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2016年4月16日 (土)

熊本・震度7の地震に関するニュース・14

引き続き、熊本県で4月14日および16日に発生した、震度6強~7の地震に関するニュースを伝達します。

リンク:震度3以上、50回超=M7.3発生後、熊本・大分で―気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:17日に政府地震調査委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 阿蘇山噴火「活発化みられない」気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:防衛省、熊本地震の災害派遣を大幅増員 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 豊肥線で脱線 在来線35路線が運休 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本へ1249人増派=警察庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 南阿蘇村の温泉旅館で50人孤立、FBに投稿「お客様だけでも避難させてほしい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>阿蘇神社の楼門全壊 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 高速道7路線通行止め、在来線35路線運休 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震度7が「前震」だったとは 「これからどうなるの」「油断できない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安全な避難場所確保を=安倍首相―熊本地震 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>大分にも広がり 湯布院でも「物が落ちてきた」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>現場より 阿蘇が孤立状態 阿蘇神社ぺしゃんこ 「ショックだ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕鉄道:九州新幹線など各線で影響続く(16日12時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕高速道路:九州地方で一部通行止め続く(16日18時現在) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震> 気象 熊本・阿蘇は17日未明にかけ大荒れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 16日の地震で11人の死亡を確認 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「無事を祈る」…学生向け下宿屋が被害 南阿蘇 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地震の死亡者「20人」=中谷防衛相説明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 16日夜から雨や雷雨 土砂災害を警戒し専門家派遣、国交省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 北東側へ地震活発化 阿蘇山小規模噴火「地震に誘発された可能性はある」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 陸自松本駐屯地が66周年記念行事を中止 隊員300人が被災地に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>JRの線路、国道またぎ谷に垂れ下がる 南阿蘇 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「ドーン」なだれ込む土砂=隙間に光「助けてくれ」―熊本・南阿蘇村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「本震のエネルギー、前震の16倍大きく」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>気象庁課長 観測史上、例がない事象を示唆 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福岡県内1000人超が自主避難 13人けが、家屋11軒被害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>未明に本震 新たに19人死亡、死者28人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>「家が斜面を転げ落ちた」…5人死亡の西原村 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:熊本地震 政府、自衛隊などの派遣要員を増強 首相「被災地域が広範、被害がさらに拡大するおそれもある」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>市役所本庁舎、倒壊の恐れ…宇土で職員ら避難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>断層面を確認 横ずれ垂直方向は70センチ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>熊本、阿蘇、大分…3つ別々の地震が同時に発生 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<熊本地震>被災者に家を無料提供 民泊サイトが募集 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

震度3以上、50回超=M7.3発生後、熊本・大分で―気象庁
時事通信 4月16日(土)12時23分配信

 気象庁は16日、熊本県で14日以降最大となるマグニチュード(M)7.3の地震が発生した後、熊本、大分両県を震源とする震度3以上の地震が50回を超えたことを明らかにした。

 M7.3の地震は16日午前1時25分に発生。熊本県内を中心に死傷者や建物の倒壊など多くの被害が出ている。M7.3地震の発生後、熊本県と大分県を震源とする地震が頻発している。


17日に政府地震調査委
時事通信 4月16日(土)12時22分配信

 熊本地震の後、熊本県阿蘇地方や大分県でも大きな地震が続いたことを受け、政府の地震調査研究推進本部は16日、地震調査委員会の臨時会合を17日午前10時から文部科学省で開くと発表した。

 地震調査委は17日午後の会合終了後に記者会見を開き、断層帯との関連などの評価を明らかにする。


熊本地震 阿蘇山噴火「活発化みられない」気象庁
産経新聞 4月16日(土)12時19分配信

 熊本県の阿蘇山が16日午前に小規模噴火したことについて、気象庁は16日、「(地震の影響で)特段活発化した状況はみられない」との見解を示した。

 気象庁によると、同日午前8時半ごろ、阿蘇山の中岳第1火口で噴煙が高さ約100メートル上がっているのが確認された。阿蘇山は現在、噴火警戒レベル2(火口周辺規制)となっているが、気象庁は「噴火規模は基準の範囲内」としている。


防衛省、熊本地震の災害派遣を大幅増員
レスポンス 4月16日(土)12時15分配信

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熊本県益城町の様子

防衛省は、熊本地震での災害派遣を増員したと発表した。

4月14日21時26分頃、熊本県熊本地方を震源(マグニチュード6.5)とする地震が発生し、情報収集を開始するとともに、同日22時40分、熊本県知事から陸上自衛隊第8師団長に対して、人命救助の要請があり、災害派遣した。

[関連写真]

被害が広がっているため、4月15日23時現在、人員派遣規模を約1800人、延べ2200人に増員した。航空機は6機・延べ18機、艦船が9隻・延べ18隻となる。

4月15日、約1520人が人命救助、益城町役場で医療支援、炊事、給水など、医療支援と生活支援活動に約200人、避難場所に毛布や仮設トイレ、テントを輸送する物資輸送に約80人があたっている。

また、内閣府からの輸送支援要請を受け、官庁間協力により空自第2輸送航空隊(入間)防衛省統合幕僚監部参事官付の「C-1」1機が情報先遣チームを輸送した。さらに松本防災担当副大臣を団長とした政府調査団を、官庁間協力により海自第111航空隊(岩国)の「MCH-101」1機で輸送した。

《レスポンス レスポンス編集部》


熊本地震 豊肥線で脱線 在来線35路線が運休
産経新聞 4月16日(土)12時14分配信

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脱線した豊肥本線の列車=16日午前1時48分、熊本県阿蘇市(沢野貴信撮影)(写真:産経新聞)

 国土交通省によると、JR豊肥線の赤水駅構内で回送列車1編成(2両編成)が16日未明の地震の影響で脱線した。点検運転のため大分方面へ向かって出発した直後で、乗客は乗せておらず、運転士にもけがはなかった。豊肥線は運転を休止した。

