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2016年4月19日 (火)

熊本・震度7の地震に関するニュース・30

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:熊本地震 参院選の日程どうなる? 谷垣幹事長「地震と関連させて考えたことはまだ一度もない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震の死者45人に、エコノミー症候群でも死者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔熊本地震〕鉄道:余震で見合わせ路線増える(19日18時30分現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>旧青果市場、救援物資中継地点に 福岡市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:防災相「GW前に激甚指定」…180万食配送へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>断水、週内に復旧へ 厚労相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災者自身も支援する側に「やれることをやろう」 震度7の熊本・益城 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>山荘で犠牲の夫婦 「阿蘇へ」社長止めたが… - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<交通情報>高速バス、福岡―大分など迂回で一部運行再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>震度1以上600回超 19日正午現在 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震、来週にも激甚指定=19日中に58万食到着―河野防災相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>車に長期、命の危険 適度に動き水分を - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>空港4日ぶり再開 市電も一部運転 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エコノミー症候群で女性死亡=地震で車中泊の51歳―2人が一時心肺停止・熊本 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自衛隊、備蓄品を直接避難所に…4千人増員へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 石破地方創生相「東日本大震災の教訓生かした対応をしている」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>子どもたち避難所で自主活動 お年寄りサポート - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 「週内の水道復旧めざす」厚労相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「足が見えた」 緊張の現場 数百人態勢、夜まで捜索 南阿蘇村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 河野防災相「20日に非常食90万食が入る」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 オスプレイが海自大型護衛艦に着艦へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「90万食」配布、完了見通し=政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 復興相、震災復興計画に「東日本大震災で培ったノウハウ生かしたい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全国学テ始まる…熊本全校、宮崎・大分一部中止 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:学力テスト始まる 地震で熊本全県と宮崎一部見送り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震取材のTV局アナ「弁当写真をネット投稿」で大炎上 「食糧現地調達」疑惑うけ謝罪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震度1以上600回超=気象庁「今後も注意」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>避難過酷 プライバシーは「ゼロ」、空腹、眠れず、感染症不安… - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:72時間経過、募る焦り=「必ず生存者」捜索継続―南阿蘇村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「洗濯機の中のよう」=熊本地震被災の東海大生 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「あと1時間一緒にいれば…」東海大の同級生、別れた直後下敷きに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災地支援、まず予備費で=麻生財務相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:3日で90万食に訂正=熊本地震の食料供給―森山農水相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難所届かぬ支援なぜ? 熊本県庁に物資山積み 行政混乱、人手も不足… - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

熊本地震 参院選の日程どうなる? 谷垣幹事長「地震と関連させて考えたことはまだ一度もない」
産経新聞 4月19日(火)12時4分配信

 自民党の谷垣禎一幹事長は19日午前の記者会見で、「7月10日投開票」が有力視されている夏の参院選日程に関し、熊本地震の影響を配慮して遅らせる可能性について「被災地の状況をよく見たいが、それと選挙の時期を関連させて考えたことはまだ一度もない」と述べた。


地震の死者45人に、エコノミー症候群でも死者
読売新聞 4月19日(火)12時3分配信

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安否不明者の捜索が続く「ログ山荘火の鳥」周辺(19日午前9時21分、熊本県南阿蘇村長野で、読売ヘリから)=浜井孝幸撮影

 熊本県を中心に相次いでいる地震で、大規模な土砂災害が起きた同県南阿蘇村では、19日も安否不明者の捜索・救助活動が行われ、新たに2人が見つかった。

 うち女性1人の死亡が確認され、一連の地震による死者は計45人となった。避難所が満杯だったり、余震で建物内にいるのが怖かったりという理由で車に泊まる人も多く、熊本市などは19日、車中泊をしていた女性1人が肺塞栓(そくせん)症(エコノミークラス症候群)で死亡したと明らかにした。一方、熊本空港で一部の便が再開されるなど、交通網は徐々に復旧し始めている。

 最大震度6強を観測した16日未明の地震から、生存率が大幅に下がる「災害発生から72時間」を経過した。18日夜の最大震度5強の余震で中断していた南阿蘇村の捜索活動は、19日午前7時頃に再開。約1時間後に河陽(かわよう)地区で女性1人が見つかり、その後死亡が確認された。正午過ぎにも1人が見つかったが、容体などは不明。

 県や村によると、安否不明者の内訳は、河陽地区の別荘地などで6人、長野地区の「ログ山荘火の鳥」近くで1人、土砂崩れで崩落した阿蘇大橋付近で1人。阿蘇大橋付近は余震などで二次被害の恐れがあり、現場に近づけないという。

 熊本県内では、エコノミークラス症候群で病院に搬送される人が増えている。

 熊本医療センター(熊本市中央区)や熊本市によると、亡くなったのは同市西区の女性(51)で、17日に自宅前の駐車場で車中泊し、18日朝、車から降りた際に倒れた。意識がなく、心肺停止の状態で同センターに搬送され、その後死亡が確認された。

 済生会熊本病院(同市南区)には30~70歳代の男女10人、熊本赤十字病院(同市東区)には5人、熊本大学医学部付属病院(同市中央区)には1人がそれぞれ搬送され、エコノミークラス症候群と診断された。熊本中央病院(同市南区)では17~18日に避難者3人がエコノミークラス症候群と診断されたという。

 気象庁によると、14日夜以降に熊本と大分の両県で起きた震度1以上の地震は19日正午現在、計610回に上った。うち震度7が1回、6強が3回、6弱が3回、5強が2回、5弱が6回観測されている。

 気象庁の青木元(げん)・地震津波監視課長は「熊本県から大分県にかけて依然として活発な地震活動が続いており、今後の活動や降雨の状況に注意してほしい」と呼び掛けている。


〔熊本地震〕鉄道:余震で見合わせ路線増える(19日18時30分現在)
レスキューナウニュース 4月19日(火)12時0分配信

熊本地震で被害が出た各線区では、きょう19日も九州新幹線などの路線が終日運転を見合わせます。なお、17:52頃、熊本県熊本地方を震源とするM5.5の地震が発生した影響で、すでに運転を再開した鉄道路線にも影響が出ています。今後の地震や気象状況等で運転計画が変更となる場合があります。最新の運行情報に注意してください。

