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2016年4月15日 (金)

熊本・震度7の地震に関するニュース・9

引き続き、熊本県で4月14日午後9時26分ごろに発生した、震度7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:熊本地震 首相「救命救助は今日が正念場」 16日の現地視察後、激甚災害指定を最終判断 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔熊本震度7〕鉄道:九州新幹線 明日も見合わせ(15日22時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 両陛下 犠牲者への哀悼と見舞い 蒲島知事にお伝え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州新幹線、復旧めど立たず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>ボランティア・物資、焦らないで - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>先見えぬ避難生活…給水、携帯充電求め - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>日奈久断層帯が活動…地震調査委見解 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「いつまで」「早く家に」=弁当、入浴に笑顔も―避難所2日目の夜―熊本・益城町 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<天気>熊本は16日夜から大荒れ警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本城にも大きな被害…重文の長塀倒壊・瓦落下 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>九州新幹線の脱線区間、防止ガード未設置 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 河野防災相 対策の中心は「生活支援、再建」に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>政府、激甚災害に指定へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>病院打撃…「転院」高校へも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 安倍首相「倒壊家屋に残された人はいないと報告」 救命救助を徹底を指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>家族、日常を奪われ…「助けて早く」願い届かず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:負傷者1010人に、不明者情報なし…大雨警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>犠牲者、帯状地区に集中…益城町 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 生保、免責条項適用せず保険金 3メガ銀は低利融資 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震災ごみ分別で職員派遣=熊本地震で環境省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災者受け入れ、ホテルに要請=熊本地震で観光庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「どうしたらいい」言葉失う=甚大被害の益城町住民―家倒壊、自販機倒れ・熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、「激甚災害」指定に向け被害額算定に着手 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原子力規制庁>地震時の原発情報、公表基準見直し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相「自らの目で確かめたい」16日に被災地へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:車軸の大半、左右に脱線=九州新幹線、車両損傷も―運輸安全委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州4県152校に地震被害=文科省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日奈久断層帯の一部活動=震源浅く、震度7に―熊本地震で政府調査委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震度5強以上の余震、3日間で確率40% 熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マンション「亀裂」、実は「安全設計」の証拠だった 熊本地震で注目「エキスパンションジョイント」とは - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震で「やらかしてしまった」政党・議員ら 配慮欠く内容ツイートして続々「大炎上」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔熊本地震〕余震140回超 引き続き家屋の倒壊や降雨時の土砂災害に十分注意(15日18時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔熊本震度7〕鉄道:博多~熊本駅間運転再開 新幹線など終日見合わせ(15日20時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ショッピングモールが火災、ライオン逃走・・・熊本地震、ネットのデマに注意 大手メディア「訂正」も - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

熊本地震 首相「救命救助は今日が正念場」 16日の現地視察後、激甚災害指定を最終判断
産経新聞 4月15日(金)22時0分配信

 政府は15日、熊本地震の非常災害対策本部会議を断続的に首相官邸で開き、人命救助や支援態勢の強化など対策を急いだ。安倍晋三首相は16日に現地を視察し、被災の実態を確認した上で、激甚災害指定を最終判断する。

 首相は15日午後の会議で「警察、消防、自衛隊などが徹夜で作業に当たっているが、被災者の救命救助は今日がまさに正念場だ。部隊の底力を発揮し、一刻も早く一人でも多くの住民の命を救うため、全力を尽くしてほしい」と指示。また、16日以降の天候悪化の予報を踏まえ、「住宅を失った方々に対する住環境の整備など先を見据えた対策を進めてほしい」と述べ、屋外に避難している被災者のため、屋内の避難場所を確保するよう命じた。

 熊本県の蒲島郁夫知事は官邸と県庁を回線でつないだテレビ会議で、首相に激甚災害の早期指定など全面支援を要請した。菅義偉(すがよしひで)官房長官は記者会見で、激甚災害指定について「関係省庁に対し被害状況を早期に把握し、できる限り早く対応するよう指示をした」と前向きな考えを示した。

 政府は15日、現地を調査させるため、松本文明内閣府副大臣を熊本県に派遣した。


〔熊本震度7〕鉄道:九州新幹線 明日も見合わせ(15日22時現在)
レスキューナウニュース 4月15日(金)22時0分配信

熊本県熊本地方を震源とする地震の影響で運転を見合わせている九州新幹線は、明日16日も運転を見合わせ、在来線の博多~熊本駅間で臨時列車を運転する予定です。
なお、15日に終日運転見合わせが決定しているJR在来線は、始発から運転を行う予定ですが、余震や点検等により遅れや運休が発生する可能性があるとしています。

■明日も運転見合わせ
・九州新幹線(全線)

■明日から運転予定
・JR:鹿児島本線、阿蘇高原線、肥薩線


熊本地震 両陛下 犠牲者への哀悼と見舞い 蒲島知事にお伝え
産経新聞 4月15日(金)21時58分配信

 天皇、皇后両陛下は15日、熊本地震の犠牲者への哀悼と被害者への見舞い、警察、消防、自衛隊など災害対策に従事している全ての関係者へのねぎらいのお気持ちを、河相周夫侍従長を通じて熊本県の蒲島郁夫知事に伝えられた。

 宮内庁によると、両陛下は発生直後からニュースなどを見て被害状況を心配されている。多数の死傷者、避難者が出るなど県民生活に大きな被害が生じていることに心を痛め、朝晩には冷え込む時期であることから被災者らの健康を祈られているという。

 また、両陛下は15日に日帰りで予定していた静岡県訪問を取りやめ、同県の川勝平太知事に、出迎えの準備などを進めてきた関係者らに対する「誠に心苦しい」とのお気持ちを伝えられたという。

 この日は静岡市の静岡浅間神社で日本とスペインの交流イベントが開かれ、両陛下は記念の写真展やフラメンコの特別公演を鑑賞される予定だった。

 川勝知事宛てのお気持ちの中では、熊本県で余震が続き、いまだに被害状況が明確でないことから、「少なくとも今日一杯は御所で状況を見守ることが必要」との考えを示された。


九州新幹線、復旧めど立たず
時事通信 4月15日(金)21時58分配信

 JR九州は、熊本地震で回送列車が脱線した九州新幹線の運転を、16日も始発から博多―鹿児島中央の全線で見合わせる。

 「復旧のめどは立っていない」(広報部)としており、運休が長引く可能性もある。


<熊本地震>ボランティア・物資、焦らないで
毎日新聞 4月15日(金)21時47分配信

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倒壊した家屋のそばを女の子を背負って歩く女性=熊本県益城町で2016年4月15日午後0時33分、森田剛史撮影

 ◇支援のニーズ、見極めを

 熊本地震の発生から一夜明けた15日、熊本県や県社会福祉協議会には全国から「ボランティアに行きたい」「支援物資を送りたい」との問い合わせが相次いだ。現地ではボランティアセンターを設置するなど、受け入れの準備を始めたが、担当者は「厚意はありがたいが、現地の受け入れ態勢が整うまで待ってほしい」と呼びかけている。

