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2016年5月 2日 (月)

熊本・震度7の地震に関するニュース・64

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:<熊本地震>高齢者11施設住めず 390人が転出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕熊本県宇城市で震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 阿蘇の避難所に地元宿泊業者ら「元気」配布 復興がんばりたい - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 高設イチゴが倒壊 来期定植 間に合わぬ 宇城市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:橋や道路、熊本被害1700億円…3500か所 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本・南阿蘇村>被災者潤す、恵みの湧水 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「家屋解体費も補助」丸川環境相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>防げ犯罪、応援警官5000人 空き巣や詐欺 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震で損壊の熊本県内住宅、5万棟超える - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>強風や雨、西原村で一時避難勧告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>市営住宅で初抽選 15.8倍の申し込み - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本大分、土砂災害に注意を=気象庁が熊本地震で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>益城町のバス乗務員8割が被災 運行1割弱に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 ボランティア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 公営住宅提供 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「住める所を」訴え悲痛=公営住宅抽選、外れ涙も―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:臨時FM局、相次ぎ開設=車中泊多く、支援に活用―校歌のリクエストも・熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「耐震」係数、九州なぜ低い? 36年間見直しなし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「日本人に恩返しを」 在日中国人が支援の手 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 ボランティアを頼む心構え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難先わからず…郵便物1万1千通、配達できず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:母への思い 地震に負けない 熊本の農園でカーネーション出荷作業 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 56万8000泊キャンセル 九州周遊ツアー「大打撃」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:夏日続く被災地 熱中症警戒 日中の車内、50度に上昇も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南阿蘇鉄道 廃線危機…復旧費30億円超「余力はない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>有識者会議で復興計画策定へ 10日にも初会合 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:水田、水路崩壊・・・営農めど立たず 集落消滅 不安募る 熊本県南阿蘇村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難所18か所、生活環境改善へ…間仕切りなど - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「被災者の痛み最小化」…熊本知事インタビュー - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 住宅情報 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 ボランティア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>学校再開へ避難所集約 8日をメドに 熊本市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>かりそめの笑顔 派遣記者が見た現場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>義援金が57億3000万円 4月30日現在 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<熊本地震>高齢者11施設住めず 390人が転出
毎日新聞 5月4日(水)8時0分配信

 熊本地震により、熊本県内の4市町村で特別養護老人ホームなど宿泊機能を伴う11の高齢者施設が使えなくなり、入所者計約390人が他の施設に移ったことが、熊本県と熊本市への取材で分かった。再度、別の施設に移るケースもあり、高齢者が被災した上に環境変化のストレスにもさらされる事態になっている。専門家は高齢になるほど環境変化による心身への負担が大きいとして、施設が被災した際の受け入れ先を普段から確保しておく必要があると指摘している。

 県と市が4月16日の本震後に実施した聞き取り調査では、特別養護老人ホームや有料老人ホームなどの1234施設中、約4割の447施設が損傷した。このうち熊本市5、西原村3、益城(ましき)町2の計10施設で、天井崩落など居住を続けられないような深刻な損傷があり、入所者を自主的に県内外の施設に移した。南阿蘇村では、避難勧告区域内に入った1施設で、同様に入所者が県内の他の施設に移った。

 益城町の介護老人保健施設「ケアポート益城」は本震後に建物の地盤の一部が崩れ、建築士らが建物の安全性を調べる「応急危険度判定」で倒壊の危険性があると診断された。入所者58人は近くの高齢者施設に身を寄せたが、施設には近隣住民も避難しており、定員をオーバー。19人は親族宅も含めて新たな受け入れ先が決まり、5月6日までに再度移ることになったが、他の39人については未定だ。

 「ケアポート益城」の職員は「早く新たな受け入れ先を探さないといけないが、家族も被災した人が多く、なかなか見つからない」と嘆く。入所者の半数以上が認知症で、余震が起こると「『恐ろしか、恐ろしか』とうろうろするなど落ち着かない様子の入所者が多い」と懸念する。

 熊本市では、一時6施設で入所者が退去した。特に被害が大きかった東区の介護老人保健施設は、4階建ての施設の4階部分からエレベーターが壁を突き破りかけるなどした。6施設のうち介護老人保健施設1カ所は応急危険度判定で安全が確認され、入所者は4月29日に戻ることができたが、他の5施設の計約220人は今も転出先の施設で生活している。

 熊本県は高齢者施設の災害復旧に必要な工事費などを国と県が補助する「災害復旧費補助金」を6月補正予算として計上する予定で、高齢者支援課は「入所者ができるだけ元の施設に戻り、地震前と変わらない生活を続けられるように県としても支援していきたい」としている。【川上珠実】


〔地震〕熊本県宇城市で震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 5月4日(水)8時0分配信

気象庁によると、4日07:52頃、熊本県熊本地方を震源とするM3.9の地震があり、熊本県宇城市で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。
熊本県内で震度4以上の揺れを観測したのは、4月28日15:30頃、有明海を震源とするM4.8(熊本市西区で最大震度4)の地震以来となります。

■発生事象
発生日時 :5月4日07:52頃
震源地  :熊本県熊本地方(北緯32.6度、東経130.7度)
震源の深さ:約10km
地震の規模:M3.9(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
熊本県:宇城市豊野町*
【震度3】
熊本県:宇土市浦田町*、甲佐町豊内*、熊本美里町馬場*、宇城市松橋町、宇城市不知火町*、宇城市小川町*、氷川町島地*、熊本南区富合町*


熊本地震 阿蘇の避難所に地元宿泊業者ら「元気」配布 復興がんばりたい
産経新聞 5月4日(水)7時55分配信

 熊本地震で被災した熊本県阿蘇市で3日、避難所にたい焼きが届けられた。同市の宿泊業、宇野謙二さん(65)が作り、地元観光振興団体のメンバーらも協力。避難者への激励とともに、復興に向けて「がんばりたい(鯛)」の思いを込めた。

 阿蘇市生まれの宇野さんは料理人として各地で活躍後、約10年前から市内でトレーラーを使った宿泊施設を経営。震災で施設は大破し、再開の見通しは立っていない。周囲の状況も一変した。

 長男の忍さん(42)は「阿蘇の外輪山ののり面が崩れ、今まで見慣れていた景色はなくなった」。市民の精神的支柱だった阿蘇神社は楼門などが倒壊し、家屋被害も多数出た。「夜がくるとあの揺れを思い出してゾッとする」と妻の多賀子さん(65)。支えになったのは人の絆だ。

