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2016年4月16日 (土)

熊本・震度7の地震に関するニュース・15

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:熊本を襲った阪神大震災級「本震」…阿蘇大橋崩落、国道寸断 相次ぐ地震で甚大被害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 大阪府警・市消防など各地の援助隊が被災地へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>熊本地方で震度5弱 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本市西区などで震度5弱…津波の心配はなし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 熊本市などで震度5弱 マグニチュード5・3 16日16時02分ごろ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「明るいうちに避難を」=雨に備え呼び掛け―熊本知事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕鉄道:九州の各線で影響続く 新幹線など終日見合わせ(16日18時30分現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕空の便:熊本空港ターミナルビル閉鎖 16・17日の全便欠航(16日15時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕九州新幹線など鉄道路線の被害状況(16日15時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>現場写真 火の国 中枢もマヒ 断水・停電・病院も損傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震、死者41人に=強い余震、9万人超避難―捜索活動続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>福岡県でも転倒など13人けが - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震・臨時記者会見 菅長官「被災者の屋内の避難場所確保に全力」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>熊本地方で震度4 津波被害の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「熊本はどうなるのか」「もういい加減にして」 病院損傷、患者の転院余儀なく - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 「震度6強で大きな被害」耐震診断受けた宇土市役所、4階部分潰れる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 重文「阿蘇神社」楼門が全壊 熊本城の被害も拡大 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本で大雨のおそれ 土砂災害に厳重警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 首相「事は一刻を争う。日中が勝負だ」 政府、自衛隊などの派遣要員を増強 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 熊本セントラル病院が水浸し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:川内原発「停止の必要なし」=丸川担当相―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>熊本市民病院の入院患者、搬送へ 倒壊の恐れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 熊本市で震度4 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>異例の続発 九州の内陸部地震では過去100年で最大規模 被害甚大 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>6万9000人の避難確認 菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:屋内避難場所、夕方までに確保=菅官房長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「米軍支援受け入れ検討を」中谷防衛相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>熊本空港天井落下で閉鎖 交通インフラ被害広がる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>携帯電話3社、一部通信障害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:中谷防衛相、米軍への支援要請を検討=熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 熊本県内で655カ所に6万8911人が避難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>断水、交通網寸断…九州全域に広がる混乱 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:専門家「これ以上の本震が今後あるかもしれない」 地震連鎖可能性否定出来ない - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:断層帯、北東へ地震続発=「大分―熊本構造線」沿い - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

熊本を襲った阪神大震災級「本震」…阿蘇大橋崩落、国道寸断 相次ぐ地震で甚大被害
夕刊フジ 4月16日(土)16時56分配信

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阿蘇大橋が崩落した現場。土砂崩れで景色が一変した=16日午前、熊本県南阿蘇村(写真:夕刊フジ)

 前日に震度7を観測した熊本県を阪神大震災級の「本震」が襲った。16日午前1時25分、同県阿蘇、熊本で震度6強、マグニチュード(M)7・3の地震が発生、その後も熊本県や大分県で震度3~6級の地震が多発した。トンネルや橋の崩落など甚大な被害が生じ、午後2時現在、新たに19人が死亡、14日以降の死者は計28人となった。16日午前には、阿蘇山で小規模な噴火が確認された。現地では同日夜から激しい雨による被害拡大も懸念されるなか、政府は自衛隊や警察、消防を増派して被災者支援を急いだ。

 16日未明の地震は、M7・3で、1995年の阪神大震災と同規模。エネルギーは、震度7を観測した14日の地震(M6・5)の約16倍となる。14日の震度7の地震は、16日未明の地震の前震だったとみられる。

 九州地方整備局によると、南阿蘇村で大規模な土砂崩れがあり、えぐれた山肌があらわになった。国道57号やJR豊肥線が寸断、黒川渓谷にかかる長さ約200メートルの阿蘇大橋が崩落した。

 同村の東海大阿蘇キャンパス近くでは、アパート4棟の1階部分が押しつぶされた。同大の学生2人の死亡が確認された。

 南阿蘇村と西原村にまたがる俵山トンネルも崩落。西原村は農業用のため池「大切畑ダム」の堤防から大量に水が漏れているとして約300世帯に避難指示を出した。

 市街地の被害も深刻だ。熊本市民病院(熊本市)は建物が傾いて倒壊の恐れがあり、自衛隊と消防が全ての入院患者を移送することを決めた。宇土市役所の5階建て庁舎は、4階と5階部分がつぶれた状態となった。

 国土交通省によると、熊本空港は16日、ターミナルビルが終日閉鎖されるため、航空各社は発着全便の欠航を決めた。ターミナルビルは天井が崩落、水漏れも発生した。

 気象庁は記者会見で16日未明に震度6強を観測した熊本県の地震が14日以降に発生した地震の本震と考えられると説明、「引き続き最大震度6弱の余震が1週間程度は考えられる」と注意を呼び掛けた。さらに低気圧の発達に伴って16日夜から17日にかけ、九州地方で激しい雨や暴風が予想されている。地震で地盤が緩んでいる地域では新たな土砂災害の恐れがあり、厳重な警戒が必要となる。

 安倍晋三首相は16日、「被害がさらに拡大する恐れがある」として、被害状況の全容把握に努めるよう指示。同日午前に自衛隊機で熊本県入りする予定を取りやめた。

 中谷元・防衛相は自衛隊の派遣規模を16日中に1万5000人に、明日以降2万人規模にし、必要なら5000人を増強する方針を示した。

 菅義偉官房長官は現在1800人規模の警察の災害派遣隊を約1000人増やし、消防も派遣要員を倍増して約2700人態勢とすると発表した。


熊本地震 大阪府警・市消防など各地の援助隊が被災地へ
THE PAGE 4月16日(土)16時23分配信

 14日夜の発生以来、余震が頻発していた熊本地震で、16日午前1時25分ごろ、震度6強(マグニチュード7.3)の地震が発生。その後も大分県などを含め、震度6弱以上の地震が相次いで発生しており、大阪府や京都府、兵庫県などは16日、緊急消防援助隊を派遣した。また、警察庁も同日、熊本県に15県の警察官を追加派遣し、15日から活動している大阪府警などの隊員らなどと救助にあたる。

 総務省消防庁によると、16日午前には、大阪市や京都市の消防局など、大阪・京都両府や兵庫県のほか13県からなる361隊1194人を熊本県に向け追加出動させたという。

 また警察庁も同日未明から地震が相次いだことを受け、大阪府警など15日から派遣している警察官に加え、新たに15県の警察官1249人を派遣し、被災地で救助活動を行っていくという。

 交通機関に影響が出ており、空の便は熊本と伊丹を結ぶ日本航空や全日空などの便が欠航している。また、鉄道は大阪市淀川区の新大阪駅から福岡県の博多駅へ向かう山陽新幹線は正常に運転している。

