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2016年1月31日 (日)

777・787・A350等、航空機一般の話題・22

引き続き、ボーイング777、787、エアバスA350等、航空機一般の話題に関するニュース記事を伝達します。

なお、個別の機種についての特記すべき話題、および重大な航空機事故航空機を標的とするテロ等の発生については、これまでと同様、そのつど項を改めて伝達します。

リンク:全日空機、不具合で引き返し=マレーシア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA初の「A380」期待と不安 超大型機導入に踏み切った理由 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ステルス実証機「X―2」、初飛行は3月にずれ込み - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:タイ国際航空、関空にA380再投入 札幌・福岡には787-8 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:羽田、低騒音機を優遇…国際線の着陸料安く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フィリピン航空、A350XWBを6機発注 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フィリピン航空、A350-900選定 最大12機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:フィリピン航空、エアバスA350 XWBを選定 - 欧米への長距離線に投入 - 速報:@niftyニュース.
リンク:最後の連絡偵察機が廃止に=千葉〔地域〕 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アエロメヒコ航空、メキシコシティ=成田線を週5往復に増便へ…6月1日から - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、100機目のサウスカロライナ製787納入 アメリカン航空へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:超空のホテル「A380」をANA購入へ フラッグシップになるか?それともお荷物に? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:アメリカン航空、羽田-ロサンゼルス就航 787で深夜便 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:羽田の昼間発着枠、アメリカン航空副社長「非常に期待」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、787-9やP-8Aなど展示 シンガポール航空ショー - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイングの16年1月納入49機、受注67機 737 MAX受注なし - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA国際線就航30周年、記念の人文字 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、国際線30周年で感謝の人文字 388人が描く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、国際線の定期便就航30周年を人文字で祝福 初便は1986年3月3日の成田~グアム線 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:最新鋭F35機、実戦配備前の性能確認に懸念 日本も調達 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANAはハワイ線で最強のJALにどう挑むのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:シンガポール航空の A350XWB 初号機、初飛行に成功 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボーイング、サウディアに787-9初号機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:F35戦闘機にまだ多数の「欠陥」 運用予定に影響も 米軍報告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:シンガポール航空のA350、初飛行成功 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:零戦の試験飛行、今後は動態保存に向けて資金集めに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:タイ国際航空、2月にバンコク~仙台間、小松間にチャーター便を運航 観光に向いた乾季のタイへ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、「A380」だけじゃない大勝負の行方 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、訪日需要増加と燃料コスト下落で経常利益が過去最高…2015年4-12月期決算 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米空軍とボーイング、次期747-8大統領専用機で初契約 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ANA、ハワイ路線の“一気のばん回”を狙ってエアバス A380型機を2019年春就航へ 2016年3月期第3四半期の連結業績は過去最高の営業/経常利益 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ユナイテッド航空、787世界最長路線 6月にシンガポール直行便 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ユナイテッド航空、成田-シンガポール運休 6月から - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:純国産戦闘機、ビジネス化への大きな期待と高いハードル - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

全日空機、不具合で引き返し=マレーシア
時事通信 2月22日(月)17時4分配信

 【クアラルンプール時事】マレーシアのクアラルンプール発成田行きの全日空のボーイング787型機が22日、飛行中に右エンジンに不具合が生じたため、離陸したクアラルンプール国際空港に引き返した。
 乗員11人、乗客203人の計214人が搭乗していたが、けが人はいない。
 全日空広報担当者によると、同機は午前8時22分(日本時間同9時22分)に離陸。同8時50分(同9時50分)ごろ、右エンジンの排気温度が高くなっているとの警告が表示されたため、エンジンを停止し、左エンジンのみで引き返した。


ANA初の「A380」期待と不安 超大型機導入に踏み切った理由
SankeiBiz 2月20日(土)8時15分配信

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成田空港に初飛来したエアバス社の「A380」(写真:フジサンケイビジネスアイ)

 全日本空輸(ANA)を傘下に持つANAホールディングス(HD)が欧州エアバス製の超大型旅客機「A380」を日本の航空会社で初導入することを決めた。2016~20年度の中期経営戦略で掲げるリゾート需要獲得の目玉として、首都圏発のハワイ・ホノルル路線に投入する。同社はA380による輸送能力の向上を強調するが、導入の背景はスカイマーク再生支援に伴う“トレード条件”との側面も拭いきれず、リスクもはらんだ大型投資に期待と不安が交錯している。

 「何が導入への背中を押したのか」「採算に見合うのか」。1月29日。国土交通省で開かれたANAHD中期経営戦略の記者会見は、同時発表されたA380導入に関する質疑に席巻された。同社の長峯豊之取締役執行役員は報道陣の質問に対し「ようやくリゾート路線で(ライバルの日本航空と)戦える舞台が整ったということ」と、“真打ち”登場を強調した。

 A380は総2階建ての超大型機で、導入した中東のエミレーツ航空がファーストクラスにシャワールームを設けるなど、ホテルのような豪華設備が設置できる。座席数も一般的な大型旅客機の約1.5倍に当たる最大853席と、1便での大量輸送が可能だ。「マーケットシェアを大きく取れる」ほか、上質なサービスを利用者にアピールするフラッグシップ(旗艦)になる可能性も秘める。

 ただその巨大な機体はもろ刃の剣でもある。ANAHDが導入する3機の購入負担はカタログベースで1500億円規模だ。同社は「ホノルル線に特化させ、機材整備を外注するなど運用効率化を図るほか、大量輸送効果で1座席当たりのコストが下がる」とするが、十分な搭乗率がなければ恩恵は受けにくい。

 現在、日本-ハワイ路線における同社の座席シェアは10%程度。ハワイ路線は日本発着の国際線需要を牽引(けんいん)する主要路線の一つだが、日本人の海外旅行需要が伸び悩む現在、コスト効率化を当て込んで他社より低い運賃設定にしても、現行機種の2倍以上が予想される大量の座席数を埋めるのは容易ではない。

 航空業界では、かつて大型機がもてはやされた時代もあった。だが、中型機で燃費効率の良い機材が出てきていることや、利便性向上の点からも、中小型機で多頻度運航するのが現在の主流。A380は運用の難しさもあって不人気機材になっているのが航空機市場の実情だ。航空会社の商談会として開かれた昨年6月のパリ航空ショーでは、A380の受注はゼロだった。

 それでも、ANAHDがこの超大型機導入に踏み切ったのはなぜか。同社は16年度からの中期経営戦略で、国際線旅客事業の強化ポイントとしてリゾートマーケット需要を挙げた上で、「中でも需要が旺盛なのは首都圏-ホノルル線」と位置付ける。成田や羽田の発着枠に限りがある現状では、大量輸送と豪華設備による差別化が図れるA380導入が、競争力向上の最適解であるとの立場だ。

 だが業界内では、この理由はあくまで「後付け」との見方が根強い。片野坂真哉社長が経済誌のインタビューで「(スカイマークが発注したA380を)われわれが買うことはありません。代償が大きすぎる」と答えたのはつい昨年だ。たとえ市場から朝令暮改との評価を受けてもなお、導入すべき理由があったことがうかがえる。取り沙汰されるのは、高額のA380の購入費を払えないまま経営破綻したスカイマークの再生支援をめぐる駆け引きだ。

 羽田に発着枠を持つスカイマークの取り込みの思惑が絡んだ再生支援のスポンサー会社選定の債権者集会で、スカイマークの大口債権者だったエアバス社が最終的にANAHD支持に回ったことで、優勢とみられていた米デルタ航空が競り負けた経緯がある。集会後、ANAHDはエアバス社について「今後の事業戦略を評価してもらえた」と、将来的な機材発注に含みを持たせていた。また、今回導入されるA380に搭載されるエンジンはロールス・ロイス社製。同社もスカイマーク支援をめぐり、ANAHD支持に回った債権者だった。

 こうした点にはA380導入発表の会見でも質問が集中。長峯取締役は再三の報道陣の質問に対し、「スカイマークの件が、検討を加速するきっかけになったことは否定できない」と認めた。導入が半ば既定路線となっていたA380の使い道を模索していたANAHDにとって、首都圏発のホノルル路線での導入は、期待も含めた「落としどころ」といえる。

 国際線強化を中期戦略で掲げる同社だが、A380の輸送力を生かせる路線は限られる。1日当たりの便数の多い欧州や米国の主要都市は、3機での効率性が担保されない。その点、現行で成田と羽田を合わせて3往復のハワイ路線は、A380が現行の輸送力不足を補い、収益が見込める富裕層への差別化も起爆剤になり得る。

 片野坂社長は定例会見で、導入機の座席数を「500から600席」とし、篠辺修ANA社長も「リゾートに行くまでは狭くても構わないという概念を変える」と話すなど、日本-ホノルル間で1日6往復を運航するライバル・日航からのシェア奪取を目指し、富裕層向けのファーストクラス設定を視野に入れる考えを示した。

 一方、輸送力と富裕層への訴求というA380のメリットは、世界経済の変調やテロを含めた地政学リスクの影響を受けやすいという危険性もはらんでいる。“トレード”で獲得した「大型ルーキー」の起用は吉と出るか、それとも凶か-。ANAHD自身が、固唾をのんで見守る大きな賭けとなりそうだ。(佐久間修志)


ステルス実証機「X―2」、初飛行は3月にずれ込み
ニュースイッチ 2月20日(土)8時10分配信

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1月下旬に公開された「X―2」

一部の試験や設計の検証に時間
 防衛装備庁は開発中のステルス実証機「X―2」について、22日からの週内に予定していた初飛行を2週間程度遅らせる。関係者によると、一部の試験や設計の検証に時間がかかっているためという。初飛行は3月7日の週以降になる見込みだ。

 X―2は、2030年代に配備する戦闘機に適用する技術を検証するために開発されている航空機。レーダーに捕捉されにくいステルス性や高運動性などを確認する。政府はX―2の開発成果などを踏まえ、18年度までに国産戦闘機を開発するか否か判断する。