 続く地震の影響で、16日午前6時20分現在、JR九州など11事業者の在来線35路線が全線や一部で運転休止となっている。

 九州新幹線は16日も脱線事故の影響などで運転を休止している。


熊本へ1249人増派=警察庁
時事通信 4月16日(土)12時13分配信

 警察庁は16日、熊本県内での地震被害の拡大を受け、新たに15県警の警察官1249人を派遣すると明らかにした。

 各部隊は同日朝、現地に向けて出発した。

 熊本県では午前9時時点で110番が922件相次ぎ、県警が約2200人態勢で情報収集や救助活動に当たっている。高度な救出・救助能力を持つ特別救助班を含む1146人が既に18都府県警から派遣されており、被害の大きい同県益城町を中心に活動し、一部の部隊は南阿蘇村に入った。

 大分県でも午前9時までに110番が190件寄せられ、県警が約1500人態勢で活動を始めた。


熊本地震 南阿蘇村の温泉旅館で50人孤立、FBに投稿「お客様だけでも避難させてほしい」
産経新聞 4月16日(土)12時10分配信

 16日未明に震度6強を観測した熊本県南阿蘇村で、山間部にある温泉旅館「地獄温泉清風荘」は周辺の落石や土砂崩れなどのため、宿泊客や従業員ら約50人が「完全孤立状態」にあると宿のフェイスブックに投稿し、救出を求めた。

 「度重なる余震によってお客様と従業員合わせて50名地獄温泉下の村有の駐車場に避難しています」と、現状について駐車場での炊き出しの写真とともに報告。午前10時50分ごろの投稿では、「飲料水・食料・ビニールシート・簡易トイレ 特に水と食料は今日1日もちません。とにかくお客様だけでも避難させてほしいと思っています」と早期の救援を求めた。

 南阿蘇村では、大規模な土砂崩れもあり、阿蘇大橋が崩落した。宇土市役所が一部損壊、南阿蘇村と西原村にまたがる俵山トンネルが崩落した。


<熊本地震>阿蘇神社の楼門全壊
毎日新聞 4月16日(土)12時9分配信

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重要文化財の「楼門」(手前)や拝殿などが崩れた阿蘇神社=熊本県阿蘇市で2016年4月16日午前9時41分、本社機「希望」から梅村直承撮影

 16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方で発生した最大震度6強の地震は、14日以降に続く地震の「本震」と気象庁から発表された。熊本県警阿蘇署などによると、阿蘇神社(阿蘇市)の楼門(国重要文化財)と拝殿が全壊した。日本三大楼門の一つとされる。

 本社機で上空から、拝殿と楼門が折り重なるように倒れているのが確認できた。現在の阿蘇神社の社殿は江戸時代の1835~1850年に建てられたとされる。

 神社は肥後一の宮として、地元のシンボル的存在で「火振り神事」でも知られる。【志村一也】


熊本地震 高速道7路線通行止め、在来線35路線運休
産経新聞 4月16日(土)12時4分配信

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(上)16日未明の地震で熊本県道の橋が崩れ、ふさがれた九州自動車道=緑川パーキングエリア付近 (下)土砂崩落でふさがれた道路=大分自動車道の湯布院IC-日出JCT(国土交通省提供)(写真:産経新聞)

 16日未明に発生した地震の影響で、九州地方の高速道路では土砂崩れや路面の陥没などによる通行止めが相次いだ。

 九州自動車道の緑川パーキングエリア付近では、熊本県道の橋が崩落。九州自動車道の上に落ち、道路をふさいだ。

 大分自動車道の湯布院インターチェンジ-日出ジャンクション間では、崩れた土砂が道路に流れ込んだ。このため通行できなくなり、約50台が逆走して現場を離れた。


震度7が「前震」だったとは 「これからどうなるの」「油断できない」 
J-CASTニュース 4月16日(土)12時4分配信

 熊本県で2016年4月16日1時25分に発生した地震は、14日夜からの地震の中で最も強く、震源の深さは約12キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.3を記録した。

 気象庁は3時半頃に記者会見を開き、この地震が「本震」で、14日21時26分に発生した最大震度7を観測する地震が「前震」にあたるという見解を示した。

■「本震」は阪神・淡路大震災と同程度の規模

 熊本県益城町などで多くの被害を出した16年4月14日の地震からおよそ1日、またしても巨大な地震が発生した。

 気象庁の青木元・地震津波監視課長は記者会見で、この地震を「本震」と判断した点について、発生場所が14日以降の地震と同じ断層帯だった、地震の規模が想定される最大規模に近かった、などの理由を挙げた。M7.3は1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災とほぼ同じ規模だ。

 とはいえ、14日21時26分の地震も最大震度7を記録する大きさだった。それだけに、

  「これからどうなるんでしょうか」
  「いったい何がどうなってるの!」
  「油断できません」

といった驚き、不安の声がツイッターに寄せられている。

 14日以降、今回の地震の震源とみられる布田川・日奈久断層帯周辺では地震活動が活発化している。青木課長は「今後1週間程度は、最大で震度6弱の余震が起きることもあるので、十分に注意して欲しい」と呼びかけている。

 14日夜からの地震による死者は、16日11時までに16人に上る。断続的に余震が起こっており、16日10時の気象庁の会見によると、体に感じる地震が同日9時までに235回に達したという。


安全な避難場所確保を=安倍首相―熊本地震
時事通信 4月16日(土)12時3分配信

 安倍晋三首相は16日午前、首相官邸で開いた熊本地震に関する2回目の非常災害対策本部で、倒壊した建物に取り残された人の救出に全力を挙げるとともに、屋外に避難している多数の人のために安全な避難場所を確保するよう指示した。


<熊本地震>大分にも広がり 湯布院でも「物が落ちてきた」
毎日新聞 4月16日(土)12時2分配信

 熊本、阿蘇、大分へと北東方面に拡大していく地震現象。16日、大分県内でも被害が相次いだ。温泉地として知られる由布市湯布院町。中でも被害が大きかった川南地区の70代女性は自宅前で寒さをしのぐため家から持ち出した毛布を体に巻きながら、「食器やたんす、テレビなどが倒れ、上に置いていた物が落ちてきた」と振り返った。

