が避難所の町総合体育館で、子どもの遊び場としてプレールームを運営。同組織によると、5月に入り小学生同士などのけんかが2件起きた。ボランティアに暴力を振るう例もあったという。支援する臨床心理士で、福岡女学院大人間関係学部の奇恵英(キヘヨン)教授は「今は周囲の大人が善悪の区別を丁寧に諭しつつ、子どもが話しだすのを待つ時だ」と語る。

 今後、各地で順次学校が再開され、避難所から自宅や仮設住宅に移る子どもたちも増えるが、熊本市の避難所などでは地震の恐怖から「家に帰りたくない」と泣きだす子も出ている。対応する医師らは「まず昼間に家に帰る練習を」などとアドバイスしている。

 熊本で支援に当たる精神科医で、災害派遣精神医療チーム(DPAT)の山口喜久雄統括は「今回の地震では、親も家屋損壊や余震の継続で不安が大きい。社会全体で子育て家庭を支援することが大切だ」と話している。

 災害体験、抱え込む傾向
 地震など大きな災害を体験した子どものストレス軽減について専門家は「体を動かす遊びやスキンシップが効果的だ」と助言する。

 東日本大震災で被災した子どものケアを続けるNPO法人「ジャパンハート」(東京)などによると、子どもは当初、災害体験を誰にも話せずに自分で抱え込む傾向がある。徐々に話し始めた時はさえぎったり、無理に聞き出したりしないことが大切という。

 国立成育医療研究センター(東京)は、ホームページ(HP)で保護者によるスキンシップが子どもに安心感を与えると紹介。怖い体験を思い出さないことも大切で、災害のテレビ映像などになるべく触れさせないよう呼び掛けている。

国立成育医療研究センター=http://www.ncchd.go.jp/

=2016/05/05付 西日本新聞朝刊=


熊本地震のボランティアに破傷風予防呼びかけ
読売新聞 5月5日(木)11時51分配信

 熊本地震の被災地でボランティア活動が本格化している大型連休に合わせて、国立感染症研究所(東京都)がホームページで、がれきの後片づけなどで破傷風に感染しないよう注意を呼びかけている。

 ワクチンの接種などを推奨している。

 破傷風は主に、土の中の破傷風菌が傷口から侵入すると、筋肉が硬直したり、歩行困難になったりするなどの症状が出る感染症。1950年に約1900人の患者が報告されたが、68年から公費での予防接種が始まり激減した。ただ、67年以前に生まれた人は公費での接種がなかったことに加え、45歳を超えると接種していても免疫力が低下するとされている。

 同研究所によると、東日本大震災では発生後の1年間だけで、宮城県と岩手県で感染したとみられる10人の報告があり、年齢は56~82歳だった。実際はさらに多くの感染者がいたとの指摘もある。


熊本・阿蘇などで震度4相次ぐ…津波の心配なし
読売新聞 5月5日(木)10時49分配信

 5日午前10時31分頃、熊本県阿蘇地方を震源とする地震があり、同県阿蘇市、菊池市、産山村、南阿蘇村で震度4を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、マグニチュード(M)は4・6と推定される。

 さらに、同日午前10時40分頃にも、同地方を震源とする地震が発生、阿蘇市、産山村、南阿蘇村、大分県竹田市で震度4を観測した。同庁によれば、震源の深さはごく浅く、マグニチュードは4・9と推定される。

 いずれの地震も、津波の心配はないという。


〔地震〕熊本県・大分県で震度4の地震続く 津波の心配なし
レスキューナウニュース 5月5日(木)10時35分配信

気象庁によると、5日10:31頃と10:40頃、熊本県阿蘇地方を震源とする地震があり、熊本県と大分県で震度4の揺れを観測しました。これらの地震による津波の心配はありません。
熊本地震での有感地震は5日10:00現在で1224回に達し、4日も最大震度4の地震が3度発生するなど、依然活発な活動が続いています。

■発生事象
発生日時 :5月5日10:40頃
震源地  :熊本県阿蘇地方(北緯33.0度、東経131.1度)
震源の深さ:ごく浅い
地震の規模:M4.9(推定)

発生日時 :5月5日10:31頃
震源地  :熊本県阿蘇地方(北緯33.0度、東経131.1度)
震源の深さ:約10km
地震の規模:M4.6(推定)

■震度3以上が観測された市町村
<10:40頃の地震>
【震度4】
熊本県:産山村、阿蘇市、南阿蘇村
大分県:竹田市
【震度3】
熊本県:南小国町、小国町、高森町、玉名市、菊池市、大津町、西原村、益城町、合志市、天草市
大分県:由布市、豊後大野市、日田市
福岡県:八女市、朝倉市
宮崎県:高千穂町

<10:31頃の地震>
【震度4】
熊本県:産山村、阿蘇市、南阿蘇村、菊池市
【震度3】
熊本県:南小国町、小国町、高森町、玉名市、山鹿市、大津町、西原村、益城町、合志市、天草市
大分県:日田市、竹田市、九重町
福岡県:柳川市、八女市、大木町、朝倉市、みやま市
佐賀県:上峰町


