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2016年3月20日 (日)

777・787・A350等、航空機一般の話題・25

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:日本のステルス実証機が初飛行-将来の戦闘機や産業技術開発に弾み - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:初飛行する国産ステルス実証機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:離陸する国産初ステルス実証機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国産ステルス機が初飛行 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国産ステルス機が初飛行=次期戦闘機開発向け―愛知、岐阜・防衛省 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新千歳からシンガポールに定期便 台北経由で週3便 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:スクート、札幌10月就航へ 787-8で台北経由 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英ヒースロー空港で「ドローン」が旅客機に衝突、警察捜査 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:所沢のYS-11、機内公開 全日空OBや自衛隊員がボランティア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:タイヤ圧が…エールフランス機が緊急着陸 関空、けが人なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:JAL、夏の観光シーズンに旭川=羽田線を増便、旭川=伊丹線に就航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エミレーツ航空、A380を2機発注 匿名顧客分 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、A380匿名顧客から2機 16年3月納入57機、受注14機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、16年1-3月期納入125機、受注32機 A350は4機納入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:キャセイパシフィック航空、A350向け保守サービス導入 48機に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:進技術実証機「X-2」、4月下旬の初飛行に向けたテスト継続 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングの16年3月納入71機、受注69機 737 MAXは18機受注 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:窓付きトイレの贅沢仕様 特集・さよならANAビジネスジェット(後編) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オーストリア航空が日本9月撤退、ウィーンどう行く? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:B787向け受注拡大 津田駒工業、炭素繊維の積層機械 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オーストリア航空、成田便運休へ 9月から - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:TAPポルトガル航空、A330neoを17年末受領へ 初の運航会社 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:セントレアの787初号機、17年度に展示へ 商業施設を整備 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:40席の贅沢仕様737 特集・さよならANAビジネスジェット(前編) - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ルフトハンザ・カーゴ、777F貨物機が日本就航 成田便に初投入 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:エアバス、A350-900最大離陸重量増加型を開発 - 航続距離が1万5,000kmに - 速報:@niftyニュース.
リンク:ユナイテッド航空の787-9、羽田就航 サンフランシスコ線が機材変更 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:キャセイパシフィック航空のA350 初飛行成功 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロールス・ロイス、新エンジン"トレント1000-TEN"で初飛行--747-200で実施 - 速報:@niftyニュース.
リンク:帰ってきたF2戦闘機 松島基地 第21飛行隊、訓練再開へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:帰還祝う限定塗装のF2 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:津波に備えた基地に着陸するF2 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:津波水没の松島基地復旧 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:津波水没の松島基地復旧=F2戦闘機、帰還式典―宮城 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

日本のステルス実証機が初飛行-将来の戦闘機や産業技術開発に弾み
Bloomberg 4月22日(金)9時25分配信

    (ブルームバーグ):防衛省が開発中のレーダー探知されにくいステルス機能を持つ先進技術実証機「X-2」の初めての試験飛行が22日に実施され、午前8時50分過ぎに名古屋空港を離陸した。防衛装備庁の将来戦闘機プログラム・マネジャーの土井博史・防衛技官が電話取材で語った。将来の戦闘機開発の活用や、産業技術開発の弾みになると期待されている。ステルス機能のある戦闘機の開発・製造は米国、ロシア、中国だけが成功しているが、日本も4カ国目を目指し本格参入する。

実証機は2月から自衛隊の小牧基地で共有している名古屋空港の滑走路で地上滑走試験を開始し、滑走やブレーキなどの地上試験をしてきてたが、4月に入り脱出用装置の部品の不具合などがあり交換作業や天候不順などで初飛行は延期となっていた。日本の戦闘機開発史で初飛行は1995年の「F-2」以来ほぼ20年ぶり。

実証機の開発・製造費は約393億円で、1人乗り用の1機のみの製作。開発は2009年度に始まり、機体製造を三菱重工業、エンジンをIHIが手掛けている。X-2は実験機であり、昨年11月に初飛行した国産初の民間ジェット旅客機「MRJ」と違い、型式証明を取得しない。防衛省は正式に受領後、岐阜基地でさまざまな実験に取り組む方針だ。

防衛省の資料によると、「ステルス機がどのようにレーダーに映るのかといった実データが存在していない」と指摘し、実際の飛行実験により、「近い将来、わが国周辺に配備される可能性があるステルス戦闘機に対する防空態勢の検討に役立つ」としている。高性能な戦闘機を国産技術で開発・蓄積することは、防衛・産業面それぞれに必要との認識から開発を進めている。

開発目的について、将来戦闘機プログラムの土井防衛技官は昨年末のインタビューで「将来の戦闘機開発に備えた準備の一環だ。ステルス性能と高運動性能を両立させた統合技術を獲得、蓄積するための実験機」と説明していた。

土井氏によると、X-2の特徴は推進力5トンの国産エンジンを2基搭載し、最もレーダーが当たる機体の先導部分に軽量化を目的とした日本製ステルス素材の炭素繊維複合材を使用している。防衛装備庁が開発を委託している三菱重工では、さまざまな試験の後、防衛省に納入する予定。当初の納入は昨年3月末の予定だった。

日本は1970年代半ば、エンジンを除き、機体が国産の戦闘機として「F-1」を開発。継機のF-2は米国との共同開発で、「F-16」をベースに完成した。自衛隊に現在配備されている戦闘機はF-2のほか、米国製で三菱重工がライセンス生産した「F-15」と「F-4」の3機種。いずれもステルス性能はない。米国がステルス戦闘機の一つとして開発・製造中の「F-35」は、日本が次期主力戦闘機に選定し、42機を2017年度から順次取得すると決めている。

関連ティッカー:5711 JP (Mitsubishi Materials Corp)7011 JP (Mitsubishi Heavy Industries Ltd)7013 JP (IHI Corp)

記事に関する記者への問い合わせ先:
Tokyo 松田潔社 ;東京 Chris Cooper ,kmatsuda@bloomberg.net,ccooper1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:宮沢祐介
浅井秀樹, 平野和 ,ymiyazawa3@bloomberg.net


初飛行する国産ステルス実証機
時事通信 4月22日(金)9時21分配信

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三菱重工業などが開発し、初飛行する国産のステルス実証機「X2」=22日午前


離陸する国産初ステルス実証機
時事通信 4月22日(金)9時21分配信

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愛知県営名古屋空港を離陸し、初飛行する国産初のステルス実証機「X2」=22日午前


国産ステルス機が初飛行
時事通信 4月22日(金)9時21分配信

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国産のステルス戦闘機開発に向け、三菱重工業などが製造したステルス実証機「X2」が22日午前、愛知県営名古屋空港(同県豊山町)を離陸し、初飛行した。


国産ステルス機が初飛行=次期戦闘機開発向け―愛知、岐阜・防衛省
時事通信 4月22日(金)9時12分配信

 国産のステルス戦闘機開発に向け、防衛省の発注で三菱重工業などが製造したステルス実証機「X2」が22日午前、愛知県営名古屋空港(同県豊山町)を離陸し約25分間、初飛行した。

 白と赤を基調にした機体は午前8時47分、快晴の同空港上空に舞い上がった。試験空域を飛行し、機体のシステムを確認。同9時13分に航空自衛隊岐阜基地(岐阜県各務原市)に着陸した。防衛装備庁は「試験結果は良好」とした。パイロットからは「安定した飛行だった」と報告があったという。機体は5月以降に同庁に納入される。

 ステルス機はレーダーに探知されにくいことが最大の特長で、防衛省は今後、X2の実験データを基にステルス性や運動能力を検証し、次期戦闘機開発に生かす。

 中谷元防衛相は22日の記者会見で、「初飛行は将来の戦闘機開発に必要な技術力の確保にめどを付けるもので、大変重要な意義がある」と述べた。

 機体は全長14.2メートル、全幅9.1メートル、全高4.5メートルで、実証機のため通常の戦闘機より一回り小さい。開発費は約400億円。エンジンはIHIが製造した。X2はこれまで9回の地上滑走試験を実施していた。