 しかし九州新幹線は14日夜の地震で回送列車が脱線した影響などで、博多から鹿児島中央までの運転を見合わせているため、鹿児島中央駅行きの「みずほ」「さくら」は博多駅行きに変更されている。

 新大阪駅の改札などには「九州への旅行中止のお願い」という看板が各所に掲げ利用者へ旅行中止を呼びかけるとともに、払い戻しについて説明するアナウンスを流すなどしていた。


<熊本地震>熊本地方で震度5弱 津波の心配なし
毎日新聞 4月16日(土)16時15分配信

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未明から続く地震で新たに倒壊した家屋のそばを通る救助犬=熊本県益城町で2016年4月16日午前6時57分、森田剛史撮影

 気象庁によると、16日午後4時2分ごろ熊本地方で震度5弱を観測する地震があった。震源の深さはごく浅く、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5.3と推定される。この地震による津波の心配はない。

 主な各地の震度は次の通り。

 ▽震度5弱=熊本県嘉島町、宇城市、熊本市西区

 ▽震度4=熊本県八代市、玉名市、菊池市、西原村、甲佐町、美里町、山都町、氷川町、合志市、熊本市中央区、東区、南区、北区、上天草市


熊本市西区などで震度5弱…津波の心配はなし
読売新聞 4月16日(土)16時14分配信

 16日午後4時2分頃、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、熊本市西区、宇城市、嘉島町で震度5弱を観測した。

 気象庁によると、震源の深さはごく浅く、マグニチュード(M)は5・3と推定される。

 この地震による津波の心配はないという。


熊本地震 熊本市などで震度5弱 マグニチュード5・3 16日16時02分ごろ
産経新聞 4月16日(土)16時14分配信

 気象庁によると16日16時02分ごろ、熊本県熊本地方で震度5弱を観測する地震があった。震源は同県熊本地方で、震源の深さはごく浅く、地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・3と推定される。この地震で、津波の心配はないという。

 各地の震度は以下の通り。

 震度5弱=熊本県嘉島町、宇城市、熊本西区

熊本▽震度4=八代市、玉名市、菊池市、西原村、甲佐町、熊本美里町、山都町、氷川町、合志市、熊本中央区、熊本東区、熊本南区、熊本北区、上天草市


「明るいうちに避難を」=雨に備え呼び掛け―熊本知事
時事通信 4月16日(土)15時54分配信

 熊本県の蒲島郁夫知事は16日午後に記者会見し、同日夜から県内で降雨が予想されるとして、「危険箇所に住む人は自宅にとどまらず、明るいうちに避難所などに移動してください」と呼び掛けた。

 知事は「雨水を活用してトイレの水を確保するなど、早めの準備をお願いしたい」とも述べた。

 県は気象庁と連携し、雨が強まった場合には通常より早めに土砂災害警戒情報を出す方針。震度5強以上の地震があった市町村を対象に、通常より基準を2~3割緩めて運用する。


〔地震〕鉄道:九州の各線で影響続く 新幹線など終日見合わせ(16日18時30分現在)
レスキューナウニュース 4月16日(土)15時50分配信

16日01:25頃、熊本県熊本地方を震源とするM7.3の地震が発生し、熊本県で震度6強など、九州地方の各地で強い揺れを観測しました。その後も強い地震が相次いで発生しています。
この地震により、JR九州の新幹線・在来線など、九州地方の鉄道路線で始発から運転見合わせが相次ぎました。現在も多くの路線で運転見合わせやダイヤ乱れなどの影響が続いており、九州新幹線などは終日の運転見合わせを決めています。今後も最新の運行情報に注意が必要です。

■運転見合わせ(★=終日)
[新幹線]
・★九州新幹線

[九州]
・JR九州:★鹿児島本線(荒尾~八代)、日豊本線(宇島~中津、★中津~延岡)、★ゆふ高原線(日田~大分)、★阿蘇高原線、★三角線、★肥薩線(八代~吉松)
・私鉄など:熊本電鉄線、★熊本市電、南阿蘇鉄道線、くま川鉄道線、肥薩おれんじ鉄道(八代~肥後高田)

<ダイヤ乱れ>
[九州]
・JR九州:鹿児島本線(門司港~荒尾)、日豊本線(小倉~宇島、延岡~鹿児島中央)、山陽本線(下関~門司)、日田彦山線、ゆふ高原線(久留米~日田)、長崎本線、佐世保線、大村線、宮崎空港線


〔地震〕空の便:熊本空港ターミナルビル閉鎖 16・17日の全便欠航(16日15時現在)
レスキューナウニュース 4月16日(土)15時30分配信

16日01:25頃、熊本県熊本地方を震源とするM7.3の地震が発生し、熊本県で震度6強など、九州地方の各地で強い揺れを観測しました。その後も強い地震が相次いで発生しています。
この地震により、熊本空港のターミナルビルは天井の崩落などの被害を受けたため終日閉鎖となっており、航空各社はきょう16日とあす17日に同空港を発着する全便の欠航を決めています。なお、ターミナルビルの再開の見込みは立っておらず、今後も最新の運航情報に注意が必要です。

■運航への影響
16日(土)・17日(日)の熊本空港発着便は全便欠航

■無手数料変更(振替)および払戻対応
【ANA】
15日~22日全便:福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島発着便
【JALグループ】
15日~22日全便:福岡、北九州、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島発着便
【SKY】
15日一部便、16日~22日全便:福岡、長崎、鹿児島発着便
【スターフライヤー】
15日~22日全便:福岡、北九州発着便
【フジドリームエアラインズ】
15日~22日全便:福岡、北九州、熊本、鹿児島発着便
【ソラシドエア】
15日~22日全便:長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島発着便
【アイベックスエアラインズ】
15日~22日全便:福岡、大分、宮崎発着便


〔地震〕九州新幹線など鉄道路線の被害状況(16日15時現在)
レスキューナウニュース 4月16日(土)15時30分配信

14日21:26頃に発生した「平成28年(2016年)熊本地震」では、熊本県益城町で震度7の揺れを観測しました。その後も強い地震が相次いでおり、16日01:25頃に発生したM7.3の地震では、熊本県で震度6強など、九州地方の各地で強い揺れを観測しました。
この影響により、以下の鉄道路線では運行設備等に著しい被害が発生しています。復旧までには時間がかかる見込みです。

■JR九州:九州新幹線
・熊本駅~熊本車両基地間の本線上で回送列車1本(6両編成)が脱線
・新玉名~熊本駅間で防音壁の落下や固定ボルトの浮き上がり
・熊本駅で防風スクリーンガラス、可動式ホーム柵、エスカレーターの損傷
・熊本~新八代駅間で軌道の損傷、締結ボルトの折損、防音壁のずれ
・熊本総合車両所構内で路盤の損傷

