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2016年4月26日 (火)

熊本・震度7の地震に関するニュース・54

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:被災地を含む九州北部 再び大雨のおそれ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:水前寺公園の池干上がる=地震後湧き水ストップ―観光打撃も・熊本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震被災者心のケアで電話相談=精神科医や臨床心理士が対応―日本精神衛生学会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:入浴中の震度7「トラウマ」=2度の激震、余震も負荷―心のケア急務・熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 「応急危険度判定」のO&A - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 住宅提供 茨城県 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 住宅情報 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>南阿蘇で2人からノロ検出 2避難所で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>3時間で患者100人 派遣記者が見た現場 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>大分自動車道、損傷深刻 新たに6カ所発見 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>国立ハンセン病療養所で供養 骨つぼ破損など - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州自動車道、嘉島JCT―八代IC間が復旧 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>熱中症に気を付けて…被災地、各地で夏日に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:温泉が出ない、阿蘇で旅館休業相次ぐ 熊本地震で水脈に変化か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>九州新幹線 27日午後から「全線運転」に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全労基署に震災相談窓口=熊本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震度1以上900回超…28日にかけ大雨の恐れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>震災関連死、新たに男女2人が疑い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>友達に会えて楽しいね…保育園が再開 南阿蘇 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>黄・赤紙の家はボランティアが手伝えない 孤軍奮闘の片付け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:災害廃棄物処理「先見えず」=仮置き場満杯、分別も課題―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>JAF要請3割増 車中泊でバッテリートラブル - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:1年前の地震支援に「恩返し」=ネパール男性のカレーに笑顔―熊本・益城町 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福祉避難所、十分に機能せず…熊本市は開設2割 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全避難所にタブレット端末=政府、被災者ニーズ把握へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州北部は今夜から雨 28日にかけて土砂災害のおそれ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震災復興、総合経済対策で10兆円規模の財政支出&10兆~20兆円規模の追加金融緩和か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:28日にかけ大雨の恐れ=熊本や大分、土砂災害警戒―気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>被災の東海大教授ら「ほっとけない」動植物世話 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>被災地へ飛ばせ JALダイヤ担当が語る臨時便 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:畜舎倒壊、アサリ死滅…農水産業に深刻な影響 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州道、一部復旧=嘉島―八代間で通行可能に・熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔熊本地震〕九州新幹線 明日14時台から全線運転再開へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:補正予算、来月成立へ=安倍首相と岡田民進代表らが一致―熊本地震対応 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

被災地を含む九州北部 再び大雨のおそれ
ウェザーマップ 4月27日(水)6時57分配信

 きょう27日は、低気圧の影響で広い範囲で雨が降る見込み。被災地を含む九州北部ではあす28日にかけても雨が続き、大雨となるおそれがある。土砂災害に警戒するとともに、落雷や突風にも注意が必要だ。

 午前6時半現在、九州、四国で雨となっていて、近畿も昼頃には、東日本も夕方から雨となる。九州北部では低気圧の接近や通過に伴い、あす28日にかけて雨量が多くなり、大雨となるおそれがある。

<雨の予想>
 あす28日朝にかけて予想される雨量(多い所)
  山口         100ミリ
  大分、福岡      80ミリ
  熊本、佐賀、長崎   60ミリ

 なお、九州北部の雨はあす28日の夕方にかけて断続的に続くおそれがあり、雨が長引く見込み。地震により揺れの大きかった地域では、土砂災害に引き続き警戒が必要となる。また、落雷や突風にも注意が必要だ。


水前寺公園の池干上がる=地震後湧き水ストップ―観光打撃も・熊本
時事通信 4月27日(水)5時21分配信

 熊本城と並ぶ熊本市の人気観光地、水前寺成趣園(水前寺公園)の池の水が地震後激減し、8割方、底が露出した状態になっている。

 園内で損壊した施設もあるため現在は休園中だが、湧き出る清水をたたえた池の景観が大きな魅力だったため、観光への打撃も懸念される。

 同園は1671年に肥後藩主細川綱利が完成させた日本庭園で、多い時には1日3000人の観光客が訪れていた。

 管理する出水神社の宮司代理岩田徹さん(68)によると、14日夜の前震後に池の水位が大幅に下がっているのを職員が見つけた。16日未明に本震が起こると湧き水が止まり、1万平方メートルの池の大半が白い砂利底の見える状態に。離れた井戸から水をポンプで引く応急処置をしているが、一向に回復しないといい、宮田さんは「原因不明だが、水脈が変化し水が逃げているのではないか」と表情を曇らせる。


熊本地震被災者心のケアで電話相談=精神科医や臨床心理士が対応―日本精神衛生学会
時事通信 4月27日(水)5時19分配信

 熊本地震の被災者へ心のケアを行うため、日本精神衛生学会(東京、早川東作理事長)は26日から「心の緊急電話相談」を開設した。

 精神科医や臨床心理士らが相談に当たる。

 同学会では臨床心理士らとチームを組み、新潟県中越地震や東日本大震災で、被災者の精神的な悩みに対応する電話相談を行ってきた。

 初日の26日は熊本市などから9件の電話が寄せられた。「今後のことが不安だ」「震災後に持病が悪化した」などの相談があり、現地の医療機関を紹介するなどしたという。

 同学会の高塚雄介理事は「話を聞くことで被災者の不安を少しでも和らげることができれば」と話す。相談は午後2時から同8時まで。電話はフリーダイヤル(0120)111916。開設期間は5月31日まで。


入浴中の震度7「トラウマ」=2度の激震、余震も負荷―心のケア急務・熊本地震
時事通信 4月27日(水)5時16分配信

 熊本地震の被災地では、強い揺れへの恐怖や、やまない余震に心身の不調を訴える子供や被災者が増えている。

 心的外傷後ストレス障害(PTSD)は発生2~3週間後がピークとされ、熊本県は心のケアなどを行う災害派遣精神医療チーム(DPAT)を避難所へ派遣。日本赤十字社も巡回し、健康相談を通して精神的な変調の兆しを見つける取り組みを続けている。

 「よほど怖かったのだろう」。同県益城町の小学校に家族5人で避難する男性(40)は心配そうに3歳になる次男の頭をなでた。2人で入浴していた14日夜、最初の震度7が町を襲った。天井に打ち付けられるほどの強い揺れ。溺れた次男は、お湯を恐れて一切入浴しなくなった。「トラウマではないか。どう接すれば」と悩んでいる。

 熊本市の保育士中島渚さん(31)の娘(2)は、小さな地震でも「ガタガタさんが来る」とおびえる。以前は1人で寝ていたが、今は近くに人がいないと眠れない。益城町の中川由美さん(42)も、12~6歳の娘3人全員が「揺れるから家に帰りたくない」と怖がるため、自宅は無事だが避難所から離れられないでいる。

 日赤のチームで同県西原村を巡回した看護師酒井友穂さんは「もう来ないと思っていたところに来た2度目の震度7が『また来るのでは』と強いストレスになっている」と分析。益城町で診療に当たった理学療法士足立みゆきさんは「避難所のリーダーなどで張り切っている人でも負担をためこんでいるケースがある」と話した。


