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2016年4月18日 (月)

熊本・震度7の地震に関するニュース・26

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:菅官房長官、邦人の安否確認に全力=エクアドル地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「九州中部」活断層地震の高確率、3年前に公表されていた 関東の「危ない」断層帯はどこか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 地震の日に生まれた新たな命 「たくましく育って」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 交通インフラ寸断 新幹線、高速道路、いつ復旧? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「熊本への善意」がトラブルの元に 「支援物資」めぐり宅配窓口で起きている「混乱」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>注目「応急危険度判定」 6割「立ち入り危険」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 共産、救援名目で北海道補選や活動資金集め? 党集会で同じ封筒で募金 衆院候補予定者のツイッター炎上・削除 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:市役所が業務停止、住民避難の学校は休校相次ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本駅の安全確保、鹿児島線荒尾―熊本間を再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原子力規制委>「川内原発を現状では停止させず」方針決定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 行方不明者9人の氏名などを公開 南阿蘇村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 ふるさと納税で被災地支援の動き わずか2日で南阿蘇村に3500万円 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>まずオスプレイ2機、南阿蘇着陸 救援物資搬送 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「一刻も早く見つけて」=迫る72時間、懸命の捜索―無事祈る住民・南阿蘇村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 与党、「激甚災害」指定を要請 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 安倍首相、支援チーム「益城町、南阿蘇村、宇土市などに投入」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 被災者に物資届かず…集積拠点で滞留か 避難所、衛生面で不安も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔熊本地震〕鉄道:鹿児島本線が熊本まで運転再開(18日18時15分現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 被害状況…18日午後2時45分現在 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>熊本空港、19日から運航一部再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 本震から「72時間」…小雨降る南阿蘇村で懸命の捜索続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 安倍首相「水・食料をオスプレイが南阿蘇村に輸送」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本空港、19日から一部運航再開…国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 「余震が怖くて不安」あえて車中泊を選ぶ避難者 懸念されるエコノミー症候群 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 長引く避難所生活、エコノミークラス症候群や感染症に注意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:家屋倒壊などに警戒を=震度5強で気象庁―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政権運営に地震影響も=増税・同日選を困難視―政府・与党 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米軍C130機、北海道から熊本に陸自部隊輸送 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:東海大避難所で退所式=住民ら感謝、学生は涙―南阿蘇村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:水など物資供給に万全=生活支援チーム派遣―政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:川内原発避難路、寸断なし=民進、稼働停止提言へ―丸川担当相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:舛添知事の地震直後パレード参加がまた物議? ネット「福岡出身なのに…」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:水や食料が不足…迫る「72時間」 熊本・大分避難者最大19万人超、長期化の恐れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:災害支援で初めてオスプレイ投入 陸自大型輸送ヘリを凌ぐ絶大な機動力と空輸力 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

菅官房長官、邦人の安否確認に全力=エクアドル地震
時事通信 4月18日(月)19時27分配信

 菅義偉官房長官は18日午後の記者会見で、南米エクアドルの大規模な地震に関し、連絡の取れなかった邦人4人について「ほとんどの方とは連絡が取れ、安全確認済みだ」と明らかにした。

 一方、この4人以外の邦人に関し「他に連絡が取れていない方も現時点ではいる」とも述べ、引き続き安否確認に全力を挙げる考えを示した。


「九州中部」活断層地震の高確率、3年前に公表されていた 関東の「危ない」断層帯はどこか
J-CASTニュース 4月18日(月)19時17分配信

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「糸魚川―静岡構造線断層帯」を含むエリア(地図中の「区域6」)では、30年以内にM6.8以上の地震が30~40%の確率で起きると予測されている(地震調査研究推進本部の発表資料から)

 熊本県や大分県で断続的に起こっている地震は、震源が熊本市周辺から大分県方面に北東に「進行」するという異例の経過をたどっている。熊本県西部の日奈久(ひなぐ)断層帯に続いて、同断層よりも北方にある布田川(ふたがわ)断層帯も動き、同時多発的に地震が発生しているのが今回の地震の特徴だ。

 政府の地震調査研究推進本部では、活断層が起こす地震の確率を活断層ごとではなく地域別に評価する取り組みを始めている。2013年に第1弾として発表された九州地区の評価では、布田川断層を含む「九州中部」で30年以内にマグニチュード6.8以上の地震が起きる確率を18~27%だと見積もっていた。九州の他の地域よりも高く、今になって振り返ると、かなりの高確率だったことを踏まえた対策が必要だったとも言えそうだ。では、次に「危ない」のはどこか。

■110ある活断層帯ごとに地震発生確率を予測

 一連の地震では、4月14日夜に熊本県益城町でM6.5、最大震度7の地震が発生したのに続いて、16日未明に熊本でM7.3、最大震度6強、同日に大分県の湯布院でM5.3、震度5弱の地震が起きた。

 これまでは、全国に約110ある長さ20キロメートル程度の活断層帯ごとに地震が発生する規模や発生間隔に関する長期的な確率を見積もってきた。この「20キロメートル」という長さの断層はM7以上の地震を起こすとされるが、1つの断層が地震を起こす間隔は1000~1万年程度。これを、個々の活断層が30年以内に活動する確率として計算し直すと、数%からほぼゼロだった。だが、M7未満の地震でも被害が生じることや、地域によって活断層に共通する特徴があることから、評価対象を広げて「地域として」活断層が地震を起こす確率を評価することになった。

 この第1弾として、13年2月に九州の断層帯を評価した結果が発表された。評価対象も、これまでの8断層帯から28断層帯に大幅に広げられた。それによると、30年以内にM6.8以上の地震が発生する確率は、福岡市などの九州北部が7~13%、大分市や熊本市など中部が18~27%、鹿児島市など南部が7~18%と予測。九州全体では30~42%の可能性で起こると予想している。マグニチュードは最大8.2程度を想定している。

「糸魚川―静岡構造線断層帯」を含むエリアは30~40%
 地域別予測の第2弾は関東地区が対象で、15年4月に発表された。全24断層帯を6つの区域に分けて評価しているが、区域ごとにかなりばらつきがある。30年以内にM6.8以上の地震が起こる確率が最も高いのは、静岡・山梨から長野・新潟にかけて南北に延びる「糸魚川―静岡構造線断層帯」を含むエリアで30~40%で、今回の九州中部よりも高い。想定される最大の地震の規模はM8.1に達する。

 次に高いのは、静岡、山梨、房総半島南部をぐるっと横断するエリアの15~20%だ。このあと、関東北部は4~5%、伊豆半島や長野県北部は2~3%で、埼玉、東京、千葉から房総半島北部の首都圏の大半をカバーするエリアは1~3%だった。

 これらを合わせた関東全域で発生する確率は50~60%と予測されている。

 九州と関東の「地域別予測」は、政府の地震調査研究推進本部のホームページで閲覧できるが、熊本地震の発生以降、つながりにくい状態になっている。また、政府は今後、10年程度をかけて、近畿や中部など全国の断層の評価を進める考えだ。


