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2016年4月24日 (日)

熊本・震度7の地震に関するニュース・50

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:熊本地震 政府、激甚災害指定を閣議決定 復旧事業の補助率かさ上げ 安倍首相、補正予算編成も指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:窓口業務を再開=南阿蘇村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:激甚災害指定を閣議決定=政府、熊本地震で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>激甚災害に指定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>ガス復旧まだ3割 4500人態勢で作業 破損箇所の特定が難航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>11日ぶりの友達…熊本市で小学校1校が再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州道が月内に全通 不通は大分道一部のみ 脱線新幹線撤去も完了 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:11日ぶり、子供の声=余震に備え避難訓練も―再開の田底小 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本名物朝市が2週間ぶり再開「少しでも日常を」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本県内最長900メートルアーケード続々営業再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本の成人映画館「桃劇場」も復活 初日は30人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>大分県内の文化財にも被害 余震で修復できず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:小学校が一部再開=公立300超なお休校―全面復旧長期化も・熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 体育館や庁舎、耐震化でも損壊 余震頻発、想定超え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 動物愛護先進都市、ペットの行き場は… 「人の水ないのに犬に飲ませるのか」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 益城町、軟弱地盤が被害を拡大 川沿いに全壊集中 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 母子ケア奔走 「阪神」経験生かす - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 九州道、月内に全線復旧 補正、今国会成立へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:補正、3000億円規模=安倍首相「早期成立期す」―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「足伸ばして眠れる」…野口健さんがテント提供 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本県内住宅など4062件、倒壊「危険」判定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JA熊本県女性協が炊き出し 被災者に温か豚汁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>福祉避難所機能せず 利用わずか104人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災地での空き巣被害が多発 避難者はどうすればいい? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:八代港と博多港を結ぶ海上代替航路を臨時開設…被災者に生活支援物資を海上輸送 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「また遊びに来ちょくれ」=前見据え、店先に―客足まばらの温泉地・大分 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕熊本県宇城市・熊本市西区で震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南阿蘇鉄道を支援、3セク4社が復興祈念切符 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>天幕の下、息抜きの場 車中泊の子どもら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「仮設住宅、数千戸必要」熊本市長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:鹿児島・十島村で震度4 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本復興へ補正予算…政府、連休明けに提出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<地震>鹿児島・十島村で震度4 震源地はトカラ列島近海 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「半個室」で安心 簡易間仕切り設置 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

熊本地震 政府、激甚災害指定を閣議決定 復旧事業の補助率かさ上げ 安倍首相、補正予算編成も指示
産経新聞 4月25日(月)11時25分配信

 政府は25日午前、熊本、大分両県で相次ぐ地震の激甚災害への指定を持ち回り閣議で決定した。被災自治体の災害復旧事業に対する国の補助率が上積みされ、自治体は少ない負担で事業を実施できる。安倍晋三首相は24日に麻生太郎副総理兼財務相に復旧・復興のための平成28年度補正予算案の編成を指示しており、被災者の生活再建に全力を挙げる。

 激甚災害を指定する政令の施行は26日の予定。国の補助率は道路や河川堤防など公共土木施設の復旧事業で通常の7割程度から8割程度に、農地や農道など農業施設では8割程度から9割程度に引き上げられる。

 指定に伴い査定した災害復旧事業の見込み額は公共土木施設で2811億円、農地は50億円、中小企業関連で約1600億円とした。政府は28年度補正予算案を今国会において成立させる方針で、生活再建や住宅の確保を急ぐ。


窓口業務を再開=南阿蘇村
時事通信 4月25日(月)11時24分配信

 熊本地震の本震で甚大な被害を受けた熊本県南阿蘇村で、村役場が25日朝、18日から停止していた窓口業務を再開した。

 
 同村によると、これまで村の職員が災害対応に追われ通常業務ができない状態が続いていた。他県からの応援職員約120人が避難所運営などを担当することで、村の職員は通常業務に戻ることが可能になったという。


激甚災害指定を閣議決定=政府、熊本地震で
時事通信 4月25日(月)11時23分配信

 政府は25日の持ち回り閣議で、熊本地震について激甚災害への指定を決定した。

 菅義偉官房長官が同日午前の記者会見で発表した。


<熊本地震>激甚災害に指定
毎日新聞 4月25日(月)11時23分配信

 政府は25日午前の持ち回り閣議で、熊本地震を激甚災害に指定することを決定した。道路や農地の復旧事業に対する国の補助率がかさ上げされる。熊本県の蒲島郁夫知事らが早期指定を要請し、安倍晋三首相が23日に被災地を視察した際に25日の閣議決定を表明していた。


<熊本地震>ガス復旧まだ3割 4500人態勢で作業 破損箇所の特定が難航
西日本新聞 4月25日(月)11時20分配信

 熊本地震で被害があった電気や水道の復旧が進む中、都市ガスは24日現在で復旧率が27・9%にとどまっている。西部ガス(福岡市)によると、地中に埋まっているガス管の破損箇所の特定や修理などに時間がかかるためで、全面復旧にはまだ2週間程度かかる見込み。ガスの不通により自宅などで入浴できない被災者や市民も多く、海上保安庁が開放した巡視船の風呂や熊本市内の入浴施設などでは混雑が続いている。

 西部ガスは16日の本震を受け、20日までに熊本市や益城町など供給域のほぼ全域にわたる約10万900戸のガス栓を閉めた。現在は地区ごとのガス管に圧力をかけて区域を狭めながら破損箇所を探り、修理を進めている。

 ただ、開栓の際にも各家庭を訪ねて給湯器やコンロなどの確認作業が必要。避難などで住民が不在の場合は再び訪問しなければならず、人手や時間がかかる要因にもなっている。同社は全国のガス会社からの応援も含めて約4500人態勢で作業を急いでいる。

 第10管区海上保安本部は、被災者らのため熊本市の熊本港で巡視船4隻の風呂を開放。24日は午前8時の利用開始から多くの人が詰めかけた。熊本市西区の会社員村上栄一さん(48)は「無料で入浴させてもらい大変助かる。ガスがなくて生活は不便。早く復旧してほしい」と話した。

 熊本県内では一時約39万6600戸が断水したが、24日までに約94%が復旧。一時約45万5千戸に上った停電は20日までにほぼ解消している。

=2016/04/25付 西日本新聞朝刊=


<熊本地震>11日ぶりの友達…熊本市で小学校1校が再開
毎日新聞 4月25日(月)11時5分配信

 熊本地震で市内137の市立小中学校が休校している熊本市で25日、同市北区の市立田底小(津田英樹校長、113人)が全小中学校に先駆けて再開され、登校した児童らが11日ぶりに友達との再会を喜んだ。心のケアが必要な児童もいるため、市教委が派遣した臨床心理士らがチェックを続ける。