■運転見合わせ(★=終日)
[新幹線]
・★九州新幹線

[九州]
・JR九州:鹿児島本線(★熊本~八代)、阿蘇高原線(★肥後大津~豊後竹田)、肥薩線(★八代~吉松)、★三角線
・私鉄など:★南阿蘇鉄道線、熊本電鉄線、熊本市電(A・B系統:神水・市民病院前~健軍町)、肥薩おれんじ鉄道線(八代~上田浦)

■ダイヤ乱れ
・JR九州:鹿児島本線(鳥栖~熊本)、阿蘇高原線(熊本~肥後大津)、ゆふ高原線
・私鉄など:島原鉄道線、くま川鉄道線


<熊本地震>旧青果市場、救援物資中継地点に 福岡市
毎日新聞 4月19日(火)11時48分配信

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旧青果市場に到着した救援物資=福岡市博多区で2016年4月19日午前8時8分、林由紀子撮影

 福岡市の旧中央卸売市場青果市場(博多区)が熊本地震を受けた国の救援物資中継地点の一つに指定され、19日朝、2リットルの水が入ったペットボトル約3万本を積んだ第1陣のトラック5台が到着した。一時保管し、必要に応じて熊本市の集積所に運ばれる。

 同市場は今年2月に東区のアイランドシティに移転したばかりで敷地面積は約9万平方メートル。大量の物資受け入れが可能なため、政府の要請を受けた市が提供を決めた。高速道路が近く陸路での搬送に適しているほか、一部の障害物を撤去すれば自衛隊の大型ヘリの着陸も可能という。

 この日は午前8時ごろから岐阜県の飲料メーカーが提供した水を載せた大型トラックが次々到着。市職員らが屋根付きの卸売場への搬入作業に追われた。

 被災地では救援物資が特定の場所に滞留し、必要な場所に届かないなどの課題が生じているが、福岡など被災地に近い都市が保管や仕分けのバックアップ拠点となることで、必要量の調整や被災者へのスムーズな提供を目指す。【林由紀子】


防災相「GW前に激甚指定」…180万食配送へ
読売新聞 4月19日(火)11時47分配信

 河野防災相は19日の閣議後の記者会見で、熊本県を中心とする地震の激甚災害指定について、「できればゴールデンウィーク前と思っている」と述べ、5月の大型連休前までの決定を目指す考えを示した。

 激甚災害は、道路や農地などの復旧見込み費用が基準を超えた場合に国が指定するもので、復旧事業への国の補助率がかさ上げされる。政府は、被災自治体が被災者支援などに追われて被害の算定が遅れていることから、関係省庁で算定を支援する方針だ。

 また、河野氏は、国が被災地への発送を決めた食料90万食のうち、19日中に58万食の被災自治体への配送を終えることを明らかにした。20日には約30万食を配送し、ほぼ90万食に達する見通しだ。21日以降も配送を続け、当面、計約180万食の提供を予定している。


<熊本地震>断水、週内に復旧へ 厚労相
毎日新聞 4月19日(火)11時46分配信

 塩崎恭久厚生労働相は19日午前の閣議後の記者会見で、熊本県内で断水が続いていることに関し、「水が大事だ。人工透析、産婦人科は特に必要で、お風呂やトイレの問題も水道がないと解決しない」と指摘し、週内に復旧を目指す意向を示した。

 塩崎氏は「水道関係者を何人投入したらいいのか分析し、それに応じた支援をできるようにする」とも述べた。【阿部亮介】


被災者自身も支援する側に「やれることをやろう」 震度7の熊本・益城
BuzzFeed Japan 4月19日(火)11時44分配信

4月18日、熊本県益城町役場前。白い紙に黒いマジックで「がまだせ ヤレルっ!!益城!」と書かれた、炊き出しの案内板ができていた。「豚汁やりますよー!」
「おにぎり、必要なだけどうぞ!」大きな声で呼ぶと、被災した住民たちがやってきた。そのボランティアに、被災者自身も加わっていた。【BuzzFeed Japan / 石戸諭】

被災者が、被災地支援に立ち上がる
壊滅的な被害をうけた益城町の被災者自身も、この炊き出しのボランティアに加わっていた。青木博幸さん(39歳)。曇り空で肌寒かったが、忙しそうに動き回る青木さんは白いノースリーブ姿でBuzzFeed Newsの取材に応じた。

「あぁ、『がまだせ』ですか。がんばれって意味ですよ」。熊本の方言だという。

青木さんは、熊本空港にある駐車場を経営している。震災後、空港が閉鎖され、この間の収入はほぼ0。運行再開が伝えられたが、自分だけでなく、町はこれからどうなるのか。不安がないといえば、嘘になる。

「これで死ぬんだ」
小学4年生の長男、小学3年の長女、妻と両親、家族6人で暮らしている。地震は一家の生活を直撃した。

16日未明の「本震」。14日の震度7を記録した地震以降、消防団の活動に出ていた青木さんは疲れて、ベッドで横になっていた。隣の子供部屋には妻と子供がいる。
グラっと体が揺れたと思ったら、強い衝撃が襲った。ベッドは反対側の壁まで飛んだ。

「あぁ、これで死ぬんだ」

しかし、家族を守らねば。隣の部屋に行かなくちゃと思うが、揺れで身動きが取れない。揺れが収まってようやく、家族の無事を確認できた。一人として、けが人はいなかった。家の中は片付けが必要だが、大きな損傷はなかったという。

「なんでけががないのか、不思議なくらいだった」

まだまだ、やれることがある
家族の無事を確認してからは、地元の消防団などの活動が始まった。交通整理、救援物資の搬入の手伝い、パトロール……。

一方で、県内の経営者仲間から炊き出しボランティアをやるという声があがった。青木さんも「まだまだできることがある」と感じていた。

被災者だけど、支援される側ではなく、する側へ。

青木さんたち民間の支援の長所は、スピードと柔軟性だ。自分たちのできる範囲で活動する。用意した炊き出しも必要と申し出があるだけ手渡す。

同じことを行政がやろうとすると「うちには物資が届かない」との声も出てくる。

「やれることからやろうって思ったんです。消防団の仕事もあるし、受け入れの準備もある。この炊き出しは、きょうやっとです。やっと取り組むことができました」

少しずつ動き出す被災地
益城町は少しずつ、動き出している。崩落した家屋の瓦やガラスで埋め尽くされた道路は、この日、少しずつ落下物の撤去が進んでいた。橋の上に重機が入り、地震で生じた亀裂を埋めて、車が通れるようにと復旧工事が進んでいる。