 防衛装備庁は1月下旬、X―2の主契約者である三菱重工業の小牧南工場(愛知県豊山町)で報道陣に機体を公開。初飛行の後、3月末までに機体を受領する方針で、2月には県営名古屋空港(同)の滑走路で地上走行試験を開始していた。


タイ国際航空、関空にA380再投入 札幌・福岡には787-8
Aviation Wire 2月19日(金)20時16分配信

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関空便に再就航するタイ国際航空のA380=13年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 タイ国際航空(THA/TG)は2月19日、バンコク-関西線にエアバスA380型機を再投入すると発表した。現在運航中の成田便にも引き続き導入し、需要増に対応する。また、札幌と中部(セントレア)、福岡発着便にはボーイング787-8型機を導入する。

【札幌便と福岡便に導入する787-8】

 A380(計507席:ファースト12席、ビジネス60席、エコノミー435席)を投入するのは、1日2往復を運航する関空便のうち深夜にバンコクを出発するTG673便と、関空を昼に出発するTG623便。関空発便は5月17日から再投入する。

 関空便には2013年12月から2015年7月まで、A380を導入していた。

 1日3往復を運航する成田便のうち、バンコクを午前に出発するTG676便と、成田を夕方に出発するTG677便にも導入する。そのほかの便はA330-300とボーイング777-300型機で運航する。

 787-8(計264席:ビジネス24席、エコノミー240席)で運航するのは、バンコク-札幌線のTG670便とTG671便。現地時間3月27日発から投入する。777-300からの機材変更で、小型化して需給調整を図る。福岡便には、現地時間5月16日発から導入。A330-300から機材を変更する。

 中部発着のうち、週5往復を運航するTG646便とTG647便は、787-8での運航を継続。1日1便のデイリーで運航するTG644便とTG647便は777-300で継続運航する。


羽田、低騒音機を優遇…国際線の着陸料安く
読売新聞 2月19日(金)16時47分配信

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(写真:読売新聞)

 国土交通省は、東京都心上空を通る新たな飛行ルートを2020年の東京五輪・パラリンピックまでに実現するため、羽田空港の国際線で、騒音の小さい航空機の着陸料を安くする制度を導入する方針を固めた。

 着陸時に降下し始める高度を引き上げることも検討する。今夏までに対策を具体化し、東京都や川崎市など地元自治体から新ルートの同意を得たい考えだ。

 羽田空港の国際線で導入する新制度は、航空会社がボーイング787やエアバスA350のような騒音の小さい機種を羽田で優先的に使うように促す狙いがある。17年度から前倒しで導入することも検討する。

 同様の制度は、成田や大阪(伊丹)など国内の主な空港では導入済みだ。これらの空港では、着陸料は航空機の重さによっても異なるが、騒音の大きさで2~3割ほど差がある。騒音が特に大きい機種は、運航自体の制限を検討している。


フィリピン航空、A350XWBを6機発注
レスポンス 2月19日(金)15時15分配信

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フィリピン航空、A350XWBを6機発注

フィリピン航空は2月17日、エアバスとA350-900型機6機を発注する覚書を締結した。

発注規模は6機のほかに、オプション契約が6機。覚書の締結はシンガポール航空ショー(開催期間は16日~21日)において、フィリピン航空のハイメ・バウティスタ社長兼最高執行責任者(COO)とエアバスのファブリス・ブレジエ社長兼最高経営責任者(CEO)が行った。

フィリピン航空のA350-900はビジネスクラス、プレミアムエコノミー、レギュラーエコノミーの3クラス制。満席(300席以上)でマニラ=ニューヨーク線をノンストップで飛行する能力があり、同社は新規の北米・欧州線に投入する計画。初号機の受領は2018年中を予定している。

《レスポンス 日下部みずき》


フィリピン航空、A350-900選定 最大12機
Aviation Wire 2月18日(木)23時9分配信

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フィリピン航空のA350-900のイメージイラスト(エアバス提供)

 エアバスは現地時間17日、フィリピン航空(PAL/PR)がA350-900を6機とオプションで6機発注する覚書(MoU)を締結したと発表した。

【フィリピン航空のA350-900】

 客室は3クラス制を導入。A350をマニラと米国西海岸やニューヨークを結ぶ直行便や、欧州への新路線への投入を予定している。A350-900は、満席の状態でマニラ-ニューヨーク間の8000海里(1万4816キロ)をノンストップで運航できる。

 A350 XWBは3機種で構成。座席数はメーカー標準仕様で短胴型のA350-800が3クラス280席、A350-900が325席、A350-1000が366席で、エンジンは英ロールス・ロイス社製トレントXWBを搭載し、燃費を従来の機材より25%改善する。

 これまでに世界41社から計777機の受注を獲得。日本の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)がボーイング777型機の後継機として、A350-900とA350-1000を合わせて最大56機導入。確定発注はA350-900が18機、A350-1000が13機の31機で、オプションの残り25機の機種は今後決定する。運航開始は2019年の予定で、777を6年程度で置き換える。

 今回の契約は、シンガポール航空ショーで締結された。


フィリピン航空、エアバスA350 XWBを選定 - 欧米への長距離線に投入
2016年2月18日(木)13時27分配信 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

エアバスは現地時間の2月17日、フィリピン航空がA350-900を6機とオプションで6機発注する覚書を締結したことを発表した。この発表は、現在開催中のシンガポール航空ショーで、フィリピン航空COOのハイメ・バウティスタ氏とエアバスCEOのファブリス・ブレジエ氏によって行われた。

フィリピン航空のA350-900は3クラス制の客室を設定。同社はA350をマニラと米国西海岸やニューヨークを結ぶノンストップ路線や、欧州への新たな路線に導入する予定となっている。A350-900は満席の状態でも、ニューヨークとマニラ間の8,000海里を1年中ノンストップで飛行することができる。

A350 XWBはエアバスのワイドボディ機ファミリーの最も新しい機種で、これまでに世界中の41社から合計777機の受注を獲得している。最新の空力設計を採用し、胴体と主翼に炭素繊維複合材を、エンジンにロールスロイス社製トレントXWBエンジンを搭載している。燃費を25%削減するほか、整備コストを大幅に削減を可能にした。胴体幅が広く、エコノミークラスで18インチの幅広い座席を備えられる空間を確保している。


最後の連絡偵察機が廃止に=千葉〔地域〕
時事通信 2月18日(木)10時17分配信

Lr1
陸上自衛隊の連絡偵察機「LR―1」の最後の1機が15日、木更津駐屯地(千葉県木更津市)で用途廃止を迎え、最終フライトを行った=同日撮影

 陸上自衛隊の連絡偵察機「LR―1」の最後の1機が15日、木更津駐屯地(千葉県木更津市)で用途廃止を迎え、最終フライトを行った。約50年活躍した同型機がこれで国内の空から消えるといい、田尻祐介駐屯地司令は「長距離の連絡、航空偵察任務はもとより、沖縄をはじめとした全国で緊急患者を搬送し、多くの患者を救った」とこれまでの功績を紹介した。
 LR―1は1960年ごろから、三菱重工業が同型機を開発し、85年に生産を終えるまで750機以上を量産。陸自は67年から、計20機を導入し、木更津駐屯地の第1ヘリコプター団などに配備、運用してきたものの、耐用年数となったことから順次廃止していた。
 最後の機体となった19号機はこれまで、約7490時間飛行したといい、最終フライトでは両翼のプロペラを回して駐屯地上空を旋回する特徴的な姿に多くの関係者が名残を惜しんでいた。


アエロメヒコ航空、メキシコシティ=成田線を週5往復に増便へ…6月1日から
レスポンス 2月17日(水)18時30分配信

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アエロメヒコ航空、メキシコシティ=成田線を週5往復に増便へ

メキシコのアエロメヒコ航空は6月1日からメキシコシティ=成田線を週5往復に増便する。

今年はアエロメヒコのメキシコシティ=成田線開設10周年に当たる。先月のメキシコシティ発成田行きの便のノンストップ運航開始に続き、今回の増便により、観光客・ビジネス客双方の利便性が一層高まる。アンコ・ヴァン・デル・ヴェルフ収益担当最高責任者は「増便はメキシコに投資している日本企業に大きなメリットを与えると確信している」と述べた。

メキシコシティ発成田行きのAM58便は6月1日から火・水・金・土・日、成田発メキシコシティ行きのAM57便は2日から月・水・木・土・日に運航する。機材は2クラス243席のボーイング787ドリームライナー。

《レスポンス 日下部みずき》


ボーイング、100機目のサウスカロライナ製787納入 アメリカン航空へ
Aviation Wire 2月17日(水)11時57分配信

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ノースチャールストン工場製100機目となったアメリカン航空の787-8=16年2月16日 PHOTO: Alan Marts/Boeing

 ボーイングは現地時間2月16日、米サウスカロライナ州ノースチャールストン工場製の787型機としては100機目となる787-8(登録番号N813AN)を、アメリカン航空(AAL/AA)へ引き渡したと発表した。

【サウスカロライナ製100機目の787】

 ノースチャールストン製787の100機目となった787-8は、2015年12月にロールアウトした。アメリカン航空は28機の787を発注済みで、今回引き渡された機体は14機目。初のノースチャールストン製となった。

 アメリカン航空は、787をニュージーランドのオークランドなどへ飛ばす。また、ロサンゼルス-羽田線など、日本路線にも投入されている。

 787の最終組立工場は、ワシントン州エバレットに最初の工場が建設され、ノースチャールストンは2カ所目。同工場製最初の機体は、エア・インディア(AIC/AI)向けの787-8で、2012年4月にロールアウトした。2014年11月には、長胴型となる787-9の最終組立を開始し、2015年3月にユナイテッド航空(UAL/UA)へ引き渡した。

 ノースチャールストン工場では、2017年から787の中で機体が最も大きい787-10の最終組立を開始する予定。同工場製の機体としては、全日本空輸(ANA/NH)が受領した787-9の特別塗装機「R2-D2 ANA JET」(登録番号JA873A)などがある。R2-D2ジェットはノースチャールストンで最終組立後、エバレットで映画『スター・ウォーズ』に登場するロボット「R2-D2」を描いた。


