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2016年3月18日 (金)

東日本大震災・原発事故関連のニュース・2111

引き続き、2011年3月11日に発生した、東日本大震災ならびに東電福島第一原発事故に関連するニュース記事を伝達します。

今後も引き続き、随時追加します。

リンク:柏崎刈羽、審査長期化へ=東電の準備不足指摘―規制委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<原子力規制委>伊方原発3号機工事計画認可 今夏再稼働か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:伊方3号機の工事計画認可=四国電、今夏再稼働目指す―規制委 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自民党 震災初動検証チームが初会合 4月末までに報告書を提出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島県産危険論は、なぜ繰り返されるのか? 「『人殺し』はヘイトスピーチ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:関電社長「賠償請求」発言に抗議=高浜差し止めの住民側弁護団 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:TOKIOのラーメンに「福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し」 作家のツイートが大炎上、アマゾンレビューにも延焼中 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城県北部で震度4 震源は県北部、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城北部で震度4 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<地震>茨城・常陸太田で震度4 津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城・常陸太田市で震度4…津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:〔地震〕茨城県常陸太田市で震度4、津波の心配なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:茨城で震度4=気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ろうそくで追悼と復興祈念=山形県〔地域〕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震災5年 避難指示の今春の解除難航 福島4市町村、除染・インフラ遅れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震災5年 原発と故郷…新社会人前へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:震災5年 「鋼の心を被災地に」 釜石エース・岩間、母に贈る勝利 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:再訪 震災5年 宮城県石巻市 津波にのまれた渡波小の卒業生 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:帰ってきたF2戦闘機 松島基地 第21飛行隊、訓練再開へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両陛下が復興をご支援 立ち直る姿、何より喜ばれ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:津波水没の松島基地復旧=F2戦闘機、帰還式典―宮城 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:福島から明るい話題発信=ユニーク企業を一方的表彰―ガス会社社長が企画 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「拡張現実(AR)」で体感する東日本大震災 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原発廃炉キーマンに聞く 増田尚宏・東電廃炉推進カンパニー最高責任者「まだ登山口。山の高さも分からない…」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<指定廃棄物>処分場調査の見送り要請へ 宮城知事 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:市町村と議論継続=指定廃棄物処分場で―宮城県 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被災地とともに 両陛下が次々とアイデアご提示され…「やれることを徹底的に」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:石巻・大川小、震災時1年生卒業 - 速報:@niftyニュース.
リンク:原発廃炉キーマンに聞く 山名元NDF理事長「29年度中にデブリ取り出しの工法決める」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<彼岸>新しい町並みを見下ろし冥福祈る 宮城・女川 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:原子力規制庁の厳重抗議に朝日「見解異なる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:規制委、朝日に再抗議 線量計報道で「明確な修正されず」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:高校9教科「震災」記述…「復興」図解・写真で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:規制委VS朝日 規制委の取材制限に朝日「見解異なる」 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

柏崎刈羽、審査長期化へ=東電の準備不足指摘―規制委
時事通信 3月23日(水)11時47分配信

 東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働に必要な審査について、原子力規制庁は23日、東電が耐震強度の評価手法に関して必要な準備を行っていないと、原子力規制委員会の定例会合に報告した。

 準備には長ければ半年程度かかるという。

 柏崎刈羽6、7号機は東電福島第1原発と同じ沸騰水型原発で、同型の中で設備に関して優先的に審査が進められている。審査の申請から2年半近く経過しているが、合格までさらに時間がかかる見通しとなった。

 規制庁によると、今年2月になって、東電が耐震強度の評価を従来とは異なる手法で行うことが判明した。東電は資料など審査を進めるための準備をしていなかったといい、「準備に相当の時間を要することが見込まれる」と規制委に報告した。準備には数カ月から半年程度かかるとみられる。


<原子力規制委>伊方原発3号機工事計画認可 今夏再稼働か
毎日新聞 3月23日(水)11時41分配信

Sinp
四国電力伊方原発(手前が3号機。奥左から2号機、1号機)=愛媛県伊方町で2015年11月16日、本社ヘリから森園道子撮影

 原子力規制委員会は23日の定例会合で、四国電力が再稼働を目指している伊方原発3号機(愛媛県)について、詳細設計などを定めた工事計画を認可した。四電は近く、機器の性能を確かめる使用前検査を規制委に申請する。使用前検査は3~4カ月かかる見込みで、問題がなければ伊方3号機は今夏に再稼働する可能性が高まった。

 四電は、新規制基準が施行された2013年7月に伊方3号機の安全審査を申請し、昨年夏に規制委の審査に合格した。再稼働前の手続きとして、運転管理体制をまとめた保安規定の認可が残っている。

 このほか、九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県)と、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)も規制委の審査に合格した。このうち、現在運転しているのは川内原発で、高浜の2基については今月、大津地裁が運転停止を命じる仮処分決定を出したため、現在停止している。【酒造唯】


伊方3号機の工事計画認可=四国電、今夏再稼働目指す―規制委
時事通信 3月23日(水)11時21分配信

 原子力規制委員会は23日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、再稼働に必要な許認可の一つで、設備や機器の詳細を記した「工事計画」を認可した。

 四国電は夏の再稼働を目指しており、週内にも規制委に対し、原子炉起動前の最終手続きとなる使用前検査を申請する。


自民党 震災初動検証チームが初会合 4月末までに報告書を提出
産経新聞 3月22日(火)21時57分配信

 自民党は22日、東日本大震災時の政府の初動対応を検証する初会合を開き、4月末までに報告書を取りまとめ、谷垣禎一幹事長と稲田朋美政調会長に提出することを決めた。震災発生から3カ月間を「初動」期間と位置づけ、自治体への情報提供や住民避難などについて当時の菅直人政権による対応を検証する。その上で首都直下型地震や南海トラフ巨大地震の対策に反映させる考えだ。

 座長の松本純政調会長代理はあいさつで「当時の初動を検証し、事実を積み上げ、正当に評価できること、良くなかったことを整理し、建設的な教訓を導き出したい」と述べた。


福島県産危険論は、なぜ繰り返されるのか? 「『人殺し』はヘイトスピーチ」
BuzzFeed Japan 3月22日(火)19時2分配信

人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」のなかで、TOKIOが福島県産小麦を使ったラーメンを披露したところ、Twitterにこんなツイートが投稿された。「TOKIO。究極のラーメンて、福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し。」「未だに『食べて応援』している馬鹿がいて頭が痛くなる」。元になったツイートは削除されているが、このツイートに対して「根拠を示してほしい」「風評被害を拡大するな」と批判が殺到した。福島産の食材が紹介されるたびに起きる、既視感のある話題だ。なぜ、問題は繰り返されるのか。

2012年以降、小麦は基準値以下
福島県水田畑作課の松浦幹一郎さんは淡々とした口調で語る。

「放射性物質の検査結果はウェブ上で公開しています。ここで、小麦の数値をみると、2012年以降で基準値超えはありません。2011年7月に広野町で収穫されたものが1件基準値を超えていますが、それ以外はない。これが事実です。福島県の小麦は2015年で約430トン収穫がありましたが、ほぼ放射性物質は『検出せず』です。農家の方々も放射性物質を出さないように懸命に対策をしています」