熊本地震 地震の日に生まれた新たな命 「たくましく育って」
産経新聞 4月18日(月)19時15分配信

 大きな余震が続くなか、熊本市の産婦人科「福田病院」では14日夜、新たな命が生まれた。「莉音奈(りおな)」と名付けられた女の子は、「たくましく育って」と願う両親にしっかりと見守られている。

 莉音奈ちゃんは同市南区の会社員、阪本浩介さん(31)の第3子。妻の奈七(なな)さん(31)、長女の琉奈(るな)ちゃん(4)、長男の久斗君(2)に莉音奈ちゃんを加えた5人家族になった。

 「『ドーン』と大きな音がして、爆発か何かがあったのかと思った」。14日午後9時26分、突然、病院のベッドごと激しく揺さぶられた浩介さんがそう振り返った。奈七さんはこの日に入院、午後3時過ぎに待望の陣痛が始まっていた。

 午後11時35分、大きな余震に揺られながら、「生まれました」という看護師の声を聞いた浩介さん。元気な泣き声が響き、奈七さんの腕の中には3112グラムの赤ちゃんが抱かれていた。

 浩介さんは「この日に生まれた意味は何なのかな、と考えてしまう。地震を予知する科学者になるかもしれない」と話し、「そのためにはいっぱい勉強しないとね」と目を細めた。(橋本昌宗)


熊本地震 交通インフラ寸断 新幹線、高速道路、いつ復旧?
産経新聞 4月18日(月)19時11分配信

 熊本地震で寸断された熊本県内の鉄道や道路などは、復旧まで時間がかかる見込みとなっている。1編成が脱線した九州新幹線では、線路や高架橋など100カ所以上で損傷などが見つかった。3路線が通行止めの高速道路も、覆った土砂やがれきの撤去作業が始まったばかり。救援物資や資機材輸送の動脈となる一般道も被害が大きく、多くの被災者が出た南阿蘇村と熊本市を結ぶ国道57号は、大規模な土砂崩落で工事のめどすらたっていない。

 国土交通省によると、九州新幹線は熊本総合車両所の保守基地内のクレーンが落下したほか、新玉名-熊本間で外壁が壊れているのが見つかった。このほか、高架橋の亀裂や軌道の損傷、防音壁が落下するなどの被害も判明した。

 脱線した列車は専用ジャッキでレールに乗せ自走が可能か検証するが、軌道や高架橋の損傷がどの程度影響するかは不明で、JR九州は「初めてのことで、見通しがまったく立たない」と悲鳴を上げる。

 東日本大震災では、試運転中の東北新幹線1編成が脱線し、約1750カ所で同様の被害が発生した。一時は全線が運休したが、3月11日の震災4日後の15日には東京-那須塩原で運行を再開。同月22日には、架線の断線や変電設備の故障などがあった盛岡-新青森間が再開し、全面復旧は約50日後だった。平成16年の中越地震で上越新幹線が脱線した際は、復旧まで約2カ月かかった。関西大学の安部誠治教授(公益事業論)は「東日本大震災や中越地震のケースを考えると全面復旧までは最短1カ月、最長2カ月程度かかるのではないか」と話す。

 在来線はJR鹿児島線が18日午後に荒尾-熊本間で運転を再開したが、熊本駅舎に損傷が見つかり、約30分後に再び運転を見合わせた。18日午前6時現在でJR九州など5社12路線が運転を休止しており、沿線住民の足は奪われたままだ。

 高速道路は九州、九州中央、大分自動車道の3路線が通行止めのまま。九州道の緑川パーキングエリア付近で、高速をまたいでいた全長約60メートルの橋が落下した現場では、がれきの撤去が始まったばかり。大分道の湯布院インターチェンジ-日出ジャンクション間では約100メートルにわたり路上を覆った土砂の搬出作業が続いているが、ともに「復旧のめどは立っていない」(西日本高速道路)。東日本大震災では当初、20路線で被害が確認され、除染の影響もあって全面開通は約3年後の26年2月だった。

 一般道も熊本、大分、宮崎の県道と熊本市の市道で114カ所が通行止めになっている。被害が大きな南阿蘇村と熊本市を結ぶ国道57号は、同村立野の阿蘇大橋をのみ込んだ大規模土砂崩壊などで寸断。専門家が現場に向かい復旧方法を検討しているが、復旧には相当の時間がかかるとみられている。

 旅客ターミナルが損壊し民間定期便の運航が止まっていた熊本空港は、石井啓一国交相が18日、日航と全日空が19日から一部運航を再開することを明らかにした。


「熊本への善意」がトラブルの元に 「支援物資」めぐり宅配窓口で起きている「混乱」
J-CASTニュース 4月18日(月)19時3分配信

 熊本地方などを襲った大地震による道路被害をうけ、ヤマト運輸、日本郵便が熊本県宛て荷物の集荷、配達を一時中止した。しかし、今なお全国各地の宅配便営業所、郵便局に支援物資を持ちこむ人は絶えない。

 そんな「善意の人」が、窓口職員とちょっとしたいざこざを起こした事例も報告されている。少しでも被災者の力になりたいという人々の思いが空回りする様子が浮かび上がってきた。

■ツイッターには独りよがりの「善意」諌める声も

 「ご納得いただけないお客様もいらっしゃるようで...」――16年4月18日、ヤマト運輸の広報担当者はJ-CASTニュースの取材にこう話した。同社は 16日より、熊本県宛ての荷物の集荷、配達を一時的に中止している。18日17時30分現在、各営業所では支援物資含むすべての荷物の受け取りを断っている状況だ。

 しかし、そうした事情を知らない人は多いようだ。営業所に支援物資を持ち込み、職員に「受け取れない」と言われると憤慨。職員といざこざになってしまう例が本部に報告されている、という。

 真偽は確認できないが、ツイッター上でも16日、

  「ヤマト運輸で働いてる友達が困ってます&悲しんでます。熊本宛ての支援物資を持った人が営業所にどんどんやってきてるそうです。荷受けを断られ『善意を踏みにじられた』と従業員に心無い言葉を浴びせて帰っていく人もいるそうです」

との投稿があり、18日17時30分現在までに2万5000回以上リツイート(拡散)された。

 この投稿に対し、

  「頭を使って欲しかった」
  「物事はよく考えることが大事」

と独りよがりの「善意」を諌める声が上がっている。

郵便局に来たり、コールセンターに問い合わせたり...
 また、4月16日から熊本県宛てのゆうパックの一時的な集荷、配達中止を発表している日本郵便も、広報担当者が「被災地への支援物資配達に関して、郵便局にいらっしゃったり、コールセンターにお問い合わせ頂いたりするお客様がおられます」と取材に明かす。

  「郵便の輸送には高速道路を使います。しかし、現地の高速道路は使えないため、到着時間を読めない一般道での配達とならざるをえません。そうした交通事情を考慮し、熊本県宛てのゆうパックの集荷、配達中止を決めました。お客様にもそのようにご説明している最中です」