<熊本地震>サポート情報 「応急危険度判定」のO&A
毎日新聞 4月27日(水)1時18分配信

 被災家屋の倒壊の危険性などを調べる「応急危険度判定」が進んでいる。判定を受けた住宅の住人はどうしたらいいのか。東日本大震災で判定士として活動した宮城県建築宅地課の千葉晃司課長(57)に聞きました。【馬渕晶子】

 応急危険度判定は、都道府県の認定登録を受けた自治体職員ら判定士が、家屋の倒壊や壁やガラスの落下、設備の転倒などの危険性を判断します。余震などによる人命に関わる2次災害を防止することが目的です。

 判定結果は、家屋の見やすい場所に「危険」「要注意」「調査済」のいずれかのステッカーを張ります。赤色の「危険」は立ち入らない▽黄色の「要注意」は「瓦落下の恐れ」などの具体的な危険箇所の注記に従い、立ち入る際は近づかない▽緑色の「調査済」は使用可能--です。

 あくまでも、必要な物を持ち出したい住人や片付け作業をするボランティアが、立ち入るか否かの目安となる緊急的・暫定的な判定です。「危険」「要注意」と判定された場合、建築士などの専門家に相談してください。災害救助法に基づく住宅の応急修理制度(1世帯当たり54万7000円以内)もあります。ステッカーがない場合、市町村に判定の対象地域なのか、これから判定するのかを問い合わせてください。

 一方、この制度とは別に、市町村が調査して交付する罹災(りさい)証明書というものがあります。自宅を失った人に最大300万円が支給される被災者生活再建支援金の受け取り、税金の免除、仮設住宅や公営住宅への入居などに必要なものですので、混同しないよう注意してください。


<熊本地震>サポート情報 住宅提供 茨城県
毎日新聞 4月27日(水)1時15分配信

 茨城県は26日、熊本地震の被災者に対し、県営住宅66戸を原則6カ月、最長1年間無料で提供すると発表した。

 対象は熊本地震で自宅が全壊もしくは半壊し、居住が困難となった被災者。罹災証明書が必要となるが、証明書の発行に時間がかかることも考慮し、当面は写真などで罹災を確認し、後日提出することも可能だという。

 提供される県営住宅は、つくば(19戸)、水戸(16戸)、日立(13戸)など13市にある。問い合わせは県住宅管理センター(029・226・3350)。【山下智恵】


<熊本地震>サポート情報 住宅情報
毎日新聞 4月27日(水)1時13分配信

 ◆被災者向け公営住宅提供

 <福岡県>被災者住宅支援窓口092・643・3870

 <北九州市>住宅管理課093・582・2556、住宅供給公社093・531・3150

 <福岡県久留米市>住宅政策課0942・30・9086

 <福岡県大牟田市>市営住宅管理センター0944・41・0123

 <佐賀県>建築住宅課0952・25・7368

 <長崎県>相談窓口095・895・2046

 <長崎市>住宅課095・829・1185

 <熊本県>住宅課096・333・2550

 <熊本市>市営住宅管理センター(中央区、北区、西区=096・327・5101、東区、南区=096・311・7833)

 <大分県>公営住宅室097・506・4684

 <大分市>住宅課097・537・5977

 <宮崎県>建築住宅課0985・26・7196

 <宮崎市>住宅課0985・21・1804

 <鹿児島県>住宅政策室099・286・3735

 <鹿児島市>住宅課099・216・1362

 <山口県>県営住宅管理事務所083・934・2004

 <山口市>建築課083・934・2843


<熊本地震>南阿蘇で2人からノロ検出 2避難所で
毎日新聞 4月27日(水)1時1分配信

 熊本県南阿蘇村は26日、村立南阿蘇中体育館に避難している1人が下痢や吐き気の症状を訴え、ノロウイルスが検出されたと発表した。別の避難所である同村の白水(はくすい)保健センターでも、1人からノロウイルスが検出された。同村は23日にも、南阿蘇中で二十数人が同様の症状を訴えていると発表した。手洗いの徹底などを呼び掛けている。【津久井達】


<熊本地震>3時間で患者100人 派遣記者が見た現場
毎日新聞 4月26日(火)22時42分配信

 14日午後9時26分の熊本地震の前震を受け、記者は大分支局から熊本県に入り、16日午前1時25分の本震にも熊本市内で遭遇した。最初の地震直後から派遣記者が見続けた、被災地・熊本の姿を報告する。

 15日の夜明け前、仮眠しようと、熊本市東区の熊本市民病院から熊本駅前へ向かった。予約したビジネスホテルのロビーは、余震を警戒する宿泊客が椅子や床で寝ている。エレベーターが動かず、16階の部屋までは外付けの非常階段しかない。地震のためか、階段の壁が一部はがれ落ちていた。「今、強い揺れが来たらどうなるのかな」とふと思った。

 2時間ほど寝て、再び市民病院へ。運び込まれた患者を示すホワイトボードの数字は、3時間前から約100人増え、計260人になっていた。

    ◆

 午前6時、1階の待合スペースの椅子に、老夫婦が座っていた。「帰りのタクシーを待っている」という。夫の渡辺等さん(79)は頭に白いネットをかぶり、下から傷を押さえるガーゼがのぞく。パジャマにジャンパー、革靴というちぐはぐな姿。ズボンには血の斑点がついていた。

 渡辺さん宅は震度7を観測した益城町だ。「人生で初めての大きさの揺れ」で、落ちた家財が頭に当たった。命を優先して財布も持たず家を出た。近所の人が避難所の小学校まで車に乗せてくれた。落下物を恐れて屋内には入らず、外で横になった。「余震で何度も地面が波打った。気味が悪かった」

 救急車を呼んだが、来なかった。初めて会った人が出血を見かねて、渡辺さんを病院に送ってくれたという。15分ほど話していると、タクシーが正面玄関に着いた。黙って乗り込む夫婦を、お辞儀をして見送った。

    ◆

 止まっていた病院のエレベーターは朝には復旧した。午前6時半ごろ、待合スペースには椅子が普段のように並べ直された。

 午前8時前、ゴオ、という音と強い揺れが起きた。昨夜落ちた天井部分の近くから、さらに破片が落ち、悲鳴が上がった。けが人はいなかった。

 昼すぎ、患者の搬送はさらに落ち着いた。熊本支局に報告を上げると、今度は「益城病院に行って」と告げられた。【田畠広景】


<熊本地震>大分自動車道、損傷深刻 新たに6カ所発見
毎日新聞 4月26日(火)22時2分配信

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土砂が崩れたのり面をコンクリートで固め、崩れても右側の下り線まで来ないように壁を作っている湯布院IC-日出JCT間の大分道=大分県由布市で2016年4月26日、田畠広景撮影

 ◇湯布院IC-日出JCT間、通行止め解除見通し立たず

 熊本地震の被害で一部通行止めが続く九州自動車道は月内に全線開通の見通しとなっているが、大分自動車道湯布院インターチェンジ(IC)-日出ジャンクション(JCT)間(約17キロ)は通行止め解除の見通しが立っていない。新たに危険な損傷箇所が確認されたためで西日本高速道路は26日、報道各社に被害状況などを説明した。