松浦さんが指摘するように、小麦について情報は公開されている。小麦に限らず、福島県産農産物はウェブ上で膨大な検査結果を知ることができる。

米は全量全袋調査継続 2015年産は基準値超えは0
例えば、出荷されるすべての米を調べる全量全袋調査を続けていて、2015年産では約1046万点すべてで基準値を下回った。福島県の米農家や農業関係者は冗談交じりに「いま、福島の農産物で市場に出回っているのは世界一、安全だよ。これだけ気を使って、ちゃんと検査をしているのだから」と話すのを聞いたことがある。

「人殺し」はヘイトスピーチ 問われるべきは情報のアップデート
原発事故後、ホットスポットとなった千葉県柏市で地元農家と消費者、流通業者をつなぐ活動をし、農業の信頼回復に結びつけた筑波大准教授の五十嵐泰正さん(社会学)は事態をこう分析する。

「『人殺し』というのはもはや、ヘイトスピーチであり、まったく許される発言ではありません。一方で、延々繰り返されているように、こうした人に情報をアップデートしろ、データをみろ、風評被害だと言ってもなかなか届きません」
なぜか。

「情報のアップデートを必要としていないからです。情報は必要に迫られたら更新されます。原発事故直後の認識で止まっているような発言が繰り返されるということは、東京、関西、海外と福島からの距離が遠い人ほど、そのときから情報を集めなくても、生きていけるということではないでしょうか。彼らに風評被害だと言ったところで『買わない消費者が悪いのか』とさらなる反発につながるだけです。いま考える課題は、どういう発信が情報のアップデートに結びつくか、でしょう」

事実は積み上がったが、「信頼」は失われたまま
五十嵐さんは、いま、福島県の海、魚の状況を調査する「うみラボ」の活動も支援し、継続的に福島に通っている。そこで痛感したのが、情報のアップデートに必要なのは、科学的に集められたデータとともに信頼される「人」の存在だ。

「ウェブ上にアップデートされた情報があるのも事実ですが、普通は必要に迫られない限り自らデータをチェックしたりしません。大多数の中間層はもっとなんとなく、漠然と信頼できるかどうかを決めています。それを非難しても仕方ないのです」

「情報を自分と地続きの『わがこと』にして、信頼してもらうために、大事なのは『人』です。いくらデータについて教えられても『わがこと』にはなりません。自分が関心がない、あるいは必要がないと感じているニュースについて想像してみてください。データをチェックしろと言われてもしませんよね」

科学だけではない、これは社会の問題だ
「福島産を巡る発信は、行政や専門家に対する信頼が失われた、という前提で考えることがポイントになります」

科学的に計測し、事実は積み上がっている。しかし、これが受け入れられるかは別の問題が絡んでくる。さらにもう一段階、コミュニケーションが必要だ。

「残念ながら、2011年3月11日以降、混乱の中で信頼は毀損してしまった。だからこそ、農家個人や調査する団体が、『民間』の立場でボトムアップ的に信頼関係を構築することが大事になります」

「信頼は情報が耳に入ってくるかどうか、(情報を発信する)この人が同じ価値観を共有しているかどうか、人格的に信頼できるどうかで決まっていくことがほとんどです」

「多くの人にとって、すべてのデータソースにあたるより、そのほうが効率的だからです。これだけデータが積み上がっている以上、『この人なら信頼できる』という人や活動が増えることが、最終的に一般的な福島産への信頼につながっていくと思います」

福島産を巡る問題は、科学だけでなく、「社会」の問題でもある。非難だけでは解決しない。だからこそ、五十嵐さんはこう強調する。

「陣営にわかれて対立しているように『見える』だけで、中間層はめんどくさくなって結果的に関心は離れていきます。悪い意味での『風化』です。大事なのは、データを集める、信頼を積み上げていくという地道な活動です。震災から5年が経っても、それは変わらないのです。科学的には決着したと思っている人も多いかもしれませんが、社会的には何も終わっていません」


関電社長「賠償請求」発言に抗議=高浜差し止めの住民側弁護団
時事通信 3月22日(火)18時46分配信

 関西電力高浜原発3、4号機(福井県)の運転差し止めを命じた大津地裁の仮処分決定をめぐり、上級審で判断が覆った場合の損害賠償請求について「検討対象となり得る」と述べた八木誠社長の発言に対し、仮処分を申請した住民側の弁護団などが22日、同社宛てに抗議文を送付した。

 
 発言があったのは、18日に開かれた電気事業連合会の定例記者会見。電事連会長を務める八木社長は「逆転勝訴した場合には、一般論として検討の対象にはなり得る」と述べ、住民への賠償請求に含みを持たせた。

 弁護団は「仮処分申し立ての断念や、新たな申し立てに対するけん制が目的としか考えられず、どう喝だ」として、発言の撤回を求めた。

 関西電力の話 逆転した場合の一般論を述べただけで、どう喝やけん制が目的ではない。


TOKIOのラーメンに「福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し」 作家のツイートが大炎上、アマゾンレビューにも延焼中
J-CASTニュース 3月22日(火)18時23分配信

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TOKIOの手による2年がかりの「究極」のラーメンが完成。それを「人殺し」呼ばわりで「炎上」騒ぎに(写真は「ザ!鉄腕!DASH!!」の公式ホームページのスクリーンショット)

 アイドルグループ「TOKIO」が2年がかりで作り上げた「世界一美味いラーメン」。テレビで試食の様子が放送されたところ、ある作家が「福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し。」などとツイッターでつぶやいた。

 これがネット上で大騒動に発展し、作家のツイッターが「炎上」しただけでなく、作家の新刊本のアマゾンレビューにも大量の批判が書き込まれた。作家は問題のツイートを削除し、自身のブログで謝罪した。

■「自分も食べてみたい」と大騒ぎになるなか

 日本テレビ系バラエティー番組「ザ!鉄腕!DASH!! 」の企画でTOKIOが2年がかりで取り組んだ究極のラーメンの完成が2016年3月20日の放送で報告された。とにかく素材にこだわっていて、高知土佐清水の宗田鰹、能登の海塩、函館の真昆布など18の材料が使われた。麺に使われたのは福島産の最高級小麦「春よ恋」。誰が作ったラーメンかを伏せた試食会が行われ、麺やスープを口にした人の表情が見る見る変わっていくのを見ると、よほど美味しく出来たラーメンだということがうかがえる。一杯の原価が630円だそうで、仮に店舗で販売すると値段は2000円以上になるという。ネット上では「自分も食べてみたい」と大騒ぎになるなか、あるツイートが、こうしたお祭り騒ぎを凍らせることになる。ミステリー作家の藤岡真さんのもので、藤岡さんは、

  「TOKIO。究極のラーメンて、福島の小麦から作った麺なのかよ。人殺し」
  「未だに『食べて応援』している馬鹿がいて頭が痛くなる」

などと16年3月20日の番組終了時につぶやいた。過去には、

  「福島の農家の皆様は、どうか地産地消して下さい。県外に出荷するほどの生産量があるのですか。そして、ご自分のお子さんには絶対に食べさせないで下さい。なお、圏外で生産物を目撃したら『毒入り食べたら死ぬで』シールを添付させていただきます」
  「おい、福島の百姓。放射性物質で汚染された毒作物を県外にまくな。その前にてめえで食って死ね。もう、我慢も限界だ」