 宇野さんも参加する市の観光振興ブランド「然(ぜん)」の仲間たちと震災後、やり取りする中で「つながっていると感じた。家族の絆も強くなった。それがないと生きていけない」と感じた。

 たい焼き作りはもともと、震災前に地域活性化のため「然」の関係者が発案。宇野さんを中心に計画していたものだが、「手にした瞬間、温かさが伝わり、その甘さにほっとする。今こそ、たい焼きを避難している人たちに届け、元気を出してほしい」と準備を早めた。

 宇野さん一家は4月末に上京し、都内でたい焼き機などの機材を購入。市や「然」メンバーも連絡や配達に協力。3日に避難所となっている市内の小学校2カ所に計230個届けたのを皮切りに、連休中は続けたいという。その後、通信販売なども行い、売り上げの一部を義援金にする予定だ。

 「小さいことでも誰かが何かを始めれば、周りも潤っていく。復興のため、阿蘇にはそういうことが必要じゃないか」。宇野さんはそう考えている。


熊本地震 高設イチゴが倒壊 来期定植 間に合わぬ 宇城市
日本農業新聞 5月4日(水)7時0分配信

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なぎ倒されたイチゴを前にうなだれる松岡さん(熊本県宇城市で)

 熊本地震を受け、熊本県宇城市で高設栽培のイチゴが倒れ、枯死する被害が相次いでいる。設備の撤去や新たな設備導入の費用に、出荷断念による収入減とを合わせ、深刻な打撃だ。9月までに設備の撤去や導入を済ませなければ、来期の見通しさえ立たず、現場は焦りを募らせる。

 「家よか大事なイチゴが、こんなになってしまうとは」。宇城市のハウス37アールでイチゴの高設栽培に取り組む松岡剛さん(42)の表情が曇る。設備の7割は倒れ、イチゴは無残に枯れた。

 4月14日夜の「前震」後、収穫作業を急いだが、16日未明の「本震」で被害が拡大。余震が続き危険なため、本来なら今月下旬まで見込める収穫を諦めた。300万円ほどが水の泡となった計算だ。設備の解体・導入費用などを含めると経営全体で3000万円ほどの打撃となる。

 地元のJA熊本うきによると今後、来期の定植を9月までに済ませなければ、クリスマスなどの需要期に出荷できない。

 松岡さんは「家族での対応は無理だ。県外の業者をどうにか確保したが、来期に間に合うかどうか。どぎゃんか支援をお願いしたい」と切実だ。

 JA管内では、1999年の高潮による甚大な被害を受け、イチゴの高設栽培への移行を推進、ようやく軌道に乗ったところだった。生産が安定した矢先、特に若手の担い手が被災し、JAは営農意欲の減退と離農を強く懸念する。

 JA園芸課は「優先して動かなければイチゴは来期に間に合わない」と、早期支援を強く訴える。(松本大輔)


橋や道路、熊本被害1700億円…3500か所
読売新聞 5月4日(水)6時27分配信

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地震で崩落した俵山トンネルの出入り口付近(1日、熊本県西原村で、読売ヘリから)=秋月正樹撮影

 熊本地震による橋梁(きょうりょう)や道路、河川など公共土木施設の被害額が、熊本県内で少なくとも約1700億円に上る見通しであることが県と熊本市の中間集計で分かった。

 被害は約3500か所に及び、県は今月中旬に災害復旧事業として国土交通省に申請する。同省は4日から災害査定官を現地に派遣する。

 被害が最も大きいのは、橋梁関連で498億円。南阿蘇村にある全長約200メートルの阿蘇大橋が土砂崩れで崩落したほか、橋の土台部分や橋桁がずれるなどの被害が377か所に上った。

 公園関連は356億円に上った。国指定重要文化財の13建造物全てが損傷した熊本城を管理する熊本市は、330億円を見積もった。

 道路関連の被害額は354億円で、西原村と南阿蘇村を結ぶ全長約2キロの「俵山トンネル」は出入り口付近で大規模な崩落が起き、内壁も一部はがれ落ちるなどして、通行止めが続いている。


<熊本・南阿蘇村>被災者潤す、恵みの湧水
毎日新聞 5月4日(水)0時4分配信

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地震後、多くの被災者の生活を助けた池の川水源=熊本県南阿蘇村で2016年4月29日、津村豊和撮影

 阿蘇カルデラの谷間にある熊本県南阿蘇村は豊かな水源に恵まれた「水の里」だ。熊本地震後、村の水道は止まったが、多くの水源では変わらず水が湧き、被災した村の人々の暮らしを支えている。

 その一つ、「池の川水源」は毎分約5トンの水が湧き、古くから飲み水、生活や農業に利用されてきた。4月16日の本震後数日は特に水をくみに来る人が多かったという。

 水前寺成趣園(じょうじゅえん)(熊本市)の池が地震後、一部干上がるなど異変が起き、村内にも枯れた水源がある。だが、新緑に映える「池の川水源」にはこの日も、水を求める人が相次ぎ、ポリタンクを満たしていた。阿蘇の恵みの湧水群が傷ついた里を潤し続けている。【津村豊和】


<熊本地震>「家屋解体費も補助」丸川環境相
毎日新聞 5月3日(火)22時54分配信

 丸川珠代環境相は3日、熊本地震で半壊した家屋を市町村が解体する費用の9割を国が補助すると明らかにした。解体費の自治体向けの補助は阪神大震災、東日本大震災に続き3例目となり、同日、関係自治体に通知した。

 全壊などした住宅のがれきを市町村が運搬・処理する費用については、国が9割を補助する制度がある。熊本地震では自宅が半壊した個人の依頼に基づき、市町村が解体する場合の費用にも補助を適用する。

 丸川環境相は3日、熊本県庁で蒲島郁夫知事と意見交換。会談後の取材に対し、公共施設の解体への補助適用についても「政府内で議論させていただいている」と述べた。【中里顕、今手麻衣】


<熊本地震>防げ犯罪、応援警官5000人 空き巣や詐欺
毎日新聞 5月3日(火)22時51分配信

 熊本地震の被災地を狙った空き巣などの被害が相次いでいる。熊本県警によると、避難中の留守宅などでの窃盗が未遂を含め36件(3日現在)あり、地震に便乗した不審電話などに関する相談も30件を超えている。届け出をためらう被災者もおり、実際の被害はさらに多いとみられる。貴重品を守ろうと車中泊を選ぶ避難者もおり、体調不良も招きかねない。熊本県警は全国から延べ約5000人の警察官の派遣を受け、警戒に当たる。【宗岡敬介、柿崎誠、今手麻衣】