超空のホテル「A380」をANA購入へ フラッグシップになるか?それともお荷物に?
産経新聞 2月15日(月)11時0分配信

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エアバス社の世界最大の次世代型大型旅客機「A380」が成田空港に初飛来した時の画像=2006年11月(写真:産経新聞)

 全日空(ANA)を傘下に持つANAホールディングス(HD)は1月、欧州エアバス製の超大型旅客機「A380」を日本の航空会社で初導入すると発表した。同HDは同機導入による輸送能力の向上を強調。平成28~32年度の中期経営戦略で掲げるリゾート需要獲得の目玉として、首都圏発のハワイ・ホノルル路線に投入することを決めた。ただ導入の背景には、スカイマーク再生支援に伴う、“トレード条件”との側面もぬぐいきれず、リスクもはらんだ導入に期待と不安が交錯している。

■もろ刃の剣

 「何が導入への背中を押したのか」「採算に見合うのか」-

 1月29日。国土交通省で開かれたANAHD中期経営戦略の記者会見は、同時発表されたA380導入に関する質疑に席巻された。同HDの長峯豊之取締役執行役員は報道陣の質問に答えつつ「ようやくリゾート路線で(ライバルの日本航空と)戦える舞台が整ったということ」と、“真打ち登場”を強調した。

 A380は総2階建ての超大型機で、すでに導入する中東のエミレーツ航空がファーストクラスにシャワールームを設けるなど、ホテルのような豪華設備が設置できるほか、座席数も一般的な大型旅客機の約1.5倍にあたる最大853席と、1便での大量輸送が可能だ。「マーケットシェアを大きく取れる」とともに、同社のフラッグシップになる可能性も秘める。

 ただ強力な武器となるその巨大な体躯は、もろ刃の剣でもある。ANAHDが導入する3機はカタログベースで1500億円の発注規模。同HDは同機を「ホノルル線に特化させ、機材整備を外注するなど運用効率化を図るほか、大量輸送効果で1座席当たりのコストが下がる」とするが、十分な搭乗率がなければ恩恵は受けにくい。

 現在、日本~ハワイ路線における同HDの座席シェアは10%程度。ハワイ路線は日本発着の国際線需要を牽引する主要路線の一つだが、日本人の海外旅行需要が伸び悩む現在、コスト効率化を当て込んで競合他社よりも低い運賃設定にしても、現行機種の2倍近くが予想される大量の座席数を埋めるのは容易ではない。

 航空業界では、かつて大型機はもてはやされた時代もあったが、中型で燃費効率の良い他の機材が出てきていることや、利便性向上の点からも、中小型機で多頻度運航するのが主流になっている。このため、A380は運用の難しさもあって不人気機材になっている。ちなみに、航空会社の商談会として開かれた昨年6月のパリ航空ショーでは、A380の受注はゼロだった。

 国内で言えば、昨年のスカイマークの経営破綻が、高額のA380の購入費を払えなかったことが大きく影響したことは記憶に新しい。

■スカイマークの支援が契機

 それでも、ANAHDがこの超大型機導入に踏み切った背景は何か。

 同HDは28年度からの中期経営戦略で、国際線旅客事業の強化ポイントとしてリゾートマーケット需要を挙げた上で、「中でも需要が旺盛なのは首都圏~ホノルル線」と位置づける。成田や羽田の発着枠に限りがある現状では、大量輸送と豪華設備による差別化が図れるA380導入が最適解であるとの立場だ。

 だが業界内では、この理由はあくまで「後付け」との見方が根強い。片野坂真哉社長が経済誌のインタビューで「(A380を)われわれが買うことはありません。代償が大きすぎる」と答えたのはつい昨年だ。たとえ市場から朝令暮改との評価を受けてもなお、導入すべき理由があったことがうかがえる。

 取り沙汰されるのは、経営破綻したスカイマークの再生を支援するスポンサー会社の選定プロセスをめぐる両社の関係だ。スカイマークの大口債権者だったエアバス社は、スポンサー会社を決める債権者集会で、最終的にANAHD支持に回り、優勢とみられていた米デルタ航空にANAHDが競り勝った経緯がある。

 集会後、同HDはエアバス社について「今後の事業戦略を評価してもらえた」と、将来的な機材発注への含みを持たせていた。加えて、今回導入されるA380に搭載されるエンジンはロールス・ロイス社製。同社も債権者集会で、エアバス社とともにANAHD陣営を支持していた。

 この点は今回の会見でも質問が集中した。長峯取締役は再三の報道陣の質問に対し、「スカイマークの件が、検討を加速するきっかけになったことは否定できない」と認めた。

■落としどころ

 こうして、導入が半ば既定路線となっていたA380の使い道を模索していたANAHDにとって、首都圏発のホノルル路線での導入は、期待も含めた「落としどころ」といえる。

 国際線強化を中期戦略で掲げる同HDだが、A380の輸送力を生かせる路線は限られる。1日当たりの便数の多い欧州や米国の主要都市は、3機での効率性が担保されない。その点、現行で成田と羽田を合わせて3往復のハワイ路線は、A380が現行の輸送力不足を補い、収益が見込める富裕層への差別化も見込める起爆剤になりうる。

 同HDは今後、日本~ホノルル間で1日6往復を運航するライバル・日航からのシェア奪取を目指す。片野坂社長は定例会見で、導入機の座席数を「500から600席」とし、篠辺修ANA社長も「リゾートに行くまでは狭くても構わないという概念を変える」と話すなど、富裕層向けのファーストクラス設定を視野に入れる考えを示した。

 一方、輸送力と富裕層への訴求というA380のメリットは、世界経済の変調やテロを含めた地政学リスクの影響を受けやすいという危険性をはらんでいる。トレードで獲得した“大型ルーキー”の起用は吉と出るか、それとも凶か-。おそらくANAHD自身が、固唾をのんで見守ることになりそうだ。(佐久間修志)


アメリカン航空、羽田-ロサンゼルス就航 787で深夜便
Aviation Wire 2月13日(土)8時46分配信

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羽田を出発するアメリカン航空のロサンゼルス行き初便=16年2月13日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 アメリカン航空(AAL/AA)は2月13日、羽田-ロサンゼルス線を開設した。約2年2カ月ぶりの羽田路線再開で、1日1往復の深夜便で運航する。

【羽田を出発するアメリカン航空の787】

 機材はボーイング787-8型機で、座席数は226席。ビジネス28席と足もとが広いエコノミー(メインキャビンエクストラ)48席、エコノミー(メインキャビン)150席で、機内インターネット接続サービスも提供する。

 ロサンゼルス-羽田線の初便は、現地時間11日発の羽田行きAA27便(787-8、登録番号N812AA)で、12日午後9時58分(定刻午後11時)に到着。折り返しのロサンゼルス行きAA26便は、翌13日午前1時28分(定刻1時30分)に出発した。

 787-8のビジネスクラスは、ライフラットシートを1席-2席-1席で配置。前向きと後ろ向きのシートは、全席が直接通路にアクセスできる。個人モニターは16インチのタッチスクリーン付きで、最大250本の映画と180本のテレビ番組を楽しめる。米ボーズ製ノイズキャンセルヘッドフォンや、パソコン用電源、USB端子を備える。

 メインキャビンエクストラは、足もとのスペースが最大6インチ広げられたシートで、配列は3-3-3。メインキャビンシートも3-3-3配列で、いずれも個人モニターは9インチのものが設置されている。パソコン用電源とUSB端子も各席に備える。

 各クラスのIFE(機内エンターテインメントシステム)は、いずれも米パナソニック・アビオニクス製。また、ビジネスクラスには、スナックと飲み物を揃えたウォークアップバーも設置する。

 また、各便最低3人の日本人または日本語対応可能な客室乗務員が乗務。アメリカン航空では共同事業(JV)パートナーの日本航空(JAL/JL、9201)に、日本路線に乗務する客室乗務員の教育や、機内食の和食メニューの監修を依頼し、品質向上を目指している。

 アメリカン航空は2013年12月1日、羽田-ニューヨーク線の深夜早朝便を運休。発着時間の制約で、乗り継ぎが良くないことなどで利用が伸び悩んだ。ロサンゼルス線開設は、約2年2カ月ぶりの羽田就航となった。羽田の発着枠を巡っては、昼間発着枠の配分について日米両当局の航空交渉が、16日と17日に都内で開かれる。アジア・太平洋地区副社長のエルワン・ペリラン氏は、「非常に期待している」と期待感を示した。


羽田の昼間発着枠、アメリカン航空副社長「非常に期待」
Aviation Wire 2月12日(金)23時43分配信

 羽田空港の昼間発着枠について、配分の協議が難航している日米両当局の航空交渉が、2月16日と17日に開催されることについて、アメリカン航空(AAL/AA)のアジア・太平洋地区副社長エルワン・ペリラン氏は、「非常に期待している」と期待感を示した。

 アメリカン航空は、13日から羽田発ロサンゼルス線を開設。羽田へは約2年2カ月ぶりの就航となる。12日に都内で開かれた説明会で、ペリラン副社長は「羽田はアジアで2番目に大きい空港。金融とビジネスの中心都市である東京の羽田と、世界の中心であるニューヨークの間に直行便がない自体が信じられない」と持論を述べた。

 2013年12月1日、アメリカン航空は羽田-ニューヨーク線を運休。当時の運航スケジュールは、羽田へ午後10時15分に到着し、ニューヨークへは翌朝6時55分に出発するものだった。発着時間の制約で、乗り継ぎが良くないことなどで利用が伸び悩み運休した。

 ペリラン副社長は、「深夜早朝しか運航できない規制のため、羽田と東海岸を結ぶ路線の運航は困難だ」と現状を説明。16日からの航空交渉について「空港の規制緩和は、市場にも航空会社にも非常にすばらしいこと」と述べ、昼間発着枠の配分実現に向け、日米当局の合意に期待を寄せた。