青木さん自身、家の片付けも済んでいない。どこから手をつけていいか、わからない。

青木さんは、少しうつむきながら、子供の話をしてくれた。震災後、長女は家に入ると、突然泣き出したという。「子供の心にも傷が残った」

この地震の終わりは見えていない。それでも、と青木さんは言葉を強めて語る。

「ちょっとずつでも動き出して、前を向かないとって思うんです。繰り返しになるけど、やれることをやろうですよ」


<熊本地震>山荘で犠牲の夫婦 「阿蘇へ」社長止めたが…
毎日新聞 4月19日(火)11時41分配信

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火の鳥温泉の土砂崩れ現場=熊本県南阿蘇村で2016年4月18日午後3時52分、本社ヘリから矢頭智剛撮影

 熊本県南阿蘇村の土砂崩れ現場で遺体で見つかった香川県東かがわ市馬篠の鳥居敬規(たかのり)さん(42)は、夫婦で同村の火の鳥温泉にある「ログ山荘火の鳥」を訪れていたとみられる。勤務先の人たちは「頼りになる存在だった」と語った。

 鳥居さんは香川県さぬき市のリサイクル会社に勤務。社長によると、会社では中心的な存在で、信頼されていたという。14、15の両日、有給休暇を取っており、「夫婦で2泊3日の旅行に行っていたのでは」と話した。

 社長は熊本県益城町で震度7を観測した14日夜の地震直後、鳥居さんの携帯に電話。鳥居さんは「大分の別府にいます。大丈夫、問題ないです」と答えた。今後の予定を聞くと「阿蘇に向かう」と言ったため、「やめた方がいいのでは」と勧めたが、「そうですね」と答えただけだったという。

 16日未明のマグニチュード(M)7.3の地震後に電話やメールをしたが、返信はなかった。社長は18日夜の取材に「無事を信じている」と祈るような表情で語っていたが、願いは届かなかった。【待鳥航志】


<交通情報>高速バス、福岡―大分など迂回で一部運行再開
西日本新聞 4月19日(火)11時39分配信

 西鉄グループの19日午前11時10分現在の運行情報によると、一部の高速バスが同日運行を再開する。

○福岡‐大分(スーパーノンストップ)【一部区間は迂回(うかい)運行】
博多バスターミナル発 13:41~
大分新川発 12:25~
 ただし、大分新川発13:55、14:25、16:35は運休。

○福岡・福岡空港‐別府 【一部区間迂回運行(高速別府湾・APUは停車しない)】
博多バスターミナル発 14:31~
別府北浜発 14:00~

○福岡・福岡空港‐湯布院
博多バスターミナル発 12:06~
由布院駅前発 11:30~ 
 ただし博多バスターミナル発13:16、14:36、由布院駅前発13:00は運休。

=2016/04/19 西日本新聞=


<熊本地震>震度1以上600回超 19日正午現在
毎日新聞 4月19日(火)11時38分配信

 熊本、大分両県で14日から続いている地震で、気象庁は19日、震度1以上の地震の発生回数が19日正午現在で610回に上ったことを明らかにした。「地震活動が活発な状態が続いている」として引き続き警戒を呼び掛ける一方、「活動が活発化している地域が広がっている様子は見られない」との見解を示した。

 同庁によると、熊本県熊本地方で14日に起きたマグニチュード(M)6.5の地震と16日のM7.3の地震の後、北東側や南西側を含めて地震活動が活発な状態が続いている。地震の発生回数はいったん落ち着いたが、同県阿蘇地方で18日午後8時41分ごろに発生したM5.8の地震(最大震度5強)以降、特に阿蘇地方で地震活動が活発化しているという。

 青木元・地震津波監視課長は阿蘇地方の地震について「M5.8の地震が3回起きているので、ここも(他の地方と同様に)単純に本震があって余震が起きているという状況ではない」と話した。

 震度1以上の地震は16日が202回、17日が138回、18日が79回、19日は正午までで39回だった。【藤野基文、円谷美晶】


熊本地震、来週にも激甚指定=19日中に58万食到着―河野防災相
時事通信 4月19日(火)11時38分配信

 河野太郎防災担当相は19日の閣議後の記者会見で、来週にも熊本地震を激甚災害に指定する意向を示した。

 「できれば(指定は)ゴールデンウイーク前と思っている」と述べた。

 また、被災者の3日分の食料90万食のうち、58万食は19日中に市町村や避難所に到着すると明らかにし、「1日平均30万食ぐらいの割合で避難所に届けたい」と強調した。


<熊本地震>車に長期、命の危険 適度に動き水分を
毎日新聞 4月19日(火)11時35分配信

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グラウンドに止めた車に寝具を運ぶ人たち=熊本県南阿蘇村で2016年4月19日午前10時27分、徳野仁子撮影

 熊本市内で、エコノミークラス症候群によって50代の女性が死亡した。今回の地震では車中に避難し、夜を明かす人が相次いでいるが、車中で長時間過ごすことは同症候群の危険性を高める。避難生活の長期化も予想され、専門家らは、十分に水分を補給し、適度に体を動かすよう強く訴えている。

 同症候群は足の静脈にできた血栓(血の塊)が流れて肺の血管に詰まると肺塞栓(そくせん)症となる。胸痛や呼吸困難、失神などの症状が表れ危険な状態になり、死に至ることもある。同じ姿勢を長時間続けると発症することがある。

 熊本市内の死亡した女性は避難で「車中泊」していた。新潟大の榛沢和彦医師(血管外科)によると、2004年の新潟県中越地震でも車中泊で同症候群を発症した人が相次いだという。少なくとも11人が車中泊で肺塞栓症を発症。このうち6人が死亡した。地震発生から2~7日で発症していた。

 同症候群は、人が多く体を伸ばしにくい避難所でも注意が必要だ。厚生労働省によると、静脈血栓を患ったことのある人や肥満傾向の人、高齢者、妊婦、高血圧の人などが特になりやすいという。

 予防策としては、水分を十分に取ることが重要だ。トイレが気になって水分を控える人も多いが、水分が不足すると血液が固まりやすくなる。

 体を動かすことも大切だ。トイレに行くなど4~5時間おきに歩いたり、ラジオ体操や散歩など適度に体を動かしたりするのも効果的だ。避難所でなかなか動けない場合は、ふくらはぎを時々、マッサージしてほぐすのも良い。足首を回したり、脚を水平にしたり曲げたりする運動をすればさらに有効だ。

