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2016年4月17日 (日)

熊本・震度7の地震に関するニュース・19

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:死亡女性の名前訂正―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本・南阿蘇村、村内で8人安否不明…警察庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難所に妊産婦さん、どう支援する? 東日本大震災の経験からマニュアル公開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下、演奏会鑑賞取りやめ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大分 湯布院 初の震度6弱 店の商品など散乱 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>交通網寸断 スーパーの営業にも影響 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 林経産相「食料品が今朝からいろんな店舗に届き始めた」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:交付税の前倒し検討=被災自治体対象―萩生田官房副長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震度6強の熊本地震「本震」の恐怖を本紙記者がルポ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:益城町に不安と恐怖「いったいどこが安全なのか…」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、米軍の空輸支援受け入れ=被災者支援へ実務チーム―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相、応急的な住宅確保へ「迅速に対応」指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 安倍首相「いまだに行方不明者が存在。さらに万全を期す」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 医療機関の混乱、徐々に解消へ 「透析不可」は27施設 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:二階氏、災害復旧「補正予算必要なら当然対応」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、災害対応に集中…首相は衆院補選応援中止 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔熊本地震〕空の便:熊本空港の閉鎖続く 17日全便欠航(17日8時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:南阿蘇村で8人不明=熊本地震、捜索続く―死者41人、避難18万人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:低気圧が東進、暴風高波=熊本・大分は土砂災害警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 前震・本震「地震学上、予測は困難」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 45市町村に避難促す 強い風雨、土砂崩れ警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 震源が北東側へ移動 異例の広域連鎖、拡大も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:阿蘇噴火「関連ない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 崩壊4時間半、生き埋めを仲間が支え 携帯で遺書、一転生還 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 激震と雨「村が崩壊」 ストレスから狭心症発作も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 47万世帯停電、国道寸断 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 温泉に泥水…観光地直撃 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔熊本地震〕高速道路:九州地方で一部区間の通行止め続く(17日7時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ゴーッ」足元で地下鉄が走るような音…本紙記者リポート - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:阪神大震災被災記者が現地ルポ 熊本市に“都市難民”あふれる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 被害甚大 牛舎が倒壊、農家悲痛 生乳出荷できず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:あすにかけて全国的に荒れた天気 熊本、大分では引き続き土砂災害に警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:九州、少ない雨でも「土砂災害の恐れ」…気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔熊本地震〕鉄道:17日も九州新幹線などで運転見合わせ続く(17日6時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

死亡女性の名前訂正―熊本地震
時事通信 4月17日(日)11時21分配信

 熊本県警は17日、地震で亡くなった同県益城町の女性の名前を松野ミス子さん(84)と訂正した。

 「ミツ子」と誤って発表していた。


熊本・南阿蘇村、村内で8人安否不明…警察庁
読売新聞 4月17日(日)10時56分配信

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崖崩れに巻き込まれた行方不明者を探す警察官や自衛隊員(17日午前11時30分、熊本県南阿蘇村の火の鳥温泉で)=大原一郎撮影

 熊本県を震源とする地震で、警察庁によると17日午前10時半現在、同県南阿蘇村の河陽、両併、一関の各地区で計5人程度の安否がわからなくなっている。

 このほか、同村立野、長野の両地区で3人と連絡がつかず、警察の救助隊が捜索活動を続けている。


避難所に妊産婦さん、どう支援する? 東日本大震災の経験からマニュアル公開
BuzzFeed Japan 4月17日(日)10時45分配信

熊本地震の被災者および関係者に向けて、東北大学が「妊産婦を守る情報共有マニュアル」を公開しました。東日本大震災後の経験を踏まえて作成したそうです。【BuzzFeed Japan / 鳴海淳義】

マニュアルは一般・避難所運営者向けの「妊産婦を守る情報共有マニュアル」と、保健・医療関係者向けの「災害時妊産婦情報共有マニュアル」の2種類。

東北大学は「ある程度の規模の避難所であれば、妊産婦の方がいらっしゃる可能性は非常に高い」として、その場合、誰が 誰と 何を どのように 情報共有すべきかを示しています。

具体的には時間軸を「発災~6時間」「超急性期 6~72時間」「急性期 72時間~1週間」、さらにそれ以降と、段階を分けて解説。

このマニュアルは東北大学 東北メディカル・メガバンク機構の菅原準一教授らが研究し、まとめたものです。


両陛下、演奏会鑑賞取りやめ
時事通信 4月17日(日)10時43分配信

 天皇、皇后両陛下は17日、熊本地震の被害を考慮し、東京・赤坂のサントリーホールで仙台フィルハーモニー管弦楽団の東京特別演奏会を鑑賞する予定を取りやめられた。

 東日本大震災の支援に感謝する趣旨で催され、両陛下が仙台フィルの演奏を鑑賞するのは初めてだった。

 宮内庁によると、両陛下は演奏会に出席しないことを心苦しく思いつつ、今しばらく地震災害の推移を見守るため、17日は終日皇居・御所にとどまるという。


大分 湯布院 初の震度6弱 店の商品など散乱
西日本新聞 4月17日(日)10時41分配信

 横倒しになって道をふさぐ民家の塀、片方の石柱だけを残して崩れ落ちた鳥居…。県内初の震度6弱の揺れを観測した由布市の湯布院町。夜が明けるにつれ、有数の観光地を襲った地震の爪痕が明らかになった。

 春の行楽シーズンの週末。宿泊施設には多くの旅行客が泊まっていた。慣れない土地での被災に、客たちは不安な表情。外国人の中には母国語なのか早口でわめき、泣きだす人もいた。

 最大500人を受け入れたJR由布院駅近くの由布院小。下から突き上げるような余震が何度もあり、そのたびに大きな悲鳴が上がった。学校裏に住む男性(90)は妻(84)と、隣に住む妻の妹(81)と避難。「近所の若い男性が逃げようと声をかけてくれて助かったが、これから先どうすればいいのか」

 別の避難所。自宅のブロック塀が倒壊したという女性(69)は「一人で寝ていたら、突然すごい揺れ。死ぬかと思うほど怖かった。まだ足や手が震えている」。身の回りの物を取ろうと避難所から自宅に戻った50代男性は「中はめちゃくちゃ。後のことは何も考えたくない」。ガラスが割れ、窓枠が外れた1階を指さしながら肩を落とした。

 17日に「ゆふいん温泉まつり」を開催する予定だった由布市商工観光課の職員は「祭りどころか、大型連休中のキャンセルも相次ぐはず。間接被害がどこまで広がるか」と嘆いた。

 湯布院のメーンストリート「湯の坪街道」では、商店主たちが散乱した商品や割れたガラスの片付け、業者との連絡に追われた。雑貨店の店長(32)は「普段なら肩が触れ合うぐらいにぎやかなのに。片付けに何日かかるか分からない」と、閑散とした通りに目をやった。愛媛県から妻(27)と観光に訪れた男性(28)は「行きたかった店も閉まっていて残念。まさかこんなことになるなんて」。ワインを製造、販売する由布院ワイナリー(湯布院町中川)では、展示商品や出荷を控えたワインが散乱、従業員が後片付けに追われていた。

