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2015年12月24日 (木)

三菱MRJ量産機の納入時期1年延期を発表

先月11日に初飛行した三菱航空機(愛知県豊山町)が開発中の国産初の小型ジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」について、同社と親会社の三菱重工業は24日、全日本空輸への量産初号機の納入時期を従来の2017年4~6月の予定から1年延期すると発表した。

これにより、量産初号機を受領する全日本空輸への引き渡し開始は2018年4~6月期となる見込み。

同機は上記初飛行のあと、11月19日と27日にも飛行試験を実施している。

リンク:MRJ駐機場、名古屋空港に20機分 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ニッポンの航空機ビジネス「一日一歩 三日で三歩 三歩進んで 二歩さがる」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱重工製の国産初ジェット機「MRJ」はニッポンに何をもたらすのか? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJが4度目の納入延期、今回の理由は何か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱航空機MRJ初納入1年延期 機体の強度向上図るため - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、量産初号機の納入が1年延期に - 試験項目の追加・見直しのため - 速報:@niftyニュース.
リンク:岸副社長「経験不足」特集・MRJはなぜ納入遅れになるのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、強気の見通し崩さず 主翼部分が強度不足、納入を1年程度延期 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ初納入、1年延期 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱航空機、量産初号機納入が1年遅延する「MRJ」開発状況説明会 「安全性を高めるための強度の改修を実施」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:受注活動に影響=量産初号機の納入延期で―三菱航空機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<MRJ>納入1年延期「想定に甘いところ」…副社長発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:全日空・日航、少しでも早くMRJの納入を - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ量産初号機の納入、2017年第2四半期に1年延期 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、少しでも早く=納入再延期「残念」―全日空・日航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ初納入、1年延期=三菱航空機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:厳しい表情の森本社長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:記者会見する森本社長ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:国産ジェット「MRJ」、1年の納入延期を正式発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱重工、MRJの顧客納入スケジュールを1年延期の決定 - 速報:@niftyニュース.
リンク:三菱航空機、「MRJ」量産初号機の納期を1年延期 2017年第2四半期から2018年へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ初納入、1年延期=開発スケジュール見直し―三菱航空機 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、ANAへの初号機納入を1年程延期「開発を加速する中でいくつかの課題」 - 速報:@niftyニュース.
リンク:MRJ納入時期、2017年第2四半期から1年程度延期=三菱重工 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:三菱重:MRJ初納入「1年程度」延期、4度目-試験項目の追加など - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJの全日空への納入時期、1年程度延期 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJの初号機、1年納入延期 18年4-6月期にANAへ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:MRJ、ANAへの初号機納入時期など今後の予定や最新状況を12月24日に発表 - 速報:@niftyニュース.

以下、参考のために同記事を引用

MRJ駐機場、名古屋空港に20機分
ニュースイッチ 1月22日(金)8時20分配信

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初飛行を終え、名古屋空港に戻るMRJ(2015年11月11日)

旅客ターミナル北側に駐機スポットを新設
 愛知県は国産小型旅客機「MRJ」の量産を見据え、2017年以降に県営名古屋空港(愛知県豊山町)で旅客機20機分の駐機スペースを整備する方針だ。旅客ターミナル北側に駐機スポットを新設するほか、軽飛行機などの駐機スポットを再編する。MRJは18年半ばに初号機納入が予定されている。駐機場所の拡充で量産体制を支援する。

 名古屋空港は現在、旅客機用などとして19機分、軽飛行機やヘリコプター用に75機分の駐機スポットを備える。三菱重工業小牧南工場が隣接し、MRJの生産や試験の拠点となっている。

 県は最終組み立てを終えたMRJの駐機場所を念頭に滑走路北西部分に新たに七つの駐機スポットを整備する方針。また、滑走路南西部分では軽飛行機やヘリコプター用の駐機スポットを再編。4、5機の収容能力を持つ三菱重工の既存格納庫を含めて将来は名古屋空港全体で20機程度のMRJ駐機場所を確保する。

 三菱重工はMRJを最大で月産10機生産する計画。現在は試験機の開発と並行し、月1機ペースで量産初号機の部材を組み立てている。16年春には最終組み立ての拠点となる「小牧南新工場」を稼働する予定。MRJの量産が進む19年ごろには北九州空港(北九州市小倉南区)にも、納入前のMRJを保管する格納庫などを設置する考え。


ニッポンの航空機ビジネス「一日一歩 三日で三歩 三歩進んで 二歩さがる」
ニュースイッチ 12月27日(日)11時50分配信

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ホンダジェットの引き渡し

ホンダジェット、引き渡し開始。MRJは納入延期
 ホンダの小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」の引き渡しが始まった。米航空機子会社ホンダエアクラフトカンパニー(ノースカロライナ州)の藤野道格社長は「ついに大空へのモビリティの提供を実現した。世界中の空港でご覧いただけるよう努力したい」とコメントしている。

 ホンダジェットは定員7人で8日に米連邦航空局(FAA)から型式証明を取得していた。米国を中心に100機以上の受注があり、同州グリーンズボロの工場で生産して順次引き渡す。

 一方、三菱重工業と子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)は24日、国産小型旅客機「MRJ」の初号機納入が従来計画の2017年4―6月から1年程度遅れ、18年半ばになると発表。主翼に荷重をかける試験を解析したところ、目的とする強度に達せず、改修が必要になったという。また開発状況を経験豊富な米国の技術者らと精査し直したところ、一部試験の追加が必要になったという。納入延期は4度目だ。

 「我々に欠けているのは実行力」。森本浩通三菱航空機社長は24日に開いた会見で、初号機の納入延期を釈明した。初号機を受け取る全日本空輸(ANA)などとは納期変更の協議に入っており、現時点でキャンセルはないという。

 MRJは11月11日、国産旅客機として53年ぶりの初飛行。しかし同月27日に実施した3回目の飛行以降は、主翼の付け根や胴体部分の改修作業に入っており、飛行試験の再開は1月後半となる予定だ。飛行試験そのものは良好だが、地上試験の一環で主翼強度を解析したところ、型式証明の取得に必要な「運用中に想定される最大荷重の1・5倍を3秒間かけても耐える」試験に通らない可能性が出て、改修することにしたという。こうした開発状況を経験豊富な米国人技術者とともに話し合い、全体計画を見直した。

 16年夏から計画していた米国での飛行試験も半年程度遅らせる。「米国には役員級の日本人社員を駐在させ、開発を加速させる」(岸信夫三菱航空機副社長)。型式証明取得までの総飛行時間は約2500時間から変えない。

 一方、量産計画への影響も「生産レート(機数)の引き上げは緩やかになるが(20年に)月10機の量産体制に変更はない」(鯨井洋一三菱重工業副社長)と強調した。

<解説>
●求められる現実的な納期設定
 三菱航空機(愛知県豊山町)が開発する国産小型旅客機「MRJ」の納入が、またも遅れることになった。航空業界では新型機の開発遅れは珍しくなく、従来目標の2017年4―6月の初納入にも懐疑的な見方が多くあった。同社は効率的に試験できる米国での飛行開始を急ぐなどし、納期遅延を最小限にする考え。しかし、これまでも遅れを重ねているだけに、今後は現実的な納期設定が求められそうだ。

