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2016年4月20日 (水)

熊本・震度7の地震に関するニュース・36

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:震災経験、支援に生かせ=各自治体、専門職員を投入―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 政府予備費23億円拠出を閣議決定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震度1以上、計700回=気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:関テレ中継車の割り込みめぐり虚偽ツイート 仙台放送、関連会社社員の行為を謝罪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災地「弁当ツイート」謝罪の山中アナ 安倍氏カツカレー騒動の「火付け役」だった - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:M7.3地震でも震度7=震度1以上、700回超―異例の続発、広域で・気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 「のみ水ありがとう がんばるけん」中学生が全国からの支援に感謝のメッセージ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:予備費23億円を拠出=被災者支援に活用―政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難所の妊産婦や乳幼児、症状応じた助言を-厚労省が支援ポイント、不眠対応も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 避難所支える中高生 「生まれ育った南阿蘇のため」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府確保の宿泊施設、いまだ使われず…周知不足 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 留学生、日本の心見た…「他人を優先」「冷静に対処」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大分で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:十分な睡眠と水分補給を=エコノミー症候群注意―避難生活が長期化・熊本地震1週間 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:10万人が避難生活…懸命な捜索、24時間態勢 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震さらに11人死亡 関連死含め計58人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州新幹線、一部再開 停電解消に見通し 生活再建への動き - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボランティア「心得」守って…宿確保・食料持参 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕大分県別府市で震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南阿蘇で発見の男性、死亡を確認…死者48人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州新幹線が一部再開、乗客から歓迎の声 全線開通見通せず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:菅官房長官「東日本大震災級に当たらず」消費税再増税判断めぐり - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 震災関連死は11人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災地帰りの新潟県警バス横転、2人けが…石川 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災地でいま、求められているものは 送られて困るものも - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:増税、現時点で変更なし=熊本地震「大震災級でない」―菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>エコノミー症候群など震災関連死11人 県公表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:90万食を追加配送=菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<仙台放送>関連会社社員が虚偽ツイート 関西テレビ問題で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:現地対策本部長を交代=政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:関連死含め死者59人に=南阿蘇村で新たに1人発見―九州新幹線一部再開・熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>トイレ、ごみ…避難所の衛生に不安募る 高齢者は和式に不便も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>身元不明女性は東かがわ市の鳥居洋子さんと判明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:声掛けなく慎重に搬送=新たに1人発見の捜索現場―24時間態勢、熊本・南阿蘇 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

震災経験、支援に生かせ=各自治体、専門職員を投入―熊本地震
時事通信 4月20日(水)16時55分配信

 熊本県を中心に地震が続く中、2011年に東日本大震災を経験した東北3県は、避難所の運営やがれき処理を支援するため職員を相次いで熊本に派遣した。

 関西広域連合なども災害支援のノウハウを伝えようと専門人材を積極的に投入しており、自治体間の支援の輪が広がっている。

 福島県では20日朝、熊本県嘉島町に向け、第1陣として支援職員5人が出発した。このうち3人は事務職員。震災で避難所運営を経験した幹部もおり、避難者の名簿作成や支援物資の搬送ルート確保などを手伝う。技術職員2人はいずれも建物の倒壊危険度を調べる「応急危険度判定士」の資格を持ち、住宅などの被害状況の確認に当たる。福島県幹部は「混乱した現場で『指示待ち』人材はいらない」と語る。

 岩手県は同日、災害廃棄物の処理を支援するため、震災でがれき処理に当たった職員らを熊本県庁に派遣。宮城県も18日、危機対策課職員らが熊本県現地対策本部に入り、支援物資の配送事務を支援している。

 1995年に阪神大震災に見舞われた兵庫県は20日昼、関西広域連合の支援枠組みの中で、職員7人を熊本県益城町に送り出した。先に現地入りした14人と合流後、現地連絡所を本格稼働させる。「これまでの経験を生かし、一日も早く(熊本が)復旧復興のレールに乗るように」。井戸敏三兵庫県知事は出発式でこう激励した。

 04年に中越地震を経験した新潟県も15日以降、防災企画課長らを次々と被災地に送り込む。こうした自治体職員の派遣の多くは、九州地方知事会が司令塔となり、全国知事会を通じ各自治体に要請している。必要とされる人材を的確に配置するのが狙いだ。

 全国知事会では、全半壊した家屋の罹災(りさい)証明書の申請が今後、被災市町村に殺到することも想定。要請があれば、各県職員を派遣する方針だ。事務局は「県も市町村も関係ない。一日も早く被災者の生活再建を進めるため、どんな支援も惜しまない」と話している。


熊本地震 政府予備費23億円拠出を閣議決定
産経新聞 4月20日(水)16時50分配信

 安倍晋三首相は20日、官邸で開いた非常災害対策本部会議で、熊本地震の喫緊の災害対策費として予備費から23億円を拠出する閣議決定をしたことを明らかにした。

 首相は「今後も、今、何が求められているかについて最新の情報を共有し、それに基づいて的確な対応を行っていかなければいけない」と述べ、関係省庁に現場主義の徹底と被災自治体との連携を強化するよう指示した。


震度1以上、計700回=気象庁
時事通信 4月20日(水)16時49分配信

 気象庁は20日、熊本地震が14日夜に発生して以来、震度1以上の地震は20日午後4時までに計700回に達したと発表した。


関テレ中継車の割り込みめぐり虚偽ツイート 仙台放送、関連会社社員の行為を謝罪
ITmedia ビジネスオンライン 4月20日(水)16時47分配信

 熊本地震の取材をしていた関西テレビの中継車が給油時に割り込んだ問題をめぐり、仙台放送の関連会社の社員が、関テレを擁護する虚偽のツイートを投稿していたとして、仙台放送は4月19日、「報道機関に携わる者としてあってはならない行為」と謝罪した。

 関連会社の社員は17日午後、関テレ中継車について「自分たちの燃料をドラム缶などで持ち込んで来ていて、危険物の管理をGSにお願いしている」などと擁護する内容を自身のTwitterに投稿。だが関テレはその後、中継車の割り込みについて謝罪していた。

 仙台放送が、関連会社の社員に聞き取り調査をしたところ、投稿内容が虚偽だったことが分かったという。虚偽の投稿した社員は「(関西テレビの中継車が)そんなことをするはずがないと思い、ついこのような投稿をしてしまった」と説明しているという。