 1975年4月に震度4の揺れを観測した大分県中部地震を経験した旅館「由布院玉の湯」の溝口薫平さん(82)は「揺れの大きさ、長さ、連続性とも41年前の比ではない。あの時は風評被害に苦労したが、今回も間接被害に悩まされるだろう」と話し、全国有数の観光地に育った「湯布院」の行く末を案じていた。

 一方、震度5強を記録した日田市では午後7時時点で、学校や公民館など55カ所の避難所に230世帯488人が避難。これとは別に、同市三本松の市民文化会館「パトリア日田」にも一時111人が避難した。

 パトリア日田では、人々が毛布を借りてホールの客席で横になるなどして休息を取った。妻や近所の人と4人で避難した同市三池町の男性(76)は「揺れと停電にびっくりして飛び出してきた。何回も揺れるし、家が古いのでつぶれてしまわないか不安だ」と話した。

=2016/04/17付 西日本新聞朝刊=


<熊本地震>交通網寸断 スーパーの営業にも影響 
毎日新聞 4月17日(日)10時30分配信

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おにぎりの炊き出しを待って長蛇の列を作る被災者=熊本県益城町で2016年4月16日午後、三村政司撮影

 多くの地域でライフラインが途絶した熊本県では、高速道路などの交通網が寸断され物資が届きにくい状況も重なり、熊本市や近郊などのスーパーが軒並み営業を取りやめた。

 イオングループの「マックスバリュ」は熊本市の西熊本店などを臨時休業した。

 各社のホームページ(HP)によると、熊本市に隣接する同県嘉島町の大型ショッピングモール「イオンモール熊本」は店舗内での営業を17日まで休むことを決めた。ただ、駐車場では食料品や日用品の一部を販売する。

 大手スーパーの「サンリブ・マルショクグループ」は熊本県内20店のうち熊本市などの15店で臨時休業した。ただ、同グループの八代、人吉などの店舗では営業を続けている。

 一方、西友グループの「サニー」は県内3店舗すべてが休業している。【比嘉洋】


熊本地震 林経産相「食料品が今朝からいろんな店舗に届き始めた」
産経新聞 4月17日(日)10時27分配信

 安倍晋三首相は17日午前、官邸で林幹雄経済産業相と会談し、熊本県で相次ぐ地震によって不足している食料品の流通について報告を受けた。

 林氏は会談後、記者団に対し、「今朝から徐々にいろんな店舗に届き始めている。だが、道路事情やトラック不足もあり、国土交通省とも連絡を取りながら連携して対応していると報告した」と述べた。


交付税の前倒し検討=被災自治体対象―萩生田官房副長官
時事通信 4月17日(日)10時6分配信

 萩生田光一官房副長官は17日午前のフジテレビの番組で、熊本地震の被災自治体に対し、地方交付税の一部を前倒して交付する考えを示した。

 その上で、萩生田氏は「いくつかの災害の経験を踏まえて、やるべきことを順序立ててきちんとやっている。被災地の支援、救急救命に全力を挙げていきたい」と語った。


震度6強の熊本地震「本震」の恐怖を本紙記者がルポ
日刊スポーツ 4月17日(日)10時5分配信

 再び、激しい揺れが熊本を中心とする九州地方を襲った。16日午前1時25分ごろ、熊本県で震度6強の地震があった。その後、短時間に震度6弱以上の地震が相次いで発生。ビルや家屋が倒壊し、県などによると、新たに32人が死亡、14日以降の死者は計41人(午後10時半現在)となった。気象庁は16日未明の地震を一連の「本震」との見解を発表した。1995年1月の阪神・淡路大震災と同じマグニチュード(M)7・3で、九州地方に甚大な被害が広がった。同日未明、熊本市内のホテルに滞在していた本紙村上幸将記者(41)が、緊迫の夜を振り返った。

 パソコンに向かって、メールを書き始めた時だった。「ドーン」というごう音とともに、部屋が左右に揺れて体がはじき飛ばされそうになった。机の上にあったテレビが、顔に向かって飛んできた。顔をカバーしつつ、パソコンにぶつからないようテレビを手で払った。激しい揺れは10秒以上続き、立ち上がることができない。部屋は7階。「このまま身動きが取れず、ホテルが倒壊したら命はない」と覚悟した。

 揺れがいったん収まると、停電で部屋が真っ暗になった。パソコンや携帯電話などが入った仕事用のかばんだけを手に、暗闇の館内を階段で1階まで駆け降りた。玄関には外壁から崩れ落ちたブロック片が散乱。駐車場には、上階で破裂した水道管からあふれた水がシャワーのように降り注いでいた。15日午後に熊本市入りした際は、近くで大きな地震があったとは思えないほど、市内は整然とし、緊張感も薄かったが、この夜で状況が一変した。

 ホテル前の公園に避難しても、強烈な余震が連続で発生した。午前1時46分に震度6弱。電柱が倒れないかと、何度も頭上を見上げた。発生から1時間が過ぎたあたりで120人ほどが避難していた。中には芝生にテントを張った人もいた。

 その後、ホテル側から危険だと説明があり館内に戻ることができなくなり、そのまま朝まで公園のベンチに座っていた。午前3時半に消防車と救急車、パトカー6台が車列を作り、赤色灯を回しながら市内中心部へ走り去った。それ以降、緊急車両のサイレンは夜明けまで各所で鳴り響いた。

 倒壊した建物の下敷きになった人がいるとラジオから流れるのを聴きながら、ベンチに腰掛けた尻を、突き上げるような余震が朝まで断続的に続いた。熊本を例のない大災害が襲っていることを、全身で感じたまま、朝を迎えた。【村上幸将】


益城町に不安と恐怖「いったいどこが安全なのか…」
日刊スポーツ 4月17日(日)10時5分配信

 再び、激しい揺れが熊本を中心とする九州地方を襲った。16日午前1時25分ごろ、熊本県で震度6強の地震があった。その後、短時間に震度6弱以上の地震が相次いで発生した。

 14日夜、震度7の巨大地震に見舞われたばかりの益城町(ましきまち)の地面が、再び揺れた。暗闇の中、数度にわたり激しい衝撃が襲った。14日の地震で被害が大きかった同町安永地区では、何とか立っていた家屋が次々と倒壊した。道路も無残だった。ひび割れ、隆起が町内各所で発生した。

 16日朝6時。同町の高橋建治さん(61)は、目前に広がった光景にぼうぜんとした。「地震で揺れるまでは住んでいたのに…」。自宅アパートは2階部分が落ち、一番奥にあった高橋さんの部屋を押しつぶしていた。14日夜から、安全をとって車の中で寝泊まりしていた。この日も庭に駐車するつもりだったが、近所の駐車場に止めた。この判断のおかげで、倒壊に巻き込まれずに済んだ。

 「ひどい」。ほかに言葉が出ない。高橋さんの視線の先では、家屋が幾つも倒壊していた。がれきが道路をふさいでいた。車はもちろん、歩いての通行も厳しそうだ。静かだった故郷が、14日の、突然の揺れから一変した。

