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2016年4月 3日 (日)

海上自衛隊の潜水艦がフィリピンとベトナムに寄港 中共の南シナ海侵略を牽制

練習航海中の海上自衛隊の潜水艦「おやしお」が3日、フィリピン・ルソン島中部のスービック港に寄港した。

海上自衛隊潜水艦のフィリピン寄港は15年ぶり。初級幹部自衛官の研修と友好親善が目的だが、人工島建設などで南シナ海への侵略を強める中共支那を牽制する狙いも含まれる。
潜水艦には護衛艦「ありあけ」「せとぎり」が同行し、参加人員は3隻で計約500人。潜水艦を率いる吉野宏昭・1等海佐は「フィリピンは海自にとって非常に重要なパートナーだ」と強調した。6日まで滞在し、護衛艦2隻はベトナム南部のカムラン湾にも寄港する。

また26日には、海上自衛隊最大級の護衛艦「いせ」がスービック港に初めて寄港した。「いせ」は、12~16日の日程でインドネシアのパダンで開かれる多国間共同訓練「コモド」や国際観艦式に参加し、捜索・救難訓練や指揮所訓練などを行ったのち、同港に寄港した。

リンク:大型護衛艦「いせ」が比寄港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大型護衛艦「いせ」が比寄港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:護衛艦「いせ」、比・スービック港に初めて寄港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<防衛省幹部>「存在感示すことが重要」 護衛艦、比に寄港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<海自護衛艦>フィリピンに寄港 南シナ海緊迫、協力強化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中国に「静かな圧力」…護衛艦初のベトナム寄港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自艦、ベトナム要衝寄港 カムラン湾 南シナ海、対中連携 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中国の脅威に東南アジア諸国が「頼みの綱は日本」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<自衛隊>対中、防衛関係強化…ベトナム寄港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<海自護衛艦>「いせ」が比スービック港に26日寄港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カムラン湾、高まる重要性=南シナ海にらみ方針転換―越 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:越要衝に寄港した海自護衛艦 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自艦に18カ国の士官が乗船、インドネシアからフィリピンへ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自艦カムラン湾寄港、中谷防衛相「南シナ海の航行の自由は重要な関心事項」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カムラン湾に入った護衛艦「ありあけ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:カムラン湾に入った護衛艦「せとぎり」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自大型護衛艦が参加=インドネシアで共同訓練 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自護衛艦、ベトナム南部に寄港…中国をけん制 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自艦、越要衝に初寄港=中国けん制へ連携アピール - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日米比越4カ国で中国を威嚇 海自護衛艦の“歴史的”寄港で南シナ海「対中包囲網」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:流れを変えるか?海自潜水艦がフィリピンに寄港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自大型護衛艦、南シナ海航行へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自大型艦が比に今月中旬寄港 南シナ海で中国牽制 米比と共同訓練も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自大型護衛艦、南シナ海航行へ=インドネシア共同訓練参加で―政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フィリピンに寄港した海自潜水艦 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自潜水艦が15年ぶり比寄港 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:海自潜水艦が15年ぶり比寄港=中国けん制、防衛協力強化 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

大型護衛艦「いせ」が比寄港
時事通信 4月26日(火)22時8分配信

Ise
海上自衛隊の大型護衛艦「いせ」が26日、フィリピン・ルソン島のスービック港に寄港した。同港は、フィリピンと中国などが領有権を争う南シナ海に面している。


大型護衛艦「いせ」が比寄港
時事通信 4月26日(火)21時50分配信

 【スービック(フィリピン)AFP=時事】海上自衛隊の大型護衛艦「いせ」が26日、フィリピン・ルソン島のスービック港に寄港した。

 同港は、フィリピンと中国などが領有権を争う南シナ海に面している。

 今月に入って、海自艦艇のフィリピン訪問は潜水艦「おやしお」に続き2回目。中国を念頭に置いた日比両国の安全保障関係強化を示した形となった。

 艦長の高田昌樹1等海佐は記者団に対し、「われわれはフィリピンとの関係を深めたい」と述べた。今回の航海で中国艦と何らかの接触があったかどうかには言及しなかった。


護衛艦「いせ」、比・スービック港に初めて寄港
読売新聞 4月26日(火)20時21分配信

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26日、フィリピンのスービック港に入る海上自衛隊の護衛艦「いせ」=向井ゆう子撮影

 【スービック(フィリピン)=向井ゆう子】海上自衛隊最大級の護衛艦「いせ」が26日、南シナ海に面し、米軍が拠点とするフィリピン・スービック港に初めて寄港した。

 南シナ海で人工島の軍事化などを進める中国に、日米が連携してけん制する狙いがある。29日まで比軍と通信訓練を実施する予定で、日米比の合同訓練の実施も検討されている。

 いせは、全長197メートル、全幅33メートル、基準排水量1万3950トンで、海自護衛艦では「いずも」に次ぐ規模。甲板が広く空母のような形状が特徴で、高い対潜水艦対処能力を誇り、今回は哨戒ヘリ4機を搭載している。スービック港はかつて、米国の海軍基地だった。


<防衛省幹部>「存在感示すことが重要」 護衛艦、比に寄港
毎日新聞 4月26日(火)20時14分配信

 日本は、南シナ海で人工島造成や滑走路建設などを進める中国をけん制するため、フィリピンやベトナムなど南シナ海沿岸国との連携を急速に強化している。2009年のシンガポールを皮切りに、東南アジア各国と相次いで防衛交流・協力の覚書を結ぶとともに、共同訓練の回数を増やすなど具体的な安保協力を進めている。