<熊本地震>働く母 不安と疲労 休園「体も心も持たない」
毎日新聞 5月5日(木)9時0分配信

 熊本地震で被災した保育施設の休園が続き、思うように仕事に出られない母親たちは焦りを抱えている。再開した施設でも、余震が続く中で園児の安全を守るため遊びを制限せざるを得ないなど、園の風景は地震後、一変した。

 「とてもじゃないけど、体も心も持たなくなる」。熊本県益城(ましき)町に住む公務員、奥村梨日(りか)さん(42)は、公園で砂遊びを楽しむ三女真世ちゃん(3)にほほ笑みながら、ふと疲れた表情を浮かべた。

 真世ちゃんが通う町立第一保育所は4月14日の地震で園庭にひびが入るなどしたため、休園が続く。2人の姉が通う小学校も休校中で、3姉妹は四六時中一緒にいるせいか、けんかも増えた。夫は単身赴任中。いつも以上に手のかかる娘たちの間に入りながら、外壁にひびが入った自宅の片付けも進まない。

 20日から熊本市内の職場に復帰した。娘たちは約20キロ離れた同県菊池市の実家に預けるか、職場に連れて行くしかなく、職場への申し訳なさも募る。1週間ほど前、スマートフォンの無料通信アプリ「LINE(ライン)」で保護者らが作ったグループに入った。保育所再開の情報を得たかったからだが、「(園庭の)工事はするけど、着工は未定」の書き込みから進んだ情報はない。

 地震後、真世ちゃんは熱を出したり、異常に汗をかいたりと何度か体調を崩したが、だいぶ落ち着きを取り戻した。最近は保育所の友達の名前を何度も口にする。4月末、地震後初めて近くの公園に連れ出した。「一日でも早く再開してほしい」。久しぶりの公園ではしゃぐ娘の後ろ姿を見て思った。

 再開の見通しが立っても、不安がぬぐえない親もいる。熊本市西区のミカン農家、福島美香さん(41)の長女(3)が通う保育所は、6日に再開予定だ。ミカンが花開くこの時期は消毒に人手が必要で、再開はありがたい。だが、余震で夜中でも敏感に反応する長女は、以前より抱っこを求めてくるようになった。「赤ちゃん返りをしているみたい。保育所が始まっても親から離れられるのか心配」と言う。

 熊本市内のある認可保育所は本震から3日後の4月19日、「仕事に行けない」という保護者の声を受けて再開した。しかし、隣の建物の瓦が落下する恐れがあり、園庭では遊ばせていない。副園長の女性(41)は「余震がある中で預かる責任は大きい。できるだけ家族でみてもらえれば助かるというのが本音だが、働くお母さんのことを考えると開けざるを得ない」と漏らした。【高橋祐貴、塩路佳子】


<熊本地震>22保育所なお休園 2150人通園できず
毎日新聞 5月5日(木)8時30分配信

 熊本県内の少なくとも22の認可保育施設が、熊本地震で建物が損壊するなどして休園していることが、毎日新聞の取材で分かった。2日現在で避難者が500人以上いる8市町村に聞いたところ、熊本市など4市町で休園施設があり、園児約2150人が普段通っている保育施設に通園できないでいる。再開した施設でも県外避難などにより、8市町村で約9600人が欠席していた。地震発生から5日で3週間を迎えるが、子供たちや働く親たちの日常が戻るには、しばらく時間がかかりそうだ。

 熊本市▽宇城市▽阿蘇市▽益城(ましき)町▽御船町▽嘉島町▽南阿蘇村▽西原村の8市町村には、認可された保育園、認定こども園、小規模保育施設が計299あり、このうち、熊本市10▽益城町8▽阿蘇市3▽御船町1の計22施設が、2日現在再開していなかった。再開が遅れている理由は「壁にひびが入るなどの建物損壊」が13施設で最も多く、「断水で衛生面の安全が確保できない」が8施設。周辺道路が損壊し、スクールバスが運行できないため再開を見送っている施設もあった。

 再開はできたものの、園児が戻ってきていない施設も多い。熊本市では、再開した226施設に通う園児の約37%にあたる7735人が欠席。西原村は2施設で園児の7割超にあたる176人が、益城町では7施設で6割弱の約390人が休んでいた。欠席理由を各施設に聞いたところ、保護者から「県外などに避難している」「避難所暮らしで送迎が困難」「余震が続き、子供を手元から離したくない」などの説明を受けたという。

 再開が遅れている22施設の保護者からは、仕事への復帰や家の片付けのため早期再開を望む声が寄せられ、熊本市は壁の補修作業など受け入れ準備が終わった施設について、6日から順次再開予定という。益城町も町立5施設のうち3施設を6日から再開する方針。【林由紀子、尾垣和幸】