 大分市では瓦の落下など民家4軒が損壊。たんすが倒れて85歳の女性がけがをするなど3人が軽傷を負った。同市玉沢ではボウリング場の屋根の上からボウリングピンの巨大オブジェが国道に落下した。

 また、日田市天瀬町出口の国道212号では、16日未明の地震によるとみられる土砂崩れが発生し、軽乗用車が大破。県警日田署によると、乗っていた30代の女性が腰の骨などを折って重傷、同じく30代の男性と子供が軽傷を負った。

 現場では岩まじりの土砂と雑木が幅30メートルにわたって擁護壁をなぎ倒して国道にあふれ、軽乗用車を直撃。軽乗用車は前部を大破し、ガードレールに乗りかかる形で道路左側のダムに転落寸前だった。【安部志帆子、楢原義則】


<熊本地震>現場より 阿蘇が孤立状態 阿蘇神社ぺしゃんこ 「ショックだ」
西日本新聞 4月16日(土)12時2分配信

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地震で崩落した道路=16日午前6時半すぎ、熊本県南阿蘇村(本社ヘリから)

阿蘇地方孤立
火の国のシンボルも激震に襲われた。16日午前1時25分ごろ、さらに2時間半後にも震度6強が観測された熊本県阿蘇地方。一大観光地の橋や道路は次々に切り裂かれ、家屋の倒壊が多発し、救いの手を待ちわびる住民たちが孤立した。

 県などによると、阿蘇の外輪山沿いに走る国道57号、325号、九州有数のドライブスポット「やまなみハイウエー」(県道11号)は路面に亀裂が入ったり、一部が削れ落ちたりするなどして寸断された。

 勇壮な火山と各地を結ぶ阿蘇大橋(同県南阿蘇村)も崩落し、南阿蘇大橋(同)も亀裂が入って通行できない状態に。孤立した集落の住民から助けを求める通報が相次ぐ中、警察や消防の現場到着は難航した。

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「頑張れ」「もう少し」と声をかけながら、角材とビニールシートで作った担架で負傷した男性を運ぶ東海大の学生たち=16日午前9時53分、熊本県南阿蘇村河陽地区

南阿蘇 家屋倒壊多数
 南阿蘇村の河陽地区でも多数の家屋が倒壊した。土砂崩れも起き、複数の人が生き埋めになった。レスキュー隊の到着を待ちきれない住民たちは協力して救出活動を開始。広範囲で停電したため、複数の車を半円の陣形を組むように並べ、ヘッドライトを照明代わりに救助を急ぎ、角材とブルーシートで作った担架で救出した人を運んだ。

学生生き埋め 2名死亡
 阿蘇大橋の近くにある2階建てアパート「グリーンハイツ」も複数の棟で1階部分が押しつぶされた。東海大阿蘇キャンパスの学生たちが生き埋めになり、12人を救出。そのうち男女2人の死亡が確認された。

 助け出された東海大農学部4年の女子学生(22)は「寝ていたら突然ドーンという音がした。壁が倒れてきたので、目の前の隙間に入り込んだ。身動きがとれない間、友人たちが『もうすぐ救助がくるからね』と声を掛けてくれて心強かった」と話し、座り込んで、ぼうぜんと現場を眺めた。

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地震で倒壊した家屋=16日午前6時半すぎ、熊本県南阿蘇村(本社ヘリから)

「電気もガスも止まった」
 近くでは大規模な山崩れも発生し、少なくとも民家3棟がのまれた。会社員女性(49)は「5人以上が埋まっているのではないか。心配だ」と話した。

 観光地での孤立も続出。垂玉温泉や地獄温泉では近くで土砂崩れが起き、宿泊客らが取り残された。一方、警察車両はなかなか入れず、九州管区警察局は「自衛隊のヘリコプターでピストン輸送して応援部隊を投入する計画を立てている」として対応を急いでいる。

 被害は阿蘇地方の広範囲に及んだ。JR九州によると、16日未明の震度6強の地震で、同県阿蘇市のJR豊肥線赤水駅付近を試運転中だった列車が脱線。運転士にけがはなかった。豊肥線では土砂崩れで線路が押し流される被害も出た。

 阿蘇地方は、2012年の九州北部豪雨でも甚大な被害を受けた。家で過ごすのが怖く、妻や娘と車中で一夜を明かした同市の男性(65)は「電気もガスも止まった。今夜から雨と聞いている。夜が来るのが心配だ」と話した。

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地震で倒壊した、阿蘇神社を象徴する楼門=16日朝、熊本県阿蘇市

阿蘇神社ぺしゃんこ、住民「ショックだ」
 外輪山の北側にある熊本県阿蘇市一の宮町の阿蘇神社では、国の重要文化財「楼門」の柱が折れてつぶれ、拝殿が崩れ落ちた。

 神の婚儀を祝う伝統の「火振り神事」で知られ、古くから地元に愛されてきた神社。知らせを聞いた住民たちが朝から大勢訪れ、心配そうに破損状況をうかがっていた。

 近くの男性(65)は「阿蘇神社は阿蘇山の怒りを鎮める役割を果たしているのに、一夜で崩れた。非常にショックだ」と話した。


=2016/04/16付 西日本新聞夕刊=


〔地震〕鉄道:九州新幹線など各線で影響続く(16日12時現在)
レスキューナウニュース 4月16日(土)12時0分配信

気象庁によると、16日01:25頃、熊本県熊本地方を震源とするM7.3の地震が発生し、熊本県で震度6強など、九州地方の各地で強い揺れを観測しました。その後も強い地震が相次いで発生しています。
この地震により、JR九州の新幹線・在来線など、九州地方の鉄道路線で始発から運転見合わせが相次ぎました。一部の路線では運転を再開しましたが、現在も多くの路線で運転見合わせやダイヤ乱れなどの影響が続いています。

