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2016年4月27日 (水)

熊本・震度7の地震に関するニュース・55

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:依然3万6千人が避難=エコノミー症候群増―熊本地震2週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難所に必要な物資、迅速に…支援システム運用 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「特定非常災害」に…首相が意向 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>震災関連死、新たに2人…計16人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:女性切実「専用の部屋一つあれば…」 避難所の着替え、授乳など配慮を - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州新幹線、午後に全線復旧=JR、熊本―新水俣で安全確認―交通インフラ復旧進む - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震災関連死、2人増え16人に…肺塞栓症40人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州新幹線、午後から全通 博多-鹿児島、徐行運転で2時間20分 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ペット同行避難断られた」相談600件 場所、人手なお不足 被災地の熊本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震「特定非常災害」に=安倍首相表明、被災者に便宜 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>障害者が拠点設立…仲間の安否確認、生活支援へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州新幹線、再開に向け試験運転…15本運行へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:関連死16人に=熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災者、不動産会社に順番待ちの列 5日間で700組来店も 熊本市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:緊急地震速報におびえる子 鳴り響く警報音、揺れ想起 14日から26日までに19回発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:土砂災害に警戒呼び掛け…震度1以上948回に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:罹災証明書の申請が殺到、進まぬ手続き 職員は震災対応に忙殺 熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震で県外転校、小中467人 休校、余震続き避難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>九州新幹線、午後に全線開通へ…復興に追い風 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州新幹線、午後2時台に全線再開へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九経連、被災事業者への支援要請=安倍首相「復興進める」―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 安倍首相、特定非常災害指定の手続き指示 5月13日に28年度補正予算案を閣議決定と明言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:補正審議、衆参1日ずつ=自公方針・熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>佐渡裕さん、音楽で激励…被災地慰問に意欲 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:益城町役場駐車場に温泉シャワー「気分を味わって」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「罹災証明」発行できず 再建第1歩が踏み出せない - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本へ補正予算、与野党が協力へ 災害対策スクラム - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「おいしい米作る」被災者が田植え開始…南阿蘇 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大雨の恐れ、土砂災害警戒=熊本や大分など―気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 ガス復旧は6割弱 全国から応援2600人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「指定避難所」32カ所閉鎖 建物の損壊などで - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本市の観光名所「水前寺成趣園」で池の水が干上がる…地震の影響で水脈に異常か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:イチゴ狩り農園苦境=予約キャンセルで廃棄―被災者に提供、染色も・南阿蘇村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災地応援へ ふるさと納税活用 他自治体が業務代行 返礼品なし熊本、大分に - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

依然3万6千人が避難=エコノミー症候群増―熊本地震2週間
時事通信 4月27日(水)14時40分配信

 熊本県を中心に続く地震は28日、最初に震度7を観測した大地震から2週間を迎える。

 電気や水道、ガスなどのライフラインは熊本市を中心に復旧が進むが、県内では依然3万6000人以上が避難生活を強いられている。

 熊本県災害対策本部によると、27日午後1時半現在で492カ所に約3万6800人が避難している。14日以降の地震による直接の死者は49人。同県南阿蘇村では依然1人が行方不明で、警察などが捜索を続けている。

 震災関連死とみられるケースは16人。余震が続くため車の中で寝泊まりする人も多く、エコノミークラス症候群の患者が増えている。県内20の主要医療機関で入院が必要と診断された患者は26日午後4時現在で計40人(男性9人、女性31人)になった。


避難所に必要な物資、迅速に…支援システム運用
読売新聞 4月27日(水)13時33分配信

 熊本地震の避難所に、必要な物資を効率よく迅速に届けるため、政府と熊本県の対策本部は27日から、タブレット端末を使った支援システムの運用を始める。

 インターネットを利用し、避難所が求める物資の種類と量を国と県、市町村が瞬時に共有し、手配する仕組み。開発した日本IBM(本社・東京)によると、地震の被災地にこのような支援システムを導入するのは、東日本大震災に次いで2例目という。

 政府現地対策本部によると、これまでは国や県、市町村の職員が避難所を回ったり、電話やファクスを使ったりして必要な物資を把握。各避難所の要望を一覧表にまとめたうえで、避難所がある市町村の備蓄で対応できるのか、県や国が調達するのかなどを調整していた。このため、要望を聞いてから発注するまで、1日以上かかることもあった。

 導入した支援システムでは、各避難所に通信機能を備えた専用のタブレット端末を配布。避難所に派遣された市町村の職員らが画面上で食品やベビー用品など必要な物資と数量を選択し、「要請」ボタンを押すと、データセンターに情報が送られ、行政機関側の端末に内容が表示される。行政側では、まず地元の市町村の担当者が対応可能かどうかを判断し、端末に回答を入力。対応できない場合、県や国が備蓄物資を供給するか、メーカーに発注する。

 避難所別に必要な物資をすぐに把握できるほか、端末には「未対応」「発送済み」などの経過や履歴も表示され、発注の重複や聞き漏らしも防げるという。

 このシステムは、東日本大震災の際、被災地によっては物資が届かなかったり、効率よく届けることが難しかったりしたことから、日本IBMが開発した。同社によると、東日本大震災では発生から約2か月後に導入した。今回もそのシステムを活用し、同社がシステムを、ソフトバンクが端末1000台を無償で提供する。

 熊本県内の避難所は27日午前9時現在、506か所(3万9702人)。27日、各避難所への端末配布を始める。政府現地対策本部の担当者は「避難所のニーズに丁寧に応えられるうえ、省力化にもつながる」と期待を寄せている。


<熊本地震>「特定非常災害」に…首相が意向
毎日新聞 4月27日(水)13時16分配信

 安倍晋三首相は27日午前、首相官邸で開かれた非常災害対策本部会議で、熊本地震を「特定非常災害」に指定する意向を表明した。指定されると、運転免許の更新など行政手続きの期限の延長が可能になる。首相は「被災者の権利や利益を守るため、指定の閣議決定を急ぐよう指示した」と述べた。

 また、自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は27日朝、東京都内で会談し、熊本地震復旧のための2016年度補正予算案について、来月13日に国会に提出し、17日の参院本会議で成立を目指す方針を確認した。

 会談後、自民党の佐藤勉国対委員長は、記者団に「若干(日程が)窮屈だが、熊本をおもんばかると一刻も早く、という思いだ」と説明した。【松井豊、飼手勇介】


<熊本地震>震災関連死、新たに2人…計16人に
毎日新聞 4月27日(水)13時13分配信

 熊本県は27日、熊本地震による家屋の被害が約2万6000棟に達したと発表した。熊本市で全半壊1万835棟が確認され、県内の被害棟数が膨らんだ。

 また、震災関連死とみられる人として、熊本市東区の福祉施設に避難中に死亡した同区の女性(69)と、同市東区の息子宅に避難中に死亡した同市南区の男性(75)を加え、計16人となった。【中里顕】