 同社によると、同区間は由布岳パーキングエリア付近でのり面が崩れたが土砂の除去が完了。のり面をコンクリートで固めるなどし今後1週間ほどで応急の修復が終わる予定。だが、20日の小型無人機「ドローン」による調査などで、同区間の陸橋部分「並柳(なみやなぎ)橋」の主に6カ所で損傷が見つかった。橋桁と橋脚の間のつなぎ目が壊れるなどしており、通行試験も必要なことから復旧には時間がかかるという。

 一方、同社は熊本県内の九州自動車道嘉島(かしま)JCT-八代IC間と、九州中央道の嘉島JCT-小池高山IC間の通行止めを26日午後3時に解除した。

 路上に落下した橋の撤去や路面の補修などを終えたためだが、安全のため両区間とも最高速度を時速50キロに規制している。

 同社によると、残る九州道の通行止め区間の植木IC-嘉島JCT間も、月内に解除する予定。【田畠広景、青木絵美】


<熊本地震>国立ハンセン病療養所で供養 骨つぼ破損など
毎日新聞 4月26日(火)21時26分配信

 国立ハンセン病療養所「菊池恵楓園」(熊本県合志市)は、熊本地震で納骨堂の多数の骨つぼが破損する被害を受けた。26日に、散乱した遺骨と今回の震災犠牲者を供養する式を開いた。

 園によると、納骨堂には1909年の開園後に亡くなった3725人のうち、古里に引き取り手がいないなどの理由で1292人の遺骨が眠る。14日と16日の地震で少なくとも150人以上の骨つぼが倒れたり、床に落ちたりして破損した。

 26日は入所者や職員ら約100人が納骨堂前に集まり、園内で亡くなった人や、今回の地震の犠牲者の冥福を祈った。新しい骨つぼができ次第、散乱した遺骨を納める。

 入所者自治会の志村康会長(83)は「悲惨な差別の歴史を繰り返さぬために遺骨や納骨堂を永遠に守り抜く」と語った。太田明副会長(72)も「早く新しい骨つぼに納骨して安心して休んでもらいたい」と話した。

 園は、講演会などの催しで使用する恵楓会館にひびが入るなどした以外に大きな被害はないという。【柿崎誠】


九州自動車道、嘉島JCT―八代IC間が復旧
読売新聞 4月26日(火)20時59分配信

 熊本地震の影響で、一部区間が通行止めになっている九州自動車道は、嘉島ジャンクション(JCT)―八代インターチェンジ(IC)間が26日午後、開通した。

 九州横断道の嘉島JCT―小池高山IC間も同日、通行止めが解除された。

 九州自動車道は、残る植木IC―嘉島JCT間も月内に開通し、全線で復旧する見通し。湯布院IC―日出(ひじ)JCT間で通行止めが続いている大分自動車道は、同区間内の橋げたでゆがみや部品の亀裂など深刻な損傷が見つかり、復旧のめどは立っていない。

 在来線では、熊本県の阿蘇地方を走るJR豊肥線が、26日も肥後大津―豊後竹田間で運休したが、このうち、豊後荻―豊後竹田間は28日に運転を再開する見通し。


<熊本地震>熱中症に気を付けて…被災地、各地で夏日に
毎日新聞 4月26日(火)20時50分配信

 熊本地震の被災地は26日、各地で最高気温が25度を超え、夏日となった。家屋の損壊や余震への恐怖から、避難所や車内で避難生活を送る住民たちは、暑さという新たな悩みに直面。行政や専門家も熱中症への注意を促している。【中村清雅、竹田迅岐、比嘉洋】

 福岡管区気象台によると、同日の熊本県内は南東風が吹き、晴天が続いた影響で、菊池市は前日より6.5度高い27.2度、益城(ましき)町は6.8度高い26.3度といずれも今年最高となった。

 約600人が避難する同町保健福祉センターではこの日、通路や屋外の軒下まで避難の住民があふれ、熱気が充満していた。センター敷地では、ボランティアによるかき氷が振る舞われ、益城中学1年の田口琴那(ことな)さん(12)は「冷たくておいしい」と一息ついた。

 住民らの間を保健師らが「水分を十分にとってください」と声を掛けていく。だが、主婦の野口ツグエさん(77)は支援物資の豆腐を口に含み、わずかな水分を補給しただけだった。トイレに頻繁に行かなくてもすむように気を付けているのだという。「みんながつらい思いをしているのだから、自分だけわがままは言えない」

 午前11時過ぎ、同町総合運動公園の駐車場で車中泊をしているパート従業員の貝崎鈴菜(れいな)さん(23)は、幼い頃の脳こうそくで寝たきりの妹(19)が車内でぐったりしていることに気付いた。慌てて知人に借りた遮光シートを車体に貼り付けると、車内の温度が少し下がり、妹の表情は穏やかになった。

 残ったガソリンの量が少なく、車のエアコンは十分に使えない。といって、全面的な介護が必要な妹のことを思うと、混雑する避難所も避けたい。貝崎さんは「夏に向けてどんどん気温が上がる。どうしようか、本当に困っている」とため息をついた。

    ◇

 熱中症への懸念が広がる中、厚生労働省は22日、注意を呼び掛けるチラシを作製し、熊本県などに提供した。また、環境省は25日、熱中症の危険度を示す「暑さ指数」を通常より3週間ほど前倒しして公表し始めた。

 総務省消防庁によると、昨年は4月27日からの1週間で熱中症による救急搬送は全国で577件に上った。気象台の担当者は「まだ体が暑さに慣れていない時期であり、気温の上昇時には注意が必要」と話す。ただし、27日の熊本県は降雨が予想されており、土砂災害への注意も呼び掛けている。

 ◇車内温度は上がりやすく、車に避難の人は熱中症に注意を

 昭和大医学部の三宅康史教授(救急医学)の話 直射日光が当たれば車内温度は上がりやすく、車に避難している人は熱中症に注意してほしい。ボランティアで作業をする人も「役に立ちたい」と無理をしないよう注意が必要だ。困っている被災者の前で飲食することを遠慮してしまうかもしれないが、熱中症で倒れると逆に被災地に迷惑をかける。水分や塩分を十分に取ってほしい。

 ◇熱中症予防のための注意点

・のどが渇いてなくても、こまめに水分や塩分を

・室温をこまめに確認し、エアコンなどで調節

・外出時には帽子などを着用し、こまめに休憩する

・通気性が良く、吸湿性のある衣服を着用し、冷たいタオルなどで体を冷やす

・気温が上昇した日は、家の片付けなどの作業中や車内では特に注意し、めまいや立ちくらみなどに気をつける

・自力で水が飲めない、意識がないなどの場合はすぐに救急車を

 ※厚生労働省のチラシより


温泉が出ない、阿蘇で旅館休業相次ぐ 熊本地震で水脈に変化か
西日本新聞 4月26日(火)20時22分配信

 熊本県阿蘇市内の旅館などで組織する阿蘇温泉観光旅館協同組合は26日、加盟する19軒のうち9軒の温泉が16日の本震後、お湯が出なくなったり、水量が減ったりして営業を休止していることを明らかにした。数年前に泉源が枯れて閉鎖された浴場跡地のポンプからお湯が出るなどの事態も起きており、同組合は「地震後、あり得ないことが続いている。泉源の掘り直しも検討しなければならない」と頭を抱えている。

