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2016年3月23日 (水)

ベルギー・ブリュッセルで多発テロ、34人死亡 ISが犯行声明・7

ベルギーの首都ブリュッセルで22日朝(日本時間22日夕)、ブリュッセル国際空港と、欧州連合(EU)本部などがある官庁街の地下鉄駅で大きな爆発が相次いで起こった。

ベルギー公共放送によると、これらの爆発で少なくとも計34人が死亡、約200人が負傷した。イスラム過激派テロ組織IS(イスラム国)が犯行声明を出した。テロを受け、欧州全域の空港や交通機関で、緊急厳戒態勢が敷かれた。

ISは22日の犯行声明で、「戦闘員たちが爆弾ベルトで一連の爆破を実行した」とし、テロ攻撃の理由について、ベルギーが「(IS掃討の)有志連合に参加している」と指摘した。ベルギーのミシェル首相は記者会見で、「(空港と地下鉄駅の)二つの攻撃は、卑劣な攻撃だ。我々が恐れていたテロが起こった」と非難した。

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リンク:ベルギーテロ 鎮魂 悲しみの街 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギーテロ 道路封鎖、緊張の現場 武装警官「近づくな」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギーテロ 羽田空港の警戒を強化 標的「対策難しい」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギーテロ 政府、邦人保護に全力 サミットにらみ警備強化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギーテロ 「イスラム国」戦局拡大…傘下拠点“領土化”、難民装い密航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自爆犯、仏テロで手配=2事件の関連鮮明に―ベルギー - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:IS打倒「最優先」=戦略変えず―米大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ容疑者へ「水責め必要」…トランプ氏が発言 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギー連続テロ、3人目の自爆犯特定 パリ事件の爆弾製造者か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギー同時テロ 邦人男性昏睡状態…地下鉄で爆発に巻き込まれ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ受け難民入国拒否=ポーランド - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ケリー米国務長官が25日にベルギー訪問、支援意向表明へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギー同時攻撃でEU緊急閣僚会合、24日開催へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:24日に緊急内相会合=連続テロ受け―EU - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギーが自爆攻撃実行犯2人特定、3人目拘束まだ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:これはもはやISとの戦争だ ベルギー同時テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ベルギー同時テロ>ローマ法王「残忍」と非難 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:犠牲者悼み各地で集会=ベルギー国王、仏首相ら黙とう―ブリュッセル - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギー連続テロ犠牲者の追悼集会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギー連続テロ、各地で1分間の黙とうささげる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ベルギー同時テロ>厳戒下「今日も地下鉄に」 恐怖と闘い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:空港、地下鉄テロ実行犯は兄弟=ベルギー検察 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自爆犯2人特定、容疑者1人逃走…ベルギーテロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「後で体震えた」負傷の邦人男性…ベルギーテロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギー同時テロ 移民制限の動き加速も ほころぶ「一つの欧州」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギー同時テロ 日本政府は現地に「対策本部」 邦人安全確保に全力 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギーのテロを受け、国内の空港や駅でも警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ベルギー同時テロ>容疑者らパリ事件関係 自爆2人は兄弟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相、国内の警戒・警備態勢の徹底を指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギー連続テロに「深い衝撃」=英女王 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:連続テロ犠牲者を悼む - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギー連続テロ、自爆犯2人の身元を特定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ベルギー同時テロ>警察庁、警戒強化を指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ブリュッセル同時テロ容疑者の身柄を拘束、死者35人以上-厳戒続く - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

ベルギーテロ 鎮魂 悲しみの街
産経新聞 3月24日(木)7時55分配信

 【ブリュッセル=岡部伸】ベルギー同時テロから一夜明けた23日、現場のあるブリュッセル市内は、犠牲者の冥福を祈る人々らの深い悲しみに包まれた。

 地元メディアによると、ベルギーは23日から3日間喪に服す。同日正午(日本時間午後8時)には1分間の黙祷(もくとう)も。ベルギーの地元紙は23日朝刊1面で「さあ みんなで立ち上がろう」との大見出しでテロに屈することがないように悲劇の一日を伝えた。

 市内中心部の広場では22日夜、数百人の市民が集まり、ろうそくをともし、花を供えて、犠牲者を悼んだ。参加者は石畳に「私たちの街、美しいブリュッセル」などとチョークで書き込み、並べたろうそくに火をともしたり、花を手向けたりしていた。

 その一角では迷彩服を着た武装兵士らによって出入りが規制され、手荷物検査が行われていた。


ベルギーテロ 道路封鎖、緊張の現場 武装警官「近づくな」
産経新聞 3月24日(木)7時55分配信

 【ブリュッセル=岡部伸】「それ以上近づくな。次の爆発テロが起きるかもしれない」。迷彩服に自動小銃を提げた兵士や警官が厳しい顔で叫ぶ。200人以上の死傷者が出た同時テロが起きたブリュッセルでは、爆発を受けて閉鎖された空港や地下鉄駅の周辺は発生から24時間が過ぎた23日朝も厳戒態勢が続いた。地下鉄などの交通網が寸断され、幹線道路は渋滞がひどい。市内は物々しい雰囲気に包まれていた。

 ターミナルビルで2度の爆発が起きた国際空港はブリュッセルの中心街から北東へ約8キロにある。ターミナルまで500メートル手前で武装した警官が道路を封鎖して犯人の捜索と監視を続けていた。

 ターミナルに隣接するホテルを予約していた記者が予約証を見せてタクシーごと空港に向かおうとすると、警戒に当たる警官が銃を構えてにらみつけた。

 「ホテルはクローズされた。誰も入れない。これ以上近づくと危険だ」

 封鎖された道路前には各国のカメラマンや記者が集まり、関係車両が慌ただしく出入りする。

 市内の地下鉄、バス、路面電車などの交通機関や高速鉄道「ユーロスター」の運行も中止されたまま。幹線道路は移動を余儀なくされた車であふれていた。

 出張先のストックホルムからパリ経由で電車を乗り継ぎ、22日深夜帰宅した欧州連合(EU)職員(56)は、「空港駐車場に車を止めたが閉鎖され取りに行けない。数日前、警察当局はテロとの戦いで成功したと自賛したばかり。警備態勢にぬかりがあったのではないか。今日は自宅で仕事をする」とぼやいた。