 一方、益城町や阿蘇市などを除いて18日から熊本県内への荷物配達を再開させた佐川急便の広報担当者は、取材に「そうした情報は今のところ入っていません」と話した。


<熊本地震>注目「応急危険度判定」 6割「立ち入り危険」
毎日新聞 4月18日(月)18時52分配信

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倒壊した家屋の前を役場から配布されたブルーシートを持って歩く男性=熊本県益城町で2016年4月16日、久保玲撮影

 ◇益城町で15、17の2日間で354棟調査

 熊本県を中心とした地震で被災し、倒壊の恐れがある住宅などの立ち入り危険度を調べる「応急危険度判定」が、同県益城町で進んでいる。国土交通省によると15、17の2日間で、被災した建物354棟の調査が終わり、約6割に当たる212棟が立ち入り危険と判定された。熊本県や大分県の他の市町村でも行われる予定で、20日ごろから本格化する見込み。

 応急危険度判定は、建築士などの資格を持つ自治体職員らが被災した建物を調査し、立ち入り危険度に応じて色分けしたステッカーを貼っていくもの。立ち入りは危険とする赤色、要注意は黄色、使用可能は緑色の3段階で評価する。益城町の2日間の調査で危険とされた212棟以外は、要注意96棟、使用可能46棟だった。

 国交省はこうした調査を通じて被災地の住宅の被害を調べ、応急仮設住宅の整備戸数などを検討する方針。九州にある公営住宅などには空き部屋が計2222戸(17日現在)あるが、国交省の担当者は「公営住宅の中にも被災した建物があり、被災者を受け入れ可能な戸数はこれより少ない」としている。【曽田拓】


熊本地震 共産、救援名目で北海道補選や活動資金集め? 党集会で同じ封筒で募金 衆院候補予定者のツイッター炎上・削除
産経新聞 4月18日(月)18時51分配信

 共産党の次期衆院選候補予定者が熊本地震の被災地救援のためとして集めた募金の一部について、同党が無所属候補を推薦している衆院北海道5区補欠選挙(24日投開票)や党活動に使うともとれる発信をツイッターで行っていたことが18日、分かった。

 ツイッターを発信したのは、共産党品川地区委員長で、衆院東京3区候補予定者の香西克介氏。すでに削除された香西氏のツイッターによると、小池晃書記局長も出席して16日に都内で行った党演説会で募金を行った。香西氏は16日のツイッターで「熊本、九州地方を襲った大地震の救援募金をよびかけ」と明記。17日には募金が37万円集まったことを報告し、「熊本の被災地救援、北海道5区補選支援、党躍進のためにありがたく使わせていただきます」と投稿した。

 党集会での募金だったとはいえ、被災地への募金の名目で党の政治資金を集めているとも解釈できるこの投稿に批判が殺到。香西氏は「熊本の被災者救援、北海道5区補選勝利、党躍進の3つの目的で募金の協力をよびかけた」と説明し、「均等に配分し、現地に届け、ありがたく活用させていただきます」と投稿した。

 さらに香西氏は、募金は同一の封筒を使って実施したことを説明した上で、「決して『被災地救援』を口実に資金集めをしたわけではありません。確かに封筒を分けるなどの配慮は必要だったかと思います」とも釈明した。だが、「均等に配分」することに批判が上がり、結局この投稿も削除された。18日には「たくさんのご意見をいただき、ありがとうございました。演説会で寄せられた募金は、熊本の被災地に全額おくりました」と書き込んだ。

 小池氏は18日の記者会見で、「被災地への募金は、それに限って集めるのが当然だ。普通に考えればやってはいけないことだ。こういうやり方はよくない」と述べ、不適切な募金の集め方だったことを認めた。党書記局として集会の主催者を注意したという。

 小池氏は、共産党が集めた震災のための募金は「全額自治体に届ける」と強調。同党は街頭を含め各地で募金活動を実施しているが、小池氏は「こういうやり方はしない方向で全体にも徹底したい」と釈明した。

 共産党は17日に志位和夫委員長や小池氏も参加して東京・新宿で街頭募金を実施。志位氏は「全額を義援金として自治体に届ける」と述べていた。


市役所が業務停止、住民避難の学校は休校相次ぐ
読売新聞 4月18日(月)18時49分配信

 週明けの18日、熊本県内では、市役所が庁舎倒壊の恐れから業務を取りやめたり、近隣住民の避難所となった学校が休校したりするなど影響が広がった。

 耐震強度の不安を指摘されながら、財政上の理由などから強化工事を見送っていた宇土市の本庁舎は、地震の激しい揺れで上層階が波打つように変形したため、通常業務を18、19の両日取りやめた。緊急業務には隣接する別館で対応する。山本桂樹・市企画部長は「市民の命を守るため、職員が全力を挙げないといけない。いつ通常業務ができるかは分からない」と語った。

 倒壊の危険があるとして17日に市庁舎の使用停止を発表した八代市では、午前9時から職員ら約800人が書類や機器などの運び出し作業に追われた。持ち出したものを車に積み、通常業務を続ける支所などに運んだ。

 使用停止を知らずに訪れた住民男性(81)は「車を使えない高齢者も多い。窓口だけでも市中心部に残してほしい」と困惑していた。

 この日は、教育現場でも休校などが相次いだ。県内では、多くの学校が避難所として体育館や教室を開放している。子供たちの安全確保に配慮し、今後の余震の状況などによって休校期間を変更する場合もある。

 熊本市中央区の一新小(397人)には、最大約1200人が避難している。馬場敬子校長は「授業の再開のめどは立たないが、今はとにかく市民や児童の安全を第一に対応したい」と話した。


熊本駅の安全確保、鹿児島線荒尾―熊本間を再開
読売新聞 4月18日(月)18時49分配信

 JR九州は18日午後6時10分頃、熊本駅の柱に亀裂が確認された影響で運行を見合わせていた鹿児島線荒尾―熊本間で運転を再開した。

 熊本駅の安全は確保されたという。


<原子力規制委>「川内原発を現状では停止させず」方針決定
毎日新聞 4月18日(月)18時44分配信

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九州電力川内原発=鹿児島県薩摩川内市で2016年4月15日、本社機「希望」から長谷川直亮撮影

 ◇審査方法も「既に今回より大きい地震を想定」と見直さず

 原子力規制委員会は18日、熊本地震を受けた臨時会合を開き、国内で唯一稼働中の九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)を現状では停止させない方針を決めた。審査方法も「既に今回より大きい地震を想定している」として見直さない方針だ。

 規制委によると、川内原発で観測した今回の地震動は最大8.6ガル(ガルは加速度の単位)。審査で想定した最大の揺れである基準地震動620ガルや、九電が保安規定で原子炉を自動停止する基準としている160ガルより小さかった。

 また、布田川(ふたがわ)・日奈久(ひなぐ)断層帯で今回起きた地震の規模は最大でマグニチュード(M)7.3だった。規制委は川内原発の審査で、この断層帯全体が動く最も強い地震としてM8.1を想定しているが、それでも地震動は150ガルで基準地震動まで十分余裕があると評価している。このため、今後も同じ断層帯が地震を起こしても「今は安全性に問題はない」としている。