熊本の医療センター機能不全 妊婦・新生児150人県外搬送へ
産経新聞 5月5日(木)7時55分配信

 熊本地震の影響で、新生児医療の中核を担ってきた熊本市民病院(同市東区)が機能不全に陥り、早産の危険がある妊婦や先天性疾患がある新生児を受け入れられない状態となっている。同病院は地域の「総合周産期母子医療センター」の指定を受けており、全国104カ所あるセンターで機能が失われたのは初めて。今後1年間で妊婦や新生児計約150人が県外に搬送される見通しだという。

 同病院によると、地震で院内の天井や壁の一部にひびが入った。安全面から診療継続は難しいと判断し、入院患者全員を県内外の病院に避難させたという。

 避難は新生児が38人。このうち17人は、同じく熊本県から周産期医療センターの指定を受けている熊本大医学部付属病院など県内4病院に移された。残る21人は、福岡、鹿児島、佐賀、宮崎の各県に搬送された。

 熊本市民病院では今後、年間約100人の妊婦と重症新生児約50人の受け入れが困難となり、患者は県外に搬送される見込みだという。

 周産期医療センターは、重症の妊婦や新生児に24時間対応できる施設。熊本市民病院は千グラム未満の出生児を多く受け入れ、新生児の心臓手術も県内で唯一可能な施設だった。

 同病院新生児内科の川瀬昭彦医師は「九州全体の周産期医療に関わってくる問題だ。できるだけ早く新たな建て替えを含めた対応策を検討しなければならない」と話した。

 地震で被災した妊婦は今も避難所に身を寄せている。「できることなら地元で出産して、子育てしたいけれど…」。自宅が損壊した熊本県西原村の主婦、杉島優さん(41)は6月にも出産を控える。かかりつけの熊本市内の病院は無事だったが、長引く避難生活にストレスと疲労は蓄積するばかりだ。

 村はいち早く仮設住宅の着工に踏み切ったが、完成は6月中旬。さらに環境面も深刻で、西原村では大半の世帯の断水が続き、復旧のめどが立っていない。仮に順調に入居できたとしても、新生児に必要な清潔な水の確保は難しい。

 夫の実さん(48)は「仮設住宅ができても水が通るとは限らない以上、妻を住まわせるわけにはいかない」。優さんは「西原は自然がいっぱいで、優しい人ばかり。生まれてくる娘に早く地元の良さに触れさせたい」と願っていた。(佐藤祐介)


熊本地震 営農再開阻む土砂 インフラ復旧急務 南阿蘇村
日本農業新聞 5月5日(木)7時0分配信

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見渡す限り、水田だったと話す渡辺さん(熊本県南阿蘇村で)

 熊本地震で土砂災害が発生した熊本県南阿蘇村の山王谷川。斜面から崩落した土砂が下流の農地を覆い、水田と定植直前のハウスをのみ込んだ。水源も土砂で封鎖され、稲作再開のめどは立たない。激甚災害には指定されたが、被災現場では、どこまで農業が復旧できるのかと不安が募る。

 同村長野地区にある渡辺和徳さん(47)の水田を真っ黒な土砂が覆う。水稲は1.8ヘクタールのうち30アール程度しか作付けできないという。定植寸前の夏秋トマト用のハウスも3分の1が土砂にのみ込まれた。「泣くにも泣けん。無収入やけん」

 同村は、主要道路が寸断、橋が崩壊し、インフラ復旧に時間がかかるとみられる。農地として使うには4、5年かかる見通しだ。「自力ではどうしようもできん。激甚災害に指定されても、どこまで農業を立て直せるのか」。先の見えない不安を抱える。

 同村の長野浩之さん(52)は、畑に行く農道が通行できず、今期はトマトの作付けを諦めた。農薬や肥料を購入し、マルチの被覆も済ませた直後の震災で、苗のキャンセル料を含め資材の支払いという現実を突き付けられている。「望みの米も水源が確保できていない。どこまで復興できるのか」と不安は高まる。

 生産者からは「家屋や道路の復旧に加えて、営農復興にも十分な対策をお願いしたい」と切実な声が上がる。JA阿蘇営農部南部地区は「まだ被害がまとめきれないくらい影響が大きい」と説明し、今後のインフラ整備の必要性を訴えている。


1万8千人超なお避難生活…熊本地震発生3週間
読売新聞 5月4日(水)22時43分配信

 熊本地震は5日、発生から3週間となる。

 熊本県では4日も震度4の地震を3回観測し、4月14日の「前震」以降に起きた震度1以上の地震は1200回を超えた。損壊した建物は約5万7000棟で、依然として1万8000人超が避難生活を続けている。同県の集計では死者は49人で、南阿蘇村で1人が安否不明。公立の小中高校など計188校が休校している。


<熊本地震>新緑の役場、奔走する医師 派遣記者が見た現場
毎日新聞 5月4日(水)22時42分配信

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地震で崩落した阿蘇大橋=熊本県南阿蘇村で、本社機「希望」から梅村直承撮影
 ◇17日午後