■JR九州:鹿児島本線
・小川~有佐駅間で軌道の沈下

■JR九州:阿蘇高原線
・熊本~平成駅間で軌道の沈下
・立野~赤水駅間で土砂の流入
・赤水駅構内で回送列車が脱線

■熊本電鉄
・北熊本駅のホームが一部損傷など


<熊本地震>現場写真 火の国 中枢もマヒ 断水・停電・病院も損傷
西日本新聞 4月16日(土)15時28分配信

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地震で1階部分が崩れたが待機中のタクシー2台に乗っていた2人の運転手は救助された=16日午前3時半すぎ、熊本市中央区内坪井町

悪夢はいつまで続くのか
 16日未明、暗闇を切り裂くように震度6強の「本震」が襲った。その後も続く強い余震。学生アパートや神社を押しつぶし、橋が崩落、山あいの集落は取り残された。深刻な被害は熊本県阿蘇地方や熊本市都心部、大分県まで拡大。防災拠点の市役所は無残に傾き、病院も損壊した。「無事でいて」。倒壊した家屋に声を掛けながら、懸命の救助活動が続く。人々が肩を寄せ合い朝を迎えてからも、時間を追うごとに犠牲者は増えていく。17日にかけ大雨の恐れもある。悪夢はいつまで続くのか-。やり場のない悲しみと不安が、変わり果てた故郷を覆った。

救助待つ声、次第にか細く…益城町
 14日の地震で震度7を記録し8人が死亡した熊本県益城町を16日、再び悲劇が襲った。既にもろくなっていた家屋や路面が次々と崩壊、亡くなる人も出た。

 「すぐに助けが来るから」「うん…」。その声は次第にか細くなっていった。同町平田では住宅倒壊が相次ぎ、内村元美さん(55)の自宅隣の実家に住む両親も1階に閉じ込められた。道路の亀裂もあり救助隊の到着は119番の30分後。母は間もなく救助されたが、父の宗春さん(83)は巨大なはりの下敷きになった。救助隊による懸命な救出作業。しかし間に合わなかった。

 「14日の地震では家はびくともしなかった。余震なら大丈夫と思っていた。避難させておけば…」。元美さんは悲嘆に暮れた。

 一方、避難場所となった総合体育館は、前日の2倍近い約千人であふれかえった。「今は命があったのがありがたい」と同町宮園の女性(68)。2階の壁が崩れ、部屋のドアがベッドまで飛んできた。屋根の下に閉じ込められたが「助けて」という声を聞きつけた住民が救助隊を呼び助け出された。

 壁とベッドの隙間から自らはい出し、母も救助したという同町福原の男性(62)は「しょんない(仕方ない)。もう家に帰ることはできん」と疲労感をにじませた。同町消防団長によると、町中心部の被害が特にひどく、生き埋めと家屋倒壊が午前6時現在で30件を超えていたという。

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4階部分が押しつぶされた宇土市役所庁舎=16日午前7時すぎ、熊本県宇土市

都市機能が寸断…熊本市
 隣接する熊本県益城町を震源とした14日の地震で被害を受けていた熊本市。16日未明にも震度6強の激しい揺れに襲われ、被害は市街地でさらに拡大。都市機能は完全にまひした。

 「前の地震の片付けでマンションの部屋に帰った直後に、また地震。バリバリと音を立てて本当に怖かった」。市中心部の辛島公園に避難した女子大学生(22)は声を震わせた。公園には暗いうちから毛布や防災グッズを手にした約200人が続々と集まり「揺れたね」「怖かった」と顔をこわばらせて言葉を交わしていた。

 西区にある別のマンションでは支柱が折れ、7階建ての1階にある駐車スペースが車ごとぺしゃんこに。中央区では民家が崩れて高齢夫婦が生き埋めになり、住民が助けだした。市消防局によると、救助出動は午前8時半現在62件に上り、73人が救出されている。

 生活インフラも軒並みダメージを受けた。午前11時現在、市全域で断水し、停電は6万4800戸に及んでいる。市電は線路の敷石が外れて終日運休。路線バスも朝から運転を見合わせ、買い物客でにぎわうはずの土曜の繁華街は閑散とした。多くの観光客が訪れる熊本城(中央区)でも、14日の地震で瓦や石垣が崩落したのに続き、国重要文化財の東十八間櫓(やぐら)や宇土櫓の一部が倒壊した。

 被害者を受け入れる側も被害を受けた。熊本市民病院(東区)では天井や壁が崩れ、患者を転院させた。熊本赤十字病院(同)でも停電で救命救急センターが使えなくなり、電源を確保できる廊下で治療を始めたものの、患者が殺到して対応能力を超え、受け入れを一時ストップ。近くの小学校に避難して一夜を明かした南区の農業鋤野算さん(88)は「90年くらい生きてきたけど、こんなのは初めて」と話していた。

アパート全焼、1遺体見つかる…八代市
 熊本県八代市では16日午前3時半すぎ、同市松崎町のアパートから出火し、2階建てを全焼。焼け跡から1人の遺体が見つかった。

 八代署によると、2階に住む70代女性の行方が分かっていない。現場は八代市役所から北西約1キロの住宅街。アパートは2時間近く炎上した。

 ■庁舎の倒壊恐れ…宇土市

 熊本県宇土市では16日、5階建ての市庁舎4階部分が押しつぶされ、倒壊の恐れが出ている。14日夜の地震で庁舎にひびが入ったため、立ち入りは禁止されていた。

 市によると、庁舎は築51年の鉄筋コンクリート造り。10年前の耐震診断で震度6強での倒壊の危険が指摘されたという。山本桂樹企画部長(59)は「とても残念だ」と言葉少なに語った。市は災害対策本部を庁舎隣の駐車場のテント内に設置して対応している。同県大津町でも役場本館の壁や天井の一部が崩落。災害対策本部は別館に設けており、けが人はなかったという。

家屋倒壊で女性が死亡…西原村
 熊本県西原村の古閑集落では、16日未明の地震で29戸の大半が全半壊し、野田洋子さん(83)が自宅の下敷きになり亡くなった。

 近くの農業用ため池「大切畑ダム」の堤防に亀裂が入り、古閑集落を流れ、ダムとつながる鳥子川流域には避難勧告が出た。

 14日の地震では大きな被害はなく、住民は避難所に一時身を寄せたが、みな帰宅していた。同村議員の坂梨公介さん(67)は「余震も徐々に静まるだろうと油断してしまった」と悔やむ。

 村の消防団員として救助に当たった男性(27)は「野田さん宅にも呼び掛けたが、返事はなかった」と肩を落とした。

=2016/04/16付 西日本新聞夕刊=


熊本地震、死者41人に=強い余震、9万人超避難―捜索活動続く
時事通信 4月16日(土)15時25分配信

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倒壊した東海大学阿蘇校舎周辺のアパート=16日午後0時50分、熊本県南阿蘇村(時事通信ヘリより)
 16日未明に熊本市などで震度6強の揺れを観測した地震で、警察と消防などは同日午後も捜索活動を続けた。

 熊本県警はこれまでに32人の死亡を確認。負傷者も多数出ている。同県益城町で14日に発生した地震では9人が死亡しており、同日から続く一連の地震での死者は計41人となった。