 ロサンゼルス-羽田線の初便は、現地時間11日発の羽田行きAA27便で、12日午後9時58分(定刻午後11時)に到着。折り返しのロサンゼルス行きAA26便は、翌13日午前1時30分の出発を予定している。

 機材はボーイング787-8型機で、座席数は226席。ビジネス28席と足もとが広いエコノミー(メインキャビンエクストラ)48席、エコノミー(メインキャビン)150席で、機内インターネット接続サービスも提供する。

 現在、羽田空港の国際線発着枠は、昼間時間帯に関する日米2国間交渉が進展していないため、深夜早朝時間帯(午後11時から午前6時)のみ就航が認めらている。一方、欧州各国については交渉がまとまり、発着枠が増枠された2014年3月30日からは、これまで成田発着だった欧州便の主要路線が、羽田発着に移行している。


ボーイング、787-9やP-8Aなど展示 シンガポール航空ショー
Aviation Wire 2月12日(金)18時16分配信

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シンガポール航空ショーで展示されるスクートの787-9=15年9月3日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングはこのほど、現地時間2月16日から始まるシンガポール航空ショーに出展する航空機を発表した。

 地上ではスクート(SCO/TZ)の787-9と、米海軍の哨戒機P-8Aポセイドンを展示。シンガポール空軍のF-15SGやAH-64アパッチ、大型輸送ヘリコプターCH-47チヌークの展示を計画している。また、米空軍の大型輸送機C-17 グローブマスターIIIは地上展示のほか、飛行展示も実施する。

 シンガポール航空ショーは2年おきに開催される航空の見本市で、チャンギ空港そばのチャンギ・エキシビジョン・センターで行われる。2016年は2月16日から21日まで。前回開催の2014年は47の国と地域から1018社が参加し、期間内で320億米ドル(約3兆6067億2000万円)が取引された。


ボーイングの16年1月納入49機、受注67機 737 MAX受注なし
Aviation Wire 2月9日(火)14時1分配信

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1月に受注がなかった737 MAX=16年1月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ボーイングの2016年1月の引き渡しは49機(前年同月50機)、受注は67機(5機)だった。

 引き渡しの内訳は737が35機(前年同月35機)、747が1機(1機)、767が0機(2機)、777が6機(5機)、787が7機(7機)だった。

 787は7機中6機が787-9で、サウジアラビアのサウディア(SVA/SV)に2機、ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)とユナイテッド航空(UAL/UA)、ブラジルのTAM航空(TAM/JJ)とチリのラン航空(LAN/LA)によるLATAMエアライン・グループ、米国の大手航空機リース会社ILFC(インターナショナル・リース・ファイナンス・コーポレーション)に1機ずつ引き渡した。

 受注は737が60機(前年同月5機)、747が0機(0機)、767が0機(0機)、777が6機(0機)、787が1機(0機)だった。

 737は60機中40機が737-700で、すべてユナイテッド航空から受注。現地時間1月29日に初飛行に成功した737 MAXは、受注がなかった。

 1機を受注した787は787-9で、航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)が発注した。


ANA国際線就航30周年、記念の人文字
AFP=時事 2月8日(月)16時52分配信

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成田国際空港の格納庫前で、ボーイング787型機をバックに「30th THANKS」と人文字を作る全日本空輸グループ各社などの従業員388人(2016年2月8日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】全日本空輸(ANA)が3月3日に国際定期便の就航30周年を迎えることを記念し8日、同グループ各社や協力会社の従業員388人が成田国際空港(Narita International Airport)の格納庫前で、ボーイング787型機をバックに人文字で「30th THANKS」(30周年ありがとう)と描いた。【翻訳編集】 AFPBB News

【関連写真】ANA国際線就航30周年の人文字


ANA、国際線30周年で感謝の人文字 388人が描く
Aviation Wire 2月8日(月)13時31分配信

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成田空港で国際線就航30周年の人文字を描くANA社員ら=16年2月8日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 3月3日で国際線就航30周年を迎える全日本空輸(ANA/NH)は2月8日、成田空港の格納庫前で人文字を描いた。

【388人が描く人文字】

 ANAが国際線就航の人文字を描くのは、10周年の1996年、20周年の2006年に続いて3度目。ANAグループ18社と協力会社12社の計30社の社員有志388人が参加した。ANAによると、社員の中には20周年に続いて参加した人もいるという。

 人文字作りは午前10時に始まり、ボーイング787-8型機(登録番号JA804A)をバックに20分ほどで完成。388人が「30th THANKS」と描いた。

 ANA初の国際線定期便は、1986年3月3日に開設した成田-グアム線だった。2016年度から2020年度までの5カ年に渡る中期経営計画では、中南米やアジアなどの空白地帯への路線展開を進める。


ANA、国際線の定期便就航30周年を人文字で祝福 初便は1986年3月3日の成田~グアム線
Impress Watch 2月8日(月)13時5分配信

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写真:Impress Watch

 ANA(全日本空輸)は2月8日、2016年3月3日に国際線の定期便就航から30周年を迎えることを記念した人文字を、成田空港の同社格納庫前で制作した。

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 いわゆる45/47体制によってANAは国内線の運航を担うことになったが、1980年代に起きた規制緩和の流れにより、1986年3月3日に成田~グアム線に就航。2016年で30周年を迎える。

 国際線就航を記念した人文字はこれまで1996年、2006年にも実施されている。ANA社員やグループ会社の職員らから応募者を募り、ANA成田空港支店長 南日隆男氏ほか今回388名が人文字に参加した。成田勤務者が中心ながら、名古屋やシンガポールから訪れた職員もいるという。

 人文字はANA成田格納庫前に駐機した同社最新鋭機ボーイング 787-8型機の前に、「30th THANKS」の文字を作るというもの。説明を聞いたあとは、決められた場所に整然と移動し、30分ほどで人文字が完成。全員で手を挙げて記念撮影を行なった。

【トラベル Watch,多和田新也】


最新鋭F35機、実戦配備前の性能確認に懸念 日本も調達
CNN.co.jp 2月6日(土)16時48分配信

ワシントン(CNN) 米国防総省の実用試験・評価担当部門の責任者は6日までに、米軍の次期主力戦闘機F35の導入問題に触れ、実戦配備への適合性が確認される前に同機の大量調達を決めた方法にはリスクがあると警告する報告書をまとめた。

同機の開発では、コスト増大や遅延がこれまで再三表面化している。開発費は計2457機分で約4000億ドル(約47兆円)と見積もられ、初期段階での推定数字の約2倍となっている。

米空軍、海軍や海兵隊仕様の機材が開発される他、日本を含む海外の10カ国も導入を計画している。製造元はロッキード・マーチン社で、敵レーダーに気付かれない隠密飛行が可能な第5世代の戦闘機と称される。

今回の報告書は2015年に実施された同機の試験評価を盛り込んだもので、実用試験・評価担当のマイケル・ギルモア局長がまとめた。同氏はこの中で国防総省は大量導入方式の採用で調達費用を抑えることなどを狙ったと指摘。ただ、この方式は、満足すべき実用試験が完了する前に最大で270機も引き受けるリスクにもつながると警告した。

また、米軍がこれまで購入してきたほぼ全ての航空機は実戦配備される前、改善の措置が必要だったとの経緯にも言及。さらに、大量導入を前もって決めることで製造元が性能の欠陥修正に取り組む意欲を削ぐ可能性にも触れた。欠陥修正の項目は実用試験が続けば増えるのが通例とも述べた。

これに対しロッキード・マーチン社は今回の報告書に触れ、「指摘された全ての問題点は既に知られたことであり驚きはない」との声明を発表。同機の開発過程は8割終えているとし、正さなければならない欠陥も承知していると述べた。その上で、海兵隊仕様のF35機が昨年7月、実戦配備に必要な最低限の性能を満たしていた事実に注意を向けた。

F35機の大規模発注については米上院軍事委員会のマケイン委員長(共和党)も異議をはさんでいる。CNNの取材に生産に入った段階で問題点の発生が判明し、修理に多額の費用がかかれば納税者の負担になると指摘した。

単座式のF35機は空中戦、対地攻撃、情報収集や監視偵察飛行などの性能を持つ。また、同僚機や司令官らとの即時のデータ共有やレーダー網に探知されずに敵の空域に入り込むステルス飛行も可能。パイロットは特殊ヘルメットの着用で状況認識の視認を360度の範囲で出来る。


ANAはハワイ線で最強のJALにどう挑むのか
東洋経済オンライン 2月6日(土)6時0分配信

 世界有数のリゾート地、ハワイ。日本から飛行機で約7時間のフライトの先には、年中あたたかくカラッとした快適な空間が広がる。正月休みに大勢の芸能人が渡航することが毎年ニュースになるなど、日本人に人気の高い観光地である。そのハワイと日本をつなぐ航空路線の競争が、いつになく激しさを増していきそうだ。仕掛けるのは航空大手のANAホールディングスである。

 ANAは1月29日に発表した中期経営戦略で、欧州エアバス製の総2階建て超大型旅客機「A380」を3機導入し、2019年春をメドにハワイ・ホノルル線へ投入すると発表した。A380はANAが再建を支援するスカイマークが購入を断念し、破綻に至る引き金になったともいえる機材で、カタログ価格は1機で約500億円にも上る。日本の航空会社ではANAも日本航空(JAL)も導入していない「怪物」だ。

■ ANAの現在のシェアは10%。A380導入で24%目指す

 「私たちはチャレンジャーである。ハワイはホテルだけでなくコンドミニアムを持って1年に何回も訪れる人もいる。座席のシェアが上がることで代理店との価格交渉力も上がっていくなど勝算ありと思っている」。ANAホールディングスの片野坂真哉社長はこう意気込む。

 ANAのホノルル線は現在、羽田空港から1往復、成田空港から2往復の合計3往復、全便ボーイング「767」(202席もしくは214席仕様)で運航している。ANAが新たに投入を予定しているA380の座席数は1機500席程度となる見込みで、ホノルル線の座席量は今の約2.5倍になる。これまで欧米の長距離路線やシンガポール線の一部にしか導入していなかったファーストクラスもA380に設定する。