 一方、日本人を含む多くの乗客が被害に遭ったマルベーク駅は、EU本部などが位置するシューマン駅の隣駅で、本部までわずか約500メートル。23日朝も駅入り口に通じる道路は数十メートル手前で規制線が張られ、自動小銃を提げた警官がさらなるテロに備えて厳重パトロールし、緊張感に包まれた。

 マルベーク駅近くに住むホテル従業員のウルスカ・グレゴリックさん(32)は「(パリ同時多発テロ実行犯の一人)サラ・アブデスラム容疑者が逮捕され、報復テロを覚悟していたが、本当に起きるとは信じられない。ブリュッセルは平和な街だが欧州の中心なのでテロリストに狙われるのだろう。4年間住んだが怖いので故郷のスロバキアに帰る」と肩を落とした。


ベルギーテロ 羽田空港の警戒を強化 標的「対策難しい」
産経新聞 3月24日(木)7時55分配信

 ベルギー同時テロを受け、警視庁は羽田空港の警戒を強化した。同空港には普段からテロ対処部隊が配置されているが、巡回を増やすなどして不審物や不審者に目を光らせる。

 今回のテロでは、不特定多数が利用する空港と地下鉄が標的となり、警備や監視が手薄な「ソフトターゲット」対策の難しさが改めて浮き彫りになっている。

 「ソフトターゲットはテロリストにとって格好の標的。攻撃者が有利で、心理的効果も大きいが、警備対策は難しい」。警察関係者は指摘する。

 2001年の米中枢同時テロなどと前後して、ソフトターゲットはテロの攻撃対象の中心となった。昨年のパリ同時多発テロでは、劇場、カフェなどが無差別で攻撃された。

 今回のテロでも、地下鉄は自由に出入りできる上、空港は保安検査区域の外側が狙われた。公共交通機関で厳重な身体検査を行えば安全性は高まるが、度を過ぎると利便性が損なわれ、経済活動などに悪影響が出る恐れがある。

 また、ソフトターゲットは無数にあり、警備の中核となるマンパワーで全てを補うのは事実上、不可能で、脆弱(ぜいじゃく)さを狙うテロリストを有利にしている。

 日本国内で5月に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の開催が迫る中、パリ、ブリュッセルと大都市を相次いで襲ったテロ。警察関係者は「事前にテロの端緒をつかむ情報収集が極めて重要。民間の協力も不可欠だ」と強調する。


ベルギーテロ 政府、邦人保護に全力 サミットにらみ警備強化
産経新聞 3月24日(木)7時55分配信

 政府はベルギーの同時テロを受け、在ベルギー日本大使館に現地対策本部を設置した。また、邦人の安全を確保するため、ベルギーの在留邦人や短期渡航者にメールで注意喚起したほか、外務省のホームページを通じてベルギー以外の海外渡航についても「テロなどの不測の事態に巻き込まれることのないよう危機管理意識を持つように」と呼びかけるなどの態勢を敷いた。

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は23日の記者会見で、「卑劣極まりないテロは許されるものではなく、断固として非難する」と表明。安倍晋三首相から「海外邦人の安全確保と国内の警戒警備の徹底など、より一層緊張感を持ってテロ対策にあたるように」と指示があったことを明らかにし、「(日本国内でテロは)絶対あってはならない」と強調した。

 5月26、27両日に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が控えていることを踏まえ、「G7(先進7カ国)議長国としてベルギーを含む国際社会と連携し、国内のテロ対策に万全を尽くす」とも述べ、各国と国際テロ動向に関する情報共有を図り、国内の空港や新幹線などの警備を徹底する考えを示した。

 安倍首相は23日、ベルギーに本部を置く欧州連合(EU)のトゥスク大統領とユンケル欧州委員長に対し、テロを強く非難し、EUとの連帯を表明するメッセージを送った。岸田文雄外相は日本人男性2人が重軽傷を負ったことに触れ、「邦人の安全確保に全力で取り組む」と述べた。


ベルギーテロ 「イスラム国」戦局拡大…傘下拠点“領土化”、難民装い密航
産経新聞 3月24日(木)7時55分配信

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「イスラム国」に指揮または触発された主なテロ事件(写真:産経新聞)

 【カイロ=大内清】ベルギー同時テロで犯行声明を出したイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)は、「本拠地」であるシリア・イラク国外でのネットワーク作りを進めている。中東各地に傘下組織を広げているほか、欧州にシリア難民を偽装したISメンバーが流入しているとも指摘される。今回の犯行声明で言及している通り、今後も同様のテロを起こす懸念は強い。

 ISの拡大戦略の特徴のひとつは、傘下組織とその拠点地域をISの「州」として組み込む点だ。エジプト東部シナイ半島を「シナイ州」、サウジアラビア中央部を「ナジュド州」、アフガニスタンやパキスタンの一部を「ホラサン州」などと一方的に呼称し、ネットワーク化する。

 これは、仮想の“領土”を宣言することで、ISが掲げるジハード(聖戦)主義の共鳴者を引きつけ、「建国」に関与しているとの高揚感を与える狙いからだとみられる。シナイ半島北部を拠点とする武装組織は、ISの指導者アブーバクル・バグダーディ容疑者に忠誠を誓って2014年11月に「シナイ州」と名乗って以降、外国人戦闘員が増加したといわれる。

 国家分裂状態にあるリビアや、イスラム教シーア派系民兵とスンニ派系の政府による内戦が続くイエメンでは、混乱に乗じて活動を活発化。特にリビアは、周辺国から戦闘員が流入し、訓練を受けた後に母国などでテロを起こすケースもある。

 一方、多くのIS関係者がシリア難民として欧州に密航しているとの指摘も絶えない。国際テロ情報の収集・分析を行う国連関係者によると、密航者は送還を避けるために身分証明書を廃棄していることが多いため、「本当にシリア難民なのかの確認さえ難しく、過激派の流入を防ぐのは一層困難」なのが現状だという。

 欧州に入域した密航者は、すでに定住している中東出身者やイスラム教徒のコミュニティーと接触することが多いため、流入したIS関係者から過激思想が拡散する恐れも強い。


自爆犯、仏テロで手配=2事件の関連鮮明に―ベルギー
時事通信 3月24日(木)7時50分配信

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連続テロ事件が起きたブリュッセル国際空港で、自爆した2人のうち身元が判明していなかった男が、パリ同時テロで手配中のナジム・ラーシュラウイ容疑者(写真)である可能性が高いことが23日、明らかになった。