 児童らは、校門で出迎えた教職員に元気よく「おはようございます」とあいさつ。授業中には地震を想定した避難訓練もあり、津田校長は「少しでも悩みや苦しみを持っている子がいたら、先生やお友達、誰でもいいので必ず打ち明けてください。我慢しては駄目です。先生たちが全力で守ります」と語りかけた。6年生の富田竣介さんは「友達に会えてうれしかった」と話していた。

 同小によると、石碑が倒れた以外は施設に目立った損壊はなく、児童とその家族、住居にも大きな被害はなかった。しかし、眠れない▽少しの揺れでも極端に怖がる▽おなかの調子が悪い--などの症状を訴える児童が複数いるという。

 市教委によると、27日に小中各1校が再開予定。残る134校も学校施設や通学路の安全などを確認した上で、5月10日をめどに再開を目指す。【取違剛】


九州道が月内に全通 不通は大分道一部のみ 脱線新幹線撤去も完了
西日本新聞 4月25日(月)11時3分配信

 熊本地震の影響で一部通行止めになっている九州自動車道について、石井啓一国土交通相は24日、月内に全線復旧する見通しを示した。政府の非常災害対策本部会議後、官邸で記者団に明らかにした。九州の大動脈となっている道路網の回復は被災地の復旧・復興を加速させ、九州各地にとっても大型連休の観光への影響を軽減させる効果が期待される。

 九州道は現在、熊本県内の植木インターチェンジ(IC)-八代ICが不通。このうち、植木IC-益城熊本空港ICは、物資輸送車や高速バスなどに限り通行可能だったが、一般車も通れるようになる。

 嘉島ジャンクション(JCT)-八代ICなどについては今週前半に通行可能になると発表済みだった。

 国交省によると、益城熊本空港IC-嘉島JCTは当面、片側1車線ずつの暫定2車線(対面通行)となる見込み。

 九州道が全線復旧すれば、九州の高速道の不通区間は、大分道の湯布院IC-日出JCTの17キロだけとなる。この区間について国交省は「復旧のめどは立っていない」としている。

脱線した新幹線の撤去完了
 JR九州は24日午後、熊本駅近くで脱線した九州新幹線車両の撤去を終えた。

震度1以上の揺れ872回、気象庁が注意呼び掛け
 一方、2人が安否不明になっている熊本県南阿蘇村の土砂崩れ現場では24日も捜索が続いた。地震活動はこの日も震度3を観測するなど引き続き活発で、県内全域でなお約6万人が避難生活を送っている。

 男性1人と連絡がついていない同村河陽高野台地区では、自衛隊や県警が550人態勢で捜索。24日までに現場から、この男性のものとみられる携帯電話が見つかった。男子大学生が土砂崩れに巻き込まれた可能性がある阿蘇大橋周辺では、無人の重機などで土砂の撤去を続けた。

 一連の地震で観測した震度1以上の揺れは24日午後9時現在872回。気象庁は「なお活発な地震活動が続いている」と注意を呼び掛けている。熊本県によると、24日午後1時半現在で県内600カ所の避難所に5万9912人が避難している。地震による直接の死者は48人で、震災関連死などは12人。

=2016/04/25付 西日本新聞朝刊=


11日ぶり、子供の声=余震に備え避難訓練も―再開の田底小
時事通信 4月25日(月)11時0分配信

 熊本県内で震度7を記録した14日の地震翌日から休校していた小学校に、11日ぶりに子供の元気な声が響いた。

 再開した熊本市立田底小学校では25日朝、子供たちが笑顔で登校し、「久しぶり」「大丈夫だった」と声を掛け合った。

 6年の堀川稜人君(11)は「一時体育館に避難していた。普段通りの学校が一番」と笑顔。3年の田中優衣さん(8)は「学校に来てほっとした。友達に会えてうれしい」と声を弾ませた。1年生は入学式を含めまだ3回しか登校していないといい、田中圭二郎君(6)は「学校に来たかった。とても楽しみ」と話し、教室に駆け込んだ。

 同小によると、児童113人に被害はないが、休校中に家庭訪問したところ、不眠や腹痛を訴える子が7~8人いたという。外で遊ぶのも禁止で、友達と会えずストレスをためた子供もいた。今後3日間カウンセラーが常駐し相談に乗る。

 同小では1限目をホームルームに当て、心身の様子を確認。担任は一人ひとりに「元気ですか」と声を掛けた。2限目は余震に備えて避難訓練を実施。児童はノートなどで頭を覆い上履きのまま校庭に集まった。地震の影響で給食が出せず、弁当持参の登校という。

 避難訓練後の集会で、津田英樹校長は「悩みがあれば我慢せず、先生や友達と話をしよう。先生たちが全力で守るから安心しなさい」と呼び掛けた。その後取材に応じ「予想より元気な様子に安心したが、不安を抱える子供もいる。友達と遊ぶ中で日常を取り戻してほしい」と話した。


熊本名物朝市が2週間ぶり再開「少しでも日常を」
日刊スポーツ 4月25日(月)10時19分配信

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熊本駅前観光朝市が2週間ぶりに開かれたが、生花と青果の2店舗にとどまった

 JR熊本駅近くの朝市が、2週間ぶりに復活した。毎週日曜早朝に行われ、約30年の歴史を持つ「熊本駅前観光朝市」が24日、熊本地震発生後では初めて熊本市西区二本木で開かれた。1週間前の17日は、16日の「本震」直後だったため中止。この日も参加12店舗中2店舗しか集まらなかったが、店員と常連客が互いの元気な姿を見て喜んだ。中心市街地の名物が、復興への小さな1歩を刻んだ。

 「元気だったの~」「どうしてたの~」。店員と常連客の会話が弾んだ。朝5時過ぎには青果店と生花店がテントを設置し、メロン、バナナ、イチゴ、キク、バラ、カーネーションなどが並んだ。ただ、朝市参加12店舗中、集まれたのは2店舗だけ。この日は出店できなかった豆腐店の男性店主(63)は「水道は昨日(23日)復旧したけど、まだ濁っている。これでは安心安全な豆腐は作れない」と無念そうだった。

 来客数も30~40人ほどと、地震前の5分の1程度。熊本市内だけでも避難者は5万人を超え、朝市に来る余裕がある市民は少なそうだ。「熊本駅前観光朝市会」会長で、この日は青果を売った高浜秀安さん(62=高浜青果経営)は「今日はみんなの元気な顔が見られて良かった。これからも元気な姿を見せたいし、来週は12店舗みんな戻ってくる」と力を込めた。