 同社は「報道機関に携わる者として、あまりに軽率であり、あってはならない行為」と謝罪し、関連会社を含めスタッフ教育を徹底するとしている。


被災地「弁当ツイート」謝罪の山中アナ 安倍氏カツカレー騒動の「火付け役」だった
J-CASTニュース 4月20日(水)16時40分配信

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投稿していた弁当写真(画像は山中アナのツイート/現在は削除)

 熊本地震の被災地を取材していた毎日放送(MBS)の山中真アナウンサー(39)による「弁当ツイート問題」がなかなか収束しない。謝罪文投稿後も批判が相次ぎ、MBS宛てには今も抗議が殺到しているという。

 さらにネット上では、4年前の自民党総裁選での安倍晋三陣営の「カツカレー騒動」の火付け役が山中アナ本人だったことが、あらためて注目を集めることになった。

■「食料の現地調達は厳禁」「局で持参しろよ」

 山中アナは地震発生翌日(2016年4月15日)に被災地入り。現地の様子を取材する中、16日夜に「やっと今日の1食目。食料なかなか手に入りにくいです」として弁当の写真をツイッターに投稿した。

 すると「食料の現地調達は厳禁」「局で持参しろよ」といった批判が集中し、ネット上で騒ぎになった。これを受け、山中アナは18日夜に該当ツイートを削除。「被災地のみなさんに不快な思いをさせてしまいました。配慮に欠けた行為で申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 だが、本人のアカウントには謝罪後も批判的な声が相次ぎ寄せられている。複数の報道によれば、MBSにも19日17時までに400件以上の電話やメールが寄せられたという。

 山中アナをめぐっては「安倍首相のカツカレー騒動」との関連も批判の種になっている。

 安倍氏が2回目の首相になる前の2012年9月26日、自民党総裁選の決起集会の時に食べた「高級カツカレー」は、当時「庶民感覚がない」としてネット上で批判を集め、ワイドショーや新聞でも取り上げられる騒動になった。この時、最初にカツカレーを紹介したのがMBSの生放送番組「ちちんぷいぷい」(関西地区)であり、その詳細を解説したのが、他でもない山中アナだった。

「あ~~みなさん庶民ですねぇ、3500円以上するそうです!」
 山中アナはこの日、同番組の「政治部キャップ」として自民党本部からレポート。「安倍陣営は高級ホテルでカツカレーを食べておりました」とし、「いくらぐらいすると思いますか?」とスタジオに向けてクイズを出題した。

 「2000円くらい?」「3000円?」との声が上がると、「あ~~みなさん庶民ですねぇ、3500円以上するそうです!」と種明かしし、

  「3500円が普通のカレーだそうで、カツを乗っけると特別オーダーでもっと高くなるそうです」

と話した。直接的に批判する言葉はなかったが、実際より安く見積もった出演者陣を「庶民」と呼び、「もっと」の部分を強調して解説していたことから、視聴者の目には「安倍氏ら自民党関係者の庶民感覚とのズレを批判的に伝えた」と映っていたようだ。

 そのためネット上では、今回の弁当ツイート騒動は一種のブーメランとみなされ、「山中真のブーメラン芸」「あの時のカツカレーと今の被災地のお弁当、どっちが大事?」といった声も目立っている。

 なお、山中アナが被災地で食べた弁当について、MBS広報部はJ-CASTニュースの取材に「避難所等で被災した方々に支給されていたものではなく、被災せずに通常営業している店舗で社員が購入したもの」と説明。購入店舗は「熊本市内とみられる」という。

 同局は「食事をとれない被災者の方が多くいる中で、配慮を欠いた行為。申し訳ない」と話し、再発防止に向けて指導するとしている。

 熊本地震の取材では、関西テレビの中継車がガソリンスタンドの列に割り込んだことが問題になったばかり。ネット上では、他にもマスコミ関係者の行動を問題視する「現地報告」に関心が集まっている。こうしたマスコミ全般への不信の象徴として、山中アナに抗議が殺到している面もありそうだ。


M7.3地震でも震度7=震度1以上、700回超―異例の続発、広域で・気象庁
時事通信 4月20日(水)16時29分配信

 熊本県熊本地方で16日未明にマグニチュード(M)7.3の地震が起きた際、益城町と西原村で震度7を観測していたことが分かった。

 震度計から当時データが届かず、気象庁が20日、現地で震度計を調べて確認した。この地震では熊本市などの震度6強が最大とされていた。

 益城町では14日夜のM6.5の地震でも震度7を観測した。連続した地震活動で震度7が2回観測されたのは、1949年に震度6の上に7を新設して以来初めて。

 熊本、阿蘇地方と大分県中部付近では14日夜から20日午後までに、震度1以上の地震が計700回を超えた。このうち5弱以上は17回に上る。

 気象庁の青木元・地震津波監視課長は「非常に活発な活動が広域で続き、震度7が2回あったのは通常と異なる」と指摘。「活動が収まる兆候は見られず、過去の経験則が当てはまらない。今後も強い揺れに十分注意してほしい」と話した。

 政府の地震調査委員会によると、14日夜のM6.5の地震は、日奈久断層帯の高野―白旗区間がずれて発生。16日未明のM7.3の地震は、T字形に接する布田川断層帯の布田川区間がずれて起きた。その後北東に影響が広がり、阿蘇地方ではM5.8で最大震度6強、大分県中部ではM5.3で震度5弱の地震が続発した。

 19日には熊本地方の活動域南端で最大震度5強と5弱の地震が相次いだ。日奈久断層はさらに南西に延びており、青木課長は「地震活動域が拡大しないか、厳重に監視したい」と話した。


熊本地震 「のみ水ありがとう がんばるけん」中学生が全国からの支援に感謝のメッセージ
産経新聞 4月20日(水)16時3分配信

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「のみ水ありがとう がんばるけん」とグラウンドに書かれたメッセージ=20日午前9時32分、熊本市中央区(本社ヘリから、竹川禎一郎撮影)(写真:産経新聞)

 「のみ水ありがとう がんばるけん」。20日午前、取材ヘリにいた自分の目に飛び込んできたメッセージに、逆に勇気づけられた。熊本市中央区の市立江南中学校のグラウンドに、全国からの支援に感謝の気持ちを伝えるメッセージが白線で記された。

 メッセージは生徒たちが中心となり作成。地震発生当初、「のみ水ください」と飲料水を求めるメッセージを出したところ全国各地から支援が届いたという。

 校舎は幸い損傷も少なく、今日も多くの被災者が避難生活を送る。

 同校によると「物資を届けてくれた全国の皆さんにぜひ感謝の気持ちを伝えたい」と話していた。(写真報道局 竹川禎一郎)


