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2016年5月21日 (土)

神戸の新名神工事現場で橋桁落下 2人死亡、8人が負傷・3

4月22日午後4時半ごろ、神戸市北区道場町平田の新名神高速道路延伸工事現場で、上り線の重さ約1350トンの橋桁が約15メートル下の国道176号の上に落下した。国道で下敷きになった車などはなかった。

神戸市消防局によると、この事故で2人が死亡、8人が負傷した。うち4人が重傷。兵庫県警の発表では、死亡したのは会社員・田中幸栄さん(37)(大阪市此花区)と、下請け会社社員・福田佳祐さん(32)(兵庫県伊丹市池尻)。

兵庫県警によると、橋桁は約120メートルにわたり落下した。この日は午前8時からクレーンを使い、橋桁を橋脚に固定する作業をしていた。死傷した10人は全員橋桁の上にいた。県警は作業に問題があった可能性があるとみて、業務上過失致死傷事件として捜査する方針。

西日本高速道路関西支社によると、現場では、有馬川と川に沿って走る国道176号の上を横切る橋桁を架ける工事が行われており、当時約50人の作業員が従事していた。工事は三井住友建設(東京都中央区)と横河ブリッジ(千葉県船橋市)の共同企業体(JV)が請け負っていた。

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リンク:新名神事故半年 コンピューターで橋桁落下を「再現」 兵庫県警検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東側の検証開始 橋桁落下で兵庫県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:神戸橋桁落下 新名神開通目標「1年後ろ倒し」事故現場でも工事再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新名神の橋桁工事再開=落下で開通1年遅れ―西日本高速 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<神戸・橋桁落下>国道の通行止め解除 2カ月半ぶり - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:橋桁落下で通行止めの176号が開通へ 神戸 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<新名神橋桁落下>国道176号、9日に開通 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:神戸橋桁落下 橋桁の一部など数百点押収 現場検証が終了 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:神戸橋桁落下 支柱傾き「不等沈下」現象…事故6時間前「傾き」気付くも作業続行、検討委が最終見解 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仮支柱の傾き、把握しながら作業続行…橋桁落下 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<神戸橋桁落下>東側クレーンの支柱傾きが原因 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地盤弱く、仮支柱傾斜=神戸橋桁落下事故原因―有識者委が中間報告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<橋桁台倒壊>原因は安定性確保の不十分 新名神高速 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「部材を仮支柱の中心に」=箕面の橋桁事故で防止策―西日本高速 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<新名神高速道>橋桁仮受け台倒壊、施工計画不備の可能性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仮支柱の部材にずれ=箕面市の橋桁事故―西日本高速 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:神戸橋桁落下 事故前、クレーンの基礎部分傾く 事故の一因か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全工事を中断、点検やり直し…新名神の再事故で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:神戸橋桁落下1カ月 新名神全工事中断、完成遠のく 再開時期明言避ける - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:神戸橋桁落下1カ月 国道復旧、8月にずれ込みか 地元商店主ら損害補填要求を検討 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

新名神事故半年 コンピューターで橋桁落下を「再現」 兵庫県警検討
産経新聞 10月22日(土)14時35分配信

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橋桁が落下した新名神高速道路の工事現場=4月22日、神戸市北区(本社ヘリから)(写真:産経新聞)

 神戸市北区の新名神高速道路の建設現場で4月、橋桁が落下して作業員10人が死傷した事故で、業務上過失致死傷容疑で捜査している兵庫県警が事故原因を究明するため、コンピューターによる再現実験を検討していることが捜査関係者への取材で分かった。事故発生から22日で半年。県警は立件の可否を判断するため、現場責任者などへの任意の事情聴取や押収物の鑑定を進めており、捜査は長期化が見込まれている。

 事故は4月22日午後4時20分ごろに発生。長さ約120メートル、重さ約1350トンの鋼鉄製の橋桁の西側が真下を通る国道176号上に落下し、巻き込まれた作業員10人が死傷した。