■運転見合わせ(★=終日)
[新幹線]
・九州新幹線

[九州]
・JR九州:鹿児島本線(二日市~八代)、日豊本線(行橋~宮崎)、原田線、日田彦山線、後藤寺線、唐津線、長崎本線、佐世保線、大村線、ゆふ高原線、阿蘇高原線、三角線、肥薩線(八代~吉松)、宮崎空港線
・私鉄など:平成筑豊鉄道田川線、島原鉄道線、熊本電鉄線、★熊本市電、南阿蘇鉄道線、くま川鉄道線、肥薩おれんじ鉄道(八代~肥後高田)

■ダイヤ乱れ
[九州]
・JR九州:山陽本線(下関~門司)、鹿児島本線(門司港~二日市、川内~鹿児島中央)、日豊本線(小倉~行橋、宮崎~鹿児島中央)、福北ゆたか線、若松線


〔地震〕高速道路:九州地方で一部通行止め続く(16日18時現在)
レスキューナウニュース 4月16日(土)12時0分配信

気象庁によると、16日01:25頃、熊本県熊本地方を震源とするM7.3の地震が発生し、熊本県で震度6強など、九州地方の各地で強い揺れを観測しました。
この地震により、九州地方の一部の高速道路では通行止めが続いています。

■高速道路への影響(16日18:00現在 JARTIC)
≪通行止め≫
・九州道   :植木IC~八代IC(上下線)
・大分道   :日田IC~大分米良IC(上下線)
・東九州道  :安心院IC~日出JCT(上下線)、大分米良IC~佐伯IC(上下線)
・日出バイパス:速見IC~日出IC(上下線)
・九州中央道 :嘉島JCT~小池高山IC(上下線)

<80キロ規制>
・長崎道   :鳥栖JCT~長崎多良見IC(上下線)

<50キロ規制>
・関門橋   :下関IC~門司IC(上下線)
・九州道   :門司IC~南関IC(上下線)
・大分道   :鳥栖JCT~日田IC(上下線)
・東九州道  :北九州JCT~椎田南IC(上下線)、豊前IC~安心院IC(上下線)


<熊本地震> 気象 熊本・阿蘇は17日未明にかけ大荒れ
西日本新聞 4月16日(土)11時57分配信

 福岡管区気象台の予報によると、低気圧や前線が近づく影響で、九州は16日夜から雨が降り始め、17日未明から雷を伴う激しい雨になる。被災地の熊本・阿蘇地方、天草地方では暴風警報も見込まれ、気象台は注意を呼びかけている。

 九州地方の17日朝までの24時間雨量は最も多い長崎県で150ミリ、熊本県でも120ミリを見込む。1時間雨量は長崎で60ミリ、熊本で40ミリの激しい雨となる恐れがある。さらに阿蘇地方などでは同日、最大風速20メートル以上の非常に強い風が吹くという。被災地は、土砂崩れや暴風による二次被害への備えが必要としている。

=2016/04/16 西日本新聞=


熊本地震 16日の地震で11人の死亡を確認
産経新聞 4月16日(土)11時54分配信

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熊本地震 アパートの1階部分がつぶれ、取り残された人の救出活動を行う住人ら=15日午前、熊本県南阿蘇村(桐原正道撮影)(写真:産経新聞)

 16日未明から起きた地震で、死亡が確認されたのは11人に上ることが熊本県などへの取材で分かった。


<熊本地震>「無事を祈る」…学生向け下宿屋が被害 南阿蘇
毎日新聞 4月16日(土)11時50分配信

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救助活動が続く東海大阿蘇キャンパスそばのアパート=熊本県南阿蘇村で2016年4月16日午前7時29分、本社ヘリから矢頭智剛撮影

 16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方で発生した最大震度6強の地震は、14日以降に続く地震の「本震」と気象庁から発表された。学生向けのアパートが倒壊し、土砂崩れが発生するなど大きな被害があった南阿蘇村。近くにある東海大学阿蘇キャンパスに通う学生が多く住む河陽地区のアパート「グリーンハイツ」は、1階部分がつぶされ、建物の中から救助を求める声がする中、消防隊員らが救出活動を続けた。

 東海大農学部4年、鷲頭(わしず)朋之さん(22)はアパートの下敷きになったが、無事救出された。父勇人さん(62)=福岡県久留米市=は不安で現場に駆けつけたが、既に救出後で、病院から「無事です」と連絡を受け、胸をなでおろした。

 阿蘇キャンパスには農学部と大学院があり、大学のサイトによると、2016年4月現在で約990人の学生が在籍している。83%が自宅外から通学し、キャンパスの南側に56棟のアパートと下宿が集中。大半が木造2階建てという。

 下宿経営の女性(65)は「この辺りの下宿屋はほとんど被害を受けた。我が家も倒壊したが、預かっている学生さんたちが心配して来てくれたから何とか家から出られた」と振り返った。多くの学生は近くにある小学校のグラウンドに避難しているという。

 東海大は被害の一報を受けて16日朝、対策本部を設置し、学生の安否と被害状況の確認を急いでいる。大学職員の一人は「とにかく学生の無事を祈るばかりです」と話した。

 学生アパートと同じ河陽地区に住む会社員女性(51)は「近くの阿蘇大橋が全くなくなっていた。土砂で下に落ちてしまったのだと思う。生き埋めになっている人がいるという情報もあるので、なんとか助かってくれれば」と声を震わせた。