 「ドンッ」。壊れた舗装にぶつかって車のタイヤが急に跳ねた。道路のひびや隆起、陥没を示す赤いコーンがあちこち置かれていたが、それでも危険箇所の全部を教えてはくれなかった。

 安否不明者の捜索が続く熊本県南阿蘇村の取材班に、弁当を届けに向かっていた。「時間がかかってもいいから、気をつけろ」と言われて4月17日昼に出発。熊本市と村を30分ほどでつなぐルートは阿蘇大橋が落ちて使えず、右回りに西原村を抜けて迂回(うかい)した。

 新緑の美しい丘を、不似合いな自衛隊の車列がゆっくりと走っている。街中から3時間以上かけて、高台にある南阿蘇村久木野(くぎの)庁舎に着いた。前日の雨は上がり、澄んだ空と高原が見渡せた。

    ◆

 庁舎1階は村職員や自衛隊員、避難者、記者が行き交い、ざわついている。入り口の机のコンセントに、避難者の携帯電話と充電ケーブルが10個以上つないであった。同僚を見つけて弁当を渡すと「高野台団地の記者に電話して」と指示された。いつの間にか取材班に組み込まれたらしい。

 「酸素ボンベを持ってきてもらう手はずが整った」。後ろの席から声が聞こえた。携帯で話していたのは村民で熊本市の病院の副院長、松本久さん(63)。自宅で本震に遭い、孤立した村の医療を改善しようとしているが、保健師などが足りないという。

 役場のカウンターあたりに日本赤十字の医師ら3、4人が所在なさげにたたずんでいる。「もう数時間待っている」。受け入れ担当の保健師が忙しいのか、庁舎に来ないという。窓口では1組の男女と職員が深刻な顔で話していたが、よく聞こえない。医師らの話し合いが始まったのは、さらに1時間以上たった午後8時だった。

    ◆

 翌朝、役場で日赤の担当者を探していたDMAT(災害派遣医療チーム)に会い、「あっちにいますよ」と案内した。打ち合わせを終えた日赤チームの車の後ろを、立野地区へ向かった。阿蘇大橋の崩落で村から分断された、最大の被災現場の一つが待っている。【田畠広景】


熊本地方を震源、宇城市で震度4を観測
読売新聞 5月4日(水)22時41分配信

 4日午後10時24分頃、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、同県宇城市豊野町で震度4を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、マグニチュードは3・4と推定される。

 この地震による津波の心配はないという。


〔地震〕熊本県宇城市で震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 5月4日(水)22時30分配信

気象庁によると、4日22:24頃、熊本県熊本地方を震源とするM3.4の地震があり、熊本県宇城市で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
発生日時 :5月4日22:24頃
震源地  :熊本県熊本地方(北緯32.6度、東経130.7度)
震源の深さ:約10km
地震の規模:M3.4(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
熊本県:宇城市豊野町*
【震度3】
熊本県:宇城市松橋町、宇城市不知火町*、宇城市小川町*


<熊本地震>サポート情報…ボランティア
毎日新聞 5月4日(水)21時17分配信

◆被災地の主なボランティアセンター

 <熊本県災害ボランティアセンター>096・342・8266。県内のボランティアセンター開設状況や求められている支援について情報提供する。

 <熊本市災害ボランティアセンター>熊本市中央区花畑町7の10の花畑広場(仮称)。受け付けは午前9時から。センター090・6653・1552▽090・6653・1649▽090・6653・1648。

 <西原村災害ボランティアセンター>熊本県西原村鳥子358の3の東京カソード研究所跡地。受け付けは午前8時半から。センター096・279・4425。


刑務所防災拠点に有効 熊本で全国初の避難所に 水や食料常備、宿泊は武道場
西日本新聞 5月4日(水)21時7分配信

 熊本刑務所(熊本市中央区)が熊本地震の被災住民を受け入れ、矯正施設を避難所として本格活用する全国初のケースとなっている。職員用の武道場と待機所を宿泊場所として提供。自治体の支援を受けずに自前の非常食や生活水で対応している。ともすれば迷惑施設と捉えられがちな刑務所が、地域防災の新たな拠点として注目を集めている。

 住宅街の真ん中にある熊本刑務所。4月14日の前震直後から、道路にあふれた住民の受け入れを始めた。ピーク時は250人超、今も50人ほどが身を寄せる。

 指定避難所でないため、熊本市の支援はない。対応できたのは、非常用に1週間分、2万食のレトルト食品を常備していたことが大きかった。受刑者には災害救助法が適用されず、緊急時でも自己完結して賄わなければならないためだ。

 簡易風呂やろ過器を備え、井戸水を使っているため断水も関係ない。自宅が損壊した女性(71)は「別の避難所にも行ったけれど、ここで初めて温かいご飯を食べた」。別の30代男性は「刑務官が子どもたちと遊んでくれて気を紛らわせてくれた」と喜ぶ。