 県内では16日も強い余震が続き、9万人超が避難した。家屋倒壊や生き埋めといった通報が多数あり、警察などは逃げ遅れた人がいないか調べる。

 16日の地震で死亡したのは、熊本市や同県益城町、西原村などに住む18~95歳の男女30人と、南阿蘇村、八代市の氏名年齢不詳の男女各1人。犠牲者のほとんどは、家屋の倒壊などによる圧死とみられる。

 東海大によると、18歳と21歳の学生2人が南阿蘇村でつぶれたアパートの下敷きになったという。

 大分県でも地震による被害があり、17人が負傷。大分自動車道の由布岳パーキングエリア付近で、落石によりのり面が崩壊するなど72カ所が通行止めになった。

 国土交通省は職員を被災現場に派遣し、道路や堤防などの被災状況を調べた。大分空港(大分県国東市)では管制官を増員し、午後10時半までの運用時間を延ばして、19日まで24時間態勢で発着できるようにする。

 熊本空港(益城町)の滑走路には異常はなく、自衛隊や警察のヘリが使用している。ターミナルビルが破損し民間機の発着を見合わせているが、19日までの復旧を見込んでいる。

 16日の地震はマグニチュード(M)7.3で、M6.5だった14日の地震より規模が大きかった。気象庁は14日の地震が前震で、16日の地震が本震との見解を示した。今後1週間で、最大震度6程度の地震が発生する恐れがあると注意を呼び掛けている。


<熊本地震>福岡県でも転倒など13人けが
西日本新聞 4月16日(土)15時16分配信

 福岡県では久留米市など筑後地方を中心に最大震度5強を観測した。地震による転倒などで13人が重軽傷を負ったほか、21自治体の計1013人(午前9時現在)が自主避難した。

 県警によると、北九州市小倉北区では就寝中の女性(72)がたんすの上から落ちた照明で頭を5針縫うけが。飯塚市の女性(85)は揺れで階段を踏み外して顔などを打撲した。豊前市の男性(65)は防災無線の音に驚いて転倒し腰を強打した。道路は八女市矢部村の国道442号など計4カ所で被害。各地で家屋の一部損壊や水道管破裂も相次いだ。

 西日本鉄道は始発から全線で運転を見合わせたが、午前9時半に開始した。また「第19回久留米つつじマーチ」(16、17日)、「北九州・平尾台トレイルランニングレース」(17日)はいずれも中止になった。

=2016/04/16付 西日本新聞夕刊=


熊本地震・臨時記者会見 菅長官「被災者の屋内の避難場所確保に全力」
産経新聞 4月16日(土)14時40分配信

 菅義偉官房長官は16日午後0時13分、首相官邸で臨時に記者会見し、同日未明に発生した地震に関し、現地の天候悪化が予測されていることを踏まえ、「被災者の方々の屋内の避難場所について万全を期す」と強調した。

記者会見の詳細は以下の通り。

 「本日1時25分ごろに発生した熊本県熊本地方を震源地とするM7・3、最大震度6強の地震が発生し、広い範囲で甚大な被害が発生している。これまでのところ熊本県において昨日までの死者9名に加え、新たに6名の死亡を確認をし、合計で死者15名となっているほか、80名の重傷者を確認し、負傷者も多数になっている。益城町や南阿蘇村で建物の倒壊により、複数の箇所で生き埋めが発生しており、警察、消防、自衛隊おいて懸命の救助活動を続けている。特に南阿蘇村においては道路の陥没によって国道57号線について熊本側から通行止めになっていたが、現在、救助部隊については自衛隊ヘリや(うかい)路を使用して現場に向かって懸命の救助活動に当たっていると報告を受けている。このような状況の中で熊本県内で655カ所、約6万9千人の方々が避難している」

 「本日は降雨も予想されていることから、被災者の方々の屋内の避難場所について万全を期すこととしている。電力、ガス、水道だが、熊本県を中心に電力については17万戸で停電が発生している。ガスについては10万5千戸で使用ができない状況だ。また、水道については、38万5千戸で断水だ。また、この復旧のために全力で取り組んでいることも申し上げたいと思う」

 「原発の状況についてだが、原子力規制庁から九州電力川内、玄海両発電所、四国電力伊方発電所、中国電力島根発電所ともに異常はないと報告は受けている。この事態に対し政府の総力を結集し、取り組むため、先ほど安倍晋三首相出席の下に、第5回非常災害対策本部会議を開催した。首相からは建物の中に取り残された方の救出活動に引き続き全力で取り組むこと。自治体など関係機関と連携し、要避難者の特定、安全な避難先の確保と避難者の移動を早急に進めること。食料や毛布などの必要な物資の確保、医療行為の提供など被災者支援にも万全を期すこと。この3点について指示があった」

 「政府としてこうした指示の下に、警察、消防、自衛隊、海上保安庁、医療部隊を最大限投入するために、2万人規模へと動員を拡大した。現在自衛隊は、2千名で救出救助、生活支援に当たっているが、本日中に1万5千名態勢、明日以降には2万名態勢とする予定だ。警察は応援部隊派遣を含め1800名態勢で対応中のところだが、全国から災害派遣隊を1250名追加派遣している。消防についても現在活動中の2100名の消防や、消防団6700名に加え、県外から1194名を追加派遣した。被災地の安全安心のために万全の態勢で臨んでいるところだ。被災地のみなさまにおかれては、自治体などの避難情報の他、テレビ、ラジオなどの情報にも注意し、お互いに助け合い、落ち着いた行動をお願い申し上げる」

 --被害の全体像はどの程度つかめているのか。まだまだ初期段階なのか

 「だいぶ解明し始めており、ただ、南阿蘇村を中心に孤立した箇所がまだ複数あると報告を受けており、そこに全力で自衛隊、警察を中心にさらに消防を含めて救出に当たっているところだ」

 --今後、まだまだ死傷者が増える可能性もあるのか

 「いずれにしろ、いま私申し上げたが、80名の重傷の方がいる。懸命の活動を行っているし、さらに孤立しているといわれているこの南阿蘇村においては、いま全力で救助隊を投入して取り組んでいるところだ」

 --80名の重傷者だが、負傷者全体ではどれぐらい

 「時間によってどんどん変わってきている。その中で重傷者は80名」

 --熊本県庁での現地対策本部では119番通報がさばけない、取り切れないということが報告されたようだが、回線状況と対応策は

 「ここは、NTT、KDDI、ソフトバンクを通じていま総務省で全力で取り組んでいる状態だ」

 --南阿蘇村の孤立している場所に救助隊を投入しているということだが、一部ではすでに救助活動を始めているのか

 「行っている。さらにそれ以外に孤立しているという情報があるので、そこに投入している。そういう状況だ」

 --今夜から九州地方は激しい雨が予想されているが、土砂災害などの2次被害の防止にはどういう方策で臨むのか

 「ですから自衛隊、消防、警察を中心に2次被害の可能性があるところには絶対に近づかないように、そうしたことも現地で徹底するということになっている」

 --道路も寸断されている箇所もあるようだが、実動部隊の現地入りは予定通り進んでいるのか

 「先日の地震と違うところは、道路が分断されている所がたくさんある。そういう状況の中でヘリコプター、防衛省は50機、警察庁が18機、海上保安庁6機、さらに消防のヘリコプター、こうしたものを投入して、その道路が分断されているところについてはヘリコプターなども投入して、いま現地で対応している」