 「納期目標をそのまま信じ、何もせず待っているわけではない」。初号機を受け取る全日本空輸(ANA)関係者はこう漏らす。MRJの納入遅れは4度目。納期は、08年春の事業化当初で予定された13年から4年以上も遅れる。この間、ANAは退役予定の機体を使い続けるなどして対応してきた。

 11月11日に初飛行したMRJだが、初号機納入までの期間が約1年半と短く、業界では「初号機の納期を守るのは厳しい」(部品メーカー幹部)との声が支配的だった。納入遅延により、機体の開発や製造に関わるサプライヤー、それを受け取る航空会社ともに人員や設備の計画変更を余儀なくされる。

 旅客機市場では新型機の開発は長期化する傾向だ。経験豊富な欧エアバスの大型機「A350」でも初飛行から納入まで1年半、米ボーイングの中大型機「787」は、1年9カ月かかった。また、カナダ・ボンバルディアの開発する「Cシリーズ」は13年9月に初飛行したが、現在の初納入予定は16年前半と、初飛行から3年弱の時間を要することになる。

 一方、三菱航空機はこれまで納期変更には慎重だった。4月や10月に初飛行を延期した際には納期を変えず、11月の初飛行時点でも「現日程での納入は可能」(森本浩通社長)としていた。計画をぎりぎりまで変えなかった背景には、MRJの最大のライバルであるブラジル・エンブラエルの存在がある。

 エンブラエルはMRJと似たサイズの「リージョナルジェット」で世界シェアの約半分を握る。残り約半分を占めるボンバルディアは一回り大きな機体の開発にシフトしており、将来的にリージョナル機市場のシェアはエンブラエルが過半となる見通しだ。

 そのエンブラエルが現行機種の後継として開発するのが「E2」シリーズ。MRJと同型の最新鋭エンジンを搭載し、18年前半の市場投入を目指す。既にMRJの受注総数である407機を上回る600機以上の受注を得ている。三菱航空機にとって、納入延期はエンブラエルとの受注競争に影響する。

 しかし足元で続く試験機の開発では、「細かなトラブルは日々起きる」(関係者)。試験計画を精査し直した結果、納期を変更せざるを得なくなった。

 「生みの苦しみ」が続くMRJ。しかし、今後は現実的な納期を設定し、機体の完成度を高めることも求められそうだ。


三菱重工製の国産初ジェット機「MRJ」はニッポンに何をもたらすのか?
エコノミックニュース 12月26日(土)20時11分配信

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2015年11月11日、遂に国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」が初飛行した。写真は日本航空仕様のイメージカット

 本格的な開発が始まって7年、2015年11月11日、遂に国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」が初飛行した。試験飛行時間は約1時間半だった。国産の旅客機として1960年代半ばに誕生した名機「YS-11」以来となる。そのYS-11も1973年に生産を終えた。その後、国産旅客機の開発は途絶える。

 戦後、日本は驚異的な復興を遂げ、自動車や家電、半導体などの優れた工業製品を生産して世界に冠たる工業国家となった。「Japan as Number-One」とまで国際的に評価されたニッポンブランドの工業製品だが、航空機産業だけは育たなかった。

 それには理由がある。第二次大戦中に活躍したと言われる国産戦闘機「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」を作り上げた日本の航空機開発技術は、戦前戦中を含めて世界のトップレベルにあった。そのため戦後、GHQによって航空機開発のみならず搭乗員の教育などを含め、航空産業全般が厳しく制限された。この制約は、サンフランシスコ講和条約が成立する7年後まで続く。米国を中心にした勝戦国が日本の航空機開発技術力を恐れたのである。

 しかし、日本の航空機関連メーカーである三菱重工業や富士重工業、川崎重工業などは、ボーイングやエアバス社など欧米メーカーに機体の一部やパーツを供給し続けてきた。航空機生産のための部品や素材の開発や供給を続けた日本のメーカーは、技術力を大いに磨く。

 その間に世界経済はグローバル化が進む。同時の新興国の発展が急速に進み、旅客機の需要が拡大する。そこで、2003年に官民共同開発に向け国が補助金を出し、2008年に三菱重工100%子会社の三菱航空機による「MRJ事業化」が決まった。

 開発を進めてきた小型ジェット旅客機「MRJ」は、地方路線専用の座席数70席と90席の2種類の機体がある。長さは、それぞれ33.4mと35.8mだ。これまで、その市場はエンブラエル(ブラジル)やボンバルディア(カナダ)は二分してきた。

 確かに三菱には実績が無い。しかしながら、MRJには機体形状最適化や日本が誇る炭素繊維複合素材を使った機体の軽量化で、燃費や騒音、排ガスなど環境性能でも高い性能を持つ。また、MRJの航続距離は、最長3300kmとされる。欧州パリを起点とすると、北アフリカのモロッコ・マラケシュやアルジェに達する。日本なら札幌・千歳空港から沖縄・那覇空港までの国内線最高距離である2418kmを簡単に飛べる。このあたり性能の高さが評価され、MRJはボンバルディアのシェアを奪って「小型機2位」を獲得するとの予想もある。

 スリムシートを採用したキャビンの居住性はきわめて高く、2016年には最大5機の試験機を飛ばす。今後、1年半で2500時間以上の試験飛行、発着テストなどを行ない機体の安全性をチェックする。その後、国から型式証明を取得して開発作業は終了する。この型式証明取得が航空機にとって最大の難関といえる。

 現行の競合機よりも優れた環境性能・燃費には、海外の航空会社も高い関心を持って接しているという。すでに受注台数は407機(確定台数223機)となっている。

 部品や素材の納品業者に過ぎなかった日本の航空機産業で、国際的競争力を持った航空機完成品メーカーが出現する。このことは、日本の産業全体に与える影響も大きい。自動車の世界からホンダが提案するホンダ・ジェットも米国航空局の認証が得られた。

 自動車の世界では、トヨタやホンダが基幹産業として経済的な裾野拡大に貢献した。自動車以上にサプライヤーなどの裾野が広い航空機製造産業が日本の基幹産業になる日が来るかも知れない。日本製航空機に痛いが高まる。

 ただ、12月24日の報道によると、開発主体の三菱航空機(愛知県豊山町)は愛知県内で記者会見を開き、初号機のANAホールディングスへの引き渡しが「1年程度遅れる」と発表したという。従来の2017年4~6月から、2018年へとずれこむ。三菱航空機によれば、納入延期は完成度の高い機体を目指し、試験項目の追加や見直しなど開発体制全体を洗い直した結果だという。納入時期の延期は2008年の事業化決定以降、今回で4度目。(編集担当:吉田恒)


MRJが4度目の納入延期、今回の理由は何か
東洋経済オンライン 12月26日(土)6時0分配信

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MRJが4度目の納入延期、今回の理由は何か

 初飛行の感動からわずか1カ月半で、三菱重工業の小型旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)が再びピンチに立たされた。最新状況を踏まえて今後の開発スケジュールを再検討した結果、実施すべき試験項目の追加・見直しなどが必要となり、初号機の納期が守れなくなったからだ。

【詳細画像または表】

 これまで2017年4~6月の納入開始を目標にしていたが、2018年半ばへと約1年ずれ込む。最初の顧客であるANA(全日本空輸)、2番目の米トランス・ステーツ航空への納入に支障が出る。飛行試験の開始で開発の進捗を世界にアピールし、受注に弾みが付くと期待された矢先だけに、「残念としか言いようがない」と関係者らも落胆を隠せない。

