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2016年4月26日 (火)

熊本・震度7の地震に関するニュース・53

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:熊本地震 「息子を抱きしめたい」最後の不明者、大和晃さんを待つ家族 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 関西広域連合、仮設住宅支援へ職員を追加派遣 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 観光復興、がんばるモン 庭園や名湯「落ち着いたら来て」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州新幹線、27日午後から全線再開…JR九州 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:27日午後全面開通=九州新幹線、試験走行後に―JR九州 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:10万人超登校できず 熊本、小中298校休校 休校の長期化懸念 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災地で自衛隊員は何を食べているのか? 直接、聞いてみた。 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>地図情報を集めたサイト開設 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>職員不足で罹災証明発行できず 熊本の2町村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>ペット同伴避難所 閉校した中学校舎に 南阿蘇 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 安倍首相、各党に午後協力要請 震災の補正予算対応 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 谷垣幹事長、補正予算案の早期成立に意欲「迅速な決定・執行が大事」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「被災地支援ジャンボ」販売へ…40億円を配分 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>96歳女性も震災関連死認定 計14人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州新幹線の脱線対策強化へ 27日全通の見通し JR九州 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>震度1以上 910回超す - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>宮城を支援 町職員の経験生きる 熊本・甲佐 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:たくさんある熊本地震の募金窓口、それぞれどう違う? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>南阿蘇 陸自の人命救助終了 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 河野防災相 仮設住宅3千戸建設可能 資材を確保 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 高木復興相、政府の激甚災害指定「被災地は安心して復旧進められる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>水前寺公園 干上がる池 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州新幹線、27日にも全線再開=応急工事にめど―JR九州 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震災関連死14人に…震度1以上が900回超え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震関連死、14人に=熊本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本城「復興の旗印に」 再建に10年超か 熊本県民の思い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>耐震 大揺れ1回のみで判断 国交省見直しも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災した認知症の人と家族に休養を 交流施設が利用呼びかけ 熊本・合志 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:3保育園が再開=被災者「片付けはかどる」―南阿蘇村・熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔熊本地震〕高速道路:九州道の一部区間 きょう26日中に通行止め解除へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仮設住宅建設、用地と財源の壁 熊本県内 公営住宅にも限り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「勉強の遅れが心配」 学校再開6割強が断念 焦りと不安 熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州道、きょう部分開通=熊本の嘉島~八代間―石井国交相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>九州新幹線 27日にも全線復旧 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

熊本地震 「息子を抱きしめたい」最後の不明者、大和晃さんを待つ家族
産経新聞 4月26日(火)15時0分配信

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崩落した阿蘇大橋付近で続けられた無人の重機による捜索=26日午前、熊本県南阿蘇村(写真:産経新聞)

 「誕生日、おめでとう」。お祝いメールを欠かさず、毎年送ってくれる優しい息子だった。大切にしていたメールが、今年は届かなかった。26日未明、熊本地震の本震後に熊本県阿蘇市の熊本学園大生、大和晃(ひかる)さん(22)が消息を絶ってから10日間が経過した。同県南阿蘇村で巻き込まれたとみられる土砂崩れでの捜索は難航。大和さんは最後の行方不明者となった。「もう一度、彼を抱きしめたい」。父親の卓也さん(58)ら家族は、悲痛な思いで晃さんの帰りを待っている。

 「えっ、こんな状況なんですか…」

 20日夕、村役場のテレビの前で、母親の忍さん(48)はそう言うと、おえつを漏らした。画面には崩落した阿蘇大橋付近の空撮映像。土砂の量は圧倒的で、全長約200メートルの橋が架かっていた痕跡はなかった。無残な様子に、忍さんは思わず視線をそらした。

 家庭では口数が少なかった晃さんだが、農作業を手伝ってくれたり、家族が外出する際は外まで見送ってくれたり。卓也さんは今月24日に58歳になったが、誕生日にはお祝いのメールを毎年欠かさず送ってくれるなど、家族を思う気持ちが強い、心優しい姿に頼もしく思うこともあった。

 卓也さんらは16日未明、友人からの連絡で事情を知った。携帯に電話したが電源が入っていない。阿蘇大橋周辺は以前から電波が弱かった。「近くの避難所に逃げ込んだのかもしれない」。不安とわずかな期待が交錯した。警察にも届け出た。晃さんが運転していた車が当時、阿蘇大橋付近を走っていたことが「Nシステム」(ナンバー自動読み取り装置)に記録されていた。18日、村が作成した不明者リストに晃さんの氏名が載った。

 晃さんの行方が分からなくなって26日で10日がたった。「好きだった漫画もテレビゲームもそのまま。部屋は片付けられない」。家でじっとしていると心が押しつぶされそうになる。卓也さんは連日、忍さんや、関東での就職活動を切り上げて駆けつけた大学院生の長男(23)と災害対策本部が設置されている南阿蘇村役場を訪れ、警察から捜索状況の説明を受けている。

 現場には大量の土砂が堆積し、捜索の行く手を阻んでいる。二次災害の危険性が高いため、遠隔操作できる無人の重機を投入し、掘り起こしを進めているが、発見には至っていない。行方不明者が1人、また1人と見つかっていく中、晃さんが最後まで残ってしまった。「このままの状態が続けば、捜索が打ち切られるのでは」。卓也さんの焦燥感は募るばかりだ。

 卓也さんは苦しそうに訴えた。

 「とにかく、自分たちの手元に戻ってきてほしい。何としてでも彼と会って、もう一度抱きしめたい」


熊本地震 関西広域連合、仮設住宅支援へ職員を追加派遣
産経新聞 4月26日(火)14時58分配信

 熊本地震の支援として、関西広域連合は、熊本県益城町(ましきまち)に展開している現地連絡所に仮設住宅支援班を追加派遣すると発表した。阪神大震災での仮設住宅の用地取得の担当者と東日本大震災に派遣された職員の兵庫県職員2人で構成。現地の仮設住宅の整備を前に、用地選定や被災者の意向確認などの支援を行う。

 関西広域連合は地震後、益城町に現地連絡所を設置。職員派遣は第1陣の21人は兵庫県が担当したが、第2陣の25人は兵庫のほか、京都や奈良など各府県で役割を分担する。


熊本地震 観光復興、がんばるモン 庭園や名湯「落ち着いたら来て」
産経新聞 4月26日(火)14時54分配信

 熊本地震は、ゴールデンウイーク(GW)を前に、九州の観光を直撃している。旅館やホテルは予約のキャンセルが相次ぎ、建物被害や断水などで一時休業を余儀なくされる施設もある。九州新幹線が27日に全線再開を予定するなど復旧も進むが、今後の観光客離れも懸念される。「観光復興」に向けた関係者の懸命な努力が続いている。