新千歳からシンガポールに定期便 台北経由で週3便
苫小牧民報 4月20日(水)14時55分配信

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新千歳―シンガポール線に定期路線を開設するスクート機(提供)

 シンガポール航空傘下の格安航空会社(LCC)スクートは19日、10月1日から新千歳―シンガポール線(台北経由)に定期路線を開設すると発表した。北海道とシンガポールを結ぶ通年定期便の就航は初めて。シンガポールを中心に東南アジアから来道する外国人観光客の増加に弾みが付く。

 ボーイング787―8型機(335席)を使用し、火・木・土曜の週3便を運航する。新千歳空港を午後7時30分に出発し、シンガポールに翌午前4時50分(現地時間)に到着。シンガポールまでの運賃はエコノミークラスで1万3900~4万9900円(税抜き)。21日まで就航特別価格として8870円(同)でインターネット販売する。

 同社は2011年11月、シンガポール航空の子会社として設立。シンガポール・チャンギ国際空港を拠点にアジア・オーストラリアの17都市に就航している。全路線でボーイングの最新鋭機787を使用しているのが特徴で、5月からジッダ(サウジアラビア)に乗り入れる予定。日本路線は12年10月の成田線、昨年7月の関西線に続き3都市目となる。

 高橋はるみ知事を表敬訪問したキャンベル・ウィルソン最高経営責任者(CEO)は「札幌はシンガポール人に人気の旅行先。新たな路線開設で北海道がさらに近くなる」と話した。

 新千歳―シンガポール線は昨年12月から今年1月まで、シンガポール航空が季節定期便を運航している。


スクート、札幌10月就航へ 787-8で台北経由
Aviation Wire 4月19日(火)10時35分配信

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10月から札幌に乗り入れるスクート(写真は787-9)=15年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 シンガポール航空(SIA/SQ)系のLCC、スクート(SCO/TZ)は、シンガポール-札幌線を開設する。10月1日から、台北(桃園)経由で週3往復を運航する。スクートが札幌に乗り入れるのは初めて。同社の日本乗り入れは3都市目となる。

 4月19日、キャンベル・ウィルソンCEO(最高経営責任者)が札幌と都内で発表する。

 火曜と木曜、土曜に運航する。機材はボーイング787-8型機(335席:スクートビズ〈プレミアムエコノミー〉21席、エコノミー314席)を使用する。

 曜日により運航スケジュールが異なる。火曜と土曜の場合、TZ216便はシンガポールを午前6時15分に出発し、台北には午前10時35分に到着する。その後、台北を午前11時55分に出発し、札幌には午後4時55分に到着する。

 折り返しのTZ215便は札幌を午後7時30分に出発し、台北には午後11時10分に到着する。翌日午前0時10分に台北を出発し、午前4時50分にシンガポールに到着する。

 ウィルソンCEOは2月、Aviation Wireの取材に対し、「札幌はシンガポールでも人気のある都市」と述べ、就航に前向きな姿勢を見せていた。

 スクートは2012年6月に運航開始。成田へは同年10月に就航した。現在はシンガポール-成田線を台北経由で1日1往復のデイリーで、2015年7月からはシンガポール-関西線をバンコク(ドンムアン)経由と高雄経由で、それぞれ週3往復ずつ運航している。

 札幌からの台北便は、エバー航空(EVA/BR)が1日2往復、トランスアジア航空(復興航空、TNA/GE)が週3往復運航している。チャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)は1日1往復のほか、4月21日から10月29日までは増便し、1日2往復を運航する。シンガポール便はシンガポール航空(SIA/SQ)が2011年から、冬季に季節運航している。

 冬の北海道は、自然やウィンタースポーツ、グルメ、温泉など、外国人観光客からも人気が高く、旅行需要は年々増えている。北海道経済部観光局の調べによると、2014年度の外国人の来道者数は前年比33.7%増の154万1300人で、うちアジア人は36.1%増の135万2500人だった。

---運航スケジュール---
火曜・土曜運航
TZ216 シンガポール(06:15)→台北(10:35/11:55)→札幌(16:55)
TZ215 札幌(19:30)→台北(23:05/翌日00:05)→シンガポール(04:50)

木曜運航
TZ216 シンガポール(06:15)→台北(10:45/11:55)→札幌(17:00)
TZ215 札幌(19:30)→台北(23:10/翌日00:10)→シンガポール(04:50)


英ヒースロー空港で「ドローン」が旅客機に衝突、警察捜査
BBC News 4月18日(月)17時4分配信

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英ヒースロー空港で「ドローン」が旅客機に衝突、警察捜査

英ヒースロー空港に着陸しようとする旅客機に17日午後、飛行物体が衝突する事故があった。ロンドン警視庁は、無人小型機(ドローン)が衝突したとみて捜査に着手した。もしドローンだった場合、英国では初の事例になるという。

調べによると、ジュネーブ発ロンドン行のブリティッシュ・エアウェイズ(BA)機(乗客132人乗員5人)がヒースロー空港に接近中の午後12時50分(日本時間17日午後8時50分)ごろ、何かがエアバスA320の前方に衝突した。安全に着陸した後、機長が報告した。

BAの広報担当は「飛行機は安全に着陸し、整備チームの全面的な点検の後、次のフライトに特に問題はないと判断された」を話した。警察の捜査には全面協力する方針という。

英民間航空局(CAA)の広報担当は、空港の近くでドローンを飛ばすことは「まったく容認できない」と述べた。

英国航空操縦士協会(BALPA)のスティーブ・ランデルス氏は「ドローンが旅客機に衝突するのは時間の問題だった」と指摘。取締規則の徹底を呼びかけた。

ドローンの危険性については、国際航空運送協会(IATA)のタイラー会長が今年初めに警告したばかり。一般市民が操縦するドローンが民間機にとって危険な存在となっているとタイラー氏は指摘し、深刻な事故が発生する前にドローンを規制するよう求めていた。

英国上空でのニアミス事故を調べる団体は、英国の空港でこのところ重大なニアミス事故が相次いでいると報告している。

・2016年4月17日――ヒースロー空港に接近中のBA機が空中でドローンに衝突したもよう。

・2015年11月28日――ギャトウィック空港の滑走路上約30メートルに浮いていたドローンとA321機がニアミス。

・2015年9月30日――ヒースロー空港接近中のA319機の操縦室から9メートル以内を小型ドローンヘリが通過。

・2015年9月22日――ヒースロー空港を出発したB777機の右舷25メートルをドローンがニアミス。上空2000フィート。

・2015年9月13日――テムズ川上空からロンドンシティ空港に接近中のE170機から約20メートルで、「風船のような」中心部のある銀色ドローンがニアミス

・2015年9月13日――スタンステッド空港離陸直後のB737機の上方5メートルを、ドローンがニアミス。上空4000フィート。

・2015年8月27日――マンチェスター空港に接近中のD0328機から50メートル以内をドローンが飛行。上空2800フィート。

<分析>リオ・ケリオン、テクノロジー担当編集長

空港の近くでドローンを飛ばすと、最高禁錮5年が科せられることがある。またドローン操縦者が「補助なしの可視範囲外」まで飛ばすことや建物の近くや人ごみの近くでドローンを飛ばすことを禁止する規則もすでに存在する。重さ7キロ以上のドローンを高さ122メートルより高く飛ばすことは禁止されている。

今回の事件は、さらに規制強化を求める圧力を高めるだけだ。

米国ではこのほど、事故現場から回収されたドローンの所有者を必ず特定できるよう、所有者登録を義務付けた。

規制当局はさらに、規制地域で飛行できなくするソフトウエアの実装を義務付けるかもしれない。

運輸省は今年すでに、無人飛行機対策について戦略を発表すると公約している。

航空パイロットたちは、飛行機エンジンがドローンを吸い込んだり、操縦席の窓ガラスにドローンが激突したらどうなるのか試験するための費用を、政府に求めている。

英国航空操縦士協会(BALPA)は3月、鳥が飛行機に激突するバードストライク現象はよく調査されてきたが、ドローンによる機体破損の程度についてデータがほとんど得られていないと指摘している。