 --屋内避難に万全を期すということだが、収容能力、対応状況は

 「ここは6万9千人の方だ。夕方まで全員の方に取れるようにいま対応を進めているところだ」

 --避難場所はどういう所を想定して用意するのか

 「ここについては公の施設はもちろんだが、民間施設なども含めていま対応していると報告を受けている。現在は655カ所で対応しているということだが、さらに増やしていく」

 --米国務省のカービー報道官が米国は支援する用意があるといっているが、現時点で救助活動や被災者対応で外国に支援する考えは

 「現在のところ、きょうの首相の指示の下に2万人規模へ動員を拡大したので、これが現地で活動することができるようになり始めているから、対応できると思っている」

 --丸川珠代原子力防災担当相が川内原発について報告をしていたが、本部でどういうやり取りがあったのか

 「きょう丸川大臣からは稼働中の川内原発について今回の地震、最大の地震加速度が最大12ガル、基準が80から260ガル。それは発電所によって違うそうだが、十分低いことから原子力規制庁は現状において停止する必要がないと、原発に対して国民の声もあったので、そこはしっかり大臣から説明すべきだと。また、他の停止中の原発についても、玄海発電所で最大17ガル、伊方発電所で約10ガル、島根発電所で約2ガルと、基準より十分低くなっているので、そこについては異常はないという報告、そして現在において心配ない」

 「先ほどの負傷者だが、負傷者多数ということで、現在のところ正確な数字は把握はしていない」

 --対策本部で阿蘇山の火山活動の報告や住民への対応は

 「ここについては、なかった。ただ、心配される方がたくさんいるので、申し上げると、本日8時半ごろ阿蘇山が噴火したことは承知している。今回の噴火の規模では人的被害はないものと承知している。現時点において、特段の対応は必要ない、気象庁とも連携しているので、因果関係はないだろうということだし、ただ今後ともそこはしっかり気象庁で監視していく」

 --現状分析では今回の地震が大きな噴火活動に誘発する因果関係はないと

 「気象庁の方からそういうふうに報告を」

 --閉じ込めと生き埋めの件数は

 「そこは現在掌握しているところは、23件と朝の会見で申し上げた。一つずつつぶしてきておりまして、いまは南阿蘇村にそうした箇所があるという情報もあるので、現地に行っているが、そこを一つ一つ活動によってつぶしている状況だ」

 --前回の会見で閉じ込めが53件、生き埋めが23件だったが、件数は減っていると

 「もちろん、どんどん減って、最終的なところは南阿蘇村、そこのところにそうしたことの確認を行って、救出部隊がそこにいま行っている状況だ」(了)


<熊本地震>熊本地方で震度4 津波被害の心配なし
毎日新聞 4月16日(土)14時39分配信

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地震で一階部分が大きく崩れたマンション=熊本市西区で2016年4月16日午前7時20分、須賀川理撮影

 気象庁によると、16日午後2時27分ごろ熊本地方で震度4を観測する地震があった。震源の深さは10キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は4.5と推定される。この地震による津波の心配はない。

 主な各地の震度は次の通り。

 ▽震度4=熊本県甲佐町、美里町、宇城市、氷川町、熊本市


「熊本はどうなるのか」「もういい加減にして」 病院損傷、患者の転院余儀なく
産経新聞 4月16日(土)14時36分配信

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倒壊の恐れがあるとして患者の搬出作業準備をする関係者ら=16日午前4時20分、熊本市東区の熊本市民病院(鳥越瑞絵撮影)(写真:産経新聞)

 16日未明に連続して震度6強の地震に襲われた熊本市。家屋の倒壊やマンション、ビルの損壊や相次いだほか、建物に大きな被害が出た病院が入院患者の転院を余儀なくされるなど、甚大な影響に見舞われた。

 同市東区役所には発生直後、300人の住民らが着の身着のままで避難。住んでいた団地から逃げてきたという福田豊さん(54)は「地震の瞬間、たんすが倒れてきたが、布団がクッションになって助かった。まさか、またあんな大きな揺れがくるなんて…」と青ざめた表情で語った。

 熊本市民病院は天井などが損傷し、「医療機関としての機能が果たせないくらいの被害」(関係者)が出た。急遽(きゅうきょ)約150の入院患者を転院させることにしたが、スムーズにいかず、ロビーには不安そうに座り込んだり、寝転んだりする患者の姿がみられた。

 14日に震度7に見舞われ、多くの住民が避難所生活を強いられている熊本県益城町でも、再び多くの家屋が損壊。住民からは「もういい加減にして」との声が漏れた。

 同町小谷の無職、前田勝さん(73)は「家の中はめちゃくちゃ。ゆがんだドアをハンマーでたたいて脱出した。屋根瓦が全部はげ落ちてしまい、雨が降りそうなのでブルーシートをかけたいけど、揺れが収まらないと…」。同町惣領のパート、坂本晶子さん(66)は「この2日間で寝られたのは1、2時間くらい。もう揺れるのはたくさん」と、疲労と怒りをにじませた。

 トンネルが崩落したほかダムが決壊、下流の住民に一時避難指示が出された西原村。散乱したガラスなどの掃除をしていた無職女性(64)は「14日の揺れとは比べものにならなかった。余震は収まっていくと思っていたのに、まさか広がるなんて。泥棒に入られてもいいから、いつでも家から出られるように窓はすべて開けておく」と不安げな表情で語った。

 「道路寸断で住民孤立」「生き埋め、人数不明」。県庁10階の防災センターでは、県内各地から寄せられる被害状況がホワイトボードに書き込まれ、たちまち真っ黒に。職員らは情報収集や対応に追われた。

 「熊本はどうなってしまうのか」。時間とともに増え続ける建物の倒壊や火災などの情報を前に、男性職員は苦悩の表情をみせた。


熊本地震 「震度6強で大きな被害」耐震診断受けた宇土市役所、4階部分潰れる
産経新聞 4月16日(土)14時35分配信

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4階部分がひしゃげた宇土市役所=16日午前10時11分、熊本県宇土市(鳥越瑞絵撮影)(写真:産経新聞)

 16日未明、震度6強の地震が観測された熊本県宇土市の市役所本庁舎は5階建ての4階部分が潰れるなど半壊した。市のホームページによると、庁舎は築50年以上が経過しており、平成15年度の耐震診断で「震度6強程度の地震で大きな被害を受ける可能性が高い」との判定を受け、建て替えが検討されていた。