 【ブリュッセル、エルサレム時事】連続テロ事件が起きたブリュッセル国際空港で、自爆した2人のうち身元が判明していなかった男が、パリ同時テロで手配中のナジム・ラーシュラウイ容疑者(24)である可能性が高いことが23日、明らかになった。

 AFP通信などが報じた。

 連続テロでは、パリのテロの実行犯として逮捕されたサラ・アブデスラム容疑者(26)と関係が深い兄弟が、空港と地下鉄駅で自爆したことが分かっている。4カ月前のパリと今回のブリュッセルで起きたテロ事件が、密接に関連していることがさらに鮮明となった。

 また、地下鉄の爆発で負傷した日本人2人のうち重傷を負った30代の男性は、生命保険協会(東京)から出向中の滝田祐さんと判明。日本政府によれば「意識はないが、容体は安定している」という。もう1人は日野実さんで、足に軽傷を負っている。

 ラーシュラウイ容疑者は、2015年9月にサラ容疑者とハンガリーで行動を共にしたことが確認されていた。パリでのテロに使われた爆発物から、同容疑者のDNAが検出されたと報じられた。


IS打倒「最優先」=戦略変えず―米大統領
時事通信 3月24日(木)7時45分配信

 【ワシントン時事】オバマ米大統領は23日、訪問先のアルゼンチンで行った同国のマクリ大統領との共同記者会見で、ベルギーで起きた連続爆弾テロ事件後に犯行声明を出した過激派組織「イスラム国」(IS)を打倒することが「最優先課題だ」と表明し、連携して対策を進めていくよう各国に訴えた。

 
 オバマ大統領はISについて、「米国の存立に関わる脅威」ではないものの、イスラム教を曲解した殺人集団だと非難。「ISをシリアとイラクから除去し最終的に破壊するまで精力的に追及し続ける。世界はテロリズムに対抗して団結する必要がある」と改めて強調した。

 大統領はさらに、空爆を柱とする米軍の取り組みは機能していると指摘し、IS掃討戦略の大枠を変える必要はないという考えを重ねて示した。欧州などでのテロ攻撃のリスクを低減する方策を見いだすよう関係当局に指示したことも明らかにした。


テロ容疑者へ「水責め必要」…トランプ氏が発言
読売新聞 3月24日(木)7時29分配信

 【ワシントン=黒見周平】22日に起きたベルギー同時テロを受け、米大統領選の共和党指名候補争いで首位を走る不動産王ドナルド・トランプ氏(69)は同日、米国内での強硬なテロ対策の必要性を改めて主張した。

 トランプ氏は米メディアのインタビューで、テロ容疑者を取り調べる方法について、「情報を取るためには何でもやるべきだ。水責めがいいと思うし、私なら水責め以上のことだってできる」と語った。

 「水責め」を含む拷問はジュネーブ条約で禁じられており、トランプ氏も今月初めには「法を破るような命令はしない」と話していた。再び「過激」な発言をしたのは、テロを非難する機運が高まるとみて、強い指導者像を印象づける狙いがあったとみられる。


ベルギー連続テロ、3人目の自爆犯特定 パリ事件の爆弾製造者か
AFP=時事 3月24日(木)7時25分配信

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ベルギー警察が公開したナジム・ラーシュラウイ容疑者の写真(2016年3月21日提供)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)で22日に起きた連続テロ事件で、空港で自爆した2人目の実行犯の身元が、ナジム・ラーシュラウイ(Najim Laachraoui)容疑者と特定された。警察筋が23日、AFPに明らかにした。

 ベルギー検察当局は先に、1人目の自爆犯をブラヒム・バクラウィ(Ibrahim El Bakraoui)容疑者と特定、自爆に失敗した3人目の容疑者は現在も逃走中だと発表していた。一方、地下鉄のマルビーク(Maalbeek)駅で起きた自爆攻撃の実行犯は、ブラヒム容疑者の弟のハリド・バクラウィ(Khalid El Bakraoui)容疑者と特定されている。

 ラーシュラウイ容疑者のDNAは、昨年11月に発生したパリ同時テロ事件で使用された爆発物と、同事件の主犯格とされるサラ・アブデスラム(Salah Abdeslam)容疑者の指紋が同12月に見つかったブリュッセルのアパートから検出されている。このアパートでは爆弾製造器具も見つかっており、ラーシュラウイ容疑者はパリ同時テロで使われた爆弾を製造した疑いが持たれている。

 検察当局によると、ラーシュラウイ容疑者は2013年2月にシリアに渡航。また昨年9月には、オーストリア・ハンガリー間の国境を、偽名を使って越えていた。同容疑者は、アブデスラム容疑者と、3月15日のブリュッセルでの強制捜査時に死亡したモハメド・ベルカイド(Mohamed Belkaid)容疑者と一緒に旅行していた。

 アブデスラム容疑者は、ベルカイド容疑者死亡から3日後、ブリュッセル連続テロの4日前に当たる3月18日に逮捕された。ブリュッセルの空港と地下鉄駅で自爆したバクラウィ兄弟も、アブデスラム容疑者とのつながりがあったとされる。【翻訳編集】 AFPBB News


ベルギー同時テロ 邦人男性昏睡状態…地下鉄で爆発に巻き込まれ
スポニチアネックス 3月24日(木)7時1分配信

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23日、ベルギーのブリュッセル中心部でテロの犠牲者に黙とうをささげる人々(AP)
 
 ベルギーの首都ブリュッセルの地下鉄駅と国際空港で約30人が死亡した同時テロで、在ベルギー日本大使館は23日までに、30代の日本人男性1人が重傷、別の日本人男性1人が軽傷を負ったと明らかにした。2人は現地在住者で、地下鉄で爆発に巻き込まれた。

 共同電によると、30代男性は滝田祐さんで、生命保険協会(東京都)から国際保険協会連盟に出向中で、病院で治療を受けているという。地元病院によると、日本人男性1人が意識不明の重体で昏睡(こんすい)状態という。生命保険協会の男性かどうかは不明。

 軽傷を負ったブリュッセルの旅行代理店「ジャパンP.I.トラベル」社員日野実さん(53)は「物凄い音がして煙に包まれた。鼓膜が破れて今もよく聞こえない」と話した。

 同時テロを受け、全日本空輸は23日、1日1往復で運航している成田―ブリュッセル便を31日まで一時運休すると発表。この間、約2100人に影響する見通しで、4月以降は状況をみて判断する。