 今回、停止中の同玄海原発(佐賀県)▽四国電力伊方原発(愛媛県)▽中国電力島根原発(島根県)の揺れも基準地震動を下回った。震源に近い熊本県益城(ましき)町で1580ガルの揺れが観測されたことについては「今後、詳細を分析する」と説明した。

 田中俊一委員長は記者会見で「科学的根拠がなければ、国民や政治家が止めてほしいと言ってもそうするつもりはない」と述べた。【酒造唯】


熊本地震 行方不明者9人の氏名などを公開 南阿蘇村
産経新聞 4月18日(月)18時32分配信

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土砂崩れの中、行方不明者捜索から戻ってきた救助犬ら=18日午前、熊本県南阿蘇村(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 熊本県南阿蘇村は18日、把握している熊本地震の行方不明者を9人とした上で、確認できる範囲で不明者の氏名や住所などを明らかにした。ほかにも連絡がつかない人がいるとの情報があり、同村は慎重に確認を進めている。

 村や関係者によると、行方不明者は同村高野台で6人、同村火の鳥温泉の山荘で2人、阿蘇大橋付近で1人となっている。

 停電で村の住民基本台帳ネットワークに接続できないため、正確な名前や年齢が確認できない人もいる。

 一人が行方不明になった阿蘇大橋付近は、16日未明の本震で土砂崩れに飲み込まれて崩落。堆積(たいせき)した土砂の規模が大きく、二次災害の可能性があるため、捜索はこれまで行われていないという。村は「足を踏み入れられない状況。土砂の撤去には国との調整が必要になる」としている。

 南阿蘇村での行方不明者の氏名などは次の通り(敬称略)。

 【被災地区・高野台】スギノ▽岡本(オカモト)▽葛城勲(カツラギ・イサオ)、南阿蘇村▽葛城洋子(カツラギ・ヨウコ)、南阿蘇村▽前田友光(マエダ・トモミツ)▽早川海南男(ハヤカワ・カナオ)

 【被災地区・火の鳥温泉】トリイ タカノリ、40代、香川県出身▽氏名不詳、40代

 【被災地区・阿蘇大橋付近】大和晃(ヤマト・ヒカル)、20代、阿蘇市


熊本地震 ふるさと納税で被災地支援の動き わずか2日で南阿蘇村に3500万円
産経新聞 4月18日(月)18時28分配信

 自治体に寄付をすると寄付額に応じて控除が受けられる「ふるさと納税」制度を利用した被災地支援の動きが広がっている。

 ふるさと納税のポータルサイト「さとふる」は17日、被害の大きかった熊本県南阿蘇村にふるさと納税ができる専用の募金サイトを立ち上げた。特産品などの特典は付かないが、これまでに約3850件、約3577万円の寄付が寄せられた。同社の南阿蘇村担当、加藤徹大(てつお)さん(32)は「地震で村の風景が一変し、何かできることはないかと考えた」と話す。

 国際災害支援団体の「アジアパシフィックアライアンス・ジャパン」(本部・佐賀市)は、広島県の姉妹団体と連携し、被災地で緊急支援活動に当たる隊員や災害支援コーディネーター計16人を派遣。ふるさと納税を初めて活用し、本部のある佐賀県に寄せられた寄付金を被災地への支援活動費用に充てている。


<熊本地震>まずオスプレイ2機、南阿蘇着陸 救援物資搬送
毎日新聞 4月18日(月)18時27分配信

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オスプレイで届けられた救援物資を運ぶ自衛隊員=熊本県南阿蘇村で2016年4月18日午後5時25分、西本勝撮影

 ◇米軍普天間飛行場配備 国内の災害派遣で初

 熊本地震の被災者に救援物資を搬送する米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)配備の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ2機が18日午後5時過ぎ、熊本県南阿蘇村の白水運動公園に着陸した。国内の災害派遣でオスプレイが使われるのは初めて。

 地上で待ち受けていた陸上自衛隊員がオスプレイからパンやレトルト食品、水、トイレットペーパーなどが入った段ボールを次々と運び出し、輸送車で村内3カ所の避難所に向かった。

 村立南阿蘇中学校の体育館では1日3回の食事が配給されるが、一度の食事はこぶし大のおにぎり1個程度。村内のスーパーやコンビニエンスストアでは品薄状態が続く。

 16日未明の地震で自宅の柱がゆがみ、体育館に避難している同村河陽の農業研修生、丸山慎裕(しんすけ)さん(36)は米軍の支援について「カロリーが少ないためか自宅の後片付けも力がでない。素直にありがたい」と話した。

 オスプレイは米軍と自衛隊が共用する山口県岩国市の岩国基地を離陸し、熊本県益城町の陸上自衛隊高遊原(たかゆうばる)分屯地で政府が用意した食料や機材を詰め込み、南阿蘇村に着陸した。【蓬田正志、町田徳丈】


「一刻も早く見つけて」=迫る72時間、懸命の捜索―無事祈る住民・南阿蘇村
時事通信 4月18日(月)18時21分配信

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土砂災害現場で発見された女性(中央)を運び出す捜索隊。生存率が著しく下がるとされる「発生72時間」が迫る中、自衛隊などによる懸命の捜索が続いた=18日午後、熊本県南阿蘇村河陽地区

 大規模な土砂崩れで、複数の行方不明者が出た熊本県南阿蘇村の河陽地区。

 生存率が著しく下がるとされる「発生72時間」が迫る中、自衛隊や警察などによる懸命の捜索は日が暮れても続けられた。住民は隣人らの無事を願い、「一刻も早く見つけてほしい」と祈るように話した。

 河陽地区では大量の泥土が複数の住宅を押し流し、男女6人と連絡が取れなくなった。17日までは手作業で土を掘り返すしかなかったが、18日朝から重機が現場に入れるようになり、一気に作業が進展。土砂の中からひしゃげた乗用車や家屋の一部が出てくるたびに、隊員らは慎重にスコップで土を落とし、救助を必要としている人がいないか確認を進めた。

 午後5時すぎには、土砂の中から70~80代とみられる女性が見つかり、毛布で全身を覆われ救急車で搬送されたが、その後死亡が確認された。

 同7時を過ぎると完全に日が沈み、周囲は暗闇に。「足元に気を付けろ」「慎重に」。隊員らは互いに注意し合いながらヘッドランプや重機のライトを頼りに作業を続けていた。

 半壊した自宅に家財道具を取りに戻った田爪正剛さん(48)は「みんな自然が好きで、山々の風景が大好きな人たちばかりだった。その風景がこんなに変わってしまうなんて」と絶句。「地中のどこかに空間があって、助かればいいが。一刻も早く見つかってくれることを願うばかりだ」と肩を落とした。


熊本地震 与党、「激甚災害」指定を要請
産経新聞 4月18日(月)18時20分配信

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土砂崩れの中、自衛隊らによる行方不明者捜索が続いている=18日午前、熊本県南阿蘇村(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 自民党の谷垣禎一、公明党の井上義久両幹事長は18日の政府与党協議会で、熊本地震について、政府の財政支援を拡大する「激甚災害」に早急に指定するよう菅義偉(すがよしひで)官房長官に求めた。両党は熊本地震に関する対策本部会合もそれぞれ開き、政府関係者らから被害状況の説明を受けた。