予備費23億円を拠出=被災者支援に活用―政府
時事通信 4月20日(水)15時39分配信

 政府は20日の持ち回り閣議で、熊本地震の被災者を支援するため、2016年度予算に計上した予備費(3500億円)から23億4000万円を拠出することを決めた。

 熊本地震の緊急対応には予備費を活用する方針を打ち出しており、今回が第1弾となる。

 今回の予備費は、避難所などで生活する被災者に支給する食料品や生活用品などに充てられる。


避難所の妊産婦や乳幼児、症状応じた助言を-厚労省が支援ポイント、不眠対応も
医療介護CBニュース 4月20日(水)14時59分配信

 熊本地震の被災地で支援に当たる看護師や保健師らに役立ててもらおうと、厚生労働省は、避難所の妊産婦や乳幼児に対する支援のポイントをまとめた。医療機関への相談や連絡が必要な症状の記載に加え、不眠や不安が強い時は医師に相談して薬剤の使用も検討することなどを推奨。「健康管理に配慮した相談支援などを継続的に行うことが重要」としている。【新井哉】

 厚労省は、避難所などで生活する妊産婦や乳幼児を「要援護者」と位置付け、生活環境の確保に加え、情報伝達や食料・水の配布などに配慮する必要性を挙げている。また、健康と生活支援の重要性も指摘。具体的には、▽心身の健康状態と症状に応じた対処方法の把握▽対処方法で症状が軽減しているかの判断▽症状に応じた対策についての助言―などを行うことを求めている。

 妊娠中や産後、乳幼児などの「気をつけたい症状」も取り上げている。例えば産後では、発熱や帝王切開などの傷の痛み、強い不安や気分の落ち込み、悪露の増加といった症状があった場合、医療機関への相談や連絡が必要と指摘。治療中の病気や服薬中の薬がある場合も医療機関に相談するよう促している。

 食生活についても、おにぎりやパンといった炭水化物が中心となることを挙げ、「たんぱく質やビタミン、ミネラル、食物繊維などが不足しがちになる」と指摘。「栄養補助食品を使用して補うのも1つの方法」とし、支援に当たる看護師らに対し、体重の変化をみるなどして、十分な量の食事がとれているかどうかを確認することを求めている。

 このほか、睡眠や休息についても触れ、不眠や暗くなると怖いなどの不安が強い時は「医師に相談し薬剤の使用も検討する」と記載。エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)にならないよう水分を適度にとり、屈伸運動や散歩などで身体を時々動かして血液の循環を良くする必要性を挙げている。


熊本地震 避難所支える中高生 「生まれ育った南阿蘇のため」
産経新聞 4月20日(水)14時58分配信

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白水保健センターでボランティア活動をする地元の生徒ら=20日午前、熊本県南阿蘇村(彦野公太朗撮影)(写真:産経新聞)

 熊本県で相次いでいる地震により大きな被害を受けた同県南阿蘇村。被災者が身を寄せる避難所で、中高生のボランティアが活躍している。自宅が損壊し、自らも避難所で暮らしている生徒らも少なくないが、物資の運搬や避難者への食事の配膳などに奔走。「生まれ育ったまちのため」と若者が汗を流す姿は、被災者に勇気を与えている。(大森貴弘)

 「まだ受け取っていない方はいらっしゃいませんか。熱いのでゆっくり食べてくださいね」

 南阿蘇村吉田の避難所「白水(はくすい)保健センター」。中学生や高校生のボランティアが、夕食の豚汁を被災者一人一人に配りながら、声をかけた。

 阿蘇カルデラの南部に位置し、人口約1万2千人の同村。16日未明に震度6強の地震に見舞われ、大規模な土砂崩れが発生した。これまでに10人以上の死亡が確認され、今も複数の行方不明者がおり、警察や消防、自衛隊による懸命な捜索活動が続いている。

 この避難所にはピーク時、約200人が身を寄せた。救援物資の運び入れや駐車場の整理、簡易トイレの設置、避難の受け付けに食事の配膳…。やるべきことは山のようにあったが、運営にあたるのは村役場の職員らわずか30人。その上、役場の仕事との掛け持ちで、とても手が回る状況ではなかった。

 そこで立ち上がったのが、地元に住む中学生や高校生だった。地震で自宅にひびが入るなど損壊し、避難していた県立翔陽高校2年の米岡明日翔(あすか)さん(16)は「高齢者が不安を募らせていたこともあって、友達同士で誘い合って始めた。物資も足りず、動ける人も限られていたので、やらないといけないと思った」。

 土砂崩れで自宅が孤立し、ヘリで救助されたという村立南阿蘇中3年の河津奏人(かなと)さん(14)は「自宅に戻れず今後どうなるのか不安だが、僕らのような若者が頑張らないといけない」と話す。

 避難直後から食事の配膳などを手伝い始め、今では約20人が朝から職員をサポートする。被災者の体調急変に備え、夜間も見回りを行っている。

 村役場職員の田上昭美さん(44)は「率先してやってくれるし、疲れもみせない。若い力を感じます」とほほ笑む。

 若い力の奮闘は、被災者にも元気を与えている。村内で温泉会社を経営する河津謙二さん(52)は「通行止めが続いて営業再開の見通しが立たず、頭を抱えていたが、彼らの姿を見ていると希望を感じる。私もまだまだ頑張らないといけませんね」と語った。


政府確保の宿泊施設、いまだ使われず…周知不足
読売新聞 4月20日(水)14時58分配信

 政府が熊本地震の被災者向けに無料の宿泊施設として確保したホテルや旅館、フェリーが、いまだ利用されていない状況が続いている。

 熊本県内では、相次ぐ余震を恐れて車中泊をする被災者が多く、エコノミークラス症候群で病院に搬送される人も増えており、関係者の対応が急がれる。

 熊本県内の旅館やホテルでは、高齢者や障害者などを中心に約1500人の受け入れが可能だ。希望者は市町村に連絡すれば、県がホテルなどを割り振る。介助者も一緒に宿泊できる。

 だが、被災者への周知が遅れているほか、窓口となる市町村が制度をよく理解していないこともあり、まだ利用者はいないという。

 フェリーについては、国土交通省が、大型フェリーなど計4隻のフェリーを活用し、約2000人の被災者を受け入れると表明した。

 すでに計約1000人が乗れる小型フェリー2隻は熊本港に停泊している。被災者がその場で希望すれば、座席などで仮眠がとれる。

 大広間や風呂も備えた大型フェリー「さんふらわあふらの」(705人乗り)の用意も進めているが、まだ利用できる状態にない。国と熊本県、フェリーの運航会社などの間で、費用負担などの調整が遅れているためだ。