 安永地区に長く住む男性は「こんな大きな地震は初めてだ。起きるとも思っていなかった」。今回の地震が住民にとって“不意打ち”だったことを強調した。「益城町の中でも、安永は古くから住む人が多く、木造や土塀など古い民家が多い。(14日の)1回目の揺れには持ちこたえられても、昨日の2発目で完全に倒壊したんだ」と話した。

 停電が解消したことで、半壊状態の家に戻ったところを生き埋めになった住民もいるという。住民の1人は「いったい、どこが安全な場所なのか」。3回目の夜を前に、不安と恐怖に震えた。【村上幸将】


政府、米軍の空輸支援受け入れ=被災者支援へ実務チーム―熊本地震
時事通信 4月17日(日)9時53分配信

 政府は17日午前、熊本県で発生した大規模地震を受け、7回目の非常災害対策本部を首相官邸で開催した。

 安倍晋三首相は、米軍による空輸支援を受け入れる考えを表明。また、被災者支援に引き続き万全を期すため、全府省庁横断の「被災者生活支援チーム」の発足を指示した。同日夕に初会合を開く。

 首相は対策本部で「米軍から先ほど、航空機輸送について実施可能との連絡を受けた。具体的な調整を進めており、(準備が)整い次第実施に移す」と述べた。菅義偉官房長官はこの後の記者会見で、「道路が寸断され、思うように(物資が)運べない中、判断した」と説明。「新型輸送機オスプレイ(の活用)も当然、調整の中に入ってくる」とも語った。

 支援チームについては、首相は「被災者の多様なニーズを的確に把握し、迅速に対応していくことが必要だ」と指摘。政府は被災自治体に直接、応援要員を派遣する。

 一方、熊本県内のスーパーやコンビニなどでは食品の品薄状態が続いている。これに関し、首相は「食品・小売業の協力で手配を進め、15万食以上が既に到着し、きょう中に70万食を届ける」と記者団に明らかにした。


首相、応急的な住宅確保へ「迅速に対応」指示
読売新聞 4月17日(日)9時53分配信

 安倍首相は17日午前、熊本県を震源とする地震への対応について、「避難所での滞在を長期化させないように宿泊施設などを応急に確保するなど、迅速に対応するよう指示した」と述べ、被災者の応急的な住宅の確保を急ぐ考えを示した。

 首相官邸で記者団の質問に答えた。


熊本地震 安倍首相「いまだに行方不明者が存在。さらに万全を期す」
産経新聞 4月17日(日)9時37分配信

 安倍晋三首相は17日朝、熊本県で相次ぐ地震に対応するため官邸に入り、被害状況の報告を受けた。その後、記者団に対し「自衛隊、警察、消防、医療部隊が連日、昼夜を分かたず救命、救助活動に当たっているが、いまだに行方不明者が存在する。今後、態勢を2万5千人規模に拡充し、さらに万全を尽くしていく」と述べた。

 首相は、被災者への食料、医療、水の提供をはじめ、住環境の改善や避難所での滞在が長期化させないよう宿泊施設の確保に迅速に対応することを求めたと明らかにした。


熊本地震 医療機関の混乱、徐々に解消へ 「透析不可」は27施設
産経新聞 4月17日(日)9時30分配信

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倒壊の恐れがあるとして患者の避難の準備をする、熊本市民病院の関係者ら=16日、熊本県熊本市(門井聡撮影)(写真:産経新聞)

 厚生労働省によると、倒壊の危険がある熊本市民病院(熊本市東区、437床)の入院患者323人、水浸しとなった熊本セントラル病院(熊本県大津町、308床)の入院患者約200人は16日午後11時までに全員、県内外の医療機関に搬送が終了した。

 また、ライフラインが止まったため入院患者の搬送が必要となった精神科病院の益城病院(同県益城町)、希望ケ丘病院(同県御船町)についても、全入院患者の転院が終了した。

 救急患者の受け入れや停電などにより混乱が生じていた熊本赤十字病院(熊本市東区)、済生会熊本病院(同市南区)は、災害派遣医療チーム(DMAT)の到着やグループ病院からの応援により、状況は改善している。

 ただ、熊本県内で人工透析を行う94施設中、27施設で断水や停電などにより透析が不可能となっている。連絡が取れていない医療施設もあり、厚労省などが確認している。


二階氏、災害復旧「補正予算必要なら当然対応」
読売新聞 4月17日(日)9時7分配信

 自民党の二階総務会長は16日、水戸市内で、熊本地震について、「災害復旧のために補正予算が必要とあれば、当然、対応していくべきだ」と述べ、2016年度補正予算の編成を検討すべきだとの考えを示した。

 また、財源について、「どの程度の金額が必要か、財政当局に検討してもらわなければならないが、災害地優先で対応したい」とも話した。


政府、災害対応に集中…首相は衆院補選応援中止
読売新聞 4月17日(日)9時5分配信

 政府は16日、熊本県を震源とする地震で被害が広がったことを受け、安倍首相や菅官房長官が首相官邸入りし、未明から災害対応にあたった。

 16日に予定していた首相の現地視察を中止するとともに、17日に予定していた衆院北海道5区補選の応援も取りやめ、危機管理に注力する構えだ。

 首相は16日午後10時前に公邸に移る際、「避難所で多くの方々が不安な夜を過ごしている。食料や水、医療の提供など被災者の支援に全力で取り組む」と強調した。政府は、対策本部の下に関係省庁の物資調達班を設置し、被災者の3日分の食料90万食に加え、粉ミルク1トン、紙おむつ6万枚などを現地に送る準備に入った。

 熊本地震では14日の発生直後から首相らが対応にあたった。15日夜の段階では、被害の拡大防止に一定のめどが立ったとして、政府内には「初動対応はうまくいった」(政府高官)と安堵(あんど)する声が出ていた。しかし、16日午前1時25分頃、阪神大震災と同規模のマグニチュード7・3を記録し、大分県にも被害が広がったことで、政府は再び地震対応を強化する必要に迫られた。


〔熊本地震〕空の便:熊本空港の閉鎖続く 17日全便欠航(17日8時現在)
レスキューナウニュース 4月17日(日)8時30分配信

熊本地震の影響で、天井の崩落などの被害を受けた熊本空港のターミナルビルは閉鎖となっており、航空各社はきょう17日に同空港を発着する全便の欠航を決めています。なお、ターミナルビルの再開の見込みは立っておらず、今後も最新の運航情報に注意が必要です。

■運航への影響
17日(日)の熊本空港発着便は全便欠航

■無手数料変更(振替)および払戻対応
【ANA】
15日~22日全便:福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島発着便
【JALグループ】
15日~22日全便:福岡、北九州、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島発着便
【SKY】
15日一部便、16日~22日全便:福岡、長崎、鹿児島発着便
【スターフライヤー】
15日~22日全便:福岡、北九州発着便
【フジドリームエアラインズ】
16日~22日全便:福岡、北九州、熊本、鹿児島発着便
【ソラシドエア】
15日~22日全便:長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島発着便
【アイベックスエアラインズ】
15日~22日全便:福岡、大分、宮崎発着便