 谷垣氏は政府与党協議会で、行方不明者の救命救助活動に全力を挙げるよう要請した上で、「必要な物資の確保や避難生活の環境改善といった被災者支援に取り組んでほしい」と述べた。井上氏も「物資が被災者の手元に届いていないという現状もあり、早急に解消してほしい」と速やかな対応を求めた。

 谷垣氏は協議会後の記者会見で、被害が広がった大分県にも党の関係議員を派遣し、調査にあたらせていることを明らかにした。

 自民党の稲田朋美政調会長は同日、党本部で開かれた党全国政調会長会議で、熊本地震に関し「政権与党としての責任を果たしたい」と述べ、近く支援策をまとめる考えを示した。出席者からは、夏の参院選の公約に、災害対策やインフラ整備などの「国土強靱(きょうじん)化」の推進を盛り込むよう求める意見が相次いだ。

 公明党も同日、対策本部の会合を国会内で開き、現地を視察した衆院比例代表九州ブロック選出の遠山清彦氏が被災者に水や食料が行き届いていない実態などを報告。事務局長の石田祝稔政調会長は会合後、記者団に「揺れに敏感になっている被災者の精神的なケアもしなくてはいけない」と述べた。


熊本地震 安倍首相、支援チーム「益城町、南阿蘇村、宇土市などに投入」
産経新聞 4月18日(月)18時19分配信

 安倍晋三首相は18日、官邸で開いた非常災害対策本部会議で、「避難所や被災地で不安を抱えながら不自由な生活を余儀なくされている被災者支援のため、昨日設置した『被災者生活支援チーム』から被害が甚大だった益城町、南阿蘇村、宇土市などに職員を本日中に投入する」と述べた。

 首相は「避難の長期化も懸念される中で高齢者や乳幼児など、配慮が必要方々へのきめ細やかな対応を行っていく」とも述べた。


熊本地震 被災者に物資届かず…集積拠点で滞留か 避難所、衛生面で不安も
産経新聞 4月18日(月)18時15分配信

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南阿蘇村の避難所となった中学校。多くの避難者が疲れた様子を見せている=18日午後、熊本県南阿蘇村(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 熊本地震の被災地で、支援物資が被災者の手元に行き渡らない事態が生じている。道路網の寸断で輸送が遅れたことに加え、人員不足により集積拠点で滞留しているとの指摘も。避難の長期化を見据え、医療体制の復旧や被災者の帰宅時期なども課題に挙がる。

 ■深刻な人手不足

 「車中泊をしながら避難所で食料を求める方もいて、避難者の現状把握が行き届かないことも食料不足の一因になっている」。熊本県の蒲島郁夫知事は18日、甚大な被害を受けた同県益城(ましき)町の避難所を訪れ、食料不足について釈明した。

 県内の避難者は16日未明の本震で9万人に拡大。18日朝の時点では638カ所、10万4900人に上り、避難所に入りきれず車中泊の人も目立つ。

 家族8人で避難生活を送る益城町の女性(59)は「おにぎり1つもらうのに2時間待ち。全国から物資が届いているとの報道もあるけど信じられない」。別の女性は「お風呂代わりに体を拭くウエットティッシュが欲しいけど、1、2枚しかもらえない」。

 支援物資の集積拠点では、仕分けや配送作業の人員不足が深刻とみられる。「余震が続いている」(県社会福祉協議会)などの理由でボランティアを受け入れておらず、自治体職員だけで対応しているためだ。

 東日本大震災を受けた災害対策基本法の改正で、政府は今回、被災地からの要請を待たずに支援物資を輸送する「プッシュ型」で対応。菅義偉官房長官は18日午前の記者会見で、被災者向けの非常食を90万食から180万食に倍増する考えを明らかにした。

 室崎益輝・神戸大名誉教授(防災計画学)は「末端の被災者に届く仕組みを作らなければ意味がない。人員が足りていないのであれば、ボランティアや自治体の職員OBを集めるしかない」と指摘する。

 ■衛生面も不安

 相次ぐ余震で医療機関も多数被災した熊本県。DMAT(災害派遣医療チーム)事務局(東京)によると、18日午後には全国の190チームが避難所などで活動し、新たに105チームが現地に向かっている。

 東日本大震災ではDMATが引き揚げた後に、被災地の一部で十分な医療が行き届かなかった教訓もあり、「長期的な医療支援とのギャップが生じないようにしたい」(DMAT事務局)としている。

 避難所生活の長期化に伴い、衛生面の不安も広がる。益城町のパート従業員の女性(54)は「仮設トイレは悪臭がしたり、虫が飛んだりして使うのに躊(ちゅう)躇(ちょ)する。暑くなってきたら病気の原因になるかもしれない」と訴える。

 避難者の帰宅の可否の目安となる被災家屋の診断も遅れる。県によると、益城町では14日の前震の直後に診断に入る予定だったが、16日の本震で被害が拡大し、見通しが立たなくなった。同町の実家が全壊したという女性(86)は「いつになれば避難所から出られるのか分からず不安だ」と話した。


〔熊本地震〕鉄道:鹿児島本線が熊本まで運転再開(18日18時15分現在)
レスキューナウニュース 4月18日(月)18時15分配信

熊本地震の影響により、九州新幹線など一部の鉄道路線で影響が続いています。
九州新幹線や阿蘇高原線などで復旧の見込みが立っていない一方、新たに鹿児島本線は熊本まで運転を再開しています。
交通機関の利用にあたっては、最新の運行情報に注意が必要です。

■運転見合わせ(★=終日)
[新幹線]
・★九州新幹線

[九州]
・JR九州:鹿児島本線(★熊本~八代)、阿蘇高原線(★熊本~豊後竹田)、肥薩線(★八代~吉松)、★三角線
・私鉄など:★南阿蘇鉄道線、熊本市電、熊本電鉄線(★上熊本~北熊本)

■ダイヤ乱れ
[九州]
・JR九州:鹿児島本線(鳥栖~熊本)


熊本地震 被害状況…18日午後2時45分現在
産経新聞 4月18日(月)18時13分配信

【死亡・負傷】死亡42人、重傷212人

【避難者】10万6195人

【建物】家屋倒壊・閉じ込め多数、火災16件

(18日午後2時45分現在、警察庁、総務省消防庁などの情報を基に作成)


<熊本地震>熊本空港、19日から運航一部再開
毎日新聞 4月18日(月)18時11分配信

 国土交通省は18日、ターミナルビルが被災した熊本空港について、全日空と日本航空が19日から、到着する便の運航を再開すると明らかにした。

 ターミナルビルは引き続き立ち入れず、手荷物検査や保安検査ができないという。全日空は臨時便を含めて中部、伊丹、羽田の各空港から計12便を運航させる。

 ビル閉鎖のため18日まで旅客機は全便が欠航していた。滑走路に損傷はなく、自衛隊機やドクターヘリは24時間態勢で運用されている。【内橋寿明】


熊本地震 本震から「72時間」…小雨降る南阿蘇村で懸命の捜索続く
産経新聞 4月18日(月)18時10分配信

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阿蘇大橋の崩落現場付近。土砂崩れに巻き込まれた車が見られた=17日、熊本県南阿蘇村(本社チャーターヘリから、三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞)