女性切実「専用の部屋一つあれば…」 避難所の着替え、授乳など配慮を
西日本新聞 4月27日(水)13時12分配信

 熊本地震による避難所では、女性ならではの悩みを抱えながらも「ぜいたくは言えない」と押し隠したまま生活している被災者も少なくない。着替え、授乳、生理用品…。女性たちは「少しの配慮で悩みは軽くなるのに」と思っている。

 「着替えは知らない男性もいる教室の隅っこ。家族が布団や服で隠してくれるけど、本当は嫌」。約370人が避難する熊本県益城町の広安小で女子中学生(13)はこう漏らした。他人同士が狭い空間を共有する避難所。「着替える間、教室から出てくれませんか」とは、とても言えない。

 救援物資には生理用品もある。ただ、おむつやティッシュと同じ生活用品に仕分けられ、そこでは男性のボランティアが活動している。「男の人がたくさんいて取りに行くのは恥ずかしい」。ストレスが増す。

「女性専用の部屋が一つあれば…」
 4歳の長男と生後8カ月の長女と広安小に避難する主婦(33)は教室の隅に行き、服で隠しながら授乳をしていた。臨時更衣室は、薄いカーテンで廊下と仕切ってあるだけ。ダンボール製の更衣室が置かれたのは、地震から1週間以上が過ぎた後だった。

 衛生管理や気分転換に欠かせない入浴にも苦労する。広安小近くの町保健福祉センターには自衛隊の仮設風呂があるが、女性用は長いときで3時間待ち。パート女性(51)は「車で50分の公衆浴場へ行き、1時間並んで入浴する」と話す。

 救援物資には下着もあるが、一緒に避難している高校生の娘には派手すぎる。ぜいたくだとは分かっていても「ただでさえ避難所生活に疲れているのに、より惨めな気持ちになる」と唇をかむ。「着替えや授乳、生理用品を集めた女性専用の部屋が一つあれば、それだけで変わると思う」。避難所生活を送る女性たちの共通した願いだ。

=2016/04/27付 西日本新聞朝刊=


九州新幹線、午後に全線復旧=JR、熊本―新水俣で安全確認―交通インフラ復旧進む
時事通信 4月27日(水)13時5分配信

 九州新幹線は27日午前、熊本地震の影響で運休している熊本―新水俣間(約74キロ)で、試験走行を実施した。

 安全が確認され、午後に博多―鹿児島中央間の直通運転を再開する。九州新幹線は13日ぶりに全線復旧する。

 九州自動車道も今月中に全線再開の見通しで、復興支援を後押しする重要交通インフラの復旧が進む。

 JR九州によると、博多発の直通列車は午後2時36分に、鹿児島中央発は同40分に出発。通常より本数を減らし、一部区間は徐行運転する予定。

 九州新幹線は14日の地震で熊本駅近くで回送列車(6両)が脱線したほか、高架橋などで損傷が見つかり、全線で運休した。


震災関連死、2人増え16人に…肺塞栓症40人
読売新聞 4月27日(水)12時30分配信

 熊本県は27日、「震災関連死」とみられる人が2人増え、計16人になったと発表した。

 県によると、死亡したのは、熊本市の69歳女性と75歳男性。女性は21日に避難先の福祉施設で心肺停止となり、病院へ搬送後、同日、亡くなった。男性は息子宅で24日、心肺停止となって搬送され、同日、死亡が確認されたという。

 また、県は27日、県内主要医療機関(20病院)で車中泊などに伴う肺塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)で入院が必要と診断された患者が3人増え、計40人になったと発表した。


九州新幹線、午後から全通 博多-鹿児島、徐行運転で2時間20分
西日本新聞 4月27日(水)12時18分配信

 JR九州は27日、熊本地震の影響で運休が続いていた熊本-新水俣の営業運転を同日午後から再開すると発表した。同日朝から試験運転を実施、安全を確認した。午後2時半すぎから博多-鹿児島中央の全線が13日ぶりに再開する。

 27日は通常より大幅に運行本数を減らし、全て各駅停車で走行。一部途中駅を通過する「さくら」「みずほ」の運行、山陽新幹線との相互直通運転については、28日以降の再開に向けて調整を進めている。

 同社が発表した27日分の営業運転計画によると、同日は上り30本、下り31本を運行。うち全線運行は上り7本、下り8本。全線再開の1番列車は午後2時36分、博多発鹿児島中央行の「つばめ345号」、鹿児島中央発は午後2時40分。これまで不通だった熊本-新水俣は午後3時すぎから列車が入り、一部区間では徐行運転する。

 博多-鹿児島中央の所要時間は通常、各駅停車で約1時間50分だが、徐行運転の影響で30分程度長い約2時間20分となる。車両はN700系(8両編成)と800系(6両編成)を使い、全て自由席扱い。

 九州新幹線は14日夜の前震以降、全線が運休。これまでに博多-熊本、新水俣-鹿児島中央は大幅に減便して運行を再開している。

 問い合わせはJR九州案内センター=050(3786)1717。

=2016/04/27付 西日本新聞夕刊=


「ペット同行避難断られた」相談600件 場所、人手なお不足 被災地の熊本
西日本新聞 4月27日(水)12時12分配信

 熊本地震の被災地では、ペット連れのため避難所に居づらく、車中泊など不便な生活を強いられている人たちがいる。ペットと「同行避難」できる動物病院や専用テントが現れ、一時預かりなど支援の動きが出てきているが、人手や場所が不十分など課題も多い。

<図で解説>知らないと損する罹災証明書活用の流れ

 熊本市東区の熊本県立第二高の駐車場。社会保険労務士事務所勤務の荻生清高さん(40)は、妻(38)と義母(76)、犬2匹と車中泊を続けている。犬がいるため、最初から避難所は諦めた。義母は足が悪く今の生活は負担が大きい。「家族も犬もくつろげる場所に早く移りたい」と願う。

 益城町の津田秀雄さん(67)は、同町の総合体育館内の入り口近くで高齢の犬2匹と共に過ごす。「人が多いとストレスも心配」。2匹ともおとなしいが、子どもをかんだりしないか気に病んでいる。

 支援の動きも出てきた=表。同行避難を受け入れる竜之介動物病院(熊本市中央区)は、病院が入るビル内の3、4階にある専門学校の教室を開放している。現在70人程度が避難。「人用の炊き出しは量が少ないが、受け入れ場所は余裕があるので利用してほしい」と呼び掛ける。

