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2016年4月21日 (木)

熊本・震度7の地震に関するニュース・39

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:<熊本地震>雨で捜索を一時中断 県内に大雨洪水警報 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:損保各社、地震保険の現場調査省略も…熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:強い雨で捜索中断、17万人に避難勧告・指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本に土砂災害警戒情報 九州北部は昼過ぎまで大雨のおそれ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>ボランティア受け入れ窓口 県内各地に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震>発生1週間 益城町でボランティア受け付け開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 22日予定の「みどりの式典」を中止 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本県益城町にボランティアセンター開設 雨の中、100人の列 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本県の一部地域に土砂災害警戒情報発表中(21日13時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>6日ぶり営業再開、住民次々 スーパーやコンビニ 一歩ずつ日常へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:一連の活動「熊本地震」=大分5弱など含める―気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アレルギー食・段ボール更衣室…経験生かす支援 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大雨で捜索中断=2人不明の南阿蘇村―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボランティア受け付け開始=益城町、「被災者に寄り添って」―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「阪神」からボランティア 経験を熊本につなぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「絶対に助ける」南阿蘇村で捜索活動 福岡県警の派遣部隊が帰着報告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災地、朝から激しい雨=「また崩れる」捜索中断―熊本県南阿蘇村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相、23日に熊本県入り 地震被害の実態把握へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災者相談の専用電話開設=年金機構 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本震源近くの天草市、防災無線整備が「異常」な遅れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ペットと一緒に避難 熊本・竜之介動物病院受け入れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ふるさと納税で熊本支援、返礼品なくても1億円迫る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:耐震化完了でも損傷、24校体育館を使用禁止に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔災害警戒〕熊本・大分各地に大雨警報 避難情報も新たに(21日11時半現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州北部、激しい雨=西・東日本で荒天注意―気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 子供たち、元気にメッセージ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 発生1週間 見えぬ未来、覆う不安…共有できなかった「3・11」の教訓 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 人材配置に需給ずれ 看護師「スキル生かしたいのに」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 発生1週間 家より車中泊 エコノミー症候群怖い 夜何度か運動 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 避難先の納屋倒壊 益城・松野ミス子さん、ひ孫と対面直後 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 無償宿泊施設、窓口被災で機能せず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本城の修復、福島県白河市がノウハウ提供へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:96時間経過し1人死亡確認…熊本地震発生から21日で1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震から1週間…避難所生活の子供たち 学校再開はGW以降 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<熊本地震>雨で捜索を一時中断 県内に大雨洪水警報
毎日新聞 4月21日(木)12時5分配信

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強い雨の中、救援物資を運ぶ人たち=熊本県南阿蘇村で2016年4月21日午前10時40分、西本勝撮影

 熊本県内では21日未明から雨が降り始め、同県南阿蘇村河陽の高野台団地で安否不明者の捜索を続けていた自衛隊や警察などは同日午前4時11分、土砂崩落の危険があるとして捜索を中断した。前線が通過する昼過ぎにかけて雷を伴う非常に激しい雨が降る見込み。熊本地方気象台は県内に大雨洪水警報を出し、地震で地盤が緩んだ地域での土砂災害に注意を呼びかけた。

 気象台によると、前線を伴った低気圧が21日中に東シナ海から対馬海峡を通過し、昼過ぎにかけて徐々に雨が激しくなる見込み。21日の1時間最大雨量は多いところで70ミリ、22日午前6時までの24時間雨量は多いところで150ミリと予測している。また、阿蘇地方と天草地方では非常に強い風が吹き、陸上で最大瞬間風速35メートルを予想している。

 陸上自衛隊第13旅団司令部(広島県)の総務課広報室長の鈴木克典3等陸佐は「非常に悔しい思いだ。一秒でも早く救出したいという思いは変わっていない。隊員に疲労はたまっているが、士気はまったく落ちていない」と話した。【田中将隆、杉山雄飛、川上珠実】


損保各社、地震保険の現場調査省略も…熊本地震
読売新聞 4月21日(木)12時3分配信

 損害保険各社は、熊本県を中心にした地震の被災者が地震保険の支払いを素早く受けられるよう、調査員による現場調査を場合によっては行わないことを決めた。

 22日以降、順次実施する。

 木造住宅や家財が対象。被災者に写真を送ってもらうなどして、被害の程度を判定する。保険金の請求に必要な書類も一部は省略できるようにする。

 損保各社でつくる日本損害保険協会は「地震保険中央対策本部」を発足させ、対象者に迅速に保険金を支払うよう対応を進めている。


強い雨で捜索中断、17万人に避難勧告・指示
読売新聞 4月21日(木)12時3分配信

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雨が強くなり、校庭に設営されたテントにも少しづつ水が入ってきたため校舎へ移動する女性(21日午前10時19分、熊本県南阿蘇村の南阿蘇西小で)=近藤誠撮影

 熊本県を中心に相次いでいる地震は21日、震度7を観測した14日の「前震」から1週間を迎えた。

 九州は朝から強い風雨に見舞われ、熊本、大分両県では21日午前11時現在、17万人以上に避難指示・勧告が出された。熊本県南阿蘇村では自衛隊などによる捜索活動が天候不良で中断された。熊本県によると、一連の地震では、午前11時現在、48人が死亡、2人が安否不明となっている。気象庁は「一連の地震で地盤の緩んでいる地域では土砂災害の危険性が高まっている。地震活動や降雨の状況に十分に注意してほしい」と呼び掛けている。

 気象庁によると、14日夜以降の一連の地震は21日正午現在で761回に上った。震度7は2回、6強は2回、6弱は3回、5強は3回、5弱は7回観測されている。

 前線を伴った低気圧が発達しながら西日本を東に進んでおり、熊本県では未明から雨が降り始めた。午後0時30分までの24時間雨量は福岡市で51・5ミリ、熊本市で47・5ミリ、阿蘇市で69ミリ、大分県豊後高田市で41ミリなどを記録している。熊本県には大雨・洪水警報が出された。地震で被災した阿蘇地方や熊本地方の降り始めから正午までの雨量は40ミリ前後に達している。風も強まり、陸上の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は35メートルと予想されている。

 被災地では相次ぐ地震により地盤が緩んでおり、読売新聞の午前11時半のまとめでは、熊本県で午前9時現在、少なくとも2568世帯6478人に避難指示が出された。他の市町村も含め6万8972世帯17万688人に避難勧告が出されている。県内の避難者は午前9時現在で約10万人となり、20日昼と比べて約7500人増えた。

 3900人に避難指示が出ている熊本県南阿蘇村では、21日午前4時過ぎ、土砂災害の危険が高まっているとして、自衛隊などによる安否不明者の捜索活動が中断された。熊本市は、避難所になっている龍田西小で、壁の一部が崩落する恐れがあるとして避難者約1000人を別の避難所に移すことを決めた。

 予想される1時間雨量の最大値は熊本、長崎県で70ミリ、福岡県で50ミリ、大分県と佐賀県で40ミリなど。22日朝までの24時間予想雨量は、多い所で熊本、長崎両県で150ミリ、福岡、佐賀、大分の3県で100~120ミリに達する見通し。


熊本に土砂災害警戒情報 九州北部は昼過ぎまで大雨のおそれ
ウェザーマップ 4月21日(木)12時3分配信

 九州北部地方には、活発な雨雲がかかり続けている。すでに大雨になっている所があり、このあと21日の昼過ぎにかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降るおそれがある。地震の揺れが大きかった地域では特に地盤が緩んでいるため、土砂災害や低地の浸水、河川の増水・はん濫、また、暴風にも併せて警戒が必要だ。

 前線を伴った低気圧が対馬海峡を東へ進んでおり、21日夜には山陰沿岸を東に進む見込みだ。すでに九州では北部を中心に激しい雨が降っており、長崎県の新上五島町有川郷では、午前10時現在、降り始めからの雨量が128ミリに達している。佐賀県の伊万里市でも100ミリを超えるなど、局地的に大雨になっており、午前11時35分、熊本県の上天草市と天草市東部に、土砂災害警戒情報が発表された。