(英語記事 'Drone' hits BA plane: Police investigate Heathrow incident)


所沢のYS-11、機内公開 全日空OBや自衛隊員がボランティア
Aviation Wire 4月18日(月)11時26分配信

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所沢航空発祥記念館が航空公園駅前に展示している元ANKのYS-11Aを見学する来場者=16年4月16日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 所沢航空発祥記念館(埼玉県)は、日本航空機製造YS-11A型機(元登録番号JA8732)の機内を4月16日に公開した。

【公開されたYS-11の客室やコックピット】

 機内を公開したのは、西武新宿線航空公園駅前に保存展示している元エアーニッポン(ANK)機。1969年に製造された101号機で、1997年4月13日の大島発東京行きを最後に退役した機体で、総飛行時間は5万2991時間、総飛行回数は5万8253回だった。1997年5月23日に羽田空港から航空自衛隊入間基地へフェリー(回送)され、基地内で解体後、1997年6月1日に現在の場所へ設置された。

 同機の機内は普段公開しておらず、地元で開かれるイベントなどと連動して、春と秋に数回公開している。機体は年4回、ANAグループの整備会社が清掃とメインテナンスを実施。ヘッドレストカバーはANKや全日本空輸(ANA/NH)のロゴが入ったものが使用され、現役時代の姿を極力残している。機内の照明は当初、機体のものを使用していたが、漏電などの危険が出てきたことから、LED照明を取り付けた。

 16日は公開1時間前の午前9時から、航空会社や自衛隊でYS-11に携わった現役整備士や元パイロットを中心に、14人のボランティアが集まり、記念館の担当者とともに機体後部ドアに設置する見学者用階段の組立などの準備を行った。午前10時になると、近所の親子連れやお年寄りが機内に入り、ボランティアに機体について尋ねていた。

 ボランティアのひとりでANAの元機長、中島要一さんはYS-11やボーイング767型機、747-400の操縦桿を握り、国際線を中心に飛んだ。YS-11の教官も務めた中島さんは1年半ほど前から、ボランティアに参加。「この機体、訓練でよく使っていたんですよ」と、機体に書かれた登録番号を見て驚いたという。

 「細かい作りが、やっぱり日本の飛行機だなと感じました。ボーイングとは作り方が違いますね」と話す中島さんは、機体の横で来場者の質問に答えていた。

 記念館では、次回の機内公開は今秋を予定している。

 YS-11は1962年8月30日に初飛行し、182機(うち試作機2機)が製造され、国内では航空会社や運輸省(現国土交通省)航空局(JCAB)、自衛隊、海上保安庁で採用された。国内の旅客定期便からは2006年9月30日に、飛行検査機として運用していたJCABでは2006年12月22日に、海上保安庁では2011年1月13日に運航から退き、現在では航空自衛隊の機体を残すのみとなった。


タイヤ圧が…エールフランス機が緊急着陸 関空、けが人なし
産経新聞 4月18日(月)11時9分配信

 18日午前7時50分ごろ、関西国際空港(大阪府)から西北西約100キロの上空で、パリ発関空行きのエールフランス292便ボーイング777-200型機が、タイヤの空気圧が低いとの計器表示が出たため緊急着陸を宣言、午前8時5分に、関空に無事着陸した。乗員乗客298人にけがはなかった。

 大阪航空局によると、同機は一部のタイヤを交換して運航を続けるという。


JAL、夏の観光シーズンに旭川=羽田線を増便、旭川=伊丹線に就航
レスポンス 4月15日(金)15時30分配信

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JAL(イメージ)

日本航空(JAL)は、夏の観光シーズンに合わせて旭川=東京(羽田)線を増便するとともに、旭川=大阪(伊丹)線を運航すると発表した。

夏休み期間中の7月16日~8月31日の期間、旭川=東京線を1日5往復運航する。機材はB767型機を使用する。また、8月2日~8月31日まで旭川=大阪線を1日1往復で運航する。機材はB738型機を使う。

また、国内線に導入している「JAL SKY NEXT」を2016年度中に旭川=東京線の全便に導入して利用者の利便性向上や商品・サービス品質の向上を図る。

《レスポンス レスポンス編集部》


エミレーツ航空、A380を2機発注 匿名顧客分
Aviation Wire 4月14日(木)12時16分配信

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エミレーツ航空のA380=12年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エミレーツ航空(UAE/EK)は現地時間4月13日、エアバスA380型機を2機発注したと発表した。エアバスが発注リストで発表した、3月31日に受注した2機にあたるもので、2017年10-12月機(第4四半期)の受領を予定している。

 エミレーツ航空は2008年、A380の同社向け初号機を受領。2016年3月末現在、75機のA380を導入している。今回の発注分を含めると計142機を発注し、注残は67機となる。

 同社のA380はファーストクラスとビジネス、エコノミーの3クラス構成が基本で、座席数489席仕様の場合、アッパーデッキ(2階)はファースト14席とビジネス76席、メインデッキ(1階)がエコノミー399席となっている。このほか、ビジネス58席とエコノミー557席の2クラス計615席を設定した機材も導入している。

 A380はエミレーツ航空のほか、シンガポール航空(SIA/SQ)から24機、カンタス航空(QFA/QF)とワイドボディー機の大手リース会社アメデオ(旧ドリック・リース)から20機ずつ、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)から14機、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)とエールフランス航空(AFR/AF)が12機ずつなど、17社から309機、匿名顧客から10機の計319機を受注。13社が計184機を受領し、運航している。

 このうち発注量の44.5%、受領分の40.8%を、エミレーツ航空が占めている。


エアバス、A380匿名顧客から2機 16年3月納入57機、受注14機
Aviation Wire 4月13日(水)7時1分配信

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A380は匿名顧客から2機受注=14年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 エアバスの2016年3月の引き渡しは57機(前年同月52機)、受注は14機(84機)となった。A380は匿名顧客から2機を受注した。

 引き渡しの内訳は、A320シリーズが47機(前年同月42機)、A330シリーズが5機(7機)、A350シリーズが3機(1機)、A380が2機(2機)だった。

 A380はエミレーツ航空(UAE/EK)とエティハド航空(ETD/EY)に1機ずつ引き渡した。A350はカタール航空(QTR/QR)とフィンエアー(FIN/AY)、ブラジルのTAM航空(TAM/JJ)とチリのラン航空(LAN/LA)によるLATAMエアライン・グループに1機ずつ引き渡した。

 受注はA320シリーズが8機(前年同月55機)、A330シリーズが4機(29機)、A350シリーズが0機(0機)、A380が2機(0機)だった。

 A380は現地時間3月31日、匿名顧客から2機受注した。全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が3機を発注した2015年12月以来、3カ月ぶりの受注となった。


エアバス、16年1-3月期納入125機、受注32機 A350は4機納入
Aviation Wire 4月12日(火)12時50分配信

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A350 XWBはシンガポール航空向け初号機を含む4機を納入=16年2月 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus

 エアバスの2016年1-3月期(第1四半期)の引き渡しは前年同期比9機(6.72%)減の125機、受注は89機(73.55%)減の32機だった。

 機種別で見ると、引き渡しはA320シリーズが103機(前年同期109機)、A330シリーズが13機(20機)、A350シリーズが4機(1機)、A380が5機(4機)だった。

 A380はエミレーツ航空(UAE/EK)に3機、エティハド航空(ETD/EY)とブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)に1機ずつ引き渡した。A350はシンガポール航空(SIA/SQ)に初号機を、カタール航空(QTR/QR)、フィンエアー(FIN/AY)、ブラジルのTAM航空(TAM/JJ)とチリのラン航空(LAN/LA)によるLATAMエアライン・グループに1機ずつ引き渡した。