支援の人手が足りず、受け入れはぎりぎりの状態
 「ペット同行で避難所に入るのを断られた」。動物愛護団体ドッグレスキュー熊本(菊陽町)には、こんな相談が600件近く寄せられている。犬だけを預かっており、現在43匹。支援の人手が足りず、受け入れはぎりぎりの状態だ。生松義浩代表(55)は「ペットを預かることで飼い主が家を片付けられる。早く一緒に住めるようになることが、人のためにもペットのためにもなる」と話す。

 益城町の総合体育館では、NPO法人ピースウィンズ・ジャパン(広島県)がペット連れや女性向けにテント36張りを設営している。ペット連れの需要が高く、うち33張りを利用。テントを増やしたいが適地探しは難しい状況だ。リーダーの大西純子さん(44)は「ペットと同居できる仮設住宅などの準備も必要になってくる」と指摘する。

=2016/04/27付 西日本新聞朝刊=


熊本地震「特定非常災害」に=安倍首相表明、被災者に便宜
時事通信 4月27日(水)12時11分配信

 安倍晋三首相は27日午前、熊本地震の非常災害対策本部で、特定非常災害特別措置法に基づき被災者に便宜を図ることができる「特定非常災害」に同地震を指定する方針を表明した。

 政府は近く正式に閣議決定する。

 同災害への指定に伴い、政府は運転免許証を更新できなかった被災者に対し、有効期限を9月30日まで延長。また、破産手続きの一時留保や飲食店の営業許可の期間延長などの措置も取る。

 指定は、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災に続き4例目。首相は席上、「被災された方の権利や利益を守るため、閣議決定の手続きを急ぐよう指示した」と述べた。


<熊本地震>障害者が拠点設立…仲間の安否確認、生活支援へ
毎日新聞 4月27日(水)12時4分配信

 熊本地震で被災した障害者たちを守ろうと、当事者らを中心とした支援拠点「被災地障害者センターくまもと」が熊本市内に発足した。現地では災害弱者を受け入れる福祉避難所が一部しか機能せず、障害者の安否確認も十分にできていない。週内にも事務所を開き、全国の障害者団体のメンバーらと一緒に、支援の手が届きにくい仲間たちの安全確保や生活支援を本格化させる。【山田泰蔵】

 「(家屋倒壊の危険があると判定された)赤紙が貼られている家に一人で暮らしているんです。どうにかしてあげられませんか?」。24日、同市東区の社会福祉法人「くまもと障害者労働センター」の一角を借りて事務所開設の準備をしていたセンターくまもとの電話が鳴った。近所に住む障害者の男性の身を案じた市民からの相談だった。

 名古屋市で障害者支援NPO法人事務局長を務め、支援のため現地入りしていた羽田明史さん(64)が男性の自宅に急行。本人の希望を聞き、今後は保健所と連携して対応策を検討する道筋を付けた。

 被災障害者支援の取り組みは、ボランティアが活躍した阪神大震災にさかのぼる。認定NPO法人「ゆめ風基金」(大阪市)が資金を援助し、全国組織の「日本障害フォーラム」(東京都)などが連携して現地の支援に当たる仕組みができ、東日本大震災でも各地に拠点ができた。

 センターくまもとは、幼児期のポリオ罹患(りかん)が原因で車椅子生活を送る弁護士で熊本学園大教授の東俊裕さん(63)らが呼び掛けて発足。障害者労働センター代表で脳性まひの障害を持つ倉田哲也さん(49)が会長に就き、県内外の約20の障害者団体と連携する。

 熊本県によると、避難者の多い熊本市、益城町、阿蘇市の3市町だけで、身体・知的・精神の各種障害者手帳を持つ人は延べ5万人近くに上る。自治体は保健師を避難所に派遣しているが、障害者への戸別訪問まで手が回っていない。羽田さんは「気持ちをうまく伝えられなかったり、我慢したりする人も多いため、行政の支援からこぼれがちだ」と掘り起こしの必要性を語る。

 センターくまもとは、安否と避難状況の確認を急ぐとともに、8人程度が暮らせる宿泊所も確保して長期的な支援体制作りを進める。自身も被災した会長の倉田さんは「厳しい境遇にいる仲間がおり、できる限り、自分たちの手で自分たちを守る」と力を込めた。連絡先は電話(096・234・7728)。


九州新幹線、再開に向け試験運転…15本運行へ
読売新聞 4月27日(水)11時54分配信

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27日午後の運転再開に向けて、新水俣方面から熊本駅方向(左)へ走る九州新幹線の試験車両(27日午前10時46分、熊本市で)=加藤学撮影

 JR九州は27日午前、運休が続く九州新幹線熊本(熊本市)―新水俣(熊本県水俣市)間(75キロ)で、運転再開に向けた試験運転を行った。

 同日午後に全線での営業運転を13日ぶりに再開する。この日はすべて各駅停車だが、29日以降の大型連休を前に臨時ダイヤの調整を進めており、可能な限り通常ダイヤに近づける方針。

 同社によると、27日は運転再開後、博多(福岡市)―鹿児島中央(鹿児島市)間(257キロ)の直通便を上下線合わせて15本運行する。徐行区間を設けるため、所要時間は通常ダイヤ(各駅停車)より30分長い2時間20分程度となる。山陽新幹線(新大阪―博多)からの乗り入れは行わない。地震前の通常ダイヤでは、直通便は1日77本だった。


関連死16人に=熊本地震
時事通信 4月27日(水)11時50分配信

 熊本県災害対策本部は27日、一連の地震の関連死とみられるケースが2人増え、16人になったと発表した。

 福祉施設に避難していた熊本市の女性(69)が21日に、息子宅に避難していた同市の男性(75)が24日に、それぞれ死亡が確認された。 


被災者、不動産会社に順番待ちの列 5日間で700組来店も 熊本市
西日本新聞 4月27日(水)11時48分配信

 熊本地震により避難所生活や車中泊を余儀なくされている被災者が、賃貸物件を求めて不動産会社に列を作っている。20日に営業を再開した熊本市内の「アパマンショップ」4店では午後2~6時の限定受け付けにもかかわらず、5日間で約700組が訪れ、半数以上が契約したという。

 市内では営業を再開した不動産会社が少ないこともあり、アパマンショップ熊本中央店には26日も順番を待つ人が一時20人ほど並んだ。会社の事務所で避難生活をしている女性(62)は「会社の人が出入りするから落ち着かない。地震で壊れない家を見つけたい」。同県阿蘇市の実家や避難所で暮らす男性(39)=熊本市中央区=は「ノロウイルスやインフルエンザが気になるので、早く自分の家が欲しい」と話した。