 また、海上自衛隊は09年以降、ソマリア沖で活動する海賊対処部隊が南シナ海を通過する機会を活用し、シンガポールが中心だった寄港先を大幅に増やしている。日本としては、力による現状変更を認めないとする国際社会の声を高めることで、中国が東シナ海でも同様の活動に出ることをけん制する思惑がある。防衛省幹部は「南シナ海で日本の存在感を示すことが重要だ」と語った。【村尾哲】


<海自護衛艦>フィリピンに寄港 南シナ海緊迫、協力強化
毎日新聞 4月26日(火)20時11分配信

 【ヤンゴン岩佐淳士、北京・河津啓介】海上自衛隊の大型護衛艦「いせ」が26日、フィリピン・ルソン島のスービック港に寄港した。今月初めには15年ぶりに海自潜水艦が寄港していた。南シナ海情勢の緊迫化を受けて、フィリピン政府は米国だけでなく日本とも安全保障分野の協力強化を進める。一方、中国は日本の海自艦艇の動向に神経をとがらせている。

 かつてスービックには米軍がアジア最大規模の基地を置いた。だが、1992年までにスービックなどフィリピン国内の拠点から完全撤退。その後、中国は南シナ海への海洋進出を加速させた。フィリピン国防関係者には「米国の軍事的存在感が失われたために中国による海洋進出を許した」との見方がある。

 このため、フィリピンは米軍との同盟関係の再構築を急ぎ、2014年に米軍の再駐留を可能にする新たな米比軍事協定を締結。スービックは現時点で米比が合意した米軍拠点には含まれていないが、南シナ海を望む天然の良港であり、今後米比が重要拠点とするのではないかとの見方は根強い。米軍は今年1月、スービックに原子力潜水艦を派遣。海自も4月3日、練習潜水艦「おやしお」と護衛艦2隻をスービックに派遣していた。今回スービックを訪れた「いせ」はヘリコプターを複数搭載できる海自最大級の護衛艦だ。

 アキノ比大統領は昨年6月の訪日で、自衛隊のフィリピン駐留につながる地位協定の交渉を検討していることを明かした。

 一方、中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)副報道局長は26日の定例記者会見で「日本は一部の問題で中国にとやかく言っている。特に南シナ海問題では、日本は域外国として姿勢を正し、中国に対し、無責任にあげつらうことはやめるべきだ」と不快感を示した。

 中国政府やメディアは、南シナ海問題で中国と対立するフィリピンやベトナムと日本が安全保障分野で関係を強化する動きを警戒する。今月初めに海自潜水艦がスービック港に寄港した際、国営新華社通信は「日本は野心を抱いている」と批判的に論評していた。


中国に「静かな圧力」…護衛艦初のベトナム寄港
読売新聞 4月13日(水)9時4分配信

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12日、ベトナム南部カムラン湾国際港に寄港する海自護衛艦「ありあけ」=児玉浩太郎撮影

 【カムラン(ベトナム)=児玉浩太郎、パダン(インドネシア)=池田慶太】海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」と「せとぎり」が12日、南シナ海に臨むベトナム南部のカムラン湾国際港に寄港した。

 日本の護衛艦による寄港は初めてで、周辺海域の軍事拠点化を進める中国に対し、静かに圧力をかける意味合いがある。

 両護衛艦の乗組員はカムラン湾国際港の桟橋で、ベトナム海軍関係者らの出迎えを受けた。部隊を指揮する第15護衛隊司令の森下治1等海佐は歓迎式典で「ベトナム海軍との親善に努めたい」と述べた。「ありあけ」の艦内を地元メディアに公開し、友好ムードも演出した。

 カムラン湾はベトナムが中国と領有権を争うスプラトリー(南沙)諸島に近く、戦略的要衝とされる。ベトナム戦争では米軍の補給基地となり、戦争終結後も旧ソ連の重要な軍事拠点となった。ベトナム政府は外国船の入港を制限しているが、中谷防衛相が昨年11月に訪越した際、海洋進出を活発化させる中国に対し、日越両国が共同して対処することで一致。具体策の一環として海自艦を寄港させることになった。


海自艦、ベトナム要衝寄港 カムラン湾 南シナ海、対中連携
産経新聞 4月13日(水)7時55分配信

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カムラン湾(写真:産経新聞)

 【シンガポール=吉村英輝】練習航海中の海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」と「せとぎり」が12日、南シナ海に面するベトナムの軍事要衝カムラン湾の国際港に寄港した。在ベトナム日本大使館によると、海自艦船が同湾に入港したのは初めて。

 カムラン湾は、中越などが領有権を争うパラセル(中国名・西沙)、スプラトリー(南沙)両諸島に比較的近い。寄港は、日本とベトナムが連携し、人工島建造などで南シナ海の軍事拠点化を進める中国を牽制(けんせい)する狙いがある。寄港中、共同操艦訓練などを行う。

 カムラン湾は冷戦期には旧ソ連が東洋最大の海外拠点を構え、2002年のロシア軍撤退以降はベトナム海軍が基地を置くが、外国船の入港は厳しく規制されていた。

 昨年11月、中谷元・防衛相とベトナムのフン・クアン・タイン国防相(当時)が、カムラン湾への海自艦船寄港で合意。同湾に今年3月、外国の大型艦船や民間船舶が利用できる国際港が開港し、今回の寄港が実現した。