 同組合によると、9軒は内牧地区にある温泉施設。地下数百メートルの泉源からくみ上げても砂などが混じるほか、地下にポンプで空気を送っても温水の噴出がないという。周辺の施設でもお湯の温度が3度上昇したり、湯量が増えたりしている。9軒の一つで、創業95年の五岳ホテルの池田宗高社長(58)は「こんなこと初めて。大きな余震が続いており、まだ調査に手が付けられない」と困惑する。

枯れた泉源からお湯が出たところも
 一方、枯れた泉源からお湯が出たという元公衆浴場を管理していた阿蘇市内の男性(73)は「35度のお湯が出ており、大地に異変が起きている」と驚く。

 同組合の稲吉淳一理事長(47)は、2012年の九州北部豪雨や阿蘇山の噴火を乗り越え、観光客が回復傾向にあっただけに、予約キャンセルなどに伴う風評被害を懸念。「廃れるわけにはいかない。各旅館ともできる範囲で復興支援に協力しており、一日も早く再開したい」と前を向いた。

 京都大の大沢信二教授(地球流体化学)は「温泉水をくみ上げるポンプなどの設備の破損か、地層が大きく動いたことで水脈がずれたかのどちらかが考えられる」と話している。

=2016/04/26 西日本新聞=


<熊本地震>九州新幹線 27日午後から「全線運転」に
毎日新聞 4月26日(火)20時7分配信

 ◇運休が続く「熊本-新水俣間」を運転再開決める

 JR九州は26日、熊本地震の影響で熊本-新水俣間の運休が続く九州新幹線について、27日午後から運転を再開すると発表した。同日午前9時から、同区間に試験車両を走行させて安全確認ができれば運転を再開する。博多-鹿児島中央間の直通運転について、下りは博多発午後2時台の運行を検討している。九州新幹線の全線運転は13日ぶり。

 JR九州は、運行ダイヤや本数を最終調整しているが、27日は全席自由席の各駅停車で運行する見通し。山陽新幹線とは直通運転しない。施設の損傷などが見つかった一部区間は徐行運転するため、所要時間は通常よりもかかる。

 同社はゴールデンウイーク前の28日の運転再開を目指したが、破損した設備の応急復旧工事などが急ピッチで進んだため、前倒しが可能と判断した。

 九州新幹線は14日に熊本駅南側で回送車両(6両編成)が脱線して全線不通になった。20日に新水俣-鹿児島中央間、23日からは博多-熊本間の運行をそれぞれ再開した。脱線した車両の撤去作業は24日に終え、残る区間は熊本-新水俣間になっていた。【神崎修一】


全労基署に震災相談窓口=熊本
時事通信 4月26日(火)19時53分配信

 厚生労働省は26日、熊本労働局と傘下の全ての労働基準監督署に、震災関連相談窓口を設置したと発表した。

 労災補償給付や、労働保険料の納付期限に関する相談などを受け付ける。


震度1以上900回超…28日にかけ大雨の恐れ
読売新聞 4月26日(火)19時51分配信

 気象庁によると、最初に震度7の地震を観測した14日夜以降に熊本、大分両県で起きた震度1以上の地震は26日午後10時現在で925回に上った。

 1日の地震回数は「本震」のあった16日の202回をピークに減少傾向が続いている。25日は24回だったが、26日は熊本市周辺などで震度3の地震が相次いだ。

 一方、26日の熊本県内は各地で気温が上昇、菊池市で27・2度、熊本市と益城町で26・3度、阿蘇市で22・2度を記録した。夜は雨になり、27日夕までの24時間雨量は多い所で70ミリと予想される。28日にかけて大雨になる恐れがあり、同庁は土砂災害や健康管理に注意するよう呼び掛けている。


<熊本地震>震災関連死、新たに男女2人が疑い
毎日新聞 4月26日(火)19時51分配信

 ◇熊本県、26日現在で震災関連死は計14人

 熊本市は26日、熊本地震後に死亡した男女2人が震災関連死の可能性があるとして27日にも県に報告する方針を明らかにした。

 市によると、2人は東区小山町の避難所にいた東区の女性(69)=21日死亡=と、東区東町の親族宅に避難していた南区の男性(75)=24日死亡。男性は車に乗ろうとして倒れたという。

 熊本県は26日、熊本市の老人福祉施設にいた女性(96)を新たに加え震災関連死を14人とした。【中里顕、野呂賢治】


<熊本地震>友達に会えて楽しいね…保育園が再開 南阿蘇
毎日新聞 4月26日(火)19時36分配信

 熊本県南阿蘇村の村立ちょうよう保育園が26日、避難中の園児の一時預かりを再開した。まだ水道が復旧しておらず、本格的に保育を始められるのはゴールデンウイーク明け以降になるという。

 この日登園したのは全143人のうち33人で、午前9時から午後3時まで預かった。水道水の代わりに自衛隊が用意した2トンの水を使い、昼食には支援物資のパンなどを出した。久しぶりに子供たちに接した保育士は「最初、『地震が怖い』と言ったり、親と離れるのを嫌がったりする園児もいましたが、避難生活では遊ぶ場所もなかったので、きょうは楽しそうでした」と振り返った。

 宇都宮美津子園長(59)は「園児を預かっている間に、親御さんが被災した家の片付けや仕事に行けるようになればいいです」と再開を急いだ理由を説明した。長女(1)を預けた母親は「ようやく被災した自宅へ行って大切なものを取ってくることができました」と感謝していた。【後藤由耶】


<熊本地震>黄・赤紙の家はボランティアが手伝えない 孤軍奮闘の片付け
THE PAGE 4月26日(火)19時6分配信

動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=Pdb34F2iwlM

 「うちは赤紙じゃったもんね」。約300人が避難する熊本県西原村の河原小学校では、「赤紙」「黄紙」「緑紙」という言葉が飛び交うようになった。家屋の倒壊や瓦の落下などの危険性の度合いを判定した結果の紙が各戸に貼られたのだ。被災者には高齢者も多く、若手が家屋の片付けに協力しようという動きも出ている。

 赤紙は「危険」(建築物に立ち入らないこと)、黄紙は「要注意」(立ち入りには十分注意すること)、緑紙は「調査済み」(使用可能)を示す。

 村の調べによると、本震翌日の17日現在、建物全壊が344戸、半壊1087戸に上る。

 高台に建つ、86歳の女性の平屋は、敷地の一部が崩壊するおそれがあるとして「赤紙」が貼られた。久しぶりに晴れ間が見えた26日、女性は避難先から自宅に戻った。歪みが生じたのか、引き戸が開かない。同行した知人男性がトイレの窓を割って、なんとか中に入った。台所は、食器棚から落ちた食器などで足の踏み場もない。ベッドを置いた部屋では洋服ダンスが倒れていた。