■ 「想定した計画に甘さがあった」

 MRJは三菱重工が傘下の三菱航空機(本社:愛知県豊山町)を通じて開発を進める、70~90席クラスの小型ジェット旅客機。1965年に就航したプロペラ式の「YSー11」以来となる、半世紀ぶりの国産旅客機として大きな注目を集めている。その開発は難航を極め、2008年の開発正式着手から7年半の年月を経て、ようやく11月11日に初飛行へこぎ着けたばかりだった。

 「(三菱重工が開発・製造の中心的役割を果たしたYSー11以来)50年ぶりの旅客機開発で知見が足りず、想定したスケジュールに甘さがあった面は否めない」ーー。12月24日に愛知県で開いた記者会見の席上、開発責任者である三菱航空機の岸信夫副社長はこう認めざるを得なかった。

 同社によると、機体の完成度と安全性を高めるため、耐久性や落雷などの地上試験項目を追加・拡充する必要があり、地上実機試験に要する時間が大幅に増えることになったという。また、飛行試験が一定段階まで進んだ時点で試験結果を設計にフィードバックし、機体改修を集中的に実施する計画だが、そのための期間も従来より長めに設定し直した。

 三菱は空港離発着や飛行空域の制限が少ない米国シアトルをメイン拠点として飛行試験を進める予定で、飛行データ解析や設計修正を担当する米国開発拠点を8月に開設。旅客機開発の知見を有する外国人エンジニアを現地で多数採用しており、そうした開発経験者らのアドバイスを踏まえ、全体の作業工程を見直したという。

 納期の先送りは今回で4度目。設計変更や安全認証に向けた準備作業の遅れから、これまでも度重なるスケジュール延期を余儀なくされてきた。三菱の正式な延期発表を受け、ANAは「非常に残念だが、安全を第一に万全なる準備のうえ、完成度の高い機体が納入されることを願っている」との公式コメントを出した。

 今回の納入延期を巡っては、主翼の強度不足などを理由とする報道が先行したが、岸副社長は「3回の飛行試験で大きな問題は起きていないし、何らかのトラブルで日程を変更したわけでもない」と否定。強度で改善すべき点があり、現在、飛行試験機の主翼付け根部分や胴体部品の補強改修を行っていることは事実だが、「この程度の改修は珍しいことではなく、1月中には飛行試験を再開する」と説明した。

■ 強敵エンブラルとの受注競争で厳しい立場に

 三菱にとって、開発がさらに長期化してしまったことは大きな誤算だ。まず第一に経済的損失。現在、MRJ事業には開発・販売を担う三菱航空機、生産を担当する重工本体の合計で約2300人が関わっており、年間の人件費だけで200億円近い。開発期間がさらに長引くことで、そうした固定費負担が重くのし掛かる。また、納期遅延の影響を被るANA、トランス・ステーツへの違約金問題も避けられない。

 それ以上に懸念されるのが、今後の受注への悪影響だ。MRJと同じリージョナルジェット旅客機のメーカーは、エンブラエル(ブラジル)、ボンバルディア(カナダ)、スホーイ(ロシア)、COMAC(中国)の4社。このうち、最大の強敵はエンブラエルだが、MRJの開発長期化により、三菱は受注競争でより厳しい立場に立たされる。

 エンブラエルはリージョナル機の老舗かつ最大手。現行機「Eジェット」(2004年就航)は累計受注が1400機を超えるベストセラー機で、世界で約70のエアラインが導入している。さらに同社は現在、高い燃費性能を謳ったMRJに対抗するため、Eジェットの改良型後継機となる「E2」シリーズを開発中だ。

 現行のEジェットは搭載エンジンが旧世代のもので、燃費性能が最大の弱点だった。MRJと同じ米プラット&ホイットニー社の最新鋭エンジンの採用により、後継機E2の燃費性能はMRJに数%差まで肉薄する見込み。まず2018年前半に97~106席の「190ーE2」、翌年に118席~132席の「195ーE2」、2020年に80席~90席の「175ーE2」の機体引き渡しが始まる計画だ。

 このうち、MRJと機体サイズが完全に競合する「175ーE2」で言うと、エンブラエルがE2の開発着手を正式表明した2013年6月当時、MRJは納入開始時期で5年のアドバンテージがあった。それが2013年夏と今回の度重なるスケジュール延期によって、2年の差にまで縮まってしまった。

 ただでさえ、エンブラエルには実績と顧客基盤があり、トラブル時の対応や交換部品供給などエアラインに対するサポート体制のインフラも確立している。MRJの最大の武器だった機体性能の優位性が薄まり、かつ、市場投入時期もさほど大きな差がなくなれば、新規参入の三菱がエンブラエルとの販売競争に勝つのは一段と難しくなる。

 最悪のシナリオは、2018年半ばの納入開始も難しくなった場合だ。なにしろ、肝心の飛行試験はまだ始まったばかり。延べ1500回、累計2500時間に及ぶ飛行試験を行い、それらの膨大なデータによって機体の安全性を客観的に証明し、国から設計の安全認証(型式証明)を得てようやく開発作業が完了する。この認証取得こそが、旅客機開発における最大の難関だ。 

 飛行試験には大小さまざまなトラブルがつきもので、経験豊富な米ボーイングや欧州エアバスでも、最新鋭機では初飛行から納入開始まで20カ月前後を要している。同じリージョナル機に新規参入した中国COMACに至っては、2008年の初飛行から7年かかった。

■ さらに納期が遅れるリスクも

 新たな納入開始目標として設定した2018年半ばまで2年半。従来の約1年半から伸びたとは言え、三菱にとってハードルが高いことは変わらない。三菱航空機の森本浩通社長自身、「いろんなリスクを織り込んで日程を見直したが、旅客機開発には予見しづらい部分も多い。2018年半ばの納入開始を確約できるかというと、正直、断言は難しい」と、さらに納期が遅れるリスクを否定しなかった。

 MRJ事業は、三菱重工のまさに威信と社運をかけた一大プロジェクトである。開発の長期化で、総開発費は3000億円規模にまで膨張。さらに設備投資や運転資金も含めると、納入開始までの先行投資額(投下資本)は軽く4000億円を超える。巨額の投資回収と累積事業損失の解消には最低でも1000機近い販売が必要と見られ、そのためにもこれ以上の大幅な遅延は絶対に許されない。

 果たして、すべての開発作業を期間内に終え、今度こそは2018年の納入開始スケジュールを守れるかーー。半世紀ぶりの国産旅客機となるMRJを真に“離陸”させるため、三菱の産みの苦しみと長く厳しい挑戦が続く。


三菱航空機MRJ初納入1年延期 機体の強度向上図るため
THE PAGE 12月25日(金)10時57分配信

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[写真]3度目のMRJ飛行試験のようす(2015年11月27日、三菱航空機提供)

 三菱航空機(愛知県豊山町)は24日、開発を進める国産初の小型ジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)の第1号機納入時期を、当初予定の2017年4~6月から1年程度延期し、18年半ばにすると発表した。機体の強度向上や試験項目の見直しを図るため。納期延期は4度目となる。

MRJ日の丸ジェット、7割の部品が外国製ってどういうこと?

