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2016年3月30日 (水)

ベルギー・ブリュッセルで多発テロ、32人死亡 ISが犯行声明・15

ベルギーの首都ブリュッセルで22日朝(日本時間22日夕)、ブリュッセル国際空港と、欧州連合(EU)本部などがある官庁街の地下鉄駅で大きな爆発が相次いで起こった。

ベルギー公共放送によると、これらの爆発で少なくとも計35人が死亡、約200人が負傷した。イスラム過激派テロ組織IS(イスラム国)が犯行声明を出した。テロを受け、欧州全域の空港や交通機関で、緊急厳戒態勢が敷かれた。
死者数はその後32人に訂正された。

ISは22日の犯行声明で、「戦闘員たちが爆弾ベルトで一連の爆破を実行した」とし、テロ攻撃の理由について、ベルギーが「(IS掃討の)有志連合に参加している」と指摘した。ベルギーのミシェル首相は記者会見で、「(空港と地下鉄駅の)二つの攻撃は、卑劣な攻撃だ。我々が恐れていたテロが起こった」と非難した。

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リンク:<ベルギー同時テロ>ブリュッセル国際空港、3日一部再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仏テロ未遂、新たに1人逮捕=ベルギー - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギーテロ、爆発物に大量のクギ…法歯学者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:兄に告白「あえて自爆せず」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:兄に告白「あえて自爆せず」=パリ同時テロ容疑者―ベルギー - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ犯身分証偽造容疑者、ベルギーに引き渡しへ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:オバマ氏、テロ組織の核入手阻止を訴え ISISの攻撃にも警鐘 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギーに容疑者引き渡し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:核安保サミット 「ISに核兵器持たせない」オバマ米大統領が掃討へ連帯呼びかけ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:パリ同時テロの実行犯、仏への引き渡し決まる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ブリュッセル空港、3日にも営業再開か 警察労組と合意 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米大統領、各国に核施設の警備強化呼びかけ 核安全保障サミット - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギーに容疑者引き渡し=身分証偽造、テロ支援か―伊 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:同時テロ後、原発の警備強化=脅威の兆候はなし―ベルギー内相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:サラ・アブデスラム容疑者、フランスへの移送が決定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<パリ同時テロ>ベルギーで逮捕のサラ容疑者を仏移送へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:EUで進む「テロリスト狩り」~ベルギー政府の失策とISネットワークの緻密さが次々判明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ容疑者、仏へ引き渡し=ベルギー - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:追悼の「落書き」を後世に=デジタル保存―ベルギー同時テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:同時テロとの関係否定=武器保管の容疑者―仏 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ブリュッセル空港、4月1日に旅客便を一部再開 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:仏当局に協力姿勢示す=パリ同時テロの逮捕容疑者 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:IS、ドイツも標的か=支持者らにテロ呼び掛け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ関連捜索24時間可能に…ベルギー下院可決 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ベルギー同時テロ>首相官邸も襲撃検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギーの連続テロで非常事態に入ったテロ主戦場・欧州 - 木村正人 欧州インサイドReport - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フランス、攻撃未遂の容疑者を訴追 テロ組織関与の疑い - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ベルギーテロ>警察幹部、酒酔い状態で出席 対応会議に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ準備の男、本格捜査=14年末にシリア渡航か―仏 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:31日午後まで閉鎖=ブリュッセル空港―ベルギー同時テロ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギー同時テロ 首相官邸も標的か 実行犯パソコンから写真や地図 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<トルコ政府>自爆テロ容疑者の移送、オランダ側に伝えず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ死者数3人減、ベルギー政府「リスト重複」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ベルギーの首相府 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

<ベルギー同時テロ>ブリュッセル国際空港、3日一部再開
毎日新聞 4月2日(土)20時6分配信

 【ブリュッセル八田浩輔】ベルギー同時テロの現場となったブリュッセル国際空港の運営会社は2日、一部旅客機の発着を3日に再開する見通しだと発表した。完全に復旧するのは6月下旬になるとしている。

 同時テロでは空港ビルの出発ロビーが大破。空港の運営会社は搭乗手続きのための仮施設の整備や安全対策試験などを進めていた。しかし警備に当たる警察の労働組合が、検査の厳格化を求めてストライキを実施する構えをみせたため、政府側と協議。双方は空港に入るすべての利用客の荷物検査を実施することなどで1日夜に合意した。

 空港閉鎖は地元経済にも影響を与えており、ベルギーが拠点のブリュッセル航空は、1日当たり500万ユーロ(6億3500万円)の損失が発生していると発表。ベルギー紙ルソワールによると、テロ後のブリュッセル市内のホテルの宿泊客は、例年の半数程度に落ち込んでいる。


仏テロ未遂、新たに1人逮捕=ベルギー
時事通信 4月2日(土)19時51分配信

 【ブリュッセル時事】ベルギー検察は2日、フランスでのテロ未遂事件に関与した疑いで、ベルギー人の容疑者(33)を逮捕したと発表した。

 検察は、容疑者の身元を「Y・A」としか明らかにしていない。


ベルギーテロ、爆発物に大量のクギ…法歯学者
読売新聞 4月2日(土)19時0分配信

 【ブリュッセル=横堀裕也】ベルギー同時テロで、犠牲者の身元確認にあたった法歯学者のエディ・ドバルク氏(62)が読売新聞のインタビューに応じた。

 遺体の損傷が激しく確認作業は難航したといい、「まるで戦場のようだった」と振り返った。

 空港と地下鉄のテロで使われた爆発物について、ドバルク氏はいずれも大量のクギが含まれていたことを明らかにした。爆発とともにクギを飛散させ、被害を広げる狙いだ。中には長さが10センチ近いクギもあり、爆発物の構造は「(親爆弾に内蔵された多数の小型爆弾が空中で拡散する)クラスター爆弾のようだ」と指摘した。特に地下鉄では狭い車内で爆発が起きたため、遺体の損傷が激しかったという。同時テロで死亡した32人のうち、少なくとも24人が歯型鑑定で身元が判明したと述べた。