 不動産会社によると、建物の安全確認に時間が必要なこともあり、物件数が間に合っていないという。

=2016/04/27付 西日本新聞朝刊=


緊急地震速報におびえる子 鳴り響く警報音、揺れ想起 14日から26日までに19回発表
西日本新聞 4月27日(水)11時41分配信

 大きな地震の際、揺れに備えるために発表される携帯電話やテレビの緊急地震速報。熊本地震では余震が頻発し、鳴り響く警報音に子どもたちが「怖い」とおびえている。警戒を呼び掛ける音だけに、気づきやすくなければならないが-。ジレンマが浮かび上がる。

 熊本市中央区の白山小体育館。「ビービービー」。本震から2日後の18日夜、携帯電話の警報音が一斉に鳴ると同時に、揺れが訪れた。横になっていた佐渡月ちゃん(4)は跳び起き、母の好恵さん(33)にしがみついた。好恵さんは「少しの揺れでも顔がこわばる。ブザー音は大きな揺れを思い出して怖いみたい」と話し、娘を抱き締めた。

 緊急地震速報は、気象庁が震源近くで観測した地震波を基に、規模などを予想して発表。身を守る行動を促すため、テレビやラジオ、携帯電話などで広く伝えている。今回の地震では、14日から26日までに19回発表されている。

熊本県の一部地域は警報が間に合わない
 携帯電話各社の警報音は共通だ。利用者に分かりやすくするためで、音はNTTドコモが制作した。広報によると「騒音が多くても聞こえ、高齢者でも聞きやすい1500ヘルツ以下の音を採用した。注意を引くため早めのテンポになっている。気づいてもらうことが第一」という。

 今回の地震は震源が内陸にあり、気象庁によると、熊本県の一部地域は警報が間に合わないという。熊本県益城町の総合体育館に避難している母親(35)は「揺れの最中に鳴るのが、子どもを余計に不安にしているようだ」と話す。

 碓井真史新潟青陵大大学院教授(社会心理学)は「怖い出来事を思い出す音が続くと、心的外傷後ストレス障害(PTSD)になりやすい。大人は子どもが安心できるよう話し掛け、普段の生活に近い環境を整えてほしい」と助言する。

緊急地震速報
 気象庁による地震の揺れの警報、予報。発生直後に揺れの弱い地震波(P波、秒速約7キロ)を観測し、震源や規模、震度、大きな揺れの地震波(S波、同4キロ)の到着時刻を予想し発表する。最大震度5弱以上が予想された場合に「警報」を発表。携帯電話などで警報音が流れる。

=2016/04/27付 西日本新聞朝刊=


土砂災害に警戒呼び掛け…震度1以上948回に
読売新聞 4月27日(水)11時37分配信

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阿蘇大橋が崩落した現場付近で、雨の中、無人重機で続けられる捜索(27日午前9時49分、熊本県南阿蘇村で)=清水健司撮影

 熊本県を含む九州北部は27日、各地で雨となった。

 気象庁によると、28日正午までに予想される24時間雨量は多い所で熊本県60ミリ、大分県80ミリなど。同庁はこれまでの地震で地盤が緩んでいる所などで土砂災害の危険性が高まっているとして警戒を呼び掛けている。

 一方、14日夜の「前震」以降、熊本、大分両県で起きた震度1以上の地震は27日正午現在で948回になった。1日の地震回数は「本震」のあった16日の202回をピークに減少傾向だが、27日朝にも熊本市周辺で震度3の地震が起きるなど、活発な地震活動が続いている。


罹災証明書の申請が殺到、進まぬ手続き 職員は震災対応に忙殺 熊本地震
西日本新聞 4月27日(水)11時30分配信

 熊本地震で建物が被害に遭った証しとなる罹災(りさい)証明書の受け付けや調査がなかなか進まない。申請が殺到する中、職員が震災対応に追われ、証明書の発行業務まで十分手が回らないからだ。被災者は現地調査が済むまで倒壊家屋を撤去できず、余震や雨でさらに家屋が壊れる二次被害の懸念もある。政府は全国の自治体から千人の職員を熊本県内に派遣し、発行業務の加速を図る。

 26日午前、熊本市の中央区役所には100人を超える行列ができた。市が罹災証明書の特設窓口を設置した22日から連日ごった返している。職員が「受け付けまで1時間半くらいかかります」と声を張り上げる。

 同市によると、証明書の申請数は1万2730件(25日時点)。うち8777件は建物被害が「半壊」以上のレベルとみられ、現地調査が必要だ。職員約30人が2人1チームで市内を回るが、調査を終えたのは100件ほど。市幹部は「マンパワーが足りず、証明書の発行がいつになるのかめどが立たない」。

 妻と列に並んだ同区の中村優也さん(28)は「自宅アパートは外壁にひびが入るなどして怖い。公営住宅に住みたいと思い、証明書を取りに来た」と話した。

倒壊家屋を片付けたり、修復したりすると、発行が受けられない可能性も
 建物被害が5400棟の益城町と1431棟の西原村では職員の手が回らず、証明書の受け付けはまだ手つかずだ。庁舎が損壊した宇土市は公印を作り直し、避難所に臨時窓口を設置して対応している。

 市町村の現地調査を受けずに倒壊家屋を片付けたり、修復したりすると、損壊の程度を証明できる現物がなくなり、証明書の発行が受けられない可能性もある。自宅が損壊した西原村の小細工時男さん(72)は「余震でさらに家が壊れて近所の人に迷惑をかけたくないのに、壊したくても壊せない」と戸惑う。

 同村の担当者は「復興の準備を進めたい住民の気持ちは分かる。何とかしたい」。全壊家屋は300を超えるとみられ、職員3人が26日、受け付け開始に備えた家屋調査を始めた。

 益城町は、調査経験のない職員も動員するため損壊レベルの判定研修を開始。県も25日に発行業務を支援する特別チームを設置した。

 東日本大震災を経験した仙台市の担当者は「もし今後も余震で被害が拡大すれば、さらに証明書を求める住民が急増する。応援職員も含め、全庁態勢で発行業務に当たってほしい」と語った。

=2016/04/27付 西日本新聞朝刊=


熊本地震で県外転校、小中467人 休校、余震続き避難
西日本新聞 4月27日(水)11時16分配信

 熊本地震で甚大な被害を受けた熊本県と大分県から九州の他県の公立小中学校に移った児童生徒が467人に上ることが26日、各県教育委員会への取材で分かった。被災地で休校が続き、余震も相次いでいることから地元を一時的に離れたケースが多いとみられる。被災地の両親と離れ、遠方の祖父母宅などに身を寄せる子どももおり、受け入れ先の学校での心のケアなどが課題となりそうだ。