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[写真]納期延期の説明会のようす(愛知県春日井市で)

岸副社長「想定に甘いところがあった」
 同社の森本浩道社長らが春日井市で記者会見し、納入延期に関して説明した。初納入先となる全日本空輸(ANA)にも納期延期を知らせ、「残念」という反応があったことを明かした。25機の受注契約については、キャンセルはないという。

 機体の強度については、通常の飛行では「問題ない」とした。開発責任者の岸信夫副社長によると、通常飛行で考えられる最大の負荷を100%とした場合、100%には耐えられるが、それ以上の150%になると、主翼の付け根部分に問題が出る恐れがあるという。

 国土交通省が安全性を認証する「型式証明」を取得するためにも強度向上は不可欠。岸副社長は、強度を上げつつ軽量化も追求する現状を踏まえ「50年ぶりの旅客機開発で、想定に甘いところがあった」と、正直な胸の内を明かした。

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[写真]記者の質問に答える森本社長(愛知県春日井市で)

森本社長「市場に食い込むには開発加速させる」
 同社では、15年10月以降に行った走行・飛行試験に関しては「良好」の結果として、そこで得られたデータを改修に利用している。これまでの受注は国内外の航空会社から計407機あり、契約キャンセルなどは出ていない。特に11月の飛行試験以降は、引き合いが増加しているという。

 同社は開発作業の加速や、北米での飛行試験実施に向けて、三菱航空機本社やアメリカのシアトルエンジニアリングセンターとモーゼスレイクテストセンターの、3拠点の役割や体制を整える。MRJの部品供給や、機体受注も多いアメリカの拠点には、航空宇宙関連の経験者を送りこむ。

 リージョナル(地域間輸送)ジェットの競合他社は、ブラジルのエンブラエル社やカナダのボンバルディア社があり、この2社が世界市場のほとんどを占めている。この市場に挑戦するMRJは、燃費や環境性能の良さ、客室の快適性などを売りに受注数を増やしてきた。開発計画の延期は6度目となり、今後の受注の推移に注目が集まる。

 森本社長は「市場に食い込むには開発を加速させる」と意気込み、「安全安心で完成度の高い機体を目指す」と力を込めた。
(斉藤理/MOTIVA)


MRJ、量産初号機の納入が1年延期に - 試験項目の追加・見直しのため
2015年12月25日(金)9時27分配信 マイナビニュース

三菱航空機と三菱重工業は12月24日、リージョナルジェット機「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」の量産初号機の納入時期を2017年第2四半期から約1年延期すると発表した。

同社によれば、初飛行およびその後の試験飛行で機体の基本特性が良好であることを確認しているが、より完成度の高い機体にするため、試験項目の追加・見直しを行い、納入までのスケジュールを変更したという。

同社今後、開発マイルストン管理を行い、進捗に合わせてスケジュール精度を高めていくほか、北米での飛行試験の早期実現、三菱航空機本社・シアトルエンジニアリングセンター・モーゼスレイクテストセンターの役割・体制を明確化し、各種作業の加速など施策を講じて、開発作業を推進していくとしている。


岸副社長「経験不足」特集・MRJはなぜ納入遅れになるのか
Aviation Wire 12月25日(金)9時23分配信

 「50年ぶりの(旅客機)開発のため、知見や経験が足りない部分があった」。11月11日、飛行試験初号機(登録番号JA21MJ)が初飛行に成功した、三菱航空機のジェット旅客機「MRJ」のチーフエンジニアである岸信夫副社長は、量産初号機の引き渡し時期の遅れについて、こう語った。

【MRJの変更後の開発スケジュール表】

 12月24日、三菱航空機と三菱重工業(7011)は4度目となるMRJの引き渡し延期を発表。これまで2017年4-6月期としていたが、1年程度の遅れが生じる。ローンチカスタマーであるANAホールディングス(9202)では、初号機受領は2018年4-6月期(第2四半期)から7-9月期(第3四半期)ごろになるとの見方を示している。

 これまでのスケジュール見直しを振りかえると、2008年3月27日、ANAがオプション10機を含む25機を発注したことで開発を開始し、当初の納入時期は2013年だった。

 これが主翼の材料を複合材から金属に変更したことなどで、1年の遅れが決定。初飛行を2012年7-9月期、量産初号機納入を2014年4-6月期としたが、2012年4月には2回目の延期が決まり、初飛行は2013年10-12月期、初号機納入を2015年度の半ば以降に伸ばした。

 そして、2013年8月22日の3回目のスケジュール見直し発表により、初号機の引き渡しは2017年4-6月期と大幅に延期された。初飛行は5度の延期を経て11月11日となったが、ANAへの引き渡し予定は、この2013年8月発表の時期を維持してきた。

 24日の発表では、今後のスケジュールと体制、試験結果の反映状況、納入遅延の要因と、大きく分けると3つの発表があった。

 この中で岸副社長が繰り返し強調していたのは、主翼や主脚(ランディングギア)の強度不足と一部で報じられたことが、納入遅れの理由ではないということだった。

 ではなぜ、引き渡しは遅れるのだろうか。そして、リージョナルジェット機市場で最大のライバルとなる、MRJと同じ新型エンジンを採用した、3つの機体サイズで構成する次世代機、エンブラエル「E2」シリーズとは、どう差別化していくのか。

---記事の概要---
・1月下旬に飛行試験再開
・シミュレーションから実機検証へ
・18年納入開始のE2シリーズ

◆1月下旬に飛行試験再開

 まず、見直し後のスケジュールを整理してみよう。11月11日に飛行試験初号機が初飛行に成功後、好天の日を見計らい19日に2回目の、27日に3回目の試験飛行を同じ機体で行っている。

 現在は地上試験や走行試験、飛行試験で得られた結果を機体に反映。岸副社長は「1月の中頃までには改修を済ませ、時期を見て再開する」として、1月下旬ごろに飛行試験を再開させる意向を示した。また、飛行試験2号機の初飛行は、2016年4-6月期を計画している。

 これまで2016年4-6月期をめどに開始予定だった、米ワシントン州モーゼスレイクで飛行試験については、2016年10-12月期に飛行試験初号機を現地へフェリー(回送)する。一方、今回のスケジュール見直しでは、飛行試験を2500時間実施するという数値は見直さない。

 そして、5機の飛行試験機で飛行試験を2018年ごろまで続け、2018年前半には機体の安全性を証明する、国土交通省航空局(JCAB)による型式証明を取得し、2018年の春から夏ごろには量産初号機をANAへ引き渡す計画だ。

 3カ所ある開発拠点の役割や体制を見直す。三菱航空機本社では、飛行試験や量産準備、安全性を証明する国の型式証明取得に向けた準備、カスタマーサポートなどを担当。米国の「シアトル・エンジニアリング・センター」では開発設計や技術課題への対策、「モーゼスレイク・テスト・センター」では飛行試験や試験結果の解析などを担う。各拠点には、航空機に知見のある役員クラスを配置する。

 一方、三菱重工主導と言われる現在の組織体制を見直す可能性について、三菱航空機の森本浩通社長は、「今求められているのは実行力」と述べ、見直す考えはないとした。

 量産初号機を受領するANAホールディングスでは、主に今後退役するボーイング737-500型機(126席)の運航路線に投入を計画している。11月27日時点で737-500は18機保有しており、MRJの受領が遅れることで、老朽化した同機の退役をさらに遅らせる必要性が出てきた。