 県社会福祉協議会が設置したボランティアセンターは、被害の大きかった同県益城町などに先遣チームを派遣し、ボランティアのニーズ調査を始めた。今後はホームページ(http://www.fukushi-kumamoto.or.jp/)を通じてボランティアを募る予定だ。ただ、センターの桂誠一所長は「2次災害の危険もあるので、当初は地理に明るい県内の人に限るかもしれない」と話した。

 過去の災害ではボランティアが復興の一助になった一方、交通手段や宿泊先を確保しないまま現地に来ることで混乱を広げるケースもあった。支援物資を巡っても、ニーズとのミスマッチが起きたり現地での配布手段がなかったりして、無駄になるケースもあった。

 ボランティア団体は「やみくもにボランティアに行ったり、支援物資を送ったりすることは現地に迷惑をかけるだけ」と口をそろえる。ピースボート災害ボランティアセンターの合田茂広理事は「何かをやりたい気持ちは分かるが、現地の情勢を把握し、どんな支援が必要なのか見極めてほしい」と話した。

 熊本市社会福祉協議会は16日以降、県内在住者に限り、高齢世帯の家の片付けなどを手伝うボランティアの受け付けを始める。

 益城町は21日を目標にボランティアの受け入れを始める。近く、受付場所や活動時間などを県社会福祉協議会のボランティアセンターのホームページに載せる。町役場は「16、17日の週末は間に合わなかったが、できるだけ早くスタートさせたい」としている。【川崎桂吾、吉川雄策】


<熊本地震>先見えぬ避難生活…給水、携帯充電求め
毎日新聞 4月15日(金)21時43分配信

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余震が続くので、家からビニールハウスに毛布を持ち寄り、夜を過ごす住民たち=熊本県益城町で2016年4月15日午後8時26分、久保玲撮影

 未明の寒さから一転、熊本県益城町は15日、日中は最高気温が25度を超える暑さとなり、寒暖差が体にこたえた。避難所の一つの町立広安小学校では、被災者たちは受付で毛布やパン、飲み物などを受け取った後で、教室の床の上に敷いたシートの上で体を休めた。【樋口岳大、吉川雄策、柿崎誠】

 近所の田口瞳さん(37)は、生後3カ月から中1の7人の子供を連れて来た。自衛官の夫は地震発生とともに出動。子供たちはわずかな揺れでも目を覚ましてしまうほど余震におびえている。田口さんは「子供はちょっとしたことで体調を崩してしまうし、入浴させてあげられないのが一番心配」と語った。

 西本俊博さん(57)は「木造2階建ての自宅の1階部分が完全に押しつぶされた。今後、住宅の再建などで行政のサポートがあるかなど不安は尽きない」と、心配そうな表情を浮かべた。避難者の女性(63)は「2階建ての自宅が半壊し、再建が一番の心配。避難生活はまだ入り口で、これからどうやって生活を再建できるかが不安」と口にした。

 避難所には自衛隊の給水車が配備され、飲料水を求める住民も続々と訪れた。ペットボトルを手に訪れた会社員の山下敏江さん(40)は、自宅のドアがゆがんで壁が崩れるなどの被害に遭っているといい、「14日の夜は車の中で過ごした。できれば早く水が使えるようになってほしい。シャワーも浴びたい」と話した。オートバイで給水を受けに訪れた板東篤美さん(67)は「家の中は食器などが散乱していて足の踏み場もない。余震が怖い」と語った。

 役場に給水を受けに来た会社員の荒木敬治さん(47)は「断水して炊事もできず、トイレやお風呂も利用できない。ライフライン復旧のめどを早く立ててほしい」と述べた。

 携帯電話会社が準備した電源車では、携帯電話の充電のために長い列ができた。会社員、大塚永子さん(24)は停電の影響で15日未明に携帯電話の電池が切れたといい、「安否を心配する友人への返事ができておらず、早く無事を伝えたい」と充電を待っていた。

 益城町で暮らす祖父母を手伝おうと駆けつけた福岡市西区の市立愛宕浜小5年、青木海人さん(10)は「おじいちゃんとおばあちゃんに元気をあげたい」と力を込めた。


<熊本地震>日奈久断層帯が活動…地震調査委見解
毎日新聞 4月15日(金)21時38分配信

 政府の地震調査委員会は15日の臨時会で熊本地震は熊本県内の日奈久(ひなぐ)断層帯(全長約81キロ)のうち北端にある高野-白旗区間(同16キロ)が活動して引き起こされたとの見解をまとめた。

 今回の地震は余震も含めて、同区間付近で北東-南西方向に延びる長さ約20キロの地域で発生しており、その分布から同区間の全体が動いたと判断した。震源は日奈久断層帯が北側の布田川(ふたがわ)断層帯と交わる地点に近いが、布田川断層帯の活動は不明とした。

 日奈久断層帯は3区間に分けられる。調査委は高野-白旗区間が活動した時にはマグニチュード(M)6.8程度の地震が発生する可能性があり、30年以内の発生確率は、過去の活動が分からないため「不明」と評価していた。日奈久断層帯を含む九州南部地域では、M6.8以上の地震発生確率を7~18%とみていた。【千葉紀和、飯田和樹】


「いつまで」「早く家に」=弁当、入浴に笑顔も―避難所2日目の夜―熊本・益城町
時事通信 4月15日(金)21時35分配信

 500人近くの避難者が過ごす熊本県益城町の総合体育館。

 地震で自宅が傾き夫と避難した丸内厚子さん(62)は、寒さと余震に震えながら庭で眠れぬ夜を過ごした。朝になってようやく避難所にたどり着き、「やっと落ち着ける」と、床に横になるなり疲れで眠り込んだという。「避難できて安心したが、人が多くて騒がしい。こうした生活がいつまで続くのか」と不安そうに話した。

 夫らと避難した森川寿々子さん(67)の懸念は、90歳になる母親。体育館がいっぱいで廊下しかスペースがなく、「持病もあるし、高齢で避難所は大変だ」と訴えた。

 午後7時ごろ、4歳と10歳の兄弟を連れて到着した母親(34)は弁当を受け取り、顔をほころばせた。前夜から車の中で過ごし、知人に教えられるまでどこに行けばいいか分からず戸惑っていたという。「朝に菓子パンを少し食べたきりで、子供がおなかをすかせていたのでありがたい」とほっとした様子。「早く復旧して3人で自宅に帰りたい」と話した。

 約700人が避難する同町の保健福祉センターでは、家族3人で身を寄せた伊達義城さん(71)が「日中片付けに戻ったが、家の中はめちゃくちゃ。寝るくらいはできるが、水がないのでとても帰れない」と表情を曇らせた。

 夕方には自衛隊が仮設浴場を開いた。早速、汗を流した木水敏明さん(63)は「気持ちよかった。本当にありがたい」と笑顔。ただ、夜はよく眠れず、「やっぱり自宅がいい」と漏らした。