 「『ミシミシ』、『ギシギシ』と音をたてながら30秒ぐらい揺れた」。同じく河陽地区で、妻と2人で暮らす村田稔さん(63)は地震の状況をそう語る。

 自宅や納屋は横に傾き、いつ倒壊してもおかしくない状況。自宅内は棚や冷蔵庫などが倒れ中身が散乱し、すぐさま、自宅外に逃げ出したという。

 その後も、「バリバリ」と大きな音が耳に響いた。「土砂崩れか」と警戒したが、周囲は真っ暗で確認はできない。懐中電灯の明かりを頼りに、道に倒れた木々やブロック塀をよけながら「命からがら」近くの公民館に避難した。だが、公民館も損壊していたため、外で体を震わせ皆で肩を寄せ合いながら不安な一夜を過ごし、早朝、近くの山を見上げると土砂崩れの痕があった。

 村内で住宅の下敷きになった女性(61)の救出活動を見守った母親(80)は「親より先に亡くなってしまわないで」と祈った。【野呂賢治、宗岡敬介、志村一也】


地震の死亡者「20人」=中谷防衛相説明
時事通信 4月16日(土)11時48分配信

 中谷元防衛相は16日、記者団に対し、熊本地震による死亡者数について、「午前10時現在で20人。本震以降は11人」と説明した。


熊本地震 16日夜から雨や雷雨 土砂災害を警戒し専門家派遣、国交省
産経新聞 4月16日(土)11時47分配信

 16日夜から降雨が予想される「熊本地震」の被災地について、国土交通省は土砂災害対策を強化している。地震の影響で緩んだ地盤が崩れる可能性があるため、土砂災害の専門家を現地に派遣したほか、住民への情報提供を手厚くするなど警戒を強めている。

 気象庁によると、九州地方では16日夜から雨や雷雨となり、17日午前6時までの降水量は多いところで150ミリの大雨になる見込み。

 国交省は土砂災害に備え、現地に派遣した土砂災害専門家2人を16日早朝からヘリコプターに搭乗させて現地調査を実施。熊本県の益城町や嘉島町など16市町村を対象に、土砂災害警戒情報の発表基準を7~8割に引き下げ、住民に早めの警戒を呼びかける。また、自治体と連携し、16日中に土砂流出を防ぐための砂防ダムなどの施設を点検する予定。

 南阿蘇村や八代市などの地域では、計約1万カ所が土砂災害危険箇所に指定されており、安全確保のために作成された地図を基に自治体が住民に避難先などを指示する。

 国交省によると、既に14日の地震の影響で熊本、大分、佐賀の3県で崖崩れなど計6件が発生。16日未明の地震では南阿蘇村で多数、益城町で1件の土砂崩れが確認されている。

 熊本県西原村の大切畑ため池では漏水が見つかり、国交省九州地方整備局が水量を減らすためにポンプ車3台を派遣した。


熊本地震 北東側へ地震活発化 阿蘇山小規模噴火「地震に誘発された可能性はある」
産経新聞 4月16日(土)11時42分配信

 熊本県で相次ぐ地震は、16日未明にマグニチュード(M)7・3の最大規模の地震が起きて以降、阿蘇地方で最大震度6強を記録するなど、熊本地震の震源付近から北東側へ活動域が延びて活発化している。

 熊本県中部には、熊本地震の震源となった日奈久断層帯と、その北にある布田川断層帯が北東-南西方向に走っている。一連の地震は当初、この2つの断層帯付近で発生したが、16日になって北東側の阿蘇地方や大分県へと拡大。気象庁は「震源分布が延びる方向の延長に力がかかっている」と説明する。

 東北大の長谷川昭名誉教授(地震学)は「(九州中部を東西に延びる)別府・島原地溝帯に沿って、離れた場所で地震が起き始めている。大分県などでさらに誘発されて地震が起きる恐れがあり、注意が必要だ」と話す。

 一方、熊本地震の震源の北東にある阿蘇山は16日午前に噴火した。東大地震研究所の中田節也教授(火山学)は「証明は難しいが、地震に誘発された可能性はある」と指摘。ただ、阿蘇山は平成26年から噴火しており「一連の活動の最終章にあった。いわば気の抜けた状態で、今後、大規模な噴火にはならないだろう」との見方を示した。


熊本地震 陸自松本駐屯地が66周年記念行事を中止 隊員300人が被災地に
産経新聞 4月16日(土)11時40分配信

 熊本地震を受けて陸上自衛隊松本駐屯地(長野県松本市)は16日、同日予定していた同駐屯地創立66周年記念行事の開催をとりやめた。災害派遣として同駐屯地の第13普通科連隊員ら300人が同日、被災地で救助や復旧にあたるため、当初の目的地である大分県の陸自日出生台(ひじゅうだい)演習場に向かった。


<熊本地震>JRの線路、国道またぎ谷に垂れ下がる 南阿蘇
毎日新聞 4月16日(土)11時40分配信

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大規模な土砂崩れで寸断した国道57号線。手前には土砂で押しだされた豊肥線の線路が見える=熊本県南阿蘇村で2016年4月16日午前7時36分、本社ヘリから矢頭智剛撮影

 16日午前7時半ごろ、本社ヘリに乗って上空から被害が大きかった熊本県南阿蘇村に近づいた。すぐに山肌が大きく割れ、むき出しになった赤黒い地肌が目に飛び込んでくる。広い範囲で土砂崩れが起き、大量の木々がなぎ倒されていた。

 山裾を走る国道57号は土砂に覆われ、押し流された土砂でガードレールもぐにゃりと曲がっている。近くに架かっていた阿蘇大橋は跡形もなかった。

 国道に並行して敷かれていたJR豊肥線の線路は大きくねじ曲がって途中で断ち切られ、国道をまたいで谷に垂れ下がっている。近くのゴルフ場では、コース上にいくつものひび割れが走っているのが見えた。

 東海大学阿蘇キャンパス付近では、1階部分が倒壊したアパートから住民の学生らが救出される様子が見えた。周囲にはがれきが飛び散り、1階部分にレスキュー隊などが集まっている。近くの校庭にはブルーシートが敷かれ、避難した多くの住民が不安そうな様子で肩を寄せ合っていた。【木村敦彦】


