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2016年4月17日 (日)

熊本・震度7の地震に関するニュース・22

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:両陛下、仙台フィルの鑑賞取りやめ…熊本地震で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本、地震の死者42人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>流通寸断、届かぬ救援 渋滞相次ぎ到着に遅れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州新幹線「再開見通せず」…損傷100か所 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 携帯電話 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 ライフライン - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 母子支援 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 入浴 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 病院 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 金融機関 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>サポート情報 電話・携帯 伝言ダイヤル - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>九州3県25万戸断水…全面復旧の見通し立たず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自衛隊設置「六甲の湯」に被災者入浴「生き返る」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:宿泊施設確保へ、フェリーもホテル代わりに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 被災地で空き巣被害相次ぐ 110番が急増 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震、死者42人に…南阿蘇で安否不明7人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 国土地理院がドローンで被害を調査、ホームページで公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政令市・熊本市の機能止まる 全小中高校臨時休校、役所のコンピューター故障 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本、なお11万人避難 死者41人、心肺停止1人、救援物資の不足深刻 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<九州新幹線>高架橋の亀裂25カ所…「再開のメド立たず」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震える夜「毛布欲しい」=熊本地震・阿蘇市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「1秒惜しい」 南阿蘇村で懸命の救出活動 ぬかるむ土かきわけて - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>断層跡が生々しく…「日奈久」複数の箇所で亀裂 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 菅官房長官、台湾などの支援に「心から感謝」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:電気、ガス、交通網の混乱続く 脱線の新幹線車両、18日から撤去作業へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 石井国交相 脱線新幹線18日にも撤去作業開始 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>避難生活、障害者ら一層の困難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>南阿蘇、懸命の捜索…被災者、疲労の色濃く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 高齢者ら宿泊施設受け入れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>無残な爪痕、各地に…本社ヘリからルポ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:交付税繰り上げ配分、4月中に=高市総務相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>避難20万人…死者42人、住宅損壊2442棟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>M3.5以上「中越」超す 南西側に活動拡大 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本に技術系職員派遣へ…指定都市市長会 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

両陛下、仙台フィルの鑑賞取りやめ…熊本地震で
読売新聞 4月17日(日)23時30分配信

 天皇、皇后両陛下は、東京・赤坂のサントリーホールで17日に予定していた仙台フィルハーモニー管弦楽団の特別演奏会の鑑賞を取りやめられた。

 宮内庁によると、14日から続発する熊本県の地震で県民生活が厳しい状況にあることから、17日は終日、お住まいの皇居・御所で被災地の状況を見守られたという。


熊本、地震の死者42人に
時事通信 4月17日(日)23時26分配信

 熊本県南阿蘇村で17日、心肺停止状態で見つかった女性の死亡が確認された。

 14日以降の地震による同県の死者は42人になった。


<熊本地震>流通寸断、届かぬ救援 渋滞相次ぎ到着に遅れ
西日本新聞 4月17日(日)23時18分配信

 熊本県内の避難者に水や食料が十分に届いていないのは、道路が寸断するなど流通経路が断たれていることが大きい。コンビニやスーパーでは営業している店でも品薄が続く。政府が16日発表した非常食90万食などの救援物資は、17日夜に一部が届いた。

 九州自動車道は、同県の植木インターチェンジ(IC)-八代IC間で上下線とも通行止め。福岡方面から熊本方面に向かうには植木ICで降りる必要があるため、同ICの出口付近では17日、最大で約16キロの渋滞となった。同ICと熊本市中心部をつなぐ国道3号も激しい渋滞となっている。

 ファミリーマートによると、水や食料の補充を発注しているが、道路混雑のため時間がかかっているという。

 配送トラックは限られ、県内に入った車両の戻りが遅くなると、次の配送も遅くなる悪循環が生まれている。

 ローソンでは、被災した従業員が多いことなどから県内の配送センターが稼働せず、17日から佐賀県の配送センターで商品を仕分けして配送。だが、熊本に向かう道路で渋滞が相次ぎ、店への到着が大幅に遅れているという。

=2016/04/18付 西日本新聞朝刊=


九州新幹線「再開見通せず」…損傷100か所
読売新聞 4月17日(日)23時12分配信

 JR九州は17日、九州新幹線の設備上の損傷が、熊本県を中心に約100か所にのぼることを明らかにした。

 壁の落下や駅ホームの柱の損壊などが多く、JRは「修復には相当な時間がかかる。運行再開の時期は見通せない」としている。

 同社によると、新玉名―新八代駅間では、約50か所で防音壁が落下し、高架橋の柱のひび割れも25か所で確認された。新八代駅では、ホームを支える柱約20本が折れるなどした。新玉名―熊本駅間では、熊本市内で煙突が線路側に倒れ、外壁を破損したという。

 熊本駅近くで発生した回送車両の脱線現場では、約300メートルにわたって、レールを固定する金属製のボルトやコンクリート製の枕木が壊れていた。同駅から熊本総合車両所への引き込み線では約200メートルにわたり、地面が隆起するなどしてレールが波打っていた。

 JRは脱線した車両をジャッキで持ち上げたうえで、横滑りさせてレールに戻すことを検討している。ただ、17日も余震が続き、準備作業は難航しているという。

 在来線は17日、鹿児島線荒尾―八代間が終日運休。豊肥線も、熊本県南阿蘇村の大規模な土砂崩れでレールが流出するなどし、熊本―豊後竹田間で運休が続いた。このほか、三角線の全線と肥薩線の一部区間も始発から運休。同日午後4時現在、いずれも運転再開の見通しはたっていない。


<熊本地震>サポート情報 携帯電話
毎日新聞 4月17日(日)22時50分配信

 基地局の停電やケーブルの断線などで、携帯電話がつながらないか、つながりにくくなっている地域がある。各社の発表によると次のとおり。

 <NTTドコモ>熊本県高森町▽南阿蘇村▽阿蘇市▽大津町▽菊池市▽御船町▽大分県日田市(17日現在)