<天気>熊本は16日夜から大荒れ警戒
毎日新聞 4月15日(金)21時31分配信

 気象庁は15日、低気圧が発達しながら日本海を進む影響で、熊本県を含む九州北部で16日夜から17日にかけて大荒れとなる恐れがあると発表した。熊本地震で地盤が弱くなっている恐れがあり、大雨が降ると土砂災害発生の可能性が高まることから、揺れの大きかった地域を中心に警戒を呼びかけている。

 福岡管区気象台によると、熊本県を含む九州北部は16日夜から雨が強まり、17日は雷を伴った非常に激しい雨となる見通し。17日午後6時までの24時間で熊本、長崎、山口県で100~150ミリの降水量が予想されている。熊本県では雨の降り始め直後から土砂災害の恐れがあるという。

 気象庁は15日、今回の地震で震度5強以上を観測した市町村の大雨警報・注意報、土砂災害警戒情報の発表基準を暫定的に引き下げた。【円谷美晶】


熊本城にも大きな被害…重文の長塀倒壊・瓦落下
読売新聞 4月15日(金)21時21分配信

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崩落した熊本城・戌亥櫓の石垣(15日午前10時50分、熊本市中央区で)

 加藤清正が築いた熊本城(熊本市中央区)も地震で石垣や建物に大きな被害が出て、熊本市は15日、城を閉鎖にした。

 余震によるさらなる被害の恐れがあり、再開や復旧のめどはたっていない。

 市熊本城総合事務所によると、大天守(復元)の二つの鯱瓦(しゃちがわら)(しゃちほこ)など多数の屋根瓦がはがれ落ちたほか、長塀(国重要文化財)が長さ約100メートルにわたり倒壊した。石垣も天守閣入り口や西出丸、備前堀などで幅約5メートル~十数メートルにわたって崩壊し、本丸入り口にあたる頬当御門(ほほあてごもん)周辺では、通路をふさぐ形で石が散乱している。

 熊本城が地震で損壊したのは1889年(明治22年)以来。文化財ではこのほか、熊本藩主細川家墓所(国史跡)の石灯籠数十基が倒壊、夏目漱石が教べんを執ったことで知られる熊本大学五高記念館(国重要文化財)の煙突2本が地面に落下するなどの被害が出た。


<熊本地震>九州新幹線の脱線区間、防止ガード未設置
毎日新聞 4月15日(金)21時21分配信

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地震で脱線した九州新幹線の車両=熊本市で2016年4月15日午前6時45分、本社ヘリから矢頭智剛撮影

 熊本地震で九州新幹線の回送列車(6両編成)が脱線した。国土交通省によると、48の車輪全てが脱線していた。2004年10月の新潟県中越地震で、上越新幹線が脱線した事故を受け、JR各社はレールの内側などに脱線防止装置を備える対策を進めているが、今回の現場にはなかった。JR九州の兵藤公顕(きみあき)新幹線部長は15日、「強い揺れを想定していなかった」と語った。

 新幹線の脱線事故は中越地震や東日本大震災などで過去3件あるが、全車輪脱線は初めて。国の運輸安全委員会は15日、鉄道事故調査官3人を派遣して調査を始めた。JR九州によると、現場は熊本駅の南約1・3キロの本線上で左に曲がる急カーブ。全車両がレール左側に脱線した。約200~300メートルにわたってレールに傷があり、安全委は脱線後も一定距離を走行したとみている。

 列車は地震の約1分前に熊本駅を出発し、車両基地「熊本総合車両所」へ向かう途中だった。乗客はおらず、1人で乗っていた運転士にもけがはなかった。運転士が時速約80キロで走行中に強い揺れを感じ、非常ブレーキを掛けたという。

 地震の初期微動を検知し、架線への送電を停止することで列車を止める「対震列車防護システム」は作動したが、震源が浅かったため初期微動からの時間が短く、すぐに揺れに襲われたとみられる。

 新幹線を運行するJR各社はこれまで、ハード面の整備や先進装置で脱線防止に取り組んできた。

 九州新幹線はレールの内側に「脱線防止ガード」を設置している。レールとの間で車輪を挟み込み脱線を防止する仕組み。床下に突起状の「逸脱防止ストッパー」を取り付け、防止ガードに引っかかることで転覆などを防ぐ車両もあるが、今回の列車はなかった。

 JR九州は九州新幹線(営業距離288・9キロ)で15年度末までに防止ガードを上下線で計約48キロ設置し、17年度までに約55キロに延ばす計画だった。活動する確実性が高いとされる活断層のある区間などが優先され、現場は計画の対象でなかった。関係者は「限られた予算と施工能力では、優先順位をつけざるを得ない」と打ち明ける。兵藤部長は「今後、運輸安全委員会の調査結果を踏まえ見直しを検討したい」と述べた。

 国交省とJR各社によると、JR東海は脱線防止ガードについて、東海道新幹線で15年度末までに上下線全線の約3分の1に当たる約360キロに設置済み。19年度末までに約596キロに拡大する計画という。JR北海道の北海道新幹線は車両側にL字形の脱線防止装置を取り付け、地上側には5メートル間隔で「レール転倒防止装置」を設置している。

 JR東日本では防止装置を08年度までに全新幹線車両に取り付けた。転倒防止装置も、同社管内の東北・上越・北陸新幹線の上下線計約2120キロのうち、14年度までに南関東と仙台エリアなど約360キロでの設置を終えた。同社は設置率を約6割に高める方針。

 JR西日本の山陽新幹線は防止設備を15年度末までに上下線計110キロで設置し、22年度までに同計110キロを設置する。

 脱線した車両はクレーンでつり上げていったん線路に戻し、撤去するとみられる。その後、破損したレールの部品などを修復し、点検する工程が必要になるため、作業は長期化する恐れもあるが、JR九州はゴールデンウイーク前までの復旧を目指すという。【内橋寿明、高橋昌紀、比嘉洋】


熊本地震 河野防災相 対策の中心は「生活支援、再建」に
産経新聞 4月15日(金)21時19分配信

 河野太郎防災担当相は15日夜、首相官邸の危機管理センターに入り、被害状況や救出作業などの情報について遅れて同センターに入った安倍晋三首相と菅義偉官房長官に報告した。

 河野氏は官邸で記者団に対し、16日は警察と消防で被災者救出を続け、自衛隊が避難者らの生活支援に注力することを明らかにした。主要なガソリンスタンドが営業を継続し、ガソリンの調達には支障がないとの認識も示した。

 また、「救命救急のフェーズから生活支援、生活再建になったことは間違いないと思う」と説明した。


<熊本地震>政府、激甚災害に指定へ
毎日新聞 4月15日(金)21時0分配信

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地震で倒壊した家屋=熊本県益城町で2016年4月15日午前10時31分、本社ヘリから幾島健太郎撮影

 政府は15日、熊本地震への対応で救命・救助と並行して、屋外で一夜を過ごした避難者の屋内への収容や、避難所の状況改善に全力をあげた。熊本地震を激甚災害に指定する方針も固めた。安倍晋三首相は16日に被災地を視察する。