 10人前後の行方が分からなくなっている熊本県南阿蘇村。18日、自衛隊や警察などによる捜索が再開されたが、作業は難航している。余震が続く上に断続的に雨が降り、二次災害の危険性をはらむからだ。16日未明の本震から2日以上が経過し、負傷者の生存率が下がるとされる「72時間」が迫っている。

 「ピー!」

 原形をとどめないほど損壊した民家から少し離れた場所で捜索作業を見守っていた広島県警の機動隊員が笛を吹く。約10人の捜索隊は一斉に手を止め、民家から急いで離れた。

 県警関係者によると、笛は余震の合図。担当者は携帯電話の緊急地震速報のアラームや、強い揺れを感じた場合は笛で知らせて作業を一時中断させるという。

 土砂崩れなどの二次災害に巻き込まれるのを防止するためだ。「気をつけないとこちらも危ない。16日の地震以降はさらに緊張感が高まっている」。救助に奔走する同村の消防団員が話した。ある自衛隊員も「いつ余震が起こるか分からない。隊員の安全を確保しながら、慎重に捜索作業を進めることが何よりも重要」とこわばった表情で話した。

 捜索の妨げとなっているのは余震だけではない。

 現場の関係者によると、土砂崩れがあった地域の土は土は粘土質で、雨が降るとさらに重くなり、掘り起こしが困難になるという。

 同村高野台で捜索に当たる陸上自衛隊海田市駐屯地第46普通科連隊の中村薫中隊長(41)は、「何とか早く不明者を見つけ出したい」と汗をぬぐった。

 負傷者の生存率が下がるとされる「72時間」が刻一刻と迫るなか、同村消防団第14分団の松田仁さん(45)は「1人でも地元の人を助けるために、全力を尽くしたい」と話した。


熊本地震 安倍首相「水・食料をオスプレイが南阿蘇村に輸送」
産経新聞 4月18日(月)18時9分配信

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輸送支援を行う米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイから物資を運ぶ自衛隊員ら=18日午後、熊本県南阿蘇村(福島範和撮影)(写真:産経新聞)

 安倍晋三首相は18日に官邸で開いた非常災害対策本部会議で、米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイの派遣について「米国の友情に心から感謝したい」と述べた。

 首相は「17日午後、米軍のオスプレイが自衛隊と協力して食料・水などの生活支援物資を南阿蘇村まで輸送してくれる。被災地に到着次第、支援物資を現地の被災者に配布する計画であるとの報告を受けている」と説明した。


熊本空港、19日から一部運航再開…国交省
読売新聞 4月18日(月)18時3分配信

 九州各地は18日も、交通網や通信網が寸断されているが、国土交通省は同日、全便欠航が続いている熊本空港について、全日空と日本航空の到着便の一部が、19日から運航を再開すると明らかにした。

 全日空は羽田や中部国際、伊丹の各空港を出発する計12便、日本航空は羽田、伊丹の各空港を出発する計3便の運航をそれぞれ再開する。全日空は九州新幹線の全線運休を受け、福岡と鹿児島を結ぶ不定期便4便も運航する。出発便については、ターミナルビルの復旧状況などをみながら、調整するという。

 鉄道では、九州新幹線が博多―鹿児島中央間の全線で、在来線では鹿児島線が熊本―八代間、大規模な土砂崩れの影響を受けた豊肥線も、熊本―豊後竹田間で運転見合わせが続いている。

 高速道路は、大分道の玖珠インターチェンジ(IC)―別府IC間、九州道は植木IC―八代IC間などで通行止めとなっている。

 携帯大手3社では18日も、熊本、大分両県の一部地域で携帯電話がつながらないか、つながりにくい状況が続いている。日本郵便は同日、熊本県内18か所の郵便局の窓口業務を休止した。19日以降の営業は状況を見て判断する。


熊本地震 「余震が怖くて不安」あえて車中泊を選ぶ避難者 懸念されるエコノミー症候群
産経新聞 4月18日(月)17時54分配信

 熊本県阿蘇市の避難所で女性(77)が倒れて急性心不全で亡くなり、震災関連死の可能性が指摘されている。「人ごとではない」。高齢者らは18日、自らの境遇を重ね、おびえた表情を浮かべた。一方、「余震が怖くて天井がある場所は不安」と、車内での生活をあえて選ぶ被災者も多く、疲労は蓄積するばかりだ。

 亡くなった女性がいた阿蘇市の避難所。避難者の女性(69)は「私も年寄りだし、避難も長期化しそうだし、足腰も悪い。不安で心細い」と話した。

 熊本県益(まし)城(き)町の避難所、保健福祉センターでも大勢のお年寄りが床に座り込んでいた。同町の農家、山口美子さん(81)は15日にこの避難所で、ストレッチャーで運ばれる男性を見た。「青白い顔をしていた。ストレスだと思う。自分も具合が悪くなっている」。無職の田中勲さん(75)は「人ごとじゃねぇな」とつぶやいた。

 一方、車内での生活をあえて選んだ同町福原の河添文彦さん(43)は「油断があった」と話す。河添さんの自宅は、震度7の地震では天井が少し壊れた程度だった。「これ以上大きな地震はないだろう」と15日夜は避難所から自宅に戻った。だがその後、震度6強の地震が発生。けがはなかったが、現在は家族と親(しん)戚(せき)計5人で車3台で寝泊まりする。「余震がいつ起こるか分からない。自宅室内では安心できなくなった」

 自宅が全壊したという、同町杉堂の森本晃彦さん(52)の家族は、車5台で計12人が生活。ただ、森本さんの父親は80歳と高齢で、車内で寝るのは体力的に厳しい。そのため、軽トラックの荷台に布団や毛布を敷き、足を伸ばしてくつろげるベッドにした。夜はビニールシートで屋根をつくり、寒さをしのぐという。森本さんは「ここ数日眠れない日が続いた。安心して疲れを癒やせる場所がほしい」と話す。

 約1千人が避難生活を送る同町総合体育館では、けが人はいなかったものの、今回の地震でメーンアリーナの天井が崩落した。体育館近くの駐車場に車を止めて生活する村上佐江子さん(43)は「避難所が空いていたとしても、車の方が精神的に楽」。ただ、家族がエコノミー症候群にならないか心配といい、「特に高齢の家族は車の中に閉じこもってしまいがち。あえて配給品を取ってくるよう頼み、運動してもらってます」と、健康面を気遣っている様子だった。


熊本地震 長引く避難所生活、エコノミークラス症候群や感染症に注意
産経新聞 4月18日(月)17時50分配信

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南阿蘇村の避難所となった中学校。多くの避難者が疲れた様子を見せている=18日午後、熊本県南阿蘇村(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 避難生活の長期化で懸念されるのが「エコノミークラス症候群」だ。長時間同じ姿勢を続けることで足の静脈に血のかたまり(血栓)ができる症状で、命の危険もある。避難所では、感染症のリスクもあり、専門家が注意を呼びかけている。