 14日の地震後、損壊を懸念し、災害対策本部も庁舎の裏にある別館に設置していた。16日の地震後は駐車場にテントを張って仕事をしている。

 住民の会社員、東進太郎さん(25)は「庁舎がつぶれてしまい、びっくりした」。別の女性は「やっぱりかという思い。市の財政が厳しく、同じ時期に建てられた学校などを優先していたので、(庁舎建て替えの遅れは)仕方がない部分もある」と話した。

 市は昨年、有識者らによる庁舎建設検討委員会を発足させるなどして、庁舎新設に向け検討を進めていた。委員からは「市民へ問いかけたら100人が100人とも、建て直したほうが良いと答える」などの意見が出されていた。


熊本地震 重文「阿蘇神社」楼門が全壊 熊本城の被害も拡大
産経新聞 4月16日(土)14時34分配信

 熊本県内では文化財の被害も広がっている。阿蘇市の阿蘇神社によると、16日未明の地震の影響で、国指定重要文化財「楼門」が全壊した。拝殿も全壊した。国の重要文化財の「一の神殿」「二の神殿」「三の神殿」にも柱や壁などに被害が出ているという。

 14日の地震でしゃちほこが失われるなど被害を受けた熊本城(熊本市)も被害が拡大。熊本城総合事務所によると、余震のため詳しい状況は確認できていないが、天守閣の瓦が大量に落ち、国の重要文化財の「北十八間櫓(やぐら)」「東十八間櫓」が倒壊したという。


熊本で大雨のおそれ 土砂災害に厳重警戒
ウェザーマップ 4月16日(土)14時27分配信

 今夜からあす17日にかけて西から天気が崩れ、あすは日本列島の広い範囲で荒れた天気になりそうだ。熊本でも今夜からあすの朝にかけて、大雨になるおそれがあり、土砂災害に警戒が必要となる。

 低気圧が日本海を発達しながら進むため、あすにかけて広い範囲で雨や風が強まりそうだ。西日本と北陸では、非常に強い風が吹き暴風に警戒が必要だ。また、九州では非常に激しい雨の降るおそれがある。

【熊本の雨・風の予想】
 熊本では、きょうの夕方からあすの朝にかけて雨が降る見込み。あすの昼までに予想される雨の量は、多い所で150ミリ。少ない所でも50ミリ程度のまとまった雨が降りそうだ。また、雷を伴って1時間に40ミリの激しい雨の降るおそれもある。

 加えて、暴風にも警戒が必要で、あすの朝までに予想される最大瞬間風速は35メートルとなっている。地震で揺れの大きかった地域は、地盤が緩んでいて、少ない雨でも土砂災害の発生するおそれがあり、特に警戒が必要となる。


熊本地震 首相「事は一刻を争う。日中が勝負だ」 政府、自衛隊などの派遣要員を増強
産経新聞 4月16日(土)14時21分配信

 政府は16日、熊本県などで同日未明から続く地震による被害拡大を踏まえ、救命救助や復旧活動に当たる自衛隊や警察、消防の派遣要員を拡充する方針を決めた。安倍晋三首相は非常災害対策本部会議を断続的に開いた。会議では、現地の天候悪化が予測されるため、「甚大な被害が発生している。何よりも人命が第一だ。事は一刻を争う。二次被害も懸念され、この日中が勝負だ」と強調し、政府の総力を結集して救命救助、被災者支援に万全を期すように指示した。

 首相は会議で、建物の中に取り残された人の救出活動▽要避難者の特定、安全な避難先の確保▽必要な物資確保、医療行為提供など被災者支援-に全力を挙げるよう求めた。

 中谷元(げん)防衛相は会議後、記者団に対し、陸上自衛隊西部方面総監を指揮官とする陸海空の統合任務部隊(JTF)を編成し、16日中に自衛隊の派遣部隊を1万5千人に、17日には2万人態勢に大幅増強する計画を明らかにした。

 警察では、現在1800人規模で活動している派遣隊を、全国から警察官を集め、約1250人増やす。消防も活動中の消防隊2100人と消防団6700人に加え、県外から約1190人を追加する。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は16日昼の記者会見で、国内で唯一稼働している九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)など周辺の原発について「原子力規制庁から異常はないと報告は受けている」と述べた。

 また、菅氏は、米政府が支援の用意に言及した件に関し「動員を拡大し、現地で活動することができるようになり始めているので、(自衛隊など国内の部隊だけで)対応できる」と語った。

 首相は16日午前から熊本県に入り、被災状況を視察する予定だったが、16日未明の地震を受けて中止した。


熊本地震 熊本セントラル病院が水浸し
産経新聞 4月16日(土)13時59分配信

 厚生労働省によると、16日午前1時半ごろ、熊本県大津町の「熊本セントラル病院」(308床)でスプリンクラーが作動。病院の建物7階が水浸しになったため、入院患者を約10キロ離れた熊本リハビリテーション病院に移すなどの対応を行っている。

 なお、外来では救急の受け付けを継続している。


川内原発「停止の必要なし」=丸川担当相―熊本地震
時事通信 4月16日(土)13時26分配信

 丸川珠代原子力防災担当相は16日午前、熊本地震の非常災害対策本部で、運転中の九州電力川内原発(鹿児島県)について、観測された地震動が自動停止させる基準値を下回っているとして「現在のところ、原子力規制委員会は停止させる必要はないと判断している」と報告した。


<熊本地震>熊本市民病院の入院患者、搬送へ 倒壊の恐れ
毎日新聞 4月16日(土)13時6分配信

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被害を受けた熊本市民病院=熊本市で2016年4月16日午前9時54分、本社機「希望」から梅村直承撮影

 厚生労働省は16日、熊本地震により熊本市の熊本市民病院の建物が倒壊したりする恐れがあるため、入院患者を他の病院に搬送することになったと発表した。けが人など新たな患者の受け入れも難しいという。

 厚労省によると、熊本市民病院は老朽化した施設で倒壊の恐れがあり、入院患者約300人を同市内の国立病院機構熊本医療センターに移す予定だ。

 熊本県大津町の熊本セントラル病院(308床)もスプリンクラーの作動で院内の一部が水浸しになり、診療できない状態になっている。入院患者約200人の大半は病院の駐車場や隣接するビジネスホテルに避難しており、他病院への患者の移送を検討している。

 また、厚労省は同日、災害派遣医療チーム(DMAT)の派遣数を70チームから181チームに倍増させることにした。【熊谷豪】


熊本地震 熊本市で震度4
産経新聞 4月16日(土)13時0分配信

 16日午前10時38分ごろ、熊本県熊本地方で震度4を記録する地震があった。気象庁によると、震源地は熊本県熊本地方で、震源の深さは約10キロ、地震の規模はマグニチュード(M)4・3と推定される。この地震による津波の心配はない。