 熊本、大分両県を除く九州5県教委に被災地からの受け入れ状況を聞いた。467人の内訳は小学生419人、中学生48人。県別の受け入れ数が最も多いのは福岡県の193人で、このうち3割は福岡市に来ている。ほかに鹿児島92人▽長崎69人▽佐賀59人▽宮崎54人。ほとんどは熊本県からで、一部は大分県からも避難している。

卒業生の制服を準備するなど、独自の支援策も
 文部科学省は18日、各県教委などに対し、被災地の児童生徒の就学機会を確保するため、「可能な限り弾力的に取り扱い、速やかに受け入れること」とする通知を出した。福岡県久留米市教委は小中学校に鉛筆やノートなどの学用品、中学校には卒業生の制服を準備するよう求めるなど、独自の支援策を打ち出す自治体もある。

 各県教委によると、被災地から他県に移った子どもの多くは祖父母や親類宅などに身を寄せる一時的な県外避難とみられるが、長崎県では小学生60人のうち10人は引っ越しを伴う正式な転校という。鹿児島県霧島市の小学校には被災地の16人が移ってきたが、子どもだけの避難と保護者同伴の避難が半々の割合だ。宮崎県は14市町の計31校で受け入れた。

 一方、被災地から県境を越えた避難の動きも相次いでいる。5県の公営住宅に入居が決まった被災者は26日までに497人。福岡県が348人で全体の7割を占める。避難者は熊本市を中心に、阿蘇市や熊本県益城町など広範囲の自治体に及んでいる。

=2016/04/27付 西日本新聞朝刊=


<熊本地震>九州新幹線、午後に全線開通へ…復興に追い風
毎日新聞 4月27日(水)11時15分配信

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熊本-新水俣間の試験走行のため熊本駅から出発する九州新幹線(奥が新水俣駅方面)=熊本市で2016年4月27日午前9時21分、山崎一輝撮影

 JR九州は27日午後、九州新幹線の博多-鹿児島中央間全線の運転を再開する。熊本地震の影響で運転を見合わせていた熊本-新水俣間で、同日午前9時20分ごろから試験走行を実施。安全が確認できれば、博多発午後2時36分の下り列車から運行する。全線運行は13日ぶり。ゴールデンウイーク前の全線運行再開は、地元の復興や、観光関係者らにとって追い風になりそうだ。

 27日の全線直通する列車は上下計15本で、1時間に1本程度運行する。各駅停車の「つばめ」で全車自由席になる。山陽新幹線とは直通運転しない。施設の損傷などが見つかった熊本県内の一部区間は徐行運転するため、通常は最短1時間17分だが、2時間20分程度かかる。28日以降の運行本数やダイヤについては最終調整している。

 JR熊本駅では27日朝から博多-鹿児島中央間の臨時ダイヤが掲示され、食い入るように見つめる客も。午前9時15分ごろ、試験走行の車両がホームに到着。報道陣がカメラを向ける中、同20分ごろ、新水俣駅に向け出発した。

 駅構内にいた熊本学園大3年の北岡美咲さん(20)は「ゴールデンウイーク明けに大学が再開するが、水俣に住む後輩が『通えないかも』と心配していたので、開通は本当に良かった」とほっとした表情。4歳の長女を連れた熊本市の女性(33)は「南への足が止まり不便な思いをしている人もいたと思う。全線開通は、少しだけど復興に向け前に進んでいる気がして安心した」と喜んだ。

 一方、大阪市から熊本に向かうため博多駅で新幹線を待っていた産業医の竹村芳さん(65)は「飛行機は予約がいっぱいで新幹線は助かるが、ダイヤが正常に戻らないとまだ不便。余震が続く中での再開には不安もある」と話していた。

 九州新幹線は14日夜、熊本駅南側で回送列車(6両編成)が脱線し、JR九州が全線で運転を見合わせた。20日に新水俣-鹿児島中央間、23日には博多-熊本間で運行をそれぞれ再開し、残る熊本-新水俣間についても、応急復旧工事を急いでいた。同区間は防音壁の落下や高架橋の亀裂など約120カ所で損傷が見つかったが、27日までに工事を完了した。【神崎修一、竹田迅岐、国本愛】


九州新幹線、午後2時台に全線再開へ
西日本新聞 4月27日(水)11時6分配信

 JR九州は、九州新幹線の27日の運行計画を発表した。熊本―新水俣間で午前9時に試験列車を走らせた後、安全が確認されれば、午後2時台から博多―鹿児島中央間(上下線)を臨時ダイヤ(各駅停車)で全線再開する。臨時ダイヤの第1便は次の通り。

 ▽上り=「つばめ350号」午後2時40分鹿児島中央発、同3時55分ごろ熊本着、同5時03分博多着
 ▽下り=「つばめ345号」午後2時36分博多発、同3時40分ごろ熊本着、同4時58分鹿児島中央着

=2016/04/27 西日本新聞=


九経連、被災事業者への支援要請=安倍首相「復興進める」―熊本地震
時事通信 4月27日(水)11時4分配信

 安倍晋三首相は27日、九州経済連合会の麻生泰会長らと首相官邸で会い、熊本地震に関して、道路、鉄道の早期復旧や、被災事業者への支援などの要望を受けた。

 首相は震災対応のための2016年度補正予算案について「5月の中旬に閣議決定し、国会に提出をしたい」と強調。「被災者の生活の支援、復興をしっかり進めていきたい」と述べた。


熊本地震 安倍首相、特定非常災害指定の手続き指示 5月13日に28年度補正予算案を閣議決定と明言
産経新聞 4月27日(水)10時57分配信

 安倍晋三首相は27日午前、熊本地震を行政上の特別措置を認める「特定非常災害」に指定するため、閣議決定の手続きを進めるよう指示した。同日の非常災害対策本部会議で明らかにした。

 特定非常災害は、特定非常災害特別措置法に基づくもので、建築基準法における応急仮設住宅の存続期間の延長など、被災者の権利や利益を保全する措置が認められる。首相は「例えば、運転免許証や飲食店営業許可の有効期間の延長など被災者に対し、さまざまな特別な措置が講じられる」と述べた。