 安倍首相は15日朝に首相官邸で開いた非常災害対策本部会議で天候悪化の可能性を指摘し、「安全な避難先の確保」を指示した。菅義偉官房長官は記者会見で「ありとあらゆる対応をとる」と強調。国土交通省は熊本県内の旅館やホテルに避難者受け入れを要請した。首相は15日夜、官邸で記者団に「屋外で過ごしている方々も含め、全員安全な避難先に移動した」と述べた。

 東日本大震災では、避難生活の長期化で被災者の健康悪化が進んだことから、政府は避難生活の質を重視。今回は避難所に移動電源車を派遣したり、携帯電話事業者に充電器の配布を要請したりするなどし、障害者や人工透析患者の転院などにも取り組む。自衛隊は約1700人で熊本県益城町を中心に被害状況の確認や救助活動を行った。炊き出しや給水のほか、医療や入浴支援も実施したほか、同町役場などに毛布約800枚も届けた。河野太郎防災担当相は15日夜、被災地の停電を16日朝までに解消し、ガスも16日中に復旧させると表明した。

 一方、熊本県の蒲島郁夫知事は15日朝の本部会議にテレビを通じて参加し、激甚災害の早期指定を要請。政府は調査団の調査を踏まえ判断する。菅氏は会見で「スピード感を持って行う」と前向きな姿勢を示した。また、首相は午後の本部会議で「被災地を訪れ、被災者の生の声に接し、対策に生かしたい」と語った。

     ◇      

 熊本地震の発生を受け、政府は初動の危機管理に細心の注意を払った。

 地震が起きた14日午後9時26分に、安倍首相は東京・渋谷のフランス料理店で自民党の稲田朋美政調会長や経済人と会食中だったが、同36分に店内から被害状況の把握など3点を電話で官邸に指示して会食を中座。同54分に官邸内の危機管理センターに入り、関係閣僚や関係省庁幹部らの指揮にあたった。熊本県の蒲島知事から政府に災害派遣要請があったのは同10時40分。被災地上空には既に、調査名目で航空自衛隊築城基地(福岡県)所属のF2戦闘機が飛来していた。首相は15日午前0時37分に官邸と同じ敷地内の首相公邸に移って宿泊した。【松井豊、真野敏幸、町田徳丈】


<熊本地震>病院打撃…「転院」高校へも
毎日新聞 4月15日(金)20時50分配信

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入院患者をワゴン車に乗せる病院スタッフ=熊本県益城町の東熊本病院で2016年4月15日午後3時32分、佐野格撮影

 熊本地震では、地域医療を担う病院も打撃を受けた。

 高齢者が多く入院する希望ケ丘病院(熊本県御船町)は、停電や給水タンクの破損で患者の転院を余儀なくされた。職員らによると、15日未明から看護師や自衛隊員らが手を引き、寝たきりや車いすの患者約180人を車に分乗させ、約8キロ離れた県立高校体育館まで一時搬送した。

 「何人受け入れてもらえますか」。その後も職員が電話をかけ、治療ができる転院先探しに奔走。15日夕方になりようやく、県内のほか佐賀県や福岡県などの病院に患者全員分の転院先を確保した。病院関係者は「食料の備蓄はしていたが、病院が使えなくなるほどの大きな被害は想定外だった」と語った。20年近く入院しているという女性(78)は一時滞在先の体育館で「慣れた病院の方がいい」と不安を見せた。

 熊本県益城町の益城病院でも、渡り廊下が壊れ、玄関前の道路が陥没。電気やガス、水道が止まり、対策に追われた。15日午後までに約150人の患者が各地の病院に転院した。同病院の犬飼邦明理事長は「非番の職員や専門家やボランティアが支援してくれた。一方で、町の災害対策本部に要望がうまく伝わらないなど難しい面もあった」と語った。【岩崎邦宏、田畠広景】


熊本地震 安倍首相「倒壊家屋に残された人はいないと報告」 救命救助を徹底を指示
産経新聞 4月15日(金)20時49分配信

 安倍晋三首相は15日夜、官邸で記者団に対し、熊本地震の救助活動について「警察、消防、自衛隊による(被災地の)ローラー作戦は一巡して、倒壊家屋に残された人は確認されなかったと報告を受けたが、念には念を入れて救命救助活動を徹底していくように指示した」と明らかにした。

 同時に「被災した方々全てが全員安全な避難先に移動した。今後、仮設住宅も含めたより整備された住環境に移ることができるように被災者支援に全力を挙げていきたい」とも語った。


<熊本地震>家族、日常を奪われ…「助けて早く」願い届かず
毎日新聞 4月15日(金)20時46分配信

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地震で倒壊した実家を家族で見に来た女性(中央)=熊本県益城町で2016年4月15日午後6時27分、和田大典撮影

 熊本地震で家が損壊するなどした被災者は15日、避難所などで2日目の不安な夜を迎えた。家族を失った人は悲しみに沈み、続く余震に心労が募る。ライフラインも断たれたままでトイレにも不自由する生活。16日からは天候悪化も予想され、「早く普通の生活に戻りたい」と一様に疲れ切った表情をみせた。

 14日夜に熊本県を襲った激震は、地域で暮らす人々の大切な家族や何気ない日常を非情にも奪っていった。新緑と水田が広がる一方で、倒壊した民家のがれきが無残に積み上がり、深い悲しみがにじんだ。

 益城町(ましきまち)の村上ハナエさん(94)と正孝さん(61)は自宅が倒壊し、親子で犠牲になった。

 近所で理容店を営む女性によると、一家は正孝さん夫婦と2人の息子、正孝さんの母ハナエさんの5人暮らし。正孝さんは、タクシー運転手で午後9時ごろからの夜勤が多かったが、この日は休みで自宅にいたという。

 無事だった妻は「助けて早く。2人おるけん」と声を上げ、救出作業を見守ったが、願いはかなわなかった。

 ハナエさんは数年前に夫を亡くし、最近は体調を崩していたという。親族の女性(43)は「ハナエさんは、ひ孫に当たる私の息子を『お宝さん』と呼び、かわいがってくれた。正孝さんも優しい人だった」と話した。

 同町の福本末子さん(54)は義理の両親とともに倒壊した自宅の下敷きになった。

 福本さんの夫清三さんは、疲れ切った様子で無事救出を願ったが、末子さんだけ帰らぬ人に。近所の主婦(67)は「真面目で優しく、礼儀正しい人だった」。15日に家の片付けに訪れた親類の20代の男性は「優しいおばちゃん。今は何も考えられない」と言葉少なだった。

 一方、同町の会社員、伊藤俊明さん(61)も倒壊した自宅に押しつぶされた。懸命の救助作業が行われたが、息絶えた。

 同居する妹(55)は「私の自慢の兄だった。亡くなったけど、きれいな顔をしていた」と自身を納得させるように語った。幼なじみで近くの会社経営の男性(67)は「温厚で優しい人柄。がんを患っていたが、会えば明るくあいさつしてくれた」と語った。【出口絢、野呂賢治、柿崎誠】