 倒壊した家屋が並ぶ熊本県益城(ましき)町。4月29日未明、人通りの少ない住宅街を福岡、熊本両県警の捜査員3人を乗せた捜査車両が時速5キロほどで巡回していた。3人は24時間態勢で被災地の犯罪捜査を続ける「特別機動捜査部隊」のメンバーらだ。「新聞配達が始まる午前5時ごろまでが特に危険」。空き巣が多発する時間帯だけに、捜査員の表情は険しい。

 懐中電灯で被災家屋の窓や車を照らし、不審者がいないか確認を続ける。午前1時半ごろ、3人が捜査車両を飛び出した。視線の先には中年の夫婦がおり、懐中電灯でごみ袋を照らしている。「持ち物を見せてもらっていいですか」。3人は所持品の確認を始めた。盗品とみられるものは見つからなかったが、「金目のものがないか探していた」と話したため、「ごみ袋から物を取っても(条例違反などの)犯罪になる場合がある」と注意した。

 熊本県警によると、36件の窃盗事件のうち、24件は避難者の留守宅で発生した。既に窃盗などの容疑で福岡県の男ら3人を逮捕している。福岡県警の久保田清隆警部補(39)は「留守にする場合でも、夜間は部屋の電気をつけたり、ラジオから音声を流したりしてほしい」と注意を促す。

 電話でうそを言って金をだまし取る特殊詐欺とみられる電話や、家屋修理や義援金集めを名目にした不審な人物の訪問事例なども4月29日現在、36件あった。性犯罪の発生も懸念されており、女性警官が避難所を巡回するなどしている。

 被害申告をためらう被災者もいる。避難所に身を寄せる益城町の吉村八枝(やつえ)さん(73)は留守宅でネックレスが盗まれているのに気づいた。「貴金属まで持って行く余裕がなかった。疲れて警察に相談もしていない」と話した。

 盗難を恐れ避難所を出る人もいる。自宅が全壊し、子供2人と車中泊を続ける熊本市南区の女性(49)は「貴重品などの管理が心配になって車中泊に切り替えた」と明かす。

 熊本県警生活安全企画課の西橋一裕次席は「被害に遭ったら、すぐに最寄りの警察署に届け出るか、110番をお願いしたい」と呼びかけている。


地震で損壊の熊本県内住宅、5万棟超える
読売新聞 5月3日(火)21時52分配信

 熊本県災害対策本部は3日、熊本地震で損壊した県内の住宅が5万棟を超えたと発表した。

 調査中の自治体もあり、今後さらに増える可能性もあるという。読売新聞の同日午後6時時点のまとめでは、避難者数は熊本県で1万9509人、大分県で28人となり、4月16日の「本震」以降、熊本県内で初めて2万人を下回った。

 同本部によると、3日午後1時半現在で判明した住宅被害は5万855棟。市町村別では熊本市が最も多く、全半壊2万3660棟、一部破損1万3439棟。震度7の地震を2回観測した益城(ましき)町は、全壊が1026棟、半壊と一部破損が計4374棟だった。西原村や南阿蘇村は、一部破損を「多数」としている。

 一方、環境省は3日、全半壊した住宅を市町村が解体した場合、国が費用の9割を補助すると明らかにした。半壊住宅に対する補助は、阪神大震災、東日本大震災に次いで3例目。


<熊本地震>強風や雨、西原村で一時避難勧告
毎日新聞 5月3日(火)21時19分配信

 九州北部地方は3日、低気圧や前線が通過した影響で断続的に強い雨や風に見舞われた。熊本地震で大きな被害が出た熊本県西原村は土砂災害の危険性が高まったとして一時、454世帯に避難勧告を出し、熊本市災害ボランティアセンターは作業を室内の片付けのみに限定した。

 西原中学校のグラウンドにテントを張って避難している男性(60)は、強風でテントを固定するロープが何度も切れ、雨の中、結び直した。「今日は何とかしのいだが、いつまでこの生活が続くのか」とため息をついた。気象庁によると、4日は天候が回復する見込み。

 一方、地震による県内の避難者数は3日、2万人を切り、ピーク時(18万3882人)の約1割の1万9509人となった。県内の住宅損壊は5万855棟で、全半壊が約半数を占める。【平川昌範、青木絵美】


<熊本地震>市営住宅で初抽選 15.8倍の申し込み
毎日新聞 5月3日(火)20時0分配信

 熊本地震の被災自治体で最も多い7836人(3日現在)が避難生活を送る熊本市で3日、一時避難先となる市営住宅の抽選が初めて実施された。250戸の提供に対し、15.8倍の3949世帯から申し込みがあり、市内で住まいに対するニーズが極めて高い実態が浮かんだ。

 市は4月23日~5月2日、地震で自宅が壊れた市民を対象に、五つの行政区ごとに募集した。倍率は中央区が最高の90倍で、最低は北区の4.4倍だった。市役所で行われた抽選では、市職員が箱の中の番号札を引いて読み上げると、落選した人のため息が漏れた。

 知的障害がある息子(50)と避難所で過ごす西区の松田民子さん(83)は自宅アパートの天井が水漏れするなどして住むことができなくなった。抽選に外れ、「頼れる親族もおらず、年金生活で新居を見つけるお金も手段もない。どうすれば良いのか」と声を詰まらせた。中央区の山下繁俊さん(59)も「当選確率は低いとは思っていたが、実際に外れるとショックだ」と声を落とした。

 自宅アパートが傾き、水道も使えないため実家に避難している中央区のパート勤務の女性(46)は当選し、「ようやく安定した生活を送ることができる。ホッとした」と胸をなで下ろしていた。

 入居は6日から可能で、家賃や敷金は最長1年間免除される。当選番号は4日から市のホームページで掲示し、当選者には電話でも連絡する。また、今回の抽選とは別に、自宅の全壊などで避難している高齢者や妊婦などの要援護者については、市営住宅や民間の高齢者向け住宅など200戸程度を優先的に提供する。

 一方、熊本県も3日、県営住宅の抽選を実施した。62戸に対して790世帯の応募があった。【吉川雄策、黄在龍、高橋祐貴】


熊本大分、土砂災害に注意を=気象庁が熊本地震で
時事通信 5月3日(火)18時33分配信

 活発な地震活動が続く熊本、大分両県では3日、前線の影響で雨が降った。

 気象庁によると、雨雲は夕方には東へ抜けたが、引き続き土砂災害に注意が必要。3日朝から午後4時までの総雨量は熊本県南阿蘇村で36.5ミリ、益城町の熊本空港で34.0ミリ、大分県日田市・椿ケ鼻で51.0ミリ。