 特定非常災害は指定されれば4例目。過去に平成23年の東日本大震災や16年の新潟中越地震、7年の阪神大震災が指定された。

 首相はこれに先立ち、九州地方の経済4団体の代表らと官邸で面会し、熊本地震の復旧・復興のため編成する28年度補正予算案を5月13日に閣議決定し、国会に提出すると明言した。首相は「被災者の生活支援、復旧・復興をしっかり進めたい。産業の復興、観光についても支援していきたい」と強調した。

 九州経済連合会や九州商工会議所連合会など4団体は、熊本地震に関する緊急の要望書を首相に提出し、被災者の生活再建や自立支援のための財政措置のほか、被災企業への無利子融資制度の拡充など金融支援を求めた。


補正審議、衆参1日ずつ=自公方針・熊本地震
時事通信 4月27日(水)10時41分配信

 自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は27日午前、東京都内のホテルで会談し、熊本地震の対応に限った2016年度補正予算案について、野党側の協力姿勢が示されたことを踏まえ、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)前に速やかに成立させる方針を確認した。

 政府は補正予算案を5月13日に提出する予定。与党は衆参両院で各1日ずつの審議を想定しており、同月中旬に成立する予定。


<熊本地震>佐渡裕さん、音楽で激励…被災地慰問に意欲
毎日新聞 4月27日(水)10時36分配信

 【ウィーン三木幸治】ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団で音楽監督を務める指揮者の佐渡裕さん(54)が26日、ウィーンで一部メディアの取材に応じ、熊本地震の被災地を近く訪れ、音楽で被災者を励ます意向を明らかにした。佐渡さんは「音楽は人の心を動かしたり、(音楽から)元気をもらったりすることができる。できることがあれば頑張りたい」と話した。

 佐渡さんは、阪神大震災の復興のシンボルとしてつくられた兵庫県立芸術文化センターの芸術監督も兼任しており、これまで同震災や東日本大震災の被災者に向けた演奏活動に取り組んできた。被災者との交流から音楽で人々の心が解放されたり、「生きている実感」を得たりすることができると学んだという。

 特にテレビ番組で訪れた熊本県南阿蘇村の住民の今後が気になるといい、「皆で歌を歌いたいし、できればオーケストラを連れて行きたい」と話した。

 同楽団は5月に日本公演を行う予定で、佐渡さんは公演で寄付金を集め、6月には被災地を訪れたいとしている。


益城町役場駐車場に温泉シャワー「気分を味わって」
日刊スポーツ 4月27日(水)10時6分配信

 震度7の被災地で、温泉が湧いた?

 熊本県益城町(ましきまち)役場の駐車場で、熊本県人吉市の人吉温泉の湯が出る個室シャワーが設置された。25日にオープンし、被災者約40人が利用。室内にはシャンプーやせっけんもあり、好評だったという。設置した県南地区商工会青年部の担当者は「1週間も風呂に入っていない町民がいると聞いて、温泉シャワーを発案しました。衛生面の問題があって、湯船はありませんが、温泉気分を味わってほしい」と話した。次回営業は29日を予定。


「罹災証明」発行できず 再建第1歩が踏み出せない
日刊スポーツ 4月27日(水)10時6分配信

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被災して立ち入り禁止になった益城町役場の本庁舎(上)と掲示されている町からの告知

 熊本地震の「本震」から10日となった26日、震度7に2度も襲われた熊本県益城町(ましきまち)では、罹災(りさい)証明書を発行できない異常事態が続く。被災した役場庁舎に入れず、住民基本台帳などの情報をパソコンで閲覧できないため。「前震」の14日以降、避難生活をする約6200人の町民は、住宅被害に伴う公的支援の申請もできず、生活再建への1歩を踏み出せないでいる。

 「罹災の方も急いでますので…」。益城町の職員が、カウンターで頭を下げていた。災害対策本部が移設された保健福祉センターでは、町の通常業務は行っていないが、罹災証明書について聞く町民が相次いでいる。職員の1人は「窓口で行う基本的な業務は、何もできない。罹災証明書を発行できないことも、事情を説明して、納得してもらっている」と説明した。

 14日夜の「前震」の後、益城町は災害対策本部を町役場3階に設置。16日未明の「本震」で、3階部分などに亀裂が入り、庁舎内の立ち入りは禁止。職員全員が避難した。パソコンやコピー機などは庁舎内に残したまま。住民基本台帳などの情報を確認できず、住民票などの証明書は何も発行できない。

 町内では現在、約6200人が避難生活を続ける。地震発生後の数日間に比べれば、食料の配給や炊き出し、支援物資の配布も増え、命をつなぐという第1段階はクリアした。今後は仮設住宅に入居するなど、生活再建を見据えることになるが、その第1歩と言える罹災証明書の申請は、受け付けてもらえない。

 避難中の58歳女性は「まだ目の前の生活のことで頭がいっぱいだけど、自宅は半壊したから、罹災証明書は必要になってくる」と話した。熊本市中央区に住む55歳女性は「町内の実家の罹災証明書がほしい。病気の母がもうすぐ退院するので、早く家の修繕をしたい」と急いでいた。

 この日の益城町は、最高気温25度で「夏日」を記録。避難者は、体調管理という新たな課題を抱えた。タオルで汗をふいていた83歳女性は「日が照るともっと暑くなる。梅雨までには仮設住宅に入りたい」と希望した。2度の震度7で県内最多20人の死者を出した益城町では、先を見通せない不安感が漂っている。【柴田寛人】

 ◆罹災証明書 火災、風水害、地震などで被災した家屋や事業所の被害の程度を証明する書類。災害対策基本法に基づき、市町村が発行する。現地調査を行い、全壊、半壊、全焼、半焼、床上浸水、床下浸水などの区分で認定する。被災者生活再建支援金や災害復興住宅融資など、被災者支援制度の適用を受けたり、損害保険の請求などを行う際に必要になる。


熊本へ補正予算、与野党が協力へ 災害対策スクラム
日刊スポーツ 4月27日(水)10時6分配信

 安倍晋三首相は26日、民進党の岡田克也代表ら野党各党の党首と官邸で個別に会談し、熊本地震を受けた16年度補正予算の成立に向けた協力を要請、各党は応じる考えを示した。

 国会では激しく対立する岡田氏や、共産党の志位和夫委員長らと握手し、災害対応ではスクラムを組む姿を強調。岡田氏は会談後、予算編成に協力する意向を示した上で、「避難している方への対応を最優先にするよう求めた。十分な財源が必要だが、財政健全化の大枠を踏まえてほしい」と、くぎを刺したことも明かした。志位氏や、生活の党と山本太郎となかまたちの山本太郎共同代表は、九州電力川内原発の運転停止を求めた。