 各地の震度は次の通り。

 震度4=熊本市南区、宇城市、甲佐町、美里町、(熊本)▽震度3=阿蘇市、八代市、嘉島町、氷川町、山都町、産山村、南阿蘇村、西原村(熊本)


<熊本地震>異例の続発 九州の内陸部地震では過去100年で最大規模 被害甚大
西日本新聞 4月16日(土)12時57分配信

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地震で大規模な崖崩れが起きた現場=16日午前6時半すぎ、熊本県南阿蘇村(本社ヘリから)

「このような規模の地震が広域的に続発するのは記憶にない」
 16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする最大震度6強の地震が発生した。震源は深さ12キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7・3と推定される。その後も大分県を含め震度6弱以上の地震が断続的に続いた。熊本県や各自治体によると、同県南阿蘇村で建物の下敷きになるなど、午後1時時点で20人が死亡し、14日の熊本地震以降の死者は計29人となった。九州で少なくとも948人が負傷し、16日午後1時現在、7万5469人が避難している。橋や道路の崩落、列車の脱線など交通網は各地で寸断。菅義偉官房長官は記者会見で「甚大な被害が発生した。復旧のため全力で取り組んでいる」と述べた。

震源のメカニズム 専門家「これ以上の本震が今後あるかもしれない」

 16日発生したM7・3の地震は、熊本地震のM6・5を上回り、1995年の阪神大震災と同規模。気象庁は「14日以降の地震は前震で(今回が)本震と考えられる」との見方を示した。九州の内陸部での地震では過去100年で最大規模。同庁は「このような規模の地震が広域的に続発するのは記憶にない」としている。

阿蘇大橋崩落 熊本城破損激しく
 各自治体の発表や遺族によると、死亡者は熊本市で2人、同県益城町で5人、嘉島町で3人、西原村で5人。八代市では火災が発生し、1人死亡した。県警によると南阿蘇村でも2人が死亡。また、同村の東海大近くのアパートでは1階部分が倒壊し14人を救出したが、うち男女計2人の死亡を確認した。このほか熊本市消防本部によると、市内で4人が心肺停止。政府によると、少なくとも約80人が重傷という。

 南阿蘇村では阿蘇大橋が崩落したほか、阿蘇市では国指定重要文化財の阿蘇神社の楼門が倒壊。宇土市、大津町の庁舎が一部損壊した。熊本市の熊本城では、国重要文化財の宇土櫓などが一部損壊している。

別府では液状化も
 各所で道路が寸断されており、南阿蘇村ではペンションや飲食店の従業員ら約120人が8カ所で孤立。山あいの温泉地が孤立状態にあるとの情報が相次いだ。大分県内でも家屋倒壊や土砂崩れが発生。同県別府市では別府港の一部が液状化した。

 14日の地震で最も大きな被害を受けた熊本県益城町は、再び大きな地震に見舞われ、減少傾向にあった避難者が再び増加。16日は7千~8千人が、町総合体育館などで不安な朝を迎えた。


<熊本地震>6万9000人の避難確認 菅官房長官
毎日新聞 4月16日(土)12時57分配信

 菅義偉官房長官は16日昼の記者会見で、熊本県などで起きた地震で、政府が確認している死者は15人、重傷者は80人だと説明した。655カ所に約6万9000人が避難している。停電は17万世帯、ガスの供給停止は10万5000世帯、断水は38万5000世帯。菅氏は「降雨も予想されていることから、屋内の避難場所確保に万全を期す」と述べた。【高本耕太】


屋内避難場所、夕方までに確保=菅官房長官
時事通信 4月16日(土)12時52分配信

 菅義偉官房長官は16日の記者会見で、同日夕方までに全ての被災者の屋内避難場所を確保する方針を示した。

 また、熊本県南阿蘇村など複数の場所で住民が孤立し、自衛隊などが救出に当たっていると説明した。


<熊本地震>「米軍支援受け入れ検討を」中谷防衛相
毎日新聞 4月16日(土)12時51分配信

 中谷元(げん)防衛相は16日、熊本県などで起きた地震で、防衛省と自衛隊に米軍の支援受け入れを検討するよう指示した。同省で記者団に明らかにした。【村尾哲】


<熊本地震>熊本空港天井落下で閉鎖 交通インフラ被害広がる
西日本新聞 4月16日(土)12時50分配信

 16日の地震の影響で、鉄道や空港など交通インフラの被害が拡大した。

 JR九州によると、熊本県南阿蘇村の豊肥線赤水駅構内で、試運転中の列車が脱線。同駅近くで起きた土砂崩れで立野-赤水間の線路も流された。けが人はいなかったが「運転再開にはかなりの時間がかかる」としている。また、在来線は22路線のうち7路線で始発から運転を見合わせ。九州新幹線は脱線事故の復旧のめどが立っておらず、終日運休が続いた。

 熊本県益城町にある熊本空港はターミナルビル内の天井が落下するなどしたため、16日未明から終日閉鎖となり、国内線と国際線の全便が欠航した。

 熊本県内の2区間で通行止めとなっていた高速道路では、新たに東九州自動車道大分米良インターチェンジ(IC)-佐伯ICなどが通行止めになった。正午現在、通行止めは九州道を含めて計7区間に拡大した。

 このため、西日本鉄道などは福岡市発着の高速バスで、大分や熊本、宮崎、鹿児島を結ぶ全路線を終日運休する。

 九州電力は15日夜に停電の復旧をほぼ完了したが、地震で再び大規模停電が発生。16日正午時点で、熊本県内を中心に約16万4100戸で停電。西部ガスも同県内7市町の約10万5千戸への供給を停止している。

=2016/04/16付 西日本新聞夕刊=


<熊本地震>携帯電話3社、一部通信障害
毎日新聞 4月16日(土)12時49分配信

 携帯電話各社は16日、熊本県で同日起きた地震の影響による停電またはケーブルの故障で、熊本、大分2県の一部地域で通信障害が発生していると発表した。

 障害が起きている地域は、NTTドコモが熊本県高森町、南阿蘇村、阿蘇市、宇城市、菊陽町、菊池市、熊本市西区、中央区、南区、北区、益城町、御船町、山都町、上天草市、大分県日田市。詳しい地域を復旧エリアマップ( http://servicearea2.nttdocomo.co.jp/inet/DisasterGoRegcorpServlet )で公開している。

 KDDIは、阿蘇市赤水、南阿蘇村、高森町、小国町、大分県由布市湯布院湯平、九重町。ソフトバンクは阿蘇市、小国町、高森町、南阿蘇村、大津町、大分県九重町。いずれも一部地域で、各社は復旧を急いでいる。【岡礼子/デジタル報道センター】