 一方、日本の旅行各社は、日本を出発する同国への直近のツアー中止を決めた。阪急交通社とJTBは23、24日に日本を出発するツアーを中止。3月中、ツアーのない近畿日本ツーリストと日本旅行は今後の状況を見て判断する。ベルギー検察当局は23日、国際空港での自爆テロに3人が関与、地下鉄駅での爆発に1人が関わったと発表。国際空港で自爆したと報じられたテロ実行犯の兄弟2人のうち1人は地下鉄駅で自爆したと明らかにした。空港出発ロビーの監視カメラには3人の男がカートを押す姿が写っていた。兄弟はパリのテロにも関わっていた可能性がある。


テロ受け難民入国拒否=ポーランド
時事通信 3月24日(木)6時8分配信

 【ベルリン時事】ポーランドのシドゥウォ首相は23日、地元テレビに対し、ブリュッセルでのテロを受け、「今やどんな数であれ難民の受け入れを了承することはできない」と語った。

 AFP通信が報じた。

 シドゥウォ首相は「われわれは何より国民の安全を確保しなければならない」と述べ、難民の中には「テロリストもいる」と警戒感をあらわにした。ブリュッセルでのテロ後、欧州連合(EU)加盟国首脳から難民の入国不許可方針が示されたのは初めて。


ケリー米国務長官が25日にベルギー訪問、支援意向表明へ
ロイター 3月24日(木)4時53分配信

[モスクワ 23日 ロイター] - 米国のケリー国務長官が25日、ベルギーを訪れ、同時攻撃捜査を支援する意向を表明する。

米国務省のカービー報道官が23日明らかにした。

報道官は「これら攻撃の捜査を行い、暴力的な過激主義に対抗する国際的な動きに貢献し続けるベルギーの取り組みを、米国が強く支持していることを改めて表明する」と話した。

国務長官は、シリアやウクライナ問題をめぐり協議するため、モスクワに到着した。ブリュッセルでは、ベルギーや欧州連合(EU)の当局者らと会う予定だ。


ベルギー同時攻撃でEU緊急閣僚会合、24日開催へ
ロイター 3月24日(木)2時35分配信

[ブリュッセル 23日 ロイター] - 欧州連合(EU)の議長国オランダは23日、30人超の死者を出したベルギー同時攻撃を受け、24日にEU加盟国の法相や保安相らによる緊急閣僚会合を開くと発表した。ツィッターを通じ明らかにした。

会合はブリュッセルで開かれ、1500GMT(日本時間25日午前0時)から始まる。


24日に緊急内相会合=連続テロ受け―EU
時事通信 3月24日(木)1時19分配信

 【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)は23日、ブリュッセルでの連続テロ事件の対応を協議するため、緊急の内相・法相会合を24日にブリュッセルで開催することを決めた。

 テロ発生から2日後の緊急会合の開催は、テロ組織の脅しに屈せず、加盟国が団結して戦う姿勢を示す狙いがあるとみられる。


ベルギーが自爆攻撃実行犯2人特定、3人目拘束まだ
ロイター 3月24日(木)0時24分配信

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 3月23日、ベルギー検察は自爆攻撃の実行犯として、バクラウィ兄弟を特定したと明らかにした。写真はブリュッセルの建物から物証を押収する、覆面姿の警察官ら。23日撮影(2016年 ロイター/Charles Platiau)

[ブリュッセル/アンカラ 23日 ロイター] - ベルギーの首都ブリュッセルの国際空港と地下鉄駅で22日に発生した爆発攻撃について、同国の検察官は23日、自爆攻撃の実行犯としてハリド・バクラウィ容疑者(27)とイブラヒム・バクラウィ容疑者(29)の兄弟を特定したことを明らかにした。

ただ、3人目の容疑者の身柄はまだ拘束されていないとしている。

フレデリク・ファン・リーウ検察官は記者会見で、ハリド容疑者は地下鉄駅マルベークの地下鉄車両の中で、イブラヒム容疑者は空港で自爆攻撃をそれぞれ実行したと述べた。

同検察官はまた、イブラヒム容疑者がパソコンに遺書とも受け取れる記述を残していたことも明らかにした。パソコンには「絶えず逃亡中の身で、何をしていいのかもはや分からない。どこにいても捜査の対象となり、安全な場所はない。これ以上待てば刑務所に送られるリスクがある」との記述が残されていたとしている。

兄弟はベルギー生まれ。強盗などの犯罪歴があるが、前週、昨年11月のパリ同時攻撃の実行犯として国際手配されていたサラ・アブデスラム容疑者(26)が逮捕されるまで、ベルギー当局はバクラウィ兄弟が武装勢力と関係があるとは認識していなかった。

リーウ検察官によると、空港で最初の爆発が起きたのは現地時間22日午前7時58分。11番カウンター付近で発生した。その9秒後に2番カウンター付近で2度目の爆発が起きた。

同検察官はバクラウィ兄弟は監視カメラの映像、および指紋から身元が確認されたとしている。ただイブラヒム容疑者とは別の空港自爆攻撃実行犯の身元はまだ特定されていない。

また同検察官は、空港で爆発した爆発物のうち最も大きなものを置いた後に走り去ったとされる3人目の主要な容疑者の身柄はまだ拘束されていないことも明らかにした。

同検察官はこの男の氏名は明らかにしなかったが、ベルギーのメディアはこの男はナジム・ラーシュラウイ容疑者(25)と報じている。

トルコのエルドアン大統領はこの日、イブラヒム・バクラウィ容疑者について、昨年6月、シリアとの国境に近いトルコ南部で身柄を拘束された後、トルコから国外退去処分を受けていたことを明らかにした。

同大統領は、トルコはベルギー当局に対し同容疑者が武装勢力のメンバーであると警告したが、ベルギー当局は取り合わなかったとしている。


これはもはやISとの戦争だ ベルギー同時テロ
Japan In-depth 3月24日(木)0時0分配信

ベルギーの首都ブリュッセルでまた大規模なテロが起きた。3月22日、同首都の国際空港と地下鉄駅と2か所での爆弾テロで、少なくとも34人が死に、230人が負傷した。イスラム教過激派テロ組織の「IS(イスラム国)」がすぐに犯行声明を出した。
なぜこんな残酷な無差別殺戮が起きるのか。このテロでは日本人2人も負傷した。ヨーロッパから遠く離れた日本も決して無関係ではないのだ。いま私が働くアメリカの首都ワシントンでも犠牲者を悼む半旗が各所に掲げられ、このテロの意味や対策がまた一段と熱っぽく論じられ始めた。