 このあと昼過ぎにかけては、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨になるおそれがある。また、低気圧の通過に伴って、南よりの風が非常に強く吹く見込みだ。

【雨の予想】
 21日の1時間雨量(多い所)
  長崎県、熊本県      70ミリ
  福岡県          50ミリ
  佐賀県、大分県、山口県  40ミリ
              
 21日12時から22日正午までの24時間雨量(多い所)
  熊本県  100ミリ 
  長崎県  80ミリ           
  山口県、福岡県、佐賀県、大分県  60ミリ

【21日に予想される最大瞬間風速】
  九州北部  35メートル       
  四国・近畿 30メートル

 地震により揺れの大きかった地域では、すでに地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害に警戒が必要だ。さらに、低地の浸水や河川の増水、はん濫、暴風にも警戒するとともに、落雷、突風、高波にも併せて注意が必要となる。

 なお、土砂災害警戒情報とは、大雨警報(土砂災害)が発表されている状況で、土砂災害発生の危険度がさらに高まったときに、対象となる市町村を特定してさらに警戒を呼びかける情報。


<熊本地震>ボランティア受け入れ窓口 県内各地に
毎日新聞 4月21日(木)12時2分配信

 ボランティアの受け入れ窓口となる「ボランティアセンター」は、熊本県内の各市町村に開設されつつある。菊池、宇土両市は18日、南阿蘇村でも20日から社会福祉協議会がセンターを開設した。熊本市でも22日に開設される予定だ。

 ただ、地震活動が活発な状況が続いており、「ボランティアの安全を確保できないと受け入れられない」(阿蘇市社協)など、まだ受け入れに慎重な自治体もある。社協の職員数が限られているため対応に懸念を示す自治体もあり、22日から受け入れる予定の菊陽町社協の担当者は「センターの開設前から毎日100人くらいの希望者が来て対応に追われている。ホームページなどでどこまで告知するか迷っている」と明かす。

 また、被害を受けた道路や鉄道などは依然復旧しておらず、宿泊施設も不足している。全国ボランティア・市民活動振興センターの高橋良太所長は「まずは日帰りができる周辺地域の人から向かった方がいい」と話す。ボランティアに行く場合は、けがを防ぐためヘルメットや底の厚い靴をはき、出発前に最寄りの社協でボランティア向けの保険に加入しておくことも必要という。

 高橋所長は「被災後に自宅の片付けのニーズが一気に高まる水害と違い、地震の被災地は片付けや仮設住宅への引っ越しが始まるまで時間がかかる。慌てて向かうよりは息の長い支援を意識してほしい」と話す。

 日本災害救援ボランティアネットワーク理事長を務める渥美公秀・大阪大大学院教授(共生行動論)は「被災地では支援物資の配布などで人手が不足しており、安全に滞在できるところがある人は行った方がいい。高齢者の話を聞いてあげるだけでも助けになることがある。安全を確保した上で臨機応変に被災者の困りごとに対応してあげてほしい」と話した。【前谷宏、志村一也】


熊本地震>発生1週間 益城町でボランティア受け付け開始
毎日新聞 4月21日(木)12時0分配信

 熊本地震は21日、発生から1週間を迎えた。被災地ではインフラの復旧作業が徐々に進むが、依然として約9万人が避難生活を送っている。毎日新聞の集計では、死者48人の他、エコノミークラス症候群などによる震災関連死が疑われるケースも10人を数えている。また、安否不明者2人の捜索は21日、雨のため捜索が一時中断された。最も多くの犠牲者が出た熊本県益城町ではボランティアの受け付けが始まり、激しい雨の中を各地から駆け付けた人たちが登録手続きをした。

 被災地では、被災者支援に向けた災害ボランティアセンターの設置が進んでいる。益城町でも21日、町内のグラウンドにセンターが開設され、午前9時の受け付け開始前から数十人の希望者が列を作った。

 2012年の九州北部豪雨で被害が出た福岡県八女市の崇城大4年、中島花奈子さん(21)は、朝から大学の友人と受付のテント前に並んだ。九州北部豪雨では自宅の被災は免れたが、「全国からボランティアが来てくれて助けてもらったのでその恩を返したい」と意気込んだ。高松市の会社員、柳田孝一郎さん(40)は支援物資を車に積んで8時間かけて駆けつけた。「熊本市には知人もいるので、会社から休みをもらって来た。できることがあれば何でもしたい」と話した。

 ボランティアたちは、スタッフから「被災家屋の前で記念撮影はやめて」「被災者へ思いやりを持って活動してください」などと説明を受けた後、避難所運営の手伝いや支援物資の仕分けなどの作業に向かった。その後、雨が強まったため午前11時に受け付けを打ち切った。

 センターを運営する益城町社会福祉協議会によると、14日の最初の地震直後から開設を目指していたが、16日未明の「本震」で協議会も被災。県社会福祉協議会などに応援を要請し、地元企業のグラウンドを借りることで開設にこぎつけた。毎日午前9時~午後4時、200人程度を受け入れ、被災者から寄せられる要望に応えていく予定だ。

 ボランティアの活動開始に被災者からも歓迎の声が上がった。町保健福祉センターに避難する会社員の永田博幸さん(51)は「家の中がぐちゃぐちゃだが、交通事故の後遺症で右足が悪く、片付けを手伝ってくれるとありがたい。物資の仕分けなどの人手が増えたら食事の配給などもスムーズに進むと思う」と喜んだ。【佐野格】


熊本地震 22日予定の「みどりの式典」を中止
産経新聞 4月21日(木)11時57分配信

 政府は21日、熊本地震の発生を踏まえ、22日に予定していた第10回「みどりの式典」の開催を中止すると発表した。天皇、皇后両陛下ご臨席のもと、国内で植物や森林、自然保護などにかかわる研究で顕著な功績があった人に与えられる「みどりの学術賞」の授与式が行われる予定だった。授与式は後日改めて行う。

 2011年の第5回式典も東日本大震災の発生により取り止めとなった。


熊本県益城町にボランティアセンター開設 雨の中、100人の列
西日本新聞 4月21日(木)11時56分配信

 熊本地震で甚大な被害が出た熊本県益城町の町社会福祉協議会は21日、ボランティアの受け入れ窓口となる「町災害ボランティアセンター」を、同町安永の井関熊本製造所グラウンドに開設した。午前9時の受け付け開始時には、県内外から集まった志願者約100人が窓口のテント前に列をつくった。

【10の心得まとめ】被災地ボランティア、何に気をつけるべき?

 町社協では常時200人程度を受け入れ、避難所運営や支援物資の仕分けに当たってもらう方針。この日は雨の影響で作業のキャンセルも相次いだため、午前11時に受け付けを終了した。ボランティアは担当者から「被災者に寄り添う気持ちで活動して」など注意点の説明を受けた後、グループごとに車に乗って町内の避難所に向かった。

 福岡県八女市の大学生、中島花奈子さん(21)は「友達が被災して、早く手助けできればと思って来た。(2012年に八女市で大きな被害があった)九州北部豪雨の時にボランティアに助けてもらったので、恩返しがしたい」と話した。

 ボランティア窓口は熊本市社会福祉協議会も22日、同市中央区に設ける。

=2016/04/21 西日本新聞=


熊本県の一部地域に土砂災害警戒情報発表中(21日13時現在)
レスキューナウニュース 4月21日(木)11時45分配信

熊本県と熊本地方気象台は熊本県の一部地域に土砂災害警戒情報を発表しています。
降り続く雨のため、警戒対象地域では土砂災害の危険度が高まっています。崖の近くや渓流などの土砂災害の発生しやすい地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難勧告などの情報に注意してください。

■気象警報
【大雨洪水警報】(21日10:23現在)
・熊本県:全域
※阿蘇地方の全域と天草市、苓北町には暴風警報も発表。

【土砂災害警戒情報】(21日11:35現在)
・熊本県:上天草市・天草市東部

≪用語解説≫土砂災害警戒情報
・大雨警報が発表されている状況で、土砂災害発生の危険度がさらに高まったときに、対象となる市町村を特定して警戒を呼びかける情報。周囲の状況や雨の降り方にも注意し、危険を感じたら躊躇することなく早期避難を。