 中谷氏は12日の記者会見で、「わが国にとって南シナの航行の自由やシーレーン(海上交通路)の安全確保は重要な関心事項だ」と指摘。「今後も米国や豪州とも連携しつつ、南シナ海周辺国との関係強化に向けた努力を積み重ねたい」とも強調した。

 一方、中国外務省の陸慷報道官は12日の定例記者会見で、中国を念頭に置いた行動であれば「反対せざるを得ない」と牽制した。


中国の脅威に東南アジア諸国が「頼みの綱は日本」
JBpress 4月13日(水)6時10分配信

 東南アジアで中国の膨張を抑える中心的存在として日本の安全保障面での活動に今や大きな期待がかかっている──。

 米国の大手研究機関のベトナム系米国人学者がこのほど発表した論文によると、東南アジアにおいて日本の影響力拡大が広く歓迎されるようになってきているという。

 同論文は、そうした日本の影響力拡大を安倍晋三首相による外交政策の成果として高く評価し、中韓両国以外のアジア諸国から安倍外交がきわめて前向きに受けとめられている実態を映し出した。

■ 評価され歓迎されている安倍政権の外交政策

 3月後半、ワシントンの大手シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」のフォン・グエン研究員は、「東南アジアは日本の安倍ドクトリンの旋律に協調する」と題する論文を発表した。グエン氏はベトナム系米国人の女性学者で、ベトナムをはじめ東南アジア諸国の米国や中国に対する政策などについて研究を重ねてきた専門家として知られる。

 まずグエン氏は、日本が今「東南アジアで他に比類のないほど高い人気を保っている」と強調し、東南アジア各国の政府や国民から日本が非常に好感をもたれていると説明する。

 その根拠の1つとしてグエン氏が挙げるのが、2015年に東南アジア4カ国を対象として実施した世論調査で「日本に好感を抱く」と述べた人が全体の80%以上だったという結果だ。

 グエン氏はさらに安倍外交の成果などを次のように指摘していた。

 ・安倍晋三氏は2012年12月に首相に再就任して以来、東南アジアの多数の諸国と緊密な安全保障の協力を築く政策を積極的に推進してきた。その結果、この地域での日本の影響力は非常に堅固となり、さらに勢いを増している。

 ・安倍政権は、特に南シナ海で中国との領有権紛争を抱えたフィリピンやベトナムという諸国にまず重点を置いて安全保障上の協力を拡大してきた。同時に、ラオスや東チモールという小国との関係も強化してきた。

 ・安倍首相は、日本が東南アジアで年来築いてきた経済的な基盤の上に確固たる地政学的な土台を構築することを意図している。そのために、日本は米国との防衛関係を強めると同時に、東南アジア諸国が安保面で相互連帯を強化できるよう支援してきた。

 ・南シナ海や東シナ海で中国が膨張政策を続けている。それに対して日本は、有志連合諸国の連帯を強めることで膨張の阻止を図ろうとしている。そのために日本は東南アジア諸国との合同演習も実施している。

 ・日本の自衛隊は最近、フィリピン、インドネシア、ベトナムとの合同演習を進めている。さらにベトナムの戦略的拠点にも自衛隊艦艇を寄港させる計画がある。日本は長年自己規制していた国際的な安全保障活動を東南アジアで拡大し始めた。

 グエン氏はさらに、日本が、中国との紛争に悩まされるべトナムやフィリピンなどに安全保障面で援助するだけに留まらず、東南アジア全域でのインフラ建設の推進や支援という経済面での活動も長期的な計画で進めている、と指摘した。同氏によると、日本のこうした経済面での動きは、中国側が「一帯一路」と名付ける「新シルクロード」構想に対抗する東南アジアとの連帯政策だとみなされている。

■ アジアの安全保障体制はどう変わるのか

 安倍政権のこうした東南アジアに対する安全保障主体の新たな関与政策の方針を、グエン氏は「安倍ドクトリン」と呼ぶ。

 また、グエン氏は本論文で、東南アジアをはじめとするアジア全体の安全保障が今後20年、30年という長期展望でどのような枠組みになるかという予測を、以下のような複数のシナリオとして提示した。

 (1)米国とアジア諸国の同盟関係が主体であることは変わらないが、米国は軍事、経済の両面で関与の規模を減らしていく。

 (2)中国が圧倒的なパワーで拡大を続け、東南アジア諸国も中国の影響下に入り、対中協調姿勢を強めていく。

 (3)東南アジア諸国が自主的に軍事や経済の力を強め、地域の安全保障の主役となる。

 (4)日本が中心的な役割を果たし、米国との連携を保ちながら、東南アジア諸国との協力をますます強めていく。

 グエン氏は以上のシナリオのなかで、東南アジア諸国が求めるのは(3)だが、その場合にも日本の関与や協力が不可欠であり、実際には(4)が最も現実的だとしていた。

■ 日本の関与が東南アジアに自信と一体感を与える

 グエン氏は総括として、日本の東南アジアへの深い関与が現在も同地域の諸国から歓迎されている点を、以下のように強調する。

 「東南アジア諸国は、日本の東南アジアへの積極的な関心と関与が自国にとって大きなプラスになると歓迎している。日本が安全保障と経済の両面で連携を強化することは、東南アジア諸国に自信と一体感を与える。これにより、日本にとっては、自国を利する大きな機会が開けることになる。アジア、太平洋地域でこれからの国際秩序を形成することは特に日本にとって重要だろう」