 受注はA320シリーズが12機(前年同期87機)、A330シリーズが18機(34機)、A350シリーズが0機(0機)、A380が2機(0機)。A320のうちA320ceo従来型は4機。残り8機は開発中のA320neoシリーズで、内訳はA319neoが1機、A320neoが7機となった。

 A380は2機を受注した。全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)が3機を発注した2015年12月以来、3カ月ぶりの受注となった。匿名顧客からの受注で、エアバスは発注者を明らかにしていない。


キャセイパシフィック航空、A350向け保守サービス導入 48機に
Aviation Wire 4月12日(火)10時47分配信

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補修部品のサポートサービスを導入するキャセイパシフィック航空のA350 XWB=16年3月 PHOTO: A. Doumenjou, Master Films/Airbus

 エアバスは、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)が導入するA350 XWBについて、補修部品のサポートサービス「フライト・アワー・サービス(FHS)」を締結した。キャセイパシフィック航空から受注した48機のA350 XWBが対象となる。

 FHSはエアバスが提供するサービス。キャセイパシフィック航空は長期的なサポート契約を締結したことで、エアバスから必要な補修部品の提供や保守点検などを、香港のほか就航地でも受けられる。FHSを利用することで、A350の整備コストを抑えることができる。

 契約にはフライトシミュレーターも含まれる。エアバスは補修部品の管理を、子会社のSatairグループ(デンマーク)に委託する。

 キャセイパシフィック航空は2016年2月末現在、A350-900を22機、A350-1000を26機、計48機を発注している。5月に初号機を受領し、年内に12機を導入する計画を進めている。

 同社はA350-900を現地時間9月2日に開設する香港-ロンドン・ガトウィック線など、長距離線へ導入。日本へA350を就航させる際、初便は関西行きを検討している。


先進技術実証機「X-2」、4月下旬の初飛行に向けたテスト継続
レスポンス 4月12日(火)10時15分配信

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名古屋空港で滑走試験を進めている先進技術実証機「X-2」。

MRJ(Mitsubishi Regional Jet)の試験飛行で注目されている名古屋空港だが、MRJ以上に航空ファンから注目を集めているのが先進技術実証機「X-2」だ。防衛装備庁が開発を進めているもので、4月下旬の初飛行に向けた滑走テストを続けている。

[関連写真]

X-2は、今年1月の型式命名まで「ATD-X(Advanced Technological Demonstrator-X)」と呼ばれてきた。一部では「心神(霊峰としての富士山の意)」という非公式名称も使用されている。「レーダーに反映されにくいステルス技術」や、「推力偏向機構を用いた高運動性能」など、日本が今後開発を進めていく次世代戦闘機に必要とされる(であろう)技術を実証するための機体であり、X-2が次世代戦闘機のプロトタイプというわけではない。

MRJと同様に三菱重工業が製造を担当し、小牧南工場に隣接する名古屋空港を利用した滑走テストを行っているが、初飛行までに必要不可欠な高速滑走試験はまだ実施されていない。初飛行の予定もこれまでに数度の延期がなされ、最新の予定では「4月下旬見込み」となっている。

《レスポンス 石田真一》


ボーイングの16年3月納入71機、受注69機 737 MAXは18機受注
Aviation Wire 4月11日(月)9時37分配信

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3月に18機を受注した737 MAX=16年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングの3月の引き渡しは71機(前年同月71機)、受注は69機(39機)だった。

 引き渡しの内訳は737が46機(前年同月43機)、747が0機(2機)、767が0機(2機)、777が12機(13機)、787が13機(11機)だった。

 787は13機中11機が787-9で、エア・カナダ(ACA/AC)に3機、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(9202)と、ヴァージン アトランティック航空(VIR/VS)に2機ずつ、ブラジルのTAM航空(TAM/JJ)とチリのラン航空(LAN/LA)によるLATAMエアライン・グループと、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)に1機ずつ、米国の大手航空機リース会社ILFC(インターナショナル・リース・ファイナンス・コーポレーション)に2機引き渡した。

 受注は737が60機(前年同月4機)、747が4機(0機)、767が1機(0機)、777が4機(2機)、787が0機(33機)だった。

 737は60機中18機が737 MAXで、米国のイースタン航空から10機、匿名顧客から計8機を受注した。


窓付きトイレの贅沢仕様 特集・さよならANAビジネスジェット(後編)
Aviation Wire 4月9日(土)11時53分配信

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機体前方左側に設けられた化粧室には窓がある。ビジネスジェットの名にふさわしい豪華装備だ=16年3月24日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本に2機しかない、ほぼ全席をビジネスクラスにしたボーイング737-700ER型機「ANA BusinessJet(ANAビジネスジェット)」が3月27日、ひっそりと退役した。

【全席ビジネスクラスの機内】

 2007年3月の就航から9年で退役。最後まで運航していた成田-ムンバイ線(NH829/830便)の機材を、ボーイング787-8型機(169席:ビジネス46席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー102席)へ大型化したためで、成田発・ムンバイ発とも26日が最終便となった。

◆冬場は福岡経由でムンバイへ

 ANAビジネスジェットとして就航した737-700ERは、冬場は成田空港からムンバイへ向かう途中、偏西風の影響のため、燃料を給油する「テクニカルランディング(テクラン)」を実施する。2015年度は12月1日から2月29日までで、福岡空港で給油後にムンバイへ飛び立つ。

 就航当初は長崎空港でテクランが行われていたが、フライト時に障害となる物件がなくなったことで、設備が充実している福岡を使用するようになった。当時737-700ERを運航していたのは、旧エアーニッポン(ANK)のクルー。運航本部フライトオペレーションセンターのB737部班長、得津伸一郎機長もANK出身で、長崎と福岡の違いをこう話す。

 「福岡は整備体制が整っており、パーツの在庫も抱負です。何かあった時に整備にかかれる人数が多いだけではなく、パーツを届けてもらう場合も定期便が多いのは良かったですね」。ANAの羽田-長崎線は現在1日8往復(うち4往復がソラシドエアのコードシェア便)で、福岡線は1日26往復(うち8往復がスターフライヤーのコードシェア便)と長崎線と比べて便数が約3倍で、737を整備できる羽田から何かを運ぶにしても利便性が高い。

 もう一つは空港内のロビーだという。「お客様にとっては日本最後の滞在です。ロビーも福岡の方が広いですからね」と、乗客にとっても福岡の方が快適に過ごせる。

 737-700ERの航続距離は通常の737-700と比べて約2倍。冬場の3カ月間を除くと、成田からムンバイまで直行便で飛べる機体だった。

◆不具合を起こさないでくれ。頼むぞ!

 機体の操縦特性については、得津機長は「浮き上がると操縦していて大差はなかったですね」と、通常の737-700との違いは離陸して上昇し終えるまでだったと話す(前編参照)。

 テクランがなければ成田からムンバイまでは約11時間のフライト。出発前、機体を点検していると「これからよろしく! 不具合を起こさないでくれ。頼むぞ!」と、自然と機体に声を掛けていたという。

 これといった不具合もなく、2機で好不調の差もない737-700ER。長時間のフライトになるため、無事ムンバイまで飛んで欲しいという気持ちで一杯だった。

 一方で、パイロットは常に緊急時の対応を念頭に飛ばなければならない。737-700ERには、燃料を空中で投棄する「フューエルダンプ」機能がない。万が一、離陸時にトラブルが起きれば、燃料が満タンの状態で対処を迫られる。

 「早く降りたいという気持ちと、燃料が捨てられないため、737にしてはヘビーウェイトな状態をどう対応するか。そして(着陸重量を超過した状態で着陸する)オーバーウェイトランディングを成し遂げるにはどうすれば良いかと、常に考えていました」と話す得津機長。通常の737-700と操縦する上では大差なくとも、パイロットには高いスキルが求められた。