などとつぶやいたことがあり、この時もネット上で物議を醸した。

 藤岡さんの今回のツイッターには、

  「TOKIOに、そして震災で被害にあった全ての人々に謝罪すべきでは?あなたの発言は侮辱でしかない」

などといったリプライが押し寄せ「炎上」した。さらには、アマゾンで販売している藤岡さんの新作『死龍』のレビュー欄にも「攻撃」が始まって、

  「こういうデマつぶやくレベルの奴が書いた本なので読めばわかりますが、面白いはずがないです」
  「この本を読んでいません。藤岡真という人間も数分前に知ったばかりです。でも読む前から酷い作品であろうことは容易に想像がつきます。そう、Twitterを見ればね」

などのレビューが出て、評価は最低の☆1つが並んだ。

「謝罪になっていない」と火に油
 こうした批判に対し藤岡さんは、問題となったツイートを削除し、その後ブログに「わたしの言いたいこと」という記事を掲載し、経緯を説明した。それによると、福島第一原発の爆発事故で、放射性物質のセシウム、ストロンチウム、ヨウ素、テルルが放出されたが、「福島県の農産物の検査はセシウムのみ」であり、「日本の食品の輸入を規制していることからある程度判断ができると思います」とした。そして、基準内の放射性物質しか含まれていないとしても、わざわざ内部被曝を高めるかもしれない食物は取る必要が無い。ただし、「人殺し」「きちがい」という言葉は明らかに言いすぎであったと反省している。

 最後に

  「福島県民、TOKIO、関係者各位に、深くお詫びいたします」

と謝罪した。しかし本文中に、

  「中には売れない作家の売名行為、ステマであるといったものも散見したが、これは嫌がらせのたぐいと思っています」

などといった文言があり、本質的な謝罪にはなっていない、と火に油を注ぐような形になっていて、

  「グレーゾーンではなかろ?安全と断言できるんだが?何を謝罪すべきか判断する知性も持ち合わせてないのか?」
  「あなたみたいなひとがいるから風評被害は止まないんだよ。福島の人たちが苦しんでるのに、よくそんなこと言えるよな。 あんたが人殺しだわ 作家かなんかしらねーけど、言葉選べ」
  「まるで子供だ。一作家なら中坊が書いたような言い訳しか並んでない反省文みたいな文章よりもきちんとした謝罪文を出すのが筋だろ」

などといったことがリプライされている。


茨城県北部で震度4 震源は県北部、津波の心配なし
産経新聞 3月22日(火)15時41分配信

 22日午後2時34分ごろ、茨城県常陸太田市大中町で震度4の地震があった。気象庁によると、震源地は同県北部で、震源の深さは約10キロ、地震の規模はマグニチュード(M)は4.7と推定される。この地震による津波の心配はないという。


茨城北部で震度4
2016年3月22日(火)15時14分配信 共同通信

 22日午後2時34分ごろ、茨城県北部で震度4の地震があった。気象庁によると、震源地は同県北部で、震源の深さは約10キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4・7と推定される。津波の心配はない。各地の震度は次の通り。

 震度4=常陸太田大中(茨城)▽震度3=日立、常陸太田町田、高萩、常陸大宮山方、東海村(茨城)▽震度2=小名浜(福島)水戸、土浦、つくば(茨城)宇都宮(栃木)さいたま大宮(埼玉)成田(千葉)など▽震度1=角田(宮城)郡山(福島)結城、下妻(茨城)益子(栃木)高崎(群馬)さいたま、熊谷(埼玉)千葉、柏(千葉)大手町、江戸川(東京)横浜(神奈川)など


<地震>茨城・常陸太田で震度4 津波の心配なし
毎日新聞 3月22日(火)14時48分配信

 22日午後2時34分ごろ、茨城県常陸太田市で震度4の地震があった。気象庁によると震源地は茨城県北部で、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.7と推定される。なお、この地震による津波の心配はないという。

 震度3を観測したのは茨城県日立市、高萩市、東海村。


茨城・常陸太田市で震度4…津波の心配なし
読売新聞 3月22日(火)14時47分配信

 22日午後2時34分頃、茨城県北部を震源とする地震があり、同県常陸太田市で震度4を観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ、マグニチュードは4・7と推定される。

 この地震による津波の心配はないという。


〔地震〕茨城県常陸太田市で震度4、津波の心配なし
レスキューナウニュース 3月22日(火)14時40分配信

気象庁によると、22日14:34頃、茨城県北部を震源とするM4.7の地震があり、茨城県常陸太田市で震度4の揺れを観測しました。
この地震による津波の心配はありません。

■発生事象
発生日時 :3月22日14:34頃
震源地  :茨城県北部(北緯36.8度、東経140.6度)
震源の深さ:約10km
地震の規模:M4.7(推定)

■震度3以上が観測された市町村(*印は気象庁以外の震度観測点)
【震度4】
茨城県:常陸太田市大中町*
【震度3】
茨城県:日立市助川小学校*、日立市役所*、日立市十王町友部*、常陸太田市町田町*、常陸太田市金井町*、常陸太田市高柿町*、高萩市安良川*、高萩市下手綱*、東海村東海*、常陸大宮市山方*


茨城で震度4=気象庁
時事通信 3月22日(火)14時39分配信

 22日午後2時34分ごろ、茨城県北部を震源とする地震があり、同県常陸太田市で震度4の揺れを観測した。

 気象庁によると、震源の深さは約10キロ。地震の規模(マグニチュード)は4.7と推定される。主な各地の震度は次の通り。

 震度4=茨城県常陸太田市
 震度3=日立市
 震度2=水戸市、福島県田村市、宇都宮市、さいたま市、千葉県香取市。


ろうそくで追悼と復興祈念=山形県〔地域〕
時事通信 3月22日(火)10時15分配信

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山形市の文翔館で、東日本大震災による犠牲者を悼み復興を祈念する式典「キャンドルナイト」が行われた。約400本のろうそくに明かりがともされると、広場にハートの形と共に「3・11」が浮かび上がった=11日

 山形市の文翔館(旧山形県庁)で、東日本大震災による犠牲者を悼み、復興を祈念する式典「キャンドルナイト」が行われた。約400本のろうそくに明かりがともされると、広場にハートの形と共に「3・11」が浮かび上がった。

 犠牲者の鎮魂や早期復興を願うメッセージが書き込まれたガラス瓶に、来場者が蜜蝋で手作りしたろうそくが入れられ、手を合わせる人の姿も見られた。大きな被害を受けた3県からは現在も約3400人が山形県内に避難しているという。

 議場ホールで開かれたセレモニーでは犠牲者への黙とうがささげられ、吉村美栄子知事が「1人でも多くの人が笑顔になれるようにしたい」とあいさつ。福島県からの避難者家族が「山形の人のやさしさは忘れない」などと感謝の思いを語った


震災5年 避難指示の今春の解除難航 福島4市町村、除染・インフラ遅れ
産経新聞 3月22日(火)7時55分配信

 東京電力福島第1原発事故で避難指示が出ている福島県内の4市町村について、国が目指している「今春の解除」が難航している。除染完了を条件とする地元の理解が、なかなか得られないためだ。買い物ができる商店や医療機関など、生活環境の整備も追い付かず、地元は苦悩を深めている。

 今春の避難指示解除が視野にあるのは南相馬市、川俣町、葛尾村、川内村の一部地域。解除する地域の人口が最も多い南相馬市では「国から除染が完了したという報告を受けていない」(危機管理課)として、解除へ向けた地元の理解を得るのが難しいという。

 同市で解除を目指す区域は、居住制限区域に指定されている小高区(126世帯)と、避難指示解除準備区域のある小高区と原町区(計3536世帯)で、人口は計1万1663人(平成27年9月時点)。比較的線量が高かった居住制限区域が解除されれば初めてとなる。