 熊本地方では3日も最大震度3の地震が相次いだ。熊本・阿蘇地方と大分県中・西部では4月14日夜以降、震度1以上の地震が5月3日午後7時までに1179回に上った。


<熊本地震>益城町のバス乗務員8割が被災 運行1割弱に
毎日新聞 5月3日(火)18時29分配信

 熊本地震で被害の大きかった熊本県益城(ましき)町では公共交通機関への影響が続いている。町唯一の路線バス「九州産交バス」の木山営業所(益城町)は乗務員72人中、約8割が被災し、自宅の片付けや避難所生活などで乗務できない状況が続いている。管内の1日の運行本数は平日342本、日祝日270本だが、2日現在は23本で通常の1割弱。さらに道路の損壊により、町中心部から熊本市に向かうバスは運行していない。

 9日から特別ダイヤを組み、熊本市の5営業所から応援の乗務員を投入し復旧を目指す。町内では買い物など日常生活にバスを利用する高齢者が多く、同社営業本部の担当者は「態勢を整え運行エリアを広げたい」と話した。【川上珠実】


<熊本地震>サポート情報 ボランティア
毎日新聞 5月3日(火)17時5分配信

 ◆被災地の主なボランティアセンター

 <熊本県災害ボランティアセンター>096・342・8266。県内のボランティアセンター開設状況や求められている支援について情報提供する。

 <熊本市災害ボランティアセンター>熊本市中央区花畑町7の10の花畑広場(仮称)。受け付けは午前9時から。センター090・6653・1552▽090・6653・1649▽090・6653・1648。

 <西原村災害ボランティアセンター>熊本県西原村鳥子358の3の東京カソード研究所跡地。受け付けは午前8時半から。センター096・279・4425。


<熊本地震>サポート情報 公営住宅提供
毎日新聞 5月3日(火)17時4分配信

 ◆被災者向け公営住宅提供

 <福岡県>被災者住宅支援窓口092・643・3870

 <北九州市>住宅管理課093・582・2556、住宅供給公社093・531・3150

 <福岡県久留米市>救援本部0942・30・9222

 <福岡県大牟田市>市営住宅管理センター0944・41・0123

 <佐賀県>建築住宅課0952・25・7368

 <長崎県>相談窓口095・895・2046

 <大分県>公営住宅室097・506・4684

 <宮崎県>建築住宅課0985・26・7196

 <鹿児島県>住宅政策室099・286・3735

 <山口県>県営住宅管理事務所083・934・2004


「住める所を」訴え悲痛=公営住宅抽選、外れ涙も―熊本地震
時事通信 5月3日(火)15時36分配信

 熊本地震で、自宅が全壊するなどした被災者に一時的な入居先として無償提供する公営住宅の抽選会を、熊本県と熊本市が3日実施した。

 県営70戸に790件、市営250戸に3949件の応募が殺到。抽選に外れた応募者は「どこでもいいから住める所を」と涙ながらに訴えた。

 熊本市役所の抽選会場には、応募者の中から事前に選ばれた数人が立会人として入室。抽選箱から番号が書かれた紙が一枚一枚取り出されると、応募者でもある立会人から「惜しい」と声が漏れた。

 立会人を務めた上田幹子さん(68)は、自宅がゆがみ、車中泊も経験したが、抽選には外れた。「当たった人はうれしいだろうな」。大分県内に夫と避難しているが、仕事場は熊本市内。涙を流しながら「あと2年は働きたい。仮設住宅でも何でもいいからとにかく住める所が欲しい」と訴えた。

 無償提供される雇用促進住宅の申し込みも、3日から県庁と熊本市役所で始まった。5歳の長男が自閉症という自営業の男性(51)は「他の人に迷惑が掛かる」と亀裂が入った自宅アパートで生活を続ける。市営住宅も申し込んでいるといい、「余震が不安。(周囲を)気にしなくていい場所を探している」。県外避難も考えているが「仕事がなくなってしまう」と苦悩の表情を浮かべた。

 熊本市は、被災者のうち介護が必要な高齢者や障害者などは、修繕が終わった市営住宅やサービス付き高齢者向け住宅に優先的に入居してもらう方針。月内に約200戸の提供を目指し、検討を進めている。


臨時FM局、相次ぎ開設=車中泊多く、支援に活用―校歌のリクエストも・熊本地震
時事通信 5月3日(火)14時54分配信

 東日本大震災などで開設され、被災者に生活に密着した情報を届けてきた臨時災害FM放送局が、熊本地震でも活用されている。

 熊本県では、3日現在も約2万人が避難。車で寝泊まりする避難者も多く、車内で聴くことができるラジオが重要な情報源となっている。

 災害FMは大災害時、国が自治体に一時的にFM放送の免許を与える制度で、阪神大震災後に始まった。東日本大震災では4県で30局が開設され、今も7局が放送を続けている。

 総務省によると、熊本地震で開局したのは計4局。熊本市は既存のコミュニティーFM局に業務委託し、4月末まで期間限定で放送。甲佐、御船、益城の各町は同省などから機材を借り、情報発信を続けている。

 熊本市の「熊本シティエフエム」は発生直後から24時間態勢で災害情報を伝え、4月18日から災害FM局に移行。給水や炊き出し、開いているスーパーの品ぞろえなど社員が足で集めた情報を発信した。

 リスナーからも次々と情報が届き、毎日十数件だったメールが400~500件に。車内で聴いているという避難者からも多く寄せられた。

 小学校に避難する住民から校歌のリクエストもあった。4月1日に特別番組で市内全94校の校歌を放送しており、地震後に改めて流したところ、「みんなで大合唱した」などとお礼のメールが来たという。

 長生修営業部長(54)は、「ラジオは双方向のメディアと言われるが、こんなに反応があるとは思わなかった。存在意義を改めて感じた」と振り返った。


「耐震」係数、九州なぜ低い? 36年間見直しなし
西日本新聞 5月3日(火)10時36分配信

 熊本地震で被害を受けた建物は約4万6千棟。木造の一戸建て住宅が目立つが、鉄筋コンクリート(RC)のマンションやビルなども少なくない。こうしたRCなどの建物を設計する際、建築基準法で要求される耐震性は地域ごとに異なり、関東などと比べて九州は1~2割低く設定されている。九州は歴史的に大地震が少なく、耐震性をそれほど強化する必要がないというのが理由だ。震度6弱を記録した2005年の福岡沖地震、観測史上初めて震度7を2度記録した今回を踏まえ、見直しが必要と専門家は指摘する。