兄に告白「あえて自爆せず」
時事通信 4月2日(土)17時21分配信

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昨年11月のパリ同時テロ実行犯グループで唯一逮捕されたサラ・アブデスラム容疑者(写真)の兄モハメドさんは1日、容疑者がテロの後「あえて自爆しないことを選んだ」と話した=15年11月にベルギー警察が公表


兄に告白「あえて自爆せず」=パリ同時テロ容疑者―ベルギー
時事通信 4月2日(土)16時41分配信

 【パリAFP=時事】昨年11月のパリ同時テロ実行犯グループで唯一逮捕されたサラ・アブデスラム容疑者の兄、モハメド・アブデスラムさんは1日のBFMテレビで、容疑者がテロの後、「あえて自爆しないことを選んだ」と話した。

 
 モハメドさんによると、ベルギー北部の刑務所に収容されているアブデスラム容疑者は、兄に「私がその気になっていれば、さらに多くの犠牲者が出ていた」と説明。パリの事件後、実行犯らは自爆するなどして死亡したが、「幸いなことに、私はやり遂げなかった」と語ったという。

 アブデスラム容疑者はパリのテロで、主に準備を担当。3月18日にブリュッセルで拘束され、フランスへの身柄引き渡しが決まっている。


テロ犯身分証偽造容疑者、ベルギーに引き渡しへ
読売新聞 4月2日(土)11時11分配信

 【ローマ=青木佐知子】ANSA通信などによると、イタリアの裁判所は1日、ベルギーやパリの同時テロ実行犯らの身分証偽造に関与した疑いで、伊南部サレルノ近郊で逮捕されたアルジェリア国籍のジャマルエディン・ウアリ容疑者について、ベルギー当局へ引き渡すようイタリアの捜査当局に命じた。

 ウアリ容疑者は、偽造旅券などをつくる犯罪集団の一員とみられ、今年1月、ベルギー当局から国際指名手配を受け、伊当局に3月26日に逮捕された。

 ベルギー当局は昨年10月、ブリュッセル郊外のアパートで行った捜索で、ウアリ容疑者が文書偽造に使ったとみられるコンピューターを押収。パリ同時テロの実行犯として逮捕されたサラ・アブデスラム容疑者の画像や偽造身分証などのデータが見つかっていた。


オバマ氏、テロ組織の核入手阻止を訴え ISISの攻撃にも警鐘
CNN.co.jp 4月2日(土)11時7分配信

(CNN) オバマ米大統領は1日、米ワシントンで開かれた核保安サミットで演説し、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」について、シリアやイラクで国際社会の圧力が増すなか、支配地の外でさらなる攻撃に出る可能性があるとして警鐘を鳴らした。また、テロ組織への核拡散防止のため国際社会が協調する必要性についても訴えた。

オバマ氏は「ISIL(ISIS)の支配地がシリアやイラクで狭まるなか、トルコやブリュッセルで最近、悲劇的な事件があったように、別の場所で攻撃に出てくる事態が予想できる」と述べた。

今年の核安保サミットではISISに焦点を当てた特別セッションも開催した。昨年11月のパリ同時多発テロ後には、ベルギーの核当局者の動向を追跡していた映像が浮上。ISISが大量破壊兵器に興味を示していることが浮き彫りになった。

オバマ氏は世界中から集まった指導者が核安保を議論することで、テロリストが核兵器を手にする確率を減らせる可能性があると指摘。「テロ組織は今のところ、核装置の入手に成功していない。サミットでのわれわれの仕事は、こうした事態を阻止するために可能な限り手を尽くすことだ」と述べた。

そのうえで、現在の課題はISISのような組織が大量破壊兵器を入手するのを防ぐことだと主張。もし入手に成功すれば、「テロリストが最大限の犠牲者を出すためにこれを使用するのは確実だ」と述べた。

オバマ氏はまた、1日の会合の冒頭でイランとの核合意にも言及。イランとの合意は容易ではなかったとしたものの、「国際社会が一致団結すれば、共通の安全保障策を推進できることを示している」と述べた。


ベルギーに容疑者引き渡し
時事通信 4月2日(土)9時54分配信

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イタリアの裁判所は1日、ブリュッセルやパリのテロに関与した疑いで捜査当局が拘束したアルジェリア国籍のジャマル・ウアリ容疑者(写真)について、ベルギー当局に引き渡すことを決めた=伊警察提供


核安保サミット 「ISに核兵器持たせない」オバマ米大統領が掃討へ連帯呼びかけ
産経新聞 4月2日(土)9時10分配信

 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は1日、ワシントンで開かれた核安全保障サミットでイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)掃討への連帯を呼びかけた。また、「ISのようなテロ組織に核兵器など大量破壊兵器を持たせないためにあらゆることをする」と決意を語った。

 オバマ氏は国際テロ組織アルカーイダが核物質の入手を企てたことやブリュッセルの同時テロ実行犯が原子力産業関係者をひそかに撮影していたことを挙げ、「血迷った者たちが核爆弾や核物質を入手すれば、罪のない人々を殺害するために使うことは疑いがない」と警鐘を鳴らした。

 安倍晋三首相もサミットで、5月に伊勢志摩サミット(伊勢志摩サミット)、2020年に東京五輪・パラリンピックが開かれることを紹介し、「テロ対策強化は日本にとり喫緊の課題であり、核テロを含むテロの未然防止に万全を期していく決意だ」と述べた。

 米政府は核兵器の拡散はもとより放射性物質を含む「ダーティー・ボム(汚い爆弾)」を使ったテロを強く警戒。オバマ氏は「核兵器なき世界」を掲げて自ら主導してきた核安全保障サミットで、テロリストの手に放射性物質を渡さない国際包囲網の形成に強い意欲を示してきた。

 サミットではIS対策に関する会議も開かれ、オバマ氏は掃討作戦でISが支配地域や資金を失っていると強調。外国人戦闘員の流出入の阻止や情報共有など「すべての国に果たすべき役割がある」と訴えた。


パリ同時テロの実行犯、仏への引き渡し決まる
読売新聞 4月2日(土)9時0分配信

 【ブリュッセル=横堀裕也】ベルギーの検察当局は3月31日、昨年11月のパリ同時テロの実行犯サラ・アブデスラム容疑者(26)について、フランスへの引き渡しが決まったと発表した。