 初期症状では、太ももからのむくみや痛みがある。脚に違和感を感じたら医療スタッフに早めに相談することが重要だ。

【細川貴代、下桐実雅子】

◇エコノミークラス症候群を防ぐには

・水分を十分に取る

・トイレに行くなど4~5時間おきに歩く

・脚を水平に伸ばすのも効果的

・ふくらはぎのマッサージをする

・脚に打撲などのけがをした人は血管損傷による血栓(血の塊)に注意。脚を圧迫する弾性ストッキングやスパッツなどをはくとよい


<熊本地震>空港4日ぶり再開 市電も一部運転
毎日新聞 4月19日(火)11時29分配信

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熊本空港が再開し、大勢の報道陣が見守るなか到着した第1便=熊本県益城町で2016年4月19日午前7時40分、兵藤公治撮影

 16日未明の地震で被災し、同日から閉鎖していた熊本空港(熊本県益城町)が19日再開し、羽田空港発の第1便が到着した。午後にはフジドリームエアラインズが名古屋行きの出発便を再開する。

 再開第1便は全日空の臨時便で午前7時40分ごろ到着。乗客38人はターミナルビルを通らずに、関係者ゲートから空港外に出た。19日は全日空が同便を含め12便、日本航空が3便、ソラシドエアが2便、フジドリームエアラインズが1便の計18便が羽田や大阪、名古屋から到着する。

 この日は全線で運転を休止していた熊本市電も一部区間で4日ぶりに運転を再開した。市内を東西に結ぶ市電は、熊本城と並ぶ同市のシンボルで、本震で破損した軌道の修復を進めていた。

 同日は午前5時50分、始発電車が「交通局前」と「上熊本駅前」をそれぞれ出発。田崎橋-神水(くわみず)・市民病院前と、上熊本駅前-神水・市民病院前の2区間で再開した。市電を利用した同市東区の市職員、山村宇乃さん(41)は「少しずつですが、元の町に戻りつつある。市中心部の交通渋滞が解消すればいい」と期待した。【柿崎誠】


エコノミー症候群で女性死亡=地震で車中泊の51歳―2人が一時心肺停止・熊本
時事通信 4月19日(火)11時27分配信

 熊本地震で自宅前で車中泊をしていた熊本市内の女性(51)が倒れ、搬送された病院で死亡していたことが19日、分かった。

 搬送先の国立病院機構熊本医療センター(熊本市)によると、エコノミークラス症候群とみられる。今回の震災で、同症候群によるとみられる死者が確認されたのは初めて。別の病院でも2人が一時、心肺停止状態となった。

 同センターによると、女性は17日夜、同市西区の自宅前駐車場に止めた車に宿泊。翌18日朝、車の外で倒れて搬送された。意識不明の心肺停止状態だった。

 医師は、エコノミー症候群とみられる「肺動脈血栓塞栓症」と診断。同日午前8時35分ごろ、死亡が確認されたという。

 済生会熊本病院(熊本市)では、17、18両日に、いずれも車中泊をしていた30~70代の男女10人が同症候群と診断された。うち4人は重症、2人は一時心肺停止状態となった。心肺停止の1人はその後回復、1人は県外の病院に移送された。

 また熊本赤十字病院(同市)では、17、18両日に入院した5人が同症候群と診断された。うち1人は重症。いずれも車中泊をしていた40~70代の女性という。

 同症候群は、長時間同じ姿勢でいることでできる血栓が、肺の血管を詰まらせることで引き起こされる。車内での避難生活や、1人当たりのスペースが狭い避難所などではリスクが高まるとされる。


自衛隊、備蓄品を直接避難所に…4千人増員へ
読売新聞 4月19日(火)11時23分配信

 熊本県を中心とする地震で、生活物資が被災者に届きにくくなっている状況を受け、政府は19日、水やレトルト食品などの国の備蓄品を自衛隊が直接避難所などに輸送する活動を本格的に始めた。

 自衛隊は現在、2万2000人態勢で活動しているが、今後さらに増員して2万6000人態勢で支援にあたる方針だ。

 政府は同日朝から航空自衛隊小牧基地(愛知県)と同入間基地(埼玉県)に備蓄品を集中的に集め、支援物資が足りない避難所などに自衛隊が直接搬送する。これまでは各自治体が要請した集積所に物資を輸送してきたが、集積所の人手不足などで仕分けや配送に時間がかかっていることから、避難所などに直接搬送する必要があると判断したものだ。

 米軍輸送機MV22オスプレイも19日午後、海上自衛隊のヘリ空母型護衛艦「ひゅうが」に着艦して水、食料、簡易トイレなどを積み込み、熊本県南阿蘇村に輸送する予定だ。


熊本地震 石破地方創生相「東日本大震災の教訓生かした対応をしている」
産経新聞 4月19日(火)11時22分配信

 石破茂地方創生担当相は19日午前の記者会見で、熊本地震に関する政府対応について「東日本大震災などの教訓もあり、そういうものをフルに生かした形で対応している」と述べた。その上で「災害に与党も野党もない。現場から上がってきた情報をいかに伝えて、いかに迅速に対応するかが求められている」と強調した。

 また「政府は捜索、救難に力を尽くし、また二次災害の防止などに万全を期す。今、避難所にいる方々の生活に困難がないよう努力をしていかなければならない」とも語った。


<熊本地震>子どもたち避難所で自主活動 お年寄りサポート
毎日新聞 4月19日(火)11時20分配信

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手洗い時にペットボトルに入った水をかけて子どもや高齢者らのサポートをする高校生。自身も避難生活を送っている=熊本県西原村小森の西原中で2016年4月17日午後6時53分、花澤葵撮影

 熊本地震で余震が続き、ボランティア受け入れのめどが立たない中、被災者らが自主的に避難所を運営する動きが広がっている。休校中の子どもたちが手伝う姿もあり、長引く避難生活で疲労がたまる大人たちも勇気づけられている。

 5人が犠牲となった熊本県西原村。約300人が避難生活を続ける西原中学校では、自分たちも避難者でもある中高生らが、自主的にお年寄りに対しトイレのサポートをしている。

 「大丈夫ですか」「トイレですか」。学校内のトイレの近くで待機する中高生らがお年寄りや小さな子供たちに声をかけ、バケツを使って便器に水を流すのを手伝い、手を洗う時にペットボトルの水をかけていた。