「ドーン」なだれ込む土砂=隙間に光「助けてくれ」―熊本・南阿蘇村
時事通信 4月16日(土)11時36分配信

 震度6強を観測した熊本県南阿蘇村では、大規模な土砂崩れで国道が寸断され、橋が崩壊するなど大きな被害が出た。

 近くではアパートの1階が押しつぶされ、大学生が生き埋めになった。強い地震に繰り返し襲われる中、村役場の電話は不通状態が続いた。

 山肌にある新所地区と立野地区では、多くの住宅の屋根瓦が落ち、石垣が倒れていた。

 新所地区で50年以上暮らす中尾光昭さん(78)は就寝中、「ドーン」という音を聞いた。同時に水を含んだ土砂が自宅になだれ込み、気が付くと家財道具に囲まれた状態で、首の辺りまで土砂に漬かっていた。

 2時間近くたったころ、隙間から差し込むライトの光が見えた。「大丈夫ですか」。地元消防団員の問い掛けに「助けてくれ」と返した。妻(73)と一緒に救助されたが、自宅は屋根だけが残った状態だった。

 「奇跡的だけど、まさか自分たちがこういう状態になるとは。何年、避難生活を送るのかな」と、たばこの煙を吐いた。


<熊本地震>「本震のエネルギー、前震の16倍大きく」
毎日新聞 4月16日(土)11時26分配信

 ◇平田東大教授「内陸型の活断層地震で、かなり大きい規模」

 14日に熊本県熊本地方で発生したマグニチュード(M)6.5の地震(震度7)以降続いていた一連の地震は、16日未明のM7.3の「本震」を経て、同県阿蘇地方や大分県も含めた3地域で同時多発的に地震が相次ぐ異例の事態となった。16日未明のM7.3の地震の規模は阪神大震災に匹敵する。広い範囲で強い揺れを引き起こし、被害の拡大を招いた。

 平田直・東京大地震研究所教授(地震学)は「16日未明のM7.3の地震は14日夜の地震(M6.5)よりもエネルギーで約16倍大きく、強い揺れが起きた範囲も広い。内陸型の活断層が起こした地震としてはかなり大きい規模だ。こうした大きな地震は周辺にも影響を及ぼすので、大分の地震も誘発されて起きた可能性がある」と指摘する。

 気象庁によると、14日夜のM6・5の地震の発生から16日午前11時までに、熊本県熊本地方、阿蘇地方、大分県で震度1以上の地震は252回あった。

 気象庁はこれら三つの地域の地震は別のものとみているが、青木元・地震津波監視課長は「熊本地方の本震の後、熊本・大分両県で地震活動が活発化している。本震が何らかの影響を与えていると思う」と話した。

 今回、地震が相次いでいる熊本地方、阿蘇地方、大分県中部はいずれも、九州の中でも地殻変動の影響でひずみが蓄積しやすい地質構造の「別府-島原地溝帯」の周辺に位置している。阿蘇地方には目立った断層は確認されていないが、大分県中部の地震の震源近くには、熊本県境まで続く「別府-万年山(はねやま)断層帯」がある。

 古村孝志・東京大地震研究所教授(地震学)は「一枚の大きな断層が一度に割れれば最初に本震が起こるが、今回はいくつもの断層が並行する複雑な地形だったので、より大きい本震が後に起きたと考えられる。これまでよりも大きな余震が起こる可能性があり警戒が必要だ」と語った。【飯田和樹、酒造唯】


<熊本地震>気象庁課長 観測史上、例がない事象を示唆
毎日新聞 4月16日(土)11時21分配信

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未明から続く地震で新たに倒壊した家屋のそばを通る救助犬=熊本県益城町で2016年4月16日午前6時57分、森田剛史撮影

 ◇熊本、阿蘇、大分へと北東方面に拡大していく地震現象に

 気象庁の青木元(げん)地震津波監視課長は16日午前の記者会見で、熊本、阿蘇、大分へと北東方面に拡大していく地震現象について「広域的に続けて起きるようなことは思い浮かばない」と述べ、観測史上、例がない事象である可能性を示唆。「今後の(地震)活動の推移は、少し分からないことがある」と戸惑いを見せた。

 また、14日の最大震度7の地震を「前震」と捉えられなかったことについて、「ある地震が発生した時に、さらに大きな地震が発生するかどうかを予測するのは、一般的に困難だ」と述べた。

 熊本地方などを含む九州北部一帯は低気圧や前線の影響で、早い所で16日夕方ごろから雨が降り始め、16日夜から17日明け方にかけては広い範囲で大雨が予想されている。青木課長は「揺れが強かった地域は土砂災害の危険が高い。さらに雨で(地盤が)弱くなっている可能性があるので注意をしてほしい」と呼びかけた。【円谷美晶】


福岡県内1000人超が自主避難 13人けが、家屋11軒被害
西日本新聞 4月16日(土)11時20分配信

 福岡県災害対策本部が16日午前9時現在でまとめた地震被害状況によると、福岡市、大牟田市、久留米市などの住民460世帯1013人が、自主避難している。現時点では、避難指示、避難勧告などは出ていない。

 北九州市などで計13人が負傷。いずれも軽傷。北九州市などの家屋7軒が一部損壊。住宅以外の建物4棟も被害が出ている。

=2016/04/16 西日本新聞=


<熊本地震>未明に本震 新たに19人死亡、死者28人に
毎日新聞 4月16日(土)11時18分配信

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救助活動が続く東海大阿蘇キャンパスそばのアパート=熊本県南阿蘇村で2016年4月16日午前7時29分、本社ヘリから矢頭智剛撮影

 ◇阪神大震災と同規模 14日のは「前震と考えられる」

 16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、同県南阿蘇村や熊本市などで震度6強を観測した。気象庁によると、震源の深さは12キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.3と推定され、1995年の阪神大震災と同規模。エネルギーは14日夜に益城(ましき)町で震度7を観測した地震(M6.5)の約16倍。16日正午現在の毎日新聞のまとめでは、新たに19人が死亡した。これで県内の死者は28人となった。国道で橋が崩落し、同県宇土市役所が倒壊の恐れがあるなど建造物に大きな被害が出た。