 この朝市は、旧国鉄が熊本駅前の活性化対策として、1986年(昭61)6月に始めた。当時は約30店舗が参加。県内でも珍しい試みで、盛況だったという。九州新幹線の再開発事業工事に伴い、8年前に駅から約350メートル離れたパチンコ店の駐車場に移動。店員の高齢化や後継者不足で店舗は減ったが、「駅前の名物」は存続されてきた。

 この駐車場の近隣に住む57歳男性は「朝市は便利。今日も仏壇に供える花を買った。被災した熊本が日常を取り戻してほしいから、朝市も地震前の規模になってほしい」と期待した。今では珍しくない朝市だが、今年6月で30周年を迎える「駅前朝市」は、市民の生活に根付いている。

 高浜さんは「JR九州の駅ビルが、あと5年で完成すると聞いている。その後、朝市が駅前に戻れるかもしれない。市民の皆さんの応援があれば、実現できる」と意欲的。熊本の復興の歩みに、朝市も寄り添っていく。【柴田寛人】


熊本県内最長900メートルアーケード続々営業再開
日刊スポーツ 4月25日(月)10時19分配信

 熊本県内最長のアーケードでは、営業を再開する店が増えてきた。

 熊本市中心部の下通商店街と上通商店街は、合わせると約900メートルの長さ。まだ都市ガスの供給が戻らず、閉店中の飲食店が多いものの、カセットこんろやガスボンベなどを使って料理や弁当、総菜を売る店が多くなった。子供向けの支援物資を下通で無料配布していた33歳男性は「今日(24日)は日曜日なので、通る人も増えた。熊本の中心地に人の流れを戻したい」と話した。


熊本の成人映画館「桃劇場」も復活 初日は30人
日刊スポーツ 4月25日(月)10時19分配信

 熊本市の中心市街地に、銀幕の光が戻ってきた。

 中央区下通の成人映画館「桃劇場」は地震による大きな被害を受けず、23日から営業を再開。最初の1週間は「水谷ケイの平成未亡人下宿 お部屋貸します」などの3本立てで、初日は約30人が観賞したという。映画館の男性オーナー(58)は「通常の土曜日なら、40~50人は入る。被災者には、映画を見る余裕がないかもしれない」と話した。市内で営業を再開したシネコンはなく、同劇場の存在感が増している。


<熊本地震>大分県内の文化財にも被害 余震で修復できず
毎日新聞 4月25日(月)9時0分配信

 熊本地震の影響で、大分県内では多くの文化財で石垣が崩れるなどの被害があった。いずれも大きな被害ではないが、余震で修復作業ができず、復旧の見通しは立っていない。各市町で周囲を立ち入り禁止にするなどして、対応している。県教委によると、被害を受けた文化財の内訳は、国の指定文化財9件▽県の指定文化財16件▽国の登録文化財6件。【安部志帆子】

 18日に震度5強を観測した竹田市では、国史跡・岡城跡で、本丸跡や下原門跡の石垣に隙間(すきま)やずれが発生した。由布市では、国の重文・旧日野医院で壁などにひびが入り、周囲の石垣が崩落した。

 また、「重要文化的景観」となっている別府市の湯の花小屋が一部で損壊した。

 玖珠町では、国の名勝である旧久留島氏庭園で石垣の一部が崩落。また、国史跡の角牟礼(つのむれ)城跡でも角埋(つのむれ)神社裏の石垣が崩れるなどした。

 大分市の府内城跡は、やぐらの壁に亀裂が入り、大手門の屋根瓦も落下した。現在、大手門は通行禁止になっている。

 25、26の両日、文化庁の担当者が別府、竹田、由布市などを回り、被害状況を調査する。


小学校が一部再開=公立300超なお休校―全面復旧長期化も・熊本地震
時事通信 4月25日(月)8時34分配信

 熊本地震の影響で休校が続いていた熊本県内の300以上の公立学校のうち、一部の小学校などが25日から授業を再開した。

 残る多くも週内やゴールデンウイーク(GW)明けの授業再開を見込むが、施設が損壊したり教室が避難所に使われたりしている学校もあり、全面再開の見通しは立っていない。

 熊本市教育委員会によると、最初に震度7が観測された地震翌日の15日から、市立の小学校95校、中学42校などが休校を続けている。その他の市町村で25日まで休校が続く公立学校は、県のまとめで小学校103校、中学48校、高校27校など。

 比較的被害の小さかった熊本市北部にある市立田底小学校(同市北区)は、25日から授業を再開。施設や通学路の安全が確認でき、体育館に避難していた人も大半が自宅に戻ったため、授業に支障がないと判断した。同区の小中各1校も27日に再開する。

 県内では他にも、宇城市などで一部学校が25日から授業を開始。甚大な被害が出た南阿蘇村では、体育館などの避難所を維持したまま、GW明けの5月9日から6校ある小中学校が再開する予定。益城町は同月中の学校再開を目指す。

 熊本市教委は残る学校についても、同10日をめどに再開を目指すが、課題は多い。市立龍田西小では擁壁に亀裂が見つかり、土砂崩れの恐れがあるとして避難者1000人が別施設に移動。安全確保まで施設は使えないという。体育館が壊れて使えなかったり、被災者が殺到したりした影響で、教室に被災者を受け入れている学校も多い。


熊本地震 体育館や庁舎、耐震化でも損壊 余震頻発、想定超え
産経新聞 4月25日(月)7時55分配信

 熊本地震では、耐震化済みの体育館や行政庁舎が強烈な揺れにより損壊。避難所や復興の司令塔となる重要な施設だが、複数箇所が立ち入り禁止になっている。なぜ耐震化工事が終わった施設が損壊したのか。関係者は、震度6弱以上が7度観測され、さらに余震が絶えないという今回の地震が「耐震基準の想定を超えた」と指摘する。

 頭上十数メートルから落下した1・5メートル四方のコンクリートが体育館の床に突き刺さっていた。「危なかった。もし人がいたらと思うと」。熊本市立東部中学校の園田恭大(やすひろ)校長(54)は声を震わせた。体育館は16日の本震で天井に近い部分のコンクリート製の壁が崩れ落ちた。14日の前震後に約40人が避難していたが、たまたま避難者はいなかったためけが人はいなかった。