<熊本地震>「おいしい米作る」被災者が田植え開始…南阿蘇
毎日新聞 4月27日(水)10時0分配信

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田植え作業をする長崎孝司さん。奥は地震で土砂が崩れた夜峰山=熊本県南阿蘇村で2016年4月26日午後、長谷川直亮撮影

 熊本地震の被災地、熊本県南阿蘇村では農地に亀裂が走るなど農業にも大きな被害が出ているが、「災害に負けてはいられない」と同村久石の農業、長崎孝司(こうし)さん(50)は田植えを始めた。

 地震で馬1頭が死んだが、両親と妻、長男の家族4人は無事で、住宅や牛15頭、水田に被害はなかった。16日の本震後、余震を警戒して自宅前で車中泊しながら、昼間は農作業に汗を流している。

 約7ヘクタールの水田に「あきげしき」など4品種を植える長崎さんは「地震の影響で田植えができない農家の分まで、おいしい南阿蘇の米を作っていきたい」と話した。【長谷川直亮】


大雨の恐れ、土砂災害警戒=熊本や大分など―気象庁
時事通信 4月27日(水)9時57分配信

 九州南部付近に延びる前線と低気圧の影響で、27日は西日本や沖縄・奄美地方で雨が降った。

 熊本、大分両県を含む九州北部では28日にかけて強い雨が降る恐れがあり、気象庁は地震の揺れの大きかった地域では土砂災害に警戒するよう呼び掛けた。

 奄美地方では27日昼すぎにかけて雷雨になるとみられ、沖縄・先島諸島では28日明け方にかけて突風や落雷、急な強い雨に注意が必要。

 28日正午までの24時間雨量は多い所で、大分県80ミリ、熊本県60ミリと予想される。


熊本地震 ガス復旧は6割弱 全国から応援2600人
産経新聞 4月27日(水)7時55分配信

 電気、ガス、水道といった生活インフラに大きな被害をもたらした熊本地震で、都市ガスの復旧が6割弱にとどまっている。安全確認のため契約世帯の一軒一軒を訪問するのに時間を要するためで、応援のため全国の都市ガス事業者の職員が熊本入り。約4600人を動員した人海戦術で復旧を急いでいる。

 「助かりました」。26日午前、熊本市中央区の自宅でガスが復旧したことを確認した会社員、牧祐太郎さん(24)は笑顔で話した。16日の本震を受けてガスが使えなくなってから、湯が出ないため近くの温泉施設などを利用していたといい、「お風呂に入りたい」と語った。

 熊本市など熊本県内の2市5町の約11万2千戸にガスを供給している西部(さいぶ)ガス(福岡)によると、本震の後、約10万5千戸(空き家などを含む)へのガス供給を停止。26日午後3時現在で5万7725戸が復旧、復旧率は57・2%となっている。

 都市ガスの復旧には、契約世帯のメーターガス栓を閉めた上で、道路に埋設されているガス導管を検査。必要に応じて修理を行い、契約世帯のガス設備を検査した後、メーターガス栓を開けるという手順が必要となる。

 契約世帯を一軒一軒訪問するには多くの人手がかかる。このため、西部ガスは日本ガス協会に応援を要請。東京ガスや大阪ガス、東邦ガス(愛知)など17社から約2600人が駆けつけ、西部ガスグループの約2千人と合わせて約4600人が復旧作業に当たっている。

 日本ガス協会によると、平成23年3月11日の東日本大震災では、ガスが全面復旧したのは53日後の5月3日だった。

 西部ガスでは5月8日までの全面復旧を目指している。


<熊本地震>「指定避難所」32カ所閉鎖 建物の損壊などで
毎日新聞 4月27日(水)7時30分配信

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内壁が落ち床に突き刺さった市立東部中学校の体育館=熊本市東区で2016年4月26日午前11時52分、須賀川理撮影

 ◇全部で430カ所 耐震化の義務づけなく

 熊本地震で、災害時に被災者が一時滞在する「指定避難所」が、熊本県内の11市町村で計32カ所閉鎖されていることが毎日新聞の調べで分かった。建物の一部が利用できない施設も少なくとも27カ所ある。地震による建物の損壊や周辺の土砂崩れなどが原因。東日本大震災(2011年)を教訓に、速やかに被災者を受け入れ、物資を配布する拠点などとして市町村に指定が義務づけられたが、地震対策が不十分である実態が露呈した形だ。事態を重視した内閣府は実態調査に乗り出す。

 地震発生から10日後の24日午後1時半現在、500人以上が避難している12市町村を取材した。指定避難所は全部で430カ所あり、このうち西原村を除く11市町村の32カ所が完全に閉鎖されていた。内訳は益城(ましき)町9▽熊本市7▽宇城(うき)市4▽菊陽町3▽八代市、嘉島(かしま)町各2▽宇土(うと)市、阿蘇市、大津(おおづ)町、御船(みふね)町、南阿蘇村各1。収容予定人数の合計は約1万8000人。

 約510人を収容予定だった築40年以上の菊陽町の町民体育館は、つり天井が20~30センチ下がり立ち入り禁止になった。約100人を収容できる宇土市の福祉センターは、隣接する市庁舎の4階部分がつぶれ、周囲が立ち入り禁止になったため閉鎖された。御船町の町立滝尾小学校も、近くの国道445号で土砂崩れが起き近づけなくなった。

 熊本市立東部中学校では16日の地震で、体育館のコンクリート製の内壁が約1メートル四方にわたりはがれ落ち、床に突き刺さって使用不能になり、避難者は校舎を利用している。園田恭大(やすひろ)校長(54)は「避難者がいたら大惨事になっていたかもしれない」と話す。

 指定避難所は東日本大震災で、被災者がどこに逃げればいいか分からない事例が相次ぎ、14年4月施行の改正災害対策基本法で指定が義務化された。災害による影響が少ない場所であることなどが要件だが、耐震性に関する明確な基準はない。内閣府の担当者は「自治体の財政が厳しい中、耐震性を求めれば指定が進まなくなる」と話した。【蓬田正志、樋口岳大、野呂賢治】

 ◇事前に評価、周辺の環境整備も必要

 河田恵昭(かわた・よしあき)・関西大社会安全研究センター長(防災学)の話 天井などが損壊していることを踏まえれば、構造物本体の耐震化だけでなく付属物にも目を向けるべきだ。さらに、災害時に避難所の周辺がどのようになるかを事前に評価し、周辺の環境も整えておく必要がある。


熊本市の観光名所「水前寺成趣園」で池の水が干上がる…地震の影響で水脈に異常か
スポーツ報知 4月27日(水)7時5分配信

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熊本地震後に水が干上がった熊本市の水前寺成趣園の池(出水神社提供)