 環境省によると、同市が求める除染は、宅地周りの進捗(しんちょく)率が92%(2月15日時点)で「ほぼ完了しつつある」というが、農地や道路は半分に満たない。

 住民の帰還が進むには生活環境の整備も重要だ。昨年9月に避難指示が解除された楢葉町では今年2月、県立診療所が開所したが、帰還した住民は原発事故前の人口約7400人のうち、わずか6%(440人)。同町の職員は「スーパーや食堂が1軒ずつあるだけで、生活が不便なことも大きい」としている。

 全村避難が続く葛尾村も状況は同じだ。現在は南西に20キロ以上離れた三春町に置いている役場機能を、4月1日に村に戻すことを決めた。だが村議会は2月、不十分な除染や生活環境の不備で「帰還環境が整っていない。時期尚早だ」とする要望書を村に提出した。帰還困難区域を除く避難区域には、418世帯計1353人が住民登録されているという。

 川俣町では、避難指示解除準備区域に504世帯、居住制限区域に51世帯、計1182人が登録している。町によると、古川道郎町長が昨年12月に軽い脳梗塞と診断され現在も入院中で、解除に向けた住民説明会が開けないため、地元との協議が進んでいないという。川内村は東部の地区(19世帯52人)について、区域内の除染のめどが立ちつつある。(天野健作、野田佑介)


震災5年 原発と故郷…新社会人前へ
産経新聞 3月22日(火)7時55分配信

 東京電力福島第1原発事故から5年を迎えても、故郷への帰還に向けた見通しが立たない。そんな中、事故と向き合いながら故郷の未来を自分たちの手で描こうと、今春、社会人として一歩を踏み出す若者がいる。福島の地元テレビ局と東電に就職する2人の若者の姿を追いかけた。(緒方優子)

                   ◇

 ◆テレビ局就職 原点撮り続ける

 波の音。水平線。青い空。スクリーンに次々と映し出される、故郷の断片。

 「この5年間、双葉のことを忘れよう、忘れようと苦しかった。でも今日、この映画を見て、それはもうやめようと思えました」

 2月、茨城大(水戸市)で町民を招いて行われたドキュメンタリー映画「ある町」の上映会。終了後の交流会でマイクを握った高齢女性は、涙交じりにそう話した後、「これからは双葉を大切にして生きていきたい」と笑顔になった。

 「これが、自分のやりたかったことなんです」。撮影したのは福島県双葉町出身で茨城大大学院生の小野田明さん(25)。4月に地元福島のテレビ局に就職する。

 原発事故の後、現実から逃れようと英国に留学した。だが「今、アキラの故郷はどうなっているの?」と尋ねられ、蓋をしようとしていた思いがあふれ出した。11カ月の留学期間を8カ月で切り上げて帰国。その足で撮影用の機材を買いに行った。バリケードの奥の故郷に撮影に入ったのは、事故から2年後のことだった。

 84分の映像には、双葉の海や町並みとともに避難で散り散りになった住民の姿を収めた。同級生、教師、コンビニの店長。3年間で約150人を訪ね歩いた。

 「あなたにとって、双葉町はどんな所ですか」。ファインダーをのぞきながらインタビューする。質問は自分自身への問いでもある。「双葉町は『原点』。それに代わるものは、どこにもないんです」

                   ◇

 ◆東電入社 廃炉の道のり携わる

 視界いっぱいに広がる田園風景。その間を、ジャージー姿の中学生がふざけ合いながら歩いている-。

 「いつか、そんな大熊の光景を取り戻したい。そのためには、福島第1原発の廃炉を実現するしかない」。大熊町出身で、東京都市大(東京都世田谷区)原子力安全工学科を卒業した田中広大さん(22)は、東電に就職する。

 原発事故で新潟県の親類宅に避難したが、福島第2原発で働いていた父親とは、連絡が取れなかった。爆風とともに崩壊する原子炉建屋のニュースを見ながら不安だけが募った。

 「もしもし、俺だけど」。父親から電話があったのは、事故から1カ月後。いつもと変わらない声だったが、届いたメールには、防護服姿で少し疲れた表情の写真が添付されていた。

 「福島の廃炉に自分も携わりたい」。大学では溶け落ちた燃料(デブリ)取り出しのシミュレーションや、作業員の被曝(ひばく)線量の評価を研究した。

 バイト先の先輩に進路を報告すると、「『被災者』から、これからは『批判される立場』になるかもしれないよ」と忠告を受けた。逆に自分を本当に心配してくれる人がいることが心強かった。

 「難しいことほど『やってやろう』と思うんです、僕は」

 果てしない廃炉の道のりの先にある、故郷の未来を思い描く。


震災5年 「鋼の心を被災地に」 釜石エース・岩間、母に贈る勝利
産経新聞 3月22日(火)7時55分配信

 春の高校野球2日目の21日、第1試合は東日本大震災の被災地から出場した釜石高(岩手)が、母が震災で行方不明になっているエース、岩間大投手(17)を中心に、最終回のピンチをしのいで小豆島高(香川)に2-1で競り勝った。「被災地や全国に鋼の心を見せることができた」。試合後、岩間投手は晴れやかな表情で語った。

 チームでは、岩間投手の母、成子さん=震災当時(44)=を含め、部員3人の親が行方不明や犠牲になった。今も部員は、震災に関する話はほとんどしない。だが、岩間投手は震災後「多少のことでは動じなくなった。母のこともくよくよせず、震災から2週間くらいで気持ちの整理はついた」と振り返る。

 道具を流され、練習場所も被害を受けたが、周囲の支えで野球を続けることができた。

 大切にしているのが「百錬(ひゃくれん)鍛(きた)へし鋼鐵(はがね)の意志(こころ)」という校歌の一節だ。「製鉄の町」釜石ならではの歌詞だが、「鋼の心は、どんな逆境でも勝利に結びつける心。入学してから歌い続けてきた校歌が体になじんでいる」と語る。

 2点リードで迎えた九回表、守備の乱れで1点を失い、さらに2死三塁のピンチを、気迫の投球とチームメートの堅守で切り抜けた。「母もどこかでずっと見てくれていたと思う。母のおかげで今の自分がある。感謝しています」

 スタンドの父、茂さん(47)は「支えてくれた人への感謝や震災を乗り越えたことが、ピンチをしのぐ強さになった」と話した。


再訪 震災5年 宮城県石巻市 津波にのまれた渡波小の卒業生
産経新聞 3月21日(月)7時55分配信

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渡波小を卒業し、渡波中に進学した(左から)内海永理さん、丹野ここあさん、木村杏名さん、阿部璃奈さん=宮城県石巻市(川口良介撮影)(写真:産経新聞)

 ■仮設で学び育んだ夢

 東日本大震災で津波に校舎をのまれた宮城県石巻市立渡波(わたのは)小学校。産経新聞では震災1カ月後から「負けないよ!! 石巻・渡波小学校の復興日記」として、同小の復興と子供たちが成長していく姿を伝えてきた。あれから5年。小学校を卒業した子供たちは、仮設校舎での中学校生活を送りながら、少しずつ大人への階段を上っている。