 熊本市中央区の帯山小学校では本震で天井部分を補強する金属材のボルトが破損した。当時は30人が避難していたが、全員が運動場に“再避難”することとなった。こちらも負傷者はいなかったが、塚本知樹教頭は「耐震化も済んでおり安心し切っていた」と話す。

 熊本市の公立小中学校は平成25年度末には耐震化率100%を達成していた。だが、今回の地震を受け、小学校8校、中学校16校の体育館が使用禁止になった。同市教育委員会の緊急調査ではいずれも「構造物への影響なし」との結果だったが、建物を耐震化する部材「筋交(すじか)い」が破断するなどの損傷を確認。「次の地震に耐えられる保証はない」として閉鎖を決めた。

 防災拠点となるはずの庁舎も被災。熊本県益城(ましき)町役場は25年度に建物外側にフレームを取り付ける耐震化工事を実施したが、本震後に立ち入り禁止になった。5月10日ごろまでに業務を再開できるめどが立ったというが、担当者は「耐震基準を満たしており、大丈夫だと思っていた」。耐震改修促進法では避難所機能のある施設などには「震度6強以上の地震で倒壊する危険性が低い程度の耐震性」を求めている。学校の耐震化を管轄する県教委は「耐震化は1度の地震に耐えるのが前提。2度目や大きい揺れが続くことは想定されていない」と説明する。

 熊本地震では25日午前0時現在、震度1以上を873回観測するなど、余震の多さが目立っている。明治大学危機管理研究センターの市川宏雄所長(都市政策)は「想定外のことが起きれば、それを踏まえた見直しが必要。特に自治体庁舎は厳しい基準を検討してもいい」と指摘している。(市岡豊大、上田直輝)


熊本地震 動物愛護先進都市、ペットの行き場は… 「人の水ないのに犬に飲ませるのか」
産経新聞 4月25日(月)7時55分配信

 熊本地震の被災地で避難所生活の長期化が懸念される中、ペット連れの被災者が行き場に困っている。一般の避難所では鳴き声や糞尿(ふんにょう)をめぐるトラブルが絶えないためだ。熊本市は「殺処分ゼロ」をいち早く掲げた“動物愛護先進都市”。ペット連れの避難者を受け入れる動物病院も登場しているが、疲労がたまる避難所生活での“共存”の難しさが浮かぶ。

 ◆受け入れ1カ所だけ

 「避難所内で犬がおしっこをしてしまい、周囲から離れた場所へ行ってほしいと言われた。居づらくなってその日に出ました」

 熊本市内で被災した無職、牧田万里(ばんり)さん(68)は、そう振り返る。愛犬のマル(10歳、雄)は避難生活でも欠かせない存在だといい、「家族の一員だから一緒にいないと精神的にもたない」と話す。

 牧田さんが避難生活を送る熊本市中央区の「竜之介動物病院」は3、4階部分を被災地唯一のペット同行避難所として開放している。これまで約230人が犬や猫など計約300匹を連れて訪れた。23日現在も約80人が約100匹と避難生活を送る。

 同病院の徳田竜之介院長は東日本大震災の被災地でペット連れの被災者が避難所に入れない実情を見て、病院を耐震構造に建て替え、1週間分の備蓄を準備したという。徳田院長は「熊本市は動物愛護先進都市として注目されている。全国に見本を見せないと」と決意を語る。

 ◆車中泊続け熱中症に

 厚生労働省などによると、熊本県の犬の登録数は約11万2千匹(平成24年度)。人口100人当たり6・19匹と、九州地方で最も多い。熊本市動物愛護センターは、26年に初めて殺処分ゼロを実現した“動物愛護の街”でもある。

 地震発生以降、既に同センターには避難中にはぐれたとみられる迷い犬などが約35匹保護された。地震前に約120匹を保護していた愛護センターは満杯状態に。そこで北九州市の協力を得て犬16匹、猫10匹を譲渡し、全て引き取り手が見つかった。「災害時だからといって方針を曲げたくなかった」と村上睦子所長は話す。

 そんな熊本市でも避難者からは「家に置いてくるよう説得された」「人に飲ませる水もないのに、犬に飲ませるんかと言われた」との声が上がる。避難所へ入れず車中泊を続け、犬が熱中症になるケースもあるという。

 熊本市によると、市が作成した避難所運営マニュアルには、「避難所側がペット同行者に配慮」するように記載されているが、担当者は「周知不足は否めない。受け入れへ向けて意識を変えていかなければならない」と話す。

 防災アドバイザーの高荷(たかに)智也さんは「避難所はペット受け入れを前提に開設しなければならない」とした上で、「『家族の一員』だからこそ、飼い主側もペット用の物資をあらかじめ準備するなど自己責任を示す姿勢が必要」と指摘する。


熊本地震 益城町、軟弱地盤が被害を拡大 川沿いに全壊集中
産経新聞 4月25日(月)7時55分配信

 熊本地震で2度の震度7を観測した熊本県益城(ましき)町で、河川周辺の軟弱な堆積物や盛り土が、局地的に大きな家屋被害をもたらした可能性があることが24日、大阪市立大の宮野道雄特任教授(地域防災)らの調査で分かった。熊本地震と同じ内陸部での直下型地震で、帯状の場所「震災の帯」に多くの被害が発生した阪神大震災と異なり、甚大な被害がより局地的に発生したことも確認された。

 宮野氏らは23日、益城町に入り、被害が大きかった町役場近くの木山地区や宮園地区で、家屋の被害状況などを確認した。

 木山地区で家屋が全壊した場所は、町を流れる秋津川の支流に集中した。支流の幅は現在約1メートルだが、宮野氏は、「以前はもう少し幅が広かった」と推測。川の土が堆積した場所や人工的に盛り土がされた場所は、地盤が軟弱で地震動を増幅しやすい特性があるといい、同地区での建物の倒壊は地盤の軟弱さが大きく影響した可能性がある。

 益城町は14日のマグニチュード(M)6・5の「前震」、16日のM7・3の「本震」でいずれも震度7を観測した。

 住宅被害は5400棟にのぼり、うち1026棟は全壊だった。県内の地震による死者数48人のうち20人が同町だった。

 木山地区に隣接する宮園地区でも、建物の全壊が相次いだ。しかし全壊が集中する場所から約200メートル離れた一帯の建物は、比較的倒壊を免れていた。益城町と同様に、震度7を観測した西原村でも局地的な被害が点在している。