 <KDDI(au)>熊本県阿蘇市赤水▽南阿蘇村▽高森町▽大分県九重町(同日午後3時現在)


<熊本地震>サポート情報 ライフライン
毎日新聞 4月17日(日)22時49分配信

 九州電力によると、熊本県内は熊本市や阿蘇市、益城町、南阿蘇村などの計約6万2700戸(17日午後4時現在)が停電。

 西部ガスによると、熊本市や合志市、益城町などの約10万5000戸(同)でガスの供給が止まっている。

 水道は、熊本県によると、熊本市や宇土市、宇城市などの約27万300戸で断水(同)。


<熊本地震>サポート情報 母子支援
毎日新聞 4月17日(日)22時48分配信

 由来助産院(熊本市西区横手4、096・277・1138)は、被災した母乳育児中の母親に、母乳が出やすくなるマッサージを教えるなど、無料でケアを行っている。子供とゆっくりと過ごせるほか、お湯を沸かせるのでミルクを作ることができる。また、オムツ▽おしりふき▽ミルク▽お茶▽水▽生理ナプキン▽おにぎり--などを無料提供している(無くなり次第終了)。


<熊本地震>サポート情報 入浴
毎日新聞 4月17日(日)22時47分配信

 熊本県内では、被災者に限り、温泉や銭湯の無料開放が行われている。17日時点で開放しているのは、いずれも熊本市北区の植木温泉の和風旅館鷹の家(096・274・6234)▽旅館平山(096・274・7111)▽旅館ややの湯(096・274・6383)▽旅館松乃湯(096・274・6006)▽旅館龍泉閣(096・274・6211)▽旅館いろは(096・274・6231)▽大月苑(096・274・6339)の全施設で、開放時間は、午前9時から午後7時まで。

 熊本市以外では仙望湯(宇土市、0964・27・1880)▽サンパレス松坂(山鹿市、0968・43・3083)▽玉名ファミリー温泉(玉名市、0968・74・3888)▽潮湯センター海老屋(長洲町、0968・78・0666)

 自衛隊は入浴支援を熊本県内3カ所で実施している。

 益城保健福祉センター(益城町)=午後3時~午後10時▽宇城市役所=午前10時~正午、午後5時~午後9時▽大津町運動公園(大津町)=午後4時~午後10時


<熊本地震>サポート情報 病院
毎日新聞 4月17日(日)22時46分配信

 熊本県災害対策本部によると、県内の基幹病院のうち、熊本市民病院(熊本市)▽熊本地域医療センター(同)▽さくら病院(益城町)は17日午前8時現在、救急搬送の受け入れができなくなっている。

 一方、災害拠点病院指定の14病院はいずれも診療を続けている。電話番号は次の通り。熊本赤十字病院(熊本市、096・384・2111)▽阿蘇医療センター(阿蘇市、0967・34・0311)▽公立玉名中央病院(玉名市、0968・73・5000)▽山鹿市民医療センター(山鹿市、0968・44・2185)▽川口病院(菊池市、0968・25・2230)▽矢部広域病院(山都町、0967・72・1121)▽済生会熊本病院(熊本市、096・351・8000)▽国立熊本医療センター(熊本市、096・353・6501)▽宇城総合病院(宇城市、0964・32・3111)▽熊本労災病院(八代市、0965・33・4151)▽水俣市立総合医療センター(水俣市、0966・63・2101)▽人吉医療センター(人吉市、0966・22・2191)▽上天草総合病院(上天草市、0969・62・1122)▽天草中央総合病院(天草市、0969・22・0011)。


<熊本地震>サポート情報 金融機関
毎日新聞 4月17日(日)22時44分配信

 熊本県内の金融機関は、大きな被害を受けた益城町などの店舗で18日も休業が続く。一方、熊本市など停電中の地域にある店舗では、壊れた端末の修理や自家発電機の手配など営業に向けた作業が17日深夜まで続いた。

 いずれの金融機関も、家屋倒壊や避難で預貯金の通帳や印鑑を持たない利用者については、本人確認できる免許証などがあれば引き出しに応じるという。肥後銀行は、定期や積立預金の期限前払い戻しの相談に応じるほか、震災の影響で支払期日が過ぎた手形の取引も可能となるよう調整を図るとしている。

 18日の主な金融機関の状況は以下の通り(変更の可能性あり)。

 【肥後銀行】18日休業は木山支店、広安支店、益城町役場ATM(現金自動受払機)=いずれも益城町、ゆめタウンはませんATM(熊本市)【熊本銀行】18日休業は中央支店(熊本市)、益城支店【熊本第一信用金庫】18日休業は益城支店【熊本信用金庫】全本支店で通常営業【熊本県信用組合】数店舗が休業見込み【みずほ銀行】熊本支店で通常営業【郵便局】18日休業は津森郵便局(益城町)など


<熊本地震>サポート情報 電話・携帯 伝言ダイヤル
毎日新聞 4月17日(日)22時42分配信

 NTTが14日夜から提供している「災害用伝言ダイヤル」は、直接連絡が取れない相手に自身の無事を知らせたり、連絡を求めたりする際に利用できる。「171」に電話をかけて音声案内に従って操作し、自宅などの固定電話の番号を登録して伝言を残す。伝言の内容は、知人や親族らが同じく「171」に電話することで再生できる。携帯電話からもかけられる。

 また、ドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯大手3社も、インターネットで「災害用伝言板」や「音声お届けサービス」といった安否確認のサービスを提供中。3社それぞれのホームページのトップから使える。


<熊本地震>九州3県25万戸断水…全面復旧の見通し立たず
毎日新聞 4月17日(日)22時41分配信

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町役場前にできた大きな亀裂=熊本県益城町で2016年4月16日午前6時37分、宮武祐希撮影

 熊本県熊本地方を震源とする地震で、厚生労働省によると17日午後2時時点で、少なくとも3県25万7625戸で断水が続いていると発表した。

 断水しているのは、熊本県25万5734戸▽大分県1791戸▽宮崎県100戸。熊本市では、導水管や送水管など水道管のうち主要な部分を担う「基幹管路」が複数箇所で破損しているため、少なくとも18万5000戸と広い範囲で断水が起きている。