 日本の外交政策論議で語られることの少ない東南アジア政策が、米国で東南アジアの立場を代表するような学者から高い評価を受けている。我々もこの事実は注視すべきであろう。

古森 義久


<自衛隊>対中、防衛関係強化…ベトナム寄港
毎日新聞 4月12日(火)23時42分配信

 海上自衛隊の護衛艦が12日、ベトナムの軍事要衝カムラン湾の国際港に寄港し、日ベトナムの防衛協力が本格化した。フィリピンのスービック港寄港に続くもので、南シナ海で中国と領有権問題を抱える各国との防衛関係の強化が着々と進んでいる。

 海自艦船のカムラン湾寄港は初めてで、昨年11月の日ベトナム防衛相会談による合意を受け実現した。

 菅義偉官房長官は12日の記者会見で「特定の地域や国を念頭に行うものでは全くない」と強調。中谷元防衛相は「人的交流を通じて地域の平和と安定に寄与する側面もある。南シナ海の航行の自由、シーレーンの確保は重要」と語った。

 カムラン湾を訪問したのは、護衛艦「ありあけ」と「せとぎり」の2隻で、海自幹部候補生の練習航海の一環とされている。

 米軍は、南シナ海で警戒監視のための「航行の自由」作戦を展開し、中国をけん制している。しかし、自衛隊には、南シナ海を定期的に監視するような装備上の余裕はないのが実情だ。周辺国との防衛交流や共同訓練を積み重ねることで、中国をけん制していく考えだ。

 政府は外交的にも東・南シナ海問題で攻勢を強めている。広島で開かれた主要7カ国(G7)外相会合では、海洋安全保障に関する声明を採択し「東シナ海、南シナ海の現状を懸念」と盛り込んだ。名指しされなかったにもかかわらず中国は「強烈な不満」(中国外務省・陸慷報道局長)を表明。これに対し、菅長官は12日の記者会見で「G7外相会合(参加の)それぞれの国の総意だ」と反論した。【村尾哲、高本耕太】


<海自護衛艦>「いせ」が比スービック港に26日寄港
毎日新聞 4月12日(火)22時35分配信

 海上自衛隊は12日、大型護衛艦「いせ」が、26日にフィリピン・ルソン島のスービック港に寄港すると発表した。スービック港は南シナ海に面しており、海洋進出を進める中国をけん制する狙いがあるとみられる。

 いせは、ヘリコプターを複数搭載できる護衛艦。12日にインドネシアのインド洋側のパダン周辺で開催されている国際観艦式に派遣され、その後、人道支援・災害救援に関する多国間訓練「コモド」に参加する。訓練では、フィリピンやベトナム、豪など18カ国の海軍幹部がいせに乗って見学。その後、スービック港に寄港する。スービック港には、海自の練習潜水艦が3日に15年ぶりに寄港した。【町田徳丈】


カムラン湾、高まる重要性=南シナ海にらみ方針転換―越
時事通信 4月12日(火)19時34分配信

 【カムラン時事】中国が南シナ海の軍事拠点化を進める中、ベトナム南部の要衝カムラン湾の重要性が高まっている。

 南シナ海の領有権を中国と争うベトナムは、日本などの艦艇に利用を認めることで、中国の進出に歯止めをかけたい考え。日米などにとっても、南シナ海のほぼ中央に位置し、軍や民間の船舶が多数航行する海上輸送路(シーレーン)にも近い同湾への寄港で、得られるメリットは大きい。

 海上自衛隊として初めて護衛艦「ありあけ」など2隻がカムラン湾に寄港した12日、中谷元防衛相は談話で、同湾の戦略的価値について「南シナ海、ひいては地域と世界の平和と安定に大きく貢献する」と強調。補給地として利用することで、国際協力活動などで海自艦艇がより円滑に行動できるとの考えを示した。

 さらに背景として、南沙(英語名スプラトリー)、西沙(パラセル)両諸島からいずれも550キロ前後と近いカムラン湾への日本を含めた外国艦艇の出入りが、対中けん制につながるとの期待もある。

 中国もこうした動きに神経をとがらせ、ベトナムに働き掛けているもようだ。ベトナムのメディアは3月末、国防省高官が対中協力に関し「カムラン湾(への寄港)も含まれる」と語り、中国艦艇も迎える意向を示したと報じた。


越要衝に寄港した海自護衛艦
時事通信 4月12日(火)16時26分配信

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12日、ベトナム南部カムラン湾に寄港した海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」(左)と「せとぎり」。


海自艦に18カ国の士官が乗船、インドネシアからフィリピンへ
ロイター 4月12日(火)16時12分配信

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 4月12日、海上自衛隊は、18カ国の若手士官を護衛艦に乗せ、インドネシアからフィリピンまで航海すると発表した。写真はハワイ・オアフ南沖を練習航海中の護衛艦「いせ」。2014年7月撮影(2016年 ロイター/Hugh Gentry)

[東京 12日 ロイター] - 海上自衛隊は12日、18カ国の若手士官を護衛艦に乗せ、インドネシアからフィリピンまで航海すると発表した。中国が南シナ海への進出を強める中、艦上で海洋安全保障などについて意見を交わす。