直接の契機は昨年11月のパリでの大規模なテロ事件の首謀者サラ・アブデスラム容疑者(26)を当局がブリュッセル市内で拘束したことへのIS側の報復だともされる。

さてわが日本では「テロの原因は貧困と格差」という種類の議論がまたまた展開されるのだろうか。NHKの解説委員たちがそうした意見を述べ合っていた奇異な状況については当サイトでも2016年1月5日に、【NHK解説委員の歪んだテロ観】~原因は「貧困と較差」のみ?~というタイトルの報告で紹介した。「貧困と格差をなくさない限り、テロリストはなくならない」という主張である。

ところがワシントンではすでに今回のブリュッセルのテロに対する種々な評論が発表されているが、テロの原因や対策については日本のNHK式とはまったく異なる見解が述べられている。

ワシントンの大手研究機関「AEI」が22日に公表した専門家たちのコメントは以下のようだった。いずれもテロの原因と対策について述べた意見の集約である。

「今回のブリュッセルでのテロの核心は中東での統治と各国政府の制度的な崩壊の諸問題なのだ。その諸問題を適切に処理しない限り、欧米諸国にとってのテロ問題は解決できない」(アメリカ議会上院外交委員会スタッフのテロ研究専門家ダニエル・プレトカ氏)

「パリでの昨年11月のテロ事件の直後、フランスのオランド大統領が『これはもう戦争だ』と宣言したように、欧州全体が戦時のように行動しなければならない。ISに対する戦いをイラク、シリア、リビアのジハディアスト(イスラム聖戦の戦士)たちに直接、真剣にぶつけなければならない」(同上院情報特別委員会の元補佐官ギャリ―・シュミット氏)

「各国当局のISに対する敏速で断固たる軍事行動がまず必要だろう。ISは今回、ブリュッセルで首謀者を逮捕されたにしても、その戦闘能力を失ってはいない。いやテロリストたちはベルギーからフランスにつながる回廊地域を利用して、なお活動を盛んにしていることが判明したのだ。当面の対策としてはこの回廊の人間の動きの監視を強めるとともに、ベルギーのアラブ系住民への警戒をも強めることが不可欠だ」(元アメリカ国土安全保障省高官のマット・メイヤー氏)

こうした認識には「貧困と格差さえなくせば、テロはなくなる」という日本的発想はツユほどもうかがわれない。むしろテロ勢力とはまず戦わねばならない、という意識が最優先されている。テロを軍事力だけで除去できないことは当然だろう。だがまず物理的な力で阻止し、反撃しなければ、自分たちが破壊されてしまうのだ。テロリズムの現実の脅威を実感し、日本側の反応の非現実性をまた味あわされる時期なのかもしれない。

古森義久(ジャーナリスト・国際教養大学 客員教授)


<ベルギー同時テロ>ローマ法王「残忍」と非難
毎日新聞 3月23日(水)23時52分配信

 フランシスコ・ローマ法王は23日、バチカンのサンピエトロ広場で開いた一般謁見で、ベルギー同時テロを「残忍な、忌まわしい行為」と非難した。

 法王は同時テロが「死と恐怖、戦慄(せんりつ)だけをもたらしている」と指弾し、「残忍な原理主義によって分別を失った」テロ容疑者の改心を求めた。


犠牲者悼み各地で集会=ベルギー国王、仏首相ら黙とう―ブリュッセル
時事通信 3月23日(水)23時40分配信

 【ブリュッセル時事】国際空港と地下鉄駅を狙った連続テロから一夜明けた23日、ブリュッセルの各地で犠牲者を悼む集会が開かれた。

 欧州連合(EU)欧州委員会には、ベルギーのフィリップ国王やミシェル首相のほか、フランスのバルス首相らが集まり、1分間の黙とうをささげた。

 バルス首相は、記者会見で「2015年にはフランスが攻撃され、今回はベルギーだった。欧州の価値、生活様式、民主主義、寛容さが標的になっている」と強調。ベルギーと団結してテロに立ち向かう決意を表明した。


ベルギー連続テロ犠牲者の追悼集会
時事通信 3月23日(水)23時17分配信

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23日、ブリュッセルで開かれた、連続テロ犠牲者の追悼集会


ベルギー連続テロ、各地で1分間の黙とうささげる
AFP=時事 3月23日(水)22時10分配信

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ベルギー・ブリュッセル中心部の広場「プラス・ド・ラ・ブルス」で1分間の黙とうを捧げるイバン・マヨール市長ら(2016年3月23日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ベルギーで23日正午(日本時間同日午後8時)、首都ブリュッセル(Brussels)の空港と地下鉄で22日に発生した同国史上最悪のテロ攻撃の犠牲者を追悼する1分間の黙とうがささげられた。

 大勢の人々が集まったブリュッセル中心部の広場「プラス・ド・ラ・ブルス(Place de la Bourse)」では、1分間の黙とうの後、抵抗の意志を示す拍手が巻き起こった。また、欧州連合(EU)本部前にも多くの人々が集まった。【翻訳編集】 AFPBB News


<ベルギー同時テロ>厳戒下「今日も地下鉄に」 恐怖と闘い
毎日新聞 3月23日(水)22時9分配信

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地下鉄に向かう乗客の手荷物に不審物がないか調べる兵士ら=ブリュッセルで2016年3月23日、賀有勇撮影

 【ブリュッセル賀有勇】多数が死傷したベルギー同時テロから一夜明けた23日、ブリュッセルでは各所に自動小銃を手にした迷彩服姿の兵士が監視に立つなど、厳戒態勢が続いた。テロに屈しない姿勢を示すかのように、人々は日常生活に戻りつつあるが、中には恐怖が拭えず苦悩する人や、治安対策に不安を覚える人もいた。

 「普通の生活に戻るのが重要だ」。ベルギーのミシェル首相は22日の記者会見でこう訴え、テロに負けないよう呼びかけた。23日、ブリュッセルの地下鉄は爆発のあった市中心部のマールベーク駅など一部の駅を除き運行を再開した。