 一方、阪神大震災で発生した多くの被害は、神戸から阪神地域に至る、長さ約20キロ、幅約1キロの「震災の帯」に集まっていた。

 宮野氏は「大きな震度を観測した地区でも、建物被害の大小に大きな差がある。地盤の問題と推察されるが、詳しく調査する必要がある」としている。


熊本地震 母子ケア奔走 「阪神」経験生かす
産経新聞 4月25日(月)7時55分配信

 熊本地震の被災地で、助産師や看護師らが乳幼児の沐浴(もくよく)や母子健康相談サービスを行っている。平成7年の阪神大震災を機にボランティアを始めた兵庫県尼崎市出身の看護師、山中弓子さん(47)もその一人で「ノロウイルスや親子のストレスが心配」と避難所や公民館を巡回している。

 「あ、1歳になったはるくんだね。まだ夜泣きは多いかな?」。24日午後、断水が続く熊本市中央区の五福小学校。出張沐浴サービスに訪れた山中さんは保健室で、泣きじゃくる竹尾春乃佑(はるのすけ)ちゃん(1)の体を洗いながら健康状態をチェックした。

 母の竹尾晶子さん(40)は「子供の前で泣かないと決めているけど優しい言葉をかけてもらってつい涙が出た」とほっとした様子。14日の地震から自衛官の夫が出動しているため、晶子さんは4歳の長男と春乃佑ちゃんの2人を連れて避難。春乃佑ちゃんの初めての誕生日だった21日も、家族で過ごすことはできなかったが、「災害ですから仕方ない」と話す。

 山中さんは7年の阪神大震災発生翌日、高齢者が多く避難していた神戸市東灘区の小学校で救護活動に当たった経験がある。

 断水や物資不足下での緊急処置に始まり、エコノミークラス症候群や感染症、ストレス対策へと刻々と変化する医療ニーズに「神戸での経験を生かせば、先手を打って被災者を守る対応ができるはず。でも医療スタッフが疲弊し足りない施設も多い」と危機感を募らせる。

 3月末まで京都市内の総合病院のNICU(新生児集中治療室)に勤務。これから、障害を抱える子供たちと母親を支援する看護ステーションやベビー教室を立ち上げようと退職したばかりだった。

 16日の「本震」の被害を知り、災害時医療の経験を生かせるよう、ボランティアとして受け入れてくれる医療機関を探したところ、地元の由来(ゆらい)助産院の甲斐由香院長が応じ、19日から避難所を巡回する日々だ。

 夜泣きのために車中生活を選ぶなど、必死で子育てと避難生活を続ける母親たちのストレスもピークに達しつつある。甲斐院長は「物資は毎日たくさん寄せられているけど、いま必要なのは人手」。山中さんは「医療機関も各地から来ているが、支援の継続が大事。看護師仲間にもSNSで助けを求めていきたい」と27日まで活動を続ける。


熊本地震 九州道、月内に全線復旧 補正、今国会成立へ
産経新聞 4月25日(月)7時55分配信

 熊本、大分で相次ぐ地震で、石井啓一国土交通相は24日、一部が通行止めになっている九州自動車道について、月内に全線復旧する見通しになったと明らかにした。これにより九州の高速道路の不通区間は、大分道の湯布院インターチェンジ(IC)-日出ジャンクション(JCT)の17キロだけとなる。JR九州は地震により九州新幹線の熊本(熊本市)-新水俣(熊本県水俣市)で脱線した回送列車(6両編成)の撤去作業を完了。交通インフラ復旧に向けた作業は急ピッチで進められている。

 安倍晋三首相は24日の非常災害対策本部会議で、復旧・復興のため、平成28年度補正予算案を早期に編成し、今国会中に成立させる方針を表明。生活再建支援金の支給など被災者支援に充てる。河野太郎防災担当相は記者団に、激甚災害指定を25日の持ち回り閣議で決定すると明らかにした。


補正、3000億円規模=安倍首相「早期成立期す」―熊本地震
時事通信 4月25日(月)7時35分配信

 政府は24日、熊本地震対策として編成する2016年度補正予算案として、復旧・復興に使途を限定した3000億円規模の「熊本地震復旧等予備費」を計上する方向で調整に入った。

 安倍晋三首相は同日、麻生太郎副総理兼財務相らを呼び、補正編成を指示、今国会で速やかに成立させる考えを強調した。

 財源には、日銀のマイナス金利政策などによる市場金利の低下で見込まれる、国債の利払い費の減少分を充てる見通しだ。

 首相は24日の非常災害対策本部で、補正予算案について「今国会での成立を期すべく、速やかに提出できるよう、調整を開始してもらいたい。政府の総力を結集し、復旧・復興に取り組みたい」と力説。この後、首相は公明党の山口那津男代表にも電話し、早期成立を図る方針で一致した。

 政府は大型連休明けの5月上旬にも補正予算案を閣議決定し、国会に提出。同26日から始まる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)前の成立を目指す。今回の補正は復旧・復興に向けた本格的な財政支出の第1弾と位置付けており、中期的に必要な予算は、景気対策などと合わせて秋の臨時国会に改めて提出するとみられる。

 熊本地震に関しては、16年度一般会計予算で確保している3500億円の予備費から、既に食料品支給などの経費を支出済み。補正で新たに設ける予備費では、企業の事業再建や道路などのインフラ復旧、がれき処理などを迅速に進める。住宅の確保、生活再建支援金の支給などにも活用する。

 補正予算案をめぐっては、7月の参院選などを踏まえ、与党内から早期編成を求める声が出ていた。政府・与党は、熊本地震への対応に限定したものであれば、野党の協力も得やすいと判断した。


「足伸ばして眠れる」…野口健さんがテント提供
読売新聞 4月25日(月)7時25分配信

 地震で甚大な被害を受けた熊本県益城(ましき)町の町総合運動公園で24日、被災者向けにテント約100張りが設置された。

 車中泊を続ける人たちの負担を減らそうと、アルピニストの野口健さん(42)が提供した。

 野口さんは、昨年4月にネパールで起きた大地震でも現地を支援。この日は同公園を訪れ、「生活基盤がちゃんとしていないと頑張れない。このテントで休んで、前向きな気持ちを取り戻してほしい」と被災者を励ました。

 14日夜の「前震」から9日間、車中泊を続けたという同町寺迫の会社員男性(64)は「やっと足を伸ばして眠れる。本当にありがたい」と感謝していた。


熊本県内住宅など4062件、倒壊「危険」判定
読売新聞 4月25日(月)7時12分配信

 余震による二次災害を防ぐため建物倒壊の危険性を確認する「応急危険度判定」で、熊本県内の7市町村の住宅などのうち4062件が危険を示す「赤」と判定されたことが、国土交通省のまとめで分かった。