被災者の受け入れは所長が即決
 熊本刑務所は、無期懲役を含む刑期が10年以上の人を収容する。周辺は家屋被害が目立つが、頑強な収容棟はほぼ無傷。刑務所幹部は「作業工場の壁が一部壊れたくらい。受刑者に混乱もなかった」と説明する。

 被災者の受け入れは明石雅己所長が即決した。「迷惑施設といわれがちな刑務所でも地域の役に立てれば」。判断の背景には東日本大震災での対応がある。

 法務省などによると、当時は宮城刑務所(仙台市)に職員の家族が避難し、避難所でのボランティア活動に汗を流す刑務官も多かった。このことが地域社会との関係をあらためて考える契機になったという。

 以降、全国で立地自治体との間で防災協定を結ぶ動きが出始めた。高知刑務所など少なくとも14カ所が締結し、指定避難所になった施設もある。熊本刑務所も熊本市と協議中だった。

 法務省は「地域に開かれた矯正」を目指し、受刑者が作った物品の即売会や施設見学会を開くが、足を運ぶ市民は多くない。中には立地反対の声を受け、地方に移転した施設もある。

 熊本刑務所では地震後、保安上閉じていた正門を日中に限り開放している。井戸水をもらいに来た近くの女性(44)は「初めて訪れた。落ち着いたら即売会にも行ってみたい」と語る。

 今後の試金石となる熊本刑務所の対応。明石所長は「矯正施設が地域社会と共生できるよう取り組んでいきたい」と話している。

=2016/05/04付 西日本新聞朝刊=


熊本、災害緊急調査始まる…国交省査定官が視察
読売新聞 5月4日(水)20時49分配信

 熊本地震で被災した公共土木施設に対する国土交通省の災害緊急調査が4日始まり、災害査定官が現地を視察した。

 調査は、災害復旧事業の申請に先立ち、熊本県の要請を受けて実施。災害査定官が4、5の両日、被害の実態把握などのため、県内の河川や橋梁(きょうりょう)6か所を回る。応急措置や復旧方針の指導なども行う。

 4日は震源から近い同県益城(ましき)町の秋津川など5か所を回った。秋津川では堤防の至る所に亀裂が入り、両岸で最大約40センチの沈下が発生。北岸側は住宅地が密集しており、現在、高さ約1メートルの土のうを並べて応急措置を取っている。

 調査にあたった田部成幸総括災害査定官は「広範囲で沈下やひび割れが見られ、復旧には長時間を要すると思われる。梅雨を控えており、応急措置ではなく、本工事を見据えた対応を検討すべきだろう」と述べた。


<熊本地震>阿蘇大橋の西側でも崩壊
毎日新聞 5月4日(水)20時48分配信

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阿蘇大橋崩落現場(右)の西側に新たに確認された斜面の崩落(左)。すぐ下には立野地区集落やJR豊肥線、国道57号があり、熊本県などは警戒を強めている=熊本県南阿蘇村で2016年5月4日午後4時4分、本社ヘリから和田大典撮影

 国土交通省九州地方整備局は4日、熊本地震で阿蘇大橋(熊本県南阿蘇村)が流失した土砂災害現場(長さ約700メートル、幅約200メートル)の西側で、新たに土砂崩壊を確認したと発表した。余震や雨が原因とみている。

 九地整や熊本県によると、新たな崩壊箇所は阿蘇大橋の西約400メートルの斜面。4月20日に小規模の崩壊を確認していたが、4日の現地調査で長さ約320メートル、幅約100メートルにわたって崩れているのが分かった。崩壊部分の上部には亀裂もあり、危険な状態。ふもとにはJR豊肥線や国道57号があり、民家も点在しているが、避難勧告が出ており住民は避難済みという。

 一方、九地整によると、阿蘇大橋付近の土砂崩れの現場では約50万立方メートルが崩壊したとみられるが、斜面上部に亀裂が入っており、さらに約10万立方メートルが崩れる恐れがあるという。国交省は約20億円をかけて緊急工事を実施し、下部で土砂を受け止める擁壁などを造る。【吉川雄策、野呂賢治】


住民疲弊、「帰れない」 予測難しい地震対策に苦慮
西日本新聞 5月4日(水)20時48分配信

 阿蘇大橋崩落の記憶が生々しい熊本県南阿蘇村の立野地区。3日も強い雨に見舞われた中、避難住民らは「戻れるのか」と大きな不安を抱いている。九州北部豪雨を教訓に防災対策を進めてきたが、予測が難しい地震に頭を抱えている。

 3日、南阿蘇村の西側に隣接する同県大津町のホンダ熊本製作所。立野地区から避難中の会社員(37)は「火山灰地層で地盤がもろい。みんなそう思っている。土砂災害の危険もあるので、集団移転も仕方ない」と漏らし、疲れきった顔を見せた。

 熊本地震では立野地区で3人が死亡した。このうち2人は、新たに亀裂が見つかった場所よりさらに西側の斜面が崩れ、家が押しつぶされて亡くなった。

 亀裂の近くで暮らす男性(47)は「どのくらい危険でどんな対策ができるのか。帰りたくても帰れない」と涙ながらに語った。8年ほど前に自然に魅せられ、夫婦で移住。今は同製作所の体育館に避難し、天気がいい日だけ、自宅の片付けと洗濯のために帰っている。「昔のように穏やかな地区に復興できるのか」