 ベルギー当局は現在、ベルギー同時テロの捜査で同容疑者の関与を調べており、引き渡しの時期については今後、仏側と調整するという。

 アブデスラム容疑者は3月18日、ベルギー当局がブリュッセルで逮捕。仏政府がベルギー政府に身柄の引き渡しを求めていた。同容疑者は当初、仏側への引き渡しを拒否する構えをみせていたが、その後、応じる姿勢を示していた。


ブリュッセル空港、3日にも営業再開か 警察労組と合意
AFP=時事 4月2日(土)8時19分配信

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ベルギーのブリュッセル国際空港近くで車のドライバーに指示を出す警察官(2016年3月23日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】ベルギー政府は1日、先月22日に発生した自爆攻撃で被害を受けたブリュッセル(Brussels)国際空港の警備強化について、警察労組と合意に達した。政府筋によると同空港は3日にも営業を再開する可能性がある。

 数時間にわたる協議を終えた警察労組のトップはAFPに「合意に達した」と述べ、税関検査をする前に空港利用客とその荷物を「組織的に検査」するよう求めた警察労組の要求を政府と空港運営会社が受け入れたと明らかにした。

 警察労組のトップは、次のステップは空港の営業再開だと述べた。ベルギー政府筋はAFPに「3日朝にも営業を再開することを望んでいる」と話した。

 先月22日の連続自爆攻撃で空港の出発ロビーが損壊した。空港運営会社は先月31日、新設した仮設チェックイン施設をテストした結果、空港の営業を部分的に再開する「技術的な準備は整った」と述べていた。

 しかし警察労組が空港での検査を厳格化しなければストライキに踏み切る方針を示したため営業再開は遅れ、事件後に運航すると発表された便はまだ一本もない。警察労組は同空港でのこれまでの検査は緩かったと批判し、利用客が空港に入場する前に金属探知機による検査を行うことを提案していた。

■通常営業までは数か月

 空港運営会社は、営業再開後しばらくは通常の20%に当たる1時間当たり800~1000人の利用客を扱う規模になり、通常の営業に戻るまでには数か月を要するとしている。

 ブリュッセル国際空港の広報担当者は、警察労組との合意が公表される前、AFPに対して同空港の営業再開は早くて3日になると述べていた。

 ベルギーに年間30億ユーロ(約3800億円)の経済効果をもたらすとされるブリュッセル国際空港は、事件による経済的損失を今も公表していないが、ベルギーを代表する航空会社ブリュッセル航空(Brussels Airlines)は、1日当たり500万ユーロ(約6億4000万円)の損失が発生していると発表している。

 ブリュッセル国際空港は、260社の企業が活動し、合計で2万人が働いているベルギーで最大級の雇用主だ。【翻訳編集】 AFPBB News


米大統領、各国に核施設の警備強化呼びかけ 核安全保障サミット
ロイター 4月2日(土)7時49分配信

[ワシントン 1日 ロイター] - ワシントンで開かれている第4回核安全保障サミットでオバマ米大統領は1日、核物質が武装組織の手に渡るリスクはなお存在するとし、各国に対し核施設の警備を強化するよう呼びかけた。

サミットには日本を含む50カ国以上の首脳が出席。オバマ大統領は核物質を用いた攻撃に対するリスクを防ぐための取り組みは進捗しているとしながらも、国際社会は「慢心してはならない」として警戒を呼びかけた。

今回のサミットは前月にブリュッセルで発生した同時攻撃事件を受け、過激派組織「イスラム国」(IS)が核施設を攻撃し核物質を入手しようとする恐れもあるとの懸念も出るなか開催。

オバマ大統領は世界各国で保管されている約2000トンの核物質のすべてが厳格な警備の下で管理されているわけではないとの認識を示しながらも、核の安全をめぐる条約は発効に必要な102カ国がすでに批准したとし、「テロリストが核物質を入手することは困難になっている。われわれはそのリスクを大幅に低減させた」と述べた。

今回の核安全保障サミットでは北朝鮮の核問題も懸念事項となった。オバマ大統領は前日に行なった安倍晋三首相と韓国の朴槿恵大統領との会談で、「挑発的」な行為を示している北朝鮮に対し連携していくことを確認している。

今回の核安全保障サミットに合わせ、イランの核開発問題をめぐる協議に関わった6カ国の首脳の会合も開催。

オバマ大統領は合意事項の履行は前年7月の合意までの道のりと同様に困難が予想されるとしながらも、「同合意は国際社会が一丸となって取り組めば、われわれが共有する安全を推し進めることができることを思い起こさせてくれた」と指摘。「イランが国際経済に再び溶け込むまでに時間はかかるが、同国は合意の恩恵をすでに受け始めている」と述べた。


ベルギーに容疑者引き渡し=身分証偽造、テロ支援か―伊
時事通信 4月2日(土)5時12分配信

 【パリ時事】イタリアの裁判所は1日、ブリュッセルやパリのテロに関与した疑いで捜査当局が拘束したアルジェリア国籍のジャマル・ウアリ容疑者(40)について、ベルギー当局に引き渡すことを決めた。

 今後10日程度で身柄が移送される見通し。AFP通信が伝えた。

 ウアリ容疑者は身分証の偽造に手を染める犯罪組織に所属していたとみられる。ブリュッセルやパリのテロでは、この組織が作った偽造身分証を一部の容疑者が使用していた可能性が浮上。ウアリ容疑者は過去に国際指名手配され、伊当局が3月26日に国内で身柄を拘束していた。


同時テロ後、原発の警備強化=脅威の兆候はなし―ベルギー内相
時事通信 4月1日(金)18時52分配信

 【ブリュッセル時事】ベルギーのヤンボン内相は1日、同国ラジオのインタビューで、ブリュッセルの同時テロ後、国際社会から原子力発電所の警備強化の要請があり、周辺に軍隊を配置するなど対策を講じたことを明らかにした。