南阿蘇村で8人不明=熊本地震、捜索続く―死者41人、避難18万人
時事通信 4月17日(日)8時28分配信

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熊本県で相次いだ地震で、自衛隊や警察、消防などは17日も、行方不明者の捜索や救助活動を続けた。写真は益城町で一斉捜索する機動隊員。

 熊本県を中心に相次いだ地震で、自衛隊や警察、消防などは17日、行方不明者の捜索や救助活動を続けた。

 同県南阿蘇村によると、8人と連絡が取れず、自衛隊などが約2500人態勢で捜索した。熊本市などでも断水が続き、県内で約18万人が避難している。14日以降の地震で、熊本県では益城町や南阿蘇村などで計41人が死亡した。

 南阿蘇村によると、土砂崩れが起きた宿泊施設「火の鳥」で男女2人が行方不明のほか、河陽地区で5人、立野地区で1人と連絡が取れない。東海大阿蘇キャンパスの体育館に約430人が避難しているが、道路が寸断され車が通れないため、村職員らが徒歩で物資を運んでいる。

 被害が大きかった益城町では、倒壊した家屋に取り残された人がいないか調べるため、警察などが一斉捜索を行った。

 九州では17日朝までに前線が通過し、所により強い雨が降った。地震で地盤が緩んでいる可能性があり、土砂崩れに備え警戒を続けた。

 熊本県によると、これまでに41人が死亡し、重軽傷者は1000人を超えた。17日午前の時点で、855カ所に約18万3000人が避難している。熊本市内を中心に県内で39万戸が断水しているほか、電気は7万戸、ガスは10万戸で止まっており、復旧を急いでいる。

 熊本県では14日夜、マグニチュード(M)6.5、最大震度7の地震が発生し9人が死亡した。16日未明にはM7.3(暫定値)の本震が起き、震度6強や6弱の地震が続いた。益城町や阿蘇市で家屋が多数倒壊し、南阿蘇村で大規模な土砂崩れが起きた。


低気圧が東進、暴風高波=熊本・大分は土砂災害警戒
時事通信 4月17日(日)8時15分配信

 前線を伴う低気圧が日本海を東へ進んだ影響で、17日午前は日本列島の広い範囲で雨が降り、西・東日本の沿岸部を中心に風が吹き荒れた。

 低気圧は急速に発達しながら17日夜に北海道、18日朝に千島近海へ進む見込み。気象庁は暴風や高波に警戒するよう呼び掛けた。

 九州では低気圧から延びる前線が17日朝までに通過し、所により強い雨が降った。地震が多発する熊本県では、午前7時までの24時間雨量が益城町の熊本空港で24.5ミリ、南阿蘇村で32.5ミリ、熊本市の熊本地方気象台で19.5ミリを観測した。熊本、大分両県の揺れが強かった地域では引き続き土砂災害に警戒が必要。

 18日午前6時までの24時間雨量は、東海と北海道の多い所で100ミリと予想される。四国から北海道にかけての最大瞬間風速は陸上35メートル、海上35~40メートル、波の高さは東北と北海道8メートル、中国と北陸6メートル、九州北部や四国から関東の太平洋側が5メートルの見込み。


熊本地震 前震・本震「地震学上、予測は困難」
産経新聞 4月17日(日)7時55分配信

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一連の地震による被害状況(写真:産経新聞)

 16日未明に起きたマグニチュード(M)7・3の地震は14日の熊本地震の余震ではなく、一連の活動で最も規模が大きい「本震」だった。気象庁は28時間前に起きた熊本地震を「前震」だったと訂正し、「予測は困難」と釈明。地震学の限界を浮き彫りにした。

 地震活動は本震が発生した後、より規模が小さい余震が起きて終息に向かうことが多い。気象庁は今回もこのケースとみて余震の見通しを説明してきたが、M6・5の熊本地震は前触れにすぎなかった。M7・3は阪神大震災と同じ規模で、エネルギーの大きさは熊本地震の約16倍に及ぶ。

 なぜ“主役”の本震が控えていることを見抜けなかったのか。会見した気象庁の青木元・地震津波監視課長は「ある地震が起きたとき、さらに大きな地震が起きることをその場で予測するのは地震学上、非常に難しい」と説明した。

 前震だということをあらかじめ把握できれば、地震予知も現実味を帯びてくる。だが現在の科学では、本震が起きた後に振り返って初めて前震だったと分かるのが実情だ。東日本大震災でもM9・0の巨大地震の2日前に、震源の北東側でM7・3の前震が起きていたことが後に判明した。

 熊本地震をめぐっては大きな地震がその後も相次いでいる。今回の本震をさらに上回る地震が起きる恐れはないのか。青木課長は「この付近の活断層の地震はM7級と想定されており、それ以上は考えにくい」としている。


熊本地震 45市町村に避難促す 強い風雨、土砂崩れ警戒
産経新聞 4月17日(日)7時55分配信

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温泉地・湯布院では避難所となった小学校で自衛隊員が炊き出しを行った=16日午前、大分県由布市湯布院町(宮崎瑞穂撮影)(写真:産経新聞)

 熊本県益城(ましき)町と熊本市内を中心に被害が出た14日の地震に続き、16日未明から断続的に起きた強い地震で、人的被害が出たり、建物の倒壊や土砂崩れなどに見舞われたりした被災地域は、熊本県の広い地域のほか大分県にも拡大した。被災地は夜になり強い風を伴う雨が降り始め、救助活動への悪影響や土砂崩れ、河川の氾濫など新たな災害への懸念が高まった。

 熊本県が公表した16日の地震による死者の発見場所は、熊本市▽益城町▽嘉島町▽西原村▽南阿蘇村-など広範囲にわたった。死因も住宅の倒壊による圧死や多発外傷、窒息などのほか、八代市では地震が原因とみられる住宅火災で1人が死亡した。

 被害の広がりに伴い、救助活動の範囲も拡大した。南阿蘇村では、土砂崩れで道路が寸断され旅館が孤立し、宿泊客や従業員らが自衛隊のヘリコプターで救出された。

 西原村では少なくとも344棟の建物が全壊し、1087棟が半壊した。熊本県内の避難者は16日午後の時点で、県内686カ所、9万1763人に上った。

 被災地では16日夜には雨が降り始め、気象庁は雨や強い風に厳重な警戒を呼びかけた。

 国土交通省は強い揺れが観測された45市町村を対象に土砂災害警戒情報を発表する基準を引き下げ、早期避難を促すための対応を取った。

 阿蘇市は地震と降雨で地盤が緩み、土砂崩れの危険があるとして、午後3時すぎに973世帯2712人に避難勧告を出した。大分県竹田市も午後4時に、市内全域の1万463世帯2万3114人に避難準備情報を出した。

 気象庁によると、九州地方の予想雨量は、17日午後6時までの24時間で最大150ミリ。局地的に雷を伴い、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降る恐れがあるとした。


熊本地震 震源が北東側へ移動 異例の広域連鎖、拡大も
産経新聞 4月17日(日)7時55分配信

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熊本地震の経過と活断層(気象庁の資料を基に作成)(写真:産経新聞)