 「たまがった(驚いた)。せめて仏壇が無事でよかった」

 3年前に夫が亡くなり、一人暮らし。一人で約2時間かけて、なんとか居間と仏間をほうきで掃いた。被害が甚大な隣町の益城町に住む一人息子の自宅も被災。すぐには手伝いには来られない状況だ。

 「これ以上は一人では片付けられんな」と女性はため息をついた。

 集落を歩いた。形をとどめない全壊状態の家屋や、崩壊した石垣を目にした後、ブルーシートが屋根にかけられた家の横を通りかかった。一見、その家は安全そうに見えたが、風にあおられると壊れた瓦の一部がばらばらと落下してきて、恐怖を感じた。

 平地に建つ91歳男性宅の納屋では、甥の永田陸史郎さん(66)が親せきたちの手を借りて屋根の瓦を撤去していた。ここにも赤紙が貼られていた。隣家に倒壊するおそれがあると判定されたため、まずは瓦を取り除くことにしたという。

 「ここあたりは、年寄りばかりだけど、彼らに作業はできんでしょうが」

 永田さんは本震の翌日17日から、男性宅を含め計6軒で解体や撤去作業を手伝っている。

 男性の妻は10日に死去。その6日後に起きた本震で西原村は大きな被害を受けた。まだ断水が続き、自宅も壁がひび割れるなどしているが、住み慣れた家がいいと自宅で生活している。

 「妻が亡くなったり、こんな地震が起きたり、おおごとが続いた叔父には、少しでも安心して、おいしい焼酎ば、飲んでほしいけん」と、永田さんは作業を急いだ。

 ある平屋では、男性(76)が、屋外に運び出した家具を残念そうに眺めていた。自慢の仏壇も含め、廃棄する予定だ。屋根には、割れた瓦が多く残る。玄関先には「赤紙」が。

 「行政のボランティアには頼れんけん、自分たちでするしかなか」

 西原村では27日にも、公的なボランティアセンターが設置される。一方で、避難者たちはジレンマを抱えている。もっとも手伝ってもらいたいのは、部屋に散乱した家具や食器などの片付けだ。しかし、そもそも「赤紙」では、専門家に相談し、応急措置をした後に入るよう、「黄紙」では十分注意して入るよう指示している。自治体があっせんするボランティアは安全確保のために、「赤紙」「黄紙」の建物では手伝いができないのだ。

 独居や夫婦二人暮らしの高齢被災者が多いこの地区で、ボランティアに家屋の中の片付けを依頼できないのは、復旧に向けて大きな痛手と考える避難者は多い。ある高齢男性は

 「隣の益城町も南阿蘇村も地震の被害を受けているから、近くの血縁を頼れない人も多いのに」と話す。

 中村栄希さん(33)は、会社の先輩に手伝ってもらいながら、86歳の祖母宅の片付けに励んでいた。中に入ろうとすると、

「玄関の中央部分は上から瓦が落ちてくる危険があるから、横から入ってきてください」と声をかけられた。

 本震発生当初、父と二人で助け出し、祖母は一命を取りとめたという。縁側の屋根を突き破って落ちた瓦、ひっくり返ったタンス……。あまりの惨状にショックを受けるのではと、あれから祖母を家に入れていない。

 壊れたものをトラックの荷台に次々と運び込みながら、自分が小学生時代に使ったランドセルが、あの大揺れに耐え、壁にしっかりとかかっているのを見つけた。

 「ばあちゃんは、子どもや孫が使ったものを捨てられん人やけん、片付けもんが多か」と苦笑した。

 中村さんは地元消防団に所属。祖母宅や自宅の整理がひと段落したら、自分で片付けられない高齢者宅の片付けを手伝おうと、ほかの団員たちと話し合っているという。「仮設住宅に入る方も多いと思うが、できる限り、自宅に早く帰ってもらいたいですからね」

(取材・文・撮影:木野千尋)


災害廃棄物処理「先見えず」=仮置き場満杯、分別も課題―熊本地震
時事通信 4月26日(火)18時56分配信

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新たな仮置き場に運搬するためトラックに積まれる災害廃棄物=26日午後、熊本県益城町

 熊本地震では多くの家屋や建物が倒壊や破損の被害に遭い、膨大な量の災害廃棄物が発生した。

 処理が追いつかない状況で、熊本県益城町では用意した仮置き場がほぼ満杯になり、新たに確保した場所に廃棄物を移す作業に追われている。今後建物の取り壊しが本格化すれば、搬入量は一気に膨れ上がる見通しで、分別方法も課題だ。町の担当者は「先が見えず、いつ終わるのか想像もつかない」と途方に暮れる。

 益城町は震度7を観測した14日の地震翌日に、町内の小学校跡地を災害廃棄物の仮置き場とした。しかし、16日未明の本震などで被害が拡大し持ち込みが急増。24日には満杯状態になり、以降受け入れを中止している。スペースを空けるため、新たに確保した県有地へのピストン輸送を進めるが、受け入れ再開には数日かかるという。

 ただ、町で全壊した建物は1000戸以上。ごみ処理場も被災し、木材などの焼却もできない状態で、担当者は「取り壊しが始まれば、また次の受け入れ用地を探す必要が出る」と予想する。

 分別も課題になる。家電などは一応分類できているものの、災害廃棄物にはアスベストを含む建材や、爆発の恐れがあるスプレー缶や消火器が混在している状態。分別が徹底されていないことも処理の遅れにつながっている。

 県によると、すでに熊本市内で1万5000トンを超える災害廃棄物が持ち込まれているが、それ以外は被害が大きく全体像がつかめない状態で、利用可能な用地や収容量の確認を急いでいる。これまでに益城町を含む19市町村が「処理しきれない」として支援要請を出しているという。

 東日本大震災で膨大な震災がれきの処理を経験した岩手県や宮城県、仙台市から、応援の専門職員が到着しており、熊本県は効率的な方法などの助言を受けて処理計画をまとめる方針だ。ただ、県の担当者は「避難所にいる人が自宅に戻れば、片付けが始まりまた大量のごみが出るだろう」と話しており、見通しは明るいとは言えない。


<熊本地震>JAF要請3割増 車中泊でバッテリートラブル
毎日新聞 4月26日(火)18時45分配信

 熊本地震で車中泊をする人が多いため、熊本県内で車のバッテリーのトラブルが相次いでいる。日本自動車連盟(JAF)への支援要請は、14~25日の間、通常に比べて3割増の1247件。JAFは被災地での救援依頼については非会員も会員扱いにしてサービスを提供し、避難所を巡回して無料点検にも応じている。

 JAF九州本部によると、救援要請で多かったのは、バッテリー上がり315件▽パンク220件▽鍵閉じ込み150件--の順。エンジンを止めたまま車載テレビを見たり、室内灯を付けっぱなしにしたりして、電圧不足になる車が多いという。