 商船三井フェリーは18日、「さんふらわあふらの」を被災者の宿泊施設として使うため、19日の夕方便は欠航すると発表したが、19日になって「今週中の派遣は見送る」と一転した。

 石井国交相は19日の記者会見で、「避難所の被災者への周知を進めるが、まず費用について県と調整する必要がある」と述べ、調整の遅れを認めた。


熊本地震 留学生、日本の心見た…「他人を優先」「冷静に対処」
産経新聞 4月20日(水)14時57分配信

 ■別府の大学 80カ国3千人

 熊本県などの一連の地震では、大分県別府市も震度6弱を記録し負傷者が出たほか、発生直後には数千人が避難所に避難した。同市には、約80カ国3千人の留学生が通う立命館アジア太平洋大(APU)があり、人口当たりの留学生数は2・63%(平成27年11月現在)と全国の自治体でもっとも多いとされる。留学生たちは、今回の地震や日本人の行動をどう見たのか。(奥原慎平)

 「母国では、避難所がこんなに早く立ち上がり、ましてや、おにぎりや水が配られることはありません。日本人は落ち着いている」。インドネシア出身で、2年生のナターシャ・タリスカさん(19)はそう語った。

 一方、インド系シンガポール人で2年生のサキ・バーランさん(22)は、地震の激しい揺れで、体が動かなくなりその場で固まってしまった。

 「地震の多い国とは聞いていたが、揺れのすさまじさは想像できなかった」

 友人たちは避難所に逃げると聞いたが、「日本の建物は丈夫」というイメージがあり、外には出なかった。しかし、翌日になってマンションの壁に亀裂が入っているのを見て、「恐ろしくなった」という。別府市は外国人向けの災害マニュアルを作っているが地震を経験してまだ部数が少ないと感じた。

 3年生でインド人のアリ・チャウダリーさん(20)は、市内の下宿先で友人たちと食事している最中、激しい揺れに見舞われた。

 一時、高台に避難したがアルバイト先の市内のホテルから、外国人客への通訳として呼び出された。

 そこで宿泊客の安全を守るため、丁寧に対応する従業員や、普段は受け付け業務を行わない幹部社員がフロントに立つ姿を目にした。

 「自分の命を守りたいと思っているはずなのに、まずお客の命を優先している日本人に感動した」

 アリさんのフェイスブックにも、「自分に任された仕事を優先させる。日本人とほかの国との違いがわかった」といった他の留学生たちの声が書き込まれていた。

 アリさんは、第二次大戦で焼け野原となった日本が、復興を成し遂げた理由を調べたいと来日した。今回の経験で、その答えを見つけたと感じている。

 「日本は逆境に負けない国だ。その理由は、どんな問題があっても、自分より他人を優先する日本人の民族性なんだ」


大分で震度4
時事通信 4月20日(水)14時56分配信

 20日午後2時27分ごろ、大分県中部を震源とする地震があり、同県別府市で震度4の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、地震の規模(マグニチュード)は4.0と推定される。主な各地の震度は次の通り。

 震度4=大分県別府市
 震度2=同県大分市、由布市、宇佐市。


十分な睡眠と水分補給を=エコノミー症候群注意―避難生活が長期化・熊本地震1週間
時事通信 4月20日(水)14時56分配信

 熊本地震の発生から1週間となり、避難生活が長期化の様相を見せている。

 長時間同じ姿勢でいるため静脈に血栓(血の塊)ができ、肺の血管に詰まる「エコノミークラス症候群」が特に多発しており、専門家は「十分な睡眠や水分の補給を」と呼び掛けている。

 2011年の東日本大震災の際、福島県内の避難所で同症候群について調査した福島県立医科大の高瀬信弥医師(心臓血管外科)は「特に女性はトイレの回数を減らすため水分を控えがち。足を常に動かし、脱水症状にならないようにすることが重要」と指摘する。締め付けの強い「弾性ストッキング」を着用したり、ふくらはぎをマッサージしたりするのも効果的という。

 厚生労働省が作成した避難所生活の健康管理に関するガイドラインによると、集団生活では感染症が流行しやすくなるため、こまめなうがい、手洗いが望ましい。けがをすると破傷風になる恐れもあり、早めの医療機関の受診が必要だ。

 避難生活が長期化すると、相次ぐ余震などで強いストレスにさらされるため、心の健康管理も課題になる。ガイドラインでは、十分な休息や睡眠が重要だとした上で、不安や心配を和らげるために朝と夕方に5分ずつ「6秒で大きく吐き、6秒で軽く吸う」呼吸法を紹介している。普段からお互いに声を掛け合い、コミュニケーションを取りやすい雰囲気づくりをすることも心のケアになるという。


10万人が避難生活…懸命な捜索、24時間態勢
読売新聞 4月20日(水)14時42分配信

 熊本県災害対策本部が、震災に関連して死亡したとみられると発表した11人は、熊本市の7人、益城(ましき)町の2人、阿蘇市、御船町の各1人。

 このうち熊本市の1人は、車中泊をして倒れてエコノミークラス症候群で18日に死亡が確認された女性(51)。阿蘇市の1人は、17日に避難所のトイレで倒れて急性心不全で死亡した女性(77)。

 県内では20日午前の時点で、10万人以上が避難。避難所の混乱が続いている。県内では20日までに、熊本市の女性のほか、済生会熊本病院では30~70歳代の10人、熊本赤十字病院では5人、熊本大学医学部付属病院は1人が、それぞれエコノミークラス症候群と診断された。熊本中央病院では3人、くわみず病院と朝日野総合病院で各1人が同症候群の疑いと診断された。発表された11人のうち、益城町の2人は16日未明の地震で被災し、町外の病院に搬送された後、死亡が確認されたという。

 県は各市町村から震災に関連して死亡したとみられる人の報告を受けて、発表したと説明している。

 一方、16日未明の地震で大きな被害を受けた南阿蘇村では、自衛隊などが24時間態勢で捜索・救助活動を行っている。20日も余震のたびに中断しながらも、スコップで土砂をかき出すなど懸命な作業が続いており、同村河陽(かわよう)地区では、午前9時頃、自衛隊が1人を発見した。性別や容体は不明。19日に同村長野地区で見つかった人は、香川県の女性と判明。16日に八代市の住宅火災で亡くなった女性の身元も判明した。