 「あの2人、最近仲いいよね、付き合ってるの?」「もう授業が始まるから音楽室行かないと!」

 休み時間になると、渡波中学校の仮設校舎は生徒の声でにぎやかになる。机を囲んでおしゃべりする女子生徒、廊下を走り回る男子生徒、それをたしなめる教諭-。

 津波で被災した渡波中は、元の校舎から山を隔てて約5キロ離れた市立稲井小の校庭を間借りしている。みんな仮設校舎の中にいるのは、校庭を小学生が使うためだ。放課後まで中学生は使用禁止なのだ。

 登下校ではバスに乗る。「自転車通学するのが夢だったのに」。渡波中2年2組の木村杏名(あんな)さん(14)は「思い描いてた中学校生活とはだいぶ違う」と口をとがらせる。

 陸上部に入ったが、練習中はサッカー部や野球部のボールが飛んでくる。学校が終わった後や休みの日も部活で、友達と遊ぶ時間はあまりない。家に帰れば夕食を食べ、宿題をしたり、友達とスマートフォンで連絡を取り合ったりして午後10時には寝てしまう。「結構忙しいんですよね。もう小学生とは違うんで」

                 ■ ■ ■

 普段はおしゃべりに熱心な女子生徒も、最近は自分の進路について真剣に考え始めるようになった。

 小6の時、「パティシエになりたい」と語っていた2年2組の丹野ここあさん(14)は、「あれは適当に言っただけ」と照れ笑い。今は保育士を目指している。避難所で過ごしていた頃から、近所の小さい子や友達の弟になつかれ、公園などで一緒に遊んであげてきた。母から「目指してみたら」と言われたのがきっかけで、「仕事としてやってみたい」と話すまなざしは真剣そのものだ。

 「警察犬の訓練士になりたい」。2年2組の阿部璃奈(りな)さん(14)がそう決めたのは、震災で多くの人が警察や消防、自衛隊などに救助されるのを見たから。「専門学校のパンフレットを見たりして訓練士になるにはどうしたらいいか調べてます」

 夢としてしか語れなかった将来は、いつの間にか目標に変わっていた。

                 ■ ■ ■

 渡波中の生徒は来年4月から新校舎に移る。仮設校舎は今の2年生が卒業後の来年3月に役目を終えて解体される。うるさいし、夏は暑い。でも愛着もある。「母校が解体されて、ただの校庭になっちゃうのは少し寂しい」。2年1組の内海永理(えり)さん(14)はいう。

 一方、渡波小では元の校舎が平成26年4月に修築された。内海さんは今も友達と一緒に当時の担任らに会いに行く。「部活の話とか、友達が最近ちょっとつらそうとか、そういう話を聞いてもらって、懐かしい校舎を見ると元気が出る」

 渡波小2階には、26年夏に「学校の鐘」と名付けた鐘が設置され、チャイムとは別に小学5、6年生が朝夕2回鳴らす。「地域の人に『渡波に小学校が帰ってきたよ』と伝えている」と渡波小の井上雄大教諭(47)。

 ただ、鐘が鳴るのは中学生が仮設校舎にいる時間帯だ。鐘のことを聞くと、内海さんは「全然聞いてない! 先生、なんで教えてくれないの? 私も鳴らしてみたい!」。その目は小学生の頃と負けないぐらい輝いていた。(橋本昌宗)


帰ってきたF2戦闘機 松島基地 第21飛行隊、訓練再開へ
産経新聞 3月20日(日)18時4分配信

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展示飛行を終え、松島基地に着陸するF2戦闘機=20日午前、宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地(鈴木健児撮影)(写真:産経新聞)

 東日本大震災の津波で大きな被害を受けた航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)に20日、三沢基地(青森県三沢市)から第21飛行隊が帰還、F2戦闘機が展示飛行を披露した。震災で中断していたF2戦闘機パイロット育成のための訓練は23日に再開される。

 F2戦闘機は平成12年から航空自衛隊に配備された多用途戦闘機。松島基地では震災の津波で全18機が水没し、海水による腐食などで5機は修理を断念、残り13機が修理に回された。

 第21飛行隊はF2戦闘機などのパイロット育成が任務で、操縦指導や機体整備の隊員ら約50人で構成されている。平成23年4月以降は三沢基地に派遣され、同基地に配備されている機体で訓練を実施してきた。

 松島基地はF2戦闘機の再配備に向け、今月中旬までに駐機場を約4メートルかさ上げする津波対策と新格納庫建設が完了、修理を終えた被災機6機を含む約10機のF2戦闘機が順次配備された。

 帰還を記念した展示飛行では、F2戦闘機2機が約10分間にわたって飛行、大きく旋回して着陸すると、飛行で基地周辺に集まった人々から大きな歓声が上がった。操縦した第21飛行隊長の山路史朗2等空佐が出迎えた熊田裕通防衛大臣政務官とがっちり握手。

 記念式典では、第4航空団司令の時藤和夫空将補が式辞で「困難を乗り越え、本日をもって松島基地は復興する」と宣言。「第21飛行体の帰還をゴールとするのではなく、震災に強い基地として更なる努力をする」と決意を語った。

 松島基地所属のブルーインパルスも展示飛行を披露し、帰還を祝ってスモークで大空に桜やハートを描いたり、背面飛行する機体の周りを別の機体が螺旋(らせん)回転する大技「コーク・スクリュー」にも挑戦、縦横無尽に飛ぶ姿が訪れた人々を魅了した。


両陛下が復興をご支援 立ち直る姿、何より喜ばれ
産経新聞 3月20日(日)18時0分配信

 強い雨が降りしきるのも構わず、天皇、皇后両陛下は福島県桑折町の桃農園で、生産者の南祐宏さん(40)の説明に耳を傾けられた。平成27年7月16日。東京電力福島第1原発事故後の除染作業で、桃から放射性物質が検出されなくなったと聞き、天皇陛下は「安全性があるわけですね」と表情を緩められた。

 2年前の同県訪問時に立ち寄れず、改めての訪問を強く望まれた。「まだ風評被害はある。でも、より良質の桃を作る意欲がわいた」。南さんは陛下のお言葉を心の支えに剪定(せんてい)に励む。出荷先のJA伊達みらい(同県伊達市)によると、27年の桃の価格は1キロ426円で事故前の22年の451円に戻りつつある。

 復興を後押しし続けている両陛下は、事故直後、未曽有の被害に遭った福島県を何より憂慮し、原子力、放射線の専門家を何度も招き、情報収集に努められた。「根拠のない風評被害には、特に心を痛められていた」と側近は明かす。

 23年5月の事故後初の同県訪問時には野菜、果物を大量に買い求められた。今でも毎年、福島産の新米を召し上がっている。

 両陛下は26年7月23日、宮城県南三陸町のホテルの朝食で、地元の及善蒲鉾(かまぼこ)店の「笹かまぼこ」を口にされた。同店は東日本大震災の津波で流された工場を内陸部に建て直し、仮設商店街で販売を再開していた。

 「おいしくいただきました」。同日に商店街を見て回った両陛下は、社長の及川善祐さん(62)を慰労された。同店はこの5年で震災前の10倍に上る約50カ所の物産展に出店。収益も回復してきた。「両陛下のお言葉で自信を持てた」。及川さんは胸を張る。

 23年5月6日、両陛下が岩手県釜石市の中学校を見舞われた際に震度3の余震があり、理容師の松田節子さん(79)は思わず目の前の皇后さまの右手を握った。「大丈夫ですよ」。皇后さまは左手を添え、優しく声をかけられた。

 「抱えていた不安まで分かっていただけたようで心が軽くなった」と松田さん。自宅兼店舗を失ったショックを振り払い、再起を決意。同6月に仮店舗、26年4月には新店舗を開業し、はさみを握り続ける。