 県警は事故後、橋桁の東西で現場検証を実施。強度不足が指摘される東側の地盤調査などを行い、9月末に約4カ月に及んだ作業を終えた。解体した橋桁本体やジャッキなど数百点を押収し、労災事故を調査する専門機関「労働安全衛生総合研究所」(東京)に依頼して鑑定を進めている。

 捜査関係者によると、県警は今後、現場検証などで収集したデータをもとに、コンピューター上で事故の再現実験を実施することを検討。橋桁落下のメカニズムを探り、過失の立証に必要な事故の予見可能性の有無を見極める方針という。

 事故原因をめぐっては、工事の発注元の西日本高速道路が設置した技術検討委員会が6月、橋桁の東側を支えていたベント設備の支柱が地面に不均等に沈み込む「不等沈下」が影響したとの見解を示している。

 ■開通前倒し 現場に負担?

 新名神高速の建設現場では、橋桁落下の約1カ月後の5月19日、大阪府箕面市で橋桁を支える仮の橋脚が倒壊。今月3日には兵庫県猪名川町で高架橋の足場を解体中の作業員1人が転落死しており、事故が多発している。兵庫労働局は13日、西日本高速道路関西支社(大阪府茨木市)に労災防止の徹底を求める異例の緊急要請をしたが、関係者からは「工期の短さが事故に影響した」との指摘も上がっている。

 名神高速道路や中国自動車道の大阪-兵庫間は国内有数の渋滞ポイントとして知られており、新名神の早期開通への政財界の期待感は強いとされる。実際、西日本高速は橋桁が落下した当時、高槻ジャンクション(JCT)-神戸JCT間の開通予定を当初の平成30年度末から、「努力目標」として28年度末に前倒ししていた。その後、相次ぐ事故で工事が一時中断され、目標も29年度末に修正されたが、工事現場の負担を懸念する意見は根強くある。

 明治大の向殿(むかいどの)政男名誉教授(安全学)は「高速道路建設のような大規模工事では、ゼネコンに仕切られる下請け業者に工期を守らなければならないという重圧がかかる。安全対策のためには無理のない工期の設定が必要だ」と強調する。

 ただ、高槻JCT-神戸JCTの開通予定がずれ込むことには、運輸業界などから落胆の声も出ている。

 兵庫県内の運送業者は「新名神が開通すれば渋滞が緩和され、大阪市中心部をはじめとした都市部への配送時間が短縮できる。業界として引き続き早期開通を要望していきたい」としている。


東側の検証開始 橋桁落下で兵庫県警
産経新聞 8月8日(月)14時57分配信

 神戸市北区の新名神高速道路の工事現場で4月、橋桁が落下し作業員10人が死傷した事故で、兵庫県警は8日午前、業務上過失致死傷容疑で、落下した橋桁の西側とは反対側の東側の現場検証を始めた。工事を発注した西日本高速道路の調査では事故当時、東側は十分な地盤調査がされず、請負業者が支柱の傾きを認識しながら作業を続けていたとしており、県警は地盤の強度の確認などを本格的に進めるとみられる。

 県警捜査員がこの日午前10時ごろ、落下した橋桁の東側で工事関係者と合流し、検証作業を開始。写真撮影をしたり、橋桁の東側を支えていたベント設備の上から橋桁の状態を確認したりしていた。


神戸橋桁落下 新名神開通目標「1年後ろ倒し」事故現場でも工事再開
産経新聞 8月5日(金)12時48分配信

 神戸市北区の新名神高速道路の建設現場で4月、橋桁が落下して作業員10人が死傷した事故で、西日本高速道路は5日、平成29年3月としていた新名神の高槻ジャンクション(JCT)-神戸JCT間(40.5キロ)の開通目標を、30年3月へ1年遅らせると発表した。事故翌日から全ての現場で工事を中断して緊急点検を実施しており、工程の遅れは避けられないと判断した。