 立野地区では九州北部豪雨で2人が死亡。同地区新所の前区長、丸野健雄さん(72)は「また山が崩れてしまった」と肩を落とす。豪雨被害を受けて区長時代に防災マップを作り、避難訓練も繰り返してきた。

 こうした取り組みもあって、前震があった4月14日はスムーズに自主避難できた。だが、15日に多くの住民が帰宅し、16日の本震で被害に遭った。丸野さんは「豪雨はある程度予報が出るから事前に避難できる。その備えは、地震に対しては結果的に役に立たなかった」と力なく語った。

=2016/05/04付 西日本新聞朝刊=


被災地にはためくこいのぼり=宮城・石巻から届く―熊本
時事通信 5月4日(水)19時42分配信

 熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町に、東日本大震災の被災地である宮城県石巻市からこいのぼりが届けられた。

 同町の避難所で旗ざおに掲げられ、強い風に元気よくはためいた。

 石巻市雄勝町から2日、9匹が届いた。東日本大震災後、全国から同町に贈られたもので、益城町で支援活動中の国際医療NPO法人「AMDA」(岡山市)の大政朋子さん(43)が「雄勝を力づけたこいのぼりで、益城も元気になって」との思いで取り寄せた。

 このうち5匹は4日午後4時すぎ、益城町の総合運動公園で掲げられた。手伝った同町の小学1年、緒方聖琥翔君(6)は「難しかったけど、高く揚がって良かった」とうれしそうな表情。母親の志保さん(25)も「東日本大震災の被災地から贈ってもらい、励みになる」とほほ笑んだ。


熊本地方を震源、大津町で震度4…津波心配なし
読売新聞 5月4日(水)19時33分配信

 4日午後7時20分頃、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、同県大津町で震度4を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、マグニチュードは3・9と推定される。

 この地震による津波の心配はないという。


〔地震〕熊本県大津町で震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 5月4日(水)19時25分配信

気象庁によると、4日19:20頃、熊本県熊本地方を震源とするM3.9の地震があり、熊本県大津町で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
発生日時 :5月4日19:20頃
震源地  :熊本県熊本地方(北緯32.8度、東経130.8度)
震源の深さ:約10km
地震の規模:M3.9(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
熊本県:大津町大津*
【震度3】
熊本県:南阿蘇村河陽*、菊池市旭志*、大津町引水*、菊陽町久保田*、西原村小森*、益城町宮園*、熊本美里町永富*、山都町下馬尾*、合志市竹迫*、和水町江田*、熊本北区植木町*


看護師ら「こころのケア班」=避難長期化受け、専門チーム化―熊本
時事通信 5月4日(水)17時52分配信

 熊本地震で避難生活が長期化する中、被災者を精神的に支援しようと、日本赤十字社の看護師らによる「こころのケア班」が結成され、4日に熊本県西原村で活動を開始した。

 県の災害派遣精神医療チーム(DPAT)などと連携しながら、被災者のストレス軽減を図る。

 メンバーは、主に専門の研修を受けた看護師ら男女5人。これまではそれぞれが医療活動を行う救護班に同行して被災者の相談に対応するなどしてきたが、避難生活の長期化を受けて、専門チームとして独立させることにした。


創作の思い揺るがず=阿蘇移住の画家ら―秋には芸術祭も・熊本地震
時事通信 5月4日(水)14時48分配信

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阿蘇の自然に魅せられて14年前に移り住み、カフェギャラリー「緑の小箱」を経営する松尾明美さん=4月24日、熊本県南阿蘇村

 熊本県南阿蘇村には、雄大な自然に魅せられて多くの芸術家が移住している。

 地震の被害に心を痛めつつ、村を拠点に創作活動を続ける意志は揺らがない。「ここで負けてはいけない」。電気や水道の全面復旧も見通せない状況だが、毎年続けてきた秋の芸術祭は開催する予定だ。

 カフェギャラリー「緑の小箱」は、大手企業の保養所や別荘が点在する河陰地区にある。画家の松尾明美さんが14年前、クヌギ林の中に開き、阿蘇の自然を描いた油絵などを展示している。地震後は近くに自衛隊の活動拠点が設けられ大型車両が行き交うが、カフェに被害はなかった。

 絶えず作品の構想を練る生活だったが、心が疲れ今は何も考えられない。ただ、電気が仮復旧すると住民に求められ、地下水でいれるコーヒーの提供を再開した。

 毎年10月に村を挙げて開かれる芸術祭「谷人たちの美術館」に11年間携わってきた。若者も増えており、昨年は45人が参加した。松尾さんは「ここで諦めてはいけない。こんな時こそ頑張りたい」と語る。