 「これまでの国際線は、ビジネス旅客を優先順位に上げて市場規模を拡大してきたが、少し不足していたリゾート路線を強化していきたい」。ANAの事業会社、全日本空輸の篠辺修社長はこう明かす。

 というのも、日本~ハワイ線を運航する国内外の航空会社のうち、ANAのシェア(2015年)は10%しかない。37%のトップシェアで最大のライバルであるJALに大きく水をあけられている。

■ 東京~ホノルル線、7社がひしめく

 現在の東京(羽田・成田)~ホノルル線には7社が就航している。

●現在の首都圏からのハワイ路線一覧

・JAL(羽田~ホノルル1往復、成田~ホノルル3往復)
主力機材:ボーイング777、767
・ANA(羽田~ホノルル1往復、成田~ホノルル2往復)
主力機材:ボーイング767(3月末より羽田線は787に大型化)
・ハワイアン航空(羽田~ホノルル1往復、2016年7月より成田~ホノルル1往復就航予定)
主力機材:エアバスA330
・デルタ航空(成田~ホノルル週11往復)
主力機材:ボーイング767
・ユナイテッド航空(成田~ホノルル1往復)
主力機材:ボーイング777
・チャイナエアライン(成田~ホノルル1往復)
主力機材:エアバスA330
・大韓航空(成田~ホノルル1往復)
主力機材:エアバスA330

 A380の導入後、ANAは約24%のシェアを目指す方針だが、もくろみどおりに行かなければ、超大型機のA380を持て余しかねない。はたして勝算はどこにあるのか。

 近年はインバウンド(訪日旅行客)の増加もあって、日本発着の国際線は日本国内よりも海外で購入される比率が高まっている傾向にあるが、ANAによるとホノルル線における海外発券比率は、2015年4~12月で約10%。9割が日本人だ。国際線全体での海外発券比率約50%に対して、ホノルル線は圧倒的に日本人観光客に支えられている。つまり、日々の営業面や親しみなどで日系航空会社の強みを生かしやすい。

 実際、ANAは昨年7月に成田-ホノルル線を増便しながらも、2015年を通したホノルル線の搭乗率は94%(2015年1~12月)と日々満席の状態が続いている。JALとのシェアの差は供給力とも直結しており、ANAが提供座席数を増やせば客層を広げられる余地がある。

 ハワイといえば、JALというイメージがある。かつては日本各地から到着した鶴丸のジャンボ機がホノルル空港で見ることができた。毎年12月に開催されるホノルルマラソンもJALが長年スポンサーになっているなどハワイとの結び付きも強い。

 運賃面でも差がある。東京からハワイへの航空券をネットで検索してみると、提供座席数がANAよりも多いJALの方が割安な料金が出ることが多い。

■ マイレージの特典、ANAに不自由の声

 マイレージを使った特典航空券も、ANAでは取れず、JALなら取れるというケースが頻繁に発生する。ハワイ旅行好きの人にとっては、現状は明らかにJALの方が利便性の高い状況が長年続いてきた。

 ただ、ANAのマイレージ会員でも、貯めたマイルを使って家族や仲間とハワイへ行きたいという声は多く、現状ではせっかくANA便での出張やANAカードなどマイルが貯まるクレジットカードを使って貯めてもホノルル線では使えないことがあり、不自由にしているという声をよく耳にする。マイルの特典航空券が取りにくい状況が続けば、有償航空券での利用者を奪われかねなくなる。

 ANAがA380をホノルル線に投入することで、1席あたりのコストが下がり、運賃も下げやすくなる。予約が取りにくかったマイレージの特典航空券の枠も拡大されるため、取りやすくなるはずだ。運賃・特典の取りやすさの両方でJALを利用していた顧客の一部の取り込みを、ANAは狙っているのだろう。また、ファーストクラスは今のJALが運航する機材には設定されていないため、超富裕層への訴求力が高まる。

 篠辺社長は、「リゾート路線の積極的な戦略について、国際線は後追いであることも含め、お客様が乗ってみたいという飛行機を用意するというのも戦略の柱であると判断している。それであれば、他社が持っていない飛行機でかつ世界で一番大きな飛行機を(ホノルル線)投入することにインパクトがある。(この飛行機で)多くのお客様を引き寄せたい」と話す。

 国際線の展開で常につきまとう、テロや病気、経済ショックなどといったイベントリスクはどうか。ここ10年の日本人のハワイ渡航者データを見てみよう。

 ハワイへの日本人観光客は、2008年のリーマンショック直後や2010年1月のJAL経営破綻による提供座席数の減少を受けて、落ち込んだ時期はあったがそれでも年間115万人を下回らなかった。他の国や地域に比べるとイベントリスクが小さく、安定した大きなマーケットがある。

 この数年は円安傾向もあり日本人の海外渡航者数が減少に転じている中でもハワイへの旅行者は伸びており、直近3年間は150万人前後で推移している。中東情勢やフランス・パリのテロ事件、さらには大気汚染の問題などもあり、最近では家族連れを中心に安全な旅行先を選ぶ傾向が強くなっていることも追い風要因にある。

 ハワイはリピーター率が高いこともマイレージ会員が多い日系航空会社にとってはプラスになる。2014年のハワイへの渡航者におけるリピーター率は58.5%。最近では特にシニアのリピーター率が増えている。旅行経験豊富なシニアが夫婦で年に2回の海外旅行へ行く場合、1回は今までヨーロッパや北米、東南アジアなどで今まで訪れたことがない国を中心とした観光を中心とした旅行、そしてもう1回は旅慣れたハワイでのんびりリゾートライフを楽しむ旅行を楽しむシニアが増えている。

 また、子供や孫も含めた3世代旅行で訪れるケースも増えており、ホノルル線の機内でもそういった光景を筆者も目の当たりにした。こういったシニア層はサービスレベルが高くて安心して利用できる日系航空会社を積極的に利用したい人が多く、ビジネスクラスやファーストクラスの需要も十分に考えられる。

 歴史を振り返れば過去にはもっと多くの日本人観光客がハワイに押し寄せていた。たとえば約20年前の1997年は215万人だった。提供座席数を増やして航空券の価格を下げるなどの戦略を取れば、近年の年150万人からさらに伸びる余地はある。

■ 供給過多という懸念事項

 ANAの懸念は、座席の供給過多だ。首都圏空港(羽田・成田)からのホノルル線の現状を見ると、1日最大13往復体制で大型機を投入する航空会社が多く、将来的にはLCC(格安航空会社)が参入する可能性も高い。首都圏ではないが、関空~ホノルル線にマレーシアのエアアジアXが就航する計画があるなど利用者の争奪戦になることは容易に想像できる。

 他社もANAがA380を導入することで、更なる運賃の引き下げをする可能性も考えられる。ハワイへは個人旅行者も増えているが、パッケージツアーで訪れる旅行者も多い。安定した集客をする上では、パッケージツアーの集客も搭乗率確保の重要なカギとなるだろう。


シンガポール航空の A350XWB 初号機、初飛行に成功
レスポンス 2月5日(金)19時30分配信

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シンガポール航空のA350XWB初号機、初飛行に成功

エアバスは2月3日、シンガポール航空のA350-900初号機がフランス南西部で初飛行に成功したと発表した。

シンガポール航空のA350XWB初号機は製造の最終段階にあり、地上での検査、試験飛行を経て、同社への引き渡し準備に入る。A350XWBの特徴は、最新の空気力学を応用した設計、炭素繊維複合材製の胴体・主翼、燃費効率に優れたロールス・ロイス社のトレントXWBエンジン。こうした最新技術により、燃料消費量の25%削減、整備コストの大幅な削減を実現している。

シンガポール航空のA350XWBは、同社の中型ワイドボディ機材の根幹として、主に長距離路線に投入される。同社は67機のA350-900を発注済みで、そのうち7機は超長距離型のA350-900ULR。東南アジアを代表するエアラインは、最大19時間の飛行が可能なA350-900ULRを運航機材として、シンガポール=米国直行便の再開を計画している。

《レスポンス 日下部みずき》


ボーイング、サウディアに787-9初号機
Aviation Wire 2月4日(木)13時46分配信

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サウディアの787-9(ボーイング提供)

 ボーイングは現地時間2月2日、サウジアラビアのサウディア(SVA/SV)に同社向け初号機を含む787-9型機を2機と、777-300ERを1機引き渡したと発表した。

 サウディアは2010年、787-9を8機発注済み。2号機に続き、3号機も8日の週に受領する見込み。777-300ERは20機発注済みで、19機を導入している。今回の受領で受注残は0機となった。

 サウディアの保有機材は19機の777-300ERのほか、747-400を4機、777-200ERが22機。このほか、エアバスA320型機を35機、A321を15機、A330-300を12機、エンブラエル170型機を15機導入している。

 サウディアは1945年設立。首都・リヤドやメディナ、ジェッダ、ダンマームを拠点に中東の周辺各国や欧州、北米、アジアに乗り入れている。北米はロサンゼルスとニューヨーク、ワシントンDC、トロントに、アジアは広州やマニラに運航している。航空連合はスカイチームに加盟している。


F35戦闘機にまだ多数の「欠陥」 運用予定に影響も 米軍報告
AFP=時事 2月4日(木)13時4分配信

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米軍の次世代F35統合打撃戦闘機。JSFプログラムのウェブサイトより(撮影日不明、2009年4月22日入手)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米軍が開発中の次世代ステルス戦闘機「F35統合打撃戦闘機(JSF)」に、依然として危険な欠陥が多数残っていることが、米国防総省の報告書から明らかになった。すでに米軍史上、最も高額となっているF35開発プロジェクトが、さらに複雑化するのは必至だ。

なぜ米国はF35戦闘機に巨額を費やすのか?