 事故現場では、橋桁を吊り下げる従来の方式から鋼材製架台で下から支える工法に改め、5日から工事を再開。これで管内114カ所の全工事が再開された。

 高槻-神戸間は日本高速道路保有・債務返済機構との協定では31年3月に完成予定。同社は22年、2年前倒しする目標を掲げていた。

 また、高槻-川西インターチェンジ(IC)間(24キロ)はトンネル工事で地すべり対策を行うために工程を見直し、29年秋ごろに部分開通させるとしている。

 大阪市の本社で記者会見した前川秀和取締役常務執行役員は「開通時期が遅れることで、関係者の皆さまにおわび申し上げる」と述べた。


新名神の橋桁工事再開=落下で開通1年遅れ―西日本高速
時事通信 8月5日(金)11時41分配信

 西日本高速道路(大阪市)は5日、橋桁落下事故で中断していた神戸市の新名神高速道路の架橋工事を再開したと発表した。

 高槻(大阪)―神戸間41キロの開通目標は事故の影響で1年遅れ、2018年3月末となる。

 事故は4月22日に発生。橋桁をつり下げる仮支柱が傾き、2人が死亡、8人が負傷した。同社は安全性を高めるため、つり下げ方式から橋桁を下から支える方式に変更して再開した。


<神戸・橋桁落下>国道の通行止め解除 2カ月半ぶり
毎日新聞 7月9日(土)10時52分配信

 神戸市北区の新名神高速道路の建設現場で4月に橋桁が落下し作業員10人が死傷した事故で、通行止めとなっていた国道176号が9日午前0時、2カ月半ぶりに通行可能となった。

 事故では橋桁の西側が国道に落下し、国道を塞いで南北約2キロが通行止めになっていた。西日本高速道路などは5月から橋桁の切断作業を進め、国道部分の撤去を終えた。

 交通量の多い主要幹線国道が長期間、通行止めになるのは異例で、迂回(うかい)路が渋滞したり、周辺店舗の売り上げが激減したりする影響が出ていた。西日本高速は商店主ら約100人と補償交渉を進めている。売り上げが3割減少したという近くの飲食店の女性店主(65)は「事故前のように客足が戻ってほしい」と話していた。

 兵庫県警は6月末に現場検証を終え、業務上過失致死傷容疑で捜査している。【矢澤秀範】


橋桁落下で通行止めの176号が開通へ 神戸
産経新聞 7月8日(金)22時21分配信

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通行止め解除区間(写真:産経新聞)

 神戸市北区の新名神高速道路の工事現場で橋桁が落下し、作業員10人が死傷した事故で、橋桁でふさがれていた国道176号の通行止めが9日午前0時、約2カ月半ぶりに解除される。解除に伴い、工事を発注した西日本高速道路は、迂回路(うかいろ)としてきた中国自動車道と舞鶴若狭自動車道の一部区間の通行無料化を終了する。

 事故は4月22日に発生。橋桁(長さ約120メートル、重さ約1350トン)の西側が落下し、国道をふさいだ。兵庫県警が業務上過失致死傷容疑で現場検証を進め、西日本高速が6月末に撤去作業を終えていた。

 西日本高速は落下しなかった橋桁東側なども撤去予定にしているが、まだ作業に着手しておらず、今後、撤去の時期や方法について検討するという。


<新名神橋桁落下>国道176号、9日に開通
毎日新聞 7月7日(木)12時18分配信

 神戸市北区の新名神高速道路の建設現場で4月、橋桁が落下して作業員10人が死傷した事故で、西日本高速道路は7日、事故の影響で通行止めが続いている国道176号が、9日午前0時に開通すると発表した。

 同社によると、好天で復旧工事が進み、予定より早く通行止めを解除することになった。開通と同時に、迂回(うかい)路として車両の通行を無料としていた中国自動車道・神戸三田IC(インターチェンジ)-西宮北IC間の上下線と、舞鶴若狭自動車道・三田西IC-中国道・西宮北IC間の上下線は有料に戻る。【山下貴史】