期間は13日から26日。オーストラリアやフィリピン、ベトナム、韓国などの大尉クラスが参加する。海自の護衛艦「いせ」に乗船し、インドネシアで行われる多国間訓練を見学後、フィリピンのスービック港へ向かう。洋上でセミナーを開き、法の支配や海洋安全保障をテーマに議論する。

いせは複数のヘリコプターが同時に発着できる大型護衛艦。スービック港で各国士官が下船後、米軍とフィリピン軍との共同訓練も計画している。

日本は南シナ海への軍事的な関与を強めており、12日には海自の護衛艦2隻がベトナムのカムラン湾に寄港した。同湾は中国がベトナムなどと領有権を争う海域に近い。


海自艦カムラン湾寄港、中谷防衛相「南シナ海の航行の自由は重要な関心事項」
産経新聞 4月12日(火)13時11分配信

 中谷元(げん)防衛相は12日午前の記者会見で、海上自衛隊の護衛艦が南シナ海に面したベトナム・カムラン湾の国際港に寄港したことについて、「わが国にとって南シナ海の航行の自由やシーレーン(海上交通路)の安全確保は重要な関心事項だ。今後とも米国や豪州とも連携しつつ、地域の平和と安定に向けた努力を積み重ねたい」と述べた。

 カムラン湾に寄港したのは護衛艦「ありあけ」と「せとぎり」の2隻。海自護衛艦によるカムラン湾寄港は初めてで、同海域で海洋進出を強める中国を牽制(けんせい)する狙いもある。


カムラン湾に入った護衛艦「ありあけ」
時事通信 4月12日(火)11時56分配信

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練習航海中の海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」(写真)と「せとぎり」が12日、南シナ海に面したベトナム南部カムラン湾の国際港に寄港した。


カムラン湾に入った護衛艦「せとぎり」
時事通信 4月12日(火)11時56分配信

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12日午前、ベトナム南部カムラン湾に入った海上自衛隊の護衛艦「せとぎり」。


海自大型護衛艦が参加=インドネシアで共同訓練
時事通信 4月12日(火)11時18分配信

 【ジャカルタ時事】インドネシア海軍主催の多国間共同訓練「コモド2016」が12日、スマトラ島沖合で始まった。

 日本の海上自衛隊からは大型護衛艦「いせ」と乗組員約360人が参加した。

 「いせ」は訓練後、南シナ海に面するフィリピン・ルソン島のスービック港への寄港も検討されている。海自は今月3日、練習航海中の潜水艦「おやしお」も同港に寄港させており、いずれも南シナ海への進出を強める中国をけん制する狙いがあるとみられる。

 2014年に始まったコモドは今回で2回目。米中や東南アジア諸国連合(ASEAN)など35カ国の海軍関係者が参加し、16日までの期間中に「人道支援、災害救援を中心とした訓練」(インドネシア海軍広報官)が行われる予定。


海自護衛艦、ベトナム南部に寄港…中国をけん制
読売新聞 4月12日(火)11時18分配信

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12日、ベトナム南部カムラン湾国際港に寄港する海自護衛艦「ありあけ」=児玉浩太郎撮影

 【カムラン(ベトナム南部)=児玉浩太郎】海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」と「せとぎり」が12日、南シナ海に臨むベトナム南部のカムラン湾国際港に寄港した。

 海自護衛艦の同湾への寄港は戦後初めてで、ベトナム海軍との交流を主目的としている。ベトナムが中国と領有権を争うスプラトリー(南沙)諸島に近い戦略的要衝への寄港により、同諸島などで人工島の軍事拠点化を急速に進める中国をけん制する狙いもある。

 護衛艦2隻はフィリピン・スービック港に3日に寄港した後、カムラン湾へ向かっていた。


海自艦、越要衝に初寄港=中国けん制へ連携アピール
時事通信 4月12日(火)11時3分配信

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練習航海中の海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」(写真)と「せとぎり」が12日、南シナ海に面したベトナム南部カムラン湾の国際港に寄港した。

 【カムラン(ベトナム南部)時事】練習航海中の海上自衛隊の護衛艦「ありあけ」と「せとぎり」が12日、南シナ海に面したベトナム南部カムラン湾の国際港に寄港した。

 中越などが領有権を争う南沙(英語名スプラトリー)、西沙(パラセル)両諸島にも比較的近い軍事上の要衝であるカムラン湾に、海自艦艇が入港したのは初めて。

 南シナ海の軍事拠点化を進める中国をけん制するため、日越両国の連携をアピールする狙いがある。中谷元防衛相は談話を発表し、「南シナ海が安全であり続けることは、地域や世界の平和と安定にとって非常に重要だ」と強調。ベトナム海軍との関係を強化し、日本として地域の安定に貢献する考えを示した。

 4日間の寄港中、両国関係者の交流や海上での衝突回避訓練などを行う。こうした動きに対し、中国の反発も予想される。


日米比越4カ国で中国を威嚇 海自護衛艦の“歴史的”寄港で南シナ海「対中包囲網」
夕刊フジ 4月7日(木)16時56分配信

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海自護衛艦「いせ」(写真:夕刊フジ)

 日米両国が、フィリピンやベトナムとともに、南シナ海で軍事的覇権を強める中国を封じ込める動きを見せている。米原子力空母「ジョン・C・ステニス」が同海に展開するなか、海上自衛隊の護衛艦や潜水艦がフィリピンに寄港したのだ。護衛艦はベトナムにも向かう。海自最大級のヘリコプター搭載型護衛艦「いせ」も近く、フィリピンに寄港予定で、南シナ海の「航海の自由」を断固守る覚悟といえそうだ。