■気象概況
【1時間雨量】
・熊本県  本渡    25.0mm(~21日12:16)
・熊本県  南阿蘇   24.5mm(~21日12:13)
・熊本県  宇土    24.0mm(~21日12:13)<4月1位>
・熊本県  阿蘇乙姫  23.5mm(~21日11:05)
・熊本県  南小国   23.0mm(~21日11:30)
・熊本県  益城    18.0mm(~21日12:20)
・熊本県  熊本    17.0mm(~21日11:01)

【3時間雨量】
・熊本県  阿蘇乙姫  54.0mm(~21日12:20)
・熊本県  本渡    53.5mm(~21日12:20)
・熊本県  南阿蘇   48.0mm(~21日12:20)
・熊本県  南小国   45.0mm(~21日12:20)
・熊本県  宇土    42.5mm(~21日12:20)<4月1位>
・熊本県  益城    41.5mm(~21日12:20)
・熊本県  熊本    40.0mm(~21日12:20)

【日最大瞬間風速】
・熊本県  八代    21.9m/s 南南東(21日07:24)
・熊本県  本渡    20.3m/s 南  (21日10:29)
・熊本県  牛深    18.3m/s 南南西(21日10:22)


<熊本地震>6日ぶり営業再開、住民次々 スーパーやコンビニ 一歩ずつ日常へ
西日本新聞 4月21日(木)11時45分配信

 熊本地震の被災地は、ガソリンなどの品薄状況がほぼ解消され、スーパーやコンビニエンスストアなどでも商品が並び始めた。

 21日朝、土砂災害で多数の死者が出た熊本県南阿蘇村に隣接する同県高森町高森のショッピングセンターが6日ぶりに店を開くと、待ちわびた住民が次々に入ってきた。南阿蘇村の主婦河内孝子さん(78)は「野菜や牛乳を買いに来た。電気、水が、復旧したので家で調理したい」と話し、ほっとした様子だった。

 震災直後、周辺の商店は軒並み閉まったが、徐々に物流も回復してきた。この日、ショッピングセンターには、市場で買い付けた鮮魚や野菜果物が並んだ。出入り口では張り紙で「地震が起こったらすぐに駐車場に避難してください」と呼び掛け、店内には「大震災お見舞い申し上げます。みんなで頑張りましょう」と書かれた看板も。

 高森町の「ローソン阿蘇高森店」の壁には「おにぎり お弁当 サンドイッチ 大量入荷しました」の手書きの紙が張られた。19日から、おにぎりと弁当、パン類は地震前のように届くようになった。住吉哲郎オーナー(36)は「やっと落ち着いてきた。あとは余震が収まるのを願うだけだ」と強調した。

 熊本県内では現在、ガソリンスタンドもコンビニも9割以上が営業しているという。南阿蘇村災害対策本部近くのガソリンスタンド「JA阿蘇 久木野SS」も19日に営業を再開した。一時は給油待ちの車列ができたが間もなく解消した。男性店員(21)は「営業再開できてほっとしている」。同県阿蘇市ではファミリーレストランや焼き肉店も営業を始めるなど、被災地は一歩ずつ日常を取り戻しつつある。

=2016/04/21 西日本新聞=


一連の活動「熊本地震」=大分5弱など含める―気象庁
時事通信 4月21日(木)11時41分配信

 気象庁は21日、「平成28年(2016年)熊本地震」の名称は熊本県熊本地方で14日夜に起きた最大震度7の地震以降、16日未明の震度7の地震や同日朝の大分県中部の5弱の地震を含め、一連の地震活動全体を指すとの見解を発表した。

 また、データ精査の結果、この大分県中部の地震のマグニチュードを5.3から5.4に修正した。

 同庁の青木元・地震津波監視課長は、15日午前に「熊本地震」と命名した時点では、「14日夜の震度7が本震で、その後は余震とみていた」と説明。さらに大地震が起き、地震活動域が拡大しても、14日夜の震度7の地震だけを熊本地震と呼ぶと話した時期があったが、青木課長は「誤解を招いた」と釈明した。


アレルギー食・段ボール更衣室…経験生かす支援
読売新聞 4月21日(木)11時39分配信

 東日本大震災や阪神大震災などで被災した自治体が、熊本県を中心とした地震の被災地支援に動き出している。

 被災者のニーズを見越した物資の手配や仮設住宅の事前調査など、震災の経験を生かした支援に取り組んでいる。

 東日本大震災で、避難所の課題の一つとなったのが、食物アレルギーをもつ被災者への対処だ。空腹に耐えられず、配給品を食べて呼吸困難などに陥る恐れがある。ニーズの高さを痛感し、仙台市は、熊本市に送った粉ミルク300キロ・グラムのうち、1割をアレルギー対応にした。今後、小学生向けの対応食を送ることも検討している。仙台市危機管理室の担当者は「避難所で今後、何が足りなくなるのか予測できる。先手を打つ」と話す。

 中越地震で被災した新潟県長岡市は、市職員ら6人を熊本市などに派遣し、避難所で、段ボールで組み立てできる「更衣室&授乳室」4台を設置した。今後さらに26台を追加するという。

 宮城県は18日、東日本大震災の災害対策本部で任務にあたった職員4人を熊本県庁に派遣した。その1人、後藤敬・消防課長(54)は「仮設住宅を整備できる立地の調査など、先を見据えた情報収集支援に努めたい」と語る。同県石巻市は21日、東日本大震災で避難者の心身のケアにあたった保健師ら5人を、熊本県八代市に派遣した。

 阪神大震災の教訓を被災者の生活再建に生かすため、関西広域連合広域防災局(事務局・兵庫県)からは、建物の全半壊認定に必要な知識を持つ職員8人が派遣された。行政の支援金をできるだけ受け取りやすくするためで、20日には、熊本県益城(ましき)町と大津町に「現地連絡所」を開設した。


大雨で捜索中断=2人不明の南阿蘇村―熊本地震
時事通信 4月21日(木)11時34分配信

 熊本県を中心に相次いでいる地震で、大規模な土砂崩れが起きた同県南阿蘇村で行方不明者の捜索を続けていた自衛隊と警察などは21日午前、大雨のため捜索を中断した。

 村では依然2人が行方不明となっているが、二次災害の恐れもあるため、雨がやまない限り再開はされない見通しという。

 一方、同村は崩落した阿蘇大橋の近くにある立野地区などの住民に対し、土砂災害の危険性が高まっているとして、避難するよう呼び掛けた。


ボランティア受け付け開始=益城町、「被災者に寄り添って」―熊本地震
時事通信 4月21日(木)11時34分配信

 熊本地震で被災した熊本県益城町では21日、ボランティアの受け付けが始まった。

 午前9時からの説明会には男女約100人が参加。活動内容や注意点などの説明を受けた後、班分けされたボランティアらは避難所や配送センターなど十数カ所に分散し、支援物資の運搬などに汗を流した。

 町立広安西小学校の避難所では、ボランティアらが清掃や支援物資の受け渡しを担当。熊本市から来た男性(41)は「『動ける者が動かないと』と思い参加した。何ができるか分からないが、役に立ちたい」と意気込んだ。地元から参加した坂本奈々瀬さん(19)は、ニュースでボランティアの募集開始を知り、友人を誘い参加。「ずっとここに住んでるので、少しでも多くの人を助けられたら」と語った。

 家屋の危険度判定も終わっておらず、被災者の自宅での支援は難しいため、避難所での活動を優先する。町社会福祉協議会の国元秀利事務局長(59)は「二次災害には十分注意してほしい。地域住民に寄り添ってもらえれば」と話した。

 南阿蘇村の災害ボランティアセンターには、この日も朝から次々に希望者が訪れた。避難者のマッサージをしたいというカルチャーセンター講師の中村富士子さん(55)=南阿蘇村久石=は「体が大切。避難者には無理をしないでほしい」と話した。吹き付ける強い雨には、「また山崩れが起きるのでは。ようやく電気が供給されて気持ちが楽になったところだったのに」と表情を曇らせた。