 「車中泊が最も危険。特に3連泊以上続くと、血栓ができやすくなる」。新潟県中越地震(平成16年)や東日本大震災(23年)で被災者のエコノミークラス症候群の調査を担当した新潟大医学部の榛沢(はんざわ)和彦講師(52)はこう指摘する。

 エコノミークラス症候群は、椅子に座ったままなど長時間同じ姿勢を続けることで血流が悪くなり、足の静脈に血の塊(血栓)ができる症状。最悪の場合、血栓が肺に届いて血管を詰まらせ死亡する恐れもある。

 中越地震では、車中泊が3連泊以上続いた被災者の約3割に血栓が見つかった。体内の水分が不足すると血栓ができやすくなるといい、榛沢講師は「十分な水分補給が大切で、そのためにはトイレも十分確保する必要がある」と話す。

 居住空間が限られる避難所でもエコノミークラス症候群を発症する可能性があり、榛沢講師は「膝を曲げ伸ばしたり、4、5時間おきに歩いて運動することも大切だ」と強調する。

 不自由な避難生活が長引くと、被災者の体力低下も懸念される。国立感染症研究所感染症疫学センターの大石和徳センター長は「不特定多数の人が集団生活を送る避難所では感染症が拡大しやすい」と指摘する。

 避難所で注意が必要なのが、インフルエンザなどの急性呼吸器感染症とノロウイルスといった感染性胃腸炎などだという。大石センター長は「感染症予防のためには、食事前や排(はい)泄(せつ)後の手洗いや消毒を徹底する必要がある」と話した。


家屋倒壊などに警戒を=震度5強で気象庁―熊本地震
時事通信 4月18日(月)17時49分配信

 気象庁は18日、熊本県阿蘇地方で同日午後8時42分ごろにマグニチュード(M)5.8、最大震度5強の地震が発生したことを受け、家屋の倒壊や土砂災害に警戒するよう改めて呼び掛けた。

 熊本県熊本・阿蘇地方と大分県中・西部では、14日夜に震度7の地震が起きて以来、震度1以上の地震は18日午後8時までに計547回に上った。

 気象庁が18日夕に発表した週間天気予報では、21日に熊本、大分両県で雨が降る可能性があり、曇り時々雨と予想されている。


政権運営に地震影響も=増税・同日選を困難視―政府・与党
時事通信 4月18日(月)17時42分配信

 熊本県を中心に相次ぐ地震は、安倍晋三首相の政権運営に影響を及ぼしそうだ。

 首相は「避難の長期化が考えられる」と語っており、震災対応が優先される中、今後の政治判断の選択の幅が狭まる可能性がある。政府・与党内では早くも、来年4月に予定される消費税増税や、夏の参院選と同時の衆院選実施は困難との見方が出始めた。

 「消費税増税も同日選もできないだろう」。首相に近い政府関係者は18日、こうした見解を示した。

 首相は同日の国会質疑で増税の是非を問われ、「リーマン・ショック級、大震災級の事態にならなければ、予定通り引き上げていく」と従来答弁を繰り返すにとどめた。ただ、被災者の生活再建が1年足らずで終わる保証はなく、予定通り増税すれば、その足かせになることは間違いない。

 トヨタ自動車は部品調達先が被災し、段階的な生産停止を決定。電気大手でも工場再開のめどが立たない状況で、与党幹部の一人は「実体経済にも影響が出てくるだろう」と懸念を示した。18日の日経平均株価は、外国為替市場の円高・ドル安や、原油価格の値下がりも加わり、600円近く下落。日本経済の先行き不安は強まっている。

 地震が首相の衆院解散判断の制約要因となることも排除できない。自民党の熊本県選出議員は、参院選についてすら「地元は政治活動ができる状況でない」と指摘。衆院選を実施するくらいなら、その費用を復旧・復興に充てるべきだとの声が高まることも考えられる。この議員は「同日選はあってはならない。今は人命救助と復旧に全力を挙げるべきだ」と訴えた。


米軍C130機、北海道から熊本に陸自部隊輸送
読売新聞 4月18日(月)17時34分配信

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熊本へ向け、米空軍の輸送機に運び込まれる自衛隊の車両(18日午後、千歳市の空自千歳基地で)=清水健司撮影

 熊本地震の被災者を支援するため、米軍は18日、航空自衛隊千歳基地(北海道千歳市)から被災地に向けて、陸上自衛隊の部隊を輸送した。

 同日午後、同基地に米軍のC130輸送機2機が到着し、陸自の隊員約10人と車両4台を搭載。熊本空港に向けて飛び立った。

 陸自北部方面隊は、定員(約3万7000人)の1割を超える4100人の派遣を決めたが、一部の部隊は悪天候でフェリーが欠航するなどし、北海道内にとどまっていた。派遣部隊の上口秀一1尉は「米軍の支援が得られて頼もしく思う。被災地では住民の力になれるように、努力したい」と語り、米軍機に乗り込んだ。


東海大避難所で退所式=住民ら感謝、学生は涙―南阿蘇村
時事通信 4月18日(月)17時26分配信

 甚大な被害が出た熊本県南阿蘇村で、東海大阿蘇キャンパスの体育館に避難していた学生らの大半が実家や友人宅などに移ることになり、18日午後、退所式が行われた。

 体育館で避難生活を続ける住民をサポートするため、残ることを選んだ学生も十数人いた。

 キャンパスには16日未明の地震以降、一時500人を超える学生や住民が避難した。学生らは自主的に「物資班」「輸送班」などの役割を決め、避難所の生活を支えた。孤立状態の解消で避難所を離れる人が増え、避難者は18日午前で学生約80人、住民ら約90人の計約170人まで減った。

 退所式では、避難所の責任者で地区役員の久保清登さん(52)が「身を挺(てい)して高齢者や子供たちのため尽くしてくださって、本当にありがとう」と学生らに感謝。涙をこらえる学生も多く、野球部主将で経営学部4年の仲田浩樹さん(21)は「残る皆さんのことを考えると、離れるのは心苦しい。絆の強さや協力の大切さを身に染みて感じた」と話した。


水など物資供給に万全=生活支援チーム派遣―政府
時事通信 4月18日(月)17時11分配信

 政府は18日午後、熊本地震を受けた9回目の非常災害対策本部を首相官邸で開いた。

 安倍晋三首相は、杉田和博官房副長官をトップに各府省庁の事務次官級で構成する「被災者生活支援チーム」の職員を同日中に、熊本県益城町などに派遣する方針を表明。避難の長期化が予想される中、水・食料など支援物資の供給に万全を期す。

 首相は対策本部で支援チームについて、100人規模とする考えを明らかにした。同チーム職員をまず、益城町のほか、南阿蘇村、宇土市に派遣する考えも示した。国と被災自治体の連携を強化するのが狙いだ。首相は「最も大切なことは、必要な物資を被災者一人ひとりの手元に行き届くようにすることだ」と強調した。