 一部復旧が進んだ地域もあるが、水道管の破損、漏水、停電など原因は多様で、全面復旧の見通しは立っていない。断水が解消しても、濁りのために飲料水に使えない地域もある。

 過去の地震でも、水道施設の復旧には時間がかかっている。1995年の阪神大震災では、兵庫県内で126万6000戸が断水し、復旧に約3カ月を要した。2011年の東日本大震災では、津波被災地など復旧困難地域を除き、断水期間は最長7カ月に及んだ。

 厚労省は水道施設の耐震化を進め、基幹管路の耐震適合率について「22年度末までに50%以上に引き上げる」との目標を掲げる。しかし、同省の14年度の調査では、基幹管路の耐震適合率は全国平均36%にとどまっている。【細川貴代】


自衛隊設置「六甲の湯」に被災者入浴「生き返る」
日刊スポーツ 4月17日(日)22時33分配信

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陸自が西原中で展開した「六甲の湯」男風呂。被災者の顔も笑顔に

 西原村の避難所となっている西原中で17日夜、陸上自衛隊が「野外入浴セット」を設置し、「六甲の湯」として被災者に開放した。

 地震発生後、水もガスも電気も止まっており、風呂に入れない被災者が多数に上っていた。兵庫県伊丹市の陸自第3師団第3後方支援連隊が男湯と女湯を展開。孫と入浴した西原村の男性は「家では水が出ないし、怖くて入れない。疲れていたので、生き返ります」と笑顔だった。


宿泊施設確保へ、フェリーもホテル代わりに
読売新聞 4月17日(日)22時7分配信

 政府は、旅館やホテル、フェリーなど、熊本地震の被災者向けの宿泊施設確保に努めている。

 安倍首相は17日、「避難所での滞在が長期化しないように、宿泊施設などを応急に確保する」と記者団に述べた。益城(ましき)町などでは、避難所の軒先まで被災者があふれたケースがあるためだ。

 観光庁は旅館・ホテルの業界団体に被災者の受け入れを要請した。熊本県は災害協定を地元の旅館業者の組合と結び、高齢者や障害者ら健康への配慮が必要な人を対象に宿泊施設を無償で提供する。計1500人程度になる見込みだ。希望者は市町村に連絡すれば、県がホテルなどを割り振る。介助者も一緒に宿泊できる。

 ただ、相次ぐ余震でホテルの破損が増える恐れもあり、観光庁は県外のホテルや旅館にも、部屋の提供を求めていく方針だ。

 また、国土交通省はフェリー会社を通じて小型フェリー2隻(計約1000人分)を、座席などで仮眠できる「ホテルシップ」として熊本港に準備した。市町村から要請を受けた被災者を受け入れる。今後、大広間や風呂を備える大型フェリーで被災者が長期滞在できるようにすることも検討している。


熊本地震 被災地で空き巣被害相次ぐ 110番が急増
産経新聞 4月17日(日)22時5分配信

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普段は観光客で賑わう湯の坪通りは閑散としていた=17日午前、大分県由布市(納冨康撮影)(写真:産経新聞)

 熊本地震が発生し、住民の避難所などへの移動が本格化した16日から17日にかけて、熊本市内を中心に空き巣や事務所荒らしなどの窃盗被害を訴える110番通報が約20件入っていたことが17日、警察庁のまとめで分かった。

 警察庁は、窃盗被害に遭っていても被災者が避難所に移動していて被害に気付いていないケースもあるとみており、「今後、被害が増える可能性がある」(警察庁幹部)という。警察庁は、住民が不在となった住宅街などでパトロール活動を強化するほか、移動交番などを配置し警戒活動を行う。


熊本地震、死者42人に…南阿蘇で安否不明7人
読売新聞 4月17日(日)21時38分配信

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倒壊した建物の周辺で安否不明者を捜索する自衛隊員や警察官ら(17日午後0時23分、熊本県南阿蘇村河陽で、読売ヘリから)=松田賢一撮影

 14日夜以降、熊本県を中心に続く地震で大規模な土砂崩れが発生した同県南阿蘇村では17日、新たに女性1人の死亡が確認された。

 一連の地震の死者は42人となった。同村で依然7人の安否が分からず、自衛隊や警察などが捜索を続けている。震度1以上の地震は18日午前0時現在、492回に上った。熊本、大分両県では11万人以上が避難所へ身を寄せ、深刻な物資不足に対応するため、政府は17日、全省庁幹部らによる「被災者生活支援チーム」を設置した。

 大規模な土砂崩れや橋の崩落が起きた南阿蘇村では17日、自衛隊など計約2500人態勢で3か所を捜索した。午後6時頃、同村立野(たての)の住宅が土砂に流された現場から女性が心肺停止状態で見つかり、その後、死亡が確認された。

 14日に最大震度7を観測した熊本県益城(ましき)町でも、倒壊家屋に取り残された人がいないか捜索が続いた。同町は17日、町民グラウンドに仮設住宅を建設する方針を明らかにした。熊本、大分両県の全壊戸数は401棟に上る。

 熊本県八代市は17日、鉄筋コンクリート5階建ての市庁舎を「崩壊の恐れが生じた」として封鎖し、行政機能を市内2か所の支所に移すと発表した。

 気象庁によると、14日夜以降、熊本、大分両県では、活発な地震活動が続き、震度1以上の地震は、18日午前0時現在、492回となった。

 17日午後1時30分現在、マグニチュード3・5以上の地震は熊本市周辺だけで165回となり、1995年の阪神大震災以降に内陸や沿岸で発生した地震の中では最多となった。

 避難者も急増し、同日午前の段階で、熊本、大分両県で一時、19万6000人以上が学校などに避難し、午後になっても11万人以上が避難している。

 警察庁によると、道路が寸断された南阿蘇村の民家や旅館は、17日朝までに孤立状態は解消された。ただ、同村を中心に停電や断水、ガスの供給停止が続いた。九州新幹線も運転を見合わせ、JR九州では「運行再開の時期は見通せない」としている。