<熊本地震>「阪神」からボランティア 経験を熊本につなぐ
毎日新聞 4月21日(木)11時29分配信

 熊本地震の被災地を支援しようと、兵庫県社会福祉協議会が運営するひょうごボランタリープラザ(神戸市中央区)は21日夜、阪神大震災時から活動を続けるベテランを中心としたボランティアらを、バスで熊本県益城町に派遣する。住宅再建や避難所支援に熟達した人材もそろえ、プラザの室崎益輝所長は「『阪神』の経験を熊本につなぐ絆を築きたい」と話す。

 21日にボランティア募集が始まった益城町は、関西広域連合が支援を担当しており、現地でまずニーズを調査する。NPOが認定する防災士の資格を持つ防災士会の有志や災害ボランティアを20~30回経験したベテランら、約10団体20人がバス1台に乗り込む。3泊4日の日程で、被災地の負担にならないように、うち2泊は移動を利用して車中で過ごし、1泊は福岡県八女市に宿をとって現地に通う。食料も持参して「自己完結」する。

 参加するNPO法人「神戸まちづくり研究所」の野崎隆一さん(72)は、阪神大震災でマンションや住宅再建に取り組んだ。「被災者は先行き不安の中にいると思う。再建の道筋を示す手伝いをしたい」と語る。プラザは一般公募したボランティアも25日に派遣する。【井上元宏】


「絶対に助ける」南阿蘇村で捜索活動 福岡県警の派遣部隊が帰着報告
西日本新聞 4月21日(木)11時28分配信

 熊本地震で、大規模な土砂崩れが起きた熊本県南阿蘇村で行方不明者の捜索活動に当たった福岡県警の警察官101人が21日未明に帰着し、吉田尚正県警本部長に報告を行った。九州管区機動隊第1大隊の中村典生大隊長(警視)は、報道陣の取材に「(行方不明者の)生存を信じ、絶対に助けるという気持ちで必死に作業に当たった」と話した。

 九州管区機動隊第1大隊は18日未明に現地に派遣され、20日夕方まで南阿蘇村河陽の高野台地区の現場で自衛隊、消防と捜索活動を行った。

 現場に到着し「想像を絶する土砂の量に絶句した」という中村大隊長。二次災害の恐れがあり、震度5前後の余震が来るたび警笛を鳴らして退避しながら、スコップで慎重に土砂を掘り進める作業となった。

 別部隊に引き継ぐ時間が来ても、隊員からは「もう少し作業しましょう」という声が上がったという。福岡県警が捜索した現場からは3人が見つかり、死亡が確認された。

 中村大隊長は「自然災害の怖さを見た」と振り返り、吉田本部長は「余震が続く厳しい状況の下、身の危険を顧みずに献身的に救助活動に当たった。敬意を表したい」と慰労した。

 県警は地震が起こった14日から20日まで、延べ約2100人を派遣。被災地で緊急物資輸送路の渋滞対策や交通整理に当たった福岡県警の交通部隊63人も20日夜に帰着している。

=2016/04/21 西日本新聞=


被災地、朝から激しい雨=「また崩れる」捜索中断―熊本県南阿蘇村
時事通信 4月21日(木)10時59分配信

 熊本地震の被災地では21日朝から激しい雨が降り始めた。

 行方不明者の捜索が24時間態勢で続く熊本県南阿蘇村の土砂崩れ現場では、二次災害の恐れがあるため、午前4時すぎに作業を中断。被災者からは「また崩れるのでは」「家が心配」と不安の声が漏れた。

 体育館などが避難所となっている同村の南阿蘇西小学校では、校舎2階で雨漏りが発生。身を寄せる無職川崎哲志さん(67)は「水害がもともと多い地域なので、家がどうなっているか心配だ」と空を見上げた。

 土砂崩れが別荘地を襲った河陽地区では「地盤がいつ崩れるか分からない」として、陸上自衛隊などが捜索を中断。陸自の広報担当者は「非常に悔しい。一日でも一時間でも早くご家族の元へ帰したい」と苦渋の表情を浮かべた。現場ではこれまでに、斜面に複数の亀裂が見つかっていたという。


安倍首相、23日に熊本県入り 地震被害の実態把握へ
西日本新聞 4月21日(木)10時54分配信

 安倍晋三首相は23日に熊本県の地震被災地を視察することを決めた。被害の実態を把握して、来週にも激甚災害に指定する考えだ。

 16日に視察する予定だったが、同日未明に熊本県で震度7の「本震」が発生したため、取りやめていた。

=2016/04/21付 西日本新聞朝刊=


被災者相談の専用電話開設=年金機構
時事通信 4月21日(木)10時12分配信

 日本年金機構は21日、熊本地震の被災者から相談を受け付ける専用の電話窓口を開設したと発表した。

 国民年金などの納付や給付に関する相談に応じる。

 電話番号はフリーダイヤルで、0120(558)656。月曜日は午前8時半から午後7時まで、火~金曜日と土日・祝日は午前8時半から午後5時半まで受け付ける。


熊本震源近くの天草市、防災無線整備が「異常」な遅れ
ニュースソクラ 4月21日(木)10時2分配信

 熊本地震の震源地に近い熊本県天草市で3月末までに導入される予定だった防災無線が始まらず、異常な遅れに地元で不安が広がっている。一連の地震による最大震度は天草では震度5で深刻な被害は起こっていないが、余震が続いている。「予定どおり配備されていない責任は誰がとるのか」と、市長の対応などに不満がでている。
 
 雲仙など活火山を抱える天草市は、2014年に防災行政無線の導入を決めた。屋外のスピーカーから緊急放送をするほか、住民の自宅に受信機を配置し、市からの緊急放送を伝えるためのシステム。「現行使用中のシステムで避難指示は出した」(市役所総務部)というが、現在導入中の新システムが予定通り配備されていれば、今回の地震の際の避難指示などにも当然生かせるはずだった。

 2015年10月の入札には、NTT西日本・九電工、富士通ゼネラル、NEC、日立国際電気を中心とする4つの共同企業体(JV)が応札した。NECを中心とするJVが落札している。

 最大の問題は、落札者による工事や受信機の手配などが滞っている点。本来なら今年3月末に完了するはずの工事がまったくと言っていいほど進んでいない。手付かずというのは異常な状況だ。落札者の準備不足が指摘されているほか、不透明な入札に反発した地元業者が、落札者に協力を拒否していることも工事の遅延に影響しているとの見方もある。

 防災無線の発信地となる基地局予定地ではまったく工事が始まっていない。天草市役所も「工事は諸々の事情によって繰り延べている。9月末までには」(防災危機管理課)と工事の遅れを認めている。

 地元で問題になっている入札時の不透明な動きとは、落札価格が市が設定した「低入札価格調査基準価格」を大幅に下回る低価格入札だった点。基準価格が18億1244万7千円だったのに対して、落札価格は14億9300万円だった。

 市が積算した予定価格は25億8921万円で、調査基準価格は予定価格の70%で設定されているが、落札価格は予定価格よりも5割引きに近い。
 
 また、2番目に安い金額を提示した日立国際電気グループの20億7136万8千円よりも約6億円も安い価格である。他の2グループも20億円台であり、NECグループだけが飛びぬけて安い状態だ。この金額規模の入札で1位と2位の金額差が6億円も違う、というのは普通ではない。

 入札は価格だけでなく、工事や製品の品質なども評価する総合評価方式。通常であれば、システム全体の品質や安全性を保つための基準価格を下まわれば、失格か減点となるはずが、市はむしろ加点対象とした。

 低価格に関し市は昨年10月16日に改めて、低価格入札の調査を実施して報告書をまとめた。市議会に10月下旬に報告しているが、簡単なヒアリングだけで「契約内容に適した履行がされる」と説明している。結果的に落札者は変わらなかった。

 さらに、工事仕様についても当初の予定から変更があった模様で、その理由が落札価格が低すぎて、当初の仕様を実現する事が出来なくなったからとの話も出ている。「安かろう、悪かろうの見本とも言うべき入札」との指摘もでている。