 海自の護衛艦「ありあけ」「せとぎり」と、練習用潜水艦「おやしお」は3日、南シナ海に面したフィリピン・ルソン島のスービック港に入港した。日本の潜水艦のフィリピン寄港は15年ぶりという。

 スービックは、アジア最大の米海軍基地が1991年まで存在した良港であり、中国は米軍撤退後、フィリピンも領有を主張していたミスチーフ(中国名・美済)礁に勝手に軍事施設を建設した。

 中国による「南シナ海」支配の野望を実感させる港に、海自艦船が寄港したことは、各国メディアも注視している。

 ロイター通信は先月、「艦艇の寄港は受け入れ国と親密な関係にあることを示すことになり、南シナ海でフィリピンと領有権を争う中国への牽制(けんせい)につながる」と事前に報じた。

 AFP通信は3日、「この港は中国とフィリピンが領有権を争うスカボロー(同・黄岩島)礁から200キロの位置にある」としたうえで、フィリピン海軍の報道官の「今回の寄港は、地域の平和や安定の持続的促進および近隣諸国の海軍との協力強化が目的」との発言を伝えた。

 これだけではない、海自が誇るヘリ搭載型護衛艦「いせ」が今月中にも、スービック港に寄港する。同艦は、全長197メートル、全幅33メートル、基準排水量1万3950トン。乗員350人。200メートル近い全通甲板を備え、最大11機のヘリコプターが搭載可能だ。海自護衛艦の中でも屈指の哨戒ヘリ運用能力を持ち、潜水艦への警戒・監視活動に威力を発揮する。

 「いせ」は、今月12~16日の日程でインドネシアのパダンで開かれる多国間共同訓練「コモド」や国際観艦式に参加し、捜索・救難訓練や指揮所訓練などを行う。その後、南シナ海に入り、米海軍とフィリピン海軍との共同訓練を行う方向だ。

 さらに注目すべきは、「ありあけ」と「せとぎり」がフィリピン寄港後、日本の護衛艦として初めてベトナム・カムラン湾に寄港することだ。

 カムラン湾は、中国が覇権を強める南シナ海・パラセル(同・西沙)諸島や、同・スプラトリー(同・南沙)に近い軍事的要衝である。

 海自幹部は「特定の目的で(寄港地を)選んだわけではない」というが、西アジアの安全保障のために、日本と米国が、フィリピンやベトナムと連携して、中国を牽制・包囲する狙いが伝わる。

 世界の最重要シーレーンである南シナ海について、中国の習近平国家主席は昨年9月、オバマ米大統領との米中首脳会談で「南シナ海を軍事拠点化する意図はない」と語っていた。ところが、地対空ミサイルや対艦巡航ミサイルを配備した後に行われた先月31日の同会談では、習氏は「中国の主権を侵害する行為は許さない」と開き直った。

 中国の暴走を止められないのか。

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「南シナ海の『航行の自由』が保障されなければ、世界経済の深刻なダメージとなる」といい、続けた。

 「米中首脳会談に合わせて、米国は空母『ジョン・C・ステニス』を派遣して中国に圧力をかけたが、首脳会談は平行線に終わった。海自護衛艦のベトナム寄港は歴史的な出来事だ。日本の安全保障政策は新たなステージ入った。日米とフィリピン、ベトナムの4カ国による『対中包囲網』が形成されるとみていい。これにインドネシアも加わる可能性がある」


流れを変えるか?海自潜水艦がフィリピンに寄港
JBpress 4月7日(木)6時10分配信

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フィリピン・スービック海軍基地の全景(出所:Wikipedia)

 4月3日、海上自衛隊の練習潜水艦「おやしお」が駆逐艦「ありあけ」と「せとぎり」とともにフィリピンのスービック軍港に到着した。

 フィリピンやアメリカでは、これら海上自衛隊艦艇のフィリピン訪問は、自衛隊とフィリピン軍の関係強化とともに、スービック港の直近とも言える南シナ海海域で猛威を振るう中国海洋政策に対する日本側の牽制行動として歓迎されている。

 スービック港親善訪問のあと、2隻の駆逐艦は、フィリピン以上に中国海洋戦力に圧迫されているベトナムを代表する軍港カムラン湾に向かう。海上自衛隊駆逐艦がカムラン湾海軍基地に寄港するのは、今回が初めてとなる。

■ 海自の行動を高く評価する米海軍戦略家たち

 今回の海上自衛隊艦艇によるスービックならびにカムラン湾訪問について、あるアメリカ海軍戦略家は、「海上自衛隊艦艇のスービック寄港は、海上自衛隊とフィリピン海軍にとって記念すべき日となった。アジア太平洋海域での戦略環境に対しても歴史的なインパクトを持つ日なるであろう」と高く評価している。

 アメリカはオバマ政権下での大幅な国防費削減によって、南シナ海への覇権主義的海洋侵出政策を推し進める中国に自らの海洋戦力だけでは対抗しきれなくなり、同盟国の戦力を活用する方針に転じている。だが、南シナ海に面するアメリカの同盟国フィリピンの海洋戦力はゼロに近い。そのためアメリカが強力にバックアップしなければならない。ところが、かつてフィリピンに大規模な海洋戦力(海軍、空軍、海兵隊)を配備していた時代と違い、そのような大規模戦力をフィリピンに展開させる余裕はアメリカにはない。そこで、オーストラリアや日本に積極的に南シナ海問題へ関与するとともに、フィリピンとの同盟関係を強化するように期待し、働きかけを強めているのである。