 同省は、全国から判定士を派遣するなどして600人態勢で作業を急いでいる。23日までに1万1300件の判定が終わり、「赤」のほか、立ち入る際には十分に注意する必要がある「黄」は3500件、調査済みで使用可能の「緑」は3738件だった。

 判定結果には立ち入りを禁止するなどの強制力はないが、安全確保のためにステッカーを貼り、通行人にも伝える。罹災(りさい)証明書に記載される「全壊」「大規模半壊」などの住宅の被害認定とは異なる。

 調査は「前震」翌日の15日から熊本市と益城町で、22日からは宇土市、御船(みふね)町、菊陽町、西原村、南阿蘇村で、それぞれ行われている。


JA熊本県女性協が炊き出し 被災者に温か豚汁
日本農業新聞 4月25日(月)7時0分配信

 「平成28年熊本地震」の避難者を支援しようと22~24日、JA熊本県女性組織協議会が益城町で計3000食のおにぎりや豚汁、カレーライスの炊き出しを実施した。余震が続く中、「温かい食べ物を届けたい」と、女性部員40人が結集。今後は各JA女性部に呼び掛け、小規模な避難所への炊き出しなども計画する。

 豚汁に使う材料はJA菊池の直売所「きくちのまんま」で調達、みそもJA菊池女性部が仕込んだ手作りだ。JA熊本市がミニトマト、JAあまくさ女性部が手作りのタケノコの酢漬け、高菜の油炒めも持ち込んだ。作業にはJA熊本中央会や連合会の職員が加わった。

 おにぎりに使う米は、農機具メーカーのサタケ(広島県東広島市)が2トンを提供。緊急用として140キロの米を一度に炊ける炊飯器も持参した。

 22日は約350人が避難する益城中央小学校で約400食を配った。

 熊本女性協会長の寺本眞理子さんは「テレビや新聞を見るたび、つらかった。なんとかしてあげたい思った」と目を潤ませた。「多くの女性部員が余震の続く中でも、手を挙げて集まってくれた。これから長い戦いになるが、支援を続けていきたい」と力を込めた。


<熊本地震>福祉避難所機能せず 利用わずか104人
毎日新聞 4月25日(月)7時0分配信

 熊本地震で4万人近くが避難する熊本市で、高齢者や障害者ら「災害弱者」を受け入れる福祉避難所の利用者が24日現在でわずか104人にとどまっている。市は国の方針に従って176施設を福祉避難所に指定し、災害時には約1700人を受け入れられるとしていたが、実際は施設側の準備や要支援者への周知はほとんどされなかった。多くの災害弱者が、設備やサポートのない場所で過酷な生活を余儀なくされている可能性がある。【村田拓也、石川貴教】

 福祉避難所の必要性は1995年の阪神大震災でクローズアップされ、厚生省(当時)が97年、全国の自治体に指定を推奨。2007年3月の能登半島地震で初めて設置された。国によると、13年6月現在で福祉避難所を指定している市区町村数は1167で、全体の約67%に達する。

 熊本市は、災害時に自力での避難が難しい市民が約3万5000人いると想定し、福祉施設を受け入れ先として活用できるよう、14年度までに社会福祉法人など8団体と協定を締結。約1700人の受け入れ枠を確保したとしていた。

 だが、16日の本震を受けて市が福祉避難所を開設できたのは、受け入れ先とされていた176施設のうち34施設。市は「施設に問い合わせが殺到し、現場が混乱する」として市民に広く開設を知らせず、避難所を巡回する市の保健師が聞き取り調査で介護などが必要と判断した場合のみ、施設ごとに交渉していた。それでも「対応する人も足りず、入所者がいるので場所もない」(市内の福祉施設)などの理由で断られることも多かったという。

 20日段階で36人しか受け入れていないことが判明し、市は21日になって指定していなかった県身体障がい者福祉センター(同市東区)を福祉避難所として開設。有料で貸し出していた個室を災害弱者は無料で利用できるようにした。市は「協定を結んでいる施設の受け入れ態勢が整わなかった」と説明する。

 内閣府が今年4月にまとめたガイドラインには、福祉避難所に指定された施設などの場所を、あらかじめ要支援者や住民などに周知するよう明記されている。担当者は「普段から広く周知しておかなければ『あそこにいけば安心』という場所に行けない」と指摘する。

 ◇北九州市、210人受け入れ

 熊本市は24日、北九州市に福祉避難所設置を要請し、介護付き有料老人ホームなど計56施設で約210人の受け入れが可能になったと発表した。北九州市側が希望者の状態の把握や施設への移動などを一括して担う。【井川加菜美】

 【ことば】福祉避難所

 高齢者や障害者、妊産婦ら配慮が必要な被災者向けに、災害時に開設される避難所。自治体が災害救助法に基づき、福祉施設や公共施設などを指定する。国の指針によると、紙おむつや医薬品、車椅子などを備蓄し、対応にあたる「生活相談職員」を置くことが望ましいとされる。


被災地での空き巣被害が多発 避難者はどうすればいい?
BuzzFeed Japan 4月25日(月)6時56分配信

被災地での空き巣被害が多発しています。熊本県警に問い合わせたところ、24日6時の時点で被害届を受理した件数は18件。そのうち、11件が民家での空き巣。店舗での窃盗が7件。【BuzzFeed Japan / 播磨谷拓巳】

避難者はどう対応すれば良いのでしょうか? BuzzFeedは、備え・防災アドバイザーの高荷智也さんに対処法を聞きました。

1.災害時も戸締りを忘れずに

平時の空き巣被害も、窓ガラスなどを破っての侵入や、窓・ドアのかけ忘れによる被害が多いという統計が出ています。そのため、被災地の防犯対策も下記の行動がまず基本となります。

・避難時にも窓やドアなどの戸締まりを確実に行う
・外から見えるところに、貴重品を置かない

もちろん、戸締まりなどに時間がかかり、避難が遅れ、津波や火災に巻き込まれるのは本末転倒。余裕がない場合には何よりも避難行動を優先しましょう。

2.在宅装いは被災地でも有効

日頃の防犯対策として、「外出時、照明やテレビを点けっぱなしにして在宅を装う」という方法がありますが、これは非常時にも有効な可能性があります。
予備の乾電池などに余裕がなければできないので、ケースバイケースにはなりますが、地域全体が停電をしている場合は、LEDライトとポケットラジオを用いてこれを行うことができます。

3.雨戸、シャッターを閉じる

窓に雨戸やシャッターが付いている場合、「閉めておくと不在をアピールすることになるのでやめるべき」という意見と「侵入に時間がかかるようになるので閉めるべき」という意見に分かれます。