 また、村によると、19日に死亡が確認された牧野富美さん(46)が、村が発表した安否不明者の「岡本さん」と同一人物だったことが判明。また、安否不明としていた「スギノさん」なる人は、そもそも存在していないことがわかったという。そのため、村内での安否不明者は4人となった。

 県や村によると、土砂崩れで崩落した阿蘇大橋付近でも安否不明者が1人いるが、二次災害の恐れがあるため立ち入れていない。

 気象庁によると、14日夜以降、熊本、大分両県で起きた震度1以上の地震は20日正午現在、687回に上った。震度7が1回、6強が3回、6弱が3回、5強が3回、5弱が7回観測されている。


熊本地震さらに11人死亡 関連死含め計58人
西日本新聞 4月20日(水)14時40分配信

 熊本県は20日、熊本地震の死者について同県警が検視して確認した47人以外に、「エコノミークラス症候群(肺血栓塞栓(そくせん)症)」とみられる震災関連死などが11人に上ると発表した。大規模な土砂崩れが起きた同県南阿蘇村の捜索現場では同日午前、捜索隊が新たに1人を発見した。

 同県によると新たに発表した死者11人は、熊本市7人、阿蘇市1人、御船町1人、益城町2人。死因はエコノミークラス症候群のほか、避難所での急性心不全、建物の下敷きになっての圧死などとしている。

 同日午前、南阿蘇村河陽の高野台地区で発見した1人について、同県警などは安否や性別などの確認を急いでいる。一方、同県は、19日に南阿蘇村長野の「ログ山荘・火の鳥」で見つかった女性について、香川県東かがわ市の鳥居洋子さん(37)と身元が判明したと発表した。

 気象庁によると、14日以降、20日午後1時までに観測した震度1以上の揺れは692回となった。

 震災関連死 地震や津波など災害による直接的な死亡とは別に、避難生活のストレスによる体調悪化や過労、自殺など間接的な原因で死亡すること。復興庁の集計によると、東日本大震災では2015年9月末時点で3407人が犠牲になった。自治体などが認定すると、直接死と同様に、最高で500万円の災害弔慰金が支払われる。

=2016/04/20付 西日本新聞夕刊=


九州新幹線、一部再開 停電解消に見通し 生活再建への動き
西日本新聞 4月20日(水)14時39分配信

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一部区間で運転を再開し、熊本県水俣市を走行する九州新幹線=20日午前8時59分

 熊本地震の影響で14日以降、全線不通となっていた九州新幹線が20日朝、新水俣(熊本県水俣市)-鹿児島中央(鹿児島市)で6日ぶりに運転を再開した。約9万5千人が厳しい避難生活を送る中、熊本県内で停電の解消に見通しが付き、一部地域でガスが復旧するなど、生活再建への動きも進んでいる。

 この日、新水俣-鹿児島中央で運転を再開した九州新幹線は通常より少ない1~2時間に1本程度の臨時ダイヤで運行。JR九州によると、高架橋の柱などの損傷箇所は約150カ所に拡大。同社は大型連休前の全線再開を目指すとしていたが、4月中の再開は困難との見方も強まっている。

コンビニエンス店の96%が営業を再開
 九州電力は20日未明、熊本県高森町での停電復旧作業を完了。残る約3700戸が停電している阿蘇市と南阿蘇村でも同日中の解消を目指す。西部ガスは、安全が確認された熊本市内の一部で、16日以来となるガスの供給を再開した。水道はなお同県内約10万世帯で断水している。

 熊本空港では20日、航空各社が東京、大阪などの発着便を増便する。19日に一部区間で運行を再開した熊本市電は20日、始発から全線で再開した。

 九州自動車道などで通行止めが続く高速道は、一部区間で緊急車両の通行が可能となった。経済産業省によると、熊本県内のコンビニエンス店の96%が営業を再開し、ガソリンスタンドも9割超が営業を始めているという。


ボランティア「心得」守って…宿確保・食料持参
読売新聞 4月20日(水)14時31分配信

 熊本県内の被災地では、災害支援ボランティアの受け入れ態勢が徐々に整備されつつある。

 被害の大きかった南阿蘇村で20日午前に、ボランティアセンターが設置されたほか、熊本市や益城(ましき)町などでも近く受け入れが始まる。ボランティアとして被災地の復旧に貢献するにはどんな準備と心構えが必要なのだろうか。

 全国社会福祉協議会全国ボランティア・市民活動振興センターの高橋良太所長によると、ボランティアは事前の準備がないまま参加すると、かえって救援活動の妨げになることもある。

 被災地では個人でもボランティアとして活動できるが、地震の発生直後は、余震も続き、現地の情報も錯綜(さくそう)する。初心者は地元の社会福祉協議会が開設するボランティアセンター(VC)に登録して、活動することが望ましい。

 VCに登録したボランティアは、避難所の手伝いや救援物資の仕分け、被災住宅の後かたづけなどの活動場所が割り振られる。ただ、無理は禁物。自分の体力や経験に見合っていないと思えば断り、別の作業を担当させてもらう。

 事前の準備も重要。ボランティアには現地での食事や宿泊場所が用意されないため、事前に確保しておく。被災地の近くに住んでいる人は日帰りで被災地に入るのも良いだろう。

 被災者の心に寄り添うことも忘れてはいけない。被災者のプライバシーに配慮し、むやみに写真撮影をしたり、被災者に「頑張って」と安易に声をかけたりせず、作業に集中すべきだ。

 ◆ボランティアについての問い合わせ先

熊本市  096-288-2748

益城町  096-289-6090

南阿蘇村 0967-67-0294

菊池市  090-8348-3147

     090-8348-2821

 ※熊本県内全般の問い合わせは県社会福祉協議会(096-342-8266)まで


〔地震〕大分県別府市で震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 4月20日(水)14時30分配信

気象庁によると、20日14:27頃、大分県中部を震源とするM4.0の地震があり、大分県別府市で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
発生日時 :4月20日14:27頃
震源地  :大分県中部(北緯33.3度、東経131.5度)
震源の深さ:約10km
地震の規模:M4.0(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
大分県:別府市鶴見
【震度3】
大分県:別府市天間、別府市上野口町*