神戸橋桁落下 橋桁の一部など数百点押収 現場検証が終了
産経新聞 7月1日(金)12時52分配信

 神戸市北区の新名神高速道路の工事現場で4月、橋桁が落下し、作業員10人が死傷した事故で、兵庫県警は2カ月以上に及んだ業務上過失致死傷容疑の現場検証を終え、崩落した橋桁の一部やジャッキなど数百点を押収した。労働安全衛生総合研究所(東京)に押収物の鑑定を依頼する方向。今後、事故当時の状況を再現するなどして立件可否を見極める。

 一方、工事を発注した西日本高速道路はすでに落下した橋桁の撤去を終えており、現場の真下を通る国道176号は7月中旬にも開通する見通し。

 事故原因をめぐっては、同社が設置した技術検討委員会が6月19日、橋桁東側のベント設備を支えていた支柱が地面に不均等に沈む「不等沈下」を起こし、西方向に18・5センチ傾いたことでバランスが崩れ、ジャッキで支えられていた橋桁の西側が滑り落ちたとする最終見解を発表した。


神戸橋桁落下 支柱傾き「不等沈下」現象…事故6時間前「傾き」気付くも作業続行、検討委が最終見解
産経新聞 6月20日(月)8時16分配信

 神戸市北区の新名神高速道路の工事現場で4月、橋桁が落下し、作業員10人が死傷した事故で、工事を発注した西日本高速道路が設置した有識者による技術検討委員会は19日、落下した西側の橋桁とは反対側の東側の橋桁を支えていたベント設備の支柱が、西側に傾いていたことが原因で事故が起きたとする最終見解をまとめた。支柱は、地面に不均等に沈み込む「不等沈下」と呼ばれる現象で傾いたという。

 委員会は事故原因について、事故前に東側のベント設備の支柱が不等沈下の影響で西側に傾き、橋桁全体のバランスが崩れた結果、西側の橋桁がジャッキから滑り落ちたと断定した。東側ベント支柱の上辺は、西方向に18・5センチずれていた。不等沈下は西日本高速の地盤調査の結果をもとに、地盤の一部が軟らかかったために起きたと結論づけた。

 現場の作業員らは事故発生の約6時間半前、支柱の傾きに気づいていたが、問題ないと判断して作業を続行していた。しかし、委員会は報告で「傾きを認識したまま作業を進めた現場の判断は適切とはいえず、調査を行うべきだった」と指摘した。

 委員会は事故原因の調査や再発防止を目的に設置され、この日は第3回会合が開催された。支柱の傾きについては、5月の前回会合で「事故原因の一つの可能性がある」とする見方が示され、西日本高速が地盤調査を実施していた。

 事故は4月22日に発生。事故では、長さ約120メートルの橋桁の西側が約20メートル下の国道176号上に落下した。作業員2人が死亡、8人が負傷しており、兵庫県警が業務上過失致死傷容疑で捜査している。


仮支柱の傾き、把握しながら作業続行…橋桁落下
読売新聞 6月19日(日)22時14分配信

 神戸市北区で4月、建設中の新名神高速道路の橋桁が落下して作業員2人が死亡、8人が重軽傷を負った事故で、西日本高速道路が設置した技術検討委員会は19日、橋桁を支える仮支柱が地盤沈下で傾いたことが原因だったと発表した。

 施工業者は傾きを把握しながら作業を続けていたという。

 検討委によると、事故当日の4月22日朝、施工業者が橋桁の東側を支える仮支柱を調べたところ、地盤が4センチ沈下し、西側に18・5センチ傾いていることが判明した。しかし、「安全性に問題はない」と判断して作業を続行。午後4時25分頃、橋桁の西側が落下し、真下を通る国道を塞いだ。

 施工業者は現場近くの地盤調査の結果を参考に作業を行っていたが、仮支柱の下の地盤の強度は調べていなかったという。


<神戸橋桁落下>東側クレーンの支柱傾きが原因
毎日新聞 6月19日(日)21時48分配信

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橋桁落下の原因

 神戸市北区の新名神高速道路の建設現場で4月、橋桁が落下し、作業員10人が死傷した事故で、西日本高速道路が設けた技術検討委員会は19日、東側で橋桁をつっていた門型クレーンの支柱の傾きが原因だったと発表した。東側の地盤が軟弱だったが、事前の調査が不十分で、土台が不均等に沈下したことで橋桁のバランスが崩れたという。