 ただ、「これまでのところ具体的な脅威の兆候はない」と述べ、懸念の払拭(ふっしょく)に努めた。

 内相は「原子力施設への攻撃と放射性物質を使った攻撃は別物だ」と指摘。放射性物質を保管している病院などの施設の警備も強める意向を示した。


サラ・アブデスラム容疑者、フランスへの移送が決定
CNN.co.jp 4月1日(金)17時15分配信

(CNN) ベルギーの裁判所は31日、パリ同時多発テロの実行犯の一人サラ・アブデスラム容疑者(26)をフランスに移送することを認める決定を下した。

ベルギーとフランスの当局は今後、移送方法について検討する。31日の時点で移送の日時は明らかになっていない。

アブデスラム容疑者は昨年11月13日に発生したパリ同時多発テロの実行犯10人の1人とされる。事件以降、指名手配されていたが、3月18日にベルギーのモランベーク地区で銃撃戦の末、身柄を拘束された。モランベークはブリュッセル郊外の貧しい地区で、他にもテロ容疑者が拠点にしていた例がある。

当局はアブデスラム容疑者が黒い車を運転し、事件現場となったパリのスタジアムに3人の自爆テロ犯を運んだ可能性があるとみている。

また捜査関係者は、アブデスラム容疑者自身も自爆用ベルトを身につけていたとみている。このベルトは後にパリの路上で発見されたが、採取された汗のDNAがアブデスラム容疑者のものと一致した。

アブデスラム容疑者は仲間を呼んでベルギーまで運んでもらったとみられている。事件直後はまだ容疑者とは見られていなかったため、途中の警察の検問も通過を許された。

逮捕直後はベルギー警察に協力する一方でフランスへの移送を拒んでいた同容疑者だが、22日にブリュッセルで自爆テロ事件が起きて以降は態度を変え、警察への協力をやめ、早期の移送を望んでいたという。


<パリ同時テロ>ベルギーで逮捕のサラ容疑者を仏移送へ
毎日新聞 4月1日(金)10時37分配信

 【ブリュッセル八田浩輔】ベルギーの裁判所は31日、パリ同時多発テロの実行犯の一人で、ベルギーで逮捕されたサラ・アブデスラム容疑者(26)のフランス当局への引き渡しを認めた。ベルギー検察が明らかにした。両国はサラ容疑者の移送やその後の司法手続きについて協議する。

 サラ容疑者はパリ同時テロの実行犯のうち唯一の生存者で、ブリュッセル・モレンベーク地区の隠れ家で3月18日に逮捕された。逮捕直後は、パリの事件捜査に協力する姿勢を示していたが、ベルギー同時テロ以降に黙秘に転じたとされる。

 サラ容疑者の弁護士は31日、フランス当局に引き渡されれば本人が取り調べに協力する意向を示していると明らかにした。

 一方、サラ容疑者はベルギー同時テロの実行犯との接点も確認されており、地下鉄駅で自爆したハリド・バクラウィ容疑者(27)がブリュッセルに偽名で借りたアパートから、指紋が検出された。


EUで進む「テロリスト狩り」~ベルギー政府の失策とISネットワークの緻密さが次々判明
現代ビジネス 4月1日(金)7時1分配信

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レポーターの後ろの建物の最上階に爆弾製造所が見つかった 〔PHOTO〕gettyimages
テロリストの「隠れ家」を摘発

 3月22日のブリュッセルのテロ以来、EUでは大掛かりな「テロリスト狩り」が続いている。その結果、数日のあいだに、ベルギー、フランス、ドイツ、オランダ、イタリアで、容疑者が芋づる式に検挙された。

 しかも、ベルギーで摘発された隠れ家では、5キロのTATP(過酸化アセトン)、150リットルのアセトン、起爆装置やら大量の釘やらが見つかったという。TATPは早い話が高性能の爆薬。アセトンは、それを作るために用いられる有毒な液体。釘はもちろん、爆発で飛ばして人を殺傷する武器となる。

 この隠れ家、兼爆弾製造所がみつかった最初のきっかけは、タクシーの運転手の証言だった。

 ベルギーのテロのあと、当局が公表した空港の監視カメラには、3人の男が写っている。3人が横並びになって、スーツケースを乗せたカートをのんきに押している写真だ。

 そのうちの2人は、その後まもなくテロで自爆したが、白いジャケットを着て帽子を目深にかぶった男が逃走した。そこで警察はこの写真を公開し、EU市民の協力を得ようとしたわけだ。

 すると、タクシーの運転手がこの3人のことを思い出した。朝、テロ現場となったブリュッセル国際空港に運んだという。その証言をたどって、隠れ家が見つかるまでは早かった。普通のアパートの一室に、一つ間違うと、隣人もろとも吹っ飛んでしまうほどの化学物質が置かれていた。

 しかし、これが見つかったからといって、事件が解決したわけではない。問題は、他にいくつ、こういう部屋があるのかということだ。

ドイツで捕まったモロッコ人
 その翌日、ドイツのギーセンとデュッセルドルフで、やはり容疑者が拘束された。デュッセルドルフで捕まったのはサミル・Eというベルギー国籍の男で、2015年、シリア国境でトルコの警察が一度捕まえている。外国人が犯罪を起こせば、母国に強制送還となる。

 サミル・Eは、まずアムステルダムに送り返された。その際、トルコ当局はベルギー警察に、「ISのテロリストである可能性をもった男がこれからEUに入る」という警告を発していた。しかし、反応はなかった。

 そのため、彼は、アムステルダムから難なくベルギーに戻り、今の今まで自由にEU内を動き回っていたのである。ちなみに、今回の空港テロで自爆したイブラヒム・バクラウィも、このとき同じ飛行機でトルコから強制送還になっていたという。

 一方、ドイツのギーセンでみつかったモロッコ人は、駅でうろうろしているところを職務質問しようとしたら逃げたために捕まった。捕まえてみたら、イタリアの偽造免許証を持っており、ドイツとイタリアで犯罪歴があることが判明。そもそもEUには出入り禁止であることもわかった。

 ところが、その後がすごかった。ブリュッセル空港のテロの3分前に、誰かがその男のケータイに、「fin(endを意味するフランス語)」というショートメールを送っていたのである。