 ◆湧き水止まる

 「これまで自然に湧いていたのに…」。回遊式の庭園で知られる熊本市中央区の「水前寺成趣園」では地震で湧き水が止まり、担当者は頭を抱える。

 100匹以上いる池のコイは水の残る場所に避難させたが、池の大半が干上がっている。園内にある出水神社の権禰宜(ごんねぎ)の鰺坂徳孝さん(27)は「神社の鳥居も倒壊や亀裂が見つかり危ないので立ち入り禁止にしている」と話す。地震後は閉園が続いている。

 熊本城(同区)では、地震で天守閣のしゃちほこが失われ、長塀が倒壊するなどの被害が出て、入場者の受け入れを中止。修復費用は100億円を超え、再建には最低でも10年はかかるとの見方が強い。

 ◆濁った温泉も

 江戸時代の武士が参勤交代の疲れを癒やしたとされる熊本県南小国町の「黒川温泉」。フランスの旅行ガイドブック「ミシュラン」で二つ星を獲得したことでも知られる名湯にも地震が暗い影を落とす。

 観光客の姿が消え、湯が濁ったりする施設も出ている。計29軒の宿泊施設のうち約半数が一時休業。建物が損壊するなどした5軒は再開の見通しが立たない。

 例年、GW期間中はほぼすべての施設が予約で埋まるが、キャンセルは絶えない。同温泉観光旅館協同組合の北里有紀組合長(38)は「地震でお客さまが減るのは仕方ないが、もどかしい」と訴える。

 熊本県によると、県内の361の宿泊施設のうち78施設が営業の一時休止を余儀なくされている。

 「ここまで被害が大きいとは…」。阿蘇カルデラの西に位置するテーマパーク「阿蘇ファームランド」の森山千鶴さんは、そう言って片付けに向かった。

 パークでは、14日の地震後、施設内の温泉を被災者に無料開放することを決めたが、16日の地震で温泉自体も使えなくなり中止に。従業員らが連日掃除や片付けに追われている。

 ◆キャンセル増

 地震から1週間以上が経過し、道路の通行止め解除や、九州新幹線が27日に全線で運転を再開する見通しとなるなど復旧が進む。

 ただ、日本旅行によると、地震発生後、22日までに熊本と大分へのツアーなどほぼすべてが、九州全域でも約30%がキャンセルとなった。GW中の29日~5月8日でみても、熊本と大分は約半数、九州全域でも15%のキャンセルが出ている。

 こうした観光地への影響を受け、熊本県も“対応”に乗り出した。地震支援での人気キャラクター「くまモン」のイラスト使用を事前に許諾不要とする特別措置を取るなど、「観光復興」に全力を注いでいる。

 九州は地理的要因などから中国や台湾、韓国からのツアー客が多い地域だが、震災後は外国人客が減少し、影響は震源地から離れた地域にも波及する。

 大分県の由布院温泉でもキャンセルが相次ぐ。GWの来客を見込み、徐々に営業を再開し、温泉旅館組合の担当者は「安全とわかれば戻ってきてくれる」と期待するが、実際の来客数は見通せない状態だという。

 長崎県佐世保市の大型テーマパーク「ハウステンボス」では地震後、1日200~300件の宿泊キャンセルが出ている。担当者は「今は来てもらったお客をしっかりと迎えたい。(地震の影響が)落ち着いたら来てもらいたい」と訴えている。


九州新幹線、27日午後から全線再開…JR九州
読売新聞 4月26日(火)14時47分配信

 JR九州は26日、一部運休が続く九州新幹線について、27日午後から全線で営業運転を再開する見通しと発表した。

 同社によると、同日午前9時頃から熊本―新水俣間で試験走行を行い、異常がなければ、午後2時台の列車から営業運転を再開させるという。


27日午後全面開通=九州新幹線、試験走行後に―JR九州
時事通信 4月26日(火)14時38分配信

 JR九州は26日、熊本地震の影響で一部運休している九州新幹線について、27日午後2時台から博多―鹿児島中央間の全線で営業運転を再開できる見込みと発表した。

 石井啓一国土交通相も26日、同様の見通しを示した。

 JR九州によると、運休中の熊本―新水俣間で27日午前9時ごろから午後1時ごろまで試験走行を実施。安全を最終確認した上で、博多―鹿児島中央間の全線で運転を再開する。通常より本数を減らし、一部区間は徐行運転する見通し。


10万人超登校できず 熊本、小中298校休校 休校の長期化懸念
西日本新聞 4月26日(火)14時22分配信

 熊本地震の影響で学校が休校し、授業を受けられなくなっている熊本県内の小中学生が25日現在、10万7634人に上ることが県内市町村教育委員会などへの取材で分かった。小中学校の休校は公私立合わせて17市町村の298校に及んでいる。校舎の一部が損壊したり、避難所として使われたりしているケースも少なくなく、休校の長期化が懸念される。

 各市町村教委などによると、休校中の小中学校のうち26日には41校が再開予定。一方で6割以上の学校が「安全が確認できていない」などの理由で大型連休前の再開を断念している。

 298校の約7割は避難所として使用されている。西原村は3校全てが避難所になっており「水道も復旧しておらず、授業再開は難しい」。全7校が休校中の益城町は「通学路の安全確保もできていない」としており、授業再開のめどが立っていない。

熊本の公立学校の耐震化率は九州で最も高い98・5%
 建物被害で休校した学校も少なくない。甲佐町の乙女小は校舎の天井が落下、床が傾いているとして町が「倒壊の危険がある」と判断した。町は校舎を含めて同小に5棟ある施設はすべて「耐震性あり」と判断していたという。

 文部科学省によると、熊本県内の公立学校の耐震化率は九州7県で最も高い98・5%(昨年4月現在)。一方、照明や窓ガラスなどの「非構造物」の耐震化率は60・1%で、7県中5番目にとどまっている。菊陽町では8校中4校で体育館の天井の照明などが落下。熊本市の調査でも屋内の落下物除去が必要な学校施設が相次いだ。

 今後も強い余震の恐れがあることから、修復のあり方も課題となっている。一部学校でガラスが破損した高森町は「同じ物を使っても、また破損する。対応が必要だが、具体策が思い付かない」と明かす。

 被災した建物の状況を自治体が判断する「応急危険度判定」の進度もまちまちだ。熊本市や八代市は25日までに終了したが、嘉島町は手つかずの状態という。

=2016/04/25 西日本新聞=


被災地で自衛隊員は何を食べているのか? 直接、聞いてみた。
BuzzFeed Japan 4月26日(火)14時16分配信

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4月20日、熊本県益城町で

被災地で聞いた疑問の声。「自衛隊の人は何を食べているのだろう…」
熊本県や大分県で続いている大地震の被害。約2万6000人の自衛隊員が、行方不明者の捜索、救援物資、入浴施設の支援など被災地で活動にあたっている。現地取材でよく聴いたのが「炊き出しはありがたいけど、自衛隊員は何を食べているの」という疑問だ。疑問に答えを出すべく、自衛隊に聞いてみた。【BuzzFeed Japan / 石戸諭】