 4月14日以降の地震の被害は天草では深刻とまではいえず、防災無線の遅れによる決定的な問題は発生していないもよう。ただ、震源地が広がりを見せており、天草市での直下型地震の可能性も取りざたされている。

 防災無線の整備ははやくても9月ごろになる見込み。もし、今回の熊本での群発地震の大きなものが天草で起こるようなら、防災無線が間に合わないのは、明らかだ。


ペットと一緒に避難 熊本・竜之介動物病院受け入れ
日刊スポーツ 4月21日(木)10時1分配信

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ペット同伴の避難者を受け入れている「竜之介動物病院」の徳田竜之介院長

 愛犬や愛猫などペット連れで行き場のない被災者を、熊本市中央区の「竜之介動物病院」が前震直後の14日夜から受け入れている。多いときで200人以上、20日現在も約100人、約70世帯が避難を続ける。この取り組みは、東日本大震災直後に福島県を訪れて被災地でのペット問題を目の当たりにした徳田竜之介院長(54)の思いが込められていた。

 「世界一の先生です」。愛犬キチエモンと病院で避難生活を送る園田佐代子さん(69)は、最大限の感謝の気持ちを表す。園田さんは、熊本市内のマンションで家族と暮らしていたが、16日未明の「本震」でマンションが傾き、避難所生活を余儀なくされている。

 「ここに入れなかったら、どうなっていたか…」と園田さん。避難所には愛犬を連れていけない。徳田院長に相談したところ施設の利用を勧められた。ペット同伴が可能な避難所は少ない上、鳴き声などが迷惑になると遠慮して車中泊をする人も多いという。

 長引く避難生活の中でもキチエモンと一緒にいられることで前向きになれたという園田さんは「この子がいるから地震なんかに負けてられません」と、いとおしそうに“家族”を見つめた。

 同病院の取り組みは、徳田院長が2011年の東日本大震災直後、福島県でのペット問題を目の当たりにした教訓が生かされている。当時、多くの避難者がペットを置いたまま家を離れなくてはならない状況に陥り、心を痛めていた。「ペットと飼い主は一心同体。こういう(困難な)時には離れてはいけない」と、ペット同伴ができる避難所の必要性を痛感したという。

 13年に病院を建て替える際にも、災害時に対応できるよう考慮した。病院は4階建て。1、2階が病院、3、4階は動物看護師などの専門学校となっており、1週間分のペットフードや水の備蓄、自家発電機も備える。現在は3、4階を避難所として開放している。

 地震でけがをした動物が運び込まれるなど、毎日300匹近くの動物を24時間体制で治療している。獣医師やスタッフは寝る間を惜しんで対応に追われている。だが徳田院長は「震災時の動物に対する考え方や、新しい体制への1つの良いケースになってほしい。そのためにも、ここが頑張りどころなんです」と、力を込めた。【上岡豊】


ふるさと納税で熊本支援、返礼品なくても1億円迫る
日刊スポーツ 4月21日(木)10時1分配信

 地震被害が拡大する熊本県に、「ふるさと納税」を使って支援する動きが広がっている。災害支援を目的にした今回のケースでは、通常なら「目玉」となる特典の返礼品は、ない。それでも、送り手側の支援金が直接、届けたい自治体に届く明快さもあってか、支援の輪が拡大している。

 ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」の運営会社によると、熊本県への災害支援の寄付は、20日正午までに4761件、約9884万円集まった。今後県に直接届けられ、物資調達や復興に活用される。同サイトでは菊池市と宇城市にも直接、支援できる。担当者は「今回の地震被害は大きい。これまで知らなかった方にも、ふるさと納税による支援の形は広がるのではないか」と話す。

 ふるさと納税で寄付を受けた自治体は、寄付者の税軽減に必要な納税証明書を発行する。しかし、被災自治体の体制には余裕がないことを考え、同サイトでは他県の自治体が代理で、寄付の受け付けや証明書発行を行う取り組みも始まった。

 茨城県境町は、昨年、関東・東北豪雨に見舞われた際にふるさと納税を受けた経験から16日、代行業務を開始。20日までに2531件、約5805万円の申し込みがあった。町の負担は当然増えるが、「熊本のために、我々も頑張っています」(担当者)。

 「ふるさと納税の発祥県」をうたう福井県も19日、受け付けを開始。20日までの2日で申し込みは502件、1500万円を超えた。同県は、東日本大震災時も、被災県へのふるさと納税の代行業務を請け負った。担当者は「熊本県とは普段からお付き合いがある。事務処理の大変さは分かっていますから」と話した。

 一方、ふるさと納税サイト「さとふる」は、南阿蘇村と菊池市への支援を募っている。19日午前0時時点で、南阿蘇村に6626万2377円、菊池市には138万1500円の寄付が寄せられた。【中山知子】

 ◆ふるさと納税 地域の活性化や財政力の格差是正を目的に、08年にスタート。自分が応援したい自治体に寄付すると、2000円の自己負担を除く金額が、所得税や自身が住む地域の住民税から軽減される。11年の東日本大震災でも、被災自治体への寄付が増加。一方で、寄付者を増やすための「返礼品競争」が問題となり、総務省は今月1日、返礼品を過度に豪華にしないよう通知した。


耐震化完了でも損傷、24校体育館を使用禁止に
読売新聞 4月21日(木)9時31分配信

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地震で外れ、ぶら下がった体育館の金属製部材。天井部分の補強のために取り付けられていた(19日、熊本市立帯山小で)=大久保忠司撮影

 熊本県を中心に相次いでいる地震で、耐震化が完了していた熊本市内の公立小中学校24校の体育館が損傷し、同市教委が危険と判断して避難者を校舎に移動させるなどの対応を取っていたことがわかった。

 同市教委は「大地震の続発は想定を超えていた」としており、同市内の学校施設の安全確認を続けている。

 「耐震工事を終え、安全だと思っていたのに……」。熊本市立帯山小の内田博之校長(56)は疲れた表情を見せた。鉄骨造の同小体育館は14日以降の地震で避難所になったが、16日未明の地震で天井を補強する細長い金属製部材(長さ約7メートル)のボルトが破損。部材十数本が天井から垂れ下がった。

 当時、避難者の住民ら約30人が寝ており、停電した館内にボルトが落下。全員が運動場に逃げた後、校舎に移動した。体育館は昨夏、耐震工事を終え、金属製部材はその時に取り付けられていた。


〔災害警戒〕熊本・大分各地に大雨警報 避難情報も新たに(21日11時半現在)
レスキューナウニュース 4月21日(木)9時0分配信

対馬海峡にある前線を伴った低気圧が21日夜には山陰沿岸を東に進む見込みです。九州北部地方では、21日昼過ぎにかけて局地的に雷を伴い非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。また、21日昼過ぎにかけて南または南西の風が非常に強く吹く見込みです。
4月14日からの地震により地盤の緩んでいる地域を中心に、土砂災害、低地の浸水、河川の増水やはん濫、暴風に警戒するとともに、落雷、突風、高波に注意してください。熊本県や大分県では、大雨警報発表を受け、新たに避難情報が出されている自治体があります。最新の情報を確認して下さい。

■今後の見通し
【予想1時間雨量】(21日/多い所)
・70mm:長崎県、熊本県
・50mm:福岡県
・40mm:佐賀県、大分県、山口県

【予想24時間雨量】(~22日12:00/多い所)
・100mm:熊本県
・ 80mm:長崎県
・ 60mm:山口県、福岡県、佐賀県、大分県

【予想最大瞬間風速】(21日)
・35m/s 九州地方陸上
・30m/s 対馬海峡、九州西海上、豊後水道、瀬戸内海

■気象概況
【1時間雨量】
・佐賀県  伊万里   46.5mm(~21日10:09)<4月1位>
・長崎県  小値賀   45.5mm(~21日08:53)<4月1位>
・長崎県  頭ヶ島   38.0mm(~21日09:09)
・長崎県  平戸    35.5mm(~21日09:22)
・長崎県  福江    34.5mm(~21日08:52)
・長崎県  有川    33.0mm(~21日06:41)<4月1位>
・長崎県  諫早    31.5mm(~21日09:40)
・長崎県  長浦岳   31.0mm(~21日09:07)