 JAF担当者は「バッテリーやタイヤ、燃料の残量に注意してほしい」と呼びかけている。問い合わせは同本部092・841・7731。【石田宗久】


1年前の地震支援に「恩返し」=ネパール男性のカレーに笑顔―熊本・益城町
時事通信 4月26日(火)18時4分配信

 熊本地震で震度7を観測した熊本県益城町で26日、ネパール出身のディワカル・タパさん(41)が被災者のためにカレーの炊き出しを行った。

 死者が約9000人に上ったネパール大地震から1年。「日本からの支援に恩返ししたい」と本場の味を振る舞い、避難所に「おいしい」との声と笑顔が広がった。

 17年前に来日したタパさんは2005年、大阪市でネパール料理店を開業した。順調に営業を続けていたが、昨年4月25日にネパール大地震が発生。出身地で、震源に近い同国中部のゴルカも激震に襲われた。

 家族は幸い無事だったが、実家や周辺の建物は軒並み倒壊。発生直後にネパールに帰国したが、その際、日本の知人らが支援物資の調達や募金に協力してくれた。「つらい経験だったが、日本人の優しい思いに触れた」と振り返る。

 地震の教訓から、避難所となる体育館を知人らとネパールに造ろうと計画していた矢先に熊本地震が発生。大きな被害を受けた被災地の状況が、1年前のネパールでの光景と重なった。

 「困ったときはお互いさま。早く元気になってほしい」と、復興への願いをカレーに込めるタパさん。自宅が被災し、町立飯野小学校で7歳と4歳の娘とカレーを口にした飯村綾美さん(33)は「不安もあるけど、温かい物が食べられほっとした」とほほ笑んだ。

 熊本県内からボランティアに来た楢木野駿さん(21)は「マイルドな味で、活動する力になった」と満足そうな表情を浮かべた。


福祉避難所、十分に機能せず…熊本市は開設2割
読売新聞 4月26日(火)17時48分配信

 熊本地震の被災地で、障害者や介護を必要とする高齢者を受け入れる「福祉避難所」が十分に機能していない。

 避難者数が最多の熊本市では、福祉避難所として指定した176か所のうち、開設は37か所と約2割にとどまる。熊本県益城(ましき)町は指定した5か所全てが開設できず、阿蘇市も受け入れ協定を結んでいた17施設の受け入れはゼロ。介護が必要でも車中泊を強いられている人もいるが、施設の被災や住民が避難して受け入れの余地がないことなどが障害になっている。

 熊本市健康福祉政策課によると、福祉避難所に入れた高齢者らは25日現在、37か所の計188人で、想定していた約1700人の1割程度にとどまる。知的障害者や視覚障害者ら約20人が、福祉避難所に入ることを希望しており、市は受け入れ先を探している。


全避難所にタブレット端末=政府、被災者ニーズ把握へ
時事通信 4月26日(火)17時28分配信

 熊本地震の被災者のニーズを把握して支援活動に生かすため、政府は全避難所を対象にタブレット端末を配布することを決めた。

 安倍晋三首相が26日の非常災害対策本部の席上、タブレットを使った情報集約システムを導入すると発表した。

 首相は関係閣僚らに対し、「一つ一つの避難所が今求めているものは何かをより正確に把握、共有するようにしていただきたい」と指示した。

 タブレットは民間企業から無償貸与されたもので、端末1000台を熊本県内の全避難所に配布。必要な物資や施設の状況を管理責任者が入力し、国と県に情報を集約する。


九州北部は今夜から雨 28日にかけて土砂災害のおそれ
ウェザーマップ 4月26日(火)17時11分配信

 九州北部は、今夜から28日(木)にかけて雨となり、27日から28日は土砂災害のおそれがある。4月14日からの地震により揺れの大きかった地域では、土砂災害に警戒が必要だ。

 九州の南海上に停滞している前線上に、27日朝には東シナ海で低気圧が発生し、九州南部付近を東へ進む見込み。九州北部では、低気圧周辺の湿った空気の影響で、28日にかけて大雨となるおそれがある。今後、地元の気象台が発表する警報や注意報、気象情報などに留意するよう心掛けたい。

<雨の予想>
 27日夕方にかけて予想される雨量(多い所)
  大分、長崎    100ミリ
  福岡、佐賀、熊本 70ミリ

 その後、28日夕方にかけて予想される雨量(多い所)
  福岡、佐賀、長崎、大分、熊本 およそ50ミリ


震災復興、総合経済対策で10兆円規模の財政支出&10兆~20兆円規模の追加金融緩和か
夕刊フジ 4月26日(火)16時56分配信

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地震で多くの家屋が損壊した熊本県益城町。国の経済対策は待ったなしだ(写真:夕刊フジ)

 熊本県を中心に多発している地震では、経済に与える悪影響も避けられない。住宅や社会インフラなどの直接的な損害に加え、企業活動への打撃や消費への下押し圧力への対策も急務だ。専門家は、被災地の復旧に5兆円、総合的な経済対策で10兆円規模の財政支出と、日銀による10兆~20兆円規模の追加金融緩和により、国民が「ヘリコプターマネー」の恩恵を受けられると指摘する。

 最初の震度7の地震発生から1週間が経過しても依然活発な地震活動が続く熊本。企業活動への影響も深刻だ。

 過去の大地震の被害額は、2011年の東日本大震災が約17兆円、1995年の阪神・淡路大震災の約10兆円、2004年の新潟県中越地震が約3兆円とされる。

 今回の地震の被害額が中越地震を上回る4兆~5兆円規模と想定した場合、「日銀は早ければ27、28日の金融政策決定会合で、10兆~20兆円規模の追加金融緩和を行うのではないか」と語るのは、元内閣参事官で嘉悦大教授の高橋洋一氏。量的緩和拡大の具体的な手法については「国債の買い取り額を増やすか、新たに外国債券や地方債の買い取りを始めることも考えられる」という。

 安倍晋三首相は24日、官邸で開いた15回目の非常災害対策本部会議で、熊本、大分両県を中心とする地震からの復旧・復興のため、16年度補正予算案を早期に編成し、今国会中の成立を期す方針を表明した。

 当面は住宅確保や生活再建支援金の支給などに充てる方向で、数千億円規模になるとみられるが、前出の高橋氏は「災害対策費用は5兆円規模が必要だろう。社会インフラの被害が3兆~4兆円規模にふくらむ恐れがあるほか、減税や給付金などを数千億円規模で盛り込むこともあり得る」と語る。

 この金融緩和と財政支出の組み合わせが、「ヘリコプターマネー」と同様の効果があるというのだ。これは米連邦準備制度理事会(FRB)議長を務めたベン・バーナンキ氏が提唱した経済対策で、その名のとおりヘリコプターから現金をばらまくように政府や中央銀行から国民にお金を直接支給するというもの。

 政府は復旧・復興に使う資金を捻出するために国債を発行する。一方、日銀が追加緩和で国債などを買い取る際に通貨が発行される。それぞれの行動を合わせてみれば、結果的に日銀が発行した通貨が国民や企業にばらまかれることになるという仕組みだ。

 一方、「判断は難しいが、新潟県中越地震より被害額は小さいのではないか」とみるのは三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員の片岡剛士氏。「中越地震では新潟県の住宅総戸数に対する損害戸数の割合は約4%だったが、今回の地震で熊本、大分両県の被害状況発表に基づいた損害率は現状で0・7%程度。まだ調査中の地域があることを考慮して試算しても、損害額は1兆2000億~1兆3000億円程度ではないか」と分析する。