炊き出しでは被災者の温かい食事を提供、都市ガスが止まっているため、入浴支援も展開している。

被災地を取材で回っていると、こんな声を聞くことがあった。「自分たちに炊き出しをしてくれるのは、ありがたいけど、自衛隊の人って何を食べているの?大丈夫かな…」

自衛隊の広報担当者に聞いてみた。

――現地で炊き出しなど、さまざまな活動をしているのを見ました。自衛隊員は何を食べているのですか?
広報担当者:私たちは携帯食を持っていきます。戦闘糧食とか、コンバットレーションと呼ばれるものです。インターネットで検索しても出てきますよ。缶詰のご飯とか、おこわ、パックのものもあります。いまは、そういったものを現地で食べています。

――どのくらい持っていくのか?
ケースバイケースです。遠方からの支援の場合は多くなります。東日本大震災のとき、私は福島県に入りましたが、その時は被災者の方に自分たちで持っていった缶詰などもお渡ししました。被害が広範囲に広がって、食料がなかったのです。その時は、何も食べないときもありましたね。

――(自衛隊員は)温かいご飯は食べられているのか、と被災者の方が心配する声も現地で聞きました。
駐屯地に戻れば、温かいご飯もありますし、入浴もできます。交代で勤務しているので、食べることはできるのです。


<熊本地震>地図情報を集めたサイト開設
毎日新聞 4月26日(火)13時49分配信

 熊本県を中心とする一連の地震を受けて、避難所や被災地の写真、道路の通行情報、透析施設などさまざまな情報をインターネットの地図上に表示(マッピング)する取り組みが広がっている。東京大空間情報科学研究センターの瀬戸寿一特任講師は、熊本地震の地図・地理空間情報を▽研究機関▽民間会社・団体▽交通事業者・公共交通関連▽情報ボランティア--など発信元ごとに分類してまとめたサイト(http://qiita.com/tosseto/items/f9e1b7c2747c5263da66)を17日から公開中だ。

 瀬戸特任講師は、東日本大震災の後、2013年の伊豆大島の土砂災害や、2015年の鬼怒川氾濫など、大規模な災害時にさまざまな地図情報が公開されるようになってきたことから、今回もネット上で関連情報が数多く発信されるとみて、ITの専門家らからなる一般社団法人「情報支援レスキュー隊」が発生直後に開設したフェイスブックグループ「20160414熊本地震災害支援」と連携。情報の集約を始めた。

 マッピングは、関連情報を一覧できる有用性がある一方で、災害時に支援者、被災者が利用しやすい配慮も求められるため、サイト内では公的機関が作成した情報を上部に表示し、信頼性の高低を表示順序で示している。瀬戸特任講師は「『不正確な情報を出すべきではない』という議論は、東日本大震災の頃からあるが、正確性の確認に時間をかけすぎると、情報がいつまでも発信できないジレンマがある」と指摘し、表示順序で工夫することにしたという。【岡礼子/デジタル報道センター】


<熊本地震>職員不足で罹災証明発行できず 熊本の2町村
毎日新聞 4月26日(火)13時40分配信

 熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城町と西原村で、家屋の被災状況を証明する罹災(りさい)証明書の発行ができていないことが両自治体への取材で分かった。家屋を調査する職員不足が主な原因で、申請の受け付け自体ができていない。被災者からは早期の発行を求める声が上がっている。

 罹災証明書は、被災者の申請を受けた自治体が家屋を調査し、全壊や大規模半壊、半壊など被害程度を証明する書面。被災者は生活再建支援金の給付などを受ける際に提出する必要がある。

 益城町では、住民の救命や生活インフラの復旧を優先して職員が不足していることや、地震で損壊した庁舎に入れず機器が使用できないことなどから、申請を受け付けられていない。町担当者は「態勢が整い次第、近日中に受け付けを開始したい。住民からも『早く発行してほしい』との声が寄せられている」と話す。

 西原村でも受け付けができていないが、被災状況の評価方法や発行の順番、職員の確保など受け付けに向けた最終的な調整をしている。担当者は「今後の支援金受け取りに関わるので慎重に検討している」と話す。【比嘉洋、取違剛、山下俊輔】


<熊本地震>ペット同伴避難所 閉校した中学校舎に 南阿蘇
毎日新聞 4月26日(火)13時35分配信

 熊本地震の被災地、熊本県南阿蘇村で今春閉校した旧白水中学校の教室がペット同伴専用の避難所として利用されている。ペット連れの被災者は体育館などの避難所に入るのを遠慮して車中泊を続けている人もいる。この教室には25日現在、4世帯9人が犬4匹と共に身を寄せる。

 同村河陽の自宅から避難した三浦洋さん(72)は「初めは南阿蘇中の駐車場で車中泊もしていたがエコノミークラス症候群も怖いので、ここに移った。愛犬のコロは余震がくるとすごく怖がるのでなるべく近くにいてあげたい。家族の一員だから」と話した。【長谷川直亮】


熊本地震 安倍首相、各党に午後協力要請 震災の補正予算対応
産経新聞 4月26日(火)13時7分配信

 菅義偉官房長官は26日午前の閣議後の記者会見で、安倍晋三首相が同日午後に予定する各党党首との個別会談で、熊本県を中心とする地震を受けた平成28年度補正予算案の今国会中の成立に協力を求める意向だと明らかにした。

 菅氏は「被災地の復旧のため、補正予算案の編成は一刻も早く必要だ」と語った。自民党の谷垣禎一幹事長は同日午前の会見で、「野党にも異存はないと思う」と述べた。高村正彦副総裁は党役員連絡会で「補正予算をしっかり仕上げ、参院選に臨もう」と訴えた。


熊本地震 谷垣幹事長、補正予算案の早期成立に意欲「迅速な決定・執行が大事」
産経新聞 4月26日(火)13時5分配信

 自民党の谷垣禎一幹事長は26日午前の記者会見で、熊本地震の復旧に向けた平成28年度補正予算案の国会審議について「予算委員会としては(衆参両院でそれぞれ)1日、1日というところではないか。迅速に決めて執行していくことが大事だ」と述べ、早期成立に意欲を示した。

 今国会での成立を見送った環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の承認案、関連法案については「なお審議は詰めつつも、継続審議として次期国会での成立を目指したい」と述べ、秋の臨時国会で仕切り直す意向を表明。同日午後の与野党幹事長と党首会談で、野党に対し補正予算案と併せて審議への協力を求める考えを示した。