 同駅から3駅離れたモンゴメリー駅。構内への地上の出入り口は1カ所に限定され、重武装した兵士が乗客の手荷物を開け、不審物がないか入念に調べていた。

 チェックを受け地下鉄に乗ったが、バスなどの代替交通機関を使う人も多く、車両に人影はまばらだ。

 元軍人のジャック・ニコラスさん(68)は、退職後も毎日、地下鉄を利用。事件発生当日の22日も爆発数分前に現場を通過したという。ニコラスさんは「テロに屈しないと態度で示すことは重要だ。私もそのためにここにいる」と話した。

 その一方で「事件は警戒のさなかに起きた。本当に有効な治安対策を講じなければ、また同じことが起きる。政府は日常生活に戻るよう呼びかけるだけでなく、安全の確保をまず最優先すべきだ」と注文をつけた。

 車内のドアのそばに、顔から汗がしたたり落ちている男性(28)が立っていた。会社勤めのこの男性は「早く慣れたいと思って乗ってみたが『こんな狭い空間で爆発があったのか』と思うと、息苦しくてたまらなくなった。私にはまだ早過ぎた」と口にし、降車すると足早に階段を駆け上がった。

 地上のバス停には、地下鉄とは対照的にブリュッセル中央駅などへ向かう人々が列を作った。

 教師のジル・オテローさん(61)は、初めてのバス通勤。オテローさんは、パリ同時多発テロの容疑者の一部が暮らしていたブリュッセル西部モレンベーク地区で、移民系住民に読み書きを教えている。「日常生活だけでなく、移民系の住民への偏見もない元のベルギーを一日でも早く取り戻したい」と話した。


空港、地下鉄テロ実行犯は兄弟=ベルギー検察
時事通信 3月23日(水)22時2分配信

 【ブリュッセル時事】ベルギー検察は23日、ブリュッセル国際空港の自爆テロを実行した2人のうち、1人がイブラヒム・エルバクラウイ容疑者だったと発表した。

 地下鉄マルベーク駅の自爆テロは、兄弟のカリド・エルバクラウイ容疑者が実行した。


自爆犯2人特定、容疑者1人逃走…ベルギーテロ
読売新聞 3月23日(水)21時55分配信

 【ブリュッセル=横堀裕也】ベルギーの首都ブリュッセルの国際空港と地下鉄駅で22日に起きた同時テロで、捜査当局は23日、空港テロの自爆犯2人のうち1人はブラヒム・エルバクラウイ容疑者だと特定した。

 また、地下鉄テロについて、同容疑者の兄弟、ハリド・エルバクラウイ容疑者による自爆テロだったと発表した。一方、イスラム過激派組織「イスラム国」は22日、犯行声明を出した。

 捜査当局は22日、空港テロの容疑者として、空港内を歩く3人組の映像を公開。2人が自爆したとみられ、1人が逃走中だと発表していた。もう1人の自爆犯や、逃走した容疑者の氏名などは明らかにしていないが、地元メディアは、逃走している容疑者はナジム・ラーシュラウイ容疑者(24)だと報じている。

 同容疑者はシリアへの渡航歴があり、昨年11月のパリ同時テロの実行犯サラ・アブデスラム容疑者(26)とパリ同時テロの準備段階で行動を共にしていたとみられ、今回のテロの前の21日の時点で、捜査当局が指名手配していたという。

 また、地元メディアによると、地下鉄テロの実行犯、ハリド・エルバクラウイ容疑者は偽名を使い、アブデスラム容疑者の潜伏先だったブリュッセルのアパートを借りていたといい、パリ同時テロにも関わっていた可能性があるという。

 捜査当局は22日、空港テロの容疑者らが使っていたとみられるブリュッセルのアパートを捜索し、様々な種類の化学物質と爆発物に加え、「イスラム国」の旗を押収したと発表した。


「後で体震えた」負傷の邦人男性…ベルギーテロ
読売新聞 3月23日(水)21時52分配信

 【ブリュッセル=横堀裕也、井口馨】ベルギー同時テロに関し、日本の外務省は23日、「邦人1名の重傷、1名の軽傷が確認された」と明らかにした。

 負傷した日本人2人のうち、爆発のあった地下鉄に乗り合わせた会社員男性(53)が23日、読売新聞の取材に応じ、「突然、ものすごい爆発音と煙が襲ってきた。多くの人が亡くなったことを知り、後で体が震えた」と語った。

 もう1人は、生命保険協会からベルギーにある国際保険協会連盟に出向している30歳代の男性であることがわかった。生命保険協会によると、この男性は地下鉄テロで重傷を負い、病院で治療を受けているという。同協会は「具体的なことは確認中」としている。

 ベルギー政府の集計によると、23日午後(日本時間23日夜)の時点で、ベルギー同時テロによる死者は計31人以上、負傷者は270人以上に上った。死者は35人に上っているとの地元メディアの報道もある。


ベルギー同時テロ 移民制限の動き加速も ほころぶ「一つの欧州」
産経新聞 3月23日(水)21時44分配信

 【ベルリン支局】ベルギーの同時テロを受け、欧州連合(EU)各国で盛り上がるシリアなどからの難民・移民の流入制限を求める議論が加速しそうだ。

 「われわれの強さは団結だ」。ドイツのメルケル首相は22日の同時テロ後、記者団にこう語った。フランスのオランド大統領も欧州の結束を呼びかけた。

 だが、その足元を揺るがすのが、昨年来100万人以上が押し寄せる移民らの受け入れをめぐる議論だ。シェンゲン協定で国境検問を廃した欧州だが、各国は国境管理を強化し、8カ国が協定適用を停止した。

 パリで昨年11月に起きた同時多発テロ後、「難民らにテロリストが紛れ込んでいる」との批判もわき起こり、受け入れに寛容だったドイツなども姿勢を転換。EUは今月18日、密航してきた移民らを原則送還するという異例の流入制限措置でトルコと合意した。

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は22日、ギリシャ島嶼(とうしょ)部に設置された難民らの収容施設での「活動を一部中断する」と発表した。