負傷者1010人に、不明者情報なし…大雨警戒
読売新聞 4月15日(金)20時35分配信

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降雨に備え、屋根にブルーシートを張った民家(15日午後3時31分、熊本県益城町で、読売ヘリから)=大久保忠司撮影

 14日夜に最大震度7を観測した熊本地震で、地震発生から15日午後11時までの震度1以上の余震は149回に上った。

 余震が続く被災地では、16日夜から17日にかけて大雨が予想されるため、気象庁では土砂災害への警戒を呼びかけている。地震では、熊本県益城(ましき)町で家屋の下敷きになるなどして9人が死亡。負傷者は1010人に上っている。高速道路の寸断で、経済的損失の拡大も予想され、政府は激甚災害の指定に向け手続きに入った。

 気象庁は15日、「平成28年(2016年)熊本地震」と命名した。

 これまでの余震では、震度6強が1回、6弱が1回、5弱が2回、4が18回観測された。

 熊本地方は16日夜から大雨になる恐れがあり、16日夕からの24時間雨量は100~150ミリと予想される。被災地では地震によって地盤が弱くなり、土砂災害の危険性が高まっており、熊本地方気象台は大雨警報や注意報、土砂災害警戒情報の発表基準を引き下げ、早めに公表することを決めた。

 熊本県災害対策本部によると、死亡した9人は29~94歳で、窒息死や圧死が多かった。負傷者のうち重傷者は53人で、「行方不明者や生き埋めの情報は入っていない」という。

 救出活動には自衛隊約2000人、警察約1900人、消防約600人が投入され、警察は益城町や熊本市で、倒壊した家屋などから約60人を救助した。

 県内では一時、505か所の避難所に4万4449人が避難したが、15日午後3時現在で375か所に7262人になった。週末の予想最高気温は25度前後で「夏日」になる可能性もあるが、最低気温は10度程度と、温度差が大きく、気象庁で注意を呼びかけている。

 九州電力によると、熊本県内では午後10時現在、益城町の900戸が停電している。西部ガスは、安全確認を行ったうえで、16日までに復旧する見通し。熊本県内では9万7500戸で断水が続く。熊本市教委は15日、市立の小中高の全139校を休校とし、熊本県内での休校や幼稚園の休園は約450施設に達した。

 14日の地震では、九州新幹線熊本駅付近を時速80キロ前後で走行中の回送列車(6両)が脱線した。運転していた乗務員1人にけがはなかった。運輸安全委員会の調査官が原因を調べている。

 九州新幹線は全面運休し、復旧の見通しは立っていない。JR九州は、クレーンで脱線車両をつり上げ、線路に戻す方法を検討しているが、余震が続いて作業は難航。揺れを感知して車両を止める安全装置があるが、震源が近すぎて間に合わなかった可能性があるという。安全装置の「脱線防止ガード」は未設置だった。

 九州新幹線はゴールデンウィーク(4月28日~5月8日)に、前年同期比7%増の約9万5000席分の予約が入っている。JRは「連休までに復旧させたい」とするが、2004年の新潟県中越地震や11年の東日本大震災で新幹線が脱線した時には、全線復旧まで約1~2か月かかった。

 高速道路では路面の陥没や、のり面の崩落により、通行止めが相次いだ。九州自動車道では上下線の一部が通行止めとなり、九州の物流に支障が出始めている。NEXCO西日本は、応急工事で再開できるか検討している。


<熊本地震>犠牲者、帯状地区に集中…益城町
毎日新聞 4月15日(金)20時32分配信

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倒壊した家屋を見つめながら歩く人たち=熊本県益城町で2016年4月15日午後4時47分、宮武祐希撮影

 震度7を記録した熊本地震で死亡した9人のうち8人が、熊本県益城(ましき)町役場に近い長さ約3キロの帯状地区に集中していることが分かった。発生後、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)が作製した全壊棟数の推定分布図で「最も被害が大きい」と指摘された地区と重なる。局地的に大きな揺れに見舞われ、古い家屋が倒壊したとみられる。

 犠牲者が見つかった住宅の多くには、築数十年で重い瓦屋根の木造という共通点がある。死因は圧死や窒息死で、多くが建物の下敷きになったとみられる。

 この地区の南側には、布田川(ふたがわ)断層帯と日奈久(ひなぐ)断層帯が走る。同研究所レジリエント防災・減災研究推進センターの藤原広行センター長は「被害が多く出ているところは断層帯に近く、地盤が良くなく、古い建物がたくさん建っていたことが読み取れる」と指摘する。

 推定図は全国の震度計と強震計▽地盤の揺れやすさ▽建物の造りや築年数--から被害程度を予測するシステムで作製された。

 被害集中地区を訪れると築数十年の木造住宅が重い屋根瓦が載る2階部分が1階を押しつぶすように崩れていた。そばの真新しい住宅はほとんど無傷のままだ。町役場付近では、いたるところでマンホールが地表よりも上に飛び出し道路は隆起。古い家屋が倒れ込んで道をふさいでいる地点もある。8人が犠牲となったのは町役場付近から西へ延びる県道に沿った地区だ。

 地震で傾いた自宅前に会社員の橋本静雄さん(59)が座っていた。瓦屋根の築130年の母屋は柱が折れ、床が抜けている。車庫と倉庫は原形をとどめていない。付近の新しい住宅の多くがガラス破損など応急手当てができる被害だったのとは対照的だ。古い家は土台が弱いと分かっていたが「地震が起きるとは思わなかった」と、耐震工事を検討しなかったことを悔いた。「この辺りは瓦屋根の築70~80年の家が多い。台風じゃ、びくともしなかったのに今回やられちゃった」

 千葉大大学院の山崎文雄教授(都市防災工学)は「台風の被害が多い九州などは風害対策としては屋根が重い方が良い。だが、地震はまったく逆で屋根が重いと耐震性が低くなる」と指摘している。【吉川雄策、山田麻未、深津誠】


熊本地震 生保、免責条項適用せず保険金 3メガ銀は低利融資
産経新聞 4月15日(金)20時22分配信

 生命保険協会の筒井義信会長(日本生命保険社長)は15日の記者会見で、熊本地震の対応について「(協会加盟の)生保全(41)社で免責条項を適用せずに、保険金を支払うことを確認した」と明らかにした。

 生保各社は一般的に、地震などで「保険計算の基礎に重大な影響がある」場合には、保険金を削減するか、全く払わないことがあるとする免責条項を設けている。ただ、東日本大震災のときも、各社は免責条項を適用せずに保険金を支払った。

 このほか、三菱東京UFJ、三井住友、みずほの3メガ銀行は同日、被災企業と被災者向けの低利融資の取り扱いを始めた。また、三井住友銀とみずほフィナンシャルグループはそれぞれ500万円を義援金として被災地に寄付する。

 一方、日銀と財務省は同日、金融機関に対し、被災者が預金通帳や印鑑を紛失しても本人確認ができれば払い戻しに応じるよう求めた。生命保険、損害保険の各社には保険金を迅速に支払うとともに、保険料払い込みの延長に応じるよう要請した。金融機関各社は要請を受け入れる方針だ。