「被災地支援ジャンボ」販売へ…40億円を配分
読売新聞 4月26日(火)12時39分配信

 高市総務相は26日の閣議後の記者会見で、5月11日から6月3日まで全国一斉販売される「ドリームジャンボ宝くじ」の売上金から約40億円を、熊本地震による被災地の緊急支援に充てる方針を明らかにした。

 通称「熊本地震被災地支援宝くじ」として販売する。発売額750億円のうち100億円を支援分とし、当選金などを差し引いた約40億円が、被災地に配分される見通しだ。

 ドリームジャンボ宝くじは1等が17本、前後賞(各1億円)を合わせた賞金額は7億円。1枚300円で抽選日は6月9日。

 高市氏は、「被災地を支援したいという人たちの気持ちにタイムリーに応えられる宝くじになるのではないか」と述べた。

 宝くじの収益金を使った被災地支援では、151億円を復興事業の財源に充てた2012年の「東日本大震災復興支援グリーンジャンボ」などの例がある。


<熊本地震>96歳女性も震災関連死認定 計14人に
毎日新聞 4月26日(火)12時26分配信

 熊本県は26日、熊本地震の震災関連死とみられる人に熊本市東区の老人福祉施設にいた女性(96)を新たに加えて計14人とした。県などによると、女性は施設に入居中に被災し、24日に心肺停止し、その後死亡した。【中里顕】


九州新幹線の脱線対策強化へ 27日全通の見通し JR九州
西日本新聞 4月26日(火)12時12分配信

 JR九州が、熊本地震の影響で運休している九州新幹線について、車両の脱線を防止する「脱線防止ガード」の設置範囲を拡大する方向で検討していることが26日、分かった。14日夜の前震の際、設置対象外の場所で新幹線車両が脱線したことなどを受け、安全対策を強化する。

 脱線防止ガードはレールの内側に設置する鉄製の器具で、地震発生時に車輪が引っ掛かることで脱線を防止する仕組み。

 JR九州は全区間約257キロのうち、2017年度までに27・5キロへの設置を計画し、現在24キロで設置済み。活断層がある可能性が高いと判断した新玉名-熊本の「白木断層」「原倉断層」、新八代-川内の「出水断層帯」の付近を設置箇所に選定していた。

 ただ14日夜、熊本駅の南方で、回送中だった車両が脱線。現場は脱線防止ガードがなく、地震が想定していなかった熊本県を通る日奈久(ひなぐ)、布田川(ふたがわ)両断層帯で発生したこともあり、装置の設置箇所を増やす範囲の選定を進める。

 九州新幹線は14日から全線が運休。順次運転を再開し、現在も運休が続く熊本-新水俣は27日にも再開する見通し。

=2016/04/26 西日本新聞=


<熊本地震>震度1以上 910回超す
毎日新聞 4月26日(火)12時8分配信

 熊本県を中心に続いている地震について、気象庁は26日、震度1以上の地震発生回数が26日正午までの累計で912回になったと発表した。26日も震度3の地震が熊本、阿蘇地方で観測されており、気象庁は「地震活動は活発な状況が続いている」と警戒を呼びかけている。【円谷美晶】


<熊本地震>宮城を支援 町職員の経験生きる 熊本・甲佐
毎日新聞 4月26日(火)12時6分配信

 熊本地震の被災地で、罹災(りさい)証明の受け付けや仮設住宅の入居希望調査をいち早く進めている自治体がある。人口約1万1000人の熊本県甲佐(こうさ)町。迅速な対応の中心になっているのは、5年前の東日本大震災で志願して宮城県東松島市へ赴いた職員たちだ。影響を受けた震災未経験の職員らも知恵を絞り、被災者向けの情報を提供する町内限定のFM局を開設した。かつての復興支援で育んだ絆が今、傷付いた小さな町を支えている。

 ◇100棟倒壊 罹災証明 迅速に受け付け

 甲佐町は熊本市から南に約20キロの内陸部にある。職員は約120人で、東日本大震災の際は、約10人が1週間ずつ東松島市に入った。今回の地震で100棟余の住宅が損壊。死者はいないが、多い時には1000人以上が避難所に身を寄せている。

 罹災証明書の受け付けを提案したのは、北畑公孝税務課長(48)。証明書の有無で支援内容が大きく異なるのに、申請前に住人が壊れた家の撤去や修繕をしてしまうと発行が難しくなることを東松島市で経験していたからだ。

 16日の本震を受け、顔見知りの東松島市職員に電話を掛けてノウハウを教わり、2日後には開始。25日には800件近くに達した。撤去、修繕を始める家にはすぐに被害調査に行くなどの配慮も心がけている。北畑課長は「東松島での経験と人脈のおかげで、どこへ向かって仕事をすべきかが見える」と話す。

 同町では被災した建物を建築士らが調査し、危険、要注意、使用可能(調査済み)に分ける「応急危険度判定」が25日に始まったが、仮設住宅の入居希望調査はそれに先立つ21日から始めた。同じく復興支援を経験した企画課の甲斐高士企画政策係長(45)が「判定を待っていたら、被災者の生活再建が遅れてしまう」と実施に踏み切った。既に120件近い希望があるという。各種申請が殺到する現場を東松島市で見たこともあり、申請手続きのためのプレハブ建設も想定している。

 「みんなで情報共有することが大事です」。大きな揺れに見舞われた際、支援経験者が他の職員に最初に呼びかけた言葉だ。経験者のその後の前向きな動きは、他の職員にも刺激を与えた。

 くらし安全推進室の職員らは、自宅や避難所にいない被災者にどうやって必要な情報を伝えたらいいかを考え、町内限定のFM局開設を思い立った。すぐに機材の確保や手続きに入り、23日には放送を始めた。仮設住宅の希望調査や休校など役場発の案内や生活情報などを24時間、繰り返し流し、いつでも情報にアクセスできるようにした。

 奥名克美町長(55)は「東松島とのつながりはもちろん、国や他県にも助けてもらってありがたく思っている。世話になった分は、必ずお返しをする。避難生活が長引いてつらく思っている町民も多いので、職員には被災者の気持ちになって仕事をするよう求めている」と話した。【矢追健介】

 ◇ことば「罹災証明書」

 地震や火災、風水害などで被災した建物の被害を自治体が証明する書類。地震の場合は、「全壊」「半壊」など認定された区分によって、被災者生活再建支援法に基づく支援金の額などが変わる。災害復興住宅融資や保険金の請求、公営住宅の入居などの際にも必要になる。


たくさんある熊本地震の募金窓口、それぞれどう違う?
THE PAGE 4月26日(火)12時0分配信

 熊本地震発生から10日余りが経過し、全国各地で被災地域を支援するための募金活動が行われている。街頭募金やコンビニのレジの募金箱、クラウドファンディングなど多くの窓口があるが、実はその使い道や届き方には違いがある。募金をする前に、その窓口への募金がどのような使われ方をするのかを知っておく必要がありそうだ。