◆ビックリするほど大きな積乱雲

 水平飛行に入ればさほど気を遣わない機体だが、ムンバイの夏場は天候に悩まされた。

 「ビックリするほど大きな積乱雲が現れるんです。衛星画像を見ると、こんな大きな雲があるのか! と驚くほどですよ。気象レーダーを見ながら安全そうなところを探すのですが、管制官から高い高度をもらえる時にもらっておかないと、なかなか飛びたい高度がもらえないこともあるんです」と、天候と管制での苦労を振り返る。

 離陸直後は燃料を満載しており、重い飛行機で高度を上げていかなければならない。しかも、ムンバイを出発すると軍事空域をぬって飛ぶ区間もある。さらに、無線の電波状況が芳しくないところもあり、積乱雲を避けるのも一苦労だ。「エンジンが通常の737-700と同じなので、なかなか高度が上がらないんです。ここ1年で通信状況は良くなりましたが、中国からムンバイまでは交信に神経を使うことが多かったです」と打ち明ける。

 積乱雲を避けるなどの条件が重なることで、夏場に成田からムンバイへ向かう際、中国から先は予定していた航路をほとんど飛ばなかったこともあったという。「悪天候だと、中国から先のフライト後半は、予定通り航路を飛べないことはよくありました」と、路線固有の課題が多かったという。

 重量が重い状態で上昇し、積乱雲を避け、電波状況の悪い中、軍事空域を避けてムンバイへ着く。そして、目的地のインドは日本と比べて衛生環境が違う。「食べ物や水に気を遣いました。お腹を壊したらどうしようと、除菌ペーパーで除菌してから食器を使うとか、みんなでいろいろ工夫していました」と、体調管理にも悩まされる路線だった。

◆“元祖”窓付き化粧室

 日本にたった2機しかない737-700ERの内装は、広々としたもの。およそ40席の機体は、貨物室にも燃料タンクを増やした特殊な機体だ。機体の重量バランスの管理にも気を遣う。

 「機体のゾーンごとに何ポンド積めると決められているのですが、通常の737-700は貨物が2カ所、客室は3カ所のゾーンに分かれています。これが737-700ERは客室で7カ所に分かれているんですよ」と、得津機長は通常の機体との違いを説明する。

 このため、出発時に乗客が席を移動することができない。水平飛行まで席の移動を乗客に待ってもらい、貨物の積み込みも神経を使った。「ビジネスで行き来するお客様が多く、こうしたお願いも理解してくださいました。慣れている方が多かったですね」と、乗客もこの特注仕様の機体に慣れていたようだった。

 大量に積まれた燃料は、貨物室内に増設されたタンクのものから使い、次に機体中央のタンク、最後に主翼のタンクという順番で使っていく。「成田を出発する時は、搭載できるギリギリの16万9000ポンドくらいなのですが、ムンバイに着くころには軽くなり、遠いところまで来たなと実感しましたね」

 737-700ERの2号機は現代のフルフラットシートではないもののオールビジネスクラスで、まさにビジネスジェット。得津機長はある部分に、その特徴を感じたという。

 「キャビンが広いだけではなく、化粧室(ラバトリー)が豪華だなと感じました。前方の化粧室は窓があるんですよ」と話す得津機長。確か787導入時、ANAでは化粧室に窓があることを売りにしていたはずだが、737-700ERは787よりも先に窓付き化粧室を備えていたのだ。ウォシュレットこそないものの、“元祖”窓付き化粧室のある機内は、ビジネスジェットの名に恥じないものだった。

 737-700ERは2007年の就航から10年弱で姿を消すことになった。得津機長に退役する737-700ERへの思いを聞いた。

 「ANKは国内の近距離路線や離島路線が中心でした。自分たちの知識や経験を広げてくれた飛行機で、感謝の気持ちでいっぱいです」。世界的に見れば、カタール航空(QTR/QR)などいくつかの航空会社では、オールビジネスクラスの飛行機は飛んでいる。しかし、ANAで737-700ERの後継となる機体はない。成田-ムンバイ線の機材は787-8へ大型化したが、3クラスの通常の機体だ。

 冬ダイヤから夏ダイヤへ変わる3月27日、新路線就航や特別塗装機が話題となる中、ひっそりと引退した737-700ER。「相棒がいなくなってしまうようで寂しいです。ほかの飛行機ではそう思うこともなかったですが、737-700ERは違います」と語る得津機長の表情から、機体の労をねぎらう気持ちが伝わってきた。

 機体の特性よりも、夏場の巨大な積乱雲などムンバイ線の条件にパイロットが格闘した737-700ER。オールビジネスクラスというエッジの効いた機体は、今後日本の空を飛ぶのだろうか。(おわり)


オーストリア航空が日本9月撤退、ウィーンどう行く?
Aviation Wire 4月8日(金)16時25分配信

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日本から9月に撤退するオーストリア航空=15年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 オーストリア航空(AUA/OS)が日本市場から撤退を決めた。1989年開設のウィーン-成田線を9月で運休。オーストリアと日本を結ぶ唯一の直行便が、27年の歴史に幕を下ろす。一方、ウィーンは音楽の都として日本人にもなじみ深い。今後オーストリアへはどのように向かえば良いのだろうか。

【欧州各都市とウィーンの位置関係】

◆日本撤退で中国シフト

 現在の夏ダイヤでは、ウィーン-成田線は1日1往復運航。機材はボーイング777-200ER型機(308席:ビジネス48席、エコノミー260席)で、4月はウィーン発の月曜と木曜、成田発の火曜と金曜を運休し、週5往復に減便する。5月2日からは1日1往復(週7往復)に戻す。

 ウィーン-成田線の最終便は、ウィーン発が現地時間9月3日の成田行きOS51便で、成田発は翌4日のOS52便となる。このところ為替は円高に振れているが、オーストリア航空では円安による不採算をはじめとする収益性、日本市場の将来性やマーケットの状況を鑑みて決定したという。

 一方、オーストリア航空は4月6日にウィーン-上海線を開設。4月中は週5往復で、5月からはデイリー運航に増便する。また、成田便を運休する翌日の9月5日には、ウィーン-香港線を週5往復で開設する。大きな成長が見込めない日本市場から、需要拡大が期待される中国市場へシフトする。

 日本旅行業協会(JATA)によると、2013年に日本からオーストリアを訪れた人は25万9184人。同年に欧州の主要国を日本から訪れた人は、ドイツが71万1529人、フランスが68万2384人、イタリアが45万4465人、スペインが37万4175人、スイスが28万6681人、英国が22万1000人、オランダが15万人だった。

◆ANAとの共同事業

 オーストリア航空は、独ルフトハンザグループに属する。今年1月にはグループ内のルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)とスイス インターナショナル エアラインズ(SWR/LX)のフルサービス航空会社(FSC)3社が経営統合され、路線計画や航空券の価格設定、マーケティング、新製品開発などが一本化された。

 昨年10月に来日したルフトハンザのカール・ウルリッヒ・ガーナートCEO(最高経営責任者)は、「3社が同じ傘下に収まることで、迅速な意思決定が可能になる。機材面やそのほかの交渉で優位に進めることができる」と、経営統合のメリットを強調した。

 オーストリア航空の長距離路線用機材は、777-200ERが5機のほか、767-300ERが6機。767-300ERの座席数は214席仕様(ビジネス36席、エコノミー178席)が4機、225席仕様(ビジネス26席、エコノミー199席)が2機となっている。

 ルフトハンザグループは、2012年4月から日本と欧州での共同事業(JV)を開始。2013年4月からスイス インターナショナルエアラインズとともにオーストリア航空もJVに加わった。これに伴い、グループ3社の日本支社を終結し、ANAを加えた4社統一運賃など、日本市場での営業を強化した。