震災ごみ分別で職員派遣=熊本地震で環境省
時事通信 4月15日(金)20時5分配信

 環境省は15日、熊本地震の被災地域で発生する震災ごみの分別作業を円滑に進めるため、専門職員6人を熊本市へ派遣した。

 震災直後から被災自治体のごみ処理を支援することで、復旧作業全体の短縮を図る。

 職員は九州地方環境事務所(熊本市)に設置した現地災害対策本部で、国立環境研究所の専門家らとともに震災ごみの仮置き場の運営や適正な分別などを支援する。


被災者受け入れ、ホテルに要請=熊本地震で観光庁
時事通信 4月15日(金)19時49分配信

 観光庁は15日、熊本県内のホテルや旅館に対し、熊本地震の被災者受け入れを要請した。

 宿泊費は1人当たり1泊3食付きで5000円程度とし、全額を国が負担する。

 要請は、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会と日本旅館協会を通じて行った。


「どうしたらいい」言葉失う=甚大被害の益城町住民―家倒壊、自販機倒れ・熊本地震
時事通信 4月15日(金)19時36分配信

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電信柱が倒れ、建物が損壊した被災地で腰を下ろす住民=15日午後、熊本県益城町

 1階部分が完全につぶれた民家、横倒しになった自動販売機。

 熊本地震で震度7の揺れを観測した熊本県益城町の住民らは、甚大な被害をもたらした地震のすさまじさを前に、「今後どうしたらいいのか」と言葉を失った。

 益城町の住宅街に入ると、上階の重みで1階部分が完全につぶされ、跡形もなくなった家々が目に飛び込んできた。ひしゃげたがれきの上にかろうじて上階部分が乗っているだけの民家が目立ち、強い余震があれば今にも倒壊しそうに見えた。

 マンホールのふたが外れてなくなってしまったり、倒壊した家のがれきから土ぼこりが舞ったりして、下水と粉じんが混ざったような不快な臭いが漂う。根元から折れた道路脇のカーブミラーや横倒しになった自販機が、揺れの激しさをうかがわせた。

 避難所から家の様子を見に来た住民の姿もあった。屋根に上って破損部分をブルーシートで覆ったり、割れたガラスをちり取りで掃除したり。電気が消えたコンビニ前では、店員が住民らに飲み物を手売りする姿も見られた。


政府、「激甚災害」指定に向け被害額算定に着手
読売新聞 4月15日(金)19時26分配信

 政府は熊本地震の「激甚災害」指定に向け、被害額の算定に着手した。

 指定されれば、自治体による復旧事業への国の補助率が通常の7~8割程度から、8~9割程度まで引き上げられる。

 蒲島郁夫熊本県知事は15日、首相官邸で開かれた非常災害対策本部会議で、テレビ会議システムを通じ早期指定を要請した。菅官房長官は同日の記者会見で、「関係省庁で被害状況を早期に把握し、できる限り早く対応する」と述べた。

 激甚災害は、道路や農地などの復旧費用の見込み額が基準を超えた場合に国が指定する。


<原子力規制庁>地震時の原発情報、公表基準見直し
毎日新聞 4月15日(金)19時15分配信

 原子力規制庁は15日、熊本地震による原発への影響の発表が遅かったとして、公表のあり方を見直すと発表した。従来は立地市町村の震度を基に判断していたが、周辺で起きた大地震でも即時公表することを検討する。

 熊本地震で、運転中の九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)と、停止中の玄海原発(佐賀県玄海町)に影響はなかったが、規制庁がこうした情報をツイッターで発信したのは地震発生から約12時間後の15日午前9時31分、ホームページは同11時15分だった。

 内規では、立地市町村で震度5弱以上の場合に即時公表するとしていたが、今回は薩摩川内市は最大震度4、玄海町で同2だった。規制庁の松浦克巳総務課長は記者会見で「反省点が多かった。分かりやすい情報提供を工夫したい」と話した。【酒造唯】


首相「自らの目で確かめたい」16日に被災地へ
読売新聞 4月15日(金)19時6分配信

 安倍首相は15日夕、首相官邸で開いた非常災害対策本部会議で、「救命救助は今日が正念場だ。底力を発揮し、一人でも多くの命を救うため全力を尽くしてほしい」と関係閣僚らに指示した。

 その上で、「現場を自らの目で確かめたい」と述べ、16日に自ら被災地を視察する考えを示した。

 政府は、熊本地震の被災者の救命救助や被害状況の把握に全力を挙げている。15日には、松本文明内閣府副大臣を熊本県庁に派遣。現地対策本部を設置し、県との連絡調整に当たった。政府と関係自治体は、熊本県内外から参集した警察や消防、自衛隊員を動員し、倒壊した建物の下敷きとなった人がいないかどうか、集中的に捜索した。

 首相は15日夜にも記者団に、「倒壊家屋に残された人は確認されなかったと報告を受けた。念には念を入れて、救命救助活動を徹底していくよう指示した」と語った。


車軸の大半、左右に脱線=九州新幹線、車両損傷も―運輸安全委
時事通信 4月15日(金)19時4分配信

 熊本地震により、回送中の九州新幹線800系(6両編成)がJR熊本駅を発車直後に脱線した事故で、現場を調べた運輸安全委員会の事故調査官が15日午後、記者団の取材に応じ、車両に付いた24本の車軸のうち22本で脱線していたことを明らかにした。

 車輪は片側だけでなく左右に落ちていたという。

 長田実鉄道事故調査官は「かなり大きな揺れだったのではないか」と述べた上で、「現段階では脱線原因などはっきりしたことは言えない」と語った。車両やレールの一部も損傷していたという。今後、地震計のデータなども入手して詳しく調べる。


九州4県152校に地震被害=文科省
時事通信 4月15日(金)19時1分配信

 熊本地震により熊本、福岡、長崎、宮崎の4県で、幼稚園、小中高校、大学など国公私立計152校の施設に被害があったことが、15日午後2時現在の文部科学省の集計で分かった。

 ガラスや壁表面の破損など軽微な被害が中心で、全半壊の報告はないという。

 学校関係者では、熊本県内で教職員ら4人が軽傷を負った。児童生徒のけがなどの報告はない。15日は同県内の公立370校、私立20校が臨時休校になった。


日奈久断層帯の一部活動=震源浅く、震度7に―熊本地震で政府調査委
時事通信 4月15日(金)19時1分配信

 政府の地震調査委員会は15日、熊本地震の本震は、日奈久(ひなぐ)断層帯の三つある区間のうち、北端の高野―白旗区間がずれて起きたとの評価をまとめた。

 マグニチュード(M)は6.5と比較的小さかったが、震源が深さ11キロと浅かったため、地表の揺れが最大震度7と大きくなったという。

 この区間は熊本県益城町から宇城市までの長さ約16キロ。2013年までの評価では、最後に活動したのは約1600年前から約1200年前の間と推定されたが、活動間隔が分からず、今後30年間の地震発生確率は不明とされた。活動時にはM6.8程度の地震が起きる可能性があるとされ、今回の熊本地震と大差なかった。