「義援金」と「支援金」は違う
 まず、募金の種類は大きく分けて2つある。一つは「義援金」、もう一つは「支援金」だ。

 義援金は、被災者に直接届くお金だ。被災した自治体が被災状況などに応じて配分額を決め、被災者に現金で配布する。行政が配布することから、被災者の数を正確に把握した後でないと分配が行われないため、被災者に届くまでは時間がかかることが多い。

 支援金は、被災地で活動するNGOやNPOなどの支援団体に届くお金だ。使い道は、支援団体が団体の活動内容に応じて決める。被災地域での要望に応じて各団体が柔軟に使用できるため、すぐに活用されることが多い。

 一口に募金といっても、「義援金を募集している」と呼びかけている募金は「被災者」に、「支援金を募集している」と呼びかけている募金は「支援団体」に届くという違いがある。

「義援金」として寄付するには
 「義援金」を募集しているのは、日本赤十字社、中央共同募金会(赤い羽根共同募金)など。両者の集めた募金は、熊本・大分両県に届けられる。県に届けられた義援金は、県が設置する「義援金配分委員会」が被害状況などに応じて配分額を決定し、被災者に現金で配布されることになる。

 今回の熊本地震では、熊本県や大分県、被災した各市町村もそれぞれ義援金を募集しており、こうした自治体の義援金受付窓口へ直接寄付を行う場合も、その寄付金は被災者に直接届くものとなる。

 コンビニ各社での募金も「義援金」として被災した県に届けられるが、どの自治体に届くかはコンビニによって違いがあるようだ。各社公式サイトによると、ローソンとサークルKサンクスは日本赤十字社に、ファミリーマートは熊本県に、セブンーイレブンは熊本県と大分県に届けられる。

「支援金」として寄付するには
 「支援金」は被災地の現場で活躍するNGOやNPOなどの支援団体が、自ら街頭やWEBサイト、クラウドファンディングなどで募っている場合が多い。支援金はそれぞれの団体が用途を決めるため、寄付の際にはその団体の理念や活動が、自分の応援したい内容であるかを確認することが大切だろう。

 例えば日本財団では、炊き出しや家屋の片付けなどの支援活動を行うNPOの活動費に全額活用する支援金を募集している。義援金を受け付けている日本赤十字社や中央共同募金会も、被災地での活動のための支援金を併せて募集している。

街頭募金の寄付先はさまざま
 街頭で行われている募金には、その寄付先が「支援金」となっているものと、「義援金」となっているものが混在する。募金の際には、募金で集まった寄付金がどの団体へ送られるのかに注目し、寄付先が明記されていない場合には、担当者に尋ねて確認してみるといいだろう。
(根本聡一郎/THE EAST TIMES)


<熊本地震>南阿蘇 陸自の人命救助終了
毎日新聞 4月26日(火)11時55分配信

 熊本地震で大きな被害を受けた熊本県南阿蘇村河陽(かわよう)にある高野台団地の土砂崩れ現場で25日午後、福岡県久留米市の早川海南男(かなお)さん(71)が遺体で発見されたことを受け、陸上自衛隊は26日、陸自担当の同村の人命救助活動が終了したことを明らかにした。村民の生活支援の活動は引き続き実施する。

 同村では、熊本学園大経済学部4年生の大和(やまと)晃(ひかる)さん(22)=同県阿蘇市=が車を運転中、崩落した阿蘇大橋付近で土砂崩れに巻き込まれたとみられ、行方が分かっていない。2次災害の可能性もあることから国土交通省が無人重機で土砂を取り除く作業を続けており、警察や消防が後方支援に当たっている。【津久井達】


熊本地震 河野防災相 仮設住宅3千戸建設可能 資材を確保
産経新聞 4月26日(火)11時54分配信

 河野太郎防災担当相は26日午前の衆院災害対策特別委員会で、熊本、大分両県を中心とする地震の被災者向けに、仮設住宅約3千戸分の資材を確保し、建設が可能になったと明らかにした。

 仮設住宅は用地のめどが立ち次第、自治体が建設する。

 民間賃貸住宅を熊本県内に約1500戸、公営住宅を全国で約9千戸確保したことも説明した。

 河野氏は「暑くならないうちに、住環境の良いところに移ってもらえるよう最大限努力したい」と述べた。


熊本地震 高木復興相、政府の激甚災害指定「被災地は安心して復旧進められる」
産経新聞 4月26日(火)11時53分配信

 高木毅復興相は25日午前の記者会見で、政府が熊本、大分両県で相次いだ地震を激甚災害に指定したことに関し、「被災地は財源を心配することなく、安心して復旧を進められる」と述べた。

 復興庁による熊本地震への対応については、「東日本大震災でも避難生活の中で色んな課題が出ている。復興庁は避難されている方々にしっかりと寄り添いながら対応するノウハウを持っており、そうした形で(熊本地震への支援に)取り組みたい」とも語った。


<熊本地震>水前寺公園 干上がる池
毎日新聞 4月26日(火)11時51分配信

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池の水が枯れ底があらわになった水前寺成趣園の池=熊本市中央区で2016年4月26日、須賀川理撮影

 熊本地震の本震が起きた16日から、熊本市中央区の観光地、水前寺成趣園(じょうじゅえん=水前寺公園)の池の水が干上がり、底を7~8割ほど露出させている。本震後はポンプで地下水をくみ上げても雨が降っても、従来の2~3割の水しかたまらず、同園は「原因不明」と頭を悩ませている。

 園を管理する出水(いずみ)神社の権祢宜(ごんねぎ)、鯵坂(あじさか)徳孝さん(27)は本震から約1時間半後の午前3時に様子を見るため園に着いたが、いつもは水面に反射する月明かりが見えなかったことを不審に思った。夜が明けた同5時半ごろに約1万平方メートルの池の水がほとんどないのを発見。鯵坂さんは「まさか水が引いていたとは」と戸惑いを隠さない。100~120匹のコイは池の水が残る部分に移動させた。

 水前寺成趣園は1671年、肥後細川藩主の細川綱利(つなとし)が完成させた桃山様式の回遊式庭園。2008年には「水前寺江津湖湧水群」の一つとして環境省に平成の名水百選に選定された。市観光政策課によると、昨年の観光客数は37万9650人と市内では熊本城と並ぶ名勝地だが、休園中の園の再開のめどはたたない。成趣園参道で土産店を営む奥山千恵子さん(70)は「観光客は大型連休が一番多いのに」と困惑していた。

 熊本県の地下水を研究する東海大熊本教養教育センターの市川勉教授(地下水学)によると、周辺地域の地下水は浅い層と深い層の間に水を通しにくい「布田(ふた)層」があり、成趣園の池には浅い層から地下水が湧いている。市川教授は「あくまで想定だが、布田層が破損して地下水が下に流れている可能性がある」と話した。【出口絢】