 側近は「被災者が前向きに立ち直ろうとする姿を見るのを、両陛下も何より喜ばれている」と話す。

 太平洋セメント大船渡工場(岩手県大船渡市)は震災時、従業員148人の大半が地元出身者。関連企業を含め約1千人の雇用を支えていた。津波で敷地の7割が水没し、工場の再建か閉鎖かの決断を迫られたが、震災がれきを原料にすることに活路を見いだす。

 両陛下は25年7月5日に同工場を視察し「皆さん働き続けているのですか」と気遣われた。セメント需要が伸び悩む中、同工場は震災前の生産量をほぼ維持し、従業員は153人と微増した。「復興の中核で頑張りたい」。会長の徳植桂治さん(68)は言う。

 皇后さまは23年12月17日、東京都文京区の求道会館に足を運ばれた。大学女性協会が宮城県の被災高校生に給付する奨学金の資金集めのために催したチャリティーコンサートだった。

 趣旨に賛同した皇后さまはお手元金から寄付し、コンサートでは「見上げてごらん夜の星を」を一緒に歌われた。当時会長だった青木怜子さん(81)は「会場が温かい雰囲気に包まれ、被災地に向けた祈りになった」と振り返った。


津波水没の松島基地復旧=F2戦闘機、帰還式典―宮城
時事通信 3月20日(日)16時26分配信

 東日本大震災の津波で被災した航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)の復旧、津波対策工事が今月完了するのに伴い、空自は20日、F2戦闘機で構成する第21飛行隊の帰還式典を同基地で行った。

 第21飛行隊はF2戦闘機のパイロット教育部隊で震災後、三沢基地(青森県)に隊員約50人が移動して訓練していた。復旧に合わせて松島基地に改めてF2が約10機配備され、同基地を拠点に飛行訓練を再開する。

 式典では、防衛省の熊田裕通政務官が「きょうは松島基地の新たな原点となる。被災地を勇気づける希望の光となることを期待する」と訓示した。松島基地を拠点にする曲芸飛行チーム「ブルーインパルス」が飛行し、復旧を祝った。


福島から明るい話題発信=ユニーク企業を一方的表彰―ガス会社社長が企画
時事通信 3月20日(日)14時19分配信

 「全世界に向けて明るい話題を発信し、『フクシマ』のイメージを転換したい」。

 福島市のLPガス供給会社「アポロガス」社長の篠木雄司さん(53)は、ユニークな取り組みをしている面白企業を世界中から探し、一方的に表彰するイベントを企画し、準備を進めている。29日に受賞会社を発表する予定だ。

 東京電力福島第1原発事故から5年が経過。福島県では、農林水産・観光業などで風評被害が続く一方、風化も進む。「『福島』に対して外国では腫れ物に触るような雰囲気がある。それをプラスのイメージで上書きできればと思った」と篠木さん。世界中に知れ渡った「フクシマ」の知名度を逆手に取る仕掛けでもある。

 表彰対象は、▽社員の制服▽CM▽ビジネスモデル―など6部門で、ユニークで笑える取り組みをしている会社。社員が手分けして新聞・雑誌やネットを駆使して国内外から見つけ出し、最優秀企業を部門別に表彰。特製トロフィーと賞状を勝手に送りつけるというアイデアだ。29日は、若手社員が選考理由をプレゼンテーションする。

 篠木さんは、自分の名刺に「元気エネルギー供給本部長」と記している。原発事故後、ろうそく1万本を使って英文メッセージを世界に発信するイベントを開催。さらに県民らの思いを集めた詩集を発行、その売り上げで地元の幼稚園や小学校に遊具、本などを届けている。

 今回の試みもそうした活動の一環で、来年以降も続けるつもりだ。篠木さんは「福島が頑張り、元気と笑いを発信すれば、日本も世界も元気になる。福島の子どもたちが自信と誇りを持って『自分のふるさとは福島です』と言えるようにしたい」と話している。


「拡張現実(AR)」で体感する東日本大震災
THE PAGE 3月20日(日)13時30分配信

 現実の風景にデジタル情報を重ね合わせる「AR」(拡張現実)技術を活用し、東日本大震災当時の被害状況を現地で知るツアー「AR HOPE TOUR in Sendai」が12日、宮城県仙台市若林区の被災地、荒浜地区で催された。

 ツアーは、宮城県農業高校の生徒が「観光甲子園」でグランプリを受賞したアイデアをもとに考案され、昨年3月の国連防災世界会議の中で実施された「NATORI AR HOPE TOUR」の発展版。昨年の経験を踏まえ東北大学災害科学国際研究所などが主催し、専門家によるシナリオの監修を経て、今回荒浜地区で実証実験として開催された。

 12日のツアーには宮城県内だけでなく、千葉、東京、愛知から約25名が参加。ツアー参加者にはタブレット端末と、レンズ部分がディスプレイになっているスマートグラスが貸与された。スマートグラスを指示された場所で覗き込むと、震災当時の画像が目の前に映し出されるしくみだ。

 震災当時津波から逃れた約320人が屋上に避難した荒浜小学校の前では、参加者のスマートグラスに津波とともに押し寄せてきたがれきや車が映し出された。目の前の風景とスマートグラスで映写される写真を重ね合わせることで、当時の被害状況を体感することができる。

 主催者のひとり、ディー・エム・ピー社の佐藤慧さんは「過去の写真や未来図などとともに、現実を拡張して体感できるのがARの特長。現地に足を運んでもらうきっかけとして、ARやVR(仮想現実)などの技術を使った場づくりを続けていきたい」と語った。

 今月26日には、同様のツアーが宮城県多賀城市でも開催される。

(若柳誉美/THE EAST TIMES)


原発廃炉キーマンに聞く 増田尚宏・東電廃炉推進カンパニー最高責任者「まだ登山口。山の高さも分からない…」
産経新聞 3月20日(日)12時45分配信

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東京電力福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏氏=福島市(野田佑介撮影)(写真:産経新聞)

 事故発生から5年を迎えた東京電力福島第1原発。取材班が訪ねた廃炉のカギを握るキーマンの1人、東電福島第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏・最高責任者は「登山口に届いたところ」と語った。一方、原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)の山名元(はじむ)理事長(京大名誉教授)は「2合目まで来た」としており、2人の廃炉進捗の見方は微妙に違っている。(原子力取材班)

 --廃炉の進(しん)捗(ちょく)をどうとらえるか

 「最初は火の粉を振り払うような野戦病院のような状況だった。3年が過ぎたころから多少は前を向いて仕事ができるようになった。目に見える形で汚染水の流出を減らすこともできた。これからがまさに大事で、難しい課題がある」

 --廃炉を登山にたとえるなら

 「まだ登山口に届いた所だ。汚染水対策は山に登っているわけではない。廃炉という山に登るまでにやらなければならないことがいっぱいある。山の高さもまだよく分からない」

 --何が一番の課題か

 「放射線の被(ひ)曝(ばく)だと思っている。使用済み燃料の取り出しにかかる準備が難しい。リスクを下げるために除染は絶対にやらなくてはいけない」

 --デブリ取り出しの見通しは

 「位置を特定するのが難しい。昨年、ロボットを入れて探索したが、なんとか位置を見極めれば、皆さんに安心感を与えられる」

 --汚染水問題の抜本的解決は

 「汚染水が少しでも増えないようにする。凍土壁もその一つ。タンクにたまる処理済み汚染水をどうするか。希釈して海に流すとか蒸発させる方法がある。地元の理解を得ながら、この1年で大きな判断をしなくてはならないだろう」