 平田直委員長(東京大教授)は「発生直後、震度7と分かった時は驚いた。今回の地震に限らず、地盤が比較的軟らかい地域では、M6.5程度で震度6弱や6強の揺れが起きる可能性がある。耐震補強されていない家屋は倒壊する」と述べ、防災対策が必要との考えを示した。

 本震では、この区間の北西側がほぼ北へ、南東がほぼ南へ動く「横ずれ」が起きたとみられる。


震度5強以上の余震、3日間で確率40% 熊本地震
ITmedia ビジネスオンライン 4月15日(金)19時1分配信

 気象庁は4月15日、熊本地震について、15日午後4時からの3日間で震度6弱以上の余震が発生する可能性は20%、震度5強以上は40%だと発表した。

 15日午前0時03分に、熊本県宇城市で最大震度6強の余震が発生。午後3時現在で、震度1以上の余震は134回発生している。


マンション「亀裂」、実は「安全設計」の証拠だった 熊本地震で注目「エキスパンションジョイント」とは
J-CASTニュース 4月15日(金)18時53分配信

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「亀裂」のようにも見えるが…(画像は拡散されたツイートのスクリーンショット。 編集部で一部加工)

 最大震度7の強い地震が襲った熊本県にある「ズレたマンション」の写真が、ネット上で拡散されている。

 震災被害による「亀裂」のようにも見えるマンションの状況は、実は、あらかじめこうなるように設計されていた「エキスパンションジョイント」という機能によるものだという。専門家も「(マンションは)安全設計だった」と指摘する。

■地震の揺れを分散させたり、吸収したりする

 2016年4月14日夜に震度5強の地震に見舞われた熊本市中央区の13階建てマンションは、一夜明けた15日、二つの棟を各階で結ぶ渡り廊下が、1か所を起点に最上階までズレているように見える状態となった。この写真がネット上で拡散され、テレビや新聞などの報道各社も「亀裂が走った」「分断状態になった」と取り上げた。

 「震災被害」「マンションの脆弱性」の象徴と見なされそうな写真だが、これは「エキスパンションジョイント」と呼ばれる、地震の衝撃を緩和するための一般的な建築機能によるものらしい。

 多くのビルは形や重さの異なる別々の躯体(くたい)をつなぎ合わせて建てられる。メーカー団体「日本エキスパンションジョイント工業会」の発行する「手引き」(14年12月16日版)によると、エキスパンションジョイントは躯体と躯体の間にすきま(クリアランス)を持たせる工法。地震の揺れを分散させたり、吸収したりするため、あえてすきまを作り、躯体の被害を守るわけだ。

 外側から見える床には、すきまを隠して建物のデザイン性を保つ金属製のカバー材「エキスパンションジョイントカバー」が取りつけられる。

 地震の強い揺れを受けると「カバー」が壊れ、躯体が開いて衝撃を和らげる。これが、遠目から見るとあたかも「亀裂」が入って建物が「分断」しているかのように見えるわけだ。

「人が落ちたりするようなことはない」
 J-CASTニュースが15日に取材した同工業会担当者によると、すきまと言っても「カバー」下に幾重もカバー材が張り巡らされており、すきまから下が見えたり、人が落ちたりすることはないという。

 今回の13階建てマンションのズレは、本来機能するべき機能が、正常に機能した結果とみられ、当初に報道された、いわゆる「亀裂」と呼ぶべきものではなさそうだ。

 一級建築士の片山惠仁さんも15日、ツイッターで

  「マンションみたいに短辺と長辺で大きく長さが異なる構造物が安全に地震の力を受け止めて揺れるようにエキスパンションジョイントは計画されています。故に大地震ではエキスパンションジョイント部が壊れるのは安全設計です」

と説明している。


熊本地震で「やらかしてしまった」政党・議員ら 配慮欠く内容ツイートして続々「大炎上」
J-CASTニュース 4月15日(金)18時41分配信

 民進党のツイートが非難を浴びて謝罪に追い込まれるなど、政党や議員のネット発言が次々に炎上している。熊本の地震で大きな被害が出ているのに、真剣に向き合っていないというのだ。

 「東日本大震災時の自民党のような対応を望みます」。きっかけは、民進党の公式ツイッターに、こんな要望が寄せられたことだ。

■民進党は「自民議員がデマ」と発言して謝罪

 2016年4月15日未明、民進党ではすかさず、「それじゃあダメでしょうね」と反応した。さらに、別の人から何がダメなのか聞かれ、どの党の議員も頑張っていたのに自民党の手柄のように宣伝していたからだと答えた。これに対し、自民党も政局抜きで災害時協力をしていたとの指摘が出ると、こう反論した。

  「多くの議員が与野党なく災害対応に協力した中で、一部の自民党の有力議員が原発対応についてデマを流して政権の足を引っ張ったのも有名な話です」

 この発言には、ツイッター上で強い反発の声が上がった。

 「政争してる場合じゃない。震災だぞ」「本当にツイッター不慣れなんですね」などと指摘され、民進党の中核となった旧民主党のゆるキャラ、民主くんも、「一般の方々の声は真摯に受け止めるべき」「足を引っ張るのことをしないでほしい」と言う始末だった。さらに、同じ民進党の玉木雄一郎衆院議員からも、「言い争いをしている場合ではありません」と注意され、民進党ツイッターは、その通りだとして謝罪に追い込まれた。

 一連のツイートはすべて削除され、民進党では、「担当者の私見の入った不適切なツィート」だったとして、「今後は公式な情報提供につとめてまいります」とツイッターで書いている。

 枝野幸男幹事長は、記者団にこのことを聞かれ、「党の見解ではない。個人の見解を職員が書き込んだ」として、この職員には厳しく対応すると述べた。

職員だけに責任を押し付けている?
 「自民議員のデマ」とは何かについて、ネット上では、安倍晋三首相が震災時のメルマガで、当時の菅直人首相が原発事故で海水注入を止めるよう指示したと指摘したことではないかと推測されている。しかし、菅氏は、安倍首相を相手に起こした名誉棄損訴訟で敗訴しており、デマとまで言えるのかと疑問の声が出ていた。

 また、枝野幸男幹事長がツイートを個人の見解と説明したことについても、民進党が発信していたのに職員のせいだけにするのかと批判が出ている。

 民進党の広報担当者は、取材に対し、自民議員のデマとは安倍首相のメルマガを指しているかについて、「事実関係を踏まえておらず、何を言っているのかよく分かりません。根拠もなく、誹謗中傷しているだけの可能性もあります」と答えた。枝野幹事長は職員だけに責任を押し付けているとの批判には、「党の公式見解ではありませんので、それは違います」と言っている。