 経済対策についても「1兆円規模の追加的な公共投資が必要だ。東日本大震災では、復興対策費の捻出に復興増税が行われた結果、東北以外の公共事業に使われるなどムダな大盤振る舞いが起きており、慎重にすべきだ」と語る。

 増税については高橋氏も「復興増税など論外で、(2017年4月に予定されている)消費増税については、安倍晋三首相は当初から延期または凍結を検討しているはずだが、今回の地震で意を強めたのではないか」と語る。

 地震対策とは別に、安倍首相は5月の伊勢志摩サミット後、景気浮揚を目的とした本格的な経済対策を打ち出すとの観測がある。

 前出の高橋氏は「景気対策の補正予算は10兆円規模となるだろう。外国為替資金特別会計や労働保険特別会計には利用可能な『埋蔵金』が合計20兆円程度あるほか、財政投融資特別会計で『財投債』という債券の発行も可能で、財源は問題なく捻出できる」と強調する。

 政治的なスケジュールについては、「災害対策の補正予算成立は、2週間程度あればできるので、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)法案の成立を見送るなら今国会でも対応可能だ。本格的な景気対策は、夏の参院選後の臨時国会で審議されることになるだろう」という高橋氏。景気低迷と自然災害という逆境をはね返せるか。


28日にかけ大雨の恐れ=熊本や大分、土砂災害警戒―気象庁
時事通信 4月26日(火)16時22分配信

 気象庁は26日、熊本、大分両県を含む九州北部では同日夜から雨が降り、28日にかけて大雨の恐れがあると発表した。

 九州の南海上に停滞する前線上に低気圧が発生し、九州南部付近を東へ進むため。同庁は地震の揺れが大きかった地域では土砂災害に警戒するよう呼び掛けた。

 27日午後6時までの県別24時間予想雨量は多い所で、大分と長崎100ミリ、熊本と福岡、佐賀70ミリ。その後、28日午後6時までの24時間雨量は、熊本、大分などの各県で約50ミリと予想される。

 熊本・阿蘇地方と大分県中・西部では地震が活発に続いており、14日夜以降、震度1以上の地震が26日午後7時までに922回起きた。


<熊本地震>被災の東海大教授ら「ほっとけない」動植物世話
毎日新聞 4月26日(火)16時19分配信

 熊本地震で学生3人が亡くなり、校舎も損壊して休講している東海大農学部(熊本県南阿蘇村)で、自らも被災し避難生活を送る教授や技術職員らが、植物や家畜の世話を続けている。同大は通電火災の懸念があるため停電中で、水をくみ上げる機材を使えず断水状態。近くの学生用下宿の湧き水を分けてもらうなどして水を確保し、学生らが愛着を持って育てていた「命」をつないでいる。

 農学部のある「阿蘇キャンパス」は約75万平方メートルの広大な敷地に校舎のほか、牧場や農場などがある。約1000人の学生たちは座学のほか、自分たちで野菜や果物を栽培したり、乳牛や馬の飼育をしたりして実践的に学んでいた。育てている植物の中には交配によって生まれた希少な系統や、品種登録を目指しているブルーベリー、キイチゴもある。

 西隣の同県大津町で被災し、避難生活を送る小松春喜教授(64)=果樹園芸学=は「『こんな時なんだから、ほうっておけばいい』と言う人もいるが、私たちと学生が手塩に掛けて育ててきた果樹。枯らしてしまっては、同じものはできない」と、頻繁に手入れに来ている。

 他にも、村内で自宅が全壊して避難したり、車中泊を続けたりしている教員もいるが、毎日5人前後が作業に訪れる。学内全体で必要な水は1日2トン以上。学生用下宿で分けてもらった湧き水をタンクに入れて運んだり、手押しの一輪車に雨水をためたりしてしのいでいる。

 阿蘇キャンパスが再び利用できるようになるめどは立っておらず、県外などに一時帰省した生徒たちから「動物や植物の様子が気になる」「大学の片付けを手伝いたい」との声が大学に多く寄せられている。しかし、安全面を考慮して戻らないように呼び掛けており、教授らが世話をする状況はしばらく続きそうだ。

 阿蘇市内の自宅が損壊し、一時は車中泊をしていた荒木朋洋農学部長(61)も毎日のように大学を訪れている。「亡くなった3人を含めた全学生が、一生懸命に育てた植物や動物たち。この土地で大学が再開できるか分からないが、学生が戻って来られるように世話を続けたい」【田中将隆】


<熊本地震>被災地へ飛ばせ JALダイヤ担当が語る臨時便
毎日新聞 4月26日(火)16時18分配信

 熊本地震では、鉄道や道路など主要な交通網が寸断された。航空各社も九州の足を守るため、臨時ダイヤを組んで対応している。日本航空(JAL)のダイヤ編成の担当者に話を聞いた。【米田堅持】

 ◇「まずダイヤを」

 「九州の交通網を補完しなければ」。ダイヤの編成を担当するJAL路線計画部ダイヤ編成グループ主任の伊藤邦明さん(32)は、地震発生当初から、臨時便の対応を考え始めた。JALグループは、日本エアコミューター(JAC、鹿児島県霧島市)をはじめとするグループ各社の協力を得て、新幹線が不通となった福岡-鹿児島間などで25日までに133便の臨時便を飛ばしている。もともと混雑の激しい福岡空港に各社の臨時便が集中したことで、駐機場の調整は難航し、ダイヤの編成にも苦労した。

 一方で、現場からは「まずダイヤを」という声があがった。研修の延期や、安全性に影響のない整備スケジュールの変更で人と機材のやり繰りをすることで、航空機や必要な人員を確保した。

 ◇100回以上の調整と修正

 14日の地震発生当初は熊本空港が使用可能だったが、これまで熊本に1泊させていた航空機を毎日羽田へ戻し、翌朝、熊本に飛ばして始発に対応するダイヤに変更した。このため、16日未明の本震でも航空機に影響は出なかった。

 伊藤さんは臨時ダイヤの素案は30分から1時間ほどで作るという。ダイヤの編成は、航空機、乗員、整備士、整備計画、空港の状況などさまざまな要因が絡み合う。機材の大型化をして機種が変われば、ライセンスの関係で運航要員の変更も余儀なくされる。素案は、それらの要因を考慮しながら100回以上の調整と修正を経て半日ほどかけて出来上がる。通常のダイヤは、グループ長のもと伊藤さんたち2人が4カ月ほどかけて編成するが、熊本地震の場合は1日ごとに臨時ダイヤを編成した時期もあったため、他のグループから3人の応援を得て編成した。

 ◇機材のやりくりにも工夫

 JALは2010年の経営破綻以降、予備機や人員の余裕が少なく、その中でのやり繰りは厳しい。熊本では空港建屋が被害を受けたため一部の便を欠航させていることもあって、現在は機材を大型化させて対応している。ダイヤ編成では単に大型化するだけでなく、運航しやすくするための工夫も行っている。