◆シミュレーションから実機検証へ

 一部で報じられた、主翼や主脚(ランディングギア)の強度不足を否定した岸副社長。では、今回発表された機体の強度を向上させる改修や、初飛行を延期した今年4月のスケジュール見直しの時点で、なぜ納期は延期されなかったのだろうか。

 地上試験や飛行試験の結果を受け、改修した点を大別すると機体強度の向上とソフトウェアのバージョンアップだ。

 機体の強度を試験する静強度試験機を使い、全強度試験を進めた結果、現在は主翼の付け根と胴体の改修を進めている。機体システムに組み込まれているアビオニクスなどのソフトウェアについても、バージョンアップを実施していく。

 こうした改修内容を説明していく中で、岸副社長に3回実施した飛行試験については、「大きなトラブルはない」と語った。

 また、ANAからの仕様変更要求が遅延要因になったとする一部報道や、主翼や主脚(ランディングギア)の強度不足といった懸念について、「初飛行後から納入までのスケジュールを全体的に見直したもの」(岸副社長)と納入遅れの要因を述べ、これらを否定した。

 今年4月10日、初飛行を4-6月期から9-10月期に見直したが、この時点では量産初号機の引き渡し時期を見直すことはなかった。「4月の段階では、地上試験も飛行試験も行っていなかった」(岸副社長)ことで、実際に試験を実施した結果を受け、今回発表の開発スケジュールでは、試験内容の項目数を増やし、機体への反映期間に余裕を持たせたという。

 また、従来シミュレーションでの検証で十分だと考えていた試験を、実機での検証に切り替えるなど、試験の進め方を見直し、安全性を高める。

 実際に試験を進めていく中で、結果を機体に反映する期間の見通しや試験の進め方に対する認識の甘さが、今回の納入延期につながった。

 機体の強度不足の改修は、従来のスケジュールの範囲で進んでおり、納入遅延の要因は強度不足ではなく、冒頭の「50年ぶりの開発」による経験不足によるもの、というのが岸副社長による説明の要旨だった。

◆18年納入開始のE2シリーズ

 MRJが売りとする低燃費を実現するのが、細い胴体による空力特性や新開発の低燃費エンジンだ。しかし、この米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製「GTFエンジン」は、エンブラエルの次世代機「E2」シリーズも採用する。

 MRJの引き渡しが始まる2018年には、E2シリーズの納入が始まる。座席数も最初に引き渡しが始まる「E190-E2」は1クラス106席、2クラスで97席と、1クラス92席でANAが受領する「MRJ90」に近い。続いて2019年に納入開始となる「E195-E2」は1クラス132席、2クラス120席とやや大きく、2020年に引き渡しを始める「E175-E2」は1クラス88席、2クラス80席で、1クラス78席の「MRJ70」と競合する。

 つまり、今回の納入延期で、最大のライバルとの納期面での差はほぼなくなった。、低燃費の新型エンジンを採用していることから、性能面でも大差をつけにくい。しかも、エンブラエルはリージョナルジェット機の最大手だ。

 MRJの機体構造を見ていくと、客室の快適性が燃費の良さと並ぶ売りだ。E2シリーズの機体サイズは既存機「Eシリーズ」と変わらない。客室の高さはE2の200センチに対してMRJは203センチと、少し頭上に余裕がある。そして、近年機内持ち込みが増えているキャリーバッグを、手荷物収納棚にしまえる点で差別化している。

 岸副社長は、エンジンをGTFエンジンに換装したE2に対し、MRJは当初からGTFエンジンを前提に機体を開発している点に優位性があるとしている。

 しかし、航空機は納入後のサポート体制が大きく問われる。長ければ20年は使われる機体に部品を供給し続けるなど、永続的な体制が求められるからだ。すでにリージョナルジェット機市場を席巻しているエンブラエルは、機体のみならずこの点でも実績を積んでいる。

 MRJは今後試験が進めば、さらなる改良が求められる可能性がある。5度目の延期を防ぐとともに、販売を進めていく上で不可欠であるサポート体制構築も、大きな課題だ。


MRJ、強気の見通し崩さず 主翼部分が強度不足、納入を1年程度延期
SankeiBiz 12月25日(金)8時15分配信

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初飛行に成功したMRJ=愛知県豊山町(本社ヘリから、竹川禎一郎撮影)(写真:フジサンケイビジネスアイ)

 三菱重工業と三菱航空機(愛知県豊山町)は24日、愛知県春日井市で記者会見を開き、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」のANAホールディングス(HD)への初納入が2017年4~6月から1年程度遅れると発表した。主翼部分の強度不足が判明し、改修作業や試験の実施に時間がかかるためだ。ブラジルのエンブラエルが同じエンジンを搭載した同型機を20年に投入する予定で、これ以上の遅れが受注競争に影響を与える可能性もある。

 三菱航空機の森本浩通社長は会見で、「より完成度の高い機体にするため、試験項目の追加、見直しを行うため」と延期の理由を説明した。MRJの機体の強度向上やソフトウエアの改良に取り組んでいるという。さらに、岸信夫副社長は、国土交通省から安全性を認証される「型式証明」を取得するには「主翼部分の強度が不足している」と明らかにした。飛行試験の実施には問題ないとしながらも「50年ぶりの開発で想定が甘いところがあった」と述べた。

 また、今秋以降、地上走行試験を行っているが、想定よりも日数がかかり、さらに試験項目を増やす必要があるという。今後の開発スケジュールについては、日米で行う2500時間の飛行試験については、来年半ばから米国で飛行試験を実施する予定だったが、来年10~12月に先送りする。同社は18年内に型式証明の取得を目指す。

 現在、MRJは6社から計407機を受注。半分近くがキャンセル可能な契約となっているが、森本社長は「今のところ、特に影響はない」と語った。今後20年で、客席が100席以下のリージョナルジェット市場は、5000機の需要があるとされ、三菱航空機は2500機以上の受注を目指している。

 最大のライバルのエンブラエルも同型機を投入する計画。同社が新型機を投入すれば、MRJとの燃費性能の差が縮まり、市場投入の早さが競争力の優劣を分けかねない。これに対し、森本社長は会見の中で、初飛行後の引き合いが非常に増えていることを明らかにした。これまで受注できていなかった欧州の航空会社からも引き合いが来ているといい、強気の見通しを崩していない。今回の納期延期の受注活動への影響については、20年以降の引き渡しのため、「今は特に出ていない」と指摘。「機体の優位性はMRJの方が高い」との考えを改めて強調した。

 2500機以上の受注を実現し、競争を優位に進めるには、何よりもエンブラエルよりも早い市場投入が不可欠となるのは間違いない。厳しい開発スケジュールを守った上で、安全性や品質の高い開発を継続できるかどうか。日の丸ジェットの開発は正念場を迎えている。


MRJ初納入、1年延期
時事通信 12月25日(金)6時0分配信

 三菱航空機(愛知県豊山町)と親会社の三菱重工業 <7011> は24日、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」について、開発スケジュールの見直しを発表した。主翼や胴体を一部改修し強度を高めるほか、試験項目を追加するため、2017年4~6月に予定していた量産初号機の納入時期を1年程度延期し、18年半ばとした。


三菱航空機、量産初号機納入が1年遅延する「MRJ」開発状況説明会 「安全性を高めるための強度の改修を実施」
Impress Watch 12月24日(木)22時35分配信