 熊本県で相次ぐ地震は、16日未明にマグニチュード(M)7・3の地震が起きて以降、阿蘇地方や大分県などの北東側へ活動域を延ばして活発化している。これほど広域に及ぶ「地震の連鎖」は異例のケースで、専門家は誘発の拡大を警戒している。

 熊本県中部には、14日に熊本地震が起きた日奈久(ひなぐ)断層帯と、その北にある布田川(ふたがわ)断層帯が北東-南西方向に走っている。一連の地震は当初、この2つの断層帯付近で発生したが、16日未明になって“飛び火”するように北東側の阿蘇地方で地震が相次いだ。

 さらに大分県の別府-万年山(はねやま)断層帯付近でも地震活動が活発化。これらの震源は布田川断層帯の北東の延長線上に帯状に連なる。

 気象庁の青木元・地震津波監視課長は「熊本地震が何らかの影響を及ぼした可能性がある。ここまで広範囲に及ぶ地震は近代観測史上、聞いたことがない」と驚きを隠さない。

 地震はなぜ北東に広がったのか。東北大の遠田晋次教授(地震地質学)は阿蘇地方が火山地域であることを理由に挙げる。「地下には亀裂がたくさんあり、16日未明の地震を機にひずみが伝わり、反応する断層が出た」。隣接する断層で地震が連鎖した例は過去にもあるが、「これだけ広域に多発するとは思っていなかった」と明かす。

 名古屋大の山岡耕春教授(地震学)は「大分県は別府市などに温泉がある地熱地帯。地盤がひずみに敏感なため揺れたとみられる」と指摘する。

 日奈久、布田川断層帯は九州中部を東西に延びる「別府・島原地溝帯」という溝状の地形の南縁に位置する。遠田氏は「地溝帯の全域にわたって地震が起きやすい状況になっている」と警鐘を鳴らす。

 震源の拡大はどこまで続くのか。山岡氏は「大分県の地震は規模が小さいため、さらに東に延びることはない」とみるが、東北大の長谷川昭名誉教授(地震学)は「地溝帯に沿って離れた場所で地震が起き始めている。大分県などでさらに誘発されて地震が起きる恐れがある」と指摘した。


阿蘇噴火「関連ない」
産経新聞 4月17日(日)7時55分配信

 16日に起きた阿蘇山の小規模噴火について、気象庁は「一連の地震活動とは直接関連がない」との見解を明らかにした。だが揺れによって誘発された可能性もあり、今後の推移を注意深く監視する必要がありそうだ。

 阿蘇山は16日午前8時半ごろ、中岳第1火口で噴火した。噴煙の高さは約100メートルと小規模だった。約5時間前の午前3時すぎには、北東側でマグニチュード(M)5・8の地震が発生し、阿蘇地方で最大震度5強の揺れを観測していた。

 阿蘇山では3月4日にも高さ千メートルの噴煙を観測したことなどから、気象庁は「これまでと特段の変化はない」としている。

 東大の藤井敏嗣名誉教授(マグマ学)は「噴火が地震に誘発されたのかは現時点では判断が難しい」とした上で「一般的に大きな地震の後に噴火が誘発される可能性がある。今回は直接の関係はなさそうだが、否定はできない」とする。

 今回は地震の震源が移動しながら活発化しているため「影響が阿蘇山だけでなく他の活火山にも波及し、活動が活発化する可能性がある」という。

 東大地震研究所の中田節也教授(火山学)も「証明は難しいが、地震に誘発された可能性はある」と指摘。ただ、阿蘇山は平成26年から噴火しており「一連の活動の最終章にあった。いわば気の抜けた状態で、今後、大規模な噴火にはならないだろう」との見方を示した。


熊本地震 崩壊4時間半、生き埋めを仲間が支え 携帯で遺書、一転生還
産経新聞 4月17日(日)7時55分配信

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1階部分が崩れ、学生らが閉じ込められたアパート=16日午前、南阿蘇村(桐原正道撮影)(写真:産経新聞)

 「大丈夫か」「頑張れ」-。消防隊員や難を逃れた男子学生らが、激しく変形したアパートで必死の救助活動にあたった。

 16日午前1時25分ごろ、激しい揺れに襲われた熊本県南阿蘇村。発生から約4時間半が経過した午前6時前、崩壊したアパート1階で東海大農学部3年、鷲頭(わしず)朋之さん(22)が、消防隊員に抱きかかえられるようにして天井と床のわずかな隙間から救出された。毛布にくるまれ路上に横たわる。胸を負傷し苦しげな表情の鷲頭さんのもとに、救出活動に加わった友人らが駆け寄った。

 激しい揺れに襲われた熊本県南阿蘇村のアパート。鷲頭さんは就寝中だった。体が揺れたかと思った次の瞬間、顔のすぐ前に天井が迫っていたという。

 体は動かせない。救助を待つ時間がたつにつれて、天井がどんどん近づいてきた。たまたま手に持っていた携帯電話で両親らにあてて、これまでの感謝の気持ちなどをつづった「遺書」を打った。

 消防や友人らの必死の救助活動で助け出された鷲頭さんは、痛む胸を右手で押さえながら振り返った。「天井に挟まれて動けなくなった。でも、外からの友人の声に励まされた」

 アパートは1階が崩壊した。住人のほとんどが東海大の学生だ。周辺の下宿などにも学生が多く住み、誰がどの部屋にいるかをよく分かっていたという。

 同大農学部1年の中国人留学生、梁嘉玲(りょう・かれい)さん(19)は相次ぐ地震に恐怖を感じ、眠れないまま部屋で友人4人と話をしている最中に、激しい揺れを感じた。「最初に床が抜け、次に天井が落ちてきた」。偶然、こたつのテーブルが支えになり、天井と床の間にスペースができたため、押し潰されずに救出を待つことができた。

 同学部4年の女性(22)は、1階の自室のベッドで寝ていて地震に遭遇した。起き上がろうとしたが、天井や壁がすぐ目の前に。そこで初めて生き埋めになったことを知った。残された狭い空間で、前かがみの姿勢を強いられたまま救助を待った。

 救出の手が差し伸べられたのは午前6時ごろ。「5人くらいの助けを求める声が聞こえた。みんなで『頑張ろう』と大きな声で励まし合いながら耐えていた」

 救助された同学部4年の柴田晃季さん(21)も、生き埋めになった恐怖を振り返った。「生きていてよかった」。助け出してくれた仲間への感謝の言葉を口にした。

 柴田さんは16日未明、近所で開かれていた飲み会から帰宅した直後に揺れを感じた。「逃げよう」と思ったが、今度はさらに大きな揺れ。倒れ込むと上から天井が落ちてきた。「立っていられないと思ったときには、もう埋まっていた」

 テーブルの電子レンジが落下物を支え、体が入るくらいのスペースができていた。「誰かいますか」。必死に叫んでいると声が聞こえてきた。「コウキー」「コウキさーん」。柴田さんは「友達が励ましてくれたので(救出されるまでの時間は)長く感じなかった。本当に感謝です」。