 気象庁によると18日の熊本地方は雨の所もあり、同庁は「建物の倒壊や土砂災害などの危険性も高まっているので、余震や降雨の状況に十分注意し、身の安全を守ってほしい」と呼びかけている。


熊本地震 国土地理院がドローンで被害を調査、ホームページで公開
産経新聞 4月17日(日)21時37分配信

 国土地理院は17日、小型無人飛行機「ドローン」で撮影した被災地の動画を公式ホームページ(HP)で公開した。熊本県南阿蘇村立野の大規模土砂崩落の状況や、同村と益城町で地表に現れた断層の様子を上空から見ることができる。

 国土地理院の職員が16日に撮影したもので、熊本地震による被害の状況を把握するとともに、熊本地震の発生メカニズムなどの解明に役立てる。今後もドローンによる撮影動画を公開していく予定。


政令市・熊本市の機能止まる 全小中高校臨時休校、役所のコンピューター故障
西日本新聞 4月17日(日)21時36分配信

 人口約74万人の政令市・熊本市は18日、本震後初めての平日を迎えるが、市民生活はまひが続く。公立学校は20日まで臨時休校。社会保障と税金関連のホストコンピューターも故障しており、影響が長引きそうだ。また、熊本地裁は地裁と熊本簡裁で18、19両日に予定していたすべての裁判の期日を取り消し、延期すると発表した。

 休校するのは、熊本市立の全小中高校139校と専門学校1校、8幼稚園。体育館を避難先に開放するなどしており、余震やライフラインの復旧状況次第では、21日以降も休校する可能性がある。学校の給食調理に携わる女性(52)は「子どもたちの体調が心配。早くおいしい給食を作ってあげたい」と話す。

 また市によると、地震でホストコンピューターの一つが故障し、児童手当や医療費、生活保護などの窓口手続きに必要な情報処理が困難になっているという。市民の「生活の足」の市電もレールの損傷で運休しており、市は18日からの一部区間での運転再開を目指して作業を急いでいる。

 市中心部の繁華街では、シャッターを下ろしている店舗が目立つ。上通り1・2丁目商店街振興組合の橋本幸二理事長は「どの店舗もガラスが割れており、営業再開は簡単ではない」。パソコン関連の会社員横山大志さん(32)は「県内の顧客は、自分の会社の復旧にかかりきり。平常に戻るには1カ月はかかるのでは」と話した。

 同市中央区の男性(55)は、16日に市内で予定していた娘の結婚式を延期。17日は、ペットボトルの水を買うため、福岡都市圏まで買い出しの車を走らせた。

=2016/04/17 西日本新聞=


熊本、なお11万人避難 死者41人、心肺停止1人、救援物資の不足深刻
西日本新聞 4月17日(日)21時28分配信

交通インフラ復旧メドたたず 物資不足深刻化
 熊本県を中心とする地震は、17日も余震が120回以上起きるなど活発な活動が続いた。同県南阿蘇村立野の家屋倒壊現場では、17日夕までの捜索で女性1人の遺体を発見、一連の地震による死者は42人になった。村によると、依然7人と連絡が取れていないという。14日の地震発生から3日が経過したが、同県内だけでなお約11万人が避難。鉄道や高速道路など寸断された交通インフラは復旧のめどが立っておらず、被災地では水や日用品などの生活必需品を中心に物資不足が深刻化している。

 安倍晋三首相は17日の非常災害対策本部会議で、今回の被害を激甚災害に指定する考えを表明した。

 熊本県内の避難者は16日夜からの雨もあって一時18万人を超えたが、雨が上がった後の17日午後2時半現在でも、723カ所の避難所で約11万人が避難生活を強いられている。大分県でも約千人が避難している。

「震度6弱程度の地震に注意」
 避難所の中には、食料が極度に不足している場所があるほか、車中で寝泊まりする人が多く、ガソリンの供給も足りていない。市全域の約32万戸で断水していた熊本市では、約13万5千戸の送水が再開したが、全面復旧の見通しは立っていない。県内全体ではなお約27万戸で断水している。

 気象庁によると、震度7を記録した14日夜の地震以降、震度1以上の地震は18日午前0時までに計492回。熊本県八代市など同県南西地域でも地震活動が活発化しており、同庁は「少なくとも2週間程度は、震度6弱程度の地震に注意する必要がある」としている。

国職員派遣 米オスプレイ支援 補正予算
 熊本県によると、14日の地震以降の死者は、熊本市4人、益城町20人、嘉島町3人、西原村5人、南阿蘇村8人、御船町1人、八代市1人の計42人。重傷者は201人に上る。

 政府は17日、内閣府に被災者生活支援チームを設置し、国の職員を被災市町村に派遣するなど対応に万全を期す。米国側からの申し出があったとして、米軍の新型輸送機オスプレイなどを使った人員や物資の輸送支援を受ける。菅義偉官房長官は同日夜の記者会見で、被災地の復興復旧費を盛り込んだ2016年度補正予算案を編成する可能性に言及した。

=2016/04/18付 西日本新聞朝刊=


<九州新幹線>高架橋の亀裂25カ所…「再開のメド立たず」
毎日新聞 4月17日(日)21時24分配信

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脱線した九州新幹線の回送車両=15日朝撮影、国土交通省提供

 国土交通省は17日、九州新幹線で少なくとも防音壁の落下が50カ所、高架橋の亀裂が25カ所、ホームを支えるコンクリート柱の破損が約20カ所見つかったと明らかにした。新玉名-熊本駅間では沿線の煙突が倒れて防音壁が壊れた。脱線だけでなく設備の被害が確認された。JR九州は「再開のメドは立たない」とする。【内橋寿明】