中谷防衛相、米軍への支援要請を検討=熊本地震
時事通信 4月16日(土)12時42分配信

 中谷元防衛相は16日、記者団に対し、熊本地震への対応で米軍への支援要請を検討するよう指示したことを明らかにした。


熊本地震 熊本県内で655カ所に6万8911人が避難
産経新聞 4月16日(土)12時37分配信

 熊本県で相次いでいる地震を受け、熊本県内では16日午前7時現在で、6万8911人が655カ所に避難している。

 熊本県災害対策本部への取材で分かった。


<熊本地震>断水、交通網寸断…九州全域に広がる混乱
毎日新聞 4月16日(土)12時36分配信

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避難所で日用品の配給に集まる人たち=熊本県益城町で2016年4月15日、須賀川理撮影

 16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方で発生した最大震度6強の地震は、14日以降に続く地震の「本震」と気象庁から発表された。電気やガス、水道などライフラインへの影響は九州全域に拡大した。

 断水は16日午前9時現在の毎日新聞の集計で、少なくとも熊本県40万7000世帯▽長崎県35世帯▽宮崎県2600世帯--の計約41万世帯に上り、いずれも復旧の見通しは立っていない。水は出るが濁って飲用に適さないものもあるという。

 電柱の倒壊、電線の切断などにより熊本、大分、宮崎3県で最大約20万3700戸が停電。このうち熊本県では県内全戸の18%に相当する約19万7200戸が停電した。16日午前8時現在も計約18万1000戸で停電が続いている。

 ガスは16日午前4時現在、西部ガスがガス漏れによる2次災害を防ぐため熊本県内の約10万5000戸で供給を止めている。

 交通網の寸断も続いている。

 西日本高速道路(NEXCO西日本)によると、高速道路は16日午前8時半現在、九州道の植木インターチェンジ(IC)-栗野IC▽大分道の日田IC-大分米良IC、速見IC-日出ジャンクション(JCT)▽東九州道の大分米良IC-佐伯IC▽宮崎道のえびのJCT-都城IC--などの各区間で通行止めになっている。

 鉄道はJR九州の九州新幹線が全線で運行できない状態が続いているほか、在来線も16日午前8時現在で▽鹿児島線▽日豊線▽長崎線▽久大線--などで始発から運行を見合わせるなどしている。西日本鉄道のバスは、高速バスが福岡と熊本、大分、宮崎、鹿児島の各県を結ぶ路線で運行できなくなっている。

 一般道も九州各地で土砂崩れや落石などが相次いだ。福岡県警によると、同県八女市矢部村で起きた土砂崩れと落石で、付近の国道442号や県道が上下線とも通行止めになっている。【比嘉洋、林由紀子、川上珠実】


専門家「これ以上の本震が今後あるかもしれない」 地震連鎖可能性否定出来ない
西日本新聞 4月16日(土)12時33分配信

震源が阿蘇・大分方面に移動
14日の熊本地震を上回るマグニチュード(M)7・3を観測した16日未明の地震は、強い揺れを引き起こし、九州に甚大な被害をもたらした。熊本地震について政府は15日、日奈久(ひなぐ)断層帯(約81キロ)の北端付近が引き起こしたと判断。ところが16日の地震は、熊本県の阿蘇外輪山から宇土半島付近に延びる布田川(ふたがわ)断層帯(約64キロ)のずれだと専門家はみている。その後、震源域は北東側に大きく移動してきており、地震が次の地震を呼ぶ連鎖が懸念されている。

 気象庁は、マグニチュードが大きい16日午前1時25分の地震を「本震」と位置づけ、熊本地震をその「前震」に格下げした。

 本震をもたらした今回の震源は、日奈久断層帯北端の北側、布田川断層帯に乗っている。東京大地震研究所の古村孝志教授(地震学)は「16日の地震は、熊本地震をきっかけに布田川断層帯が約30キロにわたってずれたことによる地震だ」と指摘する。

 震源の深さは約12キロと浅い。マグニチュードも「九州の内陸部地震では、この100年で最大だった」(福岡管区気象台)ことが、各地の被害を大きくした。

 さらに、その後の地震が特徴的な動きを見せている。14日までは熊本地震で震度7を記録した熊本県益城町が余震の主な震源域だったが、16日未明の地震以降、北東の同県阿蘇地方、大分県方面に移動し始めている。

これ以上の本震が今後あるかもしれない
 もともと、大分県の別府湾から阿蘇山などを経て長崎県の雲仙に至る区間は、地盤間の溝(別府-島原地溝帯)が走っているとされる。溝を境に南北方向に引っ張る力が岩板(プレート)にかかり、この地域にある活断層が「横ずれ」と呼ばれる動きを見せるのはこのためだ=イラスト参照。

 古村教授は「地溝近辺ではこれまで、大きな揺れがなくエネルギーがたまっているエリアが多い。地震が次の地震のきっかけになる連鎖が起きる可能性は否定できない」と注意を促す。

 「本震の後に余震が続き、やがて収束していく『本震余震型』の地震のパターンだけではない」と指摘するのは、鹿児島大の井村隆介准教授(地質学)。2日前から前震が確認されていた東日本大震災(2011年)がまさに「前震本震型」だったという。

 井村准教授は「今回の地震が本震なのかどうか、まだ分からない。これ以上の本震が今後あるかもしれず、余震が数カ月続くことも考えられる」という。

=2016/04/16付 西日本新聞夕刊=


断層帯、北東へ地震続発=「大分―熊本構造線」沿い
時事通信 4月16日(土)12時33分配信

 熊本県益城町で14日夜、最大震度7を観測した熊本地震。

 16日未明には同県阿蘇地方で震度6強、朝には大分県中部で震度5弱の地震が起きた。政府の地震調査研究推進本部が2013年にまとめた九州地域の活断層の長期評価では、日本列島の形成過程で生じた地質構造による「大分―熊本構造線」沿いに、断層帯が分布すると指摘していた。地震はこの範囲で北東方向に続発している。

 同本部の地震調査委員会は15日夕の臨時会合で、14日夜のマグニチュード(M)6.5、最大震度7の熊本地震は、日奈久(ひなぐ)断層帯の北端部分「高野―白旗区間」がずれて発生したとの評価をまとめた。しかし、余震はT字形に接する布田川(ふたがわ)断層帯でも起きていた。

 気象庁は16日午前1時25分に熊本地震の北西側で発生したM7.3、最大震度6強の地震を、新たに一連の地震の「本震」と位置付けた。地図上では布田川断層帯付近にある。

 地震は布田川断層帯の北東延長線上へ続き、阿蘇地方では午前3時台にM5.8の地震が2回起き、最大震度5強と6強を観測。さらに大分県中部の別府―万年山(はねやま)断層帯付近では午前7時11分、M5.3で最大震度5弱の地震が起きた。

 東洋大の渡辺満久教授(変動地形学)は「(新たな)本震は布田川断層帯で起きており、地震調査委は評価を誤った」と指摘。「阿蘇で発生した地震は地上では断層が見えないが、地下に埋もれている可能性がある」との見方を示した。

 日奈久断層帯のうち、熊本県芦北町や水俣市沿岸付近に至る南部については「いつ、どういう形で動くか分からないが懸念される」と話した。

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