 合意が「強制拘束」につながると反発したもので、苦慮の末にこぎ着けた制限措置でさえ、実効性が危ぶまれている。


ベルギー同時テロ 日本政府は現地に「対策本部」 邦人安全確保に全力
産経新聞 3月23日(水)21時39分配信

 政府はベルギーの同時テロを受け、在ベルギー日本大使館に現地対策本部を設置した。また、邦人の安全を確保するため、ベルギーの在留邦人や短期渡航者にメールで注意喚起したほか、外務省のホームページを通じてベルギー以外の海外渡航についても「テロなどの不測の事態に巻き込まれることのないよう危機管理意識を持つように」と呼びかけるなどの態勢を敷いた。

 菅義偉官房長官は23日の記者会見で、「卑劣極まりないテロは許されるものではなく、断固として非難する」と表明。安倍晋三首相から「海外邦人の安全確保と国内の警戒警備の徹底など、より一層緊張感を持ってテロ対策にあたるように」と指示があったことを明らかにし、「(日本国内でテロは)絶対あってはならない」と強調した。

 5月26、27両日に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が控えていることを踏まえ、「G7(先進7カ国)議長国としてベルギーを含む国際社会と連携し、国内のテロ対策に万全を尽くす」とも述べ、各国と国際テロ動向に関する情報共有を図り、国内の空港や新幹線などの警備を徹底する考えを示した。

 安倍首相は23日、ベルギーに本部を置くEU(欧州連合)のトゥスク大統領とユンケル欧州委員長に対し、テロを強く非難し、EUとの連帯を表明するメッセージを送った。

 岸田文雄外相は日本人男性2人が重軽傷を負ったことに触れ、「邦人の安全確保に全力で取り組む」と述べた。


ベルギーのテロを受け、国内の空港や駅でも警戒
読売新聞 3月23日(水)21時36分配信

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国際線ターミナルの出発ロビーを巡回する警察官(23日午後、東京・羽田空港で)=三浦邦彦撮影

 ベルギーの同時テロを受け、国内の空港や駅でも警戒が強化された。

 羽田空港では23日、常駐する警視庁の「東京国際空港テロ対処部隊」が、巡回を増やして爆発物を捜索する一方、電動立ち乗り式二輪車「セグウェイ」に乗って高い位置から目を光らせた。同庁は千代田区のベルギー大使館に機動隊を配置し、駅の警備も強化した。

 5月に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)を控え、同庁幹部は「ベルギーのテロは人ごとではない。警備を徹底する」と話した。

 警察庁は、全国の警察本部に対し、国際空港のような重要防護施設のほか、ショッピングセンターなど人が集まる「ソフトターゲット」の警戒強化を通達した。


<ベルギー同時テロ>容疑者らパリ事件関係 自爆2人は兄弟
毎日新聞 3月23日(水)21時33分配信

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黒っぽい服の2人の男(左と中央)が自爆テロの実行犯とみられている。ベルギー警察は現在、白い上着の男(右)の行方を追っている=空港の防犯カメラ画像より、AP

 【ブリュッセル斎藤義彦】ベルギーの首都ブリュッセルで起きた同時テロ事件で、ベルギー捜査当局は23日、実行犯が4人と明らかにするとともに、自爆した2容疑者の身元を特定した。2人はベルギー人の兄弟で、昨年11月のパリ同時多発テロの参謀役で今月18日に逮捕されたサラ・アブデスラム容疑者(26)を支援しており、サラ容疑者が主導する組織がテロを起こした可能性が高まった。

 過激派組織「イスラム国」(IS)は22日、対IS空爆を行う米軍主導の有志国連合への報復とする犯行声明を発表。テロの死者は34人と報じられていたが、当局の発表などによると、死者は少なくとも31人、負傷者は270人以上で、日本人男性2人が含まれる。

 検察官の発表によると、空港で自爆したのは兄のブラヒム・バクラウィ容疑者(29)。地下鉄で自爆したのは弟のハリド・バクラウィ容疑者(27)。兄弟は犯罪集団に参加していることで警察に知られており、ブラヒム容疑者は2010年、強盗を働いた際に警察に自動小銃で発砲、有罪判決を受けた。またハリド容疑者も11年に銃を持って車を盗もうとして逮捕され、有罪判決を受けている。

 ハリド容疑者は偽名でブリュッセル南部フォレスト地区に部屋を借り、サラ容疑者をかくまっていた。15日に摘発され、サラ容疑者ともう一人が逃亡。18日にサラ容疑者は出身地モレンベーク地区で逮捕された。

 検察の調べでは、ブラヒム容疑者を含む3人が22日、ブリュッセル北部のスカーベーク地区からタクシーに乗り、空港に着いた。3人は防犯カメラに撮影されている。自爆したもう一人の容疑者の身元は不明。3人目の男は逃走し、身元は分かっていない。残した大型バッグの中には爆発物があったが、当局によって処理された。

 調べでは22日午前7時58分ごろ、11番カウンター付近で最初の爆発があり、続いて2番カウンター付近で自爆があった。

 治安当局は22日、タクシーが出発したスカーベーク地区の民家を家宅捜索。爆薬のTATP15キロと原料のアセトン150リットル、過酸化水素水30リットルを発見。起爆装置、殺傷用のクギやボルトが入ったスーツケースなどを押収した。部屋は兄弟が偽名で借りていたという。

 部屋のゴミ箱に捨てられたパソコンからブラヒム容疑者の遺書のようなものが見つかり、「何をしていいのかわからない。皆に追い回されている気がする。急がねばならない。サラ容疑者と一緒に刑務所に入るつもりはない」などと書かれていた。自爆への決意を語ったとみられる。

 ベルギーの市民有志、欧州連合(EU)の欧州委員会は23日正午、犠牲者に黙とうをささげた。


首相、国内の警戒・警備態勢の徹底を指示
読売新聞 3月23日(水)21時31分配信

 ベルギーの同時テロを受け、日本政府は国内の空港や地下鉄などの警戒態勢を強化する。

 4月10日から広島市で開かれる先進7か国(G7)外相会合では、テロへの強い非難を盛り込んだ共同声明を出す方針で、各国と調整に入った。

 菅官房長官は23日の記者会見で、今回のテロを受け、安倍首相が国内の警戒・警備態勢の徹底を指示したことを明らかにした。

 三重県で5月に開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に向けては、警察や鉄道会社などが警戒を強めてきた。菅氏は、空港内の巡回強化や新幹線への警察官乗車などの強化策を挙げ、「警察、国土交通省、事業者が連携し、しっかり警備していきたい」と強調した。