被災地の場合、基本的に地域住民が一斉に避難をしているような場所が窃盗団に狙われるため、雨戸を開け放って在宅を装うよりは、侵入しづらくするために雨戸を閉めた方がよいでしょう。

ただし雨戸やシャッターのロックを忘れると、泥棒に絶好の目隠しを提供するだけなので注意が必要です。

4.結局は「貴重品を持って避難」するのが効果的

やはり警察や民間の警備会社が機能していない被災地で、完全に空き巣を防ぐことは難しいです。

原則として、「盗まれてはならない貴重品は持って逃げる」ことが重要となります。避難時に余裕があればゆっくり準備してもよいですが、時間が限られる場合に素早く貴重品を持ち出すために、次のような準備をしておくと良いでしょう。

・非常持ち出し袋には貴重品を入れるための余分なスペースを用意しておく
・非常持ち出し袋に、貴重品を放り込むポーチや袋を入れておく
・避難時に持ち出す貴重品・荷物を事前に定めておく

しかし、今回は避難所で現金が盗まれるケースが出ています。避難所での防犯はどうすれば?

1.目に付くところに貴重品を置かない

まず大原則として「人目に付く場所に貴重品を置かない」「貴重品が入っていそうなバックやポーチを放り出さない」という対策が必要です。

大型のバッグや風呂敷などで荷物を整理しておくようにしましょう。

2.貴重品は肌身離さず身につける

海外旅行時の盗難対策と同様、貴重品を24時間身につけておくことも重要です。ウエストポーチやポケット付のベストに貴重品を入れて常時身につけるなど、自衛策が必要になります。

また、家族の誰かがすべての貴重品を管理するのではなく、ある程度分散させておくと、万が一の盗難時に全てを失うことが避けられます。非常持ち出し袋の中に、貴重品を持ち歩くためのポーチを入れておいてもよいでしょう。

3.身の回り品の取り違いに注意

悪意のない取り違いにも注意をしておくと安心です。懐中電灯やラジオ、スマートフォンの充電器、配給された食品や生活用品など、見た目が同じものをうっかり取り違えて持っていってしまう可能性があります。

このため、非常持ち出し袋にいれる防災グッズには普段から名前を書いておいたり、配られたものに目印を書き込めるようにマジックペンを用意しておいたりするのが有効です。

熊本県警は、九州5県で結成した特別自動車警ら隊で街を巡回。また、特別機動捜査部隊で夜間の見回りを行い、引き続き犯罪防止につとめています。


八代港と博多港を結ぶ海上代替航路を臨時開設…被災者に生活支援物資を海上輸送
レスポンス 4月25日(月)6時45分配信

国土交通省は、熊本地震を受けた八代港=博多港間の「海上代替航路」を臨時で開設する。

[関連写真]

熊本地震による幹線道路の混雑などで、被災地域の企業は、北部九州や本州に製品出荷する際、安定的な物流ルート確保に苦労している。八代市の企業によると、八代から福岡まで通常2時間弱が5時間弱かかるとしている。

被災地域と博多港間には、通常、海上の「コンテナ航路」はないが、井本商運が八代港=博多港間を臨時開設する。この海上代替航路によって多様な物流ルートを確保し、被災地の生活や産業活動の安定・回復を物流面で支える。

《レスポンス レスポンス編集部》


「また遊びに来ちょくれ」=前見据え、店先に―客足まばらの温泉地・大分
時事通信 4月25日(月)6時1分配信

 熊本地震は、国内外から観光客が訪れる温泉地、大分県由布市にも影を落とした。

 建物倒壊などの大きな被害はなく、由布院温泉周辺では大半の旅館や土産物店が既に営業を再開したが、本震から1週間が経過した週末も人通りはまばら。「また遊びに来ちょくれ」。にぎわいを取り戻そうと、商店主らは前を向いて店先に立つ。

 観光客向けの工芸品店や飲食店が立ち並ぶJR由布院駅前の由布見通り。九州各地の陶磁器を扱う雑貨店「とうふじ」を営む藤田信吾さん(55)は、散らばった陶器の破片を片付け、22日に店を開けた。「陶器が割れたことより、お客さんが来ないことがショック」。閑散とした通りを見詰め、「街が再びにぎわうためには、頑張って店を開けないと」と語った。

 街の代表的な景観地、金鱗湖近くの旅館「ぬるかわ温泉」は21日に営業を再開した。しかし、かかってくる電話は宿泊予約のキャンセルばかり。社長の佐藤秀信さん(66)は「5月中旬まで満室だったが、約300人分がキャンセルになった。今はしょうがないと思うしかない」。台湾から日帰り入浴に訪れた家族を出迎え、「お客さまを迎える準備はできている。徐々に戻って来てくれたら」と力強い笑顔を見せた。


〔地震〕熊本県宇城市・熊本市西区で震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 4月25日(月)0時45分配信

気象庁によると、25日00:44頃、熊本県熊本地方を震源とするM4.4の地震があり、熊本県宇城市・熊本市西区で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
発生日時 :4月25日00:44頃
震源地  :熊本県熊本地方(北緯32.7度、東経130.7度)
震源の深さ:約10km
地震の規模:M4.4(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
熊本県:宇城市不知火町*、熊本西区春日
【震度3】
熊本県:八代市松江城町*、八代市鏡町*、玉名市天水町*、菊池市旭志*、宇土市浦田町*、嘉島町上島*、甲佐町豊内*、熊本美里町永富*、熊本美里町馬場*、宇城市松橋町、宇城市小川町*、宇城市豊野町*、氷川町島地*、熊本中央区大江*、熊本南区城南町*、熊本北区植木町*
福岡県:みやま市高田町*


南阿蘇鉄道を支援、3セク4社が復興祈念切符
読売新聞 4月24日(日)23時44分配信

 熊本地震で被災した熊本県阿蘇地方の第3セクター「南阿蘇鉄道」(本社・熊本県高森町)を支援しようと、秋田、茨城、千葉、鳥取4県の3セク鉄道4社が協力し、29日から「復興祈念切符」を発売する。

 南阿蘇鉄道の乗車券と4社の駅入場券を1セット1000円(税込み)で販売し、うち700円を支援金に充てる。

 販売するのは、秋田県由利本荘市に本社を置く「由利高原鉄道」と、茨城県ひたちなか市の「ひたちなか海浜鉄道」、千葉県大多喜町の「いすみ鉄道」、鳥取県若桜(わかさ)町の「若桜鉄道」。いずれも社長が一般公募された縁で交流があり、南阿蘇鉄道の復旧に合同で取り組むことにした。