 事故は4月22日午後4時半ごろに発生。検討委の終了後に記者会見した委員長の山口栄輝・九州工大副学長や西日本高速によると、事故の6時間半前、東側の支柱の土台が不均等に西側に4センチ深く沈み、橋桁(長さ124メートル、重さ1350トン)をつるしたクレーンの支柱上部が最大18.5センチ傾いた。橋桁が水平方向に西側に押される形になり、支えていたジャッキからずり落ちたとみられる。

 現場近くの防犯カメラには約3秒間、橋桁全体が上下に揺れる様子が映っていた。西側では支えていた4基のジャッキのうち2基がバランスを崩し、橋桁が約2メートル落下。弾みで仮受け台の支柱が圧壊してさらに約5メートル落ち、南方向に約18メートルずれるように落下した。東側でも、橋桁を支えていた部材が落ち、仮受け台まで2メートル落下していたことが分かった。

 検討委が事故後に、東側の支柱の地盤をボーリング調査したところ、強度が低く変形しやすい層があった。受注元の三井住友建設と横河ブリッジのJV(共同企業体)は詳しい地盤調査をしていなかったという。支柱の傾きは現場で認識されていたが工事は続けられ、計測や監視も不十分だった。

 山口委員長は「技術的に難度の高い作業を終えた時点で事故が起きていた。十分な施工管理をすれば事故は防げた」と述べた。

 西日本高速は調査結果を踏まえ、再発防止を徹底し、工事再開に向けた準備を進めるが、工期の遅れについては明言を避けた。

【山下貴史、矢澤秀範】


地盤弱く、仮支柱傾斜=神戸橋桁落下事故原因―有識者委が中間報告
時事通信 6月19日(日)20時26分配信

 神戸市で4月、建設中の新名神高速道路の橋桁が落下し10人が死傷した事故で、原因究明のために西日本高速道路(大阪市)が調査を依頼した外部の有識者委員会は19日、中間報告をまとめた。

 地盤が弱く橋桁を支える仮支柱が傾いたことが主な原因だと発表した。

 委員会が仮支柱の基礎でボーリング調査を行った結果、地下から変形しやすい土の層が見つかった。地盤沈下して仮支柱が傾き、橋桁がバランスを崩したと分析。監視や安全対策が不十分だったため、落下を防げなかったことも事故の要因として挙げた。


<橋桁台倒壊>原因は安定性確保の不十分 新名神高速
毎日新聞 6月14日(火)23時36分配信

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新名神高速道路工事で、橋桁が落下した現場=神戸市北区で2016年4月22日、本社ヘリから森園道子撮影

 大阪府箕面市の新名神高速道路の建設現場で先月、橋桁を支える仮受け台が倒壊した事故で、工事を発注した西日本高速道路の技術検討委員会は14日、橋桁と仮受け台の間を調整する部材が仮受け台の重心よりずれて設置されたことが原因と発表した。気温の上昇に伴う橋桁の変形を考慮せずに設計したことも影響した。安定性が十分確保されていなかったため倒壊につながったという。

 同社によると、倒れたのは、鋼材を組み合わせた仮受け台(高さ12メートル、重さ21トン)。平らな鉄板を敷いた上に仮受け台を積み上げ、鋼材を重ねた2基の調整部材(高さ1メートル)を載せて橋桁を支えていたが、根元から倒れ、一部が下を通る箕面有料道路を塞いだ。

 検討委は工事を担当した橋りょう施工会社「IHIインフラシステム」(堺市堺区)から聞き取り調査。その結果、調整部材が仮受け台の重心から1メートルほどずれて配置されていたことが判明した。事故当日の早朝に重さ33トン、長さ17メートルの橋桁を調整部材の上に載せてから、事故発生時までの約6時間で現場付近の気温が8.6度上昇。この影響で、橋桁が伸びてたわみ、仮受け台への荷重のかかり方が片寄ったため、安定性を失ったという。