◆フランクフルト/ミュンヘン経由が主力

 オーストリア航空の日本撤退が決まった今、日本からオーストリアへの直行便は9月に消滅する。ウィーン-成田線の運休後、どのようなルートがあるのだろうか。

 同路線運休後は、羽田へシフトしたANAとルフトハンザのドイツ路線を利用するのが、日本からウィーンへ向かうルートの主力になる。首都圏では、ANAが羽田からフランクフルトへ1日2便、ミュンヘンへ1日1便、成田からデュッセルドルフへ1日1往復運航。ルフトハンザも、羽田と成田からフランクフルトへ1日1便ずつ、羽田からミュンヘンへ1日1便運航している。

 これらの路線を利用した場合、羽田からミュンヘン経由は、羽田を午後0時30分に出発するNH217便でミュンヘンに午後5時20分着。ミュンヘンからは午後6時40分発のルフトハンザ・シティライン便でウィーンへ午後7時40分に到着する。総所要時間は14時間10分。

 羽田からフランクフルトを経由するルートは、羽田を午前11時30分発のNH223便でフランクフルトへ午後4時40分着。ウィーンへは午後5時50分発のオーストリア航空で向かい、午後7時20分に到着する。総所要時間は14時間50分となる。

 運休する成田-ウィーン直行便は12時間で到着するので、2時間から3時間程度余分にかかるようになる。ANA便からの乗継便はいずれも同じ航空連合「スターアライアンス」の加盟社であり、JVパートナーなので荷物の預け直しは生じず、時間をあけずに接続しているが、ドイツまで長距離便に乗った後、1時間程度の路線に乗ることになる。

---運航スケジュール---
5月1日まで
OS51 ウィーン(13:20)→成田(翌日07:25)運航日:日火水金土
OS52 成田(11:20)→ウィーン(16:20)運航日:日月水木土

5月2日以降
OS51 ウィーン(17:50)→成田(翌日11:55)運航日:毎日
OS52 成田(13:45)→ウィーン(18:45)運航日:毎日


B787向け受注拡大 津田駒工業、炭素繊維の積層機械
北國新聞社 4月8日(金)3時45分配信

 津田駒工業(金沢市)は、米ボーイング社の旅客機787の増産に対応し、大手重工メーカーに、炭素繊維複合材加工機を新たに納入した。ボーイング社は、787の生産機数を現状の月産10機から、2020年までに14機に拡大する方針を示しており、津田駒工業はさらなる受注拡大を狙う。

 787の製造を担う川崎重工業と三菱重工業の2社から発注を受けた。

 川崎重工業は昨年3月に、787の前部胴体を生産する新工場を名古屋第一工場内に完成させ、これに合わせ、津田駒工業から炭素繊維複合材の自動積層機1台を納入した。過去を含めて採用台数は3台となった。

 三菱重工業は787の複合材主翼の増産に向けて下関造船所(下関市)を拡張し、津田駒工業には、炭素繊維複合材を一定の幅でカットする機械を発注した。三菱重工業に納入した津田駒工業の機械は計5台となった。


オーストリア航空、成田便運休へ 9月から
Aviation Wire 4月7日(木)20時16分配信

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成田便を運休するオーストリア航空=13年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 オーストリア航空(AUA/OS)は現地時間4月6日、ウィーン-成田線を9月から運休すると発表した。円安での不採算によるもの。同路線は1989年の開設以来、27年で運航を停止する。

 ウィーン発便の最終便は、現地時間9月3日のOS51便。成田発は翌4日のOS52便を最終便とし、運休する。

 ウィーン-成田線は、2016年夏ダイヤでは1日1往復のデイリーで運航。4月はウィーン発の月曜と木曜、成田発の火曜と金曜を運休し、週5往復を運航する。運航機材はボーイング777-200ER型機。

 現地時間5月1日までのスケジュールは、OS51便はウィーンを午後1時20分に出発し、成田には翌日午前7時25分に到着する。折り返しのOS52便は午前11時20分に出発し、ウィーンには午後4時20分に到着する。

 5月2日以降のOS51便は、ウィーンを午後5時50分に出発し、成田には翌日午前11時55分に到着する。折り返しのOS52便は成田を午後1時45分に出発し、ウィーンには午後6時45分に到着する。5月2日以降はデイリーで運航する。

 オーストリア航空は4月6日、ウィーン-上海線を開設。4月中は週5往復を運航し、5月以降はデイリー運航に増便する。また、成田便を運休する翌日の9月5日には、ウィーン-香港線を週5往復で開設する。


TAPポルトガル航空、A330neoを17年末受領へ 初の運航会社
Aviation Wire 4月7日(木)16時50分配信

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TAPポルトガル航空のA330-900neo(イメージ、エアバス提供)

 エアバスは現地時間4月6日、A330neoを2017年末をめどにTAPポルトガル航空(TAP/TP)に引き渡すと発表した。3月に発表したA330neo向け新客室内装「エアスペース(Airspace by Airbus)」も導入する。TAPはA330neoを受領する最初の航空会社となる。

【A330neoに採用する「エアスペース」】

 4月5日から7日まで、独ハンブルクで開催中の「航空機インテリア・エキスポ(Aircraft Interiors Expo)2016」で発表した。

 A330neoは、A330-800neo(3クラス257席)とA330-900neo(同287席)の2機種で構成。初号機の引き渡しは2017年10-12月期(第4四半期)の予定で、ロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000を搭載する。空力性能を強化するとともに、客室装備も最新鋭機A350 XWBと同等に改良。座席あたりの燃費を14%削減し、航続距離も最大400海里(740.8キロ)延びる見込み。

 2016年2月末現在、A330neoは2機種合計で186機を受注している。内訳はA330-800neoが10機、A330-900neoが176機。

 TAPは2015年11月、A330-900neoを14機発注している。

 エアスペースはA330neoに搭載する内装で、A350 XWBに搭載するものをベースに開発。「コンフォート(快適性)」と「アンビエンス(雰囲気、環境)」「サービス」「デザイン」の4つをコンセプトとして開発した。LED照明を採用し、オーバーヘッドビン(手荷物収納棚)は拡大。シートと通路には余裕を持たせた。


セントレアの787初号機、17年度に展示へ 商業施設を整備
Aviation Wire 4月1日(金)0時6分配信

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セントレアへ寄贈された787初号機ZA001=15年7月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社は3月31日、ボーイングから寄贈された787型機の初号機について、2017年度下期を目途に屋内展示すると発表した。米国の雰囲気を演出する商業施設を併設するほか、若年層に航空の魅力を伝える施設も設け、航空産業を担う次世代の人材育成にもつなげる。

 セントレアへ寄贈された機体は、787-8型機の飛行試験初号機(ZA001、登録番号N787BA)。最初に製造された記念すべき787で、2015年6月22日にシアトルから到着し、7月7日に贈呈式が開かれた。

 787は機体の構造部位のうち、主翼など35%を日本企業が中部地域で製造。セントレアからは、747-400を改造した大型輸送機「ドリームリフター」で、主翼や胴体など大型部位を輸送しており、787と密接な関係があることから寄贈が決まった。

 建設予定地は、空港南側の立体駐車場付近。ZA001の大きさは全長56.7メートル、全幅60.2メートル、高さ16.9メートルあり、機体全体が入る屋内展示スペースを整備し、若者や子供たちが飛行機や航空産業に興味を持つよう、体験型を含めた教育的なコンテンツも設けることを検討する。

 展示施設には、787が製造されるシアトルなどをイメージした商業エリアも併設。飲食店のほか、ボーイングのグッズを販売する物販店などの展開も想定している。

 空港会社の友添雅直社長は、「単なる展示施設に終わらせず、楽しく学んで過ごしてもらえるものにしたい」と述べ、同社の若手社員も交えて施設の内容を具体化させていく。

 同時に空港会社では、LCCターミナルを空港島南側の臨時駐車場エリアに整備する方針を示した。供用開始は2019年度上期を目標にしており、ZA001の展示施設は現在のターミナルとLCCターミナルの間に建設する。

 友添社長は、「メインのターミナルとLCCターミナルの間に設けることで、両方から利用できるようにする。自動車で空港に入っている動線の流れにスポッとはまる場所で、シンボリックな施設になる」と語った。