南阿蘇で発見の男性、死亡を確認…死者48人に
読売新聞 4月20日(水)14時17分配信

 熊本県を中心に相次いでいる地震で、同県災害対策本部は20日、南阿蘇村河陽(かわよう)地区で見つかった男性1人の死亡が確認されたと発表した。

 身元の確認を急いでいる。これで一連の地震の死者は計48人になった。


九州新幹線が一部再開、乗客から歓迎の声 全線開通見通せず
西日本新聞 4月20日(水)13時44分配信

 熊本地震の影響で全線運休が続いた九州新幹線は20日午前、新水俣-鹿児島中央で部分再開した。6日ぶりの再開に、乗客からは「やはり新幹線は速いし楽だ」と歓迎する声が上がった。一方、損傷箇所の拡大で全線再開が見通せないJR九州側の表情は、この日も硬いままだった。

 午前9時すぎに新水俣駅(熊本県水俣市)で降りた鹿児島市の会社員(46)は、新幹線運休で延期していた仕事の打ち合わせのため、鹿児島中央駅から乗車した。「鹿児島市から車だと2時間はかかるので、新幹線がつながると安心する。今日も再開していなければ仕事は来月に延期していた」とほっとした表情だった。

 JR九州は午前、福岡市の本社で担当者が記者団に復旧状況などを説明。九州新幹線の損傷箇所が約150カ所となり、17日の国への報告より約50カ所増えたことを明らかにした。特に新玉名-新八代の損傷がひどく、防音壁の落下や高架橋の柱の亀裂が次々と見つかった。復旧作業を進めているが、大きな余震のたびに再点検を余儀なくされている状況だ。

 全線再開の見通しについて、担当者は「何とも言えないが、復旧作業はずれこむ可能性もあり(連休前の再開は)難しいかもしれない。できることからやるしかない」と険しい表情で語った。

=2016/04/20付 西日本新聞夕刊=


菅官房長官「東日本大震災級に当たらず」消費税再増税判断めぐり
産経新聞 4月20日(水)13時38分配信

 菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、熊本県や大分県を中心に相次いでいる地震について、平成29年4月の消費税率10%への引き上げを再延期する条件には当たらないとの認識を示した。安倍晋三首相が条件に挙げている「東日本大震災級の事態」に該当するかを問われ、「状況ではないと判断している」と述べた。

 菅氏は被災者に供給する非常食について「当初想定していた90万食の配送は昨日までで完了した。追加の90万食は被災者の栄養状態や年齢なども考慮して確保し、20日中に50万食を、21日、22日にそれぞれ20万食を配送する」と述べた。

 車中泊を余儀なくされた被災者がエコノミー症候群を発症している問題に関しては「健康管理も重要で保健師が巡回している。エコノミー症候群対策は急務だ」と対応に万全を期す考えを示した。

 一方、政府の現地対策本部長が20日付で内閣府の松本文明副大臣から酒井庸行政務官に交代した理由については「松本氏には震災発生以来、昼夜違わず現地の陣頭指揮を執っていただいた。体力的な問題だ。また様子を見て交代することもある」と述べた。


熊本地震 震災関連死は11人
産経新聞 4月20日(水)13時18分配信

 熊本、大分両県を中心に相次ぐ地震で、熊本県は20日、県内での震災関連とみられる死者が計11人になったと発表した。

 熊本県南阿蘇村の河陽地区では同日朝、新たに1人が見つかった。生死や性別は不明。県は同日、山荘「火の鳥」周辺で19日に見つかり、死亡が確認された女性は、香川県東かがわ市の鳥居洋子さん(37)と判明したと明らかにした。

 19日は鳥居さんを含む死者3人が見つかり、このうち河陽地区で発見された2人は同地区の男女と判明していた。地震による死者は計47人。鳥居さんは、既に死亡が確認されている夫(42)と旅行中だった。


被災地帰りの新潟県警バス横転、2人けが…石川
読売新聞 4月20日(水)13時13分配信

 20日午前10時10分頃、石川県加賀市大聖寺三ツ町の北陸自動車道下り線で、熊本県の地震被災地から戻る途中だった新潟県警のバスが横転し、乗車していた警察官6人のうち2人が手足などに軽傷を負った。

 下り線加賀インターチェンジ(IC)―片山津IC間は同日午後1時現在、通行止めになっている。

 石川県警の発表によると、現場は片側2車線で右カーブの緩い下り坂。同県警で事故原因を調べている。


被災地でいま、求められているものは 送られて困るものも
BuzzFeed Japan 4月20日(水)13時8分配信

4月14日の震度7、16日未明の本震と度重なる地震に見舞われた熊本県益城町では、多くの住民が避難生活を送っている。約1000人が避難する総合体育館で、いま、何が必要とされているのかを聞いた。中には、受け取って困るものもある。【BuzzFeed Japan / 石戸諭】

BuzzFeed Newsが取材したのは、総合体育館で支援物資をさばいている熊本YMCAの兼瀬稔宜さん。「あくまで総合体育館に限った話、4月いっぱいのニーズ」と断った上で、話してくれた。

足りているもの
・水
・非常食

「水はめどがつきました。それから非常食もそれなりにストックがあります」

足りていないもの、その1
・下着
・衣類

「いま、思いつくのは下着、それから衣類です。避難がどれだけ長期化するかわかりませんので、必ず必要になります」

古着は山積みになっている。しかし、まだ着られるといえば着られるが……、といったものが多い。サイズもバラバラだ。

「それぞれ、好みもありますからね…できれば季節も変わっていくのでベーシックなもの、新品であることに越したことはありません」

災害支援の際、古着は必ずといっていいくらい問題になる。「いらないものを送ろう」といった呼びかけを見かけるが、自分にとっていらない古着は、被災者もいらないものであることがほとんどだ。

東日本大震災の現場でも、千羽鶴と並んで、その後の扱いに困った支援として聞いた。衣類については、男女別に 、サイズをわけて、 大ロットの新品を送ることが最も現地のニーズとマッチしている。

足りていないもの、その2
・オムツ(特に大人用、赤ちゃん用はサイズによる)
・生理用品
・日用品(割り箸、紙皿、コップ、スプーンなど)
・ウェットティッシュ
・歯磨き、歯磨き粉

「足りないのはオムツです。赤ちゃん用はMサイズで送っていただくことが多いですが、いろんなサイズがあります。サイズごとに送っていただけたるとありがたい。大人用のオムツも不足しています。これもいろんなタイプがあるので、それぞれ必要です」

女性の生理用品や日用品などは、どんどん減っていくという。

不足している、けれど……
益城町では4月19日時点で「受入れが困難な状態です。よろしければ、1日~2日ご支援の延期をお願いします。受け入れ体制が整い次第、お知らせいたします」というアナウンスを出している。