 三菱航空機と三菱重工業は12月24日、「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」量産初号機の納入時期変更の発表を含めた開発状況説明会を実施。同説明会には三菱航空機 代表取締役社長 森本浩通氏、同取締役副社長執行役員 岸信夫氏と、三菱重工業 取締役副社長 鯨井洋一氏が出席した。

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 今回両社は、MRJ量産初号機の納入時期に関して、当初予定していた2017年第2四半期から、1年程度先となる2018年中頃に変更することを発表。同説明会では、開発を担当する岸氏からMRJ開発の最新状況と全体スケジュールの見通しについて説明がされた。

 岸氏は、2015年10月3日~11月7日に13回行なった走行試験で、「脚操舵特性」「制動特性」「走行速度領域拡大(10-120kt)」「緊急制動特性」「緊急離陸中断」を実施したことを報告。「全て良好な結果」と話した。

 11月11日、19日、27日の3回行なった飛行試験では、「離陸性能」「上昇下降性能」「着陸性能」「脚上げ/下げ」「フラップ動作特性(30-0度)」「飛行特性(0-15000ft/0-200kt)」「旋回性能」試験を実施したことを報告。これらについても、「飛行試験の後データを確認して、元々設計上想定していた内容で、期待された基本的な特性を全て確認しています」と述べた。

 岸氏は、現在実施している機体の改修について、全機静強度試験を反映し、機体強度を向上していることを明かし、「初飛行には問題ないが、その後の飛行試験でより安全性を高めるための強度の改修を実施しています。主翼の付け根の部分と胴体の改修を実施しています」と説明した。

 加えて岸氏は、「機体システムに組み込まれているソフトウェアのバージョンアップ。例えばアビオニクスの表示やフライトコントロールのソフトウェア。地上試験や飛行試験で得られた内容をより機体の完成度を高めるために、通常行なわれる改修として実施している」と話した。

 岸氏は「現在実施ている改修は(2016年の)1月の中頃には完了して、その後、時期を見て飛行を再開したい」とした。

 今回のスケジュールの変更要因について触れた岸氏は、「飛行機が完成した状態で空中を模擬する装置を繋げて地上滑走から上昇下降する、一連のシミュレートする試験を追加したことと、4月の段階では予見し難かったペダルの改修などの事項も発生した」ことを挙げた。

 3回の飛行試験を含めた初飛行までのプロセスの有効性を強調しつつ、初飛行終の飛行試験データについては、シアトル地区のエンジニアと三菱航空機のエンジニアで全体工程を見直したことを明かし、「試験の追加、試験の内容の変更を行なって、装備品のパートナーとも全体レビューを一緒に行ない、現在、我々が定めた開発スケジュールに沿って納入の約束を得ている」と話した。

 なお、一部報道によるスケジュール変更の要因について、岸氏は「ANAさんによる仕様変更の要請や、主翼の強度が不足しているためにスケジュールが変更になったのではないかといった報道がありましたが、そういった事実はございません」と、これを否定した。

 説明の締めくくりとして岸氏は、北米での飛行試験の早期実現を目指すとともに、三菱航空機本社、シアトルエンジニアリングセンター、モーゼスレイクテストセンターの3拠点の役割・体制を明確化するなど、スケジュール精度を高めるため施策を講じて、開発作業を推進していく方針を示した。

 一方、初飛行後の反響について、森本氏からは「初飛行後の商談の状況については、引き合いはここにきて増加している。かなり具体的な計画で話を進めている案件もあり、やはり初飛行の成功は大きい」とコメントした。

【トラベル Watch,椿山和雄】


受注活動に影響=量産初号機の納入延期で―三菱航空機
時事通信 2015/12/24 22:00
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 国産初の小型ジェット機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を開発している三菱航空機(愛知県豊山町)と親会社の三菱重工業は、量産初号機の納入を1年程度延期することを決めた。納入延期で受注活動に影響が出るのは必至だ。


<MRJ>納入1年延期「想定に甘いところ」…副社長発表
毎日新聞 12月24日(木)20時52分配信

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記者会見でMRJの納入延期を説明する三菱航空機の森本浩通社長(手前)と岸信夫副社長=愛知県春日井市で2015年12月24日午後4時4分、木葉健二撮影

 国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を開発する三菱航空機は24日、2017年4~6月としていた初納入を1年程度先送りし、18年半ばとすることを正式発表した。主翼の強度不足が判明したためで、納期延期は4度目。新規受注に影響しかねず、開発計画の緻密な管理がより問われそうだ。

 「我々の想定に甘いところはあった」。開発責任者である三菱航空機の岸信夫副社長は24日の記者会見でこう語った。「YS11」以来、半世紀ぶりとなる国産旅客機の開発の難しさを改めて示した。

 同社によると、国土交通省から安全性の証明を得る上で主翼の強度が不足していることが分かった。全体の計画を見直し、強度を測る地上試験の数や、今後の改修時間を確保する必要があると判断した。

 ただ、製造を担当する三菱重工業は「20年に月10機の量産を目指すことにほとんど影響はない」(鯨井洋一副社長)として、量産計画には大幅な見直しはないと説明した。

 これまでMRJは日米を中心に407機(キャンセル可能な184機を含む)を受注。現時点で納期の遅れによる取り消しはないといい、三菱航空機の森本浩通社長は「初飛行の成功は大きく、具体的な商談が進んでいる」と強調した。

 初納入先の全日本空輸は「納期の遅れは残念だが、完成度の高い安全な機体を納入してほしい」とコメント。25機の発注契約に変更予定はないという。

 今後懸念されるのは、競合する海外勢と比べ優位性が確保できるかどうかだ。

 海外勢ではブラジル・エンブラエル社がMRJと同じ最新鋭エンジンを搭載した新型機を18年以降に販売する。MRJの競合機種は20年ごろに投入される予定だが、「今後さらに想定外の不具合が出る可能性もある。MRJが20年に間に合うかどうかも予断を許さない」(元航空機メーカー幹部)との見方もあり、優位性を失うリスクは残っている。【竹地広憲】

 ◇MRJ◇

 三菱重工業の子会社、三菱航空機が開発を進める小型ジェット旅客機。三菱重工が2008年に事業化を決定し、製造を担当する。

東京-フィリピン・マニラ間、北米大陸の東西などの地域間を結ぶことを想定。初納入機として全日本空輸に引き渡す「MRJ90」は、全長35.8メートルで92人乗り。米プラット・アンド・ホイットニー社製の最新鋭エンジンを搭載し、燃費性能や騒音対策などを従来機より向上させて競争力を高めた。

 当初は11年の初飛行、13年の初納入を計画していたが、設計の見直しなどで初飛行が5回延期。今年11月11日に初飛行し、これまで計3回の飛行試験を実施している。


全日空・日航、少しでも早くMRJの納入を
時事通信 12月24日(木)20時0分配信

 三菱航空機と三菱重工業 <7011> が国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」の初号機納入時期を1年程度先に再延期したことに対し、購入を予定する全日本空輸と日本航空 <9201> は24日、「非常に残念」とそろって表明し、早期の納入実現に期待を示した。全日空はMRJを25機、日航は32機発注している。


MRJ量産初号機の納入、2017年第2四半期に1年延期
レスポンス 12月24日(木)19時11分配信

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走行試験するMRJ飛行試験初号機

三菱航空機と三菱重工業は、次世代リージョナルジェット機MRJ(ミツビシ・リージョナル・ジェット)量産初号機の納入時期を2017年第2四半期から1年程度先に変更すると発表した。