 ただ、全員救助の願いはかなわなかった。東海大は、キャンパス近くで損壊した複数のアパートに住んでいたいずれも同学部の4年、脇志朋弥(しほみ)さん(21)と1年、清田啓介さん(18)の死亡が確認されたと警察から連絡があったことを明らかにした。

 脇さんは鹿児島県出身で、勉強熱心な学生として友人から信頼を集めていた。同じ学部の同級生、門松憲哉さん(22)は「成績もトップレベル。教職課程を一緒に受けていて、地元の高校に教育実習を受けに行くと言っていたのに…」と肩を落とした。


熊本地震 激震と雨「村が崩壊」 ストレスから狭心症発作も
産経新聞 4月17日(日)7時55分配信

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益城町役場は、庁舎裏の地面が崩れて高圧発電機車が横転、電柱も倒れ停電した=16日午前7時10分、熊本県益城町(安元雄太撮影)(写真:産経新聞)

 16日に震度6強の地震に見舞われた熊本県では家屋の倒壊やマンション、ビルの損壊が相次ぎ、人々が建物から飛び出して逃げ惑った。午後から雨が降り、余震も断続的に続いた。「また何か起きるのでは」。避難所に身を寄せた住民の不安と疲労は深まっている。

 ◆地鳴り「ゴゴゴ」

 「ゴゴゴ…」。午前1時25分ごろ、熊本市中央区のアーケード商店街は地鳴りとともに激しい揺れに襲われた。店舗が崩れる音があがり、客や店員らがよろけながら飛び出してきた。

 「前回の地震より、よっぽどでかい。建物から離れろ」。店の制服姿の男性が身を守るよう呼びかけた。

 西区の7階建てマンションでは飲食店などがあった1階部分がつぶれた。近隣住民によると、傾いたマンションの上階にいた人が大声で助けを求めた。

 この日、200人を超す患者を受け入れた南区の済生会熊本病院。前原潤一救急科部長(58)は「(病院で亡くなった)5人は心肺停止状態で運ばれ、蘇生できなかった」と話した。入院患者には相次ぐ余震のストレスで狭心症とみられる発作を起こした人もいる。

 ◆戻った自宅で被災

 14日に震度7に見舞われた益城(ましき)町でも、16日の地震で多くの家屋が損壊。「とどめを刺された」。救助活動に当たる地元消防団の男性が眉間にしわを寄せた。

 14日の地震の後に電気が復旧したことを受けて、辛うじて形が残っていた家の住民が帰宅し、生き埋めになったケースもあるという。

 70代女性は夫と一緒に避難先の保健福祉センターから帰り、自宅で被災。再び戻った避難所で「あんな思いはもうしたくない」と力なくうつむいた。

 センターにはロビーまで人があふれ、すれ違うのもやっとの状態。家族4人で避難した自営業の猿渡和也さん(41)は「避難所なら他の人と、つらさを分け合える」と自分に言い聞かせるように話した。会社員の中川有三さん(64)は「土砂降りになって、周囲の家が崩れる前に」と町役場を訪れ、配給されるおにぎりや水などを求めて列に並んだ。

 西原村では多数の建物が全半壊した。崖はえぐれ、道路の亀裂から水があふれ出していた。住民の奥野静喜さん(66)は「村が崩壊してしまった」とつぶやいた。

 震度6強を観測した宇土市では市役所本庁舎が半壊。築50年以上が経過し、平成15年度の耐震診断で「震度6強程度の地震で大きな被害を受ける可能性が高い」と判定されていた。14日の地震後、損壊を懸念し、災害対策本部を庁舎の裏の別館に設置していた。

 「住民孤立」「生き埋め」。県庁の防災センターでは被害情報がホワイトボードに書き込まれ、たちまち真っ黒に。「熊本はどうなってしまうのか」。男性職員は漏らした。


熊本地震 47万世帯停電、国道寸断
産経新聞 4月17日(日)7時55分配信

 熊本県を中心に相次いだ地震は、電気やガスといったライフライン、鉄道などの交通のほか、携帯電話など通信に大きな影響を与えた。

 ◆ライフライン

 九州電力によると、電柱の倒壊や電線の切断などにより、熊本、大分で最大約47万6600世帯が停電した。西部ガスは熊本県内の全供給世帯の9割にあたる約10万5千世帯の都市ガス供給を停止。断水は熊本、大分、福岡など九州各地に及び、被害は最大で約42万7千世帯に上った。

 また厚生労働省によると、16日午後の段階で、熊本県内で人工透析を行っている21施設で透析が不可能になったという。

 ◆交通

 地震による土砂崩れなどの影響で橋などが崩落、交通にも大きな影響が出た。熊本県南阿蘇村では大規模な土砂崩れで、国道57号やJR豊肥線が寸断されるなどした。

 熊本空港ターミナルビルは天井が崩落して閉鎖され、民間機は17日まで全便欠航となった。一方、空港は警察や自衛隊による人命救助や災害運搬に役立てるため24時間運用を続ける。

 JR九州は在来線全線で始発から運転を見合わせたが、安全確認できた区間から運転を再開した。九州自動車道、大分自動車道などの高速道路も各地で通行止めとなった。

 熊本県内の被災地のガソリンスタンドには、避難者の車が殺到する一方、供給の遅れからガソリン不足に。救援物資の運搬や救助活動に支障が出る可能性もある。

 ◆通信

 携帯電話などの通信障害も相次いだ。

 NTTドコモは16日、熊本県阿蘇市や大分県日田市などの一部で、携帯電話が使えない状況になっていると発表。停電によって基地局が機能しなくなっているほか、基地局のケーブルが断線していることが主な原因で、移動基地局車や基地局に電源車を派遣した。

 ドコモの携帯電話から熊本県と大分県内の固定電話への音声通話も、通話の集中で一時つながりにくくなった。KDDI(au)とソフトバンクも、熊本県南阿蘇村や大分県九重町などの一部で携帯がつながりにくい状況となった。


熊本地震 温泉に泥水…観光地直撃
産経新聞 4月17日(日)7時55分配信

 16日未明から続いた地震は熊本県や大分県の観光地も直撃した。宿泊客や従業員たちは屋外へと逃げ出し、断続的に続く余震に不安を募らせた。

 阿蘇山の北に位置し、海外にも知名度がある熊本県南小国町の黒川温泉。温泉旅館「黒川荘」には、外国からの観光客10人や日本人33人が宿泊していた。

 16日未明の地震。旅館側は「落ち着いてください。旅館ロビーまでお集まりください」と館内放送を流し、外国語を話せるスタッフが外国人に付き添って避難させた。

 宿泊客は車とマイクロバスに分乗して一夜を過ごした。

 建物に被害がなかったため、旅館側はいったん建物内に誘導しようとしたが、外国人観光客は「戻りたくない」とおびえ、車内で弁当を食べて過ごした。

 大分県由布市の温泉地、湯布院。「榎屋(えのきや)旅館」の従業員、菊池真利子さん(49)は旅館で就寝中に地震に見舞われた。「最初はゆらゆらとしただけだったが、その直後にドーンとすごい音が鳴り、体が宙に浮いた」。すぐに観光客を外へ避難させたが、余震のたびに悲鳴が上がった。食器などが散乱。菊池さんは余震におびえながら後片付けを行うが、温泉を引くパイプが損傷し、泥水が混じり込む。「復旧のめどはたっていない」とため息をついた。