【3時間雨量】
・長崎県  有川    84.5mm(~21日08:10)<4月1位>
・長崎県  頭ヶ島   81.5mm(~21日09:20)<4月1位>
・佐賀県  伊万里   80.0mm(~21日10:10)<4月1位>
・長崎県  福江    74.0mm(~21日09:00)
・長崎県  平戸    74.0mm(~21日09:30)
・長崎県  小値賀   70.5mm(~21日09:10)<4月1位>

【24時間雨量】
・長崎県  有川    128.0mm(~21日10:20)
・佐賀県  伊万里   108.0mm(~21日10:20)
・長崎県  頭ヶ島   102.5mm(~21日10:20)
・長崎県  福江    100.0mm(~21日10:20)
・長崎県  平戸    93.5mm(~21日10:20)
・長崎県  小値賀   90.5mm(~21日10:20)
・長崎県  長浦岳   81.0mm(~21日10:20)
・長崎県  上大津   72.0mm(~21日10:20)

【日最大瞬間風速】
・長崎県  雲仙岳   27.9m/s 南西 (21日10:20)
・長崎県  野母崎   27.6m/s 南  (21日09:09)
・長崎県  大村    25.7m/s 南  (21日09:16)
・島根県  津和野   24.9m/s 南南西(21日09:17)
・長崎県  頭ヶ島   23.7m/s 南南東(21日07:14)
・長崎県  鰐浦    22.2m/s 南南東(21日08:13)
・山口県  油谷    22.1m/s 南南東(21日09:07)
・熊本県  八代    21.9m/s 南南東(21日07:24)
・長崎県  佐世保   21.6m/s 南南西(21日09:33)

■気象警報(21日11:00現在)
【大雨・洪水・暴風警報】
<熊本県>
・阿蘇地方全域(阿蘇市、南小国町、小国町、産山村、高森町、南阿蘇村)
・天草芦北地方(天草市、苓北町)

<長崎県>
・南部(雲仙市、南島原市、長崎市、長与町、時津町、諫早市、大村市、西海市(江島・平島を除く))
・北部(佐世保市(宇久地域を除く)、東彼杵町、川棚町、佐々町)

【大雨・洪水警報】
<熊本県>
・熊本地方全域(熊本市、山鹿市、菊池市、合志市、大津町、菊陽町、荒尾市、玉名市、玉東町、南関町、長洲町、和水町、西原村、御船町、嘉島町、益城町、甲佐町、山都町、八代市、宇土市、宇城市、美里町、氷川町)
・天草芦北地方(上天草市、水俣市、芦北町、津奈木町)
・球磨地方全域(人吉市、錦町、多良木町、湯前町、水上村、相良村、五木村、山江村、球磨村、あさぎり町)

<佐賀県>
・南部(佐賀市)

<長崎県>
・南部(島原市)
・北部(波佐見町)

【大雨・暴風警報】
<大分県>
・中部(別府市)
・北部(中津市)
・南部(佐伯市)

【大雨警報】
<大分県>
・西部(日田市、九重町、竹田市)
・南部(豊後大野市)

<福岡県>
・筑後地方(久留米市、大牟田市、八女市、みやま市)

<佐賀県>
・南部(多久市、神埼市、上峰町)
・北部(有田町)

【洪水警報】
<佐賀県>
・南部(大町町、白石町、鹿島市)

【暴風警報】
<大分県>
・中部(大分市、臼杵市、津久見市、杵築市、日出町)
・北部(豊後高田市、宇佐市、国東市、姫島村)

<福岡県>
・福岡地方(福岡市、宗像市、古賀市、福津市、糸島市、新宮町)
・北九州地方(北九州市、芦屋町、岡垣町)

<佐賀県>
・北部(唐津市、玄海町)

<長崎県>
・北部(平戸市、松浦市)
・壱岐対馬全域(壱岐市、上対馬、下対馬)
・五島全域(佐世保市(宇久地域)、西海市(江島・平島)、小値賀町、新上五島町、五島市)


九州北部、激しい雨=西・東日本で荒天注意―気象庁
時事通信 4月21日(木)8時11分配信

 前線を伴う低気圧の影響で、21日は九州北部で激しい雨が降り、強風が吹いた。

 気象庁は熊本、大分両県の地震で地盤が緩んだ地域では土砂災害に警戒するよう呼び掛けた。

 低気圧は対馬海峡を通過し、21日夜に山陰地方沿岸を経て、22日朝に関東の東海上へ進む見込み。西日本から東日本にかけて風雨が強まるとみられ、竜巻や落雷にも注意が必要。

 九州北部の22日正午までの県別24時間雨量は多い所で、熊本100ミリ、長崎80ミリ、大分と福岡、佐賀、山口60ミリと予想される。21日の最大瞬間風速は30~35メートルの見込み。


熊本地震 子供たち、元気にメッセージ
産経新聞 4月21日(木)7時55分配信

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熊本県阿蘇市の市立一の宮小学校(納冨康撮影)(写真:産経新聞)

 熊本地震で被災した人の避難所となっている熊本県阿蘇市の市立一の宮小学校で20日、避難生活を送る子供ら約60人が「しえんありがとう まけんばい阿蘇」と、感謝とメッセージをつづったボードを作成した。同市は人口約2万8000人のうち、現在6272人が避難生活を送っている。


熊本地震 発生1週間 見えぬ未来、覆う不安…共有できなかった「3・11」の教訓
産経新聞 4月21日(木)7時55分配信

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熊本市内の陸上競技場に山積みになった救援物資。この日も次々と荷物が運び込まれた =20日午前、熊本市東区(松本健吾撮影)(写真:産経新聞)

 熊本地震は発生から21日で1週間を迎えるが、いまだに約10万3千人が自宅以外の場所での生活を強いられている。「届かぬ物資」と、さばききれない支援物資。そして見えぬ未来への不安は、東日本大震災の被災者が経験してきた光景だ。5年前の「3・11」の教訓は生かされたのか。

 「いたわりの言葉はいらないから物がほしい」

 熊本市で避難所生活を送る女性(40)はこう切り出した。「食べ物だけではなく、ウエットティッシュもいる。日夜の寒暖の差も激しく毛布も足りない」。避難所では、仮設トイレから漏れる臭気と汗のにおいがただよう。

 別の女性(65)は「1度目の地震の後、安心感があった。そこから大きな余震が続いているのがしんどい」。残してきたネコが心配だが、「余震が怖くて家に戻りたくない」と話す。

 1週間が過ぎ、支援物資はようやく熊本県庁から各市町村までは行き渡り始めたが、各避難所にはいまもうまく流れていない。「圧倒的な人手不足」。自治体職員は話す。

 5年前の東日本大震災でも、避難所に本当に必要な物が届かないケースが問題となった。仙台市では震災発生後、最大で11万人近い人が避難したが、人手不足と道路の遮断で物資の供給が難航した。

 一方で前回の教訓が生きた例もある。関係者によると、コンビニエンスストアなどは熊本県内では既に90%以上が稼働。コンビニ大手ローソンの担当者は「東日本大震災を参考に、対応を練ってきた」と話す。

 明治大学危機管理研究センターの市川宏雄所長(都市計画)は、民間企業は危機管理のノウハウが蓄積されているために行動が早かったとみる。「自治体も被災経験のある自治体とノウハウを共有して備えることが重要だが、熊本では実行できていたか疑問符がつく」と話した。

 そして最も求められるのが、個人レベルでの危機意識だ。益城町で車中泊で過ごしていた女性(70)はこうもらした。「東北や新潟で地震が起きていてもひとごとだと思っていた」


熊本地震 人材配置に需給ずれ 看護師「スキル生かしたいのに」
産経新聞 4月21日(木)7時55分配信

 熊本地震は21日、熊本県益城(ましき)町で震度7を観測した最初の地震から1週間を迎える。被災地ではボランティアの受け入れが始まり約千人が集まったが、多くの現場で人手が不足する事態が発生している。自治体側の混乱で、現場が求める人手のニーズが把握しきれていないためだ。熊本市では22日から被災家屋片付けのボランティア募集が始まるが、物資と人が滞留している状況が生じており、関係者は「最適に配置できる専門家が必要」と話している。