 17日の朝、炊き出しや掃除で忙しい大人を見た中学1年の岩下こころさん(12)や田尻すずかさん(12)が「何かやれることはないか」と、トイレの介助を思いついた。友人の中学1年、武田ユリカさん(12)と高校3年、丹波翔馬さん(17)らも加わった。

 4月11日に西原中に入学したばかりの岩下さんは、自宅の窓が割れるなど被害を受けた。真新しい制服は、家具の下から雨や泥で汚れた状態で見つかったが「命が助かっただけで良かった。こういう時こそ助け合い」と前向きだ。米田せいこさん(79)は「自分の孫以上に若い子供が一生懸命がんばってくれて本当に感謝している。私も元気づけられる」と話す。

 約1000人が過ごす同県益城(ましき)町の保健福祉センターでは、避難者の大人や子供ら約20人が「ボランティア」として活動。自ら炊き出しやゴミの回収、新聞の配布などをこなす。益城町の小学2年、平野智也さん(8)は「ボランティア」と文字を書いたガムテープを腕に貼り付けて避難所を回ったり、新聞紙を利用した簡易ゴミ箱の作製を手伝ったりしている。自宅は全壊し、地震の恐怖で寝られないこともあるが「みんなのためにできることを頑張る」と力強い。その姿が被災者たちを励ましている。

 母尚子さん(43)は「息子は助け合うことの大切さを学んでいるのかもしれない」と目を細めた。【花澤葵、吉川雄策】


熊本地震 「週内の水道復旧めざす」厚労相
産経新聞 4月19日(火)11時18分配信

 断水が続く熊本地震の被災地について、塩崎恭久厚生労働相は19日、熊本市内は数日以内、隣県を含めた被災地全域は今週中に復旧をめざす考えを示した。閣議後の会見で「全国の管工事組合に協力してもらい、今週中には何とかしたい」と述べた。

 厚労省によると、19日午前8時半現在で約12万世帯が断水している。このうち熊本市内は18日中にも復旧する見通しだったが、濁ったり出が悪かったりする個所があり断念した。

 塩崎氏は「人工透析や産婦人科では特に水が必要で、お風呂やトイレも水道が解決しなければならない」と述べ、全国の水道事業者や組合から復旧作業に携わる人を集めるなど、人員の調整を行うとした。


「足が見えた」 緊張の現場 数百人態勢、夜まで捜索 南阿蘇村
西日本新聞 4月19日(火)11時16分配信

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行方不明者の捜索を続ける自衛隊員=18日午後1時すぎ、熊本県南阿蘇村

 土砂崩れなどによる安否不明者がいる熊本県南阿蘇村では自衛隊や警察、消防による捜索活動が18日も続いた。夕方から夜にかけて土砂の中から、心肺停止とみられる新たな2人が見つかった。本震から3日目。行方不明者の生存率が刻々と低下する中、隊員たちは「可能性は捨てない」と懸命の作業を続けた。

 同村河陽の高野台地区では、数百人の捜索隊が早朝から作業に当たった。15軒の集落の一部は土砂や岩石にのみ込まれた。この日、初めてショベルカーも投入。縫いぐるみやストーブ、絵本、手紙…。日用品が見つかると、スコップによる手作業に切り替え、作業は広範囲にわたった。

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土砂の中から1人を発見し、緊張が走る捜索現場=18日午後4時40分ごろ、熊本県南阿蘇村の高野台団地

「足が見えた」1人の声に緊張が走った
 「足が見えた」。午後4時すぎ、1人の声に緊張が走った。スコップを手に集まる隊員に「AED(自動体外式除細動器)の手配」と指示が飛ぶ。「大丈夫ですよ」「頑張ってください」と、反応がない中でも隊員たちは声を掛け続けた。1時間後、女性が救出された。心肺停止とみられ、表情をこわばらせた隊員たちの手で搬送された。

 同村長野では、ログハウスに宿泊していた2人が不明になっていたが、午後7時半に1人が見つかった。高台にあったログハウスは数十メートル押し流され、壊れた建物は大量の土砂や大木で覆われた。捜索は夜間も継続された。陸上自衛隊山口駐屯地の岩上隆安連隊長(43)は「不明者の生存率が下がる震災から72時間が迫っており、できる限り早く助けたい」と語った。

 大学生の大和晃(ひかる)さん(22)が行方不明になったとみられる阿蘇大橋(同村立野)付近では二次災害への懸念から、いまだ捜索隊が入れていない。

 大和さんの母親、忍さん(48)は「まさかこんなことになるとは…。晃に会いたい」とおえつを漏らし、早期の捜索、発見を願っている。

=2016/04/19付 西日本新聞朝刊=


熊本地震 河野防災相「20日に非常食90万食が入る」
産経新聞 4月19日(火)11時14分配信

 河野太郎防災担当相は19日午前の記者会見で、熊本県を中心に相次ぐ地震の被災者に供給する非常食90万食について「19日中に58万食が少なくとも自治体までは行く。20日にさらに30万食が入り、それでだいたい最初の90万食だが、(その後も)順次、1日平均30万食ぐらいの割合で避難所に届けるオペレーションをやっていきたい」と強調した。

 河野氏は自衛隊や民間事業者のトラックが担っている非常食の輸送について「今までは市町村の自治体にとりあえず配布というオペレーションだったが、19日からは避難所へそれぞれ持ち込んでもらう」と述べた。


熊本地震 オスプレイが海自大型護衛艦に着艦へ
産経新聞 4月19日(火)11時13分配信

 中谷元(げん)防衛相は19日午前の記者会見で、熊本地震の輸送支援に当たっている在日米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが同日午後、海上自衛隊の大型護衛艦「ひゅうが」に着艦し、救援物資の搭載と燃料補給を実施すると発表した。「効率的で迅速な活動を行うため、自衛隊の輸送力に加え、高い機動力と即応力を併せ持つオスプレイの活用が必要だ」と述べた。

 オスプレイは熊本県の八代湾沖に停泊しているひゅうがで水や食料、簡易トイレなどの生活物資を搭載。燃料補給を済ませた上で、南阿蘇村の白水運動公園に空輸する。


「90万食」配布、完了見通し=政府
時事通信 4月19日(火)11時13分配信

 菅義偉官房長官は19日午前の記者会見で、熊本地震の被災者に食料90万食を届ける計画に関し、同日中に発送が完了するとの見通しを示した。

 
 菅長官はまた、現地で各自治体との連絡調整を行う政府の「被災者生活支援チーム」の職員について、現在25人の登録があると公表。「被災地域の出身者あるいは勤務経験者、現地事情に詳しい者を中心に各省庁で選定している」と説明した。