 阿蘇山を一望できる丘の中腹にある喫茶店「りんどう花房」。経営者の川尻昭さん(74)と妻真由美さん(64)は約12年前、熊本市から移住した。学生時代に根子岳に魅せられた昭さんはこれまでに50回以上登り、麓の田園風景や野鳥の姿をカメラで切り取ってきた。

 真由美さんは、近所で摘んだ季節の草花で押し花を楽しむ。春にはアマナ、秋にはリンドウ。教室も開き、数年前からは長崎県の小学生が体験学習にやって来る。

 昨年秋には庭で見つけた数十種類の植物を使い、3週間かけて根子岳の風景を描いた。「水も空気も人もいい。四季折々の植物に癒やされる」。上空を自衛隊のヘリなどが行き交い、作品も壊れたが、大型連休後には店を再開する考えだ。

 「アトリエはるぐち」の春口忠昭さん(73)は自宅から望む阿蘇山を油絵などに描く。「ここで絵を描きたい」と、自宅兼アトリエを自分で建てた。きっかけは約20年前に参加した芸術祭だった。

 熊本市などから絵を習いたいと訪れる人がおり、5年ほど前から絵画教室を開く。「今は家のことで精いっぱいの芸術家もいる」と話し、泊まり込みのボランティア作業に向かった。


高校生500人通学困難=交通寸断、バス運行検討―熊本地震
時事通信 5月4日(水)14時45分配信

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迂回(うかい)路を試運転する通学支援バス=4月30日、熊本県高森町

 熊本地震で、熊本県南阿蘇村の大規模な土砂崩れにより国道やJR在来線が寸断され、通学が困難になったとみられる高校生が約500人に上ることが4日、県教育委員会などへの取材で分かった。

 既に授業が再開された高校では欠席者が続出。大型連休後には学校再開の動きが加速する見通しで、自治体や学校はバスの運行や、別の学校での「出前授業」などでの対応を検討している。

 県教委などによると、主に阿蘇地方と熊本市方面の間を通学する高校生は、県立15校で約300人、私立14校で約200人に上る。4月16日の地震では土砂崩れで国道57号が埋没し、近くにある阿蘇大橋も崩落。JR豊肥線の一部区間や南阿蘇鉄道も復旧の見通しが立たない。

 南阿蘇村に高校はなく、約300人の高校生の多くは電車や家族の車で通学する。隣接する大津町の県立翔陽高校では地震後、同村在住の生徒約50人のうち30人程度が欠席。生徒や保護者からは、「勉強が遅れる」「毎日の送迎は無理」と不安の声が上がる。

 南阿蘇村などは通学支援のため、計4路線のバス運行を決定。運行する南阿蘇交通の深瀬俊一社長(58)は「迂回(うかい)路はカーブが多く道も細いため走りにくいが、高校生を全力で支援したい」と話す。試運転や時刻表の作成を進めており、大型連休明けから運行を始める。

 地震後、学校を休んでいる翔陽高校2年の後藤飛雅さん(16)は「早く授業を受けたい」と運行を待ちわびる。通学時間は長くなるが、「部活の練習で早起きは慣れている」と話す。

 同校は、通いやすい別の高校に教室を借りる出前授業や、学校近くの施設に生徒を下宿させる案も検討している。柿下耕一校長(53)は「授業や生徒の進路に支障が出ないようにしたい」と話している。


熊本地震 罹災証明「5月中には発行終える」 河野防災相
産経新聞 5月4日(水)14時40分配信

 河野太郎防災担当相は4日、熊本地震を受けた政府の非常災害対策本部会議で、被災者に対する税金の軽減や仮設住宅への入居などに必要な罹災(りさい)証明書の発行について、「膨大な申請が出ている。被害認定が必要な全壊半壊の証明は時間がかかるようだ。総務省を中心に引き続きご支援をお願いしたい」と述べた。

 その上で河野氏は会議終了後、記者団に対し、「職員の応援が今日は400人を超え、明日(5日)は500人を超える。5月中には罹災証明の発行が終えられるようにスムーズにやって参りたい」と強調した。


熊本で震度4が2回=地震は1200回超―気象庁
時事通信 5月4日(水)14時23分配信

 4日午前7時52分ごろ、熊本県を震源とする地震があり、同県宇城市で震度4の揺れを観測した。

 同日午後7時20分ごろには同県大津町で、同10時24分ごろには再び宇城市で震度4を観測する地震があった。

 気象庁によると、いずれも震源の深さは約10キロ、地震の規模(マグニチュード)は最初の2回が3.9、3回目が3.4と推定される。

 気象庁は同日、熊本県熊本・阿蘇と大分県中・西部の各地方で、4月14日夜以降の震度1以上の地震回数が5月4日午後9時までに計1211回に上ったと発表した。同庁は引き続き警戒を呼び掛けている。