 ◆有り余る「供給」

 「では皆さん、リレーで流してください」

 熊本市へ配分された支援物資が集積される同市東区の陸上競技場。スタッフの一声でトラックの周りに200人ほどの20、30代の男女が集まってきた。慣れない手つきで大量の段ボール箱をバケツリレーの要領で流していく。周囲では、作業に加われず、おしゃべりで時間をつぶす人の姿も見える。

 約5万人が避難する熊本市では、続々と運び込まれる物資を職員だけではさばけず、ボランティアの募集に踏み切った。18日の希望者は約170人だったが、大西一史市長がツイッターに「物資を配送するマンパワーが不足」と投稿したことがきっかけで、19日には想定を上回る約千人が受付に列を作った。

 ただ、需要と供給のミスマッチが発生している。参加した同市在住の看護師の女性(41)は「最初の地震直後から支援先を探した。できればスキルを生かしたい。医療現場は急を要するのに」と胸中は複雑だ。陸上競技場での仕事は荷物の運搬という肉体労働のため、もどかしい思いをしている。

 平成23年の東日本大震災でも、復興の担い手となるボランティアが現地に殺到し、作業を割り当てられないという「需給のミスマッチ」が起きた。

 ◆差配役の不在

 ボランティアは自治体がニーズに応じて募集するのが通例だが、ボランティアを管轄する同市社会福祉協議会の田上緒さんは「人手が必要な場所はどこにでもあるが、人がうまくいき渡らない」と打ち明ける。

 被害の大きかった南阿蘇村で20日午前にボランティアの人員管理などを担当するボランティアセンターが設置されたほか、益城町、熊本市でもそれぞれ本格的受け入れが始まる。

 「ただ、どんな人が何人来てほしいのか客観的に判断できる人材が足りない」と話すのはボランティア活動に詳しいダイバーシティ研究所の田村太郎代表理事。「平時から支援要請を訓練する必要があるが、今はニーズの総量を冷静に分析し、的確に発信できる人材を送り込むことが求められる」と指摘している。


熊本地震 発生1週間 家より車中泊 エコノミー症候群怖い 夜何度か運動
産経新聞 4月21日(木)7時55分配信

 熊本県を襲った震度7の地震から1週間。終わりが見えない余震を前に被災者の多くは「車中泊」という選択を余儀なくされている。エコノミークラス症候群の危険性も指摘され、精神的にも肉体的にも疲労が募っている。それでも異口同音に「自宅には帰りたくない」と話す被災者。熊本県益城(ましき)町で車中泊の乗用車2千台以上が集う駐車場を取材した。(中辻健太郎)

 ◆19日午後6時

 益城町の常設展示場「グランメッセ熊本」。2200台の車を収容できる駐車場は午後6時ごろ、避難者らの車で既に約8割が埋まっていた。

 「子供が余震を怖がってしまって、車内で寝泊まりをしている」。ボランティアが作ったカレーライスを家族で食べながら同町の会社員、山崎雄一朗さん(42)は心配そうに話す。

 14日の地震の際、妻と2人の息子は自宅にいたがけがはなかった。仕事先から帰ってきた山崎さんは家族で車に乗って避難していたが、車内で16日未明の「本震」に遭った。

 山崎さんは「車のドアの開け閉めの音が地鳴りに聞こえてしまう。それでも、倒壊する心配がないから車の方がいい」という。小6の長男、颯真(そうま)君(11)も「余震が怖い。家より車の中の方が安心できる」と話す。

 ◆同日午後11時

 取材中も次々に車が駐車場内に入ってくる。昼間は仕事や壊れた自宅の片付けに出て、夜になると睡眠や食事のために帰ってくるためだ。午後11時ごろには、駐車スペース以外も避難者の車であふれかえった。避難者の数は3千~4千人に上るとみられるという。

 深夜に近くなり、静まり帰った駐車場で懐中電灯の明かりが見える。トイレに向かう避難者の姿だ。

 足の悪い父親(78)を介助しながらトイレに向かう女性(45)は「駐車場が広いので、トイレの近くに場所取りができないと向かうのも一苦労」と話す。女性の車はトイレから約300メートルの場所に駐車。数日前はもっと近くに駐車していたが、少し離れたすきに別の車に場所を取られてしまった。「みんな荷物を置いたりして場所取りをしている。トイレや配給場所に近い場所が人気ですね」という。

 別の主婦(42)は深夜にもかかわらず、長女(10)を連れストレッチ。軽乗用車に4人家族で寝泊まりし、横になれるスペースがなく座席で就寝しているという。「エコノミークラス症候群が怖いので、夜に何度か起きて少し運動しています」

 ◆20日午前6時

 空が白み始めた午前6時ごろ、仕事や自宅の片付けに少しずつ車が駐車場を出ていく。

 そんな中、歩いて熊本市内の職場に向かう会社員の姿があった。同市の会社員の男性(34)は普段は車で仕事に向かうが、「家族に車を残してやりたいので、1時間かけて歩いて通勤している」という。

 「狭いし寒いし、車中泊は苦痛だけど、家の中はめちゃくちゃだし余震も多いし、他に選択肢がない」とため息。「大きな地震が2回とも夜だったので、暗くなると怖くてほとんど眠れず、朝になって明るくなると少しほっとする。大変だけど、家族と一緒に乗り越えていきたい」と駐車場を後にした。


熊本地震 避難先の納屋倒壊 益城・松野ミス子さん、ひ孫と対面直後
産経新聞 4月21日(木)7時55分配信

 「こういう形での最期だったけど、母は安らかに天寿を全うしたと思う」

 16日未明の大きな地震で母、松野ミス子さん(84)を亡くした松野良子(りょうこ)さん(59)は20日、地震後初めて熊本県益城町の自宅の片付けに訪れた。最初の地震が起きた14日夜、自宅では埼玉県から来た生後6カ月のひ孫のお披露目会が行われていた。

 「きょうはよかった、よかった」。ひ孫と初めて対面し、輪の中心で笑うミス子さん。震度7の揺れが襲ったのは、記念写真を撮っていたときだった。

 家具が散乱し、呆然(ぼうぜん)とするミス子さん。親族にけがはなかったが、高齢のミス子さんと父、健(たけし)さん(85)に配慮し、避難所へは行かずに自動車の中で一夜を過ごした。翌日は快晴。「家に帰ろう」とミス子さんが繰り返したこともあり、自宅隣の2階建ての納屋にふとんを敷き、両親の避難スペースをつくった。

 寝静まった16日未明、再び強烈な揺れが襲った。車中泊をしていた良子さんが車のヘッドライトを照らすと、納屋はぺちゃんこに崩れ、砂煙が舞っていた。

 「お父さん! お母さん!」。車から飛び出すと、健さんからは返事があったが、ミス子さんの反応はない。必死でがれきをかき分けてつかんだミス子さんの手は冷たくなっていた。

 救出された健さんは、東京に住む長女宅に避難した。地震の混乱で地元の葬儀場が使えず、ミス子さんの遺体は19日、熊本市内でようやく荼毘(だび)に付された。葬式は営めなかったが、花が好きだったミス子さんをしのび、近所の人たちが家庭菜園で育てたパンジーやボタンなどの花が、ひつぎいっぱいに詰められた。

 20日、全壊した自宅周辺のがれきを片付けていると、地元の高校生らが手伝ってくれた。ミス子さんが大切にしていた地蔵の置物や、家族写真を取り出すことができた。

 「最初の地震の後、あんな揺れがあるとは考えもしなかったが、ひ孫にも会え、大好きな花に囲まれて母らしい最期を迎えられたと思っている」。松野さんは、自分に言い聞かすように話した。


熊本地震 無償宿泊施設、窓口被災で機能せず
産経新聞 4月21日(木)7時55分配信

 避難者がエコノミークラス症候群と診断されるケースが相次ぐ中、熊本県が用意した無償宿泊施設の利用者がゼロの状態が続いている。余震で「室内」を敬遠する避難者もおり、申し込みも約100件にとどまっている。