現状では、大手企業による大ロットの支援をどう届けるかが課題となっている。


増税、現時点で変更なし=熊本地震「大震災級でない」―菅官房長官
時事通信 4月20日(水)13時8分配信

 菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、来年4月に予定する消費税率10%への引き上げについて「現時点では全く変わらない」と述べ、熊本地震による被害は今のところ増税判断には影響しないとの認識を示した。

 
 消費税に関し、政府は「リーマン・ショックや大震災のような事態が発生しない限り、予定通り引き上げる」と繰り返している。熊本地震がこうした事態に当たるかどうかについて、菅長官は「経済の好循環を力強く回していくよう政府として全力で取り組んでおり、そうした状況ではないと判断している」と明言した。


<熊本地震>エコノミー症候群など震災関連死11人 県公表
毎日新聞 4月20日(水)12時49分配信

 ◇南阿蘇村で捜索続く

 熊本県は20日、エコノミークラス症候群など身体的負担による熊本地震の震災関連死が、県内の4市町で計11人に上ることを明らかにした。熊本地震では、倒壊した建物の下敷きになるなどして47人の死亡が確認されており、一連の地震による死者は58人になった。

 県によると、車中泊や避難所生活などでの身体的負担による病気が原因で亡くなったケースを震災関連死としている。11人の市町ごとの内訳は▽熊本市7人▽阿蘇市1人▽御船町1人▽益城町2人。

 16日の地震で病院に搬送された益城(ましき)町の男女2人がその後に死亡が確認されたほか、17日には阿蘇市の避難所のトイレで亡くなっている女性(77)が発見された。18日には熊本市西区の自宅駐車場の車の中に避難していた女性(51)がエコノミークラス症候群で死亡した。

 県災害対策本部は「地震の被害から逃れた方が避難所などで亡くなり、非常に残念だ」としている。震災関連死とするかどうか最終的に判断するのは市町村のため、県は震災関連死の人数が変わる可能性があるとしている。

 一方、県警は20日、同県南阿蘇村長野の「ログ山荘火の鳥」で19日に発見された身元不明の女性が香川県東かがわ市の鳥居洋子さん(37)と判明したと発表した。鳥居さんは18日に同じ場所で見つかった敬規(たかのり)さん(42)の妻。一方、同村は20日、河陽(かわよう)の高野台団地で安否不明であると判断していた1人が実在しないことが分かったと発表した。鳥居さん発見と合わせ、安否不明者は3人になった。

 高野台団地ではこの日も自衛隊員らが捜索を続け、午前9時ごろ、土砂の中から1人が心肺停止の状態で見つかった。県警などが身元の確認を急いでいる。同村立野(たての)の阿蘇大橋崩落現場近くでは、熊本学園大4年の大和晃(ひかる)さん(22)が被災したとみられるが、2次災害の恐れがあり捜索を開始する見通しが立っていない。

 気象庁によると、九州北部地方は21日朝から昼すぎにかけ暴風を伴った荒れた天候となる恐れがあり、熊本県では多いところで1時間に50ミリ、被災地である大分県でも40ミリの雨が予想されている。地震で地盤が緩んでいることから、気象庁は土砂災害への警戒を呼びかけている。【中里顕、杉山雄飛、田畠広景】


90万食を追加配送=菅官房長官
時事通信 4月20日(水)12時39分配信

 菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、熊本地震の被災者に向け食料90万食の配送が完了したと説明するとともに、追加の90万食を順次配送すると発表した。

 
 政府は20日中に50万食、21、22両日に各20万食を配送する予定で、被災者の栄養状態や年齢を考慮し、レトルトカレーや缶詰、栄養補助食品、ベビーフードなども新たに含めることとした。


<仙台放送>関連会社社員が虚偽ツイート 関西テレビ問題で
毎日新聞 4月20日(水)12時37分配信

 ◇同じフジテレビ系列 動機は「かばってあげたかった」

 熊本地震の被災地を取材していた関西テレビ(大阪市)の中継車が、ガソリンスタンド(GS)の給油待ちの列に割り込んだ問題で、同じフジテレビ系列の仙台放送(仙台市)の関連会社の社員が、関西テレビをかばおうと、ツイッターに虚偽の内容を投稿していたことが19日分かった。同局はホームページにおわびを掲載した。

 同局によると、割り込みを指摘する17日の投稿に対し、この社員は「話を調べると自分たちの燃料をドラム缶等で持ち込んで来ていて、危険物の管理をGSにお願いしているらしいです」などと、個人のアカウントに投稿した。投稿にあたり、身分は明かしていなかったが、ネット上で「仙台放送の関係者ではないか」などと話題となった。

 18日夜に関連会社が調査したところ、社員は事実を認め、「東日本大震災のとき、系列局には支援してもらった。こんなことをするはずがないと思い、かばってあげたかった」と説明したという。同局は「報道機関に携わる者として、あまりに軽率であり、あってはならない行為でした」などと謝罪した。【最上聡】


現地対策本部長を交代=政府
時事通信 4月20日(水)12時37分配信

 政府は20日、熊本地震の被害状況の把握や被災者支援の調整のため熊本県庁に置いている現地対策本部の本部長を、内閣府の松本文明副大臣から酒井庸行政務官に同日付で交代すると発表した。

 松本氏は地震発生直後の15日から現地入りしていた。菅義偉官房長官は記者会見で「ずっと昼夜をたがわず陣頭指揮をしていただいた。長引けば、また途中で交代することで乗り切っていきたい」と説明した。


関連死含め死者59人に=南阿蘇村で新たに1人発見―九州新幹線一部再開・熊本地震
時事通信 4月20日(水)12時28分配信

 熊本県を中心に相次いでいる地震で、大規模な土砂崩れが起きた同県南阿蘇村では20日、行方不明者の捜索と救助活動が続いた。

 自衛隊や警察などは19日から夜間・未明も捜索を続ける態勢を整え、夜を徹して活動し、20日午前中に行方不明者1人を発見した。身元は不明で、その後死亡が確認された。村内には依然行方不明者がいる。一方、県は20日、避難生活中に死亡した震災関連死などが11人(同日午前9時現在)に上ると発表。地震による死者は計59人となった。九州新幹線は一部区間で6日ぶりに運転を再開した。

 自衛隊は南阿蘇村に約1000人を投入。19日夜から部隊を増員し、大きな被害が出た河陽地区で約100人が徹夜で捜索を続けた。

 熊本県内の停電は20日正午現在で約4200戸まで減少。九州電力は他の電力会社から応援を得て、同日中の復旧を目指している。

 県内の避難者は19日午後1時半現在で約9万5000人。強い地震が続いているため、自宅の倒壊を恐れて車で生活する人も多く、エコノミークラス症候群による死者が出ている。