〔熊本地震〕高速道路:九州地方で一部区間の通行止め続く(17日7時現在)
レスキューナウニュース 4月17日(日)7時10分配信

熊本地震の影響により、きょう17日も、九州地方の高速道路では一部区間で通行止めが続いています。

■高速道路への影響(17日07:00現在 JARTIC)
≪通行止め≫
・九州道   :植木IC~八代IC(上下線)
・大分道   :日田IC~大分IC(上下線)
・東九州道  :安心院IC~日出JCT(上下線)
・日出バイパス:速見IC~日出IC(上下線)
・九州中央道 :嘉島JCT~小池高山IC(上下線)

<50キロ規制>
・関門橋   :下関IC~門司IC(上下線)
・九州道   :門司IC~南関IC(上下線)
・大分道   :鳥栖JCT~日田IC(上下線)、大分IC~大分米良IC(上下線)
・東九州道  :北九州JCT~椎田南IC(上下線)、豊前IC~安心院IC(上下線)、大分米良IC~佐伯IC(上下線)

<80キロ規制>
・長崎道   :鳥栖JCT~長崎多良見IC(上下線)


「ゴーッ」足元で地下鉄が走るような音…本紙記者リポート
スポーツ報知 4月17日(日)7時7分配信

 熊本県を襲った16日午前1時25分ごろの震度6強の地震。マグニチュード(M)7・3は阪神大震災と同じ規模だった。取材のため熊本市に入っていたスポーツ報知の高柳哲人記者が、余震が相次いだ熊本の夜をリポートする。

 午前1時過ぎ、市内の繁華街のラーメン店で遅い夕食を取っていると、「ゴーッ」と足元で地下鉄が走るような音がした。「余震かな」と思った瞬間、激しい揺れが襲った。頭に浮かんだのは「余震ってこんなに強いのか?」。後で気象庁が「今回が本震とみられる」と発表したのを聞き、納得がいった。

 ラーメン店では、隣の男性の丼が滑るようにテーブルから飛び出した。直後に店内の電気がすべて消え、店員の「すぐに外へ出てください!」という声が。近くのキャバクラ店で働いていると思われる若い女性たちは肩を寄せ合って震え、辺りからは非常ベルや避難を呼び掛ける緊急放送の声がむなしく響き続けた。その間も、20分後の震度6弱をはじめ余震は容赦なく続く。近くのホテルから逃げてきた男性は、泣きわめく息子に「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせていた。

 ホテルに戻り、従業員に懇願して部屋に行ってパソコンなどをカバンに詰め込むと、避難場所に指定されたバスターミナルへ。徒歩5分あまりの距離だが、周囲には「上を確認しながら歩いて」と子供に諭す母親や「シャレにならん」と繰り返す老人男性の声があった。

 避難場所には、数百人が集まっていた。電車通りには車が止められ、観光客だけでなく安全な場所を求めて自宅から来た家族の姿も。ホテルから持参した毛布で体をくるんだ女性は「寒さ対策に、これだけは持ち出そうと思って…」。集団の避難客が多い中、一人でいる記者が珍しかったのか、中年男性からは「困った時はお互いさま」とペットボトルのお茶を手渡された。

 余震の回数が減ったので午前5時過ぎにホテルへ。ただ、すぐに部屋には戻れず、停電で真っ暗なロビーのソファに座った。電気がついたのは約3時間後の午前8時だった。ほぼ一睡もできなかった。被災した地元住民の方々の苦労はどれほどだろう。襲って来る余震に自然への無力さに打ちのめされた。

 ◆阪神大震災(兵庫県南部地震)1995年1月17日午前5時46分、兵庫県淡路島北部を震源に発生したマグニチュード7.3の地震。神戸市内などで最大震度7の揺れを記録し、家屋倒壊や火事などで死者6434人、全壊10万4906棟の被害を出し、避難者は最大約31万人に上った。2011年の東日本大震災発生前は戦後最大の自然災害だった。


阪神大震災被災記者が現地ルポ 熊本市に“都市難民”あふれる
スポニチアネックス 4月17日(日)7時1分配信

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16日の熊本市内のコンビニ店。多くが閉店だったが、まれに開いている店には客が長い列をつくった

 熊本県で16日未明、震度6強の地震が発生し、家屋の倒壊などで32人が死亡した。14日夜に最大震度7を記録した地震で9人が亡くなっていて、死者は合わせて41人となった。地震のマグニチュード(M)は阪神大震災に匹敵するM7・3で、熊本市の中枢をマヒさせた。気象庁は14日夜の地震が結果的に「前震」で「今回が本震」との見方を示した。一方、南阿蘇村では土砂崩れが住宅や道路をのみ込み、孤立地域が多発した。

 午前1時25分ごろ、熊本市中央区の繁華街にあるホテルの3階自室でベッドに寝転び、テレビを見ていると大きな揺れに襲われた。震度6強の本震。四角い窓がギシギシゆがむ。テレビ画面がプツッと切れて棚から転げ落ち、室内灯も消えた。取材の下調べにと開いていたパソコン画面の明かりが、ぼうっと室内を照らした。椅子が倒れ、荷物が床に散乱していた。

 熊本、阿蘇、大分の3つの地域で別の地震が同時多発する、過去に例のない震災。まさか“これ”が本震だったとは…。15日に熊本入りしたが、余震は減る一方で油断していた。強い揺れが続き、脱出を決意したが、室内の暑さから服も着ていなかった。

 パソコン画面をライト代わりに身支度を整え、廊下に出た。複数の部屋からドアを叩く音と「助けてください!」の声がした。地震で建物がゆがんだのか、ドアはびくともしない。「フロントに伝えます」と声を掛けて非常階段を下りた。

 真っ暗な街に出ると、飲食店や別のホテルから逃げ出してきた人たちが見えた。「広いところに避難した方がいい」と促され、近くの駐車場に避難。さっきまでいたホテルがグラグラ揺れていた。2時間後に戻ると、従業員から「宿泊客15人が閉じ込められ、消防に救出された」と聞いた。部屋に戻るのを制止され、駐車場に止めたレンタカーの中で一夜を明かした。

 朝になって目にした街は、外壁がはがれ落ちた建物、段差ができた路面も見受けられた。だが一見すると、甚大な被害はないようにも見えた。比較的新しく耐震性に優れた建物が多いためだろう。だが信号機は消え、普段街にあふれている音が聞こえない。「人や車は動いているのに、街が妙に静まり返っている」。95年の阪神・淡路大震災を兵庫県西宮市で経験した時と同じ“被災都市”の特徴かもしれない。ライフラインも止まっている。トイレを探すのに苦労した。

 市内のほとんどの店は開いておらず、わずかに営業中のコンビニエンスストアに人が殺到。店員が入場制限をしながら客を誘導したが、おにぎりや弁当、水などは売り切れ。男性店長は「商品の入荷のメドは立っていない。明日は(商品を積んだ)トラックが来るかもしれないけど…」と困惑。ガソリンスタンドには早朝から数十台の列ができていた。“都市難民”があふれていた。