 日本は、このような状況下でスービック軍港とカムラン湾海軍基地に潜水艦と駆逐艦を派遣したのである。スービック軍港は、南沙諸島で軍事紛争が起きた際にフィリピン海軍とその同盟軍の出撃拠点となる。また、カムラン湾海軍基地は、南沙諸島や西沙諸島での軍事紛争に際してはベトナム海軍とその同盟軍の出撃拠点となる。アメリカ海軍が、「日本政府が本腰を入れて、中国と対決してでも南シナ海を中国の思い通りにはさせまいという態度を具体的に表明した」と理解するのも当然と言えよう。

 日本による“勇気ある”艦艇派遣は、自衛隊とフィリピン軍ならびに自衛隊とベトナム軍の関係強化の第一歩であり、ひいては、ベトナム、フィリピン、マレーシアをはじめ日本、アメリカそれにオーストラリアなどを含む、南シナ海における“対中牽制網”確立への力強い意志表示となったと高く評価されている。

■ 腰が引けているオバマ政権

 海自艦艇のスービック軍港とカムラン湾への親善訪問をアメリカ海軍関係者たちが高く評価しているのには、もう1つの“アメリカ側”の事情もある。

 中国が南シナ海での軍事的優勢を確実にさせつつある昨年秋になって、アメリカ政府は遅ればせながら「南シナ海を中国に独占させない」との軍事的示威行動を開始した。「FONOP」(公海における航行自由原則維持のための作戦)と呼ばれる軍事的デモンストレーションである。

 ただし、対中融和的なオバマ政権は、アメリカ海軍戦略家たちの要望通りに積極的にFONOPを実施させることには躊躇しており、2015年10月と2016年1月にFONOPの実施を海軍に許可しただけである。

 そして、前回から3カ月ほど経った4月に第3回目のFONOPが実施されるとの報道がなされた。正確な日時と、どの環礁の十二海里内海域に軍艦や航空機が派遣されるのかは明らかにされていないが、少なくとも3回目のFONOPが南シナ海(それも中国が主権を主張し他国との間で領有権紛争中の島嶼環礁周辺海域)で実施されることを、米政府関係者がメディアに提示したことは事実である。

 だが、一部の米海軍対中戦略専門家たちは、アメリカ政府がFONOP実施計画を事前に発表(公式にではなくとも)してしまったことに対して強く反発している。

 なぜならば、どのような形にせよFONOPの実施を予告してしまうことは、アメリカ艦艇や航空機が「一方的に中国が主権を主張している領域」を通航することを中国に対して暗黙のうちに通告しているようなものだからである。

 国際海洋法では「無害通航権」(沿岸国の平和・安全・秩序を害さない限度において船舶が他国の領海を航行できる権利)が保障されている。しかし中国は、たとえ無害通航権の行使といえども中国の主権的海域を通航する軍艦に対しては中国政府への通告を要求している。したがってアメリカ政府がFONOPを実施する予定を前もって明かしてしまうというのは、「あたかも中国政府に対して暗に軍艦派遣を通告しているようなものであり、中国政府に遠慮するにもほどがある」ということになるのだ。

■ 南シナ海での中国への牽制は日本のためでもある

 中国牽制派の米軍関係者たちにとっては、このようにオバマ政権の腰が中国に対して引けていればいるほど、積極的に軍艦を派遣し、フィリピン軍に対して航空機の供与も開始した安倍政権の姿勢が頼もしく感じられるのである。

 日本による南シナ海問題への積極的な関与は、これまで数回にわたり中国と戦闘を交えているベトナムや、極めて弱体な海洋戦力しか持たないフィリピン、そしてここのところ中国海警や漁船との領海紛争が本格化しつつあるマレーシアなどからも、極めて頼もしい動きと受け取られていることは間違いない。

 また、南シナ海が「中国の海」となってしまうことを牽制するのは、南シナ海沿岸諸国やアメリカのため以上に、もちろん日本自身のためである。

 なぜならば、南シナ海には日本にとって最も重要なシーレーンが横たわっているからである。また、南シナ海での対中牽制に日本が協力することは、東シナ海での対中牽制に多くの国々からの助力と支持を得ることにつながるからでもある。

 ただし、平成28(2016)年度予算における国防費程度の予算規模とその内容(相変わらずの“お買い物リスト”)では、これらの南シナ海関係諸国の期待に応え、日本の国益を確保するだけの活動を南シナ海で継続することは極めて困難と言わざるをえない。

 南シナ海が中国の手に落ちれば、間違いなく東シナ海も中国の手に落ちてしまうことを我々は肝に銘じておかねばなるまい。


海自大型護衛艦、南シナ海航行へ
時事通信 4月6日(水)9時16分配信

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海上自衛隊は5日、今月中旬に行われるインドネシア海軍主催の多国間共同訓練「コモド2016」に参加するためヘリコプター搭載型の大型護衛艦「いせ」(写真=海上自衛隊ホームページより)を派遣すると発表した。


海自大型艦が比に今月中旬寄港 南シナ海で中国牽制 米比と共同訓練も
産経新聞 4月6日(水)7時55分配信

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海上自衛隊の護衛艦「いせ」(甘利慈撮影)(写真:産経新聞)