 今回の地震を巡っては、政治家のツイートにも厳しい目を向けられている。

 社民党の福島瑞穂副党首は、地震発生後に母親の集会に参加して「ハッピー!」とツイートして、批判を浴びた。また、大阪維新の会の松井一郎代表も、街頭演説会の日程を載せたことで、さらに、安倍首相も、原発の防護服を着た写真を紹介したことで、それぞれやり玉に挙げられている。しばらくして、炎上に気づいたのか、被災者へのお見舞いの言葉を書き込むなどしていた。


〔熊本地震〕余震140回超 引き続き家屋の倒壊や降雨時の土砂災害に十分注意(15日18時現在)
レスキューナウニュース 4月15日(金)18時40分配信

きのう14日21:26頃に発生した平成28年熊本地震では、多くの余震が発生しており、余震の回数はこれまでに140回を超えています。
気象庁では、揺れの強かった地域では、家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっているおそれがあるとして、今後の余震活動や降雨の状況に十分注意するよう呼びかけています。

【今後の余震の発生可能性】(4月15日16時から4月18日16時まで(3日間))〔気象庁〕
・震度6弱以上 20%
・震度5強以上 40%

【余震発生状況(震度4以上)】〔気象庁〕
<15日>
・15:27 熊本県熊本地方  M4.1 最大震度4
・07:46 熊本県熊本地方  M4.4 最大震度4
・07:30 熊本県熊本地方  M4.2 最大震度4
・05:10 熊本県熊本地方  M4.6 最大震度4
・03:37 熊本県熊本地方  M4.1 最大震度4
・01:53 熊本県熊本地方  M4.8 最大震度5弱(熊本県山都町)
・00:53 熊本県熊本地方  M3.8 最大震度4
・00:50 熊本県熊本地方  M4.2 最大震度4
・00:34 熊本県熊本地方  M4.5 最大震度4
・00:03 熊本県熊本地方  M6.4 最大震度6強(熊本県宇城市)
※15日は18:00までに、103回の地震が発生(震度6強:1回 震度5弱:1回 震度4:8回 震度3:18回 震度2:48回 震度1:27回)

<14日>
・23:43 熊本県熊本地方  M5.0 最大震度4
・23:28 熊本県熊本地方  M4.4 最大震度4
・22:43 熊本県熊本地方  M4.3 最大震度4
・22:38 熊本県熊本地方  M5.0 最大震度5弱(熊本県宇城市)
・22:22 熊本県熊本地方  M4.6 最大震度4
・22:16 熊本県熊本地方  M4.2 最大震度4
・22:09 熊本県熊本地方  M4.3 最大震度4
・22:07 熊本県熊本地方  M5.7 最大震度6弱(熊本県益城町)
・21:53 熊本県熊本地方  M4.0 最大震度4
・21:42 熊本県熊本地方  M4.9 最大震度4
・21:37 熊本県熊本地方  M3.9 最大震度4
※14日は、本震を含め40回の地震が発生(震度7:1回(本震) 震度6弱:1回 震度5弱:1回 震度4:9回 震度3:6回 震度2:10回 震度1:12回)


〔熊本震度7〕鉄道:博多~熊本駅間運転再開 新幹線など終日見合わせ(15日20時現在)
レスキューナウニュース 4月15日(金)18時30分配信

気象庁によると、14日21:26頃、熊本県熊本地方を震源とするM6.5の地震が発生し、熊本県益城町で震度7の揺れを観測しました。また、強い余震が相次いで発生しています。
この地震で、運転を見合わせていた九州新幹線などで今日15日の終日運転見合わせを決めていますが、博多~熊本駅間は在来線の運転を再開し臨時列車を運行しています。
なお、山陽新幹線は平常通り運転していますが、九州新幹線へ直通する「みずほ」「さくら」の各列車は山陽新幹線内のみの運転となっています。今後も最新の運行情報に注意してください。

■運転見合わせ(★=終日)
・★九州新幹線
・JR:★鹿児島本線(宇土~八代)、★阿蘇高原線(熊本~宮地)、★肥薩線(八代~吉松)
・★南阿蘇鉄道線

■ダイヤ乱れ
・JR:鹿児島本線(門司港~博多~熊本~宇土)、三角線
・肥薩おれんじ鉄道線


ショッピングモールが火災、ライオン逃走・・・熊本地震、ネットのデマに注意 大手メディア「訂正」も
withnews 4月15日(金)18時8分配信

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上空からは建物の火災が確認できた=14日午後11時29分、熊本県益城町

 震度7を記録した熊本地震で、「大型スーパーが火事」「動物園からライオンが逃げた」といったデマがツイッターなどで拡散している。誤情報に引きずられて報道をし、訂正に追われる大手メディアも出ている。誤情報を広めないようにするには、どうすればいいのだろうか。

「火事だ」→花火の画像か
 震源地に近い「イオンモール熊本」(熊本県嘉島町)で「火災が発生している」という誤情報が写真とともに流れ始めたのは、地震から約1時間後の14日午後10時半ごろ。建物の上で、夜空に明るい炎のようなものが見える写真がツイッターに投稿され、一気に拡散した。

 しかし、これはデマだった。イオンモール熊本で火災は起きていない。イオンによると、余震に備えて15日の営業は中止したが、駐車場では食料品や日用品を販売している。投稿された写真の出どころは不明だが、ネット上では「花火大会の画像ではないか」と指摘が出ている。

 地震から一夜明けた15日夕の段階でも、ツイッターでは「クレアは無事です!火災じゃない!」(※「クレア」とはイオンモール熊本のこと)などと注意喚起をする投稿に混じって、「火事になったらしいね」と誤情報を信じて不安がる投稿が見られる。

 また、大手メディアも拡散を助長してしまった。フジテレビは14日午後11時ごろ、特別番組の中で「イオンモール熊本で火災が発生したという情報があります」とアナウンサーが説明し、同内容のテロップも表示した。

 これに対し、イオンが誤りであると指摘をし、約20分後にアナウンサーが番組内で訂正をした。フジテレビの広報担当者は「火災の情報があるとお伝えをしたが、結果的に間違えていた」。どのような情報をもとに報道したのかについては「取材に関することなので、お答えできない。状況が落ち着いたら報道内容を検証したい」という。

「ライオンが逃げ出した」→海外の写真
 また、地震から約30分後の午後10時ごろには、地震により「動物園からライオンが逃げ出した」という情報が拡散。交差点をライオンが歩いている写真も広まった。

 しかしこの写真は、地震発生前の14日午前11時半に、無関係の人が投稿した「ヨハネスブルグの写真」だった。投稿者はその後、「昼間に貼ったヨハネスブルグのライオンの画像をどっかのアホがデマに使った」と怒りの投稿をしている。

被害情報、拡散は慎重に
 ネット上の人間行動を研究する三浦麻子・関西学院大教授(社会心理学)は「愉快犯的にデマを流す人に説教をして、止めることは難しい」と指摘する。

 それよりも、ツイッターなどで流れるデマを、拡散させないよう利用者が工夫するべきだという。「テレビなどできちんと報道されているか確認して、デマを見抜く配慮をして欲しい。投稿は、家族に話すように気軽にしてしまいがちだが、ずっと影響力の大きいことだと自覚して使って欲しい」としている。

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