 ドイツのメディアは、色めき立った。「テロの準備が完了した」という知らせに違いない! 第二テレビ放送(国営)は、「我々がいかに大物を釣ったかということが、徐々に明らかになりつつある」などと、いつも通りのセンセーショナルな報道をした。

 しかし、その後は一転、白けた結果に。二日も経たない間に、この男はISテロリストとは何の関係もないことが明らかになったのだ。「fin」は、テロの準備が完了したという意味ではなく、何か他のことが「お終い!」になっただけだった。結局、この男は、単なる軽犯罪者で、ISの大物ではなかったようだ。

次々と明らかになるISのネットワーク
 フランスでもレダ・クリケットという容疑者が一人捕まっているが、フランス警察は口が固い。特に今、フランスはパリの同時テロ以来、法律を改正し、非常態勢を敷いたままなので、国家権力がとりわけ強い。報道規制をかけている可能性もある。

 オランド大統領は、クリケットの逮捕により「重大なテロを防ぐことができた」と太鼓判を押しつつ、同時に、「他にもテロリストのネットワークは存在する」と警鐘を鳴らしている。EU国民は、今のところ緊張を解くことは許されない。

 いずれにしてもフランスは、ベルギーの警察をまったく信用していないし、去年一年で難民を120万人も無防備に流入させたドイツのことも、おそらくあまり信用していないだろう。このクリケットという男が本当にISの大物だったとしたら、かなり強引な手を使ってでも、多くのことを聞き出す可能性は高い。

 と、思っていたら、早くも27日、フランス警察の要請で、オランダのロッテルダムでフランス国籍のテロリストが捕まった。クリケットとともに、昨年11月のパリの無差別テロに関係しているという。ロッテルダムでは、その他にも数名が拘束された。

 また同日、イタリアで、やはり50歳のアルジェリア国籍の男が捕まった。証明書偽造のスペシャリストで、テロリストたちに偽のパスポートや免許証を供給していたという。ISのネットワークは緻密だ。

あまりにもずさんなベルギーのテロ対策
 一方、前述のように、ベルギー政府の失策は次々と明るみに出ている。たとえば、トルコで2015年に一度拘束されたイブラハム・バクラウィは、ベルギーで懲役9年という判決を受けていた。なぜ、その彼が刑務所にも入らず、自由にトルコまで行けたのかがわからない。

 しかも、彼の強制送還の際、ベルギー内務省はその情報を受けていた。そこで内務省はトルコ駐在の担当者に情報収集を依頼したが、その担当者は何もしなかった。しかし、それに対して内務省も何もしなかった。いま、内務省の内部で、罪の押し付け合いが始まっている。

 また、イブラハム・バクラウィのことは、アメリカも何年も前からテロリストとしてマークしており、ベルギーに、彼についての情報提供を要請していたが、返答はなかったという。

 さらに30日になって、今回のブリュッセルのテロの直前、オランダがその情報を入手し、ベルギーに警告していたということが明らかになった。しかし、それも役には立たなかったのだ。

 ベルギーのテロ対策は、たしかに極めてずさんだったようだ。それがパリでの130人もの犠牲者を出すテロにつながったと、とくにフランスが強く非難している。また、ベルギー国内でも、警察がもう少ししっかりしていれば、せめてブリュッセルのテロは防げたのではないかと非難の声が高くなっている。

 ドイツでは昔から、ベルギーのいい加減さというのが笑い話のように語られるが、まるで根拠のない話ではないのかもしれない。フラマン語圏とフランス語圏は、水と油のように、国をあらゆるところで分割している。その首都ブリュッセルが、EUの総本山でもある。

Uは今、どこもかしこも厳戒態勢
 27日、ベルギーは、監視カメラに映っていた帽子の男を拘束したと発表。Faiçal Cheffou、30歳。前述のタクシー運転手が首実検で本人だと確認したということだった。ところが早くも翌日、Cheffouは証拠不十分で釈放された。30日の時点で、帽子の男はまだ見つかっていない。

 いずれにしても、ベルギーが温存したテロリストたちが、ベルギーを根城にテロの国際ネットワークを作り、パリやブリュッセルでの無差別テロを成功させたのだから、今、EUでは、ベルギーの内相と法相への非難が高まっている。

 内相と法相は言い逃れができなくなり、早々に辞表を提出したが、ミシェル首相は受理しない。内相は苦悶の表情で、ここのところ毎日、釈明に追われている。ブリュッセルだけでなく、EUは今、どこもかしこもライフル銃を持った警官が厳戒態勢を敷いている状態だ。

 ドイツの内務大臣は26日、ドイツ国に溶け込む努力を拒否する移民に対しての罰則的措置を提案した。一方、バイエルン州の食糧・農業大臣は、学校の食堂では、イスラムの生徒を考慮して、豚肉を供することをやめるべきだと言った。双方の意見はまるで正反対のように聞こえるが、ドイツ人と移民がお互いに歩み寄るべきだという視点においては一致している。

 移民の処遇をめぐって、おそらくこれからドイツでは賛否両論が飛び交うことになるのだろう。だが、移民をうまく統合できなければ、ドイツもいずれベルギーのようになってしまうという危惧が、今、ドイツ人の心の中でじわじわと膨れ始めている。

 著者: 川口マーン惠美
『ヨーロッパから民主主義が消える』
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テロ容疑者、仏へ引き渡し=ベルギー
時事通信 4月1日(金)6時43分配信

 【ブリュッセル時事】ベルギー検察は31日、昨年11月のパリ同時テロ実行犯グループの1人として拘束したサラ・アブデスラム容疑者(26)について、身柄をフランスに引き渡すことを決めたと発表した。

 引き渡しの日程については「両国間で協議した上で決める」と説明している。


追悼の「落書き」を後世に=デジタル保存―ベルギー同時テロ
時事通信 4月1日(金)6時22分配信

 【ブリュッセル時事】ベルギーの首都ブリュッセル市当局は31日までに、同時テロ後に犠牲者を追悼するため市民らが中心部の広場に描いた絵やメッセージなどの「落書き」を後世に残すことを決め、スキャンしてデジタル保存するための作業を始めた。