 南阿蘇鉄道は、立野駅(南阿蘇村)から高森駅(高森町)までの全長17・7キロで、1986年4月に当時の国鉄高森線を沿線自治体が引き継いだ。地震でトンネルや橋に被害が出て運転を見合わせており、復旧のめどは立っていないという。


<熊本地震>天幕の下、息抜きの場 車中泊の子どもら
毎日新聞 4月24日(日)23時29分配信

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雨が降る中、寝泊まりしている乗用車の横に防水シートを天幕代わりにし、体を伸ばしたり子どもの遊び場にしている一家=熊本県益城町の町立広安小学校グラウンドで2016年4月23日、栗田慎一撮影

 熊本地震で大きな被害を受けた熊本県益城(ましき)町の町立広安小の運動場で、わきに防水シートの天幕を張った車が止まっていた。「避難所となっている校舎内では、子どもが泣いたり騒いだりすると迷惑がかかるから」と車中泊を続ける、小さな子を持つ家族だった。

 熊本地方に雨が降った23日。同町惣領の会社員、作長知彦さん(31)の長男楓太(ふうた)ちゃん(2)と次女美春ちゃん(1)が段ボール箱に入ったり出たりしてはしゃいでいた。作長さんは「ここなら思いっきりはしゃげるね」と、一家5人で寝泊まりしている車の横に張った青いシートを見上げた。ここは、大人が体を伸ばしたり、子どもたちを遊ばせたりするためのスペースとなっている。

 指定避難所となっている同小では約700人が避難生活を送り、うち350~400人が車中で寝泊まりしている。その中には作長さん一家のような小さな子を持つ家族も多い。「子どもたちは地震のトラウマで余震があると泣いたり、逆に昼間は元気に走り回ろうとしたりする。『騒がないで』と言うと、その声も迷惑になるように感じて」。妻の愛さん(27)が言った。

 車中泊の避難者の中には幼子を持つ妊婦もいる。「ちょっとした工夫で避難所の施設内に子どもが遊べるようなスペースが作れるような気がするのですが」。肩身の狭い思いをしている親たちのせめてもの願いだ。【栗田慎一】


<熊本地震>「仮設住宅、数千戸必要」熊本市長
毎日新聞 4月24日(日)23時24分配信

 熊本地震の発生から24日で10日となった。熊本県内では依然として5万9912人が避難生活を続けている。このうち最多の3万6365人が避難する熊本市の大西一史市長は同日、民間賃貸住宅の借り上げを含め、仮設住宅などの被災者向け住宅が数千戸必要になるとの見通しを示した。益城(ましき)町の西村博則町長も、1、2カ月後をめどに2000戸程度、仮設住宅を建設する意向を明らかにした。

 熊本地震に被害規模が近い新潟県中越地震(2004年10月)では、発生10日時点で約5万3000人が避難。発生1カ月後に仮設住宅への入居が始まり、発生から5カ月後の最大時で約9600人が暮らした。

 一方、2人が安否不明の熊本県南阿蘇村では、悪天候で中断していた捜索活動を24日朝から再開した。【出口絢、津島史人】


鹿児島・十島村で震度4 津波の心配なし
産経新聞 4月24日(日)23時6分配信

 24日午後10時27分ごろ、鹿児島県十島村で、震度4の地震があった。気象庁によると、震源はトカラ列島近海で、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は4・2と推定される。この地震による津波の心配はない。

 各地の震度は次の通り。

 震度4=十島村(鹿児島)


熊本復興へ補正予算…政府、連休明けに提出
読売新聞 4月24日(日)23時2分配信

 熊本地震の被災者支援などに充てるため、安倍首相は24日の非常災害対策本部会議で、2016年度補正予算案を編成する方針を示した。

 一方、九州自動車道は今月中に全線復旧する見通しとなった。九州新幹線の脱線車両の撤去も完了し、主要な交通網は大型連休に合わせて平常に戻る。熊本県内では依然として2人が安否不明で、この日も懸命の捜索が続いた。

 政府は、補正予算案を大型連休明けに国会に提出する。民進党も協力する意向を示しており、6月1日が会期末となる今国会で成立する見通しだ。

 首相は会議で「被災者の不安な気持ちに寄り添い、今後も先手先手で一層、機動的に対応していく」と述べた。補正予算案には、住宅確保や生活再建支援金支給などの被災者支援に関する費用に加え、道路などのインフラ(社会基盤)復旧などに充てる「熊本地震復旧等予備費」の創設を盛り込む方向だ。会議では、激甚災害指定を25日の閣議で決定する方針も確認した。


<地震>鹿児島・十島村で震度4 震源地はトカラ列島近海
毎日新聞 4月24日(日)23時0分配信

 24日午後10時27分ごろ、鹿児島県十島(としま)村で震度4を観測する地震があった。気象庁によると、震源地はトカラ列島近海で、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は4.2と推定される。【蓬田正志】


<熊本地震>「半個室」で安心 簡易間仕切り設置
毎日新聞 4月24日(日)22時48分配信

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学生やボランティアの手によって間仕切りが設けられた体育館=熊本市中央区の市立帯山西小学校で2016年4月24日、須賀川理撮影

 車中泊を減らそうと、世界的な建築家の坂(ばん)茂さん(58)と、アルピニストの野口健さん(42)が24日、相次いで熊本地震の被災地を訪れ、プライバシー確保のための簡易間仕切りを設置した。

 坂さんが考案した間仕切りは紙製パイプを組み立てるもので、東日本大震災(2011年)の被災地でも活用された。誰でも組み立てられ、1セットで幅、奥行き、高さが各約2メートルの枠組みができあがり、四方を布で覆えば、「半個室」のスペースになる。

 坂さんはこの日、約200人が避難する熊本市の市立帯山西小の体育館を訪れ、自身が特別招聘(しょうへい)教授を務める慶応大の学生ら約40人と共に60世帯分を組み立てた。避難している村上節夫さん(71)は「着替えたり、体を拭いたりするのに困っていた。仕切りがあれば自分の家のように過ごせそう」と喜んだ。

 同校のグラウンドには車中泊の避難者がいるが、28日から体育館に移動してもらう予定。視察した蒲島郁夫知事と大西一史市長は他の避難所でも設置を急ぐ考えを示した。

 一方、野口さんも24日、熊本県益城町を訪れテント125個を寄贈。早速、益城町陸上競技場に設置された。車中泊をしている避難者向けで、野口さんは「まずはゆっくり横になってほしい」と語った。【数野智史、尾垣和幸】

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