震える夜「毛布欲しい」=熊本地震・阿蘇市
時事通信 4月17日(日)21時19分配信

 熊本県阿蘇市は山間部の高原に位置し、4月でも夜間は冷え込む。

 避難所では毛布など防寒具が十分に行き渡らず、着の身着のまま避難した人は寒さに震える夜を過ごした。

 16日の阿蘇市の最低気温は10度以下だったが、同市内の小学校の避難所では毛布が配られなかった。主婦岩下由美子さん(66)は、自宅から持ち出した毛布を体に掛け、薄手のタオルを敷いて寝たが、床から伝わる冷気に「床に敷く毛布も持ってくればよかった」と話した。1歳8カ月の息子を抱えた介護職の女性(29)も「欲しい物は毛布しかない」と、夜間の寒さを訴えた。

 17日には一人1枚ずつ毛布を配布。主婦(48)は「前の夜はタオルケットとレジャーシートだけで過ごしたので、ありがたい」と話したが、「1枚では不安」と心配も口にした。


「1秒惜しい」 南阿蘇村で懸命の救出活動 ぬかるむ土かきわけて
西日本新聞 4月17日(日)21時19分配信

「一刻も早く見つける」
 甚大な被害が出た熊本県南阿蘇村では、自衛隊や警察、消防による捜索活動が17日、本格化した。建物をのみ込んだ大量の土砂は雨でぬかるみ、その中を必死にかき分けて、行方不明者の姿を捜した。「一刻も早く見つける」。懸命の作業が続いた。

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土砂崩れによる宿泊施設の倒壊現場で、家財や樹木を除去しながら行方不明者を捜す救助隊員たち=17日午前、熊本県南阿蘇村

道寸断 ぬかるんだ斜面
 同村立野の捜索現場。崩れた山が一帯の家屋を押し流し、周囲にはがれきが散乱した。午後7時半ごろ、捜索隊が周囲をブルーシートで覆い、心肺停止の被災者を担架で運び出した。住民の片島利栄子さん(61)だった。夫の信夫さん(69)も今回の地震で亡くなっており、その後、死亡が確認された。近くの男性住民は「2人暮らしで犬をとても大事にしていた。旦那さんが散歩をする姿をよく見かけた」と声を詰まらせた。

 住民ら5人と連絡が取れない同村河陽の高野台団地。15軒の民家が立ち並ぶ住宅街は大量の土砂に襲われた。自衛隊や警察の捜索隊約130人は正午から土砂の撤去を開始。大雨の予報は実際には30ミリ程度の雨量にとどまったが、団地につながる道は地震で寸断され、一部は重機も持ち込めない状況。隊員らはぬかるんだ斜面にズブズブと足を取られるなどしながら、災害救助犬が反応した場所をスコップで掘り起こした。

「くそ真面目なおやじです」
 現場には行方不明となっている前田友光さん(65)の妻和子さん(61)と息子の友和さん(36)の姿があった。「全部埋まっている」。高さ数メートルある土砂に上った2人は、目の前に広がる光景に、口を押さえてしゃがみ込んだ。友和さんに肩を抱かれながら下りてきた和子さんは「早く捜してあげてください」と声を震わせた。

 友和さんによると、友光さんは熊本市内の家を離れ、職場に近い同団地で1人暮らしをしていた。14日の地震発生後は熊本市の家に戻っていたが、「仕事があるから」と軽トラックで阿蘇へ帰っていた。「くそ真面目なおやじです」

「自分たちが見つける」
 捜索で掘れるのは1時間で1メートルにも満たない状況。作業に当たった福岡県警第1機動隊の伊藤俊英中隊長は「隊員たちは皆、自分たちが見つけるという気持ちです」と力を込めた。

 行方不明の男女2人が宿泊していた同村長野の「ログ山荘・火の鳥」。2人がいたコテージは、大量の土砂と杉の木がなだれ込み、完全に埋まった状態に。山荘経営者の妻出野由紀子さん(46)は「これまで山が崩れたことはなく、土砂が落ちてくるとは思わなかった。早く見つかってほしい」と涙ぐんだ。2人は香川県から来ていたという。

=2016/04/18付 西日本新聞朝刊=


<熊本地震>断層跡が生々しく…「日奈久」複数の箇所で亀裂
毎日新聞 4月17日(日)21時18分配信

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モグラが掘り進んだような形に盛り上がる断層の痕跡=熊本県御船町で2016年4月17日午前11時29分、飯田和樹撮影

 熊本の地震の調査のため現地に入った遠田晋次・東北大教授(地震地質学)に同行し、地表に現れた断層の痕跡を探して被災地を歩いた。14日に前震があった日奈久(ひなぐ)断層帯周辺では、これまでに見つかっていなかった地表面の亀裂を複数の箇所で確認した。14日の段階ではなかった痕跡で、16日の布田川(ふたがわ)断層帯の本震に伴って再度動いたとみられる。本震以降、日奈久断層帯沿いの地震活動は南西方向に拡大しているが、こうした断層の動きが原因となっている可能性が浮かんだ。【飯田和樹】

 九州中央自動車道小池高山インターチェンジの南にある熊本県御船(みふね)町高木の公民館。敷地のアスファルトが、モグラが地表付近を掘り進んだ跡のように盛り上がっている。「断層がずれ動き、地表が所々でぶつかり合ってできる『モールトラック』という現象。断層の痕跡だ」と遠田教授。断層をまたいで建っている公民館の壁は、断層を境に約50センチ折れ曲がっていた。活断層がずれ動いてもマグニチュード(M)6.8より小さいと地表面に痕跡は現れにくく、M6.5の前震では現れなかったものが、本震のM7.3で出現したとみられる。

 南南西約1キロに車で進むと田んぼが広がった。遠田教授があぜ道を指す。目をやると、真っすぐの道が右にずれていた。住宅街を縫ってさらに南南西へ。車を止めたのは、公民館から約3キロの地点。崖の下のラインの延長線上ではアスファルトが裂け、さらに先の民家の庭のネギの列は、途中で約25センチ右にずれていた。家主の岡田幸助さん(79)は「16日の地震の後にこうなった」と驚いていた。

 ここは、布田川と日奈久の両断層帯の交差地点から約7キロ。遠田教授は「思ったより痕跡が長く続いていた。本震でさらに南側の割れ残りにも力がかかっている可能性があり、地震発生を危惧している」と話した。