 ブリュッセルのマヨール市長は公共放送に対し「可能なものについて収集作業を始めた」と明らかにした。旧証券取引所前の広場は、テロ後に市民や観光客らが自発的に集まり、花を手向けたり路上にチョークでメッセージを書き記したりするなど、追悼のための「聖地」となっている。


同時テロとの関係否定=武器保管の容疑者―仏
時事通信 4月1日(金)6時11分配信

 【パリ時事】フランスのテレビ局TF1は31日、テロ未遂の疑いで当局が拘束しているレダ・クリケ容疑者(34)の供述内容を報じた。

 ベルギー同時テロや昨年11月のパリ同時テロについて「全く関係がない」と関与を否定。自宅アパートで見つかった武器は「アブ・バドルと名乗るリビア人の男」らから預かったと話し、自身の所有物ではないと主張している。

 クリケ容疑者は、親族を通じて男と知り合ったと供述。自動小銃や爆薬などを保管することを条件に男らから資金提供を受け、2015年夏ごろにパリ郊外でアパートを借りた。危険人物としてベルギー当局から追われていたため「ほかに選択肢はなかった」と語った。


ブリュッセル空港、4月1日に旅客便を一部再開
ロイター 4月1日(金)0時54分配信

[ブリュッセル 31日 ロイター] - ベルギーのブリュッセル国際空港は4月1日の夕方に一部の旅客便の離発着を再開する。空港運営会社が31日、明らかにした。

同空港は22日の自爆攻撃以来閉鎖されている。ベルギーの警察や航空当局は攻撃により大きな被害を受けた出発ロビーを含む空港内を点検し、再開が可能か検討していた。


仏当局に協力姿勢示す=パリ同時テロの逮捕容疑者
時事通信 3月31日(木)23時13分配信

 【ブリュッセル時事】パリ同時テロ実行犯グループの一員で、ベルギーで逮捕されたサラ・アブデスラム容疑者(26)が、フランス当局に引き渡されれば取り調べに協力する姿勢を示していることが31日、明らかになった。

 AFP通信が弁護士の話として伝えた。

 同容疑者は、ベルギー同時テロの実行犯らとのつながりがあり、同国の事件でも何らかの事情を知っているとみられている。弁護士は「彼(アブデスラム容疑者)は仏当局に対する協力を望んでいる」と述べたが、ベルギーの事件についても供述する用意があるかどうかは明らかになっていない。


IS、ドイツも標的か=支持者らにテロ呼び掛け
時事通信 3月31日(木)21時18分配信

 【ベルリン時事】ドイツのメディアは31日、過激派組織「イスラム国」(IS)がツイッターなどを通じて支持者に対し、ドイツでのテロ実行を呼び掛けたと報じた。

 ツイッター上には、独西部のケルン・ボン空港前に戦闘員が立つ合成画像が投稿され、ドイツ語で「仲間がベルギーで成し遂げたことはお前にもできる」とベルギー同時テロの再現を訴えている。ベルリンの首相府が炎に包まれる合成画像も「ドイツは戦場」という言葉と共に流された。


テロ関連捜索24時間可能に…ベルギー下院可決
読売新聞 3月31日(木)19時51分配信

 【ブリュッセル=横堀裕也】ベルギーで起きた同時テロを受け、同国連邦議会下院のテロ対策委員会は3月29日、テロに関連した捜索を24時間可能とする法案などを全会一致で可決した。

 近く上下院で可決、成立する見通し。現行法では現行犯などの例外を除いて午後9時から午前5時までの捜索は禁止されていたが、テロ関連の捜査も例外とする。

 昨年11月のパリ同時テロの直後、ベルギー捜査当局は実行犯で逃走していたサラ・アブデスラム容疑者の潜伏先に関する情報を入手したものの、夜間に捜索を行えず、取り逃がしたとの批判が高まっていた。

 委員会ではこのほか、通信傍受の範囲をテロへの関与が疑われる対象者などに加え、武器取引の疑いがある対象者にも拡大する法案と、過激派組織などに関する情報の共有を目的としたデータベース作成に関する法案が可決された。


<ベルギー同時テロ>首相官邸も襲撃検討
毎日新聞 3月31日(木)19時27分配信

 【ブリュッセル矢野純一】ベルギー同時テロで、実行犯グループが首相公邸や官邸を襲撃場所の一つとして検討していたことが明らかになった。放射性物質を爆弾に混ぜた「汚い爆弾(ダーティーボム)」の製造を計画していた可能性も指摘されており、実行犯グループは社会に大きな打撃を与える襲撃場所や方法を模索していたとみられる。

 複数の地元メディアによると、捜査当局は空港で自爆したブラヒム・バクラウィ容疑者(29)兄弟らの潜伏先のブリュッセル北部スカーベーク地区のアパートを22日、家宅捜索。近くのゴミ箱から押収した同容疑者が使っていたとみられるパソコン内から首相官邸や公邸の写真のほか建物の詳細な情報を記した100点以上の資料が見つかった。

 建物の見取り図などはインターネット上から入手したものと見られる。捜査当局は、首相官邸周辺の監視カメラの映像を分析し、写真撮影に関わった人物の特定を進めているとみられる。

 このアパートからは自爆に使ったものと同じ手製爆弾「過酸化アセトン(TATP)」15キロが残されており、実行犯らは大がかりなテロを計画していた可能性も指摘されている。捜査当局は押収したパソコンのハードディスクのコピーを米連邦捜査局(FBI)に渡し、詳しい解析を依頼している。


ベルギーの連続テロで非常事態に入ったテロ主戦場・欧州 - 木村正人 欧州インサイドReport
ニューズウィーク日本版 3月31日(木)18時48分配信

 死者32人、負傷者340人を出したベルギーのブリュッセル国際空港と地下鉄マルベーク駅の連続テロは、欧州が「非常事態」に入っている重い現実を私たちに突き付けている。欧州連合(EU)とトルコの難民対策合意(3月18日)を受け、トルコとギリシャの現地取材を終え、29、30日の両日、ブリュッセルに入った。