 熊本地震では、耐震性との因果関係は不明だが、比較的新しいマンションの外壁が崩落して住民が避難したり、商業ビルに亀裂が入ったりした。

 地域ごとの違いは「地震地域係数」と呼ばれ、市町村ごとに指定。国土交通省によると、過去数百年間の地震の規模や頻度、被害を基に設定された。地震の少ない地域は耐震性を低減してもよいとの考えに基づく。係数が低いほど、構造計算で設定する「地震力」は小さく、耐震性も低くなる。

 関東や太平洋沿岸の東北地方などが1・0なのに対し、九州の大半は0・9~0・8。熊本市の大部分や熊本県益城町、大分市、宮崎県全域は0・9で、福岡、佐賀、長崎3県全域や市役所が損壊した熊本県宇土市などは0・8だ。

 0・8や0・9の地域でも、福岡沖地震のほか00年の鳥取県西部地震(震度6強)、04年の新潟県中越地震(震度7)と、規模の大きな地震は起こっている。専門家は、マグニチュード6クラスの地震は全国どこでも起きる可能性があるとする。だが、係数は1980年の改定以来、一度も改められていない。

 地域係数が低いとどうなるのか。構造設計に詳しい福岡市の1級建築士(57)は「九州では東京と比べ、同じ形状のマンションでも鉄筋の数を少なくできるのはよく知られた話だ」と話す。コスト重視のため「福岡県内で、0・9以上で建てるよう注文する建築主はほとんどいない」という。

 愛媛大の森伸一郎准教授(地震工学)は「福岡沖地震の後、係数見直しの議論になったが見送られた。熊本地震であらためて検証が必要だ」と指摘。九州大の梶田幸秀准教授(構造工学)は「係数を残しても構わないが、定期的な見直しは必要」と提案する。

 国交省建築指導課は「熊本地震で損壊した建物を調査し、その理由を把握したい。耐震基準だけでなく、地盤やほかの理由もあり得る。それを踏まえ、地域係数の見直しが必要かどうか検討したい」としている。

◆地震地域係数
 鉄筋コンクリート造りや3階建て以上の木造などを建てる際に義務付けられている構造計算で用いる数値。1952年に導入され、80年に改定された。一般的な2階建て木造住宅は構造計算を義務付けられておらず、地域差はない。

=2016/05/03付 西日本新聞朝刊=


<熊本地震>「日本人に恩返しを」 在日中国人が支援の手
毎日新聞 5月3日(火)10時0分配信

 熊本地震の被災地に全国から数多くの救援物資が送られる中、在日中国人の企業経営者たちも支援の手をさしのべている。地震発生からまだ間がない先月21日には、トラックで現地入りし、紙おむつなどの生活必需品を避難所に届けた。活動に携わった一人は「人が苦しんでいるのを傍観できない。これまでお世話になった日本人に恩返しがしたい」と話している。【浜名晋一】

 支援活動に取り組んでいるのは中国福建省出身の企業経営者らで作る「日本福建経済文化促進会」(東京都中央区)。同会によると、地震直後から「(2008年の)四川大地震の時には日本の人々に助けてもらった。お返しをしよう」と会員らに義援金を募った結果、先月25日までに東京都内や横浜市在住の会員など約160人から約750万円が集まった。

 現地のニーズを調べたところ、支援物資としてカップ麺は届いているのに割りばしがないなど、不足している品物も多いことが分かった。そこで割りばしの他、紙おむつや粉ミルクなど計300万円分を購入。トラック3台に積み込み、熊本県阿蘇市に届けた。同県内では道路が寸断されている場所もあり、メンバー11人が交代で運転して、横浜市から20時間かけて現地に到着したという。

 横浜市中区で美容機器の開発・販売会社を経営する同会会員の李暁航さん(42)は活動の中心メンバー。28歳で留学のため来日した後、08年に会社を起こした。歴史認識問題などから、来日前は日本に対し、いい感情は抱いていなかったという李さん。しかし、外国人ということで事務所の物件探しに苦労していた時に、快くビルの一室を貸してくれた家主など、これまで多くの日本人から親切にしてもらい、イメージは一新されたという。

 日中関係はぎくしゃくした状態が続いているが、李さんは「あくまでも政治は政治。国民同士で誤解があるのなら、それを解けばいい。日本人の中には中国に悪いイメージを持つ人がいるかもしれないが、全ての中国人を代表して支援を続けたい」と話している。


<熊本地震>サポート情報 ボランティアを頼む心構え
毎日新聞 5月3日(火)9時48分配信

 多くのボランティアが被災地で活動するようになった。ボランティアを頼む際、被災者はどうすべきか。東日本大震災で被災した宮城県南三陸町で、災害ボランティアセンターの運営に携わった一般社団法人「RSA JAPAN」代表理事の薗田大典さん(34)に聞いた。【馬渕晶子】

 ボランティアの調整や派遣などは、主に災害ボランティアセンターがやります。避難所生活で困っていることや自宅の片付けなどで、ボランティアの手を借りたい時はまず、地元のセンターに相談してください。南三陸町でも「誰に頼めばいいのか」と、困惑する人が少なくありませんでした。

 具体的にボランティアがどう必要で、何ができるのか。頼む側もセンター側も最初は分からないものですが、会話の中で明確になることが多いはずです。センターのスタッフが被災者の話に耳を傾けることで、見えてくるものもあるでしょう。

 一方、避難所で生活する人同士でもコミュニケーションを図り、自治会長やその場の代表者が要望や意見をまとめ、センターに伝えることも大事です。物資の仕分けなど、被災者がボランティアと一緒に作業する中で具体化する話もあります。そのうち、被災者のニーズとボランティアの支援とのズレが解消されていくと思います。

 センターを運営する社会福祉協議会(社協)も被災者です。東日本大震災の被災地の社協に問い合わせてアドバイスをもらったり、支援団体を紹介してもらったりするなど、積極的に経験者を頼ってほしいと思います。短期間でも現場で手伝ってもらえれば、運営も円滑になるはずです。