 ◇最大加速度、阪神上回る…防災科学技術研究所が解析

 国土地理院(茨城県つくば市)は本震で長さ27.1キロ、幅12.3キロの断層面が3.5メートルずれたと推定し、これらのデータから規模が大きい場合に精度よく地震の大きさを示すとされる「モーメントマグニチュード」を算出した。7.0となり、阪神大震災の6.9と同程度となった。古村孝志・東大地震研究所教授(地震学)は「0.1違うとエネルギーは1.4倍の差があるが、誤差も考えると同規模だ。熊本市や益城町では木造家屋が壊れやすい1~2秒周期の揺れが比較的強い点でも、阪神と似ている」と指摘した。

 一方、防災科学技術研究所(茨城県つくば市)は16日の本震について益城町の地震動を解析し、揺れの強さを示す最大加速度が1362ガル(ガルは加速度の単位)だったと発表した。同じM7.3で891ガルだった阪神大震災を上回った。最大加速度は、瞬間的な地表の揺れを示す。建物を破壊する力を測るデータだ。ただし、震源が浅い時や地盤が軟弱な場合に大きくなる傾向があり、単純な比較は難しい。青井真・地震津波火山ネットワークセンター長(強震動地震学)は「地形や地震計の設置位置も考慮し、数値が大きくなった理由を検討しなければならない」と話した。【五十嵐和大、柳楽未来】


熊本地震 菅官房長官、台湾などの支援に「心から感謝」
産経新聞 4月17日(日)21時12分配信

 菅義偉官房長官は17日夜の臨時の記者会見で、台湾が熊本地震への寄付を表明したことなどに関し「外交政府などから多数お見舞いをいただいて、政府としては心から感謝を申し上げたい」と述べた。

 菅氏は米国以外からも支援の打診があることを明らかにした上で、「外国政府からの支援受け入れは現場のニーズを踏まえながら個別に判断していきたい」と説明した。


電気、ガス、交通網の混乱続く 脱線の新幹線車両、18日から撤去作業へ
西日本新聞 4月17日(日)21時8分配信

 電気やガスなどのライフラインや九州各地を結ぶ交通網は、17日も地震の影響が続き、各社は対応に追われた。18日からは九州新幹線で脱線した車両の撤去が始まる予定だが、運行再開時期のめどは立っていない。

 九州電力によると、18日午前0時現在、熊本県で地震の揺れが大きかった阿蘇市や南阿蘇村、益城町などを中心に約3万5300戸が停電中。九電からの要請を受け、大手電力8社は復旧作業員の派遣を決めた。

 西部ガス(福岡市)は、熊本市など2市5町の約10万5千戸への供給停止を継続している。熊本県LPガス協会(熊本市)によると、17日午前までに同県内のプロパンガス世帯の約7割で復旧作業を終えたという。

 国土交通省によると、九州新幹線は高架橋の亀裂など約100カ所に被害が見つかっており、18日以降も全線で運休。JR九州の在来線は鹿児島線の一部などで運転を見合わせる。

 高速道路は、土砂が流入するなどした熊本県や大分県の一部区間で17日も通行止めが続いた。高速バスは福岡と九州各地を結ぶ路線などで終日運休。西日本鉄道(福岡市)は18日の高速バスの運行について、同日早朝に判断するという。

 ターミナルビルの壁面にひび割れなどが見つかった熊本空港(熊本県益城町)は17日、全便を欠航。「施設の安全確認が終わっていない」として18日も全76便を欠航する。

=2016/04/18付 西日本新聞朝刊=


熊本地震 石井国交相 脱線新幹線18日にも撤去作業開始
産経新聞 4月17日(日)21時7分配信

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車両付近にクレーン車が横付けされた九州新幹線=17日午前、熊本市(本社チャーターヘリから、三尾郁恵撮影)(写真:産経新聞)

 石井啓一国土交通相は17日夜、首相官邸で開かれた非常災害対策本部会議後に、熊本地震で脱線した九州新幹線の一編成の車両について、早ければ18日中に撤去作業に着手することを明らかにした。官邸で記者団に述べた。

 復旧期間については「撤去できれば、ある程度見通しが立てられるかもしれない」と述べ、レールの損傷状況などを調査する必要があることを指摘した。


<熊本地震>避難生活、障害者ら一層の困難
毎日新聞 4月17日(日)21時2分配信

 やまない余震とライフラインの復旧の遅れで、避難者が増えている。避難生活でとりわけ困難を感じているのが、病気や障害がある「災害弱者」だ。

 熊本県益城(ましき)町広崎の坂本清文さん(66)は妻紀久子さん(63)と近くの小学校の教室に避難した。7年前に脳内出血で倒れ左半身不随で、要介護5。電動の介護用ベッドは避難所に持ち込めず、教室の床に段ボールと毛布を敷いて寝る。おむつは紀久子さんが交換するが、停電が続く中夜の介護は難しい。

 入浴は普段デイサービスに任せており、今は水でぬらしたタオルで体を拭くのが精いっぱいだ。「いつまでこんな状態が続くのか」。心労も重なり、紀久子さんは先の見えない避難生活に頭を抱える。

 熊本市東区の馬場トミ子さん(84)はパーキンソン病を患う。16日未明の地震で自宅の家具などが倒れ、同居する三女京子さん(50)と車で近くの中学校体育館に避難した。夜は車の中で過ごす。京子さんは「体が引きつり、精神的にも不安定で落ち着いて寝られないようだ」と話す。

 体が不自由で車椅子を使う馬場さんには避難所のトイレは使いにくく、おむつの交換も人前では難しい。馬場さんは「トイレは我慢している。ちゃんと横になって休める場所がほしい」。

 熊本市は16日、障害がある人が使いやすい福祉避難所10カ所を開設した。市内の要援護者は約3万5000人いるが、17日時点で避難者は13人にとどまるという。福祉避難所の周知不足が原因とみられ、市職員が一般の避難所で身体障害者らに接した場合、声をかけて知らせているという。【石川将来、山本愛、井川加菜美】