 30日、EU・インド首脳会議に出席したインドの首相モディがマルベーク駅のテロ現場で白い花輪を手向け、約1分の黙祷を捧げた。白バイの隊列がサイレンを鳴り響かせて先導する。道路は閉鎖され、2台の大型バスが狙撃を阻む「壁」を築くまで、モディは車から降りてこなかった。ブリュッセルの地下鉄駅や街中に、自動小銃で武装した治安部隊がテロを警戒して展開している。

 治安部隊にカメラを向けると、呼びつけられて身分証明書の提示を求められる。「プレスだ」と説明しても「何のために写真を撮っているんだ」としつこく詰問される。「テロリストの温床」と批判を浴びているブリュッセルのモレンビークを再び訪れたが、昨年11月のパリ同時多発テロ発生直後のような白人社会とイスラム系地域社会の和解を呼びかける温もりはまったく感じられなかった。

【参考記事】ベルギー「テロリストの温床」の街

 週末には反イスラムを声高に叫ぶフーリガンがモレンビークに押し寄せた。悲しいことに、西欧とイスラムの溝が広がりつつある。空港手前でバスを降り、タクシーを拾って近くまで行こうと試みた。タクシー運転手は「空港は閉鎖されている。何度、言ったら分かるんだ。近づけない」と声を荒げ、Uターンして急に車のアクセルを踏み込んだ。ブリュッセル全体がギスギスしている。

 フランスに続いてベルギーも「非常事態」に入ったと言って良い。パリ同時多発テロでは旧ソ連製自動小銃「カラシニコフ(AK-47)」が使用されたが、今回使われたのは「サタンの母」と呼ばれる殺傷能力の高い爆薬「TATP(過酸化アセトン)」のみだ。過激派組織ISはAK-47と自爆ベストを併用する都市襲撃(ムンバイ)型テロから、2005年のロンドン同時爆破テロ型の自爆テロ戦法に逆戻りした。

シリアやイラクに2万7000人の外国人兵士

 パリ同時多発テロ唯一の生き残り、サラ・アブデスラム容疑者(26)が18日にモレンベークで逮捕されるなど、フランスとベルギーのテロ分子への包囲網が次第に狭められ、都市襲撃型テロの実行は難しくなっていたのだろうか。

 TATPは殺傷能力が高いものの、マニキュア除光液の主成分アセトン、殺菌剤として使われる過酸化水素水などの市販薬で製造できるため、「台所爆弾」とも呼ばれる。アセトンや過酸化水素水、硫酸、塩酸などを混ぜ合わせれば白い結晶ができる。その粉末に起爆装置として花火用発火装置を装着すれば、強烈な手製爆弾の出来上がりだ。

 空港ロビーや地下鉄、劇場、サッカーのスタジアムなど不特定多数の人が集まるソフトターゲットを狙ってTATPを使った自爆テロを実行されると、未然に防ぐのは難しい。しかもシリア内戦が始まってからシリアやイラクに渡航した欧米諸国や中東などの外国人兵士は2万7千人にのぼり、その一部が欧州に回帰し始めている。

【参考記事】「シリア帰り」の若者が欧州を脅かす

 パリ同時多発テロではシリア帰りの首謀者アブデルハミド・アバウド容疑者(死亡)が指揮を執った。シリアやイラクで戦闘を経験し、武器や爆弾の扱いに慣れた兵士がテロ細胞として欧州に潜伏しだすと、テロのリスクは一気にハネ上がる。

 フランスの大統領オランドは何度も「わが国は戦時下にある」と宣言し、1万1600人の部隊を街頭に展開している。令状なしでの家宅捜索や、容疑者を自宅軟禁できる非常事態措置も実施しているが、国民世論の79%が非常事態の延長を支持している。

 テロを防止するのは困難だが、それにしてもベルギー治安・警察当局の対応はお粗末すぎた。指名手配していたアブデスラム容疑者は自宅近くに潜伏。テロ実行犯の1人がトルコから強制送還され、通報を受けていたのに放置した。さらに空港で自爆テロが起きた後も地下鉄などの公共交通機関を閉鎖せず、被害を拡大させた。

 欧州は自由という基本的人権より、テロから生命身体を守ることを優先している。もう携帯電話が盗聴され、インターネットを使った通信がハッキングされても誰も文句を言わないだろう。パリとベルギーのテロを経て、警察ではなく軍隊が街頭を守るのが欧州の「日常」だ。自由は二の次となり、安全が何にも増して重視される時代に入ったのだ。


フランス、攻撃未遂の容疑者を訴追 テロ組織関与の疑い
AFP=時事 3月31日(木)11時43分配信

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仏パリ北部のバルベス大通りで警戒に当たる兵士(2016年1月7日撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】フランス当局は30日、国内で新たな攻撃を企てていたとして身柄を拘束したレダ・クリケット(Reda Kriket)容疑者(34)を、テロ組織に加わった容疑で訴追した。同容疑者は計画の中心人物とみられ、自宅から武器や爆発物が見つかっていた。

 仏国籍のクリケット容疑者は先週、パリ(Paris)近郊で拘束され、家宅捜索ではライフルやピストル、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が自家製爆弾用に好んで使う爆薬「TATP(過酸化アセトン)」が押収された。

 仏検察のフランソワ・モラン(Francois Molins)検事は同日の記者会見で、クリケット容疑者の攻撃計画で「特定の標的」は確認されなかったが、見つかった武器から判断すると、目前に迫っていた「極度の暴力」が阻止されたとみられると述べた。クリケット容疑者は昨夏、パリ北西のアルジャントゥイユ(Argenteuil)に偽名でアパートを借りていた。

 オランダのロッテルダム(Rotterdam)では27日、パリでの新たな攻撃計画と関連して仏国籍のアニス・バリ(Anis Bahri)容疑者(32)が身柄を拘束された。モラン検事によると、両容疑者はいずれも2014年後半と2015年初めにシリアに渡航していたとみられるという。

 クリケット容疑者は昨年11月のパリ同時テロの首謀者ともつながりがあり、イスラム過激派を勧誘するネットワークに関わったとして昨年7月、ベルギーのブリュッセル(Brussels)の裁判で被告不在のまま有罪となり、禁錮10年を言い渡されている。【翻訳編集】 AFPBB News