[関連写真]

納入時期を延期するのは今回が4回目。現在までに、初飛行と、その後の試験飛行で機体の基本特性が良好であることを確認しているものの、開発を加速する中、いくつかの課題があり、これらの対策について全体スケジュールを見直した結果、納入時期を延期することにした。

具体的には、これまでにエンジニアリング作業を、米国の知見者と共同で進めていく中で、より完成度の高い機体にするため、試験項目を追加するなど見直し、納入までのスケジュールに反映させた。パートナーとも全体レビューを行い、開発スケジュールに反映しているとしている。

今後、開発の進捗に合わせてスケジュール精度を高めるとしている。

また、北米での飛行試験の早期実現や、三菱航空機本社・シアトルエンジニアリングセンター・モーゼスレイクテストセンターの3拠点の役割と体制を明確化し、各種作業を加速するとしている。

《レスポンス レスポンス編集部》


MRJ、少しでも早く=納入再延期「残念」―全日空・日航
時事通信 2015/12/24 19:00

 三菱航空機と三菱重工業が国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」の初号機納入時期を1年程度先に再延期したことに対し、購入を予定する全日本空輸と日本航空は24日、「非常に残念」とそろって表明し、早期の納入実現に期待を示した。全日空はMRJを25機、日航は32機発注している。


MRJ初納入、1年延期=三菱航空機
時事通信 12月24日(木)18時55分配信

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国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」の納入延期について会見し、険しい表情を見せる三菱航空機の森本浩通社長。2017年4~6月に予定していた納入時期を「1年程度先」に延期した=24日午後、愛知県春日井市


厳しい表情の森本社長
時事通信 12月24日(木)18時55分配信

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国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」の納入延期に関する記者会見で、厳しい表情を見せる三菱航空機の森本浩通社長(左)=24日午後、愛知県春日井市


記者会見する森本社長ら
時事通信 12月24日(木)18時55分配信

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国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」の納入延期について記者会見する三菱航空機の森本浩通社長(右)ら=24日午後、愛知県春日井市


国産ジェット「MRJ」、1年の納入延期を正式発表
sorae.jp 12月24日(木)18時29分配信

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納入延期が決まった国産ジェット「MRJ」

三菱航空機と三菱重工業は2015年12月24日、次世代リージョナルジェット機「MRJ」の納入を2018年第2四半期(4月~6月)に延期すると発表しました。以前よりMRJの納入の延期は明らかにされていましたが、今回その延期幅が正式に決まったことになります。
 
両社の発表によると、MRJは機体の基本特性は良好なものの「開発を加速する中いくつかの課題を確認」したとのこと。今後は米国知見者と共同で、より完成度の高い機体の開発をすすめるとしています。前回の延期報道では一部で「主翼の強度不足」が囁かれましたが、今回の発表ではその点についての言及はありませんでした。
 
MRJは初となる国産ジェット旅客機で、日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)を含め世界から400機を超える注文を受けています。すでに今年11月には初飛行を成功させているものの、今後は2500時間の飛行試験を終わらせ、さらに型式証明を取得取得する必要があります。
 
今回の納入延期は世界の航空会社、特に近日中の保有機体のリプレイスを期待し、2017年のMRJ導入を計画していたANAへの影響が大きそうです。ライバルとなるブラジルのエンブラル社も2018年に新型旅客機をローンチ予定となっており、「MRJの2018年の納入開始」は絶対に遅らせることのできないラインになりそうです。


三菱重工、MRJの顧客納入スケジュールを1年延期の決定
2015年12月24日(木)17時0分配信 コンポジット

三菱重工 <7011> は24日、子会社の三菱航空機で進めている戦後初の国産ジェット旅客機「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」の最初の顧客向け納入スケジュールを2017年第2四半期から1年程、先延ばしする決定を行ったことを発表した。

同社では、納入スケジュールを1年延期する決定を下した理由については、

現在までに、初飛行及びその後の試験飛行で機体の基本特性が良好であることを確認しておりますが、開発を加速する中いくつかの課題を認識し、これらの対策及び以下の観点を含め、全体スケジュールのレビューを行い、スケジュールを変更しました。
具体的には、これまでにエンジニアリング作業を米国知見者と共同で進めていく中で、より完成度の高い機体にするため、試験項目の追加・見直しを行い、これらを納入までのスケジュールに反映致しました。

とコメントしている。
当初の2017年第2四半期という納入スケジュールは、2012年7月に再スケジュールされたものとなっていた。


三菱航空機、「MRJ」量産初号機の納期を1年延期 2017年第2四半期から2018年へ
Impress Watch 12月24日(木)16時50分配信

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写真:Impress Watch

 三菱航空機は12月24日、国産リージョナルジェット旅客機「MRJ」の量産初号機の納入時期を、2017年第2四半期から1年程度延期すると発表した。

 MRJは、11月11日に初飛行を実施。三菱航空機によると、その後の試験飛行で機体の基本特性が良好であることを確認しているが、開発を加速するなか、いくつかの課題を認識し、全体スケジュールのレビューを行なった結果、延期するに至ったという。

 今後は、開発のマイルストン管理を行ない、進捗に合わせてスケジュール精度を高めていくという。また、北米での飛行試験の早期実現、三菱航空機本社、シアトルエンジニアリングセンター、モーゼスレイクテストセンターの役割と体制を明確化し、各種作業の加速などの施策を講じて開発作業を推進していくとのこと。

【トラベル Watch,柴田 進】


MRJ初納入、1年延期=開発スケジュール見直し―三菱航空機
時事通信 12月24日(木)16時32分配信

 三菱航空機(愛知県豊山町)と親会社の三菱重工業は24日、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」について、開発スケジュールの見直しを発表した。2017年4~6月に予定していた量産初号機の納入時期を「1年程度先」に延期した。今年11月11日の初飛行成功から1カ月半での計画変更となった。
 納入延期はこれで4回目。国土交通省から運航に必要な型式証明を取得するには、日米で計2500時間に及ぶ飛行試験を実施する必要がある。両社は、初飛行とその後の飛行試験で得られたデータ解析などを行い、「機体の基本特性は良好だが、開発を加速する中でいくつかの課題を認識した」と指摘。「完成度の高い機体にするため、試験項目の追加、見直しを行う」と納入延期の理由を説明した。
 両社は初飛行をきっかけにMRJの受注拡大に弾みをつける考えだったが、納入先延ばしによる影響が懸念される。


MRJ、ANAへの初号機納入を1年程延期「開発を加速する中でいくつかの課題」
2015年12月24日(木)16時27分配信 マイナビニュース

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写真提供:マイナビニュース

三菱航空機と三菱重工業は12月24日、次世代リージョナルジェット機 MRJ(Mitsubishi RegionalJet)の量産初号機の納入時期に関して、2017年第2四半期から1年程度先延ばしすることを発表した。今回の発表で納入延期は5回目となる。

MRJに関しては11月11日に実施された試験初号機の初飛行、また、11月19日と27日に実施された飛行試験も踏まえた試験を行っており、機体の基本特性が良好であることを確認している。しかし、同社は開発を加速する中でいくつかの課題を認識し、これらの対策のために全体スケジュールのレビューを行い、スケジュールを変更した。