 展示施設の着工時期や建設費などは、現時点では未定。


40席の贅沢仕様737 特集・さよならANAビジネスジェット(前編)
Aviation Wire 3月30日(水)12時18分配信

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全38席がビジネスクラスのANAビジネスジェット2号機JA13AN=16年3月24日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 3月27日、新路線就航や特別塗装機が話題となる中、日本に2機しかない小型機が退役した。ほぼ全席をビジネスクラスにしたボーイング737-700ER型機「ANA BusinessJet(ANAビジネスジェット)」だ。

【全席ビジネスクラスの機内】

 2007年3月の就航から9年で退役。最後まで運航していた成田-ムンバイ線(NH829/830便)の機材を、ボーイング787-8型機(169席:ビジネス46席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー102席)へ大型化したためで、成田発・ムンバイ発とも26日が最終便となった。

◆2号機は全席ビジネス

 ANAは2006年12月25日、737-700ERを導入すると発表。世界初の導入で、2007年3月25日に新設した中部-広州線に、初号機(登録番号JA10AN)を投入した。製造は2007年1月5日、デリバリー(引き渡し)は2月14日で、就航時の座席数は2クラス48席(ビジネス24席、エコノミー24席)だった。

 同年9月1日に成田-ムンバイ線開設時に就航した2号機(登録番号JA13AN)は、世界でも珍しい全席ビジネスクラス(38席)。同年3月28日製造で、8月16日にデリバリーされた。

 2機とも機体全体に「ANA BusinessJet」と大きく描いた特別塗装だったが、2014年に通常塗装へ変更。初号機は7月12日、2号機は一足早く5月19日に変わった。

 退役時の座席数は、初号機が2クラス44席(ビジネス24席、エコノミー20席)、2号機が1クラス38席(ビジネス38席)。ANAが国際線で運航している通常の737-700は2クラス120席(ビジネス8席、エコノミー112席)で、およそ40席のANAビジネスジェットは、約3分の1の座席数だった。

 ANAの737-700ERは、前後の貨物室内に燃料タンクを増設して航続距離を延長。燃料搭載量が通常の737-700は26キロリットルであるのに対して、約1.5倍の40キロリットルを積める。航続距離も737-700の4900キロに対し、737-700ERは初号機が約2倍の9700キロ、2号機が1万キロとなっていた。

 一方、エンジンは737-700と同じ、CFMインターナショナル製CFM56-7B24を採用した。

◆浮き上がると大差ない

 「燃料がたくさん入るので、とにかく重い。操縦すると離陸して上昇する時は通常の737-700と違いますが、降りる時は素直な普通の飛行機でした」。こう話すのは、運航本部フライトオペレーションセンターのB737部班長、得津伸一郎機長だ。

 冬場は福岡空港にテクニカルランディングして燃料を搭載するが、季節要因がなければ成田からムンバイまで直行便で飛べる737-700ER。燃料を1.5倍積めるとなると、その分離陸重量が重くなる。

 しかし、「浮き上がると操縦していて大差はなかったですね。上昇には時間が掛かりますが不具合も少なく、2機で好不調の差もありませんでした」と、得津機長は振り返る。

 得津機長は旧エアーニッポン(ANK)に入社し、737-500を振り出しに737-700など「737NG(次世代737)」に乗務。737-700ERには、2012年から乗務するようになった。

 最初に737-700ERを導入すると聞いた時は、衝撃的だったという。「キャビンの光景が全然違う。広々としていますからね」と、初めて機体に入った時の印象を話す。

 さまざまな部分が異なる737-700ERだが、ライセンスは通常の737-700と同じ。「羽田-八丈島線を飛んで、次は成田-ムンバイ線という時もありましたよ(笑)。すごく短い路線を飛んだと思ったら、インドまで行ける飛行機に乗るんですから」と、両極端なフライトを振り返る。

 通常の737-700は、国内線では低需要路線にも投入されている。同じ機体サイズで、季節によっては機長2人と副操縦士1人が乗務する「マルチクルー」で飛ぶ長距離便も、操縦することになるのだ。

 特集後編では、得津機長がフライトしてきた中で感じた737-700ERの特徴や、ビジネスジェット仕様ならではの機内を、多数の写真で紹介する。


ルフトハンザ・カーゴ、777F貨物機が日本就航 成田便に初投入
Aviation Wire 3月29日(火)21時50分配信

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成田に到着し左後部ドアから貨物を降ろすルフトハンザ・カーゴの777F=16年3月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ルフトハンザ・カーゴ(GEC/LH)は3月29日、ボーイング777F貨物機を成田空港へ就航させた。同社が運航する777Fが日本へ乗り入れるのは初めて。

【成田に着陸するルフトハンザ・カーゴの777F初便】

 LHカーゴは、フランクフルト-成田間(仁川経由)の貨物便を週6往復運航。従来は旧マクドネル・ダグラス(現ボーイング)MD-11型機で運航していたが、29日から全便を777Fに変更した。

 777Fは旅客機の777-200LRを母体に開発された貨物機で、2005年にローンチ。初号機は2009年2月、ローンチカスタマーのエールフランス航空(AFR/AF)に引き渡された。旅客機の客室にあたるメインデッキの左側後部には、3.7メートル×3.1メートルの大型ドアを設け、貨物の搭降載をしやすくしている。

 エンジンは777-200LRと同じ米GE製GE90-110B1を搭載。最大離陸重量は76万6000ポンド(34万7450キログラム)、航続距離は4885海里(9045キロメートル)となっている。

 LHカーゴは5機発注し、全機を受領済み。初号機は2013年11月8日に引き渡された。これまでは北大西洋路線やアジアの主要拠点を中心に投入されてきた。同社によると、MD-11よりも20トン多く貨物を運べるという。また、3発機のMD-11と比べ、双発機の777Fは燃料消費量や騒音、二酸化炭素(CO2)排出量の削減に効果がある。

 ミヒャエル・シュトルマー日本・韓国支社長は、「従来の機材では、経由地が最低1カ所必要だった。777Fはフランクフルトから成田へノンストップで運航出来る、初めての機材だ」と述べた。一方、仁川経由となる点については、ビジネス上とスロット(発着枠)のためだという。仁川からフランクフルトへは、ノンストップで運航する。

 また、LHカーゴは日本-欧州間の航空貨物について、全日本空輸(ANA/NH)と共同事業(JV)を2014年10月の冬ダイヤから展開。シュトルマー支社長は、「日本と欧州は世界でも大きな市場で、6億人の消費者を結んでいる」として、777F導入で戦略的マーケットの一つと位置づける日本での市場拡大を目指す。

 29日の初便就航式典では、地元成田の少年サッカーチームに、ルフトハンザがスポンサーを務める独サッカーリーグ「ブンデスリーガ」の「イントラッハト・フランクフルト」のレプリカユニフォームが、シュトルマー支社長からプレゼントされた。ユニフォームは777Fで成田へ運んだものだという。初便の機体は「Hallo Germany」号(登録番号D-ALFE)で、午後4時半すぎに成田へ到着した。


エアバス、A350-900最大離陸重量増加型を開発 - 航続距離が1万5,000kmに
2016年3月29日(火)15時14分配信 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

エアバスは現地時間の3月28日、A350-900の最大離陸重量(MTOW)増加型を開発し、航続距離を延長することを発表。このA350は2020年に投入を予定している。

この増加型は、MTOWを280tに増加させることで、2015年にローンチされた現行のA350-900よりも、満席状態での航続距離が7,500海里(約1万3,900km)から8,100海里(約1万5,000km)に拡大。同時に、ロールス・ロイスのトレントXWBエンジンも改良することで、消費燃料が2%削減される。

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ユナイテッド航空の787-9、羽田就航 サンフランシスコ線が機材変更
Aviation Wire 3月28日(月)10時28分配信