<ベルギーテロ>警察幹部、酒酔い状態で出席 対応会議に
毎日新聞 3月31日(木)10時1分配信

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ベルギー同時テロ犠牲者の追悼に訪れた市民ら=ブリュッセルで2016年3月27日午前11時48分、三木幸治撮影

 【ブリュッセル八田浩輔】ベルギー警察は30日、ベルギー同時テロ直後に開かれた緊急会議に酒に酔った状態で現れたとして、ブリュッセルの地元警察幹部を規律違反で調査していることを明らかにした。ベルギー紙DHが同日報道し、当局が事実を認めた。

 同紙によると、幹部はテロ現場の地下鉄マールベーク駅に隣接するブリュッセルのイクセル地区を管轄する警察署の所属。22日午前9時11分に駅で爆発が起きた直後に署の幹部を集めた緊急対策会議に遅れて現れた上、発言も支離滅裂だった。参加者が検査を促すと、呼気から1リットルあたり0.35ミリグラム以上のアルコールが検出された。日本の道路交通法では同0.15ミリグラム以上だと飲酒運転とみなされる。幹部はその後自宅に戻されたという。

 平日の通勤時間帯を狙った地下鉄テロは、ブリュッセル国際空港での最初の爆発から約1時間後に起きた。会議前の幹部の行動は明らかになっていない。警察の広報担当者は地元テレビに、報道を大筋で認めた上で「あってはならないことが最悪の日に起きた」としている。


テロ準備の男、本格捜査=14年末にシリア渡航か―仏
時事通信 3月31日(木)6時10分配信

 【パリ時事】フランス捜査当局は30日、仏国内で新たなテロを企てた疑いで身柄を拘束したレダ・クリケ容疑者に関し、本格捜査の対象とすることを決めた。

 パリ検察のモラン検事は記者会見し、捜査で「実行寸前の計画を阻止することができた」と強調する一方、テロの標的に関する情報は「今のところ得られていない」と述べた。

 クリケ容疑者は24日に拘束され、住んでいたパリ郊外のアパートから爆発物や自動小銃が見つかった。ベルギー同時テロを受け、周辺各国の当局は危険人物の摘発を進めており、オランダのロッテルダムでも27日、クリケ容疑者の共犯者とみられるアニス・バリ容疑者が拘束された。


31日午後まで閉鎖=ブリュッセル空港―ベルギー同時テロ
時事通信 3月31日(木)1時14分配信

 【ブリュッセルAFP=時事】ブリュッセル国際空港の運営会社は30日、ベルギー同時テロに伴う空港の閉鎖が、少なくとも31日午後まで続くとの見通しを示した。

 空港は一部再開に向け、暫定的なチェックイン設備や安全対策の試験を進めているが、運営会社はツイッターで「検査の評価がまだ継続中で、最短でも31日午後までかかる。それまでフライトはない」と説明した。


ベルギー同時テロ 首相官邸も標的か 実行犯パソコンから写真や地図
産経新聞 3月30日(水)23時31分配信

 【ベルリン=宮下日出男】ベルギー同時テロで、ベルギー・メディアは30日、実行犯が遺棄したとみられるパソコンのデータから、同国首相の官邸や公邸の写真や地図が発見されたと伝えた。官邸や公邸がテロの標的にされている可能性もあるため、当局は警備を強化した。

 パソコンは、ブリュッセル首都圏スカールベーク地区の実行犯の拠点周辺のゴミ箱でテロ直後の捜索時に発見された。ブリュッセル国際空港で自爆したブラヒム・バクラウィ容疑者の遺書とされる文書もこのパソコンから見つかっている。

 インターネットを使って官邸などの情報を集めていたとみられ、同国の捜査に協力している米連邦捜査局(FBI)がさらに分析を進めるとしている。

 一方、ベルギー政府は29日、35人としていたテロによる犠牲者を32人に修正。全員の身元も確認した。


<トルコ政府>自爆テロ容疑者の移送、オランダ側に伝えず
毎日新聞 3月30日(水)21時27分配信

 【ブリュッセル矢野純一】ベルギー同時テロで、空港で自爆したブラヒム・バクラウィ容疑者(29)が昨年7月にトルコからオランダに移送された際、トルコ政府は電話やメールなどで直接、オランダ側に移送の事実を知らせていなかったことが29日、分かった。同日夜に開かれたオランダ議会で政府側が明らかにした。

 オランダメディアなどによると、トルコ側はブラヒム容疑者の移送情報を、国外への強制退去者などを知らせる同国政府のホームページに掲載しただけで、オランダ側に直接知らせていなかった。ホームページでは、テロに関する情報はなく、シリア国境付近で拘束されたことにも触れていなかった。

 ブラヒム容疑者は昨年6月、シリアの国境付近で身柄を拘束された。本人の希望で翌7月にオランダに移送され、直後にベルギーに入国していた。オランダ側はこのホームページを通じて移送を知ったのは、容疑者がトルコを出発する30分前だったという。

 一方、ベルギー側が移送情報を知ったのは同容疑者がベルギーに入国してから1週間後だった。トルコで身柄を拘束された理由を知ったのは今年1月になってからだという。

 トルコのエルドアン大統領は23日の記者会見で「外国人戦闘員だとベルギーやオランダに警告した」と述べ、テロを防止できなかった両国の対応を批判していた。


テロ死者数3人減、ベルギー政府「リスト重複」
読売新聞 3月30日(水)19時47分配信

 【ブリュッセル=横堀裕也】ベルギー政府は29日、これまで35人としていた同時テロの死者数を32人に訂正した。

 ベルギー政府は、「現場で死亡した犠牲者のリストと、病院で死亡した犠牲者のリストに重複があった」と説明している。

 内訳は17人がベルギー人で、残る15人が外国人。340人に上る負傷者については、94人がまだ入院中だという。


ベルギーの首相府
時事通信 3月30日(水)18時24分配信

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ベルギーの首都ブリュッセルにある首相府=22日撮影

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