熊本地震 復興相、震災復興計画に「東日本大震災で培ったノウハウ生かしたい」
産経新聞 4月19日(火)11時11分配信

 高木毅復興相は19日午前の記者会見で、インフラの総合整備や被災者の生活再建に向けた熊本震災復興計画の策定について「遠くない時期に復興計画も必要になってくる。東日本大震災で培ったノウハウを生かしてよい計画が作れるよう貢献したい」と述べ、復興庁として計画作りを支援していく考えを示した。

 菅義偉官房長官も記者会見で「今は政府一丸となって(行方不明者の)捜索、救助、生活支援にしっかり対応することが最優先だ」とした上で「計画はこれからの話になる」と述べ、近く計画策定に着手する意向を示した。


全国学テ始まる…熊本全校、宮崎・大分一部中止
読売新聞 4月19日(火)11時3分配信

 小学6年生と中学3年生を対象にした今年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が19日朝、始まった。

 国公私立の小中約3万校の約219万人が参加する予定だったが、熊本県を中心に相次ぐ地震の影響で、同県の全532校と宮崎、大分県の計7市町村の37校では中止となった。災害のため中止する学校が多数出たのは、東日本大震災が発生し、全国で中止となった2011年以来。

 文部科学省などによると、熊本県では、休校となる小中学校が相次いでいる上、道路事情の悪化などで問題冊子を配送できなかったため、参加予定だった国公私立の全532校(対象児童生徒約3万3000人)で中止となった。

 宮崎、大分県教委の19日午前10時現在の集計によると、宮崎県では、五ヶ瀬町、高千穂町など4町村の公立中計7校(同約250人)、大分県でも、由布市、竹田市、九重町の公立小中計30校(同約550人)で、休校や問題冊子の配送が困難なことなどを理由に中止された。


学力テスト始まる 地震で熊本全県と宮崎一部見送り
産経新聞 4月19日(火)11時2分配信

 小学6年と中学3年を対象にした文部科学省の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が19日午前、各地で一斉に始まり、児童生徒たちが国語と算数・数学の問題に取り組んだ。相次ぐ地震の影響で熊本県の全小中学校と宮崎県の中学校7校で実施を見送った。結果公表は8月下旬ごろ。

 文科省によると、実施の見送り理由は地震による道路被害で各校に問題冊子が配送できないため。復旧状況を見ながら後日実施の可否を検討する。全体の集計からは除かれるが、5月6日までの実施が可能という。

 熊本地方周辺で余震が続く中での実施について、馳浩文科相は19日の閣議後会見で「現場の校長が児童生徒の様子を踏まえて判断されたことに従いたい」と述べた。

 地震で実施を見送った学校などを含めると、参加状況は小学校1万9942校の約108万人、中学校1万134校の約110万7千人。国立は全校、公立は2校を除いて全校が参加し、私立は49・4%が参加した。


地震取材のTV局アナ「弁当写真をネット投稿」で大炎上 「食糧現地調達」疑惑うけ謝罪
J-CASTニュース 4月19日(火)10時55分配信

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投稿していた弁当写真(山中アナのツイート/現在は削除)

 熊本地震後、被災地入りしていた毎日放送(MBS)の山中真アナウンサー(39)がツイッターで謝罪した。

 被災者の食料や水の不足が深刻になる中、「現地で弁当を調達したのではないか」としてネット上で批判を呼んでいた。

■「配慮に欠けた行為で申し訳ありませんでした」

 ツイートによると、山中アナは地震発生の翌日(2016年4月15日)から被災地で取材をしていたようだ。現地の様子を詳細に伝える中、16日夜には弁当の写真を投稿。「やっと今日の1食目。食料なかなか手に入りにくいです」とつづった。

 ごはんの上に数種類の揚げ物がのった弁当で、とりわけ豪華なものというわけではないが、被災者の食料と水の不足が報じられている最中。ネット上では、ツイート内容から現地で調達したものと判断した人が多く、

  「TV局アナ 被災者横目に食糧現地調達」
  「食料の現地調達は厳禁ですよ」
  「この弁当を食べた分、被災者の一人が食事できないという現実を認識しましょう」

といった批判が相次いだ。

 また、18日未明には「やっとホテル到着」「今日はホテル前のラーメン屋さんがやってるのでそこで夕飯頂きます」とツイートしたが、これに対しても疑問の声が出ていた。

 すると18日夜、山中アナは

  「このたび被災地取材でのお弁当やラーメンなど食事に関するツイートで被災地のみなさんに不快な思いをさせてしまいました。配慮に欠けた行為で申し訳ありませんでした」

と謝罪し、ツイートを削除した。

 被災地におけるテレビ局員の行動としては、関西テレビの中継車がガソリンスタンドに並んでいた車の列に割り込む迷惑行為をしたとして物議を醸し、18日に公式サイトで謝罪している。

 (19日14時50分追記)毎日放送の広報部は19日、J-CASTニュースの取材に対し、「弁当は避難所等で被災した方々に支給されていたものではなく、通常営業している店舗で社員が購入した」と説明。店舗は熊本市内とみられるといい、山中アナはこれを受け取って食べたのだという。「食事をとれない被災者の方が多くいる中で、配慮を欠いた行為。申し訳ない」とし、再発防止に向けて指導するという。


震度1以上600回超=気象庁「今後も注意」
時事通信 4月19日(火)10時54分配信

 気象庁は19日、熊本県熊本・阿蘇地方と大分県中・西部で14日夜に震度7の地震が起きて以降、震度1以上の地震が19日午前10時までに計603回に上ったと発表した。

 青木元・地震津波監視課長は「18日夜に熊本・大分県境近くで震度5強の地震があり、再び活発になった。今後も強い揺れに十分注意してほしい」と話した。地震発生域が広がる傾向は見られず、阿蘇山の状況に変化はないという。
<熊本地震>避難過酷 プライバシーは「ゼロ」、空腹、眠れず、感染症不安…
西日本新聞 4月19日(火)10時52分配信

 熊本地震発生から5日目を迎えた18日、被災地では依然として9万人を超える人が避難所に身を寄せた。着の身着のまま駆け込んだ住民たちはプライバシーも、生活情報もない体育館や公民館で寝起きを強いられ、ストレスにさいなまれている。

「無駄・迷惑」を防ぐ 福岡市の救援物資集配の仕組みとは?