 検討委は再発防止策として、原則として調整部材を重心からずらして置かないこととし、仮受け台の安定性が確保されない時は、基礎部分に重しとなるコンクリートを設置するなどの強化策を講じるよう提言した。

 西日本高速道路は4月に神戸市北区の新名神建設現場で起きた橋桁落下事故でも技術検討委を設置。今回の箕面市の事故でも検討委設け、同じ橋りょうの専門家4人が務めた。【山下貴史】


「部材を仮支柱の中心に」=箕面の橋桁事故で防止策―西日本高速
時事通信 6月14日(火)21時52分配信

 大阪府箕面市の新名神高速道路の工事現場で5月、橋桁の仮支柱が転倒した事故について、西日本高速道路に調査を依頼された有識者委員会(委員長・山口栄輝九州工業大副学長)が14日、大阪市内で開かれ、事故の主な原因を、仮支柱の最上部で橋桁を支える部材が中心からずれていたことと結論付けた。

 再発防止策として、部材を仮支柱の中心に設置することを挙げた。

 委員会はまた、工事関係者以外に被害が出る恐れがある場合は、仮支柱を橋桁や橋脚とワイヤで連結するなどの安全策を講じることも提言。西日本高速道路は「全面的に従う」としている。


<新名神高速道>橋桁仮受け台倒壊、施工計画不備の可能性
毎日新聞 5月25日(水)21時9分配信

 大阪府箕面市の新名神高速道路の建設現場で橋桁を支える仮受け台が倒壊した事故で、工事を発注した西日本高速道路は25日、橋桁と仮受け台の間を調整する部材の設置方法に問題があった可能性が強いことを明らかにした。同社の石塚由成社長は同日の定例記者会見で、施工計画の不備の可能性を指摘した。

 西日本高速は、4月の神戸市北区の新名神建設工事での橋桁落下事故を受けて、全工事を止めて安全点検をしていた。石塚社長は「点検に不備があった」と述べた。

 調整部材は仮受け台の重心からずれた位置に置かれていた。施工計画通りだったが、気温変化による橋桁の伸縮など、設計段階の計算に問題があった可能性があるという。西日本高速は、工事を担当したIHIインフラシステムに詳細な報告を求めている。

 一方、神戸の事故を巡り、西日本高速は今月27日と29日、通行止めとなっている国道176号の地元住民らを対象に補償説明会を開く。【山下貴史】


仮支柱の部材にずれ=箕面市の橋桁事故―西日本高速
時事通信 5月25日(水)17時32分配信

 大阪府箕面市の新名神高速道路の建設現場で、橋桁の仮支柱が倒れた事故について、西日本高速道路は25日、大阪市内で記者会見し、仮支柱の最上部で高さを調整する部材が中心からずれて設置されていたと明らかにした。

 
 仮支柱はずれた方向に倒れており、施工会社から「転倒の主な原因とみられる」と報告を受けたという。

 部材をずらして設置すること自体は珍しくないといい、西日本高速は「他の要因を含め、どのような力がかかって倒壊したか、安定性の計算に問題がなかったかなどを調査する」としている。


神戸橋桁落下 事故前、クレーンの基礎部分傾く 事故の一因か
産経新聞 5月22日(日)23時49分配信

 神戸市北区の新名神高速道路の工事現場で橋桁が落下し、作業員10人が死傷した事故で、落下した西側の橋桁とは反対側の東側をつり上げていたクレーンの基礎部分が事故前に最大4センチ沈み込んでいたことが22日、西日本高速道路の調査で分かった。この影響で、上端部は定位置から西方向に約18・5センチ傾いていた。事故原因の調査のため同社が設置した専門家による技術検討委員会は「事故の一因となった可能性がある」としている。

 この日行われた同委員会の第2回会合後、委員長の山口栄輝・九州工業大教授が明らかにした。

 山口委員長によると、事故当日の4月22日午前10時ごろ、施工業者が前日に橋桁東端をつりあげたことによる地盤への影響を調査したところ、クレーンの基礎部分に沈下や傾斜が確認された。現場担当者らは対応を協議したが、問題がないと判断し、そのまま作業を続けたという。