 熊本城と並び熊本市の観光名所として知られる公園「水前寺成趣園(じょうじゅえん)」の池の水が干上がり、水量が通常の約20%程度まで減少している。同園の池には地下水が湧いているが、熊本地震の影響で地下の水脈に何らかの異常が発生したものとみられる。

 園を管理する出水(いずみ)神社(熊本市)の宮司代務者である岩田徹さん(68)によると、震度7の本震が発生した16日に約1万平方メートルの池の水が失われ、底が露出しているのを神社の男性が発見。約100匹のニシキゴイのほか、フナやウグイ、ハヤなどは水が残った部分に移動させたという。一部の魚が死んだ状態で見つかったほか、深さが最深部で約50センチ、面積約2000平方メートルという狭いスペースに魚が密集しているため、飛来する鳥に狙われる被害も。

 現在はポンプを使って地下水をくみ上げているが、水量は増えていないという。園は16日から休園中で再開のめどは立っていない。「はっきりとした原因は分かりませんが、今は行政などに調査をお願いするような段階ではないので」と岩田さん。「くみ上げている水も、いつまで出るか分かりませんので」と頭を抱えている。


イチゴ狩り農園苦境=予約キャンセルで廃棄―被災者に提供、染色も・南阿蘇村
時事通信 4月27日(水)7時1分配信

 熊本地震で被害を受けた熊本県南阿蘇村は、豊富な湧き水を利用したイチゴの生産が盛んだ。

 例年ならイチゴ狩りを楽しむ観光客でにぎわう時期だが、村の農園では予約キャンセルが相次ぐ。廃棄も余儀なくされそうだが、被災者への無料提供や染色などにも活用されている。

 村のイチゴは12月中旬~5月中旬が収穫シーズン。「南阿蘇トーマス農園」では、期間中にビニールハウス1棟で5万個のイチゴが採れるといい、経営者の後藤巳幸さん(62)は農園脇に、「義援金」と書いた缶と共に採れたてを並べている。栽培には湧き水を使っており、断水の影響もなかった。

 被害の大きかった河陽地区の栃原哲子さん(73)は「カップラーメンなどが多く、果物は不足しがちなのでありがたい」と、ポリ袋に詰め込んだ。孫の颯希さん(9)がその場で、口の周りを真っ赤にして頬張っていた。後藤さんは「甘さに癒やされるはず」と話す。

 ただ、観光農園はゴールデンウイークが一番の書き入れ時。予約30組が全てキャンセルになり、後藤さんは「大事な時期を逃してしまう」と思案に暮れる。

 「南阿蘇ふれあい農園」にも大きな被害はなかったが、社長の田尻徹さん(34)が地元消防団の活動に追われ、営業を休止したまま。農園を地元住民向けに無料開放し、200人ほどが訪れたが、ビニールハウスには大量のイチゴがなっている。食べ頃は1週間程度といい、田尻さんは「ゴールデンウイークには再開したいが、主要道路も寸断されており客が来るかどうか。どんどん熟れていくので最終的には破棄しかない」と嘆いた。

 草木染工房「香房やまぶどう」を営む三浦靖彦さん(70)と妻小波さん(68)は、知人の農家から約12キロのイチゴを受け取った。廃棄の予定だったが、染色への活用を持ち掛けられたという。

 三浦さんは約10年前から、スイゼンジナや肥後ナスなど郷土の伝統野菜の廃棄品で染め物をするようになった。イチゴは過去に試したことはあったが、大量に染めるのは初めて。煮詰めたイチゴに布を浸して乾燥させる工程を2日間繰り返すと淡いピンク色になる。約1週間かけてスカーフ数十点を染めて販売する予定といい、「完成したら農園にも持って行きたい」と話す。


被災地応援へ ふるさと納税活用 他自治体が業務代行 返礼品なし熊本、大分に
日本農業新聞 4月27日(水)7時0分配信

 地震で大きな被害を受けた熊本県を応援しようと、「ふるさと納税」=メモ=の制度を活用し、被災した自治体に返礼品なしで寄付金を送る取り組みが急速に広がっている。インターネットの専用サイトでは「頑張れ熊本」「地震に負けるな」といったメッセージとともに、既に5億円を超える寄付金が集まった。被災自治体の負担を軽減しようと、過去に災害を経験した自治体などが受け付け業務を代行しているのも支持を集める理由だ。

 ふるさと納税を通して、熊本地震への支援を呼び掛けているのは、全国自治体のふるさと納税を仲介するサイト「ふるさとチョイス」。地震が発生した14日の翌日から「災害支援でチョイス」の中で熊本支援ページを立ち上げた。1県16市町村が益城町などの被災自治体に代わって、ふるさと納税による寄付金を受け付けている。

 同制度は通常、当該の自治体が入金確認や確定申告に必要な受領証明書の発行業務を伴うが、「肩代わりすれば、震災対応に注力してもらえる」と他の自治体が代行支援を買って出た。寄付金は甚大な被害があった益城町や阿蘇市、西原村、熊本県などに全額送られ、農畜産物などの返礼品はない。

 昨年9月の関東・東北豪雨被害からの復興に、ふるさと納税による寄付金を当てた茨城県境町も名乗りを上げた。16日から熊本県に代わって、寄付金を受け付ける。26日現在、同町には5000件、計1億1000万円の寄付金が集まった。

 同町では「寄付をしても被災地に負担を掛けてしまうからと、ためらっていた人からも好評。豪雨被害で全国から応援してもらった恩を返したい」(まちづくり推進課)と意義を強調する。

 2007年3月の能登半島地震で被災した石川県輪島市も23日、阿蘇市や西原村などの代行受け付けを始めた。震災時の業務の大変さを経験したからこそ、「力になりたい」(地方創生室)と話す。

 熊本県に加え、同県宇土市、小国町、嘉島町、熊本市、八代市、山都町、菊池市、宇城市、大分県は、ふるさと納税による直接支援を受け付けている。100人以上が避難所生活を送る菊池市では25日現在、「数千件の寄付の申し込みがある」(企画振興課)という。「避難者が多く、どれだけ被害が広がるか調査中だが、復興のため大切に使わせてもらいたい」(同)と感謝する。(宗和知克) 

<メモ> ふるさと納税
 応援したい自治体に2000円を超える寄付をすると、一定額が所得税と住民税から控除される仕組み。14年度寄付実績は389億円と前年度(145億円)を大幅に上回った。寄付先の自治体から米や牛肉、果物といった返礼品を目当てにした利用者は多いが、熊本地震をきっかけに返礼品なしの寄付も根付き始めている。

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