 熊本県南阿蘇村の南阿蘇中体育館では約600人が暮らす。被災者は配給された毛布を敷いて生活している。慌ただしく避難してきた住民の多くは寝間着姿。1人当たりのスペースは毛布1枚分ほどで仕切り板もなく、プライバシーは「ゼロ」だ。

 体育館のトイレにはおむつを替えるスペースはない。2歳児を含む4人の子どもを抱える松岡亜由美さん(39)は「おむつを替える時、周囲ににおいが広がらないか気を使う。子どもがぐずったときも迷惑をかける」と気をもむ。自身が着替える場所もない。

 多くの避難所が大部屋で仕切りも十分でないため、「眠れない」といった訴えが相次ぐ。

■歯も磨けない
 自衛隊による「仮設風呂」ができた避難所もあるが、同体育館は風呂がない。20代の会社員女性は「家に帰れず、一度も風呂に入ってないし、歯も磨けない。これから暑くなったら、どうなるのか」と嘆く。

 数百人が避難する同県阿蘇市の農村環境改善センター。水不足のため、毎回トイレの水を流すことができず、職員がまとめて流している。トイレが詰まることも珍しくない。40代の女性は「こんな状況では『頑張れ』と励まされても、頑張れない」とうなだれる。

 同センターでは17日に避難者の女性がトイレで倒れているのが見つかり、死亡が確認された。震災関連死の可能性があるという。80代女性は「ストレスがたまりすぎて自分もどうなるか…。人ごとではない」とため息をついた。

 熊本市は18日、2カ所の避難所で体調不良を訴えた2人からノロウイルスを検出したと発表した。このうち同市西区の千原台高に2人の子どもと避難している主婦(40)は「避難生活も長引きそうなので、ウエットティッシュなどで十分消毒しようと思う」と話す。

 一時2千人を超えた同市中央区の江南中で治療補助に当たる看護学校の男子生徒(19)は「消毒用のティッシュや嘔吐(おうと)物を処理する漂白剤が足りない。ここではノロウイルスは発生していないが、集団生活で感染症が怖い」と懸念した。

■ストレス増す
 避難所などでは食料不足の解消まではほど遠い。

 熊本市西区の城西小体育館では自衛隊が炊き出しを行っているが、18日昼も500個のおにぎりを作るのが精いっぱい。同体育館を利用する被災者数百人には足りず、30代の女性は「空腹でストレスがたまります。周りのみんなもだいぶ疲れてきている」と話した。

■電気と情報を
 大半の世帯で停電が続く南阿蘇村。テレビや携帯電話が使えず、情報不足が深刻化しているため、同村久木野庁舎は住民が携帯電話を充電できるよう、ロビーに発電機を設けている。

 充電のため同庁舎に毎日通う同村の中村厚子さん(68)は「自宅ではテレビも見られず、早く電気と情報が欲しい」と訴えた。

 南阿蘇中体育館にはテレビもなく、80代の男性は「自宅に帰ろうにも、どの道が土砂で埋まっているのか分からない。情報がないのがつらい」とつぶやいた。

=2016/04/19付 西日本新聞朝刊=


72時間経過、募る焦り=「必ず生存者」捜索継続―南阿蘇村
時事通信 4月19日(火)10時43分配信

 16日未明の地震で大規模な土砂崩れが発生し、複数の行方不明者が出ている熊本県南阿蘇村の河陽地区では、発生から72時間が過ぎた19日も、自衛隊などが懸命の捜索を続けた。

 午前中には土砂の中から新たに1人を発見。現場の隊員は「生存者が必ずいるという前提で、全力で捜索を続ける」と語った。

 大量の土砂に覆われた現場には複数のパワーショベルが持ち込まれ、広い範囲で掘削作業が続けられている。しかし、18日は最大震度5強など相次いだ余震のため、夜間は作業中断を余儀なくされた。

 19日は午前7時すぎから捜索を再開し、午前8時ごろに土の中から新たに1人を発見。毛布で全身を覆われて警察車両で搬送された。

 捜索に当たった自衛隊員の1人は「夜間も続けたかったが、安全確保が難しく断念せざるを得なかった」と苦渋の表情。「(生存率が急激に下がるとされる)72時間が過ぎたが、依然として隊員の士気は高い。われわれとしては必ず生存者がいるという前提で、今後は24時間態勢で捜索を続ける」と語った。


「洗濯機の中のよう」=熊本地震被災の東海大生
時事通信 4月19日(火)10時25分配信

 「洗濯機の中にいるみたいだった」。

 熊本地震で被災した東海大農学部2年の女子大学生(20)が19日までに出身地の三重県内で取材に応じ、16日未明に起きた本震の激しい揺れを振り返った。

 14日夜の地震で心細くなり、近くに住む友人のアパートに泊まっていた。激しく揺さぶられて目が覚め、経験したことのない大きさの揺れが1分間ほど続いた。テレビが倒れ、物が散乱。「とにかく安全な所へ」。ガスの臭いが漂う中、スマートフォンの明かりを頼りに友人と外へ出た。

 たどり着いた近くの小学校跡地には友人が集まっており、抱き合って無事を喜んだ。男子学生らは安否の分からない友人を探しに。しばらくして、後輩がアパートの下敷きになって見つかったと連絡があった。「頑張れ」。願いが届いたのか、後輩は救助され命に別条はなかった。

 車やフェリーなどを使い岡山県へ行き、17日に両親と再会。離れた出身地から、被災地に残る人たちの無事を祈っている。


「あと1時間一緒にいれば…」東海大の同級生、別れた直後下敷きに
西日本新聞 4月19日(火)10時16分配信

 大学の入学直後、学生アパートで出会った彼は「友達をつくるのはそんなに得意じゃないから」とはにかんだ。2人は間もなく下の名前で呼び合う親友になった。熊本県南阿蘇村のアパート倒壊で亡くなった東海大1年清田啓介さん(18)の同級生、川上誉紘(よしひろ)さん(18)は「あと1時間一緒にいれば、助かったかも…」と悔やんだ。

 15日夜、2階の川上さんの部屋で一緒にアニメ映画「名探偵コナン」をテレビで見ていた。ゲームをして「おやすみ」と別れたのは16日に日付が変わった頃。約1時間後、激震に見舞われ1階の清田さんの部屋は跡形もなくなった。