 国土交通省は、九州全域のホテルや旅館に被災者を受け入れるよう関係団体に要請。各都道府県には公営住宅の空き部屋などの提供に協力するよう求めたほか、仮設住宅の準備をプレハブ建築協会に要請している。

 九州新幹線は20日の始発から、新水俣―鹿児島中央間で本数を減らして運転を再開した。一方、博多―新水俣間は再開のめどが立っていない。JR熊本駅近くで脱線した回送列車の撤去作業が続いているほか、レールのゆがみや駅施設の破損などが100カ所以上あり、JR九州は被害状況の確認を急いでいる。


<熊本地震>トイレ、ごみ…避難所の衛生に不安募る 高齢者は和式に不便も
西日本新聞 4月20日(水)12時22分配信

 熊本地震は14日夜の発生から6度目の朝を迎えた。長期化する被災者の避難所生活で、トイレやごみの処理など衛生上の問題が浮上している。徐々に改善されているものの、避難所によってはトイレが汚かったり、ごみの回収が滞って山積みになったりしている。既に食中毒症状を訴える人もおり、専門家は「不衛生は命にかかわる問題」と注意を呼び掛けている。

 約850人が避難する熊本県益城町の総合体育館。「水が流れないのに体育館のトイレを使う人がいて室内中に、においが充満して大変だった」。乳児の息子と身を寄せている主婦(37)は、地震直後の様子を振り返った。

ごみを回収する人手や収集車が足りず…
 現在は屋外に約50カ所の仮設トイレが設置されているが、多くは和式で、足腰が弱く洋式を使い慣れた高齢者には不便だ。トイレ内は昼間でも暗く「入るのが怖い」との声も。手洗い場もないため主婦は「息子にばい菌がうつるといけないから、トイレの回数を減らしている」と話す。

 また、同町の広安小学校に避難する高校2年の少女(16)は「トイレは生理用品を処分するものがなくて困っている」。

 避難生活で出るごみも深刻だ。益城町では19日にようやく避難所のごみの回収作業が始まった。しかし町の焼却施設が地震で稼働しておらず、集められたごみは町内の仮置き場に、大量に山積みされている。

 避難所のごみを回収する人手や収集車が足りず、作業が追いつかない避難所もある。町保健福祉センターに避難する女性(40)は「ごみ箱のすぐ横に寝ているので衛生状況が気になる。ハエも入ってきてこの状況が続くのはきつい」。センター担当職員の堀部博之さん(58)は「気温が上がるとにおいも出てこないか心配だ」と話した。

ノロウイルスが検出されたり、インフルエンザの感染報告
 一部では、避難している人から食中毒菌の一つ、ノロウイルスが検出されたり、インフルエンザの感染が報告されたりしている。このため避難所ではトイレの消毒や入室時のアルコール消毒、マスクの配布など対策を進めている。

 断水の解消によって下水が使えるようになった避難所は増えつつある。ごみの問題も、周辺の県での受け入れや収集車の貸し出しなどが進むなど改善に向けて動き始めている。

 ただ、避難者たちは長期の避難生活で体力が落ちている上、ここ数日、熊本地方は寒暖の差が大きく、体調の悪化が懸念されている。

 建物の衛生問題を研究する学者でつくる空気調和・衛生工学会はホームページで被災者に向けてアドバイスをしており、トイレの便座の除菌や、換気、マスク着用の徹底などを呼び掛ける。九州支部長の龍有二北九州市立大教授は「用便、ごみ処理、入浴は避難生活が長期化してくると、食べ物と同じくらい重要で注意してほしい」と強調した。

=2016/04/20 西日本新聞=


<熊本地震>身元不明女性は東かがわ市の鳥居洋子さんと判明
毎日新聞 4月20日(水)12時12分配信

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安否不明者の捜索をする警察官ら=熊本県南阿蘇村河陽で2016年4月19日午前11時20分、西本勝撮影

 ◇南阿蘇の「ログ山荘火の鳥」で19日に発見

 熊本県警は20日、同県南阿蘇村長野の「ログ山荘火の鳥」で19日に発見された身元不明の女性が香川県東かがわ市の鳥居洋子さん(37)と判明したと発表した。鳥居さんは18日に同じ場所で見つかった敬規(たかのり)さん(42)の妻。一方、同村は20日、河陽(かわよう)の高野台団地で安否不明であると判断していた1人が実在しないことが分かったと発表した。鳥居さん発見と合わせ、安否不明者は3人になった。【杉山雄飛、田畠広景、岩崎邦宏】


声掛けなく慎重に搬送=新たに1人発見の捜索現場―24時間態勢、熊本・南阿蘇
時事通信 4月20日(水)12時12分配信

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土砂災害現場で発見され、ビニールシートに覆われながら運ばれる行方不明者。車両の乗り入れができないため、警察官らは徒歩で坂を下って運んだ=20日午前、熊本県南阿蘇村

 大規模な土砂崩れから4日以上が経過した熊本県南阿蘇村の現場。

 24時間態勢で行われた捜索で、20日朝には新たに1人が発見された。見つかった被災者に声を掛ける様子はなく、救急車まで慎重に運ばれた。現場には行方不明者家族の姿も。昼すぎには崩落の危険があるとして捜索は一時中断された。

 午前9時ごろ、捜索現場では土砂を掘り進めていたパワーショベルの動きが停止。スコップなどによる手作業に切り替わり、付近で作業をしていた隊員らの視線が集中した先に黒いシートが広げられた。さらに目隠しするように周囲がブルーシートで覆われた。

 疲れた表情を浮かべた自衛隊員や警察官らが「段差に気を付けて」「ひび割れ注意」などと声を出しながら、発見した被災者を数百メートル離れた救急車まで担架で運んだ。

 正午すぎには、行方不明者の前田友光さん(65)の長男と次男が現場に姿を現した。捜索隊からアルバムなどを受け取ったといい、「こんなところにあるとは思わなかった。おやじのものが出てきて感謝しています」と目に涙を浮かべ、声を震わせた。

 捜索現場には10台近いパワーショベルが出動し、その周囲で迷彩服姿の自衛隊員や水色の作業服などを着た警察官らが活動。雲一つない快晴で強い日差しの中、その後も行方不明者の捜索は続けられたが、昼すぎには現場で亀裂が見つかり、崩落の危険があるとして捜索は一時中断された。

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