 --作業員の確保や技術の継承はどうするか

 「現場は毎日7千人が働いている。協力会社と数年間にわたる長期の契約でしっかり安定した雇用を確保する。地元の雇用率を上げて、作業環境も良くする。技術の継承を確保するためには、魅力ある職場にしなくてはいけない」


<指定廃棄物>処分場調査の見送り要請へ 宮城知事
毎日新聞 3月19日(土)21時23分配信

 東京電力福島第1原発事故で生じた放射性物質を含む指定廃棄物の処分場建設問題で、宮城県の村井嘉浩知事は19日、候補地となった県内3市町で環境省が進めようとしている詳細調査を当面見送るよう要請する考えを明らかにした。詳細調査は地元の反対で実施できない状態が続いており、村井知事は候補地について改めて市町村長と議論する意向だ。

 この日、仙台市内で開かれた県内市町村長会議で、昨年12月に候補地を返上すると表明した栗原市、加美町、大和町の3市町長から、候補地選定について改めて議論するよう求める意見があった。

 これに対し村井知事は「(詳細調査を)無理に押し通すことは非常に難しい」と述べ、当面の調査の見送りを要請する考えを示した。【川口裕之】


市町村と議論継続=指定廃棄物処分場で―宮城県
時事通信 3月19日(土)18時28分配信

 東京電力福島第1原発事故で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の処分をめぐり、宮城県は19日、仙台市内で市町村長会議を開いた。

 国が選定した処分場候補地の地元3市町が、昨年12月に「候補地返上」を表明したことを踏まえ、今後の対応を協議。しかし結論は得られず、引き続き議論することを確認するにとどまった。

 村井嘉浩知事は終了後の記者会見で、「3市町の意見はしっかり受け止めなければいけない」と指摘。「いったん県が議論を預かる。3候補地のうち1カ所でいいのか、それとも別の場所にするのかをもう一度話し合う」と述べた。


被災地とともに 両陛下が次々とアイデアご提示され…「やれることを徹底的に」
産経新聞 3月19日(土)17時22分配信

 災害公営住宅のベランダのプランターに植えかえたスイセンが、今年も芽を出した。仙台市宮城野区の佐藤美紀子さん(68)は5年前のあの約束を思い出し、「これからは夫と2人の力で生きていく」と誓いを新たにした。

 東日本大震災の発生から1カ月半が過ぎた平成23年4月27日、天皇、皇后両陛下は震災後初めて宮城県入りし、佐藤さんが夫の重雄さん(70)とともに避難生活を送っていた宮城野区の体育館を見舞われた。

 佐藤さんはこの日朝、津波で流された自宅跡地に咲いたスイセンを摘み、皇后さまに差し出した。津波に打ち勝った生命力。「私たちも、このスイセンのように頑張ります」。こう訴えると、皇后さまは優しくほほ笑んで受け取られた。

 その後、佐藤さん、重雄さんともにがんを発症。皮肉な運命に気がめいるときもあるが、「皇后さまにお約束したでしょう」と自らを奮い立たせてきた。そして昨年9月、借り上げ住宅を出た。自立への第一歩。「いつまでも被災者ではいられない」。佐藤さんはこう言って前を向いた。

 すぐにでも現地に赴き被災者を勇気づけたいが、まずは救助活動が優先-。天皇陛下が次善の策として発案されたのが、震災5日後の23年3月16日、異例のビデオメッセージだった。

 《自らを励ましつつ、これからの日々を生きようとしている人々の雄々しさに深く胸を打たれています》《これからの苦難の日々を、私たち皆が、様々な形で少しでも多く分かち合っていくことが大切》

 被災者に温かいまなざしを向け、国民全体にも絆を呼びかけられた。当時宮内庁長官だった羽毛田信吾さん(73)は「いても立ってもいられないお気持ちでおられた」と振り返る。

 「現状を報告できますか」。13日から被災地を視察していた日本赤十字社社長の近衛忠●(=火へんに軍)さん(76)は宮内庁側から連絡を受け、17日に両陛下に見たままを伝えた。メディア情報に加え、「生の声」を求めておられるようだった。

 御所での自主停電、那須御用邸の浴室開放…。両陛下はこの前後にも次々にアイデアを示された。元側近は「やれることを徹底的にやられる。『国民と苦楽をともに』という、陛下が考えられる象徴天皇のありようそのもの」と強調する。

 3月30日から7週連続で被災者を見舞われた両陛下。がれきと化した街並みに悲痛な表情を浮かべ、避難所では膝をつき、被災者の目線で話を聞かれた。羽毛田さんが「ペースを落とされては」と気遣っても「大丈夫」と退けられた。

 「肉体的、精神的に、重いものを背負い続けられていた」と羽毛田さん。皇后さまは7月以降、手足に強い痛みを抱えられ、陛下は11月6~24日に気管支肺炎などで入院された。

 陛下は公務復帰の場に、東京都内で行われた消防殉職者の全国慰霊祭を選ばれた。退院5日後の11月29日。両陛下は震災で消防団員254人が犠牲になったと知り「冥福を祈りたい」と強い意向を示された。

 「寂しいと思いますけど頑張ってください」。消防団分団長だった夫=当時(63)=を失った岩手県大槌町の越田由美子さん(62)には、こう慰めの言葉をかけられた。「お気遣いがうれしかった」。今は民生委員として被災者らの声に耳を傾ける越田さんは言う。「助けられた命。誰かの役に立ちたい」

     ◇

 両陛下はこの5年間、被災地を度々訪れ、傷ついた人々を励まし、前に進もうとする人々を後押しされてきた。16~18日に福島、宮城両県、秋には岩手県を再訪される。被災者に心を寄せ続ける両陛下のお歩みをこの機会に振り仰ぐ。


石巻・大川小、震災時1年生卒業
2016年3月19日(土)17時7分配信 共同通信

 東日本大震災の津波で、児童・教職員計84人が死亡、行方不明となった宮城県石巻市立大川小は19日、市内の仮設校舎で卒業式を開いた。震災時1年だった7人が学びやを去り、これで当時在籍していた児童全員が学校を離れた。

 当時の1年生は14人で、うち5人が犠牲となった。この日、亡くなった児童の保護者らにも卒業証書が渡された。卒業した男児(12)の母親は「息子も亡くなった子たちと卒業できて、うれしかったと思う。いっときも忘れたことはないでしょうから」と話した。

 大川小は河口から約5キロ内陸にあり、地震発生から約50分後、津波に襲われた。


原発廃炉キーマンに聞く 山名元NDF理事長「29年度中にデブリ取り出しの工法決める」
産経新聞 3月19日(土)15時30分配信

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原子力損害賠償・廃炉等支援機構の山名元理事長=東京都港区(緒方優子撮影)(写真:産経新聞)

 東京電力福島第1原発事故は5年を迎えた。最長40年かかるとされる廃炉はどこまで進んでいるのか。誰もが敷地内に入れず、外からは何がどうなっているのか非常に分かりにくい。取材班は廃炉のカギを握るキーマン、原子力損害賠償・廃炉等支援機構(NDF)の山名元(はじむ)理事長(京大名誉教授)に聞いた。(原子力取材班)