九州新幹線、27日にも全線再開=応急工事にめど―JR九州
時事通信 4月26日(火)11時49分配信

 JR九州は26日、熊本地震の影響で運休している九州新幹線の熊本―新水俣間で27日にも営業運転を再開し、全線を復旧させる方針を明らかにした。

 ゴールデンウイーク前の28日の全線再開を目指していたが、高架橋など損傷した設備の応急復旧工事を終えるめどがついた。

 14日の地震後、九州新幹線は熊本駅(熊本市)近くで回送列車(6両)が脱線したほか、高架橋や防音壁など約150カ所で損傷が見つかり、全線で運転を見合わせていた。

 同社は20日に新水俣―鹿児島中央間、23日に主要区間の博多―熊本間でそれぞれ本数を減らして営業運転を再開。残る熊本―新水俣間は、24日に脱線した車両の撤去作業を終了していた。


震災関連死14人に…震度1以上が900回超え
読売新聞 4月26日(火)11時48分配信

 気象庁によると、最初に震度7の地震を観測した14日夜以降、熊本、大分両県で起きた震度1以上の地震は、26日正午現在で912回を数えた。

 1日の地震回数は「本震」のあった16日の202回をピークに減少傾向で、25日は24回だったが、26日も午前4時現在、熊本市周辺などで震度3の地震が3回発生し、活発な地震活動が続いているという。

 天候については、熊本県は26日、25度以上の夏日となる所があり、夜は雨が降る見込み。27日朝までに予想される24時間雨量は多い所で30ミリ。28日にかけて雨となる見込みで、同庁は土砂災害や健康管理に注意するよう呼び掛けている。

 地震による土砂崩れで崩落した南阿蘇村の阿蘇大橋(全長約200メートル)付近では、26日も安否不明の大学生、大和(やまと)晃(ひかる)さん(22)の捜索が続き、国土交通省の無人重機が土砂を取り除いている。同村河陽(かわよう)地区の別荘地で25日夕、早川海南男(かなお)さん(71)の遺体が見つかり、熊本地震による安否不明者は大和さんだけになっている。

 県は26日、「震災関連死」とみられる人が1人増え、計14人になったと発表した。熊本市の90歳代女性で、暮らしていた福祉施設の2階部分が被災し、1階部分で避難生活を送っていたところ、24日に心肺が停止し、死亡したという。


地震関連死、14人に=熊本
時事通信 4月26日(火)11時47分配信

 熊本県災害対策本部は26日、一連の地震の関連死とみられるケースが1人増え、14人になったと発表した。

 死亡したのは熊本市の90代女性。入所していた福祉施設の2階が被災し、1階に避難していたが、24日に心肺停止になり、死亡が確認された。


熊本城「復興の旗印に」 再建に10年超か 熊本県民の思い
西日本新聞 4月26日(火)11時47分配信

 城造りの名人として知られる戦国武将の加藤清正が築いた熊本市中央区の熊本城も、熊本地震で大きな被害を受けた。復旧には10年以上かかるとされ、城を精神的な支えとしてきた県民たちは落胆。一方で「修復を進め、復興の旗印になってほしい」と願っている。

 熊本城は1607年に完成したとされる。天守閣は1877年の西南戦争で全焼し、1960年に鉄筋コンクリート造りで再建。建立当時の姿を残す「宇土櫓(うとやぐら)」など国指定重要文化財(重文)が13施設ある。

 市の熊本城総合事務所によると、今回の地震で全ての重文に何らかの被害があったという。長塀(ながべい)(全長242メートル)は約100メートルにわたって倒れ、石垣の崩壊は20カ所以上で確認された。

 ただ、重文指定の維持には元の建材を再利用する必要がある。安土城に携わった石工集団「穴太衆(あのうしゅう)」が手掛けた石垣の「武者返し」などには高い技術力が欠かせず、広島大の三浦正幸教授(城郭史)は修復に10年以上、費用は20億~30億円、天守閣を含めると200億円以上かかるとみる。

 そこで熊本市は復旧支援金の募集を開始。日本財団も30億円を寄付する方針を表明しており、復旧に向けた動きが出始めている。

■熊本県民の思い「私にとっての熊本城」
 熊本県民は熊本城に特別な思いがある。「私にとっての熊本城」を聞いた。

 熊本城総合事務所の本田清人元作業長(62) 22歳から「日本一手入れの行き届いた城にしよう」と管理に携わり、人生をともに歩んできたが、こんな被害は経験がない。もう一度、眺めの良い所から宇土櫓や大天守、小天守を見たい。

 益城町のビニールハウスで避難生活を送る里見武春さん(71) 若いころは花見によく訪れた。天守閣と桜を見ながら飲む酒は特別。夜もきれいで他の城には絶対負けん。城は県民の誇り。お城も自分もお互い頑張らなければ。

 25日朝に被害状況を撮影した元熊本市職員の境宏司さん(61) 実家が近く、小学校時代は石積で遊び、中学では城の一角がけんかの場、就職してからはデートコースなど、人生の場面場面に城があった。復元する姿を県民が見れば、地震の痛みも癒やされる。

 熊本市国際交流振興事業団の八木浩光事務局長(54) 熊本に暮らした外国人には「熊本といえば熊本城」という思い出が残り、観光客にも大人気だった。城は国際的なシンボル。

 大津町で避難生活を送る中島幸代さん(81) 悲しくなった。再建はとても大切。ただ、同時に避難している人の住宅のことも忘れないでほしい。私たちの足元が固まらないと、また遊びに行けないから。

 熊本城マラソンのフルマラソン部門で2度優勝した球磨村職員の地下翔太さん(27) 初めて優勝した思い出深い大会。厳しいコースを連覇して、やっと城に受け入れてもらえた気がした。全国のランナーを呼び寄せるような立派な城に再建してほしい。

 熊本市や益城町でボランティアをしている高校2年の守尾ユーリ拓海さん(16) 幼稚園のころは二の丸公園でよく遊んだ。小学6年の時にはカナダから来日した祖母に「ここが熊本城だよ」と自慢した。祖母は「すごいね」と大きな柱や石垣に感心していた。

 益城町で給水活動に取り組む陸上自衛隊第42普通科連隊の岩下道一曹長(53) 菊池市出身で、子どもに清正公や西南の役を教えてきた。清正公の石垣は崩れなかったと聞き、先人のすごさを実感。清正公に負けない復旧工事を。

 熊本城のそばで生まれ育った会社経営の高柳隆大さん(43) フェイスブックに掲載したら賛同が千件以上寄せられた。こんなことは初めて。熊本城も耐えているのだから、自分も頑張らないと。