 気象庁は、「14日以降に発生した地震の本震と考えられる」との見方を示したうえで、14日午後9時26分ごろに発生した震度7(M6.5)の地震とそれ以降の地震は「前震と考えられる」とした。

 県警や各地の自治体などへの取材によると、南阿蘇村では土砂崩れに家ごと巻き込まれた男女2人が死亡したほか、東海大学阿蘇キャンパスに通う学生ら向けのアパート6棟が倒壊し、男女2人が死亡した。西隣の西原村でも住宅の倒壊が相次ぎ、5人が死亡したという。嘉島(かしま)町では住宅の倒壊で60~80代の男性3人が死亡。熊本市でも南区の全壊した住宅で60代男性の遺体が見つかるなど少なくとも3人が死亡した。益城町でも新たに4人が死亡した。

 このほか八代市で16日午前3時半ごろ、アパートから出火し、焼け跡から1人の遺体が見つかったが、地震との関係は不明。

 14日の地震と合わせた県内の避難者数は6万8911人(16日午前7時現在)で、15日の7262人から急増した。

 インフラへの打撃も深刻で、南阿蘇村の国道325号に架かるアーチ状の阿蘇大橋(全長約200メートル)が崩落した。

 熊本空港ビルディング(益城町)によると、空港ビルの天井約2~3平方メートルほどが落ち壁にひびが入るなどしたため、客の安全を確保できないとして16日午前4時45分、ビルを閉鎖し、同日の熊本空港発着便全てとなる国内線72便、国際線2便が欠航した。滑走路は使用でき、自衛隊機が使用している。

 国土交通省によると、鉄道では、JR豊肥線で赤水駅(熊本県阿蘇市)を出発した回送列車(2両編成)が脱線した。けが人はいない。南阿蘇村の国道57号沿いで土砂崩れが起き、並行する豊肥線の線路も流された。

 高速道路は、熊本県の九州道御船インターチェンジ(IC)-松橋(まつばせ)IC間で、高速道路をまたぐように通っていた跨道橋が崩れて道路をふさいだ。15日夕までに熊本、佐賀、大分の3県で6件の土砂災害発生が確認されていたが、新たに熊本県南阿蘇村で土砂崩れ2件、同県益城町で地滑り1件が起きたことも判明した。

 地震は断続的に続いており、16日午前1時46分にも熊本地方を震源とする震度6弱の地震(M6.0)があった。その後も同県阿蘇地方を震源とする震度6強(M5.8)や、大分県中部地方を震源とする震度5弱(M5.3)の地震などが発生した。

 さらに大規模な地震が発生する可能性について、気象庁の青木元・地震津波監視課長は「わからない」としたうえで「揺れの強かった地域では家屋の倒壊や土砂災害などの危険性が高まっている。身の安全を図ってほしい」と話した。

 原子力規制庁によると、運転中の九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)は運転を継続しており、異常はない。停止中の九電玄海原発(佐賀県)、四国電力伊方原発(愛媛県)、中国電力島根原発(島根県)にも異常はない。【中里顕、井川加菜美、円谷美晶】


<熊本地震>「家が斜面を転げ落ちた」…5人死亡の西原村
毎日新聞 4月16日(土)11時13分配信

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農業用ダムの周辺で起きた土砂崩れ=熊本県西原村で2016年4月16日午前9時1分、本社機「希望」から梅村直承撮影

 「布田地区で古い家が斜面を転げ落ち、上下がひっくり返っていると聞いた」。16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方で発生した最大震度6強の地震は、14日以降に続く地震の「本震」と気象庁から発表された。熊本県西原村では、家屋倒壊で5人が死亡した。西原村小森の池尾敬一さん(66)は被害の大きさに驚く。自宅の周囲の家はどこも瓦屋根がずり落ち、窓ガラスは割れ、サッシごと地面に落ちているという。

 村内の「大切畑(おおきりはた)ダム」の一部が決壊し水が流出し、住民が避難しているという情報もある。

 南利一正さん(66)は「また地震が来たら怖いから、みんな近くの中学校に避難している」。別の男性も「中学校には100台くらい車が集まっている」と話す。

 西原村小森に両親や兄夫婦ら親族6人が住む東京都杉並区在住の翻訳家、小宮由さん(41)は、村が停電し、電話もつながりにくい中、無料通信アプリ「LINE(ライン)」でなんとか家族の無事を確認した。

 近くの土手が崩れたり、家の中でテレビが倒れたりした画像が届いたが「家の倒壊の心配はない」とメッセージがあった。16日午前8時すぎにようやく母親と携帯電話で話したが、停電のため、充電が切れないよう15秒程度の短い会話で終えた。【吉住遊、青木絵美】


熊本地震 政府、自衛隊などの派遣要員を増強 首相「被災地域が広範、被害がさらに拡大するおそれもある」
産経新聞 4月16日(土)11時10分配信

 政府は16日、熊本県などで同日未明から続く地震による被害拡大を踏まえ、救命救助や復旧活動に当たる自衛隊や警察、消防の派遣要員を拡充する方針を決めた。安倍晋三首相は非常災害対策本部の会議を緊急に開き、「余震が相次いでいる。被災地域が広範にわたっており、今後、被害がさらに拡大するおそれもある」と指摘し、政府の総力を結集して救命救助、被災者支援に万全を期すように指示した。

 首相は会議で正確な被害状況の集約・把握▽自衛隊をはじめ実動部隊を大幅に増強し、住民の安全確保を最優先に救命救助、避難誘導、医療行為提供などの災害応急対策▽余震や被害状況など最新情報をタイムリーに提供-の3点を指示。中谷元(げん)防衛相は会議後、記者団に対し、陸上自衛隊西部方面総監を指揮官とする陸海空の統合任務部隊(JTF)を編成し、16日中に自衛隊の派遣部隊を1万5千人に、17日には2万人態勢に大幅増強する計画を明らかにした。