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羽田へ着陸するユナイテッド航空サンフランシスコ-羽田線の787-9初便=16年3月27日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ユナイテッド航空(UAL/UA)のボーイング787-9型機が3月27日夜、羽田空港に就航した。サンフランシスコ-羽田線の機材変更によるもので、現地時間26日に出発した羽田行きUA875便(登録番号N36962)が初便となった。

【羽田へ初めて着陸するユナイテッド航空の787-9】

 787-9の座席数は252席(ビジネス48席、エコノミープラス88席、エコノミー116席)で、従来の機材は777-200ER(269席:ファースト8席、ビジネス40席、エコノミープラス104席、エコノミー117席)だった。サンフランシスコ線は2010年10月の羽田再国際化後、同社初の羽田発着定期便で、2014年10月に就航した。

 ユナイテッド航空の787-9による羽田着初便となったUA875便は、午後10時43分に到着。折り返しのサンフランシスコ行きUA876便は、148番搭乗口から定刻の28日午前0時30分に出発する見込み。

 ユナイテッド航空は、米系航空会社では初めて787-9を受領。2014年10月就航のロサンゼルス-メルボルン線へ導入しており、サンフランシスコ-シドニー線など、主要太平洋路線に投入している。サンフランシスコ-羽田線には当初、8月に就航予定だったが前倒しした。

 同社の787-9は、全機に無線LAN(Wi-Fi)による機内インターネット接続サービスを導入。ビジネスクラスでは、就寝時に約2メートルの水平なベッドになるフルフラットベットシート、15.4インチのタッチスクリーン・モニターを備えたオンデマンド型エンターテインメントシステムを搭載しており、シートに電源コンセントやUSB端子を備えている。

 エコノミークラスのシートは、調節可能なヘッドレストと9インチの個人用モニターを搭載。電源コンセントもシートに設置している。エコノミーのうち、88席は足もとが広い「エコノミープラス」として設定。通常のエコノミーと比べて、足もとが最大約12センチ広く、エコノミー前方の席となるため、到着時により早く降機できる。

 787のうち長胴型となる787-9は、標準型の787-8と比べて胴体が約6メートル長く、座席数を30席以上増やせ、航続距離も約556キロメートル延長できる。ユナイテッド航空では、787ではもっとも機体が大きい787-10も発注済みで、2018年に初号機が引き渡される予定。


キャセイパシフィック航空のA350 初飛行成功
Aviation Wire 3月26日(土)19時22分配信

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初飛行に成功するキャセイパシフィック航空のA350-900初号機=16年3月 PHOTO: A. Doumenjou, Master Films/Airbus

 エアバスは現地時間3月25日、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)のA350-900型機が、最終組立工場がある仏トゥールーズで初飛行に成功したと発表した。

【初飛行するキャセイパシフィック航空のA350】

 キャセイはA350-900を22機、長胴型のA350-1000を26機の計48機を発注済み。今回初飛行したA350-900の初号機は地上試験や飛行試験を実施後、今年4-6月期に引き渡される見通し。キャセイでは5月に初号機を受領し、年内に12機を導入する計画を進めている。

 同社はA350-900を現地時間9月2日に開設する香港-ロンドン・ガトウィック線など、長距離線へ導入。日本へA350を就航させる際、初便は関西行きを検討している。

 A350 XWBは3機種で構成。座席数はメーカー標準仕様で短胴型のA350-800が3クラス280席、A350-900が同325席、長胴型のA350-1000が同366席となる。エンジンは英ロールス・ロイス社製トレントXWBを搭載し、燃費を25%改善する。


ロールス・ロイス、新エンジン"トレント1000-TEN"で初飛行--747-200で実施
2016年3月24日(木)15時26分配信 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

ロールス・ロイスは現地時間の3月23日、同社の最新エンジン「トレント1000-TEN」の初飛行を実施したことを発表。テスト飛行は米国アリゾナ州にて、同社所有の747-200にて行われた。

トレント1000TENの「TEN」は「Thrust, Efficiency and New Technology」の略で、同エンジンは「パーフェクトテン」の愛称で親しまれている。トレント1000はANAがローンチカスタマーとなった787-8に搭載されており、2011年より運用。2014年にニュージーランド航空がローンチカスタマーとなった787-9にも搭載されている。トレント1000TENはそのトレント1000の燃費・推力を向上させたモデルになっている。

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帰ってきたF2戦闘機 松島基地 第21飛行隊、訓練再開へ
産経新聞 3月20日(日)18時4分配信

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展示飛行を終え、松島基地に着陸するF2戦闘機=20日午前、宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地(鈴木健児撮影)(写真:産経新聞)

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)に20日、三沢基地(青森県三沢市)から第21飛行隊が帰還、F2戦闘機が展示飛行を披露した。震災で中断していたF2戦闘機パイロット育成のための訓練は23日に再開される。

 F2戦闘機は平成12年から航空自衛隊に配備された多用途戦闘機。松島基地では震災の津波で全18機が水没し、海水による腐食などで5機は修理を断念、残り13機が修理に回された。

 第21飛行隊はF2戦闘機などのパイロット育成が任務で、操縦指導や機体整備の隊員ら約50人で構成されている。平成23年4月以降は三沢基地に派遣され、同基地に配備されている機体で訓練を実施してきた。

 松島基地はF2戦闘機の再配備に向け、今月中旬までに駐機場を約4メートルかさ上げする津波対策と新格納庫建設が完了、修理を終えた被災機6機を含む約10機のF2戦闘機が順次配備された。

 帰還を記念した展示飛行では、F2戦闘機2機が約10分間にわたって飛行、大きく旋回して着陸すると、飛行で基地周辺に集まった人々から大きな歓声が上がった。操縦した第21飛行隊長の山路史朗2等空佐が出迎えた熊田裕通防衛大臣政務官とがっちり握手。

 記念式典では、第4航空団司令の時藤和夫空将補が式辞で「困難を乗り越え、本日をもって松島基地は復興する」と宣言。「第21飛行体の帰還をゴールとするのではなく、震災に強い基地として更なる努力をする」と決意を語った。

 松島基地所属のブルーインパルスも展示飛行を披露し、帰還を祝ってスモークで大空に桜やハートを描いたり、背面飛行する機体の周りを別の機体が螺旋(らせん)回転する大技「コーク・スクリュー」にも挑戦、縦横無尽に飛ぶ姿が訪れた人々を魅了した。


帰還祝う限定塗装のF2
時事通信 3月20日(日)17時52分配信

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帰還を祝う限定塗装でサクラと「Return To MATSUSHIMA AB(松島基地帰還)」のメッセージが描かれたF2戦闘機の尾翼=20日午前、宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地


津波に備えた基地に着陸するF2
時事通信 3月20日(日)17時52分配信

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東日本大震災で被災した航空自衛隊松島基地への帰還を祝う展示飛行を終え、着陸するF2戦闘機。手前は津波に備え新設された防潮堤の一部=20日午前、宮城県東松島市


津波水没の松島基地復旧
時事通信 3月20日(日)16時28分配信

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東日本大震災の津波で被災した航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)の復旧、津波対策工事が今月完了するのに伴い、空自は20日、F2戦闘機で構成する第21飛行隊の帰還式典を同基地で行った。写真は帰還したF2


津波水没の松島基地復旧=F2戦闘機、帰還式典―宮城
時事通信 3月20日(日)16時26分配信

 東日本大震災の津波で被災した航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)の復旧、津波対策工事が今月完了するのに伴い、空自は20日、F2戦闘機で構成する第21飛行隊の帰還式典を同基地で行った。

 第21飛行隊はF2戦闘機のパイロット教育部隊で震災後、三沢基地(青森県)に隊員約50人が移動して訓練していた。復旧に合わせて松島基地に改めてF2が約10機配備され、同基地を拠点に飛行訓練を再開する。

 式典では、防衛省の熊田裕通政務官が「きょうは松島基地の新たな原点となる。被災地を勇気づける希望の光となることを期待する」と訓示した。松島基地を拠点にする曲芸飛行チーム「ブルーインパルス」が飛行し、復旧を祝った。

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