=2016/04/26付 西日本新聞朝刊=


<熊本地震>耐震 大揺れ1回のみで判断 国交省見直しも
毎日新聞 4月26日(火)11時39分配信

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商店街のアーケードにもたれかかるように倒れたスーパーの建物=熊本市東区で2016年4月21日、飯田和樹撮影

 最大震度7の大きな揺れが同一地点を2回襲う初のケースとなった熊本地震で、前震と本震には耐えたが、その後も続く大きな余震で建物が倒壊するケースが起きている。従来の耐震基準は1回の大きな揺れへの対応が前提で、想定外の事態。国土交通省は耐震基準の見直しを含め、検討する方針だ。

 震度7を2回観測した熊本県益城町に近い熊本市東区の健軍商店街ピアクレス。16日未明の本震から約20分後、駅前アーケード街にごう音が響いた。「ガシャガシャとすごい音がして周囲が土煙に包まれた」。商店街で電器店を営む同区の井川正宏さん(52)は話す。約250メートル続く商店街のほぼ中央にあるチェーンスーパーの建物が、アーケードの支柱にもたれかかるように倒れ込んでいた。

 同区内ではこの時、震度6弱の余震があり、とどめの一撃になったとみられる。井川さんも自宅壁にひびが入り、小学校の敷地で車中生活を続ける。気象庁は今後も最大震度6弱程度の揺れに警戒を呼びかけており、「スーパーが倒れる様子を見ただけに安心できないよ」と井川さん。

 「今の耐震基準は『建物は損傷はしても命は守る』という考え方で、損傷後の状態は考慮されていない」と福和伸夫・名古屋大減災連携研究センター長(建築耐震工学)は説明。役所など防災拠点については、一度だけでなく繰り返す地震にも対応できるものにすることを検討しなければならないと説く。熊本大大学院の松田泰治教授(地震工学)は「本震より小さな揺れが最後の一押しとなって建物が壊れることはある。特に1981年以前の旧耐震基準で建てられた家屋は脆弱(ぜいじゃく)で、度重なる余震でダメージが蓄積している可能性がある」と指摘する。

 国交省建築指導課によると、25日までに応急危険度判定をした被災建物は同県内10市町村で2万3857件。うち6割が危険、要注意の判定を受けた。同課は「専門家による調査結果などを踏まえた上で、今の耐震基準の妥当性について、見直しが必要かを含め検討したい」と話している。【飯田和樹】


被災した認知症の人と家族に休養を 交流施設が利用呼びかけ 熊本・合志
西日本新聞 4月26日(火)11時36分配信

 「認知症の人と家族の会熊本県支部」が、熊本地震で被災した若年性認知症の本人や家族に対し、交流施設「みどりの小路inひかり野」(熊本県合志市須屋)の利用を呼び掛けている。支部によると、デイサービスなどの施設が利用できず、ストレスを抱える家族が増えているという。施設で本人を一時的に預かり、世話人が入浴介助などの要望に可能な限り対応する。世話人の一人の大久保裕子さん(66)は「被災のショックと認知症本人の見守りで、家族は二重に疲れているはず。一時的にも休養が必要」と話している。

 16日未明の地震直後、若年性認知症の50代男性=熊本市北区=は、一家4人で近くの小学校に避難した。1人でトイレに行ったまま家族の元に戻らず、行方が分からなくなった。約1時間後、避難所から1キロ離れたコンビニ付近で警察官に保護された。

 再び行方が分からなくなる心配と、頻繁にトイレに立つことへの周囲の目が気になり、妻は避難所生活を断念し、自宅に戻った。しかし男性が週3回通うデイサービスも被災したため、利用再開のめどは立たない。妻は「24時間目を離せず、家の片付けも進まない」と心労を募らせていた。

被災した世話人も多く、スタッフ確保が課題
 相談を受けた大久保さんら同支部の世話人は「みどりの小路」が電気や水道といったインフラに問題がないことを確認し、20日に男性を4時間半預かった。「お風呂に入りたい」という本人の要望を聞き、社会福祉士の資格を持つ大久保さんが、入浴の介助もした。

 同支部には、この男性のケースと同様に「デイサービスを利用できなくなり、受け入れ先がない」という相談が複数寄せられているという。被災した世話人も多く、スタッフ確保が課題だが、大久保さんは「本人や家族のニーズを聞き、できる範囲でかなえたい」と話している。

=2016/04/26付 西日本新聞朝刊=


3保育園が再開=被災者「片付けはかどる」―南阿蘇村・熊本地震
時事通信 4月26日(火)11時21分配信

 熊本地震で休園していた熊本県南阿蘇村の村立保育園が26日午前、子供の預かりを再開した。

 被災者は「家の片付けがはかどるので助かります」と話した。

 再開したのは三つの村立保育園で、当面午前9時~午後3時に限って預かる。河陽地区にある「ちょうよう保育園」は建物に被害がなく、143人の園児のうち32人が元気に登園した。断水が続いており、敷地内に止まった給水車から自衛隊員がポリタンクに入れた水を運び入れていた。

 3歳の娘を預けにきた北野かおりさん(35)は「娘は保育園で遊びたいとずっと言っていた。預けている間に家の片付けもできるので助かります」と話した。ブロックで遊んでいた首藤逢彩ちゃん(3)は「保育園楽しい」と笑顔を見せた。

 保育士の後藤真理さん(49)は「元気な顔を見て安心した。ただ、不安定な子供もいるのでいつも通り接したい」と話した。


〔熊本地震〕高速道路:九州道の一部区間 きょう26日中に通行止め解除へ
レスキューナウニュース 4月26日(火)11時20分配信

国土交通省は26日、熊本地震の影響により通行止めが続いている九州自動車道・嘉島JCT~八代IC間と、九州中央自動車道・嘉島JCT~小池高山IC間について、きょう26日中に通行止めを解除し、一般車両の通行が可能となる見通しを明らかにしました。
なお、九州道の残る通行止め区間(植木IC~嘉島JCT)も、4月中に通行止めが解除となる見込みです。

■地震による通行止め区間(26日11:00現在 JARTIC)
・九州道  :植木IC~八代IC(上下線)
・大分道  :湯布院IC~日出JCT(上下線)
・九州中央道:嘉島JCT~小池高山IC(上下線)
※九州道・植木IC~益城熊本空港IC間は緊急車両・物資輸送車両・高速バスのみ通行可能

■通行止め解除の見込み
<26日中>
・九州道  :嘉島JCT~八代IC(上下線)
・九州中央道:嘉島JCT~小池高山IC(上下線)

<4月中>
・九州道  :植木IC~嘉島JCT(上下線)