 現在1800人規模の警察の派遣隊はさらに約1千人増やす。消防も派遣要員を倍増し、約2700人態勢とする。今後も被災自治体と緊密に連携を図り、被災者の救命救助に最善を尽くす。政府は16日午前にも首相官邸で非常災害対策本部会議を開く。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は16日午前の記者会見で、原子力施設に関して「異常はない」と語った。首相は16日午前から熊本県に入り、被災状況を視察する予定だったが、16日未明の地震を受けて一旦中止した。


<熊本地震>市役所本庁舎、倒壊の恐れ…宇土で職員ら避難
毎日新聞 4月16日(土)11時9分配信

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地震の被害で倒壊の危険があるために、住民や職員が避難し、空になった宇土市役所庁舎。4階天井部が大きく曲がっている=熊本県宇土市で2016年4月16日午前4時39分、高尾具成撮影

 16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方で発生した最大震度6強の地震は、14日以降に続く地震の「本震」と気象庁から発表された。熊本県宇土(うと)市では、強い地震の揺れで市役所本庁舎が倒壊するおそれが高まったことから、避難住民約30人と庁舎内にいた職員約20人を庁舎外へ避難させ、市庁舎横の広場にテントによる災害対策本部を設けた。

 特に庁舎の損傷が激しいのは4階天井部分。「梁(はり)が落ちている状態」と市災害対策本部長の元松茂樹市長は話した。14日の地震の際に亀裂が入ったため、立ち入り禁止の措置をとっていた。

 電話は不通となっているが、インターネットなどで情報を発信している。庁舎内の震度計が破損した可能性もあるという。【高尾具成】


<熊本地震>断層面を確認 横ずれ垂直方向は70センチ
毎日新聞 4月16日(土)11時5分配信

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地震で亀裂が入った民家の庭=熊本県益城町で2016年4月15日、和田大典撮影影

 16日未明のマグニチュード(M)7.3の本震で動いたとみられる横ずれ断層の痕跡を、中田高・広島大名誉教授(変動地形学)らが同日午前、熊本県益城町内の現地調査で確認した。

 中田氏によると、横ずれの大きさは東西方向に約1.8メートルで、垂直方向にも約70センチずれていた。震源に近い布田川断層帯に沿って、田んぼのあぜ道や道路などをずらした跡が少なくとも長さ6~7キロ延びているという。15日の現地調査ではこの痕跡は見られず、中田氏は、本震で布田川断層帯が活動したとみている。地震規模がM6.8より大きい内陸活断層地震は、地表に痕跡を残すケースがあるとされる。

 一方、筑波大の八木勇治准教授(地震学)らは地震波を分析し、16日未明の本震の発生地は布田川断層の可能性がある、との解析結果を明らかにした。八木氏によると、長さ50キロ、幅20キロの断層面が1.8メートル以上にわたってずれたとみられる。約20秒間にわたり北東方向に動いたと考えられるという。【酒造唯、藤野基文】


<熊本地震>熊本、阿蘇、大分…3つ別々の地震が同時に発生
毎日新聞 4月16日(土)11時0分配信

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倒壊した家屋から救出される女性=熊本県益城町で2016年4月16日午前8時52分、宮武祐希撮影

 ◇気象庁課長「16日未明の本震が影響」

 熊本県熊本地方、阿蘇地方、大分県で規模の大きな地震が相次いでいることについて、気象庁の青木元・地震津波監視課長は16日午前の記者会見で、三つの地域で別々の地震が同時多発的に発生しているとの見解を示した。16日午前1時25分に発生したマグニチュード(M)7.3の地震(本震)が影響していると考えられるという。

 M7.3の本震は、14日発生した熊本地震の原因の「日奈久(ひなぐ)断層帯」とその北側の「布田川(ふたがわ)断層帯」が交わる場所のやや北で発生した。その後、北東側で地震活動の高まりがみられ、午前3時55分には熊本県阿蘇地方でM5.8(最大震度6強)、午前7時11分には大分県中部でM5.3(最大震度5弱)の地震が相次いで発生した。

 気象庁はこれらの余震域が離れていることから、それぞれ別の地震と判断。青木課長は「広域的に続けて地震が発生したケースは近代観測が始まって以降は思い浮かばない」と話した。【飯田和樹】


<熊本地震>被災者に家を無料提供 民泊サイトが募集
毎日新聞 4月16日(土)10時56分配信

 インターネット上で個人の家やマンションの空き部屋の貸し借りを仲介する民泊サイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」は15日、熊本地震の被災者に無償で部屋を貸し出すホスト(提供者)の募集を始めた。

 サイトの緊急宿泊場所のページ(https://www.airbnb.jp/disaster/southernjapanearthquake)から、被災者は「泊まる場所を探しています」、部屋を提供したい人は「私の部屋を無料で提供できます」をそれぞれクリックし、必要事項を入力する。14~20日にチェックインした被災者は無料で宿泊できる。今後の被害次第では、20日の期限を延ばすこともありうるという。

 募集開始の午後3時に登録していた九州地方のホストは28件。18時間後の16日午前9時には66件に増えた。午前10時時点で、福岡市のデザイナーズマンションや長崎県雲仙市の戸建て住宅などが登録しており、部屋の内観を見たりベッド数を確認したりできる。

 サービスは米国で2008年に始まり、日本では14年に導入。日本法人のエアビーアンドビージャパンによると、12年に米国を襲った大型ハリケーン「サンディ」の時にはニューヨークのホスト約1400人が被災者に家を開放した。広報担当者は「日本では初めてのケース。こうしたサービスを知ってもらい県外の人にも協力してもらえたら」と話す。

 厚生労働省は今月から、民泊を旅館業法に基づく「簡易宿所」として許可し、フロント設置を要件から外す規制緩和を決めた。また都道府県や特別区に向け、関係条例を改正するよう通知した。【野村房代】

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