<熊本地震>南阿蘇、懸命の捜索…被災者、疲労の色濃く
毎日新聞 4月17日(日)21時0分配信

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土砂崩れ現場で行方不明者を捜す自衛隊員。住宅が奥に1軒あったが、完全に埋まっている=熊本県南阿蘇村黒川地区高野台で2016年4月17日午後1時49分、丸山博撮影

 2度の大地震により被害が拡大した熊本地震の被災地では、17日も多数が行方不明となっている熊本県南阿蘇村を中心に捜索活動が続けられた。被災地では地震がおさまらず、高速道路や鉄道網の復旧も遅れ、燃料や食料などの物資も不足している。14日の最初の地震から3日が過ぎ、被災者の間では疲労の色も濃くなり始めた。

 南阿蘇村では17日、雨が上がった朝から、不明者情報があった4カ所で陸上自衛隊や警察の機動隊員らによる捜索活動が続いた。

 長野地区にある火の鳥温泉では、土砂崩れで宿泊客2人が行方不明になっている「ログ山荘火の鳥」周辺で陸自隊員ら約200人がショベルカーやスコップを使い、高さ10メートル近くまでたまった土砂を懸命にかき分けた。

 「一刻も早く見つかってほしい」。山荘の経営を手伝う出野(いでの)由紀子さん(46)は祈るような表情で捜索を見守った。土砂に巻き込まれたのは宿泊棟やレストラン。管理人らは別の棟にいて無事だったが、香川県から泊まりに来た40代の男女2人の安否が分からない。洋風の家庭料理が評判で、県外客も多かった山荘。2人も1泊2日の予定で初めて泊まりに来ていたという。

 捜索に当たる陸自第17普通科連隊の荻原弘範3等陸尉(25)は「土砂の量が多く困難な現場」と語る。2人は寝室にいたとみられるが、捜索中も間断なく余震が続く。荻原3尉は「木材の間に隙間(すきま)があるので、生存の可能性は十分にある。細かな兆候を察知して助けたい」と誓った。

 5人が行方不明になっている高野台地区の捜索現場は、山の斜面が見渡す限り崩落し、別荘地が土砂にのみ込まれていた。自衛隊や警察官ら数百人が土砂に埋まった家屋を泥まみれになりながら掘り起こしている。

 5人のうち1人の女性の捜索に当たる陸自の隊員は「女性がいたとみられる家屋は約50メートル土砂に流された。現場までの道路が土砂崩れで寸断され、重機が入れない。約60人で半日かけて現場を約1メートル掘ったが、屋根の痕跡すらまだ見つかっていない」と話した。村内は各地で道路が寸断され、ガソリンや食料なども不足。車両の整理などに当たる村消防団の渡辺英行分団長(46)は「重機や車両の燃料が足りず、携帯電話も通じない。いつ土砂がまた崩れてくるかも分からない」と苦しい状況を明かした。

 一方、学生ら向けのアパート6棟が倒壊し、3人が犠牲となった東海大阿蘇キャンパスの近くでは、学生や保護者らが家財道具の片付けに追われた。同大2年の大野睦(りく)さん(20)が亡くなった竹原アパートでは、2階に住んでいた農学部1年の北村菜美絵さん(18)が「ここで4年間を過ごすと思っていたのに」と言葉を絞り出した。1階に住んでいた大野さんとは、4日の入学式の夜にあった入居者の歓迎会で話をしたばかり。「テニスサークルの話をしてくれた。優しそうな人だった」と死を悼んだ。

 村役場では職員が相談に訪れる住民らの対応に追われた。17日午前11時ごろには近くの飲食店が出火し、ほぼ全焼。炊き出しの火が燃え移ったとみられ、住民たちが不安そうに見守った。村内は停電が続いており、村久木野庁舎では発電機を使った電源コーナーが設置されたが、数十個あるプラグは常時埋まった状態。携帯電話を充電した高野良子さん(75)は「自宅が雨漏りし、鉄筋の倉庫で暮らしているが、ガソリンが底を突きそう」と疲れた表情で語った。【杉山雄飛、樋口岳大、降旗英峰】


熊本地震 高齢者ら宿泊施設受け入れ
産経新聞 4月17日(日)20時52分配信

 観光庁は17日、熊本地震の被災者で避難所生活を送る高齢者らを県内の宿泊施設で受け入れていることを公表した。

 それによると、熊本県と熊本県旅館ホテル生活衛生同業組合が結んだ協定に基づき、すでに同組合の107施設が約5千人分の部屋を用意。避難所の市町村職員などを通じて手配でき、高齢者や障害者で避難所生活で特別な配慮が必要であると認められた場合、宿泊場所と食事などの提供を受けることができる。費用の自己負担はないという。

 観光庁は「受け入れ条件については県で柔軟に判断するので、積極的に利用を申し出てほしい」としている。


<熊本地震>無残な爪痕、各地に…本社ヘリからルポ
毎日新聞 4月17日(日)20時51分配信

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捜索が続く土砂崩れ現場=熊本県南阿蘇村の「火の鳥温泉」で2016年4月17日午後3時7分、本社ヘリから矢頭智剛撮影

 17日午後、本社ヘリで被災地上空を大分から熊本方向へ飛び、2時半ごろ、大分県由布市に近づいた。通行止めが続く眼下の大分自動車道には車がまったく走っていない。

 湯布院インターチェンジ(IC)西側では、道路に流れ込んだ大量の土砂と石を数台の重機でかき出し、復旧作業を急いでいた。

 熊本県阿蘇市に入ると、田畑の中に液状化でできたとみられるいくつもの大きな穴が見えた。前方に目をやると屋根が崩れ落ち、無残な姿になった阿蘇神社の周囲を、多くの作業員らが取り囲んでいた。山のあちらこちらで土砂が崩落し、周囲の新緑との違いが痛々しい。