全工事を中断、点検やり直し…新名神の再事故で
読売新聞 5月21日(土)20時50分配信

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ベント(右)が倒壊した新名神高速道の建設現場。新たなベント(左)の設置が続く(19日午後4時6分、大阪府箕面市で)=枡田直也撮影

 大阪府箕面市下止々呂美、新名神高速道路下り線「余野(よの)川橋」(仮称)の建設現場で、橋桁を支える「ベント」と呼ばれる鉄製の仮受け台が箕面有料道路上に倒れた事故を受け、工事を発注した西日本高速道路は19日、管内で実施中の工事114件を全て中断し安全点検をやり直すと決めた。

 新名神高速の建設工事では、神戸市北区で4月22日、橋桁が落下して作業員10人が死傷する事故があったばかり。同社は「痛恨の極み」と陳謝した。

 事故は19日午前9時55分頃に発生。けが人などはなかった。同社によると、余野川橋は長さ316メートル。同有料道路の約10メートル上をまたぐ。工事は、橋脚と橋脚の間にベント(重さ約21トン、高さ約13メートル)を置き、その上に橋桁を載せてボルトでつなぎ合わせて架設する手法で行っていた。


神戸橋桁落下1カ月 新名神全工事中断、完成遠のく 再開時期明言避ける
産経新聞 5月21日(土)20時3分配信

 新名神高速道路の建設工事は、大阪府箕面市の橋桁架設現場で19日に仮の橋脚(ベント)が倒れる事故が起きて以降、全ての現場で中断。2件の事故があった高槻-神戸の区間(約40キロ)は平成28年度中の開通を目指しているが、工事再開のめどは立っておらず、完成は遠のいている。

 西日本高速道路によると、4月22日の橋桁落下事故で工事を中断し、同社の全工事現場114カ所で緊急点検を実施。28日から順次再開し、箕面市の現場区間でも5月6日に再開したが、直後の事故再発でまたも中断を余儀なくされた。同社の村尾光弘関西支社長は19日の記者会見で「再開がいつからとは考えていない」と述べ、工期が白紙であることを示唆した。


神戸橋桁落下1カ月 国道復旧、8月にずれ込みか 地元商店主ら損害補填要求を検討
産経新聞 5月21日(土)20時2分配信

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橋桁が落下した新名神高速道路の事故現場。4月22日(写真左)から1カ月を経たが、今も橋桁が横たわったままだ(右)=21日午後、神戸市北区(本社ヘリから、門井聡撮影)(写真:産経新聞)

 神戸市北区の新名神高速道路の工事現場で橋桁が落下し、作業員10人が死傷した事故は22日、発生から1カ月となる。工事を発注した西日本高速道路は今月13日以降、施工業者らと橋桁の撤去作業を実施。だが、作業は天候に左右される側面があり、通行止めとなっている国道176号の復旧見通しは、当初の7月中から8月中にずれ込む可能性が出てきた。

 巨大な橋桁が横たわった事故現場。橋桁もろとも落下したジャッキやセッティングビーム(仮受け桁)、崩れた土台部分は片づけられ、橋桁西端を持ち上げる吊り設備(クレーン)もなくなっているが、付近の国道は通行止めのままだ。

 業務上過失致死傷容疑で捜査している兵庫県警は現場検証を続けるとともに、橋桁などの鑑定を専門家に依頼。橋桁を支えるジャッキや支柱部分が激しく損傷していたことが判明したが、損傷に至った経緯や橋桁の落下原因はいまなお不明だ。捜査幹部は「原因解明には少なくとも1年はかかる。捜査は年単位」と漏らす。

 撤去作業の長期化は市民生活へ暗い影を落とす。国道の迂回(うかい)路は交通渋滞で車列が伸びているが、国道沿いのガソリンスタンドや飲食店は売り上げが激減。地元商店主などは西日本高速道路に営業上の損害補填を求める検討を始めた。

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