 F35戦闘機には垂直離着陸が可能な型も含まれ、将来的には米軍戦闘機の主力を担い、長年にわたって米軍の制空権確保に貢献することが期待されている。

 しかし1日に公表された報告書によれば、精密技術試験の結果、同戦闘機に多数の欠陥が見つかった。F35にはこれまでにもソフトウエアのバグ、技術的な欠陥、予算の超過などの問題が起きており、今回の試験結果によって開発計画の信頼性に再び疑問符が投げかけられた形だ。

 新たに報告された問題の中でも恐らく最も深刻なのが、パイロットが脱出するための装置、射出座席の欠陥だ。パイロットの体重が62キロ未満だと、座席が後ろ向きに回転し、パイロットの首を後ろにのけぞらせて死に至らしめる可能性もあるという。

 また、海兵隊向けのF35戦闘機では「複数の欠陥と限られた戦闘能力」という問題が見つかった。また、空軍向け機でも「継承された複数の欠陥」があるため、年末の運用開始予定が遅れる可能性があると、報告書は指摘している。

 国防総省はF35戦闘機2443機分の予算として約4000億ドル(約47兆2000億円)を計上している。【翻訳編集】 AFPBB News


シンガポール航空のA350、初飛行成功
Aviation Wire 2月3日(水)13時52分配信

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初飛行するシンガポール航空向けA350初号機=16年2月 PHOTO: H. Gousse, Master Films/Airbus
 エアバスは現地時間2月3日、シンガポール航空(SIA/SQ)向けA350-900初号機の初飛行に成功したと発表した。

【トゥールーズを離陸するA350】

 A350の最終組立工場があるトゥールーズを出発した機体は、フランス南西部をフライトし、初飛行に成功。数週間後の引き渡しを目指し、今後は地上試験や飛行試験を含む、製造の最終段階に入る。3月までに引き渡す予定で、中長距離国際線に投入する。

 シンガポール航空は、A350-900を67機発注。2015年10月には、A350-900の航続距離を延長した超長距離「A350-900ULR(Ultra-Long Range)」を発注し、ローンチカスタマーとなった。最大離陸重量(MTOW)を280トンに増加させ、航続距離を8700海里(1万6112.4キロ)に伸ばす。燃料タンク容量を14万1000リットルから16万5000リットルに増やしており、飛行時間は最大19時間に及ぶ。

 発注済みのA350-900のうち、7機がA350-900ULR。初号機は2018年に引き渡される見込みで、シンガポールと北米を結ぶ直行便に投入する。

 シンガポール航空は2004年から2013年まで、シンガポールからロサンゼルスとニューヨーク(ニューアーク)へ、A340-500で直行便を運航。同機を5機保有し、全100席がビジネスクラスの機体を投入していた。


零戦の試験飛行、今後は動態保存に向けて資金集めに
THE PAGE 2月3日(水)10時13分配信

 旧日本海軍の零式艦上戦闘機(零戦)の試験飛行が先月、鹿児島県鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地で行われた。この零戦の日本への里帰りに取り組んだのは、主オーナーでありニュージーランド在住の実業家である石塚政秀氏。石塚氏は「心から湧き上がるものがあった」と振り、今後は動態保存に向けて資金集めに奔走したいとしている。

[動画]零戦が再び日本の空を舞う 試験飛行にかける実業家の思いとは

Zero
日本に里帰りし、空を駆け巡った零戦(提供:ニコニコ動画)

「高度を上げていく零戦は本当にうれしそう」
 1月27日の午後2時、天候は曇。零戦は鹿屋航空基地から離陸しようとしていた。石塚氏は、「滑走路の東から14気筒の星型エンジンの回転音の出力が上がり始めた時は、心から湧き上がるものがありました。軽々と飛び上がり滑走路から離れて、大空の中に高度を上げていく零戦は、本当にうれしそうでした。その零戦の姿を見ながら、『良かったね!!』と言う思いだけが心の中を駆け巡っていました」と心境を語った。

 鹿屋航空基地の上空を飛ぶ零戦。搭乗したのは、米国人パイロットのスキップ・ホルム氏で、今回のために来日した。「スキップは、ロッキードやマクドネル・ダグラスなど、多くの航空機メーカーの機体に搭乗した経験のある、アメリカでは文字通りレジェンドとも言われるパイロットです。彼とは1998年ごろからの付き合いで、零戦に乗ってくれると言ったのが2014年のことでした」。ホルム氏が操縦する零戦は、2回のフライトを無事に終えた。

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パイロットを務めたホルム氏(左)と石塚氏(中央)。右はブルース・ロックウッド氏で零戦22型を復元した人物(提供:石塚氏)

 翌1月28日の正午には鹿屋航空基地を離陸し、約30分のフライトを経て鹿児島空港に移動。石塚氏に協力する企業の格納庫に零戦を駐機した。

 鹿児島空港で到着を待ち受けていた石塚氏は「はるか彼方から黒い点のように零戦の姿が見え始めると、無線ラジオは、零戦へ着陸滑走路にアプローチする許可が出たことを伝えてきました。機体は、軽々と鹿児島空港の滑走路に降り立ちましたが、私はカメラに手を掛けていたのに1枚も撮れずに見入っていました」と思い返した。

 鹿児島空港に移動した28日は、石塚氏の誕生日だった。ニュージーランドのクライストチャーチに住む長女と長男、シドニー在住の3男、メルボルン在住の次男、末娘、そして別れた妻から、零戦の飛行へのメッセージと誕生日のメッセージが届いた。

 18歳の末娘からは「ダディーのことが体が痛くなるほど愛してる!!」と。

 「人生は何時もスタートライン、ゴールなんてありません。立ち止まらず歩き続けなければならないのだと思います」。

 今後は、零戦の動態永年保存に向けて資金集めに奔走するとしている。

(取材・文 具志堅浩二)


タイ国際航空、2月にバンコク~仙台間、小松間にチャーター便を運航 観光に向いた乾季のタイへ
Impress Watch 2月1日(月)16時50分配信

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写真:Impress Watch

 タイ国際航空は、バンコク・スワンナプーム空港と仙台空港(宮城県)、小松空港(石川県)とを結ぶ国際チャーター便を2月10日と2月14日運航する。

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 両チャーター便の運航は、2015年11月から乾季に入り、観光のベストシーズンとなっているタイへの渡航と、双方向の交流促進を促す目的で、タイ国際航空と旅行会社が共同で実施するもの。

 仙台~バンコク間はJTB東北と協力し、エアバス A330-300型機(ビジネスクラス30席、エコノミークラス250席)で運航。ダイヤは下記のとおり。

TG8081便:2月10日運航、仙台(10時10分)発~バンコク(15時20分)着

TG8082便:2月14日運航、バンコク(00時10分)発~仙台(08時10分)着

 小松~バンコク間は全旅と協力し、ボーイング 777-200型機(ビジネスクラス24席、エコノミークラス264席)で運航。ダイヤは下記のとおり。

TG8077便:2月10日運航、小松(10時10分)発~バンコク(14時50分)着

TG8078便:2月14日運航、バンコク(00時50分)発~小松(08時20分)着

【トラベル Watch,多和田新也】


ANA、「A380」だけじゃない大勝負の行方
東洋経済オンライン 2月1日(月)6時0分配信

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新たな中期経営戦略で意欲的な施策を次々と打ち出したANA。その勝算はいかに(撮影:尾形文繁)

 何とも歴史の因果を考えさせられる展開だ。1月29日、航空大手のANAホールディングスは2020年度までの新たな中期経営戦略を発表した。その大きな目玉が、欧エアバス製の超大型旅客機「A380」の導入である。

【写真あり】ANAが導入する総2階建ての「A380」

 実はこの機材、昨年1月28日に経営破綻したスカイマークも購入しようとしていた。ただ、急激な円安の進行などにより、同社の資金繰りが悪化。エアバスに対して条件の変更などを申し出たが、最終的には巨額の違約金を要求された。これが、スカイマークが破綻に至る引き金の1つとなった。

 そんな“いわく付き”の機材を、スカイマークの破綻からちょうど1年と1日後に、ANAは3機導入すると発表した。2018~2019年度に受領し、ハワイ・ホノルル線に投入する予定だ。

 ANAHDの長峯豊之取締役は「これまではビジネス需要をターゲットとしてきたため、富裕層を含めたプレジャー(観光)需要への対応が手薄だった」と、その狙いを語る。

■ ホノルル線はJALの後塵を拝す

 数あるリゾート路線の中でも、高い人気を誇るホノルル線。ANAは現在、成田から1日2往復、羽田から同1往復を運航している。これに対し、ライバルの日本航空(JAL)は成田から同3往復、羽田は同1往復、さらに関西や中部からも1往復ずつ飛ばしている。

 日本―ホノルル線の提供座席数に占めるシェアは、ANAが13.2%にとどまる一方、JALは30.5%。米系航空会社と比較しても、ANAの供給力は見劣りする。

 同社のホノルル線は現在、1年を通して搭乗率が90%を超えている。そのために、マイレージと交換する特典航空券がホノルル線で予約できない事態となり、利用客から不満の声が上がっていたという。

 ここに通常の機材の倍近い座席数を有する超大型機を導入すれば、限られた発着枠でも拡大できるという計算だ。

 とはいえ、こうしたA380の活用法も後付け的な印象がぬぐえない。ANAが今、この機材の導入を決めた背景には、スカイマークの再生支援をめぐる駆け引きが見え隠れする。

 最終的には、昨年8月の債権者による投票でANA陣営によるスカイマーク支援が決まったわけだが、その過程で大口債権者だったエアバスに対し、ANAは将来の機材発注の可能性を伝え、協力を求めた。「スカイマークをめぐる出来事が(A380導入の)検討を加速させたのは否定できない」と長峯取締役も認める。

 こうして決まった超大型機の購入ではあるが、いくら需要が多い路線であっても、一般的な旅客機の倍近い超大型機の座席を埋めるのは容易ではない。

 特に、ホノルルは2014年に就航60周年を迎えたJALの主力路線の1つ。トロリーバスの運行など日本人向けの独自サービスを充実させており、ホノルルマラソンへの協賛など閑散期の需要創出にも取り組んできた。その牙城を崩すのは、ANAといえど容易でない。