 ボランティアは「何か役に立ちたい」という一心です。「一緒にやろう」という気持ちで協力してもらってください。


避難先わからず…郵便物1万1千通、配達できず
読売新聞 5月3日(火)8時54分配信

 熊本県内で1万通以上の郵便物が配達不能となっている。

 多くの住民が避難しているためで、日本郵便は「届けたくても避難先がわからない場合も多い」と対応に苦慮している。

 同社によると、「前震」が起きた4月14日以降、同県内を宛先に出され、届いていない郵便物は今月1日現在、約1万1000通に上る。震度7の地震に2度見舞われた益城町周辺が9割以上を占めるという。

 同町では1000棟以上の住宅が全壊したほか、4000棟以上が損壊。2日現在、約5000人が避難している。同社は被災者が出した転居届に基づいて配達先を変えるなどしているが、避難先がわかっても受取人を探し出せず、持ち帰ることもあるという。4月末に同町の避難所で年金通知などを受け取った女性(76)は「気がかりで仕方なかった。ありがたい」と、ほっとした表情を浮かべた。


母への思い 地震に負けない 熊本の農園でカーネーション出荷作業
産経新聞 5月3日(火)7時55分配信

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熊本県甲佐町 農園「清住フラワーファーム」宮崎瑞穂撮影(写真:産経新聞)

 8日の母の日を前にした2日、熊本県甲佐町の農園「清住フラワーファーム」ではカーネーションの出荷作業に追われた。4月14日の熊本地震でハウス内に地割れができ、水道管が壊れて水やりができなくなったが、約4万鉢のうち2万鉢の出荷にこぎつけた。18日に出荷を始めた当初は、輸送業者がトラックに水などの支援物資を積んで来てくれたという。

 同園の清住教弘(のりひろ)さん(41)は「少しでも多くのカーネーションを出荷したい。それが復興につながる」と話した。


熊本地震 56万8000泊キャンセル 九州周遊ツアー「大打撃」
産経新聞 5月3日(火)7時55分配信

 大型連休を前に起きた熊本地震で、九州全体の宿泊施設のキャンセルが少なくとも56万8千泊に上っていることが2日、各県や自治体などへの取材で分かった。九州新幹線の開業などで好調だった九州観光だが、書き入れ時を前に大きな痛手を受けた格好だ。九州観光は県をまたいで九州各地を回る周遊型ツアーも多く、影響は被害の大きかった熊本、大分両県以外にも広がっている。

 観光庁によると、九州7県の平成27年の4、5月の観光客数は、約897万3千人だった。JTB九州(福岡市)によると、大型連休中の九州への旅行予約数は前年同期比で4%増だったが、地震の影響で前年割れは避けられない見通しだという。

 県別でみると、最も多くのキャンセルがあったのは熊本県で約18万泊。以下、大分県約15万泊▽鹿児島県約7万6千泊▽長崎県約7万3千泊▽宮崎県約4万7千泊▽福岡県約3万泊▽佐賀県約1万1千泊-と続いた。

 地震で深刻な被害を受けた熊本県では、観光客を受け入れる態勢が整っていない自治体もある。阿蘇市観光協会の松永辰博事務局長は「まずはライフラインの回復」として観光より先に地域復興を訴える。

 一方、温泉地として知られ、4月16日の地震で震度6弱を観測した大分県別府市や由布市は、一部の温泉施設で被害を受けたものの、5月2日時点で別府市はほぼ全て、由布市も約9割の営業を再開している。それでもキャンセルが相次いでいることに、同県観光地域局の岡本天津男局長は「県にとっても大きい打撃」とため息をつく。

 福岡県観光政策課の中島徹也課長は「福岡だけでなく、他県と一緒に回るツアーも多い」と指摘。「熊本の余震が収まらないことには観光客の回復は難しい」と話している。


夏日続く被災地 熱中症警戒 日中の車内、50度に上昇も
産経新聞 5月3日(火)7時55分配信

 熊本地震で大きな被害が出た熊本県益城(ましき)町や熊本市は2日、いずれも最高気温が25度以上の夏日となり、今年の最高気温を記録した。いまも車中泊を余儀なくされている避難者もおり、熱中症への不安が高まっている。現場で活動する医師は、避難者の熱中症対策の必要性を訴えている。

 「足が不自由で、あまりトイレに行かないよう水分は控えている。明日、暑かったらどこか逃げるところを探さないと」

 益城町惣領で家族と車中泊する無職の女性(74)は、不安そうな表情を浮かべた。体が不自由でトイレへ行くのが困難なため、水分を控える避難者もいる。

 現地で活動している日本赤十字社山形県支部第一救護班班長(北村山公立病院)の国本健太医師は「水分を控えると熱中症になったり、尿が出なくて感染症になったり、血栓ができる可能性が高まる」と指摘。「のどが渇いたら水分を取るべきで、日中は暑い環境から逃れることも大切。体調に異変を感じたら保健師に相談してほしい」と呼びかける。

 熊本地方気象台によると、2日の熊本市の最高気温は27・5度で、益城町は27・0度、5月下旬から6月上旬並みの暑さとなった。

 県内では今月5~9日にかけて、最高気温が25~28度まで上昇することが予想され、夏日が続く見通しだ。

 各避難所も、熱中症対策を急いでいる。益城町では同町総合運動公園の競技場でテントを張って生活している避難者もいるため、県外から派遣された保健師や医師が換気や水分補給を促すアナウンスをしている。

 車中はさらに過酷な環境にさらされる。日本自動車連盟(JAF)によると、外気が24、25度程度であれば、車内の温度は50度を超えることがあるという。そのためJAF福岡支部の担当者は「直射日光を遮ったり、窓を開けるなどして、常に気温を上げないようにすることが重要」と強調する。

 ただ、避難者に車中泊をやめさせるのは難しい。家屋が被災している避難者にとって、車中はプライバシーを保護する上で重要になっているからだ。国本医師は「時間帯を決めて熱中症対策のチラシを車のワイパーに挟むなど、啓発活動を行うといいのではないか」と提案、車中での熱中症を警戒している。(宮野佳幸)


南阿蘇鉄道 廃線危機…復旧費30億円超「余力はない」
スポニチアネックス 5月3日(火)7時1分配信

 熊本地震で被災し、全線運休中の第三セクター南阿蘇鉄道(熊本県高森町)が廃線の危機に立たされている。熊本市などに通う学生らに影響が出ているが、運行再開には1年以上かかるもようで、30億円以上とみられる復旧費用の確保も見通しが立たない。そんな中、秋田や茨城など三セク鉄道4社が支援切符を販売し、仲間の苦境を助けようとする動きも出てきた。