 菅義偉官房長官は18日午後の記者会見で、被災者への食料90万食を確保する計画に関し、「19日までに発送するようにしたい」と述べた。


川内原発避難路、寸断なし=民進、稼働停止提言へ―丸川担当相
時事通信 4月18日(月)17時10分配信

 丸川珠代原子力防災担当相は18日の衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会で、熊本地震の発生を受けた九州電力川内原発(鹿児島県)からの住民避難に関し、「現時点で経路寸断の事象はない」と説明した。

 共産党の笠井亮氏が、新幹線や高速道路の不通で「事故が起きた場合、避難に重大な支障がある」と指摘したのに答えた。

 林幹雄経済産業相は運転中の同原発1、2号機について、「今回の地震による最大の地震加速度は、原子炉を自動停止させる基準値よりも十分低い」と述べ、停止する必要はないとの認識を強調した。

 一方、民進党の江田憲司代表代行は18日の記者会見で、熊本地震の発生を受けて政府に示す同党の提言に、全国で唯一稼働中の川内原発の運転停止を盛り込む方向で検討していることを明らかにした。提言は19日にも首相官邸に届ける考えだ。


舛添知事の地震直後パレード参加がまた物議? ネット「福岡出身なのに…」
夕刊フジ 4月18日(月)16時56分配信

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舛添要一都知事(写真:夕刊フジ)

 東京都の舛添要一知事が18日午後、米国訪問から帰国する。欧州出張に総額5000万円以上を投入し、「豪華大名旅行」と批判を浴びたばかりだが、今度は「熊本地震」直後の言動が注目されそうだ。

 米国訪問は12日に出発、ニューヨーク市とワシントン市を訪問し両市長と面会するなど、都市外交を展開した。

 そんな最中、熊本などで大地震が発生した。

 舛添氏は15日(現地時間)、「いろんな(救援)要請があれば、警察も消防もすぐに対応できるようにしている」と記者団に語った。建物の強度を調べる診断士2人を現地に派遣したという。

 翌16日(同)、舛添氏はワシントンで「全米桜祭り」のパレードに参加し、オープンカーに乗って笑顔を振りまいた。1912年に当時の東京市市長からワシントンに桜が贈られたことを記念した重要なイベントだ。

 ただ、ネット上では「こんな大変なときに」「舛添氏は福岡出身なのに…」などと指摘する声も出ている。


水や食料が不足…迫る「72時間」 熊本・大分避難者最大19万人超、長期化の恐れ
夕刊フジ 4月18日(月)16時56分配信

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土砂に埋まった住宅で続く救助活動=18日午前、熊本県南阿蘇村(写真:夕刊フジ)

 16日未明の本震から60時間余り。熊本、大分両県を襲った巨大地震では現在も10人前後の安否が確認できていない状況が続いている。救助を待つ人の生存率は72時間を境に著しく低下するとされ、自衛隊などが懸命な救出活動を行っている。14日以降の地震による死者は計42人に。両県では避難者数は減少傾向にあるが、最大約19万6000人が避難生活を余儀なくされた。避難は長期化の恐れが出てきた。

 避難者数はピークだった17日午前の段階で熊本県が18万3882人、大分県で1万2443人に及んだが、午後には移動もあり約11万人に。建物の倒壊・損壊は熊本県内で約1700棟に上るが、被害の大きい南阿蘇村や益城町、阿蘇市、西原村などでは調査が進んでおらず、さらに増える可能性が高い。

 熊本県南阿蘇村では地震後に連絡が取れなくなっている住民らが10人前後いるとみられる。18日には新たに、阿蘇市の避難所にいた市内の女性(77)の死亡が判明。避難によるストレスなどが原因の「震災関連死」の疑いがあるという。

 熊本、大分両県は18日、本震から初の平日を迎えたが、役所では一部機能の停止が相次いだ。

 熊本県の宇土市役所は倒壊寸前で立ち入れない状態に。八代市も余震で倒壊する恐れがあるとして、18日から市役所本庁舎を封鎖。熊本市は地震で行政システムのホストコンピューターが故障し、児童手当や生活保護といった業務ができなくなった。

 主要道路の通行止めなどの影響も深刻化している。熊本県では物資が物流拠点まで運ばれても、末端の避難所や店舗まで行き届かない状態に。

 経済産業省によると、コンビニ大手3社は熊本県内に開設した店舗の約3割に当たる計169店の営業を休止。熊本市が18日午前開いた対策会議では「避難所の朝食が足りない」との報告が相次いだ。

 こうした状況を受け、安倍晋三首相は18日、記者団に対し、「(17日に発足した)支援チームを活用し、不安を取り除いていきたい」と説明。同日開かれた衆院環太平洋連携協定(TPP)特別委員会では、地震の復旧・復興費用を盛り込んだ補正予算案を編成する可能性について「必要なあらゆる手段を講じていきたい」と述べた。


災害支援で初めてオスプレイ投入 陸自大型輸送ヘリを凌ぐ絶大な機動力と空輸力
夕刊フジ 4月18日(月)16時56分配信

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米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイ(写真:夕刊フジ)

 熊本県などで相次ぐ地震の被災者支援活動に参加するため、米軍の垂直離着陸輸送機オスプレイが18日、米軍岩国基地(山口県)を離陸。救援物資を、熊本県の陸上自衛隊高遊原分屯地で積み込み、同県南阿蘇村などに輸送した。日本の災害支援でのオスプレイ投入は初めて。自衛隊も18日以降、2万6000人態勢に増強されており、強固な日米同盟をアピールする。

 「高い機動力と空輸力を持っている。(被災地が)孤立していたり、道路が渋滞したりしている場合、オスプレイの能力は必要だ」

 中谷元(げん)防衛相は17日夜、オスプレイによる輸送支援の受け入れについて、こう語った。

 米海兵隊によると、普天間飛行場(沖縄県)に配備されているオスプレイ4機は17日夕に岩国基地に到着。18日以降、自衛隊とともに人員や物資を被災地へ輸送する。

 オスプレイは、主翼両端のプロペラの角度を変えることで、ヘリコプターのような垂直離着陸が可能だ。巡航速度は時速443キロで、陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターCH47の270キロをはるかにしのぐ。航続距離3900キロも、CH47の1037キロの4倍近く。最大積載量は23・981トン(垂直離陸時)で、CH47は22・68トン。災害支援で絶大な能力を発揮するとみられる。

 今後、岩国基地を拠点に熊本県内の物資集積所から被災地に輸送を行う。活動中は同県八代市沖に停泊している海上自衛隊最大級のヘリコプター搭載型護衛艦「ひゅうが」で燃料補給を受ける。同艦は海自初の全通甲板を持ち、東日本大震災にも派遣された。これまでオスプレイの発着艦訓練も行ってきた。

 このほか、米軍の支援活動には、米空軍C130輸送機や、米海軍UC35輸送機も参加する。

 菅義偉官房長官は17日の記者会見で、現在の救出、救助活動について「警察、消防、自衛隊、海上保安庁など3万人規模の態勢で当たっている」と語った。

 自衛隊は18日以降、派遣規模を2万6000人に増強。さらに、元自衛官で民間企業などに勤務する即応予備自衛官を最大300人招集することも閣議決定した。

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