 海上幕僚監部は5日、インドネシア海軍が今月中旬に主催する多国間共同訓練に、海上自衛隊の大型ヘリコプター搭載護衛艦「いせ」を参加させると発表した。海自はこれに合わせ、経由する南シナ海のフィリピン・スービック港への寄港を検討。米海軍やフィリピン海軍との共同訓練も調整している。南シナ海での存在感を高め、人工島の軍事拠点化を急速に進める中国を牽制(けんせい)する狙いがある。

 スービック港には今月3日、海自の練習潜水艦「おやしお」が入港したばかり。海自潜水艦のフィリピン訪問は15年ぶりで、護衛艦「ありあけ」と「せとぎり」も同行している。

 今回派遣するいせは、海自護衛艦の中でも屈指の哨戒ヘリ運用能力を持ち、潜水艦への警戒・監視活動に威力を発揮する。海自幹部は、「通常の護衛艦派遣よりも意味合いは大きい。潜水艦派遣と合わせ、中国にとっては厳しいメッセージに映るだろう」と指摘する。

 いせは、今月12~16日の日程でインドネシアのパダンで開かれる多国間共同訓練「コモド」や国際観艦式に参加。捜索・救難訓練や指揮所訓練などを行う。その後、南シナ海に入り、米比両海軍との共同訓練を行う方向だ。

 さらに、潜水艦とともにスービック港に入った護衛艦2隻は6日に出港し、ベトナムのカムラン湾に向かう。米国に加え、南シナ海で中国と対立するフィリピン、ベトナム両国との連携を強化し、“中国包囲網”を構築する狙いだ。

 南シナ海で活発化する海自の動きに、中国も神経をとがらせ始めている。

 来日中の武大偉朝鮮半島問題特別代表は5日、北朝鮮の核・ミサイル問題をめぐり外務省の石兼公博アジア大洋州局長と会談。記者から南シナ海問題が議題に上がったかを問われると「私の担当する問題ではないし、日本と何の関係もない」と不快感を示した。

 官邸筋は「日本の動きを気にしているのは確かだ。メンツを重んじる国なので、『力による現状変更は許さない』という国際世論を喚起する活動を継続する必要がある」と述べた。


海自大型護衛艦、南シナ海航行へ=インドネシア共同訓練参加で―政府
時事通信 4月5日(火)17時51分配信

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海上自衛隊は5日、今月中旬に行われるインドネシア海軍主催の多国間共同訓練「コモド2016」に参加するためヘリコプター搭載型の大型護衛艦「いせ」(写真=海上自衛隊ホームページより)を派遣すると発表した。

 海上自衛隊は5日、今月中旬に行われるインドネシア海軍主催の多国間共同訓練「コモド2016」に参加するため、ヘリコプター搭載型の大型護衛艦「いせ」(1万3950トン)を派遣すると発表した。

 南シナ海を航行することになる。政府筋によると、南シナ海に面するフィリピン・ルソン島のスービック港に寄港することも検討している。

 海自は「いせ」の派遣について、米海軍が南シナ海の中国の人工島周辺で艦艇を航行させる「航行の自由作戦」とは関係ないとしている。ただ、日本の大型護衛艦が南シナ海で存在感を示すことになり、日米で中国をけん制する形になる。スービック港には今月、練習航海中の海自潜水艦「おやしお」が入港している。

 共同訓練は12~16日、インドネシアのパダン周辺海域で実施。東南アジア諸国連合(ASEAN)の加盟国など十数カ国が参加する見込み。「いせ」は呉基地(広島県呉市)を拠点にし、空母のような広い甲板を持ち、複数のヘリコプターを同時発着させられる。

 武居智久海上幕僚長は5日の記者会見で、「戦術技量の向上と参加国との相互理解、信頼関係増進に役立てたい」と述べた。


フィリピンに寄港した海自潜水艦
時事通信 4月3日(日)16時5分配信

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3日、フィリピン・ルソン島中部のスービック港に寄港した海上自衛隊潜水艦「おやしお」。


海自潜水艦が15年ぶり比寄港
時事通信 4月3日(日)16時5分配信

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練習航海中の海上自衛隊の潜水艦「おやしお」が3日、フィリピン・ルソン島中部のスービック港に寄港した。海自潜水艦のフィリピン寄港は15年ぶり。


海自潜水艦が15年ぶり比寄港=中国けん制、防衛協力強化
時事通信 4月3日(日)15時41分配信

 【マニラ時事】練習航海中の海上自衛隊の潜水艦「おやしお」が3日、フィリピン・ルソン島中部のスービック港に寄港した。

 海自潜水艦のフィリピン寄港は15年ぶり。初級幹部自衛官の研修と友好親善が目的だが、人工島建設で南シナ海への進出を強める中国をけん制する狙いもあるとみられる。

 潜水艦には護衛艦「ありあけ」「せとぎり」が同行し、参加人員は3隻で計約500人。潜水艦を率いる吉野宏昭・1等海佐は「フィリピンは海自にとって非常に重要なパートナーだ」と強調した。6日まで滞在し、護衛艦2隻はベトナム南部のカムラン湾にも立ち寄る予定。

 日比両国は中国を念頭に防衛協力を強化しており、2月には防衛装備品・技術移転協定を締結。協定に基づき、日本側は海自練習機の貸与を検討している。

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