 「(救援物資の輸送も考えて)羽田-熊本には可能な限りボーイング737-800や767の中でも、荷物の搭載量が多く、機内Wi-fi(ワイファイ)も使用できる新しい機体を投入している。伊藤さんは「同じ系統の機材を使うことで運航要員の確保を容易にしている」と話す。「自分より大変な人が九州にはたくさんいる。熊本に関わることは何でもやろう。そう思いながらダイヤを編成している」と語りながら、伊藤さんはパソコンの画面に向かい合った。


畜舎倒壊、アサリ死滅…農水産業に深刻な影響
読売新聞 4月26日(火)16時1分配信

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有明海に流れ込む白川の水が濁り、変色した河口付近の海面(25日午後、熊本市で、読売ヘリから)=中司雅信撮影

 最大震度7を2回観測した熊本地震で、熊本県の基幹産業の一つ、農水産業に深刻な影響が広がっている。

 畜舎やビニールハウスの倒壊・損壊が相次ぎ、多数の家畜が死んだほか、崩れた土砂が有明海に流れ込んでアサリが死滅する被害も確認された。直接的な被害を免れても断水や人手不足によって、収穫や出荷ができないケースも目立つ。

◆トマト、スイカ被害 

 2014年の農林水産省の統計で、農業産出額が3283億円と、全国6位の熊本県。全国1位の産出額を誇るトマトやスイカなどに大きな影響が出ている。

 県によると熊本市や阿蘇地域などで野菜や果物を選別する施設が17件破損し、ハウス施設の破損も64件確認された。果実の落果や断水による枯死も報告され、交通網寸断で出荷ができなくなったケースもある。

 産出額411億円のトマトは、県内最大産地の八代市が被災。JA熊本経済連によると、ハウスの管理ができずに着色が進みすぎたり、選果場の機械が停止して出荷が滞ったりした。4月の出荷量は例年より最大20%落ち込む恐れがある。

 益城(ましき)町でも特産のスイカの選果場で機械が一時故障。スイカが地震で傷ついたり、用水路が壊れて水が濁ったりした。JA担当者は「被害実態は把握できていないが、4、5月が出荷期なので大きな痛手」としている。

◆乳牛が多数圧死

 熊本県は阿蘇地域を中心に畜産が盛んで、14年の産出額は肉用牛が全国4位、乳用牛が3位。県によると、少なくとも100棟余りの畜舎が倒壊・破損し、乳牛など170頭以上が、倒壊した畜舎に押し潰されて死んだ。県の担当者は「これほどの倒壊・損壊は前例がない」と説明する。

 生乳を牛乳に加工して出荷している県酪農業協同組合連合会(熊本市)では、乳業工場2か所などで設備が破損したり、従業員が被災したりして、配送できない状態になった。「本震」が起きた16日には、生乳の受け入れができなくなり、約500トンが廃棄された。同連合会の担当者は「廃棄分だけで被害額は5000万円以上。避難生活を続ける酪農家もおり、再建の見通しは立たない」と話す。

◆有明海に土砂 

 熊本県が面する有明海はアサリの一大産地だが、地震による土砂崩れで生じた大量の土砂が、有明海まで流されて堆積。アサリの死滅や衰弱が確認された。県によると、少なくとも県内9漁港で防波堤や護岸の一部損壊が確認されている。

 16日の「本震」で、南阿蘇村などで大規模な土砂崩れが発生。大量の土砂が1級河川・白川を通じて、約40キロ先の河口域まで達し、有明海の干潟は赤褐色に変色している。

 14年の県のアサリ漁獲量は217トンで、全国7位。白川河口域は、熊本市の小島漁業協同組合(約250人)が漁場としている。同漁協が管理する漁場(広さ約200ヘクタール)では、全域に土砂が堆積した。同漁協の吉本勢治組合長は「今年のアサリの出荷は絶望的ではないか」と頭を抱える。

◆大分・福岡でも

 大分県では、由布市を中心に花卉(かき)の栽培棚が倒れたり、牛舎の瓦が落ちたりした。九重町の園芸用ハウスのガラス約40枚も割れたほか、農地や水路、林道、漁港などでも被害が出ており、県は集計を急いでいる。福岡県でも「有明海でノリ養殖の区画を分ける支柱が倒れた」などの報告がある。


九州道、一部復旧=嘉島―八代間で通行可能に・熊本地震
時事通信 4月26日(火)15時46分配信

 熊本地震で被害を受けた九州自動車道嘉島ジャンクション(JCT、熊本県嘉島町)―八代インターチェンジ(IC、同八代市)間の通行止めが、26日午後3時に解除された。

 路上に落下した橋の撤去作業などが完了し、安全が確認された。

 同区間の復旧に伴い、九州中央自動車道嘉島JCT―小池高山IC(同御船町)間も通行できるようになった。


〔熊本地震〕九州新幹線 明日14時台から全線運転再開へ
レスキューナウニュース 4月26日(火)15時40分配信

国土交通省は、熊本地震の影響で運転見合わせが続いている九州新幹線・熊本~新水俣駅間について、明日27日14時台より運転を再開する見込みであると発表しました。
同区間では回送列車が脱線したほか、軌道や路盤の損傷、防音壁の落下など多数の被害が出ていましたが、復旧作業が進み、明日27日9時頃から走行試験が行われます。順調に走行試験が終了すれば、約2週間ぶりに全線での運転再開となります。

■運転状況の推移(九州新幹線)
4月14日:熊本県益城町で震度7を観測する地震が発生。全線運転見合わせ。
4月20日:新水俣~鹿児島中央駅間で運転を再開。
4月23日:博多~熊本駅間で運転を再開。
4月27日:熊本~新水俣駅間で運転を再開する予定。


補正予算、来月成立へ=安倍首相と岡田民進代表らが一致―熊本地震対応
時事通信 4月26日(火)15時13分配信

 安倍晋三首相は26日午後、民進党の岡田克也代表ら野党各党の代表者と首相官邸でそれぞれ会談し、熊本地震への対応に限定した2016年度補正予算案の早期成立を図る考えで一致した。

 政府は補正予算案を5月13日に提出する予定で、野党の協力を得て同月中旬にも成立する運びだ。

 政府は、補正予算案について、社会インフラの復旧などを進めるため、少なくとも3000億円規模の「熊本地震復旧等予備費」を計上。被災者支援策を別途盛り込み、野党側の主張も一部反映する方向で調整を急ぐ。

 26日の会談で首相は「補正予算案に協力してほしい」と各党に要請。同席した自民党の谷垣禎一幹事長は、衆参両院で1日ずつの審議としたいとの意向を伝えた。

 岡田氏は「地震への対応は重要なので協力する」と明言。その上で、補正編成に当たっては、避難者への対応を最優先とし、具体的な中身は政党間で協議するよう求めた。また、予算執行の透明性確保を要望し、首相も同意した。

 共産党の志位和夫委員長も補正に賛成する考えを示した上で、「震災関連死」防止に向けた避難所の環境改善や、住宅再建に必要な被災者生活再建支援金の上限引き上げなどを申し入れた。首相は「承った」と述べた。

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