 南阿蘇鉄道は震度7を記録した4月16日の地震で、一部のトンネル内部にひび割れが生じたほか、線路が土砂で埋まり、鉄橋の梁(はり)がゆがむなどの被害を受けた。復旧費用は30億~50億円で、同社は「地震まで赤字続きながら経営は安定していたが、復旧への資金的な余力はない」と説明。高森町も「沿線自治体で協力して支援したいが、被害の大きい南阿蘇村に資金提供を頼むのは難しい」と話している。

 運休により、熊本市や大津町、阿蘇市の高校へ通う生徒ら通学客を中心に影響が出ている。大津町にある2つの県立高校では、交通手段がなく登校できない沿線の生徒が計100人以上いる。県立翔陽高校1年高木椎名さん(15)=南阿蘇村=は「鉄道が使えなければ家の車で回り道し、長い時間かけて通わなければならない。大津町に家族で移り住んで通学する話も出ている」と話す。

 地域で路線バスを運行する「産交バス」は9日をメドに高森―立野(南阿蘇村)間のバスを復旧させる予定。代替交通機関として、沿線の自治体でも送迎バスを運行する計画が浮上している。

 南阿蘇鉄道は1986年、旧国鉄高森線を継承して開業。営業距離は高森駅と立野駅を結ぶ17・7キロ。阿蘇山の麓を走るトロッコ列車のほか、日本一長い駅名「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」があることで有名。鉄道ファンが選ぶローカル線ランキングでは上位の常連だ。

 災害により、経営基盤の弱いローカル線が廃線に追い込まれる例は珍しくない。隣の宮崎県では、南阿蘇鉄道と結ばれる計画もあった高千穂鉄道が2005年の台風で被災し、そのまま運休。熊本の地震後、鉄道ファンからは「(南阿蘇鉄道が)高千穂鉄道の二の舞いにならなければいいが」と心配の声が上がっている。鉄道は地域住民の重要な足で、復興への大事なインフラ。南阿蘇鉄道は運行再開に向けて義援金を受け付けている。詳しくは総務課=(電)0967(62)1219。


<熊本地震>有識者会議で復興計画策定へ 10日にも初会合
毎日新聞 5月3日(火)7時1分配信

 熊本県は、熊本地震からの復興計画を検討する有識者会議を設立する方針を固めた。複数の関係者への取材で分かった。東日本大震災の復興構想会議議長を務めた熊本県立大の五百旗頭(いおきべ)真理事長らが参加し、早ければ10日にも初会合を開き本格的な検討を始める。

 県は、仮設住宅の着工時期を当初より前倒しするなど復旧・復興を急いでいる。関係者によると、会議では被災者の住宅確保などの生活支援、公共施設の早期復旧などについて話し合われるとみられる。

 熊本地震での住宅被害は2日現在で4万5669棟に上り、今も約2万人が避難生活を送っている。【中里顕】


水田、水路崩壊・・・営農めど立たず 集落消滅 不安募る 熊本県南阿蘇村
日本農業新聞 5月3日(火)7時0分配信

 熊本地震の影響で、熊本県南阿蘇村の立野地区が、集落存亡の危機にひんしている。大規模な土砂災害に見舞われ、水田や水路が崩壊するなど甚大な農業被害が出ており、経営再建の見通しが全く立たない。同地区は2012年の九州北部豪雨でも被災しており、相次ぐ大災害に農家ら地域住民の不安は極限に達している。

 16日未明の「本震」で阿蘇大橋が崩落するなどした同地区。あちこちで山が崩れ、道路や田畑が谷底に引きずり込まれるように落ちている。今なおヘリコプターが絶えず上空を旋回し、土砂を運び出すトラックが往復する。

 落ちた橋の目と鼻の先にある木之内農園。観光農園としてハウスでイチゴを栽培し、水稲やジャガイモなども含めると合計17ヘクタールほどあるが、ほとんどが壊滅的な打撃を受けた。木之内均会長は「恐ろしいほどの被害だ。このままでは地域が維持できない」と危機感を強める。

 連休で多くの観光客が味わうはずだったイチゴは、水路が断たれ、ただ枯れるのを待つ状態。水田は波打ち、一部は崩れ落ちた。ジャガイモの被害は比較的軽かったが、倉庫が壊れ100トン以上の貯蔵がままならない。数トン単位でイチゴジャムなどを作るはずの加工施設も、立ち入り危険を示す赤い紙が貼られた。被害額は1億数千万円に上るという。

 一帯は山と谷に囲まれ、現在は降雨時に避難指示が発令される。水路などのインフラ復旧は相当の時間を要する公算が大きい。来年の経営を見通すのは難しい。

 同地区の約150戸が、水稲などを作る農家。だが、廃業や転居を検討するという声も上がっている。4年前の7月に起きた豪雨禍に続き、今回の地震でも大規模な被害を受けたためだ。梅雨が近づいていることもあり、地域住民の不安は極限に達している。

 木之内会長は「復旧が遅ければ遅いほど住民は出て行き、戻ってこなくなる」と懸念し、可能な限り早期の対応を要望。農業についても「人件費を要する法人や外部収入のない専業ほど厳しい」として、担い手農家への支援を訴える。


避難所18か所、生活環境改善へ…間仕切りなど
読売新聞 5月3日(火)6時39分配信

 熊本地震による避難生活の長期化が予想されることから、熊本市は市内18か所の避難所について、間仕切りを設けるなど生活環境を改善する方針を固めた。

 2日から避難中の住民らに改良した避難所に移るかどうかの意向調査を始めた。熊本県益城(ましき)町も学校に身を寄せる避難者について、授業再開のために他の施設に移ってもらうことを検討。南阿蘇村も運営の効率化のため、避難所を半減する方向で調整している。

 熊本市では2日午後1時半現在、193か所の避難所に計8316人が避難中で、県内の避難者の4割を超える。市によると、その多くで硬い床にシートを敷いただけで寝泊まりしており、体調不良を訴える人もいる。狭く風通しの悪い施設では、梅雨に入ると食中毒が発生する恐れもあるという。


「被災者の痛み最小化」…熊本知事インタビュー
読売新聞 5月3日(火)6時39分配信

 熊本県の蒲島郁夫知事は2日、読売新聞のインタビューに応じた。

 今後の被災者支援として「痛みの最小化」などを軸とし、避難所の環境改善や仮設住宅への早期入居を進める考えを明らかにした。

 蒲島知事は、復旧・復興の原則として〈1〉被災者の痛みを最小化〈2〉元の姿に戻すだけでなく創造的な復興〈3〉復旧・復興を更なる発展につなげる――を掲げた。

 そのうえで、約2万人の避難者の居住環境改善などに着手する決意を表明。仮設住宅については、通常の1・5倍程度の敷地を用意し、庭を設けるなどして、被災者が温かみや、くつろぎを感じることができる環境を整える構想を示した。