仮設住宅建設、用地と財源の壁 熊本県内 公営住宅にも限り
西日本新聞 4月26日(火)11時17分配信

 熊本地震の発生から10日が経過、避難所で生活する住民はなお5万人に迫る。被災自治体では仮設住宅建設に向けた動きも始まったが、建設用地の確保など課題は山積み。行政側は公営や民間賃貸住宅への入居を優先させたいとするが、熊本県内では提供できる戸数に限りがあり、避難所生活の長期化も予想される。

 「1~2カ月後をめどに2千戸を建設したい」。甚大な被害を受けた熊本県益城町の担当者は25日、報道陣に見通しを示した。

 災害救助法は仮設住宅着工の目安を「災害発生から20日以内」と規定。被災自治体は用地の選定を急いでいるが、浸水や土砂崩れなど二次災害の恐れがない公共用地の確保は困難だ。

建設費用は自治体負担が原則、重荷に
 東日本大震災後、宮城県では震災3カ月で入居が始まった。学校の運動場を使ったため長期間、体育の授業が行えなくなった例もあるという。

 国土交通省は、避難所から離れて生活を再建するには「既存の公営や民間賃貸住宅に入居してもらうのが最も早い」として、全国8659戸(21日現在)の公営住宅を確保した。

 だが、このうち熊本県内は434戸(44戸は入居決定)。親戚などを頼って県外に移転するケースも考えられるが、農業者や高齢者など居住地から遠く離れられない人も多い。熊本市の大西一史市長は、市内の仮設住宅だけで「数千のオーダーが必要になる」との見方を示す。

 建設費用は自治体負担が原則。災害救助法適用で国の補助も受けられるが、財政規模の小さな自治体には重荷になる。

 国交省はプレハブ建築協会を通じて2900戸分のプレハブ仮設を確保。「用地があれば着工できる」(同省住宅局)とし、25日には岩手、宮城、福島3県などの担当職員8人を熊本県に派遣した。だが工期には1カ月が必要で、新たな住まいが必要な住民全てに行き渡る時期は見通せない。


「勉強の遅れが心配」 学校再開6割強が断念 焦りと不安 熊本地震
西日本新聞 4月26日(火)11時9分配信

 熊本地震の影響で、熊本県内では多くの学校で臨時休校が続く。「友達と会いたい」「勉強の遅れが心配」-。子どもたちには早期の学校再開を望む声が多いが、深刻な校舎の損傷や通学路の安全性を懸念する保護者からは、「また地震が起きたら」と慎重な声も漏れる。学校現場で、焦りと不安が交錯する。

 25日朝。熊本市北区植木町の田底小が11日ぶりに再開した。児童は校門に立った津田英樹校長にあいさつし、校庭に子どもたちの歓声が響いた。4年の本田晃成君(9)は「学校がなくて今まで退屈だったけど、みんなと遊んだり勉強したりするのが楽しみ」。地震後、同小の体育館などに地元住民約80人が避難したが、ライフライン復旧で避難者が減り、施設の安全が確認されたとして再開にこぎ着けた。

 ただ、同市に148ある公立の小中高校と幼稚園などで、この日再開したのは震源から遠い田底小など2校のみ。県内では、6割強が大型連休前の再開を断念し、被害が大きかった同県益城町の小中学校は再開のめどすら立っていない。

塾に駆け込む子どもたちも
 熊本市西区にある井芹中3年弓削翔太さん(14)は「休校で受験勉強に後れを取るのが心配。早く再開してほしい」。出身小学校の避難所で掃除などのボランティアをしつつ、来春の高校受験に影響が出るのではと気が気ではない。

 小学生の娘2人と車中泊などの避難生活を続ける益城町の松本まみさん(32)も「早く再開してほしい」。娘2人は新しい友達に会えず、小さな地震にも敏感になっているといい、「学校で友達と遊んで、元気な笑顔を取り戻してほしい」という。

 ただ、今回の地震では学校で天井が落ちたり、棚が倒れたりする被害が判明。校舎の耐震性だけが問題ではないことが明らかになった。6、8、16歳の3人の子どもがおり、花園小(熊本市西区)に避難する執柄裕子さん(45)は「余震が続く状態で、子どもを学校に行かせるのは心配。今は自分の目から離したくない」と漏らす。

 白川小(熊本市中央区)に避難する会社員山村美紀子さん(38)も「通学路の周りには崩れた石垣や家屋が残り、けがをしないか心配。がれきを避けるために車道を歩いて交通事故に遭わないかも不安」と話し、環境が整ってからの再開を求める。

 学校側も、子どもや保護者の思いは分かっている。体育館のステージの天井が落下した東町中(熊本市東区)の香山悟校長は「早く再開したいが、生徒の安全が最優先」とし、市がめどとする5月10日の再開は見通せないとの考えを示す。 白川小の福井雅春教頭も「まずは子どもたちの安全が一番。通学路の状態やライフラインの状況は命に関わるので、慎重にしていく必要がある」と話した。

 塾に駆け込む子どもたちも出始めた。県内に30校ある早稲田スクールは26日から、10校の教室を自習室として開放する。同スクールは「保護者などからありがたいという言葉をいただいている。子どもたちのストレスなどを取り除ければ」と話している。

=西日本新聞朝刊=


九州道、きょう部分開通=熊本の嘉島~八代間―石井国交相
時事通信 4月26日(火)10時58分配信

 石井啓一国土交通相は26日の閣議後の記者会見で、熊本地震で被害を受けた九州自動車道嘉島ジャンクション(JCT、熊本県嘉島町)~八代インターチェンジ(IC、同八代市)間について、同日中に通行止めを解除すると発表した。

 
 同区間では、橋が路上に落下したため、撤去作業などを急いでいた。復旧に伴い、九州中央自動車道の嘉島JCT~小池高山IC(同御船町)間も通行できるようになる。

 九州道で通行止めが続く植木IC(熊本市)~嘉島JCT間は月内に復旧する見込みで、これにより全線で通行できるようになる。


<熊本地震>九州新幹線 27日にも全線復旧
毎日新聞 4月26日(火)10時55分配信

 熊本地震の影響で熊本-新水俣間の運休が続く九州新幹線について、JR九州が27日にも運転を再開する方針であることが分かった。早ければ同日、試験車両を走行させ、安全確認ができれば運転を再開し、全線が復旧する見通し。ただ、作業の進み具合により、再開がずれ込む可能性がある。

 JR九州はゴールデンウイーク前の28日にも運転再開を目指したが、破損した設備の応急復旧工事などが順調に進んでいることから前倒しが可能と判断した。

 九州新幹線は14日に熊本駅南側で回送車両(6両編成)が脱線して全線不通になった。20日に新水俣-鹿児島中央間で運転を再開、23日には博多-熊本間でも再開した。脱線した車両の撤去作業は24日に終え、運転を見合わせている区間は熊本-新水俣間だけになっていた。【神崎修一】

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