 50年以上の歴史がある東区若葉の「健軍商店街」は、アーケードの支柱がぐにゃりと曲がり一部が崩落。スーパーを直撃した。ケガ人はなかった。市内の病院も地震で停電。熊本市民病院は天井が損傷し、入院患者150人の転院に追われるなど、医療現場も緊迫。都市型地震の怖さを感じた。(岩田 浩史)


熊本地震 被害甚大 牛舎が倒壊、農家悲痛 生乳出荷できず
日本農業新聞 4月17日(日)7時1分配信

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原形をとどめないほど大破した牛舎を見つめる田上さん。出産間際の牛が死んだ(16日、熊本県大津町で)

 熊本県で16日未明、最大震度6強の地震が発生し、甚大な被害が広がっている。14日夜の震度7の揺れよりも深刻で、農業への打撃も明らかになってきた。JA菊池管内では、激しい揺れで畜舎が倒壊し、多くの牛が死傷。乳業の工場が機能停止し、搾った生乳を出荷できないなどの影響も生じた。金銭的な被害にとどまらず、経営意欲の減退が懸念される事態となっている。

 JA管内の大津町。亀裂が走る道路沿いの住宅に、折れた柱や瓦が散らばる。和牛繁殖を営む田上稔さん(69)、さよ子さん(68)夫妻の牛舎があった場所だ。11頭の繁殖牛が中にいたが、全頭が下敷きとなり、1頭は死んだ。

 異変に気付いたのは16日午前2時前。激しい縦揺れと大きな鳴き声に、ただごとではない気配を感じた。だが、明かりのない中で揺れが続いたため、牛舎の惨状を目の当たりにしたのは夜が明けてからだった。「かわいそうばってん、自分たちも危なかけん……」。さよ子さんが顔を覆う。

 死んだのは8歳の「なつこ」。妊娠しており、じきに子牛が生まれるはずだった。親子を同時に失った落胆は大きい。先月出荷した子牛には100万円ほどの値が付いただけに、経営的にも大きな損失だ。

 生き残った10頭は全壊を免れた別の牛舎に移したが、余震が続き不安は絶えない。土砂災害で川が濁り、牛の飲み水が不足しそうだ。「もう、やめんといけん……」と弱音もこぼれる。経営を立て直すのは容易ではない。

 酪農の被害も大きい。熊本県酪連の牛乳工場が止まった影響で、県全域で生乳を出荷できない事態になっている。JA菊池管内でも、酪農部会の156戸が販売できなくなった。15日夕から16日朝にかけて出荷できなかった生乳は240~250トン。出荷できない間も飼料費はかかるため、長期化すれば経営への打撃はさらに大きくなる。出荷正常化の見通しは立っていない。

 酪農部会長を務める大島洋さん(57)は「乳牛もストレスで乳量が減るなどの影響が出る」と話す。ただ、酪農家にとっても、搾れないのは心情的にも経営的にも負担が大きく、「離農を考える生産者が出る恐れもあり、経営再開資金の支援などが必要だ」と訴える。

 JAのまとめによると、16日昼現在で判明している管内の牛舎の倒壊件数は、酪農で2件、肉用牛で7件。その他、負傷して廃用にせざるを得ない牛が出たり、停電で搾乳用の機械が故障したりする被害もあった。調査が進むにつれ、被害がさらに拡大する恐れもある。(松本大輔)


あすにかけて全国的に荒れた天気 熊本、大分では引き続き土砂災害に警戒
ウェザーマップ 4月17日(日)6時30分配信

 きょう17日(日)は、全国的に雨や風が強まって荒れた天気になる。九州の地震により揺れの大きかった地域では、雨が止んでも引き続き、土砂災害に警戒が必要だ。

 前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を進み、夜には北海道に達する見込みだ。低気圧や前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込み、きょうは西日本と東日本を中心に大気の状態が不安定になる。雷を伴って1時間に30ミリ以上の激しい雨が降り、局地的には1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るところがありそうだ。また、北日本ではあすにかけて雨や風が強まるとみられる。

 九州の雨は明け方までに止んで、日中は晴れてくるが、風の強い状態が続きそうだ。また、きょう午前6時までに熊本市では19.5ミリ、益城町では24.5ミリのまとまった雨が降っている。地盤の緩んでいる所があり、道路など地面の状況が不安定になっていたり、堤防が損傷していたりする所がある。今後も土砂災害や洪水に警戒が必要だ。

【暴風・高波】
 あすにかけて予想される最大瞬間風速は、
 北海道、東北、北陸、近畿、四国 35~40メートル
          
 あすにかけて予想される波の高さは、
  北海道、東北        8メートル
  北陸、中国         6メートル
  関東、伊豆諸島、東海、近畿、四国、九州北部   5メートル

【大雨】
 あす午前6時までの24時間に予想される雨量は
 北海道、東海 100ミリ        
 土砂災害に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水に注意。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。


九州、少ない雨でも「土砂災害の恐れ」…気象庁
読売新聞 4月17日(日)6時21分配信

 気象庁は17日朝、急速に発達する低気圧の影響で、西日本から東日本にかけて、「局地的に非常に激しい雨」が降る恐れがある、と発表した。

 同庁は特に、「熊本地震で揺れの大きかった地域では地盤の緩んでいるところがあり、17日昼前にかけては少ない雨でも土砂災害が発生する恐れがある」として、警戒を呼びかけている。

 同庁によると、17日は前線を伴った低気圧が急速に発達しながら日本海を東北東に進み、夜は北海道に達する見込み。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、「広い範囲で大気の状態が不安定になる」という。このため、西日本から東日本にかけて、雷を伴い1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るほか、局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降ると予想されている。

 17日午前6時から18日午前6時までの24時間に予想される雨量は、北海道と東海地方で100ミリ。

 同庁は、土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水に注意するよう呼びかけている。

 また、17日は西日本から北日本の広い範囲で、18日は北日本で、非常に強い風が吹き、海がしける見込み。18日にかけて予想される陸上の最大風速は、北海道と北陸地方が23メートル、東北、近畿、四国地方が20メートル。


〔熊本地震〕鉄道:17日も九州新幹線などで運転見合わせ続く(17日6時現在)
レスキューナウニュース 4月17日(日)6時0分配信

熊本地震の影響により、きょう17日も、九州新幹線など一部の鉄道路線で影響が続いています。交通機関の利用にあたっては、最新の運行情報に注意が必要です。

■運転見合わせ(★=終日)
[新幹線]
・★九州新幹線

[九州]
・JR九州:鹿児島本線(★荒尾~八代)、阿蘇高原線(★熊本~豊後竹田)、★三角線、肥薩線(★八代~吉松)
・私鉄など:熊本電鉄線、熊本市電、南阿蘇鉄道線、くま川鉄道線、肥薩おれんじ鉄道(八代~肥後高田)

■ダイヤ乱れ
[九州]
・JR九州:日豊本線(中津~延岡)、ゆふ高原線(向之原~大分)

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