 また、経済的に立ち直ることが重要だとの考えも強調。「私が先頭に立ち、あらゆる関係団体の総力を結集して復興を成し遂げたい」と語った。


<熊本地震>サポート情報 住宅情報
毎日新聞 5月3日(火)2時5分配信

 ◆被災者向け公営住宅提供

 <福岡県>被災者住宅支援窓口092・643・3870

 <北九州市>住宅管理課093・582・2556、住宅供給公社093・531・3150

 <福岡県久留米市>救援本部0942・30・9222

 <福岡県大牟田市>市営住宅管理センター0944・41・0123

 <佐賀県>建築住宅課0952・25・7368

 <長崎県>相談窓口095・895・2046

 <大分県>公営住宅室097・506・4684

 <宮崎県>建築住宅課0985・26・7196

 <鹿児島県>住宅政策室099・286・3735

 <山口県>県営住宅管理事務所083・934・2004


<熊本地震>サポート情報 ボランティア
毎日新聞 5月3日(火)2時4分配信

 ◆被災地の主なボランティアセンター

 <熊本県災害ボランティアセンター>096・342・8266。県内のボランティアセンター開設状況や求められている支援について情報提供する。

 <熊本市災害ボランティアセンター>熊本市中央区花畑町7の10の花畑広場(仮称)。受け付けは午前9時から。センター090・6653・1552▽090・6653・1649▽090・6653・1648。

 <西原村災害ボランティアセンター>熊本県西原村鳥子358の3の東京カソード研究所跡地。受け付けは午前8時半から。センター096・279・4425。


<熊本地震>学校再開へ避難所集約 8日をメドに 熊本市
毎日新聞 5月2日(月)22時35分配信

 ◇180カ所を18カ所に

 熊本市は熊本地震の避難所となっている学校などの約180カ所について、8日をメドに拠点として整備する18カ所に集約を図ることを決め、2日から避難者への説明会を始めた。市教委が目指す10日までの市内全公立小中学校の再開実現に加え、避難者の生活改善のためにも集約が必要と判断した。説明会で住民の意向を聞きながら進める考え。

 熊本市によると、2日午後1時現在の市内の避難者数は180カ所に5354人。1日午後7時時点では188カ所8557人で、夜になると余震を恐れる人などが集まるため避難者は増える。

 避難所の多くは小中学校で1日現在、市内全137校中99校に2831人が避難するが、2日に23校が授業を開始。10日には全公立小中学校の再開を目指す。さらに、避難所によっては狭いところなどもあり、大型の公的施設18カ所への集約を図ることにした。

 体育館や教室などに避難者がいる健軍東小(東区)で2日夜にあった説明会では、市職員が市総合体育館(中央区)への移転を打診。近くの県営住宅から避難している男性(56)は「家の片付けもあり総合体育館は遠い。体育館には間仕切りもあると聞き環境は良くなると思うがもう少し考えたい」と話した。

 一方、9日に授業再開予定の熊本県益城(ましき)町の広安小のグラウンドでは2日、車中泊者に駐車場所の制限を知らせるチラシが配られた。1日には教室の避難者に、今後どこに避難したいか調べるアンケートが配布されたという。

 30代の息子と身を寄せる森川明美さん(64)は「息子と相談しないといけないがどうしていいか分からない。家に戻るのは怖い」と困惑していた。【野呂賢治、安部志帆子】


<熊本地震>かりそめの笑顔 派遣記者が見た現場
毎日新聞 5月2日(月)21時26分配信

 渋滞で車が遅々として進まない。やむなく残り1キロで駐車場に止め、下り坂を走った。雨もぱらつき始めた。

 混雑していると聞いた熊本市西区のガソリンスタンドは、16日午後3時ごろ、車列のピークがもう終わっていた。スタンドの写真を撮るのは諦め、近くに西区の避難者が集まる熊本県立総合体育館があったので、行ってみることにした。

 「昨夜、中にスペースがあるのに、入れてもらえなかった」と怒っている男性がいる。自治会長の那須保さん(68)に聞くと、体育館はもともと災害の避難所として想定されていなかったという。「本震で大勢の人が来たが、倒壊の恐れもあると判断し、車で過ごしてもらった」

 午後2時半にパンやおにぎりを配ったが、飲み水の支給がないらしい。そう話す間に、那須さんの携帯に自衛隊から電話が入った。「県や市に水をずっと要望しているんだが」とじれている。当初50~60人だった避難者は600~700人に膨れ上がっていた。

    ◆

 熊本大生の谷崎悠司さん(25)は、父の車で福岡に近い熊本県玉名市の祖母宅へ向かうところだった。「家は停電だし、大学も休校なので、遠くに避難します」。鹿児島から知人や親戚に迎えに来てもらった避難者も、複数見かけた。無事の再会を果たした男性は目頭を押さえた。

 駐車場の脇で、中学生くらいの女の子と小学生ほどの男児が、バレーボールで遊んでいた。しかし辺りに響く笑い声は、日常のそれとは違うのかもしれない。避難者の女性(30)は6歳の娘が「小さいなりに、いつも通り振る舞おうとしているようです」。親にくっついて離れない幼い子もいる。

 愛犬コーギーと散歩していた女性のイトウさん(57)は「近づいた子供にほえて泣かれちゃった」。気を使って車中泊するという。

 記事が仕上がり、民宿へ行く途中で車を止めて仮眠を取っていると、大雨になった。頭と体が重くてなかなか動き出せず、宿に着くともう深夜だった。

【田畠広景】


<熊本地震>義援金が57億3000万円 4月30日現在
毎日新聞 5月2日(月)20時38分配信

 熊本県は2日、熊本地震で県や日本赤十字社などに寄せられた義援金が4月30日現在で約57億3000万円になったと発表した。第1次分として熊本市や益城町、西原村など25市町村に計約7億5200万円を分配することを決めた。

 4月30日時点で各市町村から寄せられた被害報告を元に、義援金配分委員会を開き1次分の配分を決めた。配分額は死亡者・行方不明者20万円、重傷者2万円、住宅全壊は1世帯当たり20万円などとしているが、各市町村宛ての義援金が上乗せされるなどして変わる場合もある。【塩路佳子】

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