具体的には、これまでにエンジニアリング作業を米国知見者と共同で進めていく中で、より完成度の高い機体にするため、試験項目の追加・見直しを行う。なお、パートナーとも全体レビューを行い、開発スケジュールに反映していく。

今後、開発マイルストン管理を行い、進捗に合わせてスケジュール精度を高めていくとしている。また、北米での飛行試験の早期実現、3拠点(三菱航空機本社・シアトルエンジニアリングセンター・モーゼスレイクテストセンター)の役割・体制を明確化し、各種作業の加速など施策を講じて、開発作業を推進していく。

同社は今回の発表に関して、「これらにより、安全・安心で完成度の高い機体と高品質なサービスをお客様に提供することを目指します」とコメントしている。

ローンチカスタマーであるANAは、2008年3月に25機(確定15機、オプション10機)を発注。飛行試験機5号機はANAの塗装仕様にて、国内での飛行試験を実施する見通しとなっている。また、JALも2015年1月に32機を確定発注しており、JALへの納入は2021年開始を目指している。

またMRJ開発に関して、愛知県も大村秀章愛知県知事等が12月16日に石井啓一国土交通大臣に対し、型式証明の取得に向け審査能力の充実を図ること、また今後、米国を中心に実施するMRJ飛行試験の技術審査に係る経費など必要な予算を確保に向け、要望活動を行っている。

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MRJ納入時期、2017年第2四半期から1年程度延期=三菱重工
ロイター 12月24日(木)16時24分配信

[東京 24日 ロイター] - 三菱重工業<7011.T>は24日、子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)が開発を進めている国産初のジェット旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット)について、第1号機の納入時期を2017年第2四半期から1年程度延期すると発表した。納入時期の延期は今回で4回目となる。

これまで初飛行やその後の試験飛行で基本特性が良好であることを確認しているものの、開発を加速する中でいくつかの課題を認識し、対策などを含めて全体のスケジュールを見直し、延期を決めたという。

MRJ第一号機は2017年4─6月にANAホールディングス<7011.T>に引き渡される予定だった。


三菱重:MRJ初納入「1年程度」延期、4度目-試験項目の追加など
Bloomberg 12月24日(木)16時19分配信

    (ブルームバーグ):国産初のジェット旅客機となる三菱リージョナルジェット(MRJ)の初納入予定が2018年に延期された。従来は17年4-6月としており、4度目の納入延期となる。開発中の課題を認識したことから、全体スケジュールを見直した。

開発している三菱航空機と親会社三菱重工業の連名の発表資料によると、納入は「1年程度」延期される。「エンジニアリング作業を米国知見者と共同で進めていく中で、より完成度の高い機体にするため、試験項目の追加・見直しを行い、これらを納入までのスケジュールに反映」したという。これまでに国内外6社から407機を受注しており、最初の納入先は計25機(うちキャンセル可能なオプションが10機)を発注したANAホールディングス。

最新の騒音基準や燃費性能などを武器に世界の航空機市場に向けて羽ばたくことを目指すMRJは先月に初飛行を成功させた。参入するのは、ハブ空港から地方への移動などに使用される100席以下の旅客機の市場。ブラジル航空機メーカーのエンブラエルやカナダのボンバルディアの小型機が直接の競合相手となる。

MRJは現在試験飛行を繰り返し、航空機として設計や製造過程が安全性及び環境適合性の基準を満たすことを示す型式証明の取得を目指している。

コンサルティング会社アリックスパートナーズのバイスプレジデント、上野正雄氏は、4度目の遅れは販売に大きな影響があると英語でのインタビューで述べた。一方で、発注した航空各社はMRJの燃費性能を信用しており、発注の取り消しは心配ないという。

200機を発注(うちオプションが100機)している米スカイウェストは、ブルームバーグの問い合わせに対し、MRJ購入計画に変更はないと電子メールで回答した。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 Chris Cooper ,ccooper1@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 ;
Anand Krishnamoorthy
宮沢祐介, 浅井秀樹 ,yokubo1@bloomberg.net,anandk@bloomberg.net


MRJの全日空への納入時期、1年程度延期
読売新聞 12月24日(木)16時18分配信

 国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を開発している三菱航空機は24日、MRJの量産1号機を全日本空輸に納入する時期について、予定していた2017年4~6月から1年程度延期すると発表した。

 納入の延期は4回目。

 MRJは11月に初飛行した。これまでに初飛行を含めて計3回の飛行試験を行った。三菱航空機は試験データを分析した結果、機体の強度向上やソフトウェアのバージョンアップなどの改修を進めていると発表した。

 MRJは座席数が70~90程度の小型ジェット機で、国内外の航空会社6社から計407機を受注している。


MRJの初号機、1年納入延期 18年4-6月期にANAへ
Aviation Wire 12月24日(木)16時0分配信

Mrjab
県営名古屋空港を離陸し初飛行するMRJの飛行試験初号機=11月11日9時35分 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
 三菱航空機と三菱重工業(7011)は12月24日、国産初のジェット旅客機「MRJ」の引き渡し開始を2018年4-6月期に延期すると発表した。量産初号機を受領する全日本空輸(ANA/NH)にとなり、これまでの2017年4-6月期より1年遅れる。

【MRJの変更後の開発スケジュール表】

 MRJは11月11日、飛行試験初号機(登録番号JA21MJ)が初飛行に成功。その後、19日に2回目の、27日に3回目の試験飛行を同じ機体で行っている。

 これまでの発表では、初号機は2016年4-6月期をめどに、米ワシントン州モーゼスレイクで飛行試験を開始。5機の飛行試験機で試験を進め、2017年前半には機体の安全性を証明する、国土交通省航空局(JCAB)による型式証明を取得し、2017年4-6月期に量産初号機をANAへ引き渡す計画だった。

 ANAを傘下に持つANAホールディングス(9202)では、主に今後退役するボーイング737-500型機(126席)の運航路線に、MRJの投入を計画している。11月27日時点で737-500は18機保有しており、MRJは25機(確定15機、オプション10機)を2008年3月27日に発注している。

 ANAホールディングスの片野坂真哉社長は、今年4月のAviation Wireのインタビューに対し、「“二度あることは三度ある”と言うが、だから三度あった。「四」ということわざはないので、4回目はないだろう」と、期待感を示していた。


MRJ、ANAへの初号機納入時期など今後の予定や最新状況を12月24日に発表
2015年12月22日(火)16時33分配信 マイナビニュース

Mrjm
写真提供:マイナビニュース

三菱航空機および三菱重工業は12月24日16時より、次世代リージョナルジェット機であるMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の最新状況、ならびに今後のスケジュールの見直しに関して、愛知県で説明会を開催する。

今後のスケジュールに関しては「レビュー結果を踏まえ」て説明するとしており、ANAへの初号機納入時期も予定している2017年第2四半期から延期される見通しとなっている。今回のスケジュールの見直しは、11月11日に実施された試験初号機の初飛行、また、11月19日と27日に実施された飛行試験も踏まえた試験工程を参考に行うとしている。

ローンチカスタマーであるANAは、2008年3月に25機(確定15機、オプション10機)を発注。飛行試験機5号機はANAの塗装仕様にて、国内での飛行試験を実施する見通しとなっている。また、JALも2015年1月に32機を確定発注しており、JALへの納入は2021年に開始される予定となっている。

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