 土砂崩れの影響で孤立した南阿蘇村の「火の鳥温泉」では、倒壊したロッジを取り囲むように消防隊員ら30~40人が黒茶色の土砂を運び出していた。

 最初の地震で大きな被害を受けた益城町。大きなひび割れが田畑の中を東西約1キロにわたって走っている。

 水力発電施設そばの山肌が約300メートルにわたってえぐれ、土砂が民家などを押し流していた。【木村敦彦】


交付税繰り上げ配分、4月中に=高市総務相
時事通信 4月17日(日)20時48分配信

 高市早苗総務相は17日、首相官邸で記者団に対し、熊本地震の被災自治体を対象に検討している普通交付税の繰り上げ配分の実施時期について「4月中は当然だ」と述べ、準備を急ぐ考えを示した。

 この後、地震対策に関する総務省の幹部会議に出席し、「早期の対応をお願いする」と改めて指示した。


<熊本地震>避難20万人…死者42人、住宅損壊2442棟
毎日新聞 4月17日(日)20時46分配信

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大規模な土砂崩れ現場で行方不明者を捜索する大勢の自衛隊員や警察官ら=熊本県南阿蘇村で2016年4月17日午後1時42分、森田剛史撮影

 熊本、大分両県で14日から続発している地震で、熊本県で新たに1人の死亡が確認された。これで犠牲者は42人になった。依然として7人の行方が分かっておらず、警察や自衛隊などが懸命な捜索活動を続けた。2県の負傷者は1063人、うち重傷者は205人を数え、避難者は計約20万人。住宅の損壊が2442棟に及ぶことも判明し、被害が広範囲に及ぶことが裏付けられた。一方、車両が脱線して不通になっている九州新幹線で、高架橋の亀裂が見つかるなど深刻な被害が初めて判明した。【中里顕、曽田拓、取違剛】

 熊本県警によると、17日午後6時ごろ、南阿蘇村で1人が心肺停止の状態で見つかりその後死亡が確認された。県警などによると、同村では7人が行方不明となっており、同村や被害の大きかった熊本県益城(ましき)町などで警察官や消防・自衛隊員ら約2万6000人が捜索や給水活動などを続けている。

 熊本県警によると死者は42人。16日未明の震度6強の地震後、避難者が急増し、最多で18万3882人に上った。県は住宅の損壊状況を初めて発表。全壊が400棟、半壊が1262棟、一部損壊が761棟。南阿蘇村や益城町などは調査ができず、損壊の棟数が増えるのは必至だ。16日に震度5弱を観測するなどした大分県では24人が負傷した。

 国土交通省によると、九州新幹線では少なくとも防音壁の落下が50カ所、高架橋の亀裂が25カ所、ホームを支えるコンクリート柱の破損が約20カ所見つかった。JR九州は脱線した九州新幹線の回送列車(6両編成)の車両を持ち上げ、18日以降レールに戻す予定だが、設備の深刻な被害が明らかになり、「再開のめどは立っていない」(同社)。

 国交省によると、17日朝までに熊本、宮崎、大分、佐賀の4県で、土石流や崖崩れなどの土砂災害が計57件発生した。観光庁は、業界団体を通じて旅館やホテルなどに高齢者を中心とした被災者受け入れを要請し、熊本県内の約1500人分を確保した。熊本港に接岸しているフェリー2隻も、自治体からの要請があれば被災者の宿泊先として利用できるようにした。


<熊本地震>M3.5以上「中越」超す 南西側に活動拡大
毎日新聞 4月17日(日)20時38分配信

 気象庁は17日、熊本県熊本地方で発生した一連の地震活動について、マグニチュード(M)3.5以上の地震回数が、観測体制が整った1995年以降最多だった新潟県中越地震(2004年)を超え、内陸や沿岸で発生した地震では過去最多となったと発表した。また16日に起きたM7.3の地震以降、日奈久断層帯沿いの地震活動が南西側に拡大しているとして、同庁は今後の地震活動の推移に注意するよう呼び掛けた。

 気象庁によると、14日のM6.5の地震以降、M3.5以上の地震は17日午後1時半までに165回を記録した。特に、16日のM7.3の地震以降急激に増加。中越地震では、発生後3日間で150回程度、08年の岩手・宮城内陸地震では同120回程度だった。気象庁は「地震回数は減ってきているように見えるが、現在も1時間に10回弱程度起きており、まだ活発だ」との見解を示した。

 新たに活動の活発化を指摘した領域では、16日午前9時16分にM4.5の地震が発生し、熊本県八代市で最大震度4を観測。同日昼過ぎから日奈久断層帯に沿う形で地震が多発しており、気象庁は「強い揺れに注意してほしい」としている。

 また気象庁は、発表資料で使ってきた「余震回数」との表現を「地震回数」と改めた。同庁担当者は「今回の一連の地震活動は特殊で、どこまで余震ととらえるかは今後の推移を見なければ判断が難しい」と説明する。

 一方、政府の地震調査委員会は17日の臨時会で、M7.3の地震について「布田川断層帯のうち、布田川区間の活動で引き起こされた」との見解をまとめた。

 布田川断層帯は、阿蘇外輪山西側から宇土半島に北東-南西方向に延びる全長64キロメートル以上の活断層帯。北東側の布田川区間は全長19キロと想定していた。ところが今回の調査結果から、阿蘇外輪からさらに阿蘇山カルデラの下まで延び、全長約30キロだったと判断。委員長の平田直・東京大地震研究所教授は「この区間が実際は長く、想定していたM7より大きなM7.3の地震が起きた」と述べた。【渡辺諒、円谷美晶、千葉紀和】


熊本に技術系職員派遣へ…指定都市市長会
読売新聞 4月17日(日)20時32分配信

 全国20の政令市でつくる「指定都市市長会」は17日、断水の続く熊本市に、技術系の職員を派遣する方針を決めた。

 このうち18日には、広島市から2人、福岡市からは7人の職員が現地入りし、水道の復旧作業にあたる。熊本市から国に職員派遣の要請があった。

 熊本市によると、17日午後3時半現在、市内で断水が続いており、復旧のめどは立っていない。このため、市内各所に給水所を設けている。

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