■ 世界各地で空白地帯に攻勢

 今回の中期戦略でANAが仕掛けた“大博打”は、A380だけではない。世界各地の空白地帯に攻勢をかけ、さながら全方位戦略といった構えだ。

 東南アジア地域では、ベトナム航空と資本・業務提携を結び、コードシェア(共同運航)やマイレージ提携、空港業務の受委託を進める。同社は現在JALと提携しているが、今後提携を解消する可能性が高い。コードシェア便がANAに移れば、日本―ベトナム線のシェアは一気に逆転しそうだ。

 「東南アジアでは各国の最大手の航空会社と提携関係を構築できたが、ここで終わりではなく、まだまだ展開を模索したい」(長峯取締役)

 同地域ではほかにも、自社便で昨年、マレーシア・クアラルンプール線を13年ぶりに再開した。今年9月からは成田―プノンペン(カンボジア)線を就航させる。

 中南米地域では、2016年度下期に成田―メキシコシティ線を1日1往復で開設する見込みだ。2010年にJALがバンクーバー経由の直行便から撤退して以来、日系エアラインの運航はなく、メキシコのアエロメヒコ航空が週4往復で運航するのみ。ANAは現地支店を昨年設置し、準備を進めてきた。

 自動車メーカーなど日系企業の進出が著しい同国へのビジネス需要を狙う。中南米の他国への就航に関しても、長峯取締役は「機材性能の向上を見ながら、まず直行便で飛べるところを検討したい」と意欲を示した。

 フルサービスキャリアであるANAでは採算を確保できない地域をカバーするのが、傘下のLCC(格安航空会社)、バニラエアの役目だ。

 5年後の生産量(座席数×運航距離)を現在の3倍にする計画で、グアムやサイパンなどのリゾート路線で日本人の観光需要を、中国本土や沖縄発着の国際線で訪日需要を取り込みたい考えだ。同社の現在の拠点は成田のみ。今後は関西や沖縄などの拠点化も考えられる。

■ 来年3月までにJALを引き離せるか

 中期経営戦略と同時に発表した2015年度第3四半期(4~12月)決算は、営業利益で過去最高を更新するなど、目下の業績は好調だ。十分なキャッシュフローが生じているうちにできるだけの拡大を図ろうという姿勢が、改めて鮮明になった。

 2017年3月末には、公的資金で経営再建したJALの新規投資を国土交通省が制限してきた、いわゆる「8.10ペーパー」が期限を迎える。ライバルの“足かせ”が取れる前に、ANAは少しでも差をつけておきたいところだろう。

 航空会社はテロや疫病などのイベントリスクと常に隣り合わせ。JALの破綻に象徴されるように、供給過剰による値崩れも経営に打撃を与える。大勝負に打って出た形のANAの中期経営戦略は、はたして吉と出るのか。


ANA、訪日需要増加と燃料コスト下落で経常利益が過去最高…2015年4-12月期決算
レスポンス 2月1日(月)15時15分配信

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ボーイング777

ANAホールディングスが発表した2015年4-12月期(第3四半期)は、経常利益が前年同期比50.5%増の1121億円と過去最高益となった。

売上高はネットワークを拡充して国際競争力を強化した国際線旅客事業を中心に、日本発需要、訪日需要、北米=アジア間の乗り継ぎ需要を幅広く取り込んだことから同5.5%増の1兆3690億円と増収となった。

収益では、増収や燃料コストの下落、コスト削減などの効果もあって営業利益は同30.8%増の1167億円と大幅増益となった。四半期純利益は同40.0%増の733億円となった。

通期業績見通しは、航空事業における貨物収入の伸び悩みや、旅行事業で欧州におけるテロの影響を受けた取扱高の減少があったものの、航空事業での国際線旅客収入が堅調に推移していることから据え置いた。

営業利益は、燃料油を中心としたコスト削減効果で前回予想より100億円増の1250億円、経常利益が200億円増の1100億円、純利益が130億円増の650億円に上方修正した。

《レスポンス レスポンス編集部》


米空軍とボーイング、次期747-8大統領専用機で初契約
Aviation Wire 2月1日(月)12時16分配信

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次期大統領専用機に選定された747-8=11年3月 PHOTO: Ed Turner/Boeing

 米空軍とボーイングは現地時間1月29日、次期大統領専用機についてリスク軽減に関する契約を締結した。

 米空軍は2015年1月28日に、次期大統領専用機として747-8を基にした機体を導入すると発表。今回の契約は同機に関する最初のもので、開発リスクやライフサイクルコストの低減を図る。

 現在の大統領専用機VC-25Aは、747-200Bを基に開発。初号機(テールナンバー28000)は1990年8月23日に、2号機(同29000)は同年12月23日に引き渡された。大統領搭乗時のコールサイン「エアフォース・ワン」が最初に用いられたのは同年9月6日で、ジョージ・H・W・ブッシュ大統領(当時)が使用した。

 一方、民間航空機市場では、747-8の販売は旅客型「インターコンチネンタル」と貨物型(747-8F)ともに低迷。ボーイングは今年1月21日に減産を発表しており、現在月産1.3機の生産レートを3月から月産1機に、9月には0.5機と段階的に減らす。


ANA、ハワイ路線の“一気のばん回”を狙ってエアバス A380型機を2019年春就航へ 2016年3月期第3四半期の連結業績は過去最高の営業/経常利益
Impress Watch 2月1日(月)0時6分配信

 ANAホールディングスは、1月29日にANA(全日本空輸)グループ今後5年間の経営戦略である「2016年~2020年度ANAグループ中期経営戦略」を発表した。その概要はニュース記事「ANA、首都圏~ホノルル線向けにエアバス A380型機3機を2018年度~2019年度に導入」でお伝えしたとおりだ。本記事では、同日行なわれた記者会見の内容から、質問も多く出たエアバス A380型機購入に関する内容を中心に紹介する。併せて、同日発表された2016年3月期(2015年4月~2016年3月)第3四半期の連結業績についてもお伝えする。

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 エアバス A380型機購入については、首都圏~ホノルル線へ投入するためのものとなる。同社によれば、日本~ハワイ線の旅客数シェアが2014年実績でANAが約8%、JAL(日本航空)が約36%、そのほかの航空会社が約56%と、競合に対して圧倒的に劣後になっているという点。一方、日本からのアウトバウンド1700万人のうち、ハワイへの渡航者が年間150万人と約9%で、ANAのホノルル線の平均搭乗率(ロードファクター)は約94%と年間通じて安定した高い需要があるという点。この2点から、ファーストクラスを備えて他社との差別化が図れ、大量一括輸送が可能、そして地理的に1機でデイリー運航が可能という首都圏~ホノルル間の路線特性を考慮した結果、3機のエアバス A380型機を導入し、“市場シェアの一気のばん回を図っていく”というのが今回の決定の経緯であるとした。

 購入にあたっては、2015年1月に発表した長期戦略構想の時点で、リゾート市場への取り組みが手薄であるとの認識があり、この中期経営計画の策定でもリゾート路線強化を検討した。最大の市場であるハワイ路線について2015年に成田~ホノルル線の増便やボーイング 787型機を投入するなど強化したものの、座席の供給量が競合に対して劣後であることに変わりはなく、2015年春頃からエアバス A380型機について技術検証や経済性についてエアバスと協議を重ねたという。

 一方、エアバス A380型機を購入する予定であったスカイマークの再生計画において、ANAホールディングスらの支援による再生計画であるスカイマーク案への協力依頼のなかで、ANAとエアバスとの取引実績や協力関係、将来の機材取引について言及したのも事実としたほか、スカイマークの案件がエアバス A380型機を使ったリゾート展開の検討を加速したことについて否定はできないとしたものの、直接の関係は否定したほか、スカイマークが購入予定であった機材ではなく新たな機材の導入であるとした。

 具体的な運航について、具体的な座席のレイアウトなどはこれからの検討としたうえで、発表どおりファーストクラスは少なくとも用意したいとした。また、発着時刻については、接続需要も含めて利用できる時間帯である、日本の夜出発を中心に検討することになるとの考え。検討時点では羽田空港のアメリカ便の発着枠が不透明であることから成田空港発着を2便というシミュレーションを行なっているとはしたが、羽田空港発着便を除外して考えてはいないという。

 また、今回のエアバス A380型機の導入は、ANAのネットワーク上の必要機材ではなく、ハワイ路線の特性に合わせた機材導入であることから、同路線に特化して投入。ほかの路線での運航は考えていないとした。シミュレータや重整備などは外部に委託することで、効率性を高める予定。2019年の春に運航を開始する予定で準備を進めるとした。

 このエアバス A380型機の導入で、現在約10%のシェアとなっている同路線の座席供給力は24%ほどまでに拡大する見込みとし、運賃についても現在よりも安価な運賃で経済性をシミュレーションしているという。一方、価格競争になるのではないかという懸念に対しては、日本~ハワイ線の座席供給のピーク時を100としたときの2015年の供給量指数が“82”で、ANAの試算ではエアバス A380型機を3機投入したときの指数が“98”と、ピークよりも少し低い水準となる。一定程度、こうした指数を考慮すれば大きな値崩れリスクはないとの考えを示した。

 併せて、同機の導入でリゾート路線でも競合と互角に戦えるステージを整え、ANAセールスの旅行事業などグループ内で連鎖できることは全体で取り組んでいきたいとした。

■ 2016年3月期第3四半期の連結業績は過去最高水準

 ANAホールディングスは同日、2016年3月期(2015年4月~2016年3月)第3四半期の連結業績を発表した。

 第3四半期まで(2015年4月~12月)の累積営業収益(売上高)は、前年同期比5.5%増、717億円増収となる1兆3960億円。営業費用は事業規模拡大や円安の影響で増加したものの、燃油市況の下落やコスト構造改革の取り組みで、前年同期比3.7%増となる443億円増に抑制。

 この結果、営業利益は前年同期30.8%の1167億円、経常利益は同50.5%増の1121億円、純利益は同40%増の733億円となり、同期累計で過去最高の営業収益、営業利益、経常利益を達成した。