 避難所暮らしが長引き、ストレスなどから死に至る「関連死」が相次いだ新潟県中越地震や東日本大震災の教訓を踏まえ、熊本県も被災した高齢者や障害者らが宿泊できる部屋の提供を受ける協定を業界団体と結んでいる。

 協定では1500人分程度の部屋を用意できるとしている。

 だが、震災発生後の利用者はゼロ。県によると、窓口となる市町村の庁舎と、宿泊施設を手配する組合が被災し、電話が通じないなど、互いの調整が困難になっていることが主な原因。県職員が直接避難所に出向いて受け付けたり、宿泊施設とやり取りしたりしているが、利用のめどは立っていない。

 また、観光庁によると、避難所への周知が不十分だったり、市町村の職員の知識が不十分で被災者を県に“たらい回し”にしたりしたケースもあったという。

 被災者支援を行うNPO法人「レスキューストックヤード」(名古屋市)は「(県と宿泊業界で)情報共有の仕組みづくりが必要だ」と提案している。


熊本城の修復、福島県白河市がノウハウ提供へ
読売新聞 4月21日(木)7時20分配信

 東日本大震災で被害を受けた国指定史跡「小峰城跡」を修復中の福島県白河市が、石垣が崩れた熊本城の修復に向け、熊本市に協力することを決めた。

 これまで蓄積してきた震災からの修復のノウハウを提供する。

 白河市によると、今月17日、熊本市の文化財担当者から助言を求める電話があり、白河市の担当者が「余震が落ち着いた段階で現場を保存し、崩落の状況を記録しておくことが後々有効になる」などと伝えた。今後も必要に応じて支援していくという。

 小峰城は東北地方を代表する近世城郭。東日本大震災では石垣が計10か所崩れて約7000個の石が落ち、三重櫓(やぐら)に亀裂が入る被害を受けた。現在は修復工事が行われており、2019年3月に完了する見込みだ。


96時間経過し1人死亡確認…熊本地震発生から21日で1週間
スポーツ報知 4月21日(木)7時5分配信

 熊本地震発生から21日で1週間となる。安否不明者の捜索が続く熊本県南阿蘇村の河陽地区で20日朝、新たに1人が見つかり、安否不明者は2人となった。同地区の土砂崩れ現場では、自衛隊が部隊を増強し、24時間態勢で捜索活動を展開している。だが、男子大学生(22)が土砂崩れに巻き込まれたとみられる阿蘇大橋周辺の捜索は全く手つかずだ。土砂崩れに詳しい識者は「橋の下は切り立った40メートルの深い峡谷」と、救助の難しさを語った。

 本震が南阿蘇村を襲ってから5日目となった20日朝。土砂崩れの現場となった河陽地区では、徹夜で捜索を続ける自衛隊に、警察や消防関係者も加わり、新たに1人を発見し、死亡が確認された。これで安否不明者は2人となった。

 自衛隊は前夜から24時間態勢の捜索作業に切り替えた。投光器で現場を照らしながら重機も導入し、慎重に作業を進めた。崩れた土砂は粘土質で重く、隊員らはスコップの先端部分に足を乗せ、体重をかけて取り除いていった。

 懸命な救出作業が展開される一方で、同村の阿蘇大橋が崩落した周辺では、男子大学生が土砂崩れに巻き込まれたとみられるが、捜索作業に着手できていない。本震発生前に外出し、その後連絡が途絶えたという学生の母親は「大変な現場でしょうが、本当に戻ってきてほしいです。声が聞きたい。抱きしめたいです」と涙で訴えた。20日午前1時すぎで、橋の崩落から「96時間」を過ぎたが、なぜこの場所だけ手をこまねいているのか。

 土砂災害防止広報センター(東京都中央区)の現場を視察したことがあるという担当者によると、阿蘇大橋の下は垂直な崖になっており、川底まで約40メートルあり、土砂崩れが起きた状況で降りるのは困難だという。「たとえ降りたとしても、土砂は火山灰が風化したもので、雨を含んでいるので滑りやすく足場が悪い。重機も入れない」

 そこに雨が追い打ちをかける。気象庁は、熊本、大分両県で21日に、雷雨や暴風のおそれがあり、土砂災害や河川の増水にも注意するよう呼び掛けた。1時間に40ミリ~50ミリの激しい雨の可能性もある。土砂は大量で、下から掘り起こせば上から再び崩れることが予測される。増水の危険性も高まり、担当者は「指揮官は、安全が確保できないとなかなかゴーサインを出せないのでしょう」と推測した。

 この日、気象庁は16日の本震で、益城町と西原村が震度7を計測していたことを明らかにした。同じ場所で震度7が2回起きたのは史上初めて。2か所同時に震度7を観測した例もない。過去にない大地震で異なる断層が刺激され、震源は大分、熊本南部にまで拡大。震度1以上の地震が700回を超えるなど衰える気配を見せないことも救助活動を難しくしている。

 地震による死者は計48人。降雨予想もあり、今後の捜索は困難になるとみられるが、消防隊員の1人は「オールジャパンで全力を尽くす」と語った。


熊本地震から1週間…避難所生活の子供たち 学校再開はGW以降
スポニチアネックス 4月21日(木)7時1分配信

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益城町の避難所でおにぎりを握るお手伝いをする緒方心音さん

 【小枝記者現地ルポ】熊本県を14日に震度7の地震が襲ってから、21日で1週間を迎える。相次ぐ地震により、県内で避難所生活を送る人は10万人規模で高止まりしたまま。小学校に入学して3日目に被災した新1年生の女の子は「早くみんなと会って一緒に歌いたい」と、学校再開の日を楽しみにしている。

 今も1100人以上が避難生活を送る益城町の総合体育館。日中、目立つのは高齢者と子供の姿。大人は仕事や物資の買い出し、自宅の片付けに出掛けているという。

 子供たちは3、4人で集まってトランプやゲームで時間をつぶす。駐車場の車が止まっていないスペースを見つけて、バドミントンをしているグループもいる。楽しく遊んでいるように見えるが、長引く避難生活で大人以上に我慢を強いられているのは間違いない。

 浜崎璃衣(りい)さん(6)は、12日に益城中央小に入学したばかりのピカピカの1年生。「3回しか学校に行けてないの」と悲しげな表情を浮かべた。

 14日は新しくできた友達の「キコちゃん」と遊び、ランドセルに翌日分の教科書をつめた後、被災した。茶色地にスヌーピーのイラストをあしらったお気に入りのランドセルは、そのまま自宅に取りに行けていない。避難所ではクラスの友達とも離ればなれ。姉の瑠衣(るい)さん(9)やその友達の村上穂樺(ほのか)さん(9)らに遊んでもらっているが、やっぱり同級生と一緒の方が楽しい様子。「明るい校歌が大好き。早くみんなと一緒に歌いたい」と力を込めた。

 広安小6年の奥村一斗君(11)は19日に全国学力テストを受ける予定だったが、地震の影響で中止になった。「テストに向けて勉強していたのに。このままじゃ自分の学力が分からない」。避難者がところ狭しと集まる避難所では、集中して勉強するのも難しい。「せっかく勉強したことも忘れちゃう」と話す。

 熊本市教育委員会はこの日、市立の小中高校や幼稚園など148カ所を5月9日まで休校にすると発表した。隣接する益城町の学校も同様かそれ以上の期間、休校になる可能性が強い。ただ、子供たちにとって学校再開は日常を取り戻すはじめの一歩。友達と遊んだり、学んだりする日が来るのを心待ちにしている。

 避難生活を手伝いながら学校再開を待つ子供たちもいる。広安小3年の緒方心音さん(8)は避難先にもなった同所で、大人たちに交じって炊き出しのおにぎりを握っていた。隣の母親に塩加減などを聞きながら、手際よく握った緒方さんは「お手伝いをしたかった」と恥ずかしそうに話した。

 益城町の避難所では避難している生徒らもボランティアのメンバーとして、物資運搬などの仕事を手伝っている。益城中3年の小嶋あいさん(15)と堀田萌乃佳(ほのか)さん(15)は「仕事は大変。でも少しでも力になりたい」と頼もしかった。(小枝 功一)

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