 --廃炉の現状をどう評価するか

 「かなり進んだイメージを持っている。当初、廃炉の作戦を考えたときは何も分からず、厳しい状況だったが、それと比べると相当改善してきている。ここまできたというのは合格点だと正直思っている」

 --廃炉を登山にたとえるなら

 「2合目だろう。緊急事態を乗り越えたという意味で、廃炉は重要なステップに進んだ。これから本格的に山に登り始めるが、戦略を持って、技術的に具体性を固める時期になる」

 --デブリ(溶け落ちた燃料)取り出しの見通しは

 「平成29年度内に工法を決める。とにかく環境に影響がないように作業員の安全も確保することが大事。間違いのない工法を選ぶ」

 --デブリがどこにあるかすら分からない

 「全部分からないと始まらないとは思っていない。重要な要因はある程度限定されている。放射線量やデブリの分布状態だ。ある程度、分かればよい」

 --汚染水問題をどう解決するか

 「地下水が流れ込む建屋の損傷などがあり、凍土遮水壁(とうどしゃすいへき)を運用すれば地下水をコントロールできる。タンクにたまった処理済み汚染水の海への放出は、放射線学的には問題はない。ただ社会学的には問題がある。風評被害などあらゆる所に深刻な被害をもたらす」

 --NDFは廃炉にどういう役割を果たしていくのか

 「廃炉はマラソンみたいなものだと思っている。走るのは東電で、われわれは戦略を立て政策支援をする。何とか走れることは分かったが、東電自身がもっと力を付けていかなくてはいけない」


<彼岸>新しい町並みを見下ろし冥福祈る 宮城・女川
毎日新聞 3月19日(土)11時22分配信

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彼岸で墓参りをする人たち。奥はJR女川駅や商店街など新しい町並み=宮城県女川町で、丸山博撮影

 彼岸を迎え、東日本大震災被災地では犠牲者の遺族らが墓参りに訪れている。宮城県女川町の新しい町並みを見下ろす高台の共同墓地でも、多くの人が花を手向け、手を合わせていた。

 墓地からは、盛り土の上に造ったJR女川駅や商店街、漁船の行き交う海が見える。墓石には、「平成23年3月11日」の文字が目立ち、犠牲者の多さを物語っている。

 津波で自宅を流され、姉2人が犠牲になり、夫が同年10月に病死した山川いよ子さん(74)は一人で墓を参り、「子供や孫たちの家族が仲良く幸せに暮らせますように、とお願いした」と話していた。【丸山博】


原子力規制庁の厳重抗議に朝日「見解異なる」
読売新聞 3月19日(土)8時55分配信

 朝日新聞が14日朝刊で九州電力川内原発(鹿児島県)周辺の放射線観測装置の設置が不十分とした記事に原子力規制庁が反論した問題を巡り、同庁は18日の定例記者会見で、同社の編集幹部を呼び出して厳重抗議したことを明らかにした。

 同日午前、同庁の松浦克巳総務課長が、同社の編集幹部と面会し、誤解を招きかねない記事について明確な修正が行われていないことや、立地自治体や住民に釈明がないことなどを理由に抗議した。

 これに対し、同社は橋本仁東京本社報道局長名で「見解は受け止めるが、私たちとは異なる。より安全で安心できる対策はどうあるべきかという視点に立ち、これからも報道を続ける」とのコメントを出した。

 この問題を巡っては、同社が14日朝刊で、同原発の5~30キロ圏内にある観測装置の約半数が、即時避難すべきだと定める基準の放射線量を計測できないと指摘。同庁は、低線量用と高線量用の装置を適切に配置しており問題はない、と反論していた。


規制委、朝日に再抗議 線量計報道で「明確な修正されず」
産経新聞 3月19日(土)7時55分配信

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朝日新聞報道と規制委の見解(写真:産経新聞)

 原子力規制委員会は18日、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)周辺の放射性物質観測装置の整備が「不十分」と報じた朝日新聞に対し、「明確な修正がされていない」として再抗議した。今後は朝日の電話取材を一切受け付けず、対面取材の場合は録音するという無期限の取材制限措置を通告した。規制委は朝日の報道を「事実を理解せず、地域住民の不安をあおり立てている」と指摘している。

 朝日は14日付で記事を掲載後、15日に「避難についてここまでずさんでは、話にならない」とする社説を掲載。規制委が抗議後、17日付記事で「自治体の避難態勢が少しでも充実することを目指して掲載したもの」とする見解を出した。

 しかし、原子力規制庁は18日朝、朝日新聞の編集幹部を呼び、14日の記事と15日の社説について「17日の記事では明確な修正がされておらず、地元住民への釈明がされていない」と抗議。規制庁は地方紙や通信社の配信記事も含めて同様の記事がないか事実関係を調べ、場合によっては担当者に事情を聴くという。規制庁の報道官、松浦克巳総務課長は「取材を受けないというわけではなく、今後このようなことが起こらないように再発防止策として録音対応する」と話している。

 取材の録音・ビデオ撮影をめぐっては、テレビ局の阪神大震災の借り上げ復興住宅の報道に対し、兵庫県西宮市が昨年1月、「偏向報道だ」として、必要に応じて取材状況を広報課の職員が撮影する方針を表明したことがある。

 朝日は産経新聞の取材に対し、橋本仁東京本社報道局長が「(規制委の見解は)私たちの見解と異なる。より安全で安心できる対策はどうあるべきかという視点に立ち、報道を続ける」とコメントした。


高校9教科「震災」記述…「復興」図解・写真で
読売新聞 3月19日(土)5時3分配信

 2017年度から使われる主に高校1、2年用教科書の検定結果が18日、文部科学省から公表された。

 東日本大震災は10教科のうち数学を除く9教科が取り上げ、復興やその課題に関する記述も増えた。地理歴史と公民では、「領土」の記述量が現在使われている同じ教科書と比べて6割増え、「慰安婦」については、強制連行されたと受け取れるような記述を見直したケースもあった。

 現行の高校教科書は、検定の申請が東日本大震災の発生から間もない時期だったため、大震災の記述は限られていた。今回は合格した10教科の教科書全242点のうち国語、地理歴史、公民、理科、保健体育、芸術、外国語、家庭、情報の9教科、123点で触れた。

 文科省は14年1月、教科書編集の指針となる学習指導要領の解説書を改定。高校の地理では「防災対策にとどまらず、災害時の対応や復旧、復興を見据えた視点からの取り扱いも大切」と明記した。これを受け、地理では6点すべてが大震災からの復旧・復興を扱った。東京書籍の地理Aは、津波被害を受けた三陸鉄道の運転再開までを写真付きで紹介。復興計画や災害発生時の情報伝達の流れの図解も掲載し、南海トラフ巨大地震に備えた避難訓練なども含め、災害関連に現行より6ページ多い20ページを割いた。


規制委VS朝日 規制委の取材制限に朝日「見解異なる」
産経新聞 3月18日(金)21時36分配信

 朝日新聞は18日、九州電力川内原発(鹿児島県)周辺の放射性物質観測装置をめぐる報道で、原子力規制委員会から厳重抗議と取材制限を受けたことについて、産経新聞の取材に対し、次のようにコメントした。

 橋本仁・朝日新聞東京本社報道局長の話「原子力規制委員会の見解としては受け止めますが、私たちの見解とは異なります。原子力事故はひとたび起きれば多くの人たちの安全を脅かし、生活の基盤を奪います。私たちはより安全で安心できる対策はどうあるべきかという視点に立ち、これからも報道を続けていきます」

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