 首相も23日、首相官邸を訪れた東京メトロの安富正文会長に対し、「警察と連携してほしい」と要請し、安富氏も「一生懸命頑張りたい」と応じた。


ベルギー連続テロに「深い衝撃」=英女王
時事通信 3月23日(水)21時26分配信

 【ロンドン時事】エリザベス英女王は23日、ベルギー連続テロについて、ツイッターを通じた声明で「命が失われ、負傷者が出たことに深く衝撃を受け、悲しんでいる」と表明した。

 女王は声明で「恐ろしい出来事によって亡くなった方の遺族、そして影響を受けた全ての方々」に哀悼の意を示した。報道によれば、ノルウェーやスペインなど他の欧州各地の王室からも、ベルギーのフィリップ国王や犠牲者に対し、弔意のメッセージが送られた。


連続テロ犠牲者を悼む
時事通信 3月23日(水)21時25分配信

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ベルギーの首都ブリュッセルで起きた連続テロから一夜明けた23日、東京都千代田区の駐日ベルギー大使館には半旗が掲げられ、入り口付近には白い花が手向けられた。犠牲者を悼み、記帳に訪れる人の姿も見られた。


ベルギー連続テロ、自爆犯2人の身元を特定
CNN.co.jp 3月23日(水)21時12分配信

(CNN) ベルギーの治安筋は23日、CNNに対し前日に首都ブリュッセルの空港で自爆したとみられる2人の男の身元を特定したと語った。

ベルギーの国営放送RTBFが伝えたところによれば、空港で自爆した2人はハリド・エルバクラウイ容疑者、ブラヒム・エルバクラウイ容疑者の兄弟。組織犯罪に絡んで、以前から警察に名を知られていた。

ハリド容疑者は、当局が先週捜索したブリュッセル市内のアパートの借り主だった。また両容疑者とも、昨年11月のパリ同時多発テロにかかわっていた疑いがある。

ベルギー当局者らは両容疑者が自爆したとの見方を示している。一方、初期捜査について説明を受けた米当局者は、空港で起きた2回の爆発のうち1回が自爆で、もう1回はスーツケースに爆弾が仕掛けられていた可能性があると述べた。

いずれにしても、2人の身元が特定されたことにより、捜査は大きく前進しそうだ。

監視カメラの映像にこの2人と一緒に映っていた3人目の男は逃走中とみられ、当局が行方を追っている。ベルギーの国営放送は23日、ブリュッセルのアンデルレヒト地区で1人の人物が逮捕されたと報じたがこの人物が3人目の男なのかどうかは現時点で明らかになっていない。

一方、22日に地下鉄駅で起きた爆発については今のところ、情報がほとんどない。ベルギー紙の記者はCNNに対し、地下鉄駅には空港のような監視設備がなく、画像が入手できないからだと語った。

米当局の高官2人はCNNとのインタビューで、ブリュッセルの爆発が先週拘束されたパリ同時多発テロの実行犯、サラ・アブデスラム容疑者と同じ仲間に関連しているとの見解を示した。ベルギーの治安筋も、ブリュッセルの実行犯がパリ同時テロと同じ組織に属していた可能性を指摘している。


<ベルギー同時テロ>警察庁、警戒強化を指示
毎日新聞 3月23日(水)21時10分配信

 三重県で5月に開かれる主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に向け、国内の空港や主要駅の警備態勢が強化されているさなかに起きたベルギーの同時テロ。警察幹部は「厳重な警戒の中でまたテロが起きた事実は重い。ベルギーと日本では事情は異なるが、国内のテロ対策に影響がないとは言えない」と話す。

 警察庁はテロ発生直後の22日、全国の警察に対して重要施設や交通機関に対する警戒の徹底や水際対策の強化を指示した。伊勢志摩サミットでは外国要人の多くが中部国際空港から来日するとみられ、愛知県警はすでに警備レベルを上げている。ベルギーでのテロは制限区域でない空港の出発ロビーが狙われており、警察庁は「さらに対策が必要かどうか、検討している」としている。

 全国の警察は、爆発物の原料に使われる可能性がある化学物質を購入した不審者がいた場合は通報するよう薬局やホームセンターに求めている。警察庁は、フランス・パリの同時多発テロ後の昨年12月、こうした対策の徹底とともに、大規模集客施設など「ソフトターゲット」の管理者に対して警備強化を求めることなどを盛り込んだ通達を全国の警察に出している。

 ブリュッセルへの直行便が就航する成田空港では、千葉県警がテロ発生直後に機動隊を緊急配備した。警視庁はベルギー大使館(東京都千代田区)に機動隊を派遣。不測の事態に備え、周辺を警戒している。警察署にも管内の警備を強化するよう指示した。【長谷川豊、川名壮志、堀智行】


ブリュッセル同時テロ容疑者の身柄を拘束、死者35人以上-厳戒続く
Bloomberg 3月23日(水)21時10分配信

    (ブルームバーグ):ベルギーの警察当局は23日、前日にブリュッセルで発生した同時テロの首謀者とみられるナジム・ラーシュラウイ容疑者の身柄を拘束した。過激派組織「イスラム国」(IS)による攻撃後の厳戒態勢は続いている。

同国のメディアによると、ラーシュラウイ容疑者(24)は爆発のあった空港で荷物用カートを押しているところが監視用テレビに写っていた3人の男性のうちの1人だった。空港と地下鉄駅での自爆テロを実行したのはブリュッセル在住のハリドおよびブラヒム・エルバクラウイ兄弟だと、国営のRTBF放送が警察当局者の話として報じた。

2カ所での爆弾テロによる死者数は少なくとも35人、負傷者は230人以上となった。当局は事件後にテロ警戒レベルを最高水準に引き上げたが、23日にこれについて検討している。厳戒下の鉄道駅の利用者は少ないが地下鉄は一部を除き運行を再開した。空港再開の時期は不明。ユーロスターは22日に停止したロンドン・ブリュッセル間のサービスを通常通りに戻した。

ニュースサイトのDH.beによると、ラーシュラウイ容疑者のDNAはパリの同時テロに使われた爆発物からも検出されているもようだ。

原題:Main Suspect in Brussels Attacks Caught as City on
High Alert(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ブリュッセル John Follain ;ブリュッセル Ian Wishart ;ブリュッセル James G. Neuger ,jfollain2@bloomberg.net,iwishart@bloomberg.net,jneuger@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:
Alan Crawford
Jones Hayden ,acrawford6@bloomberg.net

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