 セグメント別では、航空事業が前年同期から599億円増収、403億円増益となったほか、空港免税店販売などが好調だった商社事業が同134億円増収、11億円増益。

 航空事業は、国内線では北陸新幹線開業や7月に発生した台風による欠航の影響により旅客数が前年同期比1%減となったが、羽田~沖縄線の増便や需要の取り込み、各種運賃設定などに努め、単価は同2.1%増、収入は同1.1%増となった。

 国際線はパリで発生したテロの影響などもあって日本発の一部路線で需要が減退したが、北米路線のビジネス需要が相変わらず好調なほか、訪日需要も旺盛であることから旅客数は前年同期比12.9%増、収入は同10.5%増となった。

 今第3四半期の業績を踏まえ、2015年4月に発表していた2016年3月期の連結業績について、営業利益を1150億から1250億円へ、経常利益を900億円から1100億円へ、純利益を520億円から650億円へと上方修正した。

【トラベル Watch,多和田新也】


ユナイテッド航空、787世界最長路線 6月にシンガポール直行便
Aviation Wire 1月31日(日)23時16分配信

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ユナイテッド航空がサンフランシスコ-シンガポール線に投入する787-9=15年3月 PHOTO: Gary Coleman/Boeing

 ユナイテッド航空(UAL/UA)は、6月1日からサンフランシスコ-シンガポール線を直行便で開設する。飛行時間は16時間以上で、ボーイング787型機による定期直行便では世界最長路線となる。

 シンガポールから北米への唯一の直行便となる同路線は、1日1往復運航。機材はボーイング787-9型機(252席:ビジネス48席、エコノミー204席)で、エコノミーのうち88席が足もとが広い「エコノミープラス」となっている。

 シンガポール行きUA1便は、サンフランシスコを午後11時25分に出発し、翌々日の午前6時45分に到着。飛行時間は16時間20分となる。サンフランシスコ行きUA2便は、シンガポールを午前8時45分に出発し、同日午前9時15分に到着する。飛行時間は15時間30分。運航距離は8446マイル(約1万3593キロ)で、米国の航空会社による定期便では最長路線になる。

 ユナイテッド航空では、サンフランシスコ-シンガポール間を直行便で結ぶことで、他社の経由便よりも最大4時間短縮できるとしている。

 一方、同路線の就航に伴い、成田-シンガポール線は運休。最終便は成田発が6月1日、シンガポール発が2日となる。

 成田-シンガポール線の運休に伴い、ユナイテッド航空が成田発着で運航するアジア路線はソウル線(UA79/78便)のみとなる。成田とシンガポール間は、共同事業(JV)を展開する全日本空輸(ANA/NH)の運航便や、加盟する航空連合「スターアライアンス」の加盟社便を利用するよう、呼びかけている。


ユナイテッド航空、成田-シンガポール運休 6月から
Aviation Wire 1月31日(日)23時5分配信

 ユナイテッド航空(UAL/UA)は、成田-シンガポール線を6月から運休する。6月1日からサンフランシスコ-シンガポール線を直行便で開設するため。

 運休する成田-シンガポール線は1日1往復。最終便の運航スケジュールは、シンガポール行きUA803便が6月1日午後5時50分に成田を出発し、翌2日午前0時5分にシンガポールへ着く。成田行きUA804便は2日午前6時10分にシンガポールを出発、成田には同日午後2時20分に到着する。

 1月31日現在、最終便の運航機材はボーイング787-9型機(252席:ビジネス48席、エコノミー204席)を予定。787-9はエコノミーのうち、88席が足もとが広い「エコノミープラス」となっている。

 成田-シンガポール線の運休に伴い、ユナイテッド航空が成田発着で運航するアジア路線はソウル線(UA79/78便)のみとなる。成田とシンガポール間は、共同事業(JV)を展開する全日本空輸(ANA/NH)の運航便や、加盟する航空連合「スターアライアンス」の加盟社便を利用するよう、呼びかけている。

 一方、6月1日から1日1往復で新設するサンフランシスコ-シンガポール線は、シンガポールから北米への唯一の直行便となる。機材は787-9(252席)を使用し、787による定期直行便では世界最長となる。

 シンガポール行きUA1便は、サンフランシスコを午後11時25分に出発し、翌々日の午前6時45分に到着。飛行時間は16時間20分となる。サンフランシスコ行きUA2便は、シンガポールを午前8時45分に出発し、同日午前9時15分に到着する。飛行時間は15時間30分となる。


純国産戦闘機、ビジネス化への大きな期待と高いハードル
ニュースイッチ 1月31日(日)14時20分配信

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ステルス性やエンジンなど将来の戦闘機開発に生かすための技術を検証する(報道公開された先進技術実証機=X―2)

2月中旬に「先進技術実証機」が初飛行。ニッポンの航空宇宙産業の礎に
 防衛省が将来の戦闘機開発に生かすべく開発しているステルス研究機「先進技術実証機(X―2)」が2月中旬に初飛行する。同実証機では、戦後初の純国産戦闘機の開発に向け、ステルス性や高運動性などを国内技術で確立できるか検証する。ステルス性の指標となるレーダー反射断面積(RCS)を極力小さくするため、多くの最新技術が搭載される。

<民生品への効果大きく。一方で国庫負担8000億円>

 その一つが機体設計。機体は電波を横に逃がす形状とした。外板の一部もギザギザに接合し、ステルス性を高める。エンジンファンも前方から見えなくし、RCSを抑える。

 一方で複合材を多用し、複雑形状のステルス戦闘機ながら軽量化した。機体の大きさは全高約14×全幅約9×全高約4メートル。F2(約16×約11×約5メートル)よりひと回り小さい。機体は三菱重工業が製造を取りまとめた。製造には約220社が関わっており、エンジンはIHI、主翼や尾翼は富士重工業、操縦席周辺は川崎重工業が手がけた。

 三菱重工防衛・宇宙ドメイン航空機事業部の浜田充技監・技師長は「先進技術を得ることに加え、技術の継承、人材育成が進む。(戦闘機開発の)基盤を絶やさないことが重要だ」と語る。

 機体は3月に三菱重工から防衛省に納入し、17年3月までの1年間で技術の有効性などを検証する。その後、17年度末までに技術の達成可能性を見極め、18年度までに純国産戦闘機を作るかを決める方針だ。

 戦闘機の国産化に対する航空機関連企業の期待は大きい。航空機産業は民間向けと防衛向けが、技術面でも生産面でも深く結びついている。防衛向けの拡大は民間向けも含めた航空機産業の底上げにつながる。

<F2生産、1000社関与>

 日本航空宇宙工業会(SJAC)によると、14年度の航空機生産額(速報値)は1兆6613億円。うち約7割が民間向けで、防衛向けは3割にとどまる。ただ、10年前の04年度は防衛向けで6割強を占めていた。

 戦後、日本では、ライセンス生産や共同開発によって戦闘機や練習機を製造してきた。しかし日米共同開発の戦闘機「F2」が11年に納入を終え、国産戦闘機の新規製造は途絶えた。F2の機体生産には約1100社が関与。F2後継機の国産が決まれば防衛産業の基盤拡大につながる。

 11年に導入が決まった戦闘機「F35」は、米国からの輸入がベース。国内企業の参画は最終組み立て・検査(FACO)や整備、一部部品の製造などに限られる。永野尚富士重工業専務執行役員は「効率的で柔軟な機体運用に加え、防衛生産・技術を維持向上する上でも(戦闘機の)国産化を期待する」と語る。

「空白」に危機感も国産化へハードル高く
 業界では国内生産の空白に対する危機感が強い。11年にSJACが作成した資料では、16社中13社で他部門などに人材流出があり、人材が流出して5年後にその人材を戦闘機事業に戻すことは不可能と回答した企業が13社中12社あった。

 航空機関連企業では民間機と防衛省機の部品が同一の現場で生産されることが多い。民需と防需の双方で生産が増えれば、工場の稼働率向上につながる。長年、防衛関連を手がけてきた三菱重工の協力企業会「名航協力会」の会員企業の社長は「防衛省機の生産は我々の“本業”。国産戦闘機を待ち望んでいる」と期待を隠さない。

 民生品への技術波及効果も大きい。F2が採用した複合材の一体成形主翼の技術は、三菱重工による米ボーイング「787」の主翼につながった。レーダー技術は料金自動収受システム(ETC)に、チタンボルトの技術は医療用ボルトに応用された。

 ただ戦闘機の国産化にはハードルも高い。まず技術的な問題。防衛省はIHIとともに推力15トン級の戦闘機用エンジンを開発している。ステルス性を高めるため空気の採り入れ口は小さくしつつ、かつ大きな推力を出すため内部の燃焼温度を1800度C程度まで高める計画だが、技術の確立には一定の時間がかかるとみられる。

ステルス性など要素技術が高度になる中、開発費の高騰もネックだ。防衛省はF2後継機の開発経費が総額5000億―8000億円が必要だとみている。国費負担を前提としているため、予算措置は難航が必至だ。

<【私はこう見る】航空ジャーナリスト・青木謙知氏>

 政府は先進技術実証機の成果を活用し、純国産戦闘機の開発の是非を判断することになる。ただ戦闘機は技術の高度化に伴い開発費が膨大になり、単独開発へのハードルは高い。

 ドイツやイタリア、スペイン、英国は単独開発を断念し、国際共同事業とした。また今は単独開発のスウェーデン、フランスも「次はない」という見方が主流。これに米国も加われば将来戦闘機は西側諸国の国際共同開発になる可能性が高い。

 国際共同開発に進む場合、最先端の技術を保有しておけば諸外国に提示できるし、実証成果を備えていれば開発グループ内で重要な地位を占めることも可能だ。先進技術実証機の意義はそこにある。

 戦闘機の国産化は航空宇宙・防衛産業には新たなビジネスの機会となるが、一方で多額の税金投入には批判もあろう。政府は難しい判断を迫られる。現在は将来に向け、基礎研究やデータ収集を進める時期であり、先進技術実証機にはその役割を全うしてほしい。

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