〔熊本地震〕有感地震1200回超 なお活発な活動続く
レスキューナウニュース 5月4日(水)14時0分配信

平成28年熊本地震では、熊本県から大分県にかけて地震活動の活発な状態が続いており、4月14日21:26頃に発生した最大震度7の地震からの震度1以上の地震回数は5月4日16:00現在、合わせて1204回に達しています。
5月4日も07:52頃に熊本県熊本地方を震源とする最大震度4の地震や、午後にも震度3の地震が2度発生するなど、なお活発な活動が続いています。

【地震活動の状況】(4日16:00現在)〔気象庁(※速報値)〕
・震度7:2回、震度6強:2回、震度6弱:3回、震度5強:4回、震度5弱:7回、震度4:81回、震度3:227回、震度2:473回、震度1:405回

【一連の地震活動のうち、震度5弱以上を観測した地震】
<4月14日>
・21:26 熊本県熊本地方  11km  M6.5 震度7

・熊本県内で震度5弱以上を観測するのは、2015年7月13日02:52頃、大分県南部を震源とするM5.7の地震(大分県佐伯市で震度5強、熊本県阿蘇市、産山村で5弱)以来。
・震度7の観測は、1995年1月の兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)、2004年10月の新潟県中越地震、2011年3月の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に次いで4回目。九州地方での計測震度7は史上初。

・22:07 熊本県熊本地方   8km  M5.8 震度6弱
・22:38 熊本県熊本地方  11km  M5.0 震度5弱
<4月15日>
・00:03 熊本県熊本地方   7km  M6.4 震度6強
・01:53 熊本県熊本地方  12km  M4.8 震度5弱
<4月16日>
・01:25 熊本県熊本地方  12km  M7.3 震度7

・当初発表は最大震度6強、4月20日に震度7に修正。同一地域を震源とする一連の地震で震度7を複数回観測したのは初めて。

・01:44 熊本県熊本地方  15km  M5.4 震度5弱
・01:45 熊本県熊本地方  11km  M5.9 震度6弱
・03:03 熊本県阿蘇地方   7km  M5.9 震度5強
・03:55 熊本県阿蘇地方  11km  M5.8 震度6強
・07:11 大分県中部     6km  M5.4 震度5弱
・07:23 熊本県熊本地方  12km  M4.8 震度5弱
・09:48 熊本県熊本地方  16km  M5.4 震度6弱
・16:02 熊本県熊本地方  12km  M5.4 震度5弱
<4月18日>
・20:41 熊本県阿蘇地方   9km  M5.8 震度5強
<4月19日>
・17:52 熊本県熊本地方  10km  M5.5 震度5強
・20:47 熊本県熊本地方  11km  M5.0 震度5弱
<4月29日>
・15:09 大分県中部     7km  M4.5 震度5強


熊本市、被災者対象に市営住宅抽選…倍率15倍
読売新聞 5月4日(水)13時0分配信

 熊本市は3日、熊本地震で自宅が全半壊するなどした市内の被災者を対象に、市営住宅の入居者の抽選を行った。

 無償提供する250戸に対し、3949世帯が申し込み、平均倍率は15・8倍だった。また、熊本県も3日、熊本市と菊陽町にある県営住宅62戸の抽選を実施した。790世帯が申し込み、平均倍率は12・7倍だった。

 市によると、市営住宅の当選者は、6日から入居できる。6か月間は、家賃と駐車場代が無料だという。転居先が見つからないなどの事情に応じて、無料期間を1年間まで延長できる。

 市営住宅の区ごとの倍率は、提供戸数が10戸の中央区が90倍で最も高かった。東区は25・6倍、西区は21・2倍だった。市は市営住宅や民間から借り上げる住宅など計約200戸を追加する予定で、抽選ではなく、要介護者や障害者、妊婦などのいる世帯に優先して提供する。


〔九州道〕御船IC~八代IC間で一時通行止め、3時間ぶり解除
レスキューナウニュース 5月4日(水)11時10分配信

NEXCO西日本によると、4日07:52頃に宇城市で最大震度4を観測した地震発生に伴う安全確認のため、九州自動車道御船IC~八代IC間で一時通行止めとなっていましたが、11:00現在、解除されています。


〔九州道〕御船IC~八代IC間で通行止め続く(4日10時現在)
レスキューナウニュース 5月4日(水)9時20分配信

NEXCO西日本によると、4日10:00現在、九州自動車道は御船IC~八代IC間の上下線で通行止めとなっています。これは、07:52頃に宇城市で最大震度4を観測した地震発生に伴う安全確認のためです。


熊本で震度4
時事通信 5月4日(水)8時16分配信

 4日午前7時52分ごろ、熊本県を震源とする地震があり、同県宇城市で震度4の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模(マグニチュード)は3.9と推定される。

 主な各地の震度は次の通り。

 震度4=熊本県宇城市
 震度3=同県宇土市、熊本市
 震度2=同県八代市、長崎県雲仙市。


熊本・宇城で震度4の地震、津波の心配なし
読売新聞 5月4日(水)8時6分配信

 4日午前7時52分頃、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、同県宇城市で震度4を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、マグニチュードは3・9と推定される。

 この地震による津波の心配はないという。

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