 「俺が俺が、という性格じゃなくて、自分を後回しにして人を気遣うタイプ。控えめだけど、とてもいいやつでした」。2人は農学部で動物学を学び始めたばかりだった。「大学の授業が再開したら、ちゃんと勉強して動物に関わる仕事に就きたい。啓介の分も」

「犬をかばったんじゃなかろうか…」
 同村の自宅で亡くなった増田フミヨさん(79)の夫、敬典(けいすけ)さん(78)は「立派な、がまだしもん(働き者)の妻だった」と振り返った。大学に合格した東京の孫に夫婦で会いに行こうとかばんを新調し、よもぎ餅を手作りして、あとは出発を待つばかりだった。「大学の門のところで孫と写真を撮るのを楽しみにしていた」。隣にフミヨさんはいないのが今も信じられない。

 同村の高田一美さん(62)も壊れた自宅の下敷きになった。一美さんを幼いころから知っているという山内征次さん(73)は「母親の面倒をよく見るいい子だった」。救助活動では飼い犬だけががれきの中から飛び出してきたという。「あの子のことだから、犬をかばったんじゃなかろうか…」

 同村の片島信夫さん(69)、利栄子さん(61)は夫婦で犠牲になった。町内の集まりが一緒だったという中島幸代さん(81)は「利栄ちゃんはカラオケ好きで人の良い、楽しい人だった。だんなさんも、毎日利栄ちゃんを職場に送り迎えしていた」としのんだ。

=2016/04/19付 西日本新聞朝刊=


被災地支援、まず予備費で=麻生財務相
時事通信 4月19日(火)10時7分配信

 麻生太郎財務相は19日の閣議後記者会見で、熊本地震の被災地に対する財政支援について「(2016年度予算で)3500億円の予備費が編成されているので、その中でまず対応する」と述べた。

 被災地の復旧・復興に向けて16年度補正予算を編成する可能性に関しては「各現場から上がってきた話を検討した上でという話になる」と述べるにとどめた。


3日で90万食に訂正=熊本地震の食料供給―森山農水相
時事通信 4月19日(火)10時5分配信

 森山裕農林水産相は19日の閣議後記者会見で、熊本地震の被災者向けに20~22日の3日間で供給する食料について、これまで説明してきた「180万食」から「90万食」に訂正し、陳謝した。

 内閣府防災担当からの指示内容に誤りがあったという。

 農水相は「しっかり食料を届けることが大事だ」と強調。自衛隊や民間の配送車で、市町村の集積所を経ずに、避難所に直接物資を届ける取り組みを開始したことを明らかにした。また、パンやおにぎりだけでなく、缶詰や栄養補給食品も供給する方針も示した。


避難所届かぬ支援なぜ? 熊本県庁に物資山積み 行政混乱、人手も不足…
西日本新聞 4月19日(火)10時2分配信

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熊本県庁に集まった支援物資を仕分けする職員ら=18日午後4時半ごろ

 熊本地震の被災地から、食料や水など支援物資の不足を訴える声が相次いでいる。全国各地から支援物資は向かっているが、受ける側の自治体が分配機能を十分果たせていない。大動脈である九州自動車道が寸断され、陸路で支援物資が集まるほど渋滞を悪化させる悪循環にも陥っている。地震発生から5日目の18日になり、やっと物流に民間業者を入れ、空路輸送も始まった。東日本大震災の教訓は生かされたのか。新たな取り組みはうまく機能するのか-。

 熊本県庁1階のホール。ペットボトルの水や食料、生理用品などの支援物資が山積みになっている。簡易トイレも数多い。

 だが、それが各市町村や避難所になかなか届かない。県の担当者は「物資の仕分けなどを担当する職員が足りず、作業が追いつかない」。別の県の担当者によると、「熊本県庁の混乱、人手不足が著しく、(被災地からの)物資の要望も止まっている」と明かす。

 支援物資の配布には食料や衛生用品といった仕分けが重要だが、行政は「素人」。2011年の東日本大震災でも支援物資の滞留が指摘され、仕分けを民間物流業者に任せることでようやく避難所に物資が届くようになった。今回の物資不足は、5年前の反省が生かされたとは言い難い事態だ。

 県と市町村の連携にも難がある。今の分配は市町村の要請を受けて県が送る「プル型」。県が避難者数から必要量を見積もり、要請がなくても送る「プッシュ型」に比べ、プル型はどうしてもニーズと支援に時間差が生じるが、県は今も「プル型」を続けている。

 「物資不足」の訴えを受け、主に福岡県の物流拠点から民間業者が市町村に直接、支援物資を送る枠組みが18日、ようやく出来上がった。政府からの支援物資は佐賀県鳥栖市にいったん集め、警察車両が先導することも決めた。九州地方知事会も18日、熊本県内の被災市町村ごとに、各県が担当を決めて支援する仕組みを整えた。

 被災者の生活環境は刻一刻と悪化している。支援物資のスムーズな分配には被災者の命がかかっている。

 ■寸断、渋滞…陸送は限界 自衛隊ヘリ、救助優先
 支援物資が届かないもう一つの原因は、交通インフラの遮断による渋滞だ。九州道は植木インターチェンジ(IC)-八代IC間が不通になっており、九州道や福岡方面と熊本をつなぐ国道3号は大渋滞となっている。

 なぜ輸送ヘリによる空輸ができないのか。18日、米軍の新型輸送機オスプレイ2機が初めて支援物資を空輸したが自衛隊は輸送だけで80機以上、救難や哨戒などの用途を含めると約530機のヘリを所有している。

 防衛省は「熊本地震では延べ291機を投入している」とするが、人命救助を優先させており、「輸送にどれだけ当てているかは把握できていない」(統合幕僚監部)。中谷元・防衛相は18日の参院決算委員会で、「自衛隊が持っているヘリなどの運用をもってしてもまだ十分に行き届いていない」と答弁した。

 九州には、ヘリ部隊がある佐賀県の陸自目達原駐屯地をはじめ、ヘリが離着陸できる基地は多くある。軍事ジャーナリストの神浦元彰氏は「東日本大震災の時は8割の自衛隊機を投入した。自衛隊機を『使えない』のではなく、政治が『使わない』だけではないか」と現在の運用を批判した。

 河野太郎防災担当相は18日、物資輸送について、記者団に「自衛隊の航空部隊を最大限、活用していきたい」と明言した。

